89 アウトブレイク〜WerewolfSyndrome〜
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ナユタは双生児 オスカーに投票した。
チアキは双生児 オスカーに投票した。
クシャミは双生児 オスカーに投票した。
ラルフは双生児 オスカーに投票した。
トレイルは双生児 オスカーに投票した。
マドカは双生児 オスカーに投票した。
ローズマリーは双生児 オスカーに投票した。
露蝶は双生児 オスカーに投票した。
パティは双生児 オスカーに投票した。
ミルフィは双生児 オスカーに投票した。
|
トレイル! 今日がお前の命日だ!
2013/07/27(Sat) 00時頃
|
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ナユタ、チアキ、クシャミ、ラルフ、トレイル、マドカ、ローズマリー、露蝶、パティ、ミルフィの10名。
―5月5日、早朝―
処刑は秘密裏に行われた
翌日広場前に貼られた告知には
『住民投票により下記の者を処刑した事を報告する
――オスカー・xxx――』
とのみ記されていた
今日もまた残酷な日常が始まる
(#0) 2013/07/27(Sat) 00時頃
|
─回想・5月4日 昼頃 町役場前広場─
[人の命を奪ってしまう投票をしたあと、なんだか落ち着かなくて目的もなく歩き出した。やがて、一周したあたりでトレイルの姿を見つける。(>>2:111)。彼の姿を見て朝思い描いた光景(>>2:*4)が脳内によぎった。
あぁ…彼を食べたい。どんな味なんだろう。どんな悲鳴をあげてくれるのだろう。彼ならば、罪悪感はない。口封じもできる。空腹も解消されて一石二鳥ではないか。
あぁ‥ハヤクタベタイ。
はやる気持ちを抑えて、彼の後を追って人気(ひとけ)がないことを確認してひと噛み。一日ぶりの食事は格別の味で。血に塗れた顔を袖で拭いながら笑みを浮かべた。
そして、彼が噛まれた時の悲鳴とは別の声をあげ始めたことに気づく。
あぁ、もしかして彼も…感染、したのかもしれない。
口封じはできなかったが、感染者なら処刑されるはず。 どの道、命は長くはないだろう]
-回想終了-
(*0) 2013/07/27(Sat) 00時頃
|
|
/* お、トレイル人狼化かな? じゃあ、襲撃ロルは相方に任せるか( うーん、しかしもうちょっと動き方考えなきゃな…
(-0) 2013/07/27(Sat) 00時頃
|
|
―5月5日早朝、チアキ宅前―
[結局一晩中眠りに就く事は出来なかった。目を閉じても瞼の裏に浮かぶ光景――血痕に彩られた少女の部屋。 まだ薄暗い部屋の中、制服へと腕を通す。まだ眠っているだろう祖父母を起こさぬようにと足音を忍ばせて玄関へと向かった。
――そういえばマドカはどうしているのだろう。行き違いばかりで姿を見かける事のない少女の顔が浮かんでは消える…やはり自分の事ばかりだと、思い知らされるようで、辛い]
[チアキの家への道のりは、遠いようにも近いようにも感じられた。一歩歩むごとに踏み出す足が重くなる――出来ればこのまま帰ってしまいたいと、そう思う。
でも…
自分を助けてくれた、慰めてくれた、抱きしめてくれたチアキを見捨てる事だけは出来ないと――ポケットに入れたままの小さな鍵を握り締める。 使うべきかと悩んだけれど結局鍵はポケットの中へ。震える指先をドアベルへと伸ばし――押した]
(0) 2013/07/27(Sat) 00時頃
|
|
―回想・5月4日10時頃、自宅―
[ハンカチを受けとらない様子を見て、机に置いた。それでも止まらないパティの涙にどうしようかと思えば、ぐらりと傾く彼女の身体。]
パティちゃん!?
[額に手を当てれば、先ほどよりも高い熱。ベッドまで連れて行き寝させると、ボウルに水をはり額にタオルを載せる。薬は確かまだあったはず、そうして薬箱を探れば見つかる薬。急いで水の入ったグラスとともに差し出した。]
人から受け取った薬なんて飲みたくないでしょうけど、これ、熱を下げる薬。 どうか飲んで。
[そうして彼女の手を開かせ、その掌に薬をおいた。]
(1) 2013/07/27(Sat) 00時頃
|
|
―5月5日 AM2時 裏路地― [ただ無言で立ち続ける。 ……その目は虚空を見つめ続け…… 一言だけ、呟く。]
……あたしもよくよく、運が無いね。
[それだけ呟いて、彼女は寝床へと戻っていった]
(2) 2013/07/27(Sat) 00時頃
|
|
/* パティPL様 噛ませていただいてありがとうございます・゜・(ノД`)・゜・ */
(-1) 2013/07/27(Sat) 00時半頃
|
|
/* >>2 ごめんね。クシャミちゃん。 噛まれたそうだったんだけど、トレイル噛みたかったんだ。 */
(-2) 2013/07/27(Sat) 00時半頃
|
|
/* 噛みのほうがきたかー!予想外れた!
(-3) 2013/07/27(Sat) 00時半頃
|
|
/* ああ、人狼COかな。ふむ。どういう流れにすりゃよいかなー
(-4) 2013/07/27(Sat) 00時半頃
|
|
―回想・5月4日10時頃、ローズマリー宅― >>1 [ローズマリーが慌てた様子で、てきぱきと処置を施していく。 普段なら断るところだが、それもできないほど、ぐったりとしていた。
そして、飲みたくないだろうけど、と渡された薬。 少し驚く。 彼女は、自分のことを、よく理解してくれている。 その上で、無理やり飲ませるのではなく、飲まないという選択を与えてくれた。 拒否することもできたが、今は生きたい、という思いの方が強かった。 震える手でゆっくりと、渡された薬を口に入れた。]
(3) 2013/07/27(Sat) 01時頃
|
|
―回想、5月4日午後4時、町役場前広場― >>2:129 そっか、…早目に見付かって良かった、本当に。 [少女の言葉をすんなり受け入れる。疑うなんて事は最初から頭に無い]
…え?……あ、そっ…か、……うん…
[何故、受け取って貰えると思い込んでいたのだろう。
そう言えば一度だけハルナを怒らせた事があった。原因は思い出せない程他愛無い事。けれど、何を言っても何をしても許して貰えなかった。ずっとずっと泣き止まなかった。
…どうして、こんな時にこんな事を思い出すのか。そっとハンカチをポケット入れて、軽く頭を掻く]
疲れてる、みたいだから…無理しちゃ駄目だよ?
[更に続く言葉は音にならず名残惜しげにその場に佇んでいたけれど、やがて重い足を帰宅へと向かわせた]
(4) 2013/07/27(Sat) 01時頃
|
|
/* めんどくさいことしちゃってローズマリーさんに申し訳ない… この流れでうまく人狼COに持っていけるといいんだけど。
(-5) 2013/07/27(Sat) 01時頃
|
|
─回想/5月4日 昼過ぎ 町役場前広場付近─
>>*0 [気が散っていた。この身が生を訴え続ける限り、何としても生きると、どれ程非情な『現実』であろうと足掻いてやろうと意志を固め──しかし、それは裏腹、自身の為に他者の命を選別する事に躊躇いを持たないと言う事。己の生の為、そのためだけに『また』誰かをただの肉塊に変えるという事。
──その者さえいなければ。それ程の憎しみを持つ相手は、もうこの世にはいない。 いや、それでもたった一人。この世に在る事が不自然で、限りなく不愉快で、どうしようもない人間が、…ただ一人だけいるではないか]
……何考えてんだか、…
[不意に浮かんだ己の思考を、頭を振って振り払う、その背に近づく存在に…己に襲い掛かる衝撃に気付いたのは、己の右の肩へと人のものとは思えぬ強さで歯が埋まった瞬間になってからだった]
(*1) 2013/07/27(Sat) 01時頃
|
|
>>*0 ッ…、っが……ハッ、ァ……!?
[何が起こったのか、瞬時には理解ができない。シャツごと身に食い込んだ歯形、肉が抉れて思わず反った喉が鳴り、声になりきれなかった頼りのない悲鳴が薄く唇から漏れる。それでも、千切れそうに思えた腕をがむしゃらに振り、背後の『何か』から懸命に僅かながらでも距離を取ろうとし──心臓が、ドクリと重い音を立てて響いた。肩の傷が、滲ませた鮮血の勢いを緩やかに留めさせ、燃える様な…なにかひどく甘く息苦しい毒を広げていくように自身の身を激痛だけではないもので染みあげていく。
肩を、血塗れる左掌で抱え込んで身を傾がせ、先までの悲鳴と似て異なる喘ぐような息を零した]
──っは、ぁ…く、……あ…、 [視界が大きくぶれ、熱をもって足元がふらつく。──未だ意味も、わからない侭に。息を、それでも吸い込むことを止められない息を荒く吸いながら、見開いた双眸が、確かに口を血塗れさせたラルフの姿を振り返って、見据えた。信じられない、初めてこの世を見た者の様な双眸で**]
(*2) 2013/07/27(Sat) 01時頃
|
|
ー回想5月4日深夜、チアキ自宅内ー
[二階ハルナの部屋の前で一人立ち尽くしていた。そのドアは僅かばかり開いている]
……、…
[それを見詰める瞳に力は無く、やがて押し開いたドアから部屋の中へと入って行き静かに閉める。見たくないものを隠す薄暗い部屋は窓辺からの月明かりにほんのりと照らされていた。重い身体を小さなベッドまで運ぶと其処に横たわる。二体の人形を汚れたシーツ事抱き抱え丸くなって瞳を閉じた]
ー回想終了ー
(5) 2013/07/27(Sat) 01時半頃
|
|
>>3
[ぐったりした様子に尚更心配になる。しかし、薬を飲まないかもしれないとも考えていただけに、素直に飲み込んでくれたことにほっとした。そのまま頭を撫で、笑顔を向ける。]
少し眠れば、楽になるわ。 貴方が寝ているうちは、ここにいるから。
[人が傍にいるのは、きっと苦手だろう。でも知らない家に一人でいるのはもっと不安になるはず。数年前に感じた温もりを思い出し、少しでも少女が安心できるよう願う。自分も、頼れる人なんか、大切にしたい人なんか“いない”と諦めて生きていたけれど、この数日で随分と増えてしまった。どうか彼女にもそんな人が現れるようにと想いを込めて撫で続けた。]
(6) 2013/07/27(Sat) 02時頃
|
|
>>3(続き) [数分後、薬が効いたのか、そのまま眠りについた。彼女が目を覚ます時、ローズマリーは傍にいるのだろうか。]**
(7) 2013/07/27(Sat) 02時頃
|
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/27(Sat) 02時頃
|
-回想・5月4日 夕方 仕事場 - >>2:127
[仕事場の掃除の仕上げで、最後に床に敷くマットを取り入れている時に不意に声をかけられた。声の主を確認する。あぁ、彼女も無事でよかった。]
ローズマリーさん。こんばんは。 この前はお店にお誘いいただいたのに、ろくに礼も言わずに帰ってしまいすみませんでした。
[彼女の笑顔に癒される。けれども、状況はこの前の酒場の時とは全く異なっていて。 自分は反逆者で、化け物で、今から死にゆく人間だ。 彼女と以前のように接することなんてできない。
自分に対し、「無事で良かった」と心配してくれた彼女に対しこんなことを言うのは気がひける。でも、自分の理性がいつまで持つかわからない。彼女のことが大事だから。死んで欲しくないから。理性を手放す前に彼女に伝えなくては]
…すみません。 もう、僕を見かけても近寄らないでいただけますか?
[彼女の顔を見て言うことはできず。俯いて、呟いた]
-回想終了-
(8) 2013/07/27(Sat) 02時頃
|
|
/* ぎゃー!すれ違いごめんなさい>>ローズマリー お風呂入ったらそっこー返します!!
(-6) 2013/07/27(Sat) 02時頃
|
|
―回想・5月4日夕方、ラルフさんの仕事場―
>>8
[相変わらず律儀だなと「気にしないでください」と返そうとした後に続いた言葉。言われた言葉に思考が止まる。何か、自分は失礼なことをしたのだろうか。まとまらない頭で、なんとか言葉を紡ぐ。]
そ、んな、ことを言われても、「はい、分かりました」なんて、納得できません。 私、なにかしましたか?
[こんな状況下でも、仲良くしたいと、生きていて欲しいと願っていた人に思いもよらなかった言葉を投げつけられ、涙が出そうになる。しかし、そんなことで涙を流すのは『ローズマリー』らしくない。少し睨むような目つきになると理解しつつも我慢する為に瞳に力を込める。そして無意識に震えそうになる体を必死で止めた。]
(9) 2013/07/27(Sat) 02時頃
|
|
―回想・5月4日正午頃、ローズマリー宅―
[約2時間後、パティは目を覚まし、ゆっくりと起き上がった。 眠る前とどこか様子が違っていることに、ずっと傍についていたローズマリーは気づいただろうか。
やがて、視界に彼女を捉えると、うつろだったその目つきが獣のような鋭さに代わる。 そして、少女とは思えない力で、その腕をつかみ、彼女の首筋に噛みつこうとした。
ローズマリーは悲鳴を上げたかもしれない。 何かのきっかけで、パティは襲うのをやめたはずだ。]
(10) 2013/07/27(Sat) 02時半頃
|
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/27(Sat) 02時半頃
|
-5月5日 9:00 役場が見える位置-
[指揮隊長の姿を探しに来たものの、姿は見当たらない。町役場の機動隊からは見えない位置に陣取り、彼の姿を待つことにした]
(11) 2013/07/27(Sat) 02時半頃
|
|
―回想・5月4日正午頃、自宅―
>>10
[パティを見て自分の過去を思い出したせいか、以前あの青年から貰った児童書をベッドの脇に椅子を持ってきて読みふける。そうすると時間がいつの間にか経っていたのかベッドの上の少女が身じろぐのを感じた。意識を現実に戻し、声をかけようとする。]
あ、起きた。 体調はど…!?
[「どうかしら?」と続こうとした言葉が腕を引っ張られることで遮られる。驚愕に見開かれる瞳。本を持っていた為に咄嗟に動くことも出来ずに、ただ少女の顔の方向に首を向ける。]
パティちゃん!?
[声を上げれば動きの止まった彼女。持っていた本を脇に置き、空いた手で掴まれていた方の手をほどく。そのまま両手で彼女の手をつかみ、驚かさないよう先程とは違い、意識して優しく聞こえるよう、追い込まないようゆっくりと彼女の名前を呼びかけた。]
パティちゃん?
(12) 2013/07/27(Sat) 02時半頃
|
|
/* ローズマリーが優しすぎて泣ける…(涙
(-7) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
―5月4日朝7時過ぎ、市街地― >>2:121>>2:122 流石に夏服に変わるから…って出すのは腕だけだぜ?
