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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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次は私の順番ね。この教室で、ほんとうにあったはなし。
ある女の子を無視すると決めたことがあるの。給食のとき、トイレ、移動教室、放課後も。 やがて、その子は教室の真ん中で、死んでしまいます。黒板には血糊でびっしり、恨み言が書かれているの。
それからは同じ教室で、今度は首を吊ったり、血塗れになったり、飛び降りたりする人が相次ぐそうよ…
(0) 2018/10/11(Thu) 23時半頃
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9月。平成最後の夏が、終わろうとしている。
(#0) 2018/10/12(Fri) 00時頃
──文化祭前日──
例年通り、今日は授業も行われず、
文化祭の準備に一日を費やすことになっていた。
天候は快晴。
からりとした日が空高くから地上を照らし、
秋晴れというよりも、夏の終わりという言葉が相応しい。
日が落ちれば、恒例のキャンプファイヤーが待っている。
屋外では文化祭実行委員を中心に、その準備に勤しむ姿があった。
(#1) 2018/10/12(Fri) 00時頃
各ホームルーム教室で、グラウンドで、
普段は空き教室となっている部屋でも、
部活や委員会の催しの準備が行われており、
その中を、肩より少し短い黒髪を揺らし、
上靴を鳴らして歩いていく女子生徒の姿があった。
人の流れに溶け込むような姿が、
明日、どこにあるかなど、誰も知らない。
(#2) 2018/10/12(Fri) 00時頃
誰も知らない。
どんなに衝撃的な明日が待っていようが、
どんなに惜しい一日であろうが、
時は万物に等しく進み、日はまた昇る。
まだ、誰も知らない。
(#3) 2018/10/12(Fri) 00時頃
『 Aの落日 』
(#4) 2018/10/12(Fri) 00時頃
/*
プロローグ:文化祭前日
文化祭準備のため、授業は中止となっている。
1d開始までのリアルタイム3日間で1日となります。
文化祭準備の様子を描写する、回想でダミーや他PCとの関係を描写するなど、ご自由にお使いください。
(#5) 2018/10/12(Fri) 00時頃
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え? はのんいじめたりなんかしてないしー?
(1) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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あ、それねー、安住さんが行ってくれたー。
[頼んでたゴミ捨てどうなった? って聞かれたから、 抜かりないよってはのんは笑うの。 はのん? だって、友達としゃべってるとこだったし。 安住さんおねがーいって言ったら頷いたし、 別にいいでしょ?**]
(2) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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/* よろしくお願いしますー! 珍しく男子やろうかなとも思ったのですが、男子人気だったのでやっぱり女子であります。 150+14
(-0) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[どこまでも暗い道路にまなざしを落として尋ねる。 一体誰に言い訳をして生きているのかと。]
(3) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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「こうして乗せてもらうのは……」
[はにかむような声が聞こえたから、真っ暗な道路に向けていた目をぐるりと後ろに戻す。「そうだな」、と返してやった声に温度はない。声も薄く吐いた息も、薄ら寒い空気にあっさり溶けていく。伸ばしすぎた髪の合間から見えたおまえは、やっぱり笑っている。
英子のエーは、笑みでもAでもなく、良ぇ子ちゃんのエー。
その評があっているかどうか、学校で知られているかはともかくとして、俺の中でのお前はそういう人間だった。]
さっさと被れアホ
[手に持っていたメットを投げる。 慣れた様子で受け取るお前が鬱陶しい。バイクへ視線を滑らせる。メットのシールド越しでも、年季の入った蒼い機体はくすまない。お前がきっちりメットを被るあいだに、俺はうす汚れた天使の羽のステッカーをざらりと撫でていた。]
(4) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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[こうしてこのバイクに乗せるようになって、どれくらいが経った?
そういう趣旨のことをお前は聞くけれど、覚えちゃいねえなと鼻で笑ってやった。
路地をよぎる黒猫に少しだけ興味を惹かれていたお前に「乗れ」と声をかける。]
[服越しでも火傷痕がむず痒く痛い背中に、触れる体温は遠い。
死んだように光る街灯も冷たい星も、灰色の町も、何もかもが近づいては通り過ぎていく。 普段、『くだらないやつら』と走る時と違って、お前と俺の間に走行中の会話などそうない。
何かから逃げるように夜を走る俺たちが交わす言葉なんてのは。
……少なくとも、誰かにいいわけをするようにして生きてきた俺には。]
[ガソリンがなくなればなけなしの金をスッて給油して、また夜を走る。何時間でも。 やがて夜が白む頃がくれば、俺はくだらなそうにその白日に唾を吐きかけた。]
(5) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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……落ちきって二度と戻ってこなけりゃいい
[煙草を軽く噛んで吐き捨てるその言葉の苦さときたら、最悪だ。
そういうとき決まってお前は……]*
(6) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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「そんな都合のいい世界なんて、ないよ。 生きることはどうしても苦だ 陽は、どうしたって昇る」
(-1) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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―― 3年1組 ――
[夏の終わり、秋めいた日が穏やかにグラウンドを照らし出していた。
眠そうな目をそのままグラウンドへ向けた俺は、悪戯のように机に彫られた9999をなぞり、赤い痕が目立つ首裏を掻いた。
遠く聞こえるランニングの掛け声が煩い。]
キャンプファイヤー。 はあ。
[校舎燃えたら面白いよな、と鼻で笑いながら、手伝えといわれるままのろのろと立ち上がる。
積み上げても燃やすだけのがらくたに何を見出すというのだろう。 いや、燃やすから楽しいのか。]
(7) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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……眠ィ
[癖のように口元に手をやり、戻して、ただただ漫然と 何かが起こる雰囲気に沸き立つ校舎内を重い荷を運び歩く**]
(8) 2018/10/12(Fri) 00時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時頃
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/* 動かしすぎかな、と思ったけど、なんかそんな台詞だしてないし、これ以外だとないので許されたい。まる。
本当はすごく、三人称で書きたい。
(-2) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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胎動
(9) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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胎動
胎動 胎動
(10) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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ざあざあと血が流れている ごうごうと声を上げている
生きている
(11) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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胎の奥にいる 手を振りかざしている
(12) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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胎動
胎動 胎動 胎動
(13) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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おれの胎にはなにもない
(14) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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蓮 洋次郎
(15) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[現代詩。
と、いうものを現代文で取り扱った。
その日、蓮(はちす)はいつものとおり 睡眠時間の足りない脳みそをして、 先の定期テストの不足点数分を補う 補修プリントの空白欄に書き込んだ。 ちょっとした出来心だった。
コンクールに応募するか。 と言われた時も、点数がもらえるならと頷き、 幾人か分とまとめて応募された結果を 蓮はついぞ気にしないままひとつ季節が過ぎた。]
(16) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[けれど、もしも。本当にもしも。 なにか賞をもらったとしても。
蓮はそんなものより 自分の写真が載ったファッション誌や 母と同職のお姉さん方からもらった赤縁眼鏡だとか おさがりのブランド物のスマホケースだとか 「いいね」が100個ついたSNSの投稿だとか
れんれん やったじゃん ――と、お姉さん方に褒めてもらえる類の、 そういうものを見てもらうのに大変忙しいので 応募の結果は問わないのだ。 卒業に関わるので点数は問う。]
(17) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[だから、 いつだか校舎の人通りの少ない廊下に 書いたのが展示されたときは
気分は最高に悪かったし 誰にも何も知らされていないことだけ確かめて なんとか吐き気を抑え込んだ
たまたま、 本当にたまたまだろう彼女が通りかかり 立ち尽くした蓮と 蓮の眼の先にあるそれに目を留めたときには 視線をとどめた、ときには]
(18) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 蓮にとって文化祭は、 それなりに大事なイベントだ。]
(19) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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『文化祭、あるんすよぉ』
[いつも蓮はそういう語尾のとろけた喋りをする。 不足した睡眠が脳を溶かしている。 というのもあるけど、蓮の声が そういう、 とろっと零れる類のものだってことも。]
『まぁじ 俺がんばってんから』 『姉さんたち来てくださいよ』 『そしたらクラスの野郎共に自慢しちゃう』
[睡眠不足にぼやけた頭で 母親と同じ店で、夜を華やかに飾り立てるお姉様方に 裏方手伝いに入り浸る蓮 洋次郎はねだるのだ]
(20) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[そんなお願いごとをした日を過去にして]
あぁ っ ちぃ ……
[絡陽高校文化祭前日 かわいた日差しのそそぐ屋上で、準備から 一時避難を決め込む蓮の姿は*そこにあった*]
―― 校舎:屋上 ――
(21) 2018/10/12(Fri) 01時頃
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[ 無数の回答の中、もがいてるんだろう。 頬の裏、噛んで。色んなモン堪えてさ。 笑えやしない顔で、嗤ってる誰かさんと一緒に。 腹ンなかで舌出して。
今日も明日も、道化師の顔して笑ってるんだろう。]
(22) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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― 廊下 ―
そういえば。 3年の教室の怪談、知ってるか?
[ そう切り出したのはうちの教室のコンセプトが、 『学校の怪談』のオバケ屋敷だったからだ。 教室の準備の為、暗幕を運びながら口を開く。]
(23) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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俺も3年の先輩から聞いただけなんだがな。 死ぬ教室。ってのがあるらしい。>>0 なんでも、過去にいじめられてた女生徒が、 その教室で自殺したらしくてな。 のろいの言葉を黒板に残してたらしい。 それから、その教室では数年に一回、 そこの教室で人が死ぬんだってさ。 死に方は首を吊ったり、切ったり、飛び降りたり、 色々らしいんだがな。 他の教室では起きないのに、 その教室だけ、そういうことが起こるらしい。 それで、その教室ってのが……
[ この話のポイントは、最後だ。 俺が話を聞いた先輩を真似て静かに話して、 最後に、同じように深く息を吸い込んだ。]
(24) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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A組だ!
なーんてな。ははは!
[ 大きな声でそう言って笑ってやる。 一部の怪談でのお約束の語り方。 俺に話してくれたえーこちゃんも、 俺がビビッたら思い切り笑ってくれやがったな。]
何だお前。知らなかったのか? これこの学校の定番ネタらしいぞ。 結構、色んなヤツが先輩にやられてるらしいぜ。
[ 腕に響く重さの暗幕を抱えなおし、 最後に一言、これまたお決まりの台詞を吐く。]
(25) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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でもA組ってところはマジらしい。 [ 声の大きさは普通に。なんでもない声音で。 学年は言わずに、俺とお前の教室の名前を、 さらっと言ってまた歩き出した。 怪談ってのは性質が悪い。そう思いながら。**]
(26) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 01時半頃
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『どうして頑張らないといけないの』
[ ――――何も言えなかった ]
(27) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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手伝うよ、安住さん。
[ そう言って声をかけたのは何回目だろう。
よく頼まれごとをされている印象がある彼女に 放課後、決まって人の気配が失せたタイミングで 誰の目を気にしてなのか分からないまま、 手伝いを申し出ていた ]
(28) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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俺……は大丈夫。 部活も特に入ってないし、バイトもしてないし。 まあ、生徒会でも俺は書記だから…… いや、何があっても大丈夫。 予備校まで時間もあるから平気だよ。
[ 申し訳なさそうに下がる眉。 人の良さそうな表情に気にしないでと笑いかける。
安住英子とは一年の頃から同じクラスだった。 名字が近く隣の席になったこともある。 それをきっかけに共通して遊んでるアプリで 何度か一緒に遊んだこともあった。
学校では表立って声をかけることはそうなかったけど、 SNSやゲームを通じて連絡を取り合っていた。 そこから色々と親交を深めたのだと思う ]
(29) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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お互い大変だけど、また落ち着いたら遊ぼうよ。
[ だからこれも悪気ない台詞だった。 この目は、この耳は、あの日の彼女を 見ているつもりだった ]
(30) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[ 縁 二つを繋いだ緒。
拠り所なんて一度も触れられない小さな手。 何も結ばず甘やかな悲鳴の元、枯れる ]*
(31) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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―3年A組―
[ ちらりと横目に盗み見>>2 ごみ捨てくらい自分で行けばいいのに。 それを実際言葉にしたら角が立つ。 だから精々知らない顔して聞き流した。
それって結局どうなんだろう。 自問自答に正解なんてない。 沈黙の後に消えるのを待つだけ。
手伝いを促す声>>7は聞こえていて 数は足りるだろうかと落ち着くだけだ。 荷物を運ぶ者>>8 はたまた逃れた者>>21 それぞれが過ごす校舎の中でも時間は等しく過ぎる ]
(32) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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[ 何か手伝おうか。 申し出ようとしたら担任からの呼び出しだ ]
あー……はは、ごめん。 ちょっと行ってくる。 ちゃんと借りは返すからさ。
[ 一緒に作業をしていたクラスメイトに 両手で詫びながら向かうのは職員室。
廊下へ一歩踏み込んだ、刹那。 色が褪せて、透明になって、戻った ]
(33) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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―職員室―
[ 怪談なんて信じてなかった。 ただ、死にたいと思った事はなかったから 自殺する幽霊の気持ちなんてきっと理解できない。
定番ネタ>>25を今ふと思い出した理由は分からない。 ぼんやりと思考を垂れ流していた。 廊下を通り抜けてノックを数回。 「失礼します」の挨拶で滑り込む。
いつも通り笑みを浮かべて ]
(34) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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…………え。 [ そんなことで呼んだのか。 半ばげんなりしながらも引き継いで教室に戻ろう。
打ち上げの事なんてどうでもよくないか。 先生も混ざりたかったのかなーなんて いや、これは墓場まで持っていこう ]**
(35) 2018/10/12(Fri) 01時半頃
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/* 双子の弟。 兄は臍の緒が巻きついて窒息死。 生まれた時より縁はない。 死にたくないから生きる為なら何でもする。 ただ、死にたい人に生きることを願うタイプではない。 場合によっては突き落とせる。
(-3) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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/* 幼馴染になろうかと悩んでやめて正解でしたね。 今回は傍観者ポジションで行きたい。
(-4) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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笑わせないで。 悪意を煮詰めて作った物語のほうが、 面白いに決まってる。
(36) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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〇文芸部部室
[ 女が二人、机を挟み向かい合って座っている。 机の上には、紅茶の注がれた紙コップがふたつ。
俯く女に、気の毒そうな笑みを浮かべる黒江仄日。]
あなたは悪くないわ。気に病まないで。
[ と、勧めるように紙コップを女に差し出す。 机の下で、揃えた膝の上に手帳を開いている。
小声で言葉を紡ぎ続ける女を励ますように、 そっと手を握り、慰めの言葉を吐き続ける。
(回想終わり)]
(37) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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9月7日
3年C組 山田まどか 友人に好きな人との仲を取り持つよう頼まれ、 探りを入れている内に自身が彼に惹かれ始める。 友人を出し抜く形で告白し、受け入れられるも、 やり口を友人に吹聴され、グループから外されている。
今後のことを考えている様子はなかったため、 紅茶を出し、話だけ聞いて帰す。
(38) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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8月21日
2年A組 鈴木亜香里 文化祭に向けての話し合いの最中、 理不尽に糾弾されていたクラスのはみ出し者を擁護。 結果、その生徒とペアでの役割を押し付けられ、 庇ったことを後悔している。今からでも撤回したい。
はみ出し者というのは知念敏美のことだろう。 彼女に素っ気ない態度を取りつつ、 準備が始まって少ししてから同クラスの入間に、 知念の素行を相談してみるよう伝える。
(39) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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8月18日 3年E組 神谷啓一
8月10日 2年A組 入間ひかり
8月 4日 1年B組 三田絵里
8月 1日 3年A組 安住英子 7月27日 ………
(40) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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[ ──私こと、黒江仄日は手帳の厚みに微笑む。]
(41) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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他人の人生なんて所詮エンターテイメントだ。 テレビショウやゴシップ記事と何も変わらない。
(42) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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──現在・文芸部部室──
[ 並べた机にクロスをかけ、 その上に先の先輩方が発行した部誌を並べる。
廃部目前の文芸部。主は私。 明日の集客見込み、数人来れば充分。
文芸部の展示は例年代わり映えもなく、 室内に並べた机にクロスを広げ、 部誌(過去の残部含む)を並べるだけ。
熱心に活動していた先輩方の遺産は、 色紙に刷られた粗の目立つイラストに彩られ、 如何にも安っぽい高校生の制作物でしかない。
そして、並べた机の端、 それら以上に簡素なつくりの頒布物。 ほんの10冊程度積んだその冊子の角を揃える。]
(43) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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[ 白い表紙の真ん中、縦書き。 黒字で記された『高校生白書』の文字。 絡陽高校文芸部、恐らく最後の発行物は、 代々継がれた部誌の名を冠することはない。]
(44) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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[ さて、ここはこのくらいでいいだろう。 部活の準備はすぐ済むからと断って、 クラスの作業を抜け出してきている身である。
部室の扉を閉め、鍵をかける。 丁寧に磨かれた爪が、つやつやと光り、 それは私の小さな誇りであった。
リップクリームくらいしか塗らない女の、 細長い手指、形の良い、桜色の爪。
その指先を、他人の手首に這わせ、 手を差し伸べるような素振りで、 そうっと包み込んでやる大小さまざまな掌。]
(45) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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[ 3年A組、文芸部所属。黒江仄日。 成績良好。ごく真面目な女子生徒。 趣味、他人の悩み相談に乗ること。]
(46) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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[ そろそろ教室に戻るか、 もう少し時間を潰して帰るか、 思案しながら、廊下を歩く。
クラスの催しに、さほど熱意も興味もない。 それを悟られないようにするだけだ。
与えられた最低限の作業なら、 事前に済ませておいたはずだ。
愛用の手帳を片手に、 人の行き来の盛んな廊下を真っ直ぐ歩く。**]
(47) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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/* 155+12
(-5) 2018/10/12(Fri) 02時頃
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[吹奏楽が、ホルンが。 わたしにとっての青春でした]
(48) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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|
―― 廊下 ――
[そっと音楽室の自主練を抜け出して、 わたしはホルンを抱えて廊下に座り込んでいました。
明日の文化祭を終えれば、 吹奏楽部の3年生は引退となります。 それは、わたしと吹奏楽の別れを意味していました。
震える手で、ホルンを撫でます]
大丈夫、大丈夫。 わたしはできるできるできる……。
[念仏のように唱え続けます。 その声音はきっと、 泣きそうな響きを湛えていたことでしょう]
(49) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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[ホルンって、中途半端な楽器だと思うんです。
トランペットのように、 演奏の華となる高音を出すこともできない。 チューバのように、 そっと影から演奏を支える低音を出すこともできない。
たまに高音の主旋律をなぞって、 そして裏方へと戻ってゆく。 何もかもがきっと、中途半端な存在なんです。きっと]
(50) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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|
[わたしは、そんなホルンへと 自分自身を重ね合わせていたのです。 だから「引退」という2文字に、 胸を引き裂かれるような思いでいました。
ホルンが、わたしにとっての半身でした。 だから――……]
(51) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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[なぜ安住英子が中学校でホルンを捨てたのか。 わたしには、想像もつきませんでした]**
(52) 2018/10/12(Fri) 07時頃
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/* 2
バスケ部 サッカー部 陸上部
(-6) 2018/10/12(Fri) 08時半頃
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|
―― グラウンド隅 ――
[ある程度組み立ててから、部活動が終わる時刻にはグラウンドの中心にキャンプファイヤーで燃やすものを移動する。そういう指示を貰った。]
……胎児、……や、胎動……?
[材木を軽く積み上げながら、頭の中で思い出しかけていた詩を反芻した。 夢野久作?……違う。 感触が少し似ているけれど違う。
どこで見たかも忘れてしまったそれの感触、口あたりを>>17いとも簡単に忘れて、目の前の事象に不満を垂れるばかりだ。]
(53) 2018/10/12(Fri) 08時半頃
|
|
四十崎にでもやらせろや、こんなもん 教室に女もいただろうが
[少し気にするように向けられていた眼差しは知らず、模範的な・典型的な、「えーこちゃん」の類であるそいつの苗字を出すが、「先生に呼び出されていた」と相手は笑う。>>32 友村含む女子のことも思い出すが、「男がする仕事だ」とそれも却下。
俺の昼寝も守られて当然だろうが、舌打ちは無視らしい。 ……サボればよかった。来てから後悔する俺の頭はそこまで良くない。
遠く囀る吹奏楽の音も、捲られる手帳の音も遠い。]
(54) 2018/10/12(Fri) 08時半頃
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|
チッ
[舌打ちしながら軽く立ち上がると、ランニングに勤しむ運動部の奴と目があう。……運の悪いことにサッカー部だった。 元後輩のそいつと目があう。 気まずそうにそらされる。]
(55) 2018/10/12(Fri) 08時半頃
|
|
『センパイ、足の怪我でもう試合出られねえってよ』 『まじ?……それってさあ』
(56) 2018/10/12(Fri) 08時半頃
|
|
[部室で盗み聞いた話が思い出される。 二年の梅雨時。これからという時に唐突に絶たれた部活動生命。 それを哀れむ声。せせら笑う声を思い出して]
……やってらンね
[積み上げた材木を簡単に蹴り飛ばした。 ガラガラと崩れるそれに、「あー!」と喚く声は知らない。
――息をするように漏れる嘲笑を ――積み上げたものが簡単に壊れる快感と苛立ちを
ただただ唇に乗せよう。]
運ぶまではやっただろうが。勝手にやってろ
[吐き捨ててふらりと校舎へ戻っていく。 砂埃の気配がするグラウンドなど(懐かしくて)(死にたくて)居たくは無かった**]
(57) 2018/10/12(Fri) 08時半頃
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|
/* 少なくともこいつタンデムは免許とって一年は無理っていうのは守ってないと思う。
(-7) 2018/10/12(Fri) 08時半頃
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|
/* 4月11日 4型
(-8) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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|
/* いや 守ってんのかな… わからね 二年夏までに免許とってればいける気がするけど、どっちにしろ高校はそれを許さない気がする。
(-9) 2018/10/12(Fri) 09時頃
|
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/* 春の合宿とか一発免許でとって、梅雨に怪我をして、マアその後はきゅうしゃかいとか入った。ってかんじで すかね 愛車は父だか叔父のおさがりだとおもう。保険系入れてないだろうから事故ったらエラいことになるね。わろす
(-10) 2018/10/12(Fri) 09時頃
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[ おもしろいことが、おきればいいのに ]
(58) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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― 新聞部室 ―
[ 紙やファイルが乱雑につまれた部屋の奥、 古いパソコンのキーボードから手を離して 万年青は肩をぐるりと回す。
画面には明日の文化祭で配るための号外、 今日行われる前夜祭の記事が表示されている。 もっとも、出来上がっているのは形だけで、 内容はこれから取材に出ている部員が戻ってからになるのだが。 仮として昨年の記事から文章をはめ込んである。 毎年大きく変わったりなどしないのだから、 ほとんど修正するところもないだろう ]
つまんない記事。
[ 文責者として自分の名前が載せられて発行されるものを冷めた目でみて、缶コーヒーを口にする ]
(59) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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[ 3年生は文化祭で引退。 文化祭の様子をまとめた記事を書いたら、それが最後。 缶をくわえて、去年の文化祭特集の記事を開く。 おそらく今年も写真と、開催内容を少しだけ変えた テンプレ記事を作ることになるのだろう。 無味乾燥な、誰の心にも残らない記事を ]
こんなものを出してる場合じゃないくらい、 耳目を集めるような何か起きないかな。
(60) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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[ コーヒーを飲みながら、小さな窓からグラウンドを眺める。 積み上げられた材木が崩れていくのが見えた。>>57
くく、とのどを鳴らして慌てる人たちを笑う。 騒ぎになっているのだろうが、ここまで喧騒は届かない ]
準備を邪魔する人がいます……。 なんて程度じゃ、記事にはならないな。
[ 飲み干した缶を軽くつぶして、再びパソコンに向かった** ]
(61) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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/* よろしくお願いします。 3-Aいっぱいの中一人違うクラスなのは縁故つけにくかったかな…。 でも取材対象について話を聞く傍観者やりたかったので。 うまくそろる回せるといいなー。
(-11) 2018/10/12(Fri) 10時頃
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/* 友人がホルンのパートリーダをしていたので懐かしい気持ちです。 俺は好きだけどな。
(-12) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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/* 世界一難しい楽器とも言われているしな。 口の形、息を吹き込む量で調節できると聞いたことがあるような。
(-13) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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[ 死にたい。
そういう相談をされたことがある。 頷いて「そうだね」相槌を打つ。 共感など出来ない癖に分かったフリ。 ふと、思い出した ]
黒江さんに相談してみたらいいんじゃないかな。
[ 彼女聞き上手だって言うし。 人伝に知った情報を元に口角を上げた。 友人は落胆したように肩を落とす。 その理由に気づいていながらも視線を逸らした ]
(62) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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[ ゴシップ記事にも載らないであろう 平々凡々な四十崎 縁の半生は 大抵それなりに取繕われている。
部活動に勤しんできた訳でもなく>>50 挫折を味わった訳でもない>>57 人に寄り添うこともなく>>46 きっとテンプレ通り生きてきた人間だ。
誰かにでもいい仕事>>54を淡々とこなしてきた。 特に誰かに文句を言う訳でもなく。 そんな「えーこちゃん」の例外がはみ出るまでは ]
(63) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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[ かといって人生が大きく変わることはなかった。
結局、自分のことに深く踏み込まれたくないからこそ 言及を避け、追求からも逃げ、今日に至る ]
相談したいことは特にないかな。
[ 大した嘘を吐く事もなく、 至って平穏に平坦に生き長らえる ]*
(64) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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―廊下―
[ 窓からはグラウンドが覗ける。 体育会系の賑やかな声が飛び込んできた。 簡単に崩れる材木は此処からじゃよく見えない。 ただ、今もランニングに走る顔ぶれ>>55が一人、 珍しく廊下にいたから立ち止まった ]
あれ。何かあったの?
[ 現在もサッカー部に所属する隣クラスの生徒。 他愛ない話をして別れた彼はきっと あの群れに加わっていく ]
(65) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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[ そこに一年前から消えた姿を思い出した。 名前と苗字に数字を使うんだって そんな事をきっかけに話した級友は 今はどこかもう遠い存在だ。
悲嘆に暮れることはなかったけども それでも容易く終わる世界とは どのようなものなのだろう ]
(66) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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[ はじまる前から終わっていたあの子ならば 理解できたのだろうか、なんて ]
(67) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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[ 聞こえてくる吹奏楽の音に耳を峙てながら歩く。 教室に戻れば手伝うことはあるだろうか。
運営側の仕事は生徒会としてあるけども 人手が足りぬようならと考えていれば>>49 ]
潮田、さん?
[ 楽器を抱えて座り込む姿に瞬き。 確かホルンだっけ。 名前を知らなくて尋ねた覚えのある金管楽器。
確か世界一難しいと言われるそれを 大事にそうに引き寄せた指は震えているように見えた ]
(68) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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具合でも悪い? それとも何か……あった?
[ 声をかけてから失敗したと後悔する。 こういうこと向いている人がすればいいって。 頭の中に思い浮かぶ生徒の姿はあれど 今は少しでも目線を合わせようと首を傾げた ]**
(69) 2018/10/12(Fri) 12時頃
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[男の子の視線に、女の子は敏感なの。 四十崎君がはのんを見たことには、>>32 もちろんはのんは気づいたの。 四十崎君、はのんのこと好きなのかなー? 顔は悪くないけど、ちょっと背が低いよね。 はのん、はのんより10cmは高い人がいいな。
な、あ、ん、て?
知ってるよお? はのんが安住さんに何かをお願いしたら、 安住さんカワイソウ! みたいな顔で 四十崎君ははのんを見るの。 安住さんがカワイソウなら、 四十崎君が代わってあげればいいのにねー? でもはのんやさしーから、 気づいてない振りしてあげるの]
(70) 2018/10/12(Fri) 13時頃
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[机の上に座って、足をぶらぶらさせながら おしゃべりするのはとっても楽しい。 昨日見たドラマの話とか、 新しいネイルの話とか、そーゆーの。 今日の夜には忘れてる、頭空っぽの話。
意味のある話は嫌いなの。 だから、いろんな人の相談に乗ってる 黒江ちゃんは意味不明]
(71) 2018/10/12(Fri) 13時頃
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[悩み事がないか、黒江ちゃんに聞かれたことは あったかな。 あははってはのんは笑い飛ばしたと思うの。
はのん、悩みなんてなーんにもないよー。 あっ、カレシほしー。 黒江ちゃん、紹介してくれるー?
確かその時は、彼氏いない歴2ヶ月だったから そんなお返事をしたの]
(72) 2018/10/12(Fri) 13時頃
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[ばっかみたい。 悩み事なんて、そんな弱みをさらすようなこと はのんがするわけないよお?
悩みなんてなーんにもないけど!**]
(73) 2018/10/12(Fri) 13時頃
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―― 廊下 ――
……四十崎くん。
[掛けられた言葉>>68に 伏せていた視線を上げると、 そこに立っていたのは四十崎くんでした。 気遣うような視線を、わたしに投げ掛けてきます]
ちょっと自主練、頑張りすぎて。 酸欠気味になっちゃった。
[誤魔化すように笑うと、わたしは立ち上がり スカートの埃を手で払いました]
(74) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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[朝早く学校に来て よく教室のベランダで自主練をしていた私は、 その姿を四十崎くんに何度か目撃されていました。
よく知ってるね。そう。ホルンって楽器。>>68 うるさくしちゃってごめんね。 もうすぐ片付けるから。
そう断ってから吹いたホルンの音は、 果たして四十崎くんの耳には どう響いていたのでしょうか]
(75) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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明日で引退だから、ね。 ヒマがあったら聞きに来て。
[廊下に貼られたポスターに、 わたしは話題を逸らすように目線を送ります。
そこには「第37回絡陽高校文化祭吹奏楽部発表会」と 書かれた大きな文字が でかでかとポスターの上に踊っていました。
ずっと目を逸らしてきました。 けれど引退は、すぐそこに迫っているのです。 それは抗いがたい事実でした]*
(76) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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―― 幕間 ――
[朝も、部活後も。 わたしは暇があれば教室のベランダで 自主練のためにホルンを吹いていました。
中学校の頃は、その横に いつも安住英子の姿がありました。
高校でも当然、 彼女はホルンを続けるのだと思っていました。 それは、勝手なわたしの思い込みでした。
彼女もわたしと同じであると、 当時のわたしは信じ切っていたのです]
(77) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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[絡陽高校の吹奏楽部は、弱小です。 だから、いつも部員集めには必死でした]
新入部員募集中だよ。 まずは見学に来てみないかな。
[そう言って、同じ中学校だった1つ下の後輩を 勧誘したことがあったかもしれません]
(78) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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もしよかったら 吹奏楽、今からでもやってみないかな。
[ホルンを吹きながらいつも眺めていたグラウンドから いつの間にか姿を消していた同級生に、 声をかけたことがあったかもしれません]
(79) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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……ねえ、英子ちゃん。
[でも、彼女には。彼女だけには]**
(80) 2018/10/12(Fri) 17時半頃
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[ 文芸部を後にし、少し歩き出してから、 思い出したことがあって足を止めた。
そうだ。別に教室へ急ぐ理由もない。 届け物をついでに持って行こうと思い立つ。
膝丈のスカート。 ポケットを探れば、硬い感触。 小さなUSBメモリがそこにあるのを確認し、 その扉の前に立ち、数度ノックする。]
(81) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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死ぬんなら、ひとりで死ねよ。
(82) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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―朝:駅構内にて―
[通勤ラッシュの人混みの向こう。 サラリーマンらしき男と目が合った。
湛えていたのは、色濃い隈――疲れの色。 悲しみや怒り、恨み、そんなものは何一つない。 何かを探していた訳でも無い、と、思う。
ただ、無感情な視線が 不意にこちらを見据えたあと―――]
(83) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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[その姿は、電車の向こうへと消えた。]
(84) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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[響く甲高い音。 悲鳴なのか、ブレーキなのか。分からない。
ただ、にわかに慌ただしくなるホームが、 何が起こったのかを物語っていた。
途切れ途切れに聞こえる 「人身事故」「運転見合わせ」というアナウンス。 平謝りする駅員に一方的に怒鳴り散らすデブ。 スマホを取り出す制服姿の高校生。 ブルーシートで覆われる線路が、 いつも通りの日常に歯止めをかけていた。]
(85) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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[先程の、色の無い視線が頭を過る。 その向こうの絶望とか、決意とか。 そんなものがあったとしても、 自分の知ったことではない。関係のないことだ。
遅延証明の紙切れをひったくるように受け取って そうして、伏見美鶴は冒頭の台詞を吐き捨てたわけだ。]
(86) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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[『電車の遅延により、遅刻します。 大変申し訳ございません。 昨日行った取材のデータは、 登校次第お届けします。』
文才はない。それでも、人と話すことと、 誰かが描いた文章を読むことは好きだ。 今も、昔も。それだけは変わらない。
それ故に入部した部活――新聞部の先輩>>59へ、 見た目にそぐわない、畏まったメールを 送ったのが今朝のこと。
そうして、数時間後の今。 美鶴は浮き足立った文化祭前日の廊下を、 部室に向かって歩いているのだった。]
(87) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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[半年前、高校入学を境に、 伏見美鶴はまるで別人のように姿を変えた。
「地味だ」と笑われた黒髪を、明るい茶に染めた。 「開いてるか分からない」と揶揄われた目には 濃いアイメイクを施した。 芋臭いと後ろ指を指された制服を着崩して、 青白い足を晒すようにした。
全ては、中学の頃のアドバイス―― 理不尽な罵倒に従ってやった結果だ。 だというのに、今度は「怖い」だの「遊んでそう」と 勝手な噂を立てるのだ!]
(88) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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[足を踏み外す思い切りの良さも、 後戻りをする勇気もないまま、 美鶴は浮き足立った空気の廊下を歩く。
ひそり、と聞こえたクラスメイトの嘲笑を振り返る。 キツめに引かれたアイシャドウに睨まれ (実際には見ただけなのだが) 静まり返った彼女らを鼻で笑って、 美鶴は茶の髪を翻した。
馬鹿馬鹿しい。誰も彼も。**]
(89) 2018/10/12(Fri) 18時半頃
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/* 中の人が中学2年生の頃、 運動部やめたくてやめたくてぶーたれてたら 「吹奏楽部においでよ!」って誘ってくれた友達が 瑠璃ちゃんのモデルだったりするのです。
(-14) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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/* まーーー、のーぷらんだから今回のんびりいこ
(-15) 2018/10/12(Fri) 19時頃
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[ 朝早く登校することは珍しい事じゃない。 日直であるないにしろ静謐な空気を好んでいた。 その中に時折混じるホルンの音も>>75
「ごめん。邪魔しちゃったね。 いや、うるさくなんかないよ。 片付けないで。もう少し聴きたい。 ……あ。潮田さんが迷惑なら無理にとは」
慌てたように両手を伸ばして口早に告げた。 そんな朝の光景はいつでも色鮮やかにある ]
(90) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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[「四つしか押さえるところがないのに色んな音を 出せるなんて、すごいよ」
楽器なんて詳しくなかった。 中途半端もない真っさらな感想だ。 一つの断りの後、音を奏でる彼女の心には どんな調べが流れていたのだろう ]
( 俺には何も分からないけど、でも )
[ あの日以来、邪魔をしないように 静かに扉を開けるようになった ]
(91) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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[ 一生懸命努力している様子を見ていた。 それでも足りないと言わんばかりの姿>>74に眉を下げる。 こんな時、気の利いた言葉一つ言えたら良かった。 そっか。なんて素っ気ない一言に辟易した ]
明日で、さいごなんだね。
[ つられたように視線はポスターへ>>76 卒業の実感は遠い。 半身といえる程何かに没頭してこなかった。 だからきっと彼女の抱えてる何か>>50>>51は 自分が思っている以上に重たいのかもしれない ]
(92) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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大丈夫だよ。潮田さん、一生懸命やってたから。 だから、できるよ。
[ でも、だから、ホルンがなくても潮田さんは潮田だって そんな言葉は軽々しく口に出来なくて ]
でも、寂しいな。 潮田さんの朝練盗み聞きするの好きだったから。
[ 確実に迫るお別れ>>48 その場所に、その役割に意味を成しているなら 尚更自分なんかの我儘はここまで ]
(93) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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演奏、聞きに行くよ。
[ 見ているだけで手を差し伸べられない矛盾>>70を 自覚しながらも良しとする中途半端な人間だから 本心からの言葉なのに白々しく思えた。 誤魔化すように吸った息は重い ] ……俺、教室戻るけど、どうする?
[ 切り替えるような一言だった ]*
(94) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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/* 次のロルで英子が吹奏楽部に入っていたことを話した旨を書く。 誘っとこうかなって。
(-16) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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/* メインは英子ちゃん中心のあれこれだと思っているのであんまり出しゃばらないようにしたいですね。 次で離脱くらいの感覚でいかないと。
(-17) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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―幕間―
[ 四十崎 縁は友村 羽音のことが――だ。 机の上に腰掛ける姿>>71を 品のない仕草だとは思うのは、見かける度だ。
以前まではそんなに意識しなかった。 何故だろう。 甲高い声>>1で形になる言葉に 言い知れない悪意めいたものを感じてしまう。
特に、頼み事≠している姿に 知らないふりして笑う丸い表情に ]
( 君は、いじわるだな )
[ 何回頭の中で唱えたか分からない台詞。 安住さんに何かある度に見ていたのは無意識。 それが安住さん絡みだって事も 当の本人である自分は知らないまま ]
(95) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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[ 何かを誤解した友人が肩を組んでくる。 目を丸くしてから意外に尖った声が出た ]
好きじゃない。
[ 音にして失敗したなって思う ]
( 頭空っぽなフリして、 知らない顔できる友村さんは、苦手だ )
[ 気づいていないふりの温情を知らずに 窓枠の向こう、本当に「良い子」の後ろ姿ばかりを見ていた ]*
(96) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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/* 英子に片想いが上手いこと感情流れそうなので片思いしましょう。
(-18) 2018/10/12(Fri) 19時半頃
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[いいこ っていうのには種類がある。 高校教師のいい子には、 成績の良さや容姿の清潔さが求められるのだろう。 問題も起こさず 部活動に誠実な日常なんて 面倒もなくて素晴らしい!
だけど蓮だって『よいこ』ちゃんだ。 お姉さん方から気に入られる『はなまる よい子』。 そうでなくては水商売のスタッフルームに 出入りさせてもらえないし そうでなくては、ふわふわと夜を焼くまやかしを ひとかけらでももらえない。 あてはめた形が違うだけだ。 蓮は あのふわふわした形がよかった。]
(97) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[高校生活の よいこ にあてはまった彼ら彼女らは たまたますっぽり収まる形をしてたか 息を詰めて 体を凹ましてあるいはカッターでぴりり。 その形になっていたか そんなところまでは知らないが。]
(98) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[だから、安住英子は はまる場所を間違えたのだ。
と。蓮は思っている。
彼女が先生たちの中で『よいこ』の枠線に 入れてもらえていたのかは知らないが
幾人かのなかでそうであるように、 蓮のなかで、安住英子は どうでもいいこ だ。 あるいは、どうでもいいこ だった。
あの廊下は。あの掲示板>>18の前は “どうでもいい”用の枠線を描くには少し狭かった*]
(99) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 20時頃
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―― 群集/四十崎に ――
[集められるゴシップに拾われない程度の悪事>>61を拾ったサッカー部員は、>>65グラウンドを一瞥して虫でも見たような顔をした後、四十崎に話しかけられ、ああ、と頷いた。]
「葛だよ。――いつもどおりだ、クソ。 だからサッカー部ガラ悪いっていわれんだよなぁ ちょーめーわく」
[いつもの不良が邪魔してるだけだよ、と、『一年前部活動を去った奴』について世間話のように話して、彼は立ち去る。]*
(100) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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―― 過去/四十崎に ――
「何て読むの。これ」
[一年の頃だったか、同じクラスになったそいつに俺は――葛は話しかけたことがある。 四十崎と書いて、あいさき。 縁はえにしではなく、よすが。
そう聞いて、俺は小さく「へぇ」と相槌を打った。]
あい、のさきの、よすが?
[言葉遊びのように呟いて、お前の名前どういう意味? と問いかけた。]
(101) 2018/10/12(Fri) 20時頃
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[あい、が 愛か 哀か 相か
そんなことは知らない。知らねえ。
知ってるのは、……そいつとアプリゲームで遊んだことがあったとしても、それは二年の初めまでということと、
そっから先、四十崎との縁は切れちまってるか薄い、ってことだけだ。>>66]
(102) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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[体に残る傷でもあるまいし、形あるものですら壊れる。いわんや、形なきものをや。 残ればよかったかね、とは思うが、とりたてて3年になってから縁を持ち直すわけでもなし。
……まあ、そんなところだろう。高校のクラスメイトなんざ。*]
(103) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 20時半頃
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/* く、黒江さーーん! 心配だ。ご無理なさらず。少しでも早く落ち着けますように。
(-19) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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―― 校舎:屋上 ――
[何事も 前日というのは 当日より質が悪いのかもしれない。
寝不足の頭にはひっきりなしに音が響いて、 それが我が校の吹奏楽部の演奏なのだか クラス発表をダンスに決定した どこかの騒音なのだか蓮には判別がつかない。 誰かが>>25叫んでいるクラス名を ぼやけた頭でなぞる。関係がない。 B組でもない。Cでもない。
屋上に転がって、焼かれる蓮には関係がない。 このまま少し寝てもいい。そう思う程度に。]
(104) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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[じゅう、とイチゴオレが凹んだ。 仰向けに寝転がりながら飲める程度に 蓮は屋上での鉄板焼きに慣れているが
>>57だれかの大声を切っ掛けに 寝転がったまま校庭を見下ろすのは慣れていない。]
んーー …… ……
[上下さかさま のままでは校庭は視界のはるか上 仕方なく 反転し 半分起きあがって事態を知った。 崩れた材木とそこから離れる、ほかの頭より色の薄いそれ。]
(105) 2018/10/12(Fri) 20時半頃
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ウケる あいつ、文化祭 似っあわねえ まじで [カシャ。 少しチープな 携帯のシャッター音。
遠く頭上より映したのでは 顔なんて判別できるようなものではないから
人物よりも 崩れた木材がメインの写真]
(106) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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─────────── To 葛九十九 From 蓮 ───────────
犯行現場。笑
[写真付] ───────────
(107) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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/* 犯行現場wwwwwwww
(-20) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[限られた敷地内で 人の来ない場所を探せと言われて 好条件の場所はたいてい先客がいる。
先客と、遅い来客。 どちらになるかは知れず、 けれど顔を合わせれば 蓮は誰が相手でも それなりのコミュニケーション――というかは 不明だけれど構いたてるものだから 相手からたいして好反応がなくても いつしか蓮は そいつの名前とアドレス 両方をそろえてくる。 一年次は安住英子と同じ教室だった。 たいていのアドレスは手に入っている。 二年次は別のクラスで、 また連絡先をいたずらに増やして。 そうして増えていく相手の名前の一方で 蓮自身が相手に登録されてなければ 差出人不明のままそのメールは送られる*]
(108) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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―― 幕間/潮田へ ――
……あ゛?
[座っていた俺は眉間に皺を寄せてそいつを睨み上げた。 おそらくはホームルームの後。放課後。>>79 そして、それは二年の頃だったと記憶している。
潮田瑠璃。女。細い。 そういう印象しかなかったクラスメイトをじっと見て、苛立ち紛れにやけど痕を掻いた。 周囲の目が「やばい」「潮田さん助けなきゃ」とでもいいたげな目になっていくので、面白くて鼻で笑ってやる。]
(109) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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役立たずの手でも借りてえってか
[長く走れなくなった。瞬発力が出せない。時期も時期だ。 90分を走りきることは、もうできない。45分ですら危うい。
アタッカーとしては致命的な怪我を負って、レギュラーから外れた俺を拾ってくれるのは吹奏楽部だという。
……笑わせてくれるな。 ざわつく周りよりは「嫌いじゃない」。
俺はその度胸のある女をねめつけてから、ゆら、とたたらを踏んで立ち上がる。]
(110) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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そもそも何演奏すンのか、しらね。 お前が……何?あれラッパ? 練習してんのは知ってっけど
いうなら見物でもさせてくれや
[朝は、早くなんざ来ない。 潮田の練習を見たことがあるのは夕方。]
(111) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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ッつか適役なら、いンだろ。俺以外に。 安住とか
[指し示すのはとっくに帰ったあいつだ。 やけに音楽に煩い女。ラジオで流れる音楽にダメだしするような、えーこちゃん。
じっと潮田の目を見下ろした。斜陽がクラスを橙と黒に分けていた。目の前の潮田の瞳を覗き込む*]
(112) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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──新聞部室──
[ 間をおかずに、勝手知ったる素ぶりで扉を開ける。 部屋の奥にパソコンに向かう姿を見つけ、 その背に向かって、声を飛ばした。]
万年青くん、少しいいかな? 残りの分持ってきたの。
[ 新聞部とのささやかな繋がり。 文芸部は例年、校内新聞の小さな枠を埋める。 害のない物語を、紙面の片隅に添える。
前部長から引き継ぎを受けた際には、 その内容に、今年から廃止してはと提案したものだが、 ああ、恐ろしや伝統! 黒江仄日の名を添えられた当たり障りのない物語は、 あと数号、校内新聞の片隅に陣取るのである。]
(113) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[ 主人公は高校生に。あるいは同年代に。 暴力描写、性描写を徹底的に避け、 耳障りの良い"優しい物語"を。
などと馬鹿げたレーティングに忠実に、 悪意を削がれた人びとの群像劇は、 新聞部3年の引退とともに終わりを迎える。
あとほんの数回を残した物語は、 どこまでも和やかな結末へと走る。
中には飽きずに読み続けてくれている物好きもいるらしいが、 どこで揶揄されていようが構わない。 まったくその通り。どこまでも平坦な世界。]
(114) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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[ 馬鹿げてる、詰まらないと嘆く指先。 されども、大したニュースの一つもない、 学校新聞になら似合いであろう。
微笑みを浮かべて差し出した手から、 小さなメモリを相手の元へと。]
万年青くんも、いよいよ引退ね。 幕引きに相応しいニュースは見つかった?
