80 あの日、僕らが見た空は
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2013/04/18(Thu) 00時頃
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とある湾に浮かぶ小島、世界一の人口密度で知られるスラム街――通称『スプリング・ヒルズ』。
かつては干潮の時だけ陸地と繋がる岩山だった。そこに、最初に建設されたのは大きな教会。中世にはその教会を中心として修道院や神学校が立ち並ぶ美しい街並みが広がっていたのだという。
しかしいつしか、追われる者や、道を外した者たちが流れつき、島には巨大なスラム街が形成された。
隣接するどの国からも見捨てられどこにも属さないその街を、ある者は地獄と呼び、またある者は楽園と呼んだ。そんな状態が、かれこれ百年も続いている。
(#0) 2013/04/18(Thu) 00時頃
要塞のような高い壁が島を取り囲み、その内側では石造りの建物が螺旋にひしめき合い、増築に増築を重ねた複雑な入れ子の様相を呈している。内部にはあちこちに濁った水が溜まった、光の当たらない薄暗い通路。ありとあらゆるモノが流通し、人間すらも売買の対象になる闇市。
(#1) 2013/04/18(Thu) 00時頃
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[―――そんな街で、僕らは生まれた。]
(1) 2013/04/18(Thu) 00時頃
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[海面下に埋もれた街の最下層。 遠くに見える、四角い小さな空を見上げながら、僕らは暮らしていた。
『どこか、遠くへ。』それは下層階に住む僕たちの、永遠の憧れだった。
エアシップの発着できる上層階はごく一部の上流階級の人々の暮らす場所で、僕らなんかが足を踏み入れることは叶わなかった。中層階ですら、僕らにとっては雲の上にも等しい場所、だったのだ。]
(2) 2013/04/18(Thu) 00時頃
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[地の底に蠢く僕らの、空への憧れは募るばかり。 空は僕らが知っているよりもずっと大きくて、あんな窓みたいな四角いものじゃなくて、明るくて、広くて、丸いんだって、おじいちゃんから聞いたんだ。
丸い、大きな空が見たい。 七歳だったあの日、僕のその思いは極限に達していた。]
(3) 2013/04/18(Thu) 00時頃
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行こうよ、空が見えるところまで。
(4) 2013/04/18(Thu) 00時頃
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[上層階には、大人たちにも知らないことが多いのだという。 スプリング・ヒルズの最下層に住む僕らにとっては、そこは本当に、未知の世界で。
知らない区画に足を踏み入れたら二度と帰ってはこれない、大人たちにはそう脅かされていたけれど。]
(5) 2013/04/18(Thu) 00時頃
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―――それでも、僕らは空を目指して旅に出た。
(#2) 2013/04/18(Thu) 00時頃
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[最下層の片隅で、幼い少女の語る大空への憧れ それはとても眩しくて、聴く者の心を踊らせる]
素敵ね…でも…
[多分、無理 その言葉が出かかるが、どうにか飲み込んだ 自分がすでに失くしたものを、まだ持っている それを壊してしまうのは偲びない]
(@0) 2013/04/18(Thu) 01時頃
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[隣に並ぶ少年を見る 毎日、遥か高くにある小さな四角い空を眺めては 薄青色のブローチみたいと呟いてる少年
彼ならば――この少女の誘うところへいけるかも
そこから見える『大空』を 自分の代わりに見て来てくれるかも知れない そして、彼の名を呼んだ]
(@1) 2013/04/18(Thu) 01時頃
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……
こんな歌を、聞いた事があるんだ。 虹の彼方にある国は、素晴らしいところなんだって。 全ての夢は叶い、青い鳥が虹を超えて飛ぶ。 そして、そう、空は青いんだって……
青いんだって。 そう。空は青いよ。知っているよ。 でも、きっと、違うんだ。そうだよ、違う空だよ。 夢が一つじゃないみたいに。空は一つじゃない。知っているよ。
僕だってさ。
僕だって。 ……知っているよ。
(6) 2013/04/18(Thu) 01時半頃
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どーしたの、ぺらじー。
……空が見えるとこ? おじちゃんちの屋根の上じゃなくて?
[もっと高いところ。 最下層の人間からは手が届かないところ。 そんなところに、いこう、なんて]
いいね。 あたしも、いきたいなぁ。 おそらが四角くないって、確かめたいなぁ。
[半ば都市伝説のように。ゆうめいとなっている話]
ペラジー。 どっちいけばいいのかな?
