人狼議事


250 ─ 大病院の手紙村 ─

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視点:


ワタルは投票を委任しています。


メイは投票を委任しています。


メルヤは投票を委任しています。


アオは投票を委任しています。


ザーゴは投票を委任しています。


フローラは投票を委任しています。


トレイルは投票を委任しています。


ディ♪ジアン公安部 カガに投票した。
ワタル公安部 カガに投票した。
メイ公安部 カガに投票した。
カガ銀行屋 ザーゴに投票した。
メルヤ公安部 カガに投票した。
アオ公安部 カガに投票した。
ザーゴ公安部 カガに投票した。
フローラ公安部 カガに投票した。
トレイル公安部 カガに投票した。

カガを処刑するには畏れ多かったので、取りやめた。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?


現在の生存者は、ディ♪ジアン、ワタル、メイ、カガ、メルヤ、アオ、ザーゴ、フローラ、トレイルの9名


【独】 会堂長老会 ワタル

/*
加賀さん処刑するの畏れ多いのわかる。
お返事考えながら今日は眠る……
うう、各方面ごめんなさい……!

(-0) 2018/09/26(Wed) 00時頃

【人】 奏楽神 ディ♪ジアン



   〜〜〜♪

 

(0) 2018/09/26(Wed) 00時頃

【独】 奏楽神 ディ♪ジアン

/*
噛みパス確認。 吊りフローラ。
ワタル、カガ済み。

(-1) 2018/09/26(Wed) 00時頃

【独】 逃亡者 メルヤ

/*
ところでpereへの手紙に敬語使うの忘れたんだよなって顔

(-2) 2018/09/26(Wed) 00時頃

【独】 会堂長老会 ワタル

/*
便箋とか文字とかなんも描写してないけど今更送るのもなー!感、先生たちごめんなさい……

(-3) 2018/09/26(Wed) 00時頃

【人】 公安部 カガ


   [  (非)日常をここまで綴り、残る頁はあと少し。  ]
 

(1) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【人】 公安部 カガ


[ メールを受信した。

 白い部屋の扉にたどり着く前、
 病院の、ロビーでのことだった。

 差出人は依頼人の女であり、
 今日は早めに仕事を上がれるという。
 あともう1時間ほどで病院に着くというので、
 病室に向かおうとした足を止め、
 女が来るのを待つことに決めた。

 ロビーで待つには時間が長い。
 そう考え、院内の喫茶店に向かう。]
 

(2) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【人】 公安部 カガ


[ これまでと違い、紅茶を頼んだ。
 蜂蜜入りの。と言いつつも付け足して、
 比較的甘さが控えのものがあれば。

 などと言ったのは、
 蜂蜜に対して失礼な話かもしれないが。

 運ばれてきたカップを口元に運びつつ、
 加賀は、テーブルの上に置いた手帳を見ている。

 この病院にはじめて来たときから、
 ずいぶんと厚さを増した、ソレ。

 切り取った以上に、挟んだものが多いからだ。
 受け取った手紙を、なんとなく順に眺め、

 ふと、その中にいくつか、
 見覚えのないものが混じっていると気付く。]
 

(3) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【人】 公安部 カガ


[ 一つは、見覚える名乗り。
 仮の名を使っての文通と言ってもいい。

 当たり障りのない、平穏な内容。
 入院患者と見舞客の奇妙な交信。

 会話に近いやり取りに、
 返事たる言葉は自然と溢れるようで、
 加賀は、また手帳の1頁を切り取る。

 便箋は、やはりあの部屋に置いてきた。]
 

(4) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【秘】 公安部 カガ → 逃亡者 メルヤ


  海の方の、mer

  クイズを外したようで些か悔しい。
  言われてみれば、マーメイド、マーマン。
  馴染み深いのはそちらだったな。

  怪我人とのこと。
  自由に動けないのは、さぞ退屈だろう。
  この手紙が、君の暇つぶしくらいになればいいが。

  君もあの子と同じ年ごろなんだろうか。
  会っているかはどうだろうな。
  さほど出歩いているようでもないし。

  例の喫茶店で、洋ナシのタルトを食べたよ。
  期間限定メニューだそうだ。美味かった。
  そして今も、紅茶を飲みながら書いているわけだが、
  思いのほか、蜂蜜の風味が強く驚いている。
 

(-4) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【秘】 公安部 カガ → 逃亡者 メルヤ


  本や音楽か。参考にする。
  紙切れだけじゃなく、他のものも届くのなら、
  君にも礼に土産の一つくらい買ってくるんだが。

  自分から言い出したはいいが、
  pereと記すのも恥ずかしいものだ。

  ところで、明日が最後の見舞いになる。
  恐らくこれか、次の返事が、
  最後となるだろうが、許してくれ。
 

(-5) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【秘】 公安部 カガ → 逃亡者 メルヤ


[ 手帳の1頁を埋めるように文が綴られ、
 その割に最後には署名がない。

 中身ばかりは手紙じみて、
 体裁はいつまでも紙切れのまま。

 そんな手紙が君の元へ舞い込むのは、
 もう少し、先のことになるのだろう。]
 

(-6) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【人】 公安部 カガ


[ さらに一つは、加賀の気まぐれへの返事。

 小さい子どもが好みそうなレターセットと、
 それに不似合いな、きれいに整った文字。

 つい先ほど、気まぐれの発端たる人へ、
 返事をしたためたばかりであったため、
 加賀はそのことも愉快に思い、
 返事を書こうと、再びペンを握った。

 合理的。と加賀は口の中で呟き、
 その考え方は愉快で好ましいと思う。

 きっとこの病院のどこかにいる、
 幸せが必要な、不幸せな誰かへ。]
 

(5) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【秘】 公安部 カガ → 営利政府 トレイル


  タルトを食べて幸せだったが、
  コーヒーで舌を火傷して不幸せだった。

  しがない見舞客であるからして、
  私はそんなふうであるが、君はどうだろう。

  季節限定のメニューとは聞いたが、
  次の新作も、それ以前も、
  私が知ることはどうやらなさそうだ。

  もうじき、ここにも来なくなるから、
  機会はそうそうないだろうが、
  星空模様の服を着ている人を見かけたら、
  私からも声をかけてみることにしよう。
 

(-7) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【秘】 公安部 カガ → 営利政府 トレイル


[ 今度は、ただの千切り取られた1頁が貴方の元へ。]
 

(-8) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【人】 公安部 カガ


[ ──それから、さらに一つ。

 丁寧に封筒にまで入れられたソレを、
 加賀ははじめ、覚えのないものだと思った。

 開封した際、どうにも覚えのある筆跡と、
 どこか大仰な言い回しに、ようやく、
 ああ、あれか。と、小さく笑う。

 仄かに、嗅ぎ慣れた香りが漂う。]
 

(6) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【秘】 公安部 カガ → 常世倶楽部 アオ


  君がアオと名乗るのならば、
  丁度いい、私はコウとでもしよう。

  ジョンというのは落ち着かないな。
  まだ権兵衛と呼ばれる方が納得がいく。

  大いなる存在許しを乞うというのも、
  奇妙な話だとは思わないか。

  なるほど、壮大な話だが疑問がある。
  金や、健康な体の類が欲しいであるとか、
  会いたい人がいる。やりたいことがある。
  その類と違い、何を以て願いが叶ったとするのだろう。

  さて、私についてであるが、
  ご明察。病床に伏した我が子と再会したのだ。
  もちろん、これも嘘であるわけだが。
  実にありきたりなストーリーだと思わないか? アオ殿。
 

(-9) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【秘】 公安部 カガ → 常世倶楽部 アオ


  余談。
  私もコーヒー党だ。
 

(-10) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【秘】 公安部 カガ → 常世倶楽部 アオ


[ 今度は、ただの手帳の1頁。
 端が千切り取られ、角の揃い切らないソレは、
 嘘とも真ともつかぬ調子で締めくくられる。]
 

(-11) 2018/09/26(Wed) 01時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[ 以前のように、歩ける様になるのはいつだろう。
 ……まだ立つのも安定しないのに、
 気持ちばっかり焦って、先走ってる自覚はある。

 私はもっと飛ぶように走れたはずなのに。
 ……足が、ひどく、痛む。]
 

(7) 2018/09/26(Wed) 08時頃

【独】 銀行屋 ザーゴ

/*
村がしたい一心で村建てしたけど、よく考えたら今週はちょこちょこ予定あったんだな……(気がつかなかった目)
明日が最終日だけども、長めにお時間取れるか心配なので、やっぱり今日反応してないとこにはズサっと返さねばならないな。

メイちゃんとか一切何もかけてないので、ほんとひどいひと!と自分を責めつつ、電カルみようと思ったけど、マイちゃんとの関係がちょっとわからんので却下かなー。
実はマイちゃんだったりする……? よし、また考える。どろんっ。

(-12) 2018/09/26(Wed) 08時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 幸いなことに腕の方は非常に順調だった。
 左腕の包帯が取れる日も、思っていたより
 近いかもしれない。

 でも、その幸運に私は気がつけず、
 それどころか、絶対に以前のようにはならない
 脚のことばかり考えていた。

 視野がひどく狭くなっていたのだ、きっと。
 どうしようもない思いばかり、胸の内に募っていた。]

(8) 2018/09/26(Wed) 08時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ さて 、そんな私のところへ本日届いたのは、
 薄く蔦模様の透かしが入った封筒と、
 夜空の様に真っ黒で、星が散りばめられている封筒。

 封筒ふたつを不思議に思ったのは、
 ずっとメモでやりとりしていた相手から
 送られて来たからだったのか、
 それとも、――送った事すら知らなかった紙が
 引き寄せて連れて来た手紙だったからか。

 ともかく、開けてみよう。
 丁寧に封を切り、ひとつめ。
 中から飛び出して来たのは、自分の書いたメモだった。]

(9) 2018/09/26(Wed) 08時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 …は……、
 えっ、?

