250 ─ 大病院の手紙村 ─
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[ 啓之は大きく伸びをして、 昨日購入した封筒と、 業務で稀に使用するA4の茶封筒を手にする。 ]
(81) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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[ 意図せず消えた退部届は、 皺が伸ばされ、君の手許へと返ってきた。
大き目の茶封筒の表や裏には、何も書かれていない。 花丸のシールで簡易的に留められたそれの中身は、 クリアファイルに入った退部届と添えられたメモだ。 ]
(-69) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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私の許に偶然届いていました。 リ・ジアンさまは、 きっとあなたの許に返してくれるでしょう。
たまたま繋がった縁。 知ってしまったからには、 大人として一つアドバイスを贈ります。 おせっかいだと思って、聞き流してくれて構いません。
貴女の心に従って、行動されますように。 後悔しない選択を。
(-70) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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[誰一人見ることの無かったその笑みは ただひたすらに幸福を湛えていた。]
(82) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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[ 君に届くのは、白い封筒だ。 シンプルなヤギの柄が入っている。 同封されているのは、 君が失くしてしまった日記帳の一ページ。
癖字でかかれた文字は少し読みづらいかもしれない。 ]
(-71) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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こんにちは、初めまして。 八国さん、私は一期崎(いちござき)と言います。
最近病院内で多く噂されているリ・ジアンさまは、 知っていますか? リ・ジアンさまがあなたの日記を一枚、 さらってしまったみたいだから、お返ししますね。
喫茶店 蜂蜜には、私もよくお世話になっています。 今なら、洋ナシのタルトがおすすめですよ。
(-72) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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忘れちゃうことは、寂しいですね。 でも、裏返しにしたら、 いつでも新しい体験をできるとも捉えられますね。
お名前の練習もえらいですね。 担当のお医者さんのいうことも、 きちんと聞いてあげてくださいね。 マイさんにも、よろしくお願いします。
(-73) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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/* るいくんをサンドウィッチの具にしてしまった。 もぐ。
めいめるやで逆に送るところだった……はゎ……危ない。
(-74) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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[表の宛名には、私の苗字が書かれている。 なんだろう、と。なんの気なしにひっくり返せば 裏に書かれた苺の絵に、無意識に頬が緩んだ。]
絵を描く人に悪い人はいない、と。
[封を開けて手紙を開いた時こそ、 少しの緊張はあっても、そのぐらいだった。
だがーーーその後。 私は暫く、その手紙に読み耽ることとなる。 私がよくわかっていた事実を突き付ける一方で この手紙には、私が一番欲しかった答えが。 ずっと悩んでばかりで勇気を出せなかった私の背を 強く(それでいて優しく)押してくれるような そんなものが、沢山込められていた。]
(83) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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…………ぅ。
[あまりにも優しい手紙に、 読み終わった後は泣きそうになっていた。
喫茶店によく来ていた常連の患者さんが いきなり来なくなってしまう経験は良くあった。 その理由が、退院が理由かそうでないかぐらい 察することができる程度は、私は長く働いていた。
人はいつか死ぬ。 そのことがわかっているからこそ。 私は親にもおばーちゃんにも、何も聞けなかった。
……きっとこの人は、私よりも全然多く、 色んな人の死を身近に感じてきたのだろう。 それを思うと、全部の言葉に重みを感じて。 最後の数文を読んだ頃には、 指先は、強く、その手紙を握っていた。]
(84) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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/* ワタル君のはお母さん宛てかな? それこいつのとこに来たらいかんでしょ…… よりによってこいつ……。
(-75) 2018/09/26(Wed) 23時半頃
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/* 明日の祝宮先生第一声で「ウワッ」て言うと思う
(-76) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[あぁ、お返事を書かなきゃ。
でも、その前に。 私は、やらなければいけないことができてしまった。]
……うん。 そうだよね。簡単なことだった。
[手紙を丁寧に畳んで、 まだ読んでいない一通と一緒に鞄に仕舞う。
ぐし、と。ちょっとだけ、目元を指先で拭って。 そこで丁度、最後のお客さんがお店を出ていった。]
またのご来店を、お待ちしておりますー!