(7) 2013/04/18(Thu) 01時半頃
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[煤まみれの手で拭う、額の汗。 錆びついた車輪から視線を上げれば、頭上遥か遠くには四角い空。]
あー…、もうそんな時間かね。
[空へと伸びた煙突の如き、高い高い壁。 その内壁へと光が射しこむ角度で時刻が読めるくらいには、長くここで暮らしていた。
幼い憧れを仕舞い込んでしまう程度には、若くない。]
(@2) 2013/04/18(Thu) 01時半頃
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[気のおくまま。 よりみちしたりしてみよう 。コロッケのおじさんは、何かくれるかな。 話したらやっぱ止められちゃうかな。
そんなことを考えながら、ふらりふらりと]
(8) 2013/04/18(Thu) 01時半頃
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小娘 ゾーイは、メモを貼った。
2013/04/18(Thu) 01時半頃
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[薄暗い路地。真っ二つに割れた看板に割れた瓶にロープの切れ端に魚の骨に、様々なゴミが散らばる中、それらに囲まれるように、一人の少年が座っていた。青年の手前らしきその少年は、膝を抱え、壁に背中を持たれかけて]
メロディ。メロディはね。忘れちゃった。 歌詞。歌詞もね、あんまり覚えてない。覚えてないんだ。 でもね、ただ、ただね……
……いいや。いい。どうでもいい事だよ。 ほっといてよ、もう。
[呟くように重ねていた言葉をぱたりと止め、地面に視線を落とす。近くにいた、話しかけていた相手は、肩を竦めて去っていき]
僕は……怖いんだ。 それだけ。……それだけ。
[その姿が見えなくなると、もう一言だけ零した。爪が酷く欠け、ところどころに小さな傷痕や歯型が付いた指先で、痩せた胸元に触れる。その鎖骨の下辺りには、黒い逆十字が刺青されていた。 それから、左手の先を咥え、がりがりと噛み始める。 何をするでもなく、ぼんやりと視線を虚空に向けて]
(9) 2013/04/18(Thu) 02時頃
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―― 地下層の最奥 ――
[届かない。 ここには光も、風も、波の音も届かない。 ラジオと無線の電波だけが、静かに飛び交っている。
地下層の中心部、外の世界とは完全に断絶された一角。 この区画に生まれて四十年近く。私は一度たりとも、外の世界を見たことはなかった。薄ら暗い裸電球が、私の太陽だ。
近年ではよりよい(少しはましな、と言い換えても構わない)環境を求めて島の周辺部や少しでも地上に近い階層に移住する住民が多く、この辺りは廃墟と化している。それでも私はここで一人、暮らしている。]
(@3) 2013/04/18(Thu) 02時頃
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うんいいね、それ…
[大人たちは夢物語というかも知れないが 知らないものに怯え、手にすることを諦める そんな死んでるみたいな毎日は真っ平ゴメンだった]
(俺はまだ生きてる、まだまだ死にたくない)
[ほら、だってあの空は 手を伸ばせば届きそうじゃないか 高いところに行けばきっともっとずっと
――大きな空を感じられる、はず]
(10) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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[私はいつものように安楽椅子に腰掛けてラジオのダイヤルを回した。時々拾えるラジオの電波が、上の世界と繋がることのできる唯一の手段である。]
『―――こん、…は。"空の名前"……です。 今日の天気は――れ、南から…そよ風―――… 第五十七層では―――…』
[上層階の誰かが戯れに発信する外の風景。 私はその番組が好きだった。見たこともない風景を、拙い想像力で必死に思い描く。幼い頃から、ずっとそうして生きてきた。
しかし、私は心のどこかでこの人生に諦めをつけてもいた。 外の世界――空や、海や、草原。私にとっては空想上の存在に等しい、そういったものへの渇望は、ある。しかし今は、私などこのまま光の届かない最奥部に這い蹲るのがお似合いだと、そう、思っている。憧れ続けることに疲れてしまったのかもしれない。]
(@4) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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[小さな厭世と諦観を抱え、私は今日も*生きている*。]
(@5) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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/* そうだ、空、目指そう。
お邪魔します!! 使いたかった狂騒キャラふへへ ネガティブ系としか考えてなかったんだけど なんかまあ 面倒な奴だよ!
がりがりしつつ頑張りたいと思います!
(-0) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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[メーデー。 メーデー、メーデー こちらはチアキ一等水兵。応答願います。 応答願います応答願います。
今日も灰色の群生地に紙飛行機が一通。]
(@6) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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/* サイモンだーーーーー!!!!!!!
(大歓喜)
そして初めて同村するキャラってやっぱりドキドキしますね! 眼鏡おじさんとイケメン! 予約にデメテルと死ね死ね団さんいるし
(-1) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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よっと。
[背もたれに体重をかけて机間の 事務書類の受け渡しを遂行すると、 灰色のオフィスチェアはぎいぎと軋んだ。 背もたれだけじゃない、クッションだって すでにへたれちゃって座り心地も悪い。 それどころか布が擦り切れているところだってある。 でも、それが僕の仕事場だった。]
(@7) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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[灰色のチェアに灰色の事務机。 灰色ばかりの視界に舞い込む書類の白が目に痛い。 増えた書類を積み上げて簡素な城壁が出来上がると、 その厚みに目を向いた。]
…………。 ミーナカータさーん、 最近これ、どんどん増えてませんかー
[築何年かもわからないオフィスの隣、 扉も何年閉じられていないのか分からない所長室に 向かって声を上げてみる。 けど、何か返してもらえると思ったわけじゃないよ。 ミナカタさんは煙草を吸うのと、食事するのと、 それから「馬鹿かお前は」って言う以外に 仕事中に口を開くことは少ない。 大概の事は煙草を持った手を振って、 それで終わりにしちゃうような人だって 短い付き合いの中でも僕はよっく知ってるし。]
(@8) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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書類の重複とかさせないでくださいよぉ
[そういう人だって知ってても、 それで愚痴るのを諦める僕じゃあないんだこれが。 ミナカタさんの大雑把さのせいで 同じ書類を4回ぐらい書かされたこともあるし、 率先して口に出していかなきゃ自分の首を絞めることになるし。 こういう作業するのが僕一人だけなのが、 重複に気づきやすいような、気づけないような、 そんな曖昧なところだけど。
でも書類の重複がそこまで嫌ってわけでもない。 要らない紙は僕の好きにしていいって言われてるから]
――……今日は何通飛ばせるかな [僕の四角い小さな窓から、そうやっていくつかの夢を飛ばすのです**]
(@9) 2013/04/18(Thu) 02時半頃
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チアキは、ボールペンの先端を唇の下部に当てながら書類をはらはらめくった**
2013/04/18(Thu) 02時半頃
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[ガキッ、と鈍い音。続いて舌打ちの音。]
くっそ、コイツぁもうダメか。 代わりのネジを探して来ねぇと。
[ネジ山の螺旋が潰れたボルトをポイと放り出して、立ち上がる。 すり減った靴でだらだらと向かうのは、終着場と呼ばれる一角。
上で捨てられた屑や芥が、落ちて落ちて辿り着く場所。 それは潰えた夢の欠片だったり、全てを諦めた絶望だったり。
カラカラに乾ききった大腿骨を、痩せた犬がほじくり返す。 それを面倒くさそうにシッシッと追い遣りながら、ゴミの山を引っ繰り返す。
折れた鉄の翼の錆びた骨格を指でたどり、ネジ頭にスパナを押し当てた。
舞い降りてくる紙飛行機に気づくのは、稀だ。 将来に悲観して身を投げた敗者ほどになれば、流石に気づかなくもないが。]
(@10) 2013/04/18(Thu) 03時頃
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フランクは、シケモクに火をつけた。**
2013/04/18(Thu) 03時頃
シーシャは、一人座り込み、指先を噛み続けて*いて*
2013/04/18(Thu) 03時半頃
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― 食堂街 ―
[よろっと草臥れた自転車に乗る少年一人。 耳にはヘッドホンをつけてはいるが、黒いTシャツの背中には、支那支那亭という白い筆文字が縦に大きく書かれている。]
うぃっす。 で、次は何処だべ?
