10 蒼い空の、明日へ
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人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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壁の向こうだ、やつの足音が聞こえる。いよいよ隣室に迫る。 明日は、もう……
(0) 2010/05/14(Fri) 00時半頃
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[足音は温く響く亡霊の如く。 半開の力無い眸は、只、地を見つめている。
びちゃ びちゃり
ぐちゅ ちゃ
ぴちょ
男の肌を濡らす雫は薄茶の軌跡を描き、 端整な面からは微かな異臭。 されど既に慣れてしまった嗅覚は 現実を吸い込む以外の術を持たなかった。]
(@0) 2010/05/14(Fri) 01時頃
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―――っ
[奥歯をきつく噛み、膝をつく。 痛みも、跳ねた汚水も男にとっては些細な事。]
(@1) 2010/05/14(Fri) 01時頃
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どう、して……
[問い掛けは空虚に響く。 応えられる者は見当たらない。 其処には男、と。 地から前方へ顔を上げた男の視線の先に在る、 一つの女の、亡骸しか無かったから。]
可笑しいだろ…? 僕は…
僕はただ、明日が欲しかっただけなんだ――。
[絞り出す声は涙に滲んで消えていく。]
(@2) 2010/05/14(Fri) 01時頃
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[亡骸の腹部には執拗に突き立てられた刃物の跡。 面は原型を留めては居ない程に膨れ上がっている。 男は亡骸の手足を縛るロープにそっと手を伸ばした。]
痛かったよ、な 御免な……
[震える指先が上手く動かない。 何度も何度も繰り返して 漸く少し緩める事に成功する。]
僕のせいだ ……ただ、僕は。 君と一緒に、幸せになれる場所なら何処でも良かった
それだけ、だったのに
[指先が零すのは謝罪と、赤茶。]
(@3) 2010/05/14(Fri) 01時頃
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……
[亡骸と男を濡らす、雨。 其れはこの地に住まう人々を責めるように降り続く。 男の唇は、何かを紡いだ。]
……
[けれど其れは雨音にかき消され、 亡骸にしか届かない、言の葉。 男は亡骸を背負うと何処かへと*消えていく*]
―― 処刑場 → ――
(@4) 2010/05/14(Fri) 01時半頃
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/*
☆役職
村陣営 → 都市の住人。其々に「過去」を持つ、明日の無い人。
狼陣営 → 都市の住人。明日を望み、都市を抜けようと画策する人。
其の他詳細、役職は引いた人にお任せ。
☆処刑・襲撃
普通に、死亡。
都市の「管理者」に連行された上で、死刑。
展開上、PCがキリングをしても構わない。
但し、人を殺しても管理者がそれを取り締まる事は無い。
(住まう人間全てが、要らないもの、とされているため)
(#0) 2010/05/14(Fri) 01時半頃
/*
☆展開について
プロローグ、一日目、二日目、三日目、と。
基本的には参加者様に丸投げしようか、と思ってます。
ただ一つ気をつけていただきたいのは、
特殊な世界設定の為、「善悪の基準」が可笑しい世界です。
人を殺しても管理者がそれを取り締まらない。
このような事が都市の価値基準、と捉えてください。
上記以外に、疑問点など御座いましたら
メモで質問していただいても構いません。
勿論、どんどん創って頂くのがベストです。
(#1) 2010/05/14(Fri) 01時半頃
/*
☆メモ回答アンケート
■1.氏名/年齢
■2.性別/身長
■3.其の他、身体的特徴
■4.何故この地へ住まう事になったか(自由回答)
■5.其の他、必要なものがあれば
□6.接続状態/コアタイム
(#2) 2010/05/14(Fri) 01時半頃
蒼い空の、明日へ
(#3) 2010/05/14(Fri) 01時半頃
本屋 ベネットがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(本屋 ベネットは村を出ました)
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[ぽて、ぽて、と歩を進めれば、ぴちゃ、ぴちゃ、と音を立てて、足元の雨水が跳ねた。]
[幾筋にも重なって視界を遮る雨は、明日を映せない瞳を誤魔化してくれる様で。 絶え間ない雨の音は、音を塞いでいる耳を誤魔化してくれる様で。 身体の熱を奪っていく雨は、熱の宿らない冷えた心を誤魔化してくれる様で。]
[果てのある空を仰げば、槍の様に雨が顔に振り注ぐけれど、痛くなかった。 雨の槍は、ボクを傷つけない。だけど。 心に刺さった槍は、未だボクを傷つけているのか。痛いのか。 ――……何だか、もう、よく分からない]
雨の槍も、ボクを傷つけてくれたらいいのに。 ボクを、無くしてくれたらいいのにね。
[口元だけ笑みの形を作って、微笑む。 その時頬を伝ったものは、雨に混ざって*消えた*]
(1) 2010/05/14(Fri) 22時半頃
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はぁ、はぁッ―――
[駆ける、路地を駆ける。 派手な衣装を雨が濡らす。]
ッ―――。
[追っ手を撒いたと察せば、こうべを垂れて悪態を漏らす]
くそが。
(2) 2010/05/15(Sat) 03時半頃
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[しん、と静まりかえる裏路地。 正確には、唯、唯、雨音だけが。]
不細工な男にレイプされる気分じゃない。
[惰性に委ねて犯されるも好い。 気が向かなかっただけ。 今回は特に反吐が出そうな男だったから]
は、はは……―――
[レイプが善か悪か等は如何でもいい。 襲おうとした男を惨めな目に遭わせた事に嘲笑する。]
……ふ、…。
[そんな嘲笑もやがて消え、雨音に呑まれる様に路地に*立ち尽くす*]
(3) 2010/05/15(Sat) 03時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/05/15(Sat) 03時半頃
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おや。
[自宅。 と言っても穴倉にぼろぼろの布切れを敷き詰めただけの 異臭漂う場所だったが。]
……久しいのぅ。
[処刑場を見下ろせるその場所から見えたのは亡骸と男 >>@4]
何人目じゃったか。 後を絶たないのは人間の性なんじゃろの。
[呟いては溜息をつく]
(4) 2010/05/15(Sat) 05時頃
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誰かを愛すればそれは明日へと繋がる望みにもなろう。
[ごろりと布切れの寝床へと転がって]
じゃがな。 此処では望みなんてものは許されぬ。 望みを食らう犬共の餌にしかならん。
[ぼりぼりと右手で顎を掻く]
忠告も愛の前では霞んでしもうたかの…
[瞳を閉じて寝に入る老人の瞼の裏には 亡骸の御腹の中に在ったかもしれぬ命の灯火が*浮かぶ*]
(5) 2010/05/15(Sat) 05時頃
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―路地―
[眼鏡についた水滴を拭う。かける。 無駄に繰り返す内に視界に入ったのは派手な衣装だったか。]
――――。
[声をかけるでもなく、何をするでもなく。 ただ派手な衣装へと瞳を向けている。 男の白衣は雨粒が穢れを滲ませ。]
(6) 2010/05/15(Sat) 09時頃
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[派手な衣装の女は言葉を毀し、男はただそれを聞く。 女は哂う、男はただそれを見る。 やはりそれは声をかけるでもなく、何をするでもなく。]
――――。
[眼鏡についた水滴を拭う。かける。 そして漸く口を開いた。]
風邪を引くぞ。
[そして自宅へ、診療所へと繋がる扉を開けた。 男は中へ入っていくが、女が――タバサがついて来たかは*知れぬ*]
(7) 2010/05/15(Sat) 09時頃
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[降りしきる雨の中、琥珀色の瞳が亡骸を背負う男の姿を映す。] 莫迦みたい。莫迦みたい。
[呟く少女は、男の姿を映し続ける。]
此の街に、愛情なんて無いのに。 此の街に、希望なんて無いのに。 此の街に、明日なんて無いのに――。
[やがて、男の姿が雨の中に消えていくと、くるりと踵を返し、少女自身もまた、雨の中へと消えていった**]
(8) 2010/05/15(Sat) 11時頃
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[ぽてり、ぽてりと歩きながら空を仰ぐと、ふとマタロウの自宅−穴倉−が目に入った。 どうやらふらふらと、大分歩いてきてしまったらしい。 そちらを見上げながら]
ヌマタローさん。こんにちは。 そっち、行ってもいい、ですか? [虚ろな瞳で力なく微笑んで、返事を待たずに隣にちょこりと座った]
愛って、何なんでしょうね。 ボクは、愛を持っていた事がないから分からない。 そんなに良いモノ、なのかな。
[ポソリと呟きながら、処刑場の方を*見つめていた*]
(9) 2010/05/15(Sat) 12時頃
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[寝入り掛けていたものだから 老人は女の呼びかけにすぐ答えられはしなかった 隣にちょこりと座る気配にそっと瞳を開き]
おぉ、ペラジーか
[もにゃもにゃと口を動かしながら 身体を起こすと遅い動きであぐらをかいた]
愛? ……なんじゃ、可笑しな事を聞くのぅ? 持っていない人間なぞ、居らんよ。 それが何処にしまってあるか どれがそれか解らんだけじゃろて
欲しいのかの?
[ほほほ、と*笑う*]
(10) 2010/05/15(Sat) 14時半頃
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/* どうも、こにちあっ。 anbito(あんびと)と申します! 村を覗いて、世界観が好きやなってんで飛び入りさせてもらいました。 仄暗い感じが堪らんですばい! 完全にキャラの見通しが立ってないわけですが、素敵な物語の一員になれるように頑張ります!
深夜コアすぎるんできっと皆さんとはズレが激しいでしょうことを、先に謝っておき…ます… orz
さ、たのしむのぜ☆
(-0) 2010/05/15(Sat) 16時半頃
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[笑んだ顔につられて僅かニコリとしつつも、『欲しいか?』と問われれば瞳を閉じて、ふる、と緩やかに首を振る]
ううん。 [そうして、右の手のひらで自身の心臓の位置をぺたりと触れ]
……そっか。ボクも持っているんだ? でも、ボクは愛ってどーゆうものか分からないから。 欲しいとも思わないよ。 それに、ここで愛は、ダメでしょ? [首をこてりと傾げつつ]
だけど。……だけどさ。 処刑されるって分かっていても止められないモノなのかなって。 ちょっと、そう思っただけ。
……ヌマタローさんにも、昔、愛はあった? 今は?……って、これは、聞いちゃダメだよね。 [ふふ、と緩く*笑った*]
(11) 2010/05/15(Sat) 18時頃
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[ぴちゃり、ぴちゃり、と雨に濡れた路を少女は歩く。 時折、荒んだ琥珀の瞳を周囲に向けながら。]
莫迦みたい。莫迦みたい。
[道端で殴り合う男たちを見て少女は呟く。]
莫迦みたい。莫迦みたい。
[路地裏でゴミ捨て場を漁る少年を見て少女は呟く。]
莫迦みたい。莫迦みたい。
[身ぐるみを全て剥がれて転がる女の死体を見て少女は呟く。]
莫迦みたい。莫迦みたい――……
[少女は呟き続ける。まるで、此の街を呪うように**]
(12) 2010/05/15(Sat) 19時半頃
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/* なんだこのレティ可愛すぎる。
だめだだめだ! 今回は恋愛要素なしのつもりなんだ! 自重じちょう、レティグラに弱いからってだめだめ!
