134 幽冥異聞
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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嗚呼、聞こえる。やつの足音が聞こえる……。
(0) 2014/09/21(Sun) 20時頃
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剣《それ》は覚醒めの刻を、ただ静かに待っている――――。
(#0) 2014/09/21(Sun) 20時頃
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[――ひぅ、と。唐突に、つむじ風が踊った。 明らかな異変に包まれて、しかし、娘は動じることもない。 異というならば、その娘の風体こそ、異だといえただろう。
明るい黄金色の髪。その身体を包む洋風の男装。 文明開化、新奇珍奇が世間を彩る時代にしても、若い娘の出で立ちとしてそれはいささか酔狂に過ぎた。
酔狂といえば、いまひとつ。 若い娘がひとりきり、斯様な山道を夜半に歩むというのも、酔狂を通り越して自殺行為でさえであった。
文明が灯した明かりは、文明の届く範囲しか照らさない。 一部の栄えた街を除いては、この国の民の大半は、数百年前と大差ない暮らしをしている。
夜は闇の支配する世界のままであり、闇は妖魔の蔓延る世界であるはずだった。 そんな夜闇のなかを行くとあれば、余程の理由がある急ぎ旅。それが常識であったが、娘は欠伸を洩らして鼻を鳴らす]
(1) 2014/09/23(Tue) 02時半頃
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ふん――相も変わらず、というやつじゃね。
[この地域で噂になっている謎の突風。あたりを付けたのは、正解だったようだ。 さて、しかしこちらに気付いているのかいないのか――刃のように吹き付けるつむじ風の中心に向けて、くっと笑む]
――久しいの、イタチ。
[それと同時。容赦なく、妖気を叩き付けた。 或いは、旧知の相手にかけた言葉は、そのあとだったかもしれない]
(2) 2014/09/23(Tue) 02時半頃
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いっ……てぇっ こ、このちから、その声っ……
[妖気を叩きつけられてすぐ近くの樹に身体を打ち付ける。]
き、狐の姐さ……っ 何でこんなとこ、に
[姿を表したのは着流し姿の男。 何年も切っていないし手入れもされていないただ伸ばしただけの髪がだらりと顔の前に垂れる。]
(3) 2014/09/23(Tue) 02時半頃
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ふん――こんな田舎で、何百年と同じやり口で飽きもせず。 この時勢に、まったく、随分と暇のようじゃな、ええ?
[にやにやと笑みを浮かべて、山道に転がった旧知の相手を眺めやる]
というわけでな、その暇、意義ある時間にしてやろうと思ってな。
[拒否を許さぬ笑顔で、西を指し]
――ちと、京に行く。供をしろ。
(4) 2014/09/23(Tue) 02時半頃
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まあこのご時勢、こんなとこぐらいしか居場所がねぇんですよぉ。 そいで姐さん"こんな田舎"に何かご用で──……ああ、京ですかはいはい。
[適当に返事をしたあとに気がついて]
──きょ、京!?
姐さんなんでそんないきなり…… いや、さすがに遠いでしょうそんないきなり言われましても!!
(5) 2014/09/23(Tue) 02時半頃
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――なんで、といってもな。いまのところは、ただの物見遊山じゃよ。 久方ぶりに上方の空気が吸いたくなった――ということに、しておこう。
[はぐらかすように、応じたあと]
どうせ、やることもないのだろうて。 いまの人里は栄えておるからな、知っておくのも悪くはなかろうよ。
――それとも、なにか? この私が供をさせてやろうというのに、なにか文句があるのか?
[にこやかに、小首を傾げてみせる。小半刻で準備しろと、口許から覗かせた犬歯が語っていた]
(6) 2014/09/23(Tue) 02時半頃
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ひぃっ…… わ、わかりました。モンクハアリマセンヨ
[口元から覗く犬歯に鳥肌が立つ。怒らせてはいけない。素直にいうことを聞くのだ。]
しかし今はどうなっているんです? 下の方にあんまりいかねえから俺その辺疎いんですが
(7) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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――うん? どう、といってもな……、
[時代の激変を、一口で説明するのはむつかしい。 まして、それを説明する相手が、ほとんど人里に降りていないとあっては]
……話す前に確認なんじゃがね。 イタチよ、いま、幕府はどこにある?
[よもやとは思いつつ、確認を]
(8) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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え? 江戸じゃあないんですかい?また室町やら鎌倉にでも戻りました? ああ、京に行くということは京にでも戻ったんですかねい。
[ここ数年……と言っても何年たったかは思い出せない。 それぐらい長い間山にこもりっきり引きこもりの己にはそういう報せは入ってこないのだ。]
で、今どこなんです?
(9) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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[そのくらいは知っていたかと、安堵しつつ]
――ない。幕府なんぞ、いまは綺麗さっぱりない。 江戸の幕府は、最後には蝦夷地で滅びおったよ。
いまは、なんというかな……また、天子が治める世に戻っておる。
[もちろん、それは建前というものではあるが、ともかく額面上はそうであるらしく]
まあ、一刻や二刻で済むものでもない。道中でおいおい、話してやろう。
(10) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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[さて、と。己の荷を押し付けて]
――さ、何をしておる? 日が暮れる前に、街道に下りて宿を探すのだ。
[そうして、忌々しげに付け加える]
……野宿は、二度とせんと決めておるんでの。
(11) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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ほう……ほう…… 今そうなってたんですねい。
はあ、もうなんか浦島太郎ですわ
[押し付けられた荷物は文句も言わずに受け取る。]
はいはい、さっさといきやしょうか。
(12) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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――数日後:京への道中――
……に、しても。 その格好、いま少し、なんとかならんのか。
[と、呆れたように眺めやる。 いつのものか判らない着流しと、ぼさぼさの髪。 従者として連れ歩くには、いささか以上に、見栄えが宜しくない]
たまには人里に下りることだな。 いまは、ほれ、斯様な異国の装いをしたものも少なくはない。
[と、己の洋装を指して]
ふむ……うむ、そうだな。 京に入る前に、どこかの街で衣装をあつらえてやろう。 そんな出で立ちでは、従えるこちらが恥ずかしいからの。 その鬱陶しい髪もどうにかせよ。ああ、髷を結う時代は終わっておるからな?
[さて――どう飾ってやろうか。少しばかり、楽しみでもある]
(13) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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──数日後:京への道中──
[服装の事を指摘されると]
といわれましても。
持ってないんですよこれ以外、服。 髪も整えねぇとなぁ。
[うっとおしそうに前にかかる髪の毛をはらう]
はい、お願いしやす姐さん。 全部任せてもいいですかね? あ、俺ぁさすがにハゲは嫌ですよ、ハゲ。
(14) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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……僧形でもなければ、禿頭はな。
まあ、任されたとも。 適当に、今の世に馴染むように見繕ってやる。
[――そうして、京に入る頃には。 連れ歩く従者は、当代流行りの書生風に仕上がっていたようだ]
(15) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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ほお……俺でもそれなりに見えるようにはなりやすね。
[見繕ってもらって着た服はそんなにおかしい服装でもないだろう。 書生風と称すらしい服をきて、人の世では少し異質である明るめの髪色を深く頭巾……ではなく帽子を被って隠す。]
これ結構いいですね。俺気に入りました。
(16) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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それにしても俺の知ってる京とはだいぶ変わってますねえ
[しみじみとあたりを見渡してつぶやく。]
(17) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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む……ん、そうか? 確かに変わっておるが、京はまだ、それほどではないとは思うが。
[そう、自分の記憶にあるものと比較しつつ]
……その分では、知っているのがいつの京なのやら、知れたものではないな。
[応じたあと、肩を竦めて嘆息する。 京ではまだ洋装が珍しいのか、連れのように髪を隠していないからか。 物珍しげな視線を浴びて、いささか辟易していたといってもいい]
(18) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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……ともかく、今宵の宿をとろう。 久方ぶりの洛中であるし、まずはゆるりと過ごしたい。
[そうして、ひとまずの宿をとれば、旅の疲れをほぐすに専念するだろう**]
(19) 2014/09/23(Tue) 03時頃
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十二単って何年ぐらい前でしたっけねえ? あれ、いやそういやそのあと……まあ細かいことは気にしねえでくだせえ。
そうですねい。俺適当にいってきやしょうかい、宿取りに。 そこそこの宿なら構わんでしょう?
[そうしてひとっ走りして宿をとって 見つけたら長旅の疲れをゆっくり癒やすだろう**]
(20) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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― 四条烏丸 ―
……やっぱよう好かんわ、こんなようさん人が居る所。
[京の中でも一際賑やかな、四条の大路。 人波を辟易と半目で見据え、少女は歩を進める。 舞う紅葉を描く衣は、緋に橙、朱金に彩られ。結わぬ髪の流れを川と見立て、じきに来る季節を彩り。]
済まんなぁ、大樫。 幾ら情報屋の元へ出向く言うても、アンタ、こんな場所落ち着かんやろ?
[年の頃十六、七といった頃合い。 少女は、傍らの大男を見遣る。]
(21) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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― 四条烏丸 ―
[連れ立って歩く少女からの問いかけに含まれるのは、 「人」の群れに加えて、ひっきりなしに飛んでくる奇異の視線のことだろうか]
ひていはしない。 だが、あるじが目的をはたすというのをともにしないのもくちおしい。わびは必要ないさ
[七尺にも届こうかという巨躯に熊の毛皮を被った大男、名を大樫は、こちらを心配する主人の少女をちらりと見おろしてすぐに戻した]
それにしても、剣か…、 チサと、何のかんけいがあるのだろうな
[毛皮の眼が遠くを訝しげに細んだようだった]
(22) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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ありがとな、大樫。
[横を歩く男の巨躯を、毛皮越しに撫でる。 刹那絡む眼差しは、出逢いの折から変わらぬ物。]
さぁ、なぁ。
……家《うち》の書庫にも記録のない剣なんざ、大方真っ当なモンやあらへんのやろな。 何であんなん出るんかも、よう解らんし……。
せやけど、千沙……無事で居るんやろか。無茶しとらんとえぇのやけど……。
[柳眉は憂いに形を変える。
異母妹の行方が知れなくなって、二ヶ月余り。 陰陽道を生業とする家柄故に、“その身に流れる血”の因縁で厄介事を引き込みがち妹ではあるが。 それにしても、戻りが遅い。]
(23) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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けど、ようやっと見付けた手掛かりなん。 行ってみる他無いわ。
[唯一の――ではないが、人嫌いの少女がそうと認める唯一の――家族の行方を占えば、星が示すは十文字。ぼんやりとした、剣の影。 読み取れた卦は、それまで見聞きした何れの神や妖の物とも重ならぬ、異質。
形も銘も、実在すらも解らぬ、曖昧な存在。 ただ、それだけが異母妹に繋がる唯一の手掛かりで。
それらしい剣の噂を聞き付ける度、式の大樫を伴いその場へと赴くが……未だ収穫には至らずに。 人の世への諦念と目の下の隈ばかりが、増してゆく日々。]
(24) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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今回は、外れやないとえぇのやけど。
……あぁ、その角左に入って、上った先らしいわ。 行こか、大樫。
[傍らの男に向けた笑みは、秋の桜か緋牡丹か。 紙片を確認しながら、男の腕を取り。少女は小路へと入り込んだ。
しきりに己に話し掛け続ける、散切り頭の若い男に、一瞥。 声も掛けず、零度の眼差しを向けて**]
(25) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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あのチサのことだ、そうそう下手もうたないだろうがな。
[主人を安心させるために口に出すが、あの千沙が主人に心配を させているという時点で、もう下手だろう。 目の下に薄い隈をまとわせた主人を見たら、なんと言うか。]
みつかるさ。 …だから、シノもげんきをだせ。
[珍しく、自分から主人へと触れて。頭(こうべ)を撫でる。]
(26) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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[己に花がほころぶような笑みを向けた少女に腕を引かれるままに小道へと入る間際。少女の眼差しを受け棒立ちする人間に]
あれにかかわるな。 つぎはないぞ
[妖気を含ませて警告をした。倒れる音がきこえたのは、完全に小道へと姿を消してからのこと**]
(27) 2014/09/23(Tue) 03時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 03時半頃
調律師 ミケは、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 04時頃
森番 ガストンは、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 04時頃
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― 小路 ―
その剣なら先日、拝見させてもろたヤツやなぁ……。 ……ん、ありがと。
[細い小路の一角。 建物の合間に隠れるよう佇む辻占――を装った情報屋――から得た言葉に首を横に振り、卓に貨幣を数枚乗せる。]
大樫、行こか。ハズレや。 じゃあ、また何ぞ……
[と、式を促し踵を変えそうとして。 少女は足を止め、辻占に問い掛けた。]
(28) 2014/09/23(Tue) 09時半頃
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…………なぁ。
もう一個、聴いてもえぇかな?
