118 冷たい校舎村【R15】
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[事件について何かないかと、本のページを捲った。 読み上げたいのに、眠気が襲ってきて、目が滑り始める。 ぼんやりとしてくる視界。 BGMみたいに、古川と八城の声が耳に入ってくる。]
[飛行機。それを飲み込んだ女の子。 なら、似た状況にある自分たちは、誰の中に?>>306。 助けたら、出られる?>>310>>314。
頭も働かない。 段々と考える余裕が無くなってきていた気がする。
話途中で、ごめん、と一言言って。 そのまま廊下で眠ろうとした。
廊下なら、電気がついたままだろうから。]
(336) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[それは10年以上前の話だった。 あの頃はまだ、父親と姉も元気で、家族で4人暮らしをしていた。まだ元気だった祖母に店番を任せ、よく家族みんなで遊びに行ったり、旅行に行く、どこから見ても仲のいい親子だった。]
「みんなでおでかけ、たのしいね」
[その日、彼らは隣町のショッピングセンターに行っていた。特別な催し物が行われており、家族で見に行く予定だったのだ。 ところが、その楽しい空気は一瞬にして壊された。
不運にも、その日、そのショッピングセンターで集団強盗事件が起きたのだ。]
「大丈夫、みんなの事は父さんが守ってみせるよ。」
[そう言った父は、他の男性達に混ざって、犯人を取り押さえようとした。勢い良く振るった拳を命中させ、怯んだ隙に捉えるはずだったのに。悪あがきにと、振り回したナイフが彼の父親の身体を切り裂いたのだ。しかし、雪斗自身がそれを見たわけではない。
彼は姉と2人で、店の出口へと走って行ってた最中だった。]
「もうすぐ出口だよ!がんばって!」
[励ます姉に、震える身体を抑えながらひたすら走り続けた。やがて追いついて来た1人の強盗犯は、ナイフを持って構えていた。姉が、雪斗を背に庇いながら叫ぶ。]
(-133) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[なんだこれは。なんだこれは。なんだこれは。 ぱたぱた。廊下をかける。 窓に映る自分も、笑みを浮かべたまま、ついてくる。]
はあ、はあ。
[はしっても、はしっても、終わらない、廊下。 こんな時人は、誰かに助けを求めるのだろうか。 でも、自分は。堤波瑠奈は、人にすがることなんて、しない。できない。 助けを求めるのは、「堤波瑠奈」ではない。]
『ねえ。なんで逃げるの?わたしは、あなた。』
[声が聞こえる。振り返らず、走る。走る。]
(337) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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「雪斗、逃げなさい!」
でも、お姉ちゃんは…?
「絶対に行くから!逃げ……っ!」
[言い切る前に、ザシュ、と肉を割く音がして。 自身の前に立つ壁は、ゆっくりと崩れて行った。]
お姉ちゃん?お姉ちゃん!!
「………はや、く……逃げ…」
[息も絶え絶えな声でそう言われる。その後、走り出した。振り向くことなく、ただひたすらに出口を目指して。]
「………た…………け……」
[最後に何かか細い声が聞こえたが、気に留めることなく、そのまま外へと飛び出した。]
(-134) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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『ほんとうは、女の子扱い、してほしいのでしょう? 櫻子さんみたいにおしゃれをして。 果子さんみたいにかわいらしい小物を作って。 歌瑠さんみたいに甘えて。 里沙さんみたいに人に気遣ってもらって。 憧れているくせに。 嘘をつき続けて、目をそらし続けて。本当の自分が迷子なのね。』
[かわいそう。響く声に、耳をふさぎたくなる。]
(338) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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─回想─ [それは10年以上前の話だった。 あの頃はまだ、父親と姉も元気で家族で4人暮らしをしていた。まだ元気だった祖母に店番を任せ、よく家族みんなで遊びに行ったり、旅行に行く、どこから見ても仲のいい親子だった。]
「みんなでおでかけ、たのしいね」
[その日、彼らは隣町のショッピングセンターに行っていた。特別な催し物が行われており、家族で見に行く予定だったのだ。 ところが、その楽しい空気は一瞬にして壊された。
不運にもその日、そのショッピングセンターで集団強盗事件が起きたのだ。]
「大丈夫、みんなの事は父さんが守ってみせるよ。」
[そう言った父は、他の男性達に混ざって犯人を取り押さえようとした。勢い良く振るった拳を命中させ、怯んだ隙に捉えるはずだったのに。悪あがきにと、振り回したナイフが彼の父親の身体を切り裂いたのだ。
彼は姉と2人で、店の出口へと走って行ってた最中だった。]
「もうすぐ出口だよ!がんばって!」
[励ます姉に、震える身体を抑えながらひたすら走り続けた。やがて追いついて来た1人の強盗犯は、ナイフを持って構えていた。姉が、雪斗を背に庇いながら叫ぶ。]
(339) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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「雪斗、逃げなさい!」
でも、お姉ちゃんは…?
