259 “しゅうまつ”に星へさよならを
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[そうして、大人の声がして、振り返ると(>>122) そこには何時ぞやに少女が人事不省になっていたとき、慰めに風船をくれた人かもしれないが、それは夢だったのかもしれない。不思議そうに彼を見上げて]
しらないおじさんに話しかけられたら… めいっぱい叫びなさいとおかあちゃまに言われておる。
…さけんでいいじゃろか?
(126) 2019/02/04(Mon) 23時頃
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/* りんごあめたべたい。
ツンギレ幼女といいお猫様といいぷにぷにといい テンションが延々右肩上がる。
(-13) 2019/02/04(Mon) 23時頃
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まー、あんまり違ったら僕ら死んじゃうからね。
[気温が5度変わるだけで過ごし方が変わる生物は、 100どころか1000単位で温度が変わる宇宙において よく似た星でなければ死んでしまうだろう。 故にある程度は予想の範囲内。 けれど完全一致ではないだろうから、 暫くは体調不良もあるかもしれない。
なんせヒトは、脆弱だ。]
うん、是非。 店員も僕しかいないから、ほんと気軽に。
[いつもは変わった趣味の老人か、学校で言われたのだろうか 資料を探しに来る学生くらいしか訪れない。 そこに若い女性が来てくれるというだけで、>>114 下心ではなく単純に心が弾んだ。]
(127) 2019/02/04(Mon) 23時頃
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[それから食べ物の話なんかして シャッター音鳴らして切り取った風景は、 上手くポーズを撮ったわけでもない、 ただただありのままの彼女の姿だった。>>115
データの削除を頼む彼女の横で、 カメラはジジ…と音を立ててフィルムを吐き出す。]
あはは……。 大丈夫。変な顔じゃなかったよ。
[笑いながらするりとフィルムを抜き取ると、 まだ真っ白なソレを彼女に差し出す。]
すぐに見られるようになるはずだから。
綺麗だったよ? …撮られる時のルリさん。
(128) 2019/02/04(Mon) 23時頃
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[焼き増しなんてものもない、 捨ててしまえばそれで終わりの一点物。
だからこそ、このフィルムはきっと 思い出として取っておくには向いている。
暫くすればその真っ白なフィルムには、 きょとんと此方を見る彼女の姿と その後ろに輝く鮮やかな夜店 そして空に写り始めた星が 全てひとつになって映し出されてくるだろう。]
(129) 2019/02/04(Mon) 23時頃
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[食べ物の香りにつられた彼女に、うん。と相槌打って]
ついでに他のそれっぽい人がいないかも 探してみよっか。
[アサリの酒蒸しを売り出す夜店に目を向けて 残ったベビーカステラはとりあえず鞄の中へとしまっておいた。
本格的に星が煌めく時間になるには、あとすこし。*]
(130) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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……あっ。待って叫んじゃイヤですヨ。 確かに今はちょっとどころじゃなく怪しいですけどね!?
[とても不審者として見られたが仕方のない事。>>126 そして慌てて口調を道化に戻して繕ってみるも 後の祭りである。
そこでふと少女の顔を見ては首を真横に倒す。 はてどこかで会ったような……風船を一度渡したような。 でも今持っていないのであればまた渡すつもりだが]
迷子かと思って声を掛けさせてもらったのですよー? でも、お嬢様とおネコ様どっちかと思いまして。
お家の方は―――?
[まずは確認事項だと、首の傾きはそのままに問うた。]
(131) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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[ ばらばらになるとー ぶんれつ ]
[ うごうご あつまり ]
[ みょいんみょいん うごくよ ]>>123
[ ふうせんも いっしょに ]
[ ぼでぃー らんげーじ? ]
(132) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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[ もってるのが たべもの ]>>124
[ ぼくらが しらないもの ]
みょいん
[ みょーんとのびて みる ]
[ め? は ないけど ]
[ みてる みてるよー ]
(133) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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/* 知らなかったんですけど ポラロイドカメラって特定のメーカーのやつなんですねぇ。
けどインスタントカメラって言うと、 その場で現像できるタイプじゃないのが浮かんじゃって アレを一言で言うのは射影機かポラロイドカメラって言うしかないとばかり思っていた。
ごめんなさぁい
(-14) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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ぺたん
[ おつぎは ころころ ]
[ こいしとは ちがう? ]
[ とげとげしてて きらきらしてる ]
(134) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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ぺちょ
[ からだ のばしてみて ぺたり ]
ちゃぷり
[ ぱくり ]
(135) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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………
[ ! ]
ぴょんっ ふわっ
ぺったん!
