80 あの日、僕らが見た空は
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人
狼
墓
少
霊
全
ペラジーに2人が投票した。
ゾーイに2人が投票した。
デメテルに1人が投票した。
ホリーに2人が投票した。
ゾーイは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ペラジー、シーシャ、トレイル、サミュエル、デメテル、ホリーの6名。
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/* おお 思った以上に投票くるね 次で終わりかな
(-0) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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/* で、青みえますか!ふあんなんです とても
(-1) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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[知っている。 私は知っている。
おにいちゃんはもう腐っている。 顔なんてもうわからないほど崩れて、何かがおにいちゃんを食べてしまって もう、真っ白な骨だけになってしまったんだ。
おにいちゃんは美味しかった?
ねえ、
美味しかった?]
(*0) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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/* ふぇっ更新 またうっかりしてた 投票もデフォtt
(-2) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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[ふと、声をかけられた気がして、振り向いた。 響いてくる走行音。目を向けた先には、トラックが走り――それを視界に入れてからやや遅れて、その上にいる姿を認識した]
……あ。
――デメテル。
[小さく呟いた声は、聞こえなかったかもしれない。 ただ、あちらに気が付いた様子は見えただろう]
……
[とりあえず、ひらひらと手を振って]
(0) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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/* デメテル…いい感じにおかしい…こわい(ほめ言葉
(-3) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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/* か
かさ
そら に かさ
(-4) 2013/04/23(Tue) 01時半頃
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/* でめてるなんでこんなにやんでるの
(-5) 2013/04/23(Tue) 02時頃
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おにいちゃん
[手を振っていた、おにいちゃん。 置いていった。おにいちゃんを置いていった。 追い抜かしてしまった]
だめな子だね、私
[とうもろこしに包まるようにして、荷台に寝転がった]
(1) 2013/04/23(Tue) 02時頃
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[十二歳だったおにいちゃん。 九歳だった私。
十二歳で私は年を取るのを止めた。 おにいちゃんを追い抜かしたくなかったから。 おにいちゃんが見ることのなかった世界を、見たくなかったから]
(*1) 2013/04/23(Tue) 02時頃
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/* でめてるが痛すぎて明日にはしにたくなってるよそく
(-6) 2013/04/23(Tue) 02時頃
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デメテルは、いつしかそのまま眠りに*ついた*
2013/04/23(Tue) 02時頃
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/* そういえば茄子さんだとばかり思ってたところがみいらさんだった件。
(-7) 2013/04/23(Tue) 02時頃
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─ ガレージ ─ [変わり者の男は、小奇麗な街には似合わない油まみれ。 スパナを握って修理するのはヴィンテージものの古めかしいオートバイ。
壊れたら、新しいのを買えばいいじゃないか。 ポンコツは下層の奴らにくれてやればいいじゃないか。
そんな周りの声には耳を貸さず、男は古いエンジンを磨きなおす。 もう既に廃業してしまったメーカーの品だ。 本当の代わりなど、もう手に入ることはない。]
(@0) 2013/04/23(Tue) 02時半頃
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[デメテルがどんな表情をしていたかは、よく見えなかった。 デメテルがどんな事を考えていたかは、一層わからなかった。 わかれる筈も、なく]
……、
[ただ、遠ざかる姿を見送った。おにいちゃん。度々聞いたその声が思い出された。おにいちゃん。おにいちゃん。兄。きょうだい、――]
[がり、と、爪を噛む音を小さく*響かせて*]
(2) 2013/04/23(Tue) 03時頃
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――所長の一日:ホットドッグの屋台にて――
[受け止める術もなかったマスタードの黄色が白衣の裾に付着した。着ている本人は、眉間のしわを微かに深めただけで特段口にすることはなかった。 『おいおいお客さん、うちの気に入ってもらえるのは ありがたいが、毎度毎度、食べにくそうじゃないか。 服ァ汚して帰っちゃあ嫁さんが可哀想だろ』 口にしたソーセージを咀嚼しながら、男は唇に残ったマスタードを親指で拭う。汚れた親指が白衣に到達する前に屋台の店主が差しのべたペーパーナプキンに救われた。]
『嫁さんはいねェな』
[買うのも手か、とミナカタが続けて呟けば、店主は片眉を挙げた。]
『まあ嫁は要らんよ。 うまいホットドッグが食えりゃあ十分』
[とんだ無欲だな、と店主がもう一方の眉を挙げている間に、滑り落ちたマスタードがまた、白衣を汚した**]
(@1) 2013/04/23(Tue) 03時頃
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何か思い出しそう? っでいうが、
お前、大事なごど、忘れているだが?
[2の数字に頭が痛くなったというシーシャに問いかける。]
どうでもいいごどじゃないべ。 全然どうでもよくないべ。
オラもな。
[約1年前からの記憶がすっぱりない彼は、 シーシャの言葉に苛立たしそうに………。]
(3) 2013/04/23(Tue) 07時半頃
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思い出しそうなら、思い出せよッ、鬱陶しいッ!!
[それは、シーシャに当てた言葉じゃない。 己に当てた言葉だ。
同時に、心臓がどくん、と…。]
(4) 2013/04/23(Tue) 07時半頃
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(思い出したら、 んでしょう?)
[嗤う、女の声。]
(*2) 2013/04/23(Tue) 07時半頃
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くそっ。
[そして、自転車を押しながら、エレベーターに着いたあと、後ろで見守るシーシャには振り返らないが…。]
(5) 2013/04/23(Tue) 07時半頃
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――……は?デメテル?
[エレベーターに吸い込まれていくトラックの荷台に、 確かにその姿を見た時、目を見開いた。]
おい……。
[振り返るとシーシャが手を振っている。 いや、どうなんだろう、振っている場合なのか?]
待て・・・・・。
(6) 2013/04/23(Tue) 07時半頃
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[とりあえず、自転車を放り出して駆け出した。 だが、エレベーターの扉は、閉まっていく。
暗い暗い隙間、 手を伸ばしたけれど。駄目だ。
目の前に完全に締まったあと、呆然と見上げると、稼働音が鳴り響く。
それは、上へ上へあがっていく……。]
(7) 2013/04/23(Tue) 07時半頃
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サミュエルは、しばらくは呆けたようにエレベーターの進んでいるだろうチューブを見上げていたが。
2013/04/23(Tue) 07時半頃
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――……おい、行くぞ。
[ふらりと戻ると、自転車を拾い起こし、シーシャに仏頂面を向けた。]
きっど、 日に何度もこいつは動くだ。 だって、食料運んでいるんだべ?
今度動いたら、乗るぞ?
[その視線は嫌とは言わせない鋭さで……。**]
(8) 2013/04/23(Tue) 07時半頃
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/* >>@0 ちなみに、 僕は、フランクのバイクかっさらう気満々です。(にぎにぎ
(-8) 2013/04/23(Tue) 08時頃
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[そして、巨大エレベーターが来れば、 シーシャが戸惑おうと、引っ張り込んで乗り込む。
次にどこで扉が開いたか。 もしくは、幾度も開いたならシーシャとは別れたかもしれない。
ともかく、小奇麗な町の階層に辿りつき、足を踏み出した時、自転車は悲鳴を上げた。]
(9) 2013/04/23(Tue) 08時頃
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― どこかの小奇麗な町の階層 ―
[そして、なんだか、こじゃれた雰囲気の町の中、 草臥れた黒いTシャツ彼は、がっこんがっこんとうるさい音を立てる自転車を引きずったまま、あちこちを鋭い目つきで見回し、歩いている。
>>@0 やがて、ガレージでバイクをいじっている男を見かければ、 無言でそこに近寄った。]
(10) 2013/04/23(Tue) 08時頃
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おっさん…… 道具、貸してぐで?
[不躾にそう、言って、頭を下げる。 さてその男はどういう反応をしただろう。**]
(11) 2013/04/23(Tue) 08時頃
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[生産階層を過ぎて6階層ほど行けば 積み木で作ったような整った可愛い家屋が並ぶ階層へ]
…ここがそうなの?
[ジェニファーに問うと首を横に振り
『違うわ…ここは"幸せなひとしかいない幸せな街"』
ぽつりとそう答えた]
(12) 2013/04/23(Tue) 13時半頃
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[絵に描いたような平和そうな街並みは 絵に描いたように幸福そうなほほ笑みを浮かべたひとがいて 確かにひとを売り買いするような物騒な気配は微塵もない
だけども、見えない殻で覆われた 異物を拒む空気もあって―旅人には入りづらい
ドールハウスの中にオモチャの兵隊は要らない そんな感じがした]
(13) 2013/04/23(Tue) 13時半頃
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[しばらく行くと、何者かに前を塞がれて 車が止まれば中を見られる
濃い色の制服に身を包んだ厳つい男は 中の顔ぶれを確認してから
『燃料を入れたらすぐ出るように』
とだけいい残し、小さな小屋へと帰っていった
最下層にいた自警団に少し似ていたが 平和な放牧に慣れきった年老いた牧羊犬よろしく 日向ぼっこをしながら生あくびをしてるようだった]
(14) 2013/04/23(Tue) 13時半頃
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[燃料を入れる店にたどり着いてから 外の空気を吸いがてら辺りを散歩したいと頼みこむと ジェニファーはしばらく考える素振りをしてから
『ただし、5分以内に戻ること…約束よ』
とだけいって、懐中時計を手渡してくれる 時計を持っていないのはお見通しなのはいいとして そこまで、危険な街なのかと首を傾げると]
(15) 2013/04/23(Tue) 14時頃
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『行ってみれば、多分…分かると思うわ』
(*3) 2013/04/23(Tue) 14時頃
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こんな平和そうなところなのに、どうして?
[その疑問を解消するより先に 紐を解かれた仔犬となったトニーは走り出し 目ざとく見つけた小綺麗な遊び道具が見える広場へ]
トニー…待ちなよ!
