【人】 学園特警 ケイイチ

ば　か　だ　ろ

[我慢して何になる。気を使って欲しい物が手に入るか。
欲しいなら手を伸ばせば良いのにそんなさすような瞳をしているくらいなら]

わざとに決まってんだろ、カ　ズ　ち　ゃ　ん

[>>3:258最初に心底いやそうにされたときからそんなのはわかってる。
たった一人にだけ許す特別な呼び名。
そこまではっきり自分の気持ちが決まってるなら、なんで動かない]

横から鳶にかっ攫われてもしらねぇぞ。
ああ、手っ取り早く俺がもらおうか。

[挑発の言葉はしかし本気ではなく。
今日会って面白い奴だとは思うが恋愛なんてほど遠い、ただの知り合いと言う認識。

出雲の反応をまたずに横をすり抜け廊下へと。
帝吏に会ったら、少しだけ何かを言うかも知れないけど]

(0) arusha 2015/01/28(Wed) 08時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―廊下―
[誰かいませんか、と探しながら帝吏に追いつくのは簡単。
軽く肩捕まえて耳元にそっと耳打ち]

(1) arusha 2015/01/28(Wed) 08時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　　　─ 3-1 ─

[　月明かりしか侵入を許さぬ
狭い部屋に1人

一番後ろ、窓側の席
いつもの自分の席に着けば
ぐ　と背伸びをして　顔を伏せるようにして寝る

大丈夫、サイレントモードにはしてないし
だれかから連絡があれば起きれる

───授業中ですら起きないくせに、
そんな変な自信を残し　瞳を閉じた**　]

(2) 朔 2015/01/28(Wed) 11時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

ー回想・理科室ー

うん。
…治ったんだから安心すれば良いのにね。不安とか、馬鹿みたい。

[そうは思うのだが。
どうしようもなく不安で仕方がなかった。
じわじわと日に日に視界の端から光を失った昔をふと思い出した。

ひとつ頭を振って、それを忘れようか。]

(3) souki_kotone 2015/01/28(Wed) 13時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[「君が何時も理科室でやってることってーー」

先が気になって首を傾げるが、見えないだろうことにすぐ気付いて。]

どうしたの、いきなり。
やってること…チャンスを掴むための準備。
運を上げるためのだったり。遊んでたり、かな。

[とりあえず答えてみたけれど、相手の望む答えだったか。]*

(4) souki_kotone 2015/01/28(Wed) 13時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

ー現在・理科室ー

[理科室で暇つぶしに、となんとなく手を進めていれば。外がなにやら賑やかになってきたような気がして。

なんだろうと思っていれば。
LI○Eの通知がなる。
それを確認し、返せば。

ガラリ

大きな音。後にどこかで聞き覚えのある声が聞こえた。
それは、クラスメイトのもの。]

…十朱…？

[最後、と思いあたり。
十朱の言っただろう場所へと向かうことにした。]*

(5) souki_kotone 2015/01/28(Wed) 13時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　─ 回想・降り注ぐ正論と抗う心 ─

[　痛いくらいに刺さる櫻塚の言葉が
抗う心を揺さぶる
でも、だって　子供みたいな言葉で追うことを拒み
煽られる言葉に募る苛立ちを耐える、が──


───帝吏の名が出れば、
それは堰を切ったように溢れてしまう　]

(6) 朔 2015/01/28(Wed) 15時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　────ッ　ふざ、っけんな

　　手出したら殺す

[　冗談にもとれるそれを真に受け、
廊下へと向かう櫻塚の背に、
怒り混じる声を投げ　舌打つ

なんだろう、なんだろう
陸斗を抱いたときに感じた嫉妬心とは、
また違うような何かが胸を占めていて
どうしたらいいか、わからない　]

(7) 朔 2015/01/28(Wed) 16時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　……　陸斗、先行くわ
　　また後で

[　一緒に行ってもいいと思っていたが、
コントロールできない感情を秘めたままでは
いつか八つ当たりしてしまいそうで

伏し目がちに音楽室を離れると、
自らの教室へと足を運ぶ

話しかけられてもロクな返事もしなかったのは言うまでもない*　]

(8) 朔 2015/01/28(Wed) 16時頃

【人】 意匠造形 シルク

─ ３階、廊下 ─

[触れる直前でぼくは手を引いた。シノノメは伸ばした腕を降ろす。自分から望まなかった癖に残念に思うのは勝手なのだろう。どうせ、その手を取ったところでこっ酷く振り払われていたに違いない。
床に肘をついて上半身を起こした。暫くその状態でシノノメと会話をしていた。
冷たい視線で見下ろされれば、ぼくは視線を逸らす。続くきみの言葉に床に置かれた手で無意識に爪を立てた。]

(9) hal8000 2015/01/28(Wed) 16時頃

【人】 意匠造形 シルク

[もの言わぬ、虫けらを踏みつぶすのは愉快だったのだろうと思ったのだが。
確かに虐めても反応のないぼくは面白くなかっただろう。教科書を破かれても、頭から水を掛けられても、怒りは沸かなかったし涙一つ零せなかった。]

そう。てっきり、楽しんでるのかと思ったよ。
楽しくもないのに、ぼくは虐めていたんだ。

[意味もなく、つまらない人間を虐めていたクラスメイト。苛めに加担はせずに遠巻きにみていたシノノメ。無害そうな顔をしていてその実、彼等を唆していたのはシノノメだった訳だ。
その事実を聞いてもぼくは驚かない。今更、悲しむに浸ることもない。納得しただけだ、夕暮れの教室でシノノメがくれた言葉に違和感を拾ったのも腑に落ちる。]