[ 確かに自分の字だし、書いた覚えもある。
 思ったまま、勢いで殴り書いた、それ。
 疑問符を浮かべたまま、封筒をひっくり返せば
 もう一枚、便箋が出て来た。

 これは、もしかしなくても。]

 ……読まれてるぅ……

[ 頭を抱える。
 以前にも怪文書を送られていたし、
 どっかに行った退部届も、恐らく送られた。
 チェーンメールよりタチが悪いものを
 出回らせている自覚はある。]

(10) 2018/09/26(Wed) 08時頃

【人】 夜笑国 メイ

[真っ白い部屋は、変わり映えもなかった。]

(11) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[進むことも退くことも出来ない。
呼吸をするたびに満たされて行く
埃まみれの、淀んだ停滞。

一命をとりとめた
そんな報せに駆け込んできた人たちに
叩きつけられたハジメマシテ。


それからずっと、ずっと
八国メイの人生というものは
ぐるぐるまわる環状線。
そこから外れるレールは無いから
思い出そうなんてこともなく、抜け出せない。]

(12) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[がっちゃん、って。

道が増えた、気がした。]

(13) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[たくさんのヒカリにハジメマシテ。
たくさんの昨日にオハヨウ。

毎日を捨てちゃう八国メイが
ぷっつんぷっつん、世界の明転を見ながらも
レターセットを引っ張ったのは
多分、そういうことでしょう。


差し出されたヒカリを、おいかけたかった。
ぷっつん、何回倒れても
握ったペンを離さなかったのは
多分、そういうことでしょう。]

(14) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[ハジメマシテは、ヤだなって。
どこかのメイが、そう言っていた。]

(15) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【秘】 夜笑国 メイ → 逃亡者 メルヤ

メルちゃんへ

こんにちは、メルちゃん。
リ・ジアン様がいるんだってわかったら、お手紙書くの、楽しくなるね。

今日も、また、忘れんぼしていたけど
前にもらったお手紙読んだら、思い出せたような気もしました。
メルちゃんの包帯をじぃってみたら、アルバムとか日記帳みたいに、アタシの記憶があったりするのかな?
…なんちゃって!

ヒミツの共有、なんだかステキ。
アタシの秘密ってなんだろうって、考えてみたけど
多分、メルちゃんの秘密を教えてもらって、アタシも! ってする方が、良いのかなぁ。

メイはね、好きな歌あるよ。
ずっと前に、たくさんたくさんうたった気がするの。
でもね、タイトルはわかんないから、思い出せたら教えるね。
メルちゃんの歌も、聴いてみたいなぁ。
メルちゃんの好きな歌、一緒に歌えたらなって、思います。 メイ

(-13) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【秘】 夜笑国 メイ → 逃亡者 メルヤ

[前とは違う、果物柄の封筒。
市販のレターセットには、手描きの蜜蜂が飛んでいる。
淡い色の便箋には、緑のペンで四葉のクローバーを描いて
修正ペンでは花弁をつくったシロツメクサも、添えている。

やっぱり丸っこい文字は
前よりちょっと、角が強くて
たまに、おててが震えちゃったみたいに
文字から線が、飛び出たりしてる。]

(-14) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[サヨナラ マタネ マタアシタ]

(16) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【秘】 夜笑国 メイ → 公安部 カガ

お父さんへ

こんにちは、お父さん。
会えないの、アタシもざんねんだけど
こうやってお返事もらえて、とってもとっても嬉しいです。

メイはね、お父さん、思い出せないの。
毎日、昨日を忘れちゃうみたい。一緒に大事なことも、忘れちゃったみたい。
だから、どう見えていたんだろうってのも、思い出せないの。

お手紙読んで、ちゃんとお返事くれる、優しい人なんだなって思いました。
便せんの線に、きっちり文字が並んでいたから
お手紙書くの、上手なのかなぁ、ってのも!

またいつかって思うけど、お父さんも、元気でいてね。
お父さんが、元気でいてくれたら
メイは、幸せです。

八国メイ

(-15) 2018/09/26(Wed) 09時半頃

【秘】 夜笑国 メイ → 公安部 カガ

[真っ白便箋と封筒には
果物柄の便箋と封筒がお返しされます。
輪切りのオレンジに、手描きの蜜蜂が乗っかって
やっぱり、まるっこい文字は、所々角が強くて
罫線から外れた何文字から、悪い意味で、目立ってる。

でも、折り目はきっちりと。
飛び出さないように封をされて
貴方の元へ、届けられる。]

(-16) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【人】 夜笑国 メイ

[忘却の自覚もない少女が。]

(17) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【秘】 夜笑国 メイ → ビール配り フローラ

[淡い色の封筒と便箋。
プリントされた果物柄には
たくさんの手描きの蜜蜂が飛んでいたり、果物に乗っかったりしてる。
もらったお手紙の、蜜蜂の絵を真似っこしたもの。
強くカラーペンの先を押し付けちゃったみたいに
インク溜まりの乾いた丸模様が、一か所にだけ。]

(-17) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【秘】 夜笑国 メイ → ビール配り フローラ

九 風香さんへ

こんにちは、風香さん。
昨日のメイのお手紙に、お返事くれて、ありがとう!
メイは今日も、忘れちゃったみたいだけども
お手紙読んでね、胸の所がぽかぽかしたの。

メイ、風香さんに、たくさん嬉しいことをあげられてたんだね。
でもね、アタシも、誰かの笑顔が大好きで
笑顔の好きな風香さんがお話してくれるから、アタシもとっても楽しくなるんだと思います。
蜂蜜のお話、お店のこと。聞いているのが楽しくて、これは? とかも、聞いちゃったりしたんじゃあないかなぁ。

きっと、風香さんが感じているくらいに、それ以上に
メイも、嬉しいことを貰っています。
だって、お手紙読んで、こんなにドキドキしちゃうもん。
大好きをくれて、ありがとう。

(-18) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【秘】 夜笑国 メイ → ビール配り フローラ

おばーちゃんにも、会いにいきたいな。
メイは、褒められたらとっても喜んじゃうからね
もっともっと、ニコニコ笑顔になるの。

風香さんに届いたお手紙に、オススメだよって、書いてたのかな?
お店の人に届くなんて、とってもビックリだけどね
新しいメニューのこと、知ることが出来たから、良かったです。

イチゴの乗ってる洋ナシのタルト、食べに行きます。
その時にまた、はちみつのこと、紅茶のこと、教えて欲しいです。


八国 メイ

(-19) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【秘】 夜笑国 メイ → ビール配り フローラ

[便箋と、もう一つ。
小さなメモも、封筒の中。


 『シールも、ありがとう! 
  とってもかわいくて、貼るところ、悩んだけど
  筆箱に貼って、いつも見えるようにしました。』


ハートを頭に乗せた、蜜蜂のイラストを添えて。]

(-20) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【人】 夜笑国 メイ

[昨日の足跡を、探りだした。]

(18) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【人】 夜笑国 メイ

[それでも無情な朝は来る。
止まり続けた棒の脚が、踏み出せないみたいに
回り続けていた電車が、新しいレールにがちゃんって揺れるみたいに
三年間に比べたら、ずっとずっと短い時間に
ぷっつんぷっつん、世界が回る。

夢の代わりに、昨日という時間を消費して
八国メイは、目を覚ます。]

(19) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【人】 夜笑国 メイ

[オハヨウ、知らないお部屋。
オハヨウ、四角の空。

それから ハジメマシテ、白い服のお姉さん。
朝、起きたアタシはね
あれれ、ここ、どこだろう? って
怖いのもなんだか、なくって。

メイ! って、アタシを呼んだお姉さんに
なぁに? って 言ったら
お姉さんが、アタシの手を握ってくれて


ああ、アタシ、これ知ってる。
幼稚園くらいの時だったかな?
誰かがこんなふうに、してくれたの。

心配したのよ、って。]

(20) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【人】 夜笑国 メイ

メイ、大丈夫だよ。しんどいのも、ないよ?


