273 魔性の病院【R18ペア】
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あ、や、やぁ…ぁあ、ひゃう、あ、あぁんっ
[ピチャピチャと舌で掬い上げる音にも煽られて、奥から溢れる蜜がとろりとより濃く、熱くなる。 ぞくぞくとせり上がる感覚は、頭の芯までぼぅっとさせて。 舌をより深く突き入れようと動いた彼の顔、鼻先が陰核に掠れたその瞬間、思わず太腿に力が入り]
待っ、まって、
(=54) 2019/12/14(Sat) 18時頃
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ヌヴィル、さん…
[ぎゅっと太腿で挟み込んだ頭に手を伸ばして、初めて名を呼んで。 押し留めようとしたのは、味わった事のない感覚に恐れを抱いたのもある、けれど]
…わ、たし、にも
させては…もらえません、か?
[このまま達してしまったら、今以上にされるがままになってしまいそうで。 せめて、今の内に少しだけでも気持ちよくなって欲しいと願ってのこと**]
(=55) 2019/12/14(Sat) 18時頃
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[>>=56嫌いじゃないという囁きは欲情を含んだ熱さがあって。 私の反応がその一端となっているとは気付かぬまま、閉じられぬ口から喘ぎを零す。
指ではなく直接口をつけて味わわれる蜜は、舌で舐めとるだけでなく啜られてもまだ彼の口を濡らす程に溢れ出て。 じゅるる、という音が耳につけば、私自身どれ程濡れてしまっているのか気付いて羞恥により肌の火照りが熱を増す。
それでも、知らぬ感覚が近付くまでは与えられるままを享受していたのだけれど]
し、…したことは無い、ですけど
どうするかは、その……聞いた、ことが
(=59) 2019/12/14(Sat) 23時頃
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[>>=57申し出た事の、やり方を知っているのかと確かめられて。 友人間であったり使用人からであったり話を聞いたことはあるが実際にやったことは無いから、明確には分かっていないかもしれないと思いつつ頷いた後]
……うまく、出来てなかったら
おしえて、下さいね?
[私からさせてとお願いしたのに彼が気持ちよくなければ意味がないからと、厚かましくあるとは思いつつも教えて欲しいとねだった]
(=60) 2019/12/14(Sat) 23時頃
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…っ、ん …は、い。
[こちらのお願いはどこまで通ったか、少なくとも私にもさせて欲しいと願った事は受け入れられて。 レナータ、と初めて呼ばれた響きは眠りに落ちる前伯爵が紡いだと同じ甘さを感じて、ぴく、と身体が小さく跳ねた。 密かに足を摺り寄せて更に蜜が溢れたのを誤魔化そうとしたけれど、持ち上げられ、またぐようにヌヴィルの上へと乗せられれば隠すことも出来ず]
え、ぁ、あの、これ…っ
[自分から見せつけるような体勢も、剛直を見せつけられるような顔の近さも、羞恥を掻き立てるもの。 なにより、私が今から何をするか、されるかが伯爵からよく見えるだろう。 そう思えば、恥じらいと、それに煽られてより増す性感が垂らした蜜が、またがる男の胸を濡らしていって。 ふる、と震えながら、おそるおそる屹立するヌヴィル自身へと口付け、舌を這わせ始めた*]
(=61) 2019/12/14(Sat) 23時頃
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[>>=62教えを願ったのに返った快諾には少しほ、としたけれど。 入れ替えられた態勢で、見せつけ合うような状況を作られたのに感じる羞恥は、無慈悲に快感も煽っていく。 零れた蜜だけを舐めて、ひくつく秘唇には指一本触れられないのに息を殺して。 そのくせ太ももに口付けたり臀部に手を添わせたりするものだから、身体は震え。 喘ぎを堪えながら、熱い剛直に唇を添わせてから舌を這わせ始めたのはおそるおそる、だったのだが]
、ん…っふ、んん、…ぅ、ん
[>>=63言われた通り、屹立した先端を咥え、ちゅう、と吸い付いたり、舌を絡めるように舐めてみたりを試していったのだが]
(=65) 2019/12/14(Sat) 23時半頃
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…っん、んぅ…っ
