31 グロい村
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霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2011/05/09(Mon) 00時半頃
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[そこは暗い暗い、木造の寺院。
人々の焚く香はとうの昔、人に崇められ続けた男女の歓喜仏は、
その半分が崩れ落ち、もう半分は腐れかけ。
局部を覆った白布は今は色あせて。
歓喜仏を見つめるように並ぶ木造は忿怒尊。
色が剥げたそれは、顔面の皮膚が剥がれ落ちたかのよう。
灯るチューメは独自の香り。
溶けて蝋の山となったそれは、かつての賑わいを昔と思わせる。
今連想させるのは溶けた脳味噌]
………、──……。
[チャラリ。人骨で造られた数珠を弄ぶ僧侶はぶつぶつと何かを呟く。
村一の聡明さを持って知られたその僧侶、面影は蛇のような眼光のみ。
ガタリと木戸が不意に音を立て、視線がそこに流れれば]
(#0) 2011/05/09(Mon) 01時頃
……おや…お客様でしょうかネ………
[静かな呟きの先には、正門から入ってきたらしき蒼白な面の一人の男
体調が悪いのか、胸元抑え、懸命に息をしている様子。
しかしその目は爛々と。まるで、獲物を狙うケモノのよう
僧侶は、僅かに目を細め、男をみやる。そして、溜息一つ]
…暫し、ここに留まられるがよろしい。
体調もお悪いようですしナ。
大丈夫ですぞ。ここは、病院も兼ねておりますから。
食事の心配も、ござンせん。
なぁに、勿論お代なんぞ頂く気も、ありませんからサ
[僧侶の目は光る。やつれた男の様相は、僧侶の知るどんな病とも違う。
あぁ、やはり。得心したように僧侶は頷く。
「病院とは病の溜まり場。生きて出られる保証はありゃしないンです──」]
(#1) 2011/05/09(Mon) 01時頃
[口の中で飲み込んだ言葉は、やつれた男─サイモンには聞こえまい。ただ、折りたたまれた皺の奥。仕舞われた思惑は……]
お薬はもう少しお待ち頂けますかネェ。
多分、貴方のようなお人が増えると思うのですヨ。
案内させますから、どうぞ庭にて遊ばれればと…。
[薄暗い密林。人知れずにあるこの寺院。季節は夏。
たまらない蒸し暑さの裏、夜は芯まで冷える始末。
ヤブ蚊やヒルは当たり前、這いまわるムカデやゲジゲジも寺の主のような。
庭へ案内されたものの、部屋の一つもあてがわれることなく]
(#2) 2011/05/09(Mon) 01時頃
[尋常ない表情で、しかし有無も言わさずに庭へと連れて行かれるサイモン。
他の僧侶も、ガイコツのようにやせ細っていた。
連行されるその後ろ姿を見て僧侶は念仏を唱える。
恐ろしい病。文献で読んだだけの、それ。
あぁ、再発したのなら、この寺院の中だけで抑えねば。
大丈夫、大丈夫。ここで何をしようと、見つかることはない。
何故なら、この寺院の「人」という意味は……]
(#3) 2011/05/09(Mon) 01時頃
[さて、皆様
どのような経緯でここまで至られますか?
行きは良い良い。帰りは怖い…いや、帰りなどないやもしれませんが──]
(#4) 2011/05/09(Mon) 01時頃
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[だん――。
音は小さく、しかし強く。
老朽化した石畳を這うムカデの上に落ちる、黒いスニーカー。 靴底は地面に押し付けられたまま、ずり、と後ろに引かれ、 虫の身体と足の破片が、体液が、薄く伸ばされ、石畳に線を引く。
黒いスニーカーは、何事も無かったかのように、歩みを再開した。 ぬっとりとした、粘り着くような空気。 ぶぅ……ん、と音を立て、飛び回るのは、無数の蝿。
その中で、薄い色の髪の毛だけが、場違いなまでに、さらさらと揺れた]
(1) 2011/05/09(Mon) 02時頃
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きたーグロ村きたー 占い師希望なんて判定の為でしかないのです 判定なんて目玉食べるコース即決定w
で、肝心の設定どうしよう 正直あんまり考えてない…
(-0) 2011/05/09(Mon) 02時頃
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/* う、中身記号忘れた…おうおう
ピッパは薄色の髪なので、血色が映えると思うんだ
というか、クーロン城?と寺院ってどんな位置関係? 普通に町外れ的なノリで良いのだろうか…?
ネットで調べたらクーロン城のカオス感に萌えた 行ってみたいとか思ったけど、もう無いのですね
(-1) 2011/05/09(Mon) 02時半頃
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[鬱蒼と茂る 暗緑の樹々 手入れのされない その場所から眼下 見えるのは 濁り底の見えない古池
嗚呼 此処は 静
虫の羽音も 木葉のざわめきも 夏の彩 樹に登り 見上げる空は 何色か]
(2) 2011/05/09(Mon) 03時頃
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/* さて、キャラメイクを全くしてない状態ですこんばんわ。
キャンセル枠にて滑り込みで入らせていただきました。 anbito(あんびと)と申しますっ (σ□σ*) グロいことをするのは初めてなので右往左往ですが 色々とよろしくお願いしますーっ! がんばるー!
ヴェラにしたのは、見物人のここあを釣るため以外のなにものでもありません。にっこり。
さて、キャラメイクどうしたもんか(もにょもにょ。 そして発言pt無限なんだね、うう、慣れない…!
(-2) 2011/05/09(Mon) 03時半頃
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/* 書いておかなきゃ忘れそうなので、メモメモ。
・「。」無し ・スペース無し ・体言止めとリズム、五七調
・「あたし」「おまいさん」「おまいさんら」「〜殿」
さーて、結局ふたなり設定はどうすっかなぁ。 とりあえず保留にしといて気が向けば入れ込むか。 何の過去設定も出来てないが、プロロで皆と関わりつつ決めてく感じで!
(-3) 2011/05/09(Mon) 05時頃
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……。
[数珠をいじる僧侶。一度は僧都まで上ったその身の上は、
今は見るべくもなく。
サイモンを見送った後手にするのは人の骨盤。
其れを火に炙り、ひび割れたその痕を見る」
…誰か、いますかネぇ……
[僧侶は一人ごちる。「あの」病が発生したのなら、
声かけねばならない場所は幾つかある]
(#5) 2011/05/09(Mon) 05時頃
お好きな方も、御調べになる方も、いらっしゃいますから…
[手にする筆はどす黒く変色している。
新しく持って来させた墨皿の中身は深紅。
やや生臭いそれを筆にとり、さらりと書きつける赤い文字]
これを……使いに……
[手渡されたボロい、安っぽい紙にはただ一言]
「痴死たる病 ここに至れり」
これで通じるだろう、と。手紙届く先はそも何処か。
そもそれは僧侶には関係のない話──]
(#6) 2011/05/09(Mon) 05時頃
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―池付近、松の樹の上―
[何処ぞから ひとつ数珠の擦れる音 風が運ぶか 夏の暑さの幻か
石畳踏みつける 黒靴の力強さ それも届くか 届かぬか
今は一人 松の樹の枝に預ける躯 言葉なく 暑さに一筋流れる汗 見上げる空に 何想う 掛かる声こそ 在るなれば 顔をそちへ 向けるやも知れず**]
(3) 2011/05/09(Mon) 06時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2011/05/09(Mon) 06時半頃
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[墨染めの衣を着た蓬髪の下男は、赤文字の文を手に、使いへと出る。 袖の下、じゅくりと熱持って痛むのは、 先ほど、庭へと運んだ男が暴れたときに、掻き毟られた傷。**]
(4) 2011/05/09(Mon) 07時頃
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…み、ず………
[熱帯雨林のような森の奥 寺と思わしきその建物に近づく足取りは非常に重い。
磁石は既に用をなさず、 ただ聞こえるのは虫のはいずる音。
ここまで漂うのは鼻につくような、腐れた水の異臭。 しかしそれすら枯渇極めた喉には狂おしく*]
(5) 2011/05/09(Mon) 07時半頃
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[石造りの井戸には苔むして、中から漂う腐臭が 飲料水などありはしないと嘲笑うかのよう 朽ちて穴が開き、蟲が縁を這っている木桶を 抱えて座り込む白い塊が其処にあった]
…………
[薄水色の瞳は歪み、色を失った唇から洩れる声無き声。 白髪交じりの長い長い髪が土の上にまで広がっている。 白一色の衣服、胸元の僅かなふくらみで、性が知れる。 女が力をこめた拍子に、手の中の桶が厭な音を立てた**]
(6) 2011/05/09(Mon) 08時半頃
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/* どもども、グロ村たててーってお願いした子です。 勢いでヨーランダ選んだが大丈夫か?
