57 吸血鬼の決闘代理人
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
戦慄の走るなか教会の鐘が鳴り、新しい法律が発行された。今夜より解決のときまでひとりずつ、人狼が成り代わった村人を処断する義務を負うという。
聖貨騎士団の物々しい姿に追いつめられ、集められた「容疑者」たちはルールを定めた。投票により怪しい者を決定すると。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろう。それも村のためにはやむを得ないのだ……。
現在の生存者は、藤之助、ドナルド、オスカー、ヤニク、セレスト、ゴドウィン、明之進、ピッパの8名。
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身構えてたら足元を見透かされるぞ。 自分の技に自信があるなら、堂々としとけ。
[貴族だからと構えなくていいんじゃないか、 と声を掛けたが。 見透かされるのが怖くて 過剰なまでに自信を見せているのは自分自身。 気付かれない様にと、己を護るためにも鍛えているのだ]
信心深いってわけじゃねえよ。 残ったのが……いいや、別に。 俺はマリア様の方が好みだけどな。
[小箱の香りが開けた思い出に引き摺られる様に、 口に仕掛けたが慌てて話題をそらせる]
(0) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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/* ヤニクvsドナルドか。 妥当なカードだなぁ。
(-0) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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[ゆっくりと建物内を周りながら、訓練室などを覗いて歩く。 その様は、見知らぬ世界を楽しんでいるようでもあった。
挨拶をしてくる決闘代理人達も何人もいたが、 いまのところ、これという相手を決めかねていた。]
……… 初めの女性か、 それとも
[呟きながら歩くうちに、食堂の近くまで来ていた。]
(1) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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―廊下―
あなたに言われなくとも・・・!
[ドナルドに向け>>0つい声が大きくなってしまったのは、何故だろう。夢の内容は思い出せない。 動けた。貴族相手には、十分に鞭をかわして動けた。何の問題もない、はずだ。相手が誰でも、・・・どんな男でも]
残ったのが?
[ふと聞き咎めたけれど、無理に詮索するつもりもない。話題を逸らすなら、そのままに]
(2) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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― 訓練所 玄関付近 ―
[長い髪に露出度の高い戦闘着。 何もかも自分と正反対の義姉とは、昔から反りが合わなかった]
[浮気癖のある母と仕事人間の父の仲は冷え切っていて。 唯一家族として慕っていたのが、強く、優しい兄だった。 両親の離婚でその兄とは離れ離れになり、 代わりに長子の位置に収まったのがピッパだった]
[両親に対しては逆らわず、大人しいいい子をしている一方で、 ピッパを家族扱いすることはせず、他人行儀を貫いていた。 それは大好きだった"兄"の代わりが、この義姉だと認めたくないが故。 彼女を家族扱いする事は、かつて兄のいた位置に彼女を当てはめる事だと、そう思っていた]
(3) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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/* 投票のデフォが明様ですよおおおおww せめてヤニクなら熱いのに!
(-1) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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[だから兄を追って来たこの場所で、彼女が兄と同じ決闘代理人をしていると知った時は、一層嫌悪感が募った。 兄が敗北し行方不明になった一方で、彼女はまだこの場所に居座っている。 それが気に喰わなかった]
ええ。言っても無駄だとわかっていました。
[立ち去るピッパ>>1:107から視線を逸らす。 髪を切り男装した自分を、向こうは他人扱いしてくるけれど、願ったり叶ったりだ。 元よりこちらは家族だと思っていないのだから]
(4) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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/* おすかたんかわいいね、おすかたん。 険悪義姉妹ハァハァだわよ
(-2) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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― 食堂 ―
おうおう。とっとと行ってこい。 しっかりやれよ。 屋台から林檎ちょろまかすほどには甘かねーぞ、この世界。
[ぷはぁ、とたっぷり臭気の乗った息を吐きかけて 追い払うように片手をひらひら動かした。]
(5) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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判ってるなら、良いんじゃねえのか。 あ、でも冷徹な武闘人形かと思ったけど。 ちゃんと感情見せられるんだな、良かった良かった。
[何が良いのか教えぬまま、けらけらと。 人形になれなかったのは自分だ。 降り注いだ赤い血。 その人の首で揺れたロザリオの銀。 光る刃。 軽口で逸らそうとしたが、瞬きの1コマに映り込む画像に 口が重くなった]
まぁ感情が出せるのはいい事って言っても。 同じ屋根の下だし、 あそこまで険悪じゃなくてもいいと思うけど。 何だ、あれ?
[逸らせた話題は、いつの間にか消えた黒い男の代わりに 姿を見せたオスカーとピッパの様子だった]
(6) 2012/08/22(Wed) 00時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2012/08/22(Wed) 00時半頃
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─養成所 自室─
[質素なベットに寝そべって、すこし残っていた林檎を全部食べる。 残った芯はゴミ箱に投げ捨てる……ハズレた。]
もういい、かるーく寝よう。
[一回寝て、いい夢見て。 そして気分をリセットして、それからいつもの鍛錬をしよう。 そう思って、目を閉じた**]
(7) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* はい3戦目確定。
(-3) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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[2人の関係等知る由も無く、 ただ妙にいがみ合っている事が多い気がして首を傾げた]
食い物の怨みとか?
[考えて出たのは、精々その程度だった]
(8) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* これはピッパとオスカーの戦いですよね(はぁはぁ)
(-4) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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・・・・・気に障る言い方ね。
[また、相手を少々睨む。軽口は嫌いだ。しかし、次の言葉に不服はやめて、下を見やった]
・・・さあ。確かに、随分と仲は悪そうだけれど。 それにしても、確かに妙。
(9) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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― 食堂の近く ―
[ごちそーさま。と声をかけて食器を渡す。 大盛って言ったじゃーん、なんて言ったら かえって機嫌損ねられそうなので笑顔でおいしかったよ、と。]
さって、汗流したらもうひと絞りしよう。
[肩をを回しながら食堂を出て少し歩き、ひた、と足を止める。
誰か、知らない気配。 養成所の連中とは、違う空気。
振り返って、ドキッとした。 白い肌が浮いているように見えて。]
あの。ここへ、なにか…。 もしかして。
[見知らぬ肌の白い人物へ問いかけながら、面には薄い笑み。]
(10) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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・・・まさか。 そんなに意地汚い二人じゃないはずだけど。
[とは言え2人の過去の事など知るわけもない。 ふ、と溜息をついただけ**]
(11) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/08/22(Wed) 00時半頃
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数ならドナルドに、奇数ならヤニクに投票 4
偶数ならドナルド、奇数ならヤニク襲撃 1
(-5) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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2
(-6) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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― 訓練場 ―
[こちらへ注がれる視線>>6>>9には気付かず。 ピッパが宿舎方向へ歩いていってしまったため、そちらには向かい辛く、足が向かうのは訓練場の方だった。 今は鍛錬に集中出来る気がせず、ベンチに座り込む。 ほどなくその体は、うつらうつら船を漕ぎ始めた**]
(12) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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やっぱあんた生真面目だな。
[睨まれてククっと笑うが、それ以上は続けず、 視線を玄関の方に向けてもう一度首を捻った]
俺としては綺麗で魅力的なおねえちゃんから ビンタされなきゃそれでいいや。
[ピッパのスタイルに目をやって、眼福眼福と呟いた]
(13) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 忘れないうちに。
3
(-7) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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― 食堂の近く ―
[前方の扉から、男がひとり現れた。 鮮やかな赤のフードが視線を吸い寄せる。]
―――私の代理に足る者を探している。
[問いへの返答は端的なもの。]
(14) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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ドナルド投票、ヤニク襲撃ですね。
ひどい雇い主だ。 勝たす気ねぇ
(-8) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 偶数ドナルド、奇数ヤニク えいっ 4
(-9) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 奇数。 ということでヤニクにセット。
(-10) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* ここでヤニクを出さない辺りじゅんじょーおとめぱわーよ。
ピッパはすれてるキャラクターだけど、案外純粋キャラっぽいなあ。
(-11) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* えっと、俺も振るの? 1 で偶数で俺、奇数でヤニク?
(-12) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 普通に相手への投票でした!!
