169 きみがおとなになるまえに
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芙蓉に8人が投票した。
夕顔に1人が投票した。
芙蓉は村人の手により処刑された。
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夕顔! 今日がお前の命日だ!
2015/09/23(Wed) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
夕顔が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、クラリッサ、ゾーイ、ジェフ、オーレリア、レオナルド、ミケ、ショコラの7名。
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[ 数々の苦難を乗り越えて、旅人はその地にたどりついたのです。
――……なんて、言ってみたかったけれど。 思ったほどの苦労は、旅路になかったと思う。 歩きなれない小さな足は傷とまめだらけだったし、日差しに弱い肌のせいで、無駄に足止めさせてしまう事態にもなった。 けれど、どんなに辛く困難な道でも、この唇から零れる歌さえあれば、藤乃と一緒ならば、決して辛くないのだ。 そうして、たどり着いた、タリン[楽園]――]
[ 少し震えた、静かな藤乃の声を聞きながら>>*8、…はぐるりと辺りを見渡した。こどもが笑っている。しかし周りに彼らを見守るおとなは、どこか穏やかで。老若男女という言葉が昔にあったみたいだけれど、まるでその言葉を表すように、タリンは穏やかだった]
(+0) 2015/09/23(Wed) 00時頃
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[ 楽園について、その日。…は泥のように眠った。 意識がなくなるというのは睡眠として当然ではあるが、その日の眠りはまさしくそうだった。 そして次の日――旅をしている間は気を張っていたのか、次の日になって全身筋肉痛になった…は、村の中を見て回りたいというのに、ベッドの中から動けないでいた。 そして、やっと動けるようになった頃。藤乃と二人、同じ宿屋に泊る見知った二人を、見つけたのだ>>*24] 二人も、楽園にきたの?
[ そう言って…は、嬉しそうに表情をゆるめた。(もちろん、きっと、他人にはわからない変化だ)**]
(+1) 2015/09/23(Wed) 00時頃
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[真っ赤なドレスを身にまとい、しずしずと舞台に現れたトップスター。
少なくとも、今日からは、彼女が花で間違いない。
豪奢な衣装。つん、と顔を上げて、]
(#0) 2015/09/23(Wed) 00時頃
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”うたわまし 天のさずかり めでたきや──” *
(0) 2015/09/23(Wed) 00時頃
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[客席の空気が、小さくざわめく。*]
(#1) 2015/09/23(Wed) 00時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 00時頃
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[ オーレリアの灰の瞳に映る、 ショコラの小さな身体が持ち上がれば>>4:176。 少しだけ――そう、少しだけ、です。 良いなあと思う気持ちは、あったり、しつつ。
こんにちは、ではなく。 御機嫌よう、と。先生の真似をして、 ふたりにお行儀よく挨拶をして。 オーレリアの視線は、自然とともだちへ。 ]
(1) 2015/09/23(Wed) 00時頃
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[2度目の会合だからか、はたまた、それ以外の何かか。 昨日に比べれば、幾分穏やかに見える紳士>>4:193に、挨拶を返した後、少しだけ目を瞬いて。]
そうですね。 この辺りに、手ごろな雑貨屋などはないかと思いまして。
折角の機会ですし、彼女に、髪飾りでも、と。
[目的地を問われれば、隣のこどもの手を引くようにして答えて。 ショーは連日満員のようですし、なんて付け加えて、笑って見せただろうか。*]
(2) 2015/09/23(Wed) 00時頃
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…フォンダンショコラ、食べに行こうって。 あなたは、好き?
[ 優しい瞳と、視線が合えば。 食べたいな、と思った、あまいあまい、とろけるお菓子。 それと同じ名前を持つおんなのこを、見つめ返します。
視界の端、ちらと映るのは、 ショコラと居るおとなに見せる、先生の人の良い笑顔。 此処は教会では、ありません。 だから大丈夫、ではあると思うけれど。 ――うそつきなかお、しないでね、なんて。 不安になれば、取っている手に、やわく力を込めて。 ]
(3) 2015/09/23(Wed) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 00時頃
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[ 灰をショコラに向けながらも、首を傾げれば。 プラチナブロンドと共に、先生から貰ったお気に入り。 オーレリアの、黒のリボンも揺れます。
――"髪飾り"と。ミカエルが言ったのは>>2。 丁度、そんな時だったでしょうか** ]
(4) 2015/09/23(Wed) 00時半頃
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── キネーン:広場 ──
[ スターと別れて。
とん、とん、くるり、 また軽い足取りで、少女は行く。
買い物や交渉を進める男の周りを、 きょろきょろ、歩き回りながら、 口ずさむのは、先刻教わったばかりの歌。]
あめつちに、しずく これをどうして──、
[ そうして、落ち着かない少女の耳をくすぐるのは、 おとなたちの囁く、"消えたこども"のウワサ話。]
(5) 2015/09/23(Wed) 01時半頃
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なにかあったのかしら
[ "こども"を生業としていた少年が消えたこと。 その子を、少女は知らないけれど、 ゆらり、ゆらゆら、空を漂う言葉たちを、 ぼんやりと聞き止める。この街を去るこどもの話。
それでも、ふと。]
── ジェフ、このつぎは、どんな場所に行くの?
[ キネーンのように、確かに地図にある場所か、 それとも、或いは、誰も知らないどこかへ、 形のない手がかりだけを携えて、ここを発つのか。
その、どちらもを、少女は気に入っていたけれど、 ひとつ、言えることは。]
(6) 2015/09/23(Wed) 01時半頃
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歌を教わったのよって、自慢するの また会えたらね
[ 或いは、こんなに歌えるようになったのよ、 そう言って、披露すること。 この街でであった、こどもたちを思い浮かべて、 そんな夢想が叶うことがあるなら、きっと、とても幸せ。
男の足元にまとわりつきながら、 少女は、繰り返し歌う。 懐事情なんて、おとなの話は、知る由もない。**]
(7) 2015/09/23(Wed) 01時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 01時半頃
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[その日はよく晴れた日で。街を見て回ろうかとマリオと話していた時だったか。 良く知っている、声に出会ったのは>>4:+24]
藤乃……?それに、シルク。……いや、ゆきも。 マリオにな、キネーンのそとを見してやりたくて。無理やり連れてきた。
[嘘ではないのだが。少し誤魔化すようにはにかんで、そう答える。 お前はどうして?、と訊ね返した。
身に覚えのない謝罪を受ければ、暫し悩んだあと]
いや、僕たちがキネーンを離れたのも藤乃たちと同じくらいだったんだろう。 藤乃がいないの、気づけていなかったから。 だから、お互い様。僕もごめんね
[仲直り、と微笑む。握手をしようと右手を差し出した**]
(+2) 2015/09/23(Wed) 05時半頃
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仲直り、なんて言ったけれど別に喧嘩をしていた訳ではないのにね
[伸ばした手は取ってもらえただろうか。 少し可笑しそうにくすりと笑って。
真白い、小さな頭から声がかかる>>+1 女の子が言っていた真白いこ、とはゆきのことだったか、とひとり納得した]
……楽園か。そうだな、確かに うん、僕たちも楽園に、ね
ここはゆきにとって、素敵なところ?
