86 忘却の海
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ジェフに7人が投票した。
ホレーショーに1人が投票した。
ジェフは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、テッド、ホレーショー、ミルフィ、クラリッサ、ハナ、ダーラ、セシル、ヘクターの8名。
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/* 星の王子様・俺
(-0) 2013/06/20(Thu) 02時頃
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―― 村はずれの蔵 ――
………………ん、ううう やっぱ確かめないと、気になって掃除もできやしない!
[手にしていた箒は気もそぞろに動かされているが、 止まるまでは時間の問題か。
開け放った蔵の扉に視線を向けたまま、 無意識に手は近くの棚の上に伸びて 閉じて置かれた絵本の表面を、撫でている**]
(0) 2013/06/20(Thu) 02時頃
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/* あ アタシの昨日の墓下発言は見えたままだけど 王子様の赤は見えなくなってる 当然っちゃ当然か。
(-1) 2013/06/20(Thu) 02時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 02時頃
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[ヘクターが近付いてくるのに気付けば、少し詰めるよう、椅子を動かした>>3:122]
あぁはい、娘が……ハナさんが、海で拾いものをしたのですが、もしかしたらあなたのものではないかと思って、一緒に持ってきたんです。
[話しながら見せるのは、畳んだままの厚手の布。 施された刺繍も、一部だけは見えているだろうか。]
(1) 2013/06/20(Thu) 02時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 02時半頃
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[ホレーショーが差し出すのは、厚手の布。 先程棚に戻した時に見た、自分の衣の生地とよく似ているように見えたが。]
……海で、
[今朝、という言葉は確かなのだろう。 まだ濡れたそれは、微かに海の香りがして。]
後で、外で広げていい、か……です、? …………いい、ですか?
[そして、やはり口調が移りそうになった。]
(2) 2013/06/20(Thu) 02時半頃
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[ちらと見える刺繍に、何か既視感のようなものを覚えつつ。 それでも、ここは食事の場だ。 綺麗に見えるかもしれないが、やはり、広げるのは後の方がいいだろう。
それに、何より、料理が冷めてしまう。]
………、
[料理を盛った皿を前に、座る。 声にならない祈りの言葉の後、一口を口に含む。
馴染んだ味。よく知った味。 それでもどこか違うように感じるのは、これが“彼女の味”だからだろうか。**]
(3) 2013/06/20(Thu) 02時半頃
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[目の前の料理の名が本当はダーラスペシャルなどというものではないこと、ヘクターには解っているだろう。 何を思うのか、瞳を合わせることのないままで食事を済ませ、皿を片付けたキッチンで一服している女主人にも知れぬまま**]
(4) 2013/06/20(Thu) 02時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 02時半頃
女主人 ダーラは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 02時半頃
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/* 喋り方感染るのかわいいなwwwwwwwwwwww
火神かおまえはwwwwwwwwwww
(-2) 2013/06/20(Thu) 02時半頃
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はい、海で。 ハナさんが釣り上げました。
[そう話し、少し笑いながら、娘の頭を軽く撫でる。]
そうですね、大きなものでしたから、食事の後に、外で広げてみた方が良いかもしれません。 上手く絞れなかったもので、だいぶ湿っていますし……
………?
[どこかおかしな喋り方に、怪訝そうに眉が寄る。 というか、ついさっきまで聞いていた、セシル達との話は、こんなおかしな口調ではなかった気がしたのだが]
(5) 2013/06/20(Thu) 03時頃
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[やがて料理が運ばれてくれば、欠けた指を組み、祈りの言葉を口にする。]
主の慈しみに感謝して。 いただきます。
[ちらりと傍らを見れば、ヘクターも、食事の前に何か小さく呟いたように思えたが、声はまったく聞こえなかった。>>3]
………。 ん、おいしいです。 ダーラさん、いつもありがとうございます。
[彼女の作る料理は、はじめ食べた時は、あまり舌に馴染まなかった。 美味い不味いというより、食べ慣れない味……といった感じだった。 今でもやはり、変わった味とは思っているが、それでも、変わっていて美味しいと思うのは、本心**]
(6) 2013/06/20(Thu) 03時半頃
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― 村外れの蔵の前 ―
おーいミルフィ、掃除頑張ってるか?
[>>0開け放たれた扉から、中には入らずに覗きこむ。 他の大人は誰がいるのかはっきりしていないから。 こそこそ中に入って物盗りに間違われるのは、今日は、避けようと。**]
(7) 2013/06/20(Thu) 07時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 08時頃
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釣り、あげ……?
[恐らく、釣りをしていた時に針に引っ掛かった、という事なのだろうが。 何だかその言い方だと、この布が意思を持って、釣針と餌とに食い付いたように思えてしまう。]
……紋様が目立つから、外で、……それも、裏の方で、良いだろうか。
[人目を避けたとて、結局は直ぐに噂は広がるのだろう。 縫い留められていたという手紙の事も、もう噂になっているのかもしれない。
―――運が悪ければ、色々と尾鰭をつけられて。]
(8) 2013/06/20(Thu) 08時半頃
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[そんな事を考えながら、料理を口に運ぶ。 途中、周りの皆の反応を、そっと伺った。 本当にこの料理に馴染みがないのか、それともセシルの家特有の事なのか、探れないだろうか、と。
彼女>>4の方に視線は向いたが、偶然か故意か、彼女と目が合う事は無く。]
……これは、ここではよく出るメニューなのか?
[彼女の姿が奥に消えた後、徐に問いかける。
空になった皿。食器から手を離せば、指先は畳まれた布へ。 金糸銀糸とを使われた豪奢な刺繍を、そっと撫でた。]
(9) 2013/06/20(Thu) 08時半頃
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はい、えぇと……魚と一緒に? ハナさんどうでしたっけ。
[どんな風にかかっていたかは、ハンナに聞いてみる。 自分からは、布と魚が一緒に引っ掛かってたのしか分からないから。]
それとハナさん、すみません、水差しを取ってもらえますか。
[三本指でフォークやスプーンを扱うのも、慣れたもの。 グラスは、安定が悪いので、左手に持つことが多いのだが。]
(10) 2013/06/20(Thu) 09時半頃
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[食べる量は、体格のわりに多くはない。 けれど娘が早食いにならないようにと、わざとゆっくり食べることが常。]
はい? あぁ、今日の食事は、少し変わっていますよね。
[問うような声に、食事の手を休め、答える。]
いつもというわけでははないと思いますよ。 わたしは、たまにしかここで食事をしないので、そう詳しくは分かりませんが、多分彼女の故郷の料理なんじゃないでしょうか。
[そこに、何かの関連性があることを知らぬまま返すと、残りの野菜をフォークに刺し、口に運んだ。]
(11) 2013/06/20(Thu) 10時頃
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ホレーショーは、食事が済めば、汚れた皿を娘のぶんと一ヶ所にまとめ、ヘクターの触れている布を見た。**
2013/06/20(Thu) 10時頃
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漁の時の、網変わり、?
[どうやら、釣れたのは布だけではないらしかった。 彼らの目的が布でなく魚であったなら、───そちらの方がなさそうだが───彼らの釣りを邪魔しなくて良かった、と、安堵すべきなのか。 刻まれた刺繍。独特の文様。
この宿の女主人が彼の地を知っているならば、この文様の意味も知っているのだろうか。 身体に描かれた、刺青の意味も。]
………あ、
[水差しくらい取ると申し出たかったのだが、恐らくは彼の娘の方が早かっただろう。 診療所でタオルを奪い、絞ってくれた時の彼女の顔が、過る。]
(12) 2013/06/20(Thu) 10時頃
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…………、
[クラリッサの反応を待ちつつも、内心の仮定は確証に変わりつつある。 向こうでは一般的な郷土料理。それがここでは一般的なものではない。
それなのに、何故彼女はこれを振舞ったのか。 何故、料理の名をはぐらかしたのか。]
……運ぼう。
[ホレーショーの手によって纏められた皿の上に、自分の皿を重ねて。 他に空いた皿があったなら、テーブルを回り、回収してから奥へと向かう。 奥に向かった女主人は、未だそこにいたはずだ。
あの布の文様を、見て欲しい、と。 そう申し出る為に。]
(13) 2013/06/20(Thu) 10時半頃
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[ダーラの朝食は食べつけない味がしたけれど、口に合わないというわけではなかった。 が、珍しいかどうかに関しては、ここで食事を摂ることがそれ以上に珍しいクラリッサに判別はつかない。 これがいつもの味だと言われればそうなるし、そうでないなら、そうなのかと思うだけだ。 だから自然と周りの雰囲気を伺うようになった。あまり、頻繁な味ではないらしい。 よく出るメニューなのかと聞くヘクターに、食べたことがあるのだろうかと関心も持つ。]
今朝も、ハンナちゃんの釣果はよかったみたいですね。
[釣り上げられた布には、そうした評価だけを口にする。 ただ、金糸まで使われた刺繍、その文様。 見覚えはあまりない。のに、ヘクターのものでないかとホレーショーが言うのには、納得がいった。 時々見え隠れするタトゥーの、その一部に似ていると、畳まれた状態でも思えた。]
(14) 2013/06/20(Thu) 12時頃
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[味の反応を待たれていたとは知らない。知っていても、求められるようなものは返せなかったはずで。 他より少ない量をゆっくりと食べきってから、皿を片付ける。]
――わたしは、これで。
[ダーラを手伝うか、とは聞かなかった**]
(15) 2013/06/20(Thu) 12時頃
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[その後も心ここにあらず状態で箒を動かしていたが、塵は一向に集まらない。 一応掃除も頑張ったから、お腹もそろそろ減ってきた。] あっれ、テディじゃない。 どうしたの、蔵に用事?
[そんなときに現れた幼馴染>>7に、ごちゃごちゃと置かれた荷物を飛び越えながら近づいていく。 作業着で髪をひとつに結い上げ、おまけに口元には布を巻いた完全防備で。]
(16) 2013/06/20(Thu) 12時半頃
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あ、もしかして掃除の応援だったりする? 優しいね、アタシ感動しちゃう。
[母親か他の誰かに聞いて様子を見に来てくれたのだろうことはなんとなく察することはできたが、わざと茶化して そしてひとつ、いいことを思いついたと目を輝かした。]
――そんな優しいテディには、 ケーキのプレゼントをしてあげよう。
[手を伸ばしたのは、絵本の載った棚の引き戸。 その中に収められていた黒い物体を取り出す。 形はホールからカットされたそれだが、色はとにかく黒く。 どう見ても食べられるものには見えないだろう。]
はい、どうぞ?