[追加の貨幣を卓に乗せ、少女は声を潜める。]
剣に絡んで、捜し人が居るんよ。 年の頃はウチと変わらん、ここいらでは珍しい、淡い色合いの短い髪した娘でな。
[肩の辺りを手の動きで示しながらも、辻占の言葉に少女の言葉は鈍く。]
行方が知れなくなった折の衣服? ……あー……解らん。 洋装ではない、と、思うのやけど……
あー、いや……異人さんやらその合の子やらじゃなくてな。 ただ、その……まぁ…………
[そこまで言い終えて、少女は逡巡に瞳を揺らす。 言うべきか、言わざるべきか。暫しの迷いの末に。]
(29) 2014/09/23(Tue) 09時半頃
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――――…………半妖や。
……アンタなら見れば解るやろ、何の半妖かは伏せるけれど。 阿呆な親父が妖に手を出して生まれた子でな。 家のごたごたに巻き込まれたか、ここ二ヶ月音沙汰もないんよ。
その子の行方に、その剣が絡んどるかもしれなくて……。
[あの男――父親と呼ぶのも忌々しい、多情な現当主――と情を交わした妖から生まれた、同い年の異母妹。 幼い頃に邸へと連れられ、共に育ち。少女が唯一心を許した肉親は、その生まれ故に周囲からの言われなき中傷や、親族の冷ややかな眼差しに晒される身で。
今も恐らく、その因果から厄介事に巻き込まれているのだろう、が。 疑わしい相手は全て調べ、足跡も追えぬまま、今に至る訳で。]
(30) 2014/09/23(Tue) 09時半頃
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……解らん、か……。 ん、ありがと。次、当たるわ。
[立ち去ろうとした少女と式とに、辻占が声を掛ける。]
何、なんかまだ……、……は?
[潜められた声は、小路にしんと響き。]
(31) 2014/09/23(Tue) 10時頃
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―― 神や妖の元に、在らざるならば。
―― 或いは、幽か。はたまた、冥か。
―― さもなくば、黄泉路の果てか……?
[紡がれる禍つ音は、ようやっと冷たくなり始めた京の風を一際冷やす物。 少女はただ呆然と、その言葉を己の喉で繰り返し。]
(32) 2014/09/23(Tue) 10時頃
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……っ、縁起でもない事いわんといてや!
[不自然な静寂を破るのは、少女が掌を卓に叩き付けた音。]
千沙は……あの子は生きてる! きっと、ウチの助けを待ってるんや!
[薄く隈を纏わせた目に涙を滲ませ、見る間に頬を怒気に染めて。 傍らの大樫の腕を掴めば、足早に小路を抜け。]
(33) 2014/09/23(Tue) 10時頃
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…………阿漕に金取った相手に要らん揺さぶりまで掛けて煽るアンタこそ、閻魔に舌の根抜かれて来ぃや!
[振り向き様吐き捨てた少女は、式の腕を掴んだまま再び逆へと走り出し。 緋色の衣と毛皮の巨躯は再び、四条の雑踏へと溶けた**]
(34) 2014/09/23(Tue) 10時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 10時頃
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今日の宿は、ここにしませんか?
[振り返り唐突に告げられた言葉は、別段思惑あってのことではない。ただ、直に日も暮れるだろうという状況下に於いてたまたま宿と思われる建物を見つけただけだ。
振り返った齢二十幾何かといえる風貌の男の腰には一振りの小太刀。元は護身用にと持たされた物ではあったが、今では時に日銭を稼ぐ役割にもなった。 そうして各地を歩く留まる場所を持たぬ根無し草。 あてのない二人旅、と形容すれば聞こえはいいだろうか。
振り返った先に見えるはずの少女は、なんと答えるか。]
(35) 2014/09/23(Tue) 13時半頃
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……そうだね。
[唐突に自分を振り返った男の言葉に、少女は表情を変えずに一つ頷いてから返事を紡いだ。 少女は齢にして十か、もしくはそれよりも少しばかり上かという幼い見た目で、抱えるようにして少し大きめの鏡を持っていた。 決して鏡に何も映らないようにと細心の注意を払いながら、しかしそれを悟られぬように動く。]
流石にボクも疲れたし、そろそろ休みたい。 京までは後どれくらいかな……
[疲労故か、珍しく小さな溜息を一つ零して。 幼さの残るかんばせにも、ほんの玉響疲れが滲む。決して体力が少ない訳ではないのだが――。
そこまで進んだ思考を打ち払う。そんなことに回す時間が勿体ない。 止まりかけていた足を再び動かせば、男との距離は近付いたか。]
(36) 2014/09/23(Tue) 14時頃
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もう、そう遠くないところまでは来たと思いますよ。
[古びた地図を眺めながら言葉を返す。 つい数日前、突然京へ行こうと言い出したのもまた、彼だった。 いつも通りの風が吹くままの思い付き。元より京に興味があったのもあるだろう。例えそこに何かの因果が絡まっていても、それを彼が知る由はない。]
ごめんください、二人分空いてますか。ええ、一部屋で構いません。
[のれんをくぐり、主人に声をかける。 ――彼には元来の記憶がない。覚えている限りの原初の視界には、今も共する少女。長旅になるので最初は一人で行くつもりであった。
だが、世の仕組みすら"忘れて"しまっていた彼は少女が居なければ今頃どこぞの檻の中でもおかしくはない。今ではもうそのような事はないとはいえ、彼女が着いていくと言った以上逆らうことはできまい。]
(37) 2014/09/23(Tue) 15時頃
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[威勢のいい声で出迎えた主人は大した時間も必要とせず部屋を割り当ててくれた。]
ご主人の話では遅くとも二日あれば、京に入れるみたいですよ。夕さん。 それにしても、威勢のいいご主人でしたねえ。
[その敬称は、彼らが歳の離れた兄妹か何かの様に見える者には違和感を覚えるだろう。が、そんなことはお構いなしとばかりに楽しげに言葉を紡ぐ。]
風呂もあると仰ってましたし、食事まで時間もありますから浸かってきたらどうです?
[そんなやりとりをしながら、割り当てられた部屋へと。]
(38) 2014/09/23(Tue) 15時頃
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[そう遠くないところまでと聞けば、密やかに安堵の色が浮かぶ。突然京へ行くと言い出した彼についてきたのは自分だが、出来得る限り疲れたくないのが本音だった。 京へ行くと言ったのが特に何の問題も無い相手だったならば。今頃自分はここにいないだろうと彼の数歩後ろを歩きながら思い返す。
彼には記憶が無い。ということは、世のことについて何も知らないと言っても過言では無かった。 今は当初のような状態ではないものの、それでも心配なのだ。…心配だとは、今まで一度も言ったことはないが。]
…そう。遅くとも二日か……。
[やっとだというように肩の力を抜く。男が少女へ使うには不釣合いな敬称を気にすることなく聞き流し、続く言葉には僅かながら眉を寄せた]
(39) 2014/09/23(Tue) 15時半頃
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……ああいう人間は苦手だ。 もう少し大人しくすれば良いのに。
[騒がしいのは嫌いではないが苦手だ。 こういった客商売を営む以上はそうした方がいいことくらい理解していても、思わずそんな風に思ってしまうのは仕方のないことで。]
…それじゃあ、そうしようかな。 逢魔時が来る前に済ませたいし――……一はどうする?
[名前さえも忘れていた彼に、一平太と名前をつけたのも自分だ。一というのは愛称のようなものである。 普段は決して聞かないようなことを気まぐれで尋ねながら部屋へ向かい、まずは疲労を癒すのが先だと動くだろう。]
(40) 2014/09/23(Tue) 15時半頃
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はは、俺は好きですよ。
[対照的と言えば対照的な二人。尤も騒がしいや賑やかという類を彼女が苦手な事を知っているからこそ、一緒に来いとまで言うつもりはなかったといえよう。]
ん、俺は後でいいです。 …それともお背中でも流しましょうか?
[当人にとっては完全に冗談であるため、笑みを浮かべながらさらりと言ってのける。口調は丁寧だが行動や言動はどこか、軽い。それが一平太という人間であった。**]
(41) 2014/09/23(Tue) 16時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 16時半頃
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…そうだろうね。 全くボクには理解出来ないけど。
[彼に告げてはいないが、もう一つ。苦手とする場所へ赴く理由が少女にはあった。 忘れてはならない。目の前の男が思い付きで何かやらかしたり巻き込まれたりしないように注意を払いながら、そちらにも手を伸ばさなければ。]
……。
[さらりと彼が紡いだ言葉に、同じように微かな笑みを浮かべる。 傍目に見ればあどけない少女の笑みだが、そんなに可愛らしいものではなかった。]
今の言葉を口にしたのが一以外なら、今頃この部屋は大惨事だろうね。 自分の身体を血で染めたくなければ、もう少しくらい慎むと良い。
[口調は丁寧なのに、どうして言動はそれと合っていないのだろう。 京についた時女関連で問題を起こさないか。それが一番の憂慮であった**]
(42) 2014/09/23(Tue) 16時半頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 16時半頃
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― 数年前:死の淵にて ―
[死ぬのだと思っていた。 失敗した、油断した、だから死ぬ、そう思っていたのに。]
……なんだ、
[蝶がふわり、ふわりと飛んでいる。
色鮮やかな蝶がふわりと、眼前に。 それが死そのものだとしたら随分と綺麗な物だとふっと笑みを浮かべた。
死は目前。 鮮やかな蝶は見えても、もう視界は霞んでいる。
死は目前。 鮮やかな赤《血》は流れて、死が流れ行く。 赤の中で蝶はふわりと舞い、死を愛でていた。]
(43) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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――――――よォ
[紅の中、蝶はヒトの形を取る。]
ちィと、来ンのが早かったか? まだ生きてらァ。
[せせら笑うような、軽率で軽薄な声。]
死神様の、お迎えだぜ。
俺の姿が可視えた事を、冥途の土産にでもしとけ、人間さんよ。
(44) 2014/09/23(Tue) 20時頃
|
|
[ふ、と男の声が聞こえる。 死にかけているというのに舌打ちを打ちたくなった。]
…ど…せなら、びじょが、来いや。
[かろうじて動く視線を男へと向けて更に舌打ちをしたくなる。 顔はまあ見られる顔だ。 でも蝶だ、あの美しい蝶だろおい、と言いたい。 口が動かないのが悔しいぐらいだ。]
死にかけ…みて、たのしいんか……?
[言っている間にも赤《血》が身体から流れて行く。 死が零れてまさに尽きようとしているこの場で。 目の前にいる男は何をしたいというのか。
無様な姿など見せたくはない。 だから唇を歪ませて笑みを作ってみせた。]
(45) 2014/09/23(Tue) 20時頃
|
|
残念俺だ。
[そんな訴えなど知ったことではない。 ただ、にやにやと笑みを浮かべたまま瀕死の男を見下ろす。]
楽しい楽しくねェじゃなく、そういうモンなんでね。
[血に塗れた笑みを、愉しげに見返した。]
(46) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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|
[血に濡れた赤だけが鮮明に目に映る。 作って見せた笑みも消えて。]
…そういう、てなんだよ、殺すならとっとと殺せや。
[憎まれ口を一つ。 しかし大人しく殺されるつもりはなく。 相手の思惑は分からなくとも抵抗する気はたった一つだけ。 動かないはずの指を僅かに震わせ。]
――――――…火月
[己の式を呼び出す。 真っ赤な長い髪が風に踊り、身を包む着物は黒く裾には炎の紋様が描かれている。 その目は金色に爛と輝き、この世のモノではない事を表しているそれを呼び出した。]
(47) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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そーゆーもんはそーゆーもんなの。 なんで俺が殺さないといけねェの?
