44 愛憎トロイメライ
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
|
嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2012/02/14(Tue) 11時頃
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ぴちゃり
ぴちゃ
ぴちゃり
(#0) 2012/02/14(Tue) 11時半頃
草臥れたボトルの中で精霊の零した涙が鳴いた。
此れより起こる出来事を憂うのか笑うのか。
ぴちゃりぴちゃりと
断続的に
鳴き声を上げ続けている――――*
(#1) 2012/02/14(Tue) 11時半頃
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―― 東の村オスト・自宅前 ――
綺麗。
[夜空を仰いで呟いた。 冬場は煌く数多の星達が一層輝いて見える。 吐く息の白さが微かに視界を遮るも]
明日も晴れるかな
[籠から一枚、シャツを取り出して息を吸う。 天気が良ければ色々と負担も減る。 微かな期待を胸に荒れた手で洗濯物を干している。]
(1) 2012/02/14(Tue) 11時半頃
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―――。
[向かいや斜向かいの家の洗濯物が風に小さく揺れている。 自分の家の洗濯物と見比べた。 自分のものは、下着しか無い。 あとは全て、家族のもの。]
晴れると良いな
[他の家の洗濯物を見詰め呟いた。 あれは同い年くらいの女性の衣服だろうか。 光の無い場所で眩しそうに眸を*細めた*]
(2) 2012/02/14(Tue) 12時頃
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[カァカァと鴉が啼いて夕焼け空に遠ざかっていく。 真っ赤な炎の中に飛び込んでいく様だと思った。 あれが鴉なりに生きてる証拠なんだろう。]
……っ、
[空はああも真っ赤で やがて暮れて逝き また次の朝が来ると謂うのに]
っざけん な
[今、此処に抱えているモノは どうしてこうも冷たいんだろうか]
(3) 2012/02/14(Tue) 19時半頃
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[朝と夜の廻らぬ世界に旅立ってしまった子どもは 長い間、病に伏せていた馴染みの幼子。 身寄りの無い少年だったから 自分がこうして面倒を見に来ていたのに
終わりは突然に、冷酷に訪れた。
西日が眩しく差し込む室内は、 赤色に染まって 少年の頬もまた赤く まるで、生きている様に見えるのに]
(4) 2012/02/14(Tue) 19時半頃
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[キシキシとミシンの軋む音がする。 何時もそうだ。壊れてしまって何時だって煩い。 随分昔に死んだ、少年の母親が使っていたものらしかった。 少年はそんな音すらも、 生きている証拠として耳にしていたのだろうか。]
おい。起きろ。 もう夕方だ。
[腕に抱いた少年の身体は驚くほどに軽い。 骨と皮しかない状態でも、必死で生きていた。]
起きてくれよ。 飯、作るからさ。
[医者は時間の問題だと言っていた。 もう手の施しようが無いと。 だけど、残された時間がこんなにも短いなんて、 青年は気付きもしなかった。]
(5) 2012/02/14(Tue) 19時半頃
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[少年の遺体をベッドに下ろし、教会へと駆ける。 司祭様に言えば、善意で弔ってくれるだろう。
暫くして、棺桶を持った墓堀を連れ、 遺体だけが残る小さな家に戻る。 近所の女達が噂を聞いて、花を摘んできてくれた。]
……悪かった。 俺、もっとお前の話聞いてやれば良かった
(6) 2012/02/14(Tue) 19時半頃
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[墓掘の手で、遺体は棺に横たえられ、 青年は一つ一つ花を添えていく。]
親もいないのに、よく、頑張ったな お前が生きてたことは、すごく価値のあることだったよ。 だけど俺は、……
[その後小さな葬儀が執り行われ、 弟のように面倒を見た少年は、土へと還る。]
俺は……。
[青年に残ったのは、空虚感と疲労感。 自宅に帰ると、着替えるのも億劫に、ベッドに倒れ込んだ**]
(7) 2012/02/14(Tue) 19時半頃
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[ぼんやりとベッドに寝そべり、天蓋を見上げている。 そう、天蓋付きのベッド。 少し力を抜けば、上質なシーツの中に沈んでしまう。召使の手によって毎日整えられた寝具からは、太陽のにおいがいつも漂っている]
……う。
[瞳を閉じても緩やかな眠気は訪れない。今夜も窓辺に出て、星を数えて夜を明かさなければならなくなるかもしれない。
それでも時間は経ち、明日の朝はやってくる。当たり前の現実だが、その時間の経過は唯一といって良い程に救いだった]
[ ――慣れない、くらし 。]
(8) 2012/02/15(Wed) 00時頃
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―― 東の村オスト・自宅 ――
終わりました
[籠を手に家の中へと入る。 其処では既に夕飯を取っている家族が 愉しそうに談笑していた。 誰も此方の声には反応しない。]
……籠、此処に置きます
[へらりと笑って隅に籠を置く。 何時から慣れてしまったんだろう。 誰も何も、此方に声を返さない温度に。]
(9) 2012/02/15(Wed) 00時頃
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……
[静かに奥へと歩むと台所の隅にちょこんと腰を降ろす。 椅子に座るでも、食事をするでも無い。 そのどちらも行えば酷く叱られるから。 この位置で家族の夕飯が終わるのを待っている。]
あ―――
[長男の食事が終わったようだ。 食器を持って此方へ歩んでくると 矢張り何も声を発さないまま食器を置いて去って行った。 残るは父親と弟だ。 弟は何時も、最後まで食事をしている。]
(10) 2012/02/15(Wed) 00時頃
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[数カ月前までは、古びたベッドに押し込められていた。 薄い毛布をたぐり寄せて、なるべく早く夢の中に逃げこもうとするような、そんな生活を送っていた。
何故急に引き取られたのか、それは分からない。 家の当主たる人物は、まだそれ程老いているようには見えなかった。妻には先立たれていたようで、後妻を娶る様子もなかったから、もしかしたらその部分で思うところがあったのかもしれない。
喜ばなくてはならない。あの生活から救い出され、今ではこんな広い部屋で、素晴らしい寝具に囲まれて眠りにつくことが出来るのだから。 喜ばなくてはならない。戸棚の中に仕舞われた衣服は、数ヶ月前には盗んでも決して手が届かなかったような、そんな代物なのだから]
[――でも。]
(11) 2012/02/15(Wed) 00時頃
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どうして、眠れないのかしら。 私……この気持ちは……。
[ベッドから起き上がり、窓のそばへと寄る。 黄昏の気配が、うっすらと村を覆っている。 窓枠を綴じる鍵の位置を突き止めるまで、少しの間指先が泳いだ]
……不安……?
[黄昏の空を塗り潰す蒼い闇。 その闇の色を瞳の中に映して、小さく、呟いた**]
(12) 2012/02/15(Wed) 00時頃
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[次いで父の食事が終わる。 兄と全く同じように食器だけを置いて去って行く。 ゆっくり立ち上がり食器を覗き込んだ。 綺麗に平らげられた皿には残り粕一つ無い。]
……
[何時もの事だ。 顔だけで振り返り弟を見遣った。 もう入りきらないのだろうか。 三分の一程度を残し、食が止まっている。]
(13) 2012/02/15(Wed) 00時半頃
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[お腹がくぅと鳴いた。 顔を戻し、皿を一枚ずつ洗っていく。 荒れた手が割れて痛い。 水が染みる。 小さな音を立てて、食器を洗い終えると]
……
[弟が残飯を乗せたまま食器を運び、 此方へ置いていった。 去って行き、誰も居ないのを確認してから 濡れた手で残飯を掴み口へと運ぶ。]
(14) 2012/02/15(Wed) 00時半頃
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あ、
[がたりと後方で音がした。 去ったと思った兄が戻ってきていたのだ。 食事を取りたい一心で気付けなかった。 兄の顔はこの世の憎悪を凝縮したかのような 醜い色で歪んでいる。]
これは、その ちが、
[厭だ―――。 この後の痛みを想像すれば身体が自然と震えた。 顔を左右に振って後退りする。 けれど逃げ場なんて無い。 背につめたい壁が触れた。]
(15) 2012/02/15(Wed) 00時半頃
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……え?
[兄が厭らしく笑い口を開けと言う。 意図が解らず素っ頓狂な声が漏れた。 食事がしたいのだろう、と傍に在った 野菜から胡瓜を二本手に取ってちらつかせている。]
あ
[言われるまま口を小さく開けた。 震えて上手く開けないけれど 開かなければ、殴られる。 痛いのは、厭だ。]
―――、ご、
[開いた口に向けて勢い良く胡瓜が詰め込まれた。 切り分けてもいないのだから それは真っ直ぐ喉の奥へ突き刺さる。]
(16) 2012/02/15(Wed) 00時半頃
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げほっ、ごほっ ん、ぐ……
[喉の奥に裂けるような痛みが広がった。 自然と涙が零れてしまう。 胡瓜は勢いで歪な形に折れ、地へ落ちた。 兄は言う。折角の食材を無駄にするなと。]
だって、……こんな むり
[首を振って告げるも聞き入れては貰えない。 罰だと笑う兄が服を脱げと添えた。 またこうなるのかと何処かで諦めると同時に 安堵している自分が居るのも事実だった。 矛先が其方へ向く内は殴ったり蹴ったりはされないから。]
(17) 2012/02/15(Wed) 01時頃
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脱ぎ、 ました……
[言われるまま衣服を全て脱ぐと 胸や股を手で隠しながら俯いた。 床には畳む事も許されない衣服が散っている。]
今日は、此処でこのまま 反省していれば、いいですか?
[何時もそうだから。 今日もきっとそうなんだろうと思った。 裸の私を飽きるまで眺めて そのうちに、眠いと去っていくのだろう。]
(18) 2012/02/15(Wed) 01時頃
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え、
[けれどきっと、問い掛けたのが不味かった。 兄は不満そうな顔をして胡瓜を差し出すと 其れを股に押し込めと言う。 食べきらないのだから其処で全部喰ってみろと 莫迦げた事を言う。]
……無理です。 食べる所じゃないし、 全部なんてこんなの……
[入るわけが無い。 言い返すも相手を怒らせるだけで、 差し出された胡瓜が此方にどんどん近付くだけだった。]
(19) 2012/02/15(Wed) 01時頃
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……
[仕方なく胡瓜を手にした。 この頃にはもう、羞恥心から身体を隠す事も忘れていた。 手の中にあるものに戸惑いと恐怖を覚えながら 入れる、という事への抵抗と戦う事で 頭が一杯だったからだ。 黙りこんでいると兄が握り拳をちらつかせた。]
………入れるから だから、 なぐら、ないで
[怖い――。 震える手で胡瓜をそっと股に宛がった。 少しずつ、痛みを伴って冷たいものが 中へ中へと入り込んでくる。]
(20) 2012/02/15(Wed) 01時頃
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―――、ん ぅ
[身を捩って手を止めた。 三分の一も入っていない。 どう考えても全部なんて入らない。 兄をそっと、伺うように見遣った。 やれ、と顎で示される。]
いっ ……った
[進めば進んだだけ、厭な痛みと感触が広がって 身体がくの字に折れてしまう。 兄が前髪を掴んだ。真っ直ぐに立て、と。]
(21) 2012/02/15(Wed) 01時頃
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もう無理です
[声を震わせ涙を浮かべながら 厭だと首を振る。]
……全部なんて絶対入らない 残りを食べたりなんてしないから 許して下さい……
[声は涙が混じって覚束ない。 お腹がくぅと鳴いた。 もう、厭だ。消えてしまいたい。 けれど兄はそれを許さない。 胡瓜に手を伸ばすとそれを強引に押し込んで来た。]
(22) 2012/02/15(Wed) 01時頃
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――――ったぃっ!
