42 とある結社の冬休暇
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人
狼
墓
少
霊
全
ブローリンはローズマリーを占った。
ローズマリーは人間のようだ。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ベネットが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ローズマリー、ブローリン、ラディスラヴァ、グレッグ、メアリー、クラリッサ、ネル、ユリシーズ、ケヴィン、ピッパ、シメオンの11名。
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/*
デフォルトがシメオンだった。
(-0) 2012/01/08(Sun) 00時頃
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──暖炉のある広間──
[新年の祝いの賑わいも、踏み込んできた ピッパが連れてきた仕事の気配に ややも削がれ、談話室に留まるのは、数人となる。
時間が進むに連れて、其々が ばらばらに休憩室や個室に掃けていく。]
……
[ローズマリーが置いて行ったマグの中身は 八分目から半分ほどに減っているようだった。]
(0) 2012/01/08(Sun) 01時頃
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[談話室に続くドアが開く。 纏めた書類をもった結社員が、ケヴィン。と、 声がかけてくるのに、顔を上げた。]
はい。
[動かしていた手を止めて、相手の顔を見る。 机の上にあった書類は、大方片付けられ、 すでに整頓されている。]
(1) 2012/01/08(Sun) 01時頃
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[声をかけてきた人の良さそうな笑みを浮かべた男は、
「情報の検討をするのに資料が欲しいのだけれど、 どこにあるかわからないから ベネットを呼んできてくれるかな。」と、
必要な資料が書かれたメモを見せた。]
はい。
[作業の手を止めてそれを受け取る。 大柄の体躰を持ち上げるように椅子から立つ男に 「──それと、終わった資料も下に運んでおいて」と、 ついでのように、結社員は頼みを付け加えた。]
(2) 2012/01/08(Sun) 01時頃
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──廊下──
[資料を脇に抱え込み、暖かな奥広間から廊下へ出る。 「ああ。」と、後ろから声がかかるのに、 首を先に巡らせてから身体ごと振り返る。]
他にも、何か?
[「下の仕事は、きりがないだろうし、 切り上げてしまってもいいって言っておいて」と 先輩の結社員が言う。]
(3) 2012/01/08(Sun) 01時半頃
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[「それだけ。」と、言われて、 依頼を引き取るように、大きくゆっくりと頷く。]
わかりました。
[その様子に、笑みを浮かべた先輩の結社員は、
「……でないと、二度手間だから」と言った。
黒い目を向けたまま、言われた意味が 理解できぬ様子で、一度、 太い眉の下の目がすばやく瞬きをした。]
(4) 2012/01/08(Sun) 01時半頃
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──廊下──
[暗い廊下を少し行こうとしたところで、 >>1:250広間の方へ下りてくる足音と猫の鳴き声がした。 書類を大またで運ぶ足は特に止めないが、 鳴き声のする方へ下げた顔を、前へと上げなおす。]
…。
[ラディスラヴァの顔を見止め、行き違う際には、 大柄の男は、娘の、顎の辺りをじっと見下ろした。]
(5) 2012/01/08(Sun) 02時頃
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[大概の場合に於いて、誰かに相対する場合、 ケヴィンは相手の目の上に視線を向ける。
そのせいで、シメオンにはよく舌打ちをされているが、 それが牽制なのだ、と思い至れるほど、 ケヴィンは人の心に敏い方ではない。]
……
[故に、例外であるのはラディスラヴァぐらいのものだ。]
(6) 2012/01/08(Sun) 02時頃
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/*
同じく目隠れ組のブローリンは、 見ても嫌がらなさそうなので、 恐らく有るという過程で目のあるところを見る。
ラディスについては、喋らないから声が出ないのか。 と、思って唇から読み取ろうとか、喉が動いているのか。 とかの確認から、そっちを注視する癖がついたのではないかと。
声の出ない時期に一緒にいることがあれば、だが。
(-1) 2012/01/08(Sun) 02時頃
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/*
年頃と思しき女性の唇をガン見も如何なものかと中身は思うが 恐らくケヴィンはそういうところには一ッ切思い至らないと思う。
(-2) 2012/01/08(Sun) 02時頃
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/* 二月は長いな…(書いてから思った。)
短期納期のものが飛び込んでしまって ゆるゆるすぎて申し訳なさすぎます の。orz まったり進行の村で本当に助かりすぎている。 昨日ですか。ユリシーズとの会話の誘惑に 負けたに決まっているパメラ編楽しみすぎる。
(-3) 2012/01/08(Sun) 02時半頃
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[隠された目へ向ける代わりに視線を据えるのは、 顎であり、注視するのは、唇と細い喉だ。]
もし、声を発しようとするのなら、すぐに気づけるように。
人の機微には鈍くあり、己の至らなさを自覚する男が、 ラディスラヴァが声を発しなかった期間につけた癖だった。
脇に抱えた書類束を抱えなおす。
一度、はじめられたやり方は、 彼女が言葉を操るようになった今でも、 変化の兆しを見せていない。]
(7) 2012/01/08(Sun) 03時頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2012/01/08(Sun) 04時頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2012/01/08(Sun) 04時頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2012/01/08(Sun) 04時頃
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──廊下── [階段を降りて行くと登る前よりもぴりりと 冷たい空気が少し張り詰めているような気がした。 ユリシーズの姿はもうない、資料室へ行ったのだろう。 ンナオ。階段の一番下で待っていた猫が見上げて鳴く。 猫の姿に緩く笑みを浮かべて共にキッチンへと向かおうとし]
…あら、
[行き違う大柄な姿に足を留める。 資料を持つ姿に邪魔にならぬよう少し廊下の端に寄り、 通り過ぎる大きな姿、見下ろしてくる表情をそっと見上げる。]
(8) 2012/01/08(Sun) 09時頃
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[分厚い前髪はケヴィンにもその瞳を見せることはなく、 時折目元の辺りが微かに揺れるのは瞬きのせいなのだろう。 注視される口許は緩やかな弧を描き続け]
お疲れ様です。 その書類は…
[大柄な姿を見上げた顎が書類の位置へと降りる。 ケヴィンが向かう先には地下室への階段がある。]
…行く先を訊くのを躊躇いたくなりますの。 それは、地下室に…?
[口許に手が添えられた。]
(9) 2012/01/08(Sun) 09時頃
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[これ以上の追加資料は流石に怒るのではないか、 心配するように顔が地下室の方へと向けられる。]
なかなか休む暇がありませんわね。
[見下ろす瞳が口許を見ているようであれば 下がりかけた口端がまた笑みを描く。 互いに会話もろくにできなかった時期に 大丈夫、の意で描くようになった笑みは 今はケヴィンに向けてだけではなく癖のようなものになって。]
(10) 2012/01/08(Sun) 09時頃
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[特にケヴィンに意識的に笑みを向けようとするのは、 此処に連れて来られたばかりの頃に 大柄な男に対して警戒や怯えを隠さなかったことに 迷惑を掛けたという自覚があるからなのだろう。]
…一緒にお手伝いいただけるのかしら? なら、ポットを持って降りたほうがいいかしら…。
[その頃は人も多く出払っていたようだから、 ラディスラヴァが来たばかりの頃を知る者は多くない。 来た頃と変わらないのは目元を覆い隠す前髪、 緩く、ケヴィンへ首を傾けるとンナオと猫が小さく鳴いた。**]
(11) 2012/01/08(Sun) 09時半頃
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― 地下書庫 ―
[新年が明けてしまい、さっさと整理を終わらせてやろう という意気込みも霧散してしまった。 たまに手元の資料を開いては流し読んだりを始めている。]
……やっぱ、外より中の方が良いなあ。
[報告書の類を見てぽつり呟くのは、事件中における 結社員のスタンスについて。 自分の経験年数で任されることはまだ無いが、 封鎖された集会所の内側、容疑者たちとともに 滞在する役回りは、できるようになりたいと思う。]
もどかしいのよね、外側。
[伝言板のメモの回収や、容疑者たちと話をするために 許可を貰って一時的に内側へ入ったりはしている。 が、どうしても見れる範囲と言うのは限られてしまう。 自然、報告書にもそれは表れる物である。]
(12) 2012/01/08(Sun) 13時頃
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あ、お湯のポットも持ってきてー。
[温かなものを、と言って出て行くラディスラヴァ>>1:168 にはそう注文しておいた。 酒の話を出した後だ。お湯割り用なのは明らかだろう。]
(13) 2012/01/08(Sun) 13時頃
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[やがて書庫にやってきた、元気な来訪者>>1:266には、]
!! ネルちゃんだああ! お久しぶりっ! えー、やだー、元気してた?
[満面の笑みでもって久々の再会への喜びを顕わにする。]
ネルちゃんずっと巡回してたもんねぇ。戻ってきてるとは。
[自分が事件に巻き込まれた時に「内側」に居た結社員―― 当然ながら先輩にあたるのだが、これまで先輩後輩として 接する機会も無かったために、なんとなく当時のまま 「ちゃん」付けである。]
(14) 2012/01/08(Sun) 13時頃
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お酒の!
差し入れ!!
ネルちゃんあなたは地下室に舞い降りた巻き毛の天使!! 愛してるわ!! 抱いて!!
[酒瓶には目を輝かせ、両手を大きく広げて歓迎した。]
あ、ユリシーズさんも帰ってきてるんだ。 じゃあ後で挨拶でもしに行こうかなあ。
[そんなこんなで、しばらくはまったりした雰囲気の中で、 雑談したり、酒を飲んだり、資料を流し読んだりと平行して 残り少なくなった資料の整理もゆっくり行った。]
(15) 2012/01/08(Sun) 13時頃
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[途中、ネルの様子がおかしいの>>1:270>>1:277に気付く。]
? ネルちゃん……?
[地下室で交わしていた会話には、彼女を乱すようなことは 無かったはずだ。 だとすれば――]
……戻す資料がいくつかあったから、ちょっと上行って来るわ。 ついでにユリシーズさんに挨拶でもしてこようかな。
[彼女にだけ聞こえる「声」が理由だろうかとあたりをつけ、 様子を見てくるといったニュアンスを含め、そう言った。 返事は特に待たずに、地下室を出て行く。]
(16) 2012/01/08(Sun) 13時頃
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― 廊下 ―
あっ、
[戻しの資料――間違いで地下に来てしまっていた束を手に 資料室へと向かう途中、ラディスラヴァとケヴィンにすれ違う。]
まだあったの……?
[ケヴィンが抱えた書類束には眉根を寄せた。]
[ついでに、ユリシーズの行方に心当たりが無いか 二人に尋ねる。 ラディスラヴァから答えはあっただろうか。 何れにせよ向かう先は変わらず、二人と別れて資料室へ。]
(17) 2012/01/08(Sun) 13時頃
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― 資料室の前 ―
[中に人の気配を感じる戸を、コンコンと叩いて、]
入っても良いですかー?
[声をかけた。**]
(18) 2012/01/08(Sun) 13時頃
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― いくらか前 / 廊下 ―
[特に何かをするでもなく窓の傍に佇んで外を見ていた。 ラディスラヴァから声をかけられる>>1:171と、]
おう。 ……「あけましておめでとう」ッつー言葉あンだろ? いッッつも思うンだけどよォ……アレって要ォするに 「一年死なずに何とか新しい年を迎えることができました」 って事を、わざわざ口に出して祝ってるンだろ?
ココの連中がヤってるのを見ると、笑えちまうよなァ…… 命ィ使い捨てるような真似しながら生きてるワケじゃん? 一々祝うくらいなら抜けちまえッつー話だろ。 めでてーのはテメェらの頭だっつゥの。
(19) 2012/01/08(Sun) 13時半頃
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/* メアリーの可愛さについて小一時間
(-4) 2012/01/08(Sun) 13時半頃
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……ッつーワケで。 俺に対してあの馬鹿な挨拶を吐かなかったアンタは合ォ格だ。 グッドな感じでめでたくないな、アンタ。
[自分から話かける事は無いが、「目が合わない相手」から 話しかけられれば聞かれてもいない事を喋りだす。 共感を得られるか否かについては気にした事は無い。]
忙しくしてるゥ? ああ、まァだやってんのかよ、地下のヤツら。 ンなもん、棚に収めるだけ収めときゃ良いだろうが。
……俺にも持ってくンなら、お湯にしろ。 味ついてやがると、ナニか入ってた時にわからねェ。
[毛嫌いする同期と、奇しくも同じ注文>>13だった。 こちらは、温かいものを淹れてくれるという相手に対して 礼を失した物言いではあったが。**]
(20) 2012/01/08(Sun) 13時半頃
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/* シオメンの可愛さについて小一時間(
塩面 って変換されたけど 間違ってない気がするのはなぜだろう
(-5) 2012/01/08(Sun) 13時半頃
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──廊下──
[夜半を下るに連れて、石壁の家屋内は冷える。 騒がしさは形を潜め、張った空気が糸のように 暗い廊下を漂っている。 >>8 端に身を寄せる娘の足取りを 顔の動きが追い、 歩いていた足を止める。]
(21) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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[それは。と、娘が言うのに、男は左脇の下に抱えた資料を見た。ラディスラヴァの事も書類も見下ろす仕草に変わりない。顎を上向ける事なく、顔を横にずらした。 書類の厚みは男の二の腕が斜め三十五度になる程度。]
ああ。 納めてくる。
[顔を上げて、娘の口元へ視線を戻し、 太い声が短く答える。 届ける、ではなく納める。といういい様は 他人に仕事を持ち込むという事を そもそも考えていない調子だった。]
(22) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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[尋ねるのを躊躇う。という台詞に ぱち。と男にしては速い瞬きをひとつ。
そうだ。と、言うように然りと頷き]
程ほどで切り上げろ。とも、伝言を預かっている。
[休む間もない。とラディスラヴァが言うのに 先ほど言われた伝言を律儀に繰り返した。]
(23) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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― 資料室 ―
なんだか、
信じられないね。
[額に手のひらを当てた。視線が下に下がる。]
(24) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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――――……
[自嘲した。 額に当てた手をはずし、ピッパが持ってきた資料へと伸ばす。 手に取った資料の文字を、目で追う。 急いで書いたのだろうに読み易いこの文字は、ピッパのものだろう。]
(25) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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[持ち込まれた情報の内容に、溜息が零れ出る。 最早、感心の溜息といってもよかった。]
(26) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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[――――ノックの音が聞こえた。]
(27) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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― 資料室・入り口 ―
[資料室の中からは、ピッパの声、ヒューバートの声、ユリシーズの声が、ほんの小さくだが、聞こえてきていたろう。
資料室の扉が開く。
メアリーを出迎えたのはユリシーズだった。 笑みも軽口もなく、真っ先に言ったのは]
丁度よかった。
[という言葉。 仕事であることは容易に知れよう。]
(28) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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出掛ける準備をして欲しい。
[そこでようやく、小さく笑みを浮かべた。 厚い唇が弧を描き、長い睫毛の生えた目が、細くなる。 メアリーの手に、紙の束を渡した。 さっきまで、ユリシーズが眺めていた資料だ。]
さあ、お姫様、どうぞ中へ。
[と、メアリーを資料室に招きいれる。 ユリシーズの腕が、資料室のドアに伸びる。 扉は、小さな音を立てて閉まった。]
(29) 2012/01/08(Sun) 17時頃
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/* 動きだしてる! たまらんね…
ソワソワする!!
