96 【飛び入り募集】たびびとのまち
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クラリッサはランタン職人 ヴェスパタインに投票した。
ヴェスパタインに2人が投票した。
クラリッサに2人が投票した。
ロビンに3人が投票した。
ロビンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ヴェスパタイン、パピヨン、ヘクター、クラリッサ、カトリーナ、ホレーショーの6名。
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[死をどう思っていたかなど。
どう語ったって、全ては、過去の言葉なのだから。]
……死の、何が怖い?
[問う。
ただ、静かに、問う。]
……死の、何が嫌だ?
[足は自然と、止まる。]
(0) 2013/09/25(Wed) 01時頃
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/* わ、割れた
(-0) 2013/09/25(Wed) 01時頃
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/* ギリギリまで迷ってロビンさんに投票したらこの僅差だよ。 あわわ。だってなんか皆、死亡フラグ絶妙で…
(-1) 2013/09/25(Wed) 01時頃
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/* うっしちゃんと死亡フラグ回収。ありがとうございます。 (多分)襲撃までしてくださってなんていうかありがとうございます。RP村で初回退場枠大好きなので本望です。
> でもまた墓下ぼっちかい <
(-2) 2013/09/25(Wed) 01時頃
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/* ぼっち?いやサイモンが居るよ。うん。
(-3) 2013/09/25(Wed) 01時頃
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/* これは、パピヨンさん… 返事に時間かけ過ぎて会話足らなくて襲撃パスだった感じですかね? うわああーーー爆破四散
すいません
(-4) 2013/09/25(Wed) 01時頃
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/* にしても票のあつまりが納得の死亡フラグ組である
(-5) 2013/09/25(Wed) 01時頃
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麻痺って、私てっきり、治す薬だとばかり。
[回避できないお終いに、杖を握る手が震える。 隣のちぐはぐな足音が止まれば、自分も足を止めた。]
私、 皆と会えなくなるのが、 歌えなくなるのが、堪らなく怖い。
みんな生きて、このまま、変わらずに日常を続けたい。
そんなの無理だってわかってるけど、 でも、それぐらい望んだっていいでしょう…?
(1) 2013/09/25(Wed) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 01時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 01時半頃
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言ったろ、処置が不味かったって。 戦場から逃げ出して、次の町に辿りついたと思ったら手遅れだって。 だから、無理矢理の延命治療。
歩けるくらいには回復したけど、……今思えば、回復って程でもねーよな、……長生きはできてねェんだし。
[足を止めた彼女から目は逸らさない。 灯りの灯された町。
闇を振り払うには、及ばないが。 それでも確かに、その掌が震えているのはわかる。]
………望むのは、お前さんの勝手だろう。 歌うも歌わないも自由、……ってのと同じだろうな。
(2) 2013/09/25(Wed) 02時頃
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けど、……どうしたって手に入れられないものを望んで、望んで、 ……最期まで望んだまま、死ぬっていうのは。
[寄せた眉も。 閉じた瞳も。 彼女には見えないから。]
……悪いが、あんまりお勧めはできねェな。
[薄く開いた瞳。 見下ろすのは、自分の掌。
彼女が握った、掌。]
……あと「死んでほしくないから死ぬな」って。
死にそうな奴の前で、口にしてやるなよ。 ……全員が全員、死にたくて死ぬわけじゃねェんだし。
(3) 2013/09/25(Wed) 02時頃
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[仕事の引継ぎは、丁寧だ。 一つ一つ、忘れないように。]
君がきちんと覚えるまでは、頑張らなくちゃね。
[ぽろぽろと零れ落ちる黒は、留められないけれど。]
(4) 2013/09/25(Wed) 02時頃
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そう…ですか。
[何か言わなくては、と必死に絞り出した声は当たり障りのない言葉。 彼の痛みや苦しみを完全に知る事は叶わない。 過ぎた事に、声を上げる事も出来ない。
夜の町は静かだ。 二人の声が、澄んだ空間に響く。]
(5) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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でも、私、 まだ生きて色んな人とお喋りしたいわ。 したい事も沢山ある。 知らない世界の色も、もっと知りたい。
ヘクターさんとお喋りしたい事も、まだ沢山、沢山あるの。
[彼の居る空間に顔を動かす。 木の香りは、何処か薄い。 風が強いのだろうか。]
(6) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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…ごめんなさい。 でも、いつまでも皆と一緒に居たい。 このまま、変わらないまま、みんな元気で、幸せに笑って…。
[碧がこぼれそうだ。 赤を引いた唇を噛む。 無茶を言っているのぐらい、よくわかっている。]
(7) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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……それができないから、お前さんは此処に来たんだろう。
一緒に居たい人間と、共に居られないから。 変わって欲しくないものが、どんどん変質してしまうから。 ……避けられないってわかってるから、この町に来たんじゃねェの。
[ざり、と、軍靴が地面を踏み締める音。 揃わぬ足音が、その傍に立つ。 変わらぬ声音のまま、変わらぬ表情のまま。 少しだけ、身を屈めて。]
……話すくらいなら、いくらでも付き合ってやる。 多少の事でいいなら、手伝ってもやれる。 俺にはできない事があっても、他の奴なら頼めるかもしれない事がある。
……俺には、お前さんの身体の事情はわからないが。 それでも、……相当に、ガタが来てるって、俺でもわかんの。
だったら動けなくなる前に、やりたい事、きちんとやっちまいな。
(8) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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[そしてまた、離れて。 緩やかに、歩きだす。]
……何かを悔いながら逝くのは、……俺は、勧めない。
[数歩離れたところで彼女を待つ。
夜も、だんだんと深けてきた。 こんな時間に健常でない人間が二人でいても、襲われる心配など皆無だった。 そんなこの町が少しだけ、誇りだった。]