(10) hal8000 2015/01/28(Wed) 16時頃

【人】 意匠造形 シルク

[薄紙を剥ぐように少しずつ理解していく途中で、ぼくのなかに新たな疑問が生まれた。
どうしてシノノメはぼくを虐めていたんだんだろう。]

どうして？

[投下に放り出されたままの足を引き寄せ、床についた手に力を込めてわずかに体をずり上げた。
う。視線を逸らすように顔を背けていたが、再び正面を見る。ぼくが目線を上げると、彼はこちらを見ず横の闇を視線を投げていた。僕らの視線は交じらなかった。
ただ、彼の声から余裕のなさが伝わった。同時に、憎々しさと苛立ちを感じた。
拒絶するような横顔を見つめる。彼がこちらを振り向かずとも、ぼくは目で問いかける。]

(11) hal8000 2015/01/28(Wed) 16時頃

【人】 溶接技師 コータ

[しん、と静まり返った西階段。
　遠くから聞こえる話し声に、頬杖をつき、
　ゆるりと立ち上がると、緩慢な動きで足をあげ

　　――かぁん、

　金属の扉を蹴っ飛ばす。
　冬の静寂に響く音は孤独を募らせる。
　それから、溜息。
　誰かさんを探しに行こうと階段を降りた所で、]

　りっきー先輩？

[彼>>5の姿が見えたなら、挨拶くらいはするだろう。]*　

(12) ゼロ 2015/01/28(Wed) 18時頃

【人】 流浪者 ペラジー

―　3F/廊下　―

　（　…キミに、苛め甲斐があったら
　　きっと　こんな気持ちにならなくて済んだのに　）

[ 固い地に立てられた爪は闇に紛れ
　暗色は視界を鈍らせる

　ぎゅう　と握り込んだ拳と感情
　憎悪の奥に隠れたそれには　気付かない
　いや　‟見て見ぬフリ”。

　　最初は　ただ困らせてやろうと思った
　　それが　いつからか‟いじめ”に膨らんだ

　それでも　キミは、濁りきった僕からは透き通って
　憧れていた　その透明色

　キミの色がみたい　僕のいるところまで堕としたい
　　そして　‟僕”に気付いてほしい　]

(13) 雨京 2015/01/28(Wed) 18時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[そんな感情さえも　時日が経つごとに
　キャンパスを黒い怨嗟が塗り潰し　残ったのは憎悪　

‟楽しんでるのかと思ったよ‟
　そんな言葉はパレットナイフのように抉る
　面白くもないのに、ただ　キミの影を追い求めるだけ

　　散らばった解が　暗号の鍵となるように
　　　遠退けていた‟答え”のように、目の前をちらつく]

　（　――　やだ、楽しくもないのに、必死になって　）

[　まるで。
　　焦がれて　後を追う　乙女のようで
　　　噫　嫌になる、　そうじゃないはずなんだ

　わしゃり　掴んで髪を　乱れたまま離し
　彼が起き上がる様を　闇を視るような向きのまま　
　　睨めつけていた ]

(14) 雨京 2015/01/28(Wed) 18時頃

【人】 流浪者 ペラジー

(　　『どうして？』　　）

[　>>11素直な疑問の断片が　
　透き通る硝子の破片のカタチになって
　拒絶の奥を　見通すように　それがまた憎らしくて　]

　　……なんで　って、
　　　キミが、嫌いだからに決まってるじゃん

[　自力で立ち上がる彼を見上げずに
　　僕は　底に広がった闇を見つめ、地を見つめる

　　取り繕うと開こうした口から紡ぐ
　　こころは　‟嘘だ”と　音を上げていたけど
　　無意識に手で耳を塞ぐ　そんな事しても無駄なのに
　　言えるわけない　キミを追い掛けてたなんて

　　嘆願するような　キミの無形な音は届かない　]

　　……　、

(15) 雨京 2015/01/28(Wed) 18時頃

【人】 手妻師 華月斎

―　3階資料室　―

[ 突然の声に耳を傾ける。
隠そうという気もないからニコのように慌てることもない。
それでも口を開くのは彼の制止通りやめておこうかな

　とぅん、　とぅん　
メッセージとメールの通知が光ってスマホを取り出した。
隣にいるニコの耳の後ろ――つけた跡を指でなぞり、目線は画面へ]

（あ、ちゃー…）

[どちらも似た内容だけど

　はだけたシャツから覗く跡が　ちくり　

折角埋めたのに、またそうやって抉るんだ　]

(16) mukiguri 2015/01/28(Wed) 19時頃

【人】 手妻師 華月斎

行こうかー…メールきてた。
　大丈夫？
　　　
　　　　―――おお！ここにいるよー！！！

[もういっそこのまま痛みを見ない振り。
隣の彼の肩にほんの少しの間、無言で頭を置いた。
　鼻に抜ける彼の香りが心を和らがせる。

そのまま返事は返さず、
服を整えたらニコの手をひいて資料室から顔をだした]*

(17) mukiguri 2015/01/28(Wed) 19時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[何かを蹴るような、硬い音がして、その後に、誰かが階段を降りる音が響く。

名前を呼ばれた気がして(>>12)、姿を見るためにライトを思いっきりそちらへ向ける。
眩しかっただろうか。]

あ、水之江…。
早いね。

[こちらも軽く手を振り挨拶を。

さっきの何かを蹴る音も目の前の後輩がやったのだろう、とそう思えば、またドアでも蹴ってたの？と苦笑気味に聞いてみるだろう。]

(18) souki_kotone 2015/01/28(Wed) 19時頃

【人】 溶接技師 コータ

[ちか、と星の光でない白が目を射る。
　眩しげに目を細めてから、目の前の先輩に会釈。
　ドアでも蹴ってたの？　と問われれば、苦い顔で頬を掻く。

　あのドアの奥にいるだろう人間が憎いのだから仕方がない。]