ソワソワ
(-6) 2012/01/08(Sun) 17時半頃
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──廊下──
[男は娘を見下ろしている。──或いは、二度手間になるから。と、そう言われていなければ、誰かがケヴィンを呼びにくるまで、地下書庫で黙々と仕事をしていたかもしれない。
グレッグが他の仕事をしているのならまだいいが、 それもないのなら、別の仕事が持ち込まれるまで その場からまた、岩のように動かないだろう。]
……
[>>10 地下室の方を見やるのに、あわせるように顔を廊下の向こうへと向けてから、また、両端を持ち上げる娘の唇を見据える。 少しばかり、それを確かめるような間が開いた。 言葉で無く伝えようとする意味を、確認するような沈黙。]
(30) 2012/01/08(Sun) 18時半頃
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[手伝い。とラディスラヴァが口にするのに瞬く。 そうして口を開く前に、軽い足音と>>17 気づいたように上げられる声に顔を上げた。
ラディスラヴァが答えるなら、 その間は口を挟まず。]
フランシスが探していたので、 今頃は、一緒にいるかもしれません。
[ピッパが探していた、と。知るだけを添えた。]
(31) 2012/01/08(Sun) 18時半頃
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[メアリーが去ってから、 再びラディスラヴァに視線が向いた]
……
[男の顔は、常の表情を崩さず、 娘のように笑いはしない。]
(32) 2012/01/08(Sun) 18時半頃
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[昔から、怯えられても──警戒をされても、 愛想を向けて安心させよう、という事には 頭が追いつかないようだった。
愛想のない顔の変わりに、 迷惑だ。と、 そう口にした事もないが、
少しどうするべきかの判断に困れば、 多くは黙ったままに、 面白い程その場でぴたりと止まるから、 要らぬそんなところばかり 素直でわかりやすい反応を示しただろう。
実際、最初は、よく眉を寄せて固まっていたと思う。]
(33) 2012/01/08(Sun) 18時半頃
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[ラディスラヴァが此処へ連れてこられた時期には 人が出払っていたから──流れ作業のようにその場にいたケヴィンに、来たばかりのラディスラヴァの面倒を見るよう、と申し付けられた事にもさしたる深い意図は絡まなかったのだろう。
ケヴィンの不得手についても、 気に止められていなかった。というのが正しい。
結果として、ほとんど無言の威圧感のある大男が なにくれとなく傍にいるという事になった事について ラディスラヴァがどう思ったかということを 男が尋ねた事はない。]
(34) 2012/01/08(Sun) 18時半頃
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[元が愛想のいい方でもないが。 >>11緩く傾げられる娘の顔を 不動の姿勢で見下ろしたまま]
やることはあるか。
[無表情というには堅く 無愛想というには生真面目すぎる顔で、 必要を尋ねかける言葉だけは、変わらない。]
(35) 2012/01/08(Sun) 18時半頃
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[ンナオ。と猫が鳴く。それには顔を向けず、 ついで──ポット。と言われた後に、 先ほどよりも長い間を置いて、 顔が廊下の向こうの、貯蔵庫の方を見た。
それから、思考を挟むように、 顔が下を向く。]
…腹が空いた。
[飲み物より固形のものがいい。とそんな調子で 書類を抱えていない右の手が、胃の辺りを押さえた*。]
(36) 2012/01/08(Sun) 18時半頃
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―― 地下書庫 未解決事件の書棚 ――
[古い手記。新しい手記が、整頓され、ずらりとならんでいる。 そこに収められているのは、歴史と時間と事実と嘘っぱち。 様々な事象と思い。
22年前、山奥の農村で起きた事件も、その棚に収められている。 犯人の名は、パメラ・ミラー。 ごく普通の村娘だと思われた女が人狼だった。 生存者が、五名。 村一つが犠牲となった事件だ。]
(37) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[農作物と家畜で生計を立てている家が殆ど。 山地なのもあって、隣村ともかなりの距離がある。 村同士の折り合いも悪く、村ひとつですべて回していくことで、なんとか生きているような、寂れた、小さな村だ。
その中で生きる為の独自の掟の中を、互いの目を気にしながら、羽目をはずさず、声を押し殺し、ひっそり素朴に自分の仕事を全うし、村の歯車の一つとなり、その生活に縋りつく。 田舎なりの厳しさの中で、村人達は生きていた。
秋の収穫祭が終わったばかりの秋口、事件は静かに始まった。 村を結社員が訪れた時にも、家々の軒先には、稲穂や、魔よけの意味合いを込めた飾りが、収穫祭の名残を漂わせ、ぶら下がっていたという。
犠牲者が多いせいか、その手記は、長い。]
(38) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[最初の犠牲者は、森の傍に暮らしていた木こりだ。 森へ出掛けたきり、翌朝になっても帰らなかった。
彼は森に慣れていたし、帰りが遅くなることもない。 夕食の支度を、仲のいい妹と一緒にするのが、習慣だった。
心配した妹は、翌日兄を探しに出た。 妹も同様に、村に帰っては来なかった。]
(39) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[失踪した二人を探しに森へ向かったのは、 村に責任も愛着もある村長であり、やはり、帰ってこなかった。
それから数日間。 村長夫人は村の者に協力を仰ぎ、連日森へと夫を探しに行った。 探せど探せど、夫は見当たらない。 村に帰るたび、夫人は泣いた。]
(40) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[疲れ果てた村長夫人は、誰ともなしに喚き散らすようになった。 夫婦仲の事をつつかれて「逃げられたのでは」なんて言われた時には、村人と口論になり、金切り声をあげて斧を振り回すことまであった。
その後、気がふれてしまった村長夫人は、家の中で暴れたり、夫の名をうわごとのように呼びながら、村の中をうろついたりする事が増えた。
ある日、子供達が、心配をして声をかけた。 幼い兄弟だった。
「おばさん、だいじょうぶ?」 「――居なくなるのが、かわりに、お前達だったらよかった」
兄弟は顔を見合わせる。 村長夫人は泣き喚きながら、自宅の納屋へと走り去った。 すぐに納屋から大きな音がした。夫人は、倒れた棚の下敷きになって、死んだ。]
(41) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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|
[村長夫人の葬式の後。 子供達は森の傍につくられた彼女の墓に、こっそり出掛けて献花した。 その子供達も、家路につくことはなかった。
消えた子供達を、農家の夫妻は必死になって捜した。 村長夫人の霊が、子供達を連れていった、なんていう噂も流れた。 必死の捜索も虚しく、消えた子供の両親もまた、居なくなった。 彼らの家は空き家となった。]
(42) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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|
[村人達が、失踪した者達を探して、幾日かが経った。 村人の顔に、くっきりと、疲労の色と戸惑いとが浮かび始める。 山の獣だろうか。野犬、狼、それとも熊か。 まさか本当に亡霊か? 様々な憶測がなされた。]
(43) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[村に長く暮らしている、老婆が叫ぶ。 「祟りだ!狼だ!」
占いに凝っていたその老婆は、村でも変人扱いされていて まともに話を聞いたものは、一人としてなかった。 彼女は、蝋燭や動物の血や様々な道具を持ち、森に消えた。 やはりそのまま帰らない。 その孫娘が、老婆を仕方なしに追いかけた。やはり、帰らない。]
(44) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[占いに凝っていた老婆の孫娘には、羊飼いの恋人が居た。 羊飼いは、老婆の孫娘に、森に行くのはやめるように言っていた。 彼女は首をふった。
「ここまで私を育ててくれたのは、おばあちゃんよ。 変わった人だけど、唯一の家族なの」
やはり愛しい恋人は帰らず、羊飼いは大いに嘆いた。]
(45) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[牛飼いの友達は、彼を励ました。
「明るくなったら捜しに行こう」 「うん。エリーのこともそうだが、神隠しにあった奴らも心配だ」 「怖くて、森に入れなくなったやつ、増えたな」 「デボラ婆さんが言ったとおり狼が群れているのかもしれないし」 「よしてくれ。狼だなんて。それじゃあエリーは……」 「……、お前の家の羊も無事だろ?どこの家も家畜を食われたって話は聞かん。狼だったら、無事なわけがあるか。お前もいいかげんな事いうな」 「そ、そうだよな。すまない。朝いちで、森へ捜しにいこう。 なぁに心配ないさ。きっと見つかるよ」
次の日の朝、言い出した本人の羊飼いが待ち合わせ場所にやって来ない。 様子を見に行った友人達は、喉がやぶれそうなほど、大声を上げた。 彼は、家の壁に大きな血のしみを作り、壁にもたれかかって死んでいた。]
(46) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[悲鳴をききつけ集まった村の者達は戦慄した。 壁に酷くこすり付けられたらしい顔は、削れて肉や骨が露出し、赤い。 首の骨が砕けて、皮膚だけでは支えきれない真っ赤な頭部を、ぐにゃぐにゃになった首を折り曲げて、片側の肩へ乗せていた。 腿は食い破られていた。
死んだ羊飼いが背中をよりかからせている壁には、頭を叩きつけられたか何かした時に出来たと思われる大きな血の痕の他、模様が描かれていた。 トランプにおけるスートの一つである、ハート。それが血を絵の具代わりに、壁にでかでかと描かれているように、村人達の目には、見えた。]
(47) 2012/01/08(Sun) 22時頃
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[無残な、姿だった。 この亡骸の発見により、村はさらに混乱の色を強める。
「化物が居るに違いない」「デボラ婆じゃあるまいし……」 「じゃあ村のやつがやったとでも?誰がだ?有り得るもんか」 「そういう事を言いたいわけじゃないけど……」 「あの有様をみたろう、すごい力だぞ。」 「じゃあ、熊か?壁に顔をこすりつけたのだって、もしかして……うっぷ……」 「まだ出るのかよ。俺の胃袋にも分けてほしいね。熊がそんなことするか?」 「じゃあ何がやったっていうんだ」 「だから、化物だよ!それ以外に考えられるもんか。……そういえば、脚が食われていたな……」 「牛や羊もやられるのか!?」「一体何がどうなってるんだ……」
人間がやったとは、思えぬ風体だった。捜しに出れば殺されるかもしれない。 村一番逞しい者は、最初に居なくなったきこりだった。 怯えて家に篭る者。恐る恐る村の見張りをしてみる者。女は子を見ながら家を守り、男は集会を開くなど、反応は其々だが、皆、一様に怯えて、必死だった。]
(48) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[―――争いごとも増え、死人まで出た。 そういう話もあれど、生存者は一様にしてこの事に関し口が重かった。記述は少ない。]
(49) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[羊飼いの友人二人は、連れ立って隣村へ助けを求めに出ようと決めた。しかし、村の近くで息耐えていた。
二人とも死んでから、土の上を引き摺られていた。 体から溢れ出る二人の血で、大きなハートが描かれていた。
彼らの母親達はその死を知ってすぐ、似たような方法で殺されている。 今度は、彼女が逢引をしている、と噂のあった男が殺された。 彼の寝室のベッドには、滴る血でやはりハートが。 次に、その妻の心臓がえぐり出されて死んだ。 彼女の赤ん坊も同様。 二つの心臓は、テーブルの上に仲良く寄り添うように並べられていた。
使えていた一家の全員が死んでしまった故に、暇を出される他なくなった使用人は、財産を盗んで村から逃げ出そうとしたが、逃げる途中で殺されてしまった。]
(50) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[使用人が死んだ日。 森の鳥が騒がしいことに気付いて村人達は、数日ぶりに森へ向かった。 森の奥には、深い沢がある。 沢の傾斜にひっかかっていたのは、子供を捜して消えた農夫たちだ。 腐って、獣に齧られたそれは、見られたものではなかった。
沢に下り、死体を捜し、弔うのには、ひどく骨の折れた。]
(51) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[まともに弔ってやっていると、一日が終わってしまう。 家の仕事も、葬儀も、おろそかになっていった。 殺されたわけでもなく、病で倒れた年寄りの死にも気づけず、遺体が腐っていたこともあった。
それでも、慎ましやかな今までの村の生活も、積み上げてきた少ないながらの財も、なにもかも、大切で、離れる決心がつかない者も、多かった。]
(52) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[恐ろしがって逃げた者達も、村の為に助けを求めようとした者も死んだ。
上半身と下半身がわかれた状態で見つかったものや、獣に食われているように見えるもの。 豚小屋の餌箱の中で、細切れにされて入れられ、うっかり豚に食われていたもの。
亡骸でそれぞれ、血をペンキがわりにハートが残されていく。 人間ばかりが死ぬ。わけが、わからなかった。]
(53) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[手遅れに近い状態で、ようやく心を決めた村人達は、家も家畜も畑も捨てて、荷物を纏めて一斉に村をあとにすることにした。 天候が悪化したのも、不運の一つだった。 晩秋の雨は、皆の体温と思考と様々な形跡を奪っていく。 この時になってはじめて、旅の助けをしてくれるはずの馬も殺された。
化物が、一緒に旅をしているようだった。
道の途中で無残に殺された者。 言い争いの果てに、殺し合いという形になった者。それによる怪我人。 諦めて自害した者も複数。未遂で済んだものは数に入れていない。
逃げ出した意味も隠れる場所も無かったと、 化け物が嘲笑っているかのように人が死んだ。
さて、事件は、犯人の自供で終わりを迎える。]
(54) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[既に残った人間はたった六人。 皆旅慣れていない者ばかり。ろくに食べていなかったし、女や子供が一緒に行動していたとあって、山間を徒歩で移動するには時間が要った。 全員が絶望に疲れ果てて、なにをする気力も失ったころのことだった。
