【人】 良家の娘 グロリア

オーレリア、私の愛し子
「お手数」とかそんな他人行儀に畏まられたら悲しいわ
貴方はもう私のアプレンティスなのよ？
だからね、もっと甘えてもいいの

[>>+5:35身を縮めてしまったオーレリアを...は抱き寄せていた]

鱗は、そうね
オーレリアにとっては古くなった皮膚、わんこにとっては毛みたいなものかしら
鱗がない場所を突かれて死んだとかいう龍もいるみたいだけれど、
陸の龍は軟弱だわ

[>>+5:36示された鱗の場所と色を覚えると、再び尻尾を身体の中へとしまいこんだ。
これから人間の街に行くのであれば人目のつく場所で出しているのは拙かろう。

オーレリアの身体を抱き上げて、>>+5:38彼女が示した方角へと歩を進め始めていった。
まずは城の周辺から街道へと、転げないように注意しながら歩いていく。
胸の前で手を組む愛し子を潰してしまわぬように、
自分の胸の内で大人しくしている子が安心できるように、と]

(0) rusyi 2015/08/10(Mon) 09時頃

【人】 良家の娘 グロリア

[街道に出てしまえば道は平坦であり歩くのに支障はないがそこで...は歩を止めた。
街へ向かうわけでもなく、その場で何かを待つように佇んだ]


此処で少し待っていてね
その間に鱗の錬成方法を簡単に説明しましょうか

[>>+5:39語り始めるのは龍種の、否、グロリア・レヴィアート自身が生み出してきた秘術に他ならない。
傍で聞いていても真似することは大凡不可能な方法は、オーレリアにも難しく聞こえたかもしれない]

迷惑だなんて思っていないわ、貴方は私のアプレンティスですもの
手間だとも思っていないの
ううん、その手間を楽しいと思っているかもしれないけれど……

(1) rusyi 2015/08/10(Mon) 09時頃

【人】 良家の娘 グロリア

そうね……それに最初から出来る子ならそれはマスターと変わりないわ
オーレリアはね、少しずつ出来ることを増やしていってくれたらいいの

そうしてね、貴方が一人前になっていく姿が私には嬉しいのよ

[子を育てたことがない龍は、「ママ」と呼ばれ子を欲したのだから。
謝ることをすぐに止めないことを気にすることはない。
いつか胸を張って「ありがとう」と言ってくれるようになればよかった。

...は唇に弧を描いた表情でオーレリアを見つめながら時折揺り籠のように身体を揺らし、
子守唄のような秘術を口ずさんでいた。

それは目の前に黒塗りの豪奢な馬車が止まり、降りてきた御者が扉を開き馬車の中へと入った後も続いていた。
馬車の中に入りふかふかの赤色のソファーのような席に座っても、...はオーレリアを横抱きにしたままであった。
本人が降ろしてと言っても街に到着するまではずっとそのまま。
胸の内に抱いて抱きしめたまま、"授業"を続けるのだった**]

(2) rusyi 2015/08/10(Mon) 09時頃

【人】 記者 イアン

[「どうせなら主食になりたいです」と不敵に笑う声に、>>5:+56]


　その意気やよし！


[肉球でジェフをテシテシ。
ジェフの肩に乗ったままテーブルの側まで運んでもらい、飛び降りると同時にポンと人の姿(服あり)に変わる。
猫たちもずらりとテーブルの縁に並んで壮観。]


　いただきまーす♪　


[そして、ジェフにあーんしてもらう。
ついでに指もザラリと舐めて、至福にまったり目を細めるのでした。*]

(3) enju 2015/08/10(Mon) 11時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[信念を貫け、と言われたら、素直にこくりと頷いて>>+5:68。
霧の話になれば、うーん、と少し唸り頭を捻って見せた。犬にとっては少し難しいらしい。]

　感覚を掴む、……うーん、よく分からねぇけど。
　実際行ってみるしかねぇのかな…？
　取り敢えず、そこには食屍鬼や吸血鬼が居るんだろ？

[ヤニクから沼の大まかな位置と訓練方法の具体的なやり方を教えて貰った。
霧のイメージはその場でやってみる、として、沼までの場所は犬になって走ればすぐに着くだろうし、食屍鬼や吸血鬼が居るなら、匂いがあるから分かるだろうとタカを括って。
そろそろ行こうか、と思ったら、手合わせ歓迎と言われ、顔がぱぁっと明るくなり、尻尾をぶんぶんと振った>>+69。]

　えっと、近い内に俺の動きを見て貰えたら良いな。
　後は霧になれるかどうかも、かな。

[ともあれ、師匠が直々に相手してくれるのは弟子にとって嬉しい訳で。
内心凄く高い期待を抱きながら、部屋に戻ろうとすれば。ヤニクが牙を立て、此方の血を吸ってきた。びっくりし。]

　な、…血が欲しかったら、欲しいって言えよ！

[ぞんざいに部屋を出されたら、わしゃわしゃと頭を掻きながら、部屋に戻って行った*]