　……はい。
　先輩は、ここに来たちうこつは。
　謎、もう解きましたか。

[穏やかに問いながら、彼と同じ場所まで階段を下り、
　金色の髪を見下ろした。]

(19) ゼロ 2015/01/28(Wed) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス

(アイツもいたのかよ……)

[誰かわかるかと聞いたものの、答えを得る前に声の主に気付いて顔を歪める。
未だ熱をもつ口元を覆ったまま、それはもう嫌そうに溜息を吐いた。いつも以上に会いたくない。
端末の光に照らされる響月を上目で窺う。メールか何か、謎についてだろうか。]

一応、動けます……っ！？

[大声で存在を知らせる響月に目を丸くしつつも、肩に頭を乗せられれば大人しくそのまま。
視線をうろうろと彷徨わせながら、彼の頭に手を伸ばす。
そっと髪を撫でようとするが、その前に響月が顔を上げれば当たらぬように下ろすだろうか。]

(20) アッサシーン 2015/01/28(Wed) 20時頃

【人】 許婚 ニコラス

っあの、……あー……、やっぱりいいです
行きましょう。多分、誰かいるし

[少しフラつきながらも立ち上がり、素直に手を引かれるまま資料室から出ようとして。咄嗟にに呼び止める。
何か言いたいのに、それが何か自分でもわからなくて、結局首を振った。]

[目的地はすぐにわかるだろうか。
誰かがいれば聞くだろうが、彼の知り合いに連絡をとる方が早いかも、と時折響月が画面を見ていたことを思い出しながら。]

(21) アッサシーン 2015/01/28(Wed) 20時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[頬を掻く相手に、やんちゃもほどほどにね、と苦笑いを。

問われた言葉には、少し申し訳なさそうに答える。]

…あー…。悪いんだけどまだ解いてないんだよね。
なんか集まらないといけないらしいから。

そっちは解いた？

[相手に問いかけてみる。]

(22) souki_kotone 2015/01/28(Wed) 20時半頃

【人】 溶接技師 コータ

[窘められた。ので、素直に頷いた。>>22]

　そか。

[集まらないといけないらしいから、という言葉に相槌を。]

　ん。屋上に向けて、皆で呪文？　を言うのが条件らしくて。
　その呪文ちうんが……

[言うのに詰まった。
　一応解きはしたものの、
　これを言うのかと思うと嫌で嫌で仕方ない。
　けれど、皆で言えと示唆されているのだから
　情報を共有せねば仕方がないだろう。]

(23) ゼロ 2015/01/28(Wed) 21時頃

【人】 測量士 ティソ

[ 理科準備室の中を探し終え、廊下に出て 扉を閉める。
　そこで 肩にぽん、と乗せられる手。

　扉が立てるガラガラという音に
　接近してくる者の足音は掻き消されていて、
　どうやら気づけなかったらしい。]

　　　……？　
　　せんぱ―――…

[ どうしたんです？と訊ねるより先に、
　乗せたれた手に力が入り 顔が寄せられた。>>-12
　言われた言葉は耳から脳へと届いているのに、
　その意味を理解するのには 幾ばくかの時間がかかる。]

　………え？　 あ ――、

[ 言うだけ言って離れていく彼。
　つい声が漏れるも、結局は意味を成さずに霧散する。]

(24) かふぇおれ 2015/01/28(Wed) 21時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ 新たに増えた 分からない、謎。
　臆病で意気地のない僕は
　簡単に導き出せる答えを そんな訳が無いと否定して。
　もっと別の回答があるんじゃないかと模索し始める。

　ぼんやりとえーいち先輩の背を見つめていれば、
　振り返った彼と目が合う。
　彼の目には、きっと情けなく眉を下げた表情が映っただろう。

　慣れ始めていた名前ではなく、
　少し他人行儀に聞こえる苗字を呼ばれ。
　その後はもう振り向かずに歩んでく彼を見れば、
　なんだか置き去りにされた気分を感じて
　ぽつん と 一人だけ取り残された気持ちになった。

　どうしたらいいか分からない、
　なんだかまるで 迷子になった子供みたいな気持ち。]

(25) かふぇおれ 2015/01/28(Wed) 21時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ やっぱり、こういうときに思い出すのはカズくんのことで。
　そろそろ離れなきゃって数分前に思ったばかりなのに、
　もう傍に行きたくなる。

　いっそ気持ちを伝えようか。
　……この胸の内で燻る想いを。

（　―――― 怖い。　）

　これまでの日々が壊れるのが、どうしようもなく。
　今気持ちを告げて 一気に崩れ去るのが、怖い。
　慣れる猶予さえなくて、耐えられるだろうか。
　自分でも、分からない。

　それでも、この苦しみを抱えて 徐々に苛まれるよりかは
　伝えたほうが、吹っ切れるのかも知れない。

　自分はこんなに情けなかっただろうか。
　……きっと違う。　　　　　　　　　　　　　　　]

(26) かふぇおれ 2015/01/28(Wed) 21時半頃

【人】 測量士 ティソ

　
　（　　　"カズくん だから" だ 。　　）

(27) かふぇおれ 2015/01/28(Wed) 21時半頃

【人】 手妻師 華月斎

―資料室→3階廊下―

[　まだ身体が熱い。
彼が近くにいるとまた煽られてしまいそう。
手を握った彼に振り向くと首を傾げた]

