275 歳末幻想2020
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[がふりと齧った最初は肉団子の味がした。 甘酢で照り照りと焦がされ、鼈甲色に輝く酒肴。
小さな身体に似合わぬ大きなくちで、 がふっがふっと二口、三口。
四口目に齧ったのは食べ応えのある脂身。>>1:70
表皮を薬湯で濯がれても、 直に喰らえばツンと抜けるような瘴気があった。 途端に尻尾の先までピーンと伸びて、 そのままぷかりと湯船に浮かぶ。]
(11) 2019/12/30(Mon) 11時半頃
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[甘くはなく、雑味がある。 苦い上に痺れるが、嘔吐感を飲み込めば珍味であった。
パシャシャシャシャ。
尾が湯船を叩いて、奇妙な味わいに打ち震える。 大陸の東端ら辺りに浮いている時、 たっぷり漂ってくる黒煙に似た味がする。]
フフッ! 美味いぞ美味いぞ。
近代的(ハイカラ)な味わいよ。
(12) 2019/12/30(Mon) 11時半頃
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[泥のような肉を噛めば、不足するのは美酒だ。
尻尾を湯船から立てると小海老を呼んだ。 わらわらと群れる朱色を手癖で二三匹摘まみ、 難を逃れた小海老の隊列に湯の追加を注文。
薬と水を炊いて流し込むのではなく、 温めた酒を湯口から注げと言う。
不揮発性の酒風呂。酒池とは正に。]
(13) 2019/12/30(Mon) 12時頃
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のうのう。 ヌシら揚げ油の中を潜っては来ぬか。 岩塩をぱらりとふってな?
[風呂の縁に橙頭をごろんと乗せて操る無礼講。 信仰とは程遠いが故に無理も無茶も天候そのもの。
小海老たちの長くて華奢な足を、 除夜の鐘の音色と合わせて数えながら。]**
(14) 2019/12/30(Mon) 12時頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2019/12/30(Mon) 12時頃
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/* この天神、酔ってウザ絡みする俗っぽさが凄い…!
(-4) 2019/12/30(Mon) 12時頃
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ァガガ… グゲェ…
[何処何処までも裂けていく口は直角を超えて、 手ずから供される肉塊を手ごと攫った。>>15
ばくんっ
肉片その辺りに散らかす喰いっぷり。 石臼を挽くように口内で磨り潰し、 痺れるような味が尻尾をジグザグに波打たせ。]
フフッ! これは酔うな、酔う。
(51) 2019/12/31(Tue) 02時半頃
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だが酒も肴もまだ足らぬ。 [酒を風呂に引かせても尚足りぬ。 尽きぬ欲は人ばかりの領分で無し。
とぽとぽ注がれる続ける酒精は温められて、 湯殿ごと酒蒸しにされてゆく。 そこはかとなし、橙の身も張り艶が出た。]
まだまだ…、まだまだよ。
[歳末の贅沢を支える従業員らの企業努力。>>40 お客様なる神様は欲深くも図々しくも。]
(52) 2019/12/31(Tue) 02時半頃
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[それでも法悦を覚えるは信仰を持たぬ身が故。 わらわらと群れるばかりの雲共はさほど気が利かない。 彼是と甲斐甲斐しい働きぶりも幻日屋の醍醐味がひとつ。
――― 無論、御柱らしく寵愛を授けたとして、 行き着く先は大口の内側であるが。
酒精を帯びた稚海老も啜って橙色を濃くすると 肉塊と徒党を組んで河岸を変える。>>16
征くは朱柱が幾つも聳える大宴会場。 拓けた舞台は月も星もよう見える。]
(53) 2019/12/31(Tue) 02時半頃
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フフッ! 踊るが良いぞ良いぞ。
[酒に浸った橙にはうっすらと疣が浮いていた。 心地良い酩酊を示す証左だ。
小海老の舞いを喜色交えて囃し。 柔軟な腰つきを披露されれば、 一芸に感嘆して自らの頭上に浮いた金皿を傾けた。
勝手知ったるように小海老らを盛らせ、 賛辞の代わりにざらざらと飲んでいく。>>45 己が糧となりて初雨に混ぜるは至上の頌である。]
(55) 2019/12/31(Tue) 03時頃
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[小海老を攫った金の皿。 酌を任せて、透き通った酒をグイと飲んだ。
終わりと始まりがいよいよ近づいている。
ゴンゴン鳴り響く鐘の音は、 もうとっくに百八つ過ぎているようにも聞こえた。]**
(56) 2019/12/31(Tue) 03時頃
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[宴も酣どんちゃん騒ぎ。 飲めや歌えや海老や海老や海老の舞い踊り。
空いた酒樽はとうとう八つ目。 我が身が大蛇で在ればそろそろ潰れるのもお約束だが、 なにせ本分は水を溜めて操ることにある。 易々とは沈まなければ、当然その先は絡み酒。
見つけた目玉に盃傾け、>>59 たぷたぷと点眼代わりに差してやるなど当然で。]
(85) 2019/12/31(Tue) 23時半頃
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ああ、明けような。明けような。
どこからともなく樂も響く。 大晦日と元旦を跨げばまた振り出しよ。 門出は賑やかしいくらいで良い酔い。
[聞こえる音色はコエビート。>>70 聞き慣れぬ音の群れであったが、 新しい年を新しい音で迎えるのは道理である。]
(86) 2019/12/31(Tue) 23時半頃
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フフッ!
[美酒と愉楽に浸って笑気はやまぬ。
音頭に合わせて挙げたのが 手だったのか、尾だったのかすら曖昧。>>77
ただ肉塊を度々齧ったお蔭で 表皮は張るばかりでなく照り照りと油に濡れていた。 悪い酔いしながら迎える明けも然程悪くない。
ぷしゅぅ、と酒気帯びの空気を口から吐き、 数段に重ねられた分厚い座布団の上に沈む。
泥酔が齎すまどろみと一緒に丸くなった。]**
(87) 2019/12/31(Tue) 23時半頃
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