[大きな声が漏れてしまう。 それでも必死で堪えたのに。 声を聞いて、父や弟が何事かと寄ってきた。 けれど裸の私を見ると あまり汚すなとだけ兄に言い残して 何もせぬまま去って行った。]
……は はっ、 っぅ
[抜いて、地に座り、大声をあげて泣きたかった。 けれど前髪は掴まれたままで きっと抵抗すら許しては貰えない。]
(23) 2012/02/15(Wed) 01時半頃
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ごめんなさい… もう しませんか、
[だから必死で謝った。 涙が零れても、許して貰えるまで。 兄の手がその都度、先を奥へと押し込んだ。 私の声を聞いて何が愉しいのだろう。]
っ、う あ――――、く
[父も、兄も、弟も大嫌いだ。 みんな、何もかも消えてしまえば良い。 願いは叶う事無く、玩具にされる時間だけが続いていく*]
(24) 2012/02/15(Wed) 01時半頃
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祈りを――?
[場末にある酒場。 養い親が営む其処は、古めかしさに包まれている。 煙と酒が染み込んだ壁に一度視線を向け。 再び、養母の瞳を覗き込む。]
(25) 2012/02/15(Wed) 19時半頃
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……、うん。 わかった。
[覗き込んだ視線が、一瞬だけ逸らされた気がした。 何か頼み事をされる時の態度は常にそう。 それが何であったとしても。
だから、薄く微笑んだ。 少しでも養母が安心するように**]
(26) 2012/02/15(Wed) 19時半頃
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――西の村ヴェスト・教会――
[青年に家族は居ない。 独りきりの小さな家で家事をして 食事を摂り、仕事に出る。
カンラカンラと糸を紡いだり 裁縫をしたりする、 男にしては珍しい紡織師だ。]
司祭様。 頼まれていたテーブルクロス、完成しました。 お気に召せば良いのですが。
[今日は教会からの頼まれものを持ってきた。]
(27) 2012/02/15(Wed) 20時半頃
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……?
[シメオンに頼みがあると切りだす司祭様。 この村から東へ向かった先にある、 廃村へ行って欲しいと言う。]
あの廃村に何が?
[廃教会のこと、精霊の涙を捧げるということを丁寧に話され ぼんやりとした眼で、耳を傾けていた。]
……俺は、もう、この村に 常に居続けなければならない理由が無くなりましたから 構いませんよ。
[頷いて、承諾する。]
(28) 2012/02/15(Wed) 20時半頃
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[司祭様から渡された、食料と、水と、精霊の涙が入ったボトル。 皮のショルダーバッグに入れて、司祭様に一礼した]
今の作りかけの生地が終わったら、 早めに出発します。 任せて下さい、腕っ節は弱くても、男ですから。
[そう言って、教会を後にし、 駆け足で工房に戻った]
(29) 2012/02/15(Wed) 20時半頃
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――工房――
やれやれ 一大事だ。
[生地を丁寧に生織りながら、 ショルダーバッグの中の精霊の涙に意識を遣る。]
でも俺に頼むってことは 大して重要じゃないんだろうな。
[思わずそんな卑下めいた言葉が口を吐いた。 紡織の腕には自信があるが、 自分自身の価値観に関しては無頓着。
織り機が聴き馴染んだ音を立てる。 この仕事も村では決して必需というわけではない。 紡織くらいなら自分よりは劣っても 女達がやってのけるだろう。]
(30) 2012/02/15(Wed) 21時頃
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のんびり行こうか。
[自分に投げかけるような軽い声が響く。 カタン、と生地を織り終えれば、 工房の隅の棚に丁寧に仕舞い込み、 仕事場を簡単に掃除した。
どうせ一週間程度の旅だろう。 帰ってきてすぐに仕事に取りかからなくてもいい。
それに、頭がぼんやりとしている。 昨日の少年の死が、そうさせているのかもしれない。 気を紛らわすには、いい旅になるだろうか。]
(31) 2012/02/15(Wed) 21時頃
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[工房の外で煙草に火を点けた。 中では吸わない、商品に脂が付いてしまう。]
――…
[ふぅっと吐き出した紫煙が冬の空気に霧散していく。 弟のように大切だった少年の魂は あの空に逝っただろうか。]
お前に必要とされなくなった途端、 自分が可愛くなくなったよ。
[悲しげに呟いた。 他人に自分を映すことで、 自分自身を見つめていたのだろう。 鏡のなくなった今、自分の存在価値が分からない。]
(32) 2012/02/15(Wed) 21時頃
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―――楽しかったなー。
[お前と過ごしてる時間、と無言で続けて シニックに*笑う*]
(33) 2012/02/15(Wed) 21時頃
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― 東の村・オスト 雇い主の家 ―
[ほんの数か月前までは窓から見える隣家の娘よりも酷い生活を送っていた、堕ちる所まで堕ちた人間に救いなどないと、そう思って生きてきた]
ほンっと、人生って何があるか分かンないもんだよねェ。
[盗み、売春、生きるためならそんな事に手を染めるのは容易い事だった、今の雇い主は自分の眼が気に入ったと言っていたが、それとは裏腹に雇い主の妻はこの眼がお気に召さない様子で、いつもこちらを見下した目で見てくる]
はッ、旦那様に愛されないのはあんたのその腐った性根が原因だろって、なァ?
[綺麗に毛並みを整えられた猫を抱きあげそのふわふわとした毛を堪能する]
アタシはお前に似てるんだとサ。 いッつも生意気だとか、気持ち悪いなんて言われてた眼を好いてくれる人なんて現れると思わなかったよ。
[猫は黙ってこちらを見つめて、そして可愛らしいピンクの鼻先を擦りつけてくる]
(34) 2012/02/16(Thu) 00時半頃
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多分旦那様はアンタとアタシを混同してんだろうけどサ。 それでもこうして人並の暮らしをさせてもらえるのは有りがたいことさね。
あの女に言わせりゃ『泥棒猫』で、旦那様に言わせりゃ『野良猫』だとさ。 ほんと、アタシの眼つきといい、猫に縁があるね。
[抱きあげていた猫を降ろすとポンと背中を叩いて]
ほら、アンタとばっか遊んでらんないんだよ。 お前はその辺で寝てな。
[こちらを見つめている猫にそう告げると、隣家が見えないようにカーテンを締めて昨夜乱れたベッドを整える仕事から取りかかるのだった**]
(35) 2012/02/16(Thu) 00時半頃
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/* ラディスラヴァかわいい リンダと同じくらいかわいい
(-0) 2012/02/16(Thu) 08時頃
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スリーカード俺の勝ちだな
[苦虫をつぶしたような顔をした男の前に にやりと笑いながらテーブルにカードを並べる]
お兄さんもう一勝負するかい?
[にやにや笑いながらそっと肩に乗せた小さな猿の頭を撫ぜた]
(36) 2012/02/16(Thu) 09時頃
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―― 東の村オスト・自宅 ――
ぅ
[気付けば朝を迎えていた。 冷たい床の感触が素肌に触れている。 結局昨晩は遅くまで玩具にされた挙句、 態度や目つきが苛立つ、と言う理由で 太ももを数回蹴られ、鳩尾の辺りを数回殴られて 胃液を吐いて床に転がった。 そこからの意識はほとんど無い。]
いっ―――
[残るのは痛みと空腹感。 もう朝食の支度をしなくてはいけない時間だ。 衣服をかき集め俯きながら着替えを済ます。]
(37) 2012/02/16(Thu) 11時頃
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……
[襤褸雑巾で吐瀉物の掃除をする。 と、言っても胃液しか吐き出していない。 若干黄色がかった液体を拭く眸は寂しげな色を浮かべ]
朝御飯、何がいいかな…
[最近、増え始めた独り言にも気付かない。 拭き終えると立ち上がり、襤褸雑巾を濯いだ。 裏の家畜小屋に行かなくては駄目だろうか。 怒らせた翌日は肉を使った料理を出さないと またきっと、叱られるから。]
(38) 2012/02/16(Thu) 11時頃
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―― 東の村オスト・家畜小屋 ――
おはよ
[自宅の裏手にある家畜小屋の小さな扉を開き 室内でコッコと元気に鳴く複数の鶏へと挨拶をした。 決して大きな小屋とは言えないが、 摂れる卵や鶏の肉は食にも売りにも使え、 家計の何分の一かを担う程度にはなっている。]
ごめんね ……私また、怒られちゃった
[怒られる、という事は食卓に予定しない この子達の肉を並べるということ。 つまり、予定よりも多く この子達のうちから命を奪わなくてはいけない。]
(39) 2012/02/16(Thu) 11時半頃
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お父さんもお兄さんも ……あの子も此処があまり好きじゃないから
[父も兄も弟も此処へは立ち入ろうとしない。 全て自分の役目だった。 世話をするのも、命を奪うのも。 傍の棚から血で汚れたエプロンを取ると 其れを静かに身に着ける。]
痛く無いように ……すぐ、終わるから 終わらせる、からね……
[手早く卵を回収し、籠へ入れると 変わりに一本のロープを手にした。]
(40) 2012/02/16(Thu) 11時半頃
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……
[可愛くない訳が無いのだ。 小さな雛の頃から世話をしているのだから。 その分だけこの瞬間は何時も、辛い。 傍を歩く鶏をそっと両手で掴んだ。 抵抗は無い。それだけ私に警戒を示していない証拠。 暴れる姿も泣き声も、此処では決して聞かせないから。]
―――、ごめんね
[謝罪を零す自分の表情はわからない。 ただ、何時ものように 困ったような泣いている様な笑みを浮かべたのだと思う。]
(41) 2012/02/16(Thu) 11時半頃
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[鶏を抱えたまま小屋の裏へ回る。 陽も差さない薄暗い軒下に太い柱が在る。 其処へロープを使いこの子を括りつけるのだ。]
……
[自身の先行きを察したのか鶏が泣き出した。 だから手もその分、早く動く。 首を切る時に羽ばたくと抑えにくいから 羽交い締めにし、右の羽を左の羽の上に重ね、 外側を通して左の羽の下に右の羽を重ねた。 形の悪い瓢箪のような光景が広がる。]
ごめんね ……すぐ、だから
[両足にロープを括りつけ、柱に逆さにして吊るす。 鶏の首が地面から30cm程、浮く程度に。 そして左手で優しく鶏の頭を掴んだ。]
(42) 2012/02/16(Thu) 11時半頃
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―――っ!
