人狼議事


41 アンデッドスクール・リローデッド

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【人】 親方 ダン

―生物学教室→廊下―

[男は生物学教室を出ると、車いすを手繰り廊下を進む。
 目指す先は、悲鳴が聞こえると思しき場所。いや、すでに悲鳴など途絶え始めている時分だったのかもしれないが]

 ……なんの音でしょうか。

[男が気づいたのは、近いか遠いのかも分からない悲鳴ではなく。
 廊下のすぐ角から聞こえてくる声。
 あっ、あっ、の呻きにあわせて、ぴしゃりと滴りの音色も混ざる]

 ……血の、臭い。

[くちゃりと聞こえるのは何の音か。時折、啜る音は分かる。
 異常な気配に緊張を高め、背筋を走る寒気に耐えながら、筋肉により隆起した両腕でハンドリムを回した。
 車いす特有の静かな移動>>1でそっと近づき、一気に角へと躍り出た]

(180) 2011/12/02(Fri) 02時半頃

【人】 親方 ダン

 『ティモシー先生』っ!!

[そこには見覚えのある姿。男と同じ、生物教師。
 普段は穏やかな笑顔を見せていた老年の教師が、千切れた肉片を咀嚼している。
 壁に寄りかかり、項を垂れている生徒の――――先ほど生物学教室を後にしたばかりのザック>>168の腹を、食い破り。
 意識が混濁しているのかもしれない。あっ、あっ、と呻き続ける少年の顔はすでに蒼白。
 男の出現に反応を示さないザックのかわりに、皺と血痕が刻まれた顔が、男の方角と向けられた]

 な、なんてことをされているんですかっ!?
 正気ですか!? ティモシー先生!!

[同僚の顔に、正気の色が見えないことは明白だった。
 されど男はティモシーを無視し、白衣からビニール手袋を取り出し装着した。
 ティモシー以前に、今はザックだ。彼の腹の傷は、傍目に重傷。
 ……いや、現実を見るならば、腹から胸まで大きく開いた爛れた赤い穴を見るならば、すでに手遅れかもしれない。
 ともあれ、男は車いすのままザックの方へと向かっていき……こちらに向かってくる人物とは、すれ違いとなってしまった。
 ちょうど男に、獲物に襲いかかろうとしていただろう、ティモシーと]

(182) 2011/12/02(Fri) 02時半頃

【人】 親方 ダン

[事態を飲み込めないまま、奇怪な行動に出たティモシーの背中に視線が奪われた。
 なぜか、誰もいない方向をしきりに手で探っているその背もまた、彼の服越しに肉を抉られている。
 目の前のザックほどではないが、決して浅い傷ではない]

 いえ。今はそれ以上に……。
 ザックさん! ザックさん、しっかりしてくださいっ!

[車いすの上からでは碌なことはできないと知りつつも、体を伸ばし、少年の容態を探ろうとする。
 発した声に反応したのか、老いた教師が振りかえる。
 狂気も宿らぬ両の瞳で、男の方角へと突き進む。
 求めているものは、もう分かる。恐らく、ザックを貪ったのと同様、男の血肉か]

 く……っ!!

[襲いかかるティモシーの首を、下から両腕で突き上げた。
 まるで下から首を絞めるような状態で。しきりに虚空に噛みつくティモシーの口内から、溜まっていた血液が噴き出され、男の体に降りかかる。
 ただ、闇雲に前に出ようと、闇雲に噛みつこうとする姿を見て、男はぽつりと呟いた]

(183) 2011/12/02(Fri) 02時半頃

【人】 親方 ダン

 ……目が、見えておられないのですか?

[気づいたことは、それだけではない。
 男は、手袋越しの両手から得られた情報を、一つひとつ読み解いていく]

 体温……およそ24、いや、23か。脈拍極微弱。
 生体反応を維持することは極めて困難と思われる。
 仮に起こり得るなら仮死状態――――いえ、それならばこれだけの活動は不可能なはず。
 ならば、生存は絶望的と判断。
 俄には信じがたいが、通常の生態活動とは別の法則で運動を行っていると推測される。

[なぜ、動いているのかはまだ分からない。
 ただ、生物に携わる専門家としての理性が、ティモシーの現状を己に伝える]

 自我は喪失し、捕食の本能に突き動かされている模様。
 そのためなら教え子も――――まして『元教え子』を襲うことなど、厭わない。
 ……あれだけ、優しかったティモシー先生、でさえも。