(9) 2013/09/25(Wed) 02時半頃
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だって、わたし、さみしいから。 一人ぼっちは、嫌なんだもの。
[何処まで行っても、この寂しがりは直らなかった。 終わりが近くなっても、まだ離れることを恐れてる。
いつもより近い声に、心臓が跳ねた。]
(10) 2013/09/25(Wed) 03時頃
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……。
[バレている。
直に片足はただの重りになる。 盲人用の杖ではなく、別の種類の杖が必要になる。
その次は何処だろう。 最近進行が遅い癖に、体が重い。 きっと、見えない個所に出ている。]
(11) 2013/09/25(Wed) 03時頃
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じゃあ、じゃあ、 もっと、お話ししましょう。 色んな事、教えて下さいな。 私の知らない事、沢山。
遠くの街の事や、他愛無い話でも、結構ですから。
[不安を押し殺すように、用事を並べる。 きっとこんなにたくさん言われても、迷惑だわ。]
家のテーブルも直して下さい。 また手袋を引っ掛けて破いてしまいますから。 扉の立て付けも悪いんです。 見て貰っていいですか。
[でも、やり残しなんて、無いように。 もっとあの時、なんでどうしてなんて、ないように。]
(12) 2013/09/25(Wed) 03時頃
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あと、
手、繋いで頂けますか…? 少し、寒くて。
[もっと彼と関わっておけばよかったなんて無いように、 震える手を伸ばした。]
(13) 2013/09/25(Wed) 03時頃
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/* ヘクターさん何でそんな手気にしてんの!!オラオラ!と思っての事だったんですが、 これは、パピヨンさん矢印向けてる?の? (フラグが良くわからない)
れんあいするよていは、ない、はず。 たぶん。 いや、分かんない。分かんないぞ。流れで書いてるからな。
(-6) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 03時半頃
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[眠る前には身体はますます小さくなっていて、パジャマはもはや丈が余り、袖も裾も折り返すばかり。 いつも使っていたシングルベッドは、いつも通りの一人きりなのに、随分と広く感じられた。
一階の店のテーブルの上には、今日仕立て直したばかりの手袋とジャケットが置いてある。万が一、自分に明日が来ないとしても、依頼主に再び使ってもらえるように。]
手渡し、できればいいんだけどねえ。
[ベッドの上でロバートはひとり、呟く。真面目な彼の心配は、いつだって仕事のことばかり。
「仕事の心配ばかりしてないで、私の心配もして頂戴」
昔、妻にそう言われたことがあったのをふと思い出して、くすりと笑った。 彼女にまた会ったなら、相変わらずの仕事馬鹿だと頭を叩かれるに違いない。
……それもまた、いいかもしれない。]
(+0) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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[彼女に会ったなら、この街で開いた、新しい店の話をしよう。 港町で開いた店よりも、少し小さな店だけれども。やさしいひとばかりの素敵な街にある店だ。自分が仕立てた、自慢の品のある店だ。
彼女はどんな風に、それを聞いてくれるだろうか。どんな言葉を、返すだろうか。
しかし彼女の反応がどうであれ、ロバートはきっとこう締めくくるのであろう。目を閉じて、彼はそっと、小さな声で言う。
……幸せな、人生だった、と。]**
(+1) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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/* メモメモ。触っても感覚ない。
(-7) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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/* > 幽界ONにさっき気づいた < システム周りはしっかり確認しろとあれほど
(-8) 2013/09/25(Wed) 03時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/25(Wed) 20時頃
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[夜になり、結局開くことのなかった食堂に戻った。 今日仕込んだ分は翌日へ。 書いた手紙はエプロンのポケットへと入れた。]
これは、明日出して……。
[かちゃり、食堂の扉を閉める。 鍵はかけない。 雲に隠れた空の下、家に戻った。]
(14) 2013/09/25(Wed) 21時半頃
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――深夜――
[スヴェルチェルから学んだ事を反芻しながら 家へと戻る]
[ぽろぽろと零れる黒。 命のように、崩れる黒。
儚い、黒]
[家のランプは、殆ど点けないが 今日は、練習を思い出し そっと、灯してみる。
街のランプは、灯して歩いたそれは とてもあたたかく感じたのに。
目の前のランプは あたたかく、なかった]
(15) 2013/09/25(Wed) 23時頃
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[爪は、癖のように手首の自傷跡を削っていた。 しかし、それで人は死なない。
首を吊るような 直接命に影響を及ぼすものではない]
[『覚えるまでは、頑張らなくちゃ』 それが、約束。
覚え、光を灯す事]
(16) 2013/09/25(Wed) 23時頃
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[告げられる頼みごと。 一つ一つに頷くが、頷きはきっと彼女には届かない。
言葉一つなく、それでも全ての言葉を覚えて。 述べられた手>>13を、そっと取る。]
早く、帰ろう。
[取った手を、軽く握り。 進行方向へと、導く様に。]
……色んな事って程、俺も旅はしてねーんだけどな。 いくつか周ってはいるが、……そう、長く滞在したわけでもないし。
[歩きながら、言葉を紡ぐ。 返事がなくても、続けていく。]
(17) 2013/09/25(Wed) 23時頃
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[記憶の遠く、訪問した町や村の事。
水に浮かぶ朽ちかけた町。 三日ほど、森で迷った後に辿りついた町。
一つ一つの話は短く。 残り僅かの距離で、いくつの話ができただろうか。
彼女の家の前、足を止めて。]
………、点検は、明日、……明るくなったら来るから。 それまで、手袋破かずに待ってな。
[手を、離した。]
(18) 2013/09/25(Wed) 23時頃
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――翌朝――
[今日は、パン屋の手伝いは無かった]
[揺れるスカート。 それは、昨日ロバートに直してもらったスカート。
目立たない継ぎ目が、あたたかい]
ロバートさん、おはようございます。
[扉をノックする。 昨日は、修繕代金を払えなかった。 だから、今日は お手伝いのお駄賃として貰った野菜を手にして]
(19) 2013/09/25(Wed) 23時頃
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ロバートさん……?
