169 きみがおとなになるまえに
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人
狼
墓
少
霊
全
クラリッサに2人が投票した。
レオナルドに1人が投票した。
クラリッサは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
名前 |
ID |
日程 |
生死 |
参加 |
役職 |
厭世家 サイモン
| master
| 2日
| 襲撃死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
手伝い クラリッサ
| nabe_kamone
| 8日
| 処刑死
| 参加
| 人狼陣営:人狼 人狼を希望
|
小娘 ゾーイ
| nabe
| 7日
| 襲撃死
| 参加
| 村人陣営:村人 おまかせを希望
|
捜査官 ジェフ
| kazue
| 7日
| 処刑死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
信徒 オーレリア
| mayam
|
| 生存者
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
呉服問屋 藤之助
| Maki_hinata
| 3日
| 処刑死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
意匠造形 シルク
| rei0x0
| 3日
| 襲撃死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
薬売り 芙蓉
| pikeP
| 5日
| 処刑死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
学者 レオナルド
| is0716
|
| 生存者
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
双子 夕顔
| mmsk
| 5日
| 襲撃死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
廃品回収 マリオ
| esnsn018
| 4日
| 襲撃死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
調律師 ミケ
| ふゆのひと
| 6日
| 処刑死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
げぼく ショコラ
| benico
| 6日
| 襲撃死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
ランタン職人 ヴェスパタイン
| かの
| 4日
| 処刑死
| 参加
| 村人陣営:村人 村人を希望
|
|
気をつけろ、と言ってるんだ。
[駆けまわること自体に文句をいう気はないのだけれど。 ゾーイ>>7:+18を地面におろし、立たせる。
と、彼女が何かに気がついた。 つられるように前を向く。 緑の近く。太陽の向こうに、黒い人影が見えた。]
(0) kazue 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
|
いるな。 住人か。
[人影に向かって、ゾーイが声をかけた。 この街の名は、との問に、真っ黒な人影が赤い口を開く。
『タリン』
求めてやまなかったその地名に、思わず目を見開いた。*]
(1) kazue 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
|
/* お疲れ様でしたー 鍋さんありがとう!!!ゾーイが本当に可愛かった。
(-0) kazue 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
[ 世界一かわいい、みんなの女の子がこの世を去ったとき、
多くの人びとが、彼女の舞台を目当てに、
チケット・ブースに詰めかけているところだった。
そして、夜。
その日は、長い、長い列をつくって、
黒い衣裳に身を包んだおとなたちが、
皆、ハンカチを携え、静かに泣いた。]
(#0) 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
<<”世界でいちばんかわいい、みんなの女の子”>> <<クラリッサ・トウシューズ>> <<ここに眠る 享年1■■>> *
(*0) nabe_kamone 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
[ ──静かに、雨が墓碑を濡らす。]
**
(#1) 2015/09/28(Mon) 00時半頃
/*
村建てとしては、一応、こちらで〆とします。
以降は灰雑談なども、お好きにどうぞ。
長い間、おつかれさまでした&エピ終了まで、もうしばらくよろしくおねがいします。
(#2) 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
/* こちらからも。お疲れ様でした! 連絡ミスなど、本当に申し訳ない……! みなさま、ご協力ありがとうございました。
そしてジェフはずっとお付き合いありがとう!たのしかった! 安心感がすごかった!
(-1) nabe 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
|
/* 寝る前にみえたので取り急ぎ、お疲れ様でした。 PLPC共々、終始動きが悪くて申し訳ない…… 特に2d落ちの際は、誤読等が重なり、把握追いついておらずご迷惑おかけしました、すみません……!
また明日、あがります**
(-2) Maki_hinata 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
|
/* クラリッサの前に発言挟んですみませんでした!!!
ゾーイにぶん回されつつ、なんだかんだで楽しかった! 安心感があったのなら良かった!!!お付き合い本当にありがとう。ペア村楽しい。
(-3) kazue 2015/09/28(Mon) 00時半頃
|
|
/* おつかれさまです。 なんかいろいろ予定が込み入って、藤にもほかの方にもご迷惑おかけしました(土下座)
クラリッサちゃんのために鎮魂歌うたおう
(-4) rei0x0 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* 長らく有り難うございました。 皆様お疲れ様、と、お伝え致します。
オーレリアは無茶ぶりめっちゃ拾っていただきありがとう。 誕生日まで…まわし…た…(ごろんごろん)
(-5) is0716 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/*わたしのせんせいがこんなに綺麗でかっこいい、とだけ言い置き。 後半接続状況悪くてすいませんでした。今からお家帰ります。
(-6) benico 2015/09/28(Mon) 01時頃
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|
/* ふなぅ! メモ更新してなかった…おつかれさまでした。
夕顔さん含めてからみにくい所もってきた感ハンパ無くやってたんですがからんでくれてありがとうございました(平伏)
(-7) pikeP 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/*
お疲れ様でした。
先生ずっとありがとうございます!! きちんと拾えていたか分からなかったのですが、 とても たのしかったです…!
(-8) mayam 2015/09/28(Mon) 01時頃
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|
/* こっちからすみません フジノのひとつめの秘話見逃してました ごめんなさい 申し訳ない 東洋人も問題ないです あと、削除されてしまった後に見つけた(差分遡った)wikiの質問も、 wikiに書いていないことは、ご都合主義で決めてくださって、全然構わないので、 タリンで老化防止剤入手してくださって大丈夫です。もちろん。
(-9) nabe 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* にほんごおかしい 「夕顔さんもまきこんでしまって」、だな。 和世界自体はだいたいソロル用なんでだいじょうぶかなって思ってたんですけど予想以上に他に絡めなかったううう:((・ω・)):
反省。
(-10) pikeP 2015/09/28(Mon) 01時頃
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|
/* >>-5 先生 たんじょうびまわしたいですせんせい…
あとマリアの綴り、コピペったつもりだったのに iがどうしてもi…で…かなしみ…
(-11) mayam 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* はっ えぴ えぴろーぐがはじまっていた! おつかれさまでした。いま寝落ちから帰ってきましたおはようございます。
(-12) mmsk 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* 夕顔さんおはようございます
なんかもう色々申し訳ないとこいっぱいあったんですが私としてはすごく楽しかったです もうちょっとエピはなんかしたい。したい!
ですが本日はねます…( ˘ω˘ )スヤ…
(-13) pikeP 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* >>-11 まわす…(ごろん)
機種依存なのか…?あんまり考えてなくて申し訳無い。
そろーるすきすぎてあんまり会えなくて、はんせい(´・ω・)
(-14) is0716 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* >>0:-46 ふじの ラモーナだいすきだよ 中身は (あとわたしたちもまったく設定細かく決めてなかったです)
これだけは 先に返しておこう!
(-15) nabe 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* じゃあわたしも……芙蓉のお隣で、寝ようっと…… エピではなにか? しようね! タリンにはついたけど、ついて美しく締めたきりだからね……あの締めが綺麗なので今更何言えばってなってるよ……
とりあえず今日はおやすみなさいね!**
(-16) mmsk 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* 拾う拾われる関連も、時期とか会話の流れとか全く決めてなかった(会話見返しながら)。
ジェフがカミナリ親父位しか決めてない。
では、おやすみなさい。また明日。**
(-17) kazue 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* 同じく見返していたら ゾーイはもっとわがままでも良かったっぽいですね?? ゾーイの9割は勢いとジェフへの信頼でできています
わたしもぼちぼちおやすみなさい!**
(-18) nabe 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/*
>>-14 ごろん。 機種依存なんだろうか…?いやあ気にせず! 灰漁ってマリアさんのこと知ってあーーーってなってる今
エンカむずかしかった… 色々ついていくかたちになってしまってすみません。 もうちょっとキネーン知ってる設定にしておけばよかった…。
あとエピだと…あれだ キネーン残ってるの私達だし、 クラリッサの事もどこかでひろいたい きもちは ある
(-19) mayam 2015/09/28(Mon) 01時頃
|
|
/* >>-16 夕顔さん 微々〆たけど後日談みたく本は開けますよ。
抜け出してやりたかったこととか大人になったあととかみてみたい、芙蓉は見守りながらなんかしてますよ。
おやすみなさい(なでなで)**
(-20) pikeP 2015/09/28(Mon) 01時半頃
|
|
/* >>7:-8おーれりあ [学者はさむずあっぷしている。いたずらっこのかおだ!]
これだけ返さなければいけない気分になった。 よし、おやすみ。
>>-19 マリアさんのことあんまりださなくてごめんああああ クラリッサのことは、どこかで、ひろいたい です はい 。
(-21) is0716 2015/09/28(Mon) 01時半頃
|
|
/* お疲れ様でした。(起きた) 墓落ち以降動きが悪くて大変申し訳ありませんでした。
(-22) ふゆのひと 2015/09/28(Mon) 06時半頃
|
|
/* お疲れ様でした。おはようございます。 ペア篭り、に加え反応鈍くて申し訳なく…… マリオかわいい**
(-23) かの 2015/09/28(Mon) 07時頃
|
|
/* ジェフが歌ってた讃美歌は、98番でした。 引用元。
ジェフが精神安定しすぎてて、すごくやりやすかった
(-24) kazue 2015/09/28(Mon) 07時半頃
|
|
/* 其に比べて何処かの学者は…>精神安定
おはようございます。 くらりっさのおそうしきを拾うふたりが偶然でしか出合わなそうで書き出しになやむ…
(-25) is0716 2015/09/28(Mon) 07時半頃
|
|
/* おはよございます…
キネーン行ったら喪服多い、みたいな なんかそんかイメージでいたけど どうだろう>クラリッサ
(-26) mayam 2015/09/28(Mon) 08時半頃
|
|
/* おひるようございます。
そうそう、改めて挨拶は後でするけれど、早めに言っておこうと思った。 あんまりまともにチェックはしていないのですが、おそらくbenicoさん以外の方は、ペア相手のpikeさんとペア練りのために村前に交流を得たくらいで、みなさまはじめましてですよね。 mmskのmいっことってMSKといいます。おなかがすきました。 原作は未読ですかすごく好みの村設定だったので気づいたら一枠滑り込んでいました。 今後ともよろしく? お願いします?
