107 情報欄参照/いにしえの魔都と封印の輝石
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人
狼
墓
少
霊
全
クラリッサに5人が投票した。
ミナカタに1人が投票した。
クラリッサは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、オスカー、ミッシェル、ミナカタ、パティ、シーシャの5名。
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[続けて届けてくれた報告に...は片手で顔を覆った。 クラリッサには誰の加護も憑いてはいなかったらしい。 自ら断った、と言う方が正しいのだろうか。
>>32指の隙間から見える二つの眼。 相反し、対照的な其れを見つめ返す]
やりたいことって、何、かな?
[もしも其れがクラリッサと同じモノならば、止めなければならない。 でも、まだ武器を抜くことはしなかった。 銀色を纏ったコバルトブルーの瞳に魅了されていなかったと言えば、其れは嘘になる]
(0) 2014/01/10(Fri) 08時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 08時半頃
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/* ミナカタさんが大聖堂に運んでくれていた。ありがとう。 (うるっとしてしまった……)
(-0) 2014/01/10(Fri) 08時半頃
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[頭痛がする。 其れは間違っているとカタリナ様が告げている]
ヨーランダも、クラリッサも、亡くなりました でも、二人とも魔ではなかった
[ミッシェルにも伝わるように、伝える。 >>33失ったというのは其の二人のことだろう。 告げる彼の瞳は酷く寂しそうに映ってしまう]
貴方は魔に憑かれている…… 其れは本当に、貴方のやりたいことなの?
(1) 2014/01/10(Fri) 08時半頃
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― 回想・夢の中で ―
[其の場は煌びやかな世界。 魔を討ち滅ぼし、其れを祝う席。 .../カタリナは壁に背を預け一人グラスを傾けていた。
表向きは皆笑顔で、平和を喜んでいる。 しかし、水面下では月輝石を巡って意見の対立が起こっていた。 すぐに破壊するか封印するべきだと意見するカタリナと、荒廃した国土を回復するために力を使いたいという宰相たち。
酒を勧められ、口へと運ぶ。 飲んでいなければやってられなかった]
(2) 2014/01/10(Fri) 08時半頃
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『……なぁにを入れたんですかぁ……オットぉ』
[視界が歪み、膝が震え出す。 去り行こうとするオットーが一度だけ振り返る。 其の瞳には、月輝石が映っていた。 床に倒れ伏した.../カタリナはもう指一つ動かすことはできなかった。
やはり、魔は討たなくてはならない――
強く願いながら、事切れた]
(3) 2014/01/10(Fri) 09時頃
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/* 勝手にオットー使ったけどいいんだろうか 出てはいなかった気がする
(-1) 2014/01/10(Fri) 09時頃
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― そして、現在 ―
[地下の祭壇に残された神器はオットーの物だった。 其れは月輝石を封じているわけではなく、求め、手を伸ばし、自分のモノだと主張し、離さぬという人の欲望。 だから、...の指は弾かれ拒絶された]
あたしにも大事なものがある 失いたくないものがあるんだ あの子たちを護るためなら戦える――
[ああ、カタリナ様、ごめんなさい]
貴方に憑いているものの探し物は、多分此処の地下にある でも、その優しい瞳を宿した貴方の欲しいものは
本当に、其れ――?
[問いかけながら、武装を確認する。 使い込まれたショートソードにソードブレイカー・マインゴーシュ、飛刀が左右に5本ずつ。 完全に対人用の装備で、竜人である彼に挑もうと考えている自分に苦笑するしかなかった**]
(4) 2014/01/10(Fri) 09時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/01/10(Fri) 09時頃
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/* 後付につぐあとづけというか秘話があることに今気づいた←
(-2) 2014/01/10(Fri) 09時頃
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/* あれ、まじで秘話がある、あれ? あ、現実に戻ろう
(-3) 2014/01/10(Fri) 09時頃
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/* ヤケ酒するカタリナ様かわいいです。
薬で呂律が回らないカタリナ様はもっとかわいいです。
(-4) 2014/01/10(Fri) 11時頃
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/* ……薬じゃなくて毒でした。
そういうお薬かと期待もとい勘違いしたのは秘密にしておきます。
(-5) 2014/01/10(Fri) 11時頃
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――違った? なら、どうして――……、
[二人が魔ではなかったと聞けば、困惑を隠せない。 ヨーランダは何故、仕掛けてきたのか。 やはり単に帝国側に寝返っていただけなのか、それとも他の理由があったのか、本当のところはもう判らない。 それに、いま、気にするべきことでもなかった。後ろを振り返っている余裕は、たぶんない**]
(5) 2014/01/10(Fri) 12時半頃
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…人間は滅ぼして、竜族の楽園を。 世界を竜族が統制……
[それが望み。望んだこと。 ─────あれ、そうだっけ? 違う違う。竜族の楽園はクラリッサの想い。 それでも同じニオイのする相手が嬉しくて、それが同じ竜族だと思うともっと嬉しくて。クラリッサが、ヨーランダが楽しそうだから自分も楽しくて、張った見栄がどんどん大きくなっていった。
だけど、自分が望んでいたのはそうではなくて、]
……違う。 人間への制裁を、 人間への復讐を、
───帝国への復讐を。
[グルセリアのじいさんは言った。俺が母さんにどういった形で愛を示すのか興味があると。それを見てみたいのだと。
ならば、今、見せてやろう。 見てればいい、俺が母さんに愛を示すところを。]
(6) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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― ??? ―
やっぱり、来ちゃったか。
[困ったようにそう言って笑う。 その手はもう血に濡れてはいない。
そうして、クラリッサの事を抱きしめる。 生前、抱き返す事は出来なかったから。]
(+0) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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……知ってる。 知ってたよ、最初から。
[魔に憑かれているなんて。 だけど、憑かれているなんて一度も思わなかった。 憑かれてなんていない。共に1つの身体に存在しているだけなんだと。]
だけど、俺からすればお前らが英霊に憑かれてる。 英雄という肩書きに憑かれてる。
[だけど、本当に自分のやりたいことかなんて愚問過ぎた。 これが俺のやりたいことだ、間違いない。]
あぁ、間違いねぇよ。 人間を粛正すること、人間に帝国に復讐すること。 異端だと指差しては自分達から遠ざける人間が大半を占める世界に終止符を打つ。
[迷いのない瞳が自分に話しかけてくる目の前の女を見据える。違う色、光を宿した瞳が。]
(7) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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― 地下水路の入口付近 ―
[無人の地下水路を遡り、半端に瓦礫が積まれた穴から少年が出てくる。 地上の光を薄く感じる瓦礫の上で、シーシャと合流したのは、地下の出来事から時間が経過しての事]
――さっきは、ありがとうございました。 竜族の生命力…ううん…騎士の執念と云う物を…。 騎士に成りたいと思う僕が理解してなかった。まだまだですね…。
[彼の前に姿を見せた時、既に酷い表情はしていなかった。 その手の感情は、彼女達と共に、あの地下水路の先で整理をつけたのだ]
(8) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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クラリッサさんと、ヨーランダさんは……。 本当は、此処まで連れて、何れお墓でも。とも考えたんですが。
あの二人を動かす事が忍びなくて。 まだ融けもしない、雪の上で眠る彼女達が、何処かだけ満足そうで。
結局。もう少し寝心地の良い祭壇の上に動かして。 傷口を上から拭く位と、手を合わせる位で。 あの場所で眠らせる事にしました。
[今も眠り続けているだろう。やがてあの地下水路の洞穴さえ塞げば。 最早何者も妨げる事のない、穏やかな残り雪の揺り篭の中で、ゆらゆらと。 彼女達は、これからの長い長い時間を、安らかに眠り続ける事になるのだろう...]
(9) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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僕は、あの人を止めるべきだったんでしょうか。 彼女の最期は、決して僕達と争う敵では無かった。 ならば彼女もまた、聖騎士として護る人々の中に含まれるべきだったんじゃないか。そう想うと…。
[命を無理矢理助ける事はできる。然し―― ――然し、傷ついた彼女の心も共に救う術は、結局、今でも見出せずにいた。 最期に浮かべた、満足そうな彼女の表情。他には何も、道は無かったのか?
然し今、彼女は現実として、柔らかな残り雪の上に眠りについていた。 何者にも侵されない、静かな場所で。求めた同胞と共に。静かに......]
(10) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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……過ぎた事ですね。
[然し最終には、この話は少年自身から首を振る事で断ち切られたろう。 今更、穏やかに眠る彼女達の方に首を振らせる事など、出来もしないのだから]
ヘクターさんは、今どちらに? 僕もまだ、彼の事をちゃんと見送っていない。
……約束もしていたのにね……
[亡骸の場所を尋ねれば、やがて廃屋に脚を運んだ。 命の灯火を消したばかりの彼は、今にもまだ起き上がり、あの豪快な声を響かせそうな気がしている。 彼を、こんな場所にまで運ぶのも、恐ろしく大変だったろうに]
(11) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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[彼の亡骸の前で、沈黙のまま祈りを捧げる。
戦の中、剛毅に勇敢に武器を振るい、そして戦の中、赤色の華に抱かれる眠りに着いた彼の死に様は。これも白状な話だが、クラリッサのそれと比べ、隋分平常心な心で受け容れられた]
また再び貴方と戦う事を……。 今度は、お互いに全力を出せると、少し楽しみにしていたんだけどな…。
[こつり、と硬質な音で、ヘクターの額に拳を。否、指輪が当てられた。 指輪…そう。聖女フリーデルの神器、と云う側面では、死者に今更、ホーリーヴェイルの加護は与えられない。然し。
その指輪。エイルの涙に描かれた、戦乙女エイルがどうか。 勇敢と名誉に包まれた相応しい死を遂げた戦士が、ヴァルハラでもエリュシオンでも良い。相応しいだろう場所に導かれますように。そう願いながら]
(12) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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――行こう、シーシャさん。
[黙祷も終えると、今度こそ立ち上がり、恐らく背中に居たろうシーシャに真直ぐ瞳を向ける]
月輝石を破壊して、テルス・ノクスの歴史を今度こそ完全に終わらせる。 それをするのに、待ち構えてるあの人は、とても高くてぶ厚い壁だけど。
[彼は今どこに存在するだろう。そして、今も生きていると信じる、パティや、ミッシェル。決して他に命を譲らないと誓った、彼の女騎士はどこに。 尋ねれば、やがて行き着く先は大聖堂にあるだろう、と程無く足はそちらへ向けられた**]
(13) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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もちろん。
[返した声は礼拝堂に凛と響き渡り、一寸の迷いも宿さない。 優しい瞳と言われて思い浮かんだのは愛しい義母の顔。 銀色を帯びたコバルトブルーの瞳。相方の翼竜と同じようで違う瞳。]
あれを手にして人間を粛正出来るのなら、 帝国と人間に復讐出来るのなら、
俺はそれを欲する。 母さんはそれに手を貸してくれる。
だから、俺はソレを手にする。
[多分地下にあると言われて、ぽっかりと口を開けた隠し階段への入り口を見やり、其方へと足を向ける。
それはつまり、敵に背中を向けるということ。 しかし気にせずに階段へと歩みを進める。 それを手にすることが出来るなら、クラリッサやヨーランダの、俺の悲願を達成出来るのなら、と迷うことなく足を進めるのだ。]
(14) 2014/01/10(Fri) 18時頃
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止まりなさい――
[背を向けて進もうとするヤウズに、静止の言葉を投げた]
人を滅ぼすのに、本当にアレは必要なの? 竜族である貴方が本気を出せば人は手も足も出せない
[神器を持ったオスカーでさえ、黒い竜に圧倒されていた]
其れに――貴方が手を出さずとも帝国は滅びる、よ 人は強い力を恐れるの 帝国を滅ぼした共和国も、その内に別の国に滅ぼされる
[人は人を淘汰する。 長く生きる竜族であれば其れを見てきたのではあいかと問いかける]
(15) 2014/01/10(Fri) 19時半頃
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あと、貴方は大切なことを忘れてる
全ての人間が貴方の言う通りではない そうでしょう? 自らの手で敵を増やすの? そんな事するくらいなら――味方を増やせば良い
(16) 2014/01/10(Fri) 19時半頃
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[止まれと言われて止まるなんてなかなか居ないだろう。 少なくとも、こんな戦場では。 しかし、ヤウズは歩みを止める。ただし、振り返らないままで。]
…手も足も出さない?それじゃダメなんだよ。 手も足も二度と出せねぇようにするんだ。
[それが理想への道。大切な第一歩。 人間さえ消してしまえば、理想を現実にするなんて簡単なはずなのだ。]
俺は、誰かが俺の代わりに復讐だのなんだのして喜ぶような幸せな脳味噌はしてねぇ。 他の国がその国を滅ぼすから?