[キィッとそのボロチャリを止めて、Tシャツと同じ名前の店の開きっぱなしの扉を覗いた。]
え?ないん? 珍しいだべな。この時間にもう終了が?
[どうやら少年の仕事である出前は昼の分、現在終了らしい。 それから、飯を食え、とガナリ声がたったので、ボロチャリを止めて、むっつり店に入っていく。]
(11) 2013/04/18(Thu) 07時頃
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― 支那支那亭 ―
[ちゅるっ賄いの、豚まん中華そばを食いつつ、くたびれた店内を見回す。 その窓から見えるのは、雑多とした薄暗い商店街だ。]
なぁ、おやっさん。 空って何色だべ? あ、空色っでのはなしだがんな?
[そんな質問に何いってやがる、色気づいたか?このクソボーズと、がなり声が返るがそれは別に決して嫌な響きではなく…。]
べっつにどーでもええごどなんだがな。 ちょっときになっだだけだっぺ。
[それからはずるずると一気にどんぶりを傾け、スープまで一気に飲み干してから。]
(12) 2013/04/18(Thu) 07時半頃
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じゃ、休憩いってくるべ。
[それから、一緒に添えられた、ちまきを竹皮で包んで、茶色の雑嚢に放り込んで、店を出る。 ボロチャリは完全に私物化しているが、店主は文句は言わない。一年前、わけわかんない感じの少年を拾って住み込みをさせてくれるような寛大な御仁だ。]
ちょっと、汽車ぽっぽ、みでぐるだ。
[ささやかな差し入れを持って、 いつまでも機関車を整備する男の元に通うのは、日課というわけじゃないが、週に何度かはあった。**]
(13) 2013/04/18(Thu) 07時半頃
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―とある屋敷―
おはようございます、旦那様、奥様。 お嬢様もお坊っちゃまも、おはようございます。
……はい。 かしこまりました。
[いつもの聞き慣れた挨拶。 彼女のためにハーブティ、お嬢様にはミルクティ。 旦那様にはコーヒー、おぼっちゃんにはカフェオレ。 茶葉、豆、砂糖やミルクの量。 少しでも間違えればなにが起こるかわからない。
…しかし、仕方のないのだ。 スプリングヒルズでの少女時代。 家族の生活のために、自分は売られたのだから]
(@11) 2013/04/18(Thu) 07時半頃
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……いい天気。
[これでは、庭の掃除がついてくること請け合いだ。 息を吐いて、上を見る。 ずいぶん上にきたけれど、それでも売られた身には限られた広さだった]
(@12) 2013/04/18(Thu) 07時半頃
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/* こんちには。 リッキィ姉ゾーイ妹をずっとやりたかったのです。 スプリングヒルズの今を生きる少女と、過ぎ去ってしまった少女
を、書き分けられたらいいなぁ。
(-2) 2013/04/18(Thu) 07時半頃
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じゃあ、ペラジー…またね
[空への憧れを抱く小さな同志の頭をなでて 急いで、配達の仕事に戻る]
えっと…次は…
[見上げれば、どこからか飛んでくる紙飛行機 飛ばす主は"もっと上"にいるのだろう
自分が毎日方々に配る手紙
それと、あれが元は同じものである そのことに気づいたのはいつだったか
何を今更、こどもみたいなことを― そう笑われた一方 こどもの癖に―と口を塞ぎにやって来る]
(14) 2013/04/18(Thu) 08時半頃
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大人って…勝手だ…
[ポツリと呟くが
その大人がいないと生きていくことすらままならない そんな自分が嫌で嫌で仕方がない
早く大人になりたい されど あんな大人にはなりたくない]
(15) 2013/04/18(Thu) 09時頃
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メアリー…元気で
[自分の名を呼ぶ花売りの少女に別れを告げ 手紙の詰まった鞄を揺らしながら走って行った
小さな四角い薄青色のブローチを 幼い頃から夢見ていたはずなのに>>@1 そのチャンスを見過ごすことが何よりおかしい>>@0
きっと、今まで姿を消した幼馴染みたち 彼らと同じ運命を覚り受け入れてしまったのだろう そこに自身の望みや幸福がないのを知った上で 詰まるところ、こどもとはそういう不自由なものなのだ
多分、彼女とはもう会えない そんな予感に胸を痛めているのを笑顔で隠して]
(16) 2013/04/18(Thu) 09時頃
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おにいちゃん
[軋んで枝毛だらけの長い髪を揺らし、少女は視線を動かさないまま話しかける]
おにいちゃん、一緒に行こうよ
[小さな手は揃えられ、浅い息を隠すよう顔の前に。 祈るように。 願うように。 許しを、乞うように]
(17) 2013/04/18(Thu) 09時頃
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サミュエルは、ボロチャリを人ごみ避けつつ転がしてる。
2013/04/18(Thu) 09時頃
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/* なんであになのって 肩書きにひきずられたんですよ
でもデメテルって姉なんだね…
(-3) 2013/04/18(Thu) 09時頃
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[噴煙か光が少ないからか。 澱んだ白目は、隈に縁取られた瞳の中では浮き出ている。 それを精一杯に瞠いて、瞬きもせず。
少女は歩き出した。 薄っぺらい皮靴は毛羽立って不快だけれども、それ以外持っていないから。 母親の遺した黒い一張羅を翻し、少女はただ空を*目指す*]
(18) 2013/04/18(Thu) 09時頃
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トレイルは、配達途中で、サミュエルに会ったなら手を振っただろう*
2013/04/18(Thu) 09時頃
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/* 絶賛のーぷらん 今年初女の子だ…
とれいるおにいちゃん、ありがとう!
