人狼議事


241 The wonderful world -7days of KYRIE-

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【独】 許婚 ニコラス

/*
映画や小説ネタをできるだけ盛り込んでいく姿勢です
入村ロル、猫の恩返しと、鴎のくだりはチェーホフの鴎(ニーナだから)、死因とか犯人や家族の一生を見届ける〜はラブリーボーンで、今の父親とあざらしの下りは、アシベ

(-0) 2018/05/13(Sun) 01時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/13(Sun) 02時半頃


【人】 許婚 ニコラス

──中央エリア/スクランブル交差点──

[ お茶目な仕草>>72に免じて
 見なかったことにして良いものか、
 少し考えたけれど答えは出なかった。

 A secret makes……そんなフレーズが過って、
 洒落にならないというのも変な話だ。]

 確かにそう言われると
 君のことをもっとよく知りたくなるな

[ また重い音が響く。
 紛うことなく、彼女の手から。

 握手のために伸ばした左手の指と
 笑みを湛える頬がひくりと震える。
 私が考えるべきことは、
 死神のゲームとやら以外にもある気がした。]
 

(97) 2018/05/13(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


 君が謝ることじゃないよ

 喪うとすれば私の方だと思っていたから
 そりゃあ、驚きはしたけれど、光栄だな

 大切であったから奪われた なんて、
 なかなか熱烈だと思わないか?

[ 白い掌に包まれた私の手。]

 こちらこそ、
 君が共にあることほど心強いことはない

 ジリヤ、願わくば今度も君にとって
 代償となり得るなにかになれることを

[ 君は”ニーナ”と私を呼んだ。]
 

(98) 2018/05/13(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 彼女がぱっと手を放したと同時に、
 ニーナは小さく「痛っ?」と呟いた。

 手の甲に刻まれた数字は刻一刻と変化していき、
 カウントダウンと気付くのに時間は必要ない。]

 腕に刻まれた寿命、か
 まるでSF……って、

[ すぐ側に立つジリヤの手の中に
 先程まではなかったはずの大ぶりの武器>>75

 それに目を奪われていた。
 そう、”いつの間にか”ニーナの手の中にもまた、
 見覚えのない剣が収まっていた。]
 

(99) 2018/05/13(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──剣、と呼ぶには不可解な点が多い。

 ガードまでは、フェンシングのエペのようでいて、
 それより先、刀身があるべき部分には
 ゆらりと揺れる白い光が細く伸びているのみである。

 試しに、襲い来る獣型の雑音に一太刀振るえば、
 すうっと刃の通る感覚があった。

 その一方で、ずうっと目障りであった蛙の方には
 先程よりも刃が重く──なるほど、]

 サイキックというのは、この力の事だろうか

[ ニーナは我が意を得たりと呟いた。
 成る程、なかなかに便利な力である。
 揺らぐ光の刀身は、意を汲むように形を変えた。]
 

(100) 2018/05/13(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ジリヤは派手な立ち回りで、
 獣をなぎ倒していくようであった。

 されど、焦りも高揚も、
 息の乱れも感じさせない声でニーナを呼んだ。]

 ──勿論!
 楽園……線路を越えて西の方だ
 少し歩くよ、背中を任せてもいいかな

[ ニーナの声はきっと、
 この非現実的な状況への焦燥や高揚で少し弾んでいた。

 悪戯っ子のような笑み>>77を受け、
 蕗之原ストリートを西へ、先導するように歩き出す。]
 

(101) 2018/05/13(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 思考の開示、それからネタバラシは道中にて。]

 ……そういや、キリエ区には
 楽園──或いは死後の世界にまつわる場所が多いね

[ ジリヤがこのあたりの地理に明るいかは知らないが、
 ニーナはこの土地をわりあいよく知っていた。
 中学生の頃、級友たちと遊びに来ていた記憶もある。]

 楽園というと、”スタジオエデン”
 この先にある写真スタジオだろうな

 しかし、相手は死神だからね
 冥界の楽園の王──オシリスに跪くべきかな?
 死者がたどり着く楽園であれば、アアルだけれど
 ……こういうのは、君のほうが詳しいんじゃないか?

