268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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― 5週目・海の寝どこ亭 ―
…はぁ
[やっと客が少なくなってきた閉店間際、思わずため息をつくと、肩の力を抜いた。 ペルセウス・マーケットも最終盤、この時間でも外を歩く人々の姿が多く見られるようになっていたが、さすがにラストオーダー15分前、と言われると、皆他の店を探して去っていく。 今日一日も、終わりを迎えようとしていた。]
…
[力を抜いたまま、入口の方を眺める。 結局、来なかった。 自分が余計なことを言ったから。
会いたかった。 それは、彼が犯罪者だろうと何だろうと変わらなかった。 でも、彼の方はそうではなかったのだろう。 自分がそう思わせてしまったのだ。]
(50) wallander 2019/08/07(Wed) 22時頃
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…
[黙ったまま、客の居なくなった席の整頓を始める。 その時、入口の扉が開いた。]
いらっしゃ…
[顔を上げ、客の顔を目に入れた時、習慣で口に出していた言葉が止まった。
彼の髪に、橙の店の灯りが滑っていく。 綺麗だった。 目が離せなかった。 やっぱり彼は、顔が良い。 そして今は、その中身も知っている。]
(51) wallander 2019/08/07(Wed) 22時頃
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一杯だけなら、今からでも…
[彼の言葉を聞きながら、戸惑い気味に答える。 彼はどこかのん気に、ビールふたつ、と注文してくる。 何も無しに、ビール二杯でいいのだろうか。 それに、自分の言った事を何とも思ってないのだろうか。
でも、追い返すことなどとても出来なかった。]
(52) wallander 2019/08/07(Wed) 22時頃
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/* ほんとこのシーシャさんは最高なんですよ… 皆さまお疲れ様です。 とても楽しかったです…
(-209) wallander 2019/08/07(Wed) 22時頃
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[彼の注文通り、ビールを2杯、ジョッキに注ぐ。 じっと自分を見つめる彼の視線を感じ、思わず動きが硬くなる。 こちらから彼を盗み見るどころではない。 これまではずっと逆だったはずなのに、突然姿を目で追われて、無駄に気恥ずかしい。 彼が何をしたいのかわからず、困惑したまま、彼の待つ席へとジョッキを2杯持っていった。
そこで、彼に、ビールを一杯預けられた。 戸惑いしかない。 乾杯、と鳴らされたグラスにも、彼のそれに合わせるだけで、何となく気が引けて口が付けられなかった。 そのまま、彼が静かに話し出す。
黙って、その話を聞いていた。 先週、彼が姿を見せなかった理由が分かった気がした。
そして、その囁きも。 自分と同じように、彼もまた、自分を見て居た。 そして自分と同じように、彼もまた…
彼が、皺だらけの紙幣を、カウンターへ、どこか見たことのある形の水滴の近くへと置いた。]
(53) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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…
[黙ってビールを持ったまま、彼の隣の席に座った。 そして、隣のシーシャの顔を見た。]
シーシャさん。 もう一度、乾杯しましょう。
かんぱい。
[小さく言って、彼の持つジョッキと自分のジョッキを合わせると、今度は口を付けた。 そして、ごくごくと一気に半分近く飲み干した。 そして、はー、と大きく、息を吐いて、シーシャに笑いかけた。]
シーシャさん、労働の後のビールって、めちゃくちゃ美味しいですよね…!
(54) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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[そして、少しの間の後、続けた。]
…さっきまで、もうシーシャさんに会えないくらいなら、別にいいやって、もうシーシャさんが犯罪者だろうと関係ないって思ったりしてました。
でも、こうやって貴方と、何の引け目も負い目もなく、他愛のないことを話せるのが、凄く嬉しい。 多分僕は、貴方とこうやって過ごしたかった。 だから、ありがとうございます。
[彼を見て、微笑みながら小さく首を傾げるように、礼をした。 そして、椅子を引いて立ち上がる。]
(55) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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で、実はまだ労働終わってないんですよね…
また、店の裏で、0時に会いましょう。 今日は、ねこしか来ないなんて無しですよ。
[笑って彼にだけ聞こえるように小声で囁くと、シーシャの置いた紙幣を手に取りつつ、店の奥へと片付けへ向かった。]*
(56) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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/* シーシャは顔(特に髪)が大好きなんですが、自分じゃ絶対うまく出来ないというキャラだったので、本当にチンピラで、ちょっとおどおどした感じのシーシャが出てきて本当にシーシャって感じでたまらなかったです。しかも所々すごく可愛らしかったですよね。好きです。
(-214) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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/* 村は何日までになるのか、よくわからずに書いてますがも少し進めます…!