[ あるはずもないと思いながら、 するするりと言葉を紡ぐ口先。
窓の外は今日も、 ありふれた喧騒で満たされている。**]
(115) 2018/10/12(Fri) 21時頃
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―過去/葛と―
[「何て読むの?」>>101 よく尋ねられる事だった。 だから存外あっさり答えたものだ。
「あいさき よすがだよ」 それで終わらなかったのは彼の名前もまた、 少し聞き慣れないものだったから。
「君は……く……?きゅう……?」 珍しく表情を崩してそして得られた正解。
「どっちもつ≠ゥら始まるんだ。 つくもって神様の別称だっけ」
こんな形して話が膨らんでいった ]
(116) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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あい、のさきの、よすが?……あはは。
[ 彼の解釈には笑ってしまった。 とってもロマンチックに思えたから。 バカにしたつもりはなかったんだ。
でもほら、愛の先に縁があるならば、 その受け皿になってやれたのなら 良かったんだろうかって。
そんな事を望んで二つあって残った一つに ヨスガなんて名前を与えたんだろうか。
もしそうならどれだけ良いだろう。 もしそうならどれだけ辛いだろう ]
(117) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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意味、考えたことなかったけど。 愛……なら、いいな。 誰かの縁になれたらって思うよ。
なんて。 そんな君の名前にも何か意味はあるの?
[ 覗き込む瞳をもってして少しだけはぐらかす。 生まれ落ちてからの遣る瀬無さは日々消えず、 ただ生き長らえていた側だからこそ、 息を吸っていたいだけだった ]
(118) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[ 愛か哀か相なのか。 その答えはまだ出ていない。
でもそれをきっかけに遊んだりするようになった>>102 部活で忙しそうだから時間空いた時だったけど 校内でも会えば気軽に声をかけていた一人だった。
そんな糸もほつれて綻びたのか。 ああ、そうだった。 彼がいなくなって、一人で遊んでいて ] 「何してるの」
[ そう言って声をかけてくれたのが、安住さんで。 形のない何かを埋めるように誘ったんだ。 葛を誘った時と同じ台詞で。
「やってみる?」 ]
(119) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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ははは。
[ なんで笑っているんだろう。
何も面白くなんかなかった。 でも丸くいるために必要だと思って フォローの一つもせずに立ち去る背>>100を見送った。
いい子ね。手間がかからない。 そんな意味で言われ続けていた。 でも実際は唯生きていたいだけ。
友達なら、庇えばいいのに。 せっかく縁に恵まれたのに>>103 彼に何か起きた事は気付いている癖して 遠巻きに眺めるだけに留める。 今じゃきっとただのクラスメイトだ。
これの何処が本当にいい子なんだろう ]
(120) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[ 本当にやさしい子は、千切れた糸を括り直す。 この手にあるのは宙ぶらりんの残骸。
何かをまた一つ失って立ち尽くすただの残滓 ]*
(121) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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―― ―― [蓮には最近彼女ができた。 隣のクラス。3年C組のまどか>>38 話し始めて、告白されるまで時間は それほどかからなかったし 少し失望されるまで は もっとかからなかった。
何故って蓮の夜はほとんど埋まっている。 近寄ればいつも違う、香水の残香がある。
そのうえ、蓮は少し考えてみて まどかの期待に応える気が 自分にさほどないことが分かってしまった。 「えー まじで」 「じゃあ付き合ってみる?」の返答で始まった期間は >>38友達との決別ともセットだったし その決別の相談をもちかけるには 連はあまりに蓮すぎたので]
(122) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[だから いつか蓮も >>37その扉を叩いてみた。]
(123) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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まどかが、 黒江さんに相談したみたいって聞いたので
[来ちゃいました]
[へら、と笑う蓮の顔には、二本指 あごをはさんで広げたピースを添えて 頭の足りない男がよくやるように 爪をきっちりと相手に向けている*]
(124) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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―― 現在/屋上へ ――
[別に犯行現場から慌てて去るわけでもなし、そのうち教師が来るかどうかは特に興味もないので、俺はゆっくりと校舎へ戻っていく。
いっそこのまま帰るのも悪くないだろう。 3年A組の出し物が何であれ、俺がこなせる舞台なんざない。用意できる道具もありはしない。平成最後の思い出にするのは他の奴らがやればいい。
だが忌々しい事に携帯が鳴った。>>107 大してアドレスも登録されていない、家から連絡が来るわけでもない、この携帯に。 面白くも無い気分でそれを起動させて、送られてきたそれを開く。]
(125) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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……あぁ?
[一瞬、意図が理解できないソレに対して苛立ちの混ざった声を零した後、チッ、と舌打して、理解。 小さく鼻で笑う。くだらねえことしてんな、と笑う。]
(126) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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/* >>108 一年から三年間安住さんと同じクラスだからアドレスを知られていてもおかしくないし 浮かないように教えてと言われたら教えていた気もするから届くのかもしれない。とメモ。
(-21) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[蓮 洋次郎。 移動する間の話として出すが、俺の携帯ではそいつの名前は「ハチ公」で登録されている。 御仏の 蓮? そもそも犬のように義理深くない? 知らねえな。
いつの間にか携帯にアドレスが登録されていて、 いつの間にか名前を知っていて、 稀に夜遭遇することがあったかは知らないが、いつの間にかほどほどに会話するようにはなったあいつが ハチ公なんて性根でもないことは何となく察してはいる。
呼びやすさが全てだ。
……それはさておき]
(127) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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─────────── To ハチ公 From 葛 ───────────
わたし、メリーさん。 あなたの後ろにいるの。
[ネットで拾ったホラー画像]
───────────
(128) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 21時半頃
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/* ところで3-Aの皆さんの出し物は何なのだろう。 お化け屋敷がないなら劇とかにするか……? 喫茶系にする……? 黒江さんには「悩みないの?」と逆にお尋ねしたい気持ちがありますね。
(-22) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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[そのメールと画像が届く頃には、俺は屋上の扉を開けて蓮の後ろに立っている。]
……おい 何が犯行現場だ
[ぺっ、と 蓮の頭を痛まない程度に軽く叩くことができるか、は知らない。
犯人扱いされた、まごうことなく犯人である俺は、不機嫌を引きずったまま蓮を見下ろす形になったか、さて*]
(129) 2018/10/12(Fri) 21時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 22時頃
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― 昔話・高校入学時 ―
久しぶり、えーこちゃん。
[ 入学式を終えた翌日。 家の前で待ち伏せした彼女の名を呼ぶと、 年上の幼馴染は目を丸くして、 一瞬、怯えたような顔をした。 『きみあき?その制服……』 同じ学校の制服だって、直ぐに分かったんだろう。 強く鞄を握る手が白くなったのが、見てわかった。 ]
ああ。俺も昨日から絡陽生。 ラッシュ時わかんなくてさ。教えてよ。
[ 何とも思っちゃいない顔をして笑えば、 彼女は困った人を見るような目で見た後、首肯する。 内心、戸惑いがあることは、見ればわかる。 ]
(130) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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[ えーこちゃんが中3になったあたりから、 微妙に避けられていたのには、気付いてた。 多分、俺が時々昔みたいに呼んでたからだろう。 先輩が微妙な顔をしていた時の空気とか、 本当に、居心地悪かったよなあ。 黙々と歩く二人の間に会話は無い。 ほぼ1年ぶりに会ったようなものだ。 お互い、どうしていいか、わからないんだろう。 だからなのかもしれない。 ]
……なあ。俺のこと、嫌い?
[ そんな問いかけが口をついて出たのは。 ]
(131) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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[ 高校に入ってはじめて二人で登校した日。 『嫌いじゃ無いよ』の一言に安心して、 俺はそれからずっと、えーこちゃんに懐いて絡んでる。 辞書を忘れた時は他の誰かじゃなくて、 彼女の教室に借りに行ったし、 廊下やスポーツ大会ですれ違う時にも、 手を振ったり、他愛ない挨拶をよくしてた。 体育祭の時の借り物競争で、彼女を借りたこともあった。 お題は『女の子』で、別に面白みは無かったが。 周りが盛り上がるから、つい、横抱きして運んだりした。
『あの先輩と付き合ってるの?』 って聞かれたこともあったが、答えはいつも同じ。]
ただの女友達。それよりさ。 俺はお前が何でそれを聞くのか、知りたいんだけど?
[ 促してやれば、頬が少し赤味を増す。 本当、かわいいよな。女の子って。*]
(132) 2018/10/12(Fri) 22時頃
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― 昔話・部活勧誘 ―
[ 勧誘に声をかける先輩がざわめく校舎の中で、 何気ないふりして誘う声、顔がどんなだったか。>>78 覚えちゃいないが、あの日俺はその声に視線を向けて、 見覚えのある顔に、わざとらしく肩を竦めてみせた。]
ホルンのシオ先輩……だっけ?あー…… 俺が誰か、もしかしてわからなかったりする? それとも、わざと?
[ 女子と違って男子の伸び盛りは、 随分と姿かたちが変わるみたいだ。 『男の子って成長期で凄く変わるんだね』 『声も、全然知らない人みたい』 そう言ってえーこちゃんも笑ってたな、 って、自分が彼女記憶にある姿より、 かなり身長が高くなっているだろうな、と思いなおす。 ]
(133) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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あー……でも俺、2年で辞めたからなあ、吸部。 覚えて無くてもしょうがないか。 各務だよ。ペットやってた、各務公陽。 そっちはホルンのシオ先輩だろ? 今もやってんの?ホルン。
[ トランペットのことを吹奏楽部はそう略すが、 知らない人間が聞けば、 少しばかり違和感のある単語だろう。
えーこちゃんがいるからと入部した吹奏楽部で、 子供の時とは違う先輩呼びをはじめとする、 上下関係に戸惑い、酷く面倒な感情を抱えて。 それが原因で中学2年に上がる時に退部したから、 彼女が俺を忘れてしまっていても、 不思議はないのかもしれない。 ]
(134) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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……ふふ、ありがと。 そうかな。すごいのかな。
(135) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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俺、上下関係厳しいの、ヤなんだけど。 ここの学校は、どんなかんじ?
[ せっかく声かけてくれたんだし。 もしかしたらえーこちゃんも吹奏楽部かもしれないし。 シオ先輩、可愛いしな。 7割ぐらい入るつもりで、そう聞いた。 *]
(136) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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―― 回想 / 四十崎くんと ――
[単純なわたしは 四十崎くんの言葉>>91に、気を良くして 口元に笑顔を浮かべるのです。
マウスピースに当てる唇の形で 音の高さが変わるんだ、と そんな説明をしてから。
もう少し聴きたいという 四十崎くんのリクエストに応じて、 わたしは練習を再開したのでした]
(137) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[それからも時折、 四十崎くんはわたしの朝の自主練を 何も言わずに聞いてくれました。
邪魔しないように、でしょうか。 静かに扉を開ける四十崎くんの気配を 背中に感じるたびに、 わたしは観客の登場に頬を綻ばせるのでした。
朝のそんな、他愛のない時間が好きでした。 四十崎くんとの会話はなくとも、 そこには優しい時が流れていたのです]*
(138) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[メールの着信音。 蓮はたいていすぐ開ける。 バイトの話かもしれないし、 スタッフルームの裏側の話かもしれない。 彼女からの連絡かも――とは思わないあたり やっぱり蓮に彼氏彼女の関係は合わなかった。
一通目。 その思ってなかった相手だった。 今日時間とれる? の問いかけに 勿論 の一言を返せたのは落第を免れたと思ってもいい。
二通目。二通 目 ―― ]
[文章の意味を理解するより前に 視界に直接暴力を振るう類の画像はやめてほしい。 蓮はのちに、しみじみとそう語った。]
(139) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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っ ――
――、 ぁ だっ
[ひとつだけ、 これもまた後の蓮の言葉だが このときの「だっ」は 突然送られてきた恐怖画像や メリーさんへの声ではなくて、
突然頭上に衝撃が来たからで、 眠い時って、そうじゃん。そういうもんじゃん。 なんでもなくても声出ちゃうじゃん。とのことだ。]
―― 校舎:屋上 ――
(140) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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―― 現在 / 廊下 ――
……うん。明日で、さいご。
[四十崎くんの言葉>>92が いやに重く、わたしにのしかかりました。 口元に浮かべる表情は、 ほろ苦いものへと変わります]
ありがと、嬉しい。
[わたしも寂しい、という言葉を すんでのところで飲み込みました]
(141) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[あの朝のやさしい時間は、 永遠に失われてしまうのですから]
(142) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[わたしは、とても暗い気持ちになりました。
例えばホルンが ピアノやギターであったなら、 わたしはここまで悲観的になっては いなかったかもしれません。
ホルンは集団の中でこそ、輝く楽器です。
マンション暮らしのわたしは、 家でホルンのような大きな音を出す金管楽器を 演奏することは許されません。 部活を引退したあとのわたしには、 学校で自主練をする理由がありません。
吹奏楽部の、潮田瑠璃。 その肩書きを失ったとき、 わたしは孤独になってしまうのでしょう]
(143) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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頑張らなきゃ、なあ。 四十崎くんが聞きにきてくれるんだもの。
[自らを鼓舞するように、四十崎くんに頷きます。 彼がわたしを励まそうとしてくれているのは、 痛いほどにわたしに伝わってきました。
四十崎くんは、やさしい人です]
……クラスの出し物も手伝わなきゃ、だね。 ごめんね。部活の方にかかりきりになってて。
[四十崎くんの問いかけ>>94に、 はたとバツの悪い顔をわたしはすることでしょう]
(144) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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先に、教室に戻っててくれる?
羽音ちゃんとかが怒っていたら、 さりげなくフォローを入れておいてくれると 嬉しいかな。
[四十崎くんが羽音ちゃんに抱いている感情>>96を わたしは知る由もありませんでしたから、 軽くそうお願い事をしてしまったのです]*
(145) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[ぱしんと乾いた音をした頭を大げさに庇いながら 蓮は後ろを見上げるように振り返る。 そこにはやはり“犯人”がいて 軽暴力の現行犯でしょっ引かれろ と蓮は目を細めた。 寝不足のぼやぼやした目の中に笑いの欠片が散らばる。]
ガッラの悪い “メリーちゃん”! 犯行現場だろ、俺みたもん 木材蹴っ飛ばしてたの
文化祭の邪魔すんなよ さぼんなメリー 働けメリー
[眼の中どころか 話している最中に 喉の奥からころころ笑い出して 蓮はそのままくつくつ体を震わせて横に倒れた。 なによりねむいのだ。 眠いから見てもいやしない犯行現場をでっちあげる。]
(146) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[はあ、とひとつ息をついて くつくつ笑いを体から追い出し
視線だけをもちあげた。
そうすればだらだらと伸びた相手の髪の裏側も のぞきこめると知っているのだ]
でも よく来たね 俺 つくもは来ないと思ってたぜまじで
よかったよかった 会えてうれしい わが友よ*
(147) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[間延びした声で冗談だってとろとろ零れた。 ちょうどそこで倒れたイチゴオレみたいに 屋上に零れいく*]
(148) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 22時半頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 22時半頃
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―― 過去/四十崎 ――
つづらつくも。
[きゅう……、と、大体穏やかな表情を浮かべた四十崎が、その時ばかりは変な顔をする。俺は小さく噴き出して読み方を教えた。>>116]
カミサマ? なんそれ。 つくもがみ?
[なんかいたな、そんなの。小説に。 そういう他愛もない話が膨らんでいく。]
[笑い声には片眉をあげるが、当時の俺はそこまで荒れてなかった。 だから、少しだけ不満げに(気恥ずかしげに)こう返す。>>117]
(149) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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/* 接続を変更し忘れる持病
(-23) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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……漢字を順に読んだだけだし。 何。小学校の頃そういう宿題なかった?
[おとーさんとおかーさんから、名前の意味を聞いてきましょう。なんて。無いか。
面白い名前だから意味をたずねてみたが、本人は考えたことがなかったらしい。>>117>>118 けれど愛がいいと、四十崎が言う。]
へー。そっか。 「いーやつ」だなお前。 お前愛想いいしイケんじゃね。
[少なくとも俺よりは、と小さく笑った。部活に入ったって高校生になったって、どうあがいてもどことなく居心地の悪さを感じていた俺にとっては、四十崎は学校という檻の中で比較的たやすく生きているようにも見えたから、感じたままを返した。]
(150) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[けれど、]
俺? でかい数つけたかったらしいぜ 長生きするように。 じゃあ億でも万でも京でもつけりゃいいのによ。
[笑って、すっと目を見つめ返した。]
長生きすンなら、楽しい方がいいよなァ。 ……ってわけで楽しいこと知らねぇ?
[それから、ゲームの話に飛んだんだったか。 アプリゲームなんて大して触ったこともないから、属性だのキャラ相性だのわからないといいながらやった記憶がある。
サッカーの合間だけやるにしても、結構な時間がそれに吸い込まれるので、やべえ――、と笑ったのが随分前のことだ。]
(151) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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お前さ、楽しい?
[怪我する前、俺は何度かそう、四十崎に聞いたことがある。
楽しいのか、と。 ゲームに、か、勉強に、か、何に対してかは言わなかった。
いや。 言えなかった、が正しい。 どういう答えが四十崎から返ってきていたとしても。]
(152) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[今は、]
[満たされない心地で 今日も、生きている。生きてしまったから生きている。 生にすがり付いている。
……だから、穏やかに離れゆく「縁」を見て理解した。 あの時俺が何を聞きたかったのかを。]
『四十崎……』
[その先を俺は言わない。]
(153) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[クラスという群れの中から離れて、改めて見たそいつの背中は、「さみしい」なんてつめたい言葉で塗りつぶしたようにもみえた。背負う名に見合った生き方であるかといえば、さあ?と疑問符がついた。
俺は――だから、
何かに縛られたような、型に嵌められたようなあいつに 『生きていて楽しいか』と聞いてみたかった。
けれど実際は、問いかけることはしないまま、ほつれたえにしの先を手繰ることもない。
薄情さでいえば、どちらが上だろうかなんて、あいつの心を知らない俺が考えるわけでもなし。*]
(154) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[ 1 、2 、3 、4 、 5 、6 、7 、8 。
繰り返す。 繰り返し繰り返す8拍子。
1 、2 、3 、4 、 5 、6 、7 、8 。
コンマ1秒ズレないリズムってもんは それだけで綺麗に見える。]
(155) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[ メトロノームが好きだ。 重りを移動するだけで変わるテンポと、 カチカチ鳴る小気味良い単調な音に癒される。 クラシックでもバンドでも楽器だけが編み上げる旋律は落ち着いた。
音楽に、人の声は邪魔だ。
特に邦楽。無理。かなり嫌。 言葉が並べられた歌詞カードを見るだけでぞわぞわと鳥肌が立つ。 洋楽ならまだいい。 運が良い事に英語の成績は良くないので、 つらつらと意味のない声だけを並べられても何て言ってるか分からない。
その癖音楽は肌に合うのだから、 何て偏食なのだろう。]
(156) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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[ ひとりで歩く堤防はやけに物寂しい。 一年前まではこの道を友人と一緒に歩いていた。
普通なら高校三年生は参考書と向き合う。 文化祭を最後に引退する文化部の生徒も今は練習に明け暮れているだろう。
強豪と謳われる我がダンス部のお陰で偏差値低めの推薦入試は滞り無かった。 今や同級生と行き先の違う自分が抱えるものといえば、 この先も向き合っていくであろう音楽と身体一つだけ。 総評「大人びて見えるルックス」を教育指導から隠し通しながら、 必要な単位を満たす為だけに学校に通っている。
不満は無い。 残りの時間をトントン拍子で決まる将来に向かって 一定の速さで進むだけ。]*
(157) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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/* ひとつ気にになってるのが、 ダミー含み12人の村じゃないですか。 んで、参加者11人じゃないですか。 ダミー1人足して12人じゃないですか。
>2d中に、Aの無事、または死を願う秘話をNPC宛に送り、
あれ……NPC枠無いんじゃ……? っていうのが気になってる。
(-24) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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/* いや…村建てさんのことだから大丈夫だとは思うけど…後から増やせると思うし…けどちょっとじんわり心配ではあるんだ…
(-25) 2018/10/12(Fri) 22時半頃
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―現在:廊下―
[ さいご>>141 終わりを滲ませる言葉に一瞬だけ唇が引き攣った。 まだ脳裏にこびりつくのは清涼な朝の気配>>137 「高さ?口の形で変わるの?」 不思議そうに彼女のパートナーを見つめて 身を乗り出して尋ねた一頁。
音が奏でられたらなりを潜めて 隣で、後ろで、教室の中で 耳を峙てて過ごした日々>>138 終わるとお疲れと手渡したいちごみるく。 恒例行事みたいな飴の入った包み紙。
そういう何気なく続いたルーチンも終わる ]
(158) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[ 葛の時みたいにまた、終わる>>121 ] ( 嬉しくないな )
[ 笑みにひた隠した。 またこれも同じ ]
(159) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[ 特別な肩書きなんてない。 居場所、とは何なのだろう。
グループに所属していること? ならば、生徒会書記の四十崎 縁こそが 自分なのだろうか。分からない。
分からない。 自分を持っているつもりがないから 自分を持っている人が抱える 恐怖や不安といった類の感情を、 理解なんて出来ない。
そう、思い込んでいる けど ]
(160) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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あれだけ聞いてるからさ。 どんな中でも一番に潮田さんのこと 見つけてみる。
[ 集団でこそ輝くホルン>>143 音域が広い楽器が口の形や空気の量で 音を調整するから技巧が必要なのだと 彼女からも聞いたような事を思い出して 頷く彼女>>144に再び相槌を打った ]
仕方ないよ。 俺も俺であっちの企画とかあるから つきっきりで手伝いは出来ないし。 だけど、どっちもより良いものにしたい、な。
[ 手伝いに関してはするりと言葉が降りた。 共感できる言葉のせいだろう。 ただ、続くお願い>>145には静止する。 分かりやすい程、困ったような顔をした ]
(161) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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友村さん……、う、ん。 フォロー、うまくできるか自信ないけど。
[ それを自信ないという事にして誤魔化しを図った。 バレてないといい ]
(162) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[ 潮田さんはまた練習に戻るのだろうか。 また根を詰めすぎてもいけない。 ポケットから取り出すのは苺の描かれた包み紙。 半ば押し付けるような形で掌の上に転がした ]
潮田さんは、頑張ってるから。 ほんとに、すごいんだから。 部活にだけ、とかでもなくて。
……あんまり頑張り過ぎないでね。
[ 最後はどうしても困ったような顔になった。 かろうじて笑っていたけども教室に戻ろう ]
(163) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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じゃあ、また。
[ 背を向けて歩く時、どうしても薄れた。
人の人との間を結ぶ見えない何か。 それらはいつもひどく曖昧で儚い ]*
(164) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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―― 幕間 / 葛くんと ――
……役立たずじゃないと思う、けどな。
[ゆらりと立ち上がった葛くんを、>>110 わたしは自然と見上げる形になります。
その自虐的な物言いに、 思わず眉を顰めてしまいました。
ざわりと。>>109 放課後、教室に残った級友たちが わたしと葛くんに注目しているのを、肌で感じます。
けれど、ここで引き下がるのは早すぎました]
(165) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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/* 入村させていただきましたー!お邪魔しますー とてもエモい村に入れてわくわくが止まらない。 普段と違うチップ使ってみようとか考えなければよかった……思いのほかログ伸びがはやい
(-26) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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ラッパじゃなくて、ホルンだよ。
吹奏楽の未経験者でも パーカッションだったら、 2年生からでもじゅうぶん間に合うよ。
シンバル鳴らしたり、太鼓を叩いたり。 きっとストレス発散になる、と思う。
[精いっぱいの勧誘文句を並べ立てます。
サッカー部にいられなくなった葛くんを さっそく吹奏楽部に引き入れようなどと 我ながら浅ましい考えだとは思います]
(166) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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ほんとう? 見学に来てくれるの。
[顔を輝かせたのも、束の間の事でした。 葛くんの口から出た名前に、 わたしはピタリと固まってしまうのです]
(167) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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英子ちゃんは、吹奏楽を捨てた子だから。
(168) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[自分でも驚くほどに、乾いた声が出ました。
渦巻く感情をコントロールできずに、 顔を蒼白にさせます。
数瞬の間。
わたしははたと口元を押さえて、 誤魔化すように、恐る恐る葛くんを見上げました]
わたしが今、勧誘してるのは葛くんだから。 その……。
[すっかり、しどろもどろになってしまいます]
(169) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[なにもかもが、わたしは中途半端でした。
四十崎くんのように 生徒会に入るような真面目さもなければ。
羽音ちゃんのように 男の子に好かれるような愛嬌もありません。
器用貧乏なホルンのような、人間でした。わたしは。
だからいつも、吹奏楽部の勧誘すら こうしてうまくやることができないのでしょう]*
(170) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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/* 安全地帯にいる人間をやりたかったんだけど決して安定してる訳ではないね
(-27) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[“好き”の反対って、知ってる?]
(171) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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[いじめなんて、はのんはしないの。 いじめって、暴力振るったりとか、 ひそひそ悪口言ったりとか、 物を盗んだりとか、そういうのでしょ? そんな馬鹿馬鹿しいことはのんはしない。
はのんはお願いしかしてないもん。 お願いって言ったら引き受けてもらえるの。 それって全然いじめじゃないでしょ?]
(172) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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|
[掃除当番も、文化祭の準備も、 お願いって言ったら、安住さんは頷いてくれるの。 別にきょーよーなんかしてないよ? いいって言われたんだもん。いいでしょ?
尖った声が聞こえてきたことがあったの。>>96
きっとはのんには関係ないから、 はのんは顔を向けもしなかったの。 だから、はのんに聞こえてたなんて、 思いもしなかったかもしれないけど。
ねえ、四十崎君。 “好き”の反対って、“嫌い”じゃないらしいよ?*]
(173) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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/* 好きの反対は、無関心。 四十崎君、はのんにめっちゃ関心あるよね? それってある意味好きなんじゃないの? と煽っていくスタイルだけど多分伝わってない。伝えるの下手ー!
(-28) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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『“見ているだけ”っていうのも加害者と同じだよ。』
[──へえ、そっか。
それしか感想を抱かなかった俺は、 加害者だったんだろうか。*]
(174) 2018/10/12(Fri) 23時頃
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― 現在・廊下 ―
[ クラスメイトと内容の無い話をしながら廊下を歩く。 どのクラスも最後の追いこみ準備に忙しないようだ。 ]
にしても、なんとかなりそうだよな。 予算も時間も無いのに、 知念が液体で血の海作りたいとか言い出した時は、 マジどうしようかと思ったぞ。
[ ガリガリにやせてる知念は何処か挙動不審気味で、 クラスからは少し浮いた存在だ。 実現の難しい提案には反対意見が多数寄せられ、 それにキレた知念の事を思い出して溜息を落とす。 ]
(175) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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しまいにゃ勝手にやるとか言い出すしさ、 アイツ、ワガママすぎるだろう。 鈴木>>39に押し付けた形になっちまったが、 アイツにゃ荷が思いと思ってたらなあ……。 なんか、入間>>40が一回、シメたとかなんとか。 あいつ可愛いけど怖いよな……女子こわい。 [ はは、と乾いた笑いを零す。 クラスの女子たちのことを話していれば、 グラウンドから大きな音がここまで響いてくる。 目を向けるとキャンプファイアー様の材木が、 ガラガラと崩れていくのが見えた。 ]
(176) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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― →グラウンド ―
っぶねぇな。ちょっと手伝ってくる。 おまえさんは先、教室戻ってろ。
[ 暗幕をコンクリート塀の上に乗せた後、 手をかけて、ひらりと飛び越える。 手伝う気がサラサラ無いんだろう。 崩れた材木に背を向け、 校舎に戻っていく人には見覚えがあった。 3年のちょっと素行の悪い先輩らしいが、 そんなことはどうでもいい。舌打ちをひとつ。 ]
(177) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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クソかよ。
[ 通り過ぎる瞬間、横目で軽く睨んで独り言。 聞こえたとしても構うものか。 昔なんかあった、ってのは風の噂>>56に聞いているが、 言い訳を盾にしていつまで悲劇のヒロインぶってんだ、 何様のつもりなんだよ、と 正直、あの手の奴等には思っちまう。 ]
(178) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ 否、俺の場合は単純に、 えーこちゃんと仲が良いのが気に食わない、 ってのもあるんだろうけどな。 ]
でーじょぶっすかー?
[ その場に居た面々に声をかけて、 片付けの集団に加わった。* ]
(179) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/* アンカーひきわすれました。>>57
今回のロール、イメソンにclimbgrow の くだらない が入っている気がしますね…。 私にしては珍しく、さくっと負縁故を!ぶつけた!よ!!
(-29) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/* 防衛本能滑稽なほどに堂々と言い訳を売り物にしているんですか悲劇のヒロインになれる神経本当に良く出来た頭だね不満ばっか吐いてくだらないね
のサビ?が最高に好きなんです…。
(-30) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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―― /文化祭準備期間の到来 ――
は?
えっ いやいやいや ごめんちょと待って やば ちょっと聞こえねえわ 昨日実質2時間しか寝てないからかなあ
[蓮もまあ、このネタは いい加減古いことは分かっているし 睡眠は当社比多めの時間を十分とっていた。 そんな小芝居を挟んでも、 告げられたことは変わらないものだから]
(180) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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えっ ガチで うちのクラス女装喫茶やんねぇのぉ……!? おれが! いるのに!?
超絶可愛い れんれん いるのに! やんねえの! 友村ちゃんばりにかわいくなるのに!?
[そんな叫びが響いたのは 文化祭をまだまだ先に控えた体育の時間。 蓮は、文化祭準備期間として 割り当てられた最初のHRを欠席した。 その結果がこれだ。]
(181) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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お。 オモト! まじで まじで、やんないの
[蓮が、その苗字を選んだ基準は、 比較的ちかくにいたことと きっとこのクラスメイトは、 今しがた教えてくれたほかの生徒と比べて そんなくだらない嘘はつかないだろうと、 そう思うからだ。
「じゃあ かわりになにやんの」とは言わない代わり、 自称「超絶可愛い」身長177cmの蓮は あまり似合わない、殆ど度のない赤縁眼鏡をはずし 体操服の裾で雑に拭い、 そういえば、の体で口にする]
[オモトはクラスの出し物、どんくらい参加すんの。]
[部活のほうに注力するだろうことを前提にして*]
(182) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/12(Fri) 23時半頃
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― 新聞部室 ―
[ 集まっていた記事を使って テンプレ記事を書き換えていた手が止まる。 周りに積み上げられた紙を幾枚か確認して、 届いていたメール>>87に思い至る ]
……、美鶴の分か。遅れるって連絡がきてたな。
[ 美鶴は1年生ながら取材が上手い。 人と話すことが得意ではない万年青と違って 人の話を引き出すことができるのだろう。 ただ、取材してきた内容を、 人に読ませるようにまとめるのは、 あまりうまくないようなので、 もともと取材内容を記事の形に変更する期間を見て 余裕をもたせた締め切りを伝えてある ]
(183) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ 「ゆっくりでいい」と簡素な返信をしておいた。 もしも早めに来るなり、 記事がすぐまとまるなりして時間が取れたら、 引退する前に記事の書き方を教える 簡単な資料を用意しておこうと 代々伝わる役にも立たない記事作成マニュアルを トナーの掠れるプリンタで印刷し始めた ]
(184) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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―― 幕間 / 各務くんと ――
え、あ、うそ。 もしかして、各務くん。 全然気付かなかった。
[新入生の勧誘をしていて声を掛けたのが、 中学の部活の後輩であったことに わたしはまったく気付くことができなかったのです。
肩をすくめる各務くんの仕草に>>133 思わず縮こまってしまいます。
あの頃見下ろしていたはずの各務くんを、 わたしは見上げるしかありませんでした]
(185) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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もちろん。 今もやってるよ、ホルン。
[ホルンに話が及べば、 わたしの口調は自然と朗らかなものへと変わります]
経験者だったら、もっとうれしい。 とりあえず見学だけでも、どうかな。
うちの“スイブ”は弱小だし、 中学の頃よりは、上下関係ゆるい……と思う。
[それから、わたしの表情に僅かに翳が差します]
(186) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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英子ちゃん、中学で吹奏楽やめちゃったし。 知り合いの子が来てくれたら、すごく嬉しい。
[各務くんが安住英子に懐いていたのは 中学の吹奏楽部では周知の事実でしたから。
思わず、ぽろりと。 そんな言葉を漏らしてしまったのでした]**
(187) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[拳。声……簡単な暴力。
距離的に届かぬなら届けてみせようホトトギス。 つまり文明の利器は万能という事だ。
何のメールを確認していたかは知らねえが。 後ろから見ていても、見覚えのあるホラー&グロテスクな画像>>140が洋次郎の端末を彩ったのがわかったので、奴が息を呑んだ瞬間に軽く頭を叩いた。
秋晴れに近い空に、心地よくやつの声が響く。
……いや、あれぜってェ怯えてたろ。
俺は後にそういってあざ笑う。この男に認める気はあるのかね。]
(188) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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―― 校舎/屋上 ―― [とはいえ、こんなものは暴力ですらないだろう。 大げさに庇う洋次郎の仕草に、薄らと目を細めてうるせ、と返す。>>146]
うるせ。祟られてぇか。 大体大げさなんだよ……。燃やせりゃあ良いだけだろ
[チッ、と舌打をはさんで、つられて笑う。]
うるせぇハチ公。てめーこそ働け。 ……下で委員様方が奴隷を探してンぞ
[冗談交じりで文句を言うそいつの目。 ふわふわした眼差しの中にどんどんと笑いが混ざっていき、……あーあ、芯もないからとうとう笑いすぎで倒れやがった。]
(189) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[奴自身を蹴り飛ばしやしないが、軽く床を蹴って、ただ見下ろしている。
妙に甘い匂いがする。……のは、香水じゃなくて。 きっと、そこで倒れたイチゴオレのせいだろう。 ゆらりとそれを取り、残りも少ないそれをぱしゃりと振った。]
[とろとろと零れるのはイチゴオレだけではなくて、洋次郎の言葉もそう。やわらかく、まるく、棘もなく、そういう声や言葉が「イイ」という女は、割と多いらしい。
どこからか伝ってきた蟻が、零れたミルクオレの水滴の傍で佇んでいるのを見る。
洋次郎に、よく来たね、と言われたから、視線を移した。奴を見下ろす。]
(190) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[俺の長い髪の下には目つきの悪い目があって、一層伸ばした髪に隠れてはいたが、顔の左半分には火傷の痕がある。隠したってその位置からは見えるだろう。
隠すことを諦めたのか。 隠さなくていいと思う程度には気安いのか。 恐らく両方。 眠そうな顔しやがって、と肩を竦める。] …… そら光栄だなわがオトモダチよ。 眠そうに。昨晩はどんだけ頑張ったんだ? [何を……とは聞かない。 俺が洋次郎の夜のことを知っていたなら、知れる立場にあるなら、そちらへの問いだ。 知らないのであれば、ただ、夜更かし?と尋ねているだけだ。
見下ろすのをやめて、とりあえず隣に腰を落ち着ける。ここから見下ろすグラウンドでたむろう生徒達を、箱庭でも眺めているような気分で見た。]
(191) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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/* み、みんなーー! 出し物何にする〜〜!? 執事喫茶にするか〜〜〜〜!?(錯乱)
(-31) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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─ 生徒会室 ─
[すよすよ、すよすよ。
文化祭前日、準備も大詰めで授業なし。 開けたままの窓から聞こえる声を子守唄代わりに、穴場である生徒会室の椅子で、うたたねに勤しむ生徒がひとり。
HR中に居眠りしてたら候補に推薦され、あれよあれよと生徒会会計なんて肩書きを持ってしまった時は、正直面倒くさいと思ったものだが。 屋根もあり日当たりも良い格好の昼寝場所とわかってからは、自主的に生徒会室に入り浸っている有様。
いつもは、朝練で消費した体力回復のためだが。 現在は単に部活のランニングと>>55教室の準備をサボっているだけである。 机の上に積まれた生徒会の雑用も、他役員の先輩らが不在なのと、運営側の指示を仰ぎにくる生徒らがいないのをいいことに、右に同じく。]
(192) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[ 印刷が終わって、再びくだらない記事を書き換えはじめたころ、ドアがノックされた。>>81 部員ならばノックなどせずに入ってくる。 文化祭の準備中、こんな辺境の部室に用事がある人など限られる。 振り向きも立ち上がるそぶりも見せずにキーボードをたたいているとこちらの返答も待たずにドアが開けられた。 かけられた声に、ああ、と言って、 差し出されたUSBメモリを片手をのばして受け取る。 中身を確認して、頷いた ]
さすがだな。文字数、行数共に依頼通り。 中身も、いつもの通り。最後まで楽しみにしてる。
[ 毒にも薬にもならない、きれいごとだけの物語。 波の一つも立てずに緩やかに終わりへと収束していく。 読んでいる間は楽しんで読んだとしても、 印象に残らなさそうな物語。 それが口にはしない万年青の感想だった ]
(193) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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[コピーを終えたメモリを手に半身だけ振り返って 問われた言葉>>115に肩をすくめる ]
ニュースになりそうなことは起きそうもない。 世は全てこともなし。 つまらない毎日とテンプレ記事で締めることになるだろうな。
仄日はどうなんだ。 書くにふさわしい物語はあったか?
[ 彼女が持っている手帳に視線を一瞬向けて、 メモリを差し出した ]*
(194) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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『クソかよ』
[そう軽く睨まれ、零された独り言を思い出す。]
「……あッたりめぇだろぉ?」
[断罪するような眼差しならば、嘲笑を向けよう。 苛立ちがあるならば、小さく鼻で笑う。]
[――安住の口から名前が出たことがある男なら、へえ……、と、そういう感想を抱いて、校舎の中へと入っていく。>>178
そんな事を一瞬思い出して、フッと息を吐いた。]
(195) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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授業ねェから昼寝しに来た。 したらこれだよ。マジでクソだな。
てめーも文化祭楽しみますって顔はしてねぇけどな。 暇人か? よーじろ。
[馴染めないくせにわざわざ学校に昼寝をしにくる酔狂なんて、俺くらいでいいだろう。 だから、少しいぶかしむようにそう尋ねた。視線はキャンプファイヤーの薪の方。*]
(196) 2018/10/12(Fri) 23時半頃
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― 2年A組教室 ―
[明日は文化祭。 教室の中は準備の追い込みで、 はのんは友達とおしゃべりしながら、 その様子を眺めてるの。
それ取ってくれる? って言われたら取ってあげるし、 そこ持っててって言われたら持っててあげるの。 それくらいは簡単だもん。
でも、中心になってばりばりがんばってる人は、 すごいなーって思うの。 なんていうか、別世界の人って感じ? あんなに一生懸命になれるのってすごい。 はのんには意味がわかんない]
(197) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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[だから、文化祭の出し物が決まった時は、 部活をやってない人は、係に入るようにって言われて すっごく困っちゃった。 結局、面倒なお仕事は、安住さんにお願いって言ったら 全部やってもらえたから、大丈夫だったんだけど]
(198) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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[そうそう、部活に打ち込んでる人もすごいよね。 そんなことを思ったのは、 教室に瑠璃ちゃんがいないなって気づいたから。
瑠璃ちゃんは吹奏楽部だっけ。 クラブ活動に打ち込むのも青春! って感じはするけど、 はのんは絶対ムリ。
文化祭も、クラブ活動も、 努力とか意味わかんない。 楽なのが一番じゃない? ってはのんは思うの]
(199) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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[楽しいのが一番でしょ? 努力ってしんどいだけでしょ? どうしてわざわざそんなことをするのか、 はのんにはさっぱりわかんない。
はのんは楽しいことだけしてたいな。 楽しくないことはどうでもいいの。
明日は文化祭。 お祭りだから、きっと楽しいよねって期待してる。 達成感とか言われたらナニソレだけど*]
(200) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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/* クラスメイト嬉しいなー
女装喫茶でいいじゃないって思うんだけど。 れんれんかわいい。
(-32) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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―過去/葛―
[ そんなに笑うことないじゃないか。 そんな反論も笑い声の中に混ざる。 教えてもらった読み方>>149 代わりに神様とか妖怪の別称らしいと 付喪神についての付け焼き刃を披露した。
純粋なんだろうなと感じた。 肩の力が抜ける。そういった心地よさだった ]
あったっけ。 俺のところは将来の夢とかだった。 その時は……大きい家を買ってあげるとか 子供の癖にささやかな願い事だったけど。
[ 今もまたちっぽけで大きな夢を言葉にした。 きっと知らないだろう。 言わなかったから知るはずもない ]
(201) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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ありがとう。 そういう葛君もいい人だよ。
[ なりたいと祈る自分を肯定されたから それが嬉しかったのだと。 無意識にさらりと言ってのける彼の性格を 好ましく思ったのだと。
その瞬間、確かに色づいた。 少しだけいつも首を締め付ける息苦しさが ほんのりと楽になった ]
欲張り過ぎるな、とか? でも大切にされてるんだよ。 意味とか聞いてみてもいいかもしれないな。
[ 自分は今も生憎と尋ねられなかった。 この名前の意味を知りたくなかった。 自分の解釈のまま想像に溺れていたかった ]
(202) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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楽しいかは分からないけど、 ――――やってみる?
[ でも、今は少し後悔してる。 誘わなきゃよかった って ]
(203) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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今は、楽しいよ。
[ あの日の言葉に嘘偽りなどなかったから>>152 ]
(204) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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[ 楽しかったのは、勉強じゃない。 楽しかったのは、ゲームじゃない。
属性だの、相性だの、そうじゃないだの そういった事を気軽に言える相手が―― ]
( 「楽しい?」 ――楽しくないよ )
[ 言えないまま過ぎる日々に蜉蝣が揺れる。 何も代わり映えしない毎日を生きる為に 息を吸い込んで、吐き捨てる。
続かない言葉>>153は届かないまま。 たまに遠くにいる背中>>154を見て思う]
(205) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 00時頃
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『君は今、楽しく生きているの?』
どこか窮屈そうだけど自由に駆けていた姿を知ってる。 だから尋ねてみたくて仕方がないけど 彼が大変そうな時に何も出来なかった自分に そんな権利はない――]*
(206) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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―現在:廊下―
[ ――だから。 通知音>>108 内容と添付画像>>107 差出人は一年の頃同じクラスだった ムードメーカーからだった。
サッカー部の友人の言葉が蘇る>>100 ]
…………何してんだ。
[ また、誤解されてしまう。 葛はこんな奴じゃないのに。 そう思う癖に抗議の一つもしない。
それこそ知らないふりばかりで 潮田さんから離れてよかった。 こんな顔、見られずに済む ]*
(207) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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―3-A教室―
[ 足早に人目を避けるように教室に戻った。 そういやうちのクラスの出し物はなんだっただろう。 隣クラスの3-Bで愉快な発案>>181があったらしい。 リアルタイムでの報告をたまたま覗いたスマホで確認した。
数名が対抗するように喫茶店をしよう!という声があったり、 劇なんてどうだの声が上がったり、様々だった。
最終的に決まったものが今準備に取り掛かっているものだが、 進捗はあっただろうかと扉をあけて。
そこに友村さんの姿>>197があれば口角をあげよう ]
(208) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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…………準備進んでる?
[ そんな言葉一つを周りにかけながら、 思い出すとはとある一場面>>173 無関心になりきれないクラスメイトの事。
それも潮田さんからの頼まれごとを思い出せば、 なりを潜めたように大人しくなる ]
ああ、潮田さんは部活の方で立て込んでるみたい。 明日本番だから集中してってお願いしてきた。
[ 周りに尋ねられたらそのフォローを入れながら ]*
(209) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 00時頃
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/* 無理せず眠って欲しい気持ち。 皆様ご丁寧にお付き合いくださり有難うございます。 負縁故が好きなのですが不快な思いをさせてないといいなぁと。
(-33) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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[こっくり、こっくり。 ゆったり漕いでいた船が、がくん、と落ちた瞬間。 廊下から聞こえてきた声が重なって、目が覚めた。>>25]
………あー……、よくねた。
[大きな欠伸をして、時計を一瞥。 成長期真っ只中の身長は、現在180cm。 マイペースよろしく、のっそりと立ち上がれば廊下に顔を出してみた。
声の主はとっくに通り過ぎていたけれど。>>175 かわりに目が合ったのは、颯爽と歩いてきたクラスメイト。>>89
吊り上がって見える視線にぱちぱちと目を瞬かせて。 寝起きの鈍い頭で、名前を思い出すまで約7秒。]
あ。えーと、おはよう伏見……、 ねぼうした?
[授業こそないが、朝の教室にはいなかったはず。]
(210) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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[クラスで群れない珍しい女生徒。 それが伏見の印象だ。>>88
入学して半年、教室でも挨拶程度の声を掛けたことは幾度かある。 その度に、やめとけ、と他クラスメイトに止められて首を傾げる繰り返しだったりする。 目つきがこわいって、どこが? むしろサッカーの鬼コーチの笑顔の目つきの方がこわい、というのが正直な感想だ。
そんなわけで、相手の反応がどうであれ。 鈍い男は今日も真顔のまま伏見に声を掛けたなら。]
ところで、教室ならあっちだろ。
[どこに向かうのかと。 進行方向と別の廊下を指差した。*]
(211) 2018/10/13(Sat) 00時頃
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/* 女装喫茶ににっこりほっこりしつつ 四十崎くんにウワーーーってなる。なった。ありがとうございます。
(-35) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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/* 二年ぼっち確定のターン。 うん…ソロル路線に切り替えようかな… 中身がこうなってくるとほんとにね…ぼっち属性発揮しちゃうからね…あとねむくて、文章が、まとまらな
(-36) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
|
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四十崎君、おかえりー。
[教室の扉が開いて、入ってきたのは四十崎君。>>208 目が合った四十崎君が、口を笑った形にするのを見て、 すごいなーってはのんは思うの。
だって、それ、作り物でしょ? しかも意識したわけじゃなかったよねー? じょーけんはんしゃでしょ?
出し物、四十崎君が主人公の劇にすればよかったのに。 だって、役者さんだと思うもの]
(212) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
|
|
みんながんばってるよー。
[進んでる? って四十崎君に聞かれて、 はのんは笑ってそう答えるの。 “みんな”にはのんは入ってる? さあ、どうかなあ。
瑠璃ちゃんはやっぱり部活が忙しいって。 吹奏楽部は運動部みたいなものだって、 昔どこかで聞いたなって、 そんなことをはのんは思い出したの。 すごいなあ。 はのんには、やっぱり意味がわかんない*]
(213) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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/* 抽出が欲しい。
(-37) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 00時半頃
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/* モト彼縁故とか誰かに投げてみたかったけど勇気が出なかった。
(-38) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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|
──現在/新聞部室──
そうね。いつもの通り。
[ 中身の受け渡しを終え、 手元に戻った小さな機械>>194。
ふふ、と小さくこぼした笑み。 手元にやった指先は、 問いかけ>>194を受け、口元を彷徨う。]
──どうかしら。 安寧に身を置く私たち、ってところ? 気になるなら、うちを覗きにきてみたら?
