25 仮面舞踏会
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人
狼
墓
少
霊
全
アイリスに1人が投票した。
ベネットに6人が投票した。
ベネットは村人の手により処刑された。
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セシル! 今日がお前の命日だ!
2011/02/14(Mon) 01時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
アイリスが無残な姿で発見された。
今日は、特別なことのない一日のようだ。さあ普段通り、誰かを処刑台にかけよう。
現在の生存者は、ディーン、オスカー、フィリップ、セシル、ヨーランダの5名。
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/* 残念、二連亡霊はこなかったか。 ンじゃ今日はディンとあそぼっと。
(-0) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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[男の剣はどちらかといえば柔であり、侵入者の剣は鋭であった。 決闘などではなく純粋な修練としてであれば その争いも十分に楽しめたのかもしれない。 けれど、男は今はそんなことを考えている気はない。 余裕がないのではなく、もっと別のことを考えていた。
オスカレットを腕の籠に捕らえてよかったのだろうかと 彼女が真実に望む事とはなんなのだろうかと
そんなことに気をそらしているからいけないのかもしれない。 生まれたのは一つの隙。心臓を貫きたい剣先が脇へと逸れる。
ああ、まずいな、と。 そんな短い事しか思わなかった。 一瞬というか、あっという間というか。 走馬灯なんて言葉は所詮、生者の夢想に過ぎないのだろう。 痛みだとか、敗北感だとか、そんなものよりも]
(+0) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
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/*
わーい セシル赤いらっしゃいーー
一番キレイな形になった!!
(-1) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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─── 、 。
[こんなときに女の名前を呟いてしまう自分に 浮かんだのは呆れたような苦笑だった]
[次に目が覚めたとき、自分の頬を叩くオスカレットが見えた。 違和感しかない。何故自分は自分の体を見ているのか。
理由なんて一つしかない]
(+1) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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/* あれ逆じゃった どこで読み間違えたんだっ(汗)
(-2) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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何だ、死んだのか。
[聴こえる叫び声。その様。 どうせ己に跨ってくれるなら、生きているうちにして欲しかったと そんな下らないことを考えてしまうくらいには冷静らしかった。 もしかしたら、現実があまりにかっとんでいたものだから 自分も変に振り切ってしまったのかもしれない]
そんなことを言ってくれるな。 イゾルテはイゾルテで、君の事を随分気に入っているらしいのに。
[館に残してきた少女が、自分の死を知るのはいつになるのだろう。 それを思うと、流石に溜息が一つ零れた]
(+2) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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/* あるぇ? アイリス赤じゃなくて亡霊起きなくて死ぬの????? セシルが赤・・・?
(-3) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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/* やったあああああ 死ねたああああああ。 もう最後、むっちゃテンパってたけ ど。
ありがとうみんな。ありがとうみんな。肩の荷が下りた! そして、はらはらしながら、後始末を押し付けてしまった 人たちを見守るのです。はうー。
(-4) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
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― 空客室 ―
気に、致しますが…
[声はくぐもり、掠れた。 ランプの光が揺れる。眉間の皺をそのままに、男は金糸を振った。甘い香りに、男の好む清涼感ある香りが混じり絡む。]
(0) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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―別邸・空き室―
まあ、無理に笑顔でなくても、かまわないさ。
[片手伸ばして、囁き誘う。 ハンカチ持つ手は胸において]
素のままで そのほうが、私は愉しいからな。
[ソファに座ったまま微笑みかけた]
(1) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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/* ああ、わかった! 昨日亡霊だったからあれでそれか!
(-5) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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[外套羽織っていても 座った女が足組めば、裾のスリットから白い足がちらりと覗く。 判っていて、見せ付けるようにゆっくりとした動作]
……誰も、見ていないぞ? どうする。
(-6) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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話し相手くらいなら、出来ますが。 満足して頂けるかどうか… オスカレット様の部屋へ?
[何時も通りの硬い言葉を並べながら、身を寄せて手を差し伸べる。長椅子に座る彼女。暖炉も着いて居ない此処は、酷く寒い。は、と熱い息が白い。]
(-7) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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どうする、とは…
――罪な事を、おっしゃいますね?
[こくり また、喉が鳴る。 自身から手が伸ばせる訳が無い。 白い足から、視線を外した。]
(-8) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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/* えーと 5>3>EP 狼側は首無が二人落ち、人狼2のはず
あれ、今日普通の日…?と思って確認してみた。 そうだ事件は二日目から発生だよ…。んで6個あるなら足りるじゃん。 すなわち最終日亡霊発生が確定と。ごくり…!!
(-9) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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睦言なら幾らでも聞くが?
[笑みこぼし、吐息が白く混じる]
……寒いわ 暖めてくれないの?
[己が声音に相応しい、愛らしい口調を作り首を傾ぐ。 手招きした傷だらけの手は、未だとられずに宙へ浮いたまま]
(-11) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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/*となると、 まぁセシルが赤ですよねー。
決闘できっかな。
(-10) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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/* あれ。亡霊が起こる日が、「夜」ってなってたとすると。
赤もしかしたらまだもう1人いる可能性あり?
(-12) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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/* そして何より地上のでぃんでぃんとフィル君ありがとう。 うちのワガママ王子の相手を本当にありがとう。 スマンカッタ。
(-13) 2011/02/14(Mon) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 01時頃
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[傷だらけの手が目に入ると、痛いのだろうとそっとそれを取り、親指で傷を撫でた。ふらふらと、まるで蜜の匂いに誘われる蜂のように長椅子に座る彼女の目の前に膝まずく。その手の甲に、口接けを落とした。]
…私めでも、一夜の温もりになれるのでしたら。
[低い声で告げると、身を寄せてそっと顔を近づけた。彼女が何処まで本気で求めて居るのか、戯れでは無いのかと、探る碧玉は彼女の深紅を見詰める奥。]
(-14) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[手の傷撫ぜられると、小さく肩が跳ねた。 傅く男を真紅が見詰めている]
……一夜でいいの? 貴方も……私は、いらないのか
[揺らぐ緋色の奥には、変わらぬ虚無が広がっている。 愛人に抱かれても夫の誤解解けても変わらぬいろが]
(-15) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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貴女を要る要らないと告げるのは、 私めではございません。
貴女が、私めに対しての言葉、でございます。
[選択の権利等無いと告げて。 深紅の中、虚無を碧眼へと写して返す。 女性の扱い上手いと言えぬ男の生真面目な応えは白い息の中、取った小さな手にもう一度口接けた]
(-16) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[銀が、王子の背につきたてられたのを見て、 そのタイミングを見計らったように、部屋の中へ踏み入れる。 白の姫はその様子を、どう捉えていただろうか。 彼女に悠然と微笑むと、こっそりと囁いた。]
(2) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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このまま、 僕と貴女で、彼の死を隠してしまうのと。
僕を証言人として、貴女が王子を殺害したと名乗りをあげること。
貴女はどちらをお望みですか?
(-17) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[声に、断罪の色は含まれていない。 この場にいるという事実だけで、見逃したという事実だけで、 自分は共犯。]
(3) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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そう、なら……貴方を私に頂戴。
[白い吐息に音を混ぜて 取られた手に落ちた口付けに、熱いと囁き零す甘い声]
足りない。 接吻は、何処にするものかご存知か?
[ハンカチ持つ手がソファーの肘掛に其れを置いて 跪いた男の胸元を黒の絹靴、爪先でつつく]
(-18) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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/* ほんと、私 王家云々とつくづく無縁でした。 なんという脇役っぷり。
(-19) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[疑問への答えに、お兄様はどう思われたでしょう。 きっとその思いは、痛み耐える声に遮られ、私には届きません。]
困ったわ。 猫のようにあっさりと……とはいかないのね?
[痛がられる様子に、少しおろりとした時でしょうか、鸚鵡の君が姿をお見せになったのは……。私は囁かれた言葉に、少し首傾げて、囁き返しました。]
(4) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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/* 脇役設定なのにでしゃばってすみません。 全食いは流石にできなかった。
(-20) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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……どちらが、いいのかしら? 判らないわ。
[甘い香りと血の匂いに、ぼうっとしたまま、どちらが良いか判らないと首を傾げて見せました。]
(-21) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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いけない人だ。 まるで、以前貴女は、猫も殺めたことがある、とでもいうような。
[それが真実だとは知らず。 口元に指を当て、悪戯に微笑む。 それから囁かれた言葉には、沈黙と。 もう一つの質問を。]
(5) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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単刀直入にお聞きします。
貴女は、呪いの仮面の主ですか?
(-22) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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僭越ながら… 今宵は貴女の物となりましょう。 [甘い声に甘い香が絡む。 こくり、とまた、喉が鳴る音がする。]
ええ…知っております。 ですが…――そう、ですね、
[微かに悪戯めいた表情で見上げるようにして、黒絹の靴を取り、そっとそれを脱がせる。小さな足。白いその甲へと口唇を寄せて]
――足りてもらえますかどうか。
[指でそっと、接吻のようになぞるのは彼女の口唇。足の甲から指先へ指の股まで這わせる舌は些か変わった趣向だろうか*]
(-23) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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[甘い香りが、血の匂いが、頭をクラリとさせ、身体の芯を熱くさせます。どこかぼぅっとしたまま、鸚鵡の君の言葉を聴いて、質問には的を得ているかはさておき、お応えはするのです。]
(6) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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いいえ? 私の身は、仮面の呪いよりも前に、呪われているもの。
仮面の呪いというものがあるのなら たぶん、その持ち主はアイリス様ではないかしら?
(-24) 2011/02/14(Mon) 01時半頃
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なるほど。 貴女の身の呪いはわからないが。
それなら貴女の身の保障は、お守りできる。
(-25) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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……身の保障が欲しい訳ではないけれど。
でも、私はこうしてみたはいいけれど この先どうしていいかわからないから。
鸚鵡の君に思うところがあるのなら、お任せするわ? ああ、でも、第四王子様を殺したのは私だと 私の家庭教師には判るようにしてもらえると嬉しいわ。
(-26) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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[どこかぼんやりとした表情の皇女を見つめると、 その唇に、自らの唇を当て。 冷めた色をするそれに歯を立てて、その唇に赤をにじませることだろう。 そしてその血を一掬い、横たわる王子の唇に重ね塗る。 一連の動作を、皇女が許せば・・・だが。]
どうやら、少し意識がおぼろげなようだ。 ほら、ぼんやりしている暇はない。 王子を完全に葬らないと、貴女が疑われてしまう。
[さて、まだ王子に息はあるだろうか。 心臓に耳を当てて確認すると、 一度銀のナイフを抜き取り、もう一度同じ場所に突き立てた。 栓を抜かれた身体からは、大量の血が溢れ。
その姿を見遣ってから、皇女の意志を問うように振り返る。]
剣は、このままにしておきましょう。 後は?
(7) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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フィリップは、ヨーランダの囁きにひざまずき。
2011/02/14(Mon) 02時頃
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[此処に血臭は無い。 あるのはもとより己の纏う甘い薫りと 清涼感混じるにおいが其処に混じる] ディー……
[視線に混じるいろ。 気づいて瞬いた、その真紅が映し出したのは 跪いた男が黒の絹靴脱がせてゆくさま。 倒錯的な光景にめまいがする]
嗚呼、そんな
[小さく身が跳ねて、裾に見え隠れしていた脚がスリットからのぞく。 身を強張らせたのは足指の、普段人に触れられる事の無い場所まで舐られた故に。 甘い感覚に身を預け、暫し倒錯的な遊びにふける 夜はまだ長い。 その裏で起こる謀も今はまだ知らぬ事**]
(-27) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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かしこまりました。 では、ディンディア卿に「だけ」、わかるように。
(-28) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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――――…?
[ローズマリーと別れ、またあてもなく離宮をさまよっていると、ぞわり、と妙な感覚が彼女を襲い、それに間髪いれずベネデットの悲鳴が聞こえたような気がし、彼のいるであろう方向を反射的に振り向いた。
嫌な予感がし、彼女を遮っているかのように見える壁をすり抜け、真っ直ぐに彼の部屋へと。
壁の中からベネデットの部屋へと入り目にしたものは、背中から血を流すベネデットと、其処にある妹と兄の友人の姿――― ]
(+3) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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[ぼんやりとしていた私は、鸚鵡の君がされること拒むことはございません。]
あっ……―――
[白の仮面が床に落ちました。 次に噛みつかれる唇の感覚に、甘い声が漏れます。
視界には、広がる紅、仮面外された薄青は、うっとりとそれを見詰めますけれど]
短剣は、大事なもの、なのだけれど。 でも、そうした方が、いいなら。
[声かけられて緩く頷きます。 頷きながら、そっと私は切れた唇を、己の舌で舐めとるのでした。]
(8) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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―――――――――!!!!!!
[兄の友人に手を下され、大量に流れ出る血を前に、彼女は声にならない叫びをあげた。]
(+4) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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ヨーランダは、鸚鵡の君に、囁いた以上の望みは特にないので、お任せしますと告げました。
2011/02/14(Mon) 02時頃
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貴女はいつか、僕の指に見惚れていたけれど。 貴女にもほら、同じように、血は流れていましょう。
[拒まれぬのを確認し、もう一度彼女に歩み寄ると、今度こそ優しいキスを。 そうやって、自分の唇にも、彼女の赤をにじませて。]
短剣は、貴女の身元を明かすものですか?
[質問をしながら、てきぱきと着ていた上着を王子に当て、 遺体を包んで抱きかかえる。 力の抜けた身体を持ち上げるのは、少々力が要った。]
(9) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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ええ、私の身体にも紅は流れているの。 とても、不思議だけれっ―――……んっ
[2度目の接吻け。1度目のそれも意味をよく判っていなかったけれど。 きっと何かに必要なのでしょうと、ぼぅっとする頭で思います。]
……ある意味、私の身元を明かすものかもしれません。
あの、私も手伝った方がいいですか?
[危機感薄い様子で質問には応えながら、おずおずと手を差し伸べるのです。]
(10) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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[手伝うつもりで手を差し出しながら、短剣について付け足しの言葉を。]
それは、もともとは私の家庭教師の手元に在ったものです。 身を護るようにと、頂きました。
(-29) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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それは好都合。 この短剣が、貴女の大切な家庭教師に、その身を明かしてくれるでしょう。
(-30) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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そうね、そうだと、いいわ……―――。
(-31) 2011/02/14(Mon) 02時頃
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ありがとうございます。 では、一緒についてきてくれますか?プリンセス。
[彼女の答えに優しく微笑むと、そのまま遺体を抱え、先ほどくまなく調べた隠し通路を通り。 ある部屋の隠し通路扉の前に、その遺体を不自然な傾きで座らせる。 時間がくれば、ゆっくりとその身体が音を立てて倒れるよう。 部屋の主は、ディーノ・ディンディア。 彼だけは、この遺体に隠された意味、突き立てられた銀の剣の所有者に気づくかもしれない。 それは彼が、護身用にと手渡したもの。
一連の作業が終わると遺体を包んでいた上着を外し、 自らに血がつかないよう慎重に手に持ちながら。 今は亡き王子に深々と頭を垂れた。]
(11) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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ベネデット王子、どうか安らかに。 貴方は策を労すには、少々軽率すぎた。
だから僕は、父に倣い、優しいユリシーズ王子に忠義を立てることにしました。 …策なら僕が、立てればいい。
(-32) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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[小さな呟きは、皇女だけに聞こえるだろう。 顔をあげると、その薄氷のような瞳を覗きこみ、にこりと笑った。]
ああ、仮面を取った貴女を、初めて見たかもしれない。
これは、僕の我侭ですが。 どうかこれに僕が関わったことは、内緒にしていただけますか。
(12) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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/* 軽率だな、っていうのはちょっと言いすぎだなとおもいつつ。 他にdisる言葉が思いつかないごめんなさいorz
(-33) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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[私はフィリップ様がなさることを、唯追うだけでした。 そして、呟かれる言葉に、少し首を傾げれば白の髪が揺れました。]
そうね、私はずっと仮面をかぶっていたから。 ああ、でも此方に来た、舞踏会に出る前の夜は外していたのよ?
[小さな囁きが終わり、私の方に鸚鵡の方が向けば、お言葉にはそのように。付け足すのは]
私の家庭教師にも?