[一瞬だけ躊躇が在った。 けれど、それもすぐ消える。 躊躇する分だけこの子の苦しみが増すのだから。 傍に置いてある大きな包丁を手にすると 其れを鶏の首目掛けて思い切り振り下ろした。]
……
[鈍い音と共に首が切断され、 驚くぐらいに鶏が暴れるも、 私は眉一つ動かさなかった。 見慣れてしまった、光景だったから。]
(43) 2012/02/16(Thu) 12時頃
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っ、う
[未だ暴れ続ける身体を手で押さえる。 切断された首から上がる血飛沫が散らないように。 血は勢い良く下へ、下へと流れ落ちた。]
……何か 私と一緒、だね
[今日は酷く胸が痛む。 鶏の様がまるで自分に重なるようだった。 家族に都合の言いように扱われ、玩具にされ そのうちには、こんな風に 殴り蹴られ、殺されてしまうのだろうか。]
(44) 2012/02/16(Thu) 12時頃
|
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―――、怖い、なぁ
[へらりと下手糞な笑みを浮かべた。 自分の未来を見れば見るほどに、 厭な顛末しか浮かばないのは 卑屈になっているからなのか。]
朝御飯、……急がなくちゃ
[命を奪うという事も、初めての頃に比べればだいぶ慣れた。 極力血を散らせない遣り方も どうすれば首が上手く切れるかも 繰り返すうちに覚えてしまった。 初めなんて鶏の首に包丁が刺さったまま切断し切れず 血を噴出しながら暴れる姿に号泣さえしたものだけど。]
(45) 2012/02/16(Thu) 12時頃
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……汚れてる
[自分の掌を見て呟いた。 其れは今の鶏の血液だけでは無い。 なんだか洗っても落ちないような 染みのようなものがこびり付いている気がして仕方ない*]
(46) 2012/02/16(Thu) 12時頃
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……クラブAのハイカード。
[眉間に刻まれる深い皺。 弱い手札に勝負を託した結果は明確に男へと返り来る。]
この辺りで降りるよ。 ……これ以上続けたら、何処まで負け続けるのやら。
[舌先が乾いた唇を湿らせる。 3回の勝負で手持ちの金は半分以下に目減りしていた。]
(47) 2012/02/16(Thu) 14時半頃
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幸運が続く事を 祈ってる よ。
[1食分に相当する銅貨が勝者の元へ贈られる。 自身と入れ替わりに着席する男。 賭けの魔力は様々な人間を呼び込む。]
……慣れない事はする物じゃないなァ。
[積み重なる銅貨の山。 人々の熱気の中で勝負を眺め、独り言ちた**]
(48) 2012/02/16(Thu) 14時半頃
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|
また……。
[酒場の常連の一人が死んだとの事。 その話が耳に届いたのは街の一角。]
……優しかったのに。
[最初の記憶は死別した実の両親。 それから、死は常に傍にある。 心の慰めにペットを飼ったとしても、 それは長生きする事は無い。 直ぐに、または暫くすると死んでしまう。 死はペットだけでない。 親しい人にこそ多いかも知れない。 今の養い親には鎌が振われる気配は無いけど。]
(49) 2012/02/16(Thu) 21時頃
|
|
私の所為じゃないないのに……
でも、……。 祈りが必要なのかな。
[養母の言葉が耳に蘇る。 偶然、単に不幸なめぐり合わせに過ぎない事だけど。 直接の理由は言い出しにくいだろう。 だから、安心させるために微笑みながら頷いた。]
はぁ……。
[遠く見詰める翡翠に風に漣を立てる川面が映る。 その先にあるのが祈りを捧げる場所。 翡翠を揺らしながら、その風景を見続けた**]
(50) 2012/02/16(Thu) 21時頃
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[ベッドメイクを終え、寝室の掃除を終えると日向で眠っている猫の頭を指先で撫ぜる]
お前は気楽そうでいいねェ、たまにはアタシと代わってくれない?
[目を閉じている猫はにゃーとも言わずに耳を一つ動かすだけ]
ったく、冷たいヤツ。
[笑って、猫の鼻先を指で突く、それでも起きないのはなかなか図太い猫だと常から思う。 寝室の汚れ物を入れた籠を抱えて廊下をゆけば、途中会いたくもないこの家のもう一人の『主』に出会ってしまう]
これは奥様、ご機嫌麗しゅう。 勤めの最中なのでこの様な形でのご挨拶で失礼――
[と言いかけたところでパシンと鋭い音が響き、頬にジンと熱が灯る。 危うく舌打ちしかけて急な出来事に驚いてこちらを見る他のメイド達の手前体裁を繕って]
申し訳ございません奥様、何か私に落ち度がございましたでしょうか。
[顔についていた虫を払っただけだと憮然とした態度の女に内心では毒づきながらも、感謝の言葉を述べて庭へ出る]
(51) 2012/02/16(Thu) 22時頃
|
|
おや…もう、やめるのかい? そいつは残念、次の回で取り戻せるかもしんねぇのによ
[テーブルの上の銅貨を懐へしまう。 人のよさそうな男が席を立つ>>47と小さな声で肩の上の猿に話しかける。
『まあ、懸命だな…あいつに勝てるはずないんだからよ。お利口さんなお前が相手の手の内をこっそり教えてくれるんだもんな』]
(52) 2012/02/16(Thu) 23時頃
|
|
[勿論猿が話せるわけではない…ちょろちょろと相手と自分の間を動き回ってカードを見ると 相手が同じカードをもっていればそのペアの数だけ耳を握る、マークが同じなら肩の上でジャンプする…数字が並んでいれば…という風に合図をきめているだけだが。 まあ、そこまでわかれば後は十分。 あとは相手より少し良い手で勝って適当に負けて大きな利を求めなければ良いだけ]
つぎはお兄さんかい? お兄さんは強そうだなぁ
[にこにこ笑って別のカモを相手にする]
(53) 2012/02/16(Thu) 23時頃
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身長どうしようかな 168+3くらい 年は意外と若いかも 18+6
(-1) 2012/02/16(Thu) 23時半頃
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ちょっ ムパとまったく いっしょとか…振りなおそう
身長どうしようかな 165+6くらい 年は意外と若いかも 18+2
(-2) 2012/02/16(Thu) 23時半頃
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どうしても171かよ んで実は20とか笑われそう
(-3) 2012/02/16(Thu) 23時半頃
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村の広場
[夕日に染まる村は凍るような冷たさの季節であっても賑やかな喧騒に満ちていた。 その中心にいるのが数十名の狩人の集団であった。
近くには火が焚かれ、中には待ちきれないとばかりに肉を焼いている者や酒を煽っている者の姿が見える。 自分の分配の肉を受け取り、すっかり冷たくなった指を火にあたっていると二人の男が話しながらこちらの方に歩いてきた。
片方の若い男が首を横に振ると、もう一人の初老の男がため息をついて、無理を言って済まなかったという声が聞こえてくる]
どうかしました?村長。
[ああ、そうだ。君も独身だったよね?なら君でも構わないかと話を切り出される。 今は名も無き村の教会で祈りをささげて、精霊の怒りを鎮めてほしいと今度は逃がさんとばかりに鋭い眼光を向けられる]
ええと、そうですね。食料の支給があるなら…なんとか。
[つい、そう答えてしまう。 確かにそれ自体の内容は簡単だ。だが――それが理由で安易に引き受けたわけではない]
(54) 2012/02/17(Fri) 00時頃
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1、東 2、西 3、南 4、北 5、東or西 6、北or南
[[mdn]] 1
(-4) 2012/02/17(Fri) 00時頃
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男性嫌いクラリッサ&愛しの旦那ありのラディスラヴァ どう見ても邪魔者です。ごちそうさま。 そして、不味いことに肉ネタがタブル←
振り直し6
(-5) 2012/02/17(Fri) 00時半頃
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[昨年、病で亡くなった優しくも逞しい母親がその村の話をするとき、気のせいかもしれないが一瞬だけ悲しそうな色を浮かべるのが心に引っかかっているのだ。
荷物は出立時に渡すと言う話がついて、村長はその場を後にした。 ぼんやりと去っていく背中を見ていたかと思うとふらふらとした調子で胃への方へと歩き出す。 彼は最期に自分の父親について聞いておくべきだったのではないかと未だに判断がつかない問いを自問し始めた]
(55) 2012/02/17(Fri) 00時半頃
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良家の娘 グロリアがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(良家の娘 グロリアは村を出ました)
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[庭に出れば空は青い、どんな時でも空は変わらない、苦しい時も辛い時も、それは常に変わる事のない不変の出来事]
だから幸せになれば見るものが綺麗になんてのもありゃしないのよねェ。
[家族がバラバラになった日もよく晴れた日だった、あのまま貧しい家族が集まって暮らせば相応に不幸であれど堕ちる事はなく不幸なりに幸せとやらを模索して生きる事も出来たかもしれない]
ま、どっちでも構わないけどサ。
[過去を振り返ったところでどうにもなりはしないし、バラバラになったとは言え少しは連絡が取れるようになった弟や妹も見つかった、お金持ちの妾まがいな今の生活ならば苦労もしない]
理不尽な暴力はあるけど、ねェ?
[叩かれた頬を摩りながらも、胸に宿る想いは優越感、あの女は相手にされる事はない、けれど自分は必要とされるのだ、という安心感]
ざまあないね、どこぞの良家のお嬢様も大した事ァないって事サ。
(56) 2012/02/17(Fri) 01時半頃
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[シーツや、旦那様の脱ぎ散らかした衣服等も合わせて洗濯をして竿に全て干して満足げに見つめる]
さて、と。
[昨夜も隣家の娘は酷い仕打ちを受けていたように思う、隣家の事にまで口出しをする権利も力もないけれど]
ま、飢えない程度に施すのは禁じられちゃいないしね。
[お屋敷の勝手口から調理場に入ると昨夜の調理担当のメイドが廃棄しようとしていた牛骨が目に入る、料理は不慣れなメイドらしく骨に肉もまだ残っている]
いつもならあの子(猫)の餌にするとこだけど。 ま、たまにゃいいでしょ。
[肉をスプーンでこそげ取り、骨を煮出してスープを作る、臭気は酷いものだがこの程度の臭いは貧民街で慣れている]
この臭いだけあの女の部屋にぶちまけてやれたら楽しいのにねェ。
(57) 2012/02/17(Fri) 02時頃
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[やわな女手では流石に骨を砕けずに、少々無駄にしてしまっている感はあるが牛肉を柔らかくなるまで煮込んで、玉ねぎやキャベツも放り込み塩と胡椒で味付けを整える]
んー、気持ち薄い気もするけど、あんま濃くてもって気もするし まあいいか。
[スープとして作ったせいか少し量が多くなってしまった、もう少し肉が柔らかくなるまで煮込めば十分料理にもなるだろうとそれはそのままに、肉と野菜の入ったスープにバケットを浸して卵を落とす]
あー、やばい、アタシも腹減って来たわ。
[後で何か摘まもうと思いを巡らせながら、再び庭へ]
子猫ちゃん、どこに行ったの、出てらっしゃい。
[と隣家にばれないように娘を子猫と称して、垣根の辺りまで来いと呼び付ける、彼女が姿を現したなら先ほどの料理と牛乳を与えるだろう**]
(58) 2012/02/17(Fri) 02時頃
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/* あれー、ラヴァさんがなんか男前になってる。 おっかしーなー。 ゆりんゆりんルートになっちゃうじゃないか。
(-6) 2012/02/17(Fri) 02時頃
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ああ、可愛い子猫ちゃん。
アンタ、昨日も酷い扱いされたんじゃないのかい? 腹、減ってない? 良かったら食べな。
[トレイに乗った卵を落とした牛肉と野菜のスープ、牛乳を彼女に差し出してふっと口端を緩める**]
(-7) 2012/02/17(Fri) 02時頃
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/* そう言えばブローリンとラヴァさんは眼が隠れてて動物と一緒だな・・・言われて気付いた。 近親相姦もあるの?どきどき。
ラヴァさん動かしやすーい。 でも何故かイケメンになる不思議、ってかラヴァさんって女装男子って事にも出来そうだよね。
(-8) 2012/02/17(Fri) 02時頃
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/* 前にタバサやった時も料理ばっかり作ってて美味しそうだとか言われてたなー。 ラヴァさん料理・掃除・洗濯こなせるとかマジ嫁。
(-9) 2012/02/17(Fri) 02時頃
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[次の男は最悪だった。赤い顔をして額に青筋を浮かべいらいらと体を揺らす]
なぁ 兄さん、負越してきたところだしそんなに熱くならないで今日はこの辺でお開きにしねぇか?