[カウンターのレジ奥で立ちあがり、 ぺこりとお辞儀をして見送って。 大きく一度、深呼吸をすれば、 奥で編み物をしていたおばーちゃんの方へ行く。]
(85) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[ みゃおからの封筒を手に取る。 みぁおと鳴いている猫らしき生き物に、 ダメ出しをしながら、便箋に目を通した。
耳はもっと尖らせて。 目はもっと可愛く。 顔はもっと丸く。 これでは、犬のようにも見えてしまう。 ]
友達からも金をとる気か。
[ 書かれている冗談をわざと真にとって、 啓之は真顔で白い便箋に向かって唱える。 ]
(86) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[ 文言には静かに頭を抱えることになる。 見ず知らずの人間とやりとりが、 確実に手紙経由でできているのだ。 まさかやり取り相手が自分にも知覚できない 第二・第三の人格といった可能性も零ではないが。
航やみゃおといった知り合いとの間では、 集団ヒステリーの可能性も捨てられはしない。 ]
(87) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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誰かのお父さんである貴方へ
勝手に返事をしてしまって、ごめんなさい。 本当は僕じゃなく貴方の子が受け取るべきだった。
貴方の言う通り、 僕が見たいのはきっと貴方の笑顔じゃない だけど、 お父さん の笑顔を見たいのは どんな子も同じじゃないのかな。
僕らにとって、お父さんの言葉は大切なものだから あなたもどうか、自分の言葉を大切にしてほしい。 嘘ばっかりじゃ ないでしょう。
(-77) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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結論、か。 ……オカルトを信じる性質ではなかったが、 いる、 んだろうな。 リ・ジアンさま。
[ 集団ヒステリーでもなく、多重人格でもなく、 いるのだろうと啓之は結論をだす。 だが、これをみゃおに伝えるのは癪である。
当の本人が家で寝込んでいることを、 当然ながら啓之は知らない。 知っていたのなら、 手紙にゼリーでもつけて送ってやっていたろう。 ]
(88) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[ まだリ・ジアンさまが届けた手紙は、手許にある。 夜空の封筒は、見覚えがないから、 昨日から今日にかけて、どこかで届いたのだろう。
本当にリ・ジアンさまは働き者だ。 ]
(89) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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僕も、貴方がその子の願いを 叶えてあげられる日がくることを 心から祈っています。
わたる
[ きっと見覚えのあるだろう 青い便箋が貴方の元に届く。 鉛筆書きであることは変わらないが 以前届いたものよりも、いくらか濃い色を乗せて。]
(-78) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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To mer
お返事ありがとう こうして何度もやり取りをできるとは思わなかったから いまとても、嬉しいです。
僕はすっかり元気だけれど 退院までもう少しかかりそう。 あなたの怪我はとても辛そうだ。 包帯、早く取れるといいね。
きっと僕より苦しいだろうと 以前の手紙に書きましたが 贅沢な悩みだとは思いません。 あなたの苦しみは、あなただけのものだから あなたが苦しいならそれは辛いことに違いない。
(-79) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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この前もらった手紙に 「好きなことを好きなだけしろ」と書いてありました。 「全部が全部できるようになるには 少し時間が必要かもしれないけれど」 助けてくれる人がいる、と。
『走る』方法はたくさんある。 受け売りだけど、少しでも気持ちが軽くなったなら 僕も嬉しいです。
それじゃ。
P.S. あの人は大切だけど、そういうのじゃないからね!