(-27) mmsk 2015/09/28(Mon) 12時半頃
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― まだ、おとなになる前の日 ―
[ ――オーレリアの、誕生日の、少し前の日。 その日の朝は、窓を開いても。 鳥の声は聴こえてきませんでした。
刺繍の施されたリボンを揺らして、 窓の外の庭。居る筈の小鳥を探して、でも、居なくて。 首を傾げながらも、自然と空を、見上げれば。 ]
(2) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
|
|
[ ―― ぽたん ]
(3) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
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|
[ 頬に、ひとつ、雨粒が落ちてきます。 続いてまた、ぽた、ぽた。 葉に、地面に、跡を残していくそれは。 なんだか、何時もの雨と違う気がして。 怪訝そうに、不思議そうに、 生きている筈のそれらを、じいと見つめます。
言葉を知らないながらも、言うならば。 涙を流すような、死を悼むような。 そんな様子だったのです。 …重い、灰の空に、オーレリアの灰を合わせ。 頬を雨粒で濡らしながら、息を吐いて。 ]
(4) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
|
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………主よ、 永遠の安息を、彼らに与え…
[ これもいつか、ゆきから聴いた歌。 鎮魂歌っていうんだ。とも、聞きました。 悲しい灰に届ける声は、きっと、これが良いのでしょう。
でも、ほんとうは。 記憶を手繰って、たどたどしく歌うオーレリアよりも。 ゆきの方が、ずっと綺麗な歌声を、 遠く、遠く。空の向こう。 誰かの元まで響かせられる筈です。 ]
(5) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
|
|
[ ゆきと藤乃とは、あれからもう、会っていません。 巡り合わせが悪いだけなのか、 あるいは――ゾーイたちの様に、世界の果て。 自分のための場所に行ったのか。
それはもう、分からないけれど。 でも、彼らの居る地の空までは。 せめて繋がっていくようにと、拙い歌を、届けました* ]
(6) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
|
|
[ "世界でいちばんかわいい、みんなの女の子" クラリッサ・トウシューズ。 この世界で、百年以上。永い時を生きていた。 こどものままのおんなのこが、眠りについたと。
それを知ったのは、重い灰の空、雨のなか。 今日も用事があって出かけたキネーンで、 遺されたおとなたちが、 涙を流して、そう、噂しているのを聞いた時* ]
(7) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
|
|
/* わたし は。 夕顔さんをはじめに、初めましての方ちらほら、かな? (チェック漏れてたら申し訳なく…) 宜しくお願いします(深々)
クラリッサふわっと知った体で…
ゆきは本編含めて、 色々歌教えてもらったって感じにしたけれど 大丈夫だったでしょうかといまさらながら…!;
(-28) mayam 2015/09/28(Mon) 15時頃
|
|
/* 墓落ち付近から全然覗けず、落ちてから殆ど顔も出せなくて本当にすみません… 相方とゆき藤乃放置ほんとにごめんね[ヴェスのコートに隠れつつ] また時間見つけてきます。一先ず みなさまお疲れ様でした(ヘコ)
(-29) esnsn018 2015/09/28(Mon) 16時頃
|
|
[ ぽたり。ぽた。ぽた。 ]
(8) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
[ タリンに来て、初めての雨が、ゆきの頬をしとりと濡らした。 初めて雨を頬に受けたのは、いつだったろう。確かもう劇場には買われていて、その頃の雇い主に、今よりもっと幼い声で、ゆきはこう聞いたものだ。 ねえ、どうしたの?空が、泣いているの? 誰かがどこかで、悲しい思いをしているのだろうか。だから、空が代わりに泣いているのだろうか。 雇い主はその問いに答えてくれず、イライラとした舌打ちを一つ残しながらどこかへ行ってしまったけれど、ゆきは飽きもせずずっと、雨の下で濡れ続けた]
(9) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
[ ――それからずっと、ゆきは雨になると悲しい気持ちになる。誰かが悲しい思いをしているから、自分も悲しくなる。空を泣かせるほどの悲しみならきっと、とてもとてもつらい事だ。 藤乃と買い物にきていたゆきは、雨をしのげる屋根の下に入る事もなく、その頬、顔、全身に、空の涙を受け続けた]
(10) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
[ そういえば。]
[ ふと、思い出す。教会で出会った、聖女のこと。]
(11) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
[ 雨の日に一度、聖女と言葉を交わした事がある。 静かにお祈りを捧げる彼女の横で、ゆきは神父さまと話す藤乃の事を待っていた。 横の彼女のおとな、せんせい、も、藤乃とは違う神父さまとお話ししていて。 もしかしたら彼女も、おとな同士のお話が終わるのを、待っているのかもしれなかった] [ そんな彼女に声をかけたのは、多分気まぐれ。あまりに彼女がひたすらにお祈りをするから、だから、少しだけ気になったのだ。]
(12) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
ねぇ、
[ ふわり、と、聖女の瞳が開いた]
今日は、空は誰のために泣いてるんだろう。
[ 彼女からの返答が来る前に、もう一回、口を開く]
ねぇ、きみは、かみさまを、しんじる?
(13) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
[ その言葉にオーレリアは、なんて返したっけ。 でも、しとしとと響く雨の音に言葉をぽつりぽつりと乗せて、あの時初めて、聖女と御使いはおはなしをしたのだ] [ それから何度か、一緒にうたをうたった。彼女が知りたがっていた聖歌を教えたり、自分が好きな歌を教えたり。 毎回の礼拝で顔を合わせていたのに、言葉らしい言葉を交わしたのは、多分あの雨の日が一番だろう。 けれど、オーレリアとゆきは不思議と、一緒にうたう事は多かったのだ]
(14) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
[ ねえ、オーレリア。 今日は誰のために泣いているんだろう。 静かで悲しい。重たい雨だね。] [ ふと、歌声が聞こえた気がした。それはよく聞いていた彼女の声にも似ていて、ゆきはその声に合わせて、そっと歌声を雨に乗せた]
(15) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
”私の祈りをお聞き届けください すべての肉体はあなたの元に返ることでしょう”
[ あぁ、そうか。 この曲は鎮魂歌だ。** ]
(16) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
/* せっかく素敵回想いただいたので、鎮魂歌返し! 念願の教会コンビやっと絡めた。。。
とりあえず投下で、あとはおうち帰ってから〜**
(-30) rei0x0 2015/09/28(Mon) 17時頃
|
|
/*
あああ素敵なお返しきていた…! ありがとうございます!また後ほど回想かえしたい
(-31) mayam 2015/09/28(Mon) 18時頃
|
|
/* ちら(聖女すとーかーの図)
のちほどごあいさつにまた生えますおたんじょうびぎりぃ ちょっと、かいそう、ひろえたら、いいなあ、
(-32) is0716 2015/09/28(Mon) 20時頃
|
|
/* >>-29マリオ おつかれさん。ありがとうね!! 時間とれた時にいっぱい構ってくれたらゆるす[わしゃわしゃ]
(-33) かの 2015/09/28(Mon) 20時半頃
|
|
[ ―― うた が。 雨音に混ざって、声が。 そして、歌が聴こえてきた、気がしました。
透明なその声は、オーレリアの歌に続く様で。 オーレリアの知る、あの教会のおとこのこの声に、 とてもよく、似ていて。 ]
(17) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
[ …そう、確かその日も、雨でした。 初めて、白のおとこのこと言葉を交わした日。 誕生日よりも、ずっと前。 まだ、先生のことを知らなかったオーレリアだった頃。 何時もの様に朝を迎えたオーレリアが、 ひっそりと、小さな死を見届けた、日。 ]
(18) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
[ ぱちん。 ゆっくりと、まばたき。
数秒、押し黙っていたけれど、 みるみるうちに、目を丸くして、 傍らの男の袖を引いた。]
── タリン、って!
[ 驚きを隠せない表情で、男の顔を見上げて、 それから、勢い良く、人影に振り返る。]
ねえ!この町に、泊まれる場所って、ある?
[ そうして、逆光の中、小さな頭が頷いたのを見たなら、 期待に満ちた目で、男を見上げ、]
── ねえ、行くんでしょ
[ まっすぐに、視線を送る。*]
(19) nabe 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
/* エピは希望があれば延長するつもりです が、本来のエピの長さ以上は任意ですので、次の予定などがある方は、お気になさらず。
(-34) nabe 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
[ 毎朝先生の前におはようを告げる、窓の外。 名も知らない小鳥の鳴き声を聴くのは、もう、日課。 その、何羽もいる鳥の中に。 一回り小さな、こどもの鳥がいたのです。 他のいきものに襲われたのか、どうなのか。 ちいさな脚に傷があるのを見つけたから。 先生に内緒でハンカチを裂いて、 こっそり、屋敷の裏口から庭に出て。 なにも知らないなりに、 処置として丁寧にハンカチを結んだのです。 ]
(20) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
[ ――その出来事が、少し前の話。 さて、何の運命のいたずらか。 あるいは、どうにもならなかったのか。 そうして数日見守っていたこどもの鳥が、 しとしとと降る雨の中、庭の端で死んでいました。
沈黙、は。きっと、数分。 はっとしたオーレリアは、思うに任せて。 先生が寝ている隙にと、屋敷の裏口からこっそり出て、 かつて脚へハンカチを結んだ時の様に、 スコップも持たず土を掘り、埋めたのです。
…もっとも、土だらけの手を洗う時に、 オーレリア捜しに来た先生に見つかってしまって。 何時もの様に厳しい口調で、 あれこれ、言われてしまったのですが。 ]
(21) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
[ そしてこれは、気まぐれ、でしょうか。 長くお説教をされた後、 お仕事に向かう先生に連れられた教会で、 オーレリアの分からない、おとなの話を待つ最中。 何時も以上にオーレリアは、祈りを捧げていました。
――何も出来なかった、名前もないこどもの鳥が、 どうか安らかに眠れるように、と。 せいじょさま、と言われたオーレリアに出来るのは、 きっとこれくらいなんだろう、と、思ったから。 ]
(22) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
[ …もしくは、あのこどもの鳥に、 自分を映してしまったところは、あったのか。 もやり、言いようのない不安に駆られて、 組んだ手に力がこもって、きっと、その時。 ]
[ 透明な声が、オーレリアにかけられました。 ]
(23) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
[ ふわり、オーレリアの灰が、開いて。 白の少年の、アイスブルーと混ざり合います。
ぽつ、ぽつ。 綺麗なその声に、暫く、聞き入って。 問いが終わったあと、――そう。 続けて歌う様に、オーレリアも口を開きました。 ]
今日、空は、…小鳥の為に泣いているの。
[ 屋敷の庭、埋めた亡骸を思い出して。 更に、言葉を紡ごうと、喋り慣れない口が動きます。 ]
――かみさまは、わからない。 でも、
[ 続く声は、教会の中。きっと、ちいさく。 ]
(24) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
誰かが悲しむ世界を作っている"かみさま"なら、 きっと、いないのかもしれない *
(-35) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
[ ―――ねえ、ゆき。 今日の空は、きっと。 世界でいちばんかわいい、あの子。 クラリッサのために、泣いているの。
静かで悲しい、重たい雨よ。 ]
(25) mayam 2015/09/28(Mon) 21時頃
|
|
/* すみません、ちょっとマウスが動かなくて箱使えないのと、体力枯渇気味なのでまた明日ぐらいにあがります……!エピは10/01の0時まで、だよな……? とりあえず灰見えたとこだけ
>ゾーイ>>-9 いや大丈夫、表の流れでなんとなく大丈夫そうかなーって思ったのでこっちも放置してたので!w >ヴェス・マリオ こちらこそ2人にぐいぐい絡みに行った挙句、マリオ置いてけぼりでガンガンまわしちゃって申し訳ない……! ヴェスはちょこちょこと絡んでくれてありがとう、でした!