[最後に会った時よりも、表情が柔らかく見えるのはきっと気のせいではないのだろう**]
(+3) 2015/09/23(Wed) 06時頃
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[あまいかおりの少女が持ち上げられ、人混みに紛れた少女の頭がぽこんと出る。 そう言えばあの時の、別の少女も。男に"取っ捕まって"ふわり、宙に浮いた。時折──ほんの少しだけ、こどもに負けないくらいの体力を持った頃で留め置けば良かった、と、思うこともあるのだけれど。
聖女が、ちいさなともだちに、良いなあ、なんて思う頃。 学者は、若き青年に、良いなあ、と。
握られた手、柔く握り返して。]
(8) 2015/09/23(Wed) 07時頃
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[彼等の目指すところは、雑貨屋らしい。>>2 髪飾りを探すと言う。
学者はゆぅるり、首を傾げる。 確かに、此の学者はキネーンに育ちもうだいぶだけれど、かなり知識に偏りがあるので。 "手ごろな"雑貨屋を御存知無い体たらく。 ──ああでも、一つ。
記憶の向こう、紛れ込んでいた新店お知らせのチラシ。 「おんなのこはこういうものが好きなんだろうか、」とか、おとこ足る己は理解が及ばなかった、あの。 確か場所は、──]
…確か、近くにあったような…、一度も立ち入ったことはないのですが、「おんなのこに人気」?とか。 カフェも併設されていたように思います。
[フォンダンショコラが有るかは、言ってみないと分からないけれど。 "すいーつ"専門だった気がするので、きっとある。
視界に揺れる黒のリボン。髪飾りなんて、このくらいだろうか。 嗚呼、此に金糸で刺繍を入れても良いな、と。未だ家紋を与えることに拘っていた男である。]
(9) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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──たまには珍しい所に行ってみるのも、社会見学かもしれない。 ちょっと、行ってみませんか。
[さて、"誰"の社会見学やら。 人良い笑みには僅かに悪戯なものが滲み、]
(10) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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[彼等が良いと言うのなら、学者は聖女の手を引いて。
この広い通りの、一つ奥。こどもがいるので通りやすい道を選んで進む。 人混みは少し薄くなるだろうか。]
(11) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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─ 装飾品店・Flor Box ─ [花とあまいかおりに満ちた店。]
[男一人では入りにくい雰囲気に満ちていた。 こどもがいるから、どうにか、とか。 社会見学のわりに足の竦む思いはありつつ。
花と、お菓子をモチーフにした装飾品が人気らしい。 大きなマカロンのついたネックレス、溶けたチョコレートの指環、薔薇をポップにあしらったブローチ。 何れも此も、今にもあまく香りそうな。 確か、このマカロンを見て、乙女心の理解及ばなさに首を傾げたのだった。かわいい…の、だろうか? 間違ってたべてしまいそうだ、とは、思うけれど。
奥には、あまいものと少しの軽食のある、カフェが有るようで、わりと盛況だった。]
(12) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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[常日頃学者の狭い行動範囲と共に生きてきた聖女は、さて。
初めて見るような"おんなのこのための店"に、どんな顔を、しただろう。]
(13) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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/* >>Q-p●t<<
(-0) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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/* いつもなのだけれど、RP村での独り言の使い方が分からなくて悩む… とりあえず学者に学者らしくないことをさせるのが大変愉しくて堪らない…ゅぇっ…とは思っていることを書き記しておこう(学者が背後でバットを振りかぶっている)
(-1) 2015/09/23(Wed) 07時半頃
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/* カキーン
(-2) 2015/09/23(Wed) 08時頃
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/* 本当はミカエルさんってレオ氏の名前一つで負縁故も有りうると思うんだけどこどもどうし仲良くしてほしいので言い出せずにいる(いる)
(-3) 2015/09/23(Wed) 08時頃
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[歌を歌い、歩く少女を連れながらの買い物はキネーンといえども目立ったようだ。向けられる視線をことごとく無視し、保存食、飲み物、用具を買う。
ふと、小耳に挟んだのは、子供が姿を消したという、噂。]
出ていったのか、連れていかれたのか。
[それはきっと、本人にしか分からない。]
(14) 2015/09/23(Wed) 09時半頃
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また、行くか。 ここじゃない、何処か。少し静かなところとか。
[荷物を片手に抱え、一息。 準備が済めば、ここを発つ気だ。その前に、一言レオナルドに礼を言いたいが。 きっとゾーイも、別れを言いたい人がいるだろう。**]
(15) 2015/09/23(Wed) 09時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 09時半頃
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/* ヴェスさんはいちいち言動が天使だよな
(-4) 2015/09/23(Wed) 10時半頃
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お邪魔でなければ、是非とも。
[渡りに船といった申し出には、すぐさま返事を返して。 >>10背の丈に不釣り合いな社会見学も、たまには悪くない、と。 学者と顔を見合わせて、悪戯っぽい笑みを浮かべただろうか。]
(16) 2015/09/23(Wed) 12時半頃
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―装飾品店:Flor Box―
[自身の場違いさ故か。 菓子や花などを模った、煌びやかなものが溢れた店内に、若干気圧されるようなものはありつつも。]
折角来ましたからね。 ひとつだけ、買って帰りましょうか。
[隣の子供の顔を覗きこむようにして、しゃがみ込んで告げる。 その後、自分は一足先にカフェの隅に陣取って、子供らを見守ることになるだろうか。]
(17) 2015/09/23(Wed) 12時半頃
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有難うございます。 素敵なところへ連れてきていただいて。
[愛らしい形をしたクッキーを頬張ったのち、場違いな修道士は、 同じく場違いな学者に尋ねる。]
序でといっては何ですが、もうひとつ。 ……信頼できる貴金属店など、ご存じではありませんか?
[それは、立ち居振る舞いなどを鑑みての問いかけ。 こんな広い街で、まともな商売をしている店など、ほんの一握りでしかない。 それを男が知っているのであれば、と。それだけだ。
理由を問われれば、なんてことはない。 今ここにいる理由と同じ、ショコラへのプレゼント。 成人を迎えた時のための何かを、用意しておきたいというだけなのだけれど。*]
(18) 2015/09/23(Wed) 12時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 12時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 12時半頃
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[ 髪飾り。 オーレリアの、リボンの様なものでしょうか。 …ただ、いくらキネーンに十年程住んでいたとしても、 オーレリアは箱入りで、この街の事すら良く知りません。
教えることが出来ればいいのだけど、知らないの、と。 首を傾げる先生と共に、眉を下げ。 少しの沈黙と、――思い当たった先生の声>>9。 ]
…?
[ 知っていたの?と言いたげに、先生を見上げます。 お屋敷にはオーレリアと先生しか居なくて。 先生がそういうお店に行っているなんてこと、 きっと、無いだろうから。 驚くのも仕方ないというものです。 ]
(19) 2015/09/23(Wed) 14時半頃
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[ 先生曰く。おんなのこに人気、らしいけれど。 それよりも"ともだち"と一緒に行けると言うのなら。 オーレリアにはついて行く以外の選択肢なんて、 ありません。
握り返された手に、こっそり、上機嫌になりながら。 先生に手を引かれて"社会見学"へ* ]
(20) 2015/09/23(Wed) 14時半頃
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― 装飾品店・Flor Box ―
[ 人通りの少なくなった道を通り、 ほんの少し、躊躇いの見えただろうおとなより、先。 扉を開いたのは、きっと"おんなのこ"の、 オーレリアとショコラでした。 するり、先生と手は離れます。 おとなどうしがカフェに行くのならば>>17。 こどもはこどもどうし、おんなのこらしく。 ――そう、"おんなのこのための店"、なのです。 花と、あまいかおり。 今まで踏み入れたことの無い場所と空気に、 驚きと、物珍しさで瞳を大きく、瞬き数度。 ]
(21) 2015/09/23(Wed) 14時半頃
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……たべちゃいそう。
[ 社会見学の第一声。 おいしそう、という訳ではなく。 未知のものに対する戸惑いが、小さく零れます。 まさか先生と同じ感想を抱いているとは、思わず。 星とも、シアターの明かりとも違う、 絵本の中に出てくる、不思議な世界の様な光を、ぱちん。 灰色の瞳は映し出して。店内を見渡します。 ]
(22) 2015/09/23(Wed) 14時半頃
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[ そこで―― 赤い、薔薇の蕾が目に入りました。
当然、本物ではないけれど。 でもまさに、これから咲きそうなそれに、 ふ、と。惹かれて。 思わず脚を向けてしまうのは"おんなのこ"ですから。 きっと仕方がないのです。
多くの"おんなのこ"な装飾品の並ぶ中。 そっと手を伸ばして、蕾に傷がつかない様、手に取れば。 蕾が中心に、その両側に宝石のあしらわれた指環が、 オーレリアの手元へと。 ]
(23) 2015/09/23(Wed) 14時半頃
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……これから、咲くのかな。
[ そんなことないのに、ぽつり、呟きます。 咲いているデザインのものよりも、 今手元にある、小さく目立たない蕾の方に、 惹かれてしまうのはどうしてか。 華やかなものならば、其方を取ればいいというのに。 ――首を傾げて、しばらく考えて。 そうして数分。ああ、と。ふと思い当たり。 きっと。もしかしたら。 これからおとなになって、生きていくオーレリアと。 これから咲いて、生きる蕾と。
何か似たものを感じたのかも、しれなくて。 ]
(24) 2015/09/23(Wed) 14時半頃
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[ そう思って、暫く、指環を眺めた後。 そっと微笑んで、同じくそっと、棚に戻しました。 惹かれたのは、事実だけれど。 ――スイーツだって、ファミリーネームだって、 今日はいっぱい"ほしいもの"を頼んだのです。 これ以上ねだるのは、気がひけて。 再び、装飾品の並ぶ箱の中を、ゆるり、 ともだちと共に、歩みました** ]
(25) 2015/09/23(Wed) 14時半頃
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/*
>>24 これ すごく こっぱずかしいけど 薔薇の蕾入れたかったんです…
(-5) 2015/09/23(Wed) 15時頃
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/*
すごくこっぱずかしい…?