[憎まれ口には、口をへの字に曲げて怪訝そうに見下ろす。 やがて、現れたヒトならざるものに一つ口笛を吹き]
へェ、面白いモン出すじゃん。 それで何すんの?人間。
[嘲る笑みはそのままに、緩く首を傾げてみせて。]
(48) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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[嘲るような笑みなどもう見えぬ。 ただ、死ぬのならば死に様は選ぶつもりで。]
火月《カゲツ》――――いけ。
[命令を聞くや否や、ゆらりと姿が揺らめくと瞬時にその場から姿を消し。 そして嘲る男の背後にまわりその首へと腕を絡ませる。
その昔聞いた事がある。 蝶の化身は死の御使いだと。 ならばこの男も死の御使い、もしくは死の眷属ではあるまいか。 だから。]
”俺のモノになれ、そうだ名をくれてやろう”
[言葉に力を籠めて言い放つ。]
(49) 2014/09/23(Tue) 20時頃
|
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”華月斎というのはどうだ”
[最後の抵抗。 ここで抗われれば自分は死ぬ。 相手が受け入れれば一縷の望みが繋がる。 式神化出来るなどとは思ってはいない、今はそれだけの力がない。 ただ、ほんの少し生きる為の力が貰えればそれでよかった。]
(50) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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……へェ、
俺に、あんたの従僕にでもなれ、とでも言う心算か。
[首に絡まる腕に目を細める。 ゆるりと絡まる腕を指先で撫で、笑みを深くして]
(51) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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面白ェ。ンな酔狂な人間早々いねェからな。
そのお前の式から取ったみてェな名前は些か気に入らんが……まァ所詮人間《お前》が生きてる間だけの名だ。
[軽く、手を上げる。
それだけで、ひらひらと舞う蝶の群れが一斉に蒼空へと飛び立った。]
手前の死期を延ばしてやらァ。 精々、残りの生を足掻くんだな。
(52) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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[蒼空を舞う蝶はとても幻想的で美しい光景で。 しかし残念ながら死の淵を彷徨う己にその光景は目に映らず。]
…あがけ…と、俺はもっと……、
[気楽に生きたいんやけどなぁ、と心の中で笑う。
火月の腕がゆるりと締り。 まるで蝶の化身に溶け込むように中へと入り込んでいく。 それと同時に視界も徐々に晴れていき、傷が治っていくのが分かった。]
(53) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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華月斎、今からあんたは俺のモンや。 なに、どうせあんたの気まぐれなんていう事は分かってんやけどな。 それでも”言霊”の呪縛はあんたを縛る、覚悟しとけ。
[動くようになった手を握って開いてを何度か繰り返し。 身体を起こしてぐるりと腕を回した。 そっと胸を押さえれば流れていた血は綺麗に消え失せて。 変わりに胸の奥に奇妙な何かを感じる。 目の前にいる男がどれだけ理解しているかは分からない。 だが術者本人である己には分かる。]
(54) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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[火月と華月斎は歪に繋がってしまった事が。
つまりは錠と華月斎は共生関係にあると。 名を与えたこちらが主導権を握っている。 その意味する処を華月斎は後々思い知る事になるだろう*]
(55) 2014/09/23(Tue) 20時頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 20時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 20時半頃
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[――夜半。旅籠の二階、窓辺に腰掛ける姿がひとつ。 月光で染め上げたような髪の合間からは、尖った獣の耳が覗いていた]
つきあかり うつりてかはる 今日の世に
[空を見上げて、猪口を傾け]
――……、
[立ち込める黒雲に嘆息し、下の句を継ぐ]
けぶりてかげる 京の夜
[やはり、凶兆。この都で、なにが起こるのか]
(56) 2014/09/23(Tue) 20時半頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 20時半頃
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―現在:京の都―
[ひら、と舞う燐光。 普通の人間には、見えはしない。
――――――だが]
……ちら、ほら……だな。
妖でもなんでもねェ、普通の人間の癖に、俺が知覚《視》えてる奴らがいやがらァ。
(57) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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──とある宿の風呂場──
んァ?
[風呂桶から、小汚い顔が覗く。 ボサボサ頭ごと視線を左右に振って、人影がないことを確認。]
……。 フーン。
[何やら納得したように頷き、汚い口からでろりと長い舌を出す。 機嫌良さそうに、垢を舐める日課を再開した。]
(@0) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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―――――嗚呼、宙が、啼いてらァ
[薄暗く、ぽつぽつと明りが燈る路地の真ん中。
夜空を見上げ、息を吐いた。]
(58) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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/* さて、俺ァノープランですぜェはははははは
(-0) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 21時頃
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/*風が啼くのはやめました(真顔
(-1) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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/* このチップが使える村ってそうそうないと思うんですわ。 おじゃまします。
(-2) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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……天子と共に、多くの者が都を去ったというが……、
[その影響も、あるのだろう。 いまの京は、表の意味でも裏の意味でも、とても不安定だ]
――千年の都、か。
[この国の国都が他所にあった頃を思い出すのは、自分にも一苦労。 それだけの永きに渡って、この都はこの国の中心で在り続けた。
それが動いたとき――果たして、何が起こるものか想像もつかない。 だから、こうして、十全ではないままにここにいるのだが――その目的は、連れには話していない]
(59) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 21時頃
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――……、地に散る宙か。悪くはないね。
[ぽつりぽつりと。 暗い路地に浮かぶ仄明かり(>>58)を、見下ろす景色のなかに認めて。
幾らか愉しげに、呟いた]
(60) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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/* 貧乏神とか考えたけどもっとまともに妖怪したくて垢嘗めにしてみましたよ
絡みに行くにはみんなの居場所がッッ
べろんべろん
(-3) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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/* 飛び入り参加ありがとうございます! 垢舐め吹いた、予想外wwwwww 確かに戦えない、垢舐めてるだけじゃどうにもならんwww
(-4) 2014/09/23(Tue) 21時頃
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― 二人の従兄妹 ―
へぇ、妖怪との間にガキ作りよったんか。 阿呆やねぇ、叩かれるん分かってるやろに。
[伯父が妖怪との間に子供を設けたという。 まだ己も子供ではあったがそれがどういう事はよくよく識っていた。 何故ならば子供ながらに陰陽師であったのだから。]
……苦労、するやろなぁ。
[妖を退治するのが陰陽師である。 その陰陽師の一族が、よりにもよって妖と子を成すなどあってはならぬ事。]
(61) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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[子供である己にすら耳に入る冷たい言葉の数々。 それらを己はただ冷たく見る。
妖の子が、その姉が、可哀想だと。
そう思えども何も出来る事はない。 ただただ可哀想だと大人どもを見ている事しか出来なかった。
それでも二人の可愛い従兄妹と会う事があれば。 その時は優しく接したであろう。 その裏側にあるのが憐憫の情、実に上から目線の同情から来るものであったとしても*]
(62) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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― 八坂神社:参道 ―
さあさあ、御参拝の殿方にご婦人方。
今よりご覧に入れますは、古今東西の秘術に妖術、 世にも不思議な、「風雪一座」の手妻にござぁい!
[人通りの多い大路の軒下、艶やかな幕が風に靡く。 幕の下では一人の翁が鼓を叩き、道行く人を集めていた。 鼓の音に誘われる侭、参拝客がぽつぽつと足を止める。]
まずは、此方の童が演じますは、 ……身の毛もよだつ、地獄の秘術にございますぞ。 いざ、括目あれ。 お気に召しましたらば拍手喝采!
[大袈裟な声音で手を翳せば、客の視線は傍らの童へと。]
(63) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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― 八坂神社:参道 ―
さあさ、そこのお兄さんもお姉さんもお子さんもよってらっしゃい、見てらっしゃいな!
[景気の良い声が境内に響く。足を止めた参拝客の前に立つのは薄桃色の着物を着た童女の姿。 艶やかな五色の幕の前に立つ姿は小さいながらも威勢よく、見上げる表情は不敵なもの。]
地獄極楽と皆さん仰るが、これよりこの小鈴様が御覧に入れるは閻魔様よりちょいとお借りした地獄の残り火。 おっと、嘘は言っちゃございませんよ……嘘ついたら舌抜かれちまうやろからね。 まあまあ、ひとつ少し離れて御覧じあれ。お題は見てのお帰りですよ… そら!!
(64) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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[すうと一つ息を大きく吸って、炎の灯った長い蝋燭を近づけ、息を吹く。途端、肌を焦がすような炎が宙に流れるように噴き上がった。 その炎は円を描いて回り、観客の頭上を照らしていく。本来なら肺活量の必要な大柄な男が行う芸。けれど目の前の小柄な童女は不思議なことに、遜色なく噴きだされる炎を操っていた。
続いて取りだされた何本もの松明を順繰りに頭上に投げ上げると、噴きつけられる炎が灯っていく。 炎を上げて燃え盛る松明をお手玉のようにたやすく操り、道行く人々の目を引きつけていく。 しばらくして松明を全て手に納め芸を一段落させると、人々の拍手が鳴り響いた。]
さあこの通り、世にも不思議な華月斎一座の手妻はまだまだこんなものじゃあ御座いませんよ。 炎とくれば続いては!こちらの爺……いや沼の翁が存分に水の芸を見せてくれましょう。
さあさあ、見逃せないよ、寄っといで!
(65) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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/* >>65 華月斎一座だって……
(-5) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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/* えっwwwwwwwwww一座名ェwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-6) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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へェ、ありゃァ別嬪さんだ。
[ふと、視線を感じて。 見上げた先の、僅かに視線を逸らした建物を見上げ、唇を歪める。]
……が、ありゃァ迂闊に触れたら危ねェ華だな。 火傷すっか刺されるかは知らんがな。
(66) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 21時半頃
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[>>65 耳は老いても「爺」の言葉は聞き逃さない。 翁は僅かに眉を顰めるが、そこは旅芸人。笑顔は崩さぬまま。]
まだまだ、こんなもんやおまへんで。 お次はこの沼太郎にお時間拝借!
取り出しましたるは、此方の空の水甕。 ……ご覧の通り、中は蛻の空にございますな?
[そう言って、翁は腕に抱える水瓶を持ち上げ、 口の空いた方を観客に見せ、空であることを見せる。 逆さまにして振ってみるが、やはり何も出ない。]
さてこの瓶、大陸渡来の曰く付き。 一夜にして砂ばかりの大地に湖をこさえたとの噂。 まじないを唱えて振れば……あら不思議!
[そう言って、何やらぶつぶつと呪文を唱え、甕を振る。 ひっくり返せば…空の筈の甕から、滾滾と水がこぼれ出した。]
(67) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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/* 華月斎おまえ女だったのかってメモ見て思わず。
(-7) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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― 現在:八坂神社・参道 ―
[ふらりと散策をしていれば景気の良い呼び込みの声が耳に届く>>63 足を止めて遠巻きに眺めていれば。]
は……? 華月斎一座……? なにやってんねん、あいつは。
[よくよく見知った名前が聞こえれば呆れたように呟いて。 しかしすぐにそれは勘違いだと気づく。 その場に華月斎の気配がなかった故に。 つまりはただの偶然か、それとも。]
知り合いなんかねぇ。 あいつはふらふらしよるからなぁ。
[今は共生関係のせいもあってあまり遠くに離れる事は出来ない。 京の都内であれば問題はないが、それより外に出られるとこっちまで引っ張られてしまう。 逆も然りである。]
(68) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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[しかし出会う前はそれこそ風来坊という言葉そのままであったらしい。 気ままに飛び回る様はまさしく蝶の如く。]
へぇ、上手いもんやね。
[だからああいった人物達と知り合っていてもおかしくはない。 目の前にいる彼らがただの人間ではない事には気づいていた。 だからこそ幼き姿の童であったとしても可能性はあるのだと、そう思いながら声をかけた。]
(69) 2014/09/23(Tue) 21時半頃
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[皆が寝静まった頃。 少女は京の方向を見つめながら、数年前のことを思い返していた。
元々誰かを助けるなどというのは面倒極まりない。 どうして誰かのために自分が手を貸さなくてはならないのだ。そう思っているくらいには少女は怠惰で、また情も持ち合わせてはいなかった。
本当は瀕死で倒れる姿を見ても通り過ぎようと思っていたし、知り合いでなければ実際そうしていただろうことは想像に容易い。]
……やっぱり、情で動くと碌なことが無い。
[呟いて鏡を撫ぜる。いつの間にか、空は微かな光を灯し始めていた*]
(70) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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――数日後/京の都――
[道中は何も起こらず、無事に京の都へ辿り着いた。 案の定人の多さや騒がしさに露骨に嫌そうな顔はしたものの、それらについての文句などは一切口から零れ出てくることは無く。]
…それで。 一は京に何をしに来たの。
[目的だとか、なにをしたいだとか。 そんなことはもしかしたら聞いていたかもしれないが、もしそうならば既に忘却の彼方へ飛んで行ってしまったのだろう。 鏡を抱え、横を通り抜ける人々にぶつからぬよう小柄な体躯を利用して避けながら不意に尋ねた。]
(71) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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/* よくよく考えたら死にかけ助けたとか夕顔と被ってんn
(-8) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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/* 宿+上空 華月斎・ミケ
八坂神社 沼太郎・小鈴・碇
(-9) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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[垢嘗めと呼ばれる妖怪が風呂場に出没するのは、夜のことである。 昼の間どうしているかは、個体差があるが。]
うん。うめェわな。 おもしれ。
[八坂神社、参道脇の木陰に座り込む影がひとつ。
この垢嘗めは、昼は実に適当にぶらぶらしていた。]
(@1) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時頃
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それから次は、こちらの番傘。 [次に翁が取り出したのは、臙脂色の傘。 やおら拡げて、観客にその外と内を端まで見せる。]
さあ、世にも珍しい「雨を降らす傘」にござい!
