人狼議事


267 【突発】Sanatorium,2880【RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【独】 代執筆 レックス

/*案の定寝ていた…!!!
お疲れさまです、
様子見て村建てからのエピローグ?描写を落としたいと思っているのと
3dお騒がせして申し訳ありません。ご配慮ありがとうございます。

(-0) すくらぶ 2019/06/20(Thu) 10時頃

【独】 代執筆 レックス

/*
 未来に関して、お返事ありがとうございます。
 植物が生きられる&文明全快ではない世界承知いたしました。
 あまりに人類もりだくさんになると
 ナニゴト…?となってしまいますしねぇ。
 
 と、着席しながら。
 急いでロルを落としたい系レックス

(-17) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 15時半頃

【人】 代執筆 レックス

   
                    ────────
                 ───────────
  
   
      『 そんなつもりはなかった 』
 
 
 いつかの僕が吐き捨てた言葉が
 ■い■の中で思い起こされる。
  
 がんがんと打ち付けるような頭痛が
 いっそ自覚させるように響き渡って
 涙腺なんか一ミリも揺らされないのに
 無性に気持ちばかりが■り、■いた。
 
 

(36) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
 
 伸ばした指先は余りにも■く、
 それでいて届かない方へ■んでいく。
  
 責めた視線ばかりが突き刺さっていた。
 冷や汗よりももっと居心地の悪い汗が
 見得ないところで肌を流れていた。
 
 

(37) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 
  
  『 過度な■■を寄せられて
    ■えなかった気分は■■ですか? 』
 
 
 引き攣った口端は上手く持ち上がらず
 曖昧な弧を描いていた。
 ■■を抱えた女性は窓辺に一人、
 静謐な星夜を背後に瞳硝子を輝かせていた。
 
 

(38) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

 
  
 死んでしまえば無であるから
 楽しいことや嬉しいことが此れからも
 続いていくよう、■■していく。
   
  
  ( ────────── )
  
              ・・
      『 死んだほうが気楽ですよ 』と
      ■■の重みに耐え兼ねて終に吐いた、
         それが医者の本音なんだろう。
            ぼく
 
 

(39) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス


───────────
────────
 
  
  外の世界を見たことはあるか? 
 
  

(40) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
 生物の息吹は実に僅かで、
 植物がぽつねんと孤独に咲いている。
 取り残された家畜は暖を取りながら
 戻らない飼主の眠る土を舐めている。
  
 足元を冷やしていた感覚が
 じわじわと体内に巡っていた。
 確信から目を逸らしていた推測は
 歯車が重なるように一致した。
 
 

(41) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

 
  
   永遠に眠れる場所は無く
   永劫に花開く花畑は無く
   永世を契る指先は遠退き
  
  僕たちが自覚できる永遠と言えば
  決して生になく、死にあるばかり。
 
 

(42) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
 睡魔に侵されたなら疑似の世界へ
 永遠に微睡める気にもなるのか?
  
         ・
 箱とは名ばかりの棺に仕舞われるまま、
 泡に還るみたいに少しずつ縮んでいく
 彼の姿を見ながら、睫を震わせていた。
 
 凍てつく雪の中に沈んでいくような、
 かぼそい吐息だけを感じながら
 しかし…冬よりはまるで深海だった。
 

(43) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
 目覚めた頃には 産声も聞こえない。
  
 何に成ろうとしているのか、
 成長よりは退化していく小さな四肢を見つめ、
 たどたどしい目覚めの挨拶を聴いていた。
 
 居場所を知らせるように薄ぼんやりと主張する
 青い心臓はいまは見えない。
 流星が落ちるよりも静かに消えている。
 手のひらに伝わった鼓動がむしろ、煩わしい程に。
 

(44) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
          もう少し昔の僕は今より愚かしく
           ヒーローごっこに飽きた頃でも
          誰かがひらけかす大預言を信じて
            預言者に尊敬すら寄せていた。
  
  

(45) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
  
   『 未来が見えていたのなら
     きっと■えていただろうにな 』
  
   
   羨望が  憧憬が  自尊心が
      諦念が  執念が   未練が
  
    曖昧な弧月よりしたたかに湧き出て、
    僕を形成してしまったように思う。
  
  

(46) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
 何時からか夢に見るようになった、
 世界の中のサナトリウムにも死人は出て
 寒い世界に棺が何個も並べられた。
  
 安らかに眠るからだが無い子も居る中で
 ふッ.....と開いて覗き込んだ、棺の中
 よくよく見慣れた顔が眠ッていた。
 

(47) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 
  ■と現実の境界線を知ッているのに
  肌を濡らしながら眠る君を見る時には
  ■の延長線上に立つ事を望んでいた。
  
  
          そのほうが、都合が良かった。 
    

(48) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

    
  
 
      ───── 僕はいつ迄生きるのか?
  
