96 【飛び入り募集】たびびとのまち
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が6人、人狼が2人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ!おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2013/09/21(Sat) 01時頃
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/* さて。 よろしくおねがいします。役職もろたで工藤
(-0) 2013/09/21(Sat) 01時頃
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/* `;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!
赤いwww びっくりしたwww 赤いwwwwww
(-1) 2013/09/21(Sat) 01時頃
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[歌い終えた彼女は、辺りを見回している。 何か、感想を告げるべきだろうか。 既に彼女の歌を聴きに来た客たちは、一曲を終えた彼女を取り囲んでいて。
この距離では、頬笑みの理由>>182もわからない。 とん、と、椅子から降りて、マスターを手招きして、呼んだ。]
……良い歌と合わせて呑む酒は、良かったって。
伝えておいて。
[そう、伝言を託し、出口の方へ向かう。 自分が酒を頼まなかった事も、出された其れを一口も口にしなかった事も、一目瞭然だというのに。
だからこそ、小さな嘘を一つ、吐いた。
店の外、見上げた満月は黄金色。 そろそろ、薬が切れてしまう。 ――― 傷の痛む前に、早く眠ろう。]
(1) 2013/09/21(Sat) 01時頃
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[――― その痛みすら、幻の筈なのだが。]
(*0) 2013/09/21(Sat) 01時頃
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[死してなお、意識が、思考が、痛覚が有るという事を悟ったのはどれくらい前だったか。
まだ、この地が町として、機能する前の頃の筈なのだが。 悪化した傷を抱えながら、旅とも呼べない放浪の後、この地に辿りついたのは何の因果だったのだろう。 元より、そういった人間が、引き寄せられるような場所だったのかもしれない。
死の間際に逃れられると思っていた痛みが未だ付きまとう事に。 もう、どれだけ痛いのだと嘆いても、喚いても、誰の耳にも届かない事に。 独りで、終わらない終わりを待ち続けるのだという事に。
絶望して、絶望した。 ――― 絶望していた筈だったのに。]
(*1) 2013/09/21(Sat) 01時半頃
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― 自宅 ―
[長く家を離れると、家に満ちた木の香を強く感じる。 暫く過ごしていれば、気にならなくなるのだが。
あの店は、夜のどれくらいまで開いているのだろう。
陽が落ちた頃に眠り、深夜に痛みで目覚め。 痛み止めが効くまでの間、灯りを灯した工房で作業をして。 朝日の昇る頃にまた眠れば、昼過ぎに起きる。
そんな生活をしていれば、同じ町内とはいえ、得られる情報は限られる。
せめて、もう数曲。 彼女の口から音楽を聴く事ができたらと、そう思うのだが。]
………、
[空になった薬包紙を屑篭に放り入れ、僅か粉の付着した指先を洗う。 今日はもう、眠ろう。机の修理も待っていることだし。**]
(2) 2013/09/21(Sat) 01時半頃
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[空が青から赤へと変わり、そして藍から闇へと移ろう。 それに伴い、人が増え始める食堂。 笑顔で迎え入れ、暖かな食事を振る舞う。
出された料理を美味しそうに食べる者たちの顔。 嬉しく思う。
その顔を見る為に、心を込めて作るのだ。]
(3) 2013/09/21(Sat) 01時半頃
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[それが、その人の最期の食事かもしれないのだから。]
(*2) 2013/09/21(Sat) 01時半頃
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[酒は出さない食堂。 飲みたいのなら、バーへ行けば良い。 料理を酒場へ届けることもないわけではないが。
遅くまではやらない食堂は、夕食時が過ぎれば閉店。
客の居なくなった店内を片付ける。 隣の酒場から微か歌声が聞こえていた。**]
(4) 2013/09/21(Sat) 01時半頃
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[かたかたと鳴らしていたミシンの音は止み、ぱちり、と糸を切る音。]
ふむ。このくらいでいいかな。
[完成した品をまじまじと眺め、我ながら手際の良さに少しばかり惚れ惚れしていたが、ふと窓の外を見れば、日はすっかり暮れかけていて。]
ああ、もうこんな時間か。夕食の支度を……。
[何時ものように靴を履き替え、ぴょん、と仕立て屋の床に飛び降りた時。彼はその異変に気づく。 昼間よりも、異常に伸びてすっかり指先までも隠れているシャツの袖。合わない肩幅、地面を擦るパンツの裾。]
……随分、進行が速くなってきたね。 いや、退化、と言うべきかな。
[ふと、辺りを見回す。仕立て屋の店内には、自分の作った、数々の衣服。これらを残して、間もなく自分は居なくなってしまうのだ。新しい衣服を作る時間も、あまり残されてはいないだろう。
退化症、と呼ばれる不思議な病を患ってからもう随分になる。 年下であったはずの妻を看取った時は、彼女よりも随分と若い、40代ごろの姿で。この街に流れ着いた時には、20代の若者。そして今、ここに居るのは。
……退化症の患者の最期には、骨の一つも、残りはしない。]
(5) 2013/09/21(Sat) 02時頃
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[覚えていて、くれるだろうか。跡形もなく、居なくなってしまったとしても。 この衣服達は、これを着る人々は。仕立て直した服の持ち主達は。
ロバートは、とても恐れているのだ。 何一つとして残さず、誰もに忘れ去られて、消えてゆくことが。 だから、この街で暮らすことを、決めた。旅の終わりを、決めた。]
……いけないね。つい感傷的になってしまった。 夕食は、たまには食堂でとろうか。 こんな夜には、人と話して過ごす方が良いね。
[そう自分に言い聞かせるようにして、店の看板をひっくり返して、戸締まりをして食堂へと向かう。食堂は、既に混んでいるだろうか。ならば、いい。こんな日は、できるだけ賑やかな方がいい。]
(6) 2013/09/21(Sat) 02時頃
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ロビンは、食堂へと向かう足音は、軽く。**
2013/09/21(Sat) 02時半頃
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[ようやく客のナンパから解放された頃には、彼の姿はもう何処にもなく、 やはり、すぐ帰ってしまわれたのね。 革の手袋を撫で、肩を落とした。