(-6) 2015/09/23(Wed) 15時頃
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[少しの躊躇の間に、少女らはするりと扉を開いていた。 離れた手、こどもは、こどもどうし。
ふたりのちいさなおんなのこが数々の装飾品を眺める間、興味深げに暫くお菓子を象るネックレスやらブレスレットやらを視界にいれながら。おとなどうしカフェの席を得て。 花を象るものよりも、ずっと、"意味がわからない"と思っている。 全く、無粋な男。鳥の囀りよりパン、とも、違うか。とか。
カフェの方にも女性が多い印象を受け、こどもの方へ、目線を向けつつ、こどもの付き添いオーラ。]
(26) 2015/09/23(Wed) 17時半頃
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[可愛らしい形の焼き菓子、宝石の様に砂糖を纏ったゼリー菓子。 珈琲に付いてきたらしい一口サイズの其れを、噛りつつ。 ──フォンダンショコラも、注文しておこう。一応、ふたつ。 少女らの分。飲物は後でも良い。]
いえ、私も初めてですから。 こんなことが無ければ訪れなかったでしょう。
[学者が此処を思い出したのは、彼が連れる小さなおんなのこ、その名前からの連想に近い。 "ショコラ"が居なければ、来なかっただろう。そう言って、笑う。]
(27) 2015/09/23(Wed) 18時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 18時頃
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[少女たちの歩みを追いながら。 ふ、と。聖女が何かを手に取っているのを、見た。 此処からでは何を眺めているのか、そんな小さなものまで見えず、碧は遠くを見るように、きゅ、と細められ。
そんな頃。青年からの問い掛けに、学者は聖女より視線を外した。 異なる色の虹彩に碧を合わせて。]
──貴金属…? どんなものを、御探しかな。 金なら、此処から───…
[彼の目は、正しい。 貴金属に置いて色々使う場面の多いこの学者、金やら銀やら、白金やらで店を分けているらしい。金属には柔らかさがあるから、得意不得意がある、とかなんとか。御託も並べて。 地図がないので、あの便箋を出して、簡易地図。わりとナビゲーション能力は高いらしい。
さらさらと書き記しながら、ちらと聖女に目をやる頃には彼女は既に別のものを見ている様。 小さく首を傾げた。]
(28) 2015/09/23(Wed) 18時頃
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すこし、休みたかったのかも
[ 男の呟き>>14に、軽く返して。]
ここは賑やかだもの、ね
[ 楽しいけど目が回るわ。 そう呟いた少女は、 けろりとした顔をしていたけれど。
じきに発つ、そう示唆する言葉に、 足をぶらぶら、揺らしながら、 男の顔を見上げる。]
(29) 2015/09/23(Wed) 18時半頃
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案外、あっという間、ね つぎは、つぎは──、
[ 歌うように、どんなところがいいかしら。 考えてみて、言葉に詰まる。 だって、いつも、どこだって、楽しかった。 賑やかな、この街も、潮風の吹く港町も、山間の村でも。
強いて言うなら、]
(30) 2015/09/23(Wed) 18時半頃
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つぎも、ともだちができるといいなあ
[ ぽつん、と呟きは静かにこぼれて、 なんだか、眉間のあたりがむずむずしたので、 男に額をぐりぐりと押し付ける。]
さいごに、あいさつができるといいけど
[ また会えるかしら。囁くような問いかけは、 雑踏にまぎれるくらいの、小さな。*]
(31) 2015/09/23(Wed) 18時半頃
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そうか。
[賑やかだと言う少女に頷く。 湖の街は今までの街よりも賑やかで、だからこそ活気があるが少し騒がしいのも事実だった。
騒がしいのは嫌いではないが、過ぎると苦痛だ。]
(32) 2015/09/23(Wed) 20時頃
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そうだな。
[次のところも、子供がいるといい。 新しい世界を見せてくれる友人が、彼女に出来ればいい。
何があったかは知らないが、腰のあたりに額を押し付ける少女に特に何も言わずに思う。
いや、痛くなってきた。 文句くらい言ってもいいだろうか。
耳が、小さなつぶやきを拾うのは、そのすぐ後。]
(33) 2015/09/23(Wed) 20時頃
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行こう。 俺も、レオナルドに礼を言いたい。
[クシャクシャと、頭を撫でた。*]
(34) 2015/09/23(Wed) 20時頃
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[思った以上に詳細な回答が記された便箋に、驚いたな、なんて感嘆の息を吐いて。]
有難うございます。 これなら、納得のいくものが選べそうです。
[頭を下げる。 迷惑ばかりおかけして、すみません、なんて付け足しながらも、 彼の好意に甘えておくことにする。
そうして、何やら気になるらしい学者の目線>>28を追えば、 そこには、何かを手に取っている白銀の少女>>23がいたものだから。]
(35) 2015/09/23(Wed) 20時半頃
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何か、気になるものでもあったのでしょうかね。
[首を傾げる学者と、少し遠くの頭を見比べて、くすくすと笑いを零した。]
ああ、見に行ってあげてください。 私はここにいますので。
[自分のことは気にするな、という風に、軽く手を振って。 そうすれば、学者はどんな反応をしただろうか。*]
(36) 2015/09/23(Wed) 20時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 20時半頃
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[ ぱ、と顔を上げる。にい、と笑って。]
それじゃあ、歌を練習しておくわ
[ るらら、るらら、とりとめもなく。
たぶん、あの透き通った歌声や、 静かに、たおやかにに咲く花のような声に、 叶うことは、ないだろうけれど、 わたしのだって、悪くはないはず。 少女は、無邪気に笑う。笑って、言う。]
(37) 2015/09/23(Wed) 21時半頃
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みんな、どこにいるのかしら
[ たとえば、はじめに会った小さな淑女には、 教会や、その周辺で、会えるかもしれない。 男の子も、教会に通っていると言ったっけ。 赤い服の女の子は、きっとシアターにいる。
わたしたちは、こどもだから。 世界の貴重な、こどもだから。 ふたたび巡りあうことは、そう難しいのかもしれない。
と、少女は思う。 この街を発った数人を知らないまま。*]
(38) 2015/09/23(Wed) 21時半頃
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[腰に突き刺さっていた頭が抜ける。]
おう。 そうだな、教会か。 ユウガオには、シアターに行けばいいだろ。
[のんびりと歩きながら答える。 この内の数人が、既にこの街を発ったことは知る由もない。*]
(39) 2015/09/23(Wed) 22時頃
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|
そっか、……何か、良いものは見られた? 俺たちも随分あちこち回ったけど──、キネーンは、やっぱり大きな街だね。 道中、立ち寄った場所でも、子どもは殆ど見かけなかったよ。 ……此処に、来るまでは、ね。
[ヴェスパタインから返ってきた答えに、小さく目を瞬いて、訥々と言葉を紡ぐ。>>+2 2人の関係や、此処に至るまでの経緯などは知る由もなかったけれど。 はにかむ顔は決して悪いものではないようだったから、此方も微笑み返して。 尋ね返されれば、ううん、と少し目を泳がせる。]
似たようなものかな。 ……ただ、俺たちの場合は、……俺が、外を見てみたくて。
[外──"楽園"を。 そこまでは言わずに、此方も少し誤魔化すように。]
(+4) 2015/09/23(Wed) 22時半頃
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[お互い様、という言葉に、少しほっとしながら、差し出された手をぽかんと見つめる。 次いで、ふは、と笑い声を零した。]
仲直りの握手なんて、何年ぶりかな。 じゃあ、──ごめんね、許してもらえる?
[差し出された手を軽く取って、握り返す。 喧嘩したわけじゃないのにね、という声には、全くだ、と笑いを返して。 ゆきへと問いかける>>+3ヴェスパタインを眺めながら、ふと笑顔を引っ込める。]
……2人は、これからどうするつもり?
[自分とゆきは、まだ、比較的此処に馴染みやすい方だと思う。 藤乃も、ショーの裏方として衣装を作っていたとはいえ、その技術を生かしてタリンで出来ることはいくらでもあるだろう。 ただ、レンタルサービスに従事していたマリオなんかは、タリンに留まるならば、大きく生き方を変えることになるかもしれない、と。 そんなことを、頭の隅で思ったものだから。 未だ決めかねている最中かもしれないとは思いつつ、尋ねてみる*]
(+5) 2015/09/23(Wed) 22時半頃
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[ 教会なら、今日来た道を戻るはず。 ひととおり用事を終えるまで、 広場での買い物に、ついてまわりながら。
交渉のあいまは、手持ち無沙汰だから、 男の腰にへばりつくのをやめて、 くる、くる、くる。 意味もなく、回転してみたりして、 荷物が増えたら、「わたしも持つ!」なんて、 声を上げて、手も上げて、]
(40) 2015/09/23(Wed) 22時半頃
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…行きたいところ、ですか?
[何処でしょう、と。 数冊の本が入った袋を持ち、問いかける先生>>151に首を傾げかえす。 先生が目的を伏せて話すことなどあまり無かったから、珍しくなって。]
はい、わかりました。
[先生は秘密めいた笑みを浮かべるだろうか。 分からなくても先生なら大丈夫、と落ち着かせ歩き出す。 暫くすると上から声がかかり、ふわりと浮く感覚>>4:176]
(41) 2015/09/23(Wed) 22時半頃
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|
あ、オーレリアさん!…と、学者の先生!