[にっこりと、笑って差し出した**]
(17) 2013/06/20(Thu) 12時半頃
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/* ケーキ!
(-3) 2013/06/20(Thu) 12時半頃
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/* がんばって絵本考えてたら いつのまにかテディと駐在おにいさんがらぶらぶしてただと
テディは嫁にやらん!!!!!!1
(-4) 2013/06/20(Thu) 12時半頃
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あ、すみません。 お願いします。
[まとめた皿を運ぼうとしたら、ヘクターが申し出てくれたので、それに甘えることにした。]
裏で、ですか? はい、わたしはそれで構いません。
[理由は分からなかったし、問わなかったが、おそらく最も関連深そうなヘクターがそう望むなら、否定する理由はない。
畳んだ布を抱えあげ、特徴的な模様を指でなぞりながら待つこと暫し。 ヘクター達の準備が整えば、右足をぴょこぴょこさせて、店の裏手へと向かった。]
(18) 2013/06/20(Thu) 13時半頃
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蔵には用事ねーけど。 ミルフィが掃除してるっておばさんに聞いたから真面目にやってるんかなーって様子見にきただけ。
[見に来ただけだからな、と手伝わないことを念押ししたが、 結果、茶化された言葉をそのまま肯定する形になる。]
あとは……、って、は?ケーキ?
[と言いながら蔵の中へと戻っていくミルフィの背を見ていた。 髪を結い上げた姿は、いつもと違う雰囲気だと思う。 スカートでないミルフィ自体がそもそも珍しい気もした。]
……っ……全力で遠慮するぜ。つーか、棄てろよ!
[そして戻ってきた彼女から差し出された黒い……何なのだろうこれは。 形はケーキに見えるが、本当にケーキなら寧ろよく形を保っているものだと思う。 食すどころか触るのも遠慮したいところだ。フォークで突いたら何が出てくるやら。]
(19) 2013/06/20(Thu) 13時半頃
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――ったく、それで終わりそうなのか? そもそも、ここの掃除っておじさんたちの仕事だろ?なんでミルフィが……。
[ケーキの受け取りを全力で拒否した後、改めて蔵の中に視線を向ける。 入り口からは奥のほうまでははっきり見えない。 相変わらず雑多に色々置いてあるな、と判断したところで再びミルフィを見た。]
…………王子様がどうとか聞いたけど、 もしかしてヘクターの手掛かりでも探してたのか?
[小声で問い掛ける。]
(20) 2013/06/20(Thu) 13時半頃
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[宿屋を後にして、息をつく。 自分が鉄代を申し出てしまえば、宿の仕事がひとつ減ってしまうと思った。ヘクターが自主的にやらずとも、ダーラも頼みやすくなればいい。]
――そうだ、オルガン。
[反対に自分が手持ち無沙汰になって、不意に思い出したのはオルガン教室のこと。 あのヘクターがオルガン教室を手伝ったり、歌いにきたりするとはあまり思えなくて、それならちょうどいいと様子を見に行くことにした。 今日もお休みだとしても、暇を持て余した子供たちの世話をするのも悪くない。]
(21) 2013/06/20(Thu) 16時半頃
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――ミルフィの自宅で――
――蔵へ?
[ミルフィの所在を聞けば、そう返ってきた。 家の手伝いの邪魔はできない。それはミルフィ自体が手伝っている仕事だから、自分が介入するのも門違いな気がした。 セオドアが結局手伝っているなんて、想像もしていない。]
じゃあ、少しだけ待つことにするわ。 みんなつまらなさそうにしているのだもの。
[途中広場で出会った子供たちに服の裾を引かれる。 リサ姉、オルガンないの、うたわないの、と口々に。 オルガン教室を楽しみに待つ子供たちに、今日もお休みみたいなの、と告げてから、彼らの手を引いて村はずれの方へ。]
(22) 2013/06/20(Thu) 16時半頃
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[オルガンがなくても歌は歌える。 といっても、自分一人で歌える歌となるといつも教室でやる歌か、もしくは賛美歌くらい。 時々レパートリーに迷いながら、オルガン教室のかわりに歌のレッスンがはじまった**]
(23) 2013/06/20(Thu) 16時半頃
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[男のはぐらかすような答え>>125に眉根を寄せた。]
のんびりはしていられない……? 緊急の用事、だとか。
[どこか剣呑な彼の表情に、首を捻る。 探るようにじっと見つめてから、ふと表情を緩めて。]
そう、だね。薬の用法は、食事のあとにでも。
[必要なら簡単な処置も施せるよう、包帯やガーゼの類も持ってきてはいる。だが、説明だけで良いと言われたなら、化膿止めと消毒薬の説明を簡潔にする心算でいた。若干沁みる薬ではある。ほんの少し、…いや、なかなかに。]
(24) 2013/06/20(Thu) 19時半頃
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[ホレーショー親子と男のやり取りを横目に、食卓に戻る。 クラリッサの言葉>>14には頷いて。]
うん。釣り、得意だもんね、ハンナちゃん。
[刺繍の施された布にはちらりと目をやり、なるほどこの辺りでは見かけないものだ、と思う。今は棚に置かれている彼の衣服にも一部には刺繍が施されていたし、そうしたものが盛んな地域なのかもしれない。
それにしたって。]
これだけの刺繍……価値のあるもの、じゃないのかな。 この辺りでは、少なくとも。
[刺繍は手間のかかる作業だ。図柄が複雑なら、複雑なだけ。]
(25) 2013/06/20(Thu) 19時半頃
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["ダーラスペシャル"を口に運んだ。 もぐもぐと咀嚼しながら、神妙な表情。]
あつあつ……炒め。……卵の?
[ネーミングセンスは、なかった。
食事が済んだのは他の者よりいくらか遅れてのこと。 食器を流しに運んだのち、しばし考えて]
ええと。……洗いますね。皿。
[店の裏手へ向かう面々を横目に、よし、と腕まくりをした。**]
(26) 2013/06/20(Thu) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 19時半頃
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事が、重大な気がして、 ……嫌な予感が、凄く、している。
[だから、本来ならこの村から早く出て、早く自分が何者なのか知るべきなのだろう。 だが、記憶が無い事を、傷が癒えていない事を言い訳に、ここに留まっていようと思う自分もいる。
害となる存在。 自身に悪意がなくとも、自分が害なす存在ならば、いずれこの村に何かを齎すだろう。
わかっては、いるのだが。]
……王、……病、信仰、 読めた単語はこれくらいだが、……お前はこれで、何を想像する?
[セシルに、まだクラリッサがその場にいたならば、彼らに向けて投げた問い。 連想問題ような響きを残して、皿を片手に裏へと向かっただろう。]
(27) 2013/06/20(Thu) 20時半頃
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なによ、受け取れないっての? ミルフィさん5歳のときの傑作作品なのに。
[全力で拒否をする>>19セオドアに、片頬を膨らませる。 ぐっと手を突き出して、黒い物体をセオドアの目線の高さに合わせる。 アタシより高いところにあるのが、悔しい。]
ほら、皆で昔作ったじゃない?紙粘土の。 そんなのもここにとってあるんだよ、大げさだよね。
[黒い物体を手のひらで弄びながら、少しだけ懐かしそうに笑って]
(28) 2013/06/20(Thu) 21時頃
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んー、終わりが見えないね。 とりあえず一通りは埃掃いたりしたけど。
[蔵を見渡す彼の様子>>20に、肩を竦めた。 仕事がないわけではない。見つけようと思えば、いくらでもすべきことは見つかる。 再び翡翠の瞳がこちらを見たとき、問われたそれに少しだけ反応が遅れてしまった。]
……、……うん。 あの人の名前を聞いてから、思い出したんだ。 テディも多分、見覚えあると思うんだけど
[もう一度棚の前まで戻り、今度は少し急いでその上に置いてある絵本を手に取った。 「えいゆう ヘクトルのぼうけん」 表紙には異国語でそう記されている。]
(29) 2013/06/20(Thu) 21時頃
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この本のヘクトルって名前、 ここら辺ではヘクターって読むじゃない? だからもしかしたら、あの人の出身がわかるんじゃないかって、探しにね。
[辺りには他に誰もいないのに、 その声はつい小さな音量になってしまう。 それまでは微かに笑みを浮かべてはいたものの、急に恥ずかしさがこみ上げて先ほどとは逆の頬を膨らました。]
……王子様、信じててもいいじゃない。
[高い位置にあるセオドアの額に指先を伸ばす。 デコピンは叶ったか。]
(30) 2013/06/20(Thu) 21時頃
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ね、この本、ヘクターさんに届けようと思ってるんだけど テディも行く?
あー……その前にこの格好じゃダメだよね、乙女感なさすぎ。 一度家帰らなきゃ。
[片手に絵本、そして片手には5歳のときのアタシの傑作ケーキを握って、セオドアを促し蔵の外に出る。 長いこと薄暗い中にいたせいか、陽光は聊か強く感じた。 父親は次は仕事から帰ってからしかこの場所には来ない。 渡されていた鍵で施錠をすると、開かないかを一度確かめた。]
ふふん、これ今日のびっくりネタ。 蔵出しケーキ。
[蔵の前から歩き出しながら、幼馴染を見上げ悪戯っぽく笑った。 彼の反応が予想以上によかったから、紙粘土のケーキを今日は持ち歩いていろんな人を脅かすつもりで]
(31) 2013/06/20(Thu) 21時頃
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5歳の時の傑作……? あ、本当だ。粘土かこれ。
[>>28片頬を膨らませるミルフィに、改めてまじまじとそのケーキらしきものを見る。]
…………そういえば、そんなこともしたっけな。 よく覚えてんな。
[感心したように呟く。]
(32) 2013/06/20(Thu) 21時頃
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[そしてミルフィが持ってきた本の表紙を見る。 ヘクトルという名はすっかり記憶から抜け落ちていたが、この表紙は覚えていた。]
ああ……そういえばこんな本あったっけ。 自分じゃ読めなくて誰かに読んでもらってたな……。
[異国語の部分はやはり読めない。が、人名の部分くらいは解る。ヘクトル――ヘクターと、記されている。]
……雰囲気は王子っぽくねぇんだけどな。 でも、なんかありそうだよな。確かに。
[あの金の指輪とか。そういえばあの紋章について親父なら詳しいことを知っているだろうかと考えはじめたせいで注意が一瞬それた。]
いってぇ!