[合図とともに、傘のあちこちから水が噴き出した。]
ほれ! 彼方からも、此方からも、 いやはや、今日はえらい大雨どすなぁ。
[傘は勿論、屋台の骨組、舞台の隅、生けてあった花まで。 翁が手を翳せば、あちらこちらから水が吹き出す。]
この沼太郎にかかれば、そら、こないな所からも!
[傍らの娘に手を翳せば、その頭の先からも水が噴き出す。 仕返しや。と言わんばかりに、したり顔で娘を見て。 直ぐに観客に向き直り、拍手に礼をしている。]
(72) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時頃
双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時頃
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/* 今回導師希望なのでいつもどおりの清く正しく魂が真っ白に輝くれいるでやる心算です
いつもどおり
(-10) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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[沼太郎が空のはずの甕から水を溢れさせる。これも主が亡くなる前からのつかみの芸だ。 続いてはこれこそお家芸。水がありとあらゆるところから縦横無尽に噴き出していく。]
いやあいつ見ても凄いねえ。芸は水もの、そうは言ってもうちが言うのもなんだけれど、亀の甲より年の甲というよ。 伊達に年は食っていないという事よ。 勿論タネもしかけもございません。
[実際ないからな。と内心付け加える]
そして「風雪一座」の芸はまだまだ、まだまだこんなものじゃあないよ。 そちらのお兄さんも寄ってらっしゃいよ?袖すり合うも多少は縁というよ?今日見逃したら今世は二度もお目にかかれぬかもしれないよ?
……って、うわっぷ!?
[急に自分の頭がひんやりと濡れて、見上げると頭先から水が噴き出した。思わず睨みつけそうになるが、そこは仕事中、ぐっと堪えてウケが取れている客達に愛想笑いを返す。]
(73) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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/* 名前変わったwwwwwwwwww
(-11) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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……ほぉ、気付くか。
[人のものではない目を細めて、闇を通す。
もっとも、いま何をするという気もない。 今宵は休息と定めた以上、それを崩すほどのことでもあるまいにと、徳利から酒を注ぎ足した]
(74) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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[ふと妖怪の気配を感じてそちらを見て>>@1]
うわ、汚なっ!!
[思わず陰陽師である事を呪った瞬間であった。 能力故に妖怪の姿をこの目に捉える事が出来るが故に見たくないモノを見てしまう事がある。 今がまさにその時で。]
なんやお前、あの爺さんに洗ってもらったらどうや?
[丁度少女も水をかぶったところだった>>73 ならばこの妖怪も水でもあびて小奇麗になればいい。 まあ、目の前にいる妖怪が予想通りならば拒否するかもしれないが。]
(75) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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さあ……次はお馴染み、南京玉すだれといこうじゃない。 さて、さて、さてさてさてさて、さては南京玉すだれ……
[炎と水の演目に続けて、他にも二人とは思えぬほど多芸に演目は続いていく。見料を払う客がいるなら童女と翁のどちらかが前に立って受け取って。軽い人だかりがそこにはあった。]
お兄さんもどうよ?
[周囲の人間に声をかける傍ら、見物の男にも>>69声をかけて。営業用の笑顔は、見た目に幼い自分がするとそれだけで客の受けが良い事は知っていた。]
(76) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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ま、互いにこんなとこで下手に突付く道理もねェわな。 じゃな、別嬪さん。
[聞こえているかどうかは知った事ではないが。 あのように奇矯な格好をしている者だ。 興味がないと言えば嘘になるが、だからと言ってこの位置から見ても休息中とわかる相手にちょっかいをかけるのも後が怖いだろう。
ひらり、と一度だけ手を振り、また当てもなく路地の闇へと消えて。]
(77) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時頃
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/* 偽名の一沙は
シーシャ ↓ ーシャ ↓ 一沙
という感じに決めてみましたよ
(-12) 2014/09/23(Tue) 22時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時頃
町娘 小鈴は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時頃
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/* まあ華月斎が入ってたから急遽名前変える相談してたらそこの部分変更し損ねたというな。
あ、(so)です。今回は埴輪ことにごさんとタッグです。リアル予定が思ったより多忙になりそうだけど…大丈夫かな…
(-13) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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/* 本当、8月からこの方村に入った頃に急な用事が降りかかりすぎだろう…
(-14) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時半頃
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なんやの兄サン。 儂ァ洗ったとこで何も変わりャせんですよ?
[>>75自分が見える人間へ、汚い塊はケラケラ笑った。]
見えるンなら、どおいうモンかもわかりそうなンがね? それでも儂に水浴びをおススメされるンで?
[にい、とむき出しにする歯もまた、黄色く汚れて隙間が開いている。]
(@2) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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/* 汚っ
にせやろ?ってウインクバッチコーンしてるようなのが儂ですわ
(-15) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
|
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[童女に声をかけられれば>>76そちらへと目を向けて。 それから汚い人物>>@1をちょいちょい、と指で指し。]
俺は遠慮しとくわ、変わりにこいつに水かけたってぇや。
[きっと彼女にも垢嘗めたる女の姿が見えているはず。 そう決めつけて水をかけるように促してみる。 それからちらりと汚い歯を覗かせる垢嘗めを見遣り。]
勿論お前がナニモンかは知っとるけどなぁ…。 あかん、汚いんはあかんて。
[やれやれ、と首を横へと振る。 見た目が汚いだけならともかく、放つ臭気も物凄い。 それ以外は害のない妖怪だったとしても、やっぱり気持ち悪い。]
(78) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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/* ていうか時間軸ばらばらでだな
(-16) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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ん……物分りのいいことだ。 誰にとっても幸いなことじゃね、それは。
[呟き、猪口の酒を干し、くつりと笑い。 闇に紛れた先方を見送り、此方も窓辺から引っ込んだ]
(79) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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|
はは、それは光栄ですね。
[その言葉>>42は逆に言えば自分は血祭にあげられることはないらしい。勿論実際に着いていくということもなく。]
笑っている方が似合うんですがねえ?
[笑う元気もないほど疲れていたら、という心配は杞憂に終わったが他にも思う所はないことはないようだった。 そうして彼女と入れ替わりで湯を浴びれば、食事を摂り、明日の英気を養うために床に就いたか。]
(80) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 22時半頃
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ケカカカ、兄サンのいけずゥ。 儂もこォして下がッとるよ?あかん? 儂みたいなンで綺麗になんざァ、聞いたことねェわな。
[>>78嫌そうな顔は見慣れたものだ。 臭気に気づくには、垢嘗めは塗れるのに慣れすぎてしまっているが。]
なァ嬢チャン。 嬢チャンも、儂に小奇麗にせェ言う?
[見えぬ人間には臭気もわかりはしない。 とはいえどんなものかと、近付く女の童へひらひらと手を振った。]
(@3) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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/*しまった性格はともかくきたねえから交流向きじゃなかっt
(-17) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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/* あ、 あの しろって言われたら水浴びするくらいには 社交的というか 臭わないといけないとはおもってないんだよ……!
(-18) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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/* 華月斎の芝がwwwwwwwwwwwwwwwww
(-19) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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はー、凄い活気ですねえ。 露店の数も比較にならないし、何よりどこにこれだけの人が居たんでしょうね。
[そんな田舎者丸出しのような言葉と動きをしながらも、夕顔>>71と逸れない様にだけは細心の注意を払う。]
目的? なんだか来ておかなければいけない気がしたんですよね。
[腕を組み逡巡すること一瞬。]
…まあいいじゃないですか。折角来たんだから楽しみましょう。 これだけ賑やかなら、何か起きるかもしれないですし。
あ、ほら見てくださいよ。あんなところで芸やってますよ。
[一番大事だと思われる部分を放り投げ、視界の端に捉えた大道芸に興味を示すや否やそちらの方へと向かっていく。]
(81) 2014/09/23(Tue) 22時半頃
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うん?……何です、何や唐突やね?
[見物の男2人に話しかけられる。>>78>>@3客に話しかけられる事は慣れたものだが、興行中だ。手短に、と思いながらも愛想のある笑みは崩さず、応対する。]
せやねえ… まあ人生いろいろやし人それぞれかもしれんなあ。 うちは見料たっぷりもらえるならカッコは問わんけどな。 まあけど同じくれるなら小ざっぱりしたお兄ちゃんの方が、それはええかも分からんけどな。
水やったら沼の爺……いや翁の方に頼むとええで。 たっぷりかけてくれるわ。
[ちらりと翁の方に視線をやってから、そう告げた]
(82) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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姐さん、姐さん
[ちょうど窓辺から引っ込んだ>>79狐に話しかける]
今地図もらってきたんですけどねい、さすがに店やらはすっかり変わっちまってますねい まあ昔のこと過ぎて覚えてねえってのが正しいんですが
そういやぁ姐さんはどこに用事があるんです?
(83) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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― 回想 ―
[幼い時分から、理不尽を噛み締めて生きてきた。
己の生業を省みぬ所か、不義の子を“家”に堂々と上げた父も。 妖の子を憎みながらも脅え、畏怖の眼差しのまま折檻に及ぶ母も。
両親の所業は、己へも重ねられ。 十にも満たぬ子には酷な言葉も、さんざ投げ掛けられた。 当の異母妹は、自分が目を離せばもっと直接な悪意をその身に受けて。]
……だいじょうぶや、ちさ。 ねぇさん、ぜったいアンタのそばにおるからな。
[その言葉に縛られたのは、果たして。 自分なのか、異母妹なのか。]
(84) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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/* そういや梅子って女なのか男なのか決めずに動かしていて あえて性別描写してないんですが
名前的に女?男でこの名前ってアリ?
(-20) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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[異母妹も自分も相応に気にかけてくれたのは、>>62一族では比較的年の近い、従兄くらいで。]
……ありがとうございます、あにさま。 千沙となかよう、ふたりでたべます。
[時折貰った菓子――袂に入れればすぐに隠せる小さな物――を、人の目を忍び二人で食む時は。少しだけ、笑みが溢れた。
……尤も。 利の無い善意への不信か、はたまたその裏に何かを感じたか。 懐かぬ千沙に倣うよう、少女も、従兄へ浮かべる表情は終始堅い物だったが。]
(85) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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[そうして、ある日。]
なぁ、千沙。 何で人間って、悪さしよらんでも妖を討たなあかん存在《もの》と思うんかなぁ。
……千沙を人と呼んではいけないのなら。 千沙のがずっと、えぇ子なのに……。
[この内緒事を聞き咎められ、生業に向かぬ性根、と親族から詰られたが。 父は只、とある森に程近い村での依頼を少女に言い渡すばかりで。
こんな性根を作ったのは誰だ、と、煮えたぎる気を静め。 出向いた先で、少女は“それ”と出会った。*]
(86) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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[目の前にいる童は水はかけられないらしい。 確か火の妖術を使っていたような、と遠巻きに見ていた光景を思い出し。]
さよか。 じゃあそこの爺様、水たっぷりかけたってや!
[爺さんへと視線を向けて声をかける。 それと同時に浄化の祝詞が頭の中で巡っていた。 よく考えたらこんなやつ調伏してしまえばいいわけで。 ただ問題はこれだけ人の集まっている場所でそんな目立つ行為が出来ないという事だ。 つまる処大して害のない垢嘗めを退治するならば無視するか、やっぱり水をかけるかのどちらかぐらいしか今は出来ないのだった。]
(87) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 23時頃
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うん? ……言ったじゃろ、物見遊山と。
[鼬に応じて、鼻を鳴らす]
まあ、とはいえ……伏見のお山には、顔を出さねばなるまいが。
[伏見には稲荷信仰の総本社があり、狐は稲荷神の使いとされる。 或いは同一視されることもあるくらいなのだから、縁の深い場所ではある。
この宿の宿帳に記した名も、稲荷陽子と、名を借りているのだし]
(88) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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…京の都だからね。 それにしたって多いのに変わりはないか。
[そういえば一匹見ればなんとやらなんて言葉も無かったかと思う程である。 普段少女が住まうところは人間などあまりいないため、どれか紛い物でも混ざっていそうだと少しばかり疑ってみたりもして。]
……そこが大事だと思うんだけど。 って、ちょっと、一!
