208 【突発百合RP】10年目のラブレター
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
キャサリンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ミルフィ、ワレンチナ、マリアンヌ、リンダ、ヤニク、ゲイル、メアリー、カトリーナ、アイリスの9名。
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/* うお!!? 更新忘れてたwww めっちゃ忘れてたwww
(-0) 2017/01/31(Tue) 00時頃
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― 10年前のキャット>>0:258>>0:259 ―
[疲れている場所。それは間違いなく、張り詰めている神経とか精神とか――なんて言う訳もなく、私は至って真面目に「肩と腰です」と答えた。 実際、勉強とか編み物とかで、私の身体は相当凝ってはいた。
個室で行われたマッサージは、ぎこちないながらも、本当に、本当に、ごく普通の肩もみ腰もみみたいなものだったのに。 「いかがわしいこと」「穢れたこと」をされていた訳でもないのに。 彼女に、触れられている――そのことを、この時の私は意識してしまっていた。
そういえば、お店の中で見た誰かの名前。彼女の名前? どこかで、見覚えが―― … ]
あっ、 ……はい。 忘れます、わ。
[「忘れて欲しい」とメイドに小声で言われた時、私は反射的にそう繰り返した。 ――忘れたい。 確かにその時はっきりとそう思ったのを、私は覚えている**]
(0) 2017/01/31(Tue) 00時頃
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/*ぎゃー更新…まじか… どうしよううちの子もっと積極的に動いて(ぱしぱし
(-1) 2017/01/31(Tue) 00時頃
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/* 良かった間に合ったー! 今晩更新なのすっかり忘れてた。
そして投票デフォがミルフィだわ……
(-2) 2017/01/31(Tue) 00時頃
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― 廊下 ―
そういえば、さっき……。
[足音が、まだ聞こえる気がした>>0:189 別にそれを幽霊だとか考えた訳では無かった。 ただ、やっぱり何かあったのかなと、気に掛かった。 真相でも探りにいくように、私はその足音の方を追った。]
(1) 2017/01/31(Tue) 00時頃
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[そこで、私がみたのは]
ああ、芦屋せんぱ ……
[>>1:189駆ける姿。パーカーの裾が揺れる。――両の生脚。長い脚。]
あ ッ、 ……え、あ、その
[胸がどきり、どころじゃない。 不意に、ずきりと、身体の内に込み上がる熱を意識して、しまった、から]
は、はう、す、すみませんッ!!
[先輩の心の内も知らず、私は顔を勢いよく背け、その場から逃げた。逃げた。 そして借りていた自分の部屋に着くなり、ばたん! と勢いよくドアを開け閉めして、閉じ籠った。]
(2) 2017/01/31(Tue) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 00時頃
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/* 琳田さんっっ。可愛い。
なんで、こんなにキュートな方が多いのでしょう。
(-3) 2017/01/31(Tue) 00時頃
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/* あっところで 村建てメモの参加者名簿ものすごく助かってます! こういう一覧があると本当に把握が楽になっていいよね。 16人とか20人超えとかになってくると人間関係確認するのぶん投げちゃうときもあるけどw
(-4) 2017/01/31(Tue) 00時半頃
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― 寮・自室 ―
さい、てい ……ッ
[私はもう、自分のことは判っていた。 女性に惹かれることもだけれど――「大人びた」欲を持ってしまう身なのだと、判っていた。認めていた。 けれどもそれが、あの「王子様」に対してだということを、許せなかった。
ぐるぐる回る胸の内、ふっと思い出されたいつかの記憶>>1:258>>1:259。 忘れてと言われても、忘れたくても、忘れようのない、色々な意味で鮮烈な体験。尤もメイドの名前だけは、もうすっかり思い出せなくなってしまったのだけれど。
そういえばあのメイドさん、ちょっと今木先輩に似ていたかも――なんて取り留めなく考えが過る。まさか、と否定する。思ってしまったことに、嫌悪を抱く。]
(3) 2017/01/31(Tue) 00時半頃
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…………バカみたい。 まるで、あの頃の私と、何も……。
[情けなさから、変に乾いた笑いが洩れた。 そのまま、私は扉に背を預ける形で、へたり込み、坐り込んだ。
茫然と眺める部屋の光景。 机の上、置きっぱなしにしていた鞄。母校に来るときに携えてきていたそれは既製品だが、持ち手の根元のところには試作品の飾りがついている。 それは、私が編んだ一羽の蝶のかたち**]
(4) 2017/01/31(Tue) 00時半頃
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―自販機コーナー―
[口接けは懐かしい感覚でいて、新鮮だった。>>1:265 お互いに、少しだけ初々しさを失った代わりに、 艶が出たのだろう。]
……、
[触れるだけのキス。]
――ん、
[すぐに身体を離すと、ふたり分の空き缶を拾って ぽい、とゴミ箱に捨てる。そんな日常的な所作。]
(5) 2017/01/31(Tue) 00時半頃
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ありがと、話せてよかった。
[触れた唇のことを感じさせないように、 話せた、ということに感謝を述べる。 二人の話の着地点が、行動だったというだけ。
話をしすぎたかも。 だいぶ、外も暗くなっているだろう。]
……それじゃ、また。
[途中まで一緒なら一緒に歩き、 別れ際、軽く手を振って、 実家へ一度帰るか、ここに泊まるかの思案。*]
(6) 2017/01/31(Tue) 00時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 00時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 01時頃
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[ぼんやりとお湯に浸かると、思考がとりとめなく回る。 ただ、それは決して明るくも建設的でもない方向にしか落ちていかなくて]
……ぶくぶく。
[このままお湯に溶けてしまいそうな錯覚さえ感じたその時、目の前に]
嘘。
[きれいな、ひとの、からだ。]
(7) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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せ、先輩も、みえていたんですね…。えっと…えと、覚えてなくて、す、すみません…
[ 相手が笑ってくれたことに少しほっとした。(>>261)
しかし相手は自分のあの姿ですら覚えてくれていたのに、自分が覚えてないなんて。申し訳なさを感じてしまう。
「よろしく」なんて初対面の挨拶をさせてしまったことを後悔した
その後雑談か、何か話したかもしれない ]
…そう、ですね…。 えっ?あっ、はい…っ [ 寒くなってきた話題からの突然の『またね』(>>1:262)に狼狽えて見送ることしかできず。
どこかへ行ってしまった彼女の背中を見つめた ]*
(8) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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ー夕刻ー
[ 寝起きをした部屋に戻って、布団に潜り込んでいた。
『学生時代の思い出はその後の人生に関わってくる』『自分が頑張るための支え』『先生を思い出して悲しくなってしまって』『よっぽど泣いていたんじゃ』『先生が繋いでくれた縁』
頭の中を今日会った先輩たちの言葉がぐるぐるとまわっている。
わたしはここへなにをしにきたんだろう? ]
(9) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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木屋先生に会いに? ーいやもうその先生はこの世にいないことくらい知っているじゃないの
廃校になってしまう時雨女学館を一目見に? ーそれならもう目的は達成されてるよ?どうして帰らないの?
マリアさんが泊まって行きなよって言うから? ーそんなのは言い訳できた理由にもならないでしょうに
手紙のほんとうの差出人を探しに? ー私なんかに見つけっこないよ。マリアさんだって最初知らなかったんだから
(-5) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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メアリーは、終わりのみえない自問自答を繰り返した
2017/01/31(Tue) 01時頃
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[その姿を妄想したことがないといえば嘘になる。 あの人と学年も部活も違う自分は、着替えが一緒になることもなく。 寮生である以上お風呂場で出くわしてもおかしくないのだけれど、 いつの間にか彼女が入っている時間を避けるのが習慣にすらなってて。]
いや、あの、えと、こちらこそご一緒していいんでしょうか、 っていうか、そろそろ上がるし、えと、
[口から勝手に漏れ出る言葉は全く要領を得ない。 かと言って、逃げるように出るのも逆に不自然で、失礼だろう。 だが、彼女からの言葉は]
……えっ。
[自分の耳も、それを理解する脳も、信じられない]
(10) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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わかんないよ…せんせい… 寒い…さみしいよ……。
[ ー今涙が止まらないのは、きっとお腹が痛いせいだ。
(実際腹痛は治りつつあるのだが)そう自分に言い聞かせ、4年前のあのとき ー葬式があった日の夜ー のように布団の中で丸くなって、嗚咽をあげた。
そのまま朝を迎えるのかもしれない ]*
(11) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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[嘘でしょ、 「わたしを忘れる」、 「失礼」、「苦手」、 そんな、そんな]
なんで、覚えて、るの……。わたしのこと、なんて……
[名前も知られてないと思ってた。 手紙なんて読まれてないと思ってた。 苦手も何も、認識すらされてないと思ってた。なのに]
苦手、とか、そんな……わたしが、迷惑、かけた、のに……
[もう何も解らない。 ただただ、「ごめんなさい」という言葉だけが、壊れたディスクのように口から何度も何度も溢れ出る]
(12) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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/*ろるに灰を噛ますスタイルで申し訳ありません…。 >>9の答えは多分『先生の死を嘆いて一緒に泣いてくれる人を探しに』
それは完全に無意識で、しかも色々と後ろ盾というか、その場しのぎの言い訳を繰り返して居続けてるから、意識的には一瞬もそうは思っていない。
しかし彼女にとって母親も同然に慕っていた先生の存在。実の両親が彼女に淡白な分、失われてぽっかりと開いた心の隙間を埋めてくれる人を無意識に探している
彼女は4年前から、道端で迷子になった子犬のようなものだった」
かなぁ…?中の人もわかんなくなってきたぞ…日本語難しい。ろるって難しい。もっと精進したいです(震え) つまるところえろるまで発展しなくても、ぎゅって抱きしめてくれる人を…募集…できるわけねーでしょうが語彙力はどこ 灰色が長すぎましたねすみません…。
(-6) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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[もう私は結婚もして、色んなものも妥協して、つまらなくなっていくばかりの「おとな」になったはずだ。
だから、あくまでも同窓生の先輩として、 「あんなこともあったね」「きっとモテたでしょ?」「今はなにやってるの?」 みたいな、当たり障りない話をして、 ひとつのじくじくした古傷が、思い出の中にきれいにきれいに消えていくのを、後から苦笑いしながら思い出せるようにして、
なのに、なのに]
わたしなんて、あなたのなかにいないものだとおもってた……! それでいいって、だから、わたしは、だれでもなくて、だれでもよくて、 やっと、やっと、「これでもういいんだ」っておもってたのに……
[わたしの、甘いものばかり喜ぶ馬鹿な舌よ、とまって。 大きくも切れ長でもない目も、細くも強くもなくて何もつかめない手も、 おとなとして、普通に対処して、このきれいな人に。なのに。]
(13) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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―夕刻―>>11 [廊下の窓から外を見やればもう空は黝い色合いで満たされていた。西空には金星と受け月の三日月。 そうだ、と、寮長室を訪れた。]
マリちゃーん。懐中電灯、借りてっていいー?
[戸棚の中からがさごそと探し出したのは二本。 外へ出て振り返ると、幾つかの窓に灯った明かり。踵を返し、その内のひとつとおぼしき部屋をノックした。]
こんばんはー……? 誰が、いるかな……?
天体観察はいかがですかー、っと。
[侵入者気取りでこっそり室内を覗いてみた。(仮初めとはいえ)部屋の主の姿は、見つかったろうか。返事がないならないで、暫くしたら場所を移すかもしれない。*]
(14) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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[まっしろなからだにすがりついてしまうのだけは、 なんとかギリギリで止めた。
だからと言って、腕も、言葉も、心も、いったいどこに持っていけばいいのか解らない。
ああ、わたしは――]
ごめ、ほんと、ね、ごめん、ごめんなさ、へんだよね、いきなり、 でも、うれし、いや、きらいだなんて、でも、ごめんね、ごめ……
[――わるいとこはこどものままで、おとなになったのもわるいとこばかり。]
――っ……!
[涙もまともに流せず、ただ取り留めないことを言って、そのまま黙りこくってしまう*]
(15) 2017/01/31(Tue) 01時頃
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/* 私へ 安価に気付けるPLになりましょうね
(-7) 2017/01/31(Tue) 01時半頃
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[ 泣き疲れてうとうとと、睡魔に手を引かれるままに。>>11
コンコン
どこかからノックの音が聞こえた気がして(>>14)落ちかけた意識を浮上させた。 ] んぅ…? [ 『はい?』というつもりがただの意味も成さない音になって出てしまった。
部屋の入り口に誰かいる。 …わたし、戻る部屋を間違えてしまったのだろうか…?
『えっ間違えちゃった!?うそ!?』 不安になってベットから飛び出た ]
(16) 2017/01/31(Tue) 01時半頃
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あああああの…っ!すみませんす、すぐ自分の部屋に戻りますから…っ ……って、す、須藤先輩…?天体観測…? [ 彼女にしては珍しく勢いよく謝罪を述べ、部屋から逃げ帰ろうとしたところで、部屋尋ねた人が誰なのか気付く。
昨日タクシーにご一緒した、須藤先輩だった。天体観測ときいてぽかん、としてしまった。
そのときの自分の顔は、泣いていたのもあって恐らく酷いものだったと思う。 ]*
(17) 2017/01/31(Tue) 01時半頃
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/* みんな泣いてるな、わかいな(しみじみ
(-8) 2017/01/31(Tue) 01時半頃
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―寮:芽亜の部屋―>>16>>17 [ばたばたと慌てた物音がして>>16、部屋に居たのが誰だったのかを私は知った。]
あー、ここ、芽亜ちゃん泊まってたんだ。 ……あ、違うちがう、私は私で別の部屋よ。
[ひどく狼狽した、でもこんなに元気というか勢いのある彼女は記憶の中にはまるでなかった。それが面白くて、くすっと笑った。]
ちょっとね、誰か一緒に星見に行かないかなって、誘いに来たの。
(18) 2017/01/31(Tue) 01時半頃
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まあ、突然すぎるだろうし、しいてとは言わないけど。 急に入ってきちゃってごめんね、芽亜ちゃん。 驚いたでしょ。
[……そう彼女の顔を覗きこんで、たった今のものじゃない赤みが差してることに気づいた。頬っぺただけじゃなく、おでこや、瞳にも。ぶっちゃけて聞くなら、泣いてた?って言うのだろうけど。]
(19) 2017/01/31(Tue) 02時頃
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はぅ……す、すみません… [ 部屋は間違えてなかったらしい。
くすりと笑われてしまった。(>>18)半分寝ぼけた頭で変な行動をとってしまっただろうか ]
い、いえ…星、ですか…? [ 星見に行かないかな、という先輩にそういえば天文部の部長だったと言っていたのを思い出した。]
(20) 2017/01/31(Tue) 02時頃
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[ …ここに一人でいてもしかたないのかもしれない。部屋が薄嫌いからか、顔については指摘されなかったし、(ただし、気付かれてることに気付いていないだけでもある。)外はもっと暗いから大丈夫だろう ]
わ、私でよければ…
[ 『行きたいです』までは言えなかったけど、一緒に行ってくれるだろうか
元々大きいマフラーを、顔を埋められるように巻くと、ぺたんと座り込んでしまっていた腰を上げた。 ] *
(21) 2017/01/31(Tue) 02時頃
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[敬遠、距離、壁、どう表現したら良いのだろう。 過ぎた遠慮に上がる言葉は避けてるようにも見えて、やはり遠くに感じてしまう。。 伺うように横目で顔を見るけれど、紅潮はのぼせの症状にも見えて、このまま長湯も大丈夫なのか判断はつかない。 しかし返された言葉が1つ1つ続き出すと少し近づいて話を聞いていく。 その内容、仕草はまだ戸惑いを覚えるものの今木が考えていたよりもずっと深刻に見えた。]
覚えてるも何も… 会えて良かったですよ。私は… あのとき、貴女の気持ちには返すことすら出来ませんでしたから…
でもね、迷ったんです。 私はあの時色んな人傷つけてましたから、想いが強く書かれてるほど返しづらかった……
[謝る姿、はっきりしない言葉、戸惑っている彼女の様子を伺いながら落ち着いて口を開く。**]
(-9) 2017/01/31(Tue) 02時頃
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――お風呂――
敬遠、距離、壁、どう表現したら良いのだろう。 過ぎた遠慮に上がる言葉は避けてるようにも見えて、やはり遠くに感じてしまう。。 伺うように横目で顔を見るけれど、紅潮はのぼせの症状にも見えて、このまま長湯も大丈夫なのか判断はつかない。 しかし返された言葉が1つ1つ続き出すと少し近づいて話を聞いていく。 その内容、仕草はまだ戸惑いを覚えるものの今木が考えていたよりもずっと深刻に見えた。]
覚えてるも何も… 会えて良かったですよ。私は… あのとき、貴女の気持ちには返すことすら出来ませんでしたから…
でもね、迷ったんです。 私はあの時色んな人傷つけてましたから、想いが強く書かれてるほど返しづらかった……
[謝る姿、はっきりしない言葉、戸惑っている彼女の様子を伺いながら落ち着いて口を開く。**]
(22) 2017/01/31(Tue) 02時頃
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先輩は今、私をどう思ってますか?
[戸惑いの正体を知るためストレートに聞いてみた**]
(23) 2017/01/31(Tue) 02時頃
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うん、良かった! 今夜は月ももう沈むし、よく晴れてるし。 きっと綺麗な星空だと思うの。
[懐中電灯二本のうち一本を彼女へと差し出して。]
それじゃあ、一本どうぞ。 足元暗いからね、気をつけて。
[と、にっこり笑った。何しろ行き先は理科棟の屋上で、何も照明なんてないのだから。懐かしの部室から拝借してきた夜天セット(冬用)のリュックを肩に掛け、私は芽亜ちゃんの先に立って進むことにした。*]
(24) 2017/01/31(Tue) 02時頃
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あっありがとうございます…っ
[ 部長さんが言うなら(>>24)とても綺麗に見えるのだろう。 学館の立地場所はそれほど都会でもないし、いい暗さなのかもしれない。
懐中電灯を1本受け取り、先に立って進む先輩の後について行く。
行き先はやっぱり、あの時の夜天でも行った場所だろう ]*
(25) 2017/01/31(Tue) 02時半頃
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-- 寮、廊下 --
あ
[脇目も振らずガムシャラに走っていたところで、名前を呼ばれたと思えば、扉の閉まる音。 しまった。びっくりさせてしまったか。学生時代もこれくらいの服装で寮のロビーを使ったりしていたから、気が抜けていた。 今自分は何歳だ。萎れたとは思わないが、いい年をした大人が露出しまくって走るとか笑えない]
マキちゃ……ふぇっぐし!!