[ すごい すごい! ]
(136) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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[ ほわわって した! ]
ぺったん、 ちゃぷ
[ これが あまい? ]
[ ぼくら はじめて! ]*
(137) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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/* なんだこのかわいいいきものは
(-15) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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ルリは、アサリの酒蒸しがおいしい**
2019/02/04(Mon) 23時半頃
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迷子じゃないんじゃよ!!
[叫んでしまった。 いやそれはともかく。このままでは迷子認定されて宙船に放り込まれてしまいそうだ。まだ少し心の整理がついていない少女は、だから必死に善後策を考えたのです。]
お…おじさん実は迷子じゃな!?
だいじょうぶじゃよ。私がついていてあげるからの!
(138) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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私は夕顔じゃ。 こっちはの……朝顔じゃ!
[惜しい。と猫ちゃんが思ったかどうかは解らない。 勝手に名前を付けるのも、お子様の特権なのです。**]
(139) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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/* たしかにおしい
(-16) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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/* かっっわいい……夕顔ちゃんかっわいい…… 抱っこしてあげたいけど確実に犯罪者です。
(-17) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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[ハンバーガーにも興味あったかな? みょいんって伸びる様子は 包みをのぞきこんでるみたいだった。>>133
目っぽいものは見当たらないけど ちゃんと見えてるらしい。 反応してくれるから声も聞こえてるんだよね。
金平糖は危ないものじゃなくて 食べ物だよって分かりやすくするために 俺も一粒食べた。うん、甘い。]
(140) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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[様子伺いみたいに近づいた半透明の体の中に 小さな金平糖は消えていった。>>135
あのあたりが口なのかなー。 それともどこでも口の代わりになるのかな。
見ている間にぴょいんって跳ねた。>>136 これは俺にも通じるぞ。] おいしい? 気に入ったならもっと食べていいよ。
[甘いもの食べたことなかったのかな。
喜んでいる様子に俺までにこにこしてくる。 もっと食べなよーって勧めるよ。 一度に全部食べたくないなら 丈夫な袋に入れて渡してあげるね。*]
(141) 2019/02/04(Mon) 23時半頃
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あっ、あっ、叫ばないでほんと勘弁して下さいって! 大丈夫ですよ、迷子じゃないって解りましたからね!
[とても叫ばれてしまった。>>138 しかし迷子でないと力説されたのでは、強引に保護して 貰う訳にも行かない。
となるとどうしたものか。 家族と一緒に公園に来ているのであれば、会えるまで 一緒に居る方が良いかも知れないが……。
不審者を極めた今現在の自分に、道化は心の底から 苦悩した。]
(142) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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[ いろんなの たべるんだ ]
[ すごいね すごいね ]>>140
[ ぼくらのしらない いろんなこと ]
[ みえるよ きこえるよ ]
[ おつたえ おつたえ ]
(143) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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[ ぷるぷる ふるふる ]
[ こいしぽく かたくて ]
[ こいしぽくなく くだけた ]
ぴょーんっ ぺたん
[ ころころ ころがる ]
[ きらきらした たべもの ]>>141
(144) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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みょいん ぺちょ
ぱく
[ おいしい! ]
みょーーん ぱく
[ ほわわ ]
(145) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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[ ほわわ ほわわ ]
[ おいしい おいしいねえ ]
[ おいしくて うれしくて ]
[ みょーーんと ぼくらはのびる ]
(146) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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[半透明のからだのなかに 砂糖のかけらがくだけてきらり
きらきら きらきら 反射して ちいさな ちいさな 宇宙になった]*
(147) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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ベネットは、今度は何を撮ろうかなぁ、なんて視線も彷徨わせる。**
2019/02/05(Tue) 00時頃
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ぶふぉっ
[そこで苦悩を晴らす一言と、胸に刺さる一言が 飛んで来た。
この道化の化粧がいけないのだ。 決して老け込んでいる訳ではないのだ、頑張れ僕26歳。 心の中で自身を激励するこの空しさよ。]
(148) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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お、おじ……!? いや、僕……じゃなくて私はもうちょっと若、いや それはいいや。
ええ、ええそうです。 私ちょっと迷子になってしまいまして! お嬢様、宜しければご一緒して頂けますでしょうか?
[成程、こちらが迷子になれば良いのか。 道化であるのだから馬鹿なことも受け入れられる筈だ。]
(149) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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これはなんとも心強いお言葉! では、私はネイサンと申します。
どうぞよろしくお願い致します、夕顔お嬢様と…… 朝顔様。
[たった今から、道化は迷子。 りんご飴を持ったままに恭しく一礼。]
あ。 そうでした、そうでした。 お嬢様、よろしければこれを。
[さてここからは噴水かと思うが、その前に。 ロボットから一つ風船を取って、夕顔へと差し出した。]
(150) 2019/02/05(Tue) 00時頃
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