[自然と、声色が明るくなる。 にっと笑い、手も振ってみたりして。 持ち上げられたまま、今度は低い位置にある先生の顔を振り返って]
友達、です!
[旅人が、それも子どもと話す事など早々無い。 親しい人など、それこそ先生ぐらい。 だからこっちが勝手に友達だと思っているかも、と気にしても。 先生に向けた顔は、にんまりと笑っている。]
(42) 2015/09/23(Wed) 22時半頃
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[ そうして、来た道を戻る頃。 道端に、野花を見つければ、 わあっと歓声を上げて駆け寄った。
栄えたこの街も、中心を外れれば、 緑もいくらかは、残っているらしい。]
ねえ、ジェフ 花を摘んでもいい? 押し花にするの
[ そういって、三本。手折ろうと、手を伸ばす。 ホテルの部屋には、分厚い聖書があったはずだと、 幼い記憶をたぐりながら。*]
(43) 2015/09/23(Wed) 22時半頃
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[手を引かれたまま、再び出会う。 鋭くなく、柔らかな瞳がこちらを覗きこむ>>3 出てきた言葉に頷いたのは、少女がまだ言い終えてないくらいの時]
好き! ショコラは甘くて、溶けて、美味しいの。
おなじ名前だから、かな?お菓子の中でも、大好き。
[美味しいよね、なんて身を乗り出して言う。 聞こえた先生の言葉>>2には、きょとん、として。 同じく揺れる黒いリボンを見て、つつ、と自分のリボンに触れる。]
(44) 2015/09/23(Wed) 23時頃
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[張り切るゾーイに軽い荷物を任せて、今まで通ってきた街の名産を売っていく。 ついでに町の名前をいうのも忘れない。 交易が増えれば、旅人にとって利が増える。
順調に売りさばき、商品も大分減った頃。 ゾーイが道端へと駆けた。 彼女の手の近くには、花が咲いていた。]
ああ。いいんじゃないか。
[旅の思い出、というには壊れやすいシロモノだが。 ここであったことを思い出す切っ掛け位にはなってくれるだろう。]
(45) 2015/09/23(Wed) 23時頃
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[ぐるり、と周囲を見渡す。 花の近くに生えた樹に近寄って触れた。
緑が多い街、少ない街。 色々見てきたが。]
はたして、
[自分が求める街は、一体緑は、水は、建物は。 それすら知らずに追い求めているのも、変な話かもしれない。
自嘲するような笑みを浮かべた。*]
(46) 2015/09/23(Wed) 23時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/23(Wed) 23時頃
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―装飾品店・Flor Box―
わぁ……!
[カフェと併設されたそこは、キネマやシアターとは違う華やかさを持っていた。 花とお菓子の甘い匂いがそこかしこから漂い、色とりどりの雑貨が置いてある。]
学者先生、物知りだね。 こんなことも知ってたんだ。
[意外、と並ぶ少女に囁きかけ。 隣から甘い声が聞こえれば>>17、本当ですか?と顔を輝かせて。]
じゃあ、行こ!
[先生の手を離れ、女の子同士で並んで歩きだすのは、同時くらいだっただろう。]
(47) 2015/09/23(Wed) 23時頃
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ね。これとか、甘そう。 [ぽつり聞こえた呟きは独り言だったかもしれない>>22けれど、溶けて垂れそうなチョコレートを模した指輪を指し。 本を読む感覚とは違う、本当に絵本の主人公になったような気になって店内を歩く]
何がいいかな…? ひとつだけ、うーん…でも、あれも…
[真っ白な花を載せたバレッタと、四角いショコラがついたリボン。 両方を手に取り、近付けてみたり、離してみたり。 でも少し勿体ない気もして、結局両方を棚に戻す。 先生からのプレゼントは、大切に選びたい。]
どれが、いいかな?
[薔薇の蕾を大切そうに棚へ戻す彼女に、助けを求める*]
(48) 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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?
[ 蕾を棚に戻した後、ふと声をかけられて。 先生からの視線は気付かないままに、 ショコラに向き合います。
悩ましげなおんなのこを、暫し見て。 納得した様に、ああ、と相槌を打ちました。 "せんせい"からのプレゼント。 確かに、大切に選びたいのだろうな、と。 そう思えば、視線は再び、棚へと移って。 ]
(49) 2015/09/23(Wed) 23時半頃
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[ ゆら、ゆら、目移りしそうな中。 ]
――あ、
[ ぱっと目についたのは、黄と青、異なる色の花。 それがひとつずつ載っている、バレッタでした。
手に取って、じっと眺めて。 再びショコラと視線を合わせます。 オーレリアが手に取ったバレッタは、 ショコラが先程手に取ったものと、 大きさ自体は、似ていたけれど。 ひとつだけ、大きく違うものがあって。 ]
(50) 2015/09/24(Thu) 00時頃
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これ、ミカエルさんの、瞳の色と同じ! 綺麗って、思う。
[ オーレリアは、今までほとんど。 与えられた物を、受け取るだけだったから。
きっと、ここにいる多くのおんなのこたちの様に、 上手に選び取ることは、慣れていなかっただろうけれど。 それでも、灰の瞳。確かに見えるものは、あるのです。 綺麗、と、それは正直な気持ちです。 でも――青と、黄。異なる瞳を持つせんせいのことは、 きっとこのこの方が、良く知っているから。 だから、どうかなあ、と。 ショコラにそっと、差し出してみました。 ]
(51) 2015/09/24(Thu) 00時頃
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/*
【急募】センス
(-7) 2015/09/24(Thu) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 00時頃
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[ 咎められなかった少女は、 ご機嫌に、ぷつ、ぷつ、ぷつと、 柔い野花を手折って、壊さないようそっと握った。
それから、口を開く。]
ねえ、お腹も空いたし、 いちど、荷物を置きに戻るでしょう?
[ さも、当然のように、確認する口ぶりで問うて、 ホテルの部屋へと戻ることが叶えば、 幼い知識にしたがって、日当たりの良い窓際で、 紙と花と聖書を重ねる。
なるほど、何故か宿にあるこの本は、 こういうときに便利なのね、なんて、 祈りも知らぬこどもの、小さな学び。]
(52) 2015/09/24(Thu) 00時頃
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いろんなものを、たくさん。 こいつが外に出るの初めてだったもんだから、あれは何だ、これは何だって。ふふ、煩くってね
[言葉とはうらはらに、嬉しそうに頬を緩ませて]
ほんとうに。この歳になってあの街の大きさと、異様さを実感することになるとは。 ここも、ある意味そうなのかもしれないけど。 ……けれど、これが本来の僕たちが歩むべきものなんだろうね……
[複雑そうに目をそらす。 頭では分かっていても、何処か、なぜか。受け入れがたい、という風に。 100年近く、そんな所で過ごしたから。なんていうのは言い訳にしかならないだろうか]
へぇ。藤乃が?てっきり君も僕と同じようにゆきに、と思ったから。
[それ以上、深く聞く気はなく。 握り返してもらえた手にニィ、と微笑を浮かべた。 許してやろう、なんて偉そうな言葉を付け加えて]
(+6) 2015/09/24(Thu) 00時頃
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[笑顔を消した藤乃>>+5を不思議そうにみつめる。 こちらは微笑みを崩さずに。けれど、真面目な声音で]
マリオは、ゆきのように純粋なこどもではないし。 僕だって藤乃みたく、身体とこころが同じわけじゃあない。
……だから、まだ決めあぐねているんだ。僕も、マリオもどうするか。 今更、この生き方を変えるには余りにも永く生きすぎたみたいで
[こんなだから、時間はまだまだあるしね、と苦笑を交えて**]
(+7) 2015/09/24(Thu) 00時頃
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|
わぁ…!
[彼女が選んでくれたそれ>>51は、なぜ目に入らなかったのだろう、と不思議になるほどすとんと心に落ちてくる。 差し出されたバレッタを受け取り、髪にあてて鏡を覗く。 映った青と黄は、茶に浮かんで彩られていて]
きれい…これにする…! オーレリアさんは、欲しい物ないの?
[決めた、と。バレッタを大事そうに手に包み。 今度は彼女へと興味を移して問いかけた**]
(53) 2015/09/24(Thu) 00時頃
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[ あとは、待つだけ。 満足したこどもは、おとなの顔を見上げて、 少し、背のびした顔で、言う。]
ねえ、ジェフ 今日はとりあえず、ごはんにしない?
[ そんな、こどもじみた欲求を。**]
(54) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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|
ユウガオ。 こどもは。…若しくはショーの子は。
恋ひとつも出来なかったのかしら?