[腕を組み考えたかと思えばそれも一瞬で、興味が向いた方向へ歩き出す彼を慌てて追いかける。 何だかんだ力を使わず好きにやらせるあたり、自分も大概甘い。]
ここはボクらがいたような辺鄙なところじゃないんだから、行動には気を付けてってあれほど……!
[彼を拾った当初から散々言っていたことを声に出す。幼い女児が男へそんなことを言う様はなんともおかしかった。
反応が遅れたのが悪かったか、はたまたこの人ごみに慣れていないせいか。小柄な体躯が流されたか。 背中は見えなくなり、頭痛を治めるように盛大な溜息をついた。]
(89) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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[>>82見料とな。 女の童の言葉にふむと笑顔のまま首を傾げ、懐を漁る。 ごそごそする。]
…………
[更にごそごそする。 やがて取り出した巾着は、垢嘗めにしては似合わぬ鮮やかな色をしていた。]
これさな!
[数日前夕暮れ道で拾ったものだ。 拾い物は自分のモノ。 適当な頃合を見て、中身を幾つか渡すこととしよう。]
(@4) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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……ンー? 水浴び、するン?
[少女も止める様子はなく、そこな見える人間はすっかりその気らしい、爺の水浴び。 昔むかしに見知った顔に似ている気もする爺姿へ、汚れすぎて性別などもわかりづらい年寄り垢嘗めはどれ、と顔を向けた。 好む場所で必然的に汚れるだけで、自分の清潔不潔など、どうだっていいのだ。]
兄サンがそこまで言うンなら、仕方ァないねェ。
[さあ来るならば来い、と堂々と身体を向ける。 どこか楽しげに、ニタニタ笑っていた。]
(@5) 2014/09/23(Tue) 23時頃
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屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 23時頃
屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 23時頃
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伏見…… 俺は他所に行っててもいいですかねぇ
[結構昔に迷い込んだ時、あそこで感じた視線を思い出す。 獲物を狙うかのようなそんな視線。
狐は鼬にとって天敵である。
もちろん目の前にいるこの洋装の狐とて例外ではない。 逆らったら食われそうな気がする。]
(90) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2014/09/23(Tue) 23時半頃
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うん? ああ、まあ、そうじゃな……。
[伏見の山は、多くの同族が守る社だ。 そこにこれを伴えば、可哀想なことになるのは疑いない]
……ま、好きにせよ。 他の輩に喰わせるつもりもないしの。
[見透かしたように、歯を剥いてやって]
では、適当に路銀は預けておく。 精々、久し振りの都を楽しむんじゃね。
[言外には、土地勘を取り戻しておけという意味もあるけれど、まあ]
(91) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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― 現在 ―
……取り乱してすまんな、大樫。
[人波を分けて、駆けて。 何処をどう走ったか、とある宿の軒下で足を止めた。 傍らの式に、心配の眼差しを向けられて。]
…………ん。 まだもう何ヵ所か、当てはあるんよ。
せやけど……ちょっとだけ、休ませて……。
[休む、と言いながらも腰を据える気配もなく。 ただ。暫くは音もなく、目尻に押し当てた手巾を涙で濡らす。]
(92) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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はいおおきに。
[巾着の中身を手渡されたなら>>@4にっこりと(商売用の)笑みを見せて中身を受け取ろう。目の前の相手が人であろうが無かろうが、身なりが汚かろうが、その辺りは客である以上関係がない。]
まあ、派手に綺麗にしてもろたらええんちゃいますやろか。 さて……
[沼太郎の方に視線をやる。後は爺次第。]
(93) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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[>>76 娘の玉すだれに合わせる様、頭の上で手拍子を客に求める。…賑やかな楽の音。一見すると舞台の奥に楽団でも居そうなものだが、実際に在るのは「楽器のみ」。これも主の使役した付喪なのだ。]
これ小娘、お客様とて演目中に話すんは……うぐっ
[>>@3 小声で娘を咎めようとして、鼻を突く臭気に口籠る。 見れば……なるほど。 相変わらず薄汚れているが、見知った顔。]
なんや、誰かと思えば、梅子やないか。 垢舐めが、こない昼間っからどないしたんや。
[見た目はこの有様だが、さして害は無い妖だ。 さり気なくやや距離を置いて、久々の再会を喜ぶ。]
(94) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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[>>87 そうして、声を掛けてきた男の方を振り返り。]
この女が見えるとは…兄さん、ただの人やありませんね?
かけた所で、それこそ焼け石に水やと思いますが。 お客には見えんとはいえ、こら堪らんわぁ…
[差し障りがあるのは、客ではなく、己の芸の方。 一度気付いてしまうと、気になって仕方がないのだ。 悪い妖ではないのだが、この匂いにはやはり慣れぬ。]
どれ、頼んだからには、御捻りはずんで下さいよ?
[翁が手を翳せば、其処から勢いよく水が迸り出た。 あくまで演目を盛り上げる様に、さり気なく踊りを交えて。 それでも水流は、行水とは無縁の目前の妖を洗おうと。]
(95) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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よ、良かった……
[息を吐いて、安心してふうと目を閉じて力を抜く。]
おお、金はありがてえや。 さすがに手持ちがねえとどうしようもねえし。
さすがにここでは無茶なことはしたくねえですしね。
んじゃあ適当にぶらりとしてきやしょうか。 知った顔はどれだけ残ってんでしょうねい
(96) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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森番 ガストンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(森番 ガストンは村を出ました)
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/*儂ニオイすぎやンな!
(←そしてこの笑顔である)
(-21) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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―三年前:とある村の話―
「なあ、うちのこは!!?うちのこは見つかりましたか!!!!!?」 [半狂乱となった母親が、捜索隊の若集に掴みかかるも、男達は黙って首を振る] 「○○…!!!○○ゥ…!!」
「このあたり一帯はくまなく探したのに…」 「一緒に森に入ったって子達はすぐ帰ってきたっていうのに」 「○○だけ帰ってこないなんて…もう2日だぞ…」
「なぁ…もしかして、「かしどん」に食われちまったんじゃないのか…?」
[それまで誰も口にしなかったその言葉に、ざわりと空気が変わる]
(97) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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[さり気なさを装い梅子へと水をかける様>>95に拍手する。 これすらも芸の一つとして人に魅せるなど見事な物だと感心したのだ。
跳ねた水がこちらにかからぬよう、さらりと水を躱し。 多少は酷い集気が薄れた処で懐へと手を突っ込む。 取り出したのは巾着状の財布で幾何かの金を取り出し。]
はい、嬢ちゃん。 いいもん見せてくれてありがとなぁ、おもろかったわ。
[水芸を見せてくれた沼太郎ではなく、集金係だと思われる小鈴へと金を渡した。]
(98) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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ほな、俺はこの辺で。 また会うたらよろしゅうな。
[ひらりと手を振るとこの場を後にして。 目的はない、ただふらりと京の町を巡るため雑踏へと姿を消した。]
(99) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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「おい、なんてこと言うんだ!そんなわけないだろ!」
「でもあの森の木についた爪痕見ただろ!?あんな高い場所について…あれ以上中に入ったら俺らでも殺されるって!!」 「いくら森に入ると空が見えないからって、これだけの人数で森に入ってあの樫の木にたどり着かないなんて、ありえるか…?」
「50年も生きている熊だなんて、本当にいるわけがない…!だって、そんなのいたら、妖怪だろうっ?!」
[せきをきったように、抑えていた恐怖があふれ出す。とくに森に長時間いた捜索隊の怯え方は成年にあらざるありさまであった]
(100) 2014/09/23(Tue) 23時半頃
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/* しまった、洗って綺麗になってから梅子だと気付くのが自然だtt
ま、ええかwwwwwwwwww
(-22) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 00時頃
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/* 逃 げ ら れ た
(さり気なさを装ってバシャバシャやって水かけようとしてた)
(-23) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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おォ、間違っとらンやった。 久しいの、沼の爺。
[>>94少しばかり距離ができた気もするが、気にする事でもない。 からりと笑って、親しげに呼びかける。]
通りがかッたら、人がぎょうさん動いとンの。 追っかけて、この通り。
[昼は寝ているのか、見かけない知人(知妖というべきか)も多い。 常人に見えぬを幸いと、ふらふらとあちこちへ出没していた。]
(@6) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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「返してェ…!!!うちのこを返してぇ…!」
[慟哭する母親とそれを宥める村役たちにに近づく捜索隊に混じっていた検非違使が一人]
「奥さん、これは、私達の手に負えないかもしれません…京の専門家に頼るべきではないでしょうか」
[出身が京だというその男の伝手を頼りに飛脚を飛ばして、2日後、一人の陰陽師がこの村へと訪れた*]
(101) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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人気者になったモンさ、なァ。 おめでたいつゥこったな?
ケカカ、沼の爺の水浴びるよォになるたァ、おどれェたモンよ!
[>>96差し向けられた水は、人の目には不自然に曲がるように見えてしまうだろうか。 細かいことは気にしない妖かしは、向かってきた水流へ頭を突っ込み、]
……あ。
[水滴が近くに居た”見える”人間にも飛ぶかもしれないということに、バシャバシャやってから思い当たった。 >>98うまいこと避けられていたようで、良かったというべきか。]
(@7) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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[夕顔と逸れた事に気付かぬまま向かった先には丁度、それなりに歳を召しただろう翁>>95がどこからともなく水を出しながら踊りを披露していた。 ……心なしか水は一点を、"一人"に向けて集中しているような気はしたが。]
あれが水芸ってやつなんですね。これはたまげました…。
[相変わらず田舎丸出しに、感心していた。]
(102) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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[わしわしと骨ばった指で、人間のように頭や顔をこすってみる。 全くの無臭とはいかないが、水浴びにはそこそこの効果があったか、浴びる前よりは心持ちマシになった、と言えるかもしれない。]
……ンァ。 兄サン、行ってもうたン? ま、また逢うこともあるかも知らんがね。
[ぷるぷると仔犬さながらに頭を振って、何かやり遂げたような顔つきをした。]
嬢チャンは儂ァ見ん顔さなァ。 沼の爺、どこで捕まえたンな?
[芸の邪魔になるか、と思うのは尋ねた後だ。 いいようにするだろう、と問を引っ込める気はない。]
(@8) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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うむ。 羽目を外してもよいが、程々にせいよ?
田舎とは違って、京じゃからな。 騒ぎを起こせば、どうにも目立つ。
[言わずもがなの釘を刺せば、自分はいま少し休むべく、ごろりと転がった]
(103) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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[こちらを軽く咎めるような爺の小言がする>>94。慣れたものではあるし聞き流しに差し支えはないが、爺の言葉からして、相手を知っている様子。不思議そうな顔つきになった]
何や、爺…沼の翁の知り合いかいな。ほんだったら話し早いわ。
[合図だけして自分は他の客の相手に戻る。場は湧いているとはいえ、何しろ今は興行中、飯の種の稼ぎ中なのだ。妖といえど人間の銭は多少はいる。]
さあ、流水の舞も盛り上がってはいるところ、一華加えて御覧にいれましょう。
[取りだしたのは燃えるような緋色の扇、それを携えて一席舞う水に合わせて舞ってみせる。]
あら、おおきに。またご贔屓くださいな。ほな。
[言い出しの男>>98が巾着から取り出した銭を受け取り、笑顔で見送った]
(104) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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[舞いながら水を浴びる妖>>@7からの声に、ふうと溜息をつく。興行中でもあり、舞う傍らそっと傍によって他の客に聞こえないよう囁いた。周りの人間達には姿が見えていないのだろう。匂いはましになったとはいえ、まだやはり鼻をつくものだけれど、表情は変わらず笑顔を装ったまま。]
沼の爺のお知り合いですかいな。道理でこないなけったいな……いや物珍しい恰好しよる。 うちも爺とは主に会うてから…長い付き合いや思うててんけどな。
[あくまでも態度は興行用の愛想を崩さぬよう努めたまま。]
(105) 2014/09/24(Wed) 00時頃
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/* つーか蝶っていうと月光蝶しか出てこないね困ったね ガンダム無双におけるれいるの愛機です∀ガンダム
(-24) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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ほォれ、他にも惹かれたンがおるわ。 儂だけやない。
[>>102近づく気配に、垢嘗めはなおも笑う。 間違いでなければ、アレもまた只人ではない様子。]
京は流石、言うとこォかね? 前からたァいえ、どォもイロイロ集まってきとンか。
[臭気や不気味さはともあれ、具体的な害のない妖かしだ。 なんとか調伏を免れ生き続けたおかげか、察することは得意と言える。]
ケカカ!