[細めた目に映る、老いた男。
 その姿が、この道を進むきっかけとなった、18年以上も前の恩師の姿と重なり、奥歯をぐっと噛みしめた]

(184) 2011/12/02(Fri) 03時頃

【人】 親方 ダン

 お辛いですよね。ティモシー先生。
 ……せめて、俺に最後の恩返しをさせてください。

[日々のトレーニング、そして車いすを手繰ることで鍛え上げられた両腕に力を込める。
 万力のような力に引き寄せられ、恩師の頭が腕の中に。
 噛みつかれぬよう、単純にこれ以上人としての尊厳を失する行為をさせぬよう、慎重に頭を押さえこみ]

 ――――――――っぅ!!

[くぐもった気合いと共に、捻りきった。
 腕の中で察する、延髄の砕ける感触。鼓膜に響く、破砕音。
 初めて人を殺めた忘れ難い感覚により、男の体に震えが走る。
 やがて、腕の中の恩師から力が抜けて、元教え子である男の体に身をゆだねた頃。
 男は、視界に広がる光景にようやく気が付いた]

(186) 2011/12/02(Fri) 03時頃

【人】 親方 ダン

 誰を襲うことも、厭わない。
 ……そして、この症状は、強い感染性を持つ。

[角の先、外へと繋がる道筋には、多数の死者が歩んでいた。
 死者。そうとは割り切れない思いはあれど、他に的確な表現が見つからない。
 血肉を求めているだろう盲者達の中には、男も知る生徒達の姿も見受けられる]

 か、感染経路は、血液・体液感染、で、しょうか……。
 感染性は極めて強、く……そ、その症状に、は、速効性が……。

[嗚咽交じりの言葉を、言い切ることはできなかった。
 傍らには、重症のまま立ち上がったザック――――いや、かつてのザックであったものの姿が]

 許して、ください。
 あの時>>170俺が、止められていれ、ば……。

[両の目から、とめどなく涙があふれる。
 零れる水滴を拭うことなく。
 男は、つい先ほどまで語りあっていた相手。守るべき教え子に向けて、強靭な両腕を伸ばした]

(187) 2011/12/02(Fri) 03時頃

【人】 親方 ダン

[やがて、その場で再び骨の砕ける音が響けば、男はそのまま生物学教室へと戻っていくことだろう。
 戻ったならば、いや、仮にこの場でこちらを目指す生徒達と出会っていたとしても、生存者達には起こったことを、ありのままに話すつもりだ。
 己が屠るった者達のことと、彼らの犠牲の上で手にした情報を**]

―廊下→生物学教室へ―

(189) 2011/12/02(Fri) 03時頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/12/02(Fri) 03時頃


親方 ダンは、メモを貼った。

2011/12/02(Fri) 03時頃


【赤】 親方 ダン

―回想・廊下―

 く……っ!!>>183

[ティモシーの首を下から突き上げる男に向けて、ぴしゃり、ぴしゃりと血液が降りかかる。
 その血のたった一滴が、声をあげた拍子に男の口内へと侵入する。
 微かに感じる、生臭い鉄の味。
 多量のウイルスを含んだ、死の滴]

 ――――――――っぅ!!>>186

[ティモシーの首を捻じった後、体に震えが走っていたのは。
 初めて人を殺めたから――――それだけでは、なかったのかもしれない**]

―回想・廊下―

(*23) 2011/12/02(Fri) 03時頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/12/02(Fri) 19時頃


【人】 親方 ダン

―生物学教室から、それほど離れていない廊下で―

[どんっ、どんっ、と音がする。
 男の拳がひっきりなしに、壁へと打ちつけられている。
 見つめる先は、壁ではない。すぐわきにある、階段でもない]

 俺が……不甲斐ないばかりに……。

[残っていたはずの生徒たち>>171は、もう生物学教室には誰もいない>>217
 男はそれを、知っている。
 リンダとベネットの無事も、分かっている。
 仮に、2人からは男の安否は認識されていなくて>>204も、男からは、無事に生物学教室まで辿りつけたことは、見えていた。
 それは、悪夢のような現実の中、もたらされた大きな喜びではあったけれど]

 残っていた生徒たちを、守り通すことができなかった。

[襲い来る異形と化した存在から、誰かを守護する力など、男には秘められていないのかもしれない]