[聞こえた声は昨日名前を聞いた子のものだったから、名前を呼ぼうとして、大きなくしゃみが出てしまう。 ああしまった、これは風邪かもしれない。手足が露出に比例して冷え切っていたいほどだ]
(26) 2017/01/31(Tue) 04時頃
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……先輩の威厳…… いや、今は風邪の方がやばい。うん。
[こん、と閉じられた扉を一度叩いて、声をかける]
ごめん、マキちゃん 毛布か上着か、貸してもらえないかなー これ以上この格好してたら、さすがにいい年してバカみたいな理由で風邪ひきそうだし
……ちょっと、人肌恋しくて、話し相手が欲しくって
[木屋先生のこととか、渡した手紙のことだとか、他にも色々。 頭の中がこんがらがったままなのは気持ち悪い。 だから、誰かと話して、少し落ち着いた方がいいからと、お願いをしてみる]*
(27) 2017/01/31(Tue) 04時頃
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―寮母室―
[朝一番で出かけていた寮母は、 遠方からの卒業生にもなるべく不自由させまいと 食料を買い込んで、着替えや下着を見繕う。
今の若い子の好みはわからないけれど、 自分の若い頃の衣服を引っ張り出したりして。
そんな支度が済んだ後、 寮母室の奥の私室へ向かう。]
(28) 2017/01/31(Tue) 04時頃
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[そっと引き出しを引いて、 木屋先生からの、手紙を丁寧に取り出した。
「進藤マリア様」
確かに木屋先生が自ら綴ったもの。
しかし、封筒から取り出した手紙は、 卒業生たちとは違う内容だった。]
……木屋先生の心残りはね
[温厚だった彼女の観察眼は、確かなものだった。 卒業してもどこかで心配な生徒を、案じていた。]
(29) 2017/01/31(Tue) 04時頃
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[だから手紙が届いたのは数人だけ。
―――安寧を夢見て歩んだ生徒。 ―――見栄張りで真面目な生徒。 ―――夢を描いて巣立った生徒。 ―――青春を謳歌出来ずの生徒。 ―――派手な外見の虚飾の生徒。 ―――悲しい恋を繰り返す生徒。 ―――目立たずに隅に座る生徒。 ―――大人しさ故に寂寥の生徒。
あなたたちが、幸せになりますように、と**]
(30) 2017/01/31(Tue) 04時半頃
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/* 永久ちゃんの虚飾だけはすぐ浮かんだけども それ以外の子達が難しかったです まる
そりゃ中の人……中の人なんていないわッ!
(-10) 2017/01/31(Tue) 04時半頃
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―夜―
[一度実家に、必要なものを取りに帰ることにした。 寮母さんは下着も替えがあるというが たぶん、ファッション的には微妙なやつ、だろうし。]
……はぁ、寒いな。
[粉雪の舞い散る中を、ヒールの高い靴で歩くのは 少々苦労するものの、お洒落は苦労してなんぼなのだ。 人に、その苦い顔を見せなければいい。美しくあればいい。
実家から女学館へ向かう途中に見かけた、 閉店した煙草屋さんの前で、足を止める。]
あのおばあちゃん、死んじゃったのかな。 木屋先生も、――…。
[家族や友人、生徒に見送られ、遠くへ旅立った人。 だけれど、あの手紙が、木屋先生の心残りだと言うならば、彼女はまだ成仏できていないのかと、少し悲しくなる。死後の世界、輪廻転生だとかを信じているわけではないけれど、成仏できない、という例えはしっくりくるのだ。]
(31) 2017/01/31(Tue) 05時頃
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あたしは、……
[木屋先生にすら反発して、よく困った顔をさせていた。 あの風紀委員との揉め事のあと、木屋先生があたしを叱りにきたんだ。だけど先生は優しくて、悲しい顔をしていた。
価値観の違いで喧嘩になるのは、仕方のないことだけれど、人に当たったりすることは、よくない、と。 先生は、怒ったのではない。あたしを想って、叱ってくれた。
「人を、愛せる人になってね」 「そうすれば、三船さんは愛される人になる」
そう優しく告げる先生に、愛ってなに?と問いかけた。 あたしは恋愛ごっこで、愛してるなんて言葉を使ったことはあるけれど、それはやっぱり、大人の真似事でしかなくて。
「私が三船さんに教えると、きっと納得出来ないでしょうね。 だから、あなたが少しだけ大人になった時に 理解ができたら、先生に教えてね」
子ども扱いなのかと一瞬憤慨したけれど、そうではないのだと、すぐに気づいたのは、彼女がどこまでも慈悲の深い、笑みを浮かべていたから。 ああ、そりゃあ生徒に人気があるはずだ。あたしだってこの先生には、絆されそうになってしまうもの。]
(32) 2017/01/31(Tue) 05時頃
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貴女は、みんなを愛していたんですね。 だからあんなにも、愛されてたんですね。
[ひとり逝くことのつらさは、当人しかわからないけれど きっと苦しかっただろう。きっと寂しかっただろう。
でもね、残された人だって苦しくてさみしーんですよ。
あたしが、愛を理解できた時、 誰に報告したらいいんですか。]
(33) 2017/01/31(Tue) 05時頃
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[実家に戻ると、叶と話す機会を作った。
女学館の思い出。楽しいこともつらいこともあったと、妹は笑う。 それでも今は女学館に感謝をしていると。
かけがえのない親友を持てたのも、そのおかげなんだと告げたあと、あたしにお礼をしてくれた。芽亜と引き合わせたのはもう随分も前の話なのに、覚えていてくれた。]
……あんたはさ、しあわせ?
[問いかけに、妹は屈託のない笑みで頷く。 そうか、それが聞けただけで十分だ。
いつの間にかあたしを追い越していたんだねと、 頭を軽く撫でて、自室に戻った。
下着の替えと着替え。防寒着のコートを羽織り、自室で眠ろうと思ったけれど色んなことが思い出されて、結局寮に戻ろう。
ああ、その前に、一服をしてから。]
(34) 2017/01/31(Tue) 05時頃
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[愛梨との口接けの時、確かにあたしは、あの頃に戻れていた。 だけれど、それは、今のあたしでは、ない。
愛梨の気持ちがわからない。 彼女の幸せを願いたいのにな。
まだ会ってない人もいるだろう。 あたしの青春の日々で関わった人も、そうでない人も。
静かになった寮に戻ると、個室の窓から宵の月を見上げる。
年月が経っても変わらずに月は見守っている。 朝と夜の周期は途方もない時間繰り返されてきた中で、あたしという人間は、たったの24年間しか生きていない。学生の頃はもう少し空を見上げることがあった気がするけれど、今になっては空に目もくれることなく、ネオン街に暮らしてきた。]
……あの、頃に
[戻って、そしてあたしが掴みたいものは あたしへの木屋先生の課題なんだろうな。
そう――愛とは、何なのか、と。**]
(35) 2017/01/31(Tue) 05時半頃
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/* >>30 ああ、なんてオシャレな設定っ。
ありがとうございます。ありがとうございます。
(-11) 2017/01/31(Tue) 06時半頃
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[>>1:151 次から次へと紡ぎだされる台詞の数々には 降参。白旗。ノックアウト。 あああああ。と、本気で叫びだしてしまいそう。
私のちっぽけな仮面なんか、 この王子に掛かれば、 簡単にぐちゃぐちゃのポイ!でした。
けれど、その王子様の口から紡がれる 他の人の名前に妬心が疼いてしまうのは、昔と変わらず、で。]
今木さんも、ここに…?
懐かしい、な。 学園アイドルの2人組。 びっくりするくらい、モテモテだったよね?
(36) 2017/01/31(Tue) 06時半頃
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[薔薇の咲き乱れる背景を背負って 黄色い声と共に移動してる、そんなコンビだった。 並んで歩く姿は、あまりに自然だったし、 本当に仲良さそうで、気を許している雰囲気も伝わってきて。 だから、敵わない…と思っていた。
噂になった手紙の宛先は もしかしたら彼の人だったのでは? と想像してみて、苦しくなったりもした。何度も。]
王子様も、あの頃よりずっと魅力的になっているけど、 今木さんも素敵に変身してそうだなぁ。 今でも、連絡を取り合ったりしているの?
[なんて、探りを入れてしまう辺り、醜いぞ。私。 自分は9年も逃げていたんだから その間に何があったって、文句を言える権利もないのに。]
(37) 2017/01/31(Tue) 06時半頃
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[続いて、その口から出てきたのは、先生の名前。
王子も、木屋先生からのお知らせで ここに来たのかもしれないから 決して不自然な流れではないのだけれど。 今木さんの時より、もっと、 もやもやした気持ちが湧いてきて困ってしまう。
けど、その心のざわめきには蓋をして、さらりと流してしまおう。]
私も、木屋先生から 廃校のお知らせをもらって来たんだけど。
来てよかったって、すごく思ってるよ。
[こうして貴女に逢えて、話ができた。 それだけで、すでに奇跡のよう。とは言えなかったけど。 せめて想いを込めて、笑顔で返して。]
(38) 2017/01/31(Tue) 06時半頃
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/* 女神様とお姫様達の呼び方に関しては、実はアシヤは明確に分けて考えている
女神様は自分を救ってくれる光。何よりも守りたいひと。恋愛感情を抱くことすらおこがましい聖域。信仰対象 お姫様達は可愛らしい妹分や姉様達。王子様が好きで熱を上げている自分達が好きな可愛らしいエゴイスト。恋愛感情は向けられれば応えることもあるかもしれないレベル
恋愛感情薄いなアシヤ!
(-12) 2017/01/31(Tue) 07時頃
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-- 1日目/寮の自室で --
私はそんなモテてないよ モテないようにしてたというか……お姫様達が自分を主人公とした夢を見る材料としての王子様として振舞ってたし。それらしい口調とか、表情、仕草に動き。目立つ演劇部だったっていうのもあるだろうけど、全部作ってたから モテてたっていうなら、イマギのがモテてたと思うよ。本当の意味でね
[イベントのチョコの数や、文化祭の時に2ショットを頼まれた数では、自分はイマギより多かった。その自覚はある。けれど、その熱量は。思いの密度は。 絶対、イマギの方が多かった]
(39) 2017/01/31(Tue) 07時頃
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言い伝えである恋文とかね。私は滅多にもらわなかったよ だから私は仮初めの王子。仮面を被ってみんなを騙す、悪い道化師だったのさ
[カラカラと笑って見せながら、そっと彼女の様子を伺う。表情の冴え、硬さ、色。 会話の中で彼女の顔を曇らせたものは何かを考えて、丁寧に、その話題を封殺してしまおう]
うん。私も、会いたかったよ、ルリに ルリは抱え込んじゃうから。心配だった。
[私の女神様だから、折れてしまうことを知りたくないなんて自分勝手な思いは、口から出さない。 綺麗な女神様と勇敢な王子。その役でいたいから。 真っ白な絹で檻を作るように、ずっと貴女を護っていたいから。]*
(40) 2017/01/31(Tue) 07時頃
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/* 学生時代によくあるような、お互いがお互いに対する特別でありたいというような執着がアシヤとルリの関係だったとアシヤ自身は思ってる。
そう思ってるしその感情は黒歴史にもなりかねないとわかってるけど、ルリがいたから自分が自分であれたと思ってるし、そのことに言葉にもできないくらいの感謝をしてるから、ずっと女神様扱いをして、彼女が喜ぶ言動でいる節がある
王子様な振る舞いはルリ相手だと特に目立つ 今も学生時代も、その振る舞いの差を人目につかせたくないって思ってる(羞恥、特別感の演出のため)から、寮から出るとあんまり関わらなかったのかもしれない
(-13) 2017/01/31(Tue) 07時半頃
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-- 回想/青い石 --
[彼女の姿が目に入ったのは、常らしからぬ様子で思いつめるように悩んでいたからだった]
ルーリ。 その石、綺麗だね。なんて石?
[かける声は軽やかに。思いつめる彼女が少しでも楽になればいいと、寮の部屋でだけ聞かせる甘さをにじませて訊ねる。
彼女に対して特に王子様ぶっていたのは「あの時」に部屋にいてくれたことの感謝と、彼女を護るんだという幼い執着からくるものだったから、普段は気恥ずかしくて寮の外以外で見せることはなかったのだけど。
修学旅行と言う非日常で、他のみんなも浮かれてる。だから彼女も、いつもの委員長という肩書きを無くして、もっと笑えたらいいのになんて
あの時に彼女の家の事情をすっかり忘れていた自分が言えるようなことでは、ないのだけれど]
(41) 2017/01/31(Tue) 08時頃
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[ラピスラズリという石の名前と誕生石という言葉に、石の色が瑠璃色だと言った彼女の姿に、なんだか、勿体無く感じてしまって
だって彼女は、買おうと思っていないようだったのだ。 その青色はとても彼女に似合っていて、しっくりとくる取り合わせだったのに]
……んー
[彼女の置いた雫の石をつまみ上げ、ついでに隣にあった自分の誕生月の石も並べてみる。 とろりと柔らかな月色の雫と、星を抱く夜空のような青色の雫。 お互いを引き立てるような色が綺麗で、お揃いに近い形のものを袋に入れて買ってしまったのは衝動的だ。 袋に並んだ青と白にニマニマとニヤけて友人に気持ち悪いと引かれたのも、その彩のためなら軽かった]
(42) 2017/01/31(Tue) 08時頃
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[そうして数ヶ月後の、クリスマス。 夏に帰ったのだし冬は良いやと寮に居残った年だった。 クリスマスのお祝いや帰省の準備、誰それがデートに行くとか行かないとか。 いつも以上にザワつく寮の食堂で彼女を探す。 その年はホワイトクリスマスで薄く積もったりなんかもしていたから、やんちゃな仲間たちと一緒に外で遊ぼうとしていたのだったか。 食堂で夕飯を食べ終わった彼女を見かけて、友人にちょっと待ってもらって急いであの石を取りに行った。 修学旅行の後につい後回しにしてしまって、数ヶ月後になってしまったから、後ろめたさもあったのだと思う。 けれど今渡しておかないと絶対渡せないと気合を入れて、コツンと、彼女が座る机の向かいをノックしたのだ]
(43) 2017/01/31(Tue) 08時頃
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もしもし可愛いお嬢さん? こんな落し物に心当たりはありますか
[少し低めに声を作って、おどけたように唄いながら石を彼女の前に置く。 驚いたような彼女の顔に返したのは、イタズラ成功の時の満面の笑み]
誕生日おめでとう
[言葉みじかなお祝いは、待ちきれなくなった友人の呼び声のため。 だから、驚いた以外の反応は、実は覚えていない。 お揃いのムーンストーンを買ったことなんかも、多分彼女は知らないだろう。だって自分は会うまで忘れていたんだし、卒業するまでにどこかに無くしてしまったんだから]*
(44) 2017/01/31(Tue) 08時頃
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/* わぁぁぁぁぁ…!!!!! ラピスの君が、あまりにも、あまりにもっっ 格好良すぎるせいで リアルに、駆けまわってしまいました。 この狭い部屋の中をぐるぐると。
本当に、本当に 素敵なロルをありがとうございます。 眼福過ぎて、色々なことが頭からすっ飛びました。 脳内が 花畑になってます。 もう、何も思い出せなくてもいい。(って、それはダメかw
(-14) 2017/01/31(Tue) 09時頃
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/*
クズいです仁子さん。 お揃い買っといてなくすのはクズいです
王子様ぶってるくせに!
(-15) 2017/01/31(Tue) 09時頃
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― 寮・自室(昨夜) ―
[扉越しに、ノックの音>>27が背中に伝った。 そして、呼ばれた。芦屋先輩に。]
…………、
[先輩への気まずさから、すぐには返事ができなかった。 「人肌恋しい」と聞こえてきた時、ふっと浮かんだ想像――考えすぎだ。曲解だ。そんなのじゃない。私は私に言い聞かせる。 私は漸く、扉から背を離して立ち上がり、努めて落ち着き払って声を出した。]
ちょっと、待ってて、下さい。
[先輩が言う通り、あんな格好で廊下に居続けたら風邪を引いてしまう。日没後の冷えなら余計に。実際、彼女は盛大にくしゃみをしていた>>26。 私は努めて手早く、ベッドの上の毛布を一枚抱えた。]
(45) 2017/01/31(Tue) 12時半頃
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[そしてドアを開け、両手を前に伸ばす形で毛布を差し出した。 今の芦屋先輩の姿をなるべく目に映さないように、軽く俯いて視線を下に落としたまま]
……とりあえず、羽織って下さい。 話、聞きます、から。
[ぶっきらぼうな調子で私はそう告げた。 それから、部屋の中に先輩を促す形で、私は一歩奥に下がった**]
(46) 2017/01/31(Tue) 12時半頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 12時半頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 12時半頃
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[>>1:151 ふいに、彼女がするりと動いて、 まるで人懐っこい猫のように。]
………!!!!!
