162 冷たい校舎村3-1
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狼
墓
少
霊
全
ケイトに5人が投票した。
チアキに1人が投票した。
ケイトは村人の手により処刑された。
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ケイイチ! 今日がお前の命日だ!
2015/06/28(Sun) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ケイイチが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ナナオ、ナユタ、チアキ、ゴロウの4名。
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/* 目の滑る長文っぷりと、思いっきり神楽くんに挟まっている件に全力で頭を下げたい所存ですっ。
ともあれ地上に残るみんなを応援! 良い最終日になりますように!
(-0) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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────キーンコーンカーンコーン……
(#0) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* みんな落ちロルすごいよな…ただし俺のは除く…(震え声)
(-1) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[午前8時50分。今日も等しく朝は来る。
朝も、別れも、等しくやって来る。
また、ふたりが消えた世界で、君は悟ったはずだ。
ここは君の世界。君の見ている、夢のつづき。
なら、結末を決めるのも君。そうだよね?]
(#1) 2015/06/28(Sun) 00時頃
[さあ、いよいよ決断の時だ。
悩みはない、けれど誰もいない世界にひとり留まるか、
痛みや苦しみ、悲しさと、そして、仲間の待つ現実世界に帰るか。
君は選択しなければならない。
……君が、選択しなければならない。
それでは、よく悩んで、考えて。
どうか、"君"にとっての、良き選択を。]
(#2) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* 涙で前が見えないんですけど もうやだ2人ともかっこよかった、なんなのあれ ずるい
(-2) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* あっ、ひとりごと間に合わなかっ、t(くちからたましい)
(-3) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[ 無理しない様にする、それは嬉しいけど。 ああもう、吹き出された、みたいだ。 とうとうがっくり項垂れて、うう、って、唸る。
変じゃないかなあ。変だよなあ、って。 ぐるぐる、頭の中はまわって。 …だけど、繋がれた手に力がこもって、 現金な自分は、ふにゃり、笑うのだ。 ]
(+0) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/*
ぐすっ。
(-4) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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……ん。だって、とーるくんの幼馴染、だもん。 いろんなこと知ってるし、わかるし。 わたしくらいしか、受け止められない、って。 そう、思うよ。…たぶんだけど!
[ 冗談めいたそれは、少しの願望もあった。 それこそ、彼の隣に別の人がいつか現れたとしても。 それまではせめて、この場所にいさせてほしいなって。 このくらいは願ってもいいかな、って、思ったから。 ]
(+1) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[──そろそろ、思い出したら?
夢と現の狭間。どこか遠くから、声がする。 何を、と、秋野は思う。 思い出すことなんて、何もない。 何もないはずなのに、どうして、頭が痛むんだろう。
誰かの世界。"ホスト"の世界。 相馬風子のマネキンから流れる血は、まるで"ホスト"が間近でそれを見てきたかのように、ひどく赤い。 あの鉄のにおいを纏った赤を、秋野は、確かに知っている。]
(0) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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あ、でも。ちょっとは身長わけてほしいなー…。 とーるくんばっかりずるい。
[ 寂しさを紛らわすみたいな一言も付け加えて、 そうしてまた、光>>4:+67に気付く。 携帯を確認して、メールを開き。 こちらの世界でちゃんと無事でいるらしい藤堂に、 安堵の息を吐いて。 ]
(+2) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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……あ、見えたよ、病院。 あそこで、良いんだよね?
[ 少し遠く。 うすらぼんやりと見える建物の光に、目を細めた* ]
(+3) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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──回想:秋野智広が死のうとした夜のこと──
[文化祭を終えて数日後。 自宅でひとりきりの、静かな夜のことだった。
お腹が空いた気がして、秋野は冷蔵庫を開けた。 昨日、一昨日。俺、何を食べたっけ。 冷蔵庫には、何か残ってたかなぁ。 思いながら、庫内を覗き込んで、秋野は目を見開く。
殆ど空っぽの冷蔵庫の真ん中に、キャベツが置いてある。 一目見て、それがもう腐っていてとても食べられないものだと気づく。 どうして、こんなになるまで放置してしまったんだろう。 嫌な臭いに口元を覆った。吐きそうだった。
──ねえ、これって、いつから此処にあるんだっけ?]
(1) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[襲い来る気持ちの悪さを堪えながら、顔を上げる。 そうして、秋野は、家が酷く荒れていることに気が付いた。 散乱するゴミ。脱ぎ捨てられた服も、何もかもがすべて、雑然と散らばっている。 ゴミの中に埋もれるようにして、織部那由多のくれたインスタント食品が、転がっていた。>>0:38]
……あれ……?
[おかしいな。──おかしいなぁ。
目に映るものに、その惨状に、気づかず日々を過ごしていた自分に、愕然とする。
あの日、秋野は、もう全部やめようって、そう思って。>>4:124 ちゃんとやろう、って。きちんと、自分が間違ってたって、認めて。 だから、全部、ちゃんと出来るはず、だったんだけど。 これ、何だろう。 なんで、こんなことになっているんだろう。]
(2) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* あっこれ あっ
あきのくんごめんなさい…!!!!
(-5) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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「──お前には、生きる力がないよ」 「生活力もないし、出来ることも、やりたいこともない」
[こんな時に、母の言葉を思い出す。>>4:122 かみさまの言葉。ずっと、何より欲しかった、母親の言葉。 ああ、だけど。なんだかこんなのもう、まるで呪いだ。
秋野智広は、夜を捨てることが出来なかった。 あの冬の日に、縋りついたもの。 今さら捨てても、自分は、上手く生きてはいけない。
随分長い間、そのまま固まっていた。 ふらり、と、秋野は立ち上がる。 冷蔵庫の横、水切り棚に放置してあった包丁が目に止まる。手を伸ばした。 細い足首は、かくりと頼りなく揺れるのに、包丁を持つ手にはいやに力が入っていた。]
(3) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[切りつけた手首と腹部の痛みに、呻く。 最初は手首。それだけではなんだか心もとなかったから、次は腹部。
ぽた、と落ちる血が、冗談みたいに赤かった。 その赤を見て、強い言葉を紡ぐあの赤い唇を思い出してしまう。 この身体にあの人と同じ血が流れてるんだと思ったら、溢れて床に広がる血が勿体無くて。 自分のどうしようもなさに、唇は歪んだ笑みを作った。 こんな風になってもまだ手を伸ばしてしまうっていうなら、ここで終わらせるのがきっと正しい。 正しいはず、──なんだけど。]
(4) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[ああ、また、赤が滴る。 ぐちゃぐちゃとした頭の中で、秋野は、思った。
ねえ、かみさま。 ううん、かみさまじゃなくていい、願い事、聞いてくれる誰か。 強くて正しくて、生きる力を持ち合わせた、眩しい人たち。 こんなことしておいて、今さら、馬鹿みたいなことを言うけれど。
──俺、死にたくないなぁ。]
(5) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/28(Sun) 00時頃
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[視界の隅、借りっぱなしの絵本が映る。 ひとりぼっちの寂しい幽霊が、魔物の集う洋館で友達を作るまでの短いお話。>>4:75 どこまでも優しい、優しい物語。 最後のページは、幽霊と魔物たちの楽しげなパーティの様子だ。>>4:76
秋野は、手を伸ばす。血に濡れた手。 ごめん。 こんな手じゃ汚してしまうんだけど、──ごめんね。
指先が絵本に触れた。 そう思ったのを最後に、意識は、途切れた。*]
(6) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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[──8時50分のチャイムが鳴る。 秋野智広は、全て、思い出した。]
(7) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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──朝:3-1 教室──
[チャイムの音が鳴ったと同時に、秋野は目覚めた。 ゆっくりと、身体を起こす。 長い、長い夢を見ていた気がした。 朝の光が窓から差し込んで、眩しさに目を細める。
教室には、起きている誰かはいただろうか。 神楽桂一と、水瀬恵冬の姿がない。 それも、どこかで分かっていたような気がした。
誰かと目があったならば、どこか困ったような顔で笑って、告げだろう。*]
おはよー。そんで、ごめんね。 ……ここ、俺の世界だったみたい。
(8) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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/* なんか発言の順番とか間違えてそう めっちゃめそめそしながら投下したから やめてよもーーーあんなすごい落ちロル見た後にこの投下つらいーーー
(-6) 2015/06/28(Sun) 00時頃
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―朝:教室―
はぁ!?
[チャイムと同時に目が覚めて、見回した教室。 目が合った途端の言葉>>8に、素っ頓狂な声を上げて、彼をまじまじと見た。
確かに、彼がホストの可能性を捨てていた訳ではない。 それでもやはり意外、だとか、何でお前が、とか。言いたい事は山ほどあるのに、言葉が上手く出てこない。]
……な、何で。
[辛うじて出てきたのは、そんな間抜けな呟き。 どうとでも取れるような問いかけに、彼の答えはあっただろうか。**]
(9) 2015/06/28(Sun) 00時半頃
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/* 改めて落ちロル見返しました。 桂一くんの「ばーか」が本当に小気味よくてすっごい好きだしやばい。もうやばい。かっこよすぎる。 けいちゃんは、もう、なんか感謝してもしきれない……ありがとうございます……びえ(また泣けてきた
(-7) 2015/06/28(Sun) 00時半頃
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/* 那由多くん良い反応だ
(-8) 2015/06/28(Sun) 00時半頃
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[じゃあね、桂一、けいちゃん。 どうか、元気でね。……ありがとう。 去った彼らの代わりに、残されたマネキン。 "ホスト"は、頭を下げる。 ありがとう、君たちに、心から感謝している。
"ホスト"は、神楽圭一を、解放する。 "ホスト"は、水瀬恵冬を、解放する。
さて、そろそろお祭りは終焉を迎えるだろう。 ──8時50分のチャイムが、再び鳴る。*]
(*0) 2015/06/28(Sun) 00時半頃
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/* 何か忘れてるって気づきました 恒例の見送り発言だ
(-9) 2015/06/28(Sun) 00時半頃
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/* 水瀬と神楽の落ちロル、すごくよかった……。
よし、秋野。お前を助け出す。 織部に見せ場は譲りつつ。
(-10) 2015/06/28(Sun) 00時半頃
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/* >>#1 ホストに合わせて文章変わるの、ほんと好きー
(-11) 2015/06/28(Sun) 01時頃
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[眠気に勝てなくなってきた頃、>>4:162七尾の一言が聞こえてきた。 何かの聞き間違いだと思った。
七尾は、……高校で見る七尾は。今まで、そんなことを口にしたことがなかった。 俺の兄貴のサインを、七尾にあげた? それすらも、全部忘れている。思い出せない。]
……七尾?
[その時、眠気に混じるように一瞬だけ走った思考。
――ああ、やっぱり、思い出したくなってきた。 思い出してしまうのは……辛い記憶だけではないのかもしれない。 このまま逃げて、過去を全て捨てるのも、勿体無いよな。
なんとなく、そう感じたから。]
(10) 2015/06/28(Sun) 01時頃
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それは、良かった。 大切にしといてくれ。
[そう返事をするが、俺にはサインを渡した記憶は無い。 聞いたところで、七尾が話したい話でもないかもしれない。
だけど、俺が知らない七尾の姿を、――本当の姿を少しだけ知りたくなった。 それだけの好奇心。
ああ、やっぱり大丈夫。
俺はもう、逃げることをやめることができそうだ。 眠りに落ちる前、確かにそれを感じた。*]
(11) 2015/06/28(Sun) 01時頃
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[那由多の反応があまりにも正直だったから、少しだけ笑う。>>9]
んーと……。 冷蔵庫のキャベツのせい、かな?
[真面目な顔つきで、数秒考え込んだ後に、そう返す。 決して、馬鹿にしているわけではないのだけど。別に嘘でもないし。 それから、少しの間を置いて、もうひとつ。]
(12) 2015/06/28(Sun) 01時頃
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……風ちゃん探してる時に、さぁ。 "ホスト"が何を望んでると思うかって、那由多、聞いたじゃん。
あの時、答えたことは、別に嘘じゃなかったよ。
[風子を探しながら、那由多が尋ねた疑問に、秋野は返した。 文化祭を楽しみたかった、皆でもう一度遊びたかった。>>2:247 "ホスト"であることを覚えていなくても、あの時口にしたことは、別に嘘ではない。
たぶん、"ホスト"であることが判明しても、自殺を図ろうとしたことまではまだ分からないだろう。 "ホスト"の条件。精神的に衰弱した者。思いつめている者。生死の境を彷徨っている者。>>1:232 どれ、とは確実に言えないはずだ。 秋野が、死を図ろうとしたことまでは、まだばれてない。 恵冬に聞いた話を思い出しながら、慎重に言葉を選んだ**]
(13) 2015/06/28(Sun) 01時頃
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/* 5dにはいったらBGMをThanks Giving Daysに切り替えるって決めてたんだ……! 今までずっと箱庭傍観者と炉心融解きいてた。
(-12) 2015/06/28(Sun) 01時頃
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―自宅―
…っい、ってぇ…!?