　なに？
　誰かいるから、他に言えない事なら今だぞ
　またしたいとかなら　いつでも

[笑って。
そう、同じ甘い匂いを共有する彼は安心する。
もっかいちゅーしようか？
まだ熱が冷めきってないままさらりと言ったら
今度こそ資料室を出た。

屋上だっけ。返事は返さずとも会うんだから
今はちょっと何も見なかったことに]*

(28) mukiguri 2015/01/28(Wed) 22時頃

【人】 意匠造形 シルク

[「どうして？」、純粋な疑問だった。だからこそ、ストレートに響くし、相手の心臓の柔な部分をざっくり抉るのだろう。
素直な疑問の断片は透き通る硝子の破片のカタチになって、鋭利な先端をそのままシノノメへと、ぐっさり。
相手とは違い、無自覚のまま。幼さを残した声で問いかける。]

ぼくのことが嫌いだから？
なら、どうしてきみは怖がっているのさ。

[相手から苛立を感じたが、それよりも。
今の彼は何かを恐れて拒絶してるようで。何に恐怖を抱いているのか、考えれば良いものを。
浅はかななぼくは思った事をそのまま口にする。]

……。

(29) hal8000 2015/01/28(Wed) 22時半頃

【人】 意匠造形 シルク

[声に出さない、ぼくの懇願は相手には届かない。
無理やりでも、こちらを向かせようと手を伸ばす。差し出した手は掴まれなかったものの、袖口を引っ張られた。揺らぐ闇色を見逃さなかった。]

うん、いまだけで良いよ。

[小さく、頷く。
彼を立ち上がらせようと自分の手を貸そうとする。]

ゲームが終わりに近いから、
そろそろゴールに向おう。*

(30) hal8000 2015/01/28(Wed) 22時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ ―――パン 、

　乾いた音が鳴る。
　僅かにじんと痛む両頬に、咄嗟に瞑った目を開けて 前を向く。

　こんなの、らしくない。
　ちょっと特殊な状況で 不安になってしまったのだろうか…
　うつむいてその場に佇んでいるなんて、そんなの――

　（　そんなの、僕じゃないでしょ。　）

　
　えーいち先輩はどこかの教室と言っていた。
　カズくんの教室は、３-１ 。
　違うクラスかもしれないけど、可能性は一番高い。]

(31) かふぇおれ 2015/01/28(Wed) 22時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ 理科室、資料室、廊下、教室…
　順番に 早歩きと駆け足の中間くらいの速度で急ぐ。

　途中で会った生徒には『屋上集合して！』って言い捨てて。
　きっと、上に行けば他の誰かかいるから任せてしまおうと
　足を止めることなくすれ違う。

　校舎の広さなんてたかがしれてて、
　教室までなんて 本当にすぐの距離。
　心臓が少しうるさいのは、きっと急いだからだけじゃない。
　一度大きい息を吐けば、ドアに手をかけて 引いた。]

(32) かふぇおれ 2015/01/28(Wed) 22時半頃

【人】 測量士 ティソ

―― ３-１ ――

[ 夜が深くなると共に高く昇った月が教室内を照らす。>>２
　その中にひとりぽつりと存在する彼。
　室内を見回すまでもなく 目に飛び込む茶色の髪。

　そこに姿を見つければ、どこかほっとする。
　こうして彼を迎えに来ることが、
　もしかしたら最後になるかもしれないと
　ふとそう思ったけれど、今は考えないようにして。

　一歩、室内へと足を踏み出せば
　彼の傍まで近寄ろうか。 * ]

(33) かふぇおれ 2015/01/28(Wed) 22時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[言うだけ言って、振り返った十朱の顔は何が何だかわからないと言う顔だった。
告げられた言葉が脳みそまで達していないだろう事は十分伝わったけれども、戻らない。
ここで俺が戻って手を引いてやれば良いって事じゃない、そんなのは違うから。
屋上に向かう途中の廊下進もうと思った所で誰かの気配と話す声。
一人は聞き覚えがあって一人は知らなくてなんとなく伝わる空気は、決して良いとは言えなかったから思わず足を止める。
うっかり声なんかかけられる物じゃない。

同時に気がかりだったミニュイが、一人でないことにもほっとしたけれど]

……。

[険悪なやりとりの中、ミニュイの言葉>>-164に思わず溜息が出る。
不器用がここにも一人。
それは好きだと言ってるようなものに聞こえるのは気のせいか。それが、ミニュイの相手に伝わるかどうかは、俺は知らないけど]

(34) arusha 2015/01/28(Wed) 22時半頃

【人】 溶接技師 コータ

　ちぃと、一発くらし……殴ったってもええと思ってます。

[たとえ反省文が増えたとしても。
　あきれ返るリッキィの溜息を受けて、此方も溜息。
　頭を掻いて、暗闇に包まれた廊下を見つめる。

　――そうして、
　全員が集まるまでは静かに待っていたことだろう。
　透がやってきたなら少し心配げな顔をして、
　「暗いの大丈夫やったか」と尋ねるくらいは、
　したかもしれないが*]

(35) ゼロ 2015/01/28(Wed) 23時頃

【人】 営利政府 トレイル

>>-35

［2階から西階段を上がれば、ざわざわと人の気配が伝わって来る。

なぁーんだ。みんな三階に居たんじゃん。
俺見回り損？

なんて思いながら、サイドバックを手に俯き加減で階段を昇る。
あと数段というところで、階段しかなかった視界に男物の靴。］

　……ん？

［道を塞がれていることに気づいてようやく顔を上げれば、そこには40分ほど前に分かれた康太の姿。
「暗いの大丈夫やったか」と心配そうな顔をしているから、へらりと笑う。］

　だぁーいじょーぶ。
　言ったでしょ？
　急に暗くなるのがダメなだけで、ちょっと暗いぐらいは慣れたって。

［それより、俺で最後？なんて話題をすり替えた。］

(36) souya 2015/01/28(Wed) 23時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　　　― 3-1 ―