(-13) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 自吊り出来なかったのか!! 気付かなかった。
(-14) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 投票…2 襲撃…2
(-15) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* ←この男、勝ちに行く気でいっぱいである。
(-16) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* オレもー、振っておくー。
4
(-17) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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まぁそうだよな。
[意地汚くないだろうと返されて、確かにと苦笑する]
じゃあ意地汚い俺は食堂行くから。
[腹を抑えて、 人気の無くなった玄関通路を通り過ぎ自室へと]
久々に面白くなったな。
[古いベッドに身体を預けると、やはり緊張していたのか 少しだけ瞼が重くなった。 その僅かな間、先程水を浴びた時に思い出した過去の 蓋が開き垣間見たものがいる事など気付くはずもなかった]
(15) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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/* 偶数きたこれ。
(-18) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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[端的な返答に、思わずぞくっとした。 ということは、彼が所長が言うところの売り出し中の貴族なのだろう。]
では、貴方がメイシ…様? 失礼しました、自分はヤニクと申します。 もし、お決まりでないなら、私を使っていただけませんか? もちろん…不躾なお願いなのは重々承知の上です。
[そう言って、胸に手を当てて一礼する。 のらりくらりしているこの男が自分からそんなことを口にするのは珍しい。
…それほど、疼いていたのだ。]
(16) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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[そういえば彼は気が付いただろうか。 彼に“いたずら”したときにこっそり彼の外套に仕込んだ一枚の紙のことを。]
「お互い頑張ろうね」
[ほんのり抱いている気持ちを直接言葉にはできなくて。 そんな一言だけど言葉を綴った。
気が付いたらいいなぁ、なんて思ったけど あの後水浸しになってたらくちゃくちゃになっちゃったかな。
そう思いながら、薄い布団を身体にかけて眠りについた。]
(-19) 2012/08/22(Wed) 00時半頃
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− 書状を受取る刻 −
[まどろみから目覚めた後か、食後か、 またはそれより後か。 手元に届いた書簡>>1:111に一瞬目を丸くする]
藤の君…ね。
[金象眼の馬車に花房の蔓で巻かれた書簡。 風流と言うべきなのか、全く違う所に感心しながら]
謹んでお受けいたします。
[この場だけは。 深く一礼して、書簡を受け取った]
(17) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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/* やにくん外套脱いでるはずだからきっとだいじょうぶ!
さ、次は藤の君に悪夢をお伝えしよう。
(-20) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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/* うお…お…お…ピッパ……うぁぁ… vsドナルドだけでもおいしいですありがとう!なのに、 なんという、胸キュンな!
本当、おいしいとこ頂いた感じですみません…。
(-21) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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− 開かれた書簡 −
[花房から香るのか、甘い香り漂う書簡を開くと 声が脳裏に響く。 こんな力があるのに、わざわざ代理人を立てるとか、 と呆れながらも文面にはべろりと唇を舐めた]
あんたが気に入るかどうかは知らないが。 俺は全力で戦って…勝ってみせる。
[不安定な精神を隠す様に自信に満ちた言葉を口にして、 姿の無い雇い主の代わりに自分の影を睨みつけた]
(-22) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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[頷いて、自らの名を肯定した。 名を知られていることに、驚きはない。]
君が、私に勝利をもたらすと?
[二人目となる売り込みの言葉に耳を傾け、 一礼する男の全身へと視線を走らせる。
歩いてきた彼に感じたのは、ささやかな違和感。 厚い外套は、体の線をすっかり隠している。]
(18) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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脱いでみせてもらいたい。
[しゃらりと鳴る手を横へ動かし、外套を払う仕草をした。]
(19) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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─夢の中─ [目を閉じると甘ったるいムスクの香りが深い眠りに、暗い闇に引きずり込む。]
[そのニオイが思い出したくもない記憶を掘り起こす。]
(-23) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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[父が仕事が忙しいと、家を空けることが多くなった。 あたしに浮気を隠すこともしなくなった継母はほぼ毎日違う男を、 日によっては複数呼ぶこともあった。
気分が悪くなるような情事の臭いが、 香水と混じって、キモチワルイ。]
[そんな日が何日も何日も続いてウンザリして。 ──そしてあの日]
(-24) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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[特に覚えているのは意地の悪い継母のあの表情。 キモチワルイ男の笑み。] [組み敷かれそうになって、寸でのところで逃げることができて。 あの時は格闘技を習っていてよかったと心底思った。
逃げられたけど、すごく怖い思いをして。 誰も助けてくれる人もいなくて。
いつもただそこにいただけのいい子ちゃんだって、あの時はいなかった。 いっつもいるのに、そういうときだけいなかった。]
(-25) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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― 夢 ―
[苦悶の声が聞こえる]
[兄の声だ、と認識した瞬間、その姿が鮮明になった。 自分とよく似た黒髪と檜皮色の瞳。 ただしその体は、細身ではあるものの、紛れもなく男のものだ]
[その、細くはあるが鍛え抜かれた体が、華奢とも言える体つきの男に組み敷かれている。 病的に白い肌は、その男が人ならぬ身である事を示していた]
[吸血鬼に襲われ傷付けられているのだ――そう思っていた。 兄と男が、双方共に全裸である事に気付くまでは]
(-26) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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[あの子が悪いわけじゃなかったのかもしれない。 けれど、あの頃のすべてが大嫌いになった。]
[あの頃を思い出すようなモノ、すべてが嫌い。]
(-27) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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[決闘の相手が誰かと知る事が出来たのはいつになるか。 だが相手の名を知る事が決闘前に出来たなら。
更に高まる昂揚感。
それを糧に今まで以上に修練に励み。
決闘当日を迎える事になる**]
(20) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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[だから決闘代理人になって、今の生活を初めてすごく幸せだった。 闘うのは大変だけど、勝てば栄誉も手に入り、金も手に入る。 いい人にも出会えて、ちょっと話をするだけでもすごく楽しい。]
[けど、そんな生活を送っていたあたしのまえに、 あの子が顔を出して……
幸せを崩しに来たように感じて──今は父より継母より、あの子が一番大っ嫌い。]
(-28) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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『あっ……く……』
[苦悶の声は、同時に悦びの声でもあった。 青白い裸身が動くたび、兄は身を捩り、仰け反り、甘く切ない声を上げる。 男が体勢を変える一瞬に、二人の繋がりがはっきりと見えてしまった]
や……うそ……
[拒絶の言葉が漏れるも、夢の中だから目を閉じることも逸らすことも出来ない。 兄が吸血鬼の肉を受け入れ、共に高みへ昇っていくのを、見ていることしか出来なかった]
『ああ……っ、早、く……』
[兄の求めに応えるように、吸血鬼は自身の肉を一際強く突き入れながら、牙を兄の首筋へ突き立てる。 もはや痛みを快感が上回っているのは、誰の目にも明らかだった。 兄が妹の聞いた事のない声を上げ、そして迸る――]
いやああぁぁ――――!!
[ついに魔法を拒絶が上回り、全ては白に塗り潰されていった**]
(-29) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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[ムスクが引き摺り入れた悪夢の中で負の感情はどんどん練り上げられ、高められていった**]
(-30) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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/* 継母の連れ込んだ男にやられそうになったとかありがちだけど、 この村だとこれが一番設定的にいいかなあ。 負けた場合エロありだからねえ。そっち方面に嫌悪感抱いてる方がいじめてもらうとき楽しい。
(-31) 2012/08/22(Wed) 01時頃
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ええ、必ずやお望みの結果をお約束しましょう。
[簡潔に言い切って口角を上げる。 笑みは浮かべども、双眸は闘志をゆらりと抱き笑ってはいない。
明之の視線を受けても堂々としてはいたが、 脱いで見せろといわれて、少し肩をすくめた。]
わかりました。
[外套を脱いで、外套の内に装着したナイフを見せる。 外套の下には腰のベルトにナックルなどの小さなものがいくつか、 そして、太股に長さのあるナイフや峨嵋刺。
外套で覆い隠された身体の鍛え方は、パワーではなくスピード型。]
(21) 2012/08/22(Wed) 01時半頃
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僕は暗器使いです。 大物の武器を扱う連中と比べたら些か頼りなく見えるかもしれませんが、 相手を仕留めるのに必要なのは力だけではありませんから。
それに、暗器使いが手の内を見せるのは、弱点を晒す行為でもあります。 この意味、お分かりいただけますか?