(235) 2011/12/02(Fri) 19時半頃

【人】 親方 ダン

 ですが……、

[男は壁を叩き続ける。
 周囲に迫りくる気配に、物怖じせずに向き合いながら]

 せめて、このくらいのことは……やらせてもらいますよ。

[叩く手をとめ。大きく息を吸い。ハンドリムに両手を添えた]

 あなたがたを……解放します。

[決意を込めて告げた声に、答える生者は、誰もいない。
 男はつかんだハンドリムを手繰ると、死人の群れへと飛び込んで行った]

(236) 2011/12/02(Fri) 19時半頃

【人】 親方 ダン

[なぜ、生物学教室に残っていた生徒たちがいなくなってしまったのか。
 それは、突き詰めれば男の言葉が虚しく、恐慌に陥った生徒たちを留めることができなかったから>>217
 そう、結論付けることができるだろう。

 ならば、その詳細は。
 そして男は今、ここで何を行っているのか。

 ――――それは、これから語られる]

―生物学教室から、それほど離れていない廊下で・了―

(237) 2011/12/02(Fri) 19時半頃

【人】 親方 ダン

―回想・かつて生徒たちのいた生物学教室で―

[恩師である同僚と、わずか前の時間まで語らっていたはずの教え子。
 2人に2度目の死を齎した後、男は一度この場所へと戻っていた。
 ティモシーの口から放たれた血>>183で白衣を染めて。
 そして、恐怖する生徒たちに向けて、起こったことをありのままに話したのだった>>189

 被害が、どこまで及んでいるのかは分かりません。
 ただ……残念ですが、相当数の方が犠牲になられたことと思います。

[語りながら、血のついた場所を消毒する。
 感染経路はおそらく血液>>210や体液>>187
 そのことを告げていたからだろう。生徒たちは、男の傍には寄りつかない。
 一通りの処置を終え、ようやく一息ついた男は、生徒たちへ真剣な目を向け口にした]

 ですが、決して悲観なさらずに。
 きっと俺達みたいに無事な方々もいるはずです。
 その方々とお会いするためにも、亡くなられた方々のためにも、最善の努力を尽くして生き残る道を探りましょう。

(243) 2011/12/02(Fri) 21時頃

【人】 親方 ダン

[反応が、芳しくない。生徒たちは突き付けられた現実を、まだ受け入れきれていないのかもしれない。
 そう思い、男は車いすを手繰り、彼らに近づいた。
 励ましたくて。力づけたくて。
 怯え続ける生徒の体に触れようと、逞しい腕を相手に伸ばし――――]

 ――――っ!! す、すみません!!

[生徒の体が、弾けるような勢いで男の手から逃げ出していく。
 ショックがあまりにも大きすぎるのか。
 そう合点し、再び近づこうとして、気がついた]

 もしかして……。

[生徒たちは全員が、一所に集まっている。
 戸口の傍で、一丸となり。
 互い互いに身を寄せ合うように。全員が全員1つの場所へと、怯えた瞳を向けている。
 ……向けている先は]

(244) 2011/12/02(Fri) 21時頃

【人】 親方 ダン

 ……俺を、怖がっているんですか。

[無理もない。生徒たちにとって、外の出来事はまだ見知らぬ世界。
 それ以上に現実的なこと。
 それは、身を血に染めた車いすの男が、2人の人間を殺害したという証言。
 俄かには信じられない、されど丸太のような両腕から連想される、首を捻じり折るリアリティ。
 しかもその餌食となったのは、見知った教師と。
 ――――つい先ほどまで共に授業を受けていたはずの、同級生。
 彼らの知りうる最も異形な存在。それは男に、他ならない]

 い、いけません!! 外に出ないでください!!

[恐怖が限界点へと達してしまったのだろう。
 一人の生徒が飛び出すと同時に、残る生徒たちも我先にとこの場から逃げ出していく。
 「戻ってきてください!!」の真摯な叫びは、彼らに届かず虚しく果てる。
 男はただ、恐慌状態へと陥った生徒たちの後を、車いすで追うことしかできなかった]

―回想・生物学教室→廊下―

(245) 2011/12/02(Fri) 21時頃

【人】 親方 ダン

―回想・後へとつながる廊下で―

 戻ってきてください!! 外は、外は危険です!!

