46 青の灯台守り
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全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2012/03/20(Tue) 23時頃
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[満月に近付いた月を見上げて、呟く。]
……そんな気が、しないか。
[誰もいない、一人の部屋に囁きを落とす。 そうして、長い衣の裾を翻すと、窓から離れた。
嗚呼、満月が近い。 “あの者”の足音が聞こえてくるような、そんな気がする。
明日、他の灯台守り達にも、満月が近付いた事を告げよう、と。 そんな事を思いながら、机の上に置いた蝋燭の明かりを吹き消した。]
(@0) 2012/03/20(Tue) 23時頃
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むかしむかし、青の王が世界を支配していました。
(#0) 2012/03/20(Tue) 23時頃
青の王はとても強い力を持っていました。
きっと青の王がその気になれば、この世界の人間など、全て殺してしまえたのでしょう。
だから、誰も青の王には逆らえなかったのです。
そんな青の王に立ち向かおうと、数人の賢者が名乗りを上げました。
賢者達は、月の満ち欠けに合わせて青の王の力が強まったり、弱まったりを繰り返すのを知っていたのです。
(#1) 2012/03/20(Tue) 23時頃
賢者達は人々に言いました。
―― 次の新月の夜、我々は青の王を封印します。
その為に、海の見える場所に灯台を作ってください。
白い石を使って、高い高い灯台を作ってください。
石壁の表面には海の神へ捧げる祝詞を刻んでください。
我々の住まう部屋を作ってください。
その中央に青の王を封印します。
灯台そのものを結界として、青の王を封印します。
(#2) 2012/03/20(Tue) 23時頃
賢者たちの言葉の通りに、人々は働きました。
真っ白な石を使って、立派な灯台を作りました。
灯台の表面には、海の神を讃える彫刻が施されました。
青い海に映える、真っ白な灯台が完成しました。
灯台が完成すると、賢者達はその中に住まい、青の王を封じる為の準備を始めました。
そして、新月の夜、賢者達は青の王を封印する事に成功したのです。
(#3) 2012/03/20(Tue) 23時頃
賢者達は人々に言いました。
―― 青の王の封印は成功しました。
ですが、この結界には重大な欠点があります。
それは、この結界には人の命が必要だということ。
結界を繋ぎとめる為の生命力が必要だということ。
今は我々が、灯台守りとしてその役目を担っています。
けれど、いずれ私たちも死んでしまう。
一人二人と欠けた所で大きな影響は出ないでしょう。
ですが、全てが死に絶えれば結界は解けてしまいます。
そうしたら、また、青の王は目を覚ましてしまう。
(#4) 2012/03/20(Tue) 23時頃
賢者達の言葉に、人々は狼狽しました。
やっと手に入れた平穏、けれどそれも長く続かないと言う言葉。
それを聞いて、冷静でいられる者達の方が少なかったのです。
賢者達は続けます。
―― 我々の内の、誰か一人が死んだ時。
この地に住まう誰か一人に、灯台守りの印が現れるでしょう。
現れるのがいつかは分かりません。
数日後かもしれない、或いは、数年後かもしれない。
ですが、必ず誰か一人に、灯台守りの印が現れるでしょう。
その者を灯台に向かわせ、灯台に住まわせなさい。
新たな灯台守りとして、この灯台に住まわせなさい。
この灯台から灯台守りが消えぬ限り、結界は解けません。
灯台守りはただ、この灯台で一生を終えるだけでいいのです。
(#5) 2012/03/20(Tue) 23時頃
賢者達の言葉に、人々へ走った動揺は、少しだけ落ち着きを見せました。
―― 自分達のうち、誰かの一生が灯台に縛られてしまう。
けれど、誰かを縛らねばまた、再びあの日々が。
あの恐ろしい青の王に怯えて暮らす日々が戻ってきてしまう。
(#6) 2012/03/20(Tue) 23時頃
そうして、意を決した人々は、賢者達に問いました。
―― 灯台守りの印とは、何なのですか。
賢者達は、真っ直ぐに人々を見詰めて言いました。
―― 灯台守りに選ばれた者は。
片方の目が、青く澄みます。
海の神の色へと、変わります。
そう告げる賢者達の瞳の片方は、みな、美しく、青く澄んでいたのです。
(#7) 2012/03/20(Tue) 23時頃
―― それがこの世界でもっとも重要な“仕組み”の始まり ――
(#8) 2012/03/20(Tue) 23時頃
海の見渡せる丘に建てられた灯台。
そこに住まう灯台守り達は、人々に崇められる存在となっていた。
命の残りを灯台の中で過ごす事を義務付けられた灯台守り。
不自由な生活を強いられた代償として、様々な権力が彼らには与えられていた。
彼らが望めば、大抵のものが人々の手によって与えられた。
「灯台から出たい」
それ以外の大抵の望みは、叶えられた。
(#9) 2012/03/20(Tue) 23時頃
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― 朝−中央ホール ―
[朝。目覚めの鐘の音が麓の街から聞こえる時刻。 扉を開き、ホールへと出ると声を上げる。]
満月が近い。 そろそろ、部外者を追い出すこと。
[満月が近付くと、灯台から灯台守り以外の者たちを追い出す決まりだった。 これから満月が欠けるまでの暫くの間、灯台の中は灯台守りのみとなる。 これは、結界の純度を上げる為に、必要な決まりであった。
円形の中央ホール、湾曲した壁に並んだ扉は、灯台守り達の自室へと繋がっている。 ここで声を上げればきっと、全ての灯台守り達に声は届くだろう。
返事を待たぬまま、踵を返して自室へ戻る。 長い銀髪が、ふわりと広がった。**]
(@1) 2012/03/20(Tue) 23時頃
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ランタン職人 ヴェスパタインがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(ランタン職人 ヴェスパタインは村を出ました)
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…つまんない。
[ここに来たのは、つい先月。 一番新しい灯台守は、一番幼い娘でした。
その子はまだまだ子供過ぎたので、他のちゃんとした灯台守たちとは違い、 まだその役目の大事さを、きちんと分かっていないようでした。
窓からは綺麗な空も綺麗な海も見えますが、それも3日くらいで飽きてしまって、 あまぁいお菓子も可憐な花も、絵本もドレスもぬいぐるみだって、なんでも欲しい物はくれるのに、 散歩に行くことも、お父様やお母様の待つお家へ帰ることも出来ないのです。]
はぁい。
[ヴェスパタインの声にヤル気のない返事をして、また窓辺で肘をついてぼんやり海を眺めるのです。]
(1) 2012/03/21(Wed) 00時半頃
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もーやだ、つまんないよぉ! ねぇ、誰か遊んでー?
[退屈過ぎてどうしようも無いので、かまってくれる人を探して部屋を出ました。]
(2) 2012/03/21(Wed) 01時頃
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―― 自室 夜明け前 ――
[香炉から立ち上る煙が篭った部屋。 夜明けのまだ遠い部屋の中、布と布との擦れ合う音のみが響く。 白いシーツの下、蠢く肉体は二つ。
先に身を起こしたのは、長い髪の女の方だった。 焚かれた香とはまた違う香りを纏った、艶やかな女。 少しばかり身を屈めて、未だ横たわったままの男に唇を寄せる。
満月が近いようだから帰る、と。
そんなような事を、紅の溶けた唇で、未だ眠りの縁から抜けきらぬ様子の男の耳元に囁いた。]
(3) 2012/03/21(Wed) 02時頃
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わかってる、って、……
[眠たげな声で応えた男の腕は、白い、裸の背を抱き寄せる。 昨晩の様に再び組み敷けば、その首筋に甘く歯を立てた。 きゃぁ、と、女がわざとらしい悲鳴を上げれば、満足そうに笑む。]
また、暫く会えなくなるだろ? ……それまで、俺を忘れられないようにしてやるって。
[そんな言葉を囁いたのは、この女が何人目だろうか。 灯台に来て、女に不自由しなくなってから、随分が経つ気がする。
今の女と関係を持ち始めてから迎えた満月は、これで三度目だ。 彼女の纏う香水の香りにも、上げる嬌声にも、抱いた心地にも、もう、飽きてくる頃。
どうせ子を成す心算もない、欲だけを満たす関係。 ならばそろそろ、切り時だろう。
動く身体の下、演技か否かもわからぬ声を聞きながら、色の異なる双つの眸を細めた。]
(4) 2012/03/21(Wed) 02時頃
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―― 朝 ――
[明け方の行為の後、再び眠りに落ちた自分とは違って、女はもう部屋を出て行ったらしい。 シーツにはもう、温もりの一片すら残っていない。
欠伸を噛み殺しながら寝台から抜け出せば、火の尽きた香炉に蓋をする。 甘い、蠱惑的な香りは、人の出入りのあった後でもまだ部屋の中に満ちていた。
香炉の傍らに置いたままだった煙管を手に取ると、刻み煙草を詰めて燐寸で火を付けた。 口の端に其れを咥え、部屋の扉に手をかければ統率者の声>>@1が届く。]
……へいへい。
[軽く肩を竦めれば、扉を開いてホールへと出る。 室内の、様々な香の混ざった空気が、朝の空気の中へと漏れ出て行った。]
(5) 2012/03/21(Wed) 02時頃
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/* 175+4cm 25+8歳 灯台に来て10年経過
あとなんかいるっけ……
(-0) 2012/03/21(Wed) 02時頃
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/*安定の33歳頂きましたー!!
(-1) 2012/03/21(Wed) 02時頃
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あ、ありがとうございます。
[部屋に様々な食材を持ち込んできてくれた青年たちに、丁寧に頭を下げる。 そんな彼の後ろには、立派なキッチンがある。 それだけではない。 他にも色々なものがあった。 ぬいぐるみや服を作るためのお裁縫道具、絵を描く為のキャンバスや油絵の具など、創作に必要なものが色々。
やがて青年たちが部屋を辞すると、大きく息をついた。]
…もう、そんな時期かぁ。
[>>@1の声を聞いてから、憂鬱な気分が渦巻き始めていた。]
(6) 2012/03/21(Wed) 11時頃
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[幼いころに灯台に連れてこられてから、外の世界を知ることもなく大きくなったせいか、歳を経るにつれて、外への憧れは大きくなっていった。 そんな報われない思いを解消するために没頭したのが、何かを作る、ということだった。 その中でも、特に料理には心を奪われていた。 その日の気持ちが味に如実に現れる。それが、とても面白くて。]
まあ、あれこれ考えても、仕方ないよな。
[気分転換の為に、ハーブティーの用意をする。慣れた手つきで、何種類かの茶葉を混ぜる傍らで、ティーポットにお湯を注ぎ、温めておく。 高級な茶葉は、お湯に浸す前から淡い香りを辺りに漂わせる。 嗅ぎ慣れた潮の香ではない、柔らかい香りに、自然と口元は綻んだ。]
(7) 2012/03/21(Wed) 11時頃
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[暇そうにホールをとぼとぼ歩いていると、ふわっと香ってくる独特の匂い。 鼻の上にシワが出来るぐらい、むぅ…ってなりました。]
まったくもう、ホレーショーさんったらまた女の人連れ込んでたんだわ。 よくもまぁとっかえひっかえ…ほんっといやらしいんだから。
[育ちのいい少女にとっては、そういうのってなんだかやな感じ。]
(8) 2012/03/21(Wed) 11時頃
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[ポットの中のお湯を捨てて、茶葉を入れて、また新たにお湯を注ぐ。ふわり、と先ほどよりもハーブの香りは強く辺りに満ちていく。 茶葉が奇麗に広がる頃合いを待つ間に、カップを用意する。決して豪奢ではないけれど、シンプルで感じの良い薄緑のマグは色が気に入ってしつらえてもらったものだ。 幼いころに見た両親の、優しいまなざしの色に似たそれを目にすると、それだけで気持ちも綻ぶような気がしたからだ。 入れ終えた紅茶を、そっと注いでいく。 湯気がゆっくりと立ち上るのを見る頃には、曇っていた気持にも晴れ間が射していた。
マグを手にベットに腰掛け、大きく開いた窓の外を眺め。 ハーブティーに口をつけた。]
……ちょっと、苦い。
[む、と眉を寄せるも一瞬。 それが先ほどまでの気持ちだろう、と思えば苦くなるのも必然だと、思った。 聞き慣れた波の音を耳にしながら、静かにハーブティーを楽しむことにする。誰かが訪れてくることがあれば、一緒にお茶をしよう、と誘うつもりでいる。**]
(9) 2012/03/21(Wed) 11時頃
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[灯台守の印は、ある日突然に授かるものでした。 もう引退した老人だったり、今が働き盛りの父親だったり、 乳呑み子抱えた母親ですらその役目からは逃れられず、 赤ん坊は養子に出されちゃったりなんかも、したという話です。
だからお前も仕方ないんだよとお父様お母様は言っていたけど、 さみしいものはさみしいのでした。]
ベネットさん暇かしら? またおいしいもの作ってないかなぁ。
[その部屋の前へ行くと、コンコンっとノックしました。]
(10) 2012/03/21(Wed) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 11時頃
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[ぼんやりとしていたら、ノックの音が耳に入って。 腰を上げて、マグを片手にドアの方へ。 そして、そうっとドアを開ける。]
ああ、ポーチュラカ。いらっしゃい。
[最近灯台で暮らすようになったばかりの小さな女の子の姿を見つけると、目を細めて笑って。 彼女が部屋へ入りやすいように、ドアを大きく開いてあげた。 部屋の中にはハーブのにおいと潮の匂いが混じりあっており。ドアの正面にある大きな窓は開かれていて、海と空ばかりの景色が見えるだろう。]
(11) 2012/03/21(Wed) 11時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 11時半頃
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/* テーマ→速水もこみ◯ 感じも見た目も良くて家事とかもしてくれる優しい男子なのに、何故か非モテオーラ漂いまくりさん。
(-2) 2012/03/21(Wed) 11時半頃
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ん〜、良い匂い!!
[ドアを開けてもらって、お部屋に入りました。 ベネットさんの部屋はいろんなモノがいっぱいあって、まるでおもちゃ箱みたい。]
お茶、いただいてもいいかしら? あ、えっと…蜂蜜かジャム、入れてね?
ねぇ、ベネットさん。 今度は何を作ってたの?
[お席につきながら、塗りかけの絵や布が乗ったままのミシンを見つけました。 いろんな物を作れるベネットさんの手は、きっと魔法の手なんです。]
(12) 2012/03/21(Wed) 11時半頃
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[何だか楽しそうにしている少女を見ていると、それだけで明るさを分けてもらえるような気がして、つい笑顔が漏れる。 手際良く、彼女の分のハーブティーを用意して、深い甘味のメイプルシロップを、少し。 これできっと、苦味は消えて、甘くておいしいお茶になるはず。]
はい、どうぞ。
[彼女のお茶を入れた淡いピンクに小花柄をあしらったティーカップは、彼女が灯台に来た記念に用意したもの。 自分のマグも一緒に、ベットから少し離れたテーブルに置いた。]
今はね…これ。完成したら、君にあげようと思って。
[がさがさと、テーブルの下の箱から取り出したのは、白いテーブルクロス。布の四角形の角に刺繍用の丸枠がついており、その真ん中には少女と同じ服を着た女の子がいる。]
(13) 2012/03/21(Wed) 12時頃
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うん、おいしーぃ。
[良い匂いの甘いお茶。 お気に入りのマグを両手で抱えてふぅふぅ飲みます。 ふんわり広がる優しい味に、思わず笑顔になっちゃいました。]
わぁ!すごぉい。 ベネットさんは本当に器用なのね。
これ、もしかして…わたし?
[作りかけの刺繍はそれはそれは見事で、 目をキラキラさせて見入りました。]
(14) 2012/03/21(Wed) 12時半頃
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そう?良かった。
[彼女が腰掛けた場所のすぐ横に椅子を移動させて、並ぶみたいに座る。 膝の上に、白のテーブルクロスを広げてみれば、それは少女を起点にして、淵に木や、家や、花や、お城の刺繍が施してあった。 例えば木の実に、お家の屋根に、きらきらしたビーズをあしらってあったりもして。]
そう、君だよ。 君が、お散歩をして、色んなものを見るんだ。 …気に入ってくれたら、嬉しいんだけど。
[柄がよく見えるように、彼女の膝にも布の端を乗せてあげる。 ちょうど、綺麗なお城の模様のところ。]
(15) 2012/03/21(Wed) 12時半頃
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わあー…
[お花畑に、森の中の湖。 教会や風車や、綺麗なお城。 しばらくそれを楽しそうにみていましたけれど、 ふとさみしそうに、窓の外を見ました。]
ね。 ベネットさんは、ずっとずっとここに居たの? わたしのうまれるずっと前からいるの?
