164 冷たい校舎村3-2
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[千佳子の方へと歩み寄って、安心させるように柔らかく微笑んで、口を開く。]
心配かけて、本当にごめんね。 私はこの通りぴんぴんしてるし…そう簡単に、死んじゃったりとかしないから。大丈夫だよ。
それから…おかえり、千佳子ちゃん。
[にこりと笑って、そう告げる。 おかえりなさい。帰ってきてくれて嬉しい。ありがとう。と、そんな思いを込めて。]
きっと、七五三くんや他の皆だってすぐに無事に帰って来るよ。そう信じよう? それで、戻ってきたら、一緒に笑って「おかえり」って出迎えてあげようよ。ね?
[泣きたいのを我慢してほしいわけじゃないけど、出来れば笑った顔が見たい。そう思いながら声を掛ければ、彼女の涙は引いてくれただろうか*]
(+50) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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……うん、ありがと。 明日、試してみる、かも。
[ 曖昧な言葉で濁すずるい心を許して欲しい。 明日。想像してみる。あの食堂に腰掛ける自分。
像は、ふやふやとしたものにしかならなくて、 何もいわず、静かな眼で前を向いた。]
学生制作にしちゃ、 かなり上出来だと、思うんだけど。
[ 主演の七五三は、そりゃもう別格だけど、 場面や、台詞や、些細な小道具まで、 とても、丁寧に作られていた、と思う。 みんな、とても、一生懸命だった。]
(192) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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── うん、明日。
[ 多分、その言葉の前にできた間の意味を、 律だって、知っている。明日。 当然やってくる、あの時間。]
……おやすみ。良い夢を。
[ それでも、それには触れないで、 口にしたのは、ありきたりな挨拶だ。
振り返って、小さく手を振った。*]
── また、明日。
(193) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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――一階廊下――
[本格的に寝落ちる前に歯でも磨こうと、教室を出て廊下を歩く。 その先で、誰かが手を振っていた。立ち止まると、こちらに来てとでも言うように手が振られる。
一度瞬きをして、いつもよりもゆっくりと誰かの方へと歩いて行った。
黒い髪の男子生徒の服を纏った誰かは、こちらが近づいた分だけ後ずさりをする。 一向に縮まらない距離に首を傾げる。彼は一体何がしたいんだろう。思わず大股で一歩踏み出した。
それにしても、彼は誰なんだろう。]
(194) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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――部室棟・美術部――
[誰かさんが招いた先は、部室棟の美術部の部室だった。 その誰かは、椅子を二つとイーゼル。スケッチブックを用意する。
その構図はまるで、人物画を描くときのようで。]
貴方が描くのか?
[誰かは首を横に振った。]
俺が描くのか?
[誰かは首を縦に動かした。]
俺は、描けない。
[誰かは首を横に振った。]
(195) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[誰かは、スケッチブックを立てかけたイーゼルの向こう。モデルとなる人が座る椅子に腰掛ける。 そして、座れとでも言うようにもう一つの椅子を指し示した。]
描けないって、言っただろ。
[誰かは首を横に振った。 仕方なく、椅子に座る。ご丁寧にイーゼルには下書き用の鉛筆が鎮座していた。]
文句、言うなよ。
[そう文句を言って、鉛筆を手にとった。]
(196) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[輪郭を描く。どちらかと言うと線が細いほうかもしれない。どことなく鋭角な印象もあった。
髪を描く。黒の少し前髪が長い髪型。もみあげは短く切りそろえられている。
目を描く。静かな、いっそ陰気さも感じさせるそれは、ひたすらに凪いでいた。
鼻を描く。すっと通った鼻筋から、流れるように眉も描く。細いそれは神経質そうにも見えたが、静かな目が中和していた。
口を描く。あまり動かしたことが無さそうなそれは、小ぶりで唇も薄い。]
(197) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[最後の一線を描き終え、鉛筆をイーゼルに置く。 書き上がった顔を見て、思わず苦笑が零れた。]
初めてだよ。他人の……違うな。
[キャンバスの向こうに座り、こちらを見る誰かを見る。 折角の高い背を打ち消すように背中を丸めて、俯きがちで、髪が黒くて、目があわなくて。 佐久間結弦が思う、自分の姿だ。
キャンバスに目を落とす。そこには、自分の顔が描かれていた。
中学の時の苦い思い出が湧き出す。 あの時は、なんでもっと買ってこないのと母に怒られたっけ。]
(198) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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やっとわかったよ。
[自分がどんな顔をしているかも。 自分が人の顔を描けるということも。]
帰っておいで。
