164 冷たい校舎村3-2
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/* あーもう ちくしょう 校舎村BEキツ過ぎ
(-104) 2015/07/15(Wed) 19時頃
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[ 笑われてしまったから、 なんだか恥ずかしくなって。 やっぱり視線は、窓の外を向いたまま。
でもきっと、悪いものじゃないだろうし。 佐久間自身も、あの世界に行けて、 自分と同じ様な思いを、したのだろうから。 それが分かって、なんとなく自分も、微笑んだ。 ]
(+50) 2015/07/15(Wed) 19時頃
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[ そして、投げた問いには。 ]
――そうなの。
[ 驚きはあれど、声は柔い。 免罪符、なんて答えが返ってくると思わなかった。 ただ、申し訳なさそうな返事だったから、 きっと、何かあるんだろう。
流石にその"何か"までは、聞こうとはしない。 なりきれなかった自分が、 救えるものかも分からないのに、なんて思うから。 そこは少し、自分のずるいところ、かもしれない。 ]
(+51) 2015/07/15(Wed) 19時頃
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[ と、答えて丁度。 携帯のランプが光ったから、 佐久間に「東彩からだ」と告げて、内容を追う。 ]
…お帰りなさい、だって。 千佳子と月詠と、別所と。 あと来夏も、病院に向かってるみたい。
[ そう言って、顔を上げる。 月がいやに丸くて――なんだか、目を逸らしたくなって。 視線を下げて、街並みを見ていれば。 ]
あ、――着いた。 お母さん、其処お願い。
[ その内に、夜を走る車は、 白い明かりのある病院へと、たどり着く** ]
(+52) 2015/07/15(Wed) 19時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/07/15(Wed) 19時頃
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気にしなくて、良かったのに。 こんな時にさあ、
[ 差し出されたハンカチ。 涙を堪えるみたいに、強く握りしめた。 その上から、込められた力に、 やっぱり、泣いてしまいそうだ。]
次、会ったとき、 ただで済むと思うなよ、おまえ、
[ ばかやろう。 最後には笑え。そう唱えたのに、 最後になって、声は掠れて、涙は零れるんだから、 まったく、嫌になってしまう。*]
(86) 2015/07/15(Wed) 19時頃
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── 現在:3F生徒会室 ──
[ 柏原>>83に便乗するように、 階段を上った。行き先、なんとなく、分かるよ。 一度見つかった場所に、 何度も隠れる人じゃないでしょう。]
……志乃さん。
[ 派手にやったなあ、というのは的はずれかも。 ただ、それはすぐに見つかった。 痛々しい姿で、こどもみたいに背を丸めて、]
── 、おやすみ。
[ 毛布なんて上等なものは見当たらなかったので、 丸まった背に、自分の上着をかけておく。
すぐに帰るよ。約束は、守れないけど。]
(87) 2015/07/15(Wed) 19時半頃
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── 現在:昇降口 ──
[ また、そこを後にする。 昇降口に立つ。もう泣かない。 さようなら。きっと、もうここに来ることはない。**]
(88) 2015/07/15(Wed) 19時半頃
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東彩から、着信あった。 みんな、向かってるんだ。
[上がった名前は、マネキンになった人たちばかりで。 やっぱりマネキンは、帰った人だったのだろう。 ということは、自分もマネキンになったのだろうか。少し興味がある。
そんな会話をしている間に目的地が見えてきた。 葛城のお母さんに丁寧に頭を下げる。徒歩のままなら、きっと今でも寒空の下に居たに違いない。
止まった車を降りて、外に出た。 立ち止まって空を見る。 どうか、七五三に穏やかさが訪れますよう。
それだけを願う。*]
(+53) 2015/07/15(Wed) 19時半頃
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/* 佐久間は持たざるものの絶望だったけれど、七五三は持てなくなったものの絶望だったのかな
最初から持っていないから無くさないけれど、持ってる幸福は今までもこれからも知ることはない。
七五三は、持ってる幸福を知るからこそ、失った絶望が強い。
佐久間が最終日生存だったら、多分「俺もここに残りたい」って言ってた。 多少意図的に前向かせてはいる
(-105) 2015/07/15(Wed) 20時頃
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/* >>+21 好意じゃない、厚意だ\(^o^)/ あと、東彩くんの心の霧は晴れたかって問いの返事は>>+31の「うん」のつもりだった……。しかし句点で次の文章続けたら確かに分かりにくいなコレ。
少しだけ書きたいことあるけど、着席エピ前に間に合うかなー?
(-106) 2015/07/15(Wed) 20時半頃
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/* (これコミット意味ないのでは……?)