[彼はいつも、早起きだった筈なのに]
(20) 2013/09/25(Wed) 23時頃
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[エプロンのポケットの中でかさりかさりと音が鳴る。 サイモンの家族が住む住所は知らない。 明日、サイモンの家に行って調べてみようか。 分からないかもしれない。
でも、それでも良いのだ。
ゆったりと家に帰れば、静かに眠った。]
(21) 2013/09/25(Wed) 23時頃
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/* うーん、役職透けるからこの発言微妙だったかな……
(-9) 2013/09/25(Wed) 23時頃
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― 翌朝 ― [目を覚まして食堂に行く前。 郵便局に手紙を出しに行く。 その前に、サイモンの家に向かって。]
……あら? クラリッサ、どうかしたの?
[仕立て屋の前、其処に立つ姿に声を掛ける。]
(22) 2013/09/25(Wed) 23時半頃
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[どうしてこんなに寒いんだろう。
握る手に感覚は無い。 かろうじて、何かに腕を引かれているという力を感じる。 明日から、酷く不便になるに違いない。
彼の声と、引かれる力だけを頼りに歩む。
知らない場所の知らない人の話。 知らない風景、 知らない天気、 知らない色、
彼が紡ぐ話は、 全部、私の初めての世界。]
(23) 2013/09/25(Wed) 23時半頃
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はい。 折角ヘクターさんに選んで貰った手袋ですもの。 破いたりなんか、しませんわ。
…今日は、ワガママ言ってしまってごめんなさい。 でも、ありがとうございました。
それじゃあ、 おやすみなさい。
[手の力を緩めれば、何かがすり抜ける振動を感じた。 手が離れたのかしら。
何も感じない暗闇。 それでも、ついこの間まで温もりがあったわ。 それさえも、無くなってしまったのね。]
(24) 2013/09/25(Wed) 23時半頃
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[離れて行く足音の方向に、重りになった手を振る。 関節は動くものの、何処か、ぎこちない。 そんな気がする。 本当に動いているのか、それさえ感じる事が出来ない。]
(25) 2013/09/25(Wed) 23時半頃
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おはようございます、カトリーナさん。
[ぺこりとお辞儀をして]
昨日、ロバートさんに、服を繕って貰ったので お礼を持って来たんです。
でも、反応、無いですね…。 寝てるんでしょうか?
(26) 2013/09/25(Wed) 23時半頃
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/* かとりん素晴らしきヘルプをありがとうございます
へくたーとぱぴよんがもう!もう! なんて大人の空間
(-10) 2013/09/25(Wed) 23時半頃
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[手が、離れる。 手袋越しでもわかる、冷たく硬い、人間の掌とは明らかに違う感触。
彼女に、自分の温度は伝わらない。 彼女の温度を、自分は感じられない。
時折見える、青く澄んだあの石へと、彼女も変わる。
彼女の見送りを受けながら、自宅へと戻る。 歪んだ家具の中、寝台が軋む音。
死ぬのが怖いと彼女は言う。
怖くはなかったが、ただ辛かったと。 そんな風に自らの体験を言ったら、彼女はどんな顔をするのだろう。 彼女の知らない世界の事を告げたら、どう思うのだろう。
打ち明けたところで、今が変わる筈は無いのに。
横たわり、目を閉じる。]
(27) 2013/09/25(Wed) 23時半頃
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おはよう。 お店にいらっしゃらないだけかしら?
[まだ昼にもならない時間。 店を空けて出掛けてはいないだろう。 真面目で、仕事のことを考えていた彼のことだ。 寝過ごすことも考え難い。
寝ているのだろうと、同意はしなかった。 眠ったまま、起きられない可能性もあるのだ。]
(28) 2013/09/26(Thu) 00時頃
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[店の扉に手を掛ける。 鍵は掛かっていない。
そっと中に入る。 冷えた空気は、其処に誰も居ないことを示している。]
ロバートさん、おはようございます。 ロバートさん?
[テーブルの上には、仕立て直されたばかりの上着と手袋。 直接持ち主に返そうと店の主人が思い、叶わなかったそれ。 手渡せなくとも、持ち主に使って欲しいと願っていたそれ。
一針一針、丁寧な仕事。 店主の仕事への誇りと思いが伝わる気がした。]
(29) 2013/09/26(Thu) 00時頃
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お邪魔します。
[カトリーナに続き、店に入る。 いつもと同じ、店。 布と、服と、ミシン。
なのに、違う。
いつ見てもロバートの姿は変化していたけれども それは、ロバートだった。
主の座っていないミシンが、よそよそしい]
(30) 2013/09/26(Thu) 00時頃
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居ない、ですね。 ならば、起きられない……?
