233 冷たい校舎村5
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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夜風に乗って、遠くから声がとどきます。昨夜は幽かに。今夜は響き。きっと明日は……
(0) 2018/02/10(Sat) 00時頃
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12月の終わり。冬休みも目前となった頃。
君たちの住む街にも雪が降った。
ここ数年で一番の大雪だという。
この街に住んでいる限り、めったに見ることのない景色。
真新しい雪が、本来の色を覆い隠している。
天候が回復する兆しはないものの、
休校の連絡もまた、なかった。
警報の類も発令されることはなく、
君たちはそれを知ってか知らずか、
いつもどおり、学校に向かう道を進む。
(#0) 2018/02/10(Sat) 00時頃
君たちは、九重高校3年4組に所属する高校生。
体育祭に修学旅行、先日終えた文化祭。
高校生活のメインイベントも終え、
いよいよ受験勉強も追い込みの時期だろうか。
(#1) 2018/02/10(Sat) 00時頃
察しのいい君ならば、気づくかもしれない。
悪天候の中、ただでさえ人通りは少ないが、
いくら学校に近づけど、君と同じ制服が見当たらない。
やっと出会えた、と駆け寄ってみれば、
それは同じクラスの、見知った顔ぶればかりだ。
不思議に思ったところで、校舎は目前に迫っている。
勤勉な君は、学生の務めを果たすべく、
その校舎へと足を踏み入れるだろう。
(#2) 2018/02/10(Sat) 00時頃
ようこそ、冷たい校舎へ
(#3) 2018/02/10(Sat) 00時頃
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嘘など一つもない。
(1) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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──12月某日 朝──
[ アラームが鳴る1時間半に目覚める。
毎晩仰向けに足を揃えて眠っても、 目覚める時は必ずうつ伏せで、 シーツと枕からは清潔な香りがする。
洗濯の回数を裕福さの基準と履き違えている母は、 家中のものを洗うのが趣味のようなところがあって、 その残り香は俺らしさでもあった。]
(2) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ AM6時。ベッドを整えてから 今日も必要のなかった目覚まし時計をオフにする。
アラームセットの7時半は、自分への最大限の譲歩。 遅刻をせずに済むギリギリの時間に設定しているものの、 俺が寝坊をするはずもないので、 その役割を果たしたことはない。
最早無用の長物といっても差し支えないが、 俺は習慣づいたこの流れをもう随分長く変えずにいる。]
(3) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ 学校用の鞄の中身を確認していると、 扉を引っ掻くような音がする。
断続的なカリカリという音からして、 まだ千昭が餌をやっていないらしい。
まったく、いい加減にやめさせてほしいものだ。
支度を終えて部屋を出ると、 弟に懐かない猫は俺の顔を見上げて一度鳴いた。
仕方がなく、俺は扉の前でくつろいでいた 猫を抱えて階下へと降りる。]
(4) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ この猫も以前はもっと朝早くや 時を構わずにやってきたものだが、 どうしたってこの部屋には入れないと理解したらしい。
決まって俺の起床時間に合わせて 扉の前にやってくるようになった。
少しは利口になってくれて助かる。 寝室に毛を撒き散らされるなどごめんだ。]
(5) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ ダイニングキッチンへと向かえば、 弟の千昭がタイミングよく オーブントースターの前に立ったところだった。
扉を開けると同時に「おはよう」と声をかければ、 奴は顔を顰めて口を開いた。
何やら呻き声のようにも聞こえたが、 おそらく「おはよう」の聞き間違いだろう。]
(6) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ 父の拘りにより朝は和食と決まっている我が家だが、 奇妙な反抗期に突入した千昭は、 時折朝からトーストを焼く。
ちょうど良いので俺の分も焼くよう頼めば、 「おれの小遣いで買ったのに」 ──などと馬鹿げたことを言う。]
小遣いなんて母さんに言えば いくらだってもらえるくせによく言う。
いいから早くしてくれないか、 俺は腹が減っているんだ。
[ そう言うと千昭は不機嫌そうに 食パンをもう一枚金網の上に並べた。]
(7) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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ところで、
[ と俺は言う。]
早くナインに餌をやれよ。 毎朝催促がうるさくて仕方がない。
[ 千昭が振り向く。
「おれがサボってるんじゃなくて、 気づいたらそいつが兄貴の部屋に行ってんだもん。 おれのとこには全然こねえのにさ」
自分の猫のくせに、 千昭は手に負えないとでも言いたげに鼻を鳴らした。]
(8) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ テーブルについた俺の足にじゃれついていた猫が、 また小さく「にい」と鳴く。
不思議なことではあるが、 俺は昔から妙に猫に懐かれるのだ。
餌もやらないのに。]
(9) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ トーストにバターとジャムを添えて運んできた千昭が、 俺の足元に向かって、
「ちょっと待ってろよ、 おまえにもすぐ用意してやるから」
と声をかけるのを尻目に朝食を済ませた。
猫は相変わらず、 俺のスラックスの裾にご執念だった。]
(10) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ 外はひどい雪らしい。
旅行中の母の顔が過ぎったが、 何かあれば連絡を寄越すだろう。
テーブルの上を片して、 コートを羽織り、鞄を拾う。
”よそゆき”の顔を作って──なァに、 難しいことじゃあない。]
(11) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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──いってくるよ
[ 片手をあげてキッチンに立つ弟に微笑み、 廊下へと続く扉をくぐった頃に、
「うっぜえええええええ」 ──と言う千昭の声が小さく聞こえた。
ははは、出来の悪い弟の分際でよく吠える奴め。
「なあん」と一度だけ鳴いた猫の方が余程利口だ。]
(12) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ ──安楽一記の長い一日はこうして始まる。*]
(13) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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/* 意識すること:読点少なく、長ぜりふ。
あまり円滑財にはなる気のない委員長です。 ほんとはもっと探偵ネタにしようと思ったけど、 多分こいつは迷探偵です。どうぞよしなに。
32(0..100)x1
(-0) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ 30%の確率。 それは別に少なくはない。 ]
(14) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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/* 今回は早めに落ちそうだな!
不気味な背高のっぽのつもりだが、身長175+12
(-1) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ チョークの擦れる音がする。 何度聞いてもこびりつく不快な音に眉を寄せた。
教師が口にする。 「30%の確率の人が、胎内記憶を持っている」、と。 それは少しずつ薄れていくものらしく、 確認するのは自我が芽生え出した頃合いが ベストなタイミングらしい。
その後は緩やかな忘却へと消える海の中の記憶だ。
クラスで例えるなら3人に1人。 俺の前後か左右か斜め上下の中の誰かが その可能性を抱えている。 ]
(15) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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それって、幸せなんかな。
[ 呟くたった一言。 何気ない会話の一部。
そりゃあ20人にひとり、クラスに置き換えて5%よりかは、きっと馴染みやすい話題。 語る教師は態々呼び寄せられた中年女性でもなく、 慣れ親しんだ生物の教師だった。
聞き流しながらそれでもふと意識を蚊帳の外に追いやってみると、 いつだって聞こえる前頭葉に引っ付いては離れない、海の記憶。 押しては引く波の音。生温かい水の中。 ]
(16) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ そこではいつも啜り泣く声が聞こえる。 21g 其れは、魂の重さ。 そっとそっと離れないようにつなぎ合った。 それでも掬われた後、瞬きしたのはひとつだけ。
欠けた半分。後ろ姿。香水の香り。煌びやかな爪。 扉から差し込む光。 優しい腕と胸と温もり。 頭を撫でて腕を引いてくれる力強さ。 探しても見つからない、あれ≠探した。
瞬き。シャッターを切る。残る。 眠る。残される。だから目を開けた。 それでも許されない、生き物。
いつしか思い始めた。 此れはきっと、あの続きなのだと。 ]
(17) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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( なあ、ひとの価値は、何グラム? )
(18) 2018/02/10(Sat) 00時半頃
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[ 海の流れる音が聞こえる。 いつまでも、いつまで経っても、鮮明に。 褪せることのない青と白と黒。 その中でいつまでも探している。 ]
……目、開けたまんま寝てた。
[ 呆けた事がバレていた。何でもないように笑う。 いつも通りを、在り来たりを装った。――望んだ。 ]*
(19) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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―朝・自宅―
[ 起きなさい!と促されて起きる。 いつも通りの日常の繰り返しだ。 ]
んーーー、あと……三分間待って……。 今いーー所なんだって……。
[ 往生際の悪さを見せるも死者の目覚めを繰り出されれば、ガツンと響く音で起床。 恨みがましい眼差しを向けながらも着替えて階下に向かった。
リビングには四角形の机が一つと、父と母と妹の姿。 相変わらず父は新聞紙を読んでいて、 母はあくせくと朝から用意を整えてくれている。 俺の存在に気付いた妹が隣の机をたんたん!と叩くものだから、 苦笑いしつつも指定席へと腰掛けた。
「いただきます」を律儀に4人揃ってから行う我が家はきっと恵まれている。 何の変哲もない家庭ではあるけれども、 穏やかな日常を約束されたかのように日々は、優しいものだ。 ]
(20) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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[ バターを塗ったトーストを口にした。 サクサクと音を立てる中、カトラリーの起こす音が起こすほんの少しの気配は温い。 半熟卵が蕩けてベーコンに滲む。 レタスとブロッコリー、トマトと色鮮やかなサラダを噛み締めるとしゃきりと、小気味好い音を立てた。
スープはほんのりと暖かくて胃を休めてくれる。 大した会話はなくとも途切れる事ない言葉を流しながら、テレビを見た。
「凄いよね。」 母がそう言って眺めるひとは母と同い年の女性だ。 裕福な生まれだろうけども派手ではなく、 控えめながらに華やかな印象を与える女性は、画面の向こうで微笑んでいる。
その傍には俺より少し下の少年が立っていた。 その手には最年少でピアノコンクールに受賞したトロフィー。 見目も麗しく姿勢も良く笑みを浮かべる少年は、女性と良く似た表情をしていた。
半熟卵を切り分け運ぶ。 卵黄の甘ったるさを誤魔化すように塩辛いベーコンも口に含んだ。 ]
(21) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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―朝・通学路―
[ 身長体重成績顔面全てTHE平均。 ほんの少しの取り柄とあげるなら運動神経は悪い方じゃない。 それでも一番や二番って程じゃなくて、 意外と使えるじゃん程度のものだった。
だけど普通が一番って言うし、俺もそう思っている。 変に波風立つよりもその方が馴染みやすい。 離れ過ぎてしまうとどうしても壁が出来てしまうから、 ちょうどいい都合いいこれくらいの立ち位置がきっと正解なのだろうと思っている。 ]
(22) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 01時頃
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でも流石の俺もこんな雪の日に登校させなくてもいいんじゃないかなって思う……。
[ コートにマフラー手袋耳当てと完全防寒。 冬休みに入る目前のこの日、 雪に覆われた視界をシャットダウンする為の紺色の傘を捨て去りたい衝動に駆られた。 ]
警報あってもいいじゃーーーん! 一層授業なしにして登校したやつ、 みんな雪合戦参加に変わんねーかなーーー!
[ そう思いながら降り積もる雪を写メって、 手当たり次第、送りつけてしまおうか目論む。 それが誰かのモーニングコールになったとしても、 遅刻もサボりも許しませんとばかりに背筋を伸ばしたまま、 一先ずは銀世界の片隅で息を吐いた。
今日も永谷海琉にとっての普通の1日が始まると信じていた。 ]*
(23) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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/* 人狼希望するかは悩んだのですが全員と絡めたら希望変えよう。 とりあえずおまかせしつつ。 入る前から初回落ちな気がしている俺です。41(0..100)x1
(-2) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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/* あっ(生きそう) とりま身長は165+10cm
(-3) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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/* んにゃ。高いな。ちょい下げときます。
(-4) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 01時頃
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/* 死別した双子の片割れがいる。 探しているのは「忘れる」機能。人として普通にあるはずの能力。 忘れたいけど忘れられない。自我の一部だと思っている。 テレビの女=実母 超記憶症候群(ハイパーサイメシア) 自分だけ生まれてしまった事で忘れられないことは、罰だと思っている。しかし普通になりたい。こんな感じの設定、かなぁ。
(-5) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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『 いってらっしゃい、ひなちゃん 』
(24) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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[ ことこと、
とんとん、
じゅうじゅう、 ]
(25) 2018/02/10(Sat) 01時頃
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/* 深夜の飯テロ 開幕
(-6) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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[ 包丁はまな板の上でリズムを刻み、 煮汁はぐつぐつと鍋を揺らし、 火の通る固めの卵は長方形を型作る。
何時もと同じ楕円の箱。 白く輝くお米が菱形に詰め込まれ、 四隅に彩られるのは、手作りのおかず。 たこさんウインナ、固くしょっぱい卵焼き、 濃い味の筑前煮と、ほうれん草の胡麻和え、 ちょこんと添えられるのはミニトマト。
───これが、毎日のお弁当でした。 ダイスキなおばあちゃんの手作り弁当。 ]
(26) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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[ あたしのおばあちゃんは、 何を言っても、何をしても、 いっつも頷いてお話を聞いてくれます。 皺くちゃな笑顔を浮かべて、 いつもあたしの頭を撫でてくれます。 小さい頃からおばあちゃん子なあたしは、 そんなおばあちゃんの皺々の手がダイスキです。 あたしが悩んでるときだって、 いっつも嗄れた優しい声で、 あたしの名前を呼んでくれるんです。
──── ひなちゃん、 って ]
(27) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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── 朝・通学路 ──
…… すん、
[ ぷらん 、と手提げ鞄が揺れます。 かわいらしいハムちゃん柄の巾着袋。 その中にいつものお弁当箱が入ってます。 今日はとっても寒いから、 わかめたっぷりのお味噌汁もあるんです。
さくり 、とローファーが沈みます。 おばあちゃんと選んだ真っ黒な靴。 それはあたしのそこそこ小さな足を覆います。 今日がとっても寒くても、 黒のタイツと靴下で何ととがんばらなきゃ。 ]
(28) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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はふ、 雪だぁ……!
[ ほわん 、と白い息が宙に生まれます。 あたたかな口の中から出たからでしょう。 白い吐息は、冷気を物語るのです。 あたしの頬は赤く染まっているかもしれません。
ぽふん 、と口元が隠れます。 淡い草色に黄色の花が散るマフラー。 寒さを凌ぐのにとても暖かくて良いです。 それに、……あたしのお気に入りです。 ]
(29) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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[ 真っ赤なお鼻も、 マフラーで隠してしまいましょう。 くるんくるん、 傘を回して雪をはねのけてしまいましょう。 そうして、あたしは いつも通り学校までの道を歩きました。
滅多にない景色に、 ほんのすこし胸を踊らせながら、 あたしの今日がはじまるのです。 ]
(30) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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───…… 、いってきます!**
(31) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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/* 76(0..100)x1
(-7) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 01時半頃
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[何度考えても、答えはひとつ。]
(32) 2018/02/10(Sat) 01時半頃
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[12月××日。天気:雪。
「ねえ、本当に大丈夫?」
玄関先で、気遣わしげにそう言う母に、あたしは笑う。]
へーきへーき。 警報も出てないし、学校から連絡もないし。 この時期にさぼるわけにもいかないし!
[それに、ほら。 コート、マフラー、イヤーマフ、手袋。 鞄の中には替えのタイツも入ってる。 ばっちり完全防備だ。抜かりなし!]
(33) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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いってきます!
[母が口を開きそうな気配を察して――そして、それは十中八九、あたしを心配して引きとめるものだとわかったから――あたしは声を張り上げた。 さっとドアを開けて、ひゅうっと入ってきた空気の冷たさに顔をしかめながら、外に出て、ばたんとドアを閉める。
ふう〜っと、思わずため息が出た。 寒い。寒い。一歩外に出ただけで、突き刺すような寒さ、なのに。 あたしの中にあるのは、確かに安堵だった。]
(34) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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[あたしの母は、シングルマザーだった。 高一の時、当時付き合っていた高三の彼氏との間に子どもができた。それがあたし。そして相手は光の速度で逃げた、らしい。 両親からは堕ろすように説得されたけど、母はあたしを堕ろさなかった。高校を中退して、家族からは勘当されて、それでもあたしを産んだ。
何の後ろ盾もなく、最終学歴が中卒で、しかも赤子を抱えてるなんて正直人生詰んでる。実際、母とあたしの生活はぎりぎりのぎりっぎりだった。底辺の底辺だったと思う。 母は仕事をいくつも掛け持ちしてたし、あたしは小さい頃から内職をしてた。中学になったら新聞配達ができるようになった。 1DKのぼろぼろのアパートで、身を寄せ合って暮らしていたけど、あたしはそんな生活に不満なんかなかった。]
(35) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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[中学を卒業したら働くって言ったあたしに、高校へ行けと言ったのは母だ。 自分が中卒で苦労したから。絶対に高校へは行くべきだと、中学の三者面談で担任と母に説得されて、あたしは高校へ進学できた。
そんな母だったから、あたしは好きだった。 あたしなんか産んでくれなくてよかった、とか。 人並みの生活ができないことが辛い、とか。 そんなこと、考えたこともなかった。
高校を卒業したら、ばりばり働いて、生んでくれた恩を、育ててくれた恩を返すんだって。 いっぱい苦労させた分、楽させてあげたいって。 あたしは心の底からそう思ってたんだ。]
(36) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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[そんな生活が一変したのは、去年の春。 恥ずかしそうに結婚を考えていると男の人を紹介されて、あたしは心から祝福した。
式は挙げず、籍だけ入れて、一緒に暮らすようになったのはそれから数ヶ月後のこと。 1DKのおんぼろアパートの生活が、3LDKのマンション暮らしになって。 母の顔が、髪が、手が、服装が、整えられて、綺麗になっていった。 あたしはもう働かなくていいとバイトは辞めさせられた。せめてお小遣い分くらいは働きたいって言ったけど、今まで学校を二の次にした分、高校生活を楽しむように言われた。諦めていた大学へも行くように言われた。 初めての「人並み」の生活は本当に豊かで、あたしは、本当に、本当に母を見初めたその人に感謝したんだ。 初めてできた「おとうさん」という存在に、感謝したんだ。]
(37) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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[ずっと伸ばしていた髪を、今年の夏に、ばっさり切った。 しっかりマフラーを巻いていても、やっぱりどこかすうすうする。 マフラーに顔の下半分を埋めるようにして、あたしは雪の中を学校へと向かう。
警報が出てない。それは本当。 学校から連絡もない。それも本当。 受験前のこの時期に、理由もなく休めない。それだって嘘じゃない。
だけど、あたしの心の中は、嘘だらけだ。 あたしは、こんな日でも、学校に行けることを、心から喜んでいる。 なんなら、交通機関が麻痺して、学校から帰れなくなったらいいのにって思ってる。
一分一秒でも、家にいなくてもいい口実を探している。]
(38) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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[手に入った、「人並み」の暮らし。 もう、もとの生活には戻れない。
ううん、あたしは、構わない。
だけど、母に……あたしのために、あたしのせいで、今まで散々苦労した母に。 もとの生活に戻れとは、あたしは、絶対に、口が裂けても、言えない。**]
(39) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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/* コピペミスって書き溜めていたロルが消えてしょっぱなから泣いていた私です。幸先の悪いスタートだな! よろしくお願いします! 84(0..100)x1
赤希望しようか散々迷って、ひよっておまかせになりました。 どうかなーどうなるかなー。
(-8) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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/* あ、身長。 150+11でどうかな?
(-9) 2018/02/10(Sat) 02時頃
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切れない糸が欲しい、だけ
(40) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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[ 何気ない作業。 文化祭で劇を上演するための、衣装の直し。 一度ミシンで縫われた糸をリッパーで切って、 糸の端をもって、引く。 たったそれだけで、 繫ぎ止める力を無くし、簡単に解けるのだ。 そんな動作をよく覚えている。 縫うのも、解くのも、簡単だ。 時々失敗してしまうけれど。 それでも、簡単。 ]
(41) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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[ 切れない糸のような関係の名前は、 三つの音で表せる。
──── 、 と。 ]
(42) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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[ ──── 呪い 、 と。 ]
(-10) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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|
──朝:自宅にて──
[ 『明日は雪です』 テレビの中のアナウンサーが告げたとおり、 窓の外は、白が支配する世界だった。 庭はすっかり白に覆われている。 ]
……さむいっ!
[ もこもこのパジャマに身を包んでいるものの、 ストーブもついていないリビングでは、 装備は足りないようで、身を震わせた。
ストーブをつけて、それから朝は始まる。 ]
(43) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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|
[ スリッパをぱたぱたと鳴らしながらも、 身支度を済ませる。 制服に、いつものエプロン。 エプロンはポケットがついていて、愛用中。 猫が歩いている柄も、お気に入りの理由。 ]
パパ、ご飯できてるよ。 そろそろ食べないと。 雪、積もってるし、早めに出た方がいいと思う。
[ 洗面所にいる父に声をかけることも忘れない。
鷹木椿を生んだ母親は、家にいない。 出て行ったからだ。 故に、椿の朝は忙しい。 ]
(44) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
|
|
[ あの人がでていってから、早三年。 いないのが当たり前になって、早三年。 料理に手を付けたことなどほぼなかったものの、 慣れとは恐ろしいものだ。
父が初めて作った味噌汁は、 とてもじゃないけど、飲めるものではなかった。 父に料理はできないと、その時悟った。 椿が作った味噌汁は、妙に薄いくせに涙の味がした。 今では、味噌汁なんてお手の物だ。 ]
パパ―、早く。 ────じゃあ、いただきます。
[ 朝食は、親子揃ってから。 あの日にそう決めてから、なんとか続いている。
食卓の定位置について、テレビを時々眺めつつ、 和食ベースの朝食を平らげる。 ]
(45) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
|
|
[ 食器洗いも、椿の仕事だ。 職場へ行くという父に、 いってらっしゃいと一言投げかけて、袖を捲る。 冷水が、手に染みた。 ]
つめたいよー。つめたー。
[ 一軒家の中を文句で満たしつつ、終える。 朝食と共に作ったお弁当を包んで、エプロンを外す。
それでは。 いざゆかん。九重高校へ。 ]
(46) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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|
──朝:通学路にて──
[ コートやマフラー、手袋で防寒しても、 寒さは身に染み入る様だった。 弄ぶホッカイロはまだ温かくならない。 貼るタイプのホッカイロは、 流石に華の女子高生として負けた気がして。 ]
よぉし、
[ 自分を元気づけて、白の道を往く。 誰も通った跡はない。 初めて、足跡を残すことに、少しばかりの優越感。 けれど、一人で行く道は、心細い。 紺のコートや、赤のマフラーに、雪が深々と降る。 ]*
(47) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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受付 アイリスがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(受付 アイリスは村を出ました)
|
──12月某日 通学──
[ 扉を開けば、広がるのは一面の白。
玄関から門扉までの敷石も 十字路手前の”止まれ”の文字も 何もかもはじめからなかったようで、 虚しいんだか愉快なんだか。
らしくもないことに思いを馳せれど、 コートの紺色が白に塗りつぶされていくだけ。
ほう と小さく吐いた息も白く揺蕩い、 マフラーを巻きなおして、傘を開く。 途端に視界は黒と白に二分された。]
(48) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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[ 常と変わらぬローファーで歩き出したこと。 選択を誤ったかと考えたのも一瞬。 滑らなければ良いのだ、ようは。
大切なのは前を向いて歩くこと。 躊躇するからバランスを失う。 しっかりと地面を踏みしめる。 地を躙るように、次の歩を踏み出す。
──リズムはすぐに掴めた。
安楽一記は非常に飲み込みが早い。]
(49) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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[ ……それに、それだけじゃあない。
俺は前向きな男であるからして、 滅多と見れない雪景色を楽しんでさえいる。
目を細めて空を見上げれば、 視界の半分を切り取る傘の黒と、 薄ら灰がかった白色の空。
睫毛の先にちらりと積もった雪は、 瞬きの間に溶けて消えた。
……直後、視線を落として 悴んだ手でポケットを探ったのは、 微かな振動を感じた気がしたから。]
(50) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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/* 役職希望ランダムでした! 失礼しました。てへ。 今回は、今回は、おおかみ、を、ば、希望します……。 できるかどうかは怪しいけど! やってみたい! ので!
二度目の校舎村です。 今日の日を楽しみに生きてきました。よろしくおねがいします!
(-11) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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[ ──案の定、未読メッセージが一件。
クラスメートの守屋>>0からの 妙にまどろっこしいメッセージに 一旦足を止めて手早く返信を作る。]
『いや、俺にも休校の連絡は来てないから、 いつも通り学校に向かってる。 守屋も足元には気を付けたほうがいいぞ!』
[ 登校したくないのなら、 素知らぬ振りで休んでしまえばいいのに。
要領の悪い奴だなと思うのは初めてではなく、 ”らしくもない”欠伸を噛み殺してまた一歩。**]
(51) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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/* 発言挟まったけど、ごめんね?としつつ。 fortune 振ります……綴りあってるかな〜。
95(0..100)x1
(-12) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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/* 女の子から良い子たちの気配しかなくて、震える
(-13) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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/* 95……即しぬやつだーーー!! 狼になれるといいけど、すぐ落ちてしまうの切ないなあ。
(-14) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 02時半頃
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/* イアン[[who]]
(-15) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 02時半頃
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/* かおりちゃん、ただでさえ苦労人なのに、委員長こんなんだから学校でも苦労上乗せだろうな、ごめんね
(-16) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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/* 今回も知り合いの方はすごい名札を掲げているなあと見つめるけれど、わたしもたぶん名札ぶん回してる。 >>50 これは、……!としている。 くすりと笑いました。
さてはて、どんな子が集まるかなあ。 負縁故は今回向けたいので、誰に投げるか見定めたい。
(-17) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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/* 誰に声をかけるか アイリス[[who]]
(-18) 2018/02/10(Sat) 02時半頃
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「オマエ、間違えんなよ? どんな理由があろうと、手を出したら負けなわけ。」
(52) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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— 朝・自宅前 —
[玄関のドアを開けて、怯んだのは一瞬。
躊躇わずに、ざくざくと足跡をつけて前へ進む。 棚の奥から引っ張りだした、履きなれていないスノーブーツが頼もしい。
いつもの制服の上に羽織った黒いコートとマフラーは、 雪風からいい感じに身を守ってくれているが、 それでも体温はじわりと奪われていくような感覚がする。
家族からは「さすがに休校じゃないの?」と言われたが、生憎連絡はまだ来ていない。 なら、普段通りってことで何の問題もない。]
(53) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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[庭から出れば、道を見失いそうになるほど白く染まった往来。 我が家の表札を確認してから、周囲の位置関係を確かめる。
「黒岩」と刻まれた表札を掲げたオレの家は、 俺と、母と父と、クソ兄貴の4人家族。
そして黒岩家の隣に立つ、一回りほどでかい家には、お隣の「白沢」さん一家が住まう。
黒岩家と白沢家は、親戚でもなんでもないけれど、 かったるいほど近所付き合いが良くて、ほとんど同じ家族のようなもの。
白沢さんちの一人娘はオレと同い年で、オレと同じ九重高校に通う生徒。 隣のクラスの3年3組に在席しているお嬢様だ。
……分かりやすく言えば、いわゆる“幼馴染”ってやつになる。]
(54) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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[この雪の中、幼馴染のお嬢様はもう家を出ただろうか。 気になりはしたが、別に確認のために白沢さんちのチャイムを押す気力もない。
幼馴染は幼馴染でも、別に毎朝一緒に登校するわけでもない。 お互いにもう思春期も終盤の男女だ。 少なくともオレのほうは、無駄に関わることは避けている。 ……例え、向こうがどう考えていようと。
無言で雪を掻き分け、「白沢」の表札の前を横切って、 いつもの道路の面影を探りながら前進していく。]
(55) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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[こうして並び立つ黒岩家と白沢家、二つの家屋を横目で見ると、余計なことが脳裏を過る。 家族のことやら、お隣さんのことやら、クソ兄貴の尻拭いのことやら。 考えたってどうにもならないものは、考えないに尽きる。
今日、例えこれから休校連絡が届いたとしても、 気付かないフリをすりゃ学校には逃げ込めるだろ。 そんな打算も少々あるから、わざわざスマホを駆使して誰かに確認なんてしない。
雪に覆われていく地面の上、黒いコートを纏って黒い傘を広げたオレが、 徐々に白く塗り潰されて行きながら、黙々と歩むだけ。*]
(56) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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/* 今回の運命数:81(0..100)x1
(-19) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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[ 神様のいうとーり。 選ばれたのは我らが委員長、安楽一記だった。 銀世界。雪だるまを作って雪合戦してかまくらするには最適な積もり具合。
昨今温暖化がどうのこうのはなりを潜め、 地球温暖化の反抗期なのか各地で寒波が広がるに広がり、寒さも脅威を振るっている。 おまけにこの雪ときた。
幼い頃ならば喜びはしゃぐものなのだろうが、今は寒いだけだ。 こんなに寒いのに雪が積もっているのに本当に登校させるつもりなのだろうか。
委員長なら何か知ってるだろうとスマホを弄ればトークアプリを起動。 そうして委員長宛にすいすいと文字を綴った。 あ、ついでに俺の足の間を行き来する舐めた真似する黒猫も写メっておいた。 ]
(57) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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──────────── To:安楽 一記 From:永谷 海琉 ──────────── はよーー。 今日雪やべーけどマジで学校あんの? なんか聞いてたりしない? これだけ頑張って登校してるから 一限くらい潰れて雪合戦期待してんだけど、 掛け合わねえ? ────────────
(-20) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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[ ついでに猫の画像を添付すれば、 またザクザクと雪を掻き分けるようにして進んだ。
委員長である安楽一記は一言でいうと、 俺の中ではオーバーリアクションタレント。 身分手振りも大きいけどよく笑いよく喋るそんな人。
でもそれが外面だとしてもイケメンがイケメンである事は紛う事なき事実だし、 仮面、だとしてもそれはそれで役目を果たしてるならそれでいいと思う。
まあ、実際話していて楽しいと思う。 胡散臭くも思ってるけど。 何が楽しくて笑ってるのか知らないけど、
好きか嫌いかで言われると、好きだと思う。 ]
(58) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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[ それは兎も角として。 前方に開拓済みの道>>47
あ、誰かいるな。 手繰られるように歩いていく。
それに対した意図なんか無かったけども、 視界が悪いせいかもしれないけども、 いつもより人の気配のない通学路に 見つけた後ろ姿に安堵したのだと思う。 ]
(59) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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おはよ、高槻。今日、雪すごいな。 何握ってんの、寒そう。
[ 声をかけたのは文化祭の時、衣装係を務めていたクラスメイトへ。 俺は小道具と同じ裏方同士、衣装のイメージに合う小物の相談をした事もあったと思う。 あの時はよく世話になったものだと今も思っているし、 ミシンだとか縫い物に触れた事がない為、 教わる事もあったかと思う。
自分にできないことを熟す高槻の能力は 純粋に尊敬していたし、 自然声色は明るいものと変わりながら、 特に断られなければ傍を頂戴して。 ]
冬休み前ってのが災難だよなぁ。 こんな日に登校ってついてない。
[ なんで笑いながら傘を揺らした。 ]**
(60) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 03時頃
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/* アイリス 95 ガーディ 84 日向 76 俺 41 イアン 32
あと4人だけどどうなるかな。
(-21) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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/* アイリス 95 ガーディ 84 キルロイ 81 日向 76 俺 41 イアン 32
まさかのこのままだと3d落ち。 だけど割と真ん中出たのでまた説得組になる可能性ワンチャンで。
(-22) 2018/02/10(Sat) 03時頃
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[ 『7時の天気予報をお伝えします。
昨夜未明から今朝にかけて雪が降り続いており 各地で大雪になっています。
皆様出かける際には―――』
テレビから垂れ流される気忙し気な声を 何とはなしに聞きながら有川芽依はテキパキと 制服のブレザーに身を包んでいた
チラッとカーテンの隙間から外を覗いたならば 目に飛び込んだのは一面の銀世界だった ]
(61) 2018/02/10(Sat) 03時半頃
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/* さーて久々の村です(入村ロルに想定時間オーバー)
全力でホスト希望です。そろそろやっておきたい。 今までの傾向を見るに、70%くらいの確率で希望は通るんじゃないかって思ってはいるけど……。 他に希望してる人いるかなー
様子を見てると、誰も彼もホスト希望してそうでこわい。 まあ、雰囲気は誰か希望してるっぽく感じても、実際は誰もしてなかったとかあるからな!(4とか
(-23) 2018/02/10(Sat) 03時半頃
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うー…さぶ。
[ 本格的なコートが要るな、と思い立ち 自分の部屋に入りコートを手に取った。
今まで双子の妹と陣地を奪い合うように使っていた 狭苦しい部屋は
――――…今ではもう広すぎる。
壁に掛けられた、私のものとまったく同じ制服。 もう二度と着られることの無いであろうそれを 一回撫でると足早に部屋を後にした。 ]
(62) 2018/02/10(Sat) 03時半頃
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……行ってきます。
[ 家の中に居るはずの母親に声を掛けるが 家の中はシンと冷え切ったままだった。
今までは――
……双子の妹である麻依が居た頃ならば。
明るく送り出してくれた声は、麻依が居なくなったあの日から フツリと途絶えてしまった。
ピシャン。気合を入れるよう頬を叩き 寒風吹きすさぶ銀世界へ踏み出した。
鼻の奥がツキンと痛むのはきっと寒さのせいだ。]
(63) 2018/02/10(Sat) 03時半頃
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ホント最悪なんだけど。 なんでこんな寒いわけ?
[ 歩いていると、道に張り出した木の枝からボスリ 雪の塊が落ちてきてクリーンヒット。
ぶつぶつ呟きながら雪を落とす私は ふわふわの真っ赤なマフラーに顔を埋め。
膝上15cm。短いスカート。 どれだけ寒くても譲れるわけが無いでしょう?
誰にともなくぶちぶちと呟きながら歩いていたけれど 誰か見つけたならば声を掛けてみるつもり ]**
(64) 2018/02/10(Sat) 03時半頃
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/* 初っ端パスワードが見つからなかった顔…orz 答えてくれた方本当ありがとうございました
幸先悪いけども37(0..100)x1
(-24) 2018/02/10(Sat) 03時半頃
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いうなればきっと、 蟻、みたいな。 話なんだけれど。
(65) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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── 始まりの朝/自宅 ──
[ 午前五時に、亀森稀好の、その日は幕を開けた。
カーテンの隙間から漏れる光は瞼の奥を刺激して、 ヤツの所為で目を開ける羽目になるんだね。
伸びた手は、鳴るすこし前の時計を止める。 時計の裏を探る指先が引っ掛かりに触れれば、 かちり。 プラスチックの切り替え音。 外で、ちゅんと鳴く鳥の声に混じっていた。
委員長程では無いけれど、>>3 目覚ましが最後に部屋に響いたのは もう結構前のように、思います。 ]
(66) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ ひんやりとした、廊下を歩く。 四年前引っ越したこじんまりとしたアパートは 過ごしやすいように稀好は思うけれど、 暖房の効きが、強すぎたり弱すぎたり、する。 今日はどうやら、後者のようだった。
つめたい空気が鼻先を撫でつけて行って 稀好はほんの少し、くしゃみが出そうになる。 慌てて手を前に。 口元を抑えるのだけれど、 くしゅん、という音は廊下に響かなかった。 鼻のムズムズは一瞬で何処かに 消えて行ってしまったらしい。
ちょっとだけ、虚しい。 ]
(67) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ 設定温度を上げて、給湯器を点けて、顔を洗って。 寝癖の付いた頭であっても 顔だけははきりと、させてから。 ]
母さん、おはよう 朝だよ 起きた? ほら、起きよう
[ 戸を開けて、母の部屋のカーテンも開けようとして 開けないで、とか細い声が聞こえたので そのまま。 太陽の光を透かしたまま。 ]
(68) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ ブーともヴーともつかない 鈍い機械音を立ててベッドは動く。 身体を起こすのを手伝いながら、 シーツの洗濯しなきゃなと稀好は思った。
オレンジ色と白の細いストライプ。 掛け布団のカバーと、枕カバーと、セット。
夫婦と、姉と、稀好。 橙と桃と青で、お揃いだった、シーツ。 ]
(69) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ まだこれを使っていたいなぁって 小さく母親が呟いたのを、稀好が聞いたから。 まだ不慣れだった針と糸、そうしてミシンで カタカタと歪に、縫い直したから。
ピンクがタンスの奥にしまわれても、 ベッドの種類と大きさが変わっても、 母の身体を受け止めているの布は変わんない。
稀好のシーツはとっくのとうに 新しい真っ白なものに変えてしまったことを きっと彼女は、まだ知らない。 だからなのかも、知れない、けれど。 ]
(70) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ 日記みたいな手帳とボールペンを手渡して テレビの電源をつけてから、キッチンへ行く。
あ、海苔。 もう少ないんだった。
綺麗に整えられたアナウンサーが 今日の星座占いを明るく読み上げるのを 背中でそっと聞きながら、稀好は思い出す。
冷蔵庫に貼り付けているメモに 同じくクリップに挟めて貼り付けてたペンで 「焼きのり」とだけ、インクを残した。 ]
(71) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ 朝食を作って、お弁当も作って、 お弁当をしまってから、朝食を運んで。 忙しなく動く稀好は、母の移動を手伝ってから 自分の席について、箸を揃えた。 ]
いただきます
[ ふたりだけの声が、温まり始めた部屋に浮かぶ。 母親も稀好も、口数の多い方じゃない。 だからテレビの音だけが響く食卓も いつものことで、不仲な訳じゃないんだけど 他人が見たらそう見えるかもしれない。 ]
(72) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ テレビの隣の棚の、良く見えるとこ。 貼られたカレンダーと 書かれたカラフルなスケジュール。
今日は稀好の祖母が、家に来る日だ。 味噌汁の豆腐を掬いながら ぼんやりと、再認識をした。
何時に帰ってこようかな。 何時に帰って、これるかな。 でももう、学祭は、終わったから。
学校祭が終わってしまってから 何回目かの思考回路を、テープみたいに ぐるぐる、ぐるぐる、回してる。 ]
(73) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ ご飯が終わったら、片付けて。 母の身体を、また支えて。 汚れが渇いてこびりつく前に、って。 食器をさっさと洗ってしまう。
スポンジもちょっと、ボロボロになってて 買おうかな。 って稀好は考えたけれど 皿を流し終わる頃には、 まだいいかな、という思考になった。
台所の窓の、曇りガラスの先の色は 稀好の部屋のシーツのように真っ白で テレビで言ってた大雪は 嘘では無いみたいだなと、悟った。 ]
(74) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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じゃあ、いってきます 今日はおばあちゃん来る日だからね
まだ来てないけど、雪のせいかも 多分八時には来るとは思う 学校あるみたいだし、俺は行くけど
[ ブレザーに袖を通して、髪にすこし触れれば さっきお弁当を詰め込んだ鞄を、持って。
ベッドの前で、稀好が声をかけます。 一分未満、三十秒以上、みたいな そんなすこしの時間ではあるけれど 毎日、毎日、話しかけて。 ]
(75) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ 「ああ、お母さんかあ。 やだなあ、稀好、はやく帰ってきてね」 ……って。
返って来たのは、笑い交じりの、半笑いの、 でも生まれた時から一緒に生きている子供には 本音なんだろうなって、分かる言葉。
眉を下げていて、冗談みたいな感じで きっと大して考えずに発した台詞が どれだけ息子に重く感じるのか、を 考えたことは、無いんでしょうね。 ]
(76) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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/* 狼やってみたかったけど 仕事がね…うん、狼としては申し訳ない感じの頻度になりそうだから止めときました(真顔
(-25) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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── 自宅→通学路 ──
いってきます
[ 奥の寝室に居るだろう母親には聞こえないと 知っていても稀好は小さく声を掛けてから。
安っぽい玄関扉を開ければ、つめたい白。 驚きの余り、は。 と短く吐いた息は これまた真っ白に、空をふわふわしました。
マフラーを鼻まで上げて、手袋をはめてしまって。 手古摺りながらももこもこした指で 鍵をかちゃんと、しめてしまえば。
学校の時間の、始まり。** ]
(77) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ 白い息が天に消える。 ローファーで路を踏みしめて、高校まで目指す。 さくさく、と、獣道ならぬ高槻道を作る。>>59 雪が音を吸収する、というのは、本当らしい。 断じて、ぼう、としていた訳じゃない。
背後からの声の主は急に現れたように思えて。>>60 振り向いて一歩下がれば、すい、と滑りそうになる。 それでも、なんとか事なきを得て。 ──素晴らしいバランス感覚、もしくは支え故── コート全体に雪が付いてしまうは、避けれたか。 ]
(78) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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わっ……! ビックリした! 海くん、おはようー。 寒いよー、とてもさむいよー。
[ 海琉と知り、ニッコリと笑いかけた。 こんな雪の日に、静かな道を行くのは、嫌だった。 隣に自然と並ぶも、摂理。
そして、海琉を見て、己の過ちを知る。 傘という便利な道具の存在を忘れていた。 スニーカーを許さず、ローファーを履いたものの、 傘は、装備しておくべきだった。 ]
(79) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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/* ssssっしゃねがいします!!!!!!はあ…はあ… おおおお狼希望出したけど……バレンタイン挟むけど…大丈夫なんですかね(自問自答) 寝る気は無いです!佐市です! 宜しくお願いします!
いや今回は…狼希望多い気がするんだよね…ほんとうに…。
(-26) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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[ 握りしめた少しばかり冷たいカイロは、 気の抜けた効果音と共に海琉の頬へ当てようと 一歩近付き様に、 するりと傘の中へと身を滑り込ませようと。 ]
とーぅ、……カイロ! それから、傘いーれて!
[ 傘に滑り込めなければ、だめ?と首を傾げる。 相合傘といった認識は、薄いわけではないけれど。 積もって行く雪には、辟易していた。
そういった出来事がありつつも、 二人して、高校までの道を作るのだろう。 ]
(80) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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ねー。 冬休み前倒しになってくれたらよかったのにね。 受験生をもっと大事にしてほしいよ。
[ 歩き出して、雑談に花を咲かせる。 そろそろ温くなってきたカイロを、 Pコートのポケットの中で、握った。 ]* *
(81) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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/* はっさんだすみません ふりま、振りますとりあえず。 そしてメモ貼って寝る。寝たい。 明日は…寝ないから……。
6(0..100)x1
(-27) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 04時頃
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/* 【速報】稀好、無事早々に死亡
(-28) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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/* 相手との擦り合わせ以外では、たぶんを使わないことを誓います!!!!がんばる!!!! 高槻は、あまりあきっぽくない行動をさせよう。 喋り方はもう諦めた。
(-29) 2018/02/10(Sat) 04時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 04時半頃
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/* 入村文書いてる時はすごく眠くて寝れそうだったのになー! 眠いけど寝れない状況が続いて、悲しいです。 ねむい。 咳が辛い。
人と距離が近い、で誰かしらふえんこくれないかな〜〜と期待してる。 幼馴染とか親友とか、そういう正のきょうえんこも欲しいですが、はい。募集はできなかった。 親友とか、高槻は腹の中では笑ってるから……募集は確実に無理……
(-30) 2018/02/10(Sat) 06時頃
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[生きるべきだったのは、 ―――の方だったのだ。] .
(82) 2018/02/10(Sat) 07時半頃
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―???―
[夢と現実。境界は明確といえど、 実際に身を置いている時分には曖昧だ。 現に今、夢の中の俺は突拍子もない世界に 身を浸していながら、それを疑問になど思っていない。
足音が聞こえる。 耳を欹てて、そいつが去るのを待っていた 俺の願いは叶わなかったらしい。
押入れの襖が勢いよく開く。 その向こう、銃を持った少年の ニィと歪んだ笑顔がやけに目に焼き付いて――
――ピピピ、ピピピ、と。 間抜けな音が鳴り響いた。]
(83) 2018/02/10(Sat) 07時半頃
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―十朱家:自室にて―
[――朝を告げるアラームが、静寂を切り裂いた。
布団から手だけを伸ばして、音の主である 黒いスマホを掴む。 六時半。最初の警告をいつも通り退けて、 俺は再び布団に潜り直した。
許されるギリギリまで、布団と寄り添っていたい。 スマホに伸ばしただけの手すら冷えている、 極寒の世界なのであれば尚更。
無機質なアラームの砦は、 これから五分ごとに立ち塞がっているのだから、 まぁ、なんとかなるだろう。]
(84) 2018/02/10(Sat) 07時半頃
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[目を閉じる。 思い出される、少し前の夢の話。
押入れって何だよ。猫型ロボットかよ俺は。 そんなところに隠れて助かる筈もない。 そもそも何で銃なんか向けられてるんだ。
感想なんてその程度。 夢の話なんて、七割型、起きた瞬間に忘れ去られる。 人間の頭というのはいたって単純で、 忘れたくなくとも いつの間にか忘却していくものだ。
大切な思い出すら、例外ではない。]
(85) 2018/02/10(Sat) 07時半頃
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[そうして、再び襲い来る睡魔を退けたのは、 二回目のアラームでなく、 トークアプリの着信音だった。
わざわざ部屋に起こしには来なくとも、 母の威圧はひしひしと伝わってくる。 俺は渋々布団を這い出て、制服に手を伸ばす。
やけに寒さが突き刺さる。 カーテンを開いて、眼前に広がっていた銀世界に、 非日常の姿に、 俺は少しだけ口元を緩ませた。]
(86) 2018/02/10(Sat) 07時半頃
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[昨日の夕飯の残りのおでんを胃に収め、 支度を済ませた俺は和室へ向かう。]
……行ってきます。
[手を合わせ、頭を垂れる自分の動作に 気だるさが滲んでしまうのも致し方ない話だ。
ただの習慣。黒縁に囲まれた写真は、 かつての自分ではない。双子の弟。
屈託のない笑顔で写る彼は、もうこの世にはいない。 とはいえ、それはもう十年も前の話だ。悲しみなど失せた。
……ふと、クラスメイト>>63の顔が浮かんだ。 俺は、彼女のように、 片割れの――弟の死を悼んでいたのだろうか。 その記憶すらも、今や曖昧なのだから 俺はなかなかに薄情な人間らしい。きっと。]
(87) 2018/02/10(Sat) 07時半頃
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[母に送られ、家を出る。 一縷の望みをかけて、スマホを開いたものの それは無慈悲にも無言の肯定を示していた。
雪は、心が躍る。 とはいえ、この量は、些か厄介なものがあって。
――あぁ、神様! ――貴方は何故、このような試練を 与えたもうたのですか!
何時だったかの演劇部の公演で叫んだ台詞を、 今なら心の底から叫べそうな気がした。
そうして、少し前に家を出たらしい父の足跡以外、 人の痕跡のない銀世界に、 渋々俺は足を踏み出したのだった。**]
(88) 2018/02/10(Sat) 07時半頃
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/* 11(0..100)x1 だっけ
(-31) 2018/02/10(Sat) 07時半頃
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/* ぱっと見、めいちゃんとすすむくんと悩みの方向性が似てそうなのでまた声をかけたい。
(-32) 2018/02/10(Sat) 09時半頃
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/* アイリス 95 ガーディ 84 キルロイ 81 日向 76 俺 41 メアリー 37 イアン 32 ススム 11 亀吉 6
暫定変動がなかったら最終組面子なのは理解したから 全員と縁故振っとこう。
(-33) 2018/02/10(Sat) 09時半頃
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― 芽依と麻依 ―
[ 双子の妹、麻依は身体の弱い子だった。
…妹と便宜上呼ぶが、実際は産まれたのだって 殆ど同時。 あえて言えば、あたしの方が30分ほど早く 産声を上げた…
らしい。
芽依と麻依。二人はとてもよく似ていた。 同じ声に同じ顔、遠くから見たならば両親でさえも 一瞬間違えるほどには。 ]
(89) 2018/02/10(Sat) 10時頃
|
|
[ それでも明確な違いはあった。 妹である麻依は完治の見込みの無い難病に 犯されていた。 産まれて間もない頃両親に告げられた残酷な宣告。
『麻依さんは長くても…』
10年。それが医師から告げられた命の時間。 その時の記憶は無いけれど 崩れ落ちる両親の姿と嘆きは容易に想像がついた ]
(90) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ 胎内記憶を持つという30%>>14。
もしかしたら私はその30%だったのかもしれない。 お腹の中で妹と二人きり。 ひどく脆くて今にも壊れそうな命の存在と その細い腕を触ったような、あまりに不確かな 夢の残滓を、あたしは微かに覚えている。
しかしながら、それを自覚することは無かった 自我の芽生えだした頃合、両親は妹の麻依に 付きっ切りだった。
両親の心配は殆どが麻依の命に向けられた ものだから胎内記憶を確認されることもなく それ故胎内記憶を自覚することは無かった。]
(91) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ 『お姉ちゃんだから…』 『麻依は身体が弱いから…』
そう言って何もかも後回しにされる度に胸の中 を通り抜ける空虚な寒風にももう慣れた。
慣れざるを得なかった。
( あたしはお姉ちゃんだから。 ) ( あたしは麻依より強いから。 )
寂しいと、もっと見て欲しいと。 そう駄々を捏ねることは姉としてのプライドが 許さなかった ]
(92) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ 事実私は大抵のことは一人で出来た 勉強は落第しないギリギリを極めたような 低空飛行だったけれど身体は丈夫で運動も 大好きだった
小柄な癖して負けん気だって強くて 小学生の頃なんかしょっちゅう男子と喧嘩しては 男子を泣かせたりしていた。
家族の誰にも言えない寂しさの裏腹の苛立ちの 矛先が同級生に向かったのかもしれない―――
なぁんて今になれば、えらそーに当時の 自分の心を分析してみせたりするけれど、 小学生のあたしは気持ちを持て余すままに 荒れていたっけ。]
(93) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ それでも…。
ほったらかしにされた寂しさはあるけれど その元凶である麻依のことを嫌いになることは 出来なかった。
彼女は優しくて、頭が良くて、 人に愛される素質を持っていて。 己の運命を僻むこともなく、いつも 誰かのことを思う優しい、優しい子だった。
…あたしに無いものを全て持つ彼女のことを 私もまた大好きだったのだ。 ]
(94) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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― 現在 ―
[ 一面の銀世界にローファーの小さな足跡を 刻んでいれば遠くに家を出たらしい 進の姿が見えた>>88
後ろからト、ト、ト、と近づいて――]
進、おはよっ 辛気臭い顔してんじゃん
[ マフラーに先ほどの雪をくっつけたまま あたしより遥か上にある顔に向かって ニッと微笑みながら開口一番のご挨拶。
バシッと気合を入れるかのように 彼の背中を叩こうとした
そのまま隣に並んで歩こうとしたけれど どうなったかな ]
(95) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ あたしは彼のような優れた" 役者 "ではないけれど 半端に各方面に器用であったため いわば雑用係として何でもこなしていた。
例えばそう、風邪で休んだ役者の代わりに 演技練習の相手になったりとか。
進とも練習したことがあったような気もしたけれど あってもなくても。 あたしは進を割りと気安い仲だと思っていた
彼の双子の弟のことは彼から聞けたことは あっただろうか もしあっても彼のことを薄情な人間とは きっと思わなかった。
同情めいた眼差し>>87が此方へ向いたかは 分からないけれど もし同情を察したならば気安い声がほんの僅か 硬さを帯びたかもしれない ]**
(96) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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/* プライド高くてちょっと面倒な子なんです…
慎重は145cm+3
(-34) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ うん。よく分かる。きっとね。 どうして俺だったんだろう。
生まれる前から息を吸う事ができなかった あの子はいつも、俺をゆるさない。 ]
(97) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ 忘却は救いだ。 しかし眠る事で刻まれるから避けたかった。
眠らなくともどうせくっきり残ってしまうのだから 意味なんて、なかったけれど。
大切な思い出を忘れたくないと願う気持ちは理解できる。
だけど、そうでない記憶は如何だろうね。 ]
(98) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ 要らない、――と、思わないのかな。 ]
(99) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ 啜り泣く声は今日も、うるさい。
ああ、でも本当に、可哀想だ、と思う。 有川の事は、本当に。
だけど、その歳まで生きられたんだろう。 羨ましい、と思った。
打ち明けにくい秘密。 ああでも別に隠しはしてなかった。
俺にももう一人ちゃんと繋がったあの子がいた事くらいは。
もしも十朱の事情を知っていたとしても、 あ、双子多いんだなあ、くらいに笑ってられただろうけど。
でもほら、彼らはちゃんと生きてた。 許されてるんだから、幸せだよなぁ。 ]
(100) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ そうだろ。そうだと言えよ。
……なんて、ね。
二人がどう思おうと俺は二人のことも大切で 尊敬できるクラスメイトだと思っているけど。]
(101) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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/* 全体に女子のfortune高い メアリーが低いのはうん、半分男だからだよ(
(-35) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ うん、思ってる筈、だ。
大事な、友達、のはずだし。
だから今日も変わらず笑っている。 いつも通りに。 ]
(102) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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――あ、……高槻、っ、危ない!
[ 高槻道に高槻ひとり。 反射的に差し伸べた腕は遅くない。 朝から華の女子高生>>78を雪まみれにする 事態を避けるために伸ばした腕で支えた。
整備されてないスケートリンクでの転倒を 阻止できれば、安堵したように笑った。 ]
はは、ごめんごめんって。ビックリさせた。 音、本当に吸収されるんだ。 これでも結構勢いよくザクザク来たつもりだったんだけど、おはよおはよー。 ほんっと、寒いよなーー。
[ けらりと晴れた空。必然と自然が現れた事は知らず、瞬きのあと目尻を溶かす。 スニーカーを選んだ俺とは違って高槻は ローファー。 ]
(103) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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お前さ、お洒落もいいけど防寒も大事にしろ……って、うわっ、とあっ?
[ 小言めいた言葉を返しながらも頬にあたる微妙な熱さのカイロ。 熱くもなくかといって冷め始めたのは恋のようだ……などとは言わないが、 中途半端に驚く声は隙を与えるには十分、 するりと潜り込む片割れに、ため息。 ]
……や、別にいーけど、さ。 んな事しなくたって普通に入れるって。 ほらほら、一名さまごあんなーい。
[ すぐに口端を緩めて自覚ありの相合傘を受け入れた。 ]
(104) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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[ 別に特別意識していない訳じゃない。 これでも年頃なんだから気恥ずかしい気持ちも嘘じゃない。
そうは思いながらも会話の花>>81に水を与えていく。 きっと優先順位が違うだけだろうと思っていた。 ]
本当になーー。 これで風邪でも引いたらどうしてくれんだろ。 まぁ、でもこんな雪の日に家ん中、閉じ込められるのも、 一人歩くのもちょっと嫌だったからツイてる。
[ 高槻さま〜だなんて両手を添えられないから片手を傘の取っ手に添えて、 高槻が濡れないように比重をそちらに傾ける。 妹がいたから普通にそうすべきものだと思っていた行為。 ]
(105) 2018/02/10(Sat) 10時頃
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でも本当にあるのか分かんないからさ、 さっき委員長に連絡入れたんだよな。 んーーでも、こういうの壇の方が詳しかったかも……。
[ 次に副委員長の名前を出す。 壇に頼りがちなのは文化祭からの関係を引きずっている。 小道具に所属している生徒が風邪で一時期休んだ時の話だ。
その時は有川にも声をかけることもあったけど、 それでも足りない時、壇に手伝ってもらうこともあったかと思う。 壇も快く手伝ってくれていたように思えるのだけど、 それは小道具だけに拘った訳でもなかったとは後々知った。
猫の手も借りたい状況の中、助かっていたのは事実だけれど、 何でも引き受けてくれる姿を知っていたから自ずと頼る順番は考えていた。
普通さ、疲れないかな、ってそんな考え。 副委員長の仕事なんて手伝うよ、とはあんまり言えなかったけど、 それでも偶には気遣わなきゃとは思っている。 ]
(106) 2018/02/10(Sat) 10時半頃
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[ だって、ほら。 壇は文化祭が終わる前からそうだったから、余計に。
でも、有川の妹とはそれなりに仲良いつもりだったから 姉のあの子を可哀想じゃない、とは思わないけど。
ああでも、芽依って呼ばなくても、有川で通じてしまうんだなって そんな違いは、感じてたけど。 ]
(107) 2018/02/10(Sat) 10時半頃
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/* 村の世界観によってやりやすい設定ってあるから、同じような人が集まるのは、RP村あるあるwww
カイル君と話すのが楽しみですヽ(。ゝω・。)ノ
(-36) 2018/02/10(Sat) 10時半頃
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[ それでも手伝いとはいえ何でもオールマイティーに熟せる壇はすごいと思う。 芽依――有川だってそうだ。 自分の仕事の他にも注意を向けられるのだから。
頑張り過ぎな二人は、見ていて危うい、けれど。
過程と結果がどうあれ尊敬している。 俺とは違って彼女達はすごい。
頼りにはしているけれど、でも重荷は与えたくないクラスメイト。 今のところの印象を添えて、 メッセージを送るか悩みつつも話題を変えるよう付け足した。 ]
(108) 2018/02/10(Sat) 10時半頃
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まぁ、学校行けば分かるか。 高槻は最近どう? そろそろ追い込み時期だし、……なー。 受験の前にパーっと遊びたい。
[ 能天気な事を告げながら俺の成績は悪い方ではない。 けれど特別良くもないから国公立でなく、 親が許してくれた私立を受験するつもりだったけれど、高槻はどうだっただろう。
そんな事を考えながら足を動かす。 他のクラスメイトの姿を見つければ軽く手をあげる役は、高槻に任せるつもりで。 ]**
(109) 2018/02/10(Sat) 10時半頃
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/* 双子多くて笑ってる。 三人かあ。でもほら俺、生まれる前から死んでるから。
(-37) 2018/02/10(Sat) 10時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 10時半頃
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/* ホストも視野なので今回は遠慮なく縁故結びたいなーとは。 すすむくんとは気が合いそうだなってさっきから思ってる。 双子談話は混ざりたいけどどうだろうね。
日向、亀森、黒岩の縁故も考えよー。 おばあちゃん(心の支え)、お母さん(介護?)、幼馴染(手を出してはいけない)こんな感じ?
(-38) 2018/02/10(Sat) 10時半頃
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/* ホスト希望いるだろって思いながら眺めてます。 本当は双子が死別してる設定は1d以降に流すつもりだったけども、 あ、似てるなぁと思ってしまって……。
(-39) 2018/02/10(Sat) 10時半頃
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/* 双子の片割れがたくさんいる!
(-40) 2018/02/10(Sat) 11時頃
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/* 有川:文化祭の後に死別 十朱:10年前に死別 永谷:生まれる前から死別?
こうか
(-41) 2018/02/10(Sat) 11時頃
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/* すすむーめい かいるーつばき がエンカしたから、うん、うん
どこかに突撃したいんだけど、 このクラスの子みんな良い子っぽくて、 あとご家族亡くされてる方多くて、 無神経男近づいていいのか? ってなっているぜ!
(-42) 2018/02/10(Sat) 11時半頃
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/* こう、コアというか今日ゆるおんっぽい人誰だろう……と思ったがわからんな ひなちゃんとつばきちゃんのロルがめちゃくちゃかわいい たぶんだけど、かいるとりゅーきは、それなりににらみ合いが、できそう…… きよしちゃんは、いじわるしたくなっちゃう
現状のふわっとした印象です
(-43) 2018/02/10(Sat) 11時半頃
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── 通学路 ──
[ 少し歩みを進めた頃スマホは再度震える>>57。
足を止めようかと逡巡したが、 悪天候のせいか人影も疎ら。
ならば遠慮することもないだろうと、 新雪に新たな足跡を残しながら クエスチョンマークの多い文面にさっと目を通す。]
……連絡網が機能していないなァ
[ ふは とこみ上げるのは笑い。
警報も出ていないのに休校となれば、 学校からのメール連絡なり電話連絡なり、 何かしらの措置が取られることなど分かるだろうに。]
(110) 2018/02/10(Sat) 11時半頃
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[ 画面をスクロール。
現れた黒猫の写真については、 文面では一切触れられていない。
一体なぜこんなものを? ──と尋ねるのも馬鹿げた話だ。
別に猫が嫌いなわけじゃあないし。 幸や不幸のジンクスを気にする性質でもない。]
(111) 2018/02/10(Sat) 11時半頃
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──────────── To:永谷 海琉 From:安楽 一記 ──────────── 俺にも休校の連絡は来てないから、 いつも通り家を出たところだ
どうせこの天気じゃ登校する奴も少ないさ 自習になったら喜んで付き合おう
それまでに足元のに蹴躓いて転ぶなよ! ────────────
(-44) 2018/02/10(Sat) 11時半頃
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/* イアンくん知り合いだと思うんだよね
(-45) 2018/02/10(Sat) 11時半頃
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[ 送信。 ……文字でのやり取りってヤツは、 何も笑い飛ばせなくて不便極まりない。
お誘いのあった、教師に”掛け合う”ってのに 触れなかった意味くらいは分かる奴だと思っている。
それを思うと永谷海琉は付き合いづらい奴ではない。 多少背を叩いたり驚かせても心身ともに丈夫そうだし。 嗅覚 とでも言おうか、人から向けられる視線にも 疎くはないと自認しているが、棘を感じることもない。
良き級友 という形容の相応しい男。 どこか独特の空気を纏う奴も多い中、 日常に根付いた高校生。
どこに放り込んでも適度に我慢して、 適度に自己主張をして生き抜いていきそうな── ]
(112) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[例え双子だろうがなんだろうが、家族なんて煩わしいものでしかないと思っている。
――この場合の“家族”には、両親とクソバカ兄貴の他に、 お隣の白沢さん一家も含む。
オレんち周りのゴタゴタした事情のせいもあるのだろうが、 家族を失うことへの悲壮感は、あまり想像できずにいる。 ……ま、実際にその時になったら実感するのかもしれねーけど。]
(113) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[例えば、オレのクソ兄貴。 3歳上の大学生。……現在は停学中。
付き合っていた彼女との口論がヒートアップしたのが切っ掛けで、 ついカッとなって暴力を振るい、顔に後遺症が残るほどの大怪我をさせてしまったのが、今年の春のこと。
警察沙汰になりそうなところを、なんとか示談にしてもらったものの、 多額の示談金に弁護士費用、被害者の通院費、etc。 我ら黒岩家に生じたのは、決して軽くない支払いの山だった。
貯金を払い出し、家財を売り払ってどうにか絞り出しながら、 今もなお、足りない分の清算に追われている。
……クソバカボケ兄貴の、一時の所業でこのザマだ。 家族だからという理由で負担を共有し、受験生の今年の春から生活は一変した。]
(114) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[こんな窮地の黒岩家を、お隣の白沢さん一家は見捨てないでいてくれた。 嗚呼、素晴らしきかなご近所付き合い。
生活に必要なものを援助してくれたり、貸し出してくれたり。 そりゃもう、いろいろな面で助けてくれて、 そのおかげでどうにかオレは高校生を続けていられると言ってもいい。
うん、感謝してもしきれない。 大恩は、ある。
……同時に、その恩を返すまでは、 この煩わしい家族関係から抜け出せないってことでもあるわけだが。]
(115) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[そういうわけで一時は、すっかり広くなったオレの家の中。 仕方ないので、自分で作れる家財は自分で作ろうとして始めたのが、日曜大工。
いろんなところを回って余った木材を掻き集めて、工具を借りて、 雑に組み合わせて釘を打ち、螺子を締め、鉋をかける。 そうやって、最初に作り上げた自分の勉強机は、 紙に消しゴムをかけるたびにギッコギッコと不吉に軋んで揺れるシロモノだが、今も愛用している。
すっかり趣味の一つになってしまった大工仕事。 それを口実にして、文化祭の時は大道具の役割を買って出た。
遅くまで家に帰らない理由に、ちょうどうってつけだったから。]
(116) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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― 通学路 ―
[ざくざく、音を立てながら歩みを進める。 雪は音を吸収して、辺りは不気味な静けさに満ちている。
やがて、>>38前方に厚着をした人影を見つければ、 何気なくそれを追い抜こうと、無言で歩みを早めた。
それが、我らがクラスの副委員長の女子だということに気付くのは、 追い抜こうとして横顔が見えた時だったか。
向こうもこちらに気付けば、 傘を持たないほうの手を軽く上げて、無言の挨拶をしただろう。**]
(117) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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/* 2 ひなちゃん きよしちゃん
(-46) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[ テレビの中では、有名人が死んだり。不倫したり。 手の届く世界も、及ぼす影響に、 有名人よりかは差違はあれど、変わらない。
死んだり不倫したり。結婚したり。 だからといって、特別世界が変わるわけじゃない。 太陽は昇って沈んで行くし、雪も降る。 二酸化炭素濃度が急上昇して、地球温暖化です! と、叫ばれるわけでもない。 ]
(118) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[ けれど、 渦中の人と縁が深ければ深い程、禍根を残す。 深く根が張り巡らせていた人が居なくなれば、 こころは、かんたんに、────。
それが酷く羨ましくて、仕方がない。 ]
(119) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[ 高槻道に、高槻の等身大な跡を残さず済んだのは、 声の人物の支えゆえ。>>103 受験生なのに、滑ったら縁起が悪いところだった。
支えられた手に、しがみつきながらも、 つるりと滑りやすいローファーの靴底を、 再び白銀の路へと下ろす。 ]
ありがと。 ザクザクだった!? 全然気がつかなかったー。
[ 向けられた笑みに、微笑み返し。 滑るまいと掴んでいた手を離した。 二倍になって返ってきた挨拶等に、相槌を入れる。
雪が降ってること以外、ただの何でもない日常だ。 ]
(120) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[ オシャレも大概に。>>104 指摘されれば、睫毛が影を落とす。 ]
芽衣ちゃんほど、じゃあ、ないもの。 ブレザーにスニーカーって! やだー!