[>>=64伯爵から向けられた視線と、問いかけに。 びく、と反応したのは口に咥えたままの剛直にも伝わったろうか。
楽しめているか、というその言葉にはこのまま答えることは流石にできず]
………ふぁ…、 は、い
[熱くそそり立つそれからつ、と伝う銀糸を落としながら唇を離し、頷き答えた*]
(=66) 2019/12/14(Sat) 23時半頃
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ん、ふ…っ
[>>=67どうやら上手に出来ているらしい。 偉いと言いながらお尻を撫でる手と、褒美とばかり優しく口付けられる花弁に甘い声を洩らす。 それでも唇と舌両方ともに休ませることは無かったが、伯爵からの問いかけには口を離して答え]
それ、は…
[>>=68伯爵から向けられた言葉に、自分自身そうだと思っていたと頭を振りかけた。 けれど、現状が嫌だとは思えない自分がいるのも確かなことで。 言葉に詰まり、顔を伏せかけたものの続けて囁かれたその言葉に上げたのは、見捨てられた仔犬のような表情]
(=71) 2019/12/15(Sun) 00時半頃
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[伯爵に不要と思われたのかと思え、頭を振りかけて。 けれど、否定を紡ぐのは今下にしてしまっている男性にも失礼に思えて。 言葉が出てこなくて黙してしまったのは、時間にしてみれば束の間だったろう]
あっ…!
…ん、ん、ぅ…っ
[男性から押し付けられた剛直に口を塞がれ、急かすようにお尻を軽く叩かれて。 痛みなどは無い、けれど咎められたように思えて言われた通り先よりも深く咥えた屹立をすぼませた唇で上下に擦り上げ始めて]
、ん、んん、ふ…ぁ、ん…
[>>=70聞こえた声に、またとろりと蜜が溢れたのはヌヴィルにはよく見えたことだろう*]
(=72) 2019/12/15(Sun) 00時半頃
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[>>=73私の反応を楽しむようにカラカラと笑う伯爵に、恥じらいと少しの恨めしさで潤んだ瞳を向ける。
が、間近まで近付いてきた骨の手に撫でられながら問われた囁きに、そういえばとようやく気付いた変化に瞬きで応え]
、ん……っふ、んぅ、ふぁ、い、
[>>=74ぺちぺちと音を立てて意識を向けさせる所作に、怒張を咥えたまま返事を返す。 口中、先からとろりと滲み出たそれは苦いようなしょっぱいような、初めての味。 少し咽せそうになりながらも、ちゅう、と吸いつき舐め取って。 私が何度もそうするように、何時の間にか下敷きにしていた彼もまた私から溢れ出る蜜を味わい、熱を煽るように陰核をなぞって]
(=75) 2019/12/15(Sun) 01時半頃
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ふ、あ…ぁあ、や、ぁあん…っ
[気が付けば、剛直は口から離れて頬に当たっているだけで。 あられもない声を部屋に響かせ、乳房を押し付けるように身体全部を下にいる彼に預けていた。 もう私は続けられないと思われたからか、先と同じように持ち上げられた身体は仰向けに戻されて。 覆い被さる身体は、先と同じ体勢だったはず─── だけど、先は目を瞑っていたから、彼の体を見るのは今が初めてで。 ごつごつした指に見合った筋肉質の、力強さを感じさせる身体は別におかしな所は無いはず。 だけど感じた違和感に、手を伸ばした先は]
(=76) 2019/12/15(Sun) 01時半頃
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………こ、こ
[彼が私に赤い痕を残し、私が伯爵に欠けた跡を残したと同じ場所。 小さく目立たず、けれど確かに在る窪みに、指を這わせた*]
(=77) 2019/12/15(Sun) 01時半頃
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[>>=78私が濡らしただけではない滑りで頬を汚した剛直が離れ、代わりに男の大きな身体が覆い被さって。 よくがんばったという声と、私の名を紡ぐその音の響き、甘さはやはり聞き覚えのあるもの。
けれどそれは、普通に考えればただの偶然の一致にすぎない。 だって姿が違う、性格が違う、何よりもその当人がすぐ側にいる。 だから別人だと分かってはいる、はずなのに。
違和感が、また一つ、合致するものを見つけてしまったから]
いえ、あの…… ん、ぁ……っ!