[デコピンが直撃し、額を軽く押さえた。]
(33) 2013/06/20(Thu) 21時頃
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/* セオドア向けにアンカひっぱってたらきてくれたわーい
(-5) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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[ヘクターにこの本を。そう言われ、頷いた。]
俺もそーしたほうがいいんじゃねーかって思ってたとこ。 見覚えありそうなら、なんか手がかりになるかもしれないもんな。
……そーだな、着がえて手洗ったほうがいいと思う。
[乙女感、というものにはやや疎いセオドアだったが、 要するにいつものようにスカート履いた女らしい格好をしたいのだろうと解釈した。]
ん、じゃあ今日のおどかし係はミルフィに任せた。
[そんな係が存在したことなど今までないのだが。]
(34) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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俺は、今日はちょっと真面目に頑張ることになったからさ。
[やはり背筋を伸ばした正式なものではないが、敬礼のまね事をした。 再び手を降ろし、歩き始める。]
ヘクターは、多分宿にいるかな。 宿じゃなかったらわかんね。一人で森に行くような真似はしないと思うけど。
[土地勘がない者が安易に入ってはいけない森だ。 記憶がなくてもある程度の常識は持ちあわせている、というのが昨日話した限りの印象だったので余程大丈夫とは思っているが。]
(35) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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……お前も、見るか?
[そう、セシルの背>>26に問いかけたのは、ほんの気まぐれで。 濡れた布。豪奢な刺繍。 あまり見かけないものならば、興味があったりするのではないだろうかという、安易な推測。
もっとも、自分にとっても、広げて見るのは初めてになるので、彼にとって楽しめるものか、保証ができないのが痛いところだが。]
……無理強いは、しないが、
[────そして、それ以上に、誰かからの意見が欲しかったのも、事実。]
(36) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 21時半頃
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おどかし係ってなによ、もー。
[含み笑いを浮かべつつ>>34、 今から他の皆の反応が楽しみだと。]
おうじさ……ヘクターさんもこういうのでびっくりするかな。 なんかそういうショック療法?みたいな……
[そういうことは専門外だが、聞いたことがある。 主に、セシルから。 一瞬口を噤んでしまったが、真面目という言葉がセオドアから出たから>>35、びっくりして翡翠色をまじまじと見つめてしまった。]
(37) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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……ごめん、さっきのデコピン、効きすぎた? どうしたの駐在お兄さんの真似なんかして。
[目を見開いて、敬礼する彼の全身をくまなく見た。 しかし、頼りなく見えることは決してない。アタシ自身がこうして成長したように、セオドアもまた立派な大人になったのだ。]
あはは、頼みますよ、セオドアさん。
[だから茶化しでもなんでもなくて、 アタシなりに真面目に、彼を激励したんだ。]
(38) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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宿か。案外浜辺とかお散歩してるかもね?
[もうそろそろ陽も高くなりつつあった。 どうしているのだろう、と考えながらゆっくりと村へ戻る。
その途中、どこかから聞こえるのは賛美歌か>>23]
賛美歌ってことはリサ指揮かな。 寄ってくけど、テディは行く?
[どうする?と隣を仰ぎ見て]
(39) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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/* テディがいい幼馴染すぎて 大好き
(-6) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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|
[>>13ヘクターが皿を運んで来たのは丁度煙草を一本吸い終える頃。 布については吸殻を始末してから頷いた。 見た所で何が解るかも知れなかったが]
……ああ、そういやね。 あの料理、口に合ったかい?
[徐に、さり気無さを装って問いかけた。 故郷の味を再現しようと試みたのは自分ひとりの食事を用意する時ばかりだった。 この村に来てから料理を覚えたが少なくとも違う土地で子ども時代を過ごした自分の味覚は村人のものとは多少ずれていただろうが、故郷を思い出す取り合わせで香辛料などを使った料理を他人に出したこともない。 故に問いの真意は漂着者以外に聴こえても世間話の響きで届いただろう。
通常罪人に刺青を入れる習慣のない国、あの貴金属。 見えそうで見えない答えに眉を寄せ、皿洗いをしてくれるセシルに礼を告げてから店の裏手に回った。]
(40) 2013/06/20(Thu) 21時半頃
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|
どーかな、デコピン程度じゃ防がれそうな気もすっけど。
[ショック療法については詳しくない。 そういうのはセシルのほうが、と言いかけて、やめた。]
……別にデコピンでおかしくなったわけじゃねーよ!
ジェフがさ、仕事で森の向こうに行ってんだよ。 その間、村のこと頼むーって、ジェフがさ。
なんでよりにもよって俺に頼むんだかな。
[と言いながら、それほど満更でもない様子なのはミルフィにも見て解るだろう。 その証に、セオドアさんなんて呼ばれて「おう」と力強く頷き返す。]
(41) 2013/06/20(Thu) 22時頃
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|
[クラリッサの歌声はセオドアの耳にも届いていた。]
俺は特に行く場所決めてるわけじゃないし、付き合うよ。 散歩……じゃなかった、パトロールするつもりだったしな。
[ミルフィに頷き、声の方向へと歩き始める。]
(42) 2013/06/20(Thu) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 22時頃
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へえ、お仕事。 また急だね、駐在さんも大変だ。
って……あのお兄さんと和解したの? 大人になったねえ。
[何かと反発していた駐在に、セオドアが素直に従っている>>41。 何故だろうと考える反面、ほほえましくもあり。 セオドアの発す言葉と表情とは、ちぐはぐでとてもわかりやすい。]
(43) 2013/06/20(Thu) 22時頃
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|
そうよそうよ、パトロールだもの。 ちょっと寄ってって遊ぶだけのパトロール。
[くすくすと笑って>>42、足は歌声のほうへと向き]
リーサー? リサでしょー?
[少し開けた場所に出る。 そこには思っていた通り、村の子どもたちとクラリッサの姿があった>>23。 歌い終わりを待って、そちらへと近づく。 よく見れば、集まっている子どもたちはオルガン教室の生徒が殆どだった。]
あー、みんなごめんね。 明日はちゃんと教室やるから、許して!
[両手を合わせ、深々と頭を下げた。結い上げたままの髪が重力に従って垂れる。 子どもたちは怒っているわけでもなく、ただその結った髪が落ちる様子がおかしいらしく笑い声を上げた。]
(44) 2013/06/20(Thu) 22時頃
|
|
[準備が整うのを待つ間、ふと思い出したことがあり、ヘクターに訊ねてみた。]
そういえばヘクターさん、セオドアさんか、ジェフ……駐在さんから、指輪を渡されませんでしたか?
[なにせ拾ったのが あの セオドアだったので。 そのままがめてやいないかと、少し不安になったのだ。]
(45) 2013/06/20(Thu) 22時半頃
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……もう少し、辛い方が好きだった、 北と南では、味付けがまた、変わるらしい、と 昔、……何処かで、食べたときに、教わっ、た、
[昔とは、どれほど昔なのか。 誰と、共にいたのか。 霞がかった記憶、けれど、決して嫌な思い出ではないと、思う。
眉間に深く皺を寄せて、それでも必死に記憶を手繰ろうと、試みるのだが。 結局また、溜息に終わる。]
……何か、気付いた事がいったら、教えて欲しい。
[そうして、頷きを返してくれた彼女にそう返し、店の裏手に向かう。 ホレーショーが待っているようなら、軽く手招きした。]
………ん、あぁ、 受け取った、が、……今は、上の部屋に。
[道すがら、問いかけ>>45にはそう答えたか。]
(46) 2013/06/20(Thu) 22時半頃
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そーそー。ホント急だろ。 朝からコート着てるから何事かと思ったぜ。
和解っつーかなんつーか。 …………んん、なんて言ったらいいのやら。
[そもそも彼のことが嫌いだったとか、そういうわけではない。 ただ穏やかすぎるくらいに穏やかで、優しい人に囲まれて、そんなぬるま湯のような毎日を変えたかったのだ。変わりたかったのだ。 単なるいい人、にはなりたくなくて。でも、何か特別にできることがあるわけでもなくて。 ……そんな無力な自分への反発から始まって、少しずつ捻くれていった。 けれど根は変わっていないし、未だに子供だ。]
飴貰ったから?ほら、ギブアンドテイクってやつ。
[頼られれば嬉しいし、交わした約束も嬉しかった。 それだけのことだ。]
(47) 2013/06/20(Thu) 22時半頃
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/* こいつ本当に18かってくらい精神がガキだな(素)
まあテッドチップなら許されると信じている
(-7) 2013/06/20(Thu) 22時半頃
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[クラリッサの歌声を聴くのはいつぶりだろう。 手癖が悪くなってからすっかり教会のほうには近づかなくなってしまったので、最後がいつだったかもはっきりしない。 歌い終わりに軽く拍手してから近づいた。]
へー、……もしかしてここにいるの皆ミルフィの教え子なのか?すげーな。
[オルガン教室の話になれば、感心したように。 それと同時に眩しいものを見るかのようにミルフィに驚きと尊敬の眼差しを送った。]
(48) 2013/06/20(Thu) 22時半頃
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[「受け取った」>>46と聞かされれば、ほっと、軽く笑みを浮かべ]
そうですか、良かったです。
[戻ったのならと、セオドアの手癖のことについては何も言わないでおいた。
そして店の裏手へ向かい、ヘクター、ハンナの他に、ダーラとセシルが揃うのを確認すると、持っていた布を丁寧に広げはじめた。]
ハナさん、そっち側、持ってもらっていいですか?
[大きな布だったので、片端をハンナに持ってもらい、全体が見えるよう引っ張って。]
(49) 2013/06/20(Thu) 22時半頃
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飴、ねえ。 そんなに美味しい飴だったの。
[飴だけでここまで変わるだろうか>>47?そう思うも、口元はやや笑みを残したまま]
……じゃあ、アタシのケーキをあげたら ギブアンドテイクしてくれるの?