[ 膝15cm上のスカート丈を引き合いに出しつつ。 伏せ目がちに、スニーカーの行方を確認して、 足を一歩寄せて、顔を上げて、カイロをそいっ。 お陰様で、雪からの一時しのぎ。 ぱたぱたと手でマフラーやコート、バッグを叩く。 ]
(121) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[ 呆れな溜め息に反して、明るい声で。 なんでもないように、歩調を合わせて歩き出す。 ]
わーい、ごあんなーいされるー。 お邪魔しまーす。
[ 相合傘に特別な思い入れはない。 口端を緩めながらも招き入れられたそこで、 くすくすと笑うのだった。
ねえ、海くん。 相合傘って、したことある? と、多少踏み入った質問を喉奥に留めて。 ]
(122) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[ 水を吸った雑談の花は、ぐんぐんと育つ。>>105 紺色の傘の下で、晴れやかな笑い声を響す。 ]
閉じ込められるってー! 雪の大地みたい。 積雪3メートル! とか。
今日はどれくらい積もるかなあ。 こんな日は一人よりも二人だよね。 今日の海くんに私は、ラッキーだあ。
[ あ、そういえば。 調味料が切れかけだから、今日こそは買わなきゃ。 花よ更に育てと言葉を投げつつ、他にも思考し。
傾けられた傘は当たり前のように享受する。 半歩近寄って、そんなにしなくてもへーき、と 言外に伝えたつもりだったけれど、さてはて。 ]
(123) 2018/02/10(Sat) 12時頃
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[ 深々とした二人の世界に飛び込むのは、 委員長副委員長。 もし関係が恋人で、なおかつ嫉妬心が激しければ、 海琉の顔を引っ掻いていたかもしれなかった。 でも、ご安心ください。 ]
んー、 じゃあ、香里ちゃんにメールしてみる。
[ 海琉のちょっとした葛藤も知らず。>>108 ポケットに手を突っ込んで、携帯を取り出す。 手袋を外すことがないままに起動し、 メールを打とうとするも上手くいかない。 ]
(124) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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学校いって、誰もいなかったら哀しい……。 門も開いてないかもだよ?
[ うぅ、と。 小さく不満の声を漏らした。>>109 引き返すなら、今のうちであるのは確かだった。 手袋を外して、メールするね!と再び言外に伝えて。
すすっ、そいっ。 短いメールをそーしんっ。 ]
(125) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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To:壇 香里 From:高槻 椿 Sub:さむいねーっ
香里ちゃん、おはよー😄☀ 今日って、学校あるよね?
(-47) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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[ 女は少し馬鹿なくらいが可愛いのよ、 昔の声に囚われたせいか、そもそもの実力足らずか。 成績は平均より、ちょっと下。 だいたい、それくらい。
本命は、家から通える範囲の国立。 だけれども、この前の模試はC判定。 滑り止めの私立は、Aゆえに、 高望みしなければ、大学生にはなれるだろう。 ]
私は、まーまー、かなあ。 決起会、みたいなのするー? みんな受かるといいよねぇ……。
[ フリーな片手をゆるゆると振り、高校を目指す。 視界を白く遮る衰えぬ雪に、目を細めた。 ]**
(126) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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[昔は、こんなコートなんて着れなかった。
シーズンオフのワゴンセールで、70%オフ! になった、誰にも選ばれなかったちょっぴり色やデザインが残念な掘り出し物とか。 ヤマムラとか100均で発掘したのとか。(知ってる? 100均ってマフラーとかも売ってるんだよ。すごくない?) あたしが身につけるのは、そういうものだった。
それが今は、白いダッフルコートなんか着て、カシミヤのマフラーなんて巻いて歩いてる。白だよ白! 汚れたら目立つから、昔のあたしなら絶対選ばなかった色。 去年の冬、浮かれて買ったダッフルコート。
あたしは、恵まれてる。]
っ!? ……なんだ。黒岩君か。 おはよー。
[ふと、背後に人の気配を感じて、あたしはびくっと肩を震わせた。傘に積もってた雪がザザ、と音を立てて落ちる。 恐る恐る顔を向けたら、クラスメイトの黒岩君だった。ほっとあたしは表情を緩める。 心臓は、まだばくばくしてたけど。]
(127) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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──…… そう、安楽一記ならば絶対に選ぶことのない!
(128) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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[ 冷気に晒されている指先の動きが次第に固くなる。
歩く速度を緩めることはなかったが、 バランスを崩すこともなくサクサクと道をゆく。 このまま行けば、常通りの時間に学校に到着しそうだ。
……それにしても、人が少ない。
連絡のあった数名のクラスメートは登校するだろうが、 それ以外、九重高校の制服が一向に見当たらないのだ。
受験を控えた3年はともかくとして、 下級生の姿さえ一切見かけないことなどまずない。 だから何という訳でもないが、 片眉がきゅうっと吊り上がる。]
(129) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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[ と、ちょうどそんな頃合い。 前方に漸く男子生徒>>77の背が見えたのだ。
すこうしだけ歩調を速め、距離を縮める。 常と変わらぬ大きな歩幅、しゃんと伸びた背。 横並びになる位まですうっと距離を詰め、 傘を逆側に傾けて、不意に横から声をかける。]
──おはよう、亀森! なんだ、防寒にも抜かりがないな
[ その手にはめられた手袋を一瞥し、 ひらりと何も纏っていない自分の右手を示す。 ほんのり赤みがかった指先について、 なんてことはない という風に、笑う。*]
(130) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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[思い出すのは、文化祭の準備期間の時のこと。 委員長の安楽君のサポートとして、全体を見る副委員長の仕事に加えて、あたしはあれやこれやと進んで雑務を抱え込んだ。 風邪で人手が足りなくなった小道具の仕事>>106とか、他にも色々。 大丈夫大丈夫って笑って、あたしは下校時刻ギリギリまで校内に残ってたけど、黒岩君はそんなあたしと同じ、下校時刻ギリギリ仲間だった。 動機まで一緒かは分からなかったけど。>>116]
寒いねー。
[なんて声をかけてみたけど、黒岩君はさっさと先を行ってしまったかもしれない。別に気にしない。 あたしは、むしろ足を止めなきゃならなくなったからだ。]
……メールだ。
[コートの中で、携帯がピロピロとあたしを呼んでいた。>>125]
(131) 2018/02/10(Sat) 12時半頃
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[携帯も、以前のあたしなら持っていなかったもの。文明の利器の操作は、あたしはまだちょっと覚束ない。 歩きながらなんてできないから、あたしは足を止めてポケットから携帯を取り出した。
メールの内容は予想できて、あたしの顔は曇った。もしかしなくても、休校の連絡じゃない? 学校休み? どうしよ。だったら嫌だな。気づかなかったフリして行っちゃう? そんなことを考えながら携帯画面を確認して、あたしは思わず笑っちゃった。]
椿ちゃんじゃーん。
[なーんだ。なーんだー! 休校の連絡じゃないじゃん! あたしの予想は外れた。メールを送ってきたのはクラスメイトの椿ちゃん。 学校あるよね? って確認のメールだった。 安堵に顔をほころばせながら、あたしはたどたどしく返信のメールを打つ。]
(132) 2018/02/10(Sat) 13時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 13時頃
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To:高槻 椿 From:檀 香里 Sub:おはよー
寒いよー!(>_<) でも今のところ休校の連絡は来てないなー。 だけど、無理っぽかったら先生には言っとくから 無理しなくても大丈夫だよ(*^_^*)
(-48) 2018/02/10(Sat) 13時頃
|
|
[クラスメイトの女の子たちみたいに、可愛い絵文字とか、スタンプとか、上手く使えない。 今日もやっぱり何か違う感じのメールになってしまった。 送信完了を確認して、あたしは携帯をポケットに戻す。
椿ちゃんも、学校に向かってる。 黒岩君も、学校に向かってる。 ということは、やっぱり今日は休校じゃなくて通常通りなんだよね。 ちょっと人通りが少ない気がして、心配だったんだけど。]
〜〜〜〜♪
[思わずあたしは鼻歌なんか歌って、傘をくるりと回してしまった。*]
(133) 2018/02/10(Sat) 13時頃
|
|
[>>127何をそんなに驚いているのだろう、という目で彼女を見てしまう。 生来の目つきの悪さも加わって、睨んでないのに睨んでるような感じで。]
よう。 すごい雪だな。
[言葉少なく挨拶を交わして、こちらも黒い傘に乗った雪を一旦払い落とす。 ドサッという音が鳴るほどの量だ。
副委員長の檀も、あの文化祭の時に遅くまで残っていた。 オレは大道具に専念していたから詳しいことは分からないが、 副委員長というものはそんなに忙しいもんかと考えていただけで。
家になるべく居たくない奴が他にいたとして、 まさか彼女がそうだとは思ってすらいない。]
(134) 2018/02/10(Sat) 14時頃
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白いから、雪に埋もれたら分かんなくなりそうだ。
[白いダッフルコートでお洒落にキメた彼女の格好を一瞥して、 そんなデリカシーの欠片もない感想を零す。
別に女子の服装をまじまじと見るような度胸も、関心もない。 というか学校で会う限りは、制服が原則だ。 せいぜい今日のように、寒い日に厚着をして個性を出すくらい。 例外はよくいるが。
だから、彼女の洋服事情に何かを察することもないだろう。 ……オレだって似たようなもの。 この黒いコートは、白沢さんが親戚から引き取ったものを譲ってもらっただけ。 到底、自分では買えるものじゃない。
ちなみにオレの持ってるスマホも、かなり型落ちした安くて簡素なやつ。 流行りのゲームのひとつもできやしない。]
(135) 2018/02/10(Sat) 14時頃
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そんじゃ、また学校で。
[全身を適当に黒で固めた不器用なオレは、 歩幅を合わせることもなく、さくさくと先へ進もうとしてしまう。 また学校で。……と、休校じゃないことを前提にした言葉を放ちながら。
その時、彼女の懐から電子音が鳴ったから。>>131 そういやスマホに休校かどうかの連絡が回ってきてんのかなと思い立つ。
例えそうだとしても見ないフリを貫きたくて、 檀から「休校だって!」と声をかけられる前に、逃げるような早足で前進した。
>>133背後で彼女が機嫌良く傘を回したことは知らない。**]
(136) 2018/02/10(Sat) 14時頃
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─ 朝:自宅 ─
[ 午前7時、洗面所。 静電気で広がる長髪を何とか抑え込む。 鏡の中で洗面所の入り口を横切るお父さんが「行ってきます」と声を掛けた。
口を開いて振り返る。でももう玄関を閉める音が聞こえた。 たまたま、振り向きざま見えた毛先が跳ねてるし。]
………うざ。
[ メイクは出来てる。爪も磨いた。 アイロンを掛けたシャツも学校指定のリボンもきっちり。 差し迫る受験の為、妥協に妥協して丈を伸ばした膝が見え隠れするスカートの蛇腹にも皺一つない。
めんどくさいのはたったひとつ、この長い髪だけ。
ボサボサのまま行くのは絶対やだ。 でも切る訳にもいかない。 だって、長い髪の方が好きだって言う奴がいるから。]
(137) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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[ 廊下の奥からお母さんの声だけが聞こえる。 「遅刻するよ」。
返事をせずに時計を見た。 まだ大丈夫だよ。家から学校まで何十分掛かると思ってるんだろう。
跳ねた毛先をワックスで抑える。 鏡に映った感じ、変じゃない。高校に入ってからは変えた事がないスタイル。]
(138) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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[ 玄関の曇りガラスの向こうは、見るからに白い。 絶対、寒い。絶対。
薄茶のコートとマフラー、分厚いタイツと替えの靴下は既に持参済み。 手袋は嫌いだからしたくない。 自販機で、なんかあったかいもの買おうかな。
靴を履く。もう家を出る事ができるけどその前に…… たぷたぷと手早くトーク画面起動。絵文字を乱立させる。]
(139) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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────────────
今日も学校いってきます あっくんも大学きをつけて行ってきてね がんばれ〜〜〜!!!
────────────
(-49) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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[ 絵文字顔文字ごってごてのトークを、 愛しのあっくんではなく同級生・芽依>>96に送った事に気がつく前に画面を閉じる。
いよいよ家を出ようと、 玄関に陳列する香水のうち自分の物を選び取った。 空気が抜ける音がするだけで中身が噴出しない。香水の瓶相手に「は?」という声が出る。
他幾つか香水はあるにはあるけど、全部独り立ちした姉の物だ。 派手で、強烈な匂いは正直趣味じゃ無い。
でも、自分を纏う匂いが無いというのは落ち着かないじゃないか。
(140) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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代わりになるなら、何でもいい。 好悪はさほど関係ない。
(141) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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適当に選んだ一本を吹きかける。吹きかけてから、後悔して色んな場所に匂いを移そうと服を棚やら何やらに擦り付けた。]
いってきまーす。
[ 此処からは見えない台所から、お母さんの「行ってらっしゃい」と洗い物をする音が聞こえた。
振り向きもせず、冷たい空気に足を踏み出す。 姉の匂いがまだまとわりついていた。]
(142) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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─ 朝:通学路 ─
寒すぎ……
[ 家を出てから学校から一番近くの自販機までは半ば駆け足で辿り着いた。 衣服の隙間から冷たい空気が肌を刺し、悴んだ鼻先をスンッと鳴らす。
あったか〜い、ボタンは3種類悩んだから同時に押したらコンポタが落ちてきた。 缶のコンポタ、嫌いなのに。 買い直したミルクティを手の中に、余ったコンポタは鞄に入れる。
一面の白に覆われた景色は、綺麗というより潔癖だ。 虚しささえ感じる。
不意に、終わった学祭の事を思い出した。 勉強の合間に舞台の演出の相談をし、打ち合わせと練習を繰り返す多忙を極めていた日々。 携わった舞台は最優秀賞。 その結果に、不満は何もない。
真っ白い雪の上、誰かが踏みしめた跡を辿る。]**
(143) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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/* 冷たい校舎村、初参加です。 よろしくお願いします。 プロ初っ端からぶれてんなぁ、なぁ。修正がんばろう。
では51(0..100)x1
(-50) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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/* わぁなんてきれいなちゅうおうち^^
(-51) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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[あたしがびびったのは、当然ながら黒岩君には伝わってたみたいだった。>>134 だって、ほらさ。ずいぶんひとけがないしさ。黒岩君、背が高いしさ。ちょっとどきっとしちゃっても仕方ない! 仕方ないよ! 背後からの気配が怖いなんて、まるでゴル○みたいだから言わない。]
重そー。
[かわりに、ドサッと音を立てて雪を落とす黒岩君の傘にそんな感想を呟いた。 あたしの傘にも雪は積もってたけど、なにしろ傘の大きさが違う。 大きな傘から落ちる雪はなんだか迫力があった。]
(144) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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あはは、そうかも。
[白いコートは雪にまぎれる。黒岩君に指摘されて、初めて気づいたようにあたしは自分の格好を見下ろした。 安全面で言ったら、よろしくないのかもしれない。雪に埋もれて見えなくなって、発見してもらえなかったりして。 埋もれなくても、雪景色と同化して、車に気づいてもらえない可能性だってあるかもしれない。]
……それなら傘も白にすればよかった。
[なのに、うっかりあたしはそんなことを言ってしまった。 実際のところ、傘は赤だ。あたしは雪にまぎれない。車からだってよく見えるだろう。 あたしは景色に溶け込めない。]
(145) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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はいはーい。またあとでー。 あっ、一番乗りだったら、暖房のスイッチよろしくね!
[ポケットの中であたしを呼ぶ携帯は、休校の連絡かもしれなくて、だけど黒岩君は足を止めない。あたしも黒岩君を引き止めない。>>136 むしろ、教室の暖房のスイッチをお願いしておく。 だって、やっとたどり着いた学校が寒いとか嫌だし。 教室はそこそこ広いから、暖房が効いてくるまでちょっと時間がかかるんだよね。*]
(146) 2018/02/10(Sat) 14時半頃
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/*双子ちゃんめっちゃいる
(-52) 2018/02/10(Sat) 15時頃
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/* この村の双子なんでみんな死んでしまうん……?
(-53) 2018/02/10(Sat) 15時頃
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[メールを打つのは遅いから、椿ちゃんへのメールを送り終わって顔を上げたら、もう黒岩君の姿はずいぶん遠くになっていた。 無理して追いかける必要なんてないし。あたしは転ばないように気をつけながら、マイペースで学校を目指す。]
さむっ。
[ひゅうっと風が通り抜けていって、あたしは思わず首をすくめた。 完全防備をしていても、寒いものは寒い。 帽子もかぶってくればよかったかななんて考えながら、頭を撫でた。毛先がつんつんと手袋をつつく。
今年の夏、ずっと長く伸ばしていた髪をばっさり切った。 短い髪って、維持するのが大変だから、今までできなかったし。暑いし。理由なんていくらでも出てきた。 男子と変わらないくらいばっさりと切った。 だけどせいぜいボーイッシュな女の子。 あたしは、男子には見えない。 ……別に見せたいわけじゃないけど。**]
(147) 2018/02/10(Sat) 15時頃
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/* そういえば、永谷に送ったメールの猫のくだり、 猫のことどうでもよさすぎて蹴躓くなよ〜って言ってる 感じ
もともとセリフとかフレーズを思いついたらメモってたんだけど、 「弟なんてのは生まれながらにして兄の奴隷と決まっているからね」とかメモしてあって、 りゅーきくんと戦争になる予感しかしないし、これ、殴りにいっていいかな〜〜〜 一記からはなあなあなあへいへいへいって、したい
(-54) 2018/02/10(Sat) 15時頃
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[ 切っても切れない糸ってなんだろうね。 水より濃いものってなんだろう。
血の繋がりだとしてもそんなもの 簡単に消し去って忘れてしまったあの人は 今をどんな風に思い、生きているのだろう。 ]
(148) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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[ 縁起は無事良いままに支え、着地>>120を見守る。 怪我がなかった事に安堵したよう吐かれた息は白く煙った。 ]
ん。いーよ。 でも靴の裏側二箇所に絆創膏でも貼っときな。 可愛さ減点するだろうけど、転倒防止ってSNSで流れてた。
[ 割と効果があるらしい滑り止め。 ザクザクに気付かれない事を印象の薄さだと受け止めて笑う。 離れた手を追いかける事なく、 今度気づかなかったら減点な、なんて。
有り触れた会話のひとつを交えた。 ]
(149) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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吹田といい、め……有田といい、 女子ってマジ分かんねーな。 壇や古守見習えばいいじゃん。
ブレザーにタイツ、スニーカーも可愛いのに。
[ なんて引き合いに出された同級生には 頭の中で謝罪を浮かべる。
でもタイツは温かくて良さそうだ、 なんて本当に思っている訳だ。 ローファーなんか滑りやすそうな靴で つるつる滑るよりはしっかりしたスニーカーの方が歩きやすいのも事実、という
男子目線の利便性重視の意見も華の女子高生には、遠いものだったかもしれない。 ]
(150) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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はいはい。100円な。
[ 実際減るものでもなかったし、金を取るつもりもなかったけれど、 理由なく相合傘をするのは慣れてない。 母に促されて潜り込んだ記憶。 年の離れた妹を中に入れるくらいの記憶。 それくらいしか作らなかったから。
歩調を合わせて高さも調整するのは、 染み付いた記憶から滲む癖。 でも、若干のぎこちなさがあまりしたことないことくらい、 喉奥で留められた言葉>>122の答えにもなっていたかもしれない。 ]
なんだよ、一気に現実的か。 閉じ込められるなら雪の城とかファンタジーなもん言い出すかと思ってたのに。
[ それこそアナを思わせるあんなの。 なんて花は水を吸って根を張っていく。 ]
(151) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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どうだろうな。明日に溶けてたりして。 ん。なんかこんな寒い日に一人だと、 妙に寂しくなるというか、そういう。
ラッキーの後、アンラッキー来なきゃいいんだけど。 弁当に人参入ってなきゃいいなぁ。
[ いつも手作りで持たされるお弁当。 贅沢に自分の好き嫌いをあげながら、 ふと、近寄られてしまえば一瞬、固まる。
ふんわりと漂う匂いに目を細めた。 溢れる事ないコップに一滴伝う音が聞こえて、息を吐く。 「ん」と短い相槌に込めた言葉はどれ程のものか、伝わるわけないと思う。 ]
(152) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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[ 切っても切れない糸に 雁字搦めにされている。 弛まずほつれない糸は張ったまま、 緩むことがない。
今もまた、結んでしまった。 ]
(153) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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…………忘れらんねーじゃん。
[ たった一言。 それだけに意味など与えるつもりもなく。黙る。 ]
(-55) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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[ もし恋人同士だったとしたら>>124 こんな迂闊な真似なんかしなかった…… こともなかったかもしれないが、 それも、またもしも話。 俺の頬は今日も元気に潤っている。 ]
……んーー。なんか分かったら教えて。
[ 副委員長からの返事を待ちながらも、 その間に委員長から連絡が届く事になるのだが、それはもうしばらく後で。 ]
寂しがり屋か。 まあ、でもそん時はそん時じゃん。 なんか適当に駅前のケーキ食べに行こ。 みんな好きだろ?
(154) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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[ あ、でも亀森とかはどうだろうか。 いつもクラスの中心グループの片隅で 大人しくしているようなクラスメイトと認識しているが、 文化祭の時は役者だったもんなぁ、なんて。 演劇部の十朱が役者だったのは納得したけど、あの時はびっくりしたものだ。
野次馬本能が優って、尋ねた事もあったけど、亀森は覚えているだろうか。 とある日の放課後、「本当役者で良かったの?」、なんて。
今思えば失礼だったかな、なんて思いつつも、 あんな事もあったけど誘ったらどれだけのメンバーが集まるんだろうか、なんて。
別にみんながみんな仲良しグループで いなければならない理由なんかないのに、 頭の片隅で考えた。 ]
(155) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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決起会なーー。 士気、上がんならいいんじゃねって思うけど……。 ま、国立目指すやつからしたら邪魔かもしんないし、な。
[ 言外に無理だと思っている事を隠さず、 しかしふわふわとした印象とは裏腹に、 平均近くの成績を収めている高槻>>126
意外だな、とは思うけども、 人はいろんな一面を持っているからそのくらい、幾らでも。 ]
バカな子ほど可愛いって昔は言われてたのにな。 今じゃ許されてないのが生きにくい世の中だよ。
[ そう語りながら進むは学校への道。 その途中、委員長からの通知に気付けば 片手で器用に操作し始めた。 ]*
(156) 2018/02/10(Sat) 15時半頃
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/* 身長決めるかー! 158 より1 1.たかい 2.ひくい 3せんちくらい、 平均から離れてる
(-56) 2018/02/10(Sat) 16時頃
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/* 香里ちゃんが161で、めいちゃんが150ないくらい。 うん。 1.2取り替えて、155せんちでいこう。
(-57) 2018/02/10(Sat) 16時頃
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/* すんごい海琉くんの回収方法に見覚えがある。気がする。 やっぱりほぼ4のメンバーなのでは。と、ぼそぼそ。 はーーーい、中身の詮索おーわり。
(-58) 2018/02/10(Sat) 16時頃
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[ どこに放り込んでも適度に我慢して、 適度に自己主張をして 生き抜いていきそうな──平凡さ。
それが選ぶ事なく揃っている幸福。 知っているんだろうか。
ああでも、下ばかり見て笑っている男には 道端に咲く花の価値も分からないのだろう、と。 ]
(157) 2018/02/10(Sat) 16時頃
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[ 別にそれで構わない。 理解を求めているわけではなかったから。
擬態でも構わない。 その結果が今ならそれで良かった。 ]
(158) 2018/02/10(Sat) 16時頃
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[ 機能していない連絡網>>110 やたらクエスチョンマークの多い文面は、 纏まりのなさが印象づけられていればそれでいい。
触れることのなかった黒猫の写真>>111 こいつ猫きらいだっけ。 なんて頭の中で思いながらも、文面に目を通す。
あいかわらず
なんて六文字は心の中で飲み込んだ。 ]
(159) 2018/02/10(Sat) 16時頃
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──────────── To:安楽 一記 From:永谷 海琉 ──────────── ふーん。やっぱそうなんだ。 高槻が壇にも確認してくれてるけど まあ、普通にありそうだな。
この時期に自習選ぶ辺り余裕な。 てか猫ちゃん無視かよ。 可愛いのに。きらいだっけ。 いつも大変そうな委員長に 労いの気持ちを送ったのに 僕は残念だよ。( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
蹴躓くの見ても笑わねーだろ。 みんなに同じ事言っても 通用しねーぞ。 ま、また後でな。 ────────────
(-59) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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[ 触れられなかった事は削除。 何を考えているか分からないような笑顔に 俺から腕を伸ばす事はなかった。
だってあいつが俺をどう思おうが>>128 構わなかった、から。 ]
(160) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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[ すべてを見下したような視線すらも、 笑ってみせられる。 ]
いつも怠そうだな。
[ 欠伸を噛み殺して告げたいつかの言葉。 その時ですら俺は笑っていた。 ]
(-60) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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[ でも、尊敬してる。 みんなの前で委員長たらんと堂々と振る舞える姿を。 実力に見合うだけの力を持って生まれた存在を。 普通に考えて、すごい。
だけど、いつも大変そう、だと思う。 嫌いなものが多いのは大変だし。 ]
んーー。やっぱ休校の連絡来てないって。 みんなふつーに登校してるっぽい……けど、 まあ、自習なったら遊んでくれるらしい。
文化祭面子とかもあの後、あんま遊ばなかった気がするし、 ちょうど良い機会、かなーとは思うんだけど、さ。 まあ、みんな……文化祭、楽しかったのかな。
(161) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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[ メッセージの内容を掻い摘むようにして 伝えておく。 そこに紛れさせてしまったのは文化祭の思い出。 最優秀賞を受賞した3-4の演劇は成功を収めたけれど、 その結果はみんなにどのような印象を齎したのだろうか。
文化祭が終わった後は色々あった。 だから結果聞きそびれた言葉を今思い返していた。
そうこうしている間に見えてくるのは、 九重の生徒だろうか。
二人揃って相合傘を目撃する反応は此処にお任せして、 誰かとすれ違う時には軽く手を上げておこう。 ]**
(162) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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/* 人は何処からが人か。 生まれてこなかったその人は、本当に人か。
酷いこと言いたい!!!! けど、今はまだその時ではないと思うので、今思いついた酷いこと書いておくね。えへ。 倫理の話にはなるよね。 週何周目からかで区切られてしまう。
(-61) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 16時半頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 16時半頃
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/* 文化祭周辺の回想も回したい感じするけど役者さん委員長さんにお任せした方が良いのかしら、と。
(-62) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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[ おばあちゃんの幸せが、あたしの幸せでした ]
(163) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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── 朝・通学路 ──
[ 水玉模様に見える白は、 勢いよく傘を回せばただの濃緑になります。 手元の柄をかなぐり捨てて、 雪玉を投げ合おうと迄は思いませんが、 学校がお休みになったなら、 雪うさぎでも作ってみたい! ぐらいは思ってもいいと思いませんか? ]
……あ、猫ちゃん
[ 今日の星座占い。 アンラッキーアイテムは、──黒猫。 ふわりと揺れる冬毛の尻尾。 その場にしゃがみ込んで、 ぽてぽてと足跡を残す子の背に掌を伸ばします。 ]
(164) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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……おはよう、今日は寒いねぇ
[ 伸ばした手袋には、毛先が触れて、 すり抜けられてしまうだけ。 膝丈まである揺れるスカートには、 猫ちゃんは興味を示さなかったのでしょう。 タイツに隠された素足がやっぱりお好みなのかな。 だなんて、利便性を求めたタイツの膝に手を乗せて。
───フラれたぁ。 揺れる黒い尾っぽが隠れてしまうまで じっとその子を見詰めていたのでした。 ]
(165) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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[ 黒と黒が混ざって見えなくなった頃、 ひとの気配が少ない、いや、全くない通りを眺めて。 う、と目許が薄くなって遠くを見ても、 やっぱりだぁれも見当たらない。 ]
みんな、おうちに、引きこも、 ……─── ッ、ゔぇ!?
[ 立ち上がろう。 そう思って腰を持ち上げた時でした。
───雪は足をとる。 ひとがたの痕が残って。 ]
(166) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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[ 受験生には大打撃。 ]
アンラッキー、ひとつめぇ……
[ タイツのお陰でお膝は擦れてないでしょう。 けれども、お弁当箱の入った巾着は逆さを向いて ポケットから落ちたスマホも雪に埋もれています。 ずび、と鼻を啜りますが、 決して泣いてなどいないのです。 ただ、巾着から覗く魔法瓶の中には、 涙の味も、お豆腐も入ってない、 わかめだらけのお味噌汁があって。 おばあちゃんのスキな赤いお味噌が、 とても、とても、恋しくなりました。 ]*
(167) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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/* ひなちゃんがかーーーわいい し、かいるくん、ありがとう、胸が苦しい。おいしい。
(-63) 2018/02/10(Sat) 16時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 16時半頃
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/* もじがかけないかおしてる
(-64) 2018/02/10(Sat) 17時頃
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/* 転べばいいと思ってる節ある。あるね
(-65) 2018/02/10(Sat) 17時頃
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[ 切っても切れない糸は、血縁なんかじゃない。 もし血だと断言する人がいるならば、 椿は憤りと笑いで、死んでしまうに違いない。
忘れられない人の重みは、何キロ?何グラム? 記憶の比重は、計ることはできないけれど。 ]
(168) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ 滑らないための、予防法。>>149 絆創膏を持ち歩く女子力は持ち合わせていない。 隣の海琉も、その点は同じだろう。 ]
ばんそこー? 歩いてる間に取れたりしない? 海くんもやるなら、やろっかなあ。
[ 矢継ぎ早に、疑問形をぶつけて。 スニーカーにローファーの違いなんて、なんのその。 スニーカーでも転ける可能性が0とは、限らない、 とか、理由付けて。
減点と言われれば、眉を下げる。 けれど、すぐに海くんレーダー張り巡らすー、 と能天気な声で返答するのだった。 ]
(169) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ タイツを推されれば、>>150 此方にも此方の事情があるんです、と。 無骨な男子高校生並みの、黒の装備は嫌だ、と。 ]
んー……。 タイツあったかいけど、全身黒になっちゃう!
なんで、芽依ちゃんのこと有川って呼ぶの?
[ 温かさとオシャレ(オシャレという程でもない!) は、どちらも丸っと優先できないのなら、 何方かを取らねばならない。 椿はファッション性、海琉は温かさ。 たった、それだけの違いで交わらない話。
それよりも何よりも。 芽依のことの方が、気になる。 ]
(170) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ 麻依のことは、知っている。 同じクラスになったことだって、あった。 芽依によく似た麻依。 顔はそっくりだったけれど、全然違ってた。
ねえ、海くん。 麻依ちゃんのこと、忘れたい? 芽依と呼ばずに有川と呼ぶは、 痕跡を消そうとしているかに、思え。 ]
(171) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ 真顔で海琉を覗き込んで、言葉を紡ぎ。 答えが返ってくる前に、へら、と笑んだ。 ]
へへ。
それにしても、海くん。 あんまり、傘得意じゃないなー?
[ 冗談の招かれ料100円は、未払い。>>151 多少のぎこちなさを取り上げて、話を変える。 おかげさまで、肩に雪は積もっていないし、 特別歩きにくい、こともないのだけど。 ]
(172) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ ぐんぐん育てよ、雑談の花。>>152 その間も、ざく、ざく、と道に己を刻んでいく。 ]
幸せと不幸は均衡がとれる、……ってやつ? 人参きらいなのー? 甘く煮たのも?
[ ファンタジーな話だとか、くすくすと笑って。 きっとそんな話をしていたとき。>>166 何処かで誰かが等身大な跡を残していたろう。 全ての幸せと全ての不幸せを合わせたら、 相殺されて、幸せも不幸もなくなるんだろーか。 ]*
(173) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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/* 長文打ち慣れないので、ぜーはーしてる。 一旦休憩して、またやるー。 >>152の下段の意味がまだ取れない! なんだ!? 性欲の話か?!?!?(食いつく) 溢れることのないコップって、なんだ!?
(-66) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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/* >>173は最高に名札掲げてると思います……ごめん、だろーか、でしょーか、好きでよく使います……。
(-67) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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/* さっそくト書きでの刺し合いやりあってるーう
(-68) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[しんしんと雪が降る。 転ばないように、あたしの先を行っているはずの黒岩君の足跡を踏もうとしたけど、止まない雪が足跡を覆っていく。]
……いや、それ以前に、無理っぽい。
[コンパスの差というんでしょうか。黒岩君とあたしでは、身長が違えば足の長さも違う。 黒岩君の足跡は、あたしが踏むにはちょっとばかり間隔が広すぎた。無理したらむしろ滑りそう。 この時期に滑るわけにはいきません。滑った人は心よりお見舞い申し上げます。
防水スプレーをかけたスニーカーで慎重に雪道を行く。 人生のほとんどをおしゃれとは無縁で送っていたから、実用よりもおしゃれを重視する発想は全くなかった。 長靴を履いてもいいんだったら長靴履いたんだけど。 長靴の規定なんか校則にあったっけ?]
(174) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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― 海琉 ― [ 彼の家族と、 そして、もう一人の繋がった子>>100の事は 深くを知るわけではない
だから " 幸 せ " " 羨ましい "
そんな感情を彼が抱いていた事は 知る由も無い。]
(175) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ もし互いの思いを話すときがあるのならば 『何言ってるの
看病とか、ほんとタルくて大変なんだからね? 海琉に代わって欲しいくらいだよ 』
そう言っただろう。 …そう誤魔化すのだろう。 上手く笑えるかは分からないけれど。 ]
(176) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ 小道具の手伝いを頼まれた時>>106 確か一緒に作業をしていたと思う
香里も一緒に作業していたっけ。 あたしは比較的何でも器用にこなすけれど 何か一つを極めることは無かったし、 香里のように面倒見が良い訳でも働き者なわけでも 無かった。
彼女が何故下校時刻ギリギリまで頑張るかは 知らなかったけれども、熱心なその姿には 純粋に感心していた 頑張りすぎないでね、なんて 自販機のジュースをコツンと香里の頬に当てる ように渡したりして。 ]
(177) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ それでも、妹の麻依は海琉と仲良く してもらっていたようだ
引っ込み思案なところもある麻依だったけれど 海琉に対しては比較的臆することなく接することが 出来ていたようだ
それは一重に彼の人柄によるものだろう
学校もよく休むあの子だったから孤立することが 気がかりだったけれど、 病室で海琉のことを話す麻依は確かに 嬉しそうであったから海琉には 感謝しているのだ ]
(178) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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[ そして、それは同じクラスになったという 椿>>171に対してもだ。
明るくて、人との距離の近い彼女だからこそ 麻依も安心して話せたのかもしれない
ツンケンした口調になりがちなあたしだった けれど、彼女の素直そうな明るさに触れたなら 比較的素直に話せたから あたしも椿のことは好ましく思っていた ]*
(179) 2018/02/10(Sat) 17時半頃
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「いいよいいよ。あたしがやっとく」 「間に合わなそう? 手伝おうか?」 「これくらいついでにやっちゃうから大丈夫だよ」 「ほら、今はバイトもしてないしさ!」 「去年まであんまりこういうこと、参加できなかったし」 「無理はしてないから。へーきへーき!」
(180) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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[文化祭前の、あの頃。 そう言って、あれもこれもと手伝いを引き受けた。 なんでもかんでも引き受けているようでいて、あたしが引き受けた仕事が持ち帰ることのできない類の作業ばかりだったことに、気づいた人はいただろうか?]
お。いいのー? ありがとっ。
[頬に当てられた缶ジュース>>177を喜んで受け取りながら、実は後ろめたい気持ちでいっぱいだったことに、気づいた人はいただろうか?]
(181) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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[ふら、とあたしの足が通学路からそれる。 ふらふらと引き寄せられるのは、生活が変わってから覚えた贅沢のひとつ。 灯りに引き寄せられる虫みたいに、あたしは目先のぬくもりを求めてコンビニへと吸い寄せられた。
軒下で傘を閉じると、コートについた雪を払い落とす。 ドアを押し開けて、中に入るとほわんとした空気が押し寄せてきて、思わずため息が出た。 150円でカップのカフェラテを飲むのがお気に入りだったけど、この寒さじゃ紙コップはあっという間に冷たくなっちゃいそう。 あたしは店内のぬくもりを堪能しながら、ホットドリンクのコーナーへ足を向けた。*]
(182) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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[ 調味料だとか、そんなことに気を取られて。 ん、の後に続く言葉は、>>153 傘の世界を支配する静寂でも耳に確りと届かない。 ]
んー? なにか言った?
[ 問いかけるも、その言葉は繰り返されないのだろう。 ねー、なにー?と、 より近寄って追撃は試みる、けれど。 ]
(183) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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[ 覗き込む椿は、 唇が綺麗な弧を描いている。 ]
(-69) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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[ それから。 携帯を取り出して、ぴ、ぽ、ぱ、と送信送信。 雪の中、便利な電波は飛んでいき、届く。>>132 まさか、頼みの綱(?)の副委員長が、 それを休校の連絡と一瞬だとしても、 勘違いしていたとは考えも及ばない。 ]
わかったー。
[ 受信メールを知らせる震えがくるまで、 しばし携帯はポケットイン。>>154 少し前に海琉が送信した返事こと、 委員長の一くんからのメールもいずれ届くだろう。 代わりにカイロをぎゅむぎゅむと握る。 ]
(184) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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[ 育ちすぎた雑談の花はいずれ枯れる。 水の遣り過ぎか、はたまた次々と花を育てたせいか。 ]
決起会!は、 ケーキを食べる会で如何でしょう!
ほんとだよー! いい頭に産まれたかったなあ。
[ どこの大学のどの学部を目指すにしろ、 今日くらいは、サボってもいいのでは! と気持ちを込めて、挙手をして発言。
生きにくい世の中と言われれば、 僅かに肩を落として、笑う。 さすれば、よい頭のできの持ち主から、 海琉へとメールが届いたようだ。>>156 ]
(185) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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[ そして、こちらも、ふるふる、と。 携帯が震えるのだった。 二人して、携帯の画面へと視線を落とす。 ]
香里ちゃんにも、休校の連絡ないってー。 やっぱり学校あるのかー! 学校行くよりもケーキ食べたいなー!! みんなでケーキ食べようよーーーー。
[ みんな好き、かは、さておき。 椿は甘ぁい生クリームたっぷりのケーキが、好き。 ほんのり甘えが混じった声で、子音を続けた。
文化祭の打ち上げだ!とか、言葉を足す。 あの時はできたんだっけ。 例えしていたとしても、二度目でいいじゃないか。 ]
(186) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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[ 文化祭楽しかった、と聞けば、 ぱっ、と前に飛び出して。 ]
みんな準備頑張ってたんだよ! 楽しくなかったわけ、ないじゃない!
[ 雪ははらはらと舞う。 にっこり、視線を合わせようとして。 それから再び、お邪魔しまーす、 と傘の中にいそいそ戻るのだった。
あ、香里ちゃんにメールお返ししてないなあ、 とちらと過ぎる。 高校まで、きっと後もう少し。 ]**
(187) 2018/02/10(Sat) 18時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 18時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 18時半頃
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なに。 雪景色と一つになりてえの。
[>>145傘も白にしたい。っていうことは、そういうことになるな? 言葉の真意が掴めず、でも大して深く考えることもない。
綺麗な景色の一部になりたいだなんて、 そういうロマンチック?な願望は、ちょっとよくわからない。ごめん。
薄く笑ってから、後ろ手に手を振った。 暖房は、まあ。本当にオレが一番乗りならつけとくけども。
他にいねーのかな、登校してる九重生。
……ってさっきから気になってたことを聞くのを忘れた。 まあいいか。**]
(188) 2018/02/10(Sat) 18時半頃
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―あっくんて誰だ―
[ 進と話していたか、そうで無かったか。 ピロリンとメールの着信音が聞こえ 片手でヒョイと取り出し覗き込めば 絵文字顔文字盛りだくさんのメールだった>>140]
もぉ、実瑠ってば
[ 差出人はいつもお洒落で良い香りを纏わせる 実瑠であった ははぁん、あて先を間違えたな? あっくんが誰か 後でたっぷり問い詰めましょうかね
ニヤニヤ浮かぶのは悪い笑み。]
(189) 2018/02/10(Sat) 18時半頃
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[ あ、ついでに、髪をいじる練習に付き合って もらおうかな あたしは人の髪をいじるのが大好きで 隙あらば付き合うよう、ねだっていたし そのための道具もいつも持ち歩いていた
実瑠の髪をいじった事があるかは定かじゃないけど 特に実瑠の長い髪はいじり甲斐がありそうだし お洒落な実瑠は髪を整えると悔しいけれど あたしも見惚れる位綺麗だと思うから
まぁ学校に着いたら話せば良い、と ハートマークや星の乱舞するメールを スイスイと返し携帯をポケットに滑り込ませた ]*
(190) 2018/02/10(Sat) 18時半頃
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To : 吹田 実瑠 ―――――――――
あっくんだと思った? 残念芽依でした!!
後で話聞かせてね! ―――――――――
(-70) 2018/02/10(Sat) 18時半頃
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/* 村入るの久しぶりすぎて、指が攣りそう。 パソコンメインにしよう……!
誰にふえんこ投げようかなーーー。 芽依ちゃんにうざいって言われるかなとほんの少し期待していたけど、好かれてた!わぁい! 一くんには嫌ってもらえるかな? 努力全力無視で、頭のできがなんにゃらと押し付けたつもりです。
(-71) 2018/02/10(Sat) 18時半頃
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/* アイリスちゃん小悪魔…!(SUKI
(-72) 2018/02/10(Sat) 18時半頃
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── 通学路 ──
[ 半ば驚かすつもりで亀森にかけた声。
またポケットに仕舞い込んでいたスマホが、 短く振動したこと>>160に気づけば、 亀森に一言断って、再度通知内容を確認する。
数倍の長さになって返ってきた文面。 マメな男め。言うことは言う奴。
それを愉快に思えば、口角は持ち上がり、 躊躇もなく、声を上げて笑う。]
はは、失礼な奴だな
[ 言葉とは裏腹に俺の声音は上機嫌だろう。 手早く返すのはたった一文。]
(191) 2018/02/10(Sat) 19時頃
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──────────── To:永谷 海琉 From:安楽 一記 ────────────
猫って可愛いか?
────────────
(-73) 2018/02/10(Sat) 19時頃
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[ 返事など求めているわけでもないレスポンス。 誰も彼も小さな獣にご執念。全く不思議な話だ。
ゆうるりとスマホから顔を上げて、 視線を亀森へと戻して、にい と笑って、 何の気はなしに問うてみる。]
亀森ってさ、 ──…… 猫、好き?
[ 意味も脈絡もない問いかけ故に、 聞き流されたって構いやしないが。]
(192) 2018/02/10(Sat) 19時頃
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── それはどうでもよくって、 永谷が雪合戦を画策しているみたいだ。
勿論、亀森も参加するだろう?
[ 楽しみだな! と強く言う。 言いながら、先程の文面を思い返して、
── 余裕 とは、まあ。
もしも嫌味のつもりなら、 雪合戦がしたいなどと言い出した奴の台詞ではないが、
よぅく分かっているじゃないか。 安楽一記はいつだって悠悠と笑う。*]
(193) 2018/02/10(Sat) 19時頃
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[ 愛なんてもの、あるんだろうか。 血も涙も出ない干からびた我楽多を見る。
一層、怒ってくれたらよかった。 一層、笑ってくれたらよかった。
笑い話だと戯曲なのだ、と。 ]
(194) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 絆創膏に鏡、ブラシなんて完備するほどジェンダーレスにも、 女子力にも意識の高さにも定評はなく。 ]
なんだ。お揃いかよ。 んーーまぁ、 いーよ。保健室で何枚か拝借してくれたら実験台になっても。 取れたら取れた時だな。 転ける前にそこにいたら助けるよ。
[ さらっと息を吐くかのように言葉を重ねる。 この世に生きている限り0%なんてあり得ないと思っているから、 まあ立ち会わせた奇跡に出会えるなら、なんて無責任にも口約束は結ぶ。 誰かの中でいずれ消えて失せるものだとしても、俺は覚えていられるから。
レーダーってなんだよ>>169 吐き出す声は震えて笑った。 ]
(195) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 女子高生と男子高生の壁は厚いらしい>>170 ]
全身黒タイツは確かにやばい。 んーーでも可愛いと思うんだけどー……。
[ この手の話は分かり合える気がしなくて、 後半お手上げごめんなさいと両手を上げて 白旗を振ろうとした片手が止まる。
麻依と、芽依。 良く似た顔をした双子。 有川って呼ぶと二人が困るだろうから、だから、麻依と芽依。 そう呼ぶ決めたのは俺自身だったってこと、ちゃんと覚えてる。
芽依に比べて大人しい麻依>>178は、よく学校を休む体の弱い子。 たまたまを重ねて、なんだかんだ言い訳を繰り返して、隣を居座ってたこと。
理由なんてあからさまだから考えず視線を逸らして、 それから小さく溜息を吐いた。 ]
(196) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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元から女子のことは名字で呼んでるじゃん。 そんだけだよ。
[ 達観してたって察しが良くたって、 同い年なんだ。俺は役者向きではない。
ぎこちなく笑って嘘をついた。 それだけはきっと伝わる。 ]
[ 似てない双子。 それでも、きちんと分けないと 強く鮮明に思い出されてしまうから。 ]
(197) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 話題が逸れたように感じられて安堵した。 未払いのワンコインを徴収するのも忘れて、肩を揺らす。 ]
こんなの家族くらいにしかまともに やったことないからな。 文句言うなら傘回転させて顔面雪だらけにするからな。
[ 本気じゃない冗句を交えて深く踏み込まれる前にまた、逃げた。 ]
そうそ。黒猫見たら不幸がよぎるかもだけど、 その後なんか幸せな事が起こるかも、的な。
[ 今まさに先ほど写メった黒猫が誰かにおいたしてる>>164とは知らず。 ]
(198) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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でも、さ。そんな都合よくも世の中できてないんだろうけど。
…………肉じゃがの人参なら、好きかなぁ。
[ この身に背負う欠けたものが、今後の幸福のための不幸なのか。 それとも一人息をしている幸運に架せられた不運なのか、 そんなものを確かめるすべもなく。 ]
はは、でも頭の中、自分の好きだけでいっぱいになれたら、しあわせ、かなぁ。
[ 小さく笑って眸を眇めた。 ]*
(199) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 綺麗な、人形みたいな弧。 へたくそな俺とは違った笑み。 ]
んーん、なんにも。なんでもない。
[ あ、……でも。 なんて気紛れを生やしたのは本当に、 寒さのせいで思考力が低下していたのかもしれない。 ]
俺さぁ、……
(200) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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記憶力超、良いんだよね。
(-74) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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だから今日転けなくてよかったな。
[ 唐突にも思える言葉。 前後の会話も気にせず打ち明けたもの。
忘れくない事。忘れたい事。 そんな事も俺には関係ないけど、 普通は違うだろうから茶化すような口調は 柔らかいままだった。 ]
(201) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 副委員長の誤解は知らぬまま、 一瞬止まった足もスマホを片付ければ再開される。 ]
いいですね〜。高槻さんの意見に僕、賛成ですー。 ケーキはショコラ食べたい。チョコ。 苺は乗せてほしい。 でも雪合戦しよって安楽に言ったし負けた方が奢りな。
頭良かったら楽して5000兆円稼げる世の中にする。
[ 雪合戦、雪だるま、かまくらも楽しそうだけども、駅前スイーツ新作できたって話だし、スイーツな提案>>185に二つ返事。 そこにスパイシーな案も提示した。
妙な世界征服めいた言葉はリアリティに欠けている。 唯のその場のノリで付け加えながらも、 まあ、どうせしないだろうと思っていたが、 ]
(202) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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どんだけ食いたいんだよ、ケーキ。
[ 副委員長からのご達し>>186でその決意はさらに高まったようだ。 はいはい、行こうなー、なんて。 妹を相手にする時のように適当に流すような返事をする。
でもみんなが参加するなら勿論、参加するつもりなのは、文化祭の時から変わらぬ思考。 パッと飛び出た高槻を追う>>187 さらさら揺れる長い髪が印象的だった。
楽しくなかったわけじゃない。 その言葉に俺は笑った。 ]
うん。……、そうだといいな。
[ 白い息がまた俺の表情を隠した。 ]
(203) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 戻ってきた高槻をおかえりなさいませ、と軽い調子で迎え入れた。 そのまま真っ直ぐ向かえば校舎には辿り着くだろう。 ルートが逸れたのはどうしてだろう。 偶々、かもしんない。 ]
なぁ、俺も手袋越しとはいえお手手が寒い。 ちょっと寄り道してこ。 なんか奢るからさ。
[ ストレートに登校を決めたかったのなら申し訳ないが、誘ってみる。 こんな寒い日にはコンポタだ。
なんだかんだ付き合ってくれるだろう、 なんて思っているがどうだろう。 一応、首を傾げておねだりした。 男子高校生の貴重な瞬間だし、大目に見て欲しい。 ]*
(204) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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―コンビニ―
[ 入店音が迎えてくれる中、颯爽と温かいコンビニ内へと足を踏み入れた。 お目当てのものはコーンポタージュ。 紙パックのものか悩んだが、缶のものを探してホットドリンクのコーナーへと ]
……あれ。 おはよ、壇もなんか買うの?
[ 見つけた副委員長の背に声をかけながらお目当てのものをゲット。 近くに高槻がいたらどれがいい?なんて声をかけている間、 スマホがまた通知を知らせた>>192]
(205) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 真っ白な景色、薄ら寒さに、 全く出会わない同じ高校の制服。
メールを確認しても休校のメッセージなんて来てないけど、ちょっと不安になる。 まさかこの雪景色に惑わされて道を間違えるなんて事はあるまい。 振り返ったりしてみるけどいつもの通学路、で合ってた。
学校の奴らに確認しようとトーク画面を開いたが、 進学校の中でもお騒がせやんちゃグループのつるみ先が、一人たりともこの時間に起きていないという確信がある。 目立つのは良い、遊ぶのも良い。 でももっと自覚を持て受験生。 有り体に言うなら勉強してる時にトーク飛ばしてくんな。 言っても、笑い飛ばされるだけだろうから言わないけどさ。]
(206) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ こういう時連絡するなら、 文化祭の時に連絡先を交換した香里副委員長とかが良いんだろうけど、若干、気が引ける。
元々文化祭からの仲だし、嫌いじゃないけど、何か、 よく気が付いて仕事の出来る彼女と話すのは緊張する。 でも、文化祭の時には話す機会も多かったし、うん。 ていうか、なんでたかだかメッセージ一つにこんなに考えてるんだ。あたし。]
(207) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 油っぽい臭いがするファストフード店って駄弁るにはマストな場所だけど、 あたしは二人席が並ぶカフェと紅茶の方がしっくりくる。
グルチャのトークも暇潰しには丁度いい、 でも一人で静かに本読んでるのも嫌いじゃない。
彼氏はいるに越したことはない。 だって、会えばする事が決まってて楽だ。 お互い向けた感情も分かりやすくて良い。 彼氏の為に伸ばした髪の毛は邪魔だけど。]
(208) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 文化祭の出し物が演劇に決まった時、 同じクラスの賑やかしグループは、早速当日の案内係だとか広告係に立候補していた。 あたしは何となく、本当に何となく。
握ったチョークで、自分の名前を『演出』の下に連ねた。 「ここがいい」って思ったから。 席に戻ったら奴らに「まじで?」って顔をされてた。 まじだよ。悪くないでしょ。
大きな声で、内申のためか。委員長の好感度を上げたかったのか。とか何とか詰問されるのが鬱陶しい。 第一、ここのグループでよく噂になるが、あの委員長はあんまり好みじゃない。 オーバーリアクションも嘘くさいし、顔はいい癖に笑った顔が気に食わなかった。 正直好感度は、缶のコンポタと同じくらい。]
(209) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ まぁ演出って具体的になにするのかはよく分かってなかったのは事実。 分かんないから脚本に意見聞こうなんてその時は思って、 黒板の上に視線を滑らせた。 そこに書いてあった名前は、]
(210) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[ 副委員長へのメールを送るか悩んでいたら、『ッ、ゔぇ!?』>>166。 独特な叫び声が聞こえた曲がり角から、黒猫が歩いて来た。 何だ猫か、いやいや。
幸いにも目の前を横切られなかったので、 あたしは意図せずツイてるらしい。 幸運を幸運とも思わないまま進めた足の先で、荷物をぶちまけた九重生の姿>>167。
というか、知ってる人だ。]
こんな転び方する?
[ 雪に埋もれたスマホと巾着を素手で拾い上げてから、 赤っ鼻の相手にも手を差し出す。
流石に此処まで派手に転けた人を放置というのは、良心が痛む。 転んだ所を見てしまった訳だから、相手にとって助けられるのがラッキーかアンラッキーなのかは分かんないけど。]
おはよ、日向。 鼻赤くない?*
(211) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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/* 缶のコンポタ、買い直されるレベルだったの気の所為???>>209
(-75) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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/* お鼻赤くない?に見えて、みるちゃん幼い話し方で可愛いと思ったけど、見間違いでした。 おはな……オハナ……OHANA……わたしたち、かぞく……
(-76) 2018/02/10(Sat) 19時半頃
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[雪景色とひとつになりたいのか、という黒岩君の問いかけ>>188には、うわ、詩的な表現! なんて茶化した。 ロマンチックな願望だなんて黒岩君の方にも思われていたなんて知ったら、どっちが、って笑うところだ。]
そんなんじゃないよー! どうせやるなら徹底的に、って思っただけ!
[そう笑ったあたしに、黒岩君は誤魔化されてくれただろうか。 そう。あたしは、そんな詩的なことなんて考えてなかった。 あたしは、ただ。もっとくだらない考えたちらっと頭をよぎっただけ。]
(212) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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そんな風に、消えてしまえたらいいのになあ。
(-77) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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/* ハァンみなさん文章まとまってる すげぇよ書けねぇそんなん いえ書くのです
(-78) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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/* や、猫可愛いだろ。って呟いた後、 日向って猫好きだった気がする…どうだっけ? まあいっかって。 日向に猫の写真を送る という流れにはしたい。
(-79) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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― コンビニ ―
[ホットドリンクコーナーで品定めをする。 真っ先に目がいったのはペットボトルのココアだったけど、こんな寒い日は、ペットボトルより缶の方が温かいような気がする。それも、蓋ができるやつがいい。]
あ、おはよー。
[吟味の結果、蓋つきの缶のカフェオレにしようと決めて、手を伸ばそうとした時だった。 声を掛けられて振り返る>>205。大丈夫、ここはひとけのあるコンビニだ。肩が震えたりしない。]
(213) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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[声を掛けてきたのは、永谷君だった。それから、椿ちゃんもいただろうか。 狙いを定めたカフェオレに手を伸ばして、缶の温度を確かめる。]
あんまり寒いから、つい入っちゃった。 酷い天気だよね。
[休校になったらいいのに、なんて心にもないことを言いかけて、飲み込んだ。 あまりにも白々しくなりそうな気がしたから。*]
(214) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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―麻依と芽依と―
[ それはまだ二人が揃っていた時に、 思わず口にして出た。 ]
俺にも弟がいたんだよな。 しかも双子の、弟。
……、まあ、生まれたのは俺だけだったけど。
[ それ以上を伝えることは無かった。 ああでも、その冗談めいた言葉>>176を 耳にしたならば、 ]
俺でいいなら喜んで。
[ たった一言、そう返したんだろうな。 ]*
(215) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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―回想・文化祭準備期間で―
んーーーっと、ごめん! ほんっと、ありがとう……!
[ 我がクラスの出し物は演劇。 脚本に合わせて必要な小道具を作成する為に資料集を借り、 中には演劇部の小道具も貸して!とお願いする事もあった。
普段、演劇なんてお芝居や遠くからしか見ないものだから、借りる際に部室を覗けたら どんな事に使ったの?だとか、そんな質問攻めを十朱にする事もあったかもしれない。
資料と材料と、後は足りない小道具を、と。 その時に手伝って貰った人物で多かったのが、芽依と壇の二人。 二人には何かと頭を下げる事が多かった。
その中でも下校時間すれすれまで残ってくれる壇には、申し訳なさそうに眉を下げた。]
(216) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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こんな夜遅くまで平気? 親とかさ、心配してるかもだし無理して残んなくていいよ。
[ 下校時間の規定はあり、その限界を超えての在学は出来ない。 それでもギリギリまで残らせる事は躊躇われたのだ。 ]
着色とか、髪の毛……も汚れるかもだ、けど。
[ 女子なら髪を、と続けようとした所で 誤魔化すようにペットボトルの中の水を飲む。 長かった髪の毛。どうして切ったんだろう。 自ら仕事を増やして増やして、何からか 逃げるように動き回っているんだろう。 ]
(217) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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でもまだ残ってくれたほうが、俺は助かるんだけど、……さ。 はは、やることいっぱいあるし。
[ それとも帰りたくないの? 尋ねようとして、やめた。 短い髪。後ろ姿は男子みたいにも見える。 でもほっそりとした首は女子のもの。 気になるけれど、その時は触れなかった。 ]
(218) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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[ そして、また別の日。 芽依とだけ顔を合わせる瞬間があったから、声をかけた。 振り返るとやはりよく似た顔をしていて、 しかし違う表情に違う人物なのだと 目を伏せる。 ]
――なぁ、いつも手伝ってくれてるけど、大丈夫?
[ 最初はそんな一言から始まった。 器用にこなせる芽依>>177を見ていると 心強さと同時に、どうしても麻依の様子がちらりと浮かんでしまった。 ]
(219) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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麻依も、元気になって普通に学校通えるようになったらいいのにな。 そうしたら、芽依も楽になれるじゃん。
[ 励まそうと口にしたものではあったけれど、 それが芽依にとってどのようなものになったのかは、分からない。
たまに顔を合わす麻依が日に日に弱っているように見えてしまって、 少しずつ芽依の顔が真っ直ぐ、見れなくなっていた。 ]*
(220) 2018/02/10(Sat) 20時頃
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―コンビニ―
[ 振り返るまでの逡巡>>213を知らない。 だからこそいつも通りに笑みを浮かべていた。 ]
寒いよなーほんと。 なのに高槻ローファーだしな。 見てて俺が寒かった。
[ いつも通りの九重トークを繰り広げながら、俺は缶のコンポタを選んだ。 ]
この悪天候なのに、学校あるっぽいな。 滅びたらいいのに。 校舎凍りつかないかな。
みんなで雪合戦して駅前スイーツ食べて帰らない?
[ 叶いもしないことを口にしながら、 そういや安楽から通知が来てたことを思い出し、その文面を口にした。 ]
(221) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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猫って……可愛いだろ?
[ 可愛くない?とその場にいた者に同意を求める。 ついでにスマホには黒毛に金色の瞳をした子猫の写真だ。 どこから見てもキュートだと思う。
それにしても俺の心のこもったメッセージに対して、たった一言とは冷たい男だ。 それこそ失礼な奴だと思いながらも、 機嫌を損ねる事はなかった。 ]
(222) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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[ しかし実は、この秘密は安楽だけに残しておこう。 ついでにそう言えば古守も動物だか好きだったような気がしてる。
コンポタと黒猫の写真を添付して、 短い文章を作成しておいた。
その黒猫が古守に、アンラッキーを プレゼントした子猫と同じとは知らず。]
(223) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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──────────── To:安楽 一記 From:永谷 海琉 ────────────
実は犬派。お前は?