[軽く手を広げて、首を傾げる。 手に持っていた外套が落ちて、重たい金属の音を上げた。]
…決闘の場ではこんな重たいものは着ません。 これはあくまで、訓練用なので。
(22) 2012/08/22(Wed) 01時半頃
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/* すみません、遅筆で申し訳ない… 最近夜中のスペックがどんどん悪くなっている気がしてならない…。
(-32) 2012/08/22(Wed) 01時半頃
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[外套の下に隠されていたものを見て、目が軽く見開かれた。 身につけられた武器の多さと、なおも淀みない動きとに。]
……道理で。足音が重いわけだ。
[床に落ちた外套に視線を遣って、得心したように頷く。 見た目に比しての足音の重さが、違和感だったのかと。 人間の聴覚で捉えられるかは微妙な差違だったけれども。
言い切った自信に淡く笑みを浮かべ、 弱点を晒してみせた、と言う顔の横に、手を伸ばす。 触れはしない。互いの温度を薄く感じるだけの距離。 周りの温度と変わらぬ指先に、じわりと熱が伝わる。]
(23) 2012/08/22(Wed) 01時半頃
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君も、私に賭けるというわけだね。 私が君に賭けるのと同様。
[肩の上で、黒猫がなうと鳴いた。 淡い笑みが、幾分か深くなる。]
…ああ、この子も君が気に入ったようだ。
いいだろう。私の名誉を君に託そう。 この私のために、血を流してもらいたい。 勝利の暁には、その働きに相応しく報いるとも。
(24) 2012/08/22(Wed) 01時半頃
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/* あ、俺のログみにくい。
(-33) 2012/08/22(Wed) 02時頃
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[足音が重い。 それを聞いて、眉を上げた。 へえ、すげえな、という単純な感嘆だった。
伸ばされた手にその場を動かず、触れぬ指を見る。 肩の上の黒猫が鳴くのに、軽く目を細めた。]
ありがとうございます。 そのご決断、無駄にはいたしません。 命を賭けて、必ずや勝利を掴んで参ります。
(25) 2012/08/22(Wed) 02時頃
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[再び胸に手を当て、深々と頭を下げる。 そして、頭をさげたまま、]
もうひとつだけ、あつかましいお願いを致す事をお許しください。 勝利の報酬は、金貨で頂きたいのです。 理由は、今は申し上げることはできませんが…。 いつか、その時が来たら必ず。
[そして、もう一段深く頭を下げた。]
(26) 2012/08/22(Wed) 02時頃
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金貨で?
[報酬の形を指定する発言に、緩く首を傾げる。 報賞を現金でやりとりするのは、品位に欠ける行為だと 貴族の中でも忌み避けるものは見られたが]
構わない。 そのように取りはからおう。
[理由はいつか、というのを頷いて受け入れ、 迷う風もなく頷いた。]
(27) 2012/08/22(Wed) 02時頃
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君の戦い、楽しみにしている。
[片手を挙げて男の頭上へ翳す仕草は、勝利を祈念するもの。 為すべきを為し、託すべきを託して、 黒衣の裾を引き、その場から身を翻した。]
(28) 2012/08/22(Wed) 02時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2012/08/22(Wed) 02時半頃
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…ありがとうございます。
[金貨を要求するとは、なんと下賎な人間か。 そう言われたこともある。 それでも、男は勝利の度に金貨を要求した。
構わない。 その声にほっとしたように小さな吐息を吐いた。]
(29) 2012/08/22(Wed) 02時半頃
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[頭の辺りに手を翳されている感覚。 頭を下げたまま、それを受け入れる。]
ご期待に沿えるよう、死力を尽くします。
[頭を上げたときには、黒衣を翻した主となった者の姿。 姿が見えなくなるまで軽く頭を下げていたが、 口元には会心の笑みが浮かんでいた。
重たい外套を纏わぬ実戦はどれくらいぶりだったか。 やっと、巡って来た、と。**]
(30) 2012/08/22(Wed) 02時半頃
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|
― 養成所 外 ―
[自らの目で決闘代理人を選び出し、館へ帰るべく馬車へ戻る。 来た時と同じように黒猫を馬の上へ乗せ、 自らは馬車の中に腰を落ち着けた。
何事もなく馬車が動き出した、と見えた時、 馬車の影から立ち上がった"影"がある。
馬を操る猫は他愛もなく取り払われ、 馬車は藤の君の分身が操るままに、藤屋敷へと向かった。]
(31) 2012/08/22(Wed) 03時半頃
|
|
[黒塗りの馬車に窓はなく、景色の差違で異変に気付くこともない。 知らぬ間に若い貴族は運ばれ行き―――
置いて行かれた黒猫は、 にゃあと小さく鳴いて、どこかへ姿を消した**]
(32) 2012/08/22(Wed) 03時半頃
|
|
− 藤屋敷 −
[夢路が運ぶ甘美と憎愛の呻きが交錯する。]
恐れよ、 望め、
夜の夢は真ぞ。
(33) 2012/08/22(Wed) 12時半頃
|
|
[頬に刻む三日月の笑み。 やがて、明之を乗せた黒塗りの馬車が屋敷へ近づけば、その相貌に暗い紅が踊った。
馬車が敷地内へ走りこみ、その背後で門は固く閉ざされる。 扉をあけて明之を邸内へと誘うのは分身。]
よく参られた。 式次第に則り、決闘代理人の名を伝えにきたとお見受けする。
こちらも決闘代理人を定めた。 徒手では帰らせぬよ、中へお入り。
(34) 2012/08/22(Wed) 13時頃
|
|
[貴族たちの訪問の後、どこから聞きつけたのか、 所長は決闘が決まった者たちを一人ずつ呼びだした。]
おう。まずはめでたい。 おまえも飲むか?
