191 The wonderful world -7 days of MORI-
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[ コピー元をちらと見ていたから、 まあ 見よう見まねでもいけるだろう。 銃を持った兵隊に手を振って合図すれば、 迫り来るバス その上方へ銃口が向けられる。 ―― 間違ってこっちにきたら大変そうだ と。 干渉できない存在だというのに、 考えないように して。 ]
(100) 2016/06/15(Wed) 23時半頃
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―― 向坂君、いけそう?
[ タイヤが地面を擦る音と、 明らかな"雑音"がスクランブル交差点に響く中。
"ほんもの"の兵隊を操る彼に、 発砲を 求めた。 ]
(101) 2016/06/15(Wed) 23時半頃
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[ 大丈夫 って。 頼もしい返事とともに、ちりん と 鈴の音>>103。 鋭い発砲音とともに、雑音を貫こうとするけれど。 効かないどころか 反撃が きて>>#4 ]
(114) 2016/06/16(Thu) 00時半頃
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――― ぁ、っ 桐原君 あぶな 、!
[ ―― 来る と 感じたから。 咄嗟にパートナーの名を叫ぶが、 それよりも彼が動く方が早かった>>112。
なぎ払いの風圧と 衝撃とで、 大剣の影でもバランスを崩しそうになる。 どうにかやり過ごしたあとに、 己の出来たこと といえば。 ]
(115) 2016/06/16(Thu) 00時半頃
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…… けが、してない!?大丈夫? ご ごめんなさい、かばわせて、… だめ だったみたい…。
[ 肩を掴んで、 そりゃあ もう おろおろって 調子で。 作り上げたおもちゃの兵隊は、 翼の衝撃で消えてしまったから。
隣に立っていたはずの向坂たち>>106も、 己のサイキックも なんにもない状態で、 ただ、パートナーの前に、いて。 ]
(116) 2016/06/16(Thu) 00時半頃
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……ああいう攻撃じゃ、なくて。 本当に 動き止めるだけ が 良いのかな…。 方法……
[ …ない かなあ って。 バスの通り過ぎたスクランブル交差点で、 答えの見えないまま ぽつり 呟いた** ]
(117) 2016/06/16(Thu) 01時頃
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よかった…
[ ミッションをこなした訳でも無いのに、 怪我が無いこと>>118にひどく安堵して、 大きく息を吐く。 "バスを止める" と。 あのノイズを倒せないと感じた己は、 そう言ったのだけど。
止めるにしても問題があると分かれば>>119、 そうかぁ と 呟いて 俯いた。 ]
(156) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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[ そうして。 もうひとり 元同級生がやってくれば。 いつかの時のように、 パートナーとのやりとりを拾うだけで。
でも>>144、 ]
(157) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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………それは、そうだけど。
[ 正しい の だと 思うけれど。 なんだか そうじゃないよとも言いたくて。
どう言って良いのかも分からないままに、 続きを聞いて そうしたら>>146。 ]
(158) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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…近づくなって言われたって、行けば良いのに。 ……大事な人、なら。いくべき だよ。 そんな 迷ってないでさ。
[ なんだか ひどく。 言うなれば もどかしいとか。 ちょっと むかっとしたとか。 だって 死別したわけでも無いのに。 忘れてしまった 訳でも無いのに。 なにより、通じ合って、 手の届くところに大事な人がいるのに。 なんでそんなことで とか 思ってしまったから。 ]
[ 死ぬ前自分自身がどうだったかも まったく知らないでさ。 ]
(159) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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[ 彼のなくしたものも、 何があって"そう"なってしまったかも知らないから。 きっと、とっても勝手な 言葉をかけて。 そうして彼の背を 見送る* ]
(160) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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………いいな。
[ 遠ざかる背へ、ぽつんと。 大事な人 が "いる"と。 そう認識できている事実を 羨む一言。 聞こえていたのは 多分 パートナーだけで。 どう反応したかも分からないままに、 彼の声>>151を拾う。 ]
(162) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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……桐原君、 なんとか するときって。 私 何が出来るかな。
[ ほら。森 里佳 は。 自分だけのなにか が、なんにもないから。 きみから力をもらわないと 駄目なんです* ]
(163) 2016/06/16(Thu) 21時半頃
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[ なにか が。 できればいいな できれば いいのに と。 なんとなく やり場の無い手が冷える。 ]
……とりあえずこめかみ狙えとか言うよね
[ あとは、鮫にやったように。 口内に剣を突き刺すのも、まあありなのかもしれないが。 いかんせん相手が相手だから、確証までいけない。
計算も出来ないままに、 騒がしくなった方向へと 走れば>>175。 ]
(177) 2016/06/16(Thu) 22時半頃
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[ 流星群 と。 それから、 ]
――― 桐原君!
[ あっち と 指さした先。 何故か炎が上がっていた>>#7。 誰かがいる と 判別できたのも一瞬のことで、 炎の熱気で進めない。
流石に、 生身で突っ込める程無謀では無いので、 ]
……炎突っ切って 剣 出せる? ああでも もうバス行っちゃった…!?