[慌てて彼を追いかける
時計が指し示す時刻は夕暮れ時 頭上に見える薄青は少し赤みを増してた*]
(16) 2013/04/23(Tue) 14時頃
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/*
あと、プラント階層、防衛階層回りたい。
(-9) 2013/04/23(Tue) 14時半頃
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もう、何かあったら…
[87(0..100)x1mくらい走っただろうか トニーは物怖じなど知らぬのか 広場のブランコに飛び乗って立ち漕ぎを
近くで遊んでいた2人の女の子は 真っ直ぐな肩までの黒髪が可愛いらしく 色違いの同じ服を身に纏うそっくり双子のお人形
やんちゃ坊主を遠巻きにひそひそと 濡れた黒い瞳は幼さに不似合いな冷ややかさ
ブランコに飽きたのかトニーは飛び降りて そばに駆け寄れば、彼女たちは逃げていく 追えども追えども逃げゆくばかり]
(17) 2013/04/23(Tue) 16時半頃
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[ちらり時計を見ると時間があったか 子ども同士だしと思い、様子を伺うが
女の子たちは叫び声を上げて 近くにいた大人へ助けを求め始めた]
(18) 2013/04/23(Tue) 17時頃
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『いないいないおばけがきたの、たすけて!』 『いないいないおばけにさらわれちゃう!!』
(*4) 2013/04/23(Tue) 17時頃
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[そばにいたのは つやつやした黒髪の2人によく似た大人の女性 もしかしたら、母親だろうか?
涼しげで切れ長の目元がそっくりだった しがみつく2人をあやしながら こちらを一瞥する眼差しまでもが 先ほどの2人とそっくりそのまま同んなじで]
(19) 2013/04/23(Tue) 17時頃
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『大丈夫。すぐにお巡りさんが退治してくれるから』 『いないものだから、忘れてしまいなさい』
(*5) 2013/04/23(Tue) 17時頃
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[旅人という異物に怯える2人を慰めて
『そろそろ晩ごはんだから帰りましょう』
そのまま、連れだってそそくさと帰って行った]
(20) 2013/04/23(Tue) 17時頃
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…ジェニファーが待ってる、行こう?
[時計を見れば、そろそろ5分を過ぎてたか ショックを隠せず呆然とするトニーの手を引いて 彼女のところへ戻っていった]
(21) 2013/04/23(Tue) 17時半頃
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[トニーと一緒に戻ると ジェニファーは車に凭れて待っていて こちらの姿を見つけると大きく手を振り迎えてくれた
唇をきゅっと結んでうつむいてた彼は見るなり ダッっと駆け出して彼女にしがみつく 声は聞こえなかったが、泣いていたのだろうか?
ジェニファーは少し弱ったような表情だったが その弾丸を受け止めしゃがみこみ ぎゅっと抱きしめると、優しく頭をなでた]
(22) 2013/04/23(Tue) 18時頃
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『…おかえりなさい』
(*6) 2013/04/23(Tue) 18時頃
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[こちらを見てかけられたその言葉にハッと]
…うん、分かったかもしれない
["幸せな街"には"幸せなひと"しか要らない 余所から来た旅人は過ぎさるべき"災厄"であり "幸せでない"から、いてはならない"いないもの"
そうなのだろうと]
(23) 2013/04/23(Tue) 18時頃
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……忘れて……
いるの、かもしれない。 此処に来る前の事……すごく、小さな時の事。 何も、わからない、から。
小さな時、だから。 だから仕方ないんだって、思っていたけど…… そうじゃないのかも、って…… 時々思ってた……事。あれから、本当にそうな気がして……
[エレベーターに辿り着く前、サミュエルの問い掛けを聞くと、俯きながらぽつりと返した。胸の十字に指で触れつつ]
サミュエル、――
[自分もと零す言葉に、窺うようにその名を呼んで。直後、突然の大声にびくりと体を震わせ、それからは落ち着かなげに爪を噛み続けていた]
(24) 2013/04/23(Tue) 18時頃
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……………………………
[膝を抱えて座ったまま、藍の眼で女神を見上げる 「ちゅうとはんぱ」「かんせいしていない」「…でも、これでいい」 彼の言葉>>2:@40を頭の中で反芻した
…この彼女は、完成される事を願っていたんだろうか 2本の腕をつけてもらわねば不自由だ、何かを触る事も掴む事もできない。 ――でも、彼女には羽がある。 それはきっと空へ行く為の翼なのだと、質問できないホリーは自身の中で結論した 羨ましい、羨ましい ねぇ女神さん、私の両腕と交換しない? 私、空を知りたいの。 空ってどんなところなんだろう]
(25) 2013/04/23(Tue) 18時頃
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――空は、広くて高くて大きいんだよ
(*7) 2013/04/23(Tue) 18時頃
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[上に向かう出口に着いたのは 辺りが薄暗くなった黄昏時
来た時みたいな小屋があり ひとがいるのか灯りが点っていたのだが
先ほどとは裏腹にそのままするりと 出ることが出来て ―やっぱりそうなのだろうと思い知る]
(26) 2013/04/23(Tue) 18時頃
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――………………!
[答えが、返ってきた。 驚きや歓びより、動揺の気持ちのほうが強くて でもそんな様子を微塵にも外には表さず、また頭の中で問いかける 女神さん、女神さん 今の聲はあなたの聲? 今までの聲もあなたの聲? なんで私の思ってる質問に答えてくれたの? 私を空に連れてってくれる?
期待の眼差しをひび割れた女神像に向けて、じっと返事を待った]
(27) 2013/04/23(Tue) 18時半頃
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[…クスリ]
――僕は女神じゃないよ 僕は 空 にいるよ はやく『 』においで
(*8) 2013/04/23(Tue) 18時半頃
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…………………
[聲に、笑われたような気がしたのは 気のせいだろうか]
(28) 2013/04/23(Tue) 18時半頃
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[長いドライブに疲れ果てたのか トニーは座席で船を漕ぎ そこにそっとブランケットをかけてやる]
ジェニファー…疲れてない?
[そう訊くと、彼女はクスリと笑って
『子どもの癖に…一人前ね』
と、憎まれ口を叩いたが
『けど、子守がいるからいつもよりは楽よ』
そんな返しで不意打ちを]
(29) 2013/04/23(Tue) 18時半頃
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[返す言葉が見つからずしばらく黙っていると
『…あの街、どう思ったかしら?』
徐に問いかけられ、とっさに]
(30) 2013/04/23(Tue) 18時半頃
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綺麗だけど、作り物みたい…かな
[みんな同んなじ ―それはたまたま家族だっただろうし そう思って、飲み込んでいたが]
(31) 2013/04/23(Tue) 19時頃
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[駆け出すサミュエルを、上がっていくエレベーターを、立ち尽くしたまま眺めていた。やがて戻ってきたサミュエルに声をかけられて、ようやく身動ぎする。鋭い視線に、少しばかり目を逸らしつつ]
……うん。わかった。
[小さく頷き、同意して。 共に次のエレベーターに乗り込んだ]
[上昇していく緩やかな振動に、おどおどと辺りを見回すような仕草をしつつ。辿り着いた階層には、小奇麗な街並みが広がっていた。ふらりと歩き出しては、辺りを見回し]
……
[デメテルは、あの後何処に行ったのだろう。他に来ている人はいるのか、いるなら何処にいるのだろう。自分は、何かを、忘れている、なら。何を忘れているのだろう。空に着けば、あるいは何かわかるのだろうか―― 壊れた自転車があげる音を聞きながら、色々な事を、思い浮かぶままに*考えていた*]
(32) 2013/04/23(Tue) 19時頃
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『あそこは「卵の街」って呼んでるひとも…いたわ』
(*9) 2013/04/23(Tue) 19時頃
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[続く言葉に
『みんなつるりと綺麗で同んなじ"幸せ"だから』
少しだけ、疲れを感じた
『それは…愛玩される籠の鳥も同じよ』
そして―
『"自分"なんてあったら"邪魔"なだけ』
そこはかとない怒りが*感じ*られた]
(33) 2013/04/23(Tue) 19時頃
|
|
― 小奇麗な町・とあるガレージ ―
[バイクの整備をしているおっさんに、彼は道具を貸してくれと頼んだ。だが、実際は、直し方など知るわけがない。 頭を一度下げて上げた時、その風体がややフランクに似ていたのには、しばし口を開けて、
尋ねられれば、最下層からきたことを告げるだろう。]
――……借りモンなんで、こいつ。 どうにが直せねがな?と…。
[どう見ても、無理そげな自転車に視線を移して。]
(34) 2013/04/23(Tue) 19時半頃
|
サミュエルは、シーシャはその時、近くにいるだろうか?
2013/04/23(Tue) 19時半頃
|
[女神像の観察を終えて、ふい…と視線を外すと 振り返った彼>>2:@42と目が合った
今までの会話を全部聞かれていたような気がして(勿論そんなはずないのだけれど)なんだか気まずくて、もじもじと指を組んだり揉んだり忙しなく動かす]
…あの、……………それ………………
[何が入ってるの? …という言葉が続かず、ただ指差して目線だけで問う
いつのまにか、足元にはあの黒猫がいた*]
(35) 2013/04/23(Tue) 19時半頃
|
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/04/23(Tue) 20時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/04/23(Tue) 20時頃
|
[随分とくたびれ果てた風体の来訪者は、下層民だと一目で知れた。 彼が連れてきた古い自転車。 長く愛されてきた事が一目でわかるものだ。]
ぁ、し、…修理、か?