わたしもずっと、居なきゃいけないのよね?
お外を走り回ったり、お花を摘んだり、 晴れた日に野原でお昼寝するなんて、きっともうできないのだわ。
この子はお外で遊べるのに…
[テーブルクロスの、自分に似たお姫様が妬ましくて、 白い布をぎゅうっと握りしめました。]
(16) 2012/03/21(Wed) 13時頃
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ポーチュラカは、白い布に、雫がぽたり。**
2012/03/21(Wed) 13時半頃
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[ 散らばる無数のがらくた ] [ とうに枯れ果てた植木鉢 ] [ 積み上げられた書物と埃 ]
――――
[ 前任の灯台守りの遺品のみで構成された部屋 ] [ 部屋の主は扉の外の統率役の声に顔を上げた ] [ 両腕に遺品ではない唯一の存在を抱えて外へ ]
(17) 2012/03/21(Wed) 14時頃
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[* 腕の中の黒猫が無口な灯台守りの代わりににゃあと鳴いた *]
(18) 2012/03/21(Wed) 14時頃
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[布を握りしめる手に片手を添えて、もう片手はそっと少女の頭を撫でてあげる]
そうだね。僕は、ずっとここにいる。 これまでも、これからも、死ぬまでずっと。 だから、ポーチュラカが悲しいときは、いつでも僕に甘えていいんだよ?
[長くいるからこそ、少女のような幼い子が心を病んでしまうようなことがあったのも、知っている。 自ら命を断つ人も、これまでにいたかも知れない。 少女には、なるべくなら幸せであって欲しいと思うのは、少女から未だ漂う外の香りを愛しく思うからかも、知れない。]
…ごめんね。
[善かれと思ったことで、傷つけてしまった。 お詫びのように、頭を撫で続ける。 誰かに呼ばれれば、行かなくてはならないけれど、それまでは。]
(19) 2012/03/21(Wed) 14時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 14時半頃
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― 自室 ―
"――mit herzlichen Grüßen, Dein Helena Morgenstern"
[女は手紙を書いていた。 もう届く事のない相手に向けて。]
(20) 2012/03/21(Wed) 17時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 17時半頃
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/* よくわかる解説。 モルフォチョウの仲間に「ヘレナモルフォ(M. helena)」という美しい青い蝶があります。
また、モルゲンシュテルンは「明けの明星」を意味するドイツ語の姓であり、明けの明星、即ち金星はモルフォチョウの"Morpho"が元々「美しい」を意味する、アプロディーテーおよびウェヌスにつく定型句であることに由来します。
(-3) 2012/03/21(Wed) 17時半頃
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/* なお、中の人はドイツ語なんてツェラー・シュヴァルツ・カッツとトロッケンベーレンアウスレーゼ、クヴァリテーツヴァイン・ミット・プレディカートくらいしか解りません。
(-4) 2012/03/21(Wed) 17時半頃
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/* しかもQmPもう廃止されたっていうね。
(-5) 2012/03/21(Wed) 17時半頃
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― 自室 ―
[青い海を臨む窓辺に、深く倒した安楽椅子。 そこで阿片の煙管を燻らせるのが、灯台守である男の毎日。
窓枠の上、一輪咲きの赤い花は誰が挿したものか。 男は知らぬ。男は、恍惚以外を望まない。 五年の間何一つ変わらぬ、退廃した日常。]
…… 嗚呼。 満月が近い のだね。
[口元に僅かに微笑を浮かべ、男はこてりと首を傾げる。 右の眼窩に宿す青は、虚ろ。]
(21) 2012/03/21(Wed) 18時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 18時半頃
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[長らくの間、少女をあやしていたけれど。 落ち着いたか、或いは眠ってしまったかした少女から、音を立てないようにそっと離れて、ぬるくなってしまったカップをふたつ、シンクへと運んだ。 その下の棚を開き、華やかな色が敷き詰められた瓶をいくつか、取り出す。 その中に入っていたのは、花弁を乾燥させたものに香りを沁みつかせてあるハーブ。 用意したのは、その中でも沈静効果の強いものだった。 それを、ラベンダー色の布の袋に幾らか詰めて。 そっと、少女の手に持たせてやる。 少女の膝にかけてあげたテーブルクロスは、綺麗に畳んで再び箱の中に仕舞った。]
(22) 2012/03/21(Wed) 18時半頃
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──自室──
[埃まみれのピアノが、老人の手によって丁寧に拭われてゆく。 金具を外す。音叉を叩く。ほんの少し手を加えもう一度確かめる。 精密なその作業を、青年は静かに見つめていた。 感情の見えぬその瞳は、しかしマホガニーの右目のみである。もう片方、青いはずの証は、幾重にも巻かれたガーゼの下。けして人に見せることはない。]
……ありがとうございます。
[やがて老人が仕事の終わりを告げる。二年分の埃を吸った手布は真っ黒になり、小言めいて語られるのは、調律はもっとこまめにだとか、ピアノが可哀想だとかそんなこと。]
……満月ですからお帰りを。
[孫のような年齢とはいえ、こちらは灯台守だと含めるように、冷たい声音で扉を指す。 頭を下げた老人が塔を出て歩いてゆくのを確認してから、そっと鍵盤に向き直った。]
……久しぶり。
[塔に来て三年。ピアノに触れなくなってから二年。きっと腕は衰えきっているだろう。 指が覚えている練習曲を、恐る恐る、辿り始めた。]
(23) 2012/03/21(Wed) 19時頃
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[ 灯台守りが進むことを許されたぎりぎりの場所 ] [ 外界との境界線に灯台守りはそっと猫を降ろす ] [ 猫はいつものように一鳴きして立ち去って―― ]
――――
[ ――行かずに反転した ] [ 猫は来た道を駆け戻る ] [ 灯台守りも猫を追った ]
(24) 2012/03/21(Wed) 19時頃
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[* 中央ホールに戻った黒猫はみゃあみゃあと喧しく鳴く *]
(25) 2012/03/21(Wed) 19時頃
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―― 自室 ――
[くうにかざしたナイフを見上げ、 女はどこかうっとりと刃に指をすべらせる――]
・・・。
[傍らのテーブルには冷め切った紅茶と、ぽつり転がる鞘]
(26) 2012/03/21(Wed) 19時頃
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[男はふと、未だ白煙漂わせる煙管を置いた。 何を思ったか。自発的に、安楽椅子から身を起こす。 筋肉は痙攣し、足腰は覚束なく、立ち上がることは困難を極める。 それでも立ち上がれば、ゆらりゆらりと揺れながら歩き出した。]
さぁ、満月が来るよ。
漣は王の足音。 慄く我等は皆隠れ、永き夜を唯忍ぶのみ。
[扉に手を掛けて、自室からホールへ。 謳うような声は、望まざるとも朗々と響く。]
(27) 2012/03/21(Wed) 19時頃
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[カタリ――
窓をゆらす風の音に、はっと我にかえったように瞬く**]
(28) 2012/03/21(Wed) 19時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 19時頃
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お腹、すいたなぁ…
[呟きは独り言だった、はずなのに。 みゃあ、と、何処かから返事が聞こえた。 ドアの向こうから聞こえたその猫の声には、聞き覚えがあって。 なるべく猫を驚かせないように、そうっとドアを開ける。 そして、猫と、その飼い主とを、視界に収めた>>25]
…あの、こんばんは。
[彼らとの距離は恐らく、ややある。 聞こえるように、声を張った。]
(29) 2012/03/21(Wed) 19時頃
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[最初は和音を。次にトリルを。跳ねるように軽やかな練習曲は続く。天才と呼ばれる子供の中の、ほんの一握りしか入学を許されぬ音楽院で磨いた技術は、衰えたといえどその辺の奏者では足元にも及ばぬ。 だがその音はけして自ら納得の行くものではなく……
ダンッ!!
一曲を終えたあと、灯台に反響したのはピアノの蓋を叩きつける音。]
(30) 2012/03/21(Wed) 19時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 19時半頃
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[ 猫はベネットに気づくと彼が開けた扉に近づいていく ] [ まるで食事を強請るようにベネットを見上げて鳴いた ] [ 遅れてやってきた黒髪の灯台守りもベネットに気づく ]
――……
[ この灯台守りが声を出さないのはいつものこと ] [ 返事代わりにベネットに頭を下げて会釈をした ] [ それから猫を呼び戻そうと一歩近づき手招くが ]
(31) 2012/03/21(Wed) 19時半頃
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[ ピアノの蓋を叩きつける音>>30に大げさに背を震わせた ]
(32) 2012/03/21(Wed) 19時半頃
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うわっ!……え?
[何か固いものが乱暴に叩きつけられるような音が聞こえて>>30、驚きに思わず少し声を上げてしまった。 猫の方に向けていた視線を少しだけ、音がしたと思われる方向へと向ける。 あのドアの向こうに住んでいたのは、誰だったっけ。 そんなことを、思いながら。]
(33) 2012/03/21(Wed) 19時半頃
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おはよう。
[此方に向かう猫に、その飼い主に気付き、笑顔と挨拶を向ける。 彼が話さないのはいつものことだけれど、それを気にすることはない。 話さずとも、通じるものはちゃんとあるはずだから。 そう、例えば、猫がお腹をすかせて鳴いたのだということとか。]
…ちょっと待っててね。今日、良いお魚をもらったんだ。
[急ぎ足で今日届いたばかりの食材を漁る。 お目当てのものは、丁寧にクーラーボックスにいれてくれていたので、すぐ見つかった。 赤身の魚のさくを手に、猫の元へ急いで戻る。]
(34) 2012/03/21(Wed) 19時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 19時半頃
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― 中央ホール ―
[男は手摺に腕を乗せ、恍惚の表情を浮かべて虚空を見ていた。 酩酊、夢心地。 漣の音も、猫の声も、灯台を出入りする人間の足音も遠い。 しかし。色の違う視線は、不意にある方向へと向けられる。]
誰………?
[響く音色にゆるりと首を傾げた。 この音を聞いた覚えがあるような、ないような。 唯でさえ曖昧な記憶、辿れども思い出せやしないのだけど。 やがて途切れた音に、残念そうに嘆息する。]
(35) 2012/03/21(Wed) 19時半頃
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[ 金と青の瞳はベネットと大きな音がした扉を交互に見る ] [ 声にこそ出ないが表情から困惑していることは伝わるか ] [ 扉を指さしながらノックするジェスチャーをして見せた ]
―― ぁ な?
[ 僅かな声と唇の動きで ] [ 開けてもいいのかなと ] [ ベネットに尋ねてみた ]
(36) 2012/03/21(Wed) 19時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 19時半頃
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[ 猫がちゃっかり餌を貰っているのに気づけば困ったように笑う ]
(37) 2012/03/21(Wed) 19時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 19時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 20時頃
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(猫が赤身の魚にがっつくのを間近くで見る為に屈む。 そして、頭を撫でようとそっと手を伸ばしながら、飼い主である彼のジェスチャーを、見上げた。>>36]
うーん…開けない方が、いいと思うよ。 いきなり開けちゃったら、驚かれちゃうよ。
[ジェスチャーで話すのも、それなりに見慣れたもので。 意図を察するのは、そんなに難しくは無かった。 とはいえ、やはり音の発生源は気になるもので。 もう一度、ちらりと音のした方のドアを見た。]
(38) 2012/03/21(Wed) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 20時頃
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[ 阿片の独特の香りに視線を向ければサイラスの姿 ] [ 此方を見ていないようだが一応会釈はしておいた ] [ 会話しないので解りづらいが年上への敬意はある ]
…… ん
[ ベネットからの返答>>38にこくりと頷く ] [ 驚かすのはこちらとしても本意ではない ] [ そして唇の動きで猫の餌のお礼を言った ]
(39) 2012/03/21(Wed) 20時頃
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[ だけどセシルの部屋に向ける視線からは心配の色を隠せない ]
(40) 2012/03/21(Wed) 20時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 20時頃
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[ピアノに八つ当たりしても仕方がないと、わかってはいてと自分を納得させるまでには時間が要った。つんと熱くなった鼻の奥から、怒りが空気に拡散し消えてゆくまでゆっくりと呼吸を繰り返す。
とにかくお茶かなにか飲んで落ち着こうとため息をつく。先ほどの音がそんなに響いていたとは気づかなかったから、ドアを開けたのも唐突だった。]
ベネット。お茶をください。
[年上への気遣いも何もなしに、ちょうどいいと言わんばかりに声をかける。]
猫。
[それからラルフを見て、先ほどの音を聞かれていた可能性に思い当たり、ほんの少し気まずそうな顔をした。]
(41) 2012/03/21(Wed) 20時頃
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[猫が最後まで餌を食べ尽くすのを確認してから、その頭をゆるゆると撫でて笑う。それから一度、また急いで室内へと入り、水道で手を清めてから、またすぐにドアへと戻った。 中にいる少女をちらりと見遣ってから、そうっと部屋を出て、後ろ手にドアを閉める。 足は、ラルフの方へと向かい、その真正面に立った。]
ノックだけでもしてみる? 気になるならさ。
[そう言って目を向けるのは、やはり先程のドアの方。]
(42) 2012/03/21(Wed) 20時頃
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[と、思ったら、向こうからドアが開いて、驚いた。 けれど、すぐに笑って]
分かった。紅茶でいい? …ラルフも、何か飲むかい? 今日、色々入ってきたところだから何でもあるよ。
[その言葉に嘘は無い。 珍しい他国のお茶や、あらゆる種類のジュース、果てはお酒まで。 興味が湧いたものは何でも取り寄せてしまう性分の持ち主だった。]
(43) 2012/03/21(Wed) 20時頃
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[ほうと息を吐くと、ナイフの刀身をあるべき鞘へとかえす]
・・・満月、かぁ。
[くいっと紅茶を飲みほすと、>>30何かを叩きつける音に驚いて、カチャと茶器が不協和音を奏でる]
なぁに?
[椅子から立ち上がると、扉から顔をのぞかせた]
(44) 2012/03/21(Wed) 20時頃
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あら、お茶会?
[居合わせた面々に顔をさまよわせつつ首をかしげた]
(45) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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[ 部屋の中のポーチュラカの存在にまでは気づけなかった ] [ 満腹になって満足したらしい猫がにぃっと笑うのを見る ] [ 今度こそ外へお行きと猫に向けて手をひらひらと振った ]
――――
[ ノックだけでもしてみるかと再び視線を向けた先 ] [ 当の本人が唐突に扉を開けてお茶を要求してきた ] [ 驚きつつも彼の名を音のない唇に乗せ呼びかけた ]
(46) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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[ どうしたのセシル――と ]
(47) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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/* いかん縛りすぎだ。独り言使わない縛りは今回はやめよう。 流石にストイックが過ぎるわ。
・句読点使わない ・3行ト書き、1行台詞(無いけど)、3行ト書き、1行ト書き ・連続するト書きの文字数をあわせる(等幅フォントじゃないと意味ない)
・独り言使わない は今回はいいや、流石に…… ぜえはあ
(-6) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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/* とりあえず句点はとにかく読点使わない縛りが既に無理がきてる >>47みたいなの、読点使わないとすごく書きづらい というか読みづらい
字数縛りしてるのに読点許可したら字数調整いくらでもきくからなあって思ったけど 字数調整のためではない読点は読みやすさの観点からも使っていいことにしよう……
と、どんどん自分に甘くなる
そしてセシルとの縁故に大歓喜する僕がいます あのね あのね ラルフとセシルの組み合わせがとても好きなの まともに絡めたことないし見たこともないけど←
(-7) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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[さて、どんなお茶を用意しようか、と返事を待ちながら思案に耽っていると、声がして。>>45 そちらへ向く。]
ああ、そうだよ。 君も何か飲むかい?