だが、伝言を聞けば照れたような笑みを浮かべ、帽子の下、頬に僅か紅を差す。 でも、と口ごもるマスターには不思議そうな顔をしたが、彼は何でもないと笑っただろう。 酒が入りすこりふわりとした頭は深い追及を行わず、その続きは聞かなかった。
外出しても、あまり広範囲を歩く訳ではない。 彼の活動時間や病状など知る由もない。 嘘があったことも、その理由も知らぬまま。
何度も休憩をはさみつつ、日付が変わる少し前まで、歌声は響いていただろう。**]
(7) 2013/09/21(Sat) 07時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/21(Sat) 07時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/21(Sat) 18時半頃
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――夜の道――
[お手伝いを終えて、帰途につく。 治安は良い為、 こんな時間に出歩く事に対する恐怖は無い]
[唄声がする。 あまり聞こえないが、それでも 煌びやかな音]
[手に持つカンテラがゆらりと揺れた]
(8) 2013/09/21(Sat) 21時頃
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――家――
[家、と呼ぶにはみすぼらしい 小さな家。
雨風を防げ、眠れれば、それで良い。 村外れも良い所、森の中の小さな小屋]
[何も無い]
[何も無い、家]
[カンテラすらも、貰い物]
(9) 2013/09/21(Sat) 21時頃
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[ふらり、闇の中を身体が傾ぐ。
ぎしり、と柱に縄が通される。 縄の逆端は、少女の首へ。
椅子の上に立ち、縄を引く。 首が締まる。
首元で結び、そして、足元の椅子を蹴って――]
(10) 2013/09/21(Sat) 21時頃
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[ばたん]
[音と共に、少女の身体は床に落ちた。 縄の結び目が、緩かったらしい]
[少女は、また、死に損なったのだ]
(11) 2013/09/21(Sat) 21時頃
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――翌朝――
おはようございます。
[少女は、仕立て屋の扉を叩いた]
[昨日の首吊り未遂の衝撃で スカートが大きく裂けていた。
簡単に補修をして貰おうと]
[少女からは、パンの匂い。 早朝から、パン焼きの手伝いをしていたのだ]
(12) 2013/09/21(Sat) 21時半頃
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[深夜、常通りに脚の痛みで目を覚ます。 重く疼く脚を擦りながら、それでも立ち上がれば、部屋を出る。 片方の手にランプを下げて、工房に向かう。
扉の傍、布のかけられた大きな塊。 机が置いてあるのだから、大きな塊になっていてもおかしくないのだが。
其処が妙に膨れている事に気付けば、布の端を捲り上げる。 がたがたと震える、細身の男。 足音が、足音がと、しきりに繰り返す蒼い唇。]
……別に居るのは構わねェけど、机は汚すなよ。 一応それ、預かりもんだし。
[一度剥いだ布をその頭からばさりと被せてやり、自分は工房の中に。 扉を開いて中に入ったと思えば、ひょいと顔を外に覗かせて。]
……あ、その布、使ってもいーけど、ちゃんと返せよ。
[その布越しに、届いたかどうかは、わからない。]
(13) 2013/09/21(Sat) 21時半頃
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[聞こえなかったのであれば、それほどまでに彼の聴覚は、その足音に占められていたのだろう。 彼にだけしか聞こえない、死の足音。
実際、作業に一区切りがついた頃。 朝日を拝みに外に出れば、何か引き摺った跡と共に、男と布とは消えていた。 続く跡は、彼の自宅の方向に。]
……あいつ、
[折角の、貰い物だというのに。
朝から昼にかけての時間は、普段、自分は眠っている。 だから、昇り始めた日の元を、あまり歩く事はないのだが。]
………んん、
[面倒と思いつつも、彼の事情も分からなくは無い。 せめて、持って行かれた布だけでも取りに戻ろう。
義足と軍靴の足音は、足跡は、その街の朝にしてみれば、珍しいものだった。]
(14) 2013/09/21(Sat) 21時半頃
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[朝目覚めて、一番にする事。
衣服を全て脱ぎ、時間をかけて念入りに体のチェックを。
感触があまり分からなくなってきた手を滑らせ、 生身の箇所とそうでない個所を確認していく。
ここ、また広がってるのね。 これからは足を動かすのが難しくなってくるのかしら。 膝に触れれば、カツンと鉱物同士のぶつかる音がした。
関節まで侵されれば、その部位はもう動かない。
首に触れる。 固い音。 ここも、これ以上はスカーフでは隠せないわ。]
(15) 2013/09/21(Sat) 22時頃
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[ぎこちない手つきで下着を身につける。 下半身や腰回りは酷いものだが上半身は比較的無事だった。 まだ柔らかい乳房を布で覆うと、シャツのボタンをとめて行く。 細かい作業は苦手だ。どうしても時間がかかってしまう。]
(16) 2013/09/21(Sat) 22時頃
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[これが、私の午前の日課。 朝食はとらない。 簡易的に昼食を済ませると長い黒髪を結いあげ、丁寧に唇に紅をさす。
昼過ぎになればやっと家を出る。
昨日より少し体が重い。
思っているより足が悪くなっている? それとも、体力が落ちたのかしら。
もしかして、もっと内側の、 内臓。]
(17) 2013/09/21(Sat) 22時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/21(Sat) 22時頃
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―翌朝・仕立て屋―
[肩幅の合わないシャツと、丈の長いスラックスを共に捲り、小さな仕立て屋は今日も今日とて、ただひたすらに縫いはじめる。
起きる時刻は老人らしく、日の出と共に。起きればまずは、自分がいくら縮んだかを確認して、それから、ハムエッグにトースト、サラダも添えて、コーヒーなんて飲みながら優雅に朝食を。 その後は掃除に洗濯、一人きりの家の諸々をさっくりとこなし。 彼が業務を始めるのは、街全体がようやく目覚め始めるころ。
近隣の迷惑にならないように、朝は音を立てない手縫いの仕事から。今日の朝いちばんの仕事は、昨日預かった手袋の補修。
しばらく手袋を眺め、代わりの布地を探し、縫いはじめてしばらくしたところで、コンコン、と扉を叩く軽い音。]
……いらっしゃい、開いているよ。お入りなさい。
[朝からお客とは珍しいものだ、とロビンは小首を傾げてから、ノックの音にそう返す。いつも通りに靴を履き替え、扉の方へ向かう。店の扉を開けば、>>12自分よりも背丈の高い少女の姿。ふわり、と香ばしい小麦の香り。]
おや、クラリッサか、お早う。 朝からお手伝い探しかい?