[何を察したところで、動かなければ全く意味は無いが。]
(@9) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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― 雑踏の中 ―
[ふらりと歩いて見つけたのは一つの屋台。 どうやら饅頭を売っている屋台の様で、ほかほかと湯気を立てる焼きたての餅に醤油の餡をかけたそれはとても美味しそうだ。]
一つ貰えへん?
[指をぴっと一本立てて売り子の娘へと声をかけみたらし団子を貰う。。 それからにこりと笑いかけて。]
ついでにあんたの事も欲しいわ。 な、仕事終わらせて俺と遊ばへん?
[冗談交じりにそう声をかけて。 暫し談笑を楽しむのだった**]
(106) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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あいよぉ。 さすがにわかってますよぉ。
[そう返したあと部屋の隅で、座って壁にもたれかかる。 休むのに布団を使う気はない**]
(107) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 00時半頃
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ほォん。嬢チャンはしっかりモンだこって。
長い付き合いはどっこもあるモンさァ。 特にほれ、沼の爺はアレ、あの通りなンな? 昔の沼の伝手辿らァ、何でも出てくるってなモンよ。
[>>105舞いながらも答えてくれる少女は、仕事熱心というか、律儀というか。 ニタニタ笑いで爺を見る。 有る事無い事、適当に吹き込んで楽しもうと。
けったいと評された着物は着たきり雀だ。 何を言われても気にしない分、何を言うにも大して考えない。]
(@10) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 00時半頃
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[垢の取れた垢嘗というのもまた滑稽な話ではあるが、 あらかた流せば、幾分かはマシになった気がする。 頭をわしわしと洗うのを眺め、水滴は舞う様に避ける。] ……そら出来た!直ぐ元通りやろけど、上出来や。
兄ちゃんもおおきになぁ、また来とくれやす。
[面白い人間ゆえ、折角なら最後までとも思ったが、 用があるならと、無理に止めたりはしない。 童が金子を受け取ったのを見、その背を見送った。]
(108) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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[>>@8 長い歳月を生きているので記憶も曖昧だが 思えば、梅子と会うのは随分と久々だったように思う。]
最後に会うた時は、芸なぞしとらんかったからなぁ。 儂が捕まえたやて? 冗談やないわ! こない喧しい娘っ子、こっちから願い下げや。
ちいとな、とある人間とおもろい約定を交わしてな。 この小娘はその主と別の約定を交わしとった、其だけや。
[本当に、この娘と翁とは馬が合わない。 だが、主の亡き今も、交わした約定だけは未だ果てぬ。 途中で解こうにも、肝心の風雪はもう居ないのである。]
(109) 2014/09/24(Wed) 00時半頃
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[>>109説明を受け、面白いものを発見したというニヤリ笑いが深まった。]
ほォん。ほォ……ん。 人間と?約定? ……沼のが。 そんで、嬢チャンと? 仲良ォやっとるよォに見えンだがね。
[爺だの喧しいだの、言い合う二人は見たところお互い様だ。]
人間と、なァ。 まためんずらしィ気ィ起こしたンな。 主なンてまァ、人間に!あんたが!
長生きはするモンだい! おもしれェモン見たわ!
[指さして上げた笑い声は、只人には届かない。 あくまでも芸を続ける二人の妨げになったかもしれないが、楽しげな妖かしは知ったこっちゃないといった風に腹を抱えていた。**]
(@11) 2014/09/24(Wed) 01時頃
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|
ほうか、うちと会うんよりあんたの方が前か。 まあ確かに分からん事もないですわな。
[目の前の妖がどういう関係なのかは知らないが、随分古くからの沼の爺との知り合いであるのは確からしい。あるいは風雪の主と会うより前だろうか。]
道理で芸事はうちの方が多芸なわけや。そうかなるほどなあ……
[なんとなく納得したような表情をしていたが、沼の爺が呟いた言葉を聞き逃したりはしなかった]
……うちもこんなジジイとわざわざつるみとうはなかったわな。 ほんま、風雪様がせめてなあ………
[そう言いかけて口をつぐんだ。今となっては言っても仕方のない話だ。]
(110) 2014/09/24(Wed) 01時頃
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屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 01時頃
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― 現在:河原町 ―
[声も上げずに泣く主人を衆目にさらすのも腹が立ち]
やすむのならば、もう今日はねてしまえ。
[有無を言わせずに抱き上げて、ちょうどよいとばかりに背にしていた宿の中へと入っていく。つたないものだが、人間にも見えているのだから、問題なく宿はとれた。
部屋の布団へと転がせば、すぐに起き上がり反する言葉をあげようとする主人の濡れた目を覆い、押しとどめる]
すきをみせれば、ひとにもあやかしにもくわれるだけだぞ。 …おちつけ。
[千沙のいない実家に戻って陰陽師たちによりまた心を陰らすよりは、ここで一度休んでしまえばいいと**]
(111) 2014/09/24(Wed) 01時頃
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…………お前の身体、無うなるまで念入りに洗ったろか。 年寄りにけったいな噂を立てるでないぞ、梅子や。
[>>@10 ニヤニヤ笑う梅子には、ぴしゃりと釘を刺す。 この娘に弱味など握られては、たまったものではないからだ。]
ええやろ。儂かて、たまには酔狂な事もするわいな。 それに、なかなか見所のある人間やったし、暇潰しや。
[約定については、なるほど、この老亀の性格を知っていれば、 些か滑稽な話には聞こえたやもしれぬな、と自身も思うが。]
(112) 2014/09/24(Wed) 01時半頃
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…………ん、あの坊主。
[>>@9 ケタケタと頭を笑う梅子の見やる方に目をやり、 目に留まったのは、片眼の隠れた一人の若者。]
ふむ、あの気配。何処かで…………
[見たところ、人ならざる力の持ち主に違いない。 しかし、どこで見たのか。今の翁には見当がつかず。 ゆるりと首を傾げ、傍らの童を横目で覗いた**]
(113) 2014/09/24(Wed) 01時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 01時半頃
琴弾き 志乃がいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(琴弾き 志乃は村を出ました)
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!? ちょっ、大樫……!?
[>>111抱き上げられ、思わずもがいたのは一瞬。 連れ込まれた部屋と当てられた掌に、暫しの沈黙の末。息を吐き出して。]
……ありがと、大樫。
――――……お前は、ウチに黙って居なくなったりせんよな……?
[眠りに落ちる間際。 その言葉が式に届いたかは、わからなかったけれど。**]
(114) 2014/09/24(Wed) 01時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 01時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 01時半頃
釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 01時半頃
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さて、名残は尽きませんが本日の公演はここまで。 いやー、今日は皆様にお会いできて本当によかった。 どうぞ、「風雪座」、今後ともご贔屓のほど宜しうお願い致します。
[頃合いを見計らってそう観客達に声をかける。おかげでそれなりに路銀も集まったようだ。]
さて… さっきの人らおるやろか。 ほんま、ジジイの知り合いなんてこれは話聞かん道理がないからな。
[まだ先ほどの客はいるだろうかと辺りを見回す。当然弱味を握れそうなネタを仕入れるため。顔つきは完全に営業用の笑顔などとは無縁のものになっている]
…しかし何や、えらい人間とは別の気配を感じたけど……
[興行中に妖の少年の気配があったことを感じてか、そんなことをふと呟いた**]
(115) 2014/09/24(Wed) 01時半頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 01時半頃
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―翌朝―
――くぁ、ふ……、
[――欠伸を噛み殺して起き上がり、髪と衣服を整える。 人の姿をとって、もう久しい。身支度などは慣れたものだ。
支度を終えても、未だに起きない連れにはやや呆れつつ。 久方ぶりに人の姿で連れ回したから、疲れているのだろうと慮って。 前夜の言葉どおり、いくらか遊べる程度の銭を置いてやって、己は宿を後にした**]
(116) 2014/09/24(Wed) 02時頃
|
調律師 ミケは、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 02時頃
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[>>112不服そうな老亀に、>>110小娘に、古い妖かしは笑いを堪えられない。]
ケカカカカカ! 年寄りも昔ァ若モンさね! イロイロとあったわ。イロイロと、なァ?
垢嘗が垢落としたとこで死にャせンわァ! つやつやに肌ァ磨いたとこで、ヒトが震えやせンよォになるかもしらんがな!
[見鬼の才とも呼ばれる、この世のものでないモノを見る能力や、逢魔が時の魔力やで目撃された際に、おどろおどろしい外見にヒトが怯えるのを見るのはとても楽しい。 外見を意図して悪化させた覚えはないが、はてさて、普通の婆が風呂場に上がり込んでは、ただ呆けたように見えるだろうか。]
(@12) 2014/09/24(Wed) 09時頃
|
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 09時頃
|
あんたァに其処まで謂わすたァ、その人間ほんに面白いンなァ? ンー、…… 居らンのォ?
[見てみたい。 好奇心で目を輝かせて(全体的には濁っているが)見回すが、二人の様子にひび割れた唇を傾かせた。]
人間ァ脆いモンかね。 陰陽師共にかかりャ、儂らァとてあっちゅゥ間やろけンど、な。
あんたや嬢チャンを引き止める物好き、なァ…… 嫁にも旦那にも向いとるやら、わかりゃセンが。
[物好きは何処にでも居るものらしい。 せめて二人の妖かしの性別が同じであれば、まだ囲っていた男や女の想像が……いや、二人の性格の違いから、やっぱり想像が難しい。 ふむうむと首をひねりながら、続く芸を眺めていた。**]
(@13) 2014/09/24(Wed) 09時頃
|
|
[見入ってるうちに終わりを告げる少女の声>>115、他の客に習って幾何か手持ちから差し入れる。 芸も終わったので話しかけても邪魔にはなるまい、そう考えはしたのだが…]
いやぁ、すごかったですね……あれ?夕さん?
[隣に居るべき存在が見当たらないことに気付き、ここでようやく逸れた可能性に思い至る。こうなってはそれどころではない。]
…夕さーん!どこですかーっ
[来た道を逆戻りしながら少女を探す。頭の片隅で、彼らの気配がどこか似ていたことを理解しながら。]
(117) 2014/09/24(Wed) 10時半頃
|
|
―――…ああ、そうしよう。
[>>114主人の夢うつつの言葉を拾った式は、 何拍かのあとに「諾」と、答え、 少女の眠りが安らかであるようにと努めた]
(118) 2014/09/24(Wed) 21時頃
|
|
[屋台の売り子の娘と暫し談笑をして。 持ち帰りはさらりとお断りされたがそれもまた一興。 こういったものは駆け引きが楽しいのだ、その後は付属品。 楽しい行為ではあるが固執するものでもない。
ふらりと都を散策する。 あちこちから妖怪の気配がする。 普段から妖怪はいるし、その大半は害のない妖怪ではあるのだが。]
…やだねぇ、俺は面倒くさいんは勘弁やで。
[ふと空を見て星を読む。 輝く星を横切る赤い星、凶兆の現れ。]
(119) 2014/09/24(Wed) 21時半頃
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[横切るその線はまるで剣で斬るよう。]
あの噂ほんとなんやろか。
[無銘の剣があるという。 その剣があれば世界を変える事が出来る云う。
世界を変えたいかと問われれば、分からんと答えるが。 じっと己の手を見つめ、そして二人の従兄妹を思い出す。
妖と人間の間に出来た子とその姉。 哀れに思っていた、己が人間であるが故に。 しかし一度死に、華月斎に生きながらえさせられたこの身体。]
俺はほんまに人間なんやろか。
[ぽつり、と呟く声は思いの外響いてそっと俯くのだった。]
(120) 2014/09/24(Wed) 21時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 21時半頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 21時半頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 21時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 21時半頃
抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 21時半頃
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む。
[少女を寝かせてからどれほど経ったろうか。 ひくひくと毛皮の鼻を動かした男は]
風がかわりはじめたな… なにか、毛色のちがうあやかしがはいりこんだか。
[日が落ちつつある現在、閉じるために窓へと近づき気配を探れば]
東のほうがくか
[においを覚えて窓を閉じる。微かにだが、火の気配が混じっていたのは、千沙への手がかりとなるだろうか。
ともあれ、行動を起こすのは主人が起きてからとなるが]
(121) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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[俯いて地面を見ながら死の淵を彷徨ったあの時を思い出す。 先程大道芸を見ていた時、近くに似た気配がなかっただろうか。]
…華月斎、おらへん?