[どすん。そんな効果音がつきそうな感じで何処かから落下し、その衝撃で目が覚める。 身体を起こし、強かに打ち付けてしまったらしい腰をさすりつつ周囲を見渡した。どうやら自室で、ベットから落ちてしまったらしい。ベッドの上にはいつも通りに、携帯ゲーム機がある。そして掛け時計を見れば、自分にとって、寝るにはまだ早い時間。
――ゲームしてる最中に寝落ちて、その上ベッドから落下した? ならば、今まであったことは夢だとでも…いや、それはない。あれが、あの校舎での出来事が夢のはずがない。あんなリアルすぎる夢なんてあるか。こっちの自分は意識を失っていたのかもしれないが、さっきまでの出来事が夢だったというわけではないだろう。 第一、俺がゲームの最中にセーブもせず途中で寝るわけないし。]
(+4) 2015/06/28(Sun) 01時半頃
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…あの世界から、戻ってこれた、っつーことでいいんだよな…
[いや、戻ってきてしまった、と言うべきだろうか。 他の皆を、あの世界に置いてきてしまったのだから。 同じ時間に皆あの世界から戻ってきた、という可能性もないわけではないが、どうしてもそうは思えなかった。まだ、"ホスト"の抱えているものを、解決していないのだから。
ふと、何かの光が視界を掠める。 その光に視線を向ければ、どうやらスマートフォンのメール着信通知のようだった。]
(+5) 2015/06/28(Sun) 01時半頃
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[それを素早く手に取り、メールを確認する。 もしかしたら、先に"こっち"に戻ってきた誰かからのメールかもしれない。そしてその予想は当たっていたわけだが、その内容には目を見開くことになる。 ――それは、相馬からの、秋野が自殺未遂して重体らしい、というメールだった。]
アイツか…!
[あの世界の"ホスト"は、秋野なのか。 自殺を試みるくらいに思いつめていたのなら、可能性は十分考えられるだろう。 あの世界に残った奴らが、秋野を救って、こっちの世界に連れて帰ってきてくれればいいのだが。 いや、あの世界の秋野がなんとかなっても、こっちにある秋野の身体が助からなければ――]
(+6) 2015/06/28(Sun) 01時半頃
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─朝 8時50分─
[パチン、と、何かが弾けるように目が覚めた。 響き渡るのは、チャイムの音。
ああ、今日は眠れたんだ。そう思うと同時に、気付く。 隣にいたはずの恵冬がいない。
だけど、今度は、 息が詰まるんでも、泣きたくなるんでもなかった。
ああ、あの子、帰れたのかな。 空っぽの隣をじっと見て、それから、視線を移した。]
(14) 2015/06/28(Sun) 01時半頃
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─3年1組/あたしたちの教室─
──そっか。
[織部が、驚いたような顔をしていた。>>9 うん、驚いた。あたしも。驚いた、はずなんだけど、 心は、なんだかとても静かだ。]
……そっか、なんか、そっか。
[そんな、急に分かるものなんだ、とか。 一体どうして、とか、込み上げる言葉は、どれでもなくて、]
じゃあ、さ、秋野は今、どうしたい?
[まっすぐに、視線を向けたまま、ゆっくり立ち上がる。 やっぱり身体が強張っているのは、無茶な姿勢で寝たせいだ。たぶん。]
(15) 2015/06/28(Sun) 01時半頃
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……4階、行ってみる?
[ああ神様。あなたの望む通りに。 いなくなる前の、あの子の言葉を思い出して、そう問いかけた。]
おばけやしき。みんな一緒なら怖くない、でしょ?
(16) 2015/06/28(Sun) 01時半頃
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…病院、行くか。
[立ち上がり、スマホや財布を持って自室を出る。 せめて、傍に居るくらいはしてやりたい。 玄関へと向かう途中、アイツ――父親の部屋の前を通ったが、どうやら今日は帰ってきてないらしい。好都合だ。 相馬からのメールに示されていた病院までは、自宅からそれなりの距離があるのでタクシーを呼ぶことにした。タクシーが自宅前までくれば、それに乗り込んで病院へと向かっただろう**]
(+7) 2015/06/28(Sun) 01時半頃
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/* 1回表でも独り言で呼んだりしたけどメモでもなんか万里のことしずくって呼ぶの恥ずいっつーか呼んでいいんだろうかってなる…いや、桂一くんって呼ばれたからそれならこっちもと思ったけど…いいのかな…?って思ってしまうPLのチキンっぷり…
(-13) 2015/06/28(Sun) 01時半頃
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[ひさしぶりに。目覚めを、気持ちが良いと思った。夢から覚める瞬間がすごくこわかったのに、今日は、まどろみを楽しむように、ゆっくりと瞬きをする。
リビングに移動して、伏せていた兄の位牌を、きちんと立たせる。ちょっと考えてから、母の位牌も横に並べた。お線香の準備をして、お茶を淹れて、きちんとお供えする。少しの間手を合わせて、目を閉じた。兄がいないことを認めるのが怖かったけれど、今ならちゃんとわかってる。兄はいないけど、それでいいんだだって。]
……ただいま、おにいちゃん。おかあさん。
[笑顔でそう言って、立ち上がった。不思議で生々しい奇妙な体験だったけれど、そのおかげで、長い悪夢から覚めたように、心地が良かった。]
(+8) 2015/06/28(Sun) 02時頃
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[――しかし。携帯にきた駒鳥>>4:+47と相馬からのメールに、さっと表情を曇らせる。 秋野が、危篤。自殺未遂。あの世界の中で、唯一死と隣り合わせだったのは、秋のだったのだ。 それは、つまり――]
……秋野くんが、あの世界を作ったの……?
[あの世界は、現実に帰りたくない人にとってはとても優しく穏やかな世界に見えた。事実、…は兄に会えた。現実が嫌で死のうとした秋野は、あの世界を求めるのではないだろうか……? ぞっとするほどの寒気が…を襲い、慌てて駒鳥に返事を打つ。]
(+9) 2015/06/28(Sun) 02時頃
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―――――――――――― TO:ひなこちゃん 本文:そんなことないよ。ひなこちゃん、私こそ、ちゃんと支えてあげられなくてごめんね。 いままで、頼りなくて、よっかかれなかったと思うけど、これから私ちゃんとして、ひなこちゃんのこと、助けてあげられるようになる。 だから、これからもよろしくね。
秋野くんのこと、みました。 心配だから、病院に行ってみたいな……。 ひなこちゃんも、いく? もしいくなら、あっちで会いましょう。 ――――――――――――
(-14) 2015/06/28(Sun) 02時頃
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[駒鳥にメールを打って、その後、考えてからもう一度メールを起動する。宛先は、神楽桂一。無事に帰ってきている事を祈りながら、できるだけ素早く指を動かして、そのメールが打ち終わったら、慌てて家を飛び出した。 きっとみんな、秋野を心配している。迎えに行かなくちゃ。 赤いりぼんを揺らしながら、…は家を飛び出した。**]
(+10) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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―――――――――――― TO:神楽くん 本文:桂一くん、無事にかえってきたかな。 話したいこと、いっぱいあるよ。 誰かから秋野くんのこと、聞いた? 私は、秋野くんが心配なので病院に行こうと思います。 もし、桂一くんも病院にいくなら、またあとでね。 ――――――――――――
(-15) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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/* しぬほどいそがしい………
(-16) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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/* うわーん桂一くんと恵冬ちゃんの落ちロルリアタイしたかったよ;;; 二人ともおかえりなさい。
(-17) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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/* 毎回思う事:墓落ちした際の時間軸迷子
(-18) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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[夢の狭間、意識は揺蕩う。
自分と向き合う覚悟を決めたその直後、誰かが答えをくれるように。]
(17) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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― “誰かさん”の物語 ―
[――俺は、校舎のどこかを歩いていた。 そこは長い長い廊下。文化祭の装飾に彩られ、眩しさを伴った道。
どこへ向かっているかなど分からない。それでも歩く。 気の遠くなるような長い時間。窓の外は黒く塗り潰されたように、闇に沈んでいる。
ようやく辿り着いた、曲がり角。 そこで一度立ち止まった。
「にゃあん」
――聞き覚えのあるような、無いような、猫の声が聞こえた。>>0:18]
(18) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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[曲がり角からとことこと、灰色の毛並みを自慢するように、澄ました顔で歩いてくる痩せた猫。 それは俺の目の前で立ち止まった。
思えば、俺は何故か猫と縁がある。 記憶を失った時>>3:159もだし、この校舎に登校する時>>0:17もだ。
屈んで猫の頭に手を伸ばそうとした時、――ふと、気付く。 俺たちのクラスの11人の他に、誰もいないこの世界。 それは、登校時からそうだった。通行人が誰一人いない違和感をまだ覚えている。
この猫は、どうしてあの時、用水路にいたのだろう。 それは今となっては考えるまでもない。
この空間が見せている、数々の不思議な現象。その一部だったのだろう。
正解、とでも言うように、猫は「にゃあ」と鳴き、その姿を掻き消した。]
(19) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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|
[そして、掻き消えた猫の代わりに、そこに立っていたのは――。]
「お久しぶりですね。」
[俺の病室にやってきて、そして自殺をした、忘れられない、あの女の姿。 携帯の待ち受け画面でいつも儚げな表情を浮かべている、灰色の髪の――俺の記憶に無い、大切な人。]
……ああ。 久しぶり。
[向こうが透けそうなほど希薄な姿を、視界から外すことはない。 もう、目を逸らすことはない。]
「実は、ひとつだけ心残りがあったんです。 あなたにかけた呪いを、そのままにしてしまったこと。」
[からかうような表情も相変わらず。 こちらの脳を直接揺さぶるような、その声色が耳に突き刺さる。
でも、もう頭痛は起きなかった。]
(20) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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「先輩。」
[あの時のように、真正面から、詰められる距離。>>4:96]
「私のこと、好きだって言ってください。」
[あの時のように、唐突な一言。 ああ、やっぱり理解に苦しむよ、“健五郎”。 お前が好きだったらしい、この女のことは。
少しの間。静寂。見つめ合ったまま、何も言わない俺と彼女。 やがて、彼女は肩を落とす。]
「……言えないでしょう。だってもう、あなたにとって――私よりも大切な人たちが、他にいる。」
そうだな。その通りだ。
[彼女の姿がふわりと消える。次に声が響いてきたのは、背後から。]
(21) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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「あなたはもう、私を好いてくれた先輩じゃない。 あなたは、物語の主人公なんかじゃない。
だから――何も背負う必要はないんですよ。」
[振り返れば、彼女の姿はもう薄く消えかかっていた。]
「言ったじゃないですか。私のことは忘れてくださいって。 忘れてくれたら、……それで、いいんです。」
[彼女は、まるで少し前までの俺の気持ちを代弁しているかのようだった。 何も思い出さずに逃げろと。向き合う必要は無いんだと。
忘れることができれば、俺は楽になる。 “健五郎”ではない別の誰かとして生きていくことができる。
ああ、そう思っていた。少し前までは。]
(22) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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俺がお前を忘れたら、お前が……ずっと、苦しいままだろ。
[彼女の表情が、変わった。からかうような視線は、戸惑いへと変わっていく。
――死者の気持ちなど分からない。だからこれは、俺が見ている彼女の姿は、俺にとって都合のいい夢かもしれない。 でも、それでも良かった。
俺が過去から逃げないこと、それを後押しする理由が、ようやくそこにあったのだから。]
(23) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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|
[捨てられた舞姫の心境は、未だに上手く想像できない。
でも、もう、俺は。
舞姫の存在を、忘れたりはしない。]
(24) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
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[彼女の姿は再び濃くなり、影を取り戻していく。]
「……遅いですよ。」
[その声は、どことなく上擦っていたように聞こえた。]
「遅すぎます。」
……ああ。ごめんな。
「…………惨めじゃ、ないですか、こんな、の……っ。」
[泣き顔は見ない。ただ、天井を見上げる。 文化祭の装飾が、目に眩しかった。 視界が潤んで、霞んでいく。
何があっても泣くなと、兄貴は言っていた。>>3:112 帆北健五郎は絶対に泣かない。
だから、泣いているのは、別の誰か。]
(25) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
|
|
「本当に私のことを思い出すつもりなら、それなら、全部思い出して貰いますからね。 約束したことも。」
勿論。……お前の勝ち、だったか?