(-215) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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― 5週目・店の裏手 ―
シーシャさん。
[彼が来ないとは思っていなかった。 彼の姿が見えると、壁から身体を離して手を振る。]
行きましょう。
[そして、すぐに彼の手を取ろうとして少しだけ考えた。 シーシャの顔を見ると、微笑んで言った。]
(57) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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今日は、どんな理由をつけようかって考えてました。 …触り心地が良いから、にしようかな。
[そして、彼の手を取ると、そのまま自分の胸元まで持ち上げる。 指先についた茶色い汚れを自分の指で軽く擦ってみた。 取れる気配はないし、その手指は少しだけがさがさとしている。
顔を近づける。 ほんの触れるくらいの一瞬だけ、その指に口づけた。
そして、すぐに何事もなかったかのように手を下すと、ぎゅっと握った。 彼に笑いかける。]
(-218) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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シーシャさん、1週間、お疲れ様でした。 今日は一晩中、僕と一緒に居て貰えますか?
[ペルセウス・マーケットも、ここまでくれば大分夜中でも賑わっていることだろう。 中心部の劇も、深夜までやっていたりするだろうか。 それに、流星群も2週間前に比べたら大分数が増えているに違いない。 あのぶち猫にお礼の魚肉ソーセージをあげるのも悪くない。]
正直僕も金はないですけど! 奢って貰った分は奢り返します。 それに、貴方と一緒なら、きっと何処に行っても、何をしても楽しいです。 本気ですよ。
[隣に居る彼に、微笑んだ。]**
(58) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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/* 全部したいけどどうかなあ 時間なさそうだなあ らぶらぶするのもいいなあ 迷いますね!シーシャさん頼んだ!
>>-219 11日の夜で終わりなの把握しました。 あと、その節は誠にありがとうございました…!
(-221) wallander 2019/08/07(Wed) 22時半頃
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― 店の裏手 ―
そーですよ 二週間と半分の分、取り返しましょう。
[屈託なく笑い、指を握り返す彼に、こちらも笑い返した。 と、そこに堂々とした様子で例のぶち猫が現れた。
思わずシーシャと顔を見合わせる。]
…今日はちょっといいもの買ってあげましょうか。 ついてくるかな?
[シーシャと一緒に猫の前に出る。 と、見事に猫は自分たちの…基本シーシャの後をついてきた。]
(119) wallander 2019/08/08(Thu) 22時半頃
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奢って貰えるってわかったんですかね。 現金なねこだなー
[と、シーシャの足元に纏わりついていた猫が、自分の足に身体をこすり付けてきた。]
はは、くすぐったい。
[思わず猫に笑いかけると、シーシャに伝えた。]
シーシャさんが来なかったとき、少し仲良くなったんですよ。 なー、もしシーシャさんが二度と来なかったら、きっとお前の方と仲良くなってたよな。
[にゃー、と答えるように鳴き、足に頭をこすり付ける猫に、ねこも案外悪くないな、などと考えていた。]
(120) wallander 2019/08/08(Thu) 22時半頃
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/* シーシャさん忙しいところどうもどうもです。 13日まで延長されたみたいですよ! これは我々なら行けますな…
(-527) wallander 2019/08/08(Thu) 22時半頃
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/* フィリップさんお疲れ様〜
(-528) wallander 2019/08/08(Thu) 22時半頃
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― マーケット ―
[路地裏からメインの通りに近づき始め、だんだん人通りが多くなってくる。 シーシャとは手を繋いでいるからはぐれる心配はないが、ねこが蹴られても困るので、できるだけ空いている道を通る。
そして、暫くの後、無事に目指す屋台、オリュースファームの手作りソーセージの店へとたどり着いた。 1時も近くなっているが、辺りにはまだまだ沢山の灯りといい香りが漂っている。]
ここ、うちの店でも仕入れるんですよ。 夜遅くまでやってるって聞いたので、来てみました。 奢りますよ。
すいません、ソーセージ2つと缶ビール… シーシャさんは何飲みます?
[自分は飲み始めたらもうビールばかり飲んでしまうが、店での彼は、あまりたくさん酒を飲む方ではないように見えた。 もしかしてそんなに強くないのだろうか、と思いながら、彼の様子を窺いつつ、自分はそのままビールを頼む。]
(121) wallander 2019/08/08(Thu) 22時半頃
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[彼に飲み物を聞けたなら、屋台のお兄さんに改めて声を掛ける。 暫くの後、皮が繋がったまま焼かれた、熱々の3連ソーセージが2つ、スチロールのトレーに乗って出てきた。 手をシーシャから離すと、リュックから財布を出しつつビニール袋に入った缶ビールなど、色々なものを受け取る。]
ソーセージ2つで実質6つ食べれるようなものですよね。 お得。 しかも旨い。
[ついついにこにこしつつ、辺りを見回す。]
まだ結構やってますね。 シーシャさんは何か食べたい物あります?