(-4) 2013/04/18(Thu) 09時半頃
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サミュエルは、トレイルの姿にチャリ止めた。
2013/04/18(Thu) 09時半頃
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まぁ、今日の収穫はこんなもんか。
[ネジに鉄骨、硝子の割れた小さな窓枠。 小さなものはポケットに詰め、大きなものは片手に提げて。
大きなものも、小さなものも、踏み外せば須らく下へと落ちる。 落ちるのは容易で、上がるのは大変なのだと、老人たちは淀んだ目で呟いてばかりだ。
いつだか、瓦礫の山の上で寝ていた奴が居た時には、流石に驚いたもんだが]
……おぅ。
[軋んだペダルと歯車の音に振り向く。 割れた窓枠を翳せば、切り取られた雑多な風景の中に自転車を転がす姿が収まった。]
(@13) 2013/04/18(Thu) 09時半頃
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/* サイモンだモン!
かうんとだうん表彰台、完成。
(-5) 2013/04/18(Thu) 13時半頃
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ー 鉄道へ行く途中 ー
なんだぁ?シケた顔してるべ?
[トレイルの姿にチャリを止めて手を振り返すも、 なんだか神妙な表情な気もして、 そんば言葉をかけて首を傾けた。]
今からちょっと汽車ぽっぽ見にいくんだが、 ああ、仕事忙しいだよな?
[配達途中なことは見てとれる。なのでチャリから降りることはなく]
(19) 2013/04/18(Thu) 15時頃
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トレイル…ありがとう
[別れを告げる幼なじみの少年に、そう返す 去りゆく彼の姿を見送って 小さな四角い空を見上げれば
すうっと滑り落ちてくる紙飛行機
上に棲む誰かが飛ばしているのだろうか 雨の降らない風の穏やかなこんな日に 時々見ることができる]
(@14) 2013/04/18(Thu) 15時頃
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[だが、それはぼやけた視界の中に溶けていく 空も世界も何もかも視界がぼやけてしまう]
…ごめんなさい
[一緒に行きたかった― その言葉を飲み込む代わりに 涙が、後から後からあふれていく]
いかなきゃ…
[明日の朝、"上"に発つ 涙を拭って両手で頬をはたくと その支度をするために―独りで*家に*戻った]
(@15) 2013/04/18(Thu) 15時頃
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/* そして、ドナドナをドナルドに空目しそうになる 安定の中の人クオリティ…
ドナルドにキャラチェンしてぇ、ビタンビタン
(-6) 2013/04/18(Thu) 15時頃
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/* トレイル→メアリー
なんとなく、姉弟的関係に思う 女子からだと同い年の男子は子どもっぽいし 男子から見たら同い年の女子はませてる感じだし
けど、これくらいの歳だと 多分…急に綺麗になった幼なじみにドキッとするのかな?
しかも、どう見てもこのメアリー…やじるしが俺じゃない →やじるし先がこっちならついてくるでしょと…
ドナルドが仲介人あたりで売られる感じ で、なつか脳内でのお約束で…ドナルドにやじるし向いてて そのドナルドが絆されて今晩いただく訳ですね、はいw
(-7) 2013/04/18(Thu) 15時半頃
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/*大人って…ひどいわw
(-8) 2013/04/18(Thu) 15時半頃
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死んだひとは何か喋らないの?
[ねえ、おにいちゃん、と少女は笑いかける]
ママの声は聞こえないの
[おにいちゃんの声は、聞こえるのに。
髪の毛を尻にしいて、蹲っていた薄汚れた玄関の隅。 くしゃくしゃの毛先を払って、立て付けの悪い扉を開く]
おにいちゃん、いってきます
[少女の家族は、おにいちゃんともういないママだけ。 部屋の奥にいるのは、誰だった――?]
(20) 2013/04/18(Thu) 16時頃
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|
[ひとり配達に戻ると、見知った顔に出くわした]
…あ、サミュ…今休憩?
[そんなに辛気くさい表情をしていただろうか 首をかしげる様子に慌てて首を振る]
汽車か…いいね、それ
[大きな鉄の塊を組み立てているのは見ていて楽しい 小さな部品は宝石みたいに思えるし 瓦礫の山はたちまち宝の山になっていく]
(21) 2013/04/18(Thu) 16時頃
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ん、休憩。 昨日は休憩なかっただからな。
[飲食業は水物であると最近思い知っている。 慌てて首を振るトレイルをしばし見つめた後、ペダルに足をかけた。]
おまー、腹減ってね? 腹減ってるとロクなこと考えないぞ? フランクにもってぐつもりだったけど、くうが?
[ごそごそと雑納からさっきのちまきを取り出す。]
(22) 2013/04/18(Thu) 16時半頃
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サンキュ、けど、フランクさん大丈夫かな?