[スピードを上げて追いかける。このまま追いつくことは難くない。
 たとえ障害者向けの車いすであれ、全速力を出せば人の走力より勝る。
 ただし、問題は停止や方向転換。
 怯えとともに駆ける生徒達の足取りは予測しづらく、衝突を避けるために時折余計なブレーキをかけねばならない。
 そんな、猛スピードで、されど彼らにとっては見慣れぬ不規則な走り行う追跡者の存在は、恐怖を煽る要素にすぎない]

 …………っ!!
 み、見てください!! 俺の言っていたことは本当です!!
 あの方々が、あの方々が、俺が言っていた症状の方たちなんです!!

[前方から姿を現した、数多の生ける死者。
 聞き覚えのある叫びは誰のものか。生徒たちの体に緊張が走る。
 男は思う。状況はよくはない。けれど、これも不幸中の幸い。
 これで自分のことを信じてもらえ、彼らが戻ってきてくれれば]

(246) 2011/12/02(Fri) 21時頃

【人】 親方 ダン

 ――――い、いけません!!

[男の声は、やはり、虚しいだけの存在にすぎなかったのだろう。
 前方を死人に止められ後方より男に迫られ。
 彼らが選んだ道は、廊下に備えられていた「階段」>235、だった。
 男では、決して乗り越えることができない障壁]

 な、なんてこと……ぐっ!!

[やがて、上階から聞こえる悲鳴。助けを求める苦痛の声。
 戻れ。こっちだ。逃げてこい。
 切なる思いは思いに過ぎず、決して届くことはない。
 もう、喘ぎの声もしない。
 男はただ、彼らの身に降りかかった悲劇を、目の当たりにさせられている。
 上階から下りてくる、新たな死者達の姿から]

 もう、俺一人だけ、なんですか……。
 俺以外、みなさん、もう……。

(247) 2011/12/02(Fri) 21時頃

【人】 親方 ダン

[障害はありつつも頑強だった体から、がくりと力が落ちていく。
 事故による絶望を克服してきた気丈な心も、がらりと崩れ落ちていく。
 誰一人救うことができなかった。その現実に、打ち負かされて]

 …………。

[死者の一人と体がぶつかる。
 衝撃で、気づかれてしまったのだろう。冷たい手が、男の肩をがしりと掴んだ。
 強い力だ>>209。まるで、全てを押しつぶそうとするかのように。
 抗う気力を失った男の首筋に、終焉を告げる牙が迫る]

 …………? ――――っ!!

[まさに噛みつかれようとしたその瞬間、肩を掴まれたままの男の腕が、死人の首を押し返した。
 ぎりぎりぎりと潰れていく喉の感触を手に帯びながら、口から万感の呟きが漏れる]

(248) 2011/12/02(Fri) 21時頃

【人】 親方 ダン

 クロエさん……バーレーさん……

[それは、どんな状況だったのか。いや、詳細などはどうでもいい。
 遠くの生物学教室へと入っていく、2人の姿>>203>>217
 2人が気づいていないのならば、男も死者達も、彼らからは見えづらい位置にいたのかもしれない。
 椅子や机を投げ飛ばすなら、当然音もしたことだろう。
 そうでなくても、気配を察したらしき亡者達が、生物学教室へと注意を向けている。
 けれど、それも短い時間。
 ごきりっ、と鈍く響いた音が、襲撃者達の注意を塗り替えた]

 お2人とも、よく、ぞ、ご無事で……。

[男は胸に抱いていたもの。片手で手繰り寄せ、首をへし折った襲撃者の体から手を離す。
 まだ、終わってなどいない。彼らはまだ、生きている。
 ならば、己にできることは]

―回想・了―

(250) 2011/12/02(Fri) 21時頃

【人】 親方 ダン

―そして、死者の集う廊下で―

[どんっ、どんっ、と音がする>>235
 2人のいる場所に死者達を向かわせないよう、男は壁を叩き続ける]

 俺は、諦めちまうところでした。
 ……お2人に、救われましたよ。
 この方々は、近づけさせません。俺が、請け負いましょう。
 いえ――――このまま死人として彷徨い続けることは、この方々にとっても苦痛のはず。
 なら、できる限りの安眠を。
 人としての尊厳を保った終焉を、俺の手で遂げさせたいですね。
 ……どこまでできるのかは、分かりませんけれど。