───人間が滅びてねぇんだよ。
[それじゃあ全く意味がない。 問い掛けの答えは、前言に同じだ。]
(17) 2014/01/10(Fri) 20時頃
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生憎、俺は好かれるような質じゃなくてな。 作ろうとしなくても周りは何時でも敵だらけだ。
──味方なら、全員くたばったしな。
[歩みを再開して、ゆっくりと階段を降りていく。 湧き上がる高揚感を押さえ込みながら]
(18) 2014/01/10(Fri) 20時頃
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人間を滅ぼしたって――同じことさ。
[深く、嘆息する]
次に栄える種族が、同じことをする。
そうしたら、また同じことを繰り返すのかな。
この世界で最後の一人になるまで。
[言葉で事が済むとは、思っていない。 それでも、溜息とともに一言だけは紡いだ]
(19) 2014/01/10(Fri) 21時頃
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[キチリ――頭の中で何かのスイッチが入る音がした。
右と左、左右の太ももの鞘に納めた飛刀を抜く。 抜く動作の合間に捻るような動きを加え、刃に怪しく光を弾く液を纏わせた其れを再び歩を進め始め階段を降りようとするヤウズの背と項へと投擲した]
全ての人間がそうして排斥するわけじゃない 其れを決めてしまうのは育ち方のせいだし、育て方のせいなの 人間だけじゃない ドワーフも、エルフも、ホビットも、竜族も! 大人が子どもにそう教えてしまったら、子どもはそう育ってしまう
[左手でマインゴーシュの柄を握り、鞘から抜き出す。 身体を半身相手に向けて直線の面積を減らす]
個人の怨みや妬みや復讐心で、あたしの子どもたちの未来を奪わせは、しない
[告げ、ヤウズに向かって駆け出した]
(20) 2014/01/10(Fri) 21時半頃
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/* うん、駆け回ってて個人の情報が少なかった(自分で集めろという)けど、自分の身の安全<子どもなのでこうなる。
(-6) 2014/01/10(Fri) 21時半頃
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――ま、いいさ。 英霊に憑かれる、英雄に憑かれる――いいじゃないか。 世界のために戦うなんて経験、そうそう出来るもんじゃない。 うん、人の未来を背負って戦う――か、ちょっとばかり、上等に過ぎる舞台だ。
[くつり笑んで――パティに合わせる。 槍の穂先を地に這わせ、低い姿勢で駆けた]
――生憎と、黙って滅びてやるほど人生に悲観しちゃいない。
(21) 2014/01/10(Fri) 22時頃
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―地下水路の入口付近―
別れはすませましたか?
[名もしらないものなどいないほうがいいと思えたが、彼の表情>>8をみる限り。話を聞く限りそれで正解だったと思える
オスカーを待っている間にすませた自分の治療は済ませたのでオスカーの治療に移る。 己の消耗を抑えるために常よりも遅いがそれが彼の思いを聞く時間となる]
理想を抱いてしまった。人間にとっては傍迷惑な悪でしたが、彼女たちにとっては立派な正義だったのでしょう。命を賭して戦う価値のあるもの…だからあれだけ手強かった。
[それだけのものを声として形になさんとして動いた場所だ。だから墓>>9はそこでよいのだろうと思える]
(22) 2014/01/10(Fri) 22時頃
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わかりませんね。 償うならば、真っ先に俺に償え。とでもいって、数十年縛り付ける言葉でもかけてそれに応じたならば違ったのかもしれないですけれども…
[己が言えたとしたらその程度。それも彼女とある程度以上親しかったら迷惑料を払えとばかりに徴収する言葉も吐いたが己はそうではない。]
私見ですが…彼女はもう手を伸ばしていなかった。伸ばしていない手を掴むことはできない。手を無理矢理掴んで持ち上げるのは、助けるという厚意ではなく傲慢でしかない。
[聖騎士として護るべきものを護る>>10。それは正しいが、すべてのものが守ってもらいたいわけではない]
最後の瞬間が満足そうならば…それが答えだったのだと思いますよ。
[結局オスカーのいうとおり過ぎたこと>>11なのだ。治療を終えてヘクターの亡骸の場所へと案内をし、別れの言葉をつげる>>12のを静かに見ていた]
(23) 2014/01/10(Fri) 22時頃
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ええ、行きましょうかグルセリア様――いや、オスカー
[言葉を言い直す。 敬語をするのは、敬う気持ちもあれども、一定の距離を自らつめない意味もあった。 だがそんな拘りを置いておかないと]
人間は過ちを繰り返すというなら、一つぐらい繰り返さない過ちってのを作って見せてやらねーとな。
[これからも歩いていくと見栄をきったのだ。その道筋の一つにそれぐらいあってもいいだろう。 黒竜の姿は見えない以上人型になったままなのだろうが、だから所在はわからない。 ただミッシェルを治療した後別行動をとったこと、大聖堂で落ち合うことにしていると告げて、ヘクターの亡骸に背を向けて、大聖堂へと向かった]
(24) 2014/01/10(Fri) 22時頃
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― トゥリス・アテル大聖堂 ―
…繰り返さない過ち。か……。 人間が、過ちを侵す種族だ。なんて云うなら。 はは、偶にはそんな過ちも…ううん。それを過ちにしない為にも。
[再び訪れた大聖堂には、何者かの気配を数点感じる。 此処に彼女達がいる。そして恐らくは、彼がいて。
この聖堂の深奥に。繰り返せない過ちの為にも、壊さなければいけない物がある。 聖堂へ向けて、走り出した]
(25) 2014/01/10(Fri) 22時半頃
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―トゥリス・アテル大聖堂―
偶にはそんなのがあっても…な。 とかまあここまでいっといて、実際に壊せない代物ならば笑い種だけどな。
[などと冗談めかしながら大聖堂を目指してかける。 見えてくる一度はきた大聖堂。その入口の近くで鎮座するようにドラゴンナイトの相棒のエンプレス>>4:139はいればはたして素直に通してもらえるだろか]
(26) 2014/01/10(Fri) 22時半頃
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はい、来てしまいました。
[抱きしめられてニコリと笑う]
あぁ…よかった、やっぱり会えましたわね。 よかった…よかった…
[ヨーランダの肩に顔をうずめ、身を震わせて涙を流す。 その涙は何かを濡らすことは決してなかったが]
(+1) 2014/01/10(Fri) 23時頃
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そうね、こうして会えたのが何よりだわ。
[顔を埋めて泣く彼女の頭を撫でていた。 そうして耳元で囁くように。]
このままずっと一緒だよ。 今度こそね。
[死が二人を分かつまでなんて言葉は教会で誓われるが。 それならば、こうして死んだ後も一緒になったのならば。 永遠に2人で添い遂げることも出来るだろうと。]
(+2) 2014/01/10(Fri) 23時半頃
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うん、ずっと、ずっと… もう別れる原因なんてありませんわ。
このまま永遠に一緒。 なんて幸せなんでしょう…
[心が満ち足りる。 ずっと欲しかったものが死してようやく手に入ったのだから]
(+3) 2014/01/10(Fri) 23時半頃
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そうね……
[優しく髪を梳く。 最初からこれで良かったのかもしれない。心休まるこの場所をようやく手に入れたのだから。]
このまま、ずっと一緒に居ましょうね。
(+4) 2014/01/11(Sat) 00時頃
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/* 今日消し飛ぶ予定ry
(-7) 2014/01/11(Sat) 00時頃
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[風を裂く音にクルチを抜刀して振り向く際に飛刀を叩き落とす。 わかってないな、と心の中で呟く。]
竜族は希少種だ。 お前ら人間と違って少ない血を無駄に流したりしない。
ヨーランダが俺とクラリッサに声を掛けたのはだからだ。
[此方へ駆けてくるのは2人。 人数としては此方の方が分が悪い。]
英雄だの何だのと謳うのなら! 1人で来ようとは思わないのか!
一騎打ちすら頭にない、これだから人間は!!
[クルチを構える。腕が鈍っているかもしれないな、と思いながら。]
(27) 2014/01/11(Sat) 00時半頃
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[やって来た気配に顔を上げる。 幾筋もの赤い筋を作ったその姿は痛々しくも、美しくも、どちらにも見えただろう。]
『…………。』
[どこか疲れきった顔をしたエンプレスは何に疲れていたのだろうか。 自分を直視してもらえないことなのか、はたまた死んでもヤウズと繋がり続ける義母なのか。
なにはともあれ、その巨体を起きあがらせることはなかっただろう。 待っていろ、と言われただけで誰も入れるなとは言われなかったから。]
(28) 2014/01/11(Sat) 00時半頃
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君は確か……ヤウズさんの……。
[大聖堂の入り口には、1匹の騎竜が巨体を横たえていた。 不動の姿。このまま風に曝される路傍の千年石の様に、彼女(?)は自分達を認識しても、動こうとはせず、大聖堂へ踏み入る自分達を素通りさせたろう]
………… …………。
[気づけば、先程黒竜と化したヤウズと相対した時の傷がそのままだ。 然し、翼竜の生命力はもう少し保つ。つまり自分の意思で動くには何の支障も無いはず。
動けないのは、身体の問題ではなさそうにみえていた]
(29) 2014/01/11(Sat) 00時半頃
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…………いいの…………?
[僕達を。このままあの人の所にいかせて。 藪を突かずにはいられなかった様に。彼女が明確な言葉さえ返すか期待もしないで、ただそうとだけ翼竜へ問いかけていた]
(30) 2014/01/11(Sat) 00時半頃
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|
[少し離れたところにミッシェルの足音が聞こえる。 創が痛むはずなのに無理をして――]
残念ながらあたしは英雄じゃないの 一騎討ちに付き合ってあげるほどロマンチストでもないのよね――!