[伝えられない場合の不都合を考えて、そのような疑問。]
(13) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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ええ。 残念ながら。僕は家名に傷を付けることは許されないのですよ。
[本当にわがままを、と言ってもう一度頭を下げ。 それから手を彼女に差し出し、帰りを請う。]
では、参りましょう。 部屋にお送りします。
[その手を取られれば、隠し通路を通り、彼女を部屋まで送る心つもり。]
(14) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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……努力はするわ。
[鸚鵡の君の言葉に、やや間を開けて頷くのは、隠し通せる自信がなかったからなのですけれど。 あの方は、私が黙っていても、千里眼のように色々見通してしまう人ですから。
なので、差し出される手を取るのは気が引けたのですけれど、手をお借りしなければ、体調的にも来た道の複雑さからも部屋に戻れる気がせず。]
宜しくお願いします。
[私はその手を取ったのでした。]
(15) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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では、今宵はよく眠れますよう。 …難しいかもしれませんが。
[苦笑いしながらそう残し、彼女を送り届け。 後することを頭にめぐらせる。 隠し通路を渡り自分の部屋に戻ると、 まずは血にまみれた上着を火にくべてしまおう。 衣装が足りなくなってきているが、また洗ってしまえばいい。 そうして眠れぬ夜を過ごしても、 次の日はそ知らぬ顔をして、人の波を渡るのだ。]
(16) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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|
/* ディーン様と公爵夫人様がにゃんにゃん中? ディーン様はヨーランダに嫉妬で人を殺せと仰るのかwwww
問題はどうやって知るかですね。 多分、ディーン様の人なら、知らせてくれると思うんだ。 ウヒヒヒ(愉しんでる人
(-34) 2011/02/14(Mon) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 02時半頃
|
ええ、おやすみなさい。 鸚鵡の君も、どうかゆっくりとお休みになって?
このご恩は何かの形でお返しできるといいのだけれど。 私は助けてもらってばかりね?
[送り届けられればお礼の言葉を。 苦笑に返す表情は、仮面ない今晒されたままですけれど、きっと鸚鵡の君が思われるより、私は、淡々とした表情をしていたと思います。
部屋に戻るとアンナが私の姿を見て驚いた顔をします。 仮面は、思い出せば、第四王子様のお部屋に置きっぱなしな気が致しますし、私の下唇は朝よりも深く傷ついておりましたから。適当にいいわけを述べてから、私は寝台にもぐりこみました。
――……けれど、眠れないのは、人を殺めたことが理由ではなくて*]
(17) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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|
―――嫌。
[彼女はゆっくりと首を振り、震える声でそう呟いた。
嗚呼、まさか兄の友人と妹に、愛した人の命を奪われるなんて。]
何故ですかお兄様―――…。 何故こんな事になってしまったの? 私の―――…所為?
[ベネデットの前に崩れ落ち、呆然としながら呟いた。]
(+5) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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|
/* うむ、アイリスと踊った人全てが赤なことに気づいて噴いた。 とんだ疫病神だ。腕環持った人は須く死んでるしwww
(-35) 2011/02/14(Mon) 03時頃
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|
[その夜、離宮に居た者の耳には、どこからか女がすすり泣く様な声が聞こえてきたかも知れない。**]
(+6) 2011/02/14(Mon) 03時半頃
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/* >>4:+2 >>4:+3 あれ、最初読んだ時は妻の名かと思ったけど。
シリィかな、これ。 だとしたら愛だな。
死にたかったのは バーナバスに 会いたかったからも ある 多分に
(-36) 2011/02/14(Mon) 03時半頃
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/* >>4:+23 あああやっぱりいいい 残り少ない墓の余生でいちゃいちゃしていいですか ←
バナもディンもセシルんも大好き過ぎて 何て欲張りなんだろうか私は……。
(-37) 2011/02/14(Mon) 04時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 09時頃
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/* 気付いたら徹夜していた。滾り過ぎだろう私。 まあ、村に入ってる間に蔑ろにしてたあれこれやってたんだけど。 昼まで殺して貰えなさそうだから、仮眠とってこようかなー。
(-38) 2011/02/14(Mon) 09時頃
|
|
/*
何をどう考えても、ベネデットの未来を奪ったのはコーネリアに他ならないのです。
本当に、ごめんなさい (´;ω;`) ベネデットは本当はもっと腹黒っぽくいきたかったのだよね、きっと。
ふああああこんな変な女がまとわりついたせいでぇぇぇぇ!!!!
(-39) 2011/02/14(Mon) 09時半頃
|
|
― 夜:空いた客室で ―
[ランプの焔が背に揺れ、金の髪を透かす。足首から踝、膝まで伝う手指は細く長い。]
はい、オスカレット様。
[名前を呼ばれれば、その度に答えを返す。寒い部屋。白い息。甘い匂いと清涼感のある香りが混じり、汗が絡む。
男は彼女の異国の服の、縫製の繋ぎ目を指でなぞり、その美しいラインに見惚れる。スリットの脇 なめらかな布の裏を返すと裏地にも精巧な刺繍が並び。艶やかな糸の波。うっとりと息を吐く。首元の合わせの縁、花釦に口接ける。薄桃色に蝶が舞う。桃の花飾りがぽたりと堕ちて。]
虫篭の中だと…おっしゃいました。 降りる花を探していると、おっしゃっておりました。 貴女は此れからもずっと 花から花へと飛び廻るのでしょうか?
[長椅子の上 囁きながらそっとその瞼に口接ける。撫ぜる黒い髪は短くて、指から簡単に逃げてしまう――]
(-40) 2011/02/14(Mon) 10時頃
|
|
[ディーノ・ディンディアが所持した白い仮面は表情を持たない。 顔に張り付いた、ただ眼だけが刳り貫かれた其れ。
踊れ。 殺せ。
そう告げていたのは 『アイリス』の 『シリィ』の仮面か 自分のものか判らない。 判らない侭でかまわないと思っていた]
[白いマントを身につけ 白いスーツを着込む。 バルコニーからバルコニーへ。シャンデリアの上から踊り場へ。 隠し通路を通り、倒錯的な隠し部屋へ。
今宵も呪いの仮面は空を泳ぐようにカーテンの向こう。 亡霊の息遣いを聞いている。]
(*0) 2011/02/14(Mon) 10時半頃
|
|
[気付けば、琥珀を差し入れてくれた古い友人の部屋に辿り着いている。焼かれた臭いは僅か、それよりも血の香りが強く感じられた。 友人の声が近くで聞こえた>>+2と言う事は、相手も死んでいると言う事。 オスカレットは去っただろうか。部屋が静かになってから、古い友人に話し掛ける。]
──…… ワイアット。 何故、仮面に呪われても居らず 危うい立場でも無いはずの、お前が死ぬ。 誰の手で、何故…… 殺された。
否──
(+7) 2011/02/14(Mon) 11時頃
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|
[仮面が剥がれた今でも、彼等が見るものがのっぺりとした白い仮面の二つの黒い孔越しにみえ、話言葉、呪われた囁きが男に届いている。]
人の手で殺されずとも。 呪われた仮面が、お前の元へ お前と踊るために…… この部屋へ向かっていた事は、見えはしたのだが。
[獣の吐くような息を苦しげに吐き。…く、と自嘲を含んだ嗤いを零す。 友人に貰った酒瓶がすでに空である事を後ろめたく思いながら、片方に傾いた肩を揺らした。仮面を被ったままであれば、男が友人を手に掛ける事もあったのか。]
『 踊 れ 』
『 殺 せ 』
[まだ声は響き続けていた。 ……それから、男の古い友人の次に死す者は**。]
(+8) 2011/02/14(Mon) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 11時頃
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[男が部屋に戻ったのは、もう空も白み始めていた頃かもしれない。長椅子に座って息を吐いたとき、突然どさりと重い音がした。 慌てた様子で振り向くと、壁が開いている。…壁?]
…――、
[ゆっくりと歩み寄る。どうやら内側から壁を開き倒れ来たのは人間の身体だった。動かない。突き立った短剣を見て、口端が思わず上がるのを止められなかった。口を押さえる。手で引き抜くと、1度抜かれたせいかもう血は殆ど出ず、ぐちゅりと半生の音だけが手に響いた。]
[男はバルトロとローザを呼び出して、隠し通路の血痕を掃除させた。何処から繋がって何処に辿り付くか判らないように。それから皇子の遺体の処理は自分でするからと告げ、労いの言葉と共に明日は一日休みを取って良いと下がらせる。]
(18) 2011/02/14(Mon) 12時頃
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[男は眼だけが開いた表情無き白い仮面を着け、白いジャケットに白いマントを身に着けた。ひらりと翻る裾。闇の中、真白に身を包んだ男は浮き上がる。肩には息絶えた第四皇子の死体を抱いて。]
[向かったのは一階の吹き抜けホール。 中央真ん中に男を寝かせてから階段を上がり、手摺から身を乗り出して。重く大きく派手なシャンデリアのアンカーボルトを外した。高い位置から落とされたそれは硝子の刃の雨となってかの皇子の死体へと降り注ぐ。音に驚いて駆けてきた侍女や召使は、白い仮面の白い男を眼にするだろう。
だが男はその場から亡霊のように掻き消えて。
朝もまだ早いうちから、離宮は喧騒に包まれた。]
(19) 2011/02/14(Mon) 12時頃
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/*
いやあああああ何て言う事を!!!!!
ふええええええん
(-41) 2011/02/14(Mon) 12時頃
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― 朝 ―
[私が早朝の喧騒に気がつけたのは、きちんと睡眠をとっていなかったからに相違ありません。ガシャンと何かが落ちる音、使用人たちの悲鳴。私は寝台より身を起こします。]
………嗚呼、仮面が。
[外へ出るために準備をしようとすれば、陽の光から私の顔を護るいつもののっぺりとした仮面を、第四王子様のお部屋に忘れたことに気が付きます。 私は仕方なく、仮面舞踏会でつけた鳥の羽根をあしらった顔の上部だけ隠す仮面つけて、顔の下はショールで隠す形で部屋をでたのです。]
(20) 2011/02/14(Mon) 12時半頃
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― 吹き抜けホール ―
[実のところ、私はそこに辿り着く前に、どのようなことがおきてこうなったのかは、半分以上は判っておりました。 おそらく、第四王子様のご遺体が発見されたのでしょうと。 ただ、シャンデリアにその身を貫かれる様は、予想外で、私はショールの下で僅かに息をのんだのですけれど。
――……相変わらず、紅が、とても綺麗で。]
……なに、か?
[そんな私を気味悪そうに視る視線がありました。 それは使用人の1人でございましたが、尋ねれば、シャンデリアが落ちた当時、白を身に纏った『男』の姿を見たそう。 同じ白を身に纏う私が、疑わしくみえたのでしょうか。]
(21) 2011/02/14(Mon) 13時頃
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……そう。
[素直に情報をくれた使用人に、ゆるく頷いて、私は硝子片散らばるホールへと足を運びます。
白を止める人は、ありません。 薄気味悪そうに、遠巻きに私を見ております。 私は意に介さず、散らばる硝子片の中から、紅がべっとりとついたものを拾いあげました。それを、そっと袖の中に隠せば、ぬるっとした感覚が指先を伝いました。 硝子の上で混じり合う、紅と紅――それがとても厭わしくて好ましい。]
あの方は、本当に何を考えていらっしゃるのかしら。
[小さく呟く声を拾うものは、誰もいません。 硝子片拾っていない方の手は、無意識に下腹部を撫でます。 仮面の下、下がる眉尻と、ショールの下、上がる唇の端。 そのどちらも、遠巻きに見る人には伝わりません。
私はポタポタと、硝子欠の先から床に紅を僅かに散らしながら、白を翻し来た道を帰ろうとするのでした。]
(22) 2011/02/14(Mon) 13時頃
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[桃色の上に深緑の外套。 妻が纏う様を見て、男は唇をつりあげた]
…やはり、深い色は似合うな。 肌に好く映える。
[まるで、己が彼女を抱いているようにも 感じる錯覚がある。 かといって、この腕には伝える熱も伝わる熱もない。
意味もないことを夢想する。 妻に似合いそうな絹のいろ、織りや柄。 どんな風にこれから歳を重ねていくのだろう。 イゾルテはどんな娘に育つのだろう。 どんな恋をして、どれだけ泣くのか。 そして、どんな家庭を持つのか。 自分が生きて帰っていたら、彼女に 弟妹が増えることもあったのだろうか。
全てはもう、遠い話]
(+9) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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[そんなせんのない話を夢に見ていた頃、 部屋を出ていった妻のかわりに ひとつ増えた気配を見て鳶色は瞬く]
…バーナバス。 まだお前もここに留まっていたのだな。
[見覚えのある傾いだ肩、声。 そして何よりてにしたその瓶。 見つけて男は、く、と笑った。 まるで、子供をたしなめるかのようなことをいう]
なんだ、お前。もう空にしてしまったのか? まったく…仕方のないやつだ。
(+10) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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―前夜/ダンスホール― [白刃は、それが必然であったかのようにアイリスの胸に吸い込まれた。 肉を引き裂く、もはや馴染みの感触をセシルの剣握る手に伝え、 スティレットを手に懐に飛び込んできた勢いをそのままに、刃は彼女の体を貫き通した。]
(23) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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何故、と尋ねられると弱いが… まあ、そうだな。痴情の縺れ──というところか。
[わざとらしく派手に肩をすくめると笑って言う。 だが別の言葉の方が男には気になる言葉。 己は、この男の死の淵を覗けてはいない]
……お前だったか。
[呪いの仮面。 男は、仕方のないやつと言わんばかりの顔を バーナバスに向けて苦笑を浮かべた]
(+11) 2011/02/14(Mon) 13時半頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 13時半頃
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― 朝 ―
[結局、眠る事は無く、眼の下の隈が酷くなった。 白い衣装には皇子の血がついてしまったから、暖炉で焼き捨てた。 海より濃い青のジャケットに白いシャツ。いつものいでたちで男は部屋を出る。]
おはようございます。
[コンコン、と2回ノックをするのはヨーランダの部屋。]
(24) 2011/02/14(Mon) 14時頃
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ディーンは、不在かと首を小さく傾け、廊下を歩みだそうと。
2011/02/14(Mon) 14時頃
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[彼女の背から血塗れた切っ先が突き出ていた。 鮮血は刃を伝わり、柄と彼の手を濡らす。 串刺しになった彼女の身体が、がくがくと断末魔の痙攣をし――
力を喪った彼女の顔から、無貌の仮面が滑り落ちた。]
(25) 2011/02/14(Mon) 14時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 14時頃
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― 自室前 ―
[床に血痕残しながら、ふわりふわりとした足取りで部屋に向かえば、自室前で濃い青が振りかえったところ。]
あら、今日は朝のお見えなのね?
[淡々とした声音を心がけて、見えた人との距離を詰めました。近づけばより分かる眼の下の隈に、血濡れてないほうの手伸ばして]
酷い顔されているわ。 お休みになったらいかが?
[何も知らないといった様子で、首を傾げて見せるのでした。]
(26) 2011/02/14(Mon) 14時頃
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おられませんか? ――色々聞きたい事があったのですが。
[アンナが居れば取り次いでもくれるだろうに、と呟いたと同時、聞こえた声に振り返る。金糸が揺れてふわりと戻る。 ヨーランダの姿を認めると、息をひとつ短く吐いて]
おはようございます。 酷い顔、は、生まれつきです。 伺いたい事がありますので、お邪魔しても?
[尋ねる口調であるにも関わらず、手は既にヨーランダの新しい部屋のノブへと掛かり、有無を言わせぬ様子を示している。隈のせいもあり、眉間の皺は見ようによってはまるで悪いことをたくらんでいるかのようにすら見える。]
(27) 2011/02/14(Mon) 14時頃
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言い方が悪かったかしら? 隈が酷いことになっているのよ?
[光る金糸に、私は仮面の下、目を細めます。そんな私の仮面の下の目元にも、うっすらと隈があるのですが、眼の前の人のそれとは色の濃さが違うのです。
家庭教師の顔――取り立て眉間の皺は、私にとって好ましいものの1つでしたから、言葉を言いなおしています間に、家庭教師の手は私の部屋のノブに。 その様子に、問いかけながらも有無を言わさない様子は見てとれ]
……ええ、どうぞ? アンナは席を外しているようだから、お茶などは出せないけれど。
[何か悪だくみをしていそうな顔の家庭教師を、私は部屋に招き入れるのでした。]
(28) 2011/02/14(Mon) 14時半頃
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[ヨーランダを押し込むようにして彼女の部屋へと入れ、後ろ手に扉を閉める。息をまた、吐く。ふと床をみると、血痕が ぽつり。ぽつり。]
…これは、どうかなさったのですか?
