190 【身内村】宇宙奇病村
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― 医務室 ―
[ワクラバの声が聞こえるとアシモフは医務室の奥から出てきた。彼は最近よく、医務室奥で薬液に浸かったままのヤンファに話しかけている。]
やあ……メンタルチェックか、いいよ。
[その毛並みは荒れ、髭は折れ曲がり、尾は乾ききっている。 ヴィジョンモニタのチェックボードを出し、いくつかの器機につながったコードを引っ張り出してきた。]
情けないなんてことはないさ、当然デよ……人として、当たり前さ。
ああ、ありがとう……大丈夫、ぼくは丈夫なんだ。それが取り柄なんだからさ……大丈夫。
[細いコードの先はとても薄い円形のシールタイプになっている。それをワクラバの額や喉、胸部、腕につけていくつかの質問を始める。 しかし、結果はわかっている。]
(7) 2016/05/20(Fri) 16時頃
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……なんだったらリーマスかジプレキサでも出しとこうか、安定薬さ。
[『一部情緒不安定』。それがここ最近の結果だ。異常ってほどじゃない、こんな状況だ。 しかし。アシモフはわかってきた。
――おそらく、次に眠るのはワクラバだ。]
(8) 2016/05/20(Fri) 16時頃
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[だが、彼にそれを告げてはいない。意味が無い。 症状の予測がついても、治療ができない。感染を防ぐ方法もわからない。幸いにしてまだ二週間、彼が眠ることはなかった。 ならば、黙って観測することが一番有益だとアシモフは判断した。]
(どうせこのままじゃ……全滅だ)
[航法装置が完璧に直るまで、ワクラバが欠けてもイースターが欠けても帰還はほぼ不可能になるだろう。 自分の船員としての無力さをまた感じる。]
(9) 2016/05/20(Fri) 16時頃
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(ぼくは感染の拡大を防ぐんじゃない、こうなってしまっては……) (治療法を見つけなければ、帰る意味が無いんだ)
[だから、治療のために犠牲を厭わない。治せないのならば帰れなくたっていい。 アシモフは既にそう考えるまだ追い詰められていた。]
(10) 2016/05/20(Fri) 16時半頃
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― 医務室 ―
[ワクラバが去ってから、答えぬヤンファの前にまた立っている。 彼女の揺蕩うポッドに背中でよりかかるようにして。]
なあ、ヤンファ……ぼくは見つけたんダ、あの病状の真実をさ。 あれは……精神疾患だ。それも特殊な感染性の。 そんなもの、ぼくたちの知る宇宙には無かったろ? Pavr=oprtyの風土病である精神疾患。それがぼくの回答だ。
[ヤンファにも見せるようにヴィジョンモニタを眺めている。 そこには、Ollovaの群れの映像。]
でも、その回答じゃ赤点だ。 なあ……こいつらだったら全部わかってたりしないのかな?文化を持つ群れなんだろウ? 教えてくれよ、彼らと交信する方法をさ……ぼくなら仲間みたいなもんだ、きっと教えてくれるさ……。
(45) 2016/05/21(Sat) 01時半頃
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[そうやって呟いていると、傍受はオープンになっている通信回線の会話が聞こえてくる。ワクラバとミツボシの会話。(>>27)]
……。
……ふふ、ユダか。 信じるものを裏切った男、信じたからこそ裏切らざるを得なかった男……いったいワクラバ、君は何を信じ何を裏切ったっていうんだろうネ。
真実の裏切りは、ぼくだ。期待を裏切り、帰還を望まず、今も真実を伝えずにいるままの……ぼくは……。
[通信はこちらからの言葉を送るようには開いていない。 するとアシモフは寄りかかっていた背中を離し、よろよろと歩き出す。 医務室のいっぱいになった寝台に寝たナユタ、シルク、ワレンチナの顔を眺め、部屋をあとにした。]
(47) 2016/05/21(Sat) 02時頃
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/*(今これどうやって解決するんだってたいへんこまっている)
(-17) 2016/05/21(Sat) 18時半頃
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[通信回線から聞こえっぱなしの会話。(>>54) それは、アシモフの足を速くした。4足歩行で手足を動かしながら、疲弊した脳が光を得たように動き始める。]
― 食堂兼レクリエーションルーム―
寄生体、だって言ったな……?!
[半自動扉の開ききる前に飛び込んできた。]
(57) 2016/05/21(Sat) 18時半頃
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寄生体……しかしこれは精神疾患だ。寄生虫ではない、それは各員のオールチェックをしていることからも違うっていうのはわカる。だから、つまりこの疾患は、精神に寄生する「何か」の仕業、ってことなのか……!!?
[ワクラバとミツボシの間に喋りながら入っていく。その目は真実に近づいた喜びと、倒すべき敵を睨みつけるような強さがあった。]
(58) 2016/05/21(Sat) 19時頃
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精神寄生による疾患、そういうことなら説明はつく。聞いたこともないけれど、にわかに想像はし難いけれど、納得はできてしマう。 しかし……だったらどうする……?寄生虫の治療は薬か外科手術で摘出することが基本だ。精神……そこから取り除く方法とは……取り除いたところで、次に感染しないのか……?