[飛刀が当たらないのは折込済みだった。 其れでも右手で飛刀を抜き、もう一本投擲する。 相手の武器は曲刀。 腰のショートソードを抜き放ち、駆ける勢いのままに一気に懐に潜り込もうと試みた]
(31) 2014/01/11(Sat) 01時頃
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|
はっ――、一騎打ちか! 悪いが、生憎と先約があってね。 ここでお前さんと踊ったら、浮気になってしまう。勘弁願おうか!
[曲刀の軌道に警戒しながら、槍をしごいて穂先を軽く突き出していく。 パティを援護する牽制程度のものだが、隙あらば、踏み込みもしようか。
戦闘が本業ではない盗賊と、地面に足をつけて戦うのが何年ぶりか判らない負傷した騎兵。 どちらにしても、一対一で竜族相手に確実に勝てるかといえば、どうだか判らない。 そのくらいの計算ができる程度には、長く軍人をやっている]
(32) 2014/01/11(Sat) 01時頃
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|
[門の近くに座する怪我とも紋様ともとれる赤い筋が走った翼竜。 どこか怠そうに体をあげて、こちらを一瞥する視線>>28はこちらに興味を抱いていないようで体を起こすにまではいたらない]
入ってよさそうだな。
[交戦意志の見えない様子をみてオスカーのように問いかけることなく、素通りして大聖堂の扉へと向かい、扉より内部へと入った]
(33) 2014/01/11(Sat) 01時頃
|
|
/* 浮気wwwww ミッシェルさん大好きwwwww
ごめん、そんな僕、地味に何度か浮気しているのである。 ヘクター→イアン→ ヤウズとヨーランダは別口てことで。
(-8) 2014/01/11(Sat) 01時頃
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/* もうほとんど同時攻撃である
(-9) 2014/01/11(Sat) 01時頃
|
|
『……私が言いつけられたのは、此処で待っていることだけだ。』
[オスカーの問い掛けに小さな声でそう答えて、顔を伏せると目を閉じる。 これ以上は何も言う気はないのだと言わんばかりに。]
(34) 2014/01/11(Sat) 01時頃
|
|
…そうか、残念だ。 軍人と騎士は違うということだな。
[後ろには階段。 いや、既に一段下りてしまっているが故に体制が不安定だ。
チラリと足元を確認して一段、また一段と攻撃をクルチで去なしながら階段を下りていく。 転げ落ちた時は転げ落ちた時だ。]
(35) 2014/01/11(Sat) 01時頃
|
|
……そう…………。
[もう大きな音も出す気が出ない。そんな声だった。 同じ様に瞳を伏せて。今度こそ、その翼竜の存在を素通りし、扉の奥へと消えたのだった]
(36) 2014/01/11(Sat) 01時頃
|
|
あー、あー、嫌だなぁ。
[飛刀を叩き落としたり、いろいろと忙しい。 いくら竜族といえど、我が身は一つだ。
──あぁ、そういえば翼竜は小さく出来たじゃないか。失念していた。 こんなことも忘れるなど、最早ドラゴンナイトどころか相棒として、家族として失格ではないか。
今からでも遅くないはずだと左手で指笛を鳴らす。 此方へおいでと手招きする甲高い音。]
(37) 2014/01/11(Sat) 01時頃
|
|
[開く扉、波並ぶ千人規模の礼拝椅子、奥には地下へ続く隠し階段を備えた礼拝堂。 奥から天井を跳ね返す、軽い剣戟の響きを耳にしたのはその時だ]
シーシャさん―――駆けます。
[クルチをその手に隠し階段を降りる、黒い背中姿を瞳は捉えていた。 足音を聖堂に響かせて、全力で駆ける者だから、存在はすぐに知れるだろう]
ミッシェルさん。無事でしたか? パティさんも、お疲れ様です。
[礼拝椅子の列を越えた時、半瞬だけ立ち止まり、その場にいた二人の。 無事な姿に口許を綻ばせはしたものの、その足は再びヤウズを追随しよう]
(38) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
|
|
――騎士? 私は平民の出だよ。 私も残念だが――憧れと現実は別ってことさ。
[無論、軍人にとっても、命より大事なものはある。 名誉もそのひとつと信じていたのだが、オスカーに教育されてしまったあとだ]
――この身ひとつなら、まだ付き合いもしようが。 大事な約束と人間の滅亡がかかってるとあれば、ね。
[まして、傷はろくに癒えていない。 正々堂々の一騎打ちが、ただの自殺でしかない以上は]
(39) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
|
|
[オスカーが大聖堂へ入って行った頃、甲高い指笛の音が鳴り響いて再び顔を上げる。 信頼しきった音。そして、
───今までで一番、愛が籠もった音。 行かない訳にはいかなかった。 自分が欲しかったものが与えられようとしている。
ゆっくりと身体を起こして、翼を広げる。]
遅いんだ、呼ぶのが。
[ヤウズの考えていることはわからない。 ただ、欲しかったものがもらえるのだから行くしかないのだ。]
(40) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
|
|
[一度は目にした大聖堂内部。そこには既に剣戟の音が響き渡っていた。]
わかってる。手遅れになる前にな。
[言葉に否応もなく、本来ならば厳かな空気が漂うこの空間を喧しく駆けていけば、交戦中の三名の姿。]
間に合った間に合った。パティちゃんにミッシェルちゃんも相変わらず元気そうだ。
[己の役割は後衛。追随するわけにはいかず、礼拝椅子を盾にできるようにたったところで、口笛の音…そして外から威圧的にもとれる羽ばたき音>>40が響いた]
(41) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
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――……オスカー。
[相好を崩して、柔らかに笑む]
格好をつけるなら、少し早かったね。 王子様っていうのは、絶体絶命のときに来るものと思ってたよ。
[その程度には無事ではあると、冗談口を経由して]
(42) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
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ううん、あたしは、盗賊よ
[其の瓜は機動力でかき回すこと。 正面から戦いを行っている段階で、アドバンテージを棄てているようなものだった。 通路での戦闘法もあるのだが、誤ってミッシェルに刺されかねない。 ...は至って普通に懐への潜り込みを試みながら、クルチをマインゴーシュで受け流し、足払いをしかけていく。
後ろから翼を打つ音が聞こえれば少しだけ身体が強張った。 しかし、出来ることは一つしかない以上ひたすらに手数と身体の動きで押し込もうとした]
(43) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
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……めんどくせぇ。
[オスカーの姿を認識すると、そう呟く。 ただ1つ、気になることがあって。]
ちょいストップ。
[静止をかけた。気になった。クラリッサの、ヨーランダの死に様が。 静止の声を聞いた翼竜は上空で滞空してヤウズの話が終わるのを待つ体制に入る。]
(44) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
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/* >>39 オスカーに教育 どういう いや確かに教育といえば教育だけどふいてしまったww
(-10) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
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[礼拝堂の段を踏み上げた時。背後の。それも外から羽ばたきが響いた。 指笛の合図――然し、翼竜が迫るより早く…!]
……っ!? な、なんですか。
[静止を掛けられたのは翼竜なのだが、同時に自分も思わず制止してしまった]
(45) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
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へぇ、盗賊。 道理でそんな見え透いた攻撃ばっかり。
……骨ぐらいなら拾ってやるぜ?
[小馬鹿にしたように言う。足払い>>43を避ければ一歩ずつ後退して階段を下りられるのだから、むしろ好都合だった。
聞こえる羽ばたく音に、指笛に応えたことに安堵感と当然だという気持ちが入り混じって。]
(46) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
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/*あ、ごめんオスカー。 静止をかけたのは君たちになんだよ…w
(-11) 2014/01/11(Sat) 01時半頃
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……クラリッサとヨーランダが死んだ時。 お前、目の前に居たんだろ、オスカー。
[なんだ、と聞かれてそう紡ぐ。 そばに居たのなら、どうしたのか教えてくれと視線をオスカーに投げる。]
(47) 2014/01/11(Sat) 02時頃
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/* 今、なんか流れがしっちゃかめっちゃかになってる…
(-12) 2014/01/11(Sat) 02時頃
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……二人とも。悪くない表情の侭でした。
[向けられた視線に、瞳を伏せて答えた]
奥にあった、何も無い祭壇で眠らせたから…。 あの穴を塞げばそれできっと。 あの場所はそのまま、二人が眠る墓になると思います。
(48) 2014/01/11(Sat) 02時頃
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――……麗しき同族の絆、か。
[仲間の死に様を訊ねる声に、矛先が止まる。 揶揄する調子ではなかった。 人間にそれがあれば、軍人など必要ないだろうに]
(49) 2014/01/11(Sat) 02時頃
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…そうか。 2人とも…悪くない顔か。
[良かったという感情は自然と湧かなかった。 なにも感じない。流石は薄情だと言われてきただけあると我ながらに思う。 だけど、クラリッサの心は間違いなく悲鳴を上げていたと思うから、これで良かったのだとは思う。
オリーブ色と銀色を帯びたコバルトブルーの瞳を空へ投げる。 視線が翼竜とかち合うと同時に翼竜は急降下して此方へと飛んでくる。 ただし、途中で小さくなって。]
(50) 2014/01/11(Sat) 02時頃
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そうでしょう? その方が安心できるもの
[単調な攻撃は防御も単調になり易い。 盗賊が刺すのは一度切りなのだ。
ミッシェルの姿を身体の影に隠すようにしながら、ひたすら防御的に攻撃を仕掛けていった。 『ストップ』という言葉に一寸だけ動きを止めて、距離を取った]
(51) 2014/01/11(Sat) 02時頃
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……貴方は。それでどうするつもりですか。
ヨーランダさんから聴きました。 竜族の楽園。人も何者も及ばない世界。 確かにそれだけなら、決して悪くない事だと思います。 他の国を、世界を、人を滅ぼす事は認められないけど。
……僕は。月輝石を破壊します。 あれはもう、この世界に存在して良い物ではないと思うから。
(52) 2014/01/11(Sat) 02時頃
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[ドラゴンナイトが竜族の死を聞いている隙に、術式への集中に入る]
(情報がねー)
[光の魔術も忌々しくは感じていたがようだが、然程効果がなかったのは実証済み。だからどうするか。とりあえずいまいち動きがぎこちなく、槍に冴えがないミッシェルの動きをみて]
避けないでね、ミッシェルちゃん。 ペインスクイーズ
[苦痛を圧搾する風変りな術を行使し、闇色の手がミッシェルの体へと向かいその体の動きの弊害となる苦痛を奪い取る。 代わりに己の身に重圧と軋むような痛みが走るがどちらにしろ然程動かない自分には問題ない。 回復ではない処置であるため、術が終われば苦痛は戻っていくし、その間無茶なことをすれば、更なる痛みが後ほど襲うことになったりするが…まあミッシェルちゃんだからいいよね]
(53) 2014/01/11(Sat) 02時半頃
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/* 説得王オスカーのターン!
(-13) 2014/01/11(Sat) 02時半頃
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――……、
[戦闘に訪れたほんの僅かな空白に、息を整える。
やはり、普段より消耗が早い。 傷の痛みを庇っている影響で、無駄な動きが多いのだ。 まったく情けないと自嘲しつつ、幾らか、肩を上下させる]
破壊……?