[ロバートは死ぬのを覚悟していたと言った。 それでも]
(31) 2013/09/26(Thu) 00時頃
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[顔に僅かな温もりを感じ、目覚める。 窓から日が差しているのか。 鳥の声と、街を行き交う人の声。
起き上がり、日課の身体のチェックを始めようとして、やめた。 もう、そんなことしなくてもいいだろう。
それより服を着替えなくては。 きっといつもより、うんと時間がかかる。
感覚のない手で必死に服を探し、僅か残った生身の部分に押し当てどんな服か判別していく。 小さなボタンの多い物は着られない。 なんせ昨日来ていた服は、脱げずにボタンを千切ってしまった。 ロバートさんに直して貰わなくちゃ。
いつもよりゆったりした服を被り、首に分厚くショールを巻きつける。 手袋は何処にしまっただろうか。]
(32) 2013/09/26(Thu) 00時頃
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[並んだ洋服。 ロバートが仕立てた、洋服。 何を思って仕立てていたのだろう。]
……いらっしゃらないようね。
ロバートさん、お邪魔しますね。
[店の奥、住居スペースを覗き込む。]
(33) 2013/09/26(Thu) 00時半頃
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― 翌朝 ―
[ずれた生活リズムは、簡単には戻らなかった。 朝日の昇り始めた頃、目が覚める。 長い間、眠れたのは、久しぶりだった。
起こすのはやはり、足の痛みなのだけれど。
習慣の様に包帯を巻き、立ち上がる。 家を出たまま、工房へ向かう。
木の匂いの立ち込める工房。 床に落ちた端材をいくつか拾えば、大きさを合わせていく。 切り落とした小さな端はそのままに、作業台に向かえば一つ一つを組み合わせて。]
………よし、
[片腕で、簡単に抱えられる大きさの、一つの箱。 きちりと合う様に作られた蓋を嵌めれば、立ち上がる。]
(34) 2013/09/26(Thu) 00時半頃
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[向かった先は納棺師の元。 昨日から連日仕事続きで申し訳ないとは思っているのだが。
戸を、叩く。
彼が顔を出せば、手にした箱を押しつけるだろう。 子供の頭よりも小さい、ちょっとした小物くらいしか入らないような箱。 ちょっとした装身具――眼鏡のような――くらいならば、入るだろうか。
彼が怪訝そうな顔をしても、無理矢理に押し付けた。]
……直ぐに要るから。 受け取っといて。
[――― 自分が彼に手渡すような品など、棺くらいしかない。]
(35) 2013/09/26(Thu) 00時半頃
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/* へくたん赤なのね
(-11) 2013/09/26(Thu) 00時半頃
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ロバートさん。
[呼び掛ける声は、あまり大きくない。 なんとなく、分かって居た。 暖かみが消えてゆくだけの感覚がして]
ロバートさん……。
[部屋を巡り、捜す。 居ない。どこにも、居ない。 繕って貰ったスカートを握り
もう、遅いのだと頭は半分諦めて居ても 捜すのだ]
(36) 2013/09/26(Thu) 00時半頃
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[どこか遠くから、自分を呼ぶ声が、聞こえる。]
『ロバートさん、おはようございます。』
[微睡みの中、彼に届く微かな声。 それは、聞き慣れた声だろうか。それとも懐かしいあの人の声だろうか。 ねぼけたあたまでは、その声の主を思い出すことができず。
いつもは日の出には目を覚ます筈なのに、今日はたまらなく眠い。
きっとそろそろ、店を開く時間なのだろう。待ちかねたお客が呼んでいるのかもしれない。 ……それとも、待ちくたびれた彼女が、呼んでいるのだろうか。
ああ、それでも今日はもう少しだけ、眠っていたい。
心地良い眠りに身を委ね、ロバートは永眠る。 その存在を証明した身体は、もう、世界の何処にも。]
(+2) 2013/09/26(Thu) 01時頃
|
|
[ロバートの名を呼ぶクラリッサの前を歩いて。 立ったのはベッドの前。
誰かが寝ていたような形のまま、布団が膨らんでいる。 しかし、そこには誰も居ない。 袖と裾を折り返したパジャマだけが不自然に残っている。]
……おやすみなさい。
[温もりも残っていないベッドに手を伸ばして呟いた。]
(37) 2013/09/26(Thu) 01時頃
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|
おやすみなさい。
[死者にしか聞こえない声で、また呟く。]
ロバートさんは。 幸せでしたか? 寂しく、なかったですか?
[其処に居たという形を残して。 眠ったまま逝ったのなら良かった。 苦しまなかったのなら。]
(*0) 2013/09/26(Thu) 01時頃
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……おやすみなさい。
[膨らんだベッド。 そこに有ったのは確かに、見慣れたメガネだった]
行ってらっしゃい
[死ぬのは怖くない。 死ぬのは羨ましい。
死ぬのは、新たな旅立ちだ]
[だから、笑って、送り出す]
(38) 2013/09/26(Thu) 01時頃
|
|
死が……続きます、ね。
[カトリーナに声を掛ける。 泣きも、乱れも、しない]
ロバートさんは、幸せだったんでしょうか。 不思議な病気になって、苦しんで。
死を受け入れる時間は、有ったそうです。 でも、望んでないって……言っていました。
そんな中、生きるのは、幸せな事なんですか……?
(39) 2013/09/26(Thu) 01時頃
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[ホレーショーの家に空の箱を届けた後。 一度、材木置き場に立ち寄ってから、自宅へ。 各種工具を鞄に詰め、肩から下げれば小脇に様々な材木を抱える。
明日―――今日、行くとは言ったが、時間を明確に決めていなかった。 起きるのは早すぎたくらいだが、そろそろ余所様の家にお邪魔しても怒られる時間ではないだろう。
一度自宅の方へ寄り、荷物を少し増やしてから町へ出る。
またひとつ、空気が沈んでいる。 この様子だと、もう一人や二人、引き摺りこんでしまえそうな気配がした。 眉を、寄せる。]
……はぁ、
[確かに死の町ではあるが。 殺す町ではないというのに。
道中、吐いた息もまた、重い空気の中に紛れて。]
(40) 2013/09/26(Thu) 01時頃
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|
/* 何が問題て投げるだけ投げて寝そうな事であるねむい
というのを毎日繰り返している…
(-12) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
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[怪しい手つきで食事を作る。 元々、あまり凝ったものは作れない。 簡単に野菜を切って、煮込む。それだけ。
ただ、いつもそつなくこなしていたその作業も今日はとても見れた物では無かった。 感覚が無い、とは酷く不便だった。 包丁の向きも、何を握っているのかも、本当に切れているのかもわからない。
時間も分からない。 いまは朝?昼? 手の感覚が無ければ、時計に触れて確かめる事も出来ない。
クラリッサを呼んだ方が、よかったのかもしれない。 それか、食堂で食事を… でも、食材が痛んでしまうわ。
どの道、彼女に手伝って貰って、家の整理をしなくては。 着れなくなった服は多い。 物も、もっと分かりやすく整頓しないと。]
(41) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
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|
/* 動かしに迷いまくって家から出れず。
(-13) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
|
……そうね。 でも、何処かで必ず訪れているものよ。
[残された眼鏡を手に取る。 膨らんだ布団を直し、そのままだったパジャマを畳んだ。]
ロバートさんが幸せだったかは、聞かないと分からないわ。 クラリッサは、幸せではないの?