「絶対に行くから!逃げ……っ!」
[言い切る前に、ザシュ、と肉を割く音がして。 自身の前に立つ壁は、ゆっくりと崩れて行った。]
お姉ちゃん?お姉ちゃん!!
「………はや、く……逃げ…」
[息も絶え絶えな声でそう言われる。その後、走り出した。振り向くことなく、ただひたすらに出口を目指して。]
「………た…………け……」
[最後に何かか細い声が聞こえたが、気に留めることなく、そのまま外へと飛び出した。]
(340) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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『ねえ。そんなに、偽物の自分が大事? それとも、演じ続けて、本当の自分がわからなくなった? 皆に嘘をつき続けているものね? 壁、感じているのでしょう?あなたが勝手に作った、壁。』
[くすくすと笑う声は、容赦なく、自分を責める。]
(341) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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『ああ。でも、本当の堤 波瑠奈は、恋のためにと言う戯言で、自分の子供も、夫も捨てるような人。 そりゃあ、嫌よね。誰だってそんな人。 でも、嘘ついてるって見たらわかる人のこと、なんでいい印象を持つの? あなたは、どっちに転がっても、嫌われ者。』
[ああ。もう、やめてほしい。 耳をふさぎかけて、ふと、声が蘇る。 自分の今の姿が仮の物であると暴露したのに、それが私だ。と言ってくれた、声。 それが、私にとって、どんなに特別な言葉だったか、彼は知らないだろう。思う。 携帯電話を開き、一つの電話番号を呼び出して。]
(342) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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『ざんねん。時間切れ。』
(343) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[あの本を>>193読んだ当時 その話題を生徒にした「副担任」に その理由を聞いたことがある
自分の感想をいってみたところ 彼は自分にこう告げたのだ
『事実は小説よりも奇なり』
生徒たちに慕われる数学教師 もっと、リアリストかと思ったら 意外にロマンチストだな、と驚いた
そして、この学校に密かに 残された記録を見て、愕然とした]
(344) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[声に、顔を上げる。 いつの間にか、「堤 波瑠奈」が目の前に立っていた。
手から、携帯電話が落ちる。
どこかでチャイムが鳴っているのを、きいた気がした。]
(345) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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―回想―
[フリからの手紙を、握り締める。 歪んで、滲んだ文字からは、彼の苦しみが伝わってくるようで。 でも、彼に会いに行くこともできなかった。
それを吹き飛ばすために、精一杯の元気な文字で、彼にこちらも手紙を送り返しただろう]
『元気出せって! イギリスって、すげーんだろ?ビッグベンとか、あと、料理がすごいらしいって聞いた! 今度旅行に行くからさ、そん時はガイド、任せたから!
一緒に、頑張ろうな』
[追い詰めていたかもしれない。それでも、黙って見ているのは、苦痛だった。 あの手紙は、彼の救いになれただろうか]
(-135) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[今でも時折夢に見る。 血まみれの姉が、こちらを見て恨めしげに呟くのだ。
「本当は、助けて欲しかった」
「まだ、死にたくなかった」
「どうしてお前は、私を置いていったの」
「どうしてお前は生きていて、私は死んでいるの」
[延々と、同じ問いを何度も何度も、繰り返し問われるのだ。 そして最後に決まってある言葉を口にする。]
(346) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[堤波瑠奈が見当たらない。ということに、いつ、だれが気づくだろう。
1F。教室から保健室へ向かう廊下。 その途中、そこになかったはずの姿見が、壁に埋められるようにして存在している。
覗き込むとそこには、背を向けたまま、背筋を伸ばして立つ、女子の制服姿のマネキンが見えるだろう。 その右手はサポーターがしてあって。左手には、桃色の、腕時計(>>1:300)。
どの角度から見ても、鏡の中のマネキンの顔を見ることは、かなわない。]
(347) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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―朝―
Oh……懐かしい夢、見たな。
[ぱちりと目を覚ます。 窓の外はまだ吹雪いているようで、青い空なんて見えない。 夢を見たせいか、無性にあの青い空が恋しかった。]
え、あれ……な、い?