村から一緒に旅をしてきた娘が、自分の荷を背負って、立ち上がった。 先ほどまでぐったりと眠っていたように見えたが、その足つきはしっかりとしていた。 その場に居て、起きていた者が、呆然と彼女を見上げた。
「パメラ、一人でいくのか。どうせ殺されるのに…。」
掠れた声で、家族を失った男が、諦めたような、暗い声をかけた。]
(55) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[すると、娘は男を振り返る。
「あなた達には…」
先ほどまでの、疲れたような表情は嘘だったのだろう。 年相応の、花もほころぶ笑顔をみせながらこう言った。
「なにもない。 愛がないんじゃ、食べる意味がないから」
冗談であるかのような明るい一言だった。]
(56) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[村娘は駆け出した。 その表情に、その言葉に、意味を理解して立ち上がり追いかけようとしたが、遅かった。 皆、追いかける体力なんて、とうに残ってはいない。 それに何より、娘の足は、獣のように早かった。 それがパメラ・ミラーである。
残された五人は、村でもろくに口を聞いたことのない者達。 酷な状況と、お互いへの疑念と、冷え切った諦めと疲れにより、仲間という意識すら芽生えず、どうしようもないから、という理由で、隣村を目指していた五人。
全員が、ばらばらに、それぞれ、ひとりぼっちだった。]
(57) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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[生存者の名が、手記の最後に書かれている。 一名一名のフルネームが書かれた横に、事件の後、死亡した日にちと、理由が追記されていた。
一人は、21年前の10月に、貸りた家で自害。 一人は、14年前の1月に流行病で。 一人は、10年前の9月に、肺病で。 一人は、5年前の4月に、発作で。
死亡日の書いていない五人目は Ulysses=Bush とある。
手記に追記をしたらしい文字は、子供の字から大人の字へと、 *年を経るごとに、少しづつ、変わっていた。*]
(58) 2012/01/08(Sun) 22時半頃
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― 資料室・入り口 ―
――あ、
[資料室を訪ねた身を出迎えたのは、ユリシーズだった。 こちらから何か声をかける暇も無く、告げられたのは 出かける準備を、という言葉。]
んっ、
[ぺちん、と資料を持たぬ方の手で自分の頬を叩く。 休暇から仕事へ、意識を切り替えるための儀式。]
(59) 2012/01/08(Sun) 23時頃
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っし……了解です。 ああ、明けましておめでとうございます、とだけは 今のうちに言っておきますね。
[危険な生業に身を置きながら、無事新年を迎えられた ことを祝う言葉。 結社員であるからこそ大切に感じている言葉だ。]
で、今回は一体どんな……どれどれ。
[渡された資料に目を落としながら、資料室へと入る。]
(60) 2012/01/08(Sun) 23時頃
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─自室─
[夜半に雪が降ったようだ。 明け方、窓は白く凍り付いて外の世界をぼやけさせる。 暖房のない室内は、冷えている。 その冷え切った室内、質素な木製の椅子に座って、 男は机の上に肘を付いて俯いていた]
───…
[ふ。と、集中を切って顔をあげる。 意識せず、腰掛けてから暫くの時間が経っていた。 指先が冷えている]
(61) 2012/01/09(Mon) 00時頃
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…ん。おめェも冷えたか。
[キツネザルが、部屋の片隅で身体を小さく丸めていた。 こうして一人で居るときだけは、サルは自由に離してある。 ベッドの片隅で目を閉じていたサルが、キキッと鳴いた。 椅子から立ち上がり、キツネザルにつけてある紐を掴む]
行くべ。
[くいっと紐を掴むと、心得たキツネザルが肩に乗る。 食事は部屋の外に出ないと当たらない。 それをサルも知っている。 懐くでもないキツネザルとの、それも程好い距離なのかも知れなかった]
(62) 2012/01/09(Mon) 00時頃
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― 地下書庫 ―
[棚に並べられた手記の背表紙を指先でなぞる。 微かな凹凸を頼りにクラリッサは手記を整理してゆく。 生まれつき視力が弱いが生活には支障がない。 ぼんやりとした世界に生きる娘は視覚に頼れぬ代わりに その他の感覚に長けていた。
少々のんびりとした所作。 おっとりとした口調。 話す相手をじっと見詰める、癖。
合わさればいくつかの違和も性質だと思われるらしい。]
(63) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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[整理についての忠言と盛大なくしゃみを残していったブローリンと 出会ったのは既に地下書庫に並ぶ手記の一つとなった事件。 占い師であった親友と恋人をクラリッサはその時に喪った。 思い出せば胸がチクリと痛む。 眸伏せて小さく息を吐いた。 ふるり、首を振るい再び棚を見詰める。]
――…大事な資料、ですから 棚に並べ終わるまではお手伝いします。
[自らを寛大と称するメアリーの言葉に淡い笑みを向けて 彼女に指示を仰ぎながら持ってきた資料を片付けてゆく。]
(64) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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[グレッグの声にクラリッサは瞬きをした。 手元にある最後の一冊を本棚へと仕舞うと振り返り]
おめでとうございます。
[同じ言葉を口にして緩く首を傾ける。 猫と共にラディスラヴァが席を外すのに気付けば そちらへと会釈を向けて見送る態を見せた。]
(65) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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[賑やかに開かれる扉の音。 労いと新年の挨拶の声がして、ふっと目許を和ませた。]
おかえりなさい、ネル先輩。 おめでとうございます。
[ゆるりと会釈をし挨拶を返せば 手渡されるのは廊下で落とした書類で――]
……あ。
[足りなかった一束だと気付けば驚いたような声を漏らした後 彼女に向けてぺこりと頭を下げた。]
ありがとうございます。
[手伝いをという彼女の厚意に甘え その資料を何処に収めるべきかを教えて貰いして。]
(66) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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[ネルの表情の強張りには気付けない。 けれど伝う空気の変化を察し眸を伏せる。 溜息の後、不機嫌から不安へと移ろう気配。]
――…ネル先輩。 何か心配事がおありなら……。 此処は、大丈夫ですから。
[ぽつ、と彼女に密やかな声を向けた。 けれど何か察したようなメアリーの言葉が聞こえれば それ以上は言わず残りの書類を仕舞ってゆく。]
(67) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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─廊下─
[いつものようにキツネザルを肩に乗せて歩く。 ただ、向かうのは食堂の方ではなく別の部屋へ。 ローズマリーが私室として使っている部屋へと向かう。 キツネザルが、左肩の上でもぞりと身じろいだ。 未だ寝ぼけているのかも知れない]
いるべか。
[コンコン。と、部屋をノックして声を掛ける。 相手の名前を口にすることはなく、自ら名乗るわけでもなく、 少しの間そうして廊下で反応を待った]
(68) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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──二階、ローズマリーの借り個室──
[借り部屋に、人の気配が戻っている。]
…んぅ。
[ごろり、とブランケットにくるまったなだらかな曲線が寝返りを打つ。もぞもぞと、布団の中から手が伸びて、ベッドサイドに立てかけてある猟銃に触れた。]
────…
[白い指先が銃身をなぞり、鉄のかたちを確かめて、 軽く握る。それから、腕の力が抜けた。 脱力したまま、眠りの淵から身体を引きずり上げる。 毎日、起きるときに、繰り返される仕草。]
(69) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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――廊下――
…それは… 朗報ですわね…。
[仕事の切り上げの旨を伝えられると口許が綻ぶ。 一晩あの場所に留まっていればあの中の誰かが 体調を崩しかねないと思っていたようで。 ケヴィンの持つ紙の束、自ら動くような言葉を聴くと それに疑問を抱くことなく小さな頷き。 ケヴィンの取ろうとする行動に口を挟もうとはせずに]
……。
[口許を確認するようなケヴィンの仕草に、 緩やかな笑み描いたまま一拍の沈黙。]
(70) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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…あら、先輩。
[その後、地下からのぼってきたメアリーの姿に顔を向けて。 ユリシーズの場所を問われたのなら資料室に、と短く伝えただろう。 フランシスが、とケヴィンが口にする言葉に頷きを残して。 メアリーを見送り、細い指先が添えられるのは口許に。]
(71) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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[再び視線を向けられていることに気付いて、 顔は再びケヴィンを見上げるように。]
……。
[一拍の沈黙、ケヴィンとの沈黙の間を苦に思う様子は見せない。 ンナオ、鳴いた猫がケヴィンに擦り寄って尾を足に絡ませる。 手を添えた口許が苦悶の歪みしか描けずに見上げる相手を 何度も固まらせていた頃も、猫は変わらず愛嬌を見せ。]
(72) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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…やってもらう…こと…、
[生真面目な言葉に悩む仕草。 ケヴィンの顔が俯くのに小さな相槌を打って。]
…ああ、そうね…。 思い至りませんでしたの。
[口許に手を添えたまま、緩く微笑み]
(73) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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…”程々に”片付きましたら、 どうぞ上へ連れていただけますと…
冷えた場所よりも、暖かな場所での方が 美味しくいただけますもの。
[ことりと首を傾げた声音は強いる響きではなく、 地下室に留まる者あるようならば後で届けに向かうつもり。 ケヴィンにひとつ手伝いを向け彼と行き違うようにまた歩むと、 あたたかなものを用意する為に猫と共にキッチンの方へ。*]
(74) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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[ノックの音がする。猟銃に触れた手がぱたりと手首から落ちて、寝台のシーツを叩く。 ブランケットの下の肩の辺りがむくりと盛り上がる。]
… はぁ、い。 あぃてる わよぅ
[部屋に鍵はない。猟銃をベッドの上に上げながら そのままどうぞ。と寝ぼけた声をかえした。]
(75) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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―資料室―
[ぺちんと頬を叩いて気持ちを切り替える後輩の様子に、]
もう蕾とは呼べないね。
[と、一つ零す。 新年の挨拶に「ああそういえば」といった調子で、応じる。]
おめでとう。 僕のお気に入りの鉢植えにも、素敵な祝福がありますように。
[ユリシーズが、鉢植えと喩えたのは、メアリーのことだ。 結社員として赴いたとある事件の生存者であるメアリーを、結社に紹介したのはユリシーズであり、以来指導にあたっているのもまた同じく。 要らない遊びやサボり方を教わっているのは、今はさて置く。]
(76) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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───ん。
[いつものように短い返事をして、扉を開く>>75 軽い手ごたえでドアは開いた。 かちゃりとドアを開け、ベッドに寝転ぶ女の姿に足を止める]
……。まだ寝てるなら、あとにするべ。
[見慣れた猟銃に反応を返すことはない。 ただ、しどけなく寝台に寝そべった女の部屋に 足を踏み入れる気もないようで、部屋の入り口に動きを止めた]
(77) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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― 地下書庫 ―
[片付けが終わる頃には 資料へと目を向けるのが二人になっていた。 ベネットとグレッグを交互に見詰め、小さく笑う。]
書庫のヌシが二人になってしまいそう。 そんなに興味深い資料なのかしら。
[小首を傾げてみせるが クラリッサは仕舞われた資料に手を伸ばす事はせず。]
(78) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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―資料室―
もう一人は彼女で決まり?
[と、ピッパが確認をとる。 ユリシーズが、頷いた。]
ではそのように伝えておきます。 メアリー。 出発前にユリシーズに内容を聞いておいて。
じゃあ伝えたから。
[と言って、ピッパは立ち上がる。]
(79) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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──二階、ローズマリーの借り個室──
[猟銃から手を話し寝台の上で、身体を起こす。 上半身から、木なりのブランケットがずり落ちる。 ぐう。っと掌を上にした手が伸ばされた。]
ん、ん。ん… へいぃきぃ。 今、起きた、ところ、よぅ?