[ シンプルに”楽園”を指すからには前者だろうと。]
 

(102) 2018/05/13(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


 奈落に”メイカイ”、蕗──転じて
 ”不帰”とするなら要は死だ

 確かに此処は、死人の遊び場には
 丁度良い土地かもしれないね

 ──それから、
 私のサイキックとやらについてだけれど

[ ニーナは未だ片手に握ったままの剣を示した。

 揺らぐ光はほんのり黄を帯びて白く輝き、
 今は短剣の形を保っている。]

 色、みたいだ
 濃く、深い色──影ならよく切れる
 

(103) 2018/05/13(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ どうして”分かる”のかなんて、
 ニーナにだって、分からなかった。
 けれど、そういう力が自分に宿っている。
 それは間違いなく事実なのだ。]

 例えば私たちの制服なんて、
 どんなによく刃が通ることだろう

[ 冗談めかして微笑む
 足早に交差点を通り抜けようとして──、

 ふと、足を止めて、雑踏を振り返った。]
 

(106) 2018/05/13(Sun) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ジリヤ、ご覧

[ 一対のブルーが、雑踏の中
 一点──いえ、一人を見据えて、止まる。]

 …………同輩だ

[ 人の流れに抗うように立ち尽くす姿>>0:@33

 カラフルな洋服を身にまとう人々の中、
 黒を基調とした制服は黒点のようだ。

 その顔に見覚えはなく、
 その顰め面はパートナーを見付けられずに
 困っている参加者の者ともまた異なる。]
 

(107) 2018/05/13(Sun) 16時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 ジリヤ、彼女を知ってる?

[ 問いに、自分は知らないという意味を込め、
 パートナーへと視線を送った。*]
 

(109) 2018/05/13(Sun) 16時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/13(Sun) 16時半頃


【独】 許婚 ニコラス

/*
そういや最初、素で「楽園……? りんご……?」つって北上しかけてたポンコツ中身の話をします。しました。

>>97コナンのベルモット”a secret makes a woman, woman”
>>99映画のTIME(https://www.youtube.com...

(-26) 2018/05/13(Sun) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──そう、ここは雑踏。

 人に溢れた街の一角にて、
 特に誰かに聞かせるつもりのない言葉など、
 そう簡単に聞き取れるわけじゃあない。

 つまり、自分たちへと降り注いだ声>>125は捉えたが、
 ニーナがその口角の下がった女>>@14から
 何という言葉が発せられたのか、知ることはなかった。

 ( ちなみに、ゲームマスター様とやらの声は
  ”私もそう思うけれどそっとしておいてほしい”
   という気もちをめいっぱい込めて黙殺した ) ]
 

(130) 2018/05/13(Sun) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ しかし当然、声が届かなくとも
 こちらめがけて飛んでくるものならば見て取れる。

 黒々とした羽根に鋭い嘴。

 やはり見紛うこともなく、
 ニーナはそれを鴉だと思った。

 青空に一本線を引くような黒を思い出し、
 意識の外で瞼がひくりと引き攣るのを感じた。]

 ……まったく、死神ってやつは
 厭なことばかり思い出させてくれるなあ!

[ トンと地面を蹴り前へと飛んだ。

 感情と行動なら、自分の中の別の場所で管理できると
 ニーナはよくよく知っていた。]
 

(131) 2018/05/13(Sun) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 ── けれど、黒なら容易い!