[こうして他愛もない冗談がまだ言えるという事実に若干の驚きを感じながらも、反射的に彼の脚へと滑らせてしまった視線を誤魔化すように口元を引き締めた。
どこか探るような視線には気付いていた、けれど悪意ではない事も十分には感じ取れるが故に見て見ぬふりを――そこは己の直感を信じて]
かもしれねぇ…けど非感染者なのか非発症者なのかまではわからねぇらしい 血縁関係はあんまり関係ねぇみたいだな…そもそも感染したウィルスがどのサブタイプかにもよって違ってくんだろうし 即時発症者が捕食されねぇのも、分かんねぇんだよな…なぜか感染者は末期になるまでは同じ感染者を襲わねーらしい
[理由は恐らく彼らの有するテレパシー能力にあるのだろうけれど…ナユタがそれを知る事はない。 死ぬ事に変わりはないのか、との問いには眉根に皺を刻んで頷きを返した]
(13) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
俺の知る限りじゃまだいねぇな…っといや、いいんだ 本当は考えなきゃならねぇ事、なんだ
[思惑にまでは思い至らずに思索の海へと意識が沈む。 もしも――身近な相手が感染していたら。祖父母、マドカ…チアキ。もう一人浮かんだ顔は――トレイルの事は敢えて忘れる事にした。胸中がチクリと痛んだけれど]
いや、大した情報じゃなくて悪かったな…ん? って俺の家、男物か年寄りの服しかねぇんだけど
[隈なく見詰める視線には流石に訝しげに目を眇めた――が、続いた言葉に一瞬目を瞠り。頭から爪先まで彼を眺めやって些か間の抜けた返答を返した。
家に寄れるならば渡す手筈は整えておくと。自分が不在だとしても恐らくは祖母が手渡してくれるだろう。在宅かどうかは彼にもまだ分からず。 自宅までの道程を丁寧に説明し、己もまたその場を後にした]
(14) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
─回想/5月4日 早朝 チアキ自宅庭─
>>110 あ?溢れるぐらいはあったか?……、
[仔犬のようだ、と。この場でも思わずに連想してしまった相手の仕草に、無言で離した掌で一度頭を軽くはたき。…ふと。固まったようなチアキに、浅く瞬いた瞳を眇めて。何か注意深く探るような視線を、浮かんだ笑みにもそのままに向け留め]
……。そうかい。
[否定に、双眸をそのまま、一拍を置いて返し。再度の緩い瞬きを一度、それで己も表情を散らして。──抱える眼前の青年への…不可解な思いもあっただろうか、継がれた言葉に、常以上に神経を逆撫でられたような感覚に知らず瞳が苛立ちを滲ませ冷ややかに薄まった]
…『幸せ』?──、…ンな事が言えんのは、違う自分に、なりてェと思った事がねー奴だけだろうぜ。 人は、変わる。変わるんだ。…絶対に。そのまんまで、居られる奴なんざいる訳がねえ。アンタの大事な、…幼馴染だってな。 [敢えて。事実ではないかもしれない、それも構わぬ、相手にとっての残酷さを選び出した言葉を吐き出した。半ばそれは、己自身へ唱える呪文のような響きを伴っていたかもしれないが]
(15) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
>>112
……可哀想? [苛立ちの気配は、消えない。笑みの色が抜け落ちた、チアキを疑問に思うよりも先、自身の隠せない感情を乗せた呟きが零れた] アンタに、感染者の何がわかるんだい。化けモンは、人を食い散らかすんだぜ? 殺さねェと、こっちがやられるだけだ。──わかんねーな。俺には。
[妹もいたのか、と。己は知らなかった存在と、嘗て己の記憶の中ではいた筈の父の存在を語らぬチアキには、今はただ、言葉向けず。彼が背を向け、暫しの後に、自身に対する舌打ちを小さく落とさせた。…チアキが戻り、タオルと茶を差し出す頃には、先までの苛立ちの気配は多少薄れ、いつもの人を不快にさせるようなややと皮肉気なえ身を口端に乗せてみせた]
…。……茶一杯で済まそうなんざ、安い詫びだぜ。 [悪態と共にも、受け取った茶を、何か誤魔化すように飲み干すと。口元拭いながら塀ごしにチアキへと付き返し] …タオルは借りとく。返すのは今度で、良いだろ。
[『今度』──明日も確かにあるとは言い切れない事など、今更であったが。敢えてそう言い、頭にタオル引っ掛けたまま、チアキから目線を逸らした]
(16) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
>>112 ──殺せるんなら、…ちゃんと殺して来い。テメェは、…家族がいるんなら。尚更。
[語尾は囁くような独白に似た音。それだけを向ければ、チアキの眼前から踵を返し、返事を聞く前に歩み出して**]
(17) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
>>12 [名前を呼ばれ、我に帰る。 自分は何をしていたのだろう。 “また”人を食べようとした…?]
…あ…あ…
[その場に座り込む。再び、涙があふれた。 今度は先ほどのものとは違う。恐怖故の涙だ。 人間でなくなってしまった自分が怖い。 きっと、彼女は自分のことを周りに知らせるだろう。 処刑されてしまうのが怖い。
しかし、ローズマリーは逃げ出すこともせず、両手で自分の手を握ったまま、優しく名を呼んだ。]
(18) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
>>12 …あたしに入れたきゃ…入れれば良い…
[やがて口を開いたパティから飛び出したのは、そんな言葉。]
…わかっただろ…? もう…あたしは人間じゃない…化けもんだ… …昨日も…一人…殺した… 処刑…するなら…すればいい…
[そう言いながらも、その身体は震えていた。]
(19) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
/* >>13 すみません、テレパシー能力全く活用できてません( ; ; )
(-8) 2013/07/27(Sat) 03時頃
|
|
―回想・5月4日深夜、本屋前―
[眠ったミルフィを確認して、フードをかぶり、また来てしまった。朝と同じで人気のない店。家に帰っても、やはり心配になって出てきてしまった。分かっている、あの人がこんな時間まで、いや1日中いないなんておかしい。もしかしたら…そう思い以前教えてもらった店の合いカギの隠し場所を探り、取りだして解錠すればあっさり開く扉。]
ベネットさん?
[ランプを揺らし呼びかけ、返事が無いと分かると悪いと思いながらも中に入る。鍵はかけずに扉を閉め、恐る恐る店内を歩く。1階にあるテーブルにも、以前寝かされていた部屋のドアを開けるも、その姿はない。地下には入れないと以前言っていたはずだ。でも…。望みをかけて手の中のカギを握り、その場所へと足を向けた。]
(20) 2013/07/27(Sat) 03時半頃
|
|
―5月5日10時過ぎ、町役場前広場―
[思考は重く渦を巻き、絶え間ない頭痛が過敏さを増した神経を苛む。考えたくはない事ばかり目の前へと突きつけられて――それはこの町に住むものは皆同じなのだろうけれど――出来れば思い見る事などやめてしまいたかった。
高く登った陽光の明るさが寝不足の霞んだ目に眩しい。すでに広場に集まり始めている住人の表情は一様に重く、ただ目ばかりが暗い光を湛えていた。 今の所はまだ暴動は起こっていないらしいが――時間の問題だろう。件の組織『BOO』の動きも気になる所だ。
ナユタは知らない。組織の一員である彼――ラルフの視線>>11が自分に注がれている事を]
(21) 2013/07/27(Sat) 03時半頃
|
|
―5月5日早朝、チアキ宅前― >>0 [静まり返った室内に響くドアベルの音。二階で眠っていたチアキの耳に微かに届く。重い瞼を持ち上げろものの、何かを拒むように酷い眠気が襲って来る]
……起き…なきゃ…
[胸に溜まったものを吐き出し身を起こす。可愛らしい時計に目を遣り時間を確認すると、働かない思考を巡らせる]
……、…
[思い付く事があったのかその足を踏み出す。部屋を出て階段を降り…玄関の前まで来て、一呼吸置く。そしてドアを開けて、やっぱりと今まで見せた事の無い奇妙な笑顔を浮かべて]
……おはよう、ナユタ。こんな朝早くにどうしたの?何かあった?
(22) 2013/07/27(Sat) 03時半頃
|
|
─回想/5月4日 夜─
[ラルフとどう接し、どうやってアパートの部屋まで帰ったのか詳しい事まではもう覚えていない。ただ、己の場合は染み渡るよう広がった──ウィルスの行動影響における耐性は、恐らく多少は強かったのかもしれない。意識を、記憶を喪失しきる事も…理性を喪失できる気配もまだ薄く、血塗れた肩を隠し、人目を避け、漸くひと時の安堵を得たのは夕陽が沈みきる頃だった。
既に、傷口からの出血は止まっている。──抉られた肉からの痛みはもうほとんど感じない。これもまた、人狼病の…神経を侵されているが故なのだろうか。
脱いだシャツをゴミ箱に投げつけ、下衣を脱ぐ手間も煩わしく浴室にだるさ訴える体を入りこませ、シャワーのコックを捻った。 …タイルの床に、崩れるよう直に座り込むと、温かな湯を頭から浴びて。辺りを包む水音の中、少しの間双眸閉ざして俯き。開いた唇から浅い呼吸を重ねていたが、ふと頭が更に前へと傾いだ。
──獣が唸るような、声。本当に微かな音を漏らして、詰まる喉から呼気を漏れださせ、シャワーの湯が跳ねた頬の上に僅か塩気を含んだ水分が混ざって滑り落ちた]
(*3) 2013/07/27(Sat) 03時半頃
|
|
[ふと、脳髄を痺れさせるように過ぎ行き、飛び交う『何か』の存在にはっきりと気付いたのは、その時だった。ぼんやりと双眸を上げ、己以外には存在しないはずの狭い浴室の気配を探る。 ──確かに、『自分は一人の筈』。それならば、この頭に響く囁くような『声』は──、
病故に狂ったのかと、脳内で呟いた声に「それは違うよ」…すぐに届いた、何者かの声に思わず歯形が刻まれた肩を揺らす。暫しの、黙考。少し声なく唇を開き、再び頭の中で『声』の主に向けて──そう初めて意識をして、言葉を飛ばした。もしこれが狂気故でないのならば、この現象の説明を求めるその為に]
─回想終了─
(*4) 2013/07/27(Sat) 03時半頃
|
|
>>18 >>19
[身体を震わす彼女を暫し見つめるとそっと抱きしめる。]
…私を食べればいいわ。
[彼女を狼だと告白するには、心を傾け過ぎた。そんなことは出来ないと、素直にそう告げる。それに、今町に残っているのは、1人を除いてこの数日で言葉を交わし、人となりを知って死んでほしくないと思った人達ばかりだ。誰かが食べらたのを後で知るぐらいなら、自分を食べてほしい。]
私は、貴方を恨まない。 私が死んで悲しむ人もきっともういない。
[「だから大丈夫」そう言って彼女をぎゅうっと更に抱きしめる。きっと、彼女は心細かったろう。彼女を見るに、死にたくない思いと、人を食べたくないのに食べてしまう自分に押しつぶされそうになっているはずだ。少しでもその重荷が軽くなればいい。心からそう思った。]
(23) 2013/07/27(Sat) 03時半頃
|
|
─5月5日 深夜/精神感応─
──聞こえるかい、兄弟。
[町が初めての処刑を待ち構えて息を潜めさせた深夜。町に散った感染者達──『仲間』に向けて、そして意図せずともこの町を彷徨う亡霊に向け、テレパシーにのせ密やかに囁く男の『声』が彼らの脳髄を直に擽るように届いた]
…こんな声を、届けることができるようになるたァな。病気持ちってェのは…思った以上の『化けモン』だったらしいわ。はっは。
俺は、トレイル。トレイル・トイ。 アンタ達がどこの誰だか俺は知らねェ。俺のことをぶち殺してえって野郎も混ざってるかもしれねえがな。そんな事は、お互い『こうなっちまった』以上はもう些細な事だ、──そうだろ?[思念である筈の声が、瞬間、感情の揺らぎと共に嘲笑ったように低くぶれて]
──なァ。 最悪の気分だぜ、兄弟。俺を襲ってくれちまった野郎、…ラルフ、だよな?アンタも、聞いてるかい? なあ。それでも、『俺たち』は、クソに塗れて最高にクソ臭ェ顔でおっ死ぬまで、…こうしてクソ狂っちまうような言葉を吐ける。 精々──愉しもうぜ、この『人生』──いや、『人狼生』を、か?
……ああ、本当に、最悪だ。
[思念は、一度そこで途切れた]
(*5) 2013/07/27(Sat) 03時半頃
|
|
―5月5日早朝、チアキ宅前― >>22 [響くベルの音にこめかみへと冷たい汗が伝う。来なければよかったと、一瞬浮かびかける思いをねじ伏せるように二階を見上げた。 チアキは起きているだろうか――程なく聞こえる物音に、乾いた口中を潤そうと唾液を飲み下す]
………ハルナの部屋、見た
[遠回しに尋ねるつもりだったのだ。きっと何か事情があるのだろうと。上手く話すきっかけを与えてやらなくてはと。 けれど口をついて出た言葉は眠れない夜に幾度も幾度もなぞったものではなく、単刀直入な問い掛けだった。
だって知らない、こんな笑顔は…まるでチアキと同じ顔をした得体のしれない何か――まるで化け物のような、深淵を覗く瞳。
ああ、きっと、もう――チアキは壊れてしまったのだと、予感する。 何故か決定的に、そう、思う。
いつの間にか握りしめていた掌へと食いこむ爪の痛みを今自覚した。強張る指を開いて、恐る恐るチアキへと伸ばし、触れれば暖かいその身体を引き寄せて力任せに抱きしめた。
ただ、悲しかった]
(24) 2013/07/27(Sat) 04時頃
|
|
>>23 [ローズマリーから返ってきたのは、予想だにしない言葉だった。]
…っ!なんでっ…!
[自分を食べればいい? どうして、この少女は、自分のためにそこまでできるのか。 “化け物”の自分を見ても、逃げだすこともせず、それどころか自分を抱きしめ、命を投げ出すことを提案する彼女の行動が、全く理解できなかった。]
…ダメだよ…そんなこと…できない…っ
[なぜだろうか。 自分が生き残るためならば、誰が犠牲になっても良いと思っていたはずなのに。 なぜか彼女には、死んでほしくないと思った。]
とにかく…あたし…今すぐここから出てく…
[そう言って、抱きしめる彼女の腕を振りほどき、熱でふらつく足で立ちあがった。]**
(25) 2013/07/27(Sat) 04時頃
|
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
―回想・5月4日深夜、本屋内(>>20続き)―
[静まり返った店内。
ランプの明かりを頼りに地下に降りる。カギを渡された以降訪れていないそこは、昔と変わりはなかった。しかし、その時は朝だったのでまだ良かっただろうが今は夜。地下は上以上に薄暗く、周りが見えにくい。なんとか以前教えられた通りに鍵穴を探し、扉をそっと開ける。 そこにあるのは壁一面のたくさんの本と、1つの椅子とテーブルだった。床の脇には所々積み上げられた本や紙がある。それらを倒さないよう慎重にテーブルまで近づけば、ぽつんと残されたような日記帳のようなもの。ランプを机に置き、中をぱらぱらと見るに、青年の祖父のモノのようだ。最新のものをまず確認しようとすれば、それは終わりにほど近いところにあった。本来は、1人で見るべきではないのだろうけれど、きっと、彼は…。 1度、強く目を閉じてから、文面を目で追う。
それは、自分に向けられた遺書と…]
(26) 2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
|
>>25
生きていて欲しいからよ。
[…そして、人が死ぬのを選ぶのも見るのも、もう嫌だから。しかし、それは自分の弱さ。そのことは心の中でだけ呟いた。「出来ない」という彼女に酷なことを言っていると分かりつつも、それが自分の本心だ。パティが死ぬのも嫌だ、でも彼女以外が死ぬのも見たくない。どうにもならない現状に、涙が出そうになる。そうして抱きしめ、考えてると振りほどかれる自分の腕。慌てて立ち上がるパティの腕を掴んで引きとめる。]
パティちゃん!