────────────
(-80) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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──────────── To:古守 日向 From:永谷 海琉 ──────────── この黒猫猫可愛いくね? それと残念なお知らせ。
今日学校あんだって。 んで、今コンビニいるけど、 なんかあったかいもんとか いる? [黒猫の写真] [コンポタの写真] ────────────
(-81) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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[ 送り終えればまた片付けて、 視線を二人へと。 ]*
(224) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
大袈裟、大袈裟! これくらい、全然大したことないって!
[何度も謝ってくる永谷君や、他の人たちに、あたしは何度そう言ってひらひらと手を振ってみせただろう。 実際、言われるほど大変なことなんてなんにもなかった。 高1の頃、朝の新聞配達と夜のバイトを掛け持ちしてた頃に比べたら、なんにも大変なんかじゃなかった。
あたしと同じように手伝ってた芽依ちゃんの方が手先は器用だったから、あたしは買い出しに行ったり資料を探したり、他の担当と打ち合わせしたり、そんな雑用の方が多かったと思う。]
大丈夫だって。文化祭の準備だって言ってあるし。 昔は、夜にバイトしてたりしてたんだよ? こんなの、遅いうちにならないって!
[帰宅時間の心配をされた時は、そう笑い飛ばした。 それは、嘘じゃなかった。 生活が変わるまで、課外活動には十分参加できていなかったあたしが、文化祭の準備で! と忙しくしている様子を、母は喜んでいたから。]
(225) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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[クラスメイトたちには感謝された。思いがけず、連絡先の交換なんかしたりして、人間関係も広がった。>>207 母は、あたしが高校生活を満喫していることを、喜んでた。
そしてあたしは、文化祭に熱心に取り組んでいる顔をしながら、本当はずっと、申し訳ない気持ちと、焦燥感でいっぱいだった。
今はいい。帰宅が遅くなる理由は十分。 だけど、文化祭が終わった後は、どうしよう?]
(226) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 20時半頃
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/* メモ機能に自分がメモしてる。
(-82) 2018/02/10(Sat) 20時半頃
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― コンビニ ―
[永谷君の言葉につられるように、あたしは椿ちゃんの足元に目をやる。>>221 思わず、わ、って声が出た。]
ローファー! さっすが椿ちゃん、女子力たかっ!
[そうだ、うちのクラスは女子力の高い女の子が多いのだ。 きっと芽依ちゃんや実瑠ちゃんもローファーのような気がする。 日向ちゃんはどうかな? ひとりくらいスニーカー仲間がほしいところだけど。]
休校の連絡はないね。警報も出てないみたいだし。 雪合戦は楽しそうだけど、この時期危険じゃない? す……転ぶかもよ?
[滑って転ぶかも、と言いかけてちょっと修正した。滑るという単語にやたら過敏になってる子もいる。 永谷君は大丈夫だと思ったけど、念のため。]
(227) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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でも、スイーツはいいな。 あたし、イチゴショートがいい。
[子どもっぽいとは思うけど。 ケーキだって、あまりまともに食べたことがなかったんだよね。 そのせいなのかな、シンプルなチーズケーキやガトーショコラより、生クリームでデコレーションされてイチゴが乗ってる定番のショートケーキが、あたしには一番魅力的に映るのだ。
スイーツを食べて、その続き。「帰らない?」には賛同しかねるけど。 クエスチョンマークがついてなかったらよかったのに。]
(228) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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ねこ? ……は、可愛い、と思う。けど?
[唐突な質問には首を傾げながらそう返事をして、差し出されたスマホに写る子猫の写真に、わあと身を乗り出した。 犬も猫も、子どもは特に可愛い。 飼ったことはないけど。]
永谷君の家の子?
[子猫の写真に目を向けたまま、そう尋ねた。*]
(229) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ 休み時間に保健室に行こう。>>195 制服にタイツは断固不可。>>196
とかとか。 返される言葉に以上の意味をもつ言葉を返す。 実がないわけじゃあ、ないけれど。 実があるの?と問われたら、口詰まるような、 そんな会話は、非情に楽しい。 ]
そう、だけど。 んー、……?
[ 呼び名の話に半ば拒絶を感じ。>>197 ぎこちなーい笑顔に、眉を下げた。
場を弁えてるというよりも。 自分自身が何が言いたいかわからずに、 それ以上は追及しない。]
(230) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ 口を開けば、羨ましい、と言ってしまいそう。
ねえ。麻依ちゃん。 私、芽依ちゃんを見るとあなたを必ず思い出すよ。 卒業して、芽依ちゃんと会わなくなったら、 どんどん薄れてしまうかもしれないけれど。 ]
(231) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ こちらが追及することもなく、>>198 あちらが冗句を混ぜるなら、その話は発展しない。
代わりの話はたっぷりと水をかけてやりましょう。 猫は可愛くて、好きだから。 ]
よく言うよねー。 でも、猫かわいいから、見ただけで幸せかも? だから、ある意味都合いいよ! ほら!
あー、今晩は肉じゃがにしようかなー……。
[ 頭の中のいっぱいの好き。 猫に、肉じゃがに、その他もろもろ。 高槻椿は、幸せいっぱいに道を往く。 ]*
(232) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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誰しも生まれながらに持っているものと、 手に入らないまま生きるしかないものがあるとして、
(233) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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欲しくて堪らないのに手に入らないものなど、 安楽一記にはほとんど心当たりがなかったが、
(234) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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欲しくもないが理解の及ばないものなら いくつか思い当たるからして、その話をしよう。
(235) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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それから、そのひとつを持っていた友人の話。
(236) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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── 春 ──
[ 安楽さん という病院には些か不相応な呼び名。
いつだったか、その名に相応しい不穏な噂の一つ二つ あれば少しは面白いものを と食卓でこぼした冗談に、 父が妙に厭そうな顔をしたことを覚えている。
医者家系の安楽さん。 祖父が理事長を務める医療法人。 その長男が父。さらにその長男たる安楽一記。
黒岩龍騎の家庭に関する一連の噂話>>114。 安楽一記がそれについてすこうしばかりよく知るのは、 何も部活動のおかげじゃあなく、医者の息子であるから。]
(237) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ ただ、顔に酷い怪我を負った女を見たことがあるだけだ。]
(238) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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── 文化祭準備期間 ──
── おまえの兄貴にやられた女、うちに来てたよ
[ と言った。今朝黒猫を見かけたんだ、と言うついでに。 春の終わりに傷跡の醜い女を見たんだ、と言った。
安楽一記はクラス委員長で、常に余裕のある男だから、 特に深い理由なんてなく、後ろ暗い思いもなく、 ただ面白いから、下校時間ギリギリまで作業に励むこともある。
何かの拍子に、黒岩と二人になったから、 安楽一記は、絶対的な兄であるから、
──…… 反抗は口先だけの従順な弟 の
何を思って生きているかなど、気にしたこともなかったから。]
(239) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ 文化祭の準備期間より以前。 黒岩さん宅の悲劇より以前。
遡った時、少なくとも安楽一記からすれば 自分と黒岩は気安い仲であったと捉えているが、 人間関係に思い違いやすれ違いなど付き物だ。
黒岩の兄の話を知った時に、 「ああ、そういえば兄がいたのだったか」と思った体たらくで、 相手の目に自分がどう映っていたかなど分かるはずもない。
ハハハと口を開けて笑うのは何処にいようと変わらぬが、 愛想のない目をしている男の前では”馬鹿げている”── など、 随分と明け透けな物言いをしてみた記憶がある。
よそゆきのお顔じゃ肯定的な言葉しか吐かない なァんて 下らない自己ルールこそ馬鹿げているから、投げ捨てた。]
(240) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ 回りくどい話は止すとして、 文化祭の準備期間。他に人影が見えない。 だから安楽一記は、仲は好いと思っていた友人に向かって、 聞きたいことを聞いてみた。ということがある。]
──…… なァ、弟ってヤツは、
[ ここだけの話だぜ ……とでも言う風に、 よくよく通る声を常よりも低くしてそうっと尋ねる。]
何をされたって兄を嫌いになれないのか それとも憎くたって逆らえやしないのか
…… おまえ、どちらだと思う
[ 覗き込むような姿勢が珍しく背中をまぁるくつくった。 じいと見据えて笑っていない両の目は、 弟…… 得体の知れないいきもの の面影を探る。*]
(241) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ 顔を覗きこめば、>>200 傘の中だけに聞こえるような声が耳に届く。 言われた意味が一瞬わからずに、ぱちぱち瞬く。
茶化すような口ぶりに>>201 あー!なるほど!と納得すれば、 中で一回だけ折ってあるスカートに手を伸ばして、 少しだけ上へとエネルギーを掛ける。 覗いた素足に風が吹いた。 ]
……──── 見る?
[ たっぷりと間を取っての冗句。 貼るホッカイロやスニーカーは許せないけど、 毛糸のぱんつなら許せるのだ。 全身タイツだの言っている海くんには、 理解しがたいだろうけども。 ]
(242) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ 頭の中はケーキ一色!>>202 ]
賭けかー! 運動神経いい人と組ーもうっと。 私は、ショートケーキ! 苺はやっぱり外せないよねー。
5000兆あったら、世界も動かせそうだね!
[ ケーキを熱情は、香里ちゃんのメールで更に熱く! もちろんケーキ食べたい発言は最初から本気。
はいはい、といなされるには、特に反論せず。 椿はいつだって、本気だ。>>203 ]
(243) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ 少しでも、伝われ、と!>>187 白に隠れた表情は、脳内でよい方に修正した。
未払い200円は財布の中で転がる。>>204 提案されれば、特に異議を唱えることなく。 ]
んー? ケーキ奢り? あとお願いする時は、もっと可愛く!
[ 軽口を叩きながらも、コンビニへと向かう。 貴重な瞬間ならば、先ほど此方も提供したばかり。 きっと互いに貴重な瞬間だった。 ]*
(244) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 21時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ みんなの幸せが、あたしの幸せでした。 ]
(245) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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── 朝・通学路 ──
[ 足元の黒いタイツの脚が二本。>>211 綺麗に磨かれた爪先の細い指が、 田舎臭い巾着と対比してみえました。 そして、何より───……
ふわん、とする香りは、 ]
……、実瑠ちゃん……!
[ 持ち上げた瞳に、九重の制服を身に纏う あたしとは似ても似つかない女の子が映ります。 赤っ鼻をすんすんと啜りながら、 差し伸べられた掌に、 もこもこの手袋に覆われた手を重ねました。 ]
(246) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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おはよ、それとありがと。
[ よいしょ、っと立ち上がってから、 ぱんぱん、っと身体を白に染める雪を払います。
実瑠ちゃんに見つかったのは、>>211 あたしにとってラッキーな出来事でした。 ]
(247) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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── 役決めの日 ──
[ ───それは、とある日の夕方の頃。
だぁれもいなくなった教室で、 あたしはひとり机に突っ伏して、 らしくもなくだらんとしていました。
『 演劇 』
……この二文字に、あたしは踊らされたのです。 文字を書くのは好きでした。 鉛筆が原稿の上を走るのが好きでした。 おばあちゃんに褒められてから、 文字を整列させるのを一層好みました。 クラス委員の書記としても、 文字を文字で追いかけるのが好きでした。 ]
(248) 2018/02/10(Sat) 21時頃
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[ 脚本、それは即ち演劇の肝となるシナリオです。 あたしに書けるの?わかんない。 ……実際のところ、 不安は最後まで拭えませんでした。
ただ、ぼんやりと、 黒板に白い文字で書かれた名前を 目で追いかけていました。 ]
みんなが幸せになってほしいなあ、
[ ぽそり、と呟きを無意識に零してました。 物語は、やっぱりハッピーエンドがいい。 そんなあたしの支えになってくれたのは、 ]
(249) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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── 朝・通学路 ──
[ ───…… 今、あたしの身体を支えてくれる かわいらしい、実瑠ちゃんだったのです。 ]
実瑠ちゃんも転けないよう、 ちゃあんと気をつけてね?
[ まだ掌が重なったまんまなら、 ぬくい手袋をした手でその指をあたためようと ぎゅ、っと握りしめてしまいましょう。 指摘された鼻の頭は、もぐら叩きのもぐらみたいに ひっそりとマフラーの中に引っ込んで。 ]*
(250) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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―回想:文化祭前/有川と―
[夢と同じだ。役を演じた後は、奇妙な感覚が残る。 役と自分、どちらが本当であったか。 周囲に話せば揶揄われることは請け合いだったから それを口に出すことはしなかったけれど。]
……ありがとう、助かった。
[頭を下げた時には、もう役の面影などない。 そこに在るのは、いつもの仏頂面だ。
自分の分の台詞は頭に入っているとはいえ、 未だ、周囲との―演技に慣れない相手との距離は掴めない。 そんな中、手探りの練習に付き合ってくれる人間がいたのは かなり幸運だったと思う。]
(251) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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……ここの台詞、正直クドいから 変えてくれって古守に頼んでほしい。
あと、演出……吹田にも。 亀森の見せ場なんだから、直前より ここに力入れた方がいい、ってそれとなく。
[演劇部だから、とか。偉そうに、とか。 そういった亀裂を生むのは本意でない。 女子同士の方が、気分を害すこともないだろうし。
気付いた点の指摘を、 練習に付き合ってくれていた有川>>96へ伝えて、 俺は台本を閉じた。日は傾いてきている。 そろそろ、下校のチャイムが鳴る時間だろう。]
(252) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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……大丈夫なのか?
[心配か、労いか。どう受け取るかは彼女次第。 主語のない問いと共に、俺は首を傾げる。
――もう、長い間、“もうひとり”の姿を 見かけていない気がした。*]
(253) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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/* ふと、本当にふと、女の子に回想投げたいけどどうしようって、委員役職見てて、めっちゃハーレムやん……
(-83) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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―現在:通学路にて―
[叩かれた背>>95に顔を顰めて 俺は頭一つ分以上は下の、その顔を振り返った。 にっと屈託なく笑う表情は、あの時と変わらないように見える。]
……おはよう。 やっぱりあるんだよな、学校。
[曰く、辛気臭い顔をマフラーに埋めて、 俺はため息を一つ吐いた。]
(254) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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[隣を並んで歩くその頭を、ちらと横目で見る。 マフラーは僅かに細めた目線を、 憐憫の色を隠してはくれただろうか。 生き物のように揺れるツインテールから目を逸らす。]
今日、数学で小テストがあるかも。 隣のクラスのヤツが言ってた。
[悲壮な顔をした同級生の顔を思い出して、 ふ、と、視線を逸らす。白く染まった道に、 あてどもなく視線を彷徨わせた。]
(255) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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[沈黙は金、雄弁は銀。 とはいえ、会話を途切れさせるのは躊躇われた。
自分と彼女の共通点。 失せた片割れの影が、頭の片隅を過るような気がした。*]
(256) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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/* ふたご多くない?(流し読み
(-84) 2018/02/10(Sat) 21時半頃
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──朝:コンビニにて──
[ 温かな店内へと入れば、ほっと息をつく。 実のところ、ローファーは瀕死。 爪先は冷たいままなのは、仕方ない。
親鴨についていく子鴨のように海琉の後を行けば、 ばったりと出くわす、副委員長。 ]
おはよー。香里ちゃん。 さっきはメールありがとうねえ。
[ ゆる、と手を振る。 海琉はコンポタ、香里はカフェオレならば、 ……レモンティ? 黄色と茶(珈琲)の間を取って、 ホットレモンティに手を伸ばす。 ]
(257) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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[ ローファーで女子力と首を傾げつつも。 へらへらと、笑った。>>227 ]
女子力といったら、 実瑠ちゃんや芽依ちゃんじゃないー?
[ 見てて寒かった、と言われれば、>>221 むうとわざとらしく膨れて見せた。
その耳当て外して、指先を耳に寄せる、 とか思うだけ、思って。 すごく冷たくて、ひやっとする。 ]
(258) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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[ 雪合戦の話には、にこにこ笑んだ。 苺ショートケーキがいいというには、 ぐ、と親指をあげて、賛成。>>228 生クリームとは、すなわち、幸せだ。 苺は、甘酸っぱく、名脇役……! ]
わ、かわいい〜。
[ 見せられた画像に、うんうんと頷く。 金の瞳を持つ黒猫。 少しばかり注文を付けるなら、 肉球も映っているとなおグッドでした。
猫の話を切り出された真意はわからず、 未だ購入していないレモンティーの中身が揺れた。*]
(259) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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[兄弟がいるのか。 クラスメイトへ、そう問うたことはある。>>100
あぁ、不幸自慢などするつもりは毛頭なかった。 ただの世間話の延長線。家に、父母以外の人間がいるのは どんな感覚なのだろう。それだけ。 30パーセントの記憶も、十年前の記憶も 俺にとっては忘却の彼方のものであったから そこに在ったのは、単純な興味だった。
彼の答えは在ったかどうか。 どちらにせよ、浮かんだ笑顔>>102に、 俺は口を噤んだと思う。
気のせいかもしれない。けれど、何となく。 触れてはいけない、気がしたのだ。*]
(260) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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[ ひとしれず、香里ちゃんの期待を裏切るなんて、 あたしが気づける筈もありません。>>227 おばあちゃんが可愛いって選んでくれた>>28 大事な靴だから、あたしは毎日これを履くのです。
─── とん、と。 雪を払おうと爪先を地面につけます。 ]
ね、実瑠ちゃん。 猫ちゃんは、すき?
[ 受け取ったスマホの点滅に、 しゅしゅっと画面を開いて見ます。 ……さっきの黒猫と瓜二つ。>>223 猫はきらいじゃないし、罪はない。 目を奪われてたあたしが悪いのです。 ]
(261) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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[ 永谷くんから送られてきた画像を、 実瑠ちゃんにも画面を向けて見せましょう。 そして、 ]
……ねえねえ、実瑠ちゃん。 あったかいものとか、お菓子とか、 何か欲しいもの、ある?
[ きゅっと眉間を僅かに寄せて、 暫し悩んだのちに隣にいる筈の 実瑠ちゃんに、そう問いかけてみます。 ]
(262) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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──────────── To: 永谷くん From:古守 日向 ──────────── 猫ちゃんかわいいねぇ どこの猫ちゃんなのかなあ?
学校、さむいけど、 みんなに会えるから あたしは嬉しいなあ! コンビニ……ココアとか? 実瑠ちゃんも傍にいるから、 ちょっと聞いてみるね。
あ、ねえねえこれみて! [自分の形にへこんだ雪道の写真] ────────────
(-85) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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[ ぱしゃり、と凹んだ人の跡を撮って そぉい、っと添付。 もちろん、実瑠ちゃんの欲しいもの。 それも聞けたら、もう一通送る予定。 ]*
(263) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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/* 校舎村の参加回数を重ねるにつれ、 プロローグでの絡み方がド下手になっていく現象
(-86) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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/* ホスト希望、多そうに見えるだろ? 実は誰も希望していないんだぜ?
……って感じなのかどうかすらわからない(ふるふる
(-87) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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/* 高槻:95 檀:84 黒岩:81 古守:76 吹田:51 永谷:41 有川:37 安楽:32 十朱:11 亀森:06
(-88) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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/* 亀森くん6 十朱くん11 安楽くん32 芽依ちゃん37 永谷くん41 実瑠ちゃん51 日向76 黒岩くん81 香里ちゃん84 椿ちゃん95
まとめてみた。ホストどこかな。 場所によるけど、このままだと最終日のこる。 でも、たぶんのこんない。
(-89) 2018/02/10(Sat) 22時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 22時頃
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── 回想 文化祭前 ──
壇は、まるでワーカホリックだな
[ ──と言って、カラカラと笑ったことがある。
文化祭の準備期間。 その日は放課後に委員長会議もあって、 ホームルームと会議の間の時間くらいならいいか と、 俺は皆に断って部活の方の様子を見に行っていた。
間もなく会議だからと教室に戻れば、 勤勉な副委員長が、せっせと雑務を引き受けていたので。
移動しようと誘いに戻った委員長は、 「壇が働き者で助かる」のついでにそう言って笑った。]
(264) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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[ 学年の委員長と副委員長を寄せ集める場。
本番の迫った文化祭に向けて、 さまざまな決まりの最終確認が行われるはずだ。
ステージを使う上での留意点や、 発表順の決定方法を決める とか、 もう発表順も決めてしまうかもしれない……とか。
……演劇をするうえで、頭がベストかトリが好ましいのか、 ふと過ぎって、3年4組の名男優にも声をかけた。]
(265) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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── なァ、十朱 もしも発表の順を選べるって言ったら何番目が良い?
[ にィ っと笑って、教室を出て行く直前に尋ねる。
3年4組の文化祭準備。 高校最後の文化祭だからだろうか。
それは思い出づくりか、 それとも単に部活を引退して人手があるからか そうでもなければ── 、とっても素敵なクラスだから!
何はともあれ一部のメンバーを中心に進められる準備は、 進捗状況は順調、士気も上々……とは委員長の記憶に基づく。
きっと素晴らしいものになると見えきっているからして、 発表順や当日の天候や客の入りまで、 思うままにしたいじゃあないか。]
(266) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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[ そして会議への道すがら、不意に尋ねる。]
── そういえば、壇はなぜ副委員長に?
[ 委員長でないのは、俺がさっさと取ったからだとしても。
毎年好んでクラス委員を務めていた俺は、 昨年までの委員の集まりなんかに 壇の姿があったか記憶を探りつつ、
文化祭準備中の姿だけを見れば、 ”副委員長”をやりたいようにも見えない女に、 決して言葉が尖って聞こえないよう留意して問う。]
(267) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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[ ── そうそう。
見下ろす壇の身につけるものや持ち物が、 ある時を境に質の良いものになったこと、
どこぞの朴念仁>>135と違って気づいていたのも、 唐突な疑問が芽生えた理由として挙げておこう。
── あと、 邪な思い等ではなく、目が肥えていると言ってほしい。*]
(268) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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[椿ちゃんは断固不可>>230な、肌色の全く透けない真っ黒なタイツは、あたしには必要不可欠なアイテムだ。 日向ちゃんもスニーカー仲間じゃなかったなんて知るはずもなく>>261、あたしは自分の足元に目を落とす。 黒タイツにスニーカー。まあ、ぶっちゃけ、ダサい。 椿ちゃんに首を傾げられても、絶対的な女子力の違いを感じた。>>258]
実瑠ちゃんとか芽依ちゃんの女子力の高さは、もう折り紙つきっていうか、てっぺんが見えないけどさ。 あたしからすれば、椿ちゃんだって十分女子力高いよ。
[服装しだいでは後姿は男子にも見える。>>218 そんなあたしが問題外なだけかもしれないけどね。]
(269) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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[イチゴショートに椿ちゃんからの賛同が得られれば、うむと頷く。>>259 コンビニスイーツだって最近はティラミスやチーズケーキが定番で、イチゴショートはあまり見かけない気がする。 定番なのにないがしろにされてる気がするイチゴショートを愛する、椿ちゃんは貴重な同士だ。]
――――学校は中止じゃないと思うけど、さ。 帰り、ケーキ食べて帰らない?
[ぽつりとそんなお誘いをしてみる。 イチゴショートが食べたくなったから。そう、自分に言い訳をして。 あたしは、家に帰らずにすむ口実をまた探していた。*]
(270) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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──回想:役決め──
[ 高校三年生にしては、……だからこそ? 士気に燃えていたように感じていた。
いつも通り、一記が仕切るその場を、 机に頬杖をついて、眺めていた。 役者、だとか、大道具小道具、だとか、 黒板に書かれた枠に埋まっていく。 ]
なににしよー……?
[ 小さく呟いた声はざわめきに消えたはずだ。 劇をやるのは前々から決定けれど、 どれも、これも、どこか、しっくりこない。 家に帰りたい理由も帰りたくない理由もない。 人も、ペットも、──去年、金魚が死んだ── 静かな家は、在るべきものだった。 ]
(271) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 22時半頃
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[ 簡単に言うと。 最初から文化祭に乗り気だったわけじゃない。 思考は単純で、準備を始めてから興が乗った。 ]
(272) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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[ んー、と考え込む顔は、そう長く続かず。 席を立って、黒板前まで進んで。 白のチョークをつまんで、名前を書き足す。 ]
高槻は、いしょー。
[ 空いてたから、っていう理由もある。 家にミシンがあったなあ、と過ったのもある。 もちろんミシンは家庭科の授業で、使ったきり。
でも、なんとかなるだろう。 料理と一緒だ。 他の衣装係の誰かが使い慣れてるかもしれない。 高をくくったのだった。 ]
(273) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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|
[ 後ろの席辺りで、『まじで?』だとか、>>209 不思議に問いかける声が聞こえたけれど、 それは椿に向けてじゃない。 ]
がんばる、ぞー。
[ 机の下で、ぐと拳を握る。 これも、思い出の一ページというやつだ。 いつか消えゆくものだとしても。
きっと、そうだ。 劇、だとは決まっていたけれど、 どんな話になるか、その時は未だ。 楽しめる、はずだ、と目を瞑った。 *]
(274) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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―回想:文化祭準備―
[ 何度もひらひら揺れている壇の手>>225 ありがとうがあたりまえになってからが 怖いんだよなぁ、なんて。
一人余所見の心配を重ねるだけ。 ]
壇がそう言うなら言わねーけど、さ。 つか、夜にもバイトって……。
[ 別段珍しい訳でもなかったかもしれないけれど、 今と比べればと比較されればそれ以上言葉を重ねることもできず。 納得したんだか腑に落ちないんだか、 曖昧な相槌を打っていた事だろう。
だが今はバイトせず、 文化祭の為に遅く居残る生活を続けていたとしても、 それも終われば下校時間まで残らずに済む。 ]
(275) 2018/02/10(Sat) 22時半頃
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まぁ、後もうちょっとの我慢、だもんな。 それまで頑張ろ。
そういやさ、壇も随分変わったよな。 なんか、心変わりでもあったの?
[ 去年の春前と今とで随分と様子が違うクラスメイト>>37 課外授業によく参加しているという点も勿論あったけれど、 内面的な意味でも心境の変化があったのだろうか、なんて。 ]
まあ、でも壇は壇だし、変わんないと思う。 いつもありがとう。
[ 尋ねながらも、彼女自身を肯定していた。 それは壇自身を好意的に見ていた事もあったけれど、
結局は、俺の為なんだよな、なんて。 口が裂けても、言うつもりはなかった。 大事な、友達だから。 ]*
(276) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[ 意味のない会話の方が楽だ。 だからそれ以上掘り下げてくれなくたっていいのに、 楽しい会話>>230は裏返せば棘さえも感じてしまう。 でも、尋ねてくれなくてよかった。 下がった眉に困ったように口端を歪める。
望んだって叶いっこない願いを口走らずに済んでよかった。
やさしい隙間>>231に潜り込む。 こっちの水はひどく甘かった。 ]
あ、ほんとじゃん。高槻天才かも。 肉じゃが、かー……。牛肉がいいなー……。
[ 取り留めのない話題>>232に紛れ込んで 口角を上げて笑う。
その瞬間だけは、何も考えなくて済む。 ]*
(277) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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そこは公平にクジ! 苺は大きくて甘酸っぱいやつがいい。 ショートケーキ……スポンジが美味しいとまた味が違うんだよな。
そりゃあ、世界征服なんて夢じゃないだろうなぁ。 世界一美味しい何かを食べに行きたい。
[ 本気の熱意>>243 おそらく高槻の質量は本物。 笑って流していたけれども、今日も楽しく平穏な学生生活を送れるかもしれない。 ]
結局奢んのかよ。まあ、いーけど、さ。 せめてかっこいいお願いの仕方にこだわってよ。
[ 逆光に近い白に見えなかった表情はもういつも通り、剽軽な様。 どこのグループにも属さない浮浪者の気紛れさ。
貴重な瞬間がまた刻まれていく。 自動ドアの開閉音も含めてまた積もった。 ]*
(278) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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―コンビニ―
俺はスニーカー派の壇に10点だよ。 何が女子力なのか分かんねーけど。 全員スカートの下にジャージ履けって思う。寒い。
[ 家鴨のようにてくてく二人連れ添ってコンビニへ。 泳ぐための前足が凍死なんて洒落にならない。 コンビニの一時的なぬくぬくでその足>>257が回復すれば良いと思う。
なんて事を考えつつ、やはりスニーカーがいかに優れているか実感する。 某魔法使い小説に登場する校長の真似をしながら、 女子力品評会>>227にコメントした。
余計むくれたような高槻の頬>>258に 首を傾げど、なんだか冷気が近くに寄った気がして。 ]
よからぬ気配を察知した。
[ 思わず耳をガードした。 ]
(279) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[ 生真面目にも思うけれど、 この時期だからこそ怪我や風邪には人一倍気を配るべきだ。 だから壇の意見には否定せずに相槌を打った。 ]
でもさ、こうして集まれるのも今の内だし、 それにずーーっと家か学校か塾かに籠ってたら頭可笑しくなりそうじゃん。
[ な?って高槻にも目配せしたけども、 その笑顔>>259はどちらに賛成してるんだろうか。 まあ、集まりたい奴だけ集まればいい。 クエスチョンマーク一つの有無で左右される気持ちには気付けない。
壇の提案>>270+俺の欲望を付け足す。
んじゃ、勝ったチームにいちごショート奢りにしよ。 負けたチームはありがたく奢りながらいちごショートを食う。 俺のチームが勝ったら俺にショコラを奢る。以上です。
[ 取り留めもない会話にリースを添えるだけ。 ]
(280) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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や。俺の飼ってる猫じゃないんだけど、 今日行きしな見かけた黒猫。 残念ながらにくきゅうは映ってない。
まぁせっかくだから写メって委員長に送りつけたんだけど、 そうしたら猫って可愛いか?って言われたからさぁ。 普通に可愛いと思うんだけども。
[ 一般論として聞いてみたかったんだよな、と、突飛な行動の説明を。 ]
飼いたいもんだけど死んだら嫌じゃん。 だから俺は飼えないなぁ。
飲み物とかなら買いまくるけど。
[ そう言いながら揺れたレモンティー>>259と、 注いでばかりにカフェオレめがけて腕を伸ばす。 ]
(281) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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会計、まとめた方が早いだろ? 二人とも貸して。
[ 手渡してくれたら適当に飲み物を見繕って、そのままレジを並び済ませてしまおう。 その中にはきちんと頼まれたココアも含まれているし、何通かのメッセージの後、追加分もあれば買ってしまおう。 多めに買っておけば誰か欲しがる人にも分けられるだろう、と。
遠慮されたなら日頃の感謝だと適当に理由をつけるが、 それでもいいと言われたならば後で釣銭を返してもらうことにして。
買い物を済ませたら出ようかと促す。 ここから然程学校は離れていない。 再び紺色の傘を広げれば当然のように入るか?と首をかしげるが、
よくよく考えればコンビニで買えばいい事も気づきやしなかった。 ]*
(282) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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──────────── To: 古守 日向 From:永谷 海琉 ──────────── 野良っぽい。今日見かけた。だよなー可愛いと思う。 委員長に送ったら微妙な顔してたけど。 黒猫なのもあるのかもな。
古守いい子すぎかよ。俺は朝からやだやだ期だった。 ん。ココアね。おっけ。 あと吸田の分も。 二人とも足元気をつけてな。 とか思ったら遅かった笑
ほんと気をつけろよ。 お前危なっかしいんだから。 また学校でな。 後でそれ俺も作りたいし 作り方の伝授よろしく。 [猫のスタンプ] ────────────
(-90) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/02/10(Sat) 23時頃
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/* そういや、今のところのイメソン 爆裂パニエさん/tricot [https://www.youtube.com...]
ガールズバンドだし、タイトルからして安楽みはないけど、 サビの歌詞とかリズムとか、あと2番の長台詞みたいなところがとっても安楽一記だなって思っている。
(-91) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[ 幸せ。曰く、まわり合わせ。運。なりゆき。
黒猫が目の前を通り過ぎなかったら幸せか。 家族円満に、悲しい別れを経験せずに済むことが幸せか。
目につくメディアも小説の一節も何処かで幸せを語るのに、 そんな悩み、あたしは思春期にも浮かばなかった。興味が無かった。 自分の幸せ、それ以上に、
他人の幸せにも。]
(283) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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─ 役ぎめの日 ─
[
みんなが幸せになって欲しいなぁ。
雑然とした教室の音も仲間内からの詰問も聞こえなくなった、一瞬。 声が聞こえるのが先か、名前の人物を追ってあたしが見つけたのが先か、 珍しく自分で選んで決めた事を、後悔した。]
古守。
[ 配役決めが終わる。 文化祭の到来を告げる浮き足立った喧騒の中、 真っ先に大人しくて目立たない、そんな印象を受けていた相手の机に向かった。]
(284) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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あんた……書きたい話、あんの?
[ 何がしたいの?愛想もへったくれもない、歯に絹着せない物言いは相手にどう映ったか。 この時の日向は分からないが、 仲間内での話し方はきっと、慣れない他の人にはややキツく思われたかもしれない。]
(285) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[ もこもこの手袋ごと、握った手をよいしょと引き上げる。 素手で触った手袋は、趣味じゃないけど温かい。]
あたしが転げるような所、見たこと無いでしょ。
[ 握り締められた手を拒むこと無く、 何処と無くこそばゆい感じがしながらも片手はそのまま繋いでいる。 繋いだまま、学校へ向かおうと歩を進めるだろう。]
猫、ってか動物はあんまり。 ………この写真は、面白い。
[ 面白い。汎用性の高い言葉を選びながら、 さり気なく笑ったつもりだった。]
(286) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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欲しいものかぁ、んーコンポタ以外で甘いもの。 突然なに?
[ 化粧っ気があるとはお世辞にも言えない相手の顔が分厚いマフラーに半分隠れてしまっても、 隠すばかりでまだ鼻先が赤いのは分かりきっていた。 なので、鞄に放り込んでいたややぬるめのコンポタを無言でマフラーに差し込む。
雪の上の人型は自分も携帯に収めようと端末を取り出す。]
(287) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[ 少し前に来ていたトークの通知が光っていた。 …………まさか、あっくんだろうか。こんなに早く返信があるなんて。 驚いて開くも、宛名には級友の名前が出ている>>189。]
……………
[ 日向に続いて、あたしの眉間にも皺が寄りそう。 悴んだ指先で手早く返信する。]
(288) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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To:芽依 From:実瑠 ────────────
付き合うなら三時間用意しといて。
────────────
(-93) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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/* 女子がみんな可愛い。 安楽くんの縁故の振り方にただただ恐れ慄いてる。 多分ホストさん希望かな……?
(-92) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[ 芽依とはこの手の話をした事がなかった。 だって、好きそうだから。
文化祭の時には髪の毛を弄る事を強請られたから、その分雑談はしていたように思う。 むしろ「あたしよりも年上みたい」だなんて髪を弄られながら話もしたくらい。 その言葉が出たきっかけは何だったか。 もしかしたら自分にも姉がいるせいで、比べただけかもしれないけれど。
でも大人びてても、女子ってこういう話好きだよね。]*
(289) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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──回想:ミシン──
[ 何故家にミシンがあるのか。 答えは、使う人物が居たからだ。 お陰様で、小学生時代欠かさず持っていた ハンカチやらナフキンやら、その他小物等々、 誰の持ち物かを示すように、 紅い花の刺繍が飾られていた。 ]
えーっと? 糸は、こうして……、どうだ?
[ 放課後の被服室にて、 説明書をゆっくりと読み解く。 時間を掛ければわかるものなのだろうけれど、 中々うまくいかずに、宙を見詰める。 肩が凝ったと、体を捻れば、廊下へと向く。 そこにたまたま通りがかる救世主。 窓越しに視線が合った。 ]
(290) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[ 椿に困り顔が前面にでていたのか、 それとも稀好の素晴らしい気遣いスキルか、 ミシンの前へと座る人間は二人になる。 ]
この糸を、どうすればいいか、わかんなくて! 針の穴が小さくて、糸が入んないよ!
[ 主張を訴えれば、教えてもらえただろうか。 家にあるものと型は違ったとしても、>>70 なんとか、なった、はず。 困ったときは文明の機器に頼りましょう。
最初さえわかれば、そう難しいものでもない。 がたがたに縫われた線は、 何度もやり直す羽目にはなったけれど。>>41 呑み込みは早い方だ、と思う。 それゆえに、 人に教えられるくらいには、なった。>>60 ]*
(291) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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/* ぱんつ!!(さけぶ
(-94) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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/* 安楽一記の心を置き去りにして、中身がつばきちゃんとひなちゃんに悶てるからほんっっっと そして、お知り合いの方にはバレてると思うけど、みるちゃんのRPがめちゃくちゃ好き
(-95) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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— 回想:文化祭準備期間 —
[大道具の仕事、パネルの貼り合わせ作業。 その日も空き教室に篭もって、金槌をリズムよく振り下ろしていた。
>>239委員長さんの戯れの話題が、切り出されるまでは。]
……あ?
[黒猫を見かけたという世間話に適当に相槌を打っていたら、 そのついでのような感じで切り出された一言。
兄貴にやられた女。そのワードで動揺するのを隠すように、 金槌を振り下ろし続けるリズムだけは乱さないように努める。 できればそのまま黒猫の話を続けてくれたら平和な空気が保たれたものを。
少し遅れて、そうか、こいつんちは病院だったと思い出す。]
(292) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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/* 安楽からしたらどうなんだろう
永谷:おもしろいからたまにぽろりしちゃう 黒岩:気安い 十朱:も、多分割と雑に扱ってしまいそう 亀森:つい、いじめたくなっちゃう つばきちゃん:多分得意じゃない みるちゃん:食えない女 めいちゃん:手強そう 壇、ひなたちゃん:そうっと触らなければならない 守屋:めんどくさい女
こんな感じか? 3−4は割と好きだと思う。けど、永谷のいうとおり、根本的に人間好きじゃないと思う。猫も犬も好きじゃないというかどうでもいい。
(-96) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[学生の噂話はどういう拡散の仕方をしているのか分からない。 春の事件の後からちょくちょく、オレの兄貴のやらかしたことを知った連中が、 面白半分にやってくることが割とあるわけで。]
まさか、オマエがべらべら喋ってるってわけじゃないよなぁ? それ。
[黒岩龍騎から見ても、安楽一記は気安い同級生だと認識している。 人の事情を知ったところでそれを誰にも彼にも話しまくるような奴じゃない、とは思っている。 もしそうでなかったとしたら、オレからの評価は変えざるを得ないが。
いつも大口を開けて笑う楽しい奴に見えて、 男子高校生らしい本音も強かに持ち合わせている彼の性格を、 ここまでの付き合いで見てきて、大丈夫だろうと思えた、つもり。
まあ、悪意を持ってからかうのではなく、 何かしらの興味があるだけなら、話に応じてやるのも吝かじゃない。 その件で悪いのはカス兄貴であり、弟のオレは被害者もいいとこなので。]
(293) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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[と、あまり身構えずに金槌のボリュームを落とし、彼の問いを耳に入れたところ、 >>241その質問の対象はボケカス兄貴についてではなく。 まさにその弟である、オレについて、で。]
なんだよ、それ。
[眉を潜めて、彼の表情に目つきの悪い視線を返せば、 こちらを覗き込む彼は珍しく、笑っていない。]
……さぁ、ね。
[その問いに真面目に答えるとして、だ。 まず理解してほしいのは、オレは全人類の平均的な弟代表ってわけじゃあない。
参考程度になら。 何も飾らず、オレなりに率直な意見を返すとするけれど。]
(294) 2018/02/10(Sat) 23時頃
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嫌いになれねぇ、わけがねえ。 あんなカスゴミ。
[口元を歪ませて少し笑った後、表情に渋さを滲ませる。]
逆らったところで、それに釣り合うメリットがなきゃ従順なフリぐらいするんじゃね。 弟は弟なりに賢くやってるんでな。
[例え、あのクソゴミ兄貴を家から追い出したとして。 それは、そんなカスクズ兄貴を家の財産と引き換えに救った両親が悲しむだけだ。 これまで耐えてきた苦労も水の泡になって、誰も得しない。
だから、ただ我慢をする。 嫌いでも、憎くても、オレにできるのはそれぐらい。
家族という単位の、鋼の鎖。]
(295) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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…………だから、まあ、
従順なフリしてても、心の中じゃあ、 「オレの目の前から永遠に消えろ」くらいは思ってるんじゃねえの。
[汚い言葉を吐き出すと同時に、金槌を強く振り下ろす。 リズムはたちまち、元通り。*]
(296) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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/* 黒岩くん♡♡
と、さっきの3−4割とすきっていうか、すきだよね。すきだよ。 ただ、自PCながら胡散臭いので、どうしたものか、 愛を出していきたい。全面的に。
(-97) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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/* プロローグ3日のログの量を想像する(ひゃー
(-98) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
[ワーカーホリック。そう言われてどきっとしたのは、上手く誤魔化せただろうか。>>264 何気なく言われた言葉だったかもしれない。だけど、安楽君は頭がいい。 見透かされてしまったかもしれない、と思った。]
そうかな? ほら、前は働きっぱなしだったからさ、動いてないと、落ち着かないのかも。
[苗字が米田から檀に変わったのは高2の夏だ。生活が一変したのも、その時から。 学校かバイトか寝る。それしかしていなかったあたしの生活から、バイトが消えた。 シフトを入れまくったから、すぐに辞めるわけにはいかなくて、夏休みいっぱいまで働いたんだっけ。]
1年の時は、バイト三昧で放課後はほとんど残れなかったし。 去年は、生活が変わって、新生活になじむので精一杯だったし。 今年は最後だし。最後くらいはねー。
[もっともらしく聞こえたと思う。それは、嘘じゃなかったから。]
(297) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[でも、安楽君だって相当忙しくしてると思う。 クラスだけじゃなくて、部活にだって顔出してるし、クラスの準備にだって活躍した。なにより、よく気がつく。>>265 クラスのムードもいいし、最優秀賞だって狙えるかもしれない、と思えた。 あたしがワーカーホリックに見えて、安楽君が悠々として見えるのは、抱えてる仕事の量のせいじゃなくて、スペックのせいじゃないかなって。 そんな風にあたしは思う。]
え? あー。
[そんなことを考えていた会議への道すがら、副委員長になった動機を聞かれて、思わず少し言葉に詰まった。]
こう言っちゃうと身も蓋もないんだけど、最初は内申のためだったんだよねー。 就職するつもりだったのに、急に進学できることになったからさ。
[それも嘘じゃなかった。降って湧いた進学の道。就職しか頭になくて、家計を支えるバイト三昧だったあたしは、課外活動への貢献度が皆無に等しかった。 それで、手っ取り早い内心稼ぎとして、3年になった時副委員長に立候補したのだ。 結果的に、その立場のせいで今こうして忙しくできているのだから、ラッキーだったと思う。]
(298) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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足は引っ張らないようにがんばるから、よろしくね。 なーんて、いまさらだよね。
[そう言って、頼りになる委員長にへへっと笑ってみせたのだけど。*]
(299) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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/* 壇ちゃんもかわいいほんっとかわいい
(-99) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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―ふたごといみご―
[ きょうだい。 どちらを掲示すればいいのか悩んで、 それから答えた。 ]
ん。今は妹がいて四人暮らしだよ。 でも、もっとずっと前に弟がいた。 双子、の弟。顔そっくりだった。
[ 俺たちの歳って双子が多く生まれたのかな、なんて笑ってしまう。 口を噤んだ十朱>>200を見倣って そのまま腰を落ち着かせば良かったんだろう。
だけどそれが出来なかった。 ]
なぁ、十朱にとって忘れることってどんなこと?
[ 一つだけ踏み込んで笑う。 ]
(300) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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人間って、やな事あったら忘れるように 機能してるんだってさ。 防衛本能、とかって言うの?
それって、どんな感じなのかなって。
それがあるのって、 悲しいの? 苦しいの? 楽なの? 幸せなの?
[ 通常薄れていく胎内記憶。 七割は欠けるはずの夢の記憶。 血が通っていたとしても数十年の歳月が、 血が通っておらずとも、数年の時間が、 忘却され、破棄されていく感覚。 ]
(301) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[ 俺には一生、分かんないから、さぁ。 ]
(-100) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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なんちゃって、はは。 何?役作りの一環で尋ねてんの? 違っても別にいーけど。
退屈は人も猫も殺すからなぁ。
でもなんだかんだ今は楽しいけどね。 父さんも母さんもいい人だし、妹も 人懐っこいし。 何なら十朱、また今度ウチ来る? 俺の家、飯うまいよ。
[ 質問の陰を薄めるようにあっけらかんと笑った。 神様、だなんて信じていない。
昔、目にした舞台。 神はなぜ私を見据えたのか、と苦悩に打ちひしがられる男。 問うた所でその声は天上に届きやしないから。 ]*
(302) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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/* ねむみがすごくて突拍子もなく尋ねてしまってる。 申し訳ない……ねむいぃ。
(-101) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[後もうちょっとの我慢。>>276 永谷君はそう言った。みんなそんな風に思ってがんばってるんだろう。 あたしみたいに、後もうちょっとでこの時間が終わってしまうことに怯えている人なんて、きっといないんだと思う。]
うん、がんばろ!
[同意の言葉が「がんばろ」の部分だけにかかってることなんて、永谷君は知らないだろうし知らなくていい。]
あたしが変わった? あー、髪? 残念ながら、面白がってもらうようなネタはないよ?
[変わったと言われて、心当たりはそれくらいしかない。 暗に、失恋したとかそういう意味じゃないよと笑った。]
短い髪ってさ、結構まめに切りにいかなくちゃいけないじゃん? だから今まで、ずっと伸ばしてたんだよね。あと、冬の防寒的な? 美容院代節約しなくて良くなったからさ、思い切ってばっさり切ってみたんだ。それだけだよ。
[それは、嘘だったけど。髪を切ると決めた時、前もって捏造した理由だったから、もっともらしくすらすら言えた。]
(303) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[だからこそ、永谷君の続く言葉に、思わず口をつぐんでしまった。 あたしは、変わらない。]
……ありがと。
[ありがとうなんて、言い慣れてるし、言われ慣れてる言葉のはずなのに。 その時だけは妙に言いにくくて、ぶっきらぼうな言い方になってしまったことを覚えている。*]
(304) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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/* ピョエ……(鳴き声) うあー結構好きな感じ過ぎてやばい
(-102) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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/* ふあぁああんト書きがおそまつだよ…… 日向も芽依もかわいいのにぃ設定の出し方がぁわからなウッ
(-103) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[ 同意を得られれば、うんうんと頷いた。>>269 ローファーの中でもぞりと足先が動く。 ]
ねー。 実瑠ちゃん、芽依ちゃんの周りの空気は、 女子力にあふれてる感じするよね!
んー? 香里ちゃんも髪、伸ばしたらいいのに。 芽依ちゃんが可愛くしてくれると思うよ?
[ 香里の髪は、夏までは長かったはずだ。 秋になる前に短くなって、 寒そうだなあと思った記憶もある。
女子力が、ローファーや髪の長さで決まるとは、 断じて思っているわけではないけれど。 見た目的な、そんな提案をひとつ。 ]
(305) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[ 九重高校の制服は、可愛い、ってわけではない、 と思う。 制服のブレザー目当てで受験した人はいない、 というのが、未調査ではあるが椿の見立てだ。 ]
海くんは、わかってないねー。
[ だとしても、ジャージを履くのはいかがなものか。 海琉とはファッション性に関しては、 一生分かり合えないだろう。>>279
心中察されれば、なんのことやらー?と 耳を固くガードするさまに、肩をあげる。 ]
(306) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[ 雪合戦の賭け、な話の延長。>>278>>280 ] チーム分けは、 公平にクジでするんじゃなかったっけ?
海くんがいるチームになって、勝ったら、 勝ったのに、ショコラ奢ることにならないー?
[ おかしくなあい?とショートケーキ同盟の香里に、 首を傾げてみる。>>270 よくわかんないけど、それならば、 香里ちゃんと放課後にゆっくりと、 ケーキを食べる方が俄然魅力的に映る。 ]
(307) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[ 猫の説明には、ふんふん、と頷く。>>281 へー、そうなんだー? ]
今度出会ったら、肉球もたのみますよー。
一くんもきっと肉球が映ってなかったから、 そんなこと言ったんだよ。うん。
[ 適当なことを言う。 ]
そんなー海くんにはーオウムがおすすめだよー? 人より長生きするらしいから!
[ 趣旨はそうじゃないことは、解ってる。 生き物はいつか死ぬ。猫に限らず、人間も。 永遠に近しいものはあっても、永遠なんてない。 ]
(308) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[ 伸ばされた手は、拒否しない。 ここは奢られる場面だろう。 そのうちお返しすればいいだけだ。
レジに並ぶ人を見て、ふらふらと棚を見る。 目の端に入った傘は見なかったことにして。 ]
わーい、ありがとー!
[ レモンティーは、これで私の物。 さて、学校まであともうすこし。 次は、香里ちゃんの傘に入るのも、ありかなー? とか、ちらと視線をその手に向けるのだった。 ]*
(309) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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/* 過去が回っている! どうしよかなー? 衣装係、いしょう、いしょう……(むむん)
(-104) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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── 通学路 ──
[ 白く染まった道を、さくさくと歩いていく。 まだあんまり、人も通っていないらしい。 足跡の幾つか残された道は、泥つくこと無く真っ白で 稀好の目も眩んでしまいそうだった。
頬に当たる僅かな風が、冷たい。 手袋の中の指も冷たくって 思わず、ぐーぱーを繰り返すくらいだ。
カイロでも買っていきたい欲に襲われるけれど 学校までは、そう遠くないから我慢を決めた。 九重高校。 稀好の姉も通っていた、学校。 ]
(310) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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[ 傘のさしていない稀好の睫毛に、雪が乗る。
視界の上半分が、なんだか白くなったから どうしたのだろうと一瞬思ったけれど、 どうやらそう言うことらしい。
瞼の薄い皮膚は、それでも確かに熱を持っていて 瞬きする間に雪は溶ける。 睫毛は濡れた。
その間も、絶えず動いていた足 ……は、止まることに、なる。 ]
(311) 2018/02/10(Sat) 23時半頃
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うわっ、あ!
[ 余談、ではあるけれど。 稀好はホラーがあまり得意ではない。 特に、びっくりするようなやつは。
横から飛び出してきた委員長に驚くあまり、 しん、とした冬の空気は 間抜けな叫び声に彩られてしまった。 ]
(312) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ 稀好の頬は、ほんのりと染まってる。 寒いのと、恥ずかしいのと、で。 状況を把握しては、恨めしそうに 半分に開いた目を委員長へ向けた。 ]
安楽……おはよう 随分と寒そう、だね
[ 彼の手のひらは、白い世界に晒されていた。 指先は、稀好の頬と同じくらいか それよりもすこし、赤いほどだった。 ]
(313) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ 委員長がメールを打つ間も、 稀好は拗ねたような瞳を向けていたけど 意味が無いのも理解していた。 証拠に、ほら。 上機嫌な声。
と、思っていたら、視線が合ってしまう。 にい、と形作られる、笑み。 問われた突拍子も無い内容>>192も相まって 稀好は猫みたいに、目をまん丸にした。 ]
え、……ねこ?
[ 聞き返したから、流されちゃったかもしれない。 ]
(314) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ 委員長でなくとも、話題は次々と変わるから 稀好は時々、ついていけなくなる。 だから曖昧に笑みを浮かべて乗り切ることが多いけど 二人きりだと、それじゃダメだったりした。
雪合戦、だなんて、九重生に似合わない。 と、他の学校の人は思いそうだけれど 案外みんな、ノリがいいからなあ。 稀好はクラスのみんなを思い出して、息を吐いた。 ]
風邪、引いちゃうよ?
[ マフラーと手袋、体はダッフルコートなんていう 完全防備な稀好はともかく、ね。* ]
(315) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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/* 中身誤認の匂いを感じてきました!
うーん。かこ、かこ……、むう。
(-105) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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/* 悩みをすごく要約すると人が信用できない、になる、気がする。
(-106) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ せめて、物語の中だけでも。 ハッピーエンドがいいのです。 ]
(316) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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──役決め日──
[ ちょっぴり冷たい声が降る。>>285 投げ出していた身体はしゃんと伸びます。 あたしとは世界の違う、女の子。 あたしが芋なら、実瑠ちゃんはきっと、 つやつやのよくわからない カタカナのお洒落なフルーツ! ]
書きたい、話……?
[ 投げかけられた問いに、首が傾いて、 なくはない。……でも、 綺麗なアイメイクがあたしを見下ろすから、 睨まれた蛙みたいに、固まって、 睫毛は下を向いて、言葉を失いました。 ]
(317) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ 運命、宿命、巡り合わせ。 それを乗り越えた先にある、 掴むべき未来を、欲しい未来を、 主人公の手で掴むことのできる、
……そんな、ハッピーエンド。 掴んだ未来の先に、希望があって、 光があって、夢があって。 そんな物語を求めていました。 ]
(318) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ 不幸はいつだって傍にあったから、 ]
(319) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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吹田さん、は。 どうして、演出に?
[ 詰まった声が漸く出せた頃には、 質問へ質問返し。 あたしの第一印象はこうでした。
まったくおサボりをするか、 役者さんになって舞台に立つか。 裏方に回るようなひとだとは、 かけらも思っていなかったので。 ]
(320) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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── 朝・通学路 ──
[ ぎゅ、と繋いだ手に力をいれました。>>286 ]
にしし、そーだよねぇ 実瑠ちゃんは転けちゃう前に、 王子さまが助けてくれるもんね!
[ あっくん。とかいうひとのお話を、 実瑠ちゃんから聞かせてもらうことが これまでにあったんでしょうか? 芋女も曲がりなりにも性別女なので、 そおゆう話は、……きらいじゃないです。 知ってても、知らなくても。 おひめさま、……女王さま?っぽい、 実瑠ちゃんが転けることはないでしょう。 ]
(321) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ なんてったって、 この日向が傍にいるので、 全ての悪運を吸い取っちゃいますから!
見せた写真はイマイチだったみたい?>>286 永谷くん、ごめんねと心の中で謝罪しつつ。 聞けた答えをそのまま、 するりと文字に打ち込みましょう。 ]
(322) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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―回想:文化祭前―
[悪くない脚本だ。そう思う。 折れ目がついた冊子をぱらぱらと捲る。
元々、文章を書くのは得意なのだろうか。脚本家>>248を見遣る。 紡がれた物語。その登場人物は、皆、魅力的な人間で、 演じる側としても熱が入る。態々告げることはしなかったけれど。
再び文字の列に視線を落としたところで、 かけられた声>>266に、現実へ引き戻された。]
(323) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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任せる。何番目でもやることは変わらない。
[ぶっきらぼうに、そう告げて。 あぁ、けれど。 悪戯を思いついた子供のように、俺の口角は上がる。]
……俺らが最初だと、他のクラスが可哀想かもしれないな。 最高の舞台を見た後は、残り全部、印象が薄くなる。
[それは、かつての―入部直後の経験から来る言葉。 自分がどちらであったかは、想像にお任せしよう。
さて、順番がどうなったか。 それによっては、彼の強かさ、或いは優しさに 笑いを押し殺したかもしれないけれど、 それはまた別の話。*]
(324) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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──────────── To: 永谷くん From:古守 日向 ──────────── 野良ちゃんかあ、 ちゃんとご飯食べてるかな。 安楽くん、動物に好かれそうなのにね 黒猫ちゃん、ダメなら実瑠ちゃんと一緒だあ やだやだ期の永谷くんちょっとかわいいかも 想像してちょっと和んだよ。 買い物ありがと!実瑠ちゃんは、 あまいのがいいって!
作り方は簡単だよ〜 また学校で教えるね [ハムスターのスタンプ] ────────────
(-107) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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────っ、ひぇ!
[ ささっと、文字を打ち込んでいれば、 背中がぐっとまあるくなってしまいます。 理由は、ぬるいコンポタが、 あたしの首筋を襲ったからでした。 ]
み、実瑠ちゃん〜〜!!
[ ぱっとスマホをポケットに仕舞い込み、 マフラーに突っ込まれた缶を取り出します。 同時に、繋いでいた手は、 ぱっと離れてしまうかもしれません。 ]
(325) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ 缶を握りしめて、一句。 ]
びっくりしたよ コンポタの缶 のんじゃうよ!?
[ 字余り。 真っ赤な鼻と頬は、 更にぽっぽっと色濃くなって、 不意と逸らすように前を向いたなら、 学校へ続く道を歩くのでした。 ]*
(326) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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―回想・役決めの日とそれから―
[ 正直、何だって良かった。
適当に人がそこそこいて紛れられそうな役目で裏方。 役者なんかにも憧れたけど、俺のステータスじゃ無理無理無理。
そういうのは普通、相応しい人がやるものだし、 役者に上げ掛けた手を下ろした。 俺はこの位置で良いと決め込んだ。そんな時。 ]
まじで?
[ 颯爽と演出の下に記された名前>>209 俺以外にもまじで?の顔は並んでいた。 音にしたのは、何人いただろ。 とりあえず俺も「えっお前がやんの?」って顔はしてた辺り、 役者を降りて正解だった。 ]
(327) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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— 回想:大道具さんの思うこと —
[オレはオレで、文化祭準備期間中はいつも下校時間ギリギリまで残っていた。 空き教室を借りて、舞台の大道具作り。
役者の立つ足場や、立体的な背景。 チープな素人仕事とはいえ、やれるだけはやっておかないと。 もし本番中にセットが壊れたりしたら、えらいことだし?
……と、外面用に仕事を頑張る理由を探しつつ、 まあ本音としてはできる限り家に帰るのを遅くしたかっただけの、オレの個人的な事情。]
(328) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ 脚本は古守に決定されて>>249 それもまた意外に感じられた。
それまでほんわか優しくおとなしいクラスメイトだった古守の印象がまた変わる。 吹田だってそうだ。 こういう事に真面目に励むイメージはその頃あまりなかった。
大道具に衣装にと、チョークに記された役目を全員が担う。 何処かぼう、とした顔をして続けていた。
俺は別に特にこだわりがあったわけじゃなかった。 始まってから興が乗ったわけでもなくて、 それも、たまたま覗き見てしまった一場面>>252に温度差を感じた。 ]
(329) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[ きらきら輝かしい程の青春の1ページ。 そういうの小説や漫画でよく読んだ。
大抵そういった物語の結末はハッピーエンドって決まってる。
口元を抑える。眩暈がした。 ふらふらと歩いて立ち止まる。 近くには強い人工物の香り>>140
あ、演出担当の、とまで顔が浮かんで消した。 ]
吐きそう……なんだけど、たすけて。
[ 人の顔を見て失礼な話ではあるが、 実際は彼女の顔を見てえずいた訳ではない。
如何してだろう。分からない。 ただ、その時ばかりは色も忘れるくらい真っ白な顔して、 クラスメイトである吹田実瑠に腕を伸ばした。 ]*
(330) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[毎日のように仕事を頑張っていたのは、副委員長の檀もそうだ。 彼女もあらゆる仕事を請け負って、場所は違えど努力していた。 ……というのを、当然オレも知っている。
頑張る副委員長に、数々の応援の声が集まっていたのも。>>177>>216>>264 少し離れたところから見ていたから、知っている。
女子への配慮。優しい気遣い。
ああ、いや、違うな。 頑張って仕事をこなした人間にそういう声が集まるのは、 世間の仕組みとしては至極当然のことじゃあないか。
だからオレも何食わぬ顔で、お疲れ様、と声をかける。]
(331) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[……別に、嫉妬とかそういうんじゃない。 応援されたくて居残りしているわけじゃない。 それはたぶん檀も、そうだろう。
これは、ただの確認。 この18年間を生きてきて、思い知ったことの。*]
(332) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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― コンビニ ―
[正直なところ、あたしは雪合戦も嫌いじゃなかった。 もっと正直に言うなら、帰宅時間が延びることならなんだって歓迎だった。 一応止めたのはあくまでも験担ぎを気にする誰かが、受験前に滑ったら嫌じゃないかなあ、というそれだけだった。]
放課後に、雪合戦して、そのあとケーキ? だったら、時間的にもう、ケーキっていうより晩御飯になっちゃわない?
[それはそれで、悪くないけど、なんて思う。]
永谷君はショコラ派なんだ。 あれ? いつのまにか生クリーム派とショコラ派の対決になってる?
[クジでは? という椿ちゃんと永谷君の顔を交互に見比べてどっち? という顔をしてみせる。>>280>>307]
(333) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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実瑠ちゃんはいつもいい匂いがする!
[女子力の話には力強くそう言い切った。>>305 実瑠ちゃん、今日は何の香水? いい匂いだね、って言いにいけるのは女子の特権だと思う。
あたしの髪の話になると、あいまいに微笑んだ。]
あたしはずっと髪長かったからさ、飽きちゃった。 それに、髪伸ばしたくらいであたしの女子力はどうにもならないって。
[後半はあながち嘘じゃなかった。]
(334) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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[写真の猫は、永谷君の飼い猫というわけじゃなかったらしい。>>281 そのわりに、よく撮れてると思う。]
へえ、そうなんだ。安楽君は犬派なのかな。 あたしは猫も犬も好きだけど。 そだね、死んじゃうのがね。 ――――え、オウムってそんな長生きなんだ。 でも、自分より長生きされたら、それはそれで困らない?
[永谷君と椿ちゃん>>308の会話にそんな茶々を入れつつ、カフェオレに手が伸びてくるとちょっと慌てた。]
え、いいの?
[言ってから、しまったと思う。単にまとめて会計するってだけの意味だったかもしれないのに、これじゃ奢ってって言ってるようなものだ。]
かたじけない!
[結局椿ちゃんに便乗するように>>309買ってもらってしまった。]
(335) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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え、椿ちゃん、傘忘れたの!?
[そうしてコンビニの外に出て、あたしはすっとんきょうな声を上げることになる。 まさかこのお天気で、傘を忘れる人がいたとは。]
椿ちゃん、あたしの傘でもいいよ?