[ ごく短いナイフほどの得物として
 手の中に収まっていた剣の刀身は、
 白く揺らぎ、細く、細く倍ほどの長さに光を伸ばした。

 細く長い剣をブレないように振り抜くことなら、
 ニーナの得意であったから、迷いはない。

 一歩を大きく踏み込み、腕から剣を振り抜く。
 一羽、貫かれて地に落ちる間に、
 別の一羽が接近するのを、
 再び短剣として両手に持ち替えて、
 思い切りよく上から突き立ててやる。

 ”分かっていたことだけれど”、
 真っ暗い色をした生き物はいっそ
 気持ちが良いくらいの切れ味で刃を通した。*]
 

(132) 2018/05/13(Sun) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス

──中央エリア/スクランブル交差点──

[ 一方ニーナはいつかのこと、

 顔見知りであったテキ屋の男が
 ”えらいべっぴんさんの屋台荒らし”について
 鼻息荒く、そして肩を落として語るのを、
 曖昧な笑顔で聞いていたのを思い出した。

 ”趣味”って何だっけ。
 というのが疑問のひとつ。
 どうして自分は”テキ屋の男”と
 顔見知りであったのか、というのがもうひとつ。

 御機嫌よう、という挨拶が
 常のトーンで傍らから響いた>>191が、
 ニーナがそれに倣うことはなかった。]
 

(221) 2018/05/14(Mon) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 例えば、もう思い出せない
 『 まっすぐに帰ってきなさい 』を
 5年間守り続けたならば結末は違ったのだろう。]
 

(222) 2018/05/14(Mon) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ああ、まったく。
 死神ってやつは、揃いも揃って…… ]
 

(223) 2018/05/14(Mon) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ──御機嫌よう、死神さん

 同校のよしみと言うならば、
 挨拶のひとつくらいさせてくれないかな?
 

(224) 2018/05/14(Mon) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──”奇遇にも”、

 ジリヤの声に被せるようにして、
 一瞬空から黒の消えたとき、ニーナは言った。

 ニーナの知り合いでないことは明白だった。
 ジリヤのことだって覚えていたっていうのに、
 彼女をエントリー料として盗られるほど、
 ニーナは”優しく”はない。自覚はあった。

 空を覆い隠すような黒色に、小さく息を吐く。]

 ──これじゃあキリがないな

[ 早速、狩りをはじめているパートナー>>202
 可憐に首を傾げていたけれど。]
 

(225) 2018/05/14(Mon) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


 メインの謎解きのほうは、
 あまり心配はしていないよ

 ほら、君も言っただろう
 ”チュートリアル”、他の参加者も西へ向かった

 ……それに、
 吹っかけられたものをそのままに立ち去るのは
 あまり性に合わないな

[ かといって、一羽ずつ斬っていくというのも
 馬鹿馬鹿しい上、スマートじゃない。

 ニーナは空いた左手でポケットを探った。
 目当てのものがあることを確認して、
 物は試しだけれど、と言った。]
 

(226) 2018/05/14(Mon) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ……”ノイズ”と言ったか

 とはいえ、鴉なんだろう
 二羽がバッジを咥えている なら、
 嘴を開かせればいいんじゃないかな?

 ──例えば、

[ ポケットから取り出した折りたたみミラーを
 自分らからほど近い地面に叩きつける。]

 ……集ってくれるだけでも、
 随分と片付けやすいだろうから ね!

[ ぱりんと小さな音を立て散った破片の
 光の反射に、興味を示してくれたなら、幸い。*]
 

(227) 2018/05/14(Mon) 00時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/14(Mon) 00時頃


【人】 許婚 ニコラス

──回想として:こどもたちの囁き──

[ 『 まっすぐに帰ってきなさい 』と、

 当時、しつこいくらいに言い聞かせられていたのは
 きっと、仁衣奈だけじゃなかったはずだ。

 ──5年前、
 仁衣奈は中学1年生だった。

 取材に殺到する記者やカメラマンというのを
 はじめてその目で見たとき、声をかけられたとき、
 見慣れた街並みを、テレビの画面越しに見たとき、

 仁衣奈ははじめて、
 ”物語のような劇的な世界”を恐ろしいと思った。]
 

(251) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ まっすぐ帰ってくるようにと言った父が
 家の前で帰りを待ってくれていたことや、

 部活で帰りが遅くなるときには
 母が学校まで迎えに来てくれたことも、

 ”救い”になるような記憶ばかり
 奪っていってしまうのだから、
 このゲームを考えた神さまは意地が悪い。

 ……と、今の仁衣奈には思うこともできない。]
 

(252) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ──いなくなったのは小学生ばかりだった?