[問いかけるついでに。 おいで、というように、ひらひらと女性に向かって手を振ってみせる。]
(48) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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[焦点の合わない眼差しは扉に向けられており、 此方に向けられた会釈>>39にはやはり気づかない。 やがて扉が開かれれば、幾度か瞼を瞬かせる。 其処でやっと、集う灯台守たちの姿に気付くのだ。]
セシル……だね。 そうか、セシルの「しわざ」なのか。
[くすくすくすと、至極楽しそうに笑い出す。]
(49) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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/* せんせい しろせんせい
おしょうばんはぜんぜんいみがちがいますよ
(慌てて全消し)
(-8) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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[>>48手招きにちょっとばかり考え込むと、一旦扉のうちへ。
空の茶器と、クランベリーのクッキーを持ってホールへと戻る]
ん。
[クッキーは袋のまま、ベネットにすいと差し出す。 自分で器を用意する気はないらしい]
紅茶がいいわ。 レモンもつけてねっ。
(50) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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[ ベネットの誘いに自分を指さして首を傾げてみせる ] [ 自分もご馳走になっていいのかと尋ねた心算だった ] [ 更にクラリッサも姿を見せれば彼女にも会釈をして ]
…… ……
[ 迷いながらもお茶の誘いに頷いた ] [ 何がいいか問われれば少し考えて ] [ セシルと同じものをと頼むだろう ]
(51) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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[ 人が増え賑やかになれば猫もいつの間にか姿を消しただろう ]
(52) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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/* で、なんでこんなことやってるかっていうとさ。 ラルフでしょ?発言むげんでしょ? 縛りでもしないと本気でしゃべり倒す気しかしないのですよ。
コアも騙ってるしね。
あとあれ。 単純にチャレンジ。
でもまあ、1発言40pt縛りよりは難しくないと思ってる。 あれ、ガチ村でやったからなー……(バカ
(-9) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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[>>51会釈にはにこにこと会釈をかえして]
あら、いつもの猫ちゃんはいないのね。
[あたりをきょろきょろ少しばかり残念そうに]
(53) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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/* 既に>>51の後の>>52が気に入らない件について 「だろう」が2つ連なるのマジ美しくない……。
いかに早く、いかに自然に、不自然でない文章を書けるか。 本当は文字数じゃなくて韻を踏むべきなんだけどね。 韻踏みを全発言で課すと流石に喋れなくなってしまうから。韻は踏めそうなときだけ踏むことにする。
そしてこんなアホ縛りやるの僕しかいないので僕はきっときりのさんに透けてる。意地でもいない騙りするけど。
(-10) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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了解。
[差し出されたクッキーと器>>50を受け取りながら、遠慮のない彼ら彼女らに嬉しそうな笑みをこぼす。 気兼ねすることのない空間は、外に出られない閉塞感の中ではそれなりに大切なものだと思うし、何よりその場を作るのに、役に立てているという事実が嬉しくて。 そして、こちらに気づいたらしいサイラス>>49にもちらりと視線を送って。 用意するカップの数を、頭の中で一つ増やした。勿論、サイラスの分だ。]
(54) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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アールグレイ。
[紅茶の種類を当然のように指定して。]
なんでもない。
[声なき声で問いかけてくる友人──そう、友人なのだろう、この中では──に応える。彼がどんな音を持つのか、青年は知らない。連れてこられた直後にそんな余裕はなかったし、自分がピアノを諦め、初めて灯台の中に目を向けた頃には、彼はもう今の彼だった。]
それよりこれ、またサイラスですか。 においが抜けるまでドアを開けないでと言っているでしょう。
[漂う独特の香りに、届くか知らねど文句を一つ。 ここからどうせ出られぬのだとすべてを諦め、享楽に溺れようとしたときもあったが。酒を飲み、女を買ってみても、彼のパイプに手を出す気にはなれなかったのは、実例を間近で見ていたからだろうか。それとも。]
……何がですか。
[ただでさえ恥ずかしいのに、笑われるのは面白くない。蓋を叩きつけた時のことだと思い、声は険を帯びた。]
(55) 2012/03/21(Wed) 20時半頃
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分かった。じゃあ、ラルフもアールグレイでいいね。
[>>55セシルの返事と、>>51ラルフの答え、>>50クラリッサの紅茶、という注文に、つまり大きなポットに紅茶を用意すれば事足りるのだ、という結論に落ち着いた。 サイラスの答えは聞いていないけれど、それは勝手に用意する分なのだし、まあいいか、と自己完結をして。 ドアと中央ホールの境目、猫の食べかすを拾ってから、自身の部屋に一度、戻る。 ドアは開けっぱなしのままにしてあるので、何かを言われれば恐らくは聞こえるだろう。 そして、紅茶を用意する際の食器のかちゃかちゃという音も、ホールまで聞こえるだろう。]
(56) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[ニイと笑い]
良きかな、良きかな。 新しき本は良き香りがする。 新しい標本も入ったか。 さてどのような新しき知識を増やしてくれるか。
[置かれた本は大量 置かれた標本も大量]
自由はないが、研究費の捻出の心配をせぬのは良きかな、良きかな。 うむ、今気づいたがもうすぐ満月か。
[水色と蒼色の目に映る月]
(57) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[ヘレナ・モルゲンシュテルンがこの灯台へやってきたのは、十九歳の時だった。
近隣の村で生まれ育ち、十六で父親が決めた相手と結婚した。夫は優しく、義両親も彼女を本当の娘のように可愛がってくれた。子供にこそ恵まれなかったものの、絵に描いたような幸せな暮らし。
結婚して三年経った頃。 そんな幸せな日々が、唐突に幕を降ろした。
ある朝突然、左目が熱を帯び、ヘレナは紅茶のポットを取り落として蹲った。驚いた夫が助け起こした時にはもう、その左目は青く青く。
それはまるで、深い海の群青。]
(58) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[ 猫がいないと残念がるクラリッサに窓の外を指さして示す ] [ もうすぐ満月だから出て行ってもらったと伝えたいのだが ] [ 情報量が少なすぎて彼女には伝わらなかったかもしれない ]
……、
[ セシルになんでもないと言われれば ] [ そう、と納得した風に頷いてみせた ] [ 表情は少しも納得していないのだが ]
(59) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[ ベネット>>56には頷いて返事とした ]
(60) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[笑いながら、虚ろな目はクラリッサの姿>>45を追う。]
お茶会 ……か。 何とまぁ、優雅なことだろうね。 素晴らしいことだ。 素晴らしい「暇つぶし」だ。
[くすくすと笑う声に皮肉の色は無く、ただ愉しげだ。 楽しそうにぼんやりと眺めていたのだが、 ベネットの眼差しが此方を向けば>>54、きょとんとした顔をして。]
おれ…… も?
[きょろりと見渡せど、自分の後ろに人の姿は無い。 ベネットに向け、不思議そうにこてりと首を傾げた。]
(61) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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/* 何気に超多角だった
(-11) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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/* あ、満員おめでとう
(-12) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[灯台守の証が現れた者は、灯台でその一生を終える。 それは違える事の許されない、世界の掟。]
(62) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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んー? 外にいるの?
[>>59とことこと窓へと向かうと、ぺたりと両手を窓についてのぞき込んだ]
・・・いないみたい。
[後ろを振り返ってすこーしばかりふくれっつらでラルフに告げると、再び下の場所へとゆっくりとあゆむ]
(63) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[ホールの様子に耳を傾けながら、手元は忙しなく動いてみんなの為のお茶を用意する。 持っている中で一番大きなポットと、みんなに合わせた色のティーカップを用意する間に、クッキーを白いお皿に盛りつけて。その脇にカットしたレモンを添える。 ミルクは、小振りのガラス瓶にたっぷり。角砂糖は小皿に積み上げた。 それらを全て、綺麗な四角いトレイの上に並べて、至極満足げな笑みを浮かべる。 まずはそれを、ホールに運んで。その真ん中にあるテーブルに、綺麗に並べた。そしてすぐ、もう一度自分の部屋へと戻り。今度はみんなのカップと、たっぷりの紅茶が入ったポットとを、運んだ。]
(64) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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また台車を頼むのを忘れておった。
[大量の本と標本を前に、ポンと手を打った]
また少しづつ部屋に持っていかなあかんのか。
[一人笑う]
(65) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[たのしげな笑い声>>61に、女もつられたようにくすくすと笑う]
そうね、素敵なひまつぶしね。 座ったらいかが?
[さっきベネットがしたように、手招いた]
(66) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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そうだよ。 おいで。
[首を傾げるさま>>61に、端的な返事と、笑顔とを向ける。 カップはサイラスの分も含めて、テーブルに並べてある。数えてみれば、ひとつ多いことが分かるだろう。 それがサイラスの分だと気づいてもらえるかは分からないが。]
(67) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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……どんなものだって、積み上げるのは血の滲むような努力が必要で、崩れるのは早いのさ。それだけ。
[納得できないと書いてあるラルフの顔にそう返す。 ホールの椅子に腰掛け、長い足を勢いよく組んだ。]
(68) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[ひとしきり用意を終えて、お茶の為のあれこれとクッキーが並ぶテーブルを見下し、満足したように笑った。 この達成感というか、何かの出来た感じが、もてなしにおける喜びであるような気がしている。 それから、ふと思い出したようにトレイを脇に抱えて。]
僕はちょっとやることがあるから。 お先に、どうぞ。
[ポットの下には大きな布を敷いてある。それがあるだけで、保温性が大きく変わってくる。勿論、ポット用のカバーも準備して傍らに置いてあるのだが。 そして、部屋に折り返し。 部屋にいる少女の分も、暖かいお茶を用意しておいてあげよう、と。再び、お茶の準備を始めた**]
(69) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 21時頃
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…… ん。 そうだった。 扉を開けてはいけない ね。 約束は今思い出したよ。
[向けられる文句>>55にくすくすと悪びれずに笑う。 何が、と問われれば、口元に笑み浮かべたまま首傾げて。]
だって、可笑しいだろう。 響いたのは美しい音なのに、終わり方はまるで癇癪を起こした子供。 それもこれも きみのしわざ 、だなんてね。
嗚呼……。 幸せで、好い日だ。
[頭を横向きに倒したまま目を閉じる。 如何に相手の声が厳しかろうと、恍惚に浸る男には届かない。]
(70) 2012/03/21(Wed) 21時頃
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[ 窓の外に猫がいないと頬を膨らませるクラリッサに ] [ きっともう行ってしまったと更に遠くを指さし示す ] [ 案外まだ近くにいるかもしれないが見えねば同じだ ]
――――…… ぁ
[ 紅茶の香りに両目を細める ] [ ありがとうと唇を動かして ] [ テーブルに歩み寄っていく ]
(71) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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嗚呼…… そうだね。 その通りだ。
[手招く仕草>>66に、笑いながらこくりと頷いた。 ふらりと歩き、勧められるがままにクラリッサの隣の席に着席する。 隣を見て、やはり幸せそうに微笑んで。]
やぁ『はじめまして』、綺麗なお嬢さん。 おれをお茶会に招くなんて、きみも物好きだね。
[実際初対面である訳が無いのだが。 記憶の混濁と、支離滅裂な言動。 それすら、長く共に暮らす者にとっては今更驚くことでもないだろう。]
(72) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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[ 途中セシルの言葉>>68に振り向いて、悲しそうな顔で頷いた ]
(73) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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[ わかるよ ] [ 短い返答 ] [ 唇の動き ]
――…… よ
[ 次は「たべよう」と唇を動かして ] [ ベネットが用意してくれたお茶を ] [ 彼の代わりにカップに注いでいく ]
(74) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 21時半頃
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[何処のカフェーで学んで来たのだろうと問いたくなるほど、ベネットの手際は良い。高窓から差し込む穏やかな光と暖かな紅茶の香り、クランベリーのクッキーや切り揃えられたレモンは見た目にも愛らしく。 この状況で苛立ちを保つのは、余程の偏屈か意地っ張りでないと難しいだろう。口元が僅かに綻ぶ。]
……ありがとう。
[温められたカップに遠慮なく紅茶をもらう。たっぷりとミルクを注ぎ、砂糖はいれない。誰かに注いでやるなんて気の利いたことはせずに飲み始める。]
サイラス、貴方に音楽がわかるとは意外ですね。 どんな音でも薬があれば構わないのかと思っていました。
[失礼な言い草だが、本心でもある。]
(75) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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はじめまして。
[物好きといわれれば>>72、サイラスの顔をのぞき込んで]
そう? ひまつぶしにつきあってくれるのでしょう?
[クッキーをひとつつまむと、サイラスの口の前に差し出して、にこり]
(76) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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[ 注ぎ終われば皆の前にカップを差し出し、自分も席につく ]
(77) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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/* ベネットまだ注いでないよね ポット置いただけだよね (三度見くらいした
(-13) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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/* この多角状態で過去話を書くのは無理すぎた あとでまとめよう
(-14) 2012/03/21(Wed) 21時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 21時半頃
学者 レオナルドがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(学者 レオナルドは村を出ました)
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[セシルの疑問>>75はごく当然のことだろう。 男はふ、と微笑んで。]
難しいことなど僕には分からないさ。 けれど、音楽は何処にでもあるだろう? スラムの路地裏にも、 牢獄の中にも。 絶望の淵で音楽は、時にケムリ以上の幸福を齎すものだ。
[やけに芝居がかった口調で語る。 ラルフに紅茶を注いで貰い、礼を一つ。 ティーカップを持つ手は酷く震え、危なっかしい。]
(78) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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― ホールへ ―
あら お茶かしら。 一杯頂いても?
[長閑な日。 この灯台の、日常。]
(79) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 22時頃
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[ホールから水平線を望める、大きく開けた窓が一つ。
扉から出た足でそのままその窓へと向かえば、その枠に腰掛けた。
中央で行われてる茶会には目を留める様子もなく、煙管から甘い煙を吐き出す。 濁った煙は潮風に混ざって、伸びっぱなしの髪を揺らした。
部屋を出る際、手に取ってきたのは赤い色硝子でできた酒の瓶。 皿の中の草が灰へと変われば、窓の外へと灰をそのまま捨て、酒瓶にそのまま唇をつける。]
……甘、
[適当に面白そうな酒をいくつか、と商人には頼んだのだが。
本当に適当だったらしく、口に合わなかった其れを睨みつけながら、色硝子を陽の光に透かした。]
(80) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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……ラルフも。
[わかる、と彼は言う。彼も何かを諦めたのだろう。 この世界の決まりは、夢へと真面目に手を伸ばした者にこそ残酷だ。]
(81) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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勿論、付き合うとも。
[差し出された手>>76に首を伸ばし、クッキーに歯を立てた。 さくりと音を立てて齧れば、甘みが口の中広がる。 そこでふと、覗き込む女性の顔を見て首を傾げた。]
おや。どうしてだろう。 おれはきみを知っている気がするよ。 きみの名前はクラリッサ…… そうだろう?
[得意げに彼女の名を呼んだ。]
(82) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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/* 翌日バイト通しで入ってるってのに村建てるもんじゃねーなと思いました。
こ、こんなに早く埋まるとは思ってなかったんだもん!しかたないじゃない!!(チキン
(-15) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 22時頃
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/* そして村建ての質問に答え忘れるとか本気アレですよねワーイ
(-16) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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/* ちゃうねん、鳩から村建てメモ貼ろうと思ってん。
村建てメモ、履歴残ってへんねん…… コピペしたらなんか、改行全部消えてん……
(-17) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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[ 此処に来る前のことは極力忘れようとしている ] [ ラルフ・レイトンと呼ばれた医者の卵は死んだ ] [ 此処にいる自分は神に選ばれた灯台守りの一人 ]
――――……
[ 医者としてどうしても救いたい人がいた ] [ 救えなかったから今こうして茶を飲んで ] [ 日々を無意味に消費しながら生きている ]
(83) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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[ 全てが無意味だとは思わないけれど ]
(84) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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まぁ、正解だわ。 どうして分かったの?
[めを見開いて驚いてみせる。 得意げな相手に、心底感服したように]
ねぇ、あなたのお名前は?
