171 獣[せんせい]と少女
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/* 胸が苦しくなる感じすげえわかる・・・ もうコリンユージンの二人の話だけでも胸苦しすぎて泣いてるのに、ロル落として一息ついて、他の組のロル見に行ったら更に涙でてくるとかもうね………。
とかいいつつ、ミッシェルの最期すらまだろくに見れてないので、ログ見つつおやすみします。。。もうせんせいも少女もかっこいいし可愛いし切なすぎるんだよ**
(-549) kaomozi 2015/10/21(Wed) 02時半頃
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ユージンは、俺もコリン大好きだよーーー!(もふもふぎゅっぎゅ**
kaomozi 2015/10/21(Wed) 02時半頃
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/* くっそ。灰発言でアクションってどうやるんや…。 寝よう**
(-553) kaomozi 2015/10/21(Wed) 02時半頃
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ユージンは、ありがとう!今日も頑張る…!(コリンに高い高い**
kaomozi 2015/10/21(Wed) 08時頃
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/* …うあああ( * ; x;)
(-564) kaomozi 2015/10/21(Wed) 21時頃
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/* >>-565 ヴェラありがとう…!なんとか、…><
もうほんと切ない…うっうっ。 灰のやつでしにかけた(中身が)
(-568) kaomozi 2015/10/21(Wed) 21時頃
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[………最後の最後に泣かせてしまった>>401。 自分が泣いてしまったからだろうか。
思わず、辛そうに顔を顰めてしまったけど 返ってきたのは>>406明るい言葉。
励まそうと、無理をさせてしまっているのかと 泣いてしまったのを、謝ろうとして コリンの、泣きはらして真っ赤な顔を見て…]
………コリン…。
[その表情を、息を飲んで見つめた。 >>406泣いていてもその笑顔に嘘はないとよくわかる。
何故わかったかって? だって、自分はここまでコリンの笑顔を たくさん。たくさん。見てきたのだから。
このぐらいわからないと、コリンの従者失格ってものだろう。]
(432) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時頃
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ふ、ふっ……!
[コリンにつられて、笑いだす。 悲しませているかも、とか… どうやら自分は、大変な勘違いをしていたらしい。 自分が、コリンを最高の笑顔にしたいという願いが こんなかたちで、叶ってしまったなんて。]
そう、今更だ。…見る目が無くて、ごめんな。
ああ、でも。もっと早くに気づいてしまっていたら ここに来る前に喰ってしまっていたかも。
[獣が、少女が死ぬ前にその身体を食すことなどまずないのに。コリンの喉をまた軽く吸うと、笑う。
ああ、そうだった。 この場所で悲しそうにするのも、謝るのも、だめだ。 ここではどうするかって 最初から決めていたじゃないか―――と。]
(438) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時頃
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俺みたいか………?
[>>408雷の実を俺みたいというコリンの瞳は 今まで一緒に過ごしてきた中で、一番輝いて見えた。
こんなに綺麗な金に光る実が俺みたいだなんて 自分には到底、思うことができなかったけども。 "今後"を考えれば、 この樹が自分のようだと言って貰えるのは嬉しくて。 自分の分の雷の実を、眩しそうに見つめれば >>409コリンと同時に、齧りつく。]
………!