 ひとつしか年の違わない女の子が
 生まれ育った街で何者かに殺された。

 ふつうのこどもには、充分だ。
 充分過ぎた。…………違うかな? ]
 

(253) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ その男の顔ならば厭というほど目にしたし、
 今も、この土地に生きるこどもなら知っている筈だ。

 ……けれども、
 掲示板に貼り出されたポスターは決して直視せず、
 足早に通り過ぎなければならない。

 きっと彼は今も”見ている”から──、]
 

(254) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 例えば、若くして命を落とした”セノオさん”が
 花園のちいさなスパイスとして今も生きるように
 どこかの街に生きる笛吹き男も、確かにいたのだ。]
 

(255) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 優雅に御機嫌ようと手を振った彼女は
 果たして5年前、この街に生きていたのか。
 ──なんて、ニーナの知らないジリヤのこと。**]
 

(256) 2018/05/14(Mon) 00時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/14(Mon) 00時半頃


【人】 許婚 ニコラス

──中央エリア/スクランブル交差点──

 ──やあ、はじめまして

 ”見えてる” ってことは、
 君も参加者だと思っていいのかな?

[ 駆けつけた人影>>285を、
 ニーナはちらりと見やってそう答えた。

 その少女の面影に見覚えがあって、
 記憶を探るようにしながら更に告げる。]
 

(289) 2018/05/14(Mon) 08時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 ”サブミッション”だそうだ
 あの中の2羽、バッジを持っている

 どうにかして、それを探し出すこと
 あるいは……全部まとめて始末すること

 できたらご褒美、やっていくかい?

[ 鴉の様子を伺いながらの会話だった。**]
 

(290) 2018/05/14(Mon) 08時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 賛辞の言葉>>@54を投げられて、
 ニーナは死神に視線を向けて微笑んだ。]

 ──どうもありがとう
 先輩のアドバイスのお陰ですよ

[ ジリヤがバッジを拾ったのを確認して、
 小さく頷き、マユミ>>311へと。]

 ああ、勿論! 手を貸すよ
 いい腕慣らしにもなるさ
 そんなに畏まらないで、マユミさん
 ニーナと呼んでくれればいい

[ それじゃあ私も遠慮なく、と。
 ニーナは手にした光を伸ばした。
 意思を汲むかのように伸びた光は、
 針のように細く鋭く、鴉の一羽の腹を刺す。]
 

(320) 2018/05/14(Mon) 14時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 光に刺された黒色は、
 飛ぶ力を失ったようによろめいたが、

 なんせ遠くに伸ばすなら
 細く細くとなる光。

 ニーナは苦笑し頬をかき、
 元の長さに光を収めた。]

 ……これじゃあ、振るえはしないか

 空を飛ばれると分が悪いな
 かかってくるものを捌くから、
 撃ち落としていってくれると助かる

[ 遊び飽きて人をも襲う果敢な鴉>>@56
 ( 或いは、刀身が光っているから? )
 切り落とすことに専念すると決めた。**]
 

(322) 2018/05/14(Mon) 14時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/14(Mon) 19時半頃


【独】 許婚 ニコラス

/*
シュンタロくんかわいい
シュンタロくんとゼンちゃんはニーナより小さいって心して遭遇したい

(-84) 2018/05/14(Mon) 19時半頃

【人】 許婚 ニコラス

──スクランブル交差点──

[ 世にも奇妙な女子高生による烏の乱獲は
 遠隔攻撃に秀でている二人に任せ、
 ニーナはひたすら、接近するものを狙った。

 小太刀程度の長さにした剣で
 飛び込んでくる烏を打てば、
 面白いくらいに刃が沈むのだから

 ニーナは昔かじったスポーツの
 ”当てれば一本”を思い出した。
 打っても、ポンという音はしないけど。]
 

(352) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ もしもこれで相手が烏じゃなく鴎なら、
 深く”切る”つもりでかからねばならないんだろう。