[彼が何かとても楽しそうに見えるから、調子に乗ってポケット黒いケーキをちらと見せ。 いつものようにふざけて笑声を立てた。]
(50) 2013/06/20(Thu) 23時頃
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昔、ねェ。 そいつをもっとハッキリ……いや、思い出さないほうが幸せかも知れないよ。
[>>46少なくともこの男がこの歳になるまで健康で五体満足に生きているということは自分程底辺で生活していた訳でも無さそうだが。 先ほど読んでいた手紙への反応を思い出してそうぼやきながら、布の到着を待った。]
(51) 2013/06/20(Thu) 23時頃
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んー、そうだよ。 ウチはばあちゃんから子どもまで、年齢層広いの。
テディも習いに来る?レッスンしたげるよ。
[振り返り、セオドア>>48に向ける笑みには照れが乗る。 彼がオルガンに向かう姿が、少し想像できなかったけれど。]
もう昼だし、この子たち送ってく? 今日はパトロール隊のセオドアさんもいるからね。
[子どもたちと、そしリサを見て、どう?と問いかけた。 セオドアさん、とあえて呼ぶのは少しくすぐったい。]
(52) 2013/06/20(Thu) 23時頃
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そのケーキでギブアンドテイクするなら、 俺が5歳の頃に書いた落書きと交換だな。
[これもきっと蔵の何処かにあるはずだ。探すつもりはないが。]
へえ、すげーな……。 って、いやいや、俺はいいよ。ガラじゃないし。
[誘いには、首を横に。]
代わりに、そのうち聞かせてくれよ。クラリッサもさ。
[クラリッサの反応はどうだっただろう。
話の途中で子供たちの誰かの腹がぐぅと鳴った。 もう昼、という言葉に、そういえばそうだなと頷く。]
(53) 2013/06/20(Thu) 23時頃
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そーだな。よーし、飯だ飯! ガーディ、ゾーイ、皆そろそろ帰るぞー。
[セオドアさん、という呼び名に子供たちの何人かは困惑しているようだった。 頬をかいて苦笑する。]
いーよ、お前たちはいつも通りてっちゃんで。 ミルフィもわざわざさん付けなくていいから。 なんかくすぐったいだろ。
(54) 2013/06/20(Thu) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 23時頃
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後悔してもいいから、……全て、ハッキリさせたい。 ……今まで生きてきた全てが無いというのは、……嫌なんだ
[思い出さない方が幸せだと。 そう告げる彼女>>51には、きっと何かがあったのだろう。 そう、言わしめるだけの、何かが。
いずれ、話される時がくるのだろうか。 それとも、秘められたまま、彼女を構成するものの一つになるのだろうか。
裏手に向かい、ホレーショー達親子の手によって広げられる布を見下ろす。 思ったより、大きな布だと思った。 大きな布故に、装飾の豪奢さも際立つか。]
…………
[シャツの胸元から、己の刺青を、軽く、見下ろして。]
(55) 2013/06/20(Thu) 23時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2013/06/20(Thu) 23時半頃
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/* セオドアさんそれガーディの名前出したかっただけちゃいます?(謎の勘ぐり
(-8) 2013/06/20(Thu) 23時半頃
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[浜辺ではよく確認しなかった為、ただの布かと思っていたそれは、よく見れば、紐や、ボタンの取れた跡があり、形も、上部が少し縫い縮めてあり、正方形というより台形に近かった。]
ただの布ではなく、マントか何かだったようですね。
それにこの模様…… やはり、似ていると思いませんか。
[視線を向けるのは、ヘクターの胸元。]
(56) 2013/06/20(Thu) 23時半頃
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テディのらくがき……いらない……
[蔵にそれらしいものはあったが、誰が誰のものかわからない程度には皆等しく破天荒な絵柄だった。]
ふふふ、遊びに来るなら子どもの回がおすすめ。 マダム回でもいいんだけど、捕まって色々聞かれるからね?
[にい、と笑みを浮かべて。 クラリッサの歌は教室を華やかにしてくれる。順番でしかオルガンは弾くことはできないが、歌はいつだって歌えるのだ。]
(57) 2013/06/20(Thu) 23時半頃
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うん、ご飯ご飯。 並んで帰りましょうセオドア隊長。
んー……そうね、やっぱ慣れない。 テディはテディね。
[困惑する子どもたちとセオドア>>54に、呼び名を元に戻しつつ]
リサも行く? アタシとテディ、ヘクターさんに会いに行こうと思ってて。
[彼女が朝からもうすでに会っていることは知らず、問いかけた。 クラリッサが同意するのなら共に、別れるのならば手を振って、村の中心めざして出発した。]
(58) 2013/06/20(Thu) 23時半頃
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―― 自宅前 ――
んーじゃ、着替えてくるから 宿、先に行ってていいよ。
[子どもたちを送り届け、自宅の前まで帰ってきた。とりあえずはこの乙女度皆無の作業着を着替えてしまわねばならない。
セオドアと、共に来ているのならクラリッサに 先に行くように告げて 一度アタシは家の中に引っ込んだ。]
(59) 2013/06/20(Thu) 23時半頃
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だろ? というわけでそれは、他のやつをおどかすのに使うといい。
[と、真っ黒のケーキを指して。]
マダム回……あー、その響きだけで恐ろしいものを感じるぜ。うん、子供の回にするよ。
[と言うと、じゃあわたしのきいてーと、一人の少女が手を上げた。 張り合うようにもう一人。そしてもう一人。]
あーはいはい喧嘩すんなよ、みんな聞いてやっから。
[ぺふ、と低い位置の頭を撫でながら約束する。 ……ジェフが自分の頭を撫でる理由が、ちょっとだけわかった気がした。]
(60) 2013/06/20(Thu) 23時半頃
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[それから、家が近い順にひとりひとり送り届けていく。 大半の親には驚かれた。 昨日まで悪ガキだった奴が急にこんなことをしていたら当然かと、肩を竦める。]
あーあいつに見られてなくてよかった。 いたら、ぜってーなんか言うだろ、大声で。
[何件目かを回ったあとに、そんなことを零した。 あいつとは勿論ジェフのことである。 丁寧にお礼を言われた家の後には、やっぱガラじゃねーなぁ、と少し気恥ずかしそうに呟きもした。]
オッケー、じゃ、先行ってるから。
[そうしてミルフィの自宅へ。 クラリッサが共に来ているなら行こう、と促して、宿のほうへと*向かった*。]
(61) 2013/06/20(Thu) 23時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 00時頃
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[人影が見えて、はじめに気づいたのは子供たちの方。 ひとりが手を上げれば、後を追うように両手を振り出す。 それで、歌声は一時中断だ。歌い終わりを待つ必要もない。]
ミルフィ。セオドアくんも。 ……聞こえてた?
[今更ながらに、聞きつけてきたのだろうふたりに、恥ずかしくてはにかんだ。 ミルフィの落ちる髪に、子供たちが笑う。 こら、駄目でしょう、と諭しても、あまり効き目はありそうにない。]
(62) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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そのうち、だなんて。 いつでも聞きに来て。わたしなんかで、歌手の人なんかじゃないから、恥ずかしいけど。
[オルガン教室があれば、暇を見つけて歌いに行く。 自分より年上の人に聞かせるのは、本当は今だって照れがある。だからというのも何だけれど、クラリッサはこうして子供たちに歌うほうが好きだった。 子供たちの吸収力はすごいもので、遊んでいるだけのように見えて、少しずつ上達しているのが、はっきりわかる。 笑顔がセオドアに向くのを見れば、本当に慕われているな、と笑う。]
(63) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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[ヘクターの並べた単語>>27に、少し目を見開いた。]
王……なんて単語、一般人の手紙では使わない、よね。 まるで……、
[随分と身分の高い人間みたいだ。 布の価値が高そうなことも加味するなら、王族に近しい者なのでは…と想像を巡らせる。普段ならば、非現実的すぎると切って捨てるような可能性。]
病、か。いい知らせではない、んだろうな。
[ぽつりと呟いた言葉は、妙に現実味を帯びたように思えた。]
(64) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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[皿洗いをする背に告げられた言葉>>36に振り向いて。]
ん。……いいの? おれは、医学のことくらいしか、わからないけど。
[確かに興味はある。 彼の正体が分からないままでは、解けない判じ物のようですっきりしない。それに、何かしら望ましくない存在であるとしても、それを知っておく必要があると思った。
頷きかけたところ、裏へ行くダーラから礼を告げられる。 いえ、と答えて、しばし考えた。王やら信仰やらよりは、洗わないまま皿を放置してよいかどうかの方が現実的な問題だ。]
……じゃあ、皿洗いが終わったら。
[彼らのやり取りが終わる前に済ませてしまおうと、いくらか手早く皿を拭き始めた。]
(65) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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ヘクターさんに? ううん、今は遠慮しておこうかな。 朝、ちょっと会ってきたから。何度も会ったらお邪魔かも。
[提案は、興味はあるけれど断ることにした。 ホレーショーの持ってきた布の正体は気になるけれど、明日本人に聞こうと。]
それに、今日はまだお仕事も残ってるの。
[朝の仕事を残したまま出てきてしまったせい、なんてふたりには言わないけれど、子供たちを送り終わったところで、別れることにした。 送った先で何よりセオドアが母親たちに驚かれるのに、何度忍び笑いをしたかわからない。]
(66) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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[生死を別つかも知れないとしてもきっとこの男は過去を知ろうとするのだろう>>55。 溜息は言葉に変えるなら『仕方ないね』といったところ。 そこに施された刺繍の意味、どこかで見た。]
……これは紋章だよ。 多分貴族の……もしかしたら王家の、ね。
[記憶が確かならば、だが生憎おぼろげでしかない。 軍の人間も上官位になると武器に入っていた筈だ。 そして政治に関わる者も。国王から貰ったのだろうそれらは”自分達”からすれば疎ましいものでしかなかったが。]
(67) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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アタシにはアンタが王族の人間とは思えないけどね、執政官だったとして何をしたせいで海を流されていたのか。 もしも王族の一員だとして、アンタが戻ることで、戻らない事で、何が起こるのか。
よく考えた方がいいよ。違うかい。
[まさか本当に”王子様”だとは思わないが、身体にまでそんな刺青を入れるだろうか。 王家に忠誠を誓った軍人という線も、他の可能性も大いにある。 断言は出来ないままで、暗に先ほどの手紙の内容に触れてもいた。]
(68) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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/* 誰も止めないから王家の紋章っちゃったよテヘペロ☆
(-9) 2013/06/21(Fri) 00時頃
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/* 知っているのか●電!!