[夜道を飛び出して、自分を選んだ紅の子を、 街の出口で迎え入れる。]
(+8) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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|
アナタを救おうっていってる相手に対してオオカミは酷いじゃあ、ありませんか。
てっきり猟師の方でありたかったのに。ねえ。
その手には、小さな紙切れ。 ひらり、開けば、そこには丁寧に書きとめられた文章。>>4:192
文を書くということに長けた女は、自分にそういう経験がなくとも、書き方、位は知っている。
連れていってほしいと願う例えが、 わるいものに例えられていて、やれ、と肩をすくめる。
ただ、自分自身で良い人とも思ってはいない。 否定をしないのが女の厄介な所。]
(+9) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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――――――――――――
(+10) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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― 旅路と ―
[退職金の残りで、手押し車の屋台を買った。 下駄も捨てて、草履に吐きなおした。
カラコロとはならなくなり、砂土を蹴りながら、宛てのないのんびりとした道を歩いている。
手押し車を買った理由は三つ。 ひとつは、箱入りだった夕顔をずっと、歩かせるのは少々酷であると思ったため。 ひとつは、布団を敷けば簡単な寝床にもなったため。
もう一つは、「本」を集めたかったため。
1冊1冊、増えるたびに車は重みを増していったが、女の足腰はそこそこ強い方ではあったし、自然とついていく力瘤は、振袖の下によく隠れた。]
(+11) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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|
[本を集めるだけではなかった。
屋台中の引き出しに、自分の愛用していた鞄もしまってある。
そこには、書きかけの原稿、まっしろな原稿。
ユウガオが眠りについたあと、ある時は野宿になっても1日たりとも忘れる事もなく、「日記」のように、書き続けていた。
二人で歩いた道のこと。 出会った人のこと。 夕顔の「成長」の記録。]
(+12) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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|
[残したかったのだ。
彼女の、再び動き出した「時間」の出来事を。
忘れられないように。 だれかにとってもらう「本」になるのを夢見て、書き続ける。
それは、恐らく楽園に辿りついたとしてもだ。
本を買い足し、しばらく読みふけり、夕顔のしたいことをさせてあげて、それを記録する。
価値をもとめているわけではない。 ただ、忘れてほしくなかっただけ。
いつか使い捨てられるショーの商品としてではなく。 彼女としての軌跡を残してあげたかったのだ。
――彼女に見つかってしまえば、少し往なされてはしまうのだが。]**
(+13) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
|
薬売り 芙蓉は、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 00時半頃
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/* ヴェスかわ。 寝る詐欺
(-8) 2015/09/24(Thu) 00時半頃
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/* ちょこっと発言作ったので明日朝には落としたいな。じやないと次が夜になっちまう…… ヴェス絡んでくれてありがとうありがとう。ジェフとヴェスは大人組の天使枠……
(-9) 2015/09/24(Thu) 01時頃
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|
[ ショコラの様子を見て、オーレリアの顔も綻びます。 ともだちのたいせつなものを選んで、 そうして、喜んでもらえること。 それがこんなに、嬉しいことだなんて、初めて知って。
鏡の前でバレッタをあて、 大切そうにそれを持つ彼女が、此方を見たなら。 せんせいに見せてきたら、どうかな? なんて、言おうとして。
それよりも、先に。問いかけが来ます。 ]
(55) 2015/09/24(Thu) 01時頃
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|
[ 瞬き。 ]
――え? わたしは、ええと…、
[ 良く考えれば、自然なこと、ではあったのでしょう。 でもまさか、聞かれるとは思っていなくて。 少し、灰は揺れ――でも、 どれだけ埋もれていようと、見つけてしまうから。 とん、靴の音を軽く立てて歩み、装飾品の中。 薔薇の蕾を、もう一度丁寧に取れば。 先程バレッタをそうした様に、 ショコラへと、指環を見せます。 ]
(56) 2015/09/24(Thu) 01時頃
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これ、良いなあって。…でも、
[ 躊躇いがちに告げて、苦笑を浮かべ。 声を抑えて、小さくショコラに続けます。 ――先生は、耳が良いから。 ]
先生には。 …もう、今日はたくさんお願いしてるから。 わがまま、言いすぎるのもなって。
[ 我慢、ではなく。 オーレリアにとっては事実では、あるから。
これが気になったのは、内緒ね、と。 昨日もした、人差し指を唇にあてるポーズを、 指環を持っていない方の手で、とりました** ]
(57) 2015/09/24(Thu) 01時頃
|
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[ 藤乃とヴェスパタインの間に、橋のように渡された仲直りのしるし>>+6。目の前にある二人の手と、二人の顔を交互に見比べる。 タリンに来た、ということは、二人もあるがままの姿で生きて居たいのだと思っていた。けれど、ヴェスパタインの言葉はどこかまだ不安定で>>+7。 もしかして彼はまだ、迷っているのかもしれなかった。]
(+14) 2015/09/24(Thu) 01時半頃
|
|
[ …は天然こどもだ。だから、本当にこの世を10年しか生きていない。だからこそこの世界を疑問に思えたし、楽園に行こうと、藤乃を誘えた。 けれど、何十年も生きてきた人は、もしかしたらあの不自然な街ほど、自然な存在なのだろうか。 この村に来たら、きっとみんなが自然になれると思い込んでいた。だってここは、楽園なのだから。 だからこそ、ヴェスパタインの迷いを、…は少し戸惑いながら聞く]
(+15) 2015/09/24(Thu) 01時半頃
|
|
[ だってここは楽園でしょう?何を悩むことがあるの。 ここに居て幸せじゃないなら、なぜ楽園と呼ばれるの? 楽園には何があるの、幸せでしょう? だったら、ここに来たら不幸でいるのはおかしいと思う。 頭がくらくらする。 少しだけ、具合が悪くなった]
(+16) 2015/09/24(Thu) 01時半頃
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|
藤、
[ そう言いながら、横に立つ藤の服の裾を控えめに引っ張った。]
ちょっと、外、散歩したい。
[ 具合が悪そうな様子を、藤乃は気付いただろうか?部屋で休もうと言われるかもしれないが、そう言われても…は首を横に振るだろう。 今は少し、この村の幸せな光景を見ながら、深呼吸をしたい気分だった**]
(+17) 2015/09/24(Thu) 01時半頃
|
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[少しの間、考えに耽っていたようだ。 ゾーイの声で我にかえる。]
あ、ああ。 一旦戻ろうか。
[眉間に指をあて、やんわりと首を振る。どうも、意識が散漫だ。 意識を切り替えるため、気合いを入れるためにも、パシンと両手で頬を叩いた。]
