273 魔性の病院【R18ペア】
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─ 病院/病室 ─
[そうして依頼の標的を病院へ連れ込んだ後は、甲斐甲斐しく彼の世話をした。 鎧を一つ一つ剥ぎ取り、兜を外して血の気のない唇を啄み、素裸にしてシーツの隙間に埋め、自らの血を口移しに飲ませて命を分け与える。
急ぐつもりはなく、目覚めるのを待つ。 強引に進めれば、再び奈落の顎が彼を捕えるだろう。 幾度も重ねて血を与え、そのたびごとに囁きかけた。]
目覚めて、私に接吻けをしておくれ。
[冥漠に魂がさまよう間にも、絆の糸を幾重にも掛けていく。*]
(82) 2019/12/09(Mon) 00時頃
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― 魔界/領地争い ―
[勝てる訳がない。 でも、諦めて抵抗もしないまま殺されるなんて、出来なかったから。
せめての意地は示してみせよう。 弱い力で噛みつく位しか出来なくても、相手の望みを叶える為に。
せめての意地は示してみせよう。 どれ程炎に苛まれても悲鳴を噛み殺し、相手の望みを叶えぬ為に。
一歩、一歩。 >>74私を待ち受ける魔導士への距離を縮めていって]
(83) 2019/12/09(Mon) 00時頃
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[何時の間にか身を焼く火が消えていた。 その代わり、>>75自分の身を冷たく硬い腕が包み込む。
最後の、ほんの些細な嫌がらせが叶ったのはその腕に支えられたのも少なからずあっただろう。 皮肉な現実を理解する間も>>76私へと紡がれたその言葉を理解する間も無く。
意識を落とした私には、>>77付け加えられたその一言も届かない。
>>78戦利品として連れていかれる事になるとも知らぬまま。 意識を取り戻すのは、搬送されたその先でどれ程眠った後だろうか*]
(84) 2019/12/09(Mon) 00時頃
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― 戦後の話 ―
[伯爵。大変なのです。 戦後処理。捕虜となったものたちの扱い。種族やらにわけた名簿作りからどこに収容するか。治療の度合い、そしてどの仕事を割り振り、住む場所の手配。兵隊はガーゴイルとゴーレムという自家製であるために徴兵をしたことによる苦労こそないものの、隣接領主との駆け引き(おどし)もそれなりにある
こうして、引きこもり伯爵が出来上がっていくのであった。 さて、その中で師団長の位置にあった、レディだが、どうやら貴き血筋のレディであった。 といっても軍での立場や、肌の色、体付き、手の汚れ具合等々予想ができたことだ。 よって返還を頼まれても、届かない位置へと送られることとなる。
なにせあれは戦利品である。一度歯向かったものを許せばつけあがるものが出てくる。めんどうくさい。やるなら徹底的に、それが伯爵やってた経験というものであった。]
(85) 2019/12/09(Mon) 00時半頃
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― 魔性の病院 ―
[一度入れば容易に出ることもできぬ深い森 石ブロックを積み上げアーチ状に作られた門を潜れば、その先は魔王様がお造りになられた病院。入院が目的とあるが、色々と趣味がよいことを楽しめる病院でもあるのだ。との噂。そんな病院の一室に、戦利品のレディはいた。]
《カラカラカラ》
まだ眠っていますね。
[一命をとりとめたが、体中あちこちに包帯が巻かれていた。 元の美しい姿は無残な火傷痕に苛まれていただろう。 死なないように治療をされていたが、骨で触れてみた手には今も熱がこもっている。 なお、元々レディの身に着けていたものは修復され、近くに置かれていた]
お寝坊さんはーーーいーーーつーーーめーーざーーーめーーーまーーーすかーーーねーー。
[間延びした骨声をあげながら、くるくると骨の指で首筋をなぞったりしていた*]
(86) 2019/12/09(Mon) 00時半頃
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― 魔性の病院 ―
[>>86運び込まれた先は人の領域の外。
魔王が作った病院がある、程度の話は流れてきてもそれがどんなものかの知識は無くて。 そも、未だ目を覚まさない女が自分の所在についての認知が出来る筈もない。
