279 宇宙(そら)を往くサルバシオン
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[ 上に落っこちる>>0:229と言われて、感心したように口を開くのを忘れた。 間を保たせるように、緩慢な瞬きが数度繰り返される。]
そう だね。 まっさかさま、だ。
かるい の かな。 うかぶ ちからが つよいの、かな。 どっちも かも。
ぼくも ぼくのこと は、わからないこと、 いっぱい。 あなたは あなたのこと、 わかる?
[ それなら、いいなあ。 身体のように軽い様子で羨望を滲ませ、命綱に指を引っ掛けた。その程度では切れることのないハーネスは、上へ落ちようとする身体を強く引き留めている。]
こーひー のむの、たのしみ に、 してる ね。
[ ひとりで飲むコーヒーには、チューブの蜜をたっぷり入れよう。 man-juには及ばないかもしれないが、きっと舌が痺れるくらいには甘くなるはずだ。]
(4) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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/* 村人さん! それなら今のままで大丈夫ですね。 どなたがどの役職につかれたんでしょう。わくわく。
(-4) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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/* 熱かったのかな……可愛い……。
(-5) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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/* コータさんの表現、すごい素敵だなぁ。 上に落っこちる。だいすき。 天井にくっついた事件はその通りって感じがします。
アーサーさんがゴーストの方拾ってくださっててやったー! 皆さん話の広げ方や拾い方が巧みでうっとりしますね。 自分も頑張らねば……!
(-6) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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/* 苦かったんですね……。 甘いもの好きだったものね……。 可愛いですね……。
(-7) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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/* (可愛いをしみじみ摂取した図)
(-8) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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うん。 たかいとこ ろ、 なら。 どこまでも いける よ。
[ 得意分野がモナリザ>>1の役に立つと知り、少しだけ嬉しそうに目元が緩んだ。 腰に繋いだハーネスは多少の長さ調節は可能である。短すぎても長すぎても身動きは取りにくくなるので現状がベターではあるが、必要とあれば地に足をつけては届かぬ先へと手を伸ばすこともできるだろう。]
でも、おりるのは にがてだか ら、 もしものときは、よろしく ね。
[ できることとできないこと。 情報を適切に開示できただろうかと、首を傾げて問いを示した。]
(10) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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[ お言葉に甘えたまま、中間地点に留まる為の錨とさせてもらっていた相手>>6の触角が、衝撃と忍耐と落胆を示したように見えた。 視界の端に映った動きにびくりと肩を跳ねさせる。 コータ>>9の声を聞く限り、どうやらコーヒーが原因のようだ。去っていく背中を見送りながら、手元の黒に視線を向けた。]
こーひーは、 にがい。
ふかくて にがい か、すっぱくて にがい か、 あまくて にがい。 きを つけて。
……ほんとうに、 たすかっ た。
[ コータが淹れてくれたコーヒーが冷めない内にと、腕をやんわりとした強さで押させて貰う。 そうして背中のジェットパックを弱く起動させると、来た時と同じようにまっすぐ進んでいく。 まだ談話室に残っている者がいれば、皆に頭を下げた。]
いた。
[ 談話室入口上部から、硬質な物同士がぶつかる音が響く。 一度沈んで、それからはまっすぐ。自室へと戻って行った。]**
(11) 2020/08/25(Tue) 01時頃
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/* 何かあれば明日回収しましょう。 皆さんお話本当にありがとうございました!
・>>#3ラジオ ・自室の重力制御を一度入れる(コーヒー)
(-12) 2020/08/25(Tue) 01時半頃
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― 談話室での話 ―
[ 勇気が形になった衝突寸前、それは黒い腕によって回避された。 しかし行き先であった旧型の洗濯機らしきもの>>22には察知されていたようで、警告めいた表示がパネルに広がる。 ガスに燻んだ瞳に文字列を映して、一文字一文字丁寧に理解を染み込ませた。]
ご めんな、 さい。 あなたが はなせる の、しらなく て。
[ 体躯自体は特別大きい訳ではないが、足裏から下の空気の踏み台のお陰で前面の丸い窓の中、内側で回る青緑の影>>0:30を捉えることは難しい。 故に箱すべてが命ひとつなのだろうと、申し訳なさそうに塗装の剥げた白い肌を撫でようとする。]
うん、きを つけ、るね。 ころんだ ら、 いたい から。
[ 重量も速度も満たない以上、衝突の反動はこの身を後退させるだろうけれど、警告には素直に了承の意を示す。 だって、ヒトにぶつかるのはいけないこと。研究者の皆に教えてもらったことを心中で唱えた。]
(44) 2020/08/25(Tue) 20時頃
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[ 渡したのは挨拶と名前。 貰ったのは気をつけることと挨拶。名前も聞けただろうか。
白い箱さんとの語らいは数にしてみれば短いものだったかもしれないが、印象的であったことには違いない。]*
(45) 2020/08/25(Tue) 20時頃
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― 談話室→自室 ―
[ それから、少し先のこと。 疑惑を抱かせたこと>>2には未だ気づかないまま、ここ最近の日課にもなりつつある帰り道パズルを行いながら先程までの時間を思い返していた。]
いっぱ い はなせ、た。
[ 公用語にまだ慣れていないというのもあるが、同胞は己に比べても言葉少ない者が多い。誰かと話すという経験は浅く、ひとつひとつが新鮮に思える。 蜜のたっぷり入ったコーヒーを抱えながら、右、左、とっかかりを掴んで、三番目の角を曲がって。 プシュプシュ、ゴロロ。特徴的な足音も、心なしか弾む。]
……。
[ ――けれど。 ジェットパックの駆動音の向こう、ノイズ混じりに届いた単語>>#3が、浮き足立つ心に引っ掻き傷を残していた。
サルバシオン。 救いの名が、不安を産む音になろうとは。
自室の扉の前に辿り着くと、小さくため息を吐いた。フェイスカバーがぼんやりと曇る。]
(46) 2020/08/25(Tue) 20時半頃
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― 自室 ―