[どうした、と問う声に、最初は頭を振って何でもない、と答えかけたのだけれど。 熱く蕩けた私の花に、つい先ほどまで口中を侵していた剛直が添った、その熱さに声を上げて]
(=79) 2019/12/15(Sun) 02時頃
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なんでも、ない、です、から
あなたを、ください
おねがい、………はく、しゃく
[確信なんて無い、半ば希望混じりの当てずっぽうで懇願を紡いだ*]
(=80) 2019/12/15(Sun) 02時頃
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ふぁ、ん、あぁ…っあ、
[>>=81突き立てる素振りもみせず、蜜を塗り広げるように擦り合わせる剛直に声を上げながら。 男に向けて伯爵と呼んだのは、ただ自分の手に集まったピースから強まった願望からだった。
だから、否定を紡がれるかもしれないという恐れも不安も、大きくはあったのだけれど]
は、い…?
[笑顔での了承は是でいいのか、ただ抱く方だけに答えられたのか見当がつかなかった。 問い直していいものか、と思ったところにその前に聞きたいこと、と問われたのに頷きを返したわけだが]
(=86) 2019/12/15(Sun) 03時頃
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………っ 、あぁあ…!!!
[>>=82>>=83伯爵とヌヴィル、異なるはずの二つの声が重なって耳を犯し。 それに答えるのを待たずに私の中へと押し入ってきた熱い猛りに一際大きな声が上がる。
狭い膣壁を広げるように、硬い蕾を解すように押し進む熱さは、ゆっくり、じっくりと時間をかけて私の中へと馴染んでいって]
…、ん…
うれ、し…、い
[欲情されてどうだった、どうでした、という問いに紡いだのは、短い言葉。 きゅう、とひくつき中を押し広げる怒張を受け入れる身体は、破瓜の痛みよりそれが与えてくる快楽の方が強いと見目にも分かるだろう。 蕩けた瞳は、覆い被さる男と、見守るように傍にいる骨を交互に映し]
(=87) 2019/12/15(Sun) 03時頃
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かまいません…うぅん、わたしを、おそばに、おいてください。
はくしゃくに、かみついたあの時に、私の生はおわった。
今の私のいのちは、あなたにもらったものだから。
[>>=85紡いだのは、ずっと不可解だった、認められずにいた思い。 気に入っていると言われて嬉しくて、伯爵の鎖骨に残った痕を見てあの時の気持ちを思い出して。 あの時叶った一矢でもう満足してしまった私は、もうきっと元の世界には戻れないし、戻りたいとも思えない]
(=88) 2019/12/15(Sun) 03時半頃
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[だって、初めて受け入れる身体が痛みよりも快感で満たされるほど私はこの人を欲しがっていて。
何より]
……はく、しゃく、は
きもち、いー…です、か…?
[求められたい、悦んでほしい、と。 改めての自己紹介を囁く男──伯爵の顔に手を伸ばして、問いかけた*]
(=89) 2019/12/15(Sun) 03時半頃
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、ん…っ
ありが、とう…ござい、ます…
[>>=90初めてを与えてくれた人の指先が、髪を梳くその動きにすら反応してしまう。 がんばったという言葉に喘ぎを堪えながらお礼を言って。 >>=91肩を撫でてくれる骨の手の主にも同じように返したわけだが]
…は、い…?