[こんなやりとりもいつものこと]
(85) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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[そうやって彼が、自分の名前を忘れていないことを確かめてでもいるかのように―――。
お茶会の席に加わるものがいたならば、にこにこと歓迎しただろう**]
(86) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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[少女の為のお茶を用意して、テーブルの上に用意した。 少女が目を覚ませば、きっと柔らかい湯気を上げたカップが、彼女を迎えるだろう。 それから、ふと、何かを思い出したように、今日届いた荷物をがさがさと探り…。]
…あ、あった。
[取り出したのは、年代物のワイン。 料理はするけれど、お酒を嗜むことのない自分には意味の無いもの。 それを好みそうな人物を、ふと思い出したのだった。]
(87) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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/* 言葉が重なってしまった。失敗。
(-18) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 22時頃
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[ サイラスとクラリッサのやり取りを眺める ] [ 似たようなやり取りはこれで何度目だろう ] [ 自分が彼女の立場であれば飽きる気がする ]
…………
[ だから二人の毎度のやりとりを感心した風に眺めるのだ ] [ もう十年も此処にいればこんな茶番も楽しくなるのかと ] [ 実際に「楽しいのか」と問うたことはないが楽しそうだ ]
(88) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 22時頃
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/* そしてメモも失敗してしまった。残念。
(-19) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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[* そんなことを考えながら紅茶を、もう一口 *]
(89) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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[クラリッサの問いかけ>>85にゆるりと首をかしげて。]
何故だろう……不思議なことだね。 きっと、あの御方が僕に囁いてくれたに違いない。 我等の血によって封印され、満月と共に訪れる、あの御方が―――。
[虚ろな目を虚空に向け、語るのは誰もが恐れる青の王の言い伝え。 世界の仕組みに触れるとき、男は一層雄弁になる。 そう……それすらも、いつものこと。]
おれの…… 名前? そんなもの、きみのすきに呼べばいいさ。
[サイラスという名すらも、今にも忘れてしまいそうだ。 何故ならそれは便宜上、誰かが付けた名前でしか無いからだ。]
(90) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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そう。 なら心して聞くといいですよ。 本当なら王都のサロンで、選ばれた人しか聞けないはずの演奏だ。
[忘れ得ぬ夢は思い出すたび自分を蝕む。うっかり口にしてしまい、紅茶が急に渋くなった。]
……マダムも混ざるならどうぞ。
[目で示すカップはベネットの分かもしれないが気にしない。 クッキーを一枚齧り、美味しいと言うように、皿を軽くラルフの方に押しやった。]
(91) 2012/03/21(Wed) 22時頃
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ピアノを弾きたかった。 王のためのピアノを弾きたかった。 国で、いや、世界で一番のピアニストとして、栄誉を手に入れたかった。
(-20) 2012/03/21(Wed) 22時半頃
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[彼の部屋に向かおうと、ドアを開けてホールへと出る。 その真ん中で行われていたお茶会の光景に口元を綻ばせながら、お目当ての彼の部屋のドアはどれだったか、と視線を辺りに彷徨わせる。 と、大きな窓の傍に、彼の姿を見つけた。>>80 ワインの瓶を手に、足はそちらへと向かっていく。 賑わうお茶会の輪の中の人たちに、彼の方へと向かう自分の姿は目に入るだろうか。 もし、お茶会の輪に誘われれば、もう少し待って、と返すだろう]
(92) 2012/03/21(Wed) 22時半頃
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寝る間を惜しんでピアノを弾いた。 知識も教養も、可能な限り身につけた。 何度も手を切り落としたくなるようなスランプにぶつかり、その度それを打ち破った。
自分は周りとは違うのだと信じていた。
確かに周りとは違っていた。
(-21) 2012/03/21(Wed) 22時半頃
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きみが奏でてくれるなら、幾らでも聴くよ。
[震える手でカップを持ち上げながら、セシル>>91に頷く。 彼の胸中はまさか、知りようが無いのだが。]
観客が不服なら、此処を王都にしてしまえばいいんだよ。 それぐらいの些細な望み、幾らでも叶えて貰えるさ。
[紅茶を啜りながら、冗談めかして笑った。**]
(93) 2012/03/21(Wed) 22時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 22時半頃
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抉り取れなかった左目が、自分をここに縛り付ける。
(-22) 2012/03/21(Wed) 22時半頃
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[赤い色硝子の瓶の表面には、細かな細工が施してあった。 何処かの国からの輸入品と言っていたか、見慣れぬ花と、それに絡む蔓の意匠。 この瓶自体がその国の工芸品なのだろうか、と、光反射する瓶に瞳細めて。
―――この、たった一本を手にするのにも、昔はどれだけ苦労しただろう。
中身を持て余しながら、瓶の表面に這う蔦の模様を、ぼんやりと瞳は追う。 そこから視線が外れたのは、足音が近づいてきた>>92から。]
……よぉ
[ある程度まで近付けば、漂う香と煙草の匂いに気付くだろう。 先程まで火のついていた、空の煙管は、窓枠のすぐ傍らに置いたまま。]
(94) 2012/03/21(Wed) 22時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/21(Wed) 22時半頃
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[この日常に、不満はない。 家族も時折、ここを尋ねてくれた。 夫はもう大分前に世を去ってしまったけれど。
ここに居る灯台守たちが、ヘレナの第二の家族。]
サイラス、今日もご機嫌ね。 …ああ、有難う、セシル。
[落ち着いた低い声で金糸の男、コベインに語りかけ、微笑みを向けた。 包帯の青年、クレメンティの勧めにゆっくりと椅子に掛ける。]
(95) 2012/03/21(Wed) 22時半頃
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[近付くにつれ、彼が酒瓶を眺めている図が目に入る。 それにつられるように瓶を見れば成程、細工は見事なものだ。 物を作ること全般に興味のある身には、その細工をもっと見たいという欲は働くけれど、あまり眺めていても失礼だろう。 視線を彼に戻し、挨拶に応えるように、笑った。]
…煙草臭い。
[文句のような言葉は、けれどささやかな笑いと共にある軽口でしかなく。彼の横に並ぶような位置まで移動して、酒瓶を彼の前に差し出す。ラベルを見れば、有名な銘柄の年代物のワインであると気付いてもらえるだろうか。]
(96) 2012/03/21(Wed) 22時半頃
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/* ICV:加藤登紀子…とか言ったら怒られるかしら。 ジーナのイメージね。
(-23) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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王都に、ね。
[簡単なことのように廃人は笑う。どこまでが本気やら、愛想笑いのようにひきつった笑みを返して。]
ごちそうさま。
[会話を打ち切るべく、乱暴にカップを置く。だがどうしよう。一人になりたいが、自室のピアノを見たくもなく。遠見台のウミネコの声を聞きたい気分でもない。]
……。
[結局は何も思いつかず、二杯目の紅茶をカップに注いだ。]
(97) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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[赤い酒瓶を窓枠に置いて、変わりに煙管を拾い上げる。 火の付いていないそれを、そのまま口に咥えた。
笑み交じりの文句の言葉に、愉快そうに肩を揺らして笑う。]
……知ってる。 あんま近付くと、匂い移るぜ?
[そんな言葉を返しながら、差し出される瓶を受け取る。 ラベルの文字は、読めない。 まともな教育を受けていない為、文字の読み書きはできなかった。 教えようとした灯台守りもいたけれど、そんな時間があれば女遊びに費やしていたものだから。
文字は読めない、けれどそのラベルの図柄には見覚えがあった。 外にいた頃、酒屋のショーウィンドウに貼り付いて眺めた記憶のある、名のある高級なワインのボトル。]
……くれんの?
[ラベルから視線を外せば、その顔を真っ直ぐ見詰めて問うた。]
(98) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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[煙草を口に咥える動作>>98を見ても、特に嫌がる様子も無く。それどころか、不意に顔を近づけて、]
どうせなら、唇に移してくれてもいいけどね?
[小さく、耳元でわざと息を吹きかけるように囁く。 彼が煙草をくわえていて、返事を返す事の出来ないうちに。 それなりに長い年数、灯台の中にいるのだ。情欲の楽しみも心得ている。もっとも、そんな態度はあからさまには出さないけれど。 …その耳元から唇を離してしまえば、そこにはもう普段と何も変わらない、穏やかな自分がいる。]
うん。 なんか、紛れてたんだよね。僕はお酒飲めないから。
[嘘。本当は頼んで入れておいたものだ。彼と遊ぶための餌に。彼がのってくれるかどうかは、分からないけれど。真っ直ぐ見詰める目線に映るのは、ただにこやかに笑む顔だけだろう。]
(99) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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/* ごめんべねったんもっと穏やかな子だと思ってたよ……
(-24) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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[ セシルが乱暴にカップを置くのを見て ] [ ちらりと少し窘めるような視線を送る ] [ 人差し指を唇に当て、行儀が悪いよと ]
――……
[ 深入りできるほど彼の過去を知るわけでもないし ] [ 余計なお節介であろうことも理解しているのだが ] [ 視界に入るとつい、いろいろと気にかけてしまう ]
(100) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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[ その理由は三年間、金の瞳の奥にずっと隠したまま ]
(101) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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/* あれ ベネット健全なおにいさんだと思ってたのn
思ったよりおとななお兄さんだた きゃー
(-25) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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/* ごめん 既にセシル好きすぎて気持ち悪い(中身が
やべえ うん このセシル好みだ あー うん かわいい(ごろごろ
(-26) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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/* でもラルフと中身としてはセシルが別の人にフラグ立てるなら(orそもそもフラグを立てないなら)黙って見守る所存だよ!うん!
なんてったって赤希望だ!!!!!!←
ばかだろ俺 ばかだ
(-27) 2012/03/21(Wed) 23時頃
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/* 誘うのってこういう感じでいいんですか?(まがお)
(-28) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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/* 大人になったら誘い受け。 大人になったら誘い受け。 はずか死ぬのでMADでも見て落ち着こう、そうしよう。
(-29) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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茶器に優しくしてあげると、お茶も美味しくなるものよ。
[音を立ててカップを置いたセシルに、そっと声を掛けた。咎めるではなく、その唇は微笑みを湛えたまま。
年若い灯台守には、よくあることだ。外を想い、閉ざされた未来を想い。想うあまりに、自棄になる者も少なくはなかった。悲しい事も、これまでには、あった。
違える事のかなわない掟。 いずれにせよ、ここで一生を終える運命ならば…少しでも心穏やかにあって欲しい。ヘレナは心から、そう願っていた。]
(102) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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[精巧な細工の施された煙管はただ、口の端に咥えたまま。 近付けられる唇に、笑んでいた唇は閉じられた。
囁かれる言葉>>99を受けて、その肩に手を伸ばす。 掌が肩を押しやったのが先か、それとも彼の方から離れたのが先か。 穏やかなその表情に、苦笑交じりに肩を竦めれば、その肩から手を離した。]
やめとけやめとけ、アンタから俺みてぇな匂いがしてたら、新入りのお嬢様に嫌われちまうだろ。
……あのお嬢様、アンタにゃ懐いてるみてぇだし?
[朝、一瞬だけ視線の合った少女>>8の事を思い出しながら、笑う。 指先伸ばし、煙管を唇から離せば、彼がそうしたように耳元に唇寄せて。]
後で、部屋まで届けに来て。 ……何か、つまめるもんとか持って来てくれると嬉しい。
[―――どうせ、満月の終わるまでの暇つぶしだ。]
(103) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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/* 煙管すら高級品。
(-30) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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/* って
セシルからクッキー
あっ すごい見落としてたごめんなさい……!!
(-31) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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はいはい。……ウィ、マダム。
[八つ当たりだ。わかっている。それでもわかったからといって苛立ちを制御出来るわけではない。 ラルフにはため口で、ヘレナには礼儀をもって、使い分けるだけ馴染んだ方だ。]
……。
[当て付けのように、今度は完璧なテーブルマナーで紅茶を口に運ぶ。こちらはピアノと違い、三年経っても使えるレベルに収まっているようだった。]
(104) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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[視線は離れる手から彼の肩、それから顔へ。 緩やかな、拒絶とも取れる言葉を聞いても、やり取りを楽しいと思う気持ちは変わらない。けれど、少し面白がって。拗ねた振りをしてみせた。]
僕は、そんなへまはしないよ。 あの子のことも大切だし、嫌われたくないしね。
[勿論、彼女だけが大切だというわけでも無い。幼いころから過ごしてきたこの場所は、最早家と言っても過言では無い。 であれば、そこに住む皆は家族のようなものだ。 たとえ住まう年月に差はあれども、その価値に差は無い。 耳元に寄せられた唇がくすぐったくて、拗ねたふりも何処へやら。楽しげに笑って。]
分かった。何か、用意していくよ。
[笑いながら、そっと空いた手を伸ばして。拒まれなければ、その手は彼の二の腕辺りをするりと撫でるだろう。 そして、手にした酒瓶を持ったまま、足はホールの真ん中へと向かって歩み始めた。]
(105) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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/* これが精一杯の色気ですが!!!!(どーん)
(-32) 2012/03/21(Wed) 23時半頃
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…あんまり揺らすと澱が舞うわ。 良かったら澱落としをしておきましょうか?
[ローネインとナトリーのやり取りを眺めながら、ナトリーにそっと近づく。
嫁いだ先は隣街の有力者だった。 ヘレナも育ちは悪くはないが、所詮は田舎の没落貴族。始めの一年は、彼らの暮らしに必要なものを使用人達に徹底的に叩き込まれたものだ。葡萄酒の扱いも、その時にバトラーに教わった。]
澱落としをして、時間をおけば香りも開くわ。さすれば語らいにも華が咲く、というものでしょう。
[彼らの睦言にも似た囁き合いには、気づいてか気づかずか。]
(106) 2012/03/22(Thu) 00時頃
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[ カップを空にしたが、もう一杯飲めそうだとお代わりを注ぐ ] [ セシルが寄せてくれた皿>>91からクッキーを取って口にした ] [ 勧める言葉はなくとも勧めてくれたのは解る、美味しかった ]
…………
[ 本気を出したらしいセシルのテーブルマナーに ] [ やればできるじゃないかと嬉しそうな顔を見せ ] [ 此方も普通に二杯目を飲み終えカップを置いた ]
(107) 2012/03/22(Thu) 00時頃
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[* 戻ってきたベネット>>105に「ごちそうさま」と礼を言って *]
(108) 2012/03/22(Thu) 00時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 00時頃
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[テーブルに赴こうと歩を進める最中、声は掛かった。>>106 年上の相手には、会話の内容が聞こえていたとしても特に気にすることは無いだろう。隠すほどの事でも無い、単なる遊びの話だから。 しかし、彼女の口から発せられた単語には聞き覚えが無くて。とりあえず、お酒が美味しくなるものらしい、ということだけは、言葉の端々から察した。けれど。]
うーん…時間がかかりそうだし、いいや。 それに、そんなに味に拘る人にも、見えないし。
[言葉と共に、ちらりと視線を向けるのは先ほどまで話していた彼の方。ヘレナをテーブルに戻るよう促しながら、自分もテーブルの傍まで戻る。と、>>108礼が聞こえて。「どういたしまして」と微笑んで返した。]
(109) 2012/03/22(Thu) 00時頃
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俺が何時もヘマしてるみてぇな事、言ってくれんなって
[けらけらと、愉快そうに笑いながら返す。 拗ねた様子>>105が、ただの振りだということくらい、分かっていた。 瞳は腕を撫でて離れた掌を、それからホールの中央へ歩む背中へ向けられて。
その背中をじっと見ながら、ふと、彼が、外の世界に憧れている素振りを幾度か見せていた事を思い出す。
―――外の世界になんて戻りたくなかった。
あんなこの世の最低ばかりをかき集めた様な世界になんて、戻りたくなかった。
屋根のある場所で眠れた事が何度あったか。 腹一杯まで食事のできた事が何度あったか。
外で過ごした地獄にも似た20年。 それを思えば、この灯台で暮らす日々のなんと恵まれた事だろう。]
(110) 2012/03/22(Thu) 00時頃
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[ヘレナがベネットに何か話しかけるの>>106を見れば、窓枠に寄り掛かる様に。 そうして、置かれたままだった赤い硝子瓶を手に取る。
再び瓶の口に唇を近付けて、中身を流し込めば眉を顰めた。]
……香りは悪くないんだがなぁ……
[度数の高い筈の液体なのに、舌に触れれば、ひどく甘く感じられた。 煙草の火は消えた、酒も美味くない。……ともすればする事もなく。
結局、中央のテーブルを囲む茶会の方へと足は向かった。 椅子が空いていれば、その中の一つを適当に引き寄せて、少しばかり離れた位置にだらしなく腰掛けるか。]
(111) 2012/03/22(Thu) 00時頃
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/* ごめん無口はとにかく無表情設定は撤回したほうがいい気がしてきた
だってセシルかわいいんだもん お兄さん微笑んだりしちゃうよ
一瞬「セシルと非人間対象ならいいんじゃね」とか思ったけど 多分そんな細かい使い分けは忘れる
(-33) 2012/03/22(Thu) 00時頃
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[酒瓶を、みんなの足が当たらない辺りの床に無造作に置いて。席に着く前に、まずはラルフの置いていったカップを片付けながら、>>104おとなしく紅茶を口にするセシルを見て、微笑む。 空いたカップを、後で持ち帰りやすいようにテーブルの端にまとめれば、こちらに来て椅子を持っていく彼>>111の姿を見かけた。さりげなく、彼に近い椅子に、自分は腰掛ける。 そして、まだ数枚残っているクッキーに手を伸ばした。 取ったのは、2枚。]
食べる?おいしいよ。
[その内一枚を、自分の口に。もう一枚を、ホレーショーに向けて、差し出した。]
(112) 2012/03/22(Thu) 00時半頃
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/* あれ、俺他の人とからみにきたんだけ ど な……?