[　まだ　まだ　浅い眠り
扉の開く音に　ぴくり　眉を寄せ

近づく足音に身体を起こせば　見慣れた姿　]

　　…後輩ンとこ　行くんじゃなかったのか

[　浅いといえど寝ていたには変わりない
微かに掠れる声で首を鳴らしながら　問うてみる

いつもと何か違う空気が　不安を渦巻かせていた*　]

(37) 朔 2015/01/28(Wed) 23時半頃

【人】 溶接技師 コータ

　……

[へらりと笑みを浮べる透の瞳を見つめる。>>+36
　俺で最後？という問いに頷いて、皆が集まっている方を一瞥。
　それから。]

　行こ。

[手を差し伸べて、強引に透の手首を握る。
　ちょっと過保護かもしれない。
　大げさかもしれない。
　けれども、全身で感じた透の震えは本物だったから、
　この闇の中で彼を一人にしてよかったとも思えなかった。

　皆の下に辿りつく数歩だけ繋いだ掌。

　　――大丈夫。どうせ、夜に紛れて見えやしない**]

(38) ゼロ 2015/01/28(Wed) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[ちゅーしようかと言われれば、そっと掌に唇を落とししてやったりといった顔で廊下に出た。>>28
襟をぱたぱたしながら目的地へと向かって歩き始める。まだ少し高い体温もいつか冷めるだろう。]

(……くすりのせいだ)

[言いたいことも、聞きたいことも、頭の中でぐるぐるとして纏まらない。全部くすりのせいだと責任を押し付け思考を放棄する。
胸の裡で燻っているものに蓋をするように、一度唇を噛んだ。]

先輩がつまらなくなったら、……また、呼んでください

[屋上に向かう階段の途中、先を行く背中にそう乞うた。響月は卒業するし、連絡先を知らなければ顔を合わせるもなにもないのに。
抑も聞こえていたか定かではないから、完全な自己満足である。
開かずの扉の前には誰かいただろうか。呪文を知っているならば、どういうものか聞きに行こうと。]

(39) アッサシーン 2015/01/28(Wed) 23時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ コツ、と靴音を鳴らして 机の横で立ち止まる。
　いつもは くっきりと鋭さをもっている彼の目は、
　未だまどろみを残してぼんやりとしている。>>37]

　　あー…、それはもう 大丈夫。
　　校内の人は全員集められそうだから。

[ たぶん。
　こっそりと 付け足して。

　勢いに任せて来てみたはいいが、
　こういう時はどう切り出せばいいのだろうと
　少しだけ頭を働かせる。]

(40) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 測量士 ティソ

　　あのさ、さっきえーいち先輩から聞いたんだけど、

[ 怖いという気持ちが 無くなったわけではないけど、
　竦みそうになる気持ちを奮い立たせるように
　後ろに手を回せば、片側の手首をもう片方でぎゅっと握る。]

　　カズくんって、呼ぶの
　　僕にしかされたくないって言ったの…？

[ 目を合わせるのを 躊躇しそうになったけれど
　相手の反応をちゃんと知りたくて、その瞳を覗き込む。]

(41) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[　>>29無垢な声ほど　穢れた闇によく響く
　　幼子のような、純朴な響きを残して
　　硝子片のように突き刺し、
　
　僕が、拒んでも　その欠片は入り込んでくるんだ

　幾らからかってやろうとキミには届かないのに、
　―――　でも　その透明色は滑りこんできて

　　するり　手を抜けて
　　僕という　闇を掻き乱していく
　　
　　噫　本当に疎ましいや　]

[　深い拒絶は　染みついた恐怖
　　ちょっと考えれば　分かることなのに

　考えもせず　訳も無く震える手を
　ぎゅ　と　もうひとつの手で抑え込んだ　]

(42) 雨京 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 測量士 ティソ

　　僕ね、気づいてたんだ。
　　ある時から カズくんと少し距離が開いたこと。

[ そのきっかけは、僕じゃなくて彼にある。
　恐らくはいつのことを 何のことを言っているのか分かるだろう。]

　　ねぇ…、言ってくれなきゃわかんないよ。

[ 表情や、声のトーン、態度から 察せられることは多い。
　それでも、カズくん自身が気持ちを包んで
　胸の奥底に隠してしまえば、
　それを見つけ出すことなんてできなくて...。]

　　言葉にしなきゃ、僕は分からないままなんだよ。

[ 　今まで、迷惑だった...？

　小さく、零した声は、静かな教室に 落ちて 消えた。*]

(43) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

　　……　怖がる？　そんなわけないじゃん

[ それでも　僅か、震えていることに
　躊躇いがちに　袖口から指を離し
　　その手を取れば　伝わっただろうか

　そろそろ向かおう　と誘う声には、静に頷く

　触れる温かさよりも　ひやり　冷えるその手は
　くらい　くらい　闇の底を思い出し

　ちいさな　蜘蛛の糸を手に　縋ろうとすれば
　　銀糸は切り離されて
　　　刹那　底へ　逆戻りする　――――　* ]

(44) 雨京 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 流浪者 ペラジー

[ 消え入りそうな掠れた声は　いつの間にか
　　認めてこなかった感情を溢れさせて
　　彼を　ずっと追い求めていたような台詞になったのに
　　　気付くのは　まだもうしばらく先

　立ち上がり　床を踏みしめて
　　つないだ手を　無意識に　ぎゅ　と握る

　　拙い　感情の吐露が　
　他のひとに聞かれているかもしれない　なんて
　この暗闇のなか　他のひとの気配に気付くなんて
　　そんな余裕は　今の僕にはなかった　* ]