[ 重力制御切り替えのため、まずは前室へと入る。ここで減圧し、外部に影響を及ぼさないようにしているのだ。 普段ならそのまま無重力の自室への扉を開けるのだが、今回は手元にイレギュラーがある。甘くて苦いコーヒーへ視線を落として、室内の重力制御を起動した。]
ただ い、 ま。
[ 重りを引き摺ったまま、部屋の角へと身体を押しつける。 そこを背もたれ代わりにして、フェイスカバーを開いた。 途端、どこか甘酸っぱい匂いが広がるのだが、己以外いない部屋。気づく者はどこにもいない。]
…… あま 、
[ 足の速い甘さが舌を刺した後、じんわりと苦味が広がっていく。研究者の皆が飲んでいた黒い水より、うんと甘くてたんと美味しい。そして苦い。 ヘリンがいう通り、保証された美味しさのようだ。 多くの食事を必要としない身体だが、全身に染み渡るような心地を覚えた。]
(47) 2020/08/25(Tue) 21時頃
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[ 要するに、己はガスを纏った肉らしい。 肌が朧に見えるのも、身体スキャンが上手くいかないのも、 小惑星特有のガスが原因のようだった。
身体を害する訳でもなく、反対に何か役立てる訳でもなく、 僅かに不快を与えるだけの何の意味もない靄のようなもの。
しかしそれに阻まれて、自身については未だ朧なままだ。]
……うちゅう、 くら げ。
[ 己と同じくらい、知らないものの名を呼んだ。 危険で、侵食して、脅やかす。きっと、相容れないもの。
何に気をつければいいのだろうか。 どうしていればいいのだろうか。 己や皆のことを知るのは楽しかったのに、”それ”については知らないことが怖ろしかった。
胸元に手を当てる。肌は怯えて波打つのに、不安に鳴く鼓動はやはり見つからない。 残ったコーヒーを呷ると、苦味が濃くなった気がした。]*
(48) 2020/08/25(Tue) 21時頃
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/* 若干怪しくなった気もしますが、何の意味もないガスなので村人です(?) フックとして色々あると話が広げやすいのでつい。 あと単純に人外へわくわくしすぎてはしゃいでいるのもあります。 脳が心臓なのですよ。クラゲさん脳に来てくれるらしいので、脳を拍動させておこうと思って(?)
設定はあくまでおまけの流動的なものなので、皆さんに会いに行きましょうね。 時間経過してくださったし、もう合流してもいいかな……? ヘリンさんアーサーさんありがとうございます。スマートだ!
(-32) 2020/08/25(Tue) 21時頃
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[ それから、どれくらいの時が過ぎただろうか。 艇内放送>>37が頭上から降り注ぐのに気づいて、ハッと顔を上げた。 日常で耳にした声が、非日常を語る。単語ふたつが生んだ曖昧な不安は、より具体的な形として空のコーヒーカップの中を満たした。]
…… よし 、
[ 不安は増したが、反対に揺れる心も落ち着いた気がする。 曖昧だから不安なのだ。知らないから、怖ろしいのだ。 もしかしたら、知ってしまっても震えてしまうかもしれないけれど、それはやってみなくちゃ分からない。]
どこに、 いる か、 な。
[ 頭に浮かんだのは、コーヒーについて詳しかった声>>0:207>>0:217。 さすがにまだ高いところへ用件はないかもしれないが>>14、モナリザなら己より注意すべき相手について詳しいかもしれない。
会いに行こう。会いに行って、教えてもらおう。 重力と空のカップを残したまま、部屋を後にする。]
(50) 2020/08/25(Tue) 21時頃
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― 自室→廊下 ―
[ 自室を出たはいいが、モナリザがいる場所に見当がついている訳ではない。 談話室なら誰かしらいるだろうかと、いつも通りゆっくりと通路を進む。]
……?
[ 途中、何やら音が気がして振り返ると小さな影>>43が少し後ろで重りに鼻先を押し当てていた。]
ねこ …… さ、ん。 あぶな い、 よ。
[ 睨めっこ勝負の片割れの。とは、言わなかったけれど、背中の斑模様が同じだ。 このままでは前足を踏んでしまわないかと、上空から気遣わしげに声をかけた。]
(51) 2020/08/25(Tue) 21時頃
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/* ! ソラさんを拾い損ねてしまった……! >>26メモ。お話できた時に回収できたらいいなぁ。
>>25スプスプイさんの疾走する旧型洗濯機好きです。
(-33) 2020/08/25(Tue) 21時半頃
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/* アーサーさんとは談話室>>27時点でお会いできれば良かったんですが、時間が進みましたしこちらの方がいいのかな……と。 どうかなどうかな。楽しくて悩んで楽しい。拾い力も欲しい。
(-34) 2020/08/25(Tue) 21時半頃
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/* コータさんの艇内放送も時間軸を揃えやすい点もだし、全員に自覚が生まれるのもいいですよね。 襲撃後程の危機感はないけれど、いるかもしれないがより可視化されるというか。まだ安心もありつつの微妙な感覚というか。 先輩と話し方似てるのも素敵。一緒に働いてるんだもんなぁ。
(-35) 2020/08/25(Tue) 21時半頃
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/* アーサーさんは能力者なのかなぁとぼんやり。 占い師か霊能者かな。 役職が配られたことで皆さん広がる側面もある気がするので、そこも楽しみにしています。
(-36) 2020/08/25(Tue) 22時頃
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/* 女王蜂さんのいる世界。亡命の理由に納得。 トルドウィンさんはなくした後の方なんですね。 切ない、儚い美しさが素敵だなぁ。
トルドウィンさんの尋ね方が素敵だし、 それをさよならの表情と言葉にしたスプスプイさんも素敵だし、 そこから『母』の話が広がるのがより素敵なんですね。
(-39) 2020/08/25(Tue) 22時半頃
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[ 鼻先の鈍い黒に気づいたか、小さな影>>57は顔を上げる。 後頭部の濃い色の代わりに、顔の半分と胸元を覆う白が見えた。]
ゆう 、れい …… ? …… ああ、 ゴースト のこと、 か。
[ 聞き慣れない単語に首を傾げるも、暫く静止した後、該当する単語に思い至る。 その間に猫ではないアーサーは、傍らにあった花瓶の台座に飛び乗ってくれた。 顎が首に食い込む事態は免れそうだ。感謝の意を示す。
色味の少ない無機質な通路。 ドライフラワーの明るい色に毛並みの艶やかな姿が並んで、より鮮明に見える気がした。]
(60) 2020/08/25(Tue) 23時頃
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ねこ ではない 、あー さ あ。 ありが とう。 おぼえ、まし た。
ぼく は、 しるく。 うまれた ときから、 こうだった …… かは、 よく おぼえて ないけ ど、 ゆうれい じゃ、 ないん だ、よ。
でも、 たぶ ん、そう。 さいしょ から、 こうだし、 あとで こうなっ た。
[ 幼い頃のことはあまりよく覚えていないし、生まれ故郷の小惑星には何かを記録する文化は存在しなかった。 心も、在り方も、すべてが朧で。それを皆受け入れていた。 こうして外に出て、たくさんのことを知る。それを魅力的に思う同胞が、どれだけいるのか分からない。 丸い瞳にたどたどしくその旨を話し、]
あくしでん と 、だいじょ ぶ?