[口数少ない修理技師は、どもりがちに小さな声で応える。 道具を貸せと頼まれれば、古臭い工具箱を引き寄せて開いた。 随分と使い込まれた、ボロボロの工具。]
(@2) 2013/04/23(Tue) 21時頃
|
|
[下から来たのだろう?と、床を指差して聞く。 人よりも自転車に興味を持ったのか、寄越せと低く言うよりも早く自転車を側へ引き寄せる。 油まみれの指は、処女を扱うかのように丹念に撫でて…]
前ブレーキを強く握る癖があるな? いまにワイヤーが切れてしまうぞ。 フレームは平気だがスポークが歪んでる。 手っ取り早く治すなら……
[立板に水のように一気に語り、少年の方を見てまた言葉は止まる。
少し迷ったようなそぶりの後、ガレージの奥から引っ張り出してくるのは、スポークに少し錆の浮いた真っ赤なゴムのタイヤの車輪。]
…ぁー、…、み、見た目を我慢する、なら、か、格安で付けて、やる。
(@3) 2013/04/23(Tue) 21時半頃
|
|
/* フランク皮絵えええええええええええええええええええええええええ
へんかん
かわいい かわいい
(-10) 2013/04/23(Tue) 22時頃
|
|
[おにいちゃんが私を追いかけてくれる。 けして追いつかないのに。 けして届かないのに。 大事なものを放り出して追いかけてくれたのは 私がそう望んだから。
そっか、これ。 また夢なんだ]
(*10) 2013/04/23(Tue) 22時頃
|
|
/* あ、直してくれるのか。
バイク… いや、欲しがってみる?それじゃなくてもいいから。
(-11) 2013/04/23(Tue) 22時頃
|
|
[ベッドが動いた気がして、目を開けた。
トラックの荷台が斜めになり、 とうもろこしが穴の中へと放り込まれていく。 このままだと、とうもろこしの粒くらい、 小さな破片にされてしまうかも。
実際は、大量のとうもろこしに押しつぶされて 窒息しそうになるだけだった]
(36) 2013/04/23(Tue) 22時頃
|
|
>>@2>>@3 [フランクに似た風体のおっさんは、修理、という言葉と共に、黙々と自転車を見始めた。]
ん……下からきただ。 って、直せるだか?
[見てくれなど、気にしない。格安、と聞くと、頷いて、 おやっさんがくれた硬貨を何枚か……。]
っでいうが、 おっさんのこれ、すごいな。
[差し出しつつ、見つめるのは、おっさんが手入れしていた二輪だった。]
(37) 2013/04/23(Tue) 22時頃
|
サミュエルは、ブレーキの癖…には、自らの手を見つめてにぎにぎ
2013/04/23(Tue) 22時頃
|
[なんとか這い出せば、そこは最低限の光だけが灯った、冷たい廊下。 視力ではなく、壁についた手を頼りに足を進める。
黒い服にとうもろこしのかすがたくさんついて、青臭い匂いも染み付いて、本当に酷い有様だった。それでもなんとか、腹だけは膨れたから、まだ足を進めることは出来た]
……なんでだろ
[人気のない廊下に独り言が響いた]
のぼればのぼるほど 空が ……見えなくなってく
[住居区画の裏側にある生産区画。 柱を通って、一気に何階層も進んだけれど そんなこと、わかるはずもない]
(38) 2013/04/23(Tue) 22時頃
|
|
[硬貨を受け取って、こくこくと頷く。 本当はこんなはした金では足りない。 けれど黙って直しはじめるのは、この自転車が人々の元で良く働いた幸せな子だったと、わかるから。]
…ぁ、これ、か? [旧式の大型の、オートバイ。 きっと少年よりも、年上だろう。 幾つかの傷さえ、誇らしげに輝いている。]
(@4) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
|
|
>>@4
うん、これ、かっこいいだな。 こんなにピカピカのオートバイとが見たことねぇべ。
すげぇだなぁ。
[無邪気にオートバイをじいっと見つめている。 機関車が好きな彼は、もちろん、こういうのも大好きだ。
そこには、いつまでも、きっと消えない夢がある。 憧れが……。]
でも、とても、届かないだな。
[それから、見上げる、四角い空。]
(39) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
|
|
[いくつ角を曲がったのかわからなくなった頃。 ようやく手のひらが、壁とは違う金属質な何かに触れた。 ぺたぺたと探れば、取ってがある。扉だ。 そうっと開けば、差し込む明りに目をぎゅ、と瞑った]
つめた、い?
[内開きの扉は、手を放すと自然と閉まった。 一瞬感じた空気は、とてもひんやりとしていた]
(40) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
|
|
[もう一度、扉を開く。 じい、と外を見つめ、なんとか目が慣れてきたところで思い切って扉を開け放った。
眩しいほどの白が、少女を出迎えた]
(41) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
|
|
/*チアキ案をコピペメモメモ _人人人人人人_ >まだ見ぬ天国!>  ̄YYYYYY ̄ ↑上層部 ≪事務所の階層≫ <???> <???> <小奇麗な街のある階層> 中層 <傘のある街の階層> ≪女神像の階層≫ <下の階層> 卵の街のある階層(生産階層から6階層上、21F?) 下層 16〜20F 生産階層(3〜15F?) ↓最下層 2の階層 最下層
(-12) 2013/04/23(Tue) 22時半頃
|
|
[白い壁。白い地面。 道行く人の衣服も総じて白く、その肌すら真白く思えた。
真っ白な布に垂らされた、一滴の黒]
……やだ、ここ
[集まる視線に耐えられず、少女は思わず駆け出した]
(42) 2013/04/23(Tue) 23時頃
|
|
[途中、薄暗いながらも灯りの点ったところもあったが 道を急ぐこともあり、止まることなく進んでいって 3階層ほど登っただろうか]
…今、夜だよね?
[街外れのガレージから歩くことおよそ76(0..100)x1分 徐々に人通りが多くなり、屋台の並ぶ大通りにたどり着く
雑多な人々で賑わう様に目を見張る 昼も夜も煌々と灯りの絶えず夜店も多く出ていて]
すごい…お祭りみたい
[はしゃぐトニーに手を引かれながらも空を見上げると 一面色とりどりの傘が目に鮮やかに]
(43) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
|
|
/*
オートバイ、欲しいけど、もらえそうにないだな。 そろそろ動こう。
(-13) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
|
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[サミュエルが自転車の修理に向かう。少年はそれに付き従うでもなく、別れるでもなく、ただガレージの付近に留まり、うろうろと彷徨った。小奇麗な建物を、電燈や植木を、遠くを見るような気配で眺めていき]
…… あ、
[ふと、背後から衝撃を受けて、よろめいた。 ぶつかってきたらしい、やはり小奇麗な格好をしたその通行人の男は、舌打ちを一つだけして去っていった。路傍のゴミでも見るような、不快げな視線をよこしつつ]
……
[黙ってそれを見送り、傍らの花壇の縁に腰掛けた]
(44) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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― おっさんのガレージ ―
[黙々と修理をはじめたおっさんの横で、じっと待っている。 だけれども、正直な腹は音を唐突に立てた。]
あ……。 すまねぇだ。
[立ち上がり、修理にしばらく時間がかかることをきくと、振り返った。]
>>44
おい、何か思い出しゃがったか?
[花壇に腰掛けたシーシャに話しかける。]
(45) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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オラは、思い出せない。 だけど、今も、そこに、女が一人いる。
可愛い顔してるだが、すごく睨んでいる。 最下層にいるときは出てこなかった。
おまえもそんなこと、あるのか?
[シーシャに訪ねながら、視線は、その女神のような女に向く。]
(*11) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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(空は…今、何色?)
(*12) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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『今、空は何色なの?』
(*13) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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[――……ふと、また空を見上げた。]
(*14) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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……ううん。
[サミュエルの問いには、首を一度横に振ってから]
……僕は、ね。 そう、確か、空に行こうと決めた後位から…… 目を、見るんだ。
[呟くように、言葉を発した]
目。空色の、瞳。 あの空みたいな……瞳。…… その姿はね、よく見えないんだ。思い出せないんだ、けど。 瞳が……頭に浮かんで、……
(46) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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(ねぇ。空まで行ったら、 りるんでしょう?) (だって、貴方、元々、ここにいるべき人じゃないじゃない。)
(早く、出ていきなさいよ)
(*15) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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>>46
思い出せないだか。 って、空色の瞳?
[瞬いて、考え込む。 最下層で、そんな人物にあったことはあったか。 いや、ないような気もするけれど、
彼らと違って、彼には記憶が一年分しかない。]
それは、その空色の瞳って奴が、 おまーの記憶と深い関係があるだな。
[つぶやくような言葉に、はっきりとそう物言いを返して…。]
(47) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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いまわしきくれない、
うるわしきてんがい。
[ごく小さな声で、 無意識に続けた言葉は、 聞こえたかも不確かだっただろう]
(*16) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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あれ…誰か、こっちに声かけた?
[手を繋いでいるトニーは目をパチクリと 前を歩くジェニファーも驚き振り返る
2人は首を横に振り 寝ぼけて夢でもみたの? と いわんばかりの顔をして]
う…ん、そうなのかな?
[首を傾げながらも、そのまま路地裏へ*]
(48) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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[子供達が腹を空かせているらしいと知ると、 そこらの木箱の一つから銀紙包みのチョコを手にとって投げ渡す。
オートバイに興味を持ったらしいのを横目に、自転車をバラして油をさして。]
走らない車輪は、錆びつく。
届くかはわからなくても、動かなきゃ絶対届かない、な。
[口下手な男にはうまく伝えられないけれど。]
(@5) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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は?
[シーシャの呟いた言葉に振り向く。]
いま・・・くれない? てんがい?
[少し、今の彼にはむつかしい言葉かと思いきや。 その女が復唱をする。]
(忌わしき紅、麗しき天崖)
(*17) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
|
サミュエルは、チョコレートには瞬いた。でもしっかり受け止めて…。
2013/04/23(Tue) 23時半頃
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/* あれ?くれるかも?
(-14) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
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――……くれるだか?
