233 冷たい校舎村5
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ガーディに7人が投票した。
亀吉に1人が投票した。
ガーディは村人の手により処刑された。
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亀吉! 今日がお前の命日だ!
2018/02/19(Mon) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
亀吉が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、イアン、カイル、日向、アイリス、メアリー、ミルフィの6名。
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/* あと、あの、檀は本当にごめんなさい。気づかなかった。漢字にも懸念にも…… 気遣い屋さんで良い子で見てて苦しいなあって思っていたので、そんな檀が最後に屋外で死んでて運んでもやれないのが非常に切ない。
(-0) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ “私”はまだ気が付かないふり。 ]
(*0) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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──午後8時50分
規則正しく、君たちは4度目のチャイムを聞く。
気がつけば窓の外は暗い夜の色。
窓の外、荒れ狂う白色は、
今日も冷たい夜を運んでくる。
代わりに、連れ去られたかのように、
また校舎からいなくなった二人。
彼らがそれを望んだのか、それとも望まれたのか。
それは誰一人として知らぬこと。
檀 香里と亀森 稀好、が、見当たらない。*
(#1) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ ここは、高槻椿の世界。 創造主である高槻椿は、 次に二人を無事に帰還させる。 ────檀香里、亀森稀好。 ]
(*1) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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/* あ〜なるほどなぁ、あとできよしくんのロル 読み返そう
(-1) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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始まりなど只の人には思い出せない 誰かに望まれた訳でもない ただ俺自身が俺でありたかった 俺が安楽一記足らない世界なぞ
(0) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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薄っぺらい紙切れ一枚 手にしたまんま じぃッと見据え
(1) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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嘘など一つもない 全て本当にするから
(2) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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…… 面白みのない結果であった 良いとも悪いともつかない評価に 当たるも八卦当たらぬも八卦 と そういう言葉を思い出して笑った
(3) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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そうだ死のうと思い立った 先日受けた模試の結果を受け取った その日の夜、自室での事である
(4) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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嘘など一つもない 嘘になる前に、終わりにするから
(5) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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………… 、 面白くもないから死ぬだけさ
(6) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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ふと顔を上げる 壁掛け鏡がある その中で 安楽一記は笑っている
(7) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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── 前書き ──
[ 生まれ持った性分 …… というものは確かにあって、
小学生の時分から、こういう子どもであった。 人に親切を働き、気遣い、声をかけたって 其奴が勝手に顔を歪めるのは愉快であった。 大人に叱られたことなどまるでなかった。
その頃にはまだ、生きるための信念も何も それが当たり前であったのだ。他を知らないから。
…… 二つ下の弟が小学生にもなると、 安楽一記は、出来の悪い人間というのは ああいう風に叱られ、笑われるのかと知る。]
(8) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ 一記と千昭。 一に出来ることの一つも 満足できない千を見て、漸く
安楽一記は思ったのであった。 ああまでして生きたくもないな。
何、弟に死んで欲しいというんじゃあなくて 俺は俺のままでいようと決めたのだ。
誰に求められた訳でもなく、 俺自身が俺でありたかった。
他人にどう見えるかじゃあなく、 自分の気の持ちようの話である。]
(9) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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三つ子の魂百まで── とは云うが 十で神童十五で才子、二十過ぎれば只の人
(10) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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── 或いは、安楽一記は段々と 生まれ持った物と本当にした嘘の 管理が難しく感じるようになった …… 管理、と呼ぶようになった
── というよりも、 信じられなくなったのかもしれない 自覚をしてしまわない内に死ぬべきであった
(11) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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人間の脳は単純であるから 言い聞かせてやればその通りと云うのに 案外そうもいかない事もあって
矛盾も何も構わないから整合を取れ 安楽一記は安楽一記の為に笑うべきである
(12) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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これじゃあつまらないから死のう ── と、笑える内にこの世界は 打ち切りを迎えることにしました *
(13) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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―回想:有川芽依―
知ってる。
[ それも否定するべきだったか>>3:152 いや、しなかった。 取り消しに悔しさなんて感じなかったけど 否定せず、同意した。
誰かが好きな夕日はいつも焼けるように 輝いていて、 血のように鮮烈な色に命の灯火を想う。 血の気の失せた白を描くと尚更に。
この空と似た時間を過ごした時は、 在った筈なのに、もう。 何処にもなかったから。 ]
(14) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ どこにも、なくなってしまうから。 ]
(15) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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…………うん。
[ 伸びた手は下ろされた。 前に進む事を選んだ彼女に触れる事なく 尊い選択>>3:154だと思う。 変わりたいと、記憶のままだと辛い、と。 ]
でもおれは、そんなにつよくないよ。
[ そんな風に思える強さは、俺にはない。 だから羨むように目を細めたのだろう。 風に描き消えそうな程、小さな声は 届いていないことを祈りながら。
反論>>3:155に「そうだね」と肯定した。 いつも通り、空気を読まずに。 ]
(16) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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/* お見送りの赤、うっかり書くの忘れてた。 明日またかくね。そうするね。
(-2) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ 眸を眇めて俺は何を探しているのだろう。 分かっている。確かなものを探している。 そんなものありもしないのに。
芽依の言葉>>3:156に俺は笑っていた。 でも俺は、芽依を、一度頭の中で、 呪ってしまったんだよ。なんて。
終ぞ口にはしなかったくせに。 ]
(17) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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/* うおお 亀森の姉ちゃんだ……
救いの見えなさすぎるこの村でなんか初めて救いが見えた気がした…(←
(-3) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ 伸ばされた手>>3:157 躊躇うように指を震わせたのは一瞬で。 影が揺れてその瞬間だけ、確かに繋がる。
触れた先から伝わる他人の温もりが、 いずれ冷めるものだと分かりながら触れた 他人の感覚が、 今すぐ壊れてしまいたいくらい、痛い。 ]
――うん、かえんないと。
[ それこそこの時がさいごで良かったと 思えるくらいの、じくりと滲む苦さ。 ]
(18) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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芽依の、せいだ。
(-5) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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/* そしてバグってきてる安楽すき
なるほど、そういう奴だよなオマエ……
(-4) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ 笑って、それからなんでもないよ、と 歩き出しながらも。 哀しみの色を見せない表情に 唇を引き結んだ。 ]
( 余計に、しにたくなった、なんて。 ) [ 言葉に出来ない想いなど、消える。
他人のせいになどしなくても、 本当は誰のせいだなんて分かりながら、笑った。 ]*
(19) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ それは、あたしが叫んでいた嘆き、 それは、あたしが欲しがった救い、 それは、あたしが掴んだ未来、
──── 物語は未だ途切れない。 ]
(20) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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『 キーンコーンカーンコーン 』
[ 聞き飽きてしまった、チャイムの音 ]
(21) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ もしかするならば、 共にひとつを乗り越えた達成感にて、 バーンアウトに至った末の 集団自殺のようなもの、 ……だったのかもしれません。
このチャイムの音の後、何が起きるのか。 其れを、あたしはやっぱり、 まだ、気付かないフリをしていました。 ]*
(22) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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── チャイムが鳴る前のこと ──
[ 詰めた距離は開かれて、>>448 視線は一瞬だけ下を向きました。 でも、それ以上は逃げられなくって、 あたしの掌はどうにか、 実瑠ちゃんの頬へと寄せられて安心します。 ]
これでも賢いものですからぁ ……優しい、かな? あたしは、やさしくはないよ
[ 少しだけ、ちょっとだけ、 ふざけた言葉を出してみせる。 でも、それはすぐに元のトーンへ戻り。 冷たい頬を、指先で擽りましょう。 ]
(23) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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/* 檀の名前俺も間違えてた。゚(゚´ω`゚)゚。 そして檀ちゃんの……うう、救いのない感じの……。 亀森くんはなんだかすごく綺麗でよかったなぁ……となりました。 後可愛かった。 安楽くんのになるほどなーとなりつつ、今日の落ち楽しみ〜。
(-6) 2018/02/19(Mon) 00時頃
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[ そして、問われる声に、 うろ、と視線は泳ぎます。 ]
どうして……? ん、と。……実瑠ちゃんこそ、 どうしたの?
[ 不安定な呼吸、>>3:450 お医者さまでもないものですから それを収める方法を知りません。 ただ、向けられる視線ぐらいは、 あたしにも、わかります。>>3:453 ]
(24) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[ 継ぎ接ぎにした物語、 其れを問われてしまうと、 いちど、唇を噤み、 左右に瞳を揺らしてから。 ]
みんなのアドバイスがなかったら、 ……実瑠ちゃんがいなきゃ、 アレは、完成させられなかったよ
あたしに、ハッピーエンドは、 ─── ……書けない、から。
[ 頬へと伸ばしていた腕は緩み、 ぱたりと、下へと落ちるでしょう。 ]
(25) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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実瑠ちゃんは、あたしがこわい? おともだちのこと、心配するのはダメ?
[ おさげがゆるく下を向きます。 眉がハの字を描く笑みを、 あたしは浮かべておりました。 ]*
(26) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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/* 2d落ちだとなー 他の人の悩みに介入してる余裕がないし、 そもそも他の人がまだ悩みを伏せてる段階だったりするから、 墓下からじゃないとどうにもできない感がある ぬーん
(-7) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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/* 檀ちゃんはたすけたいよな……
龍騎があのストーカー野郎を殺してから死ねば解決するのではないか しないな
(-8) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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/* むしろ檀ちゃんには4の来島を持ってきたかった (悩みが近い)
(-9) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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── 3年4組 ──
[ 教室の中には誰も見当たらず、 安楽一記は席を立って黒板へと歩み寄った。
先ずはじめに、 朝方自分の残した書き置きを消す。
それから増えていた文字>>3:427を追う。 何れも知っていることであったから、 そのまま席に戻ろうとして、チョークを手に取る。]
(27) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[ 『黒岩龍騎のマネキン、1階空き教室にて、』 その続きに、カツカツと文字を書き足す。 『 四肢欠損 』。
……その文字の並びを眺めて、 じい っと穴のあくほど見つめて、 それから自席へと戻った。
首吊りを宙吊りと書くような配慮を 安楽一記もまたしてやろうかと思ったが、 あれをどう書けばマシなのか、 安楽一記には終ぞ思いつかなかった。]
(28) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[ ── ちょうど、その時チャイムが鳴って、 安楽一記は更に書き足すことにする。
『 ◆四度目のチャイム 』。
ぼう っと自分の几帳面な文字を見つめて、 ふと気づいたことがある。
またこの音を聞いてしまった。 どうしてだろう。安楽一記は生かされている。
生かされている と思ったのが、 まるで其処には自分で選択する余地のないようで、 どうしようもなく気に食わなかった。
それでも他にすることもないし、 安楽一記は教室を出て、どこかにあるはずの 級友の死体を模した人形を捜しに行くことにする。*]
(29) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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/* 自分で自分を騙し続けようとして、バグまみれの男の話
(-10) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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── チャイムが鳴る迄──
[ 実瑠ちゃんとお話しした後、 どうしたんでしたっけ? たぶん、最終的にはお腹が空いたからと、 家庭科室に行くのは諦めて、 購買で食べられるものを購入して、 校舎の中をぶらりと探検したんだと思います。 ]
一回、教室に帰ろうかなぁ
[ 昏く染まる窓の外へと、 その視線を軽く投げた後に。 教室へと向かおうとするでしょう。
そして、幾度目かのチャイムが校舎に響く。 ]
(30) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[ ぼう、と頭の中は鈍くなります。 あたしはまだ、関連づけられていませんから、 予定通り教室へと向かいます。
人の空っぽなそこで、 黒板に残された新しい文字を見て、>>3:427>>29 消された色の後を、指先でなぞる。>>3:428 あんまり使われないオレンジが削れてて、 だれか書いたのかな?と推測しました。 ]*
(31) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[――――がくん!]
……ふあっ。
[頭がかくんと落ちて、あたしは目を覚ました。 えっ。 学校は!? あの男は!? あたし確か、屋上から。 慌てて辺りを見回して、ああそうか、と悟る。 あたし、帰ってきたんだなあ。]
(+0) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 00時半頃
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──1階:廊下、手洗い場──
[ 石鹸で手を洗う。 やっぱり冷水だから、差出人は気を使ってほしい。 粉を落として、漱いで。 蛇口をめいっぱい開けて、 電気ポットの中に、水道水を貯める。 ぼう、と前を見詰めていた。
ポットに半分程、水が入った頃、 また、頭にずんと響く音がした。>>#0 ]
……4回目。
[ きゅ、と蛇口を捻った。 椿はここに人間の姿で、まだ立っている。 ]
(32) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[ここは、家の近所のドーナツショップ。 の、一番奥の席。 あたしの目の前には、食べかけのドーナツとカフェオレのマグカップ。 ここに来たいきさつといったら、それはもう最悪だった。]
(+1) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[ 次は、誰だろう。誰がまだいるんだろう。 もしかして、ここに一人取り残されてない? 椿は不安になった。 ]
紅茶、飲んだら落ち着くかな……。 飲み終わったら、探しにいこ、っと。
[ 自分がする行動を口に出して、確認を行う。 そして、ずっしりと重たくなったポットを持って、 教室への道を椿は行く。 ]**
(33) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[今日も、家に帰ったのは結構遅い時間だった。 今日は近所のショッピングセンターのフードコートで勉強をして時間を潰した。ちゃんと買い物はしたからちょっとの長居は許してほしい。 そして家に帰ったら、家にはあの男しかいなかった。 そういえば、母は久しぶりの同窓会って言ってたんだった。まだ帰って来てなかったらしい。
それからの展開は、あの世界の更衣室と似たような感じ。 違うのは、壁じゃなくて玄関の床だったってことくらい。 あ、もうひとつ違ったな。 押し倒されて頭突きは難しかったから、肩口に思いっきり噛み付いた。 そうして、どうにか逃げ出した。
とにかく人目のあるところって思って、ドーナツショップに逃げ込んだ。 店の一番奥の席で、ドーナツとカフェオレで時間を潰して。 そしてあたしは、どうやら少しうとうとしていたらしい。]
(+2) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[携帯を見ると、メールが来てた。 メールは嫌いだ。だけど、見ないわけにはいかない。 あの男からのメールだったら、遺書でも書いてやろうかな。 それとも、母の帰宅の連絡かな。
そんなことを考えながら、メールを開く。 そう、この時まであたしは忘れていた。 現実世界に帰って来て、現状の把握で精一杯で。]
――――え。
[メールの差出人は、蘭ちゃんだった。>>3:+4 文面に目を通して、さあっと血の気が引くのを感じる。
そうだった。あたしがさっきまでいた世界は、自殺する誰かの精神世界。 自殺を図ったのは、椿ちゃんだったらしい。>>3:+5]
(+3) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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[踏み込まれるのが怖かったから、椿ちゃんに踏み込まなかった。 そのことを、こんなに後悔するなんて。
一斉送信されたメール宛て先に届くように、“今から向かいます”と返信を打ち込んだ。
緊急事態でも、極貧生活経験者のサガだ。食べ物を粗末にはできない。 食べかけのドーナツを口に押し込んで、カフェオレで流し込む。]
ごちそうさまでしたっ!
[店員さんのありがとうございましたを背中に聞きながら、お店を飛び出した。 自転車に飛び乗って、病院を目指す。]
(+4) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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/* おにゃかしゅいた
(-11) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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/* あと、おさげはいつも下向いてんだろ!っていう苦情はなしでお願いします……
(-12) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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/* 必要だよっていうの入れ忘れてるからもう自分のことが許さない
(-13) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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/* 落ちロルは、実は暫定版ではあるけれど リアル警戒が強く、2dの時点で書いていたので 安心して平日に臨める……
(-14) 2018/02/19(Mon) 00時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 01時頃
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― 病院 ―
[自転車で乗りつけたら、入り口付近に十朱君が立ってるのが見えた。>>3:+19 キッとブレーキを鳴らしながら自転車を止める。
お化け屋敷の十朱君を思い出した。 その十朱君が、今ここに生きてて、立ってて、何かを飲んでる。不思議な感じ。]
え、と。
[椿ちゃんは? って聞こうとして、その前に何か言うことがあるような気がした。 あたしは、目を覚ましてここに来た。 だけど、ついさっきまでいた場所が、単なるあたしの夢だなんて思えないし思ってないから。]
……ただいま?
[これかなって思って言ってみたけど、我ながら間が抜けてたと思う。**]
(+5) 2018/02/19(Mon) 01時頃
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/* 一応バッドじゃないエンディングも、考えてはいる。 けど、採用するかはまだわからない。
(-15) 2018/02/19(Mon) 01時頃
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―教室―
[ 覚醒。
目覚まし時計はないのだ。 だから何時頃に起きたのかは、 定かではない。 + 自分が一番先に眠りについたものだから、 誰が後から入ってきたかは分からない。
ただ起きて、二度目のデジャブ。 ]
(34) 2018/02/19(Mon) 01時頃
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…………どうせ一人で起きるなら、 校長室のソファで一人寝てても 怒らねーんじゃね。
[ 寧ろ、今がチャンスかもしれない。なんて 罰当たりかつ、不謹慎な事を宣う。
空の寝袋を見ていると 何とも言いようのない感覚が浮き出て、 使われる事のなくなった寝袋は 隅に纏めておく事にした。 ]
(35) 2018/02/19(Mon) 01時頃
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|
[ ふらりと立ち上がる。 チャイムの音はまだ鳴っていない。 今でどのくらい時間が経ったのだろう。
ぐうう、と腹の虫が鳴る。
今更のように思い出した。 そういえば昨日まともに何も食べてない。
のろりと扉の外に出る。 食堂、行こう。購買でもいいけど、 何か、食べなきゃ。 常識に突き動かされるまま向かうのは、 食堂だった。 ]*
(36) 2018/02/19(Mon) 01時頃
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―食堂―
[ 食堂もまた、文化祭仕様だった。 華美な装飾が施され、 メニューも文化祭に因んだメニューへと 変わっていた。 ]
カツカレー食べたい。
[ 寝起きにがっつり。 しかし人がいないのに、 どうやって用意するんだか。
駄目じゃんと後ろ回れ右する。 ならばと向かうのは購買。 そんなに離れた場所にある訳でもなく、 直ぐに辿り着いてしまえば、 購買のコーナーから、 お茶とは別に 焼きそばパンとカレーパンを選んだ。 ]
(37) 2018/02/19(Mon) 01時頃
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|
…………いただきまーす。
[ 食堂の片隅を陣取れば、 そのまま口に含む。
意外と、美味しかった。 五臓六腑に染み渡る味を堪能しながら、 最後はお茶で流した。
行儀の悪さだとかは考えず、 そうしてチャイムが鳴るのを待っていた。 ]
(38) 2018/02/19(Mon) 01時頃
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|
[ しかしチャイムの音が響けど>>#0 俺の姿は摩訶不思議な現象に 巻き込まれることはなく。 ]
なんで、帰してくんないんだろ。 俺のこと、忘れてる?
[ 眉を寄せた。
取り残されたまま、生かされた場所で こうして息をしているということは、 また誰かがいなくなった可能性が高い。
すっかり順応してしまった予想外に ためいきを吐きながらも出来れば、 飛び降りだとか、そういうのが 見つからなければいいと、願った。 ]**
(39) 2018/02/19(Mon) 01時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 01時半頃
|
── 閉幕に向けて ──
[ 舞台上と、舞台袖。>>3:416 見えないチョークで線を引かなくたって すでに世界は、区分されていたのでしょうか? 其れは、彼に聞かなきゃわからない。 といったところでしょうが。 ]
じゃあ、素直に喜んでおくね ……ありがとう、って。
[ 嘘のない言葉には笑みを向け>>3:417 けれども、その笑顔の裏に隠されている 得体の知れない重なる感情たちを、 すべて知りたい、知っておきたいとは、 これからの人生到底思うことはありません。 ]
(40) 2018/02/19(Mon) 01時半頃
|
|
[ しかし、呪縛からの解放の末に待っているもの、 其れが幸せかなんてわかるはずもなくて 現状に甘んじたままでいるか、 もしくは……────
別の意味で、解放されたいと、 願うこともあったかもしれません。 その感情を知る未来はないかもしれませんが、 万が一、欠片でも知れることがあったなら、 同調くらいはしてみせるでしょう。 ]
……いいよ、べつに。 八つ当たりしてごめんね
[ 狼狽、という表情を見て、>>3:419 あたしは、すこしだけ満たされていました。 ]
(41) 2018/02/19(Mon) 01時半頃
|
|
[ 呪縛を、鳥籠を失った空飛ぶ鼠。 ぱさ、ぱさ、っと羽根を震わせ、 自由になった翼を大きく広げて、 ─── 菌を、周囲に撒き散らすのでしょうか?
バサリ、 ]
? なぁに、永谷くん。 痛い、よ
[ 不意に掴まれた手首に、>>3:420 あたしはひとつふたつと瞬きが増える。 ]
(42) 2018/02/19(Mon) 01時半頃
|
|
どう、かなぁ あんまり見せたくなかったかも だから、来てなくて正解、かな?
[ 笑みの消えた顔を、 真正面から見上げましょう。 舞台へ向けられた喝采は、 次第に音が小さくなっているのを、 何処か遠い世界のように聞いていました。 ]
(43) 2018/02/19(Mon) 01時半頃
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|
[ ─── 訪れる、静寂。 ぱら、ぱらとした拍手も止み、 ふたりの間にも、沈黙が生まれて。 探るような瞳を見つめ返して、 唇を、ひらきました。 ]
ねえ、永谷くんなら、どうする?