(18) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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/* 見た目はロリショタ中身はおじいちゃんと孫
(-2) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/21(Sat) 22時半頃
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お邪魔します。
[許可の声が聞こえた。 そっと扉を開き、音も無く閉める]
おはようございます、ロバートさん。
[ぺこりとお辞儀をして。 小柄な自分よりも、小さくなってしまった彼を見る。
この3年で若返りの過程は見ているが 年々、子供になっていく速度が速まっているように思う]
(19) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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お手伝い、何か有りますか? ぜひ、やらせて下さい。
その後で良いので、針と糸、貸して貰えませんか? 私、自分で繕います。 ロバートさんのお仕事の邪魔は、しませんから。
[手にしていた、大きく裂けたワンピーススカートを見せる。 腰から下まで、引っ掻いたような状態。 元から大して綺麗な服ではない。 ファッションに興味が無いのだ]
これ、直したいんです。 繕いは、私、やれます。 だから、ロバートさんはいつものように お仕事、して下さって大丈夫です。
(20) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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[お手伝いはありますか、とのクラリッサの言葉に、ふむ、としばらく思案して。]
そうだねえ、今のところはこれと言って。今日はまだ、それほど忙しくないからね。他をあたって……
[顎に手を当てながら、そこまで言ったところで、続く彼女の言葉に、ぴたりと止まってみせる。彼女が手に持ったワンピースを見れば、見事に裂けてしまっていた。]
なんだい、今日はお客で来たのかい。 ああ、ああ。せっかくのワンピースをこんなにして。一体どこでお転婆して来たんだい、君は。 服が破れただけで済んだからいいものの……怪我にだけは、気をつけなさい。
[そう言って、ロバートは眉を下げる。彼の口調は、完全に孫を心配する祖父のものである。 自分でやる、という彼女の言葉には、だめだめ、と首を振って答える。]
ここに持って来たからには、君は大事なお客様だよ。 自分でやる、なんて言うのは止してくれ。それじゃあまるで私の腕を信用していないみたいじゃないか。
[そう言って、彼女の持つワンピースを受け取ろうと、手を差し出す。]
(21) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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[探し当てたサイモンの家は、以前見かけたときよりもずっとずっと酷い状態だった。 家主たる人間があの状態なのだから、手入れをする人間が居ないと言うのも頷けてしまうのだが。
鍵もかかっていない扉に手をかけて、部屋の中を見渡す。 荒れ放題、というわけではなく、少し安堵した。 何も無さ過ぎて、荒れるという状態にすら行き付かないのだろう。
歩む度に、床板と義足が触れ合い、鈍い足音を立てる。 やがて、部屋の隅の布の塊を見つければ。]
返せ、……ほら、
[手をかけて、机にそうしたように、引き剥がす。]
(22) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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[足音が、足音が、繰り返す瞳がやっと、此方を見た。
痩せて、やつれて、飛び出かけた目。 その様子じゃ、何日もまともな生活を送れていないのだろう。 軽く眉を寄せるも、片手を差し伸べて。]
……飯でも食ってこいよ。 連れてったるから、ほら。
[声は、その耳に届く前に、足音に掻き消されてしまうのだろうか。 いつまでたっても動かないその首根っこをひっつかむと、片手に布の塊を、片手にサイモンを引き摺って。
扉を頭突きで開けば、彼の残した布跡を上書きするようにして、食堂まで歩んでいく。]
(23) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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― 食堂 ―
[食堂の前に辿りついたのは、随分と時間が経ってからの事だっただろう。 何せ、彼自身に自ら動こうとする意思は殆ど無いのだから。
それでも食堂まで引き摺って、手伝いを申し出る言葉も断って―――彼らには彼らの仕事があるのだし―――、食堂の前。
今、開いているかどうかはともかくとして、]
……――――ッ、
[ごっ、と。 食堂の扉を打つ、鈍い音。
返事を待つ間、到着したのだから荷を置いてから、拳でノックすれば良かったと思い至るのだった。 今だけは、赤い額を隠す何かが欲しい。]
(24) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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そうですか。 また、お手伝いする事が有れば 遠慮無くお申し付け下さいね。
はい、気を付けますね。
[お転婆、怪我、に対しては ただそれだけを返した]
[差し出された手に逡巡する。 手を煩わせる訳にはいかないが 『腕を信用していない』と言われれば それに理屈立てて反論する術は 少女には無かった]
(25) 2013/09/21(Sat) 23時半頃