[埋葬をする体は残っていない。 遺品を納棺師のところに持っていけば、良いだろうか。]
(42) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
|
/* このパピヨンさん。服後ろ前逆に着てそうですね
(-14) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
|
[やがて、昨晩も訪れたパピヨンの家の前に辿りつけば、一度、材木などをその場に置いた。 別に置いておいても、誰かが取るわけでもない。
工具入れは肩から提げたまま、戸を叩く。
戸の向こうに耳を澄ませば、幽かに聞こえるのは生活音。 在宅らしいことに、ほっとした。
彼女の残り時間もまた、少ない。]
(43) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
|
[他にも危うそうな者はいた。 彼らは今満ち足りているのか。 必要ならば、何か手助けしてやらねばならないのではないか。
今この時ほど、身体が分裂すればいいのにと思った事は無い。]
(*1) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
|
[微睡みのなか、また声がする。 夢うつつのなかの彼には、その正体は掴めないけれど、それはとても、とても優しい声。]
……うん、 しあわせ、だったよ。
[そう呟いて、姿があるのならば、そっと微笑んでみせるように。ぼんやりとした意識のなか、やさしい街の人たちを思ってみせた。]
(+3) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
|
…駄目だわ。
[包丁を置く。 こんな事もできなくなってしまった。 ボロボロの食材を全て捨て、道具を流しに突っ込む。
木のテーブルを撫でる。 ささくれたテーブルの表面は、碧い手を傷つける事は無い。 怪我なんて、もうずっとしていない。 する生身の部分の方が少なかった。]
(44) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
|
― 自宅 ―
[男は疲れていた。 元より、連日仕事続きになることも さして珍しくはない。 しかし、最近は以前より増して 消耗が激しくなっているのを感じる。
青い顔をして朝食を摂る。 少しばかりでも、食わなければ。 あっという間に吸い尽くされてしまう]
(45) 2013/09/26(Thu) 01時半頃
|
|
[来客を告げる音に顔を上げた。 ヘクターさんかしら。]
はい。 今行きます。
[昨日より重くなった足を動かし、扉の方向へ。 手探りで鍵を開けると、鈍い音を立てる扉を開いた。]
どちらさまでしょう。
[帽子は被らず、双眼を閉じて出迎えただろう。]
(46) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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[程無くして、返事は返ってくる。 戸の向こう、帽子を被らぬ彼女の顔。 帽子が他人の目を阻む為のものならば当然だ。 自分の家なのだから、隠す必要など、無い。]
……あぁ、えぇと、俺。……ヘクター。 修理とか、諸々……。
……俺ん家今、作業する場所無いんで。 上がって作業させて貰えると楽なんだが。
[事実である。 現に、未だに工房の前には、布をかけられた机が鎮座している。
一応、どんな損傷度合いでも対応できるよう、色々な材木を持ってきた。 道具も、同じく、様々な物を。
多少のささくれ程度なら、表面を鑢がけしてやれば何とかなりそうな気がしないでもないのだが、やはり、現物を見ない事には始まらない。]
(47) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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[焦るロバートを思い出す。 男とて例外無く、その生命のともしびは 確実にその終わりに近づいているが、 かといって焦りを抱くわけではなかった。
男には、遣り残したことなど何もなかった。 生に執着する理由も、無いはずだった]
………っ、………ぇぇぇっ、
[それなのに。 今こうして、吐き気を堪えてでも 無理矢理食料を摂取しているのは何故だろう]
(48) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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[幽かに聞こえた声は、微笑んでいるような気配。]
(*2) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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[微笑み、眼鏡を抱き締める。]
幸せかどうか、私が決めることじゃないけど。 ロバートさんは……きっと素敵な人生を歩まれたわ。
だって、素敵な服を仕立てられてたもの。 だからきっと。
受け入れることが出来ても、望んでなかったってことは。 きっとそういうことなんだわ。
[何十人、何百人もの服を仕立てた彼。
そんな彼が、服を着ることなく旅立つのは。 なんて皮肉だろう。]
(49) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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[パンを半分まで食べ進んだ頃、 ドアベルの音がした。 また新たな仕事だろうか。 男は顔色変えず席を立ち、ドアを開く]
…ヘクター。………これは?
[だがそこに立っていた知人に渡される 小箱のような物を見て、首を傾げる。 抱えた箱を一瞥、瞬いて、 「すぐに要る」と説明されれば全てを合点した]
……分かった。
[言葉少なに頷いた。 相手にもきっと伝わっただろう。]
(50) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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[ふわり、いつもの木の香り。]
ふふ、よかった。 やっぱりヘクターさんだった。
ええ、いいわ。どうぞ上がって。
あ、でも、 今朝バタバタしていて、少し散らかっているかも。 ごめんなさいね。
[碧を覗かせたままの両手と、珍しく結われていない、少しウェーブのかかった長い黒髪。
拾い損ねた碧い粒。 キッチンの洗い場には、無造作に放り込まれた調理道具。 開け放した寝室の扉の向こうには、散らばった衣服が覗いていただろう。]
(51) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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[朝食の続きを摂る気はしない。 木箱を机に下ろし、椅子に掛けた。 そしてそのまま机に突っ伏した。
遺品と報せがじきに到着するだろう。 ぐったりとしたまま、 男はそれを待つことにした**]
(52) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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[夜を照らした灯りを、一つ一つ回収して。 街角で聞く報せは、季節の変わり目によくあることらしい。
仕立て屋が旅立ったという。 時を巻き戻すように幼くなって、とうとう消えてしまったという。
彼を失っても、繕い物は誰かがするのだろう。 自分が死んでも、少女が灯火を燈すように。]
(53) 2013/09/26(Thu) 02時頃
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私は、ロバートさんの埋葬をお願いしに行くわ。 クラリッサはどうする?