[話しかけたというわけではないようだ。二人の間に入っていきつつも、また一人俯いてぶつぶつと考えながら呟いている。]
(59) 2016/05/21(Sat) 19時頃
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/* ぼりに騙された……倉庫じゃねえか居るの……。
(-19) 2016/05/21(Sat) 19時頃
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/*ババアがwwwwwwwwwww
(-20) 2016/05/21(Sat) 20時頃
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(― 倉庫 ―)
[浮いたままのヴィジョンモニタから聞こえてくるイースターの声。(>>63)]
オーケイオーケイ、聞こえてるよイースター。
……感染の判断はある程度できる……つまり取り除くことが可能なら次に感染したかを判断はできるから、まず取り除くことが重要だろうか……?いやそのためには人数が足りない、被験体が欲しい……。
[イースターの声に答えつつ、ぶつぶつとまだ呟く。]
(66) 2016/05/21(Sat) 20時半頃
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(>>69)
……。
[驚いた。なるほど、と思った。]
つまり、あの時点でAIはその……精神寄生体の存在に気づいていたってことカ。 ……システム的には有り得ない話じゃないが。
[管理AIにそんなものを見つけられるのか、という疑問はあった。]
(71) 2016/05/21(Sat) 21時頃
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[(>>70)]
できるのカい……?! いや、もちろんAIがそれを検出できていたという前提だろうけれど、データはあるだけあった方がいい。どんな病気だって、その正体を突き止めないことにはどうにもならないんだから。
(72) 2016/05/21(Sat) 21時頃
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[寄生体を検出したデータがあれば、それは感染経路を推測する参考データになる。感染経路がわかれば、それを予防できる。少なくともこれ以上の犠牲者を出す事態にはならない……!]
(73) 2016/05/21(Sat) 21時頃
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/*さっきババアって言ってたのに表ではお姉様かwwww
(-21) 2016/05/21(Sat) 21時頃
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(>>74) [アシモフには何をどうするのか検討もつかなかったが、とにかくイースターが頼もしく見えた。]
わかった、よろしく頼むヨ。
[状況が進み始めた。なんて優秀な隊員達だろうか。自分がどれだけ助けられているか。]
(75) 2016/05/21(Sat) 21時半頃
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[こちらを向いたワクラバ(>>76)から目だけつい逸らしてしまう。]
寄生体探しか……。 今、どこにそれがいるのか、誰に寄生しているのか……それについては検討がついてるんだ。 問題は、どうしたら、どういう時に感染するのかって方サ。
[少しでも話題をずらしたく思った。]
(78) 2016/05/21(Sat) 21時半頃
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(>>80)
ああ、そうだネ……ぼくが倒れたら、皆を起こす人がいなくなるからね。 ぼくは、倒れるわけにはいかないよ。皆のためにも、誰を犠牲にしても……。
(83) 2016/05/21(Sat) 21時半頃
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/*イースター楽しいなw
(-26) 2016/05/21(Sat) 21時半頃
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[(>>90)ワクラバから連絡をもらいイースターの自室へ、ミツボシに手伝ってもらって介抱してやることにする。命に別状は無さそうで何よりだ。 何で全裸なのかは疑問だったが。とりあえずそのまま医務室へと運ぶ。
AIモジュールのことはワクラバに任せ、感染経路がわかった時にとる手段に頭を巡らせた。]
(91) 2016/05/21(Sat) 22時半頃
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(精神に寄生するもの……それの摘出、もしくは根絶か……)
(現在寄生されている人が手遅れかどうかも問題だが)
(……何かを、犠牲にしてもやらなきゃならない)
[――アンドロイドに寄生され得る精神はあるのだろうか?]
(92) 2016/05/21(Sat) 22時半頃
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― 医務室 ―
……任された!
[(>>93)ワクラバのGOサインが来た。開かれたヴィジョンモニタに映るデータと命令コマンドの嵐。 それを見続けながら手元のコンソールを叩き続けた。 時間があるわけじゃない。今感染している……おそらくワクラバは、いつ眠ってしまうかわからないのだ。その前に、何とかしておかないととれる手段がまた一つ減ってしまう。
AIが危険を検出した時の記録。ヴィジョンモニタが十も二十も浮かび上がった。映像記録、音声データ、サーモグラフ、定時バイタルチェック、質量記録、エネルギー測定、可能性の羅列……。 それを自分のできる限り最速で、精査していく。
流れるデータと思考とともに、時間ばかり費やしているように思えた。どれだ、どれを危険だとAIは思った。]
(94) 2016/05/21(Sat) 23時頃
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[ミツボシの声にアシモフは振り返らなかった。ヴィジョンモニタにずっと目を走らせながら、耳だけを向けていた。ミツボシの出自、そこにはきっとヒントがあるはずだと思ったから。]
(話をすると、寄生体に感染してしまう恐れがあると――)
……これかっ!