[彼女の手から落ちる赤。 手にとり持ち上げて、薄蒼を覗き込んで問うた。]
(29) 2011/02/14(Mon) 14時半頃
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[私の身体は押し込められるように、部屋の中へ。 密かに蹈鞴を踏めば、倒れぬようにくっと手を握りしめました。 食い込む硝子に滑る感触を強く感じていれば、不意に取られる手。]
お兄様の傍から拾って来たのよ。 宝箱にいれようと思って。
[碧に視線合わせながら、なんでもないことのように告げました。 私にとって欲しかったものは、傷ではなく、紅ついた硝子片でしたから。]
(30) 2011/02/14(Mon) 14時半頃
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…――貴女は身体が弱いのですから、 怪我をなさるような事をしてはいけません。
[とった手を持ち上げを見る。そこそこ開いているように見えるそれに、口を着けて赤を吸った。白く現れる傷口。]
消毒を致しましょう。 薬箱はありましたね?
[硝子の破片を取り上げるような事はしない。やや乱暴な動きのまま、彼女の手をとって椅子へと座らせると、棚から簡易の薬箱を取って彼女の目の前に膝まづいた。手の治療をしながら、見上げるようにして言葉を紡ぐ。]
お兄様――ベネデット皇子ですね。 彼を 刺した のは、貴女ですよね?
[まるでただの世間話のような口調。]
(31) 2011/02/14(Mon) 14時半頃
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んっ……―――。
[傷口を吸われれば、返事とも言えない声が漏れました。 けれど、家庭教師はそれを是と取ったのか、私の手を取り、椅子へと誘います。 手際良い治療の手、見詰めていれば、感じる視線。 碧に薄蒼合わせて、少し間を開けた後。]
……ええ、そうよ。
[相手に合わせるように、淡々とした口調でお返事を。 間が開いたのは、あそこまでどうやって運んだのだと問われた時、返す答えを持っていなかったから。 言葉紡ぐ為に顎を動かしたからでしょうか、乱れたショールの隙間から、傷ついた下唇が見え隠れしていたかもしれません。]
(32) 2011/02/14(Mon) 14時半頃
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…危ない事を、…―― 貴女が無事で本当に、良かった…――
[囁く声は、柔く優しく低い。とった手へと額を擦り、長く吐く息には涙ぐんだ音すら含んでいた。]
本当に…申し訳ありません。 私があんなものを、送ってしまった、が為に。
[告げる言葉はそこで途切れ。続く言葉は低くなる。]
――、あそこへと彼を「運んだ」のは? …貴女ひとりの力ではありませんよね?
[早口で質問を更に重ねる。薄蒼を下から覗き込み、顔を近づけた。彼女の下唇にある傷に気がつくと手を伸ばし、避けられなければ指で触れようと]
…これは?
[咎めるような声音。]
(33) 2011/02/14(Mon) 15時頃
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[紡がれる言葉に、私は首を傾げます。 あれを贈られたのは そのような意味 だと思っていたからです。 けれど、囁く声も手に寄せられる額も柔らかく優しく低く、吐息には涙ぐんだ音さえ聴こえれば、私は困惑せずにはいられません。
そんな私の肩が揺れたのは、続く低い声音に。 やはり質問されたという思いと、答えを用意出来ないままでしたので、沈黙が続きます。 そうこうしている間には、近付く碧。 唇に指で触れられた時、やっと口を開いて]
……言えないわ。
[小さくそれだけ紡ぎました。 触れられながら動かした為でしょう。薄皮がまた切れ、血が唇に滲むのを感じました。]
(34) 2011/02/14(Mon) 15時頃
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―夜:空き室にて― [薄明かりの中で、輝く色した髪が目前に。 思わず手を伸ばしてしまう。 くしゃりと髪を掻き撫でながら、己が脚に伝う感触に眼を閉じる。 視覚が消えれば他が増した。 混じるにおいと、衣擦れの音]
嗚呼、そうだ……私はずっと捕らわれていて [絹織物の細やかな刺繍、白い吐息が素足を擽って、のけぞる喉元を、金髪が撫でていく。 身を捩ると頭に飾っていた花がぼたりと堕ちた]
逃げた蝶の代わりかとおもえば 捕らえた主が思いの外、私を気に入っていたよう。 ……ならばこそ、其処で一生終えるも悪くはないと 思い始めた矢先に主が死んで
[白い吐息に甘い音を混ぜて語る。 伏せた真紅 瞼に触れる熱い]
(-42) 2011/02/14(Mon) 15時頃
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彼は矢張り私でなく姉を選んでしまった。 では、私はどうすればいい? 花から花へ飛び回り、何処にも羽休めることなく 朽ちてゆくだけなのか
[首を振った。 短い髪撫ぜられながら、見上げる眼差しへ碧眼をうつし]
此処にはずっと穴があいたまま。 貴方が埋めてくれる? 埋めようと想ってくれる? [そしてまた伏せられる。 執拗に身を、脚を撫ぜる男へ両手伸ばしてその細身の肉体を求め、幾度も交わりたいと恥じらいも無く乞い願う。 いま 生きている、実感が欲しいのだと]
(-43) 2011/02/14(Mon) 15時頃
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[彼女に短剣を送ったのは、間違いなくその為で。 ただそんなにすぐに行動に出るとは思わなかった、と、彼女の無事に喜ぶのは心からの事。けれど、続く言葉にはじっと薄蒼を見詰めた。その奥を覗き込む。]
…、そう…ですか。
[紡ぐ言葉が途切れる。碧玉の奥に、何かが見え隠れする。治療した手を彼女の揃えた膝の上へと乗せ、眼を伏せた。先ほどまでの強引な動きはすっかりと影を潜めて。]
…やはり貴女は、
[呟きは小さく小さく消えそうな程に]
(35) 2011/02/14(Mon) 15時頃
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[薄皮が切れて指につく赤。 ゆるゆると下ろした手、それを見ろ押してから]
――ならば、 私は。 おとといの晩の事を、謝らねばなりません。 いや…――その前の晩のことも。
[金の睫毛をゆっくりと押し上げて薄蒼を見る。]
(-44) 2011/02/14(Mon) 15時頃
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[じっと心の底を見られるように、碧に覗きこまれれば、少し身じろぎます。 私に暴かれてやましいことは何もありませんけれど、あばかれるとよろしくない方が居られました。瞬く薄蒼は困惑を深めたように見えたでしょう。]
……どうしたの?
[碧の奥に見え隠れする何かを探る様に、私は膝の上に揃えられた手を碧の傍に伸ばします。 けれど、それは途中で止まって、無意識に自分の下腹部にあてるように。
囁かれた言葉に、小さな囁きを返します。 その声は、震えておりました。]
(36) 2011/02/14(Mon) 15時半頃
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―――……何故、謝るの? 私は、貴方にされたこと、嬉しかったのに。
(-45) 2011/02/14(Mon) 15時半頃
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貴女を、縛ってしまっています。 貴女は、 攫われたいのでしょう?
[何時かした質問をもういちど。 下げた眉は隈のせいか眉間の皺のせいか、 酷く濃い影を、落としていた。]
(-46) 2011/02/14(Mon) 15時半頃
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―夜:空き室にて―
[黒い髪を撫ぜ瞼に口接けを優しく落とす。 顎先に、耳朶に、首筋に、壊さぬようそっと。両手で包む頬。甘い匂いに、ぺろと舐める鼻先。] 何時でも扉は開いていたのでございましょう? それは籠とは申しません。 でしたら…次に降り立つ花もまた、籠では無いかもしれませんね?
[睦言の声音で耳元に囁く。金の髪が擽る。男の手は指は彼女の身跳ねる箇所をひとつ残らず探すように慎重にくまなく這い、彼女を昇らせ堕とそうと。逃げるように自身の熱を打ち込む事無くやわやわと愛撫を続ける長い時間。伸ばされた手が恥じらい無く乞えばとうとう、困ったように眉を下げた]
求められるならば、埋めましょう。ですが… …子を成してしまうと。 困りましょう?
[貴女が。と、小さく添えて。]
(-47) 2011/02/14(Mon) 15時半頃
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私は、貴方に貰えるものなら、全部大事よ。
[幾度かされた答えに返す答えは同じなのです。]
でも、貴方が私を縛ることを、貴方が厭うなら 貴方がその手で、私を殺せばいいわ。
[攫われたいとするなら、それは眼の前の人だけ。 私は腹部にあてた手の力を込めました。 裡に孕んだ熱が、夢と判る前に、逝けたなら、幸せでしょう。
――……そうすれば、眼の前の人が、夜挨拶に訪れなかっただけのことを気にして眠れない夜はなくなるのだから。]
(-48) 2011/02/14(Mon) 15時半頃
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私が貴女を殺す事など、絶対に致しません。
…此れは。 どなたかに唇を許されたのでしょう?
[男が伸ばす手は、彼女の下口唇。 血の滲むそれはどうみても歯型に見えたから、彼女への言葉は拗ねめいた声音。――夜の挨拶に訪れなかった事は完全に棚に上げて。]
(-49) 2011/02/14(Mon) 15時半頃
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―前夜/ダンスホール― [磨き抜かれたホールの大理石の床に、白い仮面が軽い音を立てて転がった。 セシルは「アイリス」の肩に手を掛け、胸から噴き出す鮮血を浴びるのも厭わず、剣を引き抜く。 支えを失った「アイリス」の体は、糸の切れた操り人形のようにその場に崩れ落ちた。
血塗れた剣を下げたまま、彼女の亡骸の前に佇むセシルは、だが、たった今手に掛けたばかりの足元の女性よりも、その側に転がる白い仮面の方をじっと凝視していた。]
(37) 2011/02/14(Mon) 15時半頃
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―前夜/ダンスホール― [床に落ちた真っ白な仮面。 目の穴がある他は何の特徴も無い、無貌の面。
セシルは跪き、空ろな眼窩を彼に向けるそれに、白手袋の手を伸ばした。]
(38) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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殺して、くれないの?
[少しだけ残念そうに呟きます。 月のものがくれば、裡にあると思いこんだ熱が夢ということが判ります。 そうなる前に、夢みたまま、確かに目の前の人と繋がったという証を持って死ねたなら、幸せだと思ったのですけれど。]
唇……ああ、何か必要があってのことのようでしたけれど。
[無知な私は彼の方がされたことが、第四王子様に襲われた私がやむなく……という筋書きであろうことを知りません。拗ねめいた言葉と共に触れられれば、甘く吐息を吐いて]
いけないことだったなら、私のこの唇をそいでしまえばいいのだわ。
[少し口角を上げたのでした。]
(-50) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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[それを目にした瞬間から、愛しい恋人を前にしているかのように胸が高鳴り、喉が重く塞がれていた。 白手袋の指を這わせ、仮面を床から取り上げる。唾を飲み込む音がやけに大きく聞こえた。 それを持ち上げ、ぞくぞくと背筋を走る快感と期待に打ち震えながら、自らの顔に押し当てた。]
(*1) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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どうして貴女は、自分を傷つけたがるのですか。 私がそれを望んでいると、本当にお想いですか?
[口角あげる彼女を見る。 じっと真っ直ぐに見詰める。]
私の手で貴女を傷つける事を、望んでおられるのですか…?
(-51) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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望んでいると思えないから、貴方を自由にと ずっと言っていたのかもしれないわね?
[まっすぐに見詰められると、また唇の端が上がりました。]
……貴方の色に、染められたいと汚されたいと思うことが そういうことならば、そうなのかもしれないわ。
[色持たない私が染まることが出来るとしたら、この身の裡に潜む紅だと単純に思うからこそ。]
だから、縛られているのは、私じゃなくて、きっと貴方よ。
(-52) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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[頭に飛び込んでくるのは、無数の死霊の怨嗟の声。 男もいれば女もいる。老人もいれば、年端も行かぬ子供のそれも。 そのいずれもが己が死を何故にと問い、生者を恨み、報復を望んでいる。 そして、殺戮を促す呪いの声。
『踊れ』 『殺せ』
目の前が真っ赤に染まり、どくどくと頭蓋で血管が脈打つ。 奔流の如き赫の一色に押し流され、彼は叫びの形に大きく口を開けた。
――が、]
(*2) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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――ああ、私は自由だ。
[己を戒める枷から解き放たれた歓喜に、目を細めながら恍惚と呟いた。]
(*3) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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…私が。 縛られている、ですか?
[ヨーランダの言葉に、僅かに動揺含む声色で聞き返す。 瞑目。金色の睫毛が上下重なる。開く碧玉は熱い色。]
私を縛っているもの、があるとしたら。 それはきっと貴女と会った瞬間からなのでしょう。 ですが…
(-53) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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ヨーランダ様。
貴女がベネデット様を手にかけてくださったお陰で 方向性は絞られました。
もう貴女に何処かに嫁いでもらう必要は無いと思います。 ですから、貴女は貴女の想う所に行って下さって構いません。
[男は顔を動かさぬまま、告げる低い声。 薄蒼に碧玉を合わせる事無く、謀の欠片を露わにする。 彼女の顔近く身を寄せて 息掛かるほど]
(39) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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ただ、そこが…――もし、私の傍であるならば。 今一度、聞いていただかないといけません。
私は貴女を幸せと思わせる事が出来るのか判りません。 私は酷く、勝手でございますから。
貴女が 私以外を知る事を赦しませんし、 貴女が 私以外を知りたいと想うことも、赦しません。 ですが私は乞われれば他の方にも触れますし、 貴女以外に知らねばならぬ事が沢山あります。
それに、 …――私は、呪われております。
(-54) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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[一気に言い切り、息を吐く。熱い。彼女の手を握る。隈の出来た眼を上げて、彼女を見て]
貴女を幸せと思わせる事が出来るのか判りません。
[もう1度、同じことを告げる――裏腹に、男の手は彼女の手を握り、逃がさないとでも言う風に、ぎゅっと力を篭める。その冷たい口唇を求めて、僅かに開いた口のまま身を前へと進めた。]
(-55) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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もう私は、誰からも、何からも縛られなくていいのだ!
[解放をうたう、心からの笑み。心からの悦び。 嗤いの形に唇を開き、解き放たれた獣は吼える。]
これで私は、父を、あの女を、あの子を、小紅を、フィリップを、ガティネを、バーナバスを、エインズワースを、アイリスを憎むことができる。
(*4) 2011/02/14(Mon) 16時頃
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そう、奥様への憎しみの芽を開花させたあたしのように。
今度はセシル様の番。
『踊りましょう』 『殺しましょう』
[くすくす、くすくすと、顔を失った女は、セシルの手にした仮面の傍ら、他の聲に混ざって、激励めいた怨嗟で嗾す]
(+12) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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私の秘密も知りもせず軽々しく恋を語る女どもも、 男と思い込んで口説いてきた男どもも、 私の秘密に気づいて犯そうとした愚か者も、 私に女の服を送りつけ、嘲笑ったヴェスパタインも、 命をかけた忠誠を捧げるに値しない愚かな王もユリシーズも、
そして、私にこれを譲ってくれたシリィ、 私の秘めた怒りを引き出したお前もだ!
[彼は周りを取り囲む死霊たちに嘲笑を放った。]
お前たち死者の恨みなど、何の意味があろうか! 私の怒り、私の絶望、私の憎悪の激しさを知るがいい!!
(*5) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 16時半頃
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私が想う所は、決まっているわ。 私が、どうしてお兄様を殺めたと思っていらっしゃるのかしら?