(4) いこま 2015/08/10(Mon) 12時頃

【人】 トレーサー キルロイ

― 吸血鬼の城の近くにある沼 ―

[吸血鬼の城から出て、本来の姿で向い、鼻をすんすん鳴らせば、食屍鬼や吸血鬼の匂いがし、元を辿れば。
霧が強く立ち込めている沼が目の前に広がった。
沼の周辺には、食屍鬼や下級吸血鬼が屯ろしており、新たにやって来た巨大な犬に驚きの色を示していた。]

　ぐる、がぁぁあぁあっ！！

[魔力を込めた威嚇の咆哮を張り上げた。
食屍鬼や下級吸血鬼が腹に響く様な雄叫びに怯み、蜘蛛の子を散らした様に逃げて行く。
そんな彼らに見向きもせず、静かに沼を眺めれば、人型の姿になり胡座を掻いた。]

　霧のイメージ……イメージ、イメージ。

(5) いこま 2015/08/10(Mon) 13時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[鼻をふんふんすんすん。先ずは匂いから嗅いでみて。
次に目で霧を見て、肌でしっとりとした感覚を感じ取れば、瞼を閉じて犬なりのイメージをしてみれば。
身体に何も変化が起きる様子が無かった、残念。]

　あああっ、上手く出来ねぇっ！！

[頭をボリボリ掻いて両手で抱えたのは言うまでも無かった。
さぁ次だ、と言ってイメージしては失敗しての繰り返しをし、かれこれ5時間ぐらいは粘っただろう。
犬は諦める事は無く、霧化能力の習得に勤しんでいって。]

(6) いこま 2015/08/10(Mon) 13時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[肉球の感触がたまりません。>>3
心ゆくまでふにふにしたいと慾望がちらつく。主食になりたいというのは、本音だった。主を喜ばせる全てのものになりたい。聊か大きすぎる野望だが、そんな思いを胸に秘め。

テーブルの傍に付き、青年の姿に戻るのを少々名残惜しげに見つめ、頭部をきゅきゅっと首に付け。ずらりと並ぶ猫の行列に目が輝いた。なんて素敵な光景でしょうか。]

　はい、イっちゃん様、あーん。
お味はいかがですか？……あ、そうだ。
後でブラッシングさせてくださいね。

[魚の味つけはと問いかけ。指をザラリと舐める舌にぞくぞくとしながらも、まったり目を細める主を穏やかな目線で眺め。触れられた指先にちゅっと吸い付いては、主へとあーんと伸ばし、丁寧に食事を運び。主が好む場所、モノを見定めようと見て]

(7) kisiya 2015/08/10(Mon) 13時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[残すところ、デザートだけになれば立ち上がり、影を動員しつつ食器の洗浄を始めただろう。デザートを食べながら、少しお待ちくださいと口で言い。水を汲み上げ、皿の汚れを落としていく。
その間、主が退屈せぬように、その頬から顎にかけてゆらりふわり影でくすぐろうと試み]

　主食は、何処で食べますか？

[余ったマーガリンを片付け。首だけをくるっと主の方へと回して挑戦的に、微笑み。その前に少し魔力をいただきたいのですがと影を蔦のように丸め、口許を軽くつんと突けば、粘膜をかすめとろうと狙い]

　…此方も、お腹が空きました。

[いいでしょうとおねだりを唇に浮かべ。ごろりと転がる猫たちの一匹を抱え上げ、にゃーんとくいくい。*]

(8) kisiya 2015/08/10(Mon) 13時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

あﾞあﾞ　ッ、ぐ　　やめ、アﾞぁ

[今迎えられているのは自分だけだ、とそう聞いて喜んでいたのとは対照的な、眉根を寄せた苦悶の表情を浮かべ、しかし確認には何度も頷いた。
申し出がもし発されていたのなら、青い顔でそれだけは、とでも懇願していたことだろう。気持ちよくなれるとは思えない、と。
それでも逃げようとはしないのは、偏に信頼しているから、であったり。]

何かに使えないか、触ってみるまでは考えてたんですけどね。
こんな調子なもんで…や、遠慮させてください。
内側から食い破られちまいそうですよ、それ。

[何も楽しくないですって、なんて抗議の声と共に。
動物さえも、他の誰か、に当たるとは。その内知らずに破る事がきっとあるだろう。]

(9) jamate 2015/08/10(Mon) 16時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

…多分、甘やかされ放題になりますよ、喜んで。
呼び捨ては、も少し胸張って呼べるまで待ってもらえたら、ですかね。
畏れ多いとかじゃなく、感謝とか敬意とか、示したいんですよ。

[後ちょっと小っ恥ずかしいんで、とまでは言わず、言えず。
嬉しそうにくすくすと笑うのを見て、半ば浮かせて動かす手は背中から腰を往復する。
あやすのに近しい動きになるのは如何すればと悩んだ末の事で。
大丈夫だと声が掛かれば、ちゃんと手のひら全体が当たる様には力を込めた。