[彼がどこかを見つけたなら、興味深そうについていっただろう。]
(122) wallander 2019/08/08(Thu) 22時半頃
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[暫くののち、買い物を終えると、座って食べられる場所を探しだす。 が、ベンチのような座れる場所は、どうやら概ね埋まっているようだ。 少し歩いた後、しょうがなく、マーケット中心部の広場を囲う、丸棒の柵の上に腰かける。]
ほら、お待たせ。
[市場をうろうろし始めた時に、人の多さに姿を消したかとも思ったが、やはりつかず離れずの距離に居たようだ。 待ってましたとばかりに目の前に現れ、声をあげるぶち猫に、自分の3連のうち一つのソーセージをプラスチックのフォークで千切るようにして、ねこに与える。 もうそんなに熱くないであろうソーセージを、ねこはがぶりと咥えると、こちらなど見向きもせず一心不乱に食べ始めた。]
はは、凄いうまそうに食べてる。 シーシャさん、僕らも食べましょう。
[そして、缶ビールを開けると、シーシャと再度乾杯し、テーブル代わりに柵の杭の柱部分を使いながら、自分もソーセージにかぶりついた。 少し冷めてしまったものの、噛んだ瞬間、皮の裂け目から肉汁が溢れ出す。 さすがの美味しさだった。]
(123) wallander 2019/08/08(Thu) 23時頃
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/* ソーセージ食べたい気持ちで書いているからですかね… あとも少し進めます! きっとオリュースの夜は長いからどこでも行ける 行ったり来たりもありありだと思っています。
(-533) wallander 2019/08/08(Thu) 23時頃
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― 広場付近 ―
あー満たされた。
[ぶち猫も満足して、夜の散歩に出かけた頃だったろうか。 暫くの後、食事を終えて、はあ、と大きく息を吐く。 そして、隣の彼に、微笑んだ。]
そうだ、友達に聞いたんですけど、この時間だともう結構港の方は人空いてきてるらしいですよ。 そっちいってみませんか? 停泊中の船の灯りも落とされて、星も良く見えるみたいです。 「あの場所」に比べたら、大したことないかもしれないですけど。
(125) wallander 2019/08/08(Thu) 23時頃
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「あの場所」だと、歯止めが利かなくなると困るから。
[呟いて、笑った。]
(-537) wallander 2019/08/08(Thu) 23時頃
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/* ソーセージに暗喩が込められてしまった… シーシャさん、ソーセージが食べたいなー
(-583) wallander 2019/08/08(Thu) 23時半頃
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― 港 ―
海風、気持ちいですね。
[彼と一緒に港の周りの道を歩く。 もはや2時も近づこうという時間、港の人影も大分薄れてきたようだ。 昼間は広場代わりにもなる港では、様々なイベントが開かれていたようだが、ここまで深夜になると、人々は自然と店の灯りのある方へと流れていく。
ほんの申し訳程度の緑地沿いには、海を眺めるように、ベンチがいくつか並んでいる。 やはり複数個は2人連れで埋められているものの、2,3個の席はまだ空いていた。]
あそこ、座りませんか。 周りに余計な灯りがなくて、星が良く見えそうです。
[片隅のベンチを指さした。]
(133) wallander 2019/08/08(Thu) 23時半頃
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ああ、やっぱり椅子の方が落ち着きますね。 バイトの時から、ずっとちゃんと座れてなかったから。
[ベンチに座ると、一息つく。 そして、隣の彼を眺めた。
灯りは、停泊した船から漏れ出るほんの少しの光ばかりだ。 そして、波に揺れる光は、彼の髪に、流れては落ちるを繰り返す。
綺麗だ。 とても。 そして、彼の好きな場所は、この1か月でもっと増えた。 愛らしい仕草、猫のような身体、汚れた手。
静かに、彼の手を取った。]
(135) wallander 2019/08/08(Thu) 23時半頃
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シーシャさんのおねだり、聞こえてないと思ってましたか?
[彼の顔を見つめながら、恭しくその手を持ち上げる。]
貴方が言うならいくらでも。
[そして、その手に顔を近づけると、今度は、ゆっくりと口づけた。 少しだけ舌先でその手の甲に触れると、軽く音を立てて唇を離した。 そのままその手を自分の手で包むようにしながら下に降ろしていく。
彼の顔を見て、言った。]
(-587) wallander 2019/08/08(Thu) 23時半頃
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シーシャさん。 好きです。 ずっと前から貴方ばかり見てた。
[そう、ずっと前は見て居るだけで良いと思っていた。 でも、今はもう、彼を自分のものにせずにはいられなかった。 彼を、好きになりすぎた。
恭しくいけたのもそこまでだった。 次の瞬間、左手で彼の頬を支えるように触れると、身を乗り出すようにして、彼の唇に自分の唇を重ねた。]**
(-588) wallander 2019/08/08(Thu) 23時半頃
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/* なんか秘話の返事するところまですすめたいって書いたのですが、大分すすめすぎてしまった気もする… ので戻ったり進んだり分岐したりしていければなあと思います。 まだまだ他の場所へも行く気満々です。 きっと夜は2倍くらいの長さになる… それか禁じ手の6週目… 自分が特に理由なく0時からしか遊べなくしたのが悪いのか…! おやすみなさい!
