197 冥桜絵巻
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狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2016/09/11(Sun) 08時半頃
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さあ、今こそ開くがいい。 冥府の門よ――
[稀代の陰陽師――祭門 道満。 彼の手によって六道珍皇寺にあると囁かれていた、冥府の門が開かれた。
京の都において、現界と冥界の境界は無くなり。 夜の闇に紛れていた妖怪達も白昼堂々と闊歩する。
その光景を見て、男は笑う。 自分の理想とする光景、それが広がっているのだと。]
(@0) 2016/09/11(Sun) 09時頃
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[――――恋乙女
心さながら
花灯篭
絡む眼差し
炎宿らむ――――]
(1) 2016/09/11(Sun) 12時半頃
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― 民家 ―
あら。 今宵はもう、お休みかしら?
[未だ物珍しい洋館の一室。 詰襟に袴姿、当世風の書生に寄り添い、少女は陶然と微笑んでいた。 肩を緩く滑る振袖が、衣擦れの音を立てて。
古びた灯篭が、白壁の影に、花色の蝶を描く。]
(2) 2016/09/11(Sun) 12時半頃
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[しかし、それも束の間。]
――――……残念ね。
こんなにも、月の綺麗な夜なのに。
[嫋やかな笑い声は、鈴の音の如く闇へ溶けて。 男の腕に伸ばした桜色の爪が、>>@0禍つ気配と共に、艶やかな緋色へと染まる。
朱の紅を、ぺろりと舐めて。]
(3) 2016/09/11(Sun) 12時半頃
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封印が解かれたわ。 これで、“貴方”とも時を選ばず逢えるのね。
[つい、と。 伸ばした指を、男の左胸で遊ばせる。 爪先にまた滲む朱を、紅へと塗り重ねて。
するり。 立ち上がると共に、振袖は柄をそのままに、ぴたりと体に沿う胡服めいた華装《ドレス》へと転じて。 持ち上げた灯篭は、少女の身の丈はあろう棒の先に宿る燈華の錘と変わる。
錘の内に、花色の灯を宿したまま。]
(4) 2016/09/11(Sun) 12時半頃
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それでは、またね。
――――……何時か何処かの、輪廻の果てで。
[ああ、けれど。 冥府の門が開いたなら、そのままの姿でまた逢えたかもしれないわね、と。 呟く声もまた、闇へと溶けて。
くすくす、と。 窓から滑り出たその姿を咎める者はなく、部屋に遺されたのは。
胸元から血を流し、恍惚の笑みで事切れる、書生の姿のみであった。]
(5) 2016/09/11(Sun) 12時半頃
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[世が世なら、この事件は翌朝直ぐにでも新聞の一面を賑わせたのだろうか。
それこそ、地方から出た書生が身元の解らぬ女に入れあげ、夜毎与えられた部屋で逢瀬を重ねた顛末と。 深夜蛍火の如く仄かに揺れる灯を、江戸の時分に世を賑わせた灯篭怪談とを重ねた、怪異殺人譚として。
――――けれども。
そもそも冥府の門が開いた今。 この夜の所業を咎める者は、果たして、世に遺されていたのだろうか**]
(6) 2016/09/11(Sun) 12時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/11(Sun) 13時頃
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/* ★ゆおさん何で妖怪物なのに中華要素突っ込むん? ☆(_*゚∀゚)_趣味♡ というか、つい某少年漫画イメージしがちになってだね。
まぁ、元ネタの牡丹灯篭は大元戦闘向けじゃないから早々被らないだろうし。 “お露”の名前が使えるこの子が中華風だし。 そもそも牡丹灯篭の元ネタ(牡丹灯記)は中国の説話の筈だし。
……って訳で軽率に設定したけど、あれこれつまりラン〇ラーとかシャン〇ラって事? と気付いたのは、メモ落としてる最中でした。 ま、まあ、設定まんまって訳じゃないから、いっか……かなり物理だしなコイツ!
(-0) 2016/09/11(Sun) 13時半頃
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い つ ま で
(7) 2016/09/11(Sun) 15時頃
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[冥府の門が開いた今や、通りからは賑やかな人の気配は絶え。 我が物顔で闊歩するのは死者か、妖か。]
――いつまで。
[昼間であっても薄暗い、通りの上空を巨大な黒い影が飛ぶ。]
いつまで。
[尾羽の代わりに長い蛇の尾が風を切り。 影が通り過ぎた後に、はらり、と、落ちる一枚の黒い羽根。]
(8) 2016/09/11(Sun) 15時頃
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いつまでも。
[ばさり、一際大きく羽搏き。 甲高く人の声で鳥は鳴いて、戸が閉ざされたきりの商家の屋根の上に止まる。]
"コレ"は、続くのか、ねえ。
[長い蛇の尾をゆらり、と揺らし。 先程までは翼であった、黒と白に鱗柄の着物の袖より伸びる手で頬杖をつき、妖の鳥は暫し下の様子を眺めやる。]
(9) 2016/09/11(Sun) 15時頃
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まあ。 居心地は、良い、なあ。
……、…いつまでも。
いつまでも。
[また高く鳴いて。 怪鳥は京の空へと飛び上がる。**]
(10) 2016/09/11(Sun) 15時頃
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/* 以津真天(いつまで) 私にしてはメジャー(?)なチョイスです。
牡丹灯籠の露蝶さん鈍器もちなんてかわいーなー
(-1) 2016/09/11(Sun) 15時頃
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― 大橋 ―
[ゆらり
ゆらり ゆらり]
良い風が吹いている。 冥府の風だ。
……あなたもそう思わない?
[着崩した着物。
被っていたかつぎを払うと、長い黒髪が風に揺れて。 目の前の妖怪が男性とも女性とも取れるだろうけれど。]
(11) 2016/09/12(Mon) 07時頃
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[京の都で噂になっている辻斬り。
曰く、男女どちらとも取れる服装を纏い。 何かを探しているようだが、望むものを差しだせないと殺されてしまうのだと。]
――は持っているか?
そう、無いのか。 それは残念。
[そうして、目の前の相手は日本刀を抜き放つ。]
(12) 2016/09/12(Mon) 07時半頃
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帰命頂礼八幡大菩薩――
[そう唱えると。 日本刀そのものが強烈な妖気を放っていくようで。
橋の上の雰囲気も一変した事に気が付いたものは居ただろうか。 少なくとも、目の前の相手は気が付く間もなかっただろう。
抜き放った後、刹那の斬撃。 それをかわしきれず、命は手折られる。
そして、元のようにかつぎを被ると。 京の街へと消えて行く……**]
(13) 2016/09/12(Mon) 07時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 07時半頃
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―大橋―
……いつまで。
血の香をさせているつもりだろう。
[辻斬りの去った直後。 大橋の欄干へと、まるで見ていたかのように巨大な鳥は舞い降りる。]
(14) 2016/09/12(Mon) 08時半頃
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[以前であれば役人がおっとり刀で駆けつけずとも、人が集まり騒ぎの一つは起こっただろうに。]
今は、いつまで。 いつまで。
いつまで、捨て置かれるのだろう、なあ!
[ひょいと欄干から両足揃えて飛び降り。 まだ流れている血に触れ、赤く染まった指先を舐めた鳥はけらりけらり高い声で哂う。
そして、くるりと身を翻せば、再びその手は翼へと変じる。]
(15) 2016/09/12(Mon) 08時半頃
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――…いつまで ?
[大橋に倒れる死者を一瞥し、鳥は飛び立つ。
「いつまで」と繰り返される鳴き声は、まるで辻斬りの後を追うように、響いていた。**]
(16) 2016/09/12(Mon) 08時半頃
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/* こいつ いつまでいつまでうるさい
と言われたい。
(-2) 2016/09/12(Mon) 08時半頃
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/* それにしてもホリー(仮)の佇まい、こわすぎる
(-3) 2016/09/12(Mon) 08時半頃
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[ 人の呪いは募る。 募り、象る。 ]
(17) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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[女は恋い焦がれ呪いを溜め込み、化け物と成る。 死してなお呪いに身を委ねる物は、永遠を彷徨う屍と成る。
ではその身を堕とさぬ程の呪いはどうと成るのか。
幽かな呪いは募り、新たな化け物を象る。
ある化け物は、色も向かう先も違う呪い<想い>を孕み、 人の胎に宿った。 宿り、生み落ち、愛と呪いを苗床に育った。
そして、象られた少女は目を覚ます。]
(18) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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―河原の小屋―
愛は呪いを焦がす。あれは嫌いだ。体内が燃えて燃えて、痛い。
[痛みを覚えて鬱屈とした表情で少女は目を覚ました。]
門が開く音が聞こえた。
嗚呼、私はそこに行かなければ。
(19) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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[時は丑三つ時。
起きたばかりの重い体を起こし、ずるりと着崩れた着物を引きずりながら鏡台とも言えない壊れた台の前に座った。 台の上にある紅を手に取り、いつものようにゆっくりとその小さな唇を彩っていく。
闇の中でも彼女の眼は冴える。 昔ながらの銅と錫でできた鏡には曇りながらも、か細い少女の姿を映した。
闇の底のような黒の瞳と髪に、 血が通ってないかのような白磁の肌が唇の鮮紅色を引き立てる。]
(20) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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なぜ私はただの妖として生まれなかったのだろう。 なぜ人の皮をかぶっているのだろう。
[鏡に映る少女を見つめ、答えのない疑問に耽る。 いつもの無駄な行為。]
[部屋の中を見渡した。六畳ほどの狭い部屋。 その中は異様なまでに蜘蛛の糸が張り巡らされていた。 小さく息をつき、紅の隣に置いてある小刀を手に取った。 何の変哲もない茶色の刀。
少女を生んだ母親がいつもそばに置き続けたものだ。 しかし、刃は触れただけで肉を切り裂くほどに鋭く砥がれていた。]
ここにはもう帰ってこないのだろうな。
[感傷などはない。ただ門を目指すのみ。 少女は小屋の外へ、闇夜へと消えてゆく。**]
(21) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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初めまして、初人狼のEnkです…! これでいいのかわからない! ただただ一人語りだよ!結局幼女だし! これからよろしくお願いします!
(-4) 2016/09/12(Mon) 18時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 18時頃
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にぁーーーお
(22) 2016/09/12(Mon) 20時頃
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―先斗町ー
[とととと…]
「あれーキナコー、今日もはやいなー」 「おはよーさんー」
[淡い黄色い毛並みの猫が尻尾をゆらゆらと振りながら 明るい路地を音もなく歩けば、 すれ違うたびに人間たちから声がかかる]
にあー
[たまに面倒くさげに鳴き声を返す猫は、ずいぶんとこの土地に馴染んでいるらしい]
・・・
[しかし、ふいっと暗い路地裏へと身体を滑り込ませると、]
(23) 2016/09/12(Mon) 20時頃
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そんなとこで何しとんの?
[猫は、路地裏とはいえ、昼にはありえない暗闇へと 流暢な人語を介して話しかけた]
キミ、どこから来たん? ここ、ボクの縄張りやで?
[細くなった黒目の代わりに広がった金色の虹彩が怪しく光っている。 さて、話ができるとありがたいが*]
(24) 2016/09/12(Mon) 20時半頃
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あれ、キミ、付喪神やない?
[暗闇に目を凝らせば、震えるぽつんとした鏡に獣の手足の生えているのが分かった。]
あんさん、こんなとこにいたってどうしようもない。 新門前の骨董屋に行くのをお勧めするで。 あそこのお嬢ならきっとどうにかしてくれるさかい。 ボクじゃなんも力になれんし。
[目の前の妖怪の望みを叶えられるというわけでもないが、 ここを荒らされるんも迷惑や、と 薄情に言っているようにもとれた]
(25) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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― 骨董品店 ―
[新門前通から小路に入り。 此度の騒動で荒れ果てた一角、塵も埃もない小さな構えの小店に、少女の姿はあった。
陽の差さぬ店の中、己の持つ灯篭がぼんやりと中を照らすのを、眺めながら。]
(26) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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――――嗚呼、もう。
門が開いたなら、骨のある殿方も少しは増えれば良いのに。
[ぷくり、膨れる少女に。 店に飾られる古びた道具達が、かたかたと揺れ応えて。 ぱしり、ぱちり。乾いた音を立て、家鳴りもまた忍び笑い。]
(27) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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仕方ないでしょ、【性分】なんだから。
[それらを睨めつけ、目を細め。 ひょい、と立ち上がり、洋装の裾を払い。 古鏡で皺の無いのを確認すれば、店の外へと。]
留守居は任せるわ。 また乱暴な客が来たら、相応に持て成して差し上げなさいな。
[やれるでしょう? 言い残せば、ひらり、手を振り振り返る事もなく。 白昼堂々、灯篭を携え、混沌極まる京の街へ。]
(28) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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[床に転がる下衆や雑魚も、きっと。 そのうち、用具の付喪がどうにかしただろう*]
(29) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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「鏡の付喪神は意味の伴わない声を上げて、威嚇しているが、 猫は柳に風といった様子である」
[猫の妖気にたまらず、突っ込んできた付喪神をひょい、と避ければ、
勢いあまって壁へと激突し、もとの姿へと戻ったのを見てあちゃー、と前足を額に当てた]
まだ自分で動けるんに慣れてないんかね?
[妖怪に成りたて、といったところだろうか。 まだまだ使えそうな造りのよい鏡だが、 煤払いをされずに放っておかれたのだろうか]
(30) 2016/09/12(Mon) 21時頃
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[どろん、と猫が煙に包まれたかと思えば、 そこに橙の小袖を纏った人間の姿が現れた]
このままにしておくんもあかんしな。 しゃーない、送ってやるからあとは自分でおねがいするんやで。
[人間は鏡をそっと抱え上げて、路地裏を出て新門前通りへと向かった。 はてさて、目当ての女性には会えるだろうか*]
(31) 2016/09/12(Mon) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 21時半頃
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[が、店を出た所ですぐ側に、知った気配。]
……あら。
[>>31そしてもう一つ。 小袖姿の手の内に、小さな気配。 店主としての己への用、と見て、表情を作り直す。]
――――……ようこそ、お嬢。 今日は、どんな子連れて来たのかしら?