[半袖に着替えたらしき白い腕をぐ、ぐ。と上に伸ばして 身体を起こそうと、伸びをする。 返す声はいつものように間延びしているというより、 身体の動きにあわせて切れ切れだ。]
(80) 2012/01/09(Mon) 00時半頃
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[縺れた赤毛を手指で梳く。備え付けられた鏡台に視線を流し 軽く前髪の様子を確かめる。普段は隠されている首筋のした、胸の下あたりまでがしっかり晒されている。よれた襟を軽く直して、ブランケットを膝にかけなおす。 そこで、入り口で立ち止まっている男に視線を向けた。]
いいのにぃ。
[男の止まった場所に眼をやりゆるく瞬いてから、 くすくすと青碧の瞳が笑った。]
(81) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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[ブローリンが入り口から入ってきても、 こなくても、女は気にはしない。 一線を守るように足を踏み入れてこない男に気づくと 青碧の眼は、くすくすと笑うだけだ。
襟巻きの狼は、枕元で猫のように丸くなっており 尾を顔に乗せて青碧の眼を隠され、 一見すると、女の枕元で眠っている猫のようだった。
顔を隠され女の喉を隠さぬ毛皮は、 狼。と、言うには、少々、嵩が足りない。]
(82) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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[目元は髪に隠れているから、男の表情が動くことはない。 ただ少し、口の端が僅かに下がった。 それだけを見せて、うんと頷く]
ん…んだか。 なンも、昨日の結果だけあんたァ伝えようかと思っての。 別に急ぐ用事でもないべ。
[言いながら、朝一番でここに向かってきたのもまた事実だ。 柔らかな白い腕が伸ばされる。 それへは顔を向けず、訥々とした言葉が続いた]
(83) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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……ん。
[しどけない女の寝室に足を踏み入れる気は、あまりない。 さりとて”結果”をドアを開けたまま伝えるものではない。 ──ものではない。と、考えている。
口の端を僅かに下げたまま、部屋に足を踏み入れた。 ドアを閉めるものの、ドアに一番近いところに足を止める。 くすくすと響く笑い声へは、顔を向けなかった]
(84) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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[女に向けない顔は、 ほんの少し向ける方向を迷う風に室内へと向けられる。 寝乱れた寝台の隅、枕元に見慣れた毛皮があった。
昨夜目を留めたそれに、また少し目が留まった。 とはいえ、今は見るものを選びあぐねた感が強い]
けンど、気にしてるかも知れないべな。
[自らの言葉を否定するように言って、口を噤む。 続く言葉を捜すように、一度重く口を閉ざした]
(85) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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― 地下書庫 ―
[上を見上げてから、ややして扉へと顔を向ける。 くしゅん、と小さなくしゃみをして]
片付けも一先ず終わりましたし そろそろ上に戻りませんか? ――…上で読んでも咎められぬでしょうし、ね。
[声を掛けてから、 クラリッサは書庫の扉に手を掛けた。**]
(86) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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― 地下書庫:ちょっと前 ―
うん、元気元気! メアリーも元気にしてた?
[明るい返事に、今戻ってきたのと返す。 自分が内側に入った時の、村人の一人。 まさか結社入りするとは思っていなかった彼女とは、 先輩後輩以前に友人で。 畏まられないのは自分にとって嬉しい事だった。]
ふふっ、じゃあいとしのメアリーだね! わあいっ
[両手を広げて歓迎するメアリーをぎゅむっと抱きしめ、 改めてお酒をハイッと渡した。]
(87) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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[名前を呼ばれると、ふっ、とメアリーへ視線を向ける。>>16 眉を寄せて、口元を結んだ。
ユリシーズの様子を見に行くという姿に、 軽く立ち上がりかけて、]
うん、…おねがい
[不安そうな顔で、メアリーを見送った。 そうして座りなおすと、少しの間、その場に静かに座ったままでいる。]
(88) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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[気遣ってくれるクラリッサの声が聞こえる>>67]
えへへ 大丈夫、 うん、大丈夫
ありがとう
[眉を寄せた笑顔を見せる。]
ネルが早く持って来なかったのもあるものね、 ここが終わるまでは手伝うよ
[そう言って、ゆるゆると作業はするが、ゆるゆるだった。]
(89) 2012/01/09(Mon) 01時頃
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― 地下書庫 ―
えっ
[ネルの様子の変化には気付かず、 ただ黙々と手記を読んでいた。
かけられた声にパッと顔をあげた。>>78]
あっ すみませ、 っ
[咎められたかとも思ったけど、 小さく笑う表情が見えたので、ゆるくほっとした息をつく。]
興味深いといえば、興味深いですね ……
[今しがた読んでいた手記に視線を落とす。 表情はしかめっ面で、決して楽しいものを読んでいたという雰囲気ではない。]
(90) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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― 資料室 ―
鉢植えって…… まあ、良いや。たっぷりお水ください。 火が着くくらいに強いのだとよく育ちます。
ああ。ヒューバートさんに、ピッ……フランシスさんも。 あけましておめでとうございます。
[簡潔に挨拶を済ませ、資料を読みながら席に着く。]
(91) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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……パメラ 、ミラー あの。これ、って――
[思わず呟いたその名前を、見た事はあった。 地下書庫に眠る、他よりも量のある資料。 それをかつて、捜して読んだ事があったからだ。]
[結社員メアリーの由来―― それは、「人狼」を知りたい、という願いだ。 幼馴染の一人が人狼で、もう一人が人でありながら それに協力し、命を落とした。 彼らの思い、考えを何一つ理解する事も無く事件を 終えてしまった後に、結社員として様々な「人狼」に 関わろうとしたのが切欠である。]
[そんな理由で自ら結社入りを希望してしまうような身だから。 世話になっている先輩結社員の、かつて巻き込まれた事件を、 興味本位で、こっそり調べた。調べてしまった。]
(92) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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[故に、凄惨という言葉で表すことすら躊躇われる事件の 概要も、その唯一の生き残りの名も、知っている。
だから、当然――先ほどの地下書庫でネルの様子が 突然おかしくなった理由にも、思い当たる。]
とりあえず概ね、把握しました。 詳細は行きの馬車ででも確認しておきます。
……今回は、ネルちゃんは?
[丁度今、帰ってきているユリシーズの共鳴相手の名を言う。]
(93) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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──二階、ローズマリーの借り個室──
[くぁ。と厚めの唇を押さえて欠伸を噛み殺す。 男の表情の変化までは、気にしない様子で、 目許を指で軽く拭いながら、瞬きをする。]
律儀ぃ。
[男がドアを閉める様をそう評する。 気遣い自体は不快ではなく、快いと思っているからか 揶揄いの擽りはあっても皮肉の棘はない。]
見ても構わなぃわよぅ?
[ゆるく肩に落ちる赤毛を指でくるくると巻きながら首を傾げて、──顔を向けない事について投げる声調も、同様に。]
(94) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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[ただ、]
───。
[>>83訥々とした言葉に、笑みの形が少しだけ変わる。 少しだけ、軽口と戯言の間に間が開く。
女は、ゆったりした仕草で、 男の顔が向いている狼の毛皮に手を伸ばして、 自分の膝の上に乗せた。]
(95) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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[狼の毛皮を、梳くようにやわらかく手で撫ぜる。 丁寧に、傷をつけぬよう。毛の流れを乱す事もなく。 大切に。──愛しむように。 見ようによっては、見えたかもしれない。]
早くてぇ、悪ぃ事もぅ なぃものぅ
[眠気からは抜け出た声で、狼の頭へと微かに笑った青碧の目を伏せながら女は言う。]
(96) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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― 地下書庫 ―
[粗方終わり、ひと段落。>>86 緩く背伸びをして、息をつく。]
じゃあネルも一度戻ろうかなっ
クラリッサもお疲れ様! 寒かったでしょー
上の広間でどんちゃん騒ぎは… まだやってるかな、どうだろ
[天井を見上げて言う。]
(97) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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…。あまりそんな風に、見せるものじゃないだ。
[女には顔を向けないまま、揶揄う声にもごりと呟く。 口の端がまた少し下がった]
これがおらの仕事だでな。
[続く言葉は、もう少し聞きやすい。 女の白い手が、狼の毛皮を引き寄せるのを何となし見る。 つややかな毛並みを優しく撫でる手元を、黙って見つめた]
(98) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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あんたァ─…
…────狼。
(99) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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ブローリンは、ぼそ。と、変わらない口調で口にし、
2012/01/09(Mon) 01時半頃
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……だったら、おらァここには来ねえ。 黙ってあんたァさ部屋に鍵さかけとく。
だで、結果ァいつもと同じ。人間だで。
[ぼそぼそと結果を告げると、ずずっと鼻を一度啜った]
(100) 2012/01/09(Mon) 01時半頃
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これでも可愛がっているつもりなんだよ。 まぁ、美しい花を咲かせてくれればそれで。
[と、鉢植えって、と繰り返すメアリー>>91に、そう返し]
残念ながら、水の遣り過ぎも花にはよくないから。
[酒はあとでとお預けもしておく。]
(101) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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ええ。新年早々仕事で悪いわね。 じゃあ任せたわ。 宜しく―――……
今、「ピッパ」って言いかけた? 言いなおしたからいいけど。
[と、メアリーに渾身の目力を込め、じろりと見ておいた。 やれやれとかぶりを振って、*ピッパは資料室から出て、本部に着いて、真っ先に報告へ向かった部屋へと、再び戻っていく。*]
(102) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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/* ゆるゆるだったか・・・ そうかそうか・・・ 私の頬もゆるゆるだよ・・・ そうかそうか・・・( ◜◡◝ )
(-7) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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/* かわいすぎねぇ?
(-8) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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― 地下書庫 ―
[謝るグレッグに小さく笑声を漏らした。 安堵の吐息に目を細めて]
興味深いなら上でゆっくりと。 読み終わったらどんな御話だったか 教えて貰えると嬉しいのだけど。
[表情までは汲み取れぬが声質が楽しそうでない事は知れる。 緩やかな、常と変わらぬ調子でグレッグに言葉を返した。]
(103) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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ネル先輩もお疲れさまです。 ええ、あと一枚何か羽織ってくれば良かったと 少し後悔していたところです。
[ネルに頷くは寒さに対しての事。 上の広間へと意識移ろえば首を傾げて]
如何でしょうね。 少し落ち着いているといいんですけど。
[どんちゃん騒ぎは得意ではないらしく 片方の手を頬に宛がいおっとりと呟く。]
(104) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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──二階、ローズマリーの個室──
あら、気にしてくれるのぅ?
[>>98 見せる物ではない。と言う男に、 くすくすとおかしげに女は笑う。]
えぇ。
朝早くからぁ、お手数をおかけしてぇ 申し訳なぃわねぇ
[仕事だ。と男が言う。それに殊勝さはあまり窺えない声で、襟巻きの狼を撫ぜながら、そう返した。]
(105) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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[顔を上げる。女の手元へと視線をおいているらしき 男の見えない目の辺りを見つめて]
…───。
[唇に笑みを刷いたまま。 >>99 ほんの一瞬だけ、ぴくりと。肩が止まる。]
(106) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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[ 心臓が、跳ねる。 ]
(-9) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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[──続く台詞を、笑んだまま受け取って、 青碧の目が細まった。]
意地悪。
[固まった笑みのまま──甘くは伸ばされない、 柔く笑ったような声が言う。]
(107) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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[ 向ける言葉に含む棘は、ほんの微かに、自嘲じみた。 ]
(-10) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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[はあ。と女が力を抜くように溜息をついた。]
まぁあ、それはぁ、そぅよねえ。
うしろにぃ弓隊とかぁ 実は控えてるとかじゃぁなぃなら、だけどぅ。
[ブランケットの下の膝を胸元に引き寄せて 脱力したように膝に胸を押し付けた。 じと目で男の方をみやる。]
(108) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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クラリッサは、そっと書庫の扉を開けた。**
2012/01/09(Mon) 02時頃
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[メアリーがパメラの名に気がついた。 ユリシーズは、一つ、頷いて]
見つかったという話だけど、真偽は定かじゃない。
[そう、言い切った。 はたとして、何か誤魔化すように、礼を付け加える。]
快諾、ありがとう。頼もしいよ。
(109) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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……あー。ネルは。 まだこの件を知らないし、
[考えるような間。 ヒューバートが、ちらりと、ユリシーズを見遣る。]
連れて行く気はない。
(110) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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― 地下書庫 ―
ネル先輩も、おつかれさまです
[戻るという声に、緩く頭を下げる。>>97 先程のメアリーとのノリを見て、 やたらに明るい人であるという認識は出来たが、 それ以外はよく解らなかった。 メアリーを見送った時の不安そうな声には、 一度視線を送ったが、何がなんだかは解らない。
クラリッサの言葉に、手に持ったままの手記を見て、>>103]
うん、長くて、まだ途中なので もう少しここで読んで行きます
なんか…
(111) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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…に、したってぇ、 あなたがぁ寄越されるわけがぁなぃものねぇ
[少々拗ねたような口調のまま、 抜いた息のままで続ける。]
占い師さんのぅ命とかぁ あたしたちよりぃ、よっぽど高級品だものぅ わざわざぁ、危険を犯す必要ぅなんてぇ ありませんものぅ
[必要とされる。と言う意味で、それを疑った事はない。短く切っている前髪を、引き寄せた膝にごつりと置いた。]
(112) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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うん、なんだか
[うーん、と視線は手記に落としたまま。 声色は少し控えめになる。]
ここの手記や報告書を、持ち出すのは、その、 ……こわく、て
[呟きが彼女に届いたかは解らないが。 書庫を出るクラリッサを、頭を下げて見送った。]
おつかれさまです
(113) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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[そのままぐりぐりと額を膝に押し付け顔を伏せたまま]
…ありがとぅうございます
(114) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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ローズマリーは、ぼそりと、顔を見せないままで、礼の言葉を向ける。
2012/01/09(Mon) 02時頃
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若い女子はそういうもんだ。 自分から火種さ撒くこともねえべ。
[華やかな笑い声に頑固な田舎者の言葉が返る>>105 続く労いの言葉に、口をへの字に引き結んだ]
(115) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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そンくらいのことァ、あんただって知ッてるじゃろ。 殊更気にするんは、───気になるンか。
[何を、とは言わない。 ごく曖昧なまま口にする顔は、女の手元から動かない。 女の視線を無視するように狼の毛皮を見つめ続けて言葉を継ぐ]
───…逆ァ、気にならんのかね。
[ふと、顔が動く。 顎先が少し上がり、顔が女の方へと向けられた]
(116) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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/* みせきさんが巻いてきたwww 眠いのばれてる!!!!ww
(-11) 2012/01/09(Mon) 02時頃
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/* グレッグの怖いっていいないいな
(-12) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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― 地下書庫 ―
うん、ありがとう こんなに長くなるとは思ってなかったでしょ
[上着の件については笑って頷いて、>>104 落ち着いていればという評に瞬いた。]
賑やかなのは苦手?