[ 視線を受け、手帳を携えた手を、 何かから隠すように背後に回す。]
(214) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
|
|
……結局、安穏とした日常なんて、 見守ってるだけじゃあ、崩れやしないのよね。
[ そう思わない? 思うでしょう。 同意を求めるように、小さく傾げた首。
赤い手帳。黒江仄日という女と、 セットであるかのように持ち歩かれるソレ。
中身が何かは教えてやっても、 実際に誰かに見せてやったことはない。]
(215) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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|
ところで、万年青くん。 君、クラスのほうの準備はいいの?
[ 傾げた首をそのままに、 熱心にパソコンに向かっていた様子の男に、 そんな、当たり障りのない質問を投げ、
ひらりと踵を返した私は、 やはり、慣れた足取りでその部屋を後にする。*]
(216) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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|
[「おかえり」「ただいま」 流れるように返事をした。 相変わらず彼女は仲の良い友人らと 固まっているように思える>>197 だが、クラスの準備を見る限り>>212順調だと感じた ]
……ん。ありがとう。
[ きっと彼女も手伝ってくれたんだろう。 そうは思いながらも困ったら「お願い」 する姿>>198はよく見るから ]
(217) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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友村さんも一緒に頑張ろうよ。 同じ、クラスなんだし。 最後だから……形にした方が楽しいと思わない?
[ 自分から働きかけるような言葉をかけた。 全然らしくないと思いながらも 演技派には思っていない口角は笑みを象る。
きっと役者には向いてない。 脚本家も演出家も程遠い立ち位置で 8cm下の頭を見下ろしていた ]*
(218) 2018/10/13(Sat) 00時半頃
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[ 3年A組、黒江仄日。 趣味、他人の弱みを食むこと。 ]
(219) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 文芸部の部室。私の根城。 毎朝気分に合わせて紅茶を用意していくのが、 私のささやかな日課であり、 それを振る舞いながら耳を傾ける来訪者の嘆きは、 さながらそれに添えるお茶菓子のようである。
自発的にやってくる者、 繰り返しやってくる者の多くは、 自己愛、或いは顕示欲に強く、
私に打ち明けた事柄が自分に都合のいい形で、 吹聴されることを期待している者さえいる。
黒江仄日は他言しない。 それももう少し知られてほしいものであるが、]
(220) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 餌を撒くだけ。種を蒔くだけ。 ]
(221) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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──回想/友村羽音>>72──
友村さん、顔色が悪いけれど、 ……どうかしたの?
[ 悩みでもあるの? と聞いたのだ。 本気の相談を期待したわけではない。 友村羽音は、私の好むタイプではない。
そう、それは、 社交辞令めいてさえいる声掛けで、 言うなれば親切な私らしさのため、 いつか花開くかもしれない蕾のため。]
(222) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ ──だからこそ、 カレシが欲しい>>72という返答に、 私は、「ああ、」と無感動な声を上げる。]
D組の宮戸玲、月曜に別れたのよ。 2年も続いていたのにね。
[ 顔がいい。以上の印象がない男の名を、 淡々と挙げて、少し低い位置にある、 友村羽音の丸い目を見下ろした。薄く笑む。]
友村さんなら、男の子の一人くらい、 その気にさせるのなんて、訳もないでしょ。
[ ──ヤりたい盛りの男の一人や二人。 滑らかに紡ぎかけた言葉を飲み下し、 「お気に召さないかしら」と、静かに微笑む。*]
(223) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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ー 回想 ー
[ 線路に沿った車窓が夕日と影を交互に自分の足元に落とす。 電車の音に混ざって聞こえたのは人の声。
人の声なのに妙に間延びした音程は何かの楽器のつもりなのだろう。 聞き覚えのある旋律は洋楽ではなく、 滅多に聴きもしない邦楽である筈もなく、 高架下まで近付いてやっと分かったのは全国大会で聞いた事があるってこと。
他校の吹奏楽が演ってた──確か、亡き王女の為の何とやらってやつ。 何も考えないまま、その声とは別のパートを口ずさんでいた。 当然、名前も知らないその子は目を丸くして振り返る。]
ああ、ごめん。 知らない奴が急に音合わせてきたらビビるよな、普通。
(224) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 同じ学校である事は制服を見て分かったし、 同じクラスにはなった事ないけど顔は見た事があったから同学年って事も知っていた。 知り合いと待ち合わせをしている(こんな高架下で)という女の子は気を遣って此処を離れようとしたけど。
俺答えあわせに必死だったから、さ。]
今歌ってたのって「亡き王女の為のパヴァーヌ」?
[ 当たりっしょ。 へらりと笑って話を続ける。
音楽やってんの、とか。 今のどこのパートなのか、とか。 取り留めのない話。]
(225) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 相手からしたら突然知らない不良に絡まれるようなものだ。 それでも文化祭での出し物の練習も忘れて話し込んでしまったのは、 やたらとこういう人種に慣れてるように見えて好きなものの話か膨らみに膨らんでしまったから。 気付けば自分達の影はとうに伸びきっていた。]
すげえ、俺部活の奴らでもここまで音楽の話したことねーわ。 お前もう楽器やってねえの?絶対勿体ないって。
[ 沈黙。 触れちゃいけないところに触れた。 馬鹿でもわかる。]
(226) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ だから言葉って面倒くさい。 誰が何処で付き合って誰が振られた噂話>>38も どっかのクラスで使いっ走りされてる誰かの風評被害も全部、嘘か本当かも知れない癖に無視できない。
沈黙を先に破ったのは静かな相手の声だった。]
ざあざあと?なに?
[ 尋ねた言葉の続き>>11は電車の音に混ざりながら──その子との接点はそれっきり。 何事もないまま今に至る。**]
(227) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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― 回想/文化祭準備 ―
[ クラスの出し物に興味など無かったから、 斜め後ろの席が騒いでいても 我関せずと参考書をめくっていた。
ところが、関せずのままいさせてもらえないらしく 自分の名字が呼ばれて>>182、万年青は振り向く ]
なんでそんなに女装がしたいんだ?
[ 視線は冷たく、理解しがたいとばかりのため息を添えて尋ねた ]
(228) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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俺はクラスの方には参加する気はないから。 取材と記事作成で忙しい予定。
[ 問われたこと>>182に答えて、 手にしていた参考書をぱたんと閉じる ]
女装にこだわらなければ、同じ喫茶店だ。 それに、"超絶かわいいれんれん"なら、 似合うんじゃないか。 ……犬耳。名前もちょうどよくハチだし。
[ 万年青のぼそぼそとした話に合わせるように 女子たちが、アニマルカフェをするために集められた動物耳のカチューシャから、犬耳を蓮に差し出したのを見て、口の端をゆがめて笑った ]**
(229) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[一緒に頑張ろうよ。>>218 四十崎君の言葉は日本語なんだけど、 なんだかはのんの頭を通り抜けてくみたい。 日本語なのに意味がわかんなかったの]
はのん、ちゃんとしてるよー?
[だってほら、ちゃんと教室にいるもん。 学校抜け出して遊びに行ったりなんかしてないし、 別のクラスの友達に会いに行ってもないし、 屋上でサボってもないんだよ? はのん、ちゃんとしてるよね?]
(230) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[四十崎君は笑ってる。 きっと作り笑顔なのに、いつもとおんなじ笑顔みたい。 それとも、いつも作り笑顔なのかなあ?
はのんもにっこり笑って首を傾げるの]
ね? はのんも手伝ったよねー?
[さっき「持ってて」ってはのんにお願いした男の子に ね? って確認して、ほらほらって。 難しいことは安住さんにお願いしてること? だって適材適所っていうでしょ? できる人がやればいいって思うの。 それでね、はのんは“努力”ができないの]
(231) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[形にする“楽しさ”なんてわかんない。 やってもらった方が“楽”っていうのは、 よくわかるんだけど*]
(232) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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/* これ、お母さんから「ちゃんとして」とか言われてたのかな、はのんちゃん。 彼女なりには普通にしてて、みたいな?
(-39) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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──回想/蓮洋次郎>>123──
こんにちは、蓮くん。
[ 文芸部の根城にて。 机の上、私が向き合っていたのは、 原稿用紙ではなく、赤い手帳だった。 ペンを置き、顔を上げて、常の通り挨拶をする。
机の上、揃えた私の手とは裏腹に、 その派手な顔に添えられたピースサイン。 向けられた爪に、男だ。と思う。]
(233) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 薄弱な意思決定能力。 主体性のなさ。依存体質。]
(234) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[ 性別に然程関心もないが、 該当するのは女が多いらしい。]
(235) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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山田さん? そうね、来てくれたことはあるけれど。 少しお話をしただけよ。
蓮くん、紅茶があるけど、飲む?
[ お悩み相談に泣きつきにきた生徒と同じように、 紙コップ二つ、用意をはじめながら問う。
校舎の片隅。文芸部の部室。 扉を叩けば、話を聞いてくれる女がいると。
そんな馬鹿げた話に関心を示すタイプとは、 蓮洋次郎のことを、捉えてはいなかった。]
(236) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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──それで、御用はなに?
[ ──だから、笑みを浮かべた私は、 本来の客人にすれば威圧的とも取られかねない言葉を、 やわらかな声で投げかけて、首を傾いだのだ。*]
(237) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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― 回想:カレシほしい! ―
[その気にさせるのなんて、訳もないでしょ。>>223
黒江ちゃんはカレシを紹介はしてくれなくて、 その代わり情報提供してくれて、 そう言って笑ったの。
にっこり笑った黒江ちゃんの笑顔に、 はのんへの好意がないことはようくわかったけど、 はのんはそんなことどーでもよかったから、 にっこり笑ったの]
(238) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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―― 現在:屋上 ――
前夜祭 心待ちにしてる全校生徒にお前が祟られろぉ おんなのこのそういう恨みはでかいっしょ メリーちゃんがんば ……、ふ、妖怪大対決じゃん ぜってぇ つくも女の子集団に弱い
[あまりの言い草>>189だ。 九十九は学校に来て文化祭に喧嘩を売って いったい何に勝とうとしているのだろう。 などと 蓮の、はたかれて死滅していく脳細胞が笑い出す。
蓮は、特段面と向かって言うつもりもないが、 こんな昼日中の学校よりも、葛には 夜のほうが似合うと思っている。 夜に出会ったのも数えるほどだろうが 移動手段の違いだ、蓮は結構夜を裂いてく姿を見たことがある。]
(239) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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宮戸君? へー……そうなんだあー……。
[顔と名前ははのんも知ってた。 うん。顔は悪くなかったと思う。 でも、なにより気になったのは、 2年も続いてたっていう話。 はのんは誰かと2年も続いたことない。 そんなに長いことたった一人と付き合えるなんて、 そんなに長いこと興味が尽きないなんて、 不思議だなあ、すごいなあって思ったの]
(240) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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黒江ちゃん、ありがとー。 訳ないかはわかんないけど、お気に召したー。
[黒江ちゃんがどうしてはのんに教えてくれたのか、 動機なんかわかんなかったけど、 そんなこともどーでもよかったから、 はのんは素直にお礼を言ったの]
(241) 2018/10/13(Sat) 01時頃
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[D組の宮戸君は、 付き合うようになるまでに5週間かかって、 8週間でお別れしたの。
だって、飽きちゃったから**]
(242) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[寝転がったまま笑いのぶり返した、 ぶり返しすぎたふりをして「奴隷探し」について 蓮は聞きそびれた。ことにする。 ついでに過去のクラスメイトに一通、 さっきの葛宛てと同じメールも送る。 書記殿。なんて帰ってくるかな。]
(243) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[ハチ公。とはなんだか不名誉が勝る呼び名だ。 でも蓮は、わん。と吠える真似さえしてみてもいいし 実際に 最初に呼ばれたときはした。 ただ残念なことに待つべき飼い主がいないばかりで これは意外にむなしい、とその時もまたわらった。
プライドがないのか。と言われたら 相手を選ぶだけっすねぇ と返す程度の男だ。 蓮というやつは。 そういう男だから、見下ろされよう>>190が 身辺近くの床の危機だろうが
掬い起された蓮のイチゴオレだろうが 見上げて 「飲んでいーよ」と言う。 本当に飲むだろうか、面白そうに、見ている。 一度の瞬きをだんだん重くしながら 見ている。]
(244) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[これは少し、申し訳ないことかもしれないが。 蓮がきちんと葛という人間>>191を認識したのは その顔に前髪が多くかかるようになってからだし 部活動をやめたのだ と知ったのも もしかしたら前髪がもっと伸びてからだったのかもしれない。
知ってはいた。と思う。 アドレス帳にはその手のメモ書きが2,3ある。 けど、きちんと『つくも』と合わせて認識していなかっただけだ。 そういう現実はいつも遅れてくっついてくる。 蓮と現実は少し相性が悪い。 だから火傷痕を初めて見たときも疑問に思わないままで。
そういう現実は、もしかしたら、 葛のほうがもっときちんと把握している。]
(245) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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>>191 昨日は6時間 目いっぱい働いたあ そろそろガサ入れされたときに チクってもいいんじぇねぇすかねえ つくもくんよ ……ぼく深夜まで家に帰してもらえなくって、給料の雀の涙 わらえる 苦学生じゃん
[なんていう蓮は本当に笑っている。 葛にはもう偶然夜に出会ったときに言ったが、 単に好きで水商売の店で働いているのだ。
すこし睡眠の足りない脳みそでいたいのだが 夜は眠らないで過ごすと長いし、遊び歩く金はない。 その点、母子家庭でガキの頃からそういう店に預けられたし ある程度勝手がわかってる、 お姉さん方に気に入ってもらえるなら こういう夜のほうが気が楽だ。 そんな話をする蓮がすこしアルコールくさかったのは多めに見てほしい。]
(246) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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というわけで、そろそろ小金がたまるので 深夜に海に連れてってくれてもいいんですよぉ
渚までドライブいこうぜ おんなのこばっか後ろのせてんなあ 俺も乗せろお 超絶可愛いれんちゃん>>181になって乗ってやる ―― っとぉ、
[だんだんと喋りがはっきりしていったのは 分かっていたろうけど おもむろに腹筋で起き上がったのは 本当に本当の、「おもむろ」だったので。 もしまだ葛が手に持っているなら、イチゴオレの無事を願いたい。]
(247) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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ばっか まじかよ 寝るのかよ 文化祭だぞ 寝るな寝るな! 男子高校生が馬鹿やるイベントなんてもうないぞ こんな気の触れた犬耳つける日なんて もう、まじで、ないぜ! [こんなに蓮がわんわん吠えるのは、 お姉さん方には馬鹿な頭の軽い男子高校生が一定の需要だからだ。
わかりやすく馬鹿な一日を過ごすことが お姉さま方のスタッフルームで過ごす時間の 多少を保証してくれるのだ。 わざわざ学校にくる蓮の本来の意思はそこにある。 夢見がちに次の日中を過ごすために、 今日の全部をつかう蓮だ。
ああでも、残念なことに いまの蓮の手の中には 道連れにすべく葛の頭にとりつける犬耳はない!取りに行かなきゃ*]
(248) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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─ 回想・いつかの ─
[基本的に表情筋が動かない。 というか、動かそうとする努力をしない。
もっと愛想よくしなさい。 そう言われても、面白くもないのに笑うのは苦手だし。 にょきにょき背が伸びてからというもの、見下ろすことが増えたせいか、威圧感があってこわいとかそんなの、知ったこっちゃない。
だから、いつかの放課後のゴミ捨て場。 鉢合わせた女の先輩を見て、ふと、前起きなく零れた言葉。]
なんで、先輩は笑ってるんです?
[その笑い方を、見たことがある気がした。 なんで、そんな顔で笑っているんだろう。 ただただ、それが疑問だった。**]
(249) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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―― 幕間/潮田と ――
[沈黙を返した。>>165
お前に何が分かる、と喚くには子供じゃない……、
とヒロインめいていえば格好はつくかもしれないが、実際のところ、俺は潮田が次に何を言うのかが気になっていただけだ。
早い引退を余儀なくされ筋肉も少しは落ちているとはいえ、そう低い背でもない。
そんな俺に見下ろされても言葉をやめないそいつに興味を惹かれて、続きを聞く。>>166]
(250) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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ホルン。あー、そんな名前だった気がするわ ……パーカッションって何だ? あぁ、後ろの方で打楽器やってる奴。
[へえ、と相槌を打つ。 案外会話になってるじゃないか、と、後ろで潮田を心配げに見ていたクラスメイトが、それぞれの帰路につこうとする頃。
……それ、は告げられて、>>168 俺は目を見開いた。]
は?
[それは率直な反応だったと我ながら思う。]
(251) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[そうだったんだあ、潮田さんもあいつと色々あるんだな、と優しく流すのが、所謂学校という共同体で在るべき姿なのだろう。 例えば四十崎やら洋次郎のように、笑みの一つでも浮かべてやれるなら、まあそうするべきだろう。
目の前の潮田の反応はそれほどに異常だった。 白い肌が一瞬で白くなって、まるで禁忌でも口にしたように口元を押さえ、そして誤魔化す。]
(252) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[けれど俺は知らない。 音楽のことを楽しげに語るけれど、もうそれを手にとらない安住の心も。 中学の頃は潮田の隣にいたあいつが、今はいないことも。 それに潮田が何を感じているか……さえ、知らないので。
俺はただただ、そこに……] 『あいつ、もう使えないからな』
[そう、俺を切って捨てたチームメイトを重ねた。 悪行を重ねるたびに冷えていくあのまなざしを思い出した。]
(253) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[……ダン、と、机を叩く。 身を乗り出す形で、もっと近い距離で潮田の目を見た。 キスをしたいわけでもない。迫りたいわけでもない。 ただ聞きたいことがあった。]
潮田。お前、安住にその理由聞いたことあんの。
[俺のような馬鹿にだってわかる。 安住が何かから逃げていることくらいは。 逃げて、俺のような奴に声をかけていることくらいは。
拳を僅か、強く握る。 誰かが止めに入る前に一歩引く。]
(254) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[息を整えて俺はゆらりと踵を返した。 ……ああ、ああ。折角声をかけてくれたのに、また「やらかした」なと俺は軽く頭を掻く。
居場所さえあればひとまず俺の心は満ちたかもしれない。 その手を、潮田は差し伸べてくれた、というのに。 そんなのは周囲の人間にはない優しさだというのに。
それを受け取っていられるなら、多分俺はもう少し器用に立ち回っている。]
……
(255) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[怒りか、なんの激情かさえわからねど――鳴る心音に目を細める。 欲張りすぎるなよ、と誰かが囁いた。
うるせえ。と、俺は思う。
……一体誰に言い訳をして生きているんだ。]
(256) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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お前のホルンの音は嫌いじゃねえけど、 今のお前の顔はどうかと思うわ。
声をかけてくれたのは、嬉しかった。 ……悪いな。
[うつむく。 長い髪に表情は隠れる。
申し訳ない気持ちと、激情を抱えたまま俺は踵を返し、教室を出て行こうとしただろう。*]
(257) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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…………ん〜。
[ 同じ、所を見ているつもりだけど 視線が合わない。そういった類の違和感>>230
教室にいて抜け出してサボってもない。 それはよく分かってる。とっても ]
ちゃんと、ここにいてくれてるのは 分かるんだけど、さ。 安住さんばっかり頑張ってもらうのも 一人大変になっちゃう、と思わない?
向いてる向いてないはあっても 一人だけ頑張っちゃうのはおかしいかなって。 誰だってしんどい事は嫌だと思うから。
(258) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[ まるで幼い少女を相手にしてる気分だ。 こんな感想を抱くのは今日が初めてじゃない。 まるい瞳の形>>231が純粋なまでに白く映った。
反射的に自分を守ろうと上がった口角。 最早作り物なのかどうかも理解しないまま ]
楽ばっかしても何も楽しくない、だろ。
[ ああ、この言葉も本当に白々しい。 それでも集団の中の『役』を理解しきっていた。 一年の生徒会会計のように要領良く生きていけないから>>210 ]
(259) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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つまんないだけじゃん。
[ 口を突いた言葉に「あっ」と零れた。
しまったな。そんな顔をした時は遅くて ]
もっと、興味持てば。
[ クラスメイトの視線を感じた。 ぴりりと混じる剣呑な色。 目立つつもりなんて 卒業するまでなかったのに、失敗した ]
(260) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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要は好きじゃないから、やらないだけだろ。
[ 言うだけ言って視線を逸らす。 とっくに口端は下がっていたし 周囲の空気も最悪とか前日にやらかした。
誤魔化すように口角を上げた ]
ごめん。 色々と焦って余裕なくしてた。 ちょっと外出て空気吸ってくる。
[ 付け足すように扉を出る間際、友村さんを見る ]
(261) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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友村さんも、ごめんね。
[ 主役にはなれそうにない慣れきった表情で 何に対しての謝罪なのか、 有耶無耶にしたまま、教室を後にした ]*
(262) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 01時半頃
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―廊下―
[ そういえば返信をしていなかったと思い出す。 珍しく早足で肩をいからせながら歩いていた。 兎に角落ち着こう。生徒会室に行こうか。 生徒会室が日当たり良く 昼寝に最適のポイントだということは知っている。
まさか後輩が同じようにすよすよ安らかに過ごしていた事は まだ知らないことではあったけども>>192
(ちなみに一年の癖に発育が良過ぎて その上、あまり表情が崩れないから>>249 自分の事を棚に上げて何を考えているのか 普段から不思議ではあったが ) ]
辰巳君、ちゃんと仕事してるかな。
[ 後で連絡を入れるのも良いかもしれない。 そんな事を考えながら画面を覗いた ]
(263) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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─────────── To 蓮 洋次郎 From 四十崎 縁 ─────────── わんわんへ
ご主人様はちゃんと 見張ってなきゃ だめだろ。
誰が見てるか分からないし ちゃんと見張ってて。
───────────
(264) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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[ 隣クラスの出し物を思い出しながら れんれんと愛されている元級には 淡々とした目で指をタップして送信する。
色々と思うことがあって、 冷静じゃなかった。 送信取り消し!と急いだ頃には遅く ]
…………飲み物買いに行こ。
[ そろりと歩き出すのは購買の方角だった ]**
(265) 2018/10/13(Sat) 01時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 02時頃
独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 02時頃
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[ 吹奏楽を捨てたのは、 もうそれを充分に知ったと思ったからだ。 ]
(266) 2018/10/13(Sat) 02時頃
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[ 女社会というものに所属してみたくて、 中学では、吹奏楽部に入部した。
クラリネットを吹いていた。 トランペットやフルートに人気が集中する、 と噂に聞き、希望が通らず、上背だけを理由に、 チューバやコントラバスに回されては癪だと、 捻くれた理由で出した希望は通った。
3年次にはパートリーダーを務め、 今よりも笑顔の少なかった黒江仄日は、 熱血と呼ばれた当時の部長との対比として、 冷血、などと不本意な呼ばれ方をしていた。]
(267) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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[ まだ子どもとしか言いようのない齢の女たちが、 それなりの処世術や信念を振りかざす様に、 私は多大なる興味を抱いていたわけだが、
そういった一面もなかったとは言わないが、 吹奏楽部は思いのほか和やかであり、 静かに、高校では関わりを持たぬだろう。と思う。
数名、中学時の部活やコンクールで見知った顔が、 同じ学年にもいるようではあったが、それだけだ。
中学から高校へ進学する過程で、 所属する部活を鞍替えする人間なんて、ごまんといる。]
(268) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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[ ──文芸部の扉を叩いた安住英子を、 私は「久しぶり」と笑みを浮かべて迎え入れた。]
(269) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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[ 薄弱な意思決定能力。 主体性のなさ。依存体質。 ]
(270) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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[ そういう人間は、世に一定数いる。 初めての経験ではない。この学校にも、 黒江仄日を訪ねてくる人間の中にも、いる。
けれど、私はその時確かに思ったのだ。 この女はソレである。私の好んだ都合のいい子。]
(271) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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[ 安住英子は、どこか不安げな顔をして、 一口紅茶を含んで、ようやく重い口を開いた。**]
(272) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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―― 回想/文化祭準備のHR>>228 >>229 ――
[いやいやまじかよ。の気持ちで縋った先か いやいやばっさりかよ。と言いたいぐらい (不理解です)(不可解です)の視線と疑問が 返ってくるので 蓮は 心に3のダメージを負った このままでは女装好きの異名がついてしまう ――とおもったのだが それもまあいいか。と思い直した。 あと半年ほどで高校も卒業なので。]
――つ、か。女装喫茶が いっちゃん 写真でわかりやすいバカ騒ぎとおもったので どうせバイト先のひと遊びに来ないし わかりやすいやつがよかったん
(273) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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[受け取った犬耳は、 それこそどこぞの忠犬をモデルにしたか、 もこっとしながらも凛々しく立ってる。
いまの蓮が同じように凛々しくできる場所は 右手の中指くらいだが、如何せん、 だれにむかってたてればいいのか答えがない。]
(274) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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おれはぜひみなに見苦しい女装をしていただき 超ド級のかわいいれんちゃんで経済を100億動かす、 100億の男になる予定だった
んだよぉ クラス参加しないなら 女装喫茶一票入れてくれてもいいじゃん
おらぁ オモトー カワイイコンテストで俺に負けるのが怖いのかあ [そもそも女装喫茶とコンテストが違うのはおいておいて。]
(275) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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[もやもやをやつあたりじみて発散して 万年青につけてしまおうとした犬耳は 無事に黒髪の中におさまったろうか。 お望みなら 蓮の両手は うさ耳だろうが猫耳だろうがご用意可能です。]
つか そんな、記事にできる目玉でもあんの? まぁた お化け屋敷が人気で、 どうせダンス部の出しもので 外部客わーきゃー いうんじゃないですかあ*
(276) 2018/10/13(Sat) 02時半頃
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―― 回想/ 文芸部部室>>233>>236>>237 ――
[おじゃましまぁすと扉を開いた先 濡れたインクの匂いがした気がして、 そもそも蓮はインクの匂いを知らないことを思い出す。
すこし気詰まりを感じるのは、 そういう、知っていると知らないの入り混じる部室だからだ。 足を踏み入れて なんとなくの、ちいさな居た堪れなさ。 それを蓮は踏みにじるようにして椅子へと座った。]
あ 紅茶もらうもらう あんがと 文芸部すごいね いたれりつくせり
(277) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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[紅茶への礼をしながら 口角をすこしあげる仕草で話し始めた。 斜めにこしかけ、肘をつく姿勢は お世辞にも相談者のものではなかったけど]
やっぱり まどかきたんだ ……「お話の内容 おしえて」 って いうだけ、無駄? 無駄だよなあ そりゃ まあ、てのは 本題じゃなくて
[蓮はべつに、相談者としてきたわけじゃないので 姿勢の悪さも許してほしい]
(278) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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黒江さんがお悩み何でも相談室の パーソナリティーしてるって聞いたから 話きいてみたいなって思って 来ちゃった
どんな話すんのかな、とか どんな人なんかなって言う、そういうざっくばらんな興味
自分と同い年でさ、 さらにほとんど同い年の人間のお悩み解決とか どんなふうに物事見て どんなふうに考える人なら そんなことできんのって ソンケーの眼差しで 見に来ました [そうだ。その言葉の通り 蓮の少し垂れ目がかった眼は興味深そうに ほとんどの度の入ってない眼鏡越しに眺めている。 いつもよりほんの少し薄い隈を*伴って*]
(279) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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「 胎児よ 胎児よ 何故踊る 」
(280) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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胎児はおそろしいのだ 怯えが怒りにかわって 鼓動を鳴らす
(281) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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生まれ落ちねば *死なずに済むものを*
(282) 2018/10/13(Sat) 04時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 04時頃
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―― 現在 / 廊下 ――
[羽音ちゃんの名前を出した途端>>161に、 みるみるうちに四十崎くんの顔は 困ったようなものへと変わってしまいました。
なにか、四十崎くんの機嫌を損ねるような お願い事をしてしまったのでしょうか。 わたしは慌ててしまいます]
あの、その。 無理なお願いしてごめんね。 難しそうだったら――……
[紡ぎかけた言葉は、 掌に握らされたイチゴの包み紙>>163に 途切れてしまいました]
(283) 2018/10/13(Sat) 05時頃
|
|
[いちごみるくの飴。
いつも、朝練が終わったあとに 四十崎くんが手渡してくれるもの。
―――もう、貰えることはないと思っていたもの]
ありがとう、四十崎くん。 ……うん、また。
[踵を返す四十崎くんの背中を、 わたしはぼうっと見守っていました]
(284) 2018/10/13(Sat) 05時頃
|
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[四十崎くんは、本当にやさしい人です]
(285) 2018/10/13(Sat) 05時頃
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お守り、増えちゃったな。
[その背中が見えなくなったとき、 わたしはごそごそとポケットから 包み紙を取り出しました。
それは、いちごみるくの飴でした。
貰った飴を、どうしてか勿体なくて 食べることができなくて。 こうしてお守り代わりに 持ち歩いていることが知れれば、 気持ち悪く思われてしまうかもしれません。 最後のひと粒だと思っていたそれは 余計に名残惜しくて、食べることができませんでした]
(286) 2018/10/13(Sat) 05時頃
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[お守りが増えたことに頬をほころばせて、 そっと2つの飴玉を、ポケットへと忍ばせました。
それはきっと あまくて、おいしくて。 四十崎くんのように、やさしい味がするのでしょう。
そんなものを口に含んでしまったら、 きっと今のわたしは、泣いてしまいます。
じんわりと あたたかいものが胸に流れ込むのを感じながら。 わたしはそうして、しばらく廊下に ホルンを抱えて立ち尽くしていました]*
(287) 2018/10/13(Sat) 05時頃
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―― 幕間 / 葛くんと ――
うん、そう。打楽器。 きっと葛くん、パーカッション似合うと思うんだ。
[思いの外に、手応えのよい葛くんの反応。>>251
うまくいきかけていた勧誘は、結局のところ わたしの未熟さで水泡に帰してしまうのです。 しどろもどろに返すその仕草が、 葛くんの神経を逆撫でしてしまったのでしょう。
ダン、と机を叩く音に>>254 わたしはビクリと肩を震わせました]
(288) 2018/10/13(Sat) 06時頃
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[見上げれば、息が届くほど近い距離に 葛くんの顔がありました。 吸い込まれそうなほどに深い色を湛えたその瞳には、 なにかの激情が渦巻いています。
わたしは、どこまでも中途半端な人間です。 そんなつもりはなかったというのに、 こうして誰かを怒らせる言動を取ってしまいます。
問いかけられた言葉>>254に 顔面蒼白になりながら かろうじて、かすれた声を出しました]
(289) 2018/10/13(Sat) 06時頃
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……ない、よ。 聞けたら苦労して、ない。
[我ながら、なんと情けない回答でしょう。
それでもわたしは 零れ落ちそうになる涙を堪えながら、 必死に葛くんを見上げるのです]
(290) 2018/10/13(Sat) 06時頃
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[なんでわたしは、 こんなに泣きたい気持ちになっているのでしょう。
激情を垣間見せた葛くんが怖かったから? 葛くんを怒らせたことが申し訳なかったから? 勧誘を失敗した己の不甲斐なさから?
……いいえ、違います。
わたしは、取り戻せない友情を指摘されて さみしくて仕方がなかったのです]
(291) 2018/10/13(Sat) 06時頃
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(ホルンを通じて彼女とは繋がっている、と なんで昔のわたしは馬鹿みたいに 無条件にそれを信じられたのでしょう)
(292) 2018/10/13(Sat) 06時頃
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[踵を返す葛くんに掛けられた言葉>>257に、 わたしは大きく息を飲みました。
そんなに、今のわたしは ひどい顔をしているのでしょうか。
―――だから、彼女は離れてしまったのでしょうか。
去りゆく葛くんの背中に、 わたしは耐え切れずに言葉を投げ掛けます]
(293) 2018/10/13(Sat) 06時頃
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葛くんは、英子ちゃんがなんで 吹奏楽をやめたのか。 聞いていたり、するの。
[最近、葛くんと安住英子の距離が縮まっていることに 気付かぬわたしではありません。
わたしは未練がましく 教室での安住英子の振る舞いを つぶさに見ていましたから。
……ああ。こんなわたしだから、 彼女は離れていったのかもしれません]*
(294) 2018/10/13(Sat) 06時頃
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―― 幕間 / 仄日ちゃんと ――
[こんこん、と 文芸部の扉を叩きます]
……仄日ちゃん、いる?
[中学の吹奏楽部で一緒だった仄日ちゃん。>>267 高校に入って、むかしよりも笑顔が増えた彼女を 眩しく思ったりもしていました。
冷血、なんて仇名が付けられていたのが嘘のように 高校での彼女は「人の相談に乗るのがうまい」と 人情味に溢れる評価を得ています]
(295) 2018/10/13(Sat) 06時半頃
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[けれど、わたしが今日しに来たのは 相談ではありません。勧誘です]
ねえ、この前の話。 すこし考えて、くれたかな。 兼部も、楽しいと思うんだ。
[安住英子に対しては、こんなこと言えもしないのに。 仄日ちゃんには、すらすらと勧誘の言葉が出てきます。
わたしは、そんな自分が嫌いです]
(296) 2018/10/13(Sat) 06時半頃
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クラリネット、足りてなくて。 発表会の助っ人でも、いいから。
[仄日ちゃんならブランクも関係ないよ、と わたしは彼女に笑いかけました]**
(297) 2018/10/13(Sat) 06時半頃
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/* ぶっちゃけ3-Aの面子で喫茶店って愛想担当の胃に穴が開きそうだなあって…おもうんやけど…(原因の一端をになっていそう。
(-40) 2018/10/13(Sat) 07時半頃
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―― 過去/「楽しい」―― 大きい家。へー。色んなモン置けるなあ。 家買って終わりじゃねえじゃん。 何置くの。いや犬でも飼うの?
[ふわふわと浮かぶ四十崎の小学校の頃の夢ににんまりと笑って、気安く問いかけたことも。]
俺はぁ…… サッカー選手ンなるかバイク乗るかどっちかだった。どっちだっけ……
……あ、免許は今度取る。16でとれっから。 センコーには内緒な
[校則的には禁止だから、と内緒の話を明かしたことも。>>201]
(298) 2018/10/13(Sat) 08時頃
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欲張りしすぎンなとか大きなお世話すぎ 大事にぃ? ……どーだかね。
[その時はまだ自覚の薄かった「呼吸のしづらさ」が四十崎とのやりとりで和らぐ瞬間があったということも……
……今となっては遠い出来事だ。]
(299) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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[免許をとって学校に隠れバイクに乗って、『独尊隊』とかいう旧車會もどきの走り屋と軽くつるむようになって。それを知った安住を後ろに乗せるようになった。
ふと、起動しなくなったまま引継ぎだけをしたゲームアプリを見て、夜景に視線を移すような時に思い出す。果たして俺はこれで楽しいのかと。]
(300) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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「 ……楽し。 」
[俺はそういう時きまって、笑って、煙草を取り出す。16の頃にはやろうとも思わなかったソレに、いともたやすく火をつける。吐き出した煙を見上げて吸殻をアスファルトですり潰し、ドブに捨てるまでがワンセット。
「いい人」でもなんでもないクズに落ち切って俺はいつだって楽しいさ。 反吐がでるくらいにな。]*
(301) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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[四十崎君の言ってることは、>>258 やっぱりはのんにはよくわかんない。 わかんないから、はのんは首を傾げて、 思ったままお返事するの]
大変だったら大変って言えばいいのに。 だって安住さん、いいよって言ったよー?
[はのんはお願いしただけだもん。 命令なんかしてないの。 大変なら断ればいーのに。 断らなかったのはできるってことでしょ?]
(302) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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一人大変になっちゃうって思うんならー、 そう思った人が手伝ってあげればいいんじゃないのー?
[はのんはそんな風に思わなかったもん。 いいよって頷いたから、じゃあできるんだって。 でも、四十崎君にはそうは見えなかったってこと? だったら、四十崎君が手伝ってあげれば よかったんじゃないのかな? 安住さんカワイソウって顔で見てたの、 せっかく気づかない振りしてあげたのに。
誰だってしんどいことは嫌なの? それならなんでみんな、文化祭がんばってるの? クラブ活動頑張ってるの? はのんにはわかんないけど、 努力が楽しいからがんばってるんじゃないの?]
(303) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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[わかんない。全然わかんない。 しんどい事は嫌って言った四十崎君は、 楽なのは楽しくないって言うの。>>259 それもはのんには意味がわかんない。
しんどいことも楽しくなくて、 楽なのも楽しくなかったら、 一体何が楽しいのかな?
意味のある会話、はのんは好きじゃないのに]
(304) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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はのんは、別につまんなくないよー? 今楽しくて、楽できたらどーでもいーもん。
[やだなあ。しんどいことはやりたくないけど、 和気藹々とした空気は好きなの。 だからはのん、ちゃんと教室にいたのに。 今はなんだかぴりぴりしてる。>>260 こんな空気はつまんない]
(305) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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好きじゃないこと、なんでやんなきゃいけないの?
[純粋に疑問だったから、そう言ったの。>>261
みんながんばってるのに、 四十崎君は余裕がなかったんだって。 ごめんって謝られた意味はわかんなかったけど>>262 謝られたってことは、悪かったのは四十崎君で、 はのんは悪くないんだよね?
別にはのん怒ってないから、 謝らなくてもよかったのに**]
(306) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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/* 校舎村は、文化祭の中心になった人っていう設定なので、ここぞとばかりに文化祭やる気なし陣営をやりたかったと供述しており。 しかし断固としてやらないのも意外と難しいですね(?)
1d6と1d8で振ったから、意外と落ちるまで時間がかかって長続きした宮戸君。 トレイルですよね……あのイケメンに8週間で飽きたはのんは何様やねんって中身も思っています……
(-41) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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[ 生徒会に入った理由は特にない。 ただ、先生にお願いされたから。 それだけだった。
生徒会長やら服生徒会長やら そんな重苦しい肩書とは違って 場合によっては一年や二年生でも担える仕事だから。 気負いする事なく受け入れられたのだと思う。
風紀委員でなくとも規律に基づき大人しく 退屈な日々を真面目に真っ当していた。 だから濃い化粧に着崩された制服を着込んだ生徒なんかは>>88 たまに声をかけていたと思う。 そういう『役』なのは理解していたから ]
(307) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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[ そんな風に日々を無味に消化する。 同じクラスの黒江さんのように 誰かに親身になればもう少し色々なものが見えるんだろうか ]
黒江さんって、楽しいの? 自分の話を聞いて欲しいとか、ないの?
[ 親身だ、人情があるだの>>295 彼女の評価は決して悪くはなかった。
それでも良い噂だけを小耳に挟む事はなかった。 それは妬みや僻みによるものなのかもしれないけど 肝心の本人が何を考えているかどこか、分からない。 綺麗に整えられた桜貝のような爪先を見つめながら 問いかけた日はどこか遠くを見つめていて 聞き上手だという人に下手な話を振ったこともあったな ]
(308) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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[ そんな日々を何故か律儀に報告する相手がいた。
落ち込んでいる時にたまたま見つけられて それで、成り行きのようなもので続いている ]
だって、俺にはよく分からない。 そういうことをすればいい、とかって そういう、無難な事考えて生きてる。
[ いつか級友に語った大きな家を買って犬でも飼う話>>298に 「ベタだな」なんて笑ってた頃と違うし それを本気で信じていた幼い頃とは違った ]
(309) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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[ それでもあの時は本気で返した。 「どっちも叶えたらいいじゃん」って その時は本当にちゃんと言っていたのに 今はどうにももぬけの殻みたいに萎れてる。
どうだか分からない事はひとまず良い>>299 そうして距離を置いて果たして正しかったのか。 たまによく分からなくなる。 全部、自分じゃなくて他人に決めて貰いたくもなる。
そんな所に彼女が共感したのかどうかは 分からなかったけど、その日だ ]
(310) 2018/10/13(Sat) 08時半頃
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……なんで、やめちゃったの?
[ こぼれたように伝えられたこと。 なりたい自分があったなら どうしてだろう、ってただ単に不思議で 動く唇の動きを見ていた。
結局、「そう」とだけしか返せなかった ]**
(311) 2018/10/13(Sat) 09時頃
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/* 投げてないのは かが、あお、そうすけ(チップ名で失礼します)の三人だけだよね。 英子ちゃん深めつつ投げられたら投げよう。
(-42) 2018/10/13(Sat) 09時半頃
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ヨスガは、ここまで読んだ。
2018/10/13(Sat) 10時頃
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―― 現在/屋上/洋次郎と ――
はァ? 女軍団相手とか無理にきまってんじゃん どうにかして全部洋次郎のせいにするんでヨロシク [できるとは思っていないが、メリーさんは軽く笑ってそう答えただろう。>>239
こうして馬鹿騒ぎしている分には、洋次郎は昼間が似合うちょっとお馬鹿な男子高校生に見える。見える、というだけ。
夜見る時とは微妙に印象が違ェと、口にすることもなく、俺は手持ち無沙汰にイチゴオレをちゃぷちゃぷと揺らす。
送られたメールのあて先は知らない。>>243]
(312) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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[挑発が大体流されるのをいつもどおりとして、早々に切り上げる。>>244
待つべき飼い主できりゃいいな、と鼻で笑った記憶も、プライドがねえのかと問うて相手を選ぶだけといわれ、あっそ。とつまらなそうに返した記憶もまだ失っちゃいない。
いねえが俺にとってはこれがデフォルトだ。付き合いづらいと陳情が出たら相手によって修正は考えんでもない。]
……飲めたもんじゃねぇ
[飲んでいーよ、と何故かハチ公から許可が下りたので、飲みかけのイチゴオレを戯れに軽く口に含んでみた。どっちが犬かわかったもんじゃない。>>244
まず、と顔をしかめる。イチゴオレの人工甘味料の甘ったるさは十分暖かいか冷たいか、どっちかでなければマズいのだが、少なくとも夢を見る温度ではなかった。べ、と舌を出して、それを洋次郎の傍に置く。]
(313) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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[夢を見る、といえば、それとはまた違うが、]
(……あれには驚いたよなぁ)
[大体の生徒は俺の火傷痕を見て怯むか、そもそも俺が嫌いかの二択であるので。 例外が発生すると逆に考えることはあった。
気ぃつかってくれてんのかな。とか。 逆に触れねえでくれてんのかな。とか。
そういう思考の類は俺も人間である以上は抱くが、洋次郎に関してはある時悟った。
「――あ、これ違ぇわ。単純に気にしてねえだけだ」
理解してからは気安いものだった。 気にしてないものを気にする方が馬鹿らしいだろう。 二年になるまで付き合いが薄かったことも然り。>>245]
(314) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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[だから軽い会話を続ける。 その内容が夜の事だとしても、俺とっちゃただの地続きの日常だ。]
はははっ。きゅーけー時間もらえ、きゅーけー。 ローキホーで六時間以上だとうんたらとかあンだろ。 ……ま。好きでやってんだから世話ねえよなぁ? 苦学生よーじろクンよぉ
[酒も飲んでないのにアルコールの匂いが蘇るよう。
――ま、そうだな。夜の方が起きていたいし。 ――昼間にまともに起きててもおもしろくもねえ。 ――へー、だからお姉さんの扱い慣れてんのお前。 ――にしても母親しかいねえ家ってどんな感じよ。
ある夜に酔っ払った洋次郎から話を聞きだして、相槌を打って。 なんかストレス溜まったお姉さん相手にこういうこと日常的にしてんのかなコイツ。などと思ったことを思い出した。>>246]
(315) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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んー。別に女だけってわけでもねーし…… いーよ。洋次郎なら。海いこうや 夜の海って不気味そうで良い。
……ってか女装喫茶のれんちゃん? 実際はアニマル喫茶らしいな。ハッ
っ、と、ぉ!
[女装喫茶だったら写真とってばらまいてやったのに、と意地悪く笑う。チョーゼツカワイーレンチャンとやらか犬耳ハチ公であれば前者の方が話題性はあっただろう。
……と、おもむろに起き上がった洋次郎に慌てて身を引く。 その時にはもうイチゴオレは持っていなかったので事なきを得たが>>247]
(316) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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はあ?