(-107) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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/* 箱が使い物にならないほどおっもい……。
うにゃっと考えてる間にマネキン発見されてた、よかった
(-108) 2015/07/15(Wed) 21時頃
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[いつまで経っても泣き止まないまま立ち尽くして、涼介くんと話す、律くんと瑠希くんを見る。 2人もきっと、この結末を苦々しく噛み締めてる。
今ここにいない、みんなもきっと。 絶対に納得なんてしないだろう。
初恋を諦めて、友人として考えても、やっぱり最後まで肯定したくはなかった。 どう見たって、この選択はカッコよくはない。 覚悟とかそういうのよりも大事なことだってあるし、きっといろんな人のこれからに影響を及ぼすだろう。
――観客のいない舞台に1人残ることが、どれだけ寂しいことなのか。 そんなの、想像させないでほしかった。
……そういう考えも、想いも、全部あたしのエゴだから、口にはせずに飲み込む。]
(89) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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[窓の外の雪は、音を飲み込んで静かに降り積もる。]
……ここから出られないってことは、雪合戦もできないんだからね。 絶対、後悔するよ。
[>>1:32――ここに来たばかりの時に、雪を見てはしゃいで、閉ざされた扉に阻まれたことを思い出す。 些細なことすぎて、あまりにくだらない脅しに、自分でも笑いそうになる。
でも、もう。 彼がどんなに寂しくても、遊ぶ相手を欲しても、誰にも手は出せないんだ。 だから、祈る外ない。]
元気でね。
[どうか彼がこの選択に、後悔することはあっても、幸せでありますようにと。]
(90) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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― 昇降口 ―
[>>83>>87帰る前にマネキンを探しに行くと言った2人が戻るのを待つ。 いくら頑張っても涙が溢れてくる赤い目で誰かと一緒にいるのは憚られたから、同行はしなかった。
昇降口を前にして、感じるのは、ここの扉はもう開かれているということ。 ここにいるべきではない者を、元の世界へと導いてくれるだろうということ。
永遠に降り止まない雪は、白くて。見ているだけで寒さを感じさせる。]
(91) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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[やがて戻ってきた律くんと瑠希くんを出迎えて。 忘れ物はない? と確認する。
そして、この世界の主が見送りに来てくれていてもいなくても、振り返るのは1回だけ。 扉を開いて、後はもう、迷わずに白い世界を歩いていく。
――さよなら、君の世界。
これからのあたしがどうなっていくかは、分からないけど。 確実に変わらないだろうと言えることがひとつある。
あたしは雪が嫌いで、本当の名前に含まれる“冬”の字も嫌い。
雪に囲まれた、この景色を。 あたしが独りぼっちになったあの日のような、寂しくて、息が詰まりそうになるこの景色を。
好きになることは、決してない。**]
(92) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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[>>+4 5ふいに、耳へと伝わる声に 前を向いていた視線を隣へ。 腕に優しく触れ、微笑む東彩に目元を和らげる]
うん、そうだね。
[最後に別れて一日も経っていないのに、 早く皆の顔が見たいなぁ、なんて思う。
そして病院の入口へと向かう道すがら。 何気なく見上げた、雲ひとつない夜空。
冬の星座が黒い空を彩り、 中天にかかる月を見て ―― 目を見開く]
(+54) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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忘れ物はない? みんな、気をつけて。 ワガママを、聞いてくれてありがとう。
(93) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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[ 帰りはタクシーでも使うよ、と。 そう言えば、渋々ではあったけれど、 車は去って行った。
佐久間の横に立って、だけど空は見られない。 足元、雪の積もっていない地面を、 ただ暫く、じいと、見つめる。
生死の境を彷徨って、自分たちを呼んだ七五三。 夏休みに会った際、大丈夫だな、と。 そう呟いていたあの時から、 もう彼は――、もしかしたら。
あれは、あの学校は。 最後の舞台だったのだろうか。 ]
……行こう。
[ 苦い表情で前を向いて、佐久間に告げる。 足取りは重い。だけど、確かに、進んでいく* ]
(+55) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[ 満月の隣
寄り添うように座する
赤き添え星 ]
(+56) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[ 大きく息を吸って、精一杯の力をこめて]
(94) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[ ―― 人が死ぬ不吉な前兆って言われてるんだ
冷たい風が、ザァと吹き抜ける。
呪いの言葉を振り払うように 東彩に気付かれぬよう軽く首を振って、 彼と共に病院の中へと、足早に進む]
(+57) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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じゃあな!
[ *背中を、押した* ]
(95) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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/* あっ、ちょっ、つくよちゃん……!
(-109) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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/* そんなのろい!!気にしなくていいからね!!!(ひっし
(-110) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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/*エピでホストはどうするのかなーって思って。 期待して待ってる!
(-111) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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/* 何とか間に合って良かった……。 さようなら七五三くん!!(☍﹏⁰)
(-112) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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[ ―――入る瞬間。
背を、押される感覚がして、振り向くけれど。 その温もりは、もう、感じられない* ]
(+58) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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/* 最初見たとき、「しちごさんくん?」とか思ってさーせんでした!!
(-113) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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/* 志乃ちゃんの人はいつもなんだかこういう重ね合わせがうまいな……いやてらひなのあれは偶然か
(-114) 2015/07/15(Wed) 22時頃
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