[おっとりとした仕草は丁寧で、 確かにどんちゃん騒ぎには似合わない。 いいにくそうにするのなら、 そっか、と話を切っただろう。]
そろそろお酒が尽きてるかも? どうだろー 年に一度の今日くらい、眠り込むまで酔えればいいのにね…
[呟いた言葉は、少し遠く。 いつなにがあっても動けるように、は、鉄則だから。]
(117) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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──廊下──
[>>70 朗報だと溢す娘の感想に顔を向けたまま、 口を挟むではないが、ひとつ頷いた。]
ああ。
[同意してみせる相槌。太い声。]
…
[向けた目が綻ぶ唇の動きに、 僅かに細められた。]
(118) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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[メアリーが通りすがるのを見送る。 必要以上の声はかけない。 >>72 それは、鳴く猫についても同様に。
愛嬌をもって触れてくる猫を拒む事もないが 猫へ触れる事を得手と思っている様子はなく、 男が太い足の猫へ、自分から手を伸ばす事はない。 或いは、触れあぐねているのかもしれなかった。]
(119) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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[悩む仕草に、じ。っと口元と喉へ視線を置いたまま 何を言葉にするでもなく黙っている。 暖炉のある広間でも、 身に染みる廊下の冷気の中でも同様に。 >>73 ああ。と、娘が言うのに、 少し、頷くときのように顎が下がった。]
…頼めると、助かる。
[ほとんど表情も変わらないが、 個人的な希望を容れてもらえたらしきに 大男は、身を屈めるように頭を下げた。]
(120) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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ケヴィンは、いくぶんか、申し訳なさそうだったかもしれない。
2012/01/09(Mon) 02時半頃
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[ラディスラヴァの首が傾ぎ、連れてきてくれ。と ゆるやかな頼み事を噛み砕くらしき間を置いてから 鈍い頷きを返した。]
わかった。促しておく。
[太い喉を思わせる声で依頼を引き受けて 娘と別れると、地下室へと続く階段へと歩いていく。]
(121) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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おらァ…
…。…──サルじゃァねえ。
[肩に乗せたキツネザルは、未だ寒いか丸くなって目を閉ざしている]
(122) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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― 地下書庫 ―
[持ち出すのが怖いという後輩に、>>113 一つ瞬いた後、眉を寄せて笑った。]
おつかれさま 風邪はひかない程度にね
ネルは一度広間に戻ってみる
[クラリッサがどうするかは、彼女次第。 そう声をかけると地下書庫から出た。
足取りに来た時程の軽さはない。]
(123) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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[弓隊から続く言葉には、口を開いて止まる>>112 結局、そのまま息が漏れた。
───占い師だから。 結社の占い師は”貴重品”だから。 結社にいれば、だから安全の度合いは随分高い。 そう考えてここに留まっているのは、他でもない自分だ]
おらァ、あんたも一緒だべ。 なンも無理に危険さ犯すほど物好きじゃねえ。 …持ち場は持ち場じゃからの。
[狼と対峙し仕留める役は自分ではない]
(124) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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[上から書類を持ってきたクラリッサに グレッグの感じるこわさはピンとこない。 はたりと瞬く女の表情は少しばかり不思議そう。 書庫を出ようとしたその足は一度止まり、振り返って]
……そう。 なら、根を詰めすぎて 風邪ひかないように、ね。
[グレッグに労わるような声を掛けてから ベネットの方へと顔を向けて]
ベネット先輩も。
[言い添えて、ネルの後から書庫を出る。**]
(125) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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[どうしてそんな思いを抱くんだろう。
手元にある手記。
誰かの記憶が書き綴られたもの。
書庫を出る面々を見送った後、 再び視線は手記へと落とされる。]
……
[手記を読みながらも頭の中には、 別のことが、じわり、じわりと思い出される。]
(126) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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…──んーにゃ。 気が済んだなら、それでえぇ。
[自らの膝を抱えるようにした女に歩み寄ることはなく、 先と同じドアの傍で、礼の言葉にそれだけを告げた]
(127) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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― 地下書庫 ―
[不思議そうなクラリッサに、少し苦笑を向ける。>>125 振り返った様子を目に留めて、]
お二人とも、ありがとうございます
[風邪の心配をしてくれる二人に緩く会釈をした。 ベネットの名前に彼の方を見ると、 聞いているのか居ないのか、ひたすら資料を読んでいた。 読み進めているのか、さっきと若干位置が変わっていた。]
(128) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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はぁ。最近ちょっと枯れてきてるんですけど。 誰かさんがもっと遊んでくれれば潤うのになあ。
可愛がるだけじゃ花は咲かないんだから…… ――まあ、可愛がられて悪い気はしませんけど。
[花に例えられれば>>101そう答える。 酒のお預けには、少々不満そうに口を尖らせ。]
(129) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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[新年早々、との言葉>>102には、]
まあ。そこら辺は最初から承知で来てますから。
[自分の時も――あれは、年が明けてすぐの事だったから。]
え、あ、いや ピ… 、ピッ…… ぴっぴっぷぅ〜 言ってない言ってない言いかけてもいないセーフですセーフ。
[向けられた渾身の目力に、ぶんぶん首を振りながら、 退出するピ……フランシスさんをお見送り。]
(130) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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/* あー
霊能者やってみたかったなー やってみたかったな!
考えてたけど、やっぱやめたんだよなーっ
(-13) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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[真偽は定かではない、との言>>109に頷きながら書類を捲る。]
でしょうね。 確証ある話だったら、もう少し……面子も違ってたと思います。
[今回の指令は「調査」の意味合いが強いようだ。]
……被害、なし。
[資料で読んだ残忍な人狼像からは信じられない話だ。 今回の件は「事件」にすらなっていない。 だが、持ち込まれた情報の内容はパメラ・ミラーの 存在を匂わすもので――どうにも、噛み合わない。]
(131) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
|
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[誤魔化すような礼には、]
それはまあ、請けますよ。 仕事選べるほど偉くもないし……
[今のあなたは、放っておきたくない。 口にはしないが、親しい先輩に対してそう思いもする。]
ネルちゃん抜き、りょーかいです。 ……あの。ネルちゃんさっきすごく不安そうにしてたんで。 終わった後ででもちゃんとフォローしてあげて下さいね?
(132) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
|
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/* メアリー可愛い後輩すぎて大変なことじゃない?
(-14) 2012/01/09(Mon) 02時半頃
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──二階、ローズマリーの借り個室──
あらぁ。若いとかぁ、
ありがとうぅ?
[>>115 若い、と褒められた事にして、火種については、はぐらかして返す。]
(133) 2012/01/09(Mon) 03時頃
|
|
[>>116 主語のないままの問いかけ。視線を投げかけられる女の手は、しどけなく狼の毛皮の上に留まったまま]
─── 何をぅ?
[膝に伏せていた顔を上げて、青碧の目が瞬いた。 逆。と言われて、ゆるく首を傾けた。 サルではない。と、男が言う。
もう一度青碧の目が瞬き──]
…
(134) 2012/01/09(Mon) 03時頃
|
|
[ああ。と何かに到ったように声を溢した。]
そぅね。 もし、起きたときにぃ、 爪が真っ赤になってたりしたらぁ
あら、嘘つきになったのかしら、ってぇ
疑うかもねぇ?
[此方を向いた男の顔へと鼻先を同じく向けた。ゆるく波打つ赤毛が、肩から開けた胸元にすべりおちる。]
(135) 2012/01/09(Mon) 03時頃
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/* メアリーにごろごろするだけの
ほっときたくないよね! わかる!!
5656
(-15) 2012/01/09(Mon) 03時頃
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──"裏切りもの"になる気ならぁ
まぁ、別だけどぅ。
[見えない目許を見つめる女が、 "逆"を気にする風は、見えない。]
えぇ、そぅしていただきたぃからぁ そうしてて頂けるとぅ あたしとしても大助かりよぅ
[無理に危険を冒すほど。と男が言うのに、 >>124 是非に、と同調を返す。]
(136) 2012/01/09(Mon) 03時頃
|
|
同行している占い師が死んだ場合のぅ 後始末ときたらぁ 本当ぅにぃ、
…大変だったのよぅ?
[やれやれという態で、そんな事を言う。]
二度三度とかぁ、 ごめん蒙るわよぅ
(137) 2012/01/09(Mon) 03時頃
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[>>127 気がすんだなら。と、かけられる声には、 僅かに身じろぎをするだけで、特に、声は返さない。]
────。
[ただ。ほんの少し肩から力を抜いて 長く、長く、人の前で目を閉じているのは、 結果を告げられたすぐ後ぐらいにしか 見せる事がない。]
(138) 2012/01/09(Mon) 03時頃
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[ 安心を、覚えていられる時間は、ほんの僅かだ。 ]
(-16) 2012/01/09(Mon) 03時頃
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───。
[礼に何かを言うことはない>>133 ただ、むす。と、口を結んだままの反応だけが返った。
暫しの沈黙。 朝の冷えた室内に、少しの間静けさが落ちる。 女の問い掛けに視線が返ることもなく、ただ、顔が黙って向けられた>>134]
(139) 2012/01/09(Mon) 03時頃
|
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おらァ、嘘つきになるかもしンねえ。 けンどそれ以外のものにゃあ、なんねえ。
───…あんたもじゃろうに。
[ため息のような囁きに近い声になった。 女の手が、狼の毛皮の上を滑る。 同じ目の色の毛皮を愛しげに撫でる。
それに目を留めながら、男はもうこれまでに何度目か、 珍しいほどにやれやれといった調子の声を零す。 さらりと、女の髪が豊かな胸元に落ちるにも、次は顔の逸らすように動くことはなかった]
(140) 2012/01/09(Mon) 03時頃
|
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───ん。 だからあんたァと組むんは、助かる。
[死を、片付けもののように言う女に短く頷いた。 男は、やはり”中”に入るということをしない。 占い師だからということもあったけれど、なくても恐らくしないだろう。 …そのようにしたいと、思ったことがない]
死にたがりィは、困るからの。
[無謀。と思う仲間を、そう男は評した]
(141) 2012/01/09(Mon) 03時頃
|
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…そンでも、 ”ここ”にいる間ァ他に占うこともねえで、
[目を閉ざす女に向け、静かな言葉が続く]
多少の──…練習なら、出来ねえことァねえ。 それも仕事の”準備”じゃからの。
[ひとの気持ちも。とまで声に出すことはなく]
(142) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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|
そンでも──…
…──やっぱりあんたァ、難儀じゃ。
(-17) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
|
グレッグは、しばらくはベネット二号のままでいる*
2012/01/09(Mon) 03時半頃
|
したらおらァ、こいつに餌やらんにゃなんねえで。 朝から邪魔しただ。
[肩のキツネザルを示せば、 半分眠るようにしていた動物がキキッと鳴いて瞬いた。 薄い木のドアに手を掛ける]
あー…
(143) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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ブローリンは、ドアに手を掛けたまま、少しの間動きを止め───、
2012/01/09(Mon) 03時半頃
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― 地下書庫→階段付近 ―
あれっ、ケヴィン
[上へ上がる途中に階段で出会う顔に瞬いた。]
ケヴィンも地下に用事?
[急いでいるようなら挨拶だけに留め、 何かあるなら立ち話くらいは*するかもしれない*]
(144) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
|
|
そうかな。 僕にはまるで、丁度花ひらいたような、美しさに見えるけれど。 そろそろ一人前と名乗ったって構わないよ?
ん? 違う色の花もあるとは知らなかったね。
[結社員としての評価の話だ――ということにして、メアリーの言っていることについては、「わからないふり」を決め込んだ。 じろじろとメアリーを睨み付けて去り行くピッパを見送る。]
……。 それにしても。君、ローズマリーに似てきたね?