[差し出された竹の皮の包みはちまきだろうか
一部の大人は"イカれた"とかいってるが あの塊を動かすのは命を与えるようにも思える訳で それはさながら"魔法使い"である
サミュがどう感じているかは分からないが こうしてちょくちょく見に行くからには 多少のロマンは感じているんだろうなと推測はつき
――受けとることをほんの少し、躊躇ってしまう]
(23) 2013/04/18(Thu) 16時半頃
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[少女はこの街が島であることを知らない。 海を知らず、陸の概念もなく、勿論空も知らなかった]
おにいちゃん、聞かせて 空の、おとぎ話
[空はあるよ、って。 おにいちゃんが教えてくれた。 ここでは見れない、って]
どこにいたってね、いつか死ぬの 一緒なの
[手を振った。ペラジィがそこにはいて、 手を、伸ばした]
だから行こうね 一緒に、行こうね
(24) 2013/04/18(Thu) 16時半頃
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あー、まぁ、フランクどごには、 また何か持ってぐし。 じじーよか、若者のほーが腹減るのは当たり前だんべ。
[そして竹の包をトレイルに放る。]
まー、おまーも暇できたら後でくるといいだ。
(25) 2013/04/18(Thu) 16時半頃
|
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[ふと思いつき、鞄の中身をガサゴソあさると ショートブレッドの包みが3本出てきた]
…じゃあ、これと交換!
[ぽんとサミュの手にそれを握らせて 差し出されたちまきをひょいっと受けとった]
(26) 2013/04/18(Thu) 16時半頃
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行く行く、後で行く! あと14箇所くらいで終わるし
[ちまきをもぐもぐ頬張りながら ツバメよろしくスイッと飛ぶように*配達先*へ]
(27) 2013/04/18(Thu) 17時頃
|
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あ? なんだ、食いもん持ってんじゃねぇが。
[ちょっとバツが悪そうな顔になったが、 正直、パンはあんまり口にすることがないので、 ちょっと口元はへらっと歪んだ。]
ほいじゃコーカンだべな。 よしよし、ちゃんと食うだよ。
[雑納にパンを入れてまた担ぎ直してからハンドルに手をかける。]
(28) 2013/04/18(Thu) 17時頃
|
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って、食ってっし!
[トレイルが食べ始めるのを見てから、じゃ後でなと、こちらも手をあげてから、 ペダルを漕ぎ始めた。]
(29) 2013/04/18(Thu) 17時頃
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ー 機関車のある場所 ー
フランク?
[そして、その鉄の塊の場所へ。 みんなが言う奇人に声をかけた。*]
(30) 2013/04/18(Thu) 17時頃
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/* トレイル△…切り替え早っ
このコはあれだ、深く考えておらんでしょ
(-9) 2013/04/18(Thu) 17時頃
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|
/* サミュ…美味しいキャラだ、その残念さ(ほめ言葉 何だか、年長より男子ぃは…色々おバカよりになりそうな予感
トレイルもちょっ優しくしてもらって あったかくて美味しいもの食べたら元気になるの
…要するに単純
(-10) 2013/04/18(Thu) 17時頃
|
|
[錆びた部品を磨き、朽ちたところは取り替えて。 古い鉄の馬は、三分の一程が得体の知れない寄せ集めのガラクタだ。 油まみれの指先を、ツナギの膝で拭う癖。]
…おぅ?
ああ、お前か。
[汗と煤で汚れた顔を上げれば、馴染みの顔。 人々が遠巻きに見て一笑に付す中、物珍しげに通ってくる少年だった。
ここでこんな暮らしを始めたのは、確かこいつくらいの歳の頃だったか。]
(@16) 2013/04/18(Thu) 17時半頃
|
|
で、そいつはまだ動かないだが?
[お前か、と言われ、ちーっすとチャリを止めて、機関車とフランクに近寄る。]
――……まぁ、動がなぐでも、こいつかっこいいけんどな。
[そして、鉄の地肌をこんこんと軽く叩いた。]
(31) 2013/04/18(Thu) 18時半頃
|
|
つかさ、 フランクならわかるだが? 空の色。
あの四角いちっちぇー水色がさ、水色でも、藍色でもないときがあんだか?
[どこから聞きかじったのか、そんなことを油まみれた指先に視線を移しながら尋ねた。]
(32) 2013/04/18(Thu) 19時頃
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どーだろうなぁ? こいつはデカイから大飯食らいだ。 水と石炭を沢山喰わせりゃ、動く気になってくれるかねぇ。
[黒い塗装をポンと叩いて]
ああ、空…か。
[見上げる四角い空は、遠く遠くで淡い灰色。]
そうさなぁ、お前は見たことあるか? 真夏のほんの数日だけな、朝早くと夕方…運が良けりゃ窓枠が一瞬だけ金色に光るんだってさ。
ずっと昔、それが見たくて夜通し起きてようとした事があったが、結局…朝になる前に眠っちまった。
…ああ、茶沸かすが、飲むかい?
[小さなガスボンベのコンロに、ひしゃげたミルクパンを乗せて。]
(@17) 2013/04/18(Thu) 19時半頃
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大飯暗いなのか。 どんだけの水と石炭が必要なんだべ?
[そう聞いてはみても、きっとその分量の大きさは聞いてもわからないだろう。 ただ、いつの日か動くんじゃないかと、ここに通ううちに、その目の前の男と同じ夢?を見始めてた。
むしろ、自身の過去がすっからかんだから、 何か考えられることが、というときに見えたこの鉄の塊。 それを考えることは、知らないうちに楽しみになっていたのだろう。]
金色に光るだが? 空が?