[何度もそう繰り返し腰をあげようとしているのにやれ勝ち逃げする気かとなんども胸倉を捕まれて椅子に座らせられる。
…ったく3回に1回は負けてやってるっていうのに こちらとしても損するわけにはいかないからな。
ため息交じりに次のカードを開く]
ほう兄さんは、ストレートか だが兄さん今夜はつくづくついてないな 俺はフラッシュ
[これがとどめとばかりにスペードが揃ったカードを相手のカードの上へ散らした]
(59) 2012/02/17(Fri) 12時頃
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[くっそっ!お前いかさましたな! 俺様がこんなに負けるわけねぇんだよ
――バンッ!大きな音を立てて男が机を叩いて…辺りが静まり返る。注目が集まると、男の仲間らしき者達が3名ほどぽきぽき指を鳴らしながらテーブルへ近づいてくるのが見えた。]
(60) 2012/02/17(Fri) 12時半頃
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ちょ、ちょっと待ってくれよ 俺は何もしてないって
[屈強な男たちがテーブルに近付いて来れば足元に座っていた2匹の犬が顔をあげて、ウーっと警戒の声を上げる。]
まあ、まあ お前ら大人しくしな ・・・ったく困ったな
[誰かに助けを求めようと先ほどの人のよさそうな若い男の姿などを探してみた]
(61) 2012/02/17(Fri) 13時半頃
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[ほどなくすれば、お巡りさんこっちこっち 店の給仕婦だろう女の声がして警棒を持つ男が近づいてくると 『お前らこんな所で騒ぐんじゃない』 物騒な男たちを散らしていく]
やあ、おまわりさん助かった…実は
[『でお前は何者だ?どこからきた』 『怪しいなちょっと来い』]
ってまたそういう事かよ
[両脇から腕を捕まれたのは自分の方、引きずるように村の小汚い留置所へ連れていかれると連れの動物ともども身柄を拘束された]
(62) 2012/02/17(Fri) 13時半頃
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まあ、今日は屋根のあるところに泊まれただけラッキーと考えるか…なっ
[冷たい石の床に猿と犬2匹と抱き合って夜を過ごす 明け方になると凍るような寒さで目が覚めた。 隣の部屋から暖かい明かりが少し開いた扉から漏れてくる。
『廃教会』『面倒』 『ならば…あの余所者』『都合がいい』
[警察署の署長とその部下らしき者がひそひそと相談している声がこちらに時折聞こえてくる。 その内容にまたかという様に深いため息をついた]
(63) 2012/02/17(Fri) 13時半頃
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……。
[最後まで冷えて頭で観察し思考できない人間は負けてしまう。 この様な場では、日常生活よりソレが更に顕著に出てくる。 理解はしているが実行できない自分は勉強代として 銅貨をブローリンに巻き上げられる事になった。]
(64) 2012/02/17(Fri) 14時頃
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うぉ。
[場の空気の中そ、揺蕩う様に勝負を眺め続ける。 思考を占めて行くのは、今自身を悩ませる問題――。
然し、執拗にブローリンに勝負を挑み続ける男が机を叩けば 思わず間の抜けた声が漏れた。]
(65) 2012/02/17(Fri) 14時頃
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なに? イカサマ?
[自分の観察眼では、猿の動きは眼に入っても それが何を意味しているのか読み取る事はできず――……]
(イカサマなら、アレは……負けた分は戻ってくるか?)
[見るからに険悪になる場雰囲気の中 視界の端に入る銅貨の山が目に入る。 そんな間の抜けた考えで、事態の静観を続ける。
一瞬、ブローリンと視線が絡み合うが 身内と思われる事を避ける為に慌てて視線を逸らした。]
(66) 2012/02/17(Fri) 14時頃
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北:ノルデン グロリア(村出) 南:ズューデン ローズマリー 東:オスト クラリッサ、ラディスラヴァ 西:ヴェスト シメオン 不明:ブローリン、ムパムピス
(-10) 2012/02/17(Fri) 14時頃
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1・4、北 2・5、西 3・6、南
三度目の正直。2
(-11) 2012/02/17(Fri) 14時頃
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やれやれ。
[結局は銅貨が自分の手に戻る事は無かった。 場で、力を持つ人間が強弁すれば力の無い人間は従うしか無い。
とぼとぼと、男は帰路を歩む。 ]
(67) 2012/02/17(Fri) 14時頃
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北or南→西か。 北:戻ってくるならお供してたい。 南:出発済み。 西:負縁故の予感。 (ノ)・ω・(ヾ)ムニムニ
(-12) 2012/02/17(Fri) 14時半頃
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そうか。 あのまま……か。
[先を行く男達の話し声が耳に入る。 あの男が留置されたらしいとの事を聞けば 特に感慨も無く、呟きを漏らした**]
(68) 2012/02/17(Fri) 16時頃
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[いかさまの証拠などは結局あるはずもなく留置所から出されることとなったが。 半ば脅しの様にここから東に行った場所にある廃教会で祈りを捧げてくるようにと警察署長らしき肥った男から告げられた]
…この村は閉鎖的だ。 余所者には厳しい、だがお前が教会で祈りの儀式を済ませたと聞けば…みんなお前を受け入れるだろう。 まあ、儀式と言っても難しい事は無いさ、ただ古い教会の中である期間を過ごせばいいだけ…その時の連れに寄っちゃあ良い事もあるさ まあ、ここで断ってもいいが…、なぁ
[がっしりと肩を捕まれると頷くしかなかった。]
(69) 2012/02/17(Fri) 17時頃
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―― 東の村オスト・自宅 ――
……
[すんと鼻を啜る。 朝食の準備を終え、食卓につく家族を横目に 一人俯いて台所で食事が終わるのを待っていた。 父や兄や、弟の談笑が届き 食を進める音が耳とお腹を刺激した。]
ふぅ
[溜息が漏れた。 掌に視線を遣れば随分と荒れてしまっている。 労わるように両手を優しく擦り合わせた。]
(70) 2012/02/17(Fri) 19時半頃
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?
[其処へ何か小さな音が届いた。 家の裏手から、だろうか。 この位置で漸く聞こえた程度だったから 食卓を囲む家族には聞こえていないだろう。]
何だろう
[小さく呟きながら勝手口の方へ歩み そのまま静かに扉を開くと外を覗いてみる。 >>58 すると『仔猫』を呼ぶ彼女の姿が在った。]
(71) 2012/02/17(Fri) 19時半頃
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あ――
[へらりと笑ってそっと家を抜け出した。 食事が終わる頃合までに戻れば 多分バレる事は無いだろう。 垣根の辺りまで掛けていくと]
あの、 ……おはよ
[少し恥かしそうに身を捩って 上目遣いに挨拶をした。 極力、彼女の手の中にあるものを凝視しないように 意識を働かせてはいるけれど、 ちらちらと見てしまうのは半ば本能の所為。]
(72) 2012/02/17(Fri) 20時頃
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―――、え?
(-13) 2012/02/17(Fri) 20時頃
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……良いの?
[彼女の囁きと微笑みに眸を瞬かせた。 と、同時に思い切り視線を 彼女の手の中の物へ落としてしまう。]
―――
[暫し凝視した後に、 は、と我に返ると そっと視線を彼女へと上げて]
昨日の、そっちの家から 見えちゃう、のかな……
[俯いて、困ったような笑みで問うた]
(73) 2012/02/17(Fri) 20時頃
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クラリッサは、ラディスラヴァの差し出したトレイを躊躇いがちに受け取ると「ありがとう」とはにかんで
2012/02/17(Fri) 20時頃
|
―― 西の村ヴェスト・道端 ――
[村の中で噂が巡るのは早い。 男が一人留置所に捕らえられたと謂う。]
何したんだろうな。
[村の人間ではないらしいとの話、 余所者にも別段差別感は抱かないが 犯罪ともなれば話は別。 どんな人物が捕らわれているのか興味はあったが――]
ん
[>>68道端で見かけたのは孤児院の世話役の青年。 軽く会釈をする。]
(74) 2012/02/17(Fri) 20時頃
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|
美味しそう
[沸き立つ香りが胃を刺激する。 咥内に広がる唾液が 此処までの絶食を物語るように ただ押さえきれぬ程に食事を欲している。]
……
[もう一度、彼女を見詰めた。 へらり、と笑う。 隅にしゃがみ込んで、スプーンを手にすると]
食べる……、ね
[申し訳無さそうではあるものの いい加減我慢の限界なのか 無心に食を進め始めた]
(75) 2012/02/17(Fri) 20時頃
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[美味しい―――。]
(76) 2012/02/17(Fri) 20時頃
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クラリッサは、スプーンを動かしながら無意識に微笑を浮かべた。
2012/02/17(Fri) 20時頃
|
ムパムピス。あんたも行くのか?
[司祭様の話では、数人に使いを頼むとのことだった。 ならばその話を聞き及んでいるだろうかと探りを入れるが 反応をしなければ、 自分がこれから東の廃村へ行くことを説明する。]
この村に住んでて、健康で、なおかつ自由が利くのは そんなにいないから、な。
話が来てないならいいよ。 もし同じ話を受けたら向こうで会おう。
(77) 2012/02/17(Fri) 20時頃
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/* クラリッサが可愛くて困る。 いじめたいな、いじめたいな
(-14) 2012/02/17(Fri) 20時半頃
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[ムパムピスと簡単な話をして別れると、 そのままの足で村の門へと。
皮のショルダーバッグを肩から斜めに掛けて、 コートを羽織り、 馴染んだ村を後にする。]
すぐに帰ってくるよ。
[それは誰への言葉だったか。 少なくとも生者ではない、誰か。]
(78) 2012/02/17(Fri) 20時半頃
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/* これプロの間に他の村の人と絡めないっぽ? 南の村から移動しないと…… んー、んー
(-15) 2012/02/17(Fri) 21時頃
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|
「坊ちゃま……今回はもうよろしいのですか?」
ああ、いいよ。 いつもみたいに綺麗に片づけておいてくれ。
[うやうやしく頭を垂れる執事に言いつけて、…は馬車に乗り込む。車内の窓はカーテンで外界との境を遮られており、外から中にいる人間を確認することはできない。]
この村にも少し飽きたな……。
[4(@北:ノルデンA南:ズューデンB東:オストC西:ヴェスト)に滞在するようになって一年が経つ。そろそろ移り時かもしれないと思案を巡らせる。ほんの六日ほど前に建てられた仮住まいは、ほどなく解体されることだろう。]
(79) 2012/02/17(Fri) 21時頃
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|
酷いもんさね、男ってのはサ。
[自分への仕打ちが見えるのかと問うた娘にはそう答えて、食事を始める様子に安堵の息をつく]
残りもんで作った料理で悪いね。 早いとこ戻んないとまずいんだろ、食事済んだら早く戻りな。 アタシは猫に餌をやってたと言えば赦されるからね。
それにしても――
(80) 2012/02/17(Fri) 21時半頃
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|
アンタ、なんだってそんなに我慢するんだい。 逃げるなり、殺すなり、手はあるだろ?