[ ここからできそうなこと。 ぱっと 思い浮かんだことを 言うほか無かった。 ]
(178) 2016/06/16(Thu) 22時半頃
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[ 炎で狙いが定めづらかったが、 つきだした棘が方向を教えてくれた。
ありがとう と 心の中 誰かへ礼を告げ、 パートナーの一挙一動を 食い入るように 見て。
私のすることは。 ]
(196) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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[ パートナーが剣を射出した手を素早く取り、 己の、空いている方の手に粒子を集める。
できることは ずっとこれだ。 だから 彼が先ほど出したものと、全く同じ剣を 作り出す。 やりかたは 見ていた。 だから ―― 出来る。やる。
柄を握りしめ、重さに歯を食いしばって、 もつれる脚をどうにか立て直して、 射程範囲まで 追いついて>>#8、 ]
(197) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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車高制限だけじゃないから! バスってちゃんと座席あるんだよ! ―― 乗る場所も 守りましょう!
[ ノイズの巨大な身体へ、 刀身をたたき込むように 角度を変えて構え。
どうしてこんな風にするか といえば。 だって"当てて止める"ための剣だから、という他ない。 刺すのでは無くて 当てるために。 ―― 再度 "同じ剣"を 射出する* ]
(198) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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[ ただ。あくまで。 これは たたきつけるための 攻撃だから。 トドメになったかどうかは、分からない。
遠くなった炎 ふと後ろを振り向けば、 大量に現れたノイズに ―― 凍り付いた* ]
(201) 2016/06/16(Thu) 23時頃
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[ は と する。 別方向 誰か>>203がいて。
凍り付いていた身体が 時間が、 一気に動き始めるのを感じた。 ]
わかった、 …たたきつける から!!
[ ちょっとすみません!と 続いて叫んで。 白い彼女の手を取る。
どうすれば いいか。 蟹を攻撃した動きを見れば なんとなくは 分かる。 ]
(207) 2016/06/16(Thu) 23時半頃
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[ ―― だってずっと見ていたのだ。 剣も 動きも 狙う場所も なにもかも。 ]
(208) 2016/06/16(Thu) 23時半頃
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[ 周囲を見渡すまでも無く、適当な車を引き寄せ。 剣でやったときと同じく、 バスにいるノイズにぶち当てる。
使うであろう片手をふさいでしまっているし、 己は彼女のパートナーではないけれど、 それでも 私がいるって。 伝えるように強く握る。 ]
―― だいじょうぶ 私、 "誰か"がいれば できる から、 雑魚ノイズ お願いします…!
[ ほんとうは 怖い。 死ぬんじゃ無いかって そう思ってしまう から。 でも やらなきゃ。そうでしょう。 ―― ぶわ と。 光が周囲のあらゆる もの を 包む。 車も 看板も 全て。片っ端から。 ]
(209) 2016/06/16(Thu) 23時半頃
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とま って ―――…!!
[ 誰かにつなげるように。 ただ 名前も知らない彼女の願いのままに、 バスを止めようと 引き寄せ 投げつけた。
追いかける彼女のパートナー>>206は、 隙>>#10に 気づけただろうか ]
(210) 2016/06/16(Thu) 23時半頃
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――― や った!?
[ パートナーの声と。 もうひとり 別の男性の声。 巨大な身体が伏したのだろう。タイマーも消えていて、 安堵の息を漏らす。
が>>233>>244。 ]
(235) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ 隣で倒れ込む身体が見えて、 ]
あ、あさひなさ…!
[ つられて己もしゃがんでしまう。 …咄嗟に彼女をかばうように体勢を整え、 周囲のノイズをにらみつける けれど。 己の代わりに戦ってくれていた彼女は、 もうすっかりぼろぼろで、 白いワンピースが 赤く染まって。 ―― どうしよう。 このまま彼女をかばって物を投げても、 裁ききれる気がしなくて。
流れていく血も どうしようもできなくて。 ]
(236) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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―― きりはらくん、
(-89) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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―― 、っ…
[ 泣かない 泣くわけには いかない。 こみ上げる何かを抑え付けて、 でも、心の中では 呼んでしまう から。
ただ ただ。"なんにもできない"手で、 朝比奈の手を握りしめている だけ で* ]
(237) 2016/06/17(Fri) 00時半頃
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[ ―― 来てくれた って。 どうしようもなく安心してしまうのは、 もう仕方ないのだ きっと。
ノイズを潰している様子は、 それは もう。疲弊しているのだろう、 膝を折った彼を不安げに見上げ。 ]
…桐原君 あの、私は大丈夫だから、 私の背とかで良かったら 支えるから。 きつかったら 身体 預けて良いよ
[ 疲弊している中でノイズを倒しているのだからと。 そう言って、彼から朝比奈へと身体を向け、 ウェットティッシュを取り出して。 ]
(251) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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…ごめんね 染みるけど きっとパートナーの人、来てくれるから。 それまで頑張って…!
[ 赤く染まった右腕を そっと拭き取る。 パーカーを預かっていたが、あくまで彼のものだ。 自分のだから良いだろうと、制服のタイをほどき。 いつかパートナーにしてもらったように、 ウェットティッシュの上から結んだ。
彼女は眠るように意識を失ったが>>249、 きっと死んでいるわけでは無いと、 腕の処置が終われば、再び手を握った。
―― ひとりは こわいから。 ]
(252) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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[ そうして今度は、ノイズへと意識を向ける。 近づいてきたら、片手で傍にいるパートナーに触れて、 剣をたたき落として。それの繰り返し。
流石に ぐらり 頭がぐらつく感覚があって。 でも。やらなきゃって 無我夢中で。
――― ぶつん と。 疲弊か 終わりの訪れか。 唐突に意識がなくなるまで きっと そのまま** ]
(253) 2016/06/17(Fri) 01時頃
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