[口の中に広がる、弾ける感触。 口が切れるほど強くはなく、その発砲する泡泡は あんまくてすっぱい、実そのものの味と合わさって…。
>>409コリンの笑顔が見れたなら 同じく、満面の笑顔を返して、その頭を撫でる。]
(439) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時頃
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ここまで来れて、この景色を見れて。 コリンと一緒に、こいつが食べれてよかったよ。
コリンに「大好物」をプレゼントできたしな。
[>>3:159やっと…珍しくて、美味しい、大好物を食べさせることができた。 それは、この旅の、一番の目的で。 ここまでの旅を思い出せば、また涙が出そうになって >>411コリンに怒られ、苦笑する。
でも。今、また目頭が熱くても さっきまでの悲しさは、嘘のように晴れていて]
大丈夫。悲しいんじゃないさ…。 やっと、約束が果たせて嬉しいんだ。
(440) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時頃
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[これから、雷の実を食べる度に 今日のことを思い出すのだろうか。 雷を使う度に、コリンのことを思い出すのだろうか。
コリンがいなくなるのは悲しいと思っていたけど 少女を食べるとは、こういうことなのだろう。 獣の体の中で、生き続けるといわれているのは、きっと…]
[>>410撫でる掌に目を細め、コリンの言葉を聞けば 自分の人差し指を、彼女の口元へそっと伸ばして。]
コリンのやりたいこと、 なんでもさせてあげるって誓ったからなあ。
[もしコリンが指先を食めば おいしい?と、首を傾け、微笑んだ。]*
(441) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時頃
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/* うおお………!(がたがた
コリンが帰ってくるまでにかくぞ…!!(時間をみつついそいそ
(-589) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時頃
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―― 最後の飛行 ――
[コリンの願いは全て叶えたかったし その願いは、自分の願いでもあった。 >>420一つ一つの願い事に頷いて 伝え終わったコリンの喉を、大きな掌で撫でてあげて。]
『……よし、いくぞーっ!!』
[ たったったったっ―――
軽快に地を蹴り助走をつけて 金の獣は少女を乗せて、大空に舞い上がる。 ぶわり、と草が舞って。吹き抜ける風も、揺れる花も 自分たちを見守ってくれるようだった。
ここに、誰かを連れてきたことなんてなかったから こんなに高い場所を、人を乗せて飛んだのは初めてだった。 そのはじめてが、大好きなコリンだっていうんだ。 ついつい、コリンを乗せたまま空中で一回転のサービスをして、ぐるぐると笑った。]
(445) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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『……なっ!?コリン、もう箱は開けないって言って』
[戻ってくるから置いていこうと言ったのに どうしてもと言われて、背中に乗せていたトランク。
その蓋が空いてぱらぱらと 走る軌跡の虹に混じって、>>422思い出の品々が零れ落ちていく。]
(446) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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[慌てて拾いに行こうとしたけど。 コリンが>>428背中を叩くから。 笑って、首を振るものだから。
虹を纏って落ちて行く箱の中身。 それが…コリンが、 今までの思い出で虹を作っているようにも見えて。]
『ああ………忘れないさ』
[トランクをひっくり返して。 自分が買ってかけてあげたネックレスと、一緒に作った髪飾りでおめかしするコリンなんて見たら。
新しい物を手に入れる度 いっぱいのトランクのどこに詰めようか こう詰めたら綺麗なんじゃないかって 二人で、楽しみ、相談をした記憶が蘇ってしまって。
飛ぶ方に集中しようと前を向いた勢いで 空中を水滴が1、2粒。はらりと、散った。]*
(449) kaomozi 2015/10/21(Wed) 22時半頃
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―― 雷の大樹の前 ――
[飛行が終わり… 人型に戻った自分に渡されたのは、一枚の紙。
もう少し喋るのも辛いのだろうか。 声が聴けなくなったのは…胸が、痛くなったけど。 コリンの元気に跳ねるような文字を久しぶりに見られて。 胸の痛さは、懐かしさで緩和されるよう。
その文字を目で追い終わると、 悪戯をするときのように笑うコリンの前で 鞄の中から林檎の種が入った袋を取り出して 屈み、目の前で振ると、にいっと笑った。]
(456) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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ここなら、俺以外に掘り返すやつなんていないだろうし …………コリンらしい。名案じゃないか。
[箱は、すっかり中身のなくなったトランクが一番か。 と、風で穴を掘りながら考える。
自分は、林檎がなるまで待っていられるだろうか。 たった数年すら待てないなんて、獣らしくもないが…
しかし、コリンとの約束は絶対なのだから この後、なにがあろうとも その約束を必ず果たそうとするだろう。
なにがあろうとも。ぜったいに。]
(457) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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コリンは何を入れるんだ? ……って、それを聞いちゃいけないか。
[もし自分に見られないよう目隠しをしたいというなら 風呂敷か、口の縛れる袋を用意して。
さて、自分は何を入れようか。と。 ううん、と考え始めた。]*
(458) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* コリンおかえりいいいい!! >>422がほんとに、もう。むねがくるしかった。。。
とりあえずここまで。 雑なところあったらごめんよ…!! 更新まで最期まで張り付いてます!
(-609) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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/* O TO NA
(-618) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[>>483林檎と、トランクを埋めて、 雷をぱちり、ぱちりと降らせる。]
大きくなって、雷の樹を抜かしちゃったりしてな?