[どうにも、年明け前の会話が思い出される。 似たような会話をした気がした。]
(145) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2012/01/09(Mon) 03時半頃
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[かつて見たパメラの姿と、この「被害なし」の報告は、噛み合うものではない。]
まあ、しないとは思うけれど。 油断はしたくないね。
[人に言った言葉か、自分に言った言葉か、わかったものでもなかった。 それから、伏目がちに笑って]
当時の手記の確認は、――もしかして要らないかな? 出発前に、君に渡しておこうかとも思ったんだけど。
(146) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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[メアリーの口にしなかった思いまでは、察することはなく、]
うん。早く選べるようになるといいよ。
――できれば。信頼できる人がいいから
[今回は、特に、とは、思いはしても言わずにおく。]
君が偉くなくて、今回は助かったけど。
(147) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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彼女には、このまま準備を続けて貰いたいしね。
[それもある。 それもあるが、パメラの記憶がこの頭にある以上、 違ったとしても、巻き込みたくはない。]
……そっか。
[すごく不安そうにしていた、とメアリーからネルの様子を聞き、苦笑いになる。 さっきまで聞こえていたネルの声がありありと蘇る。 彼女の心配や不安には「なんでもない」「後で話す」と言って、そのままにしてある。]
なんて言おうね?
[意見を求められたヒューバートは「知らんよ」と返した。]
(148) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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……ぶえええ っくしゅ!!!!
[盛大なくしゃみをした。 やがて右手で大きく鼻を啜り上げると、 口の中でもごもごと詫びらしきを呟いて、ドアを*開いた*]
(149) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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/* たぶんここは5656していいところ!
あとまじでこの村の目隠れ天使だな たまらんすぎて困る
(-18) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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──ローズマリーの借り個室──
[男がドアを背に黙り込む。 その間、女は目を閉じている。 声が途切れてからも、 目は開かないまま]
────。
[黙ったままだったから聞こえてしまった小さい囁き声に 紅を刷かない薄桃の唇が、弧を描く。]
(150) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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──さぁ。わからなぃわよぅ?
[くす、と笑った。]
(151) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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他のモノになった。ってぇ 症例もぅ、いくつかは──例があるしぃ
……あたしはぁ、そぅいぅ例にぃ ちょっとぅ、縁がぁ、あるみたいだしぃ
[目を眇めて]
これでぇ、結構ぅ──"信心"深ぃ方なのよぅ
[緩く小首を傾げて──小さく笑う。]
(152) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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[首を振って、髪をぱさりと背に流した。]
ユリスとネルちゃんみたいにぃ 共鳴が繋がってたらぁ もし、違っても、すぐわかるだろぅけどねぇ
[軽い調子で、仲間二人の名前を口にする。 ほとんど普段に調子を戻して、 ブランケットの端を摘むと──ばさり、はためかせた。]
(153) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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お褒めに預かり光栄だわ?
[そのまま、ブランケットで、身体を巻いて、 死にたがりは困る。という男に、 意に介さずにっこりと笑みを返した。]
(154) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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[仕事の準備だ。と言うのに──くす、と笑う。 床に置いてあるブーツへ足を入れた。 テーブルの上にある髪飾りに手を伸ばす。]
───。
(155) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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[聞こえた声に、青碧の目を向ける。]
……あらぁ、そぉう?
[口でそう言いながら 笑う形の瞳だけは、男の言葉を肯定もしないが、 ──男の感想を、否定もしない。]
(-19) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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あら、もぉう行っちゃうのぅ?
[肩からマントのようにブランケットを羽織った女は ほんの数歩──悪戯めかせた目で男に歩みより]
…
[男が何事か言うように動きを止める間に 軽くブランケットの隙間から、手を伸べて──]
(156) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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ローズマリーは、──盛大にくしゃみをあびた。
2012/01/09(Mon) 03時半頃
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…〜っ
ぶろぉりぃん !
[唾を思い切り顔にかけられた女の大きな声が、朝から廊下に*響いた*。]
(157) 2012/01/09(Mon) 03時半頃
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──地下書庫→階段付近──
[ラディスラヴァと別れて、階段を下りて、 書庫の入り口の木戸を押したところで、 >>144 中にいたネルから、明るい声がかかった。
扉を押えたままで立ち止まり、頷く。]
──はい。資料を納めに。
[階段に止まったままで、そう答える。]
(158) 2012/01/09(Mon) 04時頃
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……はぁ。 じゃ、それで良いです。
[とぼけられたの>>145には、適当な返事で。 ローズマリーに似てきたと言われれば、]
……まだ若々しさで勝負したいんだけどなあ。
[本人が聞いていれば睨まれたかもしれない事を言う。]
(159) 2012/01/09(Mon) 04時頃
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……ああ、えっと。 うん、一応は目を通した事があります。
[当時の手記について。 知る人物が巻き込まれた事件を興味本位で調べてしまった 事もあり、どこかばつが悪そうに肯いた。]
さすがに……油断できるほどバカでもないかなあ。
[かつての事件を知ってしまったが故に、それだけは間違いない。]
一応、移動中にもう一度目を通すつもりではいましたけれど。
(160) 2012/01/09(Mon) 04時頃
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ああ、たまたまここに来たからじゃなかったんですか? ま、私なんかが役に立つことも無いくらいに何も無いことを 期待したいところではありますけどね……
[信頼、との言には肩を竦めて見せて、]
ネルちゃんに関しては……無事に戻ってあげるのが一番かも。 今は、下手に誤魔化そうとして何か気付かれでもしたら 着いてきたがっちゃうかもしれないし。
[ネルを連れて行かないのには自分も納得するところだ。]
(161) 2012/01/09(Mon) 04時頃
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さて……っと。じゃあ急いで準備してこようかな。 っと、思うわけですが。他に何か、あります?
(162) 2012/01/09(Mon) 04時頃
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──地下書庫──
[急ぐ様子は見えないが話しかけられ続けるのでなければ 一礼をして、階段を下りて資料室に入る。 入り口の上の方へ頭をぶつけないように、 潜るときに、身を屈めた。]
ベネット。
[本棚の前に根を生やしている背中へと、 資料を抱えたまま、まず、端的に名前を呼んだ。 「──ん?」と、文字から意識を戻す遅さでベネットが振り返る。]
上で、呼ばれている。
[こちらを向いた優男に、呼んだ結社員の名前を添えて 資料になってほしいそうだ、と、端的に短く用件を添えた。]
(163) 2012/01/09(Mon) 04時頃
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[入り口付近で、地下室内を見回す。]
──こちらは程ほどに切り上げていい。と、言われた。
[そう言うときに、長く視線を置かれたのは、 その場に根を生やしてみえるグレッグだっただろうか。]
ラディスラヴァが食事の準備をしている。 腹が空いたものは食堂に。
[クラリッサがまだいたなら、そちらにも顔を向けて 主には行きあったネルや、グレッグにも平等に伝言を伝える。]
(164) 2012/01/09(Mon) 04時頃
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ケヴィンは、手記の前に根を生やしているグレッグの上に視線を置く。*
2012/01/09(Mon) 04時半頃
ユリシーズは、若さの勝敗については、なんとも言わずにおく。
2012/01/09(Mon) 05時頃
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[ばつの悪そうなメアリーの肯定に、 「いや」と断りの言葉を一つ置き]
話が早くて助かるよ。 勤勉な後輩を怒る先輩がどこにいるんだい。
[気にする必要はない事を伝えるべく、小さく笑ってみせた。]
そう。 じゃあ、手記は僕が取りにいっておくから、君は準備を。
(165) 2012/01/09(Mon) 05時頃
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[たまたまでは無かったのか、とのメアリーの言には、 長い睫毛を瞬いて、]
まさか。
君が来なくても、呼びにいくつもりだったよ。 可愛がってるつもりだと、さっきも。 君のことは、僕が使っていいという事になっているし。
[ユリシーズ付きの結社員であるメアリーには、 これまでも補佐を任せている。]
育てやすさと気楽さが長所の花なんだ。 気負わなくていい。
(166) 2012/01/09(Mon) 05時頃
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[無事に戻ってあげるのが、ネルにとっては一番。 そうメアリーが言うのには、考え事をするように、一度、目を瞑る。]
――……うん。 そうだね。ありがとう。
[礼を述べて、目を開き、首をふる。]
君から何もなければないよ。 準備が整ったら、暖炉の前で温まっていてくれていい。
[と言って、立ち上がる。]
僕も準備をして来よう。
(167) 2012/01/09(Mon) 05時頃
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いつもながら……褒めて育てるのが上手な先輩ですこと。 おかげさまで気楽にやらせてもらってます。
……信頼とか言うなら、それこそこっちもなんですから。いつも。
[いつも――いつも通りで、あれば。]
宜しくお願いしますね。 ……じゃ、失礼します。後で、また。
[資料室を退出する。 仕事の支度―― とりあえず、酒瓶はいくつ持っていけるだろう。**]
(168) 2012/01/09(Mon) 06時頃
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─ 階段付近 ─
うわ、また増えるの
[資料を収めに来たらしいケヴィンに、>>158 あちゃーという表情を浮かべた。]
ケヴィンもおつかれさま
[うんうんと頷きながらそう言って、]
そういえば、上ってまだ宴会やってる?
[その返事を聞いた後は、 仕事の邪魔をしないよう、ひらりと手を振って彼と別れ、 *広間へと向かった*]
(169) 2012/01/09(Mon) 11時頃
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─ 地下書庫 ─
[ほぼ入れ違い状態で入ってきた気配に、ふと顔をあげる。]
あ、ケヴィンさん、お疲れ様です
[けれど、感じる視線に。 整理は粗方終わっていたとはいえ、 「切り上げていい」という言葉は、 まだ仕事が終わっていない事を表していて。]
こ、れは、サボってるわけじゃなくって、ですね あのっ …
[バツが悪そうに口を噤んだ。 只管に真面目なケヴィン相手だからこそ。
ラディの伝言を聞くと、はい、と小さな返事をする。]
じゃあ、もう少ししたら
(170) 2012/01/09(Mon) 11時頃
|
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[手にある手記は大事そうに扱う。 やり場なさげに視線をそれに落とした。]
…ケヴィンさん 僕の村の、 報告書も、 ここに……
いえ いや、うん…
実働する前に、確りとは、読んでおきたいん、ですけど
[声が震えないよう、一言一言、区切りながら。 緩く指先が震えそうになり、力を込める。]
(171) 2012/01/09(Mon) 11時頃
|
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[自分の村の報告書―― まだ、一年も経っていないように思えるその事件の、 最初の犠牲者は、僕の知らない人だった。
一度は見た事があるそれは、その時はまだ直視できず。 今も、整理をしながら探そうか、探すまいかと、 意識はうろついていて。
結局手に取っていたのは、別の手記。 *とても凄惨な、人狼の記録*]
(172) 2012/01/09(Mon) 11時頃
|
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[知らない人から始まった事件。 やってきた結社員たち。 何が何だかわからないままはじまった騒動。
同じグループに居た僕の父親は霊能者で。
一番最初に、襲われた。
だからこそ、自分は生き残る事が出来たのだけど。]
(-20) 2012/01/09(Mon) 11時頃
|
徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2012/01/09(Mon) 11時半頃
|
― 資料室 ―
[メアリーが資料室を退室する。 背中を見送る。 思案する。ネルについてだった。]
――。
[考えごとをしながら、耳を触り、 メアリーに続き、資料室を後にした。]
(173) 2012/01/09(Mon) 13時頃
|
|
[極力普通に。 いつもの通りに。 無事に戻るのが最良。 内容が内容だから、どう言ったってついて着たがりそうだ。 メアリーの言っていたのと同様のことを思う。けれど。
下手に誤魔化そうとする以前に、 ひとつも誤魔化せなかった失敗が一つ。
こっそり苦笑する。]
(=0) 2012/01/09(Mon) 13時頃
|
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[資料室のドアを後ろ手に閉め、寄りかかる。 気持ちを切り替えなくては、と、一つ、短く息をつく。
扉から体を離した。 向かう先は地下書庫だ。]
(174) 2012/01/09(Mon) 13時頃
|
|
―エントランス付近―
[書庫までの間。エントランスあたりで、またパピヨンとすれ違った。 「お急ぎね」と赤い唇が笑う。]
そうなんだよ。 ゆっくり出来ると思ったのにな。
[にっこりと、華やかな笑みを選ぶ。 パピヨンは、練習台。 どうせなんでもお見通しなんだろ。そういう気持ちでいたところへ、 「良。ってところかしら」と、赤い唇が唐突に評価を口にした。]
………………どういう意味だい? ねえ。そろそろ本当に怖いんだけど。
[ユリシーズの貼り付けた笑みが凍りつく。 パピヨンは答えることなく「いってらっしゃい」と手をふっていた。]
(175) 2012/01/09(Mon) 14時頃
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|
/* 書庫前が人溜まりすぎてwwwww
(-21) 2012/01/09(Mon) 14時頃
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― 廊下 ―
[地下室へ続く階段の方へ、歩を進めていく。高い声が廊下の先から聞こえてくる。金色の髪が、みえた。]
ネル!
[と、嬉しげな声をかける。]
手伝いは? 終わったのかい? お疲れ様!