(-36) Maki_hinata 2015/09/28(Mon) 21時半頃
|
|
[ やっぱり、この世界にかみさまなんているのかな。 もうすぐおとなになるわたしは、 きっとずっと、あの時>>-35のままを、思うわ。 ねえ、あの時わたしは聞けなかったけれど。 ――あなたは、いま、どういう答えを出すのかな。 ]
(26) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
|
|
[ *御使いと聖女の、鎮魂歌が響く* ]
(27) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
|
|
/*
ながい(ごめん) あと先生出しました(事後承諾)
ゆきはありがとうございます! 一応こちらからは〆で。
藤乃は、ご無理なさらず。 ゆっくり休んでくださいね…。
(-37) mayam 2015/09/28(Mon) 21時半頃
|
|
/* ちょっとどう動こうか考えあぐねてるのと、既に眠気で文章が怪しいので明日の日中にきますね……すみません
(-38) ふゆのひと 2015/09/28(Mon) 22時半頃
|
|
[ぽつ、ぽつ。]
[窓を叩く、大粒の、]
(28) is0716 2015/09/28(Mon) 23時頃
|
|
[重い、重い、灰色の空。 雨のおとのむこう、啜り泣くおとなたちの噂話。
"世界一かわいい、みんなのおんなのこ" クラリッサ・トウシューズが眠りについた、と。
百年を越えた時を生き、ずっとみんなのこどもであった彼女は、遥か遠く、天に隠れ。 然して其の、天は。静かに、泣いている。]
(29) is0716 2015/09/28(Mon) 23時半頃
|
|
[…そう、確か、あの日も雨だった。 グレィの空は沈み、最早グレィであったことも分からない、暗い暗い夜。
安楽椅子をぎしりと鳴らし、雨音を聞きながら、頁を捲る。 手元を照すランプでは、もう心許ない。 灯りを足そうと、調節螺に手をかけて、
──かたん、と。]
(30) is0716 2015/09/28(Mon) 23時半頃
|
|
[扉の音に顔を上げる。 雨音のみが響くちいさな世界。異質な音は恐怖を煽り、暫の沈黙。
軋む。
ランプを下げて、探すのは聖女の面影。何処か遠くに、心臓の拍動が聞こえる。 ──学者は、知っていた。低い枝に止まるこどもの鳥、其の細くちいさな脚に白い布切れが巻かれていたこと。 そして、恐らくは其の布が、ハンカチーフの生地であること。 裏口の鍵の開け方を学んだのだろう、と。そのときは、生きるものを好く小さな聖女の、少しの自由のつもりで気付かぬ振りを通して来た。
それでも、夜は。 夜は、いけない。 ]
(31) is0716 2015/09/28(Mon) 23時半頃
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[聖女の部屋をちらと覗いて、(──居ない。) 真っ直ぐ裏口へ向かう。
裏口の扉には、土のあとが残っていて、
予感が形になってしまった其の事実に思考が、止まる。 遠かった拍動が近く、近く、早鐘の様で。 沈黙、は、数分。
学者は何処からかの水音にはっとして、音源を辿り。 ──手を土で汚した聖女を、其処で発見したならば、 碧に明らかな安堵を滲ませた後、すぅ、と瞳を細めて。 怒気を孕んだ厳しい口調で、長い長い御説教の御時間。]
(32) is0716 2015/09/29(Tue) 00時頃
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[それでも、学者は、結局。 こどもの鳥に施した聖女に、なにか、思うことがあったのか。 次の日も降り続く重たい雨のなか、聖女を連れて"気まぐれ"に、教会に向かい、 祈る聖女を、遠くに見ていた。
──聖女様、である彼女には、祈りこそが鎮魂と、思ったから。
白い、白いこどもが傍に立ったのも、ふたりが何かを話すのも、 然して何時か、鎮魂の歌をうたいだすまで、 施しも、徳も、神も、信じなくなったおとなは、呆、と、ステンドグラスから降り注ぐ虹の光の許を眺めて居る。
──彼の、ふたりのこどもの為ならば、 神が存在していると信じても、良い。 ]
(33) is0716 2015/09/29(Tue) 00時頃
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[ ──そんなきおくの御使いには、もう暫く会えていない。 傍にいたおとなと共に、もしかしたら、遠くへしあわせを探しに、神を、探しに旅立っていったのかも、知れないけれど、 ]
(34) is0716 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[うた、が、聞こえる。 聖女の鎮魂歌、辿々しい其は、涙を降らす灰色に合って。 空に、溶け、──
ぱたん、本を飛じた。*]
(35) is0716 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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/* こうはんねむくてびみょ…ぐぬぬ…
おやすみなさいです(ぺこ)
(-39) is0716 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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― クラリッサの死後 ―
[キネーンの新聞社にいくらか分厚い原稿用紙が届いた。 沢山あるのに、それに締めの言葉はなく書き途中のように送られてくる。
しかも、初めてではない。 それで3回目だし、まだ、書き途中だ。
宛て名もない、作者不明の大量の原稿。 失礼にも程があるそれは捨てられても仕方がないのに、 新聞社の机の上で静かに積み重なっている。]
(36) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[机の横に佇んだタイプライターの傍に、 手書きを清書した原稿も重ねてある。
クラリッサの追悼「ついで」に名で売ればいいのだ。
その名前はしっかりとは書いていない。 けれど、編集者は知っている。その作家の字体も、 モデルとなったろう童歌の仔も。
なにせ、そのタイトルは。]
(37) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[―――『返り咲く紅の桜』]
(38) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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― 楽園 ―
[手押し車は、楽園に辿りついて、やがて止まった。
着いて尚進む意味は無い。 振袖をまくり、釘をうって、屋根と本棚を広げて。
布団も少しだけいいのを買って、家を作った。 家というより、本棚に屋根をつけたような。 「ふたり」がやっと腰をおちつけられるようなものだけれど。
そこに居つくことを強制はしない。 彼女が歩きたいというのなら共に歩く。 一人でいたいというのなら見届ける。
自分達は友であって、家族ではない。 生活だってずっと違えてきたのだ、今から道を完全に合わせるのは難しい。]
(39) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[女にも、きっと女にしか抱いていない感情があった。
少女に抱く庇護欲とか、懐古の気持ちではなく。
本を読み重ねるたびに、廃れていったと思い、 忘れていってはいけないと思う感情。 夕顔にはその思いの先端を覗かせた事があるだろう。
夕顔ってショーにいたときは恋とかしなかったの?と。]
(40) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[集めた本の中には恋愛小説も多かった。
だが、女はこの感情を理解はできても自分には一生おこらないものだとも思っていた。
愛の果てにあるのがなんなのか。 本の中では未来への希望ばかりだ。
だが、この世界で愛を向ける場所は、いったいどこだったか。
その情の赴きが既に折られている自分には関係の無い事なのかもしれない。]
[それに似た感情、なら、いくらでもみてきた。]
(41) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[たとえば、そう。 夕顔と共にショーの舞台に上がっていた少女。 "世界一の女"だったか。少し違っていた気もする。
あれを見てる男の目は殆ど恋のそれに似ていた気もする。 あそこでは、きれいと、だいじと思われる 「目」が彼女の独占物だった。
自分の読み物が。 記した紅が、その男の心を奪わないだろうか。 それが、今女が抱える小さな野心だ。
夕顔には、絶対に言わないこと。]
(42) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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[新しく原稿をとってまた綴る。
酸いも甘いも知ったつもりでいた花の蜜はまだ熟していない。
こどもだった彼女は、楽園について何を見ただろうか。
何にしても、また、自分も「遊び」に誘ってくれるのならば、 女は情を知らず、彼女の道を作っていく。]
ユウガオ。 雨が降りそうですから、
本に紙をかぶせるのを手伝ってくれませんか。
[どこかで降り出しそうな雨の気配にも気付かず。 楽園に暮らす女は *露知らず*]
(43) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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/* おかしい!
クラリッサ追悼を書こうとしたら全然そんなことしてなかった!
時間軸は曖昧にしてあるので未来の話でも少しあとの話でも。
(-40) pikeP 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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/* >>-38ミケせんせい あぁあ…ごめんなさい…! 私も昼おりますので、その時に合わせられたら、と(小声)
(-41) benico 2015/09/29(Tue) 00時半頃
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/*
先生も拾ってくれてありがとうございます…! 安堵する様子がいとしい
先生の隣でねよう…(ぶんがまとまらないけど反応したかった)
(-42) mayam 2015/09/29(Tue) 01時頃
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えへへ、がんばりました。
[こくこく、と嬉しそうに頷くのは、幾分素直になった証。 先生が目を細めるのに>>6:+20、くすりと微笑み。 けれど、小さな村はまた以前いた街とは大きく違うような]
せんせい、ここはどういう所なのですか? なんという村なのでしょう?
[もう聞いても大丈夫な頃合いかと、顔を見上げる。 風に乗って、歌声>>6:+14が聞こえた気がした]
(44) benico 2015/09/29(Tue) 17時頃
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― ある、晴れた日 ―
[ その日の朝は、小鳥の鳴き声と共に。 電話と同じく、滅多に鳴らない、 ちいさなせかいの呼び鈴が鳴らされました。 応対するのは、当たり前の様に先生。 お仕事の人だろうか、なんて、そんな予想をして。 オーレリアは自室の窓から、小鳥を眺めていて。
だけど。 ――オーレリア、と、玄関の方、先生の声がしたのなら。 直ぐにぱっと顔を上げて、ぱた、ぱたと。 淑女として怒られない程度に、小走りで向かいます。
何やら大きな箱を持っている先生を見て、 どうしたの?と、聞けば。
――洋裁店からの、お届け物。 ]
(45) mayam 2015/09/29(Tue) 20時頃
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[ 両手で抱えて、やっとの大きさのそれを受け取った時。 オーレリアは、それはもう。 顔を、ぱあと明るくしていました。
自室に取って返して。 届けられた箱を、珍しくベッドの上に開け放しにして、 きっと、今までで一番の早着替え。
自室の姿見の前で、ふわ、ふわ。 まるで花嫁衣装の様な、真っ白なワンピースの裾を、 ただ楽しむがままに揺らして、るらら。 歌詞の無い歌を口ずさんで、満足すれば、また直ぐ。 ]
(46) mayam 2015/09/29(Tue) 20時頃
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――先生!