[ 謎掛を嗾けるあたしの瞳は、 ちゃんと、永谷海瑠を映し出していました。 ]*
(44) 2018/02/19(Mon) 01時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 01時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 01時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 01時半頃
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/* >>44 俺の名前が可愛い事になってる。
(-16) 2018/02/19(Mon) 02時頃
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/* にゃむい
(-17) 2018/02/19(Mon) 08時頃
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── 一階廊下 ──
[ チャイムの音しかしなかったような気がした。
古守>>31や高槻>>33の帰ってくる 少し前の事である。
これまでは、分かりやすく何か物音がした。 だからそこに駆けつけたというのと、
何処かで誰かが死んでいるであろうという 予想を自分からして捜しに赴くのでは 何かが決定的に違うような気もしたが、
予想とは言え、きっと事実でもあるから 安楽一記は一先ず、順に見ていくしかないと思った。]
(45) 2018/02/19(Mon) 08時半頃
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[ ── 一階の廊下を行く。
順に教室を開けて回った。 黒岩の在った空き教室でさえ 念のためと思って中を覗いた。
部屋の中は、空気に触れて 時間の立った血液の厭なにおいがした。
── その果てに、安楽一記は 廊下の片隅で足を止めることになる。
じい と、落ちている人形>>3:483を見やる。 分かりやすい奴だと思った。 校舎の中でだってそのマフラーを巻いていたな。 内心、行儀が悪いと思っていたのだ。]
(46) 2018/02/19(Mon) 08時半頃
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[ ── 眠っているようだ と、 安楽一記は思ったが、さあ運ぼうと 動き出すようなこともなく、目を細め そうして、暫しの間それをじいっと見下ろしていた。**]
(47) 2018/02/19(Mon) 08時半頃
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/* もーにんぐしながらロールを書くって優雅ないちにちのはじまりなのでは? 鼻水がとまんないのが難点
(-18) 2018/02/19(Mon) 08時半頃
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/* かきつばた、アイリスは5〜6月頃のお花だからなぁ 椿だよなぁ
(-19) 2018/02/19(Mon) 09時頃
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── 教室にて ──
[ 指先に残る微かな色をあたしは見詰めてから、 教室の後ろ側、毎朝手入れをしていた 花瓶のある方へと足を運びましょう。
一輪の、寒椿。 花瓶の下に降り落ちている一枚を手にとって 張りのある花弁がぜんぶで、 ─── 5枚と数えながら集めます。 ]
まだ、首は落ちてないんだねぇ えらいえらい
[ まだ、茎にしゃんとついた椿のお花。 残る花弁は、あと何枚でしょうか。 ]
(48) 2018/02/19(Mon) 09時頃
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[ 初夏の頃、あたしのおばあちゃんが ご近所さんに貰ったという、 青い花弁に元に白と黄色がある この真っ赤なお花と対照的な色を あたしは、ぽやんと思い出していました。 ]
おみず、替えてあげなきゃ
[ あたしは何方のお花も好きだけど、 赤よりも青の方が、好きでした。 これは、単なる好みに過ぎないでしょう。 そうして、あたしは大切に花瓶を抱えて 教室を出ようとしていました。 ]*
(49) 2018/02/19(Mon) 09時頃
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/* 勝手に登場させてよかったかな!?いいな、ゆるしてくれるやろ と思ってる。
(-20) 2018/02/19(Mon) 09時半頃
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―回想 脚本家と ―
良いの? 喜んでくれると良いな
[ 如雨露を持つ日向ちゃん>>2:339に ニコと笑う
日に向かってすくすくと。 素直で柔らかな強さを持つ彼女は 健気に咲く花の色がよく似合っていた ]
(50) 2018/02/19(Mon) 10時半頃
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[ それからしばらくして。 あたしは自分なりに描いたポスターを見せていた 裏方も役者も関係なくクラスの皆を 思い浮かべながら描いたそれは ハッピーエンド…と呼ぶにはトーンは暗めだった
皆口に出さないだけで思い悩むことがあるだろう、 なんて、そんな悟ったことを思った わけではないだろうけど。
それでもポスターの片隅に描かれた花は 日の向かう方向へ何かを望むように 腕を伸ばしていた ]
(51) 2018/02/19(Mon) 10時半頃
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どうかな? へんなとこがあったら教えてね!
[ あまり素直じゃないあたしだけど 日向ちゃんの素直さ>>2:338を見習うことが あっても良いと思うんだ! ]*
(52) 2018/02/19(Mon) 10時半頃
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―部室前―
[ 少し赤くなった亀森>>2:445を見て ちょっと可愛いな、なんて思う
男の子に思う感想ではないと思うけれど。
亀森の考え>>2:446をふむふむと聞いていれば 混乱して波立った思考は 次第に落ち着きを取り戻し澄んできた ]
(53) 2018/02/19(Mon) 10時半頃
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あたし、正直怖かったんだ わけの分からない世界で見知った人たちが チャイムの鳴る度に次々マネキンになって…。
でもこの世界からの脱出、そう考えるなら 少しはマネキンになった人たちのこと ちゃんと見送ってあげられそうだよ
現実世界での死… には繋がらないと考えたいな。 だって、この世界の主、きっとあたしたちの事 大好きだから。
[ 確かに、各々がどう考えていようと 世界の主の思うようにしかならないだろう
何となくの直感でしかないそれを くしゃっと笑いながら話す ]
(54) 2018/02/19(Mon) 10時半頃
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どういう人がこの世界から脱出するか 分からないけど、あたし今思ったんだ。
この世界に残りたいって。
あたしに出来るかなんて分からないけど 世界の主があたしたちに気付いて欲しいことが あるのなら、ちゃんと見てあげたいんだ
あたしたちが此処に呼ばれたのは きっと理由がある。 ただ傍に居て欲しかったーとか 何かを思い知らせたかったーとか
…その理由はまだ分からないけどね。
[ 思わず熱く語ってしまった。 ちょっぴり照れたように頬を染め ハッピーエンドを願いながら亀森を見送った ]*
(55) 2018/02/19(Mon) 10時半頃
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[ その後あたしは何となく 演劇部の部室に入り、亀森が読んでいたであろう 台本を手に取った
部室の小さなソファーで読んでいたけれど いつの間にか眠ってしまったようだ
――チャイムの音>>#1で目を覚ます。
自分の手は、まだ暖かくこの世界に留まっていることを 教えてくれた。 あたしには、まだやれることがあるみたい。 唇をぎゅっと引き結び、マネキンとなった誰かを… この世界で死んだ誰かを探し始める。 ]*
(56) 2018/02/19(Mon) 10時半頃
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/* 何故か光属性の人と話すと光属性になる不思議 違うんだ、最初の想定としては海琉と話してる時みたいにもっと捻くれて複雑骨折した性格なんだ
いつの間にか素直で希望に溢れた人になっとるけど…(; ꒪ㅿ꒪)←
(-21) 2018/02/19(Mon) 10時半頃
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/* 頭ぽんぽこりんでお見送り赤がかけない。 あと、普通にもっと赤つかいたかったはずなんだけど、全然使ってないね。えへ。
(-22) 2018/02/19(Mon) 12時頃
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……それで。
[聞かなきゃいけないことがあった。だけど、聞くのが怖かった。 十朱君の顔を見られなくて、あたしは地面に視線を落とす。]
椿ちゃ……ふえっくしゅ!
[椿ちゃんの容体を聞こうとして、あたしは盛大にくしゃみをした。 そうだ。ドーナツショップからここまで自転車をかっ飛ばしてきたんだ。 その汗が急激に冷やされて寒気が来た。寒い。ぶるっと体を震わせる。 それから気がついた。病院内ならともかく、こんな外で男の子とふたりでいるのはとてもまずい。]
ごめん。めっちゃ寒いから、あたし中に入るね。 十朱君も入った方がいいと思うよ。 風邪ひいちゃうよ。
[十朱君にそう伝えて、自転車置き場に自転車を止めた。 そうだ、と建物に入る前に母にメールする。 “友達が病院に運ばれたって連絡があったから、お見舞いに行ってきます。遅くなっても心配しないで。” 送信完了を確認して、あたしは病院に足を踏み込む。]
(+6) 2018/02/19(Mon) 12時半頃
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[受付で尋ねると、椿ちゃんは緊急手術中だと言われた。 まだ生きてる。だけど、予断を許さない状況。 あの世界は、椿ちゃんの生死の境目の世界なのかもしれなかった。
教えてもらった手術室に向かう。 部屋の前にいたのは。]
蘭ちゃん。 黒岩君。
[あんな苦しい目をして、死なないなんて酷いと思った。 だけど、黒岩君の無事な姿を見たら、やっぱり生きててくれてよかったなと思う。 勝手なもんだ。
蘭ちゃんに連絡をくれたことのお礼を伝えて、それからあたしは黒岩君をじっと見た。]
……ちゃんと手足ついてる。 よかった。
[あたしの言葉は、やっぱり間が抜けてる。]
(+7) 2018/02/19(Mon) 13時頃
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[あの世界で、誰かが命を落とす。 その時の有様は、多分誰かの心が反映されてるんじゃないかと思ってた。 だけどその誰かが、あの世界の主なのか、マネキンとなった人なのかがわからなかった。 今ならわかる。マネキンになる順番が回った来た時降りかかる状況は、その人の心にあるものだ。 あたしの前にあの男が現れたみたいに。 だからあの鎖も、黒岩君の心の中にあるものだ。]
……手足を捨ててでも、逃げたかった?
[ぽつんと尋ねた。 別に返事は期待してない。]
(+8) 2018/02/19(Mon) 13時頃
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[黒岩君から顔をそらした。 なるべく軽く、冗談みたいな口調で言う。]
死のうと思った時はさー、声をかけてくれたら嬉しいなあ。
[普通その言葉に続くのは、話なら聞くよとかそういう、自殺を止める言葉だと思う。 だけどあたしが言いたいのは、それとは全然逆のことだ。]
ちょっとあたしも死にたくて。 別にひとりでもいいんだけどね。 一緒なら、もっといいなって。
[男の子と一緒に死ぬ。そんな心中みたいなこと。 きっと、あの男が一番嫌がる死に方だと思う。 死ぬ時くらい一泡吹かせてやりたいじゃない。 そんなことを考えると、楽しい気すらしてきた。]
(+9) 2018/02/19(Mon) 13時頃
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[顔をそらしたままさらっと続ける。冗談みたいに、さらっと。] あたし、黒岩君のこと、好きだし。
(-23) 2018/02/19(Mon) 13時頃
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冗談だと思って、忘れてくれていいよ。 ……冗談じゃないけどね。
あたし、飲み物買ってくるね。
[言いたいことをぶちまけて。 黒岩君の顔を見ないまま、言い逃げを決め込んだ。**]
(+10) 2018/02/19(Mon) 13時半頃
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/* ねみゅい、仮眠してからもじをかこう
(-24) 2018/02/19(Mon) 13時半頃
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/* 海琉は珍しくイメソンらしきものがあるのだけど、 ある作曲家さんの曲が全体的にイメソンなので聞いて〜〜としたい。 芽依たゃんの描くときはこれ聞いてたなーとかある。
(-25) 2018/02/19(Mon) 14時半頃
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/* !?!?
(-26) 2018/02/19(Mon) 15時頃
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/* 飲んでたコーヒーを吹き出した
マジか! 先を越された!
話をいくらか進めたら「一緒に死ぬか?」ってさらっと言おうかなと思ってたとか
(-27) 2018/02/19(Mon) 15時頃
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[ 何者にもなれない だけでなくて、 何者にもなりたくない
きっと自分自身でも わすれている。 ]
(57) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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―緞帳が下りるまで―
[ 知らなくていい事は世の中に 山程有り触れるくらいあるんだろう。 線を引き過ぎて欠けたチョークを棄てた。 それでも引いたものが消える事はない。
尋ねれば形にはならないけども、 言葉にしなければ、何も残らない。 全てを知れば幸福になるとも限らず ならばその辺りは当人のご自由に。
第三者からでも分かる事は、 素直に受け止められたのなら>>40 「うん」と頷いた事だけ。 ]
(58) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 人の想いの形は変わる。 変わらないものもない。 永遠もなく、刹那に取り残される。 それに縋り付く様は救いではなく、 最早、呪いなのかもしれない。
同調、共感、語ることがあれば 思わず相槌を打ってしまっていたのかも、 そんな未来、この瞬間にはなく。
影はただ物言わず揺れているだけ。 もういいかい? その声を無視し続けている。 ]
いや、俺こそ……知ったかぶりした。 [ 分からず屋のふりはいつ迄許されるか。 答える気もなくて、 今はただ、張りぼての言葉について 謝罪した。 ]
(59) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ ただ、平和を謳う鳥の翼を掴んで、 「痛い」と告げる声>>42も無視して、 眉を下げてしまう。
的確な言葉は見つからない。 手の力を緩めながらも離せなかった。 ]
見せたくなかった って、 ……なんで。
[ 虫食い算も、穴埋めも得意じゃない。 分からない事を自分で完結するのは この時ばかりはやめて、 隙間を埋めるみたいに尋ねた。
寄せては返す波のように遠くなる喝采>>43 この時ばかりは唯の音源のように遠く スポットライトなぞ当たりもしないのに 真正面から見下ろしていた。 ]
(60) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 間も無く訪れた、静寂。
拍手が止めば、沈黙が生まれる。 探るような瞳だけが舞台袖の、 薄明かりの中でもよく見えた。 ]
俺、なら……?
[ 問われた言葉>>44に戸惑いが生まれた。 どこに掛かっているか分からなくて、 見つけた後は、どう答えれば正解なのか やっぱり、分からなくて。 ]
…………分かんないよ。
[ 忘れてしまえ とも 覚えてあげて とも
どちらかを選ぶことが出来なかった。 ]
(61) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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だけど、「救い」が、「呪い」に なる事だって、あるから。
[ 二面で表せられない言葉の行方は 分からない。 ]
誰かの幸せが、古守の幸せとも、 限らないし。
そこに縛られちゃ、苦しいだけだよ。
[ 「俺なら」の答えは出ない。 いや、言うのを憚られただけ。 ]
(62) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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こんな世界でも、古守は生きてるから。 救われなくたって、ひとりで、 きっと、生きてけるから……。
[ そこまで口にして、やめた。 これって結局、俺が古守に対して 願っている未来を掴んで欲しい嘆きでしか なくて、 ]
でも古守は、 俺になんて言って欲しいの?
古守自身は、どうしたかったの?
[ 正しい答えは、俺の中にはない。 すべて知りたい、知っておきたい。
そう言った訳ではなかったけれど、 でも、空回り遠回りは避けたかった。 ]*
(63) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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― 回想 進路 ―
[ 文化祭も終わり、あたしたちは 来るべき受験に備えて黙々と教科書に 立ち向かう姿が目立ってきた ]
あーあイヤになっちゃうなぁ。
[ あたしの机の上には白紙のままの進路希望表。
頬杖をつきながらぼんやり見つめても そこに何が現れるわけもない
赤点を回避したとかしてないとか テストの度に騒いでいたものだから 成績が振るわないことは周知の事実。
そんなあたしが進路を前に悩む姿は さして不思議がるほどの光景でもない 日常の一部だっただろう ]
(64) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 窓際に置いてある、日向ちゃんの世話する花と 窓ガラスに映るあたし。
しばらくぼんやりと見つめていたけれど
自分に素直になって良いかも知れない。 ふ、と意を決したように ボールペンで一つの進路を書き入れた
「美容専門学校」>>0:634と。 香里と勉強をしていたから、 そこは頑張れば十分に合格圏内だった ]
(65) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 家に帰り、母にその紙を見せた
一人分の体温が永久に消えた家の中は寒く 短いスカートとカーディガンの上から じわじわと冷気が染み込むようだった
美しい夕陽は沈んでしまっていたけれど 電気を付けるほどでもない時間帯。
向かい合う母の顔は薄暗くてよく見えなかった]
(66) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ ポツポツと 美容師になりたいのだと。
髪を結うのが大好きで、実瑠なんか髪を変えると 本当に綺麗なんだよ、とか。 嬉しそうな顔を見るのが幸せなのだと、
そう呟くあたしの言葉は最後まで 続けられることは無かった ]
(67) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 『 何を言ってるの?貴女、 元気になって九重女子大学に行きたいって 言ってたわよね? 』
殴られたかのように母の顔を見つめる …わけ、わかんない。 ああ麻依はそう言ってたよな。 麻依は頭が良かったから、生きてたらきっと。]
(68) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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ちょっと、何言ってるの それを言ってたのは―――
[ 視界がふさがれた 母に抱きしめられたと気付いたのは 少し後の事。
今までこんな風に母に抱きしめられた 記憶は無かった。 …まるで"病気の愛娘"を慈しむように。
『 貴女が混乱するのも分かるわ。 元気なあの子が突然病院の屋上から 飛び降りたのだから。
でも、誰も悪くないしどうする事も 出来なかったの。だから…』]
(69) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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『芽依のことは忘れなさい。』
(70) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ ――ガシャン!
何かが壊れた音がして沈黙。 自分の荒い呼吸音が静まり返った部屋 の中に響き渡るのを、何処か他人事のように 聞いていた
――あたし、突き飛ばしたんだ。
手には母の骨ばった身体の感触が残り 気持ち悪かった。
見渡せば 机の上に置かれていたあたしの コップが床に落ちて粉々に壊れていた。 破片で怪我をしたのだろう、母の額からは血が 溢れていた。
(71) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 母は薄暗い部屋の中で額から血を流しながら 優しく優しく微笑んでいた
母は窶れすっかり細くなってしまっていた。 母の自慢だった豊かな黒髪にも 白いものが目立つ
その目にあたしは映っていない。 もう二度とあたしのコップを 母が触ることは無いんだと悟って。]
(72) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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…… ごめんね。お母さん。 私、お姉ちゃんの事を聞いたら 混乱しちゃったみたいで。
大丈夫、きっと 女子大に受かって見せるわ。
[ あたしゆったり微笑んだ 額縁の中微笑む顔そのままに。
観客は一人きり。 壊れそうな心であたしに役を望むなら あたしは華麗に演じてみせましょう ]
(73) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 進や亀森のようにはいかないけれど 顔も声も同じだから、きっと 演技がバレるような悲劇は起こらない。
そんな間抜けじゃあ ハッピーエンドは掴めない。]
(74) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ あたしは母の傷を優しく手当する ハンドクリームの香りを嫌がる素振りを 見せたから急いで石鹸で洗い流したよ
あたしは優しい子だから。 ]
(75) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 私は母の傷を優しく手当てする。
いつも××が私の頭を撫でてくれていた ように。 石鹸の香りがする私の手を 母は愛おしそうに撫でたんだ
私は愛された子だから ]
(-28) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 広い部屋の中に戻れば 一粒の涙が零れた。
こんな時でも強がって すぐにグイと拭うけど。
進路希望表の文字は 鉛筆でぐしゃぐしゃに黒く塗りつぶしましょう
そこに綺麗な字で書き足すの。 「九重女子大学」に行きたいって。]
(76) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 広い部屋の中に戻れば 何故か分からないけれど泣きたくなった。
私は××とは違って意地っ張りでも 強がりでもないから溢れるままに
進路希望表を不思議な顔で眺めます。
憧れの「九重女子大学」 産まれた時から10歳までしか生きられないと 告げられた命。 でも叶うならば私はそこで大学生になりたい。
何を迷うことがあったんだろう? ]
(-29) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ あたしはそっと家を抜け出した 母はあまり心配はしないだろう
向かった先は香里とも行ったことのある 喫茶店
麻依が居なくなった後 香里がぼんやり座っているのを見たことがある
同じように窓際にぼんやり座って。 窓ガラスに映る"私"の方が 可愛くて求められているみたい。]
(77) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 私はそっと家を抜け出した 少しでも危ないことをすると母は怒った から、ドキドキしていた
向かった先は香里と行ったことのある 喫茶店。
香里と楽しく話した大切な場所。 私はぼんやり窓際に座ります。
窓ガラスに映る"あたし"はそりゃ酷い顔。 ねぇ、自ら命を絶った"あたし"は 聞こえていないんでしょう?
今だから言えるよ。ずるい、私も 健康な身体に産まれたかった。
ちょっと位、私にも学校生活を楽しませてよ。 だからね、聞くよ。]
(-30) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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貴女はだぁれ?
ポツリ呟いた唇の動きを ガラスの中の××が真似をする
あたしは―― ]
(78) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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貴女はだぁれ?
窓ガラスに映る"あたし"の唇をなぞる
私は―― ]
(-31) 2018/02/19(Mon) 15時半頃
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[ 芽依は病院の屋上から飛び降りたみたい。
そう… なら、芽依はもう居ないんだから。
どこかで響く救急車の音>>2:266の先で クラスメイトを縛る鎖の重さも知ることはない
××は、掌の色が変わるほど 冷たい手すりを握り締め―― ]
(79) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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―現在―
…!
[ 双子を題材とした台本>>2:448 を見てから寝てしまったせいだろうか
あまり気持ちの良くない記憶を 思い出してしまった 冷たい手すりの感触の行く末は 今あたしが怪我一つなく此処にいる。 それが答えだろう
あたしが世界の主である可能性は 思い浮かばなかった ]
(80) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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[ 廊下を歩いているとグラウンドの見える窓から
よく知った姿>>4:359が倒れているのが見えた]
香、里…
[ 彼女の手にもう一度触れたいと思ったけれど グラウンドに倒れる彼女に触れることは、 出来ない。
あたしと香里の間にある たった一枚の窓ガラス。 それだけで住む世界が変わってしまったこと を悟り、ぐ、と唇を噛み締める]
(81) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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[ 彼女の絶望も 現実の死を受け入れる気持ちも この時のあたしは思い至ることは 出来ない。
あたしたちはお互いに踏み込まなかった
もし踏み込んでいた世界があったのなら 何か変わることはあったのだろうか ]
(82) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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[ 彼女の姿はあまりに寒そうだ
2階へ行きグラウンド側の窓を開けた 途端に身体を襲う身を切るような恐怖。
それでも飛び降りることを選んだ彼女は どれほどの絶望を抱いていたのだろう
彼女の倒れていた辺りを目掛けて 着ていたカーディガンを投げかけた
今はマネキンになっているとはいえ 乱れているように見えた服が 曝されるのは可哀想だ。
彼女は女の子で、 そして、あたしの大切な友達なのだから ]**
(83) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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/* アンカミスってるぅ(恥ずかしい
(-32) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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―食堂から三階廊下―
[ チャイムが鳴った。 しかし大きな物音が響くわけではない。 何となく思い出したのは、級友の言葉>>3:131
動いていなければ、と口にしていた、 ]
三階……行こう。
[ 既に十朱の模したマネキンの移動は 済んでいたかもしれない。 だが、何となく上に向かおうと思った。 反対側で見つかった亀森≠フ事は まだ知らず>>47
とんとん、と上がる階段。 やがて辿り着いた三階で息を吐いた。 ]
(84) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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―三階廊下―
[ そうして辺りを見渡した。 あんな別れ方をしたのに、今更に 「檀!」なんて名前を呼んだ。
静かな廊下でその声だけがやけに大きく 響く。 だが、返答はない。
ならば教室にでも戻っているのだろうか。 そのまま階段を下れば良かったのに。 ふと、何かに誘われるように窓を見た。 そうして、上から覗き見たグラウンドの 片隅で何かを、見つけた。 ]
(85) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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――――え?
[ 赤>>3:459
あの赤い傘>>0:145より鮮烈な赤色が、 真っ白な雪の中、咲いていた。 ]
(86) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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[ ヒュウ、となり損ねた喉が音を立てる。 目を見開いたまま、窓に手をついたまま、 くらりと眩暈がするのを忘れて、見入る。
先程のやりとりが蘇る。 十朱の事を伝えた時>>3:129のことだ。 いや、だが、しかし。 見間違いか、と。何度も見つめ直した。
だけど、見間違えられる筈がなかった。
どんなに分かりにくい格好をしていようと 俺はそもそも、忘れられないんだから。 見間違える筈が、なかった。 ]
(87) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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…………檀、だ。
[ 冬の外出にしては薄着な格好。 それでも彼女だと、断言できた。
――目障りな場所だったら。 ――放置してくれたら。
そんな事を言っていたのは、 ほんの数時間前かで、 それまでは確かに息をしていた、のに。
どうして檀は、あんな所にいるのだろう。 というか、外出られたんだ、とか。 あの位置なら、屋上が上にあったよな。 そう考えて、合点した。 ]
飛び降りた、の。自分の、意志で?
[ 自殺みたいな真似事をしたのか、と。 ]
(88) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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[ お前は幸せな人間だなぁ。
そう言って笑った俺に対して、 「ありがとう」と笑ったお前の結末が、 コレ≠ゥと。
足の底から突き刺す痛みが走る。 冷えているだけ、といえばそうなのだろう だが、それだけじゃなくて。
責任が取れないなら、 本人の選択を尊重した方が?>>2:197 ]
(89) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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その結果、死んでんじゃん!