「ええ。そうじゃなきゃ、許しません。」
[>>4:95あの日、彼女が言ったこと。それの意味も、きっと思い出す。 昔の俺が、ロクでもない約束を受けていないことを祈ろう。>>3:273]
「……そろそろ、時間みたいです。」
[彼女がそう言った。 俺もなんとなく感じていた。
今、こうして彼女と出会っていることは、ホストとかは一切関係がない、俺の夢。 そして、この夢は何を示しているのかも。]
(26) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
|
|
「この世界の主は、あなたではない。もう、分かっていますね?」
ああ。
「――あなたは、外に出る前にやるべきことがある。それも分かっていますね?」
そうだ。
[彼女の語る言葉は、俺の思考そのもの。再確認。 できるかどうかは分からない。 だが、全ての迷いは無くなった。]
「期待しないで待ってますよ、先輩。」
[彼女が笑顔を浮かべる。その表情を二度と忘れない。 あの日、目に焼きついた死に顔を上書きするように。絶対に忘れない。
――視界が白い光に飲み込まれ、>>#0チャイムの音が聞こえた。*]
(27) 2015/06/28(Sun) 02時半頃
|
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― 朝・教室 ―
[夢の世界からゆっくりと体を起こし、人数を確認する。 神楽と水瀬がいない。先に帰ったのだろう。分かっていたこと。動揺はしない。
残るのは4人。俺はホストではない。 ――その時、>>8秋野のあっけらかんとした告白を聞いた。]
そうか。
[俺の反応は、七尾に似ていただろう。>>15 織部が先に驚いてくれたおかげかもしれない。>>9
意外、というわけでもなかった。 誰にでも可能性はあると思っていたから。
お前だったのか!なんて、驚くような声を上げることもない。]
(28) 2015/06/28(Sun) 03時頃
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[ホストだということが分かって、秋野はどうしたいのか。 聞きたかったことは七尾と同じ>>15だったから、俺は黙っている。
その次の提案にも。>>16]
……行ってみるか? 見に。 気が進まなければ無理にとは言わないが。
嫌なことがあったら、すぐに俺を壁にしてくれればいい。
[秋野が抱えているもの――その正体には、できれば、踏み込まない。 だが、辛い現実から守るための壁になることは、俺の役目だ。**]
(29) 2015/06/28(Sun) 03時頃
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/* 擬似落ちロル。
書いてるうちに筆が乗ってきて、書く予定の無いことまで書いちゃったよ? エリスにキャラチップをつけたくて仕方がなかった
(-19) 2015/06/28(Sun) 03時頃
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/* まあ、なんだろう。
不思議な現象に頼ることができるのは校舎の中だけだし、和解するならこの形しかなかった。 エピロルは、雨宮への墓参りシーンかなって。
ホストとは関係のない、ただの夢ということでひとつ。
(-20) 2015/06/28(Sun) 03時頃
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/* 実は、エリスのことを忘れることを選んで、 エリスが完全に消滅して解決、でもいいかなって思ってたんだけど。
ハルの言葉もあったし、流れ的に思い出すほうを選びそうだから、 こういう形になったという裏事情。 最初は伏線のつもりじゃなかった台詞とかシーンが伏線になっちゃったよ?(約束とか舞姫とか 実は予定外なんだよ?
(-21) 2015/06/28(Sun) 03時頃
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/* 盾役を引き受けて、踏み込みは織部に任せたい、そんなスタンス。
(-22) 2015/06/28(Sun) 03時頃
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あ、……ううん。 それは、もういーんだ。ありがと。
[この2人は驚かないんだなぁ、と思いながら、朱美と健五郎の言葉に首を振る。>>16>>29 申し訳なさでも強がりでも何でもなく、本心だった。 それは、秋野の穏やかな声から、きちんと伝わっただろうか。]
昨日も、文化祭の話出来て嬉しかったし。 ……むしろ、なんか。 いっぱい怖がらせちゃって、ごめんね。
[苦笑しながらそう返す。 その謝罪も、やっぱりまた本心だった。]
(30) 2015/06/28(Sun) 05時半頃
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[ここまでは、全部、嘘じゃない。]
(31) 2015/06/28(Sun) 05時半頃
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……で、さ。 俺、ちょっと、トイレ行ってくんね。 精神世界でも、生理現象って起こるんだねぇ。
[そういや、椅子ぶつけた時も手首痛かったしなぁ、とぼやきながら立ち上がる。 「はぁ!?」と、また素っ頓狂な声があがったとしたって、構うことなく。有無を言わせずに。 いってきまぁす、間延びした声で言いながら、教室の戸を、しっかりと、閉めた。*]
(32) 2015/06/28(Sun) 05時半頃
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──3-1 教室→上階へ──
[後ろ手に扉を閉めて、秋野は小さく息を吸う。 昨日、ホームルームに足を踏み入れた時のように、きちんと前を向く。>>4:72 さて、──走ろう。
もし、如何にも運動の出来そうな、健五郎と朱美あたりに気付かれてしまったら、分が悪いかな。 秋野の足じゃ、きっと追いつかれてしまうだろう。 那由多は運動は出来たっけ。そういえば、バドミントン部だったような気もする。 だけど、俺の精神世界なんでしょう? だったら、空間だの時間だの、何でもいいから、多少歪めるぐらいの協力とか、してくんないかなぁ。 お願い、頼むね。正真正銘、これが最後のお願いだ。
そんなことを思いながら、たん、と床を蹴った。 廊下の隅の相馬風子のマネキンを横目に、秋野は、2階へ続く階段へ走り出す。]
(33) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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[階段を一気に駆け上がって、2階へたどり着く。 ここじゃ、"まだ足りない"。もっと、上へ。
あの時、相馬風子を探しながら秋野が那由多に告げた言葉に、本当に、嘘はひとつもない。>>2:247 この世界は、夜を超えられなかったひとりぼっちの幽霊のパーティだ。
──最後のページは、通い慣れた校舎の中での楽しげなお祭りの様子。
色とりどりの照明が照らす、あちらこちらが飾り付けられた校舎内はとても華やかだ。 各教室には、たくさんのお菓子や料理、企画が用意されている。 その中で、楽しいねって笑い合う。
せめて、そんな優しい物語で幕を閉じてみたかった。]
(34) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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[3階へ続く階段をあがる。 少し、息があがってしまっていた。
8時50分。始業を知らせるチャイムが鳴るたびに人が消えてゆく、この世界の法則。
あれは、朝の始まりを、優しい昼間の世界の開幕を知らせる音。 昼と夜を行き来して進むことのない、時の凍った寂しい世界からの解放を意味する音だ。 さよなら、と、帰りゆく彼らに、"ホスト"は手を振る。
ありがとう。それから、ごめんね。 あの眩しい世界で、どうか、君たちは生きて。]
(35) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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[階段を駆け上る。 さて、ここは3階。目の前には、4階へ続く階段。 立ち止まることなく、迷いなく駆け上がる。
文化祭、楽しかったね。 眠りにつく前、みんなでそう言い合った。 だから、パーティはもう幕を閉じていいはずなのに、この世界は閉じようとしない。
いくつかのマネキンを思い出す。 死体のように血を流したものや、身投げでもしたように横たわっていたもの。 本当に、楽しいお祭りがしたかっただけなんだ、って言ってみたって。 もしかすると秋野の中に、引き留めたい思いも、羨望も嫉妬も、ずっと存在していたのかもしれない。 もし、あのマネキンたちが、その証拠だというのなら。
それなら、まだ、この世界は閉じられない。 秋野は、彼らを、全員返す気が、きっとない。
だけど、もし、俺がホストだとしたら。>>4:50 秋野は言った。ちゃんと、みんなのことを、元の世界に帰す。]
(36) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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[──だから、秋野は、今度こそ終わらせるべきだ。]
(37) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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──時の止まった校舎 4F──
[お化け屋敷を象った大きな迷路は、そこにはもうなかった。
なんの変哲も無い廊下に、教室が並んでいる。 よく見れば、本来各階にあるはずのすべての教室が、まるで校舎の縮図のようにごちゃ混ぜに配置されていた。 そこに、鮮やか過ぎる文化祭の色は一切、ない。
その代わり、教室の、廊下の、全ての窓ガラスが破壊されていた。 ガラスの欠片は、片付けられることなく床に散らばっている。 教室を覗き込めば、椅子も机も、何もかもが乱雑に床に倒されているのが目に入るだろう。 荒廃した風景。まるでいつかの光景のよう。>>2 ガラスのない窓から吹き込む風は、少し冷たく、夏から秋への季節の移ろいを思わせる。]
(38) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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[荒れ果てた景色の中を進めば、ひとつだけ、窓の破壊されていない教室がある。 教室の入り口にかかっているプレートは、『3-1』。
その教室だけは、椅子も机も、全てがきちんと保たれていた。 何もかも壊れたその階で、そこだけが、整然と、美しく。
そして、その横を抜けて、廊下の突き当たり。 そこに、屋上へ通じる階段が、ある。]
(39) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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[荒れ果てた4階を目にしてもひるむことなく、そこも一気に走り抜けた。 息が荒い。あともう少しだ。
"ホスト"の条件。精神的に衰弱した者。思いつめている者。 ──生死の境を、彷徨っている者。>>1:232 ならば、生死の世界を彷徨っている人間が、その境界を越えて死に至ったなら、どうなるだろう。 肉体の方の秋野智広は、きっと現実世界にいる。 ならば、精神世界の、今ここにいる秋野智広をも殺してしまえば、どうなるんだろう。 秋野は死んで、この世界は閉じて、みんな帰れるんじゃないか。 秋野以外の、みんなが。
可能性でしかないけれど、賭けるしかなかった。 だって、秋野の悩みは解決しない。 帰ったところで、またきっと同じことを繰り返すんだろう。
だから、華やかなお祭りを終えたら、待っているのは後片付け。そうでしょう?]
(40) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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「──あんたには、生きる力がないよ」>>4:122
[ああ、もう。うるさい。 こんな時なのに、未だに頭に響く声。 舌打ちをひとつ。本当に、うるさいな。 生きる力なんかなくても、大事なものを守る力ぐらい、守りたい意志ぐらい、秋野にだってある。
3-1。 1階にも存在するはずの、秋野たちのホームルームを模した教室。 その横を抜ける時、一瞬唇を噛みしめる。 だけど、視線は向けない。立ち止まりもしない。 一直線に目指すのは、屋上の階段だ。]
(41) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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── →屋上──
[屋上の戸を開け放つ。 空は、快晴。過ぎた夏を惜しみながらも秋を迎える、9月の青空が広がっている。
今が朝で良かった。心の底からそう思う。 開いた扉の向こう側が夜に満ちていたら、挫けていたかもしれないから。
屋上には、落下防止のフェンスが張り巡らされている。 だけどそれは、のぼってしまえば容易に超えられる程度のものだ。 フェンスの向こう側を見れば、地面は、気が遠くなりそうなほど遥か遠くにあった。]
(42) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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[ふと、その風景の中にマネキンが落ちていることに気づく。 3階。コンピューター室の窓が開いていて、その下にマネキンが横たわっている。>>4:185 高層ビルのてっぺんにいるような感覚の中で、何故かそのマネキンはよく見えた。 桂一だ、と気づいて頬を緩める。 良かった、帰れたんだ。
そしてもう一つ。 良かった、と秋野は整わない息を吐く。
この高さなら、きっと今度こそ大丈夫だ。 きちんと、終わりにできる。 がしゃ、と音を立てて、秋野の手が、フェンスを握った。**]
(43) 2015/06/28(Sun) 06時頃
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だよなあ。 知られてるし、わかられてるし。
[小さいころの失態とか、仕草とか、癖とか。 もしかしたら自分でも知らない自分のことを、彼女は知ってるのかもしれない。 それでいいと思う。]
けど、それは俺もなんで。
[幼馴染だから。 茶化したような口調を改め、繋いだ手の先を見る。]
(+11) 2015/06/28(Sun) 08時半頃
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俺もも、受け止めるくらい出来るから。 だから、さ。疲れるまで溜め込む前に、吐き出してよ。
[ひなこの隣に誰か出来た時は、その人に役目を譲るから。 出来るまでの間、その役目を務めていたい。
なんか、恥ずかしいこと言ったなあ。 ぷい、と前に顔を戻し、仏頂面を作った。]
(+12) 2015/06/28(Sun) 08時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/28(Sun) 08時半頃
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牛乳だ、牛乳。カルシウム大事。 今うちの牛乳消費量半端ない。
[兄ちゃん超す、と意気込んでパカスカ牛乳を飲みまくる上の弟に、いい加減にしろとチョップを叩き込んだのはつい最近。 一日で1Lは飲み過ぎだ、馬鹿。
軽口を叩くうちに、もう病院が見えてきた。 ひなこに頷いて>>+3、入り口へと向かう。 自動ドアをくぐった先の受付に尋ね、秋野の友人だと告げた。 受付から廊下の先と案内され、そちらに足を向けた。*]
(+13) 2015/06/28(Sun) 09時頃
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[ 幼馴染の言葉>>+11>>+12に、瞳を瞬かせた。 最初に思ったことは…やっぱり、いいのかなってこと。 だけど、仲直りの握手をした時みたいに、 お互いに助けるってことも、多分大事なんだろうなって、 今では少しでも、そう、思いたいから。 ]
とーるくん。
[ 手を軽く引っ張って、屈んで、って合図。 だけどそれでも背を伸ばさなきゃいけないから、 帰りに牛乳を買うべきかって、ちょっと真面目に考えた。
耳元、内緒話をするみたいに片手を口元に添える。 ――あの、夢の様な通学路でしたことを思い出す。 だけど、きっと、今度は追い詰めそうなものじゃなくて。 ちゃんとした、言葉だ。 ]
(+14) 2015/06/28(Sun) 13時頃
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…ありがと。
(-23) 2015/06/28(Sun) 13時頃
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[ ねっ。って。 聞き取っただろう彼と目が合えば、微笑んで。 少しだけ赤くなった頬を隠すみたいに、病院内に入る。
廊下の先では"手術中"とのランプが光る、 きっと、秋野が居るのだろう大きな部屋が見えて。 少し離れた場所、携帯電話使用可能エリア、と。 そう表示がされているベンチに並んで座って。 自分たちと同じく"こちら"に帰ってきている、 クラスメイト>>+10からのメールを開いた* ]
(+15) 2015/06/28(Sun) 13時頃
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き、キャベツ……いや、うん?