(-10) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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/* 王子様フラグきたよーーーーーーーー!
(ねてたけどとびおきた
(-11) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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[刺繍の施されたそれは、素人目にも、ある程度の位の者が身につける物のように思えた。 それでも、ダーラから「王家」との言葉が出れば、驚いた。]
えっ、そんなに……
[同時に、もうひとつの疑問が湧く。]
ダーラさん。 あの、ダーラさんは、どこで、これを? 何故その、貴族……王家だと……
[そういえば、彼女がこの国の人間ではないということは知っていたが、どこから来たかを聞いたことは、もうこの村に移り住んで8年も経つというのに、聞いたことがなかった。 あまり、話したくない類のものかも知れない……とも思ったが、控え目に、ダーラの様子を窺った。]
(69) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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―― 少し前・村はずれにて ――
リサの歌、素敵だもん。 そのうちコンサートみたいなの、できたらいいね。
[謙遜するクラリッサ>>63に力説した。 村の中だけで完結するものになるだろうけれど、それもまたきっと楽しいものになるだろう。
そこに、あのヘクターも、見物に来てくれるだろうか。]
お仕事か、んー……残念。 大変なら声かけるんだよ?
[そういえば彼女としばらくゆっくりお茶をしていない。そのうち晩御飯にでも招待できたら、と考えながら、子どもたちを送り届けた。]
(70) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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じゃあね、リサ。 明日は教室開くから、遊びに来て?
[最後の子どもを送り届ければ、クラリッサとそこで別れた。 ね、と笑みを向けて手を振ろうとしたが 一つ思いついたことがある。
呼び止めて、耳打ちした。]
(71) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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あのね、今度お菓子作り教えて? できればチョコケーキがいいなあって……
おねがい!
[ポケットの中の紙粘土ケーキは、今はまだ見せずに。 忙しい彼女に無茶な願いかもしれないが、教えてもらえたら皆に差し入れることも出来る。
それにそれを口実に、クラリッサとお泊り会なんかもできるかもしれないと、アタシはちょっと一人で舞い上がっていたんだ。**]
(-12) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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[彼の推察の行きついた先>>64もやはり、“悪い知らせ“か。 僅かな単語を組み合わせても、吉報と呼べる其れには至れずに。]
……良い知らせでなくとも、俺はこれを持っていきたかったんだろうな、 服に、縫い留めてまで、……
[海水に濡れればインクだって溶けるだろう。 そんな事を気にしていられないくらいに、この手紙が大切だったのか。
それとも、もう、読む事は無いと思っていたのか。]
……俺は、 ……何なんだろう、な、
[知らない事は嫌だった。
けれど、全てを知ることが怖くなっているのも、確かだった。 弱音は、吐きたくないのだが。*]
(72) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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―― → 宿へ ――
[髪も梳き、手も荒い、さっぱりと身支度を整える。 鏡の中で一回転したミルフィは、乙女度が50パーセントくらい上がっていた。]
よし、えーと絵本と、ケーキと……
[ポケットに紙粘土ケーキを仕込み、手には絵本を持つ。 更にもう一つ、手が伸びたのは]
……これも、見せたほうがいいのかな。
[鈍く輝く薬莢だった。 ヘクターと一緒に流れ着いたのなら、 彼に関係のあるものに違いない。
物騒なものではある、しかし、 それで真実が覆われてしまうよりはずっといい。
ケーキとは逆のポケットに仕舞い込んで、自宅を後にした。]
(73) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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[店の裏手。刺青が見辛いので、釦を一つ、開けて―――ハンナには見えないように、軽く背を向けて。]
………、
[大まかな紋様は、ほぼ同じと言って問題ないだろう。
貴族の印。王家の証。>>67 それを身に纏う意味。 それを、身体に刻みつける意味。
掌程のサイズならば、施術は一日で済むだろう。 だが、ここまでの広範囲となると、彫るのも時間がかかるだろう。 苦痛も、相応のものだっただろう。
それを乗り越え、そうして、一生この印を背負う、理由。]
……、
[――― 頭が、痛い。]
(74) 2013/06/21(Fri) 00時半頃
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/* ・ほんとーに蔵出しケーキしやがったみるふぃ wwwwww ・へくたーが王子様になりにいったときいて ・おとーさんだいすき
本日の産業はこういうことか
(-13) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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──宿屋──
いつも買うっておばーちゃんいるから、見せてもらってもいいよね。
[食べ物はとれるし作れる。 良くも悪くも遠くにあるこの村は、そんな最新の情報がなければどうにもならない事なんて訪れないから、ゆったりだ。
そんな話をしながら、おとーさんと、ダーラさんとこに来た。]
ご飯?
[だーらすぺしゃる、というらしい。 来てすぐに勧められたご飯は見慣れなくて、鼻先がひくひくした。 おとーさん、たべたいってきらきら視線を送る。 きらきら。 きらきら。]
(75) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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……やった。
[それが届いたのかといえば多分そうじゃないんだけど、おとーさんはここでご飯をいただくことにしたみたいだ。 ガッツポーズは小さいからきっとばれない。きっと。]
(76) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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|
[おとーさんの隣に座って、スプーンを片手に待ってたら、>>1釣り上げたものの話になった。 お話の邪魔をしちゃいけないから、うんうんって黙って頷く。]
ん。
[ところで、どうしてへくたさんは、喋り方がなんだかおかしいんだろう。 やっぱり、別の国のひとなんだろうか。 この国の言葉は難しいのかな、なんて思っていたけれど、運ばれてきた料理に考えていたことはふっとんだ。]
いただきます!
[ちゃんとおとーさんと同じお祈りをしてから、スプーンを口に。 おとーさんと一緒にお礼を言おうとしたけど、口にものを入れたままじゃ喋れなくて、今度はほっぺを膨らませたままうんうんって頷いた。]
(77) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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|
頭に布をひっかけたおさかなを、釣ったんだよ。 ……つったん、です。
[>>10釣りの状況は、おとーさんに話すだけなら砕けた言葉のままだけど、外の人もいるんだと言葉をなおす。
それから、おとーさんの食べるお手伝いをしたり、裏へ移動するというから運ぶお手伝いをしたり。
布を広げてみせて、どう?って聞いた時は、引きずらないようにいっぱいに上に持ち上げてたから、へくたさんの顔は見えなかった。]
(78) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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/* >>76 かわ
(-14) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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/* ハナちゃんめっちゃかわいいですねどうしよう手出したい
(-15) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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ふえ。
[きぞく、とか。 おうけ、とか。
ダーラさんは、言ったんだろうか。
いつの間にか布を持ち上げてた手を下ろして、口をぽかんとあけてダーラさんを、へくたさんをみていた。]
……すごいひと?
[>>72つぶやきに答えられたのは、とても単純な答えだけだった。**]
(79) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 01時頃
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それを訊くってこたぁ、死ぬ覚悟があるのかい?
[>>69もっともな疑問ではあるが矢張り話したくないものは話したくない。 が、最早過去の話だ。凄んでみたが冗談には違いなく]
アタシはこの男がいたのと同じ国……多分、同じ国 で、生まれたのさ。 ロクな場所じゃあなかったがね。
[吐き捨てるような口ぶりも、流暢なものだろう。 訛りらしい訛りも消えるほどに自分は今この村の人間として存在している。 けれど宿の二階で男が自分の軽口に対して見せた微かな笑顔を思い出すとやり切れない気持ちだ。
あんな顔の出来る人間に、あの国に戻って欲しくないとも思う、それが今の本心だった**]
(80) 2013/06/21(Fri) 01時頃
|
|
―― 昼 宿屋・Gorgon ――
[トントン、と扉をノックする。 もうすでにセオドアは宿の中に入っているだろうか。
時刻はもう昼の真ん中、少し過ぎたか。 食事も摂らずにやってきたため、ぐう、と腹の虫が鳴く。]
たのもー!
[その音をごまかす様に店内へと足を踏み入れた。 そこには誰がいるだろう**]
(81) 2013/06/21(Fri) 01時頃
|
|
[円をモチーフにした紋様。 周りをぐるりと囲むのは、模様のようにも見えるが文字の一種だ。 そう、思い出さなければ、思い至らなかった。 かつてあの国で使われていた言葉。今はもう廃れてしまった言葉。
この文字の意味を、文章の意味を、自分は、教えられていた筈だ。 絶対に忘れてはならないと、そう言ったのは、誰だったか。
わからない。 思い出せない。
薄く開いた唇から、呼吸を逃がす様にして。]
………あぁ、
……もう、畳んで、いい、 有難う、
[掠れた声で、それだけ、要求した。]
(82) 2013/06/21(Fri) 01時頃
|
女主人 ダーラは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 01時頃
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[いつでも聞きにきて、というクラリッサと、 コンサートができたらいいというミルフィに頷いたのは少し前の話。
二人と別れて、宿への道を進む途中。 外出中の札が掛かった派出所の前に、一人の子供がいた。]
どーした?ジェフなら今留守だぞ。
[しゃがみこんで事情を聞くと、どうやら風で帽子を飛ばしてしまったらしく。]
……あー……。
[視線を、灯台の方角へと向ける。 手がかりは、灯台のほうに飛んでいったという証言だけだった。]
(83) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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|
[自分が戻ることで、何が起こるのか。 自分が生きているという事で、何が起こるのか。
何故自分は海に落ちたのか。
刀傷。銀色の刃。 月の光に反射する、刀。 暴力、殺意、ありとあらゆる全て。
黒い水面。冷たい海。 細かな泡が肌を舐める感覚。
布が畳まれるのが先か、自分が背を向けるのが先か。 踏み出した足は、逃げるように宿の方を向く。]
………俺は、
[―――それでも確かに、生きたいと願っていた筈だった。]
(84) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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|
……わかった、俺が探すから。 だからお前は灯台のぼっちゃだめだぞ、危ないからな。
[その子の頭をぽんと撫でて、立ち上がる。 宿に行くのは後でいいだろうと思い、一度忘れることにした。 帽子ひとつ、すぐに見つかるだろうと高をくくる。
その見通しが甘かったことを知るのは、もう少しだけ後の話だ。**]
(85) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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|
[静止の声が上がったとしても、店へと戻る足は止まらなかっただろう。 ふらり、と、裏口から戻り、椅子の一つへ座った。 頭が痛くて、それでも思考は止まらなくて。
だから、声をかけられる相手が現れた>>81事に、安堵したのも事実だった。]
……あぁ、
[いらっしゃい、と、客である自分が言っていいものか。 悩みながらも、それでも笑む余裕は、まだあった。
セシルが戻ってきたら、薬の使い方を聞かなくてはならない。 昼を過ぎたら、何か仕事は無いか、ダーラに聞かなくてはならない。
この小さな村の中にいるだけでも、やる事はたくさんあるというのに。]
(86) 2013/06/21(Fri) 01時頃
|
若者 テッドは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 01時頃
|
/* 多角回想つらいから回避(おまえ)
いやまあそろそろ墓落ちネタを仕込まないとなってのと、 連絡船来るんだっけってのと、あといろいろ ソロール多くてすまんねぃ
(-16) 2013/06/21(Fri) 01時頃
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|
テディー!おまたせ…………って
[中にいるとすっかり思い込んでいたセオドアの姿はそこになく、変わりにぽつんとヘクターの姿があった>>86。]
あ、……こ、こんにちは。 テディ……セオドア、来てない?