[ 立ち向かえず、逃げたようにも思える姿に 幸せだよと笑う姿>>2:196が重なる。 ]
これが、可哀想じゃないなら、 なんだって、言うの。
[ 言葉とは裏腹の歪な結末に、眉が寄る。 矛盾が気持ち悪かった。 でも、本人が幸せなら幸せなんだっけ。 それを俺がどうこう否定しちゃ、 ダメなんだっけ。
分からなくて頭がぐるぐるする。 幸せって、なに。分かんない。
どんな顔をすればいいのかも、 わかんなくて吐気がする。気分が悪い。 ]
(90) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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[ それでも、 他人がどうこう言うことじゃないって。 そう言ったのは、あいつだ>>1:509 だから俺はあいつの意見を尊重して、 これ以上詰るのはやめた。
その一つ下の階で嘆く声>>83を知らず。 三階から一階まで一気に下った。 向かうのは教室の黒板へ。 檀の事を残す必要があったから。
だけどそれって一体、何のためなんだろう。 書き残したって、俺たちに分かる事なんて なんにもありやしないのに。 ]**
(91) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 16時頃
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/* 急に不安になったけど、世界の主以外が自殺(未遂)するってアウトだったっけ?
一応あいきゃんふらーい はしてない想定だけど…
(-33) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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/* 詰り=愛です。 PC目線ひどいこと沢山言ってる自覚あるけどPLはみんなが好きです……。
(-34) 2018/02/19(Mon) 16時頃
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[ 大事って言われても、あんまり実感湧かなくて、 いつかは解るようになりたかったなあ。 ] ばいばい、香里ちゃん。
[ あのね、ここは私の世界だよ。 現実に帰ったら泣かせちゃうかなあ。 髪飾りを選んであげれそうにないよ。ごめんね。 ずっと忘れないでほしいなあ。 ]
(*2) 2018/02/19(Mon) 16時半頃
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[ あの時は見守ってくれてありがとうねえ。 ] ばいばい、きよくん。
[ きらきらした文化祭、楽しんでくれてありがとう。 揚げたてチュロスは美味しかった? 変な場所に連れてきちゃって、ごめんね。 楽しかった思い出と一緒に覚えていてね。 ]
(*3) 2018/02/19(Mon) 16時半頃
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[ 人形に代わっていくクラスメイトに、 哀しげに微笑んで、ゆると手を振る。
さようなら。香里ちゃん、きよくん。 あなたたちの人生に幸あれ、って、 私は本当に思ってます。 ]
(*4) 2018/02/19(Mon) 16時半頃
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/* お見送りかけた! 表の様子を見てこよう。 道で日向ちゃんとすれ違う感じになりそう?かな?
(-35) 2018/02/19(Mon) 16時半頃
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/* 寒椿って、山茶花のことでいいのかなん。 もんもや。
(-36) 2018/02/19(Mon) 17時頃
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/* もにゃ。椿は冬に咲かないのでは?? PLの調べが足りない……、と遠い目をしている。首から落ちるのはあってるね、調べたね。他は、よくわからん!!! ここはファンタジー(ふぁんたじー)と言い聞かせてる。ふんふん。
(-37) 2018/02/19(Mon) 17時頃
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──1階:3年4組教室へ──
[ 肘に掛けたポットの中で水が揺れる。 ちゃぷんちゃぽん。 持ち直して、胸の前で抱えれば、多少マシに。 そのまま、ゆうるりと進んでいく。
教室までその姿勢で辿り着いて、 片手をポットから離して、 扉に手を掛けようとすれば、扉が自動に開く。 ]
……わっ、日向ちゃん、
[ 椿は磨りガラス越しに前の確認を怠り、 なおかつ手洗い場から近い側の扉から、>>49 入室しようとしていたから、鉢合わせる。 ]
(92) 2018/02/19(Mon) 17時頃
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[ 驚いて一歩下がれば、 ちゃぷんとポットの中身が揺れた。 ]
ひなたちゃん、まだ、いたんだ、
朝起きたらいなかったから、 てっきりもう何処かで、 人形になっちゃったかと思ってたよー。
[ 安心した面持ちで、椿はポットを持ち直して言う。 ]
(93) 2018/02/19(Mon) 17時頃
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[ ううん、まだいてよかったな、って私は思った。 まだ一人じゃない。
いつだって、言葉がへたくそ。 ]
(*5) 2018/02/19(Mon) 17時頃
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[ 日向の手許に視線を落とせば、 紅の花へと意識が行く。 ]
おみず、替えに行くところだった?
[ こてんと首を傾げて、問う。 ]*
(94) 2018/02/19(Mon) 17時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 17時頃
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/* あと最低、どんな回想かけばいいんだっけってしてる。配分ほんと考えられない人間でやばい。 捨てられない話は4d中にしよう。お花がでてきたから、今の関連でいけそう。 あとあの、友達の話と、運命の糸の話もしたい。
しぬはなしは、5dに一気にちゅどーんってするから、書き溜めてたのに手を入れて高槻椿のロールにする。
エピに入る前に、みんなの悩み纏めた系の椿の総括落としたいけど、むつかしそーだぞ。
(-38) 2018/02/19(Mon) 17時半頃
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[ ちゃぷん、と花瓶の中の水が揺れます。 扉の把手に指を掛けて、 ─── ガラリと開ければ、 ]
ぁッ、椿ちゃん! えへへ、ごめんね お腹すいたから探索してたんだ 椿ちゃんはもう、何か食べた?
[ 鉢合わせた相手の顔を見て、>>92 不意に立ち止まったからか、 慣性の法則に従うお水はちゃぷんと波打つ。
購買で買ってきたあんパンと牛乳。 其れをお腹に入れたあたしは、 幾らか空腹は紛らわせられていました。 ]
(95) 2018/02/19(Mon) 17時半頃
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[ 実に、申し訳ないといった面持ちで、 あたしは、同じく椿ちゃんの手元へ 視線をころんと、落としました。 ]
そういう椿ちゃんは、 おみず替えてきたとこ?
[ おんなし方向へ首をこてんと傾けて。>>94 そして一歩、後ろへ下がれば、 中に入れる隙間を作りましょう。 ]
(96) 2018/02/19(Mon) 17時半頃
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ね、またチャイム鳴ったの聞こえた? これでもう、4回目だよ ……どんな意味がある、のかなぁ
[ 黒板に刻まれた文字の先に続くこと。 予測がついていない訳じゃありません。
もちろん日向は、廊下へ来るとき、 出て行く後ろ姿を偶然見かけず 突き当たりに何があるのかも、 見てはいませんでした。>>47 もちろん、グラウンド側の窓すらも、 まだ瞳を向けてはいませんでしたから。 ]*
(97) 2018/02/19(Mon) 17時半頃
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[ お腹すいた。>>95 そういえば、お腹すいていたなあと思ったら、 くう、と虫が鳴いた。 ]
そうだったんだあ。 ふふ。 このとおり、です。 まだ食べてないよ。
[ 答える前に、お腹が答えを言っちゃったって、 椿は笑った。
日向の眉がハの字を描いて申し訳ない、 と言ってるみたいだから、 笑ってくれたらいいなあと椿は思った。 ]
(98) 2018/02/19(Mon) 18時頃
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[ 一歩を下がってもらえたなら、>>96 ポットを抱えたまま、教室へと入り込む。 ]
そう、紅茶を飲もうと思って! 日向ちゃんも、飲む? あったかいの飲むと落ち着くよー。
[ 廊下側の一番後ろの机に、ポットを置いて。 ふう、と一息つく。 ]
(99) 2018/02/19(Mon) 18時頃
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……誰かが人形になったんだよ。 今度は誰かなあ。*
(100) 2018/02/19(Mon) 18時頃
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[ ぐぅ、と鳴る音に瞬きをして、>>98 途端、唇からくすくすと笑いが溢れます。 閉鎖された校舎に監禁されているのに、 こんな会話をしているのが、 どこか面白おかしくって。 ]
ふふ、そっかぁ…… よかったら、あたしご飯つくるよ! 手作りごはんがヤじゃなければ、 ……のはなし、なんだけど
[ ハの字はゆるくなり、>>98 あなたの願い通りならいいな。 ]
(101) 2018/02/19(Mon) 18時頃
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[ ポットが置かれる迄を、>>99 あたしは花瓶を抱きしめた儘に眺め 提案に、こくんと頷きました。 ]
紅茶……! いつも、煎茶とか焙じ茶とかばっかだったから、 あたしも、そういうお洒落なの飲みたい!
[ とっとっとっ、と椿ちゃんの後を追って、 一度、その花瓶を、 ポットの横へおろしましょう。 ]
(102) 2018/02/19(Mon) 18時頃
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………だれかが、人形に? どうして?
[ なんにも知らないあたしは、 椿ちゃんへと不思議そうに声をかけます。 呑気な声で、けれど紅茶を用意できるよう カップを用意しながらに。 ]*
(103) 2018/02/19(Mon) 18時頃
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/* ゆらさんお返しはやくない?? びっくりした。
(-39) 2018/02/19(Mon) 18時半頃
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[ 日向の唇からくすくす笑いが漏れれば、 椿もまたくすくすと笑って、 お腹を片手で押さえるふり。>>101 ]
ほんと? 嬉しいなあ。 手作り、嫌じゃないよ。 日向ちゃん、何つくってくれるの?
[ お弁当はきっともう駄目。 教室の中はこんなに温かくて、望みはないと諦めた。 ちら、と過った、『現実の事』。 考えたってしかたないから、ふると頭を振って。
緩んだ眉の角度に、はにかむ。 ]
(104) 2018/02/19(Mon) 18時半頃
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[ 電気ポットの電源コード、紅茶のパックは、 教壇あたりに置きっぱなし。 それを取りに歩き、 ]
日向ちゃんちは和風、だなあ。 ん、とね、なにがあったかなー。 ……アールグレイ、セイロン、オレンジペコ、
[ 手に取って、紅茶のアソートを読み上げる。>>102 ]
(105) 2018/02/19(Mon) 18時半頃
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[ 日向が手に持つカップに目を遣って。>>103 ]
……どうして? どうしてかは、わかんないけど、 チャイムが鳴ると、誰かが人形になるんだよ。 蘭ちゃんの時だってそうだったでしょ?
進くんも、龍くんも、人形になってたよ。
[ 不思議そうな声色に、 説明口調で言葉を紡ぐ。
黒板へと目を移して、そこで文字に瞬く。 『四肢欠損』って、こわいなあと椿は思った。 ]*
(106) 2018/02/19(Mon) 18時半頃
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/* PL的に、うるせえ!呪いがなんだ!ばーかばーかって感じなんですが、高槻は呪いかけるもんばーーーかって言ってくる。 こいつ帰る気あるのかって思うし、みんな説得してくれるのかな。めいちゃんは光属性だからわかる。
この人どうしたら帰るかっていう条件を今のうちに決めておかないと、自分で困る奴だなあ。あと二日もんにゃり考えよう。 ほんにゃりした頭の今だと、殴られたら帰りますって条件になりそう。
(-40) 2018/02/19(Mon) 19時頃
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[ そう、お弁当はもうきっとダメ。>>104 せっかく作ったごはんが勿体ない。 おかずの交換っこもできなければ、 美味しく食べることもままならないなんて。 ]
んとね、おしゃれなごはんはできないけど 煮物とか、そういうのなら
[ 家庭科室の冷蔵庫には、 何が入ってたかなぁと想像しつつ。 お腹に当てられる掌を一瞥しましょう。 ]
(107) 2018/02/19(Mon) 19時頃
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[ 読み上げられるおしゃれな片仮名。>>105 流石に聞いたことはあっても、 違いはてんで分からないので、 眉間に僅かな皺を寄せて、 ]
……どれがおいしい?
[ 色のついた紅茶のパックをひとつ、 手に取って文字を読みながら、悩む顔。 手元のカップもおしゃれだし、 家の食器棚の奥の方にも、 眠っていたような気がするなぁと ぼんやりと、思うのでした。 ]
(108) 2018/02/19(Mon) 19時頃
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そうなんだぁ、 じゃあ、いまも誰かがどこかで、 マネキンになっちゃってるってこと? ……マネキンになっちゃったら、 そのひとは、死んじゃってるのかなぁ
[ きっと、その唇からは何度も 答えを紡いだだろう問いかけを。 先刻の実瑠ちゃんの様を思い出しながら、 カップを綺麗に整列させました。 ]
(109) 2018/02/19(Mon) 19時頃
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ね、椿ちゃんは はやくマネキンになりたい? それとも、ずっとここにいたい?
[ 指同士を後ろ手に絡めて、 説明口調の椿ちゃんに問いかける。 現実の事≠考えてみませんか? だなんて、提案するような口ぶりで。 ]*
(110) 2018/02/19(Mon) 19時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 19時頃
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/* 安楽くんって仰天の「悪魔になった息子」を思い出すよね。 自分が偽りきれなくなって家族殺すやつ。 安楽くんの場合は自分自身だったわけだけど。
(-41) 2018/02/19(Mon) 19時半頃
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/* 紅茶は茶葉をぴゃーっとして、ぴゃーとするので、 >セイロンのオレンジペコがベースの、まろやかで優しいアールグレイ という一文をみて、そっと目をそむけました。
PLは紅茶が好きですが、全然詳しくない。です。
(-42) 2018/02/19(Mon) 20時頃
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/* >産地(銘柄)・等級・種類 がたぶんごちゃまぜです。 もー、きちんと調べればよかった!
(-43) 2018/02/19(Mon) 20時頃
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/* 日向ちゃんナイスパス!
(-44) 2018/02/19(Mon) 20時頃
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/* 教室に行ってもいいかなぁ。 でもいいところっぽくて。
(-45) 2018/02/19(Mon) 20時頃
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[ 一瞥された片手をひらと、動かす。>>107 ]
んー……? 日向ちゃんちの、煮物の味教えてよ。
どれ、かなあ。 香りがいいのは、アールグレイだと思う!
[ どれだろうと、椿もむむっと悩み。>>108 日向にこれだよ、ってパックを差し出した。 ]
(111) 2018/02/19(Mon) 20時頃
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死んでないよ。 きちんと生きてるよ。 人形になって、無事に帰っただけ。 ……人形になったのは、誰だろうねえ。
[ 並んだカップを見て、>>109 早くお湯沸かないかなあと椿は思う。 ]
(112) 2018/02/19(Mon) 20時頃
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……考えたこともなかった、けど。 ここに、いたくないよ。 雪はひたすら降ってるし、 外にでられないのは嫌だもの。
どうしてそんなこと聞くの? 日向ちゃんはここにいたいの?
[ じいと日向を見詰める。>>110 手を後ろに隠したのは、何か意味があるのかなあ、 って、呑気な椿は思った。 ]*
(113) 2018/02/19(Mon) 20時頃
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/* 特に意味はないよ!!!()
(-46) 2018/02/19(Mon) 20時頃
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/* あと、ゆうていい? はやくも眠い
(-47) 2018/02/19(Mon) 20時半頃
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[ 差し出されるパックを両手で受け取って、>>111 おぉ……!と書かれる文字を見つめ、 キラキラと瞳を輝かせました。 ]
うちの煮物はね、味が濃いんだぁ ごはんがとっても、進むよ! ……でも、紅茶を飲むなら、 おしゃれなごはんの方がいい、よね ふ、フレンチトースト、とか! なら作れるかも?
[ 説明書きを読みながら、 封を開け、カップに入れて、 お湯が沸くのを今か今かと待ちましょう。 ]
(114) 2018/02/19(Mon) 20時半頃
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生きてる、のかぁ あんな悲劇的な状況なのに? なんだか、やだなぁ ハッピーエンドに思えないもん
[ 死因の刻まれた黒板の文字、 実物をまだ一つも見れていないけど、 想像するだけで、やな感じ。
脚本とはまるで正反対。 一見、バッドエンドのような気がして、 笑っていた顔も、再びハの字を浮かばせて。 ]
(115) 2018/02/19(Mon) 20時半頃
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[ 向けられた視線に、>>113 古守日向は、ゆるく首を傾ける。 ]
そーだね、椿ちゃんのお父さんも、 きっと、心配してるだろうし
……え? うーん、と、 あたしは、この世界の主がいるなら、 どんな顔してるのかなぁって、 ちょっぴり考えてみないこともなくて、 じょーほーしゅーしゅー、みたいな?
[ なんて、曖昧な笑顔を向けましょう。 ]*
(116) 2018/02/19(Mon) 20時半頃
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/* ほんまねむい、なんで。 お昼に仮眠三時間もとったのに
(-48) 2018/02/19(Mon) 20時半頃
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/* きょうは絶対みんなの死体を見るんだって、ゆうてる。 それをするまでは寝ませんぞ
(-49) 2018/02/19(Mon) 20時半頃
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―一階廊下―
[ 報告に向かおうとする教室の中で 繰り広げられている問答>>113は 知る事なく。
廊下を歩きながら前方に誰かがいるのに 気付く。 ]
安楽、お前…… そんな所に突っ立って、何してんの?
[ 立ち尽くしてるようにも思える後ろ姿>>47に 一歩だけ近づいて尋ねた。 奇しくもあの時と同じ言葉>>3:144で。 この位置からはまだ、 眠るように蹲るマネキンは見えない。 ]*
(117) 2018/02/19(Mon) 21時頃
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/* ぱぱのこと覚えててくれた。ぱぱ。
(-50) 2018/02/19(Mon) 21時頃
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/* 昨日はガンガン筆乗ってたけどねむくてやばい。 ちょっと体操しよう(?)
(-51) 2018/02/19(Mon) 21時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 21時頃
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[ パックが大事に受け取られていく様に、 思わず顔が緩む。>>114 ] ごはんがとっても進む! いいねえ。
紅茶は、……食前茶?にする、からいいの。 フレンチトーストよりも、煮物がいいなあ。
[ 駄目?って首を傾げて、 椿も適当に選んだパックをカップに開けて、 お湯を注ぐ。 ティーバッグから、 色や味が抽出されていく様子にじいと目を向ける。 ]
(118) 2018/02/19(Mon) 21時頃
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ううん、でも。 人形のまま死んじゃうより、ハッピーじゃない? 死に方は、……よくわかんないけど、 一くんと香里ちゃんが状況?……死んだ状況かな、 には、きっと意味がある、って、言ってた。
メールの差出人か、それか人形になった人、 の心からでてきたものじゃないか、って。
[ わかんないね、ハッピーかなあこれ。>>115 って、むつかしいことを考えない椿はぼやく。 ]
(119) 2018/02/19(Mon) 21時頃
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[ 日向の言葉にはゆるく微笑んで見せる。
パパ、ごはん食べたかなあって椿は思う。 あのへたくそでどうしようもない味噌汁を、 一人で作って飲んでたらやだなあ、って。 ] ……みないこともなくて、情報収集かー。 この世界の主は、差出人だろうけど、 さっぱり誰だかわかんないね。 みんな、死にそうじゃないもん。
[ 困ったね、って椿も曖昧な顔して笑う。>>116 ]
(120) 2018/02/19(Mon) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 21時頃
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── 一階廊下 ──
何って── 、何だろうな?
[ 声>>117を受けて、 安楽一記はゆっくりと振り返った。
普通の顔をしていたと思う。 普通の。笑ってる訳でもなく。 ふうん みたいな、そういう顔。]
死体を見てる
[ 冗談としてそう言った。 スラックスのポケットに手を突っ込んで、 本当に見ているだけだった格好のまま。]
(121) 2018/02/19(Mon) 21時半頃
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[ 見てどうするのかなんて何も無かったが、 特に言いたいことも無くなってしまう。
またちらりと視線を亀森に戻した安楽一記は、 そのまんま、考え事をするように尋ねた。]
── 亀森って、割とこの世界を 気に入っていた と思っていたんだが
[ 外傷のない遺体。マネキンを死骸とするなら。 ミステリならば議論されるのは死因だろうが、 安楽一記はまるで異なる疑問を抱く。]
何が基準でこうなるんだろうな?
[ よっ と、しゃがみ込んで、 人形の様子を間近でまじまじと見る。*]
(122) 2018/02/19(Mon) 21時半頃
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/* 横になってるからねむいんだな!て悟った、ので座ろう。
(-52) 2018/02/19(Mon) 21時半頃
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/* あーん、芽依ちゃんかわいいなぁ……う、かわいい よしよししたい
(-53) 2018/02/19(Mon) 21時半頃
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/* 髪形が変わらない話もしたい。(回想のノルマばっかり増えていくけど、メモ帳はまっしろ!
(-54) 2018/02/19(Mon) 22時頃
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あぁ、檀か。
[ブレーキの音>>+5に顔を上げる。 目線が合った。ひら、と片手を振った。]
俺の顔に何か?
[やけにまじまじと見られるものだから、 定型文のような言葉を口にしてみるも、 多分、そういうことじゃあないんだろう。 何とも言えない空気が流れる。
戸惑ったような眼差しに、俺はバツの悪い表情をしつつ ミルクティーを啜った。甘い。]
(+11) 2018/02/19(Mon) 22時頃
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……おかえり?
[疑問形に、俺も疑問形で返して、そうして、思う。 やっぱり、あれは夢じゃないらしい。 片方の手で首を摩りつつ、俺もそれ以上口を開くことはなかった。 合わない視線を、無理に合そうとはしない。 病院の中に向かう檀の背>>+6に、ひら、と手を振っただろう。
そうして、些かの間の後、 俺も漸く病院に足を踏み入れたと思う。 曰く、予断を許さない状態らしい。 赤く灯った『手術中』の文字を一瞥して、 俺はまた、入り口付近の壁に背を預けた。 外はやはり寒い。]
(+12) 2018/02/19(Mon) 22時頃
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[あの扉の向こうで、クラスメイトが死に瀕している。 やけに現実味がないと思うのは、先程の夢―― 雪の校舎での体験があるからだろうか。
思い出すのは、やはり、血だまりに沈んだマネキンの姿。 椅子に座っている守屋の頭に視線を向けた。
勿論、違うとは分かっている。 それでも、焼き付いた光景は未だ鮮明で、 頭から離れてくれない。]
……恨むぞ。
[よりにもよって、なんて死に方をしてくれたんだ。 ぼそり、呟いた言葉を 少し冷めたミルクティーに溶かして飲み込んだ。*]
(+13) 2018/02/19(Mon) 22時頃
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[ なんとなく、ヘンに思えた。 ]
安楽らしくねーな。
[ 言葉にしてから思った。 安楽らしいとは一体何だろう、と。
のっぽから逃れるよう左右に体をずらす。 そうして唇を引き結びながらも、 死体と言っていた>>121
言葉そのまま「見ていたポーズ」の傍に しゃがみ込み、眉を寄せながらも マネキンを見た。 もう、何度目かのマネキンを。 ]
(123) 2018/02/19(Mon) 22時頃
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亀森、……か。
[ トレンドマークのマフラー>>3:483 そのお陰で分かりやすいマネキンは、 他の誰とも違って、酷く綺麗だ。
綺麗だけど、 触れたらすぐに壊れてしまいそうな、 そういう繊細なもので作られた何かに 見えて触れるのを躊躇われてしまった。
結局触れることはせず、 頭上から聞こえた声>>122に耳を傾ける。 推理小説でも好むのだろうか、などと 思っていた為に、探偵らしき台詞でも 吐かれるかと思っていたのだが、 予想は外れた。 ]
(124) 2018/02/19(Mon) 22時頃
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…………分かんねー。
[ 尋ねられたのは「基準」 恐らく、マネキンと成り替わる基準だ。 チュロス現場を見聞きしていない俺は、 ここに対して肯定的な亀森を知らない。
それでも、何か害を為す人物だとは 思えなかったから、不思議ではある。 ]
マネキンと人間が入れ替わる順番は、 ……此処に巻き込んだ人間にとっての、 不都合って訳じゃなさそうだよな。
でも、俺が見てきたマネキンはみんな、 自殺でもしたみたいだった。
……この世界で死ぬってことが、 何かを表してるのかもしれないけど。
(125) 2018/02/19(Mon) 22時頃
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檀は亀森みたいに、 綺麗な死に方じゃなかったよ。
飛び降りて、死んでた。 コートも羽織らずにグラウンドの上に。
[ じい、と亀森のマネキンを見つめた。 見つめながら安楽の顔を見ずに 今度は尋ねることにした。 ]
なんでみんな死のうと思ったんだろう。 なんでみんな死んだんだろう。
でもその基準を知って、どうすんの。
お前も死にたくなったわけ?