[ 扉を開いて。 きっと部屋の前、待っていたであろう先生に、お披露目。 いつか星を閉じ込めた灰色を、真っ直ぐ、碧に合わせ。 照れくさそうに――どう?なんて。 聞いてみました。 ]
(47) mayam 2015/09/29(Tue) 20時頃
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[ そう。 今日はオーレリア、十二歳の誕生日。 ――"おとな"へとなる、日だったのです。 ]
(48) mayam 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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/*
>先生 すみません 明日も夜コアな可能性なので 先に誕生日 投げ ました…!
(-43) mayam 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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――楽園にて――
[止まった手押しの、屋根の下。 家を作ろうというのに、はじめは露骨に嫌な顔をした。 せっかく目的地についたのだから、雨風は宿で凌いで、仕事を見つけてお金を工面すれば、せめて人並の暮らしは出来るじゃないかと抗議した。 その発想が、もう随分といい暮らしが染み付いている証拠であったのだけど。
幼いこどもは働き口がない。ここではこどもの歌も拙い手仕事も当たり前のことで、希少価値がない。改めてここがタリンなのだと思い知らされながら、女ふたりあばら屋より粗末な本棚暮らしをしていた。]
(49) mmsk 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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[理想郷とはいえ、おとながおとなとして、こどもがこどもとして暮らしているだけの、普通の街。 見かねた木工職人やら、石工なんかが手を貸してくれたのは助かった。定住の意を汲んでくれたのか、多少は工面をしてくれたのもあって、移動図書館、ならぬ貸本屋らしくもなっていたか。
芙蓉は家族ではない。ただの友だけれど、かといって友の傍を離れる理由なんて、どこにも見つからない。 貸本屋の顔として、こどもたちに手あそびやわらべうたを教えているうちに、だんだんとタリンの生活に、馴染みつつあった。]
(50) mmsk 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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ねえ、マリオ。 あなた、ここでどうやって過ごすつもり?
[この街のこどもはいつか、おとなになって仕事をするだろう。 それまではこどもとして、健やかに、のびやかに人生を謳歌する。 それなら――養殖の、わたしたちは。 タリンに辿り着いてからと言うもの、養殖は彼しか知らずに、自然と会話が多くなっていた。 それから、今日の話題はもう一つ。]
(51) mmsk 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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あと、マリオって、今まで恋をしたことある?
[芙蓉に言われて、はたと気づいたこと。 幼い頃は、同世代は芙蓉しかいなかったし、ショーに出てしまえばこどもだらけでも歳はばらばらだ。 ちやほやされていた若い頃はそんな余裕はなかったし、歳をとる度感情は冷めていった。 どれだけ経っても自身はこどものままだから、未来がないようなものだったのも、ある。 自分より若く手術を受けた彼はどうだろうかと、戯れに聞いた。]
(52) mmsk 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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[彼の答えはどうだったろうか。いずれにせよ、今も尚わたしは、タリンにいる。 遠くの涙雨の気配とは、知らず。曇り空を見上げて、駆けて戻る。]
はぁい、すぐ行く。
[傍らにいたこどもたちも、合わせて駆けてくるだろう。 みんなで一斉に油紙を被せれば、突然の雨だって怖くない*]
(53) mmsk 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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/* タリンにいる養殖仲間のマリオに触れたかった一心で絡んでみる! けど、返答はなくても大丈夫な感じにしているので無理せず。 というより本当にふたりはタリンに残るのかなという不安はありつつ……
(-44) mmsk 2015/09/29(Tue) 20時半頃
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/* 夕顔尊い…
レスポンスでキレイな〆できちゃってるので他に何かなければこのままそっと静かに幕を降ろすつもりです。
ので、ご挨拶を。 pikeと言います。楽しそうな村があれば、放浪しております。 開催時から村建ての鍋さんには沢山ご配慮いただきましてありがとうございました。 夕顔もありがとう。いい大人になることを祈って。
またどこかでお会い致しましたら何卒。
(-45) pikeP 2015/09/29(Tue) 21時半頃
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[馬車を下りれば、頬にかかった髪を払って、 視線の先、小さな村へと視線を向ける。 街のような煩雑さも、煌びやかさもない。 ただただ、穏やかさがそこにはあった。
それは、物語のような、まるで夢のような場所。 成程、確かに、“あの記述”も頷ける。]
タリン、という村だそうです。 どうも、今までにいた場所とは、“違う”ようですよ。
[>>44尋ねられれば、少々含みを持たせた答えを返す。 さて、少女は、あの場所を求めるのか、或いは。
差し出した手が、握り返されれば、小さく笑みをこぼして。 そうして、一歩、踏み出しただろうか。*]
(54) ふゆのひと 2015/09/29(Tue) 21時半頃
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/* 遅くなってすみません……orz 〆はちょっと未来のお話しにしますねショコラ。
今日は0時くらいまでゆるゆるいられると思いますし、できれば〆も、と。
(-46) ふゆのひと 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* うにいいいわたしのせいじょがこんなにも
ありがとうござますでしたおへんじしますすみませ…
(-47) is0716 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* >>-46せんせい 了解です! 少し先の話というのも。先生から回していただけるのかな?
(-48) benico 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* >>-48ショコラ はい、そのつもりです。 ぶっちゃけ指輪を渡すだけというかゴニョゴニョ
(-49) ふゆのひと 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* >>-49 ヒューヒュー!(発言打ちながらひやかす)
(-50) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* せんせいのせいじょがこんなにも!
ひゅーひゅーとひやかし追従しつつゆるっとおります。
(-51) mayam 2015/09/29(Tue) 22時頃
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[──タリンで過ごす日々にも慣れてきた頃、だっただろうか。
若い夫婦の営むこぢんまりとしたパン屋で、幾つかのパンを買って代金を手渡したその時だった。 「雨だな」と、店の主人がぽつりと零す。 え、小さく声を零し、視線を追う。 確かに、窓に水滴が幾つか。その向こう、ぱたり、ぱたりと雨粒が勢いを増してゆく。 見回せば、一緒にいたはずのゆきの姿は、店内にはない。 ふくよかで優しい、けれど食いしん坊と長話がたまにキズなパン屋の奥さんの話に飽きて、いつの間にか外へと出てしまっていたのだろうか。
生憎と、傘の持ち合わせはない。 困ったな、と気持ちが表情に滲んでしまったか。 主人が、いつの間にやら此方へ傘を差し出してくれていた。 礼を言って、有り難く受け取る。 店の戸を押し開けて、黒く大きな傘を開いた。この大きさなら、子どもと大人の2人分ぐらいは余裕だろう。]
(55) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時頃
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[ゆきの姿を探す。 白い姿は、降る雨の中でも容易く見つかった。 歌声が、耳に届く。]
──ゆき、
[その身体が、冷たい雨に濡れているのを見れば、僅かに眉を寄せて。>>10 店の軒先等、雨をしのぐ場所はないわけではなかっただろうに。 ゆきのことだ、濡れることよりもうたうことに夢中になってしまったのだろうか、と。 藤乃が思うのは、そんな軽い心地のこと。 遮ることを少しばかり申し訳なく思いながらも、後ろからそっと傘を差しかけた*]
風邪を、ひくよ。
(56) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* >>-49 やったー!楽しみにしてます。 何年後とかにして、ちょっとショコラを大人にして頂いても構いませんので! きっと数年後もショコラは先生の理想の格好してますからね。
(-52) benico 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* どう足掻いてもクラリッサは拾えなかった……そこまでの思い入れや何かを察知するようなあれそれがこいつにはなかったです……orz
(-53) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時頃
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/* ミカエル先生ヒューヒューと聞いて来ました
(-54) mmsk 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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[ ふと耳に届いた、自分を呼ぶ声に、歌をやめてゆるりとそちらを見る。 買い物は、もう終わったのだろうか。差し出された傘を見上げて、そうか、雨の日は傘をさすものだったと思い出す]
(57) rei0x0 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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もう、帰る?