[廊下で邪魔になろうと、ネルを抱き締めた。 “さっきの事”で何か言われるだろうか。聞きたいことは、後で話すとも言ってある。]
さっきの事は―――ごめんね、後で。気になるようなら部屋に。 あ、クラリッサ? 久しぶりだね!元気にしていたかい! 今回の旅でも、君以外の人肌の体温を持つ雪に出会うことはなかった。 その麗しい白い肌、静かではかなげな笑顔――― 挨拶だけになっちゃうのが惜しいよ。また後でね!
[ネルとの話もそこそこ、といった様子で、後ろから見えた姿に声をかける。]
(176) 2012/01/09(Mon) 14時頃
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|
― 地下室・入り口 ―
[そして地下室の扉を開く。 ベネットとケヴィンの姿が同時に目に入り] うわ。 なんかいっぱいいる。
[前にすれ違った女性結社員二人。 また、ケヴィンが大きいという理由からか 普段の地下室の姿との差に思わずそう口にした。]
(177) 2012/01/09(Mon) 14時半頃
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|
― 地下室 ―
君達この寒いのに、 よくこんな場所に長居しようって気になるね?
[と、地下室の冷気に腕をさする。にっこりと笑みを浮かべ]
ケヴィン。ちょっと失礼。
[と、大柄の男の隙間をぬうようにして、地下室へと入り込んだ。]
(178) 2012/01/09(Mon) 14時半頃
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|
― 地下室 ―
[そして、手記を読むグレッグの隣まで、軽やかな足取りで近づいていき、 書棚へ手を伸ばす。]
――――あれ
[はたと停止する。 “いつもの場所”にあるはずのものが、抜けている。]
(179) 2012/01/09(Mon) 14時半頃
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― 未解決事件の書棚の前 ―
[棚の抜けを確認する。 別の場所に収まっているというわけでもない。 周りをぐるりと見てから、グレッグの手元へ視線がおちる。]
ああ。 そこか。
[意外そうに一言こぼして、 グレッグに、手を差し出した。]
読んでいるところすまないね。 それ、借りていいかな?
(180) 2012/01/09(Mon) 14時半頃
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|
ありがとう。
[後輩が断ることは、とくに無いだろうので―― グレッグに向けて、にっこりと、柔らかく笑みを浮かべた。 22年前の手記を受け取る。 そのかわり、とばかりに]
これとこれは読んだ?
[と、ローズマリーの元に手記を置いていくのと同じような行為のつもりで、 “おすすめ”というわけでもないが、棚に収まる手記を指差した。 くるりと背を向ける。]
(181) 2012/01/09(Mon) 15時頃
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― 地下室 ―
[それで用は終わり、とばかりに地下書庫を颯爽とユリシーズは出ていく。 出掛けに入り口あたりに居たケヴィンには]
じゃあ
[と挨拶を一つ。]
(182) 2012/01/09(Mon) 15時頃
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|
― 地下室→二階の個室 ―
[22年前のこの手記は、妙に、手になじんだ。 最早この手記は己の所有物である、という感慨すら持ちつつある。 事実そうであるか、ないかなどは、関係なかった。
地下室を出たそのままの足で、寝るのに使っていた、いつもの二階へ向かう。 部屋には荷も、運んである。
部屋の扉を閉め、手記を指で、捲る。 *ぱらぱら、と紙が音を立てた。*]
(183) 2012/01/09(Mon) 15時頃
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──地下書庫──
[>>169 上の宴会についての問いには一つ頷き 「仕事の者もいるようですが。」と、 少しばかり騒ぎが緩やかになった事を添えた。]
……。
[書類を抱えたまま入り口で立ち止まる。 ひたりと視線を向けた先で、 >>170 慌てたようにグレッグが口を噤んだ。]
(184) 2012/01/09(Mon) 17時半頃
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[一直線の眉も生来両端が下がって 引き結ばれて見える口もケヴィンはとくに動かさない。 笑いもしないが、釣りあがる事もなかった。]
いい。
[>>170 慌てる必要は無い。と、言うようにか 落ち着いた声がグレッグに置かれる。]
(185) 2012/01/09(Mon) 18時頃
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ああ。
[ラディスラヴァの伝言への返事については、 はい。ときちんと返る答えを、 しっかりと受け取った事を示すように頷いた。
一端区切れる会話に、入り口から奥の机へと歩く。 のそり。とした仕草に見えるのは、 天井の低さのせいだろう。 腕に抱えていた資料を、机の上に下ろす。
>>171 それから、グレッグの方へ、顔を上げた。]
(186) 2012/01/09(Mon) 18時頃
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[手記に落とされ、視線が合わずとも ひたり、と真黒の目はグレッグに向けられる。
>>171 ここに。と、グレッグが言うのに 遅い瞬きを挟む。沈黙。]
…ある。
[確かめるようにこわごわと聞こえるグレッグへ 短く返す声は震えない。]
読むなら、
(187) 2012/01/09(Mon) 18時頃
|
ケヴィンは、そこで、足元にさす地上の光に言葉を切った。
2012/01/09(Mon) 18時頃
|
[>>178 地下書庫に、華やいだ声が下りてくる。 軽やかな調子。細身の身体を優美にくねらせて 狭い通路を下りてくる。ユリシーズだ。]
…
[声を発する前に、ケヴィンは大柄の体を壁へ避ける。 ユリシーズへ道を譲る。]
(188) 2012/01/09(Mon) 18時頃
|
|
[迷いなく棚へ向かうユリシーズが、 あれ。と声を上げる。
長い睫毛の顔をグレッグへ向けると、手を差し伸べて 少年が手にしていた手記を持っていった。
ベネットは、その開いている箇所へと 長く、視線を置いていたが、 「じゃあ、僕も上がるよ。」と、ユリシーズの後をついて 書庫の埃をぱんぱん、とエプロンから払い、 後を振り返らずに、上へあがっていった。]
(189) 2012/01/09(Mon) 18時頃
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|
[地下書庫に残るのは、ケヴィンとグレッグだ。 ユリシーズが通った後は、彼が来る前よりも 余計に静かになったように思える。]
…
[そのユリシーズに適当に手渡された手記を手にした少年へと視線を置く。ところどころに沈黙を挟んで。]
(190) 2012/01/09(Mon) 18時頃
|
|
……読むなら、もってくるが。
[──ケヴィンが書いた、"その村"の手記を。 渡す事に否を挟む気は無いようで。 ただ、決心のつかない内に、無理に読ませる事もしない。 低く太い声が手記をもったグレッグに、どうするかを訊いた*。]
(191) 2012/01/09(Mon) 18時半頃
|
|
[グレッグの村へ結社を呼んだのは──村の長だった。
村で死人が出たと、苦渋の顔つきをして。 村を守るためだと、自分に言い聞かせて。
それが本当の意味で正しい事だと、信じられずにいる事を 信じ込もうとしている顔をして、
黙々と動くケヴィンによく「大丈夫でしょうか」と尋ねては 「ええ。」と短い返事に息を呑みながら安堵を浮かべる男だった。]
(-22) 2012/01/09(Mon) 18時半頃
|
|
[村長に呼ばれた結社の手で 村はいくつかのグループにわけられ、 ケヴィンの担当は恒例どおりのくじ引きで、 グレッグがいるグループに決まった。]
[コルクボードに張られた霊能者のメモも ──とってある。資料として。]
[張られたメモも、──投票用紙も。 几帳面に折り目を伸ばされて、 丁寧に、ケヴィンの手記に挟みこんである。]
(-23) 2012/01/09(Mon) 18時半頃
|
|
── 一階、エントランス付近──
[明け方の日差しが廊下に差し込む。 くぁ。と眠たげな欠伸を噛み殺しながら 冬毛の狼の襟巻きをして コートを羽織った女が階下へと下りてくる。
朝方に、顔を洗いでもしたのだろう。 赤毛の前髪は少し水を含んででしっとりとしていた。 女が動くと、甘い香水が、微かに匂った。]
(192) 2012/01/09(Mon) 20時半頃
|
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あらぁ、おはよぅ?
[エントランス付近。「早いわね」と、 口元に笑みを乗せたパピヨンとすれ違う。]
(193) 2012/01/09(Mon) 20時半頃
|
|
[「よく眠れた?」と、首を傾げるパピヨンへは にこぉ。と蕩けるような笑みを向ける。 ローズマリーの女らしい笑みと、甘ったるい声色は、 パピヨンの下に付いて動く内に学んだものだ。 ブローリンが『都会的』と感じる雰囲気も、そう。]
えぇ。おかげさまでぇ マムはぁ今日もぅ、変わらなぃわねぇ
[戯言めいた口調でそんなことを言う。 実際、ローズマリーがもっと若い頃から、 パピヨンの容姿に一切の変化は見られない。 全部お見通しのような、口元の笑みも。]
(194) 2012/01/09(Mon) 20時半頃
|
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ぅん?
あぁ。 ピッパちゃんが来てたものねぇ
[「新年早々、仕事がきたみたい。」と、 添えて行くパピヨンに世間話のついでだろうかと そんな調子で答えを返す。 何も言わず口元に手を添えるパピヨン。]
…
なぁにぃよぅ。 こっちにぃ依頼なのぅ?
[「いいえ?」と、答えだけが戻される。表情を読もうと覗きこむ用に視線を向けた。──長年つき合っているが、未だに表情から意図が読めない。ただ、意図があるのだろう事が匂うのが、また難儀だった。]
(195) 2012/01/09(Mon) 20時半頃
|
|
/*
ピッパあたりからはなしを 聴きたいかなああとか思うのだけど、
喋りすぎ。という言葉がね 頭をね、ちらついたりとかね ありますよね。
(-24) 2012/01/09(Mon) 20時半頃
|
|
[パピヨンとの挨拶はそこそこに、談話室の方へ向かう。 ブーツの厚底で石の床を踏んでから、 肩に乗る狼の毛皮越しに背中を振りかえった。]
書類仕事とかぁ、本職じゃぁなぃしぃ。 こっちにぃ仕事がぁ、来たんならぁ 新人クンなりぃ、連れてぇ行きますからぁ
──回してぇくれたらぁいぃわよぅ
[見えないパピヨンの顔へと目線を流して 狼の首を撫ぜると、女は物騒な事を言い残して行った*。]
(196) 2012/01/09(Mon) 20時半頃
|
|
─ 地下書庫 ─
[仕事のものも――、 ケヴィンの言に、表情を引き締めた>>184]
そっか…
[そうとだけ呟くと、階段をのぼる。 廊下に差し掛かり、見えた姿は、]
! ユリシーズ!
[呼びかけに名前を呼び返したけれど、 その声色に戸惑う。 抱きしめられると抱きしめ返して、]
ユリシーズ、
[物言いたげに呼びかけると返ってくるのは、 謝罪と「後で」という言葉。]
(197) 2012/01/09(Mon) 22時半頃
|
|
― 廊下 ―
[返事を返そうという間にクラリッサへ話しかける様子。 誤魔化された気分になる。 確かに場所が場所だし、仕方がない事かもしれない。]
後でね!ユリシーズっ
[だから、地下へ向かう姿に一つ声をかけて、 大きく一つ、息をついた。
クラリッサに不思議な顔でもされたら、 なんでもないと自分も誤魔化し笑いをするだろう。]
さーて、広間であったかいものでも飲もうっと
[そう言って一度広間へと向かう。]
(198) 2012/01/09(Mon) 22時半頃
|
|
― 暖炉のある奥広間 ―
[ケヴィンの言ったとおりに騒ぎは落ち着いていた。 けれど、それとは違うざわめきがある。]
何の話?
[そうして聞いたのは、ピッパがユリシーズとヒューバートを 連れて行ったという話だった。おそらく仕事じゃないのかと。]
――…!
[自分の感覚ではないのに、 ざわりと肌が粟立つ感覚が蘇る。
まさか。
確信までは行ってなかったけれど。 その話を聞くと同時に、広間から走って出て行った。]
(199) 2012/01/09(Mon) 22時半頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
[ユリシーズはいつも同じ部屋を使う。 小さい頃からずっとずっとだ。 ユリシーズが世界の中心になった日から、 ずっとずっと、通い詰めた部屋。
もう戻ってきてるだろうか。 まだ戻ってないだろうか。
”話し”かけようと、したけれど。 でも何となくやめて、ただノックをした。
コン、コン ]
(200) 2012/01/09(Mon) 22時半頃
|
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2012/01/09(Mon) 22時半頃
|
― 二階のとある個室 ―
[出発の準備は整った。 外から帰ってきたばかりだ。手間取る由もない。 手記は、他の書類の下敷きとなっている。 結社から支給された白い衣を手にする。 幾分布地も、くだびれているのを、まじまじ眺める。]
ん。
[そこで、扉が叩かれた。 結社員から支給された白い衣でなくコートを羽織り、扉をゆっくり開く。 金色の髪が見えた。笑みを作り、迎え入れる。]
いらっしゃい。
[整頓された部屋のなかには、纏められた荷がある。]
(201) 2012/01/09(Mon) 22時半頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
[扉が開いた。 見えたのは、いつもの――に見える、笑み。]
ユリシーズ…
[部屋に入ると纏められた荷がある。 コートを羽織っている様子から、 今から出かける事を物語っていた。]
… どこいくの
(202) 2012/01/09(Mon) 22時半頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
それが。 新年だっていうのに仕事を任されてしまって。
[肩を竦めてみせる。]
今出るところだから、出る前にネルの顔が見れて良かったよ。 これから数日、旅人はまた寂しい思いをしなければならないのだから。
“被害もない”し、“ただの確認”だから。 そう長くはかからないと思う。
[嘘は言っていない。]
(203) 2012/01/09(Mon) 23時頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
仕事…
[肩を竦める様子を、 ただじっと見上げる。]
ユリシーズが、確認に行くの?