[……今日文化祭前日じゃね? お前前日から犬耳つけんの? あれ日付間違えた? と、俺は真顔になって聞きかけたが、勢いに圧倒されて閉口した。
今日の薔薇は今日摘めだったかなんだか、そういう格言を思い出しながら お姉さまのための話題づくり、洋次郎なりの生存戦略であることを芯まで理解はしていない俺は]
(317) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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……俺だったらぜってェ嫌だな、犬耳
(318) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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[しごくまっとうに、まじめに、そう答えて、 わんわん吠える洋次郎が犬耳をとりにいくにせよ何にせよゆうらりと立ち上がる。]
[ぼそっと呟いた言葉は不器用な本音で、それをかき消すように秋めいた風を吸い込み、踵を返す。屋上を去るだろう*]
(319) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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…………ま。若干俺も期待してんのかもな そーゆー馬鹿やれるイベントに
**
(-43) 2018/10/13(Sat) 10時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 10時頃
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[突然、生徒会室の窓から にゅっと突き出した首に 美鶴はぎゃっと女子らしからぬ悲鳴を上げた。
眠たげにぱちぱちと瞬きを繰り返すその主が 誰であるかわかるまでに1秒。 未だばくばくと鳴る心臓を撫で下ろして、 美鶴ははぁと溜息をついた。]
(320) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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おはよう、辰巳。 ビビらせないでよ。
[クラスの女子に爪弾きにされている美鶴に 好んで声をかけるクラスメイトなどそう居ない。 必要な時にだけ、他人行儀に話しかけるだけ。
だから、目の前の男のような人間は極めて稀な例だった。 寝起きらしいぼんやりとした口調の問い>>210に 美鶴は首を横に振った。]
(321) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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電車が人身事故で止まっちゃって。 朝から災難だったぁ。
[自分のように校区外から通う人間は そう多くない。少なくとも、クラスには。 (過去の姿を知られていないことは幸いだが)
事故のことを知らないらしい彼に 美鶴は大仰に肩を落として見せた。]
(322) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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[そうして、不意に指を差された方向を 化粧を施した目でちらりと見たあと、 カバンを抱え直して、首を振る。]
今から部活。
[――クラスに行っても、やることないしね。
拗ねたような呟きは内心で飲み込んで、 透明な保護ケースがついただけの黒いスマホを振って見せた。]
(323) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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[文化祭への意気込みだとか、後輩へのエールだとか。 スマホに入った数件の音声ファイルの内容は ごくありふれた問いと答えばかりだ。
つまらない、と思う人もいるだろう。 けれど、それでいいんじゃないか、と美鶴は思う。 冒険だとか、挑戦だとか 新しい何かに手を出したところで ろくな事はありゃしないのだ。]
(324) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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[それよりも、と 話題を変えるように 美鶴はにんまりと唇を釣り上げる。]
……辰巳は? そっちも、寝てる場合じゃないんじゃないの。
[力仕事だとか、セッティングだとか。 いかにも力仕事を任されそうな彼は、 引く手数多だろう。羨ましいことに。
頭一つ分は違う彼>>211の頭を見上げて 美鶴はくく、と揶揄うような眼差しを向けただろう。**]
(325) 2018/10/13(Sat) 12時半頃
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― サッカーの話 ―
[2年生の時、付き合った男の子の中に、 サッカー部の子がいたことがあったの。 だから、見に来てって言われて、 サッカーの試合を見に行ったこともあって。 その時、葛君がサッカーをしてるところを見たの。
広いコートをボールを追いかけて走り回るの、 何が楽しいのかはのんはさっぱりわからなかったけど、 でも、走ってるみんなが楽しそうっていうのは なんとなくわかったの]
(326) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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葛君、上手だねー。
[そんな感想を葛君に言ったら、 付き合ってた子に嫌な顔されたっけ。 あの子とはどれくらい付き合ったんだったかなあ。 もう顔もあんまり覚えてないけど]
(327) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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[3年生で同じクラスになった葛君は、 もうサッカーしてないみたいだったの。 サッカー楽しくなくなったのかなあ? その割に葛君、サッカーしてた時よりも 楽しくなさそうな顔してるみたい。
サッカーしてた頃の、楽しそうな葛君なら、 はのん、付き合ってみてもよかったんだけどなあ**]
(328) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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/* 付き合ってみてもよかったとか、ナチュラル自己中、ナチュラル上から目線でお送りします。 最初は付き合ってあげてもよかったって書いたんだけど、中身が耐えられなかった。何様やねん。
(-44) 2018/10/13(Sat) 14時半頃
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―― 生徒会書記殿へ流したメール>>207 ―― [返答には少しラグがあった。でも蓮は気にしない。 だって、四十崎は忙しいだろうって思ってた。 四十崎は『よいこ』だ。きやすい『よいこ』。 踏み込む距離感もあいまに挟む空気の容量も>>63>>64 ちょうどよいものが多いので、 だからきっと 誰かが適当に投げる 『誰かがやればいい仕事>>33』の 輪投げの輪っかが掛かりやすいのだ。
だから、きっと 前日の今日なんて忙しい決まってる。 ――前日って当日よりも忙しい。 毎日を“明日の前日”だと感じる>>248蓮はしみじみ 投げられた貧乏くじを引き寄せそうな四十崎を思う。
だれかの『よいこ』をひっかぶりそうな 四十崎のことは、 お姉さん方の『よいこ』でいる蓮は嫌いじゃない。 ]
(329) 2018/10/13(Sat) 15時頃
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─────────── To 四十崎 縁 From 蓮 洋次郎 ───────────
わん!
───────────
(330) 2018/10/13(Sat) 15時頃
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─────────── To 四十崎 縁 From 蓮 洋次郎 ───────────
つか 九十九も わんこじゃん????
───────────
(331) 2018/10/13(Sat) 15時頃
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─────────── To 四十崎 縁 From 蓮 洋次郎 ─────────── わんわんは 監督責任 よっちんにあると おも
わんわんは わんわんなので 撫でられるためだけにいきているので
やれというなら 噛むか ヤるしかできねいのであった ───────────
(332) 2018/10/13(Sat) 15時頃
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[ぽ。ぽ。ぽ。 と 立て続けの3通。 蓮のメール返信は早い。
なれたものよ。と蓮は思うけれど、 メール自体に 思考の道筋もないし だから早いのだ。
―― とはいえ、1年間を共に過ごした四十崎なら 蓮のそういうメールは慣れているだろうし けれどそれを。こら。と 暫定ほかの犬の飼い主だろうと言われれば直そうと思う。 思うだけかもしれないけど。*]
(333) 2018/10/13(Sat) 15時頃
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──回想/蓮洋次郎>>277──
文芸部というより、私の趣味ね。 生憎、紙コップしかないけれど。
[ 一つを蓮洋次郎の前に、 もう一つを自分の前に置き、 机を挟んで向かいに腰かける。
彼の振る舞いは、この空間から浮いて見える。 浮かべられた笑みをちらりと見やり、 両手をコップに添え、同じく笑みを返す。]
そうね、無駄よね。 でも、蓮くんが私の代わりに、 よくよくお話を聞いてあげれば、 もうここには来ないんじゃない?
(334) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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だって、ここに来たこと、 言ったんでしょう、山田さん。
[ 一口、紅茶を含む。 目を細めて、理由を述べる男>>279を見やる。 そう。と小さく頷いた。そう、なるほど。]
お好きなだけ、見ていってもらって構わないけど、 私はただ、話を聞いてるだけよ。
誰かに話したくって仕方のない人たちの話を、 ただ、ここで聞いているだけ。
[ だから、話を聞いてみたい。 というご要望に応えられるかは、どうかしら。
笑みを浮かべた黒江仄日は、 男の眠たげなたれ目を、じいっと見下ろして、*]
(335) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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[ 黒江仄日に話をしに来るなんて、みんな病気だ。]
(336) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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──回想/四十崎縁>>308──
四十崎くんは、自分の話を聞いてほしいの?
[ 四十崎縁の視線の行く先。 どこともつかぬ方向を、私は追った。
鏡写しの真似事のような仕草を終えて、 私は笑みを浮かべ、彼を真っすぐに見つめる。]
楽しいわよ。とっても。 こんな小さな学校にだって、 いろんな人がいる。面白いでしょう?
[ 否定されようとも、私にとってそれは事実。
貴方にとってはどうでしょう。 返事を待つように、少しの間を置いて、]
(337) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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……でも、どうしたの? 急にそんなことを聞いてくるなんて。
[ 首を傾ぐ。下ろした髪が少し顔にかかる。
やや主体性にかける、人のいい男子生徒。 彼の言葉の真意を探るように、目を細め、
──自分の話? 理解しがたい。 ねえ、どうして貴方たちはそう簡単に、 自分の話を他人にしてしまうのだろう。
そう言う代わりに、私は問いかけて、 相変わらず笑みを浮かべているのだ。*]
(338) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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[ 誰からも認められる良い人に、 なりたいと思っているわけでもない。
ただ、私は楽しみたいのだ。 けれど、頭の悪い病気の子たちが語るのは、 その大半が、下らない日常でしかない。
ああ、また物足りなさが顔を出す!]
(339) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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──回想/潮田瑠璃>>295──
こんにちは、潮田さん。 珍しいわね。紅茶をいれましょうか。
[ 微笑んで、潮田瑠璃を迎え入れる。
中学時代、同じ部で過ごした彼女とは、 部活というつながりがなくなれば、 百数十人もいる同級生のうちの一人。
吹奏楽部に、と誘いを受けたときには驚いたが、 分かったのは、彼女は私とは違う心構えで、 吹奏楽に取り組んでいた。という事実のみ。
当たり障りなく、答えを保留をしたから暫く。 用件はどうやらそのことらしい>>296。]
(340) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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[ 吹奏楽が、嫌いになったわけじゃない。 楽器を吹くことは、特別楽しくもなかったが、 そのこと自体が嫌いなわけでもない。
──けれど、もう充分。 有り体に言えば、飽きてしまったのだ。
私は微笑んだまま、少し眉を下げる。 指先に紅茶の温かさを感じながら、 ゆっくりと口を開いた。]
(341) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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──私、もう、 ああいうのに、興味ないの。 ごめんなさいね。 *
(342) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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[ 気を紛らわせるかのように、 かき集めた他人の秘密、苦悩、罪悪感。 悪趣味な蒐集癖に取りつかれた私もまた、 きっと、病気だ。頭の悪い病気。ただ私は、]
(343) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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[ ……もう少し、物語を私好みにしたいだけ。*]
(344) 2018/10/13(Sat) 15時半頃
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/* バイクはお下がりとして、(あるいは中古として) サッカー用品買ったりまともな高校に通うだけの財力が存在するので、家庭的には中の中〜上の下程度と思われる。 子供につくもってつける家庭で、割かし本読んでそう(PL都合もあるが)なので、教育熱心な母か父がいる。 火傷痕は幼少の頃の虐待の痕にしようかと思っていたけれど、どうも引退理由っぽい。となると火事は事故か何かか?
と、あとから理由考えるPLです。
(-45) 2018/10/13(Sat) 16時頃
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―― 現在/屋上>>312 ―― [葛の「擦り付け」宣言、相手の軽い笑いに合わせて 蓮は喉の奥で笑うだけにとどめておいた。 そんなこと、しないだろう。と思う。 できるか。じゃなくて。
夜のほうが似合うのに 「おもしろくもねえ」はずの昼日中にまともに起きてきて こうして高校の敷地内におさまっている葛が、 ときどき犬に見える。 蓮の睡眠が足りてしまった日なんかには特に。
リードだって千切れてしまっているのに それでも 繋がれていた場所に戻ってくる犬だ。 戻ってきてはまた傷ついて夜を駆ける類の、飼い犬だ。 一体全体 監督責任者は誰だ。 ハチよりよっぽど忠犬の首輪にリードを結んでやれ。 そうじゃないと、 寝不足の蓮は夜に走っている葛のほうが好きだから ぼろの引き紐も首輪も腐り落ちてしまう日を待ってしまう。]
(345) 2018/10/13(Sat) 16時半頃
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[ぽ。ぽ。ぽ。 メールをみっつ送った>>333のは 日光に茹でられつつあるイチゴオレが飲まれている間だ。 白いストローが煙草みたいににおさまるとの 喉仏が隆起するのをみとどけてメールをぴぴっと。 文面だって見えたかもしれない。 蓮はあまりそういうところに頓着がない。 >>313辛辣なイチゴオレへの評価に 蓮は携帯の画面から目を離し、見上げ、]
夢見るおんなのこの味だってのに 恋の味が分からないお子様ですことぉ
……煙草より こういう系のが美味くね?
[現状彼女持ち(たとえ振られるまで秒読みとしても!) の蓮は、軽くなったイチゴオレを きゅ、と音がするまで飲んで片手でつぶした。 残りのほとんどは屋上に飲まれていたらしい]
(346) 2018/10/13(Sat) 16時半頃
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やん、九十九ものしり ブラックバイト訴えるときに 同席よろよろ 報酬は 7:3で分けっから
―― つか立ってるだけでガラの悪さでいい勝負できる やばい 現職に並ぶ人相の! 悪さ!
[好きでやってるバイトと労基法の話>>315。 労基法。そぐわない。 なににってやっぱり 葛に、だ。 笑い始めるのはやっぱり睡眠不足の沸点の低さだし いつかのアルコール摂取後の連と同じだ。
母親しかいない家って。 ――えぇ、 別に変わんないんじゃん? しらんけど ちょっと考えてそう返す蓮は、 だって父親もいる家というのが分からないからだ。 ――父親もいる家のほうが、 ――こうやって夜歩きできない気がするんですけども との返事を添えて。]
(347) 2018/10/13(Sat) 16時半頃
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よっしゃ 言質取った 覚えとけよぉ えっ…… うそ 不気味なんがいいの
[小声で、 まじで……? と付け足しもした。 けれど「洋次郎なら」の言葉によろこんでいない、 わけがないのだ。 眼鏡の赤縁につきそうに眦を下げて とろとろの眠気は少し飛ぶ。 さらに、けれど。 いかに文化祭前日といえども いつだって「明日の前日」の蓮は準備に余念がないのだ。 たまにちょっとさぼるだけ。
だって葛、絶対アニマル喫茶には来ねえし。 と蓮は思う。 だから、この前日会えたのがよかったのだ! 「馬鹿で頭の軽い男子高校生」スナップショットに 道連れにすべく、――――犬耳を忘れた。]
(348) 2018/10/13(Sat) 16時半頃
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/* 身長 170+17
(-46) 2018/10/13(Sat) 16時半頃
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/* でっか。
(-47) 2018/10/13(Sat) 16時半頃
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[続いて拒否の言葉>>318も、まあ、 蓮は別に受け入れないわけではない。 嫌を強制するほど この関係に未練がないわけじゃない。
ただやっぱり少し眠気が飛んでしまっていたから 葛に向かって 眉を盛大にひそめて わん と音に出さず吠えた。 忠犬の名前を下賜しておいて 飼い主がいないことを自覚させられたハチ公から 無言の抗議だ。 九十九もわんこじゃん。 そういう噛みつきは伝わらないようにして 立ち上がり、砂埃を払い、]
[ほんのすこし蓮は困った。 だから、すぐに返事はなくって。でも大丈夫だ。 連の器用なところは立ち上がりが早いこと。]
(349) 2018/10/13(Sat) 16時半頃
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[離れつつあった背中に向け]
つくもぉ
俺のとこ、猫耳つけてきた生徒には10%off !
[こいよ。の誘いだ。 猫耳つけては来ないかも、だけど。 来いよ って 眠気のすこしない連は声を上げた*]
(350) 2018/10/13(Sat) 17時頃
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[でもほんとは来ないでほしいのかもしれない]
[少し冷めてしまった頭だと、 どれが『よいこ』に似合う言葉なのか*自信がない*]
(-48) 2018/10/13(Sat) 17時頃
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/* ようじろうはかわいいなあ。
(-49) 2018/10/13(Sat) 17時頃
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―― 幕間/潮田と ――
[聞けたら苦労していない、と語る潮田の目には涙が浮かぶ。掠れた声に、その顔の白さに、引き時はここだぞと言われなくても気づいている。だから何かをしでかす前に一歩はなれた。
……苦労。
[計り知れないものがあるのだろう。俺の知らない安住と潮田の関係があるんだろう。そういうものは俺の性質上慮れないが察することはできて、少しだけ気まずそうに視線を潮田から外す。>>291
けど。ああ。 まっとうな人間はそういうものなのかもしれないと思う。 踏み入るのが恐ろしいものには踏み入らない。
四十崎も、なぜ、と聞いてきたことはなかった。 潮田と四十崎はよく似ている。 やわらかく生存に適した形なんだろう、とどこかで合点した。 やっぱり間違っているのは俺の方なんだろうな。]
(351) 2018/10/13(Sat) 17時頃
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[失われた友情に揺れる瞳を、再度見つめることはなく>>292 踵を返し言葉だけを投げつける無礼を犯す。]
(352) 2018/10/13(Sat) 17時頃
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あぁ?
[何故。 出かかった言葉を丸く飲み込んだ。 生徒の悩みを聞いてやるらしい文芸部のような酔狂さは持ち合わせていない。吹奏楽に再度引き込みたいわけでもないから、安住を根詰めて問いただしたこともない。
ただ、――]
(353) 2018/10/13(Sat) 17時頃
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さあ? 『私は私でいたいだけ』とかやたら繰り返すけど、あいつ。 『ホルンは好きだけど行き場がない』みたいな事はいってたけど 潮田に何か心当たりねぇんなら家庭の事とかじゃねえの…。
吹奏楽部って上下関係厳しいんだろ 何か起きてんならそっちか?
[なんかモメ事おきてんならそっちが理由かもしれねえな。 首筋の火傷を掻けば、痛みが走る。]
(354) 2018/10/13(Sat) 17時頃
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てか。だから。安住に聞けや。そういうの。
[振り返らないまま、潮田の自問も知らないまま、俺は歩き出す。 これだからうまくいかない。……折角、打楽器が似合いそうだと言ってもらえたのに*]
(355) 2018/10/13(Sat) 17時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 17時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 17時頃
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―― 回想/文芸部部室>>334>>335 ――
[紙コップに入った「趣味」の紅茶。 それがお手軽ティーバッグからじゃなく 茶葉から入れられていたとしても 残念ながら蓮には味の違いはよく分からない。
紅いお茶の水面から向かいの席の女子生徒に 視線を戻そうとして、 温かいだろう紙コップに添えられた爪先が視界に入る。]
[色のない容姿に釣り合う桜色は、 蓮には少し見慣れなくて 一度瞬いた。
すぐに視線を合わせないので、 あ、俺きんちょうしてますね。 そう思ったから、だからなおさら蓮は笑いかけていた。]
(356) 2018/10/13(Sat) 17時半頃
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おどろくべきことに、 俺がここに来たのもまどかから聞いたんじゃないんだよね
なぁんか悩んでるぽいの聞いてみたけど、 なんもいわないの 俺ちょっと不甲斐なさすぎじゃん? かわいそうな洋次郎くんにヒントちょーだい
――――てぇ気持ちも、なくはないんだけどぉ
[まどかの来室についてはほかの女子から聞いた。 そう匂わせながら赤縁眼鏡のよこで 染色された金髪を指に巻き付けて、 そういう一仕草を挟んで ようやく目を向けられる。
(357) 2018/10/13(Sat) 17時半頃
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[本題への回答、 「聞いてるだけ」へ眼鏡の奥で少しほそめて]
お悩み相談室、っしょ ? よくさ 部員でもなさそうな子が ここからちょっとすっきりした顔で出てくるって 話聞いてんよ
なんか 答えをくれるわけじゃないってこと?
[まどか個人の話から、 相談者全体へ一般化しつつ、黒江自身にもどる*]
(358) 2018/10/13(Sat) 17時半頃
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―― 過去/サッカーの話 ――
[ボールに惹き付けられ敵チームの選手が移動する。その流れを一瞥し、土ぼこりをあげて走り出した。
うかつなディフェンダーの合間をかいくぐって 出されたパスをいともたやすく掬い取る。
熱。 震える呼気。 乾く喉。 緊張。 そのどれもこれもを高揚によって置き去りにする。
心臓が高鳴る。 頬を切る風が熱いのか寒いのかもわからない。 ただボールと共に突き進む。
誰も追いつきやしない。 誰も、追いつけやしない。 そう在れるように走っているから。]
(359) 2018/10/13(Sat) 17時半頃
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[こちらの動きにいち早く気づいたサイドバックが、 形成を建て直しボールを奪おうとする。
ここからはフォワードの―ーああ、俺の仕事だ! させるかよと軽くボールを蹴って回り込んで、 相手が苛立つ気配に笑った。
走りながら身構えていたゴールキーパーの稼働域を読む。 守備範囲外にボールを叩き込む。
一歩誤ればゴールポストにあたりかねない ギリギリの位置をくぐりぬけ、
――……入った!
直後、試合終了のホイッスルが鳴る。]
(360) 2018/10/13(Sat) 17時半頃
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よっしゃあ!
[高揚のままにチームメイトとハイタッチする。
これなら大会も勝ち進めると誰かが言っていた。小学生の頃のように「サッカー選手になる」なんて夢を信じきってもいないが、楽しい事で進めるならどこまででも進んでみたくて、「優勝目指そうぜ」なんて笑っていた。
そういう高揚の裏に、ねたむような眼差しがあったことを、その時の俺は知らなかった。]
(361) 2018/10/13(Sat) 17時半頃
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[その試合の後だったか。 チームメイトが連れてきていたのか、友村が試合についての感想を俺にいうものだから、少し驚いて「おお」と照れ交じりに笑ったことがある。>>327]
どーも。 ま、努力してっから多少はな
[内心で友村にどう思われているかはともかくとして、褒められるのは純粋に嬉しかった。
結果として現れてくれるなら、半ば金策の為ではあるけれど早朝に起きて新聞配達し朝練して、授業が終わったらすぐまた練習で……そういう努力の甲斐もあったというものだ。
友村の彼氏がどう思うか、なんてのも俺は考えてはいなくて]
(362) 2018/10/13(Sat) 17時半頃
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……女子的には90分もヒマじゃね? それでもよけりゃまた見に来いよ
[試合。と、友村にいって、また部活に出かけていった。 あの当時の俺は「今」を追いかけるのに必死で、確かに楽しかったんだろう。]
(363) 2018/10/13(Sat) 17時半頃
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[サッカーをやめた「今」が楽しいか?
さあ。楽しく生きてるよ。
としか返さないだろう。
今の友村からどう見えていようが、そうでなきゃやってられねえ。でなきゃ、この首にかかる首輪>>345を自覚しちまうだろうが*]
(364) 2018/10/13(Sat) 18時頃
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/* 費用とかの調達方法を考えるとこいつ死ぬほど努力家なのではという気がしてきた。 そらグレるよねぇ…
(あとから設定を考えるPL)
(-50) 2018/10/13(Sat) 18時頃
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/* 出し物劇でいいんじゃない、といった手前アレですが、何やるのかおもいつかないあたりでこう、ごめんなさい
なんか……この……いつものPCならちゃんとそこらへん進行するんだけど今回しないって決めてるからなあ。
(-51) 2018/10/13(Sat) 18時頃
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―― 現在/屋上 ――
[笑いの奥の思考を察することは無い。>>345 ただ、今日もハチ公はにやにやしてんなあ、と、ハチ公よりも律儀らしいおつむで、繋がれていたものが切れていることすら気づかないフリをして考えるだけだ。
甘いイチゴオレの香りも甘い声も、昼にきくにはまろやかすぎるから、まるで午睡にでも沈むように、俺の棘もなりをひそめてしまう。 それがイイのかワルイのかとんと判断がつかない。 ……生温い牛乳の膜でも張っているような心地だ。
洋次郎の手元で送られるメール。あて先が見えて、小さく片眉をあげた。 見えたのは最後のメールだけだ。>>332]
四十崎、あのクラスで苦労してんだろうなァ
[カワイソ。と半ばあざわらって、一体なんでメールをやりとりしてるのかは知らないまま流す。]
(365) 2018/10/13(Sat) 19時半頃
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コイノアジ。なんそれ。 自販機でお手軽価格で売ってんの。アジノ●トみたいな。
[比喩だなんてわかっているが、生憎とお子様だ。そう返してやんよ。]
煙草は丁寧に吸えば美味い。…………らしいな
[正直、辛さと苦さと、埋めきらない衝動のために吸ってるモンの味はよくわかってない。走り屋仲間に煙草の吸い方について力説されたが、いちいちやってられなかった。
その分、パックで売られたイチゴオレの方が手軽かもしれねぇけど。>>346 きゅ、とお手軽に消費されて潰されるそれと煙草と、大して変わらんだろ。とも思う。]
(366) 2018/10/13(Sat) 19時半頃
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おぉ、洋次郎に訴える気があんならな。 あん? その報酬俺が7なんだよな?
うるせーよ知ってんよ、ばーか。 オールバックにしてピアスつけりゃカンペキだろ
[けらけらと笑い出す洋次郎は、眠さが少し醒めてきたのか、まだ眠いのか、夜出会った頃によく似ていた。>>347 ハチ公じゃなくて今度からあだ名笑い袋にしようか。 現職に劣らずガラの悪い俺はそう思う。
――まあ、そうかも?
あの夜、俺はそう頷いたように思う。
――あんまり帰ってこねえからな、父親って。成績に煩くてウザいくらいで。 母親も帰ってこなかったけど。 まあ夜歩きできてるのはそのおかげと思えば……
ありがたくもあらぁな、と、笑顔をうかべるロクデナシは、かすか香るアルコールの匂いに酔いそうだった。煙草はやるが、酒はまだ飲んだことが無かったから。]
(367) 2018/10/13(Sat) 19時半頃
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へーへー。 誰も彼も乗せるわけじゃねンだからありがたく乗れよ
え? 不気味なン駄目か じゃあ静かで雰囲気があってきれいな海に変更しとくわ。しかたねえな。
[俺は真っ黒な海、好きだけどな、といいつつも、引いてるらしいのでそこまでにしておいた。>>348
尻尾がみえそうな洋次郎の表情に、はァ、と力が抜けて不器用に笑った。 オトモダチであるので、「洋次郎が」喜んでいるなら純粋に嬉しいが、俺はそんなに感情表現が得意じゃない。]
(368) 2018/10/13(Sat) 19時半頃
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[そんなに? と俺は思うが。 そんなに、な事ではあったんだろうな。 わん、と音に出さず吠えられ、抗議するような顔をされて>>349、えー……と困惑。
あいた沈黙に、 「つけるよ」と折れられるなら俺は俺じゃない。 立ち上がりその場を去ろうとすれば、洋次郎は去りつつある俺に誘いを投げかけた。]
ね……もっと恥ずかしいわ
[衝動的に親指を下げるか中指を立てるかを考えあぐねて、誘ってもらえたので、「まあ」を返した]
暇してたらハチ公の犬耳を見に行く。
[洋次郎の内心を知ったなら「乙女か何か?どっちかにしろよ」と鼻で笑っただろうけれど。知る術はない。
だから俺はそのまま屋上を去った。*]
(369) 2018/10/13(Sat) 19時半頃
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―― 現在/廊下 ――
[一歩、一歩と階段を降りて、 向かう先があるわけでもなし。
壁に貼られた文化祭のプログラムを見ては、吹奏楽の演奏があんのかあ……と、過去潮田にしでかしたことを思い出した。
結局、あのあと安住に吹奏楽の事を聞こうとはしたけれど「関係ない」の一言で押し通されたんだっけ。 そりゃ俺には関係ないことだ。 ……が、ひっかかるものがあったのを思い出したので、歩みは少し粗くなる。
降りていけば突き刺さる視線に、ミルクオレの甘さも吹き飛ぶというもので、それが惜しいんだか「それがいい」んだか自分でもわからないまま、結局帰るつもりもなく、教室で昼寝をやり直すべく廊下を歩いた。**]
(370) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 20時頃
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──現在/廊下──
[ 赤い手帳を片手に、新聞部を後にした私は、 真っ直ぐに教室に戻るでもなく廊下を歩く。
文化祭前日。3年A組は明日に備え、 今日までに作成した舞台道具の類を、 ステージの方に運ぶ必要もあるはずだ。
単純な運搬作業。 男子生徒が頑張っている頃合いだろうか。
そんな思いで歩いていたところ、 ふと、知った顔を見つけて声をかけた。]
(371) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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──葛くん、教室に戻るの? そろそろ、運搬をはじめるころかしらね。
[ 見当違いかもしれないが、それは別にいい。 数十人いるクラスメートのうちの何人かが、 文化祭準備をサボっていようが、別にいい。
黒江仄日は別に正義漢でもないし、 別に、クラスの出し物の出来栄えにも、 さほど興味はないもので。]
それとも、休憩中かしら。
[ 小さく笑みを浮かべたまま、首を傾げた。*]
(372) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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―― 現在/廊下 ――
[似たような生徒が行きかう中、 赤い手帳が黒い色彩の中で目立つ。
……文芸部の黒江か。 と、下がりがちだった視線を上の方にやる。 声をかけられて、おう、と振り返った。]
は。運搬。
[木材以外になんかあったっけ。あったわ。 そういえば劇の準備が色々あった。 思いだして少し顔をしかめる。]
(373) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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今戻ったらこき使われるパターン?うざ。
[無駄に背が高いという理由で劇中背景の作成の手伝いなどをさせられたことを思い出した。苦い思い出だ。]
休憩中だよ。 材木運んだ後だし。 オトガメ?
[なら聞く気はないが。 小さく首を傾げた女の黒髪がさらりと流れる。 鼻で笑って、黒江の様子を伺った。**]
(374) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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― 現在/新聞部室 ―
[ 背後に回された手帳を目で追いながら ]
そうだな。余裕があれば行かせてもらう。
[ 使い込まれた赤い手帳。>>215 その中身に興味がないと言えばうそになる。 くだらない毎日の中のささやかな ニュースの芽がそこには眠っていることだろう ]
変えようとしなければ変化は起きない。 そうだろうな。 とはいえニュースのために事件を起こすわけにはいかないだろう?
[ 完全に向きなおって、仄日の目を見て、肩をすくめる ]
(375) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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クラスの仕事をする気はないよ。 ケモミミつけて接客なんて、 ばか騒ぎしたいやつだけやればいい。
そっちは劇だっけ? 仄日は何か担当するのか?
[ 出ていこうとする背中に声をかける。 劇自体には興味などないが、 もし、仄日が脚本に手を入れているなら 見てもいいかもと思っていた ]
(376) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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―少し前:3-A教室で―
言えない人だって、いるよ。 友村さんは言える人かもしれないけど 出来なくてもいいよっていう人はいる。
[ 思考回路までは読めない。 だから彼女が何を考えているまでは分からない。
ただ、分からないと思う事は分かる。 だけどきっとその分からないものは異なる。 彼女の言葉>>302>>303を継ぎ接ぎして息を吐いた ]
友村さんは、思わないんだね。
[ たった一言だ。 だけど「そう思った人が手伝えばいい」なら 今手伝わない友村さんはそういう事だろうと解釈した ]
(377) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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[ 何が楽しいのか。 よく分からない。 努力は嫌いなものだと思っているけど 対してしてこなかったから苦しいとすら あんまり思っていなかった。
だけど無性におんなじになりたくないと感じた。 どこか似ているような気がするのは、 気のせいだろうと思いたかったから。
ピリついた空気を肌で感じる>>305 投げかけられた純粋な疑問>>306 これは意味のある会話なのだろうか。 分からないまま、吐き捨てた ]
(378) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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友村さんはお願いばっかりだな。 自分の頭で考えないの。
[ 好きの反対が嫌いじゃないなら何なのだろう。 関心がある事を自覚するのも嫌だったけど 同族嫌悪に近しい感情だとは理解していた。 でもきっと違う種類の人間だと思ったから ]
子どもだな。 そんなにテキトーに生きてて、 人生、つまんなさそう。
[ 言葉にしてから理解した。 懸命に生きてるつもりではあったけど 彼女と自分って何が違うのかもよく分からなくて 曖昧になって溶けてしまいそうだと思った ]
(379) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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[ 形だけの謝罪を音に乗せて、 そのまま立ち去る優等生を周囲の人間はどう思うんだろうか。
出し物には直接影響しないから 誰も追いかけはしないだろう。
小道具も大道具や衣装もほぼ出来上がっていたし 後は音響や演出の再確認。 演技の仕上げくらいなのだから。 とはいえ有り触れた光景だ。 時間の経過と共に訪れる日常がきっと 掻き消してくれる。
未来を知らないからこそ そんな風に安堵して生きていた。 ただ、死にたくなかったから ]*
(380) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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[ 出ていく前に答えが返ってきたかどうか。 しまった扉をしばらく見つめ、 一人きりに戻った部室で、万年青は立ち上がり、 棚からバックナンバーを取り出す。
毎回一つずつ部活を紹介するコーナー。 吹奏楽部の回。 撮られてきた写真と部員の言葉を 内実はどうあれ、 きらきらした爽やかなものにまとめたのを覚えている。 数枚めくるとサッカー部の回。 一人の生徒がメンバーから消えたことを惜しむ部員たちの声で、お涙ちょうだいの安っぽい美談に仕立て上げた. 隣のクラスのその生徒が部に戻ったなんて話は聞かないから、もう少し悲壮感を煽ってもよかったかもしれない ]
(381) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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―回想:黒江 仄日― [ 面食らったような眼差しをした ]
別に……聞いて欲しくはないかな。
[ 彼女こと黒江さんもそうなのだろうか。 いや、分からない。 瞬きの奥底で彼女の言葉>>337を聞いた ]
面白いかは、分からないけど。 確かに色んな人がいるね。 でも色んな人の話の何が面白いの?
[ 価値観の違いなのか、何らかしら与えてくれるからなのか。 些細なことが気になった理由は簡単。
傾ぐ彼女に寄り添い垂れる艶やかな髪を見る。 視線を逸らして探すのはいつも手元にある赤い手帳>>215 ]
(382) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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[ どの記事も、万年青は現場を知らない。 集められてきた写真と、言葉で読み物を仕立てあげているだけだ ]
一度くらい、血の通った記事を書きたいな。
[ バックナンバーを棚に戻して、 量産生地の仕上げにパソコンに向き直った* ]
(383) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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……宍戸君、よくここに相談来てたらしいね。 でも二年も続いた宍戸君のD組の虹野さんも ちょくちょく相談に来てたって噂聞いたから。
黒江さん、二人のことで何か関係あるのかなって。
[ 何を書いているのか。 尋ねたことはあれど、中身を見たことのない手帳。 彼女が他言しないことは知っている>>220 だけど水面下では何かが咲いていた気がした。 杞憂ならばそれでいいのだけどと言葉を区切る ]
(384) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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……ごめんね。 他人の事に部外者が口挟むのも どうかと思うんだけど、さ。
虹野さん、宍戸君が友村さんと 付き合ってから落ち込んでたように見えてさ 声かけたんだけど……。
[ 平たく言うと虹野 望から話を聞いてきてと頼まれた。 だがそんな事情を話すわけにもいかず 結局、尋ねた癖に困った顔を晒しただけ ]*
(385) 2018/10/13(Sat) 20時頃
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― 回想/文化祭準備の ―
写真?>>273 あぁ、証拠写真がほしいだけか。 楽しい高校生してますって。
[ くだらない、心の中で毒づく ]
そんなコンテスト>>275は不戦敗で構わない。 やりたきゃ一人でやれ。 もしくは女子とやれ。
[ つけられた犬耳>>276を秒でたたき落とす。
周りの女子たちがさわぐ。 「万年青ひどい」 「汚れたらどうするの」 「やだー似合わないー」 うるさいやつら ]
(386) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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[ 目玉>>276、といわれて言葉に詰まる。 高校生が考えられて、学校が許可を出せて 文化祭で披露できるようなものは 毎年それほど変わるわけがない ]
そりゃ、いつも通りの記事だけど。 今年の内容に変更する必要があるだろう。
……って、蓮、新聞読んでるのか?
[ 読まれているはずがないと思っていた内容が口にされて万年青は驚いて蓮をじっと見つめた* ]
(387) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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/*
仄日ちゃんがすごい好みなんですけど。眼鏡も性格も。 絡みに来てくれてうれしかった。
ところで万年青は新聞部室から動かないんですか? 動かなさそうだな…。
(-52) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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/* >>383 何度も確認してるのに生地になってる。 パンでもこねるのか。こねこね。
(-53) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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― 昔話・部活勧誘 ―
お。思い出してくれた? そう、各務っス。 シオ先輩はちっさくなったな。
[ 記憶と違って随分と下にある頭>>185に、 平らにした手を乗せる。 自分の方に手を引き寄せて身長差を目に見える形で示し、 軽薄な顔で笑った。 ]
だよなー。普通変えないよな、楽器。 弱小ってどんくらい?金取れないレベル?
[ 吹奏楽部の大会の評価は他の部活と少し異なる。 他の学校と競いあうより、技量を競うことを重視する。 その技術を金銀銅で評価した上で、 その中で、各地区代表として選ばれるのだ。 金賞は勿論、代表を目標とする学校が多いが、 この学校はそういうわけでもないのだろう。]
(388) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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[ 懐かしい顔の誘い>>186に心は動きかけたが、 翳った表情で告げられる言葉>>187に、 僅かながら気持ちは冷える。 ]
あれ、そうなんだ。何で? あー……マジで人いなくて困ってんなら、 入ってもいいスけど。 とりあえず見学、行ってもいいか? [ 部活勧誘期間中だ。 どこかしら、見学に行く必要はある。 新聞部はなんか締め切りがどうとか、 真面目すぎてそうだったし、 サッカー部はちょっと厳しそうだった。 どちらかといえば運動の方が好きだが、 完全に文化系の部活も運動系も、性に合わない。]
(389) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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[ そう思って見学を決めたのだが、 当時の部長サンの勢いが凄くて、 そのままなし崩しに入部することになってしまった。 最初はサード。今はセカンドかファースト。
明日の文化祭ではじめて、 冒頭にソロをやらせてもらう予定だ。 曲はラピュタで主人公が吹いてた誰もが知るあの曲。 吹奏楽に馴染みの無いみんなに向けて、 駆けつけ一杯の曲としては上々のセレクトだろう。*]
(390) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 20時半頃
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/* これ触れない方がよかったな。 英子がメインの村だと捉えてるから自分の立ち位置に少し悩みます。 モブーでいたいのでおとなしくしよう。
(-54) 2018/10/13(Sat) 20時半頃
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/* はやとちりあかん……! 頭がはたらいてない!
(-55) 2018/10/13(Sat) 21時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 21時半頃
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[――というものは、 他人の苦痛自体を目的とするものにあらずして われわれ自身の享楽を目的とする。]
(391) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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―回想:数日前・文芸部にて―
[人と話すことは好きだ。同様に、文章を読むことも。 だから、数日前、文芸部の部室に足を踏み入れた時の美鶴は 興味深げに教室を見回して、部誌の詰まった本棚に きらきらとした眼差しを向けたことだろう。
そうして、取材を申し込んだ相手―― 部長の黒江仄日先輩に小さく頭を下げる。 何となく、我らが新聞部の先輩に 雰囲気が似ていると思ったのは内緒だ。]
(392) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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[「今年の部誌のコンセプトは?」とか 「後輩たちへのメッセージをお願いします」とか。 準備された、ありきたりな問いとその答えを スマートフォンの中に収めたのち、 美鶴は用意された紅茶を啜ってへらりと笑った。]
私、本読むの苦手なんですけどー、 何か読みやすい、お勧めの作品とかあります? 先輩がよく読む本とかでもいいんですけれど。
[深い意味はない。ただの興味と、情報のカサ増しだ。
人は自分に危害を及ぼさないであろう人間に対しては 饒舌に、寛容になるものだ。 実際、同級生には敬遠されがちな美鶴も 先輩のウケは悪くないと思う。
いや、蔑まれている、憐れまれているというべきか。]
(393) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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[何にせよ、それはそれで都合がいい。 見た目通りに“頭が悪そう”な問いを投げかけて 傷んだ茶髪の先を弄った。
明るい茶色の髪は、度々生徒会の先輩に咎められる>>307けれど、 美鶴はそれに聞こえないふりをしている。 今更、後に引けるのであればどんなにいいか。]
(394) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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[再び紙コップに口を付ける。 眼鏡の向こうの眼差しから逃げるようにして、 彼女の手元の手帳へ視線を遣った。
図書室や本屋のような、紙の匂いのする場所は好きだ。 それでも、何故だかこの空間は 酷く、居心地が悪いと美鶴は思った。*]
(395) 2018/10/13(Sat) 21時半頃
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──回想/蓮洋次郎>>356──
[ 犬の躾をする際には、 先に目を逸らしてはならぬという話がある。
なめられるのだ。 そんなことを不意に思い出しながら、 蓮洋次郎の視線の移ろいを見ていた。
少しの間を置き、戻ってきた視線>>356に、 黒江仄日は同じように笑いかけている。
続いた言葉>>357に、笑んだまま「意外」と零して、]
(396) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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彼女の頭の中身になんて、 興味のない手合いかと思ってた。
(397) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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[ 口元に揃えた指先を添え、 小さく笑い声を上げてやる。
ならば単純に、 あなたに言ったって無意味だから、 その子は口を閉ざすんでしょう。
とは言わず、ころころと笑った。 この話はおしまい。という風に。]
(398) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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本当に、答えに迷っているなら、 助言の一つくらいはするけれど、 最後に決めるのはその人自身だから。
[ 細められた薄いレンズ越しの目>>358。 私はそう言って、やはり静かに笑っていた。]
「じゃあ別れてあげたら?」と言われて、 盲目的に頷く人間なんて、然程いないもの。
[ ご満足いただけたでしょうか。 それが私の答えだ。黒江仄日の話だ。
3年間で培った優等生の立場を、 崩さないよう、ほとんどの場合、 真っ当な助言をしてきた、私の。*]
(399) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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[ はじめは、ただの蒐集癖。 ありふれた日常の一端でしかない、 それでも他人の弱みは美味だ。 古くから言うだろう。他人の不幸は──、]
(400) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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──回想/四十崎縁>>382──
奇遇ね、私もよ。
[ 面食らったような視線>>382を受け、 私は微笑んだ。同意、としてそれを伝える。]
四十崎くんって、人間嫌い? ……それとも、関心がないのかしら。
[ 問いには問いで返そう。 私は、当然というふうに笑み、短く言う。]
色んな人の話を聞く。その人のことを知る。 ……それって、喜ばしいことでしょう。
[ 逸らされた視線。その先にある手帳。 閉じたままのソレの表紙を、指先で撫でる。]
(401) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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[ 彼らの破局はもう学校のニュースらしい>>384。
誰と誰が付き合い、喧嘩をし、別れたか。 その一々に騒げる精神を馬鹿とも思い、 けれど、ここにはそのくらいしか娯楽がない。]
ええ。 それぞれから話を聞いていたのは事実だけれど、 結局、うまくいかなかったみたいね。あの二人。
[ 気の毒そうに眉を顰めてみせる。 腕を組み、首を傾げたところまでは、 紛れもなく、黒江仄日の意図した素ぶりであり、 けれど、続いた言葉に、思わず小さく笑いが零れる。]
(402) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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……そりゃあ、付き合っていた相手が、 大して間も置かずに、次の相手を見つけたら、 落ち込むのが、常人の感性じゃないかしら。
[ 困ったような顔。違和感のある理由。 笑わせてくれる。そう思い口元を手で覆う。*]
(403) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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[ どんなに美味しくたって、 同じような味ばかりじゃあ飽きるもの。 もう少し、私好みの味に仕上げたいと、]
(404) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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/* 辰巳くんに回想投げて伏見さんと辰巳くん二人に触れられるかなと思ったけどどうだろ。うーん。
(-56) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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[ そう、これは、 あなた達が他人の馬鹿げた挑戦動画を持て囃し、 次回作への期待をコメントに残すのと同じ。
応援と称してCDを買い集め、 好みのアイドルに票を投じるのと、似たような話。
ただ、自分好みの展開を眺めていたいと。 それを許すであろう人間に、言葉を重ねただけ。*]
(405) 2018/10/13(Sat) 22時頃
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/* 灰使ってなかった ふゆのひとです 鍋さんいつもありがとうございます よろしくお願いします
入村ロルはあの前日と当日に 各一時間足止め食らって生まれるなどした
(-57) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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―購買―
[ 小銭を入れてボタンを押す。 ペットボトルに入ったカフェオレを取り出して 手頃な席に腰掛けスマホを覗いた。
暫く教室に戻りたくないなと思う。 とはいえ、ずっとここにいる訳にはいかない。 ぼんやりと思いながらもスマホを操作する。 通知を確認すれば同じ相手から 三件送られていることを確認して指を動かした ]
わんってなんだよ。わんっ。
[ 一年の頃にも似たようなやりとりはあった>>333 いつも通り独り言じみた呟き。 だけども今はなんだか妙に馴染んだ ]
(406) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[ 四十崎 縁から見た蓮 洋次郎は クラスのムードメイカー的な存在だった>>181 優等生とはまた異なる型にハマったいい子。 あいされる子だと思っていた。
近寄れば漂う甘ったるい匂い>>122 それさえも 「いつも違う匂いだけど、いい香りがする」 そんな程度の感想に留めていた。
それは別のベクトルで悪い子ではなくて 特別良い子ではないけど悪意らしき悪意を感じない、 ふわふわとして、それでいて丸い形が 心地よく思えたのだと思う ]
(407) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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─────────── To 蓮 洋次郎 From 四十崎 縁 ─────────── どっちも違う意味で吠えすぎ ───────────
(408) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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─────────── To 蓮 洋次郎 From 四十崎 縁 ─────────── 俺はは待てができる いい子が好きだけど
別に噛み付いて逃げたって 撫でたりはやめないので
猫に転生してみては? ───────────
(409) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[ 書き綴りながら何をしているのだろうと思う。 それでも悩む前に送信してしまった。
葛と蓮。 どちらも種類は異なるけど犬のようだとは思う。 好きなように気儘に生きればいいのに。 その首輪を望んでいるのか、いないのか それは二人にしか分からない話だろうけど ]
…………息を吸うのって、疲れる。
[ 少なくとも四十崎 縁にとって陸で呼吸する魚のように この世は鮮烈過ぎてそれでいて無味でつまらなくて 二つあった胎の半分の分まで足掻いているだけ。
頬杖をつきながら吐き出した息は深かった ]*
(410) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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/* ウッ、書いててつらい… 負縁故ぶつけようって決めたけどつらい… 個人的には割りと好きだし… なんとなくこの人大丈夫そう、と思ってはいるけど… 書いてて心に来るなこれ… でも刃は…研ぎ澄まさねば… 丸い刃の方が痛くあとが残りやすいのよ…
(-58) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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/* さてはおぬし、双子だな!!!!!!かたわれ死んでおるな!!!!!!!!!!
っておもいました。
(-59) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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― 現在/新聞部室 ―
[ キーボードを打ち続けていた手が止まる ]
……しまった。
[ 紙面の隅、"生徒会からのお知らせ"の欄が空白のままになっている。 例年『怪我や事故のないよう気を付けて文化祭を楽しみましょう』程度の、あってもなくてもいいお知らせではあるが、空白にするわけにも、勝手に書くわけにもいかない ]
生徒会のやつら掴まるかな。
[ 文化祭の前日ともなればそれなりに忙しいはずだ。 万年青は過去の新聞から言い回しが少しずつ違う文章をいくつか読みだして印刷する ]
(411) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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いなかったらこの中から選んで今日中に連絡をもらえばいいだろう。
[ 掠れた文字を印字して吐きだされた紙をポケットにねじこみ、部室を出ると鍵をかける。 扉にかけられていた『在室中』と書かれたホワイトボードのプレートを『不在、連絡は携帯に』と書き換え、万年青は生徒会室へと向かった* ]
(412) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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―― 幕間 / 各務くんと ――
各務くんが大きくなったんだよ。 ……わ、わ。
[突然、各務くんの手が>>388 わたしの頭の上に乗せられます。 思わず、変な声が出てしまいました]
せ、先輩をからかってはいけません。
[顔を赤らめながら抗議をします。 ああ、わたしとしたことが驚いてしまいました。 後輩に子ども扱いされるようでは、いけませんね]
(413) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[各務公陽くん。
中学生の頃は、わたしよりも背が小さくて いつも安住英子の後ろをちょろちょろと 動き回っていた印象のある子でした。
女性の扱いに慣れたような一連の仕草に、 各務くんはもうすっかり「男の人」に なってしまったんだなと、変な感慨を覚えてしまいます]
(414) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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金なんて夢のまた夢レベル、かな。
1年生から全員レギュラーで コンクールに出られるよ。
[やっと平静を取り戻したわたしは、 そう各務くんの問いかけに答えます。
恥ずかしながら、万年部員不足が 絡陽高校吹奏楽部の偽らざる実情です。
中学校の頃とは、違います]
(415) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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(こんな弱小吹奏楽部で 自主練をそんなに頑張る意味などないと、 わたし自身が1番分かっていたのです)
(416) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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見学に来てくれるの? ありがとう、うれしい。
[ぱあ、と顔を輝かせます。
わたしは「放課後、音楽室でね」と 各務くんに無理やり新歓チラシを握らせると 手を振って、他の新入生の勧誘へと走りだしました]
(417) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[それからあれよあれよという間に 各務くんの入部は決まりました。
経験者の功でしょうか。 めきめきと実力を伸ばした各務くんは、 明日の文化祭ではソロパートまで任されています。
いつもタメ口で話してくる各務くんは、 なんだか不思議と後輩という気がしません。
わたしの方もすっかり 同級生のような心持ちでしたから、 彼と話すときは「3年生」「引退」という現実を 忘れられて、とても心地がよかったのです]*
(418) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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―回想/黒江 仄日―
…………。 自分の話するの、嫌いなんだ?