[ 気紛れに手を伸ばしてみた。 さらりと絡まらずに解ける髪は細かった。 ]*
(126) 2018/02/19(Mon) 22時頃
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[ ティーバッグから滲み出すいろ、>>118 広がるいろを、ただじっと見詰め。 あまり口にしない、御洒落なお茶に、 心を躍らせておりました。 ]
食前茶? ……椿ちゃんがそういうなら、 煮物、つくるね! おばあちゃん直伝なんだよぉ
[ まだ?もうすこし?なんて、 カップの中をそわそわと眺めながら、 煮物が良いという声には、頬が緩みます。 ]
(127) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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── 意味がある、のかぁ。 安楽くんも、香里ちゃんも、 むずかしいこと、ゆうねえ
仮にそうだとして、 メールの差出人がやったんなら、 要らなかったのかなっておもっちゃう。 人形になったひとの心が反映されてるなら、 あんまり悲惨なのは、……な、
[ ぼやきを耳にして、>>119 同じトーンで嘆きましょう。 ]
(128) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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[ 対して古守日向は、 お家の鍵、ちゃんと締めてきたかなと なんでもないことを、脳裏に浮かばせて。 ]
へへ、そーだね ……しんじゃいそうな子かぁ、 たとえば、チャイムのたびに、 ひとがいなくなっていくとして、 メールの差出人はさいご、 ひとりになっちゃうのかなぁ?
[ そんなの、さみしいな。と、付け足して、 十分に抽出された茶葉を、 もう外していいかと椿ちゃんに目配せし、 カップを両手で持ち上げようとしました。 ]*
(129) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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── ポスターをみて、 ──
[ 古守日向という人間は、 何に対しても素直だったのでしょう。 ひとつの脚本を作り上げるにも、 真っ直ぐに、純朴に、ありのまま。 しかし、あまりにも 自分の感情に素直すぎるのも、─── ]
……あたしは、こーゆー色嫌いじゃないよ 特に、お花が未来を向いてるみたいで、
[ 見せてもらったポスターは、 ハッピーエンドにしては、 どうにも暗い色使いではありました。 ただ、隅にちょこんと咲く小さな花。 指先でなぞりながら、ぽつり、と呟きます。 ]
(130) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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……すごく、好きだな
[ 周りに花を散らすように、 柔和な微笑みを浮かべました。 嘘も偽りもない、笑顔でした。
花の伸びる先に在るものが、 幸福な未来であれと、願いながら。 ]
(131) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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[ 芽依ちゃんの夢を、勇気を、>>65 古守日向は知りません。 ただ、自分に素直になることは、 悪いことでは決してない筈なのですから。
だから、もしも古守日向が、 其れを知ってしまったら、 ]*
(132) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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[ 切欠は、小学校に上がった頃でした。 世界には知らないこともある。 そう、理解をし始めた頃のこと。 まだ、祖母の元へ行く前のこと。 いまでも忘れることのない、 あのときの激動と刺さるような視線。
生物の命はいずれ消えゆくもの、 ────……時計を早めただけなのです。 ]
いらない、必要ない! こんなの、 ……──!
[ あたしの正義は芽生えておりました。 真っ直ぐに日へと向かう正義。 正義と正義のぶつかり合いで、勝者は、 ]
(133) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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[ 勝敗のつかぬまま、ひとつの正義が残る。 それは、あたしにとっての激動の瞬間でした。 ]
(134) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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[ ……しかし其の後、 呪いをかけられた小鳥は、 鳥籠へと大切に囚われます。
ひとつの物語は、 幕を閉じたかのように思えたのです。 正義を保つために形を変えていた其れは、 今にも、向こうへと羽搏かんと。 ]*
(135) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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[ 無事煮物を作ってもらうことが決定し、 椿は、やったあと唇を綻ばせる。>>127 ]
おばあちゃん直伝! 古守家の味!
[ お湯を注ぐと、いろは広がっていくけど、 まだ味はお湯へと移っていないはず。 もうすこしー、と答えた。 こんな時に時計が仕事をやめたのは本当に不便。 ]
(136) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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ねー。
要らなかったら、最初から、 呼ばないんじゃないかと思ったけど、違うかな? ……途中で要らなくなった、ら、わかんないけど。
人形になったの人の心が反映されるなら、 私たちが人形になった時にはどうやって死ぬのかなあ。
[ うん、わかんない、って、 また同じ声の調子で繰り返す。>>128 ]
(137) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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そうかもねえ。 自殺をした? みたいだから、 現実に帰れなくなっちゃったら、 一人だけになってしまいそうだよね。
[ 他の皆は生きてるもんねえ、と。>>129
目配せに、うんと頷いて、 椿もまたティーバッグをカップから引き上げる。 口に傾けたコップをつければ、 胃の中が温まるのを感じて、ほうと息をついた。 ]
(138) 2018/02/19(Mon) 22時半頃
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[ 煮物作りの約束を交わし、>>136 合図でカップに口をつける。>>138 身に染み渡る暖かさに、 思わず、ほぅと息が漏れました。 両手でカップを握り締めたまま、 あたしは、問答を始めるのでしょう ]
椿ちゃんは死ぬならどうやって死にたい? ……しんじゃいたいなぁって、 悩んだりすることって、ある?
[ 調子を、不意に変えてみましょう。 ]
(139) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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[ 同じトーンで返す、>>137 へにゃへにゃを一度お終いにして、 あたしは、見えない答えを探すよう、 椿ちゃんの瞳をじっと見詰めます。 ]
……あたしはね、 あんまり苦しくないのがいいなぁ
[ ……なんて。 トーンを再び戻して笑いましょう。 ことん、とカップをその場に置いて、 あたしは軽く椅子を引きまして。 ]
(140) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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[ 花瓶へともう一度視線を戻し、 飾られた花と同じ名前の彼女の名を、 唇で象るようによびました。 ]
おみず、変えに行かなきゃ。 椿ちゃんも、いく?*
(141) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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── 一階 廊下 ──
何が?
[ と怪訝そうに言った。安楽一記は。 隣で同じように眺める永谷>>123に、 頷いて肯定にかえてやる。亀森だ。]
自殺…… ねえ 黒岩は違ったぞ
あれを自分でやったってんなら 俺は是非マジシャンになるよう勧める
[ 軽口を叩きながらも、思考を巡らせ その最中に聞こえた声>>125に、瞬き。]
(142) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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── そうか、檀もか
一人、二人と消えてまた二人 まだ会ってない奴も怪しいんじゃないか 一人ずつ増えていくのが常套だろう
[ 仰る通り、ミステリは嫌いじゃない。 絶対的な主人公を以て成立する物語。 断片から全体像を予測する作業、何れも。]
…… いよいよ何だか この世界を好いているでもいないでも、 この世界の主と仲が良いも悪いでもなさそうだし
少なくとも、「帰りたい」と思ったか否かなら 俺は疾うにここには居ないだろうし
(143) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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…… けど、無作為ってのも奇妙だろ
[ 安楽一記は納得しない。ギブアップもしない。 考えることもミステリも好きであったから。]
死のうと思ったんだろうか 死に姿が惨いのはその罰か何かって?
[ しっくりと来る仮説なんてない。 正解も分からぬ代わり、違う気のする推測にも 平気で否定を返すのが安楽一記であった。]
── というより、 謎を謎のままにするなんて気持ちが悪いじゃないか
[ 当然のように安楽一記は語った。本当の事だ。 とはいえ、証明のしようのない話であり、 人形は見詰めていたって手掛かりの一つもくれない。]
(144) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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/* 安楽くんは、ほんとうに文章作るのがお上手だなぁ 読んでいて惚れ惚れする
(-55) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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── とりあえず、運ぶか? これ、
[ ゆっくりと安楽一記は立ち上がる。 淡々とした提案。お伺いは既に儀式めいたもので、
その時漸く、綺麗なままのマネキンに それだけは褒めてやろう と思う。*]
(145) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 23時頃
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[待つだけの時間は永遠にも思える。 腕組みをして壁に寄りかかり、座りもせずに待つ。 壁からコートを通して、だんだんと背中が冷えてきた、そんな折。]
……よ。 帰ってこれたんだな。
[>>+7やって来た檀に、軽く手を挙げる。 それと一緒に口にした一言に首を傾げられなければ、 やはりあの校舎での出来事はオレだけの夢じゃないとの確信が深まった。
あの世界から、順番に追い出されている。 そういうことなのだろう。 そしておそらく、最後に残るのが高槻……。]
……手足?
[こちらをじっと見てくる檀に、不思議そうな顔を返す。 自分のマネキンがどうなっているかなんて知りやしないが、 思い出すのは最期の瞬間の、手足が引き千切れたような痛み。]
(+14) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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[もしかしたら守屋と同じように、オレの死に様も悲惨な光景になったのだろうか。 ならば、クラスメートに見せてしまったのは心の内側の苦痛。 それで何を察されていたのかは、オレには分からない。 自分では決して口にしようと思わなかったことだから。]
……さあな。
[>>+8答えに迷って、 はぐらかす。 答えたくなかったというより、どう答えるべきか分からなかったからだ。
手足を捨ててでも逃げたかったかどうかなんて、自分でも分かりやしない。 しかし、手足など元々無いようなものだった。 逃げたかったが、絶対に逃げられないということを、心の底で理解していた。 ——諦めていた。]
(+15) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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[>>+9すると、檀が唐突に顔をそらしたと思ったら、 不自然なくらい軽い口調で何かを述べた。 一瞬だけ眉を顰めて、遅れてその言葉の意味を噛み砕く。]
死にたいって? オマエも?
[……オレと同じように? 彼女はオレのマネキンを見ただろうが、オレは彼女のマネキンを見ていない。 だから、それに思い当たるには少し思考の迂回が必要だった。]
なんでだよ、
[反射的に問おうと、して。その刹那。 時間を奪われたような感覚に陥った。]
(+16) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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[——ああ丁度いいな、じゃあ一緒に死のうか。
……って、暗く淀んだ冷静な頭ではすぐに答えられたのかもしれない。 死にたい理由なんて、本当は聞かなくてもいい。 オレが話したくないんだから、向こうもそうなら無理に聞かない。それでいい。
なのに。 暗澹としていた思考が、金槌で殴られたみたいに弾けとんで。
冗談? 冗談だよな? 今の。 ……冗談じゃなかったとしたら? どこからどこまでが?
落ち着きを取り戻す前に、彼女はどこかへ去って行く。 >>+10飲み物を買ってくる、という言葉さえ聞き逃したオレは、 十秒ほど固まってから、既に見えなくなった彼女の背を追おうとする。]
(+17) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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……檀!
[廊下を少し進むが、すぐに彼女の姿は見失ってしまった。 その代わりに、そこでばったり対面したのは別のクラスメート。>>+13]
っ、進……か。 いたのか。
[少し荒れた息を咄嗟に整えながら、 こちらの世界に帰ってきた彼にも、手を挙げて挨拶した。*]
(+18) 2018/02/19(Mon) 23時頃
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/* ちょっと檀ちゃんにすがりつけば龍騎の生存ルートが見えそうな気がする
しかし問題はどうやって檀ちゃんを助けるかだな! 一緒に死ぬのもおいしいけど!
(-56) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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[ 口付けたカップは落とさないように、 そっと机の上に置いて。 問答のはじまり。>>139 ]
うーーん、……。 死んじゃいたいなあ、って悩んだことはないよ。 でも。 死のうかなあって思ったことは、あったなあ。
[ どうやって死にたいか、椿は思いつかない。 蘭や龍騎、進のような死に方は嫌だなあと思った。 ]
(146) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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[ 見詰められた瞳に、片眉をちょっとだけ上がる。 ほにゃほにゃした声で、日向の言葉を繰り返す。 ]
苦しくないのかあ。そうだよねえ。
あっ。私、 死ぬなら、花になって死にたいなあ。
[ ふい、とカップに手を伸ばしがてら、 交わった視線は絶たれて、花瓶も視界に入った。 ]
(147) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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うーん、……誰か探しにいこ、かな? 日向ちゃん以外見てなくて、寂しいから。
[ 立ち上がった日向を見上げて、紅茶を口に含んだ。 ]*
(148) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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/* 最終日に向けて何言われるかシミュレートしてるけど、頭ぽんこつPLなので、諦めた。
かきつばたとするなら、死亡エンド。 椿とするなら、生還エンド。 って感じだなあ。 椿はかきつばたになりたいです。
(-57) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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[ 見詰めた先の彼女は、>>147 相も変らずにほにゃほにゃした声。 死≠ヨの思いを聞けば、 ]
そっかぁ、 あたしも死んだ方がいいかなぁ ……って思うことはあったよ。
[ 一緒だね、なんて付け加えたら、 カップに伸びる掌を頭上から見下ろします。 ]
(149) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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……椿ちゃんは、もうお花だよ
[ それ以上、花になってどうするの? と含ませた声音でほにゃんと返しました。 そして、花瓶を手に持ったなら、 すん、とその香りを嗅いで。 ]
(150) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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[ 大切に、腕の中で抱きしめます。 ]
あたしも、あとでだれか探しにいく! ひとがいないの、さみしいもんね
……んと、あのね、椿ちゃんが また、死のうかなって思うことがあったら あたしに、教えて?
[ 教室から出ようと足を伸ばしますが、 ふと、思いついたように振り向いて、 こてん、と首を傾けて問いかけます。 ]*
(151) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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何もせずに突っ立ってること。
[ 何とでもないように返した。 永谷海琉はそういう奴なので仕方がない。 じいぃと亀森の様子を見る。
俺の見てきた殆どはまるで誰かに殺されたようだったり、 自ら死を選ぶようなものだったけれど、 亀森のマネキンは、 そのどちらにも思えなかった。 そしてどうやら黒岩も違うらしい>>142 ]
それを言うなら守屋もよく考えれば 誰かに突き落とされたような感じでもあるか。 まるで怖いものから逃げるみたいに、 叫び声があったのは覚えてるんだけど。
[ 謎は深まるばかりだが、 マジシャンをする黒岩は想像して数秒でやめた。 ]
(152) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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ミステリならそうかもな。 でもある意味怪奇事件に近いだろ。 ミステリにしてもロジックもクソもないような。
[ 一層ファンジーの部類なのではと思い始めているくらいに、 現実味のない現実だ。 しかしこうして机もないのに交わす言葉は それらしいのだろうか。分からない。
分かったことは「基準」が曖昧な事だ。 帰りたい人物ほど帰れない>>143という わけではないのは確かだ。
俺は正直分からない。 居心地の悪いこの場所も住めば都なのでは などと、思考が麻痺し始めているからだ。
その時点でとっとと帰りたい組には該当しなかった。 ]
(153) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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[ しかし、安楽は理由が欲しいのだろうか。 俺はここに取り残されている理由を、 運が悪いだけだと決め込んでいたが、 運でなく他の理由を探ろうとする姿勢>>144に片眉を上げた。 ]
んー。仲良し同士がいるやつなら、 よっぽど自分にとって繋がりの強い人間は、 さいごまで残したいもんじゃない? とかって、思ったけど……。
その可能性も捨てるなら、 此処にいなきゃいけない理由があったりしてな。
本人が帰りたいと思っていても 自分にとって見えない問題が それを邪魔してるのかもしれない。
[ なんて、少年漫画にでもありそうな展開だ。 実際よくあるものを口にした。 ]
(154) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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[ しかし死のうと思ったのかどうかは、 よくよく考えると不可解で。 ]
死なざる得ない理由ができた、とか。 どうなんだろう、な。 死に直面した時、あいつらが見たのは 何だったんだろう。
[ それは俺には分からない。 少なくとも、彼らではなかったから。 ]
何にせよ、帰りたいなら見つけないと。 どうせ教室に寄るつもりだったから、 手伝うよ。
[ ひとまず、とりあえず、と>>145 一度話を区切ればマネキンを運ぼうと腕を伸ばす。 体温なんてあったらどうしようか驚きつつも、 持ち上げようと力を入れた――ら、]
(155) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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…………壊れた。……それ、拾って。
[ 左腕と右足がぽろりと取れた。 やべーかな、とか思いながらも 壊れやすそうなマネキンを抱える事にする。
手伝ってもらえたら3組に収容しよう。 集める事に何の意味があるのか、未だに 分からないけれど、 放置するよりかはマシに思えた。 ]*
(156) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 23時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/19(Mon) 23時半頃
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[バタバタと足音が聞こえる>>+18 なんだ、と顔を上げた直後、勢いよく駆け込んできた姿に 俺は取り落としかけたペットボトルを持ち直した。]
さっき来た。 守屋から、連絡入ってたから。
[その足音の主――ぜいぜいと肩で息をしている 黒岩を眺めて、俺も、ぽつ、と口を開いた。]
(+19) 2018/02/19(Mon) 23時半頃
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[ ── そして二度と人とは深く関わるまいと決めた。 ]
(157) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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[ ふざけた言い方は学園祭の準備中を思い出させる。 頬に触れる手が温かい。 少し安心したら相手の表情がよく見えるようになってしまった。
覚束ない視線、>>24 噛み締められた口元を見れば、>>25 視線を床へと落とす。 所在無さげに長い髪の毛先を弄った。]
なんで怖い、なんて。 そんな事言ってないじゃん。
[ 何か勘違いしてるよ日向。 とでも言いたいかのように言葉だけで取り繕う。
そんな顔を日向にさせたかったわけじゃなかった。]
(158) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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心配してくれてありがと。 脚本の事だって責めたいわけじゃない、違うから… ……日向のシナリオは、良かったよ。
[ 髪を、弄る。 芽衣が弄ってくれた、 香里に褒められた、 長くて視界の隅を覆う程の
うざったい、長い髪。]
(159) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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[ 日向と舞台の話をしている時は本当に楽しかった。
舞台の上で、 役者も 大道具も 小物も衣装も 目が離れなくなる瞬間を事を考えるのも。
日向と皆んなで話し合った脚本に沿っている時、 舞台の上にあるものなら優しく触れている気がした。 舞台を台無ししないように、ではない。 只々舞台の上に乗った物から目が離せなくなったから。
それは、何でだろう。 理由を考えれば考える程もどかしい。]
(160) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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[ 日向にもうこれ以上嫌な顔をさせたくなくて、 首を振ってから笑った顔はいつも通り。]
ちょっと動揺してただけ。 無理して笑わなくてもいいよ。 もう大丈夫だから……
[ 舞台の方を見た。 映像であっても自分のクラスの劇は やっぱり何回見ても……"良い"?何と言ったら、いいんだろう。]
日向は、こんな時でも人の心配してくれんだね。 ……強い子だわほんと。
[ 小さく「ありがと」と2回目の礼を言う。 その後引き止められることがないならば、 「十朱の様子を見てくる」と笑ってその場を後にしようとするだろう。]*
(161) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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お前も、覚えてる? 雪の校舎とか、マネキンとか。
[確か、凍った川の画像も見せてもらった気がするけれど、 アレも夢だったろうか?首を傾げる。
余りにも現実味がありすぎて、 いつも以上に境界は曖昧だ。 俺は空になったペットボトルの蓋を閉めて、片手で弄ぶ。
――あの場所で、お前も死んだのか? その問いかけは投げようとして、けれど、飲み込んだ。 『手術中』のランプの赤色が、目に刺さる。**]
(+20) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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/* 実瑠ちゃ〜〜〜ん、しくしく
(-58) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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平穏に生きてきた人間なんでね 流石に疲れもするさ あとは── 、慣れた
[ マネキンを見て驚くとか不思議に思うとか そういう感覚は既に失われつつあった。
これもまた、あの教室に運ぶのだろうな。とか 少なくとも汚れはしなさそうだな。とか これも死体を模している事になるよな。とか
ふんわりとそういう思考は漂えど、]
── 叫び声?
[ 初めて聞く事実に中断される。]
(162) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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ふうん じゃあやっぱり 自殺ってのは変じゃないか
今から死ぬと決めた奴が 悲鳴なんか上げるわけないだろ
でも悲鳴って── 何に?
黒岩だって、 訳の分からないものに囲まれていたし …… 何か、現れでもするのかもな
人間が人形になる間際には
[ つらつらと述べる言葉に 多分、意味などあまりないのだろう。 考えたって確証の得られることじゃない とは 安楽一記も薄々思ってはいた。]
(163) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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[ それ故に、結局思考は一点に収束する。]
── 何にせよ、 この世界を作った可能性の高い奴を 見つけ出すのが先決という気がするな
[ 暫し答えの見えない議論>>154の後に、 安楽一記はそう言って、
マネキンに手を伸ばす永谷>>155を見ていた。 働き蟻が他にいるのならば手を出すつもりもなかった。 ── が、]
…… 元から壊れてたんじゃあないか?
[ そんなことを言いながら、落ちた手足>>156を見た。 ぽろりと落ちた腕と足は当然ながらむき出しで、 矢張りなんとなく、安楽一記は好かなかった。]
(164) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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[ それでも、腰を折って拾い上げる。]
…… 折角、手のかからない奴だと思ったのに
[ どうせ3年3組まで運ぶのだろう と、 そこまでは行動を共にしようと足を踏み出す。*]
(165) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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/* ひなちゃんに泣かされたい思いはあるけど、ハウツー? って感じ
(-59) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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── 舞台、 ──
[ 実瑠ちゃんの癖、>>158 落ちた視線の先にあるのはなに? 取り繕うような言葉を聞けば、 垂れた眉は、さらに下へ落ち込むでしょう。 ]
……だって、さっきから、 実瑠ちゃんはあたしのこと見てくれてない なにか、怖がってるように見えたから、
[ 落とした手を、自分の胸の前で、 指先を軽く絡ませるように握って。 ]
(166) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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[ カップを傾けて、>>149 紅茶をつるんと喉の奥へと流し込もうと。 ]
……け、ふ。 知らなかった、なあ。
[ 聞こえた言葉に咳き込みそうになって、 なんとか唇をぎゅっと結んで耐えた。 胸元をとんとんとしながら、 ほんとねえ、一緒だ。と椿は付け足す。
もしかして、日向が差出人かなあと考えたら、 メールの応援の文字もすとんと腑に落ちた。 ]
(167) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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ふふ、そうだったね。 でも、人形になるより、花になりたいなー。
[ ほにゃん、な声から紡がれた声に、>>150 それ以上の意味を見いだせずに椿は笑う。
いい匂いだよねえ、と花瓶を抱きしめた日向へ。 ]
(168) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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心配、するよ。当たり前でしょ あたしだって、みんなに感謝してるし、 ……なんで、さっきから、 髪ばっかり弄ってるの。
[ そんな言葉を聞きたいわけじゃなかった。>>159
笑顔を作る、と初めて実感したのは、 恐らくこの瞬間だったのかもしれません。 まるで、問い詰めるような言葉と共に、 あたしは、笑顔を浮かべます。 ]
(169) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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ね!