[キャンバスの向こうの自分に手を差し出した。 もうひとりの自分が立ち上がり、自分の手を取る。目の前の自分の、俯きがちだった顔が少し上がって、泣きそうに笑った。
これからも多分自分は、自分の顔を見失う。 それは努力をしても変わらない事実だ。
けれど、探し当てることは出来る。]
(199) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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お帰り、俺。
[対面する自分自身を引き寄せて、ぽんと頭を撫でた。
ああ、なんだか眠い。 そういえば、昨日も変な体勢で寝たままだった。眠くて当然か。 心地よい疲労を感じながら、ふと目を閉じた。*]
(200) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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── 現在:1F教室 ──
[ 教室に滑りこむ。 もう夜も遅く、真っ白な世界でも、 窓の外の暗さは、感じ取れる。]
── 柏原、
[ そんな中、かくんと首を揺らしながら、 それでも、身体を起こしている柏原>>180を見つけて、 二人分の寝袋と毛布を運んでゆく。]
(201) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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眠いなら、先に寝なよ。 寝る子は育つってさ、ほら。
[ 抱えた内のひとつを、彼の方に転がして、 それから、一度、椅子に腰掛けて、 泣いていたクラスメイトの帰りを、ぼんやりと、 窓の外の薄ら白いのを眺めながら、待っていた。
冷たい校舎の夜は長い。*]
(202) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[ 戻って行った保健室で、恋と会って。 今度は、人もいないしと、ベッドも借りて、 おやすみと、そう、笑顔で言って、 目を閉じた――筈、だったのだけど。 ]
(203) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[ ―――ぱちり。 何かに起こされる訳でも無く、 うなされている訳でも無く、目が覚める。 朝が来たのか、夜のままなのか、 それも分からないまま。
辺りを見回して、誰もいなかった。 しかも、横になっていたのではなく、 保健室の真ん中で、つっ立っていて。
…おかしいな、首をかしげる。 恋、と呟いて、 彼女を探そうと、扉を開いた目の前。
――長い髪が、靡いて行った。 ]
(204) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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………
[ 一瞬、驚いて。瞳を瞬かせる。 同時に、理解する。
――ああ、私、帰るんだ。 ]
(205) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[ 視界の端で見えたソファの上に、 ここに無い筈の、自分の携帯が置かれていて。 しかも圏外じゃなかったものだから、 ますます帰ることを自覚し始める。
抱くのは喜びよりも、ごめん、って気持ち。 観ようって言ったのになあ、って。 そう思いながらメールを送り終えれば、 直ぐ、表示は圏外へと戻る。
表情は曇ったけれど、大丈夫って、信じて。 あの姿を追っていく* ]
(206) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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To:律 Title:(無題)
---------- DVD、観られないことになりそうです。 約束破って、ごめん。
向こうで、皆を連れてきてくれて、 あの時みたいに、報告してくれるのを、 待っています。
(-67) 2015/07/13(Mon) 23時半頃
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[ 背を、走って追いかける。 姿はもう見えなくなっていたけれど、 場所が分かってしまうのが、なんだかおかしかった。 だって、いつもそうだ。 演説の時だって、 あの部屋の隅で、人という字を三回書いて飲み込んだ。 壇上に上がる度に心臓がうるさいし、 散々練習した台詞は飛びかけるし、 その度に逃げ込んで、頭を抱えていた。 あの文化祭の時だって、そうだった。 ]
(207) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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―3F生徒会室―
[ 階段を駆け上がって、 そうして息を切らして、生徒会室の扉を開ける。 やっぱり、一目じゃわからなくて。 でも、どこ、なんて言わなくても、分かった。 部屋の奥、その角に、 書類やファイルが入っている、本棚がある。 入って見ただけじゃ死角になって分からない、 壁との間に、人ひとり分の隙間があって。
そこに"私"は、いつも逃げていた。 だからすぐ見つけて、 見つかったって怯えた顔をした"私"を、 真っ直ぐ見据えて、告げる。 ]
(208) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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帰ろう。