池の鯉食ったら腹壊す→スカフラグ そうとっていいんだよね、ね? 今からやりたいこと忘れないうちにメモっとこう。 出来る時間帯は6:00〜9:00, 17:00〜20:00以外。
(-4) 2011/05/09(Mon) 08時半頃
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/* ヨーラ だ と 。
いやああ、目が追うじゃまいか。 すまない、前村の、影響で…っ (*ノノ) これでスティーブン来たら俺もうどうしようもないんだが。割りとマジで。
(-5) 2011/05/09(Mon) 09時頃
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[ポタリ] [ポタリ]
[緑と青と灰の混じった濁り淀んだ丸い池の淵 雫を垂らしひとあし、ひとあし、歩く老人の姿があった 左手は手首から先が腐れ落ちたように、赤黒く爛れ 右手には死んだ魚を掴んで]
[べしゃり]
[池の水と同じ匂いをさせたまま、錆びた東屋の柱に前に腰を下ろす 片手で器用に魚を口元に持ってゆくが、鼻をひくつかせると足元にそれを投げ出した 着物の裾からは泥に塗れた骨と皮ばかりの裸足の足が突き出している]
(7) 2011/05/09(Mon) 10時半頃
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…長ぁない。食えりゃえぇ。
[目を閉じたまま小さく首を振る 捨てた魚をもう一度咥えると咀嚼してごくりと飲み込んだ 途端に上がってくる吐き気を抑えもせず]
げえっ えぇ・・・くはねぇ、の。
[口元を拭いながら、老人は薄く片目を開けて周りを見上げ、 気配を嗅ぐように鼻の間に皺を寄せた それから松の樹に目を留めると、にたりと口端を曲げた 挨拶をするように手首だけの左手を上げた**]
(8) 2011/05/09(Mon) 10時半頃
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[赤文字の文から始まった動きの、辿り着く先の一つ。 路地裏、薄暗い病院。 訪れるのはいずれも、陽の光の下へ出られぬものばかり。]
そうかい、そうかい。 いくよと伝えておくれ。
[持ち込まれたのは金持ちの道楽の片棒か、表沙汰にできぬ公の指令か。 経緯などは関心の外。]
くかか、 かか…
いいとも。 記録、な。
[病へ想い巡らせ、にいと口の端をつりあげた**]
(@0) 2011/05/09(Mon) 11時頃
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[奇妙なことだが、老人はそのやつれた姿と飢えを除けば 今はどこか楽しそうにさえ見えた 手首がない左手も自然なことのようにすと、と膝に下ろす 開いた片目が両目になり、それから三日月のように細まる]
人が、おるのぉ。 しかして、あんたは人かね。 人の姿をした、物の怪かね。
[返事があろうとなかろうと、うん、とひとつ頷いて見せた
東屋の役目を果たしていないような小さな影と日差しの中 茹だるような熱に、着物の裾から色が淡くなっていく]
こんなこたぁ、長ぁない。
[誰に言うでもなく呟くと、着物がすっかり乾くまで 老人はは柱に身を預けたまま**]
(9) 2011/05/09(Mon) 11時頃
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/* 興奮が抑えられない
(-6) 2011/05/09(Mon) 11時頃
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/* 医者に近い設定が欲しかったんだけど… ロミオ先生!
しかしまあ、不健康な人ばっかりだなあ… ピッパが一番体力有りそう
(-7) 2011/05/09(Mon) 11時頃
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/* 僧坊が非常にネクロフィリアな件 死体って直ぐに腐るので、管理大変だと思う
海外はまだしも、多湿の日本でネクロフィリアは難しいよね ホルマリンも臭いし
(-8) 2011/05/09(Mon) 11時半頃
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[胡坐を掻いた男は、いつの間にか気配薄くその場に居た。地面に尻つけ背を丸めた侭でも高さ1.5mはあるかという巨躯。その天辺のる頭は異様に小さく、左右離れ配置された瞳は草食動物を思わせる。]
ひ、ひひ、 [横に引いた口から漏れる声は以外に高い。 唇に引っ張られた頬の皮膚は細かい皺を刻み、ゆっくりと戻る。触れると、うすらと汗をかいているのに、硬く乾き冷たい。]
ひひ、 [再び頬に皺寄せ戻してから、上げた手で頭を掻いた。パリパリと乾いた頭皮が捲れ落ちる。ゆっくりと下ろす手。 男は顔の前で軽く握った自身の手の爪を見下ろしてから、爪の間に入った皮を前歯で挟み、ぷちりと噛み潰した*]
(10) 2011/05/09(Mon) 12時頃
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/* イロモノばっかwwwwwww(当然です)
流れ者系が多いのかな… 地元民設定いけるかなあ
バランスとしては、先進国からの綺麗どころにした方が良いのか? んー、ただもう虫潰したしなあ…
(-9) 2011/05/09(Mon) 13時頃
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/* 粘液が有るとして 通常:どろどろ(無臭) エロ:とろとろ(良臭) グロ:ぬとぬと(悪臭)
だと思っている
(-10) 2011/05/09(Mon) 13時頃
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[暑さよりも、行き先を邪魔する蝿に顔をしかめる。
立派な筈の伽藍も、見るからに腐臭漂う呈を示し。 芸術の筈の庭も、水分過多の木々が、複雑な臭いを放つ。 どろりと濁った池は、もはや沼と呼ぶに相応しい。
とは言え、スラムで嗅ぎ慣れた臭いは、今更。 生え抜きの女にしてみれば、悪臭は日常。
寺院の臭いは、スラムの籠もった臭いとは違うものだったが。
女の凶眼は、ひとえにこの場所を好んでいないだけのこと]
(11) 2011/05/09(Mon) 13時半頃
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[庭に着いた女の耳に入る、妙な音>>6。 ゆらり、と視線を向ければ、井戸の側に、黒髪の人間。
ずるずる、ずるずる。
音のしそうな程に長い黒髪は、ねっとりと鈍く光る]
直に飲まない方が良いですよ ご存知でしょうけど
[井戸に近付けば、黒髪は女性だと知れる。 少し安心し、彼女の歪んだ瞳をじいと覗き込んだ]
(12) 2011/05/09(Mon) 14時頃
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――日常記憶―― [スラムの奥地の小さ過ぎる空間。 そこでいつも通りに、粉物を焼く。
スラムと言えど、そこには昔から生きる住人が居る。 現にピッパのお好み焼き屋は、祖母の代から続くもの。 家族は皆死亡し、残った彼女が跡を継いだ。
まともな材料など手に入らない。 僅かな普通の食材は、自身の口と、常連客の地元民へ。 流れ者の客には、元が何ともつかない謎の食材を。 一期一会の客に情けを掛ける謂われは無い]
『寺院へ、お越しください』
[ある日、店に現れた、寺院の僧侶。 逆らうと、碌な事にならない。 だから、向かうのだ。 もう二度と、行きたくないと思っていた、曰く付きの病院寺院へ]
(13) 2011/05/09(Mon) 14時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/05/09(Mon) 14時半頃
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/* お好み焼きの謎の肉はもちろん人肉
あれ、また料理キャラになってる…
(-11) 2011/05/09(Mon) 14時半頃
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[眼下ぴしゃりと 水の音 跳ね魚か 潜り蛙か 落とした視線の先在るは 窶れ細れた老人の足 上げられる手に 先はなく 浮かぶ弓月 こちらに二つ]
爺殿。 悪くは謂わん。 池魚は口にせぬを勧める。
[吐き戻された 吐瀉物眺め 東屋の先 向ける顔には 横一文字]
死に急ぐなれば 話は別だが。
[爺に掛けるは 穏やかなる声]
(14) 2011/05/09(Mon) 16時半頃
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人の子か、物の怪か。 爺殿の眼にはどう映るかね。
どちらでも在るまいよ。
あたしはこの松の精。 なんて事が謂えたなら、幾許か趣も在ろうかな。
[垂れ下がるのは 白い脚 着物の併せから宙へと 落ちる]
なに、趣もない人の子さ。 人から人へ、場所から場所へ。 渡り歩くは風の如く。 そういう意味では、風の精とも 謂えなくはないやも知れんなぁ。
而して、爺殿はどちらに在らせられるか?
[愉しげな 老人へと問う**]
(15) 2011/05/09(Mon) 17時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2011/05/09(Mon) 18時半頃
……
[僧侶はチューメの灯りの下、文字をしたためるに使った赤い……生臭い、血。
骨にすくい取り、べろりと一舐め]
……。逃がさんよ。気狂いどもめ
[ぐ。くぐもった笑い声。しかし薄暗く、無駄に広い本殿には響かない]
(#7) 2011/05/09(Mon) 20時半頃
[所々に雑草が生えた床に這いまわる大きな原色の毒イモムシ。
素手で躊躇なくその虫をつまみ上げ、ともる蝋燭の火に炙る。
ぐねぐねとのたうつそのイモムシを面白そうに見つめながら]
そういえば…
[サイモンを庭園へ押し込める時、腕に傷負った僧侶を思い出す。
熱さにのたうつその虫をぶちゅりと潰し、掌でこねくりまわしながら口へと運ぶと、
ぐちゃぐちゃと下品な音を立てながら噛み潰す。
そして近くに控えた一人の僧侶へ耳打ちを。
そして重たげに腰を上げる。庭を一回りする為に。
さぁて、あとどれほどで役者がそろうだろうか。*]
(#8) 2011/05/09(Mon) 21時頃
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[薄い水色をした瞳から、ほろりと毀れるひとしずく。 首を振ると、重い色をした髪の毛が揺らぐ]
……どの道桶は壊れていて水が汲めません。
[声をかけられ、ゆっくりと顔を上げた。 視界に映ったのは、生ぬるい風に揺らぐ薄い色の綺麗な髪 手にしている木桶を這う蟲が手の甲へと移るのにも意識は行かず]
如何すればいいのですか 喉が張り付くように、乾いているのです。 腹の皮が背につくほど、空腹なのです。
[女は訴えるように、か細い声を出した]
(16) 2011/05/09(Mon) 21時半頃
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[男はただこの地の薬草を調べにきただけのこと。 ただ、ある村でであった僧侶と懇意となって… 出逢うに至るいきさつを話した辺りから覚えがない。
生気を感じない僧侶達に囲まれ、連行され。 この近くで捨て置かれ。 勿論道などわからない。獣道のような道を歩き、 ようやっとこの寺院に辿りつく。
ぜ、と乾いた喉は既に擦り切れそうな程に痛んで、 声を出すのも辛いだけ]
(17) 2011/05/09(Mon) 22時頃
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水……
[とうに荷物の大半は失った。 残るは自己防衛のためのナイフやライター。 毒虫や害獣から身を守るためのもの
寺院に辿りついた途端に投げ込まれるように連れ込まれたのは 荒廃した、しかし無駄に広く、手入れもされない、 木々が生い茂るに任せた庭。 すえた臭いの漂うこの庭に、生気を感じることはない。
腐った水が視界に入れば、本能は恐ろしいもので。 通常であれば本能が働けばこそ当たり前に避けるような汚水。 しかし肝心の本能はとにかく水を求めていたようで]
(18) 2011/05/09(Mon) 22時半頃
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/* メモに嘘はないよ。 グロ村はお初だもん。
グロ自体は略。 つーか、グロ初心者でっすとかグロ村で語るなんて 人狼BBSで人狼初心者でっすって言ってるのと同類ですよ。 初心者宣言したからってどうにもならんです。 手加減はないよ? 寧ろ手加減されると、絡み無くなって先吊られますよ?