[咄嗟に口から洩れた“お願い…”という言葉はどのように彼女に伝わっただろうか。そもそもその囁きなような小さなつぶやきは、彼女に届いただろうか…。**]
(27) 2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
|
―回想・5月4日 夕方 仕事場― >>9
[いつものハツラツと喋る口調とは異なり、詰まり気味に言葉を綴る彼女を見れば、目に涙を溜めているように見えた。自分のワガママで理由も説明しようともせず遠ざけようとして、悲しませてしまったのかもしれない。すべてを打ち明けよう。彼女がこれから話すことをどう判断して、どう行動するかはわからないけれど。このまま、誤解を招いたまま別れてしまうよりはいいだろう。--これも、ただのワガママかもしれないが。 フルフルと首を振り、俯き小さな声で呟いた]
…僕は感染、しているんです。
今はまだ理性がありますが、理性もいつなくなってしまうかわかりません。 いつ、貴方に食らいついてしまうかと考えると怖いんです。
貴方には、死んで欲しくないから。生きていてほしいから。
だから、お願いです… 僕が、人としていられるうちに…帰ってください。
(28) 2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
|
[逃げるように屋内へ入ると、鍵をかけてブラインドを下げる。一方的に勝手に言葉をぶつけて、逃げるなんて最低だ、とわかっていながらも逃げられずにはいられなかった。彼女はどんな表情をしていたんだろう?どう思ったのだろう?このまま会うことがなければ『捕食』しなくて済むだろう。ならば、いっそのこと嫌われたほうが、いいのかもしれない…。背中が扉にもたれかかった状態で膝を抱え込んで座る。彼女がいつここを去っていったのかは、わからなかった**]
-回想終了-
(29) 2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
|
─回想、5月4日早朝チアキ自宅庭─ >>15
…あるもん。 [こんなやり取りもナユタと似ている…と思ったが、また怒るんだろうなと思うと言えないままに]
知ってるよ。お兄ちゃんも、…ナユタも…みんな変わる。俺だって、…変わりたくなかった…のに、 [目眩がした。くらくら歪む世界、それ以上考えてはいけないと、それ以上何も言ってはいけないと…続く言葉は飲み込んで身体の奥底に沈めた]
>>16
……そうだよ、人を食べちゃうんだよ。それが自分にとってどんなに大切で大事な人でも食べてしまうんだ。辛いよ、痛いよ、苦しいよ…だから助けてあげなきゃ。殺してあげなきゃ、殺さなきゃ…っ!
………、…なんて、ね。ちょっと思っただけ
[途中からトレイルへの視線はその向こう側に置かれる。見えているようで見えていない瞳で一気に捲し上げて…徐々に勢いが弱まると困った風に眉尻下げて]
今度…、……うん。
[グラスを受け取り、タオルを借りると言う相手にそれあげるよと投げ掛けようとした…が、思い掛けなく今度と言われれば一瞬驚いた表情のち笑って頷いた]
(30) 2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
|
―5月5日 深夜―
『──聞こえるかい、兄弟。』
――!?
[突然脳内に響いたその“声”にびくりと身体を震わせる。]
…トレ…イル…?
[2〜3日前に再会した男の名だ。声も同一人物のように思える。 どうして、この場にいもしない彼の声が聞こえるのだろう。
病気持ち?彼も病気に感染した? この“声”が聞こえるのは“化け物”になったから?]
(―――嫌だ!それ以上は聞きたくない。)
[ローズマリーにはああ言ったが、やはり自分が“化け物”だとは、認めたくなかった。反射的に耳をふさぐ。 しかし、脳内に直接響くその“声”に、耳をふさぐという行為はまったく意味がなく、トレイルの言葉は、彼が喋るのをやめるまで流れ続けた。]**
(*6) 2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
|
>>17 [去り際の言葉を響かせてその後姿が消え去る前に視線を伏せた。ざらりとした塀の壁に額を当てる、そのままずり落ちてしゃがみ込めば額は擦れて鈍い痛みを滲ませる]
……いない、よ。お兄ちゃん…もう…いないんだよ。いない…もう何もない…んだ…。
[タスケテとハルナの声が木霊する。頭を掻き毟るようにして耳を塞いだ]
(31) 2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
|
/* 同じ日に2人からCOされるローズマリー…
(-9) 2013/07/27(Sat) 04時半頃
|
|
>>28 >>29
[何を言われても泣くものか。そう思いながら動作一つ見逃さないよう彼を見つめ続ける。しかし暫くして彼が俯き、首を振るのを見て、何を言われるのだろうかと怖く思う心が止められない。そうして彼から言われた言葉に…]
感…染…?
[またもや止まる思考。理解すると同時に「そんな!なんで貴方が…!!」と彼にもきっと分からないだろう疑問が口からこぼれ出る、それは悲鳴のように響いたかもしれない。勢い彼の袖に手を伸ばし掴もうとするが、その前にラルフが身を翻し掴むことは出来なかった。目の前で閉まるドアとブラインドに、彼から拒否をされてしまった事実が心に重くのしかかる。]
なんで…なんで私の…。
[その場に座り込み、我慢しきれなくなった涙が頬を流れる。もう自分でも止めようがない。両手で顔を覆う。しかし、ココで泣かれても彼にとって迷惑にしかならないだろう。そう思えば、震える脚を叱咤し、走ってその場を去ることしか出来なかった。**]
(32) 2013/07/27(Sat) 05時頃
|
|
─5月5日 深夜2時 薬屋「三元道士」─
[今日も明るく…息を殺したような地上の事などそら知らぬ顔で、美しいばかりに在る夜空。天へと向けて、声にならなかった言葉を緩りと唇を動かし放った。吐息の音だけが薄く漏れ出で宙へと散る。 口角に掠めたのは、何か嘲るような笑み。──ああ。本当に、最悪の気分だ。刹那の後、唇が緩と歪んで閉ざされた。
暗がりの中、ひっそりと…見た目だけは変わらず在る薬屋の看板へと向けた瞳が薄まり、一度瞳の色を隠して伏せられ。再度開いた双眸に乗った色は、夜の気配に濁らせたような灰緑。緩りと足を踏み込んで扉に近づくと、ノブを骨ばった指が握りこみ]
──、[声をかける事もなく、扉を開こうと腕が動く。しかし、この時勢の事もあるだろう。既に鍵が閉ざされていたならば、引っかかったように止まった手に落とした視線はやんわり細められ、それ以上店の主を呼ぼうとする事はなかった筈。もし鍵が開いていたならば──自身はそのまま、店内にゆっくり入り込む事も叶っただろうか]
(33) 2013/07/27(Sat) 05時半頃
|
|
―回想/5月4日深夜 薬屋「三元道士」―
[投票の後、気になってオスカーに関する噂の出所を探ろうと町を歩いた。『見慣れぬ余所者>>2:130』であろう自分に警戒はされたものの何とか話を聞き出せば、何人かはフードを被った少女>>117に聞いたと答えた。ザワザワと違和感が残る。 彼女の顔を思い出す前に澄んだ声>>>>0:255が脳裏を掠める。去り際の背中の小ささを思えば、頭を振って苦々しく顔を顰めた。
夜も更けて、辺りの人影がすっかりなくなった路を歩き店へと戻る。私室に直接繋がっている裏口から入ると後ろ手に扉を閉めて一つ溜息。 ナユタへ投げた質問、広まる噂、“猫”の影がぐるぐると頭の中を廻る。
店の扉を叩く微かな音>>2:123が耳に届く。辺りの静けさのせいか妙に耳に残った音に視線を店の方へと向ける。客か、否か。 そっと視線を伏せれば、平素とは違うシャツと長いスカート。客でもそうでなくとも、少なくともこの店の中では今の自分は誰かに見られたいものではない。 割り切れば物音立てぬように息を殺す。2回目のノックにも、同じように居留守を決め込むだろう。 扉の外の相手が感染者ならば、そんな扉に意味はないのだろうが**]
―回想終了―
(34) 2013/07/27(Sat) 09時半頃
|
三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/27(Sat) 09時半頃
|
/* ルーティエ思考でも店の中では『露蝶』で居たいし、 PL目線だと、ルーティエだと中に入れたら絶対そのまま店に泊めたがるし(保護+罠的な意味で)、でも泊めちゃうと鍵開けとけないしでもだもだした結果、居留守となりました。 マドカちゃんごめんよぅ…(・w・`
(-10) 2013/07/27(Sat) 09時半頃
|
|
―回想/5月4日深夜>>34 追記―
[店への帰り道、ナユタから教えてもらった>>14ミナカミ家への道を記憶に残る説明を頼りに向かう。あまり馴染みの無い道に迷う事を心配はしたものの彼の丁寧な説明で、その心配は杞憂となるだろう。 彼が在宅ならば、直接借りる筈の衣服を受け取るだろう。その時の自分の服装への彼の反応はどうだろう。やはり女物なのかと呆れられるのか、どうなのか。 彼が不在ならば、彼の祖母から用意してもらった其れを受け取る。その際、人の良さそうな老婦人と『ほんの少し世間話』をして、帰宅後の彼へのちょっとした“悪戯”を仕掛けておくのは忘れない。
どちらにしても、衣服を借り受ける際にナユタ宛にメモを渡すだろう。文面は、『もし自分が居なくなるような事があれば、冷蔵庫の中身を片付けに来てくれないか』というもの。 その意図を彼が受け取るか受け取らないかは、今はまだ関係ない**]
―回想終了―
(35) 2013/07/27(Sat) 10時頃
|
|
−回想・5月4日 昼過ぎ マドカの家 2F−
[久しぶり見た兄の部屋は様変わりしていた。部屋の奥の壁一面に杭が打ち込まれており、杭から伸びた鎖が全て兄に絡みついていて、兄の動きを制限していた。兄はマドカに気づいたのか、虚ろな目で立ち上がり、歩み寄ってくる。2、3歩ほどあるいたところで、鎖に阻まれガクリと、動きを止めた。兄はマドカに触れようと手を力なく手を伸ばす。マドカをギラついた目でみやり、口からよだれを垂らしている。ようやく会えた家族は、すでに病に侵され、理性を手放してしまっているようだ。人狼病。兄は人の姿を模した怪物へ変わり果てていた。]
お兄ちゃん、何日ご飯食べてないの?
[兄は答えない。マドカに手が届かないとわかると、自由のきく範囲をうろうろと歩きまわっている。兄が動くたび、金属の触れあう音が小さく聞こえる。マドカは兄を刺激しないよう、そっと部屋のドアを閉める。ドアの左右には、奥のスペースを確保するためか、家具がすべて押し寄せられていた。ベッドの上に学習机と椅子が載せられている光景はなんとも間抜けに見える。マドカはため息をついて、ドアにもたれかかった。]
(36) 2013/07/27(Sat) 11時頃
|
|
―5月5日10時過ぎ 役場から少し離れた建物・3F―
[役場の見える廃墟寸前の建物で見張ること約一時間。町役場前に現れた彼の姿(>>21)に、ゴクリと唾を飲む。やっとこの時がきた。彼が死んでから殺したくて殺したくてたまらなかった相手。気持ちを落ち着かせるため、スカーフを掴んで深呼吸をする。
僅かに、震える手で銃弾を詰めると立て膝に座り直し僅かに脚を開き、バッドを右肩へ。肩の窪みにズシリとした重さを感じた。 左肘を右膝につけるタイミングで、コッキングレバーを引く。 頬に無機質で冷たいストックを一体化させ、スコープを覗き込むと制服姿の彼に照準を合わせる。
そして、祈るように引き金を引いた]
(37) 2013/07/27(Sat) 12時頃
|
|
─5月5日 深夜 ─
[脳内に突如響くトレイルの声。今まで、聞こえなかった、いや、聞こえないと自分に言い聞かせてたはずの声が次々と入ってくる。感染者の声、死者が無念を訴える声。どうせ、自分も化け物なのだ。使えるものは使わせてもらおう]
えぇ。聞こえていますよ。貴方を襲ったのは僕です。 貴方を食い殺して口を封じてしまいたかったのですが、 感染者になるとは…予定が狂ってしまいました。
愉しむ、ですか。 貴方の切り替えの早さには恐れ入ります。
貴方のその心意気がどこまで持つか…愉しみにしています。
[思念が途切れた以上、余計なことは言うまいと沈黙する。他の感染者や死者に反応を示すかもしれないが**]
(*7) 2013/07/27(Sat) 13時頃
|
|
ー5月5日 午前5時 ミルフィ自室ー [3日連続でローズマリーに世話ぬなるのは気が引けたので、一度自宅に戻る。その道中自分が投票した人物が処刑されたときいた。 知らない人間とはいえ、その人の死に自分が関わっている事実が重くのしかかる。 だがいつまでも悩んではいられない。今日もまた投票しなければならないのだ。]
(マドカとマリーは…どうするんだろう…)
[二人の考えを聞きたいと思った。ローズマリーは酒場に行けば会えるだろうがマドカはどうだろう。 身支度をしてミルフィはマドカの姿を探しつつ酒場へと向かった。**]
(38) 2013/07/27(Sat) 13時頃
|
|
>>27 …ずいぶんと…勝手なんだね… あたしは…化けもんのまま生きて…自分は人間のまま死にたいって…そういうことだろ…?
[部屋を出て行こうとすると、腕を掴まれた。 ローズマリーの言葉は、自分がまだ穢れていないからこそ言える、とても無責任で、身勝手なものに思えた。]
じゃあ…あたしが頼めば…あんたは殺してくれるの…?
[そう言いながら、目に付いた刃物を手に取り、彼女に持たせる。 両腕を広げた。]
自分を殺せってんなら、本気であたしを殺しにきなよ。 そうすれば、あたしもあんたを殺してあげる。
(39) 2013/07/27(Sat) 14時頃
|
|
─回想/3年前 酒場─
[「最後の何年かは、一滴だって飲みもせずによぅ」眼前、酔った中年の男が言いながら机に肘つき、力が入っていない掌で赤ら顔を拭う。彼が語る言葉を、己は椅子の背凭れに腕と背を預けてただ黙して聞いていた。傍を通った店員に、追加の酒と己の水だけを頼み。
「あいつ、あんな糞野郎だが、後悔してたんだ。…トレイル、お前さんが出ていっちまってから、ずっと」 ──反吐が出そうだった。運ばれてきた酒瓶と水のコップを、直に店員の盆からとって、酒瓶を男の顔横に置いた。酒精で濁った目で、礼を呟き男が新たな酒に溺れていく姿を、頭の芯が冷えた己が眺めており]
……後悔したら。許されるってか?