[仕立て屋を出る。 振り返り彼女に問えば、そのまま納棺師の所へと向かう。
途中で会った人々に、そっと報せる。 亡骸はなくても、彼の店に向かう者も居るようだ。 彼が仕立てた喪服を着て。]
(54) 2013/09/26(Thu) 02時半頃
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[許可が下りれば、一度、軽く頭を下げた。 声にせねば伝わらないとわかっているものの、つい、行動で表そうとしてしまう。]
……お邪魔します、
[一声かけた後、義足の一歩を踏み出した。
散らかっているとは言われたが、自身の作業場に慣れてしまったせいか、あまりそんな印象は受けなかった。 恐らくは、クラリッサも片付けに来ているのだろう。 見えぬ彼女より、見える自分の家の方が汚れているとは何事か。
問題の机の方に向かう前に、彼女に一声かければその手を取る。 材木と共に持ってきた、もう一つの荷物を押し付けた。]
(55) 2013/09/26(Thu) 02時半頃
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[ホレーショーの家の前。 扉をノックし、出てくるのを待つ。**]
(56) 2013/09/26(Thu) 02時半頃
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……古い物だけど。 歩くのに慣れてねー頃、使ってた杖。
……もう俺には要らねェから、……暫く、貸すよ。 かなり古いから、捨てても良いけど。
[彼女の杖とは違い、歩くことを補助する為の道具。 長く使っていなかった上に、使わなくなってからかなりの月日が経っている。 作りは頑丈だが、見てくれはあまり、良くはない。
次いで工具を床に下ろせば、部屋を見回して。]
……で、机と扉とは、どれ?
[同時に、彼女が座れそうな椅子を見つければ、引き寄せて彼女の側に置いた。勝手に。]
(57) 2013/09/26(Thu) 02時半頃
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[───作業は、おそらくそこまで長くかからなさそうなものだっただろう。
ささくれ立ってはいるものの、机は四つ脚で立っている。 扉だって、枠が外れているわけでもない。
一応、ざっとした見積もり時間を伝えて。 もし外出などするのであれば、その間だけ自分も外へ行く、と付け加える。]
……もし、暇ってんなら、……気が向いた時に、何か歌ってくれよ。 音楽、あると捗りそうだし。
[重ねるように付け加えたそれは、仕事とは関係ない、個人的な頼み。**]
(58) 2013/09/26(Thu) 02時半頃
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[彼が入りやすいように、一歩下がる。 散らかり具合は自分では見えぬので、どれほどまでかは分からないが、 昨晩から出しっぱなしの物もいくつかあっただろう。
手を持ち上げられ、コンと、何かが手にぶつかる音と振動。 何かを持たされたらしい。 落とさぬよう指を曲げ、握る。 太く、長い、何か、 棒?]
(59) 2013/09/26(Thu) 03時半頃
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いいんですか? はい。綺麗に使わせていただきます。
[優しい人。 杖を胸に抱くと、自然と笑みがこぼれた。]
机、は、キッチンの大きい物。 扉はそれです。 中々鍵がかからない時もあって、どこか歪んでいるのかしら。
[そう言って、玄関の方を指す。 椅子の動く音を近くに聞くと首をかしげたが、それが自分用だと気付けば驚き、慌てた。 自分より彼が座った方がいいと思ったが、遠慮するのはとても失礼な気がする。 礼を言って椅子に座ったけれど、何だか落ち着かない。
彼の動く音を聞きながら、椅子の上でジッとしていた。]
(60) 2013/09/26(Thu) 03時半頃
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いえ、その、あまり外に出られる格好でもありませんし。 今日は外出は控えようかな、と。
[手袋は、あの服の山の中だろう。 髪はこのままでもいいが、あれが無くては少し困る。 彼の前で碧を晒す事に抵抗は無くなっていたが、街中ではそうは行かない。
服の組み合わせも少し考えなくては。 …そう言えば、ちぐはぐな服を着て居ないだろうか。 何だか、だんだん恥ずかしくなってきたわ。
椅子の上で、居心地が悪そうに身動ぎした。]
(61) 2013/09/26(Thu) 03時半頃
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ええ。もちろん。 今すぐでも、構いませんわ。
[曇りがちだった表情も、歌の話になればぱっと明るくなる。 渡されたばかりの杖を抱き、碧い眼を輝かせた。
不意に何かを思い出し、瞬きを一つ。 それから少し考えて、気になっていた事を。**]
そういえば昨晩、歌ってらしたのはヘクターさん?
(62) 2013/09/26(Thu) 03時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/26(Thu) 03時半頃
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幸せ?
[てきぱきと片付けるカトリーナを、ただ見ていた。 手伝う事が、出来なかった]
私は、幸せですよ。 きっと。
[曖昧な答えを、返した]
(63) 2013/09/26(Thu) 20時頃
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[カトリーナの言葉を、黙って耳に刻み込む。 ロバートの作った服。 着た人々の、言葉。 それは、幾度も聞いたから]
幸せ、だったのなら。
[ならば、大丈夫。 きっと]
(64) 2013/09/26(Thu) 20時頃
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[彼の後を継いで、 仕立屋という名の穴は埋まってゆくのだろう。 それでも、繕って貰ったスカートは、ここに有る]
[カトリーナとは、別れる事になる。 今日はまだ、やる事が有ったから]
カトリーナさん。 ロバートさんの事、よろしくお願いします。
[ぺこりと頭を下げた]
(65) 2013/09/26(Thu) 20時頃
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――パピヨンの家――
[パピヨンの家の扉。 積み上げられた様々な材木。 ヘクターが出歩くイメージは無い為、誰かは分からなかった。 先客だ]
パピヨンさん、こんにちは。 クラリッサです。
お手伝い、私に出来る事はありますか?