(-12) 2011/05/09(Mon) 22時半頃
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[溢れる雫>>16を目にして、女はぐいと顔を顰める。 明らかに、気に入らないと言った所作]
貴女は、外の人ですか 何が有ったか知りませんが、こんな所に来るのが、そもそもの間違いです 恨むなら、ここに来るのがどういう事か知らなかった、貴女の無知を呪うべきですね
[突き放した言動。 男性程怖くはなくとも、何をされるか分かったものではない。 それが、このスラムで生きていく為の、処世術。 外からの人間には関わらない、地元民だけで自警団を組み、暮らしを組み立てる]
金が有るなら、私の店でも水と食べ物は出しますけれど 生憎、ここから近くはないのです
どうしてもと言うなら、ここの僧侶に頼んでみてはどうでしょう? ここ、一応『病院』ですから…
[女自身は決してこの病院を信頼していないけれども]
(19) 2011/05/09(Mon) 22時半頃
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───……っ!
[顔を突っ込むように池の水を飲む。 口にした途端に口の中に広がった汚泥の味と、 吐きだされた無数のイトミミズ おう吐物の中でうねうねと動きまわる様は寄生虫のよう]
ぐぇ…ぁ…
[それでも僅かながら補われた水分に、ようやっと溶けた理性が固まったか。 濁った目は、枯渇と空腹に耐えながら、 ようやっと墓場のような庭を見まわすを得る。 そこにいる人々が、どんな経緯で至ったかはまだ知るわけもなく*]
(20) 2011/05/09(Mon) 22時半頃
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/* 発言削除したら完全消滅なのか
というかやっぱりピッパだけやたら健康体な事実 店やってるから、それなりに金と食糧は有るのですよ
サイラスも来た〜
(-13) 2011/05/09(Mon) 22時半頃
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ピッパは、冷めた目で、庭を見回す
2011/05/09(Mon) 22時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2011/05/09(Mon) 22時半頃
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/* 何故か敬語キャラにしてしまった… ぶっきらぼうな方が良かったか、そうだよな…
ファンタジーって事で、すいません
(-14) 2011/05/09(Mon) 22時半頃
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[着物を見れば女がスラム出身ではないと知れるだろう。 白一色の其れは絹の上等なもの。 しかし裾はすでに泥の汚れが侵食している]
スラムと呼ばれる場所がどのようであるか 知らないわけではありません。 ……こんな筈では、無かったのです。 お金は鞄ごと持ち去られました。
[それ以上長くを語らない。 手の甲を這う蟲が長い袖から内、腕を伝いだす。 女は彼女の冷たい態度に項垂れた。 否、頭を下げた心算だったのかもしれない]
僧侶様に……ええ、お伺いしてまいります。 ありがとう、綺麗な髪の方。
[ぞろりと灰が動く。 ゆらり立ち上がり、桶を抱えたまま歩き出した。 歩みは恐ろしく遅く、おぼつかない**]
(21) 2011/05/09(Mon) 22時半頃
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/* よーらたん苛めてごめん 優しくするような村ではないと思うしね、ここ
というかピッパは他人には人肉お好み焼き食わせる(ついでにぼったくる)えげつない子です
(-15) 2011/05/09(Mon) 22時半頃
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ここ、手癖が悪いのは多いですから ご愁傷様です
[一般人が強盗に遭うパターンは、少なくはない。 しかしそれをいちいち救っていられないのも事実。 自分が生きるのが最優先の世界。 目の前の彼女に同情はせよ、手を貸そうとは微塵も思わない]
綺麗な髪とは――ありがとうございます
[スラム生え抜きの女は、絹など知らない。 目の前の黒髪の彼女が着ている服が高価である事等、わからない。
ただ、綺麗な髪と言われた事実は嬉しく思った。 凶眼は少し緩んだだろうか。
立ち去る彼女を追い掛ける事も無く。 ただ、陽の下で輝く純白の衣服を目にして、ああ、外の人なのだと思っていた]
(22) 2011/05/09(Mon) 23時頃
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[文を届け終えて、寺院へ続く石畳の道を粗末な草履の足で往く。 日除けの笠の下からふと見上げた空は、酷く眩しい。
夏の日差しは、ジリジリと薄汚れた墨染の衣を焼き、 寺院の他の僧侶と同様、痩せこけて血の気の薄い首筋に、汗が一筋流れた。 吐いた息は、乾いて熱い。
陽炎に寺院の楼閣が歪んで揺らぐ様子は、行き倒れて拾われたあの日によく似ていた。]
(23) 2011/05/09(Mon) 23時頃
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[キチキチ…]
―――…
[耳元で鳴る、何かが擦れる様な小さな音。 其処から首筋へと、何かが這うような感覚に、女は其の紅い目を開けた。]
[ボタリ]
[ゆるりと身体を起こせば、地面に落ちる大きな百足。]
あぅ―――…
[細かくびっしりと並んだそのグロテスクな足と長い身体をくねらせる其の姿を珍しそうに眺めて。]
(24) 2011/05/09(Mon) 23時頃
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ティエン、もどりましタ。
[飢饉と内乱で他所の国から逃れてきた男は、未だ此処の国の言葉をうまく扱えぬ。 使えるのは最低限日常生活を送れる程度の拙い片言。
それゆえに、帰ってくるなり庭へ行けと言われても、戸惑うばかりだった。]
びょう…き? [庭に居る客人達と同じように…と、そう聞かされて青褪める。 不安そうに縋るような目で問う早口の母国語は、僧たちには通じなかったよう。
結局門から閉めだされて、途方に暮れるしか無かった。]
(25) 2011/05/09(Mon) 23時頃
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/* 設定的にヴェスパ霊だよねw 女の子増えたーばんざーい
ああ、別に百合るつもり無いですよ というかえろぐ苦手なので…
(-16) 2011/05/09(Mon) 23時頃
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う――…
[しかし、それも長くは続かず。 両の前腕で頭を抱え込むようにして、苔生した地面の上に突っ伏した。
両の手を縛られ、二つの掌を一つの分厚い手袋に入れられている為、手の自由が利かず。 庭園に放り込まれた時に打ち付けた、頭部から流れ出た血を拭う事もままならない。]
(26) 2011/05/09(Mon) 23時半頃
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あぁうあ――… あ―あ――
[弱った唸り声をあげつつも、ふらふらとよろけながら立ち上がる。
膝よりも少し上の丈のゆったりとした白い検査衣の様な服から覗く足には、切開され、それを縫合された様な痛々しい痕が幾つも見られ。 彼女が服を脱げば、それが全身に渡っているものだと知れようか。]
……うー。
[よろけながら二、三歩踏み出して辺りを見渡せば、か細い声を出した。*]
(27) 2011/05/09(Mon) 23時半頃
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…ァ…… [日差しにやられたせいか、少し熱っぽい。 ふらふらと木陰へ歩もうとして、赤い臭いに目を向けた。
長い銀髪を染める鮮やかな色。 酷く渇いた喉に、それはとても美味しそうに思えて、思わず引き寄せられるように傍へと歩み寄った。
突っ伏したままの女の傍へ屈みこみ、骨の浮いた手を伸ばす。]
(28) 2011/05/10(Tue) 00時頃
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[捕まえる寸前で、女がよろよろ立ち上がったものだから、 所在無げに片手を伸ばしたまま、しばし固まった。
自分は今、何をしようと、したんだ。]
(29) 2011/05/10(Tue) 00時頃
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― 畑の脇 ―
[気配薄い大男は土の上に胡坐の侭。尻からしっとりと土の水分が冷たく、濃紺の服の色を更に濃ゆくする。 横に引いた口から、高い笑い声とも息ともつかぬ音を出しながら、男は緩慢な動作で辺りを見渡した。誰かと目でも会えば、肩を揺する。]
ひ、ひひ、ひ
[鼻横から口端まで細く引かれた皺がゆっくりと戻る。 乾いた皮膚の上に ぷいん、と羽音を立てて蚊が止まったが、彼女はその凶器突き立てる事無く、暖かい血を求めて別のひとの元へと男の元から飛び去った**]
(30) 2011/05/10(Tue) 00時頃
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―池の傍 東屋―
[松の樹上より、穏やかな声が返る なるほど風のようにすいと渡ってゆけそうなしなやかな白い肢が このあたりの者とは一風違う着物の袷からすらりと]
[老人の衣服も黒い併せ襟のそれは、少し似ていたかもしれない ――異臭を放つ襤褸布でなく衣服と呼んでよければ、であるが―]
涼やかな顔しとる、の。 この暑さは平気かの、風の精殿。 かか、死に急いどぁせん。人間は物の怪より、案外しぶといもんよぉ。 ・・・まぁ、この魚ぁ、食えやせんがの。
(31) 2011/05/10(Tue) 00時頃
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[あたりを見回す女の視線がこちらを向いたかどうかは確かめぬまま、 ヒ、と喉の奥から笛の音のような悲鳴を上げて、小動物の様に転げるが如く逃げ出した。
何か…そう禁忌を犯してしまうところだったような気がして、 酷く狼狽して、思わず身を隠すところを探してしまった。
骨と皮ばかりの足が縺れ、草履の鼻緒が切れて転んだ。 草陰の蛭たちが、かさついた肌へぬるりと忍び寄る。]
(32) 2011/05/10(Tue) 00時半頃
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[死んだ魚と吐瀉物から生臭い腐臭が漂う上に 素早く辺りを飛ぶ無数の蝿がたかった 老人は塊のような蝿を手首だけの腕を持ち上げ追い払う その赤黒く爛れた傷口から、にゅるり、ぽたり、数匹の蛆が落ちた]
こんなぁ、なっても 生きとるしの。
[手首を松の方へ向け差し出すと、老人はまた、かか、と乾いた笑い声を立てた]
風の精殿、わしゃぁ、ヌマタロウ。 さしづめ、水の精ちゅうとこかのぉ。物の怪でもええけどの。 人から人、土地から土地、そんなら、あんたぁ
なんで、ここへ来た?