[ お返しとばかりに、その身体の状況を尋ねた。 どこかに行く予定があるのなら肩の上を案内するだろうし、特にないのなら通路の端に身を寄せるつもりだ。]*
(62) 2020/08/25(Tue) 23時頃
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/* ゴーストがカタカナになってるー! 素知らぬ顔で次回があればひらがなに戻しましょう。
話が長くなると可読性が著しく落ちるので、 頑張って短く短くお喋りしたい。したいんです。したい気持ちはある。
たぶん同胞はもうちょっと気体寄りなんだと思う。意思薄弱。 シルクは他より肉々しい。好奇心旺盛。
(-46) 2020/08/25(Tue) 23時頃
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/* スプスプイさん背景が軽やかなのにしっかりしていて、命の歴史を拝見しているよう。うっとりします。 青色洗剤と呼ばれた頃の性質は、浮穴沫媛としての生態でもあり。
>>65 >今まで道具のように扱っていた「もの」に、知性があり人格があるとなったとき〜 とか、すごく好きです。ファンタジーの中の感情がリアルで。 両者がとても丁寧なバランスで綴られているような気がします。
(-50) 2020/08/25(Tue) 23時半頃
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/* >>71>>72 好き。
(-51) 2020/08/25(Tue) 23時半頃
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/* 大好きな自走がまた見られて語彙が消し飛びました。
スプスプイさんの未完成である翻訳機の丁寧な言葉と モナリザさんのヒューマノイドであるが故に設定された丁寧な言葉。 まったく違う音で聞こえるの、すごいなぁって思ってます。
(-53) 2020/08/25(Tue) 23時半頃
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― 花瓶のある廊下 ―
[ 時間をかけて辿り着いた答えは、正解だったようだ。 頷く首>>82に、答案へ丸をつけてもらえた時の感覚を思い出す。]
あって、 た。 よ かった。
[ 何もかもに疎い己に知識を与えてくれたのは、他でもない研究者たちだ。家族という概念を聞くと、同胞よりも彼らの顔が浮かぶ。 実験を終えて帰ったら、彼らの研究を進める助けになれるだろうか。 鮮やかな色を瞳に映しながら、口元は自然と笑みを形作っていた。]
うう、 ん。 せつめい、 むずか しい、 ね。
[ 打って変わって口角が下がったのは、説明に困惑の声>>83があがった時だ。 喉の奥で唸るようにぷすりと音を立てるも、拙い口では捕捉もままならない。]
(95) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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[ 最初はたぶん、虚の天井に溜まっていた。
甘酸っぱい匂いがすることに気づいたのはいつからだろう。 硬い岩肌に触れたのはいつだっただろう。
小石が削れて落ちる音を聞いたのは、 光が色を持つと知ったのは、 口の奥を震わせられるようになったのは、
――きっと、それが必要だったからだ。 それが生存に適した造形だったからだ。
だって、地に降りることのできない足は細く、小さく。 片方に至っては、未だ気体の性質が強いのだから。
それは己にとってあくまで成長であり、変化ではない。 故に、最初から己は己であり、時を経て己になった。 けれど、それはそういうものだ。当たり前のことだ。 種族の差故の常識が、答えを形作れないでいる。]
(96) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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[ 己が理解しきれていないことをどうにか形にしようと苦戦していると、アーサー>>83の言葉が続く。 猫ではないが、猫の形をしている。 アーサーに起こったのは紛れもない変化なのだろう。まろい口元に浮かんだ笑みは、どこか悲しげにも見えた。]
あいまい な こと、 はこわい、 よ。 わからな い ことは、 こわい。
ぼくに は、 あーさーの いうこと、 わかってない かも しれな いけ ど、
[ アーサーが寂しそうな笑みを浮かべた理由も、今の形を得た原因も解明する方法も、分からないことだらけだけど、見上げる瞳が肩に向いていることだけは分かったから、分厚く覆われた手を上下させて手招いた。]
(97) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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わからない なら ききに いこ、 う。 ぼくも、 ちょうど みんなに あいに いくとこ だったん だ、よ。
もな りざに うちゅうくらげの こと、ききたく て。 あーさーは しって る?