そしてペラジとヌマタロ可愛いよ、うわあ!
(-1) 2010/05/15(Sat) 19時半頃
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―自宅・診療所―
[部屋に入った男は医療器具の手入れを始める。 静かな部屋に反響する金属音。 男は何も語らない。]
――――。
[男は小さな診療所の主であった。 この街には稀であろう、“命を救う為の施設”の主。 この家のランタンの明かりは、真暗なこの街で絶えず火を燈している。 生きている証明の如く。 そしてここへ訪れる者を拒むことはない。 それが善あれ悪あれ、構いは*せず*]
(13) 2010/05/15(Sat) 19時半頃
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[少女はただ街の中を歩き回る。 足の向くままに。気の向くままに。 此の街に、此の世界に対する呪いを呟きながら。]
[やがて、少女の瞳に映ったのはランタンの灯。 此の街において(少女の知る限りでは)唯一の『人を救う為の場所』。その象徴。 少女は歩を止めて、その灯を見つめる。]
莫迦みたい。命なんて、救っても無駄なのに。
[幾度となく繰り返し呟いた言葉。 その小さな呟きは雨音に掻き消されて。]
なのに、どうしてあなたは救おうとするの……?
[少女は問い掛ける。ランタンの灯に向けて。 しかし、その問は、誰の耳にも届くことなく虚空へ消えた。 少女は踵を返して、再び雨の中へと消えていった。 まるで、ランタンの灯から――救いの象徴から――逃げるように**]
(14) 2010/05/15(Sat) 22時半頃
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−→ゴミ捨て場(ゴミ山)−
それじゃ、ボクはそろそろ行くね。 お話してくれてありがとう。 [スクリと立つと、ひらと手を振ってその場を後にする。 再びぽてり、ぽてりと歩き出すと、やがてゴミ山に着いた。]
[ここでは地上の善悪は通用しないから、身の危険とは常に隣り合わせで。 この場所なら沢山のゴミが自分の身を隠してくれるから、休むには都合が良かった。 雨でゴミが崩れてきて怪我をする、なんて危険はあったけれど。]
[ゴミ山の陰に座り、体をゴミに埋もれさせて隠すと、少し眠りに着いた]
(15) 2010/05/15(Sat) 23時半頃
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[灯から逃げるように歩き回り、少女はゴミ捨て場へと辿り着く。 ここは、此の街のほとんどのゴミが流れ着く場所。]
[少女はゴミの山を見上げながら歩く。 足元で汚水がはねるのも気にせず。 ただ、その瞳をゴミ山へと向けて歩き続ける。]
[やがて、少女の瞳は目当てのものを捉え微笑む。]
あら、ペラジーったら。寝てるのかしら?
[なるべく音を立てないよう、彼女の寝ている近くまで歩く。]
(16) 2010/05/16(Sun) 00時頃
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…――“莫迦みたい。” …――“どうして救おうとするの。”
[雨音に掻き消された少女の囁き。 男がその耳に入れていたならば、何を返したのだろうか。 けれど声は虚空の彼方。 ランタンの明かりは揺れるだけ。]
――――。
[男は何も語らない。 届かぬ問いには答えられない。 闇色に彩られた街で、やはりランタンは弱々しくも明かりを燈す。 それは生きるを証明するかのように。]
(17) 2010/05/16(Sun) 00時半頃
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[この街に来て、幾度も危ない目にあった。 だから、人の気配にはわりと敏感になっていて。 ――……というかさすがに、すぐ傍まで人が来たら気付いたのだけど]
ほぇあ!? [目覚めたらすぐ傍に人が居たので驚いたり、まだ少し寝ぼけていたりで。 変な声を発しながら、ゴミに隠していた体をがばっと起こすと、その衝撃でゴミが頭の上に落ちてきて……]
ぁ痛っ! [ごいーん。とでも効果音が付きそうな形で直撃を食らってしまった。頭をさすりながら、目の前の人物を確認すると]
あ、レティーシャ。おはよ。 [恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべながら、言った]
(18) 2010/05/16(Sun) 01時頃
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[目の前で繰り広げられる寸劇のような光景。 少しの間ポカーンと見つめていたが、やがてクスクスと忍び笑い。]
ほんとに、あなたはそそっかしいのね。
[未だ肩を震わせながら言う。]
おはよう、ペラジー。
[照れ笑いにつられて微笑みかける。]
(19) 2010/05/16(Sun) 01時頃
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[レティーシャが肩を震わせ笑うのを見ながら、むーと僅か口を尖らせるけれど。 何だか自分でも可笑しくなってきて、一緒に笑った]
えへへ。
……えっと。汚い所ですが、どうぞ? [笑いながら、わざとおどけて言う。 自分の家ではないし、汚いのは当たり前なのだが。 散乱したゴミなどをちょちょいとどかして、二人分座れる場所を作った。]
(20) 2010/05/16(Sun) 01時半頃
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ほ。
[要らないと首を振るから(>>11)。 老人は女の顔を見つめたまま微笑する]
ああ、駄目じゃ。 言わんでも解るお前さんは、良い子じゃなぁ
[掛ける声は幼子に対するような優しさを孕み 同時に何かを懐かしむような響きもあった]
時として人には結果が解っていても止められないものがある。 彼らにとってそれが愛だっただけの話じゃな
[ゆっくりと頷く]
(21) 2010/05/16(Sun) 01時半頃
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ワシかの?
[しかし続く問い掛けには少々の驚き 開いているのか閉じているのか解らない瞳が 確かに少し見開いた]
こんな老いぼれに聴くなんて お前さん本当に可笑しな子じゃの
[ほ、ほ、ほ、と笑う顔はやや嬉しそうだったかもしれず]
愛があれば此処には居ないかもしれんなぁ
[返す口調はやや、ふざけるように。 小さな肩を少しだけ竦ませた。 やがて女が去っていくのなら手を振って見送った。]
(22) 2010/05/16(Sun) 01時半頃
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[ペラジーが口を尖らせるのを見て、さらに少女は肩を震わす。 やがて、二人の笑い声がゴミ捨て場に響く。]
ふふ。 ありがとう。
[ペラジーの作ってくれたスペースに、躊躇うことなく少女は腰掛ける。 今更汚さなど気に掛けるような感覚は持ち合わせてなどいない。]
……また、誰か処分されたみたいだね。
[座るなり、そんなことを切り出す。 此の街ではよくある話。その日の天気の話のようにありふれた話。]
(23) 2010/05/16(Sun) 01時半頃
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[女が去ってどれ程の時間が経ったのだろう 老人は膝を押さえながら身体を震わせ立ち上がる]
ふぅむ
[顎髭を撫でながら]
眠れなくなってしもうた 少し気分転換でもしてこようかのぅ
[呟いて、傍に置いてあった草臥れた竿を手にし歩き出す]
(24) 2010/05/16(Sun) 02時頃
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−回想−
そっか……。 こんな、陽の差さない大地で。 明日のない、大地で。 止められないもの、っていうのがある人も居るんだね。
[そして『可笑しな子』と言われれば、へへ、と僅か笑いながら。続く言葉には]
そっか。ヌマタローさんにも愛は無いんだ。 それともどこかに、行っちゃった……のかな。 [僅か表情を曇らせてぽつりと零し、>>15]
(25) 2010/05/16(Sun) 02時頃
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― 診療所前 ―
[どれほど歩いただろうか 途中幾度か小休止を入れて漸く辿り着く 老人の足腰にはややきつい道のりだったが]
おぉ 居るようじゃ、の
[ランタンの灯りに気付けば嬉しそうな声を発した]
せんせぇ ………せんせぇ
ワシじゃ 開けてくださらんか
[扉をこつこつと遠慮がちに叩いた]
(26) 2010/05/16(Sun) 02時頃
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/* 居ます、が。
全然キャラの方向性が決まらない。 ちょっと色々テンション上げ過ぎて この村に合ったダウナーな感じが出ない……。
(-2) 2010/05/16(Sun) 02時頃
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[男は診療所のデスクへとつく。 数枚のカルテ、中には雨に打たれたあの亡骸の女性のものもあったか。 その命絶やしたとはまだ知らず。]
――開いております。
[カルテの中から丁度ある男のものを取り出した時、扉の音が部屋へと響いた。 開いている、そう謂いながら扉を開けに向かう。 それは相手が誰なのか、声とノックで気付いていたからだろう。 デスクにはある男の――ヌマタロウのカルテ。 キィ、とゆるり扉は開かれる。]
(27) 2010/05/16(Sun) 02時頃
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ああ
[開け放たれた扉。 キィ、と響く音に続くのは老人の安堵の声]
せんせぇ、実はのぅ
[病人、として世話になった事はあったが 此度の理由は其れでは無く、やや言い辛そうに]
これから釣りに行こうと思うんじゃ ……そこで、の 何か餌になりそうなものがあれば恵んでくださらんか
[要求を口にする]
(28) 2010/05/16(Sun) 02時頃
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|
―― 回想 ――
[男を一瞥する。
診療所の主だということは知っていた。 以前に、意図せず孕んだ子を堕胎した時に 担当したのが彼だった。]
……莫迦だから、風邪ひかないの。
[冗談ともつかぬ言葉を返し、彼の後を追うことはしない。 雨が降りそぼる中、ぽつぽつと歩き出す。]
(29) 2010/05/16(Sun) 02時頃
|
|
また釣りですか。
[老人の要求は怪我や病気の診療ではなく。 少しだけ吐いた息は呆れたようにもとられるものだったかも知れぬ。]
魚の好む餌が在るかは知れませんが。
[好きに漁ればいいと、診療所へ招き入れる。 外は連日連夜、永久に降り続ける罪の雨。 体を冷やしてはよくないと告げるのは、口ではなくヘーゼルの虹彩。]
(30) 2010/05/16(Sun) 02時半頃
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−ゴミ捨て場−
そーみたいだね……。
ねぇ。レティーシャは前に、愛なんて無いって言ってたね。 ……でもさ。愛って、処刑されるって分かっていても止められないモノなんだね。
ボクは……よく、分からないけど。 うん。よく分からない。 愛とはなんぞや? [頭の回路が混線してしまったから。笑いながらおどけて言って、誤魔化して]
でも、このまま分からない方がいいのかもしれないね? [こてり、首をかしげながら緩く微笑んだ]
(31) 2010/05/16(Sun) 02時半頃