(-589) wallander 2019/08/09(Fri) 00時頃
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/* お疲れ様です。 そしてやっぱり大変そうな(大丈夫ですか?)シーシャさんだけどお返事ありがとうございます。 なんかシーシャがにこにこしてるのがわかるRPで嬉しい…! そして海老巻き美味しそう〜 ちょっと自分もお返事が朝になってしまうかも?ですが、ほんとこのシーシャと遊びまわるのヒイラギは楽しくて幸せだと思います。 酒に弱いっていうのは見た…!
(-777) wallander 2019/08/09(Fri) 23時半頃
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/* 最近ぎょうざみんな酢こしょうですよね。 おはようございます。 今日はまたこの時間以降夜遅くなるのでシーシャさんはゆっくりどうぞ…!
(-873) wallander 2019/08/10(Sat) 10時頃
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/* そして自分も今更やっと前からログを追い始めている気がする感じなのですが、ソウスケさん、ウイングスパンて言うゲームいいですよ!
(-874) wallander 2019/08/10(Sat) 10時頃
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― マーケット ―
そうですね、案外酔っぱらわないというか、最終的には寝ちゃう方です。
[酒は強いか、と言われて考える。 めちゃくちゃ飲む方ではないが、飲んでもそんなに変わる方ではないと思う。 ただ、今日ばかりは飲んで勢いをつけたいところもある。]
あんま無理しないでくださいよ。
[自分がいるから大丈夫、という言葉に、何とも言い難い気持ちになって、笑って一言だけ伝えた。]
(208) wallander 2019/08/10(Sat) 10時頃
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[おすすめのものがある、と言われてついていった先では、いろんなものが春巻きの皮でスティック状に巻かれ、ケースの中に置かれていた。 灯りの中、フライヤーで跳ねる油の音がたまらない。
シーシャが注文すると、選んだスティックが店主の手でその場で揚げられていく。 すぐに見るからにぱりぱりに揚げられたそれが油から上げられ、紙コップに入れられていった。]
これは… すぐにでも熱々で食べたい奴ですね。
[思わず生唾を飲む。 当然ビールとの相性は最高な奴だ。]
(209) wallander 2019/08/10(Sat) 10時頃
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[そして、自分が払う、と何の後ろめたさもなく言う彼に、ありがとうございます、と応えて微笑んだ。
もう、たまに彼に見られた、どこか落ち着かない様子の素振りは、今はない。 その様子に、ほっとするとともに、愛らしさを覚える。
彼は、年上のはずだ。 そして、ぱっと見のやんちゃ感も中々だ。 だけど、何か、すごく褒めてあげたい、と言うか、庇護欲、と言っていいのか、そのようなものを覚えてしまう。
彼が注文する中、ひそかに息を吐く。 こう思う事自体が上から目線になっていないだろうか。 そして、それ以前に今日は自分の方がむしろ落ち着かない様子になっていないだろうか。 挙動不審さは隠せているはずだ、と思いたい。
この後のことを何となくシミュレーションしてみる。 行けるはず… あと一本、ビールの力を借りれば。]
(210) wallander 2019/08/10(Sat) 10時頃
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― マーケット・広場 ―
ほんとですよ。 僕のことももう少し認めてもらいたいもんですけどねー
[ありがたく思え、といいながら、ぶち猫を指で撫でる彼を見る。 もはや仕事の相棒にもなりかけているらしいねこと彼は大分蜜月のようだ。 自分は手を伸ばそうとするとやはり不審な目を向けられることを思うと、ねこの中でもシーシャは特別な存在なのだろう。
わかる、という気持ちと、いやいや、という気持ちが交錯する。 しかし、彼の独り飯じゃないから、という言葉には、そうですね、と笑った。 自分も、彼の仲間…2人と1匹として数えられていることが嬉しかった。
あとはもう、大葉に包まれた海老の春巻きスティックと、牧場産ウインナーを、ビールと共に味わっていた。
素直に美味しかった。 彼が笑ったから、自分も笑った。 やっぱり、こうやって彼と一緒に居たいんだ、と、つくづくそう思った。]**
(211) wallander 2019/08/10(Sat) 10時頃
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/* >>-876 そうです!このゲームは最高すぎました…
ではまた夜に。 春巻きスティックはビールに合いすぎ。
(-879) wallander 2019/08/10(Sat) 10時頃
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/* こんばんはー 今日は自分が遅くて申し訳ありません。 でもほんともうこの進行好きです… シーシャさんと街を周れて本当に嬉しい。 お返事しますが深夜〜朝になるかもなので、またのんびり見てみてください。 無理のありませんように!