[長居の割に喉に馴染まぬ陽の下の笑みは、少しばかり引き攣って。]
(32) 2016/09/12(Mon) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 21時半頃
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/* 遅刻したけどやっと入村できた。しかし、露蝶とすれ違ってしまったなあ。残念。
キナコは雄猫なんだけど、人型は女装男子。わかりづらいね。知ってる。
(-5) 2016/09/12(Mon) 21時半頃
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『いつまで』
[そんな風に鳴く鳥の声>>16を聞いた気がした。 独り、闇夜を歩いていく辻斬り。
不憫な妖が声をかけていく。 冥府の門が開いて以降、誰彼構わず襲い掛かる様な妖が増えた……と相手も辻斬りには言われたくないだろうけれど。]
――ッ
[妖を切り捨てて。 また都の中を歩んでいく。
向かうは朱雀大路の最南端。]
(33) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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― 羅生門 ―
[大風と暴風雨で何度となく倒壊しては建て直されたと言われている。 その大門の内部へと一人入っていく。
そして、奥に掲げられた旗を見て。 口の端を吊り上げた。
それは或いは、感傷か。 自身は転生前は人であったと、とある高僧が教えてくれた。 今は鬼の魂なれど――かつては人であったと。 故に、普段の姿は人間にしか見えないのだ。]
(34) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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― 骨董品店 ―
[店へとたどり着けば、ちょうど店主の出てきたところに、間に合ったようだった。]
こんにちは、露蝶はん。 お出かけするとこやった? お引き止めしてえらいすんませんなぁ。
[勝手知ったる相手ではあるが、やはり相手も人の世に慣れた口。男児に女子の着物姿であるが、「お嬢さん」扱いをしてくれる店主の鏡に、にんまりと返す]
(35) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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ああ、この子がな、なんやボクのシマで迷子になってたみたいでな。
なーんも分かってなかったみたいで、 しかしそのまま放っといて
「食われ」たり「退治」されたり
っちゅうのも目覚めが悪いし、露蝶はんやったら、きっとええようにしてくれるんじゃないかって思てな。
[たどたどしく鏡が店主に話すのは、 使われなくなったまま目覚めたら蔵の中にいたこと。飛び出して走り回り、いつの間にかあの路地裏にいたこと。 また使われたいと願っていることだ。 道すがら話してくれたことのままであったが、店主はどうするだろうか。]
(36) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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[その高僧との縁からか。
鬼は自身の事を聖(ひじり)と名乗っていた。 その行動は名とはかけ離れているのだが。 それを気にするような鬼でも無い。]
(37) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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/* 自分で書いといてなんだけど、雄猫の女装男子ってそれって去sゲフンゲフン (多分されてないと思うよ)
(-6) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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/* 女の子ばっかり!と思ったらヒナコが雄……だと……。
(-7) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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/* 多分だけど、 露蝶→葵さん(あらあらうふふ、手下たくさんフラグ) 鍾→炎狗さん(なんとなくまだ固い感じが) 夕顔→ゆおさん(重たい過去っぽい感じが) 聖→しもつきさん(若干のバトルジャンキーっぽさ) かな?
(-8) 2016/09/12(Mon) 22時頃
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―羅生門―
――いつまで いつまで。
[門が開いて以来、この京の都も随分と死臭と腐敗臭が濃くなった、と鳥は思う。
人の、妖の、真新しい血の香>>33を追って。 人の頭と蛇の尾を持つ怪鳥は、大門の上へと舞い降りる。]
(38) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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/* 関西弁はなんちゃってすぎるので、本場の関西圏の方々は生温かく見守ってほしい。 ちなみに西の高校生探偵とその幼馴染、13kmや、を参考にしております。
(-9) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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いつまで。 いつまでも。
……飽きずに、まあた、斬ったな。鬼め。
[大門の中へと消えた鬼の後を追え此処まで来ようとも、襲い掛かるような鳥ではない。 ただ、耳障りな声で「いつまで」と鳴いて、哂う。]
(39) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 22時半頃
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[暗闇の中に瞬くのは、一粒の小さな炎]
ああ、暇だなあ……ぷぅ。
[小ぶりな唇を突き出して小さく息を吐けば、間の抜けた擬音とともにそれは吐き出される]
暇だなー、ぷぅ。暇だ。誰か助けてー……ぷぅ、ぷぅ、ぷぅ。
[吐き出された小さな火の玉は辺りをふよふよと漂っている。 その姿はまるで、主人に付き従う下僕のようだ。 無数の火が漂う暗闇の中、少女の細腕がひらり、空を切る。ふわふわと漂っていた炎たちが掌の中に集まってゆく。 そうしてひとかたまりになった炎たちを、]
ばくん。
[大きく口を開けて、放り込む。 もぐもぐ、ごくん。げふ、と鳴らすげっぷも淡い紅色。ここは無人の空き家、人目を気にする必要なんてありゃしない。気にしなきゃいけないのは火事だけだ、なんせこの根城は木でできている]
(40) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
|
|
― 羅生門 ―
飽きる……か。 趣味ではないからな。
飽きるも何もないさ。
[羅生門の上まで登ると、怪鳥に対してそう答えていた。 無論、向こうから手を出してくるのならば反撃はするが。
目の前の相手を積極的に切り捨てようとは思わないまま。]
(41) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
|
|
そなたこそ、飽きると言う事は無いのかい。 京の都も随分と楽しくなったが。
それはそれとして、ただ飛ぶだけでは面白味も少ないのではないか?
[興味本位でそんな事を問いかけていた。 果たして、どんな答えが返って来るのか。]
(42) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
|
|
自給自足も飽きたなあ。
そろそろ、動くとするか。
[そう独り言ちて立ち上がり歩き出そうとした足はしかし、何かに引っかかって立ち止まる。 ほんの少し眉間にしわを寄せて、下を見る。 そこにあったのは、]
……あー。忘れてた。
[そこにあったのは。 手。 足。 髪の毛。 胴体。 なにかのあたまだったかもしれない、なにか。 つまりは、一刻前の「食事」の残骸たち。 美味しいところだけーーまだ食べられるところだけ食べて吐き出された雑魚妖怪どもの成れの果てだ。 完全に意識の外に追いやっていたそれに、すこしめんどうくさいな、という顔をする。 しかし仕方ない、お残しは流儀に反するのだ]
(43) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
|
|
[まるでいただきますをするときのようにぱん!と手を合わせて。深呼吸。]
ふうっ!
吐き出した息は紅色の波となって雑魚妖怪たちを包む。 そうしてもう一度深く息を吸い込んだ、炎たちはそのままくるくると少女の口に飛び込んでゆく。 全ての炎が消えたとき、もうそこに妖は一匹しかいなかった。 雑魚妖怪どもを全て食い尽くした少女は、さっきと同じように満足げなげっぷをひとつ。 お腹をさすりながら隠れ家をあとにした。 もしかしたらそのげっぷで小火騒ぎの一つでも起こるかもしれないけれど、どうでもいい。 そうなったらなったでまた新しい根城を探せばいい話だ。殺して、奪って、食って*]
(44) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
|
町娘 小鈴がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(町娘 小鈴は村を出ました)
|
[ゆらゆら、ゆらゆら]
[宵闇に淡い紅色を揺らめかせながら、少女はゆく]
(45) 2016/09/12(Mon) 22時半頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 22時半頃
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[>>35にんまりとした笑みは、やんちゃさすら垣間見えて。 けれども。妖の見てくれは、願望にして本質。履き違えるほど、稚くもない。]
いいえ? 門が開いてからこちら、逢引もおざなりにしてたから。偶には、ね。
[そして、また。 その性、その所業、風の噂で如何程化けていようとも。 逢瀬相手の末路までは、吹聴する事もせず。]
(46) 2016/09/12(Mon) 23時頃
|
|
[ふむ、と。 双方の言の葉に耳を傾け、頷いて。]
――――……イイわ。 なら、暫くウチで面倒見てあげる。
[からり。 閉めようとした木戸を再び開けば、内からは付喪のさざめき声。]
(47) 2016/09/12(Mon) 23時頃
|
|
此処は相当賑やかしいし、行儀の見習いにはなるでしょ。
新たな縁を見付けるのでもイイし。 元居た蔵に戻るにも、自在に身動き取れて大人しくモノの振りが出来る位は、処世に慣れて行きなさいな。
……さ、どうする?
[つい、と、手を延べて。 鏡が来ると言うのなら、そのまま面倒見の良い化粧用具達側にでも置いてやろうと、眼差しで促した。]
(48) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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|
[なんだかんだと鏡を受け取れば、そのまま店へと戻りかけて。]
――――……ああ、そうだ。
お嬢、最近其方界隈はどう? 《門》が開いてから此方、どうにも、乱暴なお客様増えたのよねぇ。
[ふ、と。 少しだけ北の界隈を根城にしていた筈の猫又へと問い掛けるも。 見た目の割に血の気の多い妖故に、言葉の割に、声音は楽しげに弾む。]
(49) 2016/09/12(Mon) 23時頃
|
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 23時頃
|
おぅや、羅生門の主がお出ましだ。
[上まで登ってきた鬼>>41の姿に。 にぃ、と笑えば鳥に割に鋭い牙が口元に覗く。]
いつまでも、いつまでも。 飽きはしないさ、趣味でなく性分だから、ねえ。
いつまで。 いつまでも。 捨て置かれた死骸……そう! 丁度、君が切り捨てて来たモノのようなやつの山生まれでね。
[ばさりと一度大きく羽搏き。 身を覆うように畳んだ翼は人の形へと変わり、両手で頬杖をつく姿勢。]
(50) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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|
死と血の気配を感じると。 ついつい飛び寄って行きたくなるのさ。
だから、君が飽きないなら私も飽きない、な。
君は性分、とは、少し違う、気がするが。
[ゆらりと機嫌よく蛇の尾が揺れる。]
(51) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/12(Mon) 23時頃
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/* 本格的に(見かけ)女の子ばかりに。
あ、こんなんですが私はたぶん雌です。
(-10) 2016/09/12(Mon) 23時頃
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……なるほどな。
[趣味ではなく性分。
その言葉に納得したように頷いて。 京の都を指さしながら。]
良い風が吹いている。 そうは思わないかい?
[はぐらかすように、そんな問いかけを。]
(52) 2016/09/13(Tue) 00時頃
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>>46 おお、馬に蹴られへんくてよかったわ。
[ほっと胸をなでおろすしぐさをした。 相手がどうなったのか。詮索するほど野暮ではない。 自ら燃え盛る火に飛び込みたいと思いはしないので、 逢引相手を羨ましくはないけれど、 しかし手の明かりに描かれた牡丹のように、香り立つような美しさの妖怪だとしみじみ思う。]
(53) 2016/09/13(Tue) 00時頃
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>>48 よかったなキミ、よー勉強しいや。
助かったで。さすが露蝶はん。やっぱり、餅は餅屋やからな。 ボクじゃ猫に鏡やてどうにもできひんかったから。
[差し伸べられた手に、ためらいなくひょいっと飛び移った鏡の付喪神に激励をかけ、 骨董店の店主の少女に礼を言う。見事な手際で安心した]
(54) 2016/09/13(Tue) 00時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/09/13(Tue) 00時半頃
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ふうん?
[鬼の問いかけ>>52に首を真横に傾け、指差された先を見やる。 ゆらりゆらりと揺れる尾の動きはそのまま変わらない。]
『アレ』が開いてから。 随分と死臭が濃くなった。 実に。
うん、実に居心地が良い、ね?
いつまで。 いつまでも。 『アレ』は開き続ける、かな。
[首を傾けたまま、にぃと笑い。 黒に時折白の混じる、両の翼を広げながら立ち上がる。]
(55) 2016/09/13(Tue) 00時半頃
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それならば、長い付き合いになるだろう。
私は、『鐘』なんて勝手に名乗っている。 忘れても、構わないけど、ね。
[大きくひとつ羽搏けば。 黒い羽根を何枚か残して怪鳥の姿は空中へ。
羅生門の上空をくるりと大きく一度弧を描き飛ぶと、また今日の何処かへと飛び去っていく。 「いつまでいつまで」と甲高い鳴き声を上げながら。**]
(56) 2016/09/13(Tue) 00時半頃
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[>>49去り際に楽しそうに尋ねられれば、 返すのは反対に気だるげな声色だ]
ああ、忙しゅうてかなわん。 色んなのが紛れ込んできて、猫の手を借りても昼寝の回数が減ってしもうたわ。 川がある分、この店の位置よりまだマシかもしれへんけど。
[門がある六道珍皇寺にほど近い此処は、さぞかし 「乱暴なお客様」の数が増えたはずだろうと同情する。 しかし、同情する相手は反対だったかもしれないがそれを猫は知らない]
(57) 2016/09/13(Tue) 01時頃
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まあ、ボクかて、最初のころはおもろい思ってんけど、 断り≪理≫もなくシマで調子にのる輩には辟易しとんねん。 猫《ナカマ》は当たり前に、人間≪ヒト≫かて、ボクらの子分やで。
それに手を出されるのは、正直気に食わん。
[目の前の女店主が、人間の男を喰らう妖怪だと知っているが、 シマの人間に手を出さない限りは関与しない。 そう住み分けているつもりだ。…まあ、人の恋愛事情は複雑怪奇。 いざそうなったとしても、猫には手の出しようがないかもしれないが]
(58) 2016/09/13(Tue) 01時半頃
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[今は昔のことだが、そのころまだそんなにいなかった、稀に現れる悪さをする妖怪亡霊を追い返し続け、 一介の猫又から土地神へと位が変わったのは、門が開く百年ほど前だったろうか。
人間が商いを健康にできる土地として、土地力が高まったとも聞くが、それは、人間の力であって、猫には与り知らぬこと。
キナコという猫が、いつから住んでいるのか、土地の人間たちは知らない。]
門を開けるなんて、あの陰陽師、まったく持って面倒なことをしてくれたもんや。 こっちはもっと昼寝三昧、自由気ままに暮らしていたいっちゅうに。 あんさんの方も大変やと思うけど、お互い養生しましょうな。 なにかあれば力になるで。ほなまた。
[店主と鏡にひらひらと別れの手を振って、帰り路へと足を運んだ**]
(59) 2016/09/13(Tue) 01時半頃
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あら、お疲れ様? ああ、寝入りを邪魔されたんじゃ、確かに敵わないわねぇ。
[>>57はて、と首を傾げたがすぐに合点のいった調子。]
此方店だし、盛況なのはイイのだけれど。 それならそれで、もう少し骨のあるお客様にも来て欲しいわ。
……冗談でも、ウチの子に粉掛けて来るのなら、ねぇ?