From kai
(-80) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[ あなたの元に届くのは 見覚えのある白い封筒と青い便箋。 最後に付け加えられた一言は 走り書きのようにやや文字が乱れている。]
(-81) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[ 三通、手帳の切れ端に返事をしたためたころ、 加賀は、人の気配を感じ顔を上げた。
依頼人の女は今日も、青白い顔でそこにいる。 細い足首がで、辛うじて全身を支えているような女。
加賀は、顔を上げ挨拶をした。 ちょうど、紅茶はすべて飲み干しており、 タイミングが良いと告げ、立ち上がる。
会計を済ませ、二人並んで歩く。 行き先は一つしかない。子の待つ部屋へ。
会話は、ほとんどなかった。 約束をした日数は、明日が最後で、 女はそれについても、何も言わなかった。]
(90) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[ 抽斗にしまった封筒は、二通。 もう一通は送る勇気が出ないまま 僕は今日という日を終える、 ]
(91) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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『あぁ、閉店の片づけをしないとねぇ。』
[私に気づいたおばーちゃんは 座ったまま私を見上げて、のんびりとそう言った。 テーブルの上には、空のピルケース。 今まで、何の薬か聞いても大したものじゃないって はぐらかされて終わることしかなかったもの。
私はそれをちらとだけ見ると、 いつもの笑顔を、おばーちゃんに見せた。]
(92) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[ 扉の前に立ち、加賀はおやと思う。 部屋の中から微かに、無機質な音がする。 何度か、似たような響きが繰り返され、 耳をそばだててようやく、それが時計と気づく。
盲目のあの子の代わりに、時間を読み上げるもの。 それが、しきりに、繰り返し時間を告げている。
奇妙だと思ったのは加賀だけではなく、 依頼人の女も足を止め、加賀を見上げた。
その間も、部屋の中では、 数十秒おきに時計が告げる。夕暮れ時。
女と顔を見合わせてから、加賀は扉を開けた。 白い部屋の中、少年が驚いたように肩を揺らし、 それが思ったよりも大きな反応であったため、 加賀も、動揺したように一瞬足を止めた。]
(93) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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うん。もう、閉店の時間だよ! [おばーちゃんの背に手を伸ばして、 立つのを手伝ってあげながら。 少し、どう言おうか、言葉を選んで。 私は、おずおずと口を開いた。]
……それでね、おばーちゃん。 今日、閉店して、帰って夜ご飯食べた後に。 私のケーキの練習に付き合ってほしいんだ。 おばーちゃんには、美味しい紅茶を淹れるのと、 味見と感想を頼みたいの。
[勇気を出して口にした言葉に、 おばーちゃんは、いいよ、って頷いてくれた。 私は心の中で、(やった!)って思う傍ら、 これからのことで、頭がいっぱい。]
(94) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[ 「 ──遅かったから 」とその子は言う。
しきりに時計を確認していたのは、 加賀が姿を現さなかったかららしかった。
確かに、昨日去る前に、明日も来ると言ったわりに、 加賀は生活のリズムが狂ったみたいな時間に訪れた。
待っていたのか。と加賀は驚き、 そのことを非常に居心地悪く思った。
例えば、明日が最後と告げなかったとして、 その子が延々と時計に時間を読み上げさせ、 来るはずもない加賀を待ち、夜を迎える姿を想像する。]
(95) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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[頼みたいのは、味見と感想だけじゃない。 過ごしたいのは、少しのお茶の時間。 私が今まで聞きたくても聞けなかった、 私が聞かされていないことを、聞く時間が欲しかった。]
(96) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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……明日が、最後になる。すまない。
[ そういう想像をした後、加賀は短く言う。 隣で女が、驚いたような顔をしていた。
「 どうして 」とその子は静かに問うたので、 加賀は、仕事の都合だと答えた。
もともと、今はこのあたりには住んでおらず、 おまえに会いに来れたのは、暫くの休暇だったのだと。
しんと病室が静まり返り、 その子も、女も、それ以上何も言わなかった。
いっそ、その子がヒステリーでも起こし、 加賀を糾弾してくれたならよかったのに。と思う。]
(97) 2018/09/27(Thu) 00時頃
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