中透け乙ですかそういうことですかチクショイ
(-34) 2012/03/22(Thu) 00時半頃
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[ナトリーの返答にはそれもそうね、とだけ答え。 紅茶のカップを手に、そのまま反対側の窓へと向かう。]
…良いお天気。
[出窓に腰掛けて空を見上げ、それからホールの様子を眺めて、目を細めた。]
(113) 2012/03/22(Thu) 00時半頃
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/* 上手くみんなと遊べているだろうかー、っていうのはいつも不安ではあります。誰もおいていくまい! と、2回目のRP村でいきがるなよ!という話ですががが。
(-35) 2012/03/22(Thu) 00時半頃
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/* しかし今のところは自分的には割と理想通りの動きが出来ているんではなかろうか…と。 表は良い人、裏は酸いも甘いも噛み分けた大人。そんなベネットさんを目指しています。あと速水もこみ○。
(-36) 2012/03/22(Thu) 00時半頃
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/* 野暮な事言うなよと思いつつも、酒の扱いになるとついガタッしてしまうアカウントがこちらにry
(-37) 2012/03/22(Thu) 00時半頃
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ポーチュラカは、泣き疲れて眠ってしまったようでした。
2012/03/22(Thu) 00時半頃
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……。
[やって来た酒飲みにちらりと目をやる。サイラスの纏う煙や、ベネットのたまに纏う焼き菓子のものとは別種の甘い匂いが香る。]
アールグレイにブランデーはお勧めしませんよ。
[育ちが違いすぎる男に、青年が抱く思いは複雑だ。二年ほど前だったか、彼のように酒と女に溺れれば楽になれるのかと相談を持ちかけたときのことは、結局良さを理解できなかったこともあり、気まずい記憶となっている。 だが、軽蔑したくなる一方、羨ましくもあるのだ。ここに無いものではなく、あるものを享受できるその生き様は。]
……ベネット。
[呆れ声で咎めたのは、お人よしも行きすぎると馬鹿らしいと思ったからで。まさか彼がホレーショーを誘っている最中だとは、想像の範囲外だった。]
(114) 2012/03/22(Thu) 00時半頃
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[結局テーブルにつかずに、窓側へと向かった彼女>>113を見遣る。 呟きは聞こえなかったけれど、彼女の周りにある空気は穏やかで、淀みが無いように見える。 それが彼女の思考から来るものだということは、推し量ることは出来なかったけれど。 ずっと淀むことなく穏やかでいられるという、その事自体を羨むような気持が、ちりりと胸の奥を焼いたような気がした。 そして、視線を彼女から剥がした。]
(115) 2012/03/22(Thu) 00時半頃
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[片方の指先に、赤色の酒瓶を引っ掛ける様に持ったまま。 片方の掌に、愛用の煙管を持ったまま。
煙管を咥えて片手を自由にすれば、特に何か告げるでもなく、差し出されたクッキー>>112を受け取った。 それを口にするわけでもなく、ただ指先で弄ぶのみに留めて。
口の端、煙管を咥えたままテーブルを囲む面子に視線をぐるり、巡らせる。 そのうちの一人から声がかかれば>>114、くっ、と喉の奥を一つ、鳴らして。]
……俺が、紅茶なんて飲むように見えてる?
[青年が複雑な思いを抱いている事を知ってか知らずか。 煙管を咥えた口元には、常通りとも呼べるにやにやとした笑みを浮かべたまま。]
(116) 2012/03/22(Thu) 01時頃
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[と、そこに>>114セシルの呆れ声を聞いた。 クッキーを受け取ったのを確認して>>116、今度は顔をセシルの方へを向けて、言葉の通り呆れと少しの蔑みを浮かべているだろう表情を見る。]
折角一緒に暮らしてるんだから、仲良くしたいじゃん。
[ね?と笑って見せる顔は、先ほどホレーショーに見せたものではない、いわば表向きの顔。否、実際はどちらが表でも裏でも無く、両方が自分というものなのだけれど。 お皿の上に残る幾枚かのクッキーを、今度は全て手に取って。]
はい。
[ホレーショーにしたのと同じように。今度はセシルにクッキーを差し出した。]
(117) 2012/03/22(Thu) 01時頃
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[快楽に浸れば楽になれるかどうか、というセシルのかつての問いに、何と返したか。 確か、その時に付き合っていた商売女を貸して、こいつと一晩一緒に過ごしてみろよ、と投げやりに返事した記憶がある。
彼がその女とどう過ごしたか、詳しい事は知らない。 けれど、翌日のセシルの反応からして、あまりよろしくはなかったらしい事だけは理解している。……何がどうよろしくなかったか、までは把握していないが。
そもそも、“楽になれる”という問い自体が理解できていないのだ。 自分は、外の世界に何か未練があるわけではないのだから。
きっと、“外”で見てきた世界が違いすぎるから。 だから、“内”での今に、差異が出来てしまう。
別にその差を理解する心算も、してもらう心算もないのだけれど。]
(118) 2012/03/22(Thu) 01時頃
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ホレーショーは、笑みを浮かべたまま、他の面子の顔を見回す。**
2012/03/22(Thu) 01時半頃
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[セシルはクッキーを受け取ったかどうか。 受け取っていれば微笑むし、断られていれば、きっとしょげて見せる。 そして手の中、残ったクッキーを壊さないようにそっと握って席を立ち。もう片方の手は、床に置いていた酒瓶を拾い上げた。]
…さてと、僕はお姫様を迎えにいかなくちゃ。
[お姫様が誰か、みんなに分かるかどうかは分からないけれど。テーブルに背を向けて、自室へと引き取る。 そこにはやはり、眠ったままのポーチュラカがいて。 まずは、手にしていたクッキーを小皿に移し、テーブルに置く。]
(119) 2012/03/22(Thu) 01時半頃
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[それから、椅子に座ったままの姿勢で眠るポーチュラカを、そっと自分のベットに運んで、横に寝かせてあげる。 手を身体の上に組んであげて、その手の中に柔らかな香りのハーブを忍ばせてあげるのも忘れずに。]
[それから、ワインに似合うおつまみは何かあるだろうか、と食材の保管庫を探る。そこには様々な食材がぎっしりと入っている。満月の間、誰も来られない状況にも、耐えうるように。 …結局、選んだのはチーズだった。円形のそれを、綺麗に等分に切って、皿に並べて準備を整えた。**]
(120) 2012/03/22(Thu) 01時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 02時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 03時頃
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[群青の海と、紺碧の空と、漆喰の壁の狭間で、ヘレナは静かに微笑んでいた。瑠璃色のストールが、心地良い風に揺れる。
煙草が吸いたい。 ふと、そう思いはしたのだが、紅茶に煙草などという無粋な事をするものでもないだろう、と、思い直し。
煙草を嗜むようになったのはいつからだったか。 確か七年前。夫が死んだ頃だった。 初めは灯台守の誰かからもらったのだったか。今は外から葉を取り寄せて、自分で調合もする。
夜にでもまた、ここで酒でも呑みながら楽しもう。そう考えて。きっと、良い月が見えるはずだ。**]
(121) 2012/03/22(Thu) 03時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 03時半頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 03時半頃
パピヨンは、ホレーショーの煙管を羨ましげに眺めて、また目を細めた。
2012/03/22(Thu) 04時頃
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/* これはあれですね、世界滅亡の時と同じ。この空気をどこまで保てるか、がテーマですね。
(-38) 2012/03/22(Thu) 04時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 04時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 08時半頃
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[口元に運んだ紅茶はただ、温かい。 その芳しい香も渋みの有無も、男には最早、分からない。]
……ふふ。
[不機嫌を向けられようと>>97、男は楽しそうに笑うのみ。 そこに着席した女に向け、ふっと微笑みを返して。]
やぁ、ヘレナ。 ご機嫌かい? 僕からしてみればきみたちの方が辛気臭いさ。 もっと愉しいことだけを考えれば良いのにね?
[虚ろな眼差し向け、ははは、と機嫌良く笑う。]
(122) 2012/03/22(Thu) 09時頃
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[そうして暫くの間は機嫌よく紅茶を嗜んでいる、のだが。 姿を見せたホレーショ―に向けきょとりと首を傾げる。 身を乗り出し、咥えた煙管に向け指を伸ばして。]
ホレーショー、 ……いけないよ? 此処で吸ってはいけないのだよ。
[その手は煙管に届くだろうか。]
怒られてしまう 、 よ。
[ね? と小首を傾げ、にこりと微笑む。 教師が子供に忠告するように。**]
(123) 2012/03/22(Thu) 09時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 09時頃
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― 少し前 ―
ええ、サイラス。そうね…そうかも知れないわね。 でも貴方がご機嫌だと、私も嬉しいわ。
ねえ、クラリッサ。
[側に佇むシャルロワに同意を求め。
薬物に溺れた男。 憐れむでもなく、蔑むでもなく。ただ、哀しい事だと思う。一体何が、この男にここまでさせたのだろう。
しかし――禁断症状に苦しみながら牢獄に入れられるよりは、ここの暮らしは彼にとって幾らか幸せなのかも知れない。
たとえそれが、死を手繰り寄せるのと同義であったとしても。]
――あら。 名前を覚えていてくれたのね、有難う。
[こんな小さな事ですら喜ばしく思えてしまう、哀しみ。]
(124) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
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|
― 現在 ―
[ナトリーがチーズを切るのを見て、そういえば部屋に乾果があったな、と思い出す。 出窓から立ち上がり、カップを卓上に乗せて。]
ドライフルーツがあるの。 持って来るわ。
[そう言い残して、ヘレナは部屋へと戻っていく。]
(125) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
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寡婦 パピヨンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(寡婦 パピヨンは村を出ました)
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― 自室 ―
[戸棚から乾果を入れた、小さな保存瓶を取り出した。 葡萄、無花果、杏、李、苔桃といった、色とりどりの果実。その中に木製の匙を差し挟み、取り分け用の小皿を数枚。それらを銀盆に乗せ、広間へ戻ろうとして。
ふと、書き物机に目を遣った。 机の上には、切手のない手紙が、一通。 それは二度と届く事のない手紙。 小さく溜息をついて、空の右手で封筒を手に取り、側の木箱にはらりと落とす。
木箱は同じような行き場のない手紙で溢れていた。]
(126) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
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/* 考えたら、狼引かねばただ死を享受するだけになってしまいます、この人。性格上処刑などできようはずもなく。つまり要らない子。
と言うわけで、人狼希望に変更、通らなかったら…頑張るという事で。
(-39) 2012/03/22(Thu) 09時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 10時頃
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/* 処刑執行役はホレーショーやベネット、セシル辺りに期待をしつつ。
狼引けなかったら頑張ります。
(-40) 2012/03/22(Thu) 10時頃
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/* 忘れぬうちにメモを。
若い頃同じ灯台守(既に故人)や外部からの客に慰み者にされたため、幼い灯台守ポーチュラカのその後を憂い、このような世界はなくなってしまえばいい、と。
とりあえずプロローグのうちにポーチュラカに接触したい。
(-41) 2012/03/22(Thu) 10時頃
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[彼女の名前を今日は憶えている。 果たして昨日はどうだったか。 そして明日はどうなるのだろう。 分からない。此処は時が止まったかのよう。]
憶えているよ、やさしい貴女の名前。 こんにちは、はじめまして。 本日もお日柄は良く。
[ヘレナ>>124に向け、幸福そうに笑む。 灯台守となった男が阿片を所望した時、周囲は苦い顔をした。 その身を以て封印を護る灯台守が、身を滅ぼす薬を望む等、と。 しかし薬を求め半狂乱に陥り、灯台守の一人に暴行を加えた事から、 男の望みは簡単に叶えられることになる。 以来、男はおおむね幸福だ。]
そうかな。 そうなのかなぁ。 ならばヘレナ、貴女は優しいひとだ。 ね。 …… クラリッサ。
[ヘレナに続くように、クラリッサに向け首を傾げた。]
(127) 2012/03/22(Thu) 10時半頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
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/* ……!?
図がすげぇ
(-42) 2012/03/22(Thu) 11時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
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- 自室 -
[等分に切りそろえたチーズは二皿。 ひとつは、みんなのいるホールへと運ぶためのもの。 もう一つは、秘めた約束の為のもの。 満月の間、さまざまな料理を作ってホールへと運びみんなに振舞うのは、閉じられた空間となる灯台の中にあって、唯一の気晴らしのようなものだった。 気を抜けば滅入りそうになる状況の中で、人の笑顔を見ること、その笑顔を自分が作るのだということは、気持ちを明るい方へと運ぶ、最良の手段だった。
……けれど、それだけでは満たされないものも、ある。]
人って難しいもの、だよねぇ。
[薬を食んで壊れる者。危ういところで矜持を保っているように見える者。言葉を失った者。この状況を意にも介さぬ者。…笑って顔を使い分ける者。 誰がおかしくて、誰がまともなのだか。]
(128) 2012/03/22(Thu) 11時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
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- ホール -
[切りそろえたチーズ一皿と、新しく入れた紅茶のポットをひとつと、カップも一つ。トレイに入れてホールのテーブルへと運ぶ。 冷めてしまっているであろうポットと、ラルフのカップを入れ替えるようにトレイに乗せて。>>125ヘレンが席を立つ際に、お菓子を用意し忘れたことに気づくけれど、任せてしまうことにした。 >>127 ご機嫌そうに話すサイラスを見て口元を緩めるのは、彼にも興味があるから、だ。 人目には、ただのお人好しの愛想でしか無いのだろうけれど。]
やあサイラス。 僕の名前は、知っている?
[新しいポットもまた、温かみを長く保てるように整えながら。空の新しいカップは、埃が入らないようにソーサーの上に伏せて置いた。誰でも使えるように。 そんな手元の作業をしながら、戯れに彼に言葉を投げた。]
(129) 2012/03/22(Thu) 11時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
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― ホール ―
[机の上にあったボンボンの小瓶も盆に乗せ、部屋から再び広間へと戻る。 テーブルの上に乾果の瓶と小皿、ボンボンを並べ]
…私たちの姫はまだ、いらっしゃってないのね。
[そう言って、部屋のある方を見遣り。
幼いポーチュラカ。ここへ来た時はまだ小娘だった自分も、もうあれくらいの子供がいてもおかしくない年齢だ。夫も他界した今、子供に恵まれなかった事が心から悔やまれる。義両親に忘れ形見を残してやれなかった。モルゲンシュテルンの家は、これで絶えてしまうのだ。]
(130) 2012/03/22(Thu) 11時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 11時頃
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/* ブリー・ド・モーに乾燥イチジク。最高。
(-43) 2012/03/22(Thu) 11時半頃
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[>>130 並ぶ小皿と、その中にあるドライフルーツ、チョコ。 それを見れば、嬉しそうに顔は綻ぶ。 料理をする人間は、当然ながら食べることも好むもので。 トレイに冷めたポットと使い終わったカップを並べて、それを邪魔にならないよう、床に置く。 そして、不作法とは知りながら着席もせず、杏のドライフルーツを指で摘み、口に放り入れた]
ええ、よく眠っています。
[そう返し、見遣るのは彼女の眠る自室の方。 最近訪れた彼女は、自分にとっては一輪の瑞々しい花のようで。姫、と言われてそれが指し示す人物を即座に思い浮かべたのは、恐らくご夫人も自分も、同じように彼女を愛でているからなのだろう。]
(131) 2012/03/22(Thu) 11時半頃
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/* しまった… そうか通常ボンボンとだけ言うとチョコレートなのか。ウイスキーボンボンからの連想ね。
フランス語のbonbonのイメージあったから、キャンディ的なものを想定していたりしたけど別にチョコでも構わなかった。
しかも今調べたらbonbonは思ったよりも幅が広かった。キャンディ様の菓子の総称なのね。
(-44) 2012/03/22(Thu) 11時半頃
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/* 言葉って難しい…
このチーズにしても白カビなのか、ウォッシュなのか、セミハードなのか、はたまたプロセスなのか。ここの解釈の違いが表現上の大きな違いになりうる。
ちなみにナチュラルに白カビを想定したのでドライフルーツを出したというあれ。もしかしたらマイノリティかも知れない。
あ、あと澱落としって造語です。あんまりカタカナ使いたくない方なので。デキャンタージュをそう訳して良いかどうかはとても謎。
(-45) 2012/03/22(Thu) 11時半頃
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/* まあ、あれは断られるのが前提の提案なので、敢えて解り難く(ぐぐっても多分でてこない)した部分はある。
(-46) 2012/03/22(Thu) 11時半頃
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/* 凶器の方面にもこれくらいの細かな想定を持って回したいものよ…(ナイフも銃も詳しくない
(-47) 2012/03/22(Thu) 12時頃
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[問いかけられて>>129、色の違う両眼をゆっくりと瞬かせる。]
知っている? だなんて。 知っているよ、たしかに。
きみの名は…… そう、オットーだ。
[くすりと笑って、此処に居ない誰かの名を挙げる。 そうして、記憶を探るように自問自答する。 目の前の彼とは五年の間、幾度と無く会話をしたはずだ。 此処に来て、幾度か戯れに肌を重ねた相手ははて……彼だったか? それすらも、夢のように曖昧で。]
美味しそうだね。 おれにも、 くれるの ……かい?