[飛び出した単語>>12を、思わず復唱してしまって。 口に出してみても間抜けな響きだ。まさかそんなことはあるまい。 否定も肯定も出来ずに、適当な相槌を打つしかなく。
続けられた言葉には、流石に真面目な顔に戻って。]
なら、さ。 今からでも……。
[楽しめばいいじゃん、なんて言葉は、尻すぼみになって。 そんな風に口ごもってしまったのは、多分、まだ頭が混乱しているせい。
秋野とは、中学からの友人で、それなりに親しいつもりで。 けれど、彼がこの空間を作り上げたホストで、この空間に自分たちを呼び寄せる程に、何かを思い悩んでるなんて、正直なところ、全く思いもしなかった。 ……いや、知ろうとしていなかったのかもしれない。
あぁもう、やっぱり、情けない。そう思う。 何を言えば良いのかも分からずに、友人の顔を見上げて。けれど、言葉を発する事はできずに。]
(44) 2015/06/28(Sun) 17時頃
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……え、あ、うん。
[そんな時、そそくさと立ち上がった彼>>32に、流石に素っ頓狂な声を上げる事はなく。ただ、突拍子もないとは思った。 扉に手を掛けた彼を見送ろうとして――けれど、何故だろう。その背>>32を追ってしまったのは。
多分、この世界に来てからの、幾度目かの既視感。背を向けて駆け出した秋野と、追えずに立ち尽くしている自分の姿。
置いていかれる、と、感じたのは、虫の知らせとかいう奴だろうか。
咄嗟に、扉に駆け寄って、教室を飛び出す。 案の定、というべきか、駆けて行く彼が向かう先は、真逆の――階段の方向で。]
このっ……!!
[馬鹿野郎、そっちじゃねぇぞ、と。叫ぶよりも先に、足は彼の背を追いかける。 教室に居たであろうふたりに、声をかける余裕もなく、走る。
遅くもない、けれど、速くもない速度で、廊下を、階段を、駆け上がって。 階上に向かうその背を、ただひたすらに追う。]
(45) 2015/06/28(Sun) 17時頃
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[そうして、階段を登って。 最上階で、その足は止まる。
先程まではお化け屋敷だったそこに、鮮やかさは欠片もない。 辛うじて、学校の様相は保っている、と思う。
けれど、教室の中も、廊下も、まるで嵐が来たかのように、ぐちゃぐちゃと荒れ果てている。>>38 窓ガラスはその形を成していないし、整然と並んでいるはずの机も然り。 ぞわり、と、寒気がしたのは、窓ガラスから吹き抜ける秋風のせいだろうか。
その光景に、呆然と立ち尽くして。 しかし、それも数秒のこと。 窓ガラスの破片を踏みつけながら、廊下を駆けて、秋野の姿を追った。**]
(46) 2015/06/28(Sun) 17時半頃
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[間延びした声を上げて背を向けた秋野>>32に、 何かが重なった。ふわりと消えていく背中。 待って、という前に、視界から彼は消え失せて、 その代わり、物音がして、織部が、動いた>>45。 荒々しい声に、やっと、頭が回り出す。]
──……あ、
[ぱちんと、また何か弾けるように、突然現実感は戻る。 叩きつけるように席を立った。 ガン、と派手な音がして、椅子が転ける。 それを飛び越えるようにして、駈け出す。]
──あ、きの!
[現実感は取り戻したけれど、生きた心地はしなかった。 確かに床を蹴っているはずなのに、背中は遠く、遠くに消えていく。 嫌な"もしも"が頭を過ってしまったから、もう。 表情が歪む。だって、秋野。もしかして。 それでも、足は動いている。床を蹴って、朝日に明るい廊下を駈けていく。*]
(47) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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[もしも、と考えた。 もしも、あたしがこの世界のホストなら。
あたしがみんなを、この校舎に閉じ込めて、 今度はひとりずつ、追い出していく。
想像、できてしまった。 そして、同時に思う。 もしも、あたしがホストなら。 もしも、みんなにそれを知られてしまったら。
ああ、あたしは、みんなに合わせる顔なんてないから、 帰れるわけ、ないじゃん。こんなことをしてしまって。 だから、嘘だ。みんな無事に帰れるなんて、嘘。 あたしがホストで、世界がホストの願いを叶えるなら、 そんなこと願わない。起こるはずがない。 自分以外のみんなが、元の世界でちゃんと生きてゆきますように。 ああ、やっぱり、ハッピーエンドなんて、訪れるはずが、ない。]
(48) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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[──それが、七尾朱美の考えた"もしも"。 退廃した校舎で想像した、ホストの気持ち。]
(49) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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[だけど、自分以外の誰かがこの場所を作り上げたんだと思うと、 なんだか、肩を掴んで、揺さぶって、言ってやりたくなる。 きっと顔を歪めて泣いてしまうけれど、言葉をぶつけてしまいたくなる。
──違う、そういうことじゃ、ないんだ。
理由も、そこに思い至った流れも違ったって、 なんとなく想像できてしまう。 だって、今、逃げる理由なんて、他にないじゃん。
走り行く背中は遠い。 いつだったか、きっと勝てそう、なんて思ったはずなのに、 ちっとも距離が縮まらない。手が、届かない。
だから、本当に今更、突然、前を行くもうひとりの背中を思い出して、無我夢中で叫んでいた。]
(50) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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──織部!お願い、あきの、止めて……!
[きっと、そんなこと言わなくたって分かってる。 分かってるってこともわかってる。 だけど、叫ばずにはいられなかった。
消えてしまった、あたしたちのおばけやしき。 その奥。その先には、また、階段があった。
ただ、無心に足を踏み出す。やっぱり少し、泣きたかった。**]
(51) 2015/06/28(Sun) 19時半頃
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ん?
[手を引っ張られて、振り返る。 すぐに『しゃがんで』という合図だとわかったから、ひょいと膝を折った。
いつかの時のように、耳元に顔が近づいて、 聞こえた声に一度瞬きをして、今度はこちらが近づいた。]
(+16) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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こちらこそ。
(-24) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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[そう囁いて、目を細めた。
ランプが光る廊下へと辿り着く。 携帯の電源を落とし、携帯使用エリアに残るひなこと別れた。
静かな廊下にぽつんと置かれたソファに身を沈める。 そのまま深く息を吐きだした。]
生きろよ。
[ポツリ、と一言。絞り出した。]
(+17) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* 秋野くん女の子泣かせ過ぎ
(-25) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* なんでいきなり屋上にすっ飛んだって、たぶんまったり話してるだけじゃ秋野くん弱音とか一切吐かないなぁ……と思ってしまったからです……。 あと、この世界で文化祭を楽しんで満足したとして、待っているのって「最後にもう一度文化祭を楽しめた、ありがとう。さよなら」でしかないな、と思うと(それもひとつの願いとして正解ではあるけど)、それだと生の方に転ばないよなと。 という思考の果てにいきなり暴走しました スミマセン!
(-26) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* たのしいことをやるなら、それこそ幻想の中ではなくて、けいちゃんが言うように、未来で、新しく何かやってくれって思う
(-27) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* どうするか、な……。
折角だから水瀬の本を借りてくのもいいかなと思ったけど、 余計なことせずに織部に任せるべきか。
(-28) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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/* 図書室に寄って水瀬のマネキンを見つけて、その本の内容を確認して持って行くだけの、 合理的な理由が健五郎には無い……。思いつかん。
すまぬ水瀬
(-29) 2015/06/28(Sun) 21時頃
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[ 万里からのメールに、良かった、と息を吐く。 あの時、手を離してしまった後悔は、 やっぱり、あったから。
スクロールして、内容を読み進めて、 "ほっとけないな"――って>>0:172。 ずうっと思っていた友人の、言葉を見て。 ]
(+18) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[4階へ行くという提案に、秋野は首を振って。>>30 そして、彼はいつもの穏やかな様子で、教室を出て行く。>>32
この校舎の中で、彼がいつも見せていた様子と変わりなく。]
……。
[少しだけ、そのまま固まっていた。 その間に、織部>>45と七尾>>47が動き出していた。
胸騒ぎがした。 >>4:97あの時のように、自分の元を去っていく背中。 その後に起こった、取り返しのつかないこと。
それがフラッシュバックした。 だから、俺も3人の後を追いかける。]
(52) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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………
[ ……少しだけ、目を丸くした。 あの子がまっすぐ立つことを決めた様な。 そんな、内容だったから。
そしてそんな彼女が、自分にくれた言葉が嬉しくて。 目を、今度は細めて。 ゆっくりゆっくり、言葉を飲み込んで。 顔を綻ばせて、返事を送る。 ]
(+19) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[秋野はどこに行ったのだろう。 先に追いかけた織部や七尾が階段を駆け上がっていくのが見えた。
その後を、遅れながらも追う。 上って上って最上階へ。
階段は3階で止まってはいなかった。4階があった。 しかしそこに広がっていたのは、黒板に書いてあった“おばけやしき”などではなく。 荒れ果てた教室や廊下の、何かの光景。
そこに足を踏み出そうとして――足元に散らばるガラスが邪魔をする。 まるで、踏み入られたくない、来て欲しくないというように。]
(53) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[一瞬だけ迷う。 俺にはあいつの心に踏み入る権利は無いだろう。 この先に秋野がいたとして、かける言葉もまだ見つけられていない。
だが、――このままでは取り返しがつかなくなりそうな、そんな予感がする。 いや、予感ではない。はっきりとした確信。
先を行く2人に続き、ガラスの破片を踏み砕きながら追いつこうと走る。
その先に、更に階段が見えた。]
(54) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[フェンスにかけた手。 もうそこまできてしまえば、あとは、乗り越えて、飛び降りて、それだけだった。
──それなのに、どうしてだろうなぁ。
息が整わなくて、指先が小さく震えていて、足だって雲の上にでもいるように頼りなくて。 こんなんじゃ、フェンスを乗り越えることすらろくに出来やしない。 あと一歩。踏みとどまってしまったその僅かな間に、誰かが追いついてきてしまっただろうか。
泣き出してしまいそうで、唇を噛む。 秋野は、きっと、どうしようもなく弱い。*]
(55) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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To:しずくちゃん
しずくちゃん、ありがとう。 わたしも、これからも仲良くしてくれたら、 とってもうれしい!
わたしも、助けられるだけじゃなくて、 しずくちゃんと助け合えたらな、って、思うよ。
こちらこそ、これからもよろしくね。
わたしは今、病院にいるよ。 とーるくんも来てて、 めいやちゃんは向かってるみたい。
だから、こっちで待ってるね。気を付けて。
From:駒鳥ひなこ*
(-30) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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[ ちょっと、照れくさい内容かもしれないけど。 ひとりだけでいないで、誰かに助けてもらえること。 それを嬉しく感じられるのは、 きっと素敵なことだって、今は、思えた* ]
(+20) 2015/06/28(Sun) 21時半頃
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/* そういえば織部の情けないが何をもって解消されるのか分からないのでとりあえず片っ端から吹っかける姿勢
をかれこれ何日になるんだ?本当に私は読解力が足りないな?
(-31) 2015/06/28(Sun) 22時半頃
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[――この校舎は、ホストの精神世界。 水瀬から聞いた話>>233が頭を過る。
鮮やかな装飾に彩られていた筈の場所は、まるで嵐が去った後のように荒れ果てていて。 どちらが、本当の姿なんだろう、とか。そんなことを頭の隅で思う。
ぼんやりとした仮面に、ずっとこういうものを隠していたのか、とか。自分は気付いてやることは出来なかったのかなぁ、とか。 今更、出来る事なんてあるのか、とか。馬鹿な考えばかりが渦巻いて。
あぁ、でも、それは後回し。 先にやるべきことは、ひとつだけ。
足を止めようとする後悔や諦めを振り払って、がしゃがしゃと硝子の破片を踏み鳴らす。 廊下の向こう、階段を駆け上がって、屋上の扉に手を伸ばした。]
(56) 2015/06/28(Sun) 22時半頃
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/* そういえばこまどりひなこって とりあつめができそうな名前だなってずっと思ってる (そんなゲームはない)
(-32) 2015/06/28(Sun) 22時半頃
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―屋上―
[ざぁ、と風が吹き付ける。 吸い込まれそうな青空。けれど、その中に立ち尽くす友人の視線は、遥か下を見つめていた。>>55
駆け上がれそうなフェンス、そこにかかる手。そして、彼の様子。 何故だろうか。次に起こりそうな出来事が、嫌って程にわかってしまって、息を飲む。]
秋野。
[校舎を駆けて、上がりきった息を整えることもせずに、彼を、き、と睨みつける。一歩、踏み出す。
彼の考えている馬鹿な事なんて知ったこっちゃない。そんな顔で、彼に向かって手を伸ばした。]
帰ろう。
[同情だとか、説得だとか。そんなことより先に出てきた言葉を、彼に投げつける。 あぁ、畜生。こんな状況で上手い言葉も言えやしない自分が恨めしい。*]
(57) 2015/06/28(Sun) 22時半頃
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/* ハイ……/////
(-33) 2015/06/28(Sun) 22時半頃
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/* いやあかん 絆されるの早すぎ だめ
(-34) 2015/06/28(Sun) 22時半頃
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/* 秋野との回想を回しそこねたまま最終日だよ! 今出すとなんか卑怯な気がするというかごにょり
(-35) 2015/06/28(Sun) 22時半頃
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/* 説得フェーズで回収するつもりならあれなんだけどさ!完全に余計なんだけどさ!(今気づいた顔)
(-36) 2015/06/28(Sun) 23時頃
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[追いついてきた那由多から、伸ばされた手に、かけられた声に。>>57 許されるなら、悪態でもつきたい気分だった。 ああ、でも、悪態をつくぐらいで正解なのかもしれない。 だって、そうでもしないと、泣いてしまう。]
……出来ると、思う?
