212 冷たい校舎村(突)
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人
狼
墓
少
霊
全
アマルテアに9人が投票した。
ミツボシに1人が投票した。
アマルテアは村人の手により処刑された。
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ミツボシ! 今日がお前の命日だ!
2017/03/14(Tue) 00時頃
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ミツボシが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ドリベル、リー、ノックス、ヴェスパタイン、ナユタ、イルマ、ケヴィン、パピヨンの8名。
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/* そっその一票はささらちゃんからだな! わーい!
(-0) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2017/03/14(Tue) 00時頃
──午前8時50分──
相変わらず、窓の外では、白い風が吹き荒れている。
清々しい朝とはいえないが、とにかく、おはよう、朝だ。
時は再び、午前8時50分。
君たちはこの校舎で、三度目のチャイムを聞く。
冷たい校舎の時は凍りつき、
正しく、”再び、午前8時50分”
携帯電話でも、確認してみなよ。
ここにいる限り、君たちは今日から進めない。
改めて、ようこそ。冷たい校舎へ。
新しい今日も、どうぞよろしく。
(#1) 2017/03/14(Tue) 00時頃
──ところで、君たちは、いつ気付くだろう。
更に消えた2人。増えた人形が2つ。
天ケ瀬ささらと、三星莉緒が、見当たらない。
(#2) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* 莉緒ちゃんの簡潔で分かりやすい落ちロルを見て 突っ伏す中の人の図
なんでいつも短くできないんだろうな……うっうっ
(-1) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* で、更新後にささらちゃんの落ちロルを全部ね読んだという
すごいなー……
(-2) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* 落ちてから冷静になるけど、 いろいろと触れづらい悩みとか描写だったよね…… なんかもう、反省するしかない。
今回ばかりは、悩みからキャラを考え始めなかったのが敗因。
(-3) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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― 回想:分からない話 ―
[父さんと母さんが死んだ。 もう十年位前の、小学生の時の話だ。
トラックが中央車線をはみ出して、 父さんが運転する車に衝突したらしい。
車の中からは父さんと母さんと、 俺への誕生日プレゼントとケーキがあったらしい。 最も、プレゼントの玩具もケーキも 原形を留めていなかったけど]
(0) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[泣いていた。 黒い服を着た人たちが、泣いていた。
俯きながら、歩きながら、手を合わせながら。 写真の中で笑う父さんと母さんに。
俺はその光景を泣きもせず、ただただ見ていた。 色んな人が決められたみたいに、写真の前で、 線香をあげて、泣いて、戻っていくの繰り返し。
弟の賢二は、隣でずっと泣いてた]
(1) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[ ―――― どうして、みんな泣いてるんだろう。
葬式の最中、俺はずっとそう思ってた。
父さんと母さんが、いなくなったから? それは仕方のない事じゃないか。 死んじゃったらしょうがない、って]
「おい、賢二。泣くなよ」
[そう声を掛けたら賢二は顔を上げた。 涙でぐしゃぐしゃな顔を。そして、言う]
(2) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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/* そしてこうだいぶ種明かしを墓下まで持って行った感はあるのでごめん! というかごっちゃりしててごめn
死んでみたくなってしまった理由が罪悪感うんぬんよりなんかあお姉困らせたかったという理由に更新後に落ち着いて(2d中よーわからんかった) この似た者姉妹め!!!! ってなってる
(-4) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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「なんで、兄ちゃんは平気そうなの?」 「だって、しょうがないじゃん。死んじゃったもんは」 「…………」
[困ったように笑う俺に、 賢二は、信じられないものを見たような目を向けた。
―――― 異質なものを見るような目を。
それが、どうにも居心地が悪くて、 俺は賢二から目を逸らした]
(3) 2017/03/14(Tue) 00時頃
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[ すすり泣く声は、止まない ]*
(4) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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/* くっそーーーー0時更新でどうにかまとめるスキルが足りない
(朝更新だったら夜更かしして深夜にずっと莉緒ちゃんのターンやれてたのに)
(-5) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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─ 前日・保健室 ─
[男子を差し置いて保健室で寝る って それは心苦しくもありましたし、 正に"女扱い"といった感じで、 内心反発めいた考えもありましたけれど。
だからといって、文句は言いません。 気遣ってくれているのは確かでしょうし、 それに、いくら否定しようと、私の体は女のもの 下手に意固地になって教室に居ようとすれば、 変に気を遣わせるのは想像に難くありません。
だから、他の女子と一緒に、保健室へ。 ベッドは、幾つあったかしら。 四人分、あれば良いんですけれど。 もしベッドが狭そうなら、きっと ソファででも寝ようとしたでしょうね]
(5) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[何処で眠るにしたって、 寝る時ばかりは、帽子を取っていたでしょう。 随分短くなってしまった黒髪に、 額の傷跡を隠す為に貼られた、ガーゼ。
傷について、詳しい事は言っていませんでしたから 人によっては、私が何故帽子を被っていたかも 知らないかもしれません。 もしかしたら、額のガーゼは、 他の人達にとって、不可思議な物だったでしょうか。
そういえば。昨日は、病院の日でした。 早く帰ってきて なんて言っておいて まさか、私の方が帰られないだなんて。 ……お父さんは、心配しているかもしれません。 それとも、問題児が居なくなって、清々してるかな*]
(6) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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/* 帽子が取れたのはそこに居るのが女子だけだったからですというのをロルの中に入れ忘れました…
(-6) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ 話をして。話して。それで。]
(7) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ ひとの想像力 には、限界があって、 自分の 当たり前 の感覚って、 きっとなかなか越えられないもんじゃないかと思う。
そうして、覗き込んだその先に、 得体の知れないなにか が、いたなら。 自分が、誰かにとって、 得体の知れないなにか だったなら。
……”もしも”じゃ、 想像できないから、怖いんじゃん?]
(8) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ ……だから。 話がしたい と言えるだけ、 おまえは強いんだと思う。入間。]
(9) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ 考える様子を見せた入間>>534が、 あのメールを、怖かったと言った入間が、 言葉を、紡いでいく。
死んじゃったほうが、と、入間も言って、 おかしな異変について、触れていく。
笑い声とか、泣き声とか、イルミネーションとか。 俺にも、それらについて、 それ以上言えることはないから、
ただ、あとひとつだけ、言えるとすれば。]
(10) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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……あのさ 俺は、入間じゃないと思う この世界 つくったの
おまえが抱えてるものの重さとか、関係なく、 というか、ひとの悩みなんて、重みとか、 他人になんて、わかんないんだろうけど
ただ、そんな気がする なんか そんなふうに、理由なんてあげてけないし、 ”なんとなく”……だけど ……上須賀、わかる?
(11) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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/* あと こう ちよちゃんには色々すまないとともにありがとう…… ほとんどコバンザメ状態でそわそわしてたし 上手い言葉を投げかけられていたかどうかもそわそわものだし ちよちゃんひろうの上手いから余計な! そわそわ!
(-7) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ この世界のこと、 趣味悪いとか言い切った、上須賀よりも。
ひとつ ひとつ 取り上げて、考えてるとことか、 メール、怖かったのか。そういうとことか。
そういうの、見ていて、 そう思った としか、言いようがない。
あくまでなんとなく で、なんの保証もできない。 不確かな言葉を、それでも口にして、視線はぶれた。
一旦教室に戻ろう。 その言葉に、そこで、議論が止まることに、 うっすら、安堵さえ覚えながら、3階をあとにする。]
(12) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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— 自宅 —
ん……。
[意識がぼやっとしている。 体が動く。動かしてみる。 肌がチクチクする。寒い。]
……ふぇ……ふぇ……、っくしゅ!
[くしゃみで意識が覚醒した。 なんか、やたらと寒い。 エアコン。タイマーで電源が切れてる。 服。上着がずり落ちて、肩と腕が投げ出されてた。
……どうやら暖房でうとうとして、そのまま眠ってしまったらしい。]
(+0) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[急ぎ、部屋を暖め直し、 冷えきった四肢をむにむにと揉んで血流を巡らせた。
変な夢を見ていた。 文化祭の時のみんなと校舎に閉じ込められる夢。
……夢、だよね?
足の指をむにむにしながら、あまりにリアルな感覚を思い返していた。 すると、スマホの着信ランプが点灯していることに気付く。
ふぶきかな。それとも——]
(+1) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[画面を開き、目に飛び込んできたのは、 つばさ氏からの着信記録と、留守番電話の録音と、メールが1通。
夜も遅い、こんな時間に? 不思議に思いながら、留守番電話サービスに残っていた録音を聞けば、 明らかに焦燥したつばさ氏の声が、大音量で耳に突き刺さった。]
「橘が! 大変なの! 落ちたって! すぐ返事して!」
[落ちた? ……何の試験に? なんて、ぼんやりした頭は、最初そう考える。]
(+2) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[次に、メールを開いた。 これを送った時には幾分か落ち着いたのか、 落ち着いた文面で、病院の場所を示す地図と、用件が手短に書かれていた。]
「橘が学校の屋上から身を投げて、危篤状態」
え、 ……まさか、……うそ?
[少しして、あの夢の中の校舎のことが、頭によぎって。 そして、弾けるように全てが繋がった。]
(+3) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ 死んだほうがいいと思った。
そう言ったおまえたちに、 「 どうして 」と、踏み込みたい、と。
そういう気もちが、芽生えたから、 やっぱり、言えない。
死んだほうがいい というより、 死にたかった。
なんて。*]
(13) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ 学校の始まりを告げる、 8時50分のチャイムが鳴ったその後。
死者を悼むような、か細い泣き声たちは 葬儀を終えたかのようにぷつりと途絶える。
―――― 代わりに、流れ始めたのは、 密やかに交わされる、聞きたくなくても 聞こえてしまうような、囁き声 ]
(14) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ そして、黒々とした瞳孔を 白で塗りつぶして表した数多の目が、
――― 黒板からじっと見つめている ]*
(15) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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/* どうしよう。動く前にもう30分なっちゃった…。 発見は明日にして寝るか…。
(-8) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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/* りいちのせかい、手が込んでてというか、しっかりつくりあげられててとてもたのしい
(-9) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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お母さん! ちょっと病院に行ってくる。 ……ちがう、わたしはなんともない!
クラスメートが、病院に運ばれたって! あ、いいから。大丈夫、場所は分かるよ。 歩いて行ける距離だから!
[どたばたと、凍えた体のことも忘れて、外に出る準備。 夜遅くの外出になるから、てんやわんや。
なんとか身支度を整え、重苦しいダッフルコートを着る。 玄関に向かう時に、ふぶきの姿が見えた。]
(+4) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[気をつけて歩けよ、姉ちゃん。 ふぶきがそう言ってくれる。本当に可愛い奴め。]
うん、行ってきます。 それと……
[ごめんね、と。 小さく呟いた声は、聞かせない。
わがままな姉でごめんね。 これからは、気をつけるから。ふぶき。
心の中で誓いを立てて。夜の街へと歩みを繰り出す。**]
(+5) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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/* 寝坊してたって事にすれば、遅く動き出した言い訳になるな!( チャイム後の動き少しでもしときたかったけどしゃーない。
(-10) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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─ 回想・おかあさん ─
[その"女"に会ったのは、 文化祭の興奮も冷めやらぬ、ある日の放課後の事でした。 色々な雑用が重なり、帰りが遅くなって 早く帰らなければと、足早に帰路に着いていた時の、話。
突然、後ろから声をかけられて 聞きなれない女性の声に、何か聞きたい事でもあるのかと 愛想よく返事をして────
相手の顔を見た私は、表情を固めたのです]
[私と、そっくりの、顔]
[言葉を失くして、私は立ち竦みます。 さらりと揺れる、長い髪は。目の前の女性にも。
それだけで、"身内の誰か"という仮定が出てきて それでもまさか、それが" "だなんて、思いもせず]
(16) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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…………何か、御用ですか?
[ほんの少し、警戒しながらの言葉。 女は意味深に、朱い唇を吊り上げます。
下品な、あかいろ。 顔も、体型も、髪型も。 どれもこれも似通っているのに、 服装は、身に纏う雰囲気は、私とは真逆。 水商売をしている女性って、こんな感じなんでしょう。 正に、イメージ通りの姿がそこに。
知り合いだと、思われたくありませんでした。 だから私は、近付こうとしなかったのに。 女は、カツカツと高らかに足音を響かせながら、 私に近付いてくるのです]
(17) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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「 大きくなったわね。 お父さんは元気? 」
(18) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[如何にも、私の事を知ってる様な言い方。 それを怪訝に思うより前に、 媚びた視線が私をじろりと睨め付けるのです。
その時の、気持ち悪さといったら!
逃げようと、後退った私の腕を 女はぎゅっと抱き寄せ笑います。 三日月みたいな、あかいろ。 その唇から溢れるのは、あまい、声。
それだって、私のそれに似ていて]
(19) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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「 お母さんね、お父さんと寄りを戻したいの。 ねえ、貴女からも言ってちょうだいよ。
そもそも、血の繋がらない男女が 一つ屋根の下、二人暮らし、なんて そんなの、問題じゃあない? 」
(20) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ ──── おかあさん。 言われて、私は女の顔をじっと見詰めました。
私に、よく似た顔。 いいえ、私が おとな になったなら きっと、こういう顔になるんだろうと、そんな…]
……おかあ、さん…?
[遠くに行ったと聞かされていた、母。 こんなにも似ていなければ、 この女の言葉を信じる事も無かったでしょう。
頭でいくら否定しても、駄目なんです。 私の顔が、髪が、体が。 この人との繋がりを、証明している]
(21) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ねえ、お父さん。 遠くに行ったって、そういう事だったんですか。 ねえ、お父さん。 血が繋がってないって、どういう事ですか。
私は、媚びるしか能の無い、この女とだけ、 血が繋がっているって、言うんですか。
お父さんを騙して、 今尚食い物にしようとしている、この女とだけ。
──── だったら、私も こんな風に、なるの かな?]
(22) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ それだけは、絶対に 嫌! ]
(23) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[私は、走って逃げ出しました。 無理矢理渡された連絡先は、 どうしようもなくて、今でも机の引き出しの中。
母に会った事は、 級友には勿論、父にだって、言えません。 無かった事にしようと、何度思った事か。
けれど、この顔がある限り、私は忘れられません。 あの"女"の、汚れた血が、この身に流れる事実を]
(24) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[だから私は、"女らしさ"を棄てたのです。 少しでも、"アレ"から遠ざかる為に。
少しでも、真っ当な人間に、近付ける 様に、]
(25) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[そんなの無意味だって、解ってるのに*]
(26) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ 俺が死ぬより、 このひとが死ねばいいと思った。 ]
(27) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ ……そう 思った時が 幾度もあるって 言ったら、 クラスメート は、 俺をどう 見るんだろう。 ]
(28) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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― 回想:文化祭の空き間 ―
[ 髪を整えてくれた入間が、 なんだか 気遣うような言葉を …言って くれる、 から。 ]
「 ……見たくないわけじゃないんだ 」 「 むしろ 見たかったし、 隠そうとしてるわけでもない、けど 」
[ 笑う橘を真似て、笑みを作ってみる。 …転入した時よりは、張り付いてないといい。
接客する橘の方を見やって、 「ほんとにあいつ 笑うよなあ」って 相槌を ぽつ ぽつ。 ]
(29) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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「 …… 前髪、私だけが触るって 切るって、 何年も言われてる人がいて、なんか それがずーっと残ってた 」
「 ほら、…俺って愛されちゃってるから? 」 [ ―― なんだろうな。
否定 とも 違うけれど 見たくないわけじゃないんだって、 こどもみたいに主張したくて、 そればかりが先に立った。
たぶん これも、 俺らしく なかったんじゃないかな。 適当に躱しておけばいいのに、馬鹿だなあ俺。 ]
(30) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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── 夜:3年3組へ ──
[ 教室に戻ったころには、 眠るための準備が成されていただろうか。
俺は、自分の席に戻って、 ああ、そういえば、ブレザー貸したんだって、 きれいな文字>>2:544を見つめて、思う。 ……気まずいな とも、思う。
それでも、これは、 ”喧嘩中”ってわけじゃないと、 思ってもいいのだろうか。
ふたつ、お礼みたく置かれた飴玉。
もう、みんな寝支度をしていたから、 またあとで食べようって、 ブレザーのポケットに、忍ばせた。]
(31) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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|
[ それから、みんなに混ざろう。
暗幕を見て、なんだよこれ って、驚こう。 光が眩しい と文句を言いながら、 みんなを追いかけるように、寝支度をしよう。
並べられた寝袋 に、少しだけ強張った頬を、 めいっぱい緩めて、みんなの並ぶ端にもぐりこもう。
お邪魔します。 外から内に入るときのまじない。 心の中で、呪文のように、唱えて。**]
(32) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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|
[ …口の中が 乾いている。 持っていたペットボトルの水で、唇を湿らせて。 ――冗談交じりに、 それこそ、笑うしか知ってないみたいな、 あいつのように。俺は言っていたんだ>>30。
たぶん、冗談はへたくそだった。 入間の反応はどうだったんだろう。 なんか こういうことを言うのに やっぱり恐ろしさが勝ってしまうから、
―― 今でも、後ろに "いる"ような。 そんな錯覚に陥りかける から、 差し出された手も ごめんなって断って。
誤魔化すみたいに 橘のもとへ行った* ]
(33) 2017/03/14(Tue) 01時頃
|
|
―眠る前:3-3教室― [>>2:561元賀に疑問符つきでも]
……いない、か ぁ
[>>2:505 理一の言葉に、溜息緩やかにひとつ。 思うのは、3階のマネキン、片付けると向かった人たち。 天ヶ瀬が帰ってきたときも、おかえり、と。そう言って。]
もー、びっくりした。 そりゃ油断もするよ、しかたないだろー
[>>2:541と、理一に笑って。緑茶を受け取った。 こういうところ、本当に彼は凄い、と能久は思う。 >>2:532暗幕作りの手伝いも、遅ればせながら手を伸ばす次第。]
…堆のほうが、背が高くて届くよねえ……
[小さく苦笑。でも、見上げる角度は嫌いではないのだ、秘密だけれど。]
(34) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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[ …寝言 が、聞こえるんだ。 鬱陶しいほどに聞いた 英語 の 寝言。 ]
(35) 2017/03/14(Tue) 01時頃
|
|
[ …えとさん。 九つ上の、俺にとってたったひとりの "おんな"。 初対面が葬式だと勘違いするほどには まともに会ったことがなかった気がする。 ―― 海外生活 楽しかった? 飛んで帰ってきたくらいには 父さんと母さんのことが …きっと 大事だったんだろうけど。 ]
(36) 2017/03/14(Tue) 01時頃
|
|
[ 失ったものを取り返すみたいに 俺のことを、ずうっと 何年も 束縛なんて言葉が優しく思えるくらいに ―― する、のは やめてくれよ* ]
(37) 2017/03/14(Tue) 01時頃
|
|
― 翌朝:3-3教室 ―
[ チャイム よりも なによりも。 耳に入ってきたのは 認識したのは、 ―― "寝言"だったから 午前八時五十分。 古部通は 飛び起きた。 ]
(38) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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|
―― っ、!? ……? [ 前髪の下から教室を見渡して、 ―― 違う、ここは 学校だ と。 ぼんやり認識すれば、 思い出すのは今までの、こと。
昨日、あのあと。 天ヶ瀬を見送って、飯を食って、 それから、 教室に来た入間>>2:537に制服を渡して、 …寝袋に入れば、そのまま 今。
寝袋がこすれる音が、 暗幕内で小さく響く。 それ以上に 自分の荒い息が、煩い。 ]
(39) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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|
[ …ここで 気づく。 聞こえてくるのは 寝言じゃあ なくて、 …囁き 声>>14、? ]
(40) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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|
[ 笑い声から泣き声に。 それからさらに 囁き声に。 …なんだこれ、って そんな顔を隠しもしなかったけれど、 それでも 隣の保田>>32を起こさないように、 ゆっくり ゆっくり 深呼吸をして。 ……顔 洗おう って、 妙な倦怠感の残る身体を動かして、 外へと** ]
(41) 2017/03/14(Tue) 01時頃
|
|
― monolog ―
[もしもわたしが死んでみたくなってしまったことがある、 なんてこぼしていたら、 ちよちゃんやクラスのみんなはどうしただろう。
しかもその理由が姉との喧嘩だ。 さんざん口撃をぶつけあった後は双方疲れていて、 あお姉の手は震えていた。 あお姉の手にいつの間にか握られていたカッターも震えていた。 隙あらば刺すつもりだったんだろうか]
(+6) 2017/03/14(Tue) 01時頃
|
|
[そのあと自分の部屋に戻って、 ベッドに横たわってぼんやり天井を眺めながら、 わたしなど刺されて死んじゃった方がよかったのか、 刺される前に自分から死んじゃったほうがよかったのか、 そんなことをぼんやり考えてしまった。
自分から死んじゃう方がだいぶ、ましかなあ、と。
―――そこまで考えてむしょうに寂しくなった]
(+7) 2017/03/14(Tue) 01時頃
|
|
―眠る前:3-3教室―
[>>2:561元賀に疑問符つきでも ただいま?と謂ってもらえたのはよかった。 気づいていないかもしれないけれど、そういうところはきっと]
うん、元賀は意外と「いやしけい」、だと おれは思うな……
[3階から、堆と、保田と、入間がもどってくるまでは>>31留守番しているように、起きていた。戻ってきたなら、安堵したような笑顔を浮かべて*]
(42) 2017/03/14(Tue) 01時頃
|
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/14(Tue) 01時頃
|
/* >>42 その発想はなくて笑ってしまった……中の人的にこいつ天然かもなとは思っていたけども
(-11) 2017/03/14(Tue) 01時半頃
|
|
[男らしい、とか、女らしい、とか。 どうして、そんな言葉が生まれたのだろう。
女らしい男とか、男らしい女が居ては、いけないのだろうか]
(43) 2017/03/14(Tue) 01時半頃
|
|
――回想:かくしごと――
[物心ついた時には、既に母は居なかった。 父さん曰く、『事故で死んだ』、らしい。
父さんは、いつも俺に、こう言っていた。 「強い男になれ」、と。
父さんは、俺に男らしく強くあってほしいという思いからか、よく“男らしい”ものを勧めてきた。 キャッチボールやランニングに俺を誘って体を鍛えさせたり、一緒にスポーツ観戦に行ったり、戦隊ものを見せたり、少年漫画を買ってきたり。
でも、俺が、好きなものは。 どうしようもなく惹かれたものは。 それらとは、全く真逆のものだった。]
(44) 2017/03/14(Tue) 01時半頃
|
|
[ふわふわしたもの。きらきらしたもの。かわいいもの。 魔法にお花、甘いお菓子。
そんな、“女の子らしい”もの。
でも、そういうものが好きだというと、父さんは苦いものを食べた時みたいな顔をした。 戦隊ものより、その後の魔法少女のアニメを見てみたい、と言ったら、「それは女の子が見るものだ」と言った。
周りの男の子は、父さんが勧めた戦隊ものや少年漫画、スポーツが好きみたいだった。 自分と趣味が合いそうなのは、いつも女の子の方だった。
確か、保育園を卒業するくらいまでは、女の子と一緒に遊んだりしていた、と思う。 でも、小学生になって、だんだん女子の集まりに近づきづらくなって、でも一人でいるのは嫌だから。 せめて男子に仲間外れにされないようにと、話題に合わせる為だけに、対して好きでもない漫画やアニメやスポーツを見るようになって。]
(45) 2017/03/14(Tue) 01時半頃
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[そうしていつからか、女の子らしいものが好きだということは、隠すようになった。 周りに合わせるために、父さんに嫌な顔をさせないために、そうするしかなかった。
でも、隠していても、好きでいることは止められなくて。 父さんに隠れてお小遣いで買った、可愛らしいキーホルダーとか、綺麗な飾りとか、きらきらしたお姫様が出てくる絵本とか。 そういうものは、まとめて自分の部屋の押し入れの奥に隠した。 そういうものを集めて眺めている時が、一番楽しくて、自分らしくいられる時だった。
そんな俺の隠しごとが、2回だけ、バレてしまったことがある。]
(46) 2017/03/14(Tue) 01時半頃
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[一度目は、小学5年生の時。 その時一番仲が良かった男友達が家に遊びにきて、ジュースを取ってこようと、1度自分の部屋から離れて、戻ったら。 友達は、押し入れを開けて、そこから取り出した可愛らしい猫のキーホルダーをぶらぶらと揺らしながら、
「なあ、なんでこういうの、隠すみたいにしておいてあんの?」
と、聞いてきた。 俺は正直、期待した。 今まで隠してきたが、こいつなら受け入れてくれるんじゃないかと。 好きでいることを、認めてくれるんじゃないかと。 だから、正直に話した。「実は、こういうのが、好きなんだ」と。
そうしたらそいつは「ふぅん」って言って、それから、]
(47) 2017/03/14(Tue) 01時半頃
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「男のくせに、気色悪ぃ」
(48) 2017/03/14(Tue) 01時半頃
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[ああ、ほら、やっぱり。 隠さないと、だめなんだ。
多分こういうのも、捨ててしまった方がいいのだろう。 好きでいることを、止めてしまった方がいいのだろう。
でも、俺にとって、それはとても、難しいことで。 結局ずるずると、その隠しごとを続けてしまった。
ぬいぐるみを買うなんて出来ないから、それなら作ってしまおうと、初心者用の本を買って下手くそながら作ってみたり。 ケーキ屋さんに入りにくいから、それなら作ってしまおうと、お菓子作りの本を買ってまずはクッキーを焼いてみたり。 手芸だけじゃなく編み物にまで興味が湧いて、気づいたらピンク色のマフラーが出来上がっていたり。
そうして、どんどん押し入れの中身が増えていった。]
(49) 2017/03/14(Tue) 01時半頃
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[中学生の時、こういう、女の子らしいものが好きなことを“少女趣味”と呼ぶことを知った。 ――あまりの似合わなさに、笑ってしまった。
父さんには……親父には、多分バレていないと思う。何も言ってこなかったから。 親父に勧められた柔道部も、ちゃんと入って、真面目にやっていたし。 まあ、結局、柔道が好きでやっている人の中に、柔道が対して好きでもない自分が混ざっていることが、どうにも居心地が悪くて。高校では続けたくなく、家事をやるからと説得して、高校は部活に入らないことにしたのだけど。
その説得をする時は、少し、緊張した。家事なんて女の仕事だ、お前は部活をやれと言われるんじゃないかと。 まあそれまでも父と分担してやっていたこともあり、杞憂に終わったのだけど。]
(50) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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[そうして、隠れて趣味を続けて。 “2回目”が訪れたのは、高校3年の、文化祭が終わってからだった。
親友と言い合うくらいに仲が良かったけど、高校入学と同時に地方に引っ越していった奴が、「今から健士郎の家に行くから」と半ば強引に押しかけてきて。 部屋の物勝手にいじったりするなと警告して、お茶を取りに部屋を出た。
やるな、と言ったら逆にやるような奴だって、どうしてあの時の俺は忘れていたんだろう。
部屋に戻ったら押し入れが開いていて、そこから色々なものが見えた。 うさぎのぬいぐるみ。猫のキーホルダー。表紙にお姫様が描かれた絵本。手編みのマフラー。裁縫セット。お菓子作りや手芸、編み物、花言葉の本。 他にも色々、とにかく“女の子”って感じのものたちが、顔を覗かせる。]
(51) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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[どうしよう。どうしよう。 無言で、無表情で佇んでいる親友が何を言うのか、怖くて仕方ない。 でも、とにかく、何か言わないと、って、焦りながら口を開いた。]
……い、っ、今まで、言わなくて、悪かったな、その、実は、そういうのが……すき、で、 でも、その、言ったら……もしかしたら、気持ち悪がられるかも、とか、嫌われたら、って、思って、それ、で……
[そいつは、まるであいつみたいに、「ふぅん」って言って。 それから、口を開いた。]
「俺、別に健士郎がこういうの好きでも、気持ち悪いだなんて思わないよ」
(52) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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[それを聞いて俺は、心底安心した。 ああ、なんだ、怖がることなかったんだ、と。心配して損した、と。 でも、そいつの言葉はそれだけで終わらなかった。]
(53) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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/* プロローグのおれ、エスパーでは
(いや、わかりやすいか (わかりやすかったな
(-12) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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「でも、隠されたことには失望した」
「だってお前、ソレってさ、俺がそういうのを気持ち悪がるような奴、って思ってたってことだろ? お前がそういう趣味持ってるって知ったら嫌うような、そんな奴だって、お前はずっと思ってたわけだ。 何でも話せる親友、って……そう思ってたのは、俺だけだったんだ」
「ちゃんと信頼されてる、って思ってたのに」
(54) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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[思いもしない部分を押されて、崖の下に突き落とされたような、そんな感覚がした**]
(55) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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・父さんが母さんの仏壇の前で「弱くてごめん」と言ってる →父さんが弱かったから母さんは死んだ? →つまり母さんの死因は事故ではない? →たぶん父さんが俺に強くなれっていうのは自分みたいになってほしくないから →それなら尚更その通りにしなきゃ……
/* 的なのを挟みたかったけど入れるならどこだ?んん???ってなってしまったのでとりあえずこっちに落とす。 尚母さんの死因は強盗殺人。父さんはその場に居たのに母さんを守れなかった(健士郎のことは守った)
(-13) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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― 現実世界のわたしの部屋 ―
[目を開ければ見慣れた天井。 ぼんやりと眺めているうちに四肢に力が戻ってくる、感じがする]
―――― さむい……。
[わたしの口から声が出る。 “さっき”、あお姉の持ってたカッターが喉に刺さったはずだったのに。ぐさっと]
………、!?