[チョコレートを持ったまま、おっさんに、そう尋ねる。]
(49) 2013/04/23(Tue) 23時半頃
|
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そう、なのかな。……そうなの、かも。 多分、そうなんだと……思う。 ……あんな目、僕は、見た事がないから。 でも、見た事があるような……気がするから。……
[俯きがちに、目元に指先で触れつつ零し]
? ……
[サミュエルが拙く発した声に、首を傾げ。 ふと、視界に映り込んだ銀色が、煌いて綺麗だと、思った]
(50) 2013/04/24(Wed) 00時頃
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[くれない。てんがい。 零れ落ちた言葉が、頭の中に逆流する。 遠く、何処かで聞いたような]
[思考はおぼろげに。 チョコを投げてきた男の姿を見やった]
(*18) 2013/04/24(Wed) 00時頃
|
|
見たことがあるんなら、見たごどあんだろ。 で、それは、上に行けばわがるんだな。
オラも、なんが、そうみたいだ。
[上に行けばいくほど、その女は鮮明に存在感を示してくる。]
なら、早く、上にいがないどだな。
(51) 2013/04/24(Wed) 00時頃
|
フランクは、こくこく。
2013/04/24(Wed) 00時頃
サミュエルは、本当?
2013/04/24(Wed) 00時頃
|
くれ、ない…
/* >>*16>>*17 呼ばれたような気がして驚いた
(-15) 2013/04/24(Wed) 00時頃
|
|
おっさん……ふとっぱらだな。
でも、ありがてぇだ。 オラ、この上、一番てっぺんまで行くんだ。
[どうやら、バイクをくれると勘違いしているようです。]
――……だから、そいつには世話になっだたが、 もっと走れる奴があるど、すごぐ助かるだ……。
[目を輝かせた。]
(52) 2013/04/24(Wed) 00時頃
|
|
/* 強奪モード。
(-16) 2013/04/24(Wed) 00時頃
|
|
――所長の一日:ホットドッグを食べ終わり――
[ファストフードの最後の一欠けらを放り込み、ミナカタはペーパーナプキンを屋台脇のゴミ箱に突っ込んだ。 屋台から離れようとした刹那、大通りの清潔さからは、少し、外れたような衣服の女の子を見た。ミナカタの足は止まる。 ミナカタは目利きの能力はあると自負していた。階層にそぐわない装いであったり、その顔に浮かんだ好奇心であったり、もしくはただの勘であることもあったが。とにかく、目を止めた少女が恐らくは“上がってきた”人間であろうと、ミナカタの鼻が告げた。]
『おい、嬢ちゃん』
[屋台脇から声をかける。]
『取って喰いやしねェから、ちょっと来な』
[煙草を口から離し、少女を、眺めた]
(@6) 2013/04/24(Wed) 00時頃
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上に行けば…… ……わかるのなら、いいな、とは……思う。 怖いけど……でも、怖いから……、……
……うん。そうだね。 早く、上に行かないと。
[続けられた言葉には、少しの躊躇いめいたものを含みながらも頷き。彼と男とが交わすやりとりを、口を挟むでもなく見つめた]
(53) 2013/04/24(Wed) 00時頃
|
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うん、早ぐ上にいがねぇどな。 このおっさんがバイクくれるだから、そしたら、おまーも乗せてやっがら……。
[この上に何があるが知らないのに、 勝手なことを言っているけれど、 それほど、もう、必死なことは見て取れるだろう。]
(54) 2013/04/24(Wed) 00時頃
|
|
[もっと走れるやつ。そう聞いて少し難しげな顔。
やがて奥へ入ってとって来たのは、キックボードに芝刈り機用のエンジンを付けて魔改造した乗り物。]
馬力はあるが、ジャジャ馬だ。 それでも乗ってみたいなら、貸してやる。
(@7) 2013/04/24(Wed) 00時頃
|
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/* あ、本当にくれるんだ。
勘違いで、うばいとろうとしていたオラ、はずかしw
(-17) 2013/04/24(Wed) 00時半頃
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フランクは、流石にバイクはやらねーよ。これはお客さんからの預かりもの!
2013/04/24(Wed) 00時半頃
|
――……じゃじゃ馬?
[おっさんが奥に入っていく。 そして、出てきたとき、一緒に連れていた鉄の女は、
なんだかすごくグラマラスなボディをしていた。]
馬力あんのか。 うん、そのほうがいいだ。
づか、こいつ、デカイだ。
[貸してやる、には、なお、おお、と目を見開いて。 とりあえずは手にもってたチョコを半分に割り、シーシャに一つ放りながら。]
(55) 2013/04/24(Wed) 00時半頃
|
サミュエルは、そっちのほーがかっごええだに・・・。ジト目
2013/04/24(Wed) 00時半頃
|
……うん、有難う。
[笑み、にはなり切らずも、僅かに表情を緩める。サミュエルが放ったチョコを受け取りつつ、男が出してきたそれを見やった。 風変わりな形をした、一見奇妙な生物のようにも見える機械の集合。ジャジャ馬と称される代物であるらしい乗り物]
……、
[チョコの端を齧りつつ、その佇まいをじっと眺め]
(56) 2013/04/24(Wed) 00時半頃
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サミュエルは、チョコは3秒で食べ終わった。**
2013/04/24(Wed) 00時半頃
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[路地裏に入る手前の屋台で買ったホットドッグ それを食べ終わりしばらくすると ジェニファーは1人建物から出て来た]
お疲れ様…
[トニーとは入る前に別れを告げた 昨日の時点で覚悟は出来ていたのだろう 惜しむ気持ちが全くないとは思えなかったが
言葉もとてもあっさりしたもので 姉とも思う彼女の時と同じであった>>0:16]
(57) 2013/04/24(Wed) 00時半頃
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[走れたのは、ほんの少し。 建物三軒分くらい通り過ぎたところで よりによって人ごみの真ん中で少女はやはり転んだ]
…い、 ったぁ
[とうとう右の靴は破けて小さく汚れきった足があらわになる]
(58) 2013/04/24(Wed) 00時半頃
|
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――所長の一日:少女に声をかけ――
[近寄るか、寄らないか、それを待つ間にもミナカタは服装と挙動との観察を続ける。 平たく言うと、彼が考えていたのは「売り物になるかどうか」それだけだった。
売り物。 その言葉が去来した時、ふと思う。先ほど屋台で買っていた組み合わせの内、一人は、確かブローカーではなかったかと思い、ミナカタは首筋を引っ掻いた。連れていた子供はそれなりに成長済みのように見えたが、器量が良ければそれでも売れる。あれを連れ込んでいたとなると、他の仲買人に先に買われているかもしれないな。などと、思考を進め、眉をひそめた。 彼の目に、真に売られるはずの小さな男の子は、人影に紛れて見えていなかった。]
(@8) 2013/04/24(Wed) 01時頃
|
シーシャは、サミュエルのチョコ早食いには、ぱちりと一たび*瞬いて*
2013/04/24(Wed) 01時頃
|
[遠巻きにしていた人々をかきわけ、一際輝きを放つ生地で仕立てた服の人が、険しい顔で歩み寄ってきた]
痛い やだ! やだ、やだ!
[腕を掴み、ほとんど引きずるようにして少女を道の真ん中から連れ出した。 絆創膏は剥げ、膿み始めた傷がスカートの裾から見え隠れする。 ポケットがまくれあがり、その中から――]
(59) 2013/04/24(Wed) 01時半頃
|
|
[四角い空が、零れ*落ちた*]
(*19) 2013/04/24(Wed) 01時半頃
|
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[何を話せばいいのだろうか? そんな居心地の悪さを感じながら ジェニファーの後をついていく]
そろそろ…
[お別れだよね? そういうべきかと思っていても 切り出すことが躊躇われる]
(60) 2013/04/24(Wed) 01時半頃
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『そろそろ、空が恋しいでしょ?』
[そんな囁きがどこからか]
(*20) 2013/04/24(Wed) 01時半頃
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/* チアキちゃんかわいすぎて
うわうあ
(-18) 2013/04/24(Wed) 01時半頃
|
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えっ…誰?
[辺りをキョロキョロ見回せどそばには誰もおらず 一番近くにいるのはジェニファーで その彼女すらも囁きが聞こえるほどは近くない
『大丈夫?』
女神のようなその顔はわずかに曇る ここまでが楽しくてそれが終わるのが嫌だなんて 子ども染みたことなどいえなくて
――それに気づいて驚いた]
(61) 2013/04/24(Wed) 01時半頃
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『あなたの羽は青いの? それとも…紅いの?』
[囁きは鳴り止まず]
(*21) 2013/04/24(Wed) 02時頃
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うん…大丈夫…
[彼女にはこの声が聴こえない? それにも気づき、困惑する]
(寝てないから…とか?)
[返し忘れていた懐中電灯を取り出して その針の指し示す時刻を見ると 真夜中ではあったけど
これまで夜更かししていても こんなことは初めてで]
(62) 2013/04/24(Wed) 02時頃
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|
『空高く…飛びたいのでしょう?』
[その囁きは甘く]
(*22) 2013/04/24(Wed) 02時頃
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忘れてた…これ返さないと
[ありがとう、とつけたして 懐中時計を手渡した]
(63) 2013/04/24(Wed) 02時頃
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『あの空の高くまで…飛びたいのでしょう?』
[その囁きは甘く]
(*23) 2013/04/24(Wed) 02時頃
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『どこまでも羽ばたいて、遠く高く…飛びましょう?』
[飴のように口の中で溶けていく]
(*24) 2013/04/24(Wed) 02時頃
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…ねえ、どうしてそんな顔してるの?
[ジェニファーは何かをいってるようだが 頭の中に響く囁きで聴こえない]
(何でそんな…)
(64) 2013/04/24(Wed) 02時頃
|
|
こわいよ…泣かないで
[視界がぼやけるのは何でだろう? 力が抜けてく感じがするのは何故だろう?