[言っても詮無い事とは知りながら…自己嫌悪を増させるだけの言葉だと知りながらも、何かを、嘲笑うように言わずには居れず。 「そうじゃねえよ。そうじゃねえけどよぅ──」──切ないじゃないか。呟いた男の声を、…聞かぬ振りで、味のない水を乾いた唇に含んだ。
あの雨の日>>2:49、人目を避けて密やかに『戻った』己の顔を見るなり、──父と呼んでいた男は、瞠った双眸を歪めてみっともなく泣き出した]
(40) 2013/07/27(Sat) 14時頃
|
|
[見栄も外聞もなく、変わった見た目からでも一目で息子だと理解した己の腰に取り縋り、大声を上げて泣いたのだ。 …体が、強張り震えるのを隠す事すらできなかったのを覚えている。
まだ無力だった頃。父は強かに酔うその度、怒鳴り散らして幼い己を殴りつけ、引きずり回して腕にまだ燃えた煙草を押し付け、床の上に押さえ込んだ。暴れさせた脚など、何の抵抗にもならなかった。
──父から離れ、町を出て。逃げ出したその先で、自身の瞳が男ばかりを追っている事を自覚した最初は正直怖気立ったものだった。男達を、時に殴りつけて壊してしまいたくなる衝動にも。 『俺は、あの糞野郎とは、違う』 15より下の、子供には萎えた。ある年代層の年上の男にも。女を試した事もあったが、子を産む存在を抱く気にはどうしてもなれなかった。]
…、 [語る内に、いつの間にか男は眠ってしまったらしい。色を無くした瞳で、暫しぼんやりと、机に突っ伏した男の頭を眺めて。…『父』の死の真相が、この男にも未だ知られてはいない事実にどこかで安堵し、同時に益々重い鉛を呑まされたような感覚が晴れることはなかった]
─回想終了─
(41) 2013/07/27(Sat) 14時頃
|
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/27(Sat) 14時半頃
|
>>39
私にとって、貴方は貴方。 “化け物”だと思っているなら、こんなに苦しまない。
[首を緩く振る。心から思うのは『皆生きてほしい』、それで自分が死ぬなら、構わない。そう、どう伝えればいいのかとその場に座り込み、項垂れていれば渡される刃物。とっさに握るが、静かにそれを膝に置く。]
パティちゃんは、殺してほしいの? そうすれば楽になる…?
[流行り病にかかれば、治る手立てはない。そんな中、自分の意志とは関係なく人を襲ってしまう苦しさは如何許りだろう。死んでほしくない、殺したくないと思うのは自分のエゴ。じゃあ、相手が望んだら…?今だ手の名にある刃物を見つめながら、虚ろに相手に尋ねた。]
(42) 2013/07/27(Sat) 15時半頃
|
|
─5月5日 午後4時半 市街地─
[沈み出した夕陽が、人間達を見下ろす空を、街をゆっくりと血の色に染め上げていく。
とある一人の男が死んだ。貧しい、身寄りのない男だ。酒だけが趣味で、知人も少なく、…少年だった『トレイル』の過去をよく知る数少ない一人の、男>>40>>41。彼は最早死体すら見つかる事はないだろう。男がかつて住まった部屋の中、骨の欠片と、血の跡ぐらいならば残っていたかもしれないが。拭いきれなかった血痕が少し裏に跳ねたテーブルの上には、半ばまで減った酒入りのコップと、水が一杯入った侭のグラスがひとつ載っていた。
夕陽を浴びた全身を、顔面を染めあげる血の色。目立ちはしない横道、脇の石壁に肩から凭れかかって、鼻を鳴らして顔を微かに歪めた。…汚れは既に落としている。服は、大きさが合わないながら男のものを拝借してきて。それでも、染み付いたような鉄錆のにおいが落ちる気がしない。
──とある一人の男が死んだ。 今日のこの日。いや、……恐らくはもう、4年前のあの日に]
……なにを…、…考えてんだか、なァ、…… [独白は、薄く、震えた呼吸となって地へと零れた]
(43) 2013/07/27(Sat) 15時半頃
|
|
―5月5日午前7時頃、酒場内―
[酒場奥の隅のテーブルに毛布をかぶった少女が一人。彼女は結局、自分の部屋にも帰れず、まんじりともせず椅子の上で膝を抱え朝を迎えた。何が正しくて、どうすれば皆が助かるのだろう。分からない。もう消えてなくなりたい。いっそ自分が病にかかったのだったら、こんなに悩むことはなかった。さっさと殺してもらって、残った皆が生き残れる道を模索してもらえればいい。]
もうやだ…。
[最後に。誰かと関わりたいと思ってしまったのがいけなかったのか。最初から1人でいれば、きっとこんなことにはならなかった。苦しさに尚一層身体を引き寄せ、小さくなった。病気にかかってしまった2人を告白することは出来ない。でも、そうしたら他の大事な人の命を危険にさらしてしまう。どちらも切り捨てることが、出来なかった。]
(44) 2013/07/27(Sat) 16時頃
|
|
―回想・5月4日深夜、ミナカミ家―
[眠れないままにただ思い巡らせる中、突然の訪問者>>35には些か驚いたのが真実。来訪するならばもっと早い時間――もしくは明日だと思っていたから。 身に纏う服には特に意表を突かれたという訳でもなく――これもある意味失礼な事ではあるが――此方も用意していたのは女性物ではあったし。
大柄な花模様のスカートはナユタの母の遺品だった。着る者もいないからと、けれどその事実は伝えて露蝶に渡す。だから必ず返して欲しいとも。敏い彼の事だ、言外の意は察してくれるだろう。
渡されたメモの意味には暫し首を傾げた。言葉通りの意味なのか、それともその時冷蔵庫には別の何かがあるのか――今はまだ知る事もないけれど、その日が来たのなら望みは叶えるつもりだ。けれど願わくばそんな日が来ないようにと、祈るにも似た気持ちで思った]
―回想終了―
(45) 2013/07/27(Sat) 16時頃
|
|
─回想/5月5日 夕方よりも前 とある男の家─
[齧り付いた血肉は、病に侵された舌には酷く甘美なものであった。動かぬ肉塊に跨り、はらわたに鼻先を埋めて恍惚と双眸を閉ざしかけ、──鼻につく酒精の匂いにふと顔を顰めた。 とても嫌なにおいであるように思った。頭の隅、僅かに残った理性が苦い唸り声を漏らす。──このにおいは嫌いだ。ああ、臭い、臭くてくさくて頭にくる、折角の『ご馳走』が台無しではないか──]
──…、
[──俺は、何をしているのだろう。 理性は、消えていない。ただ、そうだ、己は確かに『知っていてこの男を選別した』。 何をしている。敢えて、…そう、敢えて己の過去を貪り、『また』一つの肉塊を増やした。この手で、飢餓衝動の為だけとは言い切れぬ、己の確かな意思の元で]
[僅か動きが止まった空間は、再度眼下の内臓に激しく喰らい付いた勢いに破られた。咽喉から、鼻先から漏れ出すこの声は、決して嗚咽等ではなかった筈だと、遠く目蓋を伏せた理性が独白を漏らした]
─回想終了─
(*8) 2013/07/27(Sat) 16時半頃
|
|
>>42 …殺してほしいわけ…ないだろ…
[膝をつく。]
親に捨てられて…奉公先には都合よく扱われて… それでも必死に生きてきたってのに、こんなことで死ぬなんて、あんまりだ…
…でも、このまま生きてても、もう人間ではいられない。 ならいっそ今のうちに死んでしまった方がいいのかもしれない…
わかんない…わかんないよ…
[顔を覆い、泣きじゃくる。 もう、強がることもできなかった。
病気についての知識はないに等しいが、治らないことだけは、なぜか確信していた。 どうせ死ぬなら、今死んだ方がいいのかもしれない。 しかし、自分の本能は、まだ死にたくないと叫んでいる。 どうしていいのか、わからない。]
(46) 2013/07/27(Sat) 17時頃
|
|
―回想・5月4日深夜、本屋内(>>20、>>26続き)―
『ローズマリーへ これを読んでいるということは、私はもう死んだんだろうね。 今まで頑なにこの部屋へ来ることはなかったマリーがどうしてこれを読んでいるか気になるが…良い方向で考えることにしよう。 逆でも、あんたは悪くない。気にすることはないよ。
ベネットは元気でやっているかな? 我が孫ながらなかなかしっかりしていると思っておるが、やはり心配でな。 勝手なことを言うようだが、何かあったら支えてやってくれ。
お前たち二人を、愛しているよ。 ×××』
最後に見なれた青年の祖父の署名。 その文字をなぞり終えると日記帳を置き、拳を握り締め、罪悪感を耐える。 『ごめんなさい、きっとベネットさんはもう…』 青年以上にこっそりと店に通っては気にしてくれた、優しかった青年の祖父を思えば後悔ばかりが胸に残る。
ごめんなさい、とひたすら呟けば、ノ−トの端に走り書きがあるのが見えた。
(47) 2013/07/27(Sat) 17時頃
|
|
―回想・5月4日深夜、本屋内(>>20、>>26、>>47続き)―
『「感染者には噛み傷がある」…?』
唐突なその文字に疑問に思い、前のページをめくってみれば、所々赤い色のペンでどうやら病についての噂や予想の走り書きがしてあった。 部屋を見回し、ここにある書籍はその関係なのだろうかと思えば、現状が現状だけに少し恐ろしくなる。 まだこんな病気が流行っていない頃、青年も、その祖父も生きている頃であれば、また違ってきただろう。 もっと早く、素直になっていれば…。
…一旦帰ろう。 フードをかぶり直すと腕にその日記帳とランプを持ち、その部屋にまた鍵をかけてから店内を後にする。
店の扉に鍵をかけながら思う。
『私はまたこの店に来ることは出来るだろうか…。』
(48) 2013/07/27(Sat) 17時頃
|
|
>>46
じゃあ、私は殺さない。 貴方を絶対に。
[そう言って刃物を離し、膝をつく彼女を胸に抱きしめた。彼女の言葉を聞きながら、どうすることも出来ない自分に嫌気がさす。こんなに生きたがってる少女に感染し、何故自分には感染しなかったのか。]
私が感染者だったらよかったのに…ごめんね、ごめんなさい。
[口から出る謝罪の言葉。彼女を追い詰めてしまったことにだろうか。助けることが出来ないことに対してだろうか。分からないけれど、申し訳なさだけが心に積もる。せめて、今の自分が彼女に出来ることはなんだろう。]
パティちゃん…私にどうしてほしい?
(49) 2013/07/27(Sat) 17時半頃
|
|
/* 我ながらロールのNPCも男しか出てこないぞ、おかしいwwwww もちょっと女気もたせたらよかったwwwww
いや、知り合いの警察官とかね、最初はエリート女性にするつもりだったんだよ。ロール書いてみてちょっとしっくりこなかったから男にしちゃったけど。 男男言い過ぎでわかりにくいわぁw
(-11) 2013/07/27(Sat) 18時半頃
|
|
/* そして人狼COまじでどうすれば良いのですかと。 ラルフがしてくれそう…なの…? パティもしたけど、大衆向け(投票行動に繋がる)にCOする流れなわけでもなさそうだし…うーん。 いつでも暴れてCOできる心積もりはしておくんだぜ(`・ω・´)ゞでも正直むずかしいね!どうしようかな!
(-12) 2013/07/27(Sat) 18時半頃
|
|
>>49 …なんで…あんたがあやまるんだよ…
[何も悪くないのに抱きしめながら謝るローズマリー。 普段なら偽善だと反発しそうだが、なぜか落ち着いた。]
…なにも…してほしくない…ほっといて…
[しばらくそのまま身を任せていたが、やがて、何をしてほしいかと問う彼女に、そう答えた。]
…あたしは…あんたを殺したくない… でも…一緒にいれば…いつ殺してしまうかわかんない… だから、もうあたしとは関わんないで…
[そう言うと、立ちあがり、ふらふらと部屋から出て行った。 もともと、自分が生きるためなら他の者が犠牲になっても構わないと思っていた。 他の者なら、知らぬ間に殺してしまっても、まだ耐えられるだろう。 しかし、目の前の少女だけは、殺してしまえば、自分の中の何かが壊れてしまう気がした。 だから、一刻も早く、この少女の前から、姿を消したかった。 今度は引きとめられても、立ち止まることはなかっただろう。]
(50) 2013/07/27(Sat) 19時半頃
|
|
―5月5日 朝7時 裏路地〜繁華街― [なんでここに来たのか。 彼女自身、よく覚えていない。 その目は酷く虚ろで、歩みは力なく。 罪の意識はあれど、己に対する罰がなかった……そのことが、彼女の心を深い澱の中へと落とし込んでいく。
寝床に戻り、少しでも眠れればと思ったが、ほんの僅かな時間眠ると、またすぐ起きてしまう。 それを繰り返して、もはや本能の赴くままと言った感で。形ばかりのシャワーを浴び、いつもの服装で、かつて仕事場として用いていた場所を、歩いている]
(51) 2013/07/27(Sat) 20時頃
|
|
―回想、5月4日午後4時、町役場前広場― >>4 ……ごめんなさい。ありがとう。 [無理しちゃ駄目と言われても、今のクシャミにそれは無理な相談だった。 もともと、こんなに「無理な」事をするつもりなど、無かったのだ。
チアキを深く傷つけたのは自分でも解った。 そのことも自らを苛んだ。心の痛覚なんて、麻痺してしまえばいいのに。……4年前にも望んだことを、今もまた望むが。彼女の心はそれに応えない。
出来ることなら。チアキの痛みはナユタさんが癒してくれるならばと。可能ならばそれが一番いい。彼からは嫌われてはいるが、それを願わずに居られなかった。
謝罪を礼を述べてからは一言も話さず、早く何処かへ行って欲しいとチアキに態度で示し、去っていくチアキを見送った] ―>>2:125へ続く―
(52) 2013/07/27(Sat) 20時頃
|
|
―5月5日午前10時過ぎ、町役場前広場―
[それは僥倖だったといえるだろう。パルチザンの男――ラルフがトリガーを引いたその時>>37に、丁度怒鳴り声が聞こえた。明らかに酒に焼けた声と赤ら顔の男へと機動隊員が駆け寄る中、ナユタも振り向いて一歩足を踏み出した。
――刹那、左肩を銃弾が掠めた]
――ッ!?
[焼けるような熱がじわりと広がって、後を追うように耐え難い痛みが広がってゆく。咄嗟に抑えた指の合間に、ぬるりと、まるで肉を直接触ったかのような不快な感触。 視線を落とした先、裂けた服の隙間から覗く朱に、目の前が暗く染まった。
駆け付けた隊員が傷口へと押し当てた布は鮮血を吸い上げてみるみる赤く色づいてゆく。 息が、上手く出来ない。生臭さと痛みとに込み上げる嘔気に耐え切れず石畳の上、身体を横たえた。
死ぬ程の傷ではない事は分かっている――けれど、強く、生きたいと思う、願う。 まだ守れてはいない、チアキ、守らなくちゃ、いけないんだ。 原色のハレーションが舞う脳裏へと、彼の顔が浮かんでは消えた
そして――ブラックアウト]
(53) 2013/07/27(Sat) 20時半頃
|
|
[すぐさま近辺の道路は封鎖され、何事かと騒ぐ野次馬の群れを掻き分けてライフル銃を担いだ隊員が町中へと走り出す。 すでにリストの要注意人物の情報は周知されていた。勿論ラルフの写真も。
弾道から予想される狙撃場所は特に念入りに捜索されるはずだ。使用された銃器は遠距離用の、恐らくライフル。目立たず移動するには向かない武器。 たとえその場に放置されようとも、服に染み付いた硝煙の臭いまでは誤魔化す事は不可能。
彼が逃げ果せる可能性は、限りなく、低い]
(54) 2013/07/27(Sat) 20時半頃
|
|
>>50
[パティの言葉に、悔しくなる。私じゃ何も出来ない。誰も助けることが出来ない。無力感に体の力が抜け始める。せめて、これ以上傷つけないよう唇を噛みしめていると、離れていく熱。]
パティちゃん…!