[視線逸らされたまま告げられる言葉に、私は笑っておりました。 顔近くで囁かれる言葉には、密やかに仮面の下、薄蒼を水に濡らしておりましたけれど。]
(40) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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/* ふおおおおおおセシルがラスボス化しておるwwwww
滾ってきたwwwww まあ、今日か明日最終日だし、持続はするよね。
なんかこう、長時間赤やってると どうしても庇い合い慣れ合っちゃうのがイヤン
いっそもう、首無襲撃してしまうといいよ くらいの勢い←
さて、フィルヨラディンの三角関係泥沼と(やっぱり巻き込まれてるみつろーs)(むしろディンこそが泥沼キャラなのか)(フィルの本命はコリーン……じゃないよね? まあヨーラも本命なのか分からないけど)
決裂してるセシルオスカーと。誰が生き残るんだろうな。
(-56) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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/* 罵倒されるのが死んでも心地いい。駄目だな私はwww
(-57) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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[歓喜の咆哮を一頻り済ませ、開放の陶酔が落ち着くと、彼は白い仮面を外した。 嗤いの形に歪んだ顔は変わらず、仮面を再び床に落とす。 弧を描く紅い唇が作る、凄艶な微笑。]
(*6) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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―前夜/ダンスホール― [セシルは剣の柄を逆手に握り、仮面に向けて力一杯振り下ろした。 澄んだ甲高い音がして、白い仮面は砕けた。 いくつかの真白い破片が散らばり、断面を曝す。]
(41) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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私は、貴方以外を知りたいとは思わないわ。 でも、貴方が他の人に触れるのは厭でしょうね。 知れば、また、この手を汚してしまうかもしれない。
でも、そう思うことさえ、そうしてしまうことさえ 嬉しいと思ってしまうのでしょう。
[くすくす壊れたように笑って、握られた手、握り返しました。] ――……呪われているのは、どちらかしら。
貴方が直接手を下さなくても、私は貴方より先に死ぬわ。 私がもうすぐ死んでしまうといったのは、嘘じゃないの。
(-58) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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[アンナと主治医に口止めしていたこと。 目の前の方も、その御父上も知らないこと。 でも、気が付かれているかもしれないこと。
20までこの命もてば良いほうだと云われておりました。 告げられた時まで、あと2年ほど。]
だから、多分、私が幸せだって思えれる間に 貴方を刻みこんで 貴方の前からいなくなれるから
……きっと幸せよ。
[本当は全て赦せる訳ではないけれど、求めてくる唇に、私は自分から唇を合わせて薄く開いた唇に全てを赦すように舌を絡めました。]
(-59) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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[たとえ仮面の主が呪いを忌避して捨て去り、或いは打ち壊そうと、呪われた者が生きている限り、仮面は再び所有者の元に姿を現す。 でなければ、仮面は主を変え、所有者を殺して次の者に呪いを移す。 仮面を真に破壊できるとすれば、それは呪いを移さずに持ち主を殺したその瞬間にしかあり得ない。
セシルは、仮面がいずれ主である自分の手元に戻ってくることを確信して、一旦これを砕いた。 それが、更なる殺戮には必要であったから。]
(*7) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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/* と、いいながら、長生きするかもしれないけどね(オマエ
(-60) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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―前夜/ダンスホール― [セシルは一度だけ倒れた「アイリス」を振り返ると、空ろに見開いた彼女の瞳を指で閉ざした。 彼は悠然と立ち上がり、ホールの出口に向かって歩いていった。 そうして、ホールの扉の前で一度深呼吸して表情を峻厳な武人のそれに変えてから、扉を開けて叫んだ。*]
アイリスが、ベレスフォード侯爵夫人が!! 誰か来てくれ!早く!
(42) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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[いずれシリィの顔は奪われ、仮面はセシルの――彼女の手に戻るであろう。 だが、今は。
内心でほくそ笑みつつ、彼は叫びを聞きつけた人々が集まってくるのを待った。*]
(43) 2011/02/14(Mon) 16時半頃
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/* ああ、誰が赤か隠すのかな。 亡霊がセシル以外にかないとは思うけどこう、アレな余地を残す的な。
吊りだったら壊れても良かったんだけどねー。 てか、仮面を差し出さなかったら離宮から出してもらえなry
赤えんどになるかなあ、これ。
(-61) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 17時頃
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/* ああ、顔潰して貰えなかった……。 吊りに見せかけたいんだな。納得した。
(-62) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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[セシルの持つ鋭い切っ先は見えていても、避けようという気が起こらなかった。身体がそうは動かなかった。 仮面の望みのまま、女は最後に己の血潮の華を、大理石の床に艶やかに咲かせる。破れた肺から逆流した血液と胃液で、こぷ、と喉が戦慄いた。 衝撃より、痛みより、無念より、歓喜が勝る。ああ、遂にこの時が来たのだと。夢の終わりに相応しい、刹那の攻防。女にとっては決闘のそれでなく、最期の仮面舞踏。仮面は、女の骸から次の持ち主へと渡る。その呪いの濃さに、深さに、惹かれ賛辞するように]
――っ、!? なに、を……。
[意識は既に忘我の狭間を搖蕩い、"亡霊"として離宮に閉じ込められ彷徨う寸前。第二の貌であった仮面に今や誰かの顔立ちは消え失せている。 その仮面が、割られた。他ならぬ、呪われた所有者によって]
(+13) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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/* セシルはオスカー襲撃する気だな多分。
(-63) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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この国は、もう終わりかしら、ね。
[耳を澄ませば、微かに聞こえてくる言葉の数々。 其れらを聞いて、彼女は悲しそうにぽつり、と呟いた。
王宮なぞ、滅べばよいと思っていた。 血で血を洗うような争いから解き放たれたかった。 ―――しかし ]
私はこの国を愛しているのに。
[王宮とは、その様なものなのだろうか。 国を愛し、良い国にしたいと思う人物がそこに居なくても、国は成り立つものなのだろうか。]
(+14) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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先に逝くのは――
[絡めた舌に、言葉は飲み込まれる。続きは紡がなかった。
呪いの仮面に魅入られた自身は――きっと、いや確実に、其処からは死でしか抜け出せない。それが誰の手によるのか、自らの手によるのかも判らないけれど。 束の間の温もりに縋るかのように、彼女を掻き抱いた。 もしかしたら甘い残り香に気づかれるのかもしれない。 背に残る爪痕が増えている事に、感づくかもしれない。
それも構わないと鉄錆の味を追う。頭に血が昇る、というのはこういう事を言うのだろうか、とどこか隅でぼうっと想う。
そうして男はまた、白の皇女を汚し、染める。 前よりも更に荒々しく、激しく、――愛しげに。]
(-64) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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[王子二人、皇女一人が命を落とした、と聞いて、父王はどのように思うのだろう。
その不手際を咎められ、全員首を刎ねられても何も可笑しくない話だと、彼女は思った。]
いっそ、そうなってしまえばいい―――…
[この時ばかりは色魔である父王に彼女は期待してしまったかも知れない。 未だ父王が母親に瓜二つの自分に執着している事は知れていた。
自分を亡くして怒り狂う父王に期待してしまう自分が、ひどく惨めに思えた。]
(+15) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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そんなことをしても、呪いから逃れる術などございませんのに。 これではまるで……。
[愚かな、と嘲笑しようとして止まる。 彫像のように深く瞑目した蒼白の顔――焼かれてもいない――明らかに致死傷の胸部。足元に砕けた仮面。そう、まるで呪いなど関わらぬただの殺人のよう。呪われた犯人を打ち倒した手柄になりこそすれ、自身が仮面に選ばれたことを欺く、偽装]
あら、本当に、 あたしに全ての責任を押し付けておしまいになる。 そんな方でしたのね。
(+16) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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/* おうふ、顔は後回しか。墓下での描写に困r
てけとーにしておこう。
(-65) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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何故、国を想う優しい貴方が殺されねばならなかったのでしょう。
[無残に潰れてしまったシャンデリアの前で。 嘆きの呟きと共に、彼女はこの国の民を哀れに思った。
妾の子ではあったが。 皇女らしく振る舞う事は少なかったかも知れないが。 彼女はやはり、皇女であった。
其の紫の瞳からは、涙が出る事は無かった。 亡霊とは涙を流せないものなのだろうか。 其れとももう泣く心を無くしてしまったのだろうか。 分からなかった。
ただ、嘆いた。]
(+17) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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どんなに憎まれようと、蔑まれようと、貶められようと、 あたしは最期まで踊りました。踊り続けました。踊り尽くしました。
『踊れ』 『殺せ』 『戮せ』 『弑せ』
ねえ、上手に――アイリス様より上手に、踊れていましたか?
[虚空に向かって、問いかける。それから女は、胸から背から、胴を流血に染めながら、踊り始める。まだ、まだ、足りないとでも言いたげに]
嗚呼、結局、嘖んでいたのはあの方の仰る通り、 あたし自身だったのですね。
[だから、死した身にはもう、あの聲は聞こえない。奪った、見捨てた、と詰る主人の聲は。 聞こえるのは――『踊れ』『殺せ』と仮面に染み付いた呪いそのもの]
(+18) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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[いつか変わっていく想いなら、今引き裂いて欲しいという気持ちは変わりません。 私の幸せを思うなら、どうか……―――。 けれど、縋りつく腕を、今どうして放っておけましょうか。 私は眼の前の人の幸せも、願うから。
常にない甘い香りに気が付きます。 私がつけたでない爪の痕にも気が付きます。 ――……零れる呪いの言葉の意味にも、うっすらと。
身体に感じる負荷だけでなく零れる涙を止められません。 甘い香り上書きできるような、香りを私は持ちませんから、せめてその背に刻む傷痕は私のものであるようにと、傷痕に爪を食いこませて。
――……汚されて染められて 密やかに私も汚して染めるのです。]
(-66) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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先ほど、肯定されましたよ。
[向ける言葉は少しばかり意地の悪い色。肌焼かぬよう、厳重にカーテンを閉めた彼女の部屋の中は薄暗い。碧眼は薄氷を見詰める。くすくすと笑い声と、零される涙の粒。男は色素薄い髪を愛しげに撫ぜる。冷たい。薄く薄く纏う甘い香は昨晩からのそのままの。]
(44) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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―夜:空き室にて― [清涼感混じるにおい、金糸で遊ぶ指。絡めては解く、繰り返し。 頬包む手が少し冷たいと唇が弧を描きつつ囁いた]
其処まで貴方に話したかな そう、扉は閉じていなかった……何時でも私のしたいように ただ、戻る場所は其処にあって、仕置きをくれる夫が もう居ないんだ
[口元で笑い、眉尻を下げる]
失ってまた此処は空っぽになった。 次降り立つ花は私のかえる場所になってくれるか、わからない 飛びたてなければ蝶は其処で朽ちてしまう
[細く長い男の指が、掌が 小さな女の身をじわじわと侵食していく。 身の跳ねる箇所には何処か執拗なほどに 吐息は甘く、冷たい部屋で身体は熱を帯びていく]
(-67) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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[長い時間 耐えられぬと、己の慾を告げれば何時も眉間に皺寄せる彼の眉が少し下がるのをみる]
……頼む、から
[乱れた吐息零しながら、首を振った]
貴方の子なら、ほしいな 生真面目でからかい甲斐のある男の子 女の子だと、少し扱いに困るが
[男の鮮やかなブルーの衣服は己が乱し、釦外したシャツ着せたまま、隙間から傷だらけの掌が肌を撫ぜる。 己が外套は、絹は彼が乱すに任せておいた]
だから……貴方の、思うまま……これ、で
[つ、と腹をなぞり指が更に下へ。 其処にある男の慾を煽るように]
(-68) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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また、言葉の選択を誤ったかしら……。 私が、お兄様を、殺した理由はどのようにお考えに と言った意味だったのよ?
私は、貴方が、一番大事。 だから、こうして、まだ、生きてるもの。
[甘い香りには気がついております。 だから、零れる涙の中には、それを持って零れるものもあります。けれど、私はそれを上書き出来るような香りを持ってはいませんから、爪立てるのです、髪撫でる人の背に。
――……密やかに私で染めるように、この手で。]
(45) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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/* ディンヨラによによによ。家庭教師と生徒かあ。萌えるね。
ところで、ペア村の心算はなく、 むしろ不仲仮面夫婦推奨な今回のダンスパートナー制でしたが、 結局恋愛っぽいの発生するのは、パートナー間に落ち着いた感じでした。
やはり、縁故は強い、と。
もっと事前から決められていればよかったのかもだけど。 そして、吊りがほとんど寡黙吊り状態だったのがまあ、 突発の人も入れたから仕方無いことかなあ。
トリオ村じゃないけどこう、 踊りがどんどん早くなって振り落とされていく的な感じになってしm (早くなる踊り≒どんどんのびるログ) 夜onlyで上手く立ち回れる人は本当に尊敬する。
(-69) 2011/02/14(Mon) 17時頃
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[零れる雫を口唇で優しく受け止める。片手で上に抑えた細い両手。白い足の先がピンと伸びる。男の背に、赤く滲む血。 長い時間の末に男は白熱を注いだヨーランダへと甘く低く]
…貴女に居て欲しい、ヨーリャ。
[小さく小さく、囁いた。]
(-70) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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理由、…は、
――何ですか?
[判りません、という降参の声はすぐに。 彼女のすぐ傍、吐息掛かるほどの近くで。]
(46) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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―明け方― [空き室を出て部屋に戻る途中のことだった。 真紅を向けた本館のほうの廊下を、いくつかの灯りが動いている。 それがランプを手に走る召使と気づき、己が足は自室でなく本館へ向いた]
何事?
[一人捕まえて問い詰める。 ダンスホールで死人があると、其れだけを聞いて 薄桃の裾はためかせその場へ己も駆けつける。 未だセシルはその場に居るか、どうか]
(47) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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判らないの?
[驚いたように見開かれる薄蒼。]
――……貴方が望んだからよ。
[降参の声に返すのは、亡き兄上の最後の問いかけに返したのに似た答え。 それ以上でも、それ以下でもない殺人。 悪いことをしたという感情は、乏しい声音。
亡者が聴けば、私を怨むのでしょうか。]
(48) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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/* わあい。オスカーにぐちゃぐちゃにされるかな。顔とかアレとかソレとか。
(-71) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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もう、踊れません、奥様……。
[二つのストロベリーブロンドが絡み合い、円に広がるドレスの双華を咲かせる。果てのない舞踊。両者の顔は仮面に覆われ、どちらともつかず。 ――否、仮面でなく顔がない。眉も目鼻も頬の起伏もない、のっぺらぼうに、三日月型のくっきり刻み込まれた頬笑みがあるだけ。 『慎ましやかな頬笑みこそ、本心を秘す貴婦人の仮面でございますから』 ただ、アイリスの練習に付き合う時、侍女シリィは常に男性側のステップを踏んでいたから、その時の癖で未だにターンの方向をよく間違える]
(+19) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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鳥の男が、聞いておりました。 そうでございますね、帰る場所がないと、飛び疲れてしまいます。
[下げられた眉尻へと、優しく口接けを落とした。 包む親指でそっとなぞる。熱を帯びた身体を絡める。 髪乱し首を振る様子、告げられる言葉に僅かに眼を見開いた。 困った、という風に眉を下げたまま、口端は上げて。]
…ワイアット様の子か…どうかが判らない、といった事になると ――は、色々面倒で、ございます、よ…?
[言う端から、煽るように降りられる手にぞくりと背を這う感。 紅潮した顔、碧玉の奥は溶けて彼女の口唇へと自身のそれを重ねた。舌を絡ませる。言葉を奪う。そのまま彼女が望む場所へ望むものを沈めて行った。
それからの時は、きっと、酷く長かった。 男が人より「遅い」上にその行為がそれほど久しぶりではなかった為。オスカレットの小さな身体は長椅子の上に収まらず、床にまでその舞台を広げる事になってしまうかもしれない。
息をついて2人の身が離れた頃、窓から入る月影のシルエットは位置を随分と変えていた*]
(-72) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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ディーンは、ヨーランダの言葉に返すのは、酷くゆがんだ笑みひとつ――
2011/02/14(Mon) 17時半頃
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[夜のうちに起きた、ベレスフォード侯爵夫人の死を知ることができたのは、滞在客の中に何人もいなかったかも知れない。
おっかなびっくり駆けつけた離宮の召使たちに現場を見せ、アイリスの手に握られたスティレットと傍らの仮面を指差す。]
彼女が呪われた仮面の所持者だったのは間違いない。 私がこの耳で聞き、この目で見たのだから。
ディンディア卿が来るまでこの状態にして置け。 後で他の方々にも検分していただこう。
(49) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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[やがて、女が抱くは主人であったアイリスでもなく、仮面舞踏会の男たちでもなく、仮面に呪われたダンスパートナーでもなく、ローズマリーの屍でもなく、小さな炭の塊となった。失った顔で、愛惜しそうに頬擦りをする]
何故、さっさと孤児院にでも預けてしまわなかったのでしょう。 でも、一分でも一秒でも長く、この腕に抱いていたかった。 手放すことなど、できなかった。
あたしの、可愛い可愛い――赤ちゃん。
[主人の命で迎えた初夜の褥。暗がりの寝台に、ストロベリーブロンドが散らされる。ベレスフォード侯爵の子を身篭るのは早かった。暖炉の炎の奥から響く赤子の泣声が、次第に弱々しくなる。爆ぜる烈火に飲み込まれていく。それが、火災の折、主人であるアイリスを見捨てた理由の一つ]
(+20) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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炎があたしから全てを奪った。 屋敷も、旦那様も、奥様も、愛しい我が子も。
なら、そんなあたしが、 セシル様の憎悪で焼き尽くされたのもまた、運命なのでしょう。
[焼け付くようだった、双房の間を貫く感触が、彼の激しく燃えるような気性と心火が、忿怒が、いっそ喜ばしい。この身に降り注ぐに、これほど相応しい末路があろうかと]
(+21) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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[密やかに私を刻みこむのを咎めるように、頭の上で押さえられる両手。不服を示す間も与えられることなく、やがて快感にピンと伸びる足先。うっとりとするのは、溺れた快楽もでしょうけれど、きっと薫る血の匂いに。 ――……甘い香りを打ち消せた気がして。
身動き取れなくなるほどの灼熱、裡に注がれれば、また意識は少し遠く。]
……私が生きている限りは、傍にいるわ。
[囁きに虚ろに頷きます。 私は密かに死後の世界を信じておりませんから。 ただ、そのように、約束するのです]
(-73) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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/* ああ、世界が白い。 数年ぶりに積もるほど雪が降っているのが よりによってバレンタインデーだと。
寒くてチョコ買いに行けない← そしてエアコンがストライキ起こしやがったこんな時に!