[問題は彗星の時間よりずっと前だった。 ナユタとシルクが話している映像データがあった。場所は船外活動準備室。彼が倒れていた時間とは全然違う時だが……。 ナユタがシルクに何事か話している。そう、何事かだ。 何かは、ノイズでわからなくなっていた。 音声データが壊れている箇所なんてこの近辺では見当たらない。映像も、微かに乱れがあった。エネルギー値もよく見ればおかしい。]
ここでAIは想定外の危険性を検出したってことか……!
[たいしたもんだな、と場違いに思った。]
(97) 2016/05/21(Sat) 23時頃
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話をすると……なるほどね。 どんなことを話したかってのも問題だが……表情を察するに無意味な日常会話じゃなさそうだ。 ナユタが何か……言いづらいことをシルクに伝えているように見えるな。
[映像を必死で調べる。頼る手段が推測しかないのは苛立たしいことだったが、仕方ないと諦めていた。
それから、長く一息を吐いて……ミツボシに向き直る。]
(98) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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……ふー……助かったよ、ミツボシ隊員。
……。
[答えるために考えた。]
……人間と一緒、か。 ……実際のところ、ぼくは君をよく知らない。この船に乗り込んできてから、ぼくとはあまり話してないだろう?ぼくはここに篭もりきりだったしネ。 だから、君に対しては騙されていたな、という思いが強いんだが……まあそれも君のせいじゃないってことだし、それはいいんだ。
[どう考えをまとめたものか、どう告げたものか、悩んだ。]
……まあ、ぼくから見て君はアンドロイドらしくはないよ。 人間らしいかどうかは、他の隊員に聞いた方がいいナ。ワクラバとかにね。
[だけど、とまた一息いれて]
(99) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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君の人間らしさに、ぼくは賭ける必要がある。
[強く、ミツボシを見た。]
君に、感染させる。 ぼくは隊員たちを守るために、そう選択する。
[通信はオープンだ。皆に聞こえているだろう。]
(101) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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(― 医務室 ―)
[医務室に入ってきたワクラバに息を止めるが、告げることを決断する。]
これまでの記録、シルクとワレンチナ、ワレンチナと誰が話したか……それを確認していけばわかるだろうが…… おそらく今の被寄生者はワクラバ、君だ。
[それから、ミツボシに向き直るも、視線を逸らした。]
……ありがとう、とまだ言っていいかわからない。 ぼくのこの提案は、今の君とって酷かもしれないからだ。
この精神寄生体の脅威を取り除くには、根絶するには……ミツボシ、君に感染させて、そして君の精神を、心を、寄生体と一緒に消してしまう手段しか今のぼくには思いつかない。 ……フォーマットするんだ、君を。
(106) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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/*内心の口悪いよイースターwwwww
(-31) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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イースター、やってくれるだろ?
[目を覚ましてはいるらしいイースターの気配(>>105)に声をかける。体調は回復してないだろうが、彼女を頼るしかない。 目は、逸らした。]
(108) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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/*ワクラバ移動しすぎwwwこっちが医務室だって気づいてないまま進めちゃったなこれ……!
(-32) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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/*向かう前にしてくれたかww
(-33) 2016/05/21(Sat) 23時半頃
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[(>>109)ワクラバの声は、当然だと思った。だが、それでも引き下がれない。]
そうダ……寄生体ごと、全部消すんだ。 ぼくが考えついた結論はそれだ。最善の対処だ。
[そうして続く声に(>>111)小さな体で、強い意志で、顔をあげワクラバを見据えた。]
……わかってる、治療はまた別だ。フォーマットは、感染源の根絶のための、最終段階の話ダよ。 治療については……これも賭けになるが、ひとつ、考えがあるんだ。
(114) 2016/05/22(Sun) 00時頃
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(>>113)
ミツボシに寄生させる前提上、ワクラバ隊員には一度眠ってもらうしかない。それについては申し訳ないと思う。 そして、モニタリングもさせてもらうつもりだ。 これまでのデータと、君のモニタリングを通して……可能性はあるんだ、治療の。
[そう言うと医務室奥の壁を開けて、ヤンファの入ったポッドが見える。そこに置かれたままになっている携帯端末のモニタには、Ollovaの群れの映像と、解析データがあった。]
(115) 2016/05/22(Sun) 00時頃
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……ヤンファの研究していたOllovaには、振動と同調という特徴がある。 わかるかい?個体が他個体を同調させるんだ。いわばそれは、感情を呼び起こすってことでもある。
[もちろん、実験すらしてない。仮定でしかない論だけど、賭けるしかない、と付け加えて。]
振動は波だ。つまり……
――データを波にして、ミツボシから寝ている皆に届ける。
(118) 2016/05/22(Sun) 00時頃
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ワクラバ……すまない。 君も、皆も、イースターも……ぼくが背負うよ。
(119) 2016/05/22(Sun) 00時頃
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そしてミツボシ、すまない……
ぼくは、無能な医者だ……君を、真実の意味で救うことは、できないんだろうから……。
(122) 2016/05/22(Sun) 00時頃
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