(45) 雨京 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

−回想・2階小ホール前−

［ホールの扉前。ふと、廊下の左側の窓から差し込む青白い月光に気付いた。

中天よりまだ低い位置にある月に、窓越しに手を伸ばす。

冷たく硬い硝子の感触。
月を見ながら、無意識のうちについたため息にはまだ熱の残骸が籠っていた。］

　…あぁ〜あ。

［家庭科室でのことを思い出して、がりがりと伸びた茶髪を掻く。

俺さぁ。
康太とは友達でよかったんじゃないの？
どうやったらこれ以上好きにならずに済むかとか、真剣に考えといてコレかよ。

自分の優柔不断っぷりや、意思の弱さに、怒りを通り越して呆れが来る。］

(46) souya 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

　好きなんて、俺が使っていい言葉じゃないじゃん………、ねぇ？

［向ける視線は羨望。
語り掛けても窓越しの月は答えない。
そんな月の代りに、夜の暗闇の中に映る俺の顔が、馬鹿みたいに笑った。

思わず口を滑らせてしまった「好き」っていう言葉。
ただの好きなら、まだ許される？
なぁんて、言い訳を探せば暗い沼の中で俺が嗤う。
あんなふうに欲情して口に咥えて、挙句に飲んどいで友達？馬鹿じゃない？

チリリ、と胸を焼く感情に顔をしかめる。

お前に名前なんてない。
形容するための名前なんて、与えてやらない。
どこにでも引っ付きたがる好きって言う安価な名前以外。なにも。］

(47) souya 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

　お前は、俺の中で燻って、そのうち灰になればいいんだよ。

［硝子越しに掴んだ月に爪を立てる。
キィィ...と、夜のしじまに耳障りな音がした。

太陽も月も星も、俺が触れない遠くにある。
それがいい。

…それでいい。

俺が、触れたら…。汚れてしまう。］

　忘れられっかなぁ…

［よぎった記憶に、ぶるりと背筋が震えた。
眉根を寄せて快感と欲望に耐える、あの背徳的なまでに艶のある表情を。

忘れられなくても、せめて、思い出すことの無いように…。

冷たい夜の空気に熱を吐き出すように深く息を吐いて、月の輪郭を撫でるように指を滑らせた。**］

(48) souya 2015/01/29(Thu) 00時半頃

【人】 営利政府 トレイル

>>38
［たった一言。短く告げられた言葉の意味を俺の脳みそが理解する前に、康太の手が手首を掴んだ。］

　えっ？！
　こぅ…みっ……？！

［康太か、水之江か。どっちで呼ぶべきか迷って、喉から出た言葉が空回る。

子供みたいに繋がれた手の平から、冷たい康太の熱が伝わったきて、馬鹿みたいに脆い決心が揺らぐ。

　　頼むから、これ以上好きにさせないでくれ。

それが無理なら、いっそ、常夜灯に焼かれた蛾みたいに…。**］

(49) souya 2015/01/29(Thu) 01時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

[　問いかけへの返答は　予想外で
校内の人を集めるのなら　俺と一緒だって―――

避けられたのか、なんてお得意のネガティブを発動し
掌を額に当て　嘆息

次いで出たクラスメイトの名前には、
あまりいい予感はしなかった　]

　　……　言った

[　ちくりやがってあの野郎　一発殴ってやる
背を押してくれたことへの感謝は募るが、
これはこれ　恥ずかしさしかない

覗きこまれる瞳に　思ったのは、
やっと目があった　それだけ　]

(50) 朔 2015/01/29(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　っ、　……

[　羞恥を煽るような質問の後は　何か
口を開く幼馴染の声に耳を澄ませばそれは――


　　　　　　　　心に踏み入る　足音

彼が一言　紡ぐたびに
きゅ　と下唇を噛み締める力が強まる

消えるように残された　最後の一言

　　　　　　　違う　違う

俺はそんなことを　言わせたいんじゃない　]

(51) 朔 2015/01/29(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　……怖かった
　

(52) 朔 2015/01/29(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

[　暫しの沈黙の後　ぽつり　零れ落ちる音　]

　　
　　"あの日"……　お前とヤったあのときに

　　カクシンした想いを　認めるのが―――
　　たまらなく　怖かった

[　今だってそう
白藍を見つめるのがたまらなく怖い
睫毛を伏せ　両手で顔を覆って逃げることしかできない

その瞳に俺の姿はどう映る

いろんな男と"遊び"、その一人でしかない俺が
お前に惹かれていると　独占したいと
それを知ったら――　　この関係は　どうなる　]

(53) 朔 2015/01/29(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　
　　…なあ　帝吏

[　今までにない　弱弱しく　儚い音　]

　　
　　もし、　……　いや　回りくどいのはいい
　　俺がお前を　――　

　

(54) 朔 2015/01/29(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　好きだって言ったら、お前は――…*

(55) 朔 2015/01/29(Thu) 02時頃

【人】 ろくでなし リー

[　問題が解けて、十朱と笑っていれば>>2:232櫻塚も解けたよう。出雲だけは分からなかったようだが。　]

　帝吏くん、行っちゃうのー？んー、屋上…そうだよねえ。

[　彼が後輩に会いに行くと言えば、止める理由はない。校内にいる生徒を探しに行ってくれるようだし、それはとても助かると思ったのだけど───…

>>2:247 ふと、先程より少し機嫌が悪そうに見える出雲に気付く。仲が良いようだし、寂しいのだろうかくらいにしかその時は思わなかった。>>2:253 追いかけろなんて言葉も揶揄いくらいだと。　]

　うーん、どうしようかなあ。俺は ───

[　頭に浮かぶ一人の顔。彼からの返事はまだ来ないけれど、出来るならもう少しだけ待ちたいな…なんて。　]