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あの、では……お願い、します……。
手が空いた時で良いんです。 急ぎでも、ないですから。
[おずおずとスカートを渡した]
(26) 2013/09/21(Sat) 23時半頃
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―昼頃:バー前―
?まだ早かったかしら。
[いつもならとっくに開いている時間帯。 鍵のかかった扉に首をかしげた。
マスターったら、まだ寝てらっしゃるの? それとも、何かあったのかしら。 出しっぱなしの大きな酒樽に腰を下ろし、道行く人の音に耳を傾ける。]
(27) 2013/09/21(Sat) 23時半頃
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[…遅いわ。
ピアノ奏者も、まだ来ない。 足をぶらぶらさせ、とっくに始まっている筈の発声練習を一人静かに歌い始めた。]
(28) 2013/09/21(Sat) 23時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/21(Sat) 23時半頃
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ああ、有り難う。また、何かあったらお願いするよ。
[本当に働き者の娘さんだ、とクラリッサを見上げて思う。今日は手を煩わせるほどの仕事が無いから断ったものの、彼女に手伝ってもらうことは何度もあった。余所の手伝いをしている姿も度々見かける。一体何時に休んでいるのだろうか、とロバートが疑問に思うくらいには、彼女は働き者であった。]
では、お預かりしよう。 ……ふむ、これだけ豪快に裂けていれば、逆に直ぐに終わりそうだね。 どうする?すぐ出来上がるけれど、其処で座って待っているかい?
[ワンピースを受け取ると、店の奥にあるソファを顎で指して、クラリッサに尋ねる。]
(29) 2013/09/22(Sun) 00時半頃
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[中から返事を待つ間。 幽かに聞こえ始める歌声>>28に、隣のバーの方を一度見た。 この距離なら、聞こえるのかと、瞬き一つの間に思う。
そのまま視線は足元で怯える男の方へ。 彼の聴覚は、既に足音に侵されているのだろう、―――この声が聞こえない事を、僅か、憐れんでしまった。
手を離し、その襟首を解放してやる。
今度は拳を軽く握り、扉を叩いた。 流石に頭突きでは、気付かれないだろう。今更だ。]
……なぁ、今やってるー?
[返事が無ければ、声を張り上げて中に問う。
看板も見ないで中に直接問う理由は、単純だ。 文字は、読めない。]
(30) 2013/09/22(Sun) 00時半頃
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[通りに夜燈した灯りは朝には燃え尽きる。 それを集めて回って、ほやを磨いて燃料を入れて。
そんな風に毎日決まった作業をこなすことが、 一応今いる意味になるだろう。 歩くルートは、いつもだいたい同じ。]
……あれ?
[服を抱えて仕立て屋に入っていくクラリッサを不思議そうに見送ったら、 今度は別な方向からもっと意外なもののご登場だ。]
何やって…… [猫の子のように連れてこられたサイモンと、連れてきたヘクターに困惑したり。]
(31) 2013/09/22(Sun) 01時頃
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直ぐに……。 でしたら、待ちます。
[彼は今から作業をするようだ。 後から取りに来て、煩わせても困るだろうから。 おとなしく、ソファに座った]
[ぞわり]
[何もしない時間。 何も出来ない自分]
[ソファに座ったクラリッサは、手持ち無沙汰]
[仕事は、無い] [出来る事は、無い]
(32) 2013/09/22(Sun) 01時頃
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[無意識だった。
少女の手は、自身の首に伸び 爪で、喉首を、抉る。
指が紅に濡れても それでも、止まらない。
首筋には、別の痣。 何かで締めたような、痣。 昨晩の、首吊り痕]
(33) 2013/09/22(Sun) 01時頃
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/* ほら病んでるじゃないかー
(-3) 2013/09/22(Sun) 01時頃
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……誘拐。
[或いは拉致。
困惑する姿に、そう>>31、答えた。 未だサイモンは足元だ。 逃げたければ逃げれば良いのに、未だ耳を塞いで蹲ったままだった。]
このまま、餓死とかされても困るだろ。 せめて、多少は真っ当な生活送ってりゃ、音も遠のくんじゃねーかなって。
[ただ、出された料理を彼が口にするかは、わからないが。
もう一度、戸の方を見て。]
……この時間って、やってねーのかな。
[普段から、食堂は利用していない。 商い始めの時間は、わからない。]
(34) 2013/09/22(Sun) 01時頃
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|
[昨日は、閉店前に来たロバートへ料理を出した。 いつものように。
食事の邪魔にならないように、話しかけて。 いつもと同じように、店から出るのを見送った。
また、と声をかけて。]
(35) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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|
その顔で言うと…シャレにならないね。
[苦笑いしようとして出来なくて、頬からポロポロと黒がこぼれた。]
うん、食事はした方がいいよ…サイモン。 …聞いてる?