[フランクの空の説明に、首を傾げる。 そう、なぜ、水色なのか、なぜ藍色なのか、そして、灰色なのか。 それすら知らないから。]
(33) 2013/04/18(Thu) 19時半頃
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あ、んだ。 さっきトレイルに食いもんもらっただべ。
[茶を沸かすには頷いて、雑嚢からショートブレッドを出した。 ラーメン屋には縁のない食物なことだけは確かだ。 茶が沸けば、それを差し出して、 フランクの話をもっと聞こうと座り込む。]
(34) 2013/04/18(Thu) 19時半頃
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フランクは、上にはいったごどあるだか?
[その時、耳に宛てたヘッドフォンが、周波数を拾った。 空の名前、>>@4
その予報は、この層では、意味をもたない。 それは知っているけれど、
なぜか、この音は聞こえて来る。
ただ、いつものこととして、今日も聞き流すけれど。]
(35) 2013/04/18(Thu) 19時半頃
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らしーぜ。 俺もさ…良くァ知らねーけどな。
[凹んだホーローのマグに、茶を注ぐ。]
空の上にゃ、でっかいランプでもあるんだろうさ。 …そら、熱いから気をつけて飲みな。
[湯気の上がるマグと交換で受け取った焼き菓子を、茶に浸して口に運ぶ。]
へぇ、あの郵便屋か。 奴もお前も、毎日ご苦労さんだな。
[暫し手を止めて、休憩の時間。]
(@18) 2013/04/18(Thu) 20時半頃
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空、かぁ……。
[見上げる。
あの頃と変わらず、遠いままの空。]
空にゃ、届かなかったっけ、なぁ。
[ずず…と音立てて茶を啜る。]
(@19) 2013/04/18(Thu) 20時半頃
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空には、届かなかった? ほいじゃ、上にはある程度いったこどあるだが?
[フランクの言葉に身を乗り出した。 そう、役に立たないラジオの周波数。 だけど、それは、その遠くにある四角い水色を見れば、 届くことも考える。
走らない鉄の塊がいつかは動くんじゃないかと思うくらいに。]
(36) 2013/04/18(Thu) 21時半頃
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あんまし、憶えてねぇよ。
ずっとずっと、昔の話さ。
[幼い愚かな憧れの代償は、今も古傷として身体に残ったままだ。 いつか動くかも知れないと機械を直し続けるのも、潰えた夢の身代わりなのかもしれない。
どうせ親方のように、叶わぬまま年老いて死んでゆくのだと、わかってはいても。]
(@20) 2013/04/18(Thu) 21時半頃
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あんまりってこどは、覚えてるごどもあんべ? 上にはいっだい何があんだって……。
っでいうが、 上行って、また、ごごにいるんだが?
[子供は大人が抉られたくない傷を持っているとしても、 それに気づくほどの時間を過ごしてはいないから。]
(37) 2013/04/18(Thu) 22時頃
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さぁて、な。
[茶に浸したショートブレッドは、舌の上でホロリと崩れた]
空が遠ざかってくのだけは、なんとなく憶えてっかな。 すごくゆっくり、世界から色が消えちまって…
[飲もうとしたマグの中は、もう空っぽだ。]
ま、懲りた訳さ。痛い目にあったからな。
(@21) 2013/04/18(Thu) 22時半頃
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どっちかな。 あっちかな、そっちかな。
ねえどっちが上なんだろう?
[いしころを蹴る。 それは、蹴り上げた方向に転がって、こんこんと小気味いい音を立てた]
あっち こっち それとも こっち?
[さあてね、と履き古したスニーカーを足に引っ掛けると ひょい、と四角い空に向かって放り上げる。 綺麗な放物線を描いて、靴はつま先を太陽の方に向けて落ちた]
きめた、こっち。
[スニーカーを履き直す。 もうぼろぼろのそれは、何処かで拾ったもの。 履けなくなったら、きっとこれもどこかで捨てて、 ちがうものをどこかから拾うのだ]
(38) 2013/04/18(Thu) 22時半頃
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――……
[フランクがにごしたことは、さすがにわかる。 でも、続いての言葉には、思わず眉が寄った。
世界から色が消えた理由も、懲りた理由も、 聞きたいとはすぐに言えなかったから、飲み込んで。]
ふぅん……そうだべか。
[ショートブレッド、自身の口にも放り込んで。]
でも、 あ、いや……。
[何かを言おうとして飲み込んで…。]
(39) 2013/04/18(Thu) 22時半頃
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― 配達途中 ―
[路地裏を通って配達してると どこからともなく流れてくるのはラジオの音
この階層では用をなさない天気予報 それを電波に乗せて運ぶ番組名は『空の名前』
空の色とはどうやら天気によって変わるとか それすらピンと来ないのだけど "上"に棲むもっと空に近い者には大事なことらしい]
…ロミオ先生かな?
[この界隈で診療所を開いている物好きな老医師 腕はいいけど、どこか変わり者ならではの習性か 役に立つか分から情報を拾っては自分の城に満たしている]
(40) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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[――じっ………]
[少女は、見ている。]
[周囲の気配を 店主の動向を ――目の前の、パンを。]
(41) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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[誰も見ていない事を確かめると、音をたてないように気を付けながら 素早い手付きでパンを掴みポケットに入れる。ポケットには穴が開いているが、パンが落ちる程の大きさではないので大丈夫。
後は見つからないように気を付けながら、逃げるだけ。
心臓はドキドキしているけど もう慣れたもの。 何事も無かったような「普通の顔」というお面をつけて、歩き出す。
おばさんの前を通りすぎて 店を出て ほっ、と一息ついた瞬間………]
(42) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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[耳を澄ましていると、徐にプツンと途切れる]
今日もエマさんの勝利か…
[長年彼の手伝いをしてる看護婦は お小言をいう割に静けさを愛する矛盾を抱えており さらに、老医師よりもすこぶる強い
昼下がりの休診時間、ラジオを止めるか止めないか 仁義なき戦いを繰り広げているのでも知れ渡っている]
(43) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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『どろぼう!』
[雷のような大きな声が響いた。 同時、一目散に駆け出す。]
(――捕まるな 逃げろ 逃げろ……!)