[こ、これは、これはっ…反則ですっ! 心臓が止まります。
あの頃にも、時折 こんな風に甘える素振りを見せてくれたけど、 その度に心臓を跳ねさせて。
それが夜のことだったりすると ドキドキが収まらなくて なかなか寝付くことができなかったから。
だから…、 覚えてしまったのは、仕方のない事だと思う。 自分で自分を慰めることを。]
(47) 2017/01/31(Tue) 12時半頃
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─ 回想:とある夜の… ─
[消灯時間も差し迫って そろそろ勉強道具を片付けようかと考えていた時。 おやすみの挨拶と共に、 背後から、するりと頭が擦り寄せられた。
あまりに不意打ちだったから それはそれは盛大に 心臓がコトコト大合奏を始めてしまい。
その後は、片付けどころの騒ぎではなく 机の上もそのままに 真っ赤になった顔を見られないよう 慌てて電気を落とすと]
お、お、お、やすみ…なさい…っ
[ばさり、布団の中に逃げ込んだ。]
(48) 2017/01/31(Tue) 12時半頃
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[すぐに寝付ける訳なんかは、もちろん無くて。
さっきの感触を、 とても近くで聴こえた声を 何度も、リピート再生してしまう。 じくじくと熱くなる躰を抱え、吐息を1つ、2つ。
このまま眠れないと、 大変になることは経験済みだったから、 翌日に支障を出さないため …なんていう、尤もらしい理由を付け 自分自身に言い訳。
上段で眠る彼女には決してバレないように、と。 声が漏れそうな時は 右肩の辺りの夜着を噛んで、押し殺して。
そうして、気怠い余韻と、 彼女を穢してしまったような罪悪感の狭間で 眠りの底に沈んでゆくのだ。]
(49) 2017/01/31(Tue) 12時半頃
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-- マキの自室--
ごめん ありがとね
[受け取った毛布を頭から被って、もこもこと柔らかな感触で頬を挟んで、一息 暖かさに、涙が出そうだ けれど、招かれて入ったものの、いやでは無いのだろうか]
急に、ごめんねえ びっくりさせた 露出狂ってわけじゃなく、昔はこれくらいの格好で暮らしてたから、ちょっと気が抜けちゃってた ……嫌ならでてくよ?毛布借りれたから、多分このまま寝たら風邪も引きかけで治るだろうし ちゃんと、服も着るからさ。後ろめたく思うことなく、嫌だったら追い出してくれれば
[口数が多くなっていることや、王子様の声になりきれていないことには自分で気がついたけど、嫌なら嫌で仕方ないとは、はっきり思ったから。 大丈夫と、笑って言った]*
(50) 2017/01/31(Tue) 12時半頃
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─ 1日目:寮の自室にて ─
[ええ、ええ。そうです。 ベッドの床板、たった1枚挟んだその先で とんでも無いことをしていたのは、この私です。 そして、そんなことを 今、まさに思い出しているなんてこと 知られる訳には絶対いきません。
王子の口から語られる、幻想の中の瑠璃姫は “綺麗で、真っ直ぐで、凛として” それを決して壊さないように。
彼女の使う「好き」と 私の想う「好き」は、 種類がきっと違っているんだろうけど。
それでも、好きでいてもらいたいから。]
(51) 2017/01/31(Tue) 12時半頃
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―理科棟の屋上―>>25 [屋上へ出たばかりの私の目に、屋上は真っ暗な空き地みたいに見えた。中ほどまでやってきて、懐中電灯のスイッチを切る。]
芽亜ちゃんも、明かり、消してね。 目が慣れなくなっちゃうから。
[そう言って、まず見上げたのは北天だ。 北斗七星とカシオペヤ。天頂方向に続くアンドロメダとペルセウス。エチオピア神話群。 西に目を向けるともう夏の星座は沈んでいて、ペガススの四辺形が主役を張っていた。]
星座とか、どれくらい知ってたっけ。 ふだん、星、見たりする?
[夜空を眺めながら傍らにそう聞いてみる。ゆっくりと半回転。東の空には昇り始めた冬の星座が輝いていた。オリオン、おおいぬ、こいぬ。指差しながら、冬の大三角を示してみせる。]
(52) 2017/01/31(Tue) 13時頃
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―理科棟の屋上―
そいえば確か、芽亜ちゃん、さ。
夜天の体験会のとき。 友達と来てたよね。三船、カナちゃん。だっけ。
[実を言えば、記憶に強く残ってたのはカナちゃんの方だったりした。トワの妹だ、っていうのはすぐ気づいたから。その隣で人見知りした様子の芽亜ちゃんとは、あまり長く話したりも出来なかったし。]
今でも、友達だったりする?
……あたしね。あの子のお姉さん――トワと、友達じゃなくなったまま、卒業しちゃってて。 でも、さっき逢って、少し、昔に戻れた気がしたの。芽亜ちゃんは、そういうの、あるかなって。ちょっと今、気になっちゃった。
[変なこと聞いて、ごめんね。 小さく続けて、口をつぐんだ。少ししたら、双眼鏡を出して星を眺めてみようか、と思いながら。**]
(53) 2017/01/31(Tue) 13時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 13時頃
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[>>39 彼女の話を、記憶と照らしあわせながら 懐かしさに目を細めて聞く。]
そんな風に考えて、王子様していたんだね。
お姫様が主役。 相手を立ててあげる。 そうしてあげたいっていう気持ち自体が “フリ"じゃなくって、 私には、すでに王子様に見えているんだけれど。
[だから“仮初めの王子”“悪い道化師”という喩えには首を傾げてみせた。 ただの冗談なのかもしれないけれど。 瑠璃は、こんな所でも生真面目なのだ。]
幸せな夢を見せてもらった子は きっと、みんな笑顔になったと思うよ? 私も含めて…ね?
[最後の一言は、ごくごく小さな声で。]**
(54) 2017/01/31(Tue) 14時半頃
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― 昨夜・自室 ―
[「ごめん」と謝って毛布を取ってくれた芦屋先輩>>50に、けれど未だちゃんと視線を向ける度胸は持てなかった。 泣き腫らした目は見られずに済むかな、なんて、漠然と考えたりもしながら]
私こそ、なんか、すみません。 確かに、びっくりしました、けど……
[謝る言葉の先を言い淀んだまま、けれど私は先輩の言葉に、うん、うん、と相槌を打った。
この時の彼女は、やたらと口数が多かった。そもそも「王子様」にしては妙に気弱な声色に聞こえた。 それが新鮮というか、今まで先輩に対して幻想を見過ぎていたと気づかされたというか、そんな気がした。彼女曰く、この格好は昔から、というくらいなのだから。]
その、先輩が嫌、って訳じゃないですし。 露出狂だとも、思いませんし……。 先輩の気持ちが落ち着くまで、お付き合いしますから。
[「落ち着くまで」という言葉は、私の推測からのものでしかなかったけれど。 他愛ない話でもそうでなくても、聞くだけでも聞く心算で、机の前の椅子へと先輩を促した。]
(55) 2017/01/31(Tue) 14時半頃
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………、服は着た方がいいと、思います。 毛布だけじゃ、やっぱり、冷えそうですし。
[椅子に促す際に、付け加えた言葉。 といってもこの部屋には着替えのストックがなかったから、この時の私にはどうしようもなかったのだけれど――。
自分が「女性に惹かれる人」であると打ち明けられなくなっていた私は、幾らか言葉を選んで、こう告げていた。
こうして幾らか先輩の話を聞いてから、今日はもう眠ってしまおうと私は考えた。 借りるもの後で寮母さんに借りなきゃ、また家にも連絡入れなきゃ、と思いながら**]
(56) 2017/01/31(Tue) 14時半頃
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/* はー、夕立のりぼん、すき。 友断ちのりぼん、でもあるんだよね……。 せつねえ……
(-17) 2017/01/31(Tue) 14時半頃
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/* 昼にもいる人が未だに誰なのかわからない。 真輝がたまにいる、愛梨はたぶんお昼休みのみかな。 ほかの人はわからないな!基本夜コアだねえ。
(-18) 2017/01/31(Tue) 14時半頃
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―翌朝―
[朝一番――というか、向こうにとっては寝る前なのだが 職場の店長から電話がかかってきた。
「いつ帰ってくるのォ、困ってるんだからネ! おこよ!もう激オコ!」
正式な段階を踏んで休暇をとったわけではなかったから おネエ店長の怒りは最もだ。
日常に帰る時は必ずやってくる。 時間は有限だ。だからこそ、今を噛み締めなくては。]
(57) 2017/01/31(Tue) 14時半頃
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/* うーん、動きが難しい というかエンカウントが結構難しいw 真輝に会いたいけど、ほかの人と絡むのを妨げてもなぁって
(-19) 2017/01/31(Tue) 15時頃
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[泣いた翌朝は目元がやばいことになる。 どうやばいって、もう、やばい。
だからあたしは今日も洗面所で化粧をする。 目の隈は特に、重点的に隠すため。
泣いた事実をなかったことにしたいわけじゃないけれど それとこれとは、次元が違うお話だ。]
(58) 2017/01/31(Tue) 15時頃
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/* ゆりー……百合っぽい曲…… なんかあった気がするんだけど、思い出せないな。 ボカロ系は多いんだけど、 そうじゃないジャンルでなかったかなぁ。
ってずっと考えてて思い出した。 サンホラのbaroqueがかなり百合だった。 でもこの村とは、ちょっと違う。
(-20) 2017/01/31(Tue) 16時頃
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いえ…普段はあまり… [ 言われた通り灯りを消すと、(>>53)周りが闇に包まれる代わりに、空に輝く星々がよく見えた。
そもそも俯きながら歩いていることが多いため、上を向くことすらあまりなく。 先輩の指で示される星たちを、必死で追いかけた。 ]
(59) 2017/01/31(Tue) 18時頃
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…?は、はい… そ、卒業してから、連絡のやりとりは減ってしまったんですけど…
[ ふと振られた、自分の親友の名前。(>>53)
在学時代に1回だけ行った夜天も、彼女の誘いで行ったので、たしかに一緒にいた。
卒業してから連絡を取り合うことは減ってしまったけど、今でもたまに会って話やお茶をしたりしている。
数少ない大切な親友の一人 ]
私は…あまり…すみません…
[ 友達と呼べる人が少ない分、あまり身に覚えはない…気がする ]
(60) 2017/01/31(Tue) 18時頃
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[ それよりも、『永久先輩もみえてるんですか?』と、問いそうになって。
私と叶ちゃんを引き合わせた先輩。来ているなら一言挨拶をしたいと思ったが、口をつぐんだ先輩を見て、永久先輩については聞くのをやめた ]
あの…でも、逢って一緒に、な…懐かしむことができるなら、友達じゃない、なんて思わないというか…その…… [ 『ま、的外れなこと言ってたらすみません…』小声で付け足して。
永久先輩と何があったか分からないが、永久先輩は私にとって「叶ちゃんのお姉さん」であって「優しい先輩」だから。
友達だったのに、友達じゃないなんて言うのは寂しいと思った。
その後は天体観測に戻り、双眼鏡が出てきたなら受け取って、夜空に目を走らせるだろう ]*
(61) 2017/01/31(Tue) 18時頃
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/* 芽亜ちゃんほんと可愛い。 消極的なのがなー! 押せ押せで行く人が少ないかな?
(-21) 2017/01/31(Tue) 18時頃
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/* 昨日の晩に古い人狼PLの友達と話してたのだけど
友「君の設定はシンプルだからとっつきやすいよね」 私「いや、とっつきやすいんじゃない、私が突進するだけ」 友「それもそうか。女キャラにしか行かないからな」 私「せやで」 友「男使ってたらまずこない」 私「ぐふふ」
こういうタイプなので百合村はほんとう天国でしかないし 隙があれば突撃したいんだけど、ないんだよ!!
(-22) 2017/01/31(Tue) 18時頃
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/* あれ、芽亜ちゃんいるのかな?ゆるオン? 朝軸にきてくれば!突撃したい!
(-23) 2017/01/31(Tue) 19時頃
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― 回想:蝶が飛ぶ ―
[同班のあの子のやり方がどうであれ、個々の指摘自体は正しいと私にも判るから、肩を竦める委員長>>1:237に小さくこくんと頷き返すくらいで私はいた。
けれどあれ>>1:72は流石にやりすぎだと、私は率先して止めようとした。 けれど、私の制止は、あの子には届かない――。 己の不甲斐なさを意識した、その時。
三船さんが引き千切ったキーホルダー。 蝶の形が、真っ直ぐに飛んで、弧を描いて、 委員長の足元に落ちた>>1:73>>1:241。
私の瞳はその蝶を追い――遅れて、委員長の顔を見た。]
先輩ッ、だ、大丈夫――
[先輩の表情が痛そうに見えて咄嗟にそう叫ぶも、怪我するような大事という訳でもなかった。 気が付けば、何か言い捨てていた三船さんの姿はもう遠景の中。 彼女に食ってかかっていた同班の子も、勝ち誇ったような顔で、ひとまず落ち着いた様子だった。]
(62) 2017/01/31(Tue) 19時半頃
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― 回想:蝶が飛ぶ(2) ―
[蝶のモチーフを手にして「どうしよう」と呟く委員長>>1:244に、私は提案した。]
えっと、三船さん、同級なので…… 私が返しておきましょうか?
[人のものはちゃんと持ち主に返す。 そう親にしつけられてきた私は、当然のようにこの解を出した。 たとえその持ち主やモノが「苦手」や「嫌悪」の対象であってもだ。
けれども、委員長から、予想外の返答があった。]
え? ……あ、はい。じゃあ、お願いします。
[きょとんとしながらも、私は先輩の意向に素直に従った。]
(63) 2017/01/31(Tue) 19時半頃
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― 回想:蝶が飛ぶ(3) ―
[ラインストーンつきの蝶の行方がどうなったかは、また別の話として。 こういう顛末の、本当に、ただそれだけの事件だった。
本当に、ただそれだけの事件だったと、思ったのだけれど――**]
(64) 2017/01/31(Tue) 19時半頃
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/* ななな、なんか風紀委員さんに めっちゃ吹っかけてて申し訳ねえ!
しかも永久さん、逃げ足速かったから返せないというね! 現在軸へのフラグ★
(-24) 2017/01/31(Tue) 19時半頃
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/* 真輝の、蝶が飛ぶっていう表現すき。
蝶の第一変換が腸だった私はとても悲しくなった。
(-25) 2017/01/31(Tue) 20時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 20時頃
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――朝 寮→洗面所――
んん・・・
[深い眠りから目を覚まして起き上がると同時に大きく出る欠伸に長く大きく身体を伸ばす。 寝癖でボサボサの頭を搔きながらまだはっきりと開かない瞳で辺りを不思議そうに見渡す。]
・・・・・・?? どこだここ・・・。
[昨夜今木は眠る前にお酒を飲んでいた、寝ぼけた頭はそこがどこかまだよくわかっていない、ベッドから降りようとしたところでドスンと身体を横にして落ちていった。]
いったあ・・・
[それでもまだ寝ぼけた頭はまだ覚醒せずに、ぼんやりしながら鞄から歯ブラシを取り出すろと口に銜えて徘徊するように部屋を出た。
向かう先は洗面所、しかしその姿は髪は飛び跳ね無愛想な表情に目は起きてるかどうかわからないような虚ろな目でグレーの下着姿である。*]
・・・・。
(65) 2017/01/31(Tue) 20時半頃
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[ふらふらと歩きながら、とりあえず頭にあるのは歯磨き、それが終わればジョギング筋トレ、軍の報告書も書かなければいけない。 どこかの兵舎と勘違いしている脳は見慣れた景色を擬似的に当たり前のように思わせて、洗面所に到着すると>>58がいるいないに関わらず、親父のようなうがいを繰り返して歯を磨きだすだろう。*]
(66) 2017/01/31(Tue) 20時半頃
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―朝・洗面所―
[たっぷり時間をかけて化粧をしているとゆらりとした気配に気づきながらも、ビューラーで睫毛を整えているためすぐには振り向けない。 ぴっぴっ、と毛先が上手い具合に跳ね上がると、漸く人物の方に視線をやって]
ああ、今木先輩。……おはようございま、
[言いかけて、その姿に言葉は止まる。]
え……?せ、先輩? その格好、何……
[呆気に取られて、まじまじと今木先輩の顔を見る。うがい、歯磨き、いや、朝の支度としておかしくはないのだけれど]
せ、せんぱい?何かあったんですか?
[空虚さすら感じさせるその顔貌に、しっかりしてください。と声をかけた。*]
(67) 2017/01/31(Tue) 20時半頃
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― 昨夜のうちのこと ―
[家に連泊の報せを入れた時、母から返ってきたのは心配では無く、喜びだった。 「本当に楽しい同窓会みたいね」。 母のその言葉に滲む温かな色を、私は信じられる。
地元の職場での付き合いは良好だけれど、決して深いものではない。 大学での付き合いは――、ある事情で、疎遠になった。 両親にしてみれば、こんな私が「中高の仲間たち」と楽しくやれていることは良いことらしい。
母が示した温かな色は、確かに信じられる。 それでも当の私はこの時、どう思ってたかというと――**]
(68) 2017/01/31(Tue) 20時半頃
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うん・・・?
[聞かれて初めて気づいて歯ブラシ銜えて横を見る。]
あにあ??? へははんえああたほほにいうの??
[シャカシャカとそのまま磨きながら、コップを手に取ると口の中をゆすいだ。]
あれ???
[キョロキョロとまた辺りを見渡す、そしてはっと気づいたときの顔はとても見せられるようなものじゃない酷い顔となっていただろう。]
(69) 2017/01/31(Tue) 20時半頃
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― 夢 ―
[机に置きっぱなしにしていた鞄。 既製品のその鞄に付けていた、私が毛糸で編んだ蝶。
ニットの蝶が、宙に浮く。 ぱたぱたと羽ばたいて、窓の外へと飛び出していこうとして、 引き返して、私の頭の上をくるくると回り続ける。]
(70) 2017/01/31(Tue) 20時半頃
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― 翌朝 ―
[私は朝っぱらから、2日連続で着ていたカットソーやレギンスを洗濯機にぶち込んできた。実際に洗濯機に入れたのは寮母さんだけれども。
今着ているのは、淡いピンクのジャージ上下セット、靴下、綿製の下着。これらは全て借り物。 その上から更に、元々着ていた灰色の上着とファーマフラーと帽子。温かい。 ついでに鞄も――ニット製の蝶のモチーフを持ち手の根元につけたそれも、肩から提げた。今日くらいはちょっと外で買い物したいな、と漠然と考えていたから]
…………なんなんだろ。
[一昨日は、見たくない悪夢に苛まれた。 昨日は、ただシュールなだけのような――少しだけ胸が締め付けられた夢を見た。]
(71) 2017/01/31(Tue) 20時半頃
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な!?何してるのあなた!?
[それはまるで人生の衝撃を受けたようなそんな顔*]
(72) 2017/01/31(Tue) 20時半頃
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何言ってるかさっぱりわかんないです。
[一応そこは返答しつつも>>69、やはり様子のおかしい今木先輩をハラハラして見ていると、「あれ?」の言葉で、どうも我に返ったような、そんな様子。]
大丈夫です?
[シンプルだけれど、引き締まった身体のラインが露になった下着姿。思わず上から下まで見てしまい、此方もはっとして。]
なんていうか、えーと、誘ってるんですかね。
[朝も早くから、と真顔で告げて。 まぁこれは冗談にとってくれて構わないのだが、 今木先輩が、現状に気づいていたのならば 羞恥心を余計に煽る形になってしまっただろうか。]
(73) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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は!? ―――あたし!!?
[これじゃあまるであたしが、 今木先輩になにかしてしまったようではないか。>>72 ぶんぶんと首を横に振って]
化粧してたんです!!