世界が歪んで傾いて見えるのは――どうして?**]
(65) 2013/04/24(Wed) 02時半頃
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|
『あなたは翼を持っているのだから…』
[そして、サイダーのように弾けて消えた]
(*25) 2013/04/24(Wed) 02時半頃
|
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有難う、あいつ喜ぶと思う。 …いいのかな、こんなにおまけしてもらって。
[僕は顔見知りの林檎屋に礼を言った。 以前に頼まれていた、ちょっとした装飾品を渡したのだが、これほど喜ばれるとは思ってもみなかった。必要な果物との物々交換のつもりが、麻袋はあっという間におまけの山になってしまった。]
『ええもん作てもろたしな、かめへんよ。 そっちもあたしが精魂込めて作ったモンや、二人で仲良く食べや』
[彼女はすこし変わったアクセントで話す。時折、僕にはよくわからない単語が混じることもあるのだが、一応話が通じない、ということはない。まったく言葉の通じない者もたまにみかけるから、この辺りは本当に雑多な人々が入り混じって暮らしているようだ。
それから、食料の調達がてらに近くの店の主たちから幾らか次の予約をとりつけた。山ほどの野菜や、果物や、その他の加工品を詰め込んだ袋を抱えて、僕は市場を後にした。]
(@9) 2013/04/24(Wed) 03時頃
|
|
[今のこの生活は、嫌いではない。 子供でも大人でもないまま、ずっとこんな風に生きていたい。
そう思う僕は、多分まだ、子供なの*だった*。]
(@10) 2013/04/24(Wed) 05時頃
|
|
『…飴』
[答えて、少女の傍に寄り、押し付けるように、袋をその手に握らせた。]
『もうすぐ、帰って来るんだ』
[青年は呟いた。誰が、なんて、彼にとっては自明のことだ。だから、言わない。言う必要を感じない。少女が何か問おうとしたところで、彼はきっと答えない。
それから足元の猫を抱き上げ、これも少女に押し付けた。]
『だから、もう行って。 どこから来たのか知らないけど、ここには何もない。 得られるものは、何もないよ』
[この小さな少女がなぜこんなところにいるのか。青年にはわからないし、知りたいとも思わなかった。]
(@11) 2013/04/24(Wed) 05時半頃
|
|
『風は強いけど、天気はいいね。 こんな日は、屋根の上から空を見るといい。 天使が羽ばたくのが、みえるから』
[本当だかどうだか疑わしい話をひとつして、それっきり青年は何も言わず、窓辺に腰掛けて煙草をくわえた。火を点けることはせず、ただもてあそんでいる。
やがて友が帰還すればその頬もほころぶのだろうが、今はただ、退屈そうに外を眺める*だけで*]
(@12) 2013/04/24(Wed) 05時半頃
|
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/* あら、トレイルがなんか被せてきた。
ど、どうするつもりなんだろう? 意図することがあれば合わせたいけれど。
(-19) 2013/04/24(Wed) 05時半頃
|
|
[螺旋の階段を、のぼる。 時折、季節外れにつめたい隙間風が吹いていた。 登っても、登っても、建物ばかり。 いつになったら広い青空を見ることができるんだろう。
もしかしたらこのまま、石造りの迷路に閉じ込められてしまうんじゃないかな、って、そんな気がしたりして。 思わずにじんだ涙を手の甲でぬぐって、それでも僕は進む。]
(66) 2013/04/24(Wed) 05時半頃
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…………………………
[袋と猫を押し付けられて>>@11二三歩後ずさる あめ、あめなら知ってる。食べ物だ。
…退屈そうに呟く彼から、寂しそうな嬉しそうな煩わしそうな空気を感じて なんだか自分に似ているような気がして、怖くなる]
……………………っ………
[くるり、方向転換、ダッシュ。 お礼の挨拶なんて知らないから、何も言わずに走り去る おろした猫も、走ってついてきた]
てん、… し…………はっ…………はっ…………
[走りながら空を見上げるけど、屋根やコンクリが邪魔で 小さく四角い空は形を変えて更に小さくなってゆく ついにパイプだらけの路地に入った時には空は見えなくなってしまった]
(67) 2013/04/24(Wed) 07時頃
|
|
[大小様々な無数のパイプは、石造りの壁を枕にして横にのびている。 天井付近のパイプに穴が空いているようで ぴちょん、ぴちょん、と水溜まりが唄を唄っていた
さっと横を走っていた猫が飛び出して、大きな鼠を捕まえに行く 奥へいけば奥へいくほど暗くなるけど、不思議とまわりの雰囲気は手にとるように分かった
突き当たりまで来たら、人ひとりやっと通れるくらいの狭い階段があって 迷う事なくそれをのぼっていった*]
―女神像の層→傘の層へ―
(68) 2013/04/24(Wed) 07時半頃
|
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― 小奇麗な町・とあるガレージ ―
[そして、自転車をフランクに似たおっさんに託して、先に進むことにしようと思った。]
ええど、帰りに取りにくるだ。 その時、こいつも返すだよ。 うん、絶対だ。約束するだ。
[馬鹿でかいエンジンがついたそれ、 動力がどうなってるとかよく知らないが、とにかく、走らせれば走らせるほど、走ると信じて。]
(69) 2013/04/24(Wed) 08時頃
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じゃじゃ馬らしいがら、振り落とされねぇようになっ
[そして、じゃじゃ馬キックボードに足をかけるとシーシャを促して……。どうやら助走が必要なようで、オラ、走れっと命じてから、なんだかきっと見てればおかしなすっとこどっこい状態で、じゃじゃ馬乗って去っていく二人の少年がいただろう。]
ぶわっ!!
[そしてじゃじゃ馬が本気を出すとき、 小奇麗な町にけたたましい爆音が鳴り響き、時々はゴミ箱とか街路樹とかをすっとばして駆けていく。
気がつけば、後ろ遠くになにやら拡張器で叫んでサイレン鳴らしてくる奴とかいるけど、最下層の警察なんて、やくたたずだったから、よく知るはずもなく…。
そのまま上の階層へと駆け抜けていった。]
(70) 2013/04/24(Wed) 08時頃
|
|
― 真っ白な街のある階層 ―
[階層が違えば管轄ではなくなるのだろう。 上に階層に来たときに追手は既になかった。 うしろでシーシャがどうなってるか確認しようとしたが、 それよりも、なんだか、猛烈な違和感。
白い白い、街……に、呆然とあたりを見回した。]
なんだ?変すぎるだろ。 ここ……。
[ここにデメテルがいることはまだ知らない。 ただ、あの子のことを探さなくちゃ、となぜか思っていた。
兄ちゃんなんかじゃない、その答えは変わらないけれど。**]
(71) 2013/04/24(Wed) 08時頃
|
|
― 傘のある街 ―
[女神像の階層での調査は捗ったのかどうか、素人目では不明だが、学者と助手は翌日には上に戻るとのことで宿は上の階層となった。 2人はしばらく宿から出られそうにない状態で、手持ち無沙汰のまま夜の街を冷やかすことにする。
煌々と灯りに照らされた人工大理石は昼夜などお構いなしの眩しさで、その照り返しで天井を覆い尽くす色鮮やかな数多の傘。 学者は意外にも、遊園地などの遊戯施設が好きらしく、この街に来るなり目を輝かせていた。 それを見た助手の苦笑いは、いわゆる「ドン引き」なのだろうと彼らを生温かく見守ることにした。]
(@13) 2013/04/24(Wed) 09時頃
|
|
『この調査報告が終わったら…屋台へいく』
[肩を竦める助手はその首根っこを掴み、親子といっても可笑しくなさそうな年長の学者をズルズルと宿に引き入れてるのを見て。 彼らに―時に学者の方に―その未来が訪れるようにと祈らずにはおられなかったのは、お約束だろう。]
(@14) 2013/04/24(Wed) 09時頃
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|
[2人の世話を宿の者にまかせ、足の赴くまま、気の赴くままに歩いていると、大通りの片隅にある一軒の屋台に目が留まる。]
ホットドッグか…
[それ以上に目を引いたのはガスマスクを装備した男であったが、声を掛ける必要もなかったので見るだけに留める。
1本買って食べ終わり、そろそろ戻ろうかと思った時に]
(@15) 2013/04/24(Wed) 09時半頃
|
|
『大丈夫?』
[そんな声が聴こえた。>>61 そちらへ視線をやれば、若い女性と十代半ばくらいの少年が何かやり取りしているようで。 声の主は女性のものだろう。 その語調と声量は叫びに近くただ事ならぬことを物語っており。 やがて――少年の身体が傾いで、泣きながら彼女がそれを支える光景が見えた。]
(@16) 2013/04/24(Wed) 09時半頃
|
|
…よろしければ彼を運びますよ、レディ こちらの街の方ですか?
それとも、どこか宿にお泊まりで?
[彼女は果たして、どう答えただろうか? 大柄な自分がお姫様抱き出来るくらいの軽さであったが、身長はそれなりにあるこの少年を女性の細腕で運ぶのは困難に思った。]
…失礼、私はこういった者で
[上着の内ポケットから名刺を出して、名乗る。 それから、今泊まっている宿を伝えると彼女はハッとして、こちらを見て名乗った。
彼女の名前はジェニファー。
もし、彼女が頑なに拒むのでなければ彼を休ませるのに適した場所まで運んでいっただろう。 拒まれたとしても、それなりに理由をつけてそうしただろう。 使える限りの案内人の交渉スキルをあれこれ*駆使*して。]
(@17) 2013/04/24(Wed) 10時頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/04/24(Wed) 10時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/04/24(Wed) 10時頃
|
/* そういえば、トレイルも覚醒? 上に向かう子どもたちは、ニュータイプか何かですかねえ?