[封印するのでは、なかったのか。いや、同じことなのか。 しかし、そうすれば。帝国は――完全に詰む、のではないのか]
(54) 2014/01/11(Sat) 02時半頃
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――……っ!?
[視界の隅に、向かってくる闇の手。 反射的に避けかけるのを踏みとどまったのは、避けるなという声による。 先に治療を受けていなければ、味方だと判っていても、避けていただろう。 正直、見た目は完全に攻撃呪文か何かである]
……、む。 助かる、見た目が良ければもっと有り難かったが。
[さすがに、ヤウズから視線を逸らして振り向くわけにもいかなかった。 失せた痛みに、そう声だけ返す。 あとでどうなるかは知らないし、仮に注意されていても、あとの反動を気にしていま死んだら元も子もないと無視したことだろうが]
(55) 2014/01/11(Sat) 02時半頃
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俺のすることは変わらない。 俺のやることは限られてる。
長生きしてると、明日もあるんだと思うようになる。 明日、死んでるかもなんて考えもしない。
………破壊?それは困るな、オスカー。 せめて、俺のやりたいことだけでもやらせてくれないと。
[そう言うと同時に翼竜が胸に飛び込んでくる。 その勢いのまま、身体が後ろに傾いて────]
(56) 2014/01/11(Sat) 02時半頃
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/* >>54 ご安心しなされミッシェルさん。 残り僕ひとりな時点で詰んでるのでござるよ!!ww
多分この後予想される、僕の持ち物
E.聖刃アイギス(固定) E.神環エイルの涙(固定) E.セシルの遺留品 E.ジェニファーの遺留品 E.ヘクターだかヤウズだかの遺留品
ほら!持ち物一杯で神器も2つくらいしかもってかえれにゃい!
(-14) 2014/01/11(Sat) 02時半頃
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[──そのまま階段を転がり落ちた。]
(57) 2014/01/11(Sat) 02時半頃
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これ、滅多につかわねーからその辺り考えてなかった。
[自分が痛くなる。距離をおいたら効果消える。など然程使い勝手がよくないから怠惰に任せてよく扱う攻撃魔術と同じにしてイメージを固定度を高くしていた]
神聖魔術ばっかかけるわけにもいかねーしな。
[知らない人間は結構いるが、魔力でとはいえ無理矢理回復させているのだから、そう何度も短時間でかけると体に支障がでる。 薬も飲み過ぎると毒になるのと同じでその代用品の一つのつもりだったが、使う機会が巡ってくるとは思ってなかった]
(58) 2014/01/11(Sat) 03時頃
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[こちらで受け取った痛みに顔を顰めながら、自分が最初にあったときと同じサイズの翼竜がヤウズのもとに飛んでいく。事態の転換をみて、気を引き締めなおした**]
(59) 2014/01/11(Sat) 03時頃
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明日。死んでもおかしくない。 僕達人間はそう考えて生きているけど。 それは竜族との大きな差なんだね。
……知ってます。僕の望みは貴方の意志とは対立する。 だから。戦うしかないなら、僕は貴方を――――。
[腰をゆっくりと落とし聖刃を構える。 敵は決して油断できる相手ではない。否、確実に自分よりはずっと強い相手なのだ。ならば、眼の前に立ちはだかるこの人に、僕は全力で......]
(60) 2014/01/11(Sat) 03時頃
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――――ふえっ!?
[声の低さ表情の真剣さ。戦闘の予感に神器を構えたのに。 全力で戦おうとしたのに何て事してるのこの人!? いや、階段転がり落ちたのだが]
って、変な声出してる場合かっ! 待てっ!!
[動揺してる間にもごろごろと、地下空間まで転がる何かの音に、ハッ、と意識を引き戻して、自分もまた、階段を段飛ばしに駆け下り始めたろう]
(61) 2014/01/11(Sat) 03時頃
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やらせない――ッ!
[頭の上を猛スピードで突っ切った翼竜がそのままの勢いで突っ込み、一見するとバランスを崩した姿は隙に見えた]
お先にっ!
[...は迷わずに階段を飛び降りた。 >>61空中でオスカーを追い抜かし、底で転がっていればヤウズにショートソードを突き立てようと構えたままに着地点まで追いかけていった]
(62) 2014/01/11(Sat) 03時頃
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いってぇ……。
[当たり前だが、転がり落ちたせいで当たりは打撲ばかりである。 クルチは転げ落ちる前に鞘に収めたお陰で、刀傷はない。 あちこちがギシギシと軋むが、なんとか起き上がる。 此方を見上げるコバルトブルーの瞳と目がかち合えば、笑ってみせて。]
(63) 2014/01/11(Sat) 03時頃
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おっと。
[きらりと煌めいた銀色に身体を横に避けて、それから視線を巡らせる。 どこだ、目当てのものは。一体、どこだ。]
(64) 2014/01/11(Sat) 03時頃
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無茶な……!!
[響く音に、驚愕を隠せない。 そりゃあ、まともに降りるより余程に早いだろうが――]
……私たちも追うぞ!
[シーシャに鋭く呼びかけ、先に駆けた二人を追った。 馬を下りた騎兵の足では、幾らか遅れることだろうか**]
(65) 2014/01/11(Sat) 03時頃
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無茶するなあ…っ。
[階段途中、空中からパティに追い越され、階下で小さく聞こえた風斬に、苦笑いを。 そして飛び込む様に踏み入れた地下空間には、ヤウズとパティの姿。そして]
(66) 2014/01/11(Sat) 03時半頃
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[その空間は、初めてこの魔都に訪れ程無く。 英霊の声に導かれて、神器を手にした場所]
…………あの光の鎖……まさか……
[其処には本来、四方四条、神造の清浄なる力を以って紡がれた四本の鎖が存在していた。 然し、今、中央のモノを戒める楔は、唯ひとつきりだった。
ならば、誰もがこう考えるだろう。 あの神器を誰かが放てば、何かが起きそうだ、と]
(67) 2014/01/11(Sat) 03時半頃
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小癪な!
[避けられたので勢いがそのまま残ってしまった。 前のめりとなり、片手を着けずに二転三転と転がった。 ショートソードは石畳の床と熱い仲となってしまったので転がる前に手放していた。
立ち上がったところでやってきたオスカーと合流し、地下祭壇へと踏み入った。 後から遅れてミッシェルが、そこから更に遅れてシーシャがやってくることだろう]
あれは……あれを解ける人はもう……
[居ないだろうと告げようとした]
(68) 2014/01/11(Sat) 04時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2014/01/11(Sat) 04時頃
|
……解けないでしょうね。僕達には……
[微かな言葉の倒置。その僅かな口振りで伝わるだろう。 意識の奥で、聖者と聖女が。ジムゾンとフリーデルの声が響く]
……でも彼の様、神器を手にはした物の……。 人の欲望、子を思う愛、追求した力、それらの最果てに…。 結果として、嘗ての英雄達と敵対した人達、魔に落ちた人達もいた。
そんな彼らの神器に籠められた思いは、重なる願いに応える――…
[そう。恐らくは。最期の封印を解く資格を持つ者は。 月輝石を求め、最期にルミア村の英雄達を裏切った者…オットーの神器は、応えるだろう。 月輝石を欲する、強き願いを持つ者を主と認めて**]
(69) 2014/01/11(Sat) 04時半頃
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[抜きに行けと頭の中で魔が囁く。 最初はゆっくりと歩き出して、次に早歩き。 小走りになって、最後は走り出す。 呼ばれるように、引き合うように。
翼竜はさっと左肩に退いてしがみついている。 たった一本の取り残されたようなソレ。自分で孤立していったかのような。 そろりとソレに手を伸ばす。ただの棒のような。 本当にそこに突き刺さっているだけの杭のようだった。]
…!!!
[……のに。握った途端、それは馴染み深いクルチへと姿を変えた。 しかも、使い込んだモノのようによく手に馴染む。
──抜かない?そんな選択肢があるわけなかった。 最初から“抜く”と決まっていたのだから。]
(70) 2014/01/11(Sat) 15時頃
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っ、
[──きゅぽんっ。 ワインの瓶からコルクを抜くような間抜けな音が鳴った。状況的にはあまりにも相応しくない。
ワンテンポ遅れて、この空間に溢れていく魔力。 心地良くも感じる真っ黒な、魔力。]
(71) 2014/01/11(Sat) 15時半頃
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……これは。
[駆け下る歩を止めて、肩越しにシーシャを振り向く。 階段の下から――封印の部屋から噴き上がってくる、嫌な気配。 魔法に縁のない自分にも判るほど濃密な、空気が肺に絡むのじゃないかと思えるほどの魔力が、その正体だ]
まあ……これは、選択肢はないな。
[なるほど、オスカーは正しい。 これはきっと、ろくでもないものだ。 少なくとも、いま地上に栄えている種族にとっては]
(72) 2014/01/11(Sat) 17時頃
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英霊を嫌った人が、英霊の武器を手にする 魔を滅ぼした英霊が魔に手を貸す――
どちらも、酷い、皮肉……
[魔力は見えなかったが、祭壇から漂ってくる嫌な風。 風はとても濃く、気持ち悪い。 背中に差したカタリナ様の神器から伝わってくる殺意の波動や、カタリナ様自身のお声も大層に五月蝿いものだった]
此処で破壊できるかは分かりませんが…… 少なくとも遺して良いものではありませんね
こんなモノで国土を回復しようだなんて――
(73) 2014/01/11(Sat) 18時半頃
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――どうかな。
[階段を下りた先、パティの独白に]
事実として、帝国は栄えた。 千年の歴史がある国なんて、そうはない。 だから、間違いだったとまでは、言い切れまいさ。
[もっとも、過去正しかった選択が、今も正しいとは限らない]
(74) 2014/01/11(Sat) 20時頃
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[囁く声が増えた。魔に咥えてもう1人。 ただ、囁くのは内側からではなく、外側から。
空間の中央に視線を向ければ、そこには確かに魔が言ったように見るものを虜にするような美しい宝石。そこから溢れ出る魔力。 身体に染み込むような心地の良い魔力。
あれを手にすれば、きっと…──、
自然と足はそちらへ向く。 手にするために、力を全てを。]
(75) 2014/01/11(Sat) 20時半頃
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|
『あれが君の求めてたものだよ。 僕らが求めるものだよ。さぁ、手にして…』
[囁かれる声。低いような高いような微妙な声。 これが、オットーなのだと言うのなら、それはつまり手を組めるものだ。]
(*0) 2014/01/11(Sat) 21時頃
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[小さい翼竜の勢いに押されるようにして階段を転げ落ちる落ちるヤウズ]
…あまり移動したくはないんだがな。
[ミッシェルの呼びかけ>>65愚痴っても仕方ないとはいえ、他者の苦痛も背負っていて動きたくない気持ちに逆らって歩く。だが進みは鈍く特に意識することなく最後尾となる。
途中で止まったミッシェル>>72にぶつかりそうになりながら肩越しに振り向くミッシェルと目を合わせることなく、地下から噴き上げる濃密な魔の力に顔を顰める]
月輝石?……いや、神器か。
[ひとりごちる。これは違う。これよりももっと…]
(76) 2014/01/11(Sat) 21時頃
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それはミッシェルちゃんに同意かな。 …神器にせよ月輝石にせよ。癖はあろうとも結局は単なる力なんだよ。正邪を問うことのない力。
あるいは…人間…いや、全ての種族は潜在的に魔を宿しているのかもしれないな。だから人間は昔、魔である人狼の力の源の月輝石を使えた。変わりに魔も神器を扱えてしまうのかもしれないけどな。
[ミッシェルの後をついていくように階下へと降りる]
(77) 2014/01/11(Sat) 21時半頃
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でも過去なんてもういいだろ。
今はただ、国の都合で引っこ抜いちまった神器のせいで起きた事件の尻拭いをする。
騎士は護るべきものを護る盾となり。 軍人は力なきものの刃となり。 母代りは自分の子供の未来に尽くす。
バラバラなようで同じなんて…笑える
[気持ちを落ち着かせるように言葉を吐く。 前にはでない。後衛に立ち鉄の根を地に軽く突いた]
(78) 2014/01/11(Sat) 21時半頃
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…帝国側の僕からすれば。 最終的にはこの力を扱う事を決めた、国父、ヴァルター・ルミアスの決定を否定する気は無いかな。 事実として、千年の平和が築かれたのは、この力のお陰だ。
だけど、何時までも平和の為に使い続けれるとは限らない、そういう事です。
[神聖魔法を未だ扱えない自分にもわかる。響き、語りかけてくる、濃密な魔力が。 津波の様に押し寄せる。視る者に強烈な存在感で惹きつける宝玉。
これを手にする者は確かに、世界も動かせてしまう]
(79) 2014/01/11(Sat) 21時半頃
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例え、今を生きる僕達が、また正しく、この力を扱えたとしても。 また1000年後には。また同じ欲望を持つ心が何処からか必ず現れる。 遥か遠くの未来で、また同じ危機を迎えさせるなんて事は
させません――!!