ぐるぐると処理落ちを起こしそうな頭を置いて、気配に匂いに吸い寄せられて、少し、また少しと体を寄せる。
揃いの角は嬉しいのだけれど、続きが畳み掛けられると]

あ、え　　や、その、どう　なんですかね、？

[受け取った力が、血液の代わりに全身を巡ることを覚えたらしく、どぎまぎ答える間、確かに顔が熱くなっていた。]

(10) jamate 2015/08/10(Mon) 16時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[力を込められるままに視界は上へ。今更、実感という実感が改めて湧く。余計に顔が熱くなる。
問い掛ける姿がどうにもこうにも直視出来ずに、顔を腕で覆いながらぶんぶんと頷いた。
何か渡せるものといえば、この身一つしか思い付けない。
やりたい事がある程解っているなら、こうも混乱していない。
けど、拒絶する気など更々ない、から頷いていた。]

……ッ！？

[そんな腕も、落とされた唇から走る衝撃に前を見ようと外れて。
視界一杯に膝から見下ろすディさんが映ると尚も視線をずらそうと。]

(11) jamate 2015/08/10(Mon) 16時半頃

【人】 記者 イアン

　
　おいしい〜♪　


[ハンティングも楽しいけれど、食べたいものを作ってもらうなんて幸せだ。
ニマニマしなから食事をたいらげる。居並ぶ猫たちもご満悦だ。

ところで、猫の王が人の姿をとるのを見守る騎士の眼差しはどこか名残惜しげだった。>>7
ジェフが人の似姿だから、人の方が気安いかと思っていたのだが、むしろ猫歓迎らしい？
ブラッシングもしてくれるというから、やっぱり猫でよさそうだ。

そのまま主食《ﾍﾞｯﾄﾞｲﾝ》したら、獣姦というやつである。大丈夫だろうかと、食用以外のマーガリンの用途を知らないイアンは小首を傾げたけど憂慮はしてない。猫だもの。]

(12) enju 2015/08/10(Mon) 19時頃

【人】 記者 イアン

[食器を洗いながら、器用に首だけ回して背後に話しかけるジェフ。>>8
ゆらりふわりと頬にまとわりつく影にじゃれながら、イアンは舌なめずりをした。]


　屋根の上で日向ぼっこしながら？　
　ウソウソ、ベッド行こう。


[影の先端へと口移しの魔力のアペリティフ。]


　お腹空いても猫は食べちゃダメだからねー


[くいくいと揺れる動きにつられて顔を上下させつつテーブルを離れてジェフに近づいていった。]

(13) enju 2015/08/10(Mon) 19時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[幸せそうな主を見るだけで、頬が緩むというもの。
人の姿をまねていても中身は悪魔です。真の姿をつい追いかけてしまう。猫好きだからとかいうわけではないですよ、たぶん。
そう云えば、身を変える様な魔力の使い方はしたことがなかった。今度しっかりと見て、参考にしましょうと首無し騎士は考える。
小首を傾げる主は愛らしいとうずうず>>12]
　
　屋根の上で？落ちたら大惨事になりそうですね。
………はい。

[舌なめずりするのを見れば、ちょっとばかし押し倒したくなるけどそれを我慢。洗い物をきゅっと拭いて、口移しされた魔力に熱っぽく息を吐き。]

　イっちゃん様は、食べちゃだめですか？

[今から主食になるのに。不敵な笑みで、くいくいとにゃんこの前足と戯れ、近づく主の前で先ほど彼がした小首傾げを仕返して主と猫の顔を交互に見つめ。
にゃーんと鳴きマネをし、猫を床に手放して主の手を取り、ベッドへエスコートしようとしただろう。]

(14) kisiya 2015/08/10(Mon) 19時頃

【人】 記者 イアン

[満腹になった猫たちは好き勝手なところでゴロ寝しはじめる。
イアンも猫の姿になると、ひょーいとジェフの手に乗っかるように飛びついて抱っこ移動をせがんだ。]


　僕を食べたい？　どうしよっかなー


[焦らすように尻尾でハタハタ。

実際、猫の交尾は突っ込んで2秒で済んでしまうので、ジェフがこれまでしたくれたような愛撫をたっぷりして調度いいかと思うのだ。食べられたい。にゃんにゃん
ブラッシングされたら気持ちよすぎて寝そうですが。]　

(15) enju 2015/08/10(Mon) 22時半頃

【人】 革命家 モンド

― 最果ての島 ―

[陸を流れ行く時は、海を隔てて現実感を伴わない。
外界より隔絶するように、奪い去った愛し子は、
時間の束縛からも解放されて、老いも、衰えも知らぬ身体へ。

彼女の身体を維持するのは、己の齎す魔力であるが、
最近は彼女自身の才も開花し、海に良く馴染んだ。

塔の最上階は、支柱のみで頂を支える壁のない寝所。
石造りの床からは水が滾々と沸き、薄く流水を敷いて外へ零す。
人の世にはない、魔力によって管理される悪魔の閨。

そんな場所で相手の柔らかな頬を手背で撫で摺り、
メルヤよ。と低音を漏らし、シーツの波間に沈む彼女を呼んだ。]