……うん? わかった! その時は一番に言うね。
[ 振り向きざまに問われた言葉に、 はて、と瞬くものの快く了承する。>>151
死のうって思うなら、差出人が椿だった時かな、 と椿は思う。 差出人がわかるのは、いつになることだろう。 ]*
(170) 2018/02/20(Tue) 00時頃
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[ 日向が教室を出て行って、最後の一口を飲む。 カップは二つ。 洗わなきゃ、と思うけれど、 こんな変な世界だから、 別に置いておいてもいいかなあって。 だから、カップ二つは端の机に置きっぱなし。 ]
えー、っと、時間がわからないから困るなあ。 まあいっか? 『お湯、沸いてます』
[ 黒板前に立って、橙色のチョークで伝言。 ぱん、と粉を払って、さあいざゆかん、級友探し。 ]**
(171) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ 向けられた笑顔がもう、 場に削ぐわない気がして、 信用できなくって、>>161
舞台へと向けられた視線の先を、 あたしは追うことはせずに、 ただ、目の前に立つ人物を見ていました。 ]
……うそ、実瑠ちゃんこそ、 あたしなんか、要らないんでしょ
[ 共に作り上げてきた舞台の光景、 あの瞬間は、楽しかったと、 あたしでさえも胸を張って言えます。 ]
(172) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ けれど、流れる演劇を余所に、 あたしは二度目の五文字を聞いたなら、 ……演じることは下手くそなので、 作っていたと見破られた笑顔は、 ぽろぽろと崩壊してしまったのでしょう。 古守日向は、やさしくはありませんから。 自分に素直に、在るのですから。
後にしようとする背中を、 引き止めることは、できません≠ナした。 ただ、背中に言葉を投げただけ。 だって、実瑠ちゃんは、 あたしなんて要らないんでしょうから。 ]*
(173) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 00時半頃
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ああ。 ものすごい大雪に、文化祭の校舎。 あと、守屋のマネキン。
[>>+20見てきたものを共有する。 進も、同じ場所にいたのは間違いない。 そういえば彼には凍った川の写真を見せていた、ということを思い出し、 進に見せるようにスマホを開いて確認するも、やはりその記録は残っていない。]
……そういう世界、ってことだな。
[今更、何を不思議に思うでもない。本当に今更だ。]
(+21) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
|
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あの世界で、オレは死んだよ。
[>>+20進が飲み込んだ言葉を、オレから口にする。 守屋と同じように、という確認のつもりだった。 死んだからここに帰って来れたのだと。
進、オマエもだろ? と、無言で問うように視線を向ける。
そしてその後、彼から目を逸らし、 檀がどこに向かったのかを考えるが、周囲を見回しても分からない。 完全に見失ってしまったか。]
(+22) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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高槻。 ……帰って来ると思うか?
[ふと、そんなことを問うてみる。 あの世界の主について。
高槻がなぜ死を選んだのかは分からずじまいだったから、 もし聞き返されたとしても、「分からない」としかオレは答えられないだろうが。
アイツに生きていてほしいのか、 死ぬほど辛いなら、いっそあそこで楽になってほしいのか。 それさえ、オレには何も分からない。*]
(+23) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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/* 明日こそ回想を二つ書く。自戒。 ぱそこん閉じた時に、書きかけのぱーんってしたけど、大して書いてないから落ち込まないし。し。
(-60) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ ── 人形と為った亀森の 身体と手足をせっせと運んだ後のこと。
安楽一記は云うのであった。 他の奴らを捜したほうが良いんじゃないか。
檀と亀森がいなくなったのは分かった。 グラウンドの端にいる人形については、 どうして一人そんな所に在るのだろう ── と思ったが、どうしようもない。
其れ以外、永谷以外を 安楽一記はまだ見ちゃあいないから、 三体目のマネキンを警戒した。 手分けをして捜そう と云う。]
(174) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ 咳き込みそうになる椿ちゃんを見たら、>>167 慌てたようにあたしも彼女の背を、 とんとんと、軽く叩いたでしょう。 ]
……誰にも言ったことないもん
[ 落ち着いたのを見て安堵すれば、 ふふ、と笑みをこぼしましょう。
人形よりも、花。>>168 そう紡ぐ声はあいも変わらぬトーン。 あたしは、それ以上を告げるもせずに。 ]
(175) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ 振り向いて問うた答え、>>170 満足げに頷いて、あたしは笑います。 ]
ぜったい約束、だからね!
[ 最後に念を押すように告げた後、 漸く、教室の扉を開けたのでしょう。 廊下へと足を踏み出した時、 隣の教室へとマネキンを運び込む姿を、 見つけることがあったでしょうか? ]**
(176) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ ── チャイムが鳴った時だけ。
この世界に異変を起こすのは、 その音でしかないと思ったから、 その後すぐを安楽一記は警戒していない。
全員残っているなら後四人。 その姿を見出そうと、 再び廊下へ繰り出そうとして── 、]
(177) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ ガラリ と開いた3年4組の扉>>176に、 ── うお と、思わず肩を跳ねさせることになる。*]
(178) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 00時半頃
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/* wikiに残した「安楽の人」がすごいなんか、この書き方やめよう。不気味だ。そして気づくのが遅くなり申し訳ない。勝手にそういうイメージでいた……
(-61) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ 平穏に生きてきた人間だから疲れる>>162 至極真っ当な意見に思えて黙る。 だがそれも叫び声>>#2:2について問われれば、 口を開く事になった。 ]
叫び声というか、悲鳴。 俺はそん時、体育館の近くにいたけど 微かに聞こえたよ。
[ とはいえ、その後の物音に 意識が囚われたのは事実であり、 それがあったから教室まで駆け付けた訳だが。 ]
………いや、でも。 十朱のは自殺っぽかったよ。 縄で揺られてたけど首に抵抗の痕もなし 自分から椅子を蹴って首吊り完遂させたように、見えた。
[ 檀はどちらとも付かないけど。 付け足しつつ自殺でないにしても何に対してなのか分からない。 ]
(179) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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何、か……か。
[ 人間が人形になるまでの間、 体験する時間とは一体、 どのようなものなのだろう。
考えて、一つだけ浮かぶ。 とあるミステリー小説の設定だったが、 何となくしっくりきた。 ]
自分にとって、恐ろしいもの、とか。
[ その物語の中では、 自分の中の恐怖が具現化する、 とのものだった。 ]
(180) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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そんなのがもし、追いかけてきたら 死んじゃおう、ってなる……かも。
[ 考えたって確証のない事、で。 怯えているからこそ膨らむ妄想でも備えでもなく。 唯、あやふやなままでは何も解決しないだろう、と。 それらしい可能性を上げておく。 何の為か、この時は分かっていなかったが。 ]
(181) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ 何にせよ結論は同じ>>164 ]
うん。 本人が自覚してるのかどうかは知らないけど、 無自覚なら自覚してもらわないと。 誰か分かれば理由だって分かるだろ。
[ そうして働き蟻さながらに仕事を始める。 何気に初めての仕事らしい仕事かもしれない。 しかし級友を螽斯にするつもりもなく、 呟く声>>165に肩を竦めた。 ]
(182) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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完璧な人間なんて、いないよ。 此処に来て、よく分かった。
何処かしら壊れてるんだなって。 [ 亀森もその一人だったのだろう。
落胆と諦めを抱えながら目を細める。 苛立ちはもう遠く、3年3組へと。 ]*
(183) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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―3年3組―
[ そうして扉に開けながら、 そういえば黒岩のマネキンを実際目にして いなかった事に気付く。
今更直面する黒岩の残骸は、 確かに自殺なのだとすれば手品師になる事 を望まれるくらいに、無残なものだった。
暫く立ち尽くしながらも、 片隅に寝かせておくことにする。 一部が壊れたにしても綺麗なままのマネキンは、 良い夢を見ているような、穏やかな姿にも見えた。 ]
(184) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ ──── うお、>>178 という声に、驚くあたしの肩は 大きく跳ねることとなりました。
ぴちゃん、と花瓶のお水も波打って。 ]
─── うぇっ!? あ、安楽くん、いたんだぁ…… 次は誰がマネキンの番かなって、 椿ちゃんと話してたとこだったよ
[ 横へ視線を向けましょう。 彼の姿を見れば、 正直少しほっとしますが、 ]
(185) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ ─── 3組の扉、 ]
次は、だれがマネキンになっちゃったの?
[ 出てきた先の扉の奥へと、 ちらと視線を投げたなら、 あたしはそう、問いかけました。 ]**
(186) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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俺、教室戻るけど、お前はどうする?
[ 綺麗なものだから汚れる事もない。 着替える羽目にもならず、 いい子のマネキンを見下ろしながら 提案>>174に頷いたのだった、が。 ]
う、ぉ――――!?
[ 先に廊下に繰り出した安楽>>178の肩が跳ねる。 退き損ねたせいで前方の長躯に鼻をぶつけた。
文句を言おうとして開いた口も、 離れた体のお陰で覗いた生徒の姿>>176に 閉じる。 ]
(187) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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古守、いたのか……よかった。
[ 安堵したのは一瞬で、 その後他に姿がいないものか、きょろりと 視線を動かした後、二人とは別れ 俺はそのまま4組の教室に入った。 ]*
(188) 2018/02/20(Tue) 00時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 00時半頃
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[ うお、という声は二重に重なる。>>187 安楽くんの後ろに見える姿も見れば、 ]
永谷くんも、いたんだ ……よかったぁ、
[ と、安堵を重ね。 動く視線には、4組には まだ椿ちゃんがいるかもしれないと、 背中に声をかけたのでしょう。 ]**
(189) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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/* 今度こそ寝るからな!? 退席記号三回も使っててすごいわらう
(-62) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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―3年4組―
[ そうして教室に入った時、 中には誰かいただろうか。
まだいたのなら何か一言でも話して。 何にせよ黒板に向かう。 綴ることは亀森と檀の事。 四度目のチャイムと書かれた場所>>29 その下に残す事にした。 ]
(190) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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[ 『グラウンドの片隅に檀のマネキン。 コートなし。制服だけ。』 『一階廊下に亀森のマネキン。 首にマフラー。左腕と右足が取れてる以 外は綺麗。』
他に何か書く事あったっけ。 そう思いながら、橙色の書き置き>>171を 見つける。 ]
(191) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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『お湯、沸いてます。』、か。
[ 思い出したのは、高槻の言葉。 未だに紅茶飲んでなかったな、なんて そんな事を思い出しながら、 少しの間だけ、ぼう、として。
自分の机に腰掛け突っ伏した。 飲み損ねたコンポタは冷えている。 相変わらず手がつけられてないココアを 見つけられたら少し笑いながらも、 瞼を閉じて。
どうしようもない事を考えた。 どうしようもないから、笑った。 ]**
(192) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 01時頃
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/* 日向ちゃんには悪いことしたなあと思う……。 メモを見逃していたよなぁ。
(-63) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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/* 何かあったとかでないなら良いんだけど、心配になるからメモだけでもあると個人的には安心します。
(-64) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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— 回想:幼馴染セーラ様についての思考の切れ端 —
[白沢晴良と黒岩龍騎。 最初に、2人を比べ始めたのはうちの両親だ。
明るく気配りができて、何事もそつなくこなす彼女と、 目付きが悪く愛想も良くない、秀でたもののないオレ。
白沢さんちは贔屓せずにオレを可愛がってくれたが、 オレの両親はひたすら晴良を褒める。持ち上げる。 「晴良ちゃんみたいな利口な女の子が欲しかった」と、 ことあるごとに、兄貴とオレの二人がいる前でも気にせず口にしている。
冗談なのかどうかも分からないので、全部冗談ということで知らんぷりをしてきたが。 果たしてどこまで冗談だったんだろうなって、改めて考えても分からない。]
(+24) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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[晴良ばっかりずるいやー、と幼いオレは兄貴にぼやく。 すると決まって、「そんなんだからオマエはモテないんだよ」と見下してきやがる。
モテるかどうか、なんて誰も問題にしてねーのに、 それが全てだとばかりにアイツは語る。
小さい頃から彼女関係には困らなかったチャラ兄貴だ。 そっちのフィールドを基準にされたら、オレに反論の方法はないじゃないか。 全く以て虫酸が走る。]
(+25) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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[オレと晴良の幼馴染関係が知れるや否や、 訳の分からない比較をする連中は増えていく。
アイツは成績優秀の生徒会員で、オレは何もしていない帰宅部。 夜遅くまで晴良が頑張っているのに、黒岩龍騎は友達と遊び呆けている。と。
「晴良が心配じゃないのか?」 「あんな可愛い幼馴染を放っておくとか正気?」 なんて、アイツの支持者が増えるたびに、こっちにとばっちりが飛んでくる。 可愛い幼馴染がいるからって何なのだろう。 そういう類のアニメの見すぎなんじゃないか。
極め付けには母親からの命令。>>0:696 「晴良が遅くなる日は、一緒に帰ってくること」と、一方的に。 オレに拒否権はなくて、当たり前のように押し付けられる。
そういう事情も知らない晴良は、 「いつもありがとうねー」って、暢気にオレの隣で笑う。]
(+26) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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[晴良は、悪い奴ではない。 一応アイツの名誉のために、繰り返し言う。
ただ、アイツを取り巻く環境とオレの置かれた状況が、致命的に悪くて、 弱り切ったオレの我慢の領域に、アイツを踏み入らせるだけの隙間がないだけ。
オレ以外の奴なら、上手くやれるんだろう。 だから、オレが消えるべきなんだ。 って昔から思っていた。
アイツの傍にいるのはオレじゃなくてもいいはずなんだ。 ……誰も、オレの代わりを考えようとしていないだけだ。]
(+27) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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[昔から何も変わらなかった。 優秀なアイツに、人は集まる。応援の声が寄せられる。 気遣いや配慮を必要とする対象になる。
だから、それが至極当然のことで。 夜遅くまで頑張る女子が当たり前の評価をされているだけで、 そうやって社会は問題なく回って行くわけだから。 アイツの近くで蔑ろにされている平凡な男を誰も見やしないのも、当たり前。
だからあの文化祭の準備に勤しんでいた日々も、オレは檀の様子を見て、 ああ、何も変わりはしないと確認をした。>>0:331>>0:332
ただ、彼女が晴良と違うなと思ったのは、 >>0:588帰りも一人になることを望んでいたような寂しい目と、 ……あと、もう一つ。
>>1:26ある時を境に、見た目から女らしさを削ぎ落していっていたのを、 特に気に留めることはしなかったが、……それも、晴良には無かったことだった。*]
(+28) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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── 一階廊下 道中 ──
へえ、そんな話初耳だ
あの時は── 何をしてたっけ 黒岩を誂うのに夢中だったからかな 聞き逃したのかもしれない
[ ── と、冗談を綯い交ぜにしつつ
多分これがトリックやアリバイの成立する ミステリだったのなら俺は喜んだろう。 しかし── 、相手は異空間である。 一つ情報として頭に刻むに終わる。]
(193) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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恐ろしいもの ねえ
だとすれば俺は 一生ここから帰れない気がするな
勘弁して欲しい が、成る程
[ 悲鳴、無残な死体、不可解な飛び降り。
並べてみれば成る程、と。 その仮説は辻褄の合うような気もした。]
── 死んじゃおう って、 お前、そんなに何が恐ろしいんだ
[ 不可解そうな顔をしてみせる。 安楽一記には、追われて死にたいものなど 特になにも思いつかなかったのだ。本当に。]
(194) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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[ そんな風に流れる会話。
やってやろうじゃないか>>182と 熱く拳を交わす性分でもないから、 結論が収束すれば話題は移ろい
何とはなしに終えるような会話。 そのつもりでいたものの、 何か一言>>183が興味を唆った。首を傾ぐ。]
完璧な人間 今まではそこらにいると思ってたって? お前は少なくとも一点、そこが壊れているな
[ リアリストかと思っていたのだ。 そして、安楽一記にとって 完璧な人間なんてサンタクロースと同じ位 はやくに待つのを諦めるものと思っていたから、]
(195) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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── しかし、壊れてるってのも 随分と乱暴な言い草だな
そもそも、完璧な人間なんて何で計るって?
幸と不幸のバランスは社会で取られるけれど 人の善悪なんて、それこそ物の捉えようじゃないか [ 肩を竦める動作をお返しする。 ミラーリングというにはタイミングが遅い。]
お前の主観を以て完璧というなら いくらだって作れるような気もするし でも、他人に望むのはお門違いもいいところ
[ ああ着いた、と呟いて 3年3組の教室に立ち入る。もう三度目だ。*]
(196) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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/* マネキンの移動先書くの忘れてた。
(-65) 2018/02/20(Tue) 01時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 01時頃
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── 3年3組⇒ ──
[ 手足は添えるように置いた>>184。
添えるというのも野菜じゃあるまいしと 考えてしまうとあまりに下らなく 安楽一記なりに真面目な顔をして添えた。
そうして教室の外に出た時に、 自身の声よりも大きな驚き>>185を聞く。
直後、何かがぶつかった>>187。 前方不注意だと注意をし損ねる。]
(197) 2018/02/20(Tue) 01時半頃
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それはこっちの台詞── って、 高槻もいるのか、そうか
[ なら後は吹田と有川。そうカウントする。 少なくとも一、ニ、ニとは消えて、
それが三なら次は四で一しか残らぬ。 それが四なら? 倍々で八には足りない。 ニが正解なら── 、まで考えた。
そもそも数に法則性があるのかも 安楽一記には断定の出来ないことである。]
(198) 2018/02/20(Tue) 01時半頃
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[ 思考を巡らせながらも安楽一記は、 其処にいるのが誰であるかを知っていたから 特に誤魔化すこともなく淡々と告げる。]
…… 亀森と檀
亀森はそこに居たから運んできたけど 檀は外にいてどうしようもない 落ちたらしい
[ 今回ばかりは制服も汚れちゃいなくて、 安楽一記は付け足すように告げる。]
(199) 2018/02/20(Tue) 01時半頃
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きれいなもんだったよ 手足はもげたが
[ …… だからそれに何の意味があるのかは 安楽一記にはよくわからないままである。
彼らの痛みを他者が知ることはないし、 「きれいだからよかった」「無残だから可哀相」 ── というのも、何処か奇妙な話である。]
(200) 2018/02/20(Tue) 01時半頃
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…… しかし いい加減人数も減ったな もうほとんど半分だ
結局此処が何のためにあるのかも 誰の世界なのかも分からないままなのに
[ 参ったなあ とでも言いたげに安楽一記はぼやく。 永谷は教室に行くと言って離れた。
それを見送って、安楽一記はふと思い出した。 握った秘密の断片>>3:407と、それを知った後のこと。
…… 別に、それを理由に虐めてやろうとか そういう事は思わなかった。流石にもう十八だ。 秘密なら、何かに使えるやもとは思った。
しかしそもそも、安楽一記には一つ疑問があって。]
(201) 2018/02/20(Tue) 01時半頃
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[ お前が犯人であろうとか、 或いは考えを聞かせろだとか そういう探偵じみた色もなく、
安楽一記は檀と亀森が人形になったとか、 今朝黒猫を見かけたのだとか、
そういうのと地続きの温度で問う。]
どうして、内緒にしてなんて言ったんだ?
[ ── 探偵ごっこの暁に掴んだ断片>>3:440は、
安楽一記には全くその価値の 分からぬものであったから、それきり。
それきりにしてしまっていた。 何に使える事もなかった。面白い事も。]
(202) 2018/02/20(Tue) 01時半頃
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[ …… その事をふと思い出した。 おさげ頭を見下ろして、ふと。
それが安楽一記であれば、 生きるも死ぬも 何の理由にもならない断片。
楽しみの弁当のおかずを差し出せるくらいには 何か意味のあったはずの、秘密。その欠片。
謎の一つも解けない探偵見習い。 意図もなく単純な疑問を見つける等、 やはり名探偵には程遠い。**]
(203) 2018/02/20(Tue) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 01時半頃
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[ さて向かおうと思えば、廊下で声がして。 この世界でふたりぼっちではないことが確定した。 扉が開いて、声の主その一こと海琉が現れる。>>190 足の向きは黒板に向かっていたから、 横に一歩逸れて場所を譲った。 ]
海くん、さっきぶりー。
……香里ちゃんと、きよくん、かー。 芽依ちゃん実瑠ちゃんが、 人形になってないか探しに行けばいいのね。
[ グラウンドなんて、届きそうもないじゃない、 と椿は不満に思う。 人形なら、外にも出られるのか、とも。>>191 ]
(204) 2018/02/20(Tue) 09時頃
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[ 書き置きが読まれれば、>>192 先に口で言えばよかったと、ふふと笑う。 ]
さっき沸かしたばっかりだから、 よかったら飲んでね。 ここにカップもティーバッグもあるから!
[ ぴっと紅茶セットに指差して、そのまま敬礼の構え。 では、椿行って参ります、と言い残し、 教室から出て行った。 ]**
(205) 2018/02/20(Tue) 09時頃
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/* 時間経過的にいなかったら、ネズミ人間だなと思ってこれだけ。 今日の目標は3個くらい回想を書くことです。がんばれがんばれ。
(-66) 2018/02/20(Tue) 09時頃
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/* 独白でも落としていこうかと思ったけど なんせ結局の要因はシンプルであるため 何も書くことが思いつかなかったのだ
(-67) 2018/02/20(Tue) 12時頃
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/* すごい今更だけど、今回一番で入村できたことに地味にガッツポーズしていました(村建ててからロル書いてた顔) 当時は一番に固執しようかとか、思ってたからなあ なんにせよほら、一番乗りが似合う(主観)
(-68) 2018/02/20(Tue) 12時頃
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/* あと言葉が足りなかったなと思うのは 檀とかぶってない、っていうのは 安楽一記の終わりは、自分で予定していたものじゃなく 望んだ通りの展開を外れることに意味がある という感じの あれです。屋上は、フェイク。
(-69) 2018/02/20(Tue) 12時頃
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[勢いって怖いなあ。 そんなことを考えながら、病院の廊下を歩いていた。 多分、あの校舎から帰ってきた直後だからだ。 凍りついた校舎で信じられないような不思議な体験をして、そしてあの世界であたしは死んだ。その感触は、まだ生々しく残ってる。 きっと、ある程度時間がたって、ほとぼりが冷めてしまったら、もう言えなかったと思う。
椿ちゃんの無事を願いながら、黒岩君に一緒に死のうなんて誘う自分の矛盾にも笑ってしまう。 あたしには、多分想像力が足りないんだろう。 椿ちゃんが抱えている死にたいと思うくらいの絶望が想像できない。 黒岩君との違いは、結局そこなのだと思う。 黒岩君の死んでいた部屋をあたしは見た。あれは、黒岩君の抱えるものを、絶望を、形にしたものだと思った。 この目で見ることができたから、あたしは黒岩君に言えたのだと思う。 ねえ、死ぬなら、あたしも誘ってくれないかなあ。]
(+29) 2018/02/20(Tue) 12時半頃
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[自販機の並ぶドリンクコーナーで、飲み物を選んだ。 あたしはカフェオレの類が好きだけど、カフェオレはさっきのドーナツショップで飲んだばかりだ。]
……椿ちゃん。
[ふと、紅茶が目に入ってあたしは椿ちゃんのことを思い出した。 お化け屋敷の前で別れる時、椿ちゃんにあったかい紅茶を飲んでねって言ったんだけど。 椿ちゃん、飲んだかなあ?]
