162 冷たい校舎村3-1
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/* 帆北ーーーーーーーーーーーー あと織部も悩み回収できてますか!!!!
(-83) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* えりすさんがオーレリアチップで再生されていている
(-84) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* (個人のイメージです)
(-85) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[この空間での心残りが全て片付けば。 いよいよ、4人揃って昇降口へ向かうだろう。
前に立つこともせず、横並びで歩く。 俺の大きな背中で覆い隠すべきものは、きっともうない。*]
(94) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[ふと、顔を上げる。 鏡の中、少年のような、澄んだ瞳が、あたしを射抜く。
ああ、ああ。この子なら知ってる。ずっとよく知ってる。 これがあたしだ。外聞も、見栄も、何も知らなかった頃のあたしだ。
──なんで、ねえ。そんな軽蔑した目をしないで。]
(-86) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[ああ、そうか。 お腹が空いたら戦えないもんね。そうか、そうだ。 食べなくちゃ。食べなくちゃ、あたし。 あたし、は、あたしらしく。 食べなくちゃ。]
(-87) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[放課後、だらだらゲームをして過ごした、その帰り道。 コンビニ寄らして、って、ふたりを引きずり込んだ先で、アイスを買った。 お行儀悪く、道中、それを食べながら、 先生のものまねとか、明日に迫った小テストとか、 そんな、下らない話をしながら、歩いて、いて。]
『ねぇ、あれ、ナナオじゃない?』 『うそぉ、まだやってんの、あいつ』
[届くか届かないか。そのくらいの声量で吐かれた言葉が、突き刺さった。 上書きするように、かき消すように、声量を上げて笑う。 ふたりに、気付かれないように。あたしが、羞恥に死んでしまわないように。
──ねえ、まだやってんの、って、何? あたし、そんな、笑われるようなこと、した? あたしは、男の子と並んで歩くのさえ、許してもらえないの?]
(-88) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[違うよ、あたしが好きなのは、野球ってスポーツで、 それを一緒にプレイしてくれる、チームメイトや、監督だ。
あの時、言えなかった言葉は、きっと、ひとつの正しい回答で、 だけど、今のあたしに同じことを尋ねるひとがいたら、きっと答えは違う。
──ちがうよ。 ちがうよ、あたし。女の子になれない、半端者なんだよ。 それだけ、だ。]
(-89) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* 供養供養! 全部メモの断片で繋がりとか特にないです!
(-90) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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──昇降口──
[4人、並んで昇降口に辿り着く。 扉に手をかけて、押し開ける。 容易く扉は開いて、そのあまりの軽さに一瞬だけ足が止まった。 小さく息を吐いて、校舎を振り返る。
帰ったら、……そもそも、ちゃんと病院に運んでもらってるんだろうか。 今更ながら、一体どこに返されるのだろうと少しだけ不安が過ったけれど、まあ、それも、仕方のない話だ。 それから、みんなにきちんと謝って、未来のことだって考えなくちゃいけない。 やるべきことは、たくさんあった。 そのひとつひとつを、他でもない自分がやらなくちゃいけないのだと思ったら、身体が少し重くなる。 けれど、それは、心地よい重みだと思った。]
(95) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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……じゃあ、行くね。
[最後まで、隣にいてくれた友人たちに向かって、声をかける。
前を向く。 夜が来て、朝が来て昼が来て、また夜が来て。 きちんと巡りながら、それでも確実に時を進める、帰るべき場所へと、踏み出した**]
(96) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[ また、新たにやって来たクラスメイトに手を振りつつ、 もう片方の手で、携帯を弄ぶ。 流石に使用が可能な場所とはいえ、 頻繁に起動させる訳にもいかなくて。
かと言って、 あそこにいた誰かから連絡が来たら、と思うと、 どうにもここから動けなくて。 だからだろう。 視線は入口と、秋野の居るだろう手術室とを、 いったりきたり、忙しない。 ]
(+32) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[ 気持ちばっかり忙しくて、 ああ、どうして戻っちゃったのかな、なんて。 そう思ってしまうことはあるんだ、正直。
でも、まだ皆があの学校にいるのなら、 皆なら、彼と一緒に戻ってこられるよね、って。
そんな気持ちや、信じたいっていう、 誰かの為の願いも、確かにあった。 ]
(+33) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* 〆! いろいろと拙くて反省点も多々ありましたが、思い入れのある原作、そして村シリーズで、狼という憧れの役職をやらせて頂けましたこと、とても嬉しかったです。ありがとうございました! それでは、また、エピローグでもどうぞよろしくお願い致します。
(-91) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* ……いがいたい(台無し
(-92) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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――病院――
[息を切らせて駆け込んできた病院には、既に級友達が集まりつつある様子だった。
手術中のランプが灯る、手術室の手前の廊下。 そこに重たい足取りで歩み寄り、胸元でぎゅっと手を組み合わせる。
どうして、と、道中何度も繰り返した問いを飲み下した。 それはきっと、本人に聞かなければわからない。
恵冬たちが、無遠慮に踏み込んで良いことなのかどうかも]
(+34) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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……秋野くん、戻ってきてくれるよね?