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―回想―
頭の良し悪しは関係ない。
[眼鏡についた水滴を拭う。かける。繰り返す。 その行動の先に、堕胎の施術を思い返し。 歩き出す女の高いヒールの音が離れていく。 男は追いも引止めもしない。]
身体は、大事にしろ。
[ただ一言、そう言葉を毀すだけ。]
(32) 2010/05/16(Sun) 02時半頃
|
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趣味じゃから、の
[呆れた声に返す声も、何時もの調子。 未だ取り締まりの対象にあった事が無いのは、 老人唯一の趣味である、其れ。 しかし目的地の池には一匹の魚も泳いでは居ない。 汚水で出来た、小さな池だった。 そんな生産性も、先も無い、満足の形。]
なぁんでもええんじゃ 気持ちの問題じゃよ
[すまんの、と零しながら中へと歩み入る。 なるべく濡れぬ位置を選んで歩きはしたが、 それでも濡れてしまうのは仕方なく、纏う異臭。]
(33) 2010/05/16(Sun) 02時半頃
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|
ええ。此の街に愛情なんて無いわ。 それは、きっと神様の決めた掟(ルール)。
[ただひたすらに雨粒を落とし続ける空を、さらにその先を睨む。]
……それはきっと、人それぞれだわ。 彼女には、それほどの価値があったのよ。
[莫迦みたい。と口の中で呟いて。]
私にもわからないわ。 だって、男なんて――
[脳裏に甦るのは、少女を棄てた父親。 知らず、握った手に力がこもる。]
(34) 2010/05/16(Sun) 02時半頃
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|
――莫迦で、粗暴で、愚かな存在。 そんな相手に気を許すなんて、死んでも嫌だわ。
[ほんと、莫迦みたい。と、再度口の中で呟く。]
わかる必要なんて無いわ。 そんなモノに価値なんて無いのだから。
[首を傾げるペラジーに微笑み返しながら、言い切る。]
(35) 2010/05/16(Sun) 02時半頃
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|
趣味があることは、良き事かと。
[無論それは“普通の状況下での釣り”なれば。 釣り上げる魚も居らず、この街のように未来のない そして汚水の降り注ぐ下で体を濡らして動かず居る事、ではない。 老人がそれでも釣りを趣味とする事は承知。 だからこそ吐いた息であった。]
ご無理はなさらぬよう。
[異臭には鼻も慣れてしまったのか。 必要あらば生きた死体から臓器を抉るも厭わぬ男には、気にかかるほどのものではなかった。 お茶でもどうかと、無言で湯を沸かし始めたか。]
(36) 2010/05/16(Sun) 02時半頃
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|
すまんの
[嘘をついてもある程度は身体からバレてしまう だから老人は男に対しては繕う事無く真実のみを伝えた だからこその"言葉"に対する小さな謝罪。]
せんせぇ
[湯を沸かし始めた後ろで老人は 傍にあった脱脂綿を一つだけ手に取った]
……世話になっちまってるワシが言えた事じゃないが お前さんも……楽ではないじゃろ
何故、こんな事を続けるんじゃ
[彼の行いは決して管理者から良く見られるものではない筈。 何度目かになる制止の言葉に似た、問いを向ける]
(37) 2010/05/16(Sun) 02時半頃
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|
[紡がれる言葉に、こくり、こくりと頷きながら]
……そっか。人それぞれ。 自分の命よりも、好きな男のヒトが居るって。 それは、人それぞれだよね。 [そして続く、強い感情の篭った言葉を聞けば]
レティーシャは、そっか。 男のヒトが、キライ、なんだね。 [視線を下に落として、僅か曇った表情でポツリと零すけれど。 やがて一転して、顔をあげて]
……えへへ。ボク、女で良かった。 [ふにゃりと微笑む。 こんな世界だけど。愛とかよく分からないけれど。 レティーシャが傍に居る事は嬉しかったから。それは、分かるから。]
(38) 2010/05/16(Sun) 03時頃
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――――。
[男は一度頭を横に降り、微か笑みを見せる。 この地がこのような環境でさえなければと思うも口には出さない。 老人から趣味を奪うつもりはなく。 “小さな謝罪”に、伝えたい事は伝わっているだろうと。]
こんな、事。 如何してでしょうね、私にも理解しかねます。 決して楽ではなく、この街には必要ともされがたい存在。
[滴り落ちる汚水を濾過し、飲める程にした水が気泡を含んで熱を持ち始める。 背の老人の問いへは、釈然としない答えが返る。]
謂うなれば――過ぎ去りし想いの果て、でしょうか。
[不可解な言葉を繋ぐは、デスクに伏せ置かれた写真立て。 其処には子供を抱きかかえた女性の姿がある。]
(39) 2010/05/16(Sun) 03時頃
|
|
[そして『わかる必要ない』と言われれば]
うん。そーだね。 ……っていうか、どれだけ考えても分からないや。 [言って、ぽふりとゴミ山に背をあずけて。 眼を瞑って顔で雨を受けた]
きもちいい。 [冷たい雨は、混線した頭を冷やしてくれる様だった。]
(40) 2010/05/16(Sun) 03時頃
|
|
[脱脂綿を糸に括りつける。 背に男の返答を聞きながら手は休まない。 老人なりの気遣いか男の瞳を見ようとはしなかった。]
そうか… 野暮な事を聴いちまったのぅ
[ぼそと返し、暫しの沈黙]
……つい、の お前さんが優しいせいか、ワシは居場所を忘れてしまう 要らぬ言葉を、何時も何時も、すまんの
[思いの果て。 デスクの上に残る女性と子の姿を老人は知らぬ。 けれど男の言葉からそれ以上を詮索する心算も無くなった。]
(41) 2010/05/16(Sun) 03時頃
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|
此れだけ貰って行く、の
[言うと振り返り、男へ釣り糸の先を見せた 其処にはまぁるくなった脱脂綿。]
此れ以上は、の ……どうせ身体の事で世話になるんじゃ
[暗に茶を遠慮する言葉。 ほほほ、と冗談めかして笑うと診療所をゆっくり*後にした*]
(42) 2010/05/16(Sun) 03時頃
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ええ。大嫌い、だわ。
[ぎり、と奥歯を噛み締めながら、うめくように呟く。] しかし、ふにゃりとしたペラジーの微笑みを見れば、ふっと体から力が抜ける。]
あなたといると、どうにも調子が狂うわね。
[毒気の抜けた声で言い、苦笑い。]
私も、あなたが女でよかったと思うわ。
[応じるように微笑む。]
[ゴミ山に背をあずける彼女を見て、少女も同じように体を倒す。 目を瞑れば、雨が頬を打つ感触がより鮮明になって。]
きもちいい、わね。
(43) 2010/05/16(Sun) 03時頃
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[『調子が狂う』という言葉に、へへ、と微笑みながら]
ね。 ボクはすぐに、思考の迷路で迷子になってしまうから。 頭が冷えて、気持ちいい……。
[そう言いながら眼を瞑っていると、いつの間にかウトウトし始めた。そうしてうたた寝をして、いつも風邪を引く。 それはお決まりの*コース*]
(44) 2010/05/16(Sun) 03時半頃
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いえ。
[想いの果て。 写真立ての記憶、男は語らない。]
私は優しくなどありはしない。 そして、居場所――それは優しさの前に霞むものなのですか?
[闇に霞んで何も見えはしない、この街のように。 命の灯りを消す雨が降り注ぐ、この街のように。]
御忠告は苦くも、傷み入ります。 良薬は苦いとも謂いましょう、要らぬ言葉とは存じ上げておりません。
[立ち上がり笑う老人に向き直る。 診療所を出るのならば、男は止めはしない。]
(45) 2010/05/16(Sun) 03時半頃
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――何か、釣れると良いのですが。
[管理者の厭う明日へと繋がる言葉、だろうか。 それだけを小さく毀して老人を見送る。 緩やかに開いた扉からは降り注ぐ罪の雨の匂い。 まるで責めるように降り続く雨の声。 扉が閉まる頃、漸く沸き出したお湯が白く湯気を立てていた。]
(46) 2010/05/16(Sun) 03時半頃
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/*
今聴かないと聴けないLiveのアニソンメドレーがあるんだ。 聴きたいんだ。
でも、これ聴いてると全然村の雰囲気に乗っかったRPが出来ない。
(-3) 2010/05/16(Sun) 04時頃
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[湯気に見るは過ぎ去りし記憶。 写真立ての女性の声、笑顔。 それはこの街では必要ともされぬ、理解さえもされぬ、愛の記憶。]
――――。
[男は語らない。 湯を注ぐティーポットでは、琥珀色に茶葉が開く。 優しげな香りを漂わせ、それに瞼をシンと閉じた。 揺らめくランタンの照明のように、生きた証を証明するように。 男は愛の記憶を独り、*辿る*]
(47) 2010/05/16(Sun) 04時頃
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/* ここまでやっといて、過去のプランが何もないwwwww
妻子持ちで、どっちも死んでるんだろうなーとかそんなもん。 役職によるよなぁ、決定後考えるって事でいいかな。 村陣営でも狼陣営でも、生きる希望を捨ててなさそうな人になりそうだな。
ヌマタロじーちゃん、ありがとう! すげぇ癒されました(←
(-4) 2010/05/16(Sun) 04時頃
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[うとうとと、うたた寝を始めたペラジーを見て、くすりと微笑み。]
もう。そんな風に寝たら、風邪を引いてしまうわ。
[そう言って、自らの上着を彼女にかける。 雨に濡れた上着程度で足しになるかはわからないが。]
[少女は寝ている彼女を起こさぬように、音を立てずにその場を去る。 向かう先は、少女の寝床。]
[少女が寝床とするのは、朽ち果てかけた廃墟。 その地下室。 少女は、雨に濡れた服を脱ぎ捨てると、一糸纏わぬ姿で眠りについた**]
(48) 2010/05/16(Sun) 10時頃
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ふぁ……。 [目が覚めると、既にそこに人影は無く。 かかっている上着を見れば、またやっちゃったと頭を抱えて]
うぅ。れてぃーごめん。 ありがと。 [へにゃっとうな垂れながら、呟くけれど。]
……ふ……ぁ、ちくしっ!! [変なクシャミをすると同時に、何か頭が、体が重い事に気がついて。 寝ぼけている事が理由なのではない事に気がついて。]
風邪、かな。そうだよね。 ……。 [ピン、とコインを指で、空へ弾いた。 風邪で医者にかかる事は、管理者からあまり良く思われないと分かっているから。]
(49) 2010/05/16(Sun) 12時頃
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空(てん)の神様のいうとおり?