[そう、言ったら、お姉さん
安心したみたいに、笑ってくれた。
ニコニコ笑顔は、メイ、大好きだから
アタシも、もっと、ニコニコするの。


そして、ぐるってお顔動かしたら
テーブルの上に、果物柄のレターセットと
綺麗に並んだ封筒二つ。

これ、なんだろ。って、取ってみたら
メイへのお手紙なんだって。
胸の所がぽかぽかしちゃって
早くって、急かすみたいな指先が
並んだ二つを、持ち上げた。]

(21) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【人】 夜笑国 メイ

[買った時には貼ってなかった蜜蜂のシールは
筆箱の一番目立つところに、飛んでいる。
お手紙読み始めたアタシは、レターセットの包装ビニールが開いていることにも気づかないから。


封筒が三つ
昨日よりも、数を減らしていることだって知らないし。]

(22) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【人】 夜笑国 メイ

[便箋が四つ、其処からなくなっていることだって 知らないの。]

(23) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
ん〜〜〜〜

どなたでしょう。メイちゃんのロル本当好きだ

(-21) 2018/09/26(Wed) 10時頃

【秘】 夜笑国 メイ → 会堂長老会 ワタル

[綺麗に四つに折られた、果物柄の便箋。
淡い色合いの隅っこには、手描きの蜜蜂が一匹と
女の子の、丸っこい文字。

殆どは、罫線の中に納まってるから
そこから飛び出しちゃった何文字かは
色んな意味で、とっても目立つ。


そんな、誰に宛てたでもないお手紙が
折り紙で作った、星形の小物入れと一緒に、貴方の元へ。]

(-22) 2018/09/26(Wed) 10時半頃

【秘】 夜笑国 メイ → 会堂長老会 ワタル

リ・ジアン様。リ・ジアン様。
こんなうわさを、これを見た貴方は知っているでしょうか?
お手紙運ぶフシギの噂。
どうやら、ホントにいるみたいなので
このお手紙がどこに届くんだろう? って
試してみたくって、書いてみました。


アタシは、昨日を覚えていません。
だからきっと、このお手紙のことも忘れちゃうけど
良かったら、お手紙届いたよって。そう、教えてくれたらなって、思います。
いつの間にか届いてたお手紙に
アタシはいっぱいの嬉しいを貰ってて
お手紙読んでるときは、そのことを覚えていられるから。


八国 メイ

(-24) 2018/09/26(Wed) 10時半頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
このワタルくんへのお手紙昨日やろうって思って時間切れでした ちくしょう
4dに送られても困るわな〜〜〜〜ごめんな〜〜〜〜って思うけど全員にお手紙送りたかった リ・ジアン様にも押し付けるぞ アタシはやるぞ

(-23) 2018/09/26(Wed) 10時半頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
メルちゃんに無限にファンメ送れる すきです

(-25) 2018/09/26(Wed) 10時半頃

【独】 夜笑国 メイ

/*
次で昨日のお手紙お返事するからなぁ〜〜〜〜はぁ好き

(-26) 2018/09/26(Wed) 10時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[ここで働いていると、色んな人に出会う。
とても元気なお客さんもいれば、
病気や怪我のせいか、憂鬱げな人もいる。

私は、喫茶店に来る人の細やかな事情なんて
常連さんの事くらいしか、知ることはない。
ちょっと気になるときはあるけれど、
そこに深入りするのは私の役目じゃない。

そのかわり…と言ってはなんだけれど。
様々な理由で喫茶店に来る人たちに。
何を抱えているかは、関係なく。
お客さんには良い時を過ごしてもらいたい。
そのために、私は今日も準備をする。]

(24) 2018/09/26(Wed) 12時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[喫茶店は今日も営業日。
…この日常に残された時間には限りがある。
そうなんだろうなとはわかっていても、
何をすればいいかはわからなくて。

私は元気だよ。何も悩んでないよって。
おばーちゃんに、笑顔を向けた。]

 ───よしっ!
 準備できたよ、おばーちゃん。

[私のちっぽけな悩みに蓋をして。
ショーケースに並べるタルトケーキは、
洋ナシのタルトに、葡萄のタルト、
林檎のタルトも並べて、今日はこの三種類。]

(25) 2018/09/26(Wed) 12時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[朝食を摂りにくる人のため。
パンやスープの準備を済ませれば。
店の札を『OPEN』にひっくり返す。

朝の慌ただしい時間の中で。
すっかり、お手紙のことは頭から抜けていた。
何か届いてるかもしれないということも。
…これから届けられるかもしれないことも。

ぴらりと、エプロンから紙が舞い落ちる。
試し刷りをしたらしい、色鮮やかな紙は
風に舞い上がり、どこかへと消えていった。]

(26) 2018/09/26(Wed) 12時半頃

【秘】 ビール配り フローラ → 常世倶楽部 アオ

[二つ折りの薄黄色の小さい紙を開けば
それは、アンケート用紙のようなものだった。
紙の周りは丁寧に赤色の花が描かれていて。
一番上には、橙色の色で、蜂蜜と、
羽の生えた小さな可愛らしい蜜蜂が数匹。
それらに囲まれるようにして、
『ご来店アンケート』と書かれていた。

それらはすべて、少し色が薄い。
どうやら、原本のアンケート用紙を
コピーしたもののようだった。]

(-27) 2018/09/26(Wed) 13時頃

【秘】 ビール配り フローラ → 常世倶楽部 アオ

 〜喫茶 蜜蜂 ご来店アンケート〜

 好きな果物や飲み物はありますか?
 リクエストがあれば、是非、ご記入下さい!
 アンケートのお礼に、心ばかりですが、
 蜂蜜入り紅茶の試飲をご馳走します。

 ・食べたい果物:(        )
 ・好きな飲み物:(        )
 (茶葉などの好みもあればお書きください)

 ・当店では、紅茶や珈琲、ケーキをお供に
  心安らぐ空間を目指しています。
  参考までに、普段貴方がリラックスできる
  場所があれば、お教えください。
  :(              
                  )

(-28) 2018/09/26(Wed) 13時頃

【秘】 ビール配り フローラ → 常世倶楽部 アオ

[アンケート用紙を裏返せば、
そこには直接ボールペンで書かれた文字。

「アンケート、これでいいかなぁ。
 喫茶店の感想とかも聞きたいけれど、
 答えにくくなっちゃうかな…
 ……やっぱり、配らない方がいいかな」

試しに刷ってみたはいいものの
アンケートの項目はまだ考え中で。
書き主は、配るべきかも悩んでいるらしく
悩んだ証に。最後に黒いボールペンで、
ぐるぐると意味のない線が走っていた。]

(-29) 2018/09/26(Wed) 13時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ 勘弁してくれリ・ジヤン様。
 そう思いつつ便箋を広げれば、そこには
 思ってもみなかった相手からの、意外な言葉。]

 …祝宮…いわい、みや? よめない…
 カウンセリング、……そんなの、あるんだ

[ 手紙の主は、あんな手紙を受け取った
 にもかかわらず、優しい言葉をくれた。
 顧問の先生みたいに、それっぽい励ましの言葉を
 並べ立てるより、ずっと良かった。

 カウンセリングの先生みたいだから、
 慣れたことだったのかもしれない。]

(27) 2018/09/26(Wed) 13時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 ………。

[ レターセットから、また一枚。
 思い悩むことは変わらない。

 ……ところで、どうして
 あのメモ書きの主が私だってわかったのだろう。
 …先生だからかな。]

(28) 2018/09/26(Wed) 14時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 常世倶楽部 アオ

 祝宮様(…先生?)

 メモ、ありがとうございます。
 そして、ごめんなさい。驚かれたと思います。

 カウンセリングの先生なのですか。
 手紙、ありがとうございます。
 あまり、人に悩みを話したりはしないんです。
 でも、もしかして、そろそろそれが
 必要なのかもしれないです。

 偶蹄類、っていうんですね。初めて知りました。
 その例え通りなら、私は今、
 ものすごく消化しにくいものを、いっぱいいっぱい
 吐きだしそうになりながら、飲み込もうとしている、
 そんなところだと思います。

 一番好きだった事がもう一生出来ない身体になって、
 それでも、って、すがりつきたい気持ちでいっぱいなのです

(-30) 2018/09/26(Wed) 14時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 常世倶楽部 アオ


 そのうちカウンセリングルームにお邪魔するかも
 しれません。その時はよろしくお願いします。 逃矢メル

[ 白い便箋には、女の子らしい癖のある文字が
 カラーペンで綴られている。
 端には、ワンポイントにクローバーの柄が入っているだろう。]

(-31) 2018/09/26(Wed) 14時半頃

【独】 会堂長老会 ワタル

/*
めいちゃんからお手紙きてるー!わーーーい!!
ご飯食べたら、今日はたくさん書くぞ!がんばれ!

(-32) 2018/09/26(Wed) 18時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[あたたかい光の喫茶店
メイの大好きな、甘い匂い。

同じハジメマシテを差し出して
にこにこおねーさんにお話してもらって
ケーキを食べて、紅茶を飲む。

そんな時間が、どんな八国メイも大好きで
お店の前を通ったら、絶対に、行きたがるの。]

(29) 2018/09/26(Wed) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[お店の中は、居心地が良い。

其処には、いろんな人がいるのでしょう。
メイの知らないような病気の人だって
お見舞いの人だって、先生だって。


誰だって、関係なく
楽しい時間をくれるところだから。

ただ、楽しくいられる時間が、落ち着くのかも。]

(30) 2018/09/26(Wed) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[おねえさんと、おててつないで、お散歩。
お店の前にやってきたら
アタシはあそこ行きたい、って。おねえさんに、お願いする。

頼みたいのはね、決めてるの。
絶対これって、決めてるの。


からんからんってドアを開いて
甘い匂いを、胸いっぱいにして。]

(31) 2018/09/26(Wed) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ


こんにちは!


えっとね、えっとね、メイ、食べたいの、あるの。
あのね、洋ナシのタルトとね、
蜂蜜のね、紅茶。

あとね、ここのコーヒー、美味しいって、聞いたからね。

(32) 2018/09/26(Wed) 20時半頃

【人】 夜笑国 メイ

[それは
初めての、“ハジメマシテ”じゃあない、コトバ。

いつものケーキと紅茶のセットじゃなくて
お手紙でお勧めしてもらったもの。
コーヒーをお願いしても、やっぱり、メイはここの紅茶が大好きだから
カップ二つの、欲張りセット。


────つなぎ止めた、第一歩。]

(33) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ

[頼むものは、いつもと違っても
それからはきっと、いつもとおんなじ。
メイは、お話を楽しく聞いて
瑞々しいナシと、可愛いイチゴと
さくさくのタルト生地に、いっぱいスマイル。


ステキって、言ってもらえる、自慢の笑顔です。
笑っていたら、メイも楽しくなるから
イッセキニチョウって、こういうコト。]

(34) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ

[お店にバイバイをしたら、カウンセリングルームに行きたいって言ってみたけど。
ベツのセンセーが、メイを呼んでるんだって。

センセー? って、聞いてみた。
メイとお話するんだって。


だから、お散歩、おしまい。
毎日、知らないことを知るのは
シンセンで、楽しいので。
きっと明日は、もっと、ステキなのでしょう!]