[ もし飛び乗るなら、一瞬身体全体が上下するだろう。しかしすぐに浮力が勝り、元の位置まで上昇する。]
……ちがう けど、 わかんないのは、 おなじ だね。
[ アーサーはどうしただろうか。もし視界の端に鮮やかな毛並みを捉えたなら、落ちないようにと注意も添えて。 背中のジェットパックを起動し、とりあえずは談話室の方へと前進を始めた。]**
(98) 2020/08/26(Wed) 01時頃
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/* 分かりやすさと速さを両立したい夢ばかり見ている。
気体も個体も境界線はなくて、背が高いとか低いとか、手が大きいとか小さいとか、唇が厚いとか薄いとか、それくらいの差として認識している、という。 個体に近い程自我が強い。だからシルクは肉々しい。
アーサーさん読み解こうとしてくれてありがとうございます……! 変化を戻そうとするアーサーさんとの対比になれたなら嬉しい次第です。
(-61) 2020/08/26(Wed) 01時半頃
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/* 時間が……! 皆さんのログは明日じっくり読ませていただきます。 どこも魅力的で楽しい。だからこそこの後の展開もそわそわします。
(-63) 2020/08/26(Wed) 01時半頃
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― 電子の海より:とある隊員の惑星SIL3399922探査記録 ―
[ 小惑星群の中のひとつ、SIL3399922に降り立ったのは研究員を中心とした探査チームだった。 酸素、なし。生体反応、なし。あるのは遠くを見通すことを阻む薄ぼんやりとしたガスだけ。大きさ以外一介の石ころと相違ないこの地に我々が降り立ったのは、他でもないこのガスを調査する為である。
可燃性、なし。支燃性、極微弱。 毒性、極々微弱。構成要素、不明物質数点。
外部活動服を纏った面々が黙々と任務を遂行する中、隊長が地表近くにくり抜かれたような虚を発見した。 人が縦に1人半、横なら3人は通れそうな空間は地表より濃くガスの色を漂わせ、行き先を覆い隠すように立ちはだかっている。
皆が隊長の判断を仰ぐように視線を向けると、フェイスカバーの向こう、鋭い眼光がベールの向こうを示すように顎が跳ねるのが見えた。 酸素の供給は十分。注意すべき生体反応もなし。ガス自体も特別危険なものでもない。より詳細なデータを得る為には、濃度の高いガスの獲得が重要だ。 研究員とはいえ調査チームに配属された隊員たちは素早く隊列を組み、調査機材と共に大口に飲み込まれていった。]
(123) 2020/08/26(Wed) 21時半頃
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[ 酸素もなければ艦艇のライトさえ届かぬ虚の奥、装備した光源のみが頼りだと思ったが、どうやらこのガスには僅かに発光する性質でもあるらしい。 未だ数歩先を見通すことはできないが、手の届く周囲の状況を把握するには十分だった。 地表と変わらぬ、鈍い黒に覆われた岩肌。極僅かな支燃性が何らかの要因によって発動し、空洞でもできたのではないかというのが隣の研究員との間で交わされた仮説だ。 周囲も同様の結論に至った者が多いようで、万が一の危険性に先頭に立つ者が隊長へと進言しようとした時、我々は最奥へと辿り着いた。
そこは、ひとつの部屋のような空洞だった。 何かに包まれるような感覚に、先程までの警戒が僅かに緩んでしまう。
そう、まるで。胎の中にいるような。
――目が合ったのは、その時だ。]
(124) 2020/08/26(Wed) 21時半頃
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[ ぎょろりと浮かんだ球体が周囲を見渡すかのように一回転するのが見えた。足りないと思ったかは分からないが、次の瞬間にはもうひとつ。ぎょろり。ぐるり。 自身の悲鳴がフェイスカバーの中で反響するまでにそう時間はかからなかった。
後退した自身を後ろの隊員が支えてくれた。仮説を立て合ったバディは腰を落とし、警戒態勢を取る。助けに感謝しつつ自身も遅れて反応すれば、ふたつの目玉らしき物体を中心に円ができていた。
隊長が輪を潜り、円の中心へと立つ。 誰かの制止する声は、彼の掌ひとつで閉ざされた。
目玉は、隊長の周りをぐうるりと巡る。 まるで品定めされているようだと、自分のことでもないのに背中を冷や汗が伝うのが分かった。 それから、手がフェイスカバーの輪郭をなぞる。
――そう、手が! いつの間にか現れた形に、一瞬波のようなざわめきが広がる。その音を聞きつける”何か”も有していたのだろう。手は彷徨うように逡巡した後、残念そうに後退した。]
(125) 2020/08/26(Wed) 21時半頃
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[ そう、見えてしまった。 まるで、心があるように、見えてしまった。
ゴースト、と呟いたのは誰だったか。 自身だったかもしれないし、隣のあいつだったかもしれないし、どこかのどいつかもしれなかった。そんなことはどうでも良かった。 生体反応のない空間に心ある何かがいるなんて、研究者の端くれとはいえ、頭に浮かぶ単語を口にしてしまった誰かをどうして責められようか。
浮かびはしても、認められない。 心と頭が相反して、皆が皆、張り詰めた沈黙を選んだ。
生者か、亡者か。 敵か、味方か。]
(126) 2020/08/26(Wed) 21時半頃
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[ ……間違いなく、そんな雰囲気だったんだ。 それなのにあの隊長は、
『惜しい。目玉と鼻が逆さまだ』
なんて言い出したんだ! あの時の感情は未だに見合う言葉を見つけられない。 怒りや落胆が押し寄せてきたはずなのに、どこか晴れやかな気持ちも浮かびやがった。
向こうも意味を理解したのかしないのかパーツを上に下に走らせるものだから、怖ろしいやらおかしいやらで、虚を”そいつ”と出る頃には全員が何とも言えない表情をしていたのを覚えている。
・
・
・
――後に、浮遊種と仮の名を与えられる一名を保護。 現在もその者の協力の下、希望する個の保護、観察、研究は続いている。]*
(127) 2020/08/26(Wed) 21時半頃
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― 花瓶のある廊下 ―
[ お互いが言いたいことを口に出来ないまま、今度は睨めっこの当事者になったみたいに向かい合う。結局、アーサー>>108の鼻が綺麗なピンク色をしていることだけが分かった。 知らぬ間にすれ違って>>27、知ろうとして尚すれ違って、それでも今を怖ろしく感じないのは、]
いつ か、 分かる よ。
[ 理解を喜びに感じることが同じ>>109だからだろう。 それが数歩先か、十年を飛び越えるか。それはやっぱり分からないけれど、きっと。 何の根拠もないいつかを語り、今度は懐かしい顔にではなく、目の前のアーサーへと仄かな笑みを浮かべた。]*
(128) 2020/08/26(Wed) 22時頃
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― 廊下→談話室 ―
ま ん、 じゅー う。
[ 異文化交流の第一歩を踏み出したことでやや弾んだ声で、ごにゃごにゃご飛び乗ったアーサー>>110の言葉を追いかける。 それは確か、ヘリンが食べたり配ったり食べたりしていたものだったか。談話室に辿り着くのが遅れたせいでおおかた>>40に加わることの出来なかった身は、その形を思い浮かべることしかできない。甘いらしいということは知っている。]
あまい のは、 いい こ、と?