(-74) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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[断末魔の悲鳴が脳髄を引き裂いた。 それは彼女の悲鳴か 仮面の悲鳴かは判らない。 続いたのは、まるで咆哮。
夜半の事だったか。 それは聞こえた気がしただけかもしれない。 それは頭の奥に響いたのかもしれない。
だが仮面の白の向こうからのものだと思えば 声を追い 意識は揺らぎ甘い香りの中、 ――亡霊の声を聞く。]
(*8) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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[呪われた仮面の欠片は、召使たちの眼前で丁寧に拾い上げ、持参の白麻のハンカチでくるみ込んだ。]
これをディンディア卿にお渡しし、保管していただくように。 ……何。隠し通路探しをやっておられるだと。 それで居場所も分からないと。 フィリップとガティネ公爵夫人もか。
[包みを侍従に差し出すが、どうにも腰が引けて受けろうとしない。呪いを恐れているのは明らかだ。 呆れたような視線を投げ、]
……分かった。私が後でお届けしよう。 だが、見た時にはこのような状態であったと、誰かに訊かれれば必ず正直に答えるのだぞ。
[きっと言い含め、ダンスホールを後にした。]
(50) 2011/02/14(Mon) 17時半頃
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[オスカレットとは入れ違いになったらしく、ダンスホールの現場には彼はもういなかった。
召使たちは尋ねられれば、セシルに説明された通りに答えるであろう。 ――不審に思い問い質したセシルに、ベレスフォード侯爵夫人が刃を持って襲い掛かったところで返り討ちにあった、と。 それを示すようにまだ、アイリスの死体もホールに横たわったままだ。**]
(51) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 18時頃
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―明け方/自室―
[あれから自室に戻り、思い巡らせた通りの後処理を終え。 深くベッドに沈みこむも、眠りに落ちることはなく。 ぼんやりと考え事をしていると、遠くでがしゃりという音、それからしばらくして廊下には喧騒。]
何事だろう。
[呟いて、部屋を出る。使用人に問いただすと、第四王子が亡くなったという。]
…そうか。 ……。
さすがに、連日は疲れた。 少しばかり休んで、赴くことにしよう。 王子には申し訳ないが。
[顔を青ざめさせ、そう告げて。 部屋に姿を消すと、後ろ手に扉を閉め。]
(52) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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…ふぅん。 ディンディア卿も、大胆なことをなさる。
[口端を上げて、けろりと言うと、 再びベッドに沈みこんだ。 ほんの少しだけ憂いが晴れた。おかげで少しは眠れるだろう*]
(53) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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/* 多分、直接手下されなくてもヤり殺される気が……(*ノノ) 腹上死!!!……ごめん、なんでもないです。
(-75) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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嗚呼……あの時に。 [冷たい空気の中で絡み合う身体に篭る熱。子の親判らぬは面倒だと言うから、眉を寄せたままに笑みを浮かべた]
子を成すかどうかは、其の時の運しだい。 貴方は何も気にする必要はないよ、ディーノさま ―――請要你思念的那樣。
[思うままに。母国語で告げる。 視線に篭るいろは、薄明かりではわからないだろう。 口付け交わし、碧眼を見つめる真紅はやがて滲んで視界が揺らぐ。己が肌にすでに散った朱は幾種もあって、彼がそれを薄明かりに見つけたかどうかは、定かでない。薄い桜と、それを消し去ろうとするかのような強い朱と。
望んだ楔が深くに沈む。 其処から先の時は、己が満ちるに十分過ぎる時だった 幾度も一人小さな身が痙攣するように打ち震え、舞う場所はソファーにとどまらず外套落ちた床にまで及び、其の侭意識失いかけるかと思うほど、快楽を過ぎた其れは責苦に近いひと時。乱した衣服の間から彼の背に回した手、男の肌に幾度か三日月型の痕がつく。
どれ程の時が過ぎたのかを、把握していない。 漸く内に熱はじけた其の後、息整えながら気だるく身を起こして着衣を整える。真紅は愉しげに細められ、男を振り返った]
(-76) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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[ヨーランダの部屋にて言うべき事を言い聞くべき事を聞き。 満足したらしき男は廊下へと出た。すぐそこに侍女が居て、アイリスの死についての情報を渡してきた。ひとつ、頷く。 眉間の皺と眼の下の隈が色濃く影を落とし、疲労らしきを描いていた。湯を使っていない。朝食も取っていない。バルトロとローザに暇を出してしまった以上手伝わせるわけにも行かず、しかも全て時自業自得と自覚もしているだけに、男は浴場へと足を向けることにした。ふらりと1度足が千鳥となり、ぶんと頭を振って背筋を伸ばしなおした。 別館の吹き抜けホールに騒ぎが起こっている事は知っていたから、わざと避けて隠し通路から向かう。
浴場は、湯張ってあるけれども誰も使っていなかった。 男は熱い湯に身を浸す。背にピリと痛みを感じて眉を顰めた。]
…あるべきものがあるべきところへ。
[呟きはぶくぶくと 泡となった。]
(54) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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/* 20行、1000文字ぴったり! がんばってひとつにまとめたんだぜ。 pt無制限で意味ないことしてみた。
(-77) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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/*ディーンヨーラ把握。
見事な当て馬っぷりだぜフィリップ!
(-78) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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―明け方・ダンスホール― [たどり着いた時には、召使しかいなかった。 ホールに倒れている女の胸には、夫と同じように剣で刺されたのだろう、花開くように朱が広がっていて、殺された彼女がアイリスだということ、握ったスティレットでセシルを襲おうとしていたこと、彼女がのろわれた仮面の所持者だったらしいことを聞いた]
……仮面は?
[見渡したが、何処にも見当たらない。 >>50セシルが持ち去ったのだと聞くと、舌打ちひとつ]
仮面はでは、割れていたのね? それで……ディーノさまにお届けしにいったの。 そう。
[肩を竦め、死骸を一瞥すると検分もせず踵を返す]
いま、とても疲れているの。 誰が殺したのかわかっている以上、調べる必要はないわ。 皆が起き出してからにしましょう それじゃ、おやすみなさい?
(55) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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オスカーは、自室に戻り暫し泥のように眠る**
2011/02/14(Mon) 18時頃
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[振り返り、頬を朱に染めたまま]
言い忘れるところだった。 私は、貴方を愛しているよ。
[瞳細めて、囁き零し 外套を羽織りなおして、その場を去る。 自室へと戻り行く先は途中で本館へと変わったのだった**]
(-79) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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愛してる 愛している 我愛你
[繰り返されてきた言葉]
……愛とは何だろうな
[ひとり呟き窓の外へ視線を落とし 揺らぐ明かりを見つけたのだった*]
(-80) 2011/02/14(Mon) 18時頃
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― 自室 ―
[家庭教師が……いいえ、私が一番大事だと思う方が、部屋を後にすれば、私の身はまた寝台に沈みました。用事を済ませたアンナが戻ってくれば、伝え聴くのはアイリス様のこと。]
そう……。 昨夜の様子ですと、騎士様が……というのは間違いなさそう。
……いいえ、少し、休ませて頂戴。 起きたら……―――。
[湯浴みをすると告げる言葉途中で、私の意識は一度夢に沈みます。 両手はまた無意識に、下腹部へ降りて*]
(56) 2011/02/14(Mon) 18時半頃
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[着衣整える女を、半身肌の侭で見つめていた。気だるい動作。男の動作も同じくで。汗に混じる甘い香り。軽い酩酊のような時間。 振り返る真紅を碧眼で見上げた。そののち。頬染め告げられる言葉にはそれは見開かれる。金の睫毛を何度も上下にぶつけて。]
…、オスカレット、さま
[どうしても浮かぶのはシノワズリの。 何も気の利いた答え返せぬまま、彼女が扉を開けて閉じるのを見詰めているしか出来なかった*]
(-81) 2011/02/14(Mon) 18時半頃
|
|
/* 今更ながら、恋愛推奨村に入る時の設定じゃないよな コレ ← でもやりたいことやれたので満足ではある。
(-82) 2011/02/14(Mon) 18時半頃
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/* しかし、性欲魔人なディーン多いよなぁ。 お船とか、薔薇下は自分だけども……。
むっつり(*ノノ)だが、そこがいい。
(-83) 2011/02/14(Mon) 18時半頃
|
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[――明け方、彼は…彼女は夢を見た。
隠し通路の闇の中を疾駆する己の足音。 背に短剣を突き立てられた男。 それを抜き取る時の、えも言われぬ感触と濡れた水音。 吹き抜けから下のホールを見下ろすと、ゆっくりと落下していくシャンデリア。 砕け散るクリスタル。 無数のガラスの破片が月明かりに煌き、その下から鮮赤が染み出して広がる。
それは夢かも知れないし、そうでないのかも知れない。]
(*9) 2011/02/14(Mon) 18時半頃
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|
やっと、あたしの素顔を見ていただけたでしょうか。 やっと、あなたの素顔を見ることができたでしょうか。
[優しい夢の騎士の演技の奥の、秘めたる激情の一端に触れ、女は、そうでなくては、と嗤う嗤う。もとよりこの口は、顔のない唯一の口は、嗤うことしかできない]
『愛おしい』 『憎らしい』 『踊りましょう』 『殺しましょう』
[自身の遺骸を感慨無く見下ろすと、ふいと女は彷徨い始める。ストロベリーブロンドを靡かせ、流れる緋色はそのままに、踊るような足取りで。素顔を知らぬ、嘗てのダンスパートナーを探し求めて*]
(+22) 2011/02/14(Mon) 19時頃
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― 大浴場 ― [浴室でさっぱりと洗い流したのは汗だけでは無かった。髪には赤もこびり付いて居て、ベネデットのものが張り付いていたようだった。同時に絡みつく因果も流さんとばかりに、湯を被る。 金色ゆえに目立ちにくいが、それでも生えて来る髭を丁寧に剃る。不意に走る痛みに、ナイフを足元に落とした。頬を斜めに、長い赤の筋が走る。ぼたぼたと足元に、紅い玉。]
…私らしくも、ない。
[湯で毛穴開く肌に、血行良くなった状態の血が流れていく。苦笑を零して、布で押さえつつ脱衣所で身支度を整える。海より濃い青のジャケットはそのままに、内の白いシャツだけは先ほどと変えて、白いハンカチで頬を押さえ廊下へと出た。風呂上り。ほかほかと緊張感の無い湯気が上がった。]
(57) 2011/02/14(Mon) 19時頃
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[すぐに自身を見つけた侍女が、何らかことづけにやってきた。アイリスの死を聞く。同時に彼女が仮面の何がしかという話しも、シャンデリアの下敷きになった皇子の話しも、白い仮面を着けた男を見たという話しも。よく喋る女だ、と思った。顔には出さない。否――もともと眉間の皺という形で、出ていた。]
…仮面を、割った、だって? モンタランベール様が?
[その事実に一番驚いたようで。 頬押さえる手が落ちかけて ちりと頬がまた痛んだ*]
(58) 2011/02/14(Mon) 19時頃
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/*
なんか2人とも疲れさせててごめんなさい。
酷いなディーノ。われながら。
(-84) 2011/02/14(Mon) 19時頃
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― 自室 ―
[次に目が覚めた時、時刻はいかほどになっていたでしょう。気だるい身を起こせば、アンナに問われること、1つ2つ。 答えれば、教えられることに、嗚呼と息を吐きます。]
そうなのね。それは識らなかったわ。 識ったからといって、私にはどうすることもできませんけれど。
[困ったような表情すれば、諦めたようなアンナの表情が見えました。私は皺が刻まれているアンナの顔に冷たい手を伸ばします。]
……アンナは、私がいなくなったら、かなしい?
[他の使用人に戯れに尋ねることはあっても、彼女には問うたことのない疑問。彼女は言いました――かなしくないわけがないと。 困る、と言われなかったことに安堵して、私は続けます。]
(59) 2011/02/14(Mon) 19時半頃
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/*
いかん 眠気で同じ事2回かいてる。
(-85) 2011/02/14(Mon) 19時半頃
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じゃあ、私が幸せである為に 傷つけたい人がいると言ったら、貴女は止める?
[無邪気に尋ねれば、私の母を母親のように、私のことを祖母のように見守ってきた女の顔が歪みました。 きっと彼女の中で色々な葛藤があったのでしょう。 彼女の答えは、賛成も手伝いもしないけれど、止めはしないというもの。私にはそれで十分でした。]
出かける準備は手伝ってくれるのでしょう? お会いしたい方がいるの。
[微笑を浮かべて、アンナに身を任す間、私はお兄様のご遺体の傍から拾ってきた硝子片に手を伸ばします。握り易いように柄となる部分にハンカチを巻きつけました。そうすれば簡易のナイフの出来上がり。
私は準備が整うとそれをそっと隠しもって、部屋を出るのでした。
――……私がお会いしたいのは、傷つけて差し上げたいのは、甘い香りがする婦人なのです。 私は蜜を探し彷徨う蝶のように、ふわりふわり、おぼつかない足取りで離宮の廊下を渡るのでした。]
(60) 2011/02/14(Mon) 19時半頃
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/* ぴろろろろん♪ ヨーランダのレベルが上がった。
狂気が10上がった。 呪われ度が7上がった。 知性が3上がった。
ディーンが遅漏という知識を得た(←
(-86) 2011/02/14(Mon) 19時半頃
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/* まるでギリシャ神話のヘラのようでござる。
浮気者の夫に向かわず、夫の浮気相手に制裁下そうとするのですよ。でも、返り討ち希望。 オスカレットの中の人が望むなら、ナイフでいたぶれるだけいたぶるんだけどな。
こう私の今回の動き苦手だって思われてそうなのが……ごめんよ!orz
と、此処で先に土下座しておく。マジ、すまん。
(-87) 2011/02/14(Mon) 20時頃
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/* おうふ。今晩コミットだっけ? 墓下でバナといちゃいちゃしたかっ いや我慢我慢。 ヨーラがくらいまっくすだのう。急展開。 地上に誰も殺してない人が一人も残っていないというアレ具合。
まあ、最初は開催も危ぶまれた仮面舞踏会で 踊って下さって感謝感謝です。 3日でエピ、とか悩んでいた時に比べれば、6日もあるとか! 亡霊死もできて満足しきり。
ちょっと早めですが、ありがとうございました。
さて、エピ用天声でもつくってくるか。
(-88) 2011/02/14(Mon) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 20時頃
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―自室― [泥のように眠り、目覚めたときにはもう日が昇る時刻。 ため息ひとつついて、寝台から身を起こす]
……是至Q的事情。
[寝起きの擦れた声で呟き、くつくつと嗤い]
嗚呼、為何不足?
[傷ついた両手で胸を押さえる]
さあ、新たな死骸は増えたか否か 無ければ私が作って差し上げようか
[気だるげに、それでものそりと寝台から降りて着替えは初日、舞踏会で着たのと同じもの。グラデーションかかる絹をふんだんにつかった異国のドレス。 頭飾りは何処かの部屋に忘れてきたらしい。 いつもの甘い香り漂わせ、違うものといえば其処に夫の所持品だった短剣ひとつ忍ばせた事]
(61) 2011/02/14(Mon) 20時頃
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―別館・廊下―
[袖の下に隠す刃物は、誰に向けるものでもない。 否、誰でも良い あの夜のように血を浴びる事が出来るなら]
……満たされないのは、何故だろうな 其れも是も 貴方が勝手に私を掻き乱して おいていった所為なんだぞ、馬鹿者め。
[廊下を歩く足取りが常より遅い。 視線を斜め上に、何処でもない空間に向けて毒づいた。 深紺に紫を足したような色の裾元までぴっちりと布に覆われたドレスなら全ての痕を隠してしまうから、もう誰に手の傷を問われる事もないだろう。 足取りはまっすぐに、先ずはセシルの部屋へ、次に仮面渡されているだろう金糸の男の下へ行く予定]
(62) 2011/02/14(Mon) 20時頃
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/* まったく接点の無いヨラより、セシルに殺されたい私がいます。 しかしまあ、表の流れ次第でしょう。 赤勝利コースかなぁ
(-89) 2011/02/14(Mon) 20時頃
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オスカーは、セシルに与えられた部屋の扉をとんとんとたたく。
2011/02/14(Mon) 20時半頃
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―朝― [あれから朱に染まった衣服を脱ぎ捨て、体を清めてから眠りに就いた。 翌朝の目覚めは彼にしては遅く、既に日も高く昇っていたが、気分は頗る爽快であった。忠実なる侍女から、早朝白い仮面の男が現れ、第四王子を殺害したと聞かされた時も、白大理石に刻んだような淡い笑みは崩れなかった。
洗濯したてのシャツに袖を通し、数日前に着用した上着を侍女に着せ掛けて貰う。 服を燃やさざるを得ない誰かと異なり、彼が替えの衣装に困らないのは、血を浴びることが――昨夜を除いては――無いのと、世話をしてくれるナディアの才覚のお陰であるのに間違いない。 袖のカフスを自分で留めながら、その侍女に言い置く。]
ああ、まずはディンディア卿の元に赴くつもりだ。 私のいない間に昨夜の件について私を訪ねてくる方がいたら、適当にあしらっておいてくれ。
[と、ちょうどその時扉を叩く音がした。]
(63) 2011/02/14(Mon) 20時半頃
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セシルは、侍女に出るように命じた。
2011/02/14(Mon) 20時半頃
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[侍女が扉を開いた先に、セシルの姿が見える。 ひらひらと隠した短剣ごと長い袖を振って笑みを浮かべた]
ご機嫌如何? 見せて欲しいものがあったのだけど、未だお持ち?