[溢れ出す魔力の根源に向かう者の横を鋭く通りすぎて。 振り向き。吹き抜ける魔力の中央へ近づけさせまいと云う様に、ヤウズの前で立ちはだかった]
(80) 2014/01/11(Sat) 21時半頃
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|
[前にはでない。だがこの噴き出すようなドス黒い気配に対抗するのは、外法を修めた神器をもつ己の仕事。
神よ。いや、悪魔でも良し。 この地、穢れをもって穢れを祓い。悪をもって悪を制さん。
[棍を着けた床から浸透するように、魔に対抗する退魔の力が流れていく]
(81) 2014/01/11(Sat) 22時頃
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――まあ、ね。 分不相応の力は、呪いみたいなものだ。 汗水垂らさず得た力は、使い方が判らない。
[小さく、溜息吐いて]
どのみち――我が共和国は、こんなものの世話にはならない。 国を富ませたければ、軍靴と馬蹄で大地を耕し、敵味方の血肉を肥やしとする。
それを善とは云うまいが――まあ、分相応なやり方だろうさ。
[槍を携え、オスカーを向かいに、ヤウズを挟むような位置に立つ]
(82) 2014/01/11(Sat) 22時頃
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いいえ、あれは良くない―― "矢張りあの時に破壊しておくべきだった"
[意識は半ば杖からの波動に飲まれていた。 カタリナ様の激情は留まることを知らない。 己を殺めたオットーへのものなのか、月輝石そのものへのものなのかは定かではない]
道なんて生命の数だけ存在する あたしたちの道が交わったのはたまたま だけど、アレハ、道を、可能性を吸い寄せる誘蛾灯
[背の杖を抜き、右手に持つ。 杖としての力を使うことはできないが、仮にも神器なのだからそれなりに耐久力はあるだろう。 左手にマインゴーシュ、右手に杖をショートソードのように持ち...はヤウズの後へと位置を取った]
(83) 2014/01/11(Sat) 22時頃
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/* ミッシェルと被りまくってるでござる 申し訳ない
(-15) 2014/01/11(Sat) 22時頃
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………。
[目の前に立ちはだかったオスカーに面倒臭そうに頭を掻く。 本当にこの子供は…────、
生きている姿を見た時、死に損ないだと思った。 あの時、確かに叩き落としたのが。 あの瓦礫の山に落としたのだ。勢い良く。]
……はぁ、どいてって言ったら……
──どいてくれる? [そんなわけないとは思っていても。]
(84) 2014/01/11(Sat) 22時半頃
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それで大地を耕す物が、鉄鍬と耕牛で、馬糞と腐らせた麦が肥やしになるだけで。 今の世界もずっと平和になるんだけどな……。
[視線の奥に光るのは携えられた槍。ヤウズの肩越しに彼女の姿を認める]
それでも。焼けて荒れた大地を耕す人が生きてさえいれば。 何れはまた大地も実りを取り戻す事が出来る。
……ミッシェルさん、背中は任せました……
(85) 2014/01/11(Sat) 22時半頃
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|
[面倒くさそうな障害物を見る目が、ヤウズから感じる気がした。 彼からすれば格下。それも殺せて無い事が妙な相手だ。
然し本当に、自分もつくづく命に興味の無い役回りばかりだ。 この魔都に訪れて、死線を彷徨ったのは何度だ?死に掛けた事も三度。 此処まで来ると豪運を通り越して、宿命と受け止めるしかない。 くっ、と唇が微かに笑みを形作る。
然しその総てが、自分ひとりの力では、確実に死んでいたと断言できる。 命を救い、命を救われ、その果てに今、自分はこの人と対峙しているのならば。
……最終結論は既にノンストップ。届かせるまで意志を貫くだけ]
(86) 2014/01/11(Sat) 22時半頃
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|
―――お断りしますっ!!
[言葉も意志も、お互いに確かめ合う時期は後ろの彼方。 後は力と意志を、壊れるまでぶつけ合うだけ。だから、ヤウズへと大上段に聖刃の煌きを振り下ろした。聖刃の重みも感じない程に力強く]
(87) 2014/01/11(Sat) 22時半頃
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――背中、背中ね。 そういうことは、その凛々しい顔を見せずに云うものだよ。
[笑みすら浮かべず、眉を寄せた。 騎士が告げるその言葉の意味が判らないわけではない]
――よし、任された。存分にやれ。
[槍先を、僅かに上向ける。中段。 オスカーがどう動こうと、フォロー出来るように]
(88) 2014/01/11(Sat) 22時半頃
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|
[――オスカーが仕掛けた。 本来ならばここで合わせるところだが、ヤウズの動きを注視する。
ヤウズだけではない。 パティ、シーシャはどう仕掛けるのか。
そのなかで、自分の立ち位置は?
預けられた背中を守るのに最適な――オスカーの隙を埋めるに良いよう、孤を描いて走る]
(89) 2014/01/11(Sat) 22時半頃
|
|
力に躍るのも躍らされるのもこれっきりにしたいとこだ。
[月輝石という力にも、神器という力にもだ。目的は一致している以上否はない。]
フォローは任せろ
[自分は動き回ることはなく。魔に呑まれぬように、退魔の力をもって、その場を魔に染められぬように勤め]
(90) 2014/01/11(Sat) 22時半頃
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|
そうだよなぁ…言うと思った。 その聖刃、こっち来たら重そう。
[後ろに退こうとして、2人居ることに気が付く。 自分には背中を任せられる相手が居ない。 死んでしまったと言うべきか。
ズルりぃなぁなんて呟きながら、聖刃を受け止めるつもりでクルチへと姿を変えたそれを構える。]
“英雄だと崇められるヤツはいつでも卑怯だな。 裏切り者だと罵られるヤツは何時でも愛をくれたのに。”
[普段よりワントーンほど低い声が言葉を紡ぐ。 それは間違いなく自分の中に居る魔の声だ。]
(91) 2014/01/11(Sat) 23時頃
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|
“卑怯だ。1つの何かに対して複数が群がる。 まるで、いじめっ子みたいな。”
まるで、自分が無力だと主張しているような。
[腰のクルチにぶら下がった竜石が煌めく。 どす黒い光を放つそれは溢れかえる魔力に呼応するかのように闇を深めていく。]
(92) 2014/01/11(Sat) 23時頃
|
|
[>>87戦士の討ち込みに手を挟める程には現状の自分の装備は心もとないものだ。 特に神器同士の戦いとなれば其れは顕著となる。
結局のところオスカーがピンチになるまでは突っ込まずに、遠巻きに妨害に徹するのみだった。
左に4本、右に3本残っている飛刀をタイミングを見てヤウズの足首を狙って投擲しながら、ヤウズの視界の端にちらちら映るように移動するのだった]
(93) 2014/01/11(Sat) 23時頃
|
|
[鬱陶しい。そうヤウズと翼竜が思うのは同時だった。 視線も交わさぬままに翼竜がヤウズの肩から降りる。
投げられたナイフは翼竜が翼を力強く羽ばたかせて勢いを殺して床に落とす。 ヤウズに無駄な動きが生まれないように。]
(94) 2014/01/11(Sat) 23時頃
|
|
[聖刃の重量ある強力な一撃に、造りとして劣るクルチなど、叩き潰せる。 …とは思わない。ヤウズの手元に煌く刃。黒の闇を放つ竜石を掛けた、神器は、聖刃と同じ、決してこの世の物でない人外の武器だ]
……愛……?
[低い声、口調の所為だろうか、微かに気に触る言葉。 紡がれた言葉に気掛りを覚え、微かに眉を顰めたが、解る事もある]
(95) 2014/01/11(Sat) 23時半頃
|
|
やっと真正面から会えたね……。 あの時は、穴に叩き落されたけど。今度こそ負けない。
[卑怯と云う言葉も、髄分癪に障るが、それが今更動きを止めるほどの物ではなかった。 闇の深まりを感じ、より強い警戒を生み出す。
打ちかかる。横に薙ぎ払い、上段から叩き潰す。 防御行動に出て、後の先を取るなんていう悠長な真似もせずに、まるで、溢れ噴出す魔力に、1分1秒も無駄にするなと告げられている様に苛烈な攻勢だった。 当然、重量のある武器を振り回す事で、生じる隙は幾つも。然しそれらは丸ごと、任せる]
(96) 2014/01/11(Sat) 23時半頃
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/* オスカー、神器に竜石はついてなry 本来の武器がクルチだからややこかったねごめんね
(-16) 2014/01/11(Sat) 23時半頃
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[翼竜の羽ばたきが、ナイフを落としたのを目に]
――蜥蜴が、賢しらにッ!!