[ともすれば秋の風に流されそうな、どこか囁くような声で聞き返す。 大きく息を吸って、もう少しだけ大きな声で、続ける。]
那由多さぁ、……自分が"ホスト"だったとして、だよ。 こんだけいろんなことしておいて、自分がホストでしたごめんなさい、って。 のうのうと帰れると思う?
[那由多に向かって、こんな言い方をしたことなんて、今までにない。 彼が言い返せなくなるように、言葉を封じるように。考えてみてよ、と言い募る。]
(58) 2015/06/28(Sun) 23時頃
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それにさ、ここで抱えてるものとやらを解決して、良かったねって、帰って。 どうせ、また同じことになるかも、って思わない?
[こんな、ひとひとりの世界に複数の人間を閉じ込めてしまうような何かを胸に抱いておいて、今ここで、あっさりと解決出来るほどのものだなんて、思ってないんじゃないの、って。 きちんといろんなことに考えを巡らせることの出来る那由多だ。分かるよね、って視線で訴える。 たぶん、歪んだ笑みを浮かべていたと思う。 そこまで言っても引かないっていうなら、もうひとつ、問おう。]
……ねえ、那由多はさ。
[息を吸う。思い出すのは、行ったり来たりの昼と夜だ。 一度は、やめなくちゃいけないって自分で気づくことが出来て、それでも、そうすることが、出来なかった。*]
……一度は手放そうって思ったけど、出来ないぐらい、執着してるものが、あって。 それを、完全に諦めきれる自信、ある?
(59) 2015/06/28(Sun) 23時頃
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──回想──
[深夜、彼女のアパートから自宅へ戻ろうとして、那由多の家の前を通る。 なんとはなしに見上げたら、家の窓に柔らかい灯りがともっていた。 急激に鼻の奥がツンとして、慌てて片手で顔を抑えて俯く。 涙はこぼれていなかったので、少し安心して、もう一度見上げる。]
……いいなぁ。
[器に溜まった水が、許容量を超えて溢れ出すように。 涙の代わりに、そんな言葉がこぼれ落ちた。 それ以上見上げていたら、更に何かが溢れてしまいそうだったから、無理やり視線を引き剥がして歩き出す。
そしてこれは、真偽も定かでない、秋野が想像を及ばせることもない、例えばの話。 仮定の話に意味なんてないのだけど、もしも、だ。 秋野が見上げたまさにその時に、その柔らかい灯りの向こう側で、織部那由多が夢を諦めていたんだとしても。 ──やっぱり秋野は、彼を羨んでしまうんだろう。*]
(-37) 2015/06/28(Sun) 23時頃
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/* もうこれ投げ損ねたのもったいないから灰においとく……供養>人<
(-38) 2015/06/28(Sun) 23時頃
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/* 中の人的にはちょっとごねたら適度に切り上げますから……!という気持ち……あいたた、胃痛……
(-39) 2015/06/28(Sun) 23時半頃
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/* おまえ今すぐ図書室行ってけいちゃんのマネキンとそれが抱えてるもの見て同じこと言える??的な(言えません
(-40) 2015/06/28(Sun) 23時半頃
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/* 秋野さんは23(0..100)x1回ぐらい説得されたら帰るよ
(-41) 2015/06/28(Sun) 23時半頃
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/* 一生残ってろと思いました
(-42) 2015/06/28(Sun) 23時半頃
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/* 皆体調とかリアルとか大丈夫 かなー………
変に動いてもあれだろうか…
(-43) 2015/06/28(Sun) 23時半頃
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/* SANチェックしたい気分……24 那由多は65で
(-44) 2015/06/28(Sun) 23時半頃
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/* 見守るしかないかなー、うーん…… 割り込むのはちょっとあれだ
がんばれ織部ー
(-45) 2015/06/29(Mon) 00時頃
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/* 秋野マジで帰ってくれるの!?トドメさしそうで怖いから誰か!!助けて!!へるぷみー!!!!
(-46) 2015/06/29(Mon) 00時半頃
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――自室――
[霧の中に溶け込んでしまいそうな意識の端で、夢の残滓のような、曖昧な何かに呼ばれたような気がした。 蛍の光のようにちいさく頼りなげで、正体がつかめないなにか。 淡く緩やかな覚醒の中で、それが何なのか手繰り寄せようと手を伸ばす。
けれど、触れてその輪郭を確かめようとした途端、その何かはするりと手元から抜け落ちていった。
きちんと掴み取らなくちゃ、思い出さなくちゃ。
焦燥感が泥のように絡み付く睡魔を押しやり、恵冬はゆるゆると瞳を開く]
(+21) 2015/06/29(Mon) 01時頃
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……わたし、夢をみてた?
[何か、とても大切な夢をみていた。 目覚めと同時に胸を占めるのは、そんなもどかしい感覚。
ゆっくりと身を起こし、辺りを見回した。 闇の中、うすぼんやりと見える風景は、まぎれもない恵冬自身の部屋だ。
枕の横に眠る直前まで読んでいた小説が置いてあって、その上に眼鏡がのせてある。 手探りで眼鏡を手に取って、向きを確認してから丁寧に掛けた]
(+22) 2015/06/29(Mon) 01時頃
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学校、の夢だった気がする。
[記憶を探りながら、呟くのはそんな言葉。 文化祭の、楽しかった頃を思わせる内容だったはずだ。
でも、覚えているのは恐ろしさと、奇妙に胸に残るもの哀しさ。
細部が思い出せぬまま、私いったいどんな夢をみていたのかしら、と首を捻る。
そうしながらも枕元のスマートフォンに手が伸びたのは、いつもの習性と言えるだろう。 手に取って画面を覗き、一件の不在着信の通知に目を瞬かせた]
(+23) 2015/06/29(Mon) 01時頃
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こんな時間に……?
[電話を掛けてきたのは風子。 時間は、ほんとうについさっきだ。
ふと、言い表せないような不吉な予感が込み上げて、ぐらりと世界が傾いだ気がした]
風子、ちゃん? あのね、不在着信があったから――
こんな時間に、どうしたの?
[すぐさま電話をかけなおしたのは、そうしなければならないという直感が働いたから。
そうして、彼女からの報告に、恵冬は校舎での出来事と、誰が“ホスト”だったのかを、一度に把握することになる]
(+24) 2015/06/29(Mon) 01時頃
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[電話での応酬は、そう長くは続かなかった。 顔色を変えた恵冬は、電話を終えるなり急いで部屋の電気を付けると、着替えて外出の準備を整える。
部屋の外は暗い。 この時間なら、家族はみんな寝静まっている頃だろう。
いつもなら、恵冬はこんな時間に外出しようとはしなかった。 そんなことをしようものなら、理由はどうあれ母にどんな剣幕で叱られるかわからない。
でも今は、そんなこと気にしている場合じゃないと強く思う。 後で何を言われようと、知ったことではない。
念のため、『友達が病院に搬送されました。心配なので出かけてきます。 恵冬』と書き置きし、メモを冷蔵庫に貼りつけた。 そうして、家族を起こさないように足音を殺して茶の間を抜けると、玄関に向かう]
(+25) 2015/06/29(Mon) 01時頃
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[鍵を外して少しだけ扉を開き、そっと隙間をすり抜けた。 なるべく物音を立てずに扉を閉めて、しんと静まった夜の住宅街を駆けはじめる]
っ、どうして秋野くんが……?
[どんな言葉より先に、口をついて出たのはそんな疑問だった。 ついさっきの、校舎での彼の様子を思い出す。 途端に目の奥がじわりと熱くなって、恵冬は唇を噛み締めた。
泣いている場合じゃない。 恵冬が泣いたところで、なにか事態が好転するわけじゃ、ないのだ。
冷たく湿った夜気を切って、今はただ病院に向かうしかない]
(+26) 2015/06/29(Mon) 01時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2015/06/29(Mon) 01時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/06/29(Mon) 01時半頃
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だからって、謝りもせずにこのまま居なくなるつもりかよ。 そっちの方が皆よっぽどイヤだっての。
[彼から投げられた、毒の混じったような、吐き捨てるような言葉>>58に、顔を顰めて、こちらも負けじと言い返す。
ここで引き下がってしまったら、きっと、彼は。拳を握り締めて、秋野の姿を見据える。]
ここで全部綺麗さっぱり解決出来るなんて思ってねぇよ。 帰って、そっからちゃんと向き合おうとかも思わねぇのかよ、お前は。
[>>59歪んだ笑みに、かっとなって、甘ったれんな、と吐き捨てたくなったのは、ぐっと堪えて。 はぁ、と息を吐く。ふつふつと煮えたぎる嫌な気持ち達を、押し殺す。]
(60) 2015/06/29(Mon) 01時半頃
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[駒鳥からの返事に顔を綻ばせながら>>+19、駆け込んだ病院。寺田が来ているのを見て、慌てて近寄る。>>+13]
寺田くん! 秋野くんは……!?
[赤く光るランプに、まだ彼の状態が危険だと言う事を知り、唇をぐっと噛みしめる。あっちに居た時、自分のことでいっぱいいっぱいだった事を思い出して、情けなさでゆるく頭を振った。秋野の様子がおかしくなかったか。それすらも今、思い出せない。…には、いつもと同じ明るい秋野に見えていた。]
……私、秋野くんに助けてもらってばっかりで……それなのに秋野くんが苦しんでること、気付けなかった……。
[そう言って、また、泣きそうになる。それでも涙はぐっと堪える。つよくなるって、決めたから。]
っ、秋野くん、もどってきてね。 まだ何もかえせてない、から、ちゃんとかえってきて、ね。
[呟くようにそう言って、…は祈るように手を合わせた。*]
(+27) 2015/06/29(Mon) 01時半頃
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[それでも、流石に。 最後の問>>59だけは、言葉に詰まって。
答えなんて、決まってる。 けれど、きっと、彼にとってはそうじゃない。 悲しいかな、自分の悩みと重ねてしまった答えは、喉に貼りついたかのように、出て来てくれずに。]
……ねーよ、そんな自信。
[辛うじて絞り出した本心は、吹き付ける風の音にすらかき消されそうな程で。 あぁ、やっぱり情けないなぁ。と。そう思ってしまった。**]
(61) 2015/06/29(Mon) 01時半頃
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ん?
[タクシーに乗って病院に向かっている途中、スマホがメールの着信を告げる。差出人を確認すれば、万里からのメールであることが分かり、安心して表情を緩ませた。]
…よかった。
[疑っていたわけではなかったが、無事に帰れているか少し心配だったから。こうしてメールを送ってくるということは、きっと万里も少し前にこの世界に帰ってこれたのだろう。 メールの内容を確認して、返信を打つ。 一つ思い当たって最後の方に一度文章を書き、悩んだ末その文章を消した。万里も病院に向かっているようだし、これから会うならその時に言えばいいだろう。 メールを送信し、スマホを仕舞って前を向けば、もうすぐ病院が見えてくるところだった*]
(+28) 2015/06/29(Mon) 01時半頃
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To.万里 ―――――――
おう、俺はさっき帰ってきたぜ。 お前の方も無事に帰ってこれてたみたいで安心した。
お、そりゃ楽しみだな。 どんなこと話してくれるのか期待してる。
秋野のことは相馬からのメールで知って、今病院に向かってるトコ。もうすぐ着くぜ。 あ、まだ向かってる途中なら、もう夜遅いし気を付けろよ? また後でな。
(-47) 2015/06/29(Mon) 01時半頃
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/* 語彙力が来い(迫真)
(-48) 2015/06/29(Mon) 01時半頃
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― 屋上 ―
[久しぶりに日の光を浴びる。 文化祭の装飾とは違った、暖かい光。 だけど、それでもどこか作り物のように感じる。
フェンスの側に、秋野がいた。 何をしようとしているのかなんて、すぐに分かる。 分かりたくなくても分かってしまう。
そして、彼に手を伸ばす織部。 秋野が織部に向かって何かを問いかけていた。 だから、少し離れた位置で2人を見守る。
ここまで来たおかげで荒くなった息を整えながら、平常心をできるだけ保つ。 言葉はまだぐちゃぐちゃで、全く整理ができていなかった。]
(62) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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[秋野の問いに、織部が答えるのをじっと見守っていた。 俺に言えることは多くは無い。 だが、やっぱり、言えることもある。]
その“ごめんなさい”を、先に帰った奴らに言う機会すらも無くなる。 それでもいいのか。
[>>58聞こえてきた秋野の言葉に、>>60織部の答えを後押しするように。 声色は努めて冷静に。責めるつもりも、追い詰めるつもりもない。 秋野が迷っているなら、その迷いを振り払うための盾となりたい。
まとまらないまま、言葉を紡いでゆく。]
(63) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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手放そうと思ったものも、執着してるものも、今の俺には無い。 だが、そんなものがあったら諦められないだろうな。
――それの何が悪いんだ。 誰だって、きっと……割り切れないものがある。 だから埋め合うんだ、その穴を、皆で。文化祭が楽しかったように。
他の事をしながら、考えながら、楽しみながら。 ゆっくりでいい、時間がある限りゆっくりと考えていけばいい。 一人で抱え込もうとするな。
[秋野が抱えていることは分からない。分からなくてもいい。だから、踏み込まない。 ただ、困っていることがあるなら頼ってくれていい。 悩みの内容は打ち明けられなくても、辛い時に一緒にいてやることぐらいならできる。それだけを伝えたかった。
この先、受験だったり進路だったり――すぐに待ち受けているのは大きな壁だけれど。 壁を乗り越える手伝いはできなくとも、互いを励まし合うことぐらいはできるはずだから。]
(64) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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――秋野。ここがお前のための世界なら、どうしてお前はここで死のうとするんだ。
俺たちのことは別にどうでもいい。 ホストが皆を閉じ込めたとか、怖がらせたとか、そんなことはどうでもいい。
“お前は”、ずっとここにいたいのか。
例え、この世界から出た後、同じことになりそうだと思っていても。 ……本当に、ここにいたいのか。
[できる限り平静な声色で、彼の本心を問う。 もし、俺たちに対する罪悪感で身を投げようとしているなら、そんなものは大きな間違いだ。
だが、何にせよ、彼には辛い決断をさせてしまう。 だから、どっちがいいのかなんて言うことはできない。最終的には彼自身が決めることだ。]
(65) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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[だが、もし彼がこちらに来たいと、少しでもそう思っているのなら。 その手を掴んで引っ張ってやることはできるはずだ。
俺も、織部も、七尾も、 委員長も、藤堂も、万里も、駒鳥も、水瀬も、神楽も、相馬も、 きっと秋野を見捨てたりはしない。そうだろう?