(64) 2011/02/14(Mon) 20時半頃
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― 別館/廊下 ―
みぃつけた。
[ふわりふわり歩いて行けば、すんと鼻を擽る甘い香り。 公爵夫人に声かけようといたしますけれど、その背は何方かの――嗚呼、騎士様のお部屋の扉を叩いているようです。
私は一先ず身を潜めて、様子を窺うことにいたしました。]
(65) 2011/02/14(Mon) 20時半頃
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―自室― [長い袖に隠れた手を振られて、唇が苦笑に似た形を形作る。]
持ってはいるが。 ディンディア卿に報告したいので、彼と一緒であれば。 あなたは何をしでかすか分からないので、止める手が足りない時に見せると不安だ。
(66) 2011/02/14(Mon) 20時半頃
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―セシルの私室―
……酷い事を言うわ。
[唇尖らせて、ため息一つ。 侍女がその場に控えるのを一瞥し、室内へ足を踏み入れる。 あたり見渡しながら]
じゃあもう一つ アイリスを刺した剣は何処? それもやっぱり危なくて駄目?
(67) 2011/02/14(Mon) 21時頃
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私が今も持っているよ。
[と腰に佩いた剣を叩く。 少し訝る表情をし]
何故急にそんなことに興味を持った?
(68) 2011/02/14(Mon) 21時頃
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アイリスの死体を見てきたの。 胸を刺されて倒れてた 私の夫と同じように
[廊下に潜んでいる白い塊には気づかず、部屋へ 腰に昨日も見た剣があるのを見つけて 何も持たぬほうの手を伸ばし近づいた]
その剣を、見せて?
(69) 2011/02/14(Mon) 21時頃
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― 騎士様のお部屋近く ―
[最近良くこうやって身を潜めて耳を欹てることが多いと、思いながら、私は2人の会話を盗み聞き致します。]
駄目よ。ディーン様のところには行かせないわ?
[呟きは聞き咎められないほど小さく。くすくす笑みを零しながら、手に持った硝子片を見つめます。言葉はまるで殺人予告ですが、別に命を取るつもりはないのです。
あの方を見れないように紅い眼をえぐって。 あの方に触れられないように指の先を切り取って。 あの方に ―――………。
人とはあっさり死ねないと、昨日学びました。 だからきっとそれくらいでは死なないと思うのです。 ほんの少し、あの方に近寄れないように傷ついてもらうだけ。
無知な私は思っていること全て施したら死んでしまうかもとは、露とも思っておりませんし、反撃されて己が死ぬかもしれないとも思っておりません――いいえ、後者は少し嘘かもしれませんけれど。]
(70) 2011/02/14(Mon) 21時頃
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ああ。なるほど。そういうことか。 君は私を疑っているのか。
[皮肉な笑みが唇に上る。 剣帯から剣を外し、彼女に差し出す。]
いいよ。さあどうぞ。
(71) 2011/02/14(Mon) 21時頃
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[殺気も何も感じなかった。 気づく事も出来なかった]
……油断、した。
[自ら作り出した亡霊に惑い、警戒すらしなかった]
(+23) 2011/02/14(Mon) 21時頃
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[男は、見知った男の元奥方の肌に、紅い印をひとつたりとも残さなかった。 男が其処に散る薄紅に、それを上書くような濃い赤に気づいたかは判らぬだろう。 反面、彼女は気づいたかもしれない。 三日月の痕残す男の背に、既に紅い蚯蚓腫れが幾つもうねって居たことを。]
(-90) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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……ええ。 死に方が、似ていたから。
[あっさりと告げる涼やかな声音]
私の夫が殺されなければならなかった理由があるなら
[開いた手で、重みのある其れの柄を握る。 傷口が傷む。 構わず引いた]
教えて頂戴。 返答次第では、この場で同じ目にあわせるわ。
(72) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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[背に手を回した瞬間に 行為の最中に気づいていた 他人の痕 それでも、先を強請ったのは己
あれ程の行為受けても 何ゆえ満たされなかったのか
答えは其処にあったのに]
(-91) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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[背後から手が忍び寄る。 肩に重みを感じた直後、長い灰色の髪がさらりと顔の横に垂れた]
『 すべてお前の甘さが招いた事―― 』
[冷たい声が耳元をくすぐる。 振り向くと兄の亡霊は姿を消していた]
(+24) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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[オスカレットが剣を手に取れば、少し傷ついた顔をして、じっと観察するように見下ろす。]
君はそして、あれほど逃げたいと思っていた夫を、自分の居場所と言うのだね。
(73) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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[男は、シャンデリアの下敷きになった――否した皇子を見に行った。もう侍女や召使達が、怪我せぬように慎重に硝子の破片は片づけて居て、光を反射するそれらはきれいだったのに、と僅かに勿体無いと想う気持ちは胸裏に。 そのまま其処を通過してダンスホールへと。 アイリスの死体はまだ其処にあるだろうか。 あれば其処で、移動させられていればそちらへ向かい、そのストロベリーブロンドを手に掬い口づける。]
…――貴女は呪いから解放されて、嬉しいと思ったのだろうか。 少しでも思えていると、良いと思う。 亡霊に苦しみ喘ぎ、踊る貴女は美しかったけれど――かの騎士の事を語る愉しそうな貴女は、もっと美しかったと思うから。
[腰を折る。長く長く、礼をしていた。]
(74) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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逃げたいと いつか棺桶のふたが開ける日を あるいは虫籠の檻が開ける日を 望んでいたのは真実よ。
[セシルの表情に、真紅は揺らぐ]
……でも、蓋は最初からなかったの。 彼との結婚生活は、若しかしたら 墓場でも檻の中でもなかったのかもしれないの
彼は言ったわ 私が何処へ出かけても、戻ってくればいいって。 私はその時かえる場所を見つけたと思ったの
それなのに
(75) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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実感出来ないまま、あの人は姉のところへ行ってしまったの
……あなたが、したの?
(-92) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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あぁあああぁぁあぁぁぁ!
[頭をかかえ、絶叫した]
甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘い、甘いぃぃぃ……!
[視点も定まらず、口も結ぶでもなく開くでもなく。 ただぶつぶつと呟きながら、虚ろな表情のまま膝をつく]
あぁああ。 爪があろうとも。 牙があろうとも。
揮わねば赤子と同じ……
[崩れるように座り込むと、俯いたままぺたぺたと平手で地を叩く]
(+25) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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― 別館廊下 ―
…何を、なさっておられるのですか?
[別館の廊下を歩んで行くと、潜む白が見えたので、 悪びれる様子無く後ろから声を掛けた。 別段、何を想っての事ではなく。 彼女が何を考えて此処に居るかも知らず。 其処がセシルの部屋であるということは、すぐに知れたけれど。]
(76) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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[ぎり、と歯を食い縛る音。]
帰る場所、帰る場所か。
ハッ。 私への愛は火遊びに過ぎないという訳だ…!
[食い縛った歯の間から、怒りと絶望に塗れた声を絞り出す。]
(77) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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/* わー さんかくかんけーさんかくかんけー(゜∀゜)
(-93) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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聞きたいことがある? 聞きたいのはこっちの方だ!
いったい何があった。 たったその程度、その程度の言葉で、何故君は、あれほど厭うていた夫の死を悼み、仇を憎む。
私はあなたのすべてを受け入れると言ったのに、あなたの方は私に何も与える気が無いと来ている。 そして、君は私に愛しているかと聞き、愛してくれと言いながら、すぐさま他の男を誘惑し、殺したと言う訳だ!
[セシルの唇から火を噴くような怒りの言葉が迸る。]
疑いたければ疑うがいい。 私はあなたを愛しているが、それでも腹を立てない訳じゃあないんだ!
(78) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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[内に潜む仮面を、熱く感じた。 まるで対たる其れの主の怒りを伝えるように。
男はそっと、胸元を抑えた。]
(*10) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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― 騎士様のお部屋近く ―
おば様は、おじ様を大事に思ってらっしゃったのかしら。 なら、どうして……―――。
[聴こえる声に、下唇を噛みます。 嗚呼、けれど、私は知っています。 私はそうでないけれど、たった一つでは収まらない人があることを。だから、苦しい、でも苦しいと思えることが嬉しい。
従兄様の奥方の言葉は、どこか私の琴線に触れました。 ですから、硝子片抱いたまま、またじっと耳を欹てようとした時でした。]
あっ
[かかる声に視線を上げます。 悪戯見つかった子どものような眼を、私はしていたでしょうか。 私の手にはナイフのような硝子片、ひとつ。]
(79) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
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[頬に大きな切り傷を作った男は、 眉間に皺を寄せて悪戯娘を見下ろす。]
…それは、宝箱に入れるとおっしゃっておられたでしょう?
[硝子の破片。 それは彼女の手を傷つけたものではないのか。 男は手を伸ばして、彼女のそれを取り上げようとする]
(80) 2011/02/14(Mon) 21時半頃
|
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……貴方を愛してる
[真紅は少し困ったように相手を見遣る。 もれた声音に、ため息一つ。 両の手に夫のセシルの剣を持って]
愛とは、何だろうな
[上手く説明出来ぬ故に、言葉が取り繕えなくなる。 その分、本音は話しやすい]
長い間の誤解が解けたんだ。 夫に抱かれて思い知った事が幾つかある。 私の全てを差し上げても良いほど、あなた愛していたのは 昔のこと 矢張り貴方では駄目なんだ
(81) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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[憤怒の業火に包まれ、鋭い視線がオスカレットを射抜く。]
……剣を返せ。小紅
[ずいと手を出し、彼女の手首を掴んで剣を奪おうとする。 叶わねば――白刃を握ってでも。**]
(82) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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[廊下にも漏れ聞こえる声。 なんとなくの事態を察し、小さく呟く声は ヨーランダにしか聞こえまい。]
…悼んでいらっしゃった、のですかね…?
(-94) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時頃
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[忘れようと、そう答えたのに忘れられなかった。 踏み出そうと、そう決めたのに立ち止まり、 警戒せねばと、そう思ったのになさず]
すべて、僕が甘かったのだ。
[迷い故に何もできぬまま、命を落した]
何が、理想だ。
何が、王座――!
(+26) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時頃
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/* この辺の描写、キリングの時とかに色々入れたかったなぁ。 眠いときにやったらあかんね! 書くだけ書いて朝見直せばよかた。
(-95) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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[騎士様のお部屋からは怒号が聴こえます。 その内容に、ピクリと肩を揺らしました。
眼の前の人の全て赦すと云いました。 けれど、許せないこともありました。
でも、私は……―――。]
とりあげたら、駄目。 それがないと……―――。
[貴方が触れる他の人を傷つけることができない。 言葉は続かず、取られてしまうなら、そのまま。
ふっと見詰めた先、頬に赤の線走るの見れば、取りあげられた硝子の代わりのようにそこに手を伸ばしました。]
(83) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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|
どれ程心が満たされても、 女同士、身体が満たされる事が無い。
[彼にとっては禁句にも等しい言葉だろうか。 剣を持つ手は傷だらけで、然程力こめられてはいない。 手首掴まれ、簡単に剣は彼の手に渡ってしまう]
――――セシルが、好きだ。 それだけで満たされていたのは幼い小紅 今はもう大人になって、夫々の立場も違ってきている 私はもう小紅ではない オスカレット……そう名乗ったじゃないか。
(-96) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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[剣を持つ手は傷だらけで、然程力こめられてはいない。 手首掴まれ、簡単に剣は彼の手に渡ってしまう]
……この剣で、次は誰を貫く心算?
(84) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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[聴こえる声に、私は首を傾げます。]
それなら何故……―――。
[貴方を求めたというの。 相変わらず続かない言の葉。
人とは、結局自分の心しか判らない生き物です。 いいえ、己の心も判らない生き物かもしれません。]
(-97) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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これは、貴女を傷つけます。 私が預かりましょう。 ちゃんとアンナに、宝箱に入れて貰うよう伝えますよ。
[硝子の破片を取り上げて、胸元の内へと仕舞う。部屋から響く声。肩揺らす白の皇女の髪をそっと撫でた。手を伸ばされる頬。ん、と頷いて触れやすいように腰を僅かに屈める。]
髭剃りを失敗しただけですよ。 誰かに酷い顔と言われたので、さっぱりしようとしたのですが。
[言いながら、部屋から聞こえる声に目を眇めた。息を吐く。眉間の皺が更に寄った。]
(85) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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[小さく聞こえた声に、 髪を撫でる手を上げてもう一度、撫ぜた。]
…体は大丈夫ですか。 無茶をさせてしまって申し訳ありません。
[告げる男の貌は、優しげな表情を湛えて居て]
(-98) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時頃
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/* よらでぃんみてると、自分がパートナーしなくて良かったと心底おもうたw ナイスカップルすぎる。
(-99) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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私を傷つけないように、ハンカチを巻いたのに。
[少し拗ねた表情を晒しながら、屈む人の頬に冷たい指先を這わせました。 きっとアンナは、硝子片を受け取れば安堵するのだわ……と思います。]
酷い顔と言ったのは、隈の所為よ。 隈は相変わらずね。眉間の皺も相変わらずだけど。
[頬に走る紅にじっと視線を向けた後、眉間の皺に向けました。 もう片方の手の指先が眉間の皺を伸ばすように触れます。]
(86) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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|
[取り返した剣を鞘に収め、腰に吊るす。 その間一度もオスカレットを見ようとはしなかった。]
(87) 2011/02/14(Mon) 22時頃
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大丈夫だから、ここにいるの。 アンナは、心配していたけれど……――。
[かかる言葉に思い出すのは、アンナとの会話。 アンナの質問に赤裸々に答えたことで、どうやら目の前の人が世間一般の人より『遅い』ことは知れました。けれど、知ったからといってどうできるものでもないのですけれど。]
心配されて、触れられない方が、厭。
[長く長く私と繋がって、疲れ果てて、他の人に触れなければいいのに――そう思いながら眉間の皺に指先這わせました。]
(-100) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
|
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[滾る憤怒を浴びて、懐の仮面の欠片が歓喜に震える。 それを胸に感じ――と、同質の何かの存在をほど近くに感じる。]
(*11) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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|
―朝・自室―
[仮眠としか言えない程度の眠りを取り、軽く身支度を整えて、 またいつものように外の使用人に、死体が出ていないかを聞く。 今日の死体は2つ。 1つは、ベネデット王子。白い仮面の「男」に殺されて、シャンデリアの下敷きだという。 もう1つは、べレスフォード夫人。こちらはダンスホールで一突き。]
(88) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
|
|
貴女の宝箱に、他に入れたいものもございます。 宝箱、と言うからには大事にして下さいますよね?
[頬の傷はまだ生乾き、触れられるとその側の目を少しばかり歪めた。眉間の皺は触れられても伸びる事も無く。]
モンタランベール様とお話をしたかったのですが、どうやら取り込み中のようでございましょうか。 嗚呼、ヨーランダ様、アイリス様が亡くなられたのはご存知ですか?