20世紀少年は5巻あたりでストップしたから、世界観が飲み込めてなかった… すみません><
(-20) 2013/04/24(Wed) 10時半頃
|
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/* あと>>@14「時に→特に」です… うっかり変換ミスばかりで申し訳ない><
(-21) 2013/04/24(Wed) 10時半頃
|
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/*ジェフの確定っぷりが、誘い受けにしか見えない(
(-22) 2013/04/24(Wed) 10時半頃
|
|
……有難う御座います。
[最下層で見知る顔に似たその男に、チョコと乗り物の礼を言い、小さく頭を下げた。 それから、サミュエルに促されるままに、キックボードに足をかけ――走る。力仕事も運動も全く以て得意ではない、というより明確に不得手な少年は、走りも何処かふらふらとした態で、すぐに息を切らせもしたが、ともあれ必死で]
っ、――!!
[――そして、嘶きと共に高速で進み出したそれに。 声にならない悲鳴をあげて。 また別の意味で、必死になる事になった]
(72) 2013/04/24(Wed) 11時頃
|
|
[やがて次の階層に辿り着いた時、すぐに辺りの様子を確認する気力は、少年にはなかった。常より一層青白い顔で、一層ふらついたように歩み]
……、……
[変過ぎる、と零された声を聞いて、ようやく視線を周囲に巡らせた。其処は、確かに「変」な場所だった。其処は、白かった。建物も、地面も、細かな物も、全てが白い。行き交う人の格好も、白い。何もかもが、白い。 異質な街で、少年達は異質だった。 足元を見下ろす。揺れるコート、ブーツ、それらの黒は、白と対照的で、浮き上がるようで、沈み込むようで、異質で――異端で]
……
[よろめくように、数歩、進む。 人々の中から一つ、此方に向けられる瞳があった。二つ、三つ、増えていく瞳。それらは声なく言葉を発してくるようだった。 異質だと――異端だと]
(73) 2013/04/24(Wed) 11時半頃
|
|
――異端。
[そう、声が聞こえた。 だがそれは、他でもない、己の呟きで]
(*26) 2013/04/24(Wed) 11時半頃
|
|
[一人の男が、此方に向かって歩いてきた。白い帽子と白いローブのような服を纏った、厳格そうな面持ちのその姿は、何処か聖職者めいて見えた。 息を呑む。呼吸が速くなる。鼓動が激しくなる。 一瞬、眩暈のように世界が歪んだ。ずきりと頭が痛み出して]
……っ、 や、 嫌だ、 嫌…… いやだ、 僕は…… 僕、は。……
[頭の片隅で誰かが喋っているような気がした。 誰かが見つめているような気がした。 呻くように零しながら、一歩、一歩、後ずさる。男は早い歩みでじりじりと距離を詰めつつ、此方に手を伸ばすような仕草をした。それを見た直後、少年は不意に踵を返して走り出した]
あぁ、あぁぁ……!!
[恐怖心に満ちた掠れた叫び声を一つあげて。 白い世界の中を、何処へともなく、*逃げるように*]
(74) 2013/04/24(Wed) 11時半頃
|
|
[異端]
[聖職者]
[神]
[ふたつ]
[ひとつはさいわい ひとつはわざわい]
[くれないはわざわい]
[てんがい の ひとみは]
[――]
(*27) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[シーシャ。 誰かが、僕を呼ぶ]
[シーシャ。 空色の瞳が、僕を呼ぶ]
(*28) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[夢を見ていた
金色の鳥籠の中に閉じ込められた 籠の外は他にも同じアンティークの鳥籠が いくつもいくつも並んでいて
どこからか、聴こえる美しい囀りは黄色い金糸雀 それは綺麗な声の歌となり 声の主はカナリヤイエローのドレスをまとう 可愛いらしい少女の姿に]
(*29) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[少女は謳う]
『あたしは…歌を忘れた金糸雀だから』
[口元のほくろが印象的な]
…ジェニファー?
[歌声は色褪せて、その輪郭も失われ 夢の中に溶けて消える]
(*30) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[別の籠からは鈴を転がすような囀りが クスクスと転がるような笑い声に
白い色した金糸雀は 純白のドレスを纏う少女の姿に]
(*31) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[少女は語る]
『薄青の四角いブローチ…取りにいこうね』
[幼い頃、小さな空を見上げて]
…メアリー?
[物心ついた時にはすでにそばにいた だけども、今はどこかへいった―同い年の姉]
(*32) 2013/04/24(Wed) 12時頃
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[夢の中で幼いメアリーと一緒に どこかへ迷いこんでいた
手を繋いでいたメアリーは 心細くなったのか泣き出して 何をいっても泣きやまない
あれはどれほど前だったか まだ文字どころか話すものやっと それくらい小さな頃の記憶]
(75) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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[2人で空を見上げて そこへ向かって歩いていた
どこまでどこまで歩いても 手が届くどころか近づけない
そのうち段々疲れてきて 歩みを止めて辺りを見ると 見知らぬ場所で見知らぬひとに囲まれて]
(76) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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[途方に暮れて泣きたくなった その時、自分たちの名を呼びながら 近づいてくる人影が
『………おにいちゃん?』 『おにいちゃん!』
涙でぐしゃぐしゃになったメアリーと 必死になって手を振れば 向こうもこちらを見つけたようで
スピード上げて走ってきた]
(77) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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なんだべ。おまーら。 気持ち悪いだべ。
[近づいてくる白い人々。 背中が震えたけれど、彼は鋭い眼光を向けた。]
って、シーシャ?
[だが、ツレのシーシャが錯乱して逃げていく。 咄嗟に掴もうとした手は届かず、 白い路地にシーシャはい消えていく。 彼は忌々しく舌打ちをしたが、次には逆に掴んできた白い手に一瞬びくりと身体を震わせた。]
(78) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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[メアリーの涙を拭って抱き上げる まだまだ小さな自分たちから見れば普通に大人 そう思っていた当時の彼は
今の自分とそれほど違いはないだろうか 今の自分は15だが それくらいかもう少しだけ歳上]
(79) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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さわんなっ!! きしょっ おまーら、なにモンだべ。
[力強く振り払う。 すると、白い人々は何か寄ってひそひそと声を交わし合う。]
(きみはそとからきたね) (そのはなしかたは、ここではないどこか) (なにしにきたのかな?) (ああ、おそらくは、 だろうけれど) (なんでこんなところにいるのかな?)
[眉を顰める。]
(80) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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(私の心臓を奪いにきたのよ。 本当に酷いわ。)
[仏頂面の女神が言った、]
(*33) 2013/04/24(Wed) 12時半頃
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うるせえ・・・・・・・
[頭を抑える。 次の瞬間には、じゃじゃ馬のハンドルを握って反転していた。 シーシャが消えた方向。じゃじゃ馬を漕いで駆け出して。 思い切りエンジンを吹かす。]
シーシャ!!どこにいったっ!!
[消えた友だちを探すけれど、見当たらない。 そして白い世界、メクラ滅法に走って・・・]
(81) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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デメテル!?
[>>59代わりに見つけたのは、 まるで轢かれた猫のように、地べたに這いつくばっている少女。 周りから白い手が伸びるのをみれば、じゃじゃ馬を迷うことなくそちらに向け、爆音とともに猛ダッシュをかまし。]
(82) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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|
[抱っこされてメアリーはようやく泣き止んだ
『心配したぞ、こら…お転婆め』
(そうだ、小さな頃はメアリーの方が…)
叱られてしゅんとしながらも 彼女は必死になって、その理由をいう
『あのね…トレイルといっしょに…』 『おそらをとりにいこうとおもったの』 『きれいなんだもの…だって…』
たどたどしい口調であったが とにかく、いわずにはおられない
『…おにいちゃんのめのいろみたいだから』
2人でそれをプレゼントしたい そんな子どもじみた無計画で他愛ない理由]
(83) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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出前持ちを舐めんじゃねえべ。
[片手でデメテルを攫うように抱え込むと、またアクセルを吹かす。 あとは白い連中からただ逃げるように、ハンドルを切って。**]
(84) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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|
―傘の層―
[階段を上りきると、建物と建物の細い隙間に出た
さっき貰った飴をポケットから取り出したら、くしゃくしゃになった紙がついてきて地面にポトリ、落ちる 元飛行機の形をしていたその紙はもう飛べないだろう 唇の赤い印をじっと見つめながら、飴を1つ取り出して口に含む]
――あま、い………………
[ こんなにおいしいもの ゾーイやデメテルやペラジーにも分けてあげなきゃ そう思ったけれど、すぐにふるふると首を振る
もう、下には戻れない
…その友たちが、少女と同じように空を目指している事を知るのは、もう少し後のお話。]
(85) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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[よく見ると、ポケットの底に小さな穴が空いていて しかたなく紙飛行機だったものと飴の袋を手に持ったまま歩きだした]
――ゎ…………
[大通りに出て、小さな感嘆の声をあげる 傘、傘、傘。 人、人、人。 流されるように、人混みの中に入ってしまう
目指すは、次の層へ続く階段。 でも、どこにいけばいいの?
その時、見慣れた小さい後ろ姿が見えて]
…っ…ぺラジー!
[叫んだ]
(86) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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|
[さらに違う鳥籠から誰とも知らない囁き その姿は見えない 眩しすぎて見えない
『あなたの羽は青いの? それとも…紅いの?』
それは、他の誰にも聴こえない囁き
…君は誰?
そう問いかけても まるで壊れたレコーダーのように
『そろそろ、空が恋しいでしょ?』 『飛びましょう? …青く高いあの空を』
耳をふさいでみたが囁きは止まず 何故ならそれは―頭の中で響く声だから]
(*34) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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…やめて! 空に行くから、静かにして!
[自分の叫びで目が覚めた
目が覚めたのは見知らぬ部屋の見知らぬベッド 枕元に付き添っていたのはジェニファーと]
…お兄ちゃん?