[直前の思考を忘れたかのように、虚ろな視線を動かした。 ヘレナとベネットの手によって運ばれてきた、色とりどりの菓子。 すぐに手を伸ばさない程度の行儀は、ある。]
(132) 2012/03/22(Thu) 12時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 12時頃
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/* オットーwwwwwwww ですよねwwwwwwwwwwwww
(-48) 2012/03/22(Thu) 12時頃
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/* 皆さん薔薇陣営ですのね。 …ユリシーズ使えばよかったか。
しかし私のユリシーズは いまザックといちゃついていやがる…!
(-49) 2012/03/22(Thu) 12時頃
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/* ここまでのベネットさん。 3歳からここにいるせいで、所謂一般的な常識や礼儀は案外欠落している。 落ち着きの割に行儀が悪かったりするのもそのせい。 年上にはつい甘えてみたくなる性分らしい。 貞操観念的なものも恐らく薄いので、肉体関係あれこれも娯楽の一環としてドライに捉えている。 穢れていないもの、例えば幼い子や芸術品は庇護の対象として大事にはするけど、それが汚れたらどんな顔するんだろう的な興味はある。 つまり頭のおかしいビッチさん。
まともに見えるひとの方がおかしいとかよくあること!
(-50) 2012/03/22(Thu) 12時半頃
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ああ もうすぐ満月か …
[自室で男は、一人呟いた。何も見ないように、見られないように。青いはずの片目を覆い。]
(133) 2012/03/22(Thu) 12時半頃
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/* 勢いではいっちゃtt
サイラスにオットーかよ!とつっこむためだけに入りました。
うおおおサイモンえらんじゃったよ!
(-51) 2012/03/22(Thu) 12時半頃
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[セシルへ向けた、茶化すような問いかけの答えを待つ隙に、口元に伸びてきた指>>123。 あ、と、小さく声零せば、その指にもう煙管は奪われていただろう。 薬物依存の灯台守り。 この恵まれた環境にいて、自ら死に急ぐという彼の思考が、未だに理解できずにいた。
灯台に来てから咥える様になった煙管が彼の何かを刺激したのか。 一度、半狂乱になった彼につけられた傷は未だに跡として手の甲や身体に残っている。]
……燐寸も草も部屋に置いてきたって。 火、入ってないのわかるだろ?
[返せ、と言わんばかりに、掌を向ける。 その手の甲には、爪で引っ掻かれた様な傷跡が残っているだろうか。**]
(134) 2012/03/22(Thu) 12時半頃
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/* って今みたらついったできりのちゃん宣伝してる!
うわあなんかごめんね!つばきさん!
昨日から虎視眈々と狙ってたら本参加してたガチ村がえぴった、から… orz
(-52) 2012/03/22(Thu) 12時半頃
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/* 拾っとこうとおもった(まがお
しかし誰にも拾われてないよな?大丈夫だよな?
(-53) 2012/03/22(Thu) 12時半頃
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………… もうすぐ
[繰り返した言葉は誰にも聞かれずに、男は部屋を出た。ホールを見やり、しかし其方へ足を向けることはせず。階段に足をかけ、上へと。空へと向かう。
その手には一冊の本が抱えられ、図書室に入った男は、瞳を覆った手をだらりと下げた。]
(135) 2012/03/22(Thu) 12時半頃
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[>>132 オットーという名前には聞き覚えがある。確か、いつも焼きたてのパンを運んでくれる感じの良い青年だ。 未だ寝屋に招いたことのない男に対して思い返すことといえば、そのくらい。 …それよりも、意識は鼻腔をくすぐる阿片のにおいに攫われる。 それは、幾度かの彼との情事を起草させるもので。 少しだけ、普段より目を細めて、笑んだ。]
ひどいなぁ、僕のことを誰かと間違えるなんて。
[含みを持たせた言い方だけれど、それが彼に伝わることは期待していない。]
折角、ヘレナさんが用意してくれたんだ。 貰ったら?
[言いながら、人差し指と親指は無花果のドライフルーツを取る。 それを、サイラスの唇の前まで運んだ。 そのまま直接、指から食べろとでもいうように。]
(136) 2012/03/22(Thu) 12時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 13時頃
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[煙管を扱うときだけ、震える指先は器用に動く。 軽やかに奪いとった煙管を薄い唇に咥え、頬杖衝いて目を伏せた。 しかし。幾ら吸えども煙の味は流れて来ない。]
おや……? 本当だ。
[先端の火皿を覗き込み、こてりと首を傾げる。 返せ、と急かされれば>>134、男は楽しそうにくすくすと笑いながら。]
ふふ、 面白いな。 きみは火のない煙管を持ち歩くのかい、ホレーショー。
[此方に向け差し出された掌の上、煙管を載せて持ち主へと返す。 他の灯台守を忘れようとも、彼の名だけは忘れない。 自らがつけた傷を見れば、否が応にも思い出す。]
(137) 2012/03/22(Thu) 13時頃
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/* びっくりするほど右右しいのばっかだな……
(-54) 2012/03/22(Thu) 13時頃
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[ 相変わらずの声なき声もベネットに通じたらしい ] [ カップを置いて場にいる人達に会釈し自室へ戻る ] [ 雑然とした部屋の中央で毛布を掴んで寝転がった ]
――――
[ 酒も女も薬物も、黒髪の灯台守りの性には合わなかった ] [ 夜の誘いもあったかもしれないが受け入れたことはなく ] [ 選んだのは心を殺し、声を消し、猫のように眠る生き方 ]
(138) 2012/03/22(Thu) 13時頃
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[ いっそ本当に猫になれたなら、人であることをやめてしまえたら ]
(139) 2012/03/22(Thu) 13時頃
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[ 意味のない夢想 ] [ 断ち切れぬ過去 ] [ 唇に乗せてみた ]
―― …… ぅ
[ 漏れるのはひゅうと不自然な呼吸音 ] [ 「 えないのなら、 に のう」 ] [ 声にならない言葉だけが宙に浮いて ]
(140) 2012/03/22(Thu) 13時頃
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|
[ そしてまた部屋は死んだような沈黙に包まれる ]
(141) 2012/03/22(Thu) 13時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 13時半頃
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― 図書室 ―
[男の2倍はありそうな、背の高い本棚をみあげる。めずらしく背筋は伸び、題名は読み取れない高さにある背表紙をぼんやりと眺めていた。]
光は…
[自室から持ってきた本を棚に戻す。]
光は 水のよう
[男は短編集を好んだ。一日一編読めば、一日が過ぎたことがわかるから。]
(142) 2012/03/22(Thu) 13時半頃
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/* 今日の花粉まじやべえ
ラルフにあいにいこうかな。
(-55) 2012/03/22(Thu) 14時頃
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[新たに選んだのは、未だ見ぬ、世界の優しさを描いたもの。
男が灯台守りとして目覚めたのは、幼いといっていい年のことだった。恋も知らず、悲しみも知らず。ただ、両親からの愛に包まれていた、平凡な少年だった。]
…これ も
[一番下の段からもう一冊取り、図書室を後にする。]
(143) 2012/03/22(Thu) 14時頃
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|
[彼から返って来たのは拗ねたような響きを持つ返答>>136。 はて、オットーはこんな顔をしただろうか。 記憶の『オットー』との差異に、男はきょとんとあどけない顔をして。]
嗚呼…… おれはまた、間違えた? ふふ、 すまないね。 此処が少し、壊れてるようだ。
[こめかみを指先でトントン、と叩き、軽く笑う。]
……ん、 そうだね。 いただきます。
[そうして差し出された指は、何の疑問もなく受け入れた。 口を開き少し首を伸ばして、爪ごと軽く食む。]
(144) 2012/03/22(Thu) 14時頃
|
|
[階段を下りホールへと顔を出した。抱えた2冊の本、そのうちの1冊は、誰かに渡そうと。 ゆるり見渡して、首を振る。]
あ の
[居場所を聞かずとも、大抵の場合ここにいない灯台守りは自室にいるものだ。]
なんでも ない
(145) 2012/03/22(Thu) 14時半頃
|
|
…あら? ここは…
[最初は、自分のおうちじゃないと思いました。 それはそうです、灯台に住むことになったんですから。
けど、おうちが違うだけじゃなく、自分のベッドでもなかったのでした。 慌てて飛び起きて、周りをキョロキョロします。]
まぁ、わたしったら…
[ベネットさんの部屋で眠ってしまったことに気づいて、顔がまっかになってしまって、 思わず手元のハーブをぎゅぅっと握っていました。 なんだかとっても良い匂い。]
(146) 2012/03/22(Thu) 14時半頃
|
|
[ハーブのサッシェを握ったまま、ドアの隙間からそーっとホールの方を伺いました。 なんだかちょっと恥ずかしくて、まともに顔が合わせられません。
こっそりこっそり、お部屋へもどろうかな…って。]
(147) 2012/03/22(Thu) 15時頃
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|
― ホール ―
あら、サイモン。 どうかして?
[階段を降りて来たエイベルに声を掛け。 彼が行ってしまうのなら、それ以上は追わず。
ふと視線を低く戻せば、そろりそろりと開く扉が見えて。 覗いたのは、愛らしい瞳。ヘレナは微笑んで、いらっしゃいな、と唇だけを動かして、小さく手招きをした。果たして、姫君は気づくだろうか。]
(148) 2012/03/22(Thu) 15時頃
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|
[俯いてこそこそっと、鼠のように隅っこを歩けば…]
…きゃっ!?
[本を抱えた青年の背中に、ぶつかってしまいました。]
(149) 2012/03/22(Thu) 15時頃
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|
ご、ごめんなさい、ごめんなさいっ! びっくり、しちゃった?
[おろおろとサイモンさんに謝って、 恥ずかしそうにあたりを見回します。 みんなの目がこの騒ぎに向いているなら、 ますます怯えた子鼠のようにキュッと身を竦めてしまうのです。]
(150) 2012/03/22(Thu) 15時頃
|
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 15時頃
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/* oh 1階なのか(灯台の展望台とかありそうな高さだと思ってた) ちと認知修正。まあ階段は昇ったとも降りたとも書いてないはずだし大丈夫きっと。 キリングに階段は使わないほうが無難かな。
(-56) 2012/03/22(Thu) 15時半頃
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…あ、おばさま?
[手招きされて、おどおどとそちらへ行くのでした。]
(151) 2012/03/22(Thu) 15時半頃
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/* 削除は残らない。サイモン覚えた。
(-57) 2012/03/22(Thu) 15時半頃
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あ いや 本を
[パピヨンの言葉に視線を抱えた本に落とした。背中に感じた軽い衝撃に、ゆるりと振り向いて]
ポーチュラカ
[花のような、幼い娘。微かな憧憬は外へのそれと似ていた]
大丈夫 慌てないで
[頭を撫でようと手を伸ばしかけ、その手は本を抱えなおした]
(152) 2012/03/22(Thu) 15時半頃
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|
[もっと幼い頃に来ていれば、この灯台が世界の全てと信じて疑わずに要られたでしょう。 もっと大人になっていれば、この灯台で暮らすことの意味の重大さを理解することができたでしょう。
けれど、この灯台の外のことを少女は知っていましたし、 平凡でも自由な暮らしのことを見てきましたし、自分もそう生きるのだと信じきっていたのです。 年頃になれば恋をして、白いドレスで結婚式を上げて、 かわいい子供と暮らせるような… そんなささやかな夢は、もう叶うことはないのでした。
部屋に届けられた何着ものドレス。 それに袖を通すこともなく、封を開けることもありません。 人並みの幸せなんて、夢見るだけでも悲しいのですから。]
(153) 2012/03/22(Thu) 15時半頃
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ごめん、なさい。
[もう一度サイモンさんに謝りました。
そう、少女はその名前のように、ささやかで可憐な花のようなものでした。 けれど、野原から摘まれて花瓶に活けられた花の末路は、 きっと大人ならば誰でも、よーくわかっているでしょう。]
(154) 2012/03/22(Thu) 15時半頃
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/* あ、中身(?)隠しのために文章かえてたのについwwwwwwもうだめだwwww
(-58) 2012/03/22(Thu) 16時頃
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[返された煙管>>137をそのまま口に咥えると、乗り出していた身を背凭れに預けた。 部屋から出た時、火はちゃんとついていたのだが。]
口が寂しいんだよ。
[反論するのも面倒で、そういうことにしておいた。 自分の名は忘れないようだが、どうせ細かい趣向などは記憶していないだろう、との認識で。]
……良い葉が入ったよ。吸いに来る?
[聞こえるよう、やや大きな声で発された問いかけは、目の前の阿片常習者か、それとも煙草を嗜む寡婦へか。 視線はどちらにも向けず、両の眸は瞼の下に。
伏せられた視界、うろたえた様な少女の声>>150が耳に届く。]
(155) 2012/03/22(Thu) 16時頃
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いや謝らないでくれ
[溜息を落とす。少女の健康そうなその顔は、嗚呼とても
本人に対してはプラスの感情しか湧いてこない。マイナスのそれが向けられるのは、己のみ。
流された視線はホールの中央に向かい、微かに開かれた口は何も発することなく、扉の並ぶ方へと足を進めた。]
(156) 2012/03/22(Thu) 16時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 16時頃
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[>>144爪ごと無花果を食んだ姿を、何処か満足げに見た。 料理やら手作業やらを重ねている爪は弱っており、少し歯が引っかかるだけで先端が容易に剥がれる。 口内に無花果と共に入るであろうその小さな欠片を彼が気づくか否かは、気にしない。 指先から無花果が失せれば、自分の指先をぺろりと舐めた。
と、そこに、>>149>>152を視界に収めて]
ポーチュラカ、サイモン…おはよう。
[おはよう、というのは、少女が先ほどまで眠っていたことを知っているから。 二人の様子に、サイラスに対する餌付けのような行動は恐らく見られていないようだ、と結論付けて。 穏やかな笑みを浮かべる。]
(157) 2012/03/22(Thu) 16時頃
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あ、ベネットさん…
さっきは、ごめんなさい。 [泣き腫らした目元はまだほんのり赤くて。 ラベンダーのサッシェをぎゅっと抱きしめて頭を下げました。]
(158) 2012/03/22(Thu) 16時頃
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/* 地図用意されるとかおもってなかtt すげーーーすげーーーー
(-59) 2012/03/22(Thu) 16時頃
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[おはよう、とは?少しだけ首を傾げたが疑問を口にすることはなかった。そのまま個室のひとつに近づき扉を叩こうとと右手を振りかぶり、]
………
[息を吸い込んだ。思い切ってひとつ、ふたつノックする。]
あの ラルフ いるか?
[言葉を発さなくなった彼に、少しばかり興味があった。ほんの、少しばかりだけれど。]
(159) 2012/03/22(Thu) 16時半頃
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/* >>140「救えないのなら、一緒に死のう」?
(-60) 2012/03/22(Thu) 16時半頃
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[ ノックの音 ] [ 目を開ける ] [ 毛布を離す ]
――――、 ?