[懐に差し入れた手を、抜き様に翼竜へ突き出すように。 掌に収まっていたのは、パティからもらったトリモチの小袋>>3:73。 邪魔な翼を幾らかでも封じようと、白くてべとべとしたものが中空に撒き散らされる。
そうしたあとで、おかしくなる。 笑い出したくなるのを抑え込んで、これも成長というのだろうかと自問する。 こんな小物を用いた戦いなど、数日前の自分なら、名誉に反すると肯んじなかったろうに]
(97) 2014/01/11(Sat) 23時半頃
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[聖刃を受けとめる。普段は感じない筋肉の盛り上がりと、血管が浮き出るような感覚がしたような気がした。]
“愛をくれた。 貰えないならあげようと。”
[魔に聞かされたミナカタという一族について思い出しながら、受け止めた聖刃をクルチの湾曲を利用して受け流す。]
“ちゃんと何回も出てきてやってンのに。 オマエがオレだって気が付かなかっただけだろ。”
[負けないという言葉を魔と一緒に鼻で笑って。 握るクルチに力を籠めるが、すぐにその力は抜いて。 余分な力は疲労を生むだけだ。
丸出しの隙を狙おうとも、補うように槍が飛んでくるからさぁ困ったと思いながらオスカーを見やる。
ふと、自分の腰に目を向けて。 現在の装備:クルチが二本]
(98) 2014/01/11(Sat) 23時半頃
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『デジャビュだな。』
[息を吸い込んで火炎を吐き出す。 あの時、燃えた白いそれが今、燃えないわけがない。 黒ずんだそれは床へと落ちる]
(99) 2014/01/11(Sat) 23時半頃
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[飛刀が羽ばたきで叩き落とされる。 なるほど、あの小さい翼竜はとても、厄介だ。
続いてミッシェルが投げたトリモチも炎で焼かれるのは以前見た光景。 ブレスを吐いているのに合わせ、翼竜へと飛刀を投擲した。
オスカーがヤウズへと集中できるよう、狙いを翼竜へと変える]
(100) 2014/01/12(Sun) 00時頃
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デジャビュね――、
[翼竜に、クッと喉を鳴らす。 どのみち、防がれる前提で駆けていた。 ナイフが落とされるのだ。それより余程、表面積の広いものだからと。
それが炎で焼かれるのに、変わっただけ。さして、違いはない。
いや、むしろ。 予備動作の要るブレスのほうが、隙が多くてありがたい――]
――これも経験済みか?
[深く踏み込んで。その幅広の翼に向かって、槍を薙ぐ。 翼竜への攻撃に出た合間、オスカーへの援護は途切れるが。 この翼竜を放置するほうが、よほどに邪魔だ]
(101) 2014/01/12(Sun) 00時頃
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『なっ。』
[ナイフが刺さると思ったら、身体が吹っ飛んだ。 何事かと思えばヤウズに蹴飛ばされたらしい。 こちらへ飛ばされたナイフはヤウズの足に刺さっている。]
ってぇな。 どこ見てんだよ、エンプレス。
[そう言ったヤウズに翼竜は目を瞬かせる。 示されたのは、確かに愛だ。]
(102) 2014/01/12(Sun) 00時頃
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/* 四人も応対は大変そうだから現状維持風味にしておこうってことになったという。だが待たせてたら・・・とかおもうが、大丈夫だよな・・・(どきどき
(-17) 2014/01/12(Sun) 00時頃
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てめぇらの敵はこっちだろーが。
[神器を左手に持ち替えて咄嗟に腰のクルチを引き抜いて、翼竜に向かって放たれた槍を弾く。家族が死ぬのを見るのは流石にもう、ごめんだ。]
(103) 2014/01/12(Sun) 00時頃
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/* 若干しんどいから転がっていよう・・・
(-18) 2014/01/12(Sun) 00時頃
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月輝石は元々、僕達の物じゃない。 元の所有権はそちらにあった。だからそれを手にする権利を主張するのは構わないけれど。
過去の悲劇を繰り返さない為にも。 僕達は、月輝石を破壊するという形で、君達を甦らせない。
テルス・ノクスの歴史は……これで終わりにする……。
悪いとは、思わないよ
[両手構えのクルチ。ヤウズと何合も、隙も省みず聖刃を振るう中で。 言葉は、魔に向けられていた]
(104) 2014/01/12(Sun) 00時頃
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やるッ……!
[穂先と刃が噛み合って、金属質の音が響く。 その衝撃は、傷にはまったく優しくない。奥歯が鳴る]
まあ――確かにそうだが。 その敵をやるのに、邪魔だったものでね。
[薙ぎ払った槍を戻すあいだに、軽口を織り交ぜて]
(105) 2014/01/12(Sun) 00時頃
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あら
[翼竜を庇い傷ついたヤウズにほうと嘆息をついた。 互いを庇いあう姿は悪くはない、が――]
貴方に投げたらまたそいつが落とすでしょ?
[一回で二本ずつ、残っている飛刀は一本だけ。 試しにヤウズに投げてみればやはり翼竜に叩き落されただろうか]
(106) 2014/01/12(Sun) 00時半頃
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“悲劇とか、勝手な都合でしゃべってンなよ。 オレたちの歴史の終わりはまだまだ先だ!”
[クルリと右手のクルチを回す。 ナイフが刺さった右足が──痛い。 じわじわと熱を帯びたそこは、力を入れる度に貫くような痛みを与えてくる。
聖刃を受け止めるのにはかなりの力が必要であり、かなりの衝撃を受け止めなければならない。痛みで動けなくなるなんて時間の問題だった。 銀色を帯びたコバルトブルーの瞳が、オスカーの隙を捉える。 そこへ目掛けて、横殴りに左手のクルチを右から左へと。]
(107) 2014/01/12(Sun) 00時半頃
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勝手な都合?そうだね、僕達の都合だ。 君達の手で、人が危険に曝され無い為に。
僕達が終わらせるか、君達に終わらせられるか――
[相反する二つの歴史に両立の道はやはり無い。ならば。
その時、銀を帯びるコバルトブルーの視線に射竦められる。 振り落とした聖刃。幾度も防御行動も省みず振り回す神器。疲弊が余りに大きく。 大きく開いた右半身。眼前に差し出す様にさらけ出してしまう隙。流石にまずい、と瞳を大きく見開いた]
(108) 2014/01/12(Sun) 00時半頃
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てめぇには邪魔でも、大事な家族なんでね。
[吐き出された言葉に翼竜は呆然とした。 あれ、今なんて?ヤウズの家族は義母だけだったのでは。そんな想いが頭を過ぎる。そのせいで遅れた。 ヤウズへ投げられたナイフへの反応。 手加減をしなかったのか、出来なかったのか。どちらにせよ、かなりの距離を飛ばされてしまったせいで間に合わないかもしれない。 それでも必死に翼を羽ばたかせる。
───が、]
『っ、ヤウズ!』
[間に合わなかった。 右足に力を入れたせいで力が抜けたのか、僅かにヤウズの身体が右に傾く。まるで、切っ先に飛び込んでいくかのような身体の動きに悲鳴を上げそうになる。]
…っ、うぐぅっ!?
[何とか身体の傾きを立て直そうとはしたものの、間に合わずにナイフが脇腹を掠めていく。
思ったよりも深く、鋭く。]
(109) 2014/01/12(Sun) 00時半頃
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『ヤウズッッッ!!!』
[今度こそ、悲鳴を上げた。]
(110) 2014/01/12(Sun) 00時半頃
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ふたつにひとつか。 なら、終わるのはお前らだな。
[そう、思いたい。 だが、身体が傾いたせいで狙いが外れる。 当たったとしても掠り傷程度だっただろうか。
脇腹には鋭く痛みが走る。右手に握ったクルチを思わず落としそうになるが、何とか握り直して。]
どこ見てんだ、エンプレス!!
[悲鳴を上げた翼竜に叫んだ。]
(111) 2014/01/12(Sun) 00時半頃
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――そう、勝手な都合だとも! 当たり前だ――いま、この地で生きているのは私たちだ! 千年前の亡霊の都合に合わせてやるには、ちょっとばかし、失うものが多すぎる!
[オスカーの隙を狙った、ヤウズの一撃。 弾くにも、ヤウズを討つにも遠く――ならば]
悪いが――その首は、私が予約済みなんだ!
[オスカーに迫る刃めがけて、躊躇なく神器の槍を投じる。 この先は戦い辛くなるだろうが、オスカーを失うよりはマシなはずだ]
(112) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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それがどうしたってんだか。
[卑怯だとか群れてるだとか。開き直るように言いながら、斬りかかるオスカー。槍で翼竜を退けようとするミッシェル。ナイフで援護するパティ 場を濃密な魔で満たさぬようにしながら、目は鎖が失われた柱をみて]
(113) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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一日に二回も抜く羽目になるとはね!
[そのまま、腰に提げた騎兵刀を抜き放つ。 リーチは先までとは比較にならないほど短くなる。 援護をするにしても、より踏み込む必要が出てくるだろう]
(114) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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[斬られる。そう覚悟した危機は変転した。
右へ傾く身体。ヤウズの脇腹を掠め、こちらにまで赤色の雫を飛ばすナイフの鋭利な刃。 本来、これ以上無く正確無比に頚部を捉え、一撃で赤の海に沈められたろう刃は、がきん、と。
額を浅く割り、肩を掠める刃。 赤の線が、片目を閉じた視界で細やかに舞い、床面に突き刺さるは古めかしいも美しく映える戦槍の神器]
(115) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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…ちっ
[飛んできた神器に右手のクルチが弾かれて吹っ飛ぶ。 残念なことに、脇腹と右足の傷で握る力が弱っていたようだ。]
『ヤウズ、すまない。大丈夫か?』
…大丈夫に見えるか?
[ヤウズの元に戻り、そう声を掛けるが、飛んできた問いに押し黙る。 ──はっきり言って、見えない。 脇腹が避けたロングコートの裂け目からは血が止め処なく溢れ出して身体を黒いロングコートに見辛い染みを作っていく。]
(116) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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[ちらりとコバルトブルーの瞳がヤウズを映す。 ──無理だ。この状態で無理してオスカーの相手を出来たとしても、騎兵刀を握る彼女の相手を同時には。
そう判断すれば、はやかった。 ヤウズの普段より低い位置にある肩を踏み台にして、ミッシェルの方へと突き進む。
弾かれたように視線を翼竜に向ける。 あれ、この軌道…。 一瞬、目の前が弾けた。この先を見たくないとでも言うように。]
(117) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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[そうか、僕の命は既にこの人に予約されている。 この人の命が僕の物なら――僕もこの人の物な、ワケで]
……………あっ……。
[戦闘に集中しなければ成らないのに、ほんのりと朱が混じ入る。 今漸く気づいたのだ。あの時叫んだ言葉は聞き取り次第で。 恐ろしく恥ずかしい事を口にしていたのだと。恥ずかしくて、むず痒いが。
必要以上に、意識して聖刃を握る両腕の力で、叱咤していた]
(118) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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[鬱陶しいほど知識が流れてくる。無念という意識を従えて。 神託を受けた羊飼い。聖者や聖女。彼らの神器は月輝石を封印するために力をおいていた。
裏切り者の神器は、月輝石への執念を縛とし、だが利用しようとする欲に反応し、新しき時代にて力を求める手がくれば目覚めるスイッチとした。
では、隠者の神器はといえば…魔が強くなり目覚めるときに神器としての役割を思い出させる仕掛け。月輝石の目覚めにすぐに反応できるように封印という形で置かれていた]
(119) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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[ひとりでは、到底敵う人では無かった。 だけど後少し。銀と青と、そして黒色の魔力に溢れるその人へ向けて]
――はぁ、あああっ!!