(35) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【人】 夜笑国 メイ

[今日の八国メイには、お星さまみたいな明日でも。]

(36) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【独】 ビール配り フローラ

/*
めっっちゃ!めっちゃ!お返ししたいけど!!
残念ながら表はソロルなのよね…!
今日はきてくれたな、ふふふ。って、閉店後に思い返してちょっと笑ったりとかまでかな。でもほんと和む…!

(-33) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【独】 銀行屋 ザーゴ

/*
ゆっくりしてたらこんな時間だなあと遠い目をする。
今日の優先は、めいちゃんです。
あとはどこをどうしようかなあ。 めるちゃんのはきちんと返すことだけは決まってるんだ、け、ど。

(-34) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【秘】 夜笑国 メイ → 常世倶楽部 アオ

[今日も、前とおんなじ、果物柄。
手描きの蜜蜂が、同じ手描きのコーヒーカップの上で、ヒトみたいなニコニコスマイルな封筒には
「祝宮先生へ」 裏には小さく 「八国メイ」。]

(-35) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【秘】 夜笑国 メイ → 常世倶楽部 アオ

祝宮先生


こんにちは、xxx号室のメイです!
先生のお手紙読んで、今日も日記を読みました。
お手紙にね、たくさんのもの、もらうの。だから、続けようって書いてくれてたのが、とてもとっても嬉しいです。
明日はもっと、嬉しいのかな。

先生の教えてくれた、蜜蜂のコーヒー、飲んでみたよ。
初めて飲んだと思いますが、苦いけど良い香りで、メイは好きです。
今日は、角砂糖一個だけを入れてみたけど、次はチョコレートと一緒に飲んでみますね。
甘いタルトとピッタリで、美味しいものが大好きなアタシにはピッタリだ! って、感じたの。

メイの好きなものはね、お姉さんとお散歩することです。
いろんなものを見て、いろんなことを聞いていたら
メイは段々楽しくなって、ずっとニコニコできちゃうの。

あとはね、お手紙を読んでから、お手紙読むことがとっても好きになりました。
ちょっとずつだけど、なんだか、アタシの知らない! が、 知ってるかも! ってなっている気がします。

(-36) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【秘】 夜笑国 メイ → 常世倶楽部 アオ

他にも好きなもの、たくさんあるけど
書いてたら、便せんぎゅうぎゅうになっちゃったから、ここまでにしますね。聞いてくれて、ありがとう。

(-37) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【秘】 夜笑国 メイ → 常世倶楽部 アオ

[自分の送った手紙は覚えていなくても
貴方からのお手紙は、ちゃんと、ここに残っているから。
ハジメマシテだけど、ハジメマシテじゃないみたいに
子供にやさしいお手紙に、嬉しい! を、ガマンできなかったたくさんの文字をぎゅうぎゅう詰めて。]

(-38) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【秘】 夜笑国 メイ → 営利政府 トレイル

[最初とは、姿を変えたお手紙に
また、おんなじ果物柄のレターセット。
手描きの蜜蜂がたくさん踊る封筒に
丸っこい文字の並ぶ便箋。

小さな折り紙のお星さまを、一緒に入れて。]

(-39) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【秘】 夜笑国 メイ → 営利政府 トレイル

伊政 怜さんへ

お返事くれて、ありがとうございます!
ステキって書いてもらえたのも、嬉しい。
大人の人は、たくさんの時間を過ごした人だから
見逃しちゃうのは、そうなのかも、って、思いました。

メイは、毎日、昨日を忘れちゃうみたいです。
怜さんが最初にくれたお手紙のことも
メイが送ったお手紙のことも、覚えてないの。
近くのお姉さんに、お手紙のことを聞きながら、このお手紙も書いています。

でも、明日はあるの。今日のメイを知らないメイが、明日にはニコニコ笑っているのかも。
怜さんの、手に入らなくなっちゃった明日は
お星さまみたいに、遠いのかな?
どうやったら、その明日はまた来てくれるのかな?
なんだか、難しいお話だけど。ちょっとずつでもいいから、明日への道、あったらいいな。


八国 メイ

(-40) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【秘】 夜笑国 メイ → 営利政府 トレイル

[もし、折り紙のお星さまを開いたなら
顔のそっくりな二人の男の子を
セーラー服の女の子が眺めている絵が、見られるでしょう。
ショートカットの形は、貴方の絵の真似っこです。

知らないだらけの無邪気さは
あなたにはどう、映るでしょうか。
そんなことも、知らないオンナノコの
浅はかとも言えそうなお願いが、ありました。]

(-41) 2018/09/26(Wed) 21時頃

【人】 常世倶楽部 アオ

[ピピ、ピピ、と簡素な寝室に響く電子音。
小さな画面に表示された数は、37.8℃。
平熱が35℃台の男にとっては、既に中々厳しいものである。]

[喉の奥がかさついていて、声を出す気力もない。
どうせ毎年使い切れずに消えていくばかりの有給だ。
携帯を手に取り、緩慢な動作で「とても辛く、出勤が無理です」をオブラートで5重ほど包んだメールを打って、そのまま力尽きたように布団の中で丸くなった。]

(37) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【独】 ビール配り フローラ

/*
>出勤が無理です
とても可愛いメールだ

(-42) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
先生ー!?

(-43) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【独】 常世倶楽部 アオ

/*
あ、あぶないところだった

(-44) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【独】 会堂長老会 ワタル

/*
あら、みゃおせんせー…大丈夫かな、お大事に…!

(-45) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル



  [ どんなものも、落ちるときは 一瞬だ。 ]

 

(38) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

  おっ……!!
     ………はよう、ございます…


[ 急に朝がきた……かと思った。
  昨夜 眠ったときの記憶がない。
  いつもよりもぐっすりと眠っていたらしい僕は
  部屋に人が入ってきていたことにも気が付かなくって
  『ワタルくん』とかけられた声に文字通り飛び起きた。]

(39) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル



   す、すみません……寝過ぎました…
   いや、ええと…はい、なんともないです


[ 身体を起こし布団をもぞもぞと引き寄せながら
  なんとなく恥ずかしいやらみっともないやらで
  僕はうろうろと視線を泳がせていた。

  看護師さんに起こされるなんて久しぶりだ。
  口とか開いてなかったかな。
  ぴょんと跳ねた寝癖を必死になでつけながら受け答えをして
  いつもよりちょっとだけ高い数値を示す体温計を差し出した。 ]

(40) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[ 今日の検査についての説明を受けたあと
  看護師さんの背を見送ったら
  いつもの抽斗に手を伸ばす。もはや習慣だ。 ]


   いち、に……三通もある


[ 取り出したのは、蜂蜜色と、白が二つ。
  どれも見覚えはないように思う。
  いつかの返事か、それとも?
  最初の頃はわくわく浮かれていたのに
  今はちょっと緊張しながら、
  まずは四葉と魚の描かれた白のそれを手に取った。
  以前僕が綴った名が宛名として書かれていたからだ。]

(41) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル



   ………やっぱり


[ 彼女だ。
  見覚えのあるまるい文字と優しい文面に
  僕は表情を綻ばせ手紙を読み進めた。

  けれど、未だ悲しみの中にあることを知って
  自分の送った言葉は
  逆に彼女を傷つけてはいないかと
  少しだけ、不安になる。 ]

(42) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル



   ( 違うんだ、そうじゃなくて )


[ 自分は彼女に、何を伝えたかったんだっけ
  おろおろしながらも読み進めれば
  いまの僕の様子が見透かされてるみたいに
  柔らかな言葉が並ぶものだから、
  励ましたかったはずなのに
  僕の方が励まされている気分になる。 ]

(43) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル



   しっかりしるし、年上…かなあ
   でも女の子っぽいし…


[ たぶん、同じくらいの年代だろう。
  普段学校以外でこういった女の子と
  言葉を交わす機会はそうないから
  なんだかすごく、新鮮で。

  最後に書き添えられた、何かを察したような言葉は
  きっと、あの日記のせいだと思う。
  思い出したら恥ずかしくなってきて
  「違う、そうじゃなくて」って
  さっきと同じ言葉を心の中で繰り返した。 ]

(44) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[ 次に手に取ったのは薄黄色の蜂蜜みたいな色の封筒。
  封をするシールは初めてみるはずなのに
  どうしても、連想してしまう人がいて
  僕の背筋は無意識にぴんと伸びていた。
  今までとは違った緊張だ。
  黒猫のデザインの封筒をそっと取り出して
  恐る恐る読み始める。  ]


   ( あのひとだ……… )


[ 丁寧な言葉の中にも滲む温かさ。
  文字だけだとしても、やっぱりあの人はあの人で。

  微熱でもあるみたいにぼんやりとした頭で
  静かに読み進めていくうち
  僕は小さな違和感を覚えた。 ]

(45) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル


   あれ、ちょっと、待って


[ 名前を明かすのが恥ずかしくて
  自分がそうだとは書かなかった。
  おまけに他人事みたいな書き方もした。
  なのに、この文面は
  まるで送り主が僕だとわかっているみたいで
  『 W 』というより『 海堂 航 』へ宛てられたようで
  途端に恥ずかしさが増してくる。 ]