[生徒手帳を取り出そうとポケットに手を突っ込むが、何処にもない。鞄も、寝ている人を起こさないように音を立てずにひっくり返すが、やはり見当たらない。]
いやだ、なんで……落とした、のか? 探さ、ないと。
[小さく呟いて、ふらふらと立ち上がった。 同じく起きていた人に何か言われたかもしれないが、適当にあしらって教室を後にする。]
(348) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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──お前もあの時、死ねばよかったのに。
(349) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[そして、その鏡の前に、開いたままの、淡い緑色の二つ折りの携帯電話が落ちている。 手に取ると、画面にずらりと並んだ発信履歴を見ることができるだろう。
祖父携帯 祖父携帯 祖父携帯 祖父携帯 祖父携帯
そして、最新の発信履歴は、]
(350) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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「8:50八城 陸」
[届くことはなかったけれど、初めてクラスメイトに発した、SOS**]
(351) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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何処だ、何処に…!
[食堂、部室棟。昨日行った場所を走って探す。 生徒手帳には、捨てきれなかった希望が入っているのに。 一体、何処で無くしてしまったのだろう。]
?窓でも開いて……あった!
[二階の渡り廊下に差し掛かった所。肌に染みた冷気の方へ目を向けると、何故か開いている窓の近くに、自分のものであろう生徒手帳を見つける。 時刻は、8時45分を過ぎたあたりだった。]
俺の、だ。 良かった……
[生徒手帳を開き、中を確認して脱力する。走り回ったせいか、まだ手が震えていた。]
(352) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[結城が教室を出て行く、ちらりとそちらを見やれば。 小さく、おやすみ、と見送った。 ランゴリアーズ事件の話を終えれば]
おやすみなさい。
[戻ってきた鞍馬と一緒に眠るだろう。 姉が一緒に居ない夜。 恐怖がまた襲ってくる。 お姉ちゃんと一緒にいたい。 隣で大丈夫だよ、と頭をなでてほしい。 私がいるよ、と抱きしめてほしい。]
(353) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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…皆に心配、かけちゃうな。早く戻らな……うわっ!?
[生徒手帳を持って立ち上がったところで、開いていた窓から突風が吹く。 未だ震えて力の入らない手から、生徒手帳が浚われた。 生徒手帳はそのまま、窓の向こう、校舎の外へと。]
っ!
[窓から身を乗り出して下を見ると、生徒手帳が開いた状態で雪の上に落ちていた。 まるで白いキャンパスに、小さく青い絵の具が落ちたよう。]
ミスターの、写真が…!
[小さい青は、段々と白に侵食されていく。
消えていく。 かつて捨てた、夢のように。]
(354) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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/* はるなさんと布里がすごい巻いてくれててお疲れ…お疲れ…! あとの人たちもう少し楽にやれるようにしたいね…?
(-136) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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嫌、だ…!
[捨てたくない。 まだ、諦めたくない。 消え往く青に手を伸ばして、]
(355) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[―――飛び降りた。]
(356) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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お姉ちゃん…。
[また涙が流れてしまう。 隣に眠る鞍馬に抱きついて。]
ごめんね、智明君。
[そのまましばらく涙を流していただろう。]
(357) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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/* >>351 こういうの好き!
(-137) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[辿った記憶は嫌な想像へ結びつきそうになる。 と、玲斗の声が耳に入り>>322]
…え? うわ、ごめん……皆眠いよね。 そうだね、明日にしようか。
……いろいろ、あったし。 少しは寝た方がいいよね。
[それで事件の話はいったん収束しただろうか。 保健室のベッドがあいているようなら千景を送っておこうとしたかもしれない。 そして、自分も教室で眠るだろう]
(358) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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フリ……!
(-138) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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[『――キーンコーンカーンコーン』 委員長が消えたときと同じ音>>#0が響き渡る。
二階の渡り廊下には誰の姿もない。 しかし、窓から外を見れば、見えるだろう。 白い雪の降り積もった外に、仰向けの状態で落ちたマネキンと、赤い羽のストラップが付いた携帯が**]
(359) 2014/04/10(Thu) 00時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/04/10(Thu) 00時頃
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