[ ことわざ。とまた知らない音を繰り返しながら、苦味に震える触覚>>7を思い出していた。 確かにいいことかもしれないと思った。ことわざはすごいな。感心したように頷く。]
いち、 にー い、 ……たりない、ね。
[ アーサーと己を数えても、外部作業服に覆われた指はふたつしか曲がらない。これではあまいいことに辿り着けないではないか。 絶妙に収まるアーサーの身体を支えるように掌を向けながら、サルバシオン小型艇シルク号は通路をとても緩やかに航行する。]
(129) 2020/08/26(Wed) 22時頃
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…… 、 ?
[ 何やら口籠った様子のアーサー>>111に視線を向けるも、続く言葉に尋ねる機会を失ってしまった。頷いて、話の流れに乗る。]
もな り、ざ こーひーに、 くわしかっ た、の。 だ から、 ほかも いっぱい しってるのかなって、
うちゅう 、くら げ のこと 、も。
[ 当人が介助を得意とすること>>102はこれまた知らない話。 花瓶の前を通り過ぎれば、再び無機質な通路が続く。ガスに覆われた時みたいに見通しの立たない不安は、景色ひとつさえ、温度を変える。熱さにも冷たさにも鈍いこの身さえも、だ。 片方の肩だけが、辛うじて確かな温度を伝えてくれる。 それもこれも"man-ju"の知恵に足りないから駄目なんだと、ゆらりゆらり、時折ごつり。最短経路とは程遠い道のりで、談話室への道を前進して行った。]
(130) 2020/08/26(Wed) 22時頃
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/* 漢字という名の異分子が混入しております……! 分ー!
コタスプリザ組とばったりするのも楽しそうだけど、人数的にも方向的にもそのまま談話室かなぁ。どのルートも楽しそうなのは、皆さんが全員魅力的だからですね。入って良かったなぁ。
ミタシュさんともリアルタイムでお話できたら嬉しいなぁ。極々僅かだけど、もう害にすらならないくらいだけど毒のあるガスなので、生い立ち的にいかがなものかとは思いつつ。それもまた楽しい。
(-78) 2020/08/26(Wed) 22時頃
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― 談話室 ―
[ man-juの知恵を求めて三千里。もとい、三千秒……かどうかは個人の判断に任せるが、ゆったりとした宙の航海は目的地に辿り着いたことで終わりを告げる。]
いた。
[ 残念ながら優秀な学習機能は搭載されていない為、ノック代わりとでも言うように扉の上部にフェイスカバーを擦る。 アーサーが伸び上がっていない限り、危険はないはずだ。]
あ 、 さん。 よ ーん。
[ 室内にはふたつの影>>121>>132を捉えることができた。 思わず数を発してしまい、慌てて、ゆっくり、言い直す。]
へりん と、 ……とるど 、い ん。
[ 耳にした名>>0:214をそのままなぞったつもりだったが、慣れない発音にやや失敗したかもしれない。 申し訳なさそうに頭を下げようとして、ぐらぐらうごうごと宙で身を沈める努力をしている。 当然、肩の上も波が荒れた。]
(136) 2020/08/26(Wed) 22時半頃
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/* メモでアンカをどこまで提示するかは未だ悩みますね。 〆の分まで並べると多くなるかなぁとか、全部あった方が分かりやすいかなぁとか。
はっ。当然ソラさんとお話する時は>>26をしっかりばっちり回収する所存です。 全員とお話できたら嬉しいけど、無理はしないつもり。入村タイミングが後ろでしたしね。拝見するのもまた楽しい。 滑り込み気味だったので、1dゆったりとっていただけるのとても嬉しいです。
(-80) 2020/08/26(Wed) 22時半頃
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[ そこにいたのはヘリンとアーサー。 あるのはman-juとヘリンの淹れたコーヒーらしい。 拙い発音も彼>>137の気に障ることはなかったようで、身を倒す挑戦はそう長くは続かなかった。 アーサーに大丈夫だった? と心配する声をかけつつ、ヘリンの手元のカップを見つめる。]
きょ うは、 へりん が いれた、 の? このまえ 、は、 こー た、だ った。
[ その彼も探していたモナリザもここにはいないようだった。 両者とも白い箱の君と行動を共にしていることは知らないまま、個室で休んでいるのだろうか、などとその姿を思う。 そんな思考もすぐに手元へと戻ってくる。]
ぶ っさ、 ちゃん ……?
[ ヘリン>>139は最初に己の名を呼び、次いでもうひとつ名のような音を紡いだ。 しかしそれは己の知るアーサーとは異なる響きで、彼女の母国語だろうかなんて考えの下、ぶっさちゃん。と繰り返してみた。]
(145) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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[ 己もまた、猫という種族には詳しくない。 ヘリン>>140の声に何の疑問も持たないまま頷いて、アーサーにお先にどうぞ。なんて純粋に声をかける。]
のむ ときは、 さめて る かも だけど、 おいし く、 いただく ね。
[ 己はフェイスカバーを外せない以上、今回も持ち帰りとなるものだから。 申し訳なさそうな、あるいは寂しそうな声は、ガスに覆われてその感情さえ朧にした。]
(147) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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/* >>141>>144 かわわわわ かわ かわ いい
(-83) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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/* モナリザに会いたいと言いながら遠ざかっていますが、会えたら嬉しいし会えないのもまた楽しいの精神でいます。 会いたいはPCの気持ちであって行動の予約ではないし、友好的関係を築く同志が見られてハッピーな気持ちでいる。 仲良しに見えるけど仲良しじゃないんですね。
モナリザさんのヒューマノイドらしいというか、機械的な反応が整然と徹底されているの、すごく気持ちいいなぁ。 スプスプイさんの翻訳っぽさもどこから来るんだろう。機械的と翻訳的で雰囲気が違って見えるのは、その周囲のRPの丁寧さ由来なんでしょうか。すごい。素敵。
(-85) 2020/08/26(Wed) 23時頃
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― 談話室 ―
[ 眠気覚ましにコーヒーを飲んでいたというアーサーに、一瞬研究者の皆のこと>>0:226が重なった。 道中、己に様々な文化や知識を教えてくれた皆のことを話すこともあっただろうか。 ひとりで不安だった道のりも、ふたりで進めば少しだけ怖くなくなるような気がした。]
どっ 、うい たしま し、 て。
[ 身軽なアーサーの身体>>150が肩を蹴ると、そのしなやかな脚力に身体が一方に傾いた。 先程は自ら傾けていた為取れたバランスも、咄嗟のことにやや揺らぐ。 トルドウィン>>137の腕を借りられたなら、ほっとガスを零した。]
ぼく も、 たのし か、った。 おなじ めの たかさ、 たぶん はじめ 、て。
[ 華麗に着地を果たした小さな影は、顎が首に食い込まなければならない程下にある。 その差がほんの少しの間零になった。 だからありがとう、と。距離の空いた手を振る。]
(155) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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[ 先程の話を聞いていたのもあり、アーサーの反応にはやや疑問を覚えたか。 しかし言葉では喜んでいるようだから、疑問は言葉として表出するには至らない。]
まん じゅー 、おん な。
[ また新しい響き>>151が現れた。 ふたりとも多くの言葉を知っているんだなと感心しつつ、聞き覚えのある”man-ju”を頼りに想像を膨らませてみる。 man-juの知恵。あまいのはいいこと。
……。]
…… へりん は、 あたまが い、い?