(56) cacao 2015/01/29(Thu) 03時頃

【人】 ろくでなし リー

　俺は、ちょっとだけ…　此処に残ろうかなあ…て思ってるよ？

[　>>2:248>>2:255　ふにゃり
力の抜けた笑顔で二人の問いに答えれば、彼らはどうするのだろうと首を傾げる。　]

　んー、そっかあ。眠いのは俺もそうだなあ。

[　なんて、教室で寝るという出雲に対してふわあとあくび。普段ならば着いて行くかもしれないけれど…、何となく…

　一人にしてあげたほうがいい

そんな気がしたのと、

─── 自分にも気がかりなことがあるから。　]

(57) cacao 2015/01/29(Thu) 03時頃

【人】 ろくでなし リー

[　音楽室を出て行こうとするその背を見送ろうとすれば、ついでのように出雲が放った言葉に　きょとん　目が丸くなる。

　もしかして───、

　そんな勘に確信を持たせるように目の前で起きた出来事。　]

　ああ、そっかぁ…

[　小さく笑いながら、櫻塚にも出雲にも聞こえないような声で呟く。だから、さっきから櫻塚がこんなに必死になってけしかけているのか…なんて。

櫻塚が口にした言葉は明らかに冗談なのに…

　こんなに本気で怒っている所、

初めて見たかもなあ。　]

(58) cacao 2015/01/29(Thu) 03時頃

【人】 ろくでなし リー

　……あ、分かった。
　またねー。

[　「自分は何も見ていませんよ」というような、いつも通りの気怠げな笑顔で、去っていく出雲に手を振った。彼を追うように出て行った櫻塚にも。

出雲の見たことのない一面を見て嬉しかったけれど──…
本当に彼の全てを見ることを許されるのは、　あの子だけなのだろう。　]

　…不器用だなあ。

[　ぽつり　呟けば、十赤も櫻塚も出雲も出ていって一人になった音楽室で…自分の声だけが響く。　]

　うーん…

[　もう用無しのはずのグランドピアノに近付いて、椅子に腰かければ　ふーっ　と一息。　]

(59) cacao 2015/01/29(Thu) 03時頃

【人】 ろくでなし リー

[　会いたい人にやっと会えたと思ったら、他の場所へ行ってしまって寂しい、なんて…

今日、何処かでも似たようなこと
あったよなあ ───　]

　…えーと、猫踏んじゃったー

[　たたたんたんたん…
なぜかその曲のそのフレーズだけを知っている両手が、鍵盤を弾く。

　　　　　　もや　もや　もや

まるで…落ち着かないこの気持ちを、
　誤魔化すように。　]

　…どうしよっかなー。　

[ ─── よく分からないこの感情の、
　　　　　　　　　　　名前が知りたい。　]

(60) cacao 2015/01/29(Thu) 03時頃

【人】 ろくでなし リー

[　真っ暗な部屋に居ると、自分は怖くないけれど…
怖がる友人の姿をはっきり脳に思い浮かべて。

　そういえば ───、
　あの停電の中大丈夫だったんだろうか

なんて、とても今更な心配なのだけれど。　]

　連絡 ───…、来ないなあ。

[　ちらり…　覗いたスマートフォンへの通知はゼロ。

　もう一人で屋上へ向かおうか…。　*]

(61) cacao 2015/01/29(Thu) 03時頃

【人】 測量士 ティソ

[ 迷惑かと、直球で聞いた、問い。>>43

　零れた言葉は 元に戻ることはなくて
　その後に訪れる静寂と 逸らされた目は
　ただただ 不安を煽った。

　それでも 伏せられた黒曜の瞳に 視線を縫い付けたまま、
　答えを待つ。
　どんな答えでも、彼が真摯に向き合って出してくれたものなら
　それを受け止める覚悟は できていた。]

(62) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 03時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ ただじっと カズくんの気持ちが定まる時を待って、
　その口が紡ぐ言葉を聞けば―――、

　　（　―――… こわ い、？　）

　まるで怯えるように、不安だと、怖いと洩らされる本心。
　普段の彼からは想像しにくい 弱々しくも見える様子は、
　高校にあがってからは 滅多に見なくなっていた姿で。

　そんな状態に追い込んでいるのが自分だと思えば、
　なんとも心苦しく、ずきりと心が痛む。]

(63) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 03時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ ぽつり ぽつり、

　ところどころ 躊躇うように気持ちを紡ぐカズくんの表情は、
　その手に覆われて 窺い知ることができない。>>53

　好意か、嫌悪か 。
　どちらとも取れる言葉に余計な期待や憂慮なんて持たず、
　うん... うん。と相槌だけを打って その先を促す。

　日中の喧騒なんかがあれば、
　間違いなく掻き消えてしまいそうな 小さな声。>>54

　一言も 聞き逃さないように、耳を傾ければ ――…　 ]

(64) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 03時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ 耳に届いた『好き』の２言は、自分が抱いてるこの感情の名で。
　当然 嬉しいと思う気持ちもあれど、
　それ以上に 信じられないという思いの方が 強く湧く。

　まだ、ちゃんと実感が出来ていないのかもしれない。
　それでも、彼が伝えてくれた言葉が本心からのもので、
　自分と同じように、不安や恐れなんかの情動がその身を
　支配しているのは分かる。

　　　…… かずくん

[ 僕にのみ許された呼び名を口にして、
　傍に屈んで 下から見上げるように。

　呼び声に答えてこちらに目を合わせてくれれば良いけれど、
　もしもまだ逸らされるなら、懇願する他ない。]

(65) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 04時頃

【人】 測量士 ティソ

[　　　 今、 気持ちを伝えます。

　　　　… だから、 こっちを見て。*　　　　　　　]

(66) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 04時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