ここに残っているのが誰だったとしても、きっと。
>>57織部が彼に向けて伸ばした手は、皆の意志の代表だ。そう思う。 1本の手ではない。10本分の手が差し出されている。
秋野。お前には、その手を取る権利がある。 ――取ってくれ。そう祈るような目で、2人を見守った。**]
(66) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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/* ちょっと離れたところから織部のフォローをしてみる試み。
ここまで言っておいて、墓下で「秋野は助けたくない」とかほざいてる人がいたら台無しなので、いないでくださいお願いします(
(-49) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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/* はっっっ ぎゃーんすみません寝てました……
(-50) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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/* うーーー健五郎さんぱねぇ あと那由多は怒っていいのに!一発ぐらい殴られたら目がさめる
(-51) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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/* 健五郎は「相手の事情には踏み込まない」ってスタンス貫いてるので、 「帰ろう」って言ってあげる役にはなれんのだ。
そのへんの攻撃は織部と七尾任せ。
(-52) 2015/06/29(Mon) 05時頃
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[近づく足音>>+27に、首だけを動かしてそちらを見た。 万里の質問には、赤く光るランプを指さして答える。]
俺もだよ。
[秋野を思い浮かべるとき、彼は笑顔を浮かべている。今でもそうだ。 そんな彼が何を抱えていたかなんて、そんなの分からない。秋野が教えてくれない限り。
手を合わせる万里の横で、ただ静かに待っていた。]
(+29) 2015/06/29(Mon) 07時半頃
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/* ハイパー帆北のターン かっこいい
(-53) 2015/06/29(Mon) 07時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/06/29(Mon) 07時半頃
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[顔を顰めて返す那由多に、ぐ、と押し黙る。>>60 ついでに、健五郎まで那由多を援護するように言葉を重ねるものだから、なおさら分が悪い。>>63 そもそも3対1で多勢に無勢、だとか。そんなことの前に、向こうが言っていることの方がが正論だって思ってしまって、どうしたって押し負けてしまいそうだった。 分かってる。秋野が傷つけて、そのまま話すことなく帰ってしまったひなこにだって、もう謝れない。>>3:195 こんなところで終わらせるぐらいなら、帰ってもう一度向き合う方が正しいことだって、全部分かってる。 だけど、謝って許してもらえることなのか、とか、あの絶望をもう一度味わえっていうのか、とか。 言いたいことは山ほどあったのだけど。]
……うるさい、ばか。
[口から出たのはそんな幼稚な言葉だった。 殴られても文句言えないな、と頭の隅っこで思う。 正直、さっきの一度で、毒の弾が尽きてしまった気がする。もう何も言い返せる気がしなかった。 せめて、と、那由多を睨み返す。]
(67) 2015/06/29(Mon) 10時頃
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[けれど、最後に消え入りそうな声で那由多が零した声に、その虚勢すら崩れた。>>61
分かっていた気がした。 秋野がずっと、強くて正しいと思い続けていた友人たちだって、諦めきれないものややりきれないものを抱えていること。 この世界で、怯えて憔悴する皆を見ていて。 そして、恵冬に言われたあの時に、とっくに気づいていた気がした。>>3:232 抱えているものに違いはあれど、何も、秋野だけじゃない。
きっと、誰もが等しく"ホスト"になる権利を持ち合わせている。
ひどい顔をしてるんだろうな、と思いながらそれでも目は逸らさずに。 ああ、まだ俺、ちゃんとフェンスから手を離さずにいられているかなぁ。 もう、自信がなかった。*]
(68) 2015/06/29(Mon) 10時頃
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/* 毒の弾尽きるの早い 素で中の人がもう思いつかないわ
(-54) 2015/06/29(Mon) 10時頃
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[確かめるように、フェンスを握りなおした、そんな時だった。
健五郎が、静かに語り始める。>>64 相変わらず、しっかりとした、揺らぐことのない声のように思えた。 昨日も、その大きな身体を、自分と向き合うことを宣言する声を、頼もしいと思った。
だけど、秋野はもう知っている。 誰にだって抱えているものがあって、だから、誰がとりわけ強いわけでもきっとない。]
……分かってる。 健五郎が言うことの方が、たぶん正しいって、知ってる、けど。
[だけど。でも、だって。 子どもがよく使う口癖なんだって、どこかで聞いた気がする。 だから今の自分は、駄々を捏ねている子どもみたいなものなんだろうな、と思う。 それでも後に引けない、そう思いなおした時に、続く声。>>65]
(69) 2015/06/29(Mon) 10時半頃
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……こんなとこに、いたいわけないだろ……!
[言ってから、しまったと思ったけど、もう遅い。 一度言ってしまえば、堰を切ったように、止まらなかった。]
ひとりでこんなとこずっと、なんて、嫌に決まってんじゃんか、 めちゃくちゃこわいし、今だって、逃げたいよ!
[だから全員をきちんと返してあげられる自信がなくて、こんな強硬手段しかないんだって。 華やかなお祭りも、何もかも、ひとりじゃ意味がなかった。 鮮やかな世界に、ひとりきり残されること。考えただけで気が狂いそうな、恐怖。]
(70) 2015/06/29(Mon) 10時半頃
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[気が付いたら視界が歪んでいて、ああくそ、泣くなよ。かっこわるいなぁ。 歯を食いしばりながら、だけど、思う。 本当に聞きたかったのは、帰っていいかどうかとか、諦める方法とかじゃあなくて。]
……生きられるかな、
[それは、唐突な言葉だったかもしれない。だけど、零れ落ちてしまったんだから仕方ない。 "生きてていいかな"って、許可を求める言葉ではない。 秋野はもう、自覚してしまっている。死にたくは、ない。>>5]
俺、ちゃんと生きられるかなぁ……?
[その場にいる誰にともなく、そう零す。 上っ面だけの、取り急ぎの肯定だって構わなかった。 秋野はちゃんとこの先も生きていける、って、たった一言さえあれば、たぶん、それだけで。 フェンスにかかった手は、もう半分外れかけて、いた**]
(71) 2015/06/29(Mon) 10時半頃
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/* 攻略難易度☆1こぐらいに……とは思ってたんだけど、那由多には悩ませてしまった気がする!ごめんねありがとう……!
(-55) 2015/06/29(Mon) 10時半頃
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/* 誤字発見してつらいので見なかったことにするね
(-56) 2015/06/29(Mon) 10時半頃
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ごまん #とは
(-57) 2015/06/29(Mon) 11時半頃
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─屋上─
[朝の日差しが、眩しかった。 影を全部溶かしてしまうような強い光が、本当に、眩しくて、 屋上の端、光を背負った秋野が、口を開く。>>71
あたしは、少し目を瞠って、同時に、思わず身を乗り出すように、叫んでいた。 ああ、ちゃんと、声が出る。息が、できる。]
……大丈夫だよ! 大丈夫、みんな、秋野に帰ってきてほしいって、 そう思ってんだよ。 秋野だって、秋野が、そう思ってんなら、
[そうしてあたしの口から産まれる言葉は、どこまでも、楽観的で、]
(72) 2015/06/29(Mon) 12時半頃
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──できないわけ、ないじゃん!
[できないわけがない。 あたしたちに、できないことなんてあるはずない。
無責任でも、そのことを疑っちゃいなかった。 そうなんだよなあ、だけど、これは本心なんだもん。
結局のところ、それがあたしなのだ。 前向きで、底抜けに明るい。じっくり考えるのは向いてない。 それにうんざりしているのもあたしで、かわいい子が羨ましくて、 しかも、他人の目や、あたしらしくあることに固執しているのも、やっぱりあたしで。 困っちゃうよなあ。だけど、まあ、いっか。 まあ、いい、よね。ゆっくり折り合いをつけていけば。
だって、思っていたよりも、他人は、 あたしの友達は、あたしらしくないあたしにも寛容で、優しい。 この世界は、とても、暖かかった。]
(73) 2015/06/29(Mon) 12時半頃
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……それに、大丈夫。 秋野が帰りたいって思えるなら、それでジューブンだよ。 そこから飛び降りたって、きっとちゃんと帰れる。 みんなといっしょ。
[少し、涙が出そうで、顔を擦った。 にいっと笑う。いつもと同じように、笑えてるといい。]
この世界の神様は優しいからねー、 賭けてもいいよ。一緒に飛んだっていい。 秋野はあたしたちと一緒に帰って、 それで、いろいろやり直して、 それから、あたしたちと一緒に卒業する。
[なんとかなるよ、って言葉はやっぱり、慰めにしては無責任だけれど、 だけどあたしは知っている。きっと、なんとかなる。]
(74) 2015/06/29(Mon) 12時半頃
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[帰ろっか、って、もう一度言った。 ここに来て、何度も口にした気がする。帰ろう、戻ろう。 今度こそ、それが最後になるといい。 秋野と、手を差し出す織部に、歩み寄っていく。*]
(75) 2015/06/29(Mon) 12時半頃
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/* 七尾さんネアカだから…………(数日ぶり2度目)
(-58) 2015/06/29(Mon) 12時半頃
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/*七尾ちゃん天使かな?
(-59) 2015/06/29(Mon) 13時頃
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/* 愛をこめて秋野にセットー!
(-60) 2015/06/29(Mon) 14時頃
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/* 村建てさん対応はやいな毎度!ありがとうございます!