…ヒューバートと?
[広間で聞いた名前。二人の担当になっている事件。 先程のユリシーズの反応。 反応だけでも、ただ事じゃないのは解るのに。 そんな安全そうな言葉を並べられても、 素直に信じる事など出来ない。]
(204) 2012/01/09(Mon) 23時頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
うん?
[ヒューバートも一緒という事を、どうやら何処かから聞いたらしい。 ユリシーズは、ネルの質問、どちらにも、頷く。]
そうだね。 結社へ持ち込まれた情報が、デマかそうでないかの、いつもの確認さ。
[どうせ誤魔化したって、秘密にしているわけでもない。 何処かからは伝わるだろう。]
メアリーにも補佐を頼めたしね。 問題なく済ませてくるよ。
[荷を持ち上げ、机の上の書類を小脇に抱える。]
(205) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
[いつもの。そのとおりだけども。 少しの間口を噤んでしまう。]
メアリーも?
[聞き返した時。 荷を持ち上げる姿に思わず、]
っ 待って!
[荷を持ち上げた腕をおさえるように捕まえた。]
長くはかからないんでしょ?
だったら、ネルもいきたい
[表情には切実な色が浮かぶ。]
(206) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
君との共鳴が必要になるような大事件じゃないから。 僕だって一緒に居たいのは山々だけれど。
君は先輩。メアリーは後輩。 それに君は僕と、結社を辞める準備を約束してくれてるはずだ。
メアリーに経験の機会をあげてくれると嬉しいな。
[捕まれた腕。 ん?と笑顔のまま首を傾げる。 ネルを落ち着けるように、片腕をネルの頭にのせた。 髪を撫で、額にキスする。]
(207) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
こんな事の為に、人手を借りるわけにはいかないしね。 フランシスに怒られるよ。
[片腕を髪から下ろし、ネルの背に置き、 ピッパの名を使う時には、その箇所を冗談めかしておく。 顔にはいつもの華やかな笑みが浮かんでいる。]
ネルもわかってくれるね?
[同意を、求める。]
(208) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
ユリシーズは、ネルに、話の続きを促した。
2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
/* わらった
(-25) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
|
――キッチン―― [かちゃり、陶器の音とお湯が沸く音。 ほのかに甘い匂いが香るのは鍋にかけられた赤いワイン。 ナオ、猫は見守るように、見張るように、 キッチンの扉の前で足を揃えて座っている。 時折ぱたりと長い尾が左右に揺れて。]
……。 資料室には、必要かしら。
[お腹の足しになるバケットの準備を始めながら 先ほどのフランシスの話はどのような方向へと向かったのか、 ラディスラヴァは気にするように扉の方へと顔を向ける。*]
(209) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
[ユリシーズはいつも優しい。 今だって優しい。
黙って話を聞き、 そのいつもの華やかな笑みを見上げる。]
……
[眉を寄せて、口元を結んだ。]
(210) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
|
ネルも行きたい
(=1) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
|
どうしても、
どうしても、 ……だめ?
[声色は、切実な響きを伴う]
(=2) 2012/01/09(Mon) 23時半頃
|
|
― 地下書庫 ―
[短い言葉には落ち着きが感じられる>>185 ほっと安堵の息が漏れる。
ラディの名前に温かい飲み物を思い浮かべると、 地下書庫の冷えた空気を改めて感じてしまった。 ケヴィンが机の上に重い資料を下ろすのを視線で追う。
――― ある
短く重い声で響いた言葉は、 頭の中で反射したように聞こえる。 ぐ、っと口元を結んでしまう。
読むなら、その続きは来訪者により一度途切れた。>>177]
(211) 2012/01/10(Tue) 00時頃
|
|
あ お おつかれさまです
[なんかいっぱい。 確かにこの場所に人が沢山居るのは珍しい気がする。
けど、他に言い方はなかったものだろうか。 するするとどうやらこちらに向かってくる様子に、 その姿を目で追わざるを得なかった。]
えっ?
[彼が探していたのは、 意外にも自分の持っていた手記で。>>179>>180 内容はほぼ読み終わっていたが、 最後の生存者のその後まではまだ差し掛かってはいなかった。]
(212) 2012/01/10(Tue) 00時頃
|
|
いえ
[すまないね、と手を差し出されると、 どうぞ、と手渡す。 礼を言われると、いえ、ともう一度言葉を置いた。 代わりとばかりに紹介される手記の背表紙。]
あ、いえ、まだです
[手渡されるそれに交互に見るけれど。 じゃあ、と立ち去る姿に会釈をした。]
おつかれさまです
ベネットさんも
[その後についていくベネットにも声をかける。 そうして人が一気に減ってしまった地下書庫は、 先程よりも寒くなった気がした。]
(213) 2012/01/10(Tue) 00時頃
|
|
……
[再度ケヴィンの視線が、手元に来る。 続いた言葉に顔を上げて、ケヴィンへと視線を返して。]
お願いしても、
いいですか…
[低い声に、低くなりきれていない声が返った。]
(214) 2012/01/10(Tue) 00時頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
………。
[ネルが口元を結ぶ。 小さな背から腕を放し、ネルにとられた腕を、やんわりとはずす。]
僕だって名残惜しいさ。 離れていてもいつも君を想ってるよ。
[荷物を持ち上げる。 そこで、ネルの唇は動いていないけれど―――声がした。]
(215) 2012/01/10(Tue) 00時頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
[扉の方へと一歩踏み出しかける。 ネルを振り返る。]
ネル。
[唇に、人差し指をあてて、微笑んだ。]
「近くに居る時は口で」
約束したろ?
(216) 2012/01/10(Tue) 00時頃
|
|
[連れてはいけない。
そう言葉にする代わりか、 ネルの言葉は宙に放り投げられたまま、返事をかえさない。]
(=3) 2012/01/10(Tue) 00時頃
|
|
― 個室 ―
[少しの間過ごした部屋を速やかに片付ける。 特に誰の物と決まっているわけでもない部屋、自分の 滞在も不定期であることもあって、他の結社員の多くが そうであるように私物はあまり無い。
が、ただ一つ、色鮮やかな布と紙で造られた造花を 部屋の彩りとして毎回の滞在ごとに残すようにしていた。 生花ではない故にいつまでも枯れず残るそれは、 捨てられていなければ、幾つかの部屋に置いてあるはずだ。]
……行ってきます。と。
[外出用の赤いコートを羽織り、遠出に備えてまとめた 手荷物を持って、部屋を空ける。**]
(217) 2012/01/10(Tue) 00時頃
|
|
― 二階のとある個室 ―
[だって。 口で言っても伝わる気がしなかった。 つれてってもらえる気がしなかった。
結局は、同じなのだけれど。]
ユリシーズ…
[返事は返らないのに、優しい微笑みが返る。 何を言ってもダメなのは、本当は知ってる。
だから、じっとユリシーズを見つめたまま、]
じゃあ………待ってる
待ってるから、 ちゃんと、早く帰ってきてね
(218) 2012/01/10(Tue) 00時頃
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[やくそく。 すきじゃないのは、ちゃんとしってる。]
(=4) 2012/01/10(Tue) 00時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2012/01/10(Tue) 00時頃
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/* 15かな!14でもいいな 声変わり時期…
小さめの子
おどっ とか おろっ とかよくする
(-26) 2012/01/10(Tue) 00時頃
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― 二階のとある個室 ―
[差し出された約束に、長い睫毛を上下させて目を瞬かせる。 きょとんとしたような表情だ。一拍おいて、すぐに頷いた。]
―――、 うん。
[頷く意外に、無い。]
わかった。 じゃあ、離れていても僕のことを想い続けていておくれ。 僕もきっと、君の元に早く帰れるよう、全力をもって旅路を急ごう。 君の笑顔が待っているんだから。
第一。僕だって、いち早く君の元へ戻りたいに決まっているさ! 問題なくすぐに戻るよ。
[晴れやかな笑顔で、約束をした。]
(219) 2012/01/10(Tue) 00時頃
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[約束は好きではない。 ないが、出来ることも、知っている。
「今度」や「約束」がなぜ嫌いって。 いつ死ぬかもわからない。 破るかもしれない約束を安易にするのは少し誠実さに欠けるし―― 守れたところで、たまたま助かった命とも呼べるのでは それが自ら勝ち得たものかも不明だ。 まぐれでしか、成立しない、約束など。
それでも、頷く以外にない。 約束をしないことは、選ばない。]
(=5) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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― 二階のとある個室 ―
[あっさりと返ってきた返事に、こちらも瞬いて。 ただユリシーズの表情を、笑顔を見つめる。
そして少しの間の後、]
… うん
[同じように、頷き返した。]
(220) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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ネルも約束するよ。 ずっとずっと想ってるから。 早く帰ってきてね。
[一歩だけ、ユリシーズへと近づいて。 一度だけ、俯いて。]
… 引き止めて、ごめんなさい
[また顔をあげる。 見送りには、きっと小さな笑みが浮かぶ。]
いってらっしゃい、 ネルの愛しのユリシーズ。
(221) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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[響くのは、嬉しい。と言った、気持ち。
もしネルに、結社をやめる予定がなかったり。 これが、”内側”に入る前だったり。 そんな場合でも、ユリシーズは約束をしてくれただろうか。
でも今は。 約束をしてくれたから。]
(=6) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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――少し前の廊下・回想―― [此処に来た時から前髪の長かった娘は シメオンと話す際に舌打ちの音を聞いたことがない。 こうして話しかければ返事は戻ってくるので、 シメオンからは話しかけてはこないことを 気にしたこともなく、シメオンの言葉>>19には 一拍を置いた後、緩く笑んで口許に手を添えた。]
…言葉の捉え方、 だとは思いますけれど。
[否定にも肯定にもならぬあやふやな相槌だけ打って、 やはり新年の言葉を互いに交わすことはなく]
おめでたくない合格をいただけるというのは 喜ばしいことなのかなんなのかはかりかねますわね。 …有難く、頂戴いたしますの。
[厭う様子でもなく少しだけ両肩を上げる仕草を見せて、 シメオンの言葉を受け取る。]
(222) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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…大事な資料ですから。 そうぞんざいに扱うわけには。
[一度地下室の方を仰ぐ、未だ頑張って作業を進めているのだろうか。 地下室に残った姿を思い浮かべると口許が微かに笑って、 此方からの言葉を無碍にされることはない。 けれども戻ってくる少し辛らつな注文には 少し思案するように唇に指が触れた。]
…あら。 簡単に済んでありがたいのですけれど…。 味がついていようがついていまいが、 それを淹れる主は同じですのに。
[お湯に大匙たっぷりの砂糖でも淹れてみたら 面白い反応が見れるだろうか、口には出さず思うだけ。 地下に残る先輩と同じ注文を残す相手に頷き返して、 よろしければ後に広間に、去る前にそんな言葉を残した。*]
(223) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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/* ラディさんかわいいなー!
(-27) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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― 二階のとある個室 ―
[ネルのする約束に、ありがとう、と、目を閉じ礼を言う。 引き止めてごめん、というネルには、「ん?」と聞き返したあと可笑しそうに笑って]
最愛の人に引き止められて、 悪い気がする男がどこに居るっていうんだい? 僕は幸せ者なのさ!
(224) 2012/01/10(Tue) 00時半頃
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/* ねー! キャラグラもかわいいけど、 やっぱロールたまらないよね…
ララさんなでたい!
(-28) 2012/01/10(Tue) 01時頃
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[いってらっしゃい、という、言葉とともに、ネルの顔にも笑みが浮かぶ。 もしも頑張って作ったとしても。もしもそうでなくても。 どちらにしても、愛おしい。目を細めた。]
いってきます、僕の愛しの巻き毛の天使!
[晴れやかに挨拶をして、ユリシーズは部屋を後にする。
冬の朝。 *外には、馬車が待たせてある。*]
(225) 2012/01/10(Tue) 01時頃
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/* はさまった ごめん★
ユリシーズならきっと可愛く言えば許してくれる!
あといとおしいはごろごろしますね!
ほんとなんか いちゃいちゃで延長すみません すみません!!!!!!!!!!
正座しとく!!!
(-29) 2012/01/10(Tue) 01時頃
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― 二階のとある個室 ―
ふふっ じゃあネルも幸せ者ね 最愛の人を、幸せ者に出来るんだから
…
うん
[そうして、ユリシーズが部屋を出て行く。 出て行くまでは顔を上げていたけれど、 出て行った後は、視線を下げた。
*暫くは、このままこの部屋に留まるだろう*]
(226) 2012/01/10(Tue) 01時頃
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童話作家 ネルは、メモを貼った。
2012/01/10(Tue) 01時頃
童話作家 ネルは、メモを貼った。
2012/01/10(Tue) 01時頃
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[パメラが本当に、あのパメラなのかの、真偽などわからない。 それでも今回ばかりは絶対にネルを連れていくわけにはいかない。 約束する以外の選択肢は、ない。
―――ネルからの素直に嬉しいといった感情を、 廊下を歩きながらも感じる。
苦笑する。 今までのことと、これからのこと。 どちらの意味でも、ここにあるのは、罪悪感だ。]
(=7) 2012/01/10(Tue) 01時半頃
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