(58) 2015/09/24(Thu) 06時半頃
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|
――ホテル―― [荷物をベッド脇に置き、後ろに反って腰を伸ばす。 窓脇で聖書を開く少女を夕日が照らしていた。その姿は、まるで純粋で敬虔な信徒に見えて、
バタン、と音をたてて聖書が閉まる。 神の言葉が記される書物を押し花の重石にするなんて、聖職者が知ったら卒倒しそうだ。
だが。自らを省みて、笑う。 聖書の上に、更に讃美歌も乗せる。 神に祈る習慣を持たないものにとって、二冊の聖なる書は紙の束に過ぎなかった。]
(59) 2015/09/24(Thu) 07時頃
|
|
[便箋裏の地図を完成させて、愛用の万年筆を置く。 数々並んでいることに学者の装飾品好き─しかも、大抵は金の、──なところが伺える。 金枠をす、と、直して。珈琲を一口。 ──こう言う店にしては、まあまあ。 あまいものに合わせたセレクトなんだろうか。]
いえ、良い店を紹介するのは、義務ですから。
[店を利用する身にとっては、ね。
紹介するとか、勧めるとか、そう言うことが好きな御年頃。ちょっと自慢気なのは、御愛嬌と言うことで。]
(60) 2015/09/24(Thu) 07時頃
|
|
今夜は下のホールで食べようか。
[初日に事件があった事もあり、あまり人混みに出くわそうと思えなかったが、ここはとても落ち着いている。大丈夫だろうと判断して、そう誘った。 そう言って、同意があれば内線でその旨を伝える。 財布だけを手に取り、部屋を出るだろう。**]
(61) 2015/09/24(Thu) 07時頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 07時頃
|
[聖女に目を遣る学者に、気がついた様子の青年は>>36、と。 暫の思案。ちいさなおんなのこふたりを視界に入れて。
聖女が何かを、勧めている>>51 小さな手のひら、その中のものまではやはり、見えないが。 おんなのこのための場所、其処で秘密のおしゃべりをする、ふたりの邪魔は、出来なくて。 彼女らが此方に来るまで、腰を据えておこう、と、
親は、待つものだから。
それに──、 彼女が持っていたものを、当ててやろう、なんて。 聖女の服や、リボン、装飾品は殆ど渡してこなかったけれど、ハンカチとか、日常のもの。此れまで、学者が選んでいた。其の自負、というか。 反動なのかもしれない。 黒を基調にしたものばかり、出来るだけ目立たない為に選んでいたから。]
──いえ、お気になさらず。 彼女もなにか、見つけたようですよ。
[鏡を覗くチョコレートの少女、其方を示しては青年に声掛けて。]
(62) 2015/09/24(Thu) 07時半頃
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|
[ヴェスパタインが語る声を、頬を緩めたまま聞く。 ゆきがそんな風に、何かに関心を示しては藤乃の手を止めるようなことは、きっと酷く少なかっただろうけど。 それでも、物珍しいものを見かければ、2人で足を止めて眺めたりはしていただろう。 そんなことを思い出しながら、相槌を打って。 けれど、不意に複雑そうに逸らされた目に、ああ、と思う。]
(+18) 2015/09/24(Thu) 08時頃
|
|
[ここは──タリンは、長閑で平穏な街だ。 "こども"にとっても。また、"こども"と共に穏やかに過ごすことを望む大人にとっても、そこは正しく理想郷ではあるだろう。 街の人々も、外から来た藤乃たちに不審な顔を向けることなく、快く受け入れてくれている。
そこは確かに、追い求め続けた"楽園"ではあったけれど。 自分たちが今迄生きてきた環境を根底から覆すような、この街の生き方に戸惑う思いがあったとしても、きっと無理はない。
30と少し。この世界に置いては藤乃の生はまだまだ短かなものではあったけれど。 一応"大人"と呼ばれる側には分類されるからか。そのぐらいの想像はついた。 藤乃とて、最初は、本当にこんな場所があるのかとさえ思ったのだ。 見目の歳と精神の歳。それがかけ離れていればいる程、戸惑いは大きいだろう。 そう思ったから、柔い声で言葉をかける。]
(+19) 2015/09/24(Thu) 08時頃
|
|
無理も、ないんじゃないかな。 此処は、あまりにも──違い過ぎるから。
[俺だって最初は驚いたよ。本当にこんな街があるのか、って。 そんな風に付け加えて]
……でも、随分穏やかな街だしね。 急かす誰かがいるわけでもないんだ、2人でゆっくり話し合えばいいんじゃないかな。
[そこまでを伝えて、笑む。 そんな時だろうか、ゆきが服の裾を控えめに引いたのは**]
(+20) 2015/09/24(Thu) 08時頃
|
|
宜しいのですか? 偶には……ああ、いや、そうですね。
[首を振った学者>>62に、問を返そうとして、けれど、言葉を濁すこととなる。
彼等は、自分達とは違う。 この街に住み、いつでもここを訪ねられる以上、そう焦ることも無いのだろうから。]
(63) 2015/09/24(Thu) 13時半頃
|
|
[話を変えるように、示されたこどもらに目線を向ければ、 丁度何やら決まったようだったので、]
ああ、本当だ。 良いものが見つかったのでしょうか、ね。
[話がひと段落したらしいショコラと目が合えば、軽く手招きをして。 そうして、彼女の手に在ったものを見れば、見覚えのあるふたつの色に、頬を掻いただろう。]
良いですね。 とても似合っていますよ。
[照れを隠すようにして、笑ってみせて。 その後、改めて、4人でお茶の時間を共に過ごす事となるだろうか。**]
(64) 2015/09/24(Thu) 13時半頃
|
調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 13時半頃
|
[ 内緒、と。ショコラに微笑んで。 そうしてもう一度、棚へと蕾を戻します。 ]
――ね、行こう。
[ オーレリアより少し小さい背を、とん、と押して。 此方を――こどもを見守っていた、 おとなたちの待つカフェへ。
"せんせい"の元へ行ったともだちから離れ、席に座って。 ショコラたちの様子>>64を、やはり微笑んで見た後に、 隣に居る先生へと、視線をやります。 ]
ふたりとも、喜んでるみたい。 ……良かった。
[ ね、と、灰を細めつつ。 注文してくれたらしい、フォンダンショコラが来れば。 ありがとう先生、なんて、瞳を輝かせたでしょう。 ]
(65) 2015/09/24(Thu) 14時半頃
|
|
[ 先生が装飾品を見ていたオーレリアに、 何を思っていたか>>62は、やっぱり知らず。 惹かれたものを、隠したままに。
"ショコラ"のあまいかおり、 それに、おんなのこらしく心を躍らせ。 ]
…思い出、出来たかな?
[ 丁寧に、教わった通り。ナイフを入れて、ぽつり。 きっとゾーイたちと同じく、旅をしている彼らを思って、 そんなことも、呟きました。 ]
(66) 2015/09/24(Thu) 14時半頃
|
|
/*
オーレリアも先生になにかあげようね…あげたいね…という顔
(-10) 2015/09/24(Thu) 15時頃
|
|
/* (あげられるものはあるのか)
(-11) 2015/09/24(Thu) 15時頃
|
|
ん、そっか。
[遠慮がちに、けれど大切そうに指輪を手にする彼女>>57。 今日はもう頼みすぎたから、という彼女が薔薇の蕾を持っているのに、彼女らしい、なんて思ったりもして。]
わかった、秘密ね?
[こくこく、と笑って頷き。 手招きをする先生の元へと向かう。]
(67) 2015/09/24(Thu) 18時頃
|
|
[青と黄の花。似合っていると言われれば>>64]
オーレリアさんに、選んでもらったの。 えへへ、良かった…!
[明日の朝、これを着けようなんて楽しげに考え。 暫くしてテーブルに届くフォンダンショコラに顔を綻ばせ、口に運ぶ。]
せんせい、わたし、今とっても楽しいです。 ありがとうございます。
[甘いお菓子と共に、友達と過ごせること。 大好きな先生からプレゼントしてもらえること。 楽しい時間を与えてくれる先生に、笑って礼を*]
(68) 2015/09/24(Thu) 18時頃
|
|
[ちいさなおんなのこがふたり、席へと。 碧の双眸はあまい少女の手の内、黄と青の花のあしらわれた髪飾り。 見覚えのある、色だった。 頬を掻く青年を見ては、微笑ましく。
ショコラの香りは甘く、香ばしい。 二つの温かな其が運ばれて、おんなのこの前に並ぶ。 やけに似合っていた。この店の主人公は、やはりおんなのこなのだろう、と。
聖女の声に視線を落とす。細められた灰を覗き、]
君は良かったのかい?