[『神様』なんて言葉を使ったら怒られちゃうかな、と思うから。心の中で呟いた]
(-5) 2010/05/16(Sun) 12時頃
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流浪者 ペラジーは、{2}(偶数なら表:診療所へ行く)
2010/05/16(Sun) 12時頃
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−ゴミ捨て場→診療所−
[右手をどけて、左手の甲に置かれたコインを見る。]
表。 [コクリ、と頷いて診療所へ向かおうとして。途中で足をとめて。 桶状の物に雨水を貯めると、かかっていた上着の汚れを落としてから診療所へ向かった。]
[診療所へ着くと、ココン、とノックしてから少し扉を開けて]
せんせい。風邪、引いちゃったみたい。 ……ごめんね。 [あまり感情の色を映さない瞳で、けれども緩く微笑む。 医療行為を行う事が、彼自身にも良くない事は*承知しているから。*]
(50) 2010/05/16(Sun) 12時頃
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―自宅・診療所―
[閉じた瞼の奥の世界、遮断するは扉を叩く音。 仄暗い現実へとヘーゼルの虹彩を向けた。]
そろそろ来る頃かと思っていた。
[少し開いた扉からはこの街には不釣り合いな香りが漂うだろうか。 あまりいい茶葉とはいえぬものだが、琥珀色を新しいカップへと注ぐ。 輪切りの檸檬が鮮やかなイェロウを浮かべて。]
謝ることはない。 私の仕事だ。
[例え管理者から目を付けられる行為だとしても。 “要らぬ廃棄物が同じ廃品を修理している”程度の認識なのであろうか。 まだ処刑の手が伸びぬのなら続けるまで。 男は少女を招き入れ、紅茶のカップを*差し出した*]
(51) 2010/05/16(Sun) 13時頃
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ん……。
[薄闇の中、覚醒へと向かう意識。 体に掛けていた毛布を無造作に放ると、寝る前に脱ぎ捨てた服を着る。 雨に濡れた服は、未だ生乾きだったが、そんなことを気にすることはなく。]
[着替え終わった少女は再び街に出る。 行くあてもないままに、ただ口の中で呟きながら、少女は街を彷徨い続けた。]
(52) 2010/05/16(Sun) 18時半頃
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来ると思ってた? ……せんせー、ちょーのーりょくしゃみたい。 [ふふ、と緩く微笑むけれど。 差し出されたカップを見て、きょとりと目を丸くして]
あ、ありがと。 紅茶なんて、飲むのいつ以来だろ。 [生きるだけで精一杯の彼女にとって、それはとても貴重なもので。 それに、丁寧に檸檬まで添えてあるなんて。]
[カップを受け取って、コクリと一口飲む]
うん。おいしい。 あったかい。
……仕事、か。 処刑されちゃうかもしれないよ。 せんせーは死ぬのが恐くないの? [コテリ、と首を傾げた]
(53) 2010/05/16(Sun) 18時半頃
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[しばらくの間、街中を彷徨い続けた少女は、やがて小さな池に辿り着く。 汚水が溜まっただけの、生き物が住み着くはずも無い、小さな池。 それはまるで、此の街の様に思えて。]
[少女は足元に落ちていた石を拾うと、池の中へと投げ込んだ。 ぽちゃん、という軽い音とともに、池の表面に新たな波紋が生まれる。 しかし、その波紋はやがて、他の波と混ざり合い消えていった。]
――……。
[少女は何も言わず、雨が次々と作り出していく波紋ただを眺め続けていた**]
(54) 2010/05/16(Sun) 19時頃
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君の風邪は決まり事でもあるかのように規則的だからな。 雨脚が強い日に体を濡らしてやってくる。
[冷えて風邪を引くいつものコース、紅茶を受け取る少女へ軽いデコピンと 触診も兼ねて額へと手を添える。 微か常よりは高く感じた体温に踵を返し、タオルと体温計を持って。]
死というものに恐怖を抱かぬ者は、既に死んでいると謂っても構わんだろう。 けれど私は己の生命が終わる瞬間より、他の者が事切れる刹那の方が幾分恐ろしく思うよ。
[そう、少女の頭にタオルを*被せた*]
(55) 2010/05/16(Sun) 21時頃
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[おでこにデコピンを受けて]
ふにゃっ。 [思わず変な声を出して目を瞑ったら、そのまま額に手を添えられた。 そして頭にタオルを被せられれば、ありがと、と言って頭をわしわし拭いて]
せんせいは、自分より他人が死ぬ方が恐いの? [きょとり、目を丸くして]
……ボクはこの街に来てから、死んだヒトを沢山見たよ。 その時ね、ボクもいつかこーなるのかなって思った。 むしろね、こーなったら楽になれるのかなって思ったよ。
でもね、危険な目にあった時、ふと死んだヒト達の姿を思い出して。とっさに逃げてたんだ。 だからボクは、他人の死を見る度に、死にたくないと思っちゃう。 [へへ、と苦笑いしながら、体温計を腋に*挟んだ*]
(56) 2010/05/16(Sun) 22時半頃
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[椅子に腰掛け対面する様は宛ら医者と患者そのもの。 体温が計られるのを待つ間、カルテに刻む独逸語は医療職以外には蚯蚓の這う跡か。]
命の灯消える様は、いつ見ても傷ましい。 それが知り得る者の命なら尚更にな。
[少女の言葉に頷き、そして微か笑む。 タオルかフード越しか、或いは直接かは定かでないが、その頭へと腕を伸ばした。]
それでいい。 “死ぬのは嫌だ”と思うことは、この街では難しい。 だからこそ、そう思えるならば大切にしろ。
[それはその思いをか、はたまたその体をか。 伸びた腕は少女の頭を撫でられただろうか。]
(57) 2010/05/16(Sun) 23時頃
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……死ぬことはこの街に於て、いやどの世界に於いても容易だろう。 けれど死が“楽になれる事”と同意かは分からんし、私はそうは思いたくない。
[だからこそ、男が診療所のランタンを絶やす事はないのだ。]
計れたか?
[少女の体温が測定されれば、蚯蚓はまたカルテを這う。 その後、職務通りに胸や背中から音を聞いて咽奥を覗く。 最終的に処方したのは熱下げ、鎮痛作用のある薬。 食後に飲むタイプのものを三回分。 同じく渡されるのは愛らしい包み紙に包まれたキヤンディだった。]
[味は 1.蜂蜜檸檬 2.ミルク 3.ゆず 4.ミントハーブ 5.青林檎 6.さくらんぼ。 包まれたものは、はたして。]
(58) 2010/05/17(Mon) 00時頃
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[腋に体温計を挟みながら、カルテをちらっと見た。 でも、すぐに視線を外した。ドイツ語は本当は少し、分かるけれど。 ――……と言っても、医療用語となれば全く分からないけれど。]
[そうして腕が伸びてくれば思わず左目を閉じて、乗っかったままだったタオル越しに撫でられて。クスリと笑う。]
なんだかボク、ネコみたいだ。 ……ノラネコだけどね? [口元に笑みを浮かべたまま小さく、にゃぁ、とか呟いてみる。続く言葉には]
うん。そっか。 死が楽になる事とは違うかもしれない。か。 そーかもしれないね。 [コクリ、コクリと頷きながら]
(59) 2010/05/17(Mon) 00時半頃
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ボクはね、考えても、生きてる意味の答えが見つからなかったの。 だからもう終わってもいいかなって思ったよ。 でもね、逃げてた。 ボクはまだ、思考の迷路から出られないけど。 それだけは、正しいと思う事にしたんだ。
……ん。計れたみたい。 [そう言って、体温計を取り出して差し出して。 薬と飴を渡されれば]
ありがと。 せんせーは優しいね。 [ふにゃっと笑って受け取って、飴を口に入れた。{3}の味がした。]
……せんせーは、このランタンの灯みたいだ。 [瞳を閉じて、ポツリと零した]
(60) 2010/05/17(Mon) 00時半頃
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猫か…、確かにな。
[時折現れては世話を焼いてしまう、まるで野良猫。 ――否、世話焼きであるのは男の性であったが。]
生きる意味とは、一生の内で見つかるか見つからぬか…それ程難しいものだ。 答えが見つかるまで、君が正しいと感じた事を信じればいいんじゃないか?
[男は撫でた頭に少し瞳を細めた。 生きようとしてくれているならば、それは男には喜ばしいこと。 けれど続く囁きには、不思議そうに驚いて見せ。]
私が、ランタンの、灯…?
(61) 2010/05/17(Mon) 01時頃
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/* なんだこの村の人達の可愛さは…!!!
ペラジかわいすぎだ。 娘のように思ってるんだろうなとか。 同じくレティもなんだろなぁ。 タバサはちっと奥さん寄りな見方かも? ヌマタロは云わずもがな癒しだ。
あー、もう、可愛いぜ…っ!!
(-6) 2010/05/17(Mon) 01時頃
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/* 因みに、この優しさで狼陣営なら萌えるよな。
実は優しいこといっときながら、裏ではさくっと人殺しとかしてんの。 うわあー…人間不信になれそうだぜ…!
もし狼に飛ばされたらそうしようかな!!
(-7) 2010/05/17(Mon) 01時頃
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そーなんだ。そんなに難しいものなんだ。
せんせーは生きる意味、見つけた? ……ううん。 せんせーは……さっき、他人が死ぬ方が恐いって言ったもんね。 [ポツリ、零して]
うん。せんせーはランタンの灯。 飴、くれたでしょ? その時ボクは、心がポカッて暖かくなった気がしたよ? 今日だけじゃない。 ……だからね。 ランタンの灯を見ると、せんせーを思い出すよ。
(62) 2010/05/17(Mon) 01時頃
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私は……。
[一度男はヘーゼルを伏せた。 生きる意味、難しいその言葉の意味を自身に問う。 開いた瞳が映したのは、伏せ置かれた写真立て。]
生きる意味を探す為に、“先生”をしているのかも知れん。 他の者の命に、己の生を…。
[それ以上謂えずいた。 狂えたエゴイズムに、自嘲を毀す他はない。]
……嬉しい言葉、だ。 だが、私はそんな優しいものじゃない。 ランタンも、直に触れれば指を焼け落としてしまうだろう?
[嬉しさ半分、申し訳なさ半分。 少女へとそう返した。]
(63) 2010/05/17(Mon) 01時半頃
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他の者の命に 己の生を映す
――なんてエゴイズムだろうかな。
[それは少女にも届かぬ胸の裡、毀れた言葉。 助ける命に己が命を見る。]
――では、“死する命には?”
(-8) 2010/05/17(Mon) 01時半頃
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[途切れた言葉。続く言葉を予測して……]
せんせーは、他人が生きてると自分が生きる事になるの? せんせーはやっぱり、優しいんだね。 [腕にぺたりと触れて]
……ほら、火傷しないよ? [コテリと首を傾げて、緩く微笑む。]
それじゃ、ボクそろそろ行くね。 診てくれてありがとう。 ……これで足りる、かな? [言って、代金を差し出す。]
(64) 2010/05/17(Mon) 01時半頃
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………。
[触れられた頬に言葉は出ず。 男は驚いて、そして…――笑った。]
優しいのは君の方だよ、ペラジー。
[有難う、そう笑う。]
ああ、足りている。 診療に限らず、顔を見せるといい。 粗茶と飴玉くらいの持て成しでよければな。
いつでもここの扉は開いているのだから。
[善あれ悪あれ、拒みはしない。 ランタンの灯が燈されている内は、男が生きている証明。 診療や治療に限らず、訪ねられるも悪くはない。]
(65) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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―― →汚水池 ――
どうじゃろうの
[診療所を出た老人は 極力濡れぬように遅い足ながらも縫うように歩く 頭の中では医師の言葉が残っていた]
居場所、の 霞むものかもしれん
どれほど歳を重ねようとも瞳を閉じてしまいたくなる ……そんなものを優しさと呼ぶのならじゃが
[呟きは誰にも届かないまま。 やがて足は池のほとりへと辿り着く。]
(66) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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レティーシャにも、伝えてくれ。 疎まれるかも知れんがな。
[少女と仲が良かったように記憶している。 生を繋ぐこの場所を嫌うように寄り付かぬ彼女にも、と言伝を頼み 手にしたのは差し出された代金の中の硬貨一枚。 薬代にも満たぬその料金を白衣のポケットへと入れた。]
薬はきちんと飲むこと、そして体は極力冷やさぬこと。 あまり外の雨に降られると、悪化して肺炎にも成り兼ねん。
[傘をさすことは出来ぬとしても、せめて休む時はどこか屋根のある場所で。 男は、そう忠告もした。]
(67) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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ほ?