[ 賢人という結論が出たようだ。 すごいね。などとのほほんと告げて、ヘリンのman-juを有り難く頂戴しながら、的が逃げ出す外れっぷりを晒す。]
よにん 、 いて、 まんじゅ うも、 ある。 これ で まん じゅー の、ち え?
[ 分からないことも分かるようになるのだろうかと、不安と期待が燻んだ瞳にこぽりと滲んだ。]
(157) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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[ 咄嗟に掴んだせいかやや棘に触れた気もしたが、厚手の生地には僅かな痕が残った程度だろう。影響はないはずだ。 むしろ痛くなかったかとトルドウィンを労りつつ、アドバイス>>156には素直に頷く。
手を離して、自浮して。 ヘリン>>154にも勧められたman-juは、既にコーヒーの隣にあった。]
おみや げ 、って いうん でしょ 。 あと での、 たのしみ に、 する。
[ 苦味に対する拘りも影響も薄い故に、警戒も抵抗もない様子でふたつの形を眺めた。]
(162) 2020/08/26(Wed) 23時半頃
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[ 金属音を立てて新しい姿が入り口を潜ったのはちょうどその頃だったか。 音の方へ視線を向ければ、放送で聞こえた声の主>>153が姿を現した。
仕事。 たぶん、ひとつ前にここを訪れた時なら、きっと何も引っかかることはなかっただろう。 ノイズ混じりのラジオの音声が、未だ不安の端を引っ掻き続けている。]
おつかれ、 さ ま。
[ その不安を拭う為の仕事なのだからと、努めて自然を意識して声をかけた。 ヘリンのコーヒーをねだりながらman-juに怯える姿に、ヘリン>>163とはまた違った印象を受けた。
――甘いの苦手なのかな、と。 トルドウィンと逆さまなのだろうか。両者を見比べてみるも、見た目だけでは当然判断がつかない。]
(172) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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ぶっさ ちゃ…… あー さあ、 に? んー と、 さんにん よれ ば、 まん じゅーの ちえ。 って、
[ 視線は次にもみくちゃにされているアーサー>>159と行使者のヘリン>>163へ向かう。 手に隠れてアーサーの表情は見えないが声音はやや不満そうだ。しかし逃げる様子もないことから、そわそわと見守るに留める。]
……その ようす じゃ、 まだ、 みつかって いないんだ ね。
[ 呟きに反応したコータ>>164の口ぶりからは、発見できたというニュースが聞こえてきそうになかった。
まだ、なのか。元よりないのか。
見えない現実がカリカリと不安を掻く。音のない胸元を片手でぎゅうと掴んだ。]
(174) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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[ ……と、尋ねた緩慢な声は、彼>>169の去りゆく背中に投げかけられることになった。 彼の迅速な休息に、機動力のない己はついていけなかったらしい。
まだ、仕事は始まったばかりなのだろう。 滲む不安に言い聞かせて、いってらっしゃいと手を振り見送った。]*
(175) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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/* シルクもゆっくりでしたが、中身の筆がコータさんのスピードに追いつけなかった……! お仕事お疲れ様です!
そしてアーサーさーん!
(-93) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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[ トルドウィン>>167の微動だにしない身体は、普段よりかかる壁や柱を想起させた。故に安心して掴んだ結果、棘を掠めてしまったのだろう。 問題がない旨によかったとガス越しに伝え、皆が注目するman-juの知恵について……]
あー さあ ?
[ ……経緯を説明するつもりだった。
警告のようにアーサー>>170の喉の奥から聞こえる音に、首を押し込むことも躊躇わず足元を覗き込む。 どうにも様子のおかしい姿はあれど、肩に乗っていた先程とは違い、手を伸ばしてもその毛並みに触れることはできない。]
だ、 だいじょ ぶ? どう し、 て ?
[ 故に、ただおろおろと言葉を降り注ぐばかりだ。]
(178) 2020/08/27(Thu) 00時頃
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/* 降り注がせるだった。見直し大事。 多角はわくわくして大好きなのですが、上手く捌けるかは別問題なのでいつもあわあわします。でも楽しいからついやりたくなる。
どう考えても手の届かないシルク。完全にリアクション担当。 地上50cm+165〜170cmくらいを想定しています。 50cmの先は宇宙服の足先。実際の足は小さかったり細かったりガス状だったりするので、そこを省けば身長は155〜160cmくらいのイメージ。性別はありません。
宇宙服サイズはメモにも書いた方がいいかもしれない。 目線の上下大切ですよね。
(-96) 2020/08/27(Thu) 00時半頃
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[ 毛玉というヘリン>>180の声が聞こえると、誤飲の可能性に思い至る。 直前に好きだというコーヒーを飲んでいたが、液体が喉に詰まることはないだろう。ないはずだ。]
え、 えと、 ぼく、 おいしゃ さん、 よんで、 く、る 。
[ 移民船ではあるが、救護室くらいはあるだろう。 あるいは猫の症状に詳しい誰かでもいい。アーサーは猫ではないが、今の形は紛れもない猫なのだから。
状況が均衡するようなら、談話室を出て救援を求めに行くつもりだ。]**
(182) 2020/08/27(Thu) 00時半頃
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/* そういう時、猫ちゃんってしょんぼりするんですよね。 よしよし。もーふもーふ。したい。届かない。 誰ですか浮かべたの! わたしだ!!
