173 冷たい校舎村 番外【突発R18 半身内】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ナユタが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、クリスマス、ヒナコ、リツ、ヒュー、タルト、ミサキ、ラルフ、イスルギ、メルヤの9名。
──午後8時50分──
(#0) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
[二人からのただいま(>>298,>>311)に、おかえりを返して。 遠野が出ていく(>>312)のには気付かず、岩動の話を聞いていた。 地面が遠いってどういうことだろう、とか。 考えていたら、話は遠野のことに切り替わる。]
あれ、ひなちゃん、いない?
[ようやく気が付いて、ぽつり、呟いた。]
(0) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
[2階の渡り廊下で、春隣高校の本校舎と部室棟は繋がっている。
暗い、星の見えない夜の訪れ。
部室棟から聞こえた叫び声。その後に続く、懸命な足音。
階段を駆け下りてゆく、慌ただしい音。]
(#1) 2015/11/03(Tue) 00時頃
[ ──── ガシャン。
と、固い"モノ"が、冷たい床を打つ音。
途端、頭に入った割れ目から、どろり、と赤が流れだす。]
(#2) 2015/11/03(Tue) 00時頃
────キーンコーンカーンコーン……
(#3) 2015/11/03(Tue) 00時頃
[チャイムが、鳴った。
始業でも、終業でもないだろう。
通常、こんな時間にチャイムは鳴らない。
それは、懸命に文化祭準備に取り組んでいた君達が、
よくよく知っているんじゃないかと思う。]
(#4) 2015/11/03(Tue) 00時頃
[1階。彼は、帰りたかったのかもしれない。
足を踏み外したように、階段の下に落ちている一体のマネキンは、
君たちと同じ制服を着て、確かに体温のある血を流して、倒れている。*]
(#5) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
/* 平野くん……
(-0) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
|
――ある日の昼休み――
[かつあげ>>1:385、なんて。 した自覚はなかったけれど。
背が高い自覚はあるから、多分それも原因なのでしょう。]
言いにくい。
[インコのように反芻する。 告白って、言いにくいんだっけ。 本で読んだ告白シーンの記憶を再生させてみる。 ――確かに、告白する側は言いにくそうだったかも。]
(1) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
|
大変なんだね。
[告白って。
エネルギーをたくさん使いそうだ。 万年腹をすかせている俺が告白なんてしたら、倒れるんじゃないかな。
いや、その前に告白する相手が居ないか。]
好きとか、恋とか、よくわかんないな。
[好きな人を前にして何も言えなくなる理由も、 思いを伝達する言葉が、関係性の更新の意味も孕む理由も、]
複雑で、厄介。
[いくつになったらわかるのでしょうか。*]
(2) 2015/11/03(Tue) 00時頃
|
|
[女の子たちが、遠野のあとを追いかける。 それをぼんやりと眺めながら、岩動と御崎の会話が聞こえて。(>>377,>>391) それはきっと、…の知らない青春の兆し。 無縁なものだから、気づくことはなかった、けれど。 御崎の言葉が突き刺さる。 思った通りに。 思った通りに動いていたなら、結末は変わっていたのだろうか。*]
(3) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[ 手は、取られなくて。 まあ。それはそれで、良いんじゃないでしょうか。 要はそういうことだから、それ以上は言いません。
考えて、みます。 苦手な、想像ってやつをしてみます。 もし、逆の立場だったとして。私はどうしたかって。
―――おんなじこと言うんだろうなあ。
と、思ったのは、果たして正解だったのか。
手を降ろして、とりあえずは、三人で。 保健室のある、一階まで、歩めたかな。
って、ところ、で。 ]
(4) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
[ ―― チャイムの音 と。 ]
[ なにか、が。 たたきつけられたときのような、 ]
(5) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[あと、一歩。]
[その歩幅が、計れないんだ。]
(6) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[そんなに、ひどい顔をしていたのでしょーか。 鏡がないから、雛子にはわからないけれど、 でも、頬が冷たい、自覚はあって。でも、]
……きょーしつ、帰るよ。
[って。 だって、まだ寝るような時間じゃないでしょう? 雛子は良い子じゃないし、なおさら。
みんなのとこに戻る、って。 凛とした、色素の薄い瞳を、 恐る恐る見上げようとした、その時だったでしょーか。]
(7) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
/* 11月6日
(-1) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[人との距離も、地面との距離も計れなかったかわいい弟。 あのときに、兄が掛け違えたボタンは、弟への、というよりも。 全般、"距離感"というものだったんじゃあないかと思います。 高いところが嫌いになったもの、ちょうど、あの頃でした。
弟が、近い距離感しか、知らなかったように、兄だって同じでした。 べたべた、したがりでした。 でも、ああきっと、間違ってたんだって、気がついたから。 中学二年生になって漸く、他人との距離を、計るようになって。 何度か失敗して、こうなりました。
踏み込まなきゃ、よくて。 踏み込まれなきゃあ、いいんだ。
って。 模範的であれば、外れなければ、 きっと、嫌われることだって、なくて──]
(8) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
/* わー3日後(誕生日振った) 祝ってー(無理)
(-2) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
/* どこ避けても悩みはかぶるねーーーという顔をしています そういう時は開き直ろう
(-3) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[チャイムが。鳴るはずのない音が、鳴り響くから。]
(9) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
────キーンコーン…─
[チャイムが、響く。 思わず左手の時計を見ると、午後8時50分。変な、時間。 いや、もう、そんな時間だったのか。って窓の外を見ても、白い景色が続いていて、夜だか、昼だかの判別さえ付かなくて。
何だかとても嫌な予感が、背筋を走る。]
(10) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
── 8時50分 ──
[迷いなく駆け出せる女では、ありませんでした。 いつだって、誰かの指示どーり。アドバイスどーり。
おねーちゃんの、お手本どーり。
ガシャン、と不吉な音を聞いて、 どきどき、どきどき、心臓は早鐘のように。
いったい、何事でしょーか。
めーちゃんは、女を感じさせないあの子は、 音を聞いたから、走りだしたのかしらん。 雛子も、それに倣うように、 音のした方へ、駆け出したんだったかしらん。]
(11) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[叫び声が、聞こえた気がした。 気のせいかとも思ったけれど、チャイムの音が響き渡る。(>>#3) 今度は気のせいじゃないだろう。 こんな時間にチャイムは鳴ったっけ? 考えるまでもなく、答えは否だ。]
今、叫び声が聞こえなかった?
[近くにいる岩動と御崎に問いかける。 肯定は返ってきただろうか。 どちらにしても、]
俺、ちょっと見に行ってくる。
[なんだか胸騒ぎがして、叫び声がしたと思われる方向へ歩き出した。 他にも来る人がいれば、共に渡り廊下を渡っただろう。**]
(12) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[ 一歩、 そう、一歩が、 足りない。
此処まで聞こえた、何かが壊れる音。 不吉な報せ。
外には女子が居て、何かあったら、って、 もっとつよい男の矜持があったなら、直ぐにでも駆け出していただろうに。 関わりたくなかったんです、岩動 呉は。 自分の何処かが崩れていくような、そういうことに は ]
(13) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[薄暗くなってきた校舎の中で、多分、俺は、困った顔をしていたと思う。 “そういうこと”を求めないことが、愛足り得るのだろうか。 自分が彼女に抱いている、迷子のガキみたいな執着も、愛足り得るのだろうか。
今までの“恋愛”とかけ離れたそれは、未だに、ちょっと、理解できない。というより、理解してしまったら、それは――。
けれど、問いかける>>396彼女の眼差しとか。 薄く、リップが塗られた唇とか、そういうのに、少しだけ心臓が跳ねて。
彼女の頬に、手を伸ばそうとして―――]
(14) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
― 少し、前 ―
[ ひどい顔です>>7。 かわいいおかおが、だいなしってやつです。 だから、教室に行くといった彼女を、 強引に止めるべきだったのでしょうか。 それとも、優しく。行って良いよ、って。 言うべきだったのでしょうか。
"クラスメート"のめーちゃんには、 たとえ馬鹿って言えたとしても、 距離感ってやつが、やっぱりわからないみたいです。
自分で立つ、と言うのなら。 そんな、恐る恐る見上げてこなくても。 ]
(15) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[―――がしゃん、と。 何処かから聞こえた音>>#2と、 けたたましく鳴り響くチャイムの音>>#3で、ふと、我に返りました。]
(16) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[ 凛とした、なんて、そんな瞳でしょうか。 逸らさない自覚は、あるけれど。 とりあえず、いつも通りに、じいと見てから、 ]
……、行こう。
[ 保健室でも、教室でも。 途中まで一緒だったから、曖昧な返事を、してしまって。
――そんな時だったかも、しれない>>#0>>5>>9* ]
(17) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
今の、
[伸ばしかけた手をひっこめて、その音がした方へと目線を向ける。 そっちは多分、校舎の反対側の方。]
何の音?
[いつの間にやらすっかり暗くなった窓の外。 けれど、煌々とついた電灯に照らされた廊下の向こうで、その音はしただろうか。]
……行ってみる?
[目の前の幼馴染と、音の方向を見比べてから。 少しばかり、歯切れ悪く、そう切り出しただろうか。*]
(18) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
/* 榛名キャンセルと名付けよう
(-4) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[ ―――あたまが。
われる みたい。 ]
(19) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[ ──あれ?と、思いました。]
(20) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[ 少し、止まった。堪える顔を、して。
ずきり、って、そんな感じに、頭が、痛んで。 さっき、かがりと扉を開けようとした時、みたいな。
おかしいな。窓も扉も、開けていない、筈なんだけど。 チャイムの音で、痛くなんて、ならないはずだけど。
なんだろう、そう。 他に音が、したから。 ]
(21) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[──それから後、教室に人の出入りはあっただろうか。
男子集会で得た情報を自分の目でも確認しようと、廊下に出る。 そうして、まず確認するのは、3階の窓。 クレセント錠に手をかける。真新しい校舎に取り付けられたそれは、引っ掛かりもなくカチャリと回った。 そうして、下を覗き込んで、──理解した。]
……──ッ、
[息を呑んで、仰け反るような勢いで窓から離れた。 成程ね、と苦い顔つきで、早々に窓を閉める。 あまり味わいたくない感覚だった。3階にいる筈なのに、まるで何十階建ての建物の上にいるような。 この校舎は、自分たちが外に出ることを許さない。
それでも、悪あがきのように、1階の出入り口も確認しようと、階下へ足を向ける。 そういえば、遠野たちは、ちゃんと保健室へ行っただろうか。 携帯を取り出しかけて、使えないのだと気付く。 不便に思いながらも、それならば降りるついでに、遠野たちの様子も見に行こうかと、]
(22) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[ ──チャイムが、鳴った。>>#3 ]
.
(23) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[どーか、しましたか?って。 めーちゃん>>19を見上げた雛子。]
……だ、いじょー、ぶ?
[やっぱり、声音は、おそるおそるだったでしょーか。 バカな雛子には、わからないことがたくさんあるのです。
おそるおそる、過ぎる声は、かすれて、 肝心のめーちゃんにさえ、届かなかったかもしれません。]
(24) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
[同時に聞こえる、いくつかの騒々しい音。>>#1 ざわりと、胸のどこかが重く軋んだような気がする。 思わず舌打ちが零れたのは、嫌な予感と言うやつだろう。
こういう時に、檜山陽一は、走り出す方の人間だ。
恐らくは、階下。音の方に向かって、足は駆け出す。 階段を駆け下りる途中で、誰かとすれ違ったとしても、止まることはなく。]
(25) 2015/11/03(Tue) 00時半頃
|
|
/* 誰がどこにいるのか把握しておりません 少し待とうか…
(-5) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[それでも、駆け付けた先で。
雛子は、走るのが苦手じゃないです。 部活で、ベースをやるのがイヤで、 華やかに、上で笑顔を振りまきたくて、 ビミョーな身長ながら、体重は削って、 だから、雛子は、身軽です。
そのことを、今は少し、恨みます。]
(26) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時頃
|
[ 今度、視界が揺れたのは、 もしかしたら自分の方だったかも、しれない。 おそるおそる、って感じで。 やっぱり雛子が、聞いてくるもので>>24、 強引に焦点を合わせた。頭が揺れて、 あ、また、痛い、な。
くだける、みたいな。って思うのは、 どうして、かな。 ]
(27) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
………、あ、いや。 だいじょーぶ、たぶ、ん。
[ 多分、真っ白な、顔をして。 悲しいかな、誰のお手本にもならないおんなは。 強情で、やっぱり強引に。 おひめさまの手を引いて。
遅刻で鍛えたとか、なんとも不名誉な走りで、 音のあった場所まで、階下まで。 さっき勧めた保健室のある、一階まで行って。 ]
(28) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[めーちゃんが走ったなら、それには負けたかも。 リーチからして、違うものね。
相変わらず、おなかは重苦しくて、 校舎中を取り巻くいろんなにおいに、 やっぱり、気分は悪いけど、 音のした方を探るように、足を動かして。]
(29) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[──── 視界に飛び込んできた、赤色は。*] .
(30) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[── こいつを殺して、わたしも死のう、と思いました。] .
(31) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[ それを、見る。 ]
(32) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時頃
|
/*
雛子だよ!!!
(-6) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[ちか、ちか。瞬く光。
めーちゃんと、ひめちゃんと、走って>>28、 檜山がいて>>25、あらたがいて>>12。
そして、みんなの足元に、 どーしてだか、人が転がっていました。 ── 人?いいえ、人形?
それから、今なお広がっていく赤色が、 錆びついたようなにおいが、 忘れかけていたそのにおいが、 目に痛い、赤色が。
のーみそを、揺さぶるよーでした。]
(33) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[ちか、ちか、ちか。
楽しいはずの光の演出。 瞬くそれも、何かとかぶさります。
音が、遠いです。
確か、こんな風に。 わたしもろとも、死ねばいーのだと、思いました。 これは、誰でしょーか。
あの日、]
(34) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[── あの日、ほんとうに、そうしていれば良かったのです。] .
(35) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
── の記憶 ──
(36) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[秋の夜。文化祭が終わって少しした夜。
あの男のアパートを尋ねました。 古ぼけたチャイムを押すと、 部屋着の男が顔を出した。
おねーちゃん、わたし、 この男が、あなたにふさわしい人なのか、 確かめてみようと、おもいます。
少し、驚いたようだけど、 男は、すんなり、雛子を家にあげました。
おねーちゃんや家に連絡は、しないようでした。]
(37) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[『どうしたの』と言われて、 なんて返したんだったかしらん。
ペットボトルのお茶を、レンジでチンして出す姿は、 我が家に挨拶にきたときとは、随分違って見えて。
気がついたときには、 『そういうつもりなんだよね』って、 薄っぺらいカーペットの上、転がっていました。
いつもどーり、短いスカート履いて、 「ちがいます」とは、言えませんでした。
雛子はバカです。]
(38) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[ちか、ちか。 瞬く蛍光灯の下で、投げ出された下着。
思い出しました。 あまりに鮮やかな水色のそれを身に付けてったのは、 たぶん、雛子なりの最後の建前。 そーゆーこと、するつもりじゃなかったんだよ、って、 そう言うための、建前でした。
けど、"確かめてみる"って、そーゆーことでしかない。 よね?
雛子はバカです。]
(39) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[ほんの軽くもがいた足が、 テーブルの湯のみを蹴って、お茶を被りました。 さっき熱すぎて、飲めなかったんです。 冷まして飲む暇は、なかったし。
熱かった。皮膚が引きつるみたいに、ピリピリ。 うんと惨めなきもちになったとき、 男はふと、動きを止めて、言いました。]
(40) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[『はじめて?』
ううん、と首を横に振った雛子に、 『なんだ』って、ちょっとがっかりした顔したでしょう。
それから、思い出したように、 『アキはおれがはじめてだったよ』って言いました。 アキ。亜紀。おねーちゃんの名前です。
そのときはじめて、殺してやろうかと思いました。
けれど、それからすぐ思い直しました。 最低な雛子とお似合いの、最低な男でした。 雛子には、なんにも言えません。]
(41) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[歩いていた足の動きは、だんだんと速くなって。 嫌な予感に、押されるように。 階段を下り、渡り廊下を駆け抜け、もう一階分駆け下り、て。]
……あ……え?
[見たことのある光景。 あの時は、頭からではなかったけれど。 流れ出る、あか。 今度は、ひとりぶん]
(42) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[諦めてしまったから、 なにも言えないと、認めてしまったから、
雛子は、もう、身を任せてしまって。
もーいーや。よくわかんないや。 ごめんなさい、おねーちゃん。ごめんなさい。 なんでこうも、失敗ばかりするのでしょーか。
ただ、それでも最中、一度だけ我に返りました。
「待って」
やな予感。ただ、待って、と言うには、手遅れ。*]
(43) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
/* ヒエェ
(-7) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[ 藤舎明夜は、ふつう、のつもりだから。
血に、死体に。 トラウマとか、そういうのは、なくて。 ]
(44) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[ でも、誰かが死んでしまうことには、 夜から星を喪ってしまうことには、
そう、言うなれば。とても、恐怖がありました。 ]
(*0) 2015/11/03(Tue) 01時頃
|
|
[ ――だから、いつも通りに、他人事みたいに。
誰かが、何か。が。倒れているな、と、思って。 ごめんね、って、かろうじて呟けた言葉で、 こひめの手を、解いて。 ]
―――、あー……、
[ それの近くまで歩み寄って、しゃがんで。 びちゃ、って、血だまりを踏む音。
文化祭の全部のにおいを塗りつぶすみたいな、 鉄臭い、そう、血のにおいに、ほんの少し顔を顰め。
あたまが、いたいな、 ]
(45) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
── 現在:1F階段付近 ──
── はる、な?
[それが誰かをなんとなく理解したとき、 やっと、あの夜の記憶から、解放されるような。
それは、あの男では、ありませんでした。 当然のごとく。
けれど、違う、と認識すれば、 それはそれで、ダメだな、指先から、凍えてゆくよーな。]
(46) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[最後の数段を、踏み外すように。 ふらりと、よろけた。**]
(47) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
/* 俺はどこに駆けよれば
(-8) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
[ここには、あの男はいません。
ミキも、茉里も、つばさもいません。 おねーちゃんも、いません。 王子様なんて、ずっと見つからないままです。
雛子が頼っていいって、 懸命に学んだ、雛子たちの世界のルールで、 そう定められている人は、いません。
離れない、甘いはちみつのにおいと、 鉄さびのよーな、懐かしいにおいが、 入り混じって、胸が、つかえます。
孤独の味がします。 凍えそうに、寒い。 そんな、]
(48) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ぼんやりと狭まった視界の隅で、 ぐらり、と何かが揺れました。>>47
そのときわたし、何を考えてたのかしらん。
あらた、くん。 いつか、弱虫雛子が泣きついた、あらたくん。
そのひとだと、気づいたのかは、わかりません。]
(49) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ ずきずき、ってレベルじゃないかも。 まさに、目の前のなにか。われた、みたい、な。
本当になんだって言うんだろう。 片頭痛持ちじゃ、ないんだけどなあ。
顔は真っ白です、きっと。 それでもどうにかなるって、強情なんだな、きっと。 ]
………、はるなか、
[ 雛子の呟きを、拾う。
そうだ、榛名、です。部室棟で、良く会った。 私と違って気前の良い人らしい貴方に、 買いすぎた、とか。良くお菓子を頂きました。どうも。 誰へともなく、呟いて。割れた頭を、見て。 さっきまでこひめの手を握っていた指先で、 真っ赤な頭を、触って* ]
(50) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
/* 中身視点でうっかり動いたけど この場にいるの、檜山と愉快な女たちだよあらたくん!!! 雛子受け止めてみせます!!
(-9) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
[ ──落ちちゃう、って。 さっき言ったのは、わたしだった。 そのはず、です。
また、思いました。落ちちゃう。 みんなにバカって言われるし、 いろいろ落ちちゃう日なのかしらん。
受験生なのに、不吉だなあって、 誰なら、笑い飛ばせたんでしょーか。
赤い廊下が、ぬるぬる滑って、 気分が悪いです。おなかが痛いです。 意味わかんないけど、気持ち悪いけど。]
(51) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
/* うええ 檜山ってこういう時に全部に手を伸ばそうとするから寝ぼけ頭だと優先順位がわからなくなる ねます…
(-10) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[めーちゃんは、しんどそーでした。 ひめちゃんは、ちいさいおひめさまで。
ふわ、って。動けたのは。 さっき、怒鳴られたからでしょーか。
なにかんがえてんだ、って、 露骨に何も考えられてなさそーなあらたくんに、 聞くつもりは、かけらもありませんが。
なにしてるんですか、あらたくん。 落ちてしまいますよ。
そのくらいは、言っても許される、でしょーか。]
(52) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ ―――星に手が届くなんて思ったんだろうか。 ]
(53) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[赤色に濡れた廊下は、たぶん、 誰だって、踏ん張れるよーな状態じゃありません。
だから、廊下は走っちゃだめなのに。 って、いつも走るし、さっきも走った雛子が、 うっすら、思ったりもして、
衝撃の緩和剤くらいには、なれたでしょーか。 そのくらいには、なれたらいーな。 バカでどーしよーもない女だけど。
雛子のしょーらいの夢は、薬剤師とおよめさんでした。]
(54) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ぐらん、ってあらたくんがバランスを崩すから、 倒れてくる方向に、雛子は向かっただけです。
支えきれる、か、は、 体重がかかってから、考えました。
雛子はバカです。]
(55) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
― ある、普通の夜 ―
[ 藤舎明夜は、高いところが好きだ。 そもそも、夫婦のマイホームには屋上だってあって。 許可が取れれば、いつだって出入りが出来るから、 好きとか嫌いとかより、常に、そこにあった。
一応、国語と遅刻以外は真面目ですから。 危ないことなんて起きることは無く、 高校生となった今では、許可もとらずに行けて。
そうだ。 夫婦の今度の夢は、オーロラを見に行くことだそうだ。 なんていうか、もう、いかにもって感じでしょう。
だから、そんないかにもな娘である私は。 その日も、ホットミルクと、携帯を持って。 でっかい望遠鏡の前を陣取って、
いつもどおりに、空を見上げて。 ]
(56) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ぐらん、って、 結局雛子の視界も揺れたのを、
あれ?なんで?とさえ、思いました。 るぎくんは簡単に雛子を止めてくれたのに。 首根っこつかむような気安さで。
あ、転けるの、 今日これで2回目、じゃないでしょーか。
やっぱり、今日は縁起が悪い、かも。*]
(57) 2015/11/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ …あれ? ]
(58) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[ それから、わたし、どうしたんだっけ?* ]
.
(59) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[ それから、わたしは、 ]
(*1) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[ ほしがみられないから、 ]
(*2) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[かわいげのないものがきらいな雛子。 かわいげだけで、できてる雛子。 そこにしか、価値の無い雛子。
──あ。きづきます。
これも、かわいげのない、って、やつじゃないでしょーか。*]
(60) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[ 今、目の前に居るあなたみたいに、
くらあい、夜の空から、
星がなくなって、価値のない夜から、
落ちた の。 ]
(*3) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[走って、階下まで。 1階へ続く階段の途中まで駆け下りて、立ち止まる。
そうして、階段のすぐ下。 目に飛び込んできたものを、一瞬、人間かと思った。>>#5 数秒遅れて、違うと気づく。 頭の周辺に、割れ目。その周囲に小さく散らばる欠片のようなものも見えた。 あれは、人間じゃない。マネキンだ。 デパートのショーウィンドウなんかで飾られている、それ。
そんなものが、場違いにもそこにあった。]
(61) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[流石に、状況を飲み込めずに凍り付く。 それが解けたのは、同じように階段を降りてきた古屋が、自分より少し手前でぐらりと傾いだせいだ。>>47]
……ッ、馬鹿!
[ば、と手が出て、けれど多分、それよりも先に。 男子のそれよりは小さい、華奢な体躯が、古屋の下に飛び込んできた。>>55
咄嗟に、片手で階段の手すりを掴む。 伸ばしたもう片手は、辛うじて、古屋の制服の襟元を掴んで。 片手に、力いっぱい重さが乗る。 踏ん張ろうとした拍子、ガン、と思いっきり壁に肘と肩を打ち付けた。 その痛みに顔を歪めて、それでもなんとかどちらの手も離さずに済んだので。
縺れ合うように、3人。 階段で崩れる事態にはなって、あちこちをしこたまぶつけたにしても。それから、古屋が多少──だいぶ、首の締まりそうな思いをしたにしても。 遠野雛子に、男子1人分の体重がそのままかかる事態にはならなかったんじゃないかと、思いたい**]
(62) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 02時頃
|
/* やっぱり檜山に心配させる気は はい しましたね ごめんね胃痛促進要員でごめんね……
(-11) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
/* おい待てつぶれる!!!と仰天したらちょっと目が覚めて……
(-12) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
― 現在 ―
[ ――死んでるかも。
って。思った。のは。 はてさて、何故でしょうか。 べったり。赤くなった指先は冷たい。 でも、触って、分かる。 髪、本物じゃあないな。なんだっけ、えーと。 マネキン。そう、マネキン。 分かりやすいものは、導きやすいです。
何処かに行きそうになった意識を、強引に戻して。 頭痛も、どうにか、収まった気がする。 緩慢に立ち上がって、 ]
(63) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[ あれ、でも。
どうしてマネキンとか、割れた音、とか。あるのかな。 楽しかった筈の文化祭で、こんな血まみれな光景、 あったんだろうか。
何時も通りの筈の学校で、 何時もじゃないことが起こってるけれど。 あの、知らないクラスメイトさんからのメールは、 死にたかった誰かからのメールは、関係あるのかな。
ゆるうく、騒ぎの方を、見て。 ]
(64) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[ 耳の聞こえるのは、雪の降るしんとした音のみでございました。温かい室内にいるのに、私の耳は冷たく冷え切った時のように痛くなってしまいました。なぜか少しだけ、瞳が潤んでまいります。彼は今、確実に私を女と認識してくれていました。 それが嬉しくて、切なくて、彼の伸ばされた手に身をゆだねようとしました、その時――]
(65) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[ ガシャン ]
[ 突然響いた音と、それに追随するように響いたチャイムに、思わず私の体はびくりと跳ねたのです。]
(66) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
[ 見る見るうちに離れていく手を見て、途端にかあっと顔が赤くなりました。私は今、とんでもない事を言ったのではないでしょうか?彼は今私に、何をしようとしていたのでしょうか?幼馴染に触れるだけにしては甘ったるい、流れていた時間に、私はひたすらに酔わされておりました。]
なんのおと、だろ……。
[ 彼の問いに、ぼうっとした頭のまま答えます。]
(67) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
やだ……。
[ 行こうという言葉に、思わず反射で首を横に振ってしまい、そこでやっと私は甘やかな酔いから覚めたのです。行ってしまったらきっと、この雰囲気が消されてしまう気がして、それが本当に怖かったものですから、思わずわがままを言ってしまいました。しかし、それはきっと彼の望むところではないでしょう。私は慌てて、ごめんと小さく口にしました。]
(68) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
なんでもない、いこっか。 雪で窓ガラスでも割れたのかな?