[そんな祝福の言葉の後、告げるのは対戦相手の名前。]
オレも、おまえとあいつがマジでやりあったら、 どっちが勝つか気になってたんだよ。
どうせ一回こっきりの機会だ。存分に死合ってこい。
(35) 2012/08/22(Wed) 14時頃
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さて…と。忙しくなるぞ。
[激励なのか微妙な言葉をかけて、それぞれを追い払った後、 ぱんぱんと手を叩いて立ち上がる。]
闘技場の準備と、チケットの手配と―――、ああ、 他の連中には、見たいなら訓練休んでもいいと 言っておいてやらなきゃな。
賭けもいつもどおり、と。 どっちが勝っても儲けはこっちのもんだから ボロい話だよ。まったくありがたいこって。
その分、確実に一人減るのが痛い、が。
[代わりなんざ拾ってくればいい、と口の中で呟いて、 酒瓶を片手に、上機嫌で準備に出て行った**]
(36) 2012/08/22(Wed) 14時頃
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― 指名を受けた日の夜 ―
[一度汗を流してからまた訓練をするつもりが、 風呂と訓練の順番を入れ替えた。 どうしても、身体を動かしたくなったのだ。]
[浴場で汗を流して部屋に戻って、ようやく落ち着いた。 柄になく熱の入った志願ぷりだったなと、 食堂を出た後の事を思い返して自分でも苦笑しながら、 外套を脱ごうとポケットに手を入れ…少し瞬く。
首をかしげながら一枚の紙を取り出して、 脱いだ外套をクロゼットへ置く。
メモを見て、一度丸くなった目が細くなる。 くすくすと漏れた笑みは、からかう時のそれでも、 場をはぐらかす時のそれでもなかった。]
(37) 2012/08/22(Wed) 16時頃
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俺よか、ずっと頑張ってるくせに。
[他人にはあまり見せない素の笑顔を浮かべ、 メモを指でぴん、と軽く弾く。]
ばぁか。こんなの貰ったら、本気で負けられねえじゃん。
でも、おかげで、ちょっと気合い入った。 …さんきゅーな。
[くすくすと笑いながら、メモを丁寧に折り畳んでキスを落す。 本人になんて、とてもできないから。
彼女がこれを入れた時は、指名されるなんてわからなかっただろう。 でも、その一文…一言が、いつもと違う感覚をくれた。 絶対ここに、帰ってくるんだと…。]
(-34) 2012/08/22(Wed) 16時頃
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[ 別の日。
所長に対戦相手を聞かされたときは、 こみ上げる笑いを堪える事が出来なかった。
ずっと、いつか本気で戦ってみたいと思っていた相手。 とうとう機会がやってきた、と。]
いや、酒は…いいよ。今日はまだ訓練する時間が残ってる。 少し酔った方が強くなるってんなら貰うけど。
それよか、それ嘘じゃないっすよね? 俺も、一度本気でヤリたかったんだ。
…終わった後、ここへ戻ってくるのは俺ですから。 次からは報酬額がっつり上げてくれよな。
[にやりとして言い切って訓練へ向かった。]
(38) 2012/08/22(Wed) 16時頃
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[それから決闘までは、いつもより訓練でこもる事が多くなる。 しかし、それでも他人の前ではほぼいつもの調子。 休憩だといってのんきにベンチで寝たり、 誰かを冗談でからかったり。 本気で戦う気があるのかと疑問に思う人も少なくないかもしれない。
それは対戦相手であるドナルドに対してもそうだった。 もちろん、顔を合わせる機会があれば、の話だが。]
(39) 2012/08/22(Wed) 16時半頃
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[決闘の日。 腕、足、肩から胸にかけて保護用バンデージを巻いていた。
途中で手を止め、以前折りたたんでおいたメモを、 中に挟んで巻き込んだ。]
………………。
[胸を軽く叩いて、武器を装備する。 使うのは投擲用のナイフを数本、短剣、峨嵋刺1対。 そして、本戦用の外套を羽織ったなら、 あとは時が来るのを待つ、だけ。**]
(40) 2012/08/22(Wed) 16時半頃
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/* やにくんの返答がみえたっ
な、なんかはずかしいというかてれる
(-35) 2012/08/22(Wed) 16時半頃
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― 藤屋敷 ―
[背後で重い音が響いた時、己の迂闊さに気が付いた。 同時に、もう後戻りはできないということも。
馬車が止まり、扉がひらく。 待っていたのが藤の君の似姿だということにも、 絡みつくような甘い香漂う屋敷前にいることにも、 驚いた顔は見せず、無言で馬車を降りた。]
…………。
このような誘い方をせずとも、 いずれ、形を整えて使者を立てたでしょうに。
[相手が口にした建前を意に介さず、 誘い込まれたのだと言葉にして、 ―――それでも、帰ろうとは試みない。]
(41) 2012/08/22(Wed) 18時半頃
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[屋敷へと歩き出す前、ちらりと馬の上へ視線を滑らせる。 黒猫の姿は無いと認識して、わずかに瞳が揺らいだ。
扉へ歩む道すがら、懐からさりげなく白いものを出し、落とす。 ふわりと風に吹かれたそれは、人の形に切られた紙。 そよ吹く風に乗って紙は漂い、絡みつく藤枝の間からどこかへと消えていった*]
(42) 2012/08/22(Wed) 18時半頃
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− 藤屋敷 −
[分身が明之を案内したのは屋敷の奥の八角形の部屋。 もっとも、厚い緞帳や薄紗のカーテンに幾重にも覆われて、部屋の元の形はわからぬ。
部屋には燭台の他にこれといった調度はなく、ウィステリア卿もまた立ったまま明之を出迎えた。]
若い君に対しては、 初めから、こうするべきだったのかもしれないな?
(*0) 2012/08/22(Wed) 18時半頃
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おまえはわたしの宴に出席すべきところを辞退した。 それがどれだけの確執を生んだかわかっていような?
こうして償いと依願の機会を設けてやったのは、格別のはからいだ。
(*1) 2012/08/22(Wed) 19時頃
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[淡い燭台の明かりに照らされて、 藤屋敷は外よりもなお重く甘い気配に満ちていた。
分身に案内されるままに館を進み、 本人の前へ達すれば、簡単な所作で礼を示す。]
こう、とは、 このような形で私をここへ連れてくることでしょうか。
[口調こそ目上への礼儀を保っていたが、 不快の意は言葉の端に滲む。]
(*2) 2012/08/22(Wed) 19時半頃
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宴辞退の件は、書状を差し上げてご説明したはず。 ご理解いただけるものと思っておりました。
謝罪であれば致しましょう。 ですが、償いとは、いったい何を指しておられるのか。
[償いを行うつもりなどない、と視線が語る。]
(*3) 2012/08/22(Wed) 19時半頃
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[前に立つ明之の姿は、屋敷を満たす帳の中では果敢なささえ感じさせた。 丁重な口ぶりの裏にある自負は決闘代理人たちのそれを思い出させるも、ここが自分の巣であることを思えば、むしろ余裕となって心をくすぐる。]
そう、 宴の時にこうして案内すれば、決闘を設ける必要もなかったものを な。
(*4) 2012/08/22(Wed) 19時半頃
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断わりの書状か。 確かにおまえは書状を寄越したが、 遅かったのだよ。 わたしはもう客人に周知しており、その末のおまえの欠席は彼らの期待を空回りさせることになってしまった。
あの一件で、おまえは都中の貴族を敵に回したようなものだ。
(*5) 2012/08/22(Wed) 20時頃
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今また、わたしの不興を買って、敵を増やすことを望むか?
(*6) 2012/08/22(Wed) 20時頃
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云っておくが、言葉だけの謝罪などわたしには不要だ。
互いの得になるよう折り合いをつけようではないか。
[おまえの出方次第だ、と青白い指先が明之の輪郭へと差し伸べられる。]
(*7) 2012/08/22(Wed) 20時頃
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………。
[都中の貴族を敵に回した。 それは、あなたの不手際が原因だろう、と 口にはせずとも視線に滲む。]
(*8) 2012/08/22(Wed) 21時頃
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あなたに敵対する意志などありません。
ですが、あなたから申し入れられた決闘の一件、 私とあなたが既に対立していると思うものも多くありましょう。
[仕掛けてきたのはそちらだと言うがごとく。]
(*9) 2012/08/22(Wed) 21時頃
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私とて、ことを荒立てる意志はない。
いずれ形を整えて、あなたに謝罪の使者を送りましょう。 あなたが招待していた他の方々にも、同様に。
今宵は、なんの用意もありませんゆえ、 これ以上のお時間を取らせるわけにもまいりません。 失礼させていただきます。
[さっと一礼して、礼法に則りゆっくりと後退る。]
(*10) 2012/08/22(Wed) 21時頃
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/* んー、どこまで描写していいのかな…っと。 周りの状況とかならだいじょうぶかな。
(-36) 2012/08/22(Wed) 21時半頃
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[明之の言葉に出さない感情は率直で、自分がそれだけ明之の気持ちに影響を与えていることにむしろ悦を覚える。]
我々が対立していると? そう見る者も多かろうな。 それはそれで結構だ。
だが、別の見方もある。 今度の決闘は、我々の行き違いに決着をつけるものではない。 わたしとおまえが宴で与えるはずだった享楽の代償なのだよ。 最高の決闘代理人による闘いは、見る者の命の灯をかきたて、血を沸き立たせる。 お歴々はそれを楽しみ、都を支配する評議会はまた滞りなく動き始める。