[制御が大変というのはどういうことか。 伯爵が二人いる、という現状を思えば不思議に思うべきは他にもあるはずなのだけど。 後にしましょうという言葉に、素直に頷きを返しながら椅子へと戻るのを見遣って]
(=94) 2019/12/15(Sun) 15時頃
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[>>=92言葉を継いだ方へと視線を戻せば、苦笑が映った。 覆い被さるようにしていた身体がより密着して、背中に腕を回されて。 大きな身体に抱きしめられながら、気に入ったところを教えられたのだが]
それ、だって、 あなたが、くれた
[伯爵が目の前に来なければ、声をかけられなければ。 きっと私の足は、あのまま止まる事なく最期まで逃げ続けた。
責任を思い出させて、せめての意地を呼び起こさせて。 私の身体が動かなくなるまで付き合ってくれたから、痕をつけることが叶って。 こうして連れ帰ってくれたから、私以外にも命を落とさなかった人達の存在を知る事も叶ったのだ、と。
本当なら、これ以上を望むのだって欲深だとは思ってはいるのだけれど]
(=95) 2019/12/15(Sun) 15時頃
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───…っ !
[>>=93その言葉を聞いた途端、軽い震えが全身を駆け抜けて。 微かに背を反らし、熱さを迎え入れている中が勝手に強く収縮した。 時間にすれば一瞬ほどの変化、けれど何が起きたのかは伯爵にも伝わるだろう。 頭は初めての感覚に困惑しながら、中途半端に達した身体はもっと、と相手を求めて]
ん、んん…、ふ…ぁ…
[私の問いに返された肯定と、重ねられた唇。 双方への嬉しさに目許を緩ませながら、伸ばした手を伯爵の首の後ろにまわし自分からも密着させていく。 繋がり合うもう一方は、動き方が分からなくてされるがまま── けれど、優しく探るようなその動きに、快感を欲する身体はもどかしさを訴えて。 緩く腰を揺らがせ始めたのは、無意識の内**]
(=96) 2019/12/15(Sun) 15時頃
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それは、わかりません…けど
…今だって、あたらしい、
私もしらなかった、私、です…よ?
[>>=97戯れのような笑みで語りかけられたそれに、返すのは蕩けた瞳。 今この時だって、これまで重ねてきた時の中では知らなかった自分の姿だ。 とはいえこれが、与えられたからか、元から持っていたものかは分からないから自信は無さげに声を返して。
運命を、という言葉に感じた嬉しさで導かれた軽い絶頂への混乱で、思考はより遠のいて]
(=99) 2019/12/15(Sun) 18時半頃
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っ…、 ごめ、ん、なさ…んん…っ
[>>=98悪い子と咎める囁きに、困惑しながらも謝罪を紡ぐ。 けれど言葉は最後まで言い終えることなく唇に塞がれて、かかる重さにも息を洩らして。
これまでの緩やかな動きから、徐々に大きく力強く変わる律動に結合部からの水音だけでなく嬌声も響かせていき]
(=100) 2019/12/15(Sun) 18時半頃
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あ、や、ふぁ、あぁ、ゃ、ぁあっ、
[突き立てる剛直が壁を擦り上げるのに、時折声が勝手に高くなって。 その度に何度もその部分を擦りつけるように動かれていると気付いたのは、何度目の声が零れた時か。 ヌヴィルと呼べと言われたのは聞こえたし理解もしたけれど、返事を声にする余裕などまるで奪われていて。 喘ぎ声を奏でながら、それでも小さく返した頷きは見止めてもらえただろうか*]
(=101) 2019/12/15(Sun) 18時半頃
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[>>=102許してやれないという囁きに顔を曇らせたのはほんの少しの間。 続けられた言葉で傍に居させてくれるのだと伝えられた、その嬉しさにまた下腹、受け入れている膣中が熱くうねる。 >>=103私の反応を見ながら、より感じる所を責め立てられる律動も相まって、性感はどんどん高まっていって]