[飛び起きる。 申し訳程度にかけていた部屋用のストールがずり落ちるのにも構わず]
(+8) 2017/03/14(Tue) 02時頃
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[やはり、どこからどう見てもわたしの部屋。
わたし達が閉じ込められた、いつもと違う校舎ではない]
帰ってきた、ってことなのかな……。
[それとも実は全部ただの夢?
ぴっ、と暖房の電源を入れながら考える。 やっぱり夢にしてはやけにリアルだった、と。 耳をさす色んな声も、メロンパンの味も、 ちよちゃんと手を繋いでいた感覚も、 カッターで刺された時の刃が肉を破る変な感じも、 マネキンが流していた血の臭いも―――]
(+9) 2017/03/14(Tue) 02時半頃
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[だから。 あの校舎(せかい)に置いてきてしまった者のことが気がかりでしかたなくなる。
どこにも行ったりなんてしない、って言ったのに。
わたしは嘘つきになってしまった。
ごめんね。そして、どうか。お願い。 誰かがわたしの代わりに、 ちよちゃんに傘を差し出してくれますように**]
(+10) 2017/03/14(Tue) 03時頃
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─ 回想:待合室 ─
そうだな。本当のこといって悪かった。
[指を突きつけた抗議>>526に しれっと謝罪にならない謝罪を返して]
はいはい。気をつけるよ。
[泣かせるといわれてちらつくのは幼馴染の姿。 だから、この状況は教えられない]
昴には、俺がここにいたこと内緒な。
[早く直るといいということには頷かずに 曖昧な笑みを浮かべて。 入間が会計に立つ寸前に、そう声をかけた*]
(56) 2017/03/14(Tue) 10時頃
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― 前日・渡り廊下 ―
[入間の推測>>2:536を頷きながら聞く。 暗いところが苦手そうだというのは 自分も考えたこと。
そして、那由多の言葉>>11に]
そうだな。 この場所は入間らしくない。 お前なら、俺らと一緒にいたいなら、 もっとまっすぐひねくれるだろ。 なんとなく、そう思う。
[頷いて、そういって。 話が一段落すれば入間の言うとおり>>537教室へと戻る]
(57) 2017/03/14(Tue) 10時頃
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─ 前日夜:3年3組 ─
[教室に戻れば寝る準備がされていて、 消えない明かりを暗幕で薄暗くしていて よく考えたなと感心する]
ただいま。
[ほっとしているような幼馴染に声をかけて。 教卓の食べ物からおにぎりひとつ。 飲み込むように口に詰め込んで。 あいてる寝袋にさっさともぐりこんで、 ベルトのとげころころと手のひらに転がしながら 疲れていたのかすぐに眠りに引き込まれた**]
(58) 2017/03/14(Tue) 10時頃
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/* げんがーーー、げんがーーーー 元賀の悩み、うすうすそんな感じかなと思ってはいたけど、 なゆたなら、俺が気持ち悪かろーがなんだろーが、やめろって言ってんのに勝手に部屋を漁るおまえも最低だってぶん殴るよ その親友一回殴ったほうがいいのではないですか
(-14) 2017/03/14(Tue) 10時半頃
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―眠る前/3-3―
おかえりー
[>>58 無事帰ってきた様子に表情はほどける。 ざくざくと食事まで済ませてしまう様に、いつもの堆だと、そう思う]
おつかれさま、 …上、へいきだった?
[堆と、保田と、入間と――何処かから返事は在ったろうか。]
(59) 2017/03/14(Tue) 10時半頃
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―眠る前―
…ちょっと、行ってくるね
[自然、幼馴染の近くあたりに 寝袋を一つ、確保して。
寝る前に能久は購買やら家庭科室で必要なものを探しに行った。小麦粉や、卵や、ホットケーキ用のミックス、ホットプレート。 不思議なことに、泡だて器まで欠けずにひと揃い。 ここが文化祭だからかな、 と能久は思う。]
……ふふ
[ふと、パンケーキ作りを手伝うと謂ってくれた堆にメレンゲづくりを任せたら、腕がだるいと>>2:492ぼやかれたことを思い出す。 お菓子作りは体力勝負だよ、と笑って見せたのだったっけ――と。]
(60) 2017/03/14(Tue) 10時半頃
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[見て見て!■■■■、上手にできたよ!]
(61) 2017/03/14(Tue) 10時半頃
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――――、
[目を伏せて、閉じた。 すすり泣きが聞こえて首を横に振る。
道具と材料一式を 抱えて教室に戻っていった。 眠る皆を起こさないようにそっと机の上に置いた夜*]
(62) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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―――もし、おれだったら。
(-15) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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(眠りの淵。 記憶の夜。囁く声のひとひらが 掠れて 滲んで 濡れている。
――聞きたくなんて、なかったのに。
――おれが、あんなのと一緒だなんて、 だいじな幼馴染には 知られたく、なくて、何も、言えないまま、)
(-16) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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―― 回想:医師の宣告 ――
[「検査結果をお知らせします」
目の前に座る医者が 張られているグラフみたいなものを指差した。
「非常に稀な症例ですが」
グラフの波線、それをたどる指を目で追う。
「――の――による――感覚受容器官不全です」
難しい言葉はよく聞き取れなかった]
(63) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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/* 想定的には硬膜外血腫による神経阻害のためのですがこの辺の症状はファンタジーでお願いします。
(-17) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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[「つまり、皮膚表面の感覚が脳に届いていない、 認識できていない状態です」
医者の説明をよく聞くと 暑さ、寒さ、熱さ、冷たさなどの温感。 物に触れた触感それらが非常に鈍くなっているとのこと。
適切な服がわからなくて 体調を崩すようになったのはそのせい。
物を取り落としたり、 よく足を踏み外すのもそのせい]
(64) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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[「このままではすべての皮膚感覚を失います」
選べる道はふたつ。 このまま、感覚がなくなることと いつか容態が急変することを覚悟して 感覚を増幅するための電気治療やリハビリだけをうけること。 もうひとつは。 血腫を取り除く手術を受けること。 だが、失われた分の感覚は戻らないらしい。 やはり電気治療やリハビリは続ける必要がある。 そして、この手術の成功率はかなり低い、ということ。
父も母もも自分で選べといった。 どちらでも、その選択を支持すると]
(65) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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[どちらを選んでも、 すでに失われた分の 『触れる感覚』が元に戻ることはない。
周りにばれないように 歩くときは慎重に。 物を持つときは加減がわからないし 取り落としたことにも気づけないから なるべくしっかり力を入れて。 外に行くときは迎えに着た昴の服を見て 自分の格好判断するようにして。 そうして、"普通"の毎日を取り繕って 選択を先延ばしにしていた]
(66) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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[もし、"自分"と"ほかのなにか"の境目が いつかわからなくなってしまうなら。
まだ、感覚が残っているうちに 終わらせてしまったほうがいいのではないだろうか。*]
(67) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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/*
[手にしたナイフの刃先を見つめる。
ちらつくのは、幼馴染の泣き顔*]
(-18) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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/* 難病ーーー!!!!! たかしーーー!!!!!!
(-19) 2017/03/14(Tue) 11時頃
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―朝/3-3の教室― [8:50の鐘が鳴るすこしまえ。
能久昴は、早起きな方だ。 だが、床で慣れない寝袋では、疲れが取れにくい。 起きたはいいが、そのまましばらくぼんやり暗幕を見上げていた。]
……教室………
[ああ、そうか――と。 慣れた家の天井ではないことに、安堵と落胆と戸惑い交じり。 自分の胸に手を当てて考えてみても、この現象を生み出しているのが誰なのか―自分なのかどうかも―答えが、見つからない。 身体を起こして欠伸をひとつ。 外は相変わらずの、猛吹雪。]
……――、
[もう、起きているひとは居たろうか。 幼馴染は、いつもみたいにお休み中か。 寝袋から抜け出して、パンケーキを焼こうかな、という心づもり。]
(68) 2017/03/14(Tue) 11時半頃
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/* ホストだったら絶対治しようがないし完全になくなるんでって絶望してもらうところだけど一般人だからとてもソフトな症状になりました。
(-20) 2017/03/14(Tue) 11時半頃
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/* 悩みーーおれたかしの病気のこと なんにもしらないのかうーんうーん
(-21) 2017/03/14(Tue) 11時半頃
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── 朝:3年3組 ──
[ 暗幕とか、カラフルな光とか、 穏やかとはいえない、白色の外の世界 とか。
非日常が多すぎて、朝日なんて見えない中、 目覚ましのアラームとは似ても似つかぬ、 チャイムの音で目を覚ました。
寝返りを打ちながら、音を止めようとして、 床の硬さとか、ストレッチのきかない服とか、 すすり泣くかわりに、どこかで 囁く声。 これは いつもどおり じゃないと気付く。
それから。 隣には、空になった寝袋>>41ひとつ。
……古辺?]
(69) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 見渡せば、足りないのは、古辺だけじゃなくて。>>68
ぽつん と、ひと雫落ちるように、 心の中がざわめいたのは、どうしてだろう。
いなくなったまんま、見つからない水野
それが、過ぎって、俺は、そうっと寝袋を抜け出す。
靴下のまま、教室の床を踏んで、 ひょいと、並ぶ寝袋のうちのひとつ、 その傍らに、しゃがんで。小さな声で。]
元賀、なあ 起きろ な ……古辺とか昴、いねーんだけど
[ ゆさゆさと揺さぶる── ことはしないけど、 起きろ と、不安を不機嫌そうな声に隠して、呼ぶ。*]
(70) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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── 回想:元賀と、買い出し ──
[ 雑用のプロたる庶務と、暇人ゆえの使い走り。 元賀や俺が、おつかいを言いつけられることは、 そう、珍しいことでもなかった。
「 あれ足りない 」「 やっぱりこれもほしい 」
その日も、そんな言葉が湧き出て、 あちこちから買い物メモを受け取って、
その量がそこそこになりそうだったから、 俺は、元賀に声をかけた。 買い出しーって、何枚か重なったメモをひらひら。]
(71) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 買い出し つっても、 学校の近くにある、ホームセンターとかSCで、 メモどおり、買い物して、領収書もらって、 それを会計に提出。簡単なお仕事。
ただ、ひとつ、面倒なのは、
几帳面だったり、親切だったり、 よくわかってるやつは、 メーカーとか、色番とか、メモで指定してくれんのに、 たまに、そうしてくれないバカがいること。]
(72) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 行き掛け、追っかけてきた水野が、 『 フリル足んなくなりそう 保田、買ってきてよ 』と、
「 メモ書けっつってんじゃん 」と返した俺に、 般若のような形相で、その場で書きつけて握らせたメモ。
当てつけのように力強い字で書かれた、 『 フ リ ル レ ー ス 』の六文字。
ふざけんな。]
(73) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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―3-3― [ホットプレートを温めて いつもの朝よりは のろのろと準備を進めていた折 始業の、チャイムが鳴る。]
――え、……?
[――午前8:50 鳴り終わった後の静寂。 すすり泣きが、聞こえない。]
――っ
[チャンネルを変えたみたいに、 囁き声に切り替わる。>>14 誰かに見られて、ひそひそ話をされているような、そんな感覚。鼓膜を震わせ離れてくれない。]
(74) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 女子の衣装の装飾を増やした>>0:241 とか、 そういう経緯は生憎俺は知らなかったし、
それに元賀が一枚噛んでたとか、 それだけじゃなく、何も、知らなかったし、
想像も、しなかったし。
キレ気味に、手芸コーナーの前で棚を睨めつけて、 見分けの付かないフリルだかレースだかに、言う。]
俺らに分かるかよ こんなん
[ 全部一緒に見えるわ と、毒づいて、 それから、やっぱり、 水野が使ってたやつが見つけられず、ため息。
元賀を振り返って、こぼす。]
(75) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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無理、全然、わっかんねー 違うやつ買ってったら、キレられそうだし 女子、連れて来りゃよかった
[ って。*]
(76) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 元賀の隣にいて、楽だったのは。 距離感 だったのかもしれない と、思う。
じゃれついたりもしないし、 踏み込んでもいい距離をはかりながら、 ぽつ ぽつ と、ゆっくり。 そんなペースが許される とか。
今、こうして、声をかけるのも、 俺が今、不安を隠しきれなかったとして、 おまえ、 笑わない だろ、多分。*]
(77) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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―屋台の一角― [3-3の教室から出て、少ししたところ。 出たままの屋台の一角を拝借してパンケーキを焼こうとしていた能久は、急に変わった放送音に戸惑いを隠せない。]
……今度は、…何……?
[ひそひそ、ひそひそ囁く声は やはり、嫌なことばかり、掻き立てる。
――だって、不安だった。 ――近所に、知られてるんじゃないかって、 ――とうさんと、かあさんが、あんな、
足音にびくりと振りむき、見知った姿なら安堵して。>>41]
お、おはよ 古辺… ……なんか、放送、かわった、な……なんだろう…
[声をかけたけれど、返事は果たして、あったのか*]
(78) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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/* 投票ヴェスパタインひぇん
(-22) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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/* フリフリ好きかわいいじゃん…
(-23) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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/* めっちゃ回想ラッシュだ しゅごい
2d落ちで申し訳ねえのは、他の人の悩みに介入する暇がないことですね……。 なんとなく察してはいつつも。
やりすぎるとただのエスパーになるしな
(-24) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 廊下は相変わらず眩しくて、 汗ばんだ髪をかきあげて、 …指を通したところで止めた。 ―― こういう景色は、ちょっと。 って 微妙な躊躇いと それから、 廊下の屋台にいた能久に声をかけられた から。 姿を認めれば 髪の隙間。 乱雑に通していた手を、下げる。 ]
(79) 2017/03/14(Tue) 12時半頃
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………わかんね。 幽霊の寝言じゃないことは確かだけど さ、
[ 逆に聞き返したい位だ。 チャイムが鳴る毎に変わる数多の声。 囁きと分かってしまえば 啜り泣きよりは まだ、 ………抵抗はないけれど。 でも そうだな。 答えを出すとするならば まるで そう、 ]
(80) 2017/03/14(Tue) 12時半頃
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―― 俺たちの事を、噂してるのかもな。
(81) 2017/03/14(Tue) 12時半頃
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[ 呟きは、いやに大きく響いたし。
隠れた瞳は。 不安そうな能久の顔を ただ見下ろして いる* ]
(82) 2017/03/14(Tue) 12時半頃
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[ ……目? 笑っていないんじゃない?
何時か保田に向けたときも、 いま このときも** ]
(83) 2017/03/14(Tue) 12時半頃
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―廊下の屋台―
だよ、ね… ……幽霊って寝るのかなぁ
[>>80 古辺に返す言葉は、 少し間が抜けていたかもしれない。]
……啜り泣きよりは まし、かもしれないけど
でも、落ち着かないよなあ……
[そう、なんだか、―――、]
(84) 2017/03/14(Tue) 13時頃
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……っ、
[>>81 ぎくん、と。 言おうとして、そんなわけない――と飲み込んだことをカタチにされたような感覚に身を強張らせた。]
(85) 2017/03/14(Tue) 13時頃
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……そんな、…それは……
[妙に響く、静かな声。
いつも前髪に隠れている分、 奇妙な説得力を持ってして、 笑ってない目が、ひたりと能久を映している。>>83]
なん、の…うわさ……
[笑えなかった。笑えない。 嫌なことばっかり、思い出す。]
(86) 2017/03/14(Tue) 13時頃
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[ばかばかしい、と笑えない。 同学年なのに、クラスメイトなのに、 古辺の眼がひどく大人びて見えた。 ――文化祭の時、以来か、こんなにはっきり眼を合わせたのは。 いたたまれずに視線を彷徨わせるのは能久が先。]
……、いやな、噂、かな……
[秘めた不安を掻き立てる要素が この校舎には多すぎる。 きらきらちかちか 文化祭の楽しさを孕んで 光の屑は落ちてくるのに、
――誰が囁いているのか、昏く落ちる、内容も分からない、噂話。]
(87) 2017/03/14(Tue) 13時半頃
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/* 目 力 凄 い (チップで見えない分)
じわじわ来てるところ すごくいいなあって思うん… えとさん気になりすぎる…… 楽しみにしてますね……!
ところで女の子2人落ちた後男子2人落ちるのな バランスいいね(???
女子がみんな起きてきたら気づく気がする 三星さんなら先に見つけられるかなあ
(-25) 2017/03/14(Tue) 13時半頃
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/* たかしのびょうきなおるべき… 昴知らないんですか…昴…
(-26) 2017/03/14(Tue) 13時半頃
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─ 翌日・保健室 ─ …………あれ?
[習慣とは恐ろしいもので、 アラームが無くとも、私が起きたのは、いつも通りの時間。 多分、早起きな方だと思います。 だのに、一緒に寝た筈のささらと莉緒の姿が見えなくて。 引っ掛かりを覚えながらも、トイレかな? って 今は危機感も無く、そう思うだけで
最低限身だしなみを整えて、帽子もちゃんと被って。 もうすっかり人前に出られる格好になっても、 彼女達は帰っては来ません。 幾ら経っても帰ってこない二人が、心配になって ふらふら、歩き出します。
そこに、悠も一緒に居たでしょうか。 彼女がそこに居て、起きていたなら、 彼女も誘って、二人を探しに出かけたでしょう]
(88) 2017/03/14(Tue) 15時頃
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[チャイム>>#0が聞こえたのは、その頃。 啜り泣きが囁き声に変わったのも、その頃>>14。
一瞬驚きに体が強張りましたが、それだけ。 動揺は必要以上に表に出さず、深呼吸。
ひそひそ ひそひそ。 何処かで、誰かが内緒話をしています。 場違いだとは解っていますが、一月前、 私が帽子を被って登校し始めた頃の、 周囲の反応をちらりと思い出しました。
遠巻きにされる感覚。 それが嫌かと言えば、そうではなくって。 責められる様な心地になる啜り泣きよりは、ずっとマシ]
(89) 2017/03/14(Tue) 15時頃
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……いない……、
[ ────、
一番近くのトイレに、二人の姿はありません。 やっぱり っていう気持ちと、煽られる焦燥に その場を離れる歩みは、足早になって。
──── 男子に知らせなくちゃ。 こういう時、結局男手を頼ってしまう辺り、 本当に、情けないものだとは思いますが。 二人を探すなら、人手は多い方が良いに決まってるから そうやって、自分自身に言い訳をして。
教室に向かおうとした足は、ピタリと止まりました]
(90) 2017/03/14(Tue) 15時頃
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[走り出そうとした、視界の隅。 捉えた青色に、小さな違和感。
振り返るみたいに、そっとそちらを向くと、 無造作に倒れるマネキン>>2:573が、目に入りました。
視界の隅に映った青色は、どうやらマフラーみたいで しかもそのマフラーは、赤く染まっている様子です。 覚えた違和感は、きっと。それだったのでしょう]
────……、
[震える足で、"それ"に近付いていきました。
チョコバナナを握りしめる、マネキン。
そのマフラーにだって、体躯にだって、 見覚えが、あって]
(91) 2017/03/14(Tue) 15時頃
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[………………莉緒?