        被検体を見送るだけの■■ぶって
         永遠の枠組みから ひとりだけ
         外れた気になっていた。……が
 
   

(49) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【赤】 代執筆 レックス

 
 
  自らの思い込みを自覚するのは、
  少女が星の砂になったあと。
  彼女が遺した手記に目を通す時だろう。
 
  

(*2) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 
 
 
                            .

(50) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
 ひんやりとした体温は
 ■に向かうように徐々に冷めていく>>3+14
 目が覚めているのなら■きている筈が
 明日にでも■えてしまうような寒さだった。
 

(51) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
     ・・・
   「 きっと…逢いに来られるのですか? 」
 
 
 小さくなるばかりでなく、見えなくなる
 小さな手のひらの温度にふれながら、
 寄越された言葉にそのように返していた。
  

(52) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
   
  「 君の心臓を朝陽の下、
    温もる雪の中に埋めたなら 
    硝子人間や魚にも成らずに
    今日のようにお話できると? 」 
 
  
     ──────── 意地の悪さを自覚した。
  
  

(53) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

  
      ・・・
 僕の言葉に他所事を考えていた君が
 どのように返したのか、
 口籠っていたって構わなかった。
 
 眠りたがる君を まるで医者である僕が
 ■き■めるようだったんだろうと思う。 
 幼い顔が困ったふうになったのを見て
 僕は包帯の巻かれた肌から、視線を持ち上げていた。
 

(54) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 
  「 …どうして って。
    医者の気持ちを患者である君は
    理解してくれるのですか    」
 
 
           然うして平然とした顔で
      差し出された君の両手へと目を移し、
      医務室に屯する患者が残した絵具と
      筆などを取りに腰を上げようとする。

  

(55) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

 
  
 
   「 ただ眠って過ごす一日よりは
     退屈しないでしょう    」
 
 
 指先に挟んだ細筆で、
 僕は何を描こうとしていたのだったか。
  
 描いても描いても絵具が滑り落ちるようなら
 諦めて油性のペンを持ち出すこともあったが
 揃いのグローブを嵌めて、
 お終いにすることは無かった筈だ。
 
 

(56) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 絵描きを志したことも、
 趣味として抱えたことも無いのだから
 出来栄えとしては悲惨なのだろう。
 透明な掌に泳ぐイルカは、不格好に笑っていた。
  

(57) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
  「 君が魚になるのなら
    一体どの魚になるのでしょうね 」
  
 
 つい先ほどの少女の終わりを知っているのだから
 冷たさを越えて無慈悲な言葉だったろう。が、
 >>3:+18君の思うところを預言も出来ない僕は
 何てことのない事のように吐き付け……、
 
 静かな絵描きは、
 イルカの横に骨身の魚を描いて終わった。
 

(58) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
 言葉数もわずかな時間だった。
 医者が患者にいたずらしている…など
 あらぬうわさを立てられそうな場でもあったが
  
 ■えていく153のからだに見える■を残すのは
 何故だか……冷えた脳髄が融けた心地がした。
 

(59) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
 僕はそのことに、無性に■■感を抱いたので
 礼を告げられても「 はい 」と
 素っ気無く返すことしか出来なかった。
  
 綺麗な弧月の描かれた口許から目を逸らし
 めちゃくちゃな落書きをされた手のひらからも
 やがて、緩慢に目を逸らしていた。
  

(60) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

   
 
           いずれは取り上げられる遊具に
        名を付ける行為に似ると思ったからだ。
 
  

(61) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 その夜には、
 少女の部屋に遺されていたらしい手記のコピーが
 研究員の間で出回っていたものだから、
 興味半分にも目を通し、うち一枚を
 白衣の下に仕舞い込みもした。
 
 研究員より研究員らしい試みだ。
 あの少女が日頃過去に縋りつくように
 星空と口にする理由も漸く理解出来た。
 

(62) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 翌朝には、
 その一枚を抱えながら、
 硝子人間や魚に成ろうと、少しずつ
 人を辞めている153の病室へ歩を寄せていただろう。
  
 廊下に差し込む陽射しが僅かに陰る、
 吐き出すと息の重い朝だった。
 
 何故だか無性にどきどきと心音が逸ったが
 目の下に日頃より浮き付く隈を擦りながら
 眠っていない所為だろうと考えていた。
 

(63) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 妙に浮足立った心地は、
 かつて迎えたあの日に似ている。
 ■せると信じていた、昔のことだ。
  
 愚かしくも■■を信じた過去の僕が
 羽搏くに及ばず沈んだ X-DAY.
              