[目の前の青年が、チョコレートの少女に気を取られている隙。 意地悪く笑う。"何か"を手に取っていた、其処までは見ていたことは、聖女にも伝わるかも、しれない。]
(69) 2015/09/24(Thu) 20時頃
|
|
[礼>>68に、異なる色の双眸を細めて、笑う。]
それはよかった。 私も、ここに来られて、本当に良かったです。
[有難うございます、と、学者と白銀のこどもに、頭を下げて、 甘いお菓子を頬張る少女>>68に、生暖かい目線を向ける。
ショコラの幸せそうな笑顔。彼女がこうやって笑ってくれているだけで、自分は幸せだ、と。 そんなことを思う。
そうして、ぽつり、呟かれた言葉>>66が聞こえたなら、少しだけ口元を綻ばせて。 ショコラと顔を見合わせて、笑ったりしただろうか。]
(70) 2015/09/24(Thu) 20時頃
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|
[けれども、楽しい時間というのは、あっという間に過ぎてしまうものらしく。 傾いていた夕日が、沈みかける頃。 学者と隣のこどもに礼を告げて、その日は別れることとなっただろうか。]
今日は、有難うございました。 お二方に、神のご加護がありますよう。
[最後くらいは、自分の身なりにふさわしいであろう言葉をふたりに送ろうか。 最も、聖女と共に歩む彼にとっては、神への祈りなど不要なものであったかもしれないけれど。*]
(71) 2015/09/24(Thu) 20時頃
|
調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 20時頃
|
[フォンダンショコラにナイフが通ると、中からはとろり、"ショコラ"が湧く。 あまいカカオの香りが強く。
香りをあてに、カップに口をつけた。]
──思い出、か。
[そう言えば、彼等は旅人だった。 巡礼の旅に、終点は無いのか、それとも。
ふと、貴金属店を探す青年に思い巡らせる。 都会であるからこそ、信用できる店も少ないが良い技術者が集まるのも事実。記憶を形に残すなら、未来の贈り物を作るなら、 此処キネーンがうってつけだったのかもしれない。
ならば。 昨日、彼等と出逢ったのも、何かしらの導きであったのか。
学者は既に神を信じてはいないが、彼等は"教会の人"であるので。 そう言ったものの手繰り寄せた縁なのだろうか。]
(72) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
|
|
[カップを置いた。底に薄く残る琥珀。 その頃には窓に映る外の景色は黄昏の様相。赤と黒の合間、人々の顔に影が差しはじめる。 可愛らしい焼き菓子の、残りを口に入れてしまえば御馳走様。
一足先に学者はカフェの支払いは纏めてやってしまって店内を歩く。 甘く匂い立つ装飾品たち、何れも此も、見慣れない為にどうしても見る目が滑る。髪飾りとか、ブローチとか、色々眺めてみてもピンとは来なくて、渋い顔。
おんなのこの勘って言うのは、魔法の類いなのだろうか。 広い庭から彼女の場所を探し出してみたり、多分、おとこには出来ない。 別に自分が特別鈍感な訳でもないだろう。ぶつぶつ、脳内で言い訳を募らせながら。
恐ろしいほど似合わない空間で似合わない顔を、している。
───さて、]
(73) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
|
|
/* 1
(-12) 2015/09/24(Thu) 20時半頃
|
|
[ ───学者の目に留まったのは、一つの指環。 赤い、薔薇の蕾。両脇に飾られた小振りな宝石。
宝石は、恐らくはジルコニアだろうけれど、中央の蕾は仕立て良く丁寧に包まれて見えた。 学者にとっては、小指サイズの小さな指環、聖女の指には本の少し大きいだろうか。──否、もしかしたら丁度良いかもしれない。学者が思う以上に、聖女は成長しているから。
赤い薔薇、──情熱の赤。然し咲き誇る前の蕾には、"純潔"の意味がある。 聖女オーレリアはエニシダの象徴だけれど、咲き誇る前の純潔の聖女たる"私の"オーレリアには、赤薔薇の蕾が良く似合う。
聖女が手に取っていたものを当てる、とかその目的は消え去っていて─結果的に当たっているのだけれど─学者は其の指環を手に取った。 青年が髪飾りを買うに合わせて、隠れるようにしてプレゼント包装。]
(74) 2015/09/24(Thu) 21時頃
|
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[ …なんとなく。 覗きこまれた碧と、意地悪く笑う先生が見えれば、 何か言われるのだろうと、そんな予想はあったのですが。 行儀の話でも嫌味でもなく、 少し違う言葉が、来たものだから。 ]
えっ、
[ ナイフに添えたフォークが、フォンダンショコラの奥。 お皿を軽く引っ掻いて、嫌な音を立てて。 それはもう、分かりやすくオーレリアは慌てます。 必死に言葉の意味を巡らせて、 もしかしたら、ああ――見られていたのかも、なんて。 途端に恥ずかしくなって、俯き。 ]
(75) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[ 取り繕う様に、言葉を探して。 ]
あ、――、 …い、いいの。
[ "いいの"、なんて。 こんな様子で言ったところで。さて。 隠していた事なんて、きっとばれているのでしょう。 先生からの視線を誤魔化す様に、 それだけ言った後には、お皿をただ見て。 ショコラをひとつずつ、口に運んでいました* ]
(76) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[ 多分、それ以降。 オーレリアから先生に話すことは出来ずにいて。 時折ショコラと、おいしいね、なんて会話をしながら、 最後の一口を食べ終えれば、もう。 空は夜の色と、なっていたでしょう。
先生は先に会計をしている様で、待つ間。 別れの言葉を告げる声>>71に、ふ、と。顔を上げて。 微笑を浮かべて、挨拶を。 ]
(77) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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ミカエルさん、も。 これからの旅が、良いものでありますよう。
[ ――"綺麗"な瞳を、最後、灰に映し、細め。 視線は少し下、ともだちへ。 ]
ショコラ、あのね。 また…お話し出来たら、いいな。
[ 今日紡ぐのは、おまじないの様な、またねの言葉。 次に会った時は、その髪飾りを付けているのかな、と。 そんなことを思いつつ、ゆるり、手を振りました* ]
(78) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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[近くに居ただろう青年には、しーっ、と指を立てて。 小さな包みはセカンドバックに押し込まれた。
然して、彼等を見送る時。]
──ええ、貴殿方にも。 "また"、御会い致しましょう。
[何時ぞやの別れのように、学者は次の縁を口にして。 手を振る聖女と共に、暫くおとなとこどもの旅人の背中を、見送っていただろう。]
(79) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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/* そごってないか不安だけどどうにか なる だろか
(-13) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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/*
>私のオーレリア
中身が突っ伏した
(-14) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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/* ランダム1→薔薇の蕾みつける ランダム2→ドルフィンリングみつける
の、にたくでした。
(-15) 2015/09/24(Thu) 21時頃
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……ゆき?
[裾を引く手の力は、小さくとも、藤乃の視線をゆきへと向けさせるには十分で。>>+17 訝しげに、首を傾げる。 だけど、その様子はいつもとどこか違うような、──ああ、見下ろす視線からでは今ひとつ読み切れないのがもどかしい。 ただ、静かな声で紡がれた願いは、きちんと聞き取れたので。 了解、というように、裾に絡んだままの手に、自分の手を柔く重ねる。 次いで、ヴェスパタインへと視線を戻して]
ごめん、立ち話になってしまったね。
少なくとも、俺たちは此処に留まるつもりでいるし……、 また今度、時間が許せば食事でも。
[そんな風に2人へと手を振り、背を向ける。 ゆきの手を引いて、歩き出した*]
(+21) 2015/09/24(Thu) 21時半頃
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[そうして、ひとまずはゆきの言葉通り、外へと足を向ける。 外に出た途端、日差しの眩しさに目を細めながらも、ゆきと視線を合わせるように屈みこんだ。 よくそうするように、白い髪をさらりと梳いて、細やかな違和感の元を探るように目を合わせる。
「外を散歩したい」という言葉とは裏腹に、その表情はどこか陰っているようにも見えて。]
……具合でも、悪い?
[思わず額にも手を当てて、首を傾げて問うけれど、それにはきっと首を横に振られてしまっただろう。 それでも、やっぱり胸の内の小さな違和感は拭えなかっただろうから。]
──どうかした?
[ゆきの両手を、包むように握りこんで。 出来るだけ、柔い声で尋ねてみる*]
(+22) 2015/09/24(Thu) 21時半頃
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[ 背を見送って、姿が消える頃、手を下ろして。 先程の、――オーレリアは、したことはないにしろ。 悪戯がばれてしまった時、の様な。 気まずさにも似た、何かを抱えているせいか。
隣の先生は見上げられず、 並ぶ店の明かりや、街灯へ。そして空、瞬く星に。 ぼんやり、視線を移して。 ]
…もう、帰る時間?
[ 再び、小さく呟けば。 夜の喧騒に、呟きが溶けていったでしょうか。 それより前に、…届いていれば、いいけれど。 ]
(80) 2015/09/24(Thu) 21時半頃
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[先生に再び手を引かれ>>71、店を後にする。 彼女達も席を立ち、一緒に手を引かれ]
うん、オーレリアさんも、ありがと。 またね!
[また、なんて言葉を口にするのは旅人らしくないかもしれないけれど。 ひらひらと手を振り、髪飾りの袋を手に持ち。 先生に手を引かれ、二人と別れる*]
(81) 2015/09/24(Thu) 21時半頃
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[ 優しく手を引かれて、ゆっくりと外の空気を吸った。 少しだけ気分が落ち着いたような気がした。 どうかした、と心配そうに尋ねてくる藤乃に、なんでもない、と静かに首を振って。 けれど、少し悩んだあと、やっぱり口を開いた]
(+23) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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タリンは、楽園なんだよね?
[ 戸惑っているような、迷子のこどものような、答えを求めている声だった]
どうして、ヴェスとマリオは、楽園で悩んでいるの。 ここにきたら、みんな幸せなんじゃないの?