[夢の中に出てきたくすんだ青い空色 それと同じ瞳の*青年*]
(87) 2013/04/24(Wed) 13時頃
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/* >>85 シーシャも入れたげて! 食べたの俺とサミュだけだから…
(-23) 2013/04/24(Wed) 14時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/04/24(Wed) 14時半頃
|
[傘と大理石に反響して、自分の耳に高い声が戻ってきた
すぐ傍を歩く大人たちが不愉快そうな視線をこちらに向けたが、ペラジーは振り向かない 背の低い彼女の背中はみるみる間に流されて、見失ってしまいそう]
――ま、………………待って……………
[飴の袋と紙飛行機を手に持ったまま、必死に人込みを掻き分けて追いかける 虚ろな目でペラジーだけを見て、彼女に追い付こうと一心不乱に前へ前へ 進んで、進んで、少し大通りから外れて開けた場所に出た 駆け寄りながら、もう一度叫ぼうと息を吸って]
――………ペラz
(88) 2013/04/24(Wed) 16時頃
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|
―――隠れて!!
(*35) 2013/04/24(Wed) 16時頃
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|
やだ!待っておにいちゃんに貰った飴が
空、が
[誰かの白い靴が空を踏み潰した。 刹那、きっと白い靴裏が、青く染まっている様を見た気がした。
それを彼らは「汚れ」と呼ぶのだろうか。 白以外を排除しようと、汚れた靴は捨てられるのかもしれない]
(89) 2013/04/24(Wed) 16時半頃
|
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――…ぃ……………!
[吸いかけた空気は声にならぬまま吐き出される 急いであたりを見回して、屋台の横に隠れた
…なぜ、かくれなければいけないのだろう?
呼吸を整えてから、そっと屋台の向こう側を覗くと 変なお面を持っている男の人がペラジーに話しかけてるところ>>@6]
(90) 2013/04/24(Wed) 16時半頃
|
|
――彼らに捕まると 上へ行く事になるよ、ホリー。
(*36) 2013/04/24(Wed) 16時半頃
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おにいちゃん おにいちゃん! おにいちゃん!!
[けして大きくはならないくせに、彼らの詰め寄る声は、怒号は少女の声を簡単に上回り。けれどそれすらも近寄る爆音がかき消してくれた。
―――――――――――――――――――――
何か、乗り物の音がする。 怖い人たちの声は聞こえない。 何か暖かいものがしっかりと支えてくれている]
……おにい、ちゃん?
[少しだけ目をあけてみる。 サミュエルの顔を認めれば、自分からも手を伸ばして、その身体に*抱きついた*]
(91) 2013/04/24(Wed) 16時半頃
|
|
[聲は、女神像のある層で聞いたものよりもっと鮮明になっていた まるで口を覆っていた布が一枚とれたような感覚。
今なら分かる…これは、男の子の聲だ。
上に行けるの…? ……なら、いいじゃない
心の中で、ふてくされたように呟く。 この不思議な会話にもだいぶ慣れてきた]
(92) 2013/04/24(Wed) 16時半頃
|
|
――………上には行けるけど 僕に会えなくなっちゃうよ
(*37) 2013/04/24(Wed) 17時頃
|
|
[聲は、寂しそうにそう言った
…あなたは、だれ?
空を見たくてここまで来た。 誰か特定の人に会う為ではない。
それに、下層にいる時は感じなかった懐かしさを感じて 聲の主がどんな人なのかとても気になった]
(93) 2013/04/24(Wed) 17時頃
|
|
――僕は…ホリーに一番近い人。
(*38) 2013/04/24(Wed) 18時半頃
|
|
………………?
[意味が分からない そういえばなぜこの人は自分の名を知っているのだろう]
……どういう、こと…?
[心の声が思わず外に漏れでてしまった
ケッチャップの香りがする屋台の横で 見えぬなにかと会話する虚ろな目をした少女が、ひとり**]
(94) 2013/04/24(Wed) 18時半頃
|
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/04/24(Wed) 19時半頃
|
>>91
[じゃじゃ馬の音は凄まじい。 そして、その走った跡は、白い町の床を容赦なく汚していく。 一度止まれば、また湧いてでる白い人影。
結局は、止まることなく、そのまま走り続ける。]
だぁっかっら、兄ちゃんじぇねえって!!
[張り付くデメテルは今は幸いである。 しっかり掴んでいないと、ともすれば振り落としてしまう心配もあったから。]
(95) 2013/04/24(Wed) 20時半頃
|
|
[それでも、走行中、ちらっと見れば、そのくとは、また兄を呼ぶ形に開かれる。 結局は、根負けして、町のはずれ、上の階層にいく手前で止まってから。
改めて兄ちゃんということをを否定しようとして、黙り込んだ。]
シーシャがここに、まだいるんだけど…。
[張り付いたデメテルはそのままに、来た道を見てシーシャを心配するけれど、 それよりも、白い影の追手が近寄ってきているのがみえた。
なので、デメテルを抱えなおすと、じゃじゃ馬キックボードのエンジンをまたかける。]
(96) 2013/04/24(Wed) 20時半頃
|
|
[そう、彼らの言葉をよく聴こうとはしなかったから、 知らない。
そいつらが、彼は、最上階に行くべきだと。 そう、きっとあの子は、余所から来た子だから。]
――……・・
[余所から、このスプリングヒルズの最上階に来た子だから…と。]
(97) 2013/04/24(Wed) 20時半頃
|
|
[だから、追手が来ると思った。 自分はまだしも、デメテルは確かにさっき襲われていた。
そう、考えて、 眉を一度寄せたけれど、またエンジンを吹かし直して。]
きっと、シーシャは大丈夫だ。 あいつ、男だし、デカいし。 なんとかするだろ。
[もしかして、既に先に行ってるかもしれない、と思い直し、そのままデメテルを連れて上の階層に登っていく。]
(98) 2013/04/24(Wed) 20時半頃
|
|
― 防衛階層 ―
[白い階層から一つあがれば、 次は真っ白な世界ではなかった。 じゃ、何が広がっているかといえば、一目瞭然。
一面に広がる工場プラント。 そして、ぐるり、壁側には窓が…。
だか、その窓から外は見えない。 その窓から見えるのは、外に向いてついた砲弾。 それは、その間を必要以上に離すことはない。 もちろん、すべて、弾は充填されているのだろう。
ただ、彼らは物珍しげに見て歩き回ってしまうが。]
(99) 2013/04/24(Wed) 21時頃
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|
ここは、 外からの攻撃に備えてるっぽいな。
[デメテルもきっともの珍しげに見回っているだろう。 人は、どうやら今は見えない。 ただ、冷たい対空砲が並んでいて…。]
そうだな。こういうのがあっでもおかしぐないだな。 ――……
[人がいないのに、少し安心したか、じゃじゃ馬から降りて座り込んだ。]
(100) 2013/04/24(Wed) 21時半頃
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にしでも、デメテル……。
おまーは、なんで、空に行きたいんだが?
[自分もひどいが、負けずにひどい汚れようのデメテルを向いて…。 仏頂面のまま話しかけた。]
(101) 2013/04/24(Wed) 21時半頃
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おにいちゃんが ……見たいって言ったから
[騒動の時に何処かに落としてきたか、今では両足共に裸足になって 下とは違うけれど、やはり冷たい道を進む]
だから だから……
[ややあって少女は*俯いた*]
(102) 2013/04/24(Wed) 22時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/04/24(Wed) 23時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/04/24(Wed) 23時半頃
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…… は、
は……
[どれだけ走り続けたのか。 気が付くと、少年は人気のない空き地に立っていた。 やはり白い其処で、隅の茂みの傍にしゃがみ込み]
……、
[痛む頭を押さえる。歯の根が噛み合わない程に震えながら。瞳からは涙が零れ落ち]
(103) 2013/04/24(Wed) 23時半頃
|
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――所長の一日:ホットドッグ屋台――
[>>@15見ず知らずの男の視線に、ミナカタは片眉を上げた。自身の愛想がよろしくないものだと認識しているからこそ、子供に話しかけてるところを見られるのは、いささか面倒臭い――などと感じたが、見てきた男の興味も視線も、自身には少しも重ならなかったらしいことを知る。彼が別の、先ほど通り過ぎた女の方に話しかけたからだ。ミナカタのあずかり知らぬところで、他人の日常は重なっていく。 では、話しかけた少女の日常は、どうなるか。ミナカタの日常と重なるか、掠るか、それとも。]
――――……?
[気配が増えた気がして、ミナカタは上げた眉を戻し、顰めた。 気配の増えた、ホットドッグ屋台。けれどそれ自体は、不思議じゃない。不思議なのは、その気配が、怯え潜むように、ぶれたことだった。]
(@18) 2013/04/25(Thu) 00時頃
|
|
…ここは?
[上半身をゆっくり起こして見回して 耳を澄ませば外の賑わいが 少し遠いような気がする
パリッとしたシーツの肌触りは滑らかだけど どことなくよそ行きめいていて]
(104) 2013/04/25(Thu) 00時頃
|
|
――所長の一日:ホットドッグ屋台――
[やはり愛想の無さか。 脳裏に浮かんだ結論に、ミナカタは人知れず、深く息を吐いた。道連れなく階層を降りてきたことに、多少なりとも後悔を覚えていた。確かに、ミナカタよりも愛想のある道連れならば、子供の警戒心を解くのも少しは楽だったろう。結論の次に浮かんだ、事務所に残した顔。気の抜けたピースなんぞをしている所員の顔面を、ミナカタは瞬間的にぶん殴りたくなった。
それもあたわず、ミナカタは首筋を撫でながら、どこにいるとも知れない気配にも聞かせる目的で口を開き]
『……あー、友達と一緒なら、一緒でいいんだが。 なんだその。 痩せぎすに、見えたから。あー。 ――……これ食うか。』
[訥々とした口調で、ホットドッグ屋台を指差した。 商品としての検分をする時間稼ぎ、のつもりであったはずが、口下手が災いしてか、雑談よりも餌付けを選んでいた。]
(@19) 2013/04/25(Thu) 00時頃
|
|
…ごめんなさい、迷惑かけて もう、大丈夫だから
[不安気な顔したジェニファーにふわっと笑う あの声は今は聴こえない、だから大丈夫
『心配したんだから』
そういって、ぎゅっと抱きしめて来て 予想外に強い力で驚いた]
(105) 2013/04/25(Thu) 00時頃
|
|
[『私に一番近い人』。 聲は、確かにそう言った
でも、私の周りにあんな聲の男の子はいない そもそもホリーの名を知るのは一緒に暮らしていた父親や万引き仲間のゾーイ、それに下層にいる一部の子供達だけだ
…じゃあ、この聲は誰の…?]