[去っていく姿に名前を呼ぶが、それ以上は言葉にならない。彼女の姿が消えても暫くは動けず、座り込んだまま俯き続ける。どうしよう、どうすればいい。 そうしていれば傾いてオレンジ色に近づく日の光。]
他の、他の人は大丈夫かしら…。
[他の皆は無事だろうか。夜が迫り始める証の夕暮れに、胸がざわめく。誰かに会いたい、無事を知りたい、そう思えば動き出す体。ふらふらと夕暮れの町に飛び出した。 (そして>>2:127に続く)]
(55) 2013/07/27(Sat) 21時半頃
|
|
―5月5日10時過ぎ 役場から少し離れた建物・3F―
[引き金を引いた、その瞬間。ターゲットが僅かに動いた。少しずつ傾いていく体と駆け寄る機動隊員。石畳に横たわったその姿を双眼鏡で確認する。駆け寄った機動隊員の間から見えたその姿は、まだ息があるようだ。
--しくじった。
よほど、神に見放されているらしい。自嘲気味に笑う。
この場所もすぐに特定されるだろう。 だとしたら、どこへ動く…?思考を巡らせる。
外を見れば、物々しい雰囲気を醸し出しながら機動隊が早くも出動していた。逃げる場所がないのなら、せめて…彼の息の根だけでも。
一般市民が外に出ている時間帯だ。目立たないほうがいいだろう。ライフルを捨て、ハンドガンをジャケットの内側へ突っ込むとその場を後にした]
(56) 2013/07/27(Sat) 22時頃
|
|
―5月5日早朝、チアキ宅前― >>24 [ハルナの部屋を見た…想像通りの言葉に薄く笑う]
……本当に…一生口聞いてやんないから…
[直ぐに泣きそうに崩れてしまっただろうけど。流石にその後投げ掛けられる言葉は想像出来なかった。光の無い瞳で相手の言葉を待つ]
……ッ…
[伸ばされた手に小さく身を引くと視界がぐらついた…そして身体は彼の腕の中。そこは暖かく…温もりが冷えきった心に滲んで、瞳を覆う影に小さな光が走る]
……俺の事怖い?嫌いになった?…何処かに行っちゃう?…こんな、風に…触っていいの?俺、感染してるかも知れないよ?
………あの、ね…ぁ、……
[喉奥から絞り出す声は乾いていて酷い声だった。言わなきゃいけない、また自分が消えて仕舞う前に。戻って来てくれたナユタへ…]
…ッ…、…ハル、ナ…
(57) 2013/07/27(Sat) 22時半頃
|
|
─回想/5月5日 深夜/精神感応─
>>*6 [己の呼びかける一声に、方々から微かなざわめきが届いたように思った。明瞭な返事はなくとも、確かに誰かが聞いているのだと、それで構わず言葉を紡いでいく。
小さく胸をざわめかすような少女の思い>>*6は、『仲間』同士で否応無く繋がりあった精神の中、それとはっきり認識はできずとも僅かな感触として拾い上げる事はできた。 ──この思いの、『声』の主を自身はよく知っているような気もする。だが、お互いに繋げ合った訳ではない感応状態で、今は相手を知る事まではできなかった]
(*9) 2013/07/27(Sat) 22時半頃
|
|
>>*7 [名指しでの呼びかけには、脳内に響く声での反応があった。微かに口端を歪め、彼の『言葉』を聞いてから再度声を継ぐ]
…やっぱ、居やがったな。ラルフ。 口封じねェ、──この状況での口封じとなると、…ああ、想像はできるがな? 組織、の事。ただの噂じゃなかったか、だいたいそんな所かね。 『仲間』になっちまって、残念かい?そんなに俺をぶち殺してえ程、…惚れてでもいたか?[笑ったに似て、心の囁きが揺らぐ]
切り替え、ね。テメェの都合で、俺を食おうとしたアンタには、言われたくねェなあ。 ……ラルフ。俺を選んだ、アンタを、怨むぜ。俺の『生涯』をかけて。選ばれたからにゃ当然の…権利だろう?…はは、…ふ、っははは、…
[どこまでが本音で、どこまでが冗句か。何もかもを曖昧にする深夜の囁きを、途切れた息を継ぐようにまた閉ざした]
(*10) 2013/07/27(Sat) 23時頃
|
|
―5月5日 10時すぎ 町役場近く 路地裏― (>>56続き)
[機動隊も、あながち馬鹿ではないらしい。役場周辺の道路は封鎖され、厳戒態勢がひかれていた。 壁に背をあて、一つため息をつく。警戒しながら移動を行ってきた体は、心も体も疲れきっていた。
そして、大きな声と、いくつかの足音。どうやら、見つかってしまったらしい。
建物の影に身を隠しながら銃を放つ。 照準を満足に合わせられずに放たれた弾は、宙を舞い、中々命中には至らない。カートリッジを入れ替え、弾を装填する。
--その時、右腕に痛みが走った。
銃弾が貫通し、血が溢れ、やがて力が入らなくなり持っていたハンドガンを落とす。忌々しく弾道の先を見上げれば、民家の上に機動隊員の姿。ライフルをこちらに向けて構えていた。
(58) 2013/07/27(Sat) 23時頃
|
|
激痛が走る腕を抑え、この場から逃げなければ。と後ずさる。そして、銃弾が今度は左足を捕らえた。バランスを崩し、そのまま倒れこむ。痛む腕では気休め程度に傷を抑えることすらできない。脂汗が流れ、うめき声があがる。
バラバラと足音と立てて近寄ってくる、それらから逃げることも叶わないだろう。
結局、何もできずに、こんなところで終わってしまうのか。悔しさのあまり、涙が溢れ唇を噛み締める。
足音が耳元まで来たところで、頭に強い衝撃。 そのまま意識を手放した]
(59) 2013/07/27(Sat) 23時頃
|
|
/* ナユタPL様 胸熱ロルありがとうございました! */
(-13) 2013/07/27(Sat) 23時頃
|
|
/* >>*10 超かっこいい!!うおおぉぉぉ!! かっこよすぎるぜ!!! */
(-14) 2013/07/27(Sat) 23時頃
|
|
―5月5日午前7時頃、酒場内(>>44続き)―
[『行きたくない。行きたくないけれど、投票に行かなきゃ…。』今日はまだ、顔と名前は知っていてもあまり話したことも無い“あの人”が残ってる。でも、明日は?明後日は??そう考えると逃げたくて仕方がない。泣きすぎて、そして寝不足で酷い顔を化粧でごまかし、髪をおろして誤魔化す。そうしても、身から出る憂鬱さは隠せない。溜め息をつき、酒場の扉に「昼には戻ります」という旨のメモを張り付ければ、投票所に向かう。 泣きたい、泣きわめいて逃げ出したい。でも、本当に泣きたいのも、逃げ出したいのも私ではなく…。そう思うと、また溢れだしそうになる涙を抑えることしか彼女には出来なかった。 そうして マリーは投票所へと足を向ける。]
(60) 2013/07/27(Sat) 23時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/27(Sat) 23時半頃
―5月5日14時、町会便り号外―
本日午前10時過ぎ、パルチザン『BOO』構成員である『ラルフ・ブロムベルグ』を殺人未遂容疑で逮捕した
その後の調べによるとブロムベルグ容疑者はWSS感染者の可能性が濃厚と判明
本日の処刑対象はブロムベルグ容疑者とする事をここに宣言する
すでに投票済みの票に関しては無効票とする事も追記する
(#1) 2013/07/27(Sat) 23時半頃
|
―5月5日昼、奉公先―
[ローズマリーの自宅を出たあとのことはよく覚えていない。 気づけば奉公先のベッドにいたということは、どうにか自力で帰ったのだろう。
正午を過ぎてようやく起き上がったが、身体はまだ重い。 昨夜は一睡もできなかった。 理由は恐怖心だけでなく、感染者達の“声” どうやらこの病気に感染すると“仲間”の脳内に直接語りかけることができるらしい。 昨夜初めて聞こえたのは、それだけ感染者が増えているということだろうか。]
…行かなきゃ…
[やはり自分はまだ死にたくない。生きるためには、誰かに投票しなければならない。 いつまた“化け物”になるかわからない恐怖はあったが、昨日ローズマリーを襲おうとしたのは、薬が効いて熱が少し下がった時だった。 ということは、まだだるさの残る今の状態なら大丈夫だろう。 そう言い聞かせ、投票所に向かうべく、奉公先を後にした。]
(61) 2013/07/28(Sun) 00時頃
|
|
―回想・5月4日午後6時、町役場前広場― >>125 [視線には気付いていた。けれど振り向く気持ちは皆無だった。 ――今彼女の顔を見て話す勇気がナユタにはなかったし、何よりも向けられる虚ろな瞳に苛ついた。 叶うならば今は気持ちを揺らしたくはない。
彼女の心中は知る事なく、見つめる眼差しには黙殺を。 投票箱へと用紙を突っ込むと足早にその場を後にした]
(62) 2013/07/28(Sun) 00時頃
|
|
/* ラルフ…(´・ω・`) 結果的にPL視点で人狼CO(投票操作)済みかあ
投票ロールどないしようかな…うーむ
(-15) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
|
|
―5月5日早朝、チアキ宅前― >>57 ……今聞いてんだろ
[軽口のような言葉も今はどこか苦く、抱き込んだ頭へと鼻先を埋めて囁いた。 懐かしい、匂いがする、のに――]
……いいんだ、チアキ、大丈夫、大丈夫だから
[つい数日前に幾度も囁かれた言葉と、宥めるように撫でる掌を思い返した。鼻の奥がツンと痛くなる。自分にはチアキの何が分かっていたというのだろう。壊れてさえなお、縋る手を振り払わずに、ただ傍にいると――味方だと言ってくれた。 それなのに一瞬の陰りに気付かないふりを、慰められたくて見ないふりをした。
――変わったチアキを見るのが、怖かった。
大丈夫と、繰り返す声は本当にナユタだけに向けられていたのだろうか。 怯えにも似た言葉に胸が締め付けられる。 馬鹿だな、チアキ…嫌いになったらこんな事する訳ないだろうにと――けれど言葉は声にならずに、想いを伝えようと抱く手に力を込めた]
(63) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
|
|
チアキは、俺が守るから 何があっても、守るから だから教えてくれよ…何があった?
[変わろうと、初めて思えた。変わりたいと願う事はあったけれども――今は逃げる為ではなく、戦う為に変わろうと。
子供をあやすように髪を梳く。この掌で守れるものは本当に少なくて…多分一人が精一杯だ。 チアキを守りたい。それ以外の何もかもを捨てる事になったとしても、ただ守りたい。 切にそう思った]
(64) 2013/07/28(Sun) 00時半頃
|
|
−回想 5/4 深夜、書店− [階下から物音がするような気がして、1階へ降りると、地下へ続く扉が開いていた。予備の鍵の在り処を知っている人間には心当たりがあるから、盗人等ではないはずだ。 中を覗き込む、地下室のさらに奥にある祖父から譲り受けた鍵では開かない扉、それまで開いていることに驚きを覚えるが、自分以上に彼女を気にかけていた祖父ならば、避難場所になるようにと、きちんと開く鍵を渡していたのだろう。 あの狸爺め、と思わないこともないがまあ過ぎたことは仕方あるまい。熱心に何かを読んでいる後ろ姿にそっと近寄り、無作法とは分かっているが手元を覗き込む。 そこに並ぶのは見慣れた字、祖父の、日記帳。彼女のページを捲る速度に合わせて文字を追う。自分から見れば頑固者だった祖父の、優しさ。それが彼女に対しては柔らかい慈愛ばかりが込められていることが少しばかり妬ましい、と思ってもご愛嬌だろう。]
ねえ、祖父さま、こういうことは直接言ってくれれば良かったんだよ。
(@0) 2013/07/28(Sun) 01時頃
|
|
[彼女が日記帳とランプを持って地下室を出て行くのを目で追いながら、日記帳の最後の文字に込められたであろう願いを思う。 自分はそれを叶えてはやれなかったけれど、その代わりに祖父さまと同じことを祈った。]
"どうか、君は幸せになって(生き残って)"
(@1) 2013/07/28(Sun) 01時頃
|
|
―5月5日14時過ぎ、町役場前広場付近―
[何度か休憩しながら、どうにか歩いてきたが、投票所にたどり着くことは出来なかった。 投票所である広場付近は封鎖されているようだ。 何かあったのだろうか。
野次馬には号外が配られているが、もらっても自分には読むことができない。 誰か教えてくれる人はいないだろうか。 あたりを見回した。]**
(65) 2013/07/28(Sun) 01時頃
|
子守り パティは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 01時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 01時半頃
|
−回想・5月4日 昼過ぎ マドカの家 2F−
[マドカは先ほど拾った紙をポケットからとりだす。兄の遺書だった。文章は兄らしくない、ひどく乱れた字で、次のように綴られていた。
僕は佐藤 シノブといいます。感染者です。この部屋の中で身動きの効かない状態で死を待っています。 死んでいなければ、殺してもらって構いません。
父と母は人狼病の重度の感染者で、いつからか人を襲っていました。そのことに気づいた僕は、生きたまま2人を拘束し、引き渡そうと試みましたが、結果は失敗。両親は僕が手にかけてしまいました。その際、僕も感染したようです。自害も考え、何度も体を切りつけましたが、恐ろしく、自分で死ぬことができなかった為、代わりに自分を拘束し、餓死することを選びました。僕には父母を殺した罪を償う必要もあるので、苦しみながら死ぬくらいがいいのかもしれません。
僕には妹がいます。妹のマドカはまだ生存しているはずです。妹だけは家族で唯一、人狼病に感染していません。もし会うことがあれば、助けてやってください。
遺書はそれで終わる。マドカは再度、遺書をぐしゃぐしゃに丸めると、歩き疲れ再び座り込んでいる兄に向けて投げつけた。]
(66) 2013/07/28(Sun) 03時半頃
|
|
―5月5日早朝、チアキ宅前― >>63 [その肩口に額を押し当てる。声も体温も彼の全てが自分を安堵させるもので、あの日からずっとずっと望んで止まなかった自分の、居場所…だった。
強まった腕の力に応えるように背に手を回そうとするが、肝心の腕が上がらない。
触れても…いいのだろうか。この手は肉親の血で染まったのに。
そうして自分と同じ様に震えている相手に気付く。 抱き締め返してあげたかった。大丈夫だよって言い返してあげたかった。…何一つ叶わない「現在」に唇をキツく噛めば血の味が咥内に滲んだ]
(67) 2013/07/28(Sun) 04時頃
|
|
>>64 [守られてた…、ずっと…。何時も背中を見てた…だから知ってる。俺より怖がりで傷付きやすくって泣き虫で…でも強がって…繊細で優しくて、…そんな不器用なナユタが好きだった。良い所も駄目な所も引っ括めて…大好きだった。…俺が、守ってあげたかった。守れる筈だった。なのに何でこんな事になってしまったんだろう。
思い出が逆再生されて行く。
必死に伝えようと途切れさせながらも、放つ言葉は身体の内側の痛みを乗せて]
………ハルナ…が…、………感染、したんだ…母さんを……………襲った。
俺も…、………。けど、…けど……ハ、ルナ……助けてっ…て、……言ったんだ…。悲し、そうで苦しそう…だった…
だから、だ、…から…
殺した。
[殺して「あげた」なんて言えない。結局は自分の負担を減らす為の言葉でしかないから]
(68) 2013/07/28(Sun) 04時頃
|
|
―5月5日深夜2時 薬屋「三元道士」―
[扉の鍵は開いていた。けれど店として開けている訳では無い事は落ちた照明で解るだろう。煌く空の輝きも締め切った室内には届かず、店内は闇が満ちる。 その暗がりを燭台に刺さる小さな蝋燭の明かりだけが弱々しく照らし、店内の本来の色である赤の色彩と共に店主の顔と身に纏った白い旗袍を浮かび上がらせる。
長椅子の背凭れに肘を乗せて頬杖を突き、物憂げに机の上に置かれた燭台の灯を眺めていた視線を扉が開く>>33軋む音に視線を動かして、来訪者を見定めようと視線だけは注意深く注ぐ――が、良く見慣れた顔が扉の影から現われれば束の間その目を丸くして]
――…どウしたノ、トーイ?添い寝でモしにきタ?