[まだ紅を差していない唇は大きく開き そう言い返すのが精一杯。*]
(74) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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─ 回想:羨望の羽A ─
[その日の昼休み。 蝶々の持ち主に会うため 中等部へ向かう、瑠璃の姿があった。 けれど、あんなに目立つ出で立ちなのに 影すら見つけることができなくて…。
その後も、日をずらしたり時間をずらしたりして、 何度か訪れてみたものの、全て撃沈。 結局、『風紀委員長が三船さんを探している』という はた迷惑な噂を広めただけ、の 不本意な結果に終わっていた。
それから何日か経った後だろうか。 何処かでお節介が働いた可能性も無くはないが、 表向きは、噂に対する苦情を 本人が言いに来てくれたおかげで、 瑠璃はようやく、三船に会うことができたのだった。]
(75) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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あ! 三船さんっ。………よかった。
[正直、こんな風に 誰かを追いかけ回すような状況は初めてだったので、 ようやく再会できたことに 心底安堵して、自然と笑顔になる。]
ちょっと待ってね。 ええ、っと。
[ポケットをごそごそと探って 落とし主をずっと待っていた蝶を取り出すと はい、どうぞ、と差し出した。 もし三船さんが手を出してくれていたなら、 載せられたそれは、ほんのり生温かかったかもしれない。]
(76) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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もっと早く止めに入っていれば 壊れることもなかったのに…。ごめんなさい。
それで…、少し不格好に なってしまったけれど、直してみたの。
[そういえば、同室の彼女が驚いていたっけ? 机に向かう私が格闘していたのが 辞書や参考書ではなくて、 マリアから借りたラジオペンチとピンセットだったから。
その時の顔を思い出すと可笑しくて つい、くすりと笑ってしまう。]
(77) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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[ようやくこの蝶も持ち主の元に帰れる、と ホッとしたのも束の間、 数瞬の後、その綺羅びやかなキーホルダーは 「要らない」 と、私の手元に突き返されていて、 三船さんはまた、あの朝と同じように走り去っていた。
私と蝶は、その姿を呆然と見送るばかり。
一体、何が問題だったのだろう? チェーンが綺麗な丸になっていなくて、 少し潰れているから、だろうか? それとも、私が変なタイミングで笑ってしまったから 何か誤解をさせてしまったのかもしれない。]*
(78) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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え?え??
[現状の把握する5秒前の私はびっくりしたように周りを見る。違う、こここは兵舎じゃない!兵舎でもその格好は問題なのだが、化粧していたと言うその言葉でようやくはっきりと意識が覚醒してきたようだ。]
ちょっ・・・、え???ええええええええ!!!? わっ!ご、ごめんなさい!
[現状に気づいた直後の赤面していく顔、さすがに寝ぼけていたなんて言えずに、胸を隠すとその場から逃げるようにして去っていく。*]
(79) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 21時頃
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― 翌朝・食堂 ―
[昨日はそういえば、芦屋先輩とどんな話をしたんだっけ――? 眠りに就く前の記憶が微妙にぼんやりとしていたのは、シュールな夢の印象が妙に強かった所為か、それとも実はただの寝不足の所為か。
微妙な心地のまま、今日も寮母さんから定食を貰う。]
揚げたてのカツ、やっぱり、美味しい――。
[変わりない素朴な美味しさは、純粋に私を癒してくれた。 ごちそうさまを告げて、食器を一通り返してから――]
(80) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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― 翌朝・洗面所付近 ―
[私はさも日常と変わらぬ心地で、歯磨きの為にそこに向かった。 しかしそこからは、日常ならぬ喧騒>>72>>74が伝わってきた。 軽く様子を覗き込むような形で近づいて――]
あの、どうし……
[洗面所に辿り着くと、そこには三船さんの姿と、今木先輩の――グレーの下着姿があった。]
ッ、 え、あの、 …〜〜〜〜〜〜〜!!
[二人が私に気づいたかどうかは判らなかった。判らなかったなりに、私は咄嗟に身を翻して逃げた。そして少しだけ離れた廊下に、背を凭れさせる形で止まった。 今木先輩>>79の姿なんてまともに見られないけれど、足音から、私とは反対の方向に行ったのだとは分かった。
この時の私の顔なんて、勿論真っ赤に決まっている。 落ち着け、私。 そう内心で繰り返しながら、私は胸に手を宛てて深呼吸を繰り返す。*]
(81) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 21時頃
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─回想:もげた羽(1)─
[あたしは風紀委員との喧嘩の一件で拗ねてしまい、しばらくの間、真面目に授業を受けることもなく、昼休みもちょろちょろと学校の外に出ていったり。
そんな風に過ごしていたから、 風紀委員長があたしを探していると知ったのは、 噂がだいぶ広まった頃合だった。>>75]
すいません、風紀委員長さんです? 中等部の三船ですけど……
[変な噂になるほど動かないで欲しいと一つ文句を投げたけれど、彼女は嬉しそうにあたしを見るものだから>>76、噂になるほど探したということに対しての文句は長々とは続かなかった。 けれど、やはり憮然とした表情を浮かべる。]
……あれ、それあたしの
[蝶のキーホルダーだ。 拾って、壊れたものを直したのだと彼女はいう。 差し出されたキーボルダーを見て、一度唇を引き結び]
(82) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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―回想:もげた羽(2)―
要らない。
[あたしは、つっけんどんに返し、 あの時と同じように、また彼女に背を向けて走り出す。
その時の、心境は、
人の善意が嫌だった。 真面目そうなあの委員長が、わざわざ直したなんて。 その手間の時間を、あたしのために割いてまで。
なんだか悔しくて、嬉しそうな彼女の笑みに無性にイライラして。 優等生が、あたしみたいな不良に向けるのは、ただの、憐憫なんじゃないかと、そう感じたんだ。]
(83) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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―回想:もげた羽(3)―
[駆けた階段の先で、]
……偽善者ぶるんじゃねーよ。 ああ、もう!!
[苛立って頭を掻いた。 その苛立ちは委員長に向けたものか、 自分に向けたものなのかはわからないけれど。
そしてそれ以来、委員長と顔を合わせることはなく 彼女は卒業していった。
あのキーホルダーが返ってこなかったことは残念だったけれど、 清々した。当時の幼いあたしは、そう思っていたんだ。
大人になって、顔を合わせる機会があるなんて、 思ってもいなかった。**]
(84) 2017/01/31(Tue) 21時頃
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― 一階トイレ ―
わ、わっ!!
[洗面所から出た矢先、マキさんの姿を確認して、すぐに180度反転。 この姿はさすがにまずい、とにかく去りたい思考が頭に走ってすばやく立ち去るけれど、その方向は部屋とは反対の方向、しばらくして気づいて慌ててトイレへと逃げ込んだ。]
はっ・・・ はあっ・はあ・・・・
[朝だと言うのに汗びっしょりと、出るに出れなくなってしまった状況に息を落ち着かせこれからどうしようかと思案に暮れる。*]
(85) 2017/01/31(Tue) 21時半頃
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―洗面所―
[今木先輩に、もしかしたら変質者扱いされるんじゃないか、とそんな危惧まで抱いていたのだが>>79]
……え、い、いや、なんか
[でも謝ったらこちらに非があることになってしまうし どう言ったらいいものかと考えているうちに 彼女は、真っ赤になって去ってしまった。]
……。
[少しの間、開いた口がふさがらない。 そして、今木先輩の下着姿をばっちり見てしまったらしい真輝に気づくのは、それから数十秒を要した。]
(86) 2017/01/31(Tue) 21時半頃
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[洗面所から出ると、 何故か真っ赤になって深呼吸をしている真輝に>>81 表情を窺うように距離を縮めながら]
真輝もだいじょうぶ……?
[幾分、あたしは冷静さを取り戻していたが 目の前で叫ばれたあたし以上に、 真輝の方が冷静には見えなかった。]
ええと、 同性の下着姿くらいで、そんなに動揺しなくても。
[軽く頬を掻きながら、彼女の心情を知ることもなく するっと出た、言葉。*]
(87) 2017/01/31(Tue) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 21時半頃
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―翌朝・洗面所付近―
[今木先輩の下着姿、すらっとした体の曲線に――いつかの誰かみたいなメイド服と白い指先。混乱する頭が映しだした妄想。 息を吐けども吐けども収まりきらない動揺。 紅潮収まらないまま、私はただ深呼吸を続けた。
そして、そんな情けない有様を、三船さん>>87に、見られた。 ここで相対したのが、当の今木先輩>>85でなかったのは不幸中の幸い――とも、言えなかったかもしれない。]
あ。 うん、だ、だいじょうぶ――
[焦った笑みで咄嗟にそう答えるも、続く言葉に、心臓がどくりと鳴った。]
え。 して、してない ッてば…… は、はう……
[動揺しすぎた所為で、上手い返事が、冷静にかわす言葉が、出てこない。 こんなんのじゃだめ。どうする。どうする。どうする。 三船さんの顔を見るのが、顔を見られるのが怖くて、表情伺う彼女から逃げるように、顔をぱっと横に背けた*]
(88) 2017/01/31(Tue) 22時頃
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[だいじょうぶ、という言葉すらつっかえつっかえ。>>88 そんな真輝が心配で僅かに眉を寄せる。]
おかしいよ?真輝。 顔も真っ赤だし、風邪でもひいてる?
[顔を背けられたら、益々訝しんでしまう。 そういうところで、あたしは鈍いんだろう。]
おでこだして、おでこ。
[なんて言いながらもう一歩近づいた時、 彼女が下げた鞄についた、蝶がモチーフの編み物が目に映る。 どうして、蝶―――?]
今木先輩のことも気がかりではあるけど あんたも変だよ。ちょっとおいで。
[強引に腕を引いて、近くの個室に連れて行くつもりだが、彼女がそれを振り払うなら、無理強いするつもりではない。*]
(89) 2017/01/31(Tue) 22時頃
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― 理科等の屋上・昨夜 ―>>60>>61
んーん、すみません、なんて。 木屋先生の手紙だって、届いてる人、まちまちなんだろうし。
[ 芽亜ちゃんの学年で来てるのは、彼女ひとり、っていうのが。 すこしだけ、気にかかってた。けど、一旦それは脇に置いて]
でも、そっか。 カナちゃんとは今でも、続いてるんだ。良かったね。
[ そう言って、彼女の言葉>>61に小さく笑った。]
あは。 友達じゃなくなった、って言い方。少し、誤解するよね。
(90) 2017/01/31(Tue) 22時頃
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一度、トワのこと好きだ、って思ったら、 その後、友達には戻れなくなっちゃってたんだ。 高1の時の話、ね。
もう10年近い?昔話だけど。 あたし、女の子しか好きになれないタイプだから。
[ まぁ。なるようになるよ。きっと。 そううそぶいて、夜天セットから双眼鏡を取り出した。 芽亜ちゃんに手渡したら、即興の天文講座を始めよう。]
(91) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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― 理科棟の屋上・昨夜 ―
ええっと、ね。 冬っていったらやっぱり、一番目立つのは大三角、だけど。
[ 東空に輝く三つの明るい星。 ベテルギウスとシリウスとプロキオン。]
でも、双眼鏡でいちばん、見てほしいなっておもうのは、あっち。 オリオン座の三つ星の並びをね、そのまま右上に伸ばしてみて。
[ オリオンが左手に持った棍棒の先には牡牛がいる。 その顔を形作る赤い星が、アルデバラン。 そこから更にもう少し、胴体の方へ移った空域。]
――そう、そのあたり。 青い星が集まってるでしょ。それが、プレアデス星団。 すばるって言った方が、分かるかな。
(92) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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[ プレアデスに関しては、望遠鏡より双眼鏡で見る方が、いいんだ。ちょうど視野全体に広がって、集まり具合を観察できるから。]
暗さに目が慣れてたら、肉眼でも見えるよ。 いっぺん離して、同じとこ。見てみるといいかも。
[ と、そんな感じに。 芽亜ちゃんの後ろから同じ方位を見上げるようにして、冬に見える星座のいろいろを解説していった。オリオン大星雲とか、今の時刻ならまだアンドロメダだって見える筈だし、と。]
[――もっとも、冷え込みの厳しい冬のことだから。 そこまで長くは続かなかったかもしれないけれども。**]
(93) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 22時半頃
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― 洗面所付近>>89 ―
[そうだ! 風邪! そう言っておけば良かった! ……なんて今更気づかされても、ここまで挙動不審をさらした今ではもう遅い気もしてしまった。いややはり、このまま風邪ということにして熱でも測られようか――。 想像する、重なる額――高鳴る鼓動が痛い。 結局、実際に額が重なることは、この場では無かったのだけれど]
え、ちょっ、と や……
[「変だ」と、「おいで」と言われて、腕を引かれて――。 「やめて」と紡ぎかけた唇を、はっと閉じた。 変に振り払うならそれこそおかしい態度だろうと、私は漸く少しだけ落ち着いて考えたから。]
……うん。 ごめん、なんか、心配かけて……。
[掴まれる腕が受ける軽い痛みは、この時の私には、熱さにも似て感じられた。 まるで本物の風邪人のように力ない足取りで、三船さんに連れられるがままにされた。]
(94) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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―朝、寮の自室―
……。
[目はとっくに覚めている。 むしろ、いつ寝たのかも分からなければ、 どうやってここまで来たのかも覚えていない。 下着姿なところを見ると、もしかしたら下着だけ着けてここまで走ってきたのかもしれない。 そのことだけでも引きこもるに値するくらいのアレさだけど)
……もうやだ……
[昨夜のことで覚えているのは、ただただ年甲斐もない醜態。 そして、気絶するように寝落ちるまで泣きはらしたことくらい。]
(95) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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― 個室 ―
[連れて行かれる前、三船さんの目が私の鞄のニットの蝶を捉えていたとは、私は思ってはいなかった。
けれども私は部屋に着いた後、なんとなく、その鞄の蝶を片手で覆っていた。 どうしてそんなことをしたのか、この時の私には、あまりよく判ってはいなかった*]
(96) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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[その場で手で熱を測ることはしなかった。>>94 何故なら、蝶を模したその編み物に気が引かれたから。
そのことも含めて、二人で話したいと思った、 だから彼女が体調が悪そうなのは、口実でしかない。]
……ううん。 今くらいは心配させてよね。
[昔はそんなことなかったんだから、と軽く笑って。
あたしが使っている個室に入れば、 ベッドに腰掛けるように促して]
真輝、ほんとに風邪っぽい? それならおばちゃんに薬とかもらってくるけど。
[そっと彼女に手を伸ばし、前髪を梳くようにして 手の甲で触れた額は、どれほどの温度だったか。]
(97) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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―寮内・個室―
……、顔、赤いね。
[それは癖のようなもので、以前今木先輩にもしたように 額からするりと頬を撫ぜ、軽く顎に触れてから
やはり気になって少し視線を下げた。 けれど彼女の鞄の飾りは手で隠れていて。]
真輝、あたしになんか隠し事してる?
[杞憂かもしれないけれど、少しだけよぎった不安が、あたしの表情を曇らせる。*]
(98) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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―昨夜の回想、浴場にて(>>23)―
「今、私をどう思ってますか?」
[最後通牒がわたしに突きつけられた。 色んな言葉が頭の中をぐるぐると回る。 色んな思いが、色んな人の顔が、ぐるぐる、ぐるぐる。 そして、最初に漏れてしまった言葉は]
――それを答えて、どうなるって言うんですか……!
[最低の、慟哭]
(99) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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[思い出はどうやっても綺麗になんてならなかった。 綺麗な思い出にしたければ、あの時にケリをつけるべきだったんだ。 そのまま閉まった思い出は、腐って、淀んで、呪いになって今、こぼれた。 先生の心残りもこんな感じでしたか? 死んでも死にきれないような何かでしたか?]
……好きでした、本当に好きでした。 今は、わかりません。 きっと、すきなんだと思います。 でも、いまさら、いまさらですよね、ごめんなさい。 あなたをすきだった本当にたくさんのたくさんの女の子のひとりが、 たまたまこんなことになっただけですから、 気にしないでください。
[出来るものなら左手の薬指をこのまま折り取って投げ捨ててしまいたい。 そんな勇気があれば、きっとあの綺麗な胸に飛び込むくらいは出来てる。 わたしみたいな臆病者のワン・オブ・ゼムは、ただ、]
(100) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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――!
[ただ、まくし立てるだけまくし立てて、逃げ出した。 それが、自分みたいな脇役にはお似合いの末路だ、 そう言い聞かせて。]
(101) 2017/01/31(Tue) 22時半頃
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─ 夜:寮の娯楽室 ─
[誰の企画なのだろうか 途中から参加したので分からないが、 有志による『飲みながら話そう会』が開催されていた。
今木さんが、かなりハイペースに グラス(…と言っても紙コップ)や缶を空けていくのを 明日、大丈夫かな?と心配しつつ 自分の飲み物を選びに行く。
研究室での飲みは、教授の好みで ほぼビール一辺倒だったから こんな風にいろいろな種類から選べるのは とてもワクワクする。]
どれが美味しいんだろう…?
[よくわからないので とりあえず近くにいる人に訊いてみようか。]*
(102) 2017/01/31(Tue) 23時頃
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―回想終了、だいぶ昼近くなった寮の自室にて―
……どんな顔して出ればいいの……
[このままこっそりと皆のいない隙を見て帰ろうかとも思った。 ただ、それはマリアさんを悲しませてしまいそうだし、 (事情を話したら2人きりの席をセットされるまであり得る) 何よりも木屋先生の御霊前に申し訳が立たない。
かと言って、この泣きはらした顔で皆に会ったら事情を聞かれるし、 でも、今木さんに会ったら、きっと、失恋と恥と豪華な重ね塗りをすることになるんだ。]
うう……。
[朝ごはんの時間はとっくに過ぎてしまった。 きっちり小腹が空いてしまう自分の身体が恨めしい。 昼まで出なければ、マリアさんも流石に心配してくるだろう。 っていうか顔洗ったり色々しないと大人としてどうなんだ]
(103) 2017/01/31(Tue) 23時頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2017/01/31(Tue) 23時頃
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― 寮・三船さんの個室 ―
[三船さん>>97に促されるまま、素直にベッドに腰を下ろした。 けれど「薬とか貰ってくる」なんて話が出てきた所為で、寮母さんへの申し訳なさから、「風邪です!」なんて嘘を吐くのは躊躇ってしまった。 ただ、視線を落として、無言を保ってしまった。
そして今度こそ本当に、額に触れられた。 近づく手。前髪を梳いて分ける指先。手の甲が伝えてくる肌の感触と温度。 私には、三船さんの手が温かく感じられた。つまりそれは、私が熱なんて出していないと彼女にバレるということなのだけれど。]
……、うん。
[「赤いね」なんて言葉へ、返事ともいえない力ない声を零した。 額から頬へ、顎へと降りてくる手の感触。くすぐったいというより、ちりりとする。 赤い顔のまま、私は目を閉じて、その感触をやりすごした。]
(104) 2017/01/31(Tue) 23時頃
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[「隠し事」>>98。 私は蝶を手で覆ったまま、直ぐには何も答えられなかった。 けれどそっと上目遣いで三船さんの顔色を伺ってみれば、曇っているのがわかった。さっき彼女が軽く笑って告げた一言と同じ――本当に、心配させてしまっている。]
…………、……。
[言ってしまえば嫌われるだろう、とか。 どうせ黙ってても嫌われるだろう、とか。 ――――――嫌われたくない、とか。 頭の中で様々な声が過る。過って――]
うん、してたよ。隠し事。
[嫌われていい、と。 そもそも彼女は「今も真輝に嫌われる人種」じゃないか、と内心で言葉を形作って。 他に誰もいない部屋、私は、ここで話すことにした。]
(105) 2017/01/31(Tue) 23時頃
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私、ずっと。大人になってもずっとと。 女の人ばっかり、好きになるんだ。
……変でしょ?