[辿り着いた老人の視界に飛び込んだのは 水面を見つめ続けている少女 >>54]
……
[すぐに声を掛ける事はせず 非常にのんびりした動作で少女からやや離れた 瓦礫の集まった場所へと移動していく]
よっこいせ、と
[瓦礫の上には一枚のトタン板。 カビだらけで雨漏る事もしょっちゅうだが無いよりは好い そこへ一仕事するかの如し声をあげて座り込む]
(68) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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釣り師 ヌマタロウは、聖歌隊員 レティーシャの方へ緩やかに顔を向けた。
2010/05/17(Mon) 02時頃
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おおぉぉぉい レティーシャやぁ
(69) 2010/05/17(Mon) 02時頃
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[老人は瓦礫とトタン板で出来た堀のような空間から 少女へ向かってしわがれた声を大きく張った。 やや離れた位置の少女へはどう伝わるだろうか。]
……ふぅむ 案外、重労働じゃのう
[ほ、と一息 大声をあげた事は予想以上の負担だった様子。 少女が此方に気付くのなら竿の先を振って見せただろう。]
(70) 2010/05/17(Mon) 02時半頃
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なんで? ボクは自分が生きるのでせーいっぱい。 自分の迷路でせーいっぱいだよ? [言いながらも、ふふ、と一緒になって笑って]
うん。伝えておくね。 うん。分かった。ちゃんと飲むよ。 [他の事は、この街でどれ位実行できるか分からないけれど。返事をして。]
じゃ、また来るね? 飴と紅茶、ごちそーさま。 [にこりとして、診療所を後にした。]
(71) 2010/05/17(Mon) 02時半頃
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−廃墟(地下室)−
[薄暗く朽ち果てた廃墟の中、瓦礫を避けながら慎重に歩を進める。]
えっと。いつもこの辺りに居ると思ったんだけど。 ……ぁ痛っ! [瓦礫の一つにつまずいて、べちっと倒れこむと、ポケットから薬が飛び出る。]
わわわ。 [それを慌てて拾うと、緩く微笑んで。また歩を進めるけれど。 どれだけ歩いても、彼女の姿を見つける事はできなくて。]
れ、レティー? [声を出して、レティーシャ以外が居たら危険だとは思いつつ。 思わず、微かな声で呼んでみた。けれど、その声に反応は無く。]
……どこ、行ったのかな? [首を傾げつつも、やがて地下室へ着けば、かけてもらった上着を干して。 レティーシャを待つつもりで座っていたら、熱があるのも手伝って、そのままくたっと*眠ってしまった*]
(72) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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構わない。 私も精一杯……いっぱいいっぱいだからな。
[笑みが重なれば、それこそ裡は温かなランタンが燈るよう。 薬を飲む約束だけでも、男には大きな一。 一にまた頷きを返して。]
――――。
[診療所を出る少女を見送る、とめはしない。 男は少し冷めた紅茶に口を付けながら、カルテを纏め始めた。]
(73) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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ふぅむ
[空を見上げる 色も先も無い閉ざされた空を ぽりと頭を掻いた]
何か釣れたら……お裾分けでもしたいのぅ
[叶わぬ願いを口にした。 それすらも"明日"へと繋がってしまうのだろうか 何も居ない池に問い掛けてもきっと答えは返らない]
ふぅ
[確かな未来は。 医師のカルテの中に記載されているであろう病状。 恐らくはもうそれほど、長くは無い老体。]
(74) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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[其れでも尚、続けてしまう趣味は仕方の無い事。 誰の忠告があったとしても聞かなかった報い。 辞められはしない、煙草のように。]
ごほっ、ごほっ――!
[唐突に咽る 皺の深い手が口を覆った]
あぁ
[元々、気管支はそれ程強くも無い 耳も随分遠くなってしまった こんな街でもあとどれ程彷徨う事が出来るのだろうか]
(75) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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[ただ雨音だけが静かに辺りを満たしていた。 が、その静寂を破る突然の大声。>>69 びくりと肩を震わして、声の方を見れば、見慣れた老人の姿。]
……何よ。
[その場から、琥珀の瞳を向け、小さく声を出す。 どうせその声は雨音に消されてしまうだろうが。 それでも、こちらが気づいたことくらいは伝わったのだろう。 老人がつり竿を振るのが見えた。]
(76) 2010/05/17(Mon) 03時頃
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よっこいせぇのぉ せぇ よっこいせぇのっ せぇとぉ
[陽気な歌声と共に竿を振って ぽちゃり 脱脂綿を池へと放り込んだ]
おいらが 竿ふりゃ どっこいせぇ
[掠れた歌声は雨音にも負けてしまう]
先に食いつくはぁ なんじゃろなぁっと くらくにごったぁ 池の中ぁに
(77) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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きょぉっも 見えるかっ やつらの群れがぁ どっこいせぇのせぇ どっこいせぇのせぇっ
とぉ!
[意気揚々と首を降り始めるが 視界入る少女の視線に気付くと優しく微笑んで ちょい、ちょい、と手招きした。]
(78) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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[纏めるカルテの中目に留まるは、書き記した独逸語。 それは皮肉にも残酷な文字。 未来も明日もないこの街で、刻々と明日を削る死への宣告。]
………。
[未来を夢に見ることさえ苦痛にさせるこの街で 明日を当たり前に生きる世界でも、凄惨な宣告を老人に向けるは幾らの職務とはいえ辛いものがあった。 幾らか前にその死への言葉を口にした時、それでも釣りを辞めぬと笑った老人をしっかりと覚えている。 処方し渡す薬は飲まれているだろうか。 子供だましにしか成らぬ、けれど痛みは抑えられるであろうその薬は。]
(79) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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[老人の存在に気づいても、少女が近づくことは無い。 だが、少女が逃げることもなかった。 男を憎む少女でも、かつて世話になった恩人、ましてや自分が多大な迷惑をかけた相手には、少しは心を開いていた。]
[少女は、その場所から動くことなく、ただ雨の降る中、池と老人を眺め続ける。]
(80) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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ほほほ。
[笑う、老人。 その笑みは何時か医師に向けたものと差異はない優しさ。 処方される薬は飲まなかった。 貰ったもの全てにきちんと礼を言い。 そして穴倉の自宅の隅へ保管されて居た。]
どうじゃろの、今日は。
[水面を見つめる老人の、身勝手な夢。 先の無い己の穴倉を、調べて欲しいと医師に伝える事。 先の無い己よりも他の者へ限られたものを使って欲しい。 けれどそれは、この街では口に出来ないままの願い。]
(81) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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|
ふぅむ。 ……魚なんぞより難儀かもしれんな、人間は。 特にレデエは解らんもんじゃ
[老人なりの冗談を独りごち。 まるで警戒する仔猫のような視線の少女へは 変わらずに優しい笑みを向けている。]
忍耐じゃな ……何事も
[この距離を崩す事はせずに。 竿の先を、振りながら何か少女を笑わせられないだろうか。 そんな事を考え始めている。]
(82) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
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|
――――。
[男はまた一枚とカルテを捲る。 ヒールを高く鳴らして歩く女の名前が記された一枚。 堕胎施術は体にも心にも深く負担をかけるものである。 その為、施術後もこちらには通って貰いたいのだが…。]
生きる意味、か。 生まれ、この街に訪れた私たちに生きる意味が在るのなら 生まれず、死しか知らぬ子供には死んで逝く意味が在るのだろうかな。
[男女の間に愛が在ろうが無かろうが、燈る命の灯を吹き消す吐息。 その息は己の手の平かと、視線を移す。 耳には子供の泣き声のように、雨が降り続ける音が責めた。]
(83) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
|
|
ほ
[ぴくんと身体を揺らす 何か思いついたのだろうか もそもそと身体を動かし始めた]
む
[竿を傍にそっと置いて]
……ほ
[汚水に塗れた地へうつ伏せに寝転ぶと ぐぐぐ、と尻だけを天へと突き上げた ぶるぶるぶるぶる、辛そうに震えている]
(84) 2010/05/17(Mon) 03時半頃
|
釣り師 ヌマタロウは、聖歌隊員 レティーシャが笑って呉れるものだと信じ込んでやまない。
2010/05/17(Mon) 03時半頃
|
[ぼうっと眺めていた先、突然老人がうつ伏せになり、ぶるぶると震え始めた。]
[どこか悪いのでは?何かの発作では?という疑問が少女の頭の中に浮かんでいく。 辺りを見回しても人影は無い。 たとえあったとしても、他人の死に関心を示すような者は、此の街には存在しない。一部の例外を除いて。]
[少女はしばしの葛藤を見せたあと、恐る恐る老人へと歩み寄る。 本来なら、自分も他人の死になど興味は持たない。ましてや男である。 だが、見捨てようとすれば胸の奥がチリチリと痛む。 少女は初めての感覚に戸惑いながらも、伏した老人の側まで行くと、そっと声を掛ける。]
だ、だいじょうぶ……?
[喉から絞り出した声は、掠れていて、とても自分の喉から出た声とは思えなかった。]
(85) 2010/05/17(Mon) 04時頃
|
|
[降ってきた少女の声にびく、と震えた 突っ張っていた腰がびちゃりと地へ落ちる]
……だ
[顔だけをあげれば少女は微塵も笑って居ない むしろ声も表情も心配の其れ。]
だいじょうぶ、じゃ
[しまった、という顔で バツが悪そうにその場へあぐらをかいた]
其処に座らんか? 少しの間、ワシの話相手になってくれんかの
[*笑う*]
(86) 2010/05/17(Mon) 04時頃
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[歓びに揺れる菫が、この地に咲く事は少ない。 哀しみに濡れる紫陽花は汚水を吸い上げ水色に咲くのに。]
命の灯を燈すは難しいのに、消すのはいとも簡単に出来てしまうものだ。
…―――なぁ?
