270 「 」に至る病
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[彼も己も持つ性は同じだが、 この行為は営みと呼ぶに違いなかった。
お互いに繋がりを求め、悦楽を確認し合い、 彼に求められ、彼を求めて混ざり合って行く。 痩身を貫く男根の先から溶けて、 彼の深い場所と癒着してしまえば良いと思った。
そこに在るのは堕落であり、諦観であり、熱中であった。
彼以外を意識の外に蹴り出して、 明日の地獄から眼を逸らす。 日々は続いていくのに、今だけを求める刹那的な選択。]
フェルゼは、どこもかしこも美味い、な。 ――― 俺の為に、甘くなったのか?
[冗談のように睦言を囁くも、響きは本物。 彼の病と心に区別をつけず、飲み干すだけ。]
(-976) momoten 2019/10/19(Sat) 23時半頃
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……俺も、きっと同じなんだろうな。
[彼に咎められても構わなかったが、 とろりと唇から染みた言葉は懺悔のものではない。 彼に求められることがこれほど嬉しいのなら、 同じように響くと夢想したのだ。
―――― 否、もう、本音を隠せるほどの正気が 己の中になかったのかもしれない。
罪を吐露しても、熱は鎮火を知らず悪びれぬまま。 彼が覚える感情が快であれ、不快であれ、 飾らぬ強い感情を浴びて、生を確かめたがる。]
(-977) momoten 2019/10/19(Sat) 23時半頃
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[ちらりと覗いた赤い舌は誘惑の色。 己を狂わし、彼を歪めた美しい色。]
生きて、欲しかったんだ。……フェルゼ。
[瞼を僅かに下し、首を傾ける。 最初に舌腹を合わせて舐め上げ、 先端だけで戯れのように縺れ合わせ。
はぁ、と吐息をひとつ零し、 彼の口腔を暴いていく。
粘膜の擦れ合う温度が爛れるほど熱い。]
―――…罹患は不可抗力だったが、 それでも俺は、確かに、それでも良いと思ったんだ。
[ちゅく、と舌が絡み合い、熱が溶けあう。 大人のキスを施して、犬歯までをエスコート。]
(-978) momoten 2019/10/19(Sat) 23時半頃
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こうなるって、分かってたのに。 分かってて、それでもって。
[彼を見つめながら、腰を抱き寄せた。
貫く男根は興奮に漲り、質量を取り戻している。 正しく彼をこの場に留める為の楔として。
歯列の尖りが彼の軟体を歪める。 皮膚より弾性の強い肉を数度圧して愉しみ。]
俺無しでは生きられなくなれば良いって。
[心臓が早鐘を打ち、咽喉の奥が期待に喘ぐ。 彼の甘露に縛られる我が身もまた、病にかかっていた。]
(-979) momoten 2019/10/19(Sat) 23時半頃
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[抱いた願望と現実から背けた目。 彼に対する欲望と、彼に見せたい理想。 天秤は常に釣り合わず、この二十年不安定に揺れていた。 正に、理性を盾に過ごした摩耗と消耗の日々。
どれだけ想い合い、ひとつに蕩け合っても。 自らの犯した罪の所為で彼を信じ切れない。 忘れられるのは、彼と深い場所で繋がる時だけ。
己が醜い人間であると知っていたから、 八つ当たりのように吸血鬼を厭い、業を嫌ったのだ。]
(-980) momoten 2019/10/19(Sat) 23時半頃
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[それでも―――、 今はひとつだけ信じられるものがあった。]
(-981) momoten 2019/10/19(Sat) 23時半頃
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[己をずっと蝕んでいた懊悩の正体。
彼を狂わすのが血の穢れならば、 己の情緒を掻き乱すこれはなんであるのか。
其れへと辿り着く為に掛けた時間は長すぎて、 しかし、彼を経ねば見つけることも出来なかった。]
(-982) momoten 2019/10/19(Sat) 23時半頃
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[鉄錆の味で唇が繋がる。
何処も彼処も彼と同じ体温がして、 彼と己を同じ血が生かしている。
熱の籠った瞳には、狂気も恐れもない。 たったひとつ残った大切な想いを舌に乗せる。
彼を選び続けた理由。 彼を諦め、共に堕ちた訳。
あるいは―――、心を捧ぐ誓いか。>>-307]
(-983) momoten 2019/10/20(Sun) 00時頃
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* フェルゼ、お前が好きだよ。 *
(-984) momoten 2019/10/20(Sun) 00時頃
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/* おおおおお遅くなってしまってすまない…! ここに着地したかったけど、空気感書くの下手過ぎて、 すごい悩んでしまった…!
