204 銀花の咲く路、灰白の世界で君を想う
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[ 藤は、ちらりと向けられた視線>>75に気付けるほど、人外離れした鋭さを持つ男ではありません。
普段から世話の焼いてくれる人が妙に素っ気無いと寂しいものです。 向ける感情が友愛で在れど、恋慕で在れど、それは変わらぬことですよね。
ですからこれは、想いに振り回された結果では無いのです。 藤は、彼女が一人でいる姿を見つけたのならば、声を掛けに行ったのでした。 ]
── ニモ、何貰ったの?
[ 後ろからひょいと顔を覗かせれば、いつものような軽さを持って、尋ねるのは交換したプレゼントの事。 新本の手には、可愛らしい縫い包み>>90があるのでしょう。 ]
(119) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 03時半頃
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[ 同じ様な質問を返されたのなら「俺は手袋」と、黒の毛糸に覆われた手を振ってみせました。 見せびらかしたのならば満足して、大切にしまっておきましょう。 ]
みんな、楽しそうだね。
[ 彼女の隣へ居直しながら、サークル室の様子を見ては微笑みます。
きらきらとした飾り付け。 沢山の美味しい食べ物。 その影に、切ない想いが潜んでいたとしても──藤には楽しげに見えました。 ]
(120) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 03時半頃
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ニモもおめかしして、すっかり人気者だ。
[ 視線をずらしては、話し相手の方を向きます。 煌びやかな恰好をした新本を、じいと見つめました。
先程から容姿の事を皆に彼女が褒められていることは聞いていましたから、ふと不思議になってしまうのです。 ]
恋人の一人くらい、出来そうなものだけどなあ。
[ と、ともすれば、……いえ、恐らくは、かなり失礼な言葉をぼやくのでした。 ]**
(121) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 03時半頃
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/* あーあテルヒコがアオイちゃんなーかせた! せんせい(ナオフミくん)に言ってやろー!
そしてニモに構ってをしにいく藤……ってことでおやすみなさい…**
(-151) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 03時半頃
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[ 藤は、その音が好きでした。
柔らかな心地で耳に届く、温かい声。>>130 彼女の声が自分の名を奏でれば、何だかとてもくすぐったい気持ちになるのです。
笑い出したくなるような。 やめてと言いたくなるような。 じゃれついてしまいたくなるような。
────…………… そんな気持ちに。 ]
(138) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 20時半頃
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[ その顔が此方へと向いたのならば、藤はふふふと笑いました。 ちゃんと構ってくれて、喜ばしいのですから仕方ありません。 無視されていた訳でも無いようで、良かったですね。 ]
俺? 俺はね、 ── 嬉しいかなあ。
[ 楽しい、と聞かれて、嬉しい、と答える。 それは、何だか見当違いではありますが。 投げ掛けられた質問>>132には、そんな風に答えるのです。
一緒に過ごせることが、嬉しいのですから。 ]
(139) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 20時半頃
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へえ、オグラちゃんが。 器用なんだね。
[ 瞳がかち合えば、藤はそうっと微笑みました。 けれど彼女の視線は下に落ちて、つまらぬ心地になってしまいます。
折角楽しいパーティだというのに。 俺も素直に楽しみたいのに。 と、溜息を溢してしまいたくなっては、喉の奥で霧散させます。
新本の手元、見つめられている兎を、藤も同じく見つめました。 生きてもいない縫い包みに、羨ましさなど抱きたくはないのですが。 ]
(140) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 20時半頃
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[ 苦笑いと共に投げかけられた問>>134に、藤はこてりと首を傾げます。 ]
褒めては……、いないかな?
[ ただ単純に思った言葉を口に出していたのですから、そこに称賛の意味は込められていませんでした。 何故その思考に繋がったのかと考えては、言葉を落とすのです。 ]
俺にも、可愛いって褒めて欲しかった?