[ 首を傾げて問うてみれば、そっと優しく、背を押された。その手に従うように、我が家へと足を進める。 雨は早くもにわか雨になり始めていて、しとしとと、湿った音を響かせた]
(58) rei0x0 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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[ タリンにきて、もう二週間。最初は宿屋に寝泊まりしていた二人だけれど、この先ずっとここに居るなら宿屋に居る訳にもいかない。そんな時に、村の人から古くなったボロ屋をゆずろうという話を持ちかけてもらった。 特にこだわりはないゆきは、雨風が凌げればそれでいいし、お世辞にも経済に余裕があるとは言えない藤乃も、それをありがたく受け取る事にした]
(59) rei0x0 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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[ ゆずってもらった家は、そりゃあもうボロボロで、それでも、家の造りはしっかりしていて、家全体の補修はしなくてよさそうだった。 二人で、毎日こつこつと、掃除をしたり、家具を並べたり。それはなかなか新鮮で、ゆきはそれをとても楽しんだ。 自然と零れる鼻歌。聖歌ではない、ゆきにしては少し珍しい、少しアップテンポの曲を歌ってみたりして。 二人は、その生活をとても楽しんだ]
(60) rei0x0 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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[ キイという音と共に開かれた扉。傘から水気を切る藤乃に促されて、ゆきは新しい我が家へと先に入った。 頑張ってした掃除のおかげで、もう埃っぽさはない。 大きな出窓には、先日藤乃がこしらえたカーテンがかかっていて、そこから見える村の風景を、色鮮やかに彩っている。 ぼーっと、雨に濡れた髪や服を乾かす事もなく、ゆきはその風景を見つめた*]
(61) rei0x0 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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/* 明日で村しめと聞いて、早くも〆に向かい始めるのでした
(-55) rei0x0 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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/* ヒューヒューの会
(-56) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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/* ヒューヒューするためにいます
(-57) pikeP 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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─ ある、特別な朝 ─
[ちいさな世界の、静かな朝。 よく晴れた、良い日だった。学者は何処か落ち着かなくて、何時からか温め続けていた小さな包みを懐に忍ばせて、時折無意識に外から擦っていたり。
朝一番を告げるのは、鳥たちのおしゃべりと、来客を告げる呼び鈴。応対は勿論、おとな足る学者だった。 届けられた大きな箱、印された文字に、─待っていたものが、きた、と。小さく嘆息を漏らして。]
──オーレリア。
[箱を受け取って聖女の名を呼べば、軽快な足音。 聖女にとっては、一抱えはある其。一度は、持ってやろうかと思ったけれど。 余りに、輝いた顔をするものだから。 手伝うのも忘れて暫く思考停止してしまった。]
(62) is0716 2015/09/29(Tue) 22時半頃
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[見上げる子どもの顔は、いつも通りのゆきで、少しほっとする。 帰ろう、と押した背は濡れていて、少しひやりとしている。いつもの、温い子どもの体温はどこにもない。 帰ったらまず着替えさせないといけないな、とぼんやり思う。 きっとゆきは、自分から寒い冷たいとうったえることはないだろうな、と思うから。
そんな予想は、ぴたり、的中して。 窓から見える濡れたタリンの風景を、ぼんやりと眺めるゆきに苦笑をひとつ。 白い髪や濡れた衣服から落ちる雫は、先日2人で頑張って磨き上げた床をも濡らしてしまっている。 まずは拭いてやるのが先だろう、と、乾いたタオルと着替えを持って、ゆきへと声をかけた。]
(63) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時頃
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|
──ゆき、こっち。
[声をかければ、振り向いてくれただろうか。 タオルをふわり、小さな頭へと被せて。 優しい力で、その髪から滴る水分を拭ってゆく。]
随分、濡れたね。
[苦笑と共に声を落とす。 着替えも持ってきたから、ちゃんと着替えるんだよ。かける声は、とても柔い*]
(64) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時頃
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/* 負傷兵 ヒュー「呼んだか?」
(-58) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時頃
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[その内、おんなのこは箱を抱えて部屋に飛び込んでいって、残されたおとこはひとり苦笑に似た表情。 緩慢に扉の前まで歩めば、るらら、機嫌良い旋律が漏れ聞こえる。
然して、扉の前、おんなのこの御色直しを暫し。
──きい、と扉が開いて、]
(65) is0716 2015/09/29(Tue) 23時頃
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/* ヒェェ遅筆なので待機せずに寝ちゃってくださいね……
(-59) ふゆのひと 2015/09/29(Tue) 23時頃
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|
[純潔の白、ワンピースは花嫁の其のように、白一色でありながら華やかだった。 ふわり、ふわ、レースで彩られた裾が風に踊る。
──どう?なんて、照れた表情の聖女に聞かれてしまえば、ぴたりとあっていた碧は少し、遠くを見た。 (何時かの記憶、その景色に、良く──、)
朝の光に輝くプラチナブロンド、生に輝く灰色の瞳、それでも。 紛れもなく純潔の聖女、オーレリアだ。
数分の沈黙、早着替えのためか少しずれたリボンに手を伸ばし、指先で摘まみながら、]
──綺麗だ。 もう少しお転婆でなければ、ね。
[ぽつり、呟くような言葉の後、誤魔化すように言葉を継ぎながら、]
(66) is0716 2015/09/29(Tue) 23時頃
|
|
[ 柔らかく、あたたかい、ふんわりした物に包まれて、藤乃のことを見上げた。太陽のような少し香ばしい香りがするタオルは、濡れたゆきから、雫を吸い取っていく。 そんなタオルに負けず劣らず柔らかい声で、藤乃はゆきに語りかける。大切な宝物に、こっそり話しかけるように。]
……藤
[ されるがままになりながら、ゆきはぽつりと彼の名前を呼んだ]
人はさ、死んだら、どこにいくと思う?
(67) rei0x0 2015/09/29(Tue) 23時半頃
|
|
[ 今日は、オーレリア 十二歳の誕生日。 ]
[ おとなへの第一歩を、踏み出す日。 ]
[学者は、そうやって、 新たな道に今、立った、おとなとこどもの間の聖女に、
純白が眩しくて、少しだけ目線を反らしながら。
懐から小さな包みを取り出して、ちいさな手のひらに、押し付ける。]
もうひとつ。此は、御祝いなんかではなくて、 ──そうだな、"きまぐれ"だ。
[純白のドレスには、指環が付き物だから。]
(68) is0716 2015/09/29(Tue) 23時半頃
|
|
[其の指環は、けして、けして良いものではなくて、 高価な宝石なんてついていないし、貴重な金属なんて使われていないけれど、
薔薇の蕾の細工は、似合うだろうから。]
(-60) is0716 2015/09/29(Tue) 23時半頃
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|
/* みかえるせんせとタイミングがかぶるまえに投下っっ
ひゅーひゅー!
(-61) is0716 2015/09/29(Tue) 23時半頃
|
|
/*
せんせいがとうとい……… おへんじかいて きます!
(-62) mayam 2015/09/29(Tue) 23時半頃
|
|
[ふわふわと水分を拭いながら、ゆきが着替えたら、蜂蜜を入れたホットミルクでもいれてあげようかと考えていれば、白い声が名前を呼ぶ。>>67
思わず、瞬いた。 あの頃、キネーンの教会で零れ落ちる光を受けながら、讃美歌を歌っていた姿を思い出す。 教会の神父から、その答えは、多少なりとも聞いたことがあるだろうに、と。 唐突なその問いを不思議に思いながらも、返すのはきっと模範的な回答だ。]
(69) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時半頃
|
|
──神さまの、ところだよ。 教会でも、教わったでしょう?
[するり、と。 躊躇いなく言葉が滑り落ちたのは。 辿り着いた楽園の穏やかさに、手を引いてくれたゆきに、藤乃自身がどこか近いものを見ていたせいかもしれない。
──だって、こんなにも幸福なのだ。 罪も憂いも、まるで、全てがなかったことのように*]
(70) Maki_hinata 2015/09/29(Tue) 23時半頃
|
|
/* タリンに入りたかったのですが、睡魔が襲来してきて明日に。 レオナルドオーレリアペアが可愛い**
(-63) kazue 2015/09/29(Tue) 23時半頃
|
|
[ 帰ってきたその言葉に、ゆきの瞳はとてもとても嬉しそうに、細められた。 そう、人は、死んだら、神さまの元へ行くのだ]
ねえ藤
[ そのまま、小さな手が藤乃の手を掴んだ]
夢の中で、藤はどうして人を殺していたの?
[ 瞳を細めたまま、ゆきは、静かにそう問うた*]
(71) rei0x0 2015/09/30(Wed) 00時頃
|
|
/* ちら ヒューヒューしておく流れと見た ヒュー
(-64) nabe 2015/09/30(Wed) 00時頃
|
|
―――
[ あ、と。 遠くを見る碧へ、思ったままに、声を出さないだけ。 少しは"おとな"になっているのでしょうか。 沈黙。指先でリボンを摘ままれて、 ワンピースの裾を、風に躍らせて、ぼんやりと思うこと。 たとえ、先生にとってオーレリアがいつまでも、 こどもという存在、だったとしても。
――そう。わたしは、おんなのこ、だから。 ]
(72) mayam 2015/09/30(Wed) 00時頃
|
|
[ こういう時は、自分を見て欲しいと、 思って、しまう もので。 ]
(-65) mayam 2015/09/30(Wed) 00時頃
|
|
[ ――でも。 そんな"こども"の我儘を、 正直に言ってしまうのも、むず痒くて。 先生がオーレリアから視線を逸らしているのに、 心の中で、ほっと、して。
貰った言葉に、また、照れくさそうに微笑んで、 オーレリアなりの誤魔化しをしてみたり。
多分、こういう誤魔化しも、 ほんの少し、育ててくれた先生に似ています。 ]
(73) mayam 2015/09/30(Wed) 00時頃
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[ さて、安堵の息を吐いた時に、 やっぱり先生らしい、と言えばいいのか。 素直じゃない言葉とともに渡された ――押し付けられた、なにか。 今度は、掌に収まる程度の小さな箱。 プレゼント用、でしょうか。首を傾げ。 細いリボンで、綺麗に包装された小さな包みを、 指先で丁寧に、ていねいに。開いていけば。
――いつか見た、小さな薔薇の蕾に、 オーレリアの顔は再び、ぱあ、と。綻びます。 ]
(74) mayam 2015/09/30(Wed) 00時頃
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――これ、この前見てた指環! …先生、知っていたの?
[ ぱっと、そんな表情のまま、先生を見上げて。 それから良く動く口は、きっと、部屋の机。 栞として、大事に大事に使っている、 押し花をくれたあの子に、良く似ていました。 ]
でも…ありがとう!つけても、いい? ああ、でも――…こういうものって、 普段つけていても、いいの?
[ 大事に取っておきたい気持ちと、 今すぐ身に付けたい気持ちが混ざって。 先生と、箱の中の指環、視線はいったりきたり。 ]
(75) mayam 2015/09/30(Wed) 00時頃
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[だから、その質問は、胸中を覗かれたようなタイミングで。>>71 ざわ、となにかが背を這うような、怖いような気持ちになる。]
……どうして、って、
[戸惑いを含んだ笑みを返そうとしたけれど、きっと、それはひきつってしまったことだろう。 問われたって、明確な答えなど今度こそ返せっこないのだ。 疑問がないわけではなかったし、ただ、事実ばかりが夢と現実を重ね合わせるばかりで。
──まるで、突然の雨が楽園に暗雲を連れてきたような、嫌な心地ばかりが広がって。 逸らし方を覚えてしまった大人は、ただ、ただ質問の矛先を変えようとする。 言葉を探して、そうして、]
……ゆき、こそ。 どうしていきなり、そんなこと聞くの?
(76) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時頃
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[ゆきはいつも唐突だね、とそんな風に、苦笑を──作れていただろうか。 楽園へと誘う言葉、あの時もそうだった。>>2:186 そう、思い返して、]
………、
[今度こそ、ぽっかりと穴に落ちてしまった気がした。 少し考えれば分かることなのに、逸らし方を覚えてしまった、──嗚呼、ほんとうに大人はずるい。]
……ねえ、ゆきは、
[発した声は、たぶんとてもかさついて響いたことだろう。 そこに甘い柔さは、もう既にない*]
(77) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時頃
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──どうして、俺の夢のことに、気付いたの?
.
(-66) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時頃
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/* ジェフおやすみです!