だから、身体のあちこちに巻かれている包帯も、頬にも残る火傷痕も知る由は無く。 ただ感覚だけはちゃんと機能していて、火で炙られて火照った肌に触れた冷たい感触にほんの少し心地良さげな息が零れて。 限界まで消耗した身体は、まだ目覚める準備すら整ってはいなかったけれど]
…………、ん…っ
[首筋をなぞるその刺激に零れた声は、無意識な甘やかさを宿らせたもの**]
(87) 2019/12/09(Mon) 01時頃
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─ 病院/病室 ─ >>82
[ どれほどの刻を過ごしたのか。
ゆっくりと手繰り寄せられるように、意識の渚に打ち上げられる。
夢は見なかったか、見たとしても覚えていなかった。 あるいは、現実と区別がつかなかった。 昏睡から目覚めて、最初に目にした光景もまた記憶にはない場所であったのだ。]
(88) 2019/12/09(Mon) 01時頃
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[ 寝室であろう。 少なくとも寝台があり、自分はそこに横たわっていた。
けれども、寝具や壁の白さはどこかよそよそしく、客間という印象ではない。
…何かしなければならないことがあったはずだ。
不意に焦燥に駆られて起き上がろうとする。 だが、身体はひどく重かった。]
(89) 2019/12/09(Mon) 01時頃
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[ どうすべきか。
違和感の原因はいくつもあって、落ち着かない。 むしろ、何一つ把握できていないのだと思う。
素肌に触れる布が薄ら寒かった。]
…黍炉
[ 口にした音に自分で戸惑った。 何がどうなってそうなるのだろう。 **]
(90) 2019/12/09(Mon) 01時頃
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[これまでそうしてきたように、ノックも無く病室の扉を開き、中へ滑り込む。 音のひとつも立てない所作は、実態が無いかと思わせるほど。
白に染め上げられた室内にあって、闇の城主のいでたちは異質だ。 身に纏う深紅の袍は、戦場で身に着けていたものよりなおゆったりとした作りで、帯ひとつですべてが留まっている。 豊かな黒髪を背に流し、手には小さなナイフを携えて、彼が横たわる寝台に近づいた。]
さあ。食餌の時間だよ。 早くおまえに目覚めて───
[いつものように寝台の傍らに立ったところで、いつもと違うものを感じて声を途切れさせた。**]
(91) 2019/12/09(Mon) 07時半頃
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─ 病院 ─
[病院の一角に存在する魔王専用の区画は、病室と、いくつかの設備からなっている。 奥を見た者は少ないが、入浴施設や手術室も完備されているという話だ。 今も魔王は、黒髪の青年を伴って病院内に滞在していた。]
新しい患者が来たか。
[食事を運ぶ職員から話を聞いた魔王は、重々しく頷く。]
(92) 2019/12/09(Mon) 17時半頃
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ならば、歓迎せねばなるまいな。 余と同じ時に来たのだから。
[敷物に獣身を投げ出して寛ぐ魔王は、匙を止めて宣告する。 理由などなんでも良いのだ。 波紋を起こし、干渉するのは魔王の余興のうちだった。
甘えた声に催促され、腕に抱えた青年の口元に匙を差し出してやる。 魔王に手づから給餌されて、黒髪の青年は幸せな笑みを浮かべた。 今は手足を欠いた姿だが、明日には戻っているだろう。 或いは、首だけになるかもしれないが。]
(93) 2019/12/09(Mon) 17時半頃
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─ 病院/病室 ─ >>91
[ 何か欠け落ちたような色の乏しい部屋に、変化が訪れた。 まっすぐ寝台へと近づいてきたのは罪深いまでに深い紅と黒。
記憶が正しければ、戦場においてこの身を真っ二つに切り裂いた魔性であった。