口から滑り落ちそうになる、言葉を 唇を噛み締めて、ぐっと飲み込みました。
青に滲むあかいろが、鈍く、てらてら、光って 妙に目に残る、その光景を見詰めながら 私は暫く、そこに立ち竦んで*いました*]
(92) 2017/03/14(Tue) 15時頃
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/* 女子発見待ちですいませんありがとうございます!!!
大和さんきっつくないですかこれ きついよね 昨日まで手をつないでたのに…
(-27) 2017/03/14(Tue) 15時半頃
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[私は、
私は、安心、してしまいました。
那由多の言葉>>11に 堆の言葉>>56に 私は、安堵してしまったのです]
( 私だと思われなくて、よかった。 )
[素直な感想、1つ。 自己嫌悪がまた、1つ。
それから]
(93) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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( 悩み、少なそうな見えるのかな。 )
[なんて、誰にも言えない胸の内に捨てた、言葉]
(94) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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まっすく捻くれるって何。 でも……こうやって、見れることもあると思う。
もし、またさ。 チャイムが鳴った時におかしなことになってて、何か分かったら話そ。
[那由多の心>>13が読めないようにきっと私の心の中だって彼らには、読めないから、言葉を紡いで埋めていくのです。
何かのカウントダウンが既に始まっていたなんてことは、知らずに。 じくりと手当をした筈の傷が疼いて、ただ、逃避しようとする私の思考を繋ぎとめていました]*
(95) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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─おやすみ前のこと─
[裸足で歩き回るのもさすがに疲れてしまいましたね。 水を捨てたバケツは元あった場所に。 再度利用不可なタオルはゴミ箱に、 再生可能なタオルはきちんと赤を落とした後に、教室の物干し竿にでも干しておきましょう。
その間にささらちゃんが暗幕を作ってくれていたようです。 ささらちゃんはああ言っていたけれど>>2:518、向いてないこともないじゃないかって、コッソリ]
……でも本当に保健室使っちゃってよかったの? もしも寝づらいとかあるなら言ってね。コレのお返しに代わったげるから。
[制服>>39を渡してくれた通にはこっそりと伝えておきましたね]
(96) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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[おやすみ前には、シャワーに入る子もいたみたいです。 莉緒が報告をしてくれたお陰ですね。
私といえば……一人になりたい、と理由をつけて、みんなが入っていない時を見計らってシャワールームに入りました。
ぴちゃん、と跳ね返る水溜り。 一人の空間は、あんなことがあったにもかかわらず、安堵さえ覚えてしまいました。
服を脱いで、裸の自分を曝け出す。 シャワーノズルを回せば落ちてくる雨粒を受けながら、笑うのです]
そうだね。ささらちゃん、 私、悪女だよ。
[いつかの会合を思い出しながら一言、二言。ぽつり。ぽつり。
ずるい事ばかり考えて、打算的に生きるためなら、不器用であったって多少の媚を売る事だって辞さない姿はきっと]
(97) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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[「進学してから見えることもあるよ。 環境が変われば新しい自分が見えてくるかもしれないし。」
本当にそうでしょうか。 そうであればいいと願いを込めて、私は言いましたけれど、あの言葉に嘘偽りはないのです。
秘密の会合>>2:520をしている時の入間 悠は、全てが全てありのままではなかったのですけども、無理して強がらなくてもいられるこの関係性>>2:521を続けてくれる、天ヶ瀬 ささらのことが、好きでしたから。
今、一人で突っ走っているあなたが心配でありながらも追いかけられなかったのです。 踏み込めなくて、ごめんなさい]
(98) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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[キュッ──…
シャワーノズルを捻る。 鏡に映された裸の姿は、斑点だらけ。
みにくい、痕だらけの体]
(99) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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大したことじゃないよね、これくらい。
[いつかの授業。 20人に1人を抱える人よりはずっと]
(100) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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─回想:とある授業中で─
……誰が誰を好きでもいいと思うんだけど、ねー。 私もまぁ…ピンク色は好きだけど、サッカーとか野球も好きだし。
パンケーキもいいけどカツ丼食べたい時もあるし。好物は軟骨の唐揚げだし。
[こっそりと、呟くように私は身なりのいい中年女性のお話を聞いていました。 中には欠伸をしたり腕時計を見たり居眠りする生徒もいたのですが、私はどうも他人事に思えず、耳を傾けていたことを覚えています]
(101) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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女子がみんな甘いもの好きとは限らないし、男子がみんなお人形よりオモチャの武器が好きとは限らない、みたいに。
そんなお約束はドラマの中だけで十分なのにね。
[そんなことを言いながら私は20人に1人の方ではありませんから。 本当の意味では理解できていなかったのかもしれません。 ただ、囃し立てたようにはしゃぐ生徒達の姿を見て吐かずにはいられなかった、ささやき声]*
(102) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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[もし、もしもですけども。 私たちを引き入れたこの世界の主人が20人に1人の人ならば、私は真にその人を理解してあげることが出来るのでしょうか。
自分の想像を絶する物事に関して人は恐怖を示すとも言います。 覗き込んだ先の暗闇が、緑色をした化け物であったりしても、向き合うことが出来るのでしょうか。
考えながらも思考は定まらず、保健室に戻った時は4人分あるベット>>5のうちの1つを借りて眠りにつくことにしました。 その頃は蝶美も帽子を取っていて、その事情>>6をやんわりとではあっても知ってはいましたから]
明日ね、材料があれば昴が朝ごはんにパンケーキ作ってくれるって言ってたよ。 楽しみだね。
[関係のない話をして、せめて眠りにつく頃は得体の知れない何かを忘れられるよう、添えました。 穏やかな眠りが訪れるその時まで]*
(103) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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/* ちょっと、バテて、いる。 出力が落ちて申し訳ない。 久々に賑やかな村に入ったからこう。こう。楽しくて、つい。
(-28) 2017/03/14(Tue) 18時頃
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/* 古川本舗のaliceがほんのり流れてくるぞーー #脳内
(-29) 2017/03/14(Tue) 18時半頃
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─翌日:保健室─ [習慣は恐ろしいものなのです。 朝練をしていたから、私も朝に耐性はある方。 それでも今日、遅れてしまったのはきっと、慣れないことだらけで疲れていたせいでしょう。
私が目を覚ました時には蝶美の身支度はすっかり整えられていて>>88]
おはよ……蝶美、早いねぇ…。
[欠伸を噛み殺しながら通からもらった制服に着替えていた私が、莉緒とささらちゃんがいなくなった事に気付くのは、その後でした]
(104) 2017/03/14(Tue) 18時半頃
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[過剰反応だと、何も知らない人が見たらそう笑うかもしれませんが]
探しに、行こう。早く、探しに行かなきゃ、
[過るのは突然走り出して姿を消したつばさちゃん。 結局眠るから見つからない姿を連想させて、早足で向かっていました]
(105) 2017/03/14(Tue) 18時半頃
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[その間に響き渡るチャイムの音>>#0 今まで確認しなかった携帯を思わず取り出したのは、あることを確かめるため]
8時…50分?
[私たちがHRに集まった時間とそっくりそのままの時間。 浮かぶ疑問に首をかしげる間際、ずっとすすり泣いていた声が、姿を変えて、まるで何かを噂立てるような声>>14に変わりました]
なに……気味、わるい……。
[笑い声も啜り泣きもささやき声も、いやなものを滲ませるものですから、文句を言うように眉をひそめて視線を床に落としました]
(106) 2017/03/14(Tue) 18時半頃
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[蝶美と探し回っても2人の姿はありません。 そう、まるでつばさちゃんの時と同じような、繰り返し]
蝶美、もしかしたら…。 ささらちゃん、三階の美術準備室にいるかも、しれいない。
[ヒソヒソ声。 思い出させたのは女生徒達が話題に出していた噂話。 矢継ぎ早に私は蝶美に伝えて三階を目指そうとしたでしょう。
ですけれど、そうしようとしていた時だったでしょうか。 止まる足取り>>90 つられるように私は彼女の視線>>91を追いかけて]
(107) 2017/03/14(Tue) 18時半頃
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…………………、うそ。
[立ち竦む蝶美>>92の腕に手を伸ばしつつ]
蝶美、…蝶美、みんなを、呼んでこよう。 ね、あんまり、見ちゃダメだよ。
[“ソレ”を莉緒だと呼びたくなくて。 お願いだからと振り絞るような声で彼女の名前を呼んだでしょう]**
(108) 2017/03/14(Tue) 18時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/14(Tue) 18時半頃
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――昨夜:3年3組教室――
……?
[能久の呟き>>42が耳に届いて、「どこがだ?」とでも言うように首を傾げる。こんなゴツい男に「いやしけい」だなんて、無縁の言葉じゃないだろうか。 どちらかといえば、その言葉は能久の方が似合うような気がする。実際、文化祭で彼が作ったパンケーキは、皆の心を癒しただろうし。
それから保田や上須賀、入間を出迎えて、皆に合わせて寝袋に入った。が、そうして静かになると、放送されている泣き声が妙に耳につく。 そういえば、色々あって考える暇もなかったが、この泣き声はなんなのだろう。昨日までは、楽しそうに笑っていたのに。 そもそも、この笑い声や泣き声は一体誰のものなのか。やっぱり、メールの送り主のものなのか。それとも……もしかしたら、それを“聞いている方”なのだろうか]
(109) 2017/03/14(Tue) 18時半頃
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――翌朝――
――……?や、すだ……?
[誰かが自分を呼ぶ声>>70が聞こえて、少しずつ意識が浮上する。 あれ、なんで保田がいるんだ?なんて寝ぼけた頭で思って、昨日の出来事を思い出した。ああ、そういえば、皆で教室で寝たんだった。そうだな、うん、それはそうだ。友達を自分の家に泊めるなんて、今の俺がするとは思えないし。 それで、ええと、何、だったか]
古辺と能久が、居ない……?
[繰り返すようにそう聞き返しながら、のっそりと起き上がる。辺りを見渡せば、確かに古辺や能久が入っていたはずの寝袋が空になっていた。 時計を見れば朝のチャイムが過ぎて間もないくらいの時間で、それを見て思い出したのは……昨日、夜のチャイムが鳴ってすぐに、“水野に似たマネキン”が見つかったこと、だった。 ぞくりと、背筋に悪寒が走る。]
(110) 2017/03/14(Tue) 18時半頃
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[それからようやく、すぐ傍に居た保田の方を見る。 その表情から不安を読み取れなかったとしても、さっき、古辺達がいない、と自分を起こしに来たことを考えると、 もしかしたら不安なのかもしれない、とは思っただろう。]
……一緒に、探しに行くか。
[保田が不安なら、それを無くしてやりたいと思うし、俺自身も……もし、彼らも水野のように、不穏なマネキンを 残して居なくなってしまったら、と思うと、不安だったから。 文化祭の時に買い出しに誘った時のような気軽さで、とは流石にいかないが、その時のことを少し思い返しつつ、そう誘いかけてみた。 ……いや、文化祭準備の時だって、毎回気楽に楽しく2人で買い出しに出かけていた、とか、そういうわけではなかったが。]
(111) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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――回想:保田と買い出し――
[文化祭の、準備期間中。クラス委員の庶務……という名の雑用係だった俺は、買い出しを任されることも多かった。 買い出しと言っても割と頼まれる物は多く、一人ではきっと大変だっただろうが、そういう時に一緒に行ってくれたのが保田だった。
あの日も確か、保田が「買い出しー」って言ってメモをひらひらさせていたから>>71、丁度その時手が空いた俺は、「そうか、分かった」といつも通り頷いて、保田と一緒に出掛けようとして。どういうものを頼まれたのか、メモを貸してもらってざっと確認したりして。 でも、そんな時、追いかけたきた水野が追加で頼んだもの。 横から覗き込んだメモの中身、『フリルレース』。]
(112) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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[ああ、そうか、そう言えばさっき、聞かれたんだった。 天ケ瀬に、「もっとフリフリつけた方が可愛くない?」>>0:189と、そしてそれを聞かれた俺は、曖昧に同意して>>224。結果、装飾を増やすことになったんだった。 そうなれば、材料が必要になるのは当然のことだ。 でも、今から二人で買い出しに行く、ということと、『フリルレース』というたった6文字に対して生まれたのは、 漠然とした不安感。だいじょうぶだろうか、という、危惧。
手芸コーナーで棚を睨みつけ、毒づく保田>>75を、少し後ろから、何も言えずに眺めた。
そうだな。普通、男子は、分からないんだろう。全部一緒に見えてしまうんだろう。それが、きっと、“あたりまえ”なんだ。
でも、ごめんな、保田。 俺は、お前の言う“俺ら”には、どうやら入っていないらしい]
(113) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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[保田が振り返って、文句を零した。]
……そう、だな。
[そんな、ただの肯定だけ返した俺の表情は、辛そう、とまではいかずとも、困っているようには見えてしまっただろうか。
そうだな、女子が居れば、俺としても、有り難かったんだが。
一歩、前に出て、目の前に並んでいるレースやフリルを見渡して、目的のものを探す。 俺にもこんなの、分かるわけない、と保田に同意して、間違ったものを買って行って、二人で怒られる。 その選択肢も、考えたけど。その方が、ある意味では、安心するけど。 嘘を吐いて、そのせいで保田も怒られて、また買いに来る羽目になる、というのは、流石に申し訳なかった。
目的のもの。フリルレースは、大して時間もかけずに見つけられた。 それもそのはずだ。だって、ほんの数か月前、自分もここに買いに来たんだから。知ってる人が、誰も周りに居ないかと、人目を気にして、こっそりと。 その時買ったのと同じものを、保田が見ている中で手に取った。]
(114) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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……た、ぶん、これ、じゃないか?
[ぎこちなく言って、棚から視線を外し、保田の方を向く。 彼は驚いた顔をしていただろうか。 何にせよ、慌てて付け加えるようにもう一度口を開いただろう。]
この前……そう、この前、たまたま、テレビで見たんだ。 最近流行りの手芸用品だか、何だかで……
[視線を逸らして慌てたように言う姿は、嘘を吐いていたり、何かを隠しているように見えたかもしれない。 せめて、母さんか、姉や妹が居てくれれば、家族が手芸好きだから、と、もっとマシな言い訳が出来たんだろうけど。 だからといって、全てが嘘、というわけでもなかった。テレビで見たのは本当だ。ただ、“たまたま”ではなかったというだけで。]
(115) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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[でも、多分、保田なら。 たとえ嘘だと分かったとしても、隠し事をしてると思ったとしても、無理やり踏み込んだりはしてこないだろうな、という安心感は、どこかにあったと思う。
俺も、無理に踏み込んだりはしないから、お前も、無理に踏み込んだりしないでくれ。 そんな自分勝手かもしれない願いが、保田と一緒に居ると許されるような、そんな距離感が。どこか、居心地よかった**]
(116) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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─ 朝:3年3組 ─
[チャイムの音で目が覚める。 アラームを止めるために携帯を枕元で手探りして ここは教室だったと気づき、 半目で壁にかかる時計を確認。 ――8時50分。 ずっと聞こえていたさざ波のようなすすり泣きが 神経に障る密めきに変わっている。
なんだか、聞いててイライラする。 登校はすでにしているわけだし。 もう少し寝ていてもいいだろうと あくびひとつ、耳をふさぐように寝袋に深く潜り込む。
いつものように起こされるまでは、寝ている予定*]
(117) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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― 回想:いつかの授業の ―
[20人に1人。 そこだけ耳に残っているのは 気持ちよく寝ていたときに 周りがざわついたせい]
そんなもん、確率求めてなんになるんだろうな。 好きなもんだって、好きなやつだって そうならないように自分で選べるもんでもないだろ。
[そう呟いて大きなあくびひとつ。 ざわめきが少し止んだのを確認して もう一度寝に入った**]
(118) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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/* 症状的にあれなので上須賀の恋愛はプラトニックにならざるを得ないわけで好きな人云々の方向性をがんばらなくてよかったかなって今思っている。
(-30) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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/* そんなにみんな拾ってくれんでも!! いいよ!! ありがとう!! みんなの反応を見て保田が死んでます! って感じ 照れる ひゅんてなる(20人にひとりの話)
あと入間!! それは大したことがあるよ!! 悩みに優劣つけはじめるとしんどくて保田が死ぬ
(-31) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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/* >>寝るんかーい<<
(-32) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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/* 自分でふっかけたけど、元賀ごめんな……というきもちでしんどい
(-33) 2017/03/14(Tue) 19時頃
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/* 起こしに行きます ます 話ししたら!
(-34) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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── 回想:元賀と、買い出し ──
[ 元賀の表情は、一瞬しか、見えなかった。
ただの違和感。
あれ? と思っている間に、 一歩、前に出て棚に近づいた元賀>>114に、 場所を譲るように、一歩退く。
次に、視線が合ったとき、 元賀はもう、その手に探し物を持っている。]
(119) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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えっ…… マジで !
[ 降ってくる声>>115に、 驚きと喜びの混じった声を上げた俺は単純で、 逸れてった視線の理由には思い至らないまま、
けど、知ってる と、思った。
居心地の悪そうな態度とか、 その口ぶり。視線のうつろい。 を、なにか、知っている光景だと感じて、 あ。]
(120) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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あー、そういう? こういうのにも、色々あんだな
でも、ラッキー 元賀が知ってて、よかったわ つーか、水野、あいつ、ちゃんと名前で言えっつの
[ 一歩退く。イメージの話。
なにかを踏みつけた と思ったときには、 たぶん、手遅れなんだろうけど。
せめて、それ以上踏み荒らさないように、 何気ない会話 を装って、撤退。撤収。
「 じゃあそれ買って帰ろーぜ 」と、 おつかいを済ませて、学校までの道のりは、 適当な話題 が思いつかず、口が 重い。*]
(121) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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── 現在:3年3組 ──
[ 察してくれた ような言葉>>111に、 俺は笑いもせずに、頷いて、返事に代えた。
そんなとき、 まだ寝袋の中の上須賀>>117が、 もぞもぞ となにかを探すように手を伸ばして、
こいつ寝起き悪そうだな と思いながら、 俺は、そっちに声だけ飛ばす。]
上須賀! 理一も! ……古辺と昴、いねーから、 俺と元賀、様子見てくる
[ 声は、いつもと同じ調子で響いているといい。 行こう と元賀に促すようにして、教室の外へ。*]
(122) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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─ 保健室 ─
おはよう。 ……私より早い人も、居るみたいだけどね。
[起き出した悠>>104には、微笑みを向けて挨拶を。 けれど先に起きたらしい二人の事を思い出せば、 その笑みはすぐに消えて、つい、眉が下がります。
どうやら彼女も、居なくなった二人を見過ごせないらしく 探そうと提案されれば>>105、勿論、肯きました。 丁度私も、同じ事を考えていましたから。
チャイムの音に、スマホを見る悠>>106に倣って、 私も半ば反射で自分のそれを開きました]
(123) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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……日付、変わってない。
[時計が狂ってしまったのでしょうか? いいえ、そんな筈はありません。 誰かの精神世界に居る所為だからでしょう。
……此処に居れば、 おとな にならなくて、済むのかしら。 あんな、薄汚い おんな にならなくて、良いのかしら。
薄暗い考えは、今は無視してしまいましょう。 優先すべきは、今は居ない二人の事。 ……それに、幾ら時が止まっていたとしても こんな学校じゃ、落ち着けませんし ね*]
(124) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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─ 廊下 ─
[トイレを見ても、保健室付近を探しても、 二人の姿は見えません。 何処を探したら良いだろう、人手はもっと必要かしら ぐるぐる、そんな事を考えていた所に、 救いの手が差しべられました>>107。
ぼんやりとでも、居場所に心当たりが出来れば、 希望が出来たみたいな心地で]
……そっか。 解った、行ってみよう。
[ささらが絵崎先生の補習を 受けていた事は、知っています。 逆を言えば、私はそれしか知りませんでした]
(125) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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[噂話とか、恋バナとか。 そういうものは、元々、何処か他人事に感じられて 嫌いでもないし、苦手でもありませんが、 積極的に参加したりっていう事も、無くって。
……今にして思えば、禄に恋もした事がありません。 でも、それは私にとって、幸運でした。 "誰か"を好きになってしまっていたら きっと、きっと、私は自分の性を意識してしまって
今よりもっと、辛い思いをしていたでしょうから]
(126) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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[ささらが美術準備室に居る理由を、 私は察する事が出来ませんでしたが、 悠がそこに向かおうとするなら、引き止めはしません。
場違いな青色に足を止めたのは、不可抗力。 そのまま、彼女の後に付いて行くべきだったのに。 見えてしまえば、無視なんて出来るわけもなく。
物言わぬマネキンを、じ っと、見詰めて 悠の声>>108も、何処か遠く。
手を取られれば、反射的に此方からも、手を取って 縋る様にしては、駄目。 "ちゃんとしなくちゃ"。 女々しくしてちゃ、絶対、駄目、だから。
私は、震えを隠して、悠を見ます]
(127) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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……居なくなった人の、代わりみたいに こうやって、マネキンがあって。
……って、いう、事は。 此方で死ねば、帰れるのかな? マネキンは、帰っちゃった人の、代わり、じゃない?
[これは、推測とは違う。 ただ、"そうであって欲しい"と 思っただけ。 ……そうじゃなかったら、 居なくなった人達は、どうなったか 考えるのが、怖くて、怖くって。
"だったら、怖い事なんか無いよね"。 言って、笑うつもりが、どうしてだか、出来なくって]
(128) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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…………そうやって考えるのは、変かな。 だって、でも…… この中の誰が"ホスト"でも、その人が 皆を傷付けようとしているなんて────… [考えたくない。 続ける言葉は、微かに空気を震わせるだけで。
ふらふらと、何処か頼りなげに 悠に付いて、歩き出そうとしたでしょうか*]
(129) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/14(Tue) 20時頃
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/* 20人に1人云々とか、この子がどう感じるかイマイチ判然としない… 下手に突っつくとちがうなあってなりそうで、拾えないやつな……
(-35) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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── 現在:廊下 ──
[ 人気のない、冷たい廊下に出ると、 降り注ぐ ささやき が、一段と、響いて。
俺は、眉を顰めて、 壁に備え付けてあるスピーカーを見上げる。]
……これ、嫌だな
[ 同意を求めたわけではないけど、こぼれた呟き。
笑い声 よりも、すすり泣き よりも、 なんだか、生々しい と思うのは、
それが、俺の歩んできた18年、 その意味 なのかもしれないけれど。]
(130) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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## なにもかも冗談に塗り替えるような、 囃し立てるような声 や ささやき>>102 から、 取り残されたような気もちで、いる。
前髪の奥、色の読めない眸を見て、 自分も、ささやきを交わしているくせに。
いき苦しい。 ##
(131) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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## いつから という問いは、 あまりにナンセンスだと思う。
だって、みんなは答えられるのか。 『 初恋はいつ? 』じゃなくて、 『 いつから女子が好きだった? 』とか。
……いや、別に、 誰かにそう聞かれたわけじゃなくて、 それどころか、誰にも言ったことなんて、ない。
ただ、自覚 は、最近の記憶ではなく、 それなのに、ずっと、言葉にはせず、直視もせずに、
自分のこと なのに、避けて 生きてきて。 ##
(132) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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##
だから、 交わされる ささやき が、 当たり前の反応 として、刺さる。
##
(133) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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[ やまないささやき声。
ずっと、まともに聞いていたら、 頭がおかしくなりそうなので、
かぶせるように、声をあげてみたりする。]
── ふるべー、すばる いるかー?