[ そう言って、まだ少し照れ臭さを含んだ微笑みで、彼の右手を優しく握りました。**]
(69) 2015/11/03(Tue) 02時頃
|
|
ひやま。
[ 声だけ、かける。 自分の声の筈だけど、なんだか。 遠くの方で、聞こえたみたいだった。 雛子と古屋を支えている、我らが委員長。 これはちょっと、直ぐには動けそうにないか。 ]
…榛名、運んだ方が、いいかな。
[ 赤い指先で、榛名なのか。なんなのか。 頭の割れた、それを指差す。 ――行儀は、ちょっと悪いけど。赦せ榛名。
まあ、とりあえず、私やるけど、って聞くわけです。 こひめに運ばせるわけには、いかないだろうし** ]
(70) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
/* ニジハーン…
(-13) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
|
/*
ううぐぐ向日葵と古屋回想したいよーーするぞーー
ほんと動かせて無くてすみません…
(-14) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
|
/*
あとホストというか世界の話したほうがいいよなこれ
(-15) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
|
[だって、落ちてしまうと思ったのです。
やっぱり、指先は、かじかんだように寒くて、
でも、痛いだろうな、と思ったわりに、 ぶつかった、と思ったわりに、 重みは、ありませんでした。>>62
ずくん、と、おなかが重くなります。 また、ふわ、と風が吹いた、ような。
最初にぶつかった衝撃で、尻もちをつきました。 階段の下にへたり込んだときに、 ごん、と手すりで頭を打ちました。]
(71) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
|
[ぼう、とした頭で、見上げたら、 檜山とあらたくんも、どたばたと、 階段周りで、こけたり、なんだり。]
……ごめん、ひやまー。
[寒いです。くちびるが震えます。 なんだか、現実感はないまま、 固い床から、制服に染みてく赤色から、 しんしんと、冷えていく、けど。
自分の頭を打った手すりを握って、 ふら、と立ち上がった雛子。]
(72) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
|
……そっち、手伝う、よー。
[よた、と。立ち上がりながら。 マネキンと、生身の人間と、どちらが重いのでしょーか。
一瞬考えたけれど、いくらなんでも、 いくらとーしゃめーやでも、 そっちを放って、檜山を手伝うってのは、ないな。
鈍い頭のまま。白い顔。 甘いにおい。は、まだ、消えてはいませんが、 雛子まで染めた錆のにおいが、強まって。
……歩み寄って、片側にしゃがみこみます。]
(73) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
|
──足のほー、持てばいい?
[たんたんと。平坦に。 顔色とは裏腹に、声は、静かでした。
雛子らしさは失われましたが、 今だけは、都合が良いかもしれない、とか。
このスカートの丈でしゃがんだら、とか、 女の子相手だから、考えるのをやめました。
今日の下着は、男の子ウケが悪いから、 いちおう、気にしてはいたのです。
しゅくしゅくと、雛子もはたらきます。**]
(74) 2015/11/03(Tue) 02時半頃
|
|
[腹が冷える感覚が、ある。 高いところを覗き込んでいるときのような、 もうすでに、滑り落ちているような、そんな。 すーっとした、かんかく。
鳩尾に全力の一撃を食らったのは、もう大分前の話になったというのに、今更、ぞく、って重く、痛む気がして。 何時もは、けして嫌ではない其れが、今はこんなにも、 邪魔 で。
ねえ、越。]
──ちょっと、行ってくる。
[目の前を駆けていった古屋の後は、追わず。 ふら、と、岩動 呉は廊下に転び出た。 何だかとても、逃げたかったんだ、色々なものから。 後ろからは、御崎の足音が、したか、どうか*]
(75) 2015/11/03(Tue) 07時頃
|
|
─ 3階と屋上を繋ぐ階段、踊り場 ─ [屋上へ出る扉は、固く固く閉ざされていた。]
[別に、出たかった訳じゃあ、ない。 岩動 呉は高いところは嫌いだし、今出たって白の暴力に負けるだけだ。 ただ、形式的に。 開くのかな、って確かめた。それだけ。
──なのに、なんでだろう。ドアノブの不自然な堅さと、冷たい扉の様相に、 この向こうは 本当 に 屋上なのか って、 もしくは、何か 拒否 されたような、 漠然とした不安に襲われて。 またすぅって、腹が冷えた。
階段に腰を下ろして、重い重いため息一つ。]
(76) 2015/11/03(Tue) 07時頃
|
|
[学校階段に何故鏡があるかって、なんか、諸説あるらしい。 世の中で言うカーブミラー的な役割、とか、 天井の高さに関わってくるとか。そんなカンジに。 他聞に漏れず、現在岩動 呉の半身を映すように、鏡がある。 岩動 呉は、鏡が好きだった。
今、その大きな姿見に映るのは、 さっき見た、榛名裕太の顔色のような、遠野雛子の顔色のような、 ──記憶にある、"俺"の顔を見ているような。 血の気の引いた、蒼白な其れに、苦笑も漏れた。
カッコ悪い、なあ。本当に。 "俺"はこうだから。 一度腰を下ろしてしまうと、どうにも立てなくて、 鏡に寄っ掛かるように、体重を預けて。 ふ、と 目を 閉じた。**]
(77) 2015/11/03(Tue) 07時頃
|
|
/* ごめん此処まで書いて思ったけど私氏小道具に鏡使いすぎ(三連続登場)
(-16) 2015/11/03(Tue) 07時半頃
|
|
/* 小さい頃はおんなじ格好してるのが普通だった。 →今はまるっきり違うかっこしてる。
たぶん呉も越も無意識に、越はヤンキーファッションだし、呉はシャツにパンツみたいなおーどースタイル。
(-17) 2015/11/03(Tue) 07時半頃
|
|
/* 鏡こしに寄り添い合う"俺"の描写の理由↑
(-18) 2015/11/03(Tue) 07時半頃
|
|
/* リアルに今8時50分の高校のチャイム聞いてしまってどきどきしました
(-19) 2015/11/03(Tue) 09時頃
|
|
/* そういえばめーちゃんの手スルーは意図的じゃなくて中身が拾い損ねただけですすみません とか
(-20) 2015/11/03(Tue) 09時頃
|
|
――現在:教室――
[さて、どうしよう。 今から遠野を追っかけるには、少し時間が立ちすぎた。 手持ち無沙汰になって、手を握って、開く。
と、叫び声。どこかで何かが砕ける音>>#2。 そして、スピーカーから、チャイムの音>>#3が。 時計を見れば、8時50分。午前、のはとうに過ぎたから。もしかして、もう午後のこんな時間。
あれ、でも。]
(78) 2015/11/03(Tue) 11時頃
|
|
[こんな時間に、チャイムって鳴るんだっけ。]
(79) 2015/11/03(Tue) 11時頃
|
|
聞こえたね。
[古屋>>12にそう返事。 それが届くか届かないか。古屋は教室を出て行った。
それを見送って、俺は一旦窓へ。 後ろのほうで足音が下から、岩動>>75は出て行ったのかもしれない。 クレセント錠を開け、枠に手をかけて、少し力を込めて]
[――カラリ]
[思ったよりもなめらかに動いたガラスに拍子抜け。 なんだ、ここは開くんだ。
思い出すのは、岩動が言った『地面が遠い』。 誘われるように覗きこんで。]
(80) 2015/11/03(Tue) 11時頃
|
|
――ああ、遠いね。
[吸い込むような地面のとおさに、少し足元がふわついて。 けれど、それも一瞬。頭を教室の中に入れて、窓を閉じた。
出口は、絶望的だね。
あれ、困ってない。 出られないのに、ね。*]
(81) 2015/11/03(Tue) 11時頃
|
|
――三階:廊下の端――
[ふら、と教室を出る。 目的地は、新しく増えたという、文化祭のときの3-3。
叫び声があった方に興味が無いわけじゃないけれど、色々な人が行っているだろうから。 少し、後で行こう。
ぺた、ぺたと上履きが鳴るのをそのままに、廊下の端へと歩みを進める。
そして、望んでいたものが姿を表した。]
(82) 2015/11/03(Tue) 11時頃
|
|
ああ、
[もう一度を望んだ、あの日の教室が。 たしかにそこにあった。*]
(83) 2015/11/03(Tue) 11時頃
|
|
――三階:新しい教室――
[一歩、足を踏み入れる。 この壁も、あそこのスタッフルームも、テーブルクロスも。 俺達が手がけた物。
教室を『可愛い』もので囲んで、雰囲気を偽った空間。 それを、ひたすらに覚えていた。
ふと、甘い匂い。 見れば、カウンターの上に焼きたてのフレンチトーストが。 周囲を見回しても、いるのは俺だけだ。 ならば、]
いただきます。
[使い捨てのプラスチックフォークを暖かいそれに突き刺して、]
(84) 2015/11/03(Tue) 11時頃
|
|
[口いっぱいに、卵と小麦の風味と、はちみつの甘さが広がった。
多分これが、きっとこれも。 ずっと心残りだった。*]
(85) 2015/11/03(Tue) 11時頃
|
|
……怪我は。
[古屋と遠野へ、短く尋ねる。 いつもよりずっと軽さの削がれた、力のない謝罪が遠野からの返事の代わりだった。>>72 「ないなら、いい」と簡素に返す。
古屋を支える拍子、引っ張られてこっちも滑りはしたので、派手に打ち付けた腰も痛い。 肩も痛けりゃ、肘も痛かった。散々だよ、本当に。 咄嗟に手を出したのは自分なので、文句を口にするつもりはないが。]
(86) 2015/11/03(Tue) 12時頃
|
|
[ひやま、と呼ばれた。>>70 人形のような何かを指し示す指先は、赤に染まっている。 そしてそれを指しながら、藤舎は"榛名"とそれを呼ぶのだ。
──榛名裕太は、生きて動いている人間だった筈だけど。 ああ全く、ホラー展開なんて望んじゃいなかったのに。 認める。あの叫び声も、今そこで転がっている人形も、ひとりのクラスメイトによく似ていた。 また、舌打ちを零したくなる。それは、堪えた。 ひとりで行かせなきゃ良かったのだろうか>>1:378、とは、今更な話だった。]
ちょっと、待って。
[あちこちぶつけたせいで、痛む身体を起こす。 それよりも早く、遠野が動いた。>>73 女子2人だけに、任せておくわけにもいかない。]
(87) 2015/11/03(Tue) 12時頃
|
|
……とりあえず、古屋。 お前は、座ってろ。
[漸く、彼の制服から手を離す。 じっとしてろ、というように、どうにも危なっかしいクラスメイトの肩に手を。 そうでなくても、赤い液体の零れる廊下は、きっと滑りやすいだろう。
立ち上がって、藤舎たちの方へ歩み寄る。 踏み入れば、ぱしゃりと跳ねた液体。鉄のにおいがした。
しゃがみ込む遠野の方は、見ないようにはしつつ、]
……あっちの端の方に、しよう。
[柱の陰になる場所を指し示す。 完全には隠れないので、1階を通るたびに目に入りそうではあったが、階段下に放置しておくよりはマシだろう。 あまり遠くまで運ぶと、それはそれで、この血だまりの惨状が広がりそうだ。
そこでいい、と賛同が得られたならば、運ぶのに加勢して3人で"それ"を運んだか*]
(88) 2015/11/03(Tue) 12時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 12時半頃
|
[染み込んでくる赤は、生温かくて、 染み込んだ先から、冷えていって、
寒い。な。 あらたくんを座らせて、檜山もやってきた。>>88 目をそらすから、悪い気がして、膝を下ろした。 ぴちゃん、と、とうに真っ赤な脚が、 また、生温かいものに浸ります。
運ぶ場所の指示に、意見なんてあるはずもなく。 赤い水たまりに横たわる人形を、 人形であるはずのものを、抱えるように、運んだ。
はるなはどこに行ってしまったのでしょーか。 これがはるなでしょーか。 はるなは、どーなってしまったのでしょーか。]
(89) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
[ 私がやる。
とか。 何時もなら言ったのかも、しれない。 多分、今も言おうとしていた。だって、顔、ひどいし。 こういうのは、とーしゃめーやの担当だし。
でも、なんか、思い出してしまって。 さっき。手を差し伸べた時に、立つ、と言われた。 その時私は、そういうものだと思って、いた、けれど。
はてさて、さっきとは逆に。 手伝われようとしている私は、 今はあんまりかわいげの無い様子のひよこちゃんに、 一体どう言えば、いいのでしょうか。 ]
(90) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
[真っ赤なスカート。真っ赤なソックス。 真っ赤な、冷たい脚。転んだからな。 はるなを支えたら、上半身にもいくらか赤が散ります。 移動させられて、傍に避けられた人形を、 真っ赤な雛子が見下ろして。]
……これ、はるな?
[誰も答えを知るはずのない問いを、 相変わらず、ぼう、とした顔で口にしながら、]
……死んじゃったの?
[この世界は、静かです。 視界に賑やかだから、人の気配のない、 嫌な静けさが、際立っているようで。]
(91) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
……ここって、誰かの夢の中、かな。
[だといいなあ。夢なら。 痛いのも、気持ち悪いのも、夢なら。
しゅーだんしっそー。似てるね、と、呟いた雛子。
ここは、現実じゃ、本物の学校じゃないよね。 わたしたちの状況は、普通じゃないよね。 雪のせい、なんかじゃ、ないよね。
そのくらいは、バカな雛子にだって、わかります。*]
(92) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
[ 解答も、必勝法も。分からないけど。 たぶん、なんとなくってやつだったり。 たぶん、自分自身も、変な頭痛で――、参った?のかな。 そんなところが、あったから。 ]
………、うん。 滑らないようにね、
[ 粛々と。お手伝いを頼んで。 真っ赤に、真っ赤に割れた頭の方、上半身を持って。 生身じゃないけど、重いそれ。血の分もあるんだろうか。 何処から出てるか、知らないけれど。
しゃがんだ雛子の、鮮やかな水色。 見えるよ、って。 女同士だからとはいえ、一応の指摘はした。
まあ、檜山が来れば、膝を下ろしたから>>89。 少し息を吐いて、抱える手と腕に力を込める。 ぬるりとした赤色が、袖を真っ赤にして、いって。 ]
(93) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
[ やって来た檜山はと言えば、 どうやら手伝ってくれる様でした。
一瞬だけ、やっぱり。いい、って。 そんな言葉を、言いそうになったけど。 多分、雛子に頼んだ流れだとか、上手く出ない声とか。 なんか、そんな色々が重なって。
三人で、榛名のような、何かのような、ソレを運ぶ。
手伝ってもらうこの光景は、珍しかったでしょうか。 もっと珍しい――そう、ゆめ、みたいな。 非日常の光景に、埋もれた気もするけど。
まあ。三人そろって、真っ赤になりながら。 言われた通り柱の影まで運んで。
見下ろして>>91、 ]
(94) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
[ そう、死んじゃったみたいだ>>91。 現にさっき触って、頭のかち割れたそれを見て、
――死んでるかも、とか、思ったし。
それになにより。 頭を強く殴られたら、ひとって死んじゃうんです。 よくあるじゃないですか。頭を強く殴られて死にました。
多分、そんな光景。
でも。 ]
(95) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
死んでないよ、
(96) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
[ ―――って、言葉が。 直ぐ出たのは、どうして? ]
(97) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
[ あれ?って、思った。 なんだろう、って、思った。
今、なんでこんな言葉が出たのでしょう。 踏み入れちゃいけないものに、踏み入ったよう、な?
分からない、分からないから。 裁縫と違ってとっても苦手な、 言葉の取り繕いみたいに、言葉をぽつ、ぽつ。 ]
(98) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
|
――――、だってこれ、榛名、だけど。 人間じゃないし。マネキン、だし。 …マネキンって、しなないし。
[ 瞳を、揺らして。 真っ赤な頭から、雛子へと視線を、やって。 ]
………集団失踪?
[ 丁度いい、って具合に。話題のすりかえみたいに。 雛子の呟きを拾って、問いかける。 ]
(99) 2015/11/03(Tue) 13時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 14時頃
|
[ 死んでないよ、だって。 ]
[ だって、君は帰ったんだもんね。 ]
(*4) 2015/11/03(Tue) 14時頃
|
|
[ ここにのこるべきじゃ、ないもんね。 ]
.
(*5) 2015/11/03(Tue) 14時頃
|
|
[落ちる、と思って。 けれどそんなに焦りはなかった。 だって、数段だし。 怪我だってそんなにしないだろう。 でも、血だまりに触れるのは嫌だなあ、って女の子みたいなことを、女の子とは別の理由で考えながら。 やけにゆっくり傾く景色をぼんやり眺めていたら、遠野の声(>>46)が聞こえた。
はるな。はるなって、誰だっけ? ああ、はるゆーだ。 そういえば彼にも今日、会ったっけ。 そのはるゆーが、どこに?
そこまで考えて、思考と視界がクリアになった。 床に倒れているマネキンに目を向ける。 あれは、はるゆーだ。クラスメイトに、とても良く、似ている。
衝撃に備えようと、手を出して目を瞑った。]
(100) 2015/11/03(Tue) 14時頃
|
|
[3人がかりで、廊下の隅へ運んだマネキン。 触れた手触りは硬い。人間のそれじゃない。 分かっちゃいたけど、気味が悪いほど榛名に似ているそれを運ぶ手つきはどうしたって慎重になった。 手のひらに、制服に染みていく血が生ぬるくて、酷く不快だった。
ぽつりと零れた遠野の声に、視線は、やっぱり向けない。>>91 勘弁しろよ。そう言いかけて、これは返答として適切じゃないと飲み込んだ。
勘弁しろよ、──死なれてたまるか。 2度目なんて、あってたまるかよ。
少なくともそれは、クラスメイトに向けるべき言葉ではなかった。 ほら、きっとたぶん、八つ当たりというやつになってしまう。
代わりに、制服の上着を脱いで、それへぱさりと被せる。 藤舎と遠野の2人からも、榛名によく似たマネキンを隠すように。 制服の上着ごときじゃ全部は隠れやしなかったけど、それでもないよりはいいだろう。]
(101) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
[死んでないよ、と、声がした。>>96
そんなこと、言い切れやしない。 手にこびりついた赤は、鉄のにおいを帯びている。 血なんて見慣れてやしないけれど、それでも思う。これは、リアル過ぎる。
そう思うものの、死んでいるとも言い切れない今は、それが適切な解のような気もする。]
……榛名には、よく似てる。 でも、これは、生身の人間じゃない。
[藤舎の言葉を、より強固にするように。 彼女と似たようなことしか言えなかったけれど、それだけを告げた。
ぽつぽつと、どこか言い訳じみたようにも聞こえる声を聞きながら、またマネキンへ視線を落とす。>>99
集団失踪事件、と、自分もその言葉を繰り返した。 遠野の口からそれが出ることは少し意外ではあったが、彼女もまた、どこかでそれを聞いたのだろうかと、その程度に思う。]
(102) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
……前に、榛名が言ってた。
[記憶を辿りながら、確実に覚えていることだけを口にする。 お前の方が、詳しいだろ。あんなに興味深げに、語っていたんだから。 マネキンに向けて、内心でそうつぶやくけれど、当然返事はない。]
──"人が、人の中に閉じ込められる"ことが、あるらしい。
ひとが作った、精神世界の中。 そこに閉じ込められた人間は、現実じゃあ"失踪"した、ってことになる。
[言葉を切る。 集団失踪事件。それと今回とを結び付けた一番の理由。 あの、遺書のような、メール。]
この現象を起こす人間は、何か、精神的に追い詰められていることが多いそうだ。 もしくは、……
(103) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
[ ──"最後に何か遺して死にたいって、思いました。">>1:1 ] .
(104) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
……生死の境を彷徨っている人間にも、そういう現象は起こりやすい。
[唇を僅かに歪めて、言い切る。 藤舎と遠野、それから、そこに居合わせた人間を見回した。 ああ、もう少し配慮しながら話すべきだったかな。 揃っている顔ぶれを改めて見たら後悔が過ったけれど、後の祭りだ。]
それと、今の状況。 ──どう、思う?
[問いかけにしては、それは随分、乾いた声だった*]
(105) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
[伸ばした手が、何かに触れて(>>55)、目を開けた。]
……え、ひなちゃ、
[このままでは巻き込んでしまう。 必死に踏ん張ろうとしたけれど、足は既にコントロールを失っていて。 せめて、背中は打たないように。 少しだけ、細いからだに手を回した。
瞬間。 後ろから檜山の声が聞こえて(>>62)、襟首を掴まれる。]
……っぐ、う!?
[予想とは逆の方向からの衝撃に、顔を思い切り歪めて。 二人もろとも、地面に転げる。 首元が苦しくて、息が止まるかと思ったけれど。 檜山のおかげで、少しは遠野にかかる負担も減っただろう。]
(106) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
ありが、と、ひよ、いち……
[絶え絶えの息で、檜山にお礼を告げて。 今度は遠野に向き直る。]
ごめん、ひなちゃん。ありがと……だい、じょうぶ?
[自分のせいで、傷つけて。 大丈夫?も何もないのだけれど。 少しでも、負担が小さければ良いと思いながら。]
(107) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
[尋ねられた言葉(>>86)には、お陰さまでと返して。 檜山もあちこちと痛そうなのに。 座ってろなんて言うから(>>88)、俺も手伝うよって言おうとして。 もう一度マネキンを見て、込み上げる悪寒に。 肩に添えられた手に、大人しく甘えることにした。 女の子が動いてくれているのに、情けないことだけれど。]
(108) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
/* 中の人的にはそんな勢いで服掴んだら本気で首しまるのでは…って朝起きた時に自分の発言見て思いました ファンタジー処理です
(-21) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
/* ごめんねふるぴょん
(-22) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
/* きもいな……>ふるぴょん呼び
(-23) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
[なるべく、マネキンと血を視界に入れないように目を瞑る。 みんなの声だけは聞こえてきて、死んでいるのかどうかという会話に(>>91,>>96,>>99,>>102)、死んでるよって心の中で返した。 確かにあれはマネキンだけれど、どういう仕組みかわからないけれど、この赤い液体は、紛れもなく血液だ。 この、むせかえるような、においも。
続く集団失踪の話は、どこかで聞いたような気がする。 多分、つけっぱなしのテレビ、だろうか。 ぼんやりと聞いていたものだから、内容はあまり覚えていなかったけれど。 檜山の説明(>>103,>>105)を聞いて、なるほど、今の状況はそれに近いのかもしれないと、思った。 生死の境を彷徨う、といえば。 …の精神は、あの日からずっと、彷徨っているのかもしれない。 なんて思って、嗤った。*]
(109) 2015/11/03(Tue) 14時半頃
|
|
[ なんとすてきな、ぐうぜんでしょう。 ]
(110) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[ 何時も通りだった筈の学校で。 チャイムが鳴ると、"楽しかった文化祭"が其処にあって。 でも、どうしてだろう。出られない昇降口。 窓も、開きませんでした。 ――クローズドサークル、ってやつです、多分。 おまけに。 榛名のようなマネキンが、マネキンのような榛名が、 頭から血を流して、其処に突然、現れて。 ]
(111) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[ これは、誰かの中の、精神世界だそうだ。 現実的じゃない、世界だそうだ。
集団失踪事件。同じく雛子の呟きを拾った、檜山が語る。 授業の様、反論もせずに、ただ聞いていた。 そうだよなあ、だって普通じゃ、ありえませんし。 納得するほか、ないでしょう。
ひとがひとの中に、閉じ込められる。 成程、じゃあ、その精神世界ってやつを作ったのは、 精神的に追い詰められた、誰かだそうです。 ――生死の境を彷徨っている、知らない、
しらない、あの、クラスメイト、 ]
(112) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
――回想・3年前―― [始まりは、初めての家出だった。 …の家は、絵に描いたような円満な家庭で。 父と母と、3つ年上の姉と。 毎日楽しく、何不自由なく暮らしていた。 けれどある時、姉が少し不安定になり始めたのだ。 姉の外出中に母が部屋を掃除すれば、勝手に部屋に入らないで!と金切り声で怒鳴り散らすような。 そんな、少し大げさなだけの、遅れてきた反抗期だと思っていた。 けれど。]
(113) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[ ううん。 ]
(*6) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[ わたしが一番、良く知っていて。 ]
[ わたしが一番、良く知らない人。 ]
(*7) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[ しのう と したの は―――― ]
(*8) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[ ひゅ、って。息が漏れる。 さっきと、同じ。気付いちゃいけないところの、 ぎりぎりのところを彷徨っている、様な。
妙な、感覚だった。頭が、重い。 それでも、唇を歪めた檜山を、ブラウンは見て。 彼と反対に、するり、口は動いて。 すてきなぐうぜん、この状況に。 乾いた問いかけに、答える。 ]
…一緒だなって。 じゃあさ、あの差出人が、作ったのかな。
[ この答えは、合っているでしょうか。 あのメールを思い出す。 なにかを、遺したかったらしい誰か。 何かの理由で、どうしてか、死にたかった誰か。 クラスメイトを連れ込んだ、誰か。 ]
(114) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
―1F踊り場―
……どういう状況?これ。
[幼馴染の左手>>69を握って、音の方向へと向かう。 そうして辿り着いた場所は、そこにいた面々は、異様な様相をしていたものだから、 ただ、そう問うしかなかったのは、仕方ない、と思う。
踊り場から、階下の惨状を見遣る。 インクをぶちまけたような、鮮やかな赤色。 同じ色を、制服のあちらこちらに付けたクラスメイト達。
>>99『集団失踪』とか、『榛名』とか、『マネキン』とか。 >>103『人が、人の中に閉じ込められることがあるらしい』とか。 途切れ途切れに聞こえた単語から思い出したのは、いつかの記憶。]
(115) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
―回想:盗み聞き―
[あほらしい、と。言葉にこそ出さなかったけれど、そう思った。 と言っても、自分もその番組を見ていたから、人のこと言えないんだけれども、ね。
クラスメイトの男子―榛名が語るその話>>0:184>>0:185は、昨夜の娯楽番組のそれ。 集団失踪事件、追い詰められた人間が、自分の中に他の誰かを閉じ込めることがあるって話。
けれど、いまいちピンと来ない話でしょう。 閉じ込めるって、そんな、押し入れやら冷蔵庫やら、建物じゃあるまいし。
だから、そこで、そんな話に対する自分の興味は失せて。 欠伸をひとつ、教師に叩き付けられた、古典の補修対策プリントに、目線を落とした。 今日は、肉じゃがにしようかな、なんて考えたのを覚えてる。*]
(116) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
―現在:1F踊り場―
[けれど、それがホントだなんて、普通思わないだろう? だから、少々、その赤に目を奪われて、 ややあって、同じく呆気に取られていたであろう、幼馴染の手を引いただろうか。
どうすべきだろうか、と。 赤に塗れたその場所と、彼らと、幼馴染を順に見て。 それぞれに、困惑したような目線を、向けるしかなかった。*]
(117) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[ ぽつ、ぽつ。 言い訳、というよりは、手繰るみたいな、声。
さようなら。と、"誰か"は告げた。 言うだけ言うって、どうなんだろう、と思う訳です。 せめてもうちょっと、色々遺して欲しかったよ。
あなたがこの世界を作ったって言うならさ。 楽しかった文化祭を、作っただけじゃ、なくてさ。 ]
―――帰る方法、って、あるの? それ、失踪事件は。…最終的に、どうなったの?