[ 灯台守りは鍵の掛かっていない扉を開ける ] [ サイモンの姿に小さく首を傾げてみせると ] [ 半歩身体を引き、扉を更に開いて手招いた ]
(160) 2012/03/22(Thu) 16時半頃
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[ 「はいる?」と、唇が動いた ]
(161) 2012/03/22(Thu) 16時半頃
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/* こういう登場、待機していたようであれなのだけど実際サイモン来ると思って半分くらい待機してたから仕方ないよね← いや、PLは仕事してますけど 仕事をね ええ
RP村でサイモンと絡める機会は貴重だから!正座しちゃうよ!俺!(うれしい
(-61) 2012/03/22(Thu) 16時半頃
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/* おふろあらってき………らるふかわいい!!(きゅん
(-62) 2012/03/22(Thu) 16時半頃
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え えと
うん
[子供のようにこくり頷いて一歩踏み出した。本を胸の前に抱えなおして落ち着かない様子で部屋を見渡す。]
本読まないかな って
[勢いのまま2冊とも差し出した。悲しいすれ違いの優しさを描いたものと、叶わなかった恋物語。]
(162) 2012/03/22(Thu) 17時頃
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/* Q.サイモンさんいくつ?
A.みそじこえてるよ!
ええええええ
(-63) 2012/03/22(Thu) 17時頃
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/* だめだねむいちょうねむい 次返してもらえたら、それかえして かみんするです
ねむい
(-64) 2012/03/22(Thu) 17時頃
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/* こんだけ薔薇陣営いたら動機弱いな…どうしましょう。
(-65) 2012/03/22(Thu) 17時頃
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[ 雑多にがらくたが放置され、部屋の隅には埃が積もる部屋 ] [ ベッドも使われた様子がなく、中央の床に毛布があるだけ ] [ そんな部屋はサイモンの目にどのように映っただろうか? ]
、 ――?
[ 「ほん?」と唇が動く、貸し借りの約束をした覚えはない ] [ だけど断る理由もないので差し出された二冊を受け取った ] [ ぺこりと頭を下げ、金と青の目でサイモンをじっと見つめ ]
(163) 2012/03/22(Thu) 17時頃
|
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――ぃ 、……と
(-66) 2012/03/22(Thu) 17時頃
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[* 喉奥から絞り出したような小さな小さな声で礼を告げた *]
(164) 2012/03/22(Thu) 17時頃
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/* か か かわいい
うわあああああ
(-67) 2012/03/22(Thu) 17時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 17時頃
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あ えっと えっと
――こちらこそ
[首を振って目を離せないまま言葉を返す。小さな、本当に小さな声はちゃんと届いていて、男は微かな笑みを浮かべ、後ずさりした。本当は一冊は自分の為にとってきたはずなのに、それに気づいたのは部屋を出てからだった]
あ… まあいい かな
[部屋、といえるものではなかった。けれどそれがおかしいとは思わない。男自身の部屋だって、ある意味ではとても生活臭が薄いのだから――**]
(165) 2012/03/22(Thu) 17時頃
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サイモンは、6番目の自室へ戻りぼうっとしている*
2012/03/22(Thu) 17時頃
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/* ランダムだとぉぉお…いいなぁ振ろう!! 2どうだぁ。
(-68) 2012/03/22(Thu) 17時半頃
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/* 2か。2かぁ。結構端…。
(-69) 2012/03/22(Thu) 17時半頃
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ん? …謝らなくていいよ。 ポーチュラカも来たばかりで、色々と大変なんだし。
[先ほどサイラスが触れたのと逆の、汚れていない手を伸ばして、ポーチュラカの頭をそっと撫でようとする。 幼くして灯台に来た子の苦労は、きっと計り知れるものではない。自分のように物心もつかないほどであればまた違っただろうけれど、外を知ってなお、中にいなければならない気持ちは、どのようなものだろう、と思う。 だからこそ、少女には甘くしてしまうのかも知れない。
…もっとも、外を知るのだという一点において、妬むような気持ちもあるのだけれど。]
(166) 2012/03/22(Thu) 17時半頃
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うん…。 [少女は世界の綺麗なところしか知らずに育ってここに来たから、 大人たちの思いは、よくわからない。
ただ、親切で器用なその手に、何の疑念も無く懐いている。]
元気で、居なきゃね。 わたし、さみしくなんかないのよ? だってみんなもいるもの。
[精一杯の笑顔を、作って見せるのでした。
(167) 2012/03/22(Thu) 18時頃
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― ホール ―
後で、頂くわ。
[ローネインの言葉に、ゆるりと頷いて答えた。 先約がおありではないの、と、口には出さずにちらりとナトリーを流し見る。
先刻のやり取りの、声こそ聞こえなかったものの。 ヘレナとてここに入ってもう長い。若い彼らの数少ない娯楽がいかなるものかくらい、とうに知っている。それを見咎める程、彼女は潔癖でも信心深くもない。そもそも、入ったばかりの頃は彼女もその"娯楽"の贄にされたものだ。
――一瞬の、記憶の再燃―― 既に居なくなって久しい男。あれはこの塔の暴君であった。 いったい何人の灯台守が、あれの贄にされただろうか。 ――そして、再度、封印――
ともあれ、ローネインは無骨な男だが、味覚は確かだ。多少、大雑把なところはあれど、彼が旨いと言うものに、外れはない。感覚が似ているのかもしれない。]
…そうね、貴方のご都合のよろしい時に。
(168) 2012/03/22(Thu) 19時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 19時頃
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ここにいるのなら混じるのかと思っただけですよ。
[>>118ホレーショーの言葉に投げやりに返し、紅茶を啜る。 あの夜、彼が物のように貸し与えてきた女は、確かに細く美しくはあったが、白粉と紅と香水の入り混じったむせ返るような匂いをさせ、口元だけで笑うぬらりとした得体のしれぬ生き物と感じられた。潔癖なきらいのある青年は、快楽よりも屈辱の記憶を強く残す。]
……理想論としてはそうなのでしょうね。
[邪気のない顔でクッキーを勧められる>>117のには、多少思案顔になるがおとなしく受け取った。大分幼い頃からここにいるのだという、余計な夢を見ないで済んだ分彼が羨ましいと、漏らしたことはあっただろうか。クッキーを齧ればクランベリーが香る。 それからラルフが去るのに軽く頷き、こちらもこの一杯を飲んだら戻ろうか、などと考えていると、新しい茶菓子が増えてまたずるずると居座ることになるのだ。]
(169) 2012/03/22(Thu) 19時頃
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……はいよ、何時でも来な。 鍵、いつも開いてるし?
[ヘレナの言葉>>168に、鷹揚に頷く。向けられた視線の先にベネットがある事は、瞳伏せられたままでは気付かない。 その答えはサイラスにも向けられたもの。
恐らく殆どの者が、男の部屋が常に開かれている事を知っているだろう。 それは、ある種の信頼だろうか。 “娯楽”の最中に、扉を開ける無粋な輩などいないだろう、と。
煙管咥えたまま、片手に酒瓶を下げたまま。 ゆらりと立ち上がれば、もう一度、集った面子を見回して。]
……吸ってくる
[指先で挟んだままだったクッキーを、誰かの小皿にそのまま置けば、ゆったりとした足取りでそこを離れる。 真っ直ぐに自分の部屋へと入れば、後ろ手で扉を閉めた。]
(170) 2012/03/22(Thu) 19時頃
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―― 自室 ――
[部屋に戻って、先ず向かったのは煙草盆、の傍らの香炉だった。 慣れた手付きで香に火をつければ、やっと刻み煙草入れに手は伸びる。
部屋中に香りの広がるのを待ちながら、部屋中央の寝台に腰掛けた。 吐き出す煙と、香炉からの煙と。 窓の閉められた部屋では、それらは行き場を失い、篭る様に。
昨晩の来客のまま、乱れた寝具を整えることなどはしない。 あの女のつけていた香水は嫌いではないのだけれどな、と、瞳細めてぼんやり思った。]
(171) 2012/03/22(Thu) 19時頃
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ホレーショーは、煙の篭る自室。扉のプレートには4とあったか。
2012/03/22(Thu) 19時頃
ホレーショーは、セシルの返事>>169には、愉快そうに笑い声一つ上げたのみ。
2012/03/22(Thu) 19時頃
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ご機嫌いかが、おやゆび姫さん。
[ポーチュラカがおずおずと近寄れば、乾果の皿を差し出して。]
どうぞお上がりなさいな。 お茶にはミルクも?
[茶器を掲げ、尋ねる。
そうして茶を注いでやりながら、ヘレナは密かに嘆きと諦めの混じった溜息をついた。この子が大人たちの秘密の目配せなど知らずに育ってくれたら、どんなに良いだろうか。
――だが、きっとそれはかなわぬ事なのだろう。それもまた、ここに暮らす灯台守の、日常。]
(172) 2012/03/22(Thu) 19時頃
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/* そうですね
ポーチュラカ食いたいですね(真顔で
(-70) 2012/03/22(Thu) 19時頃
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寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 19時頃
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[>>167気丈に振舞うのが透けて見える笑顔には、曖昧な笑みしか返せなかった。 それは、まだ無垢である少女の眩しさゆえだったかも知れない。 最後に一度、ゆるりと少女の頭を撫でて、手は離れる。 それから、先程、下げる食器をまとめてあったトレイを持ち上げて。 一度、自室へ戻ろうと。]
(173) 2012/03/22(Thu) 19時半頃
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[>>169セシルの皮肉った言い方も既に聞き慣れたもので、気にすることもない。彼とホレーショーの相性が悪いのはそれなりに承知もしているし、自分の姿勢を押し付ける気も無いので、二人の遣り合いはただ笑みを浮かべたまま眺めていた。 >>173婦人が少女を誘うその光景を見れば、安心してトレイを持ち上げ。 食器を片付ける為、そしてワインと、おつまみに用意したチーズを取りにいく為、一度自室へと引き上げた**]
(174) 2012/03/22(Thu) 19時半頃
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わ、ありがとう。
お茶は、甘いのがいいの。
[ちょこんと椅子に腰掛けて、お茶にお呼ばれしました。 いつも大人の人たちはお茶してるかお部屋でこそこそしているか。 お仕事はここにいる事だけだから、仕方がないって分かってはいるのだけど。 しゃべれない人や、いつもお薬でフラフラしてる人。 生きてればそれでいいなんて、それじゃ石ころみたいだなぁなんて、思うんです。]
ねぇ、おばさま? わたしは前にいた人の代わりに来たんでしょ?
前の人は、どんな人だったの?
[一月前に交代したのだから、きっとみんな知っているんです。 その人がどんな風に生きて死んだのか知りたいけど、 聞いてはいけないことだったかしら?]
(175) 2012/03/22(Thu) 20時頃
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[僅かに水音立てて、薄い唇は指先から無花果を受け取る。 離れていく指先と、それを舐める赤い舌>>157。 咀嚼する間、感情の色を宿さぬ眼差しは指先を映したままで。]
……ぅ、ん?
[種とは僅かに違う固い感触に、一瞬不思議そうに声を上げるが。 それ以上首を傾げる事も無く、ゆっくりと嚥下した。 と、其処に現れた二人の影に一つ会釈を。]
おはよう? ポーチュ…… ラカ?
[サイモンと共に現れた姿に首を傾げた。 その幼い姿には見覚えすら無い。 商売女にしては幼すぎるが、と、ゆるりと眺める。]
(176) 2012/03/22(Thu) 20時頃
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[ホレーショーの返答>>155にはくすくすと笑う。]
なるほど、 …… 寂しがり か。 酒瓶か煙草かおっぱいか、 なにかしら咥えていないと、 我慢出来ないのだね?
[嫌味を言うような神経は残っていない。 只勝手に結論づけて、勝手に愉しく笑っているだけだ。 そしてホレーショーから問いかけがなされれば、 ヘレナの返答>>168を聞き、自分は何も返さないのみで。]
……仲良きことは、美しき哉。
嗚呼、 今日もとても好い日だ。
[交わされる目配せの意味には気づいたのか否か。 茶会を去っていく者たちを引き止めることもせず。 壊れた男はただ、陽気に笑う。]
(177) 2012/03/22(Thu) 20時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 20時頃
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/*おっぱい!!!!
※反応する所はそこではありません
(-71) 2012/03/22(Thu) 20時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 20時半頃
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ー 自室→4の部屋の前ー
[トレイは食器類を乗せたままシンクの端へと置いた。 別に片付けるのはいつでも構いはしないのだ。 それよりも意識は、秘め事へと向かっている。 ワインの瓶を右に、チーズを切ったものを並べた皿は左に。 部屋のドアノブを肘で器用に開けて、一度ホールへと出る。 先程まで自分のいたお茶会の輪には目を向けることもなく、向かうのは4のプレートのついた部屋。 その姿や手に持つ貢物を、誰かに見られていたとしても、きっと気にはしないだろう。 言いようや誤魔化しようなんて、幾らでもあるのだから。 …何なら、誤魔化さないというのも、面白いかも知れない。
そして足は、4の部屋の前で止まり。また肘を使って、器用に目の前のドアをノックした。]
(178) 2012/03/22(Thu) 20時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 20時半頃
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[肺に貯めていた空気をゆっくりと吐き出すと、灰皿に燃え尽きた皿の中身を空ける。 二杯目を皿に詰めて、火を付ければ響くノックの音。
香炉の煙は、充分に部屋に満ちているだろう。 ドアノブに手を伸ばし、ドアを開けば来訪者を迎え入れる。]
……グラスは?
[皿と、瓶とを両手に持った様子>>178に苦笑を浮かべ、茶化すように問いかけた。
別に、酒用のグラスは常に置いてあるのだが。]
(179) 2012/03/22(Thu) 20時半頃
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…貴女の前の? [幼い少女に問われ、僅かに目を伏せて]
そうね、素敵なひと…だったわ。 誰よりもおじいちゃんで、長らくこの灯台に住んでいて。 あんまり年を取りすぎたから、海の神さまがお迎えにきたの。
[その人は灯台の生き字引だった。長い間、灯台の光も闇も、全てを見つめながら生きて。
ヘレナは彼の最後の言葉を思い出す。 『これでやっと、逝ける。』 心底安堵したような、安らかな最期だった。彼のように生きて、死にたい。そう、思った。]
(180) 2012/03/22(Thu) 20時半頃
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|
―― 回想 ――
[>>90いつもの答えにくすりと笑みがこぼれる。 哀れむように、うらやむように――。
頬杖をつくと、みるとはなしあたりを眺める。 通り過ぎていく日常を。
>>124>>127二人のやり取りにはただただ頷く]
(181) 2012/03/22(Thu) 21時頃
|
寡婦 パピヨンは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 21時頃
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/* >>180、ちょっとおかしいけどまあいいか…
(-72) 2012/03/22(Thu) 21時頃
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|
[部屋のドアが開き、主を見れば笑う、けれど。]
……忘れた。
[問われるまで、グラスの存在そのものを失念していた。 らしくない失態は、浮かれる気持ちのせいなのかも知れない。 招かれるままに、部屋に足を踏み入れる。 部屋の香りも、乱れたままのシーツも、自分にとっては面白みの一つとして捉えているかのように、目を細め。 酒の瓶とチーズの乗った皿を手近なテーブルに置いた。]
(182) 2012/03/22(Thu) 21時頃
|
|
[ 本を渡すだけ渡して行ってしまったサイモンに首を傾げる ] [ 引き止めるほどの口実もないので黙って見送ったのだけど ] [ 腕の中の二冊の本の表紙を改めて眺めながら、扉を閉めた ]
……、
[ はらりとページを捲る、先に開いたのは短編集のほう ] [ 灯台守りは扉に凭れて、暫し目を通していたと思えば ] [ やおらに窓の傍へと歩き、何かを探すように外を見た ]
(183) 2012/03/22(Thu) 21時頃
|
|
[ 目当てのもの――降り注ぐ光を掬うように手を持ち上げる ]
(184) 2012/03/22(Thu) 21時頃
|
|
[ 黒髪が光を反射し青緑へと変わる ] [ 金の瞳はより明るい金へと輝いた ] [ そして灯台守りは光を「呑んだ」 ]
…………、…… ぅん
[ 溺れ死ぬには、この窓は狭すぎる ] [ 物が多すぎて、影が散乱している ] [ 少し片付けたほうがいいだろうか ]
(185) 2012/03/22(Thu) 21時頃
|
|
[ そう思えば、手は二冊目の本ではなくがらくたへと伸びて ]
(186) 2012/03/22(Thu) 21時頃
|
|
/* 光は水のよう。 マルケスの短篇でいいのかな?