[同情どころか手荒い歓迎の成果が>>29その辺の床に転がってもいるが。扉から見えたかは定かでなく。 概ねの理由は、目覚めたばかりの付喪への狼藉故に。 細めた目は、笑みの内にも冷たく光を宿し。]
(60) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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――――……まあ、そうねぇ。
遊び相手が増えたのは、愉しいけれど。
妾《ワタシ》の元に来る付喪も、結局、人に使われてこそのモノだから。 人の減りすぎも、困り物よねぇ。
[>>58肩をすくめ、曖昧に頷いた。
全て同意する訳でもないが、それでも。 己とて元は付喪が転じた妖故に、人あらばこその《道具》は、根底に残る意識。 人を喰らうに幾夜も掛けるのも。結局、手練手管や心の有り様も、楽しみの一つゆえ。 例えばそれで獲物を逃したとしても、その過程すら。恋を甘く焼き焦がす、炎に転じる。
妖が仕切る界隈で余分な火遊びを楽しむ程、悪趣味では無いつもりだが。 何分長く生きた身故に。さて、その実、時折は行儀の悪い真似もあったかもしれない。 いずれにせよ。目の前の猫神と、無用に対立する気は、今の所無かったはずで。]
(61) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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……ま、あの陰陽師に限らず。 人間なんて、何時何を仕出かすか解らない生き物よ。
[それが面白くもあり、悩ましくもあり。 時折、憎らしくもなるのだが。]
そうね。 お互いに、《仲間》の為にも頑張りましょうか。
お嬢こそ、また何かあれば、声を掛けてね。
[>>59ひらひら、別れの手振りに応じて。 今度こそ、新参の手鏡を化粧用具達に預けた。 小さな声はやがて、互いの話に興じる姦しい声音に変わり。重ねるように、改めて留守居を申し付け、外へと戻り木戸を閉めた。
開けても閉めても。こんな騒がしさは、何処かしらに残るのだろう。 今のままでも居心地は良いが、さて。この先は、どうなるやら。 ふわり。迷い火携え、京の街へと躍り出る。]
(62) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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[ああ。 ただ一つ、改めて識った事と言えば。
生死の別なく。 本当に良い男は大概、売約済だという事だろうか**]
(63) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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― 一条戻橋付近 ―
門が開いてから亡者達が彷徨っていると噂には聞いてたが、本当にあちらこちらに私みたいのがいるな。
[夕顔は門が開く以前の京の姿しか知らなかった。 これはおもしろい、と京の町を音もなく跳びまわり混沌に染まっていく姿を眺めていた。]
生者と死者の憎悪で満ちている。 なんとも心地よい。
(64) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/13(Tue) 02時頃
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…ついつい呆けてしまった。 月と陽を幾度見てしまっただろう。
[呪いで満ち満ちた身体はいつも以上に軽く感じる。 軽やかに門へと足を進めるが、ふと一条戻橋を見下ろす。]
もうあちらとこちらは繋がってしまった。 亡者たちがこの小さい橋に群がりこちらに胸焦がすこともない。
[くすりと笑い、今の京の姿に高揚した。]
(65) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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ん、
[目の端で淡く何かがちらつく。 目を凝らすと炎が揺れているのがわかる。]
火事か?鬼火か? ここからではよく見えない。
どちらにせよ、そこには憎悪が生まれているだろう。 私はそれに心行くまで浸るまでだ。
[初めての高揚に身を委ねたまま、 少女はその炎の方向へと跳んでいった。**]
(66) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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わからない…。 どうしたらいいだ。 夕顔を飛ばしちゃったけど、どうなるのか…。 心配だ!!!!
(-11) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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あばばっばばっばばっばばばばばばばば うまくできる自信がない。
もう交流してる人がいる…慣れてるんだろうなぁ。 あぁ!申し訳ない!初心者で申し訳ない!!!!!
次回「Enk死す!」 デュエルスタンバイ!
(-12) 2016/09/13(Tue) 02時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/09/13(Tue) 02時頃
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確かに、な。 死臭は濃くなった。
我らにとっては実に居心地が良い空気だ。
[そう言って同じように笑う。 いつまで、そういつまでもこの『門』は開き続けて欲しいと笑いながら。]
(67) 2016/09/13(Tue) 07時頃
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聖だ。
そちらの名も覚えたよ。 また――な。
[黒い羽の舞い散る中。 鐘の事を見送っていた。
そして鬼は羅生門の中へと戻って行く。]
(68) 2016/09/13(Tue) 07時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2016/09/13(Tue) 07時半頃
病人 雷門がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(病人 雷門は村を出ました)
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――…… また。
いつまで。 いつまでも。
仲良く、できるといい、なあ。聖。
[京の飛びながら怪鳥は別れた鬼の名を呼び、独り言ち。]
(69) 2016/09/13(Tue) 20時頃
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[どれ程飛び続けていたか。]
……煩い、連中だ。
[冥府の門が開いて以来、京の空を飛ぶ妖の数も随分増えた。 怪鳥自身もそのひとつだという事は棚に上げ、少しばかり喧嘩早そうな他の妖の気配にさっさと適当な屋根の上へと退散する。]
はて、お邪魔した、かな?
いつまでも。 居座る気はないのだけれど。
[そうして降り立った屋根の上には。 集会中だったのだろうか、怪鳥の出現に背中の毛を逆立て尻尾を膨らませた猫達の姿があった。]
(70) 2016/09/13(Tue) 21時頃
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困った、なあ。
[言葉の割に笑み含みながら。 猫達の鼻先へと向けた尻尾の先だけを小刻みに左右に振って見せる。]
なあ。キナコ。 取り成してはくれないかい。
今日は、別にからかったりしては居ない、よ?
[飛んで逃げれば手っ取り早いが。 丁度、下の道を歩く猫又>>59の姿を見つけて、屋根の上から声をかけた。
飛んでいない時の怪鳥は時折、木や屋根の上から尻尾を伸ばして猫をからかって遊んでいる。 それを軽い悪戯、と鳥は思っているから、特に悪びれない。]
(71) 2016/09/13(Tue) 21時頃
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― 羅城門 ―
[道中、気紛れに車夫を捕まえて。 道順のみで指示した先、此処から先は行けぬと断られ、歩く事暫し。]
……さて。
[死臭渦巻く京の中。 此処もまた、随分と血腥い空気になった物だ、と。嗤い。]
(72) 2016/09/13(Tue) 21時半頃
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聖ちゃん?
[大門の内へと潜り込めば、手にした灯篭をちらちらと揺らす。 居ようと居まいと。結局は、気紛れ。]
――――……捜し物、見付かったかしら?
[まあ、多分、まだだろうけど。
言外に、そんな嘲りを滲ませて。 嗤いながら、鬼の名を呼んだ。]
(73) 2016/09/13(Tue) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/13(Tue) 21時半頃
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露蝶か……
久しぶりだね
[そう言って現れた聖はまた別の着物を身に纏い。 性別が分かりづらいと言われるのはこの装い故に。]
そうだな、簡単に見つかるものではないさ。 だからと言って諦められるようなモノでもないけれど。
[そう言って苦笑して見せる。 彼女の真意には気が付いていたとしても気にする様子も無く。]
(74) 2016/09/13(Tue) 22時半頃
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そう……難儀な物ね。
[“ウチ”に流れ着く類の物なら、協力のしようもあるが。 それは確か、出逢いの折にも聞いた筈で。]
門が開いて京が混乱している今なら、貴方も少しは動き易いんじゃなくて?
……尤も。 いつまで門が開いているかも、解らないけれど。
[肩を竦めて、大仰に。 久方ぶりの再会に、皮肉めいた口振りで。]
(75) 2016/09/13(Tue) 23時頃
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― 烏丸大路 裏通り ―
[緋色の着物に、携えるは緋色の蛇の目傘。 日の差さぬ裏道を、足早に歩く女が一人。]
……………。
[六道緋桜の《門》が開かれてからというもの、 今や京の街は、そこら中が亡者と妖に溢れていた。
警備も死体の処理もまるで追い付かぬ有り様で、 人通りも妖通りも多い大路を通るならまだしも、 こんな裏道を女一人で歩くのは忌むべき訳で。]
(76) 2016/09/13(Tue) 23時頃
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[突如、背後から押し当てられる刃物の感触。]
!
[人の世が荒んだならば、人の心もまた然り。 ひとたび大路から人通の少ない脇道へと折れれば、 白昼堂々、追い剥ぎに出くわす事も珍しくはない。]
ああっ おたすけ……!
[叫ぶ女の口に、大きな手が乱暴に押し当てられる。 助けなんて来やしない。賊はそう卑しく笑った。 二人の人影は、更に暗い路地の奥へと消え……]
(77) 2016/09/13(Tue) 23時頃
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……なァんて。
命乞いでもすると思ったかい?
[だが、次に悲鳴をあげたのは賊の方だった。]
(78) 2016/09/13(Tue) 23時頃
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[べきっ]
[めきめき]
[────……]
[ ]
[ ]
[ ]
(79) 2016/09/13(Tue) 23時頃
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[やがて、しんと静まり返った路地裏から、 女だけがひょいと顔を出した。]
ヒヒヒ……馬鹿だねェ、 助けが来ないのはお互い様サ。
[落ちてしまった蛇の目を拾い上げると、 口の端からちろりと赤い舌を覗かせ、笑う。 ……見回せど、賊の姿は何処にもない。]
さ、とっとと買い物を済ませちまわないと。
[けろりと、そう、何食わぬ顔で。 女はぶらぶらと大路に戻っていった。*]
(80) 2016/09/13(Tue) 23時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2016/09/13(Tue) 23時頃
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/* えー、こんばんは。 お誘いを受けてきたものの、 完全にノープランだった2G(にごーるど)です。
とりあえずヘビやろうと思って、 ヘビっぽい顔探した。ごめんねおもんさん…… なお、ダーラは和名考えるのが面倒だったと供述しており(
まあ設定は無いけど、なる様になる、と思います、ハイ。 このマッポーのガイオンで、おもんがんばる。
(-13) 2016/09/13(Tue) 23時半頃
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/* ますます女子濃度が上がった!
猫はちょっとからかう相手。 蛇は普通の鳥なら嫌ってそうだけれど、蛇っぽい以津真天はどうなんだろうねえ。
(-14) 2016/09/13(Tue) 23時半頃
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[隠れ家を出てすこし。 ふと振り返れば、闇夜に相応しくない煌々とした光が遠くで揺らめいていた。
それがついさっきまで寛いでいた隠れ家そのものだと気付いたところで、嘆き悲しむわけもなく]
あらまあ。 今日はどこで寝ようかな。
[大したこともないような表情で呟いてから、んん?と首をかしげる。 今日?今日とはなんだろうな。今のこの場所は朝も昼もないいつでも夜の世界だってのに。 考えているうちになんだかおかしくなってきて、くふくふ小さく笑ってみたりして。
そんなときだったろうか。 その姿が目に入ったのは。>>66]
(81) 2016/09/13(Tue) 23時半頃
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[まるで光に吸い寄せられるように動くその姿。 その姿に、何故か興味を惹かれて。 背中を追うように来た道を引き返し始めた。
食欲にかられたわけではない。 ちょっと舌舐めずりはしたけれども。 その拍子に軽く口から火の花が散ったけれども。
食欲にかられたわけではない。おそらく。 付かず離れずの距離を保って後をついていくつもりだ。はてさて相手は気付いただろうか?]
(82) 2016/09/13(Tue) 23時半頃
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/* ナ、ナンダッテー! つ、常に夜なのかいこの京都!? 昼無いの!?昼なお暗いの!?
(-15) 2016/09/14(Wed) 00時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2016/09/14(Wed) 00時半頃
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はは、確かにそうだな。 この混乱であれば私を――辻斬りを追及しようと動く者達の動きも鈍る。
[そう言って笑う。 以前に比べて、辻斬りを行っても。
誰かがやってくると言う事は随分と減ったのだから。]
まあ、その通りだが。 あの陰陽師……中々の腕じゃないか。
ならば、この時はまだまだ続くだろうさ。
(83) 2016/09/14(Wed) 00時半頃
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― 四条通り ―
[>>70猫≪ナカマ≫達の苛立った声に屋根の上を見上げれば、 目に飛び込んできたのは、京の上空に居座るようになって久しい怪鳥だった。 またナカマにちょっかいを出しているのかと思えば >>71怪鳥に助けを求められたので、]
おまえら、ホンマか?
おう。
そうか。ボクにまかせてぇな。
[念のために、ナカマに確認を取る。 優先度はこちらが上なのだ。悪く思うな怪鳥。
いくら妖怪が増えても、猫は猫のまま、人語を喋れないので、 人間が見ればヒナコが猫に向かい一人で話しているように見えるだろう。 まあ、声が届く範囲で人間はいないから、今は気にする必要もない]
(84) 2016/09/14(Wed) 01時頃
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[話をきいた結果、今回は何もしていないようなので助け船を出してやることにした]
鍾ー。 隠せるもん隠してこっち降りてきいや。
あと、ボクは今ヒナコやで。 猫のときはええけど、人のときはヒナコ呼べって前も言うたやろー?