(*11) 2012/08/22(Wed) 21時半頃
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これは我々の共同演出なのだ。
おまえにその意図がなかったとしても、おまえはわたしの引いた図面に則って決闘代理人をひとり、死合いの場に捧げた。
もはや、おまえはわたしの共犯者と知るがいい。
(*12) 2012/08/22(Wed) 21時半頃
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[部屋を辞そうとする明之へ宣言し、その肌へ触れ得なかった手を横へと振るう。]
ここはわたしの館。
もてなしの──あるいは 躾 のひとつもせずに帰すわけにはいかぬよ。
[その声とともに、部屋の空気が変わった。*]
(*13) 2012/08/22(Wed) 21時半頃
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[眼差しが冥く翻る。
それまで、次元を異にして存在していた蔓が不意に化現し、明之を囲い込む檻となる。 ほとんど身動きもきかないほどの狭さのそれは一種の拘束具といってもいいかもしれない。]
おまえはもっと、自分の罪に自覚的であるべきだ。
[囁きとともにゆるりと藤の花房が垂れて蜜を注ぐ。甘美な毒を。]
(-37) 2012/08/22(Wed) 21時半頃
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―自室― [寝覚めが悪い。寝台で身を起して、枕元に置いていた小箱をじっと見た。この香りのせいだろうか。
何代目かの住まい人を迎えたこの三畳一間ほどの狭い部屋は、元はかなり男臭い部屋で汚れも酷かったのだが、今は小奇麗になり・・というよりはとにかく殺風景に、ほとんど物も置かれていなかった。 これだけ何もなければ、修練以外の事に目が行くはずもない。ギシギシと軋む寝台で、身をよじった]
・・・今頃、どうしてるんだろう。
(43) 2012/08/22(Wed) 21時半頃
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ー ゴドウィンとの対話 −
[酒呑み親父に呼び出されると意味深な祝福>>35を受ける]
死合いね。 確かにどっちかは帰って来ないからな。
[知らされる対戦相手に片目を細める。 本気でやり合いたいとは思っていたが、真剣に戦えるのは 一度きり。 そのチャンスが巡って来たと喉の奥で笑い、差し出された 酒を受取る]
所長から奢って貰えるチャンスなんてそうないから。 有難く頂きますよ。
(44) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[とは言っても、口を濡らす程度。 早々に辞して修練へと戻っていった。
その日から派手なパフォーマンスの様な修練は 成りを潜める。 勿論軽口は叩くのは変わらずで。 ヤニクを見つけると]
よう。 おかず賭けようぜ。
[最後の和やかな勝負だ、 と笑ってカードを差し出しただろう]
(45) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[しばらくまんじりともせずに夜を明かす。やがて、うっすらとだけ空が白みだした頃、なんとか眼を擦りつつ起きだした]
・・・・・・・
[浴室で肌着と、その下のサラシを解いてかがみこむ。冷水を何杯か、頭からかぶって眼を完全に冷ました]
・・・・時間が、足りない。
[今のまま、決闘を受けて実績を上げ、上りつめるまでにどのくらい時間がかかるだろう。探している相手はどこでどうしているだろう。そう考えると、なんだか酷くいたたまれなかった]
・・・・実戦で負ければ、死ぬだけだもの。 少しふっかけてみたって。
[ふとそんな事を呟き、濡れた髪を拭って、さっぱりと食堂に現れる。その場の男達の話を漏れ聞き、次の決闘のカードを知った]
・・・・あの二人か。確かに、悪くない組み合わせ。
(46) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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− 決闘当日 −
[前日までの昂揚した感覚とは打って変わって、 静かな目覚めだった。 壁に掲げている武器の中から、愛用の槍を手にする。 その手は皮手袋を嵌め、テーブルに乳白色の小箱を置く。
いつもなら身に付けて外す事無いロザリオだが、 決闘の時は必ず部屋に置いて決闘の地へと赴く。
必ずロザリオを取りに戻る為に]
じゃ、行ってくるぜ。 親父。
[背中越し、箱の中のロザリオにそう声を掛けた]
(47) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[所長が食堂に現れたのはいつ頃だったろう。相変わらず赤ら顔の様子に、そっと近寄って話しかけた]
・・・所長、おはようございます。 今回もチケットは結構出回るんでしょう? 私達が観戦するだけの分は、残りますか。
[暇な時間というか、唯一に近い娯楽と言えば、時間が許せば他の代理人達の観戦を見学する事で。そのためにだけは、報償をいくら注ぎこんでも惜しくはなかった]
(48) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/08/22(Wed) 22時頃
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― 訓練場 ベンチ ―
――――ひあっ
[押し殺した悲鳴と共に飛び起きた。 荒い息を整えながら周囲を見れば、既に陽は落ちていたものの、訓練場だとわかる]
今の、夢……?
[記憶は白い膜が張ったようにぼんやりとしていたが、酷く不快な夢だった事はわかる。 冷や汗に濡れた体と跳ね続ける鼓動がその証拠だ]
変な所で寝たせいか。
[そうやって自分を納得させると、それ以上は考えないことにして立ち上がる]
[次の決闘者の名を知るのは、それからそう遠くない時のことだった]
(49) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[おかずをかけた最後の勝負。 最後とわかっていてイカサマを仕掛けるなんて野暮はしない。
いつもどおりの、勝負。 いつもどおりの、笑い声。
でも、 どっちが勝っても負けても、二度と、来ない時間。 だから、少しだけイカサマを使って勝負を長引かせた。]
(50) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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― 闘技場 ―
[控え室の椅子に座って、目を閉じていた。 外からざわめきが聞こえてくる。 観客はそれなりに多いようだが…今日ばかりは関係ない。]
帰ったら……礼を、言わなきゃな。
[バンデージを巻いた肩を回し、それから胸に軽く手を添える。 そこは丁度メモを挟んだ辺り。]
(51) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[決闘の話をヤニクから聞くよりも早く噂で知って。 なんで早く言ってくれないのさと拗ねて、極力顔をあわせないように避けていた。]
[あるとき、休憩中なのだろう、ベンチで寝ている彼の前を通りがった。 すやすやのんきに寝てる様子の彼を見て]
決闘、絶対見に行ってやんないんだから。 ──さっさと勝って帰ってきなさいよ。
[ぼそっと一言つぶやいて、彼が目を覚まさないうちにその場を後にした。]
(-38) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[悪夢を見た翌日以降、なんだか調子が良くなかったけれど、だんだん持ち直してきて。
そして今日はヤニクとドナルドの決闘の日。
けれど私はそれを見に行かない。 他の人たちは観戦をしに行っているのだろう。トレーニングルームはいつもより人が少ない。]
(52) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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− 決闘場 −
[もうすぐヤニクとの最初で最後の戦いが始まる。 何度か深呼吸を繰り返し、最後に大きく息を吸い込むと 同時に両頬を叩いて気合を入れる]
いこうか。
[観客の視線や声等もう耳にも視界にも入らない。 見えるのは、いつもと同じで、いつもと違う表情の ヤニクの姿のみ]
(53) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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/* やっ、やばっ、か、かわいっ…っ!(*ノノ
(-39) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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宴での享楽―――
[その言葉に不穏なものを感じ目を細くする。
この街の闇は、とうてい見通せぬほどに深い。 決闘代理人の血で洗われた澱は、どこへ流れゆくのか。 どれほどの念を、欲を呑み込んでいるのか。]
(*14) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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あなたの言葉に真があるとして、 私がその図面に乗り続けるいわれはないでしょう。
私はこの街で誰と対立することも 或いは誰と手を組むことも望まな―――
[拒絶を示して下がろうとするところへ、 藤の君の手が震われた。 異質なものが降りてくる感覚に、小さく息を詰める*]
(*15) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[現われたのは藤の蔓だった。 木質の固い蔦が幾重にも絡まり合い 柔軟で強固な網となって周囲を取り囲む。]
――――――っ!
これはいったい、どういうおつもりか!
[とっさに声が喉をついた。 礼の仮面を脱ぎ捨てて、はしと藤の君を睨む。]
(-40) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[そこへ下がってきたのは甘い香り滴らせる花房。 溢れるほどの蜜を蓄えた紫の花弁から 透明な雫が幾筋も降り注ぐ。]
う……
[立ちこめる香りはますます濃密に、 滑らかな滴りは肌を濡らし、頭の奥をじんと痺れさせた。]
(-41) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[手で遮るだけの動きも許されぬ檻の中、 蜜を振り払おうと頭を振る。]
あなたから、躾をされるいわれも、ない…… すぐに、帰してもらいたい―――
[霞んでいく視界に藤の君を捉えて、 もつれかける舌先で、ようよう告げる。]
(-42) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[残っていた人に「何故見に行かないのか」と問われ]
な、なんであたしが見にいかなきゃなんないのよ それよりも鍛錬が大事でしょ、鍛錬が! あんた、あたしの技の練習台になりたいわけ?
