160 東京村
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「 寂しくなんか ないですよ 」
[やさしく物静かで、穏やかに。男の声がする]
(180) 2015/06/06(Sat) 22時頃
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/* これ 表でこっちが赤く見えてたらうれしいけど まあああそんなことはないだろうな…!
この秘話と表の逆転感たのしい ありがたいぜ ひなこ…!
(-81) 2015/06/06(Sat) 22時頃
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[逃げるように走りながら携帯をつければ、 そこにはTwitter画面が表示された。
DMの送信画面だ。 万が一を考え、元から用意していた文章だった]
(-82) 2015/06/06(Sat) 22時頃
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[自分に何かあったとして。 悔いはあるだろうか。
………たとえば「妹」だろうか。 …いや、感謝はしているが、別に悔いはない。
もう故郷を出て何年もあっていないし、 大事ではあるが、「自分の日常」の為だ。 会いたいともそれほど思っていない。
危険な目に会ったら、 …まあ少しは、嫌かもしれないが。 ]
(-83) 2015/06/06(Sat) 22時頃
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[……でも、それよりも 悔いがあるとすれば きっと、]
(-84) 2015/06/06(Sat) 22時頃
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[携帯に表示されたままのそこに、 青年は指を荒々しく置いた。]
(-85) 2015/06/06(Sat) 22時頃
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[ワタヌキへと短いDMが送られる。 「これから確認をとります」と 告げた後連絡のなかった青年からのものだ]
「 「さかしたひなこ」から いますぐ手をひいて
一切関わらない方がいい
あの子は危険です 」
(-86) 2015/06/06(Sat) 22時頃
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[――― 退屈な世界に 僅かでも一石を投じていた、 彼の行いが無くなってしまう事の方が
いっそ、退屈を憂いていた自分には 惜しい事ように思えた。]
(-87) 2015/06/06(Sat) 22時頃
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[彼女の背後に、追いかけるような足音が響く。]
[それとは逆の通路の方から、 穏やかな男の声が聞こえてくる。]
「 大丈夫です 」
[まるで助け導くような穏やかな声を辿るなら 路地の向こうの先に表通りが見えるだろう。
元より少し奥まった場所にあるとはいっても 昼の新宿だというのに、人気は感じられない。
穏やかな声は、表通りにある 雑居ビルの間に設けられた地下鉄への階段の方から 聞こえてくるだろう]
(190) 2015/06/06(Sat) 22時半頃
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[荒い息を吐いて、細い路地を走れば 少女の背中が見える。
彼女が何度も細い路地を曲がるので、見失いそうになり 女子高生ひとりくらいすぐに追いつくかと 思われたが、そうはいかないようだった。 なにせ狭いうえに、どの店も物置や ゴミ置き場として使っていて、道が悪かったのもある。]
[路地をまた曲がったところで、 見失いそうになった少女の背中>>182が見えた。
彼女の背中を追いかけて、また青年は足を踏み出す]
(195) 2015/06/06(Sat) 22時半頃
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/* レッ・シー! そ・ら・お! どーなつてるのこの島は! (どーなつ!)
(-90) 2015/06/06(Sat) 23時頃
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[階段は結構な高さがあるようだった。 …彼女が階段を下りようとした時だ。]
(199) 2015/06/06(Sat) 23時頃
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「 見届けますから 」
[―――彼女の背中。 真後ろから、突然穏やかな声が響いた]
(200) 2015/06/06(Sat) 23時頃
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[高い階段を降りる手前。 彼女の振り向いた先には、誰も。何もいない。
ただ、視線だけは感じるだろう。 どこかから穏やかに「事を見届ける」ような視線を。]
(202) 2015/06/06(Sat) 23時頃
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[少女の背中を追って、細い路地を出た。 出た先のすぐ、空き缶のごみ箱が並ぶ自販機の傍で、青年は荒い息を整えるように一度立ち止まった。]
は、 …は、
[細い目が、舐めるようにひなこの背中を探す。]
(204) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
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/* いやああああ振り回して すまない ごめんな ひなこ
吊で落ちたくなかったらというアレと 設定で わかりにくかろうけども…っ
(-93) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
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/* えらい! 吊り回避!
よし私かな 吊りは!
(-94) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
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/* 既にリークさんの都市伝説があるから 吊の条件はある よな?
じゃあ私が襲撃先にもなりえるラインに留めるか。
(-97) 2015/06/06(Sat) 23時半頃
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[絞るような声>>216 それから、ビルの方から響くような声>>220]
「 そうですか 」
[それらの後に 穏やかな声が、どこか遠くから聞こえた]
(226) 2015/06/07(Sun) 00時頃
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「 「あなた」は、
お気をつけてお帰り下さい 」
(227) 2015/06/07(Sun) 00時頃
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[地下鉄へと続く階段のところに、彼女の姿が見えた。 荒い息を整えて自販機の傍から、彼女の元へ走った]
[踏み外せば危険な、高い階段の傍で 青年は後ろからひなこへ、荒々しく手を伸ばす]
(229) 2015/06/07(Sun) 00時頃
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[青年の手を振り払おうとして、 ひなこが足を滑らせる。>>232]
[その青年の背後で」
「 「あなた」は、 見届けましょう 」
[もう一度、穏やかな声がした。]
(236) 2015/06/07(Sun) 00時頃
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[携帯から聞こえていた「あいつ」の声に 青年は驚いて振り返り、そこでぐらり、と 身体のバランスを崩す。
―――ふ、と足場を失う感覚がする。]
(237) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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「 お疲れさまでした 」
(238) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[―――ふいに浮かんだのは、ネットで見た記事。
「見届け役」という名前の、 得体のしれない自殺幇助者の記事]
(241) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[ 「同じ電話番号とは、 一切連絡が取れなくなる。」>>2:51]
(242) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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、ぁ
[驚いたように、目を見開いて。 何もないはずの階段の先を見て]
[高い階段の底で、青年は鈍い音を上げた]
(243) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[踏み外した階段の底。 ―――倒れた青年の頭の近くに 赤い血だまりが作られていく。]
(244) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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[そうして、智恵美の遠く、 後ろの方から穏やかな声が届くだろうか]
「 あなたが、見届けてほしいなら
いつでも、どこでも
ご連絡をお待ちします 」
[答え>>231にはならない応えを返して それだけ声は響くと、何も聞こえなくなった]
(252) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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/* さああああああああああて 投票 どっち?????だ??? これ
委任かな 委任が安全だ
(-101) 2015/06/07(Sun) 00時半頃
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