(16) momoten 2015/08/10(Mon) 23時頃

【人】 革命家 モンド

　お前さんも大分、今の身体に慣れたようじゃねぇか。
　物覚えが良いのは夜だけに非ず、って奴だな。

[早速揶揄を吐き出すと、潜り込む潮風が髪を揺らす。
指から感知する魔力量は、既に一介の下級種のものではない。

――― 己の唯一たる眷属に相応しいものだ。]

(17) momoten 2015/08/10(Mon) 23時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[ごろ寝し始める猫達の中、ひょーいと乗っかる主をぎゅっと抱きしめ。抱っこ移動を開始する、移動先はもちろん寝室で>>15]

　いけませんか？……だめなら我慢します。

[後で寝込みを襲いますがと虎視眈々。
尻尾でハタハタする姿に、目を細めて微笑みを。
食べられたいですし、食べたいんですと。]

　二つ味わえた方が、お得じゃないですか？

[にゃんにゃん
気持ちよさげな猫の王を抱えたまま、ベッドの上に。
ちょんと乗れば、白いシーツにしわを作りながら
拒まれるよりも前に、猫耳をはむっと口に含み、びちゃりと濡らそうとするが、濡れることを厭う主はどう反応を返すだろうか。*]

(18) kisiya 2015/08/10(Mon) 23時頃

【人】 革命家 モンド

　じゃあ、ひとつ、絶景を見せてやるよ。
　前にちらりと話した海中庭園だ、
　人を招待するのは初めてだが、一見の価値はあるぜ。

[ずるずると彼女を引いて、横抱きに持ち上げれば、
有無を言わさず、倦怠と無縁な笑みが誘う。

相手に明かす世界は際限がない。
己が見てきたものを見せたがり、己の知ることを与えたい。
そうして、また新たに染まっていく彼女こそ、己の強欲そのものだった。*]

(19) momoten 2015/08/10(Mon) 23時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

　― 最果ての島 ―

[最果ての島は、このうえなく、美しい場所でした。
あの白砂の海岸も、無骨に見える塔も、
月も、星も、勿論海も。
全てが溜息が出そうなほど美しく
何度見ても、飽きることはないのです]

　モンド様……

[同じように、何度名を呼ばれても
胸の中、豊かな水がざわめくのを止めることは出来ないのです]

(20) 茄子 2015/08/10(Mon) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

　早く、覚えて
　……たくさん、知りたいですから

[夜の悦びも、昼の楽しみも。
からかわれてもいるのだろう、とは思うのですが
わかってはいても、真面目すぎる、とそれこそ揶揄されるような、この性質はなかなか変わらないようです]

(21) 茄子 2015/08/10(Mon) 23時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

　海中庭園　……わ、ぁ　　　　　ずっと
　ずっと　　行ってみたかったんです

[初めての招待。なんて、嬉しい言葉でしょう。
思わず手を打ち鳴らして、そしてその手をついて起き上がろうとしたのですが……。どうにも、上手くいきません。
こういう時、優しい手にひかれること、最初は恥じ入っていたのですが
今は、素直に嬉しく思うことが出来ます。
それに、こうして抱き上げてくださる時のモンド様は
やっぱり、優しくて、それに嬉しそうに見えるから。

私は、笑って、自由になる腕を逞しい首にまわして
ただ、胸に凭れるだけでいいことを、最近ようやく学んだのでした*]

　このまま、連れていってくださいませ

(22) 茄子 2015/08/10(Mon) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

［>>9指の動きに呼応するように上がる声
　どう好意的に解釈しても好いものではないし
　残念ながら互いに良くなることは無いようだ。］

　そうだね、心臓もそのうち復活するし
　傷だけ残して塞いておこうね。

　……この中に住まわせていいのは、僕だけ。

［指を引き抜いた孔の縁に唇を押し付けて
　内側へそっと舌を滑らせる。
　あとはじわじわと皮膚と共に再生するだろう。
　背中の痕と対になるような気がして嬉しくなった。］

(23) meiji 2015/08/10(Mon) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

　じゃあ、ホレーショーに呼ばれる日まで
　楽しみに取っておこうね。
　こんないい子で良かった。

　増長しちゃう馬鹿な子も居るんだけど
　そういうのあんまりないね。
　根が素直なのかなあ。

［>>10触れる手が移動すれば、少しだけ震えて
　撫でやすいようにと腰を上げた。
　大きい手が動く度に、うっとりと目を細め
　その手に身体を押し付けてもっとと強請る。］

(24) meiji 2015/08/10(Mon) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

　うん、どうなんだろうね。
　その内どっちがいいって教えてね？

　他にもどこに触れるのが好きとか、
　……僕のどこが好き、とか。

［その為には両方経験する必要がある、
　その事実にホレーショーは気づくのかどうか。
　赤くなる顔をじぃっと見つめて。］

(25) meiji 2015/08/10(Mon) 23時半頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