[ちょいちょい、と道路から手招きして。そこにいたままじゃナカマを刺激したままだ。 もー、と。呼び方について注意もするが、なかば諦めも入っているため、真剣みはあまりないようで。]
(85) 2016/09/14(Wed) 01時半頃
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― 御池通り ―
[花に魅かれる蝶のように、ふわりふわりと炎に近づく赤い蛾が一匹。 それは胸の高鳴りを隠せず小袖をはためかせる少女だった。]
これは、これは、 良い空気だ。
[見つめる先には一軒の空き家が煌々と燃えている。 そこに感じる異質な雰囲気。ただの炎ではないとわかった。]
この炎は…鬼火か。
[その家の中から強い瘴気がにじみ出ている。 つい先ほどまで誰かがいたようだった。
そしてその誰かがそこにいた何かを消し去ったようだった。]
(86) 2016/09/14(Wed) 01時半頃
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[澱む瘴気。 それは人間のモノではなかった。 人間の憎悪はねっとりと濃い。 だが、肌で感じるそれは余計なものが入り混じりそのうちこの空気に散ってしまいそうだった。
それは妖のモノ。 妖怪が恨み、呪い、消えた。人間がいた気配はないのに消えた。]
あぁ…妖が妖を食うのか。
[人間の呪いを糧として生きてきた少女は妖怪同士でも食い合うということは知らなかった。 人の方が美味そうなのにな、と喰えもしない人間の肉の味を想像していると、背後で空気が動くのを感じた。>>82]
(87) 2016/09/14(Wed) 02時頃
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/* 京の町、まじで人間ほとんど食われたか避難したかしちゃってる気がする。先斗町商売上がったりじゃないか?いや、避難場所にも一応なってるとおもえばなんとか?
ていうか門が開いてからどれだけ経ってるのでしょうね、時間軸がわからない。ひと月〜数年ってところかしら?
(-16) 2016/09/14(Wed) 02時頃
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…気づけなかった。 私は少々、心のままに動きすぎたようだ。
[自分の失態に呆れ少しだけ頭を垂れさせた。]
なんということだ。 すぐに殺しに来なかったからいいものの、 もし好戦的な者だったら今頃私は、爆ぜて、いただろう。
[もしものことを考えると頭を抱えてしばらく考えてしまいそうだった。 目の前の遊びで本来の目的、門を目指す事を忘れるとはまるで人間の子供だ。
少女はため息をつき、垂れた頭のままゆっくりと後ろを向いた。 そして自嘲的な笑いを浮かべながらそこにいる誰かに話しかけた。]
後ろの正面 だぁれだ?
**
(88) 2016/09/14(Wed) 02時頃
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私は嘘はついたことない、だろ?
[にゃあにゃあと、猫と猫又>>84が相談する様子。 鳥はうっすら笑んで、これ見よがしに猫達の目の前で尻尾を揺らしながらそれを眺める。
やがて、身の潔白は伝わったらしい。 猫又>>85の手招きに、猫達へ勝ち誇るかのように一度羽搏いて、屋根の上から下へと飛び降りる。]
(89) 2016/09/14(Wed) 02時頃
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助かる、よ。
[着地した時には、翼は白黒の着物の袖に。 蛇の尾は鱗柄に紛れるように隠れ、不自然に素足であることを除けば、今の見かけは人間のものだ。]
キナコはキナコだ、とは思うが。
今、助けられた恩があるから、なあ。 いつまで。 いつまでも。
私は恩は忘れないさ。ヒナコ。
[呼び方を注意されるのは何度目か、鳥はさっぱり覚えていないが。 はじめて人の姿の猫又を『ヒナコ』と呼んで、にんまりと笑う。]
(90) 2016/09/14(Wed) 02時頃
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そういえば。 ヒナコは見回りかな。
アレ以来、なにかと物騒だからね。 いつまで、いつまで。 続くのか、ねえ。
[耳障りな鳴き声に愉快げな響きを乗せて。 人の姿をしても鳥らしく首を傾けた。**]
(91) 2016/09/14(Wed) 02時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/09/14(Wed) 02時頃
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/* 京都の地理さっぱりわからんCO
なので全力で誤魔化していく。
(-17) 2016/09/14(Wed) 02時頃
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― 幕間 ―
[露蝶と出会ったのは。 東寺を離れ、羅生門を根城とした辺りだった。
奇妙な骨董品の店があると聞いて。 その頃はまだ人の振りをしていた聖が遊びに行ったのが最初だった。
無論、相手にはすぐに人ではないとばれてしまったのだが。]
――はあるかい?
[探し物を問いかけてはみたが。 その探し物は店にはなく……今も聖の手には渡っていないまま。
とはいえ、時折骨董品などを見に行く事はあったのだった。]
(92) 2016/09/14(Wed) 07時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2016/09/14(Wed) 08時頃
旅籠 おもんは、メモを貼った。
2016/09/14(Wed) 21時頃
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別口で刺激しとるやないかそれ。 ホンマに助けてほしい思うてんの?
[現在進行形でウソになりそうな、>>89わざとらしく揺らり揺らりと揺れる尻尾に合わせナカマが一様に首を振らされているのを見て、呆れまじりに。 一応とりなしはしたが、そろそろ本能的に飛びかかってしまうかもしれない。
かくいう自分も目で追ってしまいそうになるのを目を伏せることでごまかしている]
(93) 2016/09/14(Wed) 21時半頃
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/* まずった。 奇数!相手がいない!
どこへ行こうね、ヒナコは在籍中だけど、 3人ってのも話しにくいかねェ?
(-18) 2016/09/14(Wed) 22時頃
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[>>90着地した怪鳥の隠し方は、蛇ならではといったように見える。化けるというより、擬態のようで、面白いものだと感心する]
[キナコはキナコと言われ、やっぱり無駄かと嘆息するが、]
…ふうん。 今日は素直やね、鍾。
まあ、こんなん貸しにも借りにもならんと思うねんけど。
[はじめて聞き入れられて、調子が狂ったように耳を掻く。]
(94) 2016/09/14(Wed) 22時頃
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いや。ちょいと知り合いに会いにな。 もう帰るとこやで。
[>>91見回りかときかれれば、ふむ、この怪鳥は骨董店の店主と面識があったろうか。 わからないが、店主の正体も理由も含め、言いふらすようなことでもないのでぼやかしておくことにする。 この怪鳥が、彼女と恋仲になんてまかり間違ってもないだろうと失礼なことを考えて。]
せやな…。 いつまで、いつまで、か。 お天道さまも、とんと、まともに拝めてないわな。
[独特の響きを持つ声に導かれるように、怪鳥の口癖を口にして問いについて考える。 門が開いて、瘴気で日が陰り、妖怪や怨霊が跋扈するようになった。 こんなしっちゃかめっちゃかな有り様がいつまで?]
(95) 2016/09/14(Wed) 22時頃
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…門が、閉じれば、終わるやろうけど
(96) 2016/09/14(Wed) 22時頃
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/* 露蝶との百合展開か……胸熱
(-20) 2016/09/14(Wed) 22時半頃
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[目の前に見える人影からは、ほんの少しだけいい匂いがした。
それは、人の子の匂い。 そこらの雑魚妖怪では束になっても太刀打ちできないご馳走の匂い。 門が開いてからはとんとご無沙汰になってしまった。だから代わりに美味くもない雑魚どもを主食にするしかなくなってしまったのだ。 そんな芳しい匂いはしかし、そのまま真っ当な人の子のそれよりもあまりに弱い。
妖が人の子の皮でも剥いで被っているのかな? だとしたらそれはとっても悪いことだ。いきものをころすなんて、よくないことだ! わたしが責任持ってとっちめてやらないと。そんでもって食べてあげないと。 なんちゃって]
(97) 2016/09/14(Wed) 22時半頃
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[一人でうんうん頷いて勝手にこたえを出す。 そうして息を大きく吸い込んで、吐き出された炎は目の前の相手を包み込むーーその手前で、声が聞こえた>>88]
……だれもいないよー。なんちゃって。
[相手を喰おうとした炎をあっさり止めたのは、ついさっき食事をしたばかりだからだろう。飢えていたらこうはいかない。 それでも完全に引っ込めることはせず、青白い炎の塊を肩の上に浮かべたまま、悪びれもせず言った]
(98) 2016/09/14(Wed) 22時半頃
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なんて。にゃ?
まあボクみたいな猫がそんな方法知るわけあらへんけどね。
[ぽそりとつぶやいたのは至極当然な解決方法。 しかし陰陽道やらなんやらなどのことは猫には理解の外である。 手のひらを上に向けてお手上げ、というポーズをして笑う]
ところでキミは、これが続いた方がええの? あんさんがこっち来たのは門が開いてからやろ?
[怪鳥が何を求めて京《ココ》にいるのか知らない猫は尋ねてみた*]
(99) 2016/09/14(Wed) 22時半頃
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[屋根に残された猫たちの熱い眼差しにも鳥は素知らぬ振り。]
いやいや、助かっているさ。 本気で猫と縄張り争いする気はないから、ねえ。 貸し借りにならなくとも、要望くらいは素直に聞くさ。
……まあ。 つい遊びたくなるのは私の悪い癖だけれど。
[猫又>>93>>94が目を伏せるのに気づいていたという様に。 身体に巻き付けるようにして柄に隠した、尻尾の先がもう一度小さく動いた。]
(100) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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私も、知り合いに会っていたよ。 いつでも、会いやすいのはいいな。
[ぼやかされ猫又>>95との関係は知らぬままだが。 骨董屋の店主の露蝶といえば、彼女の逢引の帰りにこの怪鳥は随分と騒ぎ立てた事ある。
「いつまでいつまで」
羅城門の鬼を追いかけたのと同じ理由で騒いだこの鳥を、店主がどう思っているかなんてこの鳥は気にも止めない。
それに、猫又の失礼な懸念の実現もまずないだろう。 そもそも、人に化けている時の華やかさの欠片もない着物や物言いや痩せた体型で分かりづらいが、この怪鳥れっきとした雌だ。]
(101) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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方法を知っていれば、門を閉ざしたいかい。ヒナコ。
[猫又>>9の言葉と動作に鳥は首を傾ける。]
私は死臭のする此処は過ごしやすいよ。 私の生まれた場所に似ているから、ね。 そう、私は死者の気配に誘われて来たんだ。
いつまで。 いつまで。
いつまでも。
彼らは放置されるのだろう、ねえ?
[続いて欲しいとも、そうでもないとも取れそうに言って。 けらりけらりと怪鳥は高く嗤う。]
(102) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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/* !!? 雌やったんか鍾
(-21) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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― 幕間 ―
――――……あら?
[>>92迷い込んだ稀客の姿に、灯篭揺らして首を傾げた。 見た所、巧く人を模してはいたが。]
ごめんなさいねぇ……恐らく、お望みの子は此処には居ないわ。
[それは、問われた物としてだけではなく。 付喪の声を聴けば、すぐ解る事で。]
(103) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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随分長く、お探しのようね? それ程までに、見付けたい物なのかしら。
……人に化けて、市井に紛れてでも。
[だから。 物を探すその姿に、ついと、突きつけつつも。 その後も時折訪う姿に、此方も時折、姿を見に赴くようになったのだったか。]
(104) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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[後ろを振り向くと、可愛らしい少女がいた。>>98 闇夜の中に浮かぶ青白い炎に照らされた少女が。]
少女? いや、妖か。それもこの火事の主犯だろう。
[口からちりちり火花が見える。 それにしてもこんな堂々と「誰もいないよ」とは…。]
そうか、誰もいないのか。残念だ。 …これは独り言なのだが、この炎を上げた妖は私を喰うのかねぇ? それが心配だ。
(105) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2016/09/14(Wed) 23時頃
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― 現在:羅城門 ―
……そうね、世の理を覆すだけでなく、外界まで変えてしまうなんて。
[>>83まだ続く、と述べる声に、頷いて。]
(106) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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けれども。
その力が強ければ強い程、きっと。 《御柱》としての陰陽師が消えれば…………
[それこそ、世の理を全て覆す程の力だ。 しかも、その理は今、術者の身あって成っているようなもので。]
……容易く、ひっくり返るんでしょうけどねぇ。
[それがいつの事なのか、など。 昨今京の上空を飛び渡る、あの鳥ではないが。聞きたい程度には、知るよしもない事だったが。]
(107) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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[>>101……但し、あの鳥は別口で焼き鳥にしたい。 恋路に期限を問うなんて、野暮も良い所。 あまりに喚かれて、灯篭から火を飛ばして脅かそうとした事もあったが。あの時は、避けられたか、届かなかったかしたのだったか。
ふる、と。嫌な記憶を、追い出して。]
……ともあれ。 門が開いてから此方、様子を見てなかったけど。
これなら、弔いの準備はしなくて良さそうねぇ。
[心配、と呼ぶには好奇も混ざり過ぎて。 けれども、有事に見棄てる程でもなくて。 常連、と呼ぶには落とす銭の足りぬ鬼に、向けた笑みは刹那柔らかに。
その後も、世情の話に興じただろうか。]
(108) 2016/09/14(Wed) 23時頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/14(Wed) 23時半頃
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[>>102閉ざしたいかと怪鳥に再び首を傾けて問われれば]
知りたいけど、やるかどうかは別やで。 ボクは面倒くさいの嫌やねん。
[労力と釣り合わないようであれば、まだ縄張り≪シマ≫だけ守っているほうがマシだと。 くああ、とあくびをしながら言った]
(109) 2016/09/14(Wed) 23時半頃
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/* 処されるw 蛇っぽくて焼いても美味しくないよ、たぶん。
(-22) 2016/09/14(Wed) 23時半頃
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[はてさて、如何ほど歩いたか。]
あーァ、 人の足はどうも疲れやすくていけない。
[這いずればどれ程楽かとは思いつつも、 それでも変化を解かぬのは、身に染みついた習慣か。 足をさすって溜息をひとつ、途方に暮れる。
大路の路傍に転がる骸が目に付くあたり、 この京の街も随分と様変わりしたものだと思う。
《門》の開く前、女の構える旅籠「三鎚屋」は、 京の闇に潜む妖達の、謂わば隠れ蓑であった。 表向きは、ただの古びた宿のふりをして、 裏ではよく退魔師どもに怯える妖を匿ったものだ。]
(110) 2016/09/15(Thu) 00時頃
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[………それが、今はどうだろう。 悲願《ヒガン》も彼岸《ヒガン》、妖の世が訪れた。 最早逃げ隠れする時代は終わったのだ。
困った事は……まあ無くもない。 なにしろ隠れ蓑が必要無くなったのだから、 それに伴って、目に見えて旅籠の客が減ったのだ。
とはいえ、常連の妖が堂々と歌って騒げるのは、 それはそれで嬉しいものではあるが。]
(111) 2016/09/15(Thu) 00時頃
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面倒には、なりそうだねえ。
今が居心地が良くて。 いつまでも、いつまでも。 門が開いていればと思うモノは幾らでもいるから。
[猫又>>109のあくびを眺めながら傾けた首を反対側に傾ける。
面倒事と言えば、前に一度、焼かれかけた事>>108があった。 脅しだけで本気ではなかったらしいが、避けたつもりが炙られて翼の先が真っ黒になってしまったものだ。]
(112) 2016/09/15(Thu) 00時頃
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それにしても。
同族を裏切って、妖の肩を持つとは、 おかしな人間がいたもんだねェ。 いったい腹の底で何を考えているやら……
[思い出すは、《門》を開いたあの術師の事。 冥土の亡者になにやら執着でもあったのか、 それとも、同じ人間に絶望しての復讐か。 真意は知らねど、思い描くだけなら自由だろう。]
…………ま、なんであれ。 お陰様でたっぷり楽しませて貰ってるよ。
ああ、愉快愉快!