[代わりに、誰に問うでもなく祈るような言葉を口にする。 手術室の扉に視線を据えて、その向こう側にいる彼が助かりますようにと願った。
みんなと共に過ごしたあの校舎での時間が、彼を繋ぎとめる楔になってくれるようにと。
彼は人を傷つけることをよしとするタイプではない。 だからきっと、こうして彼を失う事で悲しむ仲間がいるのなら、戻ってきてくれるはずだ。
今こうして手術室の前に立っていると、そう信じなければ握った手が震えてしまいそうだった。 いつもクラスにいて当たり前だと思っていた級友が、あっけなくいなくなってしまう可能性。
その事実が、ずっしりと重たくのしかかる]
(+35) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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/* うむ、これで〆でいいかな。 もう言うべきこともないし
(-93) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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/* 最後の最後で見出し表示忘れてんな……
(-94) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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─昇降口─
うん、いつでもいいよ。
[扉が開く。その瞬間は、僅かに息をのんだ。 たったの二日前、あるいは、今朝。 開かない扉を前に、途方に暮れたことがふと脳裏を過って、 ……なんだか、今になると少しおかしくて、くすりと笑ってしまう。
扉のその先には、眩い光が待ち構えていた。 眩しい。目を細める。陽の光が、暖かかった。 隣で、ひょろりとした長い影が、一歩を踏み出す。
続くように足を踏み出しながら、 やっぱり、笑みが溢れるのを抑えられなかった。]
(97) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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──おかえり、秋野!
[フライングかなあ。 そう思いながら紡いだ言葉は、 あたたかな光の中に溶けて、そして──**]
(98) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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/* 秋野で地上〆の方がいいかなあとも思ったんだけど、 やっぱりちょっと自分の分が中途半端なのでぶっこみます!失礼!
(-95) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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[ そうして何度、視線をやっただろうか。 気持ちが急くものだから、 つい、癖でいつもの呪文を唱えようとして、 だけど、ううん、と首を振ることも、繰り返して。
……そして、とうとう。 ]
(+36) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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[どれ程待っただろうか。
何か姿勢を取るわけでもなく、ただ静かにその時を待っていた。
そして、――]
(+37) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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[ ―――"手術中"と表示されているランプが、消えて。 暫しの静寂の後、扉が開かれた* ]
(+38) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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/* あっ って思ったけど繋がったぽいから結果オーライということで…!
(-96) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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/* なんてタイミングであがってしまったんだ すいません
(-97) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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―昇降口―
[昇降口の扉は、まるで何もなかったみたいに、いとも容易く開いて。 そうして、その向こうに足を踏み入れる。
扉の向こうの世界はどこか不透明で、何があるかも分からない。 けれど、ためらうことなく、その世界に飛び込んで。
――暗転**]
(99) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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/* 胃が……
(-98) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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/* おかえり、みんな!
(-99) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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