263 ― 地球からの手紙 ―
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[魚を食べた子は高熱を出してうなされていた。 悪夢の中で、ブルーブラックのインクでそめたような夜の空を泳いでいた。いつものモフモフの手足はなく、ぬるつく皮膚としっぽでまっすぐに泳いだ。
友人の命を助けるため、幼馴染は森の中を走った。 霊験あらたかな水を、何やらたくさん模様のあって珍しい、桜の葉っぱですくい取って頭上にかかげて運んだ。 とても重く、いつ力尽きてもおかしくなかった。]
(+1) 2019/04/21(Sun) 23時半頃
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[子は幼馴染が葉にくるんで持ってきた水をそっとなめた。 ひとなめ程度の量だったけど、すごく力が湧いてきた、ような気がした。
ぜえはあと息を切らす、手のひらに収まるくらい小さな幼馴染の背を、そっと指でなでた。]
(+3) 2019/04/21(Sun) 23時半頃
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[外は雨が降り出した、きっと朝まで続くだろう。 子と幼馴染は静かに話し始めた。
アリたちの巣穴は、小砂利で埋まったおかげで被害が少なかった。 雨が止むのを待って新しい出口を開拓するだろう。
育ての母の胸の中で、他の卵を蹴落として成長するヒナは静かに決意していた。 必ず生き延び大きく育ち、命をつないで空を飛ぶのだと。 だけど鳥の巣の下では、雨宿りに来た蛇がじっと見上げていた。]
(+6) 2019/04/21(Sun) 23時半頃
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