[自分自身に言い聞かせるように心の中で命令して 必死に走る、走る、走る……
ボロボロのエプロンを着た恰幅のいい女性も鬼のような形相で追いかけているが、少女には追い付かない
通りを右に曲がったかと思うと今度は左、次に石階段を少し降りたら今度は低い柵を跳びこえて家と家の隙間へ…
俊敏な少女の姿はあっという間に見えなくなり、女性は諦めて帰っていった]
(44) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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[裏の小道。 それを一番把握してるのは、きっとここにいるこどもたち。 妙な大人 に捕まらないように 毎日どこかに抜けるのだから]
やっほ。 ん、ペラジーがね、空がみえるところまでいこうっていうから。
どーせ、やることもないしさー。
[自分が通るのに精一杯ながれきの隙間を通り抜ける。 なにしてんの?と聞かれれば、そう答え。 誘うわけでもなく、ニカと笑う]
そーいやさ。 …七番目の通りの穴、通れなくなってた。 でっかいなんかがおいてあって。
(45) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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…………っはぁ、 はぁ……………
[ホリー[[who]]の家付近の小さな屋根に登り、息を整えながら女性の背中姿を見送る]
…は、この層でも、もう、見つかっちゃった
[白石で屋根に書いた地図を見て 端っこに描かれた四角に大きくばってんを載せた 通い始めて半月、戦利品はパンが3個とチョコレートが1つ。
明日からまた違う層の店に掠め取りにいかなくては。]
(46) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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/* ラ神ェ…
…ま、これはこれでいいかも
(-11) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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[自分らの暮らしには必要ないもの。 まだぴかぴか光っていたようなそれは、キカイかな、というのがおっちゃんの見たてだけど どうやらここでは動きそうにない。らしい。]
あ、そーいやコロッケもらった。 やだよあげない。これはあたしの。
[べえ、と舌を出す。 いい匂いといわれたそれは、もうとっくに冷めて、古いジャンパスカートのポケットに収まっていて。 まぁ、食べ物の匂いには敏感なのだろうけど。
すこししなっとしたコロッケを頬張りながら 道無き道を通り抜ける。 足の赴くまま、四角でない空を確かめに]
(47) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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[鞄の中身を確かめると―]
ひぃ、ふぅ、みぃ…あと4通か
[寄り道をしてる割にはいいペース これなら、終わって汽車のところにいけるのも早いだろう もう一度、道順をシミュレートして先を急ぐ
気づくことはなかったが、頭上には紙飛行機が再び]
(48) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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/* ラ神がいい仕事してる>>48 1d13だったのに
(-12) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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……虹の、
虹の、虹の、虹の彼方へ…… 虹の彼方に…… 貴方は夢を追う、私を傷付けて…… ……違うな、これは……別の歌だ。……
[旋律になり切らない言葉の破片を零しつつ、少年はそのうちに立ち上がり、ふらふらと歩き始めた。がらり、がらり、ゴミを避けるでもなく蹴り転がしながら]
空は青い。 空は青い。 空は青い…… ひろい、
[歩きながら、天を仰ぐ。 此処からでは、空、など、小さく切り取られたそれしか見えない。 指先に滲んだ血をコートで拭い]
(49) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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[ここは、自分が知ってる中で一番よく空が見える場所。 といっても依然四角く小さい空なのだけれど、洗濯物やら看板やらがあまりないこの場所は、子供だけが知る秘密の空間 ポケットから"戦利品"を取りだし、食べようと口を開けた時]
『みゃあ』 [小さい黒猫がホリーを見上げた]
…またお前か……
[そう言って、パンと黒猫へ視線を何往復かさせた後 ため息をつきながらパンを千切って猫に差し出す]
…………ほら
[黒猫は礼も言わずにパンをむさぼる 少女もパンにかじりつき、あっという間にそれを食べ終えた]
(50) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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…よっ。
[少し気合を入れて立ち上がり、腰をトントンとたたきながら空を仰ぐ。]
サミュエルよぉ。 お前は…興味あるのかい?
[空の上、あの窓の先。 親指でそう示して、問う。]
(@22) 2013/04/18(Thu) 23時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/04/18(Thu) 23時頃
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……ぁ
[上ばかり見て歩いていたから、舗装なんてされていない地面。蹴躓いて少女は強かに膝を打った。 咄嗟に出した手のひらにも、きっと小石が食い込んでいるだろう。 下を向けば、髪の毛が泥に混じって染まっていくのが見えた]
おにいちゃん ……おにいちゃん、どこ?
痛い、痛いよお……
[俯けば、空は見えない。 けれどそれは当たり前だから。 仰いでも見えない悲しさよりは、ずっとましだ]
(51) 2013/04/18(Thu) 23時半頃
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[ぎゅっと目を瞑れば眼裏で星みたいな光が瞬いた。 ゆっくりと体勢を変え、そうっとスカートの裾をめくって膝を覗き込む]
ん、ん 大丈夫。大丈夫だよ
[薄く滲んだ赤はスカートを戻せばもう見えない。 立ち上がってくるりと回れば、ほらもう痛くなんかない]
(52) 2013/04/19(Fri) 00時頃
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― 機関車のあるところ ―
[手紙を全て配り終わって一旦郵便事務所を経由して 飴玉の入った袋を鞄に詰めてたどり着く すでにサミュとフランクは昼食を平らげた頃だろうか]
こんにちは、フランクさん…サミュいる?