[ 肝心なところ、教えて欲しかったよ。って。 内心で思いながら、今度は檜山に、問う。 ]
(118) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
/*
ふたご座の話
(-24) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[雛子は、バカで、せんせーには向いてなくて、 だから、檜山が答えてくれて、心底助かった。
同時に、あのさ。 檜山もぐーぜん、知ってただけかな? それとも、考えたのは、みんな同じなのでしょーか。
わたしたちのなかの誰かが死ぬ。
帰る方法を問うめーちゃん>>118を、 ぼんやり、眺めていました。 めーちゃんを、というか、そのあたりを。]
(119) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
──……せかい、を、とじるんだよー……誰かが。
[ふわん、と言います。ふわふわした頭で。 どーしてでしょーか。 雛子が泣いたり叫んだりしてないことに、 きっと、雛子自身がいちばん驚いている。
感覚が、とおい、ような。あの地面みたいに。]
(120) 2015/11/03(Tue) 15時頃
|
|
[凍えるような感覚に蝕まれて、 はじめに死ぬのはこころです。
「生きていてくれるだけで」って、 自殺した我が子に泣くひとがいますが、 生きているだけじゃダメになるから、 その子は死んでしまったのではないでしょーか。
わたしたちに、遺書を送ってきたあの子も、 そうだったのでしょーか。 それは、誰だったんでしょう。 わたしでは、ありませんでしたか?]
(121) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
[なにを考えているか、自分でも見失うときは、 危ないって、サインじゃなかったろーか。 ……なにの?
表情が、うまく動かせなくて、 あ、笑っとこうとか、考える余裕がなかったのかも? とにかく、白い顔を上げて、ゆるりと首を横に振ります。]
……んーん、わたしこそ、よけーなことしてごめんね。
[大丈夫、って、あらたくん>>107に頷きを、返した。*]
(122) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
[中学三年ともなれば、まあそれなりに、性方面のことが、気になりだしたりするわけで。 …も例に漏れず、級友から"そういう本"を借りたりなんかして。 タイミングが悪かった、としか言いようがないだろう。 仲が良かった姉弟は、勝手に部屋を行き来してものを借りるなんてことも珍しくなかったから。 その日、姉が…の、"そういう行為"の最中に扉を開けてしまったのは、不幸な偶然でしかないのだけれど。 姉は、思いっきり顔を歪めて、 「気持ち悪い」 と一言。 それで火が付いたみたいに、弟への、はたまた男という生き物への、罵詈雑言を繰り広げて、最後に。 「気持ち悪いのよ、死んじゃえばいいわ!」 って、また。今度は更に余計な一言を追加して。
喧嘩をしたことはあっても、姉にそこまで強く否定されたことがなかった…は驚いて、ショックを受けて。 何を言ったかは覚えていないけれど、とにかく何か酷いことを言い返して、そのまま家を飛び出した。*]
(123) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
/* ちょい出し具合が難しいねえ……具体的なことは何も言わずに落ちロルで一気に、も考えたけれど、もしも誰かが手を差し伸べてくれるなら、ってどうしても期待してしまうのです**
(-25) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
[踊り場に増えた人影も、見えている。>>115]
言葉が耳に届いて、見たまんまだよ、と思う。 状況を再びなぞって説明するのが、億劫だった。 そもそも、明確な答えを返せる人はこの場にいるんだろうか。
その代わりに、自分が答えられることから、答える。 藤舎の相槌に、小さく肯いた。>>114]
それで、辻褄は合う。
[嫌な想像だけれど、状況は、綺麗に噛みあってしまう。 帰る方法。そう、そこが一番の問題で、だからこそ榛名に尋ねたかったところだった。
お前、本当に何処に行ったわけ。もの言わぬマネキンに、思う。]
(124) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
ここが、あのメールの差出人が開いた精神の内側で、 俺たちがそこに呼ばれた人間、なら。
少なくとも、物理的なやり方で帰ることは、たぶん出来ない。 実際、出口は開かないし、2階以上の窓は、妙なことになってる。
[男子会での情報。 最悪なタイミングで告げている気がしたけれど、もうこの事態になったら隠しておく方が難しい。 悪い、御崎。託してくれた彼に、そっと心の中で謝罪した。
それでも、帰る方法がまるきりないわけじゃなかった筈だった。
それを告げる前に、ふわ、とした声が、先に藤舎に応えた。>>120 意識があることが不思議な程の声、だと思った。 だから、その続きは、自分が引き取る。]
(125) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
内側から開いた世界は、内側から閉じられなきゃいけない。 ……つまり、誰かひとりが、そこに残らなきゃいけない。
──ただし、その人間は、現実世界じゃ命を落とす。 言ってしまえば、それで、あのメールの差出人が助かるにしても、
[其処に希望を見いだせる程、楽観的な話じゃない。 そう分かっているから、なおさら言葉は平坦になってゆく。 顔を上げて、言い切った。*]
……誰か、ひとりだ。 誰かが、ここに残って、この世界を閉じなくちゃいけない。
(126) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
/* 説明になっていますでしょうか
(-26) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
/* 偏見だけど、 めーちゃん:ホスト 雛子:クソ女 ひめちゃん:おひめさま あらたくん:SAN値ぴんち りくとひまちゃん:ふたりの世界 るぎくん:意外とSAN値ひくかった みさきし:ごーいんぐまいうぇい
わたしは村がエピったら檜山お疲れ様会を開きたい
(-27) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
/* 石動と御崎に関しては後で誰かがかくしかしてくれるかなー
(-28) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
/* あとるぎくんもふぁもふぁしたい わふわふしたい
(-29) 2015/11/03(Tue) 15時半頃
|
|
――そっか。
[ ぽつん、と。呟き。 制服に染み込んだつめたい赤色を感じて。 誰かが、作った世界。 誰かの中の、世界から帰るには。
雛子曰く、閉じなきゃ、いけない様です。 檜山曰く、閉じた人は、ここじゃない世界で、 本当の、いつも通りの世界で。
―――死んじゃうそうです。 ]
(127) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
[出口が開かない、と、檜山は言いました。
ちゃんと聞こえてたよ。大丈夫だよ。 ただ、ごめんなさい。なんか、きもちが動かなくて。
おかしなことになってる、ってゆーのは、 雛子とるぎくんが見た、あのことでしょう。
なんだか、もう、よくわかりません。
文化祭は楽しかったね。何度も思ったよ。 あの日に帰れたらいーなー。そしたら、 そしたら、わたし。]
(128) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
[ ── 今度は、もう少しうまくやれるでしょーか。] .
(129) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
[ 他人事の様に、感じられただろうか。
なんというか、十何年分の、癖と言うか。 空気の読めない奴は、咄嗟に、こう思う訳だ。 この世界を作った人、あのメールを送った人。
知らないクラスメイトが、死にたいって思ったなら。 ]
(130) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
[相変わらず、おなかがいたいよーな、重いよーな。 手持ち無沙汰な腕を、身体に巻きつけながら、 檜山せんせーの話を、聞いていました。
残る、ひとり。この世界を閉じる、ひとり。 ── それって、立候補制ですか?
雛子の判断は、いつも失敗ばかりだし。 素直な女だし。……あたま、はたらかないし。 これからどーするんでしょーかって、 ぼんやりした顔のまま、そこに立っていた。**]
(131) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
(その人が、残るべきなのではないでしょうか)
.
(132) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
[ ――って。おかしいな。 何故でしょう、口は、ただ、ぱくぱく。 情けなく、開いて、閉じて。
言えなかった。 これって割と、通ってないかと思うのだけど。 だって貴方か、貴女は、たとえ皆を呼んだとしても、 結局は死にたかったんでしょう。
でも、代わりに、他の言葉が出たのは、 なんで、だろうなあ。 ]
(133) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
/* そういえば、雛子のRP案自体は、3-1のときからあって、朱美と雛子どっち使うか迷っていたのですよね 朱美を先に使っていて、ほんとうによかった
(-30) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
/* ひなこちっぷは鼻が小さいとことか、眠そうな顔してるのに二重まぶたなとことか、ほっぺたのラインが柔らかそうなとことかがかわいくて好きです
(-31) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
…じゃあさ、
[ また、ぽつん、と。 ]
私、とりあえず、その人…差出人?作った、人。 さがそうかなー、って、思う。 方法、分からないけど。
[ うん、なんでだろうな。苦手な誤魔化し。 顔を上げた檜山を、真っ直ぐ、見られたでしょうか。 多分、やっぱり、捜して。 他人事な女は、あなたが残れよ、って言おうとしてる。 そのつもり、なんだろうけど。 なんだか、やっぱり少し、瞳は揺れた。 ]
(134) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
|
[ 多分、視線が合ったのは、少し。 びちゃ、って。嫌な音を立てて、 赤の足跡を残しながら、方向転換。
同じ階、無人の職員室に行けば、 見慣れた棚からひとつ、鍵を持って、 また、皆の居る現場に戻る。 "二階以上の窓は、妙"なら。 じゃあ、もっとうえはどうなの?って。 高いところの好きな自分は、思う訳です。
閉じなきゃいけないって知りつつも、 誰か、残る人を探さなきゃいけないって知りつつも。 他の方法を探そうとしてる自分がいることに、はて。 変だなあ、って、首を傾げながらも。 真っ赤な制服のまま、視線を感じたのなら。 やっぱり真っ赤な指先で、鍵を揺らして階上を示した。 引き止められなければ、そのまま行くつもりで** ]
(135) 2015/11/03(Tue) 16時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 16時半頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 16時半頃
|
[探そうかな。>>134 藤舎の声が、訥々と落ちる。 いつもは真っ直ぐなブラウンの瞳が、僅かに揺れて見えたのは、気のせいだろうか。>>134
探して、お前はどうすんの? 思ったこととは裏腹に、言葉は口から、勝手に零れ落ちた。]
藤舎、
[視線。こっちは、逸らさない。揺れもしない。 ただ、いつもと何ら変わりない声で。]
──見つけたら、俺にも教えて。
[だから、探して、どうすんの。 同じ問いを今度は、自分に向ける。 それ以上は、藤舎に問われたって、口にはしないだろう。 鍵を手にして、階上へと上がろうとする彼女を引き留めることはしなかった>>135]
(136) 2015/11/03(Tue) 16時半頃
|
|
[さて、藤舎を見送れば、その次。 巡らせる目線は、古屋と遠野。 少なくとも、自分としては一番きつそうに見えている2人へ、向ける"委員長"の声。]
遠野。動けるなら、保健室、行けば。 着替えもあるし、ベッドもある。
古屋も。休むなら、移動しよう。 あー……保健室は、出来れば女子で使って欲しいけど。
[男子は、どうしようか。 文化祭の装飾にまみれたこの校舎内で、落ち着ける場所は随分限られている。 教室で雑魚寝するなら、毛布だか寝袋だか、どこかで調達してくる必要がありそうだった。 序に言うなら、血に濡れた自分の惨状もどうにかしたい。 保健室の着替え。それか、あとは、ロッカーに放り込んであるジャージがある。
考え事は、尽きない。]
(137) 2015/11/03(Tue) 16時半頃
|
|
出来れば、誰かと一緒に行ってほしくはある。
はっきり言うよ。 お前ら、顔色が酷い。
[誰も動けないようなら、少なくともどちらかへは自分がついていく心づもりで、そう告げて。 一六、それから平坂と咲野、だったろうか。 その場に集まった面々を再びぐるりと見回した**]
(138) 2015/11/03(Tue) 16時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 16時半頃
|
/* なんか、すっごい俺が前面に立ってしまっている気がするんです うへーログ増やしてしまってごめんね……
(-32) 2015/11/03(Tue) 17時頃
|
|
[委員長の視線とか、付け足された言葉>>124>>125を受けて、 まぁ、なんとなく。 この場所が、“誰かの中”なんだろうか、とか。 そんなことを思う。
冗談だろとか、茶々を入れられる空気じゃないよね、どう見ても。 なら、受け入れるしか、ないでしょう。慣れてるよ、そういうの。]
(139) 2015/11/03(Tue) 17時頃
|
|
[けれど、こういうとき、どうやっていいのかなんて、分からなかったので。 ぼんやりと呆けている野郎>>109とか、 何処かへ向かう、地味な女子>>136とか、 そういうのを、ただ、眺めてから。
てきぱき、周囲を見回した委員長の指示>>137に、漸く、 ひまわり、と。幼馴染の名前を呼んだだろうか。]
(140) 2015/11/03(Tue) 17時頃
|
|
/* だれだよゆるゆる見れるつつつったやつ!!!(久しぶり世界)
(-33) 2015/11/03(Tue) 17時頃
|
|
/* 岩動 御崎の自由さヤバイごめん() いやでも多角ムリでしたきょう。
(-34) 2015/11/03(Tue) 17時頃
|
|
遠野さん、顔色悪いし。 保健室に。
[少なくとも、この場所で、突っ立ってる場合じゃないだろう。皆。 それだけは分かる。
砂糖やソースの甘い匂いと、むせかえるような、鉄の臭い。 暴力的な色合いと相まって、頭がくらくらする。
だから、赤に塗れた栗色>>131を、顎で示して。 隣の幼馴染を、振り返ったのだけれど、さて。]
(141) 2015/11/03(Tue) 17時頃
|
|
[そうして、自分は委員長を振り返って。]
古屋、教室に連れてっとく。
つーか、お前も大概、疲れた顔してる。 あと、ひどい格好だし。
[着替えた方がいい、と言外で示して、階段を下りていく。 踏みつけた赤色が、びちゃり、上履きに跳ねた。]
古屋、歩ける?
[ぼんやり、上の空の野郎に手を貸して。 異論がないようなら、彼を連れて、階段を上ることとなっただろうか。**]
(142) 2015/11/03(Tue) 17時頃
|
|
/* ふお、平坂ありがとう。でも一六と余った気配だなー。 一六、保健室行くかな?様子見て、俺はしばらく回想練ります。 それにしても藤舎の人ほんとうまくて惚れ惚れする。好き。つか、たぶんだけど、校舎村皆勤賞じゃない……?w
(-35) 2015/11/03(Tue) 17時半頃
|
|
[現実世界に帰るためには誰かが残らなければならないこと、残った人物は現実世界で死んでしまうことを、聞いて。(>>126) 世界の主が誰なのかはわからないけれど、もしもみんなが帰りたいのなら自分が残るのもアリかもしれないなあ、なんて思う。 …はあの日から、現実世界にあまり執着がない。]
(143) 2015/11/03(Tue) 17時半頃
|
|
―回想:一六こひめについて―
[こひめは生まれた時からかわいかったって ママがいってた ちいさなちいさなおひめさま だからこひめって名前をパパがつけたんだっていってた
こひめにパパが残してくれたのはこれだけ
覚えてる限り、こひめにはママしかいなかった ずっとずっとママしかいなかった
ママはいつも言うの 『こひめは生まれてきちゃいけなかったんだ』って 『でもね、ママが、ママだけが こひめを愛してるから許してあげる』って]
(144) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[こひめは生きてちゃいけないから ママがこの子を許してあげてくださいって お願いしてその印を刻むんだって
ママはそう言って、にこやかに
こひめの体に赤い筋を刻むの]
(145) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[最初は背中 きりきりちりちり 浅い長い赤い筋 痛く熱くて眠れなくて泣いたら それがこひめの悪いことの痛みだよって ママが教えてくれたの
……たくさん残った痕で水着は着れなくなった]
(146) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[次は二の腕 何度も刻まれて、ざらざらで
半袖の服も着られなくなった
そして今度は太もも 座れないくらい痛くても 泣くのはかわいくないってママがいうから こひめは我慢したよ
ミニスカートももう履けない]
(147) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[中学の時のこと こひめは好きな人ができた
同じ委員会の一つ上の先輩 こひめをかわいいって言ってくれて かわいくなくてもこひめが好きって言ってくれて
こひめは、それを信じて ママが付けてくれた印をその人に見せたの そうしたら
『――――』
ひどい否定の言葉、罵詈雑言]
(148) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[そんなに、こひめが許されるために 必要な印は、醜かったのかな
言いふらされはしなかったけど その人はもう二度とこひめと目を合わせてくれなくなった
泣いて、泣いて こひめはママにこんなことがあったよって言ったの
ママはとっても楽しそうに 『ママ以外に許してもらいたいなら もう許さなくていいのね』 って笑ったの]
(149) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[ごめんなさい、ママ こひめを許してくれるのはママだけだから こひめ、ママが望むようにかわいくしてるから
かなしいときも くるしいときも ずっとかわいく笑ってるから ママ以外、好きにならないから
そう言ってお願いして ようやくママは、こひめを許してくれたから
だからこひめは ママ以外に好きな人を作らない]
(150) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[ママはすぐにこひめのこと忘れて おうちに帰ってこなくなるけど それでも帰ってきたら 悪い子のこひめを許して 愛してるよって刻んでくれるの
それに、こひめをかわいくするためのものは 何でも買ってくれた
刻まれた許しの痕を隠すための服も 青白い顔色をごまかすための化粧道具も 千切られた髪をわからなくするための髪留めも
かわいくないこひめに 何の価値もないから*]
(151) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[ " "の きおく ]
[俺が、泣いていたんです。ぴーっ、て。 しょーがくせーのときの、俺たちは、 おんなじかおと、おんなじ服と、 そして、おんなじように笑って、おんなじように泣いたものだから、 俺たちのなかでも、どっちがどっちだっけ?って、なるくらいでした。 俺だったんです、どっちも。]
まったくさー、なくなよー。
[って、俺が言います。 でも、だって、って、俺は鼻をすすりました。 かっこわるいなあ。おんなじかおなのに。]
かっこわりーぞ、" "
(152) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
── 起きろよ、
(153) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
/* いちろくううううう
(-36) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
―現在:1F―
[雛子を迎えに行って 戻ろうとしていたとき 鳴り響いたチャイム こひめが反応する前に手を引かれて 明夜に追いすがるように ぱたぱたと、一生懸命足を動かして
その先に、見えた赤
こひめをつなぎとめてくれているように 温かかった手が離れて ぽつん 取り残されたように
立ち尽くす]
(154) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[ふ、と。 身体がふわり、と浮くような感覚があって。 岩動 呉は目を覚ました。
この状況で、冷えきった階段で、ねむれるというのも、大概だけれど。 そのくらい、何かをすり減らしていたのかなあって、ぼんやり。 浮上したばかりの意識は何処か遠く。
切実な声が、聞こえた気がしました。右の方、から。 ぼう、とした眼鏡越の黒は自然と右に泳いで、鏡に写る岩動 呉と目が合った。 幾分か、蒼白な其れは色を取り戻しつつあったけれど、寧ろ、 寒いなか意識を落として居たためか、唇が青い。 ジャージだからだ。そりゃあ寒いね。
縮んだような手足をぐっ、と伸ばしてもういちど、重く息をつく。 尻を払って、立ち上がった。]
(155) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
/* >>152 どっちのきおく? 2 1呉 2越
(-37) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[泣きそうにゆがんだ顔は 誰にも見られてないといい 泣くなんてかわいくないって ママがいうから、そんな表情すぐに隠して]
はるくん、なのぉ?
[見えるのは広がる赤の中のマネキン 確かにそれは、さっきまでいたはずの クラスメイトに見えて]
(156) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
/* 小さいときは可愛かったんだねおにーちゃん…
越「俺のほーが正義漢だからな!」 呉「痛いのって耐えられなくない?」
(-38) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[落ちそうになる革とそれを助ける雛子や陽一の姿 マネキンを移動しようとする人たち
それを、この先進んだら 汚れてかわいくなくなるななんて こひめはただじっと見ている
これだけ、血を流したとしたら 消えない許しがもらえるのかな
想像して、笑みが浮かぶ 場違いなほど、ふわりと]
(157) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[姿見に全身を映す。 ジャージのズボン、白シャツにジャージ上を羽織って。 だっせえの。 ちょっと笑った。 そうだなあ、かわいい弟であれば、 こうやってズボンを腰にはいて、ポケットに手を突っ込んで、 足が悪いのに、裾引き摺るみたいに歩いても、 きっとそんな、違和感もなくやって見せるだろうけれど。 ──ああでもアイツは白シャツ着ねえや。
金髪じゃない、眼鏡の岩動 呉にはどうにも似合わない様相だった。 腰まで下げたズボンを上げる。ポケットは…温かいから、暫くこのままで。 一人遊びに満足して、視線を鏡から反らした、時。
視界に金が、掠めた気がして。]
(158) 2015/11/03(Tue) 18時頃
|
|
[ ──ガンッ、 と、 ]
(159) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
[何かを叩く音が、大きく響く*]
(160) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
[集団失踪事件の話 ここは、誰かの作った世界]
……ふふ
[こひめは、笑う]
そっかぁ、ここにこひめたちを呼んだ人はぁ やっぱり、楽しい文化祭を もう一回やりたかったんだねぇ みんなで、すごしたかったんだねぇ
ふふふ
[困惑したり、うろたえたり そういう顔はかわいくないから ただ、こひめは、楽しそうに笑う*]
(161) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
/* ようやくこひめのこと半分くらい表に出せたー 残りをどうやって出すかはまだ考えてない
めーちゃんに教わってけがが減ってばんそこ使い切らなくてよかった→生徒手帳の宝物 っていう感じの部分も出したいなー
(-39) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
/* いするぎやってると瞼の痙攣がすごいんですけど。
呉「ねろ」 越「ねろ」
(-40) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
――回想:遠い記憶――
[せーりゃくけっこん。
兄ちゃんはそう言ったけれど、ぼくにはむずかしくて、よく分かりませんでした。
会社のために。 大きくするために、けっこんしたそうです。 で、兄ちゃんは『あとつぎ』のため。 ぼくはその『だいようひん』のために、作ったそうです。
そう、へんな顔をして兄ちゃんは言いました。]
(162) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
[みんなが『お父さん』とよぶ人は、ぼくが帰るところには帰ってきません。
みんなが『お母さん』とよぶ人は、ぼくが帰るところにしかいません。
兄ちゃんはへんな顔をしていました。 この家、出るんだ。 そう、言いました。 そのときは、いっしょに行こう。 そう、言ってくれました。
ぼくは、うんとうなずきました。*]
(163) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
――現在:喫茶店3-3――
[最後の一口を、食べ終わった。 ぺろりと唇を舐めて、最後の余韻を楽しむ。
ああ、美味しかった。 でも、まだ足りない。
ふと、カウンターに目を向ければ、新しいフレンチトーストがあった。 椅子から立って、それを手に取る。 少し迷って、フォークとお皿を片手に教室の扉に向かった。]
(164) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
[一度、振り返る。
惜しむように装飾を、 店内を、 雰囲気を、 それらを焼き付けるように見て、ゆっくりと教室を出て行った。*]
(165) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
/* 発現回数みたらヒナコ42回メルヤ38回ヒュー19回 あ、別に余裕だ。元気出ました。 一発言が長いけどね。
(-41) 2015/11/03(Tue) 18時半頃
|
|
― →屋上 ―
[ 三階の、もっと上。 そこに行く前、階段をのぼる前。 何時も通り。 委員長のお達し>>136には、了解、って。言う。 この世界を作った人を、見つけましょう。って。 ――でもさあ、藤舎も思う訳です。檜山。 あなたも見つけたとして、どうするの? 私も果たして、どうするんでしょうか。
聞くことはないその疑問は、 血を踏む音に紛れて、何処かへ行った* ]
(166) 2015/11/03(Tue) 19時頃
|
|
[ そうして、血を垂らしながら。 派手で静かな、文化祭の中、誰かの世界を、歩む。 屋上は、好きです。雪が降らなきゃ、良かったのに。 そうすればきっと、今の時間は、 綺麗な空が見られたのに。 あのとき、みたいに。 一階、二階。三階――その先。 もうすぐ屋上への踊り場、ってところで。 階段を、二、三段、のぼったところで。 ]
(167) 2015/11/03(Tue) 19時頃
|
|
[ ――衝撃。 ]
(168) 2015/11/03(Tue) 19時頃
|
|
――――ぁ、
[ あ、やべ、って、感じた。 バランスを崩して、後ろに 落ち、 そうに、なって。 多分、幸運だったのは。 血にまみれた手で、掴んでいた手すりがあったからか。 力がこもって、どうにか。滑りながらも。 後ろに落ちかけた身体は、持ちあがる。
榛名の血が、ぼとぼと。 ]
(169) 2015/11/03(Tue) 19時頃
|
|
[ ―――だから、私。 頭痛持ちじゃあ、ありませんって。 恨み言をぐわんぐわん揺れる脳内で言っても、 なんだか不思議な世界だから、で、 こういうことも、全部片付くんでしょうか。 この世界を作った人なら、知ってるんでしょうか。
とりあえず、何処からだよ、って。 揺れる瞳は上を見て、――あ、岩動。 ジャージを見て思い出す。 そういえば、私、着替えてない。なあ。 他人の血でスプラッタな女ですが、すみませんね。
それより私、あたまがいたいです。 その音は聞きたくありません。 叩きつけないで。おちたみたいな、おとは、 ]
(170) 2015/11/03(Tue) 19時頃
|
|
/* 拳は1 1われた 2われない
なお壁の鏡はほぼ割れないとおもう。
(-42) 2015/11/03(Tue) 19時頃
|
|
―――、い、 するぎせんせー、ギョーギわる、
[ 茶化すみたいに、って。どーするんでしょうか。 生憎私、馬鹿です。空気読めません。 今感じることって、弱音にあたるんでしょうか。
汗が垂れて、蟀谷を伝う。 それを自覚すれば、さあっと、全身の温度が下がって。 耐えるみたいに唇を噛んだ。
ちょっと、ほら、優等生ってやつは、 学校の物壊しちゃ駄目でしょう。とか。思って。 ]
(171) 2015/11/03(Tue) 19時頃
|
|
………ちょっと通って、いい?