んぁ、ひゃ、あぁん、んん、ひぁ、あっん
[勝手に口から上がる声も、大きく高く、短く跳ねるようなそれに変わっていく。 そんな自分の声にも追い立てられるように、先にも感じた、けれど先よりも余程大きな感覚が身体の中、せり上がってくるのが分かる]
(=104) 2019/12/15(Sun) 20時半頃
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ヌ、ヴィル、さ、ま
[水音を響かせ腰を打ち付ける動きが、早く強くなっていく。 経験は無くとも、互いに限界が近いことを本能が悟らせて]
ぜんぶ、
もら、って
[熱に、快楽に潤んだ瞳に彼だけを映して、縋りつくように腕を伸ばして。 最奥にぐり、と押し当てられた剛直から注がれた熱さに嬌声をあげながら、意識までを真白に染めていった*]
(=105) 2019/12/15(Sun) 21時頃
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ふぁ、ぁ……ぁ、…
[>>=106今度は、という言葉と共に胎へと注がれる熱に反応する声は何時の間にか掠れていた。 絶頂に達した意識はぼんやりとしながら、身体はまだ、もっと、とナカで脈打つそれが全て吐き出すまで蠕動し続けて。 >>=107心地良い重さを感じながら、額や頬に触れられる唇にくすぐったさと同時、温かい気持ちを抱く。 そのまま撫でられた下腹から広がる熱にも緩く、じわりと浸っていくような心地に包まれて。 疲れもあいまって、休息を訴える身体はほとんど力も入らなくなっていたのだけれど]
(=108) 2019/12/15(Sun) 22時頃
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ん、ぁ…っ
[精を吐き出し終わった後も繋がったままだった其処から抜き取られた際には、またぴくりと反応して声が出た。 そのまま包帯を取られるのは、されるがままで]
………は、い
いたみは、ほとんど
[問われたのに答えた通り、動くにすら支障があった痛みは殆どなくなった。 しゅる、と解かれていく包帯から曝されていく肌にあった火傷の痕も随分と消えていて。 これならば、また今度、の機会はそう遠くないだろうか──と。 浮かんだ思いに、自分の欲深さ、はしたなさを自覚して頬に朱が乗った。 それに気付かれたかどうかは分からないが、もう一度額に落とされた口付けと共にかけられた声と、術で促された眠りは、初めてを終えた身体には良く効いて。 返事をする間もなく、柔らかな夢のとばりへと意識を落としていった*]
(=109) 2019/12/15(Sun) 22時頃
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― 魔性の病院 病室 ―
[私が再度の眠りに落ちた後は、またかりかりとペンが走る音ばかりが響く部屋に戻っただろうか。
それは私が最初の眠りに落ちた時と変わらない。
変わったのは、私の身体に巻かれていた包帯がなくなって、 痛みを堪える呻きでなく、穏やかな寝息を立てているという所*]
(7) 2019/12/15(Sun) 22時頃
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― 魔性の病院 病室 ―
………、ん…
[>>8目覚めたのはどれ程眠った後だったか。 かりかりというペンの音が止まって、椅子の軋みと共に向けられた声で現状── 正しくは、眠っていた理由諸々を思い出して、恥じらいに肌を染め。 >>9無事にという言葉通り、火傷の痕も痛みも随分と無くなった身体を起こしながら、頷きをまずは返して。 言われた通り視線を動かせば、焼け焦げたはずの装束が元の通りで畳み置かれていた。 が、まだそれには手を伸ばさず、毛布が落ちぬように胸元で抑えたまま伯爵へと視線を戻し]
…伯爵から、聞かせて下さい。
[わざわざヌヴィルでなくても良いと、傾げる骨に願った*]
(10) 2019/12/15(Sun) 23時頃
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