[写真立てに切り取られた永久の刹那。 けれど男は写真立てを伏せたまま置く。 話かけても返される事のない返事を待ち侘びるように 男はヘーゼルをそっと*閉じた*]
(87) 2010/05/17(Mon) 04時半頃
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/* サンホラネタと気付いた人はエピで僕と握手!(←
ヌマタロ…なんて癒し系、きゅんきゅんするよ!! ペラジは遅くまでありがとう!かわいかたー! レティにネタふりつつも、タバサにも絡みフラグは立てといた。
うし、今んとこ全員と会話できているっ! 人が集まってくれるといいねと気持ちは全力で村を応援しています。
(-9) 2010/05/17(Mon) 04時半頃
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[大丈夫だと言う老人の様子を見て、ほっと胸をなで下ろす。 そして気づく。自分が安堵しているということに。 なぜ?どうして?という疑問が少女の胸の中に渦を巻く。]
[戸惑いながらも、少女は老人に勧められるままに腰をおろす。 少し離れたその距離は、老人への警戒の表れか**]
(88) 2010/05/17(Mon) 04時半頃
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/* なんだろう。これ、すごく何かに似てる。
ああ、反抗期の娘とその父親みたい、だ。
(-10) 2010/05/17(Mon) 04時半頃
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/* あれ、触れられたの腕だった。
読み返して気付いた、なんてこったwwwww すまない、脳内変換を頼みますwwwww
(-11) 2010/05/17(Mon) 07時頃
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[距離の理由におおよその察しはついた。 だから無理に詰める事も無ければ それ以上を促すことも無い。]
ふむ
[少女をじっと見つめる ひとつ、ふたつ、みっつと時が過ぎて行く]
……のぅ、レティーシャ。 未だ、独りなのかの。
[老人が気懸りであったのは。 少女があの場所で未だ独りなのか、という事。 こんな街でこんな気持ちを向けるのは可笑しな話かもしれぬが。]
(89) 2010/05/17(Mon) 15時半頃
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[>>80 其れなりの過去が互いの間に在ったから。 老人は少女を我が子のように、とまでは行かなくとも 何かがあればそれとなく気を向けていた。 老人なりの不器用な心は言葉にも現われる。]
あぁ いや、の ………独りは寒かろう
[ワシの家に――。 言いかけた言葉は飲み込まれた。 首を一度、左右に振る。]
せんせぇは嫌い、かの。
(90) 2010/05/17(Mon) 15時半頃
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[己が除外されてしまうのは、先が無いから。 寄り添った所でやがて来る寂しさを少女に齎してしまうだけ。 ペラジーの顔も浮かんだが、其処は矢張り女性。 安心して任せられるのはランタンの灯りだった。]
……
[少女の返答を待つ瞳は細く。 予想はついても問わずには居れぬ*心*]
(91) 2010/05/17(Mon) 15時半頃
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[少女は老人の方を見ることなく、黙り込む。 ただ、時間だけが過ぎていった。 どれほどの時間が立ったのだろうか。 規則正しく響く雨音に混ざるのは、老人の問>>90。]
ええ。もう、私は子供ではないもの。
[少女は顔を向けることなく応える。 続く問に、わずか眉を動かし、]
……別に。もう慣れたわ。
[水面に視線を注ぎながら応えた。]
(92) 2010/05/17(Mon) 20時頃
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[会話は途切れ、再び雨音のみが二人を包んだ。 少女は何も言わずに水面を眺め続ける。]
[やがて、辺りが薄暗くなった頃。 少女は音もなく立ち上がり、その場を去った。]
さようなら。
[去り際に少女は小さくこぼす。 またね、とは言わない。 再び会える保証など無いから。]
(93) 2010/05/17(Mon) 22時半頃
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[帰り道、少女は考える。 老人の言わんとする所はわかる。 だが、少女はそれを否定するように呟く。]
莫迦みたい。
[頭の中にランタンの灯がちらつく。 少女は、それを振り払うかのように頭を振った。]
莫迦みたい。莫迦みたい。
[少女は繰り返し呟きながら、雨の中を歩き続けた。]
(94) 2010/05/17(Mon) 22時半頃
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/*
まだ居ます。 かろうじて居ます。
居ます、が、 RPが本気で出てこないってどういうことなの……
モチベーションの問題かと思ったけど そういう次元ではないかもしれない。
(-12) 2010/05/17(Mon) 23時半頃
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/* 独り言と表発言の使用ptが同じとか、ね
あ、これ喋ったら独り言が上回る
(-13) 2010/05/17(Mon) 23時半頃
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―― 雑貨屋 ――
[小銭を握って、訪れた薄暗い商店。 何が欲しいという訳ではない。
散財すれば一寸だけ気が晴れる。 唯――それだけ]
……。
[大きな箱より 小さな箱に幸せはあるらしい。
されどそれを求めんとすれば、 何か罪の様に思えたから。
小箱から静かに視線を逸らし、 大きな箱を開けてみた。]
(95) 2010/05/17(Mon) 23時半頃
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[入っていたのは薄汚れたクマのぬいぐるみ。 商店の主がぎょろりと此方を見る。 少しの思案の後]
これ、頂戴。
[そう告げれば商店の主は意外そうに 女とクマのぬいぐるみを交互に見遣った。]
(96) 2010/05/17(Mon) 23時半頃
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[箱からぬいぐるみを取り出し、 その手の部分を握ってレジへ行く。
じゃらり、と、計算が面倒臭そうな 何枚もの小銭を置いた。 紙幣の価値くらいはある。]
もう名前も決めたの。 この子は―――
(97) 2010/05/18(Tue) 00時頃
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/* まさこ
(-14) 2010/05/18(Tue) 00時頃
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…ロゼ。
だってこの子、女の子だと思わない? 私にはそう見える。
[小銭を数える店主を余所に、一方的に喋り続ける]
治療してあげたらきっと素敵になるわ。 綺麗に拭いて、包帯を巻いてあげるの。 ――…。
勘定終わった?……そう。
[丁度ある、と言われることはつまり 元の値段より多く払ったということだろう。 少ないなら、丁度なら 必ず足りないと言って来るに決まっているから。]
(98) 2010/05/18(Tue) 00時頃
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―― 裏路地 ――
[クマのぬいぐるみを抱いて、 一寸だけ、目を瞑る。 いつか失くしたものを、手繰り寄せる様に]
もう何人も子を堕ろした、…… その度に私は咎を背負った。
――未来なんて託したくなかった。 [子をあやす様、ぬいぐるみを撫ぜ]
……希望なんて潰えてしまえば、それでよかった。
(99) 2010/05/18(Tue) 00時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/05/18(Tue) 00時頃
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―診療所―
[雨の責める声と、閉じたヘーゼルの過ぎ去りし記憶に身を委ねていた男は、ゆっくりと瞼を開いた。 古ぼけた襤褸椅子からたちあがる。]
――――。
[頑丈なジュラルミンケース、拾い物のそれに簡単な医療器具を詰める。 消毒液、脱脂綿、ガーゼに包帯にいくつかの薬、注射器にメス。 聴診器を首から下げて、扉へと進む足音。]
……いってくる。
[呟くは、倒れたままの写真立てへ。]
(100) 2010/05/18(Tue) 00時頃
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―診療所→裏路地―
[扉を開け放てば降りしきる雨。 濁る雨粒が白衣を穢し、天から男を――この街全てを責めるように頬を撫でていく。]
――――。
[眼鏡を拭う。かける。 そしてあてどなく歩きはじめる。 緩やかな、アンダンテ。 酷く病んだ街並みを眺め、どこかに倒れているものはいないかと。 暗く澱んだ空を見上げて、どこかに蒼い空の切れ端はないかと。 途中行き倒れた死体に出会うなら、傷ましい表情で脈や体温を触診で計る。 そうしている内に、誰かに出合うだろうか。 ぬいぐるみを抱く女か、はたまた男を――この街を疎む少女にか。]
(101) 2010/05/18(Tue) 00時半頃
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−廃墟→?−
ん……。 [目が覚めると、まだだるいままの身体をむくりと起こす。 辺りを見回すと、干されたままのレティーシャの上着が目に入り]
……。 [ぺたり、触ってみたら大分乾いていて。 どれ位眠っていたのかななんて思いながら、それを畳んで手に持って。 来た時と同じ様に、そろそろと歩いて廃墟を出る。]
あ、濡れちゃうね。 [呟いて、上着を自身の服の中に入れてみた。 歩いていれば、やがてどこかでレティーシャに会えただろう。]
(102) 2010/05/18(Tue) 00時半頃
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レティーシャ。ここに居たんだね。 これ、ありがと。
……あ、ごめん。濡れちゃってる。 [自身の服が濡れてしまって、雨を防ぎきれなかったらしい。 服の中から上着を取り出すと、湿っていて。 苦笑いしながら差し出す。]
あとね、さっきせんせーの所に行ったんだけど。伝言。 びょーきじゃなくても、たまにはおいでって。 お茶と飴あるからって。
(103) 2010/05/18(Tue) 01時頃
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[ふと、人の歩む影を見止め]
先生。
[ぽつ、と呼んだ。 クマのぬいぐるみを手に、彼に駆け寄って。 ジュラルミンケースを彼が所持しているのを見れば 一寸問う様に小首を傾いだ。]
……手当てをして欲しいの。
(104) 2010/05/18(Tue) 01時頃
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[声に、歩みは止まる。 向けば女が駆け寄る。]
手当て? 何処か怪我でもしたか?
[派手な衣装から露出する体を見遣るも傷は見られないようだった。 何処が悪いのかと、小首を傾げる女へ告げる。 雨脚の当たらぬ場所を探して少し辺りを見回した。]
(105) 2010/05/18(Tue) 01時半頃
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ううん。 私じゃなくて
[ぬいぐるみを両手に持ち、掲げて]
この子。 部分部分から綿がはみ出しているでしょう?