もうちょっと起きてるかと 多分はんのうなかったら ねてます
(-67) mayam 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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[ ざあああ ]
[ 雨は、どうしてだろう、いつの間にか、にわか雨から、再び雨足を激しく変えていた。 柔らかな地面をうがつ雨音が、とてもとてもうるさい。 その音にかき消されそうな程、藤乃の声は揺れていて、あぁ、どうしたんだろう。 いつもの甘やかさが、なくなってしまった]
(78) rei0x0 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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/* ここだけめっちゃシリアス突っ走っててすみません しあわせになりたい たぶんねおちます**
(-68) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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どうして?
[ 聞かれた事がわからない、というように、ゆきは小首を傾げてみせる。 あぁ、そうか、そういえば、藤乃は知らなかっただろうか] ……そっか。藤はやっぱり、まだ気付いていないんだね。
(79) rei0x0 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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[ それならそろそろ、教えてあげるべきかもしれない。 だってここは楽園だから、きっと自分の仕事はおしまいにしても、神様は怒らないでしょう?] 教えてあげる、藤。 全てのこと。
[ 御使いのおしごとは、もうおしまい** ]
(80) rei0x0 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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/* 真相は寝て待て! おやすみなさい!
(-69) rei0x0 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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―未来の話―
[訪れた村が安寧の地となったのか、或いは、それを探して旅を続けたか。 どちらにしても、その日はやってくる。
甘い名を持つ少女が生まれた日。 手を引いてきた彼女が、―年齢の上では―おとなという肩書を手に入れる日。]
(81) ふゆのひと 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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[気づいてないんだね、と言う声に、哀れみの色はない。 きっと、不自然なぐらいにいつも通りだっただろう。 だから「何を」と問うことも出来ず。>>79
ただ、思い出すのは、小さな波紋のこと。>>5:+28 きっと、あの時の気づきも、目を逸らすべきものではなかったのだろうと、漸く思う。
タオルはもう、とうに床に落ちて。 ゆきへ伸ばしていた手も、力なくおろされている。 ずっと手を繋いでここまで来たはずの白い子どもが、何故だか、ひどく遠い**]
(82) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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ショコラ。
[大好物の菓子の名前は、今にしてみれば愛しい彼女の名。
少し伸びた髪と、2色の髪飾りを揺らす少女を手招いて、差し出したのは小さな箱。 少しばかり年月を経て、薄汚れた外装。 けれど、中身は傷一つないまま、青く、輝いているだろうか。]
誕生日、おめでとうございます。
[その中身は、あの街を訪れたあの日から、 今日の日まで隠し持っていた、小さな指輪。
あの頃のこどもには、似つかわしかったそれも、今は。]
(83) ふゆのひと 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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[そうして、細い指にはまった、小さな指輪。 自分の持つ、黄色の石とは対をなす、青い宝石。
そんな誕生日プレゼントに、少女は、ただ喜んでくれただろうか。 それでいい。そう思う。 今、彼女にそれを伝えるのは、少々気恥ずかしさが勝ってしまう。
だから、空のような青――『ラピスラズリ』の意味を少女が知るのは、 きっと、もう少し亜麻色の髪が伸びてからの話。**]
(84) ふゆのひと 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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/* ショコラに投げつけつつおやすみなさいませ。 一応〆ましたが明日の夜も動ければ動きますねー。
(-70) ふゆのひと 2015/09/30(Wed) 00時半頃
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/* すごく しあわせ
幸せ抱きかかえてお返事考えながらため息ついて寝よう… ありがとう、ありがとうございます…!
(-71) benico 2015/09/30(Wed) 01時頃
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/* 夕顔は見た。(家政婦じみた動きで)
(-72) mmsk 2015/09/30(Wed) 01時頃
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/* (クラッカーを持って待機している)
(-73) mayam 2015/09/30(Wed) 01時半頃
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[晴れ渡るような空。窓から、朝日が射しこむ。 ふかふかの白いベッドに座っていた自分に、先生が声をかけてくる>>83]
あ。
[誕生日、と彼は言う。 それは先生が甘い名をくれた、忘れられない日。 今年のその日、朝は、いつもと少し違った。]
(85) benico 2015/09/30(Wed) 20時頃
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[差し出したまま、先生が箱を開く。 台座に埋めこまれた指輪には、青い石がきらりと光り。 おずおずと、箱を受け取って]
…せんせい、これ。 これ、私が着けていいのですか…?
[こく、と頷き。 右手の薬指に嵌めたらなるほど、"おとな"になった今の自分にぴったりだ。 いつの間に、と驚き、呟く。]
(86) benico 2015/09/30(Wed) 20時頃
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[出逢った旅人から、キネーンのトップスターが亡くなった と聞いたのは、事が起こってからそう遠くない日のこと。
以降、先生へショーの憧れを口にすることは無くなった。 尤も、自然と消えていたのかもしれない。これはただのきっかけに過ぎなかったのかも。]
せんせい、私。幸せです。 せんせいに助けてもらった日から、ずっと、幸せです。
[今まで言わなかったこと、言えなかったことを。 視線を少し落とし、ぽつりぽつり、と話し始める。 指に嵌めた石を、そっと撫でて]
(87) benico 2015/09/30(Wed) 20時頃
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私は、このまま先生と一緒にいたいです。 旅もいいですけど、どこかで暮らすのも。
[肩にかかった髪が揺れ、髪飾りが揺れる。 初めて顔を見上げ、にへ、と笑うのは。 楽園を見つけた、幸せに満ちた顔だったり**]
(88) benico 2015/09/30(Wed) 20時頃
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/* 非常に眠い ので 先に挨拶だけ……! nabeです。nabeかnabe_kamoneで、RP村をふらふらしています。 改めまして、今回はみなさまご参加ありがとうございました。 たくさんのおとなとこどもの形が見れて、とても楽しかったです。
そして、ペア組んでくれたかずえさん、本当にありがとう! ジェフジェフしてた すてきなおとなだった
SNS系にもだいたい同じ名前でいます。 また、機会があればどうぞよろしくおねがいします!
挨拶だけ済ませてゆらゆらみています
(-74) nabe 2015/09/30(Wed) 21時頃
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――タリン―― [恐る恐る、一歩踏み出す。 待ち望み続けていた場所のはずなのに、歓喜とは少し違う感情が心臓を打っていた。]
ここが。
[顔を上げて、周囲を見渡す。 そこには、子供が何人も居た。その近くには、見守るように大人も居る。 今までの、どこか殺伐とした視線もない、そんな世界がそこにあった。]
タリンか。
[ようやくたどり着いた旅の終着点に、やっと安堵と歓喜。そして少しの寂寥が胸中を埋め尽くしていた。]
(89) kazue 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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/* とりあえず、タリンに入国。
では、挨拶をば。 カズエです。どこの国でもkazueでRPもガチもウロウロしております。
鍋さんは本当にありがとうございました! ゾーイが可愛くて、ぶん回される日々でした。色々進行もありがとう。
のんびり見てます。
(-75) kazue 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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/* いまちゃくせきですうわああ
ちょっと、突貫工事しますので御待ちください(ぺこん) あいさつはそのあとに!待て次回!
(-76) is0716 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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/* ちゃくせき 軽く〆ロルねりねりしながらぼやーと見てます
(-77) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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/* ゆるゆるみてます 挨拶はまたあとで しようかなあと。
(-78) mayam 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[照れた笑みの向こう。 其の乙女のこころには、鈍感なおとこは気がつかないもので。 反らした目線の先、指先で摘まんだリボンを、証が見えるように直して。
懐の小さな包みは、聖女の掌に収まる。 ]
(90) is0716 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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── タリンにて ──
[ 待ち望んでいたはずの、希望の国にて。 静かに息と、言葉を吐くおとな>>89に、 こどもは、屈託なく問う。]
ジェフ、うれしくないの?
[ 誰も、こどもを見ていない。 いいえ、視線自体は、あるのだけれど、 少女が少女であることに、 誰も興味を示さない。そんな場所。
さて、今度やってきたふたりは、 一体どこの、誰なのかしら。 彼らの抱いているものは、きっと、そんな。]
(91) nabe 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ こどもたちの輪に、飛び込むでもなく。 焦りも、落ち着かなさも見せずに、堂々と。 少女は、ただ、楽しげに、そこに立っている。]
── ねえ、タリンを探していた、その子は、
[ いつか、ふかふかのベッドの中、 聞いた話に尋ねたのと同じように、少女は、 まっすぐに、顔を見上げて。]
最後には、楽園を、見つけたのかしら。 楽園を見つけて、幸せになったのかしら。 タリンにたどり着けば、そこにいれば、幸せ?
[ ここは、皆にとっての希望のくに、なのでしょうか。 ぱちん、と鳶色はまたたいて、 手持ち無沙汰に足をぶらつかせた。*]
(92) nabe 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[掌に咲いた、未だちいさな薔薇。 両側を飾る宝石。
あの時は、まだ聖女には大きい様に思っていたけれど、何故だが其から少しも経たないと言うのに、思い出よりもちいさく見えて。 聖女の、成長なのか。 思い出は、過大評価するものだから、なのか。
あんなにちいさなものを、真剣に探したんだろうか、なんて、内心ちょっと苦笑して。即、形にしたがる己の業に気が付いたり。]
──いや、同じものとは知らなかったけれど。 あのとき君はおしえてくれなかったからね、 当たっていてなによりだよ。
[ふふん、と、得意気に。意地悪く。 けれど何処か照れたような、入り雑じった表情で。]
(93) is0716 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ 多分、藤乃の思っている事は、正解だろう。確信めいた揺らぎと、信じたくない葛藤が見えるその瞳は、じっとゆきを見つめる。 ゆきは、その視線をただ静かに見つめ返すと、ゆっくりと口を開いた。 声は、雨音に馴染んで、しとしとと落ちた]
(94) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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藤、死んだ人の共通点って、なんだか知ってる?
[ 哀れな家族、生きることを捨てて、生を求めて死んでいった、一家のなれの果て。 一見共通点のない彼らにも、一つだけ、共通点があるのだ]
(95) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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みんな、毎回礼拝に来ていたね。 みんな、僕の歌を聞きに来てくれてたんだ。
(96) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ 天使の歌声。能面のような顔をしていても、ゆきの歌声を求めて礼拝にくる敬虔な信者は、たくさんいた。 彼らはその中の一辺で、ゆきの事を神さまの御使いだとお祈りを捧げていた。 天使のような白い容姿。 生を感じさせない欲のない性格。 そして、清らかな歌声。 ゆきは、彼らにとって天使だったのだ]
(97) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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僕は、生きるっていうのは修行だと思ってる。 藤も言ってたでしょう?死んだら、神さまの元へ行けるんだ。 だから、神さまの御使いである僕は、敬虔な信者を、神さまの元へ連れて行く”義務”があるんだよね?