[斜め下から、斜めへ上に、腕と身体の両方を振るう様に。 聖刃はひと息に、ヤウズの胸元を狙うように、鋭く振り上げた]
(120) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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――悪いね、オスカー。 背中を預かるには、少し心許なくなった。
[利き手に騎兵刀を握り、息を整えながら、半瞬だけ笑う。
シーシャの魔法で痛みは消えていても、体力まで戻ったわけではない。 数合の打ち合いで、間が必要になった。やはり、どうにも情けない]
(121) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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[最後に台座に置かれた。隠者の経験と知識が積まれた神器は、次何かあった時の布石。]
"聖陣"
[意識に反して声が漏れる。 地下聖堂の天井付近に陣が描かれ光の玉が四つくるくると輪を描く。それはヤウズに落ちていくわけではなく。ただこの空間の争いを見守るように]
(122) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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[おそらく、その半瞬が隙になった]
なッ――、
[身体それ自体を弾丸のようにして、突っ込んでくる翼竜。 槍があれば、刺し貫けたろう。隙がなければ、余裕をもって避けれただろう]
――づッ!?
[咄嗟、振るった騎兵刀は竜鱗に喰い込み、手からもぎ取られ。 そのまま、翼竜ともつれあうようにして、後ろに吹き飛んだ]
(123) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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大切な家族が居るのに……
[...は飛刀がヤウズの身体を掠めた時、追撃の姿勢に移れなかった。 戦場に出るのであれば死も覚悟する。 自分はする必要はなかったが、それでも死ねば其れは自己の責任だと思っていた]
他人の家族を、どうして奪えるの……
[しかし、戦に関係のない者も奪われてしまう。 彼は今、家族を奪われることを悲しんでいるのだろうか]
(124) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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[聖刃の切っ先が胸元に向く。咄嗟に神器を左手に持ったまま構えるが、それで保つかと言われれば、至極怪しい。
貫かれてもおかしくなかった。 しかも、意識は未だに翼竜の方へと向いている。]
ぁ…、
[血だらけで鉄の味がする口の中を恥ずかしげもなく晒すハメになったのは、目の前の出来事だった。
懐から飛び出したのは木で出来た荒削りの大きな杖。 それが聖刃とクルチの間に割ってはいるように宙を舞い、うっすらと銀色を帯びた何かを展開する。
昔、よく目にしたそれは必ず自分を護ってくれた。 ──障壁。そう呼ぶのが正しいのだろうか。 懐かしい魔力は愛しい義母のもので、自然とオリーブ色の瞳からは血涙が零れ出す。 銀色を帯びたコバルトブルーの瞳は優しげな色を灯したままで。]
(125) 2014/01/12(Sun) 01時頃
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ミッシェルッ!
[後方へと吹き飛んだミッシェルへと駆け出した。 横から割り込めるものならば割り込むべきだった。 しかし、一瞬呆けたが故に其れを見逃してしまった]
死んでない? 生きてる?
[創だらけの身体にあんなに強い衝撃が加われば傷口がまた開いてしまうかもしれない。 空を舞う埃が一人と一匹の姿を覆い隠していた。 ...は手で扇ぎながら近寄っていく]
(126) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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[でも、何故だろう。 ふと視界に入った己が手にする神器は淡く黒いの光を放っている。 ──呼んだ?呼んだのか?この神器が。
だが、考える暇はすぐになくなる。視界の隅で捉えたのは赤い液体。 そうだ、あの子が飛んで行ったではないか。 飛んで…行って……]
エンプレス!!!
[吹き飛んだ。女と一緒に。赤いナニカを撒き散らして。]
あ゛ぁあ゛ああああッ!?
[意味を成さない声が叫びになって漏れた。 ちがうんだ、ぼくがしてほしいのはそうじゃなくって。 チガウンダ、ボクガシテホシイノハソウジャナクッテ。
チガウンダ、ズット傍ニイテッテ。 ソンナフウニシテホシインジャナインダ。]
(127) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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[死ンデタラドウシヨウ。 今度コソ、独リニナッチャウ。 息ヲシテナカッタラドウシヨウ。 確カニ強クナッタハズナノニ。]
エンプレスニ近寄ラナイデェェエエッ!
[訳が分からなくなって、気が動転して、昔の言葉が覚束ない頃に返っていた。
咄嗟に右足に刺さったナイフを引き抜いて、翼竜の方へと近づく女に向かって投げていた。投げることに関しては、あまり上手くない。 使用する飛び具は銃なのだから、手から武器が離れていくことはない。 だから、掠りすらしないかもしれなかった。 それでも、歩みを止められればと]
(128) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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/*やば、必死に巻いてたけど更新時間が過ぎてから気が付いた。 コミットしたから時間延びてる
(-19) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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ッ……、
[どこかの傷が開いたらしいのは、濡れる感覚で判った。 だというのに痛みがないというのが、怖ろしい。 開いた傷がどれだけ重いのか、よく判らない。 痛みというのは、危険から遠ざかる人の本能みたいなもの。 それを麻痺させる魔法というのも良し悪しだな――そこまで考えて。 ああ、シーシャは闇属性遣いだったなと、妙に納得することになった]
――お生憎だが、まだ生きてるよ……、
[こちらに歩み寄るパティに、埃で咳き込みながら応じる。 生きているかどうかといえば――翼竜はどうなった。 ある程度の手応えはあったが、舞い上がった千年分の埃のせいで、確たるところは判らない]
(129) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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[愚かなれば自らの業に従って魔に滅ぼされる道を望み。
戦う意志があればこの力を託すものの意思に任せ
新しい路をゆくときは―――]
(130) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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[胸元を貫けるか、そろそろ此方の身もボロボロになりながら振るった剣で]
……アイギスの障壁……?
[違う、確実に違うが、何故だろう、どこか暖かい? 黒色をした物と質のどこか違う魔力?銀の奥に見える、少し無骨な木造りの。 オリーブの瞳から、赤い涙が流れるのを視て]
(131) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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『…………。』
[結構、深く刺さった。 勢い良く突っ込んだのだから当たり前か、と自嘲する。 ヤウズは守れただろうか。いや、守れたはずだ、大丈夫だ。
ヤウズが居るであろう場所に懐かしい魔力を感じて、嗤えてくる。 自分がこんなことしなくてもヤウズは守れたんじゃないかと。
気を抜けば意識が飛んで逝きそうだった。 だけど、意識を飛ばせば最後には返って来れないような気がして必死に耐え続ける。 聞こえた覚束ないカタコトの言葉を懐かしく感じながら、大丈夫、生きてると伝えたかったのに、口からはひゅうっと息が漏れただけだった。]
(132) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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[ヤウズと共に、視界の端で捕らえた赤色の雫]
ミッシェルさんッ!!
[吹飛ぶ金髪、翼竜の赤。眼の前からは意味を成さない叫び。
翼竜を。家族を奪われる痛みに悲しみ。 声に出しても尚足りない、魔力よりも鮮烈に迸る感情。 知っている。僕はその痛みを。だから瞳を伏せる]
(133) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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[正気を失くしている、そんな悲痛な叫びにも似た声で、ナイフが煌く。
家族を失くし、仲間を失くす悲しみは、誰に対しても理不尽に訪れる。 何度も何度も、どこかで誰かが何かを失くす。 何時は何処か、それが自分に悲しみが降りかかる番になる。
――長く、生き続ければ、そんな悲しみは、生き続けた分、降り注ぐ]
(134) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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[ふと意識の裏側で、茶と蒼の瞳を浮かべる娘が通り過ぎた。 そう、彼女は最期の時を、仲間の傍でと、強い意志で悲しみの中でも、穏やかに眠りを迎えた。
竜族の楽園。少数民族の悲哀、そう告げていた銀髪の竜騎士が過ぎる。 そして眼の前で、唯一翼の翼竜に、気を動転させて悲鳴する男を見る。
…………微かに、銀髪の竜騎士が告げていた、悲哀の意味を掴めた気が、その時、した]
(135) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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[少しぐらい落ち着けと頭の中で魔が喚く。 目の前が赤く弾けて、それからわけがわからなくなったままだ。
──知ってる。 俺は…ぼくは、この感覚をしっている。]
(*1) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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|
[だけど。否、だからと云うしか無いのだろうか]
――――ごめん…。
[唯その時、ひとつ呟いた。それだけで。 その行為はまたひとつ、家族を、仲間を、引きちぎる行為である事を、また強く自覚してその上から。
ぐうっ、とヤウズへ向けて神器の刃は突き出された]
(136) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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|
え、なっ!?
[奇声にも似た声色とともに飛んできたナイフ。 ナイフはくるりくるりと回転し、明らかに素人の投げ方だと分かるものだった。 ただそれは竜族が投げたものであり、潜在的な肉体能力に優れる彼らの投げる其れは自分のものよりも圧倒的に早かった。
何時もの様に、剣の腹で受け流す―― そう考え右手に持つものを振り上げたが、其れは剣ではなく杖だった。
飛んできたナイフはくるりくるりと空中で軌道を変えて落下し、杖をすり抜け――]
ぐっ!?
[...の太ももに深く突き刺さった。 着けている革鎧は要所を護るものであり太ももはガードされていない。 ...は久しぶりに感じた激痛に、床へと倒れ伏した。
最大の武器である、機動力を殺がれて]
(137) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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|
……力…貸せや。
[ミッシェルが体を動かすたび、傷を負うたびに、己に痛みが生じるのに、感覚は冴えていた。
哀れなまでに叫ぶ男がいた。そうだ、敵だった。長く長い間飛んでいた意識は、時間にしては一瞬だったようにも思える]
(138) 2014/01/12(Sun) 01時半頃
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|
は――……、
[己を案ずる、オスカーの声。 命のやり取りの只中で、そんな甘さを示されたことが嬉しくないといえば嘘にはなるが]
――阿呆! 女を気にしてる暇があったら、剣を振れッ!!
[そんな甘さに甘えたら、同じ場所に立っていられない!]