[ なんて、冗談を言うような声色で。 ]
(141) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 20時半頃
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[ モテないよと言われたのなら、モテなくて良かったと思います。 彼女の手を引こうとする人が数多であれば、此方の事など放っておかれるかもしれませんからね。 ]
二人も居たら、はたかれちゃうよ。
[ くすくすと笑いながら、仕返し>>135を受け取ります。
藤の手を引こうとする人は多かったのかもしれませんが、そんなものを気にする男ではありません。 面倒な声は、素知らぬふり。 この髪を揺らしては、ただゆらりと、手を躱してきたのです。 ]
(142) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 20時半頃
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[ ── そして、声が落ちます。>>136
なんだか物悲しい様な、苦しそうな。 この楽しげな部屋には似合わないような音。 いつもの彼女とは、少し違う響きを持っていました。
どうしたのだろう。 と、藤はぱちくり、目を瞬かせました。
交わらない視線と声色に、ぼやりと、酷く漠然とした不安が心中に広がりました。 ]
(143) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 20時半頃
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── ふふ。 何だかその質問、最近よくされるなあ。
[ ですから、そのつぶやき>>-165が耳に入ったとき、息を吐くように肩を撫で下ろしたのです。
なんだ、そんな質問か。 と、この前同じような質問をした後輩を思い浮かべます。 ほら、彼も楽しそうですね。 部屋の様子を眺め、藤はゆるりと笑いました。 ]
俺は、好きな人居るよ。
[ きりと張り詰めていたような糸が緩むような心地で、言葉を紡ぎました。 ]
(144) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 20時半頃
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ニモは? 好きな人、居るの?
[ 後輩との会話を思い返しながら、声はステップを踏むような軽やかさで落とされていきます。 新本と話せることは藤の心を浮つかせるのですから、つい口も回るものです。
聞いたのだから、聞き返しても良い。 そんなことを、後輩は言っていたような気がします。
ああ、けれど、 自分で聞いておいて、なんだけれど、 ]
居たら嫌だなあ。
(145) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 20時半頃
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俺は、ニモが好きだからさ。
(-179) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 21時頃
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[ 自分の溢した言葉を理解すれば、藤は口元に手を当てて「おっと」などと目を丸くしました。
──…… つい、落としてしまった言葉。 浮つく気持ちのまま、素直に零れてしまった言葉。
それは拾ってなかった事には出来ません。 藤は、時間を巻き戻せるような、魔法使いではありませんからね。
さて、少々困ったものです。 コントロールできぬものと思っていましたが、此処まで持ち主の言うことを聞かないとは、藤も思っていませんでした。 仕方がありませんから、新本の方を向き、眉を下げては微笑むのです。 ]
そう、俺、ニモの事が好きなんだよね。
(146) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 21時頃
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[ そのまま、ふにゃふにゃと形の無い笑みを浮かべては、すうと視線をずらします。
なぜかひどく申し訳ない気持ちになるようで。 居た堪れないような心地になるようで。 ]
──、ごめん。 俺、煙草吸ってくる。
[ と、言っては、藤にしては素早い動作で立ち上がります。 新本の方をあまり見ないよう視線はずらしたまま。 サークル室の外へ出ようと、その髪を揺らすのでした。 ]*
(147) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 21時頃
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/* はい! 藤が告白するにはこの方法しかねえ!! うっかり口が滑った!!はい!!離脱!!! あ、長くてゴメン!!! **
(-180) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 21時頃
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/* ただいま〜〜!
両片思いで村が閉じても、藤のことだからきっといつかウッカリ口すべらせるだろうなぁと思って… なら村で言わせてしまえ!ってね、思ったよね
それにみんなの矢印の行き着く先を、両片思いのまま終わらせられなくないですか!?か!!
(-186) sa13ichi 2016/12/22(Thu) 23時頃
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/* 一通り悶えたので、ロル書きます… 律君が…せつねえ…
(-196) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 00時半頃
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[ 一応、の話ではありますが。 このキャンパスは、全面禁煙です。 廊下でなど吸ってしまえば、注意されるに決まっているでしょう。 ですから、しんと静まり返った外へ行こうとすることは、極々自然な事なのです。
藤はサークル室から幾らか寒い廊下を通って、廊下からもっと寒い外へと歩いていきます。 先までの賑わいは遠く離れ、──……彼女からも。
玄関を開ければ、冷えた風が肌に触れていきます。 コートを着ることもせず外に出たものですから、吐く息は一段と白く見えるものでした。 手袋を持ってくればよかった。 と、藤は、置いてきた黒い毛糸の感触を思い出しました。 ]
(192) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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あ、煙草……。