[最後は軽く笑って見せようとして、結局、ただの固い無表情になった。]
(106) 2017/01/31(Tue) 23時頃
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[どうしてこの時の私が、三船さんに打ち明けるまでに、ここまで時間を掛けてしまったかというと。
あの子がたくさん愛のチョコレートを贈ったとか、貰ったとか。 あの子とあの子が付き合っていたとか。別れたとか。 あの子があの子に、伝説に従うように手紙を書いたとか。
もっと、もっと「大人びた」付き合いをしていたとか。 例えばそれが、三船さんと須藤さんだった、とか。
そんなもの結局全部は、女学館という環境がそうさせていただけだと。 ――私以外は、全部、そうなのだと。 そう思い込んでしまうに至る出来事を、女学館を卒業してから、経てしまったからだ*]
(107) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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――昨日 お風呂場――
[問いかけに彼女は怒ってるのか悲しんでるのか、ただ感情が漏れ出るようなそんな言葉。 今木は目を閉じて黙ってた。 考えていたのはやっぱり掘り起こすべきではなかったかと、自分にも問いかけ。最初に見たときに逃げていったのは勘違いじゃなく、思った通りあの時のことがまだ今にも影響を及ぼしてるのだ。 そう思っていた。けれど、それから彼女が紡ぐ言葉に目を見開いて驚いた。]
・・・・今も!?
[傷つけた過去の思い出のせい、そう考えてた私の心はここにきて彼女の開けてはいけない箱をあけた気がした。その瞬間ッ―――!?]
(108) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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ま、待って・・
[また逃げ出す彼女、追いかけたい足が一瞬竦む。]
あ・・・(追いかけていいの・・?傷をまた広げない?)
[伝えたいことはあった、けれど掘り返したのは自分、それを伝えていいのか私はわからなくなった。 まさかそこまで影を落として今もなんて思ってもなかったから。]
・・・。
[一人になった浴場で今度は私が落ち込む番、そんなつもりじゃなかった後悔が今頃になって胸に広がり湯の中で自己嫌悪。*]
(109) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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[熱は、ないようだ。 頬が赤いのも少しは引いたかどうか。
ほんの小さな感想にだけ頷く真輝に>>104 やはりあたしは、彼女にとっては 迷惑な存在なんじゃないかと、少しだけ視線を落とすも
問うてしまったものは、撤回できない。 だから沈黙が続いても>>105 その間、あたしはずっと真輝の顔を見つめて答えを待った。]
……うん。
[してた、と過去形で話す彼女は それを今打ち明けてくれるということだろう。]
(110) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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[固い表情で告げる真輝に、ぱちりと瞬いて。>>106 それは、―――]
……変じゃないよ?
[同性愛者であるという告白は、 そう、大きな隠し事とは思えなくて、 きょとんとして返す。
ただ、あたしがバイセクシャルなのも、 思えば、女学館で培われたものなのかもしれない。 もしも共学で育っていれば、 異性愛者であったかもしれない。
けれど、ここに来て思うのは何度目か 「もしも」なんて存在しない、と。]
(111) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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あたしは、バイセクシャルだけど、さ ここを卒業した後は男でもいいやって思うようになったけど 世間体を気にして、そう思ってるだけなのかも。
[少しだけ、思案する間を置いて、ぽつりと続ける。]
真輝はあの頃から、今も、女の人がすき。 そういうことだよね。
それなら、おなじだよ。
今だってあたしは 真輝のこと可愛いなって、そういう目で見てるんだから。
[―――ごめんね?と、小さく呟いて、 梳いた後の前髪に、そっと唇を落とそうと。*]
(112) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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――昨晩 娯楽室――
[それから私は彼女に対してどうしていいかわからないまま、お風呂をあがり、部屋に帰るものの誘われた飲み会に参加した。 せっかくの誘いに断りづらかったのもあるけれど、胸にたまった欝な気分は酒を飲んで晴らしたくなった。 今木は酒にけして強い方ではないけれど、娯楽室でビールを出されれば一気呑み、それからはウォッカを見つけてロックで呑んでいく。]
・・・委員長、あなた飲めるの? それならこれのみなよ。 注いであげる。
[>>10240度のウォッカを片手に空のグラスを取り上げると、氷とソーダー水を入れて据わった目で重石を見ながら差し出した。*]
・・・久しぶりね。
(113) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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―昼、食堂から、校舎の調理室へ向かう―
[さすがに観念して昼食は取ることにした。 食堂で出くわしたらどうしようかと思ったけれど、 運よくと言うかなんというか、わたしがあの人の姿をみることはなかった。 まあ、事前にこっそりマリアさんにお願いして、少し早めに取らせてもらったんだけど。
きっと、マリアさんは察しただろう。 そして、特に何も言わずにそうしてくれた。 あの人は世話焼きな人だけど、そういうところは昔から聡かった]
……10年、か。
[そして、調理室のカギをわたしてくれた。 「これが要るでしょ?」なんて、ほんと、かなわない。]
(114) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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/* 10240度wwwwwつよいwwwww
(-26) 2017/01/31(Tue) 23時半頃
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――現在 トイレ―
いつまでもこんなところいられない・・・
[下着姿のままトイレに駆け込んだ私は自室へと向かうため、そっと個室を出るとトイレの扉を開けてチラリと廊下を様子見。]
・・・クリア。
いける・・・きっと大丈夫よ。
[重たい頭とまだ少しふらふらする頭、ササっと壁に背中を張り付けながら時折耳をあてて、足音や人の声に注意を払いながら自室を目指して洗面所の手前で一度壁を背に凭れて座って伺う。 それはさながらスパイ映画の主人公のように。*]
(115) 2017/02/01(Wed) 00時頃
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― 三船さんの個室 ―
[私のことばに対しての三船さん>>111の反応は予想外だったどころか、信じられない程、あっさりしてみえた。 拍子抜けしたというか、戸惑ったというか、でもあの時は、とか、やはり私は「ズレ」てる? とか、思考はとりとめなく、ぐるぐるとこんがらがって――。]
変、じゃない。うん。
[馬鹿みたいに、鸚鵡返しに言葉を繰り返した。]
(116) 2017/02/01(Wed) 00時頃
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|
[それから三船さんが続けた話>>112を、上目遣いで、じっと聞いていた。 「バイセクシャル」という言葉にピンと来なかった程度には、私は本当に、何も知らないまま大人になっていた。この時の三船さんの話から、なんとなく想像はできた気はしたけれど]
……うん。 そうだよ。あの頃から、今も、ずっと。
[その「今」を語ることを、けれど私は、しなかった。
そして、彼女もまた、「おなじ」だと告げる言葉に。 「可愛いな」なんて声に。小さく呟かれた謝罪に。]
……本当に?
[ついさっきも、真っ直ぐな眼差し>>110を向けてくれた人。 そうした三船さんに、真摯さを確かに思っていたのに。 どうしても口をついて出てきてしまうのは、疑う言葉。]
(117) 2017/02/01(Wed) 00時頃
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[私は疑いながらも、三船さんが前髪を梳く手を、くちづけを、避けなかった。 すぐさまには受け入れられない戸惑いと、――そばにいてくれる、という微かな安堵。
私の手は、自然と、ニットの蝶の上から離れていた、蝶のすぐ横に移っていた*]
(118) 2017/02/01(Wed) 00時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 00時頃
牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 00時頃
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―午後、調理室―
お久しぶり、です。
[懐かしい場所。学生時代を思い出す時、ここばかり浮かぶ場所。 ここで笑って、ここで泣いて、休み時間や放課後もここでしゃべって、 引退してからも時々ここで自習したりなんかして、 でも、今は]
……本当に、なにもないんだ。
[食材は当然のこと、調理器具の一切が片付けられている。 そうなってから結構な時間が経っているんだろう。 いつも漂っていたバニラの匂い、バターの匂い、オーブンの焦げる匂い、 洗剤の匂い、スパイスの匂い、みんなのエプロンの柔軟剤の匂い、 なにも、なにもなかった。]
……っ、……う、ぅ……!
[ただ、かけがえのない思い出だけがあった。]
(119) 2017/02/01(Wed) 00時頃
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いいんじゃないの。 この学校、そういう風潮強かったし。
思春期を六年だよ。 そりゃ、女が好きになりますよ。
[彼女の内心は図れないものの、>>117 まさに、あっさりという言葉がふさわしい口調で告げ]
……いいよ、別に。 あたしはそういう真輝を否定しない。
世間の風当たりが強いのは間違いないけど 今、ここには、あたしと真輝しかいないんだから。
[疑うような言葉にも、ほんとだよ。と、軽く笑んで頷く。 そうして唇で触れた前髪は、女性特有の良い香りがした。]
(120) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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[軽いスキンシップだから、更に唇を求めるわけでもない。 それよりも彼女の考えていることを知りたいと、思って。 きし、と音を立てて、真輝の隣に腰を下ろし わずか、指先と指先が触れて、そちらを見て]
……これ、真輝が作ったの? あたしも好きだよ、蝶のモチーフ。
[言ったあとで、はた、と気づいたように]
覚えてる? あたしの学生時代のキーボルダーも 蝶のやつだったの。
風紀委員だったじゃん? でも若気の至りでさ。 委員長に突き返して、そのまま帰ってこないんだ。
[さすがに覚えてないかな、と苦笑して 懐かしむように、そのニットの蝶を眺め目を細めた。*]
(121) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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「里奈ちゃん、ここのオーブンは微妙にコツがあって……」 「あ、マリア先輩、お久しぶりです!え、クッキーですか!?わー!」 「たまこ先輩、卒業しちゃ淋しいです……」 「ケイちゃん、こないだあそこ行った時さー、」 「リサちゃーん、ごめん、この範囲教えてー!え、何個って?シュークリーム? え、ホールケーキで!?高くない?!」
「「「里奈先輩、今までありがとうございました!」」」
[ねえ、わたしは、あの頃なりたかったわたしに、なれなかったよ。 でもね、あの頃は、なにかになりたいのかもわからなくて、 多分なににもなりたくなくて、でも、これじゃないことはわかるんだ]
「ねえ、里奈ちゃんは、どうして料理部に?」
[ふと、そんな声が聞こえた。 ああ、それをわたしに聞いたのは、確か」
(122) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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「好きなひとに、好きな人たちに、喜んでもらいたいから、ですかね。 でも、どう喜ばせていいか分からないから、わたしが好きな「おいしい」って気持ちが、一番いいのかなって思ったんです。
それにしても、わたしに質問なんて珍しいですね、
――木屋先生。」
(123) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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・・・OK next all clear
(いまだ!)
[問題の洗面所も話声はしない。ささっとそこを通りぬけて階段を駆け上がり一気に部屋へと行こう。
繰り返し自分の中でルートを確認して、飛び出すタイミングを伺う。意を決するとダダダっと一気に洗面所の前を通り抜けて階段へと駆けあがっていった。その途中にふらりと浮く感覚]
あ・・・
[よろけた身体が階段の上から一気に下へと転がっていく。必死に頭を護ろうと受身をとるけれど、ガンガンと音をたてて転がった身体は階段の下まで転がりおちたところで止まった。]
く・・うう・・・
[意識を失い通りかかった人がいるなら横に倒れている下着姿の私を見つけることが出来るだろう。**]
(124) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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……そっか、そうだよね。
[そうだよね、わたしは、幸せな気持ちを、共有したかったんだ]
ね、次は、何作ろ、う、か、
[だから、この歳になっても美味しい店探して写真撮って加工して、]
…うぅっ、ひぐっ、こない、だ、マドレーヌ、だったもんね、 つぎ、どう、しよう? プリン?…チーズケーキ?…それとも、キッシュ、とか?
「「「リナ(りな先輩)(リーナ)(りなちゃん)となら、何作っても楽しいし、美味しいですから」」」
ありがとう、あり、がと…… じゃあ、りくえすと、とら、なきゃ、ね……う、うっ……あ、ああ……!!!
[みんなの声が聞こえる。いや、それはわたしが「こうありたい」という声]
(125) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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あ…、ありがとう。今木さん。
[本当は、かわいらしい缶から選ぼうと 思っていたのだけれども、 かの学園アイドルコンビの片割れさんが直々に お酒を作ってくれるなんていう僥倖、 断る訳にはいきません。
勧められるままにグラスを受け取り、 ごくりごくり。 喉がカーっと熱くなって、ぽわんとします。]
こんなの、初めて飲みました。 意外と美味しい、かも? なんてお酒なんですか?
[シュワシュワする液体に 何度も口を付け、味を確認しては頷きます。]
(126) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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/* 里菜先輩のロール見てると泣いてしまいそう…… 切ない……せつないよう
今木先輩が!!!おちた!!! おちたぞ!!どうする!!!だれかーーー!!
(-27) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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[泣いた。本当に泣いた。 昨日みたいに部屋で布団を被って泣いてた時と違って、 声を上げて、子供みたいに。]
……行こうか、行かなきゃね。
[早目に色々決めないと、買い出しの準備が出来ない。 それに、マリアさんにも色々と協力を仰がないといけない。 寮の台所は日々の食事で使うだろう。調理室はどこまで生きてる?]
まずは、調査、かな。
[今木さんの同級生は間違いなく2人は来ていた。 王子コンビの片割れと、風紀委員の子と。 確かどちらもそれなりに今木さんと交流はあったはずだ。 わたしのことは知っているかはわからないけど、それでも]
……さて、どこに行けばいいのかな。*
(127) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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/* 自分で高校時代思い出して涙目になりながら書いてたら世話ないよね。
でも、高校時代は本当に部室の思い出しか無いなー。あまりに楽しすぎて。 あの場所にOBとしていくと、今も懐かしさで倒れそうになる。
(-28) 2017/02/01(Wed) 00時半頃
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本当に、お久しぶりですね。
それにしても、>>113 委員長って呼び名、久しぶりすぎて、なんか変な感じ。 学生の頃は当たり前に思ってたけど 偉そうに聞こえますねー。ふふ。 今はしがないビンボー大学院生なので、 呼ばれるのは、できれば名前がいいなぁ。 あ。けどぉ。今木さんは、私の名前覚えてないかもですね。
私は今木さんのこと、ずっと見てたから 9年経ってもすぐ分かりましたけど。 すごく綺麗で、格好良くて、面白くて。 嫉妬? 羨望? んー…。とにかく、私には敵わないなって。
あー。何喋ってるんだろ。 けどお酒って、飲むと舌も滑ってほんと良い感じ。嵌りそう。
[とろんとした目で、もう1杯!と 空いたグラスを差し出して、催促するのでした。]*
(128) 2017/02/01(Wed) 01時頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 01時頃
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― 三船さんの個室 ―
[「そういう風潮」>>120の心当たりは、まさに在学中によく耳に入って来たものだった。 そりゃ女が好きになる、とあっさり言われれば、そのまますとんと信じてしまいそうだった。 そうしたひとつひとつの話に、うん、と小さく声を落としていた。
三船さんだって、私と同じで、もう大人の世界を生きている。 そしておそらく私よりも、世間とか空気とか、そういうものが見える目を持っているのだろう。 そんな彼女が、否定しない、と言い切ったのを。ほんとだよ、と頷いたのを。 私はこの時漸く、信じようとはっきり思えた。]
…………ありがとう。
[漸く、私は自然に笑えた。不意に涙が滲んでしまったから、泣き笑いというべきだろう。 前髪越しのくすぐったさ、微かな温かさを、この時は素直に心地良く感じた。]
(129) 2017/02/01(Wed) 01時頃
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[三船さんが、私の隣に移る――指先と指先が触れる。 ふたりきりの場所の、そんな瞬間。私は確かに、胸がとくりと鳴るのを感じて―― ニットの蝶のことを問われて、不意を突かれた心地でぱちぱちと瞬いた。]
えっと。 ……うん。 試作品だから、あまり上手くないけど。
[といっても中学時代の作品よりは、大分腕が上がってからの作品ではあったのだけれど。 三船さんもまた蝶のモチーフを好いていると聞いた時、ふっと何時かの思い出が脳裏に描かれた。 そして彼女もまた同じことを思いだしていたのだと、続く話から私は知った。]
そう、そう! 覚えてる。 あの時は、その……ごめん。色々。
[主に仲裁に失敗したこととか、そんな記憶に眉を下げた。 そして結局あの後、蝶を突き返された顛末>>78についても、風紀委員の中でちゃんと話に聞いていた。]
(130) 2017/02/01(Wed) 01時頃
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[けれど、その後は――]
………えっと。 そのこと、なんだけど。
[その後、何故かおぼろげになってしまっていた記憶。 それは微妙に「うしろめたい」意識を何処かで持っていた所為かも知れない。]
私が、持ってる。 あの子がいらないのなら、私が引き取る、って、 重石先輩――委員長に言って、貰ったんだ。
[どうにも口調が弱々しくなってしまったのは、その蝶のモチーフを、何処かに失くしてしまったという意識から。 もしかしたら、今の私の表情こそが、今日一番情けないばつの悪い顔だったのかもかも知れない。]
……綺麗だなって、思ったし。**
(131) 2017/02/01(Wed) 01時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 01時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 01時半頃
助手 ゲイルは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 02時頃
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[お礼を言われてしまえば>>129、なんだか照れくさくて、 いいって。と軽く手を振ろうとしたが、
真輝の瞳に光るものを見て、 それでも真っ直ぐな笑みを浮かべるものだから、 心がきゅぅと少しだけ鳴いた。]
……、ん
[鼓動が速くなるのを押さえ込もうとして。 ニットの蝶の話に移ったのは幸いかもしれない。]
(132) 2017/02/01(Wed) 02時頃
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ううん、可愛い。 真輝は家庭科、成績良かったんじゃない?
[試作品と彼女は言うけれど、あの頃から何年も続けた編み物番長の作品だ。それ相応の出来であっただろう。]
え、まじ?覚えてる?