[休憩場所には何やらいつもと違う雰囲気が漂って]
(53) 2013/04/19(Fri) 00時頃
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……あ、
[ふと、道行く先に、倒れた小さな姿が見えた。幼い少女。そのぼさぼさながら長い髪に、少年は見覚えがあった。僅かに立ち止まる。そのうちに、少女は徐に立ち上がって]
……――ねえ。 転んだの? ねえ。
[ふらりと、歩み寄り。 まず、そうとだけ声をかけた。 デメテルと名を持つ、その少女に]
痛い、 よね。 ねえ。
[続けて言っては、首を傾げ]
(54) 2013/04/19(Fri) 00時頃
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痛く、ないよ
[もげそうなくらい、強く何度も首を振って それからようやく相手を見る]
おにいちゃ……
[言葉の途中で俯き、下唇を強く噛んだ。 一緒に行こうって袖をひいたおにいちゃんはどんな顔してたっけ。 ママがいなくなった日抱きしめてくれたのは……]
ねえ、おにいちゃん ……歌ってよ
(55) 2013/04/19(Fri) 00時頃
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|
あ、これ…ウェーズリーさんからもらったんだ
[鞄から飴玉が11個入った紙袋を取り出して]
…食べる?
[袋から出てきたのは透き通った薄青色の丸い飴玉 ちょっと歪なビー玉のよう ひとつ、口に入れるとサイダーの味がした]
(56) 2013/04/19(Fri) 00時頃
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……そう。そっか。……歌? 歌。思い出せない歌があるんだ、丁度。 記憶はあるんだけど……少しなんだ。少しなんだよ。
[高い背で少女を見下ろしつつ、ぽつりぽつりと]
虹の彼方に……
……虹の彼方にある空は、青く…… 夢は全て叶う……
[一節、二節。 極めて音痴な者が歌う歌のような、歪なメロディを言葉を零し]
……空は青い。遠くの空は…… あの空の向こうは……青い。そんな、歌なんだよ。 ね。ほら、……うん。……あげる。
[俄かにがさりとポケットの一つを漁り、ガーゼのような形の絆創膏を差し出した]
(57) 2013/04/19(Fri) 00時半頃
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[薄青色の四角い空―それをブローチみたいといったのは 小さい頃に遊んでくれた近所の誰か
メアリーと他の幼馴染みたちと遊んでくれた誰か 顔はよく覚えていない 気がついたら、ある日突然姿を消した
『あの空を見に行きたい』
そんな言葉を残して忽然と それっきり、ここには戻って来なかった
――今はどこにいるのかすら、知る者はいない]
(58) 2013/04/19(Fri) 00時半頃
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青……青いの? 向こうはみんな、人も家も…… 影しか見えないあの鳥も
[見上げた先、紙飛行機が飛んでいく]
うん、うん
見るよ、見るの ねえ おにいちゃんも一緒に
[差し出された絆創膏。受け取ってそのままポケットにしまいこんだ]
行く、の?
(59) 2013/04/19(Fri) 00時半頃
|
デメテルは、シーシャを見上げ、ゆっくりと*瞬いた*
2013/04/19(Fri) 00時半頃
花売り メアリーがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(花売り メアリーは村を出ました)
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そうだよ。空は何処までも青くて…… 青い鳥が、虹を超えて飛んで。 その世界は、とても美しいんだ。 美しいんだと、思う。
[紙飛行機は、遥か頭上を通り過ぎる。行くの。問い掛けられた言葉を聞くと、一旦口を噤み、俯きつつ親指の爪を噛んで]
…… 僕はね、行きたくないんだ。 怖いから。 でもね、……行きたいんだ。 怖いから。怖いからさ。
だから、僕は、行くよ。 彼方にね。うん。一緒に、行こう。
[それから、鬱々とした表情は緩めないままながら、 そう肯定を返して頷いた*]
(60) 2013/04/19(Fri) 00時半頃
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[遠く高い空から、エアシップの飛行音が聴こえてくる 鈍色の大きな鋼鉄の塊が見上げた薄青色の空から現れた]
…よし、無事に着いたな
[飛行音は姿とともに大きくなっていき 着地した時にはすでに轟音にまでなっていき
ヘッドフォンで塞いだ耳は問題なかったとはいえ 身体に伝わる振動でその大きさは感じられた]
(@23) 2013/04/19(Fri) 01時頃
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ようこそ、スプリング・ヒルズへ…ミスター
[シップから降りてきた客に挨拶する]
…ジェフリーと申します、ジェフとお呼びください 長旅でお疲れでしょう…まずはごゆっくりとお寛ぎを
[事前に聞いた限りでは観光ではなく学術調査で来た学者 そのようだが、外の世界の住人にとって ここはよほど珍しい場所のようである
観光と称して物見遊山にくる者もいれば 何やら物語の舞台の取材を兼ねてという作家もいた
外の世界を知らない自分にはピンと来ないのだが 生まれ育った下層から、空―外の世界と一番近いここ そこにたどり着くまでの目まぐるしい日々を思えば 話のネタくらいにはなるかも知れない]
(@24) 2013/04/19(Fri) 01時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2013/04/19(Fri) 01時半頃
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[むき出しのコンクリートが嫌に寒々しい事務所から、 灰色の、しけた、じとつく匂いのする建物の合間に 白い紙飛行機を飛ばす。 白い紙の内側には、その時によってさまざまなものが入る。
今日? 今日は僕のサインをつけてみました。 チアキ、それからキスマーク。 お遊びのつもりで投げた飛行機の行方は いつかあのラジオ電波に乗って戻ってこないかしら。]
…… あっ 惜しい
[見ている間に向かいの建物の壁にぶつかって、 墜落してしまった。 あらまあ。別に、いいけどね。肩をすくめて見たら、 誰にも見られてないから逆にちょっと恥ずかしい。]
(@25) 2013/04/19(Fri) 01時半頃
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