［>>11シーツに寝転んでいるのに
　どうも色気が不足している。
　けれども、手を伸ばさずにはいられなくて
　弟子に甘い自覚はあれど、
　熱病のようなものを覚えていた。
　今更月酔いだろうか？］

　恥ずかしい？
　でもその顔も、隠しちゃだめ。
　視線もこっち向けて、僕がすること見てて。

　あとでホレーショーも同じことするんだよ。

［胸の孔が塞がれば唇が押し付けられるのは
　その下の方へと徐々に移動する。
　薄い肌の下の骨の感触さえ感じながら
　臍の窪みを舐めて味わい、下生えに鼻を突っ込み
　その間も白い指で腿やきわどいところまで
　確認するように、触れてゆく。］

(26) meiji 2015/08/10(Mon) 23時半頃

【人】 記者 イアン

　　
　いろいろ愉しむ、お得。　
　二人のいいことたくさん見つけるんだー


[ジェフの体重で沈み込むベッド。
グルグルと喉を鳴らしながら撫でれ撫でれとジェフの手に額を擦り付ける。
と、大きな影が覆い被ってきたかと思うと、三角耳の薄い皮膚を舐められた。>>18]


　ひゃん。


[てし、と猫パンチを繰り出すも爪は出しておらず。喉も鳴り続ける。]

(27) enju 2015/08/11(Tue) 00時頃

【人】 記者 イアン

　
　ジェフも隣にゴロンしてー
　くっついて寝るう


[寝込み襲われ上等。今は目先の気持ちよい眠気を優先するようです。
夢の中でもきっとジェフと一緒だ。**]

(28) enju 2015/08/11(Tue) 00時頃

【人】 革命家 モンド

[己だけの良い子に造り変えてしまった相手は、
最早、己の傍ら以外に生ける場所がない。>>20
万が一にも看過する己でなく、億が一にも選択する相手でなく。

永久と言う最果ての中、相手を閉じ込め寵す。]

　――…俺を丸ごと？
　心地良いくらいの貪欲だ、益々艶を増しやがるな。

[相手が献身的に口にするのは、最果てを解き明かす傲慢。
無自覚に口にしてみせる彼女は実に真摯で実直。
失い続けた長年と反し、深い慾を抱く様は眩しい程。]

(29) momoten 2015/08/11(Tue) 00時頃

【人】 革命家 モンド

[跳ねる声にも生気が満ちる。
奪われることに慣れすぎて、諦めることに馴染みすぎた、
あの醜い魔物は、もう居ない。

己の財宝で彼女の興を買いたがるのも知らなかった悦。>>+21
小動物でも抱き上げる容易さで自重を預かり、シーツを蹴った。
彼女はどこまでも軽かったが、己は真なる重を知っている。]

　徒花が甘え上手にもなったもんよ。
　そら、行くぜ。メルヤ。

[白い歯を見せて口角をニッと持ち上げれば、
足元を流れる流水が逆巻き、水柱が立つ。
絹のように薄いヴェールに包まれた瞬間、
肌に懐く水圧と、肺腑を満たす海水。
一度大きく気泡を吐けば、海の眷属は不自由から遠ざかる。

海中とて、息を継げるのは彼女の身体が変質したが為。
己の愛し子として収まっている何よりの証拠。>>+22]

(30) momoten 2015/08/11(Tue) 00時頃

【人】 革命家 モンド

[転移の魔法で塔の最上階から一気に水中へ。
青い水が満ちる大海は、果ての海。
海流の至る先は、世界の終わり、虚無の世界。
果ての海には魚も少なく、静謐を湛えてただ其処に在った。

そして潜れば、最果ての島が陸地ではないと知れるだろう。
島全体を支えるのは、視界に収まりきらぬ白い巨体。
長く、太く、表皮に苔と珊瑚を張り付かせた海の怪物。

それは、彼女を抱える男と、全く同一体。

胴部から広がるひれは、波を打ち、光を弾いて海中に散らした。
八方に揺らめく触手は一本一本が大樹に勝るほど太く、
核たる己の瞬きに応え、そっと頭部の膨らみ二つが瞼を起こす。

静かに明かされるのは、己と同じ洞色の瞳。
これこそ正に、最果ての島の真実の姿。

モンデンキントの真名を持つ、クラーケンとしての自身だった。**]

(31) momoten 2015/08/11(Tue) 00時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[なでれなでれと額を手に擦り付けられ。望まれるままになでこでり。主の愛らしい姿にデレっと締まらない顔が隠せず>>27]

　ええ、たくさん見つけましょう。
イっちゃん様の愉しい事が、私にとっての良い事です。

[ひゃんと喉が鳴る音にうっとりと聞き惚れ、繰り出される猫パンチに感激を覚えてしまった。之が本場の猫パンチと駆け巡る気持ちよさ。猫耳から唇を離せば、咥内で毛玉が作られ、ごろっと舌で転がして。]