 そんなことを思うついでに、
 けれども鴎なら、ジリヤの持つような長銃で
 撃ち落とされるほうがお似合いだとも思った。

 ……とにかく、そんな考えごとをする余裕はあった。

 だから気が付いた、とも言える。
 おやと思ったのは名を聞いたときで、
 ピンと来たのは、指揮棒を操る姿>>351を見たときだ。]
 

(353) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス

──幕間として:高名な彼女──

[ ──仁衣奈は橘真由美を知っている。

 それは勿論一方的なものであって、
 というより、このあたりに生まれ育った現高3で
 彼女を知らない者のほうが珍しいはずだ。

 小学校・中学校と校区が被ることはなかったが、
 子どもたちは囁く。
 
 隣の学校の女の子のところに
 テレビのひとが取材に来たらしいよ──とか。

 中学に上がった頃、
 クラスメートが『 同じ小学校だったんだ 』って
 そう言うのを、仁衣奈は頬杖をついて聞いていた。]
 

(354) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ふうん、いいなあ。かっこいい。
 ──と、うっとりしている平凡な中学生が、仁衣奈。

 友達の友達があのアイドルなんだ、みたいなのって、
 奇妙な生々しさと距離感があるでしょう。

 だから、奪われてもいないのに、
 ひとつずつパーツを嵌めるようにして気が付いた。

 近くて遠い高名な彼女。
 一方仁衣奈は、人より目立つ風貌を除けば
 ただの剣道部員でしかなかったし、
 公式戦に出るときは髪だって黒くしていたもんだから、

 ……気が付いたのが、戦闘中でよかった。
 うっかり「 あっ 」なんて言わずに済んだ訳だし。]
 

(355) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ …………余談。
 どちらかというと、ジリヤと出会って
 彼女が熱烈なフアンであると知ったのが驚きだった。

 生徒会の活動の中にお茶会があることよりも
 嬉々としてCDを選ぶジリヤの姿に目を瞠ったくらいには。*]
 

(356) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス

──中央エリア/スクランブル交差点──

[ そして、それは突然のことだった。

 黒の合間に見える青の割合が増え、
 視界もだんだんと晴れてきた頃合いだ。

 急降下した烏の脳天に刃を立て、
 ニーナはあとどれくらいだろうと空を見上げた。

 少しずつ慣れてきたのか、
 烏が減っていくのがはじめより速い気がする。

 青空に舞う虹色の五線譜>>219は魔法みたいで、
 ニーナはそれに見とれただけだった。

 ……ニーナは目が良い。
 遠くが見えるというより、動くものを捉えるのが。]
 

(357) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 虹色の先端が、また一羽を捉えた。
 ぐすりと黒色に突き刺さり、
 何枚か羽根らしきものが散ったのも、
 なにかのワンシーンのようで美しかった。

 断末魔が如く、一鳴きしようとしたのか、
 或いはなにかの反射的な反応だったのか、
 開いた嘴から、なにか光るものが零れる]

 ──”橘さん”、それ!

[ ”また取られないうちに”>>@54
 ──という言葉が過ぎって、ニーナは走り出した。

 光を反射しながら落下する一粒の軌道を
 目で追いながら駆けて、地面を蹴った。
 ぱしんと掌に当たったものを咄嗟に、
 痛いと思うくらいに握りしめていた。]
 

(358) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


[ ……即ち、それは今のニーナたちの命だ。

 トンと地面に着地して、
 掌をもう一方の手で覆うようにしながら、
 そうっとその中にあるものを確認した。

 ひんやりとした硬い感触が、
 間違いなく目当てのものであることを確認して、
 ニーナはようやくほぅと息をついた。]

 ──よかった、おかしな所に落ちないで

[ ホーリーバッジ、というらしい。
 これを集めれば、頁の続きが買えるらしい。

 ニーナはとびきり大切なものを扱う手付きで、
 それをかの高名な彼女へと差し出した。]
 

(359) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 マユミさん、貴方の分だ
 どうぞ、失くさないように気をつけて

 ──ふたりとも、お疲れ様

[ ニーナは笑った。安堵によるものだ。
 それから、ミニゲームの提案者に向き直る。]

 先輩も、ありがとうございました
 ”ニーナ”です、貴方の名前を伺っても?