[ 同意する形をやめた。 代わりに詰めようと問いかけた。 話をさせようと誘導されている気分だった。 だから軌道を修正しようと言葉を足した ]
どっちでもよくない? どっちの方が面白いと思う?
[ 踏み込まれるのは苦手だ。 それなら彼女の何かを得られる方が良かったけど ]
(419) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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全部、知りたいとは思わないな。 だって、人は弱いし。 俺じゃきっと、全部は分からないから。
それに……知って、どうするの?
[ 疑問は重なるばかり ]
手帳に、残してたりするのかな。
[ 彼女の手元>>401を見て呟いた ]
(420) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
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[ 破局の噂は早い。 それも二年も付き合っていた恋人同士なら>>402 穏やかな彼らの日常に走った亀裂。 元から破れていたのかどうかまでは分からない。
ただ、どこか悲しそうな表情の後に 矛盾を滲ませた笑み。 覆われた手により口元>>403は分からない。 露わとなっている瞳だけをチカチカと見つめた ]
案外、冷たいこと言うんだね。
黒江さんなら、取り持てたんじゃないの。
[ するりと落ちる一言、二言 ]
(421) 2018/10/13(Sat) 22時半頃
|
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そんなことが周りに起きても 黒江さんは面白いと思うの?
[ 退屈な毎日を彩るための種を蒔こうだなんて そんな事を考えたことなんてなかった。
ただ、四十崎 縁は日々を送ることに精一杯であるからして 他に目を向ける余裕なんてなかった、それだけ ]
(422) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[ 悪意に満ちた物語よりも 息を吸うように紡がれ終わる物語の方が 勧んで手に取るような人間だから
煮詰まったドロドロの蜜の味なんて ]*
(423) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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― グラウンド ―
[ 崩れた材木をまた組みなおす。 ワンダーフォーゲル部の顧問と部員が音頭を取り、 手伝いに借り出された主に運動部の面々へ指示を出す。 やれ、空気の通り道がどうだの、 組み方が平行じゃないだの、 ぎゃんぎゃん喧しい声に内心うんざりしてきた頃、 作業はひとまず終わりを迎えた。 ]
(424) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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おつかれっしたー。 [ 疲労した肩をまわして肉をほぐす。 しんどかったが、ひと仕事終える瞬間は心地良い。 周りの奴等もどこかやりきった表情で、 顔見知りと会話を交わしている。
『にしても、葛の野郎。あいつほんっとさあ!』
物騒な言葉を聞き留め、 そちらを見ればサッカー部の面々。 宥めている先輩らしき人の姿もあるが、 知っている相手だからこそ苛立ったりするんだろう。 もっとも、俺には関係ないことだが。 ]
(425) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[ 先ほど通りすがりに俺が言った言葉と、 冷たい一瞥に向けられた嘲笑を思い出す。 当たり前だ、とあの男>>195は言った。 何が当たり前なのか、俺にはさっぱり分からない。 誰かが組み上げたものを破壊する行為は、 人の気持ちを汲まない行為に見えるし、 過失だったとして、手伝わない理由がわからない。 ワガママな子供の様だと思うのに、 世間一般からは俺の方がお子様になる。
この箱庭では1年の差が埋まらない。 ]
(426) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[ 俺とえーこちゃんも、そうだ。 1年の差がいつまで経っても埋まらない。
偶然、あの先輩とえーこちゃんが、 二ケツで家に帰ってきた時に遭遇したことがある。 エンジンが刻む一定のリズムは煩い程なのに、 二人は平然とした様子で笑っている。 どうしようもなく遠くて、俺は顔を歪め、 『音、うるせえよ』 とだけ言って、家に入った。]
(427) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[ 本当はちょっとかっこいーって思ったんだ、なんて、 死んだって口にするものか。 ]
(428) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[ えーこちゃんが何処か俺に対して、 遠慮がちに話すのは変わらないが、 俺はその出来事から、少し距離を詰めるようになった。 通りすがりに見かければ後ろから目隠しして 『だーれだ』って聞いたり、 3年の教室に行って『辞書貸してー』って言ったり。 持って無かったり居なかったときは、 そこに居た三年の先輩に、 『貸してくんねぇっすか?』って頼んだ事もあったな。 ]
(429) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[ 俺のその行動が女子の嫉妬を無駄に買うことになって、 えーこちゃんが俺にだめだよと注意をしても。 そこまで酷いことにはならないだろうと、 なっていないだろうと、楽観視して接してる。 だって、そうでもしないと、 えーこちゃんは俺のこと、どうでもよくなる気がして。 悪い道に走っちゃうんじゃないかって、心配で。 それがエゴなんだとわかっていても。
どうしてもとめられなかった。 *]
(430) 2018/10/13(Sat) 23時頃
|
|
―― ――
[いないのに、求められる事は多かった。
幼い頃バイクを見せてもらったり、遊びにいかせてもらえたりという記憶もあるが、大概、親父は仕事で家にいなかったし、学校に入ってからは何かと勉学に煩かった。 殴る蹴るは簡単に出たので、控えめにいって厳格だったのだろう。
母親は俺が小さい頃は共に食卓を囲みもしたが、次第に「どこか」へ出かけることが増えた。 それでも特に困りはしなかった。 それなりに不自由なく生きてこれたからだ。]
(431) 2018/10/13(Sat) 23時頃
|
|
[『欲張りすぎず、立派な男になれ』
とは、親父によくいわれていたが。まさかそのまま名前の由来だとは思わなかった。 高い志があるわけでもなし、それに従う事に中学の頃は何の疑問も持たなかった。 ただ、中学の頃の俺はただのサッカー馬鹿の面しか見せていないので、それなりに勉強もしていた事など今つきあいがある範囲の人間が知る由もないだろう。]
[『母さんを守ってやれ。男なら』
父さんは仕事で家にいないからと、語られたことも覚えている。 今なら勝手にやってろボケと叫んでいるところだが、これもまた当時の俺は守ることに疑問を持たなかったらしい。]
(432) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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|
[親の意見と茄子の花には千に一つも仇はない、という。
茄子の花が咲くと全て実をつけるように、親が子のために忠告することは必ず役に立つという。] [それが正しかったかは――…………] *
(433) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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/* 無自覚に悪意を煮詰めて追い詰めるターン。 赤が来たらわざとだよ、ってなります。 お前ヤンデレかよーーーーってにこにこするねえ。
(-60) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/13(Sat) 23時頃
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―― 現在:屋上 ―― [>>365同クラスメイト曰く『苦労している』四十崎。
蓮は葛に、 ―― ヨスガ 大変らしいな ―― 準備手伝わないクラスメイトがいんだって ―― そいついま屋上でさぼってるらしい
などと 滔々と いたって沈痛な面持ち ……をし損ねて口角を震わせながらこたえたのは 葛が屋上を離れる前で、
屋上からひとつ影が減ってから 蓮は、最後の受け答えについて あーぁ 失敗した。とちょっとの反省会をした。 反省会に伴うイチゴオレはすでに空になっていたので 教室から飲料をかっぱらってくるべきかな、 とそれを考えていたけれど]
[>>408>>409 二つの着信音に、携帯の画面をスライドさせた。]
(434) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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─────────── To 四十崎 縁 From 蓮 洋次郎 ───────────
求:来世で猫に生まれる権利 譲:わんわんの残りの人生
───────────
(435) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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─────────── To 四十崎 縁 From 蓮 洋次郎 ───────────
屋上で無駄吠えしないで待ってたら いいこのれんちゃんに なんか飲み物買ってきてくれるって理解でok?
───────────
(436) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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|
[2通目は これでもサボりのお誘いだ。 >>365四十崎が もしクラスの準備活動に本当に苦労しているなら。 その前提でぽちっと送信したとき、 すでに避難済みとは知らないまま*]
(437) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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―幕間/後輩に対して―
[ 生徒会会計の辰巳君と同じクラスの伏見さん。 何度か注意という名の声かけを行ったけど 日に透けるような両足をせかせと動かす彼女>>394に あんまり伝わっていないように思えたから ]
もしかして俺の顔、覚えてない? あの……一応、先輩なんだけど。 怪しい人じゃないよ。
[ 一度変化球のような思いつきを注意の代わりに投げた事はある。 それでどうこうなったのかはさておき。
一応、先生の目がある所では注意をして その癖して誰も見ていなかったら、いいかななんて。 そんな気軽さで楽してた ]
(438) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[ 後輩付き合いも先輩付き合いもあまり得意ではなくて、 特に目立つ後輩となると よく安住さんを尋ねにくる各務君の姿>>132が特に印象強い。
その中でひときわ驚いたのは、 お姫様抱っこされる安住 英子の姿だ ]
…………あの子、すごいね。
[ 小さい子供のように引っ付いて回ってるのかと思えば 何を考えているんだろう、と不思議で それ以来、教室に度々現れる後輩>>429を 一方的に眺めることが増えた、わけだが ]
各務君、ほどほどにしときなよ。
[ 辞書を貸すついでに一度だけ忠告した事はある。 耳は悪い方じゃなかったから>>430 ]
(439) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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[ それはそうと生徒会にも後輩は入っているわけで。 巨躯に、あまり変わらない表情。
またのんびり増えた眺める後輩に 「怒ってる?」より「今眠いの?」と 尋ねる回数が増えた辺りは、 そこそこ懇意にしているような気がするが 彼はどうなんだろう。
同じ歳ですら苦労するのに後輩なんてもっと、 うまく付き合えている気がしなかった ]*
(440) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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―― 回想/文化祭準備のHR>>386>>387 ――
[証拠写真が欲しいだけ。 それはその通りだったので 万年青の心の中の毒さえ想像せず、 大げさに眉をひそめながら器用に口端も上げて見せた]
証拠写真でいいじゃん
てかぁ 文化祭ぐらい 馬鹿騒ぎしないで 高校生活 なんだったのー ってなんじゃん
[「女の子と競って 俺が勝ったあとの空気を考えろよお。」 と。優勝前提の会話に また近くの女子生徒からブーイングが飛ぶ。]
(441) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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/* そういえばね、当初の予定では中学時代サッカー部でGKしてた、って設定がありました。 大事な試合のPK戦で先輩の代わりに出て負けて、それから扱かれて退部したっていうね、そういうの考えていたんですよ。 なので、ちょっと辰巳くんの設定見て、笑ってる。
(-61) 2018/10/13(Sat) 23時頃
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だ、 オモト これ当日使うんだから落とすなってぇ [はたき落された犬耳を慌てて拾って、 下品なフィンガーサインの向け先が決まった、と 中指を半ばたてて、 今度は 蓮が 口をつぐんだ。 掲示される新聞を読んでます、なんて。 あまりにも、ぽくないな。と 今更ながら思い至ったからだ。]
――― べ つに 読んでねぇけど だいたい想像でわかんじゃん 去年の展示で人気だったやつとか、 適当に言ったら案外あたった? 俺 すごくね? [へら、と笑い 話の矛先を変えんとして]
つか 3年間似たような出来事ばっかだし それこそ特大スクープ抜きました!――くらいの 新目玉記事 なきゃ 読む気おきねえしょ*
(442) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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─ 生徒会室前廊下 ─
[オバケにでも遭ったような悲鳴に、足元に視線が落ちた。>>320 大丈夫だ足はある。]
それは悪かった。
[ビビらせたことについて、端的に謝罪する。>>321 が、如何せん表情がピクリとも変わらないままなので、人によっては怒りを買うことも少なくない。 機微に疎いから何に驚いたか気づかないこともしばしば。 だから、はっきり言ってくれる相手は、単純に話しやすいと思う。>>322
それが恐らく、極めて稀な行動が続いている要因だろう。 今は止めるクラスメイトも周りにいないし。 同じ生徒会の先輩のように、服装を注意するつもりも毛頭ない。>>307 遠くからでも目立つなー、とは思うけど。]
(443) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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へぇー、事故あったんだ。 知らなかった。
ん。部活のほうか。がんばれ。
[伏見って何部だったっけ。 朧な記憶を掘り起こしながら、ゆらゆら揺れるスマホを見つめて頷いたあと。>>323 ふぁあ、と大きな欠伸をひとつ。
投げられた声に、はふ、と口を閉じれば。>>325 ほんの少し口端を落としてげんなりと。]
(444) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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……教室にいると仕事が増える。 あと指示がよくわからないし、こまかすぎる。
[1年C組の出し物は何かの展示だったか。 喫茶店やオバケ屋敷なんかの大がかりで花形になる出し物は、大抵二年か三年が持って行くもので。 1年は展示か軽めの模擬店なんかが通例だと、先輩らが言っていた。
なんてのは余談であるが。 展示の内容に関しては、センス皆無なので他面子に丸投げできても。力仕事から予算の相談などなど、いるだけで雑用が増えること増えること。]
だから、ちょっと生徒会室で自主的待機中。 ここに居たって内緒だぞ。
[笑う伏見を不思議そうに見下ろして。]
(445) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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──新聞部室>>375──
[ 起伏の少ない声>>375。
自分でそう誘いつつも、 恐らく来ないだろうと高を括って、 私は「紅茶を出してあげる」などと言う。]
そうね。起こすわけにはいかない。
──けど、熱心に祈っていれば、 いつかは届くかもしれないわよ?
[ 至極真っ当なことを言う彼>>375に、 冗談だ。という素ぶりで、 目を細め、口元を隠した手の下で笑った。]
(446) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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言の葉には何かが宿ると言うじゃない。
(447) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[ オカルトも疑似科学も占いも、 信じている性分ではないけれど、 らしくもないことを言い、やはり口元を隠した。]
残念ね。 万年青くんが接客するなら、 見に行ってもいいかなと思ったんだけれど。
[ らしくなさすぎて、きっと私はらしくもなく、 止まらない笑いに腹を抱えて蹲ったことだろう。
期待はしていなかったと言わんばかりの口調で告げ、 去り際、問い>>376に背を向けたまま答えた。]
(448) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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脚本。 ……といっても、クラスメートのアイデアを、 脚本の形に直しただけ。……ありがちな話よ。
[ ひらりと手を振り、扉をくぐって外へと。*]
(449) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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伏見って、笑うんだな。
[教室で見たことなかったから。 浮かんだ疑問をそのまま呟いた。
それから程無く。 大きな音がしたあと、バタバタと生徒が幾人か生徒会室に報告にきただろう。 グラウンドで材木が崩れた、と。>>57*]
(450) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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──現在/廊下>>373──
[ 顔を上げた葛九十九の顔に、 彼の長い前髪がかかり、余計に表情が見えない。]
そう、運搬。 葛くんなら、こき使われるでしょうね。 大道具、背が低い人が運ぶのは大変だもの。
[ 率直に肯定を返し、微笑みを浮かべる。
準備期間、手伝いを頼まれれ応えていた、 目の前の背高のっぽの姿を思い出し、 言動のギャップが、どことなく愉快だ。]
(451) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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別に、咎める気はないけど。 準備なら、一人や二人いなくたって、 滞りなく終わるわよ。
[ 気に病むのだろうか。 この、なんだかんだで人の好い男は、 自分がサボった分、誰かが担うだとか、 そういう、些細な事柄を。
そうも思えないけれど、どうだろう。 じっと、見上げる形で視線を注ぎ、 なんとなく、足を教室のほうへ向けた。*]
(452) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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―― 幕間 / 仄日ちゃんと ――
ありがとう。 うん、じゃあ紅茶をいただこうかな。
[仄日ちゃんに迎え入れられた文芸部の部室は、 紅茶の匂いと、本の香りがほのかに漂う とても居心地の良い空間でした。
椅子に腰かけて じっと勧誘>>296の答えを待ちます]
(453) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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――――え、
(454) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[一瞬、時が止まったような気がしました。
「興味ない」と>>342 あっさりと残酷に告げられたその一言に わたしは言葉を詰まらせました。
ほわり、と。 紅茶から立ち昇った白い湯気が、 部室の張り詰めた空気の中に溶けてゆきます]
(455) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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そっか、残念だな。 勧誘失敗かあ。
[空気が、弛緩します。 わたしはぺろりと舌を出しておどけて見せました。
半ば、想像していた答えでした。
皆がわたしと同じように 吹奏楽に打ち込んでいたわけではないと 当然、わたし自身も理解しています]
(456) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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―購買―
[ 一人カフェオレを楽しみながら目を細める。 今一番忙しい時に何をしてるんだろう。 生徒会室にでも一度戻って職務を果たすべきじゃないか。 そこまで考えて思い出した ]
生徒会からのお知らせのあれ、 出してもらったっけ。
[ 生徒会長仕事してたっけ、どうだっけ ]
万年青君に連絡した方が早いよな。
[ 何かと書類に対してお願いする事も多いため、 連絡先は聞いていたと思う。 変わっていなければ届くだろうと文字を打った ]
(457) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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(けれど、わたしは恐ろしいのです。 もしも安住英子に同じ台詞を言われたら、 きっとわたしは仄日ちゃんと同じ反応を返すことは できないでしょう)
(458) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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仄日ちゃんも、……英子ちゃんも。 本当に演奏うまいのに。
中学でやめちゃうの勿体ない。
[そうぽつりと零して、 一気に紅茶を飲み干しました]**
(459) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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─────────── To 万年青 常彦 From 四十崎 縁 ─────────── 生徒会からのお知らせって 終わってたっけ ───────────
(460) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[ 誰か対応してくれていたらいいんだけども。 そう思っていれば通知が二つ増えた>>434 ]*
(461) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[ バイクもないのに逃亡出来るようになったのは、 この高校生活三年間の賜物なのか。 分からないまま一先ず、指を動かした ]
(462) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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─────────── To蓮 洋次郎 From 四十崎 縁 ─────────── 残りの人生かけて 猫になるか 犬やめた方が早そう ───────────
(463) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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─────────── To蓮 洋次郎 From 四十崎 縁 ─────────── 購買いるからいいよ 待たせてもいいなら ───────────
(464) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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[ 同じクラスの生徒からA組の様子を中継で 伝えられていたからこそ、 サボりのお誘いをされたのだとは知らぬまま。
ああ、でも。 一年の頃は理由をつけて断った癖に 今はすんなりと受け入れられる辺り 流されるまま生きている実感もないまま ちいさく空気を取り入れた ]*
(465) 2018/10/13(Sat) 23時半頃
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―― 逃避 ――
[言葉が少ない。のは、走っている時だけで、コンビニに寄ったり何かと止まった時には安住という女はつらつらと聞いてもいないことを喋った。 その最たるものが「各務」の事だろう。
中学の頃は……、とか。 でも最近は話してない、とか。
俺に言われても知るか。としか返せない。 何故少し距離を置くようになったのか、「なんで?」ときいても答えが返ったかどうか。]
(466) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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潮田の件といいお前の人間関係こじれすぎじゃね。 てかお前がこじれさせてねぇ? モテ男っぽいしつきあっちまえば [俺はいとも簡単にそれを言う。
遠巻きに見て各務という後輩はモテる……のではないか。>>430と察せられた。事実と違うならば申し訳ないことだが、洋次郎と別のベクトルでああいう男はモテると思う。
なのにふらふらと安住に近づいているのは、少なくとも安住に気があるからじゃないのか。>>429 そうでなく中学の頃の延長線でそういう事をしているのなら、周りの女子の嫉妬の目がヤバくなっている事に気づかないのも可笑しい話。
面倒だからいっそつきあっちまえばいい、と思う。 周りに期待だの嫉妬だのさせるほうが面倒だろうと。
俺の軽い提案にどういう言葉だったかは忘れたが、安住は否を返した。少なくともその時は、メットを深く被り、俺から視線を外した。]
(467) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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女心とか死ぬまで理解できる気しねえな
[けらりと笑って夜を越えていく。馬鹿みたいにどこまでも走って、おかしくもないのに笑って、夢を見るか子供のような有様で、いつか来てしまう朝を呪った。]
(468) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[そしてその日、偶然、安住を送り届けた先で見た顔>>427は『音うるせえよ』とだけ言って家に戻ってしまった。
まあ当然だろうな。
俺は鼻で笑うが、安住は先ほどの笑顔をふっと消していた。]
別に、「あっち」に戻りたけりゃ 俺は誘わねえけど。
[それが意味するところを悟ってか、安住は頷かなかった。 まあ、そうだよな。と、また俺は鼻で笑った。]
(469) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[四十崎君のお話は、 どんどんはのんにはわけがわからなくなったの。
できないのにいいよって言う人がいる?>>377 はのんは思わない?]
思わない。
[吐き捨てるような言い方を四十崎君はしたの。>>378 でも、はのんははのんが悪いことしてるなんて、 全然思わなかったから、 不思議そうに首をかしげてお返事したの]
(470) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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できないのにいいよって言う人がいるの、 はのんのせいじゃないもんー。 四十崎君は、その人のお返事が 「うそかもしれない」って毎回考えるの? 考えられないはのんが悪いの? うそつく方が悪くないー?
[意味がわかんない。 “いいよ”が“よくないよ”かもしれないって、 考えなくちゃいけないの? それって、うそついてるんじゃないかって、 疑うことと何が違うの? あ、それとも、最近テレビでよく聞く “ソンタク”ってやつなのかなあ? はのん、“ソンタク”って 悪い意味だと思ってたけど、違うのかなあ?]
(471) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[はのんはお願いばっかりなんだって。>>379 はのん、四十崎君にお願いなんかしたかなあ?]
わかんないこと聞くのはお願いなの? 自分の頭でって言われても、 はのんは好きじゃないことやらなきゃいけないなんて 思わないし、 四十崎君が何でそう思うのかなんて、 考えたってわかんないもん。
(472) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[他の人がなに考えてるのかなんてわかんない。 考えたってきっとわかんない。 だから聞いたのに、考えろって四十崎君は言うの。 四十崎君がなに考えてるか、 はのんに考えてほしいってこと?
まっさかあ。 四十崎君がはのんのこと嫌いなことくらい、 はのんはよく知ってるの]
(473) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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はのんは子どもだよ? まだじゅーなな歳だもん。 四十崎君は大人なんだー。
子どもでいられるのなんて、あとちょっとなのに。
[つまんなくないってはのんは言ったのに、 つまんなさそうって四十崎君は言ったの。 でも、はのんには、 四十崎君の方がよっぽどつまんなそうに見えるけどなあ]
(474) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[だって、ほら。 嫌いなはのんに言いたい放題言ったのに、 結局最後は謝るんだもん。
謝った方が悪いことになるのにね。 四十崎君は、なんだかとっても生き辛そう*]
(475) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[やめたい、といってやめられるなら、大概の人間はあっさりと色んなものを諦めている。 もう学校に行く意味を見出せない俺が学校に行くことと。 安住が逃避するようにバイクに乗りたがるくせに、過去と決別しないこと。]
(476) 2018/10/14(Sun) 00時頃
|
入日の残光も薄れ、夕闇が空を占めていく。
(#6) 2018/10/14(Sun) 00時頃
文化祭実行委員長がマイクを握り、
前夜祭の開会を声高に告げていた。
グラウンドに組まれたキャンプファイヤーを、
制服や体操着や、思い思いの格好をした生徒が取り囲み、
辺りは止むことのない囁きに満たされていた。
薄闇に包まれた校舎にはまだ明かりが灯り、
人影が動く様子もある。準備が遅れているのだろうか。
浮足立った生徒たち。グラウンドの喧騒。
それを煽るように、カウントダウンが始まる。
……3、2、1
(#7) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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何かに導かれるように、 ふらりと迷い込む影がある。 ほんの小さな隙間をくぐり、 校庭の隅の薄暗闇へと溶ける。
(477) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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ゼロ! とマイクを通した叫びは校内に響き、
それに合わせるように、ぼうっと炎が灯された。
呼応するように、グラウンドは歓声で満たされ、
暖色の光が、生徒らの顔をぼんやりと照らしている。
(#8) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* わんこ
(-62) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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きゃうん。 と、校庭のはずれで上がる鳴き声があった。 灰色の毛並みは、薄闇に紛れて見つかりづらく、 その鳴き声にもまた、歓声が被さり、か細く響く。
炎に怯えた様子の薄汚れた犬は、 寝床を探すかのように喧騒を離れ、 敷地内をぎこちない足取りで歩く。
(478) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* 犬だーーーーーーーーーー!!!! なんか知らんけど校庭に入り込んでくるテンション高い系の犬だーーーーーー!!!!!!! (めっちゃ笑ってる)
(-63) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* わんこなでたい… さいきんモフみが足りない…もふ…
(-64) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* ??……?? このわんちゃんはなに?
(-65) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* あっ(察し)
(-66) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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/* や、テンション高くないわこの犬。 ついね、ついったーで見た、体育祭の時にテンション上がって入り込んでくる犬のことを思い出してた。
(-67) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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―― 現在/黒江と会う前 ――
……にしても
[ホント、つきあっちまえばいいのに。 そこでどういう関係が築かれているか知らないので そんな事を先ほどすれ違った各務を思い出して考えた。
すれ違い様に「クソだな」と投げかけられるのだから まあ向こうからの心象はよくないのだろう。
こちらとしては、奴が吹奏楽部に入ったとき潮田が嬉しそうにしていたなあという記憶しかない。 安住が散々話していたから、一体本人はどういう人間なのか、興味がないわけではないが。 今のところ、えにしの濃さは、そのくらい。]
(479) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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[「クソだな」
……当たり前だろう。
ただ向けられる悪意や無自覚の攻撃に耐えられるだけの「まっとうさ」や「忍耐力」なんてなかったんだから、俺はクソなんだよ。
そんなのは100も承知だ。 「まっとう」な顔をして罵倒を投げかける連中は全部笑ってやるよ。*]
(480) 2018/10/14(Sun) 00時頃
|
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― 現在/廊下 ―
[ 生徒会室に向かって歩いていると、 ポケットの中の携帯が震えた。 取り出して確認する。 送られてきたメールの差出人は"四十崎縁" 確か生徒会の書記。生徒会枠の記事についてや書類についてやり取りも何回かしているから連絡が来てもおかしくはない。 新生徒会特集の所信表明の取材で当たり障りのないことを言っていたような覚えがあるとおり、とがったところのないいい子に万年青には見えていた ]
ちっ、もっと早く連絡して来いよ。
[ 内容>>460に舌打ちをする。 立ち止まってくしゃくしゃになった紙のしわを窓ガラスで伸ばして、写真を撮る。 そして、返信を送った ]
(481) 2018/10/14(Sun) 00時頃
|
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───────────────── To 四十崎 縁 From 万年青 常彦 ─────────────────
終わってない。 もらいに行こうとしてた。 一昨年から過去5年分の文章を送る。 選ぶか新しく考えて。 20文字×2行以内。 交渉で増やすことは可能。
[写真添付] ─────────────────
(482) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 00時頃
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───────────────── To 四十崎 縁 From 万年青 常彦 ─────────────────
追伸:締め切りは今日中。 明日朝には印刷。
─────────────────
(483) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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……はぁ、部室戻るか。
[ 伸ばした紙を再びくしゃりとポケットに突っ込み、部室に向かって踵を返した* ]
(484) 2018/10/14(Sun) 00時頃
|
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/* え、付き合うとか、やだよ。 私は赤来たらそ知らぬ振りして自殺に追い込んだクズ野郎をやる予定だからな。 ていうかそれやったら2村連続で私のお相手PCが自殺することになるんだぞ。ふっつーーーにやだよ。
(-68) 2018/10/14(Sun) 00時頃
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|
―幕間:四十崎先輩―
[また、注意されるのだろう、と。 そう内心身構えていた美鶴は、 その時の変化球>>438にぽかんと口を開けたと思う。]
そんなに物忘れ激しそうに見えます? 覚えてますよ、四十崎先輩。
[シジュウサキ、ヨンジュウサキではなく、アイサキ。 知らなければ絶対に読めないその苗字を 忘れる筈もない。 ましてや、自分に話しかけてくる物好きなど。
忘れていると言った方が良かっただろうか? そうも思ったものの、言った事を取り消すことはせず、 美鶴は小さくぺこりと頭を下げた。]
(485) 2018/10/14(Sun) 00時頃
|
|
いつもご忠告ありがとうございます。 でも、私、好きでやってるので。これ。
[だから、構わないでください。 そう言い残して、美鶴は踵を返す。
生徒会の役員である先輩が、 好き好んで注意などしてくるはずもない。 彼も大方、先生に何か言われているのだろう。 そんなことを思いつつも、 美鶴に彼の言葉を受容れるつもりはない。
今更、後に引けない。理由はそれだけだ。
傍から見れば、ちっぽけだと笑われそうなプライドを抱えて 伏見美鶴は生きている。]
(486) 2018/10/14(Sun) 00時頃
|
|
[面と向かって笑われるよりは、 恐れられるほうが、まだいい。*]
(487) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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― 回想:サッカーの話 ―
[上手だねって言ったはのんに、 葛君は謙遜しなかったの。>>362 はのんが褒めたら「そんなことないよ」みたいに言う 男の子が多かったから、葛君のお返事は はのんにはちょっぴり新鮮だったの。
葛君のお返事からは、自信とかプライドとか、 そーゆーものがにじんでた。 それが葛君の言う“努力”のお陰なんだったら、 はのんには意味がわからない“努力”っていうものも、 葛君には価値があるのかなあ。
別世界の話だとは思ったけど、 あの時はのんは確かにそんな風に思ったの]
(488) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
|
|
みんながたのしそーにしてるのを見るのは、 はのんも割とたのしーよ?
[――――だから。 ヒマじゃね? って聞く葛君にそんなお返事をして 「また」って言葉に頷いたんだ。>>363
でもね、やっぱりそれ、はのんの勘違いだったみたい。
葛君はサッカーやめちゃったし、 なんだかあの時みたいに楽しそうにも見えないし。 ああ、やっぱり“努力”っていうものに、 価値なんてないよねって。 “がんばれば報われる”なんてうそだよねって。 はのんは改めて思い直したんだ*]
(489) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
|
|
―現在:生徒会室前にて―
[催しごとでの男子の出番は多い。 ましてや、180cmの大男が 面倒な力仕事を押し付けられないわけがない。 容易に想像できる光景と、目の前のげんなりとした姿を重ねて 笑いを押し殺すように口元に手を当てた。]
いいよ、内緒にしといてあげる。
[言う相手もいないし、と付け足すことはしなかった。 いや、出来なかった。]
(490) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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|
[続いた呟き>>450に、美鶴は豆鉄砲を食らった鳩のように 目を点にして、無表情なその顔を見上げた。 多分、へ、とかいう気の抜けた声も漏れたと思う。
ややあって我に返った美鶴は、 ごほん、と大仰に咳ばらいをした。 少し赤くなった耳は髪に隠れて見えないだろうし、 伏せた眼差しは、濃いアイメイクで遮られるはずだ。]
て、TPOってやつよ。葬式で笑わないのと一緒。 教室は勉強するための場所だし ……笑う為の場所じゃないじゃん。
[嘘だ。最初から、そう思っていたわけじゃない。
外見こそ変えたものの、入学当初はそれなりに “今まで通り”に振る舞おうと努力した。 とはいえ、返ってくるのは引き攣った笑いか 異様なものを見るような眼差しが殆どだったから、 それ以来、美鶴は教室で笑うのをやめた。]
(491) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
|
|
[ややあって、生徒会室に数人の生徒が駆け込んでくる。 材木が崩れた、とか、 まくし立てる数人の生徒を横目で見ながら、 美鶴はそそくさと後ずさった。辰巳から距離を取る。
邪魔者は退散するに限る。
軽く手を振って、当初の予定通り、 部室に向おうと踵を返すことだろう。**]
(492) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
|
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―― 回想/文芸部部室>>396 ―― [>>397ころころと 鈴のなるような そんな女子生徒らしい笑い声が文芸部に響いたとき 蓮は少し眉をひそめていた。 不快ではなく、困惑由来というのは その下のほうで笑みの形になった口元が示す。]
―― これって 馬鹿にされてるって思っていい感じ?
[直接聞きながらも、それ以上強く言わないのは つよく主張するだけの感情もそこに伴っていないからだ。 まどかに対しても。まどかの相談内容についても。
けどまどかの話は、 確かに本題への枕として繋がってくれた、ようだった。]
(493) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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[>>399 お互い薄い境界を越えてかち合った視線のなか おだやかに笑むばかりの優等生に 蓮はやはり居心地が悪い、と息を詰める。 「別れてあげたら」その音もいたって優等生的に、 感情の凹凸もなく紡がれるものだから] なんてか、 思ってたより ……距離あるね
[そうして、感想になるのは この文芸部の主のもつ指針へ]
(494) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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友達同士の相談の延長かと思ってたけど 黒江さん 大人てか、
机向こう もっと、硝子越し ペットショップで眺めるみたいな 一つ上の次元上、みたいな 感じ する
[黒江に興味をもった切っ掛けへの回答、ではなくて だから、というわけでもないけれど 言葉を選んで、選んで、 睡眠不足を多少解消してきた頭を稼働させ 「本でも読むみたい」と結んだ。
紅茶は淹れられてから減りもせず、 それでも喉の渇きを感じて 蓮は購買のイチゴオレが飲みたいと思った*]
(495) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 00時半頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 00時半頃
|
―― 現在/廊下 ――
[表情が読めないと思われる一方。 俺も俺で、黒江をあまり表情が変わらない女だと思っていた。冷血と呼ばれていたことは知らないが、静かな水面、という言葉が近い。 もしも抱腹絶倒するような場面があれば見てみたいもんだ。]
へー。 まあそうだろうな。
[背の低い人が運ぶのが大変だからといって高い人をこきつかうのはどうかとは思うが、ひとまず「へぇ」と応えておく。>>451 咎める気はないらしい。あるのかも知らない(多分無い)温情に感謝しておこう。]
そりゃどーも。
(496) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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|
[……。 観察されているようで、俺は黒江の目を訝しげに見返した。>>452]
ンだよ。俺は昼寝にいくんだっつの 屋上は先客がいてつかえねぇ
[そもそも昼寝しにいくために教室に向かっていたので、その「なんとなく」に乗っかる形になってしまう。隣を歩きながら、教室に向かうまでの間にかける言葉があったなら]
そういや劇。どんな話だっけ。
[脚本は黒江>>449ときいているが、ぶっちゃけ道具係の手伝いだけして読んでいない。 自分で勝手に読めばいい話だ。あるいは舞台袖で見ればいい話。
それでも話題を振ったのは、やっぱり「なんとなく」だ。 返答はなんだって問題ない。*]
(497) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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/* なんかこの村の人負縁故多いです、ねー。
(-69) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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/* 立ち回りミスったことだけは理解してる。
(-70) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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──回想/伏見美鶴>>392──
今年の文化祭は、部誌は出さないの。 部員がもう私しかいないから。
後輩たちへのメッセージ? そうね、今年度中に入部届を出せば、 来年度以降、自由に一部屋独占できるわよ。
──とでも、書いておいてくれる?
[ 順繰りに部活を取材するという企画。 それに文芸部も含まれると聞き、 面白半分で取材の申し込みを受けた。
現在、部員は私のみであるこの文芸部。 今年度中に入部希望者が出なければ、 来年度──私の卒業を以て、廃部になる。]
(498) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
|
|
今も実際、 私が好きに使っているようなものだし。
[ 首を傾け、事実を述べ、 果たしてこのやり取りに収穫はあったのか。
──と、当たり障りのない校内新聞を思い、 それでいいのだろう。とすぐに思い直す。
投げられた問い>>393は、場繋ぎだろうか。 本を読まない、という前置きに、 私は、微笑みを浮かべたまま立ち上がり、 背後の本棚の背表紙に指先を滑らせる。]
(499) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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──そうね。 普段、本を読まないのなら、
[ 中から、薄い一冊を抜き出す。 深い意味はなかった。]
物語みたいに情報が多くて、 積み重ねられていくものより、 こういう本をぱらぱらと捲って、 気に入るものを探してみたらどう?
[ 哲学者の言葉を集めた文庫サイズの本を、 彼女の前に、一冊置いた。明るい頭髪を見下ろす。*]
(500) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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[ 悪意というものは──、 ]
(501) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 00時半頃
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──回想/四十崎縁>>419──
嫌い、というより、 そうしようと思わないだけ、かしら?
[ 思案する素ぶりでも見せるように、 腕を組み、首をかしげてみせた。
それは本心であった。 誰かに相談事など、した覚えがない。 する必要がない。自分の話など。]
どちらかしら。どちらでもないのかしら。 当人がどうでもいいなら、それまでね。
[ 目を細め、口元を隠す。三日月を描く口元を。]
(502) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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[ 分からないから知りたいとは思わない。 ほう。と私は愉快に思い、
分からないから、面白いんじゃない。 ──とは、言わなかった。代わりに、]
どう、って、例えば?
[ 重ねられた疑問にさらに重ねる問いかけ。 進展の見えない会話を重ね、それでも微笑む。]
私は聞くことが好きで、 話したい人が私のところにやってくる。 そこに、それ以上のことがあるかしら。
[ 視線を遮るかのように>>420、 さらりと手帳の表紙を撫でた。]
(503) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
|
|
[ 黒江仄日ならなんとかできた。と、 四十崎縁が言い、私は笑う。]
──面白いこと言うのね。 私、神さまじゃないもの。 本人にその気がないなら、どうしようもないわ。
[ それも事実。紛れもない事実。 私が彼らの中を修復する方向に、 エネルギーを傾けたとして、 彼らの仲はきっともう長くは持たなかった。]
(504) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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それに、破局が即ち悲劇だなんて、 四十崎くん、それってあまりに安易じゃない? 彼らが、自分で選んだことよ。
[ 彼らは、彼らの意思で別れたのだ。 そもそも、他人が仲を取り持つことが、 良しとされるだなんて、馬鹿げている。*]
(505) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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[ 誰しもに宿るはずのもの。 鬱憤を晴らすため。享楽を貪るために。]
(506) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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[ それを削ぎ落した物語など、]
(507) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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― 回想/文化祭準備の ―
証拠写真がないと信用してもらえないなんて ずいぶんさみしい高校生だよな? ……それって楽しいのか?
[ こちらも口の端を上げて尋ねる。 本当に楽しそうに騒ぐなら写真なんかなくても伝わるものではないだろうか。 わざとらしく疑問に思っていると伝えるように首を傾けた。
それにしても女子にも勝てるかわいさだとでもいうような>>441自信はいったいどこからきているのだろう。 不思議なやつ、と万年青は思った ]
(508) 2018/10/14(Sun) 00時半頃
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落とされたくないなら、 おとなしく自分の頭に乗せておけよ。
[ 落ちた犬耳を拾う動きを目で追って、 中途半端なフィンガーサインを鼻で笑う。 そして、下手な言い訳>>442に確信する。 内容を勘で当てることはできるだろう。 何しろ毎年ほとんど同じ内容なのだから。 でも、読んでいなければ"また"なんて 繰り返しを示唆する言葉が出てくるわけがない ]
目玉になるような何かを起こしてくれるとありがたいんだけどな。 ……例えば、全校集会で表彰されるくらい大きなコンクールで入賞するとか?
[ にやりと笑ってみせた** ]
(509) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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/* >>501 バレテーラ!
流石というか つよい いや別に勝負してるわけじゃないんだけど つよい
(-71) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[ 通知は思っていたよりも早く来た>>481 内容を読んで添付資料を確認した ]
…………怒ってるかな。
[ 縒れた紙面を見て最初に浮かんだ言葉の通り、 何度か万年青君とは必要に応じて やりとりをしているけども、 あまり好かれていないような気はする。
それでどうこうする訳でもなく 当たり障りなく今まで付き合っていた。
軋轢を感じた事はなかったが、今回は急ぎの件。 だが生徒会は材木の件で対応に追われていることは>>450 他の役員からも耳にはしたが、 これは寧ろ今すぐ向かうべきなんじゃなかろうか。
色々思うことはあれど簡素に文字を打ち込み返信した ]
(510) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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───────────────── To 万年青 常彦 From 四十崎 縁 ───────────────── 一人一人夢がある。 夢の分だけ喜びがある。 輝かしい最高の思い出を 一緒に作りましょう。
とか。 二年前のでいいんじゃないかなとか 思うんだけどさ。 万年青はどんなのがいい? ─────────────────
(511) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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……こういうの本当に分かんないんだけど。
[ 誰かに相談すれば良かった。 というか今になって罪悪感に胃が痛んできた。 本当、何してるんだろう ]*
(512) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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──現在/廊下──
[ 生憎、年に数度の機会は潰えたところで、 きっとお互い、表情の薄い相手と思いながら、 残り少ない学園生活を過ごすことになるのだろう。]
そう。タイミングが良ければ、 うちの教室も空になってるかもね。 そうだと助かるんだけど。
[ 果たして、荷物は運びだされた後か、否か。 できれば前者とささやかな祈りを捧げつつ、 教室の前に差し掛かったときだった。
不意に投げかけられた問いかけ>>497に、 私は、思わず振り返り、笑いを零した。]
(513) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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―― 現在:屋上 ――
[これって 俺の残りの人生 貰い手がどこにもいないので 交換募集は諦めろって意味なのでは?
メールの着信音>>463がなるより早く スライドさせて文面を確かめていた蓮は動きを止めた。 返事を打とうとし 迷いながら次のメールを開いた]
な っ んだよぉ すでにサボり中なんかな
まあ いいけど べつにいいけど 一人でサボれるならいいですけどぉ 俺も誘え さみしいだろ
[一年次に立て続けに断られたのは>>465 蓮の記憶にまだまだ残っている。 それが一人でさぼるようになっているのなら特にいうことはないけど]
(514) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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そういう話よ。 高校生が好きそうな、 当たり障りのない、印象に残らない話。 *
(515) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[ 優しい世界? 笑わせないでほしい。 悪意を煮詰めて作った物語のほうが面白いに決まってる。]
(516) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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─────────── To 四十崎 縁 From 蓮 洋次郎 ───────────
もしかして準備さぼり中? そんなら ぱしり引き受けないでいーよ
───────────
(517) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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/* はー……ん……。 こっちの動きのせいで不快な思いさせてるのかなぁと胃痛。
(-72) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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/* 完全にやらかしたな〜。 生徒会室じゃなくて生徒会室近くの廊下で辰巳が会話してると思って 万年青に反応できる生徒が誰もいないんじゃないかと悩んだ結果、両方拾ってしまったけど、辰巳万年青のエンカ阻害したから動きとしてはクソしたな。
(-73) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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/* いや、本当申し訳ない。 これ今蓮君も気を使ってくださってるのかなーとか思うと色々とあれでこうでなんかもう。
(-74) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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― カレシの話 ―
[カレシはいないよりいた方がいいと思うの。 だって、いた方が楽しいもん。 でもはのんは、略奪愛とかはキョーミなかった。 だって面倒くさいもん。 面倒なことは嫌いなの。
だから、安住さんを訪ねてくる男の子には、 へぇぇー! って思っただけ。 クラスの女の子たちの中には、 安住さんにひそひそする子もいたけど、>>430 そーゆーの、みっともないなーって思ってた]
(518) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[付き合ってるの? って誰かが聞いて、 そんなんじゃないって安住さんが言ってた。
それも、意味がわかんなかった。
うそだったら、どうしてうそをつくのか意味不明だし、 本当だったら、どうして付き合ってないのか意味不明]
(519) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[人のカレシに手は出さないけど、 フリーだったら話は別でしょ?
黒江ちゃんに宮戸君の話を聞いて、 はのんはさっそく会いに行ったの。
最初に付き合おうよーって言った時、 前の彼女が忘れられないからって言われて、 はのんはますますいいなって思ったの]
(520) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[2年付き合って。 別れてからも忘れられない。 いいなって。そーゆーの、はのんは知らないから。
はのんになびかないところがいいなって思ったの。 だから、付き合うようになる前の5週間、 はのんはとっても楽しかった]
(521) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[付き合い始めた頃も、友達からって言われたの。 ふつーの友達より、ちょっぴり特別。 そーゆーのにわくわくしたの。
それなのに、たったの8週間。 2ヶ月で、宮戸君は前のカノジョのことを忘れたの。 はのんに、好きって言ったの]
(522) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[2年間も付き合って、忘れられなかったはずなのに。 宮戸君の心の中、前のカノジョがいたはずの場所に、 たった3ヶ月ではのんが座ってたの。
そんなものだったんだ。 その程度の気持ちだったんだ。
はのんはそのことにものすごくがっかりして、 失望して、 ああ、おしまいだなあって思ったの。
はのんが好きだったのは、 “前のカノジョさんのことが忘れられない” 宮戸君だったみたい。
それともはのん、別に宮戸君のこと、 好きなんかじゃなかったのかなあ?*]
(523) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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/* 心折れそう。
(-75) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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――現在/廊下――
[タイミングがよければ、という言葉に軽く頷く。 それから……そういう話、という言葉に小さく首を傾げて、>>515当たり障りのない話、という言葉を反芻する。
さあ、それが謙遜なのか、嫌悪なのか、本当なのか、嘘なのか、なんて 表情が薄い奴同士だ。わかるわけもない。
「なんとなく」続いた話だから、俺も「なんとなく」で、夜走り屋の大人が言っていたことを口に出す。]
(524) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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へ。 ハッピーエンドって大人が求めがちらしいな 現実に疲れちまうんだとよ。
[じゃあ、高校生は? 黒江の言うように当たり障りのない話を好むか? きっとそうでもあるし、そうでもない。 箱庭に全部押し込めるには、ここには病気を持った奴らが多すぎる。]
(525) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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さて…
[寝るか、と思い立ち入った教室で、早速こういう声が飛んでくるのだ。]
「あ、丁度いいところに!