[勢いよく入ったものだから、急に気恥ずかしくなって、へらへらとした笑みを沿えて尋ねた。]
(87) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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|
――少し前――
そんな。持ち上げないでよ。 コンサートが出来たらいい、なんて。無理に決まってるじゃない。
[今でさえ、大人を前にしてはなかなか声が出なかったりするのだ。 だけれど、オルガンを聞くと自然に歌えるから、それはミルフィのオルガンがすごいのだといつも思っていた。]
大丈夫。いつも通りのお仕事だってば。 ちゃんとしないと、やっていけないから。
[眉を下げて、でもそうした事情をあまり子供たちには聞かせたくないから、その話はここでやめた。]
(88) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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うん、明日こそね。 ちゃんと今度は終わらせてから行く。
[笑顔で頷いて、別れの手を振った。 そうして背を向けようとした所で、呼び止められる。]
(89) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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チョコケーキ? いいけど…… ダーラさんとかのほうが、いいんじゃないかしら。
[でも、お願い、と手を合わせられて断れるはずもない。 いつだっていいのよ、出来たら一緒にお茶にしようね、と微笑みかけて、こんどこそ別れた。]
(-17) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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クラリッサは、ミルフィと別れれば、今度こそ自宅の方へ**
2013/06/21(Fri) 01時半頃
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/* リサかわあああああいいいいいいいいいいい
(-18) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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……いや?見ていない、な。
俺も、少し裏の方に行っていたから、その間に来たのかもしれない、が
[とはいえ、ミルフィの口ぶりは、彼とここで落ち合うことを想定しているようなものだった。 セオドアが、ここで待たずにどこかへ行く事は考えづらい。 まだ、着いていないというのが、妥当だろうか。]
……何か、良い事でもあったか。
[笑うその姿>>87は何だか幸せそうに見える。 此方も笑顔でいなければ、と、何故か思わせられるような、そんな笑顔。]
(90) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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おっと……。
[布を支えていたハンナの手が下りそうになると、慌てて手を伸ばし、受け止める。>>79]
あぁ、もういいですか? …………。
[畳んでいい>>82と言われ、少し不器用にマントを畳むが]
……ヘクターさん? あの、どこか具合が…… あっ、待っ……
[掠れた声、酩酊したような足取り。 記憶喪失の人間は、何かを思い出しかけた時、頭痛を伴うことがあると、以前聞いたことがあった。 もしかして、何か思い出したのだろうかと、呼び止めようと手を伸ばしたが]
…………。
[今、無理に訊くべきではない。 そう思い直し、緩く首を振って、手を戻した。]
(91) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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― 店の裏手 ― [皿洗いを済ませて裏口から外へ出たときには、折りしも「王家」という単語が聞こえて>>67。
オウケ。シッセイカン。 いずれも、普段の村の生活ではまったく耳に馴染みのない単語だ。
貴族の紋章などというものは見たことがないが、その布地に描かれた文様がそれに相応しい豪奢なものであることは分かった。
浮かんだ感想を一言で述べるならば、ハンナのそれ>>79と同じ。ついでに、あまり横柄な口を叩いてはいけないのかな、とも。]
だとしたら。どうして、傷を……?
[その問いへの仮定は、ダーラの厳しい言葉を裏付けるもの。
男の切実そうな呟き>>72は、まだ耳に残っていた。]
(92) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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[ヘクターが去ってしまうと、軽く溜息をついた。 それから、マントを畳み直しながら、ダーラへと向き直る。>>80]
死ぬのは困ります。 ハナさんを、独りぼっちにするわけにはいきませんから。
[微笑みながら返す言葉は、穏やかで軽く。 けれど、揺るぐことはない。]
ですが…… そうですね、話してもらっても構いませんか?
(93) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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ん、ちょっと待ち合わせをしたんだけど…… そのうち来るかな、うん。
[先に行っているのならとうについていてもおかしくないが、セオドアが灯台>>83のほうにいるなんて今のアタシは知らなくて。
良い事>>90と言うヘクターの声に、ぱん、と一つ手を打った。 そうだ、確かにいいことだ。 好きだった絵本は見つかったし、彼の過去を思い出させる切欠になるかもしれない。]
うん、あったよとってもいいこと! えーっとね、でもその前に……
[入り口に立ったままだったが、真っ直ぐに腰掛けるヘクターの前へと向かう。 手にしていた絵本はとりあえずテーブルにおいて、近くでじっと彼の顔を見つめた。]
……ね、何しても怒らない?
[先に一つ、尋ねる。]
(94) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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/* 順番逆になっちゃった!!! ダーラさんごめん!!
(-19) 2013/06/21(Fri) 01時半頃
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……彼が、約束を破るような男じゃないなら、来る、だろ。
[ここの住民は皆、優しい。 素性の知れない自分の様な人間を、簡単に受け入れて、そんなおおらかな考えを持つ人が多い。 だから、勘違いしそうになるのだ。
まだ、自分は彼らの事を、何も知らない。 それは、埋めるには時間がかかる深い溝のような。]
……とっても、なら、相当に良い事があったんだ、な?
[それを、セオドアに報告でもする心算だったのだろうか。 彼女の内心は、伺い知れず。
机に置かれた本。表紙の言語がこの地の言葉で無い事には直ぐ、気付いたが。]
……何?
[何だろう、その前置き>>94は。]
(95) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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[宿の方へふらりと向かった"ヘクター"。
しばらく立ち止まって、ホレーショーのほうを見やる。 彼も声をかけあぐねたように見えた。]
こんなこと……村が始まって以来、かもしれないです。 八年前だって、こんなに大騒ぎじゃなかった。……でしょう。
[苦笑を洩らす。 雑談めいた話を振ったのは、緊張を解したかったから。
退役軍人の彼がハンナを連れてきたときも、最初こそは好奇心旺盛な村人たちの口の端に上ったものだったけれど…と、当時の大人たちの聞きかじりを思い出す。
それでもここで立ち尽くしているわけにも行かないので、しばらくしてから建物のほうへと。]
(96) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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[初めて聞く、ダーラの生まれ故郷の話。 どこ……とまでの特定は出来なかったが、ダーラの口ぶりからして、治安は相当悪いように思えた。 そして、彼女やヘクターが渡ってくることが出来る範囲となれば、多少は、絞り込みも可能だろうか。]
……そうでしたか。
[話してくれたダーラに、礼と詫びをするように、緩く瞼を閉ざす。]
ありがとうございますダーラさん。
(97) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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/* 意外だったことそのいち:村から出なくてもいろんなとこからヒント出てきた。 意外だったことそのに:家に帰る時間の遅さ
(-20) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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そうね、テディはあれで結構男前だもん。
[幼馴染を誇るように浮かべた笑みは邪なものがない。 ヘクターの考えることはわからない、けれど、いつか境目がなくなるくらいに、この村に馴染んでくれるとうれしいと、思う。
彼の視線が、絵本に少し向いたようだ>>95。 文字は読めるか、知っているか、尋ねるべきことは山のようにあるが、その前に アタシはどうしても、自分の手で確かめたいことがあったんだ。]
んっと、…………ごめんなさい。
[とりあえず先に、謝っておいた。]
(98) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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[手を伸ばし、まず伸ばした右手が触れたのは彼の左頬。 ――暖かい。ちくちくする。
それから肩に触れようと手を伸ばすが、 彼は拒絶をするだろうか。]
ヘクターさん、
[抵抗されたとしても、されないとしても。 彼の姿かたちを確かめるように]
生きているよね?ここにいるよね?
……いつか突然、消えないよね?
[それは、絵本の中に描かれたストーリィ。 最後に主人公ヘクトルが消えてしまうその場面。
物語だとわかっていながら、アタシはどうしても 目の前のヘクターがふと消えていなくなってしまうのではないかという不安に襲われたんだ。]
(99) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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え はい?
[8年前。>>96 不意の言葉に、少し驚いたように瞬いた。]
そうですね。 それは、わたしが、一応はこの国の人間だったからじゃありませんか?
[返す声色は、少しばかり冗談めかした。
今ではもう、酒の席での笑い話でしかないのだが。 この村に来た当時は、何の役に立つのか分からない仕事を押しつけられた事に苛立ちを隠しきれず、昼から酒浸りになったり、手伝いを申し出てくれた村民に罵声を浴びせたりもした。 ただそれでも、ハンナの世話だけは忘れたことはなかった。 妻も子もなかったが故に、勝手が分からず、散々不自由をかけたと思う。]
(100) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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/* チュークル?(゚∀゚*)
(-21) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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………、
[触れた手に、声に、軽く目を見開いた。
彼女は、何を言っているのだろうか。 まさか彼女が、自分の名の由来であろう存在に、自分を重ねているとは露知らず。]
……生きて、いる、
[やっと、返せたのはその言葉。
生きている。ここにいる。 けれど、恐らくは。 恐らくは、生きる事を望まれていない存在だと、そんな予感はしていた
今は平和かもしれないが、何れ、自分が生きているという情報が何処かへ漏れるかもしれない。 そうなれば、確実に殺めようとする存在が、この村に現れるとも限らない。]
(101) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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[存在するだけで、この村の、害となる可能性。]
[だから、最後の問いかけには答えられず。 ただ、曖昧な笑顔で、その掌を引き剥がすように。]
(102) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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……あの頃のことは、本当に感謝してます。
[当時から、この村にはお節介が多かった。 鬱陶しく思ったことも、少なからずあったけれど、しかしそのおかげで、こうして、今がある。]
戻りますか?