[死臭漂う骸の山から、双頭の烏が肉を突く。 ……個人的には、ああいう古いのはそそらない。 その点、新しいのを好きに狩って咎められないのは、 この蟒蛇にとってはたいそう好都合であった。]
(113) 2016/09/15(Thu) 00時頃
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/* まだこの京にまともに買い物ができる店があるのか問題。
………いや、店主が妖なら、ワンチャン?
(-23) 2016/09/15(Thu) 00時頃
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……しゅはん?なんで? 私は燃やそうとなんてしてないよ、勝手に燃えたのが悪い。
[きょとん、と。 悪びれもしない表情で言う。 そうして、相手の「独り言」には>>105]
さあ、どうだろう。 お腹の具合と相談かなー。 食べてもいいよって言ってくれるんなら喜んで!なんだけどな。どう?
[それはある意味自白と同義だったかもしれない。 にっこりと、無邪気に笑う]
(114) 2016/09/15(Thu) 00時頃
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[死臭、という言葉に臭いものを嗅いだような顔をして]
…あたらしい死者は、坊さんの数が間に合うたらへんのやろな。 出戻りの死者は、どうにかできるこの世のもんも限られてくるさかい。 なんせ、開いているのは地獄の門やものな。 たいてい、たちが悪いやろ。
[賽の河原から逃げてきたような子供などは別としても。 地獄から来るのはそれなりの罪人であろう。 いっそ獄卒が連れ戻しに来てくれればいいのだが、現状望み薄だろう]
(115) 2016/09/15(Thu) 00時頃
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/* 開けたい派: ・逃げ隠れし、怯え、調伏された妖を数々見てきたので そういう妖怪がいなくなるなら悪くない ・もう妖怪COしちゃったので今更隠れ蓑には戻れない ・人間食い放題だぜヒャッハー
閉めたい派: ・門が開いたせいで旅館の客が減って商売あがったり ・むしろ先帝に旅館の従業員皆殺しにするって脅された
動機…… んー、動機ねェ……
(-24) 2016/09/15(Thu) 00時頃
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>>115うん?いや、間違えた。 つながっているんは冥府だったかいな。 すまんな。 どうにも宗教はいろいろ混ざってて猫には難しいわ。
[地獄、冥府、死者の国――、呼び名は多々あるが、猫は聞きかじった程度でまだそちらに行ったことがない。どういうところかは、死後のお楽しみとするしかないだろう]
(116) 2016/09/15(Thu) 00時半頃
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/* 間違えたのは中の人である() 井戸のあれでwikiと村wikiがごちゃまぜになってたorz
(-25) 2016/09/15(Thu) 00時半頃
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/* >>116 セルフ訂正が入った……w ま、実質地獄だろうさね、ありゃァ。 極楽の亡者がわざわざ現世に戻るとは思えないし。
(-26) 2016/09/15(Thu) 00時半頃
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/* さて、どの会話に割り込むか……(
なんなら回想でも捩じ込みたいところだよ。 もう大体知り合いで良いんじゃないかい?
[手を抜く]
(-27) 2016/09/15(Thu) 00時半頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 00時半頃
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[火にくべれば木は燃えるというのに、燃えた木が悪いと言うのか!なんと自分勝手な!と、夕顔は思わずクスリと笑う。>>114 自分を生んだ人間以外と話したことがなかったのでこのおかしな問答を楽しく感じてしまうのだ。]
私の身体は、たぶん美味くはない。 なんせこの身ははち切れんばかり呪いでできているからな…毒のようなものだ。
きっと私を喰った妖怪はいたい、いたい、と腹を抱えることになるだろうよ。
[少女は無邪気な笑顔を向けているが、中身はそれとは違うだろう。 今の言葉で素直に「たべない」という選択肢をとってくれない可能性もある。 少し警戒をしつつ帯の上から小刀を触る。]
(117) 2016/09/15(Thu) 00時半頃
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やっぱり、キミも続けばいい、という口やとみえるわ。
[>>112実感がこもって聞こえる、と言って仕方なさそうに笑う。 門が閉じた方がいい、なんて考えるのは、 人間はともかく妖怪には、少ないのだろうな、と あの店主>60>>61>>62とのやり取りも思い出して苦笑が出た。**]
(118) 2016/09/15(Thu) 01時頃
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返信が遅くて申し訳ない! なんでみなさんほいほいと文章作れるんですか!
(-28) 2016/09/15(Thu) 01時頃
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このままぐだってもいけんよね。 どうしたらいいんだ?
夕顔が結構自由にお外で羽伸ばしちゃっててハイになってるから困る。初めの設定だともっと感情無く淡々とした感じじゃないっけ? さっさと門目指せばいいのに寄り道してるから〜食われちゃうぞ〜! 食われちゃってもいいぞ〜!少女が幼女を食うのも乙だ!
(-29) 2016/09/15(Thu) 01時頃
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地獄だろうが、冥府だろうが。 戻ってくるモノは。 いつまで、いつまでも。 未練たっぷりだろう、ね。
誰か死者に恨み買った覚えはない、かい? ほうら、暗がりより来るかもしれない。
[猫又>>115>>116へと、わざとらしくもにやつきながらこわいこわい、と呟いて。]
(119) 2016/09/15(Thu) 01時頃
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いざという時は爪で引き裂くのが一番楽だな。
小難しい経やら、教えやら。 鳥にも縁はないから、ね。
[話ながらすんすんと周囲のにおいを嗅ぐ。 京の空を飛び回り、少しばかり腹の虫が騒ぎ出した。]
君は帰るのだったっけ。ヒナコ。 私もそろそろ帰るとするよ。
今は三鎚屋って旅籠を巣にしているけれど、なかなかいい所さ。 いつまで。 居るかはわからないけれど。
(120) 2016/09/15(Thu) 01時頃
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いつまでも。 門が開く限りは居るかも、ねえ。
じゃあ、また。
[肯定する様に鳥は哂い。 羽搏く様に猫又>>118へと手を振って、珍しくも地上を歩き出す。 その足取りは酷く覚束なかったが。**]
(121) 2016/09/15(Thu) 01時頃
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メリーバッドエンドだ!
ていうか小鈴ちゃんかわいい。
そしていつ土蜘蛛の類だってバラそう。体の粘液が糸になるから口からだばーって大量の唾液ならぬ蜘蛛の糸が出てくるんだよ。幼女の口から。 たぶん小鈴ちゃんの炎で簡単に燃えちゃうから今回出しても意味ないんだけどね。 あと無駄な設定だと血が白いとかね。 土蜘蛛の血が白いらしい。だから白磁の肌なんだよね。白磁っていうかもうあの死体の肌の色。
(-30) 2016/09/15(Thu) 01時頃
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― 幕間>>103>>104 ―
ああ、そうだね。 私の……私の一族の悲願。
その為にはどうしても――が必要で。
[そして、続く彼女の言葉。 人に化ける事はだいぶ上手くいっていたはずだった。
此処に辿り着くまでは誰にも見咎められなかったのだから。 それを見抜いた彼女に笑いかけて。]
私の事が分かるか……只者じゃないね、姉さん。
[その後、彼女の名を呼ぶようになったのは。 何度も彼女が訪れるようになってからの事。
不思議と悪い気持ちはしていなかったのだ。]
(122) 2016/09/15(Thu) 07時頃
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― 現在 ―
そうだな。 あの陰陽師が消えてしまえば――
[都は元に戻る。 それを望む者も望まない者も居るのだろうけれど。]
はは、弔い……はまだ当分大丈夫だろうね。 私を倒せる相手はそうはいないだろうから。
(123) 2016/09/15(Thu) 07時頃
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[2人して世情の話に興じる。
その光景は傍から見れば平和なモノだったろう。 それが妖怪2人の会話とは見る者が見れば分かる事ではあったが**]
(124) 2016/09/15(Thu) 08時頃
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[数歩、足を進める度に、大きく上半身が揺れる。 何時もの鳴き声を呟きながら酔っているかのような足取りは少々奇妙かも知れないが、今のこの京でその程度の事を気にする者は人間にだっていない。]
いつまで。
いつまで。 いつまでも。
やあ、良いものを食べているじゃあないか。 一口、味見をさせてはくれないかい。
[道端に転がる屍の山を啄む双頭の烏に声を掛ける。 返事は黒い翼を大きく広げての威嚇だったが、怪鳥はそれ以上強請るでもなく視線を巡らせ、赤い蛇の目の傘に目を止めた。]
(125) 2016/09/15(Thu) 13時頃
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[小さく「いつまで」と鳴いて。]
身を竦めたくなる、気配がすると思えば。 外で会うのははじめて、かな。女将。
今日は、戻ろうかと思っていたんだよ。
[赤い傘の下には、先程猫又に話した旅籠の女将の姿。 挨拶代わりに身体に巻き付けていた蛇の尾を僅かに浮かし振れば、着物の鱗模様が蠢くように見えた。**]
(126) 2016/09/15(Thu) 13時頃
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―――
俺が京を取り戻す!!
――――
(127) 2016/09/15(Thu) 14時半頃
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――― 先帝より仕えて久しく
俺は武蔵の方からやってきた
聞けば冥府の門は開かれて
魑魅魍魎闇世界
人の築きあげたる都の空が
混沌渦巻く地獄なんてな冗談かい
刀抜けば血舞うほど妖怪刻み
酒抜けば乱れるほどに女刻み
名うての妖怪を打ち棄てて これぞ天下の大掃除よ!! ――――
(128) 2016/09/15(Thu) 14時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 14時半頃
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――東寺――
到着ついでの酒だくらあ
[ 寝床の東寺到着すればまずは一献京の酒 妖刀雪国ひっさげて座して酔うては京女 あれよあれよの帯廻し 俺に任せば大逢瀬 ]
(129) 2016/09/15(Thu) 15時頃
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― 幕間 ―
そりゃあ、ねぇ。
[>>122笑い掛けに、灯篭を揺らめかせ笑い返す。 灯火の揺らめきと同じ色味に、少女の瞳もまた転ずれば。少なくとも、妖の類とは容易に知れただろうか。]
……モノもヒトも、巡り合わせよ。 一期一会、再びの巡り合いは早々ない。
――――……縁を繋がない限りはね。
[そうにこりと微笑めば、その時はそれ以上語らずに。 互いの元を行き来する折にでも、数度触れたきりだったか。
どうにも、その姿は。 他人事とも言い切れなくて。]
(130) 2016/09/15(Thu) 15時頃
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― 現在:羅城門 ―
……そういうの、慢心って呼ぶのよ。 人も妖も、消える時は本当にあっという間だから。
[>>123くすくす、と。 自信ありげな言葉を笑い、そうして。 門が開いてから此方の話の中に、>>57>>58>>59先程猫又から聴いた先斗町界隈の話も織り交ぜて。]
――――でも。 それ故に、護ろうとする子も居るのよねぇ。
[だから、あの界隈で物を探すなら、今はあの子の気が立っているかもしれない、などとも付け加えて。]
(131) 2016/09/15(Thu) 15時頃
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……それじゃあね、聖ちゃん。
またそのうち、顔でも見せ合いましょう?
[ひらひらと袖を振り、挨拶だけを残して。 話のきりの良い頃合に、門を下り。ふらり、宛どなく足を進めた。
去り際の言の葉はいつものモノ。 いつまで、は、逢瀬の約束には無粋。
それこそ。 門に分かたれる迄は、難しい約定でも無いのだから**]
(132) 2016/09/15(Thu) 15時頃
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[ 蝋燭灯りの東寺 いつしか集まる妖怪どもを 腰の妖刀雪国にて スパンと斬ることしなやかに 血肉飛散に斬り捨て御免 ]
おうおうおう!なんじゃこりゃあ! 京ではどこでも斬り合いかい? これじゃあ京で興も拝めねえってか? 笑うんじゃねい!
[坊主の頭をポカリと叩けば 祇園精舎の喧の音*]
(133) 2016/09/15(Thu) 15時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 15時半頃
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/* ……おっと、東寺って事は帰り道。
さて、どーしよかなぁ。 凄くあからさまに赤希望ぽいけど、弾かれたらどーするんだろう(まぁどーにかするのかな多分)
(-31) 2016/09/15(Thu) 15時半頃
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― 東寺 ―
…………あら?
[帰り道、羅城門より東に数町。 何時もなら顰め面のお堅い坊主衆が行き交う寺が、何やら妙に騒がしい。]
さっきもこんな調子だったのかしら……?
[特に気に止めていなかったが、成程これは車夫も嫌がる筈で。 物見らしき妖どもの中、死骸も混ざる光景に、袖で口を隠し。]
(134) 2016/09/15(Thu) 15時半頃
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……ちょっと。 これ、何の騒ぎ? [最早京に妖が跋扈する光景、珍しくもなかろうが。 物を尋ねるなら初めから驚かせもするまい、と、振袖姿の人の身に。 近場を行く僧に、そっと、声を掛けた。
尤も。 人の姿も妖の姿も、己の場合はそう変わりなく。 いやに煌々と燃える灯篭を手に持つ姿を見やれば、人の身とは呼び難い事も容易に知れただろうが*]
(135) 2016/09/15(Thu) 15時半頃
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>>134 [ 僧より聞き知る妖しき女の影一つ それはなんぞやと眉顰めて腰立ち向かう 見れば灯篭ひっさげ振袖女 仁王立ちにて問いかけ候]
あんたあ 人か妖か? この街はどうなってる?