(+30) 2018/02/20(Tue) 12時半頃
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[ガコンと音を立てて落ちてきたのは無糖の紅茶。 自販機の横に置かれているベンチに座って飲んだ。]
あったかい。
[夜の病院の廊下は冷え冷えとしてる。手の中の紅茶のペットボトルだけが温かい。 椿ちゃん、ちゃんとあったまってたらいいんだけど。 椿ちゃん、帰って来てくれたらいいんだけど。*]
(+31) 2018/02/20(Tue) 12時半頃
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― 檀 香里についての考察 ―
「無理しないでね」 「ありがとう」 「がんばりすぎじゃない」 「頼りにしてる」 「ほんと助かる」
[文化祭準備の時にあたしにかけられたたくさんの言葉の多くはこんな感じだった。 笑顔で返事をしながら、実際のところあたしは、全然ほめられたことじゃないなあと内心苦笑していたのだった。 なんというか、自分のキャパシティの少なさ? 器の小ささ? を思い知らされてるような感じがして。
あたしにかけられた言葉の何割が純粋な感謝だっただろう。 感謝の言葉の後ろから見え隠れしていたのは、これ幸いと仕事を押し付けて手を抜こうとする打算や、あたしが自分の許容量を超えて無理をしているんじゃないかっていう心配だった。 前者はよかった。あたしだって文化祭準備を家に帰らない口実に利用してるんだから。利害が一致しただけだ。 だけど後者は申し訳なかった。あたしは自分のために進んで仕事を引き受けていたのに、それを心配させたり気遣わせたりしちゃうなんて。 不甲斐ないなあ。もうちょっと、あたしが有能だったらよかったんだけどなあ。 あたしにかけられる感謝の言葉は、つまりはあたしの危うさの表れだった。]
(+32) 2018/02/20(Tue) 13時半頃
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[例えば、委員長の安楽君。 安楽君もたくさんの仕事を抱えてた。 全体の進行状況を把握して、的確に指示を与えて。 クラスの劇だけじゃない。部活にまで顔を出してた。 だけど、彼に「無理してない?」なんて言う人はきっと誰もいなかった。 安楽君は悠々として見えたから。たくさんの仕事を抱えながら、それを人に感じさせなかったから。 それは安楽君の有能さで、キャパシティの広さだ。 あたしとは全然器が違った。
例えば、大道具の黒岩君。 毎日遅くまで残っていた彼に、かけられる感謝や労いの言葉が少ないことには気づいてた。 それは、人目につきにくい別室の作業という理由ももちろんあったけど、きっとそれだけじゃなかった。 黙々と作業する黒岩君には安定感があった。 慣れた手つきで淡々と仕事をこなす黒岩君には、彼に任せておけば大丈夫、みたいな安心感があったと思う。 安定している人は心配されない。 そして気遣いを忘れると、だんだんとそれが当たり前になってしまう。]
(+33) 2018/02/20(Tue) 13時半頃
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[だから、そんな黒岩君にまで労われてしまった時は、とても複雑な心境になった。>>0:503 笑いながら流すのには慣れたから、なんでもないような顔で笑ったけど。 黒岩君の方こそ、と返したあたしの言葉にこめられた気持ちは、きっと伝わってないんだろうけど。>>0:587
あの時、送ろうかって言ってもらえたこと、嬉しかったな。>>0:504 その言葉の背後にどんな思惑があったとしても嬉しかった気持ちにきっと瑕はつかない。**]
(+34) 2018/02/20(Tue) 13時半頃
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/* なぜか黒岩君を何度も黒崎君と間違えそうになる。 黒岩君は死神ではありません!!
(-70) 2018/02/20(Tue) 13時半頃
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[ 働きアリの法則だ。 みんな知ってる、よね。
働きアリのうち働いてるのが全体の八割。 残りの二割は何もせずサボっている。
ところが、その働いているアリのみを隔離すると うちの二割がサボり始める。
そしてサボってたアリのみを隔離したとしても うちの八割が、働くようになる。
だからきっと。 つまりきっと。 ]
(+35) 2018/02/20(Tue) 15時頃
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[ いうなればきっと、 蟻、みたいな。 話なんだけれど。 ]
(+36) 2018/02/20(Tue) 15時頃
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── 終わりの夜/現実世界 ──
[ 開いた瞼が、重たかった。
頬がスースーする。 泣いてたのかあ。 そのまま、寝ちゃってたみたいだ。 瞼が重かったのは、睫が濡れてた所為だった。
蹲ったまま眠っていたから、足痺れてる。 絶対これ、足痺れてるよ。 ]
(+37) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
[ でもこのままで居たらもっと悪化するし ゆっくり、ゆっくり、起き上がって 感覚が無い足を伸ばしてやれば、 次第に血が巡って、感覚が戻り始める。 ]
っ〜〜!
[ んんんん。 いたい。 ダメだこれ。 死んじゃう。 ]
(+38) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
[ そのままベッドに倒れ込む。 足痛いなあ。 変な夢見てたなあ。
目の前にある手を、ぐーぱーする。 姉の手の感覚は、もう忘れてしまった。 もっとちゃんと、掴んでおけばよかった。 そうすれば彼女も、こっちに来られたかも。 なんて。
唯の夢だろうに、何考えてるのかな。 ああ、その前の展開も面白かった。 学祭の皆が居て、自殺? マネキンだっけ?
僕は、時刻を確認しようとして 何気なしに、スマートフォンに触れる。 ]
(+39) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
……あれ
[ 指紋認証で開いた画面。 いつものホームに時間は映ってるけど。 その前の一瞬、ロック画面にメッセージの表示。
いつもいるやつらの通知は切っているし こんな時間に連絡を取ろうとする、なんて どうしてだろう?
守屋、と書かれていたように、見えて。 心臓が、大きく動き始める。
予感があった。 あれは只の夢なんかじゃ、無いって。 ]
(+40) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
[ 高槻椿が、自殺を図った。 現在は病院で、手術中。 ]
わあ……
[ 夢じゃ、無かった? メール。 そう、メールだ。 あのメールを送ったのは、高槻だったの?
放課後、ふたりで並んだ椅子。 笑顔を見せてくれていた彼女が、自殺。
また、手から零れ落ちるような。 ああ。 死んじゃうの、かな。 ]
(+41) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
[ 皆、病院に行ってるんだろうか。 そう思うと、行かなきゃいけない気がする。 あれが、夢じゃ、無いのなら、 僕も呼ばれた、ひとりなんだから。
でも、動くことは、出来なかった。 家には、母さんが居るから。 何かあったらいけないから、居ないと。
掌を、握る。 居なきゃなって思いながら、 足は勝手に、母さんの部屋へと向かってた。 ]
(+42) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
……母さん?
[ 小さく、尋ねる。 返事は無いと、思っていた。
「……稀好? どうしたの?」 眠たげだけれど、聞き返される、声。 僕は驚いて、少し固まった。 ]
あ、いや あの
[ 何て言えばいいか、分かんなくって。 ちょっと出ていい?って? 聞く? いや、駄目だよそれは。 そんなの。 ]
(+43) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
[ 「怖い夢でも、見た?」 笑い交じりの、母の声は酷く懐かしく 混乱する僕の思考回路を、そっと整えた。
小さいころ、よく同じことを聞かれた。 小さいころ、よく同じことをしたから。
親の部屋に行き、お母さん?って言う。 怖い夢でも見たの?と、布団を開けてくれる母。 父は大体、鼾をかいて寝ていた。 ]
……うん、怖い夢、かな でも現実のほうが、怖いかも なんて
[ はは、って、乾いた笑いを溢す。 高槻が自殺を図った現実の方が、ずっと。 ]
(+44) 2018/02/20(Tue) 15時頃
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|
クラスメイトが、自殺、しようとして 今ね、病院居るんだって 助かるかどうかも、分かんなくってさ
その子、学校祭、のとき 衣装作ってくれたんだ
初めは全然で、ミシンも使えなかったんだけど 僕も教えて、みたりして、 上手に、なったんだよ 綺麗に、……
(+45) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
[ 「稀好、ちょっとこっち来なさい」
ぽつ、ぽつと言葉を零していたのに。 母がちょいちょいと手招くから 僕はベッドの近くに正座した。 あ、また足痺れるかな。 やだなあ。
母の顔を、見上げる。 廊下の光のみで照らされるそれは 昔に比べて、やっぱりやつれたように見える。
まじまじと、母は僕を見つめて 少しの沈黙の後、口を開いた。 ]
(+46) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
[ 「もし、本当にそうだったらって怖くて 私もずっと、言えなかったけれど
稀好、私のことは一回置いておいて 好きなことをして、いいからね
前、ミシン手伝うって言ったとき 稀好、危ないからダメって言ったでしょう でもね、やっぱり何度考えたって ミシンで縫うくらいなら私でも出来るの コードさしたり、ミシン持ってきてもらったりは たしかに、無理かもしれないけれどね 急に体調が悪くなっても、電話は出来るわ おばあちゃんともね、最近、話せるようになって
だから、稀好が全部やらなくって良いの 無理に頑張る必要なんて、無いの
稀好が、好きなことも、出来ないままで ……死んじゃったら、母さんは、そのほうが、」 ]
(+47) 2018/02/20(Tue) 15時頃
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[ 僕は、母が泣くところを 映画館と葬式以外で、初めて見た。 ]
(+48) 2018/02/20(Tue) 15時頃
|
|
[ もっと遅く、帰ってきてもいい。 もっと早く、家を出ていい。 お金の心配も、しすぎちゃダメ。 借りてでも、好きに生きなさい。
叱るように話す母は、久しぶりに見た。 紛れもなく、僕の母親だった。
弱者となった母を支えて、 老いては衰える唯の一人の女性と気付き それからずっと、忘れていたけれど 母は僕を育てた母親で、それは変わらない。
変わらなかったんだ。 ]
(+49) 2018/02/20(Tue) 15時頃
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[ 「家族は、何が有っても家族だ」
生前の、父の言葉だ。
重荷になるかもしれないけれど、 でもずーっと、家族だよ。
父は、親を知らずに生まれ生きて だから家族に強い憧れを持ってたらしい。 家族を持つのが、夢だった、と。
「俺達は家族でさあ〜だからさあ 稀好は生まれた時からずっと 俺の夢を一つ叶えてくれた凄い奴なんだよ」
酔って顔を赤くした父が言ったことを なぜだか今、思い出した。 ]
(+50) 2018/02/20(Tue) 15時頃
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[ 家族は、一人じゃ成り立たない。 母は母で、僕は僕だ。
守ってくれた人たちが居なくなって 守らなきゃいけない人が残って だから僕は守らなくちゃって思ってて。
でも母さんも僕も、一人の人間で、 そして母親であり、息子であって、 それは今も昔も変わらなくって。 父も姉も、今でもずっと、家族で居てくれて。
なんだか訳が分からなくなってきて 僕も涙が出そうになった。 ]
(+51) 2018/02/20(Tue) 15時頃
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泣かないで、母さん 僕はいつも、一番楽な選択をしてるよ
[ 母が好きで心配で、だからこそ 自らを犠牲にし生きるのが、ベストだった。 ]
……でも今度からはすこし、 わがままなことも、言うね
[ 声に出したら、許されたんだと、実感して、 今度は本当に、涙が出た。* ]
(+52) 2018/02/20(Tue) 15時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 15時頃
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/* そういえば、香里ちゃんにおくすり渡したのにはロール上で腹痛に苦しむ予定だったからです。めんどくさくなって、ぜんぶぶんなげました。 かいそう、かいそうがんばって……赤の書き溜めもしなきゃ。
(-71) 2018/02/20(Tue) 16時半頃
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/* うゆゆゆゆ おしごとなければなぁ。なぁ。 安楽くんと対話したいなぁ あたまいたーい
(-72) 2018/02/20(Tue) 17時半頃
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/* 金魚は灰に廃ろるをぺいってした。金魚は特に意味はない。 ただ飼っててしんだだけ。かわいそう。高槻のネーミングセンスもなくて可哀想。
(-73) 2018/02/20(Tue) 17時半頃
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/* なんでこまめに回想を落とさなかったの?って自分を責めてる。 輪に掛けてわけわかんないことになってる。
(-74) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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──回想:高槻家3──
[ あの人が出て行って、全部壊れた。 椿も父も、一人でなんて生きていけなかった。 けれど一家がどうなろうと世界は変わらないから、 椿は中学校へ登校したし、 父も電車に揺られて会社に出勤した。
金魚の世話しかできない椿にとって、 人間二人分の世話は非常にしんどかった。 けれど、母に捨てられてことが一番つらかった。 父も同じ気持ちだろう。 あんなにも愛していたのに。 ]
(206) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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『いつまでも、椿ちゃんのママだからね。』
(207) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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[ “真実の愛”とやらを求めて、あの人は消えた。 椿と父に、それまでの記憶と、高槻家だけ残して、 きれいさっぱりに消えた。
一軒家だって、あの人の希望で建てたものだった。 屋根が赤になったのだって、 小さな庭があったのだって、 建てた場所だって、 間取りだって、 全部全部、あの人の希望だ。 見るたびに思い出す。見たくなくても目に入る。 物は静かに劣化していくけれど、覚えてる。 ]
(208) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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[ あの人にとって、椿は何? ]
(209) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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[ 椿とあの人は、顔だけは似ている。 椿を化粧して、時を早送りしたらあの人に。 あの人から化粧と時を少し取り上げたら、椿に。 椿の耳の形だけは、父からの遺伝だ。 だから、多少長さは変わっても、 椿の髪形は、いつだって同じ。 料理の時に、軽く結ぶくらい。 それだって、あの人とおんなじ。
あの人がいなくなってから、父は哀しそうだ。 髪ばっさり切ろうかなあって、椿が呟いたら、 その顔はもっと悲しげに見えたから、髪は切れない。 髪だけじゃない。他のものだって。 捨てようとしたら、止められた。 あの人の写真も服もエプロンも他にも、 全部あの人の部屋に全部つっこんだ。 ]
(210) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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[ けれど。 あの人の所有物は、目に付かなくても、 どちらにしろ、結局思い出すから、椿は笑った。 そもそも鏡を見たら、そこにいるんだから。 ]
(211) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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[ 椿はわからない。 あの人は椿にとって、なに。 大好き。大嫌い。憎い。 向ける感情はどれも正しくないように思えた。 母とは、もう呼びたくなかった。 あやめ、と名前も呼びたくなかった。 ]
(212) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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[ あの人が残したものは、きっと呪いだ。 ]*
(213) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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/* 食卓に飾られたお花と、母の味の話するんじゃなかったっけ?ってしてる。(とおいめ いいや……友達の話はあるんですけど、かけそうもないですね。
一軒家に引っ越す時に、転校してるんですけど、転校前の友人(仮)から引っ越しても親友だよ!って言われてます。 手紙書くね!って言われて1往復はやりとりしたけど、お返事は帰ってきませんでしたってどうでもいいエピソードがあります。
(-75) 2018/02/20(Tue) 18時頃
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/* みるちゃんと一回も話さないままかもしれないと思ったら、落ち込む。回想振りが苦手だから……かといって、現軸でぴょんぴょんするのも得意ではない。 今夜動けるのって、もしかして一くんだけかなあ。うーむ。
(-76) 2018/02/20(Tue) 18時半頃
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[ 消えゆく数の法則性を考えたところで、>>198 此の儘ゆけば、皆人形になる、 ─── という事実だけでしょう。
告げられた二つの名前に、>>199 ぱちんとひとつ睫毛を上下させ、 ]
……そっかぁ、さみしいね どんどんと人が減っちゃうのは。
[ マネキンとなった先にあるものを、 知らぬからこその、感想でした。 ]
(214) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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[ きれいなものが何なのか、>>200 それを理解するにはまだ情報が足りません。 ただ、意味するところを憶測はできましょう。
確実に減りゆく人の数は、 とうに5つを超えていますから、 嘆く言葉も分からないことはありません。 ]
……そうだねぇ、 此処が誰かの世界であるならば、 マネキンになった人たちは非該当。 残る面々が、候補に挙げられる。 ─── と、あたしは推測するよ
[ 探偵見習いでもないもので、 事実を述べることしかできません。 ]
(215) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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目的は、なんだと思う? ……現時点での安楽くんの推理を、 あたしは聞いてみたいけどなぁ
[ 単なる推論でしかなく、 この世界の存在理由を知るには、 情報が余りにも足らなさすぎる。 ひとりの脚本家としてであれば、 どんなストーリーを描くのか? ……それぐらいしか、思いつきはしない。 ]
(216) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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─── たとえば、安楽くんの世界ではない?
(217) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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[ なんて、にまりとした笑みを浮かべて。 ]
(218) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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[ そう、だから、 ふと、思い出したような問いには、>>202 正直なところ豆鉄砲を食らった、 ……みたいなお顔になってしまいます。
何故なら、いま、聞かれると思わなければ、 とうの昔に忘れられているものだと。 恐らく、安楽一記にとっては、 何の価値もないたった一つの欠片です。 ですから、瞳はうろ、と宙を泳いで。 ]
(219) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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それは古守日向の幸せに、 決してあってはならないことだから ────……かなぁ?
[ おさげは、揺れましょう。 其れは、何時かの日に、 問答を幾度か繰り返した時のように、 曖昧な音に乗せて紡がれました。 ]**
(220) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 19時頃
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/* 夜からおしごとなので、ねましゅ。 おはなししたかったよ〜〜〜目が覚めたらおへんじする
(-77) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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/* 無睡でも、夜勤乗り越えられるか……? と、思った日もあったけど、今日の昼間の勤務がハードすぎだったので、いけなかった。ばくすいしよ。
(-78) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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―回想:一階廊下道中―
[ ミステリ好きならアリバイ定期に 惜しみなく協力しただろうが、 残念ながら特別惹かれるものはなく。 情報提供に終わる。
この世に恐ろしいものなど無いと 宣う級友>>194に片眉を上げた。 ]
…………ある意味お前が恐ろしいよ。 今まで生きてて何にも恐れずにいた、 生き物なんて、初めて見た気がする。
[ しかしながら安楽は此処からよっぽど 出たいらしい。 その理由も何もかもが思い浮かばない所 ではあるが、尋ねた所ではぐらかされる。 そんな予感もした為に押し黙った。 ]
(221) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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[ こうして何とは無しに終わる筈だった。 しかし会話は意外にも引き止められた>>195
珍しいものだと目を丸くするもの耳を傾ける。 「完璧な人間」そう告げられて考える。 「完璧」とは一体何か。自分にとって なんだったのか。 考えてから笑ってしまった。 ]
…………いて、欲しかったんだよなぁ。 だって、嫌う必要がないだろ。
尊敬だけして遠目から見て、 満足できるだけで良かったんだから。
[ 「完璧な人間」いや、改めて 自分にとって都合の良かった人間の一部を 見てから、口角を上げた。 ]
(222) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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幸か不幸かを社会のバランスで取ると 仕分けしてるお前の方こそ末恐ろしい。 誰かの不幸が誰かの幸福だとしても プラマイゼロになる訳じゃない。
不幸の末、誰かが死んだところで、 まあ……悲しいんだけど、 世界は終わらないんだよなぁ。
[ 口にしながらも割と悲しくはなかった。 違和感だけが取り巻きながら、 物の捉えようには納得していたし、 他人に望むのはお門違いな事も、 理屈では理解していた。
それに意識している間に意識することが 問題だった、だけで。 ]
(223) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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…………俺、みんなのこと、 あんま、好きじゃないな。困った。
[ 言葉にしたからもう言い逃れも出来ない。 しかし今更な気もしてしまった。 好きである言い訳もない頃から 何を感じていたっけって。 ]
(224) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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[ 人に関わる上で好奇心が湧いたのは真実だが。 十朱をあんな風に詰ったのは、何故か。 いや、簡単だ。同族嫌悪。
黒岩の事情に首を突っ込んだのは、 ただの、好奇心と同情。
檀の噂話を知りながら、増長するように クラスの男子を唆したのは、 僻み、嫉み、妬み。 亀森に声をかけたのは唯の気紛れだったり まあ、様々、なんだけども。
良い感情だけではなかった。 ]
(225) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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[ それを自覚したから今どうって事はない。 ただ、もう嫌いで溢れてしまったら それこそ息苦しく仕方がない。
ああ、早く此処から出なきゃな、と。 そんな事を考えた。
何処までも単純に此処までと悟った。 これ以上感じると座り込んで 多分、歩けなくなってしまうから。 ]
俺、嘘つきじゃないお前が好きだったんだよ。 全部、ほんとうにしてくれるから。 疑わなくていい。楽だった。 まさに理想的な人だった。
[ ほんの一瞬だけ、立ち止まった。 ]
(226) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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でも、完璧な人間はいないって言うだろ。 もし嘘がほんとうにならなくなった時、 完璧じゃない人間になってしまったら 俺は、ガッカリするからさ。
なんというか、大変だよな。 努力し続ける必要のある人間って。 嘘がつけない人って。
[ 何度も覗き込んだ瞳を思い出す。 嘘など一つもないと笑っていた顔も。 それを何だかんだ肯定してきたけども 今思えば大変なのかな、などと。 ]
(227) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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俺はそんな生き方選びたくないけど、 頑張って。
[ 同情とも違うけども、笑った。 唯の解釈違いの可能性も大いにあるけど 他人の意見など、どうでも良くて。
御門違いだろうが俺は俺で、 探偵達の行く末がどうか輝かしいもので ある事を願ってやまないので。 到着した先で立ち止まるわけがなかった。 ]*
(228) 2018/02/20(Tue) 19時頃
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/* 突っ込むべきか流すべきか 迷ってたんだよなぁ…(遠い目
(-79) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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/* 海琉目線説得をする理由がないので、どうしようね。
(-80) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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─ 教室 ─
……ただいま?