なら、わたしは一旦帰ります。 またあとで、ヘクターさんが落ち着いた頃、今度は着替えを届けに来ますね。
[そう言って緩く頭を下げると、マントを抱えたまま、自宅へと戻っていった。]
(103) 2013/06/21(Fri) 02時頃
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――……、……ごめん、なさい。
[掌は、ついに引き剥がされた。
生きていると紡がれた言葉に>>101 その暖かさに、ようやくそれを現実のものと感じる。 けれど、最後の問いには答えてくれなかった。 それは、わからないから、答えられないのか。 わかっているから、答えられないのか――。
だから、アタシは、笑うことにした。 この心配事はおしまい。 おしまいにして、彼にとってもいいことを届けるために。]
(104) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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…………え、えへ? いいニュースはこれだよ。
[乙女度を発揮したがものすごく空ぶったと思う。 テーブルの上の絵本をヘクターへと差し出す。 問おうと思っていたことは全部飲み込んで]
よかったら、読んでみて。 昔ね、テディもセスも、アタシも読んでた大好きな絵本なんだ。
ヘクターさんなら、読めるんじゃないかなって思ったから。 これが、とってもいいこと、だよ。
[アタシたち、この村の皆にとっても ヘクターにとっても そうであることを、願いたいんだ。]
(105) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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……アタシ、浜辺散歩してくるから。 その間にでも、読んでみて?
[強制はしないけれど、目は通してほしいからと。 小さく手を振って、宿を後にする。 それでもセオドアとの約束があるからそう遠くに行くわけにもいかず、宿の前でぼんやりとたたずむことになるのだけれど**]
(106) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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/* セス見てたかなもしかして… [どきどきしている!]
(-22) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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─ 自宅 ─
[いつものように、片脚を引きずるようにして、ゆっくり歩いて自宅へ戻る。 湿ったマントは、できれば外でちゃんと乾かすべきだったのだろうけれど、あまり人目につけるわけにもいかず、とりあえず、椅子の背にかけておくことにした。]
………。
[ダーラの告白。 王家、それに類する者の紋。 装飾品。 腕の傷は、争いの際に負ったものと見て間違いがなさそうで。
それらを、ひとつに繋ぎ合わせる為。 少し、古い本を引っ張り出し、読んでみようかと思った**]
(107) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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[感謝の言葉>>103にゆるく首を振ってみせる。
話に聞くかつてのホレーショーの様子と今の彼の様子の差は、信じがたいほどだ。恐らくは彼の荒れた様子は子どもに見せられずにきたのだろう、目の当たりにした記憶はあまりないのだが。]
ああ、でも。ハンナちゃんの風邪のときは…… うちの祖母さん、おれのときより張り切ってました。
……たぶん、趣味みたいなもので。
[思わずハンナの姿を探し、目元を緩めた。
今は亡き祖母は、子ども好きな人だった。 ハンナの物心つくかどうかの頃だから、彼女の記憶にあるかどうかは知れなかったが。]
あ、はい。おれはまだ、薬のことがあるので。 ……伝えておきます。
[戻るかと問われれば頷いて、去ってゆく背中を見送った。]
(108) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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……今は、生きてる。 ここに、いる。 ……それだけは、間違っていない。
[その二点だけは、断言するように。 何故か謝った彼女の言葉の上から、上塗りするように。
向けられた笑顔に、やはり真っ直ぐな笑みは返せない。 誤魔化す様な笑いの嘘臭さは、直ぐに見抜かれてしまうだろうから。
視線は、逃げるように逸らされる。 彼女の持ってきた本の方へ、向く。]
(109) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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[その表紙に記された文字は彼らの言う“隣国“の言葉。 自分からすれば、とても近い所にある言葉。 なぜ、あの国の絵本がここにあるのだろう、と。 表紙にある名前は、あの腕輪に描かれた文字そのもの。
だから、自分はヘクトルという名を、単語を、知っていたのか。 隣国にまで伝わる様な、そんな英雄物語の主人公の名前を。]
……少し、借りて良いか、
……今日は無理かもしれないが、 明日には、返すから、
[内容は子供用のそれかもしれない。 けれど、読んでみれば色々と分かるかもしれない。 宿の外へと向かう背に、軽く、掌を振って。]
……英雄、
[表紙の文字を、そっと、読み上げる。]
(110) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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[そんな風に座って、それでも絵本の表紙に手をかけられずにいれば、ダーラやセシルは戻ってくるだろうか。 セシルが戻って来たならば、薬についての説明を受けるのだろう。
痛み止めの類はあるのだろうか。 日中に痛むのには別に構わないのだが、夜、一人の時に痛み始めると、もう眠る事ができなかったから。
結局、彼女から借りた本を開くのは、夕刻頃か。 陽が落ち、闇が差し始めた宿屋の二階の部屋。
ベッドサイドのランプを灯せば、ページを捲る。**]
(111) 2013/06/21(Fri) 02時半頃
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[建物へ戻ったときは、ちょうどミルフィが去ってゆくところだった。 瞬いて、数歩そちらへ向かいかけて足を止め。
ひとつ息を吐くと、"ヘクター"の方を振り返った。]
薬の説明を……、あ。それ。
[彼が手にしていたのは、見覚えのある古い絵本>>110。]
懐かしいな、それ、怪物の絵が怖くて。口が四つあるやつ。 たしか、船を丸呑みにするんだっけ。それで――
[なにしろ子どもの頃のこと、記憶は曖昧な可能性もある。 それでも、懐かしさに思わず饒舌になった。常より早口になる。
彼がこちらを見たなら、気まずくなってつい視線を外しただろう。]
……ええと。その。薬の説明を。
[どこかぶっきらぼうに、同じことをもう一度。]
(112) 2013/06/21(Fri) 03時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 03時半頃
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[包みを開くと、練り薬の入った瓶を取り出した。]
これは、消毒と化膿止め。 包帯を外して、塗って。巻きなおすようにって。
なんなら取り替えるの、やりましょうか。
おれ、きちんとした診療はあまり……したことないですけど。 まだ、見習いなので。
[階段の方をちらりと見やる。 人目を気にするなら客室で、との心算だった。
後半はごくごく小声で。]
(113) 2013/06/21(Fri) 05時半頃
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[返答がどうであれ、もう一瓶を取り出す。 こちらへは透明な液体――薬草酒が入っていた。]
それから、こっちは痛み止め。 解熱剤も兼ねているので……もし傷の所為で、ひどいようなら。
本当は、連絡船で来た品があればよかったけど。 切らしているから、昔ながらの薬草酒。
効き目は、これでも十分。……ただ、飲み過ぎに気をつけて。
[淡々と説明を続けながらも、どこか距離感をはかるような様子は相手にも伝わっただろうか。
いずれにせよ、昼前にはダーラの宿を出て診療所へと**]
(114) 2013/06/21(Fri) 05時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 07時半頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 07時半頃
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……あぁ、頼む、
[薬の説明を、と、述べる姿に軽く頷いた。 その途中、彼の視線が本にある事に気付けば、軽く、彼の方に本を動かす。 彼もかつて、この本を読んだのだろうか。 異国であるこの地で馴染みのある本ならば、自分もかつて読んだ事があるのだろうか。]
………怖いシーンがあるなら、夜の遅くに読むのはやめた方がいいかもしれない、な
[小さく漏らした笑みは、饒舌な様子にか、それとも。 我に返った様子に、その笑みもまた、消えるだろう。 薬の説明を、じっと聞いて。]
(115) 2013/06/21(Fri) 11時半頃
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[そうして、処置の話になると向けられた視線。 部屋で、という事だろうか。 確かに、傷の状態はあまり人目に晒せるものではない。 縫合したばかりの傷など、こんな店の中で出したら食事が不味くなってしまうだろう。 小さく頷いて、立ち上がる。 片手に本と、薬草酒を抱えるように持って。]
……悪いな、わざわざ、 本当なら、俺が行かなきゃならないんだろ、
[淡々とした言葉に返す言葉には、申し訳なさそうな色が滲んだか。 二階への階段を登る時、軋んだ音が嫌に大きく聞こえた。]
(116) 2013/06/21(Fri) 11時半頃
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─ 自宅 ─
[自室へはいると、古い本や、積み上げていた古新聞を漁りだした。 本は大半が昔の小説で、他のものも、あまり他国の情報が載っていそうなものはなかった。 古新聞は、読み終えれば焚き付けとして使ってしまうことが多いので、そう沢山は残っていない。もとより、連絡船が来た時、たまに数日遅れのものを譲り受ける程度なのだ。]
侵攻……。
[ばさばさとほこりっぽい新聞を捲っているうちに、見つけたのは、隣国の戦争に関する記事だった。 現在は休戦中とはいえ、その動向は、国内でも良く取り沙汰されている。 日付は、半年近く前のもの。記事の内容は、隣国と現在交戦中の国に関してのものだった。]
(117) 2013/06/21(Fri) 11時半頃
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[たしかこの国と隣国との戦争は、2年前から始まったはずだと思い出しながら、記事を読み進めるのだが]
……そういえば、……
[この国も、たしか王政だったはずだ。 南北に長く、北と南では文化に差があり、元々内乱が多い国だったと記憶している。 記事を読めば、記憶と大体一致した。
もしや……と思う。 小さくてもいい、確証を得る為に、写真がないだろうかとページを捲る。 しかしいくつか見つけたそれは、遠目からのものばかりで、あまり役に立たなかった。
そうしている間に、陽はあっという間に傾いてしまう。 もうそろそろ、灯台へ向かわなくてはならない。 仮眠のタイミングをすっかり逃してしまった。]
(118) 2013/06/21(Fri) 11時半頃
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[灯台に向かう前、ヘクターに、着替えを届けるといっておいたが。 そういえば、彼が読めば、もしかしたら何かもう少しはっきりしたことが分かるだろうか。
そう思い、灯台へ向かう前、ダーラのところへ立ち寄った。 手には、着替えが一式と、役に立つのかたたないのか分からない古新聞の束**]
(119) 2013/06/21(Fri) 12時頃
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― 灯台 ―
……あった!