あとホスト(の中の人)の欲望置いておきますね 卒業旅行でみんなでディ○ニー行きたいです
(-61) 2015/06/29(Mon) 14時頃
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/* 現時点感想 ・ひなこちゃんかわいい。だが申し訳ない(落ちとか、フラグ立てたそばから折る的な意味で) ・七尾ちゃん天使かな? ・帆北はこの村屈指のイケメンだった。最初ドジっ子と思って申し訳ない ・無茶ぶりに応えてくれた神楽ありがとう ・織部と接点薄いので、エピで超構いに行きたい ・水瀬ちゃんの博識さに脱帽 ・万里ちゃんマジ女子力の塊そしてホラー ・藤堂ちゃんの落ちが一番ホッとしたかもしれない ・秋野は生きろ。生きてりゃなんとかなる
(-62) 2015/06/29(Mon) 16時頃
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お前の方がよっぽど馬鹿だろ。 もう少し俺らを信じろ、馬鹿。
[返ってきた言葉>>67には、オウム返しのようにそう返す。自分も大概ガキらしい。 あぁ、多分、案外信頼されていなかったらしい事が、悔しいのかもしれない。投げつける言葉がキツくなる前に、自ら口を噤む。
言いたいことは山ほどあるし、なんなら一発殴ってやりたいとすら思う。 けれど、七尾が、殆ど自分の言いたい事を言ってくれた。>>72>>73>>74
なら、自分が今言うべきことは、やるべきことは、ひとつだけ。]
……ほら、帰るぞ。 皆、待ってる。
[もう一度、彼に手を差し出す。 それ以上のカッコイイ言葉は帆北たちに任せておこう。 きっと、自分が言うよりずっと説得力がある。**]
(76) 2015/06/29(Mon) 16時半頃
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[弱くて小さな秋野の声に、返ってきたのは、強く突き抜けるような声だった。>>73 もうそれだけで、何でも信じてしまえそうだと思う。]
──できたら、いいなぁ……
[底抜けに明るい真っ直ぐな声に後押しされて、希望ばかりが膨らんでいく。 またどうせ同じことの繰り返しだ、と思わないわけではない。 それでもやっぱり、自分に期待してしまう。 そうじゃなければ、こんな世界はきっと生まれなかった。]
でも、一緒に飛び下りんのは、嫌かも、
[続く朱美の言葉に苦笑の表情を作ってみたつもりだけど、視界があんまりぼやけているから、上手く出来たかは分からない。>>74 学校から帰るのなら、昇降口だろう。 きちんと階段を降りて、昇降口の戸を押し開いて、ばいばい、またあしたね、って。 どうしてか、頑なに開かなかった扉も、今ならちゃんと開くだろうという確信がある。 きっと、それが、秋野の答えだ。]
(77) 2015/06/29(Mon) 18時半頃
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馬鹿って、2回言った……
[那由多の声に、そんなくだらない反論を返す。>>76 こっちは1回しか言ってないのに、と、どうでもいいことを思う。 それでも、そんな言葉の後に差し出された手と、声が優しい。 ずるい、かっこつけすぎだろ。と、つい憎まれ口を叩きたくなるのは、それなりに長い付き合いということで許してほしい。
フェンスを離す。背後で、かしゃん、と小さな音がした。 差し出された手を、今度こそしっかりと掴む。 柔らかく握る、とかそんなものではなくて、赤ちゃんがするみたいな不器用な握り方だったから、那由多には少しばかり痛い思いをさせてしまったかもしれなかったけれど。]
(78) 2015/06/29(Mon) 18時半頃
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[父と母。彼らと過ごす日々の中で、ずっと、諦めはとても大切な感情だった。 だけど秋野は、きっと最初から、どうしようもなく諦めの悪い子どもだった。 それでも、その諦めの悪さがこの手を選ばせたということを、出来ればずっと忘れずにいたいな、と秋野は思う。
勝手に溢れてくる涙を、あいた方の手で拭う。 かっこ悪いな、とか、あんまこっち見ないで、とか、いろいろとあったけど。 きっと今、言うべきことはひとつだけだった。]
……ありがとう。
[吹く風に負けないように、それだけはちゃんと届くように。 ぼやける視界の向こうで、彼らがどんな顔をしているのかがきちんと見えないことだけが、少しだけ悔しかった*]
(79) 2015/06/29(Mon) 18時半頃
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──回想──
「──お前には、生きる力がないよ」>>0:15
[母がそう言ったのは、彼女が家を出る前の最後の日だ。 突然何を言い出すのかと思って、怪訝な顔で母を見たことを覚えている。]
「生活力もないし、出来ることも、やりたいこともない」
[それはそうだ、自分でもよく分かっている。 そう思ったから、秋野は頷いた。 ぼんやりと肯定するだけの秋野を、母は馬鹿にしたように笑った。 笑って、言った。]
(*1) 2015/06/29(Mon) 19時頃
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「だから、人に助けてもらって、きちんとやりな」
[あの時の秋野は、それを聞いてもやっぱり、ただ頷くだけだった。 全部失くしてからは、その言葉を思い出すたびに、胸が詰まって靄がかかる。 助けを求めたら求めたで、もう他人だから頼るなって言ったのはどこの誰だよ、そう思う。 だから、考えないようにしていた。 忘れようと、していた。
それでもやっぱり、思うのだ。 あの人は、母にはなれなかった人だったけれど、──母であろうとは、していたのかもしれなかった。*]
(*2) 2015/06/29(Mon) 19時頃
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/* いい加減くどい気がしたけどもったいないので赤に埋めとく。 なお、中の人視点では「どんだけ母であろうとしてたとしてもやってることはただのネグレクトだし秋野のバカを受け入れた時点でアウト!!!!」という感想です
(-63) 2015/06/29(Mon) 19時頃
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/*あれ?めっちゃ秋野が恵冬見つけてると幻視してた 危うい
(-64) 2015/06/29(Mon) 19時半頃
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[秋野が、織部の手を取った。>>78 良かった、と思う。やっぱり大丈夫。きっと、なんとかなる。
ありがとう、と秋野が言うのが聞こえた。 返事はきっといらない。にいっと笑って、くるりと回って見せる。 降りようって促すようにしながら、思う。 勘弁してよ、もらい泣きしそうだ。 上を向いてごまかす。空が、青かった。
──そうして、ふと思い出す。]
──あ、ねえ、誰か、神楽と恵冬見た?
[まだふたりも、ふたりを象った人形を見ていない。 まさか確認もせずに帰るのは、と三人を見回した。*]
(80) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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――病院――
[病院前に着けば、タクシーを降りて院内へと入っていき、看護師に秋野の手術室の場所を聞いて言われた場所へと向かう。逸る気持ちを抑えながら早足で歩き、廊下の先の手術室前へと辿りついた。]
しずく、寺田!秋野は…まだ、か。
[そこに居た二人の名を呼びつつ歩み寄って秋野について尋ねようとしたが、手術中であることを示す赤いランプが点灯しているのを見つけて、まだこっちの世界に戻ってきていないことを察して言葉を切る。大きく息を吐いて近くの壁に寄りかかり、軽く目を閉じた。]
…生きて、戻ってきてくれよ…。
[戻ってこい、とは、言わない。それを決めるのは秋野だから。秋野が本当に、あちらの世界に残ることや死ぬことを心の底から望んでいるのなら、それを無理矢理止める権利はないと、そう思っている。 だから、戻ってきてほしい、と。ただ、そう願った*]
(+30) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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[>>70――秋野の本音を、ようやく聞けた気がした。 それで、十分だった。
俺は、それ以上は何も言わなかった。 >>78秋野がフェンスにかけた手を離し、織部の差し出した手を取るのを見守る。
秋野が仮に、ここにいたいと願っているならば、俺はそれ以上踏み込むことはできなかった。 「帰ろう」なんて言えなかった。
だから、シンプルにそう言ってくれる織部と七尾がいてくれて、本当に良かった。 一人じゃないからこそ、できないことなどあるはずがない。 そうだ。それは間違いないのだ。]
(81) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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[>>79秋野が泣き出しそうになっているのを見て、回れ右をして背を向ける。 昇降口から帰るのなら、俺たちが上がってきた階段を下りるのだから、そっちの方向を向く。
男は、泣き顔を見られるのを嫌うものだ。 俺もそうだから、秋野の顔は見ない。 今までも、泣いている奴の顔は努めて見ないようにしてきた。
背中越しに、お礼を言う言葉が聞こえてきた。 いいや、違うよ。この決断は、秋野の決断だ。 軽く手を上げて横に振り、言葉ではない返事を返した。]
……神楽と水瀬も、見つけてから帰るか。
[>>80七尾の言葉に、2人のマネキンのことを思い出す。 忘れていたというわけでもないが、確かに、帰る前に確認はしておくか。
話がまとまれば、ゆっくりと階段へ向かうだろう。*]
(82) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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/* なんだこのイケメンたち……
(-65) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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/* なんだこの……ねえ……イケメンしかいないよねこの村(秋野除く
(-66) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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/* 「男は、泣き顔を見られるのを嫌うものだ。」
これ言えたのが何気に今回の最高の収穫かもしれない。 他の男PCとの差別化がようやくできた気がする。
(-67) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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……んじゃ、帰るか。
[力任せに握られた指先>>78が地味に痛い。 けれど、振り払うことはせずに、踵を返す。
聞こえた感謝の声には、小さく笑って。それ、皆に言えよ、と軽い調子で返した。]
……捜すか。二人とも。
[帆北>>82の言葉に頷いて、歩き出す。 朝から見当たらなかった辺りで、薄々気になってはいた。多分、二人は先に帰っているのだろう、と見当をつける。
出来ることなら穏やかな帰り方をしていて欲しい、なんて思う辺り、相馬のマネキンに与えられた傷は深いのかもしれない。それに関しては誰かを責めるつもりは毛頭ないのだけれど、ただ、衝撃的だったという話。
彼らを探すために、屋上から校舎に足を踏み入れる。 握られた手を、離すことはしない。**]
(83) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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/* 手つないでてくれるの!?!?!?!
(-68) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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/* ど、どうにか離した方がいいかしら…と思って右往左往していました 那由多さま……
(-69) 2015/06/29(Mon) 21時頃
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桂一は、下に、マネキンあるみたい。 ……コンピューター室の窓、開いてた。
[少しだけ落ち着いた頃、朱美と健五郎の言葉に、顔をあげる。>>80 泣いたばかりの目元がじわりと重たくて、ああこれが泣くってことか、とぼんやり思う。 桂一のマネキンは、屋上からも、遠いながら少しだけ見えたけれど、たぶん3階のコンピューター室からも見えるだろう。>>43]
けいちゃんは、見てない、けど。
[あの子が帰る時に選ぶ場所ならなんとなく予想がつく、と思った。 だって、恵冬はいつだって本をよく読んでいた。
話がまとまって歩き出す直前、握ったままの手をどうしようかと、少しだけ迷う。 振り払われることがなかったので、もう少しだけ甘えておくことにした。 階下へと降りながら、そういえば、帰ったら、さらに馬鹿と言われそうなことをしでかしてるのがばれるんだな、と気づく。 一瞬、もう一度手を振りはらって逃げたいような心地になったけど、仕方ない。 自業自得だと思って受け入れよう、と、小さく苦笑を零した*]
(84) 2015/06/29(Mon) 21時半頃
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/* 欲を言えば徹くんのマネキンもちらっと確認していきたい。 徹くんだけ、聞いただけで確認してないのよ……同じ3階だっけ?
(-70) 2015/06/29(Mon) 21時半頃
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─1階へ─
そっかあ。神楽、下かあ。
[ちょっと、悪いけど、ここから見下ろす勇気はないな。 目の端を袖で擦りながら、苦笑する。]
恵冬なら、やっぱりあの子も下かなあ。
[途中で言葉を途切れさせた秋野>>84と、 たぶん、考えたことは同じだ。
そうとなれば、探しに行きましょう。 先導するように、またひらりと前に踊り出る。
やっぱり、また、ゆっくりと階段を下っていく。]
(85) 2015/06/29(Mon) 22時頃
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よっ、神楽。 お前も来てたのか。
[片手をひらりと振り、神楽>>+30へと声をかけた。 壁により掛かる彼に、椅子に座ればいいのにと場違いなことを思う。
いや。多分、怖いのかもしれない。 さっきまで同じ場にいて、話した友人が今にも居なくなってしまうことが。 だから、思考を逸らしたいのかもしれない。]
ほら、心配かけてんぞ。
[ポツポツと呟く。
待ってる奴がこんなにいるんだからさ、うだうだ言ってないでさっさと帰ってくればいいのに。
死んだら何も出来ないし、してやれないのだから。]
(+31) 2015/06/29(Mon) 22時頃
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──1階・廊下──
……あ、いた。
[桂一、と指し示す。窓の向こう。 コンピューター室のちょうど下あたりに位置する廊下だろうか。 屋上からでは分からなかったけれど、マネキンはどこか満足げな、穏やかな顔をしているようにも見えた。>>4:185 そのことはほんの少しだけ救いではあったけど、マネキンはところどころ砕けて血を流している。 だから、やっぱり罪悪感のようなものも、芽生えてしまう。
感謝と謝罪は、帰ってから本人に伝えよう。 今はただ、いろんな思いを乗せて、小さく頭を下げた。*]
(86) 2015/06/29(Mon) 22時頃
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/* さくっと回してしまったどん。よかったかな。
(-71) 2015/06/29(Mon) 22時頃
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/* 終わったら墓下ログとか灰とか見えるのかーと思ったら胃痛してきた やばい
(-72) 2015/06/29(Mon) 22時頃
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/* 寺田本当に親父好きだったんだな、と>>+31書いて実感
多分、親父にしたいこと、言いたいことがたくさんあった。 けれど親父はもう居ないから、それを全部、永遠に消化できないことが確定してる。 だから、ずっと引きずることしか出来ないんだ。
恋愛フラグ片っ端からぶち折ってるのこのせいじゃないかな。 大切ランキングが、 親父>>|壁|>>母さん弟妹ひなこ>>>その他 な気がする。そしてひなこは家族枠。 これ恋愛出来ねーわHAHAHA
このファザコン&シスコン&ブラコン&マザコン&ひなコンが!
(-73) 2015/06/29(Mon) 22時半頃
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──図書室──
けいちゃん、やっぱり、ここにいた。
[図書室の、本棚を抜けたあたりに、恵冬を模したマネキンが倒れている。>>4:178 そこまでは想像通り。けれど、その腕に抱いているものに、目を見開いた。]
なんで、これ、ここに……。
[ぽつり、と零した呟きを聞き留めた者はいただろうか。 那由多にそっと断って、握っていた手を外す。しゃがみ込んで、マネキンからそっとそれを抜き取る。 あの時にも手を伸ばした、ひとりぼっちの幽霊の絵本だった。>>6 きらきらと、朝日を受けたそれは、血に濡れてはいない。綺麗なままだった。
ゆっくりと、頁を捲る。最後の頁で、手が止まった。>>4:180 短い一文。息を呑む。 また泣きそうになってしまって、慌てて俯く。 もう一度そのページを読み直して、やっぱり泣きそうになる。 けいちゃん、これは、ずるい。こんなのもう、帰るしかない。]
(87) 2015/06/29(Mon) 22時半頃
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[少しの間、その頁を眺めて、静かに絵本を閉じる。
ギリギリの淵にいた時に、この短い物語に、確かに生かされていた時間があったということ。 物語は終わっても、自分たちの道は続いていくのだということ。
それを、ちゃんと自覚できたことの感謝。 帰ったら、恵冬に伝えられるだろうか。言えるといいな、と思う。 絵本をマネキンに返して手を離すときに、ふと、恵冬から差し出された掌が脳裏に浮かんだ。>>4:47 あの時は、その優しさを受け取れなかった。 逡巡の後、マネキンの白い手に、少しだけ手を重ねる。 ──那由多たちが近くにいるのを思い出して、慌てて手は離したけれど、見られてやしないだろうか。]
……か、帰ろ!
[なんだか少し、声が裏返ったのも、きっと気のせい。 だからどうか、誰も突っ込まないでいてくれますように、と思いながら。*]
(88) 2015/06/29(Mon) 22時半頃
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/* 最初にマネキン探してれば一瞬で帰れましたね
(-74) 2015/06/29(Mon) 22時半頃
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/* >>87の最後の行あたりすごいひなたさんな気がしたんだけど こうもきれいに発見されているとどう動くか悩むな!?