[聞こえてるかどうかわからないけど。 手を貸してあげれないけど心配そうに覗き込んで]
まだ少し早かったかもねぇ。 カトリーナさんいる時間なら、準備中でも何かあり合わせで食べさせてくれることもあるけど…
(36) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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|
[やがて、マスターが何処からか駆けて来る。 だいぶ急いだのか、洗い呼吸。 暫く彼女の傍で息を整えると、用件を伝えた。]
…え。 バー、今日はお休み…?
あの、理由をお聞きしても。 ねえマスター、どうしたんですか? マスター、なんでそんな
…ゆっくりで、いいですから
泣かないでください。
(37) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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|
――そう、彼、亡くなったの。
[昨日、彼のピアノで歌を歌ったばかりだと言うのに。 そう言えば彼も流れ者で、病を患っていた。あまりにも元気そうだったから、忘れていた。]
彼は何処に?ああ、ホレーショーさんの所。
私も、行きます。 彼にはお世話に、なりましたから…
(38) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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[待ちます、とソファに座り込んだ彼女に、一度だけ頷いて、よく似た布地を取ってから靴を履き替え、ミシンの机に座る。 破れたワンピースの様子を改めて眺め、これ以上ほつれないよう、しっかりかがり直し。 慣れた手つきで、修繕を開始する。その視線は手元で、すっかり集中していた。
だから、彼女の異変には直ぐには気づけず。
気がついたのは、真っ直ぐかがり終わり、ふと顔を彼女の方に向けた時。]
……クラリッサ?
[彼女の手は、がり、と喉元を抉るように。明らかに、その姿は異常であった。 その手は赤く、血に染まっていて。
ロバートはミシン机から飛び降りた。厚底の靴で歩きにくいのも構わず、様子のおかしな彼女に駆け寄る。]
クラリッサ、おい、どうしたんだい。
[ひとまずその手を首から離そうと、彼女の腕を掴もうとした。ちらり、と見えるのは首筋の痣。]
(39) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
|
|
[朝はやらない食堂。 開いていなくても、仕込みのために店に居る。 其れを知っている者たちは、店に入ってくることもある。 仕込みの合間に、簡単なものを出すことも多い。
だから、店の前で誰かが居ることに気付くのが遅れた。]
(40) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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流石に、誘拐までは手ェ出してねーぞ、俺は……
[他の軽犯罪くらいならば、幾度も経験済みだが。 洒落にならないとはどういう事なのだろう。 多分、そう言う事なのだろう。 聞かずもがな。
零れ落ちた黒色。 彼がこの地に来てからも、その浸食は止まらぬ様だった。 この地に来た所で、止まらぬ事は明白なのだが。
覗き込む銀の髪を、見下ろすような形になり。]
聞こえてねーんじゃねかな、……あんま、身体が丈夫ってわけでもないんだろ。 ……せめて、飢えくらいは忘れさせてやらねーと、
[何時まで持つかという、話なのだから。
―――と、扉の開く音に顔を上げる。 隣のバーの戸が、開いた音。]
(41) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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|
[昨晩、カウンターを挟んで向かい合ったマスターが、慌ただしく店内に入っていく。 開くときと同様に、慌ただしい音を立てて閉まる、扉。]
……泣いてたな。
[ぽつりと。
その横顔に眉を寄せながら、呟いた。]
(42) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
|
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あらー? 誰か居るのかしら?
どうぞー。扉は開いてますよー。
[店は開いていないが、扉は開いている、と。 扉の向こうへと声を掛ける。]
(43) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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[昨日のピアノも、笑い声もいつも通りで、何もおかしい所なんてなかった。 なんでもっと、彼と話さなかったのだろう。
なんでこんな、こんな]
急に居なくなっちゃうなんて。
[ポツリ呟く。 マスターにハンカチを差し出し、少ししてから二人、バーの前から去って行った。
今日の手袋はヘクターさんに選んで貰った硝子飾りのついた物。 色んな人に見て貰いたかったのに。彼にも見て貰いたかったのに。]
(44) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/22(Sun) 01時半頃
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/* NPCは殺す物!NPCは殺す物!
(-4) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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/* こんなかわいい女の子に自傷癖だなんてぶわわっ
(-5) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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[閉まった戸を、暫く見ていたが、中から聞こえた声>>43にやっと我に返った。
何か物音は聞こえていたのだが、それがこの店内からだったのか、それとも起き出した町のどこかからだったのか、判断が付かず。 開いているなら、と、扉を開く。 また、その襟首を掴んで、引き摺った。 扉は閉めないまま、店内を歩いて行く。 放りだされた両足が椅子にぶつかって、がたがたと音を立てた。]
何か、コイツに食わせてやって欲しいんだけど。 代金はー、あー、俺にツケといて。
[ツケが効く程、ここの常連では無い。 というより、机や椅子の修理以外でこの店に訪れた事は、無かった。]
(45) 2013/09/22(Sun) 01時半頃
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[入ってきたヘクターに、珍しいと驚いて。 引きずられるように入ってきたサイモンとを交互に見る。]
あら。珍しいお客さんね。 朝は簡単な物しかないけど良いかしら?