[ ねえ藤。そう思わない? ]
[ 当然でしょう?というような態度で、首を傾げてみせるゆきに、罪悪感や後悔などはなく。 だってそれこそが、彼が生きている意味なのだから]
(98) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[ ゆきにとって、この世界は歪んでいた。こどもが貴重で守ると言っておきながら、そのこどもを商品として消化する世界。家族という温かみも覚えられぬまま、こども達は売られていく]
(99) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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|
[ 歌を、うたっていたいだけだった。 それさえできれば、幸せだった。 心無い言葉で罵られ、こどもらしくないと言われ、それでも、その傍らでゆきを神さまからの授かりものと崇める人たちもいたのだ。 彼らは口をそろえてこう言う。きっとゆきくんは、神さまの御使いなんだね。その綺麗な歌声を聴いていると、神さまの元へ導いてくださるようだよ。 だから、ゆきは”御使い”として、当然の事をしただけなのだ*]
(100) rei0x0 2015/09/30(Wed) 21時半頃
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[くるくると忙しく視線と口を回して、 手のひらの蕾の行方に悩む聖女。 其の、何処かの"ともだち"を思わせる様子に、
おんなのこだなあ、と、今更。 微笑ましい様な、そんな心持ち。
学者は、ふ、と、笑うと、 その場に片膝をついて 目線を合わせ。 ──御借りしても? 何て気障な言い回しで箱の指環を受け取れば、聖女の左手を取る。 ちいさな、こどもの手。 あまり外を駆け回ることもないから、しろい、おんなのこの手。 其の細い五指の、ひとつ。人指し指。 "行く先を指し示す指"。
赤薔薇の蕾は控えめに、咲いた。 ぴったりと、誂えたように。]
(101) is0716 2015/09/30(Wed) 22時頃
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──おめでとう。オーレリア。 今日から君は、立派な淑女だ。
(-79) is0716 2015/09/30(Wed) 22時頃
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[紅の薔薇、純潔の白、 プラチナブロンドに、灰の瞳。
然して視線を上げて、呟くように祝の言葉を。
金枠越しの碧は確りと其の灰を、見て。*]
(102) is0716 2015/09/30(Wed) 22時頃
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――――いや。 嬉しいさ。
[そう言って、笑う。 そう、嬉しい。確かに嬉しいのだ。
けれど、それでは確かにあるこの寂しさは、一体何なのだろう。
その子。ああ、キネーンで話した。あれか。 あの子は、]
ああ、見つけたさ。 見つけて、それで。
[それで、幸せ?*]
(103) kazue 2015/09/30(Wed) 22時頃
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/* ジェフは旅がお好きなようです。 ロル書いても書いても、寂しがってる。
(-80) kazue 2015/09/30(Wed) 22時頃
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/* ぴいっ(訳:締めました) しめろるにがてです!!
あ、IS(いず)というものです。野良PLです。 RP村4ヶ月ぶりとかいうヤツです基本的にガチ村でぎゃーぎゃーしております(ぺこり) まやむさんはお誘いいただき本当にありがとうございました!!フィルターに2つ名前が残ってるところにきゅんきゅんしてます。 わたしのせいじょがこんなにもかわいい…
鍋さんには村たてありがとうございました土下座(ずべしゃあ)
青いとりのほうでむごんふぉろー決めるのが得意技です。よろしくおねがいいたしますm(__)m 村締めまでおりますです!
(-81) is0716 2015/09/30(Wed) 22時頃
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[絡んだ糸が解けて、一本になるように。 小さな違和感、疑問のもと。それらが全て、納得という形をもって胸に収まる。
キネーンの小さな家に2人。 夢と現実の符号の一致、それを成し得る者は藤乃の他に、もうひとり。 小さな小瓶の中の毒ならば、子どもの手でも持つことは出来るのだ。 その上、上手く言いくるめてそれを手渡すことは、もしかすれば大人よりも容易く出来るだろう。 少し考えれば、分かる筈のことだった。 いや、何処かで気付いてはいたのかもしれない。 罪悪感さえもなく、あっさりとキネーンを手放して楽園を追うことの出来た、その時から。 当たり前だ、藤乃は結局のところ何もしていなかったのだから。
そう、──何ひとつ。]
(104) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[訥々と語り、首を傾げてみせるゆきの表情に迷いはひとつも見えなかった。
もしも、今が、キネーンにいたあの頃であったなら。 明かされた事実に茫然自失としたまま恐怖だけを抱えて、目の前の白い子どもから遠ざかるだけだったかもしれないけど。
衝撃や動揺がないわけではないのだ。 それでも、藤乃の中に、波紋は既に一度落ちていて。 キネーンで過ごした日々も、沢山のものを見て回った旅路も、2人の間にはあったから。
だから、──たとえ、声は震えて弱いものであったとしても。 一度は確かに揺らいだ何かに、押し出されるようにして、言葉を拾う。]
(105) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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……"ゆき"にとって。 生きることは、苦しかった?
[生きることは"修行"であるといい、御使いであることを"義務"という、その奥の。 ──"ゆき"というひとりの子どもへ、問いを投げた*]
(106) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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|
[ 生きることが苦しいか。それに対する答えは、もう決まっていた]
僕は、生まれてこれて、嬉しいよ。
[ 歌が歌えて、こうして自分を理解しようとしてくれる人がいて、それはきっと、とても恵まれたことなのだ]
けど、きっと、みんなが憧れる神さまの世界は、もっと素晴らしいんだろうなって。
[ そう思う事は、あるんだ。 小さく、答えた]
(107) rei0x0 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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ねえ藤。前に、キネーンは僕にとってどんな所かって、聞いたことあったよね。
[ 柔らかく、表情を緩めた。 慈愛に満ちた、天使のような微笑みだった]
(108) rei0x0 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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|
あそこはね、僕にとって、御使いとしてのおしごとをする場所だよ。
[ だってキネーンは、間違った世界のまんなかだもの。 タリンのように、あるがままの世界じゃないから。 だからゆきは、毎日歌ったのだ。 罪、咎、憂いを取り去りたもう、と*]
(109) rei0x0 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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/* あいかたはやい
(-82) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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/* はやい…(あこがれのめ)
(-83) is0716 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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/* 私も先にご挨拶を! 半数以上お知り合いなのですが、知らない方もいらっしゃるので。 澪(れい)と言います。RP村をのらりくらりしています。
ではでは〆までよろしくお願いします。 鍋さんの村には八割生息しています。鍋さんいつもありがとう。 鳥さんの方では村IDと同じIDでやってますが、色々雑多にうるさいので、色々すみません。(事前に謝るスタイル)
(-84) rei0x0 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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わたしね、ジェフと同じで旅が好きよ 歌うのも、踊るのも、レモネードも好き
[ ゆらゆら、身体を揺らして、 向けられる視線が、 怪訝なものに変わりつつあっても、 動じることもなく、少女は。]
わたし、ずっと前から、 わたしにとっての"タリン"なら、 よく知っていると思うわ
[ 鳶色を、ごくごく、楽しそうに、 さみしげな顔をする、おとなに向けて。]
(110) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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── ねえ、ジェフ。ここにはどれくらいいるの? .
(111) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[ 世界の果て。地上の楽園。タリン。 ここを、しあわせの国と、 人は呼ぶのかもしれないけれど、
世界中に、ここだけにしか、 幸せがない、わけじゃない。]
わたし、ジェフといっしょに旅をするのが、一番好き
[ 歌うように言って、くるりとターンして、 上機嫌に、少女は続ける。]
こどもがたくさんいるから、 きっとここでも、たくさんともだちができるね それに、ゆきやユウガオも探さなきゃ いつかはきっと、また会えるわ
(112) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[ 同じ世界の生きているのだから。 あまりに楽観的とも取れる言葉は、軽やかに。 いたずらっぽく男を見上げて、笑う。]
とりあえずー、泊まるとこ探して、 ごはん食べれるとこ探して、今日はゆっくり休む いつもと同じね
[ わかった風な口を聞いて、一歩前へ。 抜けるような青空の下、くるり。]
(113) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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──ねえ、ジェフ!はやく!
[ いつもと変わらぬ声が、緑の地に、響く。*]
(114) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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/* \おれたちの旅はまだはじまったばかりだ!/
(-85) nabe 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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[ 灰は先生と薔薇へ、くる、くると。 その視線が、ぴたり、定まったのは。 オーレリアよりも、 少し低い位置に先生が片膝をついてから。 ――…どうぞ? なんて、言われ慣れない気障な台詞に、戸惑いながら。 箱から指環を取り出し、そうっと先生に手渡します。 指環と共に取られた、オーレリアの、小さな左手。 お屋敷に居ることが多かったから、日に焼けていない。 白く、細い、おんなのこの手。
――その、人差し指へ、ぴったりと。 まるで、其処が居場所であったかの様に、 薔薇の蕾が、ふわり、咲きます。 ]
(115) mayam 2015/09/30(Wed) 22時半頃
|
|
[ "行く先を、指し示す指"。
先生が、授業で教えてくれたことです。 これから未来へと歩み、 "おとな"へと開花していくオーレリアにとって、 きっと、ぴったりの指。
誰か、たいせつな人が迷った時に、 手を差し伸べ、示し、導けるような、そんな場所。 ]
(116) mayam 2015/09/30(Wed) 22時半頃
|
|
[ ほう、と。 屋敷の窓から射し込む光に翳して、 人差し指に咲いた小さな蕾を見つめてから、 再度、先生へと視線を遣りました。
瞬き、ひとつして。 碧と灰は、お互いを確りと、映し出しています。 いつか買われた、どこの子かもしらないオーレリア。 そんな自分に向けられた、大好きな先生からの祝の言葉。 碧を映し出す視界は、じわり、滲んで。
…ああ、嬉しくても泣くことがあるんだと、 この日、オーレリアは初めて知りました。
零れ落ちそうなそれも、なんだか恥ずかしかったから。 堪えて、堪えて。小さく、震える声で。 紳士への、お返事を。 ]
(117) mayam 2015/09/30(Wed) 22時半頃
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――ありがとう、先生。 これからは…淑女のわたしと、一緒にいてね。
(-86) mayam 2015/09/30(Wed) 22時半頃
|
|
[ 紅の薔薇、純潔の白。 プラチナブロンドに、灰の瞳。
ただひとりの紳士の碧を見つめる、 いま、まさに"おとな"になった、聖女の名は。 ]
(118) mayam 2015/09/30(Wed) 22時半頃
|
|
[ *Aurelia de Torres* ]
(119) mayam 2015/09/30(Wed) 22時半頃
|
|
/*
〆た!です!