って、なんで真輝が謝るの? 謝るのはあたしの方だよ。若気の至りじゃ済まないね。 あの時は、迷惑かけてごめん。
[ギャンギャンと吠える相手への苦手意識は今もあるが、 その口論を真輝が仲裁しようとしてくれたのも思い出す。 委員長にも、今なら素直に謝罪が出来ると、思うけれど。]
(133) 2017/02/01(Wed) 02時頃
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真輝が持ってるの? うっそ。……あれ たかが中学生が買えるもんだし、 安物だよ?
[彼女がばつの悪そうな顔をするものだから>>131 ふと悪戯めいた表情を浮かべた。]
あのキーホルダーは真輝にあげるよ。 その代わり―――真輝が編んだ、この蝶々、 もらえない、かな?
[安物だと言ったばかりだし、きっと価値で言えば、真輝の手作りの方が断然上だ。一般論でもそうだろうけれど、あたしの中の価値観も、そうだと告げている。]
おねがいっ。 大切にするから。
[どうしてあたしが、真輝の手作りのものを欲すのか。 趣味云々で言ってしまえば、ニットでできたものよりも、レザーだとかラインストーンの飾りだとか、ブランド物を好むはずなのだけれど。 けれど今は、既製品よりも真輝が時間をかけて編んだだろう、このニットの蝶々が、とても暖かくて優しい印象を受けた。]
(134) 2017/02/01(Wed) 02時頃
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……真輝に教えとこう。 今のあたしを。
[不意に話題を切り替える。 それは愛梨にだけしか、話さないつもりだったけれど。
"真輝に嫌われる人種" >>1:13
あの時そう告げて、彼女を遠ざけようとした。 でも本心を思えば、そう前提を置くことで、心底嫌われることを避けようとしていたのかもしれない。]
東京でね。夜のお仕事してる。 ……ソープ嬢、やってんの。 男の性欲を満たしてあげる、仕事。
仕事だけじゃないよ。 プライベートでも一夜だけの関係とかさ、いっぱいあったし、結局あたしは人の体温で気持ちよくなって、心を埋めようとしてるんだろうね。
[そこまで話して、真輝の顔を窺おうとしたけれど 勇気が出ずに、結局視線を落とす。]
(135) 2017/02/01(Wed) 02時頃
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それを、真輝に知って欲しいって思ったの。 なんでだろね。 ……嫌ってもいいけど、
―――…でも、
[今は、普段の生活が虚しく思えて、ここにいる数日で女学館で過ごした日々が、恋しくて堪らなくて。そして、当時関わりを避けていた真輝に、こうして話すのは、ここで出会えたから。話せたから。あたしを呼んでくれたから。]
本音を言うと、……嫌わないでほしい。
[我ながらわがままだなって、少ししゅんとする。 真輝が突き放すなら、諦めがつくけれど
諦めがつくまでは、 彼女に縋りたいと、
思ってしまったんだ。**]
(136) 2017/02/01(Wed) 02時頃
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─ 回想:羨望の羽B ─
[持ち主に置き去りにされた蝶は、 どこか淋しそうに見えて、ごめんねと謝りたくなる。]
大切なモノではなかったんだろうか?
それとも、宝物なのに 私があんな風に言わせてしまったのか…?
[文具屋さんの、贈り物コーナーなどで これと同じようなチャームを見たことがあるが 実用性はほぼ皆無なのに、えらく高かった記憶がある。 私には縁遠いものだ。]
(137) 2017/02/01(Wed) 06時半頃
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[そういえば 今まで、やりたいと考えたことすら無かったから 気が付いていなかったが…]
髪を染めるのにも、化粧を施すのにも、 お金が、必要なんだな。
持てる者と、持たざる者…か。
[持てる者だけが、自由に選べるのだとしたら 一体、自由って何なのだろう。
私は、校則で縛られるまでもなく 守らざるをえない側に居る。 ───そのことに、気づいてしまった。]
気づきたくなかった。
[嫉妬とも羨望とも言えない感情に、溜息ひとつ。]*
(138) 2017/02/01(Wed) 06時半頃
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─ 回想:羨望の羽C ─
[靴下に隠された小さな青痣が、 その存在を誰かに見咎められること無く、そっと姿を消した頃、 風紀委員の仕事で琳田さんに会う機会があった。 心配をかけていたこともあり、ことの顛末を話していく。]
実はまだ、ずっと持ち歩いて居るんだけど …どうしたものかな?
[そう本音を零すと、琳田さんが >>131 あの子がいらないのなら私が引き取ります、 と、申し出てくれたのだった。]
琳田さんが持っている方が 蝶も、三船さんも喜ぶかもしれないな。
[ポケットから取り出し、 琳田さんの掌にキラキラと光る蝶々を乗せると、 その重さ以上に心が軽くなったような気がした。]**
(139) 2017/02/01(Wed) 07時頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 08時半頃
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─ 二日酔いの朝 ─
[今木さんが作ってくれたお酒>>113に加え、サワーに、梅酒に、赤ワイン…、色んなお酒、楽しいな。 ふわふわふわふわ。 こんなに気持ちの良いものだったなんて。
…と思っていたけど、途中から全く記憶がありません。
そして何故だか下着に白衣という、 よく分からない出で立ちで寝ている始末。]
服にお酒でもこぼしたのかな?
[着替えようと布団から出て、鞄の中を探ってみましたが]
あれ…? 予備の白衣が無い…
[不思議なことに、もう1枚の白衣が行方不明。 まさかまさか…と思うけど。白衣を着ろと誰かに強要してみたり、おそろいだコンビだと騒いだり…はしてない、よね? 知りたいような、知りたくないような。]*
(140) 2017/02/01(Wed) 10時半頃
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助手 ゲイルは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 10時半頃
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― 三船さんの個室 ―
[「可愛い」>>133の言葉は、ここではニットの蝶に対して。 抱いた嬉しさを、私は素直に微笑に乗せることができた。]
家庭科は…… そこそこ、だったんだけど、ね。
[残念ながら「番長」は、編み物以外では「番長」ではなかった。 だから苦笑いと共に紡いだ短い返答は、謙遜ではなく正直な告白だ。
まじ? という三船さんに、私はうんと頷いて]
確かに、その、相当乱暴だとは思ったけど―― ううん。謝るのはお互い様ってことで。
[私と三船さんはこうやって、笑い話みたいにあの時のことを振り返る機会を得られたけれど、肝心の重石先輩に対して彼女はまだきちんと謝れていないのかな、と私は思った。 もしも先輩がここにいたなら――なんて思いが過ったりもして、懐かしさに小さく目を細めた。]
(141) 2017/02/01(Wed) 12時頃
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[「安物」>>134だなんて聞けば、思わず馬鹿みたいに目を丸くしてしまった。 キラキラして重みのあるものだから、勝手にそれなりの値段を想像していた。ああした小物の値段に疎かったのは、別に家が貧乏だったからではなく(寧ろ裕福だった)、皆が欲しがる流行りを私が持とうとしなかっただけのことだ。 けれど安物とはいえ、失くしたは失くした――そんなばつの悪さ満ちた胸の内に、三船さんの悪戯っぽい面持ちと「あげる」の一言が、撫ぜるように響く。]
えっと、いいの?
[まずその一言が飛び出るも、続く提案と「おねがい」に、三度瞬きを繰り返した。 流石に照れ臭いけれど、やはり、嬉しい。この嬉しさもまた手作り作家の性なのだろう。あるいは――]
判ったよ。じゃあ、交換ってことで。 一点ものだし、大切に……してね。
[笑ってみせながらも語尾に力が籠らなかったのは、自分は三船さんの蝶を大切にできなかったという罪悪感から。それでも、彼女が求めに応じる気持ちに変わりはない。 私は鞄から蝶を取り外し、両手で三船さんに差し出した。 蝶の裏側には、小物や服に留めるための安全ピンを、ニットと同色の糸で括りつけている。]
(142) 2017/02/01(Wed) 12時頃
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[そして、不意に切り替わった話題>>135に、私はきょとりとした。 きょとりとしすぎて、相槌を打つなんてことも一切しなかった。]
えーっと。……。
[三船さんが私に教えた、「今の」彼女の仕事、仕事以外の状況。 その内容を認識する――「穢れた」単語の意味と共に認識するまでに、十数秒は掛かった。
なんで、そんなこと、私に。 口を突き掛けた疑問は、三船さんが続けた言葉>>136で、喉奥に留まった。「知って欲しい」という言葉だって、明確な答えを教えてくれたわけではなかったけれど。 視線交わらぬまま、ただ、ただ、長い沈黙を続けた後]
ぞっとする よ、 とわ 。
[私に残り続けていた、「穢れ」を嫌うこどもの心が、低い呟きをひとつ洩らした。その時の私の顔は、間違いなく、強張っていた。 「嫌わないでほしい」という彼女の本音を、私の耳はきちんと捉えていたのに。]
(143) 2017/02/01(Wed) 12時頃
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[いつか共に居た人が、私を突き放した時の言葉。 同じ言葉を、私は目の前の彼女に、ぶつけていた。]
最低。 最低、だね。
[紡いだ言葉は、口許だけの乾いた笑みと共に。 最低――そうこの時私が感じたのは、私自身に対して。 けれど主語を紡がなかった言葉がどう三船さんに受け取られるか、愚かな私は気に掛けてもいなかった。]
ごめん。
[何に対してのごめんなのかも言わないまま、私はベッドから腰を上げた。 ふたりきりの部屋から逃げ出したいという衝動から、私は、部屋のドアを勢いよく開いた。
「嫌い」。そのただ一言を紡ぐことは、なかったまま**]
(144) 2017/02/01(Wed) 12時頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 12時半頃
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-- 朝/酒には強いんです --
[前日夜の飲み会。主催者だからという義務感でも酒が好きだからという理由でもなく、みんなが飲む雰囲気が好きだったから、輪の中から数歩下がって全体を見て肴にしつつ、のんびり飲んだ後の、翌日。 いい酒が飲めたからか頭はスッキリと酒の影響も残さなかったわけだが、さて。 目の前に転がる下着姿の親友>>124を、どうしようか]
イマギー、わかる? 意識ないかな
[そっとそのブロンドを撫でて意識の確認とついでに呼吸の確認。よし、死んではないな。 ぐったりとしたしなやかな肢体をとりあえず抱き上げて、近くの空いていた部屋に引きずり込む]
これが私じゃなかったら危なかったぞー? 感謝しなさい
[答えがないことがわかっていて、くすくす笑いながら告げる。 入り口の鍵は閉めたから、この下着姿はこれ以上自分以外が見ることはないだろうし、上着をかけておけば寒さはしのげるだろう 途中で毛布を持ってきたりはするけれど、イマギが目覚めるまでは隣でのんびりと待つ]*
(145) 2017/02/01(Wed) 12時半頃
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/* この展開は、驚きだなー。 しかし人の回想をあまり読まない私には、リンダを誰かに突き放された場面というのがどこだったか分からないのである(最低)。
(-29) 2017/02/01(Wed) 12時半頃
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/* 悠里先輩とエンカウントしようかなっという思いはもちろんあったのだけど、実はどんな反応と展開にしたらいいか悩んでしまってたCO。 アイリスに再会してみてほしいなーって思いは、ワレンチナの中の人にもきっとあったと思うんだよね。せっかく設定使わせて貰ってるのに、うまく動かせなくってごめんなさい。
(-30) 2017/02/01(Wed) 12時半頃
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-- 1日目、寮の自室 --
そうだと、いい。 自分に自信なんかなくて、仮面でしか自分のやり方をみつけられなかったから、私は
[人を笑顔にできていたら、人を元気にできていたら。 人を、救えていたら。 これ以上の救いはない]
仮面って、ずっと自分で自覚してたから、ずっと、一番近くにいてくれて、ずっと私を見ていてくれたルリが、そう言ってくれるほど、安心することはないな
[仮面が本当であったらよかったと、何度も思っていたから、柔らかで優しい、彼女の声に、とても嬉しくなる]
ありがとう、私の女神様 君の言葉で、私はまだまだ王子様をやっていける。*
(146) 2017/02/01(Wed) 12時半頃
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/* ちなみに、悠里先輩に対して持ってる基本的なイメージは、夢を追って実現させた人。すごい。と愛理は感じてる。
パイロットになって空を飛ぶ、というのは聞いてただろうし、それが大きく強い願いだというのも感じてる。 悠里が卒業した後、ネットか何かでたぶんパイロットになった彼女を見たのかなー。教師なり他の先輩から聞いたでもいいけど。 それで、憧れが尊敬に変わってる感じかな。
恋愛感情はたぶん、かなり収まってると思う。
(-31) 2017/02/01(Wed) 13時頃
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/* 『何かになる』目標を強く持って、それを達成したっていう点が一番大きいのかなー。
「何にでもなれる気がした」のは結局、幻想を見てただけだと今の愛梨は考えているのです。
(-32) 2017/02/01(Wed) 13時頃
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-- 昨晩、マキの部屋で --
[落ち着くまで聞く、という言葉に、その響きの柔らかさに、涙腺が緩む。 促された椅子に座ることもできず、ペタリと床に座り込んでしまいながら、ぼたぼたと涙を流した]
きや、せんせい、が、なくなって、たって それが、ただ、しょっく、で それだけ、だから、ごめん それで、しょっく、うけて、へこんでる、だけ、だから
[いつ以来かもわからない、人前で流す涙。壊れたように涙を流し、子供のようにしゃくりあげながら、口から流れるまま、話す]
木屋先生、に、あいたくて、きたから 手紙、だして、卒業式の直前 その返事、聞くの、怖くて、逃げてて でも、手紙、きて、だから、会いに来て あいに、きた、のに、なんで…
[なんで会えないの?なんて、きっと言われてもどうしようもないことなのに、あたり散らすように口が止まらず、涙も止まらない]*
(147) 2017/02/01(Wed) 13時頃
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わ、私の学年見かけないし…そう、なんですよね…
[ どういう人選で集合されたのか彼女には分からないがなにか意味があるんだろうと。]
はい…っ!
[ 「よかったね」(>>90)と笑う先輩には肯定の意を示した。少しは笑えただろうか。 ]
(148) 2017/02/01(Wed) 13時半頃
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そう、だったんですか… [ 永久先輩のことが好きだ、女の子しか好きになれないと言った先輩。>>91
友達には戻れなくなったと言うことは、ここでやっと過去に何があったのか、なんとなくだが察した。 さっきの自分の発言は軽率だっただろうか。
先輩の過去になるべく触れないように、そのまま天文講座を受けただろう ]**
(149) 2017/02/01(Wed) 13時半頃
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ー理科棟の屋上、昨夜ー
[ 先輩はすごく星に詳しかった。 天文部部長だったのだから当たり前なのかもしれない。教えるのもとても上手で。
あのときはわたわたしていて自分はあまり星をちゃんと見た記憶がなかったためか、この特別天文講座はすごく新鮮で ]
先輩、星って…とても綺麗ですね
[ 短い時間ではあったが、とても楽しい時間だった ]**
(150) 2017/02/01(Wed) 13時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 13時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 13時半頃
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/* ヤニクは三面かな? 多面自体は私は全くOK派だけど、アンカーないとちょっと分かりにくいかな。
あと、時刻表記。>>146>>145>>147 「1日目」と「朝」「昨晩」が混在してるのは良くないよ。 客観時制か主観時制かに統一した方が良いと思います。
(-33) 2017/02/01(Wed) 14時半頃
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[物というのは不思議で。 買った時には大した価値もないのに、 人の手に触れ、思いに触れ、次第にその価値は重みを増す。
買った時には、大した価値のなかった蝶のキーホルダー。 あたしの鞄にくっついた日々、風紀委員に噛み付かれたこと、委員長に投げつけてしまって、そのあとに委員長が直したのだと嬉しそうにあたしを探してくれたこと。突き返して、真輝が引き取ってくれたこと、そしてどこかに隠れてしまったとしても。 思い出の分だけ、その価値は深くなっている。
ハンドメイドの蝶だって同じ。>>142 買った時には素材であったものを、真輝が時間をかけて作ったそのことで、思いが篭っている。一点ものという言葉が、まさしくそれに相応しい。]
――うん。 ありがと、大切にするよ。
[差し出された蝶を受け取る。 安全ピンのついた蝶は不自由だろうか。 作り手から、あたしの元へやってきたことで、 少しだけ羽ばたけたのだと誇って良いのにな。]
(151) 2017/02/01(Wed) 14時半頃
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[その暖かなやりとりは、ふっと霧散する。 あたしが先に言い出しておきながら、 真輝に迷う声に、戸惑いを覚えて。>>143
沈黙の間、決して互いの顔など見ることも出来ずに そうして、やがて紡ぎ出された彼女の、思い。]
……。
[ " ぞっとする "
心臓が何かに殴られたように、痛んだ。
―――覚悟、は、していたんじゃなかったか、あたし。 していたはずだった、それなのに]
(152) 2017/02/01(Wed) 14時半頃
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[重ねられる、最低、の言葉。>>144]
……、真輝
[ああ、これで諦めがつく。 よかった、もうこれで、おかしな感情で おかしな目で彼女を見ることもない。
これでよかったんだ。そうでしょ?]
(153) 2017/02/01(Wed) 14時半頃
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[頭の中で自分を制するように響く声が、 尚更、ちくちくと心を刺すようで、痛くて、痛くて。]
――― まってよ。
[真輝はあたしのこと、突き放してくれたじゃん? これでよかったはずだよ、あたしと真輝はもともと 違う世界で生きてたような、もんじゃん?]
[ 違う、ちがうよ あたしは真輝とずっと同じ教室で、 同じ時間を過ごして、生き方は、確かに違っても ]
(154) 2017/02/01(Wed) 14時半頃
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[衝動的に立ち上がっていた。 自制の声に反発する、こころが叫ぶ。]
っ、ざけないでよ! 人の仕事なんだと思ってんの!! 人の生き方をなんだと思ってんの!!
[ドアを開けた真輝に怒鳴りつけたあたしの声は 廊下まで響いていたかもしれない。]
……ずっとそうやって生きてんの。
最低と思うなら、 真輝にとっては あたしはそんな人間だろうけど!
だけど―――だけどっ
[おかしいな、何言いたいのかわかんない。 そう思うなら、諦めて素直に見逃せばいいのに 感情が追いつかない。]
(155) 2017/02/01(Wed) 14時半頃
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……あたしだって、いっしょけんめー、生きてんの。
[去ってゆこうとした彼女に声が届くかは、わからない。
あたしの手の中で不自由そうにもがく蝶は、 あの頃からずっと、羽ばたき方を、知らない。**]
(156) 2017/02/01(Wed) 14時半頃
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/* これは逆ギレになるの……?