これが最後の荷物なんだ。手伝えよな葛ァ。 なんか四十崎キレて出ていっちまってさー」
(526) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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は。
[俺は、は、と乾いた単語を飛ばして、でかい背景を抱えたやつらを一瞥し自分の席に戻ろうとするが、その前に捕まり大道具の運搬をさせられることになる。
その様子が黒江にどう映るかは知らない。 見ているかも不明だ。
ともかくも キャンプファイヤーまでの時間を、俺はそれにとられる。無情なるかな**]
(527) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[ぽち、と一通だけの送信。 単純な状況伺いだけのメールだけを投げて 簡素だけど素っ気ないわけじゃないことは 通じている。と蓮は思っている。
そうして返信まで 前夜祭の始まり、キャンプファイヤー点灯>>#7までに 終わらせておきたいことのいくつかを思い浮かべて]
――…… アルコール もちこめっかなあ
[見つかったら さすがに色々と危ない気がするけれど 最後の最後 もう馬鹿騒ぎのイベントはなくなるので 面倒くささと いろいろ はかりにかけて少しの間 蓮は皮算用をしていた*]
(528) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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──回想/蓮洋次郎>>493──
どうかしら。 そういう人もいるでしょう。 それだけのこと。
[ 怒りもしない蓮洋次郎に、 私はやはり、目を細めて笑っていた。
馬鹿にしたか、と問われれば、 否とは言わぬが、意外というのは本心だ。
続けて紡がれる声>>494は、 どことなく重く、感じるのは、 困惑、動揺、失望や落胆ともきっと違う、 ただただ、淀んだような空気が流れ、]
(529) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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──蓮くんは、例えるのが好きね。 まるで、詩でも詠むみたい。
[ 紅茶、飲まないの? と私は微笑む。*]
(530) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[ ひっそりと掲示されたその現代詩は、 展示、というにはあまりに不似合いな、 ひとけのない、静かな場所に掲げられ>>18、]
(531) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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[ 偶然、それを見かけた黒江仄日は、 はちすようじろう、という名を口の中で転がす。*]
(532) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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/* あ っりがとう! そのひろい とっても うれしい!!!>>530 そわかそわか
(-76) 2018/10/14(Sun) 01時頃
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/* そういえば全然灰を使っていなかった
お邪魔します。 よろしくお願いします。ふかぶか。
(-77) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[当たり障りのない印象のない話。 彼らは一体誰のために、それを演じるのだろう。 なんとなく、準備を進める役者たちを見て、四十崎を思い出した。**]
(533) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 01時半頃
独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 01時半頃
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― 夕方 ―
[前夜祭が始まるのは、日が沈んで キャンプファイヤーの火が映えるようになった頃。
教室にいたみんながグラウンドに向かうタイミングで、 はのんも教室を出たの]
わー!
[日が暮れて、グラウンドは薄暗くって、 みんなの顔もよくわかんない。 そんな中、カウントダウンが始まって、>>#7 ゼロ! の合図でぱあっと明るくなったの。>>#8 キャンプファイヤーの明かりに照らされて、 歓声を上げてるみんなの顔はとっても楽しそう]
(534) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[こーゆームードの時って、 カレシがいた方が楽しいよねえ。 生憎はのんは今はフリーで、 それが残念だなあって思ったの。
だけど、 こんな時あの子が隣にいたらよかったかなあって、 歴代カレシの顔を思い浮かべようとしてみたけど、 誰の顔も浮かばなくて。 別れた後悔なんか全然なくって。
だから、はのんが今一人でこうしてるのは、 やっぱり仕方ないことみたい**]
(535) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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― 昔話・シオ先輩と吹奏楽部 ―
ん。結構違うな。 って、からかう?あー。 シオ先輩、嫌だったか。そりゃごめん。
[ 単純に身長差を見ただけで、からかったつもりは無い。 顔を赤らめた抗議>>413に不思議そうな顔をした後、 軽く謝罪を口にする。 内心に浮かぶ変わった印象>>414なぞいざ知らず。 1年から全員レギュラーと言われても、>>415 学内選抜があるのは強豪ぐらいなもんだと思ってたから、 そうなのかと思いながら、ただ目を瞬かせるに留めた。
えーこちゃんが辞めた理由を聞いたなんでは流されたから、 ああ、話したくないんだなと、そこは察して。 後日、えーこちゃんに入部の報告と勧誘を、 少しばかりしたけれど、反応は芳しくなかった。 ]
(536) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[ 吹奏楽部に入り、他の部員の熱意に触れて、 感化されるものはあったが。 毎放課後の練習に合宿にと勤しんではいたが、 のんびりとした気風は変わらず、日々を過ごした。 ]
シオ先輩、本当、練習好きだな。
[ パー練と合わせを終えてみんな帰ろうとしているのに。 まだ練習を続けている彼女に、 メトロノームが刻む音の中、そう言ったことがある。 俺は上手くも下手でも無いと思うが、 時々、表メロと裏メロで合わせて練習に付き合った。 たとえ間違えても堂々と吹けばいいかと思う俺と違い、 色んな楽器に合わせていくホルンは少し大変な楽器だ。 それ故に練習に身が入るのかもしれない。 シオ先輩は真面目な人だな、とよく思っていた。 *]
(537) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[なんかまずいこと言っただろうか。>>491 表情が変わった様子に首を傾げつつ、言葉を待って。]
なるほど、そっか。 確かに葬式じゃ笑わないな。
[一理ある。言葉通り捉えて、頷いた。]
伏見は真面目なんだなー。 授業もちゃんと起きてるし。
[真面目ラインが居眠り常習犯基準なのはさておき。 そのTPOの中に、着崩された制服は入らないのか。 なんて細かいとこまで気にしない。
笑っていい場所なら、笑う。 でもなぜだろう、ちょっと勿体ないような気がするのは。 さっき大きく聞こえた咳に、風邪か、なんて。 明後日の心配をしたりしていたなら。]
(538) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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[駆け込んできた数人の生徒に、視線はそちらへ。]
げ。崩れたって……怪我人は? あー、じゃあ俺も確認いきます。
[誰かが現場確認に向かった方がいいだろう。 必然的にそれは、現在生徒会室にいる男になる。 仕方なし昼寝に戻るのは諦めたところで、横に居たはずの伏見がいないことにやっと気づいた。>>492]
またなー。
[ああ、部活の準備に行くとこだっけ。 いつの間にか離れたとこにいるのを見つけたなら、周りの生徒の反応など気にせず、ひらひらと手を振り返して。 翻る明るい茶髪を見送った。*]
(539) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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― 昔話・辞書を借りる ―
あー……、持ってくるの、 つい忘れちゃうんスよね。 気ぃつけるよ。スンマセン。
[ 10秒ほど前に辞書を貸してもらえて、 やった!と言った後のことだった。 彼の言うほどほどに>>439が、 忘れ物が多い指摘と勘違いして、 首をかいて頭を下げた。 その言葉が忠告だなんて、知らずに。 ]
お礼に紙パックのジュース一本、おごるよ。 何が好き?えーと、あいさきくん?さん?
[ 先ほど聞いた名前を口にして、問いかける。 彼がどういう意味ですごいね、と言っていたかも、 その名前の漢字も、知らないままで。 **]
(540) 2018/10/14(Sun) 01時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 01時半頃
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―― 回想/文化祭準備のHR>>508>>509 ―― [>>508上がった口端がどうにも皮肉気に思え 蓮はわらいながら左の中指を立てた。 女物の指輪が二つ付いた指はすぐに引っ込むけれど]
な ん か 喧嘩売られてる気がすんだけどぉ これってもしかして期待されてる? 喧嘩買って 校内新聞号外飾るの待たれてる? 買ってもいいけど ぜってぇオモトに記事書かせないかんな あの新聞部後輩女子連れてこいよ
[新聞部曰くの「寂しい高校生」は、 「信用を得るため」写真が欲しいのではないけれど それを丁寧に紐解くためのHRではないので 舌の奥に引っ込める。
(541) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[>>509女子からの借り物を雑に扱うなどと、 女性ばかりのスタッフルームで 働く蓮にはぞっとしない。
のだが、>>229名前までお誂え向きらしい犬耳を 被るのは、多少、むかつきもある。
なんたってご主人様のいないハチ公なので。 声をかけるだけ掛けたバイト先の お姉さま方は来ないので。]
(542) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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そんなんが 目玉記事かよ! オモト、それ読みたい? まじで読みたい? 『どっかのクラスの馬鹿が たいへんよく頑張りました』 ……寒々しくね
[手元に戻ってきた犬耳の先で万年青のかんばせを指し示す]
もっとさ、 なんかいままで紙面を飾ったことのない類の ……それこそ部活動停止くらいの えげつないの じゃないの *
(543) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ ほんの小さな世界の一片。 押し込められた、悪意を持った私たち。 箱庭は、他人についての話題に事欠かない。]
(544) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 中学を卒業し、部活の仲間という括りがなくなり、 潮田瑠璃とも、安住英子ともやや疎遠になった。
そのうちの一人は勧誘を理由に、 もう一人は相談を理由に、私の根城を訪れ、 私は、そのどちらにも紅茶を出した。
勿体ない、と言った潮田瑠璃>>459に、 私は静かに微笑みだけを返し、 決断を覆すことはないことを暗に伝えた。
彼女が、目立った業績もない吹奏楽部で、 熱心に活動しているらしいことは、知っていた。
「応援してるわ」と表面的な言葉を告げ、 紅茶を飲み干す、細い喉を見つめていた。]
(545) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 細い喉を、見つめていた。]
(546) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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──回想/安住英子──
[ ものを飲み下すとき、 人は言葉も飲み込んでしまう。
と、聞いたことはあるが、 文芸部室で紅茶を出す意味は、 単に、歓迎しているという雰囲気を、 手っ取り早く見せられる点にある。
安住英子は、思いつめた表情で紙コップを手にし、 そうっと一口を飲んでようやく、切り出した。]
(547) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 英子のエー。いい、と読み替え捩られる名。 誰でもいい子。と囁かれているのを、知っていた。]
(548) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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〇文芸部部室
[ 女が二人、机を挟み向かい合って座っている。 机の上には、紅茶の注がれた紙コップがふたつ。
俯く女に、静かな声をかける黒江仄日。]
でも、心当たりはあるんでしょう。 そう言われる心当たりが、あなたにはあるはず。
[ と、至極真面目な表情で言い、視線を注ぐ。
一口紅茶を飲んだきり黙りこくり、 言葉を探すように視線を彷徨わせる女を、 辛抱強く、ただ真っ直ぐに見つめ、静かに待ち続ける。
(回想終わり)]
(549) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 彼女を取り巻く同性の嫉妬も、知っていた。]
(550) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 誰でもいい子。悪意を持った囁き。 それを愉快そうになぞる第三者。 人々の伝聞は覚束なく、伴う誇張。歪曲。 誰しもが腹の底に飼っている悪意。]
(551) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 悪意に中てられた彼女は容易い。と思い、言葉を重ねた。
彼女の落ち度を淡々と指摘し、 けれど、そんなあなたを好ましく思っていると。 優しげな声で紡ぎ、微笑みを向けてやった。
薄弱な意思決定能力。主体性のなさ。依存体質。 一般論で言えば、2,30人に1人。生来の被支配者。]
(552) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 事件を起こすわけにはいかないのならば、 本人の知らぬ間に、私の言葉に揺さぶられ、 私好みの展開を綴る人間がいれば楽しかろうと。 下拵え。種の仕込み。期待に震える私の口先。]
(553) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 黒江仄日に話をしに来るなんて、みんな病気だ。**]
(554) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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―現在:購買―
[ 全くの誤解をさせていることに気づかない>>514
正しくは 「残りの人生全部賭けなくても 今のままのお前でいいだろ」的なニュアンスだった。
短い言葉での意思疎通の難しさに気づくのはまだ先か。
面と向かってのお誘いにすら 「でも」「みんなが」「サボりは」だの 御託をつらつら並べていた訳で それがこっそりと抜け出して たまに二人だったりサボってた訳、だったんだけども ]
……サボってる奴に頼みたくないってこと?
[ 価値がないと思われたんだろうか。 文字>>517を指でなぞりながら笑う ]
(555) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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なんだ。パシリが欲しかっただけなんだ。
[ それもサボりをしない真面目なパシリ。 友達だと思ってたのは自分だけだったんだろうか。 教室での一件>>471が思い出される。
たった一行に込められた言葉の真意を いちいち考える自分がおかしいのか? ]
…………もう、なんかいいかな。
[ あの子みたいに自由に生きれたらいいのに。 真っ先に思い浮かんだ顔があの子>>472だなんて 大人になるまで残り僅かな猶予期間の中で 最高にバカらしく思えたから ]
(556) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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─────────── To 蓮 洋次郎 From 四十崎 縁 ─────────── そこは無理に誘ってよ なんちゃって ───────────
(557) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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─────────── To 蓮 洋次郎 From 四十崎 縁 ─────────── 後さっきの 残りの人生全て賭けて 変わるまでしなくても いいんじゃないのって意味 ───────────
(558) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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─────────── To 蓮 洋次郎 From 四十崎 縁 ─────────── どうでもいいとかじゃない だから誤解はしないで ───────────
(559) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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[ 齟齬は避けたくて三つくらい ぽっ、ぽっと返して送りつけた。
いつもなら素っ気ない訳じゃないって いつも通りの文面だって>>528
理解していただろうにこの時ばかりは 気が立っていてなんだか無性に 虚しくなって机に突っ伏した。
今日の自分は面倒くさくて嫌だな、と。 こういう時、真っ先に浮かぶのは ]**
(560) 2018/10/14(Sun) 02時頃
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/* 安住さんに可哀想な噂たくさん作りたいので 明日本気出す。色々とご心配をおかけしな申し訳ない。。
(-78) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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―回想:黒江仄日―
[成程一理ある、と頷いて 美鶴は差し出された本>>500を手に取った。
有名な哲学者の名言集らしい。 聞き覚えのある、或いは聞いたこともない 数々の言葉たちを流し見る。]
“人は賞賛し、あるいは、けなす事が出来るが 永久に理解しない。”
……黒江先輩も、そう思います?
[深い意味はない。ただ、なんとなく。 ぱらぱらと捲った中の一文を口に含んだあと 残っていた紙コップの紅茶で流し込んだ。]
(561) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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これ、お借りしてもいいですか? 頑張って読んでみようかなぁ、って思うので。
[本自体は興味深い。書かれている名言たちも。 それでも、この場所で ――黒江の視線を感じながら読む気分にはなれなくて、 そそくさと帰り支度を整えた美鶴は、 薄い文庫本を片手で振ってみせたことだろう。*]
(562) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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―回想:新聞部―
[伏見美鶴は文章を書かない。 今までの教養とか、読んだ本だとか、思想だとか。 そういうものを丸裸にして晒されるような心もちになって 妙な気恥ずかしさを覚えるからだ。
半面、文章を読むのは好きだった。 特に熱心に目を通すのは、 新聞の朝刊の一面の、小さなコラムだ。
唐突に始まった他愛のない話が、 直近のニュースや話題に結びついていくのが まるで短い小説を読んでいるような わくわくとした気持ちにさせられて 美鶴は毎日、それに目を通していた。]
(563) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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[ありきたりな校内新聞の中では、 物語のような話や、スクープや特ダネなどは求められない。 誰それがどうしたこうした。あれそれに気を付けましょう。 それだけだ。
若干の期待外れ感は否めないものの、 それでも、入部したことは間違いではないと思っている。
自分が取材し、見聞きした出来事が、 万年青によって目に見える形になっていくことは ただただ、面白いと思った。 それが例え、どんなにつまらない出来事を記していたとしても。*]
(564) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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―現在:新聞部前―
[扉の前に掛けられたプレート>>412の文言が 在室中になっているかを確認してから、美鶴は扉を叩いた。]
遅くなりました、申し訳ありません!
[クラスとは違って、努めて明るい調子で頭を下げて、 美鶴はばたばたと記事の作成に取り掛かる。 といっても、文章を書くのは万年青の仕事だ。 取材が終わった今、 自分の仕事はそう多くはない、はず。
必要な取材の音声を文字に書き起こしつつ、 ふと、印刷機の傍らへ視線を向けた。
掠れた文字で綴られたマニュアル>>184を手に取って 美鶴はうげ、と小さく声を漏らした。]
(565) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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……私、記事書けませんよ。
[作業中の万年青を邪魔するのは気が引けたけれど それでも、こればかりは文句を言わずには居られなかった。
例え、自分以外に適任がいないとしても。**]
(566) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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/* 228
(-79) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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/* 二月二十八日生まれ……
やっぱこいつ2人乗りの法律守ってなくない??
(-80) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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―― 回想/文芸部部室>>529>>530 ――
[馬鹿にしている、していない。 確認への回答は玉虫色をしていて そこでようやく、この部屋のなかで 黒江自身の思考や判断を詳らかにした音節が さてどれほどあったかを考えるに至った。]
…… ――
[あるいは、事実だけ。 >>529存在の提示に似て、あるかなしかを告げるだけに近い回答は 机のこちら側に坐る蓮に、あるいは相談者に、 好きなように受け取れて けれど『そう受け取る』ことにした判断責任は、 机の向こう側には及ばない]
(567) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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[居心地が悪い。 好きなように摂れと並べられた 色彩鮮やかな皿の上 すべての菓子の裏側に紅茶色した毒がある。
そんな空想も、先の考えの終着点も すべては睡眠に足りた脳みそが拾い集めている情報で 睡眠不足が足りない。夜が欲しい。 思考を鈍麻させる、覆いつくす夜が いまこの部室に立ち込めてほしかった。
だから、だと思う。 桜色の唇が紡いだ音>>530は、 蓮にとって事実と毒とが混ぜったものに思えたのは。]
(568) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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―――― 悪い。 こぼした。
(569) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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[蓮の長所は、立ち上がりの早いところだ。 >>530感想文への評価が 音になってから数舜も経たない。
紅い色した「歓迎の雰囲気」>>547は 文芸部の机とその床の一部に広がる。
蓮はたちあがらず、黒江を見ていた。 薄い硝子を間に隔て、おそらく正常に、 正確に事態を把握するだろう様子を細めもせず]
(570) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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――やっぱり恋人のことショックだったぽいわ。 わるいけど片付けといて。
[退出を告げる言葉を、 やはり黒江は正確に嘘と読み取るだろう。 それを蓮自身も承知したうえで、 この机越しの邂逅の終着点として音にした。 語尾一つ一つはとろとろと垂れ落ちることもなく きちりと引き結んだ口端は欠片も上がる気配がない*]
(571) 2018/10/14(Sun) 02時半頃
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ヨスガは、ここまで読んだ。
2018/10/14(Sun) 02時半頃
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[人通りの少ない廊下に、それはまだ掲示されている。]
[>>532彼女が次に通りかかったときには、 氏名があった範囲は雑に切り取られ 下の掲示板にはごくごく小さな焼け焦げのあとがある。]
[蓮洋次郎が安住英子の前>>18>>99で 煙草を押し付け破り取った痕として、 焦跡はいつまでも残っている*]
(572) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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――回想/どうでも『よいこ』と 廊下>>18>>99 ―― [蓮の長所は 立ち上がりが早いことだ。]
おはよ。 ぁに、安住さんサボり? 不良じゃん。 ウケる。 超良い子だと思ってた。
[ウケる。 わらいもせずにもう一度、 ひとつも面白いことのない調子で そう口にして煙草に火をつけた。 校舎内の、一通りの少ない廊下で。 一限の授業がそこかしこで始まってる。 教科準備室の教材を運ぶよう頼まれていた安住英子は その日、きっと運が悪ったのだろう。 機嫌の悪い蓮と出会うのも運勢が最下位だったからに違いない。]
(573) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[火をつけた煙草を、蓮は掲示物に押し付けた。 その動作をはじめから最後まで 蓮はきつく顰めた眉で終える。 だって蓮は、煙草を吸いたくなかった。
煙草をどかすと苗字は燃え消えている。 思ったより だるいな。と その行為を残り三回繰り返すことは早々に放棄した。]
うん。燃やしてんの。 でもめんどいから破るわ。 てか。もうよくない? 教室帰れば。
[きちりと唇を引き結ぶ度 たらたら零れがちな蓮の声でもぴしゃんと跳ねて つまり、その分、蓮が苛立っている。 ことがわかる。]
(574) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ 名前のところから、反比例の双曲線、 マイナスの部分だけ真似するように掲示物は破った。 名前さえなければいい。 掲示板に焼け焦げ痕が残ろうが蓮には関係がない。 こんな残り物も 蓮と切り離されればもう関係がない。]
―― んじゃ 俺が帰る。じゃね。
[けれど、紙片が切り離される前を知っている 安住英子は、少し関係があった。
「わかるような気がする。」 などと、 か細く声を上げた安住英子については少し。 踏み出した足をやっぱり止めるほどには*関係があった*]
(575) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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─ 回想・いつかの生徒会室 ─
[あれは、いつのことだったか。]
四十崎先輩、それ面白んすか。
[怒ってる?には、ゆるゆると首を横にうごかして。>>440 今眠いの?には、こくんと首を縦にうごかして。 作業の合間に挟まるやりとりへの感想が、それである。懇意に気づかぬ後輩、ここに有り。 零す言葉はいつだって唐突で。 だから人によって不思議な印象を与えるかもしれない。>>263]
笑ってるから、面白いのかと思って。 あー……でもいつも笑ってるっすね。
[生真面目で先生からよく頼まれごともされたりする、人当たりのいい模範生。 それが俺が周囲からよく聞く四十崎の評価であり、概ねわからなくはない。 現に一緒に作業してて、とてもやりやすいし、説明もわかりやすい。 ただしそれが表情に出たことは、以下略。]
(576) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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[ただ、なんとなく疑問に思うことといえば。]
なんで、先輩は笑ってるんです?
[それは、いつか誰かに向けたのと同じもの。 ただ、言葉は同じでも口から出た経緯は違う。
ああでも、ちょっと似てるかも。 なんて思考が頭の隅っこを過ぎって、消えた。**]
(577) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 03時頃
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/* とっても言葉足らずだったの 俺でしたね!!!! 全然 全然 四十崎君のメールから悪意を感じたとかでは 全然ないっていうのと、
あの サボり中ならぱしりはいーよ ってのは (PL思考駄々洩れ書きで申し訳ないのですけど) おっ 生徒会仕事あるし キャンプファイヤーに移行するかも。 タイミング悪いときに 振っちゃってごめんなさい>< と思って あのメールに キャンプファイヤーのときでも労うよって入れようかと思ったんですけど 本当に入れたほうがよかった ごめんなさい。
(-81) 2018/10/14(Sun) 03時頃
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―― 現在:屋上 ――
[夕方までの準備事項を思い浮かべているうちに メール着信に、簡素な電子音が連続して上がる。
おや やっぱりヨスガは休憩中だったかしら。 なんて思いながら、メールを開き]
うえ、 っと ど した どしたんだ よっちん
[立て続けの3通に 自分のメールを反省するよりさきに 相手の不調を心配するのは蓮の傲慢さと さきに『苦労している』らしき情報があったからだ。
柵にもたれかかっていた体勢を翻して、]
(578) 2018/10/14(Sun) 04時頃
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―― 現在:ヨスガと電話 ――
[コール音がいくつ続いたかわからない。 けれど、出るまで鳴らすのは間違いない。 こういうときに、相手が出ないからって しおらしく折り返しを待つタイプの蓮ではないのだ。 そういう意味でも、蓮は忠犬になれそうにない。]
あのさ! ヨスガいまどこいんの あっ ごめん購買て言ってたか 言ってたよな
あーーーっと いやそうじゃなくて メール まじどしたの なんかあった?
[電話回線でノイズの走る蓮の声の後ろ、 ぱたぱたと文化祭準備に走り回る喧騒がある]
(579) 2018/10/14(Sun) 04時頃
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まぁじ なにから言えばいいのか、っ [あっ ごめん平気?] [受話器外 誰かにぶつかった蓮の声も入り混じる] まずさ、俺 ヨスガが こう、 なに、……俺に、嫌なこと? いうとあんま思って、ねー、 ので てかそういうの言ったとしても 冗談だろうと思ってるので れんちゃん いま結構びびってん ですけどォ
どしたん クラス展示 そんなやばそう? ストレス? 九十九>365からヨスガ苦労してるぽいこと さっき聞いたぁ ―― てか 九十九がヨスガの苦労筆頭では疑惑ある
[そんな電話回線越しの会話は] あ、
みっけた ――…… !
(580) 2018/10/14(Sun) 04時頃
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みっけた ――…… !
[最終的にステレオサウンドで四十崎にお届けできます。 電話しているうちに いつのまにか傍らに立つ蓮洋次郎という現象の 被害者になる方々は割と結構いるので きっと四十崎もこれが初めてではないだろう。]
―― 現在:購買にて ――
(581) 2018/10/14(Sun) 04時半頃
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―― 現在:購買にて ――
[ぴ、と携帯をしまい込みながら だ。だ。だ。と 蓮は>>560購買の席に座る四十崎へ近寄り その頭をぐしゃぐしゃとかき混ぜんと手を伸ばした。]
ヨスガ生きてるかあ なんだよぉ 超心配しちゃったじゃん
[改めて言葉にするには、 男子高校生というやつはどうにも 含羞の生き物だが、]
(582) 2018/10/14(Sun) 04時半頃
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[面倒事や貧乏くじを引き受けやすいに 違いないと四十崎>>329のことを思っているし、 休憩時間中でも、あんなふざけた文面>>436でも 頼まれれば引き受けてしまうだろうと思いもするし、
ちゃんと「自発的休息(さぼり)」がとれるなら ちゃんと休んでほしかったりする。 前夜祭ではきっとまた忙しくするのだろうし。 それくらいには、蓮はヨスガのことを心配してるし もっと自己中心的に生きてほしいと思ってるので。 つまりは、>>517最後に送ったメールだって タイミング悪かったことへの照れ隠し含みでしかないのだから
やはり男子高校生というものは あるいは蓮洋次郎は、説明が足りない、 改めて言葉にしなくても十分に好意は伝わっていると 思い込んでいる、ちょっと面倒くさい生き物*だった*]
(583) 2018/10/14(Sun) 04時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 04時半頃
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―― 幕間 / 葛くんと ――
[絞り出すようなわたしの問いかけに、 ついぞ葛くんは振り返ることをしませんでした。
ただ、ぽつりぽつりと返す言葉>>354が 葛くんと安住英子の仲を示しているようで わたしは何故か悲しい気持ちになったのです。
彼女は新たな居場所を見つけました。
わたしは同じ居場所に いつまでもしがみついています]
(584) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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(わたしはホルンが大好きです。 彼女も同じだと、信じていました)
(585) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[中学校の頃、 わたしの隣にはいつも安住英子がいました。
いま彼女の隣に、 わたしの居場所はありません。 彼女に、わたしは必要とされていません。
こんな女々しいことを考えていると知れたら きっと幻滅されてしまうのでしょうね]
(586) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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(ホルンを吹き続けていればいつか、なんて)
(587) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[―――ホルンは好きだけど。>>354
その言葉に、すこし安堵をしました。 同時に、わたしは彼女の行き場になれないのかと 失望と落胆を覚えました。
わたしは意気地なしで、我儘な人間です。
葛くんの言うこと>>355は、至極まっとうで わたしはそれに返す言葉を持ちませんでした。
安住英子に直接それを聞けない自分が わたしは大嫌いで堪りませんでした。
そのまま、葛くんの背中を見送ります]
(588) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[葛くんのいなくなった教室。
何人かの級友が心配そうに 「ルリ大丈夫だった!?」「勇気ありすぎ」などと わたしに話しかけてきました。
軽率なわたしの行動が 葛くんの評判を落としてしまったのではないか、と 途端に罪悪感に襲われました]
(589) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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[次の日。
そっと葛くんの下駄箱の中に 「無理に勧誘してごめんね」という短いメモと 購買で買ったチョコレートを入れておきました。
教室で直接それを言えないわたしは、 やはり意気地なしなのでしょう。
2年生の時の、出来事でした]*
(590) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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/* 中の人は トランペットは吹けるけどホルンは未経験だし。 吹奏楽部とか入ったことないし。
知識の限界が露呈していますすすすすすね。ごめん。
普通も中学も高校も吹奏楽部に学内選抜あったから そんなもんだと思ってたぜ。てへぺろ。
(-82) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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/* ふぁんたじー吹奏楽部ってことでよろしくお願いします!
(-83) 2018/10/14(Sun) 06時半頃
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―― 幕間 / 各務くんと ――
[かち、かち、かち。 繰り返されるメトロノームの音が ひどく心地よく教室内に響いていました]
うーん、そうかな。
パー練終わったあとに こうやって付き合ってくれる各務くんも、 相当に熱心だと思うけどな。
[各務くんが漏らした言葉>>537に わたしは率直な感想を漏らしました]
(591) 2018/10/14(Sun) 07時半頃
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……なんか、ね。
中学の頃はよく英子ちゃんが こうやって練習に付き合ってくれたなって。 懐かしくなっちゃった。
(592) 2018/10/14(Sun) 07時半頃
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[ぽろり、と零した言葉には 哀愁が混じります。
茜色の夕陽が、教室に差し込んでいました。
わたしの表情は影になって きっと各務くんには見えなかったことでしょう。
中学の頃を思い出す、そんな他愛のないひとときが わたしはとても好きでした]*
(593) 2018/10/14(Sun) 07時半頃
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―― キャンプファイヤー ――
[煌々と灯るキャンプファイヤーの赤い炎を、 わたしはすこし離れた体育倉庫の裏から そっと見つめていました。>>#7
一緒に踊ってくれる人もいませんでしたから、 カップルだらけのその場に居づらさを感じていた。 ……というのも、もちろんありましたが。
1番大きかったのは、 明日の吹奏楽部の発表会への不安でした]
(594) 2018/10/14(Sun) 07時半頃
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大丈夫。きっと、大丈夫。
[ポケットから取り出したのは 四十崎くんに貰った、いちごみるくの飴玉でした。
強く強く、それを握りしめます]
(595) 2018/10/14(Sun) 07時半頃
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(そのお守りを握りしめると、心があたたかくなるのです)
(596) 2018/10/14(Sun) 07時半頃
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[クラス出し物の劇で、 わたしは音響担当を任されていました。
BGMや効果音を入れるタイミングなど 本当は確認すべきことがたくさんあるというのに。 わたしの頭の中は、吹奏楽のことでいっぱいでした。
泣いても笑っても、明日がさいごなのです。
後悔がないようにと思えば思うほど、 なぜかわたしの胸はきゅうきゅうと苦しくなります。
キャンプファイヤーの明かりを頼りに 譜面に目を落とします。
明日が、怖くて堪りませんでした]**
(597) 2018/10/14(Sun) 07時半頃
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/* 体調崩して顔出しが少なくなって申し訳ござらんの気持ち
(-84) 2018/10/14(Sun) 07時半頃
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―― 幕間/ ――
[下駄箱から出した包みに瞬いて、その中身と手紙にまた瞬いた。 コクハク? とか一瞬思った自分をブン殴りたい。 そこには潮田からの謝罪の言葉と、詫びのチョコレートがあった。]
……ンだよ。
[思わずそんなことを呟いていた。 別に、勧誘されたことは嬉しかったって伝えたじゃねえか。と申し訳なさが広がる一方で、昨晩わざわざ安住に問いかけたことが思い出されて腹立たしかった。]
(598) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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「葛には関係ない」
[安住は、吹奏楽について、俺にそう語ったから。
俺には関係ねえ話。 ああ、関係ねえ話だよ。 その癖安住という女と、その人間関係を見る度、「ふざけろ」と苛立つ感情は止まないのが腹立たしかった。
「俺」は、……というより、「バイクを走らせる時間」は、あくまで安住にとっての逃避先であって居場所じゃない。ほんとうにいたい場所が、どこかにある。絶対ある。>>584
「今」安住が夜を駆ける時間は、「昔」安住がホルンを吹いていた時間に勝てない。 俺はそう思うので。 やはり、潮田のこのチョコレートにもやるせなさを覚えてしまった。>>590 というより、不安を覚えた。
グレたロクデナシに優しくしてやるほど優しさ無尽蔵でもあるまいに、大丈夫か。もっと話すべき相手と話せてんのかよ。 俺よりよっぽど器用なんだろうが、潮田よ。安住も安住だ。]
(599) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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チッ。
[よっぽど教室にいって、何かいってやろうかと思った。 が、「また」潮田が葛に絡まれていると周囲に思われる>>589のも癪なので、首裏を掻いてUターンを決める。
翌日。 無造作につっこまれた別メーカーのチョコレートと、]
「この前はすみませんでした。 安住さんは『葛には関係ない』といっていたので、 やはり潮田さんが何かしら聞くべきだと思います。――葛」
[やけに整った字に丁寧な手紙を、これ以外に術が思いつかなかったので添えて。 誰も見ていない時に潮田の下駄箱にいれておいた。]
(600) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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[食んだチョコレートは妙に苦かった。やさしい甘さも、犬には毒なのだから、仕方ない*]
(601) 2018/10/14(Sun) 08時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 08時頃
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―― 前夜祭 ――
まじクソ
[陽が暮れる。コッペパンを食いながら毒づいた。 俺はぼんやりと校門にほど近い物陰で、前夜祭が始まるのを見届ける羽目になった。 散々人をこきつかいやがって。何が連帯責任だよ。勝手にやってろ。
そう、俺に準備を手伝わせたクラスメイトに思うが、「じゃあさっさと逃げればよかった」という事実にはそっと蓋をするし、なんなら劇の道具についてはキャンプファイヤーの材木みたいに崩してもいないことを添えよう。
認めよう。俺はまだ期待めいたものを抱いていると。 人並みにありえる青春というヤツに。 人並みにありえる学校生活に。
こんな風に皮膚が爛れても。
……髪で隠した、赤くただれた火傷痕に静かに触れる。グロテスクな感触に目を細めた。首と、背中半分。あと、足。刻まれた傷は消えない。少なくとも俺がさらに燃えて骨になるまで、多分、このままだろう。]
(602) 2018/10/14(Sun) 09時頃
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[夕空を赤く染め上げるのか―― あるいは、暮れ落ちた陽射しのお零れが落ちてきたか。 どちらにせよカウントダウンのお終いと共に火は灯されて、
……ぞわり、と背筋を這う感触に震えた。 ああ、そういえば。 二年の文化祭には俺は出なかったんだった。 これがあるから。 今思い出した。]
(603) 2018/10/14(Sun) 09時頃
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―― 故に、 ――
[目が醒めた。 まだ新聞配達の時間でもあるまいに、早起きしすぎたかな、と時計を見て思う午前二時。
寝る直前までやっていたゲームアプリ。「双子」のキャラクターがお気に入りで、よく使っていて、丁度その成長画面で止まっていた。
その画面を消し、寝なおすか、ともぞり体を動かして……違和感にまた目を開ける。]
煙臭い……?
[熱い。ばっと起き上がり、一階の自分の部屋から出る。再度目を見開いた。寝起きの喉が渇く。]
な……
[煙臭さが充満している。 何なんだ、火の不始末かと思い台所に向かうが異常はなく、換気扇を回した。それでもやまない違和感に2階へ赴くことを決める。
今日は母さんが帰ってきていた。近所で火事だとすれば、教えたほうがいいだろう。 そう思い2階寝室を開けて――ひ、と息を呑んだ。]
(604) 2018/10/14(Sun) 09時頃
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[燃えている。ベッド傍に置かれた机に散乱した酒。置かれた煙草。 それに引火して、さらに本棚や壁が赤く燃えつつあった。
それなのに眠っているベッドの中の母さんに慌てて、俺は駆け寄る。]
かあさ……!
(605) 2018/10/14(Sun) 09時頃
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[……その、隣で寝てる男、誰だよ。]
(606) 2018/10/14(Sun) 09時頃
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[かけるべき言葉を一瞬で失った俺は、ただただ母親とその男の肩を揺さぶる。酔っているようで、裸の男女が目を開け、胡乱げに俺をみた後、散る火と熱に目を見開き悲鳴をあげた。 ドン、と突き飛ばされる。 錯乱したのかまだ酩酊していたのか、ともかくも走り去る男。 取り残されて唖然とする母さんの肩を強く叩いた。]
……逃げろ早く!!
( 『母さんを守ってやれ。男なら』>>433 )
[とっさにその言葉を守った。やはりまだ酔っていたのか、判断力鈍く、転がるように逃げる母さんに「それでいい」と安堵する。 だから気づかなかった。
母さんは煙草をやらないことも。母さんが毎夜どこにいっていたかも。 ベッドの傍にあって「いつか地震で倒れる」と危惧していた本棚が、燃え落ちて、大きく俺の体にのしかかるまで。例えば少し立ち位置が違えばそんなことはなかった。……運がねえ。ほんとうに。]
(607) 2018/10/14(Sun) 09時頃
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い゛っ……!、ア、
[思い切り倒れて、半身を焼かれる苦痛にうめいた。とっさに下敷きになった左足を抜こうとする。痛い。痛い。痛い。服に火が燃え移る。背中が焼かれる。 いやだ、と呻いて視線を転じた先――銀色の、菓子の包み紙にも見まがうそれに後にも先にも覚えないような憎悪を抱いた。
避妊具の包装。]
(608) 2018/10/14(Sun) 09時半頃
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……あぁぁぁあああ!!
[叫び声をあげる。(皮肉なことに産声に似ていた、)死にたくない。かまわず引き抜いた足に深刻な痛みが走る。それでも生きたかった。どうにか抜け出し、(内臓の中のように、)真っ赤な部屋から、暗い踊り場へ、狭い階段へ、(隘路へ、)
――転がり、出、て。
這いずるように玄関を抜けた。 外では消防士が(大人たちが)、それから近所の住民が。 出てきた俺を怯えるように見ていた。
暗転。*]
(609) 2018/10/14(Sun) 09時半頃
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[きゃうん、という声で我に返る。 火に怯えた野良犬がとことこと校舎の敷地内を歩いている。 それを、誰が気に留めるわけでもないのに。>>478
とことことやってきた野良犬は、俺を怯えるように一瞥して、食っていたパンによだれをたらした。]
……ンだよ
[こんなところに来てもお前の飼い主はいねえよ。
そう言おうとした言葉がそのまま自分にはね返る。俺は口をゆがめて笑った。]
(610) 2018/10/14(Sun) 09時半頃
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(「見もしらぬ犬が私のあとをついてくる、 みすぼらしい、後足でびつこをひいてゐる不具の犬のかげだ。」)
(611) 2018/10/14(Sun) 09時半頃
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「見しらぬ犬」 萩原朔太郎
(-85) 2018/10/14(Sun) 09時半頃
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まじ、クソ
[しゃがみこみ、寄って来たそいつにうざったくパンを投げて、頭を抱えて溜息をついた。
ふすふすと俺の匂いを嗅ぐ鼻の音がする。 嗅ぐんじゃねえ犬っころ。蹴り飛ばすぞ。……思うだけ。**]
(612) 2018/10/14(Sun) 09時半頃
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[*その野良犬がその後どこかにいったとしても、俺は引きとめない。*]
(613) 2018/10/14(Sun) 09時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 09時半頃
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/* 元々虐待の結果の火傷、のつもりだったんだけど なんか色々考えるに不倫男の寝煙草の不始末かなと。 (設定後から考えるマン)
ネタバココワイ。
ゲームは引継ぎコードメールに保存したりしてたんやろな。四十崎君のログイン時間みて「お、」とかいってたりすればいいと思う。
(-86) 2018/10/14(Sun) 09時半頃
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―― ―― [母親しかいない家ってさほど変わりはない。と蓮は思う。 多分出てくる違いの由来は、“個人差”だ。 俺の母親はどうにも夢見がちだな、と思う。 18のぎりぎり卒業前に子供作って産むのだから。 自分のY染色体生産元も、随分と夢見がちだと思う。 中古本屋にも引き取ってもらえないような ボロボロの書籍の合間に 何枚も何枚も自筆の作品が出てきて でもその男の名前を一度も書店で見かけたことがないので もはや死んでいるのかも知れない、 顔もわからない男の筆跡だけ蓮は覚え込んでしまった。
そういう夢見がち一家の子息である蓮は そもそも、 父親がいるサンプルケースを得る前に 高校性の時に母親が連れてきた男を殴ってしまったので 監督者が二人だけになってしまった場合が分からない。]
(614) 2018/10/14(Sun) 10時頃
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[ でもそれは、蓮は悪くない。と思う。 警察のお世話にもなってないので、謹慎処分もない。 万々歳だ。蓮は穏やかに笑えるくらい負い目がない。
蓮は思いのほか、こだわりのない男なので 母親がその男を連れてきたときも 受け入れてやろうと思ったし 世界糞男大博覧会金メダリスト受賞者かよ。 とは思ったけど その一日だけであるなら そいつの灰皿になってやりもした。 博覧会でメダルがもらえるか否かは知らないけれど。]
(615) 2018/10/14(Sun) 10時頃
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[だけど、学校から帰ってみたら 俺の私物全部うっぱらってるって、 許せない話だと思うんだよね。 と、後の蓮は言う。 蓮は立ち上がりが、はやいから その時に丁寧に一つずつ言葉にするなんて ちょっとできない。
蓮はこだわりのない男だけど バイト先の きゃらきゃらして夢をばらまいてくれる お姉さん方がくれたものは、 大事にしたら大事にしただけ喜んでくれるから 蓮はそういう、 自分を保証してくれるものは大事にしたい。 蓮からスタッフルームの 「はなまるよいこ」がなくなったら 目を潰していきる方法がなくなってしまう。]
(616) 2018/10/14(Sun) 10時頃
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[なのでなにか言う前に殴った。 相手の前歯は5本飛んだし 蓮の指はぼろぼろになったけれど 母親が包丁を持ち出して金切り声を上げたときには まだ全然糞男金メダリストの鼻は砕き足りなかった。
蓮はこだわりのない男だから 母親に刃物で静止をうけたことをたいして気にしてないし
母親も母親で 息子が恋人をたこ殴りにしたことは さほど気にしていなくって 糞男金メダリストがいなくなったあとも 蓮のことを安価で便利な労働力としてひっさげて 新しい店をみつけてくるので 親子っていうのは「再生産機構」に違いないって思うし]
(617) 2018/10/14(Sun) 10時頃
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[だから、蓮ははやくこの自分の行き着く先が わかりやすいボロアパートから目をつぶってしまいたい。
夢見がちな女と夢見がちな男から生産された蓮は 学校てのも金がかかるのねって思いながら 自分の名前の借入金に気分が暗くなっちゃうばかりなので そういう見たくないものを思考しないための 脳みそを手に入れに行くのだ**]
(618) 2018/10/14(Sun) 10時頃
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[ ハッピーエンド至上主義。 都合よく矯正された人物の織り成す物語。]
(619) 2018/10/14(Sun) 10時半頃
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──現在/廊下──
[ 作る側、生み出す側に立った者さえ、 忘れているのか、知らないのか、 諳んじることのできないあらすじ。
それを、つまらない物語と呼ばずして、 一体何だというのだろう。笑わせてくれる。
ただ、事実として告げるように、 淡々と告げた言葉に返された起伏の薄い声>>535。]
(620) 2018/10/14(Sun) 10時半頃
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虚しい話ね。 どんなに夢見たって、 帰る場所はここなのに。
[ からりと扉を開けば、 見た目ばかりは似通った子どもらが、 騒がしく何かを抱え、部屋を片付け、 ああ、どうやらタイミングが良い。 ……少なくとも、私は。と思った矢先。]
(621) 2018/10/14(Sun) 10時半頃
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[ 案の定、ご指名は葛九十九にのみされ、]
……ふ、
[ 思わず、といった素ぶりで、 私は小さな笑い声を立て、 咄嗟に口元を赤い手帳で隠した。
窓の外を見下ろせば、前夜祭の準備もおよそ整っている。
私はクラスの前日準備をあまり手伝えなかったことを、 近くにいたクラスメートを捕まえて口先で詫び、 連行されるが如く、運搬に駆り出される背中を見送った。
悪態をつく口先と、従順な手足。 人の好い男。と私は思い、今日も平和な我らが学び舎。]
(622) 2018/10/14(Sun) 10時半頃
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[ 都合よく、矯正されたあなた達。]
(623) 2018/10/14(Sun) 10時半頃
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[ さて、今年が最後なのだから、 あの騒がしい喧騒にまみれるのも悪くないだろう。
連れ立つ友人もないままに、 一人、グラウンドのほうへと足を向けた。*]
(624) 2018/10/14(Sun) 10時半頃
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/* 皆さんいつ寝ているんだ……!
(-87) 2018/10/14(Sun) 11時頃
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/* 全体的に当たりが強い人間になっていて申し訳なさすぎるのですが、それより色々と色んな方に気を遣わせてしまっていて居た堪れない。
(-88) 2018/10/14(Sun) 11時頃
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/* そら怒るよな。とよーじろのロールをみておもった
(-89) 2018/10/14(Sun) 11時半頃
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[ みんなのどうでもいい子は、 どうでもよくなかった ]
(625) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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──回想/伏見美鶴>>561──
[ ぱらぱらと渡した本を捲る様子を、 黒江仄日は、ただじっと見下ろしている。
派手な身なりの女子生徒。 見た目と違わぬ口調。それをして、 新聞部。という肩書を意外と思った記憶。
伏見美鶴。1年C組。 新聞部の部室で見かけたことのある顔。 1年生から聞く評判に好意的なものは少ない。
見た目だけで言えば、 それこそ──ダンス部だとか。 そういう集団に似た傾向の、]
(626) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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……正確に量りようがない。 なら、”理解しない”としてもいいんじゃない?
[ 唐突な問い>>561に、そう答えた。 その物言いは明らかに不親切であり、 補足するように、少しばかり言葉を足す。]
他人を正しく理解できたか。 自分自身をただしく理解しているか。 なんて、確かめようがないもの。
……どうぞ、持って行って。 読み終わったら、新聞部にでも置いといて。 そのうち、取りに行くから。
[ 手早く帰る準備をはじめる伏見美鶴>>562を、 私は目を細めて見守り、薄い本を託し、]
(627) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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──勿論、 ここまで持ってきてくれても、いいけど。
[ そうはならないかもしれない。と思いつつも、 いつだって歓迎するという口ぶりで、告げた。*]
(628) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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[ この部屋を好まない者は一定数おり、 私もまた、相手によって態度を変えた。]
(629) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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──回想/蓮洋次郎>>567──
[ 紅色が、薄く机の上に広がり、 その端を滴り、床を打ち、跳ねた数滴が、 黒江仄日の白い上履きに点々と染みを残す。
細めたままの目で、視線を移ろわせ、 じっと見つめた先で、滴る紅色。]
……あら、大丈夫?