　…え？……あ、はあ……。

(32) kisiya 2015/08/11(Tue) 00時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[主の対応に毒気を抜かれたような顔を見せ。
眠りに落ちる主の頭を撫でて身を横たえて、苦笑を口元に浮かべれば、そっと寄り添い。]

　襲えるわけないですよ。

[主食を食べないとは、どういうことですかと呟くものの、その口ぶりはどこか楽し気に。>>28
主を襲うなど口で云えど、恐れ多く実行できるわけがなく。先ほど触れた耳をなぞりながらうとうとと目を閉じる。睡眠が取り立てて必要というわけでもないが、彼が夢を見るのなら、瞳を閉じて寝息と共に同じ夢を。**]

(33) kisiya 2015/08/11(Tue) 00時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

　はい、まるごと　全部
　………駄目、って仰っても
　欲するのは止められませんから

[だから、と。
まわした腕に力を込めます。
頬を寄せた胸元から響く海鳴りに、瞳を閉じます。

私の世界は全て、モンド様のもの。
暖かく包まれて、それが、今の私の日常です。
幸せな、日常なのです]

(34) 茄子 2015/08/11(Tue) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[モンデンキント様の海は周囲に広がり
私はよろこんでそれを飲み込みました。
瞳を開けば、小さい気泡が空へ上っていくのが見えました。
モンド様を見れば、優しく、見ていてくださいます。

息が出来るのは、身体が正しく成長した証。
そして―――]

　甘やかして、くださるからです
　モンデンキント様

[そして、愛されている証なのです]

(35) 茄子 2015/08/11(Tue) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[最果ての島は、このうえなく美しい場所でした。
美しく、力強く、優しく――――
この場所すらも愛おしい。そう思っていたのが間違いではなかったのだと、私は知りました]

　…………綺麗

[光に照らされ、私の目尻から、小さな気泡が空へ向かっていきました。
考えたこともないくらい、大きすぎる存在。
いつも私を愛してくださる、あの白い腕の何倍もの太さの腕も
水の中、揺らめく様は、ただ、
―――ただ、なんと言葉にすればいいのでしょう]

(36) 茄子 2015/08/11(Tue) 01時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[この海よりも深い、何かが
私の心に、中に満たされた水に
嵐とは違う、ただ一つの大波を起こした。
それだけは、確かです]

　モンデンキント様
　私、

[けして溺れるはずのない、むしろ地上より息がしやすいはずの海なのに
声がうまく出ないのは、波に攫われたからでしょうか。
息が上手く出来ないのは、また水が沸騰しそうなほど熱くなっているからでしょうか]

　私　………ますます
　全部、知りたくなりました

[世界の果てを知るためには、きっと世界のことも知らなくてはならないでしょう。そうして初めて理解できる、モンデンキント様の偉大さもあるのだろう、と。今、ようやく気づけたのです**]

(37) 茄子 2015/08/11(Tue) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

なら、その心臓が出来たら、ディさんに貰ったも同然、ですかね。

[そっと舌が滑る頃>>23には呻きもどうにか抑えられていたが、全てが離れると安堵を浮かべそう言った。
自分一人では起こり得ない事で、再生が始まれば関心と感嘆を漏らす。
傷口を残す理由は知らないなりに、治してもらった証拠になるとむしろ喜んでいた。
楽しみに取っておこう>>24、とか、いい子でよかった、とか、そんな言葉が嬉しいから、呼び捨てられるのは先の話だな、なんて自分で思いつつ笑って。]

増長出来る様な馬鹿だと、今まで生きてこれてないです。
っと、大丈夫でしたかね。

[上下に動いていた手を震えに気付けば一瞬止めて、大丈夫そうなら左右にも。
強請る様子に、円を描く様にも動かしてみたり。]

(38) jamate 2015/08/11(Tue) 01時半頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

……その、内に。

[自分が、ディさんに。
答えを出すにはそれも必要だと、見つめられる中>>25気が付いて。
その内に、だなんて口走った今し方の事を不安に思う。
その強さを解っているつもりでも、傷を付けてしまうかも知れない事がとても嫌なのだ。]

…や、ええと、…いつかは、きっと。

[それでも、お礼とかお返しをしたいとは今既に思っているから、自分から向かう事がそれに当たるなら、そうも思う。]

(39) jamate 2015/08/11(Tue) 02時頃

【人】 放蕩者 ホレーショー

[ぼさぼさした五十の男がシーツに転がって、色気が出るならよっぽどだろう。生憎自分には難しい。
掛かる声>>26は、顔を隠すなと、視線を向けろと、言う。
ディさんが言うのならと頷き、覚えなければと頭の隅で思いつつ、視線は動きを追い始める。]

…ッ、　は。ちょ　　っあﾞぁ！
や、大丈、夫です　けどッも、ひッ

[降りていく唇に、微かな痙攣は起これど耐えていた。けれど。
臍を舐められるその余りの擽ったさに大きな声を上げてしまう。
何がどう大丈夫なのか一切不明だが、与えられるそれははっきりとした快楽で。余りに久々で、新鮮で。
荒い息に声が混ざる回数は次第に増え、触れられる前から自身はゆるりと芯を持ち始めている事だろう。]