[取り込み中の相手に熱籠めた手紙を書いた幼馴染を思い出し。そして貫かれた彼女を思い出し。 低い声は、名を紡いだ。]
(89) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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|
…。
[ストロベリーブロンドに纏わる噂と、その死に様を聞いて、 すぐに思い浮かんだ、炎の友人の姿。]
まぁ、十中八九、彼だろうね。
[そう呟いて、部屋を出る。 今日は遺体には立ち寄らない。直接友人の部屋に行く心つもりだ。 1つ。気になることがあった。]
「呪いの仮面は人を渡る」と。 ディンディア卿がおっしゃったか。
[ともかくその仮面を。 仮面を目にしたかった。]
(90) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[背けた顔に、浮かぶ表情は彼女には見えないだろう。]
……多情で淫奔な『オスカレット』。 もうあなたは小紅ではない。
(91) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
|
|
[仮面は共鳴するかのように、男の存在を対へと伝える。 想いを。殺意を。呪いを。記憶を。無念を。
渦巻くどす黒い呪い。 獣の息遣いが今でも耳元で聞こえる。 男が金糸を振るのは、まるでそれを振り払おうとするかのようで]
…アイリスは、シリィは――死んだ。
[ヨーランダに告げる言葉の裏 胸裏でも言葉を、紡いだ。 もうひとつの仮面に言って聞かせるように。]
(*12) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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/* >>2:*19 おいでって言われてバナの部屋でえろぐが書けなかったことを 未だに後悔してるなう。
むむさんだっけか、が言ってたけど 「おいで」って言われたら萌えるね。滾るね。逆らえないね。
(-101) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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/*
ちょwwwww ヨーランダwwwww そんな事侍女にきかないでwwwww 噴いたwwwww
(-102) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
|
|
男にはなりえず、 女でもいられない、
私の怒りが、憎しみが、あなたに分かってたまるか。
(-103) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
|
|
此処じゃない何処かへ連れていって欲しいって 叶えてくれたあの時を、忘れはしない 心蕩かしてくれた貴方とのひと時は幸せだった どうして、時はあのままに止まってくれないんだろうな。
[真紅は伏せられ、首を振る]
――――仮面の呪いは、アイリスにあって これで事件は解決しても 貴方との時間も、夫の命も もう戻らない
[真相知らぬままに歌うような声音]
私は今、いきてる……? 実感が、わかない
(92) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 22時半頃
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―別館・廊下―
[さて、友人の部屋そばまで辿り着き、 先に目に付いたのは白の姫。 一緒に家庭教師殿の姿も目に付いて、 2人についてふわりと笑ってみせる。
とりあえず、自分の身元がばれた様子もないだろう。
それより先に、と思い、そのまま友人の部屋まで足を向ける。 中で物音がするのに気づけば、そのドアに身を貼り付けて息を潜めて様子を窺った。 腰には、短剣。それからもう1つ。 もしかしたら、どこかで物音を立てて、2人に気づかれてしまうかもしれない。]
(93) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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なら、良いのですけれど。
[彼女が赤裸々にアンナに聞いた、等という事実を知ったら男は赤面どころの騒ぎでは無いだろう。 彼女がそれを告げなかったのは、幸せな事と言えた。]
(-104) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[仮面を通じ、綿々と連なる死者の記憶がセシルの中に流れ込んでくる。 殺意の連鎖、全てを巻き込む呪いの大渦。]
――ああ。 そうか、こ れは、対の
(*13) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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小紅はもう、いない。 それでも愛してくれるかと問うた時に 愛を囁いてくれたのに。
[小さく笑み零して、繰り返すあの夜の言葉]
我已經不是紅麗 儘管如此你愛我?
……矢張り、今の私では駄目なのだろう あなたも。
(94) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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私の宝箱にいれたい物?なにかしら……―――。 ええ、貴方がくれるものなら、全部大事だもの。
[私の指先が冷たい所為もありましょう。アイロンのように、私の大事な人の眉間の皺を伸ばすことは叶いません。けれど、私は眉間の皺を好ましく思っておりましたから、指先を離します。ふっと、歪む眼に気がついて、叶うならチロリと舌先で傷を舐めあげました。]
アイリス様がお亡くなりになったのは、アンナから聴いたの。 多分、騎士様が殺められたのだと思うわ?
昨夜、私盗み聞きしてしまったから。 ――……アイリス様が、仮面の持ち主であっていて?
[続く質問にはそのようにお応えを。]
(95) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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――じゃあ死ね。
[振り向きざま剣を抜き放ち、彼女の胸元に突きつける。]
(96) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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どちらでもない貴方でも、構わなかったのは 幼いころの私
世は貴方の其れを認めてくれず 私の身もまた物足りぬと訴える
心だけでは、どうしようもない事
怒りも憎しみも、私には欠片もわからないな
(-105) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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生きていて意味が無いのなら死ぬがいい。
私はあなたの全てを受け入れると言った。 私の愛は、あなたも私も、全てを焼き尽くして灰と帰る愛だ。 私の愛が要らぬのなら、
(97) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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冗談。
[剣を持つ手、注意していたから。 振り向く彼が此方へと突きつける切っ先避けるように とんとステップを踏んだ。 ひら、と宵闇色の布地が舞う。 長い袖に隠し持っていた夫の短剣鞘から抜いて、利き手に構えたが、彼に正面から挑んで勝てるなど思いもしない。精々逃げ切れるかどうか]
(98) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[秘め事を秘め事と私は思っておりませんから、そのうちうっかり言ってしまうこともありかもしれません。けれど、それは今ではないお話。
なら、佳いという人にショールの下、微笑んで、囁きでなく尋ねる仮面の主。 仮面は二つと聴いておりました。 もう一つの持ち主は……―――]
幼馴染同士でお持ちになっておられたのですね。 アイリス様が幼馴染だと、教えてくれなかったなんて、酷いわ。
[貴方という事は判っていると尋ねるは、囁きで。 仮面が人を渡るとは、私は知らないことでした。]
(-106) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[現れたアッシュカラーのふわりとした笑みに、会釈をする。彼が皇子殺害の肩棒を担いだという事は、知りはしない。 身をドアに張りつけるのを見て、少しばかり其処から離れた。何をするつもりか判らないけれど、邪魔はしまい、と。 ふと胸元を一度抑える様子を見せてから、ヨーランダの言葉に少し驚いたように彼女を見る。]
盗み聞きとは、はしたないですよ?
[家庭教師然とした言葉を紡ぎ。 彼女の言葉には、思案した様子を作って見せた。]
そう――で、ございますね。 きっと。 実は私はヴェスパタイン様殺害の現場にて、彼女の髪を拾っております。…問う間も無く、彼女は死んでしまいましたが。
[言葉はフィリップに聞こえるだろうから、慎重に選んだ。]
(99) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[声が聞こえた気がして胸元を抑えた。 アイリスの仮面は渡ったのだろうと。 そしてそうならば、彼女を殺したという彼にだろうと 予測はしていたのだけれど。 眉を寄せて皺を深めた。]
…呪いたる道で交わるとは思いませんでした。
[彼が今まさに剣突きつける場。 緊張含む掠れた声らしきものを紡いだ。]
(*14) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[仮面の持ち主を尋ね、その後、囁くこと1つ。 その後、視線を上げれば、目に止まるのは鸚鵡の君でした。
笑顔向けられれば、私も微笑みます。 本日は仮面は口元まで覆っていませんから、ショールの隙間から、私が微笑んだことは伝わっておりましょう。 それは無言の伝言――貴方のことは言っていないわ、と。]
(100) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[致命の一言、言わねば或いはここで殺すなどと考えなかったものを。
ともあれ、今の彼はただ獲物を追い詰める猟犬、標的を仕留めんとする剣客だ。 真剣勝負を挑む時と同じ――白い貌が笑みの形に牙を剥く。]
(101) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[声をかけられ、続く会話。 白の姫には、密やかにまた微笑んだ。 >>98はしたないとの言葉に首を傾げて。]
君達は、入る気はないのかい? ふぅん、僕は、 …友の為なら、盗み聞きも横入りも厭わないね。
(102) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[そう言ったと同時。 「じゃぁ死ね」と。 響いたときには部屋に飛び込んでいた。 腰に携えていた短剣は、抜き取られ。 友人に向けられる。]
失礼。 入るなり剣を突きつけるのは、いささか無礼かとは思ったが。 事情は知らないけれど、 …君らしくない。
一つ、聞きたい。 君、呪いの仮面はどこにやった?
(103) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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…嗚呼、言っておりませんでしたか。 彼女は――元の彼女は、私の幼馴染でございました。
とはいえ、呪いの仮面がまず選んだのは―― 彼女と、彼女のパートナーでございましたよ。
[小さな声は平然と淡々と告白する。 それは、バーナバスを殺したのが自分であるという事に他ならないのだが。]
(-107) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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[それから香る甘い香に会釈して、 一言断る。]
逢瀬を邪魔してしまい申し訳ない。 もしお邪魔だというのなら、このまま立ち去ることにしましょう。 殺しあうも、ご自由に。
[どこまでもふざけた口調は、どのように響いたか。]
(104) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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私も 疑ってはいたがよもや、と
あの手紙を見た時にやっと、あなたかと疑ったくらいだ。
[警告の手紙に、アイリスを名指して返信を返してきた時に漸くと、獣は牙を剥いて嗤う。]
(*15) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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/* KYでも気にしない。 セシルと決闘したかったんです、はい。
(-108) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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私の全て――――…今の、私の全てをも? けど、貴方の愛では足りない 慾の塊のような私を受け入れられるのは
[短剣の柄を握る手のひらから広がる痛み。 切っ先で貫かれればもっと 真紅は牙を剥いたセシルの表情を捉え、身は悦楽感じ打ち震える] 生きている実感が欲しい かえる場所が欲しい 私は
[と、其処に現れる>>103フィリップの姿。 剣を向ける先が、彼が友人と言ったセシルであったのに驚いて]
(105) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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嗚呼、はしたないとはレディたる彼女に。
[貴方にではありませんよ、とフィリップに穏やかですらある表情で告げ。 それでも彼の言葉に僅かに緊張を走らせて、扉の傍へと自身も歩み寄る]
…所謂痴話喧嘩、にしては ――少々ものものしいですか。
(106) 2011/02/14(Mon) 22時半頃
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ディーンは、フィリップの素早い動きに驚いて、遅れ部屋へと足を踏み入れた。
2011/02/14(Mon) 23時頃
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貴方も今、盗み聞きしてるのに?
[鸚鵡の君の援護を受けて、私は悪戯に微笑みました。 鸚鵡の君に、もう一度視線を向けて、家庭教師然とした人に向け直して。 何かを言おうとした途端に、鸚鵡の君が部屋へと入って行きました。]
あら……―――。
[どうしましょうと緊張感なく小首を傾げて、私は碧を見上げました。]
(107) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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――――私にとっては、天の助け。 殺されたいわけじゃないからな。
[邪魔かと言う男に首を振った。 幾らか緊張の糸が解けたのは彼の口調故に]
(108) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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オスカーは、深い吐息を漏らした。感じ入った身を沈める為。
2011/02/14(Mon) 23時頃
ヨーランダは、見上げている間に碧も動いたので、その後をつけました。
2011/02/14(Mon) 23時頃
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嗚呼、あれでバレてしまいましたか。 軽率でしたね。 「探偵」ぶりは板についておりましたでしょう?
[とはいえ、コーネリアがヴェスパタインを殺した、と聞いた時から疑問が疑問を呼び、半分以上は本気であったわけだが。]
(*16) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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フィリップ。 まったく忌々しいくらいにタイミングのいい男だ。
[友の顔を見て、オスカレットに突きつけていた剣を下げる。 親しみのこもった一瞥をフィリップに投げ、だらりと肩の力を抜き、自然体で佇む。――その実全く油断も隙もないことが、それなりの腕の剣士であれば気づくに違いない。]
オスカレットが余り私を侮辱するのでな。 痴話喧嘩のようなものかな。
(109) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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申し訳ないが、貴女を助けたいわけではない。 いえ、いかんせん、何故友が貴女に、女性に剣を向けるのか、 わからなくてね。
決闘を挑むほど、何か憎悪があるのか。 それとも1度、いや、もう1度ではなかったな、君は。 人を殺めて、その狂気に取りつかれたか。
僕は不要な死は好まない。 君の名誉のためにも。 セシル、君は?
(110) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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……そのまま、殺されておしまいになれば良かったのに。
[従兄様の婦人の言葉聴けば、ポツリ笑顔で呟きますけれど。喧騒の中ではきっと誰にも届いてはいないでしょう。]
(111) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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嗚呼……人が集まってきてしまったようだ。
[続いて現れた二人 苦い笑みが毀れ 構えていた短剣は腕を下ろせば 長い袖の中に隠れてしまう]
(112) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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[告げられる言の葉に何かを返そうとした矢先。 場が動きました。 薄蒼で少しの間碧を見上げて、今は言葉紡ぐことなくその背を追いました。]
(-109) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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呪いの仮面はほら、ここにある。
[と懐を叩いて鮮やかに微笑む。]
持って行きたかったら持っていくといい。 ディンディア卿にお目にかけようと、持っていくつもりだったからな。
(113) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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[争いとなればディーノ・ディンディアは完全に素人だ。 扉の脇に佇む様子は、それこそ白の皇女と変わらぬのだろう。
かける言葉も見つからず。 ただ無言で眉間に皺を寄せて見守る態。]
(114) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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理由は今セシルが語ったとおり 私は彼にとっての禁句を向けた
[フィリップがわからないというのには、 痴話喧嘩にしては随分な原因をひとつ明かす。 白い皇女の呟きは耳にも届かず]
(115) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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/* これwwwはwwwwwみんな生き残ろうと必死だな。
2:2の赤勝利エンドだろうか。
(-110) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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狂気? 狂気と言うなら愛の狂気だな。
[軽く肩を竦めて見せる。]
オスカレットは私の捧げた愛を辱め、私を侮辱した。 あまつさえ、私の目の前で「生きている実感がない」だと。 だから、ついカッとなった。 それだけだ。
狂気と言うなら、あれだけ人を傷つけ殺めてきた私だ。とっくに狂っていてしかるべきだろう? だが、そうはなってはいない。
(116) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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ああ。それなら、本格的に僕はお邪魔をしてしまったか。
[そう言っても、なお剣をおろさないまま。 一つ、疑念をその場にぶつける。]
ディンディア卿。この場でお聞きしたい。 呪いの仮面は人の手を渡ると仰いましたね。
セシル。君は、 その砕けた仮面、つけてないね?
(117) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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ディーンは、セシルの仮面、という言葉に振り返る。
2011/02/14(Mon) 23時頃
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[何も出来ないのは、確かにその通りでしょう。 鍛え抜かれた剣気の中を、どうこう出来る術を私は持っておりません。
それでいて視線は何か得物はないかしら?と探していたりするのですけれど。]
(118) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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―――…皆様、お元気ですこと。
[暗い目で、彼女は生ある者たちを遠くから眺めた。]
(+27) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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[疑惑があった。 1人の女性の手から離れた仮面は、 ――また、持ち主を探すのではないかと。]
(119) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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ヨーランダは、仮面という言葉に、吸い寄せられるように騎士様を見つめました。
2011/02/14(Mon) 23時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 23時頃
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ええ、渡ると――書物で読みました。
[フィリップの言葉に添える言葉。眉間の皺を人差し指で抑える。一度、頷く。]
仮面にその意志があれば…――だ、そうですが。
(120) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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ディンディア卿、
[と扉の脇に佇むディーノに横目で]
何なら今あなたが持っていくといい。 あなたなら中立の立場だろう。
(121) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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愛は時とともにうつろうもの 与えてくれた感情はとてもうれしかったのに 私はセシルでは満たされないんだ
[ため息ひとつ。 扇の代わりに短剣持つ手が袖のした]
……仮面が人の手を渡るなら アイリスから渡る先、どなたになるというんだ?
[フィリップへ視線を送り それからディーノを振り返り 佇む白の皇女の何かを探す視線に気づく]
(122) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 23時頃
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仮面に意思あれば……じゃあ 受け取ったらディーノに呪いが移るんだろうか。 それじゃ、解決にならないだろう。 此処から出る為の条件は、何だったかな
[セシルの纏うその自然体が、隙が無いものとは気づかぬままに 向けられる凶器の無い今、無防備な身を晒している]
(123) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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協力する気はないのか? ディーノ。
[揶揄するように]
(*17) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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仮面に意志なくば、渡る事もないかと。
[胸元から白いハンカチを取り出して、ふぁさりと振り。 手に広げてセシルへとそれを伸ばした。 仮面を、と言うなら置いてもらえるように。]
(124) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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[仮面は騎士様から、私の一番大切な人に渡るようでした。 渡るなら、それが―――……欲しい。 そう強く思うのは、私が既に呪われているからでしょうか。
物欲しげな視線は、きっと仮面に。 そして、碧に。]
(125) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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[表舞台に仮面が現れようと、御構い無しに私怨から刃を振るう踊り手たち。嗚呼、滑稽でたまらない。第二王子が見たかったのも、このような余興だったのだろうか。 仮面に呪われた二者の側を緩やかに舞いながら、探す。 国を憂う唄を零す、獲物を奪った王女には、冷笑を。 甘さを悔やむ王子の背には、譏笑を。 妻を見詰めるシノワズリには、巧笑を。 顔を焼かれた呪いの噂の娘には、顰笑を。 その婚約者には、艶笑を。 呪いの根源の王子には、嗤笑を]
(+28) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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無い筈が無いでしょう? もう呪いに犯されている私が受け取っても、 貴方から何処かに移る事はありますまい。
[悪戯めいた表情が、迎える。]
(*18) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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誰の、手に。 僕はセシルだと思っていた。
違うなら、 …その仮面、処分しても構わないね?