(-985) momoten 2019/10/20(Sun) 00時頃
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/* ひぇー! 違わないけど違うんです! 言葉で表現するのは難しいけど、めちゃくちゃ好きなんです!
(-988) momoten 2019/10/20(Sun) 00時頃
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/* >>-987 ビックリ要素はないのでは…?
この後、破滅していくのを書くも楽しそうだけど、 一番強い気持ちのところで〆たいなぁって。
(-990) momoten 2019/10/20(Sun) 00時頃
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/* グスタフの病も愛に至るのだけれど、 その愛はフェルゼとルビ振る。
いや、言ってて滅茶苦茶照れるね!ひぇー!
(-991) momoten 2019/10/20(Sun) 00時頃
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/* 多分、その認識合ってます!合ってます!!
紆余曲折を経て、万感の想いを込めての“好き”なので合ってるけど違ったというか。 フェルゼくんが、これだけは大切なものだからちゃんと持っているんだよってくれたのです。ありがとう。
(-994) momoten 2019/10/20(Sun) 00時頃
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/* >>-993 わかる〜〜 最初は逆張りして暗い感じの方が良いのかなとか色々考えてたんですけどエピの途中くらいから此処に行きたいってグスタフに引っ張られた。 はぁ、フェルゼ好き…。
(-996) momoten 2019/10/20(Sun) 00時頃
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/* (なんかこの立ち位置滅茶苦茶新鮮…)
※すぐ好きって言っちゃう
(-998) momoten 2019/10/20(Sun) 00時半頃
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/* フェルゼくんも御寝坊しないくらいな感じで…! お返し貰えるのは大変うれしいけど! いや、本当なんか遅くてごめんね!!!
(-999) momoten 2019/10/20(Sun) 00時半頃
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/* ミルフィちゃんの〆も読んできた…。 >>246が積み上げてきたもの越しに振り返ると 刺さり過ぎて、はぁ〜〜〜!って限界オタクしちゃう。 みんな良いもの書くなぁ。
(-1000) momoten 2019/10/20(Sun) 00時半頃
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/* こう…、アオくんたちのところを見ていると、 星村麻衣の桜日和がBGMに流れ出す。(個人の妄想です)
じわじわ込み上げてくる。
(-1002) momoten 2019/10/20(Sun) 00時半頃
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/* エピは朝まで続けれど先にご挨拶!
この度は皆さま、結構ニッチなテーマにも関わらず、 お越し頂きありがとうございました! 村建てのももてんです!
村建ての好きなものをぎゅっと詰めたお蔭で、 何処を見ても大変滾る村でございました。 遊びに来てくださってありがとうございます。
また、相方さんのちかたろうちゃんさんは、 企画立案集客の多岐にわたり大変お世話になりました。 この度の村で一層心酔が深まりました。ファンです。
基本はRP村に生息していますが、 最近は稀に村建てもしています。 次は年末に議事の人外チップを満喫する村を建てるので、 興味あればCOお待ちしております!目指せまったり!