(-16) 2012/02/17(Fri) 21時半頃
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ラディスラヴァは、吹き抜ける風に乗せて、隅にうずくまる娘に問うた。
2012/02/17(Fri) 21時半頃
|
[屋敷に着くと、下女たちの囁き声が耳に届く。当然、…が戻ったことを知ると、それはぴたりと止むのだが。気付かない振りをしながら(いつものことだ)、出迎えの列を突っ切る。]
──父様はおられるか? 書斎か。うん、わかった。 ああ、夕食は軽めでいい。ワインは一本開けてくれ。父様と話してからいただく。
[言い置いて書斎へ向かうと、扉の前でしばし直立する。艶のある吐息が微かに聴こえた。 無言で待つことしばし。甲高い悲鳴のような声と、獣のような野太いうなり声が交わり──静寂が訪れたところで、扉をノックして、ノブを捻る。 ガウンを羽織った男が葉巻を口から離し、煙を吐き出しながら、扉の向こうから…を見つめていた。]
父様、エリアスはこのヴェストという村には飽きました。 昨日まで一緒にいた女性にもそうです。 ですから、次の村へ移り住みたく存じます。
[なにが不満なのかと尋ねる父に、物足りない、と…は答えた。]
原因はわかりません。 しかしきっと、なにかが足りないのです。 エリアスはそれを確かめたい……この村を出て──
(81) 2012/02/17(Fri) 21時半頃
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|
……そう 何か恥かしい
[見えたと聞けばそう答えるしか無かった あれを人に見られて恥かしくない訳がなかったから。 一旦、スプーンを口へ運ぶ手を止めると]
残りものだなんてそんな ……美味しいから、凄く ありがと
[彼女を見上げて微笑んだ ただ、小さく囁かれた言葉には少しだけ 眸を大きく開いて]
(82) 2012/02/17(Fri) 21時半頃
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なんで、かな
[心を誤魔化すように スプーンをかちゃかちゃと動かして]
そうだよね、逃げたら楽なのにね ……でも行く所も無いから
[まるで他人事のように呟いた]
(-17) 2012/02/17(Fri) 21時半頃
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|
――ま、他人のアタシが口出しする義理はないけどね。 あんまり溜め込むんじゃないよ。 人間、どこまで堕ちてもあがけばなんとか生きられるんだから。
[娘の事情は知らない、ただ自分が滞在する家の隣に住んでいるというだけの関係。 満足に食事を摂っていないのか健康的には見えず、ついお節介を焼いてしまう事はあれど、それだけの関係]
知ったような口利いて悪かったね。 アタシもそれなりに修羅場はくぐってるもんだから、ついね。 食器はその辺に置いといてくれりゃいいサ。
そんなもんでよけりゃ、またアンタの家族に黙って食べさせてやるサ。
(83) 2012/02/17(Fri) 21時半頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/02/17(Fri) 22時頃
|
……
[かちゃりと音を立てスプーンを口へと運んでいく。 そのペースは兎角、速い。 彼女の言葉を聴きながらも食を進め]
ううん
[スプーンを置くと、トレーを手にふらっと立ち上がり 彼女にすうっと近付いた。]
気に掛けて貰えて、嬉しかった こんな事してくれる人なんて居ないから
[照れ臭そうに、彼女を見上げて]
(84) 2012/02/17(Fri) 22時頃
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|
現在地:西のヴェスト ブローリン ムパムピス シメオン
(-18) 2012/02/17(Fri) 22時頃
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|
北の村:ノルデン
[手の中の戦利品を抱えなおすと赤茶の外套をしっかりと身に纏って、建物と建物に挟まれた細い路地へと歩いた。 そのまま東へ北へと角を曲がると見慣れた共同住宅が両側に建ち並んでいる通りに出る。建物はみすぼらしく、壊れたままになっている場所もある。そこを横目に、更に薄暗い入り組んだ路地を進んで村のはずれの自宅へと向かう。
明かりが一つもついていないのを外から確認すると玄関を開けて、明かりをつけた。
そして、暖炉に火を入れて湯を沸かしている間に食卓の上に狩りの道具を血が付いたものと汚れていないものに別けて並べてゆく。 それらをできた湯に沈めながら丁寧に血を流し、清潔だが擦り切れてしまったタオルで拭いていく]
(85) 2012/02/17(Fri) 22時頃
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|
「十日ほど待て。俺はもう少しのんびりしたいんでな。その間に準備を整えさせよう。今度は南にでも行くとしよう」
ええ……。
[父の言葉に頷くと、裸で床に伏せたままの女性を一瞥して、踵を返した。後になってワイングラスを傾けながら、ガウンの一枚でもかけてやればよかったかと、親の姿に自分を重ねて失笑した。]
金貨の数枚でも握らせてやるべきだったかな……。
(86) 2012/02/17(Fri) 22時頃
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|
そうかい……家族にああいう扱いを受けるのは、辛いだろうね。
[手を伸ばしてトレイを受け取る際に彼女の手に触れれば、荒れ放題の手の感触に、口を噤み口角を下げる]
アタシは気紛れだから助けてあげない事もあるかもしれないね。 だから感謝される筋合いはないサ。
[娘の視線にそんな軽口を叩いて、トレイを受け取り踵を返す]
(87) 2012/02/17(Fri) 22時半頃
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――行く所は案外どこにだって転がってるモンさね。 逃げるってのは悪い事ばかりじゃないサ。 本当に辛いなら、一度本気で考えて御覧。
(-19) 2012/02/17(Fri) 22時半頃
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じゃ、子猫ちゃん、気をつけて家にお入り。
[背を向けた娘に振り返り様に言葉を囁いて、ふっと口元を緩めた]
(88) 2012/02/17(Fri) 22時半頃
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|
あは
[辛い、と聞けばあえて笑った 癖のようなものだった 辛いからと辛いのを他人に見せても 誰も何も、幸せにはなれなかった]
でも、食事、……嬉しかった 気まぐれでも、嬉しかったから
……ありがと
[去っていく後姿に微笑で礼を言う 柔らかに吹く風が金糸を揺らめかせ ぱちりぱちりと緩やかに瞼が瞬いた。]
(89) 2012/02/17(Fri) 22時半頃
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|
本気で――― [残された言葉を深く身に染み込ませるように呟いて]
(-20) 2012/02/17(Fri) 22時半頃
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父様はああ仰ったが、十日も待てようはずもない。 じいや、馬を出せ。なに、気晴らしに少し出かけてくるだけだ。午後には戻る。
[翌朝、栗色の毛並の馬を一頭駆って、村の中心へ出た。途中、数人の見覚えがある女性を視界の端に捉えたが、気付かない振りで通り過ぎた。……おそらく向こうも同じだろう。しばらくいい思いをさせてもらっただけできっと十分なのだ。]
──はぁッ!
[さらに馬を駆り、はずれまで来ると、林をかき分けた奥、湖のほとりで古い教会に辿り着いた。]
このような場所に……?
[首を傾げつつ、立ち入る。]
(90) 2012/02/17(Fri) 22時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/02/17(Fri) 22時半頃
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―― 自宅 ――
あ―――
[ラディスラヴァと別れると すぐに裏手の扉を開き台所へと入った けれどそれは少し遅かったようだ 腕を組んだ父が怒り心頭と言った様子で立っている]
ごめんなさい、ごめんなさい! ごめんなさいごめんなさいごめんなさいご、
[必死で首を振り謝罪を重ねるも 言葉を遮るように飛んできたのは 強く握られた拳だった]
(91) 2012/02/17(Fri) 22時半頃
|
|
―――、っぐ
[鈍い音を立てて身体が弾き飛ばされた 急速に殴られた箇所が膨らんでいく感覚 鼻から血がぽたぽたと垂れてくる]
ごめんなさい、もう もうしませんから! ほんとうにごめ、
[謝っても許されはしなかった 隅に追いやられ、何度も何度も高い位置から 拳を振り下ろされ、蹴られる時間が続く 虫のように丸まって耐えるしかなかった]
(92) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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|
もう、厭だ―――。
(93) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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|
―― 西の村ヴェスト・門 ――
「シメオンさん!」
[さあ出発しようかと謂うところで 若いの修道士が自分を追いかける。]
どうしました?これから精霊の涙を捧げに行く所です。
[修道士は一通の手紙を己に手渡した。 もし道中で、――…のような人物に会ったら 渡して欲しいという旨を共に伝えられる]
……慈善活動ですか?
[問いかければ、そんなところです、と修道士は頷いた]
(94) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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―南の村・墓場―
[此処は何時も霧で煙っているかのように見通しが悪い。 陰鬱な雰囲気で覆われているかのよう。 その中、酒場の常連の葬式が行われている。]
……。
[添えられた花に飾られた柩が納められると、 掘られた穴は徐々に埋められていく。 花を柩に納める時には、 周囲の親族から冷たい視線が投げかけられた。 唇を噛み締めるようにそれを受けるも、 やはり辛い思いに苛まされる。]
(95) 2012/02/17(Fri) 23時頃
|
|
う
[時間にすればおよそ10分弱だった。 けれど体感ではそれは数十倍にも長く感じた。 極力顔を殴られないように両腕で庇った。]
……
[それが余計に怒りを買ったのかもしれない。 腕が上手く上がらない。 笑っているような震え方をしているし、 痛みが酷くて、折れているんじゃないかと心配になる。]
(96) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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『逃げるなり、殺すなり、手はあるだろ?』
[執拗に殴られた腕をぼんやりと眺めながら 台所の隅でうずくまり 囁かれた言葉を思い出していた。 殺せるのなら、こんな性格で生きてはこなかった。 だから自然と選択肢は一つしか残らない。]
(97) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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母さん……。
[葬式が終り、 三々五々と人々が散り行く中。 墓場の隅にひっそりと佇む墓石の前に腰を降ろす。 実の母は其処に眠っている。 彼女の死もそうなのだろう、か。]
今度ね、祈りに行く事になったよ。 今の両親に言われたの。
……、 ……、……、
やっぱり、私そうなの、かな……。 [祈ることで何かが解決するのなら――。 そう願いを込めて瞑目した**]
(98) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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分かりました。 道中には宿もあるでしょうし、 もし該当する人物が居れば、 この手紙を渡しましょう。
[修道士に一礼し、ようやく旅立てる。 修道士は道中お気をつけてと声を掛けて呉れた。
ショルダーバッグに手紙も仕舞い込み、 村から離れ、徒歩での旅が始まった**]
(99) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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(逃げよう―――)
[何時か家族も解ってくれる日が来ると思っていた 本当の家族じゃなくても 何時か、優しくしてくれる日が来ると思っていた]
(ごめんね、母さん)
[母が愛用していた鍋を見ると 自然と涙が止め処なく溢れてきた 鼻から漏れる血を拭う力も無いまま 下唇を噛んで必死で涙を堪えようとした けれど堪えるだけじゃ何一つ解決なんてしなかった]
[この日の夜。 私は家を静かに抜け出した。 村から逃げるように何も持たずに宛ても*無いまま*]
(100) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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[トレイを受け取ってからお屋敷に戻る、勝手口から入りトレイに乗せられた食器などを洗っていると隣家で暴れている様な物音が聞こえて]
っちゃあ……あの子、大丈夫かね。
[食事を差し入れてしまったからまた暴力が振るわれてしまっているのだとすれば責任の一旦は自分にもある]
とは言え……一使用人にどうこう出来る権限はない、か。
[食事を美味しいと食べてくれた娘の無事を祈る事しか出来ずに歯がゆい想いを抱きながらも、自らの仕事である旦那様への紅茶を淹れて書斎へ赴く]
(101) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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[聖母像に祈りを捧げている女性がいた。自然にその横へ並ぶ。しばらく像を見上げていると、ふいにその女性が面を上げた。…の気配に気づいたのだろう。それほどまで祈りを捧げることに没頭していたということになる。]
恐れずともよい。 ただ興味を持って見ていただけだ。 私はエリアス。 祈ることにどんな意味があるのか知りたくてね。
[女性はしばしの沈黙の後、意味を知りたいのか、と尋ねた。…は、頷いてみせたが、すぐに反応はなく、背を向けた彼女に向かって話す]
意味を教えてもらえるものなら教えてもらいたい。 必要ならば、私も祈ってみようと思えるからね。 これは、なんだ?
[奥の部屋から戻ってきた女性から麻袋を手渡される。]
これを手にして、その廃教会へ行け、と? そうすれば意味がわかるとでも言うのか?
[いいだろう。どうせ退屈していたところだ。…は、女性に別れを告げると、馬にまたがった。]
(102) 2012/02/17(Fri) 23時頃
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シメオン? …………。
[弟を失ったばかりの青年。 慰めの言葉を向ける余裕も無く 彼から向けられる言葉に、明確に表情が曇る。 それを取り繕うとする様子が彼には明確にそれが伝わるだろう。]
あ ああ。 確かに そう だな。 私も 使いを頼まれたんだ。 向こうで……また。
[不自然な間を置き、なんとか言葉を返す 酷く強ばった笑みを浮かべ、彼を見送った。]
(103) 2012/02/17(Fri) 23時半頃
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旦那様、お茶が入りました。
[お湯で温めたソーサーとカップにポットから紅茶を注ぎ、テーブルに置くとこちらに気付いた主に手を取られる]
如何なさいました? 廃教会……?