[ ここは私の世界じゃない。 そして、最後まで残る役者でも、無かった。
そう言い切ってしまえば。 あんまりにも、目の前の"なりきれない"女の子は、 泣き出しそうな顔を、していたから。 しょうがないなあって、そっと抱きしめる。 自分と同じ身体の筈なのに、 なんだか、すごく細くて、小さかった。 ]
(209) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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――もう、無理するの、やめよう。 大丈夫、だから。きっと。
[ 行ってらっしゃいって告げる、 あの優しくて強い家族になりたかった。 だけど、私じゃ、ああなれない。 そして、なれないことが、とても、怖い。
でも、それだって、受け入れてほしいし。 受け入れてくれるんじゃないか、って、思いたい。 この世界は、それをきっと、教えてくれた。 ]
(210) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[ そう告げた瞬間、腕の中には誰もいなくなっていて。 気付けば手は空を切って、 そのまま、自分の身体を、抱いていた。
――ぼた、ぼた。と。 身体に傷が走って、制服と床を赤く染め上げていく。 まるで内側から、隠していた弱い自分を、 どんどんさらけ出していくみたいだ、って、思った。 本当に、痛くて、しんどいし、怖い。
…でも、きっとなんだって。 恐怖も、痛みも感じないこと、無いんだ。 ]
(211) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[ 止まらない赤は流れ続けて、 足元に血だまりが、出来ていく。 膝をつけば、赤が跳ねていくし。 背を丸めれば、視界が暗く、ぼやけていく。
痛いなあ、正直、とても、痛い。 でも、こうやって意識が落ちる感覚って、 本当に、久々で。私はこれを知っている。 ]
(ああ、私、ようやく――)
[ きっと、嬉しさが勝っていた。 笑みすら浮かべて、痛みなんて、もう気にならずに。 意識は、段々と、底の方へ
落ちて いって―――* ]
(212) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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そう。 君たちも、帰るんだね。 この時の止まった世界から。
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(*2) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[部室棟の美術部の部屋。
その真ん中に、黒の髪を生やした男子生徒の服を着たマネキンが座る椅子と、空っぽの椅子。そしてイーゼルに載せられたスケッチブックがある。
腕はだらりと下に伸び、うなだれるようなマネキンは、それでもどこか満足そうに微笑んでいた。**]
(213) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[ ――そうして、チャイムが、鳴る。 三階、進路指導室の隣にある生徒会室には、 大量のプリントが引き裂かれて舞っていて。 同じく床に大量に積み上げられた数多くの参考書も、 刃物で切られたかの様にズタズタ。
そんなプリントと参考書に埋もれかけた、部屋の隅。 血だまりの中、 背を丸めて横たわっているマネキンがある。 長い鬘も、制服も真っ赤で、マネキンも傷だらけ。 でも、良く見たら、――まるで、眠っている様な。 そんな、安らかな表情を浮かべている。 ]
(214) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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[ ――おやすみ、どうか。 あなたたちも、*進んでいけますように* ]
(215) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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んー……さんきゅ。
[転がされた寝袋と毛布>>202を受け取って、相手にもごもごと礼を告げる。 そうして、教室の端に寝袋を転がして、その上で毛布にくるまった。
閉店のシャッターみたいに瞼が閉じて、そうして、意識は沈んでいく。 その最中、誰かが>>194教室を出ていった気配を感じて、 けれど、引き留めることも出来ず、ただ、たゆたう意識に、身を任せた。*]
(216) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2015/07/14(Tue) 00時頃
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ばいばい結弦、葛城。 気を付けて、帰れよ。
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(*3) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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/* 今回ほとんどの皆が前向きな落ちロルだというのに私は… みんな落ちロル素敵だなあ…
(-68) 2015/07/14(Tue) 00時頃
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