[ 窓際から離れると あたしたちの教室へ。
そういえば、あたしが前に教室に来たのって 椿とクッキーや紅茶を持ってきた時だったっけ
あの時はまだ皆この世界に残っていて。 あたしたちの状況は、あの時とは変わってしまった。
自分の教室にただいまというのも おかしな気はするけど ちょうど教室から出てきた椿に>>205声を掛けた ]
(229) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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黒板を覗き見れば文字が増えていた
進。 …可愛いらしい椿の字>>3:427 黒岩。 …几帳面な安楽の字>>28 香里と亀森。 …状況を細かく記した海琉の字>>191
それを見れば、既に多くの人がこの世界には居ないと悟らざるを得なかった ]
(230) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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少なく なっちゃったね
[ 残るのは、椿と海琉と安楽と実瑠。
自分以外の人に会えた事は素直に嬉しいけれど、 それを喜ぶべきか悲しむべきか。 測りかねて曖昧な笑みを浮かべた ]*
(231) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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―3年4組教室―
[ 高槻がいるかもしれないと、 古守から小耳に挟んでいたものだから>>189 高槻の姿>>204が見えても先程よりかは 驚く事はなかった。 ]
うん。安楽と手分けして探そうって 事になってる。 今の所、俺、安楽、古守、高槻だけだしな。 まあ……クラス全員じゃなくて良かった。 すぐに事態が把握できるから。
[ 一歩離れて譲られた道を歩きながら、 あ、一つ忘れていた、と 亀森の欄を書き足す。 (3-3にある)と現在の集合場所を付け足し。 今更一人行動がどうのも言う気も失せて 相槌を打った。 ]
(232) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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[ 指差し、敬礼>>205 ほんのり紅茶の香りが漂っていること、 片付けられていない様を見るに、 古守とティーブレイクでも洒落込んで いたんだろうか。
何とも暢気な事だと思いながら、 教室を出る背に一つ投げておく。 ]
なあ、高槻。 お前がもし、この世界を作ったやつ…… ホストって奴だったら、 みんなのことどうすんの?
[ 別に彼女を疑ったわけではない。 全く検討もつかない招待だからこその 意味のない問いかけのつもりでもあった。 ]
(233) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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[ それに出て行くのを止めるつもりもなく 聞こえていなかったなら仕方ないとばかり 物分かり良く机に向かって。
結局勧められた紅茶も飲まなかった。 それから、吹田と有川が見つかっていない そんな事に今気付いて、 ほんの一瞬、体が強張る。
だが、それがどうしたというのか。 今残っている誰かの内誰かがホストだとしても、 俺にできる事はないし、 ならば、今いる探偵諸君に任せよう。 ]
(234) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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[ しかし、常々思うのだけど。
事件の傍には探偵の陰あり、というよう 探偵と事件は隣り合わせの存在だ。
探偵なくては事件は起こらないし、 逆を言えば、 探偵がいなければ事件は起こらないのでは
などと思うが、それこそ邪推でしかない。 後はみんなに任せればいい。 高みの見物よろしく瞼を閉じるくらいに今 何のやる気も起きなかった。 ]
(235) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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[ そんな時だったか。
教室の出入り口付近で声>>231を耳にしたのは。 聞き間違いかもしれないし、 気のせいかもしれない。
そう思っているからこそ、 対話の最中だとしても口を挟まず。 大人しく突っ伏していた。 ]*
(236) 2018/02/20(Tue) 19時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 19時半頃
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/* 最終日、日向ちゃんいるからどうにかなるって勝手に思ってる。
(-81) 2018/02/20(Tue) 20時頃
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/* 回想の前に現軸のロール落としたと思ってたら、落としてなかったー笑 芽依ちゃんやっほー。 やほやほ。
(-82) 2018/02/20(Tue) 20時頃
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[ 黒板をじいと見つめる。>>233 綺麗な人形だから、運んだのかとか色々考えるけれど、 別に口にするわけでもない。 ]
ん、わかった。 そだねー、クラス全員だと寝床確保も難しそうだー。 賑やかで楽しいかもだけどねえ。
[ 統率を取るのも、大変で。 あんまり文化祭に興味なさそうな人は、 絶対この場所嫌だよなあ、とも椿は思った。 ]
(237) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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[ 呑気な衣装は、 ご機嫌に教室から足取り軽く出て行く。 背中に投げられた問に、瞬いて、振り向く。 ]
もし、私がここの世界の主だったら、 ……みんなを、無事に還すよ?
[ 恨みや嫉みといった根強いマイナス感情を、 みんなに持っているわけではない。 自殺していたにしろ、“死”には巻き込まないと、 椿は自分に確信があった。 ]
(238) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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[ 聞きたいのはそれだけ?と首を傾けて、 そうして扉へと再びに向かう。 扉を開ければ、芽依が立っていて。 ただいま、だなんていうから、 椿はついおかしくなって笑う。>>229 ]
おかえり?
[ どうぞ、お入りと横に逸れる。 黒板の文字も見えたことだろう。 ぽつりと零された言葉に、こくんと頷いて。 ]
(239) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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実瑠ちゃんも、どこかで人形になってるかもだから、 探しに行ってくるね。
[ なってたら、やだなあと零して、>>231 そして、今度こそ教室からでていく。 ]*
(240) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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/* 投稿しそこねてたやつ、消すんじゃなかったー。 ばかばか。
(-83) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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── 一階 廊下 ──
……寂しい か ああなることが、 現実世界への帰還だとすれば なんだ自分だけ先に帰ったな とも思う
[ 安楽一記には、寂しいというのはよく分からなかった。 首を傾いで、ふうんと唸る。>>214]
そうだな、そして最後は 一人になって残される── とか
[ 多くが消えたからこその感想だ。 もう後何度もチャイムは鳴らないだろうと、 憶測に任せて物を言う。
別段それを悲愴とも思わなかった。 メールの送り主は元より死ぬ予定があったと云うし。]
(241) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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[ 矢張り言い合えど実りも収穫もない。 そんな中、古守が目的>>216と言って、 なんだか誘拐犯のようだと思った。 思ってから考えを改める。事実そうだ。
安楽一記は、そんな事を考えながら、 これまでにも話題に上った推論を口にしようとした。
── 文化祭の再演。寂しかった。 或いは死を選んだ事への後悔 とか。
はく と唇を開きはしたのだ。
それが、視線をぐいと上げて寄越したおさげ頭>>218が、 日頃はまあるい眼を歪めて笑ったから。
…… たちの悪そうな顔。と安楽一記は思って、 思いがけない物を見るように、じ と見下ろす。]
(242) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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[ それを、それも── 愉快な出来事だった。 瞬きを数度繰り返して、開いた口は息を吸った。 それから、漸く言葉を紡いだ。ゆっくりと。]
文化祭の再演、死を選んだ事の悔い 思い浮かぶ目的なら幾つかあっても どれも俺には理解の及ばぬ物だから
此処を俺の世界と仮定するなら 今度は目的がなくなってしまう
[ 淡、淡と告げる。高らかな笑いはないが、 穏やかで静かな声ではあった筈だ。] ── 強いて言うなら 今世の報いを受けたのかも [ …… そう言って漸く、にいと笑う。冗談だ。]
(243) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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………… なあんてな 此処は、俺の世界じゃあないよ
[ 笑いを湛えたまま言った。 きちんと安楽一記の耳にも聞こえた。]
(244) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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[ 脚本家を戸惑わせた質問>>219は、 結局の所、真に好奇心から来たる物であって
何故今だったのかと理由をつけるなら、 きっと此処が冷たい校舎であったから。]
── ああ、成る程
[ 解釈の正誤はあるとしても、 安楽一記はその答>>220に頷いた。 その曖昧な音を知っている気もした。
その理屈を声に出して そう言ってしまえば、お終いな気も。]
(245) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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[ けれど、その不幸を安楽一記は知っていて、 古守日向はそれを幸せじゃないと言い切った。]
── 自分の口から幸せじゃないなんて 言ってしまったら、誰に秘密にしたって 無意味じゃないか 自分で認めてしまったら 幸いなんて損なわれてしまうだろう
[ それもまた疑問。揺れたおさげに更に問うて、 背高のっぽは真っ直ぐに立ち尽くしたままだ。]
なら、ここはお前の世界じゃあないのか
[ 指を突きつけるにはちと弱いから、 ただじいと視線だけを差しむけるように。*]
(246) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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── 蛇行する歪な文字列に、他人の体温 いくらか嫌いなものがあるのと同じように 安楽一記は自虐や謙遜が大層嫌いであった
(247) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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言葉── と云うのは力を持っているのだ それが望む自分の在り方と離れているなら 決して声には出すな 考えたっていけない
(248) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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然も無くばいつしかそれは己を蝕んでゆく
(249) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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…… 己を騙す必要がある と思考して尚 同じ頭でおい其れと信じる阿呆のある事か
(250) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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作り物と現実が互いに補い合うと云うより 一方が何れかに依って存在すると云うより
其処に在るのは唯一つ、本当だけであると 信じられれば其れが 幸 であっただろう
(251) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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安楽一記は役者などではなかったのだから ただ生れついて性格の悪い男であったから
それなのに自分の中にも二面があるのだと 気付きそうなのが問題だった 境界線など 全て本当なのだから境などない筈であった
(252) 2018/02/20(Tue) 20時半頃
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安楽一記は、明るくよく笑い頼りになる男 堂々と振る舞う自信家で、周囲をよく見る 一方傲慢で胡散臭く── 時に底知れない
只生きているだけでそう云われるその事が 只愉快で仕方がないのが安楽一記であって
そうでないならば最早、俺は俺でないのだ
(253) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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もう、自分でさえないのに生きる意味など 到底見出せもしないので、死ぬことにした 只それだけ、たったそれだけのことである *
(254) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 21時頃
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/* はじめの二行からテンションが上がって字数を揃えきった俺を見てくれ 落ちロルではさすがにしんどいな、今から書き直すのがな あと等幅じゃないと無理かも もっと早くにやればよかったーーー神経質で几帳面感出る
(-84) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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/* ちょくちょく意識はしてたんだけど、だいぶ妥協してた やったみたら意外と簡単だった ちっ……
(-85) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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/* んー。ソロルを何か挟もうか悩むのだけど特に思いつかないゾ。
(-86) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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── →病院 ──
[ 病院を歩くのは、結構慣れてる。 筈なんだけれど、ちょっと迷った。
病院って大きいし、いつもの場所と違うし。 彷徨った僕がやっと会うことが出来たのは、 ]
檀、
[ 自動販売機のコーナーのベンチ。 座っている彼女に、息を切らして声を掛ける。 ]
(+53) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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良かった、 こっち、帰ってきてたんだ
[ もう、予感に逆らうことも無い。 校舎での出来事を当然のこととして、眉を下げる。
言ってから、校舎での死が帰還を意味するなら 「良かった」なんて言葉を使わないべきだって気付く。 もう、手遅れだったけど。
彼女の手には紅茶が握られていて、 僕は校舎にココアを忘れたことを思い出した。 ]
(+54) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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[ 頬はすっかり、冷えている。 急いで出た所為で、マフラーは忘れてしまった。 母さんに忘れないようにって言われたのに。 怒られちゃうなあ。
ちゃりん、とお金を入れて、ココアを買った。 夢とは違う。 すぐに一口だけ、飲む。 甘い。 夢の中のチュロスも、甘かった。 ]
……高槻、助かるかなあ
[ 校舎での彼女を思い出す。 こっちに帰ってくるか、それが正しいのか、 ふと考えたら、溢してしまった言葉だった。* ]
(+55) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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──1階:保健室など──
[ 実瑠はどこだろう、と探す。 いそうなところ、と言われても、特に思いつかない。 椿同様にお腹でもすいた?と思いついたので、 後程食堂に行こうと思う。 一番に向かったのは、保健室だった。 ]
実瑠ちゃーん……? お寝坊さん、じゃない?
[ そっと開けた扉の先には誰もいない。 軽く瞑目して、ぱたんと扉をまた閉めた。 ]**
(255) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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/* 仕事終わるまで帰れま10(ガチやってると、女子高生RPとの落差で泣けてくるね
以降関係ない呟きは自重します_(-ω-`_)⌒)_
(-87) 2018/02/20(Tue) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ 日向の事を見ていない。>>166 そんな訳ない。]
………
[ 要らないなんて、あり得ない。>>172 振り返った貌は自分でも驚くぐらい眉を顰めていた。 日向の顔からも笑みが消えている。>>173
なのに言葉が出なかった。
嫌いじゃない。 温かい手も、 後を追ってきてくれるのも、 嫌いじゃ……ない。
それ以外の言葉は思いつかなかった。 けれど言うべきはこの言葉ではないと蓋をする。 無理やり前を向いて早足で歩き出す。]
(256) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ あたしの" 好き "は重いものなのだから、わからない。 この喉元で燻る何かが何なのか。
ああそういえば、劇の打ち合わせをしている時と似ている。 舞台の上にあたしは居なくてもいい。 壇上に在る物だけが、スポットライトを浴びていればそれだけで。
嫌い、じゃない。]
(257) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ 離れる背中は引き留められない。 必要以上に足の裏が力む。 頭の中ではひたすらに一つの言葉を唱えていた。
あたしは、みんなの事を、ちゃんと見てる。
足の先を一心に見下ろしながら歩いていると、 長い髪が視界を覆う。 気づかないうちに階段を登り切っていた。
目の前のお化け屋敷に入る。]*
(258) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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─ 3階 おばけ屋敷 ─
[ 現実味が無い。 遮光カーテンの上に撒き散らかされた赤色も、 段ボール出てきた暮石も。 天井からぶら下がる、切れた縄の意味も。
一番見たくない人だけが此処に無かったのが幸いだろうか。 むしろ、此処にあって欲しかった。 此処に居たのが誰なのか何となく察してしまったから。]
………ちゃち。
(259) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ 転がる椅子をコツン、と蹴る。 上履きが擦れる音が虚しかった。
遮光カーテンを裂けば教室に光が差し込む。 転がる椅子にスポットライトが当たってるみたいだ。 役者は此処には居ないけど、何だか少しホッとして── 窓に手を掛ける。
開いた口はそのまま、三文字を呟いた。]
香里………?
(260) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ あ、窓開く。 冷たい風が吹き込んで来る。
よく見たらマネキンだということには気付いたが、 一度名を口にしてしまったから、 そうとしか見えない。
どうして其処にいるの。>>459 呆然と問い掛けた質問は喉の奥に消えた。 開いた窓から身を乗り出して、 よく見ようと目を凝らす。
足が滑った。]
(261) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ 咄嗟に窓枠を掴んで、脚を踏ん張る。 白いコンクリートの地面が遠い。 目眩がする程、遠い。 薄いシャツ一枚越しに、窓の冷たさが身を貫いた。 途端、死を想起する。]
(262) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ 雨が降っている。 歩道橋の上で車のライトを反射する道路を眺め下ろしていた。 赤い傘を差したまま制服が濡れるのを他所に手すりにもたれかかる。
中学二年の春、三者面談に母は来なかった。 どうやら姉がまたやらかしたらしい。 「吹田紅花」の名前を聞いた途端待合室から飛び出ていった。
先生と2人きり、成績が届く範囲内の希望先を告げれば最早あたしに用はないとばかりに、 『受験がんばれよ。お前なら大丈夫だ。』
そうだね。あたしなら大丈夫だよ。]
(263) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ 母に進路を告げる。 『あらそう。実瑠なら大丈夫だね。』
そうだね。あたしなら大丈夫だよ。
父に友達のことを相談する。 『お前は優しい子だから大丈夫だ。』
そうだね。あたしなら大丈夫だよ。]
(264) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ あたしなら大丈夫だよ。
何回、自分に言い聞かせただろう。 暗い歩道橋から身を乗り出す。 車の音も雨の音も随分遠くに聞こえて、 吐きそうなくらい気持ち悪い。
"あたしを見て。"
このまま吐いてしまえたら、楽だろうか。 それともこのまま落ちて、]
(265) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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[ 窓から飛び退く。
カタン、と先ほど蹴った椅子に躓いて静かに座り込んだ。 暫く動けないままでいる。 心臓がうるさい。]*
(266) 2018/02/20(Tue) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 22時頃
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/* どうしようかな〜。 今からだと落ちに関係しそうで!
(-88) 2018/02/20(Tue) 22時頃
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──2階:廊下──
[ 1階はいないかと、階段を上がる。 実瑠ちゃーん、と小さく呼びかけるものの、 単純な距離そして音楽に掻き消され、返答はない。 ]
いないなあ。 やっぱり人形になってるんじゃ…?
[ チャイムは鳴るたびに一人ずつ多く、 人形になったといった仮説を思いついて。 2度目、蘭。 3度目、進・龍騎。 4度目、香里・稀好・実瑠。 ……5度目、日向・芽依・一記・海琉。 ぶん、と頭を振った。 ]
(267) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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[ この世界は、きっと正しくなくていい。 法則だって、無いに違いない。
でも、もし、私が差出人で、 この世界を作ったとしたら、 作った理由がただ一つ。 ]
(268) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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[ わかりきったことだ。 ]*
(269) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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[ふと、足音が聞こえた。 ぱたぱたという足音は、小走りに聞こえる。それは、静かな夜の病院に似つかわしくない気がして、あたしは少し体を硬くした。 蘭ちゃん? 黒岩君か十朱君? それとも、看護師さんとか。 もしかして、椿ちゃんに何か。 思わず腰を浮かしかけて、あたしは目を見開いた。]
――――え。
[やってきた誰かは、あたしの予想した誰でもなかった。]
亀森君。
[あの校舎にいるはずの、亀森君だった。>>+53]
(+56) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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|
[帰ってきてたんだ、という言葉にああそうか、とようやく理解する。>>+54 黒岩君と十朱君が同じチャイムでマネキンになった。 それなら、あたしと同じタイミングでマネキンになった人がいてもおかしくなかったんだ。]
亀森君も、おかえりなさい。 ひょっとして、おんなじタイミングだったのかな。
[そう返事して、飲み物を買う亀森君を眺めた。 隣どうぞ? ってベンチをぽんぽん叩く。]
……まだ、わからないみたい。
[椿ちゃんの話に、あたしは紅茶に目を落とした。 おなかを刺して、予断を許さない状況、らしいけど。]
(+57) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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[ 心に深い疵を残して、 それを眺める度に、私を思い出してほしい。 ]*
(*6) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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あの校舎は、椿ちゃんの精神世界ってことなんだよね。 助かるかどうかって、お医者さんの腕とか、椿ちゃんの体力とかさ……いろんなことが関係してるとは思うけど。 でもさ……結局、椿ちゃんが助かりたいって思うかどうかじゃないかなって。
[文化祭で時の止まった校舎。 椿ちゃんにとって、あの文化祭はどんな意味を持っているんだろう。 よい冥土の土産になりました。 冥土のお土産に、もう一度文化祭を堪能してるってことなのかな。 肝試しみたいだってあたしは思ったけど、椿ちゃんはあの校舎が楽しいのかな。 ああ、でも。 あたしだって、現実よりはあの校舎の方がましだと思ったんだった。]
椿ちゃんが、あの校舎から現実に帰ってきたいって思えたら、助かるんじゃないかって。 そんな気がする。
[なんとなくだけど。 そう呟いて、あたしはぬるくなった紅茶を飲んだ。*]
(+58) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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/* すげえうっかりして、ト書きに私いれちゃった。まあいいや。 とりあえず、明日ぺいってするのの直ししなきゃ……
(-89) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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ひとり残されるんなら、 余計に寂しいねぇ ……帰るなら、一緒に帰ればいいのに
[ 寂しいという言葉を繰り返しまして、 古守日向は、眉を垂れさせましょう。 ]
ないしょでしんじゃったのも、 寂しいけどね
[ 予定があったとて、其れをはいそうですか。 と、受け入れてあげられるほど、 やさしい心はしておりませんでして。 ]
(270) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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[ 良くも悪くも、図々しいのが、 あたし自身の心でもありました。
─── ですから、 無い芽に水を与えど、収穫するものはない。 しかし、開き掛ける唇が珍しいもので、>>242 言葉選びをする彼をじぃと見つめましょう。 ]
────…… 報い、
[ 音だけ切り取って、繰り返しました。 ]
(271) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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[ ふぅん、と物珍しいものを見上げるように、 まあるい瞳を細めて言葉の意図を 飲み込もうと、頭の中を巡らせます。 ]
何か、悪いことでもしたの? それとも、与えられるような 苦労でも積み重ねてきたの?
[ 値踏み、するような瞳のいろ。 級友に向けるべきではなかった、 のかもしれませんけれど。 笑う顔へ向けたのは、そんな表情でした。 ]
(272) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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[ この冷たい校舎は、 気でも狂わせるのでしょうか? 全く、曖昧な音ですらも、 あってはならないことの、 ひとつだったのかもしれません。 ]
……そう、かもしれないねぇ もしも、あたしの世界なら、 覚えてられちゃ都合が悪いもん
[ 指が突きつけられていましたら、>>246 その指先を思わず掴んで、 ぽっきり折っていたかもしれません。 視線だけでよかったと思うでしょう。 ]
(273) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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[ 然し、言葉に囚われなくとも、 古守日向は行動に示すことを、 決して忘れはしていませんでしたから。 ]
……でも、損なわれないように、 ちゃんと手を打つことだって、 できなくは、ないんだよ。
[ きょとん、を言い表したように、 首を傾けて小さく笑いましょう。 己を騙すわけでもなく、 ただ純粋に、素直に、─── ]**
(274) 2018/02/20(Tue) 22時半頃
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/* おしっこに起きた。ねる。
(-90) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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[スクロールされる画像>>+21を眺める。 どこにも凍った川は見当たらなかった。
記憶はあるのに、記録はない。 奇妙な感覚だ。 記録はあれど、記憶から消えつつある弟は 半ば他人事のようにそんなことを思う。]
俺も、あの世界で死んだよ。
[問うような眼差しに、俺は肯定の返事を返して、 ちら、と守屋に視線を向けた。
成程、死んだ人間から帰ってくるらしい。 十数分前の檀の戸惑ったような表情が浮かんで、 ひとり、合点がいったように頷いた。]
(+59) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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── 一階廊下 道中>>221 ──
ははは、そりゃどうも お初お目にかかりまして
[ 亀森の腕と足を持ったまま、 冗談めかして一礼。 褒め言葉だと思った。 恐るるものなどないに越したことはない。
なぜ出たいのかと問われれば、 ベッドで寝たいと一言申してやったのに なんだ、無気力な奴め>>221。]
(275) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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嫌う必要がない
[ 言葉を反復した。咀嚼するようなものだ。 ふうむと頷いて首を傾ぐ。
少なくとも、安楽一記にない感覚である事
それだけは確かであったから、 そうするしかなかったとも言う。] ── そんな奴を見たって、 面白い事の一つもないだろうに
[ だから後はそう、ぽつりと呟くだけだった。]
(276) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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なるさ、プラマイゼロにも …… はかりようはなくとも どうにかそうやって都合がつけられているんだ
金持ちがいて貧乏人がいて、 いじめっ子がいていじめられっ子がいて 順列が付くのがこの世だろう
[ 多分、俺達は理解などしあえないのである。 ゆうるりと目を細めて、安楽一記は笑っていた。 そういうこの世界が、嫌いじゃあなかった。]
(277) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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…… へえ、そうか 俺は、お前らが思っているよりも 皆んなの事が好きだったと思うよ
[ 言葉にする事に何の躊躇いもない。 しかし今更な事である。
虫の居所が悪ければ八つ当たりもするし、 便利だから働いてもらおうとも思う。 人形になれば仕方がないと切り替えられても
それでも好いてはいたのだろうし、 そうは見えないのも承知で言っている。
つまりこれは意味のない言葉であったな。]
(278) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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[ 茶化すように、そうして対になる言葉を投げ、 ケラケラと笑ってやった頃合いである。
永谷は、やけに流暢に言葉を紡いで、 …… 何がしたかったのだろうな
ははは と次の瞬間、安楽一記は笑っていた。 愉快で堪らないと言うように、声を上げて笑う。]
そうか、ああそうか 本当にお前、つまらぬ事ばかり言う お前の為に生きる訳じゃないと 確かほんのすこし前にも言っただろう
[ カラカラカラと乾いた笑い声はよく響く。 ああ可笑しい 安楽一記は肩を揺らして、]
(279) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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高槻が、帰ってきたいと思えたなら 帰って来るんじゃないか。
[>>+23問いには、肩をすくめる。 彼女は、自分から命を絶とうとした。 夢のような理想の世界から、 非情な現実に戻りたいと思う人間はそういるまい。
けれども、生きる意味を見つけたなら、或いは。
何にせよ、早々に退場した役者に出来ることは多くない。 せいぜい、祈ることくらいだ。 彼女が、後悔を残さない選択が出来ますように、と。]
(+60) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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[手に持っていたペットボトルを、ゴミ箱に向けて放り投げる。 それは綺麗な弧を描いて、箱の中に収まった。
ナイスピッチ。 少し上がった口元を、咳で誤魔化した。
“十朱進”は、運動を好まない。*]
(+61) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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本当に、お前は気味の悪い人間だなァ!