[元より長く伸びた前髪で見えづらい顔を顰める、廃教会で儀式を行うので出て欲しいと言う旨の事であった。
本来は妻に行かせる予定だったが、その間に主も仕事の都合で村を離れねばならず留守になってしまうので妻を出す訳にはいか無いと言う事。 また、主が留守にすれば妻が妾である自分に何をしでかすか分からないので出て欲しいと言う事だった]
はァ、別に構いませんよ。
[確かに事故に見せかけて殺されては堪らないという思惑もあり、即座に承諾をして、村の遣いから旅糧や水の準備は整えて貰っているのでそれを持って出発して欲しいと言われた]
(104) 2012/02/17(Fri) 23時半頃
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[数日は食べられそうな量の旅糧と水、更には着替えと儀式用の『精霊の涙』なる液体の入った小瓶を持って屋敷を出る]
暫くの間お互いに寂しい夜を迎えそうですわね?
[等と口元に弧を描きながら主をからかい、屋敷を出る頃には準備に手間取った事もあり既に夜の帳が降りていて。 その頃には隣家も静かになっていた。
不意に隣家の娘の事が心配になり、儀式を終え、主が帰って来た時に彼女の事もお願いしてみようかと思いつく]
それまであの子、無事だといいのだけれど。
[そんな事を独りごちて、チリンと『飼い猫』たる証の涼やかな音を響かせながら村の出口へと歩き出した**]
(105) 2012/02/17(Fri) 23時半頃
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― 西の村ヴェスト 孤児院 ―
…………。 ただいま……。
[外で無邪気に遊ぶ子供達。 自分が育った時とは変わらぬ光景が其処にある。 あの時とは違うのは、院が引き取る孤児の性質。
人形を思わせる容姿を持つ少年が駆け寄ってくれば 顔に笑みを貼りつけて、その頭を撫ぜる。]
(106) 2012/02/17(Fri) 23時半頃
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……。
[びくりと、体を強張らせる少年。 振り返れば、同僚の女性用務員が立っている。 柔らかな笑みを浮かべる同僚とは対照的に、こちらを見上げる少年の瞳には助けを求めるような懇願の色が滲み出ている。
その顔を見ぬように視線を逸らし、少年の背を優しく押した**]
(107) 2012/02/17(Fri) 23時半頃
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[『ではこれを渡そう』 慇懃な態度で渡される食料と水…そして小さな硝子瓶]
これはなんだ?
[ガラス瓶を手に取りゆらゆら揺らしてみると若い警官が慌てて止めに入る。 『おい、馬鹿。大事な儀式用の水だから…廃教会へいってから飲めということだ』]
まあ、わかった。 そうだ、水と食料をこいつらのぶんをそうだな、後一人前でいいから用意してくれないか。
[駄目もとで頼んでみたら、何か文句言いながらもしぶしぶ食料と水をもう一人分用意して来て、貰ったらさっさといけとばかりに警察を追い出された]
ふぅん…随分と親切な、 というより随分厄介事を押し付けたいと見える
(108) 2012/02/18(Sat) 00時頃
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キィッ…
[肩の上の猿が心配そうに顔を覗き込んだ]
んっ?ああだがまああいつらに悪意はなさそうだ。 単に問題になりそうな事はあとくされもない流れ者におしつけようってくらいだろ。 まあ食料も貰ったし、あのふとっちょの署長も言ってた通り巡礼から帰ってくれば少しは恩を売れるかもしれないしな…
[よしよしホレーショと猿の名前を呼びながら喉元をくすぐってやると安心したように目を細めた]
(109) 2012/02/18(Sat) 00時半頃
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/* この祭りって毎年あるのかな? ならどういう祭りかっていうのは村の人はしってるんだろうか?
(-21) 2012/02/18(Sat) 00時半頃
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― 北の村:自宅 ―
[>>85道具の整備でピンク色に染まったタオルを濯いで固く絞ると、彼の頭ほどの高さに張られている洗濯紐に干した。 帰ってきたときにはカサカサに乾いて、より傷んでいるだろうが致し方ない。
夕食はパンに玉ねぎと焼いた肉を挟み、朝の残りの野菜スープを口につける。 その後は簡単に家の掃除と出立の支度を済ませるといつより早く寝床に潜りこんだ。
さらりと前髪が落ちて、顔に掛かる。 青年の髪は亜麻色で、母親や祖父の黒い髪とはまったく似てない。 名前も顔も知らない父親との唯一の接点を面白くなさそうに払い避けると瞼を閉じた。長かった一日が終わる**]
(110) 2012/02/18(Sat) 00時半頃
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じゃあ いこうか
[2匹の犬に旅の商売道具の荷物をひかせると、東へむけて村を歩いて出て行った**]
(111) 2012/02/18(Sat) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/02/18(Sat) 20時半頃
病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/02/18(Sat) 20時半頃
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―― 村の外れ ――
……は、 ……は、
[夜半―――。 夕飯の準備中に隙を見て逃げ出した。 勿論、荷物を纏める余裕なんて無かった。 ただ村の外れまで走る事しか考えてなかった。]
……
[呼吸を落ち着かせ一度だけ振り返る。 これからどうしたらいいのだろう。 宛ても無ければ戻る場所も無い。 戻ればどんな目にあわされるか、解らない。]
(112) 2012/02/18(Sat) 22時半頃
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[そもそもが夕飯の時間がこんな頃合になるのも可笑しいのだ。 何時もよりもだいぶ遅れている。 それも父の一言のせいだった。]
さよなら……
[戻る気の無い村へ呟いた。 母との思い出が残る地。 けれどもう、何時までも縛られては居られない。 振り返る事無く深く息を吸い込んでは 更に西のほうへと駆けて行く]
(113) 2012/02/18(Sat) 22時半頃
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―― 山道 ――
……ぅ 虫が
[ある程度人の手が入った歩道は選ばなかった。 それではすぐに足取りを掴まれそうだからだ。 迷わず山道を選んだのはいいものの、 苦手な虫が触れる上に、 驚く程に暗く、視界が悪くて上手く前に進めない。]
……どうしよう
[半ば、立ち往生に近い形で立ち尽くす。 けれど止まっては居られないから 村を背にしたまま、方角だけは見失わぬよう 前へ、前へと進んでいく。]
(114) 2012/02/18(Sat) 23時頃
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?
[手で草木を掻き分けながら進んでいくと 前方に微かな灯りが見えた ランタンの灯り、だろうか ゆらゆら揺れている]
人?
[それは移動しているように見えた 段々と大きく…… 大きく?]
(115) 2012/02/18(Sat) 23時頃
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クラリッサは、反射的に木陰へ身を隠した。
2012/02/18(Sat) 23時頃
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……
[息を殺す。 抜けているのも漸く今更自覚した。 灯りが大きくなっていると言う事は 此方へ近付いている、と言う事だ。]
『……誰かいるのか?』
[向こう側から声が掛かった。 低く太い、男の人の声だ。 眸をきつく閉じて縮こまるも無駄だった。 相手は更に近付き、ランタンの灯りで私を照らした。]
(116) 2012/02/18(Sat) 23時頃
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『何をしているんだ、……こんな時間に』
私は――、その 別に何も
『何も?』
何も……してないです
『……』
[気まずい沈黙が流れてしまう。 素性の知れない男は190cmほどあるのだろうか。 毛深く、短髪の、屈強そうな男だった。]
(117) 2012/02/18(Sat) 23時頃
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『……オストの人間か?』
……
『何か訳ありなのか?』
……
『だんまり、か』
[大男が溜息を漏らした。 ランタンの灯りが照らす範囲は小さい。 丁度此方の視界からでは男を下から照らし出す形になる。 妙に威圧感があって、怖い。]
(118) 2012/02/18(Sat) 23時頃
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―― 十字架を掛ける宿 ――
[何時間歩いただろうか。 かなりの長時間を、ただ、ひたすらに 前に進むことだけに集中していた。 弟のような少年のことを思ったのも嘘ではないし 居ない家族のことを思ったのも嘘ではない。
ただ、それを考えるだけの余裕がなくなり 足を前に運ぶだけの作業になってきた頃に その宿は眼前に現れた]
(119) 2012/02/18(Sat) 23時頃
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『何処まで歩く心算だ。 山を越え、川まで行くには未だ半日は歩くぞ。 それも男の脚で、だ。』
……え。
[そこまで距離があるだなんて知らなかった。 ほとんど村から出ることなんて無かったし、 母が亡くなってからは家からすらあまり 出る事はなくなっていたから。 周囲を見回せば闇に飲まれた森林が広がっている。]
『悪い事は言わん。引き返せ。』
……それは。
[小さく首を振り、その場に立ち尽くす。]
(120) 2012/02/18(Sat) 23時半頃
|
|
別に川じゃなくても良いんです 何処にでも、 村に戻らない静かな場所なら
[俯いたまま淡々と答えた 男性、というだけで手が小さく震えてしまう しかも体の大きな男となれば尚更だ もしも暴力を振るわれたら、 体の自由を奪われたら、と思うと 叫びだしたくなってしまう。]
……夜が明けるまで此処で座ってます 大丈夫ですから
[だから、無理にでも笑みを見せ 相手を突き放そうとする。 身体は無意識に後退りしている事に気付けず]
(121) 2012/02/18(Sat) 23時半頃
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[足を引き摺るようにして 重い身体で宿の扉を開く。]
こん、ばんは
[出てきた女将は、 こんな旅人珍しくないとでも謂うように 足を出せ、と言ってきた]
?
[促されるままに椅子に腰掛け、ブーツを脱げば 足の先はまめが破れ、血まみれになっていた]
(122) 2012/02/19(Sun) 00時頃
|
|
[手馴れた様子で手当をしてくれる女将。 それを不思議そうに見つめる青年。 視線に気付いた女将が、 この宿は東西南北の中心に一番近い宿、 つまりあの廃村に一番近い宿なのだと、 そして、それらの道のりを来た者は皆、 こんな風に足を棒にしているのだと語った。]
精霊の涙のことを、知っているんですか?
[問えば女将は頷く。 元々、精霊の涙を捧げる習慣は昔からあり、 その為にこの宿を開いたものだと謂う。
湯に浸した布で足を拭き、簡単な薬を塗って 包帯は要るかとの問には首を横に振る。]
(123) 2012/02/19(Sun) 00時頃
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|
手厚く迎えて呉れたこと、感謝します。
[丁寧に言えば、 こっちは金を取るのだと女将はおおらかに笑った。 それもそうかと納得してつられて微笑む。
川に囲まれた廃村の方を向いた窓からは 今は闇に濁った景色しか見えなくて。 女将が謂うには、次の船までもう暫く掛かるらしい。 泊まる金はあるかとの問に頷いて、 客室に案内される。]
(124) 2012/02/19(Sun) 00時頃
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|
此処に宿があるくらい、だから 他の村からも――?