[そういって追い払った。 本当は見に行きたいし、応援だってしたいけど 相手はあのドナルドで。
勝てないなんて思っているわけじゃあないけど、 目の前で彼が負けたら……なんて思うと怖かった。]
(54) 2012/08/22(Wed) 22時頃
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[歓声に呼ばれるように、死合いの舞台へ。 いつもどおりの出で立ちに緩やかな笑み。
ウォーミングアップとばかりにとん、と床を蹴って宙返りをする。 その動きがいつもより軽いことに気付いたのは、どれだけいたか。
ふと、観客席を見渡す。 つい姿を探してしまったけど、見えなくて。 ふる、と頭を振って集中を切らさないように喝を入れなおした。]
(55) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/08/22(Wed) 22時半頃
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[ドナルドが出てきたなら、にやりと笑う。 昨日まであんなに昂ぶっていたのに、いざとなると冷静になるのは それだけ本気だからなのだろうか。
同じ気持ちなんだろうな。 それは、なんとなくわかっていた。]
[立会人が一歩引いて開始の合図を出す。 それと同時、鮮やかな赤色がドナルドへと駆け出した。 右手に短剣を逆手に持って、懐に飛び込もうと。]
(56) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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[ヤニクの姿を認めると、にやりと笑い掛ける]
よう。 昨日はよく眠れたか?
[昨日までの養成所での続きのような会話。 だが、瞳は笑ってはいない。 ヤニクの姿を上から下まで見つめながら、肩に担いでいた ハルベルトをゆっくりと降ろし、中央を握って脇を締める]
(57) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
|
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/* やだ、ピッパったら純情♪ ヤニクみたいな、悪い男に引っかかっちゃダメだよ。
いや、ピッパなら、甲斐性あるからヤニクの手綱上手く 取れそうか。
(-43) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
おかげさまでな。 たぁっぷり寝ちゃったよ。
そっちも、そーっぽいな。 お肌つやっつやしてるぜ。
[いつものような会話には、やっぱりいつものように答える。 笑っていないドナルドの瞳に、ぞくっと昂ぶりが戻ってきていた。]
(やっべぇ…すげえ、楽しい。)
[くくっと口元が上がって、それは、火蓋が切られてもそのままだった。]
(58) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
[対戦カードを知ったのは、悪夢を見た翌日のこと]
ドナルドと、ヤニク、ですか……。 良い組み合わせですね。
[ドナルドの体捌きはごく最近目にしていたし、自分と同じく外套に身を包むヤニクの戦いぶりも気になる所ではあった]
そのカードなら、金を払うのも悪くはない、か。
[手持ちで足りることを確かめると、チケット販売担当の所まで急ぐのだった]
(59) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
[ハルベルトを握り締めたと同時。 赤がこちら目掛けて駆けて来る。
迅い。
枷を捨てた赤い風の速さに感動しながらも 身体は反応していた。
穂先に掛かる重心をそのままに、両手で柄を持ち直すと 切っ先に掛かるぎりぎりの距離で纏う布を裂くか、 引っ掛けて体勢を崩す為に、切り上げようと外套を狙った]
(60) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
― 食堂 ―
[決闘の手配と儲け話の準備とで忙しくしていた所長は、 それでもやはり酒を手放すことはなかった。
だから、セレストが話しかけた時も、 最初に届いた反応は、アルコールの微粒子だっただろう。]
おーう。
ああ? チケットか? まあ今回はずいぶんと売れ行き好調だが、 オレだって可愛いおまえたちのために 席の確保くらいはしてるってもんだ。
(61) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
よく見てこいよ。 なにせ、これまでにない世紀の大勝負だ。
[今回の決闘のうたい文句を口にしつつ、 手をぬっと差し出した。 値をつり上げてはいないが、当然値引きもしない。]
(62) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
[まあ、所長が許可を出そうが出すまいが、観戦には行くつもりなのだけれど。所長と別れてからは、ちょっとばかり朝の訓練をしていた。]
・・・・おはよう。 そうそう、昨日の喧嘩の声、上にも聞こえてたんだから。 仲がいいのは勝手だけど、あんまり見えないところでやってよね。
[>>49 オスカーに通りすがりぱったり出会う事があれば、そんな言葉をかけたはずだ]
(63) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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―少し前・食堂―
世紀の大勝負、ですか。 確かに実力の拮抗したいいカードだと感じていますが。 ・・・取り置き、ありがとうございます。
[所長にはそう端的に告げ、最低限の礼を述べて、チケットの確保に向かった。少し並びはしたが、なんとか一枚握りこみ、そのまま決闘の会場へと向かう]
(64) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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/* このゴドウィン色んな意味でカッコ良すぎてはぁはぁするわ。
(-44) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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(観に行かない 観に行かない)
[サンドバッグを蹴る脚が、普段に比べてキレがない。 見る人が見れば、気が散っているのはバレバレだろうな。 そう思いながらも、気を紛らわせるにはこうしているのが一番、と鍛錬を続ける。]
(65) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
/* >>61 所長はアルコール臭い。ピッパ覚えた! 出会ったときは「くっさ!」っていおう
(-45) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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強い瞳だ。
だが、感じやすくもある。
[蔦に捕われ動けぬ明之の顎を掴んで仰のかせ、抗う唇を噛み、滴る蜜を血とともに喉の奥へと注ぎ込んだ。
そのまま首筋へと舌を這わせ、波うつ蔦の助けをかりて襟をはだけてゆく。]
(*16) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
/* ヤニク羨ましいなぁ、こんな健気なピッパに想われて。 きっとヤニクが勝って帰って来たら 「心配なんてしてないんだから」とか 「心配してたんだから」とか言ってはぁはぁな展開に。
………俺は何故ヤニクとピッパではぁはぁしてるんだろう?
(-46) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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誤爆った…よ
赤は取り消しできないorz
(-47) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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手を組めとは云わぬ。 おまえはただ、 わたしに従順であればいい。
この身体がそうであるように──
(-48) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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/* ところで今日の決闘以来はたぶんあたしとオスカーよね? ……とおもったけどセレスト23日じゃなくって24日がNGだったのね。
どの組み合わせかしら。
(-49) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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[吸血鬼は人から変じたものであっても、すでに人とは異なる存在であった。 血を糧とし、血の分与によって子を成す。 消化と生殖のための器官はもはや本能に駆られて働くことはない。
残るのはただ──
純然たる媾合の快感。
それを引き出してゆく。]
(-50) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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|
っ、と!
[さすがに簡単に飛び込めるような隙はない。 ハルベルトに狙われた赤色がばさりと音を立てて、 切っ先を避けるためにジャンプした男と共に舞い上がる。
縦に一筋裂かれた外套が、風にばさばさとゆれる。 着地して再び間合いを取る。]
こんなんで仕留められるヤツだとは思ってねーかんな。
[くくく、と笑う。 予想はしていたが、長物相手はタイミングが難しい。 でも、まだまだ、これからだ。
逆手に持った短剣を順手に持ち替え、 間合いを計るようにじりじりと横に動く。]
(66) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
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― 少し前 ―
[食堂で食事を終え鍛錬へ向かう途中、セレスト>>63と顔を合わせた]
喧嘩? ……ああ。
[思い出して、いつも無表情な顔の眉が微かに、不快そうに歪む]
元々、あの女が売ってきた喧嘩です。 ……とはいえ、見苦しいものを見せて、すみません。
[口では謝ったものの、自分の非は認めぬ態度]
(67) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
|
|
/* 漆黒さんにアピールしたけど、ここであえての藤の君からの依頼とかだとおもしろいなー
(-51) 2012/08/22(Wed) 22時半頃
|
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― 決闘当日/闘技場 観客席 ―
[一番安い席のチケットを手に、闘技場へ向かう。 代理人への割り当てが集中しているのだろう、付近は荒々しい熱気が立ち込め、一種異様な雰囲気に包まれていた]
あの女は……来て、いないのか。
[その熱気に揉まれながら、何気なく一人の姿を探していた。 いないとわかって安堵した半面、こうした娯楽の場より鍛錬を選ぶことが意外でもあり疑問符がつく]
……まあ、あいつの考えなど、僕にわかるはずもありませんが。
(68) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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|
─ヤニクとドナルド決闘の日 中庭─
[休憩がてら中庭に。 そこで見つけたのは黒い猫。]
あ、猫。
[黒猫だけど、さすがにあの黒の貴族様の子ではないだろう、野良だろうか。]
おいでー
[素直に近づいてきた猫に挨拶をして撫でてもいいかきいてみる。 大丈夫そうで、そっと撫でさせてもらった。 いい毛並だ。]
(69) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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―少し前―
そう。あの女・・・ね。 別に、私は。どうでも。ドナルドが言わなければ気付かなかっただろうし。
[元々知り合いなのか、とも思うが、プライベートだ。そこまでして詮索するほどの興味ではない]
私は、試合見に行くつもりだけれど。あなたも?