[ 言葉を出すのに時間がかかって、最低限の、用件だけ。 ひきつった、真っ白な顔で。 今回は、ちょっと、まだぐらぐら視界が揺れるもので。 さっき貴方に何か言った時みたいに、 見据えるのは、無理でした。
同じく真っ白な手の、真っ赤な指先を持ち上げて。 屋上の扉を、指さす** ]
(172) 2015/11/03(Tue) 19時頃
|
|
[生温いものが、腕を伝う。 自分でも驚くくらいの反応速度で振り抜かれた右の裏拳は、 鏡の向こうの"誰か"の顔を平面の上でとらえたけれど、 壁に張られた鏡と、人の拳なら、 鏡の方が強いに決まっていて。 手加減された、平べったい拳では、なく。 人差し指を張った、尖った拳は見事に割れていた。
冷えきった頭の芯、暫く時計を見るような気軽さで重力に沿って腕を伝う赤を、眺めていた、けれど。 次に視界を掠めたのは、黒。 また、鏡に向いたような、暴力的な速度で、そちらを、向いて。
──ああごめん、たぶん。 俺もなかなかにスプラッタな顔を、していたと思う。 一瞬、確実に、目を剥いたようなそんな 顔 を 、]
(173) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
|
───とーしゃ、
[力が、抜けた。 ぎょーぎわるいって、うん、まあ。 赤を滴らせる君が、ぎょーぎ、良いかはちょっと、分からないけど。 現実感のない、現実の光景。]
何、それ。どしたの。怪我?
[自分のことは、棚にあげて。 さっきの遠野雛子みたいに、ふらふら、ゆらゆらしている藤舎に、"スマート"に、利き腕を伸ばして、手を貸そうと。
ええ、割れてるんですけどね。
指さされた先には屋上に続く扉がある、岩動 呉が、拒否 された扉。 なんとなく、だけれど。 開かなかった、とは、言わなかった。]
(174) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
|
─ 檜山陽一について ─
[現在の話。 高校3年生の檜山陽一に、浮いた話はあまりない。
人並みには告白も受けただろうけど、そういうものはやんわりとお断りしている。 「意外と硬いね」ぐらいは言われるかもしれない。 でも、角のたつ断り方もしていないつもりだから、噂話のネタにすらならないだろう。 つまるところ、何処かの、湿布を張った誰かさんや、生徒会立候補演説で伝説じみた爆弾発言を落とした誰かさんとは、一線を画している。
そんな感じの、檜山陽一の恋愛事情。]
(175) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
|
[そしてここからは、中学の頃の話。 ひとり、彼女がいた。黒髪で、どこもかしこも白い少女。
檜山くんは、清楚系がお好きなんですか。 と、聞かれたら、まあ、どっちかっていうと見た目はそういうのが好みではあるかもしれない。 好みのタイプを割り出せる程、恋愛しちゃいないけどね。
とにもかくにも、その彼女。 儚げな外見の割に、言うことは言うし、甘える時は甘えてくれる。 そういうところが、好きだったのかもしれない。
最初は、上手くやっていた。 そう、最初は。
──家に帰りたくない、と。 張りつめた顔で、あの子が、泣きだすまでは。 信頼と愛情の、その先。依存が、噴き出すまでは。]
(176) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
|
/* 元々やんきー要素が高いのは呉の方。わるいことも良いこともできる、喧嘩強い、へらへらしてる。 人望はちょっとびみょう。友達は多いけど。
頭は足りないけど、人望はあるから委員長になれる弟、との、差。
(-43) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
|
[私ね、とあの子は呟く。 既に日の落ちた公園で、白い顔を歪ませながら。
家に、帰りたくないの。 お父さんとお母さんは、喧嘩ばかりしてる。 ものがね、飛んでくるの。罵声がね、飛んでくるの。 私、それしかもらわずに、育った。 ものが飛んでくる間は、私、ずっと息を殺してる。 それ以外に、やり方を知らない。 撫でてくれる手も、抱きしめてくれる腕も。 知らなかったの、ずっと。
ヨウくん。と、あの子は言う。 最初に、気恥ずかしそうな顔をしながら、"檜山くん"から"ヨウくん"へと呼び名を変えた時とはずっと異なる悲壮な声だった。
もう少しだけ、ここで一緒にいてくれる? 貴方といる時だけ、私、普通の女の子になれたみたいで、幸せなんだ。]
(177) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
|
[──さて、そう言われて。 中学生の檜山陽一は、どうすべきだっただろう。
愛を知らない、罵声ばかりを受け取って育ったあの子。 不幸なあの子。 それに対して、幸福な家庭で生まれ、愛を受け取って育った、たかだかひとりの中学生は。
あの時、どうすべきだったんでしょうか。]
(178) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
|
/* あ、岩動右利きです。 おとうとも右利き。利き脚は左。 弟が怪我したのは右足。
(-44) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
|
[縋る手が、愛おしかった。 生まれて初めて人に話したのだと打ち明ける、密やかな声。 中学生の恋だとはいえ、幼い子どもの戯れでなく初めてきちんと好きだと告白し合って付き合って。 そんな相手に縋られて、この少女には、自分しかいないのだと、錯覚する。 俺ならどうにかしてやれる、と錯覚する。
暗い中で、華奢な方を抱き寄せて「大丈夫」と根拠もない優しさを囁くこと以外。 「ずっと一緒にいるから」と、よくよく考えれば出来もしない約束を囁くこと以外に。
あの時、一体、どうすれば。*]
(179) 2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 19時半頃
|
[藤舎は、世界の主を探しに行くらしい。(>>134,>>135) 俺はどうしようかな、なんて思っていたら、檜山が声をかけてくれた。(>>137) 俺は大丈夫だよって。 ひよいちの方が顔色が悪いよって。 言う前に、現れた平坂が言ってくれた。(>>142)]
あ……ごめん、ひらりく。 俺は多分、大丈夫だけど……一人は寂しいし、お願いしてもいいかな?
[平坂の提案に、ありがたく頷いた。]
(180) 2015/11/03(Tue) 20時頃
|
|
/* 帰った途端に誤字を見つけました はーい死にたい
(-45) 2015/11/03(Tue) 20時頃
|
|
/* まあ文脈で読めなくはないから気づかなかったことにしときます
(-46) 2015/11/03(Tue) 20時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 20時頃
|
[平坂と、目が合う。>>142 踊り場から、とんとんと降りてくる彼の足元で赤が跳ねた。
あーあ、お前まで、血、踏んじゃって。 血濡れたイケメンなんて、誰も付き合っちゃくれなくなるよ。 というか、この赤い廊下って、掃除しないとまずいかな。 1階の階段下。少なくとも当分ここから出られないのなら、何度も通ることになりそうだ。
そんなことを考える余裕ぐらいは、あるつもりだったのだけど。 疲れた顔、と言われて、瞬く。]
(181) 2015/11/03(Tue) 20時半頃
|
|
[平坂の手は借りずに立ち上がって。 手や制服に残るあかを、苦々しげに見つめた。 むせかえる赤はまだ辛いけれど、ここから早く離れたかった。]
……ひめこ、だいじょーぶ?
[大丈夫という表現は、適切ではないかもしれない。 楽しそうに笑う一六(>>161)は、なんだか異様に見えて。 無理して笑ってないかって、少し心配になった。]
(182) 2015/11/03(Tue) 20時半頃
|
|
……あー。そう?
[自覚は、なかった。 誤魔化すように、ぐい、と頬を擦る。擦った後によく見れば、その手は赤かった。 あ、やばい。これ、血、ついちゃったかもな。 平坂と古屋が連れ立って階上へ向かうようなら、見送る。>>180*]
(183) 2015/11/03(Tue) 20時半頃
|
|
/* また文章抜けたーー人へのお返事に……すみませんしつこくなるので諦めます…
(-47) 2015/11/03(Tue) 20時半頃
|
|
[そして、瞳は一六の姿を捉える。>>161 耳に届くのは、少女らしい甘い笑い声だ。 立ち上がった古屋が不安げに声をかけるのも、無理もなかった。>>182 そりゃあ、そうだよ。なんでお前は、笑ってんの。]
……一六。
[ぱしゃ、と、血を跳ねさせて彼女の方へ歩む。 いつも、密接するぐらいに近くに立つお姫様。 見たところ赤に濡れてはいない彼女に、血が移るのも申し訳ないから、触れない程度の距離に立つ。]
──お前、今、楽しい?
[身をかがめて、問うてみる。]
(184) 2015/11/03(Tue) 20時半頃
|
|
[彼女の甘やかな笑みを理解は出来ないけれど、言っていることは的を得ていなくもないと思う。
この世界を創った、誰か。 恐らくは、自分から命を絶とうとした、誰か。 ここは、その誰かが創った世界だ。 それはきっと、その人にとって、理想の世界だと考えるのが筋ってものだろう。 楽し気な文化祭を模した校舎内。 血まみれのマネキンの方は、どうなんだか分からないけれど。
つまりまあ、今目の前で、楽し気に笑うお姫様。 一六こひめ。──容疑者、その1。
ちょっと言い方が、悪いな。 他にいい表現、ないもんかね?*]
(185) 2015/11/03(Tue) 20時半頃
|
|
/* 呼称を忘れました!ホスト!ここの主にホストってつけるの忘れたから誰か……!あれないと不便……!
(-48) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
[革からかけられた声>>182に いつもどおり こてり 首をかしげて]
こひめはだいじょぉぶだよぉ? ころんでもないしぃ よごれてもないしぃ
あらたくんのが だいじょぉぶそうじゃぁないよぉ?
[逆に心配そうに見つめた]
(186) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
なぁに、いいんちょ
[革から近づいてきた陽一>>184に視線を移す いつもならぴょいと近づく距離だけど 今は汚れるのが嫌で、その場のまま
問われる言葉に]
うん、こひめたのしいよぉ
[笑顔でうなずいて]
でもぉ、あれがはるくんならぁ はるくんいなくなっちゃったからぁ それはちょっとさみしい、かなぁ
[マネキン指差し肩を落として見せた]
(187) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
[ ちょっと、こわ、ばった。 ――なんて顔してるの、って。
さあっと、顔が白くなったなら、 多分、ほんのちょっとは。 岩動の、スプラッタな顔を見て、だったかも。 ]
(188) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
私の、じゃ、ない。 榛名の血。……一階、ちょっと。うん。
[ 色んな意味で、歯切れ悪く。 ――全部聞きたい?って、ゆらゆら。 瞳が、レンズの奥を。 どっちにしたって、自分の血じゃなくても。 それはそれでどうなの、って感じだけども。 ええ、藤舎明夜に外の怪我はありません。 ]
(189) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
[ ぬる、榛名の血で滑る手すりを掴んで。 揺れる視界の中、腕、伸ばされちゃった、ものだから。
ちょっと、まよ、った。 何時もなら速攻、断る、その 手を。 取って良いか、どうか。 取る資格、とか、そういうものはあるんですか。
頭は割りと、痛いです。 目の前、"スマート"とは程遠い手が、伸ばされて。
どっちを優先するべきでしょうか。 ]
(190) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
[ 私は、怪我、を。してません。 相手は、怪我をしています。手が、割れてます。
それなら、優先順位は、多分、決まってる。 決まって、しまってる。かなしいことに。 だれも幸せになれない選択肢が、きっと正しい。 ]
――、岩動、怪我。してるから。…いいよ。 …あとで、保健室から包帯取って来るから。 洗ってくれば。あと、
……さっき、ひっどい顔してたよ。
[ 心配でしょうか。それとも、事実でしょうか。 ひっどい顔って、自分のことは、棚に上げて。 やっぱり、珍しく。口が回る。 ]
(191) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
[一六に近づく檜山の様子(>>184)になんだか剣呑なものを感じて、檜山の腕を軽く掴む。 もしも理由を聞かれても、きっと上手く答えられないけれど。]
大丈夫なら、よかった。 俺も……うん、多分、大丈夫だよ
[心配そうな一六(>>186)に、安心させるように笑みを向けた。]
(192) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
[ はー、って。 痛みを和らげたくて。ゆっくり、息を吐いて。 瞳を閉じて、もう一度、ゆっくり、開く。 ブラウンは、ようやく、焦点が定まって来て。
通されたのなら、血を垂らし。 手を取らず、階段をのぼって。
屋上への扉と、御対面。 赤い指先で、鍵を差しこもうとして。 ]
(193) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
[ ―――こないで、 ]
(*9) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
………、
[ ふ、と。止まる。 なにか、変なものが、つっかえてる、感触。 ぐらん、重い頭が重力に逆らわず、傾げられ。 鍵を引っ込め、今度は両手で、押す。 屋上への扉は、押して開くタイプだって、 藤舎明夜は知っていたから。
でも、いくら力を込めても、無理だった。 ]
(194) 2015/11/03(Tue) 21時頃
|
|
――回想:文化祭当日――
[朝早くから学校に行って、クッキーやパイを焼きまくった。 これでも調理部の数少ない男子なので、他の女子部員が包んだそれを何個もお盆に乗せて教室まで往復する。
地味に厳しいお仕事です。
おかげで、始まる前から腹が減っていました。]
(195) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
[そして、次はクラスの為の調理。平坂の指示を聞きながら、フライパンを振る。 卵と小麦の焼ける匂いが、はちみつの甘い香りが空腹に沁みた。
くるりとフライパンを振って、もう片面を焼く。 食べられたら、いいのに。
またくるり。もう一度最初に焼いていた方を下にして、最後の仕上げ。 じっくり焼いたそれをお皿に移して、またフライパンを温める。
そばで、それにはちみつがかけられ、また胃を刺激した。
ああ、腹がへる。*]
(196) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
―――…あかない、
[ スプラッタな岩動へと振り返って、 珍しく。 少し、気持ちが沈んだ様な。 普段は、開くはずのところが、開かないって。 普通と違うものは、異変、ってやつは。 この世界を作った誰かの、意思ってやつなんだろうか。
此処から先は、入らないで、来ないでって。 なんだか、そんな風に、感じた。…気が、する。 ]
…屋上、嫌いだったのかなあ……。
[ 呟きが、小さく零れた。 ]
(197) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
――一階:廊下――
[音がしたのはどこだっけ。 多分、下の方。
ぺたり、ぺたり。 鳴る靴と共に行く。
ふと、時計を見て。ああ、そろそろ眠くなる時間。 俺は教室で雑魚寝で構わないけど、皆はどうでしょう。]
(198) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
[宛もなく歩いていると、人影>>142。 他にだれかいただろうか。]
何が、どこであったの。
[端的に、聞きたいことを二つ。 軽く首を傾げてそう聞いた。*]
(199) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
そっか。 一六、文化祭、頑張ってたもんな。
[返答は、まあ予想通りだった。 楽し気な笑顔に見合った回答。>>187 軽い相槌を打つ。いつもなら縮められる筈の距離は、そのままだ。 続く言葉を耳にして「じゃあ」と言葉を続けようとすれば、急に腕を掴まれた。>>192]
……どうしたの。 心配しなくても、別に触んないよ。
[複雑そうな表情の古屋がそこにいたものだから、首を傾げる。 自分の血塗れの状況のことなら、分かってます。この格好で、女子に触ったりはしないよ。 そう主張するように、伝えてみる。 ──たぶんそういうことじゃないんだろうな、と思わなくはなかったけれど。]
(200) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
[一六へ視線を戻す。古屋によって遮られた、言葉の続き。 榛名がいなくなったことを、寂しいという彼女へ。 何かを、確かめるように。*]
……じゃあさ。 もし、この世界でひとりに、なっても?
それでも一六は、楽しいと、思う?
(201) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
/* 古屋くん 殴ってもいいですよこの人
(-49) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
―回想:宿題―
[小学校の頃の話。 何で俺を産んだの、と、母親に聞いたことがある。 何で、俺は『陸』って名前なの、と、尋ねたことがある。
小学校の、道徳の宿題。 先生が全員に出したその宿題は、如何に両親に愛されて生まれてきたのか。 子供がそれを再認識するためのものだったんだろう。きっと。]
[尋ねられた派手な女は、めんどくさそうに此方を見た。
「アイツの“おてん”を残すため」 「最後に、リクルートスーツを着てたから」
咀嚼音交じりの、間抜けな言葉。 それを、俺は一生、忘れることはないと思う。]
(-50) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
[続けて、母は、こともなげに言いました。
「あいつとは違って、あんたはあたしの子だから」 「だから、あんたも、ろくな生き方しないよ」
くちゃくちゃ。 オムライスを食べながら、にっと笑った女の言葉に、 小さな俺はただ、呆けたように立ち尽くしたのを覚えてる。]
(-51) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
/* 落とし損ねたので供養
(-52) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
/* ひよいち好きすぎて本当ーーーごめんーーーーーと思いつつ。 他の子にもガンガン絡みたいけど、親しいお相手がいる子には尻ごみしちゃうチキンです。
(-53) 2015/11/03(Tue) 21時半頃
|
|
あらたくん、いいんちょ けんかしちゃだめだよぉ?
[腕をつかんで止める様子が 揉め事に見えてこひめはそういう]
(202) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
[そして、陽一からさらに投げかけられた問い>>201]
んとぉ、みんながいなくなったらぁ さみしいから、いやかなぁ
[一瞬想像して泣きそうな顔をし すぐに笑顔に切り替えて]
でもぉ… もしもぉ、ここでぇ、みんなとぉ もういちど、楽しく過ごせたらぁ その思い出だけで、ひとりになってもぉ いいって思えるのかもぉ
[一人残るのはいやだけれど 帰りたいところは、もう帰れないところ それここに一人も同じかも そう思って]
(203) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 容疑を濃くする方向でひとつ
考えてみたらりっくんがひまわりちゃんとくっついたら こひめばんごはんもうもらえなくないですか? これ現実戻っても飢え死にコースじゃね…?
(-54) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
[別に、怪我がある訳じゃなさそうだ。 立ち上がった古屋>>182と、その視線を追うように、 いつものように笑うお姫様>>186と、頬に血を付けた委員長を見遣る。
少し、いや、かなり異様だよなぁと思う。 片方は血塗れ。で、それを前にして、ニコニコしている小さな女も、どっちも。
何にせよ、こんな場所で立ち話もなんだと思うので、 俺は、なにやら委員長の腕を掴む野郎>>192を、軽く小突いてやる。]
ほら、行くぞ。 長居したいわけじゃないだろ、ここに。
[彼に何があったのかとか、そもそも、何を考えてるのか。 そんなことは知ったこっちゃない。 けれど、こんな“異常”な場所で、まともな話が出来るとも思えない。 と、まともじゃないながらも、思うのです。俺は。]
(204) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
いや、そういうことじゃ……ないと思う、んだけど。 ごめん、自分でもよくわからないや
[首を傾げて言われた言葉(>>200)に、困ったような笑みを返す。 咄嗟のことだったから、自分でも行動の理由はよくわからない。 それにしても、と思う。 ひよいちは、なんでそんなに周りのことばっかり見てるの。 なんでもっと自分のこと、考えないの。 そう聞いてみたくなって、]
ひらりく、ごめん。もうちょっと、待っててもらってもいい?
[平坂に断りを入れた。 もし突き放されたなら、そのまま大人しく見送っただろう。 だって、こんなわけのわからない世界では。 気になったときに聞いておかなきゃ、きっと後悔する気がした。*]
(205) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 残留したいからだよ!(えがお
(-55) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
[伸ばした、手は。 そうだ、怪我をしていたんだった。 藤舎の言葉は、何時もより少し多くて。 心配、されてるんでしょーか。それとも、 行間を読む、岩動 呉も、 背景が分からなきゃあ、答えは出せません。
包帯、持ってきてくれる、そうで。 逆に、厚意を受け取って。 岩動 呉が伸ばす手は、男なら、やるだろっていう。 常識のもと の、ものですので。断られても、別に。 ふしあわせでも、しあわせでも、ない。]
(206) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
/* ッアーーーひらりくごめんんん 間が悪いPLで……ごめんな……(土下座)
(-56) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
…はる、な? ───いや、今、は、良いわ。 もーちょっと、頭が冷えたら、聞く。
[ひっどいかお、の自覚はあったので。 藤舎の赤の理由は、先伸ばしにしました。 また、頭に血が登る、というか。 そーゆーのは、避けたいので。
昔とった、杵柄ってやつです。この、尖った拳も。 腰を落として、低い体制で、 ぐるん、って、首を回すのも。 スプラッタな、殺意さえ見せる、見開いた瞳も。 誤魔化すように、へら、と 苦笑して。 あ、手、痛いわって、今更。]
(207) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 独り言連投スミマセン!(ログ追う方に向けて) ちょっと決めかねている。 あらたは6 偶数:処女、奇数:非処女
(-57) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 独り言連投スミマセン!(ログ追う方に向けて) ちょっと決めかねている。 あらたは6 偶数:処女、奇数:非処女
(-58) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
[だから、今度こそ、古屋の腕をひっつかんで、階上へと向か―――おうとしたんだけど。]
……場所、変えた方がいいと思うんだけど。 まぁ、いいけどさ。
[何やら、彼は気になることがあるらしいです。>>205 正直、こんな、“異常”な場所で、まともな話が出来るとも思えない。 まぁ、だからこそ、聞けないことが聞けるのかもしれないし、ね。 多少、気を利かせた方がいいらしい。多分。]
俺、教室戻るわ。
[あんま、気張るなよ。とか、そういうことを言い残して。 そうして、ひとり、階段を上ることになるだろうか。*]
(208) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
[藤舎が、手を借りずに。 自分で呼吸を整えて、 何かもう一つ、押さえ込んで、 階段を登ってくるので、岩動 呉は通り道を開けて、彼女が扉に手を掛けるのを、レンズ越し、黒は静かに追っていて。
──もしかしたら、彼女なら、扉を、開くかもしれないって、少し。 不思議な心持ちも有りながら。 期待とも、予感とも違う何かは裏切られは、するのだけれど>>194 首をかしげた彼女と同じようなタイミングで、 岩動 呉もまた、ゆぅるり、首を傾げました。やっぱり、拒否 されてるみたいに、感じる。]
好き嫌いで開くもんなの、それ。
[零れた言葉に耳聡く、聞いてみました。]
(209) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 22時頃
|
── 現在:1階 ──
……へーき、だよ。
[平気な顔はしていないかもしれませんが。 でも、ほんとにへーきです。 ふしぎとこころは落ちついているのです。 こんなときでも変わらない、 あなたの瞳くらいには、こころは凪いで、静かです。
ゆら、と首を横に振ったのは、 それを言ったのが、 他人行儀な元カレ>>141だったからでしょーか。]
(210) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
シャワー、浴びたいし。 ひとりで、へーき、だよー。
[赤色に濡れた手で、ボサボサになった髪をかきあげる、 その仕草も、雛子らしくは、ないかもしれないけど、 それくらい、いろいろ、ままならないのです。
おなかが痛いです。あたまが痛いです。 甘さと錆びくささが混ざって、気分が悪いです。
ひまちゃんの真っ当な明るさに、雛子は縋れないし。]
(211) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
……それか、保健室、着替えだけ借りにいこーか、な。
[まあ、突っぱねることもできなくて、 間違いなく必要な着替えの服について言及して。
少し前までなら、部室に行けば、 着替えの一式くらい、あったと思う。 タイミング、悪いなー。やだなー。 ガッコーの制服、借りるなんて。
思考だけ、日常じみているのは、なんでしょーか。 あ、順応?]
(212) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
[道すがら、ぺた、ぺた、上履きの音。 そちらに目線を向ければ、細長い影。>>199]
血塗れ。マネキンが。 俺はよく見てないけど、何か、榛名がどうのって聞いた。
[あっち、と、自分の来た方向を指さしながら、 問いかけと同じように、端的に答えただろうか。*]
(213) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
[ともかく、雛子は、保健室に向かうことにしました。
どこか、うつろな顔のまま、 着替えとタオルを借りるために。
ゆら、ゆら、と歩いてって、 どーしよーもなく、血の足跡残しながら。 ……これ、どうなんだろって、 考えたところで、どーしよーもないしな。 ……あ、上靴脱げばいーんだ。
真っ赤な手だけは、扉に触れる前に洗い流した。 靴下のまま、ぺた、ぺた。寒いです。 廊下に置き去りにした上靴。 そのうち取りに来る、かも。来ないかも。]
(214) 2015/11/03(Tue) 22時頃
|
|
ん?
[平坂の返答を受け取って、今度は反対側に首をひねる。 マネキンが血まみれで、榛名? どういうことなのでしょう。]
あっちにいけば、わかるかな。
[唯一明確な場所の情報を繰り返す。 ついでに、今自分が持ってる情報も。]
昇降口と一階の窓、開かなかったよ。
[やっぱり端的に。知ってたら、それは檜山が動いてくれたということなのでしょう。 平坂になら俺が言ってもいいかな、と。そう思って。*]
(215) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
そういうんじゃない、って。
[僅かに、苦笑する。 小さな彼女からすれば、大きな男2人が腕を掴み掴まれ話している様子は、少しばかり剣呑な空気に見えたんだろうか。>>202 古屋が困ったように笑うなら>>205、それ以上の追求はしない。 とりあえず「ほら、別に喧嘩じゃない」と、一六に向かって彼を指し示しておいた。]
(216) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
[いやかなぁ、と呟きながら、楽し気な笑顔が、一瞬。 ほんの一瞬、曇る。 珍しいものを見た、と思う。一六の表情が陰る瞬間。 大量の布の山に囲まれても、女子の厳しい目線の中にあっても、彼女の顔はいつだって笑んでいた。]
……思い出だけで、か。
随分、欲がないな。 それはそれで、寂しくない? 思い出は、楽しいかもしれないけど、いつか遠のくよ。
[やっぱり、苦笑。 更に続けて口を開こうとしたけれど、隣から、何やら言いたげな視線を感じたので中断。>>205 ちら、と視線をやれば、平坂に断りを入れる古屋の姿。]
(217) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
……お前ね、さっきまであんな顔しといて。 血、駄目なんじゃないの?
[ここ、血の海だよ。古屋に向けて、下を指し示す。 ちなみに、噎せるような鉄のにおいだってまだあたりに漂っている。
大人しく場を離れない理由に、思い当たりがない。 不思議そうな顔で、古屋を眺めた*]
(218) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
[隣にひとがいよーと、いまいと、 雛子は雛子する余裕がないから、 だから、やめてほしかったのです。
ふわふわ、バカみたいにのんきに笑ってる、 とーのひなこじゃないとこ、弱味みたいで。 甘えることもできない相手に、見せたくなんか、なかった。
凍えるよーに、寒いです。 靴下にもついていた赤色。これも脱ぎましょうか。 つまさきから、凍えていくよーです。
保健室で見つけた制服は、当たり前だけど、 規定の丈のスカートと、指定のセーターで、 場違いに、とても悲しくなったけど、
「さいあくだよー」って、 泣きつく真似をできる相手もいないから、 次は、シャワー室へと向かいましょーか。*]
(219) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
見た方が早いと思う。 結構グロいから、おススメはしないけど。
[まぁ、野郎なら問題ないでしょう。多分。 一応忠告はしたし、自己責任というやつだ。]
聞いた。出れないって。
[>>215頷く。茶化せなかった非日常は、存外あっさりと受け入れられた気がする。 だって、誰かの中だもんな。簡単に出られちゃ、それが異常だってことにも気付けない。 そういうもの、なのでしょう。きっと。]
御崎は、ここ、誰の中だと思う?