(-1153) wallander 2019/08/11(Sun) 01時頃
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/* シーシャさんと滞在時間が被るの実は初めてなのでは。 なんか嬉しい…! そしてオスカーの>>-1176は本当に衝撃。 グスタフさんの弟子展開あったのかー また皆さんのもゆっくり読んでこう。
(-1190) wallander 2019/08/11(Sun) 02時頃
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/* そう、食べ物頼んだり作ったり食べたりしながら語り合うRPは最高ですよ〜 美味しさ二倍感がすごい。
(-1191) wallander 2019/08/11(Sun) 02時頃
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― 広場付近 ―
[港へと行く道を行く。 すれ違う人々の数も確実に少なくなってきている。 そして、その大体が二人連れだ。]
完全につきあってますよ。
[自分たちはどう見えるんだろう、という彼に軽口で返す。 けれども、耳元で囁かれた言葉には、一瞬言葉に詰まった。 黙って隣の彼の顔を見た後、ふいと目を反らしただろう。]
(244) wallander 2019/08/11(Sun) 02時頃
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― 港 ―
[暫くの後。 勢いに任せて、唇を重ねた後、彼から一旦顔を離してその表情を窺う。 そして、彼から出てくる言葉を黙って聞いた。
彼が、自分の吸った手の甲を、自分に見せつけるように顔の前まで持ってくる。 そして、その場所を小さく舐めた。
そのまま、彼の手が自分の髪に回る。 お互いの身体が自然にずっと近くに近づく。 彼の顔が、唇が自分の髪に触れ、それから耳へと触れる。]
(245) wallander 2019/08/11(Sun) 02時頃
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んんっ…
[その吐息が、耳を擽り思わず声が出る。 甘噛みされると、勝手に吐息が漏れ、軽く噛まれて濡れた耳たぶが、夜風に触れてひんやりとする。 自分は耳がこんなに弱かっただろうか。 違う。 シーシャだからだ。 シーシャが自分に触れていてくれるからだ。
そのまま彼は、下方へと唇を這わせ、首筋を強く吸った。]
(246) wallander 2019/08/11(Sun) 02時頃
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跡に、なりますね。
[彼が自分の首筋から唇を離した後、彼の顔を見て、感謝するように微笑んだ。 そして、喋り出す。」
シーシャさんは、僕を買い被りすぎです。 これでも、めちゃくちゃ緊張してたんですよ。 でも、ちゃんと言わなきゃ、ずっとすれ違ってしまうからって思ってた。 もう嫌なんですよ、待ちぼうけ喰らうのも、二週間も顔見れないのも。 いつでも、側に居てほしいんです。 貴方の為に生きてみたい。
[彼の髪に手をやった。 ずっと、触りたかった彼の髪。 軽く梳き、さらりとした細い髪を手で掬うように取る。 顔を近づけ、髪に口づけると、そのまま彼の身体を抱き寄せた。]
(247) wallander 2019/08/11(Sun) 02時頃
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綺麗だ。 光がきらきらして、滑り落ちて、まるで流れ星みたいだ。
それに、人の耳噛んできて、シーシャさん、猫みたい。 可愛い。 猫の方が、耳は気持ちいいんじゃないですか?
[その均斉のとれた身体を背中と首元を支えるように抱き寄せながら、彼の耳元で囁く。 そして、耳に吐息を小さく吹き入れると、耳の前から下あたりを、首元から伸ばした手指で、支えるように、擽るように撫でた。]
返事を、もらえて嬉しいです。
[そして、顔を上げるとごく近くにある彼の顔を見て、笑って再度、唇を重ねた。 軽く二回ほど。 そして三回目は、舌で彼の唇を開かせるようにつつき、四回目、唇を開いて貰えたならば、遠慮せず、彼の口腔に舌を滑り込ませただろう。 そして、暫く、彼の舌と、自分のそれを絡ませ、荒く息を継ぎながら、彼の口腔内を貪った。
背中を支えていた腕は、彼の脇元を何度も撫でながら、そのまま下がって今度は彼の腰元から下方を撫でる。
暫くののち、顔を離すと、呼吸を落ち着かせるように一つ息を吐いて、笑って囁いた。]
(-1192) wallander 2019/08/11(Sun) 02時半頃
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歯止めが利かない自分も、貴方が望むならいくらでも。 でも、残念ながら、ここには人が居ますから。
…この後、うちに行きましょう。 ここから少し歩きますけど、マーケットを見ながらなら、すぐですよ。
(-1193) wallander 2019/08/11(Sun) 02時半頃
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[暫くの後、ベンチから立ち上がれば、彼を腰から抱き寄せて、そのまま歩き出す。 もう、マーケットの灯りも大分落ちた。 暗がりで、自分たちの姿は良く見えないし、見られたとして、手を繋いで歩くことと、いったいどれほどの差があることだろう。]