[ぽんと開いた赤い傘の下。こっちでもいいよと声は掛けてみたけれど、どちらの傘を選ぶかはもちろん椿ちゃんに任せるつもりで。*]
(336) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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/* 現在軸ぼっちマン
(-108) 2018/02/11(Sun) 00時頃
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/* 遺書メールの準備をいそいそと進めているんだけど、 これめっちゃむずかしいな……
個人を特定できない内容ってなると、「オレ」とかも使えないっていう
(-109) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ おばあちゃんが褒めたから、 あたしは、物語を書くのが好きでした。
ちいさな頃、拙い文字で書いた わんぱくガールの冒険ストーリー。 おばあちゃんは、大絶賛。 単純なあたしは、喜ばない筈がありません。 ]
(337) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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── 通学路 ──
いやあ、相変わらず 亀森は良い反応をしてくれる
[ 期待通りの叫び声>>312に被せるように、 はっはっは と、安楽一記は高らかに笑った。
直にじとりとした視線>>313を感じても、 にっこりと笑顔を浮かべたまんまで、]
流石に少し悴むな 邪魔かと思って手袋は置いてきたんだ
[ 指先が動かしづらいことを示すように、 数度握って開いてを繰り返してみせる。]
(338) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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── 準備中 ──
[ 物語の中でなら、何にでもなれる。 演じる≠アとはてんでダメ、 代わりに、地味なあたしのできる、 唯一の自己表現が、 文字を書くことだったように思います。 ]
すごい、なぁ
[ 練習中。 あたしの書いた脚本が完成し、 折り目のついた冊子を手にする、 役者さんたちを眺めていました。 いつもと違う、十朱くん。亀森くん。 演じることのできる人間には、 素直に感嘆の声を漏らしたのです。 ]
(339) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ 唐突に投げかけた質問に対して、 明瞭な答えは得られなかった>>314が、 別段大切な問題という訳でもなし。
目をまぁるく見開いてこちらを見遣った その小動物めいた仕草に、再度笑うだけ。
風邪を引く という指摘>>315には、]
…… まったく、その通りなんだけどな
[ ── と大きく頷きを返す。
亀森稀好は良識的な男である。 …… というのを、会話を交わす度実感する。]
(340) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ 実際に雪と戯れるかはさておき まずは遭難しない内に校舎に辿り着こうと、 俺は再び、大きく一歩を踏み出す。]
まったく、ここまで降るのはいつ振りだろうな 亀森、防寒対策は上出来だから、 後は── 足元に気をつけろよ
[ ローファーで器用に足跡を付けて一言。 嗚呼、後はそうだ。先程の話。]
── さっきの話、 別に大した話じゃあないんだが、 永谷が、猫の写真を送ってくれてな
[ 片手は傘、片手でスマホを操作して、 件の写真を呼び出して「ほら」と渡す。]
(341) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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…… だから、猫は好きか って聞いた
[ …… 時折、人の輪の中で亀森が なァんとなく笑って、言葉を発さないこと。
複数人で会話をしている時は流すその仕草も、 二人切りとあれば繰り返すのも無粋じゃあるまい。
猫ってかわいいか? と、 自分が先刻発信した疑問については、 面倒そうなので明確には伝えなかった。
……既に別の場所で共有されているなど この時の俺は知る由もなかったから。*]
(342) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ 芽依ちゃんを通して伝えられる、 回りくどい台詞への提案は、>>252 どのように伝えられたのでしょうか? たとえ、それに棘が含まれていても、 ]
十朱くん!ねえ、どうしたら、 もっとよくなるかなあ
[ 練習帰りの十朱くんの腕を、 掴んで引き留めていたことでしょう。 この台詞、あなたのでしょ? そう、言わんばかりに。 彼を見上げて、前向きな姿勢を示すのでした。 ]*
(343) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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── 準備中、大道具を見上げて ──
はー…あれも、これも。 どれも、すごいなぁ
[ まだまだ作りかけの段階であっても、 続々と大きくなる舞台のセットたち。 ひとりひとりの努力の結晶が、 かたちづくられようとしているのです。 あたしは、この先にあるものが、 ハッピーエンドだと信じて止みませんでした。 ]
(344) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ なにかを見るたびに、体験する度、 積み重なった14年の記憶の一部が過る。 ]
(345) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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──回想:高槻家──
[ 幸せいっぱいの、父母娘の三人家族。 どこかのモデルケースにしてもいいくらい、 順調だった、はずだ。
順調に恋に落ちて、 父の両親に反対され、決行するは駆け落ち。 勘当されたものの、結婚し、生まれた子供、 つまり孫である椿を見て、祖父母は陥落。 子はかすがいというけれど、 この場合、孫はかすがいとでもいえばいいのか。
父とあの人は、愛し合っていたはずだ。 多少は嫉妬深いものの、 可愛く愛想を振りまく女性だった。 相合傘の末、他の女性の名前にムキになって、 頬をひっかいたエピソードは、 笑いと共に語られていたくらいに。>>124 ]
(346) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ 家に帰って、リビングで宿題を広げる。 台所であの人は料理をしながらも、 父との思い出を聞かせてくれた。
何度か聞いた気がするよー、とか言っても、 何度聞いても素敵でしょう? と幸せそうに笑うのだった。 ]
(347) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ 不倫はテレビの中の出来事で、 例え現実にあったとしても、無縁だと思っていた。 3組に1組に離婚するときいても、 残りの2組であることに疑いなんて、 これっぽちも持っていなかった。
がらんどうの一軒家。 あの人を思い出させる全てが、嫌だった。 けれど。 家をでたとしても、どこにいたって思ってしまう。 どこにも、逃げ場なんて、ない。 ]
(348) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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遅くまで、いつもありがと
[ あたしが遅くまで残ることは 多くなかったと思います。 その日は偶然、一度自宅に帰って、 ひと通りの家事をこなしてから、 買い物ついでに学校へ寄ったときでした。
大道具の調整をする、>>331 クラスメイトがひとりの影が見えたので。 好きかわかんないけど、っと。 コーラをそっと差し出したんだったっけ? ]*
(349) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ 切れることがない糸があるというのなら、 それは、愛でも血でもない。 在るのは、 、だけ。 *]
(350) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
[その日も、学校が定めた最終下校時刻ぎりぎりまで、あたしは教室に残っていた。 戸締りは任された! って教室に残っていたあたしは、明日の授業に支障がない程度に教室内が片付いていることや、窓の施錠を確認する。 そうして廊下へと出れば、もう廊下もずいぶん薄暗かった。 並ぶ教室の窓から、明かりが漏れていないせいだ。 どうやら他のクラスはもうみんな帰った後らしい。]
――――あれ。
[人気のない廊下を進むあたしは、だけどひとつの教室からまだ明かりが差していることに気がついた。 そしてその教室は、確か、うちのクラスが借りてる空き教室のはずで。]
おーい。
[明かり、つけっぱなし? それともまだ残ってる? どっちにしても見過ごすわけにはいかなくて、あたしはひょいとその教室を覗き込む。 果たしてそこに、人はいた。]
黒岩君、もう下校時刻だよ。
(351) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[別の教室で作業しているせいで、黒岩君が毎日遅くまで残っていることを知っている人はあまり多くなかったと思う。 だけど、あたしは知ってた。そういうことが、その後も何度もあったから。
あれ? って声を上げてたのが、また? になるのに、あんまり時間はかからなかった。]
きりのいいところまでやりたいっていうのはわかるけど、時間過ぎたから今日はもう駄目だって。 また明日! ほら、戸締り確認! 電気消しちゃうよ!
[そんな風に、何度も追い立てた。帰りたくないあたしが、他の人を追い立てるなんて変なのって思いながら。 黒岩君も、家に帰りたくないと思ってるなんてことは知らなかったけど。 黒岩君が、クラスの皆のあたしへの評価に何を感じてたかなんてことも、知らなかったけど。*]
(352) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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── 文化祭準備>>292 ──
[ 人の戸惑う顔。驚く顔。顰めっ面。 その類の表情が嫌いじゃあないと 気づいたのは幾つの時だったか。
……笑顔も泣き顔も全部含めて、 ”自身の言動によって”影響されるものこそが 俺の好んでいるものの正体だと知ったのは その少し後のことだと思うが。
それは友人や家族にも例外ではなく、 下手な相槌>>292を受けて俺はカラカラ笑った。]
(353) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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/* 周りが割としんでて、悩みの原因かっるとなってる。 いいんです……(めをそらす
(-110) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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まさか! 心外だなァ 俺が友人に不利益のある情報を そう簡単に口外するもんか
[ 患者の個人情報というものが── なんてのは、 あの女の存在をバラした時点で説得力を持たない。
故に、俺は友情を盾に笑って、 ──…… 実際、口外などしていないし、 とんからかんと作業の手を休めない男の 傍らに膝をついて手元を眺めながら、 例の問いかけ>>241を繰り出したのだが。]
(354) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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/* あ、あああああ。 日向ちゃんとかぶったああああああああorz
(-111) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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── なんだろうな?
[ 質問の答えに為っていない>>294。 相槌にも満たない言葉に反復めいた返しをして。
そこまでは、俺は滅多とない真顔を固持していたろう。 黒岩、おまえの記憶でもそうなっているはずだ。
俺がぐしゃりと破顔したのは、 おまえの口元が歪に動き>>295、 苦々しい表情で苦しい言葉を吐いた頃合い。]
(355) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[ 紡がれた言葉にしっとりと滲むのは 確かに相手を憎憎しく思う感情であって、]
──…… そうか
[ 捉えきれないのは、俺自身の感情であった。
横暴で不遜で理不尽な絶対的な兄は、 従順な弟の心の裡に興味を抱いたこともなく、
ただ友人というガワを経て 漸く芽生えた疑問へ、友人より代理答を与えられ、]
(356) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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そうか、そうか
[ 口角が持ち上がり、目尻が下がるのを堪えられず、 友人兼仮初の弟代表たる男の頭に手を伸ばす。
どうにもその素っ気のない頭を ぐしゃぐしゃになるまで撫で回してやりたい。 ──── と、思った。
ああ、絶え間ない音。とんからとん。 指を打ったら危ないって? そうだな。 そうならないように気をつけたほうが良い。]
(357) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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やはり、弟というのは 生まれながらにし可哀相ないきものだと
(358) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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そう思ったのだと言えば、 俺は友人をひとり 喪うのだろうか
(359) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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或いは、疾うに喪っているのだろうか
(360) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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やあ黒岩、俺には弟が在るとは以前言ったろう そいつはなんとも不思議ないきものなのだ
自分の猫が俺にばかり懐いても 毎日雑事にこきつかわれても 脈絡なく「出来の悪い弟め」と言われても その兄の奔放さの皺寄せを受けても
それこそ母親の胎の中にいた頃から ずぅっと出来の良い兄と比較され それでいて、兄以上は期待されない 30%の確率で手にする記憶さえ そんなもの そんな人生だとしても
ほんのすこぅし不満不平を漏らすだけで せっせとトーストを運んで、猫に餌をやるのだ
(361) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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そんな話を、いつか この友人にしてやろうと思った *
(362) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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/* のびる、ログ。すごいなあ。 みんなすごいなあ。日向もがんばる
(-112) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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/* ねえ、地味な日向。浮いてない?だいじょうぶ? なんかみんなキラッキラしてんだけど。
(-113) 2018/02/11(Sun) 00時半頃
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[――それは、死そのもの。 即ち、忘れられた相手を、思い出を、
“殺す”ことである。]
(-114) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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―Q.忘れることとは―
[敢えて、答えるのであれば――。
けれど、その時の俺は、ただ怪訝な表情を 作って、 まくし立てられる言葉から耳を背けていた。]
……そんなの、どんな感じって、普通の事だろ。 昨日の晩飯だとか、いつまでも覚えてられないし、 生きてたら当たり前だし、防衛本能とか言われても へぇ、そう、ってだけで、
……別に、何とも、思わない。
[大根役者でもこんな演技はしない。自分でも自覚はある。 吐いた台詞が嘘っぱちのように響いたのは 俺自身が、そう思っていないことへの証明でもある。]
(363) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 物語の中だけの幸せを願える程。 あたしは謙虚じゃなかった。 ]
(364) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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|
[それでも、眉間に皺を寄せた俺とは真逆に、 永谷はあっけらかんと話を変えた。 彼の語る家族は恵まれたもののようで、 けれども、ただ、それだけじゃあない、何か。
……いや、これ以上はやめておこう。 詮索は、己の身を亡ぼすのみだ。]
機会があったら。
[社交辞令を絞り出して、俺は話を打ち切った。 此方を向く眼差しを――底の見えないそれを 振り払うように、彼に背を向ける。
――誰が行くかよ。 そう、心の中で悪態をつきながら。*]
(365) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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─ 役決めの日 ─
[ 質問に返ってくる言葉は、無い>>317。 クラスでの自分の立ち位置は理解していたが、合わせ方を知らなかった。 ようやく聞き方が拙いと感じたのだって、相手の顔がやや下を向いてしまったからだ。
胸中を打ち明けて貰えるような聞き方>>318、次から意識してみよう。
やっと口を開いたと思えば返って来たのは問いだったから、思わず片眉を上げたのだけれど。 さっきまで仲間内で浴びせられていたものと同様の質問に「あんたもか」という言葉を飲み込んだ。]
……どうして、だと思う?
(366) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 質問に質問で返されて、また質問で返す。 正直自分でも、まだよく分かってないんだけどさ。 あまりに不毛だと思ったから首を傾むけて髪を弄った。]
たぶん、何かを作りたかった。 似合わないでしょ?
[ 黒板に名前を書いた時にも、実際誰かが声にしているのが聞こえたから>>327。 そうして、今度は出来るだけ優しい声音を作る。 そういうあんたは?と。]
(367) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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/* この校舎村結構物騒なにおいする気がする ワイ以外の野郎全員何か怖いぞ?
(-115) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 自分が何かを創造する柄では無いのは解ってはいた。 十何年生きてきて、あたしはあたしという人間をよく知ってる。
創造するか、その逆か。 どちらかといえば、]
(368) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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── 回想 文化祭準備>>297 ──
[ 何気のない冗句── のつもりであった言葉に、 勤勉な副委員長>>297は確りとした理論を返す。
もっともらしく聞こえる真実に、 委員長は陽気にはははと笑う。はは。]
壇には、何を言っても、何を聞いても きちんと正しい理由が返ってくる …… 面白いな
[ 目を細めて、20cmも低い顔を見下ろせば、 彼女の視界は多少なりとも翳っただろうか。
内申。生生しい高校生の実情。 思惑 計算 打算。現実的な理由。
それを受けて、やはり俺はゆぅるりと笑う。]
(369) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 悪戯に人の幸せを壊したい人間だったから。 ]
(-116) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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そういう堅実な打算のある人間は好い ── と、俺は思うんだけど
[ 身も蓋もない という言葉から連想するのは 自信や誇りではなく、けれどそれは 胸を張って良い要素だ と安楽一記は思う。]
こちらこそ 俺は存外いい加減な人間だから ちゃんと目を光らせておいてくれよ 後……半年もないのか、よろしく
[ 差し向けられた笑み>>299に合わせるように、 にィっと冗談めかして、頼れる委員長は笑った。*]
(370) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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── 嘘など、一つもない。 *
(371) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ やっぱり、手を繋ぐと温かいな。 握り返された手をちらり。
王子様。その例えはちょっと愉快だ。 片手を口元に当てて、笑う。 白馬とか毛ほども似合わなそうなんだけど。
特に惚気も愚痴も無いまま、素っ頓狂な声を上げる相手には、悪戯な笑みを向けておこう。]
いーよ、飲んで。 びっくりさせたし。 日向にあげようと思って買ったの。
[ 字余りどころか掠りもしない。 最後の言葉は、まぁ、ていの良い嘘だ。 拗ねたようにそっぽを向く相手の後を「ごめんって」と謝りながら追いかける。
学校に着く頃には機嫌が直っているものと確信しつつ。 離れた手に残された生暖かさを誤魔化すよう、ポケットへと手を突っ込んだ。]*
(372) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 心の声が聞こえたら、そんな事ないって言えたかもしれない。 次はきっと、明日はきっと、変わられる。
最低な毎日で息さえできない陸に俺に行き場はあるんだろうか。 どうしたらいいんだろう。 ただ一つわかっている事は明日はいつでも 等しく訪れる事、だけ。 ]
(373) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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/* 頼れない委員長ください〜〜
(-117) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 「がんばろ。」―― ……何を?
我ながら、白々しかった。 ]
(374) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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困る、かなあ。 誰かが、可愛がってくれるといいけど、 それが無理なら、一緒にしんでもらお?
/* うすうす気が付いていたけど、似たようなキャラメイクしかできない。
(-118) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 髪、だけじゃない。 肌とか、爪の色とか、そんな事まで言われたら、 普通は気持ち悪がられるから口にしなかったけど。 すらすらと並べられる理由、経緯>>303 それらが全て嘘なのかどうかなんて疑いかかかるほど、人間不信でもない筈だ。 ]
ふーん。 でも、折角伸ばしてたのに、なんか勿体無いな。
けど今の髪型も似合ってる。 冬は寒そうだけどな。でも俺とお揃いじゃん。な!
[ 思い切りが良いんだねと並べながら、 しかし本質は変わらない筈だと伝えた。
それって良い意味と悪い意味があるとは思う。 素っ気なくも感じられた返事>>304 間違えたかな、なんて思ったけども、 はぐらかすようにして笑った。 ]*
(375) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 女子トーク>>305に湧き出る異物、俺。 髪の長さ、と言われて確かに髪の長い女子が好みだなぁなんてぼんやりと考えていた。 ]
理解あり過ぎてもキモくね? それとも俺が毎日スキンケアしてる方がお前ら的にいいのか……?
[ しかし意識高い系俺を想像したところでうまくいかず、 小さな攻防戦>>306はチラ見で一度様子見へと移行した。 ]
そうです。クジです。頭ふわふわしてるみたい。 んーー俺はショコラが好き。つかチョコが好き。 晩御飯にケーキもあれかぁ。ま、その後他の店に行けばいいんじゃねーの?
[ あ、でもそうしたら余計に帰りが遅くなるか、 なんて門限が緩い俺は他人事みたく考えつつ。 ]
(376) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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誰と仲間になっても俺が買った暁には ショコラ奢ってくれたら幸せ。
ってなんだ不満か。んー。別にいいけどさぁ。
[ 勧誘も失敗に終わるなら無理に追う事はない。 女子同士にしか分かんないトークもあると思えば、 無闇に踏み散らすつもりもなかった。 残念な気持ちは、なくはないけど。 ]
(377) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ にくきゅうの大切さ>>308に相槌を打ちながら、 今度は犬の画像でも送りつけてやるか、なんて適当なことを考えている。
ただ人より長生きする生き物に関しては、 笑ってしまった。 ]
ふうん……いいな。将来はサファリパークで住むかぁ。 長生きで困る、もんかな。 置いてかれる方が寂しいじゃん。
しっかし委員長、実際は何派なんだろうな。 意外と熊とか好きなんじゃね。 だと俺が面白い。
[ かたじけないって侍かよってツッコミながらも、レモンティーと、カフェオレ、コンポタ、ココア、ミルクティーを籠に放り込んでレジへ。
古守からのメッセージの返信はレジを待っている最中に済ませる。 吹田宛のミルクティーが実は二本目の可能性は知らないまま。 ]
(378) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ レジを済ませてすぐに欲しいようならそれぞれに手渡す。 鞄に片付けるならそれを待つだろう。
さて、コンビニを出てしまえば 相合傘選手権が始まる訳だが、 ]
二人で入るなら俺の傘使う?デカイし。
[ 女子二人なら交換するか?なんて提案しながらも決まったら歩こうか。 ]*
(379) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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― 回想 : 演技練習 ―
どういたしましてっ! さすが、演劇部の本領発揮だね ぶっちゃけ、あたしは演技慣れてないけど やりやすかったよ
演劇、好きなの?
[ 役ではなく"進"に戻ったかのような姿に>>251 ちょっとほっとしたかのようにニッと笑いかける
演技中の彼は、まるでそう。 役を演じる進ではなく 進ではない何者か…いや、役そのものに見えて 目を奪われると同時に進が何処かへ消えて しまったかのような心地がして 落ち着かなかったのだ ]
(380) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 少し休憩とばかりに、後ろへ運んだ机の一つに 腰掛け、だいぶ短いスカートから覗く脚を ぷらぷらと揺らす 因みにスカートの下にはショートパンツ。 鉄壁ガードだ。 ]
あぁ、実瑠と日向ちゃんね …よし、購買のブサネコで手を打とう
[ 頼まれごと>>252については 同じ女子でも、きっとそれは 誰とでも明るく絡んでいける椿や 副委員長として人望も厚い香里の 方が適役なんじゃないかなぁ
なんて考えて言葉は少し濁るけれども、 結局は何時ものメールのノリで伝えられるか、 と思い直しラジャ、と敬礼した ]
(381) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 因みにブサネコというのは、九重高校オリジナル むすっとした顔をして、尻尾が9つに分かれた 黒猫モチーフのストラップだ。
可愛い… わけでは決して無いけれど気の抜けたような 絶妙なダサさは見ていると妙に癖になる ]
(382) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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――――……
…あぁ、ぜんっぜん平気! 任せといてよ!
[ 進の質問に>>253 ふと脳裏に過った" もう一人 "
大丈夫か。そうでないか。 二択ならば確実に後者の方だろう。
でも只でさえ気を遣いがちな彼のことだ あたしに伝言を頼んだのだってきっと――… だから。 言葉に詰まる空白から何かを察したかは 分からないけれど 大丈夫。胸を張った ]
(383) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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― 現在 ―
みたいだね あーあ、こんな寒い日なら 猫みたいに炬燵で丸くなってたーい。
[ 溜息をつく彼>>254にそうぼやきつつ 両手は小さな小さな手乗り雪だるま を作るのに忙しい
目も鼻も無い小さな雪だるまが出来たなら 写真を撮って満足げ。 お裾分けとでも言わんばかりに進に送りつけた
だから憐憫の色>>255は雪に白く塗りつぶされ 気付くことはなかった]
(384) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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げげ、マジかー。 休校になっちゃえば良いのに。
[ テストがあると聞いた>>255あたしの顔は 同級生と同じか、それ以上に悲壮な色を 帯びていただろう
何せ平均を遥かに下回る数字の数々 進学先の希望として提出していた、九重女子大学。 物静かで偏差値の高いことで有名なお嬢様学校 であったが遥か及ばないことは 誰の目にも明らかであったから。
テスト。いこーる進学。 それはあたしの悩みの種でもあった ]
(385) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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テストテストで、嫌になっちゃうね でももうすぐ勝負の時、か。
ねぇ、進は将来役者になるの?
[ 沈黙は金。 残念、きんぴかは趣味じゃないんだよね
詳しく聞いてみたことは無いけれど 進は勉強も出来そうだし、役者でも やっていけそうに見えたから。
一緒に練習した時の、演劇に対する熱意を 思い出すと続けなきゃ勿体無い… なんて脳裏に掠めたことは口には 出さなかったけれど。
シンシンと降り積もる雪の中。 今は居ない片割れの話をするには少々寒すぎた ]**
(386) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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──────────── To: 古守 日向 From:永谷 海琉 ──────────── 野良だとその辺心配だよな。 案外たくましく生きてるとは思うけど。 好かれると好きなのは違うんじゃね? あいつイケメンだしな。なんか怖いけど。 吹田も猫だめなの? 古守の中の俺は子供か。髪に芋けんぴつけてくるわ。 ココア買った。吹田にはミルクティーな。 実瑠だしミルクティーなのは内緒にして。 でも正直妙案だと思ってる。 学校行ったら渡すわ。
教えてくれんのかよ笑 ありがと。またなー。 [犬が尻尾をふるスタンプ] ────────────
(-119) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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/* 安楽くん怖……(褒めてる)
(-120) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 纏う香りには、そんな認識。>>334 無香の洗剤柔軟剤、髪につけるちょっとした油。 ボディソープ、シャンプー。 椿が纏う香りは、そんなもので構成されているから、 素直に、すごいなあ、と、思うのだ。 ]
ねー。実瑠ちゃんは! 香りにまで気を配っていてすごいよね。
海くんは、お母さんが色々してくれるでしょー? だから、気にしなくて、いいよ?
[ スキンケアを毎日せっせとする海琉は、 ともかく想像が出来なかった。>>376 身だしなみについては、ちょろりと一言。 ]
(387) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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んー、そっか? 今なら、可愛い髪飾り、買えるのにー。
[ 首を傾ければ、さらりと髪を揺れる。>>334 えー、と、ついでに口端も上げて笑った。
数値化できないそれを、 ローファーごときであるというのに、 自分を下にする発言の意図が理解できない。 上記の理由故か口からついでたそれは、 決して、“前”を嘲笑ってるわけではないけれど。 *]
(388) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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── 通学路 ──
すこしは自分の身体を大事にしなよ
[ 手袋を使っていない時に そりゃあ手袋は邪魔かもしれないけれど。
邪魔さ故に持ってこないなんて、>>338 寒くって指が動かせなくなっても 安楽は言うんだろうか、と稀好は思う。
それっていっそ、非効率的だろう。
考えながらも、気遣うような言葉を 無意識で、勝手に、吐いていた。 ]
(389) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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/* 時系列で混乱するの巻……! 議事はプロローグの抽出ができないから、そこがなあ。 しえるだとできるけど、しえるは人気があまりなさそう。
(-121) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 革靴は確かに、つるりと滑ってしまいそうで 稀好はこくりと、小さく頷く。>>341
滑る、コケる、は受験生には禁句だし なにしろ痛いのはごめんだった。 ]
うん、気をつける
安楽も、ね 地面に手をついたら、悲惨だろうし
[ 稀好を心配する言葉をかけたり 世話焼くように、話を戻したり。 安楽君はきっと、良い父親になるでしょう。 なんて、ね。 ]
(390) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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[ 画面に映るのは、黒猫いっぴき。 赤い鼻を近寄らせて、覗き込んだ。 ]
ああ、成程 ……かわいい どっちかと言えば、好きかな
安楽、猫、好きだっけ
[ わざわざ、写真を送られているんだから 無類の猫好きであったのかもしれない。 という推理は、外れなんでしょうけど。
純粋な疑問にぽちりと、声を落とす。* ]
(391) 2018/02/11(Sun) 01時頃
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── 回想 文化祭前>>323 ──
[ ところで、名男優からの返答は当初素っ気なく、 冊子からふいと顔を上げて答えを寄越す仕草>>323に、 どうやら邪魔をしたらしいと知る。が、まあいい。
美味しいのはいつだって 一番かトリと決まっている と、 俺の独断と偏見を携えて歩き出そうとした
その時であった。]
(392) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[ 十朱進という男に、笑顔の印象はあまりない。
だからこそ、 その光景を俺が鮮明に覚えているのは、 彼がその時決して無邪気なだけじゃない 企みのある人間にしかできない とっておきの笑顔>>324を浮かべていたからだろう。
── その瞬間、 俺は明るく朗らかな委員長というより、 横暴な長兄の眼をして 笑った。 …………はずである。]
成る程、そりゃあ……
[ 好い、という声は、ふと零れた笑いに紛れた。 ははは、と心底愉快そうに笑った俺は、 陽気な委員長の仕草で十朱に片手を挙げて示し、]
(393) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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── 任せてくれよ
俺は御存知の通り 口がうまい上、 途轍もなく強運の星の下の生まれなんだ
[ 俺の思い通りにならないものなんて、 この世に在る気がしないのだ。特に今は。 なんだって愉快なものを見れた、この瞬間は。
常より低い声で囁やけば、最後に今一度 にィっと笑みを残して、軽やかにその場を去った。*]
(394) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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──…… たったの一つも、嘘などない。 *
(395) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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―A.忘れること=―
[ 瞬きなどしなかった。 ただ、淡々といつも通りの様子で。 ]
だから演じてるの? 演じてる間って、自分じゃない誰かになれて、自由だよね。 思考を放棄できるからさ、 何者でもない誰かになれるから。
楽だよね。
[ 前後の会話>>363とてんで繋がりのないように感じられるやりとり。 別に理解も共感も求めていなかった。
「普通」「当たり前」、はは、 ]
(396) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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( 嘘つき。 )
(397) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
[正しい、というのは、褒め言葉だと思うんだけど。 その時、その言葉が褒められているように聞こえなかったのは、あたしの勘違いだったのかな。>>369 きちんと正しい理由が返ってくる。別におかしいことじゃないはずだ。 だけど、まるであたしが、理論武装していると言われているような気がした。 そして、安楽君の発言にもしもそういう意図があったなら、それは多分間違いじゃなかった。教えないけど。
理屈じゃないことってあると思うんだ。 なんとなく、としか説明できないことってあると思う。
だとしたら、すべての言動に理由をつけて答えられるのは、ある意味不自然だ。 まずいなあ。なんでだろ? なんとなく? なんていう返事のバリエーションも用意しておくべきなのかな、なんて。 そんなことを考えてしまうあたしは、間違いなく武装しているんだろう。]
(398) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[実のところ、あたしはちょっとばかりしくじった。 失言に気づかれなかったのは、多分、運が良かった。 “最初は”内申のためだった、なんて。 もっとも、“今は?”って聞かれたら、今はやりがい感じてるし、引き受けてよかったと思ってるよ、なんて月並みな答えがすらすら出てきたんだろうけど。]
そりゃ、せっかく進学できることになったんだし、なりふり構ってられないよ。 浪人なんて絶対避けたいし。
[実際のところ、浪人するくらいなら就職するつもりだったけど。そう言ったら、母は反対するんだろう。 だから、あたしはなんとしても進学しなくちゃいけない。 そのためなら、いくらでもできる手は打つ。]
安楽君は、いい加減じゃないよ。 そういうのは“要領がいい”って言うんだよ。
[押さえるべきポイントはきちんと押さえる。安楽君は抜かりがないタイプだと思う。 いい加減という言葉を謙遜と受け取って、あたしは笑って首を振った。*]
(399) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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ふうん。殺せた(わすれられる)んだ。良かったね。
( それでいて彼は幸福だ。 ――……。 )
[ 言葉にする前に蓋をして、鍵をかけた。 ]
(-122) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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鏡見てから言った方が、いいかもな。
[ どちらも。 ]
(400) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[ 差し障りのない返答>>365に片手を上げて答える。 十朱進、口数が少ないけれど演技に関しては真面目だと、 耳にした事のあるクラスメイト。
それ以上でも以下でもない筈だ。
けれどあの口約束はきっと果たされる事はない。 でも俺には彼を嫌う理由など無かったから、 いつも通りに笑うだけだ。 ]*
(401) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[ 建てられていく今後の予定にぱちぱちと瞬く。 ]
晩御飯は、我が家は肉じゃがなので! 牛入りの!
[ ここまで、宣言してケーキは食べれるのか? ふっとわいた疑問を押しつぶす。
密かにレモンティーのお返しは、 チョコに決定した。 この前購買で発売決定した、 なんともいえない表情がチャームポイントの 猫のチョコレートにしよう、と。 >>381 ]
(402) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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/* 我慢ができずにギスギスし始めて参りました。(負縁故好き) ぷ、プロローグは正縁故だけ結ぶって誓いはとうに消え失せました。
(-123) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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50年とか、長生きすれば100歳だって! 大学でて、オウムを飼ったら、 ちょうど同じくらいに寿命がくるかもねえ。
肉食動物が好きそうなのは、わかるなあ。
[ ほいほい、会話を投げる。 ローファーの中で縮こまっていた指先は、 多少はましに、なった気がする。 ]
(403) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[ コンビニからでれば、香里ちゃんの声に驚く。 ここが、雪道じゃなくてよかった。>>336 ]
傘の存在、忘れてて。 えへ。
[ 天から、白く落ちてくるそれ。 雨のように、すぐに被害を被るわけでもないから、 うっかり、していたのだ、と思う。 白に咲く赤を見詰める。 ]
じゃあ、海くんの傘で、香里ちゃんと!
[ 有り難い申し出には、勝手にそう答える。>>379 身を香里に寄せれば、すん、と鼻を鳴らした。 ]**
(404) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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/* あ〜〜〜安楽くん〜〜安楽くん見てるとギスギスしたくなる〜 もう少し情報開示しやう、ギスギスは1日目まで我慢
(-124) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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/* 一泡吹かせたいキャラが多いよね。 安楽くんホストくさい……。
(-125) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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── 準備中 ──
[ 教室の隅、図書館の端。 影で生きるようなあたしが、 睫毛で陰らせた表情が、 気分を害することがなくてよかった。>>366 ただ、ただ、最初はそう思いました。 けれど、─── ]
似合わないこと、ないよ! それなら、……あたしもでしょ?
[ 聞こえた言葉に、顔を上に向けて、 ふるり、と頭を左右に振りました。 ]
(405) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[ 丁寧に手入れされた長い髪に絡む指先に、 両手を伸ばして掴もうとしていました。 優しい、声音。 きっと、あたしに配慮してくれた声。 ]
ね、吹田さんの作りたいもの。 ……おしえてもらえる、かな
[ 例えば、掴みたい幸せがあったとして。 それをこの手で作り出せるのならば、 ひとつ、殻を大きく 破ることができるのかもしれません。 そうして、あたしはね……──の合図で、 作ってみたいお話を、伝えたのでしょう。 ]
(406) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[ 向けられる笑みは、>>372 最初と何か違ってはいたでしょうか? どうして笑ってるの?なんて、 野暮を聞くことはしません。 ただ、ていのいい嘘には簡単に騙されます。 ]
……じゃあ、ゆるす
[ 謝りながら追う声が聞こえれば、 缶を握ったまま、ちらと振り返ります。 それは、実瑠ちゃんの予想通り。 校舎に辿り着いてしまえば、 機嫌もぬるっと直っているものでしょう。 ]*
(407) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 01時半頃
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── 通学路 ──
……はは、俺がそんなドジを踏むはずないだろう ここまでだって、悠悠と闊歩してきたからな!
[ 気遣われる立場に置かれることはあまりない。 過去も今も、恐らくきっとこれからも。
故に、呼吸するかのようにさらりと 安楽一記の身を案じる亀森稀好の言葉は愉快で、 ……愉快なはずなので、また笑った。
父親業に向いているのはどちらだか。]
(408) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[ 示した画像に、亀森はしっかりと反応して、 律儀な奴だなあと少しばかり感嘆した。
……それとも、こいつも矢張り猫好きか と、
その予感は遠からじ>>391。 どちらかといえば、という冠には好感が持てる。]
……嫌いではないな 家でも、弟が一匹猫を飼ってる
[ 自然な流れで答えられたのもその御蔭だろう。
悪意の混じる気配もない質問に、 さして取り繕うこともない答えを返して、
「どちらかと言えば好き」と「嫌いではない」の二人では 猫談義を続けるのは現実的ではないだろう。]
(409) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[ ── そもそも、 安楽一記のスマホの中に猫の写真など一枚もないし、 名前は辛うじて覚えていても、 何柄かさえよく分かっていないのだ。 黄色っぽい茶色の猫が一匹いつからか家にいる。
広がる見込みのない話題は切り捨てて、 次なる会話を始めよう。]
……そういえば、永谷の他にも 守屋からは学校があるか確認がきててな
その割に、亀森に会うまで うちの制服を来た生徒を一人も見なかったんだ
[ だから何という訳でもないが と、 先程からの違和感を口に出して更に歩みを進めれば、 我らが学び舎の影もそろそろ見えてくるだろうか。*]
(410) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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/* 芽依ちゃんにお前が死ねばよかったのにとか言いたいのだよね……。
(-126) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[荒れた肌が、指が、服装が。>>37 母と同じような変化を、あたしもまたしていて。 そのことを永谷君は言っていたということに、あたしは気づかなかった。>>375 人間は、他人の変化に敏感でも、自分の変化には疎い生き物なのだ。 寝不足だとかスキンケア不足だとかで荒れた顔だとか、バイトの水仕事で荒れてた指だとかが回復したのはわかってた。 だけどそれが、他の人から“変わった”と思われるほどの変化だという自覚がなかった。]
似合ってる? ありがと! 髪洗うのがすっごく楽でびっくりした。 あはは、そだね。お揃い!
[男子の永谷君とお揃い。そう言われるくらい、ばっさり切った。 男子に見えちゃうかな? とは聞かなかった。 自分が、なんて返事を期待してるのか、わからなかったからだ。]
(411) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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[あたしを取り巻く環境は、変わった。 だけど、あたしは変わらない?>>375
母は、いっぱい苦労してきた。あんな生活をもう一回母にさせるなんて絶対できない。 だけど、だけどね。 母と二人の、おんぼろアパートの極貧生活。 あたしは自分が不幸だなんて、ちっとも思ってなんかなかった。*]
(412) 2018/02/11(Sun) 01時半頃
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/* 過去で一番闇が深い……感じがするのは気のせい……?
(-127) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 02時頃
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/* 俺が殴りかかってる部分も強いと思うんだけど、今回めっちゃプロローグから攻めの姿勢が楽しい。そしてみるちゃんひなちゃんが尋常じゃなくかわいい。
(-128) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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/* 日本人男性成人の平均身長にしたつもりがみんなの身長みてびっくりしてる。ば、バスケかよ。
(-129) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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[今なら、可愛い髪飾りを買える。>>388 そうだなあ、あの頃は、長い髪を伸ばしっぱなしにしてるだけだった。 夏はひとつにまとめて。冬はおろして防寒対策。 そんな、おしゃれとは無縁な伸ばしただけの髪だった。
――――本当は、割と、気に入ってたんだけど。]
まあ、気が向いたらまた伸ばすかも。 とりあえず今は、永谷君とお揃いでいいかな!
[文化祭の頃の会話を思い出して、そんなことを言って笑ってみせる。 永谷君が長い髪の方が好みということは知らないし、知っててもこの際棚に上げておく。>>376]
食後のケーキかあ。まあ、確かに別腹だけど。 最近は〆パフェなんて文化もあるらしいし?
[晩御飯の後にケーキという提案にはそんなコメント。 正直なところ、帰宅時間が延びるのは歓迎なのだけど。 でも、どうせなら理由のストックはたくさんある方がいい。 一度にまとめてしまうのはもったいないような気もしたりして。]
(413) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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[と思ったら、椿ちゃんは今日は晩御飯が決まっているらしい。>>402]
肉じゃが! それは晩御飯はおうちで食べなきゃね! じゃあ、やっぱり雪合戦の後ケーキかな?
[どうせ、あんまり暗くなったら雪合戦なんてできないし。 早めに切り上げてケーキかな、なんて。 いつのまにか、雪合戦案にはすっかり乗っかる気になっていた。 だって、帰宅時間が延びるもの。]
(414) 2018/02/11(Sun) 02時頃
|
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─ 回想:役決めの日とそれから ─
[ あたしの席は一番後ろの窓際。 クラス全部が見渡せる位置。
だから役者の立候補に手を挙げかけて、結局挙げなかった奴はちゃんと見えてた>>327。 永谷 海琉。普通、平均。かといって教室の端っこで孤立するタイプでも無い。 特別身体が弱い印象も無かったけど。]
は? 何で?
(415) 2018/02/11(Sun) 02時頃
|
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[ 顔面蒼白。文字通り。 視界も定まってない、そんな様子だろうか。 とりあえず伸ばされた腕を掴んで、一緒に床へとしゃがませた。]
保健委員呼ぶか、このまま喋って紛らわせるかどっちがいい。
[ 纏う香水は決して弱くは無いと自覚しているが、気持ち悪いと言う相手を覗き込んでいる。 あんまり騒がれたくない、かな、なんて思って。]**
(416) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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置いてかれた動物の世話、誰がしてくれるの。 まあ、サファリパーク住みなら、問題なさそうだけど。 おっ、永谷君、就職場所決定?
[動物談義にはそんな口を挟みつつ。 安楽君が何派か問題には、ふうむ、なんて考えてみる。]
――――狼、とか。
[なんとなく浮かんだのは、媚びない動物のイメージ。 もうひとつ浮かんだのは、口に出さないでおいた。
時々、底が知れない感じがする、とか。 飲み込まれてしまいそうな気がする、とか。 蛇に睨まれた蛙みたいな気がする、とか。 多分それは、言わない方がいいことだった。]
(417) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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[コンビニの外に出れば、まるでお見合いパーティーみたいなことになった。 あたしと永谷君。どちらが椿ちゃんに選ばれるのか!? みたいな様相だ。 またの名を、相合傘選手権。>>379]
おっ、折衷案ですか? おっけーおっけー。
[永谷君の傘で、あたしと一緒に。>>404 もちろん椿ちゃんのそのリクエストに異論はなかった。 はい、と永谷君に、あたしの赤い傘を渡す。赤い傘に抵抗がない永谷君は大人だねえ、なんて思いつつ。]
じゃあ、椿ちゃん、どうぞ?
[狭い傘内ですが、なんて。 永谷君の傘なのに冗談めかしてそう言って、椿ちゃんをお招きした。 あいにく、あたしは実瑠ちゃんのようにいい匂いがしない。>>387 椿ちゃんが鼻を鳴らしても、せいぜいシャンプーと石鹸の匂いくらいしかしなかっただろうけど。**]
(418) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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[ 実瑠ちゃんを許した後の道すがら。 あたしは、また震えるスマホを開きます。>>378 そして、並ぶ文字を見て思わず、 ぷっ……───と笑みが溢れました。
芋けんぴをつけた男の子が、 同じ校門をくぐる時を、 いまかいまかと待つでしょう。 だから、お揃いなんてありえない!>>413 永谷くんの頭には、 かわいい髪飾りはついてないもん。 お返事は、……─── 直接でいいかな?って ぱたりと、すまほを閉じたのです。 ]*
(419) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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―回想:文化祭準備中―
[帰る間際、腕を引かれた>>343のは、 有川に言伝を頼んだ次の日だったと思う。 出過ぎた指摘をするつもりはないけれど 問われたのであれば、拒むつもりはない。
そうは言っても、自分が脚本を書いたことがあるわけでもない。 演じやすいか否か。自分にアドバイスできるのは、それくらいのこと。]
古守さ。一旦、全部の台詞を声に出してみてほしい。 本とか文章で読む分にはいいけど 台詞にしたときに言いづらいことが多い。俺は。
……話とか、登場人物はいいから そこを直したら、やりやすくなると思う。
[これ以上、一介の役者が出しゃばるのはお門違いだ。 話を打ち切ろうとして、あぁ、と思いだしたように 彼女を振り向いた。]
(420) 2018/02/11(Sun) 02時頃
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俺たちの演技とか、あとは演出とか。 気に入らないとか、こうじゃないって思ったら もっと口出ししてほしい。それくらい。
[演劇部の引退公演は夏に終わっていた。 文化祭では裏方に徹する自分にとっては、 高校最後の舞台だったから。そう告げる。
ただ、脚本と演出監督。古守と吹田。 二人が親しいイメージは余り、ない。
――大丈夫、なのだろうか。 俺は少しばかり眉を寄せて、古守と脚本を― ―その中のメンバーの名を見比べたのだった。*]
(421) 2018/02/11(Sun) 02時半頃
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[ ここにはたったひとつの嘘もありません ]
(422) 2018/02/11(Sun) 02時半頃
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[ 言葉にしないこと、それは嘘じゃない。 ただ、黒い影に隠してるだけ。 言外の内に秘めているだけ。 けれども、秘密が本当に秘密かすら、 判別することはできるのでしょうか?
───…… 隠し事は、だれだってもっています ]
(423) 2018/02/11(Sun) 02時半頃
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[ 古守家は、平屋のお屋敷。 住むひとの影は、ふたつだけ。 日向の世界の身内は、ただひとり。
高校以前からの知り合いならば、 家族がどうしているのか、 知るひともあったのかもしれません。
祖母を残した家族は全員、 ──── 、
だからきっと、古守家のことを知るひとは、 ……いても、数が少ないのだと思います。 ]
(424) 2018/02/11(Sun) 02時半頃
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[ いのちに重さがあるのなら、 それは等しく一律である必要は、 果たしてあるのでしょうか? 生きる上で、優先順位は大切でしょう? 日向に問うと、こう返ってくると思います。 ]
要らないいのち、あたしはあると思うけどな
[ その声音はまるで何も疑うこともなく、 心根よりそう信じているかのような。 けれども、大人しくて優しい、という枠を、 ほんの少し、抜け出ていたかもしれませんね。 ]**
(425) 2018/02/11(Sun) 02時半頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 02時半頃
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/* ねむくえまともなにほんごしゃべってないいや、眠くなくてもまともじゃないけど
(-130) 2018/02/11(Sun) 02時半頃
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―現在―
[雪は心が弾むとはいえ、はしゃぐような真似をする訳でなく。 得意げな有川>>384と、手乗り雪だるまを見比べて 俺は何とも言えない表情をしたと思う。 ガキかよ。という呟きは、 きっと雪に埋もれて聞こえなかった、はず。]
センターまでもう間もないし、 ……休んでなんか居られないんだろうな。
[さく、さく、と。 積もった雪を踏みしめる音が響く。
受験前だ。気を抜いている訳でもない。 とはいえ、隣の誰かさんのように、 足りない学力に頭を悩ませることもなかった。]
(426) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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一応。 大学に行きながら、養成所に通うことになると思う。
[本命――劇団のオーディションには、既に合格していた。 大学だって十分に合格圏内だ。頭を抱えることは殆どない。
周りと比べれば、余裕がある方だろう。 それを打ち明けたのは、有川を含めた数人程度だったけれど。
もし、再び舞台に立つことが出来たなら 見に来てくれるだろうか?
投げかけた問いを飲み込む。 不確かな約束なんかすべきじゃあない。]
(427) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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[漸く見えた学び舎は、空気が張り詰めている気がした。 冬の寒さのせいか、受験前の独特の空気のせいか、或いは。]
……他の奴ら、見ないな。
[立ち止まる。さく、と、乾いた足音が鳴る。 踏みしめられる事無く、柔らかく積もった雪と 隣を歩く有川を見比べてから、俺は鞄を抱えなおす。
購買のおばさんに勧められるまま買ったブサネコは、 一度大きく跳ねた後、虚ろな眼差しで、白い校舎を見つめていた。**]
(428) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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[ あの子はどこへいってしまったの。
青い海の上、白い雲の下、 いるかになって泳いでるよ。
じゃあ、きっとさみしくないね。
いつまでもぼくがおぼえているから。 ]
(429) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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[ 抜け出せない虚無の水槽。 間違ってしまった。間違ってしまった。
もう一層、誰もいない場所で今、 溺れて消えて泡になって。 ]
(430) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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おいおいおい。俺は幾つだよ。 流石にこの歳じゃ放置だよ。 まあ、ハゲとか匂いくらいは気にするって。
[ 流石にママの味は卒業したのだが、 一体高槻には俺がいくつに見えるのだろうか>>387
なんて母親がいる俺は当然のように口にした。 母親がいないから、してくれない。 そんな事が一番最初に出てこなかった。 ]
可愛い髪飾り、別につけなくても欲しいなら、買えばいいじゃん。 好きなもん好きなようにしても何も悪くないよ。
[ 二人の会話に割り込むようにその一言。 ただ、お揃いだなんて、あの時>>411を思い出させて、少し笑顔が曖昧になった。 ]
(431) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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ま。髪洗うの楽だもん。なー? でも跳ねやすいってきいたから手入れ大変かもだけど。 お揃いで可愛い髪飾りつけて女子力アップしたら亀森も笑ってくれるかしら。
[ あの時のやりとりを思い出させる言葉を交えながら、ふざけたオネエ言葉。 そんな事くらいで何も変わりやしないけど、 あまり口数が多そうでない級友を本人の与り知らないところで巻き込んだ。 ]
牛入り肉じゃがはずるい。 つか肉じゃが作れるとか天才じゃん。 高槻、余ったら明日お弁当入れてきて、交換しよ。
[ 流石に家にお邪魔なんてできないけれど、 がめつく辺り食い意地は年相応に。 同い年なのに料理ができる人はみんなすごいと思いながらも、勝手におねだり。
ちなみに可愛くなんか無理だ。 上目遣いなんかしたら変顔になる。 お返しのサプライズなんて今知らないまま ]
(432) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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だな。雪合戦後のケーキパラダイスにしよ。
[ 本決定>>414にぐっと親指を突き出した。 ] でもさーー俺、あんまり動物に好かれないんだよ。 あの猫が珍しかっただけで。 サファリパークに就職したら誰もいなくなりそう。
[ 茶化しながら50年、100年と長生きするかもしれない鸚鵡の話>>403を頭にインプットする。 ]
(433) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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狼……か。虎とか……ライオンでも、 あいつ、どっか怖いもん。 そこも面白いと思うけど。あはは。
[ 肉食動物はかねがね同意。 それから口にされていたならきっとその意見>>417も頷いた。 獲物を狙う狡猾な蛇みたいだ、なんて。
友達に思う感情じゃない筈だから捨てる事にしたけど。 ]
(434) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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[ ちらり様子を見たローファーの下>>403 そろそろ大丈夫そうだろうか。 ならば小休憩をやめて向かおう。
相合傘選手権勃発。 選ばれたのは、ハイブリッドな選択。 紺色の傘をプレゼントして、俺は赤色の傘>>418を手に取る。
くるくる回すとそれは金魚みたいに思えた。 ]
二人でいちゃこらすんな。ほら、行くぞ。
[ 抵抗がないわけではないが、まあこんな悪天候に出歩く人の数は少ない。 それが異様に少ない事にその時は知らない顔をした。 ]*
(435) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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[ そうして三人で向かった先。 辿り着くのは通い慣れた九重高校の校舎へと。 ]
(436) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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[ 海の音はまだ止まない。 啜り泣くひとの声も、冷たい半分も。 誰のせいだったんだろう。 早く起こして欲しい。
後何回死ねば、あなたのように笑えるのだろう。 後何回殺せば、あなたのように変われるのだろう。
神さま、どうして。 ]
(437) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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[ 俺だけを生かしてしまったの。 ]
(-131) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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[ 足を踏み入れる。 冷たい風が頬を撫でた。 ]*
(438) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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―校門―
あ、おはよう。古守、吹田。 ココアとミルクティーがあるよ。
[ 校門を潜り抜けた先、 赤い傘をくるりと回し、 クラスメイトの姿>>419を見つければ近づく。 可愛い髪飾りは果たして。 ただ一つ、芋けんぴを髪につけてくるのを 忘れたのは、指摘されたからになるだろう。 ]**
(439) 2018/02/11(Sun) 03時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 03時頃
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/* 自分でも何言ってるか分からないけど 生まれるべきはあの子だったという悩みなら被りそうだから変えよう。
(-132) 2018/02/11(Sun) 03時半頃
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[ 選ぶことは、何かを選ばないことだ。 いつだって、選ぶ側になりたかった。 ]
(440) 2018/02/11(Sun) 04時半頃
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[ 交換された赤と紺の傘。>>418>>435 大きな紺を広げて、香里と共に。 ]
お邪魔しますっ! ふふ。
[ 本日三度目となる挨拶を傘の持ち主へとする。 架空の冗談貯金が、 ちゃりんちゃりん、と鳴った。 ]
(441) 2018/02/11(Sun) 04時半頃
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[ すん、とすれば、仄かなシャンプーの匂い。 海琉と一緒だった先程とは、また少し違う匂い。 海琉の衣服から漂っていた匂いは、 母が洗濯をしているおかげだろう。>>431 洗濯板で洗濯をしていた時代に比べ、 洗濯機に突っ込むだけで済むから楽は楽だ。 けれども、毎日やるのは正直面倒だと、椿は思う。
勿論仄かの匂いの理由は彼自身で風呂に入り、 使用するシャンプーコンディショナー等々の 理由もあるだろうけれど。 言葉足らず故の誤解は、その場で解いたはずだ。 ]
(442) 2018/02/11(Sun) 04時半頃
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香里ちゃーん。
[ いちゃこらするな、と言われれば、 意味もなく名を呼び、頬を香里に寄せる。 けれど、すぐに、ふふふ、と笑い、 泳ぎ出す金魚のような赤を追いかけた。 ]
(443) 2018/02/11(Sun) 05時頃
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[ 校舎に向かう途中、 二つの傘の間で交わされる話は、 恐らく、コンビニでの延長戦だ。 移ろっていく話に、ぱんぽんと言葉を投げた。 ]
門、開いてるねー。 よかった、よかった。
[ 休校の連絡は誰にも届いてないから、 当たり前のことを言葉にし。 雲に覆われた空の下、 白銀の世界に灯る電気に、ほうと息を吐く。 校舎へと続く足跡が少ないのは、 雪が隠したのだと言い聞かせて。
早く授業終わらないかなー、ケーキ食べたいな。 先程の会話を思いながらも、 学校へと足を踏み入れた。>>414>>434 ]
(444) 2018/02/11(Sun) 05時頃
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[ 踏みしめた足先が妙に冷たかったのは、 気のせいに違いない。 靴下が溶けた雪で、濡れているせいだ。 ]
(445) 2018/02/11(Sun) 05時頃
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[ 校門を抜けて、校舎へと入る前に、 第三第四、九重生徒を発見! >>439 ]
おはよー、 日向ちゃん、実瑠ちゃん。
[ 傘を持っていないお気楽な椿は手を振る。 ここで、妙に多い買い物の理由に気がついた。 なぁるほど。>>378
ふむふむ、と納得しながらも、 兎角、昇降口へとたどり着いた。 ]
(446) 2018/02/11(Sun) 05時頃
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傘、ありがとねー! おかげで、助かりましたっ。
[ 海琉と香里と別れる前に、礼を告げる。
海琉へと礼の代わりに、 冷や指アタックをしようと考えるものの、 ホットなレモンティーとホットなカイロのおかげで、 武器がなかった。 ので。 諦める。 軽い気持ちで取り付けた交換の、>>432 肉じゃがで我慢してもらおう。 ]
(447) 2018/02/11(Sun) 05時頃
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[ 下駄箱の前で、すいすいと靴下を脱ぐ。 素足のまま上靴をつっかけて。 ]
購買、いってくるー。
[ 周りに人がいたのなら、なんとなしに伝えて、 軽い足取りで、そちらへと向かおう。 校章入りの、妙に高い靴下が売ってたはずだ。 ]**
(448) 2018/02/11(Sun) 05時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 05時頃
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──回想:友達とは──
[ 友達とは、 女子力と同じく可視化できない何か、だ。 ひどく曖昧で、何処で線引けばいいのかわからない。 恋人ならば、『付き合いましょう? はい。』 との流れがあるからわかりやすいけれど、 友達の場合、『友達になりましょう? はい。』 そんなお約束な口約束はない。 少なくとも椿は物心着いてから体験したことがない。 クラスメートは皆友達、といった暴論は、 見たことあるけれど。
誰が友達で、誰が友達じゃないのか。 そんなことは、きっとどうだってよかった。 どうせ、いつかは切れる縁だ。 表す関係が、同級生だろうと友達だろうと、 大して付き合い方も、椿は変わらない。 ]
(449) 2018/02/11(Sun) 05時半頃
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[ 真依も、その中の一人だった。>>179 体調の関係で、休みがちな、あの子。 高校一年のとき、 真依が初めて登校した時に隣に座っていた。 ただ、それだけで、 登校すると度々話しかけてくれる真依のことは、 好きか嫌いかで言えば、きっと好きだった。
ふふふ、と笑えば、真依も笑って。 頬を寄せた、のを覚えている。 宿題が解らない、と言えば、真衣は教えてくれた。 もともと頭がよかったのだろう。>>94 ]
(450) 2018/02/11(Sun) 05時半頃
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[ そうして、2年経ち、 真依は椿の前から居なくなった。 身体を巣食う病魔のことは、詳しくは聞いていない。 けれど、多少は想像できる。
真依が登校することができなくなっても、 椿の生活は変わらない。 ただ、ほんの少し、寂しかっただけだ。 真依とは縁が切れるのが、少し早かっただけだ。 ]
芽依ちゃん。 真依ちゃんに、よろしくねぇ。
[ 友達と断言できないから、 真依の病室まで、見舞うことなどしなかった。 ただ、真依と同じ顔をした芽依に、 心ばかりの言葉を告げただけだ。 ]
(451) 2018/02/11(Sun) 06時頃
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[ 文化祭が終わって、高校の中は静かになった。 受験生であるゆえに、勉強への追い込みが始まる。
訃報を聞いたのは、誰からだったか。 涙は出なかった。 それ以降。 文化祭に奔走していた身内の芽依の背中が、 寂しそうに見えたから、真依の話はちらともしない。 ]
(452) 2018/02/11(Sun) 06時頃
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[ ある日、芽依に真依を重ねる自分に気がついた。 器は同じようでも、中身は違う二人なのに。 そこで、ふと悟る。 真依との縁は、まだ切れていなかった。 それは、芽依と縁が切れるまで続くのだ。
真依ちゃん。私ね。>>231 あなたのことが、やっぱり羨ましい。 ]*
(453) 2018/02/11(Sun) 06時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 06時頃
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/* 実質友達いません宣言。 もう少し実りのあることを書きたいけど、いかんせんPLがぽんこつ。 せっかく衣装なので、衣装の話もしたいんですけど、げきって結局どんな劇だろう。 一から縫うのはそんなにしたくなさそうだから、演劇部に借りると打診とか? 無理って言われそうだけど、明日余裕あれば。
(-133) 2018/02/11(Sun) 06時半頃
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/* ねおちいいいいいいい・・・・・・・・・・ と、頭を抱えておはようございます…
(-134) 2018/02/11(Sun) 08時頃
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/* アイリス 95 ガーディ 84 キルロイ 81 日向 76 ミルフィ 51 俺 41 メアリー 37 イアン 32 ススム 11 亀吉 6
ん。俺のホストと最終日組面子予想が正しかったらやっぱり 最終日に残る可能性が高いなーと思う次第。 どの道入れ替えなかったら後半なんだけどね。
(-135) 2018/02/11(Sun) 08時半頃
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/* 椿ちゃん可愛いよなー。
(-136) 2018/02/11(Sun) 08時半頃
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── 通学路 ──
[ 男二人で歩く雪道とやらは 少々、味気ないのかもしれない。 なにせ本日は、女子高生の姿、というか 九重生の姿も他に見えないのだし。
稀好がそんな事実に気付いたのは 残念ながら、委員長に言われてからだった。 ]
え? ……確かに 僕も見ていない、かも
[ 思い返したら、その通りだったから 稀好には少し、不可思議だった。 だけれど、その程度だった。 ]
(454) 2018/02/11(Sun) 08時半頃
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サボる人も、多いのかもね あと、電車遅れてるとか
[ すっかり赤くなった鼻先。 鼻をかみたい、と思ったところで 稀好の視界には我が学び舎が見えてきた。
雪化粧も纏った校舎は、 銀世界に上手く溶け込んでいる。
降ることの珍しい場所なのだから 雪の積もった九重高校など見たことは無く、 そうして、卒業を控えた自分にとっては きっともう、見ることの出来ない光景だな と、稀好は思った。 ]
(455) 2018/02/11(Sun) 08時半頃
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[ さく、と足は雪を踏む。 歩いた距離が短い所為で九重生が居ない違和感を 大しておかしく思わない稀好は 迷いのない歩調で、歩く。
だって休校だったら、連絡が来てるはずだし と暢気に考えているが故もある。 ]
……休校なら、 無駄に学校来ることになるし 確認したくなる気持ちも、分かるよ
(456) 2018/02/11(Sun) 08時半頃
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ほんと、すごい、雪だから
[ 高校が迫ってきているのに 未だに一人も、九重の制服を見掛けていない。
朝練をする運動部の気配が無いのは そりゃあこんな天気じゃあ 当たり前、なのかもしれないけれど。* ]
(457) 2018/02/11(Sun) 08時半頃
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―役決め、それから―
[ 吹田実瑠。 化粧も髪型もこだわりが強いように思える彼女>>137は、 いつも何かを纏っている。
色々、諸説は聞いたことがある。 個性を表すため、だとか。 自己主張の表れ、だとか。 好意のアピール、だとか。
でもどの理由も正直あんまり好きじゃない。 こびりつくものは関連付けに効果的で 移りやすい癖に残りやすくて避けていた。 その存在自体を無意識の内に遠ざけていた。 ]
(458) 2018/02/11(Sun) 10時半頃
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[ そのツケなのかどうかは分からないけど、 助けを求めた第一声に対する返答>>415に 笑ってしまう。
そんな言い方ないだろう、なんて言葉は 揃ってしゃがみ込まされれば途切れた。 提示される二択>>416 あんまり騒がれたくないのだけは同じ。
ならば身を離して保健室に向かえばいい。 その選択肢で間違いない筈だが、 ]
案外、お人好しなんだ。 俺が喋りたいって言ったら付き合ってくれるの。
[ 逃げられる前にその手首を掴んだ。 らしくない行為だったかもしれない。 少なくとも手を上げるのを躊躇って 程遠い小道具を選んだ人間にしては。 ]
(459) 2018/02/11(Sun) 10時半頃
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[ そうして「じゃあ、付き合って。」と 拒絶を許さず勝手に口火を切られた。 ]
吹田さんはさ、「自分」って、 なんだと思う? 何をもってして「自分」だと思う?
[ 個性。アイデンティティ。 そんな小難しい言葉だったような気がする。 付け焼き刃程度の知識しかないから、 もっとも自分が操りやすい単語を選択し 尋ねてみた。
ふわりと漂う香りは嗅覚を通じて 脳に刻まれていく。 ああ、この感覚、苦手かも、なんて。 土色が更に不健康な色に変わった。 ]
(460) 2018/02/11(Sun) 10時半頃
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…………、なんか、さぁ。 なんとなくなんだけど、さぁ。
俺って、違うから。 でも、同じになりたかったんだけど、 好きになりたかったんだけど、
正しい答えを選んでたつもりなんだけど、息苦しくて。
[ 分からないを悟っている。 それでも分からない事を分からないふりをして、作り上げている。 歪なくせに継ぎ接ぎを何とか繋いで、 混ざろうとしている。 ]
(461) 2018/02/11(Sun) 10時半頃
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[ 創造と、その反対。 普通のひとは「創造」を好む筈だ。
俺は、 ]
(462) 2018/02/11(Sun) 10時半頃
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[ ―――― 破滅を望んでいる。 ]
(-137) 2018/02/11(Sun) 10時半頃
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イヤイヤ期なのかなぁ。 何かを作ってみたいっていうみんなのさ、 その熱さに一人ビビってるだけかも。
[ 答えを待つ前に結論を出してしまう。 それが防御から出た手段という自覚はある。 何でもないことのように告げて、 立ち上がろうと腰に力を入れた。 ]
だって、頑張った分、失敗したくないし 頑張りが壊れるなんて最悪じゃん。
俺、みんなこと好きだからさ、 悲しむ顔は見たくないなぁ。 でもまぁ、みんなならうまくやるか。
[ つらつらと並べるだけの美辞麗句。 本心で言っている筈なのに何処か浮ついている感覚を覚える。 だがその違和に踏み込む事なく ]
(463) 2018/02/11(Sun) 10時半頃
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演出って吹田のセンスが光るから 楽しみにしてるな。
[ 気づけば血の気が戻っていた。 いつも通り、唐突に、何でもない顔して ]
あ、それとさぁ。 香水つけなくても吹田って分かるから そんな濃くしなくていいと思う。
[ 失礼な言葉を残しながら口角を上げていた。 ]**
(464) 2018/02/11(Sun) 10時半頃
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/* もう校舎に辿り着いちゃうか ペース大丈夫かな……?