[女将は頷く。 東西南北の村から使いが来るだろうと。 そうだったのか、と納得した風に窓に目を遣った。
今は闇。 晴れる朝にはどんな姿があるだろう。 そっと窓ガラスに手を触れさせる。 ひんやりとした冷たさが、長旅の疲労を思い出させていた**]
(125) 2012/02/19(Sun) 00時半頃
|
|
[東へと向かっていたが、荷物を揺らしながらの歩みはゆっくりとしたもの、途中ちょっと賑やか村があれば足を止めて公園の隅で仕事を始める]
…さあ、いまから始まるブローリン一座のお芝居だよ みてらっしゃい、よってらっしゃい
[アコーディオンを手にすると陽気な音楽を引き始める]
(126) 2012/02/19(Sun) 02時頃
|
|
[音楽に合わせてフリルがたっぷりついた大きな帽子とドレスを着た白犬が可愛い花のついた車をもって登場する]
さあ、世にも美しき オクタビィア姫 今日も病気の父上の為に森へ花をつみにいく
[アコーディオンはワルツに変る。白犬はよちよちと日本足で踊る様に歩きまわる]
そこへ現れた素敵な王子…
[青い光沢のある服を着せられた黒犬が現れ…2匹の犬の曲芸と共に話はすすんでいく]
(127) 2012/02/19(Sun) 02時頃
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|
[話の山場は赤と紫の道化の衣装をまとった猿のホレイショ−が恋の横恋慕をして2匹の犬にいろんないたずらを仕掛ける段
ホレイショーが飛び跳ねるたびに叫び声が起こったり、笑い声でどっと沸いたり]
さあ、そしてとうとう…
[ラストの場面は散々いたずらを繰り返した猿のホレイショーが黒犬が口に咥えた剣によって退治される場面。 勧善懲悪単純だが群衆が単純に一番喜ぶエンド]
(128) 2012/02/19(Sun) 02時頃
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|
[正義の剣によってごろりと転がる道化の猿。 拍手が起こるといきなりジャンプをしてクルリと起き上がり男の足元に置いてある空き缶を手にすると客の前に行き金を集め始めた]
みなさんどうぞお芝居がお気に召したら御志を ほらそこの人もよろしかったら…
[見物客に声を掛け腰をかがめてお辞儀する。 もし金払いが悪そうな客がいれば…猿はその客にキャッキャッと声をあげながら登りあがり芸をする。 そうなれば…目立つのを怖れたいていの客は多めのコインを投げ入れてくれるものだった**]
(129) 2012/02/19(Sun) 02時半頃
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/* 日本足って内またかっ!? 2本あしね…ねorz
(-22) 2012/02/19(Sun) 02時半頃
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―― 森の中 ――
……
[ほうほうと梟が鳴いた。 鬱蒼と茂る草木の中で見知らぬ男と向かい合い 大きな岩に腰を降ろしては]
……あの ありがとう……ございます
[何故だか夕食をとっている。 美味しい―――。 パンに焼いた卵と少量の肉を挟んだものだったが 今の自分にとってはこの上ないご馳走に見えた。]
(130) 2012/02/19(Sun) 11時半頃
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『大丈夫には到底見えなかったんでな。 ……気にするな。只のお節介だ。』
……。
[大男はからりと豪胆に笑った。 悪い人、では無いのだろう。 手の中のものを必死で口へ運びながらも 相手への警戒は幾らか和らいで行った。]
『それにしても。 ……食事を用意したとたん態度が変わったな。 相当喰えてなかったのか?』
(131) 2012/02/19(Sun) 11時半頃
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|
……いえ。その。
[問い掛けに手を止めて言い淀んでしまう。 全く食べれていない訳じゃなかった。 隣人から朝方、食事を貰ったから。 ただ反射的に食べ物を見ると身体が反応してしまう。 大男は苦笑いを浮かべて]
『答えたくないなら別に良い。 冷める前に食べちまえ。』
[二人の間にある焚き火の火を見遣りながら言った。]
(132) 2012/02/19(Sun) 11時半頃
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[旅芸人であれば長距離の移動は慣れたもの、無理をしないペースで廃教会を目指す。 いかさまポーカーで儲けた銅貨もあるし、与えられた食料と水もあった]
食べものも食料も余裕だ こりゃいつもの旅よりも楽だよな
[芝居の後片付けをしながらねぎらう様に猿と犬の頭を撫でる]
(133) 2012/02/19(Sun) 13時頃
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今日はこの村に泊まるとするか
[空を見上げると橙色のそらが紫にかわり段々と紺青の色に深まっていく。安そうな素泊まりできる宿をさがすと、犬たちに餌を与え、自分はホレイショーを連れて近くの飲み屋へ出かけた。]
なぁ、廃教会って…
[安いワインを注文すると、この村からの距離と巡礼の噂を尋ねる。
『廃教会…ああ、舟の出る村ならここから後1日ってところかな。 ――で、あんたあそこへ何しに?』
店主はちらりと探るような視線で上から下まで値踏みする様に見つめた]
(134) 2012/02/19(Sun) 13時頃
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/* あっシェークスピアから名前撮ったらホレイショーは新キャラグラの名前でした…。 ワザとじゃなかったんだけどこれでホレイショー使おうかどうか悩んでる人いたらごめんね
(-23) 2012/02/19(Sun) 13時頃
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使いを頼まれた。
[一言返した。 祈りの者を選出するという4つの村の者でないからしらないのか、それとも変わった風習ゆえその内容を話すことはタブーにされているのか。店主は廃教会の事をそれ以上口にする事は無かった]
(135) 2012/02/19(Sun) 13時頃
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[しばらくはいかさまポーカーの相手を酒を飲みながら探していた。2人くらいはひっかけたがその日はどうも調子も悪く結局は勝ちもせず負もせずトントンの勝負で終わらせて席を立った]
(136) 2012/02/19(Sun) 13時半頃
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[朝宿を立つとその日は寄り道はせずにまっすぐ廃教会の方角を目指した。 男の足であれば昼すぎには『十字架を掛ける宿』の前に着いていた]
・・・この辺りで昼にするかぁ
[宿の外の空き地に座りこみ、寒ければ薪を炊いた。 麻袋から食料を取り出して3匹と1人は休みを取る。 人が集まりはじめればそこでいつもの見世物を始めるだろう**]
(137) 2012/02/19(Sun) 14時頃
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/* しかし…女子率低いし。両刀なのがどちらかといえばムサイキャラが多いとかどうするw もう少し受攻め両方できそうなセシルとかにすれば良かったのか もう少し待ってキャラ増えなさそうだったら考えた方がいいかな
(-24) 2012/02/19(Sun) 14時半頃
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/* どうしよう…テッドあたりに変わろうかなぁ
(-25) 2012/02/19(Sun) 15時頃
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採集人 ブローリンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(採集人 ブローリンは村を出ました)
|
[4の村 1.北 2.南 3.西 4.東の村 皮袋をもった少年と少女が言い争いをしながら歩いている]
だからっ!そんな所いくなって 廃教会について、あんまりいい噂聞かないぞ
『だって、仕方ないじゃない。 教会から言われたんだもの… ―お父さんとお母さんに断れるはずないじゃない』
でも…でもさっ
[諦めたように溜息をつく少女といつまでも食い下がる少年]
『あたしだって行きたくないさ! でも今年はうちの家から女の子を…っていうお告げなんだし。お母さんは、もう年だし祈りを捧げるのは無理だって教会から言われたんだから…。 もしあたしがいかないとこれからうちは村八分なんだよ』
(138) 2012/02/19(Sun) 15時半頃
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|
『あたしがいかなきゃあ…』
………
[ぐすっと鼻を鳴らす少女をしばらくじっと見つめていたが意を決したように頷いて]
よし、俺がお前のかわりに行くよ。 ほらっ俺達双子だし…小さいときは良く間違えられたじゃないか、今だってお前の服を着たら…きっとわからないって
[そう言うと少し長い髪を二つ結びにして、泣きべそをかいている少女にニコリと笑いかけた]
(139) 2012/02/19(Sun) 15時半頃
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お前は父さん達や村の人にに気づかれないように、腹壊したとか言って部屋にしばらく閉じこもっておけよ。 俺はその間にちゃっちゃとお祈り終わらせて帰ってくるから。
『・・・ほんと?ほんとにうまくいく?』
大丈夫 兄ちゃんがお前を守ってやるから いいな
[同じ背丈、同じ顔の少女の頭を撫でてぎゅっと抱きしめる]
じゃあ こっちの木陰で着物を取り変えよう
[村のはずれの森の中でお互いの着物を交換し合い 示し合わせると。 …二人はそれぞれ村の隅の小さな樵小屋と村の出口へと別れていった**]
(140) 2012/02/19(Sun) 15時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2012/02/19(Sun) 15時半頃
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―― 森の中 ――
ごちそうさまでした
[食べ終わる頃には警戒も随分と解け へらりと大男へ向かい笑みを見せていた。 良く見れば大男は随分と大荷物を抱え移動していたようだ。]
あの…… どちらへ行かれる予定なんですか?
[少し気になって問い掛けてみる。 大男はちらと荷物を見遣って 溜息をついてからゆっくり口を開いた。]
(141) 2012/02/19(Sun) 15時半頃
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『中央の廃教会へ、な。 この季節になると中央の廃教会へ祈りを捧げるだの 無神論者には理解出来ない連中が沸いて来やがる。』
……
『ま、俺はそいつらのお陰で飯が食えてるんだが。 あそこで祈りを捧げる連中の必要物資って訳だ。 南の村の村長の依頼でな。 こいつを届けて終わり、だ。』
……何を運んでるんですか?
『食料や水が過半数だ。特別製の、な。 衣類も少量あるみたいだが。』
[はて、と首を傾いだ。 特別製?]
(142) 2012/02/19(Sun) 15時半頃
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|
特別製?
『……』
[珍しく問い掛けに大男が黙り込んだ。 一つ、咳払いをした後に]
『俺も詳しい事は聞いちゃ居ない。 それも含みの、報酬分は貰ってる。 依頼者の詮索はしないのが運び屋の前提だからな。』
[焚き火の薪を棒でつつきながら抑揚ない声を返して来た。 ちら、と荷物を見遣る。 食料と、水。あれだけあれば暫くは困らないだろう。]
(143) 2012/02/19(Sun) 16時頃
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あの。 ……何でもします。 無理は重々承知して、ます。
『……?』
少しで構いません。 ……こっそり、その。 食料と水を分けて貰えませんか?
[大男を見詰め懇願した。 暫しの沈黙の後に、大男は首を横に振った。]
『すまんが、分けてはやれないな。 運び屋としての信頼に関わる話だ。』
……そうです、か。
[矢張り無理だったか、と肩を落とす。]
(144) 2012/02/19(Sun) 16時頃
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『ただ―――』
…?
『祈りを捧げる連中の為の物資、らしい。 お前も祈りを捧げに行く、と言い張って 船に乗り込んでしまえばいいんじゃないか。 ……村に戻る心算は無いんだろう。』
……ええ、まぁ。
[緩やかに頷いた。 大男の言うとおり、村に戻らない以上は 選択肢なんてそう多くない。 このまま宛ても無く歩き続ければ 餓死するか、山賊に襲われるか、 どのみち、ろくな目にはあわないのが想像出来る。]
(145) 2012/02/19(Sun) 16時頃
|
|
『俺もあまりゆっくりしてられん。 もう目的地へ向かう心算だが。 ……ついて来るなら勝手にしろ。』
[言うとすぐに、男は火を消して立ち上がる。 大荷物を一声あげて背負うと ざっくざっくと大股で歩き始めた。]
……あ。
『ペースを合わせるなんて真似はしてやらんぞ。 遅くても昼までにはついておきたいんでな。』
[一見冷たくも見える態度だったが。 本当に冷たい人であれば食事など寄越さないし、 酷い場合、既に悲惨な目にあっていただろう。 逡巡した数秒後、私はゆっくりと立ち上がり 大男の後をついて、駆け出した。]
(146) 2012/02/19(Sun) 16時頃
|
|
―南の村・自宅前―
行ってくる、ね。
[送る義理の両親の視線が、 視線を合わさない様に彷徨っている。 発せられた言葉への反応もどこかぎこちない。]
(147) 2012/02/19(Sun) 19時半頃
|
|
忘れ物……ないよね。
[私物を纏めた鞄は多少くたびれている。 贅沢は言えない。 これは祈りに向かうのだから。 他にも、必要なモノと言われた品々が中にある。]
はぁ……。
[川からは船が出ている。 それに乗って祈りの場所へと向かう。 先ずはその船着場まで行かなくてはいけない。 髪を揺らすように吹いた風に、 何処か不安の予感を感じながら、歩を進める。]
(148) 2012/02/19(Sun) 19時半頃
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―― 十字架を掛ける宿 ――
ぅ
[到着は大男の言葉通り正午より少し前の事。 あちこちに擦り傷を作りながらも 何とか大男の後をついて歩く事に成功した。 けれど、既に憔悴し切っていて]
『……大丈夫か? 俺は荷物の引渡しをしてくるぞ。 一晩分くらいなら宿賃も見てやる。考えておけ。』
ん。
[ろくな返答も出来ぬまま、傍の岩に腰を降ろした。 此処から見える川は、綺麗だ。]
(149) 2012/02/19(Sun) 20時頃
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あそこ……ね…。 宿……は。 [祈りのための精霊の涙を入れた、 肩から下がる鞄の端を握り絞め、 棒のようになり始めた足を止める。 視線の先には、とりあえずの目的地となる宿。]
あの人も、そうなの……かな。
[ちらと視線が周囲を伺う。 憔悴しきったように岩に腰を降ろす人の姿も見えて、 宿には他にも祈りに向かう人がいるのだろう、か。 ふと、そんな思いが頭に沸く。]
(150) 2012/02/19(Sun) 20時頃
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―十字架を掛ける宿―
あなたも、祈りに行くの? もし、そうなら……。
あの、……滞在の間はよろしくね…。
[歩き疲れていて、 やや精神も疲労していたけど、 目の前の女性も同じように目に映ったので、 薄っすらと微笑んだ。]
(151) 2012/02/19(Sun) 20時頃
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…?