今、その手には小振りながらナイフが携えられている。 戦場においても防具の類は帯びていなかった相手だ、臨戦体勢とみなしてよかろう。
警戒しなければ── ]
(94) 2019/12/09(Mon) 19時頃
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──…、
[ むろん、強弁だとわかっている。 殺すつもりなら、彼にはいくらでも機会はあったはずだ。
目覚めてほしいと、彼はそう言いかけたのか? 確証はない。それが歓迎すべきことなのかも。 己が戸惑っていることは事実だった。]
(95) 2019/12/09(Mon) 19時頃
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[ 彼の姿を認めて最初に感じたのは、どこか切ないような安堵だったのだ。 ただ一度、それも戦場で渡り合った相手であるものを。
彼が声を途切れさせたのを見て、体裁を繕うように目を伏せる。]
…何を、する気だった。
[ おまえのことが、心に引っかかって離れない。*]
(96) 2019/12/09(Mon) 19時頃
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― 魔性の病院 病室 ―
[生命の脈動以外にも命を発する囀り>>87。 このレディからは噛み殺したような声の次は甘い響きであった。 それを気にせず、手に触れていたひんやりとした骨の手は額にそっと乗せてみたりしつつ、首筋を渦を描くようになぞっていた指の動きは止めず、じっくりと浸透させるように呪を刻んでいく]
レディのお名前をお聞きするまでは、いつ頃になりまーすかーーねーー。
[間延びしたように声を響かせながら、目覚めるまで待つことなく骨は手を引いた。]
目覚めて、喜ぶか後悔するかは貴女次第でしょうーけどね。
《カラカラカラ》
[間延びした声のせいか、呑気に笑うように骨を響かせながら、運ばせた机の前の椅子に腰かける。 眼前には、羽根ペンとガラス瓶に入ったインク。そして羊皮紙の束。 その一枚を手に取っておくと、引きこもり伯爵はカリカリと音をたてはじめる。 時折立ち上がりレディの首筋に刻むように触れたり、ひんやりした骨手で触れてみたりしてはまた机に戻りつつ過ごしていただろう**]
(97) 2019/12/09(Mon) 19時頃
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─ 病室 ─ >>94
[彼の目が開いてこちらを見ている。 ようやく、と喜びが吐息に零れた。 目が伏せられるまでの短い時間に、戸惑いと逡巡を読み取って、けれどもそんなことは一切斟酌せずに彼の上へ屈みこみ、黒髪で小さな密室を作った。]
言っただろう? おまえが欲しいと。
[答えのようなはぐらかしのような言葉を返し、逸らされた目を覗きこむ。]
(98) 2019/12/09(Mon) 21時頃
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さあ。 目覚めたのなら接吻けしておくれ。
[繰り返してきた言葉そのままに、甘く求めた。*]
(99) 2019/12/09(Mon) 21時頃
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/* ここのランダムは何だったかな。 30(0..100)x1 4 4
(-3) 2019/12/09(Mon) 21時頃
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/* d6とd10の出目が一緒だった。
(-4) 2019/12/09(Mon) 21時頃
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─ 病院/病室 ─ >>98
[ 視線は合わせない。 それでも、覗き込まれているのは感じた。 鎧に守られることなく素顔を晒しているのを今更、思い出して動揺する。
見る角度によって輝きを変え、信用ならない裏切り者の象徴のようだと揶揄された黒オパールの目。
見せようと思ってもいないものを。]
(100) 2019/12/09(Mon) 21時半頃
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[ 仄暗い黒髪の帳の裡で告げられた甘い言葉に、息を呑む。
目覚めたら、接吻けを… そこになんの脈絡が?