[ 紅茶がこぼれたたけだ。と知り、 平坦な声で問いかける。形ばかり。]
(630) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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気にしないで。片付けておくから。 山田さんによろしく。
[ 静かな部屋の中に響いた声は、 いずれも、明瞭に音となり、
焦った様子もなく、腰かけたまま、 黒江仄日は、最後まで机越しに、 去り行く彼の分まで持ち上げた口角で、 三日月を描き、その背を見送る。*]
(631) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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―安住 英子― [ 安住さんは、やさしいと思う。 でも、同時に弱いと思う。
頼まれたら基本的にNOと言えない。 うん。わかった。大丈夫だよ。いいよ。 そんな言葉が似合う人に見えた。 どうしたい? そう尋ねたら、その意見を他人に求める。 みんながやりたいように。合わせるよ。 意志が弱くて、それでいてどこか依存的で
似てる、とは思わなかったけど 放っておけないと思った。 だから手伝いに名乗り出たのだと思う。
元からネットを通じてそれなりに付き合いもあったし 少しでも楽になれたらってそんな気持ちで ]
(632) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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[ だけどきっと色々と、知られすぎた ]
悪気がないのって一番、しんどいよね。
[ ぽつり、ぽつり、と。 言葉を落として、影が揺れる ]
……うん? いや、こっちの話。 でも、安住さんも色々と大変そう、だから。
[ 誤魔化すように笑ってそれから黙った。 だけど、許してはくれたかったらしい。
大人しくて主体性に欠ける安住さんは たまに鋭い一歩を踏み出す ]
(633) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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誰も見てないかと思った って、 ……そんな事、ないでしょ。 安住さんのこと、みんな、見てるじゃん。
[ そういうこと言ってるんじゃないんだろう。 胡乱な目の色が何処か恐ろしく思えるほど 凪いでいた。
何事か言葉を投げかけられる。 詳しい事情なんて全然知らない。
吹奏楽部の事情だとか、中学の人間関係だとか ご近所に住む幼馴染のような彼のことも ]
(634) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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どうでも、よくはないよ。 安住さんが、頑張ってるのは知ってるし。
[ やっとの思いで吐き出した言葉も すぐにまた覆されてしまう。
「何に頑張っているか分かる?」 一瞬、静止したのを見逃しはしなかった ]
(635) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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[ 安住英子の噂はよく耳に挟む。
中学の頃は優秀な奏者だったらしい。 顧問の先生からもよく気に入られていたとか。
そんな彼女はただですら僻みの対象だったのに、 見目の良い男子が彼女につるむとなると 嫉妬や嫉みを買いやすかった。 それに彼女には言いやすかったのだと思う。
そんな彼女が何故、部活を続けなかったのか。 彼女ほど優れた奏者なら続けていれば そんなこと、本人が一番理解していたんじゃないのか ]
(636) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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安住さんは、何も悪くない。
[ じゃあ、誰が悪いのか。 まるで犯人探しのようで息が苦しい。 少し下にある瞳を見て知る。
きっと、お互い知り過ぎた。
どうでもいい子はどうでもいい子じゃなかったけど、 どうでもいい子にとってのいい子は、 どうでもいい子だった ]
(637) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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…………ごめんね。
(その台詞を口にするのは俺じゃなかった)
[ そんな今更のことを理解した。 確かにこんな言葉は主役の出番だ。 村人Aが言ったって、誰の心に響きやしない。
ぐるぐると色々なものが混ざり合う。
落胆、後悔、羞恥、憐憫、…… ]
(638) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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ごめんね。
[ ただ、いつもと同じだと思った。
誰にでも出来ることを誰でもいい子がやるべきで 誰にでも出来ないことを 必要とされている子がやるべきだった。
ただ、それだけの話だった ]
(639) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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[ それなのに無性に悲しかったのは何故だろう ]
(俺じゃ、拠り所にはなれない)
[ たった、これっぽっちの分かりきった事実に 生まれ落ちた時から欠けていた残滓が何を思うのか。 バカバカしくて虚しくて、それでも紡ぐ ]
(640) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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でも、本当に困ったら言ってよ。 俺に、出来ることならなんでもするから。
[ どうでもいい子じゃなかったから。
可哀想な子にどうしようもなく 何かが惹かれてしまったから、
それがどういう感情の類なのかは、分からない。
ただ、彼女を見る度にいつも願う自分がいる ]*
だって俺、安住さんのこと――……
(641) 2018/10/14(Sun) 12時頃
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朝茶会 ソウスケがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(朝茶会 ソウスケは村を出ました)
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[ その胎には二つあった ]
(642) 2018/10/14(Sun) 12時半頃
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―あいさき よすが―
[ 先に生まれ落ちたのは弟。 後に残った兄の首に巻きついていたのは 切っては切れない繋がり。 臍の緒に締め上げられた体は冷たい。
大して泣き喚きせず 大人しくこの世に生を受けた一人は、 健やかに成長しながら毎日ように やさしい母から父から、兄の物語を読み聴かされる。
ヨスガ。 あなたにつけた名前の意味はね。
悪気のない悪意が降りかかる。 怒りも出来ないまま緩やかに、穏やかに。
あなたがおにいちゃんの分まで一緒に 生きてくれますようにって意図を込めたの ]
(643) 2018/10/14(Sun) 12時半頃
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[ この体には一つしか入らないのに? ]
(644) 2018/10/14(Sun) 12時半頃
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[ お前がエニシの居場所になってくれたらいいなって。
垂れた目尻が印象的な父が微笑む。 やさしくて愛を捧げられる余裕のある人たちは ひとりの頭を撫でながらふたりを愛する。
「エニシの分まで生きてね、ヨスガ」
冷たい死の気配。 二歳前の記憶を普通は持ち越さないのに ぼんやりと覚えていたから、尚更に 両親の願いの前に死にたくはなかった。
だけど生きたいというより生きなきゃいけなかった。 でもできたら普通に息を吸いたいだけだった ]
(645) 2018/10/14(Sun) 12時半頃
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[ ただ、ひとり分だけでよかった ]*
(646) 2018/10/14(Sun) 12時半頃
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/* いまあいさきくんの設定にわかるーーーー!!!!って絶叫して拍手したいきもちでみちあふれている
ヨスガとエニシ双子にして片方殺したいよね…わかりみがふかい…すきです
(-90) 2018/10/14(Sun) 12時半頃
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/* 生かされたから生きざるを得ないってPLの性癖にめっちゃ刺さるな。
(-91) 2018/10/14(Sun) 12時半頃
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/* >>646こんなん最の高だと思うんですよね
あと黒江さんのなんか悪い感じのムーブもすきです 普段ニコニコの蓮が再婚相手タコ殴りにしてるのも性癖にくるし 誰かを追いかけてる友村さんの飢えてるかんじもわりと好き
なんだこれ読むの楽しいな 特にPCの行動には関係しないけどPLがにこにこしてる
(-92) 2018/10/14(Sun) 12時半頃
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―回想:伏見 美鶴―
[ 初めてそんな顔を見たような気がする。 呆気にとられたように開いた丸い口>>485 ]
あはは、伏見さんでもそんな顔するんだね。
[ 失言したと気づくのは後から。 本当にごめんと片手を上げて謝った ]
ううん。いつも声かけても反応なかったから、 もしかして存在を認知されてないのかと。
俺、影薄いし、あんま目立たないから。 地味だってよく言われるし。
[ 下がる頭にいいよと両手を添える。 しじゅう、よんじゅうではなくてあいさき。 正しく覚えられていて良かったと肩の力を抜いた ]
(647) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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好き……伏見さんの趣味でって、ことかな。
[ あまりジロジロと見るものではない。 そうは思いながらも上から下まで眺めて ]
でも、大変だね。 メイクとかそういうの詳しくないけど 時間かかるし手間かかるっていうから。
好きで頑張ってるならまあ……いや、 注意はしなくちゃいけないんだけど。
[ 逸れた話題を取り持つように姿勢を正した ]
(648) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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[ 忘れている。 そう答えてもらった方が良かったのかどうか。 結局、あの一件から見た目によらず怖くない子として インプットされていたから恐るには遠く ]
おはよう、伏見さん。 今日もバッチリだけどスカートは膝下ね。
[ 飾りだけの小言を残して笑っている ]
でも俺もメイクしたら、なんか強くなれるのかな。
[ いつもおかしな言葉と一緒に ]*
(649) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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―回想:黒江 仄日―
……そうなんだ。 みんな黒江さんの話、結構興味あると思うけど。
でも、相談するようなことがないのは 羨ましくも思うけど、 それだけ、引っかかることが少なそう。
退屈だとは、思わないの?
[ 自分の話を避けるようなそんな気配を感じた。 ただの印象であり主観に基づく根拠のないもの ]
……黒江さんがはぐらかさずに 俺と話してくれるなら考える。
[ 口の形を「へ」にして落とした言葉はあまりにも幼稚だった ]
(650) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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[ 分からないから面白い>>503 その感覚はきっと遠い。 問いかけの応酬に話の進展は著しく悪い。 それでも生真面目に考えてはみた ]
それ以上のことがないのが、違和感。
[ 感覚派の感想は理屈など通っていない。 感情論だと分かっていながらも重ねる ]
だって、それに何の得があるのか分からなかった。 見返りにしては範囲が広すぎる。 ……人の性格ってそんなにすぐ変わるものじゃないだろ?
[ 中学時代の君の話も知っている。 暗にそう言い含めながら続けた ]
(651) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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何か目的があるのかと思ってた。 人との対話の中で何か作ってるんじゃないかって。
ただの俺の妄想のなんだけど、さ。
[ 彼女が文芸部だというところからのこじつけにも近い。 だけどなんだか釈然としなかったし、 納得もしなかったのだと思う ]
それは、そうだけど。 もう興味がないってくらいに バッサリ切り捨てるんだもん。
(652) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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友達、なんじゃないの?
[ 神様じゃないことも知っていたし>>504 終わりが見える恋路の行方の結末など 結局当事者の二人にしか綴れない。
彼ら二人が選んだ終焉を不幸だというのは なんだか申し訳ない気持ちだ。 だから言い返しはしなかった>>505
だけど、一つ追加で尋ねてみよう ]
今までの言葉に悪意なんて、ないよね?
[ 重ねた自分の手をほどきながら笑った ]
(653) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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とっくに彼らの話の中では黒江さんも 登場人物の一人なのに 一人だけ傍観者みたいでいるから、さ。
人情に溢れた人って言われる割に すごく他人事みたいに淡々としてる。
[ 笑顔の理由も自分では分かっていなかったけど ]
宍戸君と友村さんが合わないことくらい 黒江さんなら、分かってたよね。
[ 自分の中黒江さんに抱き続ける 結び付かない違和感たち。
虹野さんから頼まれていた事は とっくに果たせたと言っても 過言じゃなかったのに ]
(654) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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黒江さん、ハッピーエンドとか嫌いなタイプ?
[ 茶葉の香りが立ち込める文芸部で問いかけた ]*
(655) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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―回想:各務 公陽―
必要なもの、玄関に紙貼り付けとくとかいいよ。
[ 先輩にタメ口>>540 その点に目くじらを立てるタイプではなかったけども、 みんながみんなそういう訳じゃない。
だから、そこも含めてほどほどにしろよと 告げたんだけども ]
カフェオレがいいなぁ。……じゃなくてね 各務君、結構人気すごいんだよ。 うちの学年でも気になってる人、いる。
[ 辞書は彼の手元に。 それを見やりながら教室の中の喧騒に紛れるよう 極めて小さな一言をこぼした ]
(656) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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安住さんのこと大切なら ちゃんと、見てあげて。
[ そうして視線を辺りに移した。 何人か上機嫌に手を振る仕草を見せている ]
好きなのは分かるけど 安住さんは君の恋人でもお姉ちゃんでも、ないだろ。
だから、ほどほどにしてね。
[ 余計なお世話だというのは分かってる。 それでも目に余ってしまうし、 やっかみがすごいのも事実で それが悩みの種にもなり得ると思う。
恋人の嫉妬でもなくて 姉に近しい人への独占欲だとするなら 大人になれと一つ年下の子どもに求めた ]*
(657) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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―回想:辰巳 刀流―
……え?いや、特には面白くない、かな。
[ 唐突な問いかけ>>576 でもそれもいつものことだなと思うくらいには 共に作業を続けてそこそこになる。 不思議なテンポを持っている彼はマイペースだ。 部活も抱えて生徒会にも抜擢されてしまって 忙しいのだろう。 「今ちょっと休んでていいよ」なんて そんな甘やかしも多々起きていた。
彼が所属する部活に色々思うことはあれど それでも自分から話題にすることは避けた。 自分が気にすることでもないのに、なんとなく ]
(658) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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[ このような形で共に作業をしているわけだが、 辰巳君は物覚えもよく成長も早いから助かる。
二年も引き続き役割を担って頑張って 欲しいなと考えていれば、 彼からの言葉が続いた>>577 ]
……なんで、だろ。
[ 後輩からの疑問の声はいつもすんなりと答えていたけども、 珍しく歯切れ悪く言い淀んだ。
面白くなくても笑うことが出来るけども その明確な理由を考えた事はなくて ]
(659) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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真横ですっごい怖い顔して作業してる人がいたら、怖くない?
[ 思いついた薄っぺらい理由を言葉にした。 でもそれも嘘じゃない。 考えるそぶりを見せながら思考する ]
…………でも、俺は逆かも。 あんまり得意じゃないんだ。 誰かとぶつかったりするの。
余計に目立つのも好きじゃないし 出来れば平穏に何事もなく過ごしたい。
だから、笑ってるのかも。
[ 心配をかけたくないから。 周囲を不安にさせたくないから。 そんな高尚な理由じゃない。 ただ、静かに息をしてたい自分勝手な理由の笑顔だ ]
(660) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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そういう辰巳君はどうして、 いつもあんまり笑わないの。
[ 話を切り替えるように尋ねた。 特別努力をしているようには あまり見受けられない後輩へ。
分かりにくいけど悪い子じゃない。 そんな事は自分の中で分かりきっていたけど 今までの疑問を解消すべく一つ尋ねた ]*
(661) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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/* 議事好きだけども入るたびに「抽出機能がプロにも欲しい」になってしま……う。
(-93) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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/* 浅葉さん、残念だな。 何かを投げたかったけどお忙しいかと遠慮してしまった。 またどこかでお会いできましたら。
(-94) 2018/10/14(Sun) 15時頃
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/* それから昨日は申し訳ない。 ご心配をかけたような気がしてしまっています。
い、今から現軸書くぞ。
(-95) 2018/10/14(Sun) 15時半頃
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──現在/グラウンド──
[ ほとんどの荷物は教室にまとめたが、 それでも手帳は持ち歩いていた。
キャンプファイヤーを囲むとて、 誰かとハイタッチをしたり、 或いは手を取り躍るつもりもなく、 手が塞がっていることを嘆く必要もない。
誰と連れ立って歩くでもなく、 一定のリズムで降りた階段の先、 日の暮れ始めたグラウンドに、 知っている顔を見つけ──、]
(662) 2018/10/14(Sun) 15時半頃
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[ 愛情表現にしては、稚拙過ぎると思った。]
(663) 2018/10/14(Sun) 15時半頃
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……各務くん。 キャンプファイヤーの準備? ご苦労様。良かったわね、間に合って。
[ 一仕事終えた様子の人々の群れ。 その中の、一人の男>>425の顔を見上げ、 きっちりと組まれた材木に視線を向けた。
校庭には、徐々に生徒が集まってきている。 日の落ちる時間。見上げた顔は影って読めない。]
今日は、一緒じゃないのね。安住さん。
[ と、ただのクラスメートの名をひとつ挙げ、*]
(664) 2018/10/14(Sun) 15時半頃
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──回想/各務公陽──
恨みでもあるの?
[ ──と、問うたのだ。
彼が、3年の教室にわざわざやった、 その帰りがけ、廊下でのことだった。
スポーツ大会をはじめとした、 彼の行動は言わずもがな目を引き、 黒江仄日もまた、それを見ていた。 地味な女を一時の好奇の目に晒すに充分。]
(665) 2018/10/14(Sun) 15時半頃
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[ その振る舞いは、 親愛の情、愛情表現と呼ぶには、 相手への影響を顧みず稚拙で、
相手を貶めたいのであれば、 方法がやや投げやりである。
奇妙な執着にも似て、 飽きずに一人の女に構う姿は、 馬鹿な女どもの神経を逆撫でし、 彼の名を、来訪者から聞くことは、度々。
安住英子の名を聞くことなら、もう少し多く。]
(666) 2018/10/14(Sun) 15時半頃
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[ 単純に、興味があった。
口元を赤い手帳で覆い隠した、 私の目は微かに笑っている。
心配している、という風でもなく、 ただ、淡々と問いかけた。
安住英子に恨みでもあるのか。
そう問うことが、何かに影響するのか。 物語の展開は、どこに向かって転がるのか。
他人事への薄い関心の色を以て、 各務公陽の表情を、見定めるように視線を注ぐ。*]
(667) 2018/10/14(Sun) 15時半頃
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―現在:購買―
[ 連日の疲れが溜まっているんだろうか。 平和主義の癖に全然大人しくいられない そんな自分の片鱗を覗かせて晒した。 いつもならもう少し上手くやるのにと 不器用ながらに言い訳を重ねた時だ ]
――へ?
[ 着信>>579 バイブモードにしていたスマホが震える。 急用だといけないからと大人しく開けば ]
蓮君から、なんで?
[ 理由が分からず首を傾げる。 やっぱりいちごオレ欲しかったのかなと 考えながら指をスライドさせた。 こういう時出るまでかけ続ける事は分かりきっていたからだった ]
(668) 2018/10/14(Sun) 16時半頃
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なに。いちごオレ欲し――
[ 受話器越しに何言か。 勢いに押されるように「購買にいる」と答え それでも「なんでもない」って返したのに 誰かにぶつかりながら そんな懸命になることなんだろうか ]
ちょ、っと。聞き取りづらい。 っていうか、危ないから走んないでも……! 蓮君まで怪我したら、……よくないから。
[ 突っ伏した顔を上げて 慌ただしい電話越しの光景に結局、姿勢を正した。 クラスの状況が筒抜けであることに羞恥を 覚えて居たたまれなさは募るばかりだが ここまで来て購買を離れる訳にもいかなって――……見つかった>>580 ]
(669) 2018/10/14(Sun) 16時半頃
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[ ステレオサウンド>>581が響き渡る。 するりと落ちたスマホは机の上。 通話ボタンを切る前に心地よい風に巻き込まれた ]
蓮君。 そんなに大したことじゃないから、 大丈夫だよ。……ごめんね。 さっきはちょっとおかしかっただけ……。
[ 通話ボタンは押された>>582 代わりに電波に乗って届いた声の主は目の前に 伸ばされた腕を拒む事なく受け入れた ]
(670) 2018/10/14(Sun) 16時半頃
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心配、してくれたんだ。 なんか……変な気分。
[ 髪がどうなるかも気にはしないもの ざわざわと落ち着きない心地に惑い、 「変だ」と評するくらいには面倒臭い思考を 常からしていて本日も絶好調だった。
嬉しいのか、困ったるのか、微妙な その間の表情を浮かべながら、ぽつり ]
なんでもなかったんだけど。 いつもと通り流せなかったっていうか。 あの子も普通に手伝ってくれてたのに なんだろうな。なんでムキになってんだろ。
とか色々考えてた無い物ねだりしてたのかなって。 一人落ちてるとこに色々あったから そういう、そういうのだよ。
(671) 2018/10/14(Sun) 16時半頃
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[ だから問題ない。大丈夫だ。 そう結びつけて結局買うだけ買ったいちごオレを差し出す。 いつもと同じのでいいだろと思いながらも 口角を上げてそれから笑う ]
蓮君なんでそんな優しいの。 いっつも逃げ道作ってくれるの、なんで。
[ 机に顔を再度突っ伏そうと用意した。 止められなければそのまま隠してしまいたい。 手伝いに行かなきゃなとか教室戻らなきゃなとか。 言うている間に前夜祭が始まるなとか色々と考えて ]
俺にはできないことができて、 うらやましい。
[ ちっぽけな言葉をつぶやいた ]*
(672) 2018/10/14(Sun) 16時半頃
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[ 自分のことも自分で決められぬ子どもたち。 自分の欲の面倒も自分で見れぬ子どもたち。]
(673) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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──回想/四十崎縁>>650──
あら、光栄ね。
[ 薄く引いた一線を無視するように、 降り積もる質問の数々。
人は永久に理解しないと、 それでは納得ができない性質なのだろう。
駄々っ子、とさえ思い、 私は差し向けられる言葉に小さく笑った。]
(674) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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四十崎くんは、退屈を覚えたりする?
学校があって、受験や就職ももうすぐで、 日々が順調であるに越したことはない。 ……って、思うことはない?
[ 事実、私の人生は順調だ。
家庭に問題はなく、進学への不安も然程ない。 誰かと変わりたいなどと思ったこともなく、 死にたいと思ったこともまたない。
都度、主語をすげかえるのに、 おそらく相手も気が付いているのだろう。]
(675) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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[ 幼稚な仕草>>650に、薄らと笑った。]
あのね、四十崎くん。 損得じゃないでしょう、人間関係なんて。 あなたなら、知っているでしょう。
[ 損して得取れ。ということを意識している風もなく、 四十崎縁に、得ばかりを取っている印象はない。
あなたがそれを言うの? という風に、 柔らかく微笑み、宥めさえするような口ぶりで。]
(676) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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友達。あなたの言う、友達って?
同じ学校に通っていること? 顔と名前を知っていること? ……なら、確かにみんな友達よね。
[ その程度のつながりしかない人間が、 黒江仄日のところにはやって来る。
そういう人間のほうが、やって来る。 しがらみがないから。無害な他人だから。
あの部屋で築くことのできる関係に、 友情などと、名を付けた覚えはない。]
(677) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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──ええ、勿論。 質問攻めに、真摯に応えてるつもりだけれど。
[ お気に召さなかったかしら。と、 後から後から増える問い>>653に、微笑み、
さらに続く、彼の価値観、正義、 それに基づいた、あるべき黒江仄日の姿。
失笑を堪え、 行く先も見えない問いを吐く、 この饒舌なクラスメートは、 一体何をして満足するのだろうと、 笑みを浮かべて、夢想していた。]
(678) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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[ ようやく、その言葉が途切れたとき>>655、 やや冷めた紅茶に手を伸ばし、 その、よく回る口を、見つめていた。
他人同士が合う合わないなど、 随分おこがましいことを言うとも思ったし、 私が分かっていたとして、何だろう。
永久に理解しない。という文節を思い、 どこまでも別個体としての男を見つめる。
彼らの物語において、 主人公はあくまで彼らである。 誰しもが、自身を主人公として、 物語を綴っているのがこの世である。]
(679) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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[ ゆっくりと、紅茶を口に含んだ。 生きづらそう。というのが、 最後の質問を聞き終えたときの感想であり、]
別に、嫌いじゃないわよ。
[ と、短く答える。
何を以てハッピーエンドとするか。 細分化するか。という問いを、 口にすることはなかった。 これ以上、重ねる必要もあるまい。
さて、ご納得いただけたでしょうか。 なんせ表情の薄い女であるもので、 静かに笑みを浮かべたまま、ゆっくりと、 自分の、伝えるべきことを言う。]
(680) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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ねえ四十崎くん、誰かに差し向けられて、 そうやって質問を繰り返しているなら、 その人に伝えておいてくれるかしら。
納得のできないものをすべて、 自分の理解できる形に落とし込みたいなら、 もう少し、自分の頭で考えてはいかが?
別個体に理解できるよう、 説明に言葉を割く労力を、 他人に負担させようなんて、 あまりに図々しくて、虫のいい話だと思わない?
自分の欲の面倒くらい、自分で見るべきだわ。
(681) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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……それとも、 これって、あなたへの言葉になる? *
(682) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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[ この部屋で繰り広げられるのは、私のための娯楽。 私が、私のためにあつらえた、私欲のための娯楽。]
(683) 2018/10/14(Sun) 17時半頃
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―― キャンプファイヤー ――
[ぱたり、と譜面を閉じます。
体育倉庫の裏から視線をグラウンドへ向ければ 文化祭準備に駆り出された疲れからか、 校門付近に佇む葛くんの姿が見えました。>>602
結局、ほとんど劇の準備を手伝えなかったことに 罪悪感を覚えたわたしは、 グラウンド脇の自販機に立ち寄ったあと 彼に背後から近づいて、その肩をつつきました]
(684) 2018/10/14(Sun) 18時頃
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本当にお疲れさま。 準備、ほとんど手伝えなくてごめん。
[差し入れのスポーツドリンク。 それに文化祭の吹奏楽部公演のチラシを添えて 無理やり葛くんに押し付けようとしました]
よかったら明日聞きに来て。
[それだけ言うと、わたしは踵を返して その場を去ろうとします]
(685) 2018/10/14(Sun) 18時頃
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[あの勧誘の一件以来、 なんとなく葛くんとは気まずかったのです。
丁寧な敬語で書かれていた手紙。>>600 彼なりのやさしさと忠告だと分かっていました。
そのやさしさに応えることのできない 臆病で矮小なわたしという存在が ひどく不甲斐なかったのです。
わたしは、ホルンを吹くこと以外は 能のない人間です]
(686) 2018/10/14(Sun) 18時頃
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[―――よかったら明日聞きに来て。
葛くんに簡単に言えるその台詞を、 どうしても彼女に伝えることができません]**
(687) 2018/10/14(Sun) 18時頃
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― 少し前/新聞部室 ―
[ 文芸部に行けば紅茶を出してくれる>>446という。 「ありがたいな」なんて、 こちらもあり得ないと分かって返す ]
祈りが届くと願っていても すでに引退は目の前、いつかなんて幻想だ。 [ 手に隠された、おそらく笑みを浮かべている口元。 その表情を想像し、 同じような笑みを浮かべる ]
そういえば、うちのクラスは猫耳でくれば割引があるそうだ。 仄日も気が向いたら猫耳を付けて行ってみるといい。
[ 万年青が文芸部に行くよりもありえない姿に、思わず小さく笑い声が漏れた ]
(688) 2018/10/14(Sun) 19時頃
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[ 脚本>>449、と返ってきた答えに、作業が一段落してから、 明日のプログラムを確認して、愛用の測量野帳に万年筆で3-Aに割り振られた時間を書き込んでおく。 一から彼女が書いたものではないにせよ、見に行こうと思っていた ]
(689) 2018/10/14(Sun) 19時頃
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[ 本当は、決められた枠組みに沿うのでも、 人のアイデアから派生させるものでもなく、 仄日が本当に面白いと思って書いた物語を 万年青は一度、読んでみたいと、思っている* ]
(690) 2018/10/14(Sun) 19時頃
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― 新聞部室 ―
[ 部室に戻ってホワイトボードを在室中に戻す。 そして、パソコンの前にすわり、 四十崎から来ていた返信>>511を開く ]
生徒会長が夢見る乙女だったときのやつか。
[ 枠にはめ込んで、しばらく眺めて メールを送る ]
(691) 2018/10/14(Sun) 19時頃
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───────────────── To 四十崎 縁 From 万年青 常彦 ─────────────────
返信が早いのは助かる。 こちらは紙面が埋まればいいから これでいい。 ただし、一文字オーバーしてる。 ほかの年のにするか? 一文字くらい、何とかできるけど。
─────────────────
(692) 2018/10/14(Sun) 19時頃
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[ 四十崎はいい子だから、捕まらない生徒会長と違って返信がきちんと来るだろう。 しかし、まじめだから、標語を考えるのは苦手そうだ。 が、万年青には関係がない、取り立てるだけだ ]
(693) 2018/10/14(Sun) 19時頃
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───────────────── To 四十崎 縁 From 万年青 常彦 ─────────────────
もし思いつかないなら 部室に来れば資料がある。
─────────────────
(694) 2018/10/14(Sun) 19時頃
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[ ついでのようにそう送って、部屋を見渡す。 所狭しと積み上がった紙のどこかに生徒会からの文章だけを集めたファイルがあるはずだ。 資料はあるのだ。探し出せれば。嘘はいってない。 その前にほかの年のものでいいといわれればそれで終わるだけ。 わざわざきたりはしないだろう。 生徒会の枠をあとの作業に回して、 ほかの記事を整え始めた* ]
(695) 2018/10/14(Sun) 19時頃
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[納得できず 満たされず 飢えて、いるのだろう。
今日もつまんなそうだな。 そう思う俺は手帳の裏の笑う三日月を知らない。]
(696) 2018/10/14(Sun) 19時半頃
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―― 少し過去/廊下にて ――
落ちる話のがスキそうだな。黒江は。
[頭がいいから。 虚しい、と切って捨てる様子に小さく肩を竦めて、先ほど彼女が浮かべた笑みを「嘲笑」と理解した。 ああ、本人的につまらない劇なんだなと。大人向けの。
そこに大した温度はない。黒江がしている事も、望みも知らないから。
教室の中に入れば、運搬に借り出される俺と、そうでない黒江。>>621 愚痴りながらついていく俺と、手伝えなかったことを詫びて>>622クラスメイトに話しかける黒江。
うまい立ち回り方だよな、と思いながら、それ以上に会話を重ねることもなく俺は黒江と別れる。]
(697) 2018/10/14(Sun) 19時半頃
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[眼鏡の奥の水底に病的な何かを飼った女は、今日も優等生の顔をしていた。*]
(698) 2018/10/14(Sun) 19時半頃
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― 現在/新聞部室 ―
[ ほとんどの記事を埋め終えて、これなら明日の朝に間に合うと息をついた頃美鶴がやってきた>>565 ]
あとは美鶴の分とこれからキャンプファイヤーの記事埋めたら終わりだから、余裕はある。 ゆっくりでいい。
[ 元にする記事を読みだして確認、どこを改変するか考えていると、作業をしていた美鶴がいやそうな声を漏らした ]
は、記事を書きたくなければ書けるやつを連れてくるんだな。 それに美鶴が書かないとしてもお前に引き継いどかないとほかにいないだろう?
[ 一応2年の部員もいるが、万年青が記事を全部引き受ける代わりに取材だけをさせてきた結果、美鶴とおそらく同程度の能力しかない ]
(699) 2018/10/14(Sun) 20時頃
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それは記事作成マニュアル。一から書くとき使うやつ。 それでこっちが、手抜き用マニュアル。
[ 棚から一冊のファイルを取り出して、美鶴の頭をそれで軽くたたこうとする。 3年分のローテーションを組んだほぼ変わらない記事のセット。 その年に合わせてどこを変更するかのガイドもついている ]
新入生が入ってくるまではこの手抜きので間に合わせられると思う。 あとは、どうしても難しい記事があれば、卒業までは俺が一記事昼飯一回で引き受けてやろう。
(700) 2018/10/14(Sun) 20時頃
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俺はお前の取材は上手いと思う。 だから、取材したものを使ってまとめるのも美鶴ならできると思ってる。
[ せいぜいがんばれよとファイルを押し付ける。 視界の端に、火がともったのが見えた ]
……キャンプファイヤー始まったな。 取材はほかのやつが行っているが、美鶴も行ってきたらどうだ? 初めての文化祭だろう? ついでに撮れたらいい写真でもとってきてくれ。
[ そう言って促した* ]
(701) 2018/10/14(Sun) 20時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 20時頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 20時頃
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/* 好い、って結構悪い意味よな。とおもいにこにこするのであった。
(-96) 2018/10/14(Sun) 20時頃
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/* あ、いや一般的にはそうでもねーか。
潮田さんにはなんとなくキツくなりすぎないようにバランスをとろう…ごめんねホント…
(-97) 2018/10/14(Sun) 20時頃
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―― キャンプファイヤー/瑠璃へ ――
[声をかけられてようやく、俺は伏せていた顔をあげた。 誰だと振り返れば、そこには潮田の姿がある。>>684 おう、と反応を返した。]
あん? ンだよ潮田。 へッ。どうってことはねえよ
[ひとりふたり、いないくらいで。 俺は黒江に言われたことをそのまんま潮田に言って、差し出されたドリンクと吹奏楽部のチラシに瞬いた。]
(702) 2018/10/14(Sun) 20時頃
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……、これ
[ハトと少年>>390だっけか、違うか、そんな曲目が並んだチラシと、添えられた言葉に俺は気まずげに口を噤んだ。
結局、あのあとどうなったよ、と問うこともできなくて、そういえば、3年だからそろそろ引退の時期だ、とも思う。考えているうちに踵を返して去ろうとする潮田の背に、]
(703) 2018/10/14(Sun) 20時頃
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暇あったらな。 応援してるわ
[ぼそりとかけるのはそんな言葉。 部活動に情熱を注ぐ人間自体は、好ましいと思っているので。とりたてて邪険に扱うこともない。
去り往くならば背は追いかけない。もらったドリンクを一口。 改めて俺はひとり、ぼんやりと火をみている。*]
(704) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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――――― To 安住 From 葛 ―――――
明日吹奏楽の公演あるってよ。 行けば。
―――――
(705) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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[送る。返事はない。 クラスメイト相手には「いいよ」「わかった」と聞き分けの「えーこちゃん」のくせに。 クソだな、と小さく笑って、端末をしまう*]
(706) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 20時半頃
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―回想:黒江 仄日―
[ そう、これはただの駄々。 それに巻き込んでいるだけに過ぎない。 理解はしながらも代わる主語>>675に辟易する ]
黒江さんの話を聞きたいのに。
[ 質問を無視して感情を押し付けた。 だけど考えてはみている。 退屈を覚えるのかどうか ]
順調に越したことはない、のは。 分かってるんだけど、さ。
しんどい時とかってないのかな。 誰か頼ってる所とか見たことないし。 こんなに色んな人がいるんだから 何かないわけじゃないだろうに。
(707) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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[ どうしたって口の形は子供のように。 心配してるのか。興味を示しているのか。
目の前の人に対してすら合間であるから 言葉に飲まれてしまいやすかった ]
…………君がよく分からない。
[ ただ、宥める言葉>>676をはぐらかした。 理解出来るくせにその人は分からないと いつものように誤魔化して逸らした ]
誰かに悩みを打ち明けるのって 俺からするとすごく勇気のいることだ。
(708) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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だから、黒江さんの事を信用してる、 少なくとも黒江さんをどうでもいいと 思っている人ばかりが打ち明けてくれる 訳じゃないって思ってるんだけどなぁ。
俺のいう友達は……お互いに信用できる人、だよ。 弱音も言えてお互いに頼れるような、そんな人。
[ この部屋で築かれる関係性を知らない>>677 だからあくまで自分の中の友達についての 価値観を言葉にした ]
(709) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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[ 結局は自分の価値観の中で出来たものさしでしか 人は測ることが出来なくて、 それに合致しない人間に対して、 納得するために色々と重ねるのだろう。 ――と、自分のことを思う訳だ ]
それは、……ゴメン。 前から色々と気にはなってたから 勢いで踏み込んじゃった。
[ 途方も無い言葉の羅列に返事をしてくれているのは事実>>678 彼女がこんな姿に何を夢見て描くのかは 知らない範疇であるからして触れないが、
黙って耳を傾けてくれる彼女は>>679 何処か遠い世界に存在する人のようだ。
飲み干す彼女の白い喉を見やって 空気を震わす言葉>>680に瞬き。 それから遅れて理解した声の形>>681に固まってから、俯いた ]
(710) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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…………うん。そうだね。
[ 誰に向かっての言葉>>682だろうか。 話を聞いてきてと頼んできた虹野さんに向かって? それとも答えのない会話を 付き合わせてる黒江さんが、こちらに向けて? ]
どっちも、だと思うよ。
[ どっちがいい?とは尋ねる事はなかった。 すっかり冷めきった紅茶をこくりと飲み干す ]
(711) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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ありがとう。話を聞いてくれて。 ごめんね。付き合わせて。
[ 常套句をなぞられば立ち上がろう。 随分と長居していたから ]
でも欲って、よくわからないんだ。 君に聞いた事も、それに含まれるのかすら。 …………ただでさえ人生しんどいんだから 何事もなく平穏に静かに生きるのが一番、 だと思って色々と……してるんだけど。
君に頼らず自分で考えてみるよ。
(712) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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[ そうして結局なあなあにするような形で 文芸部を後にする。
虹野さんへの説明には必要な事だけを伝えた。 彼女にとって必要な全てじゃなくて、 彼女が心を波立たせる事なく受け取るに 必要な分だけを、教えた。
結局その後、文芸部に足繁く通うという事はなく クラスで出会えば「おはよう」の挨拶を交わす程度の関係。
それでも彼女があの時言葉にした 「自分の頭で考えろ」という台詞は ずっとつきまとうことになる ]*
(713) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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/* あいさきくんに無限ににこにこできてしまう(PLが)
(-98) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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/* 多軸は大丈夫なんですけど現在軸の多軸が多分躊躇いあるのかもしれない……。 こう、確定で離れる未来を作ってしまうから……。
(-99) 2018/10/14(Sun) 20時半頃
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― 夕暮時・グラウンド ―
[ 学校の生徒たちがに校庭に集まりつつある。 クラスメイトや部活仲間、委員繋がり。 図書館や保健室仲間以外に、 全然知らないけど話してみたい、 という理由で話しかけに行く人もいるようだ。 準備に明け暮れるかと思いきや、 さっき手伝ったから、という理由で、 またキャンプファイアーの準備に借り出される。 先ほど見た顔ぶれとまたひと仕事終え、 おつかれっしたー!の声とともに、 テンションそのままにハイタッチした。 肩をまわせば骨のなる音がして、溜息をひとつ。 そこに静かな声がかかる。>>664]
ほのちゃん先輩。 見てたんだ?俺が手伝ってたところ。 うん、間に合ってよかったわ。 後はあいつらが頑張るさ。
(714) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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ってわけで、ん。 [ 彼女の顔くらい軽く覆えそうな両のてのひらを、 彼女の顔の高さに差し出す。 せっかく文化祭なんだしさ、 ハイタッチくらいしようぜ。という誘いだが、 怜悧そうな先輩が受けてくれるかどうか、 そればっかりは俺にはわからない。 ]
別に四六時中付きまとっちゃいないぜ? 最近、特に避けられてるし。 何でだろうなあ。ほのちゃん、知ってる?
[ どこか伺うようなお綺麗な表情に、 目を細めて微笑んだまま聞いてみる。 ほのちゃんと呼んじゃいるが、 別に特別仲が良い、って事は無いだろう。 彼女の事は、あの日からワザとそう呼んでる。* ]
(715) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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― 回想・廊下の黒江 ―
恨み?
[ 唐突な問いに首を傾げる。>>665 えーこちゃんをからかった後のことだったか。 ポケットに手を突っ込み鼻歌交じりに帰る時、 ふいに彼女の声が耳に届いて、顔を向ける。 猫背のままじぃっと見つめた後、言葉を反芻する。 恨み。誰に?状況的にえーこちゃんに? 赤い手帳に唇を隠し、愉悦を含んだ目。>>667 ]
なんで3年生って、主語を使わないんだ? 何を聞きたいのか、わからんだろ。
[ こちらを見つめる顔の横に手をつく。 伸ばした腕に頭を乗せて、顔を傾けたまま見つめ返す。 言葉を使わず察してくれの文化なんてくそくらえだ。 反対側の手で手帳の上に指をかけ、そっと引けば、 彼女の表情は白日の下に晒されるだろうか。 ]
(716) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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ていうか、誰。 俺は二年の各務公陽だけど。お前さんは?
[ 場所的に年上だろうなと察しはつくが、 唐突な質問は不躾すぎるから、 これくらいの態度で丁度良いだろう。 *]
(717) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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― 回想/文化祭準備の ―
[ 喧嘩を買おうとする言葉>>541にわざとらしくゆっくり瞬きをする ]
やだな。喧嘩を売るなんて、そんなつもりはないけど。 そんな、くだらないことで号外を出すなんてしないし。
……でも、しらなかったな。 そんなに、後輩女子に負けたことを記事にしてもらいたいなんて。
[ 口元だけ笑って、自分が勝つことを前提にした言葉を返す。 もっとも本気で喧嘩をしたら負けるのは万年青に決まっている。 当たり前すぎて記事になんかならない ]
(718) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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そうだな、蓮の言うとおり、くだらない。 読まれる価値もない記事だ。 ……それでも、入賞することは悪いことじゃない。 その人にしか価値がないことでも、 褒めるくらい、新聞にだってできる。
[ 向けられる犬耳>>543を軽く手をのばして押しやる。邪魔くさい ]
あぁ、そんな大きなニュース。 どこをどうやったらこのぬるま湯につかったような 箱庭のような、いい子ばかりの学校で起きるんだろうな? 教えてもらいたいよ。 [ そろそろ潮時だろうか。 手に持ったままだった参考書を机に放り込んで、 部活に行ってくると席を立った* ]
(719) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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/* そういえば書こうと思って忘れてたんですが、浅葉君はお大事に。
とゆーか、ちょくちょくリアルやばそな人がみえるので、大丈夫かな。と思ったりもした。思うだけなんですが。
(-100) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 21時頃
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/* そしてメモを貼った後に、 三年の教室って書いてあっただろーがーーーーー!!! (記憶の扉を開いた)(確認はこれからする) と頭を抱えるまでがワンセットです。 ばかだのう
(-101) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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/* うん…3年の教室って書いてました… メモ更新…サボるね…うううみぎゃあ
(-102) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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/* あんま好きじゃ無いんだよ、私が。 メモぺっちゃぺっちゃ貼りなおすの。 よく…間違えます…えへ…orz
(-103) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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/* >>550黒江先輩はきっと日追ってくれるって信じてた(すごく良い笑顔)
(独り言で呟こうと思って忘れてたから今言うターン)
(-104) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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/* 日追ってなに。違うよ。 ひろってくれるだよ…ごじひでえ
(-105) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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―― 現在: 購買 ――
[屋上から購買への道すがら。 電話回線越しの質問事項にはきちんと 返答>>669があるけれど
受け取ったメールへの訝しみは抜けず とったった、の歩みになるのは >>580「ヨスガが俺に釈明する必要なにもなくね」 それに終始する。 ので、顔を直接見てやるまで 「危ないから」の静止は聞き届けられない。
だから、こうして購買にて同学年男子の 髪をぐしゃぐしゃとかき混ぜている姿>>670があるわけだ。]
(720) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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よっちん ちょっとどころのおかしさじゃねいぜ
俺の返信スルーに不安になるってときはねえ 絶対なんか別件で凹んで ぼくはなにもかもだめなのでは…… ってしてる時よ 俺に気ィ遣う必要ねぇし だって、俺だって気ぃ遣ってねえもん
[だから、俺は心配してんだから、 この心配を解消してくれてもよいのでは?
――っていう顔をして見せる蓮はやっぱり傲慢で 口にした内容には強めに決めつけが入るけど
きっとそういう我がままを聞き入れて 『苦労』>>671の一片でも聞かせてもらえるのだろう。]
(721) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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『……なんで、だろうね。』
[俺の疑問に、いつかの先輩はただ曖昧に笑って。 それ以上教えてはくれなかった。*]
(722) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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─ 回想・いつかの生徒会室 ─
[面白いわけではないらしい。>>658 むしろその理由でいくと、俺って怖がられてたりするのか。
戸惑うようなその声に、首が傾ぐ。
経験則からいくと、先輩に怖がられてる感じはしない。 たぶん、だけど。 朝練で疲れて欠伸をしてる時なんか、こっそり休憩時間を与えてくれたり。 さっきの他愛無いやりとりだって、そもそも怖がられてたら声を掛けられないのが常だし。]
処世術ってやつですか。
[誰かとぶつかりたくない。>>660 そのために面白くもないのに笑う、そういう生き方もあるんだろう。なるほど、と頷いた。]
(723) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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[どうして、と訊き返されて作業の手が止まる。 僅かに空いた間。何気なく手が首裏を撫でた。]
あー……俺は、 なんもないのに笑うの、苦手なんす。
[苦手、を口にすることにほんの少しの抵抗感。 でも、四十崎は教えてくれたから。 黙ってるのはフェアじゃない。]
面白いとか、楽しいとか、嬉しいとか そういうのあれば、笑うっすよ。 サッカーで、味方がナイスプレーしたり、 シュートを阻止できた時とか、笑ってるらしいし。
[部活仲間談、である。 試合の映像記録や、新聞部の写真なんかには笑った顔も残っていたりするし。 あとお笑い番組とか見た時も笑ってるらしい。 だから笑えないことはないのだ。 ただ、わざわざ笑うのは単純に疲れる。それだけ。]
(724) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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[それに。]
なんもしてないのに怖がられたりとか 威圧感があるとか言われたりはするっすけど。
先輩は俺が真横にいたら、怖いです?
[真顔のまま、四十崎をじっと見て。]
どんな顔しててもぶつかるときはぶつかるし。 笑ってても面白くなさそうなのとか、 なんとなくわかるときはわかるし。
だったら、無理して笑わなくてもいいかなーって。
[それが、改善する気が起きない最大の理由。 面倒くさがりの言い訳と言われたら、それまでだけど。]
(725) 2018/10/14(Sun) 21時頃
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んーと、だから。 四十崎先輩も俺と居るとき、 べつに笑わなくてもいーっすよ。
[淡々と、付け加えた言葉。
名前も知らない誰かが怖がったところで、知ったこっちゃない。でも、四十崎はちゃんと答えてくれたから。 余計なお節介だったら、それはそれ。]
じゃ、そろそろ残りの作業片しますか。
[止まっていた手を、再び動かしはじめた。*]
(726) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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[クラス準備のことだろうと思う言葉>>671を聞きながら 蓮の指はそっと相手の黒髪から離れるし、 蓮の足は隣にある席を勝手に引き出して座る。
机側に背を向ける、そういう姿勢だったけど 蓮には 相手の話を聞くつもりはちゃんとある。
話を聞いてもすぐに返せる言葉はないので >>672差し出されたイチゴオレを ちょっと手の中で持て余してから
制服の上を机に突っ伏してしまった頭の上にかけた。 上からぐり、と ちょっと覆いかぶさるサービス付きなので 覆われてしまうのは不可抗力だ、ろう。]
(727) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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[ 人と人とを繋ぐ縁が、 知らずして捩じれ、交わり、ほつれていく様。]
(728) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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──回想/各務公陽>>716──
文脈を読む。 という文化が、浸透してるんじゃない?