[すれ違いざま、投げかけた問いを、その意味を、彼が知っていたかは分からない。 だって、俺自身も、そんなに深い意味なく、それを投げたのだから。*]
(220) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
[またしても心配をかけてしまった一六に、喧嘩じゃないよって笑顔を返す。 二人の会話が終わるまで、待っているつもりだったのだけど、檜山が声をかけてくれたので。(>>218)]
そういうところだよ。 ひよいちってよく気が付くし、人のこと気づかってばっかりでしょう? なんで、そうなの。 自分のことは、考えないの?
[床に目は向けないし、意識してなるべく口で呼吸をしながらだけれど。 なるべくしっかりした口調で、問いかけた。 もう一度強く握った腕に、さっきよりも咎める色合いは強かったかもしれない。]
(221) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
[ ――好き嫌いで開くものじゃないよなあ。 とは、思う。 扉がそんな調子で開く世界とか、普通じゃないでしょう。 普通なら、さ。 ]
(222) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
/* 多角苦手なの何とかしたいなー。うまく処理できない
(-59) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
[投げられた言葉(>>208)に、場所を変えるって発想はなかったなあなんて思いながら。 一六と檜山の会話を中断させるのもなんだか空気が読めない気がして、その提案はやめておくことにした。 教室へ戻るという平坂に、もう一度ごめんねと頭を下げる。 やっぱり待たせすぎちゃったかなあって。 気を使われたのだとは、露ほどにも思わずに。*]
(223) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
……、ここ、精神世界だって、聞いた。 メール、来たでしょ。あの人が作ったんだって。 文化祭も、開かない昇降口も。全部。 死ぬ間際に、あの人の中に、私達を呼んだんだって。
[ ぽつ、ぽつ、口数多めに、呟きながら。 ぼんやり、レンズの向こう、覗いて。 出る方法は何か、は。言えずに、それだけ。
ばっかじゃないの、って、言われるかもしれないけど。 理数の得意な藤舎が好きな、 気持ちの要らない、事実、ってやつじゃないけど。 それ以外に、なんと説明すればいいんでしょうか。
諦めきれなくて、言い切れば。 もう一度、扉を押してみる。 開きません。どうしたら、開きますか。
私、まだ、開く資格がないですか。 ]
(224) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
[ ――まだ、って、なんだ? ]
(225) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
[ だって、気付いてないじゃない? ]
(*10) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
[ ふ、と。間が、空き。ブラウンが揺れ。 それでも、言葉を続ける。 ]
……文化祭が好きで、"こう"なったのなら。 全然開かない屋上、って。さ。 なにか、あるかもって思う、し。
だから、作った人。 屋上に、――高いところ、に。 他の人が来られないように、するほどさ。
なにか、思うところあったのかな、とか。 そう、感じた、だけで。
[ 想像力、の。自信は、無い。けど。 おかしいな、するする、言葉が、出てきて。
そんな生徒の回答を、先生は笑うでしょうか。 ]
(226) 2015/11/03(Tue) 22時半頃
|
|
──はい?
[予想斜め上から、答えが返ってきた。>>221
てっきり、一六との会話について、何か言われるのかと思っていた。 ああ、そうだよ疑ってますよ。 教室の中、ひとり布に囲まれるお姫様。ひとりでふわふわと廊下を歩いていたお姫様。>>1:103 彼女が、誰か特定の友人と親し気にしていた様子をあまり見たことがない。 そういうのも、相まって。
だから、こう、一六を庇う方向のお咎めが来るのかと思っていたのだけど。]
……そんな、気遣ってるように見える? "委員長"だから、そう見えるだけじゃないの。
[まーた、そのあだ名。とか茶化したら、割と怒られそうな空気だった。 喧嘩してないよ、と一六には言ったけど、これってどうだろうな。]
(227) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
それに、俺、自分がやりたいようにしかやってないよ。 自分のことも、ちゃんと考えてる。
[嘘を、言っているわけじゃない。 だけど、その言葉は、古屋にはどう取られただろうか。 強く握られた腕が若干痛い。 お前、そこは俺、さっきぶつけたところだって。
心配しなさんな、と笑って、空いた方の手で軽く頭を小突こうとする。 ──あげかけた手が赤かったので、そこは大人しく下げておいた*]
(228) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
ふうん。 行ってみる。
[それが一番適格で、手っ取り早そうだ。 グロ耐性はあるわけではないが、無くもない。そんな感じだけど、大丈夫かな。
そして、次の言葉>>220には頷くだけ。 そっか、檜山は言ってくれたか。なら、もう動かなくてもいいかな。 少しだけ、怠け心。]
(229) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
[そしてまた、首をひねる。]
誰の、なか?
[何の話だろう。 中って、体内じゃないだろうし。
じゃあ、頭のなか、とか。 でも、それはあり得ない話じゃない。 その証拠は、さっき行って食べたでしょう。*]
(230) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
[ 目の前に広がる赤に、隣の幼馴染はとても冷静でございました。他人を気遣う余裕すら見せたのですから、思わずひっと小さく悲鳴をあげてしまった私より、数倍冷静だったと言えるでしょう>>141 顔色が悪く、そして服もべっとりと赤くなってしまった雛子は、確かに一人にしておくのが心配でした。>>210 平気だよと言うその言葉も、どこか弱弱しく。いつもの彼女のような格上の者の余裕が、感じ取れなかったのです。]
(231) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
ひなこちゃん、こういうとき一人なの、ちょっと心配だから、着いていくよ。
[ そう言って彼女を支えようと歩き出しましたが、けれど彼女はふらふらと、覚束ない足取りで歩いて行ってしまいます。慌てて小走りで近寄って、彼女を支えようかと思いました。けれどその行為は彼女をとても傷つけるかもしれないと思ったので、黙って少し後ろを、ついていくことにしました。 彼女の小さな足跡が赤く、ほの暗い廊下にぺたり、ぺたりと跡を残しました。]
(232) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
欲ってなぁに?
[>>217に純粋な疑問で首をかしげる]
思い出は、遠のいてもぉ どれだけ薄まってもぉ ぜろにはならないものぉ
なくすころにはぁ、きっとぉ 自分のことだって、忘れてるよぉ
[答えてからわざとらしく頬を膨らませて]
いいんちょ、こひめにいろいろ聞くけどぉ 難しいこと考えるのかわいくないからこひめきらぁい
[べぇっと舌を出して、くるり ほかの教室みてくるぅと軽やかに2階へと向かって行った**]
(233) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
―保健室にて―
ひなこちゃん、スカート、あるみたいだよ。 これ……うん、汚れたりはしてないみたい。 赤いそれ、洗濯機じゃ落ちないよね……手洗いで落ちると良いけど。
[ 保健室で代えの制服を彼女に手渡して、代わりに赤い絵の具のついた制服を受け取ります。それはなぜか、むせ返るような鉄の匂いがして、思わず嫌な想像をしてしまいます。上から下まで既定の制服に着替えた雛子は、もはや私より立派な優等生の見た目をしておりました。その様子はなぜかとても寂しく、私は少し悲しかったのを、覚えております。]
(234) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
……シャワー、浴びにいこ? 入口でわたし、待ってるから……。 ね?
[ そう言って私は、いつもより少しだけくたびれた笑顔で、彼女の背をそっと押しました。**]
(235) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
/* 舌出されたwwwwかわいいね!かわいいね!
(-60) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
── シャワー室へ ──
[せーふく一式抱えて、ふわふわ。 持ってくれると言うなら、 新しい野暮ったい制服はひまちゃんに預けましょーか。
せっかく着替えを調達したのに、 赤に濡れた身体で抱えて、汚しちゃ元も子もありません。
シャワー室の前で、立ち止まって。 また、ふわふわと言いました。]
……先帰っててくれて、いいよー。 待ってる間、ひとりにしちゃうし。 ……ここ、なんか、さむい、し。
[言葉だけなら、ちょっとは雛子らしいですか? 下着を借りるのは、さすがに嫌だから、 染みてないといいなーって、思ったり。*]
(236) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
──せいしん、せかい。
[呆けたように繰り返す。 そんなの、理解が及ぶ、訳もなく。 理系でも、文系でもない岩動 呉は、中途半端に答えを求める。 "そういうもの"って、ちょっと、飲み込みきれない。
先生は、笑えません。だって、生徒より頭の動きが鈍いもの。 ──あ、そうだ。『集団失踪』。 新聞、教室においてきてしまったな、]
(237) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
/* 咲野は結構一撃だけして消えるから、次いつ顔出すつもりかもちょっと書いておくと周りも絡みやすいかもーと思ったり。個人的意見ね。 俺は待ってるうちにもガンガン押し進める人間なんでちょっと絡みには行きにくいかな…
(-61) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
[誰かの世界。 死のうとした、"見知らぬ"クラスメートの頭のなか。 文化祭の景色、ホワイトアウトした外界。開かない扉。 ぜんぶ、想像なんでしょうか。 一体誰が、どうして。って、理由を求めてしまうのは、 文系だから、かも、しれません。
英語的に、はてなマークが頭につきます。6w1hの質疑応答。]
──何にでも、きっと、 理由はあるんじゃない。高いとこが嫌い、とか、さ。
[きっと。 遺言じみたメールをこの10人に送った、理由も。 何処かに、あるんだろう。そう、返しました。 曖昧な言葉に曖昧に返すのは、岩動 呉の癖。]
(238) 2015/11/03(Tue) 23時頃
|
|
[こてり。一六の首が傾げられる。>>233 欲ってなあに。なんとも哲学的な問いだった。 "かわいさ"に対する欲はあるみたいなのにね、お姫様。
言葉を探していれば、続く声。 その声の甘さで惑いそうになるけれど、語られる言葉は、よく聞けばやっぱり寂しい。]
そんな、気の遠くなるようなこと考えなくてもさ。 思い出じゃなくたって、いいだろうに。
まあ、あの文化祭は一度きりだけど、この先だって、……
(239) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
[言いかけて、そこで、少しばかり古屋へと気を逸らした隙だった。べ、と赤い舌を出した一六のスカートが、くるりと綺麗に翻る。 「あ、」と声を零した瞬間には、もう一六は2階へと駆けていった。]
……あーあ、フラれた。
[なんて、ね。 冗談めかした声で呟いて、さて。 逃げられてしまったものは仕方がないから、古屋へと再び向き直った*]
(240) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
知らない?前、テレビでやってたやつ。 人の中に、人が閉じ込められるっての。
[何となしに振った話題を、彼>>230は知らなかったらしい。 確かに、あんまりテレビ見てるの、想像できない。 とか思ったのは、言わないけれど。]
追い詰められた人が、俺らを自分の中に閉じ込めたんじゃねーの、って話。 あぁ、ほら、メール来たし、ね。
[後者は、自分でも今思い至った話。 成程、遺書を書くほどなら“追い詰められている”に当てはまりそうだし。]
(241) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
[ふ と、 思います。]
[文化祭、屋上、二階の窓。]
[案外、自分の頭のなか、かも、しれないなあ、なんて。]
[ 岩動 呉が自殺を計るような、そんな理由は思い付きませんけれど。 ]
(242) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
[頭の中なのか、体内なのか。 そういう詳しい何とかは知ったこっちゃない。 俺、頭良くないし、テレビもぼんやり見てただけだし、ね。]
だから、その“追い詰められた人”に、 心当たりないかなって、思った。そんだけ。
[一応、彼の反応を待って。 マネキンのところに彼が行くようなら、その背を見送ることになるだろうか。*]
(243) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
[ 優等生として生きるのに、まず、 必死 ですから。 **]
(244) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
/* 体内はいやだな……
(-62) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
知らなかった。 そんなこと、あるんだ。
[へえと一つ頷いて、傾いていた首を元の角度に戻す。]
自殺して、追いつめられて、巻き込んだ。か。 なら、この状況は、
[自殺した本人にとって、予想外なのかもしれないね。 もしかしたら、気づいてさえいないのかも。]
(245) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
[そう思い当たったけれど、言わない。 もう少し、考えを煮詰めてから相談しよう。 その代わりに、]
じゃあ、この中に自殺をしようとした人がいるんだ。
[思ったのは、病院に行かなくても、ここで会えればお見舞いしたことになるんじゃないか、って。
そんな、ズレたこと。]
(246) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
――さあ。
[ごめん、嘘。>>243 心当たり、ある。
柔く微笑んで、肩をすくめた。 上手くいったでしょうか。]
ありがとうね。教えてくれて。 ……行ってみる。
[そう言って、ひらりと彼の横を通り過ぎる。]
(247) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
[言わないで、ごめんね。 心当たりあります。俺。 ついでに、この場合。教室が増えたことに説明がつきます。
簡単。 『俺』が望んだから。 証明終了。*]
(248) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
[驚いたような反応を返されて、(>>217)一瞬戸惑う。 あれ、何か変なことを聞いたっけ。 話の流れを思い出せば、確かに少し唐突に聞こえたかもしれないけれど。 一六のことに関しては、なんだか険呑な気がしたから一度は止めたけれど、言っていることは多分、檜山の方が共感できたので。]
だってさっきから、俺のこともひなちゃんのことも。 みんなに声かけてるし、それに今だって。 何を言いたいのかはよくわからないけど、ひめこのことが気になるのは、よく見てたからでしょう?
[違うかな、って目線でも問いかける。 それが本当にやりたいことなのだとしたら(>>228)、どれだけ聖人君子だと言うのだろう。 少しだけ痛そうな顔に、さっき…のせいで痛めた腕だと気が付いて、慌てて手を放した。]
(249) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
/* うわあああん御崎のロル好き過ぎる 御崎と藤舎と残れるの実はものすごく嬉しかったり、します 本音言うと御崎藤舎石動の最終日もすごくみたかったけど…!
(-63) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
── 保健室 ──
[先に着替えたら、と言うひまちゃんの言葉は、 ごめん、さすがに、ちょっと、やめときます。
でも、気持ち悪いからって、 さっさと脱いじゃったカーディガン、 受け取ろうとするひまちゃんに、 思わず、顔が引きつりました。
わたしの血じゃ、ないけど、あのさ。 気づいてないのかも、しれないけどさ。 それ、血だよ。絵の具なんかじゃ、ないんだよ。]
(250) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
[わたしの血じゃ、ないけどさ。 自分の汚い部分、触られるみたいで、 ぞわり、と背筋が寒くなって、 思わず、強引に取り返して。]
……持ってくれるなら、きれーな方、お願い。 ひまちゃんまで汚れちゃう、し、 新しい制服まで、汚れちゃう、よー。
[これが、良い子、なんでしょーか。
あの子たちとは、距離感が違いすぎて、 なんだか、戸惑ってしまうのです。
……あ、わかりました。 朝、ひめちゃんに思ったのとおなじ。
ほら、なんで、そうやって触る>>235の。 キタナイ、じゃん。汚れちゃう、でしょー。*]
(251) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
―回想:文化祭当日―
[何個作るんだ、と思った。正直。 大量のパンと、それから、甘ったるいにおい。
喫茶店の目玉商品、フレンチトーストを作りながら、深くため息をついた記憶がある。 正直、割に合わないと思うんです、これ。少しくらい、見返りをください。]
一個くらい、食っていいよな、これ。
[だから、ばれやしねーよ、とか言って。 共犯を持ち掛けたのは、自分の隣の野郎。>>196 フライパンを振りつつ、フレンチトーストを見つめる細長い野郎だったっけ。
彼がどうしたかは覚えてないけれど、フレンチトーストはなかなか美味だった。 怒らないでほしい。今となっては、時効だろう。*]
(252) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
── シャワー室 ──
[脚や、腕や、頬についた、 赤色を洗い流したくて、仕方ありません。
この、錆びついたにおいは、 洗い流せば、落ちるものでしょーか。 ひまちゃんが心配してくれた汚れよりも、 雛子は、そちらが気になります。
胸をつっかえさせる、このにおいは。]
……ほんとに、へーきだよ、わたし。
[今なら。と思いました。 今なら、笑えそー、だし。へにゃり。 柔らかい言葉で、話せる気がして。]
(253) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
ひまちゃんも、ひとりで待つの、怖いでしょー。 ごめんね、付きあわせちゃって。 ぜんぜん、先帰っててくれて、いいからねー。
[拒絶ってわけじゃ、ないからね。 そういうつもりで吐いた言葉。
好きにしていいよ、って、 伝えることの難しさを、中学校で学びました。
ってゆーか、寒くないのかしらん。 もう、雛子は、ずっと、寒くて、 凍えるよーに、寒くて、死んでしまいそう、です。]
(254) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
/* 中身ともどもひまちゃんとの距離をはかりかねている雛子
(-64) 2015/11/03(Tue) 23時半頃
|
|
── シャワー室 ──
[それじゃあ、ちょっと。って、 ビミョーな挨拶を残して、雛子はシャワーブースへ。
血染めの制服脱いで、髪をほどいて、 寒くて、寒くて、仕方がないから、 熱すぎるくらいのお湯を、浴びながら。
少し、ほっとするのは、 ひとりになったからでしょーか。 それとも、シャワーが温かいからでしょーか。
いくらぶつかるお湯が熱くても、 身体の芯は、凍えたまんま、な気がします。]
(255) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
── さむ、
[い、と言いかけて、あまりのおかしさに、 独り言ながら、踏みとどまって。
ぺったんこのおなかを、水滴が滑り落ちてくのを、 やっぱり、ぼんやりと見ていました。
ずくずく、と。おなかは重くて、 少しはマシになるかと思ったのに、 入り混じったにおいの記憶に、気分は悪いまま。
おねーちゃん。]
(256) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
― 回想・夜空に近い場所の話 ―
[ 入部してから少し、思い出を飛ばしましょう。 屋上の、高いところの、思い出です。
入ってから、もう直ぐ二年、って時。 もうそろそろ三年生に、なる時。 天文部は、めでたく合宿の許可を貰いました。
とはいえ、どこかの山に行くのではなくて。 学校で寝泊まりして、とか、そんなお手軽な。 屋上の利用許可を貰ったし、シャワーもあるし。 空き教室の雑魚寝も案外、学生生活って感じで、 悪くはなかったんじゃないかとは、思う。
まあ、そんな中。 相変わらずの口調で、藤舎明夜は言う訳です。 ]
(257) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
[すっかり赤色を洗い流したら、 野暮ったい、借り物の制服に、身を包んで。
セーターと、スカートの丈の長さが変わるだけで、 こーも印象は変わるものなんでしょーか。
昔の自分、みたいななにかに見えて、 なんだか、とても、気分が悪いです。
短いスカートと、指定のじゃないカーディガンと、 アクセサリーや、メイクや、一緒にいる友だちで、 懸命に武装していた雛子。
全部失っちゃったら、わたしは?]
(258) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
……受験は良いんですか。
[ 短い黒髪、ブラウンを先輩たちに向けて。 当然でしょう、って感じに。 先輩は、六人。男女それぞれ三人、全員居て。 諸星先輩も、いました。部長に、なってました。 空気を読まない口調に、柔く、苦笑して、まんなかに。 推薦を貰ったそうです。苦手教科のない諸星先輩。 優等生、というか。秀才、というか。 ふつうに勉強して、ふつうにできる、って感じの。 そんな、ひと。 ]
(259) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
[ ――それで、まあ、当日。 望遠鏡を囲んで、屋上。 部員が揃って、夜の空を見上げている訳、で。 あの頃も短い黒髪に、マフラーを巻いて。
星を抱いて、瞳に夜の色を宿す、諸星先輩を見て。 髪を伸ばさないの、とか。気に入ってるので、とか。 白い息を吐きながら、そんな話をした。 ]
(260) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
「明夜、見なよ。」
「あれが―――」
[ 北の空、冬の澄んだ空気の中、北極星を見て。 なんでもない星かもしれないけれど、ほう、と、 満ち足りた気分になったのは、はっきり、分かって。
――藤舎明夜は、北極星が一番好きです。 ほとんど動かないで、なにがあっても、その場所に居て。 迷った時に、導いてくれるから。 ]
(261) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
そりゃ、お前らが酷い顔してるからだって。
一六も。古屋だって、大丈夫かって声かけてただろ。 それと、同じだよ。
[意外と、頑固だ。内心で肩を竦める。>>249 そうですね。あだ名も何だかんだで、初めて呼ばれた時から今までひよいちで通してるもんなぁ、こいつ。 そういう真っ直ぐさは、たぶんいつかの咲野と少し似ている。>>0:200 正直、──少し痛い。
檜山陽一の、古屋に言わせれば、"優しさ"めいた何か。 それは、裏にしっかりと自分の欲を含んでいる。 だから、本当に。 心配することは、なにひとつ、ない。]
(262) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
あー……分かった分かった。
[視線を明後日の方向に彷徨わせつつ、言葉を落とす。 周りに気を遣い過ぎているというのなら、古屋にもひと働きしてもらおうか。 あとで、自分でやるつもりだった、一仕事。]
じゃあ、俺、寝る時はちゃんと暖かい格好したいんで。
寝袋かなんか、調達、お願いしてもいい? ひとりじゃ持てなきゃ、後で俺も行くし。
[たぶん、登山部の部室あたりに寝袋があるだろう。 女子は保健室を使うだろうから、男子の分。 先程まで気分が悪そうだった古屋に頼むのも如何なものかと思ったけれど、この勢いがあれば大丈夫だろう。 そんな、多少意地の悪い考えで、仕事をひとつ笑いながら押し付ける。
ほら、その顔は。 まるきりいつもの、気負いのない委員長の顔だ**]
(263) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
[ そこで、―――たとえば、の、話。 ]
[ 月が綺麗ですね、なんて言葉がありますし。 他でも、それこそ、スーパームーン、とか。 何十年に一度、流星群のニュースとか。 なんにせよ、そうやって天体について騒がれれば。 皆、多かれ少なかれ、 夜の空を見上げると思うのです。
星が、月が、綺麗だった。 だいたい皆、そう言うと思う、のだけど。 ]
(264) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
[ そういうものがなくなっちゃった夜空って、 果たして見てもらえるんでしょうか? ]
(265) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 00時頃
|
[たくさん、お湯を浴びたおかげで、 少し、赤みのさした頬と、 あどけない、不安げな表情を、 更衣スペースの、鏡に見て。
ひゅ、と。今度鳴ったのは、雛子の喉でしょう。 さあっと、全身から、血の気が引いていく音がしました。
せっかく、シャワーも浴びたのに。 清潔な衣服に、着替えたのに。
女子の壁も、仮初のおーじさまも、 短いスカートも、ていねいに塗ったマスカラも、 あの日、凍った心を溶かしてくれたおねーちゃんも。
雛子を守ってくれていたものは、もう、何も。*]
(266) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
[だろうな、って、肩をすくめるのっぽ>>247を、ただ、見送って。
そうして、さて、と腕を組む。これから、どうしようか。 ここが誰かの中と言っても、腹は減るし、眠気もやってくるらしい。全く、妙なところで現実的なんだから困ったもんだ。
うーん、と、考えて。 そうして向かった先は、職員室の後、部室棟の方向。
確か、登山部だったか、何部だったかは忘れたけれど、寝袋を部室に置いているところがあるらしい。 委員長やら頭の回る方々は、余裕が無さそうな気がするし、まぁ、たまにはね。 誰でも出来るような事くらいは、自分がやりましょう。そんな気分で、足を進める。*]
(267) 2015/11/04(Wed) 00時頃
|
|
[ ―――屋上は、藤舎明夜にとって特別です。 夜にも星にも近い、特別な場所で。 曖昧で、陳腐な表現だけど。 明夜が、"明夜"でいられる場所だと、 ぼんやりだけど、あの時、確かに、思ったから。 ]
(268) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
[ 誰にも踏み入られたく、ない* ]
(269) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
― 現在 ―
[ 藤舎明夜は、屋上が好きです。 高いところが、好きです。
あかるい、よる。 自分の居場所に、近いから。
だから、もし、屋上が閉ざされている理由が、 いするぎせんせーの、曖昧な返答の通り。 高いところが嫌い、ってやつからの、ものなら。
――私はここの主じゃないなあ、って、思う訳で。 ]
(270) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
── の記憶 ──
[あの夜のこと、まったく、誰にも、 話さなかったわけじゃあ、ありません。
雛子はバカだし、嘘がつけないし、 バカなりに、性格が悪い、とか、ケバいとか、 後ろ指さされたりもする、雛子のお友達。 教室の女王様たちが、好きです。だいすき、です。
あの夜以来、雛子の様子がおかしいと、 心配してくれたのは、ミキでした。
『最近、顔色悪いじゃん』って、最初は軽口みたいに、 雛子が話しやすいよーに、話を聞いてくれて、]
(271) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
──……シちゃった。
[って。誰と?おねーちゃんのかれし。
深い話は、なにもしていません。 どーしてそーなったのかも、詳しくは説明してません。
けど、ミキは怒っていました。雛子のために。 許せない、と言いました。その男が。
──……なんで?
雛子には、わかりませんでした。]
(272) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
[ミキの、すらりと伸びたきれいな脚が、 苛立たしげに、がん、と教卓を蹴飛ばしました。
また、『許せない』と吐き捨てて、 『警察に行こう』とさえ、言いました。
──……なんで?
妙に噛み合わない、雛子とミキ。
──あ。きづきました。
ミキだって、まさか、雛子が自分から、 のこのこ赴いたのだなんて、思ってもないのです。 雛子の身にふりかかった災難だと、 つまり、むりやり、そーゆーことされたんだと、 そう、信じているのです。だから、噛み合わない。]
(273) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
[違うんだよ、ミキ。 わたし、自分から、会いに行ったの。 あのときは、良いアイディアな気がして。 わたし、抵抗らしい抵抗もしなかった。
言えませんでした。 『もっと怒れ』と無茶を言うミキに、雛子は知りました。
わたし、いつのまに、ここまで。 ここまで、どーしよーもない人間に、なっていたのでしょーか。
おねーちゃん。わたし。 おねーちゃん、あなたがあのとき守ってくれた雛は、 もう、いまじゃ、手遅れのようです。]
(274) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
[雛子は、おねーちゃんがすきです。だいすきです。あいしています。] .
(275) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
/* あら、平坂くんも動いてくれてた、ごめん。 でもまあ、合流……出来そうな流れかな?任せておこう。
(-65) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
── 現在:シャワー室前 ──
[ひまちゃんは、そこにいたかしらん。
いるかもわからないクラスメートを想像して、 雛子は、笑顔をちゃんと用意していきました。
野暮ったい、規則どーりの制服を着て、 いつも、メイクでかろうじて大人ぶってる、 あどけない顔を晒して。
動揺なんて、見透かされないように。]
(276) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
みんな、どこ、かなー。
[顔色は、さっきよりは優れて見えるでしょう。 ほんとうは、まだ、寒いんです。凍えるよーで。
いつもと違う装いも、気にしてません。
そんな風に、随分と回復した風に、雛子は笑う。 また、ずくん、と、お腹が重くなります。]
教室、帰ったら、誰かいるかな?