(+24) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[ 10歳のこどもにとって、楽園とは夢の場所で、そこへ辿りついたらみんなが幸せになれる。 幸せでなければいけない、と、思い込んでいたのだ。 だからこそ、彼らの迷いを…は理解できない。 幸せの園において、それはとても異質に思えたのだ*]
(+25) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[部屋の外で夕食をいただき、ついでのようにフロントへ。 今までの料金を聞き、そして既に支払われていたそれ>>4:113に目を丸くした。 そして、額に手を当てる。
これは、なんとしても彼に出会わなくては。 お金はきっと受け取ってはくれないだろうが、せめて、何か。]
(82) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[ベッド脇においた荷物の中身を思い返す。
ああ、確か。 手工芸が盛んな街に立ち寄った時に求めた、華奢な銀細工の栞があった。 手放すには少し惜しく、売る気になれなかったものだが。 本を読む彼なら、負担にはならないだろう。
それは、半分意地のように。 そう決めた。]
(83) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[やはりはしゃぐゾーイをベッドに放り込み、問答無用でランプを消す。 少し文句があったかもしれないが、ゾーイと出会う前に寄った街の話をして寝かしつけた。
何十と街を巡っても、タリンは見つからない。 そもそもがうわさ話のような街だ。 見つかれば僥倖。 そんなものだろう。
ゆるやかに襲う睡魔に、抗わずに目を閉じた。]
(84) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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――ホテル・エスペラル――
[気がつけば部屋が明るくなっていた。 窓を開けて、空気を通す。
朝日に焼ける町並みをしばらく見、そして朝の支度を開始した。*]
(85) 2015/09/24(Thu) 22時頃
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[聖女が手を下ろすまで、碧を細めて見送る。
学者は、先程の慌て様、そして其れからの気まずげな聖女に、気付いてか気付かずなのか、反して上機嫌だった。 あまい香りを身に纏う、去っていった小さな旅人。手に揺れていた袋。──嗚呼そう言えば袋を貰わなかった。紙の箱一つ、セカンドバックにころんと投げ込まれている。 心はそわそわ、表情は、あくまで平静を装って。
ぼんやりと空に輝く星々を眺める聖女の、呟きは確りと拾い上げ、]
──そうだな、もう、こんな時間か…
[ぱちり、懐中時計を開いた。 さて、屋敷に帰ろうか、暫しの思案。]
(86) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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―回想―
[会計を済ます自分に隠れるようにして、学者が何かを買った>>79らしいことに、少し目を瞬かせたけれど。 人差し指を立てる青年に、合点がいったという風に口角を上げて。]
おや、なかなか。
[粋な真似をされるな、なんて。 男と顔を見合わせて、にやり、と笑う様は、 きっと、悪戯を思いついた少年のよう。]
(87) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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ええ、“また”。 今度は、ゆっくりお話を聞かせていただければ、と。
[また、と再会の言葉には、同じくそう返して。 祈りの後、学者と聖女に背を向け、歩き出す。
少女の片手に握られた袋を、ちらりと見遣って。 さて、と思考を向けた先は、学者から教えられた、いくつかの店のこと。*]
(88) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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[この子のこんな声を初めて聴いた、と思った。>>+24 うたっている時のそれとはちっとも似つかない、惑い揺れる、声。]
……ゆき、
[返事に窮して、藤乃もまた戸惑ったように名前を呼ぶ。 それでも、その問いへの答えはひとつだけ。]
──タリンは、"楽園"だよ。
[ゆきが導いてくれた、ゆきに導かれた場所だから。 それは、藤乃にとって揺らぐことのない、答え。 言い切ってしまえば、それはゆきへの返答と言うよりも、自分の心へと響いて。 気持ちを立て直すように、藤乃は、いつもの穏やかな笑みを浮かべる。 ゆき、と、今度は静かに、いつもの優しい声で呼ぶ。]
(+26) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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……長く生きていると、ね。 自分のそれまでの生き方に納得していてもいなくても、 環境が変わることに、気持ちが驚いて、ついてゆけなく感じることもあるんだ。
[勿論、それが良い変化であっても、と付け加えて。]
あの2人は、たぶん、俺たちよりも長く生きているから。 選ぶことに、少し時間がかかることも、あるんだよ。
……2人が、タリンに住まうことを選んでくれたらいいのにね。
そしたら、皆で、うたを歌えばいい。 その時は、ゆきが、俺たちの歌の先生になってくれる?
[そんな風に、冗談めかして笑う。 それは、まるっきり、綺麗な大人の回答だ。]
(+27) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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[だけど、この時。 たぶん、小さな小さな波紋は、藤乃の胸に落ちて。 それは、すぐに掻き消えてしまう程に細やかなもの。
──神の御使いにも似た、白い小さな子ども。 彼に導かれて、自分はタリンへと辿り着いたけれど。 揺れたアイスブルーの瞳は、ただの、10歳の子どものそれでしかなくて。
だから、何か、この時。 もっと違う言葉を、藤乃は持っていたんじゃないか、と。 そんなことを、一瞬だけ思ったのだった*]
(+28) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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/* いきなり饒舌に喋りだした……どうした……
(-16) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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[また、馴染みのホテルに戻るのも何だか気まずい。 茶封筒を押し付けてきたばかりだし、今日は彼方の教会に近付くのは、盛大に転んだ手前恥ずかしかったのも、あり。
──そうだ、もし、彼女に"ファミリーネーム"を渡すなら。 教会にも、また、回らなければいけない気がする。]
挨拶をしにいかないとならないな、オーレリア。
[己にも言い聞かせるように、口に出して。 手を差し出せば帰路を進む。明日は原稿を書こうか、それとも…─]
(89) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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―現在:キネーン郊外―
[甘い菓子を味わった直後か、数回の朝日を眺めた後か。 どちらにせよ、それらを思い出の引き出しへと仕舞い込んだ頃には、新しい旅が始まる。
ショコラの手を引いて、ゆっくりと街道を歩く。 去り際に、一度、振り向いてしまったのは、きっと、例外があったからか。
ここは、知識と物資を補給するだけの、今までの街とは違った。 少なからず言葉を交わした者がいれば、名残惜しさはどうやっても残るものらしい。]
(90) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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そろそろ、行きましょう。 また、機会があれば来るかもしれませんし、ね。
[きっと、自分以上に名残惜しいであろう手を引いて、 その主をなだめるように、優しい言葉を吐く。
長い旅の中、同じ場所を訪れるなんて、到底在り得ない。 けれど、気が向いたなら。手を握った少女が、自分と肩を並べることがあったなら。 “また”、なんてことも、或いは。
――なんて思うのは、少々未練がましすぎるか。]
(91) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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[男に紹介された店で誂えてもらった、2つの指輪。 青と黄、宝石のついた指輪を、ローブのポケットの中へと仕舞い込んで。
そうして、キネーンから背を向けて、歩き出す。 神に祈る旅という名の、少女との旅。 指輪を付けるには、まだ小さすぎる手を、しっかりと握りしめて。*]
(92) 2015/09/24(Thu) 22時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 23時頃
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[ 先生の返事を、待つ間。 人の波から聴こえてくるのは、 "世界一かわいいおんなのこ"の話。 こどものまま、時の止まった少女の話。 ふと、思います。 あの子は。オーレリアの様に、 選ぶことは出来たのでしょうか。 それはきっと、彼女にしか。 ――もしかしたら、彼女にすら、 わからないのかも、しれないけれど。
でも、考えるのも無粋な気がして。 先生の声が聞こえれば、 直ぐにそんな思考も途切れます。 ]
(93) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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――挨拶? ……ゾーイと、ジェフさんに?
[ マリアさん以外に?と。 思い当たった人物を挙げながら、首を傾げ。 手を差し出されたこともあって、ここで、ようやく。 先生を見上げます。
碧の奥。 そわそわしているおとながいることは、読めず。 ]
(94) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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明日は。 …寝坊しないわ、先生。
[ 何があるにしろ。 先生が用事に遅れてしまうのは、駄目だから。 オーレリアも自分に言い聞かせるように、告げて。
――そうしてまた、ふたり。 お屋敷へと帰っていきました* ]
(95) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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[彼らと別れた後。 先生と一緒に何ヶ所か回ったけれど、先生と商人が話していても、高い位置からの会話は聞こえなかった。 途中で寄った店には、綺麗なダイヤのネックレスや金の指輪なんかもあって。 それを見ている内に先生は話を済ませてしまったのだけれど]
なにか、あったのですか?
[そう尋ねても、先生は笑みを湛えたまま答えないだろうか。 弟子は不思議そうな顔をして、それ以上は聞かずに宿へと。 その後、数日はなんて事のないキネーンの日々を、そして。]
(96) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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―キネーン郊外―
…はい、せんせい。
[華やかで、煌めいて、沢山の人と出逢いがあった街。 友達と別れるのは寂しいけれど、縁があればまた会える、とは先生の言葉。]
次は、どんなところに行けるのでしょう。
[先生の手を取り、一緒に歩く。新たな旅、目的地も知らず。 不思議だったのは。 彼女の憧れであったクラリッサ・トウシューズの顔を見ることは叶わなかったことに、少しの未練も感じていないこと、だったり。]
(97) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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/* 中身はなんかもう、10歳のこどもをこんだけ崇拝して家族ごっこみたいな感じで、お前がいちばんゆきをもの扱いていうか偶像崇拝ていうかそういうあれじゃねーか!ってすごい腹たってくる感じなのでちょっと解消に向けて動かすつもり……
(-17) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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[沢山の思い出を胸に抱え、歩く。 纏められた髪に乗った青と黄が、日差しに反射し、輝いた*]
(98) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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/* 甘やかしたがりの大人の図は、自分のためでゆきのためじゃないんだよねという感じで。ここにきてやっとちょっとPLがPCをああなるほど……と飲み込めてきた感……本当に……迷走長かった……
(-18) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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[ ――きっと、翌朝には。 "寝坊しない"と言った通り。
郊外のお屋敷、鳥の囀りが聞こえる中。 先生の自室の扉の前、身なりを整えた聖女の姿が、 あったことでしょう。
新しい風の吹いた、ちいさなせかいの一日が、 また、始まりを告げます* ]
(99) 2015/09/24(Thu) 23時頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2015/09/24(Thu) 23時半頃
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