包帯か何かで手当てしてあげられないかって。
[手当てと謂う言葉を使う事が正気の沙汰ではないのは承知だが、 気に入ったそのぬいぐるみが痛々しいのは見ていられない。 雨に濡れそぼっていくぬいぐるみに気付いては、 彼と同様に、雨宿り出来る場所を探す様、辺りへ目を向け]
(106) 2010/05/18(Tue) 01時半頃
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…………。
[布と綿だけで出来た、それも新品というものでもないぬいぐるみ。 内臓部分とされる綿は確かに所々ではみ出してはいたが このぬいぐるみの解れをどうにかすることを、果たして“手当て”と呼ぶのかどうか。]
わかった、が この雨では手当ても侭ならん。 一先ずは、奥へ。
[入り組んだ裏路地、奥へ行けば屋根のある所もあろう。 ぬいぐるみを持つ片方の手を、拒まれぬのなら手にとって。 歩き出すは、アンダンティーノ。 女のついてこれる速度で、奥へと向かう。]
(107) 2010/05/18(Tue) 02時頃
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有難う……断られたらどうしようかと思った。
[わかった、という承諾に礼を告げては 続く言葉に肯いてスティーブンの後をついていく。 ふ、と触れた手の感触、無骨な男性の其れ。 それは幾つもの命を救ったであろう ――罪深き、手。
拒むことはしない。 やがて雨脚を防ぐことが出来る場所まで行ったならば じ、と彼を見つめて、"手当て"、を待つ]
(108) 2010/05/18(Tue) 02時頃
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/* レスポンス遅くてごめんなさい。 ちょっとニコ動を見ていたら思ったより長くて…… バ行の腐女子は、いいわ、ね(真顔
(-15) 2010/05/18(Tue) 02時頃
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手当てをというのならば。
[断ることは決して、ない。 例えそれが息のないぬいぐるみであろうとも。 触れた手はか細く白く、冷たく男には感じられた。 せめてもと体温を分けられるように、手を微か強く握った。 命を救い、罪を重ねる、その手を。]
……さぁ、その子を。
[適当な場所へ腰を下ろすと、そっと手を離す。 ジュラルミンケースをあけてぬいぐるみを受け取ったならば。 持ち出した医療用のテグスと針で皮膚に開いた穴を縫う。 手早く、細かく動く指先は医師のそれ。 縫い終われば、丁寧にもその場所へ真新しい包帯を巻きつけた。]
(109) 2010/05/18(Tue) 02時半頃
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[少女の声は雨音の上を跳ねる。 されど自らとは言えぬ細く弱い、音。]
そう、か
[子供では無いと言い切る表情を見つめ、 笑みを絶やさぬまま静かに頷いた]
…
[伝えたい事はあれど どれもがその手前で汚水に塗れ地へと滴り落ちる。 続く、沈黙。]
(110) 2010/05/18(Tue) 02時半頃
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[二人と竿の間を雨音だけが行き来する。 何も言わぬ少女と、何も言えぬ老人。 どれほどの時が過ぎただろうかという頃合、 先に口を開いたのは少女の方だった。]
……ああ
[さようなら――。 別れの言葉に何も言えぬ、年輪。 背負い込んだものが重過ぎて吐けぬのか、 それとも何もありはしないから吐けぬのか。
只、去り行く少女を見送る事しか出来なかった。]
(111) 2010/05/18(Tue) 02時半頃
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[重ねられる、握られる、手。 その温もりに罪悪感を覚えるのは何故か。 されどそんな些細なことにまで取り締まりは及ばない。 そう、分かっていたから、委ねた。]
……ええ。
[ぬいぐるみ差し出し、彼に預ける。 無知な女は包帯を巻くことくらいしか思案になかったけれど。 テグスで縫うてくれる彼に、僅かに目を見開いた]
すごい。先生はやっぱり先生だわ。
[感嘆したように言い、やがて包帯を巻かれたぬいぐるみを見れば ふわりと、静かな笑みを、浮かべる。]
(112) 2010/05/18(Tue) 02時半頃
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慣れたから、の……
[独り呟くは雨音の中。 打つ水線が竿の先を細かに揺らす。 別れよりも何よりも、老人の心にささった一言だった。]
すまん、な ……ほんに、すまん
[もう少し早ければ。 もしくは、取り返しがつくのであれば。 慣れさせる事など無かったのかもしれない。]
(113) 2010/05/18(Tue) 02時半頃
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いや
[されど、唐突に首を振った]
それも好いのかもしれぬ
[所詮先の無い街なのだから。 無闇な温もりは何時か、仇になる。 そんな基本すらも霞んでしまうのは、 歳を取ったせいだろうかと内心で自嘲した]
(114) 2010/05/18(Tue) 02時半頃
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|
[ぬくもりを重ねることは、この街では罪とされ 明日へ繋がることは、この街では処刑へと繋がる。 ならば何故、人々はこの地で生きているのだろうか。 生きるに希望を持つことも許されぬ地で、死ぬもせずただ在り続けるのか。 重ねた手は疑問を生み、勿論それは男自身にも降り注ぐ。 この雨の、ように。]
これで、もう痛くないだろう。
[治療の終えたぬいぐるみの頭を撫でる手は、女に重ねていたその手の平。 静かな笑みに眼鏡の奥の瞳を細めると、ぬいぐるみを差し出した。]
医師免許などは、当の昔に失ったが。 それでもここでは“先生”で居られる。
[小さく、呟く。]
(115) 2010/05/18(Tue) 03時頃
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|
[痛くない、という言葉にくすりと笑って]
先生は私のこと、頭が可笑しいと思っている? 解っているのよ。この子に痛みなんてないことは。 それでも――… 何かに重ねているのかしらね。
[ぬいぐるみの頭を撫ぜる彼に微笑み、 差し出された其れを受け取ると、優しく抱いた。]
……
["先生"で居られる――そう紡ぐ彼に何を返すかを逡巡した。 此の場で人々を生かす罪を咎めるか? 否―――]
……、"先生"で居て呉れて有難う。
[密やかな内緒話のように、囁いた。]
(116) 2010/05/18(Tue) 03時頃
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|
[くるりと踵を返せば]
いつか、お礼するから!
[そうスティーブンに投げながら駆けていく。
人は何故生きるのか? 人は何故死ぬのか?
解らない。解る時がいずれ来るとしても来ないとしても 女は今、此処に*生きている*]
(117) 2010/05/18(Tue) 03時頃
|
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[緩やかに瞬いた]
[竿の先が揺れる]
[小さな欠伸を噛み殺す]
[もにゃもにゃと整理運動のように口を*動かした*]
(118) 2010/05/18(Tue) 03時頃
|
水商売 タバサは、メモを貼った。
2010/05/18(Tue) 03時頃
|
思わないさ。
痛みはなくとも、悼みは生まれる。 その子の傷を見て、可哀想だと君が悼むのなら その子は今を確かに ――生きている。
[抱き締められたぬいぐるみは、抱き締めた彼女は何を思うだろうか。 頭が可笑しいのは男の方かも知れない。]
そして君も ――生きている。
[視線は合わせない。 毀す言葉はこの街に生きるものには、きっと傷ましいものであろうから。 けれど謂わずに居られぬのは、男自身も生きる意味を探しているからであろうか。 人の命に、自分の命を重ね。]
ここで、感謝されるのは珍しい ――が、嬉しい言葉だな。
[秘め事のような囁きに、一度驚いた顔を見せ。 それから有難うと微かに、笑う。]
(119) 2010/05/18(Tue) 03時半頃
|
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/* >>117と>>119でなんだかシンクロしているすごさに吃驚。
あれだもうタバサは私と結婚しなさい、そうしなさい。 幸せにするよ(← じゃなくってぇええええ、だから今回は恋愛要素をだなぁぁあああ orzorzorz
恋愛PLですまなかった。 頑張る、自重する。
(-16) 2010/05/18(Tue) 03時半頃
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/* そしてキャラセット書きながらだから反応遅くてごめん orz おし、のんびりソロール祭りしてくる。
ご、めんなさい orz
(-17) 2010/05/18(Tue) 04時頃
|
|
[離れて行く背中を見送る。]
礼ならば、その身体を大事に。
[呟きは雨脚に踏みつけられて届かない。 分かっていて吐き出すのだから。 街を彷徨うように歩き出す。 空を見上げれば、硝子に落ちる穢れた雨の粒。 それは見上げるを拒むように。 蒼い空を望むを拒むように。
白い白衣が、段々と薄汚れ濡れて重たくなり*始めた*]
(120) 2010/05/18(Tue) 05時頃
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―路地裏―
[走る]
――…っ。
[走る]
――…はっ。
[走る]
――は…ぁっ。
(121) 2010/05/18(Tue) 07時頃
|
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[背後から聞こえるのは走る自分を追う靴の音。 そして罵声]
――はぁ…っ。
捕まって溜るか…よ……っ!
[毒づきながら、俺は走り続ける]
(122) 2010/05/18(Tue) 07時頃
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[小太りの男を振り切り、寝床にしている穴倉に逃げ込んで。 ようやく一心地着いた様に、俺は大きく息を吐いた]
へへ……。 今日は御馳走だぜ……。
[ぼろぼろのシャツの中から、盗んだパンを取りだして。 それを口いっぱいに頬張る]
(123) 2010/05/18(Tue) 07時頃
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……んぐ、もぐ。 はあ…はぁ…うめえ……。
[地面に落ちたパン屑も奇麗に拾って、口に入れる。 今度はいつ食い物にありつけるか、判らないのだから――]
(124) 2010/05/18(Tue) 07時頃
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[煤汚れた指まで綺麗に舐めとって、パンを食い終われば。
ごろり。
横になる]
(125) 2010/05/18(Tue) 07時頃
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[久し振りに腹が満たされれば、疲れた身体をいやす様に襲う睡魔。 それに逆らわずに、眸を閉じる]
ふあ――…。
[欠伸と共に、浮かぶ涙]
(126) 2010/05/18(Tue) 07時頃
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[腹は満たされても、何かが足りないのか。 赤子のように親指をしゃぶる。
それは幼い頃からの、眠りに着く前の未だ抜けきれない癖]
…………ん…。
[夢うつつに。 呼んだ名前は、誰の耳にも届かずに風に溶けて消える。
呟いた本人すら、気付かないほど、に]
(127) 2010/05/18(Tue) 07時半頃
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[しとしとと降る雨を子守歌代わりに。 少年は眠る。
この救いのない世界で、 明日もまた、生きるために。
今は一時の休息の*時*]
(128) 2010/05/18(Tue) 07時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/05/18(Tue) 07時半頃
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[一口、含んだ安いアルコールが胃を焼く。 つまみも口にしないで、雑に酒の体裁だけ調えたものを身体に入れたのでは無理もない。
どうせ、長く生きられはしないと、唇の端を歪めた**]
(129) 2010/05/18(Tue) 08時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/05/18(Tue) 08時半頃
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―雑貨:グリモワール― [一見するとただの雑貨屋。しかし、この町にただの雑貨屋などとあるわけも無く。改造銃から薬物まで。およそ表の世界では手に入らないようなものが平然と取引されていた。店番を務める彼女――ソフィアに頼めば臓器ですら調達してくるだろう。処刑されるものの絶えないこの町では、ちょっと袖の下を「管理者」に渡してやれば新鮮な臓器など簡単に手に入るのだから]
はい、それではこちらとこちらを。 余り使いすぎないようにね?
[此度の客はまだまともな部類。おそらく艶事にでも使うのであろう。外の世界では禁じられた類の強壮剤とコカインを買って行った。どこかこの町には不釣合いなまっとうな身なりをした客だった。]
(130) 2010/05/18(Tue) 09時半頃
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[客を見送ると、口が寂しくなったのか。懐からガラスのパイプ……タバコではなくマリファナを入れたそれを銜えると火をつけてから、ふと空を見上げた。陰鬱な空の色を見つつ]
まったく…… 我ながら。随分と安定を求めたもんだわね。
[死体入手の袖の下。それは同時にこの町で、彼女自身の安全を保障する手段にもなっていた。誰も「管理者」の金蔓に手を出そうなどという不届き者は居ないのだからそれも当然のこと。それでも、彼女はふと思う。表の世界で薬物の売人をやっていた頃の方が……安全とは程遠い生活だったが、愉しめたなと]
(131) 2010/05/18(Tue) 09時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2010/05/18(Tue) 09時半頃
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/* おおおお、廃村せずにすむ!! やたー、やたー、嬉しいな! 世界観が好きなので廃村とか勿体なさすぎると思っていたんだ。 そんなわけで村立てさん、みなさん、よろしくですよ!