[はにかんだように、笑う。*]
(277) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
[ 好きだから、大切だから。 たからものを閉じ込めるみたいに、 "知らない誰か"が、封じていることも、 知ら ない で。 ]
(*11) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
/* そういえば、使う人がいなければ、あの男(おねーちゃんの婚約者)はイスルギチップ想定だったことをここに告白します じわじわする……
(-66) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
[ だから、聞いてしまう、訳です。
愚かにも、自分の場所じゃないって、 "嫌い"なら、違うんだろう、って。 そう、少しでも、思ってしまったから。
"好き"の場合も、考えずに。
扉から、離れて。 階下へと歩みかける最中、ふ、と。声を。 ]
(278) 2015/11/04(Wed) 00時半頃
|
|
/* おねーちゃんはぴったりの感じのチップないけど、メルヤとみょんこ混ぜた感じ メルヤほどお目目ぱっちり!って感じでもなく、みょんこほどぼやっともしてなく。
ちょろっとでてきた交換ノートのすずちゃんは小鈴いめーじ
(-67) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
|
岩動は、―――
[ 丁度、割られた鏡の前で、 水音と共に、岩動へと振り返る。 鏡には、割れた血まみれの女が映って、 多分、視線がかち合った。何時かの、初対面の様に。 国語教えてください、って、言った時みたいに。
もっとも、その何時かの様に、解答用紙もなにもないし、 こんな状況で、お互いひっどい顔で、 血を垂らした、ひっどい恰好だけど。 それでも声は、出たし。 静かな踊り場に、よく響いたし。 ]
(279) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
|
―――高いところ、嫌い?
(280) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
|
[ ブラウンの、瞳は。 レンズの奥を、じ、と、見るそれは。
変わってなかったと、思う** ]
(281) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 01時頃
|
/* ひなこめんたるぼろぼろとかさんちぴんち通り越して壊れてきたから中身もどうしたらいい?!ってかんじです
(-68) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
|
/* あー うー ん
うごかさない と なー・・・
(-69) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
|
うーん、なら、いいけど。 ……あんまり無理はしないでね
[優しくされると縋りそうになってしまうから、俺にはあんまり優しくしないでね、なんて、心の中で付け足して。 任されたお仕事(>>263)に、少し張り切ることにした。]
わかった。登山部とかに寝袋あるかな?行ってみる。 ……ああ、それと、ひよいちもなるべく早くここを離れた方がいいよ。 こんな死のにおいが充満したところに何時間もいたら、
――俺みたいになるよ
[小声で零した最後の一言は、檜山の耳に入っただろうか。 最後にひとつ笑顔を向けて、仕事を完遂するべく二階へと足を向けた。*]
(282) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
|
[いつだって思い出すのは、姉の笑顔よりもあのひとの笑顔なのだ。 いつだって思い出すのは、血だまりの中の姉よりも、「ごめんな、アラタ」そう言って自らの腹にナイフを突き立てた、あのひとの姿なのだ。**]
(283) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
|
/*
返事来たらそのレスでシャワーいこう 雛子おちるし そっちに
(-70) 2015/11/04(Wed) 01時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 01時頃
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 01時半頃
|
[ 引きつった笑顔に、私は思わず心臓をごとりと揺らしました。>>250何か、私は間違った事を、したでしょうか。いつだって相手の顔色を伺い、相手の思うように動こうとする私にとって、その表情はとてもおそろしいものでした。]
(284) 2015/11/04(Wed) 02時頃
|
|
[ 思わず震える声でごめんと謝りながら、赤く塗られた絵の具の服を、雛子に返しました。私は雛子のことを、こうやって度々嫌な気分にさせてしまうようでした。私は彼女のことが好きでしたが、やはり彼女は私のことが嫌いなようです。先ほどまで少しほんわりと温かくなった体の中が、今またゆっくりと冷え始めたのを感じました。 ごめんなさい、次はもっと上手にあなたの心を読むから、チャンスをください。 雛子の事が心配なのも、彼女の力になりたいのも嘘ではありません。けれど、彼女に是と思われなければ、それはただの邪魔なものになるんですから。]
(285) 2015/11/04(Wed) 02時頃
|
|
ん、わかった。 それ、貸して? ひなこちゃんが持ったら着替え、汚れちゃうもんね。
[ そう言って彼女から渡された制服を、皺にならないようにそっと持ちました。]
(286) 2015/11/04(Wed) 02時頃
|
|
―シャワー室にて―
[ 約束の通り入口で待つことにした私は、手持ち無沙汰になり足をぷらぷらと動かしていました。学校は暖房が利いており、室内よりは少し温度は下がりますが、廊下も十分な温かさを保っています。 中から聞こえてきた言葉に>>254私はどう答えるべきか、必死に考えました。先ほどは失敗してしまったので、今度こそ正しい答えを言うべきだと思ったのです。 これは、帰ってほしいという拒絶でしょうか。それとも、遠慮を含んでいるのでしょうか。でも、彼女ならきっと、一人になりたかったらそう言ってくれる気がしましたので、私は恐る恐る口を開きました。]
(287) 2015/11/04(Wed) 02時頃
|
|
――ぜんぜん、気にしなくて、大丈夫だよ。 さっきも言ったけど、ちょっと一人になるの危ない気がして、だから、むしろ私が心配だから、一緒に居させてほしい、って感じかな。
[ 彼女には、もしかしたら見抜かれていたかもしれません。私が、彼女の考えを必死に読み解こうとして、様子をうかがっていた事。 シャワー室へと消える彼女を見送って、いつも桃色に色っぽく彩られた、彼女の頬が青白くなっていたことを思い出します。それは決して、寒さのせいだけではないでしょう。どうか温かいお湯が彼女の頬の色を戻してくれますように。]
(288) 2015/11/04(Wed) 02時頃
|
|
[ しばらくして出てきた、彼女の様子がふと気になりました。>>276 女の子だからシャワーは長いものです。けれど、やはり異常な状況下でしばらくの間一人待っていたのは何だかとても心細くて。教室に帰ろうか、と示唆する雛子の名前を呼びました。]
ひなこちゃん、大丈夫……? 顔色悪かったけど、具合悪いなら、保健室で寝てても、いいからね……? その、余計なお世話だったら、ごめんね。 ちょっと、心配だから……。
(289) 2015/11/04(Wed) 02時頃
|
|
[ 言ってから、しまったと思いました。こんな事を嫌いな相手に言われても、きっと嫌な気分になるだけでしょう。どうしたら心配だという事が伝わるのか、私はいつだって、正しい答えがわかりません。]
(290) 2015/11/04(Wed) 02時頃
|
|
[ 友達は多い方です。笑顔で優しく明るく。相手の嫌がる事はしないようにしているだけで、友達は増えるものです。けれど無償の愛を与えても、返ってくる愛はないのです。常に相手の事を思って行動しました。そこに己はありません。だからこそ、愛はむしろ一方通行になりました。 嫌な人になりたくないから、人を恨みたくないから、自分に原因があるだろうと考えました。けれど何度考えても、結論は一つです。 私は、愛されるべき人間ではない、ということでした。**]
(291) 2015/11/04(Wed) 02時頃
|
|
/* 古屋がすごい置き土産を……!!
(-71) 2015/11/04(Wed) 06時半頃
|
|
──泣くなよ、呉。 そーゆーの、「おとこがすたる」って、言うんだぜ。
(292) 2015/11/04(Wed) 07時頃
|
|
─ 回想:岩動 呉ってやつは。そのに ─
[中学生の時分。 呉は遠巻きにされるくらいで済んでいました。 岩動 呉はほとんどかわりません。同級生よりでかくて、黒髪で、いつもへら、と笑っていました。 違いといえば、あの頃は眼鏡はかけていなかった、そのくらいでしょうか。 でも、きっと。 中学の先生に岩動 呉のことを聞けば、「優等生」だなんて言葉は、 プラスの言葉は、出てこないでしょう。 体育の教師に言われたことがあります。
「やくざみたいな奴だな、」 って。 不良とか言われるところをすっ飛ばして、そう。 弟が二階から飛び降りた後日、教室に殴り込みをかけた日の、ことでした。
岩動 呉には友達は少なかったと思います。ちょっと強い男の子には、嫌われていました。けれど、 手を出すと数倍になって返ってくるって、知ってたんです。皆。]
(293) 2015/11/04(Wed) 07時頃
|
|
[あの日泣き虫だった少年は、キレやすい少年になって、 キレ安い少年は、現在こうやって─…]
(294) 2015/11/04(Wed) 07時頃
|
|
[漸く引き下がることに決めたらしい。>>282 迷うような声音で、念押しのように無理をするなと言われて苦笑する。]
ありがと、任せた。
[言って、階段をあがろうとするその姿を眺める。 続けられた言葉に、ああ、と頷く。 自分とて、いつまでもこんな場所に長居する気はない。早々に場を離れて着替えるつもりだったから、特に異論もなく頷きかけて、]
……──え?
[俺みたいに、なるよ。 聞き間違いかと思うぐらいに小さい声で付け足された声に、思わずその顔を見つめる。 にこりと笑んだ表情は、いつも通り。踵を返して階段を上がる足取りにも、もうふらつきはないように見えた。]
……何が。
[その姿が見えなくなってから、少し苛立たしげに溢す。 意味深なことを言うだけ言って去っていった古屋が、少しばかり恨めしい。 そんな気持ちでいれば、いつの間にか御崎がその場に来ていただろうか**]
(295) 2015/11/04(Wed) 07時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 07時頃
|
─ 現在 ─
[ブラウンと、かち合った。 何時か、の初会話のとき、みたいに。 ふら、と揺れる視界。
岩動 呉は彼のときから、高いとこが嫌いです。 高校に入って、わざわざ屋上に一人で向かおうなんて、思ったことがありません。 男子同士のくだらないお喋り会も、ではなくて、教室のはしっことかで行われていました。 何かの拍子に、落ちてしまいそうで、 なんの感慨もなく、遺書もなく、唐突に、 突き落とされでもしたように、落ちてしまいそうで。]
──嫌い、だなあ。 [だから、岩動 呉は正直に答えます。 良く響いた藤舎の声とは対照的に、ぽつんと落とした言葉は空気に溶けて消え、]
(296) 2015/11/04(Wed) 07時半頃
|
|
[岩動 呉には、 此処が誰のせいしんせかいなのか、なんて、考えるつもりはありませんでした。 自分 である可能性は、ないとは思わないし、 もし誰か別の人の頭のなかであるなら、此処って、 その人の「深いところ」であるわけ、だから。
踏み込む気には、やっぱりなれなくて。]
──新聞取ってくる。
[と、一人。 教室に戻ろうと。 藤舎が付いてくるなら、岩動 呉は止めはしません*]
(297) 2015/11/04(Wed) 07時半頃
|
|
── シャワー室前 ──
へーきだよ……ほんとにむりだったら、 わたしも、そーゆーから……
[ありがと、とは、言いました。疲れた声で。 教室に行きたいのです。みんなのとこに。
せっかく仲良くしよーとしてるのに、 お互い波風立てずに終わらせたいのに、 どーして通用しないのですか。
あの子たちなら。 あの子たちなら、教室に行くと言えば、 『ヤバくなったら言いな』って、それで終わるはずです。 それとも、客観的に見て、もうむりだろってときは、 そう言って、引きずってでも保健室に連れてってくれる。
雛子の友達は、そーゆーひとたちです。 何回、言えば伝わるのかしらん。]
(298) 2015/11/04(Wed) 09時半頃
|
|
[ひまちゃん、悪い子じゃないんでしょーけど、 あなたのこと、嫌いじゃないけど、 ふだんなら、好きとさえ思いましたけど、 そのズレた気遣い、キツイです。
ひまちゃんのソレは、ママの愛と似ていて、 どっか遠くに、上滑りしてく、よーな。]
(299) 2015/11/04(Wed) 09時半頃
|
|
[頬が、また硬直していきます。 寒いです、ここは。凍えるよーに。 落ち着かなさげに、腕をさすりながら。
借りた制服は、あちこちがだぼだぼで、 そのサイズ感がダサい、と思いながら、 スカートを数度、折ってみた。
案の定、形の崩れてしまうプリーツに、 諦めて、また伸ばして、手櫛で髪を整えて。 メイクポーチも、コンタクトケースも、コームも、 全部、教室に置きっ放しだから、戻らなきゃならないし。]
(300) 2015/11/04(Wed) 10時頃
|
|
[長いスカートも、野暮ったいセーターも、 精一杯背伸びしてたのをバラしちゃうような、 昔からあまり変わらないこどもっぽい顔も。
見られるの、嫌だけど、仕方ないじゃない。
ひまちゃんとふたりで保健室、なんて流れになったら、 今度こそ、なにかが折れてしまう、気がして。 ひまちゃんは、こんなに遠いひとでしたっけ。 雛子の言葉も、ひととうまくやっていく術も、 なにひとつ、ひまちゃんには伝わらないよーで。]
(301) 2015/11/04(Wed) 10時頃
|
|
……わたし、きょーしつ、戻るよー。
ひまちゃんこそ、休んだほーがいいんじゃない。 びっくりしてたでしょー、あのとき。
[そんな、心細そそーな顔をしないでください。 責められてる、って、思っちゃうじゃないですかー。 帰ってもいーよって、わたし、言ったじゃないですか。
あのとき。真っ赤なろーかを見て、 小さく、悲鳴をあげていましたね。>>231 怖かったもんね、なんて、笑おうとして、
口角を釣り上げたら、鉄っぽいにおいが蘇るから、 ああ、ほら。やっぱり落ちない。]
(302) 2015/11/04(Wed) 10時頃
|
|
── 教室へ ──
[うえ、って言いそうになるのも、 なんとか、笑顔で押さえつけて。
おなかがズキズキ痛むのは、重苦しーのは、 いろんなにおいが入り混じって、ずっと気持ち悪いのは? ……考えるの、やめました。
汚れた制服は、更衣室にあった袋を借りて、 まとめて入れて、持って帰ろ。
汚れた服をひまちゃんが持つと言っても、 それだけは、絶対させない。
借り物のスリッパ突っかけて、ぱた、ぱた。 歩きにくい、けどさ。ここは寒いから。 はやく教室へ帰ろう。緩やかなペースで。 なんせ、寒いのです。シャワーを浴びたのに。 震える唇噛み締めて、教室まで歩こう。*]
(303) 2015/11/04(Wed) 10時頃
|
|
── 現在:教室 ──
[ひとが少ないな、とは思いました。
遺書のメール。開かない扉。文化祭。 消えちゃったはるな。遠い地面。
わたしたちは、集団失踪しているのでしょーか? だとすれば、ここは誰の世界で、 誰がこの世界を閉じるの?]
……ひまちゃん、ありがとー。
[自分の机に向かいます。 持ち出した安っぽい冊子が、 雛子のことを机の上で待っています。
それを見ないようにしながら、 ポーチの中から、薬用のリップクリームとか、 まつげ美容液とか、ちゃんとあるって確認して。]
(304) 2015/11/04(Wed) 11時頃
|
|
[スマホを、手に取りました。 相変わらずの圏外。通知ゼロ。
ふ、と。思い立って、 あの遺書を、また開いて。]
(305) 2015/11/04(Wed) 11時頃
|
|
[ それなら、貴方が作った人ですか。
―――とか。さ。 なんとも小さな肯定を返されて>>296、 ぽつん、としたそれを拾ってしまったものだから、 何故だか、言えなかったよ。
ちいさいものをいじめるしゅみはないです。
檜山、こういう時どうしようね。 もっと問い詰めてた委員長の事は知らずに>>185、 ぼんやり、ぼんやり。
新聞って、何の。とも。 そういうことも言うにも躊躇われて。 これは果たして、空気読んでいるのかどうか。 ]
(306) 2015/11/04(Wed) 11時頃
|
|
[ 何処かに向かう後姿を、 割れた鏡の前、立ったまま、視線だけで追う。 優先順位は、包帯で。 榛名の血にまみれたまま包帯を取りに行くのは、 ちょっと、衛生的にどうかと思うし。 かといって、この時間、真っ暗な時に。 女子が使うかもしれない場所に、行ってもらうってのも。 せめて着替えなきゃ、駄目でしょうね、これ。 ]
…包帯、夜中になるかもしれないけど。 一応何かやっときなよ。それ。
[ ならせめて急ぐかあ、って意味合いで。 それだけ言って、見送る。
あとは、そうだなあ。 スプラッタが二人並ぶのは、割と心臓に悪いとか。 じょーだんめいたことを思う程度には、 ]
(307) 2015/11/04(Wed) 11時頃
|
|
[ この世界に、慣れていたみたいです* ]
(308) 2015/11/04(Wed) 11時頃
|
|
[ ── 最後に何か遺して死にたいって、] .
(309) 2015/11/04(Wed) 11時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 11時頃
|
[ところで、このメールが、わたしたちに、 いったい何を遺すのでしょう。 罪悪感?日々を鈍感に生きていたことへの。
恨まないでください、と、その子は言いました。 ──あなたは、わたしたちを、恨んでいますか?
身代わりを、探しているのでしょーか。 この世界を閉じてくれる誰かを。
暖房が効いているはずの教室が、寒いです。 びゅんびゅん通り過ぎる車を、思い出して。 ちかちかまたたく、蛍光灯の貧相な光を。 あのとき、確かに、死んでしまいたいと、思ったのです。
立候補しましょーか。 誰とも知らない、この世界の主のために。 おねーちゃん。それは、償いにはなりませんか。
この世界は、きっと、雛子の世界じゃないです。]
(310) 2015/11/04(Wed) 11時頃
|
|
[……ああ、でも。 雛子には、帰らなければいけない理由があります。] .
(311) 2015/11/04(Wed) 11時半頃
|
|
/*
指名と落ち順で思ったんですけど 女子一人でもどうにかなる精神なのがこの
この…ホスト…
(-72) 2015/11/04(Wed) 11時半頃
|
|
/*
地味女子で行くぜって思ったら 女子との縁故が上手く組めなかったっつー… (必死に回想振ってる奴)
えんこをうまくふれるようにわたしはなりたい
(-73) 2015/11/04(Wed) 11時半頃
|
|
/*
3d頭 メールの話(メモ)
(-74) 2015/11/04(Wed) 11時半頃
|
|
── の記憶 ──
[せーりが、こなくなりました。 さすがに、もう、その意味は、 すきって言ってもらうために繰り返してきた行為の意味も、 バカな雛子だって、知っています。
……今度は、誰にも言えませんでした。 雛子は底なしのバカです。
──それが、雛子に起こった全部。 文化祭後のあの日から、数ヶ月かけて、 ゆるやかに死んでいくなにかの話。]
(312) 2015/11/04(Wed) 12時頃
|
|
[そして、そのとき、雛子は死ねなくなりました。 ふたりぶんか、ひとりとはんぶんか。 そんなむくろを残すわけにはいきません。
しょーがくろくねんせーのあの日、 死ねばいいと思いました。 そーすれば、全部、雛子には関係なくなって、 そのあとでどんなに悪く言われよーが、 雛子にはもう、関係ないって。
今の雛子のむくろを見たら、 おねーちゃんは、どう思うでしょーか。 雛子とあの男の間にあったことは、隠せても、 雛子のおなかにある事実は、ごまかせません。
だから、雛子は死ねません。 この世界を、作ることはできません。
しょーめーしゅーりょー、ってやつでしょうか。 遠野雛子は、この世界のホストでは、ありません。*]
(313) 2015/11/04(Wed) 12時頃
|
|
/* ひよいちグレスケ 一六>御崎>古屋>遠野>藤舎>石動>平坂>咲野
てんで的外れ感がすごい。
(-75) 2015/11/04(Wed) 12時頃
|
|
―部室棟:登山部部室―
[出来れば、使用感の無いものがいいなぁ、とか。 そんな事を考えながら寝袋を物色していれば、程なく、さっきも見た野郎が来ただろうか。>>282 丁度いいやと思った。だって、結構重そうだったから。]
体調、大丈夫かよ。 これ、持ってくの手伝って欲しいんだけど。
[念のため、確認だけしてから、お眼鏡に適ったものを、半分くらい彼に預けて。 がさがさ、音を立てながら教室へと向かっただろうか。**]
(314) 2015/11/04(Wed) 13時頃
|
|
[ 岩動を、見送って。
割れた鏡を見れば、 真っ赤な自分が、ただ此方を見ていた。 なんでしょうか、また、平坂を、思い出して。 どうしてだろう、と、ふと、今度は考えてみるわけです。
―――自分を見ているブラウンが、 ただ、うつるものを見つめていて、 それ以上、余計なものを宿さない、それが。 きっと、なんとなく似ていたのかな、と思うのは、 苦手な想像だったし、ああ、失礼な、話だろうか。 普段考えないことをこう考えてしまうのは、 ここが、***の世界だからだろうか。 ]
(315) 2015/11/04(Wed) 13時半頃
|
|
[ 誰の世界だか、知らないけれど。 非日常に、なんともまあ、慣れてしまいそう。 なんにせよ、さっさと動こう。 怪我は、ありません。いたって健康体です。 頭の痛みも大丈夫だけど、もう一度、息を整えてから。
屋上への扉を、見て、 ]
(316) 2015/11/04(Wed) 13時半頃
|
|
[ ―――まだ、思い出してないのに、 ]
(*12) 2015/11/04(Wed) 13時半頃
|
|
[ わたし が しのうとした ことも ]
[ その りゆうも、ぜんぶ ]
(*13) 2015/11/04(Wed) 13時半頃
|
|
――――……、
[ ゆるり、首を横に振って、 ともかく、着替えと言う意味でも、なんでも。 まずは保健室に行こう、って。 赤を垂らして、降りて、それから。
保健室の、割れていない鏡。 明かりではっきりと映った、 真っ赤な自分に、うええ、って、声が漏れた、から。
指先で着替えと適当なビニール袋を拝借すれば、 やっぱり赤を残しながら、シャワー室へ向かおうか** ]
(317) 2015/11/04(Wed) 14時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 14時頃
|
/* もともと、おねーちゃんが好き(レズ)って設定だったとは思えない感じになりましたが、 なんていうか、中身は、やりたかったことやれたなーって感じです 動かしながら練って練ってだったので、混沌としてるのは反省 あとハッピーエンドが見えないのもいいかなって思ったんです 村設定的にも、どん底で
(-76) 2015/11/04(Wed) 14時頃
|
|
――部室棟・登山部部室―― [ここになら寝袋もあるだろう、とうろ覚えの記憶を辿って登山部の部室へ向かえば、そこには先客がいた。(>>314)]
やっぱり、寝袋いるよね。 学校に泊まるなんて思わなかったなあ
[そう苦笑して、問いかけには軽く頭を下げて。]
うん、だいぶ平気。ありがとう。 俺も運ぶために来たから、もちろんだよ
[何やらすいすいと選んでいく平坂に選別は任せ、半分を預かる。 結構重いなあなんて思いながらも、見た目ほど非力ではないので。 少しは役に立とうと、教室へ運んでいく。]
(318) 2015/11/04(Wed) 15時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 15時半頃
|
[廊下を歩く途中、小さな後ろ姿を見かけた。(>>233)]
ひめこ!
[振り返る少女に、寝袋を運んでいることを説明し。]
ひめこも、一緒に教室行こう。 あんまり単独行動は良くないかなって、気がする
[なんだかずっと、嫌な予感がしているから。 そんな理由で、守らなければいけないような小さな女の子を引き連れて、教室へと向かった。*]
(319) 2015/11/04(Wed) 15時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 15時半頃
|
[ただ、俺は、隣に誰かがいれば良かったのだと思います。 贅沢を言うなら、俺を見てくれる、可愛い子。 けれど、俺自身は、それが“誰”であろうと気にならない。
矛盾してるって?そうだろうね。 けれど、そうとしか言えない。
ひとりの夜は、嫌いです。]
(320) 2015/11/04(Wed) 16時半頃
|
|
―3F:教室―
[賑やかに飾り付けられた廊下を進む、おひめさまと、荷物持ちの従者2人>>319。 辿りついた目的地には、幼馴染みと元カノという、俺にとっては何とも言えない組み合わせがいただろうか。 まぁ、お願いしたから、仕方が無いんだろうけれど、ね。
人数分の寝袋を教卓に積み上げてから、さて、と振り返る。]
(321) 2015/11/04(Wed) 16時半頃
|
|
一応持ってきたけどさ。 寝るなら、女子は、保健室行ったら良いんじゃない?