(-1003) momoten 2019/10/20(Sun) 00時半頃
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/* しんだ。
切なくて胸を押さえながら更新ぽちぽちしてたのに 最後あまりに美しい流れでしんでしまった。 アンサー完璧過ぎて何回だって好きになる
(-1014) momoten 2019/10/20(Sun) 01時頃
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/* はぁ〜〜、噛み締める〜〜〜
>>-1013 正気に戻ったり狂気に陥ったりしながら、 えっちしたり吸血したり時々SMしたりするんですね。わかります。 実際、これから四六時中してそうな気がしてます。ひぇ。
(-1018) momoten 2019/10/20(Sun) 01時半頃
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/* お相手様からお返事くるとパブロフの犬っちゃうが チトフくんの気配あった! ちょっと心配してたから良かった!お疲れ様!
ソウスケくんとこも寂寥感堪んないね
(-1020) momoten 2019/10/20(Sun) 01時半頃
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/* >>-1019 お布団あっためながら見守り隊です。どうもどうも! 本当ね、ご一緒出来て満足感しかない。すき。 本当に全部好きなものしかなくてびっくりするくらい好き。
ありがとう!ありがとう!そしてありがとう!
(-1025) momoten 2019/10/20(Sun) 01時半頃
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/* フェルゼくんに誘惑された(曲解)ので 自分もねます!(しゅばばば
みんな本当に遊んでくださり、ありがとうー!! また遊びましょうね!
(-1026) momoten 2019/10/20(Sun) 01時半頃
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[彼と薄氷を踏み出してからどれ程の時が流れたか。 気が遠くなるような未来ではなかった気がする。 諦めた後の日常は曖昧だ。 記憶に鮮烈に残っているのは彼のことだけ。
自身の生活は徐々にではあるが、 人々の終末を支援するのでなく、 白き眷属と最期の時を迎える準備に使われた。 ――とは言え、何かを備えたりした訳じゃない。
朝から淫交に走ったり、食事を手ずから与えたり、 体中にキスと噛み跡を残したり、愛したりした。
それでも歪みは止められない。寧ろ一気に加速した。 僅かに離れるだけで彼の情緒が乱れるようになれば、満を持して診療所を閉めた。そこまでいくと、もう未練はなかった。
それからは毎日彼を抱いていたように思う。 体温を恋しがる彼を慰めて、依存に堕ちていく彼に溺れて。 傍目から見れば中々凄惨な終末期だったのかもしれないが、己の世界は彼一人のものであったから、然程気にならなかった。 マトモではなかったが、覚悟の上だった。]
(276) momoten 2019/10/20(Sun) 07時頃
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[だから、漠然と、今日なんだな。と察しても、 悲しいとか苦しいだとか、ネガティブな感情は湧かなかった。
彼と己の最後の日は、ずっと手を繋いでいた。 セックスはしなかったけど、ずっと笑っていたように思う。
吸血鬼と眷属の多くは碌な結末を迎えない。 自身らも失敗のうちに数えられるのだろう。 天から貰った寿命の半分も使えなかった。
乱れた生活だったし不健康な日々だったが彼がいた。 どこにも行かず、ずっと傍にいてくれた。 結んだ手を強く握る。温もりがある。
堕落し爛れた末期を幸福と呼ぶには流石に抵抗があるが、孤独ではなかった。 彼の気持ちが今なら分かる気がした。>>-1012
重ねた掌の中、 そこには確かに同じの想いと心があった。**]
(277) momoten 2019/10/20(Sun) 07時頃
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/* 朝から天啓が来たのでペコペコお布団の中からお届け! ひゃー!楽しかった!ありがとう、だいすき!!
(-1033) momoten 2019/10/20(Sun) 07時頃
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グスタフは、フェルゼに、ハグハグ
momoten 2019/10/20(Sun) 07時頃
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/* 最期は手を繋いでいたいなって。
自分もちかたろうちゃんさんがだいすきですー! いってらっしゃいましませ!
ちかたろうちゃんさんも、皆様も、どうぞ良い週末を!
(-1038) momoten 2019/10/20(Sun) 07時頃
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/* 殺傷沙汰回避というか、 自分以外がフェルゼくんに刺されるのやだよ!! 同担拒否過激派。お前は俺のだろメンタル。
好きが重い男、それが拙者フェルゼくんだいすき侍。
(-1040) momoten 2019/10/20(Sun) 07時頃
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