[特に示し合わせて一緒に行くつもりまではないけれど、向こうで会えばなんだかんだで近くの席で観戦する事になるだろう]
(70) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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/* OKだったら黒様の黒猫でいいし、 ダメだったらきっと野良猫。
折角なので猫をひろった!
(-52) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2012/08/22(Wed) 23時頃
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ねぇ、どうしたら素直になれるかな
[膝の上に乗せた黒猫をマッサージしながら語りかける。]
まあ、猫さんに聞いても仕方ないか。 ……あなた毛並みすごく良いわねぇ。
(71) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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………ぅ、ぁ
[仰のかされ、ぼんやりと見上げる。 手を振り払おうにも力が入らず、 降りてくる唇を避けることも叶わない。
噛み裂かれた唇から血の香が広がり、 花の香気と入り交じって、喉を伝い落ちていく。 体の奥に染み通っていく、甘美な毒。]
(-53) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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従順な …ものか ……っ
[は、と短く途切れる息の合間に、それだけを絞り出す。 だが、抵抗の力は既に掌からこぼれ落ちていた。]
(-54) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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[意思あるように蠢く蔦が、着物をはだけていく。 肌が晒されれば、無いはずの体温が上がったように思われた。
熱に浮かされ 血の甘露に蕩かされ
体が、頽れひらかれていく。
押しとどめるべき意志は、血と蜜の網に捕われていた。]
(-55) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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―闘技場 観客席―
[とりあえず最も安い席のチケットは手に入ったので、そのまま会場へと向かう。ちょうど、腰をおろして間もなく火蓋が切って落とされた。闘場の中心から、金属が打ち鳴らされる甲高い音が不規則に響き渡る]
・・・・長物にナイフ相手か。 懐にどうやって飛び込むんだろ。
[無論そのぐらいは互いに分かっているわけで。だからこそ自分にそのまま置き代えて、一瞬も見逃すまいと武闘の光景に眼を凝らす]
(72) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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― 少し前 ―
それなら良かった。
[事情に深く突っ込まれなかったことに安堵して、眉間に寄っていた皺が消える]
はい。僕も見に行くつもりです。
[セレストの問いに頷いた。 後に試合会場で顔を合わせれば、なんとなく近くの席へ座ることになるだろう]
(73) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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やっぱ動き迅いな……。
[確かに外套は切り裂いたが、体勢を崩させるより早く 相手が飛び退く。 瞬時の判断力と瞬発力、スピードにやっかいだと思いつつ。
スタミナ勝負か、と短剣を構えたまま移動するのに合わせて 穂先を地面すれすれに向けたまま対峙したまま移動する]
(74) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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/* 藤の君と黒様は水面下でやり取り中かしら。 どう動くか見えないからどうしようか先のビジョンが見えないわ。
とりあえず猫さんと遊びながら様子見。
(-56) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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[吸血鬼の眠りを必要としない意識、被虐に損なわれることのない肉体は、果てしらぬ快楽にいつまでも興じることもまた可能なのであった。
奪い、求め、与え。 気がつけば、決闘の日を迎えていた。
ウィステリアは七宝を施した珠を二箇、明之の裡へと捩じ込む。]
おまえはまだ躾が終わっていないから、人前に出すのにそのままというわけにもいかないだろう。
首輪と鎖でもいいのだがね。選ばせてやろうか?
(-57) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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どのみち、躾のための道具だ。
[パチリと指を鳴らす。 七宝の珠は振動し、甘く切ない刺激をもたらす。 共鳴がだんだんと高まれば立っているのも辛いほど。]
それを取り出してやれるのはわたしだけだ。 せいぜい、いい子にしているように。
さて、服を着たら闘技場へゆこうか。 決闘代理人はわたしとおまえのために戦うのだから。
(-58) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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― 闘技場 観客席 ―
……ふむ。
[セレスト>>72の言葉に小さく頷き、自分も同様の観点から試合を見る。 外套を纏い短剣を操るヤニクの姿は、自分と重なる。 ならば槍使いは――と、同じく長物を扱うセレストのことが意識に昇った]
(75) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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[しばらく一定の間をおいたまま、二人の足音だけが聞こえる状態。 どうにかあの懐にさえ飛び込めればいいが、そう簡単には行かない。 では、どうする?
短剣を一度収めて素手になる。 ぐっと掌を握って再び床を蹴って間合いを詰める。
穂先が動いたなら足を止めて横へ飛び、 右手をドナルドへ向けて振る。
投擲用ナイフが二本、ドナルドへ向かって飛んでいく。]
(76) 2012/08/22(Wed) 23時頃
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/* 貴族様の動き無いなぁ…… せめてメモで誰に依頼するかがわかったらとは思うけど……決めかねてるのかしら。
(-59) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[オスカーが近くに来ると、目で軽く挨拶する。特に拒む事はないが、やはり集中は試合の方に向けたまま。表情は気真面目そのものだ。]
・・・間合いは詰められない。で、測って。 はい、武器を収めて・・・ 跳んだ!?
[余所見していたらわからなかっただろう一瞬の間に、驚くほどの瞬発力で外套を脱いだヤニクが横っ跳びに跳ぶ。すかさず投げた2本のナイフを見て、ごくりと唾を呑んだ。
籠る熱気に、持ってきた水筒から水を注ぐ間にも、視線は常に釘づけになっている]
(77) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[時間の感覚は、とうに滑り落ち、 茫漠とした意識の中に、快楽だけを刻まれる。
虚ろな心を呼び覚ましたのは、 冷たく固い感触だった。]
や…っ……
[今までとは明らかに違う感触に拒絶を示すが、 力を入れたにもかかわらず、珠は難なく押し込まれてしまう。]
(-60) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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人前、に―――、……!
[このまま外へ出ろというのだうろか。 奥に疼く質量に、腰がうねる。 だがそれでも、首輪と鎖よりはいい。
―――そう思考する自分に気付いて、愕然とした。]
(-61) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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ばかな…っ。 どちらも―――っ、うぁっ?!
[抗議を唱えようとしたとたん、腰が跳ね上がる。 未知の刺激が腰の奥から漣となって押し寄せていた。]
(-62) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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こんな、の で 外に ぅ…っ
[奥底からわき起こる震えが体全体に伝わり、 肩を抱いてその場に膝をつく。
これを与えた者をきつく睨みつけはすれども、 今は逆らう術とてなく―――
言われるがまま、身なりを整えた。]
(-63) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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― どこか ―
[ ふわり。
ひらり。
微風に乗った紙の人形は、どこへともなく飛んでいく。
ずっと追いかけていくものがあれば、 次第に養成所へ近づいているのがわかるだろう。]
(78) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[拒絶の中にもどこか甘さの薫る明之の声にウィステリアは機嫌がいい。
明之に与えた衣服は赤。 おそらく喜ばれないだろうことを承知で着せた。]
《闘技場》には彼らの同僚も集まっているだろう。 そこで次の決闘代理人を探すといい。
いや、契約しておいで。
これは命令だ。
[微笑みにあわせ、七宝の宝珠が鳴った。]
(-64) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[このままでは埒が明かない。 こちらから攻めるか、それとも出方をもう少し見守るか。 見極めようと、赤の影の頭から足元へ視線を動かした時、 影が瞬時に動いた]
っの野郎っ。
[素手で間を詰める様子に、格闘も嗜んでるかと 払う様に穂先を動かすが、それを待っていたとばかりに 赤の影は不規則な動きを見せた]
(79) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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痛っ。
[動く右手を認めた直後、柄を離した左手と右上腕にそれぞれ 痛みを覚えた。 長い槍ではとっさにナイフを払うのは難しく、 一本を上腕で、一本を左手で受け止めたのだ。 咄嗟に勢いを削ぐように身体を引いて止めた為、 槍を操るには不自由は無い。
今度は皮手袋で掴んだナイフをそのまま、 ヤニクに投げ返し、 後を追う様に槍を少しだけ短めに持ち、突進する]
(80) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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− 《闘技場》 −
[ものものしい先触れもなく現れると、黒の繻子織のフードを被ったまま貴賓席につき、決闘代理人の闘いを見やる。
観客席にオスカーの姿を見つければ、しばし動きを止めた。]
(81) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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/* 黒様くるか……!!