[普段通り化粧で飾った貌にゆるりと笑みを乗せて柔らかく問い、掌に顔を乗せたまま小さく首を傾げる**]
(69) 2013/07/28(Sun) 04時半頃
|
三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 04時半頃
|
―5月5日14時過ぎ、町役場前広場付近― [虚ろな目と、覚束ない足取りで。昨日人一人を殺したことの罪の意識と、今日何も出来なかった無力感が渦巻く心を引きずって、彼女はその場を訪れ、町会便りの号外を受け取る。 「ラルフ」。穏やかな物腰で(>>0:138)?昨日、私を心配してくれた(>>2:93)者の名前だが……彼が、反乱組織の構成員? イメージと、その情報は全く結びつかない。ありふれた名前ではある。恐らく、別の人なんだろう。
ほんの少し、安堵している自分に気づいてしまう。……自分にそんな資格など、無いのに。 それでもなお。今日の処刑対象が決まっていて、処刑されるだけの理由が有る人だと。それに今日私は、マドカやマリーやチアキを守るために、何かをする必要はないということだ。]
……そう。
[本当に僅かにだけ、心に余裕ができた。明日の事を少し考えようと思える程度には。そのことに気づき、自分の残酷さにも気づいてしまうが……そもそも、自分はその事を知っていた。今更、自分の残酷さには驚かない。 ラルフ・ブロムベルグが、かつて会った掃除夫のラルフであることを、彼女はまだ知らない]
(70) 2013/07/28(Sun) 09時半頃
|
|
>>*10 [再び響いたトレイルの声。挑発、とも取れるそれに黙っていられるはずもなく言葉を紡ぐ]
…あぁ。失敗しましたね。僕が組織の構成員の一員であることを既にご存知かと思っていました。どこまで、あの男から聞き出したのか気になるところですが…答えるつもりはないのでしょうね。 しかし、「噂」になっているということは、どこかから情報が漏れたのでしょう。
いっそのこと貴方が感染者であることを周囲に打ち明けましょうか。「噂」として情報を流して。街に噂が蔓延し、あの旅人の時のように憔悴しきった人々の票が集まるかもしれませんね。
…貴方に惚れる? つまらない冗談はやめていただけますか?寒気がする。
(*11) 2013/07/28(Sun) 12時頃
|
|
妥協、ですよ。 生命機能を満足に保つ為には食事を行う必要がありました。何の面識もない一般人を相手に捕食するのは罪悪感はありましたが、貴方相手なら罪悪感がなく食事ができる。貴方を消す必要性も感じていましたしね。結果的に、それは叶わなかったわけですが。
怨んでいるのはお互い様ですよ。以前、貴方が流した情報でこちらに被害が出ているということも忘れないでくださいね?
[何かを企むように口元にだけ笑みを浮かべて。-相手には、それは見えないのだろうが-そして、口を閉ざした**]
(*12) 2013/07/28(Sun) 12時頃
|
|
−回想・5月4日 昼過ぎ マドカの家 2F−
何が「後で仲直りしよう」っすか!嘘っぱち!最初から死ぬ気で仲直りする気なんてさらさら無かったじゃないっすか…。
[マドカはすわりこんでいる兄を睨みつけながら、ゆっくりと立ち上がる。そして、部屋に持ち込んでいた斧を振り上げ、]
絶対に許さないっす!
[思いきり、ベッドの上に載せられている学習机へ振り下ろした。何度も何度も斧を振り下ろし、やっとのことで大きめの木片を作ると、それを拾い上げる。]
お兄ちゃんには、えらい人がワクチンを作るまで、生きててもらうっす!死ぬなんて、絶対に許さないっすからね!
[吐き捨てるように、叫ぶとマドカは部屋を出て、階下へ急いだ。兄の存在を知られてはまずい。チアキのような来訪者が訪れないよう、取り急ぎ、窓の部分を封鎖しなければならない。その他にも当面の食糧の調、栄養失調時の薬の確保、もう手遅れかもしれないが、この家に入ったチアキに対して、何か知っていれば口止めをする必要がある。やるべきことは山積みだ。マドカは父の部屋から工具箱を取り出すと、割れた窓の修復にとりかかった]
(71) 2013/07/28(Sun) 13時半頃
|
|
―5月5日午後9時頃、町役場前広場付近―
[ここまで来たはいいが、動けない。朝に投票して、酒場に帰って罪悪感に苛まれ机に突っ伏していれば、町内に配られた号外。信じられなかった。なんでだろう。自分の周りからどんどん人がいなくなっていく。こんな毎日を続けて、なんになるというのだろうか。]
投票しなきゃだめかしら…。
[今朝に起こった事件からか、いまだにチラホラ見える機動隊員の姿。物騒な雰囲気に、これが本当にあの人の良い青年が起こしたものなのかと考えれば信じられない。もう今朝投票したのだし、来れなかったという理由で、投票をしないわけにはいかないだろうか。見つからないよう外套のフードをまた深くかぶり、顔を隠す。昨日からすっかり弱くなった涙腺、涙をこぼしたくなくて、俯いた。]
(72) 2013/07/28(Sun) 15時半頃
|
|
―5月5日早朝、第二封鎖線付近の民家―
[不慣れなせいか、窓の封鎖にかなりの時間を取られてしまった。兄に自分の分の食料を与えたあと、栄養失調時の薬を求めて三元道士へ向かったが、深夜だったため、空振りに終わった。薬はまた後で調達しなければ。
次にマドカは当初の目的だった着替えを取りにやってきた。兄の手紙にあった、知人の家だ。第二封鎖線付近の古い小さなアパートの2階の角部屋で、訪ねると扉が開いており、無人だった。アパートの古さに対し、中に配置された家具は妙に真新しかった。]
(73) 2013/07/28(Sun) 16時頃
|
|
[ベッドの隣にスーツケースが2つ置いてあり中に服やマドカの使っていた日用雑貨が詰められていた。ベッドの上には封筒が置いてあり、中に不動産屋との契約書や通帳が入っている。兄は父と母の異変に気づいてから、秘密裏に準備を始めていたらしい。冷蔵庫を開けると食品が大量に買い込んである。]
どんだけ、準備してんすか…。
[そういえば、兄は準備に燃えるタイプだった気がする。テストなり、イベントなり…。マドカは呆れながら座り込む。これで食料問題はクリアできそうだ。]
ん…?
[ふと手に何かが触れる。紙だ。マドカの部屋で見つけた空だった封筒の中身、手紙と鍵が落ちていた。ここにあるということは、マドカは街の封鎖直後、家にいったあと、ここにも訪れていたようだ。自分もどれだけ忘れているのかと、自分自身にも呆れる。それほどショックなことが続いていたのだが。]
よし、気を取り直していくっす!
[マドカはスーツケースを勢いよく開けると、着替えを始めた。]
(74) 2013/07/28(Sun) 16時頃
|
|
―5月5日昼過ぎ、第二封鎖線付近―
[マドカは移動中に渡された、町会便りの号外に目を通し、驚きの声をあげた。]
掃除のお兄さん!
[あの穏やかな青年が…。
到底信じられないが、処刑はすでに決定されてしまっている。マドカは兄や父母の様子を思い出す。みな、感染者になりたくてなったわけではない。普通の日常を送りたかったはずだ。きっとラルフだって被害者なのだ。]
ラルフさん…
[マドカは学校や本屋で優しく接してくれたラルフを思い出す。ーまた、学校でお会いしましょう。ーと困ったような笑顔を浮かべていた。怪我をしないで欲しい。元気でまた会いたいと思っていたのに…。
マドカはぎゅっと目を閉じた。溢れた涙が手元の号外を静かに濡らした]
(75) 2013/07/28(Sun) 17時半頃
|
|
―5月5日昼、第二封鎖線、配給所付近―
[食料をつめたスーツケースをひきずりながら、マドカは外へでてきていた。いつも着ているジャージではなく、今日は白いワンピース、靴底の低い控えめだが女の子らしいデザインのサンダルを着用している。結っていた前髪も、今日はおろしている。知り合いに見つからないための、せめてもの変装だった。髪を染めたりしてもよかったのだが、見つかった時に不審に思われそうだったので、あくまでも軽めに装いを変えた。
昼に出歩いていると、下手するとナユタに遭遇する可能性がある。突然家を飛び出したしまったので、出会えば、連れ戻されるか、何か説明を求められるかもしれない。兄のことが知られれば、処分されかねない。万が一見逃してくれてもナユタ自身の立場が危うくなるだろう。 ミルフィやローズマリーに会った場合も、何かお誘いがあれば、兄の世話ができなくなってしまうかもしれない。
今は衰弱している兄の世話を優先したかった。今から薬を買いに向かうのだが、できれば移動中にチアキを探しておきたい。マドカはなるべく目立たないよう、配給所を覗き込んだ。]
(76) 2013/07/28(Sun) 18時頃
|
|
―5月5日14時過ぎ、町役場前広場付近― >>65 [ほんの少し、心に考えることの出来る余裕と、周りを見回す余裕ができた。 見回してみると、パティが辺りを見回しているのが見えた。 ……何をしたいのか。それくらいは、聞いてみたい、と思い、彼女に近づき、声をかける。]
……パティ?人探し?
(77) 2013/07/28(Sun) 18時半頃
|
|
―5月5日夕方、三元道士前―
[マドカは、一旦自宅へ戻り、兄に食事と薬を与えると、残り少なくなった薬を求めて、三元道士までやってきた。扉を開き中へ入る。先日は見惚れるだけで終わってしまったが、今日は、そういうわけにはいかない。マドカは表情をひきめると、他の商品に目もくれず、ポケットから、ナユタにもらった薬の包みを取り出した。気だるげにしている異国風の店員にそれを手渡し、]
お姉さん、これと、同じ薬が欲しいんっすけど、おいくらっすか?
[と、真剣な表情で話しかけた。]
(78) 2013/07/28(Sun) 18時半頃
|
|
―5月5日早朝、チアキ宅前― >>67>>68 [柔らかな髪に指先を埋めて幾度も撫でた。幼い頃には共に転げまわって触れあう事も多かったけれど、成長するにつれ当たり前のようにその機会は減った。 それでもナユタが落ち込んでいる時には慰めるように頭を撫でたその手に、どれほどの安らぎを与えられていた事か。 素直になれずに差し伸べられた好意をを振り払ってばかりの自分に、困った表情を浮かべながらも、チアキは決して怒る事はなかったように思う。だから甘えてばかりいた。
記憶ごと感触を愛おしむように抱き締める。彼の心が少しでも軽くなればいい、と願って]
……うん …………チアキは…悪くねぇ、だから大丈夫、
[ロケットの中笑顔を浮かべる二人を想った。チアキはあの時どんな気持ちで自分に写真を見せたのだろうと考えると、やるせなさに胸が詰まる。 仕方なかった、なんて言葉が慰めにはならない事を、両親の死を悔やむナユタはよく知っていたけれど、それでも彼に罪はないのだと、それだけは告げたくて言葉を紡ぐ。
途切れがちな小さな声が耳の傍で響く度、ゆっくりで構わないからと背へと回した片手で穏やかなリズムを刻んだ]
(79) 2013/07/28(Sun) 19時頃
|
|
ー回想、5月4日午後4時、町役場外れー >>52 [去り際の少女の顔を思い出す。あんなに泣きそうな顔で何を思って何をしようとしているのか。…考えても分からない。
どんな場所でもどんな状況でも構わない。…幸せに笑っていてくれたなら。それだけを願っていた。
其処に自分が関わらなくても嫌われても疎まれても、それが叶うのなら…。
ハルナと重ねた事は無かった。けれど彼女への感情は妹を思う気持ちにすんなりと当て嵌まる。…きっと、少女と話している時は自分は正気の部分が多かっただろう。感の鋭い彼女が違和感に気付かない程度には]
………?
[足を止める。何処に向かおうとしていたのだろうと首を傾げた。そして…何を考えていたのか]
…、帰らなきゃ……
[言って揺らぐ足先は自宅とは逆方向に向く、そのまま何処かへと姿を消した]
ー回想終了ー
(80) 2013/07/28(Sun) 19時頃
|
|
―5月5日午後1時頃、総合病院の一室―
[ベッドの上、包帯で固定された上体を起こしてぼんやりと窓の外を眺めた。薄く曇るガラスの向こうへと視線と思いを馳せる。 どうやら狙撃犯は拘束されたらしい。もう暫くすれば町から号外が撒かれ、彼が処刑対象になったことは町中へと知れ渡るのだろう。
銃弾は皮膚をえぐり取ったのみ――とは言え傷は浅いとは言えないと医師から説明された。 ベッドの傍らに置かれた点滴台へと視線を移す。抗生物質と鎮痛剤の入った透明な液体は残り少なだけれど、脈動と共に疼く傷の痛みは僅かに和らぐ程度だった。 ぼんやりと頭が霞むのは熱のせいだろうか。輪郭を失いかける思考を手繰り寄せる。
――まずはトレイル。彼に頼みたい事がある。恐らく彼でなければ為せない事。 そしてクシャミ。気が進まないけれど彼女にも一度会うべきなのだろうか…。
幸い今夜はここに泊まる事になりそうだ。時間はまだある。 ナユタは再びベッドへと身体を沈めて思考の海に深く潜っていった]
(81) 2013/07/28(Sun) 19時頃
|
|
―5月5日昼、第二封鎖線、配給所付近―
[マドカは配給所付近であたりを見回していた。家を出る前にナユタの祖父から聞いたところ、チアキは郵便局員で、自転車で配達を行っているらしい。髪は短めで茶髪。他には特に情報はなく、自転車がなければ見つけられる自信がない。ナユタと共に現れてくれれば、特定できるだろうが、接触はできない。その場合、顔だけ確認して帰るしかない。]
えーっと、自転車自転車。チアキさんはいるかな…。
[チアキは配給所へ訪れているだろうか。ここで待つより、郵便局の前で張り込んだ方が早いだろうか…。]
(82) 2013/07/28(Sun) 19時頃
|
|
ー5月5日14時、チアキ自宅ー
[玄関の方でカタリと音がした。ナユタが戻って来たのかとそちらに足を向ける。ドアを開け外を確認するがその瞳には誰も捉える事は無かった。そして視線が向けられた先には小さなポスト。中を覗けば案の定一枚の紙が]
………え?……ラ、ル…?
[本当に?同姓同名では無いのか…、だって…彼は、…。誰も死んで欲しくないと言っていた姿を思い出す。ひらりと紙が手元から落ち地面に横たわった]
……、…
[身を翻して自転車に駆け寄り跨ると、ペダルを踏み付けてその場を後に。…チアキはナユタが狙撃され重症を負っているだなんて想像すらしていなかった]
(83) 2013/07/28(Sun) 19時半頃
|
|
>>77 ……リリーさん…
[声をかけられ、ふり向くと見知った顔。 人探しかと聞かれ、少し口ごもる。 状況を教えてくれた人を探してはいたが、かつて妬んでいた存在に教えてもらうのは気が引けた。 とはいえ、他に訊ねられる人も良そうにないので、少し曖昧に答える。]
…いえ、何があったのかと思って…
(84) 2013/07/28(Sun) 19時半頃
|
|
ー5月5日14時過ぎ、第二封鎖線配給所付近ー
[取り敢えずナユタに会いに行こう。それまでに誰かに何か聞けると良いけど、と自転車を漕いで居た足が止まる。知り合いに呼び止められた、ナユタの所に行かなくて良いのかと言われて怪訝な表情を作る]
……、…ナユタ、が…撃たれ、た……?