なあ、元賀、 あいつらの行きそうなところ、 心当たりとか、ある?
[ ひた ひた と、 無機質な冷たさを、靴下越しに感じながら。*]
(134) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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― 3年3組教室 ―
[チャイムの音が遠くで鳴った、気がした。 でも俺は起きなくて、 半目開けて、また寝ようとして。
ん?チャイム?学校? あれ、俺なんで学校で寝てンだっけ?
ああ、そうか。 昨日学校にみんなで閉じ込められたんだっけか。
て、現状把握に一分ぐらいかかった頃]
(135) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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へ?あ……? あ、あー、いってらっしゃーい……?
[>>122 那由多の声が飛んできて、目を擦りながら、 半分寝ぼけた感じで、寝袋の中から手を振った。
上体を起こして起き上がる。 教室には俺と堆しかいなかった。 みんなお早いこった。
でも、そこでようやく気付いた。 昨日は重苦しいすすり泣きが流れてたはずなのに、
今日は、密やかに交わされるような、 囁き声が、聞こえ て、]
(136) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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[『 笑いながら先輩殴ってたって、本当? 』]
(137) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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…… はーあ、またかよ。
[昨日も今日も、何なんだろね。 あまり思い出したくない事、思い出す。
だから俺は早々に寝袋から脱出して、 堆の元にそろそろと近づいた。>>117
寝てやがる。チャイムが鳴って、 おまけに那由多が声を掛けたにも関わらずだ。
だがしかし!ついにこの時がやってきた! “堆チャレンジ”略してタカチャレ! 一回やってみたかったんだよなー、フフ。
俺は笑いをこらえながら、堆に囁いた]
(138) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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堆ー、たっかりーん。おっはよー。
朝ごはんにする?シャワーにする? そーれーとーもー……
う・で・ひ・し・ぎ?
[腕ひしぎ。正式名称、腕挫十字固め。 格闘技の技の一つで、腕への関節技である。
まァ、堆が反応しなかったら問答無用で腕ひしぎだな。 何秒待つか。10秒…… いや、やっぱ面倒だから5秒でいっか。
はい、ごー、よーん、さーん]**
(139) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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―廊下、屋台前― [古辺はどう、答えたか。 ――口の中が乾く、奇妙な緊張を破った声がある>>134]
……あれ、……、 保田……?
[きょとん、と目を瞬く。 不安を煽っているなどと思い至らないあたり、能久はマイペースなのだ――きっとを]
(140) 2017/03/14(Tue) 21時頃
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/* 教室が楽しそうで!!! なにより!!! 意図はしてなかったけど、 理一と上須賀の組み合わせ見たかった
(-36) 2017/03/14(Tue) 21時頃
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/* 腕ひしぎくっそwwww
(-37) 2017/03/14(Tue) 21時頃
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おーーい?
[囁きを打ち消すみたいに、少し長く声を伸ばした]
(141) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[頷きが返ってきた>>122ことに安心感を覚えながら、立ち上がって寝袋を軽く畳む。保田が上須賀達に声をかけ終わってから、2人で一緒に教室を出て廊下に出た。 昨日と同じように飾り付けられた廊下、輝く電飾。 ああ、でも、と見た先にはスピーカー。そこから流れてくるのが、泣き声から囁き声に代わっていた。 俺と同じくスピーカーを見ていたらしい保田が呟きを零す>>130。]
……ああ、俺もだ。
[多分、同意を求めたわけではないのだろうが、それを嫌だと感じるのは俺も同じだった。 まるで自分たちが、自分が噂されてるんじゃないか、と思ってしまいそうになるから。 例えば、“あのこってもしかして、他の子と違って”――だとか。 噂なんてしないで、放っておいてほしいのに。]
(142) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[「違う、だろう。」
「放ってほしいんじゃなくて、認めてほしいんじゃ、ないのか」
「“俺”は、認めてほしい」]
(143) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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……やっぱり、椅子で殴り掛かっておけばよかったか。
[放送室で何をやっても放送が止まらなかった時、天ケ瀬や三星とそんな話をしたな>>1:235>>1:265と思い返しながらぽつりと呟く。 もし保田が何のことだと聞いたら、「放送機材」と答え、それから放送室でのことをざっくりと説明しただろう。]
行きそうなところ……?と、言われてもな…… 能久なら、朝食作りに行ったりしそうな気がしないでもないが……それなら食堂の方だろうか?
[古辺や能久が行きそうなところを聞かれて>>134考えてみるが、それくらいしか思いつかない。 そんなことを保田と話していたら、廊下の奥の方……屋台の方からだろうか、能久の伸ばした声が聞こえた>>141。]
……案外、近くに居たみたいだな。
[なんて保田に声をかけて、心配することもなかったみたいだと微かに笑った。それから二人で、能久の声がした方に向かっただろうか*]
(144) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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/* あさごはん食べたい…能久のパンケーキ……(素直に美味しく食べれるかはわからない) でも天ケ瀬のマネキンとか見つけてあげたい気持ちもある……というかこれもしかして6人くらい屋台の近くにいる(行く)ような状況なのか?
(-38) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[ ―― 笑って って、 えとさんが言っていた。 ]
(145) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[ 小学六年生、十二歳。 父さんと母さんがいっぺんに居なくなった。 俺は小さな反抗を繰り返してはいれど 父さんと母さんを "ふつう"の家族として慕っていたし、 慕っていた 故に、 あの葬式以来 ずっと泣いていた。
……結構意外?そうでもない? でも俺のこどものころって、 ほんとうに "こども"だよ。 ]
(146) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[ あの日からえとさんは、俺と住むようになった。 俺よりまだ背の高かったえとさん。 …二十一歳、なんて ずっと大人 だ。
えとさんは あの日以来 泣いているのを見たことがなくて。 家に帰って馬鹿みたいに泣いている俺は どうしたって 聞いてしまう。
―― どうして笑ってるの って。 ]
(147) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[ えとさんは、困ったように笑って …ずっと泣いていたら悲しいままだもの って そう 言っていた。 だから とーりも笑って って 言うんだ。 白い "おんな"の ほっそりとした手で、 まだ柔らかさの残る こどもの俺の頬を包んで 優しい声で、 ]
(148) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[那由多の声>>122に勝手に行けとばかりに 軽く手を振って、 その手を寝袋に戻し損ねたのが悪かった。
ふわふわと眠気に身をゆだねていると すぐ側で何か声がしている。>>139
なにを言われているかは理解できない。 気持ちの良い眠気の波が意識をさらおうとする頃 ふいに腕に痛みが走った]
……っ、な、あ? 理一、てめっ。
(149) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[ "―― 笑うとーりが 見たい" って ]
(150) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[眠気など一瞬で飛んだ。 目を開けて横を見れば楽しそうに笑っている理一が見える。 触られている感覚は薄い。 だが、さすがに腕が、肉が引き伸ばされる痛みはわかる。
ギブアップとあらわすようにべしべしと。 それはもう力加減などする余裕はないままに 理一の手を伸ばして触れられる部分を 何度もたたいた*]
(151) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[ …きっとそれが 最初の 呪い* ]
(152) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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― 現在:2F廊下 ― ……まあ、寝るんじゃ無い?
[ 気の抜けたような答え>>84に、 至極真面目に答えてしまう程度には、 あの目覚めが響いていた らしい。
能久へと向けた呟きと、 ―― 色の無い、前髪の下からの視線は、 彼を強ばらせるには 十分すぎた、らしい。
…怖がらせるつもりは、 無かったんだけど、な。 全部寝覚めのせいにしちゃあ 駄目ですか。 駄目ですよね。
ああ、…でも ]
(153) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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―― 能久が、思い当たるのが、 嫌な噂なら、そうなんじゃない?
(154) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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/* もう技に掛かってくれてるww たかしー、絡みたかったよたかしー!!
(-39) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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[ …真綿で絞める様だったのか、 胸元を刺す様だったのか、 それは 本人次第だけれど。
嫌な肯定の仕方をして、 ―― そこで声を止めた。
囁きでは無い 別の 声>>134。 ふ と 顔を上げて こめかみを伝う汗に不快感を覚えながら、 現れたクラスメートを 見遣った。 ]
(155) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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―― いるけどー?
[ どしたの?なんて そう言いたげな 返事。
口元は…橘程笑ってこそ居なかったけれど やっぱり 穏やかという表現が 丁度良かったんだと 思う* ]
(156) 2017/03/14(Tue) 21時半頃
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― 前髪の下で思うこと ―
[ きらきらしてる ふわふわしてる。 なんと、言うべきか。 能久を表すにはそれが丁度良かった気がする。 ]
(157) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ なんだろう 今このときだけじゃあ無い。 水野のマネキンの話だって、 あいつに見せちゃいけない気持ちになったし、
それこそ いつもの時だって 話していると、 俺がよごれてしまった様な気持ちになって ……いや もう 汚れてるってレベルじゃあ 無いけれど。 兎にも角にも、…羨ましい のかな。 たとえば 幼なじみとか、さ。 そういう相手がいると もう少し世界が違ったんだろうかって そう 思ってしまうし、
…俺、馬鹿みたいだろ。 ]
(158) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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── 現在:廊下 ──
椅子?
[ 眉をひそめて、反復したのは、 同意の後、物騒な言葉>>144が聞こえたからだ。
放送室での概要を聞けば、 場違いにも、笑いがこみ上げる。
天ケ瀬さんも、三星も。こえーよ。 とか、笑うけれど、
そうしていても、耳に届く不快な音に、 笑ったまま、付け足す。]
(159) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ …俺が、あいつのこととか あいつが、抱えてるだろうものとか、 ちゃんと見てないだけかも しれないのに 勝手なこと ばかり* ]
(160) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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やってみる? あとでさ 機材でも、スピーカーでも ぶっ壊しちまえばいいんだ
(161) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ 元賀の言葉>>144を受けて、 足を食堂のある方へ向けようかと思った矢先、
探していた声 >>141 が、聞こえる。]
── あ、
[ 安堵 を覚えて、元賀>>144を見上げて、頷く。
それから、少し先に見える影、ふたつ。 マイペースな声に、呑気な追撃。>>156
なんだよ、一緒にいんのかよ。 ふたりしておまえら と、ふつふつと腹が立つ。]
(162) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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おまえらさあ、 こういうときに、ふらふら してんじゃねーよ! 朝から びびらせやがって
[ 足を早めて、合流を試みる。
近づいて、はっきり見えた顔>>156が、 やっぱり、常と変わらぬように、見えて。]
(163) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ 上須賀も理一も、なんかまだ寝てたし、 ひとりで焦ってる、 俺のほうが 変 なのか? って、 ちらり と、くらいには、過ぎった。けど、]
(164) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ ―――― カウント・ゼロ。
ざんねん。 たかしくんは めざめませんでした!
寝袋から堆の腕引っ張り出して、 上腕部を両脚で挟んで固定して、反らせてやった。 ―――― あ。起きた。>>149]
たーかしィーーー! おっはよーーー!! 朝だよォーーー!!!
[フハハハ! りーくん特製目覚ましが効いて何よりだ。
でも痛ェ!痛ってェ!!>>151 ギブにしては痛い合図を受けて俺は堆を開放した]
(165) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[よっ、ってバネみたいに起き上がって 教卓の上にまだ残ってた お茶のペットボトルを堆に差し出す]
よォ、堆。 アンタが一番お寝坊さんだよ。
[多分な。女子がどうだか分からないから。 俺はと言えばハンバーガーを手に取って、 包み紙を破って朝食をとり始める]
(166) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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日替わりBGM、今日は囁き声みてェだ。 なんかあんまりいい気分しねェよなァ。
[なァ、って言いながらまた一口齧る。 どこに行っても聞こえるンだろうけどさ、 ジッとしてると余計に気分が滅入りそう。
だから、この後どっかいくか、って ハンバーガー悔い終わった頃に堆を見遣った]*
(167) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ ムカつくもんは、ムカつくから、 俺は、不機嫌そうな表情のまま、 ふたりの元へと歩み寄って、
不機嫌そうな声のまま、 「 で? 」って、聞く。]
何してんの、ふたりで メモくらい、置いてけよな
[ 文化祭の、賑やかな光景。 当日、近寄らなかった屋台の群れは、 なんだか、妙な威圧感を持って、いる。*]
(168) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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/* どうなんだろうな? みんな強すぎん?! って保田もPLも思っているけど、 なんか、意図せずして、みんなと意見がずれること多すぎて、 おいしいけど、せつない 心配だろ!
(-40) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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―屋台前>>154―
――おれ、の……
[穏やかでさえある肯定に、 能久は言葉を詰まらせた。まるで、綿を喉に詰め込まれたみたいに渇く。 囁きが、一層大きくなった気がした。
なにか、言わないと。 そう思うのに、 うまく言葉が出てこない。 ――古辺は、だって、知らない、はずなのに、なんで、]
(169) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[『――もう随分、帰って来ないらしいよ』]
(170) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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んなことしなくてもおきるっつの…。
[腕をさすりながら寝袋から這い出し 差し出された茶を受け取る]
授業があるわけでもねーんだし もっと寝かせとけよな……。
[ぼんやりした様子で茶を飲みながらぶつぶつ文句を言う]
昴が朝飯にパンケーキ焼くっていってたから それくいに行こうぜ。 食い終わったらおかしなところがないか、 一回校内すみまで見に行った方がいいかもな。
[理一がハンバーガーを食べ終えるころ ようやく目が覚めてきた、 ぼさぼさになっている髪をかきあげてそういった*]
(171) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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――っ、
[――空耳だ。 空耳であればいい。]
ふる、べ、……
[長い前髪の下で古辺が何を思っているかも、 きちんとはわからないまま。 問いかけは続く前に別の音が重なった。 聞こえてきた保田と、それから元賀の声は助け舟に相違なかった。――でも。]
え、あ、……ご、ごめん……
[声の主は怒っていた。>>163 能久はおろ、とうろたえながら詫びる。 >>168何してた、と問われて遠慮がちに答えた。指摘も尤もだ、こんな状況なのに、軽率だった。]
……朝ごはん…… パンケーキ、焼こうかと、思って……
(172) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/14(Tue) 22時半頃
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[ あ、怒ってる>>168。 ふらふらじゃないって、 ちゃんと目的はあったんだって。 ―― そう言っても効果があるかは不明。 なので、近づいてくる保田と、 それから元賀を 大人しく見ていて。 ]
(173) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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……何してたんだろ。 俺は 顔洗おうかなって外出てたけど、
[ 何せ、その後廊下でばったり。 …って調子だったし その後は、…多分 能久を萎縮させてしまったあたりで、お察しだし。 …そういえば、能久は 何をしていたんだろう。 疑問符を浮かべて 彼を見遣って。 成程 朝ご飯の支度を 知る。 ]
(174) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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[ ……流石に、 ああ言ってしまった手前、 ああ させてしまった>>169 手前。 何時かみたいにパンケーキがほしい とは、 言いづらかった。 から、 ]
(175) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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……俺シャワー浴びてくる、 能久、は …悪い、 元賀、は… 能久の体調悪そうだったら、見てやって、
…あと、保田。 [ それから、首を傾げる。 汗で湿った髪が 落ち。 ほんの少し見えた瞳で、見下ろして。 ]
(176) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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……ごめん? [ なんでこっちも疑問符付きなんだろう。 去り際の小さな謝罪が届いたかも、 やっぱり 知らない* ]
(177) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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─廊下─
[色々なことが重なると気まずい気持ちよりも、現状をどう解決するかに、私は重きが置くようで。 日付が変わっていないこと>>124だって気になりましたが、今は姿の見えない2人の行方を追う方を選びました]
……うん。必ず見つけないと。
[蝶美にささらちゃんが美術準備室に行っている話を伝えたってよかったのですが、それは本人が伝えたい時に伝えるべきだと私は思い、伝えることなかったのです。
まだ、この時ばかりはきっと、見つかると思っていたから。 現実は、無情でしたけど]
(178) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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[同じ目線で向かい合えば自然と交差する視線>>127 先程微笑みを浮かべた後に下がる眉>>123を知っていましたから。 だから私は蝶美の言葉>>128>>129を遮ることなく、耳にしたでしょう。
今、強がっているかもしれない人に、無理しなくていいよと伝えることこそが、無理をさせそうに思えたからです]
……そっか。マネキンで臨死体験を経れば帰れる…のかもしれない。 その証拠に、マネキンが代わりに置いていかれるなら、色々、理由、つくね。
[私もこのマネキン自身が本人だと思ってしまうよりは、代わりだと思ってしまう方がよっぽど受け入れ易かったのです。 都合のいい解釈、と言えましょうか]
(179) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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きっと、つばさちゃんも、莉緒も先に帰ってるんだよ。 だから今はそれ以上は、やめておこう、ね?
[そう告げれば私は何処か、弱々しい蝶美に視線を向けましょう。 歩き出そうとするなら彼女に歩調を合わせて教室の方角へと向かうでしょう]
蝶美、大丈夫だよ。私がいるから。
[気休めに過ぎない言葉をかけながら。 3年3組を目指す途中、誰かと会う事はあったでしょうか。 会ったなら莉緒にとてもよく似たマネキンのことを伝えるでしょう]*
(180) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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[>>171 起き上がった堆に俺は満足した。 堆チャレンジ、大成功。
ぶつぶつ文句言ってるけど、 都合の悪い事は聞こえなーい、聞こえなーい]
おっ、マジで!? 行こう、いこう! 昴のパンケーキ、美味いもんなァ。
[文化祭の時食べたパンケーキがまた食えるのかって、 俺は表情を緩ませてしまう。
でも、おかしなところがないか、って言われて、 俺は水野の事を思い出してしまう。 結局、見つかったのかな。女子の所にいるのかな]
(181) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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堆、髪ボッサボサだよォ。 シャワー行ってきたら?
[長い堆の髪の端っこを摘まんで持ち上げる。 男でこんだけ髪の毛長いのも珍しいよなァ。 男って元々、髪の毛あんまり伸びにくいらしいし]
俺、ちょっと出てくる。 昴がパンケーキ焼く前までには戻るから!
[そう言って、教室を出ようとする。 堆も来る?って聞いて、来るなら手招くつもりで]*
(182) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/14(Tue) 22時半頃
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/* 通くんと会うなら回想拾いたくもあるけどキャパ的に明日…。
(-41) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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/* 久しぶりに夕方から夜にかけてがっつり寝ていた……
(-42) 2017/03/14(Tue) 22時半頃
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――回想:保田と買い出し――
[フリルレースを手に取って振り返ると、保田は喜びと驚きの混じった声を上げた>>120。その反応は、どうして知ってるんだ、とか、そういう、疑うような、俺が危惧していたものではなかったけれど、それでもなんだか気まずくて。 つい、言い訳するように言葉を重ねた>>115。]
そう、だな。たまたま知ってて、良かった。 次はもう少し、ちゃんとメモに書いてもらえるように、後で頼んでおくか。
(183) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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[保田は、俺の言葉に、納得……してくれたように見えた。 だが、そのまま納得してくれた、というより、隠していると察したけど引いてくれたように感じたのは、勝手な錯覚、だろうか。 何にせよ、よかったと思う。隠しごとがバレずにすんで。
しかし帰り道では、なかなか口が開けず、沈黙が続いたりして。 普段より、気まずいものになってしまっただろうか。
そんな空気の中で、心の中で思うのは。 もしあの時、俺が、「実は手芸が趣味で、こういうのもよく買うんだ」なんて言ったら、保田はどんな反応をしただろう、ということ。 たぶん、きっと、保田は、きもちわるい、だなんて、女みたい、だなんて言わないと思う。 言わない、とは思うけど。それでも言えないのは、つい、“もしも”を考えてしまうから。
全て、自分の心が弱いせいなんだと。本当はどこかで気づいている*]
(184) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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――2階廊下――
[放送室でのことを話すと、保田は笑いがこみ上げてきたようで>>159。こんな時だけど、少しでも楽しく思えたなら、良かった、なんて思う。 つられるように笑っていたら、保田が付け足した言葉>>161が聞こえて、目を瞬かせた。 その言葉が、なんだか、機材やスピーカーだけでなく、他の何かに向けて言っているような、そんな感じがして――まあ、何に対して言っているにせよ、]
……ああ、後でやってみるか。 他の皆を誘ってみても、いいかもしれないな。
[そう言ってまた、笑った。 「保田も天ケ瀬や三星と同じくらい怖いこと言ってるぞ」なんて笑い交じりに言いつつ。]
(185) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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/* わたしの灰は増えるんだろうか テンション次第かなー 週末は物理的におられんが
(-43) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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能久、古辺、おはよう。探していたから会えてよかった。
[足を早めて怒りながら二人に近づいていく保田の後ろをついていって、二人に合流する。 保田の「びびらせやがって」という言葉に、『やっぱりびびってたのか、大丈夫だ、俺もびびってた』なんて思いつつも、まあ、それは口には出さないけれど。]
パンケーキか……それは、良いんじゃないか?皆もきっと喜ぶだろう。
[能久の言葉に、ああ、やっぱり朝ご飯作ろうとしてたのか、と思いつつ、思い返すのは文化祭の時の事。 あの時、能久のパンケーキを食べて皆笑ってたから。こんな状況だけど、食べれば皆、一時的にでも、また笑ってくれるんじゃないだろうか。]
(186) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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── 現在:廊下 ──
[ むっとしたまま、放った声に、 思ったよりも、相手がうろたえる>>172ので、
それも、何の毒もない、 気遣いにも思える行動>>172が、 答えとして、かえってきたものだから、
それ以上、何も言えないし。
不思議なことに、 謝られると、なんだか。]
(187) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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[古辺の言葉>>176に、能久、体調悪いんだろうか、と少し心配になりつつ、ああ、と頷いて。 それから、パンケーキを焼いてもらうにしろ、一人で全員分を焼くのは、大変なんじゃないだろうか、とも思う。]
……能久、パンケーキ作るの……手伝えることがあれば、手伝う、か?
[だから、遠慮がちに、そう申し出てみた。 俺が手伝うことで変に味が落ちてしまったら、とも思うし、 クラスメイトが見ている前で手伝いとはいえ甘いものを作るのにも抵抗はある、が、体調悪いのに全員分作らせるのはどうかと思うし、抵抗があるとか言ってる場合でもないだろう。甘いものはあまり担当していなかったが、料理自体は文化祭当日にクラスメイトの前で散々やっていたし*]
(188) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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……あ、いや
[ ……うまくいかないな。
何と言えばいいのかもわからないし、 急に、どう振る舞えばいいのか、悩むから、
ゆっくりと息を吐いて、 これはため息ではなく、深呼吸だと、 周囲にも言い聞かせるように、ゆっくり。]
俺が、気、滅入ってんのかも 悪い パンケーキ、焼いてくれんなら、食べたい
[ いつか、一口もらったパンケーキ。 その味を思い出して、言った。それは本心。]
(189) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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……でも、どこで? 家庭科室?