[ ポケットに手を伸ばそうとして、そもそもポケットすらないことに気が付きます。 煙草はいつも、コートにいれているのですからね。 それを着ていなければ、煙草もライターも、何もありません。 冷えていく指先をほんの少しでも温める場所すら、ありません。
藤は何だか可笑しくなってしまい、ふふふと息を吐きました。 上手くいかないな。 と、心中でぼやきます。
ずうっと、ずうと、上手に知らないふりが出来ていたのに。 ひょいと顔を出した恋心というヤツは、藤の体をいとも簡単に操ってしまうのです。 ]
(195) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ ──…… 藤は、
さらりと服の上を撫でて地に落ちるような、 ふわりと肌に触れて水へ死んでいくような、
ただ、自由気ままに空に漂う、 そんな、雪の様な男でした。
ですが、芽生えた想いこそが 冬の夜に吹かれる風の様に 藤のすべてを攫って行ってしまうのです。 ]
(201) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ 睫毛が、網膜が、凍り付いていく心地がします。 藤は星空へ、静かに目を瞬かせました。
新本がどんな顔をしていたのか、思い出します。 酷く驚いたような、呆然としたような。 そんな顔をしていた気がしますが、果たしてその記憶が正しいのかもわかりません。 平静さを失っていたことを改めて認識させられ、歯痒い気持ちになるのでした。
これだから困るんだよね。 と、藤は星へと目で声を投げかけました。 彼等は真摯にこちらを見つめ返してきます。 ]
(202) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ やがて、静かに瞬いたかと思えば。
──── 流れ星のように煌く声>>158が、藤の鼓膜を揺らすのです。
彼女はこちらへ駆け寄ってきて、藤の手を包み込みます。 何もかも溶かしてしまう体温が、じわりと滲んでくるのでした。 ]
……ニモ、
[ 心配するような声と、構ってくれる動作。 自然と藤の顔は、彼女へと向いていくものです。
その瞳は、うさぎではなく、藤を見ています。 凍り付いた睫毛も網膜も、雫になって消えていくのです。 ]
(203) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ ──…… そうして、落とされていく言葉たち。
ひとつひとつが、きらきらと輝いては、目の前を照らしていきます。 吐く息が、夜の冷えた暗い空気を、すこしずつ温めていきます。
藤は、目を瞬きました。 ほんのつい一瞬前まで感じていた、体の芯まで凍える寒さは消え去り、指の先までぽかぽかと温まっていくのです。
とても、とっても、不思議ですね。 実は、彼女が魔法使いなのかもしれません。 ]
(204) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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……本当? すごい、こんなことってあるんだ。
[ きらきらと目を輝かせた藤が、そっと手を握り返します。 この指が、上がってしまった体温を、すこしでも分けられるように。 ]
夢みたいだ。 ……夢じゃないよね?
俺、いつかみたいに、 まさか眠ってしまっていた。 ──なんて落ちは嫌だからね。
(205) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 01時半頃
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[ 覗き込んだ顔は、何だか泣き出しそうな顔。 首を傾げては、ふわりと微笑みます。 ]
どうしてそんな顔してるの。 笑って? 俺まで泣いちゃうかもしれないよ。
[ ああ、やっぱりなんだか、夢心地です。
感じていた寒さが。 こんなにも暖かい指先が。 空にひかりかがやく星たちが。 現実なんだよ、って教えてくれるのですけれどね。 ]
(206) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 02時頃
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どうか俺と付き合ってください。 ね、加奈子さん。
(-211) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 02時頃
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[ どうか、この手を離さないで。 溶けて消えてしまいそうだから。
きらきら輝く 満天の星空さえ 最早あなたには 敵わない。**]
(207) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 02時頃
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/* 一応投下前に更新して確認したけど挟まった。 つまり投下タイミングがお揃いすぎた。 ごめんよう、ごめんよう。
はー名前呼び!出来て良かった! という顔をしています。PLが。 こんな…こんな男がみんなのニモを掻っ攫ってよかったのか!?と思うこと度々。 でも藤はしれーっとしてるので、尚更腹が立つというかなんというか。 幸せになります(結論)
(-212) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 02時頃
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/* 挨拶! 改めてお疲れ様でした。 佐市と申します。さいちですさいち。 知っている村建てさんの村には割と出没しがちです。 はじめてのRP村に入ってから丁度一年くらいかな。 その村でも大変お世話になりましたね、ゆらさん。 いつもありがとうございます。
青鳥をやっているんですけれど、こういうときってRP垢を紹介するべきなのか、日常垢…?を紹介するべきなのか、悩みますよね…、となってます。 佐市で検索したら日常垢が出てくる、かな? RP垢はほんと過去キャラの呟きが容赦ないので、承知の上で、お願い、します…。 よろしければぜひ…。
素敵な雰囲気の村で、良い恋たちを見たなあと言う思いです。 片思いの切ない気持ちも、両想いの甘い気持ちも、可愛くて好き。 どれ程遠くても、全員と繋がりが持てて嬉しい限りです。 藤というキャラクターに関与していただき、ありがとうございました。 また同村する機会があれば、よろしくお願いします!**
(-213) sa13ichi 2016/12/23(Fri) 02時半頃
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