  

(64) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
  
 自分で導き出したものでもないのに、
 実験の成果に喜ぶ学生さながらに浮ついていた…
 昨日彼に残した証が、存在が、
 覆い難い事実であると感じられる──────
 
 
         …そんな期待を寄せていたのだろう。
  
  

(65) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 ■から遠退くとでも思っていたのだろうか。
 だとしたなら、余りにも救えない気楽さだ。
  
 逸る鼓動と足先に突き動かされるまま、
 ノック一つとあいさつと同時に開いた扉の向こう、
 朝陽から匿された場所に、
 溶かされない氷が輝いているようなのを見て
 僕は、一瞬それが何≠セか理解出来なかった。
  
 昨日まで見えていた顔もなく、瞳も、表情も
 あッという間に小人になってしまったのかと思い
 それから視線を逸らしたあとは、少しばかり
 焦ったふうに床を見渡していたが───────
   

(66) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

   
   
      「  ……… 216?  」
 
 
 落ち着きのない視線が落ち着いたのは
 水に浮くように不自然な衣服を辿っての事だった。
  
 衣服のすき間から、いつかに見た、 
 青い心臓が覗いているのに目を瞬かせ
 僕は、それが君だと、その瞬間にも理解しなかった。
 

(67) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
  ───── どこか冷え切って、冷めきって
        温めようのない一部分が、漠然と
        手遅れ≠ナあると嘲笑うだけ。
 

(68) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 真っ暗な夜空に同化した木々に、 
 青いイルミネーションを施すより鮮やかだ。
  
 その心臓がたった一つの太陽であるかのように
 薄暗い場所をさめざめと照らしているのを見て
 その水底に深くまで這入り込んで 
 肺腑も、臓腑も、水で満たしたくなっていた。
 
 何か言葉を吐き出すにも、
 僕の舌は唾液をねぶるだけで、何も。
 

(69) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 差し込む陽光もない中で、主張し続けている
 その心臓だけが153の証のようだった。
  
 僕は水にさらわれたような心地のまま
 一歩を踏み出し……
 僕へと伸ばされる指先───衣服を見とめ、
 強く掴んでも逃げていきそうなそれ≠セから
 いっそ、砕けるほどに、強く掴もうとしていた。
 

(70) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 だからその腕が、弾ける水しぶきのように
 燦然と散らばっていったのは>>3:+32
 僕のせいだったのか、性質のせいなのか。
  
 手のひらから零れ落ちていく冷たさが
 遠くの日に■し、■した感覚を呼び起こさせるようで
 背筋が凍えていく。
 
 いまにも傾れ、崩れるような躯を
 支えるにも手は使えず、不格好に宙を泳いだ両の腕は、
 ガードル台を倒したかもしれない。
 

(71) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

   
  
  「 153.... おはようございます。
    まだ眠る時間ではありませんよ。
  
    ・・・・・
    顔色が悪いように思いますが
    悪い夢でも見たのですか    」
 
  
 
 曖昧に持ち上がった唇が、平然と、
 まるで見えているかのように
 153にそう訊ねてはいたが……、……
 

(72) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 17時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 問うても答えが返らずに、
 つめたい冬の息吹すら 感じ取れずに居るのなら
 僕はどうしようもなく、■り、
 珍しく大きな声で、他の研究員に呼びかけるんだろう。
 
 陽射しを嫌う様子であるのを知っているから
 外に連れ出すことはしなかったが……、
  
 熱の通さない■の中に 慎重に眠らせて
 氷の代わりに外から雪を搔き集めることすら
 …応えのひとつも感じないなら、したに違いない。
 

(73) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 18時頃

【人】 代執筆 レックス

  
 僕から平常さは失われていたんだろう。
  
 澄ました顔には状況に不似合いな、
 曖昧で、不格好な笑みがあり
 ほの昏い瞳には、
 ■■を認めていないイロが浮かんでいる。
 
  
  「 悪い夢を見ているようですね
    人が硝子になるなんて有り得ないのに 」
 
 
           自分に言い聞かせるようだった。
  
  

(74) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 18時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 星の夜を探しに行くにも、
 星の夜は先程に終わり、陽があるばかり。
  
 決して行けない遠くの地に
 焦がれているわけではないからこそ、
 居心地の悪い■■■が、いまだ、
 心の臓に喰らい付いて離れなかった。*
 

(75) すくらぶ 2019/06/22(Sat) 18時頃

【人】 代執筆 レックス

 
 例えば眼前を横切る野良猫一匹
 名付けてしまえば 名を知れば
 目を向けずにはいられなくなるように
  
  
  ───── その呼名にも意味はある。
   『      、怖いからだ 』
 
 
 人を144に置換すると、乗算していく内に
 2880に往くことになる。
 1008も1440もそのうちの過程に過ぎない。が...
 