[見上げた目玉はふたつ、ぎょろりと見開かれ、尋ねた後にぱたりと閉じられた 暫くすれば、立ち上がり松の樹ににたりと笑いかけると、老人は歩き出した 雫の代わりに足元に落ちたのは数匹の蠢く蛆虫]
(33) 2011/05/10(Tue) 00時半頃
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/* ptむげん こわい
(-17) 2011/05/10(Tue) 00時半頃
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[払っても払っても蛭はあちこちから涌いて肌へと取り付き、 見る間にどす黒く丸々と太っていく。
ぐちりと一匹握りつぶせば、青ざめた手のひらが鮮やかに染まった。]
(34) 2011/05/10(Tue) 00時半頃
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[池に駆け込む他在れば 水面はまたも 波打ちて鳴く 蠢動するは 糸赤竜
松に体を預けたままに 眼下に見遣るは 現し世か]
生き急ぐ輩が、また一人。
[而して仰ぐ空 藍よりも青し 頬にて足を休める羽虫 休憩になるなれば 掃わず そのままに]
(35) 2011/05/10(Tue) 00時半頃
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ヴェスパタインは、ゆったりと歩む足音が聞こえた気がして、縋るような目を向けた。
2011/05/10(Tue) 00時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 00時半頃
ヌマタロウは、池のほうへ顔を向け、目を細く開いた
2011/05/10(Tue) 00時半頃
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[季節を忘れたような薄茶色の染みだらけの長袖の白衣。 ほつれた髪が汗で額にはりつく。 濃紫色の目の隈、やつれた顔の男が、幽鬼のように日陰に佇んでいる*。]
(36) 2011/05/10(Tue) 01時頃
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/* ほんきでふいたわああああああああああああああああああああ
ボスケテ
(-18) 2011/05/10(Tue) 01時頃
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/* うあああああああああああ ああ、ああ、あ、あああああああ
なんでスティーブンがいるの、なんでよーだんだがいるの
ああああああああああああああ(黙りなさい。
ヘクターが来た時以上に胸がばくばくしている。 ちょ、もう、なにこの拷問うれし恥ずかしすぎる。
(-19) 2011/05/10(Tue) 01時頃
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……ぁ! ……あァ…!!
[潰せば潰すほど、足首も手のひらも赤く赤く染まっていく。
両の指と手のひらを真っ赤に染めて、草の中でもがいた。]
(37) 2011/05/10(Tue) 01時頃
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まぁ、あんなもんじゃぁ、死にぁせんよ。
[池の中へ飛び込んだ男の様子に、うん、と頷いて 右手で頬のあたりをぽりぽりと掻いた]
魚ぁ死んどるの、そういやぁ。 次に死ぬんは、人かの、妖かの。蟲かの。 この寺ぁ、死の匂いしかせん。
(38) 2011/05/10(Tue) 01時頃
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ヌマタロウは、ふと首を傾げ、匂いを嗅ぐように鼻の皺を寄せた
2011/05/10(Tue) 01時頃
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あんたからは、匂いがせんの。
[老人が一歩近づけば、淀んだ空気が動いて 腐臭・生臭・泥の匂いが辺りに漂った
松脂のツンとした匂いだけが清涼に香った**]
(-20) 2011/05/10(Tue) 01時頃
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[似たような衣服 先から出る脚は対照的 白く伸びた脚 細い骨皮のみの脚
他にも聊か 異なる所作在りて とまる羽虫を掃わぬ風 蛆撒き散らして掃う水]
暑さも寒さもあたしは苦手さ。 だからこそ、こうして涼んでいる。 涼やかな顔をしていると見受けられたならば。 それは、夏のお蔭だろうかな。
[暑さがなくては 寒さ解らず 寒さ無くして 暑さを語れず
老人の乾いた笑い耳に残し 笑んで頷くはひとつ]
(39) 2011/05/10(Tue) 01時頃
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/* スティーブンとヨーランダの動きにホイホイされたら本当に申し訳ありません。 くっっ…… まさかマジで… ピンポイントできやがるとは…!! 中身ここあじゃねぇだろな!?(←
落ち着け、落ち着くんだあたし。 松のせいれい、かぜのせーれい、うん、がんばれあたし。
(-21) 2011/05/10(Tue) 01時頃
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水の精か、物の怪か。 ヌマタロウ殿、お初にお目に掛かる。
あたしはヴェラ。 先も話したが人から人へ、土地から土地へ。 渡り歩く姿を憂き世では、風来坊と呼ぶらしい。 世に在る名でも、風の精とでも、呼んでくれるは さて嬉し。
[先のない手首 雫のように落ちる蛆 眉を潜めることもなく 眼孔二つ 向けられたとて その所作 何一つ変わること無しや]
如何して、ここへ。
[問い一つ 繰り返す木霊]
(40) 2011/05/10(Tue) 01時半頃
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[此処まで来たる道程は 抑々如何なるものであったか 獣の這うて出来た道を どれほど超えて辿り着いたか
海馬に問いただしてみて 程なく微笑]
風に訊くには、不粋な問いだな。 ヌマタロウ殿の指先が現から泡となって消えたのは何ぞやと問うに等しい。
そうさな、一つ理由を付けるとすれば。
呼ばれたからに、他は無い。
[往くは水 留まるは風 相反し実に面白い]
(41) 2011/05/10(Tue) 01時半頃
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[高い何かの音色の様な音に、頭の向きを変えると、転びそうになりながら駆けて離れてゆく男の姿。]
う―?
[不思議そうに、首を傾いで。 それでも、すぐに興味は失せてしまった様子で、おぼつかない足取りで池の畔へと足を進める。
池の畔で、身を乗り出してその水面を覗けば鼻につく異臭。 子供の様に顔をぐしゃりと歪ませたが、それでも水に触れたいのだろうか。
両の手を包む、分厚い手袋を何とか取ろうと自分の歯で噛んで引っ張ったりするもののなかなか外れず。]
(42) 2011/05/10(Tue) 01時半頃
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[草叢の影呻き声 そちに目を遣り眼下を覘く 自生した松は酷く大きく 上からならば姿も視えよう 暗緑の中にて 踠く蓬髪]
濁池、腐魚、羽虫、物の怪、そして、人。 死に呼ばれるは、誰だろうかな。
嗚呼、此処は死の匂いしかしない。
[往く老人の言葉を 木霊]
(43) 2011/05/10(Tue) 02時頃
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[鬱々と澱んだ空気 掻き乱すは細い老人の躯 死臭が鼻を貫こうと 眉一つ動かさぬ]
あたしからはしないかい。 ヌマタロウ殿は随分と。
[寺の匂いに同化しているようで 紡ぎこそせず けれど伝わるであろう間
涼を感じる笑みこそ 宛ら馨る松膏]
(-22) 2011/05/10(Tue) 02時頃
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あぅあああああ―――!
[手袋が外れない事に癇癪でも起こしたのか。 苛々した様な声を上げながら、庭石に繋がれた手を数度打ちつけて後、きょろりと辺りを見渡して。]
あぁぁう?
[池の傍で庭を見渡している男の傍に駆けて行けば、まるで故意に封印されたかの様なその分厚い手袋に包まれた両手を、男の目の前に伸ばした。*]
(44) 2011/05/10(Tue) 02時頃
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/* あっ、コリーンに絡みに行こうと思ってたのに…!! くそう、タイミング悪しだったな、あうあうあう(←
さて、ヌマタロじっちゃんごめんねごめんね。 不粋とか逃げる口実だった、まだなんも、考えて、ない! orz 申し訳なかとです…。 あと、なんかRPがあれそれだけど古語とかよく判ってないから!! 詳しい方にこっ酷く叱られそうな言いまわししかしてないけれど 是非ともニュアンスで受け取って頂きたくーっ!!