[どうすんの?と問いかける相手に幼馴染みを選んだのは、 話が通じやすそうな女子、という基準か、或いは。
それから、勘違いしないで欲しい。 いくらまともじゃない野郎でも、これくらいの分別はあるってこと。 いつでもどこでも、俺は至って冷静です。
数時間前の、幼馴染みとのあれそれはさておいて。**]
(322) 2015/11/04(Wed) 16時半頃
|
|
[特に詮索の言葉は、無く。 藤舎の目線が背を追うのを、視界に写る鏡越しに見て、 余計な光も、闇も、写さない静謐なブラウンは、
国語の勉強をしているときと、そんなに変化はないように思えて。 じゅんおーせーの、高さを感じます。 岩動 呉は表情だけしか戻ってきていません。 メガネの向こうの黒色は動揺とか、後悔とか、 また、目を剥いた時のような、鋭いなにかの色を隠しきれず、 ──あーやっぱ痛いって、手。って軽口も叩けず。
後ろからかかった言葉には>>307、振り向きもせずぴら、と、利き手を振った。 多少の赤が、散る。*]
(323) 2015/11/04(Wed) 18時頃
|
|
─ 3-3教室 ─
[教室には先客がいた。>>307>>321。 なお、岩動 呉は廊下のはしの見慣れない扉には気が付きは、したけれど、入っていません。 甘い臭いがしたから、やめておこう、と思って。]
おつー。
[って、いつもどーりを装った声で扉を開き、そのまま岩動 呉は自分の席に真っ直ぐ向かった。 無造作におかれた図書室から拝借した新聞。 『せいしんせかい』って、云われて、 ちょっと読んでおこうかなあって、予感。
ニュース欄の端っこ、小さな記事。 一寸だけ大きい見出しには、『集団失踪か?○○高校の神隠し!』と、ニュースというよりはカルチャーとか、もっとポップな雑誌とか、 若しくは遠野雛子が持ちかえったコンビニに置いてありそうな本に、なりそうな見出し。]
(324) 2015/11/04(Wed) 18時半頃
|
|
― シャワー室 ―
[ ―――そういえば。あの合宿の時は。 164、とか。身長、そのあたりだったなあ、とか。 シャワーの音を遠くに聞きながら、思う。 なに食べたらそんなでっかくなるの、って。 岬があの時言っていた気がするけれど、 なんでしょう、遺伝ってやつでしょうか。
私には、良く、分からないです。 確かにわかることは、あれはもう、一年程前ってことで。 私は、どんどん、成長していく、ってこと。
それから、あの思い出は、もう、 遠く昔になっていくってこと。 ]
(325) 2015/11/04(Wed) 18時半頃
|
|
[ 細長い、が丁度いい表現だったもので。 特に凹凸があるわけじゃない身体を、水滴が滑り落ちて。 同時に流れていく、赤色。 特に怪我をしていた訳でもないし、 赤を被っていたのは大体が制服だったしで、 シャワーの時間は、案外直ぐ終わった。 ]
(326) 2015/11/04(Wed) 18時半頃
|
|
[ ぺた、ぺた。 素足で更衣室へと、向かって。すとんと、鏡の前。 ドライヤーを持って、椅子に腰かける。
スイッチオン。 ふわ、あたたかい風で、黒の髪が揺れて。 鏡の向こうの自分を、 いつだって静かなブラウンを、ぼんやり眺めながら。 ふ、と、思うところがあったもので。 片手で髪を掻き上げて、普段、黒髪に覆われている、 肌色を映してみる、のだけど。 ――――なにも、ない。 ]
(327) 2015/11/04(Wed) 18時半頃
|
|
………
[ あんなに、痛かったわけなんだから。 殴られたみたいな、叩きつけられたみたいな、 そんな、痛さがあったんだから。
"なにか"あるかと、思ったんだけど、なあ。 やっぱり良く分からないや、って、 もやん、と、何か感じて。でも、やっぱり分からない。 だから、大人しくドライヤーを切って、さて。 着替えて、保健室に引き返そう。 買った靴下も染まってしまったもので、 素足に、更衣室にあったスリッパという状況だけど。 しかたねーや、ってやつです** ]
(328) 2015/11/04(Wed) 19時頃
|
|
[『失踪者はじわじわと帰ってきている模様。失踪した○○さんは、
「誰かの頭のなかにいたようだ」などと供述しており。』
岩動 呉は、最後の最後の文に気をとられました。 今。 頭のなかに、いるかしらん。 それなら、それは、ちょっと。いやかも。
覗かれたくない記憶が多すぎるからさ。 ──そうだそれだから。 岩動 呉には、この世界は作れない。 喩え文化祭、楽しかったな、って思うにしろ、 高いところが嫌いで、でも二階からは「落ちて死ねる」ように、なっていたとしても、 ──何かを遺して死にたいと思っても、 高校の友人だけは、巻き込まないだろう。無意識であれば、なおさら。 失敗で、離れていった友人は、未しも。 高校では比較的、上手く、やってきたと思う、から。]
(329) 2015/11/04(Wed) 19時頃
|
|
[ぱさ、と新聞を閉じる。 教卓につまれた寝袋にようやくピントがあって、
もう、そんな時間か、って、ぼつり、 呟いた。]
(330) 2015/11/04(Wed) 19時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 19時頃
|
――3-3教室―― [辿りついてみれば、そこには女子ふたりがいて。 ああ、綺麗にしてきたのかなってぼんやり思って、寝袋を下ろした後もう一度振り返ってみれば。]
……ひなちゃん、だー
[思わず零れた声は、彼女の姿が小学校時代を彷彿とさせるものだったから。(>>301) 懐かしいなって少し思って、けれどそれどころではなさそうな顔色の悪さが目に付いたので。]
ひなちゃん、大丈夫? ……さっき転んだの、やっぱり痛かった?
[自分のせいかなって、罪悪感を滲ませながら、尋ねた。]
(331) 2015/11/04(Wed) 19時頃
|
|
── 現在:教室 ──
[何度見ても、メールの内容は同じです。
ゲームだと、ほらさ。 文章が変わってったりするんでしょう?
それを教えてくれたのは、 あの科学部のダサい男だったかしらん。
声に、顔を上げたら、元カレ>>322がいました。 どーすんの、って、ひまちゃんに聞いてました。
みんな、いっしょのほうがさみしくないよ。
って、もうすっぴんも晒しちゃってる雛子は思うけど、 言えないし。女の子ばかりの夜、なんて。 かえって気を使うじゃないですかー、と、 底なしにバカな雛子はぼんやり、考えるわけです。]
(332) 2015/11/04(Wed) 19時頃
|
|
[だから、その代わり、といえばなんですが。 あらたくんが、声をかけてくれて、ほっとするわけです。
居場所、が。ないのは、不安ですし。
ううん、と首を横に振ります。 痛くないよ。檜山みたいに、支えたわけじゃないし。 どん、ってぶつかった衝撃と、自重で、 ちょっと頭をぶつけたくらいです。]
へーき、だよ。あらたこそ、大丈夫?
[ふにゃ、って、笑えてたでしょーか。
ああ、確かに、もうとっくに頬は冷たくて、 奇妙に、寒くて。セーターの上から腕をさする。 くちびるがうっすらわななくから。]
(333) 2015/11/04(Wed) 19時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 19時半頃
|
── 暖房、ついてるよね?
[ついてます。エアコンが、微かに音をさせて。 勤勉に働いている音がします。あれ?
さっきから、甘いにおいが、また強くて。 胸がつかえます。お腹が重いです。 ……まあ、いーや。]
……あらたも、ベッド使えばいいんじゃないかなー。 さっき、ちょっと、やばかったよー。 ちゃんと、休んだほうが、いいよ。
[カーテンしまるしさ、って。思うのは、 わたしが、ずれているんでしょーか。
また、蝕まれて、頭がぼうっとするから。 そこに、扉が開いて>>324、甘さが、広がるから。 なんだか、気分が悪い、です。*]
(334) 2015/11/04(Wed) 19時半頃
|
|
/* るぎくん、手、手……!突っ込みてえ
(-77) 2015/11/04(Wed) 19時半頃
|
|
[へーきって答える声に(>>333)、でも全然平気には見えなくて。 俺はもう大丈夫だよって、一応答えるけれど、そんな場合じゃないでしょうって。]
へーきじゃないよ。顔色悪いし、休んだ方がいいよ。 なんなら俺、背負っていこうか?
[なんて、人の気持ちに敏感じゃない…は、彼女の元彼や彼女が気になっているかもしれない男の子がいるなんて欠片も思わず、そっと提案を投げかけた。**]
(335) 2015/11/04(Wed) 20時頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 20時頃
|
[みんな、言うのです。顔色悪いよって。休みなよって。 だから、たぶん、それは正しいのでしょう。 でも、だって。みんなは休まないんでしょう。 顔色の悪いわたしだけなんでしょう。そんなの。
もうちょっと、って。言おうと思いました。 だって寂しいしーって、かるーく。雛子らしく。
なのに。なんででしょーか。 いつもなら、おねがーいとか、やだーって、 冗談っぽく笑えるはずなのに、頬が、引きつります。
あらたくん、あなた、そんな感じでしたっけ。]
(336) 2015/11/04(Wed) 20時頃
|
|
――回想:文化祭当日――
[一個くらい、って>>252。悪魔のささやき。 気づかせてくれた平坂を少し睨む。
ああ、腹がへる。]
……売れ残りが出そうなら。
[妥協点を探して、ついでに『今は』しないと告げて。
真面目なんかじゃない。 罪悪感を引きずるのが億劫なだけ。
文化祭が終わる頃の時間、会計に一食分のお金を渡して頬張った。 移動する途中で冷えたそれは、まあまあだった。*]
(337) 2015/11/04(Wed) 20時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 20時頃
|
――現在:一階――
[平坂が指した先へ。
広がっていたのは、忠告通り。 中々スプラッタな光景。]
ああ、そういう意味。
[彼が『榛名』といった意味をなんとなく掴む。 男子生徒の服を着せられたマネキンは、なぜか榛名を思い起こさせた。
こんな都合のいい設定は、誰かの中だからでせうか。]
(338) 2015/11/04(Wed) 20時頃
|
|
[あるいは、孤独な雛子の、思い込みとか、でしょーか。]
── あらたくん、
[あ、言えた。声が出たことに安堵して、 呼び名を間違ったこと、気づきませんでした。]
ほんとーに、だいじょーぶだよ。 わたし、もう、
[あのころとはちがうから。って、あれ、なんで。 ずっと言わなかったのに。 掠れた声で、言ってしまったのでしょーか。]
(339) 2015/11/04(Wed) 20時頃
|
|
[少し、鉄臭い匂い。 鮮やかだっただろう赤は、少し乾いて光沢を失っているだろうか。流れていただろうそれに指先を浸して、その冷たさに眉をひそめる。 ここにあるのは多分、榛名の代用品。 立派に役目を果たしている代用品。 きっと、代用品にすらなれない自分よりも、価値があるのでしょう。
なんにしても。一つ、ため息。 もう少し、平和的に、だったらなあ。 なんて、勝手な願いを思った。*]
(340) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
[ ──あ。変わったのは、あなたもでしたね。
なんでだろーな。あのときと同じよーに、 接されたわけでも、ないのにな。わかりません。 理由をつけるなら、多分それは、雛子がバカだから。 です。
あらたくん。みんなの人気者だったあらたくん。 雛子とは遠いところにいたあらたくん。 しょうがっこーの思い出に欠かせない、あらたくん。
──ああ、小学校時代を引きずっているのは雛子の方です。
どんな顔すればいーのか、わからなくて。 というよりも、不可抗力で、泣き笑い。*]
(341) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
/* あと結構長く付き合ってた先輩は辰次イメージです 飲み過ぎちゃってデートをドタキャンする辰次先輩
(-78) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
/*
檜山ありがとうひろっていただいて…
色々村の方にたすけられっぱなしだがんばろ…
(-79) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
/*
セット改めて指さし確認。
(-80) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
─ 1F 廊下 ─
[古屋へ頷きかけた通り>>295、長居するつもりはなかった。 なかったのだけれど、なんとなく足が動かずに少しだけその場に佇んでいた。 広がる赤の中。友人によく似たマネキンの、その横。
──死のにおいが充満したところに長くいたら。>>282 どうなるって、いうんだろうね。
誰かさんが、続きをはっきり言わないからだよ。 なんて、内心で人のせいにしておいて、暫くそのまま。 いい加減に場を離れようとして、動きかけた時だった。>>338]
御崎。
[階下へと降りてきた彼と、すれ違っただろうか。 場の惨状に対してか、眉を顰める彼に、名を呼んだ。>>340 納得したような声が零れたあたり、もう大まかに事情は聞いているんだろう。]
(342) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
[彼の一連の動作を眺める。小さなため息。 ああ、流石に、──笑わない、か。 抱いたのはそんな感想だった。
ふわふわ、にこにこ。 この光景を前にしてもなお、微笑んでいた一六を思い出す。 教室が増えました。 そう告げた時の、綻ぶような御崎の笑みを思い出す。>>1:328
190cmののっぽな男子と、小さなお姫様。 その2つは、全く似ても似つかないけれど、──まあ、はっきり言えば。
御崎かがり。俺は、お前のことも、ちょっと引っかかってはいるんだよね。]
(343) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
[まあ、そんなことを今、わざわざ言いはしないけれど。
疲労感からか、肩がじんわりと重い。 序に、痛い。あちこちぶつけたせいだ。 疲れた顔だと平坂に指摘されたけど>>142、流石に少しばかり自覚した。疲れている。 御崎、ともう一度名前を呼んだ。]
俺、この格好、どうにかしてから教室に戻るわ。
[ひらり、と自分の手を振ってみる。 赤の付着した手のひら、血の染みたシャツの袖。 言わんとすることは、伝わっただろうか。彼から呼び止められることがなければ、そのままその場を後にして*]
(344) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
/* そのくらい顔色悪いんだって気づいてくれよ!!!みたいな気持ちになりつつ、なんだろなー。 鈍いけど、心配だなって思うとなかなか引かないのもある種の歪みなのかしらって。 優しさがよくわからない、かわいそうなあらたくん。 ……PLもわかってないけどな!?
(-81) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
/* 的外れ推理乙……って声が聞こえる気がする……
(-82) 2015/11/04(Wed) 20時半頃
|
|
[まぁ、無理にとは言わないけれど、って。 女子たちが動く様子がないようなら、付け足して。
それから、続けて幼馴染に囁いたのは、事務的な物ではないお話し。 つまるところは、数時間前の問いかけに対してのものだった。]
さっきの、あの、答え。 ちょっとだけ、待って。
[幼馴染のことが、嫌いな訳じゃない、し、さっき言ったことも、嘘じゃない。 けれど、ちょっとだけ、飲み込むには時間が必要な気がした。それだけ。
あのまま、流されるのはとっても簡単。いつもと同じ。 けれど、それは違うでしょう。何となく。 だって、彼女は、幼馴染だけは、他の女子とは違うんです。上手く、言えないけれど。]
(345) 2015/11/04(Wed) 21時頃
|
|
― 保健室 ―
[ 中には、だあれも。 はてさて、皆どこに行ったのか。 置いて来ちゃった人達を思いながらも、部屋の中へ。
包帯と、ガーゼと、それからそれから。 消毒液も必要だろうと、ひょいっと。 赤散ってたし、果たして止まっているのかどうか。 なんにせよ、すごい染みそうだなあ。 頭殴られるのと、どっちが痛いのかしらん。 比べるのもおかしな話、なのかも。 そもそも、私は殴っても殴られても無かったね。 血も、出てないし。なんにも、なかったし。 ]
(346) 2015/11/04(Wed) 21時頃
|
|
[もごもごと告げたそれを、彼女は、優しい幼馴染は許してくれただろうか。 どちらにせよ、夜が更けてきたなら、自分は寝袋に潜って、瞼を閉じることになるだろうか。
うつらうつらしながら、脳を刺激したのは空腹感。 そういえば、朝から碌なモノ食べてなかったっけ。お弁当も、手を付けてないし。 まぁ、明日の朝、色々片づけておこう、なんて。そんなことを思う。*]
(347) 2015/11/04(Wed) 21時頃
|
|
[ 一式抱えて、ぺたぺた。 スリッパの音を立てて、保健室を出たところで。 ]
あ。
[ 丁度、目の前を檜山>>344が通った。 出くわした、とか、言うべきか。 ――なかなかにスプラッタですね。改めて思って。 先程の私もこうだったのか、とか、ぼんやり。 自分も着替えを求めていたからでしょうか、 なんとなく、制服を取るべきかなあと。 ちょっと引っ込んで、治療のあれそれはベッドに置いて。 男子生徒の制服は何処だっけ。
探しながら、自然と。委員長に報告の時間。 ]
(348) 2015/11/04(Wed) 21時頃
|
|
檜山、あのさ、
[ ――あ、あった。ちょっと奥の、棚の中。 セットになっていたので、揃って取り出して。 血に濡れるのもあれだし、と。 端にストックされていた紙袋にそれを入れて。 ]
"誰か"はちょっと、わかんない、けど。 屋上、行けなかったんだよね。鍵持ってったのに。
[ 再び、ぺたぺたと入口まで行って。 はい、と渡しながら。
簡単な報告だけど、委員長。 これはヒントになりますかね? ]
(349) 2015/11/04(Wed) 21時頃
|
|
/* ホストがヒントくれたwww
(-83) 2015/11/04(Wed) 21時頃
|
|
[赤く染まった指先を眺めていると、声>>342がかかった。 首だけで振り向いて、その出先を見る。
視線の先には、真っ赤な檜山。]
どうしたの。
[思わずそう聞いた。]
(350) 2015/11/04(Wed) 21時頃
|
|
それがいいよ。
[着替えてくるという彼にそう言う。 ああ、そういえば。聞きたいこと。]
さっき、ここが誰かの中って聞いたんだけど。 榛名って、つまり、出たのかな。 皆、出るのかな。
[出て、何をするって。 特に無い。 なら、ここにいても変わらないかな、って。 欠片のように思う。*]
(351) 2015/11/04(Wed) 21時頃
|
|
いや、ちょっとね。 それを、あっちからこっちに移動させたもんで。
[マネキンを指し示しながら、説明する。>>350 榛名、とは言わない。 あくまで、それは人形だという体は保ったままだ。
そういえば、と思い出したように続く言葉に立ち止まる。>>351 ああ、聞いたの。そう相槌を打ちながら、御崎の声に耳を傾けた。]
確証は、ない。 ……ただ、希望的観測としては、そう思うよ。
[ここに留まることが、現実世界の死とイコールなら、その逆は? ここでの死は、現実世界への帰還、なんじゃあないか。 そういうこと。あくまで、推測にすぎないけれど。]
榛名は、ここから出た。 代わりにここの主が用意してくれたのが、この人形。 そう、考えるならな。
(352) 2015/11/04(Wed) 21時半頃
|
|
[ちょっとどころじゃなく、悪趣味だけど。 ──ああ、そういや、ホラー展開を望んでいらっしゃった石動さんって>>1:348、どうなんだろうね。 ふと、思い出す。先程の顔ぶれの中にはいなかった。 彼は、この惨状を見たらどのような反応をするだろうか。
脇に逸れそうになる思考を中断して、目の前の御崎へと。 皆、出るのかな。 そう問われて、唇を薄く苦笑の形に曲げる。]
……誰かひとりが、ここを閉じればね。 少なくとも、今の仮説が正しければ、そうなる。
[もし「説明が足らない」と言われたなら、先ほど話したこと>>125>>126と同様の説明を、かいつまんで伝えただろう*]
(353) 2015/11/04(Wed) 21時半頃
|
|
ああ、なるほど。 榛名を真ん中にしておくのも、色々大変だしね。
[あとで、布巾を水に濡らして掃除でもしようか。 文化祭に血はそぐわないから。
檜山とは反対。 マネキンと榛名を同一視した言葉が出る。]
そう、だね。 そうだといいし、そう思う。
[ここから出るにしても、無事でいてくれればいいと思う。 どこか、痛い所とか無ければいい。 だって、こんなに派手な跡を残して、ここから出て行っているのだから。]
(354) 2015/11/04(Wed) 21時半頃
|
|
[ここが誰かのなかなら、自殺した人以外の人はどうなっているんだろうね。 布団の中でおやすみなのかな。
そんな、とりとめのない思考は、檜山の言葉>>353に遮られた。]
(355) 2015/11/04(Wed) 21時半頃
|
|
閉じる。
[曰く、誰かがここに残って世界を閉じなければならない。 とのこと。
それは、自殺未遂者ではない人でも構わないこと。]
(356) 2015/11/04(Wed) 21時半頃
|
|
へえ。
[ほんのりと口角が上がったことを自覚した。 もしかしたら、檜山にも見えたかも。まあ、いいか。
俺にはそれをする理由があって、もしそうじゃないとしても。]
そうなんだ。
[ここにいることは、できるんだって。]
(357) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
[多分、そろそろ夜も遅い。 檜山をこれ以上引き止めるのも悪い。]
色々、ありがとう。 引き止めてゴメンな。
[上がった口角を紛らわせるように、柔く微笑む。
檜山が行ったならば、榛名に目を落として。 そして教室へと戻るだろう。*]
(358) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
── 現在:教室 ──
[あらたくん。どんな顔したでしょーか。 あなたがどんなに軽く流そうと、 わたしは、気まずくて。 「ごめんね」って、無意味な呟きこぼして、 ふい、と目を逸らしました。
今日は、こんなこと、ばっかりだなあ。 暖房、効いてるはずなのに、寒くて。 甘いにおいが、鼻について、頭、回らなくて。
ふ、と。聞こえた声>>330に、 正直、都合もよかったから、さ。 そっちに、顔を向けて。]
(359) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
─ →保健室へ ─
[1階の廊下を行く。 赤い足跡が付くのに気が付いて、上履きは途中で脱いだ。 片手でまとめて持っておく。
ちかちかと瞬く豆電球の灯りで、視界は決して寂しげではなかった。 かといって、決して、浮かれた気持ちにもなりようがないけれど。
一応、足は保健室へ向けているけれど、女子たちが既に休んでいたらどうしようか。 それならそれで、入る前に、一声かければ大丈夫か。 と、女姉妹に囲まれて育った男は、軽く考えて。
結果的に言えば、それは杞憂に終わった。]
(360) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
藤舎。 ……何。他、誰もいないの?
[まあ、保健室と教室に離れるのも不安だとかもあるかもしれないし、無理にと言うつもりはなかったが。 それでも、どうやらひとりらしい藤舎を見て、思うのはそんなこと。 あと、どうやら先に付着した血を落としてきたらしい藤舎は、既にその手に赤を張り付けてはいないってことだった。 スプラッタ仲間は、ひとり、減ったらしい。
丁寧に紙袋に入れて渡されたそれを、礼を言って受け取る。>>349 と、それと一緒に、情報も手渡された。 屋上も、開かないらしい。 2階以上の窓を見た感じ、屋上も似たようなことになっているのかと思ったが、違うようだった。]
(361) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
……屋上に、なんかあんのかね。
[首を傾げてみるけれど、かといってこじ開けようとするのも躊躇われる。 誰かの精神世界。無理やりにこじ開けていいんでしょうか。 精神崩壊、とか、しちゃったりしない? とは、先ほどまで、一六に尋問まがいのことをしていた男が言えた台詞ではなかった。
何はともあれ、報告を受けて。 こちらの頭に過るのは、一六との会話。御崎の表情のこと。 それらを思い浮かべながら、口を開く。]
(362) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
[え。って、言葉にならなかったね。 す、って、また頬が冷たくなるよーな、気がして。]
── るぎ、くーん。
[真っ赤な血の海を思い出しました。 割れたマネキンの頭は痛そうでした。 割れたるぎくんの手も、痛そうでした。
思い出すと、また、錆のにおいが、 甘やかなかおりと、混ざり合って。]
それ、どーした、の。
[どうしてそんな平然とした顔をしているのですか。
なんだか泣きたくなりました。 寒い雛子も、しんどそーなめーちゃんも、 ぐらん、ってバランス崩したあらたくんも、 るぎくんも、みんな、おかしいです。*]
(363) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
―2階廊下―
[とん、とん リズムを踏むように楽しげに こひめは2階の教室を回っていた
ゆっくり見られなかった手作りアクセサリーのお店。 ビーズの髪飾りがかわいいけど ママのリボンのほうがやっぱりいいなぁとか こっちだとこひめに似合わないなぁとか 考えながらふらふら
そうしていると後ろから声をかけられた>>318 ひめこ、なんて呼ぶのは一人しかいない]
あらたくんとりっくんだぁ そのにもつどぉしたのぉ?
[笑みを浮かべて二人に近づいて 教室へと誘われれば、そろそろ全部回ったしと素直についていく]
(364) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
―教室―
[教室に戻ると雛子と向日葵がいた
こひめは陸と向日葵を見比べて 首をこてり]
もぅ、こひめりっくんのご飯食べられないのかなぁ
[なんてぽつり]
りっくんのハンバーグ食べたかったなぁ
[さらにぽつり]
(365) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
……了解。報告、ありがと。 とりあえず、この格好、どうにかしてくる。
[実際に口から出たのは、ただの礼の言葉だ。 開かない屋上の訳については、考えておくよ。そんな感じの、保留の言葉。
──見つけたら、教えて。とは言った。>>136 ──見つけたら、教えます。とは、言っていない。
自分でも、随分な屁理屈だとは思う。 それでも、それ以上は言わずに、それじゃあ、と告げる。 片手に紙袋を揺らし片手に上履きを持ち、スプラッタ状態を脱却しに行こう、と*]
(366) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
/* ひよいちグレスケ 一六>御崎>古屋>遠野>石動>藤舎>平坂>咲野
石動せんせーと藤舎の位置が入れ替わりました(※藤舎が下がりました
(-84) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
/* 落ちロル書き終わった(なう)なのでよし、よし……!
(-85) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
/* あと、すみません。ひとつだけ。 るぎくん動きづらくさせてないかなーって。 メモ見てるし、桃期待もしてないし、単純に、おしゃべりしたいのです。
(-86) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
/* 疑ったところにむしろ歓迎されてるのは何故。みんなもっと疑い合おうよ。檜山自分だとは微塵も思ってないよ★
(-87) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
/* あ、メモって、「>>女の子にはちょっと興味ないです」のくだりのこと
(-88) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
――教室――
[三階分の階段を上がって、やっと教室へ。
見れば教卓の上に寝袋があって、凍え死ぬことはなさそうだと思った。一つ、いただく。 誰かの中でも死ぬのかな。それとも、この世界で死んだら、現実に帰るのかな。 やってみないとわからないか。]
(367) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
[机にかけっぱなしの鞄から、財布をポケットに入れる。 ついでに飴を口の中に入れた。 パンケーキを二皿分食べたおかげか、そこまで腹は減っていない。 明日の朝、購買か食堂にでも行こう。
そんなことを考えながら、寝袋を広げて。 中には入らずに座り込んで目を閉じた。
一気に疲れが来た気がした。*]
(368) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
[ 皆、教室かもね。って。そんな返事をしながら。 血を落とした手から、 真っ赤な手へと袋を渡す>>361。 ]
…なにか。 思うところがあったのかもね。
[ 曖昧な、返事。
―――高いところが、嫌いなんじゃないの、とか。 まさに、高いところが嫌いらしい岩動とした、 そういう、話は。どうしてでしょう。 躊躇い、みたいなものがあるみたいで、 すすんで、言えなかった。 ]
(369) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
/* やっぱりテーマ設定間違ったかなとは思いつつある……やりたかったんですすみません……
(-89) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
[ ほら、確証が無いと、意味ないですよね、こういうの。 言った通りだよ。 この世界を作った人、"見つけた"訳じゃないし。 こういうの、屁理屈なんだろうか。 自分は知る由も無いけれど、多分。 檜山>>366と、似たようなことを、思っていた。 ]
(370) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
[ だから、保留の言葉を貰って>>366。 正直、良かったと思うことは、あったかもしれない。 ]
――うん。 シャワー室、多分男子の方も空いてるし。 その方が良いよ。
[ 行ってらっしゃい、と。見送って。 再び保健室の中に引っ込んだ* ]
(371) 2015/11/04(Wed) 22時頃
|
|
[懐かしい呼び方で、呼ばれて。(>>339) 泣きそうな顔で笑う遠野(>>341)に、それでもって引きさがることはできなくて。 泣いてくれればいいのに、って少し思う。 あの時みたいに泣いて、何に困ってるのか話してくれたら、手伝えるかもしれないのにって。]
大丈夫なら、いいけど。 俺にじゃなくてもいいから、耐えられなくなったら、言って
[檜山の時と同じように。 人を気遣うのは難しいなって思う。 それを自然にできる檜山はやっぱりすごいと思いながら。 小学生の頃は、何も考えずに優しくできていたのだろうか。]
(372) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
/* 箱がたまにshowerとかFrenchとか英語変換をいのいちに出してくるのでいつか英語気取り野郎になるんじゃないかって気が気じゃない……
(-90) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
―夜:教室―
[>>365料理を求められるのは嬉しい。 けれど、幼馴染の手を取ったなら、どうなんだろう。 正直、3人で同じテーブルについている図は思い浮かばない、し、 そもそも、そんなの、普通じゃないんだろう。多分。
だから、目の前のお姫様と、幼馴染を見比べて。]
また、いつかね。
[返したのは、曖昧な返事。 ただ、いつかは、いつなのか。そんなのを考えるつもりは、ない。*]
(373) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
─ →3F 増えた教室へ ─
[藤舎に見送られて、シャワー室へ。>>371 シャワーは手早く済ませた。女子でもないし、血さえ流せればそれでいい。 血の染みた服は紙袋に放り込んで、静かに階段を昇る。
3階に辿り着けば、廊下の反対側にいつも通りの3-3がちらりと見えた。 恐らくそっちには殆どの者が戻ってきているだろうが、足はそちらへは向かない。 行き先は、3階に増えたあの教室だ。>>110
カラリ、と、扉を開ける。 昼間に見た時と変わらず、喫茶店を模した教室がそこにあった。]
──フレンチトースト、ひとつ。
[誰もいない空間に向けて注文するかのように、なめらかに。 視線を横に流せば、最初に見たのと同じように、いつの間にやら美味しそうなフレンチトースト。 けれど、昼間と違って、逡巡はしない。]
(374) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
[空いている方の手を伸ばす。 ご丁寧にプラスチックのフォークも出されていたけど、面倒なので、素手。 血の代わりに、はちみつがとろりと指先に付着した。
金色に光るトーストを、躊躇いなく口へと運ぶ。 優しい甘みが口内に広がる。味については、申し分なかった。 流石だな、と、調理担当を思って、微かに笑う。
腹は減っているのかと問われたら、相変わらず食う気はしない。 空腹こそあれど、床に広がる赤と鉄のにおいを思い出すと、食欲も萎える。 それでも、続けざまに食していく。
完食して、指先のはちみつを行儀悪く舐めとる。 胃の中が、気持ち悪いな。そう思いながら教室を出て、窓の外を眺める。 白い風景は、夜と昼の境目がひどく曖昧だった。 それでも、時刻はとうにいい時間になっているだろう。]
(375) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
[夜が嫌なの、と、あの子は言った。
家に帰る時間だから。 夜なんて、なくなっちゃえばいいのにって思う。 時間なんて、止まっちゃえばいいのになぁ。 そうしたら、ずっと一緒にいられるのにね。
そう言って、あの子は、笑いながら泣く。]
(376) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
[ ── 一緒に、死んで? ] .