[声が聞こえて焦点の合わぬ眸をあげた 此方に向けられた笑みだと気付くと 反射的に柔らかな笑みを浮かべ]
宜しくお願いします
[相手の言葉も良く理解しきらぬうちに 小さく頭を下げた]
(152) 2012/02/19(Sun) 20時頃
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[小さく下げられた頭。 その顔に面識が無いので、 他の村の人なのかなと、ぼんやりと思う。]
……、 私、ズューデンから来たの。
[来た村の事を、自分の名前などを述べつつ。 宿の外にいたのは何か理由があるのだろうか? そんな疑問が浮かび、 宿と彼女に交互に視線を向ける。]
あの、中に入らない……の?
[ゆるく小首をかしげた。]
(153) 2012/02/19(Sun) 20時半頃
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あ 私は、その、 オストから来て―――、
[漸くに会話の内容を理解し始めたのか ぱちぱちとしきりに瞬くと 立ち上がろうとしたが]
あッ
[上手く力が入りきらず、バランスを崩し 相手の方へ倒れこむ形になった。]
(154) 2012/02/19(Sun) 20時半頃
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あ……、っ だいじょ、う……。
[オストから来たらしい彼女がバランスを崩すのに、 手が動くも、南の村からここまで、 それなりの距離を歩いてきた足腰は支えきれずに、 崩れるように地に身体が落ちる。]
ッ、っ……。 [鞄がクッションとなって、 強かに身体を地に打つ事はなかったけど、 僅かに足が捻るような形になる。]
(155) 2012/02/19(Sun) 20時半頃
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あ、
[慌てるも身体に上手く力が入らず 辛そうな相手の表情を見て 口がぱくぱくと動いた後に]
ごめんなさい! ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…
[何度も繰り返し謝罪して、 ふらふらと立ち上がろうとした。 其処へ大男が戻ってきて]
『……何してんだ、お前。』
[冷めた声を降らした。]
(156) 2012/02/19(Sun) 20時半頃
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だ、だいじょうぶだから。 ……あの、だから、ね。
今日は、宿で休めば……。
[捻った足はどうやら動く。 それに此処までくれば後は船に乗って、 川を渡り祈りを捧げる場所まで行くのみ。
ぱくぱくと動く唇と何度も繰り返される謝罪に、 大丈夫と言うように手を動かした。]
だから、気にしないで。
[ちらと視線が振りかかってきた声の方を向いた。 彼女の同行者なのだろう、か?。 なんとなく、この状態が気まずくなって。 大男に頭を下げてから、 宿の中へとのたのたと向かうのだった**]
(157) 2012/02/19(Sun) 21時頃
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……でも。
[気にしないでと言ってくれる相手に それでも悪い気がして手を伸ばす しかし、宿へと向かうのを見れば 手を引っ込めて]
……
[俯いた。 其処へ大男が大仰な溜息をつき 頭へぽふりと掌を乗せた。]
『人様の趣味にとやかく言う心算はねぇが お前、自分の心配しなくていいのかよ』
……趣味とかそんな
[むすりと不貞腐れて見上げれば にやついている分、冗談なのだろうけれど。]
(158) 2012/02/19(Sun) 21時頃
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『兎に角だ。約束通り一晩分の宿賃は払ってやった。 向こう側に渡るだけの話もつけてやった。 ……俺に出来るのは此処までだ。』
…………ありがとう。 でも、どうして。 どうしてここまで優しく?
[不思議だった。 たった一晩、一緒に歩いただけだ。 そもそもこちらの身の上なんて一切知らない筈。 同情なんてしたって何の得にもならないだろうに。]
(159) 2012/02/19(Sun) 21時頃
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『優しかねえさ。 俺はこの後のお前の人生の面倒なんざ見てやれない。 中途半端な情けなんざかけないほうがマシだ。』
[男は空を仰ぎ、溜息をついた。 何かに疲れたような 酷く短い、呼吸だった。]
……でも。 ありがと。助かりました。
[へらりと笑って礼を言う。 男は肩を竦め手を上げるとさっさと去っていく。 じゃあな、と最後に一言残して。]
(160) 2012/02/19(Sun) 21時頃
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クラリッサは、ローズマリーが入っていた宿の入り口を見詰めた。
2012/02/19(Sun) 21時頃
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[馬にまたがり、のんびり歩いている。村の出口に差し掛かったところで、>>140男女の姿が見えた。 遠目に見ても、顔が似ているとわかる。双子だろうか? それにしても──2と…は思った。]
1.(私にも兄弟がいたらなぁ) 2.(なぜあの二人は着ている服装が逆なのだろう?)
(161) 2012/02/19(Sun) 21時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/02/19(Sun) 21時半頃
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― 道中 ―
[オストを出て西へとよく整備された道を往く、昔東西南北の村が中央の村を侵略したという話は主から良く聞かされていた]
ふう、そんな所にお祈りに行くなんて気の滅入る事だわ。
[主の付けてくれた従者の操る馬車に揺られて小さく呟く、『精霊の涙』とやらは聞いた事がないがあまり楽しめる旅ではなさそうで、月明かりに照らされながらも気がつけば眠っていた]
(162) 2012/02/19(Sun) 21時半頃
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エリアスは、>>161メモ参照。テッドを見たときの感想以外はなしで;
2012/02/19(Sun) 21時半頃
若者 テッドは、メモを貼った。
2012/02/19(Sun) 22時頃
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― 十字架を掛ける宿 ―
[朝になるといつの間にか紛れ込んでいたらしい首輪をつけた猫が顔を舐めたので眼が覚めた]
ん……あら、いつの間についてきていたの。 ま、いいか、あの奥様じゃアンタの世話してくれないでしょうし。
[腹を空かせているらしい猫に食料から干し肉を取り出し適当に水で柔らかく戻してから食わせていれば従者に宿に着いたと言われて]
ふぅん、ここで中央の宿に行く船を待つ訳か。
[こんな川で囲まれた村に何のために攻め入ったのか、主から聞いた話を思い出してつまらなそうに逡巡をしてから荷物を手に馬車を降りる]
ご苦労様、儀式の終わる頃にまた迎えに来て頂戴。
[従者に銅貨を適当に見繕って手渡し、猫を伴って宿へと入って行く]
(163) 2012/02/19(Sun) 22時頃
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/* 確定嫌いってうエリアスが確定してるっていうね。
って事かしらん。
(-26) 2012/02/19(Sun) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/02/19(Sun) 22時頃
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― 北の村:村長宅 ―
[ぼんやりと形を持たない夢が砕けて、目が覚めると旅の準備を整えて村長の家へと足早に向かう。 扉を叩くと室内に案内されて、奥さんの方が温かいお茶を運んできた。
あらかじめ、食卓の上に用意されていた布袋の中を覗くと内側に書かれた聖句の一節が見えた。他には地図や金銭、食料、水が入っている。
手書きの地図に、進路上にある村と大きな川に囲まれた島にバツ印が書き込まれている。 とりあえず、地図を取り出しやすいポケットの方に移動させる]
なんです、それ?
[村長が棚から一つの小瓶を慎重に持ち、ハンカチで包んで差し出してくる。 受け取ると儀式用で精霊の加護をえるための特殊な触媒なので祈る前に飲むように、と付け加えた。
手順を踏む儀式に命を奪うことを生業にしている自分が行ってもいいものだろうかと思った。どことなく釈然としない気持ちのまま村長の家を辞した]
(164) 2012/02/19(Sun) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2012/02/19(Sun) 22時半頃
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― 孤児院/院長室 ―
『深く考える事は無い。 休暇だと思えば良いのだ。』
[拒否を許さぬ口調は出会った時と変わらない。 この男が自分を孤児院に繋ぎとめた時から何も変らない。]
……。
『考えるのはその後で良い。』
『……潰れるぞ。』
[眉間に皺を寄せ、院長を睨め付けるが 口端を吊り上げ、悠然とそれを受け流す。 それも幾年と繰り返された光景。]
(165) 2012/02/19(Sun) 22時半頃
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断る。
[それだけを言い切るのが精一杯の様子で 視線を逸らし、院長に背を向ける。
乱雑に扉を閉める音が、廊下に響いた**]
(166) 2012/02/19(Sun) 22時半頃
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修道士 ムパムピスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(修道士 ムパムピスは村を出ました)
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/* あらら、出てく人多いなぁ、グロリアも戻って来ないし。 ってか薔薇村が立ったからか?
(-27) 2012/02/19(Sun) 22時半頃
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― 孤児院:廊下 ―
[女性用務員の後に続き、廊下を歩む小さな影。 眉間に皺をよせる男性用務員とすれ違えば 自然とそれを目で追った。 ]
(167) 2012/02/19(Sun) 23時頃
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『カルヴィン。 ああ言うのを馬鹿犬って言うのよ。 鎖も外れ、自由の身になったのに 鎖で繋がれた時と同じ範囲でしか動けない。 わんわんと無駄吠えしかできない。 』
[何処か楽しげに女は同僚を揶揄する]
(168) 2012/02/19(Sun) 23時頃
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カルヴィンは、女の言葉に、自身の首にはめられた黒革のチョーカーに指先を重ねた。
2012/02/19(Sun) 23時頃
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/* ブローリンはテッドに、ムパムピスはカルヴィンになったのかしらん。 後二人は欲しかったなあ……。
(-28) 2012/02/19(Sun) 23時頃
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― 孤児院:正門 ―
……?
[二人で正門まで歩めば、左手包むように取られる。 首を傾げれば、その薬指の銀の指輪が通される。]
ああ。
[指輪に刻まれた紋章を見れば、納得したように溜息を漏らす。 それは、この一帯に絶大な影響力を持つ豪商のシンボルだった。]
(169) 2012/02/19(Sun) 23時頃
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カルヴィンは、近付いてくる蹄の音に、顔を上げる。
2012/02/19(Sun) 23時頃
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[村を出た…は、廃教会がある孤島へひと月に一度程度しか出航しないという船に乗り込んだ。同じ船に乗る者がいれば、会話を交わすことだろう。]
(いろんな人がいるようだな)
**船に乗るまでを進めるということに気付かなかった;
中身発言のテスト
(-29) 2012/02/19(Sun) 23時頃
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[村を出た…は、廃教会がある孤島へひと月に一度程度しか出航しないという船に乗り込んだ。同じ船に乗る者がいれば、会話を交わすことだろう。]
(いろんな人がいるようだな)
*/船に乗るまでを進めるということに気付かなかった;
(-30) 2012/02/19(Sun) 23時頃
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/*こうだっけ?*/
(-31) 2012/02/19(Sun) 23時頃
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