あ、見えましたか。
[ふと、海の方を見て呟く。 流れ星が、視界の隅を横切っていったのだ。]
今日は、まだまだ降りますよ。
[という間に、ごく短い流れ星が空の上の方を走った。]
この間の願い事、叶うといいですね。 あ、シーシャさんのお願いは、もう願う前から叶うの確定してたんで、もう一度願ってもいいんじゃないですか? 一緒に、長いの、探しましょう。
[そのまま、暫し空に見入った。]**
(248) wallander 2019/08/11(Sun) 02時半頃
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/* こんなところで自分も寝ます! 明日は少し夜早めにオフになるかもしれません。 あと二日ですよね、まったり行きましょうー
(-1194) wallander 2019/08/11(Sun) 02時半頃
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/* お疲れ様ですー あああと一週間くらい村あったらいいのに
(-1357) wallander 2019/08/11(Sun) 22時半頃
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/* ご結婚や旅立ちなどを見て、よく考えたら自分も外国に就職するって言ったなーってなりました。 遠距離にしてもついてきてもらうにしても、指輪買うために休日返上して働くヒイラギの姿が見える…
(-1358) wallander 2019/08/11(Sun) 22時半頃
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/* そして自分はあと一時間くらいしか今日は在席できなくて、ほんとコアタイム合わなくてごめんなさい… 次は明日の夜になりそう…
(-1359) wallander 2019/08/11(Sun) 22時半頃
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/* >>-1196 シーシャさんが好きって言ってくれたから、すごいヒイラギは調子に乗っていますね… シーシャさんに、嫌いになるよって言われたらすごいしゅんとしておとなしくなると思われます。
(-1363) wallander 2019/08/11(Sun) 22時半頃
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/* これは…幸せ過ぎる…
(-1380) wallander 2019/08/11(Sun) 23時半頃
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/* >>-1381 良かった…! ヒイラギってもっと可愛い感じの方が良かったのかなってちょっと心配だったので。 でもシーシャがほんとシーシャらしいのを前提とした上で可愛かったからもう強気だ、絶対離さないぞ、って>>271を見るとほんとそんな風に行動してたのがばればれですね…
(-1388) wallander 2019/08/11(Sun) 23時半頃
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/* >>-1384 (ぎゅ)
(-1390) wallander 2019/08/11(Sun) 23時半頃
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/* そして今日は無理で申し訳ないのですが、明日お返事と、あとちょっと引っ越すあたりの話とか書けたらいいなと思ってます。 指輪、最初のは交換でどうですか…? ペアのはちゃんと働いて、稼いでからいいのを渡す…! (年度末までに立派なのを購入するのをあきらめた顔)
(-1391) wallander 2019/08/11(Sun) 23時半頃
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/* 唐突に指輪の話をし出したヒイラギになってしまった。 >>-1358あたりからちょっと考えてたのです。 何だかこの後も色々ありそうですが、なんだかんだシーシャ…とぶち猫(ぶち猫とお別れ…?)となら、金がなくても楽しくやっていけそうで幸せ。**
(-1393) wallander 2019/08/11(Sun) 23時半頃
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/* お疲れ様です。 このままだとシーシャさんが街の人気者になってしまう…! 嬉しみ半分心配半分のヒイラギ…
(-1531) wallander 2019/08/12(Mon) 21時頃
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/* そして、>>-1365 セイルズさん!こちらこそありがとうございます。 海の寝どこって何なんですかね…? もしかして他にも来てくれた人いたかもですが、ソウスケさんとセイルズさん以外お店で絡めなくて無念。 でもお二人とは忙しそうなところちょっとでも絡めて良かったです!