(-97) 2020/08/27(Thu) 00時半頃
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/* アクシデントは場が動くアクセントになるから素敵。 トルドウィンさんの自然な話題振りもそれに応えるアーサーさんもすごいなぁ。掛け合い上手。
そしていつも通りスプスプイさんの性質>>183>>184が整然としっかり不思議でうっとりする。整った異質って感じ。 土台がしっかりしているから安定感があるんだなと思っています。大好きです。
(-99) 2020/08/27(Thu) 00時半頃
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― 談話室 ―
[ man-juの知恵も万能ではないようで、部屋にいる誰もが――当人であるアーサーも含めて――この状況における適切な処置を把握していないようだった。 動き出したのはこちらが先だったが、談話室を出たのはアーサー>>216の方が早かった。コータ>>179の背を二度見送ることになったように、緩慢な動きでは走り去る小さな影に追いつくことはできない。]
いっ て、 くる、 ね。
[ トルドウィン>>197とヘリン>>214に声をかけ、テーブルを緩く押して出口へと向かう。 コーヒーとman-juはテーブルの上、寄り添ったまま。抱えたままでは細かな移動ができないと、ふたつの土産には談話室での留守を命じることにした。]
(226) 2020/08/27(Thu) 21時頃
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― 談話室近く、廊下 ―
…… っ、
[ 天井に再び擦るのも気にせず、閉じかけたハッチに身を滑り込ませて廊下へと躍り出る。 すると、そこには小柄な(少なくとも己よりは視界が下にある)大きな耳を持った少女>>195の姿があった。昨日も驚いた顔>>114をしていたっけ。突然のことに、場違いなのんびりした感想が浮かぶ。 しかしいくら速度が出ないとはいえ、ブレーキを持たぬ身体。慌てて壁に指を押し当てるも、こちらからは接触を止める術がない。]
ごめ、 ん なさ ……、 いそい で、 て 。
[ 衝突したにしろしないにしろ、謝罪の言葉を述べた。 その間も少女の円を描いたような瞳は、アーサーの小さくなる影とこちらを行き来していたか。]
アーサー へん な、 の。 ぐあい わる そ …… で。
[ 経緯を説明する時間も口も足りず、状況だけを少女へと伝える。 たいへん。と口にした彼女は、慌てた様子でアーサーを追いかけて行った。]
(227) 2020/08/27(Thu) 21時頃
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[ また、背中を見つめる。いつもと同じだ。]
(228) 2020/08/27(Thu) 21時頃
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[ 一般の移民船へ乗船するにあたって、背中のジェットパックには大幅な速度制限を加えてある。緊急時に多少馬力を上げることはできるらしいが、基本的にはヒト種の歩行と変わらぬスピードしか出ない。 当然のことだと思う。拙い己が扱う以上、衝突の危険性は最小限に留めるべきだ。乗員に怪我をさせたり、艦内に傷をつけたり、あるいはこの外部作業服に傷をつけ、身体を構成するガスを無闇に広げてしまう可能性だってあるのだ。 快適な共存を目指す実験。過程の不便は承知している。]
…… ん、
[ しかし今は、その制限がもどかしい。 小さな背も、追いかける背も、気づけば角の向こうに見えなくなっていた。 己がハッチを閉じることを阻んでいた為、談話室のふたりにも少女の様子が見えたのだろう。先程までの困惑が、多少和らいだように見える。己もそうだ。 きっと、これで大丈夫なのだろう。役目は終わった。]
…… でも、
[ たぶん、これはアーサーの為ではなく己の為だ。 心配だから、安心したい。 形を得た目で見て、無事を確かめたい。
急ぐ様子の見えない速さで、消えた背中を追う。]
(229) 2020/08/27(Thu) 21時半頃
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/* 1日1回は発音が上手なタイミングがあることにしてほしい……。 (またまちがえたかお)
(-109) 2020/08/27(Thu) 21時半頃
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― 給湯室 ―
[ ようやく談話室近くの給湯室に到着したのは、少女>>196の手が丸くなった身体>>186を撫でている頃だった。 シンクの中、水を流した痕跡のある銀色に包まれて横たわるアーサー>>218からは、先程までの警告音のような声は聞こえない。 給湯室入口上空からでも揺れる尻尾の先が見え、安堵にフェイスカバーが淡く曇った。]
あ 、
[ 曇った景色の向こう、金属音と水音、または電子音。周りと異なる響きが届く。 徐々に晴れる視界で傍らを見下ろすと、ふたつの姿を捉えることができた。]
もな りざ、 と ――。
[ 衝突未遂で出会ったあの時、名を目にしていたなら「すぷすぷい」と、そうでなければ「しろいはこさん」と存在に名をつける。 近づけば近づく程上辺ばかり見える視界は、その内側でざぶりと音を立てる水の状況を把握できない。]
あ、 ど、 うぞ。 ぼくは、 もう、 だい じょぶ。
[ 点滅する表示を捉えると入口の縁を掌で弾いて、身体を向かいの廊下の壁へと押し運んだ。]
(236) 2020/08/27(Thu) 21時半頃
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[ コータ>>212の声が再び降り注いだのと、少女>>231の歓声が給湯室の奥から聞こえてきたのはそのすぐ後だったか。 「はっかさん」とはどちらを指す言葉なのだろう。背後からふたつの存在を見つめる。]
よかっ た。
[ 無邪気そうな声>>232を聞くだけで、奥の状況が目に浮かぶようだ。 その明るい音色に不安ともどかしさに満ちた心が晴れるようで、ようやく口元に笑みを乗せた。機嫌よく揺れる頭に釣られて髪が泳ぐ。]
(237) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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[ さて。心配がひとつ晴れたところで、目の前には自室を出た理由の探し人の姿。 しかし様子を見るに、モナリザたちは何やら用事があってここを訪れた様子だ。]
なにか する、 の? てつだえる こ と、 ある?