── ご心配なく 嘘一つもなく生き抜いてみせるさ どうぞご勝手に、安心なり何なりしておけ
[ 息も切れるくらいに笑った後に、 安楽一記はそれはそれは、愉快そうに笑った。
笑い死にこそしなかったが、 安楽一記がもう少し行儀の悪い男であったら、 笑い過ぎて壁や何かを叩いた拍子に 亀森の腕や足はポキンと折れていたろうから 安楽一記の育ちが良いことに感謝してほしい。*]
(280) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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死というものをどう捉えるかという話じゃないかな
(281) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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つまり── 世界というものは 自分の死後も続いていくのか という話である
(282) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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…… 俺にとっては、自分の死が全ての終わり 安楽一記が死んだ時点で世界線はぷつんと途切れ そこから先にはもうなんにもない
わかるかな、俺の死後 誰に幻滅されようが、馬鹿げた正体がバレようが
俺自身に認識できない以上、 そんな未来は存在しないのと同じこと
俺が死ぬってのはつまり、世界が滅ぶのと同じこと *
(283) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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/* 俺も海琉も安楽くんが分かっていないから つまり分かんないんだけど、どうにか見つけてあげてほしい気持ちは俺にあれど、 日向ちゃんみたいにこう、ね、読み取れないんだよなあ〜! そこが奥の深い所?なのかもしれないけど、やっぱ俺じゃわっかんねえ!って俺とか海琉が。
(-91) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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/* お見送りの赤をかいてて、表情筋がすごいってつい打ってしまった。 表情筋がすごい。
(-92) 2018/02/20(Tue) 23時頃
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── 一階廊下>>270 ──
そういう訳にもいかないさ
この世界の持ち主は 一度は死ぬと決めたんだろう
生きるか死ぬかの決断が そう簡単に覆されるものか
[ …… それまでがあって、 導き出された結論である筈だから。
一緒に帰ればと言う言葉も その仕草や表情>>270も随分幼く見えた。
安楽一記は理解ある者ぶって肩を竦めた。]
(284) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[ ── 冗談、と言った筈であった。
切り取られた音>>271に、 こちらが瞬きをする番であった。 移ろいゆく目の色>>272が 何を捉えているのかも分からず、]
── さあ、どうだろうな
[ 誤魔化そうという訳でもなく、 安楽一記はそう返したのだ。どうだろう。]
別に悪事を働いてきた訳じゃあないし 人より苦労なく生きてきたけれど── そうだな、
[ 別に、答えなくたってよかったのだろう。 安楽一記は少し考えて、静かに口を開いてしまった。]
(285) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[>>+59あの世界で見聞きしたことの認識を進と確かめ合う。 オレはそれを肯定するように無言で頷き返した。
>>+60投げた問いに返ってきたのは、 オレと全く同じ見解で、それ以上でもそれ以下でもない。]
……だよな。
[生きるも死ぬも高槻次第。 そして、そこに何かを言う権利もなければ、そのつもりもない。 心の底から死にたい人間は死なせてやりたい。 しかしそうじゃないのなら、オレにやれることぐらいはやりたい。 なんてことは、考えたりもするのだが。
ここではもう、見守るのみ。]
(+62) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[>>+61進が飲み終わったペットボトルを放れば、 それは綺麗にゴミ箱へと一発命中。]
お、やるじゃん。 演劇部だけあって、魅せるな。
[なんて軽口を叩く。演劇部と運動神経の相関には詳しくない。 誤摩化した表情には気付かなかった。*]
(+63) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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|
── 物語の最後は種明かし と そう云うふうに、相場は決まっているだろう
[ やはり、この冷たい校舎は 人の気でも狂わせてしまうらしい。
安楽一記は、矢張り静かに言った。 報いと書いてどちらと読むかも識らぬまま。]
(286) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[ 識らぬまま、口をきいて 自分よりも随分小さい女の両眼を じいっと見つめていたのだ。
都合が悪い と言ったから、 …… 余計に、続く言葉>>274は 安楽一記には理解が及ばぬ。
覗き込むその眼は、何を隠す素振りもなく、 ただ控えめに笑みを含んでいるものだから
…… 妙に口の中が乾く。]
…… 手なんて、
[ と言った。どうしようもないじゃないか。]
(287) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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|
── 自動販売機前 ──
[ ぽんぽんされたところに座る。
夜の病院は人も少なくって 比例するように物音も少ない。 話す声が、良く響くのだから、 僕は校舎に居た時のことを思い出した。 ]
そう、だね 僕もね、そんな気がするんだ
[ 彼女があの場所から帰りたいと、思ったら。>>+58 そうしたら、一命を取り留める。
あんまりにも非現実的な話に 少しだけ赤くなって、微笑んだ。 ]
(+64) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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|
でも、ね
[ 病院へ来るとき、ずっと考えてたことを 僕は檀に、話すことにした。 ]
もし助かったとして、それは良いことなのかなって
一度傷ついた身体は戻らないし 後遺症だって、残るかもしれない 何言われるかだって、分かんないんだよ
助かったとこで、自殺しかけたってことは 自殺を図るまでに追い詰められたことは 何一つ、変わりはしないんだから
(+65) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[ 人生は選択の連続だ。 人は、何時だって最善の策を選ぶ。
誰かが失敗した時に、 もっと練習すれば上達できたのに。 もっと考えれば最良を選べたのに。 と、言う人がいるかもしれない。
確かにそれは事実だけど、 でも人はいつだって自分に一番良い道を選ぶ。
練習しなかったのは、遊びたかったから。 考えなかったのは、面倒だったから。 それが一番、自分にとって、楽だったから。 ]
(+66) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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|
高槻にとって、彼女の人生にとって 「自殺」が望みだったっていうなら 無理に助けちゃ、いけないと、思う
[ 缶の飲み口に視線を落として、話す。
これは一体、優しいのか、非情なのか。 どっちかは、自分でも分からない。
記憶の中の彼女は笑っていて、 思い詰めているようには、見えなかった。 どうして、死のうと思ったんだろう。 悩みがあったのなら──、と。 考える。* ]
(+67) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
お前の秘密だなんて、 気の持ちようでどうにかなる筈もないのに
[ 愉快だとは言えなくて、 悔しいとも思わなかった。
責めるわけでもないけれど、 何かと問われれば、知りたかったのだと思う。
だから、安楽一記は探るような眼をして ── 級友に向けるべきでない色で言った。]
(288) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
── お前、何をしたんだ?
[ …… どうやら、 名探偵らしい台詞を吐くことは叶わない。*]
(289) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 23時半頃
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/* 前村はさら〜っとしか読んでないけど どれも、こんな哲学だったのかなぁ。凄い
(-93) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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|
[ ── その晩、 吹田と有川の行方は知れたのだろうか。
どちらにせよ、安楽一記は 人を愛したこともないらしいから、 一先ず眠いから眠ろう と、 自分の欲求を優先したはずだ。
そういう男だ。 一応、協調性は持っていたので 今日も埃っぽい床で眠ることにする。
その時漸く、その部屋に眠るのも 自分ともう一人しか居ないのだと気付いた。]
(290) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ …… だから何と云う訳でもない。
安楽一記は狭苦しい寝袋に潜り込んで、 どうにかして質の良い睡眠を得ようと 四苦八苦する内に、眠りに落ちていた。
今度こそ、眠りは深かった。 疲れでもしていたのだろうか。何故だろう。 すとんと眠りに落ちて、それから── 、]
(291) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
── 12月某日 朝 ──
[ アラームの1時間半前に目覚める。 ……この世界じゃあ知る由もない。
うつ伏せで目が覚める奇妙な癖は、 他人と並んで眠る環境では現れず。
上等とは言えない寝床からは当然、 他人の、他所のにおいばかりして 朝目覚めた時から顔を顰めている。]
(292) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ AM6時。貧相な寝床を整えてから、 必要のないアラームをオフにする。
此処では意味など持たない7時半。 安楽一記はまだ変えられずにいる。
安楽一記は安楽一記であったから、 喩え99%間違いがないとしても 残りのたった1%のためとしても、 間違いのない備えが必要があった。
今日も今日とて安楽一記足るため。 それを、備えでなく習慣と呼んだ。]
(293) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ 顔を洗い服装を整える必要がある。 清潔さのない環境であるからして せめて、熱いシャワーを浴びたい。
だから教室の近くの手洗いでなく シャワー室まで向かうことにする。
一歩は大きくとも静かな足取りで 安楽一記は廊下を行き階段を上る。
…… 階段の途中に、鏡があった。
まるで学校の怪談じゃないか と、 誰かと笑い前を通った記憶がある。]
(294) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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|
[ …… 何故そうしたかは分からず。 安楽一記は自分のことも分からず。
ただその時、ふと吸い寄せられた。 金色の飾り縁のある、古びた大鏡。 そこにうつるのは紛れもない自分。
…… 安楽一記でしか、ないもの。]
(295) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ ただ表情…… 笑顔の削げた顔が
出来の悪い弟と、面白いくらいに よく似ていると気づいてしまった。 ── ああ、一つも笑えやしない。
その時、ほんの鼻の先にある鏡に そうっと人差し指を近づけたのは、
かわいそうな弟を思ってではなく、 単に、自身の輪郭をなぞる とか そういう、意味のない行いだった。
つ と、ほんの指先が鏡面に触れ ぴしり と、それは脆く罅入って ぱらりぱらり と、破片を零した。]
(296) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ 正しく像を結ばなくなった鏡の中 安楽一記は笑ってやあいなくって、
ごく自然に安楽一記は思ったのだ。]
…… やァ、これは俺じゃあない
[ 穴のあくくらい見つめてみたって、 それは違ういきものであると思う。
紛れもない自分だと思ったこと等、 遠い記憶か幻のような気さえする。]
(297) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
──…… 嗚呼 なんだ、そうか!
[ 溌剌とした声が踊り場に妙に響く。 数秒で しん と静まり返る世界。
その中で、安楽一記はたった一人、 堂々たる振舞い、自信ある所作で 落ちている鏡の欠片一つ拾い上げ、 長駆を正して鏡に向き直ったのだ。]
(298) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
……何だ、簡単なことじゃないか
[ すうっと口端を引き、笑顔を作る ──…… つくった筈であったが、 鏡の中で、頬はひくつきもしない。
…… 識っている。分かっていた。
だから、右手をそっと左頬に添え、 すうっと、鏡の欠片を立て引いた。]
(299) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ 次は右頬。均等に赤く線が走った。 酷い痛みか、熱があった気もする。 零れ出る体液は当然不快であるが、 仕方なし、背に腹は変えられまい。]
──…… そうだ、 これで好い
[ 大鏡の中今度こそ安楽一記は笑う。]
(300) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ …… 、チャイムの鳴る音がする。]
(301) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
…… 誰かが、受験の重圧と言ったとき ありきたりだと笑ってやった記憶がある
(302) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
|
|
[ ── 世界が、ぐらり と揺れた。
安楽一記は、よろめいた。壁に背を預ける。
なんだか何かが痛かったのだ。 どうしてだろう。 目眩だってするようで、 高熱に浮かされたような心地だ。 首を伝いシャツを汚す生温さが不愉快であった。 ぼたぼたと滴るものがあったが、 拭ってやるのも億劫だ。
ぼんやりと見上げた天井で、蛍光灯がじんわり滲んで 二つ在ると思ったものは結局一つだった。
ほう と小さく息を吐いた。膝に力が入らない。]
(303) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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…… 所詮、安楽一記など そういうありきたりな男であったのだ
(304) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[ …… 右手の中でくしゃりと紙切れの潰れる音がする。 掌に爪が食い込む程に握りしめていた。汗ばんでいた。]
(305) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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…… 或いは、只生きるのが下手であった
(306) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[ もう熱いのか痛いのか何も考えられないから、 不衛生な床にずるりとそのまま腰を下ろす。 リノリウムの床がひんやりと冷たく、 それを心地よいとさえ思ってしまう。 …… 一体誰がそんなことを考えたのだろう。]
(307) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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…… 今更そんなことを識ったって、 このエンディングに名前さえ付けられない
(308) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[ 何の為かも分からず、大きな身体を畳んで膝を抱いた。]
(309) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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…… 此れが終わりとさえ 安楽一記は識らなかったのかもしれない
(310) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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[ チャイムの余韻が消えるのと時を同じくして、 ──── 安楽一記は意識を手放す。]
(311) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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…… さようなら、世界 時の止まった校舎 顔の見えない死にたがり
(312) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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…… そして、死にゆく安楽一記の世界よ *
(313) 2018/02/20(Tue) 23時半頃
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── 午前8時50分 踊り場にて ──
[ 3年4組の教室からほど近い階段。 一階と二階を繋ぐ踊り場に、そのマネキンはある。
罅の入った大鏡の下、 やたらとでかい図体を縮こまらせて、 踊り場の隅で膝を抱えているのが其れだ。
かくりと項垂れた首を持ち上げようなど 誰も思わぬかもしれないが、 そうすると分かり良いかもしれない。
真っ白な人形の無表情は、 口端の延長のように両頬が罅入って、 そこからとくとくと血を零している。
笑顔を模しているのだろうね。 其奴がいつだってそうしていた風にさ。]
(314) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ …… それから、 強く握られたまんまの右手の中には 鏡の破片なんかじゃあなく、 紙切れが収まっていて、 そこにはご丁寧に名前が書いてあるのだ。 ── 安楽一記 と。
…… その紙が何かって? 受験生なら見慣れているだろう。 模試の結果が記されているだけさ。
とはいえ、可もなく不可もなく 受かるも八卦落ちるも八卦…… みたいな なんとも面白みのない結果ではあるけどね。]
(315) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 意味が分からなくたって仕方がない。 それは安楽一記という人間の問題だ。
そんなちっぽけな事実如きに殺される 小さな人間の抱えた問題だ。]
(316) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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…… ああ、でもその手を 強引に開くというならば覚悟し給え 自分さえ騙し続けた事実を晒された暁には ──…… 安楽一記は死んでしまう
(317) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ ── 等と、偉そうな声も聞こえない。
…… 兎に角、その 其奴らしさの欠片もないマネキンが、 それでも其奴の残していったものなのだ。
何にも出会わなかった。追われなかった。 責められもしなければ、笑われることもなく。
ひたすらに主観で進みゆく物語に 他の登場人物なんて居てくれやしない。]
(318) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 少なくとも唯一つ確かに言えるのは、 自身の信念── 或いは正義に基づくなら
この時の凍った冷たい校舎にて 選んだ訳でもない終わりを迎えた時点で、
安楽一記は思い通りにならない世界など 早く捨ててしまわなければならない。
ただしいみちと綴って正義なのだからさ。 これはそういう物語であった。
別に笑ってくれても、蔑んでくれても構わない。 或いは、全く関心を示さなくたって。]
(319) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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個人の死のその瞬間から その世界は滅ぶのとおんなじこと **
(320) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[紅茶に目を落としたまま、亀森君の話にあたしは耳を傾ける。>>+65]
……うん。 椿ちゃん、あたしと話した時は、自殺したのが自分だって自覚はないみたいだった。 だけどさ、校舎からだんだん人が減っていったら、そのうち気づくんじゃないかな。 あのメールの送り主は自分だったんだ、って。
[携帯を開いても、もうあのメールは残ってないけど。 だけどあのメールの内容は、あたしの中に残ってる。 多分、ずっと忘れない。]
そしたら、そういうこといっぱいいっぱい考えると思う。 だって、自殺したんだよ? それって、よっぽどのことだよ。 みんながどれだけ説得したって、その決意を変えるって、相当大変だと思う。
(+68) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[あたしだって、何度も死ぬことを考えた。今だって考えてる。 だけど、実際のところ、まだ実行には移してない。 椿ちゃんは、それを実行した。その重みを考える。]
一度死のうと思ったんだもん。このまま死ねるなら、死なせてって思うのが自然だと思う。 帰ってこない理由をいっぱい考えるんじゃないかな。
[自殺した理由が解決したわけじゃないことも。 自殺を図ったって評判が付きまとうことも。 後遺症が残るかもしれないことも。 椿ちゃんが考える、帰らない理由になると思う。]
(+69) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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無理に助けることなんて、きっと誰もできないと思うよ。 そうだなあ……あの校舎で死んだら、この世界に帰ってきたから、あの校舎の椿ちゃんを殺せば帰ってきたりするのかもしれない、けど。 それって、こうやって帰ってきたから言えることだよね。 あの校舎にいる時に、死ねば現実に生きて帰れるなんて確信はなかったんだし。
[永谷君の言葉を思い出した。 あっさり受け入れるんだな。>>3:123 しっかりしてんな。>>3:124 決してほめ言葉じゃなかったあの言葉。 今だってあたしが、椿ちゃんが生死の境をさまよってるっていうのに、その状況をこんなに冷静に受け止めている。 やっぱりあたしって、まともじゃないんだなあ。]
(+70) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/21(Wed) 00時頃
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あたしたちにできることは、椿ちゃんが帰って来たいって思ってくれたらいいなって願うことだけだし、 あの校舎にいるみんなにできるのは、椿ちゃんが帰りたいって思えるように説得することだけじゃないかな。 決めるのは、椿ちゃんだよ。
[あたしはそう言って、ふと亀森君に顔を向けた。 自殺を図った人に、ずいぶん理解があるんだなって思ったから。]
――――もしかして。 亀森君も、死にたかった?*
(+71) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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/* ぱちぱちぱち。 更新してから纏めてもじをかこう
(-94) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 二階の声が此処まで聞こえていたのなら、そっと近づいて幽霊の振りでもしただろう>>267。 確かに、声は聞こえた。 しかしそれは教室の外で。
「 俺、みんなのこと好きだからさ、 悲しむ顔は見たくないな 」>>0:463
何処かで聞いた事がある言い方だ。]
永谷………?一人で何言ってんの。
(321) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 相変わらず気持ちの悪い事を言う。 文句を言ってやろうと身体を起こして廊下に半身を出す。
誰もいない。 不審に思って、鋏を手に取る。
すぐ後ろで安楽の笑い声がする。 振り返っても開けっ放しの窓から風が吹き込むだけだった。
──気持ち悪い。]
(322) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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/* みるちゃん、おちろるだいじょうぶかな?
(-95) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 「 心配かけて悪かった 」>>2:385
耳元で聞こえたのは十朱の声だと思った。
「 心配してくれてありがと 」>>159
微かに聞こえる別の声が混ざる。 気持ち悪い。
『 無理はするなよ 』>>2:386 『 無理して笑わなくていいよ 』>>161
耳を塞ぐ。 身を守るように縮こまった。 声は頭の中に直接響く。 繰り返し。 気持ち悪い。 気持ち悪い、気持ち悪い。]
(323) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 「 もう大丈夫だから 」
窓ガラスに映った自分の顔が笑っていた。 鋏を窓ガラスに突き立てる。 持ち手が手に食い込んで血が滲んだ。]
なんだそれ……なにそれ。 そんな顔、してない! 日向に、みんなにそんな顔、向けてない!
[ 日向の声が聞こえた。>>172 聞こえてない。 ただ思い出した。]
(324) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 声が聞こえない所まで走る。 それでも声は付いてきた。 亀森の顔が頭に過ぎる。
ふーん、って顔だ。 あたしがいつも仲間内に向けてる顔だ。 笑ってる声はあたしが大丈夫って嘘ついてる時の声。
全部人と深く関わるまいと決めた、 無関心なあたしそのまんま。]
(325) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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あ、そっか。
(326) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 気持ち悪かったもの全部、あたしだ。
非常口の扉を抜けて手すりに背中を預ける。 追ってくる物は何もない。
足が滑ったのは偶然だった。]
(327) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 手すりを掴む。 髪の毛を何かに掴まれた。 首ががくん、と揺れて手から力がぬける。 髪の毛を掴む何かだけが命綱。
視界を覆う長い髪が邪魔だった。 拓けた視界、足の下。 鉄柵に囲まれた給水所と雪が積もった地面が見える。 目眩がする程、遠い。]
(328) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 痛い。 ぶち、と髪が切れる。 それでも腕を伸ばせば手すりには届きそうだった。
伸ばしかけた手を、下ろす。]
………は、はは… ……邪魔。
[ 全部バレてた。 ハッピーエンドを描いてくれた子にも、 もしかしたら気持ち悪いと思ってた奴にも。 此処が死に時だと握り締めていた鋏で、 見てくれだけの虚飾を切った。]
(329) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 痛い。
何だろう。 お腹が熱い。 右肩に刺すような痛みが走った。
刺さってる、と自覚するまで時間はかからなかった。 まだ血が流れてるから、死ぬまで時間がかかるかもしれない。
自分もマネキンになるんだろうか。 マネキンになったらその後は、 本当に死んでしまうのだろうか。]
(330) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 身体の何処が痛いんだかよく分かんない。 ただ静かに落ちて来る雪だけが頬に当たって冷たい。]
(331) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ あたしが其処に居なくても良かった。 舞台の上にある物が舞台の上にある物として、 脚光を浴びていることが嬉しかった。
日向も、香里も、芽衣も、椿も、蘭も、 永谷も、安楽も、亀森も、十朱も、龍騎も。 あたしにスポットライトが当たらなくてもいい。
落ちてくるのはあたしの髪か、 でもその中に風で剥がれた赤い、劇のポスターがある。 それだけは、と掴もうとする。 そろそろ誰か、この喉につっかえたものの答えを教えてほしい。]
(332) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ ただただまっすぐに、手放しで、 そこでようやく理解した。]
これも …… すき …… だったん、だぁ……
[ 今更気づいて、
ほんと馬鹿じゃないの。 ]
(333) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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[ 伸ばした腕は糸が切れた人形のように垂れた。
後には、 吹田実瑠の格好をしたマネキンが鉄柵に刺さっている。 雪の上に長い髪を沢山散らして。**]
(334) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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/* えーん、実瑠ちゃーんしくしく
(-96) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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/* ひええ、おつかれさまあ……!
(-97) 2018/02/21(Wed) 00時頃
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