(40) jamate 2015/08/11(Tue) 02時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

　きっと、全身作り変えるからね
　僕だけのホレーショーに、なっちゃうね？

［>>38皮膚は再生して孔が埋まる、
　そうしてシャワーでも浴びればいずれは
　もう死んでいる肉体には見えなくなるだろう。
　自分好みに肉付きももう少し良くして、
　髪はそのままでもいいけど髭は整えて
　並んで立った時に違和感の少ないように。
　この城の住人としても、愛し子としても。］

　用心深いのも、ホレーショーのいいところ。
　……ん、大丈夫だから、もっと。
　撫でてもらうの気持ちいい。

［動きが大胆になれば笑みもこぼれて
　拙い愛撫に身を任せる。］

(41) meiji 2015/08/11(Tue) 02時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

　ホレーショーの力が増えたら、
　加減の方法もわかるでしょ。

　そんな不安そうな顔しないの。

［>>39そもそもが弟子に傷をつけられるほど
　軟な身体はしていないのだけど。
　優しすぎるのか、慎重なのか。

　わざと酔わせてもう少しだけ
　大胆にさせてしまうのも良いのかもしれない。］

　ちょっとだけ、先のことまで想えるようになってる。
　これもう立派な前進だよね。

［幼子が歩くことを覚えるようになれば
　手を差し伸べてそれを助けることができる。
　同じように愛し子が進もうと思うなら
　そっと背を押すことだって出来るから。］

(42) meiji 2015/08/11(Tue) 02時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

［>>40誘うような空気すらないのに
　引き寄せる力があるから、困るのだ。
　ちゅっちゅと軽い音を立てながら動けば
　まだ耐えているらしいので少し悔しくて。
　ようやく声が出て、感度も生きていることを確認。
　声に甘さが混じってくれば、一度顔を上げる。］

　大丈夫？こんなものでは終わらないよ。

　あー、でも子供居たのなら知ってるよね？
　それとは使う場所がちょっと違うけど。
　足だけ閉じないで、がんばろ？

(43) meiji 2015/08/11(Tue) 02時頃

【人】 少年探偵団 ガーディ

［身を起こした尻尾の蛇もホレーショーを見つめる。
　足が閉じようとすればそれを阻止したり
　脅すように牙が触れたりもするだろう。
　噛まれたところでそれすらも快楽になるのだけど。］

　……おっきくしようね。

［質量が増してきた雄にまで舌を伸ばし、
　ちゅうと軽く吸い付いて味わいはじめる。］

(44) meiji 2015/08/11(Tue) 02時頃

【人】 信徒 オーレリア

[抱き寄せられた先、>>0やわらかな膨らみに頬を当て、するり、と谷間に鼻先を埋め、これから教えを乞う存在である彼女の匂いを肺いっぱいに吸い込んだ。]

　　……ごめんなさい。

[どこか懐かしさを感じる、不思議な香り。彼女に認められたい気持ちと、自立しなければいけない焦燥が胸を焼く。
だが、今暫く、許される限りはこうして甘えていたい気持ちも確かにあり。
組んでいた両手を解いて、きゅ、と彼女の胸あたりの服の布地を掴んだ。]

(45) ハニーベル 2015/08/11(Tue) 05時頃

【人】 信徒 オーレリア

　…ひふ、

[言われて、自分のてのひらを見た。
一瞬、ズタボロに裂けたいつかの記憶がフラッシュバックしヒュ、と息を短く吸い込んでしまうが、グロリアの魔力かそれとも包み込んでくれるような愛情のおかげか、視界はすぐ現実に戻る。
大丈夫、ここは透明な瓶の中ではない。
粉々にくだけたガラスのカケラも、錆びた釘も、針も入っていない。
転がされる度全身に悲鳴すら出せない激痛が走り、伸ばした手がどこにも届かないことなんて、ないのだ。]

(46) ハニーベル 2015/08/11(Tue) 05時頃

【人】 信徒 オーレリア

[回想は一瞬、哀傷も…、そうであって欲しい。
何もつかめていない両手を軽く握り込み、何でもなかった風に彼女の説明を聞いた。>>0]

　なるほど、身を守るものなのですね。
　そして生えっぱなしではない、と。

[わんこ、の単語には首を右に、左に傾けたが、重要そうな単語ではないので聞かず。
理解した旨を伝える。]

　陸にもお母さまみたいな方がいらっしゃるのですね。
　いつかお会いしてみたいです。

[尻尾がしまわれる様子を視界の端で捉え、頷いた。
彼女は嫌がるかもしれないが、見聞を広めたい欲が勝って。]