[男は車いすのまま、死者の群れへと飛び込んでいく>>236
 人の形をした者を、すでに3人屠った両腕を武器に、男は一匹の羅刹となる
 はたしてどこまで体が持つのか。それはまだ分からない。
 けれど、やがて時が至れば、血塗れた体のまま生物学教室へと向かい、扉を開けてもらえるよう中へと声をかけたことだろう。
 すでにベネットの姿はないであろう>>204し、残ったリンダが平然と開けてくれるとは、限らないけれど**]

(251) 2011/12/02(Fri) 21時頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/12/02(Fri) 21時頃


親方 ダンは、メモを貼った。

2011/12/02(Fri) 22時半頃


親方 ダンは、メモを貼った。

2011/12/02(Fri) 22時半頃


親方 ダンは、メモを貼った。

2011/12/02(Fri) 23時半頃


【人】 親方 ダン

―死の漂う廊下―

[男は痺れた両腕を下ろすと、車いすの上でがくりと体を折り曲げた。
 息は荒く、ひたすらに乱れ、額を熱い汗が伝う。
 男は返り血を帯びた汗が目に入らぬよう、白衣で拭うと、震える体で周囲を見渡した]

 ……みな、さま。どうか、安らか、に、眠られてください。

[そこには、動かぬ身体に両端を埋め尽くされた、死のロードができていた。
 車いすが死体に乗り上げ、転倒すれば即、死に繋がる。
 だからこそ、中央のスペースは走行用に確保できるよう、殺めた体は両脇に投げ出した。
 心の中で、詫びを入れつつ。
 一様に首をへし折られ、整然と両脇に並んだ死者達は、ここを通る者たちにどんな印象を与えてしまうことだろう]

(311) 2011/12/03(Sat) 00時頃

【人】 親方 ダン

 ク、クロエさん、と、バ、バーレーさんのところへ……。

[ベネットの流した放送を耳にしていたかどうかは、疲労にあえぐ男の記憶には、今は定かであり得ない。
 疲労。そうだ、男は困憊していた。
 死者とはいえ、首をへし折るに必要な筋力は、決して少ないものではない。
 中には肉が腐っていたのか首がもげてしまったものもあり。
 返り血こそ凄惨ではあるが、男の体に、傷はない。
 血液感染が疑われるため、そこは慎重に動いてきた。
 細心の、注意を払い。この激闘の中で相手の血が、目や口に入らぬよう心がけ]

 か、感染は、だ、大丈夫、です、ね……。
 それで、は、行かなくては……。

[男は、震える腕を無理矢理動かし、生物学教室へと進んでいった]

―死の漂う廊下・了―

(312) 2011/12/03(Sat) 00時頃

【人】 親方 ダン

―生物学教室―

 ク、クロエさん。バーレーさん……。
 ご無事、です、か?
 俺です。ヤチグ、サです。

[なぜ2人(実際はリンダ1人であったけれど)がここにいるのか問われれば、それがどのタイミングであれ、男は起こった事実をすんなりと話すはずだ。
 ぐたりと項垂れながらも、力なく嵌め殺しの窓を見つめる。
 こちらを窺うリンダの姿>>260は、男の眼には届いただろうか。
 返ってきたのは、リンダの声>>264。よかった。ともあれ、彼女は無事だ]

 よか、った。どうやら、ご無事のご様子です、ね。
 …………? 髪、を、ですか?

[ふと、生物部として取り組んでいた彼女の姿が思い浮かび、男は感嘆の息をついた。
 血の付いた白衣。そして拭うための布巾。
 ここまで徹底した行動をとる理由があるのだとすれば――――]

(317) 2011/12/03(Sat) 00時頃

【人】 親方 ダン

 なる、ほど。やはり、クロエさん、も、気づいていらっしゃったのです、ね。
 か、感染性の、疑い、に。
 髪が必要、と、なると……。まさか、感染を確認する手法を、見つけられたのですか?
 俺、は……御覧の通り、感染はしていないです、よ。

[途切れ途切れに言葉を紡ぐ。
 もっとも、こんな状態の男の姿は、ある意味化け物じみている印象を与えてしまうかもしれないけれど]

 ……です、が。もしそうでしたら、しっかり、と、確認される慎重さは、ご立派です。
 了解いたしまし、た。ただ、頭皮が傷つくのは防ぎたいですので、し、自然に落ちる分をご用意します。
 ……あの症状の方々の血が、ついているかもしれません。
 細心の、注意を払って、取り扱ってください。
 刃物を……扱う時、以上に。

[やがて、扉の傍には男の髪が数本、残されることだろう。
 男はリンダの言われるがまま、扉に背を向け、距離をとる]