(-138) 2018/02/11(Sun) 11時半頃
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/* もう黒岩以外の全員が校舎前か……どうしよう(
(寝落ちのせい)
(-139) 2018/02/11(Sun) 11時半頃
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── 通学路 ──
[ 男二人で交わした会話>>454。 重ねれども、花咲く気配はないものの 不可思議の共有を終えて、違和感は深まる。]
この天気だと、そうなるだろうな 家が近い奴はともかく 学校に来るのも一苦労だろうし
[ 白色に塗り替えられた校舎は 人の気配の薄いこともあって 初めて訪れる場所のようで 愉快だ。]
(465) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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|
[ いくら悪天候の所為にしたって、 ここまで来て尚、人の声がほとんど聞こえない。 どこかのんびりした調子の亀森を横目に、 職員室にでも向かおうと考え始める。
── とは言え、先をゆく足跡は 多くはないがゼロでもなく、 この雪にかき消されてもいないなら、 そう前についたものでもない筈。]
(466) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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|
── 行こう
電気もついているから やっぱり休校じゃあないんだろう
……出席者が少ないと 午後はどうなるか怪しいが
[ シャクシャクと 既についた足跡を辿る。
身長に見合った手足を持つからして、 先の足跡を塗り替えるように その痕跡の一つひとつを広げてゆく。
ローファーの中、湿り気がないと言えば嘘になるが、 替えの靴下なら持ってきているから どこかで履き替えればいいだけの話。]
(467) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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|
[ しんと冷え切ったドアノブに手をかけて、 ──── 冷たい校舎の門戸を開く。]
(468) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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── 下駄箱 ──
ああ、矢張り 風がないと随分温いな
[ ほう と息をつき きつく巻いていたマフラーをほどく。
そこに亀森以外見当たらないのを良いことに、 その場で水分を含んだ靴下を引剥し 持参したタオルで足を拭って、新しいものと取り替える。 使い終わった靴下とタオルは、 矢張り持参したビニール袋に投げ込んで口を縛る。]
(469) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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じゃあ、俺は 手を洗ってから職員室に行ってくる
[ おまえは? と尋ねる声はさりげなく淡々と 明瞭な答えが返ってこなくとも 気にもとめず歩き出す そんな気配を孕む。]
(470) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 12時頃
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[檀を大きく引き離して歩む足取りは、 普通に考えればとっくに学校に着いているはずだった。
しかし、オレはちょっとだけ通学路を逸れて、寄り道に興じた。 道の脇にある小さな川へ。 想像通り、この寒さで全面が凍り付いていて、なかなか珍しい景色だった。
と、能天気に楽しんだところで、 ……そろそろ観念して、スマホを開く。 どうせ休校の連絡が来ているんだろうと思いながら。]
お。
[しかし、着信は何も報せはしなかった。 スマホが壊れているというわけでもなく。]
(471) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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授業やるんだな。大したもんだ。
[拍子抜けして肩を落としながら、こんな日まで休校にしない九重の意識に高さに感心する。 同時に、受験前のこの大事な時期に、生徒の体調を鑑みないやり方はどうなんだ、とも。 まあ、学校を家庭からの逃避に使っているオレが言えた義理ではないが。
カッチカチに凍り付いた川を記念に写真に収めて、 ——古くて低機能なスマホだから、画質はえらく悪いけど——そのままポケットに端末をしまい込み、 踵を返して元の通学路へ。
オレが寄り道している間に、果たして何人のクラスメートが追い抜いて行っただろう。]
(472) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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[そうして前方に、共に歩いている九重生らしき姿を、 >>386>>428女子と男子だろうか、2人分見えた。
そこへ追いつこうと特に急ぐこともなく、かつ平均よりは大きな歩幅で、 少しずつ距離を詰めるようにさくさくと雪を踏んで歩いていれば、 やがて、白で彩られた校舎の影が見えてきただろう。*]
(473) 2018/02/11(Sun) 12時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 12時半頃
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──回想:劇始動──
[ 御伽噺みたい、というのが椿の一番の感想だった。 脚本の内容は、>>318 降り注ぐ苦難を乗り越えて、ハッピーエンド。 何処からか、 甘やかな読み聞かせる声が聞こえた気がして、 ぶん、と頭を振る。 幻聴に過ぎない。
架空の世界に浸ってもらうためには、 役者の演技だけでなく、雰囲気作りもとても重要だ。 そのための、大道具、小道具、衣装。 そして、それを最大限に魅せるが、演出。 他にも様々な役割があり、 そのどの一つとて、欠けるべきではないのだ。 ]
(474) 2018/02/11(Sun) 12時半頃
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[ さて。 衣装係として、するべきことは何か。 勿論、衣装を用意することだろう。 ]
日向ちゃーん。 このねっ、だからね、
[ ほにゃほにゃ、と言葉を連ねる。 脚本に書かれた台詞とト書きから、 登場人物の人物像を探る。 この人物は、動きやすい服装が好きだろうか、とか。 服は、人なりを表す部分でもあるから。 ]
こんな服かなあって、思うんだけど、 この人の親の、日向ちゃんはどう思う?
[ ネットで探した画像を携帯に映し出して、 見せながらも、問う。 登場人物のことなら、 描いた日向が一番に深く知っているはずだ。 ]
(475) 2018/02/11(Sun) 12時半頃
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[ イメージが固まれば、いざ作らん衣装。 と言いたいところだけれど、 一から全て作るのは、到底無理そうだった。 幾つかは“作った”と言ってもいいだろうけど、 多くは既製品に手を加えてのものだったように思う。 その際には、他の役職にも世話になったはずだ。 役者には、雰囲気に合う私服を持ってきてもらったり。
なにかを作る音、練習する音。議論の音。 騒がしい放課後は、目を細めて眺めるくらいには、 嫌いじゃなかった。 ]* *
(476) 2018/02/11(Sun) 12時半頃
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── 準備中・役者アドバイス──
声に、出してみる……? 台詞、を?
[ 腕を掴んで見上げた先の十朱くんは、 言葉丁寧に教えてくれるので、>>420 その意味を理解しようと鸚鵡になります。 同時に、眉がきゅっと縮こまって。 ]
(477) 2018/02/11(Sun) 12時半頃
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[ 打ち切られそうになる会話、 あたしはまだ腕を離す気がなくて、 それでも引っ張ることなく振り返り 向けられた言葉に、ぽかんと口が開くのです。 ]
……気に入らない、とこ? あったら、言えるように、するね
[ ここでようやく、手を離すのでした。 睫毛は少し下を向いて見えるかもしれません。 身長差のせいなのかもしれません。
実瑠ちゃんと日向。 煌びやかなグループと、おとなしいグループ。 側から見てしまえば、 案ずるものも無理はないでしょう。 ]
(478) 2018/02/11(Sun) 12時半頃
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[ 二、三瞬いたのち、 睫毛は再び上向きます。 ]
十朱くんって、 演劇が本当に好きなんだねぇ こうしてアドバイスしてくれるし、 演技中はまるで、別人みたいだし。 何かコツ、とかあるの?
[ 演技中とそれ以外。 本当に別人のような彼。 純粋な好奇心から問いかけました。 ]*
(479) 2018/02/11(Sun) 12時半頃
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— 回想:文化祭準備中・安楽と —
[>>354じゃあ、友人じゃない奴の不利益な情報なら口外すんのかねぇ。 なんて、しょうもない屁理屈が思い至ればそれを飲み込む。 いやはや、病院の息子って奴とは友達であるに限るね、なんてな。
>>355はっきりしない、質問の理由。 いやオマエ、目的の明確じゃない街頭募金に軽々しく10円玉を入れるかって話。 そういうのは開示してくれたほうがオレとしても信用できるんだけどな。
などと思いつつも答えたのは、まあ、いわゆる友達だから、ってやつ。 いつになく珍しい真顔を浮かべ続けている彼への。]
(480) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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[答え終わるや否や、生来の目つきの悪さで彼の真顔をもう一度見ようとすれば、 >>355いつの間にかその表情は、珍しくもなんともないものに戻っている。
それで彼がどんな感情を覚えたのかは、 多少の感心はあれど、特に聞くことはないが。
元通りの食えない笑顔をずっと見ていると、食あたりを起こしそうになるので、 再び目線を落として釘打ちに集中する。
>>357オレの頭に手が伸ばされれば、首を振ってそれを撥ね除けた。 「んだよ、やめろよ」と素っ気ない台詞を吐いて。 流石に同級生に撫でられる趣味は無し。薄気味悪い。
……その薄気味悪さの正体を考えれば、 目の前の友人が手を伸ばした意味も、薄々とは連想できなくはなかった、が。
なんでこんなところで、ゲロ兄貴とこいつの顔を重ね合わせなきゃならねえんだ。]
(481) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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[胸の奥の気持ち悪さを発散したくて、夢中で金槌を叩く。 トンテンカン、から、ドンガンガン!へ。 五月蝿くなっていく音で、雑念をひたすら掻き消そうとした。
>>358だから、その後に彼が何を言おうが、 或いは言おうと思ってやめたことがあろうが、 オレの耳には届かない。
心地のいい、木材と金属のぶつかる音で叩き潰す。]
(482) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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[>>358仮に、その言葉がオレの耳に届いてしまったのなら、 彼が意図したニュアンスがどうであれ、
あるいは、>>361その“不思議ないきもの”の話を、 いつものように笑いながら語られたりしようものなら、]
(483) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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[安楽一記、 オマエは友人を1人、喪うことになっただろう。*]
(484) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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── 朝・校舎へ向かう ──
[ さく、と雪を踏みつけて、 学校の校門をくぐり抜けました。 となりにいる実瑠ちゃんのことは、 とっくのむかしに許してたんでしょう。 彼女の腕にくっつきながら歩いていました。 ]
今日は数学の抜き打ちテストが あるかもしれないって噂聞いた?
[ そ、と彼女の表情を伺うように隣を見ます。 あたしの成績は悪くはありません。 図書館に入り浸っていたかいあったもの。 ]
(485) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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/* いつになくギスギスしている Fooooo
安楽くんが黒岩の地雷でしかなくてやっべえ、おもしろい(
(-140) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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[ 何気ない言葉を交わしながら、 ───しん、とした校舎へと 向かおうとしていましたが。 ]
あ、永谷くんに椿ちゃん、香里ちゃんも! おはよ〜 ……芋けんぴついてない
[ 揃ってご登場の3人組を見て、 ぱっと笑顔を向けるのです。 しかし、……永谷くんの 何もついてない頭には>>439 ぽそっと、嘆息が洩れてしまいます。 ]
(486) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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[ ざく、と一際大きな音が鳴ります。 ]
……ちょっと寄るとこがあるから そのあとに教室へいくね? ココアは、また教室着いたらちょうだい
[ するり、と実瑠ちゃんの腕から離れ、 下駄箱へと足を伸ばします。 ぱたぱたと購買へ向かう椿ちゃんを見送って>>448 すこし後、辿るように道を進んで、 傘からばさりと雪を払いのけてから 風はないと言えども、 ひんやりとした空気の漂う校舎に踏み込んで。 冷たい上履きへと履き替えるのでした。 ]*
(487) 2018/02/11(Sun) 13時頃
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/* 亀くんママの介護とかしてんだろ〜な、 うちのおばあちゃんも似たようなもんだから そのあたりどっかでこう、あれそれしたいな〜〜 あと、椿ちゃんとはスーパーのセールとかで会いたい
(-141) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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/* 縁故がねー思い浮かばないやーつ。 まあ浮かんだ時でいっか。
(-142) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 13時半頃
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[ 他人の人生はまるで御伽噺のようでした ]
(488) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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── 文化祭準備・衣装について ──
[ 脚本。それだけじゃ演劇は作られない。 がんばった誰かは報われて欲しい。 広がっていく世界観に、感嘆の息が洩れます。 そして、今も。衣装係の椿ちゃんが、 世界を共有しようとしてくれている。 嬉しくて、ほにゃほにゃと言葉を返すのです。 ]
椿ちゃん、……ええとね、 ここはこうで、ああで、
[ 人となり。それから服がわかる。 それってとてもすごいことだと思いませんか? そういうお洒落には詳しくないから、 純粋に尊敬の眼差しを向けます。 ]
(489) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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[ 何人目かの登場人物。 画像を見せられながら、 親、という単語に、>>475 ひと息詰まってしまいます。 ]
……椿ちゃんのお母さんとかは、 どんな感じの服を着てるの?
[ 画面から目を離して、 こてんと首を傾けてみましょう。 イメージを深める為には、 参考にできる資料が多い方がいいでしょう? ]*
(490) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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/* メモ:飲み物チョイス
吹田:ミルクティー 檀:カフェオレ 永谷:コンポタ 高槻:レモンティー
(-143) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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— 回想:大道具さんの放課後 —
[もう一度言うが、 別に、誰かに何かを言われたくて遅くまで残っていたわけじゃない。
他の大道具スタッフが先に帰った後も、 一人で組み上げられそうなところはオレが引き受けて、 静かで心地良い空き教室で作業していた時間は、それだけで充実していた。
仕上げたものはもちろん、 >>344途中で見に来た脚本の古守にも、何の不安なく見せられる出来。]
登ってみるか? 脚本家は本番じゃ触れないもんな。
[と、舞台に高低差を出すための、1mくらいの高さの台を示す。 きちんと設計通り、頑丈に組めたから、女子生徒が上で暴れたとしてもガタつきゃしない。]
(491) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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[この演劇が大成功のハッピーエンドになるかどうかは正直あんまり拘りが無かったが、 オレの作った踏み台はいくらでも利用してくれていい。 いくらでもボロボロにすりゃあいい。 そういう心持ちは、間違ってなかろ。]
ん、サンキュ。
[>>349恵んでもらったコーラは、素直に嬉しいと感じた。 水分補給がしたいと思っていたのもあるが、 単純に炭酸飲料は大好物。子供っぽくても構わない。]
(492) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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[古守の心遣いと比較して、
——好きでもない、甘ったるいミルクティーの缶を、 「たくさん飲むでしょ?」と1ダース押し付けてくる、 あの幼馴染の顔を思い出しながら、苦笑い。
未だに開封されない1ダース箱がオレの部屋にしまってあるから、 ミルクティー好きの奴がいたら、貰ってくんねえかなって。*]
(493) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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/* 私欲だけど、誰かとおべんと一緒に食べる回想挟みたい
(-144) 2018/02/11(Sun) 13時半頃
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/* みんな拾うのうまいからなぁ。
(-145) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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[ 要らないいのちがあると認めたら、 どうしようもなくなる。
選ぶことの出来るしあわせがあるのと、 選ばれることがあるしあわせ。
どちらもあるだけ、しあわせだ。 ]
(494) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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[ 身に纏うのは最低限でいい。 残すものもない方がいい。
仄かな洗剤の匂いは柔軟剤>>442 なんでも無香料を選ぶ理由は告げず、 髪もワックスやトリートメントなんかつけないから、 最低限の洗髪剤の残り香と、自分がもつそれ。 ]
そんなに気にするもん……? なんか見てるだけでくすぐったい。
[ 傘を共有していた時のにおいが薄れる。 匂いフェチでもなんでもないけれど、 ひどく安堵した。
すいすいと泳いで離れてしまう。 ほんの僅か卒業までの猶予期間、 きっと同じ池に泳いだりしないからそのための予行練習。 ただ、それだけだった。 ]
(495) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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[ 同じ九重生に出会ってからは挨拶を交わし合い、 落ち着いた頃合いに古守の感想>>486を 拾い出す。 ]
ん、はは。今度つけてくるって。 その時はちゃんと突っ込みよろしく。 でもって面白い展開にしてくれよな。 ついでにさっきの写真のアレも、教えてな。
[ 脚本を担当していた古守には、無茶振りを軽い調子で頼んでおいた。 ]
ん。はいはい。 置き傘ないなら誰かに借りなよ。 壇もありがと。 赤い傘とか初めて使った。
[ 屋根のある場所へと移動すがら移れば、 借りていた傘と自分の傘を交換する。 下駄箱に行く道すがら飲み物事情>>487には相槌を。 ]
(496) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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りょーかい。 ま、俺もちょっと寄り道してからいくつもり。 HR始まる前にちゃんと戻るからその時に渡すよ。
[ ゆるかわな猫さんクッキーやら、 可愛い髪飾りやら、
昨今便利なものが揃っている店の中で 恩返しイベントが挟まるなんて思っていなかったから、 ふんわりした約束>>447だって、本気にはしてなかった。 どうせ、すぐに忘れられる優先度の低いものだと思っていた。
だから特に気に求めることなく、 寄る場所があるという古守を見送り、 同様に購買に向かうとの高槻>>448に片手を上げた。 どうせHRで再会するのだから引き止める理由はなかった。 ]
(497) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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[ またね、と挨拶一つ残して向かうのは保健室。 職員室のさらに奥にある場所に向かう理由は、 滑り止め防止の絆創膏をもらいにいくため。 ]*
(498) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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―保健室―
しっつれーしまーーす。 ……ん、あれ……? せんせー、いないの?
[ がらりと扉を開ける。 電気はついていなかったけど、 鍵がかかっていなかったものだから てっきり保険医が在室していると思っていたが、 中はしんっと静まり返っていた。
急な会議にしては静寂に包まれており、 鍵も不在を示す札もノータッチ。
不用心過ぎないか?なんて思いながらも 疚しい理由で訪れた訳ではない。 「絆創膏もらいます。」の書き置きを残して、数枚拝借する事にした。 ]
(499) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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……それにしても、人すくねーな。
[ 丸椅子に座り込みながらため息を吐く。 確かにこの悪天候の中、 登校する生徒の数は多くはなさそうだけども、 それでも見かけた生徒は少ない。
それに同じクラスの連中しか 見かけないなんて事は今までなかった。 ]
(500) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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[ だが、休校の知らせはなかったし、 門はいつも通り開いて迎えてくれた。 おかしいと思いながらも、 答えてくれるクラスメイトも教師も誰もいない。
そういえば職員室がやけに静かだったような気がしたのも、 気のせいじゃなかったんだろうか、なんて。 ]
…………いやいやいや、流石に、ない。
[ 断ち切るように大きな独り言。 キィ、と軋む音を立てる安物の椅子に腰掛けながら、 湿った靴下の先を擦り付けるようにして、 窓を眺めていた。降る雪を眺めながら数ヶ月前を夢想した。 ]*
(501) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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— 回想:大道具さんと副委員長 —
[鑢がけにすっかり夢中になっていた日が続き、 >>351わざわざ副委員長が下校時刻を知らせにきた回数も少なくない。
>>352しつこく追い立てられるたびに、しょうがねえか、という思いで帰り支度をする。 真面目な彼女に対して、後ろめたさを抱えたオレから言うことは何もない。]
今片付けてっから、待てって。 ドライバーがどっかに行っちまって……。
[と、少しだけ悪足掻きをすることもありつつ。]
(502) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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副委員長もお疲れ様だな?
[……当たり前のように昔から存在する風習としての話。 遅くまで残って仕事を片付けるのは、男がやるべきことだ。 だから、女子である彼女が夜まで残ることを心配する声は、多いのが当然。 そういう風に覚えてきたもんで。]
檀の親は、心配とかしねえの?
[今や、男子に見えるくらいまで髪を短くしてしまった彼女とはいえ、 男子と同じように扱われることは、ないんじゃないかと思うんだけどな。
黒岩家と白沢家だけが特別、ってことなんじゃなければ。]
(503) 2018/02/11(Sun) 14時頃
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[それにしても、秋の夜の下校時間はとても暗い。]
帰り、送ってこうか。 途中まで。
[そんな提案をしてみる日もあった。 これもまた、彼女の身を案じて……なんて紳士的な理由ではない。
少しでも家に帰るのが遅くなるための言い訳を、意地汚く探していただけ。*]
(504) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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── 職員室へ ──
[ 清潔な靴下に履き替えて、廊下を行き、 途中で手洗いに寄って汚いものを触った手を洗った。
濡れた靴下も錆びついた手すりも猫も犬も 触れた端から手を洗いたくなるという点は同じだ。
悴んだ手に冷水は染みるが、 手を洗っている という作業が実感できて悪くない。
ハンカチで手を拭いて廊下へと戻り、 歩みを進めて職員室の方へと。]
(505) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 14時半頃
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── 準備中・大道具さん ──
[ 示された台に、きらと瞳が光る。 ]
いい、の……?
[ 脚本家も舞台が始まれば裏方です。 物語も役者を輝かせる為の、 装置のひとつに過ぎません。
ひとつでも欠けたらダメになる? ううん、…… ]
(506) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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[ しかし、まァ 辿り着いた先さえ無人 というのは、 流石に想定外であったと言うしかない。]
──…… 誰もいないのか
[ 教員の姿が見当たらないので、 我が物顔で立ち入って奥の会議室を覗いてみるが、 矢張りそこに大人の姿は見当たらず。
電気が付いて暖房もきいている割に、 衣紋掛けにはコートの一つもかかっておらず 担任の机の周りを探ってみれど荷物もない。
ふぅむと数秒考えた後に、 改めて休校連絡の一つも入っていないかと スマートフォンを取り出して── 、]
(507) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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[ ハッピーエンド、 それは果たして誰の為? ]
(508) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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…… 圏外 とは
[ すうと眼を細め いくつか操作を試してみても、 電波がないという表示が覆されることはなく。
当然、未読のままであった 永谷からのトークに返事も打てない。]
なんだろう、なァ
[ 悪天候のせいで何か障害が起こっているのか。 ならばと手に取った教員机の上の固定電話。
それもまた、音一つ立てやしない。 通話中を示すビープ音やノイズさえなく。]
(509) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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[ 綺麗事は、おなかいっぱい ]
(510) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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[ 1m。ちょっと大きい台に、 よいしょと昇って黒岩くんを見下ろします。 急に自分が大きくなったみたいで、 ぞわ、と背筋が震えますが、 ふる、と首を左右に振って、 トン、と足の爪先で台を叩きました。 ]
すごい、しっかりしてる…… どれだけ練習しても壊れなさそう 縁の下の力持ちってやつだね!
[ 軽く跳ねてみたり、歩いてみたり。 恵んだコーラは当たりだったみたい。>>492 満足げに、そして楽しげに、 笑顔を浮かべたことを覚えています。 ]
(511) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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[ あまい、あまい、ミルクティー。 連想される人物がいるとするならば、 ───…… 1ダースもその人がいたら、 ちょっと、さすがに、こわいかも?
ひとりでじゅーぶん。 ううん、ひとりしかいないもん。 埋もれるような、子じゃないし。 ……だ、なんて。 永谷くんとの内緒話の前にも、 ちょっとした連想ゲームをしてたのは、 あたしだけの秘密です。 ]*
(512) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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──…… そうか
[ と一言呟き、職員室を立ち去ることにする。
その間、誰かに会うこともなく どこまで行けども人の声さえなく、 いよいよおかしい と漠然な違和感が 訝しむ思いに取って代わった頃だった。
こうなってしまえば休校かどうかはさておき、 まずは他の人間を見つけるのが先決であると
安楽一記はきゅっと上靴の底を鳴らして、 一層大股でぐんぐんと歩んで廊下を進んで、
次に現れた扉に躊躇なく手をかけ 迷いなくがらりと戸を開く。]
(513) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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── 保健室 ──
──…… ああ、おはよう永谷
さっきは返事をし損ねたんだが 犬も猫も嫌いじゃあないが、 どちらかの肩を持つほどでも
[ 耳障りな音を立てる椅子>>501に なぜか一人で腰掛けている級友を見つけ、 安楽一記は笑顔を浮かべて朝の挨拶をする。*]
(514) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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/* ひとりさーー文化祭当日のロルを回すと回想あたり齟齬りそうな気もしちゃってーー。悩むーし、この辺り他の人が基盤描きたいかなーとか悩むーー。むー。
(-146) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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/* うゆゆゆゆ、どこいこう……
(-147) 2018/02/11(Sun) 14時半頃
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[ 代償行為だっけ。 むずかしい言葉の意味はあやふやだけど、
綺麗を詰め込んだ幸せな終わりは 角砂糖を瓶ごと飲み込むみたいに甘い。
みんな大好きな終わり方。 普通は、好きだよな。 ]
(515) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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[ 思い出していたのは文化祭のこと。 それを語るのはもう少し後にするとして。
今は無遠慮かつ強引に開け放たれた扉>>513に、 また椅子がキィキィ喚いて肩を竦めた。 ]
んーー? おはよ、安楽ーー。 挨拶もそこそこにいきなりそれ?
[ わざわざメッセージでのやり取りを口頭で 律儀に伝えてくる安楽への返答に、 まだ気付かぬ違和がある事を言外に滲ませつつも、いつも通りにへらりと笑った。 ]
つまりどっちもそんなに興味ないんだな、多分。 熊とか狼とか虎とか好きそうだなって みんなで予想してたけど、ハズレか。
[ 緊張感のない顔をしながら、他の生徒と登校していたことを伝える。 それが済めば視点を最初に戻そう。 ]
(516) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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所で、さ。 保健室の先生見てないんだけど……。
どっかで他の先生、見た? それに今も俺と同じクラスの生徒しか見てない。
[ 知り得る情報を伝えるだけ伝えて、 促すよう視線を流す。 なんか不気味だよな、なんて笑い飛ばせるのは 共に投稿した生徒以外の生徒の姿を見たから。 ]*
(517) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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— 回想:大道具さんの役割 —
[>>511目を輝かせた脚本家を乗せた台は、ずっしりと彼女の体重を支えている。 跳ねても歩いても、崩壊なんてしやしない。 台の下から彼女を見上げながら、その手応えを感じた。 いやあ、春から始めた日曜大工もレベルアップしたもんだなあ……我ながらしみじみ。]
そうだな。 もし壊しても、本番以外ならすぐに直してやるし。 ……材料費が嵩んで守屋に遠回しにグチられるから、できれば勘弁だが。
[必要が無い限り、できればあの会計を敵に回したくない。 という主張を脚本家に言っても仕方ないが、まあいいか。]
(518) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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[どんなに使い込んでも壊れない。 縁の下の力持ち。
ああ、そうかもしれない。 でも、オレは、
……それを当たり前のように強いられるのを、 喜んでいるわけじゃない。]
(519) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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[なんて。 古守の嬉しい感想を受けて、全く別のことを連想してしまうほどには。
疲れていたのかもしれない。*]
(520) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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── 廊下 ──
[ 一歩。廊下へと踏み出しました。 志望校も合格圏内。 安定した流れにある成績。 一枚の紙をカバンから取り出して、 くしゃり、と握りしめていました。 ]
……だれも、いない?
[ 校舎内に玄関で出会ったひと以外、 人影は全く見当たらなくて、 僅かな違和感を抱きました。 ]
(521) 2018/02/11(Sun) 15時頃
|
|
── 保健室 ──
[ 挨拶もそこそこに という指摘は指摘であれど 非難がましい響きもなかったので受け流す。]
── ああ、そうだな 好きないきものと言われても、特に
[ どうでもいい と言って笑えば、 会話は今するべきものへと収束してゆくから。
保健室の先生を見ていないと言う永谷に 俺は「そうだな」と笑顔を崩さずに言う。]
(522) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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|
[ ひとつの扉の前に立てば、 きゅっと上履きが鳴る音がします。 ]
しつれーします せんせ、………?
[ ガラリと開けた扉の部屋の中には、 ───だぁれも、いませんでした。
此処へ辿り着くまでに、 誰かとすれ違うこともなく。 机の並ぶ暖かな部屋の窓には、 水滴が水玉を描くようについていて。 外はあいも変わらず雪が舞っています。 ]
(523) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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[ 手に持っていた紙を、 ぐしゃりと鞄の中へと仕舞い込めば、 中に在ったスーパーのちらしを、 ぴらりと取り出して眺めます。
……セール、今日は行けるかなあ? ぼんやりと、調味料の類であったり、 黒い海苔の缶だったりと、 ちらしに映る写真を眺めてから、 職員室を、後にしようとするのでした。 ]*
(524) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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亀森と途中で会ったから、 一緒に登校してきたんだが、それ以外は一人も 後は……連絡があったから、守屋が来てるはずだ
── 職員室は無人だぞ
[ 一つずつ 整理するよう並べ立て 見えてくるのは異常に過ぎず。]
因みに、スマホも固定電話も死んでいる …… 異常事態 、だろうな
[ さて、どうしたものかと ゆるり笑う。*]
(525) 2018/02/11(Sun) 15時頃
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[そういえば、半端に終わった黒猫の話なんだが。
オレは猫が嫌いだ。 ……というと語弊があるが、好きじゃない。
いや、猫そのものは愛らしいと思ってるけど。
猫が好きなのは、幼馴染だ。 アイツは白猫が好き。
だからオレは、猫が嫌い。]
(526) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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[決して切れない糸の名前は存じ上げないが、
決して切れない何かを形容するならば、 鎖と表現するべきものになるのだろう。]
(527) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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— 回想・幼馴染 —
[クズ兄貴が春に起こした事件以降、 >>293それを知った連中が、オレにからかいの言葉を投げることがある。
ヒマなのか何なのか、分からないが。 くだらないワイドショーが潰れない理由が、理解できるような気がする。]
「お前の兄貴ってヤンキーだったん?」 「女の顔を潰れるまで殴るとかやべーって」
[噂話に正確性は無い。 呆れてものも言えないから、シカトを決めるのが一番。
つーか、悪く言われてるのがダニ兄貴のことなら、別にオレが訂正してやることもない。 庇う価値もない、あんな奴。
なんで他人のやらかした事件で、オレにとばっちりが来るのかが分からない。]
(528) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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[そうやってやり過ごしていれば、噂もおとなしくなる。 経験上、それは間違いないと思っていた。 このまま何も燃料を落とさなきゃ、アホな連中は別の話題に乗り移るものだから。
それを、華麗に邪魔してくれた奴が、いたわけで。]
(529) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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「ちょっとあんたたち、やめなさいよ! 龍騎にそんなこと言っても意味ないし、迷惑でしょ! そんなこともわかんないの!?」
[勇ましく、凛々しく、鬱陶しい女の声がした。 ……耳が腐っても聞き分けられそうな、オレのよーく知ってる声。
注意された噂話の連中は、そそくさと逃げるように散って行く。]
(530) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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「気にしなくていいからね? あんなヤツらのこと。」
[清々しい顔でオレに笑いかけるそいつは、 3年3組所属の、黒岩家の恩人「白沢さん」の一人娘。
幼馴染の、白沢 晴良(せいら)。]
(531) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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[……見ての通り、明るくて優しくていいヤツだよ。以上。**]
(532) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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─ 準備中 ─
[ 大人しいという所感を抱いていた相手が、 存外強く否定をするから少し驚いた>>405。 伸ばされた両手に、自分の手が包み込まれる。 温かい、な。]
あたしの作りたいもの……
[ あたしの指先を包み込む手は、きっと幸せな物語を紡ぐだろう>>406。 古守日向。 彼女のシナリオにあたしは歩みを合わせられるだろうか。]
(533) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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あたしも古守と同じかも。 それでいい。ううん、それがいい。
[ 演出に名を連ねた時と同じ心持ちで、 あたしは強く頷く。]
………でもそれって、
(534) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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悪役も幸せになっちゃう?
[ 曖昧に笑いながら、 居心地の悪い両手からそっと手を離した。]
(535) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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[ 口元に手を当てて笑うのは素直に笑っている時。 日向が気付いていたかは知らないが、 自分でも知らない癖。
だよね。 許すと言った相手に対して心の中で吐き出した言葉は、たぶん雪に吸収されて消えた。]
ああ、うん聞いた聞いた。
[ 数学の抜き打ちテスト。>>485 昨晩かその前か、仲間内で騒がれていた事を思い出す。]
(536) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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次にあるテストの点数が良かった方が購買のパン奢るって約束してんだよね。 龍騎と。 日向も参加する?いけるでしょ。勉強できるんだし。
[ 購買限定、5分で売り切れるという噂のプルコギパン。 どういう経緯で好きでも嫌いでもないそれを競う事になったのかは、 正直記憶は曖昧だ。 自分も公立視野に入れるくらいには不得意ではない分野で、勝率だけ見てふっかけたのかも。 そんな話を交わしていれば、校門が見えてきた。]
(537) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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幸いはいつだって傍らに在って 嘆く不幸は見当たらないから
(538) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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─ 校門 ─
[ 道中、笑みを吹き出した日向が覗いていた端末に、 果たして何が映っているかは分からなかった>>419。 理解したのは、学校に到着した頃。 薄ら色の景色の中では目立つ赤色の傘>>439。]
おはよー、永谷。 お手柄だよ。ちょうどあったかいの欲しいと思ってたとこ。
[ たぶん日向が液晶の先で相手をしてたのは永谷だろう。 そして紺色の傘の下で肩を寄せ合う女子二人。 日向に続いて挨拶した。]
おはよ、椿。 ………副委員長も。
(539) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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強運の星の下に生まれた男は ハッピーもアンハッピーもない探偵物語がお好き
(540) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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[ 今朝送れなかった、香里宛のメッセージがひっかかった。 今入ってる相合傘も二つ返事で了承したのだろうかなんて想像して、 自然と口角を作って、手放しで笑う。]
朝から仲良しじゃん。
[ 特に含蓄は、なかったはずだ。]
(541) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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── 回想 ──
── 悪者は出てくるのか
[ ── と、尋ねた。
古守が書いたという脚本を手にした時だった。 ハッピーエンドなのだと誰かから聞いたから、 不意に浮かんだ問いを、作者に向けてそのまま口にした。]
流石に手書きじゃあないよな
[ と、冊子を開くよりも先に尋ねたのは、
黒板にきっちりと整った文字列 読みやすい”書記”然とした手書きの文字を 好ましく思っていたからである。
そんな一言を挟んで、]
(542) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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[ さて、 ココアとミルクティー。 すっかり冷たくなったミルクティーなら鞄の中に入ってる。 でもココアは日向のものだそうだから、 永谷にはありがとうと断って、]
じゃ、ミルクティーをいただく。 お返しはいる?
[ 昇降口へと向かう道中、 会話をしたなら適当に話に混ざる。 椿が購買に行ってくると言うのを見送ってから、>>448 「あたしもトイレ」と言って一旦はその場の面子と別れるだろう。]**
(543) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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/* うわ。今から落とすの笑う。 安楽くんの読む前に描いたから許して。
(-148) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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悪人も 悪人なりのめでたしで 終わる話でありますように って、
[ 知ってるか と問うて笑う。
知らなかろうと薄ら思って 知っているかと問う矛盾。
どこかで聞いた一首を喩えに 皆の幸福、ハッピーエンド。 その幸福を許される皆とは何だろうと 、]
満場一致、円満解決のハッピーエンドと聞いて ふと過ぎったんだ、そういうの好きなのか
[ 責め立てる気は毛頭ない。にいッ と笑う。*]
(544) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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/*
悪人も悪人なりのめでたしで終わる話でありますように 木下龍也さんの『きみを嫌いな奴はクズだよ』より
まだまだ見えないところは多いけれど、 永谷には同著からこれを押し付けたい ”くらいくらいおなかのなかで目を閉じて母の思考の川を見ていた”
(-149) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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ふうん、そっか。
[ 収束し出す回話>>522にそれ以上の詮索は出来ない。 大して興味のないような相槌一つ。 のらりくらりと息をした。 ]
俺は高槻と壇と古守と吹田と登校したかな。 高槻は購買、古守はどっか寄ってくって。 亀森に守屋ってほんと俺らのクラスばっかなのに、無人。
[ それも異常事態においては少しずつ眉が寄る。 教師が本来いるはずの時間にいない事ですらおかしな事だというのに、 電波もまた息をしていない。
試しにスマホを覗けど死んでいる事実には変わりなく、 椅子を揺らしながら溜息を吐いた。 ]
(545) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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/* 回想の比重が多くてすまない しかし、まだ明日もあるしな……どうしよう
いやーものすごく暗澹としているこの面々 これはこれで楽しい……どうなるかな……
(-150) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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ミステリーサークルみたいだな。 まぁ、ここは離島でもないし、 俺たちは探偵でもないんだけど。
どうしたもんかな。 まあ、今登校してる奴らに言って帰ろ。
ついでに雪合戦してケーキ食って解散。
[ こういう時、驚いた方がいいんだっけ。 そうは思いながらも現実味がなくて、 言葉は何処か現実から逃避したものになるが、 ]
(546) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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安楽、お前何笑ってんの? なんか楽しそうだけど。
[ イケメンの笑顔は見ていて苦ではないが、 少なくとも今の状況をハッピーだとは思えない。 ]
今、途轍もなく不運な星の下を歩いてる気分だけど、 なに。なんか良い案でもあんなら教えて。
[ が、いつも悠々たる姿勢を崩さない級友の笑みに理由があるならば、と、促す。 寧ろ、ないのか? 瞳の奥はよく語る。ないはずないよな、なんて。 ]
(547) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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それとも、不思議な事象に対する見解、 もしくは犯人の心当たりでも?
名推理があるなら聞いて謎とおさらばしたい。
[ 俺には出来ない生き方をしてるお前なら、 なんでもできて当たり前だもんな?
茶化しながら探偵小説の真似事を。 あんな話>>542なんか知らないから、 きっと、偶々。 ]*
(548) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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/* 同じようなこと聞いてしまったな… すまねえ安楽くん、日向…
(-151) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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── 準備中・大道具さん ──
[ 我先に、と行動するひとたちは、 どうにも醜いけれど、 そうせざるを得ない理由もあるのでしょう。 そんな生き方を否定はしません。 でも、 ]
う……蘭ちゃん、怒るとこわいもんねぇ でも、ほら晴良ちゃんと仲良しだし ちょっとは優しくしてもらえない、かなぁ?
[ 隣のクラスの女の子。 蘭ちゃんと晴良ちゃんも仲良しだった気がする。 ふと思い出したように、 使い込まれてしまって、 壊れたときのこと想像してみました。 ]
(549) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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でも、やっぱり、こんなに丈夫なら、 壊れないと思うけどなあ
[ なんて、にこりと笑みをたたえました。
春頃の騒ぎを、知らないことはない。>>293 でも、噂と真実は往々に異なるもの。 目の前にいる黒岩くんが、 真実の黒岩くんだと信じて止みません。 ]*
(550) 2018/02/11(Sun) 15時半頃
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/* 賢そうな問いかけがきた。賢そう
(-152) 2018/02/11(Sun) 16時頃
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―文化祭準備期間で―
[ 悪役に同情の余地は必要あるのか? 悪役に理由をつけた所で、 正当化されるわけでもないのに。
みんながみんなハッピーエンド。 それって歪な上で存在してる。
ハッピーになるための必要悪すら幸せに なるなんて、なんか、矛盾してて。 ]
…………ふ、はは。
[ 熱演する生徒を見て笑ってしまった時の 吐き気の理由が分かったような気がして、
納得した。 ]
(551) 2018/02/11(Sun) 16時頃
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優しい話だと思うし俺は好きだけどなー。
[ 脚本を初めて目にした時、告げたと思う。 話の大筋に意見できる立場でもなかったし それにただの夢物語にリアリティなんて必要ない。
だからよくある在り来たりな賞賛を口にした。 ]
なんていうかあったかい気持ちになると思う、し。
[ 受けもいいよ、きっと。 精が出るな。頑張んなきゃな。 お菓子をつまみながら笑って。
運命、宿命、巡り合わせ。 サクセスストーリー。
すごく非現実的で、 ]
(552) 2018/02/11(Sun) 16時頃
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みんな、幸せとか、そういうの。 そんなの書けるって、すごいなぁ。
[ 隣り合わせの不幸せを知らないから、言葉を重ねていた。 ]
なぁ、どうせならすんごく幸せにしてやってよ。 幸せになる為に苦労するなら、 それだけの価値あってもいいと思うしー。不公平じゃん?
[ 逆を言えば悪役にはそれ相応の罰を。
なんて、流石に言えやしないけど、 応援してるな、なんて偶々居合わせて 改めて脚本を目にした後に口にしていた。
本筋に関わるのは役者達だ。 それに方針を決めるのはいつだって、 ある程度決まった人物だったように思えるから、 どうせ無かったことになるだろう気持ちを伝えては、笑っていた。 ]*
(553) 2018/02/11(Sun) 16時頃
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/* プロにも抽出機能ほちい。 行数制限が地味につらい。(長くなる)
(-153) 2018/02/11(Sun) 16時頃
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/* んーんー。確定っぽくて申し訳ない気持ち。 みーんな投げたいけどうまくいかないーー。
(-154) 2018/02/11(Sun) 16時頃
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/* 黒岩くんと亀森くんが、遠い……な。
(-155) 2018/02/11(Sun) 16時頃
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/* やべっ、脚本なにもかんがえてないのがばれる(鼻息を荒くしながら
(-156) 2018/02/11(Sun) 16時頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 16時頃
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──高校:購買へ──
[ 挨拶の返戻には、傘の下でにっこりと笑う。 仲良し、には、明るい笑い声を立てた。>>541
またねえ、と別れる面面にゆるく手を振って、 と、と校舎の中を往く。 蛍光灯が反射する廊下は、きちんと靴底を捉える。 きゅ、とゴム底が鳴った。 ]
……? 誰もいませんかー。
[ 深々降る雪からは解放されたけれど、 校舎もひっそりと静まり返っている。 早朝のような、寒さはないのが救いだった。
購買へと足を踏み入れても、誰も、いない。 いつもの、猫を勧めてくるおねえさんも、いない。 がらんどう、だった。 ]
(554) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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/* もそもそと書き終わらない。 みんな喋るなあと思ったら世間は三連休だったしゆらさんもお休みだ。
(-157) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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[ 校章入りの靴下は、下の棚。 それを見ながらしゃがみこんで、考え込む。]
暖房、ついてるから、 きっと誰かはいると思うんだけど、んー。
うーん、今、何時、だ。
[ 始業時間は、8時50分。 携帯を取り出して、確認するもまだ余裕があった。
替えの靴下、持ってくればよかった。 びしゃっとした替えじゃない靴下は、 持ち合わせていたビニール袋に突っ込んだきり。 今日は後悔ばかりの日だ。 ]
(555) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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[ むむむー、と手が届かない新品の靴下を見る。 代金を置いていくのも、戸惑われる。 正しい、手の入れ方がしたかった。 万引きだとか、そういう類になるのは、避けたい。
素足のまま、行動するのも悪くはないけれど。 後で靴擦れに唸るのは勘弁したい。 ]
(556) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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[ 始業時間前までは、 購買のおねえさんが来るか、兎角待ってみよう そう決め込んで。
足元にスクールバッグを置いて、 近くの壁に身体を預けながらも、 持ってきていた単語帳を捲る。 ファスナー近くに置いていたせいか、 端がふんにゃりと水を吸っていた。 ]
(557) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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── 保健室 ──
……なんだ、 本当にうちのクラスの奴らばかりじゃないか!
[ あんまりな状況に笑いのこみ上げた 自分とは裏腹に、永谷の眉間に皺>>545。]
そうだな、自宅待機が妥当だろう その面子には声をかけて── 、 ああ、雪合戦をすると言ったら、 亀森が風邪を引くだろうと心配してたぞ
[ ケーキなら後日でも食べられるだろうにと 雪合戦とケーキの相関を知らぬ男は思う。]
(558) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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[ 楽しそう という指摘を受けて、 尚俺の口元は弧を描いていたことだろうが。]
俺もおまえと同じだよ まるでミステリー小説の冒頭 不可解なことばかりが次々と起こり──、
……そうだな、クローズドサークルを作るには 到底適した舞台ではないだろうが
そういうことを考えていただけさ
[ 大股で保健室の窓へと近づいて、 クレセント錠を外してすこぅし力を込める。
当然するりと開いた窓に、 ご覧の通り と外界と地続きのグラウンドを示し、]
(559) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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[ ミステリーの結末には、 ハッピーとアンハッピーが隠れてる ]
(560) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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── ははは、何を言う 探偵が動き出すのは死人が出てからと 相場は決まっているじゃあないか
[ 茶化すような言葉には冗句で返そう。
きゅうッと細めた両の眼の奥、 俺は嘘を吐いているわけじゃあないし、 ── 不謹慎な色 くらいは見えたとて
そのくらい、お前は疾うに識っているものだと、]
(561) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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── 怠そう見えるか? 困ったな
おまえが想像しているよりは 俺は楽しく愉快に生きているつもりだけれど
[ 笑みとともに突然かけられた言葉に、 ゆぅっくり振り向いて、目を細めた時と同じ。]
そう言うお前はなんだか ──…… 生きづらそうだな
[ そう言って笑みを深めた時と同じよう、 表立った棘はないくせ意味深な視線を寄越す 良きクラスメートに向けるに相応しい眼 で、]
(-158) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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── まあ、そうだな 俺は教室に戻って家に帰るよう促してくるよ 教員がいないのに学校に留まるのもな
[ お前はどうするつもりなのだと含みを持たせ、 保健室の扉を背に立つ。*]
(562) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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── 準備中・正義と悪 ──
[ 気付こうとしなければ気付けない。 それが人生の本質でもあるのでしょう。 ─── 必要悪を、あたしは知っている。 ]
悪者も、ちゃんと出てくるよ?
[ 投げられた不意の問いに、>>542 さも不思議そうに首を傾けました。 封じられた儘の、 委員長の手元の冊子に視線を落として。 ]
(563) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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原本は、手書き。 そっちの方が、よく書けるから
[ 配布された冊子は、其れをコピーしたもの。 つまり、古守の文字が皆の手元にあります。 ]
(564) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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……それはしらないかな、 でも、なんだか矛盾してると思わない?
[ どこぞの一首を聞いたことはありません。 あたしの書いたシナリオが矛盾して、 まるで夢物語だということも分かっています。 だからこそ、口元に手を添えて笑います。 ……それはなにかを隠そうとした時の笑い方。 ]
あたしは、ハッピーエンドは好きだよ 安楽くんは、好きじゃない?
[ ひとつも、嘘はついていません。 ]
(565) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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[ そして、敢えて確認するように、 委員長へと言葉を続けました。 ]
……正義の暴走について、 安楽くんはどう思う?
[ 抽象的な問いかけ。 ひと好きのする笑みに、 僅かに眸を細めたあたしは、 手元の冊子の束を軽く胸に抱き寄せました。 ]*
(566) 2018/02/11(Sun) 16時半頃
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/* 安楽くんと仲よすぎで発言タイミングがいつもかぶる
(-159) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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──回想:衣装について──
[ 休み時間。 日向の机まで赴き、掛けた声。 ほにゃほにゃ紡いだ声は、 真剣にほにゃほにゃ返ってくる。>>489 それが嬉しくて、またほにゃほにゃと、 明るい声で言葉を発した。 ]
うんうん。 ここは、こっちのほうがいいかな?
[ 脚本から言葉を抜き出したノートの文字を追って、 自分なりに脚本を読んで出した、 脚本家古守日向の世界観と擦り合わせる。 ]
(567) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[ 何人目かの登場人物。>>490 登場人物は、製作者の子であると考え故に、 ふい、と出した言葉の一つ。 親。 互いにほにゃほにゃ、が一拍遅れる。 ]
……ん、とねー。
[ もう長らく見ていないあの人。 記憶は一向に薄れる気配を見せない。 まだ、覚えている。
どんな感じの服装を身に纏い、 どんなアクセサリーに心惹かれて、 どんな料理が得意で、 どんなひとが、すき、かはわからないけれど。 ]
(568) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[ 首を傾げた日向を、じいと、見詰めて。 見つけた言葉は目を逸らしながら。 ]
上品なワンピースは、着てた、かな。
[ 過去形には、しまった、と思った。 高槻椿の母としては、この世には存在しないけれど、 知らない何処かで元気に愛想を振りまきながら、 あの人は生きているはず、だ。 最近は着ていないというニュアンスに捉えたと、 信じて、ちらりと視線を向ける。
向けていた携帯の画面上を指が右に左に行き来する。 取り繕うように、言葉を上書きする。 ]
(569) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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日向ちゃんのお母さんは、どういう感じー?
[ イメージを膨らませるためならば、 ひとつでもサンプル数は多い方がいい。 ]*
(570) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[自分の生い立ちを、不幸だなんて思ったことなかった。
――――でも、母は?]
(571) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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/* っあ〜〜ひなちゃんかーわいい
ちなみに、安楽くんのイメージ短歌はこのあたりだった
銀製のナイフにフォーク 探偵の本性をまだ誰も知らない/佐藤聖 スムーズに死にたいんなら笑ってろ泣くとだれかに引き止められる/木下龍也 ぼくであることに失敗したぼくを(だれ?なに?だれ?)が動かしている/木下龍也 ああ唾液 飲み損なって咳き込むと 気の狂うほどいとしい自分/永井祐
(-160) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[可愛い髪飾りに、興味がないわけじゃない。>>431 おしゃれだって、興味がないわけじゃなかった。本当はね。 髪が短くたって、全然おしゃれができないわけじゃないことも知ってる。]
そうだね。 椿ちゃん、今度雑貨屋さん行かない?
[永谷君の言葉を受けて、あたしは椿ちゃんにそんなことを言ってみる。 なんでもかんでも家に帰らない口実に利用しようとしてるなって、内心で苦笑した。]
そうそう、髪洗うの楽なんだよね。 おっ、なんなら永谷君も一緒に行く?
[可愛いヘアピンでも見立ててあげようか? なーんて。 オネエ口調の永谷君>>432にからかうように言いながら、頭の中のどこかは酷く冷めていた。
可愛い髪飾りに、興味がないわけじゃない。 雑貨屋さんで好みのものが見つかったら、買ってしまうことだってあるかもしれない。 だけど、それを決してあたしは身につけないんだろう。 そんなことは、よくわかってた。]
(572) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[安楽君は、どこか怖い。>>434 永谷君のその言葉は、どこかあたしが飲み込んだ蛇の視線を髣髴とさせた。 考えすぎだったかもしれないけど。]
安楽君、目が行き届くタイプだからね。 文化祭の時も、全体の進行状況の把握とかすごかったじゃない? だからかな? 肉食動物っぽい気がしちゃうよね。
[それは、長所のはずで。実際、安楽君の能力はすごくて。 それなのに、なぜかあたしは慎重に言葉を選んでた。 少し間違えたら、否定的な言い方になってしまいそうで。 ああ、そうか。 多分あたしは、捕食される側の目線になってた。]
(573) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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/* いつだって、そう。 わたし、てきとうだから。
わたし、てきとうだから、投稿してからミスに気が付くの。 >>568の言葉はめちゃおかしいけど、そこまで読んでる人はいないだろうと高をくくる。 あ。でも、一応お返事の途中だしなあ。
(-161) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[コンビニの外は、わかっていたことだけどやっぱりとても寒い。 できるだけ首を縮めて、マフラーの中に顔をうずめた。 紺色の傘の中に、椿ちゃんをお招きする。]
なーに? うらやましいの? ごめんねー。
[いちゃこらすんな、なんて永谷君に言われたら、椿ちゃんと頬を寄せ合ってくすくす笑った。>>435>>443 コンビニまで永谷君と椿ちゃんは一緒の傘で来たんだよね。あたし、お邪魔だったかなあ。 でも、あたしは空気を読まない。]
椿ちゃん、帰りどうする? 雪止んでなかったら、あたし送るよ。
[もちろん、雪合戦ケーキコース>>433のあとってことになるけど。 エスコートしちゃうよ、なんて冗談めかして言いながら、やっぱりあたしは家に帰らない口実を探してた。]
(574) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[そうして、学校にたどり着く。 雪をかぶった校舎が、いつもと少し違って見えた。]
(575) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[高校は、好きだ。 安心できる場所だった。 ずっといられたらいいのに――――なんて。 考えてしまうくらいには。]
(576) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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おはよー。
[校門を抜けて、あたしが日向ちゃんと実瑠ちゃんの姿を見つけたのは、椿ちゃんや永谷君とほぼ同時だったと思う。>>439>>446]
学校、休みにならなかったね。
[口をついて出たそんな言葉が、嬉しそうに聞こえなかったか、少しひやりとした。 実瑠ちゃんに仲良しと言われて、ふふっと笑う。>>541]
永谷君が椿ちゃんと相合傘する邪魔しちゃった。 あたし、馬に蹴られちゃうかもね。
[そんなことを言いながら傘を閉じて、永谷君と傘を交換した。>>496 赤い傘が使いたくなったら、またどうぞ? なんて軽口も付け加える。 傘のお礼を言ってくれた椿ちゃんには、気にしないでと首を振った。]
あ、お礼って言うんだったら、今度雑貨屋さんで、髪飾り見立ててくれたら嬉しいな。
[そんな言葉を付け加えて。]
(577) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[校内に入ると、みんな思い思いの場所に散っていく。 あたしとしては、タイツを履き替えたかったけど、それにしたって鞄が邪魔だ。 一旦、教室に行くことにした。*]
(578) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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── 公平性とは ──
[ 悪役にもそれなりの理由があるのです。 しかし正当化されていいとも思いません。 悪とは悪なのですから、 淘汰されるべきものという認識は、 一般的にあって然るべきもの。
吐き気を催すぐらいの、 現実とはかけ離れた世界を、 物語に落とし込んでしまえたら? ]
ほんと? ……よかったぁ
[ ありきたりな言葉>>552に、 安堵の笑みを浮かべました。 ]
(579) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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[ それこそ、非現実的な他愛ない会話。 脚本を見た永谷くんからは、 そう′セ葉が返ってくると思っていました。 まるで、シナリオ通りだったのかもしれません。 あたしもそれ£ハりに照れ臭そうに笑います。 ]
そんなことないよ、 ……でも、みんなの心に ちゃんと残ってくれたらいいなあ
[ クラス一丸となって作り上げる舞台。 一生に一度の、物語。 最高の幸せを作るのならば、 それ相応の努力が必要になるのです。 ]
(580) 2018/02/11(Sun) 17時頃
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そう、だね! すんごく幸せにする。 永谷くんは、どんなのが幸せだと思う?
[ 与えられた提案は、全て受け止める。 それがあたしの性格でした。 なんてこともない言葉でも、 真剣に取り入れようとしたのです。
公平、とは一体なんなのでしょう? 求むる公平が、 皆一様な認識であればいいのに。 ]*
(581) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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── 準備中・正義と悪 ──
[ 斯くして、古守日向の文字は 安楽一記の手元にも、あった>>564。]
── へえ そりゃ、いいな
活字は当然読みやすくて良いが、 人の手で書かれた文字がきちっと並んでいるのは 見ていて気分が良い
[ 悪者のいる手書きの脚本。 それを漸く開いた俺は、 パラパラと頁を捲りながらそう言った。]
(582) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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[ 喩えを指して矛盾と呼んだ古守に、 俺は相変わらずのカラカラとした笑い声を挙げて ]
作り物の世界なら いくら矛盾したって成り立つから良いんだ
── この筋書きだって 悪人には、 悪人なりのハッピーエンドを宛がうんだろう
[ 口元にそうっと持って行かれた手>>565と、 すうっと持ち上がった口角 を見て、]
そういう笑い方もするんだな
[ ── と言う 安楽一記は常の笑み。]
(583) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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……そうだな 特別、ハッピーエンドを好みはしないけど 物語にだけ許される特権は、存在意義めいてて 嫌いじゃあない
[ ── と俺は言う。
自分よりも頭いくつぶんか低い位置にある眼が 薄らと細められたのを確りと見届けながら、
俺はなんだか愉快な気分で 真意の見えない問いかけ>>566へと答を紡ぐ。]
(584) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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/* ひなたがいつのまにか腹黒になっててびっくりしてるはなしします。しました。え?どうしたのひなたちゃん……?
(-162) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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正義の暴走 暴走した正義 ── とは言え、正義は正義なんだろう
その矢面に立っていたものが 悪と呼ばれるだけじゃあないか
[ 揃いのような仕草でそうっと眼を細めれば 偶然開かれた頁のト書が霞む。
真意の読めない問いならば、 思う答えを得られず駄々を捏ねない相手なら、 安楽一記とて、ただ思うままに言葉を囁くだけ。*]
(585) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
[ほらほら、としつこく追い立てながら、実は大して本気じゃなかったこと、黒岩君にはばれていなかったと思う。>>502 律儀に空き教室まで確認に来て追い立てたのは、きっと黒岩君には副委員長の責任感だって思われてたんだろう。 だけど実際は、そんなものじゃなかった。 トラブル発生で帰れなくなったりしないかな、なんて本当はいつも思ってた。]
え? ドライバー? 備品の管理は気をつけてねー。 ……あ、これ?
[だから、道具が見当たらないなんて言われた時も、捜すのを手伝いながら、見つからなければ居残りできるな、なんて思ってた。 それなのに、あっさり見つけちゃったりした時は、内心ではちょっとへこんだ。]
(586) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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そうかな? でも、楽しいよ。 こんなに文化祭に関われたの、初めてだし。 黒岩君の方こそだよ。こんな遅くまで残ってさ。 しかもわりと重労働だし。
[かけられる労いの言葉>>503には、そんな風に首を振って。 安楽君にしたような説明>>297をしたこともあったかな。]
親? お母さんは、喜んでくれてるよ。 昔は、今くらいの時間なんてバイト三昧だったからさ。 あたしが高校生活を満喫してるのは嬉しいって。
[小学生の間は内職。 中学生になったら新聞配達。 高校になったらさらに平日の夕方と、土日のバイトが加わった。
母だって、高校中退で赤子のあたしを抱えて、必死でいくつも仕事を掛け持ちして働いてきたような人だ。 あたしも母も、夜道は危ないとかそういう発想は、多分なかった。 というか、そんなこと考えてる余裕がなかったんだと思う。]
(587) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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[秋の日はつるべ落とし、だっけ。 そんなことを話しながら校舎を出ると、もうすっかり日が暮れていて。 星が見えたりすることも珍しくなかった。]
……ありがと。 気持ちだけ、もらっとく。
[送ろうか、という黒岩君の紳士的な申し出。>>504 正直、とてもありがたかった。 夜道が怖いなんて思わないけど、帰りたくない家に帰るのに、ひとりだと余計憂鬱になる。 防犯的な意味じゃなくて、話し相手がほしい的な意味で、黒岩君の申し出はとても魅力的で、だけど、あたしは結局それを断った。]
(588) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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[夜道は怖くない。 だけどね、黒岩君。 世の中には、もっと怖いものがあるんだよ。
あたしと、夜にふたりでいるところなんか見られたら、黒岩君が危ない目に遭うかもしれないんだよ。 そんなこと、絶対言えなかったけど。*]
(589) 2018/02/11(Sun) 17時半頃
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── 演出家と ──
[ 伸ばした指先は、あたたかく 彼女の掌を包み込みました。>>533 流れる熱は、彼女にも伝わるでしょう。 共にハッピーエンドへ迎えられるよう、 繋いだ糸が切れませんように。 ……って。 ]
……うれしい、
[ 端役なりの笑顔を向けたのです。 ]
(590) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ それなのに、 曖昧に浮かべられた笑み。 離されてしまった手。 ほんの僅かに陰りを帯びて、 ]
悪者は、幸せになっちゃダメ?
[ 真意の読めぬ問いに、 口元をきゅっと引き結び、 心配そうに首を傾けたのでした。 ]
(591) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ 口元に手を当てて笑うのは、 あたしもたまにする笑い方。 癖が意味するところを、 そろそろ理解できるようになってきたと思う。
でも、雪に吸収されてしまった、 音にならなかった言葉を知ることはできなくて。 他愛のない会話を繰り返すのです。 ]
いいの?参加する!
[ ひっくり返ったお弁当はあるけれど、 プルコギパンなんて気になっちゃう。 そうこうしているうちに、 あたしたちは、校舎に辿り着く。 ……相合傘、あたしたちもすればよかった! *]
(592) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ 単語帳を捲りながら、 無意識に指に髪の毛を絡ませる。
ふわ、と僅かに香料が広がる。 すん、と息を吸えば、いつもの匂いだ。 案外匂いフェチというやつなのかもしれない。 くすぐったいと言われても、気になるものだ。 ]
雑貨屋、かー。
[ いいよ、行こー、と肉じゃが同様二つ返事。>>572 その時は芽依ちゃんも、誘おう、と心の中で。 ショートヘアによく映える、 素敵なものを選んでくれるだろう。
心に少し引っ掛かるのは、 こういう場面で、度々耳にすることがある、 『御揃いで買おう』の呪文。 ]
(593) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ 誰かと一緒なのは、嬉しいけれど。 ねえ、それって。
それを見る度に、私はきっとあなたのことを想う。 ]
(594) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ 椿がきっと変なのはわかっている。 けれど、ずうんと心は暗く沈むのだ。 幾重にも巻きつく重りのような鎖のせいか。 ]
(595) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ 常に 側で、有りたかった。 ]
(596) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ 簡単に椿の事を忘れるのに、 簡単に忘れさせてくれないものは、 これ以上要らない。 ]
(597) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ ふるりと身を震わせて、我に返る。 手にした単語帳に、皺ができていた。
大丈夫。 もしそんな呪文が唱えられても、 理由づけて断ればいいだけだ。 ]
あ。しまった。
[ また香里ちゃんに伝え忘れだ。 帰りは送ってくれるというから、 有り難く言葉に甘えることにした、までは、 よかったけど、も。>>547
雪合戦からのケーキの後。 夕飯の食材を買い足すべくスーパーにも、 行きたいのだと、言っていない。 ]
(598) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ 気が付いたなら、早めに行動するべきだ。 単語帳の代わりに携帯を取り出して、 もらったメールを開いて、 ]
To:檀 香里 From:高槻 椿 Sub:Re:おはよー
香里ちゃん〜 帰りにスーパー寄りたい! 帰るの遅くなっちゃうかもだけど、大丈夫?
[ さっと打ち終えたそれを、ぴ、ぽ、ぱ、と。 しようとするも、送信できない。 ]
(599) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[ どうして? なんで? 眉間に皺を寄せ、携帯の電源を落としてみるものの、 何も変わらず。 ]
あっ、圏外、だ?
[ ようやく気が付いた理由に首を傾げる。 今までこの校舎で圏外になったことはあったろうか。 いや、ない。 購買が一階だから? 教室なら電波も通じる? ふむ、と顎に指先を置いて考えるも。 ]
(600) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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休み時間にでも言えばいっかー。
[ 出した結論は、単純だった。 ]**
(601) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 18時頃
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― 教室 ―
おはよー……って、無人かーい!
[教室に一番乗りなんてしたことなかった。 校舎内は、妙にひとけがなかった。 教室を目指して廊下を歩いても、行きかう生徒の姿もない。横を通り過ぎた他のクラスの教室も、妙にしんとしている。
がらりと3-4のドアを開けて、いつものように挨拶をしたあたしは、虚しい一人ツッコミをする羽目になった。 おかしいな。少なくとも、黒岩君は先に来てると思ったんだけど。]
その割に、暖房は入ってるんだよね。 スイッチ入れて、出てったのかな?