(377) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
……うん、ありがと。 あらたも、ちゃんと、休んでねー。
[ありがとう、本当に大丈夫です。
みんながまだ眠ってもいないとき、 こうして、教室にひとが増えていくとき、 わたしだけ、どこか別の場所で、 なんて、そっちのほうが、 耐えられるわけ、ないじゃないですか。
なんでもない男の子の前で素直に泣けるほど、 かわいい年の取り方はしませんでした。]
(378) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
[はちみつを拭い去った指先が、まだべとつく。 教室に戻る前に、どこかの手洗い場で手を洗って帰ろう、と思う。
たぶんこの行為は、生命維持活動というよりも、一種の願掛けだ。 食べなきゃいけないから、じゃない。 どのみち、ここに長くい続ければ、いつかはここのものを口にせざるを得なくなることぐらいは気付いている。 ただ、そうじゃなくて、今のこの行為は。
ほら、よくある話。 ──"異界の食べ物を食べると、戻れなくなる"、ってね。*]
(379) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
[そんなことよりも、喜ばしかったのは、 あらたくんが、雛子の小さなつぶやきを、 さして気に止めていなかった、ということです。
ほっとしました。 まだ、あの頃を思い出すと、 胸がぎゅっと締め付けられるよーになる雛子は。
同時に、思うのです。 あらたくんにとって、あの小学校時代は、 ふつうで、ふつうに楽しくて、 思い出すたびに、胸が苦しくなるよーな、 そんなものでは、なかったのです。
……そんなことを考えていると、 あらたくんの顔、直視できなくて、 ふい、と顔を逸らして。*]
(380) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
/* ひやまーーーーーーー 残留組めっちゃ食ってるしひやまーーーーーーかっこいいよーーーーーーー
(-91) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
― 教室 ―
[ スリッパを鳴らして、約束通り。
深夜って、時間に。 近くなっていたんじゃないでしょうか。 岩動の姿が見えたのなら、彼の席にぺたぺた近づいて。 新聞の脇、包帯やら、なにやら。 必要なもの、全部置いて。
―――何もやってないじゃん。 ]
あのさあ…
[ ちょっと、思わず零れた。 呆れ、だったんですかね。これは。 約束したって訳じゃないけど、さあ。 ]
(381) 2015/11/04(Wed) 22時半頃
|
|
[ ギョーギの悪い岩動先生の、近く。
ふ、と見えた雛子も、赤色を見ていて>>363。 なんと、いうか。 今にも泣き出しそうな、感じだった。 いつもじゃない、メイクなんて無い雛子と、 私の瞳は、合ったかな。 ]
(382) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
[ ―――帰れると、いいのにな、って。 ]
(383) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
[ 目の前の雛子を見てしまうと、 何故だか、そう。思ってしまった。から。 ]
(384) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
雛子。
[ 呼ぶ声は。 だいすきなおねーちゃんと、似ていたでしょうか。 似ていても、似ていなくても。 それを私は、知らないけれど。 ]
…帰れると、いいね。
[ 笑顔とか、は、なかった。慰めって訳でも、ない。 放課後話していた時みたいな、淡々とした、何か。
ただ、ぽつん、と。続いた、声は。 魔法の言葉みたいには、思えたかもしれない* ]
(385) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
[ 帰らせて、あげようよ ]
(*14) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
[ 私なら、 それが できるんだから ]
(*15) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
逃亡者 メルヤは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 23時頃
|
─ 3-3 教室 ─
[その後は、大人しく教室へ戻る。 もうその頃には、全員が教室へ戻ってきていただろうか。 当然、というかなんというか、榛名の姿だけがない。 女子の姿もそこにあっただろうけど、もうこれ以上煩く言うつもりはなかった。
寝袋の山を見れば、古屋の方へと顔を向けて礼を告げる。 平坂や一六も一緒に行ったのだと聞けば、そちらへも礼の言葉を投げただろう。
ただ、手に取った寝袋の一部に微かに赤が付着していれば、心当たりの人物を小突いておこうか。 お前ね。持ってきてくれたのは感謝してるけど、行くなら手を洗ってから行けよ。そんな風に。 まあ、気にする程でもないので、そのまま使わせてもらうことには、しただろうけど*]
(386) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2015/11/04(Wed) 23時頃
|
── 現在:教室 ──
[名前を、呼ばれました。
今度は、見間違えたり、しなかったよ。 背の高いめーちゃん。黒髪をサラサラ流してるめーちゃん。
あのね、ちゃんと見たら、あんまり似てないんです。 おねーちゃんは、めーちゃんほど背が高くないし、 なんだろー、なー。 髪はもう少し長くて、にこにこしてて、 『ひなこ』って、あったかくて、柔らかい声で、 わたしの名前を、呼ぶから。]
(387) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
── うん。
[だけど、どーしてでしょうか。
なにか、考えるよりも先に、 こくん、と頷いていました。
帰りたいの、でしょーか。 それとも、帰らなきゃいけない、だけでしょーか。 わからないけど。
じくじく、おなかは重くて、 相変わらず、入り混じったにおいに胸は苦しくて、 なにより、寒くて。きっと、くちびるは白いけど。
帰れるといいね。みんなで。あのさ。]
(388) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
……めーちゃん、も。るぎくんも。みんな……、
[知っています。この世界を閉じる人が必要です。 雛子の、檜山の、他のみんなも、かしらん。 立てた仮説が、正しいならば。
それでも、そう考えてしまった、 雛子は、やっぱり、バカです。*]
(389) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
/* 落ちロル4000字くらいなんですけど、 長いのか短いのかわからない なんせ1.5村からずっと残留してたんだぜ!
(-92) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
/* 15分ありゃ間に合うだろ……と思っているのですが
(-93) 2015/11/04(Wed) 23時頃
|
|
[ やっぱり、真っ白な顔、だったけど。 それでも、頷きが、返されたから。 一緒に、ゆるゆる、頷いて。 ]
……うん。
[ 今度は、馬鹿って、言わなかった。
どうしてでしょう。みんな、って。めーちゃんも、って。 そう、言われたから、でしょうか。 そこに私が"いる"ことに、どうして、かなあ。
多分、嬉しい、とか。 こんな状況で、閉じなきゃいけない世界で。 そんなことを、考えてしまったからなんだと、思う。 こんなこと考えてしまう藤舎明夜だって、 きっと、馬鹿です。 ]
(390) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
…保健室、私行くから。 気が向いたら、きなよ。
[ 続いて、それだけを。 雛子が断るなら、強引に連れようとは、しない。 もし、他に、ひまわりとか、こひめとか。 女子が一緒に行くと言うなら、教室を去った* ]
(391) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* めーちゃんとひなちゃんかわいい……向こうに帰ってもっと仲良くならなければならない……
(-94) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
/*
あーーーー 漢字 に してない!!
(-95) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
/*
もうしわけない……orz
(-96) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[うん、って、頷いてくれたなー。
大きな問題がなにも解決していなくたって、 それだけのことでも、嬉しいものなんです。
いつもより、ぼんやりした顔で、 相変わらず、暖房の中、妙に寒いけど。 まっしろな顔は、少しだけ、 マシになったんじゃなかろーか。]
(392) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
── あ、わたしも、行くー。
[って、他の女の子たちも、来るならベター。 "みんな"がいいって、女々しいんでしょーか。 だって、わたし、女だし。ずっと。 女の子の中で、生き抜かなきゃならなかった。
メイクポーチや、スマホや、諸々。 かじかむ指先で、寝起きに欲しい荷物かき集めたら、 とーしゃめーやのあとを、 もたもた、ついていきましょーか。*]
(393) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
―早朝:1F厨房―
[片手に弁当を携えて、向かったのは階下の食堂。 弁当を食べる訳じゃない。勿体ないけれどね。
食堂の向こう、いつもならおばさんがいるであろう場所に、やはり人影はない。 一応、頭だけ下げて、その中に足を踏み入れる。
流石に、男子高校生にとって、この空腹は堪えるので。 だから、まぁ、やることは一つ。 幸い、食材は十分なようだし、何かしら、作れそうだ。 冷蔵庫の中の食材を見ながら、思う。]
(394) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[さて、作るなら、何にしようか。 序でなので、他のクラスメイト達の分も作っておこうか。今日は、少しだけ、機嫌がいい。
パンと、それから、目玉焼きとか、スープ。 流石に、朝からハンバーグは重すぎる。作るなら、昼以降だろう。
電気ネズミを模ったキャラ弁を、燃えるごみの袋に放り込んでから、適当な食材を物色する。 あ、卵みっけ。]
(395) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[一晩眠ったおかげだろうか。 少しだけ、頭の中が整理できた気がした。 勿論、昨日の、彼女への答えについて、ね。
彼女が、自分を見ていてくれるなら。 味方でいてくれるなら、って。そう考えると、何となく、ホッとする。
子供みたいだと、自分でも思う。 今までに比べて、甘っちょろいような、なんというか。 けれど、彼女が肯定してくれるなら、これも、一つの形なんだろう、って。]
(396) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[――と、思ったのだけれど。]
(397) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[『自分勝手すぎるんじゃない?』って、 耳元で、誰かが囁く。
どす、と、鈍い音が鼓膜を揺らして、 ぐらり、景色が傾いだ。]
(398) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
― 保健室 ―
[ 後ろ、もたもた、って調子で雛子が来たから。 リーチもあって、割と歩みは速い方だし。 ペースを合わせて、保健室まで。
ベッド、数が足りないなら、どうしよっか。 一応、他の人にベッドを勧めたけれど、 もしかしたら、一緒に寝るとか、あったかもしれない。 断る、ってことは。なかった。 雛子が、少しでも顔色がマシになった>>392みたいに。 とーしゃめーやにも、しんきょーのへんか、 ってやつが。あったんでしょうか。
そうして星の無い、真っ白な夜から、 きっと、朝が、来る* ]
(399) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[ひなちゃんが寄る辺ないみたいで ちょっと気になるなぁとか くれちゃんのけが大丈夫かなぁとか こひめはにこにこしながら 教室の状況を見ていたけど 明夜が保健室行くっていうから]
こひめもいくよぉ
[そう言って、自分のカバンをつかんで てとてと 後を追った**]
(400) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[「もう、そんなことばっかりしてたら、いつか刺されるんだから。」>>0:25 何となく思い出した言葉は、今朝の、幼馴染のものだっけ。
痛いとか、そういうのより。ただ、力が入らない。 仰向けに倒れた視界に入るのは、厨房の天井ばかり。 けれど、文字通り、胸を刺す痛みは確実に増えていく。
ひと思いに心臓を狙えばいいのにね。 女って、こういう時は賢いんだから。 何処かから聞こえる女たちの嘲笑に、毒づいて。]
(401) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* 待つつもりだったけど不安だし45分になっても終わってなかったらごめん挟むよ
(-97) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[ふと、過ったのは、いつかの派手な女の姿。 咀嚼音を響かせた女は、さも楽しそうに言った。
「アンタは、あたしの子供だから」 「碌な生き方できないよ」
成程、つまり、こういうことなんだろう。 何故だろう。濁ったような視界の中でも、いや、だからこそかもしれないけれど、やけに頭の中は冷静だった。]
(402) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[だから、最後に。思い出したのは、伸ばされた、小さな手。 優しくて頼りになる、お節介な幼馴染。
こんなろくでもない男は、彼女の小さな手に余る。 きっと、釣り合わないだろう。当たり前じゃないか。
頬に、暖かい何かが伝った。きっと、返り血だろう。]
(403) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[――8時50分。 朝のチャイムが鳴り終われば、厨房には沈黙が訪れて。 そこには、無残な光景が広がっていたでしょう。
倒れ伏したそれは、料理でもしようとしていたのか。 まな板の上に置かれた食材には、鉄さび色の飛沫が飛び散っていて。
その下に倒れ伏した、男子の制服を纏ったマネキン。 片側の頬に湿布を貼った“彼”は、昨日のものよろしく、真っ赤に染まっていただろうか。
よほど、恨まれていたのでしょう。 赤を零すその胸や腹には、大量の刺傷痕が、残されていましたとさ。**]
(404) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
── 夜:保健室 ──
[女の子と眠るのは、緊張します。
たとえば、真っ先に眠った子が、 ひどいねごとを言ったとき。 歯ぎしりをはじめたとき。 かならず、残った誰かが笑うから。
悪意はなくても、 たとえ、気さくなからかいのようなものでも、 笑われるのは、ちょっと、慣れない、です。
さむい、と身体を丸めながら、 いっこうにあったまらない身体を、 ちいさく、縮こまらせながら。
それでも眠りに落ちたのは、 やっぱり、疲れ、ってやつなのでしょーか。]
(405) 2015/11/04(Wed) 23時半頃
|
|
[丸まっても、尚、 さっきの喜びがあっても、尚。
縮こまりながら、息は苦しいし、 考え事をすると、どきどき、胸が。 消毒液の中でさえ、胸がつかえてしまうのは。
あの夜のことも、この世界のことも、 これから先のことも、なにもかも。]
(406) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[もう、考えたくないな、と思います。 だって、こんなにしんどいんだから。 みんなで帰りたいね、って笑っても、 ここにいる誰かは、きっと、 その身を捧げなきゃならない、から。
笑っても、何も解決しないし、 雛子のじじょーってやつは、 もう、どーしよーもありません。
ひやり。また、指先から凍えていく感覚。
そうして、雛子は、その夜、 息苦しい眠りにつきました。*]
(407) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
── 朝 ──
[目が、覚めました。メイクしないと。 って、思うのは、身に沁みついた習慣です。
メイクポーチ持って、誰も起こさないようにさ。 そろっと、部屋を抜け出すひとり。 あるいは、いってんごにん。ふたり、とも。
相変わらず、寒いなって。 スリッパ越しでも伝わる冷気に、 或いは、もうずっと雛子を蝕んでいるなにかに、 かじかんだ手を、吐息で暖めながら。]
(408) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[ああ、これ寝るな。 多分、突っ伏して、朝までそのまま。
これじゃあ、寝袋敷いた意味が半減する。
中に潜ろうとして、そういえば指先には赤がついたまま。 無視しようか一瞬悩んで、手を洗いにトイレへと立ち上がった。]
(409) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
── 1F女子トイレ ──
[相変わらず、廊下は、 いろんなにおいに満ちていて。 顔色も白いままだけど、どーしよーもないから。
鏡の前にポーチを置いて、 コンタクトを、はじめに、入れよーって。 慣れた動作だもんね。右目。 それから、左目。に、レンズを入れるとき。 なにか、見えた気がしたんです。
── あれ?
あ、左目ちょっとずれちゃった。 ゴロゴロするから、やり直そって、 思った、そのとき、でした。]
(410) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[蛇口を捻って、手を洗う。 手を流れた水が赤く染まっていく光景が遠い。 眠いのかな。疲れたのかな。 いや、ちがう。]
酔ってるのかな。
[ここの雰囲気に。 もしもそうなら、そのままでいいかな。
水を出し続ける蛇口を閉めて教室に戻ると、寝袋の中に潜り込んだ。*]
(411) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[ ──── カラン、って、音、が。] .
(412) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[メイクポーチの隣に、ぽつん、って。 さみしげに置かれた果物ナイフ。 刃の部分が、かわいいハンカチで包まれた。
── あ。思い出しました。もうひとつ。]
(413) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
── の記憶 ──
[今度こそ、誰にも、言えませんでした。
でも、言おうとはしたんです。 バカな雛子。死ねなくなった雛子。 そのことに、気付く前の雛子。
凍えるよーに、寒い夜。 あの男の家に向かっていました。 ハンカチを刃に巻いた果物ナイフをお腹に隠して。
全部、打ち明けて、あの男を殺そーと思いました。 雛子も死のーと思いました。それが一番だと。
あの日と同じ、古ぼけたチャイムを押して、 出てきた男は、ボサボサの頭で、 めんどくさそーに、『何?』って、言いました。]
(414) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[でも、そのあと、ふ、って笑って、 なに考えたのか、手を、伸ばしてくるから。
雛子は、バカです。自覚もあるバカです。 どーしよーもなく流されやすくて、軽薄で、 こーゆーとき、拒絶できない自分も、知っています。
だから。 飛び退いて。お腹に隠してたナイフ、握りしめて、
『バカじゃない?』って、言われました。そのとーりです。 『そういうつもりだったんでしょ』って。ごめんなさい。 そうでした。バカです。なんでこーも、失敗ばっか。
脱兎のごとく逃げ出して、『あ、』って、声、背中で聞きました。 あのときは、身軽で良かったなって思いました。 去り際、あの男の指が、髪を掠めた、から。
家に帰って服を脱いだら、お腹に小さな傷ができていて、 ピリピリしました。なんだか、泣きたくなりました。]
(415) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[あのときの、ナイフです。 お腹に隠せるよーに、ハンカチで包んだの。
なんで、って。思いながら、顔を上げて。
息が、止まったよーな。ぐしゃ、と顔がゆがみます。
でも、鏡の中の雛子は。 ダサいカッコの、幼い顔した雛子は、 ちっとも目を逸らさずに、雛子を見つめるのは、 ── わたし、なんでしょーか。]
(416) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[バカな雛子。おねーちゃんに救われたひよこちゃん。 きっと、中学からはなにもかもうまくいくって、 そう、信じていた頃の雛子、が。
けーべつしたような顔して、こっちを見ている、から。
あなただよ。って。 あなたが、信じて、進んだ道で、 あなたが、こんな、どーしよーもない人間になるんだよ。 わたしに、なるんだよ。 もう、手遅れなんだよ。
雛子は、泣きたいのに、 鏡の中のあの子は、目を逸らす気配もありません。
ねえ、って。鏡の中のひよこちゃん。 聞いてるの?聞いてよ。って、掴みかかりそうになって。 鏡なのに。向こうからも、手を、伸ばすから。]
(417) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[ひゅん、と。何かが髪をかすめて、 背の高い影が、視界にうつったよーな、気がしました。 鏡の中のあの子も、静かに、こちらを見ていました。 許さない、という瞳を、していました。
だから、雛子は。 鏡の前のナイフを、ひったくるように、 握りしめて、そして、いつかと同じように、 身を翻して、走りだして。]
(418) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[背後から、足音は、しませんでした。 なにかが、追いかけてきているのかさえ、わからない。
それでも、雛子は、走って。 階段を駆け上がって、 走りにくいスリッパ途中で脱ぎ捨てて、
だけど、だんだん、息ができなくなるのです。 気分が悪くて、お腹が痛くて。 裸足の足から、凍っていくように、寒くて。 いくら走ったって、内側から、凍えていくよーで。
どんどん、身体は重くなって、 視界が、霞んでいくよーです。]
(419) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[春隣高校の生徒会室は、3階にあります。 見晴らしの良いところが、好きでした。
偉いひとの部屋は高いとこってそーばは決まってるもんね。 って、るぎくんは喜ばなかったかもしれないけど、 雛子は、そんなことを言って、喜びました。 バカだから、高いところ、好きです。
内緒のおべんきょーかいとか、おねーちゃんの話とか、 覆い隠してくれるところも、好きでした。 秘密基地みたいで、お気に入りでした。
だからでしょーか。 逃げこむように、飛び込んでしまったのは。]
(420) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
── 3F生徒会室 ──
[追跡者を拒むため、扉を、押さえつけるように閉じて、 すがるように、そのまま、へたりこみました。
血もなにも、出ちゃいないけど、意識が遠くて。 ただ、寒くて、凍えるように、寒くて。 視界が白くなっていく中、ナイフを握りしめていました。
雛子を殺していーのは、 雛子自身でも、あの男でもなくて、 ただひとり、おねーちゃんにだけ、 権利があると思うのです。
さむい。と呟こうとして、 くちびるがうまく動きませんでした。 おねーちゃん、と、呟くつもりで、空気が漏れます。]
(421) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[みんな、どこにいるのでしょーか。無事ですか。 雛子は、へーきではなさそうです。 昨日、助言を断ってばかりで、ごめんなさい。
ひまちゃん。心配してくれたのにごめんね。余裕がなくてごめんね。
あらたくんも。心配かけてごめんなさい。ひどいことを言って。いつかあなたがなくしものを探して困っているなら、手伝いたいなと思います。
はるなも、あのときはごめんね。また、アイスとかおごるね。
ひめちゃん。そのリボン、どこで買ったのか、おしえてください。かわいいから。衣装、おつかれさまでした。すごいと思いました。
そうだ、みさきちゃんも。装飾担当なのに、調理手伝ってたって聞いたよ。フレンチトースト、おいしかったです。りくに言うのシャクだし。みーちゃんに。
りくは、刺されないように気をつけてください。わたしとカンケーした男の中で、一番わたしを見る気のなかったひと。
檜山は、あ、つばさが結構ガチめにタイプって言ってました。ちょっと怒りっぽいけど、いい子だよ。わたしよりずっと。……いろいろ、ありがとーございました。ごめんね。]
(422) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[めーちゃん。とうとうわたし、前に自慢気に話した先輩とも別れちゃいました。何度もくっついたり別れたりしたけど、もうなさそうです。また話聞いて下さい。
るぎくん。おとーとくんとは、仲良くしたほうがよいと思います。おとーとくんは、ここにはいないよ。えーっと、つまり。帰ったほうがいいんじゃないかな、ってことです。
これ、そーまとーってやつでしょうか。 雛子は死ぬのでしょーか。 ……いえ、たぶん。元に戻る、のだと思います。 ……ああ、さむい、な。
凍えるように。視界が、白くて──、]
(423) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[あのね。 魔女は、いじわるな家族は、わるものは。 勝手に死んじゃ、だめなのです。 生きなきゃ。罰されるそのときまで。 生きて、罰を受けなければ。
ごめんね。わたしなんかで。 おねーちゃんじゃなくて。わたしで。
しかるべき処置をしたら、 おねーちゃん、あなたの望むとーりにします。 うんとみじめでも、生きて、そのときを待っていますから、 どうか、あなたの手で、罰してください。]
(424) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[雛子のことなんか。恩知らずの雛のことなんか。 忘れても、ずっと、恨んでいてもいいから。
おねーちゃん、しあわせになってください。
ごめんなさい、おねーちゃん。ごめんなさい。 おねーちゃん、あなたがすきでした。 おねーちゃん、あなたがすき。]
(425) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[結局、何も、追いかけてきちゃいないなんて、 雛子は、最後まで知ることはありませんでした。
雛子の物語は、これでおしまいです。 ハッピーエンドともバッドエンドともつかないし、 結局、ひよこが何になったのか、なんて、 だれにも、雛子にさえもわからないまま。
ただ、ひとつ、確かに言えるのは、 現実世界での問題は、 そこでしか解決できないってことでした。
だから、雛子は、帰ります。]
(426) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
── 午前8時50分 ──
[── そして、チャイムが鳴ります。
朝日の差しこむ3階、生徒会室。 その扉を開くのは、はじめ、少し苦労するかもしれません。 入り口に、もたれかかるように、ひとり? いいえ、一体のマネキンが、ナイフを握りしめて。 お腹を守るようにして、うずくまっているから。
明るい髪色とはちぐはぐに、 野暮ったい指定のセーターを着ていても、 スカートの丈が、長くても、 その子が気にしていたふわふわの髪が、ボサボサでも。
どんなに見慣れない格好をしていても、 それが、遠野雛子です。あなたたちのクラスメート。 バカで、軽薄で、サイテーな女の、成れの果てです。]
(427) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[血も流していないマネキンですが、 左足にうっすら、火傷の痕と、お腹に、ちっちゃな刺し傷。 ──もっとも、そんなの、見えないでしょうし、
そんなことより、冷蔵庫にでも入ってたかのように、 そのマネキンの身体は、冷えきっています。
あの子が、さむい、と身体をさすっていたように。 凍えるよーに、冷えきった、からだ。]
(428) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
/* やっぱすげーな。遠野さんのロル。きれいだし、すごいわ。
(-98) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
[ ── それでは、一足お先に、あの忌々しき現実へ。** ] .
(429) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
/* 檜山「あー。悪い。俺、たぶんその中だとミキが好み。>>274のあたりで、思った」
うるせえ 残留してしまえ
(-99) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
/* ひなこちゃんすげえ 引きこまれた
(-100) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
/* 最後まで好き勝手やりまくってしつれいしました!
マネキン発見しづらいやつで大変申し訳ない
(-101) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
|
/* うーわー 初っ端から2人ともがつんとかましてくれるなぁ……こういの見ると、ダサい最終日は出来ないね。がんばろう。残留しましょう(拘る
(-102) 2015/11/05(Thu) 00時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る