(318) 2011/12/03(Sat) 00時頃

【人】 親方 ダン

―余談―

[男は、次々と死者達の首をへし折り続けてきた>>311>>312
 少なくとも男の見る限り、これで活動を停止したのは間違いはない。
 延髄を砕かれているのだ。脳から伝わる体への指令は、呼吸も含めて断たれているはず。
 間違いなく、死んでいる。

 ただし、それは神経伝達という生物としての機能を維持していたら、の話でもある。
 実質的には首を切断したに等しい行為ではあるが――――。

 もし、そんな常識に沿った法則が通用しない仕組みで動いていたのだとすれば、そう、例えば、損傷した神経が自然に回復する、もしくは神経伝達自体をウイルスが担う、などの現象が起こっていたのだとしたら。
 彼らは再び、動きだす可能性があることは、否定しきれないだろう。
 もしそうだとすれば……『頭を吹き飛ばす』>>315以外に、完全に機能停止させる手段は、あり得ないのかもしれない]

―余談・了―

(319) 2011/12/03(Sat) 00時頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/12/03(Sat) 00時頃


【赤】 親方 ダン

―死闘の果てに・廊下―

[体の震えが止まらない>>311。これは、きっと疲労のためだけではない。
 不思議な感覚だ。いや、痛覚も含めた感覚自体が薄れていく気がする。
 まるで、自分が自分でなくなっていくかのような……]

 あの、時に……に、似ている、気がしますね。

[それは、男の下半身に障害が残ったばかりの頃。
 意思では動かぬ自分の体が、他人のもののように感じたものだ。
 けれど、今は勝手が違う。胸から込み上げてくるこの衝動はなんだ?
 いったいいつから、こんな体になってしまったのだろうか]

(*29) 2011/12/03(Sat) 00時半頃

【赤】 親方 ダン

[……そうだ。それは、あの時だ。
 ティモシーとザックを屠り、悲しみと共にしばし意識が途絶えた>>259後から――――]

―死闘の果てに・廊下・了―

(*30) 2011/12/03(Sat) 00時半頃

【人】 親方 ダン

―少し立ち返り会話の最中・生物学教室―

 バ、バーレーさん、は、外に出られたのです、か……っ。

[驚愕が瞳に宿る。されど続くリンダの言葉>>324、「放送室」の声を聞き]

 やは、り、バーレーさんは、勇敢な方、ですね。
 放送……聞きそびれてしまっていた、ようです。
 俺も、感染された方……あの方々を相手取るので、精一杯でしたから。
 きっと、ご無事です。田原、先生も。
 俺は、隣の席から、あの方が困難を成し遂げる姿を見てきましたから。
 教科書全部小テスト、ですと、か。

[それは、男の希望的観測であったかもしれない。
 ただ、あの2人であれば――――と、信じたい]

(330) 2011/12/03(Sat) 00時半頃

【人】 親方 ダン

 じ、実験?>>326 クロエ、さん……そんな……。
 いえ、そうですよ、ね。的確な判断だと思い、ます。
 ご立派、です。

[一瞬過る思いは「酷い」と。しかし、その考えはすぐに霧消する。
 いくら凄惨な状況を切り抜けたばかりとはいえ、何をいまさら。
 これまで男の指揮により、どれだけの生物が命を失ってきたことだろう。
 それを考えれば、現状を打破しようと動くリンダの取り組みには、称賛を送るのみ。
 続く言葉に、ようやく小さな苦笑を洩らし]

 は、はは。確かに、仰る通り、俺もひど、い、有様ですからね。

[車いすを後ろに向けて、彼女が施錠する音を耳にした。
 後はただ、待つのみ、だろうか]

(332) 2011/12/03(Sat) 00時半頃

【人】 親方 ダン

[そんな折、ふと思い浮かんだこと。
 『放送室』。確か保管されているデータの中には、校歌のような肉声を帯びたものもあったはず。
 もし、そんな音が継続的にスピーカーから流されれば……。

 もっとも、これはとうに検討済みのことだったのかもしれないが]

(333) 2011/12/03(Sat) 00時半頃

【独】 親方 ダン

/* 狼 血 族 本 領 発 揮 っ ! !

リンダさーんっ!! ありがとーっ!!
めちゃ楽しみ。

うん。本領発揮と言えるかどうかは微妙だけド。

(-140) 2011/12/03(Sat) 01時頃

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