[そうとしか考えられない。 ともあれ、教室の中がほわんと暖かいのはありがたい。 あたしは自分の席に行くと、鞄を机の上に置いた。 そうして、取り出すのはもちろん替えのタイツだ。]
(602) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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[右を見て、左を見て。もちろん、誰もいない。 タイツ、女子トイレで履き替えようと思ってたんだけど。]
……ささっと履き替えちゃえばいっか。
[しかし、トイレは寒い。そしてここは暖かい。さらに言うなら無人だ。 幸い、あたしの席は廊下側じゃなくて窓側で、急に誰かが入ってきても、すぐに丸見えにはならない。 そうと決まれば、あたしの行動は早かった。 椅子に座って、ささっと濡れたタイツを脱ぎ捨てる。
うん、やっぱりあたし、女子力ないと思う。]
(603) 2018/02/11(Sun) 18時頃
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── 衣装さんと ──
[ ほにゃほにゃ返した言葉は、 再びほにゃほにゃとした音になって、 あたしの元へと帰ってきました。>>567 そして彼女なりに理解をしてくれた あたしの世界観を抽出して 纏められているノートを覗き込み、 丁寧なお仕事をする椿ちゃんに、 また感心が深まるのです。 ]
マメ、だねぇ ……すごいなぁ
[ そして、互いに遅れる一拍に、 ほにゃほにゃの波が止むのです。 ]
(604) 2018/02/11(Sun) 18時半頃
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お上品な、ワンピース? 椿ちゃんがおしゃれなのは、 おかあさん譲りなのかなぁ
[ 見詰める瞳を、じぃと見詰め返し、 逸れる視線を不思議そうにしながら、 無邪気にそう、言葉を返しました。 ]
あたしの、おかーさん? ……かっぽう着?
[ 今度はあたしの番。 視線が僅かに横に逸れて、 おばあちゃんの格好を告げました。 ]
(605) 2018/02/11(Sun) 18時半頃
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[ 一般的な母親の像を、 あたしは、知らないから。 うまく答えられないと知っていたから、 母親代わりの祖母へと置き換えて。 ]
……それはそーと、 椿ちゃんのおかあさん。 みてみたいなあ!
[ 携帯の画面を行き来する指に軽く触れて、 椿母の写真が見たいと、乞うたのです。 ]*
(606) 2018/02/11(Sun) 18時半頃
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― ―
言っとけ。
[>>396安い挑発だ、と言わんばかりに鼻で笑って 永谷の いつも通り の視線に背を向けて、俺は教室を去った。
……逃げた、わけじゃない。
そうして、歩いて、歩いて。 辿り着いた場所―見慣れた部室で、 漸く俺は足を止めて、その場に座り込んだ。
もう、部活は始まっているらしい。 人気がないのが幸いした。]
(607) 2018/02/11(Sun) 18時半頃
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[頭の中、ぐわんぐわんと反響するのは、 捲し立てられた言葉たち。
――なぁ、アイツは何を知っている?
的外れだと笑い飛ばすとか、或いは開き直るだとか。 幾らでもやれることはあっただろうに。 それが出来なかったのは、つまりは、そういうことなのだ。
鏡でも見てみろ?そんなの、自分が良く分かっている。 ここに居るのは、ただの――。]
(608) 2018/02/11(Sun) 18時半頃
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[死人に口はない。生者に語り掛けることなど出来ない。 ただ、時間が経てば忘れ去られるだけの存在なのに。]
…………にい、さん。
[か細い声を漏らして、 死んだはずの弟は、兄を想う。*]
(609) 2018/02/11(Sun) 18時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
[文化祭の出し物は演劇に決まった。 役者、衣装、照明、大道具、小道具、脚本、演出、案内、広告。 黒板には、想定される係の名前が並ぶ。 教室内は、何の係をするかの相談の声が飛び交ったり、早速黒板に名前を書きに来る人もいてにぎやかだった。
「楽なのどれー?」なんて、わかりやすい声も聞こえたりする。教室内でもひときわ目立つグループだ。 悪い人たちじゃない。だけど、あたしとは違う世界の人だとなんとなく思ってた。
その頃、まだ吹田さんとしか呼んだことがなかった実瑠ちゃんのことは、もちろん知っていた。 実のところ、高1の頃から彼女のことは知っていた。 放課後や週末、実瑠ちゃんのグループが時々やってきて、長いことおしゃべりしてたファストフード店>>208、そこはあたしのバイト先だったから。 いい匂いのする実瑠ちゃんと、油の臭いを纏うあたし。 カウンターの向こう側とこっち側。 実瑠ちゃんとあたしは、違う世界の住人だと思っていた。]
(610) 2018/02/11(Sun) 18時半頃
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[そんな実瑠ちゃんが、グループの人たちと全然違う、“楽なの”じゃない係に名乗りを上げたのは、正直少し驚いた。 内申のためか、なんて大きな声で言われている>>209のを聞いて、違う気がするなあ、なんて勝手な感想を持って、苦笑した。 だって、あたしとグループの人だったら、グループの人の方が実瑠ちゃんのことよく知ってるに決まってるのに。
でも、あたしの予想は、多分間違ってなかったと思う。 実瑠ちゃんは名ばかりの演出なんかじゃなかった。 脚本の日向ちゃんともよく連携して、がんばってた。 あたしも実瑠ちゃんと会話をする機会が増えて、吹田さん呼びが実瑠ちゃん呼びになって、そして連絡先の交換もするようになった。 同じ世界の住人になれたような気がした。
誰にも言ってないけどね、本当はメールは好きじゃない。 打つのが苦手だから、じゃなく。 だけど、実瑠ちゃんと連絡先を交換できた時は、本当に嬉しかったんだ。*]
(611) 2018/02/11(Sun) 18時半頃
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/* まだ絡めてないのは十朱君、亀森君、芽依ちゃん、日向ちゃん。
(-163) 2018/02/11(Sun) 19時頃
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── 委員長の笑み ──
[ 安楽一記の笑みは、変わらない。 それは、クラス委員として共に仕事に励む中、 ほとんど揺れたことのない笑みでした。 ]
そう、……かな 褒めてもなんにも出てこないよ?
[ 照れたようにはにかめば、 長くはない髪のおさげの毛先を、 指先でくるんと弄りました。
パラパラと捲られる冊子に並ぶ文字。 書記然とした美しい文字は、 あなたの親ならば、 良く目にしていたかもしれません。 ]
(612) 2018/02/11(Sun) 19時頃
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作り物は、どこまで行っても作り物。 矛盾だらけでも面白けれオッケー ──……ってこと、かな?
[ 薄まる瞳は、目の前にいる 安楽一記だけを虹彩に取り込みます。 ]
……そんな委員長は、 いっつも同じ笑い方。 まるで、作り物みたいだね
[ 口端が弛み、くしゃと目尻に皺が寄る。 そんな笑みは、遺伝的なものでした。 ]
(613) 2018/02/11(Sun) 19時頃
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……そう、悪人にも、 物語の登場人物としての特権を、 与えてあげなきゃ、不公平だと思わない?
[ ─── 嫌いじゃない。>>583 その言葉に笑みは深められます。
ハッピーエンドの存在意義が、 物語の中にしかないというのなら、 あたしたちのこれからの人生は、 ハッピーなエンディングなんて迎えられない。 まるで、そう言っているような気がして、 どこか、同調さえも覚えたのです。 ]
(614) 2018/02/11(Sun) 19時頃
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[ 揃いの瞳で向き合えば、 思うままに紡がれる音に、 気分が良くなったのか、 冊子を抱く腕の力を緩めました。 ]
安楽くんにとっての、 正義って、どーゆーの?
[ 真意掴めぬ答を都合よく解釈をして、 駄駄を捏ねることもなく、 深めようとすることもなく、 ぼんやりとした問を重ねるのでした。 ]*
(615) 2018/02/11(Sun) 19時頃
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[無人の教室で、無事タイツを履き替え終わって、あたしは椅子に座った。 教室の中は相変わらずしんとしている。聞こえてくるのは、暖房の稼動音だけ。]
やっぱり、休みなのかな。
[休校? 帰らなくちゃいけない? 連絡ミスであたしのところに来なかっただけ? どうしよう。帰りたくない。 みんなはどうするんだろう。 雪合戦して、ケーキ食べて、解散?
もしそうなったら、椿ちゃんを送った後、適当にどこかで時間を潰そうかな。 学校があったことにしてさ。バレないよね? 図書館とかさ。]
(616) 2018/02/11(Sun) 19時頃
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面倒……。
[あたしらしくない言葉が漏れた。 “面倒”って。そんな言葉、ほとんど使ったことなかったと思う。 忙しく忙しく生きていた時も、面倒だなんて思ったことなかった。
だけど、今、心底思った。 面倒くさい。*]
(617) 2018/02/11(Sun) 19時頃
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── 現在・教室へ ──
[ 職員室を離れた足は、 真っ直ぐに教室へと向かっていました。 廊下の窓から見える雪は健在。 ひと気がないのも、健在。 ほんの少し瞬きの数が増えて、 ── ガラリ、と教室の扉を開きました。 ]
……あ、れ? 香里ちゃん、みんなは?
[ 踏み込んだ先。 見えた姿はひとりだけ。>>617 ]
(618) 2018/02/11(Sun) 19時半頃
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今日、休校の連絡来てないよね?
[ 履き替え生シーンは見れなかったけど、 下駄箱で別れた他の姿は見当たらなくて 不安げに彼女の元へと駆け寄るのでした。 ]*
(619) 2018/02/11(Sun) 19時半頃
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[窓の外を見て、ぼんやりしてた。 昔は、ぼんやりしてる暇もなかったなあ、なんてことを考えて。
しばらくそうしていたら、暖房の稼動音しか聞こえない静かな世界に、小さな別の音が混じった。 廊下を、こちらに向かってくる、軽い足音。>>618 いつもならきっと聞こえないそんな音も、静かな校舎では耳に届く。]
日向ちゃん、さっきぶりー。
[ドアを開けて入ってきたのは、昇降口で別れたクラスメイトの日向ちゃん。 窓際の席の椅子に座ったまま、あたしはひらひらと手を振って挨拶した。]
(620) 2018/02/11(Sun) 19時半頃
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なんかねー、誰もいないの。 でもね、暖房のスイッチは入ってたんだよね。
[広い教室を暖めるのは少々時間がかかる。 結構前から暖房のスイッチは入ってたような気がした。]
休校の連絡はもらってないなあ。 うちのクラスだけ連絡ミス? とか?
[そんなことを言いながら、念のため携帯を取り出した。 画面を確認しても、やっぱり新着のメールも着信もなくて、そのかわり。]
あれ、圏外になってる。
[もしかして、圏外になってるせいで、あたりのところに連絡が来なかった? 携帯壊れた? いやいや、椿ちゃんからメールが来たのは通学中だ。あの時はなんともなかった。]
ねえ、あたしの携帯、圏外になってるんだけど。 壊れたのかな? 日向ちゃんのはどう?*
(621) 2018/02/11(Sun) 19時半頃
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ん、さっきぶり。 ……職員室もね、だぁれもいなかったの
[ 前の方の列。そこにあたしの席がある。 鞄と防寒具を机の上に置いて、 颯爽と香里ちゃんの側に近づいたのです。 ]
連絡ミス……それはかなしいかも
[ しょんぼりと肩を落とし、 携帯を取り出す彼女と同じくして、>>621 あたしもスマホを取り出してみる。 ぱっと開いて見ても、新たな連絡は入っていない。 どころか、 ]
(622) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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──── 圏外だ、 あたしも、だよ。
[ 問いかけに答えるよう、 スマホの画面を香里ちゃんに見せます。
確り者の香里ちゃん。 頼れる香里ちゃん。 彼女にも連絡が来てないなんて 不思議にも程があるし、 ふたり揃って携帯を壊したなんて、 ちょっと想像するのには難しかった。 ]*
(623) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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/* 亀くんとめいちゃんに話しかけたいんだよな〜〜〜〜
(-164) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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え、先生いなかったの?
[職員室に誰もいなかったという日向ちゃんの報告。>>622 あたしはちょっと眉を寄せたと思う。]
休校でもさ、普通先生は誰かいるはずだよね? 休校の連絡だってしなくちゃいけないし。
[全く無人ってことにはならないと思う。 それに、なにより。]
校門も開いてたし、昇降口も鍵かかってなかったのに。 あれって、先生しか開けられないよね?
[開けっ放しなんてありえない。普通鍵がかかってるし、無理やり入ったら警報が鳴ると思う。 となると、何か用事をしてる?]
雪かきしてるとか?
[先生のそんな姿、見てないけど。]
(624) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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|
[窓の外を見てみても、雪かきしてるとはとても思えない雪景色。 首をひねって日向ちゃんに顔を戻せば、日向ちゃんも圏外だって言う。>>623 見せられた画面は、確かに圏外。]
……雪のせい、かなあ? でも、登校中は、メールできたのに。
[雪が、どこかの電話線を切っちゃった? どうしよう? って日向ちゃんと顔を見合わせる。 使ってる人を見たことがない公衆電話は昇降口の近くにあったけど、だからってどうしたらいいんだろう。]
公衆電話なら、使えるかもしれないけど……。
[学校にいるのに、学校に電話をかけて、今日は学校休みなんですか? って聞く図を想像したらすごく馬鹿馬鹿しかった。そもそも、職員室は無人らしいし、誰が応答してくれるんだろう。]
(625) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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[休校の連絡あった? って家に電話をする。 そんな案を、思いつかないわけじゃなかった。でも、気がつかないふりをした。
家に電話なんて、絶対かけたくなかった。*]
(626) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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―準備中:脚本へのアドバイス―
[きゅ、と寄る眉>>477に、伏せられた睫毛>>478に、 なんとなく居心地が悪くなって、 俺は引かれた腕を軽く引いた。 ……多分、遠目から見たら 俺が彼女をいびっているように見える状況だ。
だから、古守の眼差しが此方を向いたことに 安堵を覚えつつ、頷いた。]
(627) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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……好きだよ。 見るのも、演るのも、面白い。
コイツならこうするだろうな、って 何となく、動いてるだけというか コツは考えたことない。
[技術は拙いが、才能はある。顧問の言葉が頭を過る。 当然だ。何せ、ずっと――を、演じ続けているのだから。
そういうわけで、演劇の極意なぞを乞われても 多分、お役に立てはしない。 かといって、突き放すのも冷徹すぎる気がした。]
(628) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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……興味あるなら、 今度、演劇部でも覗きに行こうか。 何となく雰囲気は掴めるだろうし、 前に使った脚本とか、参考になると思う。
[自分への問いかけ。興味深げな視線が向いたのは、 演劇の方であろう、と。 そうアタリを付けた俺は、そんな提案を投げかけたのだった。*]
(629) 2018/02/11(Sun) 20時頃
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そーなんだ 順調なんだね
舞台に立ったらさ、 絶対呼んでよね?
[ 何てこともないように 肯定の言葉を返す進に>>427 気の早いお願いを。
演劇で成功する人なんて極一部で。 その道に進むと決める事はきっと 凄い事で。
…でも、心なしかだけど。 進は嬉しそうに見えなかった ]
(630) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[ 笑ったり怒ったり。 少なくともあたしは、演劇以外の 場面で彼のその顔を見ていない
あたしは、それが気に入らなかった でも、ジジイと思うのは 心の中だけに留めておこう
もっと近い人なら気付くのだろうか? …何故か、普段から人を掌握せんばかりによく動きを見ている委員長…安楽の余裕綽々で、頼りになるけど信頼出来ない笑顔が脳裏を過ぎった ]
(631) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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ほんとだ。 だぁれも居ない。
実瑠は来るって言ってたけど 今日はそれ以外会ってないしなぁ
[ 辺りを見渡してみても 一面の銀世界…と複数の足跡が残るコンビニが あるばかり。
ふと思い出した。ハンドクリームが切れている!! 購買にもあるけれどお気に入りのローズの香り付きなのは此処にしか無いんだよなぁと思いつつ。 ]*
んじゃ、また教室でねー! [ そう言ってコンビニの中に 消えていった ]
(632) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[コンビニの温い空気に一息つきつつ メールチェック。実瑠からのメール>>288によし、とガッツポーズ。
所謂恋バナ。 実瑠とあまりした事は無かった>>289けれど勿論大好物だ
また髪をいじらせて貰えるかな、と考えたらウズウズしていた
ついでにロングヘアーモデルのファッション雑誌も買って コンビニを後にした ]*
(633) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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ー姉妹ー
[ 文化祭のあの日、実瑠の髪を 手早く結い上げながら 思わず偶に妹にするように 実瑠の頭を撫でていた
元が良いからだろう 仕上がった実瑠は本当に綺麗だったからあたしは満足だった
そしてね。
本当は美容師になりたいんだ。 なんて少し照れたように 呟いたっけ。
あ、でもその事で親と揉めてるんだ って慌てたように打ち消したけど]
(634) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[どういう切っ掛けだったか。 話は互いの姉妹の事へ。
年上みたいと言われれば
え、分かっちゃう? あたしのお姉様オーラが。
なんて戯けてみせて そして実瑠の姉がどんな人か 聞こうとしたんだっけ。 ]*
(635) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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ー回想 友達とはー
[ 友達ってなんだろう?
あたしは楽しい事が大好きだから 誰かから誘われれば基本 断らなかった だから、遊び相手に困るような 事は一度も無かった
…けれども 妹の事を、…こう見えて深刻に 悩むこともあるのだと
打ち明けられるのはそう多くない]
(636) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[ 以前友達に打ち明けた時 「芽依らしくなーい」 そう言われた時、その場は だよねって笑ってやり過ごしたけれど その子との間で何かが断ち切れる音がした
嗚呼友情の脆き哉。
いつしか友達とは 付かず離れずの距離感を保つ ようになったけれど、椿はその一人だった ]
(637) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[ ふんわりした明るい雰囲気を持つ 彼女が好きなのは紛れもない本当だ。 …が、卒業後にどうなるか 今のあたしには分からなかった
反面妹の麻依は人数こそ少なかった けれど、彼女が友達と思う人は 彼女が心から大切にしている人達だった ]
(638) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[ 何が縁を結び保つんだろうね あたしは目に見えない、容易に移ろう心は信じられなかった
あたしが信じるのは 「相手を必要としてる」 なんて損得感情からの縁
麻依の命と共に途絶えかけた縁 あたしはそれを途切れさせたくない
だから「 あたしは椿が必要 」 醒めたような捻くれたような。 綺麗事なしの感情を抱いていた ]
(639) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[ そしてね。 彼女が麻依を“羨ましい”と思う 事は知り得ずともあたしは彼女を羨ましいと思う
少なくとも麻依とあたし。 縁が続くことを願ってるよ]*
(640) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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ー回想 海琉と ー
[ それは麻依が珍しく学校へ 来た時の事 あたしと海琉は小道具の作業中 だったけれど、何故かそこに麻依も加わっていた
麻依が敢えて来るのはあたしが そこにいるから。 …だけでは無いことは 薄々だけど気付いていた ]
(641) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[夕陽に照らし出される海琉は>>215 何処か現実感が無くて 生まれる事の出来なかった彼の弟は 尚の事遠い話だった でも… どことなくその生に責任を感じているかのような口調に]
気にする事無いでしょ。
人間が人間を産むんだよ? そんな奇跡に責任を負うなんて 誰であってもできない んだからさ。
[ 話す言葉はツッケンドン。 気にしてると決まった訳でもないのに偉そうな事を言ってしまった気まずさに思わず隣の妹の方を見た。]
(642) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[ 夕陽に溶けそうな妹の赤い顔を 見ていたら、無茶するな馬鹿野郎と 言いたくなり 冗談めいた言葉を吐いたんだ>>176
彼の答え>>215を聞いた妹は ハッと彼の顔を見た
「ねえ、永谷君 もしそうなら……」
麻依は海琉の袖を 掴もうと手を伸ばし…]
(643) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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[ …掴む事は無かったし その続きを言うことは無かった
教室を飛び出してしまった妹を追いかけて 見た顔はとんでもなく赤かった
麻依が学校へ来た最後の日は 夕日がひどく綺麗な時だった ]**
(644) 2018/02/11(Sun) 20時半頃
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―回想:役決め―
[意外な面子だ、と。そう思った。
こう言ったお祭り事を好むように思えない者の名や、 そもそも、結びつかないような奴の名前もある。
その筆頭は、役者希望の欄に書かれた『亀森』の文字。 中学か、それ以前からの付き合いになるけれど、 彼が役者を希望するなんて、考えもしなかったからだ。]
……意外だ。
[ひとつ前の席。眼前の後頭部に向って、 ぽつ、と、呟く。 あぁ、否定したいわけじゃあない。 振り向いたなら、頑張ろうの一言位はかけただろう。
どちらにせよ、俺のやることは変わらない。 その隣に並んだ、自分の苗字へと視線を戻した。*]
(645) 2018/02/11(Sun) 21時頃
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[檀 香里はゴシップの宝庫だ。 母親は高校中退のシングルマザー。 1DKのおんぼろアパートでぎりぎりの生活。 朝は新聞配達。学校が終わった後はバイト。土日祝日は一日バイト。 噂話の種は尽きず、友達を作る暇もなかった。
高2の春頃から、暮らしぶりが少しずつ変わってきた。 服装が少しずつ身奇麗になり。 全然手入れされていなかった髪や肌が、少しずつ整えられ。 そうして、夏休みが明けた時、姓が檀に変わっていた。 当然、格好の噂話の標的になった。]
(646) 2018/02/11(Sun) 21時頃
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別に、あたし迷惑かけてないと思うんだけどなあ。 放っておいてくれないかなあ。
[愚痴ったのは、その一度だけ。どうにも苦しくて吐き出してしまったことがある。 よしよし、って頭を撫でてくれたのは、今はもういない麻依ちゃん。 当時のあたしのクラスメイトで、数少ない友達だった。]
……お母さんには、内緒ね。
[こんな弱音を吐いたこと、母には絶対知られたくない。 上目遣いで麻依ちゃんにお願いした。 高2の時の思い出。*]
(647) 2018/02/11(Sun) 21時頃
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/* うぐぐ…プロは発言を抽出できないのがとても苦しい… 安直な無茶振り:片思い縁故、とか考えてしまったけど、そんな不純な動機ではやりません! やりませんから!!
(-165) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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/* めいちゃん自身にも、なんか投げたいなあ。 友達の回想におへんじくるとおもわなかった! おどろいた! うれしい!
(-166) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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──回想:脚本家さんと──
[ じい、と見詰め返す瞳は、>>605 ただただ普通に会話を続けているように映る。 無邪気な声の色に、肩を震わせて、ふふと笑った。
そうなの、日向ちゃん。 私ね、あの人と同じになりたかった。 ]
……かっぽうぎ。 割烹着、って、あの袖まである……?
[ 吃驚した表情で、聞いた単語を繰り返す。 まさか、割烹着と返答が来ると思わなくて。 あ。それでも。 なんとなぁく、魔法瓶の、>>167 わかめたっぷりの赤味噌のお味噌汁は、しっくりと。
逸れた視線は、まんまるな瞳で追いかける。 ]
(648) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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── 回想 定義 ──
── 何も強請ろうって訳じゃあないさ 俺は存外 神経質なんだが、 古守の形の良い字が整列している様を眺めると すこぅし、気が落ち着くってだけ
良い物をもらったよ、ありがとう
[ ほんの少しはにかんで揺れた表情と、 それに合わせて跳ねた小さなお下げ。
気紛れに頁を眺めるお医者の息子は 親の仕事ほどつまらぬものはないと 誰に言うこともなく思っていたもので、
その清潔ささえ感じさせる文字列に 何か思い至ることはないまんま、]
(649) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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── 現実と作り物の 違いが一つとしてないのなら、 存在する意味もなくなってしまうじゃないか
幸と不幸のバランスのない世界も 善と悪さえ等しく扱われる世界も ── 誰かの救いにはなるんだろう
古守は── 、 自分の人生と地続きの物語の方が好きか
[ 肯定されるとは思っていやしない眼は、 変わらずの笑みを浮かべていたのだろう。
作り物 という言葉に、 ゆうっくりと瞬きをする時、 なァんの色も浮かべなかったやもしれないが。]
(650) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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嘘など、一つだってありはしない。 何一つ、嘘になどしない。
(651) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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[ 触れられた指が強張った。>>606 こく、と口の中に何もないのに飲み込む。 そっ、と手を引っ込めて、 罫線に不揃いに並んだノートの上へと置く。 日向ちゃんとは、大違いの、字。 ]
……隠してた、わけじゃないんだけどね。
うち、離婚してるのー。 だからね、写真、ないんだあ。
[ えへーと、笑いかける。 離婚なんてよくあるしねえ、と言葉を続ける。
マメだと褒められた>>604時に見せた笑みと よく似たものが作れたはずだ。 ]*
(652) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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[ 瞬きを一つ、二つ。 笑顔の上手な委員長の両の眼は、 三日月みたく、細く開いて、]
不公平 不公平か 極悪人にも与えられる特権があるなら その物語は到底寓話にはなれないだろうな
── それは、現実に生きる悪人も ままならない明日を生き抜くために?
[ 作り物 の存在を現実に求めて、 安楽一記は問いに問いを返して、 よそゆきのお顔の決まりごと そのギリギリでゆらゆらと揺れているよう。
それさえ愉快に思うのが安楽一記であって、 "心優しい物語"の作者に、片頬で笑んでみせる。]
(653) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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── 正義 とは、
[ 明瞭な形のない問答は好い。 思うがままを口にしてやろうと 常より低い声を紡ぐ時、 問いを発したクラスメートの その眼の奥にあるものを盗み見るが如く じいっと、覗き込んで ]
生き抜く力 自分こそ正しいのだと思わせること ──── に、よって作られるもの 条件を以ってして満たされるのではなく 誰かが勝ち取る もの
[ おや、存外難しい と、 満点でない答を口にする自分に 今日だけは目を瞑ってやることにして、]
(654) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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──…… そのためには
[ そう言って にぃッと笑う。 口角を吊り上げ、歯を見せて これ以上なく確りと笑って 見せる。]
泣こうが怒ろうが嘆こうが 与えられるのは哀れみでしかないから、 ──── 笑う と、
こんなところだろうか
[ 別段、法を遵守するだとか 褒められる行いをするなどは 正義たる条件として必須ではないはずだ。
まだすこぅし表現を選ぶ素振りを見せながら、 安楽一記は「さあ」と視線を注いで。]
(655) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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今度は古守が定義を施す番だ
[ 正解のない問答に 別解を識るのは愉しいだろう?**]
(656) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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/* 普段やるPCが麻依タイプだから 麻依の方が話しかけやす(ry
落ちる時は麻依に乗っ取られエンドにしよう
(-167) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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── 教室 ──
それか、緊急会議、とか? どこかの会議室にいるとか、 体育館に集まってる、とか?
[ 寄せられた眉、困惑する声、>>624 色んな可能性をあげる副委員長に、 あたしもまた、幾つかを提示してみせる。
それよりも、こんなにも 焦って見える香里ちゃんに、 あたしは、ちょっぴり驚いてました。 ]
(657) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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うーん、でも…… 焦らなくてもあったかいし、 落ち着いたらお家に帰ればいいよ〜
[ ぽやん、とした声で、 香里ちゃんの肩に掌を乗せます。
家に電話をかける。 そんな案は、あたしも気付かないフリ。 香里ちゃんの席の目の前に座って、 ゆらり、と足を揺らしてみました。 ]*
(658) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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── 回想 ──
ね、今日のお弁当のおかず ……なんだとおもう?
[ とある移動授業の時のこと、 偶然、隣に座った彼に問いかけました。 ─── 亀森稀好くん。 おばあちゃんを連れたあたしは、 スーパーで買い物をする彼を 時折、見かけることがありました。 お引越しをしてしまう前は、 ご近所さん、だったと思います。 ]
(659) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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[ 其処のスーパーでは、 椿ちゃんも偶に見かけていて、 あたしのおばあちゃんの割烹着姿も、 バッチリと見られていたかもしれませんね。
その日のお弁当のおかず、 それはあたしのお気に入り。 おばあちゃんのオムレツでした。 ひき肉にベジタブルの入った、 引き締まった卵が、美味しいものです。 ]*
(660) 2018/02/11(Sun) 21時半頃
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─ 役決め、それから ─
[ 今日の今日まで、こいつとはまともに会話した事も無かったかもしれない。 無意識に避けていたということが判明したとしても、>>458 「関わりないのも当然か」。 この程度。
笑っちゃうくらいには失礼な態度も、 だからこそと言えるだろう。]
いや、目の前で吐かれても困るから。
[ 優しさの欠片も無い返答も、同上。 提案した手前というか、 手首を掴まれれば聞くしかない。 何で、この積極性を役決めの時に発揮できなかったのか。
そして出された話題が話題だ。 適当に答えても良かったが、 普通とは離れた一面が見えたせいもあるかもしれない。]
(661) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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あんた「我おもう故に我あり」って言葉知ってる? 知ってるよね、倫理でやったし。
[ 自己完結で終わらせたまま話を進める。]
あれって逆に言えば自分の周りに誰かの存在が無いと成り立たないよね。 例えば家族、友人兄弟、イマジナリーフレンド………死んだ人、とか。
[ ふと、より生気が失せた顔色の相手を見つける。 ああ、あたしの香水で吐きそうになってんのかな。 思わず口元を手で覆った。 目は真っ直ぐ永谷を覗き込む。]
(662) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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誰と同じになりたいわけ? 何を好きになりたいの? 正しい答えって、なんだろうね。
結局は他人がどうあろうが、何処まで行っても自分のままでしょ?
[ 普通だし特に気にしたこと、無かったけど、 こうやって吐きそうな位に悩む姿に好感が持てて、 つい言葉数が多くなる。 いけない。首を横に振る。 口元の手を外した。
しかし次の答えを待つまでもなく、 相手はけろりと立ち上がろうとする>>463。]
(663) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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[ 「あ、結局吐かないの。」 ]
(-168) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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[ 口を突こうとした言葉を呑み込んだ。
先まで悩んでいた言葉を容易に口にする。 地に足付いてない態度が目に見えて、 今度はこっちが温度差で吐き気がした。]
………、そういうもん?へぇ。
[ しらっと立ち上がる相手を見上げた。 口角の上がった口から溢れた失礼な言葉には、 口角を上げる>>464。]
化粧は女の鎧だからさ、無理だね。 永谷に言われたくないし。
[ そんな軽口を、一つ。 ついでに、軽口のつもりでもう一つ。]
(664) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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普通に気持ち悪いわ、お前。
[ 冗談めかして笑ってみた。]*
(665) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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/* うわあ(褒めてます)、賢い返事が来た。 ゆれてる、なあ、ゆれてるんだよなあ? それをどうにかしたいなあ(まだ村始まってない)
(-169) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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[ぽんと肩に日向ちゃんの手が乗って、あたしは自分が動揺していたことに気がついた。>>658 焦らなくても、という言葉に、あたしは自分が焦って見えたことを知る。 誤魔化すように、照れ笑いを浮かべた。]
そうだねー。 帰らなきゃいけないんだったら、戸締りとか、他の教室の明かりとかどうしようって考えちゃった。
[文化祭準備期間中、何度もほぼ最後に帰宅する生徒になった。 窓の施錠を確認して、明かりを消して、そうして帰った毎日を思い出す。
今日、この教室に来る途中、他のクラスに人の気配はなかった。けど、明かりは漏れてた。廊下の電気も全部ついてた。 つけっぱなしで帰っていいの? なんて、余計なことを考えてしまったんだ。]
(666) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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[まあ、動揺の大半の理由はそこじゃない。 夕方までの安心できる居場所がなくなってしまうかもしれない。そっちの方だったんだけど。 でも、不法侵入したわけじゃないんだし、日向ちゃんの言うとおり、ここはあったかいんだし。 別にいたって問題ないよね。]
まあ、会議とかならそのうち放送が入るか、誰か教室に来るかするよね。 待ってたらいいか。
[そう考えたら急に喉が渇いた。暖房が効いてあったかいのはいいけど、空気はやっぱり乾燥するよね。 永谷君に買ってもらったカフェオレを取り出して、キャップをひねる。 そういえば。]
(667) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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永谷君が、雪合戦して、その後ケーキ食べに行こうって言ってたよ。 日向ちゃんもどう?
[日向ちゃんが滑ったり転んだりするのを気にするタイプなら、雪合戦はあまりお勧めできないけど、どうだったかな。 カフェオレを飲みながら聞いてみた。*]
(668) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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──回想:金魚──
[ 飼っていた金魚が、ついに皆死んだ。
一軒家に引っ越して、一息ついて。 夕飯は外で食べようか。賛成! 一家で段ボールがまだ積まれている家を後にして、 賑やかな声に誘われて、 たまたま、立ち寄った夏祭り。 ]
金魚すくい、やりたい! ね? いいでしょ?
[ 一人娘の我儘は、叶えられる。 狙うは、赤の和金。
すくわれた金魚は、全部で4匹。 赤色が3匹。 赤白が1匹。 赤白は簡単に見分けが付くけれど、 赤は大き目の1匹だけしか見分けがつかなかった。 ]
(-170) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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[ 金魚にしては、長生きしてた方だと思う。 よく、すぐ死んじゃうって聞くから。
赤の金魚は三匹合わせて、いちごちゃん。 赤白は、しーちゃん。 ごーちゃんは、かわいそうだから。 大き目のその子には、ごろちゃん。 性別も解らないまま、気持ち赴くままに名付け。 ]
[ それから。 家に住み始めて、7度目の夏に皆死んだ。 ぱたぱた、と死んでいく。 いっちゃんと、ちーちゃんは、 結局どっちがどっちだかわからないまま。 育っても、同じくらいの大きさで。
最後に残ったのは、どっち、だったんだろう。* ]
(-171) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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/* 不穏な種を、こうぺぺぺいっと。 各所に撒いていきたい。 タゲを絞ろう。
(-172) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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/* ねええ、どうおもう?????? これ、表になげていい????? お前は金魚だ!!!ってばかにしてるかんじにならない????
どうなんだ……とりあえず噂の回想しようかなあ。
(-173) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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― 回想・文化祭準備 ―
買い出し行ってくるけど、十朱君は飲み物なにがいい?
[スタッフの大切な仕事のひとつに、買い出しがあった。 小道具や大道具、衣装なんかの材料はもちろん、スタッフみんなの飲み物や軽食の買い出しなんかにもよく行った。 その日も、飲み物買い出し班として、スタッフのみんなの注文を聞いてまわっていた。
課外活動にまともに参加するのは今年が始めて。 そのせいかな、あたしは十朱君の演技をそれまで見たことがなかった。 準備に入って驚いた。演劇部なのは聞いてたけど、実際に見るとやっぱり衝撃だった。 普段の十朱君は、どちらかというと感情の起伏の少ない方に見えたから。 それが、演じるとこんなに変わるんだって、びっくりした。]
(669) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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演技、すごいね。 他のみんなもがんばってるし、うちのクラス、最優秀行くんじゃない?
[御用聞きついでに、そんなことを話した。]
別の人を演じるって、どんな感じ?
[つい、そんなことも聞いちゃったけど、十朱君の返事はどうだっただろう。*]
(670) 2018/02/11(Sun) 22時頃
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[ 携帯の代わりに再び、単語帳を開く。 進学校でも、平均点ちょっと下くらいじゃ、 希望する国立には、簡単に手が届かない。
まめまめしく、開かれたページの、 覚えていること覚えていないことを分類する。 あ、これ、前も駄目だったマークついてる。 ]
ふ、わあ、
[ 溜息をついて、単語帳共々天に揚げて、 後頭部まで壁に預ける。 肩に押し上げられて、 まだ巻いているマフラーが目に入った。 赤。赤色には思い出すものがある。 それは、数えきれないほどに。 我儘で、すくった金魚4匹も、そうだ。 ]
(671) 2018/02/11(Sun) 22時半頃
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[ 単語帳、というより天井を見ていた。 購買のおねえさん、まだかなあ。と。
このまま、は、嫌だ。 ぴこん。 携帯の電波は、未だ死んでいるようですが。 一つ、受信のように思い出す。 ]
……ジャージ!
[ は、何の解決にもなっていなかった。 ]
(672) 2018/02/11(Sun) 22時半頃
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[ 靴擦れを起こすのが嫌ならば。 ]
すり、っぱが、あったなあ。
[ 踵を覆わないそれならば、いいのでは、と。 来客用のスリッパは使われていない下駄箱に、 いくつか入っていたはずだ。
移動することも視野に入れた。 ]**
(673) 2018/02/11(Sun) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/11(Sun) 22時半頃
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── 演劇のお勉強 ──
[ あたしの所為で十朱くんへ 誤解が生まれてしまうのは困ります。>>627 けれども、些細な仕種までもを支配する 其処までは難しくって。
外からみえる状況と、 内側の本質とでは、 どうしても異なるものですから。 ]
なんとなくで、できちゃうんだ? やっぱり、生まれ持ったものが違うのかな
[ 離した腕を胸の前で組んで、 ウウーンと唸る声が零れます。 ]
(674) 2018/02/11(Sun) 22時半頃
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……え!いいの? 見に行きたいし見せてもらいたい! きっと、ううん、ぜったい。 参考になると、おもうから!
[ 向けていた好奇心は、 与えられた提案とは違いました。>>629 けれども、共に連れていってくれるのならば、 彼のルーツを知る手がかりになるかもと、 二つ返事で、首を縦に振るのです。 ]*
(675) 2018/02/11(Sun) 22時半頃
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─ 脚本家と ─
[ 離した手は向けられた笑みを無碍にしたかもしれない。 ほら心配そうに首を傾いでいる。 曖昧な笑みをやめた。]
なっちゃダメ……、じゃない。 ダメなわけない。 だって物語だもん。 どんな結末も、書き手の望むまま。 でしょ?
[ その問いは半ば自分に言い聞かせていた。]
(676) 2018/02/11(Sun) 23時頃
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そもそも悪役って一括りにしちゃったけど、 古守にとっての悪役って?
[ その脚本に悪役が必要かは分からないけど。 ハッピーエンドを迎えるにあたって、 どんな悪役を幸せにしてあげるのかが気になった。
演出担当として。 そう、演出担当として。 離した手は繋がれる事なく腕を組む。]
聞くよりも読んだ方が早いなら、 できた脚本、一回見せてよ。
[ 見てみたい気持ちは本当だから。 先とは異なる形に口元が笑った。]*
(677) 2018/02/11(Sun) 23時頃
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―現在:学校近く―
[そこまで早い時間でもないというのに、 同じ制服の奴らが見当たらない。
やっぱり、奇妙じゃないか。 そう切り出そうとした矢先に、 彼女は慌ただしく踵を返したものだから、]
気を付けろよ。
[俺は呆れ半分、言葉通り半分に手を振って、 >>632コンビニへ消えていく有川の背を見送っただろう。
何ら珍しい光景じゃない。 それでも、何故だろう。“ひとり”の背は、 酷く、小さく見えた。*]
(678) 2018/02/11(Sun) 23時頃
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/* 実瑠ちゃんかわいいな〜かわいい。すき
(-174) 2018/02/11(Sun) 23時頃
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/* 現在軸どう進めようか割と迷子
(-175) 2018/02/11(Sun) 23時頃
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|
[有川芽依と有川麻依。双子の姉妹。 家庭の事情>>92にまで首を突っ込んだことはない。
けれども、時折考えたことはある。
病気がちで、皆の視線を集める妹のことを、 羨ましい――憎らしい、と。 そう、思ったことはないのだろうか、と。
頭を過るのは、いつかの空白>>383。 その裏側は、自分には見えやしない。]
(679) 2018/02/11(Sun) 23時頃
|
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[自分の片割れは―弟は、とうの昔に死んだ。 今更すぎる疑問を抱えたのは、俺が、未だ――。 あぁ、やめておこう。考えたって無駄だ。
とはいえ、その問いを口にする機会は、 終ぞ訪れることは無かった。
気丈に振る舞うその姿を、 俺は――弟を喪った兄は、ただ 些かの憐憫を込めた眼差しで見つめるだけ。*]
(680) 2018/02/11(Sun) 23時頃
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— 回想:脚本家さんと —
[>>549話題に出した会計担当の名前。 その直後に出されたのは、幼馴染の名前。
アイツの交友関係に詳しいわけでもないけど、 古守が言うなら、そうなんだろう。 誰でも仲良くなれそうなアイツなら、変なことでもなんでもない。]
…………。
(681) 2018/02/11(Sun) 23時頃
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関係ねえよ。
[守屋と晴良が仲良しだとして、それでなんでオレが優しくしてもらえるんだろう。 そりゃやっぱ、古守にもそういう風に見えてるっていう証左じゃないか。
オレは関係ねえはずなのに、 どうしてこう、鎖はいつも結びつけられるんだろうな?
不機嫌そうに鼻を鳴らしたくなるのを、その時は耐えた。
>>550壊れない台を脚本家に認められたことを素直に喜ぶように、 表情だけは微かに笑ってみせながら。*]
(682) 2018/02/11(Sun) 23時頃
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── 衣装さんと ──
[ 漏れた笑い声は、どんな意味?>>648 かっぽう着と答えたのがまずかった? そう思うことにしたけれど、 驚いた表情と繰り返される単語から、 そうではなかったんだろうなあと アタリを付けながらも、 追求はしませんでした。 ]
うん、そのかっぽう着だよ ……変、かな?
[ 資料のひとつにはなりませんか? なんて瞳を向けながら、 伸びた指先は、強張る指と重なって。>>652 ]
(683) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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[ 告げられた言葉に、 今度はあたしの瞳がまあるくなったのです。 ]
……へ、あ、 不躾な真似してごめんなさい
[ 他人の家庭を詮索する趣味はありません。 ぺこり、と丁重に頭を下げました。 ただ、続く言葉と向けられる笑みに、 きゅっとあたしの唇は引き結ばれて ]
(684) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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[ そして、その唇をそっと開いて。 ]
……よくあるもの、だとしても、 あたしは、かなしいよ
[ だって、ハッピーエンドが好きだから。 他人の人生は御伽噺だから。 ……ううん、椿ちゃんの笑顔は 上手に作れてたけど、>>652 ちょっぴり歪に見えたから。 ]
(685) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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[ あたしとは違う、 女の子らしい文字の広がるノートの上に ぽんと落ちた掌に手を重ねたかったけど。 また、吃驚させてしまうかもしれない。 そう思ったら、あたしの手は 自分の脚本の上にぽすんと落ちたのでした。 ]*
(686) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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[コンビニから戻る有川を待とうかとも思ったけれど、 この寒さの中で立ち尽くすのは、余りに酷な話だ。
足先を校舎の方へと向ける。 再び歩き出したところで、聞こえて来た足音>>473に 俺は彼の名を呼んで、小さく手を上げただろう。]
(687) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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[気さくに話せるかと言えば、否。 互いにそういうタイプじゃあないと思う。
とはいえ、信頼できる人間ではある。 ガンガンと騒音を立てながらも、 大道具を作っていた姿を思い出す。
俺が黒岩龍騎に対して抱いていたのは、 その程度の印象くらい。 平たく言えば、そこまで親しい間柄ではなかったと思う。]
(688) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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おはよう。
[向かう方向は一緒だ。 自ずと共に学校に向かう形になっただろうか。
今日、学校あるんだな、とか。 連絡来てないんだよな、とか。 当たり障りのないことを言いつつ、俺は昇降口の扉を開く。
雪の錯覚かと思ったけれど、やはり。 校舎は、しん、と静まり返っていた。*]
(689) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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/* おっと開始日時間違えてた ポプペロ☆
(-176) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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/* 唐突に4読み返して、心臓が縮んだ がんばろ
(-177) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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/* 丁寧に拾えない><雑になっちゃう、ちゃんとどうにかしてほんとほんと
(-178) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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/* 眠気覚ましにBGMをクソアニメにしてるから ギャップで軽率に気が狂いそうだしとりあえず拳で 殴ってけばいいのではみたいになる 寝ます
(-179) 2018/02/11(Sun) 23時半頃
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/* 教室:檀、古守 保健室:永谷、安楽 購買:高槻、(→亀森?) トイレ:吹田
昇降口:十朱、黒岩 コンビニ:有川
(-180) 2018/02/12(Mon) 00時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 00時頃
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[気付けば、前方の2人の人影は、1人に減っていた。 近付けばそれが誰かが分かる。 クラスメートの進、だ。]
よ。
[軽く一文字だけの挨拶を、手を挙げて交わす。 彼とはそこまで気の置けない仲というわけじゃない。 でも、普通に雑談をするくらいなら、ごく普通に接していられる。
役者としての才能を見せつけられた文化祭の時だって、 オレには想像も及ばない領分の世界に感心することはあったけど、 まあ、それだけかな。
オレの作った足場が、彼の演技中に崩壊しなくて良かった……っていう安堵ならしたと思う。]
(690) 2018/02/12(Mon) 00時頃
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今日、ぜんっぜん人見なくてな。 皆して車で送迎してもらってんのかね?
[休校じゃなければそういうことだよなあ、と。 彼からも、連絡が何も来ていないという事実を確認して、 そのまま昇降口へと進む。
そういや、一番乗りなら暖房つけといてと言われてたが。 寄り道もしたし、流石にもう誰か来てるだろ。
楽観視しつつ、進の後に続いた。]
(691) 2018/02/12(Mon) 00時頃
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— 昇降口 —
[白沢さんから恵んでもらったブーツのおかげか。 雪道をざくざくと歩いてきたのに、靴下への被害はあまり無い。]
あ、そうだ。
[思い出したかのようにスマホを取り出して。 >>471さっき寄り道して撮った、凍った川の写真のデータを開く。]
珍しい寒さだから、撮ってみた。 カッチンカチンだったぞ、川も。
[撮ったものは誰かに見せびらかしたい。そんなものだ。 画質のひどく悪い、古いスマホの画面じゃ伝わりにくかったかもしれないが。
——スマホの上部に、『圏外』のマークが灯っているのを、 オレはまだ気付いていない。*]
(692) 2018/02/12(Mon) 00時頃
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— 回想:副委員長と —
[>>586せっかくドライバーを失くしていたのに、それは簡単に見つけられる。 もっと上手く隠れんぼしろよな、と内心で物に当たるオレ。
>>587仕事をするのを楽しんでやってるっぽい言葉を聞けば、 別にオレから何を言うこともなく、何も疑問に思うこともなく。]
そういうもんか。 バイト慣れしてんのね。
[バイト。オレも経験はあるっちゃある。 期間限定の郵便配達とか広告配布とか、長続きしないやつを小刻みに。 貧乏になった今年の春からも家計を支えるために、数を増やしてやってきたが、 秋になる頃には、受験生だからと説得されて、親に辞めさせられたっけな。
小遣いを稼ぐためならともかく、 ゴミ兄貴の尻拭いなんて正直言えばまっぴらだったから、 申し訳なさを感じながらも、言う通りにしたんだが。]
(693) 2018/02/12(Mon) 00時頃
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[檀の家庭事情には興味が無かったし、とある時期を境に服装が様変わりしたことにすら疎かった。 彼女が夏に髪を切ったのも、イメチェンの一種だと———正直、切りすぎじゃね?とは思いつつ—疑わなかった。
女心に無関心でほんっと悪い。 いや、一番身近にいる同年齢の女が全ての基準だったから、 何もかもにも疎くなっているんだという自覚はちょっとある。]
(694) 2018/02/12(Mon) 00時頃
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ああ、そう。
[>>588フラれた。なんつって。 いや別に、やましい気持ちで申し出たわけじゃねえけど。 帰りが遅くなる言い訳には使えないのが残念ではあった。
まあまさか、彼女のその断りのおかげで、 オレは難を逃れられたなんて、夢にも思わない。>>589
ただ、檀は女子といえど、晴良とは違うんだな。 って思ったくらい。]
(695) 2018/02/12(Mon) 00時頃
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[——オレのよく知る幼馴染の帰りが遅くなる日は。 決まってオレのスマホに、母からの着信が入っている。
『晴良ちゃんを待って、一緒に帰ってくるように』
何も予定が無い日はいい。 だけど、それで友達と遊びに行く予定をわざわざキャンセルしたこともある。 「なにお前、幼馴染とラブラブかよ」とか、うざったく野次をぶつけられながら。
……親の言うことに逆らわないのか、って? 言うよな、皆して。
何せオレは“ふしぎないきもの”らしいから。 逆らってメリットが何もないなら、唇を噛んで従順にするのが当たり前なわけ。
「白沢さん」の一人娘だぜ、相手は。*]
(696) 2018/02/12(Mon) 00時頃
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─ 学校:トイレ ─
[ シン、と静まり返っているのは通学路ばかりでは無いようだ。
髪の毛を整える女子、すっぴんを覆う女子でごった返す事で有名な女子トイレ。 用を済ませてトイレから出ても一向に物音がしないというのは、 流石に不気味。
人気のないトイレって幽霊を彷彿とさせるけど、 何かしら人を嫌な気持ちにさせるものがあるんだろうか。 あたしはこういう時、決まってトイレの扉を見てしまう。]
(697) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ ──外開きのトイレの扉は、 爪先で抑えるだけで簡単に開かなくなる。
ほら、ろくな事思い出さない。
風で煽られた髪の毛を整えて、濡れたタイツを交換する。 隠れた爪先に塗りたくった赤い色。 マフラーを取った拍子によれた襟元を直そうとして、 ワイシャツのボタンを外す。]
うわ。
[ 鏡に映った肌に、露骨に顔をしかめた。 どうして今まで気付かなかったのか。 これは同級生に見せたくない。
ふわ、と姉の香水の匂いがする。 冷えた足先ばかりはどうしようもなく、誰もいないトイレを後にした。]
(698) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 向かう足先は保健室へ。 予鈴ギリギリになっても必要なものは其処にある。]*
(699) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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/* 絆創膏をもらいに行きつつ、回想を回収しよう。 副委員長と絡みたかったけど教室入ったら身動きがが
(-181) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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/* ねてない(ねてない) 割烹着は、スーパーで見かけて良し。めも。 きよしくんどったのかなー? 購買にいたらまずいかなあととりあえず動けますの姿勢ではあるけれども。 現軸は明日考えよー。 ねるぞー。
(-182) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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── 正義とは、なんぞや ──
……う、そうやって強請るんだぁ 仕方ないから、今日のお昼の お弁当のおかずで手を打たない?
[ 神経質な安楽一記の一面に、 清潔さを求める彼には似合わぬ、 昔ながらのお弁当のおかずを提案しました。
……勿論、縦に首が振られる、 そうは思っていないからこその。 息子である安楽くんが、 知らないと思っていないからこその、 ── 口止め料、のようなもの。 ]
(700) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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── 回想/役決め ──
[ 稀好は、目立つ明るいタイプでは無い。 小学生の頃から、……言ってしまえば 幼稚園の頃から、ずっとそうだ。
自己主張はあんまり強くない。 でも要領は、そんなに悪くない。
教室の端っこで大人しくしているのを 引っ張りたがりな人に見つけてもらうのは 何故だか得意なようだった。 そうして、声を掛けてくれた金魚に 引っ付いて回る糞、というよりは 周りを漂う海藻みたいな、人間なのだ。 ]
(701) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ だから、役者に名乗り出ることなんて もちろん稀好はしなかった。 これはクラスメイトの予想通りだろう。
だけど、何にしようか考える稀好の 友達が「役者な!」と勝手に決めた。 これは稀好にも予想外だった。 ]
え、っと ちょっと、どういうこと?
(702) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 確かに、近くの女子が話していた 「役者とか、帰れなくなんじゃん」って言葉に 稀好はちょっと、ドキッとした。 良いなって、思いはしたけれど。
役者。 役者、かあ。 って、 それはないな。 って、思い直したのに。
困っているから眉を下げて、 急な展開に頬を赤くして、 「どうして」を主張する稀好に友達は言う。
「中学のとき、演劇部を よく手伝ってたんだろ?」 って、ソイツは何気なく、言ったんだ。 ]
(703) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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病院に行ってること、内緒にしてね?
[ 両親の仕事に興味の欠片もない貴方には、 何のことだか分かりもしないこと だったのかもしれません。 ]
(-183) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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|
[ 訂正。 させて頂くと、 別に、稀好はよく手伝ってた訳じゃない。
たまたま一度、演劇部の友人に頼まれて 人が居ないから、役のイメージに合ってるから、 どうか役者をやって欲しいと泣きつかれて まだ暢気に弟をやっていた稀好は、頷いた。
たまたま一度。 たった一度。 何かの成り行きで彼に話した一度を 現クラスメイトの友人は、脳で改造したようだ。
否定したくて稀好は口をもごもごしたけれど、 否定したところでやりたいものは決まっていないし 役者の下に書かれた 亀森 の文字に 稀好の心臓は、嬉しそうに動きを速めた。 ]
(704) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 頭いくつ分かを埋める為に 持ち上がっていた踵は、 トン、と床に落ちました。 ]
物語は物語、 人生は人生、 でしょ?
同一化してしまったら、 それは物語としての醍醐味だけじゃなく ─── 救い、もなくなっちゃいそう
[ 想定内でしょう? 返した答えは、シナリオ通り?
瞬きの間を、色のない瞳を、>>650 あたしは真っ直ぐに見詰めていました。 ]
(705) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 拳を無意識に、きゅっと握って 祈るような気持ちで、ずっと見ていても 結局役決めの時間が終わってしまうまで 稀好の名前は消されることが無かった。
高校最後の学校祭、であっても 稀好はいつもみたいに何となく、で 終わってしまうように思っていたのだから 夢みたいな非日常が覚めなくて、驚いた。
放課後になってしまったのなら 家のことを思い出して、急に現実に引かれたけど でも。 仕方が無い。 もう、決まってしまったから。 皆に迷惑は掛けられないし、最後の学校祭だし。 ]
(706) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 奇妙なお月様がふたつ並ぶ。>>651 よそゆき、の綺麗に整ったお顔は、 持ち上がる片頬に、目蓋を塞いで。 ]
うん。現実に在る悪人が、 せめてもの救いを物語に求めるのなら、 あたしは、悪人の為の寓話を書いてもいい。 ───…… そう、思ってるの
[ 現実 の存在を作り物に求めて、 古守日向は答を返しましょう。 ゆらゆら揺れるのは短いお下げ。 再び開けた目蓋に映るのは、
完璧な委員長≠フ姿でした。 ]
(707) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 瞳の奥を覗こうとすれば、>>654 自ずから同じく瞳の奥を覗かれる。 それを、安楽一記が知らない訳はないでしょう。 じぃと覗き込み返すように、 低く溢れる解を拾い集めておりました。 ]
……思っていたよりも、 おもしろい答えが聞けたかも。
[ 安楽一記としては満点ではないかもしれません しかし、満点の笑顔を見せられれば、 ─── ぱちん、と大きく瞬きをします。 ]
(708) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 言い訳は沢山思い浮かんだから、 崩れそうになった心のバランスを、それでとった。
時々思い浮かぶ色々なことも 「あーあー」って稀好は耳を塞いで 帰宅した自分に、任せることにした。
だから、尋ねられたとき>>155は ]
いいんだよ 僕が、「僕で良かったの?」って 皆に聞きたいくらいだから、ね
[ って答えた。 その後、自分の演技が皆にどう見えてるのかを ふと考えては思わず、ちょっと赤くなった。 ]
(709) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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正義、とは。
[ 深淵に潜む答えを手繰るよう、 あたしもまた、言葉選びをしました。 ]
ただのひとつの単語で、 ただひとつの概念でしかない ……それでも、
[ 促されるような視線に、 ちら、と視線を一度宙に浮かせてから。 ]
(710) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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永谷は、それで良かったの? てっきり永谷も 役者をやるのかと、思ったのに
[ 恥ずかし気に、手をもぞ、と動かす稀好は 実はあのとき、挙げかけられていた腕を 目撃しちゃっていたのだった。* ]
(711) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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ひとりの人間が円滑に 人生を進む為に必要な信念に近いものだと思う 主観だとしても、信じたものがすべて。 正義だと誰かが声をあげたなら、 それが正義なんだとおもう ───……だから、悪人だって、 己の正義を貫いてる、
[ だから、勝ち取る必要はないのだと、 秩序や善行。それだけが正義ではないと、 満点な答えは紡げませんが、 古守日向は思うのでした。 ]
(712) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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/* 気が合うね!!!!ゆらさん!!!!!!
(-184) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 悪を正当化しようとしている ……という訳では、決してありません。 見方によって、往々に変化するものだからこそ、 答えの見えない問答は難しくも、 ─── おもしろい、のかもしれません。 ]
笑う、その選択肢が悪いとは言わないけど
[ だから、どうする? 其処から先は、古守日向の考えを 敢えて提示することはしませんでした。 ただ、もう一言付け加えるのなら、 ]
(713) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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偶には、笑わない委員長も見てみたいな ……な、泣かせてみたいとか、 そういうんじゃないからね!
[ ふっと表情を弛めた後に、 脚本を握りしめすぎていたのか、 ちょっぴり手汗で形が滲み始めていて、 内心焦っていたのは秘密にしておきたいです。 ]**
(714) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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/* ゆらサンドウィッチ。ふふ…。 続き書いてきます…へへ…。
(-185) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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―保健室―
だからそうなんだって。 んーーでもなんでうちのクラスだけ、かな。 クラスで殺しあう映画とか思い出しちゃった。
[ まぁ、そんなことないんだろうけど、と そう区切りながらも、 暢気にも思える亀森の意見>>558には、笑ってしまった。 ]
こんな天気だしな。
風邪、かぁ。 その辺りは壇も似たようなこと心配してたような気もするけど、 気晴らしにいいんじゃねーかなと。 買ったほうがケーキ奢ろうって事とか考えたけど、 まあ、後でその辺りも言えばいっか。
[ そんな日常を彷彿させる事を言えたのはここまで。 ]
(715) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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[ 尤もらしく眉を寄せながら、 ミステリー小説にしてはおざなりな冒頭>>559に、耳を傾ける。 開く窓に意外だなと思いながら、残念そうな顔をしてしまう。 ]
中途半端なクローズドだな。
[ てっきり施錠されたまま開かない方が 相応しいと、 非日常を望む言葉を扱いながら窓を見やって。 不謹慎な色>>561に口端が上がる。 ]
ははは。冗談でも本音でも言っていいことと、悪いこと、あると思う。
だってそれじゃ、誰かが悪人になるまで帰れないからな。
[ 言いながらも白々しいトーンは変わらず。 変えることもせず、怠慢で笑っていた。 ]
(716) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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|
[ その目はあの時と同じだ。 同情的なもののようには感じなかった。
何かを探るような印象を受けたけども、 俺は笑って返していた。 ]
(717) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
|
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―回想・教室での問答―
[ それはいつだったか。 少しの語らいが膨らんでしまったから、 机に腰掛けながら腰を据えて言葉を交えていた。 ]
困ってるように見えないけど、ほんとよく笑うな。 でもいいや。 何でもかんでも思い通りに事が進む方が つまらなく思えるから。
[ 自分の思い通りにならなくても構わない、と。 しかし、すぐに覗き込むような瞳が笑う。 ]
(718) 2018/02/12(Mon) 00時半頃
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|
生きづらそうって言ったら、助けてくれる? 正義のヒーローみたい、さぁ。
なんて、無理だろうけど。
どんなに優れた人間だって、人一人を 支配なんて出来やしない。 そんなのフィクションだけの世界だし。
だからその眼、胡散臭いよ。似合ってない。
[ あんまり好きじゃないな、なんて。 どうせ俺が言ったところで彼は気にも留めないだろう、と。 そう思っているから日常に根付いた生徒を装いながら、好きに口にしていた。 ]
(719) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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安楽、お前ってよく分かんないね。 でもさ、お前でも好きに出来ない何かがあっても、 理解できない何かがあっても、 それすらもお前は、楽しみそうだけど。
[ 数秒、沈黙。 ]
はは、だから一層嘘つきにでもなってくんない?
[ そうしたら生きづらい理由も吐き出したかもなんで、 わかりやすく嘘をついて。 ]
(720) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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俺からしたらお前も生きづらそうだよ。 笑って堂々としてる必要があるなんて、 誰かのため、みたいでさ。
[ 嘘など一つも、ない。
いいや、俺の人生は嘘だらけだから ]
なんか、かわいそう。
[ 笑うしかない俺からしたら、そう見えただけ。 違うなら否定すればいいけど、するんだろうか。 イレギュラーを含め受け入れそうな目が 一層、澱めばいいのに、なんて。
良い級友に望むことじゃないから、俺は笑っていたけども。 覗き込みながら何かを探すような、感覚。 もしかしたらお前と同じような目をしてたかもしれないね。 ]
(721) 2018/02/12(Mon) 01時頃
|
|
[ ぱちり、瞬きを。 少し前のことを思い出してしまった。
あの一件があっても今もこうしてお互いに接しているのだから、 やはり意味などなかったのだろう、と思っている。 ]
俺も教室戻ってみんなに伝えるのが先決かなって思うよ。 まあ、それが正しいと思うし、普通ならそうだろうし。
[ こちらに向かってくる生徒の陰>>699は知らずに、 キィキィ鳴いていた椅子から腰を上げた。 ]
(722) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 01時頃
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ん?なんか保健室に用があったわけじゃねーの? 俺も教室戻るつもり、だけど。 先、戻っててもいーよ。 単独行動は死、とかいうけど 推理小説みたいな事にはならないだろうし。
あはは、もし俺が死んでたら面白おかしく掻き回しといて。
[ 密室事件にもなり得ない保健室を見立てながら、笑って。 ]
あ、でも先に教室戻るなら足元取られて転けないように、な。
[ いつも通り委員長を揶揄ったって汗ひとつ滲まない。 俺にとって怖い人は安楽ではなかったし、 ただ、それだけで、彼もまた3-4のクラスメイトだから、好きでいて当然のこと。 ]*
(723) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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/* きすまーくかー!!! ひなたがつけてやる〜〜〜
(-186) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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― ―
[ 逃げたってどこにも行けやしないのに。 教室を立ち去る背>>607 笑い飛ばすことも開き直ることもできなかった、不器用なクラスメイト>>608
顔を見る度に思い出せる幸福を知らないんだろうか。 すっかり置いてけぼりにしてしまった弟。 実際はどちらが弟だなんて、 時代にやって変わった基準からして確かではない。
ただ、生き残った方が兄となった。 でも、どちらであっても変わりないなら どちらが死んでも担えるなら、 どちらでもよくて、俺は俺以上にはなり得なくて、 俺以外にはなれなくて、俺は俺だから。 ]
(724) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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[ なんにもなれない。 ]
(725) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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[ その反抗だったのかな、分からない。 ごめんな、十朱。
逃げてくその背に「大好きなんだな、その兄弟」なんて言っちゃったの。 謝りそびれてたけど、でもいっか。 別に何も変わってないし。 ]*
(726) 2018/02/12(Mon) 01時頃
|
|
[ひそひそと噂話をされるのは好きじゃなかった。 でも、噂話をしてる人たちを、大きな声でいさめる人のことも、同じくらい好きじゃなかった。 それはきっと、善意とか、正義感とか、そういうものなんだということはわかってたけど。 でも、大きな声でいさめられれば、結局拡散されてるのと同じだと思う。
その点、3-4のみんなはありがたかった。 陰口を言ってる人も、きっといるとは思う。でも、あたしの耳に届くように表立ってひそひそする人はほとんどいなかった。居心地のいいクラスだった。
去年は、本当にしんどかった。 去年、バイト三昧じゃなくなったのに文化祭にあまり関われなかったのは、新しい生活に慣れるのが大変だったというのもあるけど、クラスに居場所が見出せなかったというのもある。 麻依ちゃんだけが、あたしと友達でいてくれた。
善意だとは思ったけど、噂話をする人たちと同じくらい苦手だった人が黒岩君の幼馴染だと知ったのは、ずいぶん後になってからだった。**]
(727) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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|
── 教室 ──
[ ぽすぽす、さすさす。 そんな音を立てるように、 香里ちゃんの頭を撫でましょう。 ]
こんなときでも、 ちゃんと周りのこと考えられるなんて 香里ちゃんはいいこだねぇ
[ 決してバカにしてるわけじゃない! ただ、本当にそう思ったから、 穏やかに瞳を細めてあたしは笑いました。 もしかしたら、それが彼女の>>666 文化祭準備の癖だったのかもしれません。 ]
(728) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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雪合戦に、ケーキ?