[先客が居る為少し悩んだが 扉をそっとノックし、外から声を掛ける。 そろそろ片付けを頼まれる時期だったから]
(66) 2013/09/26(Thu) 20時頃
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開いてるわ。どうぞはいって。
[少女の声に、視線を扉に移す。]
丁度よかったわ。 少し散らかしてしまって、 片づけるの、手伝ってくれるかしら。
(67) 2013/09/26(Thu) 22時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/26(Thu) 22時頃
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お邪魔しますね。
[そっと扉を開き、閉める。 パピヨンに挨拶し、作業をしているヘクターに目をやる]
ああ、ヘクターさんだったのですね。 こんにちは。
[部屋は、お世辞にも綺麗とは言えなかった。 普段はもっと、綺麗に使っているのに]
パピヨンさん。体調、優れませんか?
[問いつつも、慣れた手つきでキッチンから片付けを開始する]
(68) 2013/09/26(Thu) 22時半頃
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|
元から古いもんだし、好きに使ってやってくれや。 次に使う奴もいねェだろうし。
[綺麗に使うという言葉に、僅かの苦笑混じり。 例え彼女が杖を折ってしまっても、元から折れていたのだと言い張れそうな。
彼女が椅子にかけたのを見れば、意図が伝わったとい事安堵した表情を浮かべる。 外に出ぬという言葉に、其れは簡単に曇ったが。]
……じゃあ、今日出歩かない分、歌ってくれよ。
[ただでさえ滅入った町で閉じこもっては、身体に悪いだろう。 けれど、それ以上に、彼女の身体も心配ではあり。
彼女の気を晴らす方法なんて、それくらいしか思いつかない。]
(69) 2013/09/26(Thu) 23時頃
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[だから、急に自分が歌っていた事を指摘されれば、僅か目を見開いたのだった。 聞こえていたのか、聞いていたのか、と、───驚きの表情は直ぐに崩れるが。]
……お前さんの歌に比べたら、俺のなんかクソみたいなもんだがな。 まぁ、たまに、……仕事中とか。
[そう、弁解するような口調は早口に。 逃げるように床に屈めば、工具を取り出した。]
(70) 2013/09/26(Thu) 23時頃
|
|
……先に扉かね、閉じ込められたら困るだろ。
[早口のままそう告げれば、玄関の方に向かう。
と、告げる来客に足を止める。 訪れたクラリッサを迎える声に、彼女の仕事内容を改めて知る事になるか。
此方に気付いた様子に、軽く片手を上げる。 再び歩き出せば、台所に向かうクラリッサと、入れ違いになっただろう。]
(71) 2013/09/26(Thu) 23時頃
|
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/* 玄関はいったらいきなりキッチンかと思ってた。(現場説明が苦手すぎるPL)
まあそこらへんは、ながれにまかせててきとうで
(-15) 2013/09/26(Thu) 23時頃
|
|
[ランプを詰めた籠を抱えて、見上げれば黄色く変色した木の葉がひらりと落ちる。]
…そうだな、この葉が全部散るよりは、 僕らの方が早いのかもね。
(72) 2013/09/26(Thu) 23時頃
|
|
/* > それなりに未練なくてやることがそんなにない <
ホレーショーさん大丈夫ですかね…お大事に…と届かないので灰に
(-16) 2013/09/26(Thu) 23時頃
|
|
[ヘクターは何をするのか、直ぐに気付く。 そう言えば建付が悪くなっていたような。
木材と、工具。 それで、直してゆくのだ]
[台所の片付け。 放られたような道具類。 しかし調理された形跡が無い。 鍋が、無いからだ。
食器を洗い、ゴミ箱に纏め、気付く。 不揃いで、もはや形を保っていない 無惨な食料が、そこに有る]
パピヨンさん! ご飯、食べてないんですか……!?
(73) 2013/09/26(Thu) 23時半頃
|
|
じゃあ、何を歌いましょう。 この前の物がいいかしら。それとも、また別の曲?
[頭の中で、曲をいくつかピックアップしていく。 どうして自分は静かな曲ばかり選んで歌っていたのかしら。 今は楽しい歌の方がきっと合うのに。]
そんなこと無い。とても素敵だったもの。 ヘクターさんの歌、もっと聴きたいわ。
[けしてお世辞等ではない。 ただ純粋に聴きたいと、それだけ。 彼の驚きや逃げるような仕草も気付かず、ニコニコと提案を。]
(74) 2013/09/26(Thu) 23時半頃
|
|
体調…
ええ、少しね。 よくないの。
[隠しても、きっとバレてしまう。 それでも"少し"と見栄を張るのは、彼女を心配させないため。]
(75) 2013/09/26(Thu) 23時半頃
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|
[家主が出てくるのを待ち、出てこなければ扉に手を掛けた。 ぐったりと机に突っ伏した姿。 テーブルには食べかけのパンがある。
そっと近付き、手を伸ばす。]
ホレーショーさん。大丈夫?
[まだ息はあるかと確認するように声を掛けた。]
(76) 2013/09/26(Thu) 23時半頃
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[借りた杖をつき、ゆっくりと立ちあがる。 この固い手では、少し握り辛いわ。 もう少し工夫しないと駄目ね。]
あ…そうね、そう言えばまだだったわ。
[昨晩から何も食べていなかったが、不思議と今は空腹は感じない。 先で料理していたのは、ただそれが習慣だった。それだけのこと。
思っている以上に身体は、色んな事に対して鈍くなっている。 また、少し寒い。]
(77) 2013/09/26(Thu) 23時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/26(Thu) 23時半頃
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/* 投票ホレーショーさんで、襲撃もう一人だとエピ入りますね。 確か仲間同士の襲撃は出来ないので、パスかエピ入りかどっちか。 パピヨンさんまた死亡フラグ回避ですか〜〜〜?!