[共生関係となってしまっている相手を呼んでみる。 遠くに離れていても繋がっているのだ、聴こえるはずで。 ただそれに応えてくれるかどうかは別だが。]
(122) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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[あの時、華月斎は己を殺した相手を見ただろうか。 死の淵にあった時間がどれ程だったのかは覚えていない。 華月斎が気まぐれを起こした時にはもう相手はいなかったかもしれないが。 もし見ていたとしたら。]
次は、どないしよか。
[相手がこの都にいるかどうか知っているかもしれず。 もし、いるのならばあの時の決着を今ここでつけるのもいいかもしれない。
何故なら相手は妖怪、それも垢嘗めのような害のない妖怪ではなく。 陰陽師たる己すらも苦戦させた相手。 生かしておいていいはずもなく、しかし適うかどうかも分からず。 一番いいのは相手がこの場におらず、あの時死んでくれている事なのだが。]
(123) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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町娘 小鈴は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 22時頃
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んぁ……あ?
[大きく欠伸をして起き上がる。 寝ぐせのついた髪に少し乱れた服。
眠い目をこすりながらあたりを見渡すが狐の姿は見えない。]
……あー…
[そうか、先に出たかともう一度寝転がる。 が、しっかりと目が覚めてしまったのか二度寝はできなかった。]
(124) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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……なんや、その思わせぶりな言い様は。
[>>@12 踊りの笑顔は崩さぬまま、小声で抗議して、 垢嘗の額に一筋、強めに水を撃ち当ててやる。]
だいたい、あら若いの内に入らんわ。 儂のほんまに若い頃なんぞ、お前が知るんは千年早いで?
[梅子とは、老亀が初めてあの沼に住付いた頃から馴染みだ。 この妖が「沼太郎」の名を得たのも、その頃であったか。 ただ、思い出せば、当時から己はこの風貌だった覚えがある。 前より皺が数本増えたかもしれないが、あの頃も翁であった。 この老亀、齢を数える事にはとうの昔に飽きてしまっていた。
……尤も、だからと言って、老亀とこの妖との間にまったく 口外されたくない秘密が無いかというと、嘘になるのだが。]
(125) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 22時頃
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……ぁん?
[あの邂逅とも呼べぬ遣り取りから適当に時間を潰してどれくらいか。
ふと、呼ばれた来がした―――――が]
めんどくせ。
[あくびを一つ。 どうやら諸々繋がった状態になってしまったようだが、わざわざ応えてやる必要もない。]
(126) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 22時頃
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/* >>126 ひどいwwwwww
(-25) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 22時頃
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錠の旦那は多分こっちだな。
……逃げよ。
[同じ京にいるならば、何処にいるのかなんとなくでもわかるもの。 あからさまに踵を返し、また適当に都を歩き回ろうと。]
(127) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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[ほんのり眠いような眠くないような。 しかしここでゴロゴロしていてもダメだろうと寝ぐせのついた髪を雑に手櫛でといて、少し乱れていた服を整える。
置いていってくれた銭を懐に入れる。]
さあて、出かけるかねぃ。
[行きたいところがあるわけでもないけれど、とりあえず宿を出る。]
(128) 2014/09/24(Wed) 22時頃
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―八坂神社―
……はあ。
[人気のはけた境内で、楽器やら何やらの付喪神を風呂敷にしまい、どっかりと石段に腰を下ろす。 そうして荷物からやおら煙管を取り出した。子供の吸うものではないが、気にするはずもない。歳のことをいうなら十分すぎるくらいなのだ。]
……ぷぁ。やっぱ仕事の後の一服は美味いわ。 これのために芸しよるようなもんや。
[ぷかりと煙を吐き出すと、輪の形になって宙に溶けていく。 続いて吐いた煙も。それを目で追う]
この芸が人前でできたら銭になるやろか。ならんか。 しかしジジイ……けったいな知り合いがようさんおるんはおかしゅうもないけど、うちもちらほら見知ったような顔がある。
なんや…えらい都にあちこちから集まって来とるやないか。
(129) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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/* >>127 逃げるんかいwwwwwwwwwwwwww
なんやあの二人、共鳴でも希望しとるんかいな。 かち合うやもしれんけど、まあええかー
(-26) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 22時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 22時半頃
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──通り──
[さすが京だ。山奥よりずっと人が多い。]
うわぁ、斬りたい。
[ぼそっと呟く。 我慢我慢。こんなトコで騒ぎを起こすのはマズイ。 やるなら人通りの少なくなったところだな、などと思う。
まあ今はとりあえずのんびりと散歩だ。]
(130) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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[意識を集中して華月斎の気配を辿る。]
……………逃げよった、あの阿呆が。
[気配は遠ざかった行くのを感じる。 ここで言霊の呪を使えば強制的に召喚出来るやもしれぬが。 そこまでする事ではないし、それをした後が面倒な事になる。
仕方ないのでぶらりと歩き出す。 もし、大道芸を見ていた時の気配の主が殺してくれた相手ならば。 きっと近いうちに出会うだろう。 そんな予感があった。]
(131) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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/* >>130 斬りたいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-27) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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[この京で一度はぐれた相手を探し出すのは容易なことではない。ましてや気の向くままに動いているような相手である。
しかし少女には、確実に探し出す術があった。]
……でも、なあ。
[鏡を見やり、溜息を一つ。 正直この方法で探し出すのは、彼本来の姿が否応無しに視えてしまうので好ましくなかった。 かといって、この広すぎる都を歩き回る気にもならない。]
……探さないといけないのは分かってるんだけど。
[何せ都だ、妖怪の気配も多い。 少し目を細めながら、結局鏡を使うのは止めて通りをゆるりと歩き始めた。]
(132) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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抜荷 錠は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 22時半頃
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― 夜半・宿 ―
…………、……ん……。
[目を覚ませば既に陽は落ちて、見慣れぬ天井に事の経緯を思い出す。
己の式の気配を察すれば、ふと、僅かな笑みを浮かべて。 かたかたと立て付けの堅い窓を開け、風を入れながら空を眺める。]
…………箒星……。
[>>119空を駆ける赤の凶兆。 心宿星――青竜の心臓――を思わせる色に、眉を潜める。 七曜で火を示すあの星に似た星が堕ちる、それすなわち…………]
(133) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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――――…………あの子は竜やない。
大丈夫や、きっと……大丈夫。
[凶つ卦に首を横にふるい、再び窓を閉める。
……集めた噂の中に、気になるものがあった。
世界を変える、無銘の剣。 その名すら禁忌とされる、不知の剣。
世界は、姉妹にとって何処までも冷たい。 或いは、姉妹が世界の異分子なのか。
そんな考えからは、とうの昔に脱したつもりだったけれど。]
(134) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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……………………。
[だが。 千沙は、どうなのだろう。
この歳になり、千沙と大樫以外を傍に寄せぬのを懸念されたか、幾つか縁談が舞い込み始めた。 次期当主として、ではなく。次の当主に身を捧げ、列なる血を産む為の道具として。 血を薄めぬ従兄との縁も、話はあっただろうか。
そうなれば、千沙がどうなるか。 己の宿命は諦め、せめて千沙が不遇を被ることの無いように、と。慎重に、話を捌いていたつもりだったのだが。
……もし、千沙がそれを知ったなら。 そしてその時、千沙ならどうするか。
それを思うと、自ずと答えは見え始めて……。]
(135) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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……あかんなぁ。 千沙居らんと、ウチ、やっぱり……。
[呟く声は、夜闇に溶けて。 かたり、かたり。軋む窓をそろりと閉めて、宿の薄い布団へと身を滑らせて。再び、瞳を閉じた。]
(136) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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― 翌朝 ―
……お早うさん、大樫。
[朝の光に目を開けて、傍らの式に笑みを溢す。 随分軽くなった瞼は、他所で落ち着いて眠れた為か。これなら、隈も少しはましになっただろうか、と。鏡を覗きこみ。]
さて、今日もよろしうな……
……ん? 東に火の気?
[>>121式の報告を承けながら、目尻を指で圧す。 ……少しは薄くなったと思うが、どうだろう。変わらないかもしれない。]
(137) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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…………そういや昨今、京に来る妖が妙に多いんよな……。 火の気なら、或いは、千沙にも……。
[と、暫しの思案の末。]
……大樫。 今日は、手分けして調べよか。 その火の気の方は、感じた大樫に任せる。
…………互いに喚べば、何ぞあってもすぐ解るやろ。
[それが、式と己の誓約《うけい》。 式の肩を叩き、宿の前で別れた。]
(138) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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/* 天目一箇神=一目連の習合説を採用すれば鍛冶の神ってことで剣に対しての行動は容易に起こせる
でもそこまでしちゃうと村のコンセプトに抵触しかねるのでちょっとなあ。
(-28) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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…………兄《あに》さん、京に居るとえぇのやけど……。
[……大樫と離れた理由は、もう一つ。 無断外泊の後始末は、良かれと思い確かな最善を尽くした式にさせるわけにもいかぬ故。
従兄が居ても、口利きなどは期待しないが。 知恵を借りた事実を作れば、少しは他の親族から可愛気を考慮されるだろうか、と。ふらり、道の端を歩き始めた。*]
(139) 2014/09/24(Wed) 22時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 23時頃
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― 八坂神社 ―
[>>115 全ての演目が終わる頃には、十二分に銭も稼げた。 散っていく客を、飛縁魔の童が遠巻きに眺めているのが見える。 これでも、厭という程同じ釜の飯を喰らってきた腐れ縁だ、 あの娘っ子の考える事は、手に取るように分かるというもの。]
…………………。
山科の大湯屋が潰れた話、後で梅子に話しとこか。
[独りごちる。無論、あの垢甞への口止め料だ。]
(140) 2014/09/24(Wed) 23時頃
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なあジジイ。
[煙を吐き、煙管をカン、と鳴らして灰を落とす。それから話しかける態度は「翁」と改まって呼ぶような興行中のものではなく、普段通り。すなわち一切遠慮などない]
ジジイ。今回はあんたやからな。都行くか言い出したんは。 良うは聞いとらんかったけど、何や思うところでもあるんか。
それかこの辺に亀の墓場でもあるんか。
(141) 2014/09/24(Wed) 23時頃
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―伏見・稲荷大社―
お山も些か、様変わりしておるなぁ。
[前に訪れたのは、いつだったか。 記憶よりも増えている鳥居の数に笑いながら、本殿に参る。 途中、楼門を守る同族の像に、軽く視線を向ける。 あれこれの視線を感じながら、参道を進んでいく。 山頂を過ぎ、参拝客も少ない御膳谷の奉拝所にて周囲を見渡せば。 木々の合間からは、尻尾の数も様々な何匹もの白狐が顔を覗かせ、挨拶代わりに啼く。 自分が通ってきた山頂からの道に、いつの間にか、ひときわ大きい姿があった]
小薄か、久しいの。 一の峯から、わざわざご苦労じゃな。
[人には末廣大神として祀られる、齡千年を越える天狐である]
(142) 2014/09/24(Wed) 23時頃
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なに――ちと、気になることがあってな。 このところ、なにか変わったことは起きておらぬか?
[来意を問われて、そう訊ねて。 妖が増えていると聞けば、語を継いだ]
惹かれておるんじゃろう、きっと。
……別に、確証があったわけではないのじゃがな。 時世が大きく動くときには、悪しきものも動き易い。
気になって久方ぶりに入洛してみれば、案の定、凶兆じゃ。 ただの、思い過ごしであればよいが……荒れるかもしれんね。
[嘆息して]
……ま、暫くは京に逗留するつもりじゃ。 鬼や怨霊が夜毎に溢れていた、あの頃に戻すわけにもいくまいしね。
[何かあればまた来ると旧知の狐に告げて、山を下りることにした]
(143) 2014/09/24(Wed) 23時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 23時頃
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― 翌朝 ―
[凶兆を視て、そして因縁の相手を探した昨晩は収穫もなしに終わった。 華月斎には逃げられるしいい事などさっぱりなかった。 これならば本格的に売り子の娘を口説いて連れ込んだ方が幾何かマシであっただろう。
それでも今日もふらりと歩き出す。 気のせいか京の都がざわめいている気がして仕方がない。 普段よりも妖怪どもが集まっているようで。]
…と、すまん。
[気を取られていたせいだろう。 自分よりも小柄な女>>139にぶつかりそうになって謝罪をして。 それからじっと女を見つめた。]
(144) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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志乃……?