[ カフェオレを飲む姿に、 はやくココアが届かないかなぁと、 ぼんやりと考えていたところ。 お誘いの言葉に、 あたしはぱぁと表情を明るくさせます。 ]
(729) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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やりたい、いく!ケーキも!
[ 特段、汚れることも滑ることも転ぶことも 気にするような人間ではなく、 ましてや、永谷くんとの約束があります。 雪の中に自分の跡を残す方法を 伝えようとしているぐらいですから。 こくこくと頷いた後は、 雪空の窓の外を、眺めてみることにしました。 ]**
(730) 2018/02/12(Mon) 01時頃
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―公平性とは―
[ 綺麗事はうんざり。 不幸とは思わなかったけれど、 今ある生が運命だと宿命だというのならば、 やり切れなさに神様を呪っていた。
どうして俺を見捨てて消えてしまったの。
ねぇ 。 ≠ウん。 ]
(731) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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[ 誰のための物語なのだろう。 非現実的な優しい御伽噺の中では、 現実として幸せな終わりを約束されている。
安堵したように笑う古守>>579 いつもどこかぽやんとした彼女を見ていると、和むような心地がするのは本当。
ああ、でもこれは苦手>>580だ。 筋書き通りに交わされる対話。 そこに含まれた意志。 ]
残るって、きっと。
(732) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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[ それは俺にとって望まない結果だけど。 ]
(-187) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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[ 真の幸とはなんだろうか>>581 哲学じみた問いかけだと思う。 答えのない答えを探す無謀で磨耗するだけの行為。
推理小説なら必要のないやりとり、かも。 だけど、口を開いた。 ]
んーー……そう、だな。 要らない子がいない世界、かなぁ。
[ それってみんなハッピーじゃん。って。 少し意味合いがじゃなくて、
そもそも、そういう存在が要らない、というか、そういう話。 ]
(733) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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[ 通じてなくても伝わらなくても構わない。 寧ろ理解してくれたら驚くかもしれない。 意外だなあって。
鳥籠の中、大事に大事に育てられたであろう鳥が、 逃げていったくらいの衝撃があるかもしれない。 ]
でもさ。幸せってなんだろうな。 そんなの俺たちにもわかんないと思う。
結局自分にとっての理想だと思うんだよなぁ。
[ 夕日が教室を照りつける中、ふと、 表情を影が隠す。その隙に口を開けた。 ]
(734) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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古守にとっての幸せって、どんなこと? 古守にとっての不幸って、どんなこと?
[ 隠し事は、誰でも持っている>>423 ]
どんだけ人の意見取り入れてもさ、 意味なんてないよ、きっと。
だから古守にとって描きたい理想を書けばいいと、思うよ。 でもどうして、古守はこの物語を書こうと思ったの?
[ 応援しながら覗き込む瞳はゆらりと揺れる。 幸せな物語である程に不幸が際立つから、 それはきっと気持ちが悪い違和感だらけの 作品になるかも、なんて。
口にできないから、秘密にした。 ]*
(735) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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/* ほんとに寝てしまうとかクソすぎた。
(-188) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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/* ちょいちょい返せるところから返していきます〜〜申し訳ない!
(-189) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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── 回想/ミシン ──
[ ミシンって、手を離しても勝手に縫ってくれる位 自分で動いてくれるから、慣れれば楽だ。 でも、音は。 ちょっと、いや、かなり大きくって それだけは未だに、苦手だったりする。
放課後。 練習の休憩中。 休憩、というよりも、稀好の出ない場面で 少し躓いて自動的に休憩となってしまった時間。 気分転換にと廊下を歩く稀好は あっちへこっちへ、学校祭の色を強める校舎を 歩いては眺めて、楽しんでいた。 ]
(736) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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[ そうして、なんとなく。 そう、なんとなく。 ふらふらっと、稀好の足はそっちへ向いた。
被服室で作業してたのはクラスメイト。 さらに言えば、衣装係のひとりだった。
ミシンの前で丸めていた背中が伸びて、 ぱちりと、目が合う。 逃げられない。 ]
ええっと、 ……手伝おう、か?
(737) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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─ 回想:副委員長と ─
[ 「今日は何の香水?いい匂いだね」>>334 彼女との初めての会話。 口火を切ったのは相手からだった。
確か、いつも自分がつるんでる奴らから仕事を任されてる姿を見て、 声を掛けたのが始まり。 看板に赤色を塗りたくっていた手を止めた。]
いつも違う匂いって分かる? 副委員長、そういうの興味あるんだ。
[ ともすれば失礼とも取れるだろうが、 何となくそこのところを気にする人では無いと予感している。]
(738) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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[ 背凭れの無い椅子が、ミシンの前に二つ並ぶ。 男女が隣り合えば、惚れた腫れたと 騒ぐ年ごろではあったけれど 目的が目的だったから、雰囲気は皆無でした。 ]
えっと、これはこう 此処を通って、こっちに回す で、ここに引っ掛けて……終わり
[ これで縫えるよって、稀好は手を離す。
家にある型と同じでは無かったけれど 説明書を読めば、分かるもので安心した。 手伝うって言ったのに解決できなければ そんなのあんまりにも格好悪い。 そう思う神経くらい、稀好にもある。 ]
(739) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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最近、服装の趣味バラバラでしょ。 いつからだったか忘れたけど、 前はもっと……違う感じの服着てたからさ。
[ 特に拘りとか、無いと思ってた。 一度油臭いファストフード店から出る彼女を見た時は、もっと安っぽい服を着ていた気がする。 今はちゃんとしたコートを着ているけど。]
(740) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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[ ミシン、だなんて、学校の授業で数回触れるだけ。 そんな男子も、それに女子も、多いだろう。 大多数がそう、ってのは間違いかな。 分からないけれど。
兎に角、だから糸を通すだとか、布を抑えるだとか、 忘れていても仕方が無いのだ。 でも、まあ。 高槻はどんどん成長してって。 ]
うん、そう そんな感じ ……綺麗に縫えたね 上手になった
[ 様子を見に行った幾度めかに 彼女の手元を覗き込んでは 微笑んで、素直に衣装の出来を褒めるのでしょう。* ]
(741) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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[ 檀香里。 今年の夏頃、髪を切った。 余りに潔かったものだから、その時のことはよく覚えてる。
汗ばんだ首に纏わりつく長髪を鬱陶しいと思って適当に結っていた。 その時、教室に入ってきた彼女の姿は、 妙な生々しさを伴っていた。
七日目にも鳴く蝉を見たような。 ゴミの散らかる道路に供えられた、 綺麗な花束を見るような。
話は変わるが、 クラス内で副委員長という肩書きが似合う生徒もいない。 何にでも首を縦に振る彼女は、 健気で真摯で、痛ましい。]*
(742) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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/* これがミルフィーユってやつか……(積極的に謝罪を重ねる)
(-190) 2018/02/12(Mon) 01時半頃
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―役決め、それから―
[ そもそも住む世界の違う人って少なからずいるわけで、 特に大きな理由があったわけではないけども、 まあ線引きの外にいる人は避ける。それだけ。
じっ、と目>>661を覗き込んで失礼なことを思ってしまった。 ああ、意外と、頭がいいんだ、って。 マイルドに表現しておくに留めるけど。
ほら、真面目に倫理の授業>>662聞いてたんだって、意外だったから。 ]
(743) 2018/02/12(Mon) 02時頃
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吹田って、ちゃんと授業内容聞いてるんだ。
[ そんな事を言って欲しいわけではなかったのかもしれない。
だけど終われたら逃げるのは当たり前のことだし、 だから十朱のことも理解できる。
知らないままでいた方がいいことも世の中あるし、 だから責めたり、追いかけたりしなかった。
同じようにはぐらかして答えを出さない。 ]
(744) 2018/02/12(Mon) 02時頃
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そうだと思うよ。 どんなに取り繕ったって、自分以外に、 自分以上にはなれない。
誰かの好きなものになったって、アクセサリーと同じ。 飽きたら捨てられる自分の有り合わせの化粧だよ。
[ 意外と多い言葉数>>663 立ち上がる時、そちらが言葉を噤むなら 俺は口を開いて笑う。 ]
楽しそうだね。
[ 壊れそうな表情がぎくしゃくと弧を描く。 たった八文字の言葉。 吐き捨てるように口にしながら口許は笑っていた。 ]
(745) 2018/02/12(Mon) 02時頃
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[ そういうもん>>664に返答を出さない。 嘘は得意でもないし、役者になり切れる自信もない。 だから平然と武器用に拙く嘘をついて笑うだけ。 ]
気持ち悪い、なんて普通クラスメイトに言う言葉じゃないよ。
[ 冗談めかした言葉>>665が冗談だとも断言できないけど、 なんでもないように笑って腕を伸ばした。 ]
(746) 2018/02/12(Mon) 02時頃
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でも、冗談じゃないなら気が合うよ。
(-191) 2018/02/12(Mon) 02時頃
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[ それだけ告げて立ち上がる手伝いでもしようか、と。 ]
吹田も俺からしたらよくわかんない人だけど、さ。 でも、委員長のことは嫌いだよね。
[ そしてなんでもないよう問う。 ]
あれって、同族嫌悪? いつも吐きそうな顔してる。
[ 勘違いや見間違いなら結構。 否定するならば否定すればいいけれど、
その目は「吐かないの?」と笑って。 返事を待たずして背を向ける辺り、 友達扱いしてるつもりなんだけど、な。 ]*
(747) 2018/02/12(Mon) 02時頃
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── 保健室 ──
[ 不謹慎はどちらだか。
物騒な映画の喩え>>715に 思わずカラカラと派手に笑った。]
── 嗚呼、物を賭けることになったのか だから、ケーキ 成る程
[ 先ほどの疑問は解決され、 ポンと手を打ち頷いてみせる。
言って良いこと悪いこと。 基準は"誰かが"── その時に 奇妙な言い方をすると思ったのは何故だか。]
(748) 2018/02/12(Mon) 02時半頃
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[ ──…… 嗚呼! 唐突に思い至って、気分が晴れた。]
── 誰かが死ぬことになる と そっちじゃあないんだな、お前が気にするのは
[ すっかり気分は良くなったので、 別に嫌味だとか非難ではないのだよ 本当に。]
(749) 2018/02/12(Mon) 02時半頃
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── 回想 教室での>>718 ──
[ 押し問答なら嫌いじゃあないと それは先ほども申し上げた通り。]
助けられたいのか、永谷は 誰か他人の手を借りて そうまでして乗り越えたい何かが?
[ 胡散臭い 等と言われて>>719、 そのくらいで動揺する訳ないじゃあないか。
助けてくれ なんて きっと安楽一記が思いつくこともない言葉。 それを指して、笑みを交えて尋ねる。]
(750) 2018/02/12(Mon) 02時半頃
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人一人も支配できない 成る程 それに同意するかはさておき ── 支配したい訳じゃあないからお気になさらず
[ 良くわからないと言われ声を上げて笑い、]
お前は急に饒舌になるなァ
[ ── と笑った。愉快だと言う。
だから、彼の指摘は間違っていなかったのだろう。 安楽一記は一体何があれば自分が泣き怒るのか ……も、良く理解しちゃあいないんだし。]
(751) 2018/02/12(Mon) 02時半頃
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[ ただ一つ、盛大な誤解を見受けた際に、 はははと笑い声を立てるついでに、 確りと訂正を行なったまで。]
可哀想かい そうか、そうか お前は何だか── よくよく他人を観てばかりいるくせ どうにも何かが足りないのだろう
必要などないし 他人なんぞのために振る舞ってやるものか
──…… やァ、永谷 一体お前は何を探しているんだろう
[ その眼の奥を覗く時、 自身もまた、何かを晒している── って?]
(752) 2018/02/12(Mon) 02時半頃
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御覧、何か面白いものが見えたか? 嘘などないと、言ったろう
(753) 2018/02/12(Mon) 02時半頃
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── 保健室 ──
ン? いいや 職員室が無人だったもんで 誰かいないかと様子を見に来ただけだ
なら、お言葉に甘えて 俺は教室に戻るとしようかな
[ そう言って、安楽一記は姿勢良く 大きな数歩を経て扉に歩み寄り、 先刻くぐったばかりの扉をがらりと引いた。
── そこに、またも見知った顔>>699が こちらへ向かうのを見つけて、手を振った。]
(754) 2018/02/12(Mon) 02時半頃
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── おはよう、吹田! 保健室の先生ならいないんだが
[ かるぅく首を傾げて笑みを浮かべ ── 常と変わらぬ"委員長"の顔。
お生憎様、買い直しを検討される程 好感度が低いとまでは見通せまい。
向けられるものが好意ではないとだけ ただそれだけを識って、 ── だから何という訳でも、ない。**]
(755) 2018/02/12(Mon) 02時半頃
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[ 不幸じゃないっていうならそれでもいい。 ああ、でも不幸になりたくないから そうやって思いたい人も世の中いるから
毅然として振舞おうとするなら邪魔しないし、 別に不幸自慢なんてしているつもりでもないんだけど、
でも素敵だなーと思うことって、 結局、どういう事なんだろう。
尊敬と嫉みの違いを付けない。 見出した答えが正解と限らなければ 幸せだとも限らない。それだけ。 ]
(756) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ 損得勘定で測れないものなんて いらなかった。
少なくともこれ以上、要らなかった。 ]
(757) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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―回想・麻依と芽依―
[ 小道具の手伝いに紛れ込む麻依>>641 なんでここに?なんて一言も言わなかった。 ]
あ、来てくれたんだ、ありがとう。
[ 久々に顔を見せた芽依の片割れはまた、 線が細くなってしまったように思っていたけれど、 そこを指摘できるほど、強くもなかった。
それに、知っていたけど、知らないふりをしたのは、そこだけじゃない。 答えを出さずして手伝いに来てくれた有川姉妹の手を借りて、作業は進んでいく。 ]
(758) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ 夕日が覗けば人の数も疎らになる。 そんな時、気まぐれの言葉に返答があった>>642 ]
……優しいね。芽依らしいなぁ。ありがとう。
[ つっけんどんだけど優しい言葉に どんな想いが秘められているんだろう。 芽依にだって悩みはきっとあって>>636 俺の今言った言葉も、他の誰かに言われたことがあるものかもしれない>>637
それでも、俺にとっての芽依と麻依は似ていなかったけども、 どちらも優しい人物ということに変わりはなかった。
好きか嫌いかで言えば、好きで、 嫌いじゃなくて、それで。 特に、麻依は、なんて。 ぶつり、と思考を停止した。
考えることを、やめた。 ]
(759) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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でも、たまに思ってた。 どうしようもない話なんだけどさ。 生まれてきたのが俺じゃなかったら…… 全部、うまくいったんじゃないか、って。
そんなのさ、俺にはどうしようもないことで、 でも全部覚えてるからどうもできなくて、 …………、ごめん、何でもない。
[ 双子だったからなのか、 それとも、裏表のない二人の前だったからなのか、 予想以上に転がり出た言葉をストップして 茜色の空を見やるように窓を見た。 ]
(760) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ だから麻依の赤い顔なんか、知らない。 夕日のせいだから、そういうこと。 ]
(761) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ 冗談めかして告げられた言葉>>643に 紛れ込まれた本心>>215が転がり出る。 伸ばされた腕と紡がれる言葉に視線が麻依を選ぶ。 優しくて不遇な環境を受け入れて、 まっすぐに生きる強い人を。
そして、それがもし届いていたなら自分からも伸ばしていたのだろうけど。 ]
(762) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ でも本当はこの時、何が何でも伸ばしていればよかったのだ。 ]
(763) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ 脱兎の如く逃げ出す麻依>>644に呆気にとられ、 追いかける事が出来なかった。 切り取られた一場面の先、二人が何を思ったのかは分からない。 ただ一つ確かな事は、その日以来、麻依の姿を学校で見る事は、なかった。 ]
(764) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ ―――そして。
麻依がいなくなってから、その顔をまともに見られなくなった。 ]
(765) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ 弟が生きていたら、麻依のようだったんだろうか、って。 それだけだと、思っていたのに。
ああ、でも理解した。 母さんが言っていた言葉も今は共感できてしまった。
取り残されて寂しいんじゃないか。 見舞いにも碌にいけずに、お別れの時すら 涙ひとつ流せずうつむいていた自分が 何か言えた義理でもないくせに、最低だ。 ]
(766) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ おまえがしねばよかったのに。 ――――なんて、 ]
(-192) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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俺、麻依のこと、好きだったんだと思う。
[ でも、芽依のことも好きだよ、って。 どちらかだけなんて、可哀想だから。
みんなが付きっ切りで死を悼むならと。 背を向けて口角を上げた。 ]
仕方なかったんだよ。 芽依はなんにも悪くない。 人間が人間を生む奇跡に責任を負うことなんかできないし、 誰であったって出来ないから。
麻依がいなくなったって、芽依がいなくなるわけじゃないから、 俺たちはなんにも変わらない筈だから 我慢しちゃ、ダメだよ。
(767) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ 強がる必要は寧ろなくなったのだから、と 言葉をかける俺は優しくなんか何もない。
芽依と呼ばずに有川と呼び始めたそれが 逃避からくるもので、 励まそうとしたのも、言葉にできない事を 隠す為のカモフラージュでしかなくて。
だけど、たった一つの真実は、 触れられず逃げられ、 置いてけぼりを喰らった俺の耳が赤かったことだけ。
それだけがあの時の、ほんとう、で。 ]
(768) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ 残せるのはその記憶だけでよかったのに。 ]*
(769) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ 思わずバツの悪い顔をしてしまった事は今でも覚えている。 ]
(770) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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―回想・役決め「目撃者・K」―
[ 亀森稀好は特別目立つような生徒でもなかったけれど、 どこか華がある、という印象。 なんでもそつなくこなしているように見えるし、しかし何処か存在感が気薄だけど、
揺蕩いながらも息をしている人>>701だと 思っていた彼が見ていた事>>711には 驚くことになった。 ]
なんで? みんなが選んだんだからそういうことじゃないの? もっと自分に自信持ちなよ。キヨ君。
[ いつもは名字で呼ぶ癖して、その時ばかりは調子よく返す。 今時古風な名前だなと思う事はあれど、 そこに自ら突っ込んでいった事はなかった。 ]
(771) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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[ しかしまあ、まさか。 あの決定的瞬間を見られていたと知れば 思わず苦笑いしてしまった。 ]
花形だしさ。まあ、面白そうだから 惹かれたってのはあったけどーー、さ。
自分に合わない事したってしんどいだけで、疲れるじゃん?
[ そういった事って今までになかった? 尋ねながらも視線を横に流す。 ]
自分の身の丈に合ったことで十分だし、 俺はそれ以上にならなくても、いっかな。
(772) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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そんな亀森は、役者で良かったの? 周りに囃し立てられてたみたいだけど。
てっきり小道具にくるもんだとばかり。
[ そして今度はこちらも見ていたぞ、と。 教室で聞こえたやりとり>>703>>704を持ち出した。 ]*
(773) 2018/02/12(Mon) 03時頃
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/* 抽出機能が欲しくて堪らない。
(-193) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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/* んーんー。 衣装「自分で着ないの?」て聞く。 黒岩くんにも投げたいーーけれど、うなんまむ。
(-194) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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─ 役決め、それから ─
[ 質問に対する答えははぐらかされた>>744。 そうなるだろうなとは薄々分かってたから、 宙に浮いた答えには、特に言及する事も無い。 はぐらかされた質問には、此方もクラスメイトとして円満に笑っておく。]
随分と女子の目線に立ってくれるね。 実際に経験してきたみたい。 前世女子高生だったりするんじゃない? 知らないけど。
[ なんだ。 切羽詰まって尋ねてきた割にはすんなり納得するのか。 歪な口元は、笑っているように見えた。]
永谷と話すのが楽しいからに決まってんじゃん。
(774) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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[ 嘘ではない。 ただ何が楽しいか、伝えないだけ。
ああ、でもやっぱり今の永谷は見るに耐えないな。 こいつに役者を任せるなら、演劇部の十朱はもちろん。 今立候補してる亀森の方が万倍良い。 あいつの事も、実の所よく知らないんだけど。]
(775) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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[ 何でもないように伸ばされた腕を見るに、 あたしの顔の通りに言葉を捉えてくれたらしい。 それなら随分やり易いし、半ば落胆もした。
だからこそ、 掛けられた言葉には口元に手を当てて笑う。 伸ばされた腕を素直に取った。>>746]
普通のクラスメイトじゃなかったら、言っていい?
[ あ、なんか聞き方に語弊があるな。
訂正する前に、唐突に出された名前に当てがった手を外す。>>747]
(776) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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突然なに、いや今更か。
[ 委員長。 さっきまで場を仕切ってた人の事だけど。 仲間内でも話さないというのに、何処で見てたのだろう。]
気のせいだよ。 だって、同族嫌悪ってなかなか無くない? 生理的に無理ってやつじゃん。 てかあたしが吐いた所見た事ないくせに。
[ 返事を待たずに背中を向ける相手に、 友達宜しく手を振った。]
気持ち悪くなったら、また声かけていいよ。
[ その顔はもう笑わない。]*
(777) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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―大道具さんと小道具さん―
く〜〜ろいわ〜〜。 小道具は順調にひと段落つきそうなんだけど、大道具はど?
[ アポ取りもなく。メッセージもなく、 唐突にお仲間視察といった具合に、 顔を覗かせた俺にクラスメイトは何を思っただろう。
差し入れに差し出したのはアーモンドチョコレートと烏龍茶。 飲み合わせなんて考えもしてない。
舞台に必要なものを揃えながら、 あれ、作ったのお前なの、すげーね。 みたいな世間話。 あ、でもここにくる経緯となったきっかけを改めて話そう。 ]
(778) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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白沢さんがなんか気にしてたから見に行きたんだけど、な。 ま、問題なし。オールクリアでいいだろ。
[ 隣のクラスの白沢さん>>531 あるない置いといてうわさ話を仲裁したらしい、とかいう正義感が恐らく強い女生徒。
一度同じクラスになった事もあり、仲も悪くない。 誰に対して普通に接するのが俺だったので、 並程度の交流がある元クラスメイトに声をかけられたから、それを果たしただけ。
なのだけど、そういや、と付け足した。 ]
(779) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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幼馴染、とかって聞いたけど、マジ? だったら黒岩も大変だなーー。
なかなか切っても切れない縁だしな。
[ 黒岩家が白沢に大赦がある事も知らなかったけれど、 よからぬうわさ話くらいは耳に入っている。 それは黒岩だけじゃなくて壇のものも>>646
それでもいろんな意味で彼らは彼らでしかなかったから、 食べる?なんて次は細長いチョコレート菓子の箱を差し出せた。 ]*
(780) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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─ 廊下 ─
おはよう、委員長。 先生いなくても大丈夫だよ、絆創膏貰いに来ただけだから。
[ 努めて自然に手を振った。 好きではない物を前にして、 「好きではない」と態度に出す人って少ないんじゃないか。]
あんたも寒いんだから教室入ったら、 担任が来てないとかじゃないでしょ。
[ 特に湿布の匂いとか、転んで服が汚れたりしてるでも無し。 軽い世間話に興じられる程度には、 こういう場面に慣れていた。]**
(781) 2018/02/12(Mon) 03時半頃
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―回想・小休憩―
[ ミシンで作る小道具とは、なんて 深いツッコミをしてはいけない。
でも足りなかったら作るもんだし、そういう事。 舞台によっては旗だとか、小物だとか もしかしたらぬいぐるみだとか、 必要な物の作成を増やすのでなく手伝う一環で、 衣装担当の高槻が伝授された事を教えてもらう事もあったけども。
そういや、さ。 そうして切り出したのは放課後。 ミシンの動く音が響く。 ]
(782) 2018/02/12(Mon) 04時頃
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せっかく作った衣装、着たいとか思わないの?
[ あれとか可愛いじゃんって指差したのは、 とある登場人物の女性が身に纏う衣装。 ]
化粧とかしたら大人っぽく見えそうだし、似合いそうだけどな。
[ なんとでもなく言葉にして、またミシンを見やる。 チクチクと縫われて繋がる布を見て目を細めた。 ]*
(783) 2018/02/12(Mon) 04時頃
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/* これで全員と絡め……た? 誰がホストでもそこそこ動けるようにはしておきたい気持ち。
(-195) 2018/02/12(Mon) 04時頃
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―役決め、それから―
それはやっとも目を覚ましたくない前世だなぁ。
[ 円満な笑み>>774とは裏腹に腹の底が見えない。 楽しいに含まれた意味>>775など知らず、 しかし手のひらで転がされるのを待つ蛙に なるつもりも待たなかった。 ]
吹田って、面白いこと言うね。
[ 手を取られたなら引っ張って立たせて。 「普通の」なんて。 ]
(784) 2018/02/12(Mon) 04時頃
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「特別な」クラスメイトだったらいいよ。 なんてな。変なこと、言うな。 そんなの、あり得ないよ。
[ 外れた手はもう追いかけることはなかった。 ]
見てたら、普通わかんない? でも実際はただの直感だよ。
なーんだ。外れか。 面白くなりそうだったのに残念。
[ 気のせいならばそれでいい。 吐いたところを見たことがない>>777のは確かだけど、そういった意味でもなく。 ]
(785) 2018/02/12(Mon) 04時頃
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その時は保健委員の代わりにお見舞いに 来てもらおっかな。
[ それを伝える事もなく、じゃあねと立ち去る。 気持ち悪い。確かに認めてしまえば、 幾分か楽になれたから、よかった。 ]*
(786) 2018/02/12(Mon) 04時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 04時半頃
|
── 通学路 ──
[ 白い道には、終わりがあった。 目的地が有るのだから、当然のこと。
人の気配が僅かしかない世界。 銀世界。 冷たい世界。 それでも、稀好にとっては現実だった。 まだ。 今の、稀好にとっては。 ]
うん、行こう
午後、帰らされたらがっかりだね
[ 溜息は、どう足掻いたって白く染まる。 ]
(787) 2018/02/12(Mon) 07時頃
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|
[ 冷たく見える校舎の 中は案外、あたたかいかもしれない。
だから。 ねえ、 ── 稀好は足を踏み入れた。 ]
(788) 2018/02/12(Mon) 07時頃
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|
── 下駄箱 ──
[ ふわ、と頬を撫でる玄関の空気は 外とは違って、暖かかった。 頭の上に積もった雪が、 すごい勢いで溶けてしまうのを 稀好は感じつつ、雪を掃った。
ほろほろとコンクリートに落ちる雪。 なんだか雪を生産する雲にでもなったみたい。 ]
……人、居ないね
[ 赤い鼻を通って発した稀好の声は すっかり曇ってしまってた。 ]
(789) 2018/02/12(Mon) 07時頃
|
|
[ 委員長はてきぱきと靴下を履き替えてて 稀好はちょっと、居心地が悪い。
手持無沙汰、ハンカチで髪を拭く。 タオルなんてものは、用意してなかった。 そういうとこの要領は、ちょっと悪い。 ]
こういうのは、準備、いいんだな
[ 手袋は持ってこないのに、って 言外に意味を込めながら ちょっと拗ねた声色なのは、八つ当たりだね。 ]
(790) 2018/02/12(Mon) 07時頃
|
|
[ 支度を整える、だなんて女の子みたいだけど 二人とも校舎を歩む支度を終えたのなら 人気の無い校舎へ、踏み出さなきゃいけない。
委員長はどうやら、職員室へ向かうらしい。 稀好が行きたい場所は、別だった。 ]
購買行くよ なんか飲みたいし
じゃ、また
[ どうせ教室ですぐ会うだろう。 淡々としたお別れで、稀好は踵を返す。
マフラーの隙間から払い逃した雪が、落ちた。* ]
(791) 2018/02/12(Mon) 07時頃
|
|
/* 身長13
(-196) 2018/02/12(Mon) 07時半頃
|
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ー →教室 ー
[ コンビニから出ると そのまま学校へ。
通学路に誰も居ないのは たまたま時間が合わなかったとか 車で送って貰った、とか説明がつく
でも学校に来ても人の気配が 殆どしないのには何だか薄ら寒い思いがした。 暖房は付いているから暖かいのだけれど 昇降口を通り過ぎた瞬間、ぶるっと身震いした。
しかも、雪の影響だろうか 連絡が入って居ないだろうかと 携帯を取り出せばいつの間にか圏外になっていた。 ]
(792) 2018/02/12(Mon) 08時頃
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ー教室ー
[ 何だか人恋しくて、ちょっぴり急ぎ足で教室へ向かった 日向ちゃん>>618香里ちゃん>>616はその時教室に居たのかな ]
おはよっ!寒いねぇ
良かった。 今日学校あるんだよね?
[ 居たのならホッとしたように話しかけた]**
(793) 2018/02/12(Mon) 08時頃
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— 回想・小道具さんと—
こっちはなかなか終わんねえよ。
[>>778先に落ち着きそうな小道具さんが様子を見に来た。 別にいつ見に来られようが、やましいものは作っていないので淡々と受け答えをする。 アーモンドチョコレートと烏龍茶はありがたくいただいておいた。]
これ、中に人を隠しながら移動できる仕掛け台車。 まだ塗装とかしてないけど。 入ってみるか?
[などと、雑談ついでに触らせようと勧めたり。 ついでに強度のテストになるし。]
(794) 2018/02/12(Mon) 09時半頃
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アイツが何を気にしてたって。
[>>779彼の報告に、反射的にそう口にしてから、 別に聞き返さなくてもいいことだった、と思った。
お節介にも程がある幼馴染の真意など、知ろうが知るまいが。 どうでも。]
マジだけど。 そんな大変そうに見えんのね。
家でも学校でも付き合いに境が無いから、 忘れたい時でも忘れさせてくれねえ、ってくらいだけどな。
[>>780だから何?なんて目くじらを立てて聞き返す気も起こらない。 ああ、どうせ永谷も噂話やら何やらに興味を持ったクチなんだろう。
胃もたれしそうだったから、追加の細長いチョコレート菓子は受け取らなかった。**]
(795) 2018/02/12(Mon) 09時半頃
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── 回想/共演者 ──
[ 同じ中学校に通っていた生徒は 決して多くはないけれど、確かに居ました。
後ろの席の彼も、その一人。>>645 ]
うん、ごめん 勘違いされてたみたい
[ 稀好は振り返って、困ったように笑う。
十朱。 十朱進。 演劇部の彼が役者に立候補したのは 稀好とて予想内のことではあった。 ]
(796) 2018/02/12(Mon) 10時頃
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[ 中学校の頃から演劇部だったか、 それとも彼も呼ばれていたのか。 稀好が呼ばれた舞台の上に、 彼もまた共に乗っていた。
劇に呼ばれたのは、中学一年生の頃。 稀好と彼は同じクラスでは無かったけれど 廊下ですれ違えば、手を振る仲にはなったんだっけ。 ]
でも、進がいるなら安心だな またアドバイス、頼むね
[ 事故後、学校に暫く来なかった稀好に 十朱が気付いたかは、別の話だろう。* ]
(797) 2018/02/12(Mon) 10時頃
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── 回想/ご近所さん ──
えー、そうだな オムライス、とか?
[ 遠からず、近からず。>>660 な、答えを返したのは、 稀好が名前で呼ぶ、数少ない女の子。
日向ちゃん。 古守、では無くて。 理由は簡単で、古守さんが別に居るから。 おばあちゃん、には稀好も よく、こんにちはを言っていました。 ]
(798) 2018/02/12(Mon) 11時頃
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[ 二つの足で、誰の手も借りず歩けてた母は 古守さんとよく世間話していたし 心臓が動いてて、灰になる前の父は なにか手伝うことないかと頻りに聞いてた。
なにせ、亀森さん家と古守さん家はご近所さん。 付き合いも悪くは、なかったので、ね。]
正解は?
[ 明るく活発的だった稀好の姉も 日向ちゃんには、よく構ってたっけな。** ]
(799) 2018/02/12(Mon) 11時頃
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/* げ、げ、現軸……!という顔をする。 むしろ動くかもは、動きにくかったかなあ。 どーしよかな。 やっぱスリッパかな〜〜。
(-197) 2018/02/12(Mon) 11時半頃
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/* うぐ、書ききれず。
(-199) 2018/02/12(Mon) 13時頃
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/* 凄い今更なんだけど 椿ちゃんの悩みを見てゲンドウポーズになりかけてる(ノω`) よく分からんの投げちゃったしなぁ
(-200) 2018/02/12(Mon) 13時頃
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/* においふぇちに、テレビっ子だ。高槻。
(-201) 2018/02/12(Mon) 13時頃
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──回想:脚本家さんと、2──
[ 割烹着、というと、>>683 給食の配膳する際に着せられたものと、 時々買い物先で見掛けた年配の女性>>660 が、連想される。
白くて、見た目は正直好みではなかったけれど、 誰かの家庭から運ばれてくる香りが好き。 年配の女性は、笑い皺がとっても、素敵。 いつだか、最後の一品へと伸ばした際に重なった、 年月が刻まれた手を思い出す。 ]
(800) 2018/02/12(Mon) 14時頃
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[ 昭和のお母さんの資料にぴたりで。 現代の母親と上手く線がつながらないものの、 割烹着自体に「変」な印象は抱いていない。 ]
ううん、違うの。 最近の人でも、割烹着愛用してるんだなあ、って。 ドラマでね。よく着てるの見るよー。
[ 幾つか告げたドラマ名は、 昭和年代を題材にしたものが中心。 大河ドラマも含まれていたから、 一つくらいは知っているかなあ。 探る様な視線を、向けられた瞳に返し。 ]
(801) 2018/02/12(Mon) 14時頃
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[ 瞳がまあるく。旋毛がこちらを向く。>>684 引き結ばれていた唇から零れた言葉に、>>685 次はどんな表情をすべきか、解らない。 続いて笑顔か、悲しむべきか、それとも諦めか。 全てが混じって、なんとも妙な表情になる。 ]
……う、ん。
[ かなしい、かなしい、かあ。 一瞬瞳を伏せ、言いたいことを考えて。]
(802) 2018/02/12(Mon) 14時頃
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[ 穏やかに言い聞かせるように、]
でもね。 ……お母さんは、幸せに生きてるし、 私も幸せだよー。
[ 日向ちゃんの話みたいにね!と、 断片を寄り集めたノートをかぁるく撫でた。
嘘など、ひとつもなかった。 ]*
(803) 2018/02/12(Mon) 14時頃
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/* 不躾、がさらりとでてくる環境に育つ。 優雅に使いこなしてる!とかなんとか、PLは思いました。 海琉くんのあれは、高槻あてかなー。 とりあえず、みしんだ。
(-202) 2018/02/12(Mon) 14時頃
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/* りゅうきくん──すすむくん すすむくん──きよしくん(ちゅういち)(ひっこし) で、同じ中学。
きよしくんとひなたちゃんは近所。>>659>>798 ひなたちゃんと高槻がつかうスーパーは一緒。 頭が混乱してきてだめだ! スーパーはすこし足をのばすかもしれないから、距離あり? いいや……中学の話を誰かに振ったときにまた考えよう。その時は来ない可能性も高いし。
(-203) 2018/02/12(Mon) 14時頃
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/* ミシンのことを知らなさすぎて、調べてたけど刺繍ミシンと普通のミシンって違うんだあ……ほえ。
(-204) 2018/02/12(Mon) 14時頃
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[あたしは、いい子じゃないよ。 なんてこと、もちろん言わない。 ただ、頭を撫でてくれる日向ちゃんにへへっと照れ笑いを返すだけ。>>728]
職業病みたいなもんだよ。 文化祭の後遺症かな?
[きっと、今日はもうみんな帰ろうって流れになったら。 あたしはこの教室だけは窓の施錠をしっかり確認して、 明かりもきっちり消して、 最後に教室を出ようとするんだと思う。
うわー、まるで、よくできた副委員長みたい!]
(804) 2018/02/12(Mon) 14時半頃
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[外が寒かったからか、カフェオレの缶はだいぶ冷めててぬるかった。 ごくごくと喉を潤してから、ひとりだけ飲むなんて気が利かなかったかなと思う。 でも、飲む? とは聞かなかった。だってぬるいんだもん。]
ほんと? やったあ。
[雪合戦とケーキのお誘いは、日向ちゃんに喜んでもらえたみたい。 日向ちゃんも、受験前に滑るのは縁起が悪い! なんて験担ぎよりも、楽しいことを優先するタイプらしい。 そうでなくっちゃね!
楽しみだね、って笑いあったあと、日向ちゃんにつられるように、あたしも窓の外に目を向ける。 雪合戦までに溶けちゃわないよね? なんてちらっと思ったんだけど。 実際のところ溶けるどころか雪は降り続いて、まるでこの校舎を真っ白な世界に閉じ込めるようだった。]
(805) 2018/02/12(Mon) 14時半頃
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[しばらくしたら、また廊下を歩く軽い足音が聞こえた。 誰か来たかなってドアの方に顔を向ける。]
芽依ちゃん、おはよ。
[なんとなく、昇降口で別れた誰かかなって思ってたんだけど。 ドアを開けたのは、椿ちゃんでも永谷君でも実瑠ちゃんでもなかった。 芽依ちゃん。麻依ちゃんの、双子のお姉ちゃん。]
休校の連絡なんか来てないんだけどね。 でも、他のクラス全然来てないみたいなんだよね。 うちのクラスだけ連絡ミスだったりするのかも? って話してたとこだよー。
[休みじゃないよね? って芽依ちゃんに、そんな返事をした、けど!]
(806) 2018/02/12(Mon) 15時頃
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今日はすごく寒い! 寒いけど! 芽依ちゃんは人一倍寒いと思う!
[こんな寒い日にも、芽依ちゃんのスカート丈は健在だった。>>64 そりゃ、日によってスカート丈を変更するなんてできないのはわかるけど。 膝上15cmの見た目の寒さったらなかった。 ほら、もっと暖房の近くにおいでよ、って手招きしちゃうくらいには。*]
(807) 2018/02/12(Mon) 15時頃
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── 下駄箱>>789 ──
嗚呼、俺は 本当になくちゃ困るものを 忘れることはないんでね
[ 拗ねた声>>790に振り返れば、 なんだか子供めいた表情が笑えた。
態と更に揶揄うような言葉を投げて、 …… タオルの使い回しだとかはまっぴらなもんで 手早く作業を終えれば、再び真っ直ぐに立つ。]
(808) 2018/02/12(Mon) 15時頃
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── そうか なら、また後で
[ 購買に向かうという背に軽く手を挙げて応え、 大股で歩きだしたのが少しばかり前のこと。*]
(809) 2018/02/12(Mon) 15時頃
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── 現在 廊下>>781 ──
ああ、それなら良かった …… どこか怪我でも?
[ 目立って怪我をしている様子もなければ 痛みを堪える様子もない吹田に、 尋ねたのは世間話の延長として である。
廊下ですれ違いざまに交わす程度の 何の重みもない会話。
── を続けるが如く、 安楽一記は吹田の何気ない言葉>>781を 正直に訂正することにしたのだ。]
(810) 2018/02/12(Mon) 15時頃
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── いや、来ていないらしい
担任も、他の教員も、生徒も 保健室には永谷がいるが、 職員室は無断だったし さっきから、うちのクラスの奴以外 一人だって見かけないんでな
あげく、携帯も固定も通じないもンだから、
丁度、とっとと帰った方が良いと 皆んなに伝えに教室に向かっていたところだ
(811) 2018/02/12(Mon) 15時頃
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[ ── 動揺は伝染する というし、 これしきのことで取り乱す安楽一記ではない。
そして、安楽一記からして 吹田実瑠も肝の座った方だとか 利かん気の強い方と見ていたもので
淡々と、常と変わらぬ調子で告げたとて 構わないだろうと思ったのだ。]
(812) 2018/02/12(Mon) 15時半頃
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…… どういうわけだか、 うちのクラスの生徒ばかりが 登校してきているらしくってな
もし吹田も"いつもの奴ら"と来たんなら、 それか、連絡がとれるんなら、 登校の必要はないと伝えてやってくれ
[ 学級会 役決めの最中でも キャンキャンと姦しい群れを指して、 安楽一記は笑顔のまんま言伝を託す。*]
(813) 2018/02/12(Mon) 15時半頃
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──回想:ミシン、2──
[ 秋も深まる、とある放課後。>>736 三年四組の中で、役割が分担されて。 走り出す、文化祭への準備。
既製品に手を加えるだけじゃ、 どうにも足りない、と解れば。 衣装係の誰も使いこなせないそれに、手を出す。 他の衣装係は予定で、不参加。 椿一人で、ミシンと睨み合う。 ]
(814) 2018/02/12(Mon) 15時半頃
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[ その時きっと、蛇のような目をしていた。 せめて一緒に悩んでくれる人が欲しかった。
犠牲になった獲物こと救世主こと先生。 その名も、稀好。 申し出に、>>737 うんっ!と喜びを前面に出して答える。 ]
稀くん、ありがとう。 ここに座って!
[ 椅子を横に並べて、ミシンの前に二人。>>739 片方は、睨むように、ミシンと糸を持つ手をじいと。 距離は近かったけれど、 意識は完全にミシンにしか向いている。 ]
(815) 2018/02/12(Mon) 15時半頃
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[ 次にミシンに触れるは、椿。 持ってきた端切れを押さえ上げで固定して、 スイッチを入れれば、 たたたた、と音を立てつつ、針が上下を始める。
それから。 針を下し忘れたり。 糸を絡めたり。 様々な困難はありました。 しかし、不肖椿。>>741 誰の助けも要らない程度に、成長できました。 ]
(816) 2018/02/12(Mon) 15時半頃
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[ 微笑みと共に褒められれば、>>741 ]
心強い味方がいたからね!
……役者も大変なのに、ごめんね? 稀くんがミシン詳しくて、本当に助かったよー。
[ 得意げに、口許に笑みを浮かべた。 詳しい、の程度は椿よりも、と意味を込め。
本当にお世話になりました、と、 笑い混じりに言葉を重ねたのだった。 ]**
(817) 2018/02/12(Mon) 15時半頃
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/* 疲れたので、いったんきゅーけーだ。
そういえば、肉じゃがのくだり。 もともと書いてた狼になった時の想定自殺ろるに、いるんですよね。にくじゃが。 びっくりした。 肉じゃが。 美味しいもんね。
(-205) 2018/02/12(Mon) 15時半頃
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―演劇のお勉強会―
[たかが文化祭に、マジになってどうするんだ。 鼻で笑った村人Aの背を睨みつけて、 その日の俺は古守と共に、演劇部の部室へと向かったと思う。 数日前の約束>>675のために。]
脚本と、その時の公演の録画もあるし 見るだけでも楽しい、と、思う。
[本棚から脚本を引っ張り出して、ぱらぱらと捲る。 マーカーが引かれた文字列、書き込まれた小さなメモに ふ、と口元が緩んだ。]
(818) 2018/02/12(Mon) 17時頃
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こっちの台本は、学生の群像劇。 俺は主人公の友達役で、金髪のヤンキーだったな。 こっちでは新選組の役。で、こっちは……
[普段の寡黙っぷりはどこへやら、台本を次々と積み上げていく。 立った舞台の事は、昨日のように思いだせた。
やっぱり、演劇が好きだ。そう思う。 見たことのない世界が見られる。 勇者、魔王、探偵……何者にでもなれる。]
(819) 2018/02/12(Mon) 17時頃
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[何者でもない、俺が]
(820) 2018/02/12(Mon) 17時頃
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[ふと、台本を捲る手が止まる。入部する前のものらしい。 双子を題材とした探偵物語。その台本を棚に戻して、 俺は何事もなかったかのように、古守を振り向いた。]
……たかが学校の行事、って、思うかもしれないけれど、 やるんなら、出来る限りを尽くす。俺は。
[台本とDVD。見繕ったいくつかを渡した時には、 もう、陽は暮れ始めていただろう。]
(821) 2018/02/12(Mon) 17時頃
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……また何かあったら、相談くらいは乗れると思う。
[饒舌はなりを潜めた。口元をひき結んで、 俺は帰り支度を始めた。
彼女にとって、有益な時間になっただろうか? 探るように、俺は幾分か低い位置の その顔を伺っただろう。*]
(822) 2018/02/12(Mon) 17時頃
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── 回想 正義とは>>700 ──
[ 強請ったつもりはなかったのだ 本当に。
褒め称えただけであったはずが いつの間にやら手を打たれようとしていて、 それは安楽一記の想定外の展開であった。
カラカラと笑うことで 考えを巡らせる時間を工面して、]
(823) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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── 違うと言ってるのに!
しかし、そう言ってくれるのなら頂こうか なんだか、楽しみにしているようなのに悪いなァ
[ 友人と弁当を突き合うなど 好んですることもなかったくせに にいっと笑う。
ジュースでも菓子でもなく、 弁当のおかずとは今時珍しい と、
そんな感想は口にせず首を縦に振ったのは、 安楽一記には謙虚さなどなかったからで── 、 或いは、ただの直感だった。]
(824) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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[ そしてきっと、 その直感は誤りではなかったんじゃなかろうか。
寄せられた囁きに、 安楽一記は合点がいったように眼を細めた。]
……勿論 口外なんぞするもんか
[ ── と答える声は一段と低く、静かに響く。]
(-206) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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[ 文字を褒めたことからか、 強請るという言葉による連想か。 或いは── なァんて、
すとんと落ちる踵>>705を見ながら考えた。 それもまた、答えの出ない問いではあるが 知りようのある事なのかもしれないと
安楽一記がそう思ったことは、 古守日向のシナリオにはなかったんじゃあないかな。]
(825) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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[ 会話は続けど想定内>>705。
仰る通りと言わんばかりに頷けば、 返ってきた素直な肯定>>707に 紡がれた単語を反復してみせる。]
──…… 悪人の為の 寓話
へえ、良いじゃないか 面白い これからも、書く気があるのか
…… それとも、 これが唯一、誰かの為の救いになる?
[ 冊子を抱きしめている脚本家とは裏腹に、 委員長は、手の中の本を示すように掲げて見せた。]
(826) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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…… 面白かったか そりゃあ良かった
[ …… 思っていたより という言葉>>708 その意味には目を瞑ってやり過ごすとして、
自分にはない 新たな定義の一つ>>712を識る。 耳を傾け、言葉の一つひとつを噛み砕き──、 そんな作業を経て、ほぅ と息をつく。]
(827) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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── 成る程 個々が異なる正義を持つからして、 正義は一つではなく──、 へえ
さっきの物語の話じゃあないが 正義をそう位置づけるのなら、 悪人は何故 悪人などと呼ばれるのだろう な?
[ …… 面白かった と言って ゆうっくり口角を持ち上げた安楽一記は、 別段疑問に思うような含みもなくそう言った。
きっと、今生きている現実を 意思持つ個人の集合体として捉えるか 或いは、もっと漠然とした── 社会だとか 大きな塊としてしか見なかったのか
そういう差があったのだとは、思った。]
(828) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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[ 自分が疑問を呈したのと同様に、 ── 悪いとは言わない>>713 等、 含みの在る言葉を受けても、矢張り
……安楽一記は悠悠と笑って、]
── はは、そうか 期待には応えたい所なんだが生憎 泣く理由も怒る理由も見当たらない なんとも恵まれた毎日を過ごしているもんでな どうにも難しい──
なら、古守に泣かされる日を楽しみにしてみようか ──…… 何、冗談さ
[ 和らいだ表情>>714へと 愉快そうに、 ── 楽しみにしている と言わんばかりに 視線を注いだ。*]
(829) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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正義の味方になんざなりたいわけじゃあないが
(830) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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正しさとは強さであり 強くなければ、人一人にとっての正義など 正しさにも何にもなれないのだと 他者の掲げる正義に打ち負けるのだと
(831) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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……そんな人生、真っ平御免だ*
(832) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 17時半頃
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──回想:小道具制作──
[ その頃の椿は、>>736 救世主もしくは先生もしくは見守りのおかげで、 ミシンもすいすいと扱えた。
舞台だけの世界により浸るために、>>782 必要な小道具も、布を使うこともある。 旗だとか、小物だとか。 衣装の仕事だから、小道具の仕事だから、 はたまた、他の役割だって。 ある程度の線はあったけれど、 役割を超えての、協力は惜しまない。 ]
(833) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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|
[ 布に、だだだだ、と絶え間なく針が刺されていく。 丁度区切りがつきそうな時に声が混じる。 最後まで縫いきって、ミシンのスイッチを切る。
指差された先に、視線を向けた。>>783 ]
思ってたら、役者に希望だしてるよー。
どーしたの? ……海くんも、もしかして、着たかった?
[ ハッ、とわざとらしく目を見開いて、 リップが塗られた口許を両手で隠す。
ふふと笑えば、布を置き直して、 再度、ミシンをかける作業に戻ったのだった。 ]*
(834) 2018/02/12(Mon) 17時半頃
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―回想:文化祭準備―
……檀か。
[米田、と呼びかけて、その言葉を飲み込んだ。 未だ、一年の時の癖が抜けない。]
ありがとう。 スポドリ、買ってきてもらえると助かる。
[入学当初、同じクラスだった時とは印象の異なる 彼女の姿>>669にも、漸く慣れて来たところだった。 俺は椅子に座ったまま、ドリンクの分の小銭を彼女に渡して、 再びボールペンを握りなおした。]
(835) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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|
脚本は悪くないし、皆楽しくやれてると思う。 最優秀くらいは余裕だろ。
[とはいえ、及第点は多い。 演出に気になる点はあれど、舞台は一人だけで作るものではない。 かといって、演出の女子と―吹田と話し合うのも 些か気が進まなかった。正直、アレは苦手なタイプの人間だ。
まぁ、後で考えればいいだろう。
自分の台詞の隣にメモを書く。 思案気に顎にペンを当てて、問い>>670に口を開いた。 どんな感じ、と、問われても難しいのだけれど。]
(836) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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|
夢を見ている感じ。
[端的に表すなら、この一言だろうか。]
……寝て、夢見てる時って どんな変な設定でも、普通に受け入れるだろ? それに合わせて考えるし、動いてる。
俺はそんな感じ。
[意識せずとも、身体が勝手に動く。 この感覚を説明するのは、些か骨が折れる、けれど。]
(837) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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|
けれど、皆が言うほど、難しいことじゃない。
[手書きの文字が並んだ台本を閉じる。]
家族の前の自分と、学校での自分は違う。 それぞれに合わせて、喋ってるし、動いてる。
それって、特別なことじゃないだろ。
[檀は、そうじゃないのか?と。 ショートヘアを見上げて、俺は問う。*]
(838) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 18時頃
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/* え、発言落としたつもりだったのに、落としてない…… けしっちゃ、った………… あーーうーー、復元、はむり、そう。 短いからかきなおそ。
(-207) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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[ 仕方ない! 完全にスリッパへと気持ちを切り替える。 購買のおねえさんはまだ来る気配もない。 放課後までには来るだろうと予測して、 帰りには靴下を調達しようと心に決める。
しんとした気配は肌に馴染む。 また、きゅ、とゴム底が鳴るままに足を進めて、 スリッパを求める。
ぱたぱたと音を立てて、始業時間前までには、 教室へとたどり着くことだろう。 ]**
(839) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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|
─ 廊下 ─
[ 鞄とコートを下げた右肩がやけに重いのは、 何もミルクティーふたつのせいばかりではない。]
………、絆創膏も口実かもよ。 女子に、そういうこと聞がない方がいいんじゃない? とりあえず怪我って事にしといて。
[ 伸ばされた世間話を世間話のまま切る。 続いた話には疑問には思えど、特に驚く事もなく首を傾いだ。
相手も特に驚いていない。 不意に、今朝踏み抜いた薄ら氷を思い出す。 あれはやたらと、冷たかった。]
誰もいない割には学校の暖房全部入ってんじゃん。 一番乗りが走り回って点けたわけでもないだろうに……、 走って点けたのかもしれないけど。 っていうか…携帯、繋がらないんだ。
(840) 2018/02/12(Mon) 18時頃
|
|
[ 陸の孤島ってやつなんだろうが、 徒歩の範囲に生活圏がある学校で言われても、 いまいち迫力に欠ける。
それよりも未読が百うん件溜まってるグルチャが増えなくて丁度いい。 安楽の言伝にも口では「おっけー」と言ったとて、 既に聞いてなかった事になっていた。
単なるポーズで開いた端末の左上に、 「圏外」の文字が浮いている。 ほんとに繋がらないらしい。]
……、まぁ事件起きるって訳じゃないなら、 いっか。 あたしも永谷に声掛けたら教室行くわ。 一人で帰るの、さみしいし。
(841) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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[ 言い終わるや否や、 相手とすれ違いに保健室へ向かうだろう。
ふと、魔が差してミルクティーの缶を手に取る。]
委員長。
[ 振り向きざま。右ストレート。 とまでは行かない。 でも狙ったのは故意に相手の頭で、 確信は、してたから。]
(842) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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|
それあげる。 好きだけど、重いんだよね。
[ 最早特に温かくもないそれだけど。]**
(843) 2018/02/12(Mon) 18時頃
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[最終学歴が中卒となると、選べる仕事なんて限られてる。 たくさん仕事を掛け持ちしてた母の仕事のひとつが水商売だったのは、無理もないことだと思う。 体は絶対売らないからね! って母は言ってたけど、本当のところはわからない。 でも、母がそう言うのだから信じてる。
夜の仕事から帰ってきた母は、安っぽい香水の匂いと、煙草の臭いを纏っていた。 あたしは正直、母には似合わないなと思ってた。 言わなかったけど。
最近の母は、ちょっぴりお高い香水をつけてたりする。煙草の臭いはもうしない。 あたしは正直、それも母には似合わないなと思ってる。 言わないけど。]
(844) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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/* わたしはすすむくんに苦手だ、といいたい。 衣装を演劇部に借りなかった、てきなことを後で落とすんだ……
高槻のせかいには、すすむくんとりゅうきくんが全然いないから……互いにそうだから、エンカめざすぞー。
(-208) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
全然知らないんだけどね。 でも、こないだは甘い匂いだなって思ったんだけど、今日はなんか爽やかな感じがするなって。
[正直なところ、きちんとした返事を期待してたわけじゃなかった。 さらっと流されるかと思ったのに、実瑠ちゃんがわざわざ作業の手を止めて、こちらを振り向いた時は、だから内心ちょっと驚いた。>>738
実瑠ちゃんは、いつもいい匂いがした。 きっと香水だと思ったけど、母とは全然違う。 実瑠ちゃんは綺麗で、目立つ人だ。だけど、実瑠ちゃんの香水は派手じゃなかった。>>140 ほのかに、だけどしっかり存在を主張する香り。 ああ、実瑠ちゃんは香水のつけ方を知ってる人なんだなと思った。]
(845) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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/* 自分回り以外の友好関係の把握が進んでない。 そして、前回の反省を生かして今回は メール事前に書いておきました! でも、きっと今回は名脇役になる!つもり
(-209) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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[服の趣味を指摘されて、瞬いた。>>740 なんというか、とても意外だった。気づかれてたっていうのが。 あたしが、実瑠ちゃんの視界に入っていたっていうのが。 やっぱりおしゃれな人は、他の人の服装にも目がいくものなのかな。]
あー、そう見える? 前は、服装に気を使う余裕なんてなかったからさ。 どんな服選べばいいのか、よくわからなくて。
[えへへ、と頭をかいた。 それは、嘘じゃなかった。けど、本当でもなかった。
貧乏暮らしの頃は、サイズと値段でしか服を選べなかった。 高2の時は、どんな服を選べばいいのかわからなくて、目に付いた可愛い服を買った後、コーディネートに頭を抱えた。
今は、制服以外のスカートを履かなくなった。 自分から、女の子らしさをそぎ落とすことばかり考えて。]
(846) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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――――演出なのに、看板の手伝いまでしてもらっちゃって、ありがとうね。
[今度、おしゃれを教えてほしいなあ。 そんな言葉が出掛かって、飲み込んだ。 そもそも、あたしと実瑠ちゃんはそんなことを言い合えるほど親しい間柄じゃない。 まともに話すのも今が初めてくらいなのに。 ちょっぴり会話が弾んだ気がしたことが嬉しくて、調子に乗りそうになってしまった。 そもそも、おしゃれを教えてもらったって、それを活かす機会なんかないのに。
結局、看板製作のお手伝いのお礼を言っただけ。 実瑠ちゃんの纏う香りの意味など知らぬまま。*]
(847) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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―回想:共演者―
[確かに、病弱な王子のイメージには合っていた。 けれど、舞台に上がりたがるタイプには見えなかったものだから、 初めて顔を合わせた時には、 じとりと睨みつけるような眼差しを向けた覚えがある。]
一年の時だっけ、中学の。
[覚えてるか?と、亀森へ問う。 返ってきた返事>>797――“また”という言葉に、 俺も、少しだけ口角を上げて見せただろう。]
(848) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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[意外ではあった。 けれど、無理矢理、という訳ではないのだろう。 実際、中学の時の舞台でも、経緯はどうあれ 演じている姿勢は真摯なものだったと思う。
役者として心配しているかと言われれば、否だ。]
(849) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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[あぁ、ただ。 あの劇の暫く後、姿を見かけなくなった彼に関して まことしやかに囁かれた噂を聞いたことはあった。
その時は一笑に付したのだけれど、 本当であったなら、或いは――。
それもまた、別の話だ。*]
(850) 2018/02/12(Mon) 18時半頃
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―通学路―
[運動部の姿がないのは、まぁ当然だとしても ここまで人気がないのは何故だろうか。
明らかにおかしい。 普段ならそう考えそうなものなのに 寒さのせいだろうか、そこまで思考が及ぶこともなく。]
有川、さっきコンビニに行ったんだけど、 それ以外の九重生は俺も見てない。
[タイヤを替えてない、と母親に一蹴された 朝の会話を思い出しつつ、 黒岩>>692と連れだって、昇降口へと向かう。]
(851) 2018/02/12(Mon) 19時頃
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―昇降口―
[スニーカーから上履きへ履き替える。 幸い、被害はズボンへの軽微なものくらいだった。
それは、彼の方も同様らしい。 良く防水のされていそうなブーツから、 視線を差し出された携帯>>692へと移した。 へぇ、と感嘆の息を漏らす。]
……川って凍るんだな。
[流れ続けているのだから、 そう簡単に凍りはしないと思っていたのだけれど 成程、中々に今日は異常事態らしい。
それであれば、やはり、休校になっても おかしくないものなのだけれど――。]
(852) 2018/02/12(Mon) 19時頃
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……ん?
[黒岩の携帯の隅の、『圏外』の表示を見咎めて、 俺も携帯を取り出す。同様に示された文字に 顔を顰めただろう。]
圏外になってる、ここ。
[最新でないとはいえ、まだまだ新しい型だというのに。 嘆息しつつ、鞄を持ち直した。 いつまでも、ここに居る訳にはいかない。 昇降口を見回す。気付いたこともある。]
(853) 2018/02/12(Mon) 19時頃
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とりあえず、教室に行ってみるか。 誰かしらは来てるみたいだ。
[俺たちのものではない。 水に塗れた靴跡が、ひとつ、ふたつ……それ以上。 であれば、その主を見つけるのが早いだろう、と。 俺は教室の方向を指示した。
他のクラス……或いは、学年のところに 足跡がないらしいことにまでは、思考が及ばない。*]
(854) 2018/02/12(Mon) 19時頃
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子守り 日向は、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 19時頃
截拳道 カイルは、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 19時頃
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── 廊下>>840 ──
── ああ、すまない この天気だからな、何かあったのかと
[ これ以上踏み込むなと言わんばかりに 打ち切られた会話にも調子は崩さず。
特別驚く様子もない反応は予想に違わず 妙に楽しそうな発想>>840に、 面白がる様子を隠さず笑った。]
はは、そうだとすると 随分と親切な奴がいたもんだな
(855) 2018/02/12(Mon) 19時頃
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けどまあ そうだな 何が起きたって訳でもないし
雪合戦がどうのって話もあるから、 暫くは教室にいると思う 永谷もそのうち戻ると言っていたから …… また後で
[ なァんてことはない諸連絡。
特に想定外もイレギュラーもなく、 また一歩を踏み出そうとして、 引き留めるような呼びかけ>>842に振り向く。
── その意味を告げる声>>843より先に、 びゅんと何かが飛んでくる音がして、 ]
(856) 2018/02/12(Mon) 19時頃
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[ 咄嗟に手を出した所までは 大正解とまではいかずも不正解でもなかろうが、
それが何かを捉えるより先に、 指先がばちんとそれを弾いて、床を打つ固い音。
── ナイスキャッチ! ならず、 ”それ”とやらの正体は、続く言葉>>843と、 立ったまんま、追いかけた視線で知ることになる。]
── びっくりしたじゃあないか
[ 飛来するものを警戒して細めた眼を 笑みの形に戻して、軽うい嘆息。]
(857) 2018/02/12(Mon) 19時頃
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有難く頂いておく ありがとう
[ と礼を返した時も、缶は床に転がって それから漸く、ゆっくりとした動作で 腰を折って、温度の薄れた缶を拾い上げた。*]
(858) 2018/02/12(Mon) 19時半頃
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/* このあと、教室の女子会に混ざりたい気持ちもあるが (特に有川と話せてないの、つらい) 多角とか不在とかを警戒してちょっぴり様子見モード
ところで村たては安定のお任せですが 今回は誰か狼希望がいるかしら! 楽しみです
(-210) 2018/02/12(Mon) 19時半頃
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/* あと今回回想合戦がいつもにましてすごい気がする みなさん回収がすごい濃い&はやい 全員と何かしら喋っておきたかったけど、 めーちゃんつばきちゃんに何を送るか悩んでる間にプロローグが終わった委員長です
(-211) 2018/02/12(Mon) 19時半頃
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[>>851進からの報告では、有川も来ているらしい。 あ、さっき進と一緒にいたように見かけた女子の人影は有川だったか。 こんなクソ寒い日まで、女子!と主張せんばかりの服装に、合点が行く。]
大きな川は凍らないって聞いたことあるけど。 とんでもないことになってんな。
[>>852お互いに、異常事態を確認し合う。 幅の広くない小さな川くらいは凍り付かせてしまうほどの寒さなんて、 冬といえどこの地域じゃ、珍しいってレベルを超えている。]
……え?