お代は、いつでも構わないわよ。
[野菜を切る。湯を沸かす。 仕込みの合間に、パンとミルクを用意した。 ベーコンをカリカリに焼いて、焼いた卵に添える。]
(46) 2013/09/22(Sun) 02時頃
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何でも良いんじゃねーかな、 ……別に、俺が食うわけじゃねェんだし。
[軽く屈んで、サイモンの頬をぺちぺちと叩く。 此方を見た瞳を、無理矢理椅子の方に向けてやれば、其処に座れという此方の意思が伝わるだろうか。 よたよたとした動きで椅子に座る姿に、よし、と一つ頷いた。]
……そういや、置いてっても連れて帰る奴がいねーんだな、此処。
[込み上がってきた欠伸を噛み殺しながら、自分は机に軽く凭れかかる。 サイモンの腰かけた椅子が妙にぐらついている気がしたが、見ない事にした。]
………、
[この状態の彼は、今、どれくらいの速度で食事を終えるのだろう、正直、寝そうなのだが。 スヴェルチェルに任せられそうな事案でも、無い。]
(47) 2013/09/22(Sun) 02時頃
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何でも良いことはないわ。 美味しいもの、食べて欲しいもの。
美味しいって、喜んでもらいたいわ。
[サイモンの前に料理を置いて、微笑む。 彼が笑う顔を見たことがなかったが。
眠そうなサイモンの食事を急かす心算もなく。 仕込みの続きをする。]
(48) 2013/09/22(Sun) 02時半頃
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[美味しいと、喜んでもらう為の料理。 この場においての食事とは、そういうものなのだろう。 人を喜ばせる様な、人が喜ぶような。
サイモンの前に置かれた料理は、シンプルながらも丁寧に作られていた。 その、痩せこけた指が震えながら、フォークに伸ばされる。 ちゃんと、口にしてくれるらしい様子に、安堵した。
仕込みに戻った彼女の行った方を見やり。 出入り口の方に視線を向けて。]
………、
[スヴェルチェルの姿はあっただろうか。 ん、と、大きく伸びをして、脱力。]
(49) 2013/09/22(Sun) 02時半頃
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[机から身体を引き剥がせば、義足でとん、と床を叩く。 カトリーナの方と、スヴェルチェルの方と、どちらへともなく、口を開き。]
……俺、眠いからコイツ、任せて良い? 俺が連れてきて置いて何だろうけど、……寝る時間なんだよ。
[一つ、大欠伸。
フォークで食事を突き刺して、口に運ぶ様子はどこか、覚束ない。 とても、とても、ゆっくりとしたペース。]
……何なら、昼頃に回収しに来るから。 せめて、それまでの間ここに置いといたってくれや、
[言うやいなや、扉の方へ。 音の異なる足音を響かせながら、店から出る。
昨日は天気が良かったのに、今日は、薄く雲がかかっている。 こういう日はあまり、良い事が起こる気配が、していなかった。]
(50) 2013/09/22(Sun) 02時半頃
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/* 時間軸むちゃむちゃですいません状態。
(-6) 2013/09/22(Sun) 03時頃
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[美味しいと言ってくれたもの。 また食べたいと言ってくれたもの。
レシピが書かれたページは増える。 ノートが増える。
それは、人が喜んでくれた数。
だから、丁寧に作るのだ。 だから、手を抜きはしない。]
(51) 2013/09/22(Sun) 03時頃
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[サイモンが食べる様子を眺めながら、支度を進める。 彼のテーブルに、そっとサラダも追加した。]
あら、ヘクターさん。お疲れなのね。 良かったら、私がサイモンさんを送るわよ?
[欠伸をするヘクターへ、首を傾げる。]
サイモンさんが満足するまで居てくれても良いのだし。 何も困ることはないわ。
[ヘクターとサイモンを交互に見て微笑んだ。**]
(52) 2013/09/22(Sun) 03時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/22(Sun) 04時頃
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[ここへ来てから、戸惑うことは多い。 奇妙な病や、死に面していく人たちの姿や。 うまく受け入れられる人、受け入れられない人、様々だけど、 短い時間の中にも、別れはいくつもあって。
正気を失い痩せこけたその男は、あまり持たないだろうな…とは思うけれど。]
…うん、その……おねがいします。 [抱えた籠に、夜の務めを終えたランプ。 また次の夜のために手入れをして油を足さなければならないから。
その場を任せ、墓地の傍らの小屋へと戻る。 本来そこは墓掘りの小屋だけど、黒に染まり切った右腕は地面を掘るのに耐えられないから。 墓掘りが居なくなってからは、結局手分けしてやっている。
誰かいなくなっても、役割は周りに分担されるだけ。 寂しくなる以外に、困ることは無いはずだ。]
(53) 2013/09/22(Sun) 09時半頃
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[彼を送っていくと、そう申し出てくれる>>52なら、素直に甘えようと思う。 去り際に、微笑みの方に一度、手を振った。]
手ェ足りなかったら、俺んとこきて、 ……起きれたら、手伝う。
[あくまで、起きられたら。
店を出れば、隣からは既に歌声は聞こえなくなっていた。 そしてその変わりのように、町からひそひそと、囁く様な気配。 この気配を、よく知っている。 この町の住人なら、だれしもが経験した事があるであろう、朝。
何処かの誰かがまた、死したのだろう。]
……また、棺が要るかねェ、
[幾つかの予備は、用意されている筈だが。 帰る途中、板材を取りに行った方がいいだろう。 寝台に入れるのは、もう少し先になりそうだ。**]
(54) 2013/09/22(Sun) 11時頃
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[腕を掴まれ、はっと我に返る。 指先を伝う血。 心配されている、声。
やってしまった。 見られてしまった]
すみ……ません……。 大丈夫です、何でも、ない、です……。
[抑えられていたのに。 少なくとも、お手伝いをしている間は こんな癖なんて出なかった。
スカーフを取り出して、血を拭う]