(47) ハニーベル 2015/08/11(Tue) 05時頃

【人】 信徒 オーレリア

[帆は西へ、もとい、歩は東へ。>>0
少しだけ開けた道に出て、このまま進むだけと思われたが、彼女はそこから動こうとせず>>1どうしたのだろう、と彼女の腕の中から様子を窺う。]

　…すこしずつ…。

[しかし彼女のことだ、考えあっての行動だろうと信じ待っていたら。
伏せがちだった瞳を大きく見開き、月より優しく微笑む彼女を見上げた。
これから、もっとたくさんのことを学び、身に着けていかなければならないという【重責】が、いつの間にか己の背中にのしかかっていた事実に気づく。]

(48) ハニーベル 2015/08/11(Tue) 05時頃

【人】 信徒 オーレリア

　…私、器が大きくありません、頭も良いとは言えません。
　けれど…、私なりにがんばってみます。

[自分の胸に両手を当て、彼女の手を取ったあの奇蹟の誓いを呼び起こす。]

　……お世話になります、よろしくおねがいします。

[迷惑、手間、ではなく。
彼女も望んで、そして自らも望むのならば、そう挨拶するのが正しいのだろうと。
微笑んで、でも下がった眉で自分の言葉選びに自信のなさを滲ませて、頷いた。]

(49) ハニーベル 2015/08/11(Tue) 05時頃

【人】 信徒 オーレリア

[と、ゆったりとした揺れとリズムに心地よさを受容し仄かな眠気を手足の支配権を奪われかけていたところに、視たことのない箱…？を引いた、ぶるぶる言う四本足の動物がやってきた。>>2
どういうことか、とグロリアと箱を交互に見て視線で訴えるも、彼女は降りてきた人？に誘導され、中へ乗り込む。
中には見るからにふかふかの赤の布が敷かれており>>2、実際に抱かれたまま座っても、弾力が彼女の腕越しに伝わる程であった。…抱かれてまま？]

　…お母さま、私、座れます…。

[狭い箱の中、向こう側にも座る場所があるのに抱かれたままだ。腕が疲れないのだろうかという心配と、此処に来て気恥ずかしさが己の頬を朱色に染めて、髪の毛より薄い色を纏う睫毛を震わせ、目を逸らした。
だが彼女はまるでこちらの訴えが聞こえていなかったかのように授業を続ける。>>2]

(50) ハニーベル 2015/08/11(Tue) 05時頃

【人】 信徒 オーレリア

　[語られる秘術を一字一句足りとも聞き逃さぬよう、聴覚に全神経と意識を集中させる。
…が、永い間魔力と知識を蓄え練り上げてきた彼女の話は、長い間捕らえられていた自分にとっては難しすぎて、理解できないワードや分解できない計算が木の葉となり、木枯らしに吹かれ脳内を舞った。冬が来る前に凍り付いてしまうかもしれない。]

　…う、うんん…？

[記憶領域からはみ出しそうな言の葉たちを無理やり押し込み、またゆっくり話ができる時と場所で、わからないところを質問しようと決め、聴きに徹する。
それに、ただでさえ心地よい空間と感触に包まれている中で難しいことを考え過ぎたら、本当に寝落ちてしまいそうだったので。
襲い来る睡魔に対抗する為、せめてもの抵抗にと、変わり映えのしない箱の中から小窓へ視線を移す。]

(51) ハニーベル 2015/08/11(Tue) 05時頃

【人】 信徒 オーレリア

[暫くは緑緑緑の森や林が続き、舌の両端を軽く噛んで意識の離脱を堪える羽目になったが、やがて木々はまばらになり、それほど間を置かずにひらけた草原と、人間たちの気配とにおいがたくさん詰まった家々を囲む大きな壁がやってきた。
道は壁に唯一空いた門に続いている。
と、吹く風の温度が変わり、流れる髪を抑えて上方を見上げる。]

　…見てくださいお母さま。
　夜が…明けます。

[指差すは、大きな城が頂く点、明けの明星が放つ光輝。
喪に服す貴婦人のドレスから、七つの海を制す母が抱く水へ、そして万物すべてに恵みを与える果ての浜を背景にして、

ただ、其処に在った。**]

(52) ハニーベル 2015/08/11(Tue) 05時頃

【人】 良家の娘 グロリア

そう、少しずつでいいのよ
器が大きくないなら少しずつ大きくしていけばいいの
頭が良くないなんて関係ないわ、興味を失わなければね

[>>49馬車の中、赤の布に身を沈めながら...は微笑みを浮かべていた]

分からなければ何度でも教えるわ
出来なければ何度もしていけばいいの
失敗を恐れることはないの
私は悠久に近い刻をオーレリアと一緒に居られるのだもの

少しずつ、少しずつ
私の可愛いオーレリア、蕾をつけて花を咲かせてくれたらいいのよ

[>>50オーレリアが...の手を取ったその瞬間から、>>49そうすることに喜びを感じるのだ。
頷いたオーレリアに頷きと、『よくできました』の意味を込めて頬へと口づけを落とした]

(53) rusyi 2015/08/11(Tue) 07時頃

【人】 良家の娘 グロリア