[そう言って、つかつかと友人に歩み寄り、 その腕から仮面を奪おうとする。 もちろん、腕が敵うとは思っていないが。 その暗緑色の瞳を見つめ、不敵に笑う。]
僕はその仮面を、仮面の主を。 片付けてしまいたい。…僕の名誉のために。
(126) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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オスカーは、うっかり夜の続きでディーノに敬称を付け忘れた。
2011/02/14(Mon) 23時頃
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アイリスの持っていた仮面は私が破壊した。 仮面の持ち主は死んで、少なくともひとつは無くなった以上、呪いは消えたか最低でも半減している。
朝の第四王子の殺害が、片割れの仕業でないのなら、だが。
[フィリップを思わせぶりにちらと見る。]
(127) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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[耳鳴りのような音がする。 仮面を処分する、その男の動きに呼応するかのように。 差し出した手の片方で、胸元を強く抑えた。]
(*19) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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/* やべぇwwwwwwwwwww 誰が赤か把握できてねええwwwwwwwwwww
(-111) 2011/02/14(Mon) 23時頃
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……処分するのは構わないが。 うかつに捨てたりはできない。 それに、フィリップ。 その仮面をお前だけに預けることは私には出来ない。
厳重に封印して、王城に真相を報告するまでは保管せねば。 だから、私は検分してもらった上で、櫃か何かに入れて封印してもらおうと思ったのだ。
[これは出任せでなくまことにそう考えていたこと。 いずれ、仮面が持ち主に戻ると信じて。]
(128) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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ヨーランダは、敬称付かない名が聴こえれば、微かに身じろぎました。
2011/02/14(Mon) 23時半頃
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…名誉?
[ふと、引っ掛かった言葉。 差し出した片手をそのままに逆の手で胸元を抑えた形のまま、フィリップを振り返り、その言の葉を繰り返した。]
(129) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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セシルは、近づくフィリップに囁いた。
2011/02/14(Mon) 23時半頃
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私はお前を信じきれないんだよ、フィリップ。
[冷たく告げた。]
(-112) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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ヨーランダは、硝子片が手元にあれば良かったのに……と、碧の目の人の胸元を見ています。
2011/02/14(Mon) 23時半頃
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ふぅん。 白い仮面の「男」、か。
[物言いたげな視線にこちらもちらり横目で視線を。 それから考えるそぶりをして。]
半減と言ったね。 君は、 もう1つ、仮面があると考えてるのか。 あくまでこの目の前の仮面には効力がなく、全く別の仮面があると。
[言いながら、考えるのは別の事。 自分には、王子を殺す動機があった。 それなら、もう1人。 最初に彼を刺した人物は、何故そんな行動をとったのか。 それから、近づいてきた友人には苦笑い。]
(130) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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それは残念だ。
(-113) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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つまり、フィリップさまは仮面の主がいるのなら その人も殺してしまいたいと、そういうのだな
セシルだと思っていたなら 彼を殺す気があったと。
[瞬いて、肩を竦める。 彼が持つのは己が身を助けるための剣ではなかった]
……
[胸に傷だらけの手を当てる。 風穴はあいたままだ]
(131) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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僕は。 火にでもくべてしまえばいいと思ったけれどね。
封印などしきれると思うかい? 僕やディンディア卿が、目にした隠し部屋。 まるで呪いが張り巡らされているようだった。 もしあそこから、仮面が漏れ誰かの手に渡ってしまったというのなら、
同じ惨劇は、また繰り返されよう。
(132) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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/* どっちにむかってるのか判らなくなった!! 見守ろう。そうしよう。もぐもぐ。
(-114) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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ヨーランダは、何事か、近くにある人に囁きました。
2011/02/14(Mon) 23時半頃
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僕は、親不孝者だけど。 たまには親孝行もしたいとは思っているのですよ。
[金の男には目を細め。 甘い香りには、冷たい目を。]
ええ。 …ええ、もし呪われているものがいるならば、 その仮面、剥いで葬ってやろうと。 その為に殺すつもりはなかったが。 言ったでしょう、僕は不要な死は好まない。
(133) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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鸚鵡の君は、第一王子様を敬愛されているようね。 家の為でなく、ご自分の為に。
それは、貴方の邪魔になるもの?
(-115) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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|
もうひとつ仮面が無ければ無いに越したことは無い。
[懐を探り、白麻の布包みを取り出すと、ディーノの手へ乗せる。]
持って行って如何様にもお調べいただきたい。 そいつを私の目の触れないところへ。
[揶揄するようにフィリップを見]
(134) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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/* とかいいつつ オスカー吊り、フィリップ襲撃狙いで動いてみるでした。
自分のことしか考えてないキャラで、すまん(ノд<)
(-116) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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|
…いえ。 ベネデット様亡き今、 私の邪魔にはなりませんが。
[自身は今は王と第一王子に取り入ろうと考えて居るから。 囁くヨーランダに、ふると金糸を振った。 一度胸元を、抑えて。]
(-117) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
|
|
フィリップ。
お前を信じられる訳が無いだろう。 私の秘密を知っているお前を。
[わずか触れ合った手を通じ、仮面からセシルの思考が洩れる。 どす黒い不信、幸福な家庭に育ったことへの羨望。 何より、疑問なく男でいられることへの。]
(*20) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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|
……ふぅん。 喧嘩が趣味の彼とは随分違うな。 だからこそ、つりあいが取れているのかもしれないが。
[冷たい眼差しに肩を竦める]
それで。 仮面は結局ディーノのところ、か。
[二度目は意図的に敬称を省いた。 ちら、と周囲に目を配る]
(135) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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フィリップは、そっと疑惑を、本人に囁いた。
2011/02/14(Mon) 23時半頃
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[傍で囁くヨーランダに、金糸を振り言葉を返し。 胸元を抑えるオスカレットへ向けた碧眼は、何らかの色を浮かべた。 手の上、白いハンカチの上に乗せられた白い布包み。 男はそっとそれを持った逆の手を持ちあげ、更に布に包んで行く。目の触れない所、に頷いて。]
(136) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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|
僕は、 一族のために、王子の死を望んだ。
貴女は? どうして、ベネデット王子を殺めた?
(-118) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
|
|
[秘密、という言葉が流れ込んできても触れる事はしない。必要以上に踏み込まない。 ただ、彼の怒りが、憤怒が炎のように感じられて熱く、 触れた手が一度だけ、竦んだ。]
…彼が、憎いですか?
[想う言の葉は、男のものか 仮面のものか 酷く低い其れが響き返った。]
(*21) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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|
持って行ってしまうの?
[ディーノに問う為振り向いて 唇が形作る音なき声]
(137) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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|
火にくべて、消えてしまってお前は、王宮にどう申し開きをするつもりだ。 死体だけあって、証拠が無くて、どうやって我らはここから出られるのだ。
[冷たく鼻を鳴らす。――油断無く、フィリップの隙を窺う眼はそのままに。]
(138) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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そう……。
[相変わらず、私の一番大事な人が何を考えているか判りませんけれど。 緩く首を傾げれば、敬称つかぬ名が聴こえます。 私は、じっと仮面と、取りあげられた硝子片ある場所を交互に見詰め]
私、その仮面が欲しいわ。駄目?
[問いかけた時に、私に囁く声がもう一つ。 それは鸚鵡の君の物でした。]
(-119) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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――…それ、私に頂戴。
[乞う眼差しは昨夜と似たいろ。 足りぬ 何かが埋まるだろうか 好奇心も半分]
(-120) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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…………憎い。
[幾分か間を置いて、いらえを返す。 好きだからこそ、近しいからこそ、憎いと感じることもある。 己にとって、フィリップとはそういう、もっとも大事な友だった。]
(*22) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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私は私が大事だと思うものの為によ。
(-121) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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どういたしましょうね。 厳重に保管せねばなりませんから、 どういう形が良いか…
[オスカレットの言葉に 手に持った白い布 隠す心算がないと見せるかのように、ゆっくりと捧げ持つ。]
(139) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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困ったな。 そこまでは考えてなかった。
呪いを、断ち切るのが。 まず先決だろう。こうしている間にまた仮面が誰かに憑いたら、それこそ洒落にならない。
[睨む友人に肩をすくめ。 同時にこちらも相手と同じよう、腰の短剣から手を離さない。]
(140) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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私は私が大事だと思うものの為によ。
[鸚鵡の君の囁きは、私の家庭教師には聴こえなかったでしょうけれど。私が彼の方に返した言の葉は聴こえたでしょう。
――……公爵夫人との囁きに注視されていれば、聴こえなかったかもしれませんが。]
(-122) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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大事な物が、見つかりましたか。
良かった、貴女は少々危うい部分がおありだったから。 気にかかっていた。
…その大事なものがどうやら僕ではないことは、残念ですけど。
[そう言って、冗談めかして肩を竦めてみせる。]
(-123) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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[同時に耳に届く囁き声。ひとつでは無く。 男は捧げ持った両手、上へと上げた。 長身が役に立つとは思わなかったが]
いけません。
[眉間の皺を深めて頭を横に振る。]
(141) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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ヨーランダは、密かに捧げられる仮面に手を伸ばします。奪えるものなら奪ってしまおうと。
2011/02/14(Mon) 23時半頃
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/* というか落としどころが見えないんだけど。
(-124) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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[両手を上げて、頭を横に振る。 硝子の欠片を仕舞った胸元が、がらんどうになる。]
(-125) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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[言葉にしてしまうと、沸き立つ怒りは抑え切れない。 白く冴えた貌の下、恐ろしく澄み切った心に、明確な殺意が形作られていく。 仮面のそれも死霊のそれも、セシルの溶け合い混じり合って、もはや区別は出来ぬ。]
(*23) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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[今、バーナバスの死の淵を覗こうとしても 鳶色には写り混む影はなにもない。 ということは、死の淵を覗く瞳は 既に娘の幼い紅蜂喰へと移ってしまったらしかった]
…全ては終わってしまったことだ。
[今さらどうしようもないのだと それぐらいは男も当然理解できている。 浮かんだ苦笑はなにゆえであったのか]
バーナバス。 少し歩きながら話さないか。 あちらの自分が随分男前になってしまって この部屋はちと息苦しいんだ。
[促して、まずは男が先に部屋をすり抜けた]
(+29) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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ヨーランダは、仮面に伸ばす手をやめたのは、ディーン様の声の所為だけでなくて。
2011/02/14(Mon) 23時半頃
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[流れ込む。憎しみ。怒り。呪い。――殺意。 彼の、明確な其れが、ディーノ・ディンディアの内をも浸食する。 其れは手にもった「彼の」仮面のせいかもしれない。 ただ近くに居る、そのせいかもしれない。]
(*24) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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百姓 ワットは、メモを貼った。
2011/02/14(Mon) 23時半頃
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ああ、フィリップを、
ぐちゃぐちゃに辱めて、絶望の涙を浮かべさせたい。 ばらばらに引き裂いて、屍の上でお前を殺したのは私だと、嘲笑いながら踏みにじりたい。
(*25) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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あ。
[仮面持つ男の手は、高々と上がる。 真紅は一度男を睨み、其れから仮面に伸びるヨーランダの手を見遣る]
駄目 あれも、私が欲しいんだ。
[袖の下に握る剣は鞘から抜かれたまま ディーノ達の立つ戸口の方へ、長い裾ひらりと揺らし向かう。 漂う甘いにおい]
(142) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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此れは人を不幸にする呪いの仮面です。 幸せになりたいのなら――自らの手で手にとっては、いけない。
[手に取ったところで、呪いの仮面が選んだ「主」以外の場合どうなるのか、そこまでは書物には書かれていなかった。 だが男は今この場で、低い声でそう告げるほか無い。]
(143) 2011/02/14(Mon) 23時半頃
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[動くのに少し間が空きました。 聴こえたその言葉が不思議で。 また冗談を言われているのかと。]
私は、ディーン様とアンナの次に 貴方も大事かもしれないわ。
[潜めることをやめた声。動く手。 微笑む私の手には両手をあげたことで、がらんどうになった大事な人の胸から掠めとった硝子欠。]
でも、私の一番大事は、変わらないの。
[そのまままっすぐに駆けだすのは、甘い香りの元。]
(144) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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そうすると、良いです。 貴方の想う侭に、私も添いましょう。
[踊れと 殺せと告げる仮面。 激しい憤怒の焔にチリと焦がされ、男は対たる仮面の主へと、煽り、頷き。]
(*26) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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おまえは、彼が憎く な いの か?
[誘うように嗤う。 仮面に繋がるディーノの内側を探り、僅かな疑惑や嫉妬でも煽り立てようと、記憶の喚起を呼び掛ける。]
(*27) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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[ 踊れ。
殺せ。
]
(*28) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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憎いかと問われれば、 ――対たる貴方を憤らせている、 それであけでそれに値しま…――
[手の中の白い布を、きゅ、と握りしめ。 冷静に淡々と告げる言葉の最中、湧き上がるのは、――彼のあざやかな色の上着。 チリ と 首の後ろが熱くなった。]
(*29) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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―――っ、 駄目だ!
[叫ぶように張った声は、届いたかどうか。 向き合う先と違う場所、動いた気配にとっさに反応できず。 少し遅れて、白い影を止めようと足を動かす。もう、手遅れかはしらない。]
(145) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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…死んでしまえばいい。
(*30) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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駄目、あげないっ
[向かう先、袖の下に光るもの見ます。 もし、私が刺されても、それはそれで構いませんでした。
私は死んだ世界を信じておりません。 死ぬ瞬間まで、大事な人を大事だと思えるなら、それは幸せだと思うから。それから先は――大事な人は自由になれればいいと思います。]
(146) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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/* この辺でコミットでいいんじゃないだろうかとぽつり。
(-126) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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[対の持ち主の頷きに、胸のうちに広がる炎は勢いを増した。 彼が――彼女が纏うのは今、地獄の業火の赫灼たる赤のひといろ。]
(*31) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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何をする気。
[己が手にある短剣は利き手に持ったまま。 駆け出す白い塊の手に持つ硝子の欠片 あれは、自分が男を切り刻んだときにも使ったもの。 深い傷つこうとも、一撃で死ねるほどのものとは思っていない。 唇が弧を描く]
我期盼你死
[貴女が死ねば良いんだ。 利き手は短剣斜めに構え、飛び込んでくる女の喉元掻き切る為に鋭く光る]
(147) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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いけません!
[男は咄嗟に手を伸ばす。自分の元へと引き寄せようと。その手の先には 白い幽鬼のような女。 手が届けば腕の中に抱きこもうとする。 その隙に、手に持った白い布に包まれた塊は、宙へと舞う。]
(148) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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/* 欠片の威力がどれくらいか オスカレット的には一撃じゃしなねーだろ と思ってるけども 確定で威力弱めてはいないのです。 ころしてもいいのよ でも死ぬとそれなりに満足しちゃうから生きてみたい
(-127) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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[フィリップが、ヨーランダの動きに気付いて走り出し、こちらへの警戒を失念した瞬間。
だっとセシルも距離を詰めた。]
(149) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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[ディーノが白い塊庇ったところで 一度抜いた剣、止める術を己は知らない]
(150) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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[白い影を止めようと足を向けた彼の背後――抜き身の剣]
(151) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/02/15(Tue) 00時頃
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[でも、死ぬ瞬間までは、大事な人には私だけ見てほしいのです。 それが我儘でも……―――。 硝子片はまっすぐに紅をつぶそうと突き出されます。 それで彼女が死ぬとは思っておりません。
もし、私でなく、彼女が死ぬなら、彼女に留めをさすのは私ではないと思っているから。]
(152) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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[自分に向いた剣先に、はっとして身構えるも。 それが間に合ったかどうかわからない。]
(153) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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/* これどーすんのww
(-128) 2011/02/15(Tue) 00時頃
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