(-65) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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おいで。 [声だけで貴賓席へと呼ぶ。]
(-66) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[セレストとは目礼程度で、言葉を交わすことはなく。 こちらも観戦の方へ意識を向けていた。 熱中、という様子のセレストと比べ、こちらは感情の籠もらない視線ではあったけれど]
なるほど。 武器を投げるのも選択肢、なのですね。
[無論興味がない訳ではない。 淡々とした口調で呟きつつも、眼差しはしっかりと試合の様子を追っていた]
(82) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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ひゅう。さっすが。
[受け止めたのに驚いて口笛を吹く。 だからといって決して余裕があるわけではない。 そういう、性質なのだ。
投げ返されたナイフを外套をばさりとやって打ち払い、 突進してくるのをかわそうと、バック転でひらり、ひらり。]
(83) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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命令―――
[受け入れる理由など無い、 …と言い返しかけた言葉は、甘く疼く震えに呑まれる。
小さく頷いて、逃げるように藤の屋敷を出た。]
(-67) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[心地いい風が中庭を通り抜けていく。]
どうなってるかなあ……
[呟きながら猫とじゃれあう。 気になって仕方がないけど、1度決めたことだから覆さない。……つもり。]
(84) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[しかし、その視線がふと逸らされ、落ち着きなく彷徨った。 やがて視線の先は貴賓席へ定まり。 黒のフードの姿に、小さく息を飲む]
(85) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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はい。
[唇の形と意思で、答えを返す]
(-68) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[観客の熱気から抜け出るように、すっと立ち上がり踵を返す。 白熱した試合に見入り、野次を飛ばす集団を小柄な体は擦り抜けた。 その足は迷いなく、貴賓席の方向へ]
(86) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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― 闘技場 ―
[以前と同じように、黒塗りの馬車で闘技場に現れた明之は、 以前とは違って、赤の衣を纏っていた。
口数少なく貴賓席に滑り込むと、 身を乗り出すように、決闘の様子を眺める。
側にいる藤の君へは、視線を合わそうともしなかった。]
(87) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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― 養成所 ―
[闘技場で決闘が行われているころ、 風に乗ったひとがたは、養成所へと漂い落ちる。
女の膝に乗り、じゃれ合い撫でろと要求する黒猫へ ひとがたはふわりと落ちかかり、張り付いた。
その瞬間、墨が水に落ちるように、 黒猫の姿がほどけて散り失せる。]
(88) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[伺候したオスカーに頷くと、いまだ熱戦を続けるふたりの立つ闘技場を指し示す。]
次の決闘の場に立て。
[その口ぶりから、試合の時は近いと知れるだろう。]
(89) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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おまえに、 兄の汚名をそそぐ機会を与えよう。
(-69) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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お前もな。
[届いた口笛に、返すのはこちらも笑み。 バク転で突進をかわされると、槍を突進の勢いのまま 振り上げると。 穂先で彼の着地に合わせる様に頭を狙う。 上手く意識をそちらに集中するなら、足を掛けて倒そうと]
(90) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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[代わりに風が結んだのは、 変わらぬ黒を装った、吸血貴族の姿。
首元を飾る金の鈴が、ちりりと音を立てる。]
―――君は、見に行かないのか?
[ひとのかたちとなったそれは、淡い髪色の女に問うた。]
(91) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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/* 藤の君、争いの絶えない人なんすかね…?
(-70) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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─養成所─
えっ、あっ、えっ!!?
[何か紙のようなものがひらりと落ちてきたかと思えば、膝にのせていた黒猫の姿がインクを紙に落としたかのように消えた。]
(92) 2012/08/22(Wed) 23時半頃
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・・・?
[ふいと席を立つオスカーを横目でちらと眺めたが、目は試合から離さない。決闘の誘いだと知っていても、昨日の喧嘩の光景を見ていたので、むしろ納得しただろう。注意はあくまでも、盤上にある]
・・・・なるほど。あのぐらいではもう、ドナルドでは避けられないか。
[唇を薄く引いて、不敵に笑った]
とは言え、確かにこれだけ身軽な相手に当てるのは私でも少々難儀しそうだけど・・ね。
(93) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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[そして風は別のモノの姿を結ぶ>>91]
観に行ってないからここにいるのよ。 あたしは真面目に鍛錬に励むタイプなのよ。
[目を反らしながら、そう告げる。]
(94) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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[ヤニクと戦うドナルドは、新たな刃が指名されたことに気づくだろうか。
明之の服が、彼の髪にも似た血の色であることに気づくだろうか。]
(95) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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[ウィステリア卿の近くで立ち止まり、彼の指し示す方角へ顔を向ける。 今も剣戟の音の響く舞台が、そこにあった]
はい。
[耳許へ囁かれた言葉に、微かに指先が震えたが。 くっと握り締めて、真っ直ぐな視線で藤の君を向き合う]
謹んで、お受けいたします。
[静かに一礼して、指名を受け入れた]
(96) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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|
[がつん。 足に衝撃を感じて体が宙に浮いた。 バック転の着地時に狙われた頭は間一髪で避けたが、 それでバランスを崩し、立て直そうと踏ん張った足を掛けられた。]
いってぇ…くっ。
[どさっと落ちて顔をゆがめる。 当たり所が悪かったのか、付くと僅かに痛みがはしる。 槍の穂が襲うようなら床を転がるように避けた。]
(97) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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[立ち上がったとき、手にはまた別の武器を握っている。 男が最も得意とする武器、峨嵋刺。
ただ、長物相手には、やはり―…分が、悪い**]
(98) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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………。
[反らされた視線の先をしばし目で追っていたが、 やがて、ぽつりと言葉を落とす。]
私の代わりに戦ってほしい。
…あれの、面目を、潰してやりたい。
(99) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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/* とりあえず間に合った……!
(-71) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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/* もうこんな時間ということに驚く。 明日落ち着いて時間取れるといいんだけど……。
(-72) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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よろしい。
[オスカーを立たせたまま、闘技場へと視線を戻す。]
…そろそろ勝負がつきそうだ。 ここで見てゆくがいい。
(100) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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ほんと、反射神経はいいな。
[上手く身体を倒せたものの、返す穂先を転がりながら 距離を取られて立ち直る。 そして握られた獲物>>98を認めると、 また口元の笑みが深くなる。
昂揚していた神経が今度は静かになり、一挙一動足を 見落とさない様にと集中して。 ゆっくりと痛む腕から反対の腕に槍を持ち返ると すす、と後退しながら距離を取りハルベルトを構えた。
突きと斬るを併せ持つ穂先を赤の影に向けて。 終わりは近かった**]
(101) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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どうしたのよ。黒様。 なんだか────
[事情を聴こうとしたが、止めて]
いいわ。 あたしから売り込んだわけだし。断りはしないわよ。
だからキリッとして、それから……
(102) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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/* ありがとう、ヤニク!! さぁどっちだ!
(-73) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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知っているか、
活躍目覚ましい決闘代理人の得られる特権を。
わたしにできるのは、機会を与えてやることだけだ。
[今、そのひとつの結果が出されようとしていた。]
(103) 2012/08/23(Thu) 00時頃
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