(-23) 2011/05/10(Tue) 02時頃
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[腐り果てた池なれど 構わず誘うは僅かな命 頼りのない脚運び 白い検査衣は揺れ揺れて 弱い呻きは癇癪からか 大きく響かせるは苛立ちの声 先に池に誘われた男へ 向けるは拘束されし両の手]
さて次も、生き急ぐ輩か それとも。
[繋がれ封じられた両手 男は解くか解かぬか 松の上から視線を向けて 動かずにただ其れを視る
呻く女の明るい髪を 手を差し出された男の様を*]
(45) 2011/05/10(Tue) 02時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 02時半頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 02時半頃
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て。 て。
[両足をぴたりとつけて。早く早く、と急かす様に踵を浮かせて、地面につけてを繰り返す。 踵が地面につく度に、白い髪が揺れた。]
(-24) 2011/05/10(Tue) 08時頃
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[此処に身を寄せてしばらく経つが、門の向こうに入れられた者で、外へ出ていった者を男は知らない。
気の狂れた者、疫病に侵された者。 広げてはならない、外へ出してはいけないものを閉じ込めるところだと教わった。 門に隔てられたこの場所は既に黄泉の国だと噂される。
掻き毟られた腕の傷がじゅくりと痛み、熱っぽい身体が震えた。 片方壊れた草履を引きずる足あとに、赤い雫と共にぼとぼとと落ちる黒く肥えた蛭。 朽ちかけて傾いたあづま屋の日陰へと、身を寄せた。] ]
(46) 2011/05/10(Tue) 09時半頃
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[此処に入れられたということは、自分もあの男の病をもらったのか。 手負いの獣のような爛々とした痛々しい眼差しを思い起こし、自分もまた同じ目をしているのだろうと思った。
墨染の衣から覗く手首と足首は、赤黒く固まりかけた血で汚れている。 端が擦り切れた長椅子に腰掛け、片胡座をかいて裾をめくった。 未だ幾つも蠢く蛭を、一つ一つ摘まんで握り潰す。
漂う赤い血の香。 酷く渇いた喉を、それは誘うようで。
丸々と血を吸って太った蛭を、指先で摘んだままじっと、眺める。]
(47) 2011/05/10(Tue) 10時頃
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[畑の脇、土に腰を下ろした侭ゆっくりと首を右へ左へと巡らせる。離れてついた男の小さな瞳に映り込む、鬱鬱とした景色。 女が癇癪を起こしたかのような声に、顔は動かさず視線だけを向けた。 口の端から、ひ、と変わらず声が断続的に漏れる。ぴくと耳が動いた後、座ったまま体をゆくりと向ける。 男が着ている服は濃紺のアオザイ。柔らかい布の其れは男の大きな身体に沿い皺を流す。]
…、 [不意にぐぐごご、と低い音が鳴った。下腹に響くそれは男の腹の虫。ゆっくりと大きな手で自身の腰の辺りを摩った。]
(48) 2011/05/10(Tue) 10時頃
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[指先でまだぴくぴくと蠢く蛭を、思わず口へと運んてしまったのは何故だろう。 奥歯で噛み潰したそれは、一瞬果実のように酷く甘く瑞々しく、 けれどもその後味は、酷く苦く渋かった。]
…ッ! げフっ! うぇ…ウぇぇ…… [思わず吐き出した肉片と体液が、色の悪い唇を赤く染める。 ゲェゲェと胃袋をひっくり返すように込み上げるものを吐き出した。
口の中が気持ち悪くて漱ぎたかったが、池へと手を伸ばしかけて迷う。 淀んだ水は飲むなと言われている。 何が涌いてるかもわからない。腹の中から食い殺されてしまうよと。]
(49) 2011/05/10(Tue) 10時半頃
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[袖口で口を拭って、ゆるりと上げた視線。 池の向こうの大柄な人の姿に、落ち窪んだ目を瞬いた。]
(50) 2011/05/10(Tue) 10時半頃
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[男は座したまま。日陰で何やら口に運び、えづいた男へと視線をひたりと留めた。ぱちぱちと、瞬いても剥がすことはしない。大きな手は自身の腰のあたりを摩るまま]
…腹ぁ、減ったン
[距離があってもよく通る、見た目と裏腹に高い声が、細く開けた口から漏れた。]
(51) 2011/05/10(Tue) 10時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 11時頃
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[池の向こう、身体に似合わぬ声が何かを言ったよう。 言葉に慣れぬ耳には意味がうまく聞き取れなくて、池を迂回するようにそちらへ向かう。
ずるり、ぺたり。ずるり、ぺたり。 壊れた草履を引きずって、ぽたりと滴るのは固まりきらぬ血と、肥え太った蛭。]
(52) 2011/05/10(Tue) 11時頃
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[ずるり、引き摺る音と共に男が近寄るを、見開いたままの眼で凝視する。座ったまま、長い手で髪の無い頭を掻いた。はらはらとまた、乾いた皮が剥げ落ちる。げこ、と蛙が鳴き、座る男の膝の上へとぺたり、飛び乗った。一度だけ視線を向けるてから頭の上から手を剥がすと、無造作にひっ掴む]
オレも、腹ぁ減った [ひひ、と空気の鳴る音と共に息を吐き吸い。 掴んだ蛙を拳のまま、近寄ってくる人物へと真っ直ぐに差し出した。]
(53) 2011/05/10(Tue) 11時半頃
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[立ったままならば、視線は僅かにこちらのほうが高いか。 伸ばしっぱなしの黒髪から覗く落ち窪んでギラついた目が、男の視線と重なった。]
はラぁ…、へっちュぁ…ァ
[訛りのキツい拙い発音で、大男の言葉をオウム返しに答え、こくんとうなづく。
差し出された蛙にしばし戸惑うも、おお男の手の中で暴れるぬるりとした足をグイと掴んだ。 引き合えば蛙の小さな身体など、メキリと股から避けてしまうだろう]
(54) 2011/05/10(Tue) 11時半頃
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[脚から裂け腹千切れた蛙は、げこぇ、と鳴いた。 男は口の端を大きく引っ張ってにんまりと笑みを造る。顔に細かい皺が沢山刻まれた。]
ひひ、ひ。 オレの村では、蛙は、喰いもンだ。 [蛙の裂け目は股から首元で止まり、ぼたぼたと液体が地面に落ち土へと吸い込まれる。男はぐいと引いて真っ二つに裂いた。細い蚯蚓のような腸が、垂れる。相手の手の「取り分」の方が、小さい。]
お前、誰だァ? オレはギリアンだ。 [言いながら空を仰ぐと、ぽたり、伸ばした手から半分の蛙を自身の口へと落とし、噛みもせずに飲み込んだ]
(55) 2011/05/10(Tue) 13時半頃
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/* ゲテモノ食いの中国だから、カエルとかむしろまともな食料だよね 焼きさえすれば、ピッパも食べるんじゃないか? 衛生管理はきっちりと
味はゆーて中華料理、まずくはないんじゃないかな
(-25) 2011/05/10(Tue) 13時半頃
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[特有の鳴き声と共に、カエルの足はビクンと手の中で痙攣した。 引きちぎられたそれを鼻先に寄せて匂いを嗅ぎ、 名乗るギリアンを赤く汚れたままの指を向けて、オウム返しに。]
ぎりゅ、あン?
ティエン。 …グエン・ヴァン・ティエン。 みなみ から キた。 [次いで、自分を指さして名乗る。
ギリアンが蛙を飲むのを見て、鮮やかな色の舌を出し、 自分の手の中でまだ震えている蛙の切れ端を、ちろりと舐めた。]
(56) 2011/05/10(Tue) 13時半頃
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ひひひ…てぃえン。
[高い声で復唱し、蛙を舐める様子をじっと見る。別な男が齧った魚のように、腐っているかもしれない。 長い腕を伸ばしてティエンの足元、太った蛭を指先で摘んだ。ぷち、と潰すと赤黒い液体が、男の膝とティエンの頬へとびしゃりと飛び散った]
オレは頭が悪いから、 自分が来た方向は、判んねェ。 ひひ、ひ、 [ぐぐるる、と、また、地を這う音が繰り返す]
腹ァ、減った…
(57) 2011/05/10(Tue) 14時頃
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/* >プロから寺院にいます
…ごめんなさい。 い、今から行く、よ!
(-26) 2011/05/10(Tue) 15時頃
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くかか…
来たよ。
[寺院の門。 痩せこけた僧侶へ笑みのまま告げた。 用向きを懐からの手紙とともに伝え、本堂へ案内を受ける。
手にした鞄は色々な器具を飲み込み、ずっしりと重い。 差し出された手を断り、軽くも見える足取りで薄暗の中へ。本堂、僧侶のもとへ着けば、眼の奥の見えぬ眼鏡がぼんやりした光を反射した。]
(@1) 2011/05/10(Tue) 15時頃
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始まったそうじゃないかい。 また、しばし居るよ。
[手荷物を床へ下ろせば、ごとりと鈍い音。 かかか、わらって]
痴死とな? ええ? 本当に、そいつかい。
[嬉しそうに、嬉しそうに。 掌を擦り合わせ、いっそ涎でも垂らしそうな表情。**]
(@2) 2011/05/10(Tue) 15時頃
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/* やはりヴェスパはふらうさんなのかにゃー。 ヴェスパとギリアンかわいい。 カエル半分こする二人がかわいい。
ヴェラがあたしっつってるんで女なんだな。 ぜひ遺体からいろいろ抉らせていただきたい。
(-27) 2011/05/10(Tue) 15時半頃
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[見渡せば、様々なモノが居る。 沼に手を入れ、それを焼きもせずに口に入れる姿。 先程の黒髪も、飢えていると言った。
どろり、どろり。 それは液体ではない。 魑魅魍魎が集合した、塊。 脳にじわりと染み渡る悪臭。
こんなものを直で口にするなど、理解出来ない。 死を早めるだけなのだから。
呼び出しをされた者は、女以外にも居たのだろうか。
――これらと同類にされるとは心外です。
細められた瞳に、怨嗟の色。 呼び出しの意図は未だ知らない。 女の足は、寺院本殿へと]
(58) 2011/05/10(Tue) 18時半頃
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|
[ギリアンに倣って、蛙の腿に歯を立てる。 ぐちり、ごりりと、肉を小骨を噛み砕く音。
されど青臭さに呑み下せず、ぺっと血まみれの肉片を吐き出す。 そこへ殺到するのは蟻やら油虫やら。
ギリアンの太い指が、丸々太った蛭を潰す。 頬へ飛び散った赤黒い血を、拭って口へ運んだ。
甘く、そして酷く渋い。]
…ぎりゅ やン……、やまい? [そのハゲ頭を示すように、自分の頭を撫で付けなから、聞く。]
(59) 2011/05/10(Tue) 20時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 20時頃
|
―― 楼閣 ――
[細い刃。眉間に糸が渡るごとくに、傷を引く。 透ける薄皮。傷の上下へ指を添えてふたつ折り。
両の眼球が ぷりゅッ、と 剥き出しになる。
其れをまだ辛うじて繋がる根元から撫で落とす。 指に絡まるぬめりが糸を引く。受皿へと収まる。
庭園を見下ろせる楼閣に設えられた、饗応の場。 行李にて持ちきた食材で膳の支度をする男の姿。
…随行する役人からは「包丁」と呼ばれていた。]
(@3) 2011/05/10(Tue) 20時頃
|
|
[仏頂面の「包丁」は、やがて酒器を手に宴座を廻る。
庭へ――そこへ蠢く者らへ向けられる期待が場に籠る。
傾ける酒器の鶴首から、白磁の杯へと
注がれるのは 無数の目玉。]
(@4) 2011/05/10(Tue) 20時頃
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|
[――海鮮出汁と烏賊の目を等分に合わせた酒肴。
やがて座につく僧都や老班浮かせる医師へも振舞われる。
「包丁」はいま熱望されるのが己の料理でないことを 弁えており、控えめな会釈を落とすのみにて俎前に戻る。
熱望されるのは、待たれるのは――庭からの*楽の音*]
(@5) 2011/05/10(Tue) 20時頃
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美術家 ギネスは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 20時半頃
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ひ…ひひ、 やまい、そう、だナ、違いねェ。
[相手の言葉に、同じように頭へと手をやり触れる。短く白月の無い指でかりかりと掻くと、乾いた皮がはらはらと落ちた。手を口元へと運び、指と爪の間に挟まる皮を歯で扱く。]
ティエン、は、喋り、苦手か? 国違って言葉が、別かァ?