[ それから、パートナーに向けては改めて、]

 素晴らしかったよ、ジリヤ
 さあ、これからどうしようか
 ミッションの答え合わせでもしにいこうか? *
 

(360) 2018/05/14(Mon) 20時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/14(Mon) 21時半頃


【独】 許婚 ニコラス

/*
ミッション大丈夫やろかとは思いつつ、
相方の方に機械トラブル発生してて動くに動けぬ

(-101) 2018/05/14(Mon) 23時半頃

【人】 許婚 ニコラス


 困ったときはお互い様だろう

[ と言って、ニーナもまた微笑んだ。
 添えられた賛辞>>376にも笑みを添えて、]

 君の力も、素敵だった
 なんていうか──魔法使いみたいで

[ どうにも判断の基準が
 ジリヤと自分になってしまうのでいけない。

 サイキックというからには、
 何も分かりやすい武力だけではないと
 それは心に留めておこうと思った。]
 

(412) 2018/05/15(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス


 わかった、じゃあ西へ向かおう

[ そして、パートナー>>409へと頷く。]

 獣というからには、
 きっと烏じゃないんだろうしね
 あれはもう当分見たくもないな

 ──それじゃあ、私達は行くよ
 また会えるといいな、それじゃあ

[ スカートを摘んでご挨拶とはいかないが、
 かるぅく片手を挙げて、別れの挨拶とした。*]
 

(413) 2018/05/15(Tue) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

──蕗之原ストリートを西へ──

 ……この道をまっすぐ行ったところだ

[ と言って、
 ニーナはジリヤを導くように歩き出す。

 勝手知れたるとは言えたもので、
 道に迷うなど、想像もできそうにない。

 人混みなんてないが如く街を闊歩する中で、
 ニーナはいくつか、ジリヤに聞きたいことがあった。

 いくつか、聞きたいことが芽生えたのを
 道を歩きながら思い出した。]
 

(454) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ──改めて聞くけれど、

[ と、前触れもなくニーナは言う。
 常とほとんど変わらぬ笑みを浮かべていた。]

 君のエントリー料が何なのか
 分かる範囲で構わないから、教えてもらえるかな

[ 何も、期待しているわけではなかった。

 さっき、君はあの子に何も言わなかったね。
 ジリヤ、君ならば少女のように頬を赤らめ、
 言葉を尽くして彼女を褒め称えるものかと。

 ──とは、口にはしなかったけれど。]
 

(455) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ 重ねて言うならば、君は、
 ”お知り合いだったかしら”と>>201

 ニーナは、自分の喪ったものの正体を
 なんとなく察していたからこそ、
 ジリヤが取られたものを何と呼べばいいのか
 まだ、想像もつかないでいる。

 ……それから、これが最後だ。

 ニーナは、自分がジリヤにとって
 奪われるほどの価値在るものであるなど
 一瞬たりとも思ったことはなかった。]
 

(457) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


[ そう君は、同じテーブルについていたって遠い。 ]
 

(460) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ……”記憶”をとられるというのは
 どういう意味なんだろうね、それこそ
 存在そのものがなくなるんじゃあなく、
 君に忘れられた私は、此処にいる訳だ

[ 雑談めいた口ぶりで、ニーナは言った。
 西エリアまで、後少しというところだった。

 ふと、手に刻まれていたカウントダウンが、
 ゼロを迎えることなく消え>>#5
 ニーナはミッションの終わりを知る。]

 ……そういえば、

[ もうひとつ、思い出したことがあって
 ニーナはふと顔をあげてジリヤを見つめた。]
 

(461) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


 ──君は5年前、この街にいたんだっけ
 

(462) 2018/05/15(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス


 [   ────── 暗転 ** ]
 

(463) 2018/05/15(Tue) 01時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2018/05/15(Tue) 01時頃


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