[ 己の疑問より具体的なことがあるのならばと、届かない手しか持たない身ながら協力を申し出てみる。 生まれて初めて見る惑星というものにも興味があったものだから。]*
(239) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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/* 動き難し楽し。 まだ皆さんいらっしゃらないだろうとぽつぽつ落としていたらお顔がたくさん見えました。いつの間にこんなに時間が経って……?
ヘリンさんがお留守番組を拾ってくださってて嬉しい。 後で大切にいただきますからね……!
(-112) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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/* ワクラバさんはまだ自室から出ておられない感じでいいのかな。 どっしりとした存在感がかっこいいなぁ。てつさび、よいです。
ソラさんの方は大丈夫でしょうか。お姿見えないの心配。
(-113) 2020/08/27(Thu) 22時頃
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― 給湯室 ―
[ 道を譲ると、「はっかさん」は感謝を示して給湯室へと入る。 たっぷりした身幅が入口を通る様子を見下ろしていると、名札のように記された文字列が視界の下から上へと流れて行った。 前半の文字は音を知らなかったが、「浮」の文字には何だか親近感を抱いた。故に怠っていた挨拶を返す声は、普段よりも微かに柔らかい。]
こんにち は、 すぷす ぷい。 ど うぞ、
[ モナリザも続くようなら道を譲り、廊下から無邪気な声を聞く。 それに続いた不満そうな声>>245も、今は安心を満たす響きでしかない。 入口を潜って手伝いを申し出れば、スプスプイ>>250の表示はまた形を変えて点灯する。]
しょく じ。たいせつ 、 だ。 おなかが すく のは、 さみし、 い。
[ とは、実感ではなく知識でしかないのだが。 肉らしいとはいえ、所詮ガスであることには変わらない身。食事の必要性は他種族より薄い。 留守を任せたあの子たち>>235のように、勧められた際に口にする程度だ。]
(256) 2020/08/27(Thu) 23時頃
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わかっ た。 もなり ざ、 の おてつだい す、る。
[ もし塩や油が高い位置に収納されていた場合は役に立てるが、反対に下の引き出しであれば太刀打ちできない。 手伝ったり手伝わなかったり、時折少女とアーサーが見つめる惑星>>247の映像に手を止めたりしながら、食材を揃えることに挑戦した。
少なくとも、荷物持ちにはなれるだろう。 同志だというモナリザの助手にでもなったつもりで、スプスプイの周りを壁伝いに浮遊している。]
(257) 2020/08/27(Thu) 23時頃
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/* 毒のあるヘリンさんかっこいいー! 村たてさんのナユタさんの反応も合わせて、舞台の大枠の流れがちらっと見える感じがわくわくするなぁ。 あと1時間しかない。びっくりした。タイムイズはやい。
(-118) 2020/08/27(Thu) 23時頃
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[ 給湯室の入口を潜った頃、無邪気な声>>262がまた響く。 視界の端、大きく動く何かを捉えれば、それがこちらに向けられているのが分かった。]
だい じょ、 ぶ。 こっちこ そ、 ごめん ね。
[ あの時も今もどこも痛む箇所はない。問いに首を横に振ることで答えると、毛先が踊って視界が狭まる。 くすぐる感覚に鼻の中腹に皺を寄せながらも、声は朧で穏やかだ。]
あー さあ、の こと たすけて くれ て、 ありが とう。
[ 毛玉などの誤飲ではなく、直前に味わったコーヒーが原因らしいアーサー>>246が寝転がる様子に視線を向ける。]
よかった、 ねえ。
[ そうして同意を求めるように、少女へと微笑みかけた。]
(272) 2020/08/27(Thu) 23時半頃
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[ 安堵を言葉にしながらも、車輪が収納され拳ひとつ低くなったスプスプイ>>250の食事への協力は怠らない。 モナリザの斜め上空、塩あるいは油を手に持ちながらスプスプイ>>259の表示を目にする。]
あー さー は、 こーひー すき って 、いってた よ。
[ 疑問の答えになるかは分からないが、アーサー>>276に頷きながら現場にいた者として知り得ることを伝えた。 そしてもう一度、よかったねえ、と。 不安の晴れた身はその高揚に少ない言葉を繰り返す。]
さみ しい、 おかし、 い?
[ アンバランスな返答>>270もスプスプイの味として少しずつ馴染んできた頃、問いがひとつ、表示された。 与えられた知識ではあるが、それをフィルタもかけず他の誰かに通したのは己だ。 分からないというのは容易だが、一度身の内に留めて言葉を探す。]
(280) 2020/08/28(Fri) 00時頃
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さみし 、い は、 こころに あなが あくん だ、って。
くうどう に なっ、て 、ひんや、り さむ い。
おなか すく と、ぽっかり くうど、 う。
だから、 さみし、 い? ないよう りょう ぶそ、 く …… ?
[ 鼓動の聞こえない己の胸元に手を当てる。冷たくもないが、温かくもなかった。 心の話をする時、皆胸元に手を当てるのは、そこに生命の中枢があるからではないのだろうか。それなら、己の心はここではないどこかにあるのかもしれない。 スプスプイはどうだろう。疑問を表示する姿を見下ろす。]
すぷ すぷ い、 は、 さみし く さむく、 な、い……?
[ 要するに、食事は足りただろうかと。 その身体のどこから摂取するにしろ、この手はその身に届かない故に、この目は滞在する仮宿の扉を目視できない故に、表示される文字だけを頼りにスプスプイの意思を尋ねた。]*
(281) 2020/08/28(Fri) 00時頃
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/* 後半がっつり消えてしまって密かに慌てていましたすみません……! コピペミスは心臓がひゅっとなりますね。
お食事はやっぱり同志モナリザさんからと思うので、自由行動挟める範囲で進めつつ。動かしこんな感じでいいのでしょうか。 悩みつつも、スプスプイさんとお話できて嬉しいたのしーい!
天使ミタシュさんにも心配していただけてにこにこです。 シルク的にはむしろ先に行ってくれてありがとうの気持ちしかないので、失礼なんて何もなかった。
(-125) 2020/08/28(Fri) 00時頃
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