[ そう、尋ねる。
屋台の群れ。 家庭科室なら、こっちじゃないよなって。
元賀は手伝うと言うけれど、 俺、調理班じゃなかったしな。
別に、料理できないとかじゃなく、 ”したことない”だけで、やればできるはず。 ── って、内心思っていたけれど、
文化祭のときは、 「家で料理? 台所入ることねえ」の一言で、 接客に回されていたのだ。解せぬ。]
(190) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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[ っつか、体調悪いなら、 今は無理せず休めばいいのに、とか。
思わんでもないけど、 言えないことを飲み込んで。
ふたりが移動するなら、 俺は教室と保健室を回って、 朝ごはんのお知らせでもしてこようか。
と、]
(191) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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[ 昴と元賀が、そのあと移動したか、 その場にとどまっていたかは、わからない。
ただ、そうこうしているうち、 自分たちとは逆方向からやってきた、 入間と大和さん>180が、言う。
”三星莉緒と似たマネキンがあった”って、
俺は、ささやきのこだまする中、それを聞く。*]
(192) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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/* うーんと。 廊下まで行っちゃった方が早かったか。
(-44) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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/* 莉緒ちゃんのマネキンどこにあるかイマイチわかってないの。 あとかつてないほどWi-Fiが機嫌悪い。つながりが。。。
(-45) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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/* すばるのパンケーキ食べたい気もちはあるけど、 さすがにまだマネキン発見できてないのは焦りを感じる
(-46) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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─教室に行く道すがら─
……あのね、落ち着いて聞いてほしい。
[逆方向からやってきたクラスメイト>>192に開口一言目、切り出したのはそんな前置きでした]
一階の…部室棟があるでしょ。 そこの、陸上部屋台前で、莉緒ちゃんのマネキンがあったの。
つばさちゃんの時と、同じ。 あおいマフラーとチョコバナナを握りしめてたから、…間違いないと思う。
(193) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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今は、そのままにした、ままなの。運んだり、探したりするなら、人が多い方がいいと思って。 だから手が空いてたら、手伝ってくれないかな。
私はささらちゃんを探しに3階美術準備室に行こうと、思うから。
[ささやき声が響く中、ぽつり、ぽつりと。 蝶美の様子が気になって仕方がなかったのですが、一先ず、下りてきた人にはそう伝えたでしょう]*
(194) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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そうだな…そうするか。
[持ち上げられた髪。 さすがにこれでは邪魔くさい]
シャワー浴びてくる。 お前はどこ行くんだ?
[着替えにと、ロッカーに置きっぱなしの ジャージをあさりながらそう聞いて。 答えが返ってくれば何であればそうかとうなずくだろう。 そして、ジャージをもってシャワールームへと向かった**]
(195) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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/* 変なマネキンの残し方をすると、なかなか発見してくれない。 まる。
反応に困るだろうしな……。 ちょっとこう、実験的にやってみたとこあるけども。
これは戒めにしよう……。
(-47) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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/* きいてください。 電車でログ読んでたら酔った
#頑張れ三半規管
(-48) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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/* あっはるちゃんありがとうごめんね! 場所指定が甘くって! まあどこになろうと問題はなかったけどごめんね!(残り1分切っててテンパってあれしか書き残せなかった)
(-49) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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― →3F ―
[ そうして 別れて。
遠回りしたのは、…何でだろうな? 昨日 ホストの気持ちってやつを話した 天ヶ瀬を探したかったのかも知れない。
保健室じゃあ なくて 美術準備室に向かったのは あいつがあの場所によくいるって、 噂で聞いていたから、で。 ]
(196) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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― 3F・美術準備室 ―
[ やっぱり 結果から言うと。 天ヶ瀬に 似た、何かはいた>>2:567。
暑苦しい温度。 肌はじっとりとしてきて、 …なんでこんな暖かいんだ?なんて、 そう思ってしまう程、だけど
並ぶ画材の真ん中。 モデル台の上に 何も着ていないマネキンが、いたから。 まるで自ら脱いでますと言わんばかりに、 傍には畳まれた 制服。 ]
(197) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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|
………天ヶ瀬 [ ―― お前、帰ったんだな。 笑おうとしているキャンバス>>2:567の、 その 向こうに。 ]
(198) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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|
── 現在:廊下 ──
[ 落ち着いて聞いてほしい。
と言われると、心臓が跳ねるよな。 情けない話ではあるけれど。
けど、その前置きのおかげで、 続く言葉を身構えて聞くことができた。
相槌も打てないまま、 ただ、辛うじて、「 わかった 」と言う。]
(199) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
|
|
…なあ、 俺 どう笑えば良いんだろうな。 多分 俺、口元は幾ら笑っても、 目元は笑えてないぜ。 [ マネキンに向けて ぽつり。 ―― 曖昧。って 良い表現だ。 隠れた目元、感情の色なんてあまりないそれを "天ヶ瀬"に、向けて。
下着は曝け出すのよくないし って 起きるときに引っかけてきた 無事なカーディガンを 畳まれた制服の上に乗せ、 美術準備室を 後にした* ]
(200) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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[ ―― なあ やっぱり 俺 帰りたいし、帰るべきじゃ無いか? ホストって奴がいたとして、 どうして俺を閉じ込めたのかが、 どうして俺を選んだのかが、 やっぱり疑問。
……ほんと 二度もこういうの 勘弁してくれ* ]
(201) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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わかった。俺、そっち向かうわ 適当に、誰か手伝わすから、 おまえらは上── え、天ケ瀬さんも いねーの
[ さっき、一度は晴れた嫌な予感 は、 残念なことに、外れていたわけではなかった。
クラスメートの不在をにおわせる言葉>>194に、 俺は、顔を強張らせながらも、頷いて。
ただ、去っていく背中に、ひと声。]
……なあ、 ここにいないやつは、……帰れたと思うか?
[ 答えなんて出るはずのない問いかけを、 届くか届かないかの距離に、投げた。*]
(202) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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/* お、三階行こうとしたけど通が先に行ったか。 だが行く。
(-50) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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三階行ってくる。 放送、やっぱ止められねェのかなって。 天ケ瀬は無理っつってたけど。
[>>195 シャワー室に行くことを決めたらしい堆に、 風邪ひくなよーっつって、見送る。
ひとりぼっちになった教室。 でもすぐにそこから抜け出して、足は三階の方へ]
(203) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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― 三階廊下 ―
あれ、通?
[階段上がって、放送室に行こうとしたけど、 廊下の先に通の姿が見えたから。>>200
そっちに行くのは止めて、通がいる方、 美術準備室の方へと向かう]
おっはよォ。 そーいや、水野見かけた?
[挨拶ついでに、気になってた事投げて、 いつも通りに、ひらひらと、手を振った]*
(204) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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/* やっぱ通、取り込まれ経験者かーーー。
さてどうしようかな。とりあえず4日目冒頭に投げる回想は出来たけど、5日目も作っとく?これが一番長そうなんだよな…。
(-51) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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─廊下─
[私はそこにいる人たちみんなの反応を待つように伝えるべきことを終えれば口を閉ざしていたでしょう。 沈黙を許してくれやしないように、囁き声は止む事はありませんでしたが]
……うん。ありがとう。 昨日ほど、じゃないけど。 血が苦手な人は、無理しないで。 ささらちゃん……一階、保健室前とかトイレとか見たんだけど、見かけてない。 心辺りあるなら探してみるつもりだよ。
[那由多の口ぶり>>202から、二人の他に姿の見えない人は、いないのかもしれません。 安堵すると同時に早く見つけないといけない気持ちだけが、先走る今。
立ち去ろうとする背にかかる、質問]
(205) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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…………帰れたって、信じてる…、よ? だって、つばさちゃん、ファッション系の学校行くって言ってたし、莉緒だって、やりたいこと、あるはずだよ。
それなのに、死んじゃう、わけ、ないじゃん。
…ね、蝶美。
[最後まで、震えないように言葉を発せたでしょうか。 ただ、つばさちゃんの時とは違い、振り向いたその瞳は泣きそうに揺れていたでしょうけど、息を深く吸い込めば蝶美にも「行ける?」と声をかけて、大丈夫そうなら上階を目指しましょうか]*
(206) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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―屋台前>>176―
…あ、いや、ええと、 大丈夫、だよ…?
[古辺が静かに詫びるのに、 能久は首を横に振った。 それに、体調は――悪くはない、つもり、だったが。
――綿が咽喉に詰まったようなのは ――自分に心当たりがあるせいだ。 ――古辺は、わるくない。
あの文化祭の時 らしくなく、声を荒げたの、 近づけた気がして、 不謹慎ながら、楽しかったのに。]
(207) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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[ねえ、あの校舎(せかい)にいたあお姉。 わたしを刺してみた気分はどうだった? せいせいした?
顔が見えなかったせいで思いを推し量れなかったのは残念でならない。
本当はせいせいさせるより……なんて言ったらいいんだろう、 困らせたかった、っていう方が近かった。
死んじゃった方がましかなって思ったのもそれが理由。 わたしを殺してしまった後の後始末をさせたくなかった、っていう、 なけなしの妹心もあったんだけどね。一応。
だけど現実(こっち)のあお姉にまだわたしは何もできていない。 盛大に喧嘩して以来、ずっと。
でも、逃げたり避けたりばっかりしている時間はもう終わり。 そろそろ、向き合う時が来ているんじゃないだろうか]
(+11) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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[今度は、あんなバッドエンドじゃなくて、 ちゃんと終わらせることができればいいけれど。 できるだろうか]
(+12) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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[強がってる<<179、とか そういうの 大和蝶美には、似合わないんじゃないかしら。 だから、それに気付かれてしまうのって、 結構、不本意だったり、するんですけれど。
色々、考える事が多くって 衝撃的な事も、多くって。 どうにも、取り繕うのが難しいもので]
……だよね そう思える、よね。
[都合の良い解釈だと、私もそう思います。 端的位に言って、"死ねば戻れる"っていうなら それはそれで、酷い話だと憤りも覚えますが。
……目の前のコレが、 つばさが、莉緒が、本当に死んでると考えるよりは、ずっと]
(208) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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うん。解ってる。 ……ごめんね。私、平気だから。 あんまり、心配しないで。
[言い聞かせるみたいな言葉>>180は、 きっと私を宥める為に言ってくれているのでしょう。 ああ、これじゃ逆じゃないですか。 安心させるみたいに、笑いたくっても こんな状況じゃ、作り笑いも難しくって。
大丈夫という彼女に、肯きます。 これ以上、心配させない為に。 足取りはきっと、少しずつ、普段通りに戻っていって]
(209) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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[……教室へ向かう途中、那由多>>192に出会いました。 昨日、あんなやり取りをしましたけれど 気不味いとかは無くって、ただ、謝らなきゃな なんて 悠>>193がマネキンの話をしている間、考えたり。
こういう事を伝えるのも、私の役目なのかもしれません。 マネキンになった彼女達が帰ったと思うなら、 もっとしっかりしなきゃとも、思うのですが。
何となく、ふわふわ していて]
帰ったんだと、思うよ。
[二人の会話の邪魔にならない様に、 暫くは口を噤んでいた所に。 問いかけ>>202が聞こえてきたものですから、 まるで、断言するみたいに、強い口調]
(210) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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……おはよう、
[>>186元賀にも、少し弱ったように笑むけれど。 パンケーキのことを肯定されると、嬉しそうに頷いた。]
やっぱ、ちょっとでもあったかいもの、 口に入れた方がいいと思うん、だよね。 堆も食べたい、って言ってたしさ
手伝ってくれる?うん、たすかる。 泡立てたりとかね、結構大変なんだ。
[>>188こころは沈んだ後なんとか浮上したり、不安定で忙しい。 そろっと保田の方も遠慮がちに見て――>>189]
……ん、仕方ないよ、 こんな状態、だもんな。 食べてくれると、うれしいなあ
[本心からのことばには、よろこびが溶ける。]
(211) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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[一拍遅れて、同意を求められた事>>206に、気付いて。 そうだよ なんて、曖昧に笑うんです。
だって、帰ったんじゃなかったら、 二人は、どうしたっていうんでしょう。 答えなんて、私には解りませんけれど そうやって言う以外、無いじゃありませんか]
私、わたしも、 マネキンの方、掃除、させて
ごめんなさい、我儘かも、しれないけど
[心配そうな悠にも気付いていました。 だけど、だからこそ、一緒にささらを探す って 言えないんです。
彼女に、弱々しい私を見せるのが、辛くって。 一緒に探して来いっていう那由多の言葉に、 反する事になってしまいますが]
(212) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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― 3F廊下 ―
[ 身軽になった制服で、 さてシャワー室へ向かおうとした、 …ところで 立場なの 声>>204。 ( 先程の面子じゃあなかったことに …少し 安堵してしまった )
いつも通りの光景だ。 橘が笑顔で 朝の挨拶をすること。 それに 手を ひらりと振ること。 それから一言二言、雑談に続くこと。 …続いたのは雑談では無い上に。 此処は現実世界じゃあ 無いけれど。 ]
(213) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/* 色々突貫工事だったけど和解で終わらせるつもりはなかった 刺したのか刺されに行ったのか複合かは悩んでみたけど とりあえずチョコバナナ渡したくていろいろそれどころじゃなかったんじゃないかな
(-52) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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マネキン、一階にあるし… 道具は、保健室から持ってくるね。
ごめんね、悠。 ささらの事、よろしくね。
[昨日までの私だったら、絶対に、 悠を一人で行かせようなんてしませんでした。 だけど今は、どうにも、付いて行くって言えないまま。
皆の視線から逃げるみたいに、 ぱたぱた、階段を駆け下りて*行きました*]
(214) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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―― 水野は見てないけど、 天ヶ瀬…の、マネキン。
[ ぴっと、真横。 出たばかりの美術準備室を指さして。 ]
(215) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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……本当に、ごめんね。
[離れる間際、囁いた言葉は まるで己の責任から逃げる、許しを乞うみたいに。
……苦く苦く、口から零れ落ちるのです*]
(-53) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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……あったけど、見るの?
[ マネキンとはいえ、天ヶ瀬、裸だけど、とか そういう意味合いも ある。 …だけども ほら それ以前に。 心の準備、みたいなものが あるじゃないか。 ]
(216) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/* うんにゅううううって声が出ました。
(-54) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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[ 入るのか 入らないのか。 まるで昨日、まさに水野のマネキンの時に 階段で保田達に問いかけた様だったし。 あの時と同じく、 問いかける最中、きっと。 前髪の隙間から、橘をじっと 見ていた。 ]
(217) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/15(Wed) 00時頃
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/* なんか びっくりするほど女の子べったり!って感じになってしまって すごい 申し訳ないなあ!?
(-55) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/* やまとさんに便乗して駆け出そうと思ったけど、 離席か、そうかーーーどうしようかな
(-56) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/* もったいないと思うなら落とすのがジャスティス、だよなあ この村の場合
(-57) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/*
とても今更なんですけど 落ちる状況になったらシャワー室でえとさんに殺されて帰るつもりでした
(-58) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/*
のくがきらっきらしてて…いいこで… おれこんなやつで…ごめんな…謎の視線送ってごめんな…ってなっている…
(-59) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/* 縁故的に、元賀も大和さんとエンカしておきたいのでは? とも思うしな、どうしようかな
(-60) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/*
あと通は保田保田言い過ぎでは
中身は保田くんとてもすきです…拾って頂けるのありがたき…
(-61) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/*
誤字奴!!!!!!
(-62) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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── 現在:廊下 ──
[ 求めていた答えは、 きっと最初からひとつだけで、 それが得られたことに、心底安堵する。
揃って、『 帰れた 』と、 そう言うふたりに、「 だよな 」と頷く。
それ以外の可能性。 消えた。マネキンそのものになった。死んだ。
……良い可能性は出てこなくて、 だけど、今の状況が、”そう”なら、 無事、帰れるはずだろ、なあ。
だから、ここにいない=帰れた って、 考えたって、いいじゃん な。 みんなもそう思うだろ?]
(218) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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[ ……我ながら、ずるい な。]
(219) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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[ そんな、儀式めいた確認を終えて、 俺はやっと、歩き出せる気がする。
片付けに という言い方は忍びない、けど。 入間の説明から察するに、 昨日と同じような作業が必要 らしく。
タオル。足りるんだろうか。 例えば、みんな、みんな、いなくなるまで。 こういうことが、続いたとして。 ずっと、同じこと、続けるのだろうか、俺。 いなくなったやつらは、どうしていないんだろう。
……なんで、俺、 自分が 帰る 想像は、してないんだろう。
そんな、着地点の見当たらない、 思案の入り口に、立った頃。]
(220) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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── え、 ちょ、大和さん!
[ 動いたのは、大和さんで、 それは、予想もしていなかった出来事。
思わず大きな声を上げたけれど、 彼女は足早に去っていく。>>214
その姿が、まるで、 逃げていく ようで、 一緒にいることを、拒絶するようで、]
──……、
[ 一瞬、動けなかった。間があく。
追いかけていいのか って、 考え込んでしまう、自分が いた。*]
(221) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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/* 追いかける人いるならどうぞ! の、間です 俺も大和さんとおしゃべりはしたいんだけどね ね
(-63) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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/*
保田橘古辺の三人セットがなんかいいなってなってます
(-64) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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[>>215 天ケ瀬の。
区切られたその先に続いた言葉に 瞼を微かに持ち上げた。 通の指は美術準備室をさす。
見るの?って、聞かれて、>>216
なんか、マズイもんでもあるワケ……?
そう思ったけど、 見たらマズイもの、が、咄嗟に思い浮かばない。 でもそう言われたら、気になるだろ。
視界の端に転がる上履きが目に入る]
(222) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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見る。
[伺うような前髪の隙間から通を見つめて、 たったそれだけ答えて、通の隣を過ぎ、 美術準備室の扉をそろりと開けた。
その瞬間、通がなんで 見るのって聞いたか分かった気がした。
台の上に横たわってるマネキンは何も着ていない。 なのに、髪型や体形は天ケ瀬そっくりだ。>>2:566
むせ返るような空気の中に割って入って、 天ケ瀬のマネキンに近づいてしゃがみ、 顔を覗き込んだけど、]
(223) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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やっぱ、分かんねェよなァ……。
[のっぺらぼうの顔に、苦笑する]
( なァ、天ケ瀬。 アンタは“こうなった時”何を思った? )
[表情のない顔を見てたって、なんにも分かりゃしねェ。 よく見りゃ、後頭部に赤黒いモンが滲んでる。 血かな、って水野の時と同じことを思う。
そんで、近くには書きかけのキャンパスが一つ。 誰だかは分からねェけど、でもきっとこいつは、]
(224) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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|
さっきの曖昧な笑顔より、 こっちの方がいいよ、天ケ瀬。
(*0) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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[キャンパスに、ちょっとだけ、にぃって笑って、 それから、通がいる廊下の方に戻る]
ただいま? 通ィ、待ったー?
……みんなに、伝えとかねェとな。
[暖かい空気が逃げないように、 美術準備室の扉をきっちり閉める。
それから、通へと向き直って、 ……まだ、じっと見られるようなら、 前髪の上から額をつついてやろうか]**
(225) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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―屋台前>>190―
んん、……屋台に ホットプレートがあるから それ使わせてもらおうかな、とか…思ったんだけど。
家庭科室の方がいいかなあ?
[保田と元賀に向けて尋ねる。 屋台の方に袋に入れて立てかけてあった、昨夜のうち集めてきた材料を抱え上げる。 体調が、悪いつもりはないのだけれど。 ――古辺にはそう見えたのだろうか、と彼が去ったほうを見やる。
堆にも、直接ではないにしろそういうこと、謂われたような気がする。皆がしっかりしているのに、情けない。]
(226) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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|
保田はどうする? いっしょに、くる?
[来るなら手伝ってもらおうかと考えていたが、皆に声を掛けて回るつもりらしい、と知れば任せた、と謂って向かおうとしたところ。
後ろの方で足音が聞こえて振り返る。]
……入間さんと、大和さん……?
[少し離れていても、 2人の様子が切羽詰まっているのが感じ取れたから、少し離れたところで見守ってしまった、のだ。]
(227) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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|
……え?
[――マネキンが、どうとか、今、謂わなかったか。>>193 荷物を取り落としそうになって、 慌てて抱えなおす。
逃げるように駆けていく大和が少し離れた横をすり抜けていった。>>214]
(228) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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/* マネキンの話聞いときたくて空間が歪んだかもしれないそうでもないかもしれないどうかなだいじょうぶだたぶん
(-65) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
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|
[ まずいもの、では…ない気がする。 どう説明したものかと悩む間に、 橘は答えを決めていて、
…別に、止める権利も無かった>>223。 転がる上履きの その奥。 美術準備室の中に入れば、 その理由が、分かるだろうから。
前髪の隙間 扉の向こう。 橘の背を追いつつ。 戻ってくる>>225まで、 そう長くはかからなかった 筈で。 ]
(229) 2017/03/15(Wed) 00時半頃
|
|
[ ―― なあ お前、 マネキンに対してどう思った? なんだか ほら 来た時と表情一つ変わっていないように見えて、 …常にあの笑顔を作ってる俺が 言えたもんじゃあないけれど、
……本当に どう 思ってるんだ?って そんな疑問は しまって おいて ]
(230) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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|
――― 悪い、言っといて。 俺、……シャワー。 [ 報告って大事だけど、今回は、遠慮。 何時までも勝手に引きずってるって? ……その通り過ぎて何も言えない。
橘の指先が額を掠めて、 なんだよ って表情で 瞳を細める。 汗ばんでるんだけど、 …あんまり触っていいもんじゃあないだろう。 ]
(231) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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[ 橘の指先が 落ちれば。 やっぱり 伺うような 笑っていない瞳と、 そこからの視線は 送ったままで。 ]
(232) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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|
……なあ。橘。 天ヶ瀬、帰った…んだよな。 それでいいんだよな。
だとしたら、 …何時になったら、みんな帰れると思うよ。
(233) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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|
[ ―― 俺も、帰りたいんだけど、って そんな声色を 隠しもしないで。 いなくなった天ヶ瀬。 彼女の代わり――、なんてことは 無いけれど。 自分の憶測を確かめるような 問いかけ。
自問自答にも近かったから、 ぽつん と、投げかけるだけ 投げて。 ]
(234) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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|
……ああ、あと なんか言われたら "うろうろしないから すぐ戻る"とか、 そんなこと言っといて。
[ "念のため" の言伝を残して、 シャワー室へ 再び向かおうと** ]
(235) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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|
─回想:待合室─
[揚げ足を取るような台詞>>56はいつも通り。 そのくせして相槌の代わりに私に向けられたのは、曖昧な笑みでした。
秘密、なんて。
あの二人の間に、秘密、なんて、 必要、なのでしょうか。
確かに昴は心配性だとは思いますけれど、立ち去る間際、私が残した言葉は]
昴のこと、もっと信じてあげなよ。 何も知らないのと、前から知ってるのって、違うんだからね。
もし、誰かを泣かせたら…約束破るから。
[お節介な言葉でした]*
(236) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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|
─現在:廊下─
[かつて堆にそう言いながらも、実際その立場に立つとなると、誰かに伝える事はむつかしいことで。 それでいて、また少し怖いことでもあると感じました。
そう思える、そう、あくまで。 可能性に過ぎないのです。 自分に言い聞かせるような蝶美の姿>>209が私には、虚勢を張っているようにも見えてきて、私が昨日頼った人は、同じ“女の子”だったのだと。
至極当たり前のことを思い出させたのです]
(237) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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|
[言葉の強さ>>210と裏腹な、笑み>>212 私が何かを言う前に降りて保健室に向かおうとする姿>>214も、私にはもう、普通の女の子、にしか映りません。
耳元を擽る囁き声が、決め手でした。
私は咄嗟には反応できなかったけれど、立ち去る彼女に、果たして、届いたのでしょうか]
(238) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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一人で、強がらないでよ。
[苦々しい声は、たった一言。 ああ、でも、あなたの虚勢を見抜いていたと、告げてしまう、決定的な一言だったでしょう]
(-66) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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|
那由多。 ………蝶美のこと、お願い。 蝶美、私の前じゃきっと、強がっちゃう。
私は、ささらちゃん、探しに行くから。 大丈夫。私、ほら、ムキムキだし。へいき。
[少しの間を置いて、所在無さげな那由多>>221にはそう1つ頼みごとを置いて。
私は蝶美とは逆の方角へ。 二階を飛ばして三階の方へと足を、進めたでしょう]*
(239) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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─三階へ─
……ささらちゃーん! どこにいるのー!