[ 少し、首を傾いで答えた。笑みを含んで。
返された問い>>716を拾い、 相も変わらず持ち上がった口角は、 手帳に指をかけた相手により、 昼間の廊下の明るさの元、暴かれ、]
(729) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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3年A組、黒江仄日。
[ 端的に名乗る。 先ほど、各務公陽が出てきた教室を、 空いている手の親指で指し示した。
相手の名乗りを受けて目を細め、 各務くん、と一度だけ名前を呼んだ。]
安住英子に、恨みでもあるの? ──って、質問をしたの。各務くんに。
[ 不躾に、再度同じ質問を投げる。 主語ばかりは添えて、にこやかに。]
(730) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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……なんだい 青春してますねぇ 悩め悩め 若人 明日は明日の日が昇るのだ
[『うらやましい』、 そんな言葉を聞いてなお 蓮は軽口で返答を始める。
「レンなにやってんの、」と掛かる声に 「うっせえ 今から連れ寝すんの邪魔すんなよ」 なんて返すけれど、大丈夫、 制服のテントのなかはそういう外とは遮断されるので、]
(731) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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あなたを見ていると、そうも思えて。 *
(732) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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[ 気を紛らわせる程度の娯楽として、それを食む。]
(733) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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──現在/グラウンド──
[ ん。と差し出された手>>715に、 ゆっくりとした瞬きを二、三度。
そこでハイタッチを待っているのだ。 と気づけば、手帳を持った手の甲で応えた。 大して勢いもない手が、ぽんと打たれる。]
──四六時中とは言わずとも、 二六時くらいはついて回っている印象だけどね。
[ 同じじゃないかと言われれば、 24時間制でとくらいは付け足そう。]
(734) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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[ 避けられている、と言う彼に、 薄闇の中で微笑んだ。さあ、という風に。]
飽きたんじゃない。 飼い主ごっこか、恋人ごっこだかに。
[ 冗談として紡いだそれにはやはり、 ふふ、と小さな笑みを織り交ぜる。
ほのちゃん。と馴れ馴れしい呼び名に、 それさえもおかしい、とでもいうように。*]
(735) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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そんな悩みぶかいヨスガくんは だれにやさしくしたげたいのよ?
それとも逃げ道作ったげたい ほう?
[できないこと はさてどっちだろうと]
(-106) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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[とろとろと零す音は、テントの中にしか届かない。 蓮はそのまま上から頭と思しき場所をぽんぽんたたいた。
これが購買でなければ もうすこし 蓮の仕事で培った技術の発揮なのだけど 含羞の男子学生、やるほうもやられる方も恥はきっとある*]
(736) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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/* 秘話してみたけど 普通に表で話す内容だったな と反省 やっぱり 秘話の感覚が全然もどってないので なんも おくらないのが 正解だった気がする あとから反省タイム
(-107) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 21時半頃
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/* きんにくつうで昼間うごけんかった…… あああひとりへってる
(-108) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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/* たつみくんに縁故を投げるかどうか、投げる手前で留まっているのは間違いじゃないと思いたい。
つか、←こいつがキャッキャしながら部活動勧誘してる図が思い浮かばなすぎてやばい
(-109) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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/* 今回は無理をしないと決めているんだ…。
(-110) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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― 昔話・貸借時 問答 ―
玄関か……。オカンに嫌がられそうだな。 カフェオレガッテン承知ー。ん?
[ じゃなくて、と少し言いづらそうな顔をするから、 俺は彼に合わせて背を丸くする。 続けられた言葉>>656に、少し笑う。 ]
わはは、それマジ? モテる男は辛いぜ。なんてな。
[ 額に手を当てて、悩む振りをして笑う。 自分で言うのもなんだが、 それなりにモテる方なのだと思う。 吹奏楽部の他校との合同練習を経て、 二度目の顔合わせになる大会で、 他校生から手紙をもらった事がある程度には。
だけど、大切なら見てあげて、には首を傾げる。 ]
(737) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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見てるけど?
[ 即答して、反らされた視線の先にいる、 手を振る女子に軽薄に笑って手を振り返す。>>657 けれど、それだけだ。 あんなの、マスコットに対するものと変わらない。 戻した視線の先、一学年上の先輩が苦言を呈する。 ]
ああ。えーこちゃんはともだちだよ。 けど、なんであいさきくんにそんなこと、 言われなきゃなんねえんだ?
[ 単純に不思議で、窓枠に乗せた腕の上に顎を乗せ、 下から彼の顔をじっと見る。 ]
(738) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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なんで話したくて来てるのに、 ほどほどに、って言うんだ? それ言っていいの、えーこちゃんだけだろ。 それに、あいさきくん、心配しすぎだぞ? 女子は怖えー時もあるけど、 基本みんなかわいいよ。 ちゃんとわかってくれるって。 特にこのクラスは。なあ?
[ 同意を求める様に、 近くに居た女生徒>>518に声をかけたから、 彼がその時どんな顔をしていたか、俺は知らない。 *]
(739) 2018/10/14(Sun) 21時半頃
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―現在:購買―
[ どうしてここまでしてくれるのか分からない。 唇は結局引き結ばれたまま 丸い髪はぐしゃりと掻き混ぜられた>>720 いつもは「ちょっとやめて」の制止が入るそれも 至極大人しく努めていたのはここまでの徒労を考えたから。 少しズレた考えをしながらも眉を寄せた ]
なんで分かっちゃうかなぁ……あ。
[ そうなんだ。軽く流すつもりで口を滑らせた。 墓穴を掘っている自覚は十分にあって その態度がまた凹んでると彼の解釈>>721にYESと伝える ] あんまり、迷惑かけたくないんだけど。
[ 気を遣ってないと一言添える彼にも 往生際悪く対抗するもの、 彼のお願いには弱かったから、口を開けた>>671 ]
(740) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ 離れた指>>727 隣の椅子の引き摺る音。 話を聞いてくれる時の態度だ。 落ち着いた今なら何となく理解した。
ふわりと甘い香水の匂い。 そこに何処と無く感じるアルコールの気配。 視界が更に一段階暗くなった ]
なんだよ。現代詩みたいなそれ。
[ きらいじゃないけどさ。 一言添えてから鼻を鳴らす ]
(741) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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くさいよ。 俺と同い年の癖に。
[ 制服のテントがずり下がらないよう自分から握った。 まるで縋ってるみたいで本当にどうしようもなくて、 口角を上げて失敗したから唇に噛み付く。 息を吐いてそれから僅かに流れる声に、 ]
(742) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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どっちも。 でも、どっちも俺じゃだめなんだよ。 分かってるのに、ばかみたい。
[ やさしくしたい。 逃げ道を作ってあげたい。
それが出来ずに結局一人空回りして 失敗してあんな形になった ]
(-111) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ 教室での立ち回りはきっと、 余計に安住さんへの注意を引くことになる。 そんな当然のこと、 どうして分からなかったんだろう。
フォローも弁解も大してすることなく こうして逃げて優しさに甘えてしまう。
あやす手>>736に眉間の皺が濃くなった。 きっと、彼は笑顔を破る数少ない人だ。 だからこそこんな時に会いたくなかったけど ]
待ち惚けさせてごめん。 でも、見つけてくれてありがとう。
[ 羞恥に声はきっと掠れている。 騒ぎはたまに流れるけども、 制服に残る夜の名残と制服が浴びた朝の香りが混ざって どことなく力が抜けた ]*
(743) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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―現在:新聞部部室―
先輩の後釜は無理です〜。 ハードルガン高じゃないですか。
[ファイルで叩かれた>>700頭を大袈裟に摩って 美鶴は頬を膨らませた。キーボードに突っ伏す。 パソコンの画面に延々と並ぶ「あああああ」が 今の心境をそっくりそのまま表していた。]
(744) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ どうしてあなた達は、そうも容易く、 他人に自分の話をしてしまうのだろう。]
(745) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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──回想/四十崎縁>>707──
あなたが、私を理解できないように、 私には、他人に頼る必要のある状況が。 分からないだけよ、四十崎くん。 必要なかった。理解が、できないの。
[ 子どものおねだりのよう>>707。 とも思い、私は優し気に笑んだまま、 答えてもよさげな質問を一つ拾った。
気は済んだかしら。と、 たった一問に答えた程度で、 また口を閉ざし、四十崎縁を見ていた。]
(746) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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けれど、あなたと私が違うのは、 理解ができないならばそれでいいと、 他人の在り方を、受け入れるかどうか。
[ その男が、子どものような口ぶりで、 ぐるぐると悩み始めたようであったから、
私の口調はそれとは逆に、 どこか断定的に、それが正しいという風に、 言い聞かせるようなペースで、 ゆっくりと口数を増やす。]
私を頼ってくれる人がいて、 私に話を聞いてほしいというなら、 それで、構わないじゃない。
(747) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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それが、私には理解のできないことでも、 その人たちにとって、それが助けになるなら、
双方が、同じようにお互いを頼らなくとも、 話がしたい誰かと、話を聞くのが好きな私。 そこに、相互関係は成り立たないかしら。
[ ──彼が、相談者でないのは分かっていた。
けれど、きっといつしか重ねてはいた。 黒江仄日を訪ねてくる人たち。話をしたい人たち。 自分の言いたいことも、目指すところも分からず、 ただ今が苦しいと、要領を得ない言葉を吐く子。]
(748) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[取材は上手い>>701と言われるのは悪い気はしない。 けれど、これはこれ、それはそれというやつだ。
並んだ「あ」の文字を消しつつ、ファイルを捲る。 豚もおだてりゃなんとやらとは言えど、 万年青のような記事を 自分が書けるとはどうしたって思えない。 例え、書く内容が毎年同じ 決まりきったつまらないものだとしても。
かくなるうえは、だ。]
(749) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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理解したい、と思うことは正常よ。 あなたが間違っている、と言ってるんじゃないの。
でも、四十崎くん。納得したいというのは、 あなたの私欲。あなたが、求めるもの。
……こちらこそ、 きつい言い方をしてごめんなさいね。
[ 自分で考える、と言った四十崎縁に、 「それがいいわ」と微笑みながら、 私でよければ話を聞くとさえ言った。
中毒。という言葉が過り、 それは紛れもなく、私自身に対してのもの。*]
(750) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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昼飯一回……大盛ラーメン定食以外でいいなら 頼むかもしれません、また。
[ワンコイン以上英世未満は、学生の財布には地味に痛い。 とはいえ、残る部員と割り勘であれば。 頭の中のそろばんを弾きつつ、美鶴は窓の外に目線を遣る。 グラウンドに灯る炎に目を細めた。
あぁ、文化祭が始まってしまう。 出来上がりつつある校内新聞のデータを眺める。 ワクワクする気持ちよりも、何故だか寂しさが勝っていた。]
(751) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ 安住英子に。そのほかの、容易い生徒たちに。 時に苦言を、時に甘言を重ねるのは、唯々心地良い。]
(752) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ 生来の、或いは環境によりつくられた被支配者。 彼女らをそう定義するならば、それを求める私は? ]
(753) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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そういえば、先輩って進路どうするんです? ライターとか向いてると思うんですけど。
……引退したら、文、書かなくなるのかな、って思って。
[ワクワクはしない。ただの役割――取材に向うために、 美鶴は促されれば席を立ったことだろう。
充電していたスマホをポケットに収めて、 取材用の鞄を肩に引っ提げながら、問う。]
(754) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ それもわからないから、端的に病気と呼んだ。*]
(755) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[校内新聞を読むのが好きだった。 自分の取材した内容が記事になって 誰の目にも見える形になっていることにワクワクした。
それは、大好きな小さなコラムを読むときと同じような気持ちで 多分、美鶴は彼が書いた記事のファンだったのだ。 絶対に、口が裂けても言わないけれど。]
(756) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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― 回想・廊下の黒江 ―
小説じゃあるまいし。 何のために言葉があるのか、わからんな。
[ さて、先ほどの言葉に文脈>>729はあっただろうか。 空気を読むのは、正直苦手だ。 言葉にされないものを察することは、格別に。 整えられた指先で鎖された赤い門を開けば、 素性が明らかになる。 くろえ ほのか。えーこちゃんのクラスメイト。 それ以上の情報は目から入るものくらいだ。 再度投げかけられた質問と見解に、 瞬きをひとつ、ふたつ。 ]
何で?……って、ああ、いや。 質問を質問で返すのはダメだな。 恨みとか、別に無いが。 ああ、でもそうだな。……。
(757) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ それに似た感情に心当たりはあって、 空に視線を彷徨わせる。 思わず口にしようとするが、初対面で話すことじゃない。 空いた手で口を隠し視線を戻せば、 好奇心に似た色を見つけることは出来ただろうか。 僅かな沈黙の後、唇が弧を描く。 ]
……知りたい? 知りたいならかわりに、 センパイのことを教えてくれよ。 とりあえず、立ち話もなんだし。 自販機行こうぜ。ジュース、何が好き?
[ 壁に置いていた手を離し、彼女の手を掴む。 そのまま歩き出すが、さて? *]
(758) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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先輩も、根詰めすぎないようにしてくださいね。 1時間くらいで戻ると思います。
[そうして、来る祭りに胸ときめかせる生徒の群れへ 話を聞くべく、美鶴は部室から足を踏み出した。]
(759) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[視界の端に、部室の机の上に 数日前に文芸部から借りた本>>627が見える。 既に読み終わったそれを手に取ることはせず、 気付かないふりをして、目を逸らした。
取りに来てくれるなら、その方がありがたい。]
(760) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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─ 昼間・グラウンド ─
[グラウンドに着いたのは、材木はほぼ積み直された頃だったか。>>424 遅ればせながら作業を手伝い、終わって一息ついてた時に聞こえてきた会話。>>425
つづら、と聞き覚えのある名前。
見ればやっぱり、と。 サッカー部の先輩の顔がそこに合った。
去年サッカー部を退部した、三年の先輩。 それが俺の「葛九十九」について知っていること。 一年だから、直接一緒にサッカーをしたことだってない。
でも、その素行の悪さはあちこちから耳に入るし。 校内で見かけたこともある。]
(761) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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『あいつ、もう使えないからな』
[ひとつかふたつ上の先輩らが言っていた。>>253 そういう時は決まって、なすりつけるような愚痴がつく。 素行が悪いとサッカー部までガラ悪い、とかナントカ。
みっともない八つ当たりだと思っても。
特別誰かを、肯定も否定もしない。 ただ俺は、目に映るものを見ているだけ。]
(762) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[あの空間に足を踏み入れたくはなかった。 出来れば、二度と。
人は、永久に理解しない。 いや、しようとなんてしていないというべきか。
黒江の物言いを、視線を思い出す度、 本に記された哲学者の言葉が 妙な説得力をもって語り掛けてくるような気がした。**]
(763) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[一仕事終えたなら、ふと。]
…………。 なんか忘れてるような気がする。
[今日中に連絡しなければならないはずの、生徒会からのお知らせについて、すっかり頭から抜けていた。>>411 雑用の類は全て、現在進行形で生徒会室の机の上に積まれたままであるし。 それを先輩がフォローしてくれたことも知らぬまま。>>457
グラウンドに出たことで、クラスメイトに見つかってしまい。 ずりずり引き摺られるように、教室の準備へ連れ戻されることとなった。*]
(764) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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/* んんんん 会いたいんだけど分裂できないからどうしよ。 うーーんごめんんんん。
(-112) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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―― ある夜のこと ――
[走り屋の群れへ連れて行ってもらったら、どうなる。と聞かれたことがある。]
サルの群れにマワされてえ願望でもあんのか、てめーは
[ぴしゃり、とお前に言い放つ言葉は、我ながら辛らつで露骨だった。大学生。社会人。あるいは、表に出て来られないような人間。そういうやつらが吹き溜まりみたいに集まるそこで、女の人権なんざありはしない。
お前はそれに「そうだとしたら?」と返す。
だから、想像してみた。カラオケボックスでもラブホでもいい。押し込まれたお前が、もう名前も覚えてねえ女みたいに囲まれ剥かれる。見たこともない醜さを覗きこまれて、欲望のままにオモチャにされること。押し倒して、お前が浮かべるだろう表情のこと。
血と、精と、汗と、体温。 綺麗と呼ぶにはグロテスクすぎる肌の色と、饐えた臭い。 どろどろと混ざりあう性。
……気持ち悪い。何もかもが。気持ち悪いくせに何も満たしはしない。
恋人とも、アイシテル、とも思ってないお前を「女」としてみることにどうしようもない不快感を覚えて、俺はその想像を早々に打ち切った。]
(765) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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『……ほんとうに、誰でもいいのか、と思った』
[お前が語る言葉に、俺は目を見開いた。いわずとも最近女子達が言っている事だと知れる。
「男なら誰でもいいんでしょ」といわれでもしたのだろう。
――俺は。 そんなことねえだろ、アホか。とも思ったし お前がいう「誰でもいい」の中に俺が入っていることに僅かな痛みを感じもした。
けれど、俺は頭がよくないし、言葉だってその時は饒舌になれなかった。心底冷えるような不快感と、どうしようもなさに煙草を噛み潰し吐き捨てる。]
お前、誰に言い訳して生きてんの。
[これだから「えーこちゃん」は嫌いだ。穴を埋めるのは本質的に誰でもいいくせに、特別を探して呼吸できなくなりやがる。人の顔を伺う前に自分の面倒を見ればいいのに。
人間サマ以下の野良犬の言葉は届きゃしねえ。*]
(766) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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―少し前/購買で―
[ 机に突っ伏す前のこと。 購買で追加のいちごオレを買っていたタイミングだった。 通知は二件>>691 急ぎの用だとは理解していたからこそ 指をスライドさせる速さは早かった ]
(767) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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───────────────── To 万年青 常彦 From 四十崎 縁 ───────────────── 一文字の壁にぶち当たる。 これが一足りないってやつ。 とか言ってる場合じゃないか! ─────────────────
(768) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ 一文字をどうにかしてくれと頼み込めば 彼はどうにかしてくれるような気もする。 だが、こんなに忙しそうな時に 部室に押しかけるのも躊躇われた。
それにあそこに敷き詰められた 様々な資料の膨大さも覚えていた>>695 ]
確かにあるだろうけど……あるだろうけど。 とはいえ最後なのにいつもと同じは…… [ でも本当にセンスなんかはなかった。 なかったが、それでもこれでも最後の文化祭だから ]
(769) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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───────────────── To 万年青 常彦 From 四十崎 縁 ───────────────── 「文化祭」を舞台に一致団結。 あなた達だけの物語を作り上げよう!
どうですか。だめですか。 だめなら、さがしにいく。 ─────────────────
(770) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ 自作のメッセージの何たる恥ずかしいことか。 暫くスマホは見れないな。 これも含めて購買にある机の上に突っ伏した。
立て込んでいる時に申し訳ないとは思いながら 一応、ほかの生徒会メンバー全員に新聞部の事情を共有したメールを送る。 とはいえ慌ただしい時期だから対応してくれるかどうかは あまり、頼りにはできなかった ]*
(771) 2018/10/14(Sun) 22時頃
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[ 別に、誰にとっての良い子でありたいわけでもなく、]
(772) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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―回想/いつかの生徒会―
そう、だね。 俺が生きていく上で身についたこと。
[ 「処世術」>>723 きっとそうだろう。 笑っていると両親は喜んでくれたし 友達もみんな仲良くしてくれた。
だから生きていく上で必要だと感じて それが自然と染み付いたのだと考えた。
だけど生き方は違う。 だからこそ尋ねてみたのだと思う。 僅かな隙間に小さな仕草>>724 止まらせた作業の手に「あっ」と思っても遅い。 内心謝りながらも耳を傾けた。 「苦手」と言葉にすることの躊躇いを 知らぬまま、相槌一つ ]
(773) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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──回想/各務公陽>>757──
あら。 こうして、交わすためじゃない。 言葉の存在意義なんて。
[ 物怖じしない、怯まない男だな。 と、笑みの下で考えていた。
初対面の人間との距離が近い、 安住英子に懐く後輩。
少しずつ、ラベルを増やしていく癖。 何故と、問いに問いを返されるのも、 別に慣れたことであったが、 それを取り消し、その割に意味深な口ぶり。]
(774) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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君は、素直なんだなぁ。
[ 感嘆としたようなそんな声が溢れた。 真顔のまま向き合う彼は椅子に腰掛けていようと 威圧感があるにはある>>725 ]
見た目は強そうだけど、中身はゆるゆるだもんね。 あんまり怖くない。
[ ただ、彼のスタンスにつられたようにするりと伝えた。 もう一度、止めた作業を眺めながら口を開く ]
…………うん、ありがとう。
[ でも癖みたいなもので、笑顔以外が どうしたって難しいんだ、とは言葉に出来なかった ]
(775) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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[ 興味を持った。 相手の目に同じ色>>758を見たとき、 ならばいいだろう。とも思った。]
紅茶。ああ、でも、 ……立ち話が嫌なら、部屋はあるわよ。 紅茶でよければ、ご馳走できるけど。
[ やや平坦になった声でそう告げて、 掴まれた腕に、「離してくれる?」と笑む。*]
(776) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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笑いたい時に笑えたらいいな。 君みたいに、そういうの……苦手だからさ。 [ 頑張ってみるよ。 そう言って促されるまま作業を再開した。 それでも結局彼にはいつも笑ってばかり。 その代わり「楽しくはない」と 素直に打ち明けることは増えた。
辰巳君のそばにいるのは気楽だった。 裏表まで考えずに済める相手はとても貴重で それでいて彼の考え方がどうしようもなく 羨ましくは思った ]*
(777) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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[ ただ、私欲を満たすにあたって、 その振る舞いが役に立ったというだけだ。]
(778) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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― 現在・グラウンド ― [ 見た目からして文化部ですって彼女に、 ハイタッチはやはり馴染みのない文化のようだ。 少しの間を経て打たれた手に、笑う。 ]
それでも一日越えてるじゃねえか。失礼だな? 授業も部活もちゃんと出てるし、 試験勉強だってやる極真面目な学生だぜ。 疑うならルリ先輩に聞けよなあ。
[ ふてくされた振りをしていると、 点火の合図が聞こえてくる。 文化祭実行委員が前夜祭開始を告げたなら、>>#7 ふざけることが好きな連中が声と拳をあげる。 学年性別関係なく混在するこの場を炎が照らし出した。 ]
ペットでも恋人でも無いっての。 何で誰も信じないかね。
(779) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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[ 溜息をひとつ。 フォークダンスの楽曲が流されて、 前夜祭は少しずつ盛り上がりを見せていく。 踊っているのは男女の組み合わせが多いが、 同性で踊っているのもちらほら見かける。 こういうのは思い出作りに最適なんだろう。 ]
ほのちゃん先輩。 ひとつ青春を齧っちゃどうすか。
[ 胸に手をあて、バカみたいに丁寧なお辞儀をひとつ。 ふざけて手を差し出して、試すように笑った。 嫌がられたならしょうがねえけど。 多分、俺みたいな奴に求められるのは、 こういう誘いをかけること、だろうから。 まずは一人目。 この手を取ってもらえたなら、 キャンプファイヤーを囲むあの輪の中へ、 エスコートするつもりだ。 * ]
(780) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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[グラウンドが見える窓から、サッカー部の練習の様子を見ていたことがある。 あれが今年の新入部員か。
一定時間内でアタックとディフェンスを繰り返す練習で、ゴールキーパーをつとめている男が視界に入る。1年の癖に結構デケェな、と、そんな事を思った。
攻防がうまくいけば笑って、駄目なら駄目で、クソ、と悔しそうに笑って
そういうきらきらしたものたちを、俺は懐かしむように見て。 大会、今度は勝ち残れるかね、と、微笑ましく見守って。 あのゴールキーパー、うまいな、でもあそこの守備が甘い、なんてことを考えたりして。
楽しそうだ。と思う。
――直後。 猛烈な苛立ちと吐き気を覚える。 あの舞台に俺はもう立てない。ボールを追いかけることもできない。
あきらかな嫉妬を見ないふりをして窓際を離れた。]
(781) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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[一年にしてはでかい背と、有望なゴールキーパー。それが「辰巳 刀流」について知っていること。*]
(782) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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──現在/グラウンド──
四六時中。四×六の二十四時間。 二六時中。昔は一日を、 十二刻で表したから、そう言った。 二十四時間換算だと、精々半日ね。
……試験勉強、頑張ってね?
[ 不貞腐れたような素振り、 その前に零された笑い>>779に向けて、
返した言葉とともに浮かべた笑みは、 意図して馬鹿にしたものであったから、 今回、「馬鹿にされてる?」と聞かれれば、 私はあっさりとうなずいたことだろう。]
(783) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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―― 昼間のグラウンドにて/辰巳へ ――
[材木を崩した後。 その場から離れようとした俺は何か>>761視線を向けられたので、今度は「あたりまえだろう」と笑うこともなくただ見つめ返した。辰巳の目を。 ……あと数ヶ月もすれば追い抜かされるんだろうか。 この背も。それから、サッカーの技量も。 俺のサッカーは高校二年の梅雨時で終わってしまっているから。
そんな事をふと考えて、苛立ちのままにすれ違い様こう言った。]
見てンじゃねえよ
[別にあざ笑われているわけでもない。 無言のうちに、わかりやすい憐憫が滲んでいるわけでもない。 ただ見ているだけ。
その黒い瞳の裏側に色んなものを想像するのは、こちらの性根が捩じれているからだ。 突っかかる前に俺は足早にその場から去った*]
(784) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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―昔話・貸借時 問答―
[ 家庭事情>>737はそれぞれだけど 確かに怒られるような気もした。 だからそこは頑張れと両拳を握りしめ 鼓舞したものだけど、 どうにも危機感の少ない様子に困ったように笑った ]
見てるん、だよね。
[ 確認するかのように言葉を重ねた。 でも、二人の間の「見る」>>738は違う。 物事の本質を見て欲しい。 そういった類の事をお願いしたのだけど ]
(785) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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[ そんな、馬鹿げたやり取りの最中、 マイクを通して、カウントダウンが始まる。
わあっと、歓声が大きくなり、 私は例年通りのその光景を、ただ眺めていた。
そんな折、近くで零されたため息>>780。 私はそれを受け、再度笑って言う。]
理解できないからよ。他人の目からは。
[ 燃え上がった赤い炎が照らす他人の群れ。 人工の明かりとも、太陽光とも違う色は、 どこか、いつもと異なる顔に見せるよう。]
(786) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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[ 一様にはしゃぐ生徒たち。 例年、その輪の外にいるのが常であったが、]
……片手が塞がっててもいいならね。
[ 馬鹿丁寧な礼>>780を受け、 肩をすくめるようにして応える。
手にした手帳を離す気はなく、 両手が必要と言われたなら、それまで。*]
(787) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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なんで、って……。とも、だち、だから。
[「心配なんだよ」 付け足すような言葉に白々しさを覚えた。 確かにわざわざどうして人目を忍んでまで 自分に角を立たせる可能性を鑑みずに 感情的な言葉を彼にぶつけたのだろう。
ともだち。ともだちだ。 いとも簡単に、揺れる相手。 心配しすぎ>>739 ]
(788) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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でも、安住さんは言えないから。
[ 分かってる。 「やめて」を言う権利があるのは彼女だけだと。 それでも横槍を入れてまで何がしたいのか。 本当に困っているかどうかも分からないのに ]
(789) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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[ それでもあの人を苦しめないでよ。
咄嗟に浮かんだ言葉の真意は分からない。 そう、解釈したかっただけに過ぎないのか。 それすらも全部、分からない、まま ]
可愛いだけじゃ、ないよ。 人は、怖いよ。
[ 同意を求めた相手を横目で確認しながら 視線を落として、それから残した ]
困らせないであげて。 安住さんがどう見られてるのか、考えて。
[ 見当違いかもしれない。 だけど、お節介は止まることなくて 話に混ざってしまう前に席を立つ。 ちょうど安住さんも教室に戻ってきた頃のようだ ]
(790) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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ただの友だちに対して、牽制する必要、ないでしょ?
[ 違うか? 確認する前に彼女が席に戻る方が早い。 だから話は終わりだと背を向ける。
だってここにいて、 ただの友だちがわざわざ人目を忍ばずに 忠告をする意味が自分でも分からなくて それを言及される事が恐ろしかった ]*
カフェオレ、待ってるね。
(791) 2018/10/14(Sun) 22時半頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 22時半頃
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― 回想・黒江先輩 ―
そうだな。
[ その通りだと思った。 だからこそ、一言じゃわからないとも思った。 そこにある笑み>>774は変わらず、 どこか値踏みするような視線には、多分気付けない。 誘いの言葉。掴んだ腕。 引いても動かない様子に、平坦になった声に振り返る。 他の女の子と勝手が違うと、久しぶりに思った。 ルリ先輩なら、多分頬を赤くして照れる気がする。 同じクラスの鈴木や入間だって、そうだろう。 知念は……正直、分からんが。]
(792) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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紅茶か。俺はコーラ。 いや、別に場所はどこでもいいけど。 ……自販機の紅茶はあまり好きじゃない?
[ ご馳走>>776、という単語からそこまで予想して。 望まれるまま、手を離す。 彼女の巣に連れていかれたとしても、 多分、話す内容は等価交換で返すつもりだが。 *]
(793) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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/* めっちゃ返事早いんだけどー!?
(-113) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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/* ていうか個人的にめっちゃ好きだわほのほの フラグ立て魔かよおおってかんじになってるけど、はい、フラグ立て魔です…ふらふらしてる優男です…そういう奴です… あのね、こいつは、女子の悪意ってのあんまり認識してないから、っていうか女子はこいつからは隠してるから、えー大丈夫でしょーってなってる。
(-114) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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/* あいくんの返事もめっちゃすき…えーすきなんー?ちょっとつっついていいー?ってなる… シオ先輩とのやり取りも好き…かわいい…
(-115) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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―― 現在:購買 ――
[制服のテントの中で>>741呟かれるそれに 蓮は少し強めに瞬いて、ああ、と口端を持ち上げた。 瞬きの合間に過ったどこかの掲示板も >>530いつかの文芸部のことも脳裏から押し流す。]
使い古された お偉いさんの発言 明日は別の日、 今日の悩みは気にするなー てきな?
―― とみせかけて、
(794) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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次の日になれば 次の日のお日様がのぼってくるので 今日の悩みは持ち越し 明日は二倍苦労デー っていう 解釈を 俺はお勧めしてる
[――あわれ ヨスガ。 ――当日はきっと胃に穴が開く。 そんな呟きまでつけたら 眼鏡の奥で一瞬細まった眼差しもやわらぐまでの時間が稼げる]
それきれいなお姉さんたちの香水だぞ 味わって嗅ぐぐらいの心で 被れよ
[>>742小学生児童みたいな感想は かぶせたときよりも皴が増えた布地の下から響くのだから 仕方がないやつだなあ。と上から蓮は思い、]
(795) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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[これくらい遠慮なく喋ればいいのに、とも思う。 誰かの『よいこ』あるいは都合の『よいこ』の枠に 入りがちなヨスガは 本当はもうすこし とげばっている 気がする。
息を詰めてか知らないけれど そんな枠のなかにいるヨスガなので お姉さん方の『よいこ』でいる蓮はすこし、 視線を長く置いてしまう。 あれはほんとうにあのこの形かしら。なんて。]
(796) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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どうにも届かないもんは 届かない、で仕方ねえよ
……、 届かないのに手ぇのばしたって 自分が辛いだけじゃんなあ
[ばかみたい。 を肯定する呟きで けれど、「だからもうやめれば」は蓮は言わない。]
(-116) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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―― ヨスガは 羨ましーって言ったけどさ
こういう、逃げ道? ほんとうに相手が欲しがっているのか ほんとうは、自分が欲しいものなのか ときどき 俺は自信ない ので
あんまり、大きな声で言えないのよ
[ぽと、と呟きのあとで、付け足すように音にして 「これは内緒ね」ってあとから添えた。]
(797) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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[>>743 返ってきた言葉には 四十崎には見えないだろうけど テントの外側でちょっと笑って]
―― ―― そんで、 『待て』のできるいい子には ?
[噛みもせず逃げもせず、 でも猫>>409では確実にない蓮は 四十崎の羞恥をもうすこし嵩ましすべく 言外に『ほら撫でろ』と言いたげに 喉を鳴らした。
そんな文化祭当日の時間は 蓮のもとに制服が帰ってくるまで 四十崎が、顔を見せてもいいと思えるまでは 準備の喧騒から離れていたって 罰は当たらない と蓮は思っている*]
(798) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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[教室で展示の手伝いを済ませたあと。 スマホを引っ張り出せばメールがきていた。>>771]
……忘れてた。
[ようやく思い出した。 メールの文面から、相変わらず笑う四十崎の顔が浮かんだけれど。>>777 ちょっと困ったような顔をしてる、ような気がする。
「楽しくはない」と言ってくれるおかげで、気をつけて見れば笑顔の種類もなんとなくわかってきたり。 画面をタップして、メールを一通。]
(799) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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───────────────── To 四十崎 縁 From 辰巳 刀流 ───────────────── メッセージ、いいと思います。 先輩文才ありますね。
あと仕事忘れててすみません。 こんどなにかおごります。 ─────────────────
(800) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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──回想/各務公陽>>>792──
人の多い場所で、誰かと会話するの、 好きじゃないの。行きましょう。
コーラが飲みたいなら、 行きがけに買っていくといいわ。
[ 薄い笑みを浮かべたままそう告げ、 先導するように歩き出した。
あれこれと、些細なことで迷うのは、 昔からどうにも性に合わず、 どこでもいいからと言ったからには、 こちらで選んでも構わないだろうと、
常と違わず、扉に向かって奥側に腰かけ、 向かいの席に着くように促した。客人として。]
(801) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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[あの細かそうな新聞部の先輩にも謝っておいたほうがいいだろうか。 そういえば、伏見の部活があそこだったっけ。
まあそれはまた、会ったらその時考えよう。*]
(802) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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[ 飲み物を勧めるのは、歓迎を示すため。 或いは、本心より歓迎しているからであり、
紅茶をいれましょうかと、 問わなかったとして、恐らく初めての部外者。
にこりと、それでも笑みを浮かべ、 空の紙コップを机上に差し出した。
──ようこそ、文芸部へ。とは言わず、 「それじゃあ、聞かせてくれる?」と笑む。]
(803) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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恨みはないなら、……何があるのかしら。
[ それとも、あとから話す方がいい? と、 ごく軽い調子に響くよう、声を放ち。*]
(804) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 23時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 23時頃
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― 現在・グラウンド ―
そうなのか? それ、テストに出ますかほのセンセー。 ていうか、馬鹿にしてる? ……眼鏡に指紋つけんぞこの野郎。
[ 馬鹿にしているか、と聞けば頷く>>783から、 苦虫を噛み潰したような顔をした後、 唸るように報復を口にして実行に移す…… と見せかけて、中央のブリッジを狙う。 勿論、本気でやる気なんて無い。
そんなやり取りをしていると、 生徒を煽るマイクパフォーマンスがはじまる。 カウントダウンに当たり前の様に参加して、 拍手をしながら溜息を零す。 ]
(805) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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独尊隊 ツヅラは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 23時頃
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男女の友情は無いって? 先輩後輩だと尚更だって? 身体知っててもダチとかあんのに、 なんでわかんないんだろうな。
[ その理由が、逆に俺にはわからない。 執着している、と言われたならそうなんだろう。 けど、友情ってそういう面もあるんじゃないだろうか。 一緒にいたくて、顔がみたくて、声がききたくて、 その根本は理屈じゃなく居心地が良いからで。 そういう存在は世界に一人だけじゃ無いのに、 時々、あいさきくんみたいに言う人が現れる。 ただ、そばにいたいだけなのに。
難しい事は、俺にはわからない。 あまり深く考えるのは無しにする。 ふざけたエスコートの申し出は、 承諾>>787に近い返事。少し意外で眉を上げる。 ]
(806) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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いいよ。俺がほのちゃんと踊りたいだけだし。 もし一周回るまで輪にいたら、一緒に抜けようぜ。
[ 次々とパートナーが変わるフォークダンスは、 途中抜けが難しい踊りでもある。 そのあたりは少し責任を持つと請け負って、 踊りの輪の中に彼女を手を取り、引き込んだ。 前後の顔ぶれを確認して、 もし彼女が途中抜けしてたなら、 自分もどこかで適当に抜けよう。 また輪の中で顔を合わせることになったなら、 またその手を取って、抜けようと決めて。 *]
(807) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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― 現在/新聞部部室 ―
[ よほど記事を書きたくないのか、学生にとっては安くはない出費を飲んででも頼んでくるのに>>751 万年青は楽しげに笑みを浮かべる。 ]
はは、その時は喜んで記事を書こう。
……とはいえ、すぐに俺に頼むより自分で書いた方がいいってなるだろうけどな。
[ 何せ万年青もそのマニュアルにお世話になってきたのだから、 使い慣れてしまえば先輩の威光などハリボテとなることだろう ]
(808) 2018/10/14(Sun) 23時頃
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[ 外に行こうとする美鶴に進路について聞かれて>>754 窓の外へ視線をやる ]
……一応、受かれば俺の2つ上の先輩がミニコミ誌のサークルをやってるところに、行こうと思ってる。
そのうちどこか出版系に就職できればと思ってるよ。 ライターが向いてるかどうかはともかく、 文章をいじる職業に就くつもり。就ければいいよな。
[ まずは受からないといけない、と外を見る目が遠くなる ]
戻ってくるまでにキャンプファイヤー以外終わらせとく。 取材もいいけど楽しんでこいよ。
[ 行っといでと手を振って、 美鶴が書き起こしていたデータをもらって 残りの記事を埋めはじめた* ]
(809) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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― 少し前/生徒会枠記事分の ―
[ 四十崎からの返信は思っていた通り早い。 焦っているような内容>>768、 その次のメール>>770をみて、 笑いそうになるのをこらえた ]
悪くはない、悪くはないけど。 呆れるくらい眩しいな。
[ しばらく声を出さずに笑ってから、 返信を打ち始める ]
(810) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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───────────────── To 四十崎 縁 From 万年青 常彦 ─────────────────
文字数はOK 内容に関しては俺はノーコメント。 生徒会責任のものに ダメ出しするつもりはない。 このまま載せる。
─────────────────
(811) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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───────────────── To 四十崎 縁 From 万年青 常彦 ─────────────────
追伸: 時間をおいて恥ずかしくなったら 差し替えはキャンプファイヤーが 終わるまでに頼む。
─────────────────
(812) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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[ キラキラしすぎる言葉は書いた瞬間はよくてもあとから見返すと穴を掘ってうまってもまだ足りない気持ちになる。 差し替えの猶予を与えたのは一応の優しさであった** ]
(813) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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― 昔話・貸借時 問答 ―
?うん。
[ 見てる。の意味が違うことには気付かない。 俺と彼と、見ているものが違うんだ。>>785 えーこちゃんだけじゃない。 他の女の子たちのことも。 俺が知っているのは、肯定の多い女の子で、 彼女を悪く言う声はあまり聞くことがない。 直接言われても、「俺が懐いてるだけだけど?」 の一言で、納得してくれている。 ]
(814) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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[ そんな認識だから、気付かない。 途切れ途切れに、言いにくそうに言葉を紡ぎ、>>788 彼女を代弁したりする、>>789 あいさきくんの内心の気持ちは。>>790 だけど、心配しているのは分かったから。 俺はあいさきくんに首を傾げる。 牽制って、誰が誰にだろうとか。 俺が?それとも他の誰かが?とか。 なにかあったのか?とか、席を立つ彼に、 聞く事はできなくて。>>791
カフェオレ待ってる、の言葉に 頷くことしか出来なかった。 *]
(815) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2018/10/14(Sun) 23時半頃
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/* 等価交換の話ししかしねえぞ、ってしてるのに、さあ、話してもらおうか。ってしてるの本当に、ちょwほのちゃんwwwwwwってなる。日付変わらないとそこはわからん!
(-117) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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/* 47回。私にしてはよく喋ってる。 途中テンション落とした割に頑張ってる。 ていうかヨスガくん157って何。 ほのちゃん147なんだけど。 ていうか葛さん121蓮くん108って、 この4人すごいしゃべってるな… ルリちゃんも74だから結構…ね… (←暴露する人)
(-118) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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──現在/グラウンド──
ラベルの問題だと思っている内は、 謎は解けないままでしょうね。
[ 私の困ることではないからして、 浮かべた表情は笑みのまま答え>>806、
寧ろ、頑なまでに変えないその態度を、 自身の安寧と安息のためとするならば、 いっそその底意地の悪さに感嘆し、 拍手の一つでも送ってやるのだが、 そうでもないなら、馬鹿馬鹿しいだけだ。
眼鏡への悪戯>>805に一歩下がった距離のまま、 意外そうな表情>>806に、小さく笑った。]
(816) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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そうね。そんなことがあるとすれば、 私は抜け出せずに途方に暮れてるんでしょうから、 どうにか引っ張り出してちょうだい。
[ 気障ったらしいエスコートに従い、 ほんの気まぐれに人の群れの中に身を投げ、 こんなものかと微笑んでいた私はじきに、
次々と相手を変え、同じことを繰り返す煩わしさ、 片手が塞がっていることへの相手の動揺、 単に人の多さ、やかましさに辟易とし、
楽しくもなさそうな表情で、 一周とせずその輪を強引に抜けることになるが、
それも、最後の文化祭の思い出。 ……とでもラベリングしておけばいいのだろうか。*]
(817) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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─ 前夜祭・グラウンド ─
[夕闇が空に溶けだす頃。 グラウンドの隅で、カウントダウンを聞いていた。>>#7
組み直されたキャンプファイヤーに火がつく。 浮足立つ声を聞きながら、欠伸をひとつ。
ここはフィールドではないし、守るゴールもないけれど。 キーパーみたいに群れ少しから外れたところで、騒ぐ生徒らをぼんやり眺めていれば。 同じように外れた場所にいる、昼間すれ違った先輩が視界に入った。>>704 女生徒と一緒だ。>>684]
(818) 2018/10/14(Sun) 23時半頃
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[ぽつり、と。]
なんか、目に入るんだよなぁ。
[居れば目に入るのだから、仕方ない。>>784
サッカーをやってた時も、そうだったんだろうか。 嘗てフィールドに立つ姿を、映像記録の中で見たことがあった。 ゴールキーパーは走り回らない代わり、選手全員の動きを常に見ては、守備への指示を出す。 決して悪くはないキーパーだと思うのに。その守備の穴を読むように攻める様を見入るうちに、映像は終わり。 ずっと一人を目で追っていたと気づいたのは、そのあと。
そして、その姿をもう見れないと知るまでは、程なく。]
(819) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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……一緒にサッカー、やってみたかったな。
[独白はひびくことなく、闇にとけた。*]
(820) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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/* とうとつに可愛いのが見えてびびる
(-119) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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―現在:購買―
[ もし、あの作文用紙>>17に記された名前を確認出来ていれば こうして言葉を交えることは 出来たのか、出来なかったのか。
もしも話に果てはない。 だけども今は彼の優しさを甘受した。
偉人の名言>>794も蓮君の解釈ではこの通り>>795 ]
二倍は、嫌だなぁ……。
[ でも確実に明日を逃れる術などない。 生きている限り、ただの人間が命を止める術はないのだから]
(821) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[「俺に代わりはいるから……」 そんなふざけた言葉を乗せながらも 眇められた双眸>>795を知らない。
それじゃあいつか悩みに押し潰されてしまいそうだ。 そんな捻くれた感想を口にできなかったのは 今思えば良かったことかもしれない ]
持って帰る。
[ ふざけた軽口。本気でなんか言っていない。 いつか後輩が言ってくれた 「無理して笑う必要はない」 そんな言葉が過って溜まって、消える。
本当の形なんて分からない。 ただ今を生きることばかりの短い目は 同時にきっと視野も狭かった ]
(822) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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俺も、そう思う。 バカみたいだね。
[ 響きを肯定するように自分からバカだと言った。 やめろと言わない相手だと知っていたから ]
届かないもの欲しがったって 一人で腕伸ばすだけなの、分かってるのに。 放っておけなかったんだ。
なれない誰かになりたかった。
(-120) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ これは自分の私欲というやつなんだろうか>>750 見誤ってはいけないと伝えられているように感じた>>797 ]
今になったら分からない。 俺が欲しがって欲しいと思ってるだけ、 なのかもしれない、なぁ。
求められてない、気はするから 俺の私欲。我儘、だよ。 きっと俺が納得したいしたいだけの 誰の助けにもならないもの。
蓮君が俺にくれたのとは全然違うやつ。
蓮君は俺が欲しいものを見つけて それから、くれるから。
[ 文芸部でのやりとり>>748>>750が 今になって刺さって黙り込んだ。 ]
(823) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ そんな心中を察したのかどうかは分からない。 猫には程遠い、犬みたいな従順さで喉を鳴らす彼に>>798 雑に伸びた手が彼の頭があるらしきところに伸びた ]
これ、すっごく恥ずかしいんだけど。 一生出てこれなくなったら困るんだけど。
[ そんなことを言いながらも触れられたら さっきのお返しとばかりに髪を乱雑に 撫で繰り回しただろう。 いい子だね、なんて言えなかっただろうけど ]
(824) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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もうちょっとしたら顔出す。 ……サボってるの、ないしょにしてね。
[ どうせバレバレなのだろうけどお願いをひとつして 暫く彼のテントの中で瞼を閉じた ]*
(825) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ それからいくらかして。 結局、後夜祭に向かった。 その頃になってメールを確認する体たらくぶり。 後輩からと>>800万年青君から>>811>>812 ]
…………恥ずかしいって言ってんじゃん。
[ 言外にそういうことじゃないか! そんな気持ちを持っていながらも メールをそれぞれに送った ]
(826) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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───────────────── To 辰巳 刀流 From四十崎 縁 ───────────────── カフェオレがいいなぁ でもそっちも材木の対応 大変だったと思うから 気にしないで 後夜祭は楽しんでね ─────────────────
(827) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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───────────────── To 万年青 常彦 From四十崎 縁 ───────────────── 素直に喜べない悲しさ 恥ずかしいのは今更だけど! 読み返して黒歴史と笑うのも また、一興かなぁって…… 一度くらい自分の好きな言葉 並べるのも好き放題するのも ありかなぁ とかそういう
いや、気の迷いかもちょっと考える ─────────────────
(828) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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[ 慌ただしく連絡を二人に入れたもの 結局後夜祭はそれなりに忙しかったと思う ]
変えてもらうべきか。 ……や、うぅん。
[ そうして悩める生徒がまた一人いて 誰かに呼ばれた名前に顔を上げて 赤い目尻を隠すように口端を緩めた ]*
(829) 2018/10/15(Mon) 00時頃
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