(-34) 2017/02/01(Wed) 15時頃
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/* 愛梨のほうが〜、という感じで比較すると それなのになんで真輝にってなって、 結局どちらかを利用することになってしまう。
(-35) 2017/02/01(Wed) 15時頃
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/* 今日はすごく村モードかな。 安定してコアズレしてる気がするけど コアズレというよりも、なんだろう コア長すぎ案件。
(-36) 2017/02/01(Wed) 15時半頃
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/* お相手の返事がある瞬間まで仮眠できる能力が欲しい。
(-38) 2017/02/01(Wed) 15時半頃
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―午後、寮の自室―
[マリアさんに早速相談をしたところ、はじめから分かっていたように調理室を借りる許可をくれた。 閉校ということでもう何も使えないかと思っていたけれど、どうやら暫くは自治体の行事とかで使う機会もあるらしく、ガスや電気・水道も生きてるとのこと。
なら、あとは]
部屋に行くなり「調理室はいつ使う?」だもんね、かなわないなあ……。
[苦笑いしながら、簡単なメモ書きを作る。 この後、彼女たちに会う機会があるかわからないし、 そもそもどの部屋に宿泊してるかも分からない。 あとは、遠い記憶を辿って、祈るように当時の部屋割に従ってメモを残すだけ]
(157) 2017/02/01(Wed) 16時半頃
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[あて先は重石さん、芦屋さんにそれぞれ]
「突然すみません、**年卒業の香取です。 急なお願いで申し訳ありませんが、 今木悠里さんの好きなお菓子等についてご存知でしたら、教えて頂けると助かります。 もし教えていただけるのなら、●●号室に挟んで頂ければと思います。 追伸:よろしけば、お裾分けもいたしたく」
[ぶしつけな走り書きみたいなのを用意して、それぞれの部屋に隙間から投げ込んだ それが何かの拍子に今木さんの目に留まっても、もしくは誰の目にも留まらずに捨てられても、どちらでもかまわないと思う。 それならそれで、運命みたいなものを信じてあきらめがつくから]
(158) 2017/02/01(Wed) 16時半頃
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―寮の廊下―
これでだめだったら、しかたないよね。
[恋占いに一喜一憂したあの頃みたいに、祈る。 けれど、どこか心の底はさっぱりとした諦めみたいなので満たされている。 その底の底、どうしようもなく深いところに、ほんの少しの期待……というよりは都合の良すぎる妄想みたいな憧れも、確かにあるのだけれど]
[あの学年の人たちは昨日は飲み会をしていたとマリアさんから聞いた。なら、もしかしたら昨日の私の醜態も聞かれているのかもしれない。 それでも、縋るものには縋ろう。あとほんの少しだけの夢なのだから**]
(159) 2017/02/01(Wed) 16時半頃
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/* 指差し点検!
☛投票ワレンチナちゃん、よし! ☛襲撃パス、よし!
(-39) 2017/02/01(Wed) 17時頃
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-- 午後 --
[イマギが目を覚まして何か言葉は交わしただろうか。
一旦に部屋に帰ったところで、扉の下に落ちている手紙に気づく。 1つ開いたものの宛名はルリのものだったから、すぐに閉じて机の上に。メモ帳で香取先輩からと書いておいて、自分への手紙に目を通す]
好きなものか なんだったかなー。バレンタインでもらったチョコは一応一緒に食べてもらったけど
[今思えば実に申し訳ないことをしていたが、過ぎたことなので気にしないことにする。もちろん申し訳なさはしっかり抱えていくけれど]
(160) 2017/02/01(Wed) 17時頃
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「お手紙ありがとうございます。 おすそ分けはあまり気にせずに。 今は好みが変わっていることもありますが、昔はクッキーをおやつにした時はいつもより喜んでいたように思います。
学生時代にあまり関われていないため、香取先輩と話すことなくてごめんなさい。 もしよければ紅茶を淹れるのでいつか手作りのお菓子でお茶会をしてください。こうみえて、紅茶の淹れ方には自信があるんです。
芦屋」
[書き終わり、読み返しておかしな部分がないかと確認する。 大丈夫だと思えば、カーディガンを着て上着を持って、指定された部屋へ手紙を届けた後に屋上へ向かうだろう]*
(161) 2017/02/01(Wed) 17時頃
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-- 屋上にて --
[部屋に戻るときに水筒に入れてもらった暖かな緑茶。冬特有の澄み切った空気。薄い色の高い空。 それらを肌で感じながら、まずストレッチを始める。 筋を伸ばし、筋肉をほぐし、一通りのストレッチを終わらせて、足を肩幅にした楽な立ち方に。 お腹に手を当て、深呼吸を1つしてから、腹筋に力を入れて声を出す]
あ、え、い、う、え、お、あ、お あ、め、ん、ぼ、あ、か、い
[学生時代からの練習法。普段家では出せない声を、この場では好きなだけ出せるのだから、存分に使わせてもらおう。 酒灼けが喉に少し残っているけれど、腹式呼吸ならさほど負担にもならないはずだ]*
(162) 2017/02/01(Wed) 17時半頃
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/* >>162 なぜ最後まで言わないの! あめんぼあかいなあいうえお!
(-40) 2017/02/01(Wed) 18時頃
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― 三船さんの個室から ―
[三船さんが、私の名を呼んだ。>>153 ただ、その声だけを聞いた。 私の脚は一瞬止まり――そのままドアノブに手を掛けた。
まってよ、なんて言われても>>154 待つことなんてできずに、扉を、開いた。
背中越しに、怒声が、叫びが、伝った。>>155 私は立ち止まった。立ち尽くした。振り返れなかった。 切に迫る非難が、罪の意識が、息苦しさを齎してくる。
彼女の抗議は当たり前だ。そう、意識した。 私の在り方を否定しないと言った彼女の身の上を、刃物みたいな言葉で私は否定した。 選んだ理由がどうであれ、様々な仕事や生き方を理解しようとするのが、大人の考えの筈なのに。 さっきの私はそれをせず、間違いなく、傷つけた。]
(163) 2017/02/01(Wed) 18時頃
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[けれど。
違う。 最低なのは私。 貴女じゃない。
そんな簡単な一言が、けれど、息苦しさの所為で出てこない。 たった一言、明確な誤解を解く言葉さえ、言えなかった。]
――――っ!
[荒い吐息をひとつ吐いて、私は今度こそ、部屋を飛び出した。]
(164) 2017/02/01(Wed) 18時頃
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― 部屋を飛び出してから ―
[語り合ったばかりのあの頃のことを、ひとりきりでまた思う。 この時の私にも、未だに解けない言葉。
「琳田さんが持っている方が 蝶も、三船さんも喜ぶかもしれないな。」
あの時重石先輩>>139がそう言った理由が、判らなかった。
蝶だけならまだ理解できた。モノは大切に、という言い回しは散々聞かされてきたから。 けれど三船さんは、メアドを教えた同級、程度の縁。それ以外はまるで違う世界の人。しかも風紀委員として対峙する形にすらなる人。 そんな彼女が喜ぶ姿を、いまいち想像できなかった。
尤も、当時の私にその謎に対する興味は対して無かったから、「そうですか」なんて微妙な納得だけを委員長には伝えたのだけれども]
(165) 2017/02/01(Wed) 18時頃
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[少なくとも今はもう、私があのキラキラした蝶を持っていても、三船さんの喜ぶ顔なんて見ることはないだろう。そう思った。 「大切にする」>>151と彼女が言った私のニットの蝶だって、捨てられて然るべきだろう。]
嫌われて当然だ。
[そんな言葉を口ずさんではみたけれど。 あの時>>105、本当に嫌われて良かったのなら。何をしても嫌われると思ったのなら。秘密なんて打ち明けないという無難な選択が、一番理に適っていた筈だ。 けれどその時、私がそうしなかったのは――]
……嫌、だよ。
[この気持ちが、一体何なのかが判らなかった。 あの立ち去り際に、さいごに聞こえた、こえ>>156 その切実な言葉の、響きの裏にあるものが何だっただろう、なんて考える余裕も持てないまま。 どうしようもなく、行き場もなく、廊下を走り抜けた。]
(166) 2017/02/01(Wed) 18時半頃
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[そして私は一度、当てもなく、校舎の外に向かっていた**]
(167) 2017/02/01(Wed) 18時半頃
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― 回想:「王子様」の涙>>147 ―
[その時私の目の前に居た「王子様」――芦屋先輩がその場に座り込んでしまったことに気づき、私は慌てて駆け寄った。先輩の恰好だなんて、気にしていられなかった。]
ちょっと、大丈夫ですかッ、せんぱ ……
[弱っているのかもとは思っていても、大粒の涙まで目の当たりにしてしまうと、流石に咄嗟に掛ける言葉が出てこない。 うろたえながらも、先輩の言葉のひとつひとつを、聞き拾う。]
………うん。 私も、辛いです、から。
[私は、ただ、ただ、短い言葉で思いを伝えた。 私の目にも雫が滲んだ。まるで涙を貰うかのように。
木屋先生が亡くなったこと。 亡くなって「た」という言い方からすると、ここに来て初めて知らされたのかもしれない。 今の先輩や、華宮さんたち程に、初めて訃報を受けたあの時の私は泣けなかった。 止め処無い涙を、少し、うらやんでしまう。]
(168) 2017/02/01(Wed) 18時半頃
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[この時雨女学館内での「手紙」の伝説は、私も知っていた。送った人がいたという噂も聞いていた。 誰が送った、誰に送った、とまではよく覚えていなかったけれど]
手紙……。そう、だったんだ。
[だから私は、芦屋先輩が、木屋先生に好意を抱いていたのだと察した。そしてその好意は、先輩が大人になった今も続いているのだとも。]
そう、だったんですね。
[泣きじゃくる先輩の吐露を嘘だとは流石に思えなかった。 胸がとくりとする。別に泣き顔だとか、生脚だとかに魅せられたからではない。私と同じなのかも――そう、思ったから。
けれどここで、私自身の秘密を告げることはしなかった。 こどものように泣いて当り散らす先輩を前にして、そんな場合ではなかったのだから。]
私も。もう一度でも、先生に、会いたい。
[目には涙を溜めたまま、努めて穏やかに言葉を紡いだ。]
(169) 2017/02/01(Wed) 18時半頃
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[そうやって、こんなにも先生の為に泣いてくれている人に言葉を紡いで――漸く、自分でも漸く、自覚した。
私も、先生のことが 好き だったのだと。
恋と呼ぶには、あまりにも触れる欲を持たなさすぎるもので。 憧れと呼ぶには、けれどもっと深く沁み込んでくるもので。 心だけが寄り添いたがる、そんな「好き」なのだろうと思う。]
(170) 2017/02/01(Wed) 18時半頃
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[私には、木屋先生のように、思いを優しく掬い上げる言葉を巧く使うすべはない。 光を与えてくれるような、温かな笑顔を作れる強さもない。
だから私は私なりに、今、芦屋先輩にできることを考えた。 それは彼女の涙が涸れるまで、そばに居続けること。
私は身を屈めて、毛布越しに先輩の肩に触れた。 ただ純粋に、あやすための、宥めるための。 そばにいるよ、と示すための仕草。
――まるでこれじゃ、どちらが「王子様」なんだろう。 そんな、場違いでおかしな言葉が、脳裏に過ったりもしたけれど。]
(171) 2017/02/01(Wed) 18時半頃
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[その時の私にとっては(そして、今でも)大事な筈のこの出来事は、けれど、その後の不思議な夢一つで、一時忘れてしまうことになる。 もし目が覚めてもきちんと覚えていたならば、三船さんに対して自分の「隠し事」を告げる瞬間も、ほんの少しは軽かったのかもしれない**]
(172) 2017/02/01(Wed) 18時半頃
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牧人 リンダは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 18時半頃
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[あたしの激昂にも言葉を返すことをしなかった真輝が、 何を思っていたかなんて、>>163>>164 その背中から図れることはない。
開け放したままドア。 寒い廊下から吹き込む風の冷たさが あたしの頭を冷やしてくれたらいいのに。]
拒まれちゃった、なぁ
[ぺたん、とベッドに座り込むと、手の中の蝶を見て、 こころがくるしくなる。]
(173) 2017/02/01(Wed) 19時頃
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ごめん。
[指先で撫ぜるように、羽に触れて]
あたしのところになんか、来たくなかったよね。
[ニットの感触が暖かさを感じさせ、 手に包んだまま、胸元に抱く。]
(174) 2017/02/01(Wed) 19時頃
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―――でも、離してあげないよ。
[ニットの蝶々は、 あたしにとまってしまったがゆえに、
狭い虫かごに、囚われてしまうのだ。
羽があっても、自由に舞うことのできない せまい、せまい、檻の中。**]
(175) 2017/02/01(Wed) 19時頃
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[寮の部屋には、前の住人が置いていった文房具がある。 引き出しの中にも色々と。 忘れ物というよりは、要らないから置いていった体で。 おそらくほかの部屋も、そういったものは残っていて 完全な清掃は廃校のあとに行うのだろう。]
まるで用意されてた、みたい。
[あの伝説のため。と呟きひとつ。 机に向かい、一枚の便箋に、文字を綴る。]
……。
[数文字だけ書いて、は、と息を吐き出し]
くっだらない……。
(176) 2017/02/01(Wed) 19時頃
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―外―
[化粧の途中で今木先輩の騒動があったから 口紅、塗ってなかった。
でもなんだか面倒で、化粧鏡で口元を確認しながら艶出しリップを塗るに留める。最近の口紅がいくら落ちにくいとはいえ、あれでそれ、というのもあるし。
ニットの蝶を、ファーのつきのポーチに安全ピンでつけて それだけを手に個室を後にすると、 寮を出て、一度校門の方へと向かう。
かつり、こつり。 アスファルトを歩めばヒールの音が僅かに鳴り、 その足取りは校門を出てすぐ外の敷地外で止まる。]
(177) 2017/02/01(Wed) 20時頃
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―校門の傍―
[ここに来て、あたしは、 なんだか失態を晒してばかりではないかと、 少々自分への苛立ちが募ってしまって。
ポーチから煙草を取り出し、 100円ライターで火をつけて、一息。
いくらなんでも敷地内で煙草を吸うのはいけないだろう。 一歩出たら敷地外だから、というのも大概の言い訳だが、あの頃――喫煙こそしていなかったけれど――に比べたら、いくらかモラルやマナーは身についているはずだ。
座り込みたくなってしまう。疲れとか足が痛いとかじゃなくて。 本当は膝を抱えて、泣いてしまいたい。
だけれど、今のあたしは大人だから、 ぷかぷかと煙を遊ばせるだけ。*]
(178) 2017/02/01(Wed) 20時頃
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―――空き部屋>>145――
…んっうう……
[痛む頭を抱えて唸りながら目を覚ます。そこは自分の部屋では無いどこかの空き部屋だった。]
わ、わたし一体……うっ
[片目に映った仁子に気づいて起き上がろうとするけれど、ズキンと肩に痛みを覚えて起きるのをやめた。]
いたたた… そっか……階段から落ちて……私……
仁子が運んでくれたの…?
[状況を考えればそういうことだろうか。視線を向けて傍にいてくれた仁子に話しかけた。*]
(179) 2017/02/01(Wed) 20時半頃
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-- 空き部屋 --
そ。 下着姿で転がってる痴女が親友だったかって、一瞬現実逃避したくなったよー?
[からりと笑って見せながら、上着と借りて着ておいた服の上下をイマギの体の上に投げ出す]
感謝して欲しいね。私じゃなかったら襲われてるぞ ただでさえイマギはモテて、なおかつ物腰が柔らかなんだから。 女の子に強く押されたら、強く拒絶できないでしょ
[寝転がった親友の前髪を指先でいじりながら、チェシャ猫のように笑って]
イマギが私に頼ってきたら、いくらでも王子様になってあげるよ 本気にならない仮初めだけど
[彼氏代わりが必要なら言えとだけ、言っておく。隣に立つには少々身長が釣り合わないが、彼氏役になるなら学生時代連れ添っていたぶん有効だろうし]*
(180) 2017/02/01(Wed) 21時頃
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-- 昨晩 --
[肩に触れた手に、衝動的にその手を引いていた。 縋り付くように抱きしめながら、思うまま涙を流す]
ごめんね、 ごめん…
[王子様でいられなくてごめんとか、年上なのに甘えていてごめんだとか、今更だけど王子様でいたいと見栄を張る自分は謝ってしまうけど、それでも、ありがたくて、安心してしまっていたから]
……ありがとう
[そのまましばらくは泣きじゃくっていただろう。やっと涙が止まって、ごめんじゃなくてありがとうを言える気持ちになって、腕を離す]
心配かけたね 明日からは、ちゃんと王子様でいるから 弱音吐かせてくれて、ありがとう
[感謝とともに、彼女の涙を唇で掬い取って、頭を撫でてから部屋を出た]**
(181) 2017/02/01(Wed) 21時頃
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/* やべえ、貧血やべえ…… 立ちくらみは貧血ではないかもしれない! 血液検査ではいつも鉄分がたりない!
そして、重石先輩の白衣ネタを拾いそこねたわたしです。 すみません、ほんっと、拾えば良かった。
(-41) 2017/02/01(Wed) 21時頃
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/* ほんとうはあたしから、誰かに突撃したいんだけど、ね 過去軸にはいけないしどうしようかなって 結局待ちの姿勢になるのだよね。
(-42) 2017/02/01(Wed) 21時半頃
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――昨晩 娯楽室 飲み会――
[グラスを渡すと意外と飲める重石の姿に顔に苦笑い、お堅く真面目な印象のあった委員長、今はもう子供ではないとは言え違和感はそう簡単に拭えない。 人は変わるものだなと過ぎ去った年月を感じて香取先輩との対比のような光景は悪戯のよう。]
スミノフって言うウォッカよ 意外といけるのね。ちょっと驚いた
[自分も同じロックのソーダ割、グラスがまたあけば、また入れて重石の流暢な話に聞きながら身体が熱くなる。]
名前くらい覚えてるわよ重石。わけわからないこと言わないで? 嫉妬、羨望って…… 私それほど人格写真でもないし変なこと言わないでよ。
てか今も学生ってすごいわね。研究者にでもなるつもり?
[どう返していいのかわからなかったからグラスに注いで返して話題を切り替える。自己嫌悪してヤケ気味に飲んでたところだったから余計に否定した。*]
(182) 2017/02/01(Wed) 21時半頃
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―日中、女学館周辺― [寮で2回目の(6年分を省けば、だけど)朝は早く起きて、勤め先へ連絡した。体調不良のため今日明日は休みを頂きます。こういう時、女性比率7割の会社はありがたい。皆まで言わなくても大体察してくれるから。]
ちょっと、出掛けてくるね。 外出許可なんていらないよね、マリちゃん?