   ( なんで、ずるいことしてるんだろ )


[ 相手から手紙がきたとき、
  僕はあの人だってすぐにわかった。
  それなのに僕は正体を隠して返事をして。
  ( まあ、バレてるんだけど! ) ]

(46) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル



   かっこわる………


[ 熱を逃がすように深く息を吐いて
  可愛らしい便箋の下、広がる海の上に並ぶ文字を
  ちいさな声で読み上げた。 ]

(47) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【独】 会堂長老会 ワタル



     いちじく ふうか さん


[ いつからか 憧れていた、女性の名前。 ]

(-46) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル



  [ どんなものも、落ちるときは 一瞬だ。 ]

 

(48) 2018/09/26(Wed) 21時半頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[ 何度目かのため息を吐きながら丁寧に手紙しまいこみ
  次に手にとったのは、これまでの二通よりも
  もっとずっと シンプルなもの。

  開いた瞬間、一番上に並んだ文字に
  僕はまた、ひゅ、と小さく息を飲んだ。 ]

 
   ( お父さん ≠セ )


[ あの時よりもいくらか落ち着いた心のまま
  僕≠ヨ宛てたであろうそれを読もうとしたところで
  検査の時間だ、と声を掛けられた。

  手紙と看護師さんを交互にみて
  僕は結局、それをポケットに入れて部屋を後にする。


  窓の外、風に吹かれ葉っぱが一枚落ちるのが見えた。]

(49) 2018/09/26(Wed) 22時頃

【独】 会堂長老会 ワタル

/*
憧れ全開すぎてやりづらくさせてたら申し訳ない……

・加賀さんのお手紙読む
・お返事三通
・るいさんにお手紙!

あと2時間!ふぁい!!

(-47) 2018/09/26(Wed) 22時頃

【独】 会堂長老会 ワタル

/*
手紙読む描写だらだら長すぎかな……うう…
その割に手紙はぺらぺら……

みゃお先生具合悪そうだけど、>>37のオブラートで五重がめっちゃ好き

(-48) 2018/09/26(Wed) 22時頃

【人】 ビール配り フローラ

[今日も色々なお客さんが来てくれた。
毎日来てくれるお客さんもいれば、
久しぶりな人もいたりして。]

 ……ふふっ。

[手紙が届いたかどうかはわからないけれど
今日も来てくれた彼女と、いつも以上に楽しく話せて
私はとても嬉しい気持ちだった。
……なんで、いつも以上に、心が温かいのか。
それに気が付くのは、もう少し時間が経ってから。

カウンターの中の椅子に座って、
お店でも出している、蜂蜜の紅茶を一口。

暖かな息をついて、店を見れば。
客の少なくなった店にはお客さんは数人。
うたたねをしているおじーちゃん先生や、
診察が終わって暇になったらしく、
ホットミルクをお供に読書をしている少女が一人。]

(50) 2018/09/26(Wed) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ

[ もうひとつ。
 さっきの白い封筒とは対照的な、真っ黒な封筒。
 星空みたいなその中には、
 私が送りつけているメモとは違う、
 乱れのない綺麗な文字。
 その割には、話の中身は少しとんがっていて
 どこか厭世的に私には思えているのだけれど。

 最初に送ったのがあんな一通だ、
 正直私はあまり向こうのことを考えずに、
 ただただそのままに書いたメモを送り続けている。
 向こうの素性も何も知らない。
 今更聞いても、って感じでは、ある。
 
 そんな間柄だけれど、向こうもなんとなく
 ”自分達は似ている“と感じてくれていて、
 それが一番の不思議だった。]

(51) 2018/09/26(Wed) 22時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[ 新しく白い便箋を手に取る。
 薄い赤色の封筒にしたのは、
 単に余ってたから、それだけだ。
 ずっとメモを一枚だけ送り続けておいて、今更、
 という感じではあるけれど。]

(52) 2018/09/26(Wed) 22時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


                 [ 痛い。 ]
 

(53) 2018/09/26(Wed) 22時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ 早いのか。遅いのか。
  判断が付きかねるが、筋肉痛に襲われている。
  確か、……一昨日?の筋肉酷使のせいだ。

 ふくらはぎから太ももに掛けて、
  疼くような痛みが走る。
  時間が経てば消えるだろう痛みを憂鬱に思う。

  小児病棟をとろとろと歩いていれば、
  後ろから、あっ、と柔らかな声がした。
  振り返れば、目線よりずいぶん低い位置で、
  何かが視界の端から消えていく。
  声から、患者の一人だろうことは想像に難くない。
  あの子も随分長い間入院している。 ]
 

(54) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ ぱたぱたと軽い足音がしばらくして、耳に届く。
  何事かと思えば、せんせいと呼び止められる。 ]

  どうかした?

[ 尋ねれば、おずおずと真っ白の封筒が目の前に。
  これね、わたるにーちゃんとわたしから。
  綺麗に編まれた三つ編みを揺らして、
  啓之に受け取るように、患者は手を伸ばして促す。

  啓之はその頭を軽く撫でて、膝を折って、
  患者との目線を合わす。 筋肉痛痛い。 ]
 

(55) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


  そっか、ありがとね。
  まるで郵便屋さんだ。 お仕事お疲れ様です。

[ ちがうよ!リ・ジアンさまだよ。
  患者は主張しながら、胸を堂々と張る。
  啓之は少し苦笑いを零して、
  そっか、間違えてごめんねと謝る。

  いちごつくったから、ぜったいみてね!
  ぜったいよ! おへんじもちょうだいね!
  患者は精一杯の主張をして、病室に戻っていく。 ]
  

(56) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ 一人、病棟の廊下に立って、啓之は思う。
  何故こんなにリ・ジアンさまは人気なのだろう。

  デスクに戻れば、
  返信を書いていない手紙を引っ張り出す。
  あの患者のように返信をもらったら、
  この手紙の持ち主たちは、喜ぶのだろうか。
  ひとつ、ひとつ検分していく。 ]  
 

(57) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【独】 銀行屋 ザーゴ

/*
めるちゃんは、どこの科に入院なんだろ。
わからん。
めいちゃんは精神科……?かな、とか思ったり。 ちょっと発言追って調べましょね。

(-49) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[店内も落ち着いてきたところで、
やっと、目の前の引き出しの中身を思い出す。]

 ……そういえば。
 今日はまだ開けていなかったけど、どうかな。

[不思議なことなんて、そう毎日続くものじゃない。
そう思いながら、そっと引き出しを開ければ
……ある意味、思った通り。

私が書いて仕舞っておいた二通は無くなっていて
代わりに、白い封筒に入った若草色の便箋と、
もう一つ。便箋も封筒も白い、丁寧な手紙。
二つの白が、引き出しの中から出てくれば。
もう慣れてきたもので、
なんだか、この不思議な現象が楽しくもなってきて
私は封筒から手紙を取り出せば、
紅茶を飲みながら、ゆっくり読み始める。]

(58) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[おばーちゃんも、こういう落ち着いた時間は
表を私に任せて、ゆっくりしていることが多い。
今だって、喫茶店の店長でもあるのに
店の空いた椅子に座って編み物をしている。

少し前までお客さんが沢山来て忙しかったのに
急にぽっかりできた、酷く、のんびりとした時間。
店員も少なく、店もこじんまりとしているからか
今まで、空いた時間に自由にしていても
誰かに文句を言われたことはなかったりする。

私は、店内が賑わっているのも、
お客さんと楽しくお話するのも大好きだけれど。
たまに訪れる緩やかな時間も、お気に入り。]

(59) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 ああ、これは卒園式かな。
 これは小学校の入学式……次のは遠足だね。

 懐かしいな。覚えている?
 好きだったおやつを地面に落としちゃって、
 兄さんが分けてくれたんだ。

[分厚い本を捲る指は、紙が擦れる独特なあの音を立てない
頁の両側に貼られたフィルムの向こう側には幾つもの写真。
押入れの片付けをしていたら、偶然見つけたものだ。
それにしてもあの人ときたら「珍しい」なんて、
面倒くさがりの兄さんじゃあるまいし。
やっぱり私を分かってくれるのは兄だけなのだと思う。

持って帰った後は、私の部屋に置いておこう。]

(60) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[捲る度に思い出を語り聞かせ、
相変わらず反応のない相手に広げ見せて。
そうして自分自身もあの頃を思い出してゆく。

小さな私が泣いているところを、兄が覗き込む。
シートから転がり落ちてしまったおやつは、
土に汚れてもう食べられない。

すると、兄は自分のリュックを探って
一緒に買った同じものを私に差し出すのだ。
遠足のおやつには少し高いそれは、
二人それぞれ一つづつしか買えなかったのに。

私は目を丸くした後、ぱっと笑う。]

(61) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[美しい思い出に夢中になる男は、気づかない。何一つ、致命的な程に。]
 

(62) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[現在まで続くことは無く、アルバムは白紙に行き着く。
重たい音を立てそれを閉じれば、鞄の中に戻そうとし────
見慣れない明るい色合いに、気づく。
荷物に紛れ込んだのは、どうやら薄黄色の封筒のようで。
リ・ジアン様が病院のどこかで届けてくれたに違いない。]
 

 ああ、……返事、くれたんだ。

[送り主が誰なのかは、描かれた絵が雄弁に語り
その宛名を見るに、多分迷惑がられてはいない気がした。

中に入っていたのは、女性が好みそうな猫の便箋。
そういえば、彼女には私たちのことも書いたっけ。
兄に喫茶店とケーキの話をしながら、文字を追い目は動く。]