[頭が真っ白になり意識が遠のく。必死に意識を手繰り寄せ話の続きを聞く。病院の名前を頭に叩き込んでいる最中も手先は冷たく凍り顔面は蒼白になる]
…行かなきゃ、……
[肩を掴まれて大丈夫かと問われるが答える気力も無い、少し乱雑にその手を振り払うと自転車を漕ぎ出そうと…。>>82の姿には気付いていない]
(85) 2013/07/28(Sun) 20時頃
|
|
ー5月5日14時過ぎ、第二封鎖線配給所付近ー
>>85 [見渡すと自転車に乗っている茶髪の青年を発見する。マドカは、はっとすると、急いで駆け出し、自転車に近付き、呼びとめる]
あの、チアキさんっすか!? 私、マドカっていいま…
[と言いかけた途中で、チアキの顔色がまっ青になっていることに気付いた。今呼び止めて大丈夫だったのか、そう思うほど切羽詰っているように見えた。]
あの、なにかあったんすか?
(86) 2013/07/28(Sun) 20時頃
|
|
―5月5日14時過ぎ、町役場前広場付近― >>84 [リリー、と言いかけたのを遮るように]
「クシャミ」。 ……あたしは自分の名前なんて知らないけど、「クシャミ」って呼ばれてるから、そう名乗ってる…… ……お願い……そういうことにしてほしい。
[哀願とも、懇願ともとれる、そんな響きで。 哀しむような、諦めたような、そんな口調で、言った。 そして、パティの問に対して]
今日の投票は無効で、パルチザンのラルフ・ブロムベルグって人が処刑される……っていうことしかあたしも知らない。殺人未遂容疑もあるって。感染者の疑いが高いとも聞いてる。 [パルチザン?と問えば、「反政府活動組織のことだよ」と返すだろう]
ギヴンネームは掃除のお兄さんと一緒だけど……虫も殺せなさそうな人だし、彼が反政府活動とか、あたしは思えない……別の人だと、思う。
(87) 2013/07/28(Sun) 20時頃
|
|
―5月5日 PM11時 裏路地― [結局今日も、彼女はそこに来た。 久しぶりに「仕事」でもしていれば、いっその事気も紛れるかと思い、いつもの「仕事道具」は持っている。 昨日(>>2:98)と同じく、傘も。これも「仕事道具」の一つだから。 だが、まだ自分は隠れるわけに行かない……せめて、あと1時間か2時間くらいは。 街灯の明かりは今日もある。……だが、もう、どちらでもいいのかもしれない。]
……さて…… 人殺しのあたしには罰があるのが当然……だよね。 ……当たらないほうがおかしいよね……
[今日も今日とて独り言を言い、ただ一人佇む]
(88) 2013/07/28(Sun) 20時頃
|
|
-5月5日 正午前 どこかの地下牢-
[目が覚めると、撃たれた腕と脚に激痛が走った。 まるで、心臓がそこにあるかのようにドクドクと脈をうっている。 体は仰向けにさせられ、腕は組む形で。脚はぴったりと閉じるような形で寝かされていた。 着用していた衣服とは異なる肌触りの布の上からベルトのようなものを巻きつけるようにして、僅かな身動きさえも取れないほどの強い力で押さえつけられている。恐らく、気絶をしている間に拘束衣に着替えさせられたのだろう。
--噛み痕を見られた…ということか。
首元も寝台へと繋がれているであろうベルトで拘束されているようで、目だけを動かして周囲を確認する。 薄暗いじめりとした空気の漂う、石造りの狭い部屋が目に入った。 防護服に身を包みマシンガンをこちらに向けて構えていた機動隊員がこちらに気がついたようで無線で誰かを呼んでいる。
やがて近づいてきた複数の足音に対し、今から起こるであろう出来事を覚悟して、そっと目を閉じた]
(89) 2013/07/28(Sun) 21時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 21時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2013/07/28(Sun) 21時頃
|
―5月5日14時過ぎ、町役場前広場付近― >>87 …?…わかりました…
[悲しむような口調で名前を訂正するリリーを怪訝に思いながらも了承する。]
…ラルフ…
[そして、彼女の口から出てきた名前に眉をひそめる。 パルチザンとか反政府活動組織だとか、よくわからない情報はどうでもいい。 昨夜、“声”で聞いたのと同じ名だ。ほぼ間違いなく、感染者だろう。 しかし、彼女にそう言う訳にもいかない。 とにかく、早くこの場を立ち去りたかった。 話を切り上げることにする。]
…なるほど…ということは、今日は投票の必要はないってことですね… ありがとうございます…
[そう言って、踵を返した。 もし呼び止められたなら立ち止まっただろう。]
(90) 2013/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
―5月5日 PM11時 裏路地―
[彷徨う足取りは、どこか亡霊のように。──いや、傍目から見れば、それは街がこのようになる前の『日常』、目立つ事など気にする素振りもなく、己の思うがままに歩み居た姿そのままに見えたかもしれない。当たり前の日常の中であれば、然程違和感も呼ばないであろう、何ものを気にする素振りも見せない──恐れを知らぬように己を見せる為の、足取り]
……、
[死んだような街の夜気を、鼻先から吸い込み…ふと、視線が一つの影に留まった>>88。 あれは、そうだ、確かに見覚えがある──]
──ああ、……喰い、足りねェ、なァ……
[──理性と同時、獣の声が思念となって、囁きを、漏らした。 この死んだような街角で、ただ一人佇む少女。……何が目的であろうとも。まるで死に場所を求めるにも等しい行為じゃないかと、思考が皮肉気な笑みを浮かばせた。 自身の中の獣、『化け物』としての己を…受け入れる儀式。己の根源との深いかかわりを持たない、しかし確かに知った命を、また一つ選んで絶つこと。それは、この最低の気分を更に最悪にさせてくれる、良い案であるように思えた]
(*13) 2013/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
―5月5日14時過ぎ、町役場前広場付近― >>90 [パティの様子が僅かに引っかかる。まるで、誰か知っている人を悼むような……と一瞬思いはしたが、気のせいだろうと判断。 彼女が去ろうとするので、別に追う必要も無いかと……いや、一つだけ、言っておきたいことがあったのを思い出した。]
あたしはリリーじゃない、だから、パティ。 他の人にするみたいな口調でいいよ。 ううん、出来たら……そうして欲しい。
[もしかしたら、と。 あたしが彼女に好意を持っていたとしても、彼女からはそうでない可能性はある。というより、彼女の態度を見る限り、そうであろうと思う。 彼女の生き方をもっと知りたい、と思う。だから、出来れば近づいてきて欲しかったから、そうお願いした。
引き止めるつもりは無い。彼女が答えたとしても、すぐに去ろうとするならば、それを止めることはないだろう。]
(91) 2013/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
/* どこを!たべたら!おいしく!なるのでしょうか!!(場が
クシャミたんは噛み場所として良い感じだと思ったのですけど チアキちゃんとか噛んだ方がよかったでしょうか!?わからないぜ! (しかしクシャミ噛みの理由が我ながら苦しいwwwwwうぇww
うん。チアキちゃんも噛みたいな。ローズマリーでも良い。 なんかこう良い子で吊りにはあがらない+色んな人の中心にいる辺りをかみかみしたい。それから死にたい!どうなんだろう!
個人的には露蝶さんかみかみしたいけど3日目ロルの流れ的に無理ぽ
というかガチww赤でPLでww相談wwしたいぜwwww まあドラマだからね。うん。自分の判断に自信がなさすぎるっつーかパティちゃんの意図がわからんくてあってるか不安!
(-16) 2013/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
―5月5日 PM11時 裏路地 >>88続き― [ああ、でもそうか……と。今日の昼頃、パティと話したこと(>>91)を思い出す。]
……あたしがもし今日襲撃を受けるなら、彼女の生き方は知れないんだな……
[未練を残さないように生きてきたのに。 いや、それ以上に]
……チアキとナユタさんが幸せになるの、見られないんだな……
[決めたことだったのに]
……生きてたい……でも……
[決意は、揺らがない。揺らがせない。それだけは、決して。彼女はやはり独り、立っている。]
(92) 2013/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
/* クシャミたんw いやなんかもう昨日からビンビンフラグたててくれてるのでwwww いっちゃっていいんだよね?wwwいいんだよね!?wwww
うおおおおおお
(-17) 2013/07/28(Sun) 21時半頃
|
|
―5月5日午後11時、裏路地―
[あの後、結局どうにもならなくて蹲ると機動隊員の人が声をかけてきた。威圧感にビクリとする。しかしフードをはずし見上げれば怪しい者ではないと思ってくれたのか、次には優しくどうしたのかと聞かれた。それに本当のこと言うのは憚られて「投票するのが怖くて…」とだけ言うと、今日はもう投票しなくても良いこと、無理をせず帰りなさいという言葉とともに立たしてくれた。その時に一緒に渡された水が入ったペットボトル。それを受け取りながら『この人達がラルフさんを処刑するのだ』と思うと、折角の善意なのに頷いて立ち去ることしか出来なかった。]
私、こんなに弱かったっけ…。
[そうして一度店に戻り、荷物を持って自宅に帰る途中。遠回りをしたくなり、危険と分かりつつもいつもと違う道を行けば目の端に映る見知ったような姿。しかし、様子が以前と違う気がする。]
クー?
[小さく小さく呼んだその声、その声は彼女に届いただろうか…。]
(93) 2013/07/28(Sun) 22時頃
|
|
/* ぎゃー!まりーちゃんきちゃった!www
(-18) 2013/07/28(Sun) 22時頃
|
|
[その、心中など知らぬまま。少女>>92に向かい密やかに踏み出しかけた足が──現れたもう一つの人影に止まり、物陰に身を寄せた>>93。…彼女も、そうだ。己は知っている]
…ローズマリー。
[度々、通っていた酒場の店員。それ以上の認識はない彼女の名を、思念が──無意識のテレパシーとなり、己の呟きは周囲の『仲間』まで届いただろうか。 ローズマリー。そう、なんなら彼女を、「食っちまうのでも構わねェか」と。…2人の少女。どちらを選ぶにせよ、己の気が変わる事があったとするならば、更なる出来事か…『仲間』の声が、聞こえでもした時だろうと]
(*14) 2013/07/28(Sun) 22時頃
|
|
−5/5 夕刻、書店− [投票所でも、結果を見に行った広場でも、誰とも目が合うということなどなかった。やはり昨日のアレは気のせいだったのだろう。早朝見に行った結果が、覚えのある名ではなかったことに暗い安堵を覚えながら意識して作業机に伏せる。 暫く経った頃、ガラスの割れるような嫌な音が聞こえた。]
……え?
[がしゃん、また音がした。恐る恐る、カウンター奥から店舗側を覗き込む。長物を持った数人の若い男だった。砕けたガラスを踏み付けながら、窓枠を乗り越えて店内へと入ってくる。 本当にいいのか、だの、どうせ店主は死んでるだろうだの、あまり暗くなりすぎる前に引き上げないと危ない、だの好き勝手な言葉が聞こえた。 レジスターを壊そうとする手を制止しようとしても腕はすり抜けて何の意味も持たない。 予想はしていた。幸運にも今までそうならなかっただけだとも、思っていた。けれど頭の何処かでこのまま何事も起こらないのではないかと、甘いことを考えていたのも確かだ。 がしゃん、踏み込まれた奥で更に音がする。ここにきて初めて、自分が死人であることに絶望を覚えた。]
(@2) 2013/07/28(Sun) 22時頃
|
|
―5月5日 PM11時 裏路地― >>93 [そうして、待っているのだ。……感染者の襲撃を。 獣は、「仕留めやすい相手」を狙うのだという。この状況下では、そのような者を見つけるのは容易ではあるまい。 ……待っていたら……声をかけられた。 《クー?》……と呼ぶ声は、マリーのものだ。僅かに鋭敏になった自分の耳は、その言葉を逃さなかった。
……こんな状況下で夜に出歩く。私以外に、まさか自分以外に、感染者でも無いのに夜に出歩くものなど……居ないだろう。]
……マリー。 あなたが……感染者だったんだね。
[そう、マリーに返してから…… 自分のフードを脱いで素顔を晒し、僅かに、肩が見える程度までパーカーを軽く脱ぐ]
……おいで。お腹、空いてるんでしょう?
(94) 2013/07/28(Sun) 22時頃
|
|
[上階には食料品と、あとは雑多なものしかない。落胆した彼らが、苛立ち任せに店を壊し始めるのも、時間の問題だった。]
やめろやめろやめろやめろやめてくれやめておねがいだから!
[喉が張り裂けるのではないかと思うほどに声を張り上げる。殴り倒してやろうと腕を伸ばす。けれど、彼らにそれは届かない。 またひとつ嫌な音がして、棚が倒れた。いまカウンターから落とされ踏み付けられたのは、父が最後に買ってくれた本だ。 こわれていく、こわされていく、祖父から引き継いだ、小さな小さな城が、無残にこわされていく。 笑い声が耳の奥で反響するたびに目の前が溢れだした涙で滲んだ。]
獣だ、これは人の皮を被った獣だ、殺されろ、殺されてしまえ、危惧する通りに喰われてしまえばいい!
[もし感染者が死人の声を拾えると気付いていたのなら、どうか今すぐにでもこの獣たちを喰らってほしいと懇願していただろう。これほど深い憎悪が自分の中にあったとは、思ってもみなかった。]
(@3) 2013/07/28(Sun) 22時頃
|
|
/*ラルフが処刑されることは知らない方針でいこうかどうしようか迷う。どうしよ。時間ないちゃん。*/
(-19) 2013/07/28(Sun) 22時頃
|
|
/* あかんこれ日替わりまで回想もつれこむようなら噛めない?どうしようかなー無理やりならかめるけど
どうしようかなー
あー
(-20) 2013/07/28(Sun) 22時半頃
|
|
―5月5日 PM11時―
『…ローズマリー。』
…!?
[恐怖にうずくまる少女に、また“声”が聞こえる。 ローズマリー、確かにそう言った。 自分を介抱し、正体を知りながら、絶対に殺さないと約束してくれた少女の名。 聞こえたのは名を呼ぶ“声”だけだったが、それは“これから彼女を食らう”との宣言にも聞こえた。]
やめて…!!
[気づけば叫んでいた。 彼女だけは、死なせたくない。 なぜかわからないが、そう思っていた。
その叫びは“仲間”に届いただろうか。]
(*15) 2013/07/28(Sun) 22時半頃
|
|
/* おk とりあえずクシャミたんセット(`・ω・´)
(-21) 2013/07/28(Sun) 22時半頃
|
|
>>*11 [くぐもった笑い声のような『思考』が、彼の言葉に微かに被った]
──『噂』か。 アンタがそのつもりなら、俺もせいぜい──ある組織が、感染者の溜まり場になってる──そんな噂も。流言蜚語が飛び交う中で…さァて、どうなるモンだろうなあ。
「あの男」?…俺が誰と接触したか。わかってんのかい? なんて、まあ、それも予想は…つくさ。あの…犬コロ。縁があったのが運の『ケツ』…ってなァ。は…っはは…。
……妥協、ね。アンタも立派な、『化けモン』だぜ、ラルフさんよ。良かったな。
まだ、人だとでも言いてェ口ぶりだなァ。被害が出た、それが何だい? ──怨みつらみを晴らしてェならそうすりゃあ良いさ。アンタが、まだ…人として生きて、死にてェなんて、甘え夢をみちまえるんなら。
ふ…は、……はは、はァ…
…ああ。嫌だ、嫌だ、…『人間臭ェ』。…嫌な気分だぜ。クソったれ。
[声は、それ以上は己から発せられる事はなかった]
(*16) 2013/07/28(Sun) 22時半頃
|
|
>>94
[こちらを振り向く姿。路地は表通りの明かりも届かず暗くて確信は持てなかったが、思い浮かべた通りの人物だったことにホッとして少し足早に近づく。]
クー、無事だったのね。 こんなと…?