[>>853進に示されて、我がスマホの圏外表示に気付く。 あちゃ、古いから電波の調子がとうとうイカれたか。 そう口にしようとした時、進が自分の端末を確認して、同じようになっていることを知る。]
(859) 2018/02/12(Mon) 19時半頃
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……なんだ? 雪の影響? んなわけないか……。
[携帯端末の仕組みにはそんなに詳しくない。 雪で何かがおかしくなって、電波が途絶えているのだろうか。]
だな。
[靴を履き替えて、>>854進に頷く。 ホームルーム前に済ませておきたい用事は、今のところない。 彼も同じようなら、真っ直ぐに教室を目指し、冷たい廊下をひたひたと歩む。*]
(860) 2018/02/12(Mon) 19時半頃
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― 回想・文化祭準備 ―
[十朱君の返事に間があったのは、昔の苗字を言いかけたからなんてことまではわからない。>>835 わからなかったけど、別に、前の苗字で呼ばれてもあたしは気にしないのにね。]
スポドリね、了解! あ、前払い助かるー。 ありがと!
[十朱君からスポドリ代を受け取ると、あたしはメモ帳に“十朱君:スポドリ 代金受け取り済み”と書き込む。 書き込みながらの軽い雑談に、最優秀くらい余裕と返ってきた。>>836 思わずヒュウと口笛を鳴らしたくなったけど、生憎あたしは口笛が上手くない。]
(861) 2018/02/12(Mon) 19時半頃
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余裕!? ほんとに!? わー、それは楽しみだなあ!
[あたしは演者でもなければ音響でも照明でもない。 そりゃ、大道具の移動とか小道具の用意くらいは手伝うことになると思うけど、本番は比較的手が空く方だと思う。 舞台袖からでも劇の一部始終を見守れるかなと思うと今からわくわくした。
なにより、みんなの努力が報われたらいい。 だから、最優秀が獲れたら、この上ない大団円ってやつになるんじゃないかと思う。 みんなはあたしみたいに、不純な動機で打ち込んでるんじゃないんだから。]
(862) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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夢……夢、かあ。 でも、それはなんだか違くない? どんな変な設定でも、夢の中でも自分は自分だよね? でも、お芝居は、自分だったら言わないようなこと言ったり、やらないことやったりするよね?
[別の人を演じるということ。 それを、夢と十朱君は例えた。>>837 だけどその説明は、どこかしっくり来なくてあたしは首を傾げる。 メモ帳をポケットにしまったあたしと、台本を閉じた十朱君の目が合った。]
……あー! あー、そっかあ。なるほど。 うん、その説明は良くわかる。
[家族の前の自分と学校での自分。その説明は、とてもよくわかった。 それに加えて、あたしはバイトをあれこれやったりしてたから、余計かもしれない。]
そうだね。仕事の時は仕事モードになったもんなあ。 営業スマイルも板についたし。そういうことかあ。
(863) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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[納得したあたしはうんうんと何度も頷いて。 だけど、ちょっと意外だなって十朱君の方を見た。]
十朱君も、家と学校では違うんだ? あたし、十朱君はどこでも十朱君なんだと思ってたよ。
[言ってから、あれ、これって失礼なことを言ってる? って慌てる。]
あ、別に悪い意味じゃないからね!? ただ、ちょっと意外だったなってだけで。
[あたし? あたしは、どうだろうな。 そうだなあ。家の中で営業スマイルが役に立つ日が来るなんて、少し前までは夢にも思ってなかったよ。*]
(864) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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―保健室―
[ 不謹慎は此方もか。
非日常に溶け込んだとしても日常に縋るのではなく、 日常を演出する様は滑稽だったかもしれない。 ]
うん。 まあみんなで適当に時間潰して帰って寝ればまた普通の毎日だよ。
[ 自分の違和に気付けないからこそ、 それ>>748とそれ>>749の合間には気づかず、 ]
だってあり得ないよ。だから言えるんだよ。 みんながそんな事するわけないし。
[ 半ば口癖のようにさらりと述べた。 ]
(865) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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―回想・教室での―
違うかな。 他人の手を借りてもどうしようもないから、言ったんだよ。 乗り越えたいと思うものがあったとして、 その術がないなら何をしたって無駄だから。
でも他人なら違うかもしれないし、 何より安楽はそんな風に言われたら何考えるか、 気になっただけなんだけど。
なんだ。言っても助けてくれる気にはならないか。
[ まあ、俺じゃあなぁ、なんて。 質問に答えられたのならそれで良し、と。 ただの受け答え>>750に言いにくさなんて 含まれていなかった。 ]
(866) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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そんな言い方をされると気になっちゃうのが常々なんだけど、 こんな失礼なこと言われても怒りもしないんだから、
他人の評価なんてどうでもいいってなら……。
[ それならある種羨ましい、と笑ってしまう。 饒舌に、そう言われるとそうなのかもしれない。 ただ理解できないものを理解したかっただけに過ぎないのだ。 その理由を今、彼に伝えるつもりはなかったけども。 ]
(867) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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[ そうしたら、普通になれるかな、なんて。 ]
(-212) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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[ しっかりとした訂正>>752 いい性格してるな、と思ったところでやめておいた。 ]
見るのと観察するのとでは大違いだって言うからさ。 それにのっとり人間観察なんてはじめてみたもの まあ、うまくいかないのが常々。
どうにも何かが、か。 共感性や同調性はあるつもりなんだけどなー。
そんな事よりもなあ、安楽。 お前の全てが全部自分の為の振る舞いだと断言できるなら、すごいね。 強いんだな、安楽は。羨ましいよ。
[ じっ、と覗き込む。 見てみたところで、分からない。 分からないからそれ以上の詮索は出来ず、 ]
(868) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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お前を見る人は俺じゃないね。 お前の目に俺は映ってないから。
[ それはお互い様かもしれないが、 にぃ、と目を細めてしまえば 不可抗力に映っていた姿は僅かだけ。 ]
(869) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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ただ、一個分かったのはさ。 俺には適度に我慢もせず、適度に自己主張するんじゃなくて、 ここまで自分を振る舞えるなら…… 俺には絶対に選ぶことのない生き方をする安楽って、 俺とは違う生き物なのだと思う。
強さは正義じゃないと思うし、正しさでもないと思うけど、 弱いやつは何にもなれないって事は、分かってるから。
努力したって限度がある。圧倒的な差に正しさを決めるのも、 いつだって、その良し悪しを測るのは他人だし、 選択肢にすら並べられなかった人間に意志など、あってないものだからね。
[ 探りを入れていた目をやめて瞬きする。 ]
(870) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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何、探してたんだろうなぁ。 大したことじゃないから、秘密。
ただ、分からない人なら分かってくれるんじゃあないかと……期待はしたのかも。
安楽には今まで生きていて忘れたい記憶なんて、あった?
[ 単純な疑問を投げかけて、答えてもらえないならそれまでで構わない。 彼は仕事が多いのだし、付き合ってくれる理由なんて、 俺からしたら親切そのものでしかなかったし、 それは優先順位からして高くはないだろうから。 ]
(871) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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―保健室―
なるほど、理にかなってるなぁ。 でも残念ながら俺以外誰もいなかった。 一応書き置きだけ残しとけば、必要なものくらい借りていいとは思うんだけど。 まあ、不便なもんだよな。
んじゃ、後は任せた。
[ 先に戻るというのなら見送ることにして、 暫くキィキィ喚く椅子に跨り大人しくしていた。 一応窓の戸締りだけはきちんとしておこう。 立ち上がりご丁寧に施錠を済ませれば、 満足したように息を吐いて。
降り積もる雪の朝に目を細めた。 ]*
(872) 2018/02/12(Mon) 20時頃
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/* 赤希望出すか迷う。 赤でもいいんだけどな…でも、他に赤希望の人がいるなら、蹴ってまでやりたいってほどでも…って感じなんだよね… おまかせのままでいいかなあ…
(-213) 2018/02/12(Mon) 20時半頃
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―回想・小道具制作―
[ 影の功労者>>736のことを知る事はあっただろうか。 なかったとしても日に日に上達しているような手際の良さ>>834を、 半ば感心したように時折眺めてる俺がいただろうが。
一致団結とか歯痒い気持ち、 背中がムズムズする心地に襲われる事はあれど、 親切心>>833は素直に甘えておく事にして 誰かが腰掛けていた隣にお邪魔した。
問いかけて、暫くしてミシンの音が止まる。 つられたように眺めて、隠された口元に目がいく。 その後、ちらと瞳を見つめてから口角を上げた。 ]
(873) 2018/02/12(Mon) 20時半頃
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[ 言うか、言うまいか。悩んだのは少しだけ。 ]
うん。やりたかったよ。 芝居の中でなら何にだってなれる。 それこそ勇者、魔王、探偵、好敵手、 なんにだってなれる。
だから、……かなー。 まあ、でもみんなで楽しく頑張ろうっていうの、苦手だからさ。 こっちで良かったかなって思ってるよ。
[ 言いながら喉が渇いて飲み物を手にした。 乾燥した唇を湿らせるよう含んで、笑う。 ]
(874) 2018/02/12(Mon) 20時半頃
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それに見てくれる人もいないわけだし、 見せる理由だってなかったし。 何にせよ、不相応だし。
……まぁ、それでも。 ずっと、その人の中でくらい 生きられたらいいのにとは思ったけど。
ははは、せめてもう少しイケメンに生まれたらなぁ〜。 そういう所だけごくごく普通の人間だよ。
[ そう思うとただの自己満足で笑えてきた。 茶化すようにいつものよう何とでもないように言い切った。 ]
(875) 2018/02/12(Mon) 20時半頃
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でも、みんなが頑張って取り組んでる事だから成功するといいよな。 高槻も誰か家族来る感じ……なら、
[ 頑張らないと、と。 ミシンを扱う邪魔をしてはいけないから 必要以上居座るつもりはなかったけれど ]
切っても切れず、解けないものってなんだろ、な。
[ ぽつりとこぼした呟きは小さい。 立ち上がる時、椅子はまた小さく鳴いた。 ]*
(876) 2018/02/12(Mon) 20時半頃
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/* あ?????読み返したら吹田、安楽くんに告白してる????? 前の村でも行間読み返さずに他の子口説いてたのに、またやりました うっかり告白選手権あったら一位確実、優勝商品はドラム缶でいいです…沈めて…
(-214) 2018/02/12(Mon) 21時頃
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/* どっかで弁明せにゃ…あとミルクティーいちダース拾いたひ…
(-215) 2018/02/12(Mon) 21時頃
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―回想・大道具さんと―
マジか。んじゃさ、黒岩さえよかったら 何人かそっち行ってもらうように言っとくよ。
[ 事実俺もよく色んな人に手伝って貰っていたのだし、と。 まだ先のある大道具の仕事>>794にはひとつ、口にした。 ]
入りたい、入りたい! ちょっと憧れてたんだよな。
(877) 2018/02/12(Mon) 21時半頃
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えっ……でもすごいな、本格的じゃん。 プロとかなれんじゃないの。 なんか家でもやってたり?
[ 塗装はまだにしても意匠を凝らした作品を体感しながら、するすると言葉が溢れる。 お世辞でも何でもなくて、素直に賞賛できる出来に腕を伸ばして触れる。
強度もいい感じだと思う、と伝えれば、 ちょっと移動してみたいだとか我儘を言って、楽しむことも忘れず味わった。 ]
(878) 2018/02/12(Mon) 21時半頃
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[ 世間話の筈だったのだけども、 意外にも追撃>>795が来たから黙り込んだ。 ]
黒岩は気にしないって? 寧ろ気にしてるっぽく聞こえるんだけどな。
まあ、善意が必ずしも黒岩にとっての善意とは限らないし、 白沢さんと黒岩のあれこれも俺は知らないからあれですけども。
[ でもあの直向きな真っ直ぐさって、 悪い言い方したら余計なお世話にもなりうると思うんだけど、なんて。 級友の幼馴染ならば言わず黙っておく。 ]
(879) 2018/02/12(Mon) 21時半頃
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家族ぐるみの付き合い……なんだ。 外でも中でもずーっと一緒って、 俺からしたら気が休まらないけどな。
…………忘れたくなる時って、ない?
[ 胃もたれしそうな心情を知らず言葉を重ねる。 色恋沙汰のあれこれじゃないだけ安心して欲しいし、 他の奴とはまた違った意図があるんだけども、特別仲が良いわけでもないから 答えてくれるかどうかも分かんないけど。 ]
忘れられないと、縛られてるみたいで、 息苦しいじゃん。
[ ぺたぺたと台車を触りながら、問う。 ]*
(880) 2018/02/12(Mon) 21時半頃
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── 回想/傍観者 ──
[ 稀好。 きよし。
清とか、澄とか、一文字じゃなくって きとよしの間にスペースが開くタイプの きよし。 すこし変わった名前。
今の子にとって古風、なのかもしれないけれど 特段稀好は嫌いじゃなかった。 名付けたのは、今は亡き、父。 ]
(881) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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選んだ、だなんて
人気、無かっただけだよ えっと、カイ君……、だっけ?
[ 呼ばれた風に呼び返そうとしたけど 稀好の記憶は思ったより曖昧で 声に出してから、合ってるか不安になる。 語尾に疑問符がついてしまう。 ]
(882) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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[ もじもじと動かす指を見てても面白みは無いし 話し相手の目は見なきゃいけないんだから いい子の稀好は、永谷を見なおした。 しんどい、って、彼は言った。>>772 ]
そっか、残念
でも、合わないんなら仕方無いね 身の丈、ってのは、良く分からないけど
[ 合う合わないも、身の丈云々も こんな若い身で理解しきってるの? って、意地悪な人は言うかもしれないけど 稀好は、ほら。 優しいから。
そうと笑って、話を流す。]
(883) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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[ 話は稀好に戻って来たから、 なんでもないように会話は続く。 ]
小道具、確かにそれっぽいかな でも、上手くできるかは別として 役者を演るのは楽しみだよ
進の演技も、近くで観れるしね
[ 稀好は結構、鈍感だ。 「身の丈」とか「合う合わない」とか 彼が遠回しに自分を批判してる可能性が 思い浮かばないくらい、鈍感だ。* ]
(884) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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/* >>831 PLはそっと目をそらした。 ふふ。 きよくん以外もめっちゃ名前間違いごめんなさい! たぶん間違えてない人、日向ちゃんと話してない人だけだと思うの。
さて、現軸どうしようかなあ。 教室付近がもったりしてるので、あまり突入したくない。 たかくがね、うまく捌けないので……。
(-216) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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/* あんかもまともにひけません!!!! >>881 だ。 3と8が似ているのが悪い。すん。
(-217) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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/* んーんー。 万が一ホストになったとしても残って欲しいと思う人…… というか説得されたとしても、動くかな……? と思ってしまったのでお返事返したら変更してこよう。 寝落ちしないようにせねば……。
(-218) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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[ 中学時代。今とは違って黒髪で、 身に纏う香水も無かった。 性格も趣味も変わりなし。
今とは異なるのは、 一緒に なかよく してた友だちが、 おとなしい真面目な子達だったってところ。
もう一つ、挙げるならば、 あたしはあたしという人間を理解していなかったってところ。
その人間性がもたらすエンドを、想像していなかった馬鹿なところ。]
(885) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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─ 廊下 ─
[ びっくり、って目じゃなかっただろうが>>857。 すぐに戻った目の形は、 面白いと笑った先程と同じ>>855。 相変わらず好きになれなかった。]
……、雪合戦の練習。 ごめん、もっと優しく投げるつもりだった。
[ 強く投げすぎたのは本当。 受け止めるとまで行かずとも、 流してくれて良かった。
当たってたら、 どんな顔をしたかわからない。]
(886) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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良かったら飲んで。 いらなかったら、龍騎に押し付けるといい。 あいつん家ミルクティー好きみたいだから。
[ 知ってた?という顔。
いつか寄越されたミルクティー1ダース。 あの時から、あたしは黒岩家がミルクティー好きなのだと思い込んだまま。]
じゃ、また後で。*
(887) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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─ 保健室 ─
[ ノックもせずに保健室の扉を開ける。 少し軽くなった鞄をぶらん、と揺らして。]
永谷、いる?
[ 先に委員長に永谷が居ると聞いていたから>>856、 誰か寝てるかも、なんて配慮全くなしに声を掛ける。]
保健委員の代わりに迎えに来たよ。 あの時何て言ったかな、 あー、……引きつけ起こした時だっけ。
[ 人並み程度に記憶力はある方>>786、 しかし仔細までは覚えていなかった。 大分前の話だから、 覚えていられる方が凄いと思う。]
(888) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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[ その時の永谷は、 まだ外を眺めていただろうか。 何してたとしても真っ先にガーゼや何やら押し込められた所に向かうが。
目当ての物を一枚、と予備も数枚拝借して、]
教室行かないの?
[ 鏡を見ながら、首に絆創膏を貼り付ける。]*
(889) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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―回想・傍観者―
[ 稀と好。 名付け親はさぞかし彼を大事に思っているんだろう。 なんて字面だけでそんなふうに思っていた。 ]
ん? 俺の名前なら海琉。 でも高槻もそう呼んでるから好きに呼んで。
[ ノリで返してくれているとは思わず、 真面目に「る」が抜けて覚えられていると解釈する。
平々凡々に生きていたからに目立つ容姿(少なくとも俺はそう思っている)の人からすれば、 俺の顔と名前なんか曖昧だったにしても、違和感なんて抱けなかった。 ]
(890) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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んーー……? 推してくれるにも理由あるだろ。 まあ、期待に応えてやんのは大変そうだけど、頑張って。
[ しかし亀森は引っ込み思案なんだろうか。 どこか所在無さげに見える様子>>883を尻目に、なんというか、 ]
お前ってクラゲみたいだね。 透けててふわふわしてる、あれ。
[ 良く言えば差し障りがない、という印象。 悪く言えば、意志の薄そうな、心象。
別に批判しているわけではないのだけど それにしては「楽しみ」の言葉>>884に 首を傾げた。 ]
(891) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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ふーん。なんか二人とも仲良いけど、 あれか。幼馴染とか? まぁ、それは別にあれだけど。
演技、楽しみって……なんで?
[ 亀森の過去を詳しくは知らないけど、 何やら騒いでいた皆様方のお言葉からするに、経験者なんだっけか。 ]
近くで観れるって、実際みんなから観られるのは亀森もなんだから、 ふわふわほわほわだけじゃ、ダメだよ?
[ 演じると変わるタイプなのかもしれないが、それだけは伝えておこう。 まあ十朱は彼と比べてしっかりしているような気もするから、必要ないとは思うし、
舞台上のことは、俺には関係ない。 ]*
(892) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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— 回想・小道具さんと —
んー、そりゃどーも。
[>>877個人的には正直困るんだけど、断る理由もない。 まあ全体的に見て、作業が遅れすぎるのも良くないことではあるから、 適当な返事を一つ返した。
仕掛け台車の中に入ってもらえれば、その強度に確信を持てた。 役者が隠れてスタンバイするのに大きく役立てられるだろう。
このあたりの大道具知識は、演劇部の進に聞いたりもしつつ進めてきた。]
まー、皆が本気でやってっから、これくらいはな。 日曜大工が趣味ってだけ。
[永谷が乗り込んだ台車を押したり、回したりしながら会話に興じた。]
(893) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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[で、オレの幼馴染についての話になれば、 良かった機嫌もゆるやかに落ち込んでいくわけで。>>879]
そうかい。
[これ以上ないくらい適当な返事をして、話を打ち切る。 ……気にしてるっぽく見えるなら、黙ってくれりゃいいのに。 永谷本人は黙ったつもりでも、既に口にしている言葉がもう余計なものでしかない。]
そりゃ忘れてーに決まってんじゃん。 慣れたけど。
[人間といふものは、そうやって折り合いをつけていくものであるからして。 とっくの昔に諦めた感情だったから、ただただ苦笑する。
息苦しさ。息苦しさね。 息をするのが当たり前だと思わなければ、悩むことすらねえよ。*]
(894) 2018/02/12(Mon) 22時頃
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/* みんな自分の理想だから輝かしくて生きてくれよな! でもいい子すぎて無理だわ!吐きそう! みたいなところからやめろよ醜態晒すなよ!もうみんなきらい!みたいになれたらいいなと思うとますます普通に落ちた方が自然。
(-219) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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[廊下を進む。上履きの、きゅ、という音が響く。 ふと、思いつきのままに、目についた扉に手をかけた。 確か、一年の教室だっただろうか。
なんてことない。軽い抵抗の後、すぐに扉は開いた。 ただ、その向こうにも、人はいないのだけれど。]
……教室、行くか。
[扉を閉める。いよいよ、何かがおかしい気がする。 少し歩みを速めて、教室に向って。
そこに見知った人影があったなら、 多分、俺としてはらしくもなく、安堵の息を吐いただろう。]
(895) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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[在る筈の、在った筈の影を探して、 あの時、見つけたものは――。
脳裏を過った記憶を、首を振って振り払った。*]
(896) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 22時半頃
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/* う。今回は狼希望してる人たくさんいる気がする。 ならないと思ったけど、念のため……メール打ちなおしてきた……心臓ドキドキするなあ。
私より他の方が絶対うまくやれるから……希望取り消すのも考えたけど、やっぱりやってみたいので……時間たくさんある。し。 指名はたぶん貰えないと思うので、狼にならなかったら2d落ちかな。 日付変わってから色々考えます。
(-220) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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― 服装のこと ―
[ あたしが一番嫌う事。
それは麻依と間違えられる事だ。
親戚と会った時の事。
『あら麻依ちゃん 今日は元気なのね?』
事実を伝えた時の気まずいような 気落ちしたような顔。
( あぁそうですか。 あたしが元気で悪かったわね ) ]
(897) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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親戚のおばさんに悪意があったと考える程 子供では無かったけれども 流せる程大人でもなかった。 あたしは麻依と同じ服を着ることを嫌った。
でも困った。 制服では見分けがつかない。
試しにすこぉしだけ短くしたスカート。 怒られるかな、と反応を伺ったけれど 身体を冷やさないようにね、 顔も見ずそう言われただけだったから。
まだ似てる。まだ似てる。
あたしは___…! ]
(898) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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…… 間違えられる対象が居なくなったのに それを続ける理由は もう意地しか無いのだろう ]*
(899) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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ー 香里 Side : 麻依 ー
[ 私の学校生活は いつだってコマ送りでした。
少し体調が良くなったと思っても ほんのちょっとした契機で 病院へ逆戻り。
腫れ物に触るような扱いは 私が原因なのだから仕方ない事。 …それでも寂しいものは寂しい のです。
(900) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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そんな私でしたが 憧れ…目標にしている子が いました。
2年の時の同級生 …香里ちゃんです。>>647
香里ちゃんは、私が寝ている 間に起きて新聞配達をしています。>>646
私が通院している間に ファーストフード店で アルバイトしています。
(901) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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カウンターの中と窓の外。 別の世界の人だと思っていました。 もし私が健康でも 香里ちゃんのように働く根性は 私には無かったと思います
香里ちゃんに近づきたくて、 滅多に使わない店に入ったけれど 戸惑ってまごついていた 私を助けてくれた香里ちゃんは 天使のようでした。
最初に会った2年初めは髪も長くて 疲れたような格好が心配でもありました。
でも夏休みが終わると身綺麗に なっていて、少し安心したのを 覚えています。 ]
(902) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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みんな暇なんだね どんな背景があろうと 香里ちゃんは香里ちゃんなのにね。
うん、二人の秘密だね?
[ 注がれる好奇の目とヒソヒソ囁く声には覚えがある。
( 入退院を繰り返す身体と…… ううん、悪目立ちする姉が 100%悪い!!)
だから彼女の気持ちが理解出来たとは 言わないけれど、想像は出来た。
大丈夫、きっと皆すぐ飽きるよ
ふにゃと柔く笑うと 彼女の腰の辺りまで伸ばした長い髪を そっと撫でたんだ ]
(903) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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ねぇ、もうあまり アルバイトしなくても大丈夫… なのかな?
もし良かったら 偶にで良いから一緒に遊ぼう?
[ 弱々しい笑みには、彼女に 居場所を与える力は無かったでしょう もし約束をしたとしても、体調を崩して裏切ってしまう 事もあったでしょう。
それでも別の世界から同じ世界へ。 私は近づきたかったのです ]*
(904) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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― 教室 ―
香里ちゃんおはよう! そうなんだ…
圏外になっちゃってたから 分からなかったけど、香里ちゃんにも 連絡来てないんだね
[ 文化祭ではお互い 色々な部署に手伝いに行っていた
あたしは残れないことが多かったけれど 同じところに行こうと 誘うことは多かったと思う ]
(905) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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[ 文化祭が終わった後 あたしも何となく静まり返った家に帰りたくなくて、 同じような空気を感じた彼女に勉強教えて と泣きついたこともしばしば。 ]
ほんとにね 香里ちゃんも、首筋寒くない?
[ 濡れた服をハンカチで拭いていたけれど もっと大きなハンカチ持って来れば良かったなぁ なんて思いつつ。
手招きされたので>>807ほいほい暖房の傍に寄る。 暖房のそばに寄れば、ようやく血が巡り始めた ような気がした ]
あ、でもこっちの方が暖かい!
[ なんて戯けて抱きつこうとしたけれど ちょっと冷たかったらごめんね? ]*
(906) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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— 回想・パンはそんなに好きじゃない —
[黒岩龍騎の進路はいったいどうなるのだろう。 それはオレが一番知りたい。
3年になったら、どこの大学に進もうか贅沢に悩もうとするつもりでいた。 春の事件以降、そんな余裕は消し飛んでしまったわけだけど。 宙ぶらりんの進路希望。まあ今となっては、進学する余裕なんてないだろうなと諦めている。
現実的に見れば、就職して家庭に貢献するべき。 だけど両親はオレが大学に行きたいなら、それでも構わないと言ってくれて、 わざわざバイトを辞めるよう説得してきたもんだから、現在すげー困っている。
……もし大学に行ったとして、それはそれでオレもいいんだが、 知ってるよ、どうせこれからもずっと。 「白沢さん」に頭を下げ続けて、生かされていくわけだ。]
(907) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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[いつだったっけな。前回の抜き打ちテストの時だったか。 近くの席の奴らと答案を見せ合って、点数を比べ合ったりしていた時のこと。]
んだよ、負けちまった。
[いつもオレと成績が横並びな女子、 吹田の点数より、オレのほうが1点低くて。 ふとそんなことを呟いた。
その時の吹田の反応はよく覚えてなかいが、 わいわいとした雑談の末、オレは軽い気持ちで宣戦布告をした。]
次のテストは負けねーから。 本気でやりゃあな。
[>>537そうして、幻のプルコギパンを賭けて謎の決闘の約束が取り付けられた。]
(908) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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[……内心、「こんな見た目の女子に負けるわけない」と、 高をくくっていた気持ちがあったかもしれないし、なかったかもしれない。 その時の会話に熱が入っていれば、それを面と向かって口にしてしまったかも。
まあ何にせよ。 >>887いつかの日、オレんちにあった1ダースミルクティーを引き取ってもらって助かったが、 それはそれ、これはこれ。
そう。 次の抜き打ちテスト、数学以外だったなら勝てる自信はある。*]
(909) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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— →教室 —
[>>895進に続いて、教室の扉を開く。 その刹那、暖房の風を感じた。
やっぱり、既に先に来てた奴らがいた。 檀に、古守に、有川に……見回せば、それが確認できる。
よっすよっすと手を挙げて挨拶をしながら、 自分の席へと向かい、荷物を降ろしただろう。*]
(910) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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── 保健室にて>>865 ──
[ あっさりとした対応>>865があったから、 安楽一記はふうんと眼を細めて笑ったのだろう。]
── ま、その通りだな どちらかというと、うちのクラスの生徒以外 いないってことは……
どこかで連絡に間違いがあったのかって 今後を考えるとそっちが気になって仕方がない
[ 普通の毎日。あり得ない。 どちらかに対する肯定というより、 全部引っ括めて頷いて、 ご覧の通り、思考はまだ日常の延長にある。]
(911) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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……まあ、大人の一人もいない上 電話も通じないってんじゃあ、不便もあるが たまにくらい、こんな非日常も悪くない
[ その言葉にもまた、嘘はない。 安楽一記の眸に映るのは、 面白がっているような含み笑い。その程度。
永谷にも、また後でと仮初の別れを告げて、 保健室を出ようとして、不意に 誂いでしかない声色と表情で振り向く。]
(912) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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── ああ、そうだ 異常事態にこそ、共感や同調が重要と言うね
”何か”起こってしまった暁には 他人同士、助け合いといこうじゃないか
[ なァに、この状況に回顧したのは おまえだけじゃあなかったってだけの話。]
(913) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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── 回想・教室での ──
助けてくれと懇願されりゃあ 悪い気もしないんだろうけど
おまえみたく 不貞腐れてんだかなんだか わかんないような物言いばかりするんじゃなあ
[ 結局、求めてるんだかないんだか 何か隠すような物言い>>866に笑った安楽一記は きっと疾うに優等生の笑みではなかったんだろう。]
(914) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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人間観察 だなんて 存外良い趣味をしているんだな
…… 共感や同調 ねえ
[ ── 共感 相手をただ肯定し ── 同調 ひたすらに受容すること と、
人心掌握 という言葉が真っ先に浮かんだのは 俺の性格が随分と捻くれているせいであろう。
強い>>868と言われりゃ悪い気はしない。 そうかい? と自信ありげに首を傾いで、 ついでに言葉を吐いたのはほんの戯れのようなもの。]
(915) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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──…… 他人のために振る舞おうなんざ そっちの方が、到底理解し難いけれど
[ そう、例えば兄の使いっ走り。 望まれただけの進路。誰かの尻拭い。
自分にない何があればその選択をしたのだろう。 したくもないので、知る必要もないとは思うが。]
能力の限界に個人差がある というのは まったくもってその通りだと思うよ、俺も
[ 違う生き物>>870。成る程。 奴の眼から見れば、俺の方こそ 不思議ないきものであるのかもしれないなあ なんて、
……だから何という訳でもないし、 安楽一記はそちら側に立ちたい等と思いもしない。]
(916) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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/* 今までは何とか伝聞の形をとって芽依が話してたけど 今回は麻依視点で。 麻依の方が色々話しやすいんだよなぁ。 とはいえ、まさか妹視点が出てくるとは思わなかったけど(
(-221) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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[ 捜し物は隠されたまんま>>871。 分からない人なら分かってくれる だなんて、 詩的な言い回しだとさえ思って笑った。]
別におまえが探しているものが 何だって構いやしないよ 探られて痛い腹もないからなァ
[ そう言って矢張り笑ってばかりいるのが 安楽一記であるからして、そうしたまで。
ただ、常と違って喉を鳴らすように クツクツと笑えば、投げかけられた唐突な問い。]
(917) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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/* 7月10日
(-222) 2018/02/12(Mon) 22時半頃
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── 忘れたい記憶 と
[ そう尋ねるからには、永谷にはあるのだろう。 そんなことに思いを馳せて、安楽一記は思案する。]
…… いや、思いつかないな
[ 十八年の人生を振り返る旅は、 そう時間もかけずに終了する。]
時々、嫌な思いをした日だとか 何か特定の記憶が 気を抜くとずうっと巡るのだと そういう話を聞くもんだが
(918) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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── 生憎、日々が順風満帆なもので
[ わかりやすく思案する仕草として、 顎に添えていた指は解散。
細めた双眸に探りの色を浮かべるのは 今度はこちらの番であった。]
聞いたからには、おまえにはあるのか? 忘れたい記憶、乗り越えたいもの?
[ ゆったりとした口調で問いかけるのも、 到底、心の底から心配しているようには見えなかろうし、 はぐらかされたならばそれまで と。 興の乗った委員長の探偵ごっこは、続く。*]
(919) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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覆面嫉妬団 ミルフィがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(覆面嫉妬団 ミルフィは村を出ました)
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― 教室 ―
あ、やっぱり? あたしも日向ちゃんも圏外なんだ。 雪のせいで電波障害? なのかなあ?
[芽依ちゃんの携帯も圏外らしい。>>905 2度は偶然、3度は必然、なんて言葉もあった気がする。 3人分の携帯が圏外となれば、やっぱりこれは携帯の方じゃなくて電波の方が問題なんだろう。]
マフラーでぐるっぐる巻きにしてきたから大丈夫。 でも、頭はちょっと冷えたー。 今度から帽子もかぶってこようかなあ。 [おいでおいでって手招きしながら、首筋の心配にはそんなお返事。 カシミヤのマフラーは100均マフラー+人毛より暖かい。]
(920) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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わっ。
[抱きつかれて、うろたえた声を上げながら抱きとめる。 登校してきたばかりの芽依ちゃんの体はひやっと冷たい。 よしよし、と反射的に頭に手を伸ばしてねぎらいの撫で撫でをしながら、麻依ちゃんのことを思い出した。
芽依ちゃんもほっそりしてる方だけど。 だけど、麻依ちゃんは、もっと細かった。
黒岩君が来たのはその頃かな。>>910 芽依ちゃんと抱き合ったまま、さっきぶりーと手を振った。 女子たちがきゃっきゃうふふしてるせいで、暖房前に来にくかったりするかもしれない。 けど、友情は麗しいからあたしは謝らない。*]
(921) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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[ ブラウンの地に、 九重高校と金で名入れされたスリッパは、 ぱたんぱたん、と床との間で音を立てる。
リズム正しく刻まれるそれを聞きながら、 ゆったりと、教室を目指す。 教室までの道すがら、本当に人と会わない。 下校を急かされることは経験があっても、 文化祭準備期間だけだった。 それも大抵誰かがいたから、 こんなに、しん、と静かなのは、初めて。 ]
冬の暖房は、二十度。 明りはつけたら、消すー。
[ 節電の謳い文句を一人唱えながらも往く。 他の教室をひょい、と覗くものの、 テリトリー外へと足を踏み入れることはなく。 暖房も電気も、引き続きつけっぱなし。]
(922) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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[ 道中、出会った蘭。 開口一番に学校はあるかと確認を取られる。 ]
蘭ちゃん、おはようー。 え、っとね。 いち、にー、さん、しー、ごー、ろく?
[ 自分も加えて、学校に到着している人を指折り数え。 みんな連絡はもらってないって、と続ける。]
あ、でもね。 購買のおねえさんは来てなかったんだ。
そんなことより! 蘭ちゃんって、ケーキ好きだっけ?
[ 着々と発起人海琉、賛同人香里・椿は、 雪合戦そしてケーキへの参加人数を増やして。 知らずのうちに、どんどん輪は広がる。 ]
(923) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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[ そんなことを話しながらも、 人疎らな、教室へと足を踏み入れる。 ]
おはようー。
[ 新たに目にした人を足す。 蘭に、正しく人数を報告して、 自席へとスクールバッグを下した。 ]*
(924) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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── →購買 ──
[ 当たり前だけど、お金は使ったら無くなっていく。 サービスも、消耗品も、 全部が全部、買うのにはお金が要るっていうのに 使ったら跡形もなく、消えて行ってしまう。
現在、亀森家は特段裕福ではない。 貧乏って訳でも、無くは……なく、ないけれど。 だけれど、お金は限られているから 稀好は自分の何かしらを買うのが苦手だった。
五千円、が稀好の一か月のお小遣い。 高校生になってから、ずっとそう。 余ってしまう月が多いから、減らそう って提案しても、母に否定されて、終わった。 ]
(925) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 23時頃
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[ だから、何と言うか。 買うものが明確なのは、稀好にとって有り難かった。
飲み物。 温かい、飲み物。 ココアと、コンポタと、コーヒーと。 ミルクティー、なんてのも、あったっけ。 購買のラインナップを思い出しながら 稀好はずんずんと廊下を歩く。
その間も、すれ違う人は居ない。 どこかから、スリッパの音が聞こえたように思うけど それ以外は、何にも。 微塵も。 流石に少し可笑しい、と思った。 ]
(926) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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── 教室への道のり ──
[ コートと鞄を片手に携え、 もう片方の手にはミルクティーの缶がある。
雪合戦の練習…… というのは 些か厳しいんじゃなかろうかと 口にすることはなく、笑顔で流し、
「折角もらったんだから自分で飲むさ」と、 そう答えて、吹田>>887と別れてすぐのこと。
人気のない廊下を進み、 先方にまたクラスメート二人分の影>>923が見える。
それが教室にたどり着く目前のこと。 その後に続くようにして、ひょいと教室に踏み入った。]
(927) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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[ 着いた購買にも、販売員は居ない。 ひとっこひとり、居やしない。
誰も居ないような気はしていたので 最早特段、驚くことは無かったけれど それよりも、問題の発生。 飲み物が欲しいってのに、誰にお金を払えばいいの。 ]
……
[ む、と不機嫌な顔をした稀好は 本当に拗ねる子供のようであった。 ]
(928) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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[ 結局稀好は、何度か店奥に声を掛け きょろきょろと周囲を見渡して。 購買に侵入しては、ココアをゲット。 ちゃりん、と小銭を置いて、終わり。
慌てて手袋を外しては 肌に、指に、ぴたりと缶をくっつける。 ]
あったか……
[ じわりと滲む温かさに、凍りそうな指が溶かされる。 そのままのんびりしていたかったけれど 端っこに映った時計の指す時刻が 遅刻も目前ということに気が付いてしまった為、 稀好は鞄をぎゅんと持つと、走り出した。* ]
(929) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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/* >> 回想まわしすぎて間違えた << うっかりが過ぎる。うっかりうっかり。
(-223) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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── うわ、思った以上に少ないな
[ 到着するなり、委員長はそんなことを呟いた。 とってつけたように「おはよう」と言いながら、
自席に荷物をまとめ、 ひいふうみいと室内の人影を数えていく。]
暖房器具の周りでは、 壇ら女子数名が団子になっている>>920。 男子生徒が数名>>910。が、 先程まで一緒だった亀森の姿は見当たらない。
丁度、席の近い高槻が やってきたばかりのよう>>924だったので、 挨拶がてらに声をかける。]
(930) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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── おはよう、高槻 上履き、濡らしたのか?
[ こちらはミルクティーのプルタブを引きながら。
もう既に温かさのないことが、 口に含む前から伝わってくる。 教室が暖かいことが救いだ。]
ところで、ここに来るまで 誰か先生や──用務員さんだとか 大人を見たなら教えて欲しいんだが
[ ふんわりと探りを入れながら、 冷めてより甘さの際立つミルクティーに 漸く一口 口を付けた。*]
(931) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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[“一緒に遊ぼう?”>>904 麻依ちゃんにそう言ってもらった時、あたしはまん丸に目を見開いたと思う。 じんわりと涙が出てきそうになって、慌ててぱちぱちと瞬きをして、それから何度も何度も頷いた。
遊び方を知らないあたしと、体が丈夫じゃない麻依ちゃん。 一緒にカフェに行ったり、カラオケや映画に行ったり。 あたしと麻依ちゃんの遊びは、あまり体力を使わないものがほとんどだったと思う。
麻依ちゃんはよく体調を崩したから、約束がキャンセルになってしまうことも珍しくなかった。 一緒に行こうねって言ってた映画が終わってしまって見られなかったりすることもあった。 だけど、それはたいした問題じゃなかった。 見る映画よりも、麻依ちゃんと一緒ってことの方があたしにはずっと大事だったから。]
(932) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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[文化祭が終わって、居残りする口実がひとつなくなってしまった。 同じ頃、麻依ちゃんに永遠に会えなくなってしまった。 目の前が、真っ暗になった。 麻依ちゃんとふたりで行ったカフェで、ひとりでぼんやりすることもあった。
芽依ちゃんに声を掛けてもらったのは、そんな頃。 勉強を教えてという申し出は、あたしにとって願ったり叶ったりだった。]
いいよー。 って言っても、あたしだって大してできるわけじゃないんだけど。
[教えるっていうより、一緒に勉強するって感じだったと思う。 学校の図書室や、図書館で。何度も一緒に勉強した。 遅くなった日は、おなかすいたね? なんて水を向けて、ファミレス晩御飯に誘ったりもした。 芽依ちゃんが、あたしの家に来たいって一度も言わないでくれたのは、とてもとてもありがたかった。*]
(933) 2018/02/12(Mon) 23時頃
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/* いつもと比べれば発言頑張ったほうだけど みんな凄いな… 今900越えだから平均90!?(ガクブル
(-224) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[>>921教室では何やら女子同士がきゃっきゃうふふと暖房の前を陣取っていた。 オレから特にコメントすることはないけど、 楽しそうだな、と釣られて笑う。
暖房から離れた場所に座るのに、何ら文句はない。 節約生活のため、我が家のほうがまだ寒いくらいだ。
その後、>>931委員長がやって来て、 教室全体に問いを投げかけられれば、 否、の意を示すように首を振った。]
(934) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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……人、少ねーな。
[始業時間が近付いているというのに、 登校者の数はやたら少ない。
それにようやく気付いて、首を傾げる。 状況は未だに飲み込めていないが、ここでようやく妙だと思った。*]
(935) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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/* もうすぐはじまるー
ホスト希望してると、4倍増しくらいでどきどきしている……
(-225) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ いそいそとマフラーを外して、コートを脱ぐ。 そうしていれば、 現在隣の席に座る人物も、教室へと。>>930 ]
一くん、おはよう。
[ コートとマフラーを手に携えたまま、応える。 一記が手にした見覚えのあるパッケージに、 さ、と視線で撫でて。 ]
(936) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ 上靴は、先程自分の靴箱に突っ込んでおいた。 準備不足だったことに、眉を下げる。>>931 ] 上履きは無事だけど、靴下がねー。 裸足で上履きだと靴擦れしそうだから、借りてきたの。
見てないねー。 教室のみんなと、海くんしか。 もしかして、先生もいないの?
[ 購買の販売員もいなかった、と続けて報告。 ]*
(937) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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/* 議事国は装飾なしのシンプル編成が好きなんだけど、あまり使い慣れてないせいか発言抽出がやりづら過ぎて死にそう…
(-226) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ 姉妹の話をするとしよう。 ]
(938) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ " 吹田 紅花 "
すいたべには、と読む。 あたしの一つ違いの姉。出身中学では有名人。
問題児。素行不良。成績は下から2番目。 先生も両親も皆、目が離せない。 今付き合ってる彼氏も、この人の元彼。
天真爛漫。よく笑って、涙脆くて人情深い。 学校で何か喧嘩が起こると、あの人が中心にいた。 かといって警察のお世話になる事もなく、 幸運にも経歴に一つの傷も付ける事なく卒業。 卒業式での先生も含めたお祭り騒ぎは、 ちょっとしたドラマの最終回を見てるみたいだった。
また私も、昔は姉が嫌いではなかった。]
(939) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ " 吹田 実瑠 "
吹田紅花の妹、と読む。
中学時代の事を知る人が少ない高校に進学希望。 無事合格して現在に至る。 ]
(940) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ 以上。 ]
(941) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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/* この様子だと、きっと狼希望の人がいるはず……! と思ったものの、コイツで狼をやるのが怖すぎて 一応、念のため遺書メールはさっき作りました 恒例のお腹がもぞもぞするタイム(緊張で)
(-227) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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―保健室―
連絡に間違いがあって困るのは学校側だと思うけども。 ……まぁ、予定調和といかないのが人生ともいうし、うん。
[ 危機感がないといえばないのだろうが、 それよりもどうとでもなるという余裕から 現状に対する焦りは少ない。
もしこれが自分以外誰もいなければ変わっていたんだろうが、 見知った顔があること>>911が、 過ぎった違和感を和らげていたのだろう。 ]
(942) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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あはは、そうだな。 そのまま閉じ込められたとしても、 一晩くらいなら泊まっても楽しいかもよ。
旅行先が学校っていうのは小学生を頃を思い出すけど。
[ そう口にして何となく思い出した。 そう言えば、中学の頃や小学校の頃の話など碌にしてこなかった、と。 必要がないからしなかったというのもあるけれど、 少し遠い進学校を志望した理由、など。
語るつもりは今の所なく。 ]
(943) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ 不意に、聞き覚えのある言葉>>913に いつの間にかうつむかせた顔を上げた。 ]
そこは順風満帆な日々に巻き込んでよ。 でも、そうだなぁ。
安楽から助け合いに興じてくれんなら、 面白そうだし、いいよ。
[ 助け合いの意味を理解しているなるならば、だが。 彼が俺に助けて等という一場面なんて想像できないし、 そんな事があり得ないと思っているからこそ、そう思っているんだろうと笑った。 ]
いや、でも……。 そう思うと何か起きないのかなって 祈っちゃうじゃん。
[ 人生は物語とは違う。 だが、この世は舞台のように目まぐるしく動く、というが、 ]
(944) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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余計な思い出はいらないんだけどね。 もし、面白そうな事件が起きたら協力するよ、探偵さん。
[ そんなものは望まない。 望むのは普遍的な平穏。 繰り返しの穏やかな日々。
そうであらなくてはならない。 だから、好きなままでいさせてくれ。 ]
(945) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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―回想・教室での―
それじゃ不平等だろ。 俺は同じくらい助けてーって人間味のある他人の方が頼りやすいってだけ。
[ 剥がれていきそうになるから口元を抑えようとして、 もう遅いのだから意味はないか、と。 綻びだらけの表情を隠すこともしなかった。
失われた優等生の笑み>>914のせい、ということにしておこう。 ]
(946) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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分からないことがあれば分かっておきたいんだよ。 興味……でもなかったりする。 対処し易い、という意味なら分かるだろ。
[ これを人心掌握なのだとするなら、 俺は我ながらその稚拙さに笑っていただろう。 恐らく俺はひどく捻くれているのだ。 謙遜すら見せぬ態度>>915 こういうの傲慢っていうんだっけ。
まあ、似合うからいいと思うよ。 ]
(947) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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それは他人の為に振る舞う人間を知ろうとしないからだろ。 でも、する気がないなら知る意味なんてないかもな。
[ 理解ができて理解できない相手。 こう思うからそうするのだろう、と想像はできても、真の意味では分かり合えない。
でも人間なんてそんなものだし、 だから俺に対しての共感も同調も求めない。 ]
理解できないものを理解しようとする事が俺からすれば、 ただの自己満、エゴでしかないと思うけどね。
[ 吐き捨てた言葉は存外冷たかった。 ]
(948) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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でも、ちょっとくらい痛い目に遭って欲しいって思っちゃったよ。 はは、笑い疲れてくたばって死ね。
[ 笑う顔はいつも通りだけども。 ]
(949) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ たった二十年弱。 正確にいうならば十八年きり生きた俺たちが人生を語れるのだろうか。 しかし、十八歳にしか分からない世界があると俺は思う。
大人は分からない。 だって、子供じゃないから。
律儀にも考えてくれる姿勢>>918には、 笑ってしまうもの、実際楽しくはない。 しかし、探偵ごっこ>>919には、少しだけ 関心が惹かれたのは、 ]
(950) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ 一瞬だけでも、俺に興味を持ってもらえたような気がしたから。
それだけだ。 ]
(951) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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忘れたい記憶は数え切れないほど。 でも、お前には分からないかもしれないね。 きっと、俺側の人間じゃないと、意味が分からないかもしれない。
[ はぐらかしたらそれまでなんだろう。 何となくそう思ったから口を開いた。 ]
兄より秀でた弟はいないというけどさ、 いもしないあり得ない可能性を願ってる。
人が人を生む奇跡に、何も言えやしないけど、 虚構ですら何者にもなれない無価値な要らない人間の拠り所って、何処だと思う?
[ 推理しがいもなさそうな問いかけ。 謎解きにしてはロジックもクソもない。 茜色の空は、赤く背中を照らして。 ]
(952) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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魂の重さは21グラムと言うけれど、 その人自身の価値は何グラムなのだろう、な?*
(953) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ ── 流石に、 替えを持ってくりゃあ良いものを とは、 亀森には言えたって、女子には言うまい。]
ああ、成る程 そりゃあ災難だったな
[ …… 購買に替えの靴下が売ってなかったか? という問いを飲み込んだのは、
先程の吹田の言葉を思い出して、 何となく、深入りすることを避けたからであったが、
続く言葉>>937と聞くからには、 その判断は過ちではなかったと言えよう。
ちらほらと聞こえる予想通りの応え>>934も加わり、 ……案の定と言うべきか、奇妙さに驚くのも億劫。]
(954) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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── 回想 ──
海琉、海琉
うん、覚えた 多分 カイル君……はちょっと、 長くて呼びにくいかも、だけどね
[ 稀好の両親は、稀好を大切に思っていた。 というか、母はいまでも思ってる。 に、違いない。 きっと、ではあるけど。
このクラスメイトは、どうなのだろう。 大切な子供だと、思われているのか。 そうじゃなくったって、話されなきゃあ 稀好はちっとも知ることは無い。 ]
(955) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ 会話はふわふわと続いて行く。 つまりはそう、海月みたいに。>>891 ]
なに、急に それってけなしてんの、褒めてるの
海琉、は、インコかな よくしゃべるし、 ……ほら、こことか、羽毛っぽい
[ ぴょん、と、跳ねている髪の毛。 それを稀好はつっついて、笑う。
お返しにって話す例えに、笑う。 ]
(956) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ 幼馴染の話になって、稀好はふと考えた。 居たらどんな感じかなって、考えた。
例えば進。 例えば日向ちゃん。 例えば、目の前に居るクラスメイトとか。 じっくり考える為に会話は止まらないから 代わりに思考が止まるんだけれど。 ]
幼馴染なんて大したものじゃないよ 中学が一緒だったんだ それだけ
え? 楽しみは、楽しみだよ なんでって言われても、難しい
(957) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[ そういえば海月に似てるなんて言われてたけど 一体全体、どんなとこが似ているんだろう。 海月に対しては、綺麗で、キモくて、 なんか美味しそう、って……それは嫌だね。
お喋りなインコの話題はくるくる変わり、 稀好はころころと笑っていた。 ]
大丈夫 ちゃんとやるよ それなりに、ね
[ そう、それなりに。 それなりに真摯に、稀好は取り組んだ。* ]
(958) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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ああ、そういうこと 職員室も保健室ももぬけの殻で 電気と暖房だけ点きっぱなし
[ 勿体無い という感覚は 安楽一記には生憎なかったが、 奇妙さを強調するが如く取り上げて。]
……うちのクラスだけ 休校の連絡が漏れたにしたって、
それじゃあ、何で門が開いていたかとか 暖房や電気が点いていたこと 用務員の一人もいないってのは
── 変な話だろ?*
(959) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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座敷守 亀吉がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(座敷守 亀吉は村を出ました)
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2018/02/12(Mon) 23時半頃
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―保健室―
[ 回顧の記憶は今も鮮明に。 一人きりになってから、はあ、と溜息を吐いていた。 ]
やだー完全に黒歴史だし、委員長あのこと忘れてくれてたらいいんだけど。
[ 誰にも聞かれていないことをいい事に、 ぐちぐちため息を吐いていた頃だったか。 お行儀悪くノックの音なし>>888 ここは俺の部屋じゃあないんだけども、 本日二度目の躊躇なき扉の開く音。
「いるよー。」なんて我が物顔で返事をした。 ]
(960) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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ひきつけってなんだよ。 ていうか、律儀にちゃんと覚えてたんだ。 うん、吹田って頭悪くないよね。
[ 大分前の話だ。 そんなものまともに覚えている方が稀だろう。 だから適当な相槌を打った。 重ねがけてしまった方が真実となるならば、 より良い選択肢を選んでおく。それだけ。 ]
(961) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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教室行く、行く〜〜。 吹田も怪我したの?やりにくそなら手伝うけど。
[ 下心はないつもりだけども、自分で貼るなんてやりにくそうだ。 そんな思いから手伝いを申し出つつ、 体感時間的にもそろそろHRの時間だろうか。 ]
(962) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[教室に、人が増えてきた。 あたしはドアが開くたびにおはようを言って、安楽君にそうそう、と報告する。>>931]
日向ちゃんが、職員室に行ったけど、無人だったって。 あたしも先生は見てないな。
[ちら、と携帯を確認する。 メールも着信もないし、相変わらず圏外のままだった。]
(963) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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先生もいないのに集まる意味あんのかって話だけどさ、 委員長がみんなにうまいこと説明してくれるでしょうから、行こっか。
[ お互い用が済めば教室に戻ろうと促す。 少しくらいの話は教室に向かう途中できるだろうと、 世間話に興じる余裕はその頃ちゃんとあったんだ。 ]*
(964) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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[携帯は圏外。
スマホ依存症なんていう言葉がある。 そういう人にとって、携帯が使えないって相当なストレスになるんだと思う。
何度確認しても、携帯は圏外。 確認するたびに、思わずため息をついてしまいそうになる。
安心のため息を。 メールなんて、ずっと受信できなければいいのに。*]
(965) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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/* そういえば、あからさまではあるけど 弟のイメージはチアキチップです イアンとチアキ、どことなく似ているような気がして
別にそこまで出来損ないじゃあない でもおまえは競争が下手だからって親に言われて、 中学から一貫の私立に通ってそう
(-228) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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/* 微妙に、ランダムにしてきた。 だってみんな…凄い発言してて…うっ あんまり絡めてないし……ね…… でもこれでオオカミ希望になって、オオカミになったら、 それはそれでうんめいと言う、ことにしよ!
(-229) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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―教室―
[ 吹田が拒まなければ一緒に行っちゃおなんて声をかけて一緒に戻った。 そういえばお返し何がいい?なんて言われてたから後で考えておこう、なんて暢気に。 ]
おはよーーー。みんな……えっ人少なっ。
[ まず踏み入れて一言目。 その人数の数に驚いたもの、少しぬるくなった飲み物を古守の机にそっと置く。 ]
(966) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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気合いであっためたらなんとかなる。
[ なんて意味のないセリフと一緒に。 そうして席に腰掛けながら、なんでもない顔して混ざるのだ。
待つのはホームルームを報せるチャイムの音。 いつも通り、変わりなく。 ]*
(967) 2018/02/12(Mon) 23時半頃
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── 演出家と脚本家 ──
[ そう、物語は書き手の思う儘。>>676 望むまま、希うまま、…… 人生を物語に例えるのなら、 誰の思いの儘に紡がれているのでしょうか? 神さま?仏様?それとも、─── ]
……よかったぁ、 吹田さんがダメっていったら、 あたし、どうしようかと思ったぁ
[ 揺れていた瞳は、 答えを聞いてぴたりと止まります。>>676 そうして続く問いには、 ぱちんぱちんと瞬いて、 ]
(968) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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ああ、古守も見に行ってくれていたんだな ── やっぱり、タイミングの問題でもないか
[ 壇からの報告>>963に、腕を組むのはわかりやすく 思案しているときのポーズ に見えるだろ?]
どうも、気になることは色々とあるが なんせこの天気だ、雪が弱まる気配もなし
大人も見当たらないが、それだけじゃなく 生徒だって、俺たち以外は登校している様子がないし 雪のせいか、連絡手段もロクに機能しちゃいない
とっとと家に帰ってしまうほうが いいんじゃあないかと、思ってな
[ ……説得力が犠牲になるので、 委員長の口からは、雪合戦の説明は止そう。]
(969) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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───……悪役。 それは、誰かの正義に……、 反したひとのことかなぁ
[ 瞳を細めて、告げるのでしょう。 温もりを失った指先に、 自ら温めようと対の指を織り合わせ するり、と撫ぜながら。
抽象的な音しか紡がない。 けれども、脚本には具現化されるでしょう。 其れが、古守日向の思う悪で、 幸せにしてあげたい悪なのでしょう。 ]
(970) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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/* あーーーどうしよう!でも狼いるでしょ!
(-230) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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[ 古守日向は、■■でした ]
(971) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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[ 女、であるゆえに、掛けられなかった言葉の存在に 無論のこと気がつくこともなく。 コートの中にカイロ入れっぱなしだったけ、と 椿は手をごそごそと動かす。 ]
雪が全部悪い。
[ 対策を行えば、災難も避けれたけれど。 ふい、と責任の大元を責めた。
矢張り誰もいないことを後押しする龍騎の言葉に、 蘭へとアイコンタクトを交わす。 ]
(972) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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[ 知り得る情報に、ぱちぱちと瞬く。 そういえば、と思い出すこと一つ。 ]
……ドッキリ? 門や暖房のこともそうだけど、 他のみんなは自主的に休んだ、にしたって、 休みすぎだよね。
あ、そうだ。ここは繋がるかなー。
[ バッグへと手を伸ばし、カイロと携帯を代え、 画面を見れば、表す文字は圏外。 ]
(973) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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[ 繋がれるのを拒むよう組まれた腕を、一瞥します。 あたしの知らない誰かに触れる細い指先の主が、 ほんとうは黒い髪をしていて、 真面目を体現する姿をしていたら、?
脚本家として。 演出担当さんとは、手を取り合う そんなイメージでいたものですから、 ]
……ん、わかった。 できたら、一番最初に、 吹田さんにみてもらうね?
[ さざ波のような感情には蓋をして、 笑う口元を追いかけるように、 あたしのお下げも喜び跳ねたのでした。 ]**
(974) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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/* ほらーな悪夢みたぁ あと、すまふぉ充電するの忘れててしにかけてる
(-231) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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……とりあえず、 他に登校してくる奴がいるかもしれないし 俺はもう少し様子を見ようと思うけど、
用のない奴は、今日はもう帰宅していい ── ということにしてしまわないか
[ 誰に向けた言葉でもなかったけれど、 さまよった視線が守屋に行き着いて止まったのは、 …… いやあ、頷くだろうなと思ったから。
それが、8時50分の号令の鳴る間際のこと。*]
(975) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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携帯も繋がらないし、 いよいよ、おかしな話だね? 帰るにしたって、扉が開かなくなってるかも……?
[ 役者の練習0の椿は、 大いに芝居掛かった声で、言う。
蘭が震えるように見えたから、冗談だよー、 とコートを置きに行くがてら、頭を撫でた。 ]*
(976) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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/* 風呂入りながら、鳩はしんどかった。すん。
(-232) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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―回想:文化祭準備―
[>>864意外だ、と。 檀のその言葉は、自分も発したことがある、けれど。 普通は――そういうものだろう?]
……それは、当たり前だろ。 俺だって、家でくらいのんびりもする。
[閉じた台本へ視線を落とす。怒ったわけじゃない。 間違ってなんかいない、はずだ。
俺だって、家の顔と学校での顔があって。 けれど、それは、本当に――なのだろうか?
問うたところで、答えなどない。]
(977) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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……ところで、買い出しは大丈夫なのか?
[思考を打ち切るように、言葉を発する。 少し動いた時計の針を目線で示して、檀を見上げた。
長い髪で隠されることのなくなった、細い首。 一年の時とは変わった苗字。
一見しただけなら、違う人間のようだ。 けれど、彼女は紛れもなく彼女自身なのだから
――羨ましい、と。 彼女の事情なぞ知りもしない俺は、 去る背を見て、そんなことを思ったのだっけ。*]
(978) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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── →教室 ──
[ 八時四十七分、八時四十八分、四十九分。 一階の購買から走りながら、 お弁当、崩れちゃうって思いながら、 刻まれる時刻に迫られて 稀好は鞄を揺らして走った。
教室に飛び込んだのは、恐らくは最後。 ]
セー、っフ?
[ って声は。 きっと鳴り出すチャイムに掻き消される。* ]
(979) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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|
[さすがだなあ、安楽君は。 思案する様子を見せる割に>>969、出てくる言葉はすらすらと、迷いもよどみもない。 すでに頭の中で、言うべきことがまとまってる。 そんな感じ。
まるで、筋書き通り、みたいな。 台本でも読んでるかのような。
ああ、でもそうか。そうなっちゃうよねえ。 帰るってことに、なっちゃうよねえ。]
なんか……全部を見て回ったわけじゃないけど、見た感じだと、学校中電気ついてるみたいなんだけど、それはどうする?
(980) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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|
[明かりだけじゃない。もしかしたら暖房だって入ってるかもしれない。 あたしより先に来てたのかなって思ってた黒岩君は、どうやらあたしより後に来たみたいだし。]
多分、あたしが教室一番乗りだったと思うんだけど、暖房もうついてたんだよね。 もしかしたら、暖房も校舎中ついてたりしない?
[帰りたくないあたしは、どうしても帰宅に否定的なことを言ってしまう。 自分のことしか考えてないのに、まるですごくいい子みたい!]
放ったらかしにして、帰っちゃっていいのかなあ?*
(981) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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─ 保健室 ─
なるほど、ひきつけじゃなかったってことね。 てか何、改めて言われると照れる。
[ 照れる、と言いつつ面白げもない顔で絆創膏を保護シートを剥がしている。 永谷が手伝いを申し出たのは、 全て貼り終えてしまった後だったろうか。]
へーきへーき。 先生いないけど、雪合戦がどうのこうの言ってたよ。 そっちにシフトすんじゃない?
学園祭終わってから、うちのクラス一回も集まらなかったから。 打ち上げだ。
(982) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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[ そろそろ、予鈴がなる時間。 いつもより少し長い朝が終わって、 いつも通り当たり障りない日常が、くると、 そう、思っていた。]*
(983) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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[教室の中の人影は、まばらながらも一つではなかった。]
……おはよう。
[何かを問うことも、話すこともそこそこに、 俺は席に着いた。
ふ、と、時計に目を遣る。もう、始業の時刻は迫っていた。*]
(984) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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/* うわあーーー、どきどきする。
(-233) 2018/02/13(Tue) 00時頃
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