電気がない世界だから電球叩き割るとかはちょっと再現できなさそうで(そもそも再現しなくてもいいのだけど)まあ、掬うところだけ。
しかしこれ、傍から見ればなにしてるんだ感すごい。
(-73) 2012/03/22(Thu) 21時頃
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|
―― 現在 ―― [>>175>>180あの老人が何を思ってこの塔にあったのか、自分にはとうとうわからないままだった・・・・。
穏やかな語り口を覚えている。 はじめてこの塔に来たときに、抱きしめてくれたのもあの腕だった。
けれど―――]
私は、海にはかえりたくない・・・・。
[ぽつりとつぶやいた言葉は小さくて、誰かの耳に届いたかどうか]
(187) 2012/03/22(Thu) 21時頃
|
|
適当に座ってて。
[愉快そうに笑いながら、自分は壁に据え付けられた棚に向かう。 元より椅子などない部屋だから、座る場所といえば寝台の上しかないのだけれど。
棚に並べられた、色とりどりのカットグラス。 其の中から二つを適当に選べば、寝台の傍のテーブルに置いた。]
ま、乾杯だけでも?
[同じように置かれた瓶>>182に手を伸ばして、中身を二つに注ぎ入れて、寝台に腰掛ける。 火の尽きた煙管を唇から離せば、片方のグラスを手に取った。]
(188) 2012/03/22(Thu) 21時頃
|
ラルフは、3番の自室を片付けている。
2012/03/22(Thu) 21時頃
|
[あの少女は一体誰なのだろう。 首をかしげながらヘレナと少女の会話を聞いている。 頬杖衝いて、焦点の合わない虚ろな眼差しを少女に向けて。 不意にその右眼が青いことに気づき、彼女も灯台守なのだと察した。]
……そう、か。 忘れていない。 忘れていないとも。 ウォーレンのお爺さんは……死んだのだったね。
[思い出す。ほんの数ヶ月前に死んだ灯台守のことを。 口元には薄ら笑みを浮かべたまま、男は飽く迄も陽気に。]
(189) 2012/03/22(Thu) 21時頃
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/* ラルフさんお隣ですかごめんなさいこんな隣でごめんなさい
(-74) 2012/03/22(Thu) 21時頃
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/* 3番は被ってない……よな、よし。
しかしホレーショーの隣かwwwwwwwww 嬌声とか全スルーするのか きついなwwwwwwww
(-75) 2012/03/22(Thu) 21時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 21時半頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 21時半頃
|
/* 5?
(-76) 2012/03/22(Thu) 21時半頃
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|
[クラリッサの呟き>>187に、男はふと振り返る。 一瞬だけその愉しげな微笑は色を消して。]
還るも還らざるも、人智の及ぶ所ではなかろうに。 それは神の御業。 若しくは、『あの御方』の御業―― さ。
[遠く遠く、虚空を見つめて呟く。 実際の所、この狭い灯台の中に虚空など無いのだけれど。 ふ、と息を吐いて、テーブルの上のボンボンを一つ手に取った。]
それじゃあ、おれはこれで。 ご馳走様、ヘレナ。 とても素晴らしい時間をありがとう…… 美味しかったよ。
[ボンボンを口に放り込みながら、茶会の面々に礼をした。 テーブルを立つ瞬間、やはり膝はガクガクと震える。 ふらふらとした歩みは、10の部屋の方へと。]
(190) 2012/03/22(Thu) 21時半頃
|
サイラスは、端の自室に無事辿りつけば、扉の陰に姿を消した。**
2012/03/22(Thu) 21時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 21時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 21時半頃
|
[>>190ゆらり、不安定に視線がゆれる]
・・・・私は海にはかえりたくない・・・。
[自身に言い聞かせるかのように。
かなうなら、今はなき緑深き地に―ー―]
(191) 2012/03/22(Thu) 21時半頃
|
|
[ 掃除と言っても部屋の端に物を積み直すだけだが ] [ それでも何年ぶりだろうか、白い床が見えてくる ] [ 見えたことに満足して続きはまた今度と放棄した ]
…………
[ 妙な心地だと灯台守りは自問自答する ] [ 死んでいた心が僅かに目覚めたような ] [ そんな気分だ、偶には読書も悪くない ]
(192) 2012/03/22(Thu) 21時半頃
|
|
[ どう伝えればいいのかわからないが、礼をしようと思った ]
(193) 2012/03/22(Thu) 21時半頃
|
|
[了解の相槌を返すよりも早く、自分は座れる場所を求めてベッドの傍にいた。そのまま、腰を下ろすと彼もすぐに同じように座った。 カラフルなカットグラスは、彼とイメージが合わないような気がして。]
それってもらいもの?
[何気なく聞いた。 グラスは二つ。当然、注がれているワインも二人分。つまり、自分も飲むのだと思えば微かに眉は寄るけれど、完敗だと言われれば受けるのが礼儀だろう、とテーブルに残ったままのもう一つのグラスを手にする。]
…乾杯。
[そして、彼の持つグラスと、自分の持つグラスを、かちんとぶつけた。]
(194) 2012/03/22(Thu) 22時頃
|
|
……。
[狂い人を餌付けするようなベネットの姿に、吐くのはお人好しにもほどがあるというようなため息。 そうした機微に疎い青年には、その行為の孕む意味までは察せない。だが、濡れた指をベネットが舐めるのには、ぞくりと背筋が粟立って。慌ててカップを置き、立ち上がる。]
ご馳走様。
[入れ替わりのように、ポーチュラカとすれ違う。来たばかりの幼い子供。その瞳がこれからどのように濁るのか、考えるだけで憂鬱で。胸が痛むから、階段をぐるぐると上がってゆく。]
(195) 2012/03/22(Thu) 22時頃
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|
いや?……集めてんの。 おかしいかねぇ、女ウケは良いんだが。
[乾杯、と応えて触れ合わせた二つのグラス。 響く、澄んだ音。 そうして一口を口に含んで、ゆっくりと飲んでいく。
グラスを手に取るその前に、眉が寄った>>194のは見逃さなかった。]
……酒、そんな無理?
[勿体無い、と言いたげに、低く笑った。]
(196) 2012/03/22(Thu) 22時頃
|
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ああ、なるほどね…そういうこと。 あんまり似合わない、って思ったけど…確かに、女の人はこういうの好きだよね。
[女受けという理由には至極納得がいった。 成程、確かにこれで酒を振舞えば、女は喜んではしゃぐだろう。…大事にされているのだ、と、勝手に思い込んで。 自分も決して女が嫌いというわけではないけれど、男と違って、そういうところが面倒なのが、困りものだ。]
だって、苦いじゃん。
[そうは言いつつ、ほんの少しだけ飲んでみるのは、酒に酔うという感覚がどんなものか知りたい為。 それでもやはり、酒はただただ苦くて。鼻に抜けるアルコールのにおいも慣れないし、喉を通りぬけるときの感じもやはり好きにはなれそうに無い。 思い切り眉を顰めて、グラスをテーブルの上に戻す。 そして、グラスを持たない方のホレーショーの手を取り、指を舐めようと舌を伸ばす。まるで、口直しの飴を求めるかのように。]
(197) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
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手伝い クラリッサがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(手伝い クラリッサは村を出ました)
|
/* あら、クラリッサ……。
(´・ω・`)またね
(-77) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
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/* あああ数少ない女性陣営が…! しかし、リアル大事になのです……。
(-78) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
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/* そして俺は部屋ヒッキーでソロール延々と回すくらいならお風呂入ったほうがいいと思うの(リアルで
いや、単にまとまらないだけなんだけど。どうしような。
(-79) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
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|
/* ていうかこんなログがばらばらしくて大丈夫なんですか。 秘話にいったほうがいいですか。 すいません村建てくれいじーさば慣れてなくてすいません。
(-80) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
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|
ま、俺がこういう細工モン好きってのもあるけど。 ……そんな似合わないか。
[笑い声立てながら、己のグラスの中を空ける。 唇の端から零れた一雫を指で追っていれば、その手はベネットの手に取られる>>197。 舌伸ばす様に、軽く肩を顰めるも、振り解いたり咎めたりはせずに。]
……苦いってんなら、甘いの探せばいいだろ。 果実酒とか、そういうのならあるけど。
[自分が飲む用のものではない。部屋を訪れる来客用が殆どだった。 グラスと同じように、様々な酒瓶の並べられた棚を示す。 酒、煙草、香。嗜好品のみで満たされた部屋。
空いたグラスを机に置く。 その舌先が指に触れれば、酒の味を感じるだろうか。]
(198) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
|
ホレーショーは、空いたグラスに、二杯目を注ぎ入れて。
2012/03/22(Thu) 22時半頃
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……俺の指から飲んでも無理なわけ、酒。
[愉しげに笑いながら、低く囁く。 二杯目を満たしたグラスには、未だ手をつけないで。]
(-82) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
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/* まぁ秘話っておきますよね。はい。
(-81) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
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/* これは… 1、おせおせでいってみる。 2、様子をうかがってみる。
2てりゃっ。
(-83) 2012/03/22(Thu) 22時半頃
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/* と、思ったら!!
やばい秘話使ったことないwwwwwwww こういうことは、秘話でやるべき……かなぁ、やはり。
(-84) 2012/03/22(Thu) 23時頃
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/* いや、まあ…いいや、なるように、なる!(開き直り)
(-85) 2012/03/22(Thu) 23時頃
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[舌は拒まれることなく、指を舐めた。 途端伝わる酒の味にはやはり眉を寄せたけれど、それでも舌は、彼の指の付け根までを、丁寧に舐めた]
…お酒はお酒だし。苦いに決まってる。
(-86) 2012/03/22(Thu) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 23時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 23時頃
|
そうやって決めつけるから、いつまでたっても酒の味を知れないんだよ、アンタは。
[そう言うと、その舌から指を引き剥がして。 立ち上がり、棚の前へ。 少しばかり白濁した酒の満たされた瓶を片手に取ればまた、寝台に戻った。
蓋を開けば、甘い花と果実の香りが漂う。 直接口付けて、中身を己の口内に流し込めば、真っ直ぐにその瞳を覗きこんで。]
……ん、
[舌に触れる甘味に眉を顰めながらも、口を開く様にと無言で促す。]
(-87) 2012/03/22(Thu) 23時頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 23時頃
|
[螺旋階段を上り詰めた先、灯台の天辺、火を灯す場所の周辺は、遠見台となっている。 見えるのは遥かな海。聞こえるのは海鳥の声と波の音。白亜の壁と海の青の対比は、きっと美しいのだろう。
この風景を音に出来たら、などと。ここに来た当初は思っていた筈なのに。
強い光に晒されたせいか、包帯の下の左目が痛む。自らの手で抉り取ろうとして成し得なかった証は、視力を殆ど失いながらも澄んだ青のまま。ため息ついて手のひらで押さえ、それでも遠い海から目を離さなかった。]
(199) 2012/03/22(Thu) 23時頃
|
|
ええ、こちらこそ素敵な時間を有難う。 ご機嫌ようサイラス、また会いましょう。 どうかそれまで、私を覚えていてね。
[今日は覚えていた。だが、明日自分を覚えているかどうかも怪しい相手。掛けた言葉は彼の心のどこにも、残ることはないのかも知れない。]
――明日も貴方が幸せでありますように。
[だからせめて、祈りを。]
(200) 2012/03/22(Thu) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 23時頃
博徒 プリシラは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 23時頃
|
―― 自分の部屋 ――
すぅ…――――
[紅い髪の何かが、眠っている 眼を覚ますには、もう少しかかりそうだ]
(201) 2012/03/22(Thu) 23時半頃
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[彼の口内を満たす液体が酒であるというのは、彼の日々を思えば容易に想像がつくけれど、普通に飲むのとは趣が違えば、また味も違うように感じられるのだろうか、なんてありもしないことを思えば、自然と口元は緩んだ。 促されるまま酒を受け取るように唇を重ね、ついでに両手を伸ばして彼の背に腕を回す。]
(-88) 2012/03/22(Thu) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 23時半頃
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おじいちゃん、かぁ。 海の神様がお迎えに来たなら、ここから出ていったのね?
[両足をぷらぷらさせながら、おばさまのお話を聞きました。]
逢ってみたかったなぁ。 いろんなこと、知ってるんでしょう?
[おばさまはきっと、お母様と同じくらい。 だからちょっとだけ、話しやすいなぁなんておもってました。]
(202) 2012/03/22(Thu) 23時半頃
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[重ねた唇、口内の酒を移してしまえば、その顔に、顎に伝い落ちたであろう雫を舌は追う。 舌に乗せた一雫すら、全て渡してしまおうと、再び唇を重ねて舌を捻じ込み。]
……甘い、だろ?
[背に回された腕に、瞳は細まる。 同じように片腕伸ばして、軽く抱きしめながら軽く体重をかけた。
シーツから、昨晩の女の香が漂った様な気がしたけれど、きっと気のせいだろう。 いつしか口付けは本来の目的を見失い、ただ、相手の其れを貪るようなものへと変わる。]
(-89) 2012/03/22(Thu) 23時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2012/03/22(Thu) 23時半頃
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― 茶会のあと、夜 ―
[サイラスを見送り、自分もカップを片付ける。菓子はテーブルに置いたままで。
満月期の夜は、夜通しここで月を愛でるのが常だった。食べる者が居ないなら、夜にでも片付ければいい。
ヘレナは一度部屋に戻り、シャワーを浴びて服を着替えた。とは言っても、彼女が着るのは喪服のように地味な黒のワンピースだけ。
昼と異なり、巻いていた長い髪を下ろし、瑠璃色の帽子とストールのかわりに黒いショールを羽織る。その姿を『夜の女王』と揶揄したのは誰だったか。
いずれにせよ、ヘレナはそんな事は意に介さず、夫が好きだった琥珀色の雫を詰めた硝子瓶とグラス、それから自分で調合したお気に入りの煙草を用意して、黒ずくめの装いで闇に沈む広間に現れるのだった。
そうして月を眺めながら、遠い昔に思いを*馳せて*。]
(203) 2012/03/22(Thu) 23時半頃
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[問いかけに応えることの出来ぬまま、唇は閉じられ、舌が口内を這う。自分も夢中で舌を絡めるうちに、背はぽふりとベットに触れた。 背に回した腕を解き、皮膚の感触を確かめるように、手の平を腹から胸へと数度、滑らせる。]
……っはぁ…甘い。
[唇が離れた合間の呟きは、酒の味に対するものか、それとも相手の舌に対するものか。愉悦に口元は緩む。飲まない故に酒には弱く、早くも頬を赤く染め、目を潤ませて相手を見上げた。そして、下衣を脱がせるべく、相手の腰元に手を伸ばす]
(-91) 2012/03/22(Thu) 23時半頃
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/* [ぐる] [ぐる] [ぐる]
――わんっ
(-90) 2012/03/22(Thu) 23時半頃
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俺はあんま好きじゃないけどな、この味。
[唇に残った味を舐めながら、じいと色の異なる瞳で見つめ返す。 笑みの色は浮かんだまま、首元に唇近付ければ、跡は残さぬよう軽く吸い付いた。
見える位置に残しては、あの幼い少女がそれを見つけた時戸惑うだろう、と。]
顔、もう赤い。……弱いのな?
[そう茶化しながら再び瓶に手を伸ばせば、また同じように酒を口移して。
腰へと伸びる掌に少し驚いたように眉を上げるけれど、決して阻む事はしない。 腕の中の相手の服に伸びた片手は、手慣れた風に着衣を解いていく。]
(-92) 2012/03/23(Fri) 00時頃
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ホレーショーは、二杯目のグラスには触れられぬまま。ただ、中身だけが揺れている。**
2012/03/23(Fri) 00時頃
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[ 片付けを放棄したのに、二冊目に手が伸びない ] [ 先に読んだ本を気に入っている己に気がついた ] [ セシルにも勧めてみようか、と思考を巡らせる ]
――――、
[ ピアノが弾ける彼はそれなりの教育を受けているはず ] [ きっと本も読めるだろう、気に入ってくれるだろうか ] [ でも隻眼では読書はしづらいだろうか、色々と考える ]
(204) 2012/03/23(Fri) 00時頃
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[* 何かを想像することができるのは、まだ心が生きている証 *]
(205) 2012/03/23(Fri) 00時頃
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/* 秘話でなんかやってますよ感を出すのは難しいでござる。
(-93) 2012/03/23(Fri) 00時頃
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/* 密着すれば手は届くはず、うん。 エロっていっつもファンタジーにならないように必死。 いやまあ、なるんだけどもどうしても!
(-94) 2012/03/23(Fri) 00時頃
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