[最後に会ったのは何時だったか。 親類が集まる会合だったように思う。 その際に夜這いを仕掛けろと嗾けられた事を思い出しひっそりと眉を寄せた。
血を大事にするのはいいだろう。 美しい女に育った、抱くのも吝かではない。 だがその為の種馬になるなど御免である。]
久しぶりやねぇ。 せやけどなんで一人で歩いてるんや、お前も陰陽師の端くれやったら見たやろ。 昨夜のあの凶兆、あれはあかん。
[危険だから一人で歩くべきではない。 お供の式はどこだと、そう苦言を述べた。]
(145) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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なんや小娘。 あと、ジジイ呼ばわりはやめろいうに何度言わせるか。
[ちろり、睨む様に童を見る。 歳を考慮すればごく自然な事だが、それでも、この外見で 煙管を噴かす童となれば、可愛げもへったくれも無い。]
阿呆、儂を勝手に死なすなや。
お前、この京に来て感じひんか? えらい妖気やわ。 ……主が言うとったやろ? そろそろ「あの時」が来る。
[遠い空を見れば、思い出すのは在りし日の主の姿。 忘れはしない。かの陰陽師は、この為に旅をしてきたのだ。]
(146) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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おはよう、シノ。
[雀の鳴く時分に目を覚ました少女は、多少は顔色を落ち着けて。
昨日少女の眠っているあいだに感じたものについて報告すれば 手分けして探すという案も、今日の主人なら大丈夫だろうと目測をつけて]
しょうちした。 ああ、ではあとでな。
[主人と別れ東の方角へと足を進めた]
(147) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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小娘言うなやジジイ。 ジジイはジジイやからジジイと呼ぶんや。何もおかしい事あらへん。
[いつも通りの水掛け論だ。また煙を吐いて、不思議そうな表情で沼太郎の方にちらりと視線をやった]
ふぃー。 そらまあ、うちかて都の妖気はびしびし感じとるけどな。 何でも天皇はんが江戸にいてもうたらしいやないの。 ……それでいうわけでもないか。
「あの時」て…風雪様が言いよったあれかいな。 刀やか剣やかがどうとかいう。
[自分も詳しく知っているわけではないのだが、生前の主に聞いたことはある。その時は話半分で聞いていたようなものだったけれど]
えらい執心しよった事はうちも覚えとるけど。
(148) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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[一人、石段に座り込み空を見上げる。 なんてことない、普通の空だ。 ただの快晴だ。
――――普通の人間にとっては。]
渦巻いていやがらァ。 時満ち、"アレ"が目醒める。
俺ァ俗世なんざ興味ねェ。 ただ、俺の役目を果たすまでだ。
(149) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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― 京の通り ―
[従兄と千沙と。どちらにしても、手掛かりは皆無。 ならばまずは、と。従兄を多く見る気のする界隈――心なしか美人が多い気のする並び――へと、向かいかけて。]
わ、と。 申し訳……
[謝りかけて、知る気配に瞬く。]
(150) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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――――近ェうち、多くの奴を"迎える"事になる。 大忙しだ。
[蝶化身が己一人で足りるかどうか。 そんな事は、まぁどうでもいい。]
俺ァ、「あの時」、あんたの言葉が面白かったんで、手助けしてやったんだぜ。 あんたの言う通り、俺が面白ェと見込んだ相手を摂理に反してまで死を歪め、遠ざけた。
この先、何が起こるってェんだ?
(151) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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……兄《あに》さん。
[浮かべたのは、微苦笑。 >>145他の親族でなく、一番真っ当な彼に出会えた有り難さに、ほっと息を吐いて。]
視た……が、こっちもそれどころやないんよ。 兄さんの家では、どんな話になっとるのか知らんけど。
[案じる声音に、ふるりと。 首を横に振って。]
(152) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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――――……千沙の行方が解らん。
もう、二月になるんよ。 本家も……兄さんらの家含んだ分家も心当たりは全部当たって……尚、解らんのや。
[そこに本家の助力はない。 目の下の隈は、少しは薄れただろうが。まだ色濃く残されていて。]
ウチ独りじゃ、京の全部は回れんからな。 気になる方を、大樫に任せてるんよ。 昨夜は無断で外に宿借りてもうたし……えーと……。
[助力を仰ごうとしたが、心配の言葉にどうにもばつの悪さを感じ。言葉は濁り。]
(153) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
|
|
…………赤星は、火にも連なるやろ。 妙な剣の噂も聴くし、あの子の身になんぞあったら、ウチ……。
[凶兆より何より、少女が連想したのは。 火の気を持つ妖……“飛縁魔”の血を引く異母妹の暗示。
ふるり。また首を横に振り、ため息を吐いて。]
……兄さんこそ、式はどないしたん? カゲツ……やったか。あの、綺麗な式はん。
[確か、朱金に漆黒の美しい炎の式。 その式に絡む死蝶を知らぬ少女は、首を傾げた。]
(154) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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――――――――――なァ?風雪の旦那よ。
俺ァ、あんたのそれを見届ける為に、あんたの姿見を借りてンだ。
[紡ぐ言葉は、既に亡き、送った者へと。]
あんたにも、期待してんだぜ。俺が見込んだんだ。 魅せてくれよ、錠の旦那よ。
[独り、笑う声は愉快げに。 それでも、これより起こる騒乱の予感に、空を睨んで。]
(155) 2014/09/24(Wed) 23時半頃
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琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 23時半頃
手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2014/09/24(Wed) 23時半頃
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……さて、どうしたものかの。
[下山したあと、思案にふける。宿に戻るには、些か早い。 なにが起こっているのかを確かめに、労を惜しむつもりもないとはいえ]
叡山や鞍馬山は、ちと骨じゃし……、 天神さんや清明神社は、血の気の多い術師に出くわしかねんし。
[一日に二度も三度も、山を登ってなるものか。 それに、稲荷のお山と違って、あちらは山岳信仰の場。気軽に登れるような山でもない]
手近に祇園さんか愛宕さんあたりか……それとも、町の様子をみるのもいいかもしれんね。
(156) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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/*ノープランでぶち上げるだけの簡単なお仕事
(-29) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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/* あと相方が死にたい主人公やりたくないって言ってるから先制でやってやろうかと
(-30) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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|
[人混みの中を、幼い少女が悠然と歩む。 少女が持つには不釣合いな鏡を抱え。全てを見透かすような瞳を真っ直ぐに向けて。]
…どうにも妖が多い。
何も起こらなければ良いんだけど―――
[それと、彼を知る妖がいなければ尚良い。 普通は戻ってほしいと願うものだろうか。しかし少女には、そう願えない理由があった。]
(157) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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|
……下手に見知った奴と接触しても困る。
[呟き、突如足を止めた。]
例え知り合いでなくても、ボクみたいなのがいない可能性なんて無い…か。
[寧ろ大有りである。 その可能性を思いつけばまた頭を痛めたというように、空を仰いだ。]
(158) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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|
[と、我慢していたのであったが。]
やっぱり本性は抑えられるもんじゃねえよなあ。
[すれ違った人をスパッと斬る。 大丈夫。服だけ、服だけだ。
背面を斬ったから本人はなかなか気が付かないだろう。]
(159) 2014/09/25(Thu) 00時頃
|
|
[ふるりと首を振る仕草は随分と可愛らしい。 やはり可愛い妹分であり、これを嫁にするなど考えられぬ。 それもあり煩い連中から逃げる為に家にはあまり帰っていなかった。 だが、それを目の前にいる少女に告げる事はなく。]
千沙の話は俺もちらっとは聞いてるんやけどなぁ。 関わるんやったら…と、まあこれはええわ。
[血を残せ、と半分脅された事はやはり黙っておこう。]
(160) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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|
[変わりに疲れの見える志乃の頭を軽く撫で。]
火の妖怪やったら昨日見たで。 見た目は小さかったけどな、あれは見た目とはちゃう。 本性は知れたもんやあらへんね。
[昨日見た大道芸人のうちの一人。 小さな少女を思い出しながら告げる。 特に敵意も感じなかったので正体まで探る事はしなかったが。]
火もやけど俺は別のんも気になったわ。 あの星の流れ、あれは”斬る”動きや、剣の事やろ。
剣が火を斬るんか、それとも別の……。 どっちにしろ気ぃつけや。 千沙もやけど俺はお前も心配や。
[千沙は半妖の身。 普通の人間よりは丈夫であろう。 だが志乃は陰陽師とは言え人間である、気を付けるに越した事はない。]
(161) 2014/09/25(Thu) 00時頃
|
|
火月か…あれは、呼び出せるんやけど目立つやろ。
[一度死にかけ、死の化身たる蝶と妙に繋がってしまってから火月は使いづらくて仕方がない。 他の式神も使役出来るのだがあれが一番お気に入りだったのだが。]
…そういや頼みがあるんやけど。 もし、竜神を見かけたら俺に教えてくれへんか。 千沙の事が分かれば俺もお前に教える、それでええやろ。
[見かけなければいいと思う。 自分を殺した相手など見てどうするというのか。 未だ心の整理もつかぬまま、情報だけを欲していた。]
(162) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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屍漁り 梅子は、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 00時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 00時頃
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/* >>155 おい、相方 聞いてへんでこんなの!! どういうことやねん、俺に剣探せ言うんか…
(-31) 2014/09/25(Thu) 00時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 00時半頃
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ほんなら、儂かてずーっと小娘小娘呼んだるわ。
[不機嫌そうに口をへの字にして、ふいっとそっぽを向く。 とはいえ、此れ以上の口論は時間の浪費だとよく知っている。 適当に切り上げて、老亀は話を本題に戻した。]
御門の件もまあ、それなりにやけど。 ……其れよりも、あの星の並びが只事やないわ。
そや、主のいうとった、あの剣や。 星が揃えば、あれに至る「扉」が通ずる。
[名を出す事すら憚られる、かの剣。 殆どの人間は、その存在すら知らぬであろうが。 彼らは知らぬ。この平穏が、常に薄氷の上にある事を。]
………人が居る。後の話は、宿でな。
[何時になく真剣な顔をして、そう言った。]
(163) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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― 通り ―
[東へと通りを進む途中、ぞわりと風のように毛皮を撫でる妖気が肌を粟立たせる。
妖気のもとを探れば一人はさんで隣、人のかたちをした男がひとり。 思わず、と声をかけたのは、昔の知人と同一のにおいを混じらせていたから]
こんなところでなにをしているんだ、かまいたち。
[今しがた何をしていたのかは見ていないが、 純粋に、山に住んでいた妖怪への疑問を口にした]
(164) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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[>>161撫でる手の温もりに、薄く瞼を伏せる。 どうしても。やむを得ぬと言うのなら、従兄が一番ましなのだが。家にあまり寄り付かない事から自然と話は遠く、遠退く。 良い意味で、“自分”を――列なる立場も、情欲も――望んでは居ないのだろう、と。伝わる分、心は刹那休まるが。]
もしかすると、八坂の辺り? なら多分、昨日大樫が感じたんはそれやろなぁ……。
……妖からも除け者にされがちな合の子や。今更同族に拐かされるなんざ、無いと思うねんけど……。
[ただ。続く暗喩に、表情は曇る。]
(165) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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……剣…………やっぱ、こっちもそうなるんか……。
[関わり無いと思いたい、から。 無意識に外してきた、卦。]
ウチが千沙の行方を占うとな、やっぱり剣が出てくるんよ。 ……千沙、妙な事に巻き込まれてなけりゃええねんけど。
……うん、有り難う兄さん。
[目を細め、笑みを浮かべて。]
…………どうせなら、ウチや千沙の妙な因果が、切れてくれればえぇのになぁ……。
[小さな呟きと共に、目尻には薄く涙が滲む。]
(166) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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釣り師 沼太郎は、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 00時半頃
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まぁ、確かになぁ……。 昨今、洋装も目立つしあの黒の衣やらなぁ……。
[>>162と、言葉に合点の行ったところで。]
…………竜神? 雨乞いなら、神泉苑辺りに……
[竜が住まうとされる古の禁苑――今は見る影もない水溜まりだが――の名を挙げたが。]
……ん、解った。こっちも頼むわ。 せやけど、兄さんこそ無茶せんといてな。
[ふと。その目の光に“違う”と直感して。 ただ、頷いて返した。]
(167) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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[いきなり声>>164をかけられて少し驚いたように]
うぉっ お、おお 驚かせるなよ。
あー……ひさしぶり、だな?でっかいの。 お前こそどうしたの、こんなところに。
俺は姐さんに連れて来られたんだよ
[とりあえず辻斬りのことは隠しておく。]
(168) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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[相方を探して京の街並みを歩き回る田舎者が一人。 途中、商いをする娘や男に声をかけられたかもしれない。普段であれば立ち話の一つや二つ、そしてまんまと何か買ってしまう事だろうが事情が違った。]
夕さーん! ――ああもう、どこへ行ったんですか…。
[まるで迷い子を探している気分であるが、実は自分が迷い子である可能性など夢にも思わないであろう。]
(169) 2014/09/25(Thu) 00時半頃
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森番 ガストンは、メモを貼った。
2014/09/25(Thu) 00時半頃
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