どきどき、楽しみにしている! あとは新しい三人と絡みに行かなくてはなっ。
(-18) 2010/05/18(Tue) 12時半頃
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―路地裏―
[しとしとと降る雨の下、うつぶせで地面に横になっている仲間だったモノを足の爪先で転がした]
あーあ。こいつとは結構気があってたのに。 ……莫迦な、やつ。
[この路地裏で同じように盗みをし、細々と生きてきた仲間だった。 でも、もう彼はその眸を開けない]
(132) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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[仲間だった彼が、確りと手に掴んでいるものを見る]
こんなの…ここで何の役にも立ちはしねーのに。 ほんと、莫迦。
[きらりと光る宝石。 それを彼の指をこじ開け、取り上げる]
(133) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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−?→ゴミ捨て場−
[そうして、いくらか会話を交わしただろうか。 やがてレティーシャと別れると、ゴミ山へ戻った。]
要らないヒトが、要らないというモノ。 再生させる事は罪になるのかな。
[要らないモノを要るモノにする作業は、恐い。 けれども、せんせいの医療行為が未だ咎められていない様に。 生きるために、要らないヒトが要らないモノを勝手に利用する。 そういう意味なら、咎められはしないのだろうか。]
(134) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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――でも、ま。 俺がこれは、貰っておいてやるよ。
[手の甲で鼻を擦って、掌の上の紅い宝石を見る。 それは死んだ彼の血を吸ったかのように、紅く紅く光っていた。]
(135) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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……それだけじゃないけど。
[ポツリと零しながら、地上からのゴミ−打ち捨てられた古い電化製品−をいくつも集める。 それを屋根のある場所へ運ぶと、分解して、雨で腐食してない部品を集めて。一つ一つ、組み上げていく。]
[知識を役立てる事は、過去の自分を思い出して、胸がチクリとする。 それに、ここで生きるのに役立つ事も、役立てる事も皮肉に思う。]
……できた。
[とても古い型のテレビとラジオが一つづつ。 この街では、テレビやラジオは、地上の零れた電波を拾うのか。 それとも、管理者用にあるものを微弱に拾えるのか。 ノイズを多分に含むけれど、使用する事はできた。 できあがったそれらを、つぎはぎのビニールでくるむと、雑貨屋へ持って行く。]
(136) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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−雑貨屋−
[ココン、と叩いて。扉を少し開けて。 店の奥まで歩を進めれば、危険なモノ達がいくつも目に入った。]
……ソフィアさん。こんにちは。 これ、持ってきたんだけど。買い取ってもらえるかな? それともこれは、危ない、かな?
[コテリ、首をかしげる。 表の世界を知れる−繋がっている−モノというのは危険だろうか。 彼女の商店で扱われる危険なモノとは別の意味−管理者から目をつけられるかもしれないという意味−で。 そんな事を*思いながら。*]
(137) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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|
[どれほどの時間、少女は彷徨い続けていたのか。 少女は雨の中にペラジーの姿を見つけた。]
あら、ペラジー。 こんなところでどうしたのかしら?
[側に歩み寄って少女は尋ねる。 ペラジーが取り出した上着を受け取ると、優しく微笑む。]
わざわざ届けてくれたの? ありがとう。
[受け取った上着を羽織る。 濡れている上着の中に、少女は確かな温もりを感じた。]
[続く言葉に、少女は表情を消した。]
……余計なお世話よ。
[苛立たしげにこぼすと、少女は、再び雨の中へと消えていった。]
(138) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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[紅い石をぼろぼろのズボンのポケットにしまい、 彼の靴を脱がせて]
俺のより、穴があいてないだけ増しか?
[自分の穴のあいた靴を脱ぎ捨て、それを履いて。 軽くジャンプをして具合を確かめる]
本当はシャツも欲しいけど……。
[自分のシャツをひっぱり、彼のと見比べて]
(139) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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……こんなんでも、一応仲間だったしな。 勘弁しておいてやらぁ。
[呟き、背を向ける]
(140) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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[ポケットの中の硬い感触を確かめながら、 仲間だったモノに別れを告げる。
ただ今は。 雑貨屋にこれを売れば、幾つパンを帰るのか。
それだけを考える様にして]
[この街を生きて行く――**]
(141) 2010/05/18(Tue) 14時頃
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[頭の中にランタンの灯がちらつく。 苛立たしげに頭を振り、歩む速度を速める。]
[少女が辿り着いたのは寝床とする廃墟。]
[中に入ると、ふとした違和感を感じる。]
そう。あの子、ここに来ていたのね。
[感じたのは、人の居た気配。 きゅっと、少女は上着の裾をつまんだ。]
[少女は、濡れていた服を脱ぎ捨てると、布団の中に潜り、目を閉じた**]
(142) 2010/05/18(Tue) 14時半頃
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―裏路地―
――――。
[偽善、欺瞞だと人は謂う。 救いだと手を伸ばす者も在る。 どちらも間違いなく、どちらも正しくはない。]
…………。
[冷たくなりかけた、小さな少年を目に留める。 靴のない少年の脈はなく、その小さな体を抱き上げた。 入り組んだ裏路地の奥へとたどり着けば、ケースから取り出すものは銀の刃。 眼球、内臓、皮膚組織。 生きた証を少年から剔出していく。
その時男は、どんな表情をしていたのだろうか。]
(143) 2010/05/18(Tue) 21時頃
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生きるに関わるは、死にも関わる。 廻る朝と夜に似て、死が在るからこそ生が在り 生が在るからこそ死が在る。
君の死は――。
[管理者の疎む、明日へ繋がる言葉。 “君の死は生へと繋がる”。 謂わずおくは、己の命を守ってか。 それとも、他に……。]
(144) 2010/05/18(Tue) 21時頃
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[剥ぎ取るパーツ。 玩具のように手先で跳ねる。 朱く染まる地面は汚水の雨に流されて。]
私の愛する者の生へ、繋がるかい?
[小さな臓器を片手に、嗤う。 毀れる言葉は誰にも聴こえぬ壊れたものか。 形のいい心の臓、容器に詰めてジュラルミンケースへしまわれる。]
(-19) 2010/05/18(Tue) 21時頃
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[雨音に聞こえぬ独り言を吐き出して 幾つかの臓器を保存液に漬け込んで密閉させる。 ジュラルミンケースに並んだそれは、ある雑貨屋へ流されるモノ……一部を除いて。]
……おやすみ。
[開いた体はきちんと閉じて、小さな少年を抱き上げる。 埋葬できる場所があればそこへ。 雑貨屋へは遅くなるが、少年を弔ってからと歩きだした。]
(145) 2010/05/18(Tue) 21時半頃
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[廃墟の中。少女はゆっくりと目を覚ます。 頭の中には未だちらつくランタンの灯。]
どうしたら、消えるの……?
[何度も頭を振る。 少女は乱れた髪を整えることもせずに、のろのろと立ち上がった。 ゆったりとした動作で、服を着ていく。 すでに上着に温もりは残っておらず。]
[少女はまた、雨の中へと歩みだす。 いつもと同じ行動。そうすれば気が晴れると思い。]
(146) 2010/05/18(Tue) 22時半頃
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―雑貨屋― 構わないわ。 ここで売られた銃で誰かが死んでも。あたしは知った事じゃない。それと同じ。
[外の情報を手に入れるために顧客が使ったとしても。それはあくまでその人の責任だと、そんな彼女なりの考えで買い取る事を決めた。]
それと、あの場所はどうだった? こんなの以外にも、直せば売れそうなものはいくらかあるんじゃないかな?
[あくまで彼女は、店番。其れゆえに相手に動いてもらう事を望み。他にもあれば持ってくると良いと伝えながら。それなりの買い取り価格を提示した]
悪くないでしょう? これからもお願いね。
(147) 2010/05/18(Tue) 23時頃
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[小さな少年であった。 埋葬にさほど時間は掛からない。 白衣を汚して墓穴を掘り、そこへ少年を優しく降ろす。 濡れた土被せてしまえば、紫陽花を墓標がわりに添えただろう。 水色に咲くその花を。]
………。
[歩きだし、近付く足音にヘーゼルを向けた。]
――レティーシャ。
(148) 2010/05/18(Tue) 23時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/05/18(Tue) 23時頃
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[少女は自らの名を呼ぶ声を聞いて立ち止まる。 じろりと、視線を声の主へと向ければ、そこには汚れた白衣を着た男の姿。]
……何。
[不愉快を隠すことなく声に乗せる。]
(149) 2010/05/18(Tue) 23時頃
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/* なんとなーくだが、ペラジが村立てさんかしら?
いや、ほんと何となくなんだが。
(-20) 2010/05/18(Tue) 23時頃
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いや。
[不機嫌窮まりない声色に表情を変える事はない。 男は己が疎まれるを知り得ていたし、少女がそれを隠すをしなかったであろうから。]
また雨の中うろついていたのか? 身体を壊すぞ。
[疎まれるとわかりながらもかける声。 距離を詰める事はないが、離れる事もない。]
(150) 2010/05/18(Tue) 23時半頃
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[十代のうちにやりたいことは全部やった。盗みも殺しも強姦も。 麻薬もやったけど、身体に合わないみたいでバッドトリップするだけ。 グンニャリと歪む視界、羽虫の羽ばたきが聞こえ、皮膚の下をなにかが這い回っている感じがして、慣れれば好くなるなんて信じられない。
だから、今は酒に溺れている。 自分を痛めつける行為は罰されないし。
今日も酒場とは名ばかりの洞穴の中、蒸し焼きにされそうな暑さの中生温い酒を口にする。]
(151) 2010/05/18(Tue) 23時半頃
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[少女は表情を消して男を睨みつける。]
そんなの、あなたには関係の無いことでしょう?
[苛立たしげに吐き捨てるように言うと、くるりと踵を返す。] 言いたいことはそれだけかしら?
[振り向かないまま言い放ち、逃げるように歩き出した。]
(152) 2010/05/18(Tue) 23時半頃
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レティーシャ。
[踵を返し歩きはじめる背中に、すこし大きな声をかける。]
君はこの街に、生きている。 生きて――いるんだ。
[離れて行くならば止めはしない。 けれどそんな言葉をかけるのはやはり、少女の表情を見たいからであろうか。 出来うるなら、笑う顔を。]
(153) 2010/05/18(Tue) 23時半頃
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[少し大きな声。 少女はピタリと足を止める。]
そうね。私は生きているわ。 ……でも、それだけよ。それだけ、なのよ。
[振り向くことなく応える。 それきり、何も言うことなく少女は歩き続ける。 時折、何かを振り払うようにゆるく頭を振りながら。]
(154) 2010/05/19(Wed) 00時頃
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―― 路地 ――
どっこいせぇっ よっこいせぇっ、と
[矢張り汚水池では何も釣れる事は無く。 池を後にし、調子外れな唄を鳴らしながら よろよろと歩く老人の姿は穢れた雨の下に。 例の如く極力濡れぬ位置を選びながら]
どっこいせぇ
[進む視線の先に一つの看板を見る]
……
[正面で立ち止まり茫然と、文字を眺め]
(155) 2010/05/19(Wed) 00時頃
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