[たどたどしく呼ばれる名前に、ゆっくりと首を傾けると、ゴキリ、と、派手な音が鳴った]
(60) 2011/05/10(Tue) 20時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 20時半頃
>>@1ようこそいらっしゃいまして…
[陰気な僧侶が迎えるのは眼鏡の男]
えぇえぇ、なんぞ、気持ち悪いモンがネ。
発生してしまいましてサ…。
連れてきたやっちゃを見ましたが…
相違ございませんで。
まぁお好きになさってもらって結構ですンで。
ところでアンタ、薬は大丈夫かネ?
くれてやるから飲むかどうかは好きにしなンせ
[寺院にあるのは薬とはいえるものではなく。
単純に、呪いの類のそれ。
人の目玉とカラスの目玉を牛の胃液で煮込んだもの。
器一杯のそれ、痩せた僧侶が眼鏡の男に運びやる]
(#9) 2011/05/10(Tue) 20時半頃
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[女の重い足取りは、本殿には向かっていなかった。 井戸を離れて僅か先に台所を見つけ、其処へと入り込んでいた]
僧侶さま どなたか……嗚呼、いらっしゃらないの
[揺らぐ薄水色が人を探したが見つからず かわりに調理具が視界に入り、腹を押さえながら近づいた。 しかし食材は見当たらず、刃毀れした包丁には鉄錆が浮いている。 其の事実を把握したのか、女の表情が歪んだ。 色をなくした唇をかみ締め、ふるふると身を震わせる]
どうして
(61) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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/* 【グロテスク(グロ)】 ロマン主義の時代にグロテスクという言葉が文学にも使われるようになり、次第に「奇怪な」や「異様な」「不気味な」という意味に転じた。 近年では、「残忍な」や「残虐的な」「生理的嫌悪感を発生させるものを指す言葉」という本来の意味とは異なった認識が広まった。 特に、「グロ」「グロい」と表現される際は、後者の意味で用いられることが多い。 …――― うぃきぺでぃあ調べ
NGとかいうわけでなくて、あたしは単純に「残虐的な」のがすきだから たぶんあんまし虫の表現は入れないかなぁ。 いれても虫をどう不快に、かつ綺麗に描写するか。 あたしの今回の目標は「綺麗なグロ」である。ふむん。
(-28) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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どうしてわたくしがこんな目に会うの!!
[か細い声を張り上げた所為か、半分裏返った叫び。 包丁を握り、ダンっと音を立ててまな板に振り下ろす。 脆い刃は簡単に折れ、跳ね返った切っ先が女の顔に突き刺さる]
――――!!
[額が熱い。 ぬるりと紅い液体が流れ出し、女は顔を抑えて蹲った]
(62) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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…手……?
[せがむ女に、蒼白になった顔を向ける。 口の周りには水の苔
差し出された手を見て、訝しそうな視線を投げるが、 躊躇することもなくその手に手を伸ばし]
(63) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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風来坊 ヴェラがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(風来坊 ヴェラは村を出ました)
後でちぃと上にまで上がりまショ。
折角なんで…つまらんですが座を一つ、
設えておりましてネ。
[廃れたこの寺院で用意できる酒肴とはどんなものか。
しかしこの界隈、しばしば人が消えようが大して問題ではない。
そう。人々の行きつく先が、この僧都らの腹の中としても]
少し、上から見てみたら面白いやもしれませなんだ
[と、本殿に向かう者らがいるとはまだしらず。
ガイコツ僧侶どもは生気宿らぬ顔でそれを取り次ごうとするから、共に楼閣に上がるにはまだ時間が必要であるけれど]
(#10) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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/* ヨーラたんドジっ子かわいい
(-29) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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さて、いつまでもこうしてはいたいけれど。
[珠のような汗 垂らして首筋 拭うこと無し 一人語散 さあさ行こうか 何処へ行こうか 風の在るまま 誘われるまま
松の樹を 降りる姿は妖しのごと 首に捲かれた 獣の毛皮 揺れてそれこそ 尾の如し]
(64) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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……なんだ、これ……
[せかされるままに、それを外してやろうとする。 力がこもらない手ではあるけれど、それが普通の手袋であれば外すのにそう難はない]
(-30) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 21時頃
風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 21時頃
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――本殿入口――
呼び出しで来ました、『李雷(リーレイ)』です 用件は何ですか?
[坊主達が居れば、彼らに吐き捨てる。 『李雷』とはお好み焼き屋の屋号。
用件が粉物の出前であれば、本気で嫌そうな顔をしつつも、受けるしか無いと思っていた。 寺院には逆らうな。 それが暗黙の了解]
早く帰りたいんです
[穏便に済ませる為、本殿には上がらずに、骨と皮だけの僧侶達を睨んだ。 僧侶達の反応如何に関わらず、しばらく無言で立ち尽くしているだろう]
(65) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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[女の手袋をはずしてやることに、 僅かな躊躇があったのは、この異様な空気や、 周りに居るだろう幾つかの視線。 そして薄暗いこの寺院の庭
そして、その女の様子がどうにも普通に見えなかったから]
…ほら、よ。
[それでも外してやることを断る理由はなくて]
(66) 2011/05/10(Tue) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 21時頃
ピッパは、忌々しげに再度寺院を見回した
2011/05/10(Tue) 21時頃
なんぞ……
[本殿の表から、僧侶が耳打ちをしてくる。
どうやら呼び出しで来た女が一人、外でわめいているらしい]
はぁ。そら、そうですなぁ……
納得行く方が、ないですナァ…。
(#11) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
何か御用ですかネ、お嬢さん。
[やせ細った僧都は、それでも人好きのするような笑み…
のつもりのようなものを浮かべて、薄い色素の女を見る]
この度はどうもご来訪御苦労さまですナ。
ゆるりとご滞在頂けたらと思いますンで。
[女に向かって一礼を向ける]
(#12) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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て。 て。 て。
[男が手袋―――…というよりは、分厚いミトンの様なものを外そうとすれば、嬉しそうな声で単語を繰り返す。
其の口が緩まれば、彼にも匂っただろうか。
手袋の中で汗と入り混じり、籠り、すえた様になった血の匂いが。]
(-31) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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うるせぇ、な。 外してやっからちっとまて
[少し戸惑いながら外してやるが、顔を顰める]
くせぇ…
(-32) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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[僧都の姿>>#12に、眉を顰める。 女は純粋に彼が嫌いだった。 街の噂、地元の名主、昔は聡明で非常に有能な医師だったとか。
ずるずる、ずるずる。 いびつな笑みが、弓なりに曲がった唇が。
ぴたぴた、ぴたぴた。 どこか耳につく、生理的な不快感を催す声が。
純粋に、存在が、気持ち悪かった。 それは本能から沸き起こる、拒絶]
早く帰りたいと言いました 私は何をすれば良いのですか?
[一礼されれば、その姿に嫌悪感が膨れ上がる。
腐った水よりも、衛生の劣悪な食糧よりも。 この僧都を腹に入れる方が、余程身体に悪い――]
(67) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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/* どんだけヘイト振りまいてんねんと言いたいw
とりあえず、ギネスライバル確認 料理人的な意味でw
宮廷料理であろうとも、地元の味のお好み焼きは負けんよ!(え)
(-33) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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/* お魚さん希望はいなかったよね…!?;
お任せで入っても良いのかわかんなかったので、一応お魚さん希望にしてみました。 はじかれても気にしなーい。
しかしマジで首が痒いんだ雛見沢症候群(アトピー)。 汁とか血が出るまで掻くからなぁ、ガチで。よくないよくない。
(-34) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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[目の前の女を見て、思わず喉が鳴る。
修行の身の上としても、
生きていれば当然腹が減る訳で]
何も…して頂く必要なんてござんせんよ。
ただもう少し、居て頂ければと思いましてネ。
[自分の好物は人の内臓、とりわけ女の子宮なんぞには目がない]
この暑さでございまショ。
悪い病気が流行るといけませんから、
少し皆様の様子を見せて頂きたくてネ。
(#13) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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/* >>#13 早速狙われてますお嬢様wwwwww吹いたwwwww 確かに現在の女性陣だと一番健康体だと思う…が…
なんかもう本気で食われたくねーwwwwwwww
つーか僧都、煩悩有り過ぎるわwwwwwwww
(-35) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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あはぁ―――
[紐が緩まるに連れ、紅い瞳は細められ。 乾いて所々切れた唇が、笑いながら大きな弓を描く。]
(-36) 2011/05/10(Tue) 21時半頃
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[紐が解かれると、女は口を三日月にしてにたぁ、と笑い。 手袋の先端を口に咥えると、勢いよく首を振りきった。
べり、と小さな音をたてて、外れる其れ。 女はようやくその両の掌の自由を取り戻す。]
あー あー
[口に咥えた手袋を、唾を吐く様に地面に落として。 嬉しそうな声をあげて、女はその両の手を太陽にかざす様に上に伸ばした。 赤黒い血で染まった、その両の指。 所々、すでに乾いていて赤黒い血の塊がこびりついている。
少しだけ、伸びている爪。 その爪の隙間に挟まっているものは、何やら充実性のモノの様で―― ]
(68) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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痛い……嗚呼、痛い……誰か
[左手で覆った瞼の上が切れていた。 其処から流れ指の隙間から手首を伝った赤いみず 咄嗟に流れる其れに舌を這わせる。 ぴちゃぴちゃと水音をさせて無心に血を啜る。 額から毀れるあかが、俯いてしまうと毀れて床に落ちる 其れに気づいた女は台所に座り込んだ。 床にはかつてはあったのだろう残飯の干からびた屑 季節と温度の所為か、其れは異臭を放ち蝿を集らせている。 カサと黒光りする蟲が壁を伝う音が女の耳には届いていた]
(69) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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/* どうするかなぁ 人格あるままで絡むなら今日明日っきゃないんだけども
(-37) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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[喜ぶ女の手は赤黒い。 其れをマジマジと見つめるが]
なんだ、それ……
[男は少し、後ずさる。 そして周りの視線にも少し居た堪れないようで。 暑さとは裏腹に蒼白となった顔をそむけ、 その場から立ち去ろうと立ち上がる
自分が吐きだしたものに、もう一度顔をしかめながら]
(70) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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[奇音。 それは僧都が喉を鳴らした音だったが、分かる筈も無く。 そして僧都の思考など、もちろん知る余地も無く]
診察、ですか―― 今直ぐに、ではないのですね
[了解、とは言わない。 しかし諦めた口調は了解したも同然。
それよりも、この僧都との会話を切り上げる方を優先した。
ぎらぎらした瞳が。 会話の際に漏れる吐息が。 その手が、肌が、声が、皮膚が、全てが、気持ち悪い。 これ以上それを目の当たりにしていては、自身が腐り堕ちてしまう――。
曖昧に会釈をすると、女はくるりと本殿から離れた。
あれは人間ではない、バケモノだ――]
(71) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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あぁうあ――…
[痛むのか、石に打ち付けて出血した頭部に手を遣るのだが。 しかし、触れる手の角度を何度も変えながら創部に触れる様は、そのぬめり、とした血の感覚を楽しむかの様であり。]
うー。
[ねっとりと自分の血が絡んだ人差し指に舌を這わせ。 手袋を外してくれた男ににこり、にこりと笑いかけた。]
(72) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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[ボリボリと頭を掻く男の様子に、自分の縺れた蓬髪を引っ張ってみるのは、 自分も病気で抜けてしまうのではないかとでも思ったのか。]
ちょと、わか…ニゃ。 …むつがシ。 [耳と喉とをちょいちょい指す仕草は、どうやら聞き取るのも話すのも難しいとでも伝えたいのか。
金切り声のような女の怒声が響いて、おどおどとそちらに目を向けた。]
(73) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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診察するにしても…ごゆるりと疲れをとって頂いた方が、
よろしいと思いまして、ナ。
なんにせよ、どうぞご不便があれば仰って下され。
お答できるかは不明でありますがネ…。
[深々と礼をして女を見送る]
(#14) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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/* これをヨーランダのグラでやりたかった私です!w
(-38) 2011/05/10(Tue) 22時頃
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>>#9
そりゃあいい。 すばらしい! くかか… わっしもいくつか、欠片をいただいてくよ。
[硝子の向こう、細められた目がぎらぎらと輝く。 この仕事を受けるのも、個人的な関心が大きい。]
適当にさせてもらうわ。
薬かい… そうさな、そいつもいただくよ。
[にたにた、口の端つりあげて。 古びているがしっかりした鞄から、早速取り出した空の瓶の一つへ"薬"を注ぎこむ。 覗き込みどろりと揺らして、くくと喉を鳴らした。]
(@6) 2011/05/10(Tue) 22時半頃
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ピッパは、背後から聞こえる僧都の声は、聞かないように
2011/05/10(Tue) 22時半頃
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[笑いかけられてもつられて笑い返す事はないが、 少し喉が鳴ったのは何故だろうか]
よかったな。つーか、なんだよその手袋…。
[不思議そうな顔をしてから、立ちあがって]
わり、ぃ。ここで水、知らない…か?