(-1532) wallander 2019/08/12(Mon) 21時頃
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/* >>-1534 それでも少しはお話できたり、地味に台車の置き場を考えたり、面白かったです。 自分そういう地味なRPわりあい大好きです…
そして皆さま是非海の寝どこ亭来てください〜 この後年度末にかけて、多分普通に引っ越し費用その他稼ぐためにほとんど店にいると思われますので… ただ、料理はほぼほぼ多分店長任せの予感。
(-1544) wallander 2019/08/12(Mon) 21時半頃
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/* >>-1546 ハワード いやいやもうコアがずれててもいける…! っていう気持ちになりましたこの村。 でも大体の場合敵ですね、無念。
(-1550) wallander 2019/08/12(Mon) 22時頃
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― 港 ―
[吐息を耳に吹き込むと、シーシャから甘い声が上がる。 そのまま耳の下を、喉を擽るように撫でると、喉が鳴るなら鳴らしたいというような、気持ちよくてたまらないような顔を見せながら、自分は可愛くない、と呟いてくる。
その表情が、言動がどうしようもない感情を呼び起こす。 全く自覚がないのだろうか。 早く、早く彼を自分のものにしなければ。 誰かに気づかれてしまう前に。
気が急いて、口づけを、深い口づけを何度も繰り返した。 息を継ぐために唇を離せば、時折聞こえる彼の甘い声に、我を忘れてまた口づけた。]
(-1554) wallander 2019/08/12(Mon) 22時頃
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[続きを誘う囁きに、荒い息のまま彼が黙って頷けば、身体の奥から喜びが湧き上がり、こちらも黙って彼の髪を梳き、頭を撫でた。 自分の家に、彼と一緒に帰ることができるなんて、数週間前には考えもしなかった。
慣れすぎ、という言葉には]
そういう意味で言ったら、僕はシーシャさんの方が心配ですよ。
[と応える。 口付けを交わしたときの胸元に縋りつく手、身体、甘い声。 これが「慣れたこと」だったとしたら立ち直れない。
でも、本当は、そんなことがないのも分かっていた。 ベンチから立ち上がり、突然に腰を抱き寄せた後の彼が、自分が抱き寄せやすいように、身体をもっと近くまで寄せてきてくれているのは十分に伝わっている。]
(-1556) wallander 2019/08/12(Mon) 22時頃
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[そして、立ち止まって見た流れ星。 彼が、静かに語り出す。 それを、静かに聞いていた。
見透かされていた。 ずっと側に居たいと言いながら、どこか頭の片隅で、就職したらこの街を離れるのに、と、少しばかりの罪悪感を抱えていた。 どうするつもりかなど、全然考えられていなかった。 ただ、目の前の彼のことだけに必死だった。
でも、彼は、そのずっと先まで見据えていた。 その上で、ついて行くと、自分の傍に居る、と言ってくれているのだ。 かなわない、と思った。 だから自分は、彼の事がこんなにも好きなのだ。
彼の願いを聞いて、口付けを受け、苦笑いして、呟いた。]
(355) wallander 2019/08/12(Mon) 22時頃
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やっぱり、シーシャさんの方が、大人ですね。
僕からもお願いします。 僕が幸せから外れそうになったら、ちゃんと叱ってください。 近くで、しっかり見て居てください。
[そして、彼に向き合い、彼の頬を支えるように片手で包んだ。]
貴方の幸せが、僕の幸せです。
[優しく、愛おしむように顔の良い彼に口づけを返した。]*
(-1558) wallander 2019/08/12(Mon) 22時頃
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/* なんか自分も絶対秘話の使い方わかってない感がある… 後日談もまだ行くぞーシーシャさーん
(-1559) wallander 2019/08/12(Mon) 22時頃
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/* >>-1553 本当救済措置のおかげでこのペースで進められて良かったです。 自分相手を変える余地のないペア村は最近かなり不安でどきどきしてしまう所があり、初回落ち提案も自分だけ突っ走ってたらほんと嫌だなあとなっていたところで、村建てさんに相談できたのは本当に助かりました。 改めてありがとうございます。
(-1561) wallander 2019/08/12(Mon) 22時頃
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― 早春・高速列車のホーム ―
ふう。
[コートとスーツ姿で、大きなトランクを引きながら、腕時計に目を遣る。 もう、就職先での勤務初日まで2週間を切っている。 そして今日が、完全にオリュース市を離れる日だ。 予約している高速列車も、時間通りならあと30分もしないうちに到着するだろう。
コートとスーツは、これから勤務先に来ていく予定のものでもある。 向こうで買った方が良かっただろうか、と思いつつ、シーシャと二人でお互い慣れない店に入って店員のアドバイスを聞きながら選んだのも、今ではいい思い出だ。
(368) wallander 2019/08/12(Mon) 22時半頃
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[トランクの中には、自分の荷物に、シーシャの荷物も含まれている。 その中のA5のスケッチブックの1ページには、自分の手で書かれた、何の工夫もない、シーシャの靴磨きの屋号である『猫の寝どこ亭』という文字が記されている。
ほんとにこんなんで良いの?と何度もシーシャに確認したが、これでいい、という言葉に押し切られた。 今となっては自分よりよほど街の皆との交流が深いであろう彼ならば、もっと字の上手い人間を紹介してもらえたと思うのだが。 これも、できれば書を練習して書き直した方が良いのかも、と少し真面目に考えているところだ。