(63) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 営利政府 トレイル

ポケットのあなたへ

いつまで出来るかわからないけれどね。
リ・ジアン様は気まぐれな様だから。

ありがとう。少しだけお言葉に甘える。
多分、他の人からしたら大したことないんだ。
でも私はまだ受け入れられていないみたい。

100人殺せば英雄、みたいな話だね。皮肉だ。

あなたもきっと、何かを奪われて生きているのかな。
詳しいことは、全然知らないけどさ。
うん、多分、似てるよ。私もそう思う。

(-50) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[一通目のお手紙は、読み始めたらすぐにわかった。
私が書いたお返事のお返事。
誰かもわからない人との手紙のやり取りだけれど
前回も、自然と、手紙を返そうと思ったのは、
メモの柄や、丁寧に書かれた文章の柔らかさから。
書いた人はとても優しい人だろうなって思ったから。]

 ……あぁ。あの子だったのね。

[最後に書かれていた、彼女の名前。
それを見て、優しい人物像が腑に落ちた気がした。
喫茶店に来てくれたときの話を、
何度も何度も、ゆっくり読み返す。

暖かな紅茶を飲めば、手紙の内容と一緒になって
体の中から暖まるような気持ちになった。]

(64) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 最初はわからなかった名前が急に分かったとたん
 ちょっと恥ずかしくなっちゃうなんて、不思議。

[W君が誰だか予想がつきつつも
上手く隠して(隠せてはいないのだが)
お手紙を書いた時と、少し似ているような感覚。

誰だか分かった今。
彼女に、言ってあげたいことがあったから。
私は一枚、黒猫の便箋を手に取って。
相手の顔を思い浮かべながら、手紙を書き始めた。]

(65) 2018/09/26(Wed) 22時半頃

【独】 ビール配り フローラ

/*
いやほんとね、皆がお名前書いてお返事してくれるの嬉しくてしょうがないよね…

(-51) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
あの二人10くらい年齢差あるのか
胸が熱くなるな

(-52) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[ 検査を終えた、病室への帰り道。
  僕はまっすぐには帰らず
  飲み物を片手にロビーのベンチに座っていた。
  小さい頃、検査の帰りに母が買ってくれた
  いちごミルクの紙パックのやつ。
  ちゅう、と細いストローで吸いながら
  ちらりと中庭の方へ目を向けて。 ]


   ………………


[ 少しの迷いのあと、僕は立ち上がらずに
  ポケットから例の手紙を取り出した。
  ストローから口を離せば紙パックが音を立て少し膨らんだ。 ]

(66) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【秘】 ビール配り フローラ → 逃亡者 メルヤ

[貴女に届いた手紙は、前回と同じ薄黄色の封筒。
はちみつ色のその封筒の中に入っているのは、
こちらも前と同じ、黒猫の絵柄の便箋だ。

封筒の表面には、どの手紙のお返事かわかるように
貰った白い封筒に書かれていた花の模様に似た、
赤い花の絵が、赤のペンで描かれていた。]

(-53) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[ 黒いペンで綴られた、愛想のないそれは
  やっぱり、僕の父さんのものではなかった。

  そんなこと最初からわかってたのに
  はっきりと否定をする言葉に
  なんだか突き放された気持ちになって

  勝手に少し、落ち込んだ。 ]

(67) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【秘】 ビール配り フローラ → 逃亡者 メルヤ

 逃矢 メル様

 お返事、ありがとうございます。
 やっぱり、色んな所で起きていることなんですね。
 リ・ジアン様にお願い事を叶えてもらえるかもと
 そういう話も、ぽつぽつと耳にしました。
 ほんとうに叶ったら、すごく素敵ですよね。

 ……ブロッコリーでしたか。
 やっぱり材料に抜けがあったことがわかって
 残念ですが、もやもやが晴れてすっきりしました。
 作ってくれたことが嬉しい。…そうですね。
 きっと私の祖母もそう思ってくれたのでしょう。
 おかげで、ちょっと、元気がでました。
 
 私も毎日、食べてばかりなので。一緒ですね。
 (文末に、美味しそうなケーキの絵が描いてある)

(-54) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【人】 会堂長老会 ワタル



  ( そんな書き方しなくてもいいじゃん )


[ あの日手紙に託した願いなんて
  叶うとも思っていなかった。

  ただ、この手紙を通して
  お父さん≠ェその子に向けて叶えてくれれば
  そうしたら僕も救われるんじゃないかって

  ……今思えば、随分と勝手な願いだったと思う。

  きっと相手を困らせたのだろう、
  ペンの滲む跡を見れば眉を下げ
  静かにそれを折りたたんだ。

  ………帰ろう。 ]

(68) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【秘】 ビール配り フローラ → 逃亡者 メルヤ

 ええ。絵の包帯の可愛い女の子ですね。
 来た日のことはちゃんと、覚えていますよ。
 ちょっと心配しすぎちゃったかなってぐらい、
 美味しそうにケーキを食べてくれたことや。
 前来てくれた時に、包帯の落書きの隙間に
 蜜蜂の絵を描かせてもらったことだって。

 リハビリの休憩時や。…ひょっとしたら、
 少しサボりたいと思った時があった時にでも。
 また、喫茶店にいらしてください。
 スープを注文の際は、食べやすいように。
 持ちやすい器に入れてお出ししますね。

 おばあちゃんと二人で。
 いつでも、メルちゃんが来るのを待ってます。

               蜜蜂店員 九 風香

(-55) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【人】 会堂長老会 ワタル

[ 戻る途中、プレイルームにも立ち寄った。
  僕のリ・ジアンさまにお礼を言うためだ。

  顔を覗かせればその子は真っ先に気付いて、
  僕の元へ一生懸命駆けてくる。
  先生がよくやるみたいに
  目線を合わすように膝を折って
  無事に手紙を届けた報告を聞いた。 ]


   そっか、ありがとね
   お仕事おつかれさま


[ にこにこ話す彼女とおんなじ顔をして
  よしよしと優しく頭を撫でた。 ]

(69) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【秘】 逃亡者 メルヤ → 営利政府 トレイル

こんな毎日だけど、続けるしかないんだよね。

あなたに幸運が訪れますように。
ここまで付き合ってくれたお礼として、
ささやかに祈っとく。

メモ書きの私より

[前までより整った、しっかりとした文字で
端っこには、四つ葉のクローバーが描かれている。]

(-56) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【人】 会堂長老会 ワタル


   ……うん?折り紙?


[ 一生懸命話す言葉をよく聞けば
  みんなで折り紙のなかに手紙を書いているらしい。
  わたるにいちゃんも、と手を引かれるまま座らされ
  小さな子どもたちに混じって、
  折り紙のつくりかたを教わった。

  うまく文字の書けない子の代わりに
  手紙を書いてあげたりしながら
  僕が折ったのは、緑の葉っぱ。
  見た目は可愛くないと言われたけど
  僕に折れるのはこれが精一杯だった。

  何を書くかしばらく迷って
  そうしてようやく思いついた言葉を
  葉の裏にちいさくちいさく書き込んだ。
  ほんの気まぐれだ。本人に届くとは思っていない。]

(70) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【人】 会堂長老会 ワタル


[ 僕の 言の葉 ≠ヘ
  子どもたちによってどこかに隠され
  そうしてどこかの誰かの元へふわりと落ちる。 ]
 

(71) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【秘】 会堂長老会 ワタル → 営利政府 トレイル



  いつもありがとう
  心配をかけてごめんなさい

  そばにいてくれて 嬉しいです

 

(-57) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【秘】 会堂長老会 ワタル → 営利政府 トレイル

 

[ あなたの元に届くのは
  鮮やかなグリーンの折り紙で折られた一枚の葉。
  あまり得意ではないのか、
  ぎこちなく折られたそれの裏には
  青い色鉛筆で短いメッセージが
  ちいさくちいさく書かれている。 ]

(-58) 2018/09/26(Wed) 23時頃

【独】 会堂長老会 ワタル

/*
ねむたい!あと45分!まずい!

(-59) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
!?

なんという、なんというものを……
この少年やりおるわ

(-60) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[お返事をひとつ書き終えて。
新しく来たお客さんから受けた注文のケーキを
運んで、戻ってきた後のことだった。

空になった自分のティーカップに、
いれたての紅茶を注ぎ終わったとき。
カウンターのテーブルに、一通の。
シンプルなヤギの柄の封筒が置かれていた。

その上に重ねるようにして、
祖母の字のメモ書きがあった。

 『昨日、片づけをしていたら見つけました。
  最近、よくお手紙を受け取っているようですから
  このお手紙は、きっと風香にでしょう。』 ]

(72) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 営利政府 トレイル → ビール配り フローラ

[星空を描いた子供向けのデザインの封筒
中央の一際大きな星に書かれた宛名は『九 風香さんへ』

揃いの縁取りが施された便箋には綴られる。
前回よりずっと長く、お店への言葉ではなく
縁の繋がったあなたに向けた言葉が。]

(-61) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 営利政府 トレイル → ビール配り フローラ


 お返事ありがとうございます。
 思い付きのように書いた手紙だったのですが、
 ちゃんと届いて、返してもらえてとても嬉しいです。

 実はストーカーと間違えられないか心配していました。
 あなたがリ・ジアン様を知っていて本当に良かった。
 
 実は僕は毎日病院にいるもので、
 季節で変わることも知っています。
 今回のタルトはとても美味しかったけれど、
 夏に出ていたケーキも好きでした。

(-62) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 営利政府 トレイル → ビール配り フローラ


 親族で切り盛りしていたとは初耳です。
 お祖母さんとはちゃんと話したことは無いけれど、
 感じの良い方だと思っていました。
 店長さんがそんな方だから、お店も素敵なのでしょうね。

 美味しいのも寂しいのも、大切だからこそですね。
 その気持ちは僕にもとても分かります。

 一緒に過ごせる時間を大切にして、
 沢山の思い出を作ってあげて下さい。


 優しい店員さんと素敵な店長さんにも
 リ・ジアン様が幸せを届けてくれますように。

 伊政 怜

 ナッツを使ったケーキはどうでしょうか。
 兄弟の好物なんです。

(-63) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【独】 銀行屋 ザーゴ

/*
村建てがいろいろ忘れてるというぽんこつっぷり☆
ふうかちゃんの中の人、お手数おかけします……!