[乾いた喉は生臭さが抜けない。 熱帯雨林特有の湿っぽさと暑さは耐えがたいものがあって]
(74) 2011/05/10(Tue) 22時半頃
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>>#10
つまらんなど、おまえさんが謂うてもね。 期待するよ。 どんな趣向がでてくるやら…
[一度も腰を下ろさず、再び鞄を持ち上げる。 細く見える両腕は、殆ど休憩もないのに震えもしない。
移動しようとした折、伝言を目にし]
上へ先に、行っておるよ。
[待ちきれないという風に、声は明るい。 詮索する気もなく別の僧へ声をかけ、楼閣へ足を進めた。]
(@7) 2011/05/10(Tue) 22時半頃
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[男の喉がなったのは、その生臭さに。 顔は確かに顰めたのに、無意識に鳴った喉を自覚するのは… そう遠くない話の筈]
(-40) 2011/05/10(Tue) 22時半頃
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/* けっこうみんな、最初から気狂い? 人を食らうのに抵抗がなさそうにみえる。
と、本参加は既に感染者+既に庭にいる ので接触できないかなと思っている。
(-39) 2011/05/10(Tue) 22時半頃
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お前も、不自由か…?
[ひひ、と喉奥を鳴らしてから、金切声に目を向ける彼に遅れ、同じ場に目を向け]
…人ぁ、増えて来たン…
[かりかりと、また頭を掻いた*]
(75) 2011/05/10(Tue) 22時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2011/05/10(Tue) 22時半頃
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/* 金切り声って誰のだ? ドジっ娘ヨーラの方?
コリーンかと思ってた、あぶな
(-41) 2011/05/10(Tue) 22時半頃
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[空調など無い蒸した台所、 朽ちた戸口からも爽やかな風など入りはしない。 腕に伝っていた朱を舐め終えた女は、 床に手をつき顔を寄せる。 長い長い髪が女の行為を隠してしまう。 額から流れていた血はいつの間にか止まっていた]
駄目よ、駄目……
[行為の異常性を自覚しつつも ざり、と舐める。 水分よりも何かの屑や砂が口に入り、喉を傷つけ 女は喉を押さえて咳き込む。 床に倒れこんだその音で、 壁を這っていた蟲が羽を広げてぶぅんと飛んだ]
(76) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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/* 表現がグロくない。 なんということでしょう。
ところで再生能力ってどのあたりまであるのかしら。 この台所拠点にしてちょいと皆さん解剖してみたい 内臓取り出して暖簾にしたいんだけども 中身抜かれると流石にヤバイ??
(-42) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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うー?
[指を舐めながらにこにこと笑っていたが、男が問いかける様に、唸りつつ首を傾げて。]
み ず み ず み ず
[簡単な言葉は理解できるらしい。 みず、みずと言葉を繰り返しながらきょろきょろとあたりを見回し始めた。]
(77) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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[女からの返答は恐らく期待できるようなものではなかっただろう。 喉の渇きと暑さに耐えかねて、こちらを見つめる視線を振り切るようにその場を立つ。 やたらと広い庭。林のような木々、腐った池…
何でもいい、ただ飲める水が欲しいと]
(78) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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サイラスは、コリーンの言葉にやはり期待できぬ、と。
2011/05/10(Tue) 23時頃
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/* みみずじゃないのかw
(-43) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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/* やべぇ、唐突におさかなさんがやりたい。 今の設定だとこっちのがしっくりくるような。。 ボランティアでスラム訪問 ↓ 迷い込んで特別地区に。 身包み剥がされ×された影響で感染。 ↓ 現在に至るが、性格は正気、自己犠牲スキー ↓ 腕でも足でも切り落としてアン〇ンマン化
(-44) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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[困ったように眉を下げて、こくんとうなづく。]
ひト、…ッぱい、れた。 …あれ、ソれ、みな、やまィ。
[ギリアンがどうするかは関せぬ様子で、ずるり、ぺたりと声のした厨房の方へゆく。]
(79) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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/* や、首ナシでも出来るか。 食わせてやったから私にも喰わせて頂戴的な
(-45) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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みみず、みすず、みず… みむず、みじゅる…??
(-46) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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/* そして何処へともいけずに見守っているターン。 うーん…どこに行くべきかな。 メンツ的に多角苦手な方多そうだし…ふむん…。
こーまーったーぞーぉっ。
(-47) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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あぁう?
[その場を立つ男に不思議そうな視線を送るが、すぐにまたきょろりきょろりとあたりを見回し。]
み ず みず
[ふらり立ち上がると、指を舐めながら何処へともなく歩みを進める。 池の水は飲めない事は、この女にすら、知れるらしい。]
(80) 2011/05/10(Tue) 23時頃
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[松の下 降り立つ足音 軽やかに かろり 響くは上等な下駄 草を踏みつけ 虫を掻き分け 進むは池畔
みず を繰り返す女 水 を求める男 その 傍へ]
ここにはまともに飲める水も、在りはしないようだ。 食料も同じく、かな。
[どちらに話した わけでなく]
(81) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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/* ヴェラ母さんが素敵です そうやって絡めば良いのか
(-48) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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NHK…最近パネェな……(腹いてぇw)
(-49) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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[口の中に広がる、生臭く鉄臭い味。 其れでも、血のついた指を舐めれば、出てくる唾液が口の渇きを僅かに潤して。]
あぁああぅ――――…
[ぎゅるり、と腸の動きを感じて、その場にしゃがみ込む。 血を舐めようが、空腹はどうしようも無く。]
う――…
[弱々しい呻きをあげた。]
(82) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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コリーンは、下駄を履いた男に紅い瞳を向けた。
2011/05/10(Tue) 23時半頃
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[話しかけられた何とも不思議な井出達の人物にびくりと振り向いた。 あの女が異様に見えたからか、妙に普通の言葉を久しぶりに聞いた気すらする]
俺が、欲しいのは……
[なんだった?水だった筈なのに、なぜかその一言が出ずに。 あの女の手にこびりついていた、妙に生臭いあれが消えない]
食糧?水、も、か? ここ、一体なんなんだ?
[縋る様に男に問う様はなりふりも構わぬよう]
(83) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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/* こりんねえさん、このヴェラ母さんは女や! 多分な…
実際女性グラらしいが、どう見ても男前 というか、男ヴェラしか見た事無かったので新鮮です
(-50) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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|
[厨房の建物も、打ち捨てられて朽ちかけている。 壊れた草履を引きずって、木戸の陰からそっと中を覗いた。
暗い中で、白い人影が蠢くのをじっと見る。]
(84) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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/* へいへい男とは云ってないぜww 女とも云ってないけどなーっw
という確信犯だった、ふふふ、どちらと思ってくれたっていいのよ!