(-75) 2015/06/29(Mon) 23時頃
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─1階─
……あ、ほんとだ。
[やっほう、神楽。って状況でもないんだけど。 多分、その様子だと、ちゃんと向こうに帰れたんだよね、って、 その、安らかな表情が救い。
それに気を取られている内に、 秋野はもう図書室に足を踏み入れていた。>>87
慌てて追いかける。]
(89) 2015/06/29(Mon) 23時頃
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─図書室─
[その背を追って、足を踏み入れた先で。 部屋の奥に広がる惨状に、驚くよりも、何よりも、 朝日を浴びて横たわる人形に、きれいだな、と思った。
その傍らに、秋野がしゃがみ込むのを、 ただ、黙って、そのひとときが終わるのを、 秋野が立ち上がるのを、待っていた。]
そーだね、そろそろ行こっか。
[少しして、慌てたように秋野が声を上げた>>88から、 ゆっくりとそう答える。歯を見せて笑う。
秋野が立ち上がるのを待って、横並びになって歩き出す。*]
(90) 2015/06/29(Mon) 23時頃
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[見つけた2人のマネキンは、無傷かどうかはさて置き、どちらも安らかな顔をしていたようで。 良かった、と息を吐いて、そうして、目の前の―離した手をマネキンに重ねた友人>>88を見遣る。
――いやぁ、微笑ましい。素直に思う。 にやりと意味有りげに笑って、けれど、敢えてからかうような真似はしない。馬に蹴られて死にたくはない。]
……じゃあ、そろそろ帰るか?
[そう言いつつ、足を向けるのは昇降口の方向。異論がないようなら、歩き出す。 手は離れたけれど、もう、心配はしていなかった。*]
(91) 2015/06/29(Mon) 23時頃
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/* 秋野「そっちだってイチャイチャしてたでしょ!!!!!」
(-76) 2015/06/29(Mon) 23時頃
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/* あとこっちは片思いでしかも無自覚じゃ!
(-77) 2015/06/29(Mon) 23時頃
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/* とりあえず個人的な事情により胃が痛い エスパーになりたい
(-78) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* どうでもいい話 ・冷たい校舎村1の智明くんがすごく好きだったので、チアキチップはいつかリスペクト的に使いたいと思ってた 1も良い村ログですので是非どうぞ ・"秋"山教授+鷹"野"=秋野(辻村作品リスペクト) ・冷蔵庫とキャベツはもともと小道具に使いたかった。冷蔵庫って四角くて冷たいよね→冷たい校舎。校舎の中のホスト→キャベツ。秋野はキャベツだったのだ……ロールキャベツ系男子? ・でも本当に好きになった子には全く手出せないと思う ・おかーさんのイメージは議事チップ パピヨン(帽子とかは被ってない) ・もともとは、狼になったら冷蔵庫と野菜を小道具に使いたい/生きる力がないというふざけた悩みをやりたい、だけの話だった。こんなに膨らむ予定じゃなかった ごちゃごちゃしててほんとごめんなさい…… ・母子の関係村建った時にアンの世界地図3巻が発売されてしまったのが全ての原因(ステマ
(-79) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* ・「眩い昼間(光)の、その中で」「夜と昼の世界」というのは、それぞれ同じ村建てさまのRP村 エンドローグ、魔法戦士村のリスペクト 良い村ログですので是非どうぞ ・死を思い切る原因か、母親のところにいくのをやめるきっかけに「お前はヒモに向いてるね」って母親に言われるというのも考えてた。某辻村作品オマージュ。進路の話したくて縋りにいったのに返ってきた返事がそれだったらマジで嫌だなって…… ・でも正直ヒモの才能はあると思ってる ごめん(ボタンの下りとかそのつもりで書いた) ・秋野が時々妙に辛辣なのは母親の影響 ・秋野母が何考えてんのかはわたしにもマジでわかんない
(-80) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* あと帆北はやらなきゃいけないこと、って秋野関連って解釈したんだけど大丈夫かな〜〜〜とうっすら やりきって帰っておくれ
(-81) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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― →1階・図書室 ―
[廊下を歩いていれば、>>86神楽のマネキンを、秋野に示されるような形で発見する。 窓の外に落ちて、ところどころ砕けているけれど、表情に苦しみは無い。
そして辿り着いたのは図書室前。 心当たりがあったのか、秋野が部屋の中へ足を踏み入れていく。 でもたしかに、水瀬なら図書室が似合う、と俺も思った。
本棚の前に手前、倒れているマネキン。 そこに蹲って、秋野が何かを発見しているようで。]
……。
[近付こうと思って、やめた。 ただ、彼が本のページを呼んでいるのを黙って見守る。]
(92) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[秋野が何を目にしたのかは想像するしかないけれど。 >>88慌てたような声はどことなく裏返っていて。]
……ああ。 帰ったら、皆にいろんなこと伝えられる。全部な。
[気付けば、秋野に向かってか自分に対してか、小さな声でそんなことを呟いていた。
帰れば、皆と話をして。 そして謝って、許してもらって――きっと、秋野はそれをするのだろう。 誰一人として秋野を憎んでいなくとも。
それを少しだけ、羨ましいと思う俺がいた。 俺が謝りたい相手は、話をしたい相手は、もういないのだ。 思い出しても、許してもらうこともできないし、怒ってくれることもない。 俺の中で決着をつけることしかできない。
だから、良かったじゃないか、秋野。なあ。]
(93) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* んんん、手術中のランプが消えたっていうのは おとせたらいいな かこう…
(-82) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* 帆北ーーーーーーーーーーーー あと織部も悩み回収できてますか!!!!
(-83) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* えりすさんがオーレリアチップで再生されていている
(-84) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* (個人のイメージです)
(-85) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[この空間での心残りが全て片付けば。 いよいよ、4人揃って昇降口へ向かうだろう。
前に立つこともせず、横並びで歩く。 俺の大きな背中で覆い隠すべきものは、きっともうない。*]
(94) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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[ふと、顔を上げる。 鏡の中、少年のような、澄んだ瞳が、あたしを射抜く。
ああ、ああ。この子なら知ってる。ずっとよく知ってる。 これがあたしだ。外聞も、見栄も、何も知らなかった頃のあたしだ。
──なんで、ねえ。そんな軽蔑した目をしないで。]
(-86) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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|
[ああ、そうか。 お腹が空いたら戦えないもんね。そうか、そうだ。 食べなくちゃ。食べなくちゃ、あたし。 あたし、は、あたしらしく。 食べなくちゃ。]
(-87) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
|
|
[放課後、だらだらゲームをして過ごした、その帰り道。 コンビニ寄らして、って、ふたりを引きずり込んだ先で、アイスを買った。 お行儀悪く、道中、それを食べながら、 先生のものまねとか、明日に迫った小テストとか、 そんな、下らない話をしながら、歩いて、いて。]
『ねぇ、あれ、ナナオじゃない?』 『うそぉ、まだやってんの、あいつ』
[届くか届かないか。そのくらいの声量で吐かれた言葉が、突き刺さった。 上書きするように、かき消すように、声量を上げて笑う。 ふたりに、気付かれないように。あたしが、羞恥に死んでしまわないように。
──ねえ、まだやってんの、って、何? あたし、そんな、笑われるようなこと、した? あたしは、男の子と並んで歩くのさえ、許してもらえないの?]
(-88) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
|
|
[違うよ、あたしが好きなのは、野球ってスポーツで、 それを一緒にプレイしてくれる、チームメイトや、監督だ。
あの時、言えなかった言葉は、きっと、ひとつの正しい回答で、 だけど、今のあたしに同じことを尋ねるひとがいたら、きっと答えは違う。
──ちがうよ。 ちがうよ、あたし。女の子になれない、半端者なんだよ。 それだけ、だ。]
(-89) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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/* 供養供養! 全部メモの断片で繋がりとか特にないです!
(-90) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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──昇降口──
[4人、並んで昇降口に辿り着く。 扉に手をかけて、押し開ける。 容易く扉は開いて、そのあまりの軽さに一瞬だけ足が止まった。 小さく息を吐いて、校舎を振り返る。
帰ったら、……そもそも、ちゃんと病院に運んでもらってるんだろうか。 今更ながら、一体どこに返されるのだろうと少しだけ不安が過ったけれど、まあ、それも、仕方のない話だ。 それから、みんなにきちんと謝って、未来のことだって考えなくちゃいけない。 やるべきことは、たくさんあった。 そのひとつひとつを、他でもない自分がやらなくちゃいけないのだと思ったら、身体が少し重くなる。 けれど、それは、心地よい重みだと思った。]
(95) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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|
……じゃあ、行くね。
[最後まで、隣にいてくれた友人たちに向かって、声をかける。
前を向く。 夜が来て、朝が来て昼が来て、また夜が来て。 きちんと巡りながら、それでも確実に時を進める、帰るべき場所へと、踏み出した**]
(96) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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|
[ また、新たにやって来たクラスメイトに手を振りつつ、 もう片方の手で、携帯を弄ぶ。 流石に使用が可能な場所とはいえ、 頻繁に起動させる訳にもいかなくて。
かと言って、 あそこにいた誰かから連絡が来たら、と思うと、 どうにもここから動けなくて。 だからだろう。 視線は入口と、秋野の居るだろう手術室とを、 いったりきたり、忙しない。 ]
(+32) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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|
[ 気持ちばっかり忙しくて、 ああ、どうして戻っちゃったのかな、なんて。 そう思ってしまうことはあるんだ、正直。
でも、まだ皆があの学校にいるのなら、 皆なら、彼と一緒に戻ってこられるよね、って。
そんな気持ちや、信じたいっていう、 誰かの為の願いも、確かにあった。 ]
(+33) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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|
/* 〆! いろいろと拙くて反省点も多々ありましたが、思い入れのある原作、そして村シリーズで、狼という憧れの役職をやらせて頂けましたこと、とても嬉しかったです。ありがとうございました! それでは、また、エピローグでもどうぞよろしくお願い致します。
(-91) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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|
/* ……いがいたい(台無し
(-92) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
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|
――病院――
[息を切らせて駆け込んできた病院には、既に級友達が集まりつつある様子だった。
手術中のランプが灯る、手術室の手前の廊下。 そこに重たい足取りで歩み寄り、胸元でぎゅっと手を組み合わせる。
どうして、と、道中何度も繰り返した問いを飲み下した。 それはきっと、本人に聞かなければわからない。
恵冬たちが、無遠慮に踏み込んで良いことなのかどうかも]
(+34) 2015/06/29(Mon) 23時半頃
|
|
……秋野くん、戻ってきてくれるよね?
[代わりに、誰に問うでもなく祈るような言葉を口にする。 手術室の扉に視線を据えて、その向こう側にいる彼が助かりますようにと願った。
みんなと共に過ごしたあの校舎での時間が、彼を繋ぎとめる楔になってくれるようにと。
彼は人を傷つけることをよしとするタイプではない。 だからきっと、こうして彼を失う事で悲しむ仲間がいるのなら、戻ってきてくれるはずだ。
今こうして手術室の前に立っていると、そう信じなければ握った手が震えてしまいそうだった。 いつもクラスにいて当たり前だと思っていた級友が、あっけなくいなくなってしまう可能性。
その事実が、ずっしりと重たくのしかかる]
(+35) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
/* うむ、これで〆でいいかな。 もう言うべきこともないし
(-93) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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|
/* 最後の最後で見出し表示忘れてんな……
(-94) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
─昇降口─
うん、いつでもいいよ。
[扉が開く。その瞬間は、僅かに息をのんだ。 たったの二日前、あるいは、今朝。 開かない扉を前に、途方に暮れたことがふと脳裏を過って、 ……なんだか、今になると少しおかしくて、くすりと笑ってしまう。
扉のその先には、眩い光が待ち構えていた。 眩しい。目を細める。陽の光が、暖かかった。 隣で、ひょろりとした長い影が、一歩を踏み出す。
続くように足を踏み出しながら、 やっぱり、笑みが溢れるのを抑えられなかった。]
(97) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
──おかえり、秋野!
[フライングかなあ。 そう思いながら紡いだ言葉は、 あたたかな光の中に溶けて、そして──**]
(98) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
/* 秋野で地上〆の方がいいかなあとも思ったんだけど、 やっぱりちょっと自分の分が中途半端なのでぶっこみます!失礼!
(-95) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
[ そうして何度、視線をやっただろうか。 気持ちが急くものだから、 つい、癖でいつもの呪文を唱えようとして、 だけど、ううん、と首を振ることも、繰り返して。
……そして、とうとう。 ]
(+36) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
[どれ程待っただろうか。
何か姿勢を取るわけでもなく、ただ静かにその時を待っていた。
そして、――]
(+37) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
[ ―――"手術中"と表示されているランプが、消えて。 暫しの静寂の後、扉が開かれた* ]
(+38) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
/* あっ って思ったけど繋がったぽいから結果オーライということで…!
(-96) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
/* なんてタイミングであがってしまったんだ すいません
(-97) 2015/06/30(Tue) 00時頃
|
|
―昇降口―
[昇降口の扉は、まるで何もなかったみたいに、いとも容易く開いて。 そうして、その向こうに足を踏み入れる。
扉の向こうの世界はどこか不透明で、何があるかも分からない。 けれど、ためらうことなく、その世界に飛び込んで。
――暗転**]
(99) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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|
/* 胃が……
(-98) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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/* おかえり、みんな!
(-99) 2015/06/30(Tue) 00時頃
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