(139) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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|
[魔だろうが、竜族だろうが、相容れないとなったならば、戦わねばならない。]
踏み躙る
[戦う意志さえなくしたら、望む心さえなくしたら、それはただのガラクタだ 輪を描くように漂っていた光の玉を一つにまとめ剣と化して落とす。
欲を背負い、裏切り者と叩かれながらも、繁栄を願った男の神器へと]
(140) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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|
[オスカーの呟きに反応して其方を見る。 真っ赤なナニカを見たその時から、視界が赤く染まって全てが翼竜に─エンプレスに手を出すあの頃の人間に見える。
あの頃より遥かに力があるはずだから、だからちゃんと護れるはずだ。 エンプレスに傷1つ負わすことなく護れるはずだ。
目の前に展開された銀色を帯びる障壁越しにオスカーを見る。 オリーブ色の瞳に正気の光は灯っていない。ただ、再び深い闇を映し出す。 しかし、銀色を帯びたコバルトブルーの瞳は何でもないかのように優しげな光を保ったまま。]
(141) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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[聖刃の切っ先を目の前の障壁が阻む。 慣れ親しんクルチへと姿を変えて見せた神器は、義母(ハハ)の杖を呼び出し、籠められた魔力を引き出した。
その為に淡く黒い光を放つ神器が酷く魅力的に見える。最初に手にした魔銃よりもずっと。
─欲する者の手助けとなるものを呼び起こす。呼び寄せる。 それがこの神器の能力だったが、そんなことをヤウズが知るはずもなく。]
(142) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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|
[──でも。 例えそんな優秀にも思える神器を手にしていても、出血で失った血を補えるわけではない。 変わらず脇腹から流れ出る血に加え、ナイフを抜いたことで出血の勢いを増した足のおかげで、視界がチカチカし始めている。
それでも。それでもふらつく足に力を籠め、ふらふらと立ち上がる。 護らなくちゃいけないから。やり抜かなくちゃいけないから。 大事な家族を翼竜攫いの手から護らないと。]
(143) 2014/01/12(Sun) 02時頃
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[障壁は切先を阻む。黒い光。しかし暖かくも柔らかい魔力。 護る為に。翼竜の元へふらふらと立ち上がるその姿に、微かに刃を引いた]
…… …… ……。
[その場の誰もが、何時倒れ伏しても不思議で無い程傷つき消耗している。 その中で、唯ひとり敵として対峙するヤウズは、既にこのまま何もしない内に死んでも可笑しいとは思えない失血なのに。
それでも尚、己の危険よりも、翼竜の事を優先するのか。 その想いを護る様に、彼を慈しむ杖の障壁は、再び聖刃を叩き付けども、硬く、害を閉ざしていた]
(144) 2014/01/12(Sun) 02時半頃
|
|
[弾き飛ばされたクルチが竜石をぶら下げてかえってくる。 咄嗟に柄を掴んでキャッチして、視線を左手に握った神器に向ける。 淡い黒を放ったまま、そこに存在しているソレを少しの間だけ見つめると、翼竜が吹っ飛んで行った方に歩き始める。
しかし、さっき手にしたばかりの神器は手から左手から滑り落ち、カランッと高い音を立てて、床と熱い抱擁を交わす。
手から離れても淡く黒く輝く神器は荒削りの大きな杖に力を与え続けるが、それは神器が壊れた時点で考慮を無くし、杖もまた、地に伏せるのだろう。]
エンプレス、ドコ…?
[視界がほとんど霞んで何も見えなくなり始めている。 痛覚も麻痺し始めて、痛みを感じなくなってきた。]
ドコニイルノ……
[ほとんど何も、見えない。 自慢の鼻が、利かない。]
(145) 2014/01/12(Sun) 02時半頃
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ミナカタは、×考慮〇効力
2014/01/12(Sun) 02時半頃
|
[カランッ。そんな硬質でうら淋しい音色は、心なしか大きく聴こえた。
もう、神器を落とした自覚も無いのだろうか。 そんな物よりも、今は唯、ひとつ切りの元に向かう想いが強いのか。 のろのろとした歩み。ぼたりと零れる赤い雫。それらを推す意志]
――――……
[聖刃の巨大な刀身を、中空にまで引き摺りあげて。 淡くも黒く輝く。求める者を助く神器に向けて切先は、勢い余る様に、地面へ縫い止めんと振り落された。
だが、その神器が砕かれ、彼を護る障壁がもう再びその力を生み出す事は無くなろうとも。 聖刃は、ヤウズの背中へ向けて振るわれる様子は無く、唯静かに待たれていた]
(146) 2014/01/12(Sun) 03時頃
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――……、は、
[こと、ここに来て。 男が求めているのは、相棒たる翼竜。
自分も騎兵だ。その気持ちは、幾らかは判った]
……呼んでるぞ、お前。
[空気の漏れるような音>>132。声が出ないのか。 自分と同じくらいぼろぼろで、同じように転がる翼竜。 本来ならば、この翼竜にも止めを刺すべきだっただろうが。
その瞳を眺めて――、――戦うのをやめた]
――……お前の翼竜は、こっちだ。 ここにいる――生きている。
[そうだけ、口にした]
(147) 2014/01/12(Sun) 03時頃
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[乾いた音が近くでした気がした。 同時に、感じていた暖かい魔力は消えてなくなる。 懐かしいと思った魔力。愛しいと思った魔力。
だけど、今はそんなことより。]
エンプレス…
[生きていると言われて、こっちだと言うその声が聞こえる方へ足を運ぶ。 見えないんだ。匂わないんだ。
ただ、聞こえるんだ。
声が、
音が、
鼓動が。]
(148) 2014/01/12(Sun) 04時頃
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『………。』
[呼んでいるぞと言われて、そこにいる女を見やる。 何故、トドメを刺さないのか。 何故、呼んでいるだなんていうのか。
何故、ヤウズを此方へ呼ぶのか。]
[あぁ、どうしよう。こんな姿を見られたら。 どうしよう、きっと彼は発狂してしまうかもしれない。
そこまで考えて、ふとおかしくなった。 どうして発狂するなんて思うんだ。……あぁ。そうか。]
(149) 2014/01/12(Sun) 04時頃
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[──翼竜攫いが来ると、決まってそうだったからだ。 威嚇するように牙を剥き出して、我が子を護る母親のように片っ端から噛み殺していく。そして、私が傷つく度にボロボロと泣いた。
そこには確かに愛があったのだと今更ながら思う。]
(150) 2014/01/12(Sun) 04時半頃
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[とにかく、この状態をなんとかせねばとふらふらと起き上がり、手で刺さった騎兵刀をなんとか引き抜く。
どばっと血が溢れるが、気にせずにふらふらと飛び上がってヤウズの方へと飛んでいく。]
(151) 2014/01/12(Sun) 04時半頃
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っ、
[ドサッと膝から崩れ落ちる。 普段はしないが、クルチを杖代わりに立ち上がろうとするものの、足に入らない力にもう無理なんだと悟る。]
エンプレス、ドコニイルノ…コッチ…?
[手を伸ばした先は声が飛んできた方とは逆だったが、そんなことすら気が付かない。 ただ、そっとその指先によく知った鼻先が押し当てられた。]
『私はここだ…』
[しゃべる度に腹から血が溢れるが、ヤウズの焦点が合っていない瞳を見て悟る。 ──もう、なにも見えてない。]
(152) 2014/01/12(Sun) 04時半頃
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/*このタイミングでなんですが。 なんとなく翼竜で検索かけたら、地球上で初めて空を飛んだ哺乳類なんだってね。
…………ごめんなさい。
(-20) 2014/01/12(Sun) 04時半頃
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ヨカッ、タ。 ネェ、怪我シテナイ?
[ヤウズの問い掛けにギクリとするが、していないと嘘を吐く。 そんな問い掛けをする時点でわかっていた。
──嗅覚も、ダメになっている。]
ボク、強クナッタカラ、エンプレス、護レタネ。
[へらっと笑うその姿に、そっと目を逸らしたくなった。 自分を映してないその瞳に安堵していると同時に悔しかった。]
(153) 2014/01/12(Sun) 10時半頃
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不思議、だなぁ…
[不意にヤウズの言葉がハッキリと確立する。 笑みの浮かんだその顔にエンプレスは首を傾げる。
どうしたのだろう、何が不思議なのだろう。]
俺、お前がどんな表情してるかわかるんだ…。 笑って、くれてるんだろ?
[焦点は合っていないのに、しっかりと此方を向いて自分を色の違う瞳に映しながら、ハッキリとそう言って目を見開く。 笑えるわけ、無いだろ。 だけど、それでも徐々に顔に笑顔を形作る。 上手く笑えているかどうかなんて、ヤウズの瞳に映る自分の顔を見れば一目瞭然だ。
─酷い顔だと思う。 今にも泣き出しそうな顔で笑ってる自分。 とても、ヤウズの求めている笑顔には見えなかった。見えなかったのに、ヤウズは嬉しそうに笑って口を開いた。]
貴女なら笑ってくれると思ってた……
(154) 2014/01/12(Sun) 12時頃
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────母さん。
[そう言うと同時にヤウズの両眼から光は消えて、手は力無くダラリと落ちる。寸分違わず、ドサリと身体も倒れて。 クルチについた竜石はどす黒い色を退いていき、うっすらと白濁のかかったオリーブ色に戻るものの、すぐに白濁に覆われて一筋の罅が入る。 そんな中、エンプレスは呆然としていた。
今、なんて言った? 私の名前じゃ、なかった。 最期に映したのは私じゃなくて。]
『ぁ…あぁ…っ』
[私じゃなくて、]
『あぁぁあ゛あ゛ああ…っ!』
[あの人じゃないか!やっと見てくれたと、やっと愛をくれたのだと思ったのに!最期まで私はあの人以下か!]
(155) 2014/01/12(Sun) 12時頃
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えん、ぷれす……お前なら、笑ってくれると……
[掠れてほとんど言葉になっていないことに本人は気づいていないのだろうか。それでも尚、口を動かし続けている。]
おも…って…た…
[知らない。絶望の色を映したまま、ヤウズの上に落ちて息絶えた彼女は何も知らない。 それだけ言って、満足そうに目を閉じたことも、なにも。]
(156) 2014/01/12(Sun) 12時頃
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[沈みゆく意識の中、声が聞こえる。 自分よりワントーン程だが低くて心地良い声。]
『オレ、幸せだった…。昔、オマエとそっくりのチビに助けられたンだ。 同じオリーブ色の瞳(め)をした妙に強いチビだった…。』
[その言葉にアホか、と呟く。]
それは俺だ……お前、だったんだな…
[昔昔の話だが、人間に追いつめられていた小さな二足歩行をする狼を助けたことがあった。それはまだ、俺が身体の小さい時だった。]
『オマエか……だから、惹かれたのかもな…オレたちに歩み寄るヤツがいない中でオレを助けたオマエの瞳の色に……』
…………かもな。
[どんどんどんどん沈んでいく。 でも、それでも悪くないと思うのは、 独りじゃないという確信があるからだろうか。 答えはわからなねど、自然と穏やかな気持ちでいられた。]
(*2) 2014/01/12(Sun) 12時頃
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やっと、死ねるのか……
[独りも1人も嫌だから、 ずっと死にたかったのだと、 最期の最期で気がついた。]
(*3) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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/*ワタシがアンカーとばかり思ってたけど、そうじゃないのかどうなのかわからなくなった。
(-21) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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ぐ……う……
[...は床に蹲っていた。 ヤウズによって投じられた獲物の創は深く骨にまで達していた。 大きな血管は傷つけられてはいないが、血がじわりと滲み出るのは止まらない]
……まった、く……
[結局のところ、この男は母に餓えていただけだったのだろうか]
大切なら、ちゃんと伝えなさいよ……
[嘆く翼竜の聲にぽつり呟く。 すれ違った想いは二度と交わることはないのだから]
(157) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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痛……ぅ、シーシャ、ミッシェルを……
[彼がミッシェルの痛みを受けていることも、魔を抑えてくれていることも気づいてはいなかった。 上司にミッシェルを任せ、自分は服の裾をソードブレイカーで切り裂き、太ももを縛り止血を試みていた]
(158) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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/* もうすぐ更新か。 お疲れ様です。
エンプレスは報われないままなのかなぁ……。
(-22) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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/*一応、パティにセットしてみる俺の図。
(-23) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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/*ロールですか? ズラッとミナカタ氏の顔が並んでるけど楽しかったです。
(-24) 2014/01/12(Sun) 12時半頃
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