(55) 2013/09/22(Sun) 13時半頃
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大丈夫、なわけがないだろう。 そんな様子で。
[ロバートは困惑する。先程まで、クラリッサは至って普通にしていたのに。
自身の喉を抉り、血を流す様子は、余りにも普段の彼女とはかけ離れていて。]
大丈夫なわけない、ないだろう。ああ、一体どうしたのだというんだね。 ああ、ああ。血が出ているじゃあないか。首の痣でも痛むのかい。ほら、首元も血が、これで拭きなさい。
[慌てて、ポケットに入れたハンカチを彼女に差し出しながら、ロバートは言う。口調こそは精一杯落ち着こうとしているものの、狼狽えているその感情は隠しようもなく。
まさか、その痣も、今の彼女の行動も自傷であるなんて、混乱するロバートがすぐさま気づくことは不可能であった。]
(56) 2013/09/22(Sun) 22時頃
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/* 1dとは思えないログの伸びで、やっぱりRP村向きじゃない設定だったのかなぁ、と悩むターン。
(-7) 2013/09/22(Sun) 22時半頃
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― 自宅 ―
………そうか。
分かった。すぐに行く。
[鳴り響いた玄関ベルの音に呼び出された男は、 告げられた「仕事」の知らせに淡々と頷いた。]
(57) 2013/09/22(Sun) 23時頃
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[三十路男の一人暮らしには 少々不自然なほど整理整頓された家は、 点々と落ちる紅の花弁とその香に満たされている。
そんな生活空間から隔たれた、小さな一室。 清潔な寝台と小さな棚だけが置かれた部屋は、 薔薇ではなく、没薬の香で満ちていた。
死者は、運ばれればこの部屋で納棺をする。 請われれば自ら出向きもする。 今日の死者は前者のようだ]
(58) 2013/09/22(Sun) 23時頃
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[そうして連れられてきた本日の死者は、 男自身もよく知る者だった。
ピアノからは遠い席が男の定位置だけれども、 あのバーで何度彼の音に慰められたかは分からない。
寝台に横たえられた彼を見て、小さく祈りを切る。]
(59) 2013/09/22(Sun) 23時頃
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……彼に恋人は? 縁深かった者は。
[彼の死を伝えてきたバーのマスターに問う。 誰が死んだ時にも、この言葉は必ず問いかける。]
心あたりがあるなら、立ち会いの願いを。
[そうしてしばらく待っていれば、 連れられてきたのが、蒼い歌姫だったろうか>>38]
(60) 2013/09/22(Sun) 23時頃
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[人が来る前に服を整えた。 死後硬直の始まった遺体に服を着せるのは常ながら難儀だ。 病によってはそもそも服を着るような状態ではない。 幸にも奏者の場合は遺体は綺麗なもので、 彼が身につけていたステージ衣装を着せることが出来た。
そこからは立ち会いを許可する。
髪を櫛で梳かす。 表情を柔らかく整える。褪めた顔に粉をはく。 音を奏でる指先の爪を、丁寧に磨いた。]
(61) 2013/09/22(Sun) 23時半頃
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[村の片隅には、廃材置き場がある。 あまりにも老朽化が進んでしまった家などを、解体した時に出た廃材だ。 材木だけではなく、煉瓦なども、無造作に積み上げれている。
かつては床板であっただろう板を、数枚抱えて其処を出る。 家にも或る程度の材木を確保している。
棺の一つや二つくらいだったら、作れるだろうか。
この町がある以上、棺はいくつあっても足りないくらいだ。 そして、棺作りを経験した者だって、何人もいる。
眠気を抱えながらも自宅に辿りつけば、脚はそのまま工房へ。 作りかけの机の脚を一度床に置けば、作業台に板材を置く。 壁に立てかけてあった鋸を手にすれば、板材の長さを揃えるように。
木を切る音は、扉越しにも響いていただろう。]
(62) 2013/09/22(Sun) 23時半頃
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[整えた姿を棺に移せば、納棺作業は終わる。 茨が肌を傷つけないように注意しながら 男性一人分の遺体を移す作業は、 衰弱した男の力では大変だ。 花弁が一際床に散り、男の額には汗が滲んだ]
棺に、入れるものなどあれば。
[荒い息が収まった頃、立ち会った者たちに問いかける]
(63) 2013/09/22(Sun) 23時半頃
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[ロバートが心配してくれる様子に、胸が痛んだ。 だから、つとめて笑う]
……病気、病気みたいなもの、なんです。 何もしていないと、こうして……しまうんです。 腕、切ったり……首、吊ったり……。
大丈夫です。 動いていたら、こんな事は、無いんです。
[暫く、言葉を止めて。 ハンカチをおずおずと受け取りつつも その仕草は冷静だった]
(64) 2013/09/22(Sun) 23時半頃
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ロバートさん。 死ぬのって、怖いですか?
[ぽつり、呟く]
私、怖くないんです。 おかしい、ですか……?
(65) 2013/09/22(Sun) 23時半頃
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[仕込みを終え、一息吐く。 食堂の中、サイモンがゆっくりとした速度で食べている。
開店の印に店の前に、エプロンをしたぬいぐるみ。 作ってくれた人は、既に此処には居ない。]
サイモンさん、美味しい?
[手拭で手を拭い、新しいエプロンに変える。 サイモンの顔を見つめ。]
……良かったら、これも如何?
[そっと出したのは、メニューにはない丸いパン。]
(66) 2013/09/23(Mon) 00時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2013/09/23(Mon) 00時頃
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病気?