挨拶、を。 mayamです、まやむと読みます。 最近はRP多いですが、基本ガチもRPもうろうろしてます。
ISさんは突然のお誘いにも関わらず、 相方になってくださりありがとうございます…! すごく!たのしかったです! フィルタ残っているのもだし、ロル見るたびにもう悶えてました。わたしのせんせいがこんなにすてき…
鍋さんは素敵な企画から、村建てまで本当にありがとうございます!クラリッサ・トウシューズの語感にときめいてましたとこっそり…!
また何処かで同村した際には、よろしくお願いします。
(-87) mayam 2015/09/30(Wed) 23時頃
|
|
[いきなり、何を言い出すのだろう。 目の前の少女を見つめる。
その口から出た言葉>>111は、驚くべき物で。]
……何、言って。 ここがタリンだろ?
[絞り出した声は、みっともなく掠れていた。]
(120) kazue 2015/09/30(Wed) 23時頃
|
|
――ここは、こどもが安全に暮らしていけるところだ。 とどまったほうが、
[安全だ。
けれど、きっと違うのだ。 安全かもしれないが、旅をしている方がきっと好きになってしまったのだ。 ずっと、前から。]
いいのか。
[最後に一言。意思確認。 了承が取れたのなら、]
宿、探すか。
[ゆるく微笑んで、足を踏み出した。*]
(121) kazue 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/* まさかの旅エンド!
鍋さんありがとう。内なるジェフが喜んでる。
(-88) kazue 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[嬉しい、という言葉に、少しだけ身体の力が抜けるような気がして。 けれど、続く言葉には泣き出しそうに顔を歪めて。
ゆきにとってのキネーンが、神の御使いという義務を課せられた場所であるのならば。 そうして、タリンではそれから解放されるというのならば。 この場所で、何も無かったかのように安寧を生きられればいい。 ここは全てが、あるがままの場所。
そう、きっと、それで、]
(122) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[ だけど、藤乃は、思ってしまうのだ。]
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(123) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[長く、長く生きれば見える地平もあったのかもしれない。 或は、それ以上の憂いを知ることなく神の元へと旅立つことが出来たなら、それも。
だけど、あの日、泣き叫ぶ方法を見失ってしまった捻くれた子どもは、心の隅に小さなねじれを抱えたまま。 どうにか、手探りながらも生き方を覚えて、"大人"へと辿り着いた。 それが正しかったかどうかではなく、きっと、藤乃が自分の手で重ねてきた年月に意味があって。 ならば、──藤乃が今、ゆきに投げる言葉にも、意味はあるのだろうか。]
……ゆき。 俺はね、ずっと、楽園に焦がれていたよ。
[だから、ゆきは俺の手を引いてくれたんでしょう? それこそまるで、神の御使いのように。 だけど違う、──そうじゃない。]
(124) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[だから、ゆきは俺の手を引いてくれたんでしょう? それこそまるで、神の御使いのように。 だけど違う、──そうじゃない。]
行き場を無くして落ちていた大人の手が、白い子どもの手に絡む。 初めて手を取った時よりも、ずっとぎこちない手つきだった。 あのね、と続ける言葉は、ゆきとは違って、迷いに震えてとても拙い。]
此処に辿り着いた時に、胸に湧いたのは、歓喜だった。 やっと辿り着いた、と思ったよ。
だけどそれは、タリンが楽園だからじゃない。 ……"ゆき"が連れてきてくれた場所だったから、俺には、意味があったんだ。
[言い切ってしまえば、あとはもう。 残る願いは、ひとつきりだった。]
(125) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[──全ての者が幸福たる楽園なんて、何処にもない。
いつだって其処にあるのは、日々を懸命に生きるひとの姿。 きっと、ただ、それだけ。*]
……俺は、此処で、生きてみたいと思ってる。 神さまの世界じゃなくて、"ゆき"が連れてきてくれた、世界で。
──ゆき、と、一緒に。
(126) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/*挨拶。
benicoと申します。殆どの方お久しぶりですが、初めましての方もいましたね。 なかなか時間が取れず相方のぺしさんにはご迷惑をお掛けしました。 ミケ先生の弟子として村中ほぼ一緒にいましたが、それでも不自由無かったのはぺしさんのお蔭です。 ありがとうございました。楽しかったです。
そして村建て様、同村者の皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。
(-89) benico 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[ 藤乃の言ってくれた言葉は、深くて難解だった。 聖書の言葉を理解していても、人の気持ちを深く理解することは、ゆきには難しい。 だって、彼はまだ10歳のこどもなのだ。 周りの者たちに、否応なしに御使いという仕事を任されただけの、善悪もまだ自分の価値観でしか見れない、こどもなのだ。 それでも、自分のお蔭で楽園を気に入ってくれるというのなら、きっと、自分のしてきた事は間違いではなかったんだろう。 ゆきは、花が綻ぶように、ふわりと笑って見せた。 心の底から、嬉しそうに]
(127) rei0x0 2015/09/30(Wed) 23時頃
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――あの劇場から出られなければ、きっと僕は、自分のおしごとはできなかったと思うんだ。 だからね、藤。 僕も、藤にとても感謝してるんだよ。
[ それはともすれば相手を深く傷つけると、幼いゆきは気付かない。 どうしたって、彼はこどもだから]
(128) rei0x0 2015/09/30(Wed) 23時頃
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ありがとう、藤。 僕も、藤と一緒なら、きっと楽しいと思うんだ。
[ 聖書の言葉を口にして、聖歌を歌う教会の白い天使。 彼はこれから、楽園で白い羽根を捨てて生きていく。 それでも彼は、きっとその命が散る瞬間まで、この事を誇りに思いながら生きていくだろう]
(129) rei0x0 2015/09/30(Wed) 23時頃
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[ *自分は、神の御使いとして、最善のことをしたと* ]
(130) rei0x0 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/* ゆきはこれで〆になります。 ゆきはとても幸せです。サイコパスです。
(-90) rei0x0 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/* とりあえず、わたしも先にご挨拶だけ。 まずは村建てさま、素敵な村ありがとうございました。 同村していただいた皆様、素敵ロルたくさん見れて眼福でした!
RP村に時々気まぐれに顔を出してるMaki_hinataです。 青鳩では、たまきの名前でわちゃわちゃ万年筆とかドールとかなんかもちゃもちゃしてます。
体調不良も重なって、最後までいまいち動きが悪かったのが申し訳ないんですが楽しませて頂きました、ありがとうございます!**
(-91) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/* こいつらだいじょうぶかな??っておもってるなかみw
(-92) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時頃
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/* ちょっと考えたけどこのまま〆にした方がきれいなような気もするので、これで〆かな! ゆきとユウガオに押し花を渡すとこまで辿りつけなかったけど、巡り会えたらきっとどこかで
しばらくタリンにお邪魔して、まだまだ旅します ジェフはこれからもよろしくね!
(-93) nabe 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* これからはとりあえず オーレリアからも先生の誕生日になにかあげられるようにとか マリアさんの命日に墓参りいくとか、してたらいいなと おもいます
あと汚いことしてたらきっとひっぱたくよ先生!!>>-21
(-94) mayam 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* 一つ所に留まれないって、落ち着かないかもしれないけどそれが彼らにとっての家なのかもなーと
鍋さん本当にありがとう。すごく楽しかった。
(-95) kazue 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* 挨拶だけでも……(こそり)
お疲れ様でした。 かのと申します。お久しぶりの方と、初めましての方が半々くらい。同村ありがとうございました。 村たてさん、素敵な村をありがとうございます。 マリオ、ペア村ご一緒してくれてありがとう。
またどこかでお会いすることがあれば、よろしくお願いします。
(-96) かの 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* どうも、こんばんは。 改めましてMSKです。見も知らぬわたしの突然のCOにもお応えいただいたpikeさん、本当にありがとうございました。 ペア設定の原型を出してくれたのはpikeさんで、わたしは乗っかってばっかりの毎日でした。 他の村で使ったチップは原則使わない個人縛りをやっていて、ふと気づけばこどものチップのストックが残り少ないなと悩んでいた中、芙蓉がやりたいと言ってくれたのに実はとても感謝していました。倭国はいいですね。 議事国メインでRP村に入ったり建てたりしています。最近は多忙もありであまりコアが長くないのですが、やりたいことやれる村を探して、いつも放浪しています。
昨日のロールで何だか上手く締まっちゃったので、このへんで見守りモードになります。 みなさま、お疲れ様でした。またどこかで。
(-97) mmsk 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* ああショコラ可愛いありがとう。幸せ。
私もご挨拶を。 初めましての方は初めまして。そうでない方はお久しぶりです。 ふゆのひとと名乗りつつ、RP村によくいる者です。 べにこさんにお誘い頂いて、可愛い幼女(変な意味ではない)を可愛がれて良かったです。 あとオッドアイキャラやりたかったので個人的にはとても楽しかったです。
村建ての鍋さん、皆様、ありがとうございました。 それではまた(´°ω°)ノシ
(-98) ふゆのひと 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* 綺麗にまとまった気がするので、何も思いつかない限りこのままでいいかなってゆるり姿勢にはいります
(-99) Maki_hinata 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* せんせの誕生日なんかもらったらせんせびっくりしてしまう… ふええむらのおわりがちかい!!ありがとうございました!!!
き、きたないことはなしないよたぶんきっとおそらく(めをそらした!)
(-100) is0716 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* >>-100 [ふふん顔。]
(-101) is0716 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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>>-100 きたないことする先生は嫌いよ!
(-102) mayam 2015/09/30(Wed) 23時半頃
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/* >>-102 [先生は ちょっと しょんぼりしている !]
(-103) is0716 2015/10/01(Thu) 00時頃
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[花開くようなゆきの微笑みとは対照的に、藤乃は笑みを返すことはなく。 ただ黙って、白い子どもの手を握る。 全てが通じた、とは思わないし、通じるべきだとも思わない。
今はまだ、ひとつの願いに漸く辿り着いたばかりで。 考えなければいけないこと、話さなければいけないことは、きっとこれからもある。
だから、ゆきが大人になって、いつかこの手を必要としなくなるまで。 藤乃は、きっと繰り返し言葉を重ねるのだろう。
──きみが、おとなになるまえに**]
(131) Maki_hinata 2015/10/01(Thu) 00時頃
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>>-103 (うっ…) きらいじゃないです…
(-104) mayam 2015/10/01(Thu) 00時頃
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/* それでは、お疲れ様でした。 またどこかで。
(-105) mayam 2015/10/01(Thu) 00時頃
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