わたるくんのひと、ほんと上手くない???
ロルの流れがすきすぎるので、はあ……うまい……すき……ってずっとしてる。

(-64) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【独】 銀行屋 ザーゴ

/*
私のキャパは2通±1通なのがよくわかる。
ちょい、まってね、がんばるね……

(-65) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 常世倶楽部 アオ → 営利政府 トレイル

[A5のルーズリーフが1枚。初めては半分に折りたたまれていたのだろうそれは、くしゃりと丸められていて。
折り皺を広げれば、落書きのような顔をした猫……らしき生き物が、“Miao”と鳴いている絵。さらに開けば、誰でもない誰かに宛てた、短い文章]

[数日前にゴミ箱に放り投げたはずのそれは、書いた本人も知らぬ間に、リ・ジアン様の気紛れによってあなたのもとへ。]

(-66) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 常世倶楽部 アオ → 営利政府 トレイル

こんな話を聞いたことがある。
幼子は眠ることと死ぬことの区別がつかず、夜毎眠りを恐れて泣きわめくらしい。
ハムレットですら“死ぬことは眠ること、それだけだ”と言っている。はたして、主観的な眠りと死の区別はどこにあるのか。
見知らぬ誰か。あるいは見知った誰か。噂の怪異が本物で、もしあなたのところにこれが届いたのなら、どうかひとつ意見をお聞かせ願いたい。

アオ

(-67) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
わあ!凄いこの日にだけ手紙集中する!バランス!

(-68) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 そうだったよね?

[優しい優しい店員さんへの返事を書き終えて
記名の後、ふと思いつき付け足した一文。
ベッドの上の君に問い掛けて、独り笑った。

少しばかり長く書き過ぎただろうか。
乾かす時間に読み返していれば、
やがて行き着くのはあの喫茶店の店長の話。

彼女の祖母だという店長は、常連として当然知っている
……あまり店に出ている印象は無いのだが。
店での態度と変わらない明るい印象の文
けれど、深く語られない中に伝わるものもあって。]

(73) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ まず、退部届。
  発見した日に、既に皺は伸ばし、
  透明のファイルに入れて保存している。

  改めて見てみると、
  印刷が滲んている箇所が数カ所目に留まる。
  雨か。 涙か。
  おそらく後者なのだろう。

  デスクの前のパソコンを立ち上げ、
  署名欄に書かれた名前を打ち込む。
  エンターキーを押せば、
  患者、逃矢メルのカルテが表示された。 ]
 

(74) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ 入院している科を見て、
  寄りかかればぎぃと椅子が嫌な音を立てた。

  なるほどなあ、と啓之は思った。
  故障で走れないのだろうという想像は、
  恐らくは遠からずとも外れていないだろう。

  ただ名前を書いているだけで、まさか、
  リ・ジアンさまの標的になるとは、
  まさか考えてもいなかったろう。
  提出するなり捨てるなりは自分の手で行うべきだ。
  逃矢メルに返さなければ、と啓之は思う。 ]
 

(75) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ 次に、目に留まったのは、蔦模様の封筒だったが、
  それを手に取るのは後回しにしておこう。

  重ねてあった紙片の小さい方を手に取る。
  折り目をきちりと合わせる意図が、
  あまり感じられないそれを開くと、
  明らかに大人の筆跡が目に入る。知った字だ。
  瞬きながら、それを読み終え。もう一度読み返す。

  知り合いの子供でも見舞っているのだろうか。
  そして、その子には父親がいない。
  けれど、嘘とは?
  啓之の想像は追いつかず、思考を止める。
  嘘は一度ついてしまうと、それを突き通すため、
  幾つも嘘を重ねなければならないことが多い。 ]
 

(76) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ 手紙の主の事情はよくわからないが、
  最後の一文に書かれている通り忘れた方が、
  賢明であるのかもしれない。

  啓之だって、暇ではない。
  興味こそあれど、
  それ以上事情に踏み込むことはないだろう。
  大人というのは、たいていそういったものだ。
  手紙の相手に踏み込むのが仕事であるわけでも、
  ない。 ]

(77) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ 少し暗い気持ちになりながら、
  幾つか穴が開いたの紙を手に取る。
  どうやら日記のようだ。
  みゃおから届いたメモ書きのように、
  日付は随分と前に書かれたものだった。

  文字と内容から、小学生の日記のようだ。
  微笑ましく読み進めていたのだが、
  それに似つかわしくない言葉を見つけ、
  啓之は首を傾げる。 ]
 

(78) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


  忘れちゃうみたいだけど、って。

[ 健忘症だろうか。 心因的理由で?
  本人はその状況を受け入れているようである。
  最後に綴られた願望も、忘れているのだろうか。

  なんとなしに裏返しにすれば、
  患者の名前が知れる。
  二人分の名前が書かれているが、
  メイ。 こちらが日記の持ち主だろう。 ]
 

(79) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル


 人は簡単に怪我をするし、死ぬし、壊れてしまう。

 だから、ちゃんと大切にしておかなきゃ。

(80) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ 啓之は大きく伸びをして、
  昨日購入した封筒と、
  業務で稀に使用するA4の茶封筒を手にする。 ]
 

(81) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 銀行屋 ザーゴ → 逃亡者 メルヤ


[ 意図せず消えた退部届は、
  皺が伸ばされ、君の手許へと返ってきた。

  大き目の茶封筒の表や裏には、何も書かれていない。
  花丸のシールで簡易的に留められたそれの中身は、
  クリアファイルに入った退部届と添えられたメモだ。 ]
 

(-69) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 銀行屋 ザーゴ → 逃亡者 メルヤ


  私の許に偶然届いていました。
  リ・ジアンさまは、
  きっとあなたの許に返してくれるでしょう。

  たまたま繋がった縁。
  知ってしまったからには、
  大人として一つアドバイスを贈ります。
  おせっかいだと思って、聞き流してくれて構いません。

     貴女の心に従って、行動されますように。
     後悔しない選択を。
 

(-70) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 営利政府 トレイル

[誰一人見ることの無かったその笑みは
ただひたすらに幸福を湛えていた。]

 

(82) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 銀行屋 ザーゴ → 夜笑国 メイ


[ 君に届くのは、白い封筒だ。
  シンプルなヤギの柄が入っている。
  同封されているのは、
  君が失くしてしまった日記帳の一ページ。

  癖字でかかれた文字は少し読みづらいかもしれない。 ]
 

(-71) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 銀行屋 ザーゴ → 夜笑国 メイ


  こんにちは、初めまして。
  八国さん、私は一期崎(いちござき)と言います。

  最近病院内で多く噂されているリ・ジアンさまは、
  知っていますか?
  リ・ジアンさまがあなたの日記を一枚、
  さらってしまったみたいだから、お返ししますね。

  喫茶店 蜂蜜には、私もよくお世話になっています。
  今なら、洋ナシのタルトがおすすめですよ。
 

(-72) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【秘】 銀行屋 ザーゴ → 夜笑国 メイ


  忘れちゃうことは、寂しいですね。
  でも、裏返しにしたら、
  いつでも新しい体験をできるとも捉えられますね。

  お名前の練習もえらいですね。
  担当のお医者さんのいうことも、
  きちんと聞いてあげてくださいね。
  マイさんにも、よろしくお願いします。
 

(-73) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【独】 銀行屋 ザーゴ

/*
るいくんをサンドウィッチの具にしてしまった。 もぐ。

めいめるやで逆に送るところだった……はゎ……危ない。

(-74) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 ビール配り フローラ

[表の宛名には、私の苗字が書かれている。
なんだろう、と。なんの気なしにひっくり返せば
裏に書かれた苺の絵に、無意識に頬が緩んだ。]

 絵を描く人に悪い人はいない、と。

[封を開けて手紙を開いた時こそ、
少しの緊張はあっても、そのぐらいだった。

だがーーーその後。
私は暫く、その手紙に読み耽ることとなる。
私がよくわかっていた事実を突き付ける一方で
この手紙には、私が一番欲しかった答えが。
ずっと悩んでばかりで勇気を出せなかった私の背を
強く(それでいて優しく)押してくれるような
そんなものが、沢山込められていた。]

(83) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【人】 ビール配り フローラ

 …………ぅ。

[あまりにも優しい手紙に、
読み終わった後は泣きそうになっていた。

喫茶店によく来ていた常連の患者さんが
いきなり来なくなってしまう経験は良くあった。
その理由が、退院が理由かそうでないかぐらい
察することができる程度は、私は長く働いていた。

人はいつか死ぬ。
そのことがわかっているからこそ。
私は親にもおばーちゃんにも、何も聞けなかった。

……きっとこの人は、私よりも全然多く、
色んな人の死を身近に感じてきたのだろう。
それを思うと、全部の言葉に重みを感じて。
最後の数文を読んだ頃には、
指先は、強く、その手紙を握っていた。]

(84) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【独】 営利政府 トレイル

/*
ワタル君のはお母さん宛てかな?
それこいつのとこに来たらいかんでしょ……
よりによってこいつ……。

(-75) 2018/09/26(Wed) 23時半頃

【独】 常世倶楽部 アオ

/*
明日の祝宮先生第一声で「ウワッ」て言うと思う

(-76) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 ビール配り フローラ

[あぁ、お返事を書かなきゃ。

でも、その前に。
私は、やらなければいけないことができてしまった。]

 ……うん。
 そうだよね。簡単なことだった。

[手紙を丁寧に畳んで、
まだ読んでいない一通と一緒に鞄に仕舞う。

ぐし、と。ちょっとだけ、目元を指先で拭って。
そこで丁度、最後のお客さんがお店を出ていった。]

 またのご来店を、お待ちしておりますー!