(121) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
 
 生きられないなら足早に
  方舟に乗り込む足すら切り落とし
  冥府の河へと沈めば良いのに =@
 
          る
 そのように考えていた、
 生きる屍と言っても過言ではない彼らに向けて
 体温を与えてはならないと思った。■■の為に。
 ・・
 

(122) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

    
  
      この世界ではもう生きていけないのだから、
            だから、死ぬしかないのです。
   
  

(123) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 ■■さまたる医者も見方を変えれば死神だ。
 希望の箱庭に押し込んでおきながら
 その実 手に持つものは凶器だ。
 
 >>114大勢が脅える死に対して、いつの間にか
 僕はそのようにしか思えなくなっていた。
          思わなく
 

(124) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

   
  
              ほし
      ──────  希望から目を逸らして
 
 

(-36) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

  
 心こそ■し切れたはずなんだ。
 降り積もる死が 灰が 屍が
 どのような形であれ
 『そういうもの』と割り切って
 無機物のように 扱ったなら
 
 取り残される側になろうとも、
 誰も救えない死神になろうとも
        ・
  
 「 では、さようなら 」と
 棺の蓋を閉じられたはずだったんだ。
  

(-37) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
  僕は何に成りたかったのだろうか。
  
  死に行く君たちを見て
  口約束を交わす君を見て
  
  ぼんやりと霧がかっていた、
  現実から乖離していた思考回路が
  冷え水を流されたように、急速に、
  明滅を繰り返し……咽喉が詰まる。
           いき
  

(125) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【秘】 代執筆 レックス → 優等生 ヨリック

  
   
   
    『 ……… そうですか 』
 
  
 どうせいつもの、指切りだろう。
 二度とは帰って来なかった■■たちを想いながら
 僕は筆を走らせていた手のひらに視線を落とし、
 だらりと前髪を下げたまま、そのように返していた。
  

(-39) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

   
 
  
 保証のない約束だ。
 死ねばただの燃えがらだ。
  

(126) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

 
 閉じてしまえば、余韻が残るばかりの
 僕にとっては何の利得もないものだと
 冷えた頭で理解していても
 
          夢と現実の区別は付いているのに
          意地悪は己にも返って来たのか…
 

(-38) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【秘】 代執筆 レックス → 優等生 ヨリック

   
 
 
   『 では……今度は
     元気な姿を見せてくださいね 』
          ・・・
  
   

(-41) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

  
      
    (  .......... 舌を抜きたくなった  ) 
 
 

(-40) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
『 理解なんて要りませんから。 』
  
  
 僕はそのように突き離し、極力、
 ■■との接点を自らで妨げてきた。
 数字で呼びつけ、冷めた目で見、
 たいそうな情もかけやしなかった。
 
            ■■さまよりも もっと別の
           いずれ綻びて消える雲のような
           死に際にすら思い起こされない
           愚かな存在で充分で満足だった。
 

(127) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 然うして、何をも求めない代わり、
 なにも与えない人になりたかった。
  
 だってそのほうが 気楽 だから
 舌先に想いを込めた言葉ひとつも乗せないで
 いずれ無になって 思い出からも消えてって
 
 そんな 冷たい距離で丁度良かった。
 

(128) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
( 何時の間にか、僕は勝手に僕自身を
  いつまでも いつまでも 死を見送る
  死神のように考えておりましたが
 
  僕は人だったのだ、と
  手記に目を通したあの夜、鏡を見て、
  ■■とした表情を浮かべた自分と目を合わせた頃には
  突然、人としての自覚が生まれてきていたのです。 )
 

(129) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
(  それから、ただのキャンバスに見立てていた
   筆を滑らせた肌を彷彿とし.....
  