[そうなったらなったで、自分は、樹を嬉しそうに見上げるのだろう。まるで、小さかった少女が、立派に成長してくれたかのように……… 絶対にかなわないと思っていた願いが、叶ったかのように。
自分がコリンに向けて埋めたものは、 最後までコリンに秘密にするつもりだ。 それは、林檎の種が入っていた小さな袋の中に 開ける時まで持ちますようにと、願いを込めて―――]*
(504) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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うん………お昼寝、しようか。 あの樹の下なら、寝心地もいいだろう。
[伸ばされた腕を、首に導いて。 コリンを抱き上げて、雷の樹の根元に向かう。]
あそこは風も気持ちよくてなあ 俺も昔よく、眠ったもんだ。
[自分の思い出話を聞かせながら コリンの体を温めるように 自分の体温を伝えるべく、抱く指先に力が篭った。]
(507) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[いきものは…特に子供は眠くなると 体温が上がるものなのに
腕に収まる、ちいさなコリンの体は すこしずつ、その温度を失っていくようで。
泣くまいと引き結んだ唇の端っこをあげて なんとか微笑みをつくる。 わかってはいても、やっぱり……… いつもこの瞬間は、辛いんだ。]
(509) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[樹の根元に座って、コリンを優しくだきしめる。 コリンの意識は朦朧としている様子で。
それを見て、目に涙が浮かんだけど 震える唇は、僅かに、微笑みを保ったまま
彼女の最期を見届けようと 目は逸らさずに]
(517) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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―――コリン…?
[>>508どれだけそうしていたか。 コリンの口が、自分の名前を呼んだ。
>>513紡ぐ言葉が、耳に焼き付いて それにすぐ言い返そうと、口を開いた]
コリン……俺の方こそ
[ああ。泣きそうだ。
でも。ちがう。 そうじゃないだろう。 「ありがとう」なんて、ちがう。
俺が最後にコリンに見せる顔は――― 最後にコリンに聞かせる言葉は―――]
(519) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[大きく息を吐いて、吸うと]
いや………
[笑顔で………こう、言った。]
(520) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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いただきます。 コリン。
[ずっと側にという言葉は違えないと、最期まで伝え続けようと。 優しく抱き留めていた腕に、力を籠めて。]
(-644) kaomozi 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[周囲の空気が、風と、雷で ぱちぱち、ひゅうひゅう、振動して
どうしたって、コリンの口からは何も聞こえないのに >>528口を動かして笑うコリンの口からは、確かに]
俺も、だいすきだよ これからも、ずっと一緒だ。
[コリンの意識があるうちに、 その言葉は、伝えることができただろうか?
思うことは、同じ。 コリンが最期に見る自分も、とびきりの笑顔がいいから。 にっこりと、笑って、コリンの頭の後ろに手を差し入れると 笑顔のまま、顔を近づけていく。
コリンのほっぺたや手にはしたことはあったけれど …唇にするのは、これが初めてだった。]*
(536) kaomozi 2015/10/22(Thu) 00時頃
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[コリンはやっぱり、林檎のような味がした。 最初は、涙を流しながら食べていたのだけれど
長い時間をかけて食べ終わったときには その涙も、なんとかおさまって。]
―――ごちそうさま。 コリン。林檎が成る頃に、また………な。
[少女を喰らった後の獣の髪の色は 力が漲って、元々の金色に戻るはずだったのだが
どういうわけだか 茶色に、赤が少し混じったような
赤茶色になってしまっているのにその獣が気づくまでには もう少し………後の、話。]*
(543) kaomozi 2015/10/22(Thu) 00時頃
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―― 数年後 ――
[麒麟の獣が林檎を食べに来たとき
袋を開ければ、中からは色とりどりの花火が飛び出て 辺りを舞った。
それは大小さまざま、色んな色で。
コリンをびっくりさせようと 「雷の花火の種」をずっと作ろうとして 彼女の目を盗んでは練習し、失敗して]
まだ樹は、コリンみたいにちっちゃいけど 美味しいし………見てるか?
俺、こんなに綺麗な雷、出せるようになったんだ
(549) kaomozi 2015/10/22(Thu) 00時頃
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[空を見上げ、林檎を齧るのは一匹の獣。 これからこの獣は、故郷を恐れることもなく 能力を嫌うこともなく、獣の姿も好きになった。
それは…鈴のように笑い、話す 「コリン」という少女のお陰だということは この獣の心の中に、未来永劫、忘れずに残り続ける。
手紙を見れば、くすりと笑った。]
(550) kaomozi 2015/10/22(Thu) 00時頃
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この林檎が、世界で一番おいしいよ ―――俺がコリンに嘘をついたことがあったか?
(-679) kaomozi 2015/10/22(Thu) 00時頃
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