[外泊するのでもなければ、当時も特にそんなのなかったような気がするけれど。 体調不良とは言ったものの、私は実際には元気そのもので、午前にはひとり女学館の敷地を出て、懐かしい町並みを散歩するのだった。]
……色々、変わっちゃってるんだねぇ。
[繁華街、なんていうには程遠いちっちゃな駅前の商店街。そこまでの道中でも、なくなってたお店や知らない看板、建て変わってた民家なんかがいくつもあった。]
よく、歩いたな。
[近くまで送ってくよ、とトワに付いて歩いてたのは、冬から春の短い日々。寮に帰る途中でいつも寄ってたコンビニは、別のチェーンのに入れ替わってた。いつからか顔馴染みになってた店主のおじさんは、いる気配すらなかった。]
(183) 2017/02/01(Wed) 21時半頃
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―町並み・コンビニで―
……あれから10年、だもんね。
[ひとりごとに呟いて、冬の青空を見上げた。冷たい風がふと吹いて、身体を震わせる。かじりついた中華まんの温かさが無性に懐かしいものに思えた。]
……あれから10年も、かぁ……。
[ 午後には一度、自宅に帰って。 着替えてもう一度、戻ってこよう。 夕暮れが深くなるまでに。 それがきっと、私にとって最後の通学路になるだろうから。**]
(184) 2017/02/01(Wed) 21時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2017/02/01(Wed) 21時半頃
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/* これは愛梨待ちかな、おうけい。
ていうか、突撃できない云々言うてたけども、 芦屋先輩のところとか、行けたんじゃない?ていうのはある。
ただなぁ、拘束してしまうのと、多軸ができないからなー。 フラグを今から立てるのは難しいかなって……
(-43) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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――空き部屋>>180>>181
――ち…痴女!? わっ、わっ。
[反論する暇もなく投げ出された服がパサっと身体にかかる。 受け取ってそれから耳を赤くさせた。]
うう……情けない……何してるんだ私…
でもありがとう。本当に感謝してる…
[モゾモゾと肩が痛みながらも渡された服に着替えながらその言葉と行動に感謝する。気遣いは今木に安心を与えた。しかし。]
……でも私をそう言うのはやめて… 私さ、それで嬉しかったこと、なかったよ。
[傍から見ればそれは贅沢だったと思う、しかしその気持ちを断ること、好きが強ければそれだけ悲しませていたことはけして喜べる状態ではない。言われ慣れすぎた言葉は気分を沈めるばかりだった。]
(185) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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うん……その言葉はすごく嬉しい、でもさ、私また一人傷つけちゃってね… 頼ることも出来ないな……
[頭にあるのは、昨日傷つけてしまった先輩の姿、10年越えてなお返事を伝えぬままに2度傷つけてしまった人。 とても今誰かに頼る心境にはなれなかった。*]
(186) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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[校舎を飛び出した後、私がどうしていたのか、その記憶はほとんどない。
家には帰れなかった。 今の私の顔は、私の幸せを望んでいる両親に見せられる顔ではないと思った。
電車に飛び乗ったって、行った先で出迎えてくれる祖父がいる訳でもない。 ひとりきりの泣き顔にいつも寄り添ってくれた犬のモモの小屋は、当に空き家。 小学生の頃によく逃げ込んでいた煙草屋のおばあさんも、もう、いない。
そんな風に思いが巡っていたのは、覚えている。 巡って、巡って、ひとりきりだった私の記憶は手繰り寄せられる。]
(187) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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[ひとたびの邂逅を得た「素敵なパティシエ」は、けれどすぐに学び舎を出て行った。 遠くから眺めて見詰めていた「王子様」たちも、程無く出て行った。
風紀委員の忙しない日々を共にした――ひとりじゃない日々の安堵をくれた先輩も、やはりすぐに、旅立って行った。
それからはずっと、隅っこでひとりきり。 そんな私を、木屋先生は気に掛けてくれた。その間はふたりきりだった。 やがて今度は私の方が、ひとり、この学校から飛び立った。]
(188) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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[大人になるための知と経験を得る為の大学。 私はそこで、もう一度、ひとりじゃない瞬間を得た。
人と付き合う経験の為にサークルを巡って見て回って、そこで出会った、同い年のひとりの女性。 その場所がどんな場所で、一体どんな夢を彼女から見せられて、魅せられたのか、その話は今はまだ置いておこう。
高校までの時とは違う、ぼんやりとした微妙な空気の違和感。 そんな違和感を薄らと感じてはいた筈なのに、愚かな私は、私が魅せられたその人と、とわに二人になることを望んだ。
その時は丁度、木屋先生が亡くなったあの日から近い頃。 募っていた寂しさと幾らかのアルコールが、私を拙速な告白へといざなってしまったのかもしれないと、後になってみて思う。]
(189) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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[その結果、私は再び、ひとりになった。 そして、私はひとりきりなのだと、その場に満ちていた「空気の違和感」から、私は思うようになった。]
(190) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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[ひとりきりなんて、いつものことじゃないか。
――――――。]
(191) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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[ひとりは、こわい。]
(-44) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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/* そうか…… 真輝のロールとあたしのロールは わりと「自分がこういう状態だから」っていうのが かち合ってる感じがあるのか。
対極にいるってのはもちろんそうなんだけど、 そこからお互い、相手に一歩踏み込めてない感じかな。 かな?
もっと汲んだロールがしたいけど、 エスパーにもなりたくないという葛藤。
(-45) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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/* どうでもいいけど、あたしどっかで 対局って書かなかった?? 書いてたら恥ずかしいな!!!
将棋じゃないよ!!対極だよ!!
(-46) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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― 夕刻 ―
[気が付くと私は、女学館まで戻ってきていた。 両手で、ずっしりと重みのあるコンビニ袋を抱えながら。]
…………。
[確かに朝方、ちょっと寮で摘むための何かを買いに行こうとは考えていた。考えていた、けれど。 本当に、何をやっているんだろうな、と呆れた。 呆れながらも、私はその荷物を抱えて校門へと向かった。]
(192) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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/* って、あれ なんかすごい待ち伏せしてる状態になってる?? そのつもりはなかったよ!!煙草うめー
(-47) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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/* コンビニ大人気把握した どうしよう、どう動こう まよう
(-48) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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[ちなみにこの折に私がコンビニで買いこんでいたのは、黒ビール5缶と袋詰めのチーズクラッカー。 色無い面持ちのまま、茫然と店内をたむろしていた私は、無意識のうちに自分の好みばかりを手に取っていた。
そのコンビニに他に誰が来ていたか>>184なんてその時の私にはまるで意識できないことだったし、仮に声を掛けられていたとしても、私の耳にはまるで届きやしなかっただろうけれど。]
(193) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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/* いやごめん まじで
真輝は校舎のそと=敷地外とおもってなかった
どうしよう
(-49) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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-- 空き部屋 --
悪かった
[嬉しかったことがなかったという言葉を聞けば、素直に、真剣に謝罪を。 謝ることに慣れていないから、もしかしたら真剣味も何もない、淡白な口調になってしまったかもしれないけれど]
頼らないなら無理強いはしないよ でも、私にとってはイマギも姫様の一人だしさ 力になれることがあればいくらでも
[ぽふぽふ、と親友の頭を撫でて、笑う]
頼られるの好きだから 私は誰に対しても王子様にいるって決めたし 辛いときにはいつでも私をご利用ください、悠里姫*
(194) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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― 校門前 ―
[多数のビール缶その他を入れた袋を抱えたまま学内に入ろうとした時、鼻腔を擽るのは煙草の匂い。]
ん、誰か、
……………………。
[そこに見えた人影に――三船さん>>178の姿に、私は表情を失くしたまま、立ちすくんだ。*]
(195) 2017/02/01(Wed) 22時頃
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―夕刻・校門そば―
いー、にがにがする……
[煙草、吸いすぎたね。携帯灰皿に入らないくらいだ。 匂いも髪についてるだろうし、最悪。 シャワーを浴びないと女として死んでしまう。
先日実家に帰った時にちゃんとしたコートは取ってきて、今もそれは着込んでいるのだけど、歩きもせずに一箇所にいれば、寒くなるのは当然のこと。]
のみもの、……
[確か校門を出てすぐに、縦長い紙パックの飲み物の自販機があったはず。どこだったかなと少し探して、ようやく自販機をみつけれど、煙草ポーチしか持ってきていないあたしに、それを買う資格はなかった。
じっと自販機を見つめて、やがて落胆に肩を落とす。 通りかかったその人物が見たのはそんなあたしのしょんぼりした背中だろう。>>195
ミルクティーのパッケージには、わけわかんない象の絵柄と共に駄洒落のような名前が書かれていて、昔からこうだったなと思い出す。寒さとニコチンで頭がぼんやりしているあたしは、校門へ近づく彼女に、まだ気づいていなかった。*]
(196) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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/* しってる?しってる? 中の人が高校生の頃にあったんだけど、しってるひといる? 懐かしいやつなんだけど、いまもあるのかな。
(-50) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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/* うっそ、2013年で製造中止してるwww
(-51) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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うん・・。ありがと。
[素直に謝られればそれを受け取って姫様の言葉に鼻が痒くなって軽く手で抑えた。]
はは・・仁子はいつまでも変わらないね。 嬉しいよ。そう言ってもらえるのは。
[なんだかんだ変わらない友情はきっと正反対だから 誰にでも優しい彼女は程よい距離から元気をくれる。 意識することは無い。きっとこれからも意識することはないけれど、少しだけその性格に羨ましくもなった。]
お姫様か・・・その勇気が今は欲しい。
私の感情は好きと言うには遠いけれど・・・ その人には失礼だとは思うけれど。 でもそれが反対の結果になったとしてもどうしても戻る前に気持ちを伝えておきたい人いるの。 背中を押して・・・
[起き上がり俯きながら表情を見せずに語る。きっと泣かせてしまっただろうから、その涙は自分で拭ってやりたいと思った。だからもう一度だけ香取先輩に会ってみたいって頭の中はそれでいっぱいになっていた。*]
(197) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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/* やっぱり私は、少しレスポンスが遅くなってでも 推敲しよう……。
(-52) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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/* ほんとにね、日本語行方不明になるときが多くて
(-53) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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― 校門前 ―
[夕刻の薄明が落とす影。自販機が平坦に投げかける光。 この時の私の目に、蝶の一羽も映りはしなかったけれど――。 日暮れの色合いに染められた三船さん>>196の背中が、ひどく頼りなく、さびしく見えてしまったから]
どうしたの、と ……
[言い掛けて、すぐに喉奥で声を押し殺す。 私が掛けていい言葉なんてない。 荒く、息を吐く。胸の奥が、ひどく閊える。 ごめんの一言さえも、咄嗟に口から出てきてはくれない。
まだ、少しだけ距離を保ってしまったまま。 漸く、漸く、長い逡巡を経て出せた一言は]
ビール、あるけど、いる?
[この場で何も買おうとしない彼女を見ての、普通の提案。 言ってから、自分でも、本当に何を言っているんだろうと内心呆れたのだけれど*]
(198) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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ん。
[立ち上がり、包み込むように抱きしめる。柔らかに背中を叩いて、ゆったりと言葉を紡ぐ]
悠里は、真面目でいい子だよ 逃げても、そのことを悔いることができる子 私の一番の親友だ
[悩んでる相手に対して、答えを指し示すことなんてできやしない。私は全知の神になんてなれないから。 だから、自分が知っている事実を話す]
みんなが悠里をどう思ってるかはわからないけど、少なくとも、私は悠里が大好きだ。 悠里と親友になれて、学生時代は光となって、今も私の支えになっている。
たとえ世界みんなが悠里のことが嫌いでも 私は、悠里に嫌われないなら嫌いにならない
だから、大丈夫だよ。 悠里ができることをやれば、それはきっといい方向に向かうから*
(199) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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/* あっあっ!!!? これだと愛梨待ちみたいに見える!!??? ちゃうね!!!!ん!!!!! あれや、さっき話してたから真輝がさすがにあれでそれかと思ってだな、すまない……私は誰でもうぇるかむなんだ……
(-54) 2017/02/01(Wed) 22時半頃
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[突然の声に、驚いたように振り向いて そこにいる人物に更に驚いた。>>198]
……び、びっくりした。 気付かなかった。
[真輝の目には、あたしが余程、 物欲しそうに見えたのだろうか。 彼女が手に提げたコンビニ袋。 それと彼女の顔を交互に見ては、苦笑した。]
ビールは寒いよ、真輝。
[ちら、と自販機を見やり]
あったかい飲み物が欲しいです。
[強請るように、そう告げた。 蝶がとまった煙草ポーチ>>177は、 今はポケットの中で眠っている。*]
(200) 2017/02/01(Wed) 23時頃
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/* 真輝が「とわ」と言いかけてくれているのに すごいときめくんだけどどうしたらいい? やばい
(-55) 2017/02/01(Wed) 23時頃
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[振り返ったそのひと>>200の表情は――普通に、驚かされた人の顔に見えた。]
え、と。
[驚かせてごめん、の一言も咄嗟には出せなかった、けれど。 彼女の浮かべた苦笑いと、投げられた指摘と、要求。 何だか、動揺していた自分が馬鹿らしく思えてきた。 そのくらい、ごく普通の、言葉だった。]
それも、そうだね。
[情けなさ混じった苦笑いを返してしまいながら、私はその「寒い」ビール缶入りの袋を抱えて自販機の前まで歩を進めた。 一旦地面に袋を置いてから、かじかむ指で、提げていた鞄から財布を取り出した。それから、自販機のラインナップに視線を投げて]
どれにする? ミルクティーとか、あるけど。
[財布とかポーチとか、そうしたものが三船さんの手の内に見えなかったこともあって、自分で買う気でいた。*]
(201) 2017/02/01(Wed) 23時半頃
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――空き部屋>>199――
うん・・・ 私にとっても貴女は親友だよ・・・
[頭を傾けて肩に頭を凭れて包み込みながら励ましの言葉にゆっくり頷いた。確かに響いたその背中のポンポンと鳴る音と肩の痛みに勇気を覚えて、その後押しに沈みかけていた心を奮い起こしていく。
手を伸ばせなかったあの時の自分の気持ちに決別。もう怖気づいたりしない。]
もう・・・大丈夫。
[そっと身体を離して、仁子の顔に微笑んでみせる。すっかりと満足したその気持ちのまま私の心も落ち着いた。]
(202) 2017/02/01(Wed) 23時半頃
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あなたはプリンスよりもナイトの方が合うかもね!。しっかり支えてくれてる。ありがと!
[手を突き出して軽いタッチ、心配をいらないと余裕を見せようとしてまた痛みにへたれていく。けれど、笑顔は崩れずに笑ってみせた。]
いたたた・・・ さすがに痛むしもう少しだけ休んでからいくよ。 あなたはどうする?
[痛む肩を抑えて、また横になる。彼が出て行くのなら、最後にこう言うだろう。「メールするから絶対返してね!って。*]
(203) 2017/02/01(Wed) 23時半頃
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[財布を取り出す真輝に、意図を汲んでくれたと>>201]
ありがとう! 財布忘れちゃってさー。あとで返すよ。
[そこまでは普通に接していたのだけれど、 ミルクティー、その単語が紡がれた瞬間に あたしの表情は強ばってしまう。 少しの逡巡の後、ぽつりと]
……あたし、ミルクティー苦手なんだ。
[あの甘い味が、いつから苦手になったのだろう。 学生の頃は、やたらと好んで、飲んでいたはずなのに。 ―――、裏切るような、思いがして。
だけれど、]
……コーヒーがいいな。
(204) 2017/02/01(Wed) 23時半頃
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[彼女の指先は望むボタンを押してくれるだろうか。 ピ、と小さく鳴る自販機と、 大袈裟なほど音を立てて落ちてくる飲み物。]
真輝 ……たばこ、吸う?
[ポケットから取り出す、蝶のとまった煙草ケース。
煙草の誘いは口実で、 貴女に、見せたかった、だけ。*]
(205) 2017/02/01(Wed) 23時半頃
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/* ケースじゃない、ぽーち。 ぽーちです。
(-56) 2017/02/01(Wed) 23時半頃
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[本当にごくたわいない、何事もなかったかのような注文の遣り取りは、ミルクティーの話を出した時に少しだけその色を変えた。>>204]
え、っと。 ミルクティー、苦手だった?
[三船さんの表情の変化と逡巡とを、私は単純にそうとだけ読み解いた。 だから素直に、言われるがままにコーヒーのボタンを押した。 そしてそれから、自分用にミルクティーを買うことにした。私も、温かいものが欲しくなってしまったから。 ふたつの缶を取り出そうとした時、三船さん>>205に問われ、振り向いた。]
あ。えっと。 ごめん、私は煙草、すえな――
[ごくごく普通に断ろうと、して]
(206) 2017/02/02(Thu) 00時頃
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え ?
[三船さんのポーチの上に、ちがう形がひとつ。 夕焼けに染められたそれは、ニットの蝶、一羽。
確かに、さっきから今まで、ふたり、何事もなかったかのように過ごしていたけれど。 最低だとかなんだとか、まるで全部嘘だったかのような今だったけれど。]
…… 何で、持ってる、の。 蝶。
[そもそも、あれを捨てただなんて、彼女は一言も言っていないのに――。 捨てられたと勝手に思い込んでいた私は、信じられないものを見た心地で、蝶と三船さんの顔とを、交互に見やった。 両目を丸くして。とくんと胸が鳴るのを、意識して*]
(207) 2017/02/02(Thu) 00時頃
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― 回想:涙の終わり>>181 ―
[芦屋先輩に手を引かれて抱き締められた時は、流石に驚いてびくりとしてしまった。それでも縋りつかれている間、うしろめたい気持ちは、不思議と起きなかった。 「ごめん」と繰り返したそのひとに緩く首を横に振って、私は涙を受け止めた。
やがて先輩の涙は、ちゃんと止まってくれた。 腕を離した先輩に、どういたしましてを伝えようとして]
っ、はう……。
[くちびるで拭われる涙。 胸の高鳴りと頬の熱さを自覚してしまいながらも、それを悪くないと思えた。 もうちゃんと、「王子様」に戻っている――そんな安堵を抱いたから]
ううん、どういたしまして。 ……風邪には、気を付けてください、ね。
[明日からの彼女の元気な姿に思い馳せながら、見送った。 「王子様」の弱い部分を見られたという、ある意味での贅沢さを、私は胸の内に秘めようと思った。**]
(208) 2017/02/02(Thu) 00時頃
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