[そうして階段を上りきった後、私は廊下で探し人の名前を呼んでいました。
一歩、一歩、美術準備室に近づくたび、莉緒と同じようにささらちゃんも、マネキンになっているんじゃあないかって。
もしも、本当に元の世界に戻れているのなら、喜ぶべきなのでしょう。 ですが、確証などはありません。 もし、もしも。 帰れることなく、潰えてしまっていたら、そう考えると一刻も早く、友達の顔を確かめたかったのです]**
(240) 2017/03/15(Wed) 01時頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/15(Wed) 01時頃
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ああ、分かった。そういうのは任せてくれ。
[能久に手伝いを申し出て、助かると言われたならば>>211力強く頷いた。 ――家でたまにやるし、泡立てるの、結構得意なんだ、とまでは言えないけれど。]
そうだな、多分、家庭科室の方がやりやすいんじゃないか? そのまま座って食べられるだろうし……
[尋ねられれば>>226そんな風に返しつつ、能久が材料を抱え上げる様子を見れば、「手伝おうか」と声をかけ、移動しようとした。が、能久と同じように>>227、足音と共に大和や入間が近くにきたことに気付く。]
(241) 2017/03/15(Wed) 01時半頃
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[どのくらい、ベッドの上で起き上がったままぼんやりしていただろうか。 ともかく、勉強する気にはなれないまでも、 机に近付いた時、充電しているスマートフォンを見て首を傾げた。 着信を示すランプが点滅していたから。
こんな時間に誰だろうか、と思いながら見てみる。 つばさちゃんからで、留守録も残されていた。
図らずも彼女の無事を確認することになったと思いつつ。 留守録を再生状態にしたスマートフォンを耳に当てる]
…………。
[つばさちゃんの慌てた声は否が応にも嫌な予感をかきたてる。 りーくんが落ちたって、何に? それとも――]
(+13) 2017/03/15(Wed) 01時半頃
|
|
[次にメールが来ていることにも気付いて確認する。 差し出し人はこれまたつばさちゃん。時間はわたしに電話をかけてきた後。 流石に落ち着いたんだろうか、連絡事項的な文面で、 りーくんが学校の屋上から自分で落ちたことを伝えていた]
………、嘘、じゃあ、あれは……。
[あの校舎にわたし達を招き入れた、 “ホスト”たる条件を満たしていたのはりーくんだったってことになる。
そっかあ、って小さい呟きを零して、それから]
(+14) 2017/03/15(Wed) 01時半頃
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……もうっ!
[ってあたり散らすみたいに言ってから、部屋を出る。 廊下から、この時間はリビングにいるだろう母に呼びかける]
お母さん大変! クラスの子が病院に運ばれたって! ちょっと様子見てくる!
[返事は訊かないで部屋に引き返すと、 寝間着は脱いで目についた私服を身に着けて、 スマートフォンと財布だけコートのポケットに突っ込んで、 最後にお気に入りのマフラーをぐるっと巻き付けて準備完了]
(+15) 2017/03/15(Wed) 01時半頃
|
|
何か、あったんだろうか……
[その切羽詰まった様子が気になって、少し離れたところから能久と共に見守ってしまう。詳しい話は聞き取れなかったが……マネキン、という単語は聞こえた、気がした。 能久が材料を取り落としそうになり、大和が近くをすり抜けていく。]
……何の話をしていたかは気になるが、とりあえず、パンケーキ、作ってしまわないか。 何があったかは、後で集まった時にでも聞けばいい。
[そんな風に言って、能久を家庭科室へと促す。それから二人で家庭科室へと向かっただろうか。 パンケーキを作って、皆が集まって、何があったか聞いて。そうしたら、また憂鬱になるかもしれないけど、きっと能久のパンケーキを食べれば、また笑顔になってくれるだろうと。勝手な期待をかけすぎかもしれないが、そう思いながら。
無事に家庭科室についたならば、能久の指示に従って素早く生クリームを泡立てたりして、その作業を手伝っただろう。 もし手際が良い、なんて言われても「器用なだけだ」と言って、誤魔化してしまうだろうが**]
(242) 2017/03/15(Wed) 01時半頃
|
|
/* あっ……今のうちに落ちロルだいたい書いて置かないと……明日死んでしまう……色んな意味で……
場所どうしよう。家庭科室にしようかと思っていたんだけど能久も落ちに使うんじゃないかという気もするしどこでもいいといえばどこでもいいが……
(-67) 2017/03/15(Wed) 01時半頃
|
|
[さすがに気になったのか母はリビングから出てきていた。 気をつけてね、と言われた]
大丈夫。 学校よりは遠いけど走っていけばすぐだよ。 無事……だって分かったらちゃんと戻ってくるから。
[わたしはちゃんと気付いている。 あお姉と喧嘩をしてから、わたしを見る母の眼差しに、 申し訳ないと思う色合いも含まれているって。
安心させるためなら家にいた方がいいんだろう。 だけどやっぱりじっとしていられない]
……いってきます。
[そうして、飛び出す。冷たい風が吹く冬の夜の中に**]
(+16) 2017/03/15(Wed) 02時頃
|
|
/* あっ、黒板の目のこと完全に忘れてた! えっ家庭科室に黒板あるよな…?あれ…でも美術室にも黒板…いやちゃうアレ美術準備室や…あっ…あー…もうしわけない……
(-68) 2017/03/15(Wed) 02時半頃
|
|
── 現在:廊下 ──
[ 一瞬の間の後に、床を蹴った。
追っかける ように聞こえた入間の声>>239に、 まかせろ とは、言えないまでも、 振り返って、言葉を返す。]
また、あとで。教室で ── 無理すんなよ、おまえ も
[ 靴下越しに、うまく踏ん張れない廊下。 足を取られそうになりながらも、 二段飛ばしで、1階へと駆け下りていく。*]
(243) 2017/03/15(Wed) 07時半頃
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── 現在:1階 保健室 ──
……大和さん?
[ 彼女の言葉>>214を思い出して、 追いかけるようにやって来た保健室。
泣いてたらどうしよう とか思ったんだ。 俺は慰めるのも下手だし。
声を先にかけて、それから扉を開けて、 それで、無人だったら、恥ずかしいだけだけど。
バケツと水とタオル、ここから調達していこう。**]
(244) 2017/03/15(Wed) 08時頃
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/* そういえば、20人にひとり、の授業の話、 参考にした授業に忠実にするなら、もうちょっとややこしくて、 「痴漢とか性的被害にあったら、抱え込まずにおとなに相談しましょう」→「これは女の子だけの話じゃありません。男の子が女の人にされることも、男の子が男の人にされることもあるんですよ」→「ところで同性愛者は20人にひとりいると言われています。差別やめようね!」みたいな構成になってて、ひどい巻き込み事故できた気がするなあってちょっと思ってるよ。描写長くなるから省きました。後悔。
(-70) 2017/03/15(Wed) 08時半頃
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/* 元賀いいやつだよなあ 保田もいいやつだし この等身大感とてもいい 古辺のことは「ミステリアス」だと思っている能久だよ
しかし 能久 あえて だけど のんびりしすぎでは・・?たかしがいなくなって錯乱するの・・?するね
(-71) 2017/03/15(Wed) 10時頃
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―屋台近く廊下での>>241―
うん。よろしく! お菓子作りは体力要るところあるからなー、 たかしに手伝ってもらった時きついって文句言われた。
[元賀の力強い頷きに、能久はにこりと笑んで、菓子作りにまつわる思い出話を一つ。
元賀がどうやら調理に関して手馴れているのは、文化祭で見て知っていた。大和と元賀がそうするように、家族構成まで深く話すわけではないけれど、なんとなく、耳に挟んで。 でも、なんと謂えばいいのかわからず 踏み込めずに。]
そうだね、家庭科室にしよう。 できたらみんなで集まって食べて――うん、本当に合宿みたいになる、ね。
……水野さんも、見つかったら、いい、けど
[――何が起きたかもまだきちんと知らないまま、ぽつりとつぶやく]
(245) 2017/03/15(Wed) 10時半頃
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[>>241大丈夫、持てるよー、と抱えなおしながら元賀に答えて、]
頼れるなあ、 文化祭の時も保田と一緒に色々助けてくれたよね
[庶務、雑務、色々大変だろうに 黙々と手伝ってくれていた印象が強い。 能久には、行動を共にしていた保田といいコンビに見えていた。
――会話は、大和と入間がなにか、深刻な様子で近づいたときに、一度途切れて。]
(246) 2017/03/15(Wed) 10時半頃
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……なんだろう、
[>>242 材料を抱え込んだまま、 声は幾たび目か、不安に沈む。
スピーカーから囁く声が、いなくなった水野のことを話しているような気がして耳を傾けるが、よく聞き取れない囁き声なだ。心持で、如何様にも拾えてしまう。そう、古辺の、謂った通りで。]
……――、……うん、そう、だね。
みんな集まって、 くれるよね……
[元賀の提案に、希望的観測を載せて頷き、家庭科室に向かった。]
(247) 2017/03/15(Wed) 10時半頃
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―家庭科室>>242―
[家庭科室につけば、 材料を広げて元賀にも手伝いを頼んだ。作業していれば、気は少し紛れるものだ。好きな作業なら、尚更。]
すごい、手際良いね。 お菓子作り好き?
[元賀のてきぱきとこなすさまに能久は称賛を贈る。器用なだけだ、と謂われると、特に疑わずにそっかあ、とうなずいた。]
いいなあ…、元賀、服作りも手伝ってたもんなあ、おれああいうのぜんぜんできないから、尊敬する
[生地を焼きながら、そういえば――と能久は続けた。]
器用と謂えばパティシエって、 男性の方が多いんだよね、 ほら、お菓子は体力勝負ってさっき謂った通りでさ。体力と繊細さを兼ね備えてー、みたいな。
(248) 2017/03/15(Wed) 11時頃
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器用なら元賀そういうの、 できたりするかな。
おれだと生クリームやまもり エベレストいいとこだからなぁ…
[堆にだったか、 味はいいけどもうちょっと盛り付けに凝った方がいいな、というのは意見としてもらったことがある。
ふっくらパンケーキを焼きあげる香りは、イルミネーションの輝く異常な校舎にもゆったりと漂った。人数分、焼きあがる*]
(249) 2017/03/15(Wed) 11時頃
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/* 人が2人ほど行方不明になっていますが パンケーキは人数分焼きあがりました!!!!!!
(-72) 2017/03/15(Wed) 11時頃
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― 教室→シャワールーム ―
そうか。 このささやき声、癇に障るから 止まるといいんだけどな。
表に出て目の前でしゃべれよって気分になる。
[3階へ行くという理一>>203に見送られ 教室を後にして シャワールームに向かう。
足元を、床を、踏んでいる感触が薄くて ふわふわと浮いているようで。 学校に着いたときはまだましだったのに どんどん、感覚が遠くなっていっている気がした。
腰元のチェーンのとげを握る。 痕がつくくらい強く。 まだ痛覚が残っていることを確認するために]
(250) 2017/03/15(Wed) 11時頃
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― シャワールーム ―
[ゆっくり、気を張って歩き続けて、 到着したときには軽く息が上がっていた。
シャワーを浴びる。 お湯が熱いのか、冷たいのか。 そもそも、自分の体に当たっているのかも よくわからない]
もう、だめなんだろうな。
[手を伸ばして壁面のタイルに触れる。 冷たいはずなのに、何の温度も感触も伝わってこない]
(251) 2017/03/15(Wed) 11時頃
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[みんなに気づかれないようにしないといけない。 特に、昴には。
そう考えて、以前病院で会った時の 入間の言葉>>236を思い出す。
確かに知らせておいて 覚悟を決められるようにしておいたほうが いいのかもしれない。
それでも]
……でもな、俺は昔から あいつが泣くのが苦手なんだ。
[呟きとため息はシャワーの音にかき消された*]
(252) 2017/03/15(Wed) 11時頃
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/* 昴のパンケーキを食う暇とそこから夜まで一気に時間を飛ばす暇あるかな…。がんばろう。パンケーキ食いたい。
(-73) 2017/03/15(Wed) 11時頃
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/* 健ちゃんにも何か投げたいけど今日落ちる人が多角になるのもなぁと躊躇われて名指しでなくフリーにしたけど、名指しじゃないとなかなか回収されないよね。 健ちゃんは性差関連で話がしたかったんだけどなぁ。 あんまり行き過ぎても困らせそうだからあれだけど。 それと昨日の廊下周りは私の動きで動きづらくさせたかな。ごめんねと思ってる。
昴の屋台と莉緒の屋台は別…でいいんだよね? 簡易屋台的な意味でいいのよね…? いまいち分かってない。
(-74) 2017/03/15(Wed) 11時半頃
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/* だめっていわないでよーーーーー たかしーーーーーーーーーーーー
(-75) 2017/03/15(Wed) 11時半頃
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―家庭科室― 手伝ってくれたおかげで さくさく作れた、ありがとー
[積んだパンケーキは ちょっとした量だ。 手伝ってくれた元賀には一枚おまけがついている。
パンケーキが食いたい、と最初に言いだした幼馴染を思い浮かべる。同調した入間も――深刻そうな顔をしていたけれど、解決、したのだろうか。]
たかし起きたかな…まだ寝てたりして
[理一による腕ひしぎ状態の起床とはすれ違い。 能久は――なにも、知らないまま、 廊下へ顔を出して*]
(253) 2017/03/15(Wed) 15時頃
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[シャワーを終えて、コックを閉める。 しまった感触がわからないのでかなりきつめに。
ジャージにパーカー。 腰のベルトは引き抜いて 腕にぐるぐると巻いていつでも棘が握れるよう。 ……寒そうに見えなければいいが。
髪は濡れているか乾いたのかもよくわからないので ざっとドライヤーを当ててあとは手ぐしで。 念のため、バスタオルを肩にかけて。
足が地に着かないような。 踏み抜いているような心もとない感触に 棘を握る力を強くして、廊下を歩き出す]
(254) 2017/03/15(Wed) 15時半頃
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[昴はどこでパンケーキを作っているのだろう。 食堂なのか、家庭科室か。 それとも、調理器具を持ち込んでいたであろうほかのクラスか。
歩いていると、ふとかぎなれた甘い匂い。 その漂ってくる方へ足を進めて。 鼻に集中したためかタイルの継ぎ目でつんのめる。 ――転びはしないが、力をこめたせいで 棘を握っていた手にはうっすらと赤い痣ができて。 つまさきでとんとんと、わかりもしない床の感触確かめて 顔を上げれば家庭科室から顔を出した幼馴染が見えた>>253]
はよ。
[見られていないだろうか、様子を伺いつつも 片手挙げていつもと変わらない挨拶をして。 少しゆっくり目に近づいていった*]
(255) 2017/03/15(Wed) 15時半頃
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おはよー、 ちゃんと起きてた、よかった
[寝坊を心配するいつも通り。 ただ、さっき、たまたま少し体が傾いだのが見えたので、付け加わるひとこと。>>255]
…躓いた?だいじょぶ?
[心配性、と謂われるのも承知で気にするのは、 きっと小さなころからの癖だ。 でも、だんだん危ないことはしないでいてくれるようになったし。きっと大丈夫だろうと、思って。]
パンケーキ焼けてるよ、 皆も呼びに行こうとしてたとこ
[ゆっくり近づくのは まだ眠いからだろうか。腕を引こうと手を伸ばし、ぱちんと一つ瞬いた。]
(256) 2017/03/15(Wed) 16時頃
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[肩にかけたタオルの端を握って 拭き足りないところから落ちる雫をぬぐった。]
髪の毛長いんだから もーちょっと拭いとかないと 風邪ひくよー?
家庭科室なら、廊下よりあったかいから
[幼馴染の感覚が喪われつつあるなんて、知らなくて。いつもみたいに、腕を引く*]
(257) 2017/03/15(Wed) 16時頃
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理一に起こされた。 こんな状況なんだから好きなだけ寝ててもいいじゃねーか、なぁ?
[むすっとしながら文句を言う]
つまずいただけだろ。 心配するな。
[見られていたかと内心あせりつつ、棘の球体を強く握る]
俺が出てくるとき理一しか教室にいなかったぞ。 理一は放送室見に行くっつってた。 ほかのやつらどこいったんだ?
(258) 2017/03/15(Wed) 17時頃
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[髪を拭かれるのに合わせて少し身をかがめつつ]
ほっときゃそのうち乾くだろ。 ……ふぇっくし。
[くしゃみをして鼻をすする]
いや、風邪じゃないからな?
[いつもどおり手を引かれて 触られているのを目で確認して、 歩調を合わせて。 家庭科室の中に入って健士郎を見かければ、うす、と軽く挨拶をした*]
(259) 2017/03/15(Wed) 17時頃
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─ 保健室 ─
[保健室に駆け込んで、誰も居ないそこに安堵します。 やっと正常に呼吸が出来る様になった気がして、 息を整えるみたいに、深く吐き出しました。
掃除をすると言った手前、掃除道具入れに向かい バケツと、モップもありましたから、 それも拝借する事にしました。
"委員長なんだから"って それはまるで、魔法の呪文みたい。
こうして言い聞かせていれば、 どんなに心が乱れていたって、行動出来るんです。 自分がか弱い女の子だって事を、忘れられます。
委員長という役職に、こんなに感謝した事はありません]
(260) 2017/03/15(Wed) 17時半頃
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[バケツに水を入れていたら、伺う様な声>>244が聞こえて 一瞬躊躇ってから、いつも通りの声で]
何?入ってくれば良いのに。
[掃除、一緒にしてくれる? って何気ない口調。 返事をしたら、彼は中に入って来てくれたでしょうか。 何となく、顔を向け辛くって 私の視線は未だ、水道の方へと向けられていたでしょう]
モップがあったから、それ使おう。 雑巾とかより、そっちの方が楽だよね。
[バケツに水が張れたら、気不味いだなんて言っていられず モップを指し示して、その一本を、彼に手渡しましょうか。
そこで一拍、言葉を止めて。困った風に、笑いかけます]
(261) 2017/03/15(Wed) 17時半頃
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さっきはごめんね。 しっかりしなきゃいけないのに。
……でも、悠も心配性なんだから。
[もう大丈夫だよ。 そう言う声だって、きっと震えてはいません。
ただ、バケツを持つ為に袖を捲くれば、 細い、如何にも"女らしい"腕が露出して。 それに重なるのは、あの日絡められた、" "の腕。
ぞわぞわして、曖昧に笑ったまま 私はそっと、捲くった袖を*下ろすのです*]
(262) 2017/03/15(Wed) 17時半頃
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―家庭科室―
理一のモーニングコールすごい威力ありそう。
[個人の感想である。]
まあ、確かに先生もいないけどさ…… 寝すぎると根っこが生えるよ
[>>258 堆の言い分に小さく苦笑した。]
はぁい、 たかし、背が伸びたからなあ、 下が見えにくいのかな、なんて
[言葉通りに受け取った。此処のところよく躓いている、とは思うけれど内心の焦りはうまく拾い上げられない。疑うなど、したことがなかった。
――自分は、謂えていないことがあるのに。]
(263) 2017/03/15(Wed) 18時頃
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うんと、古辺は顔洗う、って謂ってて、 元賀はパンケーキ焼くの手伝ってもらってたからそこにいるよ。
女の子たちは……入間さんと、大和さんがなんか、深刻そうな顔してたけど、話を聞いた保田は、走って行っちゃった。
[謂い乍ら、まだ見ていない顔が浮かぶ。 水野は昨日から居ない “今日”になってからは三星、天ヶ瀬――まだ、保健室だろうか。]
……これから、みんな呼んでくるよ
[大丈夫。 大丈夫、だと、いい。]
(264) 2017/03/15(Wed) 18時頃
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[身をかがめてもらって髪は拭きやすくなる。>>259 水分をタオルに吸わせながらほんとに伸びたなあ、と能久はしみじみ思う。]
……伸びたよねえ…
[思わず口に出たところでくしゃみが聞こえ、 あは、と噴き出した。]
…えーー それは説得力ないなぁ
[笑い交じりで家庭科室へ、 皿に取り分けたパンケーキが堆、元賀、それに訪れたものの前に並ぶ*]
(265) 2017/03/15(Wed) 18時頃
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/* た、たかし今日落ちてしまうの しにそうではないですか……昴が……
(-76) 2017/03/15(Wed) 20時頃
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――家庭科室――
[家庭科室へと入り、能久の指示に従って生クリームを泡立てる。それを見ていた能久の、「お菓子作り、好き?」という言葉に一瞬、手が止まった。]
……いや、器用なだけだ。
[ただ1回、頷けば済むだけの話なのに、どうしてもそれが出来なかった。 能久だってよくパンケーキを作ったりしているのだから、自分が普段からお菓子を作っていたって、何も問題ないはずなのに。 一つ、秘密を明かしてしまえば、全て明かされてしまうような、そんな気がして。つい、躊躇してしまう]
(266) 2017/03/15(Wed) 20時半頃
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え……そう、なのか?
[パティシエに男性の方が多い、というのは>>248初耳だった。 小さいころは行っていた、家の近所のケーキ屋さんで働いているたのがだいたい女性だったこともあり、女性の方が主流だと思い込んでしまっていたらしい。 ……そういえば、テレビでは女性よりも男性のパティシエの方がよく見る、ような……?
