267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】
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( …かんがえておけばよかったなぁ )
(+29) 2019/06/19(Wed) 13時半頃
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こんな世界の中でも生きていく理由より 残すひとかけらの方がきっと思いつけたのに。 せんせいにとってただの数字でしかなくても、 僕にとっては違う…そんな温度差があった。 ・・・
(+30) 2019/06/19(Wed) 13時半頃
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もしもせんせいが近くにいたなら、 今にも砕けそうな身体を伸ばそうとしました。 グローブ越しでも僕から触れてみたかったのは、 もう随分と■めていた心のように思います。
(+31) 2019/06/19(Wed) 13時半頃
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だけど、
陸地に打ち上げられた海の生き物は 自分自身の重さに耐えられなかったり 海に比べて高くなる体温で■ぬそうなので、 僕の腕も同じくように割れてしまったかも。
倒れてしまったのか、別の音なのか ガシャン、と軽くて耳障りな響きと共に 暗いところに沈んでいった意識と視界は、 その先の出来事を僕から隠したのです。**
(+32) 2019/06/19(Wed) 14時頃
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chian 俺の親は、瀝青 だったらしいんだよね。
空想を形にして、死に行くことが出来るなら、 うつくしく死んだって良かったンだろに、
(69) 2019/06/19(Wed) 14時頃
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[ ちぃさな舌先の、 更にちぃさな種子を、 惹かれる碧色が、唯、 見詰めていて
きっと、 願いが込められた、星ひとつぶ。
瞳を通り過ぎ、 行方を顕にした其れか、 …なんて、 fantasyな "空想"だ。]
(70) 2019/06/19(Wed) 14時頃
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──── きっと、 綺麗には死ねないンだよ。
(-6) 2019/06/19(Wed) 14時頃
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[ 名前以外に残された、 唯一の 呪い。
産み落とされた直後には、 唯、黒色の液体として溶け落ちた彼女から、 ……… 祝いは、 あったのだろか。
舌先にゆびさきを伸ばした。 ちぃさな其れが落とされるのが先か、 摘み上げられるのが先か、 ──────]
(71) 2019/06/19(Wed) 14時頃
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──── でもね、しらぎくさん。
もし貴女が信じてくれるなら、 ……"この" 死に抜く流星に、願うなら、
きっと 貴女の病は治るよ。
(72) 2019/06/19(Wed) 14時頃
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[ 指先の其れを、 夜空に掲げ、 空を翔しらすよに踊らせた。
( 疾にさえ嫌われた己は、 何を 犠牲にするのだろう。 )
( 嗚呼、 酷く無責任な男だ! ひとの病に乗っかって、 誰かへ総てを押し付けてしまって! )
──── 微かに わらっていた。
何れまた、 星が降ると同時、 光を 呑む様に、 **]
(73) 2019/06/19(Wed) 14時頃
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或る夜だ。
(74) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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「 中庭、荒れ放題じゃ無いですか 」 「 陽が出てないから来てみたのに 」
─── 担当していたXX番が部屋から消えていたから、 てっきり何かに成って死んだものかと思っていた。
きみは植物のようだ、と 部屋から出てこない彼女へ、最初に告げたのは私だった。 故に、花でも咲いているかと期待したところもあったが、
(75) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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「 せんせい 」
─── 私を呼ぶ彼女は未だ女に成る前で、 手入れもされていない中庭で 不機嫌を露わに 私をせんせいと呼んだ。
しらぎくいろの指先が、 適当な葉を摘まむ。
(76) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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「 此処には人間のせんせいしかいないのかしら 」 「 植物なんてちっとも興味無いけれど 」 「 どうせ皆死んでしまうのだったら 」 「 死ぬ前に綺麗な物でも見せてあげれば良いのに 」
にんげんのせんせい、は 数えるほどしか居ないと、彼女は知らない。 ( 私だってそうだ! ) 只 彼女に其れを教える意味も無いから、 私はスカートの埃を払って、 低い、黒を見下ろし、
(77) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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「 植物のせんせいでも呼んだらどうですか? 」 「 きっと、そうですね、……綺麗に成ったのなら、 」
(78) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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「 十年経って、さくらが咲くようになります 」
(79) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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もう彼女は覚えていない何時かの話で、 思い出す頃には私も何処かで死んでいる。
星は 降らない。
*
(80) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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[ ほし ひとつぶ。 掬い上げられて、 ]
(81) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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[ 碧の向こうへ また、ほしを見る。 文字通り命を抱く白菊に囲まれた場所のなか、
ひとつ、ふたつ、瞬きを繰り返し、 ちぃさな流星へと視線を移し、 ]
(82) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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せんせい、 ちゃんとにんげんのせんせいなのね。 てっきりこのまま 植物に成ればって ……悪いけど 願われるかと思ってたわ。
[ ひとつだけ、正直な感想。 ……失礼かもしれないけれど、こんな驚いた顔も、 わたしは滅多にしたことが無かった。 ]
(83) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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─── そうね、なら、
[ ちぃさな、ゆびおり、 ]
片目が無くて、 もう 脚も動かなくて、 わたしの殆ど、白菊が取っていったから、 きっと、身体だってこのままよ。
(84) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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[ たとえ 治ったところで、 なにもかも戻るような、 都合の良い世界に生きている自覚は、無いから、
そんな身体に戻ったところで、 ゆびおり数えた それらを ほしに差し出したところで、……
わらう 表情と反対に、片方の黒は重たく、 手元の白菊にほしが落ち行く。 ]
(85) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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…………、 植物には、きっと、成れないけれど、 綺麗に死ぬことくらいは 願ってあげるわ。
[ はなびらいちまい ゆびさきで取る。 ─── 空想、ほしの辿り着いた先だ。
いちまいを空に走らせようとして、 ……バランスを崩してやめてしまったので、 代わりに正面、碧を背景に見立てて、上げるように。 ]
(86) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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せんせい、たとえば、 そんな 酷い有様で生き延びたとして、 せんせいも、綺麗に死ぬまで生きられたとして、
─────── 、
(87) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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それでも生きる理由って 此処にあるかしら。
(-7) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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[ はなびらにまた ほしが おち、
─── きっとこたえを求めるよう に、 碧を 見上げていた。 ]
(88) 2019/06/19(Wed) 22時頃
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白菊会 ミサは、メモを貼った。
2019/06/19(Wed) 22時頃
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/*
ざっくり 物理的な植物人間 だけど しょくぶつ なえどこ ようぶん
のまざったような
植物なの突発的に決めたけど しらぎくのことはぜんぜん考えてなくて しらぎくさんと言われて自分の肩書き植物だ!!!!!!!!!!!!!!ってなったやつ
(-8) 2019/06/19(Wed) 23時半頃
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せんせいがずっとしらぎく呼びなのすきです
(-9) 2019/06/19(Wed) 23時半頃
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片目が花なのと種吐くのは やってるうちにやりたくなったから まんぞくしています……
(-10) 2019/06/19(Wed) 23時半頃
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せんせい むりせず ねてね……!
(-11) 2019/06/20(Thu) 00時半頃
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