   未練がましい、恨みのような、執念のような
   画家が作品に込めるような想いを ようやく
   知った気になっていました。        )
 

(130) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

  
  君が僕を理解しようと頭を回しても
  一夜では程足りないのも当然だろう。
  
  僕にだって理解しなかった僕のこと
  そんな短い間に知られてしまっては…
  ………僕は僕をやめたくなる。
 

(-42) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

 
 髪を、頭を、頬を、首を、心を
 掻き毟ってしまいたくなったのは
 
  
  

(-43) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

  
   
 
  『 君が温かいものを嫌うのと同じでしょう 』
 
 
 
 

(-44) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

 
         不意に、君と僕を並べたからに違いない。
             僕はもうこの瞬間に、自分から、
               『■■■』をやめていた。
                神様
 
              …… やめたくなっていた。
   

(-45) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
 目を刺激するほどの煌きではない、
 毒気のない青い光は、
 手のひらに包んだ蛍火を覗き込んだように
 ほのかに僕の顔を照らしていた。
 
 睫毛というよりは、針を飾って、
 人よりは氷像となってしまったような
 153がそんな顔を見ていたのか…分からないが
  

(131) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 鍵を開いたりするよりは まるで
 壊れかけた時計が無理やりに
 針を進めるような硬質な音が耳に届いていた。
  
           ・・
 僕は、そんな頼りない洋燈を眺め、
 萎んでいく火のゆらめきを
 消えていこうとする命のあかしを 
 

(132) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

 
 
 ──── 嘲笑えたら良かったのに。
   ( .......... 死神のように。 )
  
  

(133) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
  頬に滑っていく人のかたちを
  指先に掬おうとしながら、だが、
  かけらを元の場所へ戻すなんて
  愚行を行おうとは思えなかった。
  
  あの日、見ないことにして
  あのまま雪をかぶせてしまおうと過った、
  邪な気持ちに似ている。…
 

(134) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

  
 この姿の、いったいどこが■■さまなんだ。
  
  
 僕は一日前の自分すら 唾棄していた。
 然うして、どこかでは君すらも。>>*8
 

(135) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【人】 代執筆 レックス

   
  
 花の代わりに雪を敷き詰めていたさまは
 皮肉にも、雲上にあるとされる天国に似ている。
  
 いまから地上で眠りにつき
 そしてすぐに天国で目覚めるような君から
 澱んだ瞳は逸らせずに居ながらも、......
  
  
              無になっていく
      ──── 僕の前から居なくなるのか と
  
 

(136) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【秘】 代執筆 レックス → 優等生 ヨリック

   
   
  「 おなじゆめを見て……
  
    それで、何になると云うのです。
    僕が君の夢の中で、深い深い海の底へ
    共にゆけるとでも言うのですか   」
  
  

(-46) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【秘】 代執筆 レックス → 優等生 ヨリック

 
 ふるえた唇から吐息が洩れた。
 僕達が生きていくのに必要な酸素が
 僕が思うよりも、いまは、こぼれ続けている。
 

(-47) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【秘】 代執筆 レックス → 優等生 ヨリック

 
 昨日までは何故怖くなかったのかなど、
 まるで死に行く人間の台詞のようだと、
  
 揚げ足を取り、冷ややかな声色を浴びせるには
 ■の中は冷えすぎていた。……とっくのとうに。
 

(-48) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 19時半頃

【独】 代執筆 レックス

  
 それでも 青い光を閉すように
 いつもより更に冷え切った体温のうち
 あかしを見せる場所へ、手を重ねたのは
  
 ……… 悪夢を振り払うさまに似た。
     ・・
 

(-49) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 20時頃

【秘】 代執筆 レックス → 優等生 ヨリック

 
   
 「 僕は…  ■■
   僕は優しい医者ではありませんが
   患者の願いを聞き入れる人ではあります
 
   こうしていれば怖くなくなるのですか?
   君は…わからないことばかりで
   どうしたら良いかも ……悩みますが 」
 
 

(-50) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 20時頃

【秘】 代執筆 レックス → 優等生 ヨリック

 
 
 「 明日には空も晴れるでしょうから
   まだ、深い眠りにはつかないでください。
 
   せっかくこんな場所まで来たのに
   眠るばかりでは……もったいないでしょう 」
          生きた心地もしないでしょう
 
 

(-51) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 20時頃

【人】 代執筆 レックス

  
 いまには153を苛める、ほのくらい感情が
 その心地に該当するのかは理解らない。
 
 ただ…慰めることしか出来ない木偶の坊のように
 ふるえの移った声で訊ねていた。
 ようやく識った、手記のことを考えていた。
 

(137) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 20時頃

【人】 代執筆 レックス

  
 
  
 依然として、
 舌先に乘る唾液の味は 苦い。*
 

(138) すくらぶ 2019/06/23(Sun) 20時頃

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