[　紡いだ言葉は　なかったことにできない
反応が怖くて　怖くて
依然として見ることができずにいれば

　　　　「　カズくん　」

彼のみに許した呼び名が、
すぐ近く、やや下方から聞こえ

最後かもしれない　近距離に
恐る恐る、瞳を向けた*　]

　　

(67) 朔 2015/01/29(Thu) 05時頃

【人】 測量士 ティソ

　　ごめんね、 かずくん。

　　もっと...、もっと早く 気づいたげればよかった。

[ 自分の知らないうちに、何度傷つけてしまったのだろうか。
　振り返ってみれば 知らなかったとはいえ、
　なんとも酷なことをしてしまっている。]

　　ごめんね……

[ 今更、謝ってどうにかなることではないけれど。
　今日感じた 苦い気持ちとか、寂しさなんかを自覚して
　これまでずっと我慢させていたのだと思えば
　自然と口から懺悔の言葉がでる。]

(68) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 08時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ するり、手を伸ばして 彼の頬に触れる。
　口に出すことへの恐れは、
　想いが重なったと知った 今は もうない。]

　　……僕も、カズくんのことが 好き。

[ 生涯で 初めてとなる告白。

　よく恋愛ソングで耳にするフレーズから
『心臓が壊れそうなくらいドキドキする』
　なんて想像していたけど、別段そんなことはなくて。

　ひどく穏やかな気持ちで 彼へ伝える。]

(69) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 08時半頃

【人】 測量士 ティソ

　　カズくんの隣に、僕以外がいちゃ嫌って
　　そう、嫉妬しちゃうくらいに...キミが好きだよ。

[ 好き と口に出せば、
　じわり、あたたかい感情が広がって 実感する。
　ああ この人が愛おしいなぁって...。

　見つめる目が、ゆるり 細まる。
　白藍の瞳が映す彼は どんな反応を見せただろうか。*]

(70) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 08時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

[　絞り出した勇気の先に
降り注ぐ「ごめんね」の言葉

どうしてお前が謝るんだ
いつもならそう言ってあげられるけど
今の俺にそんな余裕なんてなくて

ただただそれを　
黙って聞くことしかできなかった　]
　　
　　──…　は

[　ごめんね がヤケにマイナスに思え、
この関係は終わる　そう思っていれば

幼馴染が奏でた音は　俺と同じ音

聴こえてしまうんじゃないかってくらいに
どくん　どくん　と喧しい鼓動が脳内でリズムを刻み
頬に触れられた手が　ひんやりとしているように感じる　]

(71) 朔 2015/01/29(Thu) 13時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

　　……俺も
　　本当は早く　一緒に行動したかった

　　あー…　　なんだよ、クソ……ッ

[　素直な言葉が ぽつり ぽつり

細まる白藍には　
俺が愛おしく映っているのだろうか
そう思えたなら嬉しくて───
と同時に　想いから逃げずにいれば、と後悔

そんな情けないところ　みせたくなくて
頬に当てられた手を掴めば
勢いよく引いて　腕の中に包もうか

成功してもしなくても　
黒曜と白藍がぶつかったなら
白藍の唇をそっと撫で　己の唇を重ねようと──*　]

(72) 朔 2015/01/29(Thu) 13時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ ぐい と引かれる身体は そのまま勢いに乗って
　カズくんの腕の中に収まる。

　懐かしいその感覚に そろり 背に手を回して
　ぎゅ... と少し力を込めれば 口元に微笑が浮かぶ。

　じわじわと湧き上がる歓喜をもって 顔を持ち上げれば
　やや骨ばったその指で 唇をつぅ...となぞられた。]

(73) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 16時半頃

【人】 測量士 ティソ

[ ゆっくりと 近づく距離。

　戸惑いなんて無くて、自らも顔をななめにして
　そのくちびるに 自分のそれを重ね合わせた。
　目を閉じるのがもったいなく感じられて
　瞬きすらも惜しむように見つめたが、
　彼の方は 果たしてどうだったか。

　── 触れ合ったのは、そう長くない時間。

　ちゅ、とわざとらしいリップ音を立てて、
　最後に唇を離す。]

(74) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 16時半頃

【人】 測量士 ティソ

[　（　─── 好 き　　）

　溢れる感情に際限はなくて、
　飽きずに、同じ言葉を何度も繰り返す。

　ふわり 微笑んで
　もう一度軽いキスを その口に落としたら、
　名残惜しくも、屋上へ向かおうと提案しようか。*]

(75) かふぇおれ 2015/01/29(Thu) 16時半頃

【人】 手妻師 華月斎

[　掌の口づけとしてやったりの顔
全く、負けず嫌いだ
　口づけに少し下がった頭にキスをひとつだけ落とす]

　真似っこ

[ふへ　と笑って
余韻の残る掌を彼の掌と合わせて。
横を歩かずに一歩後ろをついてくる後輩から小さく零れる言葉は
気付かない]

　ニコ。また困ったら呼んで

[たぶんそれは気まぐれで
彼の話したことはきっと一朝一夕には埋まらない。
だから、不安になったら誰かが一緒にいてやんなきゃって。
きっと御節介だし、大切な人が彼に出来るまでの間だけ…　とか。
それも迷惑かもしれないが明言しなきゃ良いか。

向かったのは屋上に続くその扉の一歩手前の場所]

(76) mukiguri 2015/01/29(Thu) 17時頃

【人】 手妻師 華月斎

[辿り着くとまだ人は少なくて、後輩とまたいかつそうな人が一緒に。
ニコとの初対面時みたく、身体が強張る。
彼を照らすのは　止そう…

　────くるり　見渡してもメッセージの主は見当たらない。
　　新たなメッセージもない。

（まだ、一緒にいるのかな）

いつもなら迎えに行こうか、とか。
そんなことも思うけど──

遅れて返事を一つ返すだけに留めた]*