(-51) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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さて…
[女の後姿を見送ってから、自分も楼閣の上へと登る。
客人と共に閉じ込めた病人達を見おろす為に]
(#15) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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[台所に転がる女一人。 絹の上等な白い服が床の塵を纏う。 長い髪にも屑が絡み付いていた。 身の上を飛ぶ黒光りする大きな蟲が 床に降り立ちカサコソと隅へ這っていく]
ごほっ……
[咳き込んだ女の口から毀れるのは 先刻舐めた赤いみずと砂の混じるもの 喉を押さえて呻く。 顔は左半分を血で汚したままに]
――…、……誰、か
[人に見られているとも知らず、何かを求めるように手を伸ばす。 細い指は半分に欠けた包丁に触れた]
(85) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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|
――大門下――
[ゆったりと座り込むは、門の屋根の影。
蚊が容赦なく飛び回る。 暑さはじわりと身体に沁み渡り、汗となって消えてゆく。 ぱちん。 音は一発、女の掌は確実に顔の周りを飛び回る蝿を潰す。 白い掌に、蝿の血と体液が散る。 さも当然とばかり、女はその汚れを石畳に擦り付けた。
叫び声のようなものが聞こえ、人の動きを、ぼうと見やる。 襤褸切れが多い印象を抱いた。 女の格好すら、一般的には汚いと言われる、油汚れに塗れたスラムの姿。 それすら、ここの中ではまだまともに見えるのだろう]
暑い……
[ぼんやりと独りごちる]
(86) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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[問いの答えがなんであっても男はその場を去る。 ただ、自分の名前はサイラスだと言い残し
苛立ちはありありと。 いつの間にか足にびっしりと張り付いていた蛭を一匹はぎ取ると、 それこそ無意識に口に放り込んでいた。 口に広がる鉄の味が、正に甘味のように香ばしい*]
(87) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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[紅い眼は 何かを髣髴させる彩 鮮やかな其れを 見遣りて微笑む 弱々しい呻き声 腹でもすかしたかと眺め
この女の両の戒 解きたる男についと向ける眼 縋るよな 余裕の無い様 高い背の眼下]
何だろうな。 あたしは流れてやって来た身。 ここが何かと詳しくは。
ただそう、おまいさんが正気でいるのなら ここから逃げ出した方がよかろうて。
逃げ出せるとも、思えんが。
(88) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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|
/* 赤希望はサイラスと私かな。 ヴェラが霊っぽい&ピッパが占っぽい。 かれらはどうみても村側ですお疲れ様です
(-52) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
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|
[女が苦しそうに咳き込んで、こちらに手を伸ばすのが見えて、 思わず一歩後ずさる。
がたんと木戸が、思いがけず大きな音を立てた。]
(89) 2011/05/10(Tue) 23時半頃
|
|
誰っ!?
[音がして、隅の蟲が台の後ろへ入ってゆく。 女は血塗れた顔を上げて薄水色の瞳を戸口へ向けた。 指先触れた包丁の半分を握り締めて。 縋るようなまなざしは、淀んだ水の色]
(90) 2011/05/11(Wed) 00時頃
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|
死の匂いしかせん場所だ。
[逃げるを勧め 逃げざると謂う 死の匂い 満ち満ち溢れる 大きな寺院 この場に自分が在る経緯 話さず 語らず 覚えても居らず]
サイラス殿か、あたしはヴェラ。 風の吹くまま漂う者さ。
[離れ往く男の背に 名乗る]
(91) 2011/05/11(Wed) 00時頃
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|
さて。 おまいさんの名はと、問うてもいいかね?
[しゃがみこみ唸る 女の傍へ 止まり同じく しゃがむ下駄 着物の袷に覗く脚 切り傷縫い痕一つ無く
在るのは顔にただ一つ 大きく描かれた一文字
唸る女へ問いこそすれど 応えはさして期待せず 赤い指先目に留めて そちへと指を伸ばしてもみる]
(92) 2011/05/11(Wed) 00時頃
|
|
…ァ…… [咄嗟に何を言えばいいのか分からなくて、途方に暮れた表情のまま女を見る。
足元には未だに、滴る赤と共にこぼれ落ちる、ぬらぬらと肥えた蛭。]
(93) 2011/05/11(Wed) 00時頃
|
|
うぁ――― あ――
[男に名を問われても、女は答えるべき名前を持たず。 眉根を寄せ、困ったように顔を顰めながら、紅く染まる右手の指を一本、二本と折ってゆき。 四本まで折った後に、男に向かって今度は四本の指をたてて見せた。]
(94) 2011/05/11(Wed) 00時頃
|
|
間違っても、腐った池の水など飲まぬことだな。 裡から食われて死ぬのが落ちだ。
[離れ往く背に 告げる言葉 届くか届かぬか 知らねども]
生き急ぐなら、話は別だが。
(-53) 2011/05/11(Wed) 00時頃
|
|
/* >>92 E.T.
(-54) 2011/05/11(Wed) 00時頃
|
|
[女は、自分の名がわからない。
ただ、“よんばん”と呼ばれていた。]
(95) 2011/05/11(Wed) 00時頃
|
|
[墨染めの衣が視界に入り、女は瞬いた半身を起こす]
僧侶さま
[戸口の痩せた男をそう呼んで 視線が彼の足元の赤を捉える]
何か、食べ物を もう……私 耐えられません
[懇願するか細い声は、先刻咽た所為で擦れている]
(96) 2011/05/11(Wed) 00時頃
|
|
喋りは出来ぬ、か。
[女の所作に眼を細め 名乗られず聞こえる呻きを耳に 四本指折り次は立て 向けられる手に傾げる小首]
四…さて、どういう意味かな? よん、と呼べば構わんのだろうか。
[まるで子供を あやすよう 伸ばした指先弾かれなければ 女の指へと添えやるが]
(97) 2011/05/11(Wed) 00時頃
|
|
/* 4本E.T.
(-55) 2011/05/11(Wed) 00時半頃
|
|
[食べ物を求める女の言葉に、困ったように眉を下げて、首を振る。]
ここ、くエぅの、…なィ。 みじゅ、ノめにぁ…ぁ。
[半分赤く染まった女の顔。 舐めた血に染まった唇。
蛭を噛み潰したときの瑞瑞しい甘さを思い出して、思わずごくりと喉が鳴った。]
(98) 2011/05/11(Wed) 00時半頃
|
|
/* よんばん!! すいませんすいません、44番ですみません(何。 前村で44番目の蓄音機をよーだんだでやってたんですすみませんアヴァヴァ(;゚д゚)
いやあ、なんだ、ほら。 色々と焦る村だぜ全くようっ><///
しかし、経緯が思いつかない。 しかも記憶喪失くさいこと云っちゃったぜ。 まあいいか、なんとか、にゃる!たぶん!
(-56) 2011/05/11(Wed) 00時半頃
|
|
くえ、ぅ……ない みじゅのめにあ……みじゅ……
[女は男が言った言葉を繰り返す。 唇が何度か同じ言葉を辿るうちに、其の表情が失われていく。 蒸し暑い室内に、毀れる熱い吐息]
食事は、無い 水も、飲めない そう謂う事なのですか?
[見開いた瞳。 瞼の上乾きかけたあか。 座り込んだ女はよろめきながら、男に詰め寄ろうと立ち上がる。 手には折れた包丁を持って]
(99) 2011/05/11(Wed) 00時半頃
|
|
[よん、と呼ばれれば。 指を自分の指に添えられれば。]
あぁう?
[不思議そうに紅い瞳を向けた。]
(100) 2011/05/11(Wed) 00時半頃
|
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[こくん、小さくうなづく。
門の先は黄泉の国。 幾人かの病人や気狂いの末路を、男は見たこともあった。
掻き毟られた腕の傷は膿んで痛み、逃げ場のない蒸し暑さにじわりと汗が浮く。
錆びて折れた刃物が女の手にあるのが見えて、思わずそこへと手を伸ばした。]
(101) 2011/05/11(Wed) 00時半頃
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聞くこと、理解することは叶うようだな。 あたしはヴェラ。 解るかい?
[女に聞こえるようにして 何度か自分の名を紡ぐ 女に名乗る名 無きとも知らず 仕方なしや よんと呼ぶかと裡に頷く]
サイラス殿といい、ヌマタロウ殿といい。 この場所には人が集まるのだな。 死の匂いしかしないと謂うのに。
あたしは呼ばれて来た身だが。 よん殿はそうでもなさそうだ。
[重ねた指に粘つく赤 そろりそろり 撫で上げて]
(102) 2011/05/11(Wed) 00時半頃
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[否定は返らなかった。 女は唇をかみ締める。 男へ近づくたび、白髪混じる髪が揺らぎぱらぱらと屑が落ちる。 白い絹の衣服は埃に塗れて薄汚れていた]
どうして……っ 私は、ただスラムの方に僅かでも恵みをと
それが、どうしてこんな目にあわなくてはならないのですか もうたくさんです もうたくさんです
[うわごとのように呟きながら、男に詰め寄る。 熱の篭った室内ではあるが、女の額に汗は浮かばない。 見開いた瞳を男に固定したまま、近づき振りかざす手 其処に持った包丁を、彼に振りおろさんばかりの勢い。 伸びてきた手にびくっと一度身を固めた]
(103) 2011/05/11(Wed) 00時半頃
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よん殿と同じ、赤い色だな。 血を流しては、死んでしまうぞ。
嗚呼、勿体無い。
[指先を引き 自分の口まで 渇いた喉を潤せるもの 今はこの赤き雫のみ 熱い舌伸ばし その指啜るよに 途中で離されたのなれば 叶わぬことではあるのだが]
(-57) 2011/05/11(Wed) 01時頃
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[解るかい?という男の言葉には、頭を縦にふってみせたけれど、後半に男が述べた言葉については理解が出来なかったらしく、また首を傾げた。]
うぁ――――…
[紅とともに指を撫であげられれば、くすぐったかったのか其の手を背後に引いた。]
(104) 2011/05/11(Wed) 01時頃
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よぉけ、集めよったのぅ。
[池辺近く、幾人かの姿に両目を薄く開けて見た すっかり乾いて泥だらけの足を右手で払うと本殿へと向かう]
生き急ぐも、死に急ぐもねぇよなぁ。 あん中に、人ぁおるんかね。
[冗談めかして呟くと、ひょいと柱の陰に置いてあった竿と魚籠を背負う 腐った魚を胃に入れただけの割にしっかりとした足つきで]
(105) 2011/05/11(Wed) 01時頃
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あ――…
[探る様に、女は男の顔をその紅い目でなぞる。]
(-58) 2011/05/11(Wed) 01時頃
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