[ついぞ来たばかりに様子は知らぬ、京のおなごの生活如何に ここで聞けりゃあ上等と問いかける返事は如何に*]
(136) 2016/09/15(Thu) 16時頃
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[>>136すい、と目の前黒い影。 仁王立ちの物言いに、此方も眉を顰めて。]
……新門前通に居を構える、妖よ。 尤も、誰彼節操無く襲い掛かる程、飢えている訳じゃないけれど。
[それでも、今の世情を問われれば。 黙る理由も無く。]
(137) 2016/09/15(Thu) 16時半頃
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知らずに来てコレとは、随分なお客様ねぇ?
[ちらり。寺の周囲に転がる死骸に、目をやったのは刹那。]
陰陽師の祭門……祭門 道満が、冥府の門を開いたのよ。 それから此方、現世と冥府の境界は無いも同然。 妖も、取り立てて正体隠す必要が無くなったから……まあ、この有様よ。
[なんともまあ、荒れ果てた物だとは。思わない訳ではないけれど。 軽い溜息は、困ると言うより、呆れを滲ませた物。]
(138) 2016/09/15(Thu) 16時半頃
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けれども、まあ……よく此処まで成した物よね。 冥府の門が六道珍皇寺にある、なんて噂は、聴いた事があったけれども。 まさか、本当に開いちゃうなんて。
[ざっと掻い摘み、様相を言い示し。 己の事を問われれば、特に難儀はしないが向こうが来るなら人でも妖でも容赦はしないと、言葉短に伝えもし。
他にも問われれば、大凡の事は伝えただろうか**]
(139) 2016/09/15(Thu) 16時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 16時半頃
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[ 聞けば新門前通の妖者 顰める眉に似合わぬ美人。 雪国抜いて斬ろうにも 覚悟失せて語るを聞けば ]
おう!妖の者か! そいつらのようになりたくなけりゃあ 正直答えておくんなせえ。
(140) 2016/09/15(Thu) 17時半頃
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[ 寺周りは魑魅魍魎の墓場と成りて 祭門道満は噂の通り 返答振りは堂々と 六道珍皇寺の話も聞けば もはや斬るに能わず ]
冥府の門の話、六道珍皇寺だな? よーし許してやる。 それではこの町は見るに酷い! 女子供はどう暮らしておる。
[ 帯廻した女も妖のもの、 斬って棄てた後の祭り 人間女はいざ知らず、妖の女も危険でないかと。 ]
(141) 2016/09/15(Thu) 17時半頃
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/* >>127 なんかやばそうな剣客来た
なんだいありゃ、 盛大に狼弾かれるフラグかなにかかい?w
いや、意外とアレはハッタリで、 元から村側希望だったりしてネ? ヒヒヒ……
(-32) 2016/09/15(Thu) 18時頃
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……そうね。
抗う力があれば抗うし。 無ければ、そのまま死ぬまでよ。 それは、男も女も相違無いわ。
[男の問いには、肩を竦めて。]
ただ、まあ。 護る余力もある者は、己の塒や界隈に、目を光らせてるみたいよ。 特に、先斗町の猫又辺りは。
[だから其処には、過分な手出しはしてくれるなと。 険を含んだ言の葉はしかし、どれだけ通じた事やら。]
(142) 2016/09/15(Thu) 18時半頃
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妾《ワタシ》は幸い、こう見えて、自分事なら切り回せるから。 進んで手出しはしなくとも、向こうから来るならそれなりにお相手してあげてるわね。
――――……性急な殿方は、好みじゃないの。
[くすり、と。 口の端釣り上げ、紅は緩く弧を描く。]
(143) 2016/09/15(Thu) 18時半頃
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……で、お侍様? それを聴いた貴方は、如何するお積もり?
六道さんがどうこうなるならまだしも。 子猫や妾《ワタシ》の塒が無為に荒れるようなら、黙る心算は無いのだけれど。
[雷光宜しく、人ならざるモノを討って名を売る心算か。 はたまた、女子供を案じる辺り、純然に正義を振り翳す心算か。 いずれにせよ、無為に塒を荒らされるようならば、この場で方を付けてしまおう、と。
紅は緩く弧を描いたまま、じっと。 推し量るよう、剣持つ者の瞳を見上げた。]
(144) 2016/09/15(Thu) 19時頃
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[目の前の化け烏がぎゃあと鳴く。 >>126 空からの気配にふと目を上げれば、 ちょうど相手と視線が交差するところで。]
おやおや、誰かと思えば。 ヒヒ、これでも随分抑えてるんだよ?
[ここ最近の馴染みの客に、笑みを浮かべて会釈を。 揺らめく鱗には、いささか親近感が湧く気がする。]
(145) 2016/09/15(Thu) 19時頃
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[言われてみれば、外で会った記憶はないか。]
だねェ、こっちは色々と買い出しさ。
やれやれ苦労したよ、なんせ、まともに 商売やってる店がちィっともないんだから!
[野菜や日用品の覗く風呂敷をちらりと見せて。 かつて付き合いのあった人間の店は、今となっては 妖やら賊やらが荒らしたかで使えたものじゃない。
妖の商人をあたるか、根性のある人間を探すか、 あるいは、あの猫又の仕切る先斗町を頼るかだ。
まだ人間に活気がある場所が残っているとは、 このご時世にたいしたもんだと感心する。]
(146) 2016/09/15(Thu) 19時頃
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[戻るという言葉に、赤い口元がにっこり弧を描く]
嬉しいねェ、いつもご贔屓に。 なんなら今日はアンタの食いたいのを作ろうか?
[妖にも、人間の料理に惚れ込んだのがよく居る。 まさに今、何を作ろうかと思案していたところだ、 ついでに尋ねて参考にしても良いだろう。 材料なら、今の買い出しであらかた揃えてある。 ……勿論、人間が口にしないようなものも*]
(147) 2016/09/15(Thu) 19時頃
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旅籠 おもんは、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 19時頃
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[>>144 その声聞けば街は修羅の如く 老若男女これは住めずと思えれば やはり如何に討ち滅ぼそうかと 天命使命と頭に過る。 ]
相分かった、して、猫又なる者は人の味方か? 妖の手先か?
[先斗町なる妖の名前か 出したる名前に興を覚えれば それはなんぞやと聞き返す]
好きでは斬らぬ。邪魔するから斬る。 必要ならば斬って棄てるのみ。
[ 嗤う女の背後に徒ならぬ気配 これは強敵と認めれば まだ討つに早い段階 準備が要と険を緩める ]
(148) 2016/09/15(Thu) 19時半頃
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[相手につられて自分もいつのまにかくすくすと口元に手を当てていた。だれかと目を合わせて笑うなんていつぶりだろうなんて考えながら。 もっとも、だから食べるのをやめましょうなんてことにはならないのが鬼火である。 楽しいなら、お腹を満たせればもっと楽しい。単純明快な真理。 けれども、]
……うげ、それはちょっと……。
[>>117相手の言葉を聞いて、ちょっぴりしかめっつら。 食べて腹を下す自分を想像してしまったらしい。 気持ち後ずさり、肩の上の人魂ちゃんもおそろしげにぶるりと震える。 もしこれがこちらの食欲を削る目的だったのなら、それは大成功だ]
(149) 2016/09/15(Thu) 19時半頃
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……はあ、にんげん……。
[しょぼん、と肩を落とす。 門が開いてからこっち、大事な主食が美味しくて栄養満点な人間からあんまり美味しくない妖怪どもに格下げされてしまった。 飢えているわけではないけれど、前ほど心躍るものではなくなった。 人を騙して殺して食べ放題だったあの頃が懐かしい。 溜息を吐きながら、過去に想いを馳せる。遠い目]
(150) 2016/09/15(Thu) 19時半頃
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今しがた襲われたばかりだ気がたっておる。 それからどうするかはお上しだいだろう。 ほれ、酒だ。妖とて飲むだろう。 ここは俺の寝床。用が済んだなら去ね!
[性急と言われて落ち着けば 言葉の通じるその様に 邪魔してくれるなと捨て台詞 酒は今後の挨拶と まずは顔見せ候* ]
(151) 2016/09/15(Thu) 19時半頃
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……それは了見が違うわね。
あの猫又は、人の味方でも、妖の手先でもない。 あの子と共に在ろうとするなら、あの子はそれを護るのよ。
[>>148やれやれ、と肩を竦めるも。 >>151投げつけられた酒に、弧を崩し。ぱしりと受け取って。瞳は、丸く。]
(152) 2016/09/15(Thu) 20時半頃
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……ふふ、そうね。
[けれども、次いで浮かべる弧と共に。 瞳を細く、笑みを漏らして。]
そのお上とやらが、過分な狼藉に及ばない事を祈るとするわ。
じゃあね、お侍様。 ――――……御縁があれば、また。
[ひらひら、視線を流し袖を振り。 踵を返せば、呆然とする僧を尻目に、その場を後にした。 このご時世、京ではとんと手に入りにくくなった酒は、その手に抱えたまま*]
(153) 2016/09/15(Thu) 20時半頃
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/* 男が増えた! ハーレムに見える、不思議。
(-33) 2016/09/15(Thu) 20時半頃
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――東寺>>152>>153――
ふん… とんでもない街だな京と言うのは…。
[手を振り去る女の姿 笑い覗き込むかのような その視線に過る不安 猫又たるその妖にも ただ事ならぬ存在と思えば 誰も居ぬお堂へと振り返り 二度目の酒にありついて座る]
飲み直しだ!酒をつげい!
[東寺のお堂に蝋燭灯して 居座り大酒を飲む 男一匹*]
(154) 2016/09/15(Thu) 20時半頃
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― 烏丸大路・往来 ―
[とは言え、己は過分な酒は呑まず。 特に新入りの居る今、付喪に見付かり迂闊に呑まれ、化けの皮剥がれて暴れられるのも避けたい物で。 そんなこんな歩いて行けば、>>147旧知の艶姿。]
あ、いい所に。 …………こほん。
……おもんちゃーん? お酒貰ったんだけど、持っていかなぁい?
[すすい、と歩み寄り、猫なで声。 出処はともあれ、東寺に出入りできる身分から寄越された物なら、酒もそう悪い物ではない筈で。]
(155) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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お代は、美丈夫で良くてよ? できればぁ、線が細くてぇ、でもしゃんと鍛えられててぇ、奥ゆかしい書生さんとか、最近の妾《ワタシ》の好みなんだけどぉ……♡
[物資滞る京で旅籠を営むなら、何かと物入りだろうし……ついでに、要らないので良いから見目好い宿泊客を寄越してはくれないかなぁ等と、露骨な下心。冗談通じる仲、だとは、思っていたが。その実は、どうだったやら。
だが。]
(156) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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/* ……先帝に仕えたって大丈夫なのか。 此処にもひとり首無希望居るんだぞwwwwwwww
(-34) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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……………………って。
[>>126うっかり見付けた姿に、眉顰め。 >>112揶揄如きで焦がしかけたのは、流石に悪い事をしたとは思うが。 いつしか京に居ついた鳥には、まあこんな有様しか見られた覚えがない。]
……まだ居たのね、アンタ。 それこそ、《いつまで》ここに居る心算?
[ここ最近のおもんの客だ、と聴いた覚えは確かにあったが。実際、二人共に居るのを見るのは初めてで。 ばつの悪さを悪態に乗せて、じとりと見やった。]
(157) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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蛇に睨まれたなんとやら。 そんな気分になる、ねえ。
[しかし、旅籠の女将>>145に対して言葉ほどの警戒はなく。 翼を畳むように後ろで手を組んだ。]
……ははあ。 そういえば。 閉ざされたっきりの商家をよく見るな。
旅籠じゃあ腐肉漁りで済ませられないか。 難儀だ、ねえ。
[女将>>146の持つ風呂敷包みと、山となった骸を見比べ。 鳥は甲高い声で哂う。]
(158) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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いつまでも。
冥府の門が開き続ければ。 旅籠もいずれ休業か、ねえ。女将。
[しかし、食べたいものを作ろうかという問いかけ>>147に。 けらけらとした哂い声は止んで、口元は牙を覗かせ深く笑み出す。]
"どちら"でも。 構わないから死肉がいいな。 折角だ、人間のように鍋にでもして貰うか。
……あぁ、鳥肉でも、かまわない、よ?
[同種の怪鳥の死肉がそう都合よくあるとも思えぬし。 例え同種であろうと死していつまでも放置された骸の山に比べれば、啄まれる方が遥かにマシなもの、と鳥は思う。]
(159) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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― 回想:>>131>>132 ―
ああ、分かってるよ。 人は特に――ね。
[転生前は人の身であった聖。 その頃の記憶を失っている訳ではない。
それを知ってか知らずか。 目の前の彼女の言葉に頷いて。 続く言葉にも、何度も頷いてから。]
なるほど、あの界隈に辻斬りに行く時は気を付けるとしよう。
[そんな物騒な事を言いながら。 彼女に手を振りかえして]
(160) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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――はたり、気付けば。 いずことも知れぬ、とある井戸の傍に在った。
頭蓋のなかに靄が立ち込めているような、 あるいは、脳の髄が空にでもなってしまったかのような。
まったく、すべてが曖昧だった。 己の存在に己で気付くまでにさえ、いささかの時を要した。
手足を動かせば、からりと乾いた音がして。 井戸を覗いて、黒い水面を眺めやれば。
そこには――誰のものか、髑髏が沈んでいるようであった。
(161) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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― 羅生門 ―
……騒がしいな。 東寺に何かあったのかい?