[カウンターのレジ奥で立ちあがり、
ぺこりとお辞儀をして見送って。
大きく一度、深呼吸をすれば、
奥で編み物をしていたおばーちゃんの方へ行く。]

(85) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ みゃおからの封筒を手に取る。
  みぁおと鳴いている猫らしき生き物に、
  ダメ出しをしながら、便箋に目を通した。

  耳はもっと尖らせて。 目はもっと可愛く。
  顔はもっと丸く。
  これでは、犬のようにも見えてしまう。 ]

  友達からも金をとる気か。

[ 書かれている冗談をわざと真にとって、
  啓之は真顔で白い便箋に向かって唱える。 ]
 

(86) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ 文言には静かに頭を抱えることになる。
  見ず知らずの人間とやりとりが、
  確実に手紙経由でできているのだ。
  まさかやり取り相手が自分にも知覚できない
  第二・第三の人格といった可能性も零ではないが。

  航やみゃおといった知り合いとの間では、
  集団ヒステリーの可能性も捨てられはしない。 ]
 

(87) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【秘】 会堂長老会 ワタル → 公安部 カガ


 誰かのお父さんである貴方へ


 勝手に返事をしてしまって、ごめんなさい。
 本当は僕じゃなく貴方の子が受け取るべきだった。

 貴方の言う通り、
 僕が見たいのはきっと貴方の笑顔じゃない
 だけど、 お父さん の笑顔を見たいのは
 どんな子も同じじゃないのかな。

 僕らにとって、お父さんの言葉は大切なものだから
 あなたもどうか、自分の言葉を大切にしてほしい。
 嘘ばっかりじゃ ないでしょう。
 

(-77) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


  結論、か。
  ……オカルトを信じる性質ではなかったが、
  いる、 んだろうな。 リ・ジアンさま。

[ 集団ヒステリーでもなく、多重人格でもなく、
  いるのだろうと啓之は結論をだす。
  だが、これをみゃおに伝えるのは癪である。

  当の本人が家で寝込んでいることを、
  当然ながら啓之は知らない。
  知っていたのなら、
  手紙にゼリーでもつけて送ってやっていたろう。 ]
 

(88) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 銀行屋 ザーゴ


[ まだリ・ジアンさまが届けた手紙は、手許にある。
  夜空の封筒は、見覚えがないから、
  昨日から今日にかけて、どこかで届いたのだろう。

  本当にリ・ジアンさまは働き者だ。 ]
 

(89) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【秘】 会堂長老会 ワタル → 公安部 カガ


 僕も、貴方がその子の願いを
 叶えてあげられる日がくることを
 心から祈っています。


                   わたる


[ きっと見覚えのあるだろう
  青い便箋が貴方の元に届く。
  鉛筆書きであることは変わらないが
  以前届いたものよりも、いくらか濃い色を乗せて。]
 

(-78) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【秘】 会堂長老会 ワタル → 逃亡者 メルヤ


 To mer


 お返事ありがとう
 こうして何度もやり取りをできるとは思わなかったから
 いまとても、嬉しいです。

 僕はすっかり元気だけれど
 退院までもう少しかかりそう。
 あなたの怪我はとても辛そうだ。
 包帯、早く取れるといいね。

 きっと僕より苦しいだろうと
 以前の手紙に書きましたが
 贅沢な悩みだとは思いません。
 あなたの苦しみは、あなただけのものだから
 あなたが苦しいならそれは辛いことに違いない。
 

(-79) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【秘】 会堂長老会 ワタル → 逃亡者 メルヤ


 この前もらった手紙に
 「好きなことを好きなだけしろ」と書いてありました。
 「全部が全部できるようになるには
  少し時間が必要かもしれないけれど」
 助けてくれる人がいる、と。

 『走る』方法はたくさんある。
 受け売りだけど、少しでも気持ちが軽くなったなら
 僕も嬉しいです。

 それじゃ。

 P.S. あの人は大切だけど、そういうのじゃないからね!


                From kai
 

(-80) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【秘】 会堂長老会 ワタル → 逃亡者 メルヤ


[ あなたの元に届くのは
  見覚えのある白い封筒と青い便箋。
  最後に付け加えられた一言は
  走り書きのようにやや文字が乱れている。]

(-81) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ


[ 三通、手帳の切れ端に返事をしたためたころ、
 加賀は、人の気配を感じ顔を上げた。

 依頼人の女は今日も、青白い顔でそこにいる。
 細い足首がで、辛うじて全身を支えているような女。

 加賀は、顔を上げ挨拶をした。
 ちょうど、紅茶はすべて飲み干しており、
 タイミングが良いと告げ、立ち上がる。

 会計を済ませ、二人並んで歩く。
 行き先は一つしかない。子の待つ部屋へ。

 会話は、ほとんどなかった。
 約束をした日数は、明日が最後で、
 女はそれについても、何も言わなかった。]
 

(90) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 会堂長老会 ワタル


[ 抽斗にしまった封筒は、二通。
  もう一通は送る勇気が出ないまま
  僕は今日という日を終える、 ]

(91) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 ビール配り フローラ


 『あぁ、閉店の片づけをしないとねぇ。』

[私に気づいたおばーちゃんは
座ったまま私を見上げて、のんびりとそう言った。
テーブルの上には、空のピルケース。
今まで、何の薬か聞いても大したものじゃないって
はぐらかされて終わることしかなかったもの。

私はそれをちらとだけ見ると、
いつもの笑顔を、おばーちゃんに見せた。]

(92) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ


[ 扉の前に立ち、加賀はおやと思う。
 部屋の中から微かに、無機質な音がする。
 何度か、似たような響きが繰り返され、
 耳をそばだててようやく、それが時計と気づく。

 盲目のあの子の代わりに、時間を読み上げるもの。
 それが、しきりに、繰り返し時間を告げている。

 奇妙だと思ったのは加賀だけではなく、
 依頼人の女も足を止め、加賀を見上げた。

 その間も、部屋の中では、
 数十秒おきに時計が告げる。夕暮れ時。

 女と顔を見合わせてから、加賀は扉を開けた。
 白い部屋の中、少年が驚いたように肩を揺らし、
 それが思ったよりも大きな反応であったため、
 加賀も、動揺したように一瞬足を止めた。]
 

(93) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 ビール配り フローラ

 うん。もう、閉店の時間だよ!
 
[おばーちゃんの背に手を伸ばして、
立つのを手伝ってあげながら。
少し、どう言おうか、言葉を選んで。
私は、おずおずと口を開いた。]

 ……それでね、おばーちゃん。
 今日、閉店して、帰って夜ご飯食べた後に。
 私のケーキの練習に付き合ってほしいんだ。
 おばーちゃんには、美味しい紅茶を淹れるのと、
 味見と感想を頼みたいの。

[勇気を出して口にした言葉に、
おばーちゃんは、いいよ、って頷いてくれた。
私は心の中で、(やった!)って思う傍ら、
これからのことで、頭がいっぱい。]

(94) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ


[ 「 ──遅かったから 」とその子は言う。

 しきりに時計を確認していたのは、
 加賀が姿を現さなかったかららしかった。

 確かに、昨日去る前に、明日も来ると言ったわりに、
 加賀は生活のリズムが狂ったみたいな時間に訪れた。

 待っていたのか。と加賀は驚き、
 そのことを非常に居心地悪く思った。

 例えば、明日が最後と告げなかったとして、
 その子が延々と時計に時間を読み上げさせ、
 来るはずもない加賀を待ち、夜を迎える姿を想像する。]
 

(95) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 ビール配り フローラ

[頼みたいのは、味見と感想だけじゃない。
過ごしたいのは、少しのお茶の時間。
私が今まで聞きたくても聞けなかった、
私が聞かされていないことを、聞く時間が欲しかった。]

(96) 2018/09/27(Thu) 00時頃

【人】 公安部 カガ


  ……明日が、最後になる。すまない。

[ そういう想像をした後、加賀は短く言う。
 隣で女が、驚いたような顔をしていた。

 「 どうして 」とその子は静かに問うたので、
 加賀は、仕事の都合だと答えた。

 もともと、今はこのあたりには住んでおらず、
 おまえに会いに来れたのは、暫くの休暇だったのだと。

 しんと病室が静まり返り、
 その子も、女も、それ以上何も言わなかった。

 いっそ、その子がヒステリーでも起こし、
 加賀を糾弾してくれたならよかったのに。と思う。]
 

(97) 2018/09/27(Thu) 00時頃

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