うろたえる一方で、そうしなければならないという切実な圧を感じているのもまた事実だった。
彼の言葉には、それだけの力がある。
必然性であるとか、関係性であるとか、どこか腑に落ちない違和感を抱きながらも、黍炉の示す喜びに絆されるように乾いた唇をわななかせ、薄く開く。
それ以上は、強張る身体を起こせなかった。*]
(101) 2019/12/09(Mon) 22時頃
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― 魔性の病院 病室 ―
[>>97白く硬い骨の手が、肌を冷やしたり首筋をなぞったりする所作に。 邪魔をする意識が無いから、身体は素直な反応を示す。
首筋に施されるものが何かも、未だ目覚めぬ私には分からぬまま刻み込まれていって。 浸透していくのと比例するように、私の意識は目覚めの時に近付いていった]
……、…、ふ…ぁ……?
[それは何度目だったか。 首筋をひんやりとした何かで触れられ、擽ったいようなもどかしいような感覚に、漏れ出た声に、ゆっくりと意識が浮上していく。 何に触れられているのか確認しようにも瞼がどうにも重たくて、確認よりもまずはそれから逃れようと身動ぎ──]
──っ…!!
[ほんの少し動こうとしただけで、身体中に奔った痛みに引き攣った声を洩らした*]
(102) 2019/12/09(Mon) 22時頃
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─ 病室 ─ >>100
[覗きこんだ彼の目は、単純ではない色をしていた。 兜に阻まれていた輝きを、開かれることを待ち望んだそれを見つめる。 虹を宿す黒は、吸い込まれそうな深さだ。
求める言葉に彼が身じろぐ。 薄く開いた唇は節制に滲む官能を思わせた。 それ以上は、まだ動けないのだろう。
夜のように彼の上へ降り、唇を合わせて舌を差し込む。 あの時を再現するように舌同士を触れ合わせてから、己の舌を噛み裂いた。 溢れる血を、そのまま彼の口に注ぐ。]
(103) 2019/12/09(Mon) 22時半頃
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[十分と思えるまで彼の唇と舌を堪能してから身体を起こした。]
まだ動ける状態ではなさそうだね? おまえが力を取り戻すまでここに滞在するとしよう。 して欲しいことがあれば言いなさい。
[当然のことをしたといとう顔をして、今後を口にした。]
(104) 2019/12/09(Mon) 22時半頃
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― 魔性の病院 病室 ― [持ち込みの執務机と患者の前とを幾度往復したか。 首筋をなぞる骨の呪がただ反応をするのを楽しむだけになった頃、いつもよりも大きい反応>>102を示す]
お目覚めですか。レディ。
[首を振れていた手をゆっくりと引っ込め、動こうとして声を漏らすレディに語りかける骨]
現状、なぜこのようになっているか不思議なことでしょう。そのままでいいので聞け。
レディは敗北して、戦利品として私に持ち帰られた。 ここはとある病院。レディの身は治療され生きながらえることになった。 さしあたってはこの辺り。
他にお聞きしたいことがあれば、答えられるものなら答えましょう。
私はビジリア地方を統治する伯爵。安直にビジリア伯爵と呼ばれております。 もし話せるならばレディのお名前をお聞きしてもよろしいですかな?
[立場、名前。確認はしているが、当人確認の欄に印をつけれないため、その書類は今だ見送りになっているのだ。*]
(105) 2019/12/09(Mon) 22時半頃
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― 魔性の病院 病室 ―
っ、…ぅ……──?
[>>105身動ぎで奔った痛みに息を飲んで。 強張った身体、首筋から触れていた何かが離れた。 ゆっくりと、穏やかな声が語りかけるのに意識を向けて──
その声の主が誰なのか、理解に及んだ途端身体が違う意味で強張った。 柔らかな口調が一転、高圧的に聞けという言葉から続けられた説明に声を挟まず最後まで聞いて]
(106) 2019/12/09(Mon) 23時頃
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……はく、しゃく。
わたし、の、ほか、に
いきて、いる、ひと、は。
[強張る喉が、声帯を震わせることすら拒むから。 ゆっくりと紡ぐのは、己の名では無く、自分以外の安否。 こうして自分が生かされている理由が分からない不安より、そちらの方が余程重く胸を占めて*]
(107) 2019/12/09(Mon) 23時頃
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