…………………ぁ………
[いきなり視界が真っ暗になった 人々の賑やかな声も、ラジオのスイッチを切ったようにいきなり消えた
…13秒ほどしてから、なにかがぼんやりと見えてきて… だけど、見えるのは傘の街ではない 徐々に輪郭がハッキリとしてきたそれは、きらびやかな色をしていて、どうやらたくさんの蝋燭をのせているよう。 ただ不思議な事に蝋燭はすべて横になっていて、灯された火も壁を照らしている ケホ、と誰かが小さく咳をしたらしい音が聞こえる 壁には、色鮮やかで複雑な構図の絵が描かれているようだけど…]
(106) 2013/04/25(Thu) 00時頃
|
|
――早く、 早く空を見にきてよ、ホリー
(*39) 2013/04/25(Thu) 00時頃
|
|
[ぱちん。
聲が終わると同時に、風船が割れたような音がして
人々の喧騒、色鮮やかな傘、ケッチャップとマスタードの匂い… 五感が現実の世界に戻ってきた事をホリーの脳に示す
…今のは、夢?]
(107) 2013/04/25(Thu) 00時頃
|
ホリーは、ぼぅ…と宙を見つめていると、黒猫がするりと寄ってきて心配そうにホリーを見上げた
2013/04/25(Thu) 00時頃
|
[話によれば、大通りで自分は倒れたらしく たまたま通りがかった青年―ジェフリーが ここへ連れてきてくれたのだとか]
ありがとうございます…
[ジェフリーという名前と 夢で見た幼い頃に兄代りに面倒見てくれた少年 彼と同じ色した瞳の青年にピンと来て
どうにか起きあがると鞄の中から 一通の手紙とそれから大分くたびれた紙袋
その袋には発つ前日、サミュやフランクと口にした サイダーの味がする>>0:56透き通った薄青色の丸い飴玉 その残りが数粒あっただろう]
(108) 2013/04/25(Thu) 00時頃
|
フランクは、地の底から汽笛が一つ。いったいどこまで届くのだろう。**
2013/04/25(Thu) 00時半頃
|
[泣きながら。 少年は、脳裏に幾つもの像と言葉とを浮かばせていた。 何かを、思い出しそうな、気がした]
[否。 もう、思い出した、のだ]
[思い出して、しまった、のだ]
(109) 2013/04/25(Thu) 00時半頃
|
|
ジェフリーさん…もし人違いでなければ 最下層の配達員ウェーズリーさんに送ってましたよね? この飴…上層の店でしか売ってないって聞きました
[飴を袋から取り出して、部屋の灯りに透かして見れば キラリと光り、幼い頃に憧れたあの空を思い出す]
…あと、この手紙は教会のファーザーからです あなた宛になってると思います 教会に送金して色々援助してくれたのを聞いてます
ありがとうございます… 俺、あそこで双子の姉メアリーと一緒にいたトレイルです もし記憶違いでなければ …小さい頃遊んでくれたお兄ちゃんでいいですか?
[顔はよく覚えていなかった だが、その瞳の色だけは―忘れられなかった]
(110) 2013/04/25(Thu) 00時半頃
|
|
[…ぐぅ]
[腹の虫が鳴る ケチャップの香りは、飴玉しか食べていない少女の胃袋を刺激するのに十分な役割を果たした
そーっ、と屋台の陰から顔だけ覗かせると ちょうど変なお面の男の人が屋台を指差しているところ>>@19
見えない力で引っ張られるかのように、一歩、二歩。 陰から出て、ぼぅ…とその場に立ちながら男の人とペラジーの様子を見ていた
ペラジーはどんな反応をしていたのだろう]
(111) 2013/04/25(Thu) 00時半頃
|
|
ホリー、行っちゃ駄目だ!
[焦ったように、聲が言う]
(*40) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
[ …なんで?
聲の命令に従えという規則は無い。 右足、左足、ゆっくりと足を引きずりながら二人に近付いていく
…上に、いけるんでしょう? 私は…空が見たいの
ホットドッグを食べたい、という本音は心の奥底にしまった]
(112) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
――はぁ……………………
[深い、ため息]
(*41) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
[ジェフリーはどんな表情をしていただろうか?]
お兄ちゃん… メアリーは俺があそこを発った日に"上"に売られたんだ
[最下層を発つ前に聞かされた 自分とメアリーは"上"から落ちてきた女性が 命と引き換えに産んだ双子の赤ん坊
女神の様な美貌の女性だったとファーザーは語った
そして、メアリーはその容姿を買われて 売られるために里親の元で育てられていた 同じ街にいたし悪い虫がつくよりはマシ そんな理由で一緒にいるのを許されていたらしい]
(113) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
多分、お兄ちゃんが"上"にいってからかな? …俺もファーザーから聞かされて驚いた
[しかし、そういわれれば納得もいく 彼女に対する親愛はやっぱり家族へのそれだったから]
(114) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
だから、私が代わりに見なくちゃ
[顔をあげて、サミュエルを見据えてそう言った。 代わりだと。 兄は、おにいちゃんは、空を見ることはもう出来ないのだと 理解しているその瞳は正常で、それでもやはり、どこかおかしかった。 焦点が合いづらいのか、サミュエルをしっかり見据えたのは一瞬。 ぶれた視線を誤魔化すように、再び窓へと視線をやって]
おにいちゃん ……シーシャおにいちゃん 大丈夫、かな
[確かに少女よりもずっと大きくて、男の人だってわかってるけど それでも、同じように大きく見えたおにいちゃんは
おにいちゃんは]
(115) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
――所長の一日:ホットドッグ屋台――
[屋台を指差された少女の反応はどうだったかを見るより先に、ミナカタの視界に、先ほど感じた気配の正体が入ってくる。 ミナカタは、微かに息をついた。それから、イ、と笑みの様な形式を顔面に浮かべかけ、やめた。それを恥じてでもいるように、一層乱暴に頭を掻き]
『……友達かい、嬢ちゃん。 これ、食うか』
[少しだけ勢いの落ちた口調で、出てきた少女に向かってもミナカタは問いかける。 真黒の二つの視線が、検分するように長髪と、それに縁どられるかんばせを眺め]
(@20) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
[ファーザーからの手紙を読んだジェフリーは 封筒の中から一枚の紙切れを出し それをこちらに差し出した]
…これって、何?
[思わず反射で受け取りつつも首を傾げる
数字の書いた紙切れが"小切手"で 莫大な額ではないものの路銀の足しになるくらい それくらいはあったのを知ったのは ジェニファーの耳打ちだった]
(116) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
[何度も浮かんだ、空色の瞳の正体を、少年は思い出した]
[――少年は、上層で―― あるいは上層すら遥かな「外」の世界で、生まれた。 少年は――双子だった。姉なのか妹なのかは、当時も、今も、判然としない。ただ、その姉妹は、少年にとって他に代え難い存在だった。幼い心身でも、片割れの事は心から愛し案じていた。 両親と片割れに囲まれて、少年は幸せだった。 だが、その平穏は、長くは続かなかった]
[少年が生まれた地には。ある特異な宗教が根付いていた。 その信仰の一つには、こうあった。 二つは、和ならざる存在なのだと――双子は、平常ならざる存在なのだと。似ていない双子ならば、許容され。しかし似ている双子ならば、そうはいかないのだと]
(117) 2013/04/25(Thu) 01時頃
|
|
で、ジェニファー…お兄ちゃんとはどういう知り合い?
[この部屋を見回して気づいたのは 男物の大きな荷物の入った鞄 そして、ジェフリーの寛いだ服装と振る舞い ジェニファーは自分の付添いとはいえ服はそのままで 多分、彼が泊まる予定の部屋だったのだろう]
(118) 2013/04/25(Thu) 01時半頃
|
|
[強く、強く首を振った。 髪がなびいて、幾筋か首に巻きついた。 ただでさえぼさぼさの髪はここ数日でさらに傷んでいる。
きっと縋るようにサミュエルに伸ばしていた手を離して]
ごめんね おにいちゃん
[そう、言い残して駆け出した。 先を目指して、上を目指して]
(119) 2013/04/25(Thu) 01時半頃
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|
[目を丸くする彼女にこういった]
だって…ジェニファー旅慣れてるよね? それなのに、助けてくれたとはいえ 行きがかりの初対面の男の人に こういう借り作るとか、無用心すぎるよ…
元々知ってる…しかも仲がいい そうじゃなきゃ いくらなんでもここまで無防備なことしないよね?
[ちょっと考えれば推測の着く範疇]
(120) 2013/04/25(Thu) 01時半頃
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[少年と片割れは、似ていない双子だった。 だが。許容されは、しなかった。 ――少年が、忌まわしき紅の瞳を持っていたから、 独りであっても糾弾される、異端の象徴で、あったから]
[一つは幸い、一つは災い―― 神官が、信者が、そう読み上げる声が脳裏に響いた]
[幸いは供物とされるべし。 災いは断罪され死すべし。――]
(121) 2013/04/25(Thu) 01時半頃
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[そして、2人はかつて"上"へ空へ行く旅 そこで一緒になった仲間なのだと教えてもらう]
…あ、俺も"上"にいかなきゃ
[何故だか理由は分からないがそうつぶやいた]
(122) 2013/04/25(Thu) 01時半頃
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