[灯台周りをぐるぐると歩き回ること少し、いや、かなり。 窓枠の僅かな突起に引っかかっている帽子をようやく見つけ、階段の上から手を伸ばす。 が、微妙に届かない。 ホレーショーに頼めば内側から窓を開いて取ることもできるだろう。 或いは、長い棒を持ってくるか、自分よりも背の高い誰かを連れてくれば。
しかし、ジャンプすれば届くという結論に達して横着した。 その結果――。]
(120) 2013/06/21(Fri) 12時半頃
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――うわっ!
[階段の上でジャンプして帽子の鍔を掴んだまではよかった。 が、着地の時に片足を踏み外し、そのまま階段を何段か滑り落ちる。 咄嗟に空いた手で手すりを掴んで堪え、一番下まで転がることだけは避けた。]
っ、へへ、びっくりさせちまったな。 へーきへーき。もう飛ばすんじゃねーぞ?
[外で待っていた子供に帽子を手渡して別れると、今度こそ宿に向かおうと歩き始める。 つき、と足首にほんの僅かに違和感を覚えたが、大したことはないと思った。]
(121) 2013/06/21(Fri) 12時半頃
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― 宿付近 ―
[ミルフィはまだ外にいただろうか。 彼女の姿が見えれば駆け寄って。]
わりーわりー、寄り道してた。 もうヘクターにあの本渡した?
[他の面々は何処にいただろう。くるり見渡して。会えば軽く話す。 それが終われば頃合を見て自宅に戻るだろう。 ミルフィには気づかれぬように隠したが、平気だと思っていた足は、歩けば歩いただけじんわりと痛み始めていた。**]
(122) 2013/06/21(Fri) 12時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 12時半頃
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……そう、だよね。 間違ってないよね。
[ヘクターの言葉に、ただ繰り返した>>109。 先ほどと同じ、この先のことは、語られることはないけれど。]
(123) 2013/06/21(Fri) 15時半頃
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[表情を明るいものに変えて、絵本をヘクターに差し出した。]
ん、どうぞどうぞ。 明日じゃなくてもいいよ、もうアタシは読んでるし。
[蔵の中で声に出して読んだ物語。 細かなところは憶えていないけれど、大筋は記憶している。 手を振って、宿を後にした。]
(124) 2013/06/21(Fri) 15時半頃
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[宿の前でしばらくぼんやりとしていれば、駆け寄るセオドアの姿に気がつく>>122。]
遅かったわね。 うん、もう渡しちゃった。読んでくれるって。
[よかった、と笑みを見せるも、ふとセオドアの肩口に視線が向く。 少し砂で汚れているようで、ぱたぱたと指先で払った。]
砂遊びしてたの?ついてるよ。
[どうして砂がついたのか、その理由を知らないアタシは、そんな風に能天気に問いかけて。
暫くすれば、途中まで彼と共に帰宅の途につくだろう。 途中何度かセオドアの歩く姿に違和感を覚えたが、別れるそのときまでその違和感には気がつくことが出来なかった**]
(125) 2013/06/21(Fri) 15時半頃
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─ Gorgon前 ─
[着替えと振り新聞を持ち、ダーラの店の前に着いたのは、陽が西に大きく傾いた頃。 空はあまり染まっておらず、明日の天気はあまり良くないような気がした。]
こんにちは。 ヘクターさん、いますか?
[扉をくぐり、店内を見回してみたが、そこには姿が見つからなかった。 2階の宿か、診療所だろうかと思い、階段の方へ視線を向ける。]
あぁいえ、届け物をしに来ただけですので。 あとで渡しておいてもらえれば、それで。
[そうダーラに伝え、託した着替えは、先日貸したものとあまり差のない、やはリシンプルなシャツとパンツ。 新聞は、1年近く前のものから、半月ほど前のものまで。あわせて6部ほど。 一応、隣国と、おそらくはダーラとヘクターの出身国との、戦争に関する記事の載っているものを持ってきてみたのだが、この国と件の国とは、あまり国交がない為か、どの記事も、あまり紙面は割かれていないようだ。]
(126) 2013/06/21(Fri) 18時頃
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古いものばかりで、情勢を知る……には、あまり向かないかもしれませんが、何かを思い出す切欠になれば良いと思いまして。
……。
[記事はどれも、素っ気なく書かれてはいるが、その内容に明るい話題はひとつもない。 あまり、読んでいて気分の良いものでもないだろうと思うと、表情は少し翳ってしまう。]
それでは、わたしはこれで失礼します。 もし何かありましたら、おそらく、朝までは灯台の傍の小屋にいますと、ヘクターさんに声をかけておいて下さい。
[伝言を頼み終えると、軽く頭を下げ、店を辞して灯台へ向かった。]
(127) 2013/06/21(Fri) 18時半頃
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─ 灯台 ─
[食べかけのリンゴは、鳥か野ネズミが持っていったのだろう、もうそこには置いていなかった。 不在中に、セオドアがここに来ていたなど、知る由もない。
いつものように、火を灯し、日誌に時刻を記入して、海の様子を眺め見る。 なんとなく、雨の降りそうな雲行きではあったが、雷鳴などは聞こえていない。 そう大降りにはならないだろう。 ……この辺りの気候は気まぐれなので、あまりあてにはならないが。]
(128) 2013/06/21(Fri) 20時半頃
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お使い ハナは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 21時頃
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─ 灯台の番屋 ─
[木造の小さな番屋で過ごす時間は、ここへ来た当時は、とても嫌なものだった。 夜間、この村に近付く船など皆無に等しく、たまにあったとしても、先日のように、なんの応答もなく通り過ぎてしまう。 退屈と孤独に苛まれ、散々飲んだ挙げ句に酔いつぶれ、昼を回って漸く灯を落としたことも幾度かあった。 けれど時折、村の人達が、共に夜を過ごしに来てくれた。 ハンナが熱を出したと知れば、傍にいてやれと、夜通しの番を代わってくれた。]
不思議な村ですよ、ここは……
[海の碧、空の青の交わる村。 ふたつのあおは、まるで、浄化作用でも宿しているかのようで。]
…………。
[けれど、そんな思いを抱きながら見つめた海は、いつもより、波音が騒々しく。 雲に覆われた空は、重い、鉛の色をしていた。]
(129) 2013/06/21(Fri) 21時頃
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[へくたさんは、さっさと行ってしまった。]
あ、 へくたさん…… ふらふらしてたけど……大丈夫、かな。
[おとーさんが呼び止めなくて、何かあるのかなって、呼びかけにのばした少女の手も引っ込んでしまった。 >>80ダーラさんの言葉に、その手はおとーさんをつかむ。 初めて聞いたダーラさんが居たところの話は、優しくなかった。]
ん……
[>>96せしーおにーちゃんの、8年前の話も。 変わったけれど、忘れることなんてできっこない昔。 お酒の匂いは、あれから大嫌いだ。 だから、近づけないようにってダーラさんたちがする以上に、酒場になったあそこには近づきたくない。
おとーさんの背中に、頭をぐりぐりする。]
(130) 2013/06/21(Fri) 21時半頃
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……ん。かえろ。
[おとーさんの背中をもすもすしながら、お家へ帰る。
>>108せしーおにーちゃんが本当に自分のおにーちゃんみたいな気がするのは、きっと何度かここで遊んだからだろう。 おばーちゃんの顔をちゃんと思い出せなくて、ごめんねの気持ちがもやもやしたから、離れる時、せしーおにーちゃんの顔を見られなかった。]
おとーさん。 ハナね、おとーさんだいすきだよ。
[背中にぽそぽそ、呟く。 お酒の匂いをさせても、怒鳴ったりしても、でも少女のことを誰かに押し付けようとはしなかった。 軍でたらい回しを経験した少女がこのおとーさんに心を開くきっかけには、それで十分だった。]
(131) 2013/06/21(Fri) 21時半頃
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――自宅で――
[昼食は、結局食べないまま。 ゆっくりと掃除をして、洗濯物を取り込む。 セオドアが灯台の周りまで遠回りしているのも知らず、ふたりは無事にヘクターに会えたかと考えながら、深く息を吸い、吐く。 "探しもの"をしなくてはいけない。]
(132) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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[この国では見ない服装。少し辿々しい言葉。読みの違うスペリング。 それから――あのタトゥー。はじめに見たときは、ただ見覚えがないとだけ。 けれど周りの話をちらほらと耳に挟むたびに、少しずつ呼び起こされた記憶が、"それ"を手にしろと叫ぶ。 どこだっただろう、といくつか引き出しを開けて、ようやく該当のものを見つけた。。]
――……
[お母さん、と呼び起こすだけの思い出は、ない。 幼くして別れてしまった両親の、最期に遺した、それ。]
(133) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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[タンスの奥に眠っていた、一枚の小切手。 "ひとり"になったクラリッサを引き取るときに、戦災慰謝料として、祖父に少額ながらにも払われたもの。 そこに押された落款の、紋章を模したらしい、形。 指でなぞって、予感は正しいと知る。]
でも、
[ゆっくりと首を横に振る。 殺したのは、彼じゃない。彼であったとしても、恨んだ所で誰も戻らない。 ならば、彼には彼のままであってほしいと、自分の態度も変えはしまいと、それを強く思い直すだけ。
タンスの奥に、また薄い封筒をしまいこんだ。]
(134) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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さて、と。
[夕食の準備をする前に、今日は買い物に出なければならない。 小麦粉と、くるみと、レーズンと、チョコレート。ああ、出来ればチーズも。 今日は財布以外は空のバスケットを持って、広場へ*]
(135) 2013/06/21(Fri) 22時半頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2013/06/21(Fri) 23時頃
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/* あれ? 自分、何か色々と勘違いしてたっぽい……
どうしよう
(-23) 2013/06/21(Fri) 23時頃
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/* ちょっと、もっかいログ確認する!
(-24) 2013/06/21(Fri) 23時頃
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― 夕刻:森向こうの街 ―
[朝早く出発し、休みなく道なき森を抜ける。 森を歩く勝手も分かっているから、長身の足はすらすらと進み、 夕刻には森を抜けることに成功していた。]
………ふう。 面倒だ、が――― 頑張るか。
[コートを翻し、駐在が入っていく大きな建物は、 この街に設置されている陸軍の支部。 村を含む、近隣地方を統括する軍の施設だ]
(+0) 2013/06/21(Fri) 23時頃
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