その屋号の名前の元になったぶち猫は、『猫の寝どこ亭』の看板猫として一緒にこの街を去ることになり、国を越える準備を重ねるうちに、いつの間にか名実ともに、自分とシーシャの飼い猫として登録されていた。
その彼は、今、ケージの中でじっと黙ってこちらを恨めし気に見て居る。]
(374) wallander 2019/08/12(Mon) 22時半頃
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お前だけ追い返されたくないだろ… 頼むから大人しくしといてくれよ…
[猫に語り掛けるが、やはり何か図られた…というような目つきで見られている。 ぶち猫とはこれでも少しは仲良くなったのだが、何故かどうしてもシーシャとの扱いが違う。 何の不満があるんだ…と思いつつも、大人しいことに変わりはないのでこれ以上刺激するのはやめとこう、とケージから顔を反らす。
そのタイミングで、丁度シーシャが、駅の購買でサンドイッチを買ってきてくれた、というのもあった。]
(375) wallander 2019/08/12(Mon) 23時頃
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シーシャさん。
[彼に微笑むと、右手を上げる。 上げた手の薬指には、彼からもらった指輪が嵌められていた。 高価なものではなく、わかる人が見ればちゃちな指輪だろう。 だけど、彼の思いが十分以上に詰まっていることを、自分だけは知っている。
自分も、彼に指輪を贈った。 バイト代は諸所の費用に消えていき、やはり高価なものではなかったが、この街を出る前に、どうしても贈りたかった。 どこまでも自分と共に居てくれる彼への感謝と、彼は自分のものだ、という独占欲と、いつか左手への指輪を贈るという約束と、あとは、ただひたすら彼に感じている愛しさを込めた、つもりだ。
やっぱりこれも、早くもっといいものを贈ってあげたい、と思う。 もっと彼に相応しい価値のものを。]
(376) wallander 2019/08/12(Mon) 23時頃
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[一緒にベンチに座ると、ホットコーヒーと一緒に、パックの中に詰められたサンドイッチを食べ始める。 オリュースは、どこでも食べ物がおいしかった。 駅で売られているサンドイッチですら、しっとりしたパンに、しっかりとした厚みのサラミとぱりぱりのレタス、すこし荒く刻まれたゆで卵が挟まれていて、旨い上に十分なボリュームだ。]
シーシャさん、おいしーですね。
[一緒にサンドイッチを頬張る彼に微笑む。 これがオリュースでの最後の食事かと思うとまた感慨深い。 戻ってこないつもりはないが、暫くは、この街とはお別れだ。
サンドイッチを食べ終わり、少し間の空いたころ、隣にいる彼に呟いた。]
まさか、この街を出るときに、他の人と…猫と一緒に行くとは、全然想像してませんでした。 この街を離れる時には、きっと、寂しい気持ちになると思ってたんですよ。
(379) wallander 2019/08/12(Mon) 23時頃
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[高速列車がホームに入る。 自分たちも、荷物と、猫のケージを持ってベンチから立ち上がる。 そして、シーシャに向かって微笑んだ。]
でも、全然そんな事ありませんでした。 これからも貴方が側に居てくれる。
[早春の、暖かい陽に照らされる彼の髪を撫でる。 陽に照らされて、本当に温かく、初めて目を奪われたときと変わらずきらきらと光を透かす彼の髪。 そして、その髪に包まれた彼の微笑み。 それが、自分に向けられている。 それだけで、何より幸せだった。]
行きましょう。 シーシャさん。
[彼の唇に軽く口づけると、彼の手を取るように自分の手を差し出した。]**
(380) wallander 2019/08/12(Mon) 23時頃
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/* シーシャさん、一緒に居てくれてありがとうございます。 港の秘話めっちゃ嬉しかったです。 これからも一緒にいましょう! あとぶち猫はヒイラギのシーシャでれでれぶりにうんざりしている可能性がややあります。
(-1592) wallander 2019/08/12(Mon) 23時頃
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/* すごいRPラッシュだ。 でも、すごい気持ちわかります…
>>-1573 オスカー 本当にその節はありがとうございました。 何となく小喉村ペースに移行して、お互い無理なくやれてしかも幸せだったのでもう大分良い感じの気持ちの村でした…!
(-1603) wallander 2019/08/12(Mon) 23時頃
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/* テーマソングというか、最近よく聞く夢じゃない夢じゃなーいの曲がこれ夢じゃないんだなってヒイラギの気持ちとシンクロして後半脳内に鳴ってました。 はー夢じゃないなあ。
(-1606) wallander 2019/08/12(Mon) 23時頃
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/* >>-1627 シーシャさんいた! お疲れ様です。 なんかもうその独り言で既に嬉しいです…
これからも街についた途端にぶち猫が脱走するとか、翌年のペルセウス・マーケットにオリュースに帰るとか、いろいろなイベントが発生する中でなんとかやってく二人の姿が目に浮かびます。
何だかんだ仕事の苦労などありつつも、安くておいしいもの食べて、ねこに振り回されつつ二人で一緒に過ごしていく日々は絶対に幸せなんだろうなって思ってますよ。
またの際にも、是非よろしくお願いいたします。
(-1660) wallander 2019/08/13(Tue) 00時頃
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/* そう、チップもありがとうございます! シーシャの髪の毛すごい見た目からして好みすぎるんですけどどう思いますか… あと、本当自分ではシーシャっぽいシーシャできないなって思ってたので、そんなシーシャがいて、しかも自分の事が好きっていう事がほんと嬉しかったです。 lunawayさん、ありがとうございました…!
(-1676) wallander 2019/08/13(Tue) 00時頃
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