[捕まえたのは手近な妖怪だった。 最初はうっとおしいという顔をしていた相手も、呼びとめたのが聖となれば素直に教えてくれた。
何せ、逆らえば切り付けてくる可能性が高い相手なのだから。]
(162) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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どれだけ渇けど、乾けども。 骸の沈む水など口に含めば、腹を下すだろう。 そのような判断を下した知識がどこからのものかさえ、自覚出来ず。
ただ、何かに対する烈しい恨みだけが、空ろな胸のなかで燃えていた。
『――きょう、みかど――』
そのふたつのことばだけが、骨髄に徹して、確かに憶えているものだった。
(163) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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……ほう、人の身で京にわざわざね。 それはまた。
[面白そうな相手じゃないかと聖は笑う。 ましてや刀を得物にしていると知れば。
はてさて、自分のような道を外れた剣か。 はたまた正道の剣士か。
いずれにせよ、いずれ挨拶に行くと決めて。 その表情は目の前の妖怪には恐怖だっただろうが。]
(164) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 21時頃
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[その時、女将を呼ぶ声>>155が聞こえ。]
………おぅや。 どこかで見たよう、な。
いつまで。 いつまで。 いつまでも。
その性分は変わらぬか。
[それ人目を引く華やかで美しい、死臭を纏う女。 以前、黒い羽根を無残な黒に焦がしてくれた既知の存在>>157。
だが、この鳥に反省は存在しないらしく、あの時と同じように鳴いて。 背で組んだ手を解き、両手を広げて見せる。]
(165) 2016/09/15(Thu) 21時頃
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――いつまでも。
冥府の門が開く限り。 京に死者が蔓延る限り。
私は此処にいるだろう、なあ!
[果たしてそれは「いつまで」だろうと、怪鳥は囀る。]
(166) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 21時半頃
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/* 人増えたー赤増えたー。
でもそっちの席埋まってそうだから囁きとれるといいなあ。
(-35) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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革命家 モンドは、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 21時半頃
旅籠 おもんは、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 21時半頃
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/* ほぼ記名プレイなので頑張っておねがいします!! なんて書いてみたけどさぁ。
既に立ってるから来いとか、 復帰早々になかなか無理を仰るですよ葵さん。
細かい設定アレだから今回のゴタゴタのために京に入って死んだ密偵が化けて出たとかそんな感じでさっくり。
(-36) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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/* 名前、素直に鐘(かね)にすればよかったな。 おかねちゃん。
一番悩んだんだよなあ。読み方。 かねだと響きが可愛過ぎるから止めたのだけれど。 ちなみに鳥の鐘→とりべる→ドリベルです。
(-37) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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/* 今気づいた。 錠と音の響きまで被ってる……!
(-38) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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…………そうねぇ。
この性分【こそ】が。 妾《ワタシ》を妾《ワタシ》たらしめてくれるもの。 いついつまでも、変わりようがないわねぇ。
[>>165嗤ってはみせるが、顔は幾分か引き攣って。 得体の知れぬ鳥の鳴き声に、びくりと。僅かに肩を跳ねさせて。]
(167) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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…………いつまでも、ねぇ。
……ま、そこいら転がってる屍肉を片してくれるなら、門の開いてる限りアンタの居場所もあるんでしょうけど。 せいぜい、そこのおもんちゃんに迷惑掛けるような真似はしないで頂戴な?
[>>166心臓に悪い、などとは、この際些細な問題なのだろうか。 是も非も言えぬまま、はぁ、と。囀りに、溜息と相槌とを返す。]
(168) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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…………本当に、いつまでなのかしらねぇ……。
[辟易している訳では無い、が。 いつまでもこうならば、新たな理での身の振り方もあろう。
さて、どうした物か、等。 真面目に考えるような事でも無いのかもしれないが。]
(169) 2016/09/15(Thu) 21時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 21時半頃
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変えようのない性分。 それそこが妖というものだろう。
[僅かに跳ねる肩>>167を見やり。 鳥は広げた両腕を折り畳み、腕を組む。]
いつまでも。 喚き鳴いて啄むのも私の性分だ。
だが、まさかまさか、迷惑など。 ちゃんと宿賃は払っているよ。
[その代金は転がる骸には不要のモノと頂戴したものだが、金に違いはあるまい。]
(170) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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……きょう、みかど……、
[どうも――記憶が、頭蓋の中身が、溶けて流れてしまったようだ。 周囲の町並みを見遣っても、見知ったような、見知らぬような、曖昧な]
もし、すまないが――……、
[道行く者に尋ねかければ、顔を引き攣らせ、逃げてゆく。
彼は首を傾げたが、さもありなん――かれの容貌は、京の都にあっては異形だった。 落ち窪んだ眼窩の底の瞳だけが爛々と輝く、痩せこけた顔。伝説の幽鬼のように古びた衣と頭巾を纏ってもいる。 もはや、いまや、人間ではないのだから、あるいは当然ではあったのかもしれないけれども。 そんな容貌では、とりあえずは人の姿をしていたとしても、ただびと相手では逃げられるのが"おち"であった]
……むう。
(171) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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……ふうん?
妖と言えど。 京がの変事がいつまでも。 続いては困るものなのか、ねえ。
[猫又に、旅籠の女将もそうであった。 考え込む様子の女>>169を、鳥は意外気に呟いた。]
(172) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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[>>159 鐘の注文には一つ頷いて]
鍋か、そりゃァ良い! 大根のひなびたのと、熟れきった冬瓜と……
[一度思いつけば早いもの。ひいふうみ、と指を折り、 すらすら材料を挙げていく。……共食いは問題なし、と]
………嗚呼。
どうだろうねェ、先の事なぞ分かるもんか。 客は減ったが、店を畳もうなんて考えもしないね。
ま、その時はその時。色々足掻いてやるサねェ。
[鳥の口癖。その鳴き声に、女はにたりと笑った。 大事な従業員を守る、それも女将の勤めなのだから。]
(173) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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[おおっぴらに店を開いたのだ、当然人間の客は減る。 そのぶん妖が入るかといえば、もう隠れ蓑に用は無い。]
いっそ人間の方が妖に慣れちまって、 涼しい顔で泊まってってくれりゃァ楽なんだけど。
……いや、その前にみんな喰われちまうか。 美味いからって、減りすぎるのも困りモンだねェ。
[そう言って肩を竦めた。流れの客に聞いた話、 すっかり人間が喰いつくされた所も多いとか。
人が滅べば、人の食料も絶え果てるのだろうか。 人の味と、人の作る味とに別れを告げねばならないのは それはそれで、少々寂しい気もする。]
(174) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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[問い掛けた幾人目かの町人に逃げられて、気持ちが逸る。
いや、無論、余人から見遣ればむしろ、当然の結果ではある。 京の都の只中で、薄汚れた身形の男に「すまないが、京というのはどこであろうか」などと問われれば――]
ぬ……、 ……こんなことでは、御役目が――、
[――御役目。御役目? それはなさねばならないことだ。そう、そのための京だ。 だが、その御役目とはなんだ。なんだった。 己の吐いた言の葉に、再び、思案に沈むのだった]
(175) 2016/09/15(Thu) 22時頃
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[>>155 さて、声が掛かったのはそんな時分か。 馴染みの牡丹の姿を見付け、ひらりと手を振る。]
おやおや、なんだってまた……! ええそんな、今じゃ滅多に手に入らないだろうに。
……………いいのかい?
[その猫撫で声、絶対に裏があるとは思いつつ。 酒、の言葉に目を爛々と光らせて、貰い受ける。 何を隠そう蟒蛇、美味い酒には目が無いのだ。]
(176) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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――へえ。
[懐かしい匂いがした。 冥府への門、六道と。
そして髑髏の匂いだ>>161 遠く、羅生門まで届くその匂い。 妖たる自身が惹かれるのもまた道理か。]
ならば、行ってみるとするか。
[匂いに導かれるように。 着物を纏い、かつぎを羽織って。 聖は再び街中へと――]
(177) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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宿代……も、まあ、そうなんだけど。 ……アンタその鳴き声、他のお客の前でやったりしてないわよね?
[>>170泊まろうとした矢先、いつまでなどと鳴かれれば、など。 それこそ、野暮な懸念かもしれないが。]
(178) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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[その男は町人に声をかけては逃げられているようだった>>175 まあ、無理もないかと笑って。
何せ、どう見ても人ではない>>171 そんな風貌なのだから。]
そこの貴方、どうしたんだい? 何か探し物でも?
[いつもとは逆だった。 まあ、自分の探し物を目の前の相手は持っていないだろうから。 あえて問いかけはしなかったのだが。]
(179) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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……続くのかどうか、はっきりして貰いたい、かしらね。
[>>172意外げな呟きに、返す言葉は、ぽつりぽつり。]
妾《ワタシ》はまだ、人が消えてもそれなりに、身の振りようもある方だけど。 ……急に変われと言われるのも、ねぇ。
何よりも。 あの門、例の陰陽師独りがこじ開けてる状態でしょう? そんな状況に、いつまで乗っかってるのか、って話。
[懸念は後者により寄せて。 陰陽師の死で変わる世界に身を委ねきれる程、楽観もできぬ性で。]
何より、ほら。
(180) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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人が減りすぎたら、良い男も減っちゃうでしょう?
特に、五体満足なお方。
[それこそ、死活問題である。
食事的にも肉体的に問題はなくとも。 目と心が潤うかどうか、は。死活問題なのである。]
(181) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2016/09/15(Thu) 22時半頃
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うわあああああああ!!!! 人が増えてるううう!!!!!
(-39) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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[ふわり、ふわり。ふわ、ふわり。 白くてふわふわした、綿毛のようなものが、ふっと眼前に漂った]
なんだ、貴様は……面妖な……。
[かれは未だ気付かない。 綿毛のかたまり、毛玉のようなものを相手に、会話している自分の面妖に]
けせら、ぱらら……袈裟羅婆裟羅? その、けせらぱせり……けせらせら? えい、どうでもよい。その、けいとまつり……が何用か。
[すれば、どうも、如何なる所以かは知らないが、心配されているらしい]
……そんな状態で大丈夫か、と?
(182) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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なに――大丈夫だ、問題ない。
[苦笑する。こんな綿毛か毛玉かも判らぬものに心配されていては、*****――]
う……、ぐ。
[額を抑えると、慌てたようにふわふわ跳び回る綿毛が、何やらわめいていた]
(183) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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まあ、確かに。 鍋が味わえぬようになるのは少しばかり残念、かな。
[大根に冬瓜に、何より肉が入った三鎚屋の鍋>>173を想像し。 溢れそうな涎に、ちろりと下で唇を舐める。]
妖の旅籠に泊まれる人間ならば。 喰われるほど弱くはないのかもしれないが。
人間がいなくなれば。 通りに転がる骸は妖のモノばかりになるのだろう……なあ。
[いつまでもいつまでも。 囁くように囀りくつくつ笑う。]
(184) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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……、探し、もの……?
[まるで中身が空の瓜を叩くような、そのように、問い掛けは頭蓋に反響した]
おい、けららぱるら、あれは……、
[いつの間にか現れた存在の言葉(>>179)に、ふと問い掛けたが、返事はなかった。 逃げてしまったのだろうか。とすればあのわめいていたのは、何かの警告だったのか]
(185) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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宿には君の様な客もいるから、ねえ。
[懸念>>178には肯定を返すが。 実際は死体が廊下に転がされているわけでもない限り、巣の中では怪鳥も大人しいものだ。]
(186) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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ふうん。 成程なるほど。 人間の陰陽がやって居る事だ。
[ぽつりぽつりとした呟き>>180に、ゆっくり何度も頷いて。]
いつまで。 いつまで乗れるのかは……。
[分からないなあ、と怪鳥はいつもの様に哂い掛けた。 けれど続く女の言葉>>181を聞いて、黙り込み。]
(187) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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ああ、そうだ。 何かを探してるから、わざわざ人などに聞いていたのではないのかい?
[そんな事を問いかけて。
はてさて、目の前の相手は何者なのだろうか。 “けるらぱるら”とか言うのに声をかけようとしていたようだが。
生憎と聖にもそれは知覚出来ないのだった。]
(188) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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[だが、それが、尋ねてきた相手>>179がなんであろうと――]
……そう、探している。探しているはずなのだ。 だが、「みかど」と「きょう」と――そのふたつしか、憶えていないのだ。
[――この恨みを、何に向ければいいのか判らぬ恨みを。 ぶつける手がかりになるのであれば、この相手が誰であろうとなんであろうと、構わない]
(189) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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……ふ。
あっはっはははっ! やはり難儀な性分だな。
いい男とやらに番うのはそんなに良いものなのかねえ。
[甲高い、けれども鳴き声よりも人の声に近く、鳥は笑った。]
(190) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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[>>119死者からの恨みと聞いて、顎に手を当てて悩まし気に]
恨み、なあ。 どうやろな、鼠なんかからはそれなりに恨まれてたかもしれへんけどなあ。
鼠の怨霊はいまのところ出会うてへんわ。
[しかし、猫が真剣には答えていないのがわかるだろう。 まるでこわくないというようにお気楽に手を振った。]
(191) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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/* けせらんぱさらん 可愛いものが居た。京のマスコットにしよう。
(-40) 2016/09/15(Thu) 22時半頃
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そやね、違いないわ。
[猫は牙も使えるが、死者などを食べる趣味はないから、鳥に同意した。 猫に経も鳥>>120と同様であろう。]
ああ、烏丸のあそこな。 ええ宿やけど、行儀ようしとき…ってもう知っとるか。
[猫も世話になったことがある>>110有名な旅籠だ。 しかしあまりおいたが過ぎれば痛い目どころではないだろう。 人をからかう癖のある怪鳥に忠告を、と思ったが、 もう長いこと目の前の相手は京にいる。女将のことは承知済みだろうと言い直した]
(192) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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良いのよ、お代は美丈夫で……
[以下略。]
……まぁ、真面目な話をするとね? 美丈夫はこの際どうでも……良くないけど。置いといて。また新入りが来たから、危なかしくてウチには置いとけ無いのよ。
折角の、上物っぽいのだけども。ねぇ。 間違って呑まれて騒ぎでも起こされたら、危ないでしょう。特にウチの界隈、六道さん近いし。
[>>176さて、一頻りの様式美の後。 不意に真面目な顔を作り、蟒蛇へと答える。 意識を持ってすぐ辺りの付喪がよく起こす騒動も、彼女ならば幾つか知りえただろうか。]
(193) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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だから、おもんちゃんとこで使って? 分けちゃうか呑んじゃうかは、おもんちゃんの采配次第よ。
ただねぇ……このお酒、東寺に来た妖退治のお侍様からの貰い物だから。 呑んで悪い物じゃなけりゃ、お礼はそっちに言って頂戴な。
…………お礼言わせて貰えるようだったら、ねぇ。 ちょっと、気が立ってたようだから。
[はぁ、と。溜息吐きながら酒を見やる眼差し。 女とて酒は好きで、かつては蟒蛇とも飲み交わしただろうか。酒量の差は、蟒蛇相手では、言うに及ばないが。]
(194) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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[>>121門が閉まるなんてそうそうないだろうと思って]
それなら、そのうち遊びに行くかもしれへんな。 そのときは手土産でも持ってくわ。
ほな、またな。
[縄張り≪シマ≫の和菓子屋のだんごなら喜ぶだろうかとあたりをつけて言ったが、 おぼつかない後ろ姿を見て、履物のほうがよいかもと思い直した*]
(195) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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…………門が開きっぱなし、ってのも。 なかなかに、神経使うわよねぇ……。
[慣れてしまえば良いのだろう。 その、慣れるまでが、問題なだけで。
溜息混じりに、また。言の葉を零す。]
(196) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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透明女子会 ヒナコがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(透明女子会 ヒナコは村を出ました)
|
……「京」はここだな。
そして「帝」か。
分かればでいいのだが。 その「帝」は「先の帝」か、それとも「今の帝」か。
それは分かるかい?