[笑ってそう答えるクラリッサに、思わずまたたいて。 一瞬、彼女の言葉の意味を理解できずにきょとんとして、彼女の顔を見つめる。
やがて、彼女の言葉にその意味が分かると、困ったような表情を浮かべ。]
自分で、傷つけてるのかい……? その痣も、ずっと、その……。
[そこまで言って、ロバートは言葉を切った。一体、どうすればよいのだろうか。 やめろ、と言って、どうこうなる代物ではないだろうと言うことは、彼女の言葉の節から、感じ取ることは容易であった。]
大丈夫、って言ったって。
[動いていれば大丈夫、と言う彼女に、ロバートの思考は巡る。 彼女に仕事をやればいいのか?それは、解決になるのか?それは彼女のために、なるのか?ぐるぐる、ぐるぐる。
なすすべもなく、ただ困惑するばかりの老人の思考は、続く彼女のつぶやきによって遮られる。]
(67) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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[死ぬのが、怖くない、と言う彼女に、なんとも言えないような表情を浮かべ。 しばらく何事か言おうと、口を開いては閉じ、を繰り返し、彼は漸く言葉を紡ぐ。]
……怖くは、……怖くは、ないよ。 私には、死を受け入れるだけの時間は、十分にあった。 ……だけど私は、それを望んでは、いないよ。
君は、その、それじゃ、まるで。 ……まるで、それを自ら望んでる、みたいじゃあないか……。
(68) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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/* そういや死なない選択肢ってありなのかな クラリッサは自傷さえ止まれば生きるからなあ
(-8) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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/* おじいちゃんかわいい(;゚∀゚)=3ハァハァ
(-9) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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[納棺を済ませれば、 常のように自らの腕から薔薇を切り落とす。 奏者の指先を傷つけないよう、 布でくるんで、組まれた手に持たせた。
ゆっくりと蓋を閉める。 ヘクターが造った棺桶は造りがしっかりとしていて、 蓋が噛み合わないということも無い。
胸のロザリオを握りしめて祈りを捧げた。 奏者がどのような神を信仰していたのかは分からない。 男自身敬虔な信徒ではない。
だからこの祈りには、特別な意味など何も無い**]
(69) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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望んでは、いないのですね。 ロバートさんも、いつか……死んで、しまうのですね。
[退化が進めば、死ぬだろう。 しかし、消える、という発想までは至っていなかった]
死んだら、兄に、会えます。 いろんな事を教えてくれた、恩人なんです。
一緒に逝きたい、って言ったんです。 でも、兄は、駄目だって。
(70) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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ロバートさん。 私、おかしいんです。
でも、幸せなんです。 みんな、とても優しくて、幸せ。
だから、もしも私が、お手伝いに来なくなったら
旅に出たって、思っててください。 兄を探す旅は、ここじゃなくて、空の上なんです。
[にこり、笑う笑顔は心から。
クラリッサは、心から、狂っていた]
(71) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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[直して貰ったスカートを、受け取る。 とても、嬉しかった。 だから、心の底から笑った]
[お辞儀をして仕立屋から立ち去る。 旅に出るのは、今か、いつか。 気分次第なのだから**]
(72) 2013/09/23(Mon) 00時半頃
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[暫くバーはお休みだと、マスターは言った。 でも、バーが営業を始めても、あのピアノを弾く人はもう居ない。
この町は死が近い。 他の町より、ずっと。
慣れたと思っていた他人の死も、いざ身近な者に訪れればそんな事全然無くて、 彼のピアノで歌を歌う事は無いのだと、当たり前の事に今更気付いた。
きっと彼以外にもピアノを弾ける人は居るのだろうけれど、代わりを据える事なんて今はあまり考えたく無い。 きっとマスターも同じ気持ち。
箱におさまってしまった彼は、よく知った感触の服を身に着けていた。 触れた頬に熱は無い。まるで私の鉱物の部分みたい。 彼も鉱物になってしまったのね。]
(73) 2013/09/23(Mon) 01時頃
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[棺に入れる、物。
あまり、思い浮かばない。 ピアノを入れる訳にはいかないし…。
マスターは店から持ってきた瓶を入れていた。 ちゃぷ、と液体の音が聞こえる。
知ってる。お店で一番高価なお酒だわ。 いつか自分に飲ませてくれと、奏者が冗談で言っていたの覚えてる。]
(74) 2013/09/23(Mon) 01時頃
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[冷たい額に口づける。
ころり、 小さな碧が数個、棺の中に落ちた。]
(75) 2013/09/23(Mon) 01時頃
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[死者は薔薇の香りに包まれて旅立つ。
蓋の閉まる音が聞こえれば、今度こそお別れ。 帽子を取り、双眼を閉じる。 再び碧が零れたが、気にはしない。]
(76) 2013/09/23(Mon) 01時頃
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/* うーんこの、ソロールの多さよ。
(-10) 2013/09/23(Mon) 01時頃
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[また一人、遠くへ旅立ったよう。 自分は新参で、あまり詳しく知ってはいない仲だけれども、 それでも、見送るのに立ち会えば神妙な面持ちになる。
行く先照らすように、捧げる灯火。
この村は、葬式をするためにある、なんて言ってたのを聞いたこともあったっけ。 そう言った人も、今は土の下だ。]
(77) 2013/09/23(Mon) 01時頃
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[丸いパンに、食堂では出さない酒を添える。 赤い、葡萄酒。]
サイモンさん。 美味しかったら、笑って欲しいわ。
私、貴方の笑顔を見たいの。
[足音が聞こえるという彼。 此方の声がまだ聞こえているだろうか。]
……傍に居るわ。
[そっと食事を終えた手に、重ねるように手を伸ばす。]
(78) 2013/09/23(Mon) 01時頃
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