[「こんなところでどうしたの?」と聞こうとした声は最後まで言えず、あまりの驚きに目を瞬かせる。この人は、本当にクシャミなのだろうか?一瞬疑ってしまうが、何処からどう見ても少女は少女だ。思わぬ言葉、雰囲気に困惑した。]
クーどうしたの? そんな恰好をしていては、春とはいえ風邪ひくわ。
[とりあえず、まずは上着を。特に今は夜中だ。どんな変質者、もしくは狂ってしまった感染者がいるか分からない。己の着ている外套を脱げば、少女の肩にかけようとする。『感染者』『お腹、空いてるんでしょう?』、どうやら疑われているようだが、自分は違う。その言葉にどう返せばいいのか、少し、視線を泳がせ考える。]
(95) 2013/07/28(Sun) 23時頃
|
|
―5月5日14時過ぎ、町役場前広場付近― >>91 …なら、次からそうします… あんたは「クシャミ」…だね…
[他の人と同じように接してほしいと言うリリー、いや、クシャミ。 彼女が何と言おうと、自分にとっては彼女は「リリー」だ。 他の者と同じように接するのは少しためらいがあったが、それ以上会話を長引かせたくなかったので了承する。 それだけ答えると、その場から逃げるように去った。]
(96) 2013/07/28(Sun) 23時頃
|
|
―数分後(>>96)―
はあっ…はあっ…はあっ…
[しばらく走ったところで立ち止まり、誰もいない道端で座り込む。]
…もうすぐ…あたしも…
[同名の別人だということは、なぜか考えられなかった。 今日処刑されるのは、間違いなく“感染者” 自分と同じ“感染者”が処刑される。 それは、自分が近いうちに処刑されることを暗示しているように思えた。]
(嫌だ…!死にたくない…!)
[両腕で自分の肩を抱え、ひとり震えていた。]
(97) 2013/07/28(Sun) 23時頃
|
|
―5月5日早朝、チアキ宅前― >>79 [優しい声背を撫でる手に…彼が受け止めてくれたのを実感した。ただそれだけで酷く安堵する。逆走する記憶の中、幼いナユタとトレイルが笑いかけた。チアキは泣き虫だと、泣くな、笑っていろ、と。だから、何時でもどんな時でも笑っていた。俺が笑えば二人共笑顔だった、ハルナも母さんも…。でも…、もういいよね…もう…いいんだよ、ね]
……、…く、…ぁッ…ー …殺し、たく…なかったっ!いなく、なって…欲しくなかった…ッ!もう、誰も…殺したく…ない… ッ…、……あああ、あ!!
[叫びは漸く音になった。目元から想いが溢れる、透明な雫は幾筋も頬を伝い零れ落ち、…小さな子供の様に泣きじゃくった]
(98) 2013/07/28(Sun) 23時頃
|
|
……、…
………ナッちゃん、…ありがとう…
[ひたすら泣いて、泣いて。どの位時間が経っただろうか、相変わらず涙腺が壊れてしまったかのように雫は溢れるけれど、声は落ち着きを取り戻し]
(99) 2013/07/28(Sun) 23時頃
|
|
>>*15
[少女達のやり取りを、暫し物陰で眺める耳に、…いや、頭の中へと不意に耳傍で発せられたような悲痛な『声』が響いた。どこかそう、聞き覚えのある…しかしこれ程の切実な響きでは聞いた覚えのない。 思わず、軽く瞠った双眸を、何者も居る筈がない夜闇へと探るように彷徨わせ──僅かに双眸を薄め]
……、『お仲間』さんか。 ローズマリー、…こいつは、アンタの、『箍』かい?
[僅かな思考の後。囁くような思考で、叫びの主へと声を送ると。一人、天を仰いだ瞳に、…微かな痛みに似た歪みが掠めて通り過ぎた]
──参ったなァ。 …ンな声を聞いちまったら、…今夜の「餌」には、できそうにねェ。 アンタに免じて、止めておくさ。──ああ。残念、だがな。
[少女達へと、視線を戻す。微かな、何事かへの舌打ちと共に、呟きの音量でテレパシーは薄れた]
(*17) 2013/07/28(Sun) 23時頃
|
|
―5月5日 PM11時 裏路地― >>95 [実際に、自分が襲われるのだと言うことを。目の当たりにして覚悟して、ようやく、怖さを感じられた。
しかし……マリーの様子がちょっとおかしい。……自分は、この後、噛まれるのでは、ないのか?]
……待ってマリー。……違うの?
[上着を着せようとするので、待って、そうじゃない、とばかりに片手を上げて制止し、自分のパーカーを着直して、フードを被り直す。 そうして、マリーをまっすぐ睨みつけて]
ごめん。……そうじゃないか、って思ったの。 ……でもマリー。それなら、何しに来たの。 誰が感染者か解らないのに、あなた、死にたいの!? [マリーを見据えたまま、怒っている事を隠しもせず、叫ぶ。]
(100) 2013/07/28(Sun) 23時頃
|
|
ー5月5日14時過ぎ、第二封鎖線配給所付近ー
>>86 [少女の声で名を呼ばれ、ペダルを漕ぎ出そうとしていた足を止める]
……マドカ、ちゃん? ごめん、今急いでるんだ…、ナユタが撃たれたって…俺…行かなきゃ…
[その瞳はマドカを見ているようで何処か遠くを見ている。知ってる名前…あの家…、嫌だ、今は何も考えたくない、知らない。ナユタの所に行くんだと、視線は前を向きマドカが止めなければその場を後にした筈。若しくは、もしマドカが望めば彼女を後ろに乗せて病院へ向かっただろう]
(101) 2013/07/28(Sun) 23時半頃
|
|
>>*17 …『仲間』なんだろうね… タガ?そんな難しい言葉は知らないよ。 その子…ローズマリーにだけは…手を出さないでほしい…
[初めて、意識して“声”を送った。 昨夜、名前を聞いていたこともあり、相手がトレイルだということはハッキリとわかった。 相手は、こちらの正体に気づいただろうか。
自分の言葉を聞くと、トレイルは彼女を“餌”にするのは止めておくという。 安堵しつつも、“残念だ”との言葉に眉をひそめる。]
…あんた…怖くないのかい…? 自分が化け物になっちまうことが… だれかを襲って、それを見られでもしたら、あんた、処刑されちまうんだよ?
(*18) 2013/07/28(Sun) 23時半頃
|
|
―5月5日14時過ぎ、町役場前広場付近― [マドカを探している途中、号外が手渡された。 ラルフ・ブロムベルグ…どこかで聞いたことのある名前だ]
…あ、掃除の人…!
[封鎖される前、友人が彼に一目惚れした云々で名前を知った。その後振られたらしいが、今はそんな事はどうでもいい。彼が感染の可能がある、そして今日処刑されるのだ]
こ、これで…化け物が一匹、いなくなる…!
[呟くミルフィの口元は自然と笑みを浮かべていた。]**
(102) 2013/07/28(Sun) 23時半頃
|
|
>>100
[違うのかと聞かれ、恐る恐る、「えぇ」と素直に頷く。そんなことより、微かに震えているような気がした体に早く上着をかけなければと思えば、止められる手。そして叫ばれたことに、思わず体が竦んでしまった。彼女にも拒否をされたら、自分はどうすればいい?泣きそうになりながら否定を繰り返す。思わず外套はその場に落としてしまった。]
違う、違うの。 死にたいわけじゃ…。
[本当に? コレ以上身近な人に拒絶され、人が死ぬのを見て、ずっと処刑される人を選ぶくらいならと、自分はその時『どう思った?』 心傾けた人が苦しみ、悲しみ、生きたいと願うのを見て『なんと言った?』 彼女の顔も見れず、その場に立ちつくす。1つ息を吐き、頭をゆるく振る。顔は伏せたままぽつぽつと、告げる。]
ごめん、死にたいと、思ってる。 でも死ねない、断られてしまったから。
[そう、2人ともに。思い出せば泣き笑いのような顔になる。]
クーこそ、こんなところにいたら危ないよ?
(103) 2013/07/28(Sun) 23時半頃
|
|
(>>89続き)
[組織のこと、狙撃の目的、武器の入手ルートなどを問われ口を閉ざせば容赦なく顔面に水が注がれた。 その中で、ひとつだけ機動隊員に教えた情報。
「『トレイル・トイ』は感染している。自分が彼の右肩へと噛み付き感染させた。信じられなければ、彼の右肩に噛み痕があるか確認をすればいい。自分のことはどうしてくれても構わない」
自分は感染者だ、と述べた上で伝えた情報。 彼らが、この情報を信じるかどうかはわからない。 尋問に耐えかねて嘘をついた哀れな犯罪者の戯言ととるかもしれない。
だが、感染者を探し出して処刑している今、恐らく無視をすることはないだろう。
明日、彼が処刑されたなら。 口封じも出来て、自分の大切な人たちは処刑が免れるだろう。
目の前の彼らの戸惑う表情を見て、うっすらと口元に笑みを浮かべた]
(104) 2013/07/28(Sun) 23時半頃
|
|
-5月6日 明朝 某所-
[5月にしては少し冷たい風が体を包む。 足元の拘束だけ解かれ、銃で小突かれるように歩いて向かった先は高い塀で囲まれた広い、場所だった。恐らく、ここで処刑されるのだろう。覚悟はとうにできている。
壁際に向かい合うように立たされ、そこで待つように伝えられる。自殺防止用なのか噛みつきを防ぐためなのかはわからないが、口には布が当てられていて、歯を食いしばるようにそれに少し、歯を立てた。朝焼けが空を照らし始め、それに目を細めたところで、頭に袋が被せられる。
この街にいる、生きて欲しい人たち。 彼ら、彼女らは今、無事に生きているのだろうか?脳裏に、走馬灯のように様々なことがよぎる。自分の正体が知られてしまったことによって、この想いは一方通行になっているかもしれないけど。 それでも、願わせて欲しい。彼、彼女たちに明日が訪れることを。無事に、生き残ることを。
神様…。最期のお願い、聞いてくれますか? 彼の最後の願いすら叶えられなかったけど、そんな僕の願いだけれど…聞いてくれますか?居場所も何もかもを奪われ、人として死ぬことが許されなったのなら…せめて、最期の願いくらい。
(105) 2013/07/29(Mon) 00時頃
|
|
安全ロックを外す音が背後から聞こえ、天に願うように空を見上げる。
xxx。 ごめんなさい…。貴方の最期の願い、叶えられなくて。こんな僕を見て怒っていますか?情けないと呆れていますか?
その時、ポンポン、と頭に手を置かれた気がした。忘れることはない、大きな手の感覚。彼がいるはずがないのに。それでも、不思議と彼が答えてくれたのだと思った。
銃弾が身を貫く。
地に伏していく中、彼がそっと手を差し伸べているのが見えた気がした。
--あぁ。やっぱり彼だったんだ。
彼が来てくれたことが嬉しくて。微笑みながらゆっくりと目を閉じた]
(106) 2013/07/29(Mon) 00時頃
|
|
─5月5日 深夜2時 薬屋「三元道士」─
>>69 [果たして、扉は開いた。──手応えなく開いた扉に、しかしなぜか瞬間己の手が止まり。力が篭った自身の指を、茫と眺めた双眸を瞬かせて力を抜くと、そのままゆっくりと、夜闇よりも薄暗い闇が満たした店内へと入り込んだ。
先ず目についたのは、蝋燭の揺れる微かな光。手探りで進むしかない闇の中、その小さな光は朧ながらも確かな道標のように、己の視線を、彼の闇を切り取るような姿へ導いた。思わず、唇が小さな音のない動きを乗せて、…彼の言葉に、知らず常よりも硬さを滲ませ、色を白くさせていた面を小さく緩めた。顔色までは、恐らく己が紛れた薄闇の中、すぐには彼には判別できなかっただろうが]
……露蝶。 [咽喉で掠れた声。…暫く振りで、声を出したような気がした。唾を飲み、乾いて張り付くような咽喉を僅かでも潤し。口端には、常と同じ──どこか皮肉気でもある笑みを刻んで見せた]
面、見に来てやった…だけだったんだがな。もうおっ死んでんじゃねーかと思ってよ。 ──生きてた、みてェだな。…。…無用心だぜ、露蝶さんよ。
[囁くように足した声。己は薄闇の中、彼から距離を保った位置から動かず]
(107) 2013/07/29(Mon) 00時頃
|
|
/* 拙いRPにお付き合いいただきありがとうございました!! お目汚しマジすいませんでした!!! 墓下で楽しませていただきます!! */
(-22) 2013/07/29(Mon) 00時頃
|
|
−5/5夜 広場前− [店だった場所、にいることが辛くて、今だけでもどこか遠くへと広場までやってきた。人気のない其処はひどく静まり返っている。 ふと顔を上げたところに見えた掲示板、"パルチザンを処刑する"旨が書かれている。その名前に、目を見開いた。]
ラルフ……?
[最後の日、少女と親しげに話していた掃除夫の青年と同じ名前だ。だが、見るからに大人しげだった彼とパルチザンという言葉が自分の中でうまく結びついてくれない。同じ名の他人だろうか。 ぼんやりと考える、その間だけは生まれたばかりの憎悪を忘れる事ができた。]
(@4) 2013/07/29(Mon) 00時頃
|
|
/* トレイルPL様 すみません。噛み先COしました。 彼の性格上、他の人たちを残すために、噛み先COすると思いました。 もんにゃりされたらごめんなさい! */
(-23) 2013/07/29(Mon) 00時頃
|
|
―5月5日 PM11時 裏路地― >>103 [マリーが怯えてしまったことに気づく。 ……あたしは焦っているのかもしれない。] ……解ってるよ。マリーは死にたいわけじゃない。 でも、近しい人を死なせるくらいなら自分が居なくなったほうがいい……そうだよね。
[そこまで言って。 それならばもう。自分の考えを、全て教えることに決めた。] あたしも、一緒だよ。 マドカやマリー、それに、他の大切な人に居なくなって欲しくないから。
あたしがしたい事は、2つ。 1つは、あたしがこういう時間に目立ちそうな場所にいれば、きっと、他の人は襲われない。あたしの大切な人を襲われないように、守ることが出来る。 もう1つは、そうやって、あたしが誰に襲われるか確認する。そうしたら、あたしと、その人、両方を処刑してもらえばいい…… ……マリーが感染してなくて、良かった。あたしの計画は、あたしが大事に思ってる人が感染してると、破綻するから。
……わかったなら、行って。あたし1人ならともかく、2人いたら、感染者はあたしを狙ってこない。 [早く行って、と態度で示す。私はテコでも動かない、と。]
(108) 2013/07/29(Mon) 00時頃
|
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る