[京の都に居ながら京を探していると言う目の前の相手。
となると後半の問いかけに対して答えてくれるのかも分からないが。 一先ずは聞いて見る事にした。]
(197) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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― 先斗町 ―
ふう、そろそろ飯時やな。どうしよか。
[怪鳥とも別れ縄張りへと戻ってきたが、腹が減ってきた。どこか馴染みの店にでも入ろうか*]
(198) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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ははァ、そんなこったろうと思ったよ! まったく注文の多いお代だこと。
[>>156>>193 なんとも下心丸出しのお願いである。 (ま、今に始まった事ではないけれど)]
あのね露蝶ちゃーん、 そんな男が都合よく うちに泊まりに来ると思うかい?
第一、もしそんなのが来たら、 ………アタイが先に頂くに決まってんだろ?
[猫撫で声には、猫撫で声を真似て軽くいなす。 それだけ、彼女とは気心知れた仲というもの。]
(199) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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……ああ、なるほどそれで。 そういう事なら、こいつは大事に使わせて頂くよ。
[>>194本当の理由を聞いて、ようやく合点がいった。 酒に酔うというのは経験が無いが、厄介なのだろう。]
はーァ妖怪退治! 曰く付きだねェ。
見た所、ただの旨そうな酒だが…… 変な術掛かってたら承知しないからね?
[そう言って、冗談交じりにケタケタと笑った。 さて、彼女と怪鳥との睨みあいが始まったなら、 女もまた興味深そうに耳を傾けて眺めている。]
(200) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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……ちょっとアンタそれどういう意味?
[>>186聞き捨てならない言葉な気がした。 が、それこそおもん当人がどうにでもしよう、と。改まって。]
いっそ、陰陽師無しでも門がきっちり開いててくれる術があるなら、喜んで乗る所なんだけど。 妾《ワタシ》にも、そんな伝は無いしねぇ。
[>>187実際はどうだろう。 陰陽師無しでも門自体は開いていたとしても、陰陽師が消えれば門を閉ざす者も出る訳で。]
(201) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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[けれども。 本音を漏らせば、聴こえるのは。>>190甲高い笑い声。]
勿論、良い物よ?
そもそもね。顔が良いだけじゃ、美丈夫って名乗らせちゃいけないと思うの。 人品骨柄卑しからず、って、言うじゃない? 育ちや教養はね、顔に出るのよ。所作にも、表情にも、なんて事無い言い回しにも。
[それを言う己に教養があるかは。まあ、置いておく。永く生きてる分有利だとは、信じている。]
見目好くて優れた殿方との駆け引きは、それはそれは愉しい物よ?
……ま、骨ガラ娘には解らないだろうけど。
[くすくす、と。袖に口元隠して、笑った。 その笑みはされど、先程よりは幾分か、険の取れた物。]
(202) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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そうか、ここ……ここが京か。
ああ、京、京……そうだ、京だ。ここが京だ。 思い出した、思い出せる、そうだとも。これが、これこそが京だった。
[かたかたと、骨鳴らすような音を立てながら、くつくつと嗤って]
みかど、帝……?
[少しばかり、首を傾げて]
先か今かとは……いや、問うまでもなかろう。 先代のもとへというのなら、私は黄泉の門を越えねば役目を果たせぬはずだろう。
[問いをよく判らぬままに、そう応じた。見るものが見れば、滑稽な回答であったかもしれない]
(203) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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/* 役職次第では、探してたのは帝じゃなくて土御門になります(
(-41) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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そうねぇ、アンタ見て逃げるわよね。
……どっかに転がってないかしら、良い男……。
[>>199はぁぁ、と。 態とらしい溜息も軽口も、真面目な話の前座に過ぎず。]
(204) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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それ込み込みで、おもんちゃんなら大丈夫だろって思って。 ほら、毒も薬も使いよう、って、言うじゃない?
……尤も。 一番問題なのは、そんなのが京をうろうろしだしたって事だろうけど。
[>>200けらけらと笑うが、後者は果たして。笑い飛ばして良い物か。 怪鳥との戯れの最中も、ふと過ぎるのは。留守居を任せた店に居る、数多の付喪や、家鳴りの姿。]
(205) 2016/09/15(Thu) 23時頃
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[どうやら相手はこちらの話を聞いて食欲を失ったらしい。>>149 あのしかめっ面は、たぶん毒の塊を食った後の事でも想像してしまったのだろう。 この短い間でも少女の表情はころころと変わる。そんな姿を見て、少し羨ましいと思ってしまった。]
…すまないな。
[人間、と呟く相手の残念そうな表情。ため息。うなだれる姿。 なんだかこちらが申し訳なくなり、ついつい口から言葉がこぼれていた。]
(206) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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本当に知らないのだな……見ると良い。
[指先で六道珍皇寺の方を指さして。 その異常さはさて、目の前の相手は感じ取れるのだろうか。]
稀代の陰陽師――祭門 道満。 あいつが冥府への門を開いたのだ。
先の帝の元へ行く事もそう難しい事ではないのだよ。 しかし……その答えからすると。
用事があるのは今代の帝と言う事かい?
(207) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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[ん?人間?妖怪だけを食っていたわけじゃないのか。 てっきり妖怪と判断して近寄ってきたのか、とつい先ほどのやり取りを思い出す。
門が開き多くの妖怪が人間を襲った。 そして人間が少なくなったこの京では妖怪を食うしかなくなった。 そこへ人間のようなものがやってきて、喜んでついてきたと…。]
はぁ、
[と軽いため息をつき、]
…私は食事を必要としないんだ。だから人も妖も喰ったことがない。 人間の肉はそんなに美味しいのか…?
[どこか宙へと意識が飛んでいる少女へ語りかけた。]
(208) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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[呆けたように、指された方角を空ろに見遣って]
……祭門、知っている。 ああ、知っている。私は知っているはずだ。
冥府、門、みかど、京、祭門……、
[ぶつぶつと呟きながら、問い掛け>>207には幾度も頷いて]
無論そうだ、そうだとも。 いったい誰が、死人に用がある。
[苛立ったように、そう応じた]
(209) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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言葉通りの意味だが?
[女将の女の間のやり取りは特に興味もないので嘴は突っ込まず。 機嫌よく笑っていた鳥は、女の声>>201にも笑ったままだ。]
わからない、なあ!
顔が良くとも。 育ちが良くとも。 頭が良くとも。 死体に成り果てれば一緒だろう。
それに生憎、駆け引きしようにも。 私の方が洒落た囀りなど知らないからなあ。
[男物にも見える白黒の着物は艶やかな装いには程遠く。 適当に切り落とされたかのような髪にこの鳥こそが死体の様な肌色。
この怪鳥が自らの見目を気にせぬ事は明らかで、骨ガラ娘との言葉>>202にも、事実だとばかりに顔色を変える事はない。]
(210) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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――なるほどな。
普段ならば、帝は御所に居るのだろうが。 何せ京の都がこの有様ではな。
[そう言うと、また別の方向を指さして。]
御所はあちらの方角だ。 帝に会いたいなら行ってみるのも一つの手かもしれないな。
[彼の口からも祭門の名が出た事に驚きつつ。 御所へ向かうと言うのならば止めようとはせずに。]
(211) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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そうか、そうか、みかどは向こうか。
[言われるままに歩き出してから、そうして、ふっとなにかに気付いて、くるりと]
ああ、ところで、貴様はなんだ。なんなのだ。 私は、私の用向きは、政府も公家も誰も知らぬはずなのだ。
[かた、かた、かたたと、乾いた骨の音が鳴る]
何故、何故にそれを知っている。 祭門の名を、冥府の門を、何故に知っているのだ?
[ひとのすがたをしていながら、されこうべのように冥い眼窩が、去り際に問い掛けていた]
(212) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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/* 中身に自信がなくなってきた。 鍾動きがめっちゃ玄人。ぜんぜん固くない。 どこにいるのRP村初心者。
初心者ってむしろ自分では?
(-42) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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…………今ここで呑まれたいかい?
[>>204 余計なお世話だ、余計な。 宿が古いって話である。顔の話ではない。]
大丈夫って。 まったく、アタイを何だと思ってんだか……
[果たして信用されているのは、己か、己の腹か。 悪食の自覚はあれど、退魔の毒では保証はできぬ。]
(213) 2016/09/15(Thu) 23時半頃
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…………それは、まあ。 ……そう、なんだけ、ど。
…………生きる為に食べるだけなのか。 食べる為に生きるだけなのか。段々混ざっちゃいそうで。 つまらないじゃない、それじゃあ。
[>>210妖の中でも己がまどろっこしい性質、という自覚はある。 本質と呼べる灯篭に描かれたのが、香と羅紗で蝶喚ぶ牡丹と、目移りすら愉しむよう牡丹を舞う蝶と、なのは。多分、影響しているのだろうが。]
(214) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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……ま、理解を得られる類の物とも思いはしないわ。 妾《ワタシ》は、そうやって愉しんでる、ってだけで。
[それこそ、本質はそれぞれ異なる物なのだから。]
花でも摘んで、宿のお部屋で愛ででもすれば、ちょっとは解るでしょうよ。 ……と、言いたい所だけど。
……今の京なら、その成りの方が、何かとやりやすいかもねぇ……。
[白と黒の着物に、ざんばらの髪。 この騒動で流れ着いた者が、良い者ばかりとは限らないのだから。
これもなんともまあ、荒んだ話にはなるけれど。 溜息を、もう一つ。]
(215) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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私は聖――冥府の匂いに惹かれてやってきた……ただの鬼だよ。
[そして、おかしそうに笑ってから。]
祭門の名、冥府の門。 京の都に住む妖怪の大半は知っているさ。
そなたがいつの時代の都を知っているのかは分からないが。 今の都は冥府と現世が繋がっているのだ。
力ある妖怪ならば気が付くし……人や妖怪の噂にも乗るだろう。
[聖だから知っているのではない。 ある程度の妖怪であれば知っている事だと伝え。]
(216) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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[と。其処へ続いた言葉に面持ちは真剣なものへ。]
…………。
ああ、そりゃ同感だ。 厄介事の匂いがぷんぷんするねェ。
……何事も、起こらなきゃ良いんだが……
[くるりくるりと、蛇の目を回しながら。 同時、女もまた宿の事を思い出していた。]
(217) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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それこそ折角なら、美丈夫に喰われたいわねぇ。
[>>213等と言い合えるのも、互いの付き合いの長さ故か。 それ故に、信頼もしているのだが。
だが。不意に、辺りを見回して。]
……あらやだ、長居しちゃった。 そろそろ戻らなきゃ。
じゃあね、お二人さん。 大路界隈じゃ、滅多な事は無いだろうけど。
おもんちゃんの酒が乾く前に、しゃんとお宿に戻るのよ。
[ひらひら、と袖を振り。 止められなければそのまま、二人と別れ、雑踏へと紛れただろう*]
(218) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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/* うーん、人狼希望は錠だけかな…? 鍾、主水、夕顔、小鈴、聖、おもんは村役職っぽい気がする。 露蝶は狂人希望かな?赤くない葵さんが想像できない
(-43) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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…………ねぇ、本当に。
本当に。 いつになれば、落ち着くのやら。
[>>217最善など、知るよしもなかったが。 聴こえたそんな言葉に返すのは、溜息混じり。
店に残る者達の姿に。次第に、足早になっただろうか*]
(219) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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さて。じゃあアタイもそろそろ宿に戻るよ。 鍋の支度ついで、戸締りでも用心しておこうか。
アンタも戻るなら来るかい?
[只ならぬ因縁があるのは見ればわかる。 残して去るのも少々気がかり故に、 鐘を誘ってみるが、果たして。 何れにせよ、別れを告げたら宿へと足を向け。]
………ああ、そうそう。
さっきはああ言ったけども、 アンタには付喪の分の借りがあるからねェ。
二人目ならお代に譲ってやっても良いよ?
[借り受けた杓子は、台所でよく働いてくれるから。 ニヤニヤ笑いで舌を出して、そう付け加えた*]
(220) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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ひじり、聖……おに。
[笑う相手に、視線を据えて]
そう、そうだったか。そうだったな。 皆が知っていることだったか、そうか。
いや、引き止めてすまなかった、手数をかけた。
[憶えておこう、憶えておこう、それはたぶん容易いことだ。 脳髄がからっぽになって、腐って果てて、それだけ隙間があるのだから]
(221) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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――つまらない。
あぁ、なるほどなるほど。 それならば分かる。
猫をからかうように。 返り血の臭いする者を嗤うように。
性分を愉しむ、のは、分かる。
[女>>214>>215にうんうん、と、拍子をとるように頷く。 怪鳥の口調は常のようでいて響き自体は真面目なものだ。]
(222) 2016/09/16(Fri) 00時頃
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