そんなことを考えていると、「そういうのできたりするかな」なんて声>>249が、聞こえて。 少しだけ――やってみたい、なんて、思ってしまった。 お菓子作りを家ですることがあるといってもたまにだし、生憎パンケーキやホットケーキにはまだ手出したことなかったし、上手くできるかは、分からないけど。やってみて、それを見て周りがどういう反応をするかなんて、分からないけど。 パティシエには男性の方が、多い、らしいし、1歩…いや、半歩だけ、踏み出してみても、いい、んじゃ、ないだろうか。]
(267) 2017/03/15(Wed) 20時半頃
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大したことしてないが……どういたしまして。
[パンケーキが焼き上がり、礼を言われれば>>253少し笑ってそう返した。 それから、まだクリームの乗ってないパンケーキをちらりと見て、迷いながらも、おずおずと口を開く。]
その……もし、能久が良ければ、クリームの飾り付け、試しにやってみても、いいか……? ……いや、その、俺も分だけでも、いいし。勿論、だめならだめで、問題ないんだが。
[慌てて一言付け加えながらそう申し出てみたが、能久の反応はどうだっただろうか。 もし良いと言われたならば、能久が廊下に顔を出している間にでも、クリームでの飾り付けに取り掛かってみただろう*]
(268) 2017/03/15(Wed) 20時半頃
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── 現在:保健室 ──
[ 返ってきたのは、思いの外平常に近い声>>261。
拍子抜けしつつも、 そろりと足を踏み入れれば、 彼女は水道に向かって、せっせと準備。]
や ──、だって、 ここ、女子の寝床にもなってたじゃん ズカズカ入って来られても、嫌だろ
[ 言い訳めいた言葉とか、 そういう口調ながら、隣に立って、 一緒に お片付け の準備をするところ。
ガキっぽいなとは思うけれど、 生憎、前髪の鬱陶しい誰かみたいに、 スマートな立ち回りとか、知んねえしさ。]
(269) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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……あ、モップ あったのかよ 最初から、そっち使えばよかったな 使い終わっても、ゴミ箱には突っ込めねえけど
[ モップを手渡されて、一度は受け取った。
入間のバカめ。あとで教えてやろう。 そんなことも思う。俺の脳内は、それなりに平和。
だから、さっきも相手を萎縮させたばっかりだってのに、 思いつくがまま、 何言ってんの って顔で、、言葉を紡ぐ。]
(270) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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── そりゃ、心配するだろ 入間じゃなくても、無理するなよって思うよ
[ 腕まくりをして、また下ろす仕草。>>262
それを視界の端に捉えながら、 己の軽率さをたびたび実感していた俺は、 さすがに、付け足すように、続けた。]
(271) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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……怒ってんじゃ、なくて、 しっかりしてほしいんでも、なくて、
ただ、無理してほしくないだけなんだと思う ……だって、もう、わかったじゃん 追い詰められたやつが、どうなんのか とか 知ってるじゃん、俺ら
[ どこにいったって、追いかけてくるささやき。 その出処でも有るスピーカーを、ちらりと見やって、 言葉に困るように、ゆっくりとしたペースで、話す。]
(272) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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……せめて、みんな でいるときくらい、 それぞれが、できることして、やってきたいじゃん 文化祭のとき みたいにさあ
昴なんて、パンケーキ焼いてくれんだって この状況でさあ ……元賀もそれ、手伝いに行ったし
[ そう、言葉にしていって、 ただ怯えていただけの自分よりも、 あいつはよっぽど、他の みんな のこと、 考えてくれていたのだな と、気付く。
それが、なんだか今更気まずくて、 視線が、斜め上あたりを彷徨ったりもするけれど。]
(273) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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[ それから。 ああ、そうだった と、 言い忘れ を思い出したような顔をして。]
昨日、食べ物持ってきてくれたの、大和さんだろ 全然、食べることなんて考えてなかったけど、 あれ見て、気、楽になった サンキュー
飴も、まだ食べないで、持ってる 余計なこと言いそうなときにでも、舐めるわ
[ 準備ができたなら、 三星っぽいマネキンに会いに行こうか と、
モップとバケツの交換を要求するだろう。
ご納得いただけないようなら、言おう。 「 ほら、俺、ムキムキだから 」。*]
(274) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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/* Q.むきむきなのか? A.そこそこむきむきです
COC基準のステは一発でいい感じになったやつが、STR17でした ごりらです
(-77) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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―家庭科室での>>266―
そっか。 気が向いたら、やってみると楽しいかもよ。
[器用なだけ、という元賀の言葉を其の儘飲んで、能久はそう答えた。]
らしいよ、テレビで言ってた。 有名な海外のお菓子職人さんの紹介だったんだけど、大きなお兄さんだったなぁ。 お菓子作るの好きなんだなぁって見てるだけでももわかる感じで…… なんかいいよね、そういうの。
おれもパンケーキ、すきだし。
[元賀が悩み、抱えているものは知らないまま、楽しそうに語る。 手元でフワフワと、 膨らんで行く朝ごはん。]
(275) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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/* シャワーと家庭科室が何階にあるのかがわからない……どこかに書いてある……?
(-78) 2017/03/15(Wed) 21時半頃
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―家庭科室で>>268―
[元賀の申し出には、うん、とすぐに頷いた]
お願いするよー、クリーム飾るの楽しいよ。 おれのより、美味しそうにできたりして。
[なにせヒマラヤが飾りの精一杯なのでー、と 冗談めかして付け加える。 かくして元賀は生クリーム係に任命された。
パンケーキがすきな人が増えるのは、いいことだ、と。能久は思っているのだ*]
(276) 2017/03/15(Wed) 21時半頃
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/* 私今どこにいるのか分からなくて困惑している。 情報が回ってないからそりゃゆるゆるするよね。
(-79) 2017/03/15(Wed) 21時半頃
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/* 通くんと堆くんはもうスルーでもいい…かな…?
(-80) 2017/03/15(Wed) 21時半頃
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─美術準備室前─
[那由多の言葉>>243には、片手を上げて親指を突き立てました。 任せとけ、とでも言うように。
そうして向かったのは美術準備室。 もしかしたら先客>>225>>235がいたかもしれません。
もしも誰かがいたのなら、那由多にも伝えたこと>>193を伝えて、みんなにも伝えて欲しいとお願いしたでしょう]**
(277) 2017/03/15(Wed) 21時半頃
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PPP イルマは、メモを貼った。
2017/03/15(Wed) 21時半頃
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……ありがとう。 どう…だろうな。上手く出来るかは分からないが、美味しそうに出来るように、頑張ってみよう。
[能久の許可を得られれば礼を言って、冗談めかした言葉につられて少し笑った。そうして生クリーム係に任命された俺は、いざ、とパンケーキに向き直る。 大丈夫、もし失敗しても、あっはっはっはーなにこれ下手くそーという感じでちょっとからかわれるくらいだろう。 最悪山盛りエベレストにすれば全てなかったことになる。大丈夫だ。 そんな風に自分に言い聞かせながら、クリームの絞り袋に生クリームを入れて、慎重にパンケーキの上にクリームを絞っていく。
結果として――失敗は、してないと思う、たぶん。 最初にクリームで作ったハートや星マークのはちゃんと形になっているし、勿論プロ並みには届かないが、それなりに可愛い(んじゃないかと自分では思う)感じの猫やら兎やらの絵になったクリーム。 あと、文化祭の時の様子からして多分保田はクリーム少な目のが好みなんだろうなと思って、端に沿うようにちょこちょこクリーム控えめに置いただけのものもある。]
(278) 2017/03/15(Wed) 21時半頃
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[終わった今になってから本当にやってよかったんだろうかなんて思ったりしなくもないが、やってしまったものは仕方ない。]
ああ、ちゃんと起きたんだな。おはよう、上須賀。
……それで……一応、クリーム…こんな感じに、なったが。
[能久が上須賀を連れて戻ってきたなら、2人を出迎えて、それから目線をパンケーキにやって出来栄えを示し、少し緊張しながら反応を窺っただろうか*]
(279) 2017/03/15(Wed) 21時半頃
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― 家庭科室 ―
強烈だったな…。
[思い出して引っ張られた方の腕をさする。 そういえば思い切りたたいてしまったが 理一は大丈夫だったんだろうかなんて、 いまさらながらに思ったが きっと大丈夫だろうと結論付ける。
あのような起こし方をされてよかったかもしれない。 ただゆすられるだけでは 気づけずに寝ていたかもしれず、 疑いをもたれたかもしれないから]
深刻そう、か…。
[もしかしたら、またマネキンが。 誰かにしか見えないマネキンのようなものがまた。 そう考えたが口には出さずに]
(280) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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お前が伸ばした方がいいって言ったんだよな。
[伸びたと感心したようにいわれ>>265 鼻をすすりながら思い出す]
戦隊モノのヒーローが長髪で、 それでだったと思うけど。 んで伸ばし始めたら切るのが億劫になった。 結果、伸びた。
[きっかけになったヒーローの髪の長さなど すでに超えるほど伸びた髪を 邪魔そうにかき上げた]
(281) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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[家庭科室の中に入れば 焼き上がったパンケーキのいいにおいが充満している]
へぇ…… これ、健士郎がやったのか? すげーな、きれいにできてんな。 売りもんみて―じゃねーか。 昴にも見習わせたいくらいだ。
[仕上げを担当したらしい健士郎が 何やら緊張した様子でいる>>279のを横目に 感心した声を出す]
やっぱ料理は見た目も大事だよな。 健士郎、こういうの向いてんじゃないか?
(282) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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[>>231 シャワーに行くって通に、 おっけーおっけー、って二つ返事。
額に伸ばした人差し指は通の前髪を掠めて、 何か言いたげな目に、けら、笑う。
それでもまだ何か言いたそうだったから、>>232 なんだよ?って聞いて、返ってきた言葉と 問いかけに、目を瞬いて、数秒]
(283) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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|
そうだなァ…… 案外、帰りたいと思ったら帰れるのかもな。
もしくは、 この世界を作ったやつの気が済んだら、とか?
通は、どう思うよ?
[人が人の中に閉じ込められることがあるって。 天ケ瀬から聞いて、俺もどっかで聞いたこと思い出した。
大概の奴らは無事なんだろ? なら天ケ瀬はきっと帰れてるって。
通のやつ、帰りたさそうだなーって、 口には出さねェけど、そう思う]
(284) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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[ でも、俺は、どうなんだろう。 積極的に帰りてェって、あんま、思ってねェな。
そーいや ]
(285) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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[>>235 シャワー室に通が向かうなら、 伝言を聞いて、見送ろう。 って思ったけど、立ち去る背に一つだけ]
通さァ。 前髪上げてる方が、俺は好きだな。
[>>33 文化祭の時に、珍しくヘアピンなんか使って、 通が接客に来てたから、びっくりした。
でもそっちの方が良かったなって、 額つついたついでに伝えて、へらり]
(286) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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|
[で、通が去った後、今度は入間の姿が見えたから>>277 よっ、って、手を振った。
でもその口から伝えられるのはいい知らせじゃなかった。 三星もマネキンになってるって、聞いて。
俺はそっかって言いながら、 また、廊下に転がってる上履きを見た]
(287) 2017/03/15(Wed) 22時頃
|
|
天ケ瀬も、そこの部屋にいる。
[さっき通が指さした時と同じように、 美術準備室に人差し指を向ける。
三星も、帰ったのかな。 これで三人目か、って残りの人数を数えながら]*
(288) 2017/03/15(Wed) 22時頃
|
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[那由多の言葉>>269は、言い訳っていうより、 気遣いだと感じられて。 「そこまで気にする人居ないよ」 なんて、返しましょう。 実際、女子の皆が気にするとも思いませんし そうでなくとも今は、私しかいませんものね]
……ああ、那由多も上の掃除してくれたんだね。 ありがとう。ごめんね、手伝えなくって。
モップだと、ゴミ箱には入れられないけど…… 血の着いたのって、もう使いたくないよね。
[モップを手渡しつつ>>270、そんな返事。 後半は冗談めいて、軽い口調で。 口調はそうでも、この状況じゃ、 冗談にもならないかもしれませんが]
(289) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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[間を置いて、落とした言葉。 それに返される表情を、帽子の下から見詰めて 困った様な笑みは、深くなるばっかり。
心配してる って>>271 言葉を尽くしてくれる人>>272が居るのは、喜ばしい事。 だから、それを遮れるわけもなく。
かといって、どんな表情をしていれば良いのか 解らなくって、私は微かに俯きました。
那由多の言う事は、尤もです。 人が追い詰められた結果が、"この世界"。 この世界を作り上げてしまった"誰かに"、 私が頼って欲しいと思った様に。 彼もそう思ってくれていると、そういう事なのでしょう]
(290) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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…………うん。ありがとう。 そうだね、……うん。
[贈られた言葉>>273を、噛み締めるみたいに呟けば。 困った風な笑みは消え、穏やかな表情を浮かべました。 視線は、彼の彷徨うそれも気にせず、 真っ直ぐ、相手を見据えて]
でも、私は、逆なの。 無理をしてなきゃ、きっと崩れちゃう。
ああ、だからって、これからも 一人で頑張ろうとするかっていうと、違くて。
[辿々しい言葉に、返すみたいに。 私も考え考え、ゆっくり口を動かしました。 その時覚えた気不味さは、 彼の覚えたものとは別種でしょうが]
(291) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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頼れる所では、ちゃんと、皆を頼るね。 ……一人で、何でもしようとしない、から。
[そんな、結論。 無理をして突っ走って、その結果、心配をかけるなんて そんなの、本意ではないのです。
まだちょっと、難しいかもしれませんが せめて彼の気遣いだけは、ちゃんと受け取らなくちゃ]
昴は流石だね。後でお礼言わないと。 パンケーキなんて、私よりよっぽど女子力あるや。
[くすくす笑って相槌を打っていた所に、 ふ と変わる話題。きょとり、目を瞬いて。 ああ って、私も思い出した様な顔]
(292) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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食べ物の事を一番に言い出したのは、莉緒だから、 お礼なら莉緒に……ね。
飴だって、ブレザーのお礼だったのに。 那由多は律儀だなあ。
[今は居ない、莉緒の事を口に出す時、 微かな躊躇いが生じましたけれど でも、もう会えないとも、思っていないんです。 だって彼女は、"帰った"んですから。
今度会った時にでも、お礼を言ってね なんて ちょっとだけ、肩を竦めながら伝えました。
モップとバケツの交換は……やっぱり、少し迷ってから でも、ほら。私より彼の方が ムキムキなのは、本当ですからね。 「ありがとう」って、素直に受け入れておきましょう]
(293) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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─ 廊下 ─
[そうして、先導して、莉緒らしきマネキンの所に。 保健室から持ってきていたタオルで、 その首元を覆い、これ以上血が溢れない様に。
マネキンを移動させるのには、 素直に彼の手を借りましょう。 「足の方、持ってもらえる?」 って 私は上半身を持って、空き教室にでも運ぶつもりで。
……これが"本物"の莉緒だったら 男子に足を持たれるのって、嫌がるかしら。 そんな考えは浮かべど、口にはしないまま]
(294) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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…………私、那由多に謝らなきゃ。
昨日は、責めるみたいな言い方、しちゃって。 あれじゃ、那由多が悪者みたい。
[彼の手を借りながら、ぽつりと零します。 謝って済ませようなんて、虫が良いかもしれませんが そのまま知らんぷりをするのは、どうにも]
今の私は、これが"本物"とは、思えないけど
あの時は、確かに、そうかもしれない って、 そう思ったから、つい 強く否定しちゃったの。 だから、すごく……狡かったと、思って
[マネキンを運びながら、取り留めも無く、口を動かし 視線は、窺うみたいに那由多の方へ]
(295) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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……だから、ごめんね。
[例え少数派でも、思った事を 素直に口に出来る那由多は、強いなあ と思うのです。
……"そのまま"の貴方で、 いてほしいなあ と、思うのです*]
(296) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2017/03/15(Wed) 22時頃
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―家庭科室前>>280―
……やっぱり? 勢い遠慮なかったりするもんね理一ー、
[ボディプレスとか受けてないだろうか。 楽しくなったらやってしまいそうだなぁと思う能久であった。]
――うん、 ……なんでもない、と、いいんだけどな。
[なんでもない、なんてことあるんだろうか。 この世界で。また、昨日と今日を同じ日、繰り返して。 ――言葉にはできず、飲み込んだ]
(297) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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/* こう、こころのなぐりあい下手でごめんな!!! というきもち 刺すことしかできない……ぐさぐさと……
(-81) 2017/03/15(Wed) 22時頃
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―家庭科室前で>>281― [それから、ぱちんとひとつ、瞬いたあと。 照れ臭そうに笑った]
……うん、そーだね、 覚えててくれたんだなぁ、
[へへー、とそのまま自分の頬をかく]
……だってさ、 似合うと思ったんだ、たかしにさ。
――いまは、あの時のヒーローより ずっと似合っててかっこいい、
って思ってまーす
[真面目に言い切るのが気恥ずかしくて、 とってつけたみたいな敬語の語尾となった*]
(298) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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/* 俺の幼馴染がどこまでもかわいい。
(-82) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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/* 2d落ちでほんとよかったなあ、ってくらい繁忙期。
(-83) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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/* 昨日は帰宅してからメンタルが沈んで這い上がれない有様で もうしわけなかった
(-84) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ 去ろうと、して。 答えが返ってくる>>284。
帰りたいと思って帰れるなら、 …多分とうに 現実世界に戻れているんだろうと、思う。 だから、個人的には、 橘の挙げたうち 二つ目の方に賛同したい気分だった。 ―― ふうん、って 抑揚の無い相槌と、それから、 ありがと って 小さな礼。 ]
(299) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ と …そこで、 問い返される>>284と思ってなかったから、 行きかけた足は止まった。
この世界から帰る方法。 "ホスト"に閉じ込められた 狭い世界から、 自分たちが解放されるには、 果たしてどうすればいいんだろうか。
正直 俺に聞かれてもなあ って 思う けれ ど、 ]
(300) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ …少なくとも 前は あのときは。 ]
(301) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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―家庭科室―
おおー……!
[>>282戻ってくれば、 パンケーキはすっかり飾り付けられていた。]
すごいや、おいしそうーー 任せてよかった!
[しかしながら、 見習わせたいと言われればえー、と、眉を下げる苦笑い。]
練習すればできるかなぁ…… 生クリーム山盛りよりも こういう方がいいよねぇ
(302) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ …シャワーを、浴びようと思ったんだ。 えとさんのものとも 俺のものとも知らない汗。 それでべたつく肌に嫌気がさして、 しかも身体は怠くて、引っかかれた背中は痛くて、 …何時も隣で寝ているえとさんはいなくて
世界にたった、ふたりだけ。 "××"から、 定義にかすりもしない"恋人"になった 高校一年の冬休み だった。 何時になったらこの世界が終わるんだろうと 早朝 閉めきられたカーテンの中、 薄っ暗い部屋で思って。 ]
(303) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ 俺は水音のする浴室に向かって そこで、 ]
(304) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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── 現在:保健室 ──
[ そこまで気にする人なんて居ない?
「 そんなことねーって。こんな状況だし 」
なにがこんな状況なのかは自分でも分からないが、 とにかく、今度はこっちの視線が上滑り。]
した っていうか、 上のときは、上須賀に、捕まった
[ 声に出してみれば、愉快な話じゃないか? そういえば、昨日はサボってなかったなって。
なんだろう。 なんか、付き合い悪いわけでもないのに、 急に、ものぐさだったり遠巻きだったりするし。 それって、例の ひとりでいたい ってやつ?]
(305) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ それから。]
── そっか
[ 困ったように笑って、うつむく大和さん>>290に、 つられるように、俺も下を向く。
無理をしてなきゃ崩れちゃう。
その感覚は、俺には遠い。
だけど、なんにせよ。 無理して、結果、さっきみたいな感じ なら、 幸福そうには見えなかったな と言えないまま、 精一杯、受け取ろうとしてくれている 様子>>292に、 「 おう 」と短く肯定して、言葉を飲む。 生き苦しい世界ですね。そうでもないですか。]
(306) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ ―― 沈黙、は。 体感 長かったように 思う。 実際どうだったか知らないけれど、 少なくとも 思い返してしまうには、 充分、で、 ]
(307) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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……おー、 じゃ、三星にもお礼、言わねーと なー
[ ここにいないクラスメート。
その名前に、俺はフツウに笑えてたんだろうか。 鏡もないのに、わからないまま、 バケツを片腕にぶら下げて、廊下へと向かう。
首元をタオルで覆う様子>>294は、 なんだか、手当て のようでもあって、
俺は、”ソレ”が、何者でもないと、 やっぱり、思えないままでいる。
モノを扱うようには見えない、丁寧な手つきだ。 とか、そんなことを考えながら、 謝罪に心当たりのない俺は顔を上げた。>>295]
(308) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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…俺が望んで帰れないなら、
(309) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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…… ホストって奴が 死んだらかな。
(310) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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── いや、ほんとに 俺が、
俺が、不用意に、変なこと言ったから 大和さんが、気にすることないだろ
かえって、なんか、ごめん
[ 覗き込む ようにも思える視線>>295に、 眉を下げて、きっと今度はこっちが困り笑い。
逃げ込むように、空き教室の扉を開ける。
がらがら。特に支えもなく、開く。 扉の先。]
(311) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ "世界"が終わる時なんて、そんなもん。 ]
(312) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ ――― なあ。 去り際、橘>>286の顔を見ては、いたけれど。 あいつの言うように 今。 前髪を上げてたとして、そうだとしたら、 ]
(313) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ ── ”見つめて” いる。]
(314) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ …多分、いつになく らしくなく 冷たい色をした 古辺通の瞳が見えていただろうから、
…やっぱり前髪、 あった方が良いんじゃ無いかって、 直接言わずとも 思ってしまった。
…口元は どうにか "いつも通り"を保ってみたけれど。 誤魔化せたかな…うん 無理、だな* ]
(315) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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── 現在:1階 空き教室 ──
[ これは”モノ”だから。 マネキンであって、何者でもない。
そう言い聞かせて、握っていた冷たく白い足首を、 その時、握りしめることも、投げ出すことも、 どうしてだか、できなかった。
”見つめて” いる。>>15
扉を開け放した先、誰もいない部屋。 前方の壁スペースを、大きく使った黒板。 誰もいない部屋 に いる 何か。]
(316) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[囁く声が依然として止まる気配はなく。 いつかの授業や、噂好きの女生徒の声を思い出しました。 それは美術準備室の前に置いてある上履き>>5:566のせいかもしれません]
………“は”じゃなくて、“も”なんだね。
[意図せずとも、揚げ足を取るような言葉になってしまいました。 だって現状を何も知らない訳じゃあなさそうなのに、あまりにも普段通りに見えたのです>>287
それでも今は何か言葉を挟むことはなく、きっちりと締められた扉を開けました]
(317) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ぶわり、と頬を撫でる熱風。 一歩、二歩と、踏み入れれば、少し蒸し暑さを覚えるほどの温度調整のされた室内が私を迎え入れます。
ささらちゃんから聞いていた補習の話。 だけれど実際に私がこの部屋を訪れるのは初めて、で。 恐る恐る向けた視線の先、私の唇から溢れたのは]
…………ささら、ちゃん。
[後頭部がひび割れたマネキンにではなくて、 未完成で鉛筆以外の彩りはないけれど、笑みを浮かべようとしている、姿>>2:567へと、近づきました]
(318) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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……全然、知らなかったや。 私、ささらちゃんがそんな風に笑うの、…さ。
うん。今のささらちゃんの笑顔、私、とっても好きだ。
きっと……、帰れたんだね。
[スマートフォンに残されている一枚>>0:396や、誤魔化すみたいな笑顔>>1:429よりも魅力的でしたから。
彼女の瞳がさいごに映したものは悪いものじゃあなかったのかもしれない。 一度だけ、そのキャンパスに腕を伸ばして、撫でてみました]
(319) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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──── 落書き ?