(-17) 2013/09/26(Thu) 23時半頃
|
|
[残った野菜をかき集め、細かく切り、鍋に入れ煮込む。 調味料を振り、味付けをする。 殆ど野菜を煮込んだだけのスープ。 カトリーナのように美味しいものは作れない]
ごめんなさい、気付けなくて……。
[即席のスープが出来るまで、片付けの再開。
からん、と流しに落ちていた、小さな蒼い宝石に触れた。 以前片付けをしていた時から、その数は増えていた。 気付いていて、何も言わなかった。 全て集め、戸棚の上のグラスの中に、集めて。
これがきっと、パピヨンの生命なのだ]
綺麗な、蒼、ですね……。
(78) 2013/09/27(Fri) 00時頃
|
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/27(Fri) 00時頃
|
/* ぱぴょんのメモで、 あれ?フォレーショーだった!? ってちょっと焦ったの。 間違いだったみたいなの(o・ω・o)
(-18) 2013/09/27(Fri) 00時頃
|
|
何でも良いよ、……言ったろ、好きな歌なんてないんだって。 ……何か、お前さんの好きな曲、歌って。
[それは、酒場に行く時に頼んだように。 遠慮でも何でも無く、自分は音楽というものを知らないから。
自分が彼女に語って聞かせたように、彼女には自分へ、歌い聞かせて欲しいと。]
……メロディーしか知らねーしなぁ、 誰かに聞かせられるような曲でもねェよ。
[歌詞を覚えている曲が無いわけではないのだが。 とてもじゃないが、彼女に聞かせられるような内容ではない。
勿論、それはまだ少女とも呼べる、クラリッサも含めて。]
(79) 2013/09/27(Fri) 00時頃
|
|
/* >>79 どういう曲なのwwww
(-19) 2013/09/27(Fri) 00時頃
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|
/* 下品系の歌聴かせられても、パピヨンさんはキョトン顔で終わるような気もしますけどね
(-20) 2013/09/27(Fri) 00時頃
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|
[問題の扉の前に立てば、数度開閉して、具合を調べる。
この家も、建てられてから随分経っている。 老朽化が進んでいても、おかしくない。 流石に家の建て替えまではできず。 隣町から大工を呼ぶか、あるいは技術を持つ者がやってくるのを待つか、だろう。
扉の金具部分を点検し、扉の枠のずれを正して。 作業の合間に、パピヨンとクラリッサのやりとりを聞きながら、それでも手を動かした。
気持ちはとても焦っているのに、嫌に指先は、冷静に動いた。]
(80) 2013/09/27(Fri) 00時頃
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|
貴女が謝る事じゃないわ。
いいのよ。 私がうっかり忘れてただけ。
[心配させまいと笑む表情は、どこかぎこちなかっただろう。 彼女>>78の邪魔にならないように、少し離れて椅子にかけた。
カランと硝子の音。]
やっぱり、他の人から見たコレは、美しいのかしら。
[もうどんな色だったのかなんて忘れてしまったけれど。 膝の上に置かれた手に、視線を移す。 むき出しの両手。生身の部分はもう無い。]
(81) 2013/09/27(Fri) 00時頃
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|
じゃあ、好きに歌わせて貰いますね。
[前と同じ、心地よいやり取り。 歌ならたくさん知っている。 知らない場所の話をしてもらったお礼では無いけれど、 今度は自分が、彼の知らない歌を沢山歌いたい。]
あら、でも私、鼻歌も好きよ?
[どうやら譲る気は無いらしい。 ねえねえ、と催促を続けた。]
(82) 2013/09/27(Fri) 00時半頃
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|
……こっちが終わったらな。
[鼻歌など、他人に向けて歌うものでもないだろうに。
片手で数えて切れてしまうような、歌のレパートリー。 今更自分を良く見せたいとも思わないが、それでもやはり、選曲は慎重に行った方がいいだろう。
遠く、台所からは料理の気配。 聞こえるやりとりに耳を澄ませながら、最後の点検とドアを開閉した。
思ったよりも状態は悪くなかった。 とはいえ、古い建物には変わらない。ここもまた、近いうちに、誰も住めなくなるのだろう。
きっと、彼女の方が先に、旅立つのだろうが。]
……あれ、机使う?
[修理を頼まれていたもう一つは、台所のもの。 これから食事にするのであれば、あのささくれ立った状態ではいけないのではないだろうか。 工具を手に、再び台所へと戻った。]
(83) 2013/09/27(Fri) 00時半頃
|
|
[宝石を摘み上げ、眺める。 きらきら、きらきら、蒼]
みんなが、欲しがる色です。
[ぽつりと、呟く]
皆が望む色です。 いつか消える事を分かっていても。 覚えておいて欲しいって、願う色です。
[それは、生命の蒼色]
(84) 2013/09/27(Fri) 00時半頃
|
|
机……。
いえ、まだスープ、出来ていないので。 修理でしたら、大丈夫ですよ。
[ヘクターににこりと微笑んで いつもの棚のグラスに、蒼い石を落とす。
からん、と、涼やかな音]
(85) 2013/09/27(Fri) 00時半頃
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/* これパピヨンさん死ぬのかな? どうなんでしょ。
(-21) 2013/09/27(Fri) 01時頃
|
|
/* 食事するなら、味覚消しておこう
(-22) 2013/09/27(Fri) 01時頃
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|
[息はある。 まだ其処にある。]
……風邪引きますよ。
[勝手に奥に入り、毛布を持ち出して肩に掛ける。]
お食事中、だったのね。
[置いてある木箱。 じっと見つめ、その中に持って来た眼鏡を入れた。
勝手にすること。 起きたら謝れば良い。 起きたのなら。]
(86) 2013/09/27(Fri) 01時頃
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[周りの人は、みんな欲しがった。
母さんが砕けて、それはそれは高く売れたと、父さんは言った。 私が発症した時も、酷く喜んで…
大人になったら、父さんに砕かれてしまう。 その前に家を出よう。 盲いた少女が故郷を離れたのはいつだったか。]
ねえ、クラリッサ、
私が砕けてしまっても、覚えて居てくれる人は居るかしら。
[微かにつぶやく。]
私が、私であったと、覚えて居てくれる人は、居るかしら。
(87) 2013/09/27(Fri) 01時頃
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[寒い。 上着は、何処に置いただろう。]
(88) 2013/09/27(Fri) 01時頃
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[ヘクターの声が聞こえれば、碧い眼をそちらへ向けただろう。]
(89) 2013/09/27(Fri) 01時頃
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