[ さっきまで、フツウに会話をしていたはずが、 なんだか、情けない、弱々しい声でしかなかった。
怯えていた。怯んだ。
ただの、絵だよ。絵だな。 黒板を埋め尽くすくらい、いっぱいの、眸。
ついてまわるささやき声は、 背中からぶすり ぶすり と、刺さるみたいだ。
固まっていたのは、一瞬。 そっと、マネキンの足を一旦下ろして、 黒板につかつかと歩み寄る。 置きっぱなしの、黒板消しを手に取る。]
(320) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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………また後で。今度会えた時は、一緒に笑えたらいいな。
[気遣いな誰かのようにカーディガンを残すなんてことは出来ませんでしたが>>200 美術準備室から出る頃は来た時と同じようにきちんと扉を閉めました。
つばさちゃんの隣に運ぼうとも思ったのですが、腰掛けているマネキンをどうも動かす気には、なれなかったのでした]*
(321) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ ── 消せない と、
呆然とつぶやくのは、ほんの一瞬の後のこと。*]
(322) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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/* 通に刺されている気がする。
ホストが死んだら帰れないなら、えとさんはどうなったんだろう…気になる。そして目のこと自分で拾おうと思ったら忘れてて那由多ありがとうありがとう。
(-85) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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─美術準備室前─
……この世界から帰ることって、悪いことだけじゃ、ないんだね。
すごく怖いことだと思ってたから、心配してたけどささらちゃんみたら、良かったのかなって、思えたよ。
[曖昧な笑みを浮かべている私はもしかしたら、少しおかしな感覚をしていたかもしれません。
昨日までならささらちゃんに似た後頭部がひび割れ、血のようなものが残るマネキンに怯えていたでしょうが、今は少し、清々しいような気分さえあるのですから。
裸になって、彼女が映る世界に変化はあったのでしょうか。 どれだけ胸の内で問いかけたってその答えは今、返ってきませんが。
ふと、文化祭の休憩時間のことを思い出しました]*
(323) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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/* パンケーキも食べたいけど間に合わない。
(-86) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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/* あっ……黒板の目……あー……き、きっと家庭科室に、黒板なんてなかったんだ、うん……
(-87) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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/* 落ちロル書き終わってないけどたぶんだいじょうぶ間に合うはず
(-88) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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[>>307 何となしに投げかけた問は、 案外答えがすぐに返ってこなかった。
悩んでいるのかなァって思ったけど、 あまり立ち止まらせるのも悪いから、 やっぱいいよ、って言おうと思った、のに。
>>309>>310 返ってきた答えは、なんだか、 予想というよりも“知ってる”ように聞こえた。
だから、それってどういう意味だよって、 問い返そうと思ったけど、できなかった]
(324) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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[隠された前髪の奥から覗く目が、 冷たい色を宿していたから。>>315
―――― 俺は、思う。
また、間違えちまったか、って。
だから、そうかって短い返事だけ寄越して、 それ以上は何も言わなかった。言えなかった]*
(325) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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/* 落ちロルを経て悩み解決しようと思ってたけど表見てたらもうコレお悩み解決でいいのでは?って気がしてきてでも解決してたら落ちロルの中身変わるんだろうけど書き直す暇ry
(-89) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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― 回想/諍いの話 ―
………あお姉、ただいま。
[文化祭の片付けも無事に終わって間もない日のこと。 いつも通りに閉じられた扉ごしに声をかけた。 返事はなくって、ただ微かにすすり泣く声が聞こえるだけ。
また泣いている。 今思えばそっとしておけばよかったのかもしれないけど、 あの時のわたしはやたらと気が立っていた。 文化祭が楽しくて、名残惜しかった気分を、 一気に台無しにされたような気分になっていた。
だからノックをした後あお姉の部屋に足を踏み入れた。 前に置いていった文化祭のパンフレットが、 打ち捨てられたみたいに転がっているのがやたらと目についた]
(+17) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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|
……文化祭、来てくれなかったね。
[すすり泣く声は止まない。 わたしは言葉に詰まってしまう。
わたしの記憶の中のあお姉は、 わたしが泣いたりわがままを言ったりしていても、 辛抱強く励ましの言葉をかけてくれたり―― あるいはわたしの願いを叶えてくれたりもしたけれど、 変わってしまったあお姉を前に、わたしは何もできないでいる]
(+18) 2017/03/15(Wed) 23時頃
|
|
[それ以上は何も言わずに部屋から出ようとした時、]
「……楽しかった?」
[不意に問われ、目を丸くしたのも束の間、 「楽しかったかって聞いてんのよ」と、 駄目押しみたいに言われたから、素直に答えた]
楽しかったよ。
(+19) 2017/03/15(Wed) 23時頃
|
|
[「何か文句あるの?」って後に続きそうな、 そんな口調になってしまった。
そうしたら急にあお姉が顔を上げてこっちを見てきた。 カーテンも閉め切った薄暗い部屋の中で、 あお姉の二つの目が鋭く光っている。
これ以上ここにいちゃいけない気がして、 わたしは逃げるように立ち去った。 その間、背中にはずっとあお姉の視線が突き刺さっている気がして。 自分の部屋の中でわたしはただ、 間違えたって思いと理不尽さがないまぜになった気持ちを抱えるしかなかった。
――盛大に喧嘩するちょうど前の日の話*]
(+20) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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― シャワールーム ― [ シャワー音は、…していない。 ぽた、ぽた シャワーヘッドから垂れる程度で、 引き寄せられるみたいに、一室に向かう。
緩やかに伸ばした 手の先。 シャワーのコック>>254が、 やたらきつく閉められていて、首を傾げた。 …まさか全部がこうなんだろか、と 他のコックも試してみるけれど、 どうやら 此処だけ。
―― 力入れすぎた? とか 誰とも知らない相手にそんな感想を抱いて 頭上 湯を浴びた* ]
(326) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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─回想:文化祭の空き間─
[古辺 通は少し謎の多い男の子です。 浮かべられた笑み>>29よりも私は彼の言葉が気になりました。
「理一は、いつものこと…な気がする。 でも、たまに怒られてるらしいけど。」
こうして一つ一つ取っ掛かりを私は見失ってしまったのかもしれません。 パズルのピースは何処にでも転がり落ちていたのに、それを知るのはその頃ではありませんでした]
(327) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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[通が話してくれたこと>>30は、きっと以前耳にした「けど」>>1:371の続きのように感じました。 だって、あまりにも不恰好な冗談でしたから>>33]
通、笑ってばっかりだね。 でも、あんまり似合ってないよ。 理一の真似して笑わなくても、いいんじゃない? 私、お客様じゃないから。
[先程の様子>>2:472を忘れた訳では、ありませんでした]
通は、誰のものでもないよ。 愛してるからって、ぜんぶ取っちゃうそれはただの独占欲…執着…だと思うんだけどな。
(328) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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私は、通が見たい、と思う時に、見て、出たい時に出たらいいと思う。
その人は通にとって大切な人かもしれないけど、かみさまじゃないんだから。
[それは半ば私の気持ちを押し付けるような言葉だったかもしれません。 だから、その手を取られなくても止めることはせず、ただ、心配で立ち去るまで見送っていました]*
(329) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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/* 入間ちゃんが女神過ぎて……。
(-90) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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— 病院へ —
[冷える路上。 時々、空を見上げながら歩く。 夢の中のあの世界、雪に埋もれる通学路を思い出していた。]
そういえば、 結局作れないね、かまくら。
[あの豪雪が現実のものではない今、それは叶わないわけで。 ちょっぴりがっかりしてしまう。]
(+21) 2017/03/15(Wed) 23時頃
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[……クラスメートの危機に、思うのはそんなことばかり。
薄情なのかな。 ごめんね、わたしはこんな経験ないから。 “あなた”にまつわる記憶は、あの校舎の中での出来事と、 そしてやっぱり、あの文化祭のことばかり。
あんなに笑顔が絶えなかった彼が、どうして命を絶とうとしたのか。 それを知っても、いいのだろうか。 知れるのだろうか。
誰かと話せば、何か分かることがあるのかな。 ……今まで踏み込もうとしなかった線を、踏み越えれば?
文化祭の記憶を穿り出して、 クリームとチョコソースにまみれたパンケーキの味を思い出しながら、 足取りをやや早める。*]
(+22) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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|
――少し前――
そう、だな。気が向いたら、やってみる。
[能久の言葉>>275に、何気ない風を装ってそう返す。 でも、本当は、何度もお菓子作りをしたことがあるのに。 嘘を吐いている、という罪悪感で、胸が痛んだ。]
へえ……そう、なのか。 そういう人も、いるんだな。 ……ああ、いいと、思う。好きなことを仕事にできたら、きっと楽しいんだろう。
[海外のお菓子職人。大きな、お兄さん。 その人は、自分のように体が大きくて、それでも、甘いお菓子が好きで、その道に進んで、外国のテレビに出るまで、有名になって、認められた、んだろうか。 ああ、そんな風に、できたら、どんなに――]
(330) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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|
――現在――
[少し緊張しながら、パンケーキの飾りつけの出来栄えを見せてみれば。 返ってきたのは、予想以上の、いや、全く予想していなかった褒め言葉や歓声で。 目を見開いて、ぽかんと数秒ほど固まってしまっただろう。 それからはっと我に返ると、慌てたように口を開く。]
い、いや、そんな…それほどのものでもない、と思うが……その、気に入ってもらえたようで良かった、し、 そう言って貰えるのは、嬉しい。ありがとう。
[そう言って少し照れ臭そうに笑みを作った。 なんだ。心配すること、なかったじゃないか。 もしかしたら、色々……俺の、考えすぎ…なのかもしれない。]
(331) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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/* 今回、現実にもどってからが本番 感がひしひしとしますね
(-91) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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向いてる、だろうか。 ……そうだな。今……パンケーキ作りの手伝いするのも、結構、楽しかった、し。 目指してみるのも、いいかも、しれないな。 ……なんて、調子に乗りすぎだろうか。
多分、能久も練習すれば出来る、んじゃないか。 俺はたまたま初めてでも上手くいったが、慣れの部分もあるかもしれないし。
[上須賀>>282や能久>>320の言葉にそう返しながら、パンケーキの話題でこんな風に話せるのが、どこか信じられないような気持ちだった。少し前の自分だったら、上須賀にこういうの向いてるだなんて言われても、また「器用だからそんなことはない」と返していただろうに。 少し、踏み出しただけで。世界が少し、変わったかのような*]
(332) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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|
[おっと、おっと。 うっかり口を滑らせちまったらしい。>>317
否定もしねェで、へらって笑って、 入間が美術準備室に消えていくのを見ていた。
入間が消えたその間、どうしようかと思って、 美術準備室に面する廊下を少しうろついていると、 隣の空き教室を覗き込んで、思わず目を逸らした]
……ンだよ、アレ。
[窓から覗き込んだ空き教室の黒板が、 目の絵でびっしりと埋め尽くされてる。>>15
あんなん誰が描いたんだよォって思うけど、 あんな趣味悪ィことするヤツいたっけ……?]
(333) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
|
|
[相も変わらず流れる囁き声と相まって、 何だかじっと見つめられてるみてェ]
あ、水野の……。
[その教室に、渡り廊下で見た 水野のマネキンがあった。
誰かが運んだのか?この教室に? よくここに運ぶ気になったな……。
なんて一通り感想を落とした後、 入間が戻ってきたようだから、 俺はフイと美術準備室の方へ戻る]
(334) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
|
|
[>>323 美術室から戻ってきた入間は、 水野のマネキンを見た時とは、 反応が違っててちょっとほっとした]
キャンパスの絵、笑ってたもんなァ。 ここは現実じゃねェんだから、 ちゃんと帰るのが正解なんだろうよ。
[な、って入間に呼び掛ける。 そんで、どうしようかなって思ったけど、 何だかどこからか美味しそうな匂いが漂ってきた。
堆が言ってたやつかな。 昴がパンケーキ焼いてくれるって。 入間にその事を伝えて、一緒に行こうかって、伝えよう。
出向いた家庭科室には、 色んな模様が描かれたパンケーキがあったから、 ご相伴にあずかろうかな!]*
(335) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[捕まった>>305なんて言い方に、笑みが零れ。 ちゃんと掃除をしていたらしい堆に 感心してしまったのは、 普段のサボり癖を思い出したから。
何処か、危なっかしい所のある人だから 必要以上に心配したりもしてしまいますけれど。 正しく、お節介なだけかもしれません。
私が俯けば、それを追う様に下を向く彼>>306。 申し訳ないなあとは、思います。 でも、生き辛くたって、今の私には、精一杯。
幸福では、ないかもしれませんが 幸せでありたいとも、そんなに、思っていないので。 私なんかには、このくらいが、丁度良いんじゃないかしら]
(336) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[彼が浮かべたらしい笑顔>>308は、 生憎と、此方も見る余裕なんて、なくて。
それでも「そうして」って返す声音は きっと、そう、悪いものじゃなかった筈。 ……ちょっとだけ、寂しさは滲んだでしょうけれど。
莉緒の元に向かって、作業を進めながら ぽつぽつ 静かに、自分勝手な考えを落としていきます。 それに返されるのが、謝罪なものですから>>311 何だか、戸惑う、というか その優しさに、つい、甘えてしまうのです]
此方が謝ってるのに 謝らないでよー。
[困り笑いに、此方も眉を下げまして。 私は確かに、ホッとしていました]
(337) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[────だから。っていうわけじゃ、ないですけれど。 此方を見詰める瞳>>314には、すぐ気付けずに。 マネキンを置こうと壁際を見ていた視線は、 掠れた呟き>>320に、漸くそちらを向きました。
情けない声に、どうしたのって、笑いかけるつもりが 私の口から出たのは、微かな吐息だけ。 昨日から、色々あって、随分耐性が出来ていたのに 射抜く様な視線を向ける、無数の眼に、 いとも容易く、動揺させられていしまいます]
……こ、んなの…いつから……? [少なくとも、三年三組の教室には、 こんな落書きは無かった筈です。 "ここだけ"? ──そんな疑問が、湧きましたが 何の変哲も無い空き教室に、 こんな物を書いておく意味が、何処にあるんでしょう?]
(338) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[彼に倣って、マネキンをそっと床に置き 悪質な落書きを消しにかかる彼の背中を、見詰めました。
此方を見る、白い眼は 何処からともなく聞こえる、囁き声の所為もあって すごく、すごく、居心地悪く感じさせられます。
だから、呆然とした彼の様子>>322に、 驚きとかより先に、変な焦燥が煽られて。
廊下に置いてある、濡れたモップを慌てて持って来て べしゃり、黒板に押し付けるみたいに。 ……それだって、無意味でしたけれど]
ほんとだ。 全然、消えない……。
[濡らしてみたって、白い目は爛々と 此方を見据え、存在を主張したままで]
(339) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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…………、消えないなら、そのままにしておこう。 こんなの、見なければどうって事ないし。ね。
[きっと、この落書きがあるのは此処だけだから。 皆に此処に入らない様にしてもらえば、 他の人には目に入らないでしょう。
…… そう、考えて。 叶うならそっと、那由多の腕を引き 廊下に出て、掃除を始めるつもりで*]
(340) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[星形にクリームが飾られたものを選んで、 みんなが来る前にうまいとほめつつ食べ始める。
ほかに人がきたなら、 何か状況を教えてもらえただろうか。
食べ終わったところで、 あくびを一つ]
どっかで寝てくる。
[そういって、家庭科室を出ていった*]
(341) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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― 現在/病院までの道のり ―
[さて、慌てて飛び出してきちゃったのはいいけど、 これはつばさちゃんにも連絡を入れておいた方がいいだろうか。 もう病院に来てるとしたら電源を切ってしまっているかもしれないけれど。
そもそもつばさちゃん、いつ帰ってきたんだろう。 わたしの感覚では、最後につばさちゃんの姿を見てから、 もう、半日以上も経ってしまってるんだけど]
『今病院に向かってる』
[道の端に寄って、そんな、簡素に過ぎるメールを一応送る]
(+23) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[夜の風は冷たいけれど、雪は積もってない。 だからいつものローファーを履いてたって、 滑って転ぶこともない。
一夜明けても外は雪だったあの校舎とは大違いで。
ちよちゃんとのやりとりを思い出す。>>2:98 誰がホストかわかったところで、わたしにできることなんて、 こうやって走って病院に駆けつけるくらいしかないよ。
あの校舎にいるりーくんになら、声は届くんだろうか]
(+24) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[しばらく走ってると、 前方に、見覚えのある人影が見えた気がした。>>+22 スピードダウン。早歩きくらいの速度でその人影に近付いて、 横顔を視界に入れることができれば声をかけた]
ささらちゃん――― えっと、 よく寝られた?
[夜中の挨拶としては不自然に思えるけど仕方がない。 ささらちゃん、わたしより早起きだったんだし*]
(+25) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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── 現在:空き教室 ──
[ べしゃ って、感じで、
黒板に触れたモップだけが、しなだれた。 描かれた、真っ白な眸は、かすれることもなく、 ただ、爛々と そこにあるから。
どうしてだろう。 目を離せないまま、腕を引かれる。>>340]
── わかった
でも、なんか、 この部屋に置いとくのも、アレだし、 マネキン、別の部屋に動かしとく な
先に廊下、片してて
(342) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[ 半ば強引に動いた と思う。自分でも。
肩、組むみたいに、 自分よりも小さいマネキンを連れて、]
── 陸上部の部室 とりあえず、置いてきた
なんか、空き教室っていうのも、アレだし
……パンケーキ、俺らも食いに行こーぜ
[ 廊下に戻って、そう告げる。 部室には黒板なんてないからさ。 掃除もさっさと、済ませてしまおう。]
(343) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[ ……ほんとは、 開けた 隣の教室も、その隣も。 みんな、同じ状態だった なんて。
言わなきゃ、見なきゃ、わからない。 ひみつ ひみつ。*]
(344) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[不幸中の幸いだったのでしょうか。 空き部屋の黒板にびっしりと埋め尽くすように目の絵が描かれていること>>15ことに気付かなかったことは。
美術準備室に入る前は剣呑な色さえ見せて理一を見ていた私も、すっかり毒気が抜かれてしまったような穏やかな表情をしていたことでしょう]
うん。そうだね。 ささらちゃん、ちゃんと笑っててよかった。 無理したりとか、そういう風な笑顔には見えなかったから。
帰るのが正解……か。 じゃあ、帰れない私たちは何なんだろうね。
[ぽそりと呟きながらも校舎にふんわりと漂う甘い匂い、それにも私はようやっと意識が傾いて。
那由多と蝶美に任せてしまったことが気にはなりましたが、私が今出向いてもやれることはきっとないと思います。
だから、話の続きはそこでいいかな、と思った私は頷いて二人揃って家庭科室に向かったでしょう]*
(345) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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― 3階空き教室 ―
[床を踏む感覚が遠い。
俺は今、ちゃんと歩けているか。 あぁ、普通に歩くってどうやってたっけ。
棘を手のひらで転がし、かすかな痛みに まだ感覚がなくなっていないことを確認しながら、 人目につかないところを探して歩く。
ふと、文化祭のときにサボっていた空き教室が目に入った。 ここでいいかと扉を開ける。
……無数の目が、見えた]
(346) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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見張ってる…? いや、観察してるのか。
[黒板に書かれていると気づいて、 パーカーの袖で消そうとするが 何度拭いても、軋むほど力を入れても消えない。
諦めて、そのまま、 パーカーのフードかぶって机にうつぶせになる。
そして、軽いうたたねの気持ちで目を閉じた]
(347) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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─家庭科室─
えっ、これ誰が作ったの……?
[そうして理一と家庭科室に向かったでしょうか。 たどり着いた時、広がっていたのは、ふかふかのパンケーキ…ではなく、クリームで飾り付けられたパンケーキ>>278でした。 私は思わず目を見開いて瞬きを数度繰り返しました]
…………かわいい。 いいな。こういうことできるの。 ふわふわ、きらきら、かわいい。魔法使いみたいだね。
[感嘆の声をあげました。 つばさちゃんや莉緒のことやささらちゃんのこともありましたから、あまり大きく騒げはしませんでしたが、パンケーキ製作者の方々を誰かしれば、お礼は言いました。
そういえばまだ何も食べていなかった、なんて今更なことを思い出しながら]*
(348) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[――風が通った気がして目を開ける。 見れば、窓が開いている。 入ってきた時はしまっていた気がしたが、気のせいか。 それとも他の誰かが来たのだろうか。 でも、ふぶいてると分かっていて、誰が窓を開ける?
きっと今この部屋は寒いのだろう。 だが、その感覚も今の自分にはわからない。
誰かが来たときのために閉めておいたほうがいいだろうと 近づいて、窓に手をかける。
ずるり、手がすべる。
つかめていないことが、目に入るまでの数秒。
ぐらりと視界が回る]
(349) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[――失敗した。 奈落に 落ちる。 よぎるのは、幼馴染の泣き顔。
――また、泣くんだろうな。
それが、最後の――]
(350) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[――チャイムの音が鳴る。 3階、空き教室の開けられた窓に ジャージを着たマネキンがもたれかかっている。 全身の表面はぐずぐずにとけ、 髪は五分刈りほどに短い。
片手のひらに腕に巻いたチェーンの 棘のついた球体を握り もう片手は、窓枠をつかみ損ねたように 中途半端に伸ばされていた**]
(351) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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[パンケーキを食べてからは、どうしていただろうか。 何にせよ、頃合いを見て、シャワーを浴びてくる、と告げて皆と離れて。それから――]
(352) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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[廊下を動いている、小さな影が見えた。]
……なん、だ……?
[宙を浮いている、小さな影。それが、少し先の廊下を曲がっていくのが見えたから。 吸い寄せられるように、誘われるように、その影が消えた廊下の先へ足を向ける。
小走りで廊下を曲がった先。そこには、]
(353) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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……なん、で、なんで、そこに、いるんだ……!?
[そこに浮かんでいたのは、ピンク色の、うさぎのぬいぐるみ。 しかも、それは普通のぬいぐるみではない。俺が見間違えるはずがない。 それは、自宅の、俺の部屋の押し入れにあるはずの……俺が生まれて初めて作った、ぬいぐるみだ。 目の代わりに取り付けてあるボタンだとか、バツ印の口とか、折れ曲がってしまっている左耳とか。何もかも、同じだった。 それが何故かここにあって、数メートル先に浮かんでいる。 こっちの方を向いていたそれは、ふいっとこちらに背を向けて、また動き出した。]
(354) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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まっ、待て!待ってくれ!
[それを追って、走る。
なあ、おまえ、なんでこんなところにいるんだ。こんなところにいて、もし、見られたら、
そんな、危機感。それが他の誰かに見られたところで、俺が作ったものだと分かるはずもないのに。
そうして誘われるまま、そのぬいぐるみを追いかけて入ったのは……ポスター展示がしてある教室。 昨日、三星や天ケ瀬と一緒に入って、スピーカーを調べた教室だ。
そしてそこで待っていたのは、追いかけていたうさぎのぬいぐるみ、だけじゃなかった。]
(355) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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「ああ、やっぱり追ってきたか。 そんなに、こいつを隠したいか?」
[うさぎのぬいぐるみを大事そうに、両腕で抱きしめるようにして持つ、大柄の人物。 それは、どこをどう見ても、]
……俺……!?
[元賀健士郎、だった。そう、そこに立っていたのは、もう一人の自分。 開いた窓を背にして立っているそいつが、“俺”が……うさぎのぬいぐるみを、抱きしめている。]
……っ!
[その光景に、力強く拳を握りしめた。
ああ、ほら。やっぱり、どこからどう見たって。 似合ってないし、不釣り合いだ。 名前にも、身体にも、性別、にも。]
(356) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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[――なんて。
数時間前の俺だったら、そう思っていたんだろうか。
「健士郎、こういうの向いてんじゃないか?」>>282
「すごいや、おいしそうーー 任せてよかった!」>>302
脳内に過った、級友達の声。 少しだけ勇気を出したら、色を変えた世界。
握った拳を緩めて、そいつに笑いかけた。]
(357) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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今まで、ごめんな。寂しい思いをさせて。 お前のことを一番認めていなかったのは。 お前のことを一番嫌っていたのは。 お前のことを一番、いなかった方がいいなんて思っていたのは。
きっと、俺だった。
[そこに、ぬいぐるみを抱きしめて立っているのは。 きっと、本物の、本来の俺。かわいいものやふわふわしたものが好きで、 手芸や編み物やお菓子作りが好きな、少女趣味、な、俺。
――俺が今まで、心の奥底に隠し続けて、見えないふりをしていた、“俺”そのものだ。]
(358) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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[ぬいぐるみを持った“俺”が、笑い返す。]
「……分かってくれたなら、いい。 まあ、正直……寂しかったし、ムカついていたから、この世界で、殴り殺してやろうかと思ってたんだが。 あいつらに救われたな。 それならこれは、お前にやる。」
[“俺”は、俺の方に歩み寄ると、その手に抱えていたぬいぐるみを差し出した。 俺はそれをそっと受け取って、両手で抱きしめる。 すると目の前にいたそいつは、小さな光の粒になって消えていった。]
(359) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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……ありがとう。
[呟きを落として、窓際に歩み寄る。 ……多分、“こういうこと”があった以上、今回は俺、なんだろうな、と。そんな風に思ったから。
開いた窓の傍に立って、下を見下ろす。 高い。ああ、これは確かに、無事じゃ、すまなそうだ。
でも、お前がいるなら大丈夫、だな、って、兎のぬいぐるみを撫でて。
“外の世界”に、一歩、踏み出した。]
(360) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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[――2階にある、ポスター展示をしている教室。 廊下に繋がる扉、そしてその扉からまっすぐ見える窓の一つが、開いている。
もし、その窓から下を見下ろすことが出来たなら、遥か下の方に、1体のマネキンが落ちているのが分かるだろう。 大柄で短髪の、男子の制服を着たマネキンが。 そして、その胸に、両手で大事に抱えるように、ピンク色の、うさぎのぬいぐるみのようなものを抱えているのも見えるだろうか。
そのマネキンから連想した生徒と、うさぎのぬいぐるみ。
その組み合わせを見た君は、似合わない、